(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-26
(54)【発明の名称】単一および共同の送受信ポイント測定を用いるチャネル状態情報報告
(51)【国際特許分類】
H04W 24/10 20090101AFI20240719BHJP
H04W 16/28 20090101ALI20240719BHJP
H04W 28/16 20090101ALI20240719BHJP
H04L 27/26 20060101ALI20240719BHJP
H04B 17/24 20150101ALI20240719BHJP
H04B 17/309 20150101ALI20240719BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W16/28 150
H04W28/16
H04L27/26 113
H04L27/26 114
H04B17/24
H04B17/309
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024505418
(86)(22)【出願日】2021-08-05
(85)【翻訳文提出日】2024-01-29
(86)【国際出願番号】 CN2021110838
(87)【国際公開番号】W WO2023010405
(87)【国際公開日】2023-02-09
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】コシュネビサン、モスタファ
(72)【発明者】
【氏名】ハオ、チェンシー
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、シャオシャ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067CC24
5K067DD34
5K067DD43
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE24
(57)【要約】
ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスが説明される。ユーザ機器(UE)は、第1の送受信ポイント(TRP)に関連する単一TRPチャネル測定のための第1のチャネル測定リソース(CMR)グループからのCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループからのCMRの第2のサブセットと、第1のサブセットと第2のサブセットとからのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信し得る。UEは、チャネル状態情報(CSI)のための測定のセットを生成するために第1のサブセットと、第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視し得る。UEは、次いで、測定のセットに基づき、1つまたは複数のチャネルリソースインジケータ(CRI)を示すためのビット数を含むCSI報告を送信し得、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
共同送受信ポイントチャネル測定(joint transmission reception point channel measurement)のために、第1の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定(single transmission reception point channel measurement)のための第1のチャネル測定リソースグループ(channel measurement resource group)中のチャネル測定リソースの第1のサブセットと、第2の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第2のサブセットと、前記第1のチャネル測定リソースグループと前記第2のチャネル測定リソースグループとの各々からのチャネル測定リソースを備える1つまたは複数のチャネル測定リソースペア(channel measurement resource pair)とを示す制御シグナリングを受信することと、
複数の測定を生成するために、チャネル測定リソースの前記第1のサブセットと、チャネル測定リソースの前記第2のサブセットと、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを監視することと、
前記複数の測定のうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を備えるチャネル状態情報報告(channel state information report)を送信することと、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの数に少なくとも部分的に基づく、
を備える、方法。
【請求項2】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数とに少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記ビット数は、前記1つまたは複数のチャネルリソースインジケータの数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数とに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の送受信ポイントまたは前記第2の送受信ポイントのうちの1つに関連する前記チャネル状態情報報告内のチャネルリソースインジケータの数は、0、1、または2である、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
チャネル測定リソースのペアと、チャネル測定リソースの前記ペアのために計算された共同送受信ポイントチャネル状態情報(joint transmission reception point channel state information)の第1のプリコーダ行列インジケータ(precoder matrix indicator)と第2のプリコーダ行列インジケータと第1のランクインジケータと第2のランクインジケータとがチャネル測定リソースの前記ペアの各チャネル測定リソースのためのそれぞれのチャネル品質インジケータを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、
前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、第1のチャネル品質インジケータとを備える前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第1のチャネル測定リソースの第2のチャネル品質インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第2のチャネル測定リソースの第3のチャネル品質インジケータとを備えるチャネル状態情報報告を送信することと
を備える、方法。
【請求項15】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記第2の制御シグナリングを受信することに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースから独立して前記第1のチャネル測定リソースを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースから独立して前記第2のチャネル測定リソースを測定することと
をさらに備える、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースと前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の干渉信号とを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースと前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の干渉信号とを測定することと
をさらに備える、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の信号に前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを適用することと、
前記第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の信号に前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを適用することと
をさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニット(channel state information processing unit)の定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソース(active channel state information-reference signal resource)の定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポート(active channel state information-reference signal port)の定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのチャネル状態情報処理ユニットを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号リソースを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号ポートを使用する、
をさらに備える、請求項14に記載の方法。
【請求項20】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、チャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアと、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第1の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第2の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記シグナリング中に示された前記第2の定数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記シグナリングを送信することは、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに備え、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の数は、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の前記定義された数以下であり、
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の前記数は、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアに少なくとも部分的に基づく、
請求項19に記載の方法。
【請求項24】
前記チャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報(single transmission reception point channel state information)と、前記第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第1の部分内で、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータとを送信することと、
前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第2の部分内で、前記第2のチャネル品質インジケータと前記第1のランクインジケータとを送信することと、
前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第3の部分内で、前記第3のチャネル品質インジケータと前記第2のランクインジケータとを送信することと
をさらに備える、
をさらに備える、請求項14に記載の方法。
【請求項25】
第2のチャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信することと、
第3のプリコーダ行列インジケータと、第4のプリコーダ行列インジケータと、第3のランクインジケータと、第4のランクインジケータとを備える前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
第5のプリコーダ行列インジケータと第5のランクインジケータとを備える前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第1のチャネル測定リソースを監視することと、
第6のプリコーダ行列インジケータと第6のランクインジケータとを備える前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第2のチャネル測定リソースを監視することと、
前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備える前記第2のチャネル状態情報報告を送信することと
をさらに備える、請求項14に記載の方法。
【請求項26】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、前記チャネル状態情報報告の第1の部分中に含まれ、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、チャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータと、チャネルリソースインジケータとで共同に符号化される、
請求項14に記載の方法。
【請求項27】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、前記装置に、
共同送受信ポイントチャネル測定のために第1の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第1のサブセットと、第2の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第2のサブセットと、前記第1のチャネル測定リソースグループと前記第2のチャネル測定リソースグループとの各々からのチャネル測定リソースを備える1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを示す制御シグナリングを受信することと、
複数の測定を生成するためにチャネル測定リソースの前記第1のサブセットと、チャネル測定リソースの前記第2のサブセットと、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを監視することと、
前記複数の測定のうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を備えるチャネル状態情報報告を送信することと、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの数に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
【請求項28】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、前記装置に、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項29】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項30】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項31】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、前記装置に、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項32】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数とに少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
請求項27に記載の装置。
【請求項33】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
請求項27に記載の装置。
【請求項34】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
請求項27に記載の装置。
【請求項35】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項36】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項37】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、前記装置に、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項38】
前記ビット数は、前記1つまたは複数のチャネルリソースインジケータの数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数とに少なくとも部分的に基づく、請求項27に記載の装置。
【請求項39】
前記第1の送受信ポイントまたは前記第2の送受信ポイントのうちの1つに関連する前記チャネル状態情報報告内のチャネルリソースインジケータの数は、0、1、または2である、請求項27に記載の装置。
【請求項40】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、前記装置に、
チャネル測定リソースのペアと、チャネル測定リソースの前記ペアのために計算された共同送受信ポイントチャネル状態情報の第1のプリコーダ行列インジケータと第2のプリコーダ行列インジケータと第1のランクインジケータと第2のランクインジケータとがチャネル測定リソースの前記ペアの各チャネル測定リソースのためのそれぞれのチャネル品質インジケータを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、
前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、第1のチャネル品質インジケータとを備える前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第1のチャネル測定リソースの第2のチャネル品質インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第2のチャネル測定リソースの第3のチャネル品質インジケータとを備えるチャネル状態情報報告を送信することと
を行わせるように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
【請求項41】
前記命令は、前記装置に、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記第2の制御シグナリングを受信することに少なくとも部分的に基づく、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項40に記載の装置。
【請求項42】
前記命令は、前記装置に、
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースから独立して前記第1のチャネル測定リソースを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースから独立して前記第2のチャネル測定リソースを測定することと
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項41に記載の装置。
【請求項43】
前記命令は、前記装置に、
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースと前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の干渉信号とを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースと前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の干渉信号とを測定することと
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項41に記載の装置。
【請求項44】
前記命令は、前記装置に、
前記第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の信号に前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを適用することと、
前記第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の信号に前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを適用することと
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項43に記載の装置。
【請求項45】
前記命令は、前記装置に、
前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのチャネル状態情報処理ユニットを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号リソースを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号ポートを使用する、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項40に記載の装置。
【請求項46】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、チャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項45に記載の装置。
【請求項47】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアと、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項45に記載の装置。
【請求項48】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第1の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第2の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記シグナリング中に示された前記第2の定数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項45に記載の装置。
【請求項49】
前記シグナリングを送信することは、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに備え、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の数は、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の前記定義された数以下であり、
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の前記数は、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアに少なくとも部分的に基づく、
請求項45に記載の装置。
【請求項50】
前記命令は、前記装置に、
前記チャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第1の部分内で、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータとを送信することと、
前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第2の部分内で、前記第2のチャネル品質インジケータと前記第1のランクインジケータとを送信することと、
前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第3の部分内で、前記第3のチャネル品質インジケータと前記第2のランクインジケータとを送信することと
をさらに備える、
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項40に記載の装置。
【請求項51】
前記命令は、前記装置に、
第2のチャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信することと、
第3のプリコーダ行列インジケータと、第4のプリコーダ行列インジケータと、第3のランクインジケータと、第4のランクインジケータとを備える前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
第5のプリコーダ行列インジケータと第5のランクインジケータとを備える前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第1のチャネル測定リソースを監視することと、
第6のプリコーダ行列インジケータと第6のランクインジケータとを備える前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第2のチャネル測定リソースを監視することと、
前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備える前記第2のチャネル状態情報報告を送信することと
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項40に記載の装置。
【請求項52】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、前記チャネル状態情報報告の第1の部分中に含まれ、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、チャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータと、チャネルリソースインジケータとで共同に符号化される、
請求項40に記載の装置。
【請求項53】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
共同送受信ポイントチャネル測定のために第1の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第1のサブセットと、第2の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第2のサブセットと、前記第1のチャネル測定リソースグループと前記第2のチャネル測定リソースグループとの各々からのチャネル測定リソースを備える1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを示す制御シグナリングを受信するための手段と、
複数の測定を生成するためにチャネル測定リソースの前記第1のサブセットと、チャネル測定リソースの前記第2のサブセットと、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを監視するための手段と、
前記複数の測定のうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を備えるチャネル状態情報報告を送信するための手段と、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの数に少なくとも部分的に基づく、
を備える、装置。
【請求項54】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記手段は、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信するための手段、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項53に記載の装置。
【請求項55】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記手段は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信するための手段、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
をさらに備える、請求項53に記載の装置。
【請求項56】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記手段は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信するための手段、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
をさらに備える、請求項53に記載の装置。
【請求項57】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記手段は、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信するための手段、前記ビット数は、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項53に記載の装置。
【請求項58】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数とに少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
請求項53に記載の装置。
【請求項59】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
請求項53に記載の装置。
【請求項60】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
請求項53に記載の装置。
【請求項61】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記手段は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信するための手段、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項53に記載の装置。
【請求項62】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記手段は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信するための手段、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項53に記載の装置。
【請求項63】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記手段は、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信するための手段、ここにおいて、前記ビット数は、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項53に記載の装置。
【請求項64】
前記ビット数は、前記1つまたは複数のチャネルリソースインジケータの数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数とに少なくとも部分的に基づく、請求項53に記載の装置。
【請求項65】
前記第1の送受信ポイントまたは前記第2の送受信ポイントのうちの1つに関連する前記チャネル状態情報報告内のチャネルリソースインジケータの数は、0、1、または2である、請求項53に記載の装置。
【請求項66】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
チャネル測定リソースのペアと、チャネル測定リソースの前記ペアのために計算された共同送受信ポイントチャネル状態情報の第1のプリコーダ行列インジケータと第2のプリコーダ行列インジケータと第1のランクインジケータと第2のランクインジケータとがチャネル測定リソースの前記ペアの各チャネル測定リソースのためのそれぞれのチャネル品質インジケータを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信するための手段と、
前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、第1のチャネル品質インジケータとを備える前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視するための手段と、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第1のチャネル測定リソースの第2のチャネル品質インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第2のチャネル測定リソースの第3のチャネル品質インジケータとを備えるチャネル状態情報報告を送信するための手段と
を備える、装置。
【請求項67】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信するための手段、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記第2の制御シグナリングを受信することに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項66に記載の装置。
【請求項68】
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースから独立して前記第1のチャネル測定リソースを測定するための手段と、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースから独立して前記第2のチャネル測定リソースを測定するための手段と
をさらに備える、請求項67に記載の装置。
【請求項69】
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースと前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の干渉信号とを測定するための手段と、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースと前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の干渉信号とを測定するための手段と
をさらに備える、請求項67に記載の装置。
【請求項70】
前記第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の信号に前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを適用するための手段と、
前記第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の信号に前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを適用するための手段と
をさらに備える、請求項69に記載の装置。
【請求項71】
前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの定義された数とを示すシグナリングを送信するための手段、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのチャネル状態情報処理ユニットを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号リソースを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号ポートを使用する、
をさらに備える、請求項66に記載の装置。
【請求項72】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、チャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項71に記載の装置。
【請求項73】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアと、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項71に記載の装置。
【請求項74】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第1の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第2の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記シグナリング中に示された前記第2の定数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項71に記載の装置。
【請求項75】
前記シグナリングを送信することは、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに備え、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の数は、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の前記定義された数以下であり、
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の前記数は、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアに少なくとも部分的に基づく、
請求項71に記載の装置。
【請求項76】
前記チャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信するための手段、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第1の部分内で、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータとを送信するための手段と、
前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第2の部分内で、前記第2のチャネル品質インジケータと前記第1のランクインジケータとを送信するための手段と、
前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第3の部分内で、前記第3のチャネル品質インジケータと前記第2のランクインジケータとを送信するための手段と
をさらに備える、
をさらに備える、請求項66に記載の装置。
【請求項77】
第2のチャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信するための手段と、
第3のプリコーダ行列インジケータと、第4のプリコーダ行列インジケータと、第3のランクインジケータと、第4のランクインジケータとを備える前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視するための手段と、
第5のプリコーダ行列インジケータと第5のランクインジケータとを備える前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第1のチャネル測定リソースを監視するための手段と、
第6のプリコーダ行列インジケータと第6のランクインジケータとを備える前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第2のチャネル測定リソースを監視するための手段と、
前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備える前記第2のチャネル状態情報報告を送信するための手段と
をさらに備える、請求項66に記載の装置。
【請求項78】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、前記チャネル状態情報報告の第1の部分中に含まれ、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、チャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータと、チャネルリソースインジケータとで共同に符号化される、
請求項66に記載の装置。
【請求項79】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
共同送受信ポイントチャネル測定のために第1の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第1のサブセットと、第2の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第2のサブセットと、前記第1のチャネル測定リソースグループと前記第2のチャネル測定リソースグループとの各々からのチャネル測定リソースを備える1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを示す制御シグナリングを受信することと、
複数の測定を生成するためにチャネル測定リソースの前記第1のサブセットと、チャネル測定リソースの前記第2のサブセットと、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを監視することと、
前記複数の測定のうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を備えるチャネル状態情報報告を送信することと、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの数に少なくとも部分的に基づく、
を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項80】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項81】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項82】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項83】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項84】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数とに少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項85】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項86】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項87】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項88】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項89】
前記チャネル状態情報報告を送信するための前記命令は、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項90】
前記ビット数は、前記1つまたは複数のチャネルリソースインジケータの数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数とに少なくとも部分的に基づく、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項91】
前記第1の送受信ポイントまたは前記第2の送受信ポイントのうちの1つに関連する前記チャネル状態情報報告内のチャネルリソースインジケータの数は、0、1、または2である、請求項79に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項92】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
チャネル測定リソースのペアと、チャネル測定リソースの前記ペアのために計算された共同送受信ポイントチャネル状態情報の第1のプリコーダ行列インジケータと第2のプリコーダ行列インジケータと第1のランクインジケータと第2のランクインジケータとがチャネル測定リソースの前記ペアの各チャネル測定リソースのためのそれぞれのチャネル品質インジケータを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、
前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、第1のチャネル品質インジケータとを備える前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第1のチャネル測定リソースの第2のチャネル品質インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第2のチャネル測定リソースの第3のチャネル品質インジケータとを備えるチャネル状態情報報告を送信することと
を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項93】
前記命令は、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記第2の制御シグナリングを受信することに少なくとも部分的に基づく、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項92に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項94】
前記命令は、
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースから独立して前記第1のチャネル測定リソースを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースから独立して前記第2のチャネル測定リソースを測定することと
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項93に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項95】
前記命令は、
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースと前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の干渉信号とを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースと前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の干渉信号とを測定することと
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項93に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項96】
前記命令は、
前記第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の信号に前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを適用することと、
前記第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の信号に前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを適用することと
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項95に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項97】
前記命令は、
前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのチャネル状態情報処理ユニットを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号リソースを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号ポートを使用する、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項92に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項98】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、チャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項97に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項99】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアと、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項97に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項100】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第1の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第2の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記シグナリング中に示された前記第2の定数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項97に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項101】
前記シグナリングを送信することは、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに備え、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の数は、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の前記定義された数以下であり、
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の前記数は、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアに少なくとも部分的に基づく、
請求項97に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項102】
前記命令は、
前記チャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第1の部分内で、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータとを送信することと、
前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第2の部分内で、前記第2のチャネル品質インジケータと前記第1のランクインジケータとを送信することと、
前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第3の部分内で、前記第3のチャネル品質インジケータと前記第2のランクインジケータとを送信することと
をさらに備える、
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項92に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項103】
前記命令は、
第2のチャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信することと、
第3のプリコーダ行列インジケータと、第4のプリコーダ行列インジケータと、第3のランクインジケータと、第4のランクインジケータとを備える前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
第5のプリコーダ行列インジケータと第5のランクインジケータとを備える前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第1のチャネル測定リソースを監視することと、
第6のプリコーダ行列インジケータと第6のランクインジケータとを備える前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第2のチャネル測定リソースを監視することと、
前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備える前記第2のチャネル状態情報報告を送信することと
を行うために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項92に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項104】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、前記チャネル状態情報報告の第1の部分中に含まれ、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、チャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータと、チャネルリソースインジケータとで共同に符号化される、
請求項92に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項105】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、メモリデバイスに関連するコントローラを備え、前記コントローラは、前記装置に、
共同送受信ポイントチャネル測定のために第1の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第1のサブセットと、第2の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第2のサブセットと、前記第1のチャネル測定リソースグループと前記第2のチャネル測定リソースグループとの各々からのチャネル測定リソースを備える1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを示す制御シグナリングを受信することと、
複数の測定を生成するためにチャネル測定リソースの前記第1のサブセットと、チャネル測定リソースの前記第2のサブセットと、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを監視することと、
前記複数の測定のうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を備えるチャネル状態情報報告を送信することと、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの数に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるように構成された、装置。
【請求項106】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記装置に、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるようにさらに構成された、請求項105に記載の装置。
【請求項107】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
を行わせるようにさらに構成された、請求項105に記載の装置。
【請求項108】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
を行わせるようにさらに構成された、請求項105に記載の装置。
【請求項109】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記装置に、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるようにさらに構成された、請求項105に記載の装置。
【請求項110】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数とに少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
請求項105に記載の装置。
【請求項111】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
請求項105に記載の装置。
【請求項112】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
請求項105に記載の装置。
【請求項113】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるようにさらに構成された、請求項105に記載の装置。
【請求項114】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記装置に、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるようにさらに構成された、請求項105に記載の装置。
【請求項115】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記装置に、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
を行わせるようにさらに構成された、請求項105に記載の装置。
【請求項116】
前記ビット数は、前記1つまたは複数のチャネルリソースインジケータの数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数とに少なくとも部分的に基づく、請求項105に記載の装置。
【請求項117】
前記第1の送受信ポイントまたは前記第2の送受信ポイントのうちの1つに関連する前記チャネル状態情報報告内のチャネルリソースインジケータの数は、0、1、または2である、請求項105に記載の装置。
【請求項118】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、メモリデバイスに関連するコントローラを備え、前記コントローラは、前記装置に、
チャネル測定リソースのペアと、チャネル測定リソースの前記ペアのために計算された共同送受信ポイントチャネル状態情報の第1のプリコーダ行列インジケータと第2のプリコーダ行列インジケータと第1のランクインジケータと第2のランクインジケータとがチャネル測定リソースの前記ペアの各チャネル測定リソースのためのそれぞれのチャネル品質インジケータを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、
前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、第1のチャネル品質インジケータとを備える前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第1のチャネル測定リソースの第2のチャネル品質インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第2のチャネル測定リソースの第3のチャネル品質インジケータとを備えるチャネル状態情報報告を送信することと
を行わせるように構成された、装置。
【請求項119】
前記コントローラは、前記装置に、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記第2の制御シグナリングを受信することに少なくとも部分的に基づく、
を行わせるようにさらに構成された、請求項118に記載の装置。
【請求項120】
前記コントローラは、前記装置に、
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースから独立して前記第1のチャネル測定リソースを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースから独立して前記第2のチャネル測定リソースを測定することと
を行わせるようにさらに構成された、請求項119に記載の装置。
【請求項121】
前記コントローラは、前記装置に、
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースと前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の干渉信号とを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースと前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の干渉信号とを測定することと
を行わせるようにさらに構成された、請求項119に記載の装置。
【請求項122】
前記コントローラは、前記装置に、
前記第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の信号に前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを適用することと、
前記第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の信号に前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを適用することと
を行わせるようにさらに構成された、請求項121に記載の装置。
【請求項123】
前記コントローラは、前記装置に、
前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのチャネル状態情報処理ユニットを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号リソースを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号ポートを使用する、
を行わせるようにさらに構成された、請求項118に記載の装置。
【請求項124】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、チャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項123に記載の装置。
【請求項125】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアと、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項123に記載の装置。
【請求項126】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第1の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第2の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記シグナリング中に示された前記第2の定数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項123に記載の装置。
【請求項127】
前記シグナリングを送信することは、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに備え、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の数は、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の前記定義された数以下であり、
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の前記数は、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアに少なくとも部分的に基づく、
請求項123に記載の装置。
【請求項128】
前記コントローラは、前記装置に、
前記チャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第1の部分内で、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータとを送信することと、
前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第2の部分内で、前記第2のチャネル品質インジケータと前記第1のランクインジケータとを送信することと、
前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第3の部分内で、前記第3のチャネル品質インジケータと前記第2のランクインジケータとを送信することと
をさらに備える、
を行わせるようにさらに構成された、請求項118に記載の装置。
【請求項129】
前記コントローラは、前記装置に、
第2のチャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信することと、
第3のプリコーダ行列インジケータと、第4のプリコーダ行列インジケータと、第3のランクインジケータと、第4のランクインジケータとを備える前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
第5のプリコーダ行列インジケータと第5のランクインジケータとを備える前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第1のチャネル測定リソースを監視することと、
第6のプリコーダ行列インジケータと第6のランクインジケータとを備える前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第2のチャネル測定リソースを監視することと、
前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備える前記第2のチャネル状態情報報告を送信することと
を行わせるようにさらに構成された、請求項118に記載の装置。
【請求項130】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、前記チャネル状態情報報告の第1の部分中に含まれ、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、チャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータと、チャネルリソースインジケータとで共同に符号化される、
請求項118に記載の装置。
【請求項131】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
共同送受信ポイントチャネル測定のために第1の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第1のサブセットと、第2の送受信ポイントに関連する単一送受信ポイントチャネル測定のための第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第2のサブセットと、前記第1のチャネル測定リソースグループと前記第2のチャネル測定リソースグループとの各々からのチャネル測定リソースを備える1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを示す制御シグナリングを受信することと、
複数の測定を生成するためにチャネル測定リソースの前記第1のサブセットと、チャネル測定リソースの前記第2のサブセットと、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペアとを監視することと、
前記複数の測定のうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を備えるチャネル状態情報報告を送信することと、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの数に少なくとも部分的に基づく、
を備える、方法。
【請求項132】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
をさらに備える、請求項131に記載の方法。
【請求項134】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
をさらに備える、請求項131に記載の方法。
【請求項135】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、前記ビット数は、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項131に記載の方法。
【請求項136】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数とに少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、
請求項131に記載の方法。
【請求項137】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、
請求項131に記載の方法。
【請求項138】
前記第1のサブセットは、前記第1のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第1の数を備え、前記第2のサブセットは、前記第2のチャネル測定リソースグループ中の共有されてないチャネル測定リソースの第2の数を備え、ここにおいて、前記共有されてないチャネル測定リソースは、前記1つまたは複数のチャネル測定リソースペア内のチャネル測定リソースとは別個のチャネル測定リソースである、
前記チャネル状態情報報告を送信することは、チャネル測定リソースの共有が単一送受信ポイントチャネル測定と共同送受信ポイントチャネル測定との間で無効にされることを示す前記制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、前記ビット数は、前記第1のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第1の数と、前記第2のサブセット中の共有されていないチャネル測定リソースの前記第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、
請求項131に記載の方法。
【請求項139】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項131に記載の方法。
【請求項140】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
複数のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、前記チャネル測定リソースペアの前記数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数に少なくとも部分的に基づく前記複数のチャネルリソースインジケータの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項131に記載の方法。
【請求項141】
前記チャネル状態情報報告を送信することは、
単一のチャネルリソースインジケータを示す前記ビット数を備える前記チャネル状態情報報告を送信すること、ここにおいて、前記ビット数は、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、単一送受信ポイントチャネル測定のための前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数との和に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第1の数は、前記第1のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第3の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、チャネル測定リソースの前記第2の数は、前記第2のチャネル測定リソースグループ中のチャネル測定リソースの第4の数と前記チャネル測定リソースペアの前記数との間の差に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項131に記載の方法。
【請求項142】
前記ビット数は、前記1つまたは複数のチャネルリソースインジケータの数と、前記第1のサブセット中のチャネル測定リソースの第1の数と、前記第2のサブセット中のチャネル測定リソースの第2の数と、前記チャネル測定リソースペアの前記数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項131~141のいずれか一項に記載の方法。
【請求項143】
前記第1の送受信ポイントまたは前記第2の送受信ポイントのうちの1つに関連する前記チャネル状態情報報告内のチャネルリソースインジケータの数は、0、1、または2である、
請求項131~142のいずれか一項に記載の方法。
【請求項144】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
チャネル測定リソースのペアと、チャネル測定リソースの前記ペアのために計算された共同送受信ポイントチャネル状態情報の第1のプリコーダ行列インジケータと第2のプリコーダ行列インジケータと第1のランクインジケータと第2のランクインジケータとがチャネル測定リソースの前記ペアの各チャネル測定リソースのためのそれぞれのチャネル品質インジケータを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、
前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、第1のチャネル品質インジケータとを備える前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第1のチャネル測定リソースの第2のチャネル品質インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを使用して計算されたチャネル測定リソースの前記ペアの第2のチャネル測定リソースの第3のチャネル品質インジケータとを備えるチャネル状態情報報告を送信することと
を備える、方法。
【請求項145】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記第2の制御シグナリングを受信することに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースから独立して前記第1のチャネル測定リソースを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースから独立して前記第2のチャネル測定リソースを測定することと
をさらに備える、請求項145に記載の方法。
【請求項147】
前記構成に従って前記第2のチャネル品質インジケータを生成するために前記第1のチャネル測定リソースと前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の干渉信号とを測定することと、
前記構成に従って前記第3のチャネル品質インジケータを生成するために前記第2のチャネル測定リソースと前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の干渉信号とを測定することと
をさらに備える、請求項145に記載の方法。
【請求項148】
前記第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第2のチャネル測定リソースを介して受信された第1の信号に前記第2のプリコーダ行列インジケータと前記第2のランクインジケータとを適用することと、
前記第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために、前記第1のチャネル測定リソースを介して受信された第2の信号に前記第1のプリコーダ行列インジケータと前記第1のランクインジケータとを適用することと
をさらに備える、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの定義された数と、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、前記UEによってサポートされたチャネル状態情報処理ユニットの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのチャネル状態情報処理ユニットを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号リソースを使用し、前記UEによってサポートされたアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記定義された数以下である前記チャネル状態情報報告に関連するいくつかのアクティブチャネル状態情報基準信号ポートを使用する、
をさらに備える、請求項144~148のいずれか一項に記載の方法。
【請求項150】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数とチャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、チャネル測定リソースのペアの前記数内の個々のチャネル測定リソースの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項149に記載の方法。
【請求項151】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアとに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアと、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項149に記載の方法。
【請求項152】
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第1の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と前記シグナリング中に示された第2の定数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、前記シグナリング中に示された前記第2の定数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、
請求項149に記載の方法。
【請求項153】
前記シグナリングを送信することは、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに備え、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の数は、前記UEによってサポートされた追加のチャネル品質インジケータの計算の前記定義された数以下であり、
前記制御シグナリングは、チャネル測定リソースの前記ペアを少なくとも備えるチャネル測定リソースのペアの数を示し、
前記チャネル状態情報報告に関連するチャネル状態情報処理ユニットの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号リソースの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数に少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連するアクティブチャネル状態情報基準信号ポートの前記数は、チャネル測定リソースのペアの前記数と、各チャネル測定リソースに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づき、
前記チャネル状態情報報告に関連する追加のチャネル品質インジケータの計算の前記数は、前記共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために測定されたチャネル測定リソースの前記ペアに少なくとも部分的に基づく、
請求項149に記載の方法。
【請求項154】
前記チャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、前記チャネル状態情報報告を送信することは、
前記共同送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第1の部分内で、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータとを送信することと、
前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第2の部分内で、前記第2のチャネル品質インジケータと前記第1のランクインジケータとを送信することと、
前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報に関連する前記チャネル状態情報報告の第3の部分内で、前記第3のチャネル品質インジケータと前記第2のランクインジケータとを送信することと
をさらに備える、
をさらに備える、請求項144~153のいずれか一項に記載の方法。
【請求項155】
第2のチャネル状態情報報告がチャネル測定リソースの前記ペアに関連する第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第1のチャネル測定リソースに関連する第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、チャネル測定リソースの前記ペアとは別個の第2のチャネル測定リソースに関連する第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信することと、
第3のプリコーダ行列インジケータと、第4のプリコーダ行列インジケータと、第3のランクインジケータと、第4のランクインジケータとを備える前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報を生成するためにチャネル測定リソースの前記ペアを監視することと、
第5のプリコーダ行列インジケータと第5のランクインジケータとを備える前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第1のチャネル測定リソースを監視することと、
第6のプリコーダ行列インジケータと第6のランクインジケータとを備える前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報を生成するために前記第2のチャネル測定リソースを監視することと、
前記第2の共同送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第1の単一の送受信ポイントチャネル状態情報と、前記第2の単一の送受信ポイントチャネル状態情報とを備える前記第2のチャネル状態情報報告()を送信することと
をさらに備える、請求項144~154のいずれか一項に記載の方法。
【請求項156】
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、前記チャネル状態情報報告の第1の部分中に含まれ、
前記第2のチャネル品質インジケータと前記第3のチャネル品質インジケータとは、チャネル測定リソースの前記ペアに関連する前記第1のプリコーダ行列インジケータと、前記第2のプリコーダ行列インジケータと、前記第1のランクインジケータと、前記第2のランクインジケータと、前記第1のチャネル品質インジケータと、チャネルリソースインジケータとで共同に符号化される、
請求項144~154のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001] 以下は、単一および共同の送受信ポイント(TRP:transmission reception point)測定を用いるチャネル状態情報(CSI:channel state information)報告を含むワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002] ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE-A)システム、またはLTE-A Proシステムなどの第4世代(4G)システム、および新無線(NR)システムと呼ばれることがある第5世代(5G)システムを含む。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(DFT-S-OFDM)などの技術を採用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE:user equipment)として知られていることがある、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、1つまたは複数の基地局または1つまたは複数のネットワークアクセスノードを含み得る。
【発明の概要】
【0003】
[0003] 説明される技法は、単一および共同の送受信ポイント(TRP)測定を用いるチャネル状態情報(CSI)報告をサポートする改善された方法、システム、デバイス、および装置に関する。概して、説明される技法は、ユーザ機器(UE)が単一TRP測定と共同TRP測定の両方に関連するCSI報告を送信することを提供する。たとえば、UEは、共同TRP測定のために第1のTRPに関連する単一TRP測定のためのチャネル測定リソース(CMR:channel measurement resource)のセットからのCMRの第1のサブセット(subset)と、第2のTRPに関連する単一TRP測定のためのCMRの第2のセットからのCMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリング(control signaling)を受信し得る。ここで、各CMRペアは、(たとえば、第1のTRPに関連する)第1のサブセットからの1つのCMRと(たとえば、第2のTRPに関連する)第2のサブセットからの1つのCMRとを含み得る。UEは、次いで、CSIのための測定のセットを生成するために示されたCMR(たとえば、第1のサブセットと、第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアと)を監視し得る。UEは、測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータ(channel resource indicator)を示すCSI報告を送信し得る。場合によっては、UEは、制御シグナリングによって示されたCMRペアの数に基づくビットの数内に1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示し得る。すなわち、ビット数(a number of bits)(たとえば、各チャネルリソースインジケータによって示された可能なCMRの数)に関連するコードスペースは、CMRペアの数に基づき得、したがって、チャネルリソースインジケータを示すビット数もCMRペアの数に基づき得る。
【0004】
[0004] 別の例では、説明される技法は、UEが単一TRP測定と共同TRP測定の両方に関連するCSI報告を送信することを提供し、ここで、UEは、単一TRP測定と共同TRP測定との両方に関連するCSI測定の間でプリコーディング行列インジケータ(PMI)とランクインジケータ(RI:rank indicator)とを共有する。たとえば、UEは、CMRのペアと、CMRペアに関連するチャネル測定のために計算された第1および第2のPMIおよび第1および第2のRIが、CMRのペア内の各CMRのためのチャネル測定(たとえば、チャネル品質インジケータ(CQI:channel quality indicator))を個々に生成するために共有され得ることとを示す制御シグナリングを受信し得る。UEは、(たとえば、第1および第2のPMIと第1および第2のRIとを含む)共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視し得る。UEは、さらに、第1のPMIと第1のRIとを含む第1のTRPに関連する第1の単一のTRP CSIと、第2のPMIと第2のRIとを含む第2のTRPに関連する第2の単一のTRP CSIとを生成し得る。UEは、次いで、共有されたPMI、共有されたRI、またはその両方を使用して生成された共同TRPと単一TRPの両方に関連するCQIを含むCSI報告を送信し得る。
【0005】
[0005] UEにおけるワイヤレス通信(wireless communication)のための方法が説明される。本方法は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信することと、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視することと、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信することと、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を含み得る。
【0006】
[0006] UEにおけるワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ中に記憶された命令とを含み得る。本命令は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信することと、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視することと、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信することと、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を装置に行わせるためにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0007】
[0007] UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信するための手段と、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視するための手段と、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信するための手段と、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を含み得る。
【0008】
[0008] UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。本コードは、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信することと、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視することと、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信することと、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0009】
[0009] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、CSI報告を送信することは、単一のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0010】
[0010] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、CSI報告を送信することは、複数のCRIのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ビット数は、CMRペアの数に基づき得る複数のCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と第1のサブセット中のCMRの第1の数と第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に基づき得る複数のCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する、を行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0011】
[0011] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、CSI報告を送信することは、複数のCRIのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ビット数は、CMRペアの数に基づき得る複数のCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数に基づき得る複数のCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数に基づき得る複数のCRIのセットの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する、を行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0012】
[0012] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、CSI報告を送信することは、単一のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ビット数は、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づく、を行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0013】
[0013] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されてないCMRの第1の数を含み、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されてないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されてないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRであり得、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされ得ることを示す制御シグナリングに基づいて複数のCRIのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信することをさらに含む、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づき得る複数のCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数とに基づき得る複数のCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する。
【0014】
[0014] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されてないCMRの第1の数を含み、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されてないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されてないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRであり得、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされ得ることを示す制御シグナリングに基づいて複数のCRIのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信することをさらに含む、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づき得る複数のCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数に基づき得る複数のCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数に基づき得る複数のCRIのセットの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する。
【0015】
[0015] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されてないCMRの第1の数を含み、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されてないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されてないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRであり得る、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされ得ることを示す制御シグナリングに基づいて単一のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信することをさらに含む、ここで、ビット数は、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づき得る。
【0016】
[0016] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、CSI報告を送信することは、複数のCRIのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づき得る複数のCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に基づき得る複数のCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する、ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき得、ここで、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0017】
[0017] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、CSI報告を送信することは、複数のCRIのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づき得る複数のCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数に基づき得る複数のCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数に基づき得る複数のCRIのセットの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する、ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る、ここで、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0018】
[0018] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、CSI報告を送信することは、単一のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づき得る、ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る、ここで、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0019】
[0019] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ビット数は、1つまたは複数のCRIの数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数とに基づき得る。
【0020】
[0020] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のTRPまたは第2のTRPのうちの1つに関連するCSI報告内のCRIの数は、0、1、または2であり得る。
【0021】
[0021] UEにおけるワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することと、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信することとを含み得る。
【0022】
[0022] UEにおけるワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。本命令は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することと、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信することとを装置に行わせるためにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0023】
[0023] UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと、第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信するための手段と、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視するための手段と、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信するための手段とを含み得る。
【0024】
[0024] UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。本コードは、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することと、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信することとを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0025】
[0025] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のCQIと第3のCQIとを計算するための構成(configuration)を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここで、CSI報告を送信することは、第2の制御シグナリングを受信することに基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0026】
[0026] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、構成に従って第2のCQIを生成するために第2のCMRから独立して第1のCMRを測定することと、構成に従って第3のCQIを生成するために第1のCMRから独立して第2のCMRを測定することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0027】
[0027] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、構成に従って第2のCQIを生成するために第1のCMRと第2のCMRを介して受信された第1の干渉信号(interference signal)とを測定することと、構成に従って第3のCQIを生成するために第2のCMRと第1のCMRを介して受信された第2の干渉信号とを測定することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0028】
[0028] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の干渉信号によって生じた干渉レベル(interference level)を測定するために第2のCMRを介して受信された第1の信号に第2のPMIと第2のRIとを適用することと、第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために第1のCMRを介して受信された第2の信号に第1のPMIと第1のRIとを適用することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0029】
[0029] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEによってサポートされたCSI処理ユニット(CPU)の定義された数と、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数と、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここで、CSI報告を送信することは、UEによってサポートされたCPUの定義された数以下であり得るCSI報告に関連するいくつかのCPUを使用し、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数以下であり得るCSI報告に関連するいくつかのアクティブCSI-RSリソースを使用し、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数以下であり得るCSI報告に関連するいくつかのアクティブCSI-RSポートを使用する、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0030】
[0030] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数とCMRのペアの数内の個々のCMRの数とに基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数とCMRのペアの数内の個々のCMRの数とに基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、CMRのペアの数内の個々のCMRの数と、各CMRに関連するポートの数とに基づき得る。
【0031】
[0031] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数と共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアとに基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数と共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアとに基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアと、各CMRに関連するポートの数とに基づき得る。
【0032】
[0032] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数とシグナリング中に示された第1の定数(constant)とに基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数とシグナリング中に示された第2の定数とに基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、シグナリング中に示された第2の定数と、各CMRに関連するポートの数とに基づき得る。
【0033】
[0033] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、シグナリングを送信することは、UEによってサポートされた追加のCQIの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに含み、CSI報告に関連する追加のCQIの計算の数は、UEによってサポートされた追加のCQIの計算の定義された数以下であり得、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数に基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数に基づき得、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と各CMRに関連するポートの数とに基づき得、CSI報告に関連する追加のCQIの計算の数は、共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアに基づき得る。
【0034】
[0034] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、CSI報告がCMRのペアに関連する共同TRP CSIと、第1のCMRに関連する第1の単一のTRP CSIと、第2のCMRに関連する第2の単一のTRP CSIとを含むことを示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここで、CSI報告を送信することは、共同TRP CSIに関連するCSI報告の第1の部分内で、第1のRIと、第2のRIと、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のCQIとを送信することと、第1の単一のTRP CSIに関連するCSI報告の第2の部分内で、第2のCQIと第1のRIとを送信することと、第2の単一のTRP CSIに関連するCSI報告の第3の部分内で、第3のCQIと第2のRIとを送信することとをさらに含む、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0035】
[0035] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のCSI報告がCMRのペアに関連する第2の共同TRP CSIと、CMRのペアとは別個の第1のCMRに関連する第1の単一のTRP CSIと、CMRのペアとは別個の第2のCMRに関連する第2の単一のTRP CSIとを含むことを示す第2の制御シグナリングを受信することと、第3のPMIと、第4のPMIと、第3のRIと、第4のRIとを含む第2の共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することと、第5のPMIと第5のRIとを含む第1の単一のTRP CSIを生成するために第1のCMRを監視することと、第6のPMIと第6のRIとを含む第2の単一のTRP CSIを生成するために第2のCMRを監視することと、第2の共同TRP CSIと、第1の単一のTRP CSIと、第2の単一のTRP CSIとを含む第2のCSI報告を送信することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0036】
[0036] 本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第2のCQIと第3のCQIとは、CSI報告の第1の部分中に含まれる。さらに、第2のCQIと第3のCQIとは、CMRのペアに関連する第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIと、CRIとで共同に符号化され得る。
【0037】
[0037] 基地局におけるワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、UEに、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を受信することと、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を含み得る。
【0038】
[0038] 基地局におけるワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと結合されたメモリと、メモリに格納された命令とを含み得る。本命令は、UEに、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を受信することと、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を装置に行わせるためにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0039】
[0039] 基地局におけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、UEに、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを送信するための手段と、UEから、1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を受信するための手段と、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を含み得る。
【0040】
[0040] 基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。本コードは、UEに、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を受信することと、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0041】
[0041] 基地局におけるワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、UEに、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を受信することとを含み得る。
【0042】
[0042] 基地局におけるワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと結合されたメモリと、メモリに格納された命令とを含み得る。本命令は、UEに、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を受信することとを装置に行わせるためにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0043】
[0043] 基地局におけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、UEに、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを送信するための手段と、UEから、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を受信するための手段とを含み得る。
【0044】
[0044] 基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。本コードは、UEに、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【
図1】[0045] 本開示の態様による、単一および共同の送受信ポイント(TRP)測定を用いるチャネル状態情報(CSI)報告をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図2】[0046] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図3A】[0047] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするチャネル測定リソース(CMR)構成の一例を示す図。
【
図3B】[0048] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCSI報告の一例を示す図。
【
図4】[0049] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCMR構成の一例を示す図。
【
図5】[0050] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするプロセスフローの一例を示す図。
【
図6】[0051] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図7A】[0052] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCMR構成の一例を示す図。
【
図7B】[0053] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする例示的なCSI報告を示す図。
【
図7C】本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする例示的なCSI報告を示す図。
【
図8】[0054] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするプロセスフローの一例を示す図。
【
図9】[0055] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCSI方式の一例を示す図。
【
図10】[0056] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイスのブロック図。
【
図11】本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイスのブロック図。
【
図12】[0057] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする通信マネージャのブロック図。
【
図13】[0058] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイスを含むシステムの図。
【
図14】[0059] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイスのブロック図。
【
図15】本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイスのブロック図。
【
図16】[0060] 本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法を示すフローチャートを示す図。
【
図17】本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法を示すフローチャートを示す図。
【
図18】本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法を示すフローチャートを示す図。
【
図19】本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法を示すフローチャートを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0046】
[0061] いくつかのワイヤレス通信システムでは、基地局は、ユーザ機器(UE)に1つまたは複数のチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)を送信し得る。UEは、基地局への送信のためのCSI報告を生成するために(たとえば、CSI-RSに関連する)1つまたは複数のチャネル測定リソース(CMR)を測定し得る。たとえば、UEは、CSI報告内で基地局に、基地局とUEとの間の将来の通信のために(たとえば、CMRに関連する他のリソースと比較して)より良い測定品質に関連する1つまたは複数のリソースを示し得る。場合によっては、基地局は、2つ以上の送受信ポイント(TRP)に関連付けられ得る。すなわち、基地局は、関連するTRPのうちの1つまたは2つ以上を使用して信号を送信し得る。一例では、基地局は、2つ以上のTRP(たとえば、2つのTRP)を使用して1つまたは複数のCSI-RSを送信し、単一のTRPを使用して1つまたは複数のCSI-RSを送信し得る。ここで、UEは、単一TRP測定と共同TRP測定の両方に関連するCSI報告を送信し得る。
【0047】
[0062] たとえば、UEは、共同TRP測定のために第1のTRPに関連する単一TRP測定のためのCMRのセットからのCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRP測定のためのCMRの第2のセットからのCMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを(たとえば、基地局から)受信し得る。ここで、各CMRペアは、(たとえば、第1のTRPに関連する)第1のサブセットからの1つのCMRと(たとえば、第2のTRPに関連する)第2のサブセットからの1つのCMRとを含み得る。UEは、次いで、CSIのための測定のセットを生成するために示されたCMR(たとえば、第1のサブセットと、第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアと)を監視し得る。UEは、測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すCSI報告を送信し得る。場合によっては、UEは、制御シグナリングによって示されたCMRペアの数に基づくビットの数内に1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示し得る。すなわち、ビット数(たとえば、各チャネルリソースインジケータによって示された可能なCMRの数)に関連するコードスペースは、CMRペアの数に基づき得、したがって、チャネルリソースインジケータを示すビット数もCMRペアの数に基づき得る。
【0048】
[0063] 別の例では、説明される技法は、UEが単一TRP測定と共同TRP測定の両方に関連するCSI報告を送信することを提供し、ここで、UEは、単一TRP測定と共同TRP測定の両方に関連するCSI測定の間でプリコーディング行列インジケータ(PMI)とランクインジケータ(RI)とを共有する。たとえば、UEは、CMRのペアと、CMRペアに関連するチャネル測定のために計算された第1および第2のPMIおよび第1および第2のRIが、CMRのペア内の各CMRのためのチャネル測定(たとえば、チャネル品質インジケータ(CQI))を個々に生成するために共有され得ることとを示す制御シグナリングを受信し得る。UEは、(たとえば、第1および第2のPMIと第1および第2のRIとを含む)共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視し得る。UEは、さらに、第1のPMIと第1のRIとを含む第1のTRPに関連する第1の単一のTRP CSIと、第2のPMIと第2のRIとを含む第2のTRPに関連する第2の単一のTRP CSIとを生成し得る。UEは、次いで、共有されたPMI、共有されたRI、またはその両方を使用して生成された共同TRPと単一TRPの両方に関連するCQIを含むCSI報告を送信し得る。
【0049】
[0064] 本開示の態様は、初めにワイヤレス通信システムのコンテキストで説明される。本開示の態様は、次いで、CMR構成、CSI報告、プロセスフロー、およびCSI方式のコンテキストで説明される。本開示の態様は、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに示され、それらを参照しながら説明される。
【0050】
[0065]
図1は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の基地局105と、1つまたは複数のUE115と、コアネットワーク130とを含み得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、または新無線(NR)ネットワークであり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低遅延通信、低コストおよび低複雑度のデバイスを用いた通信、またはそれらの任意の組合せをサポートすることができる。
【0051】
[0066] 基地局105は、ワイヤレス通信システム100を形成するために地理的エリア全体にわたって分散され得、異なる形態のデバイスまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。基地局105およびUE115は、1つまたは複数の通信リンク125を介してワイヤレス通信し得る。各基地局105は、UE115と基地局105とが1つまたは複数の通信リンク125を確立し得るカバレージエリア110を与え得る。カバレージエリア110は、基地局105とUE115とが1つまたは複数の無線アクセス技術による信号の通信をサポートし得る地理的エリアの一例であり得る。
【0052】
[0067] UE115は、ワイヤレス通信システム100のカバレージエリア110全体にわたって分散され得、各UE115は、固定型、もしくは移動型、または異なる時間にその両方であり得る。UE115は、異なる形態のまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。いくつかの例示的なUE115が
図1に示されている。本明細書で説明されるUE115は、
図1に示されるように、他のUE115、基地局105、またはネットワーク機器(たとえば、コアネットワークノード、リレーデバイス、統合アクセスおよびバックホール(IAB:integrated access and backhaul)ノード、または他のネットワーク機器)など、様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0053】
[0068] 基地局105は、コアネットワーク130と通信するか、または互いと通信するか、あるいはその両方であり得る。たとえば、基地局105は、1つまたは複数のバックホールリンク120を通して(たとえば、S1、N2、N3、または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接(たとえば、基地局105間で直接)または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで、あるいはその両方で、バックホールリンク120上で(たとえば、X2、Xn、または他のインターフェースを介して)互いと通信し得る。いくつかの例では、バックホールリンク120は、1つまたは複数のワイヤレスリンクであるか、またはそれらを含み得る。
【0054】
[0069] 本明細書で説明される基地局105のうちの1つまたは複数は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードBまたはギガノードB(そのいずれもgNBと呼ばれることがある)、ホームノードB、ホームeノードB、あるいは他の好適な用語を含み得るか、または当業者によってそのように呼ばれることがある。
【0055】
[0070] UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、もしくは加入者デバイス、または何らかの他の適切な用語を含み得るか、またはそのように呼ばれることがあり、ここで、「デバイス」は、他の例の中でも、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータなどのパーソナル電子デバイスをも含み得るか、またはそのように呼ばれることがある。いくつかの例では、UE115は、他の例の中でも、器具、または車両、メーターなどの様々な物体中で実装され得る、他の例の中でも、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE)デバイス、またはマシンタイプ通信(MTC)デバイスを含むか、またはそのように呼ばれることがある。
【0056】
[0071] 本明細書で説明されるUE115は、
図1に示されているように、リレーとして時々働き得る他のUE115ならびに、他の例の中でも、マクロeNBもしくはgNB、スモールセルeNBもしくはgNB、またはリレー基地局を含む基地局105およびネットワーク機器などの様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0057】
[0072] UE115と基地局105とは、1つまたは複数のキャリアを介して1つまたは複数の通信リンク125を介して互いにワイヤレス通信し得る。「キャリア」という用語は、通信リンク125をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指す場合がある。たとえば、通信リンク125のために使用されるキャリアは、所与の無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR)のための1つまたは複数の物理レイヤチャネルに従って動作される無線周波数スペクトル帯域(たとえば、帯域幅部分(BWP))の一部分を含み得る。各物理レイヤチャネルは、取得シグナリング(たとえば、同期信号、システム情報)、キャリアの動作を協調させる制御シグナリング、ユーザデータ、または他のシグナリングを搬送し得る。ワイヤレス通信システム100は、キャリアアグリゲーションまたはマルチキャリア動作を使用してUE115との通信をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクコンポーネントキャリアと1つまたは複数のアップリンクコンポーネントキャリアとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、周波数分割複信(FDD)コンポーネントキャリアと時分割複信(TDD)コンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
【0058】
[0073] キャリア上で送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-S-OFDM)などのマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数個のサブキャリアから構成され得る。MCM技法を利用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル周期(たとえば、1つの変調シンボルの持続時間)および1つのサブキャリアから構成され得、ここで、シンボル周期とサブキャリア間隔とは逆関係にある。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式(たとえば、変調方式の次数、変調方式のコーディングレート、またはその両方)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、また変調方式の次数が高いほど、UE115のデータレートは高くなり得る。ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソースと、時間リソースと、空間リソース(たとえば、空間レイヤまたはビーム)との組合せを指し得、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートまたはデータの完全性をさらに増加させ得る。
【0059】
[0074] 基地局105またはUE115に関する時間間隔は、たとえば、Ts=1/(Δfmax・Nf)秒のサンプリング周期を示し得る、基本的な時間単位の倍数単位で表現され得、ここで、Δfmaxは、サポートされる最大サブキャリア間隔を表し得、Nfは、サポートされる最大離散フーリエ変換(DFT)サイズを表し得る。通信リソースの時間間隔は、各々が指定された持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有する無線フレームに従って編成され得る。各無線フレームは、システムフレーム番号(SFN)(たとえば、0から1023にわたる)によって識別され得る。
【0060】
[0075] 各フレームは、連続的に番号を付けられた複数のサブフレームまたはスロットを含み得、各サブフレームまたはスロットは、同じ持続時間を有し得る。いくつかの例では、フレームは、(たとえば、時間ドメインにおいて)サブフレームに分割され得、各サブフレームは、さらにいくつかのスロットに分割され得る。代替的に、各フレームは、可変数のスロットを含み得、スロットの数は、サブキャリア間隔に依存し得る。各スロットは、(たとえば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)いくつかのシンボル期間を含み得る。いくつかのワイヤレス通信システム100では、スロットは、1つまたは複数のシンボルを含んでいる複数個のミニスロットにさらに分割され得る。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は、1つまたは複数(たとえば、Nf)のサンプリング期間を含み得る。シンボル期間の持続時間は、サブキャリア間隔または周波数動作帯域に依存し得る。
【0061】
[0076] サブフレーム、スロット、ミニスロット、またはシンボルは、ワイヤレス通信システム100の(たとえば、時間ドメインにおける)最小のスケジューリング単位であり得、送信時間間隔(TTI)と呼ばれることがある。いくつかの例では、TTI持続時間(たとえば、TTI中のシンボル期間の数)は可変であり得る。追加または代替として、ワイヤレス通信システム100の最も小さいスケジューリング単位は、(たとえば、短縮TTI(sTTI)のバースト中で)動的に選択され得る。
【0062】
[0077] 物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルと物理データチャネルとは、たとえば、時分割多重化(TDM)技術、周波数分割多重化(FDM)技術、またはハイブリッドTDM-FDM技術のうちの1つまたは複数を使用してダウンリンクキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルについての制御領域(たとえば、制御リソースセット(CORESET))は、いくつかのシンボル期間によって定義され得、キャリアのシステム帯域幅またはシステム帯域幅のサブセットにわたって広がり得る。1つまたは複数の制御領域(たとえば、CORESET)は、UE115のセットのために構成され得る。たとえば、UE115のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の探索空間セットに従って制御情報について制御領域を監視または探索することができ、各探索空間セットは、カスケード方式で配置された1つまたは複数のアグリゲーションレベル内の1つまたは複数の制御チャネル候補を含む場合がある。制御チャネル候補についてのアグリゲーションレベルは、所与のペイロードサイズを有する制御情報フォーマットのための符号化された情報に関連するいくつかの制御チャネルリソース(たとえば、制御チャネル要素(CCE))を参照し得る。探索空間セットは、複数のUE115に制御情報を送るために構成された共通探索空間セットおよび特定のUE115に制御情報を送るためのUE固有探索空間セットを含み得る。
【0063】
[0078] いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術に関連する異なる地理的カバレージエリア110は重なり得るが、異なる地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によってサポートされ得る。他の例では、異なる技術に関連する重なっている地理的カバレージエリア110は、異なる基地局105によってサポートされ得る。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、同じまたは異なる無線アクセス技術を使用して、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110にカバレージを提供する異種ネットワークを含み得る。
【0064】
[0079] ワイヤレス通信システム100は、超高信頼通信または低レイテンシ通信、あるいはそれらの様々な組合せをサポートするように構成され得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)またはミッションクリティカル通信をサポートするように構成され得る。UE115は、超高信頼機能、低レイテンシ機能、またはクリティカル機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計され得る。超高信頼通信は、プライベート通信またはグループ通信を含み得、ミッションクリティカルプッシュツートーク(MCPTT)、ミッションクリティカルビデオ(MCVideo)、またはミッションクリティカルデータ(MCData)など、1つまたは複数のミッションクリティカルサービスによってサポートされ得る。ミッションクリティカル機能のサポートは、サービスの優先順位付けを含み得、ミッションクリティカルサービスは、公共安全または一般的な商用アプリケーションに使用され得る。超高信頼、低レイテンシ、ミッションクリティカル、および超高信頼低レイテンシという用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
【0065】
[0080] いくつかの例では、UE115は、デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク135上で(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはD2Dプロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することも可能であり得る。D2D通信を利用する1つまたは複数のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。そのようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110外にあるか、またはさもなければ、基地局105からの送信を受信することができないことがある。いくつかの例では、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ内のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの例では、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105の関与なしにUE115間で行われる。
【0066】
[0081] コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス認可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを提供し得る。コアネットワーク130は、アクセスおよびモビリティを管理する少なくとも1つの制御プレーンエンティティ(たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME)、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF))と、パケットまたは相互接続を外部ネットワークにルーティングする少なくとも1つのユーザプレーンエンティティ(たとえば、サービングゲートウェイ(S-GW)、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)、またはユーザプレーン機能(UPF))とを含み得る、発展型パケットコア(EPC)または5Gコア(5GC)であり得る。制御プレーンエンティティは、コアネットワーク130に関連する基地局105によってサービスされるUE115のための、モビリティ、認証、およびベアラ管理など、非アクセス層(NAS)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る、ユーザプレーンエンティティを通して転送され得る。ユーザプレーンエンティティは、1つまたは複数のネットワーク事業者のためのIPサービス150に接続され得る。IPサービス150は、インターネット、(1つまたは複数の)イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換ストリーミングサービスへのアクセスを含み得る。
【0067】
[0082] 基地局105など、ネットワークデバイスのうちのいくつかは、アクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得る、アクセスネットワークエンティティ140などの副構成要素を含み得る。各アクセスネットワークエンティティ140は、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、またはTRPと呼ばれることがある、1つまたは複数の他のアクセスネットワーク送信エンティティ145を通してUE115と通信し得る。各アクセスネットワーク送信エンティティ145は、1つまたは複数のアンテナパネルを含み得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティ140または基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、無線ヘッドおよびANC)にわたって分散されるか、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合され得る。
【0068】
[0083] ワイヤレス通信システム100は、通常、300メガヘルツ(MHz)から300ギガヘルツ(GHz)の範囲の1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。概して、300MHzから3GHzまでの領域は、波長が長さ約1デシメートルから1メートルに及ぶので、極超短波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建築物および環境的特徴によってブロックまたはリダイレクトされ得るが、波は、マクロセルが、屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分に構造物を透過し得る。UHF波の送信は、300MHzを下回るスペクトルの高周波(HF)または超短波(VHF)部分のより小さい周波数およびより長い波を使用する送信と比較してより小さいアンテナおよびより短い距離(たとえば、100キロメートル未満)に関連付けられ得る。
【0069】
[0084] ワイヤレス通信システム100は、認可無線周波数スペクトル帯域と無認可無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5GHzの産業科学医療(ISM)用帯域などの無認可帯域において、ライセンス補助アクセス(LAA)、LTE無認可(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を採用し得る。基地局105およびUE115などのデバイスは、無認可の無線周波数スペクトル帯域において動作するとき、衝突検出および回避のためのキャリア検知を採用し得る。いくつかの例では、無認可帯域中の動作は、認可帯域(たとえば、LAA)中で動作するコンポーネントキャリアとともに、キャリアアグリゲーション構成に基づき得る。無認可スペクトルにおける動作は、他の例の中でも、ダウンリンク送信、アップリンク送信、P2P送信、またはD2D送信を含み得る。
【0070】
[0085] 基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を採用するために使用され得る、複数のアンテナを装備し得る。基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作、あるいは送信または受信ビームフォーミングをサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイまたはアンテナパネル内に位置し得る。たとえば、1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナ塔など、アンテナアセンブリにおいてコロケートされ得る。いくつかの例では、基地局105に関連するアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的ロケーション中に位置し得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得るアンテナポートのいくつかの行および列をもつアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMOまたはビームフォーミング動作をサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。追加または代替として、アンテナパネルは、アンテナポートを介して送信される信号のための無線周波数ビームフォーミングをサポートし得る。
【0071】
[0086] 基地局105またはUE115は、マルチパス信号伝搬を活用し、異なる空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することによってスペクトル効率を増加させるために、MIMO通信を使用し得る。そのような技法は、空間多重化と呼ばれることがある。複数の信号は、たとえば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して送信デバイスによって送信され得る。同様に、複数の信号は、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して、受信デバイスによって受信され得る。複数の信号の各々は、別個の空間ストリームと呼ばれることがあり、同じデータストリーム(たとえば、同じコードワード)または異なるデータストリーム(たとえば、異なるコードワード)に関連付けられたビットを搬送し得る。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告のために使用される異なるアンテナポートに関連付けられ得る。MIMO技法は、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信されるシングルユーザMIMO(SU-MIMO)と、複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信されるマルチユーザMIMO(MU-MIMO)とを含む。
【0072】
[0087] 空間フィルタ処理、指向性送信、または指向性受信と呼ばれることもあるビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビーム、受信ビーム)を成形または誘導するために送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105、UE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに対する特定の配向において伝搬するいくつかの信号が強め合う干渉を経験し、他のものが弱め合う干渉を経験するように、アンテナアレイのアンテナ要素を介して通信される信号を組み合わせることによって達成され得る。アンテナ要素を介して通信される信号の調整は、送信デバイスまたは受信デバイスが、デバイスに関連付けられたアンテナ要素を介して搬送される信号に振幅オフセット、位相オフセット、またはその両方を適用することを含み得る。アンテナ要素の各々に関連する調整は、(たとえば、送信デバイスまたは受信デバイスのアンテナアレイに対する、あるいは何らかの他の配向に対する)特定の配向に関連するビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
【0073】
[0088] 基地局105またはUE115は、ビームフォーミング動作の一部としてビーム掃引技法を使用し得る。たとえば、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイ(たとえば、アンテナパネル)を使用し得る。いくつかの信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は、基地局105によって異なる方向に複数回送信され得る。たとえば、基地局105は、異なる送信方向に関連する異なるビームフォーミング重みセットに従って信号を送信し得る。異なるビーム方向での送信は、基地局105による後続の送信または受信のためにビーム方向を(たとえば、基地局105などの送信デバイスによってまたはUE115などの受信デバイスによって)識別するために使用され得る。
【0074】
[0089] 特定の受信デバイスに関連するデータ信号など、いくつかの信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115などの受信デバイスに関連する方向)に基地局105によって送信され得る。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関連するビーム方向は、1つまたは複数のビーム方向に送信された信号に基づいて決定され得る。たとえば、UE115は、異なる方向において基地局105によって送信された信号のうちの1つまたは複数を受信し得、最高信号品質またはさもなければ許容できる信号品質でUE115が受信した信号の指示を基地局105に報告し得る。
【0075】
[0090] いくつかの例では、デバイスによる(たとえば、基地局105またはUE115による)送信は、複数のビーム方向を使用して実施され得、デバイスは、(たとえば、基地局105からUE115への)送信のための合成ビームを生成するために、デジタルプリコーディングまたは無線周波数ビームフォーミングの組合せを使用し得る。UE115は、1つまたは複数のビーム方向についてのプリコーディング重みを示すフィードバックを報告し得、フィードバックは、システム帯域幅または1つまたは複数のサブバンドにわたるビームの構成された数に対応し得る。
【0076】
[0091] 基地局105は、プリコーディングまたはアンプリコーディングされ得る、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS)、CSI-RS)を送信し得る。UE115は、PMIまたはコードブックベースのフィードバック(たとえば、マルチパネルタイプコードブック、線形結合タイプコードブック、ポート選択タイプコードブック)であり得るビーム選択のためのフィードバックを(たとえば、CSI報告を介して)提供し得る。これらの技法は、基地局105によって1つまたは複数の方向に送信される信号に関して記載されたが、UE115は、異なる方向に複数回信号を送信するために(たとえば、UE115による後続の送信もしくは受信のためのビーム方向を識別するために)、または単一の方向に信号を送信するために(たとえば、受信デバイスにデータを送信するために)同様の技法を採用し得る。
【0077】
[0092] ワイヤレス通信システム100の例では、基地局105は、UE115に1つまたは複数の基準信号(たとえば、CRS、CSI-RS)を送信し得る。UE115は、基地局105への送信のためのCSI報告を生成するために(たとえば、CSI-RSに関連する)1つまたは複数のCMRを測定し得る。たとえば、UE115は、CSI報告内で基地局105に、基地局105とUE115との間の将来の通信のために(たとえば、CMRに関連する他のリソースと比較して)より良い測定品質に関連する1つまたは複数のリソースを示し得る。場合によっては、基地局105は、2つ以上のTRP145に関連付けられ得る。すなわち、基地局105は、関連するTRP145のうちの1つまたは2つ以上を使用して信号を送信し得る。一例では、基地局105は、2つ以上のTRP145(たとえば、2つのTRP)を使用して1つまたは複数のCSI-RSを送信し、単一のTRP145を使用して1つまたは複数のCSI-RSを送信し得る。ここで、UE115は、単一TRP測定と共同TRP測定の両方に関連するCSI報告を送信し得る。
【0078】
[0093] 場合によっては、フェージングエミュレータMIMO(FeMIMO)デバイスは、複数のTRP(mTRP)CSIを利用し得る。たとえば、mTRP CSI報告(たとえば、非コヒーレント共同送信(NCJT)CSI報告)は、2つのCMRに関連するCSI報告に対応し得る。すなわち、mTRP CSI報告は、それぞれ2つのTRPに関連する2つの対応する送信設定指示子(TCI)状態で構成され得る。さらに、所与のCSI報告構成中のCSI-RSリソースセット内で、CSI-RSリソースの1つまたは複数のペアは、1つまたは複数のNCJT CSI仮定のために構成され得る。すなわち、CMRは、2つのグループに分割され得、(たとえば、NCJT CSI仮定に対応する)各CMRペアは、第1のグループからの(たとえば、第1のTRPに関連する)1つのCMRと第2のグループからの(たとえば、第2のTRPに関連する)1つのCMRとを含み得る。さらに、CMRのすべての可能なペアから、(たとえば、UE115が測定するための)数(たとえば、「N」)が構成され得る。場合によっては、基地局105は、(たとえば、mTRP CSIに関連する)NCJT仮定と単一TRP仮定の両方のための各CMRを構成し得る。
【0079】
[0094] 場合によっては、NCJT CSI仮定のための報告設定(たとえば、CSI-ReportConfig)に関連するCSI測定の場合、UE115は、CMRのための(たとえば、単一のTRP CSI報告のための)CSI-RSリソースセット中の第1の数のCSI-RSリソースまたはCMR(たとえば、「Ks個」のNZP CSI-RSリソース、ここで、Ks≧2)と、NCJT測定仮定のために使用される第2の数のCSI-RSリソースペアまたはCMRペア(たとえば、「N個」のNZP CSI-RSリソースペア、ここで、N≧1)とで構成され得る。ここで、UE115は、2つのCMRグループで構成され得、ここで、CMRの第1の数(たとえば、Ks)は、2つのCMRグループの各々の中のCMRの量の和(たとえば、Ks=K1+K2)であり、ここで、K1≧2であり、第1のTRPに関連する第1のCMRグループ内のCMRの数に対応し、K2≧2であり、第2のTRPに関連する第2のCMRグループ内のCMRの数に対応する。場合によっては、UE115は、単一のTRP CSIと複数のTRP CSIの両方のためのCMRを測定するように構成され得る。
【0080】
[0095] 2つのCMRグループでUE115を構成することに基づいて、UE115は、CMRペアで構成され得る(たとえば、UE115は、CMRペアを決定し得る)。一例では、UE115は、すべての可能なペアからいくつかのCMRペアを選択する上位レイヤ構成に基づいていくつかのCMRペア(たとえば、N個のCMRペア)で構成され得る。たとえば、UE115は、すべての可能なCMRペアからのいくつかの数のCMRペアを示すビットマップを受信し得る。追加または代替として、UE115は、すべての可能なCMRペアからのいくつかのCMRペアを示す制御シグナリング(たとえば、無線リソース制御(RRC)シグナリング、媒体アクセス制御-制御要素(MAC-CE))を受信し得る。場合によっては、UE115は、NCJT仮定と単一TRP仮定とについて別個にCSI報告に関連するCSI処理ユニット(CPU)、リソースおよびポート占有を決定し得る。
【0081】
[0096] 単一仮定とNCJT仮定との両方のために構成されることに基づいて、UE115は、単一および共同TRPに関連するCSIを(たとえば、CSI報告を送信することによって)報告し得る。一例では、UE115は、単一TRP仮定とは別々にNCJT仮定のためのCSIを報告し得る。ここで、UE115は、(たとえば、すべての「N個」のCMRペアに対応する)すべての構成されたNCJT仮定のための1つのCSIと(たとえば、すべての単一のCMRに対応する)すべての構成された単一TRP仮定のためのCSIの数(たとえば、「X個」)とを報告し得る。構成された単一TRP仮定のために報告されたCSIの数は、(たとえば、制御シグナリングによって)UE115に示され得、0、1、または2に等しくなり得る。すなわち、「X」は、0、1、または2に等しくなり得る。別の例では、UE115は、(たとえば、単一TRP仮定とNCJT仮定とからの)すべての仮定のうちの(たとえば、測定された最高の信号品質と最低の測定雑音とに関連するCMRに対応する)最良の仮定に関連するCSIを報告し得る。
【0082】
[0097] いずれのオプションでも、UE115は、単一TRP仮定、NCJT仮定、またはその両方に関連するCSI報告内で1つまたは複数のパラメータを報告するように構成され得る。NCJT CSIの場合、UE115は、CSI報告の第1の部分中に(たとえば、CSIパート1内に)CSI報告に対応するCMRペアを識別する単一のCSI-RSリソースインジケータ(CRI)と、CMRペア内の2つのCMRの各々のための2つのランクインジケータと、1つのCQIとを含み得る。さらに、UE115は、CSI報告の第2の部分中に(たとえば、CSIパート2内に)2つのPMIと2つのレイヤインジケータ(LI)とを含み得る。UE115が報告するように構成された単一のTRP CSIの数(たとえば、「X」)の各々について、UE115は、CSI報告の第1の部分中に(たとえば、CSIパート1内に)CRIと、RIと、CQIとを含み、CSI報告の第2の部分内に(たとえば、CSIパート2内に)PMIとLIとを含み得る。
【0083】
[0098] CSI報告は、UE115において一定数のCPUを占有し得、ここで、CPUの数は、CSI報告内の報告の量に基づく(たとえば、単一のTRP CSIの数「X」に基づく、NCJT仮定の数「N」に基づく)。たとえば、上位レイヤパラメータtrs-InfoをもつCSI-RS-ResourceSetが構成された状態で、CSI報告の数が0であるときにUE115によって占有されたCPUの数は、0であり得る。構成されたCSI報告の数が、cri-RSRP、L1-RSRP報告などのssb-Index-RSRP、または受信ビームスイープなどのなしに対応するとき、UE115によって占有されたCPUの数は、1であり得る。別の例では、CRI報告内に最高4つのポートをもつ広帯域CSIの場合、UE115は、(たとえば、UE115の能力に基づいて)UE115によってサポートされた占有されたCPUの定義された数に等しい数のCPUを占有し得る。他の例では、UE115によって占有されたCPUの数は、チャネル測定(たとえば、CMRグループ)のためのCSI-RSリソースセット内のCSI-RSリソースの数(たとえば、CMRの数)に対応し得る。
【0084】
[0099] UE115は、UE115によって占有されたCPUの合計数が(たとえば、UE115の能力に基づく)UE115によってサポートされた占有されたCPUの定義された数を超える場合に残りのCSIを更新するのを控えるように構成され得る。さらに、CSI報告は、アクティブCRI-RSリソースとアクティブCSI-RSポート占有とに関連付けられ得る。ここで、UE115は、アクティブCSI-RSリソースの合計数がUE115によってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数を超えるか、またはCSI報告に関連するアクティブCSI-RSポート占有の合計数がUE115によってサポートされたアクティブCSI-RSポート占有の定義された数を超える場合に残りのCSIを更新するのを控えるように構成され得る。場合によっては、CSI-RSリソース(たとえば、CMR)が1つまたは複数のCSI報告設定によって「N」回参照される場合、CSI-RSリソースとCSI-RSリソース内のCSI-RSポートとは「N」回カウントされ得る。
【0085】
[0100] ワイヤレス通信システム100の例では、UE115は、単一TRP仮定とNCJT仮定の両方のために構成され得る。たとえば、UE115は、共同TRP測定のために(たとえば、NCJT仮定のために)第1のTRP145に関連する単一TRP測定のための(たとえば、単一TRP仮定のための)CMRのセットからのCMRの第1のサブセットと、第2のTRP145に関連する単一TRP測定のためのCMRの第2のセットからのCMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信し得る。ここで、各CMRペアは、(たとえば、第1のTRPに関連する)第1のサブセットからの1つのCMRと(たとえば、第2のTRPに関連する)第2のサブセットからの1つのCMRとを含み得る。UE115は、次いで、CSIのための測定のセットを生成するために示されたCMR(たとえば、第1のサブセットと、第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアと)を監視し得る。UE115は、測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すCSI報告を送信し得る。場合によっては、UE115は、制御シグナリングによって示されたCMRペアの数に基づくビットの数内に1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示し得る。すなわち、ビット数(たとえば、各チャネルリソースインジケータによって示された可能なCMRの数)に関連するコードスペースは、CMRペアの数に基づき得、したがって、チャネルリソースインジケータを示すビット数もCMRペアの数に基づき得る。
【0086】
[0101] 別の例では、説明される技法は、UE115が単一TRP測定と共同TRP測定の両方に関連するCSI報告を送信することを提供し、ここで、UE115は、単一TRP測定と共同TRP測定との両方に関連するCSI測定の間でPMI、RI、またはその両方を共有する。たとえば、UE115は、CMRのペアと、CMRペアに関連するチャネル測定のために計算された第1および第2のPMIおよび第1および第2のRIが、CMRのペア内の各CMRのためのチャネル測定(たとえば、CQI)を個々に生成するために共有され得ることとを示す制御シグナリングを(たとえば、基地局105から、TRP145から)受信し得る。UE115は、(たとえば、第1および第2のPMIと第1および第2のRIとを含む)共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視し得る。UE115は、さらに、第1のPMIと第1のRIとを含む第1のTRP145に関連する第1の単一のTRP CSIと、第2のPMIと第2のRIとを含む第2のTRP145に関連する第2の単一のTRP CSIとを生成し得る。UE115は、次いで、共有されたPMI、共有されたRI、またはその両方を使用して生成された共同TRPと単一TRPの両方に関連するCQIを含むCSI報告を送信し得る。
【0087】
[0102] 受信デバイス(たとえば、UE115)は、基地局105から同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号などの様々な信号を受信するときに複数の受信構成(たとえば、指向性リスニング)を試み得る。たとえば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することによって、受信された信号を異なるアンテナサブアレイに従って処理することによって、アンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用される異なる受信ビームフォーミング重みセット(たとえば、異なる方向性リスニング重みセット)に従って受信することによって、または受信された信号をアンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用される異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って処理することによって、複数の受信方向を試み得、それらのいずれも、異なる受信構成または受信方向に従って「リッスンすること」と呼ばれることがある。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するとき)単一のビーム方向に沿って受信するために単一の受信構成を使用し得る。単一の受信構成は、異なる受信構成方向に従ってリッスンすることに基づいて決定されたビーム方向(たとえば、複数のビーム方向に従ってリッスンすることに基づいて、最高信号強度、最高信号対雑音比(SNR)、またはさもなければ許容できる信号品質を有すると決定されたビーム方向)において整合され得る。
【0088】
[0103]
図2は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするワイヤレス通信システム200の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム200は、
図1を参照しながら説明されたそれぞれ基地局105およびUE115の例であり得る基地局205とUE215とを含み得る。
【0089】
[0104] UE215は、基地局205と通信していることがある。たとえば、UE215と基地局205とは、メッセージ(たとえば、CSI報告225、CSI-RS220)とシグナリング(たとえば、制御シグナリング210)とを交換し得る。場合によっては、基地局205は、2つ以上のTRP235を含むかまたはそれに関連付けられ得る。たとえば、基地局205は、UE215との通信のために複数のTRP235(たとえば、2つ)に依拠し得る。基地局205は、UE215に制御シグナリング210を送信し得、これは、基地局205との後続の通信のためにUE215を構成し得る。たとえば、制御シグナリング210は、UE215に、(たとえば、基地局205の第1のTRP235-aに関連する)第1のCMRグループと(たとえば、基地局205の第2のTRP235-bに関連する)第2のCMRグループとを示し得る。
【0090】
[0105] 制御シグナリング210は、(たとえば、基地局205に関連付けられる第1のTRP235-aに関連する)第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットをさらに示し得る。CMRの第1のサブセットは、(たとえば、第1のTRP235-aに関連する単一のTRP CSIに基づいて)後続のCSI報告225を生成するためにUE215が監視すべきCMRに関連付けられ得る。制御シグナリング210は、(たとえば、基地局205に関連付けられる第2のTRP235-bに関連する)第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットをさらに示し得る。CMRの第2のサブセットは、(たとえば、第2のTRP235-bに関連する単一のTRP CSIに基づいて)後続のCSI報告225を生成するためにUE215が監視すべきCMRに関連付けられ得る。制御シグナリング210は、(たとえば、基地局205に関連する第1のTRP235-aに対応する)第1のCMRグループからのCMRと(たとえば、基地局205に関連する第2のTRP235-bに対応する)第2のCMRグループからのCMRとを含む1つまたは複数のCMRペアをさらに示し得る。CMRの1つまたは複数のペアは、(たとえば、第1および第2のTRP235に関連するNCJT CSIに基づいて)後続のCSI報告225を生成するためにUE215が監視すべきCMRのペアに関連付けられ得る。
【0091】
[0106] 制御シグナリング210は、CSI報告225のための構成をさらに示し得る。すなわち、制御シグナリング210は、CSI報告225中に含まれることになるCRI230の量を示し得る。1つのオプションでは、制御シグナリング210は、CSI報告225中で単一のCRI230を示すようにUE215を構成し得る。ここで、CSI報告225中に含まれる単一のCRI230は、第1のサブセット、第2のサブセット、および1つまたは複数のCMRペアからのCMRのうちの1つを示し得る。すなわち、単一のCRI230は、(たとえば、第1のサブセット、第2のサブセット、および1つまたは複数のCMRペアからの)最高の測定信号品質に関連するCMRを示し得る。別のオプションでは、制御シグナリング210は、CSI報告225中で2つのCRI230を示すようにUE215を構成し得る。ここで、第1のCRI230-aは、最高の測定信号品質に関連する(たとえば、1つまたは複数のCMRペアからの)CMRペアを示し得、第2のCRI230-bは、最高の測定信号品質に関連する(たとえば、第1のサブセットと第2のサブセットとからの)CMRを示し得る。別のオプションでは、制御シグナリング210は、CSI報告中で3つのCRI230を示すようにUE215を構成し得る。ここで、第1のCRI230-aは、最高の測定信号品質に関連する(たとえば、1つまたは複数のCMRペアからの)CMRペアを示し得、第2のCRI230-bは、最高の測定信号品質に関連する(たとえば、第1のサブセットからの)第1のTRP235-aに関連するCMRを示し得、第3のCRI230-bは、最高の測定信号品質に関連する(たとえば、第2のサブセットからの)第2のTRP235-bに関連するCMRを示し得る。
【0092】
[0107] 制御シグナリング210を送信することに基づいて、基地局205は、UE215に1つまたは複数のCSI-RS220を送信し得る。たとえば、基地局205は、第1のサブセット、第2のサブセット、および1つまたは複数のCMRペア中に示されたCMRの各々を介してCSI-RS220を送信し得る。すなわち、基地局205は、CMRの第1のサブセットの各々を介してCSI-RS220を送信するために基地局205に関連する第1のTRP235-aを使用し得る。さらに、基地局205は、CMRの第2のサブセットの各々を介して追加のCSI-RS220を送信するために基地局205に関連する第2のTRP235-bを使用し得る。さらに、基地局205は、CMRの1つまたは複数のペアの各々を介してCSI-RS220を送信するために基地局205に関連する第1および第2の両方のTRP235を使用し得る。
【0093】
[0108] 制御シグナリング210に従って、UE215は、CMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視し得る。UE215は、次いで、第1のサブセットと、第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視することに基づいて測定のセット(たとえば、CQI)を生成し得る。たとえば、UE215は、(たとえば、第1のサブセットと、第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとから)最高信号品質(たとえば、最高のSNR、最低の干渉)に関連する1つまたは複数のCMRを識別し得る。
【0094】
[0109] (たとえば、CSI-RS220に対して)測定のセットを実施することに基づいて、UE215は、基地局205にCSI報告225を送信し得る。CSI報告225は、1つまたは複数のCRI230を含み得る。すなわち、UE215は、(たとえば、第1のサブセット、第2のサブセット、および1つまたは複数のCMRペア中の残りのCMRの測定信号品質と比較して)最高の測定信号品質を有する、(たとえば、第1のサブセット、第2のサブセット、または1つまたは複数のCMRペアからの)それぞれのCMRをそれぞれ示す1つまたは複数のCRI230を基地局205に送信し得る。
【0095】
[0110] 場合によっては、CRI230を示すCSI報告225の各フィールド内のビット数は、CRI230によって示される可能なCMRの数(たとえば、CRIコードポイントの数)に基づく。たとえば、CRI230を示すビット数Bは、以下に示す式1によって示され得る。式1の例では、Cは、CRIコードポイントの数(たとえば、CRI230によって示された可能なCMRの数)に対応し得る。
【0096】
【0097】
[0111] たとえば、UE215が、基地局205に単一のCRI230-aを送信するように(たとえば、制御シグナリング210によって)構成される場合、単一のCRI230-aは、CMRの第1のサブセット、CMRの第2のサブセット、および1つまたは複数のCMRペアからの1つのCMRを示し得る。すなわち、CRI230-aは、NCJT測定仮定と単一TRP測定仮定とのうちのCMRを示し得る。したがって、CRI230-aのビットサイズは、NCJT測定仮定の場合はCMRペアの合計数(たとえば、1つまたは複数のCMRペアの数)に依存し、単一TRP測定仮定の場合は有効なCMRの総数(たとえば、CMRの第1のサブセットとCMRの第2のサブセットとの内のCMRの数)に依存し得る。
【0098】
[0112] 別の例では、UE215は、2つのCRI230(たとえば、CRI230-aおよびCRI230-b)を送信するように(たとえば、制御シグナリング210によって)構成され得る。ここで、CRI230-aは、CMRの1つまたは複数のペアのうちの1つを示し得、CRI230-bは、CMRの第1のサブセットとCMRの第2のサブセットとからのCMRのうちの1つを示し得る。すなわち、CRI230-aは、NCJT測定仮定のためのものであり得、ここで、CRI230-aを示すためのビット数は、NCJT測定仮定のための有効なCMRペアの数(たとえば、1つまたは複数のCMRペアの数)に基づき得る。さらに、CRI230-bは、単一TRP仮定のためのものであり得、CRI230-bを示すためのビット数は、単一TRP測定仮定のための有効なCMRの数(たとえば、第1のサブセットと第2のサブセットとの内のCMRの数)に基づき得る。
【0099】
[0113] 別の例では、UE215は、3つのCRI230(たとえば、CRI230-a、CRI230-b、およびCRI230-c)を送信するように(たとえば、制御シグナリング210によって)構成され得る。ここで、CRI230-aは、CMRの1つまたは複数のペアのうちの1つを示し得、CRI230-bは、CMRの第1のサブセットからのCMRを示し得、CRI230-cは、CMRの第2のサブセットからのCMRを示し得る。この例では、CRI230-aは、NCJT測定仮定のためのものであり得、CRI230-aを示すためのビット数は、NCJT測定仮定のための有効なCMRペアの数(たとえば、1つまたは複数のCMRペアの数)に基づき得る。さらに、CRI230-bは、第1のTRP235-aに関連する単一TRP仮定のためのものであり得、CRI230-bを示すためのビット数は、第1のTRP235-aに関連する単一TRP測定仮定のための有効なCMRの数(たとえば、第1のサブセット内のCMRの数)に基づき得る。さらに、CRI230-cは、第2のTRP235-bに関連する単一TRP仮定のためのものであり得、CRI230-cを示すためのビット数は、第2のTRP235-bに関連する単一TRP測定仮定のための有効なCMRの数(たとえば、第2のサブセット内のCMRの数)に基づき得る。
【0100】
[0114]
図3Aは、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCMR構成300の一例を示す。さらに、
図3Bは、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCSI報告301の一例を示す。場合によっては、CMR構成300は、
図1および
図2を参照しながら説明されるように(たとえば、制御シグナリングを介して)基地局によってUEに示されるCMR構成の一例であり得る。さらに、CSI報告301は、
図1および
図2を参照しながら説明されるように基地局にUEによって送信されるCSI報告の一例であり得る。場合によっては、UEは、CMR構成300で構成され得、CMR構成300に基づいてCSI-RSのためのリソースを監視し得、CMR構成300に関連するリソースを監視することに基づいて(たとえば、基地局に)CSI報告301を送信し得る。
【0101】
[0115]
図3Aは、CMRグループ305-aとCMRグループ305-bとを含むCMR構成300を示す。場合によっては、CMRグループ305-aは、第1のTRPに関連する(たとえば、基地局に関連する)CMR310のセットであり得る。すなわち、基地局は、第1のTRPを使用してCMRグループ305-a中のCMR310のうちの1つを介して基準信号(たとえば、CSI-RS、CRS)を送信し得る。さらに、CMRグループ305-bは、第2のTRPに関連する(たとえば、基地局に関連する)CMR310のセットであり得る。ここで、基地局は、第2のTRPを使用してCMRグループ305-b中のCMR310のうちの1つを介して基準信号を送信し得る。場合によっては、基地局は、制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してUEにCMRグループ305を示し得る。
【0102】
[0116] 基地局は、(たとえば、制御シグナリングによって)UEが第1のTRPに関連する単一のTRP CSI報告を監視するためのCMRグループ305-a内のCMR310のサブセットと、UEが第2のTRPに関連する単一のTRP CSI報告を監視するためのCMRグループ305-b内のCMR310のサブセットと、UEが共同TRP CSI報告を監視するための1つまたは複数のCMRペア315-aとを示し得る。
【0103】
[0117] CMRグループ305-aからのCMR310の第1のサブセットと、CMRグループ305-bからのCMR310の第2のサブセットと、CMRペア315とを構成するために、基地局は、最初に、CMRグループ305-aとCMRグループ305-bとの内のいくつかのCMR310(たとえば、Ks個のCMR310)を構成し得る。すなわち、基地局は、(たとえば、UEに制御シグナリングを送信することによって)UEに、CMR310-aと、310-bと、310-cとが第1のTRPに関連するCSI報告のためのCMRグループ305-aの部分として構成されることを示し得る。さらに、基地局は、CMR310-dと、310-eと、310-fとが第2のTRPに関連するCSI報告のためのCMRグループ305-bの部分として構成されることを示し得る。場合によっては、CMRグループ305-aは、第1の数のCMR310(たとえば、K1個のCMR310)を含み、CMRグループ305-bは、第2の数のCMR310(たとえば、K2個のCMR310)を含む。CMR310の合計数(たとえば、Ks個のCMR310)および各CMRグループ中のCMR310の数(たとえば、Ks個のCMR310およびKs個のCMR310)は、式2で下に示すように関連付けられ得る。
【0104】
【0105】
[0118] CMRグループ305-aとCMRグループ305-bとを構成することに基づいて、基地局は、UEに、共同TRP CSI報告のためのCMRペア315を示し得る。一例では、基地局は、UEが共同TRP CSI報告について監視することになるCMRペア315の数(たとえば、N個のCMRペア315)を(たとえば、制御シグナリングを介して)示すことによってCMRペア315を示し得る。CMR構成300の例では、基地局は、UEが監視することになるCMRペア315の数が2である(たとえば、N=2である)ことを示し得る。UEは、(たとえば、CMR310のインデックスに対応する)CMR310の順序に従って各CMRグループ305からCMR310を選択することによってCMRペア315-aおよび315-bを識別し得る。たとえば、UEは、(たとえば、CMR310-aおよびCMR310-dを含む)第1のCMRペア315-aのために各CMRグループ305から第1のCMR310を選択し、第2のCMRペア315-bのために各CMRグループ305から第2のCMR310を選択することによってCMRペア315を識別し得る。
【0106】
[0119] CMRグループ305-aおよび305-bを構成し、CMRペア315を構成することに基づいて、基地局は、(たとえば、第1のTRPに関連する単一のTRP CSI測定を決定するために)CMRグループ305-aからCMR310の第1のサブセットを構成し、(たとえば、第2のTRPに関連する単一のTRP CSI測定を決定するために)CMRグループ305-bからCMR310の第2のサブセットを構成し得る。第1のCMRグループ305-aからのCMR310の第1のサブセットは、M1個のCMR310を含み得、第2のCMRグループ305-bからのCMR310の第2のサブセットは、M2個のCMR310を含み得る。UEが単一のTRP CSI報告について監視するように構成されたCMR310のサブセットおよびCMRペア315は、(たとえば、制御シグナリングを介して基地局によってUEのために構成された)単一TRP CSI報告と共同TRP CSI報告との間でCMR310を共有することが有効であるのか否かに基づき得る。場合によっては、CMR310がCMR310のサブセット中に加えてCMRペア315中に現れ得るのかどうか(たとえば、単一TRP報告と共同TRP報告との間でCMR310を共有すること)は、(たとえば、24.25GHzと52.6GHzとの間のミリメートル波周波数を含む周波数距離内などの周波数距離内での)UEの能力に基づき得る。
【0107】
[0120] 共有することが有効である場合、UEは、単一TRP CSI報告と共同TRP CSI報告の両方について同じCMR310を監視するように構成され得る。たとえば、UEは、単一のTRP CSI報告についてCMR310-aを監視するように構成され(たとえば、基地局は、CMR310-aが第1のTRPに関連する第1のサブセットの部分であることを示し得)、(たとえば、CMRグループ305-aからのCMR310-aとCMRグループ305-bからのCMR310-dとを含むCMRペア315-aの部分として)共同TRP CSI報告についてCMR310-aを監視するように構成され得る。共有することが無効にされる場合、UEは、共同TRP CSI報告についてとは異なるCMR310を単一のTRP CSI報告について監視するように構成され得る。すなわち、CMR310-bがCMRペア315-bの部分として構成される場合、UEは、第1のTRPに関連する単一のTRP CSI報告についてCMR310-bを監視することを控えるように構成され得る。すなわち、(CMR310-bがCMR310-bとCMR310-eとを含むCMRペア315-bの部分であるので、)第1のTRPに関連するCMR310の第1のサブセットは、CMR310-bを含まないことがある。
【0108】
[0121] 一例では、CMR310のサブセットの各々(たとえば、CMRグループ305-aの第1のサブセット、CMRグループ305-bの第2のサブセット)を構成するために、基地局は、CMRグループ305-aの第1のサブセット内のCMR310とCMRグループ305-bの第2のサブセット内のCMR310とを示す追加の制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)をUEに送信し得る。すなわち、基地局は、CMR310の第1のサブセットのために第1のCMRグループ305-a中のK1個のCMR310からM1個のCMR310を示し得る。さらに、基地局は、CMR310の第2のサブセットのために第2のCMRグループ305-b中のK2個のCMR310からM2個のCMR310を示し得る。共同TRP CSI報告と単一TRP CSI報告とのためのCMRを共有することが有効であるこの例の場合、基地局は、CMR310の第1のサブセットがCMR310-aを含み、CMR310の第2のサブセットがCMR310-fを含むことを示す制御シグナリングを送信し得る。共同TRP CSI報告と単一TRP CSI報告とのためのCMRを共有することが有効でない別の例の場合、基地局は、CMR310の第1のサブセットがCMR310-cを含み、CMR310の第2のサブセットがCMR310-fを含むことを示す制御シグナリングを送信し得る。
【0109】
[0122] 別の例では、CMR310のサブセットの各々(たとえば、CMRグループ305-aの第1のサブセット、CMRグループ305-bの第2のサブセット)を構成するために、基地局は、(たとえば、RRCシグナリングを介して)共同TRP CSI報告と単一TRP CSI報告との間でCMR310を共有することが有効であるのかどうかを示し得る。基地局が、共同TRP CSI報告と単一TRP CSI報告との間でCMR310を共有することが有効であることを示す場合、UEは、各サブセットがそのTRPに関連するCMR310のすべてを含むと決定し得る。すなわち、基地局は、(たとえば、NCJT仮定と単一TRP仮定との間での)CMR310の共有を可能にするRRCシグナリングを送信し得、UEは、第1のCMRグループ305-aと第2のCMRグループ305-bとの内のCMR310のすべてが有効であると決定し得る。たとえば、UEは、Ks個のCMR310(たとえば、式2で説明されたK1+K2個のCMR)が有効な単一TRP仮定であると決定し得る。すなわち、UEは、第1のCMRグループ305-aの第1のサブセット中のCMR310の数が第1のCMRグループ305-a中のCMRの数と同じであり(たとえば、M1=K1であり)、第2のCMRグループ305-bの第2のサブセット中のCMR310の数が第2のCMRグループ305-b中のCMRの数と同じである(たとえば、M2=K2である)と決定し得る。ここで、(たとえば、CMR構成300の場合、)UEは、第1のTRPに関連するCMR310の第1のサブセットがCMR310-aと、CMR310-bと、CMR310-cと(たとえば、第1のTRPに関連するCMRグループ305-a中のCMR310のすべて)を含み得ると決定し得る。
【0110】
[0123] 基地局が共同TRP CSI報告と単一TRP CSI報告との間でCMR310を共有することが無効にされることを示すこの例の場合、UEは、サブセットがCMRペア315内のCMR310とは別個であるそれぞれのCMRグループ305内のCMR310を含むと決定し得る。すなわち、基地局は、(たとえば、NCJT仮定と単一TRP仮定との間での)CMR310の共有を無効にするRRCシグナリングを送信し得る。UEは、次いで、いくつかのCMRペア315のいずれかの中に現れる第1のCMRグループ305-a中のCMR310の数(たとえば、N1個のCMR310)といくつかのCMRペア315のいずれかの中に現れる第2のCMRグループ305-b中のCMR310の数(たとえば、N2個のCMR310)とを決定し得る。CMRペア315の間でCMR310が共有されない(たとえば、各CMRペア315がCMR構成300の例に示されているように別個のCMRを含む)場合、CMRペア315中にある各CMRグループ305からのCMR310の数(たとえば、それぞれ、CMRグループ305-aおよび305-bのためのN1およびN2)は、CMRペア315の数(たとえば、N個のCMRペア315)と同じであり得る。CMR310がCMRペア315の間で共有されるいくつかの他の場合、CMRペア315中にある各CMRグループ305からのCMR310の数は、CMRペア315の数以下であり得る。CMRペア中にあるCMR310の数(たとえば、それぞれ、CMRグループ305-aおよび305-bのためのN1およびN2)を決定することに基づいて、UEは、サブセットの各々中のCMR310の数を決定し得る。すなわち、UEは、第1のCMRグループ305-aの第1のサブセット中のCMR310の数が第1のCMRグループ305-a中のCMRの数との間の差であり(たとえば、M1=K1-N1であり)、第2のCMRグループ305-bの第2のサブセット中のCMR310の数が第2のCMRグループ305-b中のCMR310の数とCMRペア315中の第1のCMRグループ305-bからのCMR310の数との間の差である(たとえば、M2=K2-N2である)と決定し得る。
【0111】
[0124] ここで、(たとえば、CMR構成300の場合、)UEは、(たとえば、第1のTRPに関連し、第1のCMRグループ305-aからのCMR310を含む)CMR310の第1のサブセットが、CMR310-cがCMRペア315(たとえば、CMR310-aおよびCMR310-b)に関連するCMRグループ305-a中のCMR310とは別個であることに基づいてCMR310-cを含むと決定し得る。さらに、UEは、(たとえば、第2のTRPに関連し、第2のCMRグループ305-bからのCMR310を含む)CMR310の第2のサブセットが、CMR310-fがCMRペア315(たとえば、CMR310-dおよびCMR310-e)に関連するCMRグループ305-f中のCMR310とは別個であることに基づいてCMR310-fを含むと決定し得る。
【0112】
[0125] 別の例では、CMR310のサブセットの各々(たとえば、CMRグループ305-aの第1のサブセット、CMRグループ305-bの第2のサブセット)を構成するために、基地局は、共同CSI報告のために構成されたCMR310(たとえば、CMRペア315)と単一のCMR310(たとえば、CMRグループ305内の単一のCMR310)との識別子のために同じ値を示す追加の制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)をUEに送信し得る。たとえば、CMR構成300が、共同CSI報告と単一CSI報告との間でCMR310を共有することをサポートする場合、第1のサブセットは、基地局がCMR310-aにCMRペア315-aと同じ識別子を割り当てることに基づいてCMR310-aを含み得る。ここで、基地局は、CMR構成300を再構成することによって(たとえば、CMRグループ305内のCMR310の識別子を再構成することによって、CMRペア315の識別子を再構成することによって)CMR310のサブセットを更新し得る。ここで、UEは、CMRペア315の数(たとえば、N個のCMRペア315)に基づいてサブセットの各々中のCMR310の数を決定し得る。すなわち、UEは、第1のCMRグループ305-aの第1のサブセット中のCMR310の数が第1のCMRグループ305-a中のCMR310の数とCMRペア315の数との間の差であり(たとえば、M1=K1-Nであり)、第2のCMRグループ305-bの第2のサブセット中のCMR310の数が第2のCMRグループ305-b中のCMR310の数とCMRペア315の数との間の差である(たとえば、M2=K2-Nである)と決定し得る。すなわち、各CMRグループ305中の第1のN個のCMR310がCMRペア315のために使用され得るので、各CMRグループ305内のCMR310は、単一のTRP CSI報告のために使用され得る(たとえば、第1のサブセットまたは第2のサブセット内にあり得る)。
【0113】
[0126]
図3Bは、例示的なCSI報告301を示す。UEは、基地局によって構成されたCMR構成300に従ってCMR310を監視することに応答してCSI報告301を生成し得る。CSI報告301は、1つまたは複数のCRI330を含み得、ここで、各CRI330は、CRI330に関連する他のCMR310よりも高い測定信号品質に関連するCMR310を示す。
【0114】
[0127] 各CRI330を示すビット数は、式1で説明したように各CRI330によって示された可能なCMR310の数(たとえば、C個の可能なCMR310)に基づき得る。特に、1つのCMRリソースセット中に2つのCMRグループ305を含んでいるCSI報告設定に関連するCRI330を示すビット数(たとえば、CSI報告301中のCRIのCRIコードポイントまたはビット幅)は、両方のグループ中のCMR310の数(たとえば、Ks個)、各グループ中のCMR310の数(たとえば、K1個およびK2個)、およびCMRペア315の数(たとえば、N個)に依存し得る。追加または代替として、CRI330を示すビット数は、第1のCMRグループ305-a中の、および第2のCMRグループ305-b中の、ならびに両方のCMRグループ305にわたる個々のCMR310として単一TRP仮定のために構成されたCMR310のサブセットの数に基づき得、これは、CMR310のサブセットがどのように構成されるのかに基づき得る。さらに、CRI330を示すビット数は、UEが、(たとえば、1つのCRI330が報告される)NCJT仮定と単一TRP仮定とのうちの最良の1つに関連する1つのCSI301を報告するように構成されるのか、または単一TRP仮定に関連するX個のCSIとNCJT仮定に関連する1つのCSIとを報告するように構成されるのかに基づき得、ここで、Xの構成値は、0、1、または2であり得、X+1個のCRI330が報告される。したがって、各CRI330を示すビット数は、CSI報告301内のCRI330の数と、CRMグループ315の各サブセット内のCRM310の数と、CRMペア315の数とに基づく。
【0115】
[0128] たとえば、UEは、第1のCMRグループ305-aの第1のサブセット内のCMR310のいずれかと、第2のCMRグループ305-bからの第2のサブセット内のCMR310のいずれかと、CMRペア315のいずれかとを示す単一のCRI330-aをCSI報告301内に含むように構成される。ここで、式3で以下に説明されるように、CRI330-aによって示された可能なCMR310の数(たとえば、C個の可能なCMR310)は、第1のサブセット内のCMR310の数(たとえば、M1個のCMR310)と、第2のサブセット内のCMR310の数(たとえば、M2個のCMR310)と、CMRペア315の数(たとえば、N個のCMRペア315)とに基づき得る。
【0116】
【0117】
[0129] UEが、CMRペア315のうちの1つを示す単一のCRI330-aをCSI報告301内に含むように構成される場合、式4で以下に説明されるように、CRI330-aによって示された可能なCMR310の数(たとえば、C個の可能なCMR310)は、CMRペア315の数(たとえば、N個のCMRペア315)に基づき得る。
【0118】
【0119】
[0130] UEがCSI報告301内に2つのCRI330-aおよび330-bを含むように構成される場合、CRI330-aは、CMRペア315のいずれかを示し得、CRI330-bは、第1のサブセットまたは第2のサブセット内のCMR310のいずれかを示し得る。ここで、CRI330-aによって示された可能なCMR310の数は、式4に対応し得る。さらに、CRI330-bによって示されたCMR310の数は、式5で以下に説明され得る。
【0120】
【0121】
[0131] UEが3つのCRI330-a、330-b、および330-cを含むように構成される場合、CRI330-aは、CMRペア315のいずれかを示し得、CRI330-bは、第1のサブセット内のCMR310のいずれかを示し得、CRI330-cは、第3のサブセット内のCMR310のいずれかを示し得る。ここで、CRI330-aは、式4において定義されている可能な数のCMRペア315からの1つのCMRペア315を示し得る。さらに、CRI330-bは、式6で説明されるようにM1個の可能なCMR310を示し得る。
【0122】
【0123】
[0132] さらに、CRI330-cは、式7で説明されるようにM2個の可能なCMR310を示し得る。
【0124】
【0125】
[0133] 場合によっては、追加のRRCシグナリングが、単一TRP測定仮定のために各CSI-RSリソースセットからの(たとえば、各CMRグループ305からの)M個(M≦Ks)のCMR310でUEを構成するために使用される。第1のオプションでは、UEは、単一TRP仮定に関連するX個のCSIとNCJT仮定に関連する1つのCSIとを報告するように構成され得、Xの構成値は、たとえば、0、1、または2であり得、X+1個のCRIを含むCSI報告を生じる。第2のオプションでは、UEは、NCJT仮定と単一TRP仮定とのうちで関連する単一のCSIは、(たとえば、最良のまたは最高のCSI)を報告するように構成され得る。
【0126】
[0134] 追加のRRCシグナリングが、単一TRP仮定のために第1のCMRグループ305-aから(K1個のCMRの中から)M1個のCMR310を選択し、第2のCMRグループ305-bから(K2個のCMR310の中から)M2個のCMR310を選択する場合、第2のオプションでは、CRIコードポイントの数は、(たとえば、式3に関して説明するように)C=M1+M2+Nである。たとえば、(たとえば、CMR310-aおよび310-dを含む)CMRペア315-aと(たとえば、CMR310-bおよび310-eを含む)CMRペア315-bとに対応する2つのNCJT仮定が構成され(たとえば、N=2であり)、追加のRRCシグナリングが、単一TRP測定仮定がCMR310-a、310-c、および310-fに対応することを示す場合、コードポイントの数は、5であり得、したがって、CSI報告301は、5つのコードポイント(たとえば、C=2+1+2)をカバーするために(たとえば、CRI330-a中に)3ビットを含み得る。
【0127】
[0135] 別の例では、追加のRRCシグナリングが、単一TRP仮定のために第1のCMRグループ305-aから(K1個のCMRの中から)M1個のCMR310を選択し、第2のCMRグループ305-bから(K2個のCMR310の中から)M2個のCMR310を選択する場合、第1のオプションでは、CRIコードポイントの数は、Xの値に依存し得る(たとえば、UEは、単一TRP仮定に関連するX個のCSIを報告するように構成される)。X=0である(1つのCRI330が報告される)場合、(たとえば、式4に関して説明するように)C=Nである。X=1である(2つのCRI330が報告される)場合、(たとえば、式5に関して説明するように)C1=Nであり、C2=M1+M2である。X=2である(3つのCRI330が報告される)場合、C1=Nであり、C2=M1であり、C3=M2である。一例では、CMRペア315-aおよび315-bに対応する2つのNCJT仮定が構成され(たとえば、N=2であり)、追加のRRCシグナリングは、単一TRP測定仮定がCMR310-a、310-c、および310-fに対応することを示す場合、X=0(1つのCRI330)である場合、C=2であり、したがって、CSI報告は、2つの可能なコードポイントをカバーするために1ビットを含み得る。X=1(2つのCRI)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=2+1=3(2ビット)であり、したがって、CSI報告は、2つのCRI330(たとえば、2つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、2ビットを含む。X=2(3つのCRI330)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=2(1ビット)であり、C3=1であり(0ビットであり、式1に関して説明したように報告されない)、したがって、CSI報告301は、3つのCRI330(たとえば、3つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、2ビットを含み、第3のフィールドは、0ビットを含む(たとえば、第3のフィールドはCSI報告301から省略され得る)。他の例では、第3のフィールドは、1つまたは複数のビットを含み得、CSI報告301中に含まれ得る。N、M1、およびM2の他の値が構成され、したがって、上記の例において異なる数のコードポイントを生じ得ることに留意されたい。
【0128】
[0136] いくつかの他の場合には、基地局は、(たとえば、NCJT仮定と単一TRP仮定との間での)CMRの共有を有効にするために追加のRRCシグナリングを送信し得る。特に、CSI-RSリソースセット中に構成されたCMR310の場合、基地局は、NCJT測定仮定のためにCMRペア315内に構成されたCMR310を使用して単一TRP測定仮定を有効または無効にするためにRRCシグナリングを送信し得る。共有が有効であるとき、単一TRP測定仮定のうちの1つまたは複数は、NCJT測定仮定に関連するCMRペア315中に含まれるCMR310を使用し得る。第1のオプションでは、UEは、単一TRP仮定に関連するX個のCSIとNCJT仮定に関連する1つのCSIとを報告するように構成され得、Xの構成値は、たとえば、0、1、または2であり得、X+1個のCRIを含むCSI報告を生じる。第2のオプションでは、UEは、NCJT仮定と単一TRP仮定とのうちで関連する単一のCSIは、(たとえば、最良のまたは最高のCSI)を報告するように構成され得る。
【0129】
[0137] 追加のRRCシグナリングが、NCJT仮定と単一TRP仮定との間でのCMR310の共有を有効にする場合、CMR310の各々(たとえば、K1+K2=Ks個のCMR)は、(たとえば、CMRペア315内のCMR310を含む)有効な単一TRP仮定に対応し、UEは、単一TRP仮定のために第1のCMRグループ305-aからのM1個のCMR310(ここで、M1=K1個のCMR310)と第2のCMRグループ305-bからのM2個のCMR310(ここで、M2=K2個のCMR310)とで構成される。さらに、追加のRRCシグナリングが、NCJT仮定と単一TRP仮定との間でのCMR310の共有を無効にする場合、UEは、いくつかのCMRペア315のいずれかの中に現れる第1のCMRグループ305-a中のCMR310の数(たとえば、N1個のCMR310)といくつかのCMRペア315のいずれかの中に現れる第2のCMRグループ305-b中のCMR310の数(たとえば、N2個のCMR310)とを決定し得る。CMRペア315の間でCMR310が共有されない(たとえば、NCJT CSI仮定のためのCMRペア中に現れるCMRに関して共有されない)(たとえば、各CMRペア315がCMR構成300の例に示されているように別個のCMRを含む)場合、CMRペア315中にある各CMRグループ305からのCMR310の数(たとえば、それぞれ、CMRグループ305-aおよび305-bのためのN1およびN2)は、CMRペア315の数(たとえば、N個のCMRペア315)と同じであり得る。CMR310がCMRペア315の間で共有されるいくつかの他の場合、CMRペア315中にある各CMRグループ305からのCMR310の数は、CMRペア315の数以下であり得る。CMRペア中にあるCMR310の数(たとえば、それぞれ、CMRグループ305-aおよび305-bのためのN1およびN2)を決定することに基づいて、UEは、有効な単一TRP仮定の数(たとえば、CMRペアと共有されないCMR)を決定し得る。すなわち、UEは、単一TRP仮定のための第1のCMRグループ305-aからのM1個のCMR310(ここで、M1=K1-N1個のCMR310であり、たとえば、第1のCMRグループ中の共有されていないCMRの数を示す)と第2のCMRグループ305-bからのM2個のCMR310(ここで、M2=K2-N2個のCMR310であり、たとえば、第2のCMRグループ中の共有されていないCMRの数を示す)とで構成され得る。
【0130】
[0138] 第2のオプションでは、CRIコードポイントの数は、(たとえば、式3に関して説明したように)C=M1+M2+Nである。たとえば、(たとえば、CMR310-aおよび310-dを含む)CMRペア315-aと(たとえば、CMR310-bおよび310-eを含む)CMRペア315-bとに対応する2つのNCJT仮定が構成され(たとえば、N=2であり)、共有することが無効にされて、単一TRP測定仮定がCMR310-cおよびCMR310-fに対応する場合、コードポイントの数は、4であり得、したがって、CSI報告301は、4つのコードポイント(たとえば、C=2+1+1)をカバーするために(たとえば、CRI330-a中に)2ビットを含み得る。
【0131】
[0139] 第1のオプションに関連する別の例では、CRIコードポイントの数は、Xの値に依存し得る(たとえば、UEは、単一TRP仮定に関連するX個のCSIを報告するように構成される)。X=0である(1つのCRI330が報告される)場合、(たとえば、式4に関して説明するように)C=Nである。X=1である(2つのCRI330が報告される)場合、(たとえば、式5に関して説明するように)C1=Nであり、C2=M1+M2である。X=2である(3つのCRI330が報告される)場合、C1=Nであり、C2=M1であり、C3=M2である。一例では、(たとえば、CMR310-aおよび310-dを含む)CMRペア315-aと(たとえば、CMR310-bおよび310-eを含む)CMRペア315-bとに対応する2つのNCJT仮定が構成され(たとえば、N=2であり)、したがって、N1=2であり、N2=2であり、M1=K1-N1=3-2=1であり、M2=K2-N2=3-2=1であり、共有は無効にされて、単一TRP測定仮定がCMR310-cおよび310-fに対応することを示す場合、X=0(1つのCRI330)である場合、C=2であり、したがって、CSI報告は、2つの可能なコードポイントをカバーするために1ビットを含み得る。X=1(2つのCRI)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=1+1=2(2ビット)であり、したがって、CSI報告は、2つのCRI330(たとえば、2つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、1ビットを含む。X=2(3つのCRI330)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=1であり(0ビットであり、式1に関して説明したように報告されない)、C3=1であり(0ビットであり、式1に関して説明したように報告されない)、したがって、CSI報告301は、3つのCRI330(たとえば、3つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、0ビットを含み、第3のフィールドは、0ビットを含む(たとえば、第2および第3のフィールドはCSI報告301から省略され得る)。他の例では、第2のフィールドと第3のフィールドとは、1つまたは複数のビットを含み得、CSI報告301中に含まれ得る。N、M1、およびM2の他の値が構成され、したがって、上記の例において異なる数のコードポイントを生じ得ることに留意されたい。
【0132】
[0140] 第1のオプションに関連する別の例では、(たとえば、CMR310-aおよび310-dを含む)CMRペア315-aと(たとえば、CMR310-aおよび310-eを含む)別のCMRペア315とに対応する2つのNCJT仮定が構成され(たとえば、N=2であり)、したがって、N1=1であり、N2=2であり、M1=K1-N1=3-1=2であり、M2=K2-N2=3-2=1であり、共有は無効にされて、単一TRP測定仮定がCMR310-b、310-cおよび310-fに対応する場合、X=0(1つのCRI330)である場合、C=2であり、したがって、CSI報告は、2つの可能なコードポイントをカバーするために1ビットを含み得る。X=1(2つのCRI)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=2+1=3(2ビット)であり、したがって、CSI報告は、2つのCRI330(たとえば、2つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、2ビットを含む。X=2(3つのCRI330)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=2(1ビット)であり、C3=1であり(0ビットであり、式1に関して説明したように報告されない)、したがって、CSI報告301は、3つのCRI330(たとえば、3つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、2ビットを含み、第3のフィールドは、0ビットを含む(たとえば、第3のフィールドはCSI報告301から省略され得る)。他の例では、第3のフィールドは、1つまたは複数のビットを含み得、CSI報告301中に含まれ得る。N、M1、およびM2の他の値が構成され、したがって、上記の例において異なる数のコードポイントを生じ得ることに留意されたい。
【0133】
[0141] 場合によっては、基地局は、単一のTRP CMRとNCJT CMRとのペアのために同じ値のCMR IDを構成することによって単一TRP測定仮定とNCJT測定仮定との間でのCMR310の共有を示し得る。この例では、UEは、各CMRグループ305中の最初のN個のCMR310がNCJTのためだけに使用されると決定し得、UEは、CMRグループ305のN+1のCMR310で開始する単一TRP仮定のためのCMR310を選択し得る。したがって、UEは、Nの値に基づいてMを決定し得、ここで、M1=K1-Nであり、M2=K2-Nである。第1のオプションでは、UEは、単一TRP仮定に関連するX個のCSIとNCJT仮定に関連する1つのCSIとを報告するように構成され得、Xの構成値は、たとえば、0、1、または2であり得、X+1個のCRIを含むCSI報告を生じる。第2のオプションでは、UEは、NCJT仮定と単一TRP仮定とのうちで関連する単一のCSIは、(たとえば、最良のまたは最高のCSI)を報告するように構成され得る。
【0134】
[0142] UEが、単一TRP仮定のために第1のCMRグループ305-aからのM1個のCMR310(ここで、第1のCMRグループ中の有効なsTRP仮定の数に対応するM1=K1-N個のCMR310、たとえば、第1のCMRグループ中のCMRの数からペアの数を減算したもの)と第2のCMRグループ305-bからのM2個のCMR310(ここで、第2のCMRグループ中の有効なsTRP仮定の数に対応するM2=K2-N個のCMR310、たとえば、第2のCMRグループ中のCMRの数からペアの数を減算したもの)とで構成される場合、第2のオプションでは、CRIコードポイントの数は、(たとえば、式3に関して説明したように)C=M1+M2+Nである。たとえば、(たとえば、CMR310-aおよび310-dを含む)CMRペア315-aと(たとえば、CMR310-bおよび310-eを含む)CMRペア315-bとに対応する2つのNCJT仮定が構成され(たとえば、N=2であり)、単一TRP測定仮定がCMR310-cおよび310-fに対応する場合、コードポイントの数は、4であり得、したがって、CSI報告301は、4つのコードポイント(たとえば、C=2+1+1)をカバーするために(たとえば、CRI330-a中に)2ビットを含み得る。
【0135】
[0143] 別の例では、UEが、単一TRP仮定のために第1のCMRグループ305-aから(K1個のCMRの中から)M1個のCMR310と、第2のCMRグループ305-bから(K2個のCMR310の中から)M2個のCMR310とで構成される場合、第1のオプションでは、CRIコードポイントの数は、Xの値に依存し得る(たとえば、UEは、単一TRP仮定に関連するX個のCSIを報告するように構成される)。X=0である(1つのCRI330が報告される)場合、(たとえば、式4に関して説明するように)C=Nである。X=1である(2つのCRI330が報告される)場合、(たとえば、式5に関して説明するように)C1=Nであり、C2=M1+M2である。X=2である(3つのCRI330が報告される)場合、C1=Nであり、C2=M1であり、C3=M2である。一例では、CMRペア315-aおよび315-bに対応する2つのNCJT仮定が構成され(たとえば、N=2であり)、追加のRRCシグナリングは、単一TRP測定仮定がCMR310-cおよび310-fに対応することを示す場合、X=0(1つのCRI330)である場合、C=2であり、したがって、CSI報告は、2つの可能なコードポイントをカバーするために1ビットを含み得る。X=1(2つのCRI)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=1+1=2(2ビット)であり、したがって、CSI報告は、2つのCRI330(たとえば、2つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、1ビットを含む。X=2(3つのCRI330)である場合、C1=2(1ビット)であり、C2=1であり(0ビットであり、式1に関して説明したように報告されない)、C3=1であり(0ビットであり、式1に関して説明したように報告されない)、したがって、CSI報告301は、3つのCRI330(たとえば、3つのCRIフィールド)を含み得、第1のフィールドは、1ビットを含み、第2のフィールドは、0ビットを含み、第3のフィールドは、0ビットを含む(たとえば、第2および第3のフィールドはCSI報告301から省略され得る)。他の例では、第2のフィールドと第3のフィールドとは、1つまたは複数のビットを含み得、CSI報告301中に含まれ得る。N、M1、およびM2の他の値が構成され、したがって、上記の例において異なる数のコードポイントを生じ得ることに留意されたい。
【0136】
[0144]
図4は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCMR構成400の一例を示す。場合によっては、CMR構成400は、
図1~
図3を参照しながら説明されるように(たとえば、制御シグナリングを介して)基地局によってUEに示されるCMR構成の一例であり得る。CMR構成400は、CMRグループ405-aとCMRグループ405-bとを含み得る。場合によっては、CMRグループ405-aは、第1のTRPに関連する(たとえば、基地局に関連する)CMR410のセットであり得る。すなわち、基地局は、第1のTRPを使用してCMRグループ405-a中のCMR410のうちの1つを介して基準信号(たとえば、CSI-RS、CRS)を送信し得る。さらに、CMRグループ405-bは、第2のTRPに関連する(たとえば、基地局に関連する)CMR410のセットであり得る。ここで、基地局は、第2のTRPを使用してCMRグループ405-b中のCMR410のうちの1つを介して基準信号を送信し得る。場合によっては、基地局は、制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してUEにCMRグループ405を示し得る。
【0137】
[0145] 基地局は、(たとえば、制御シグナリングによって)UEが第1のTRPに関連する単一のTRP CSI報告を監視するためのCMRグループ405-a内のCMR410のサブセットと、UEが第2のTRPに関連する単一のTRP CSI報告を監視するためのCMRグループ405-b内のCMR410のサブセットと、UEが共同TRP CSI報告を監視するための1つまたは複数のCMRペア415-aとを示し得る。
【0138】
[0146] CMRグループ405-aからのCMR410の第1のサブセットと、CMRグループ405-bからのCMR410の第2のサブセットと、CMRペア415とを構成するために、基地局は、最初に、CMRグループ405-aとCMRグループ405-bとの内のいくつかのCMR410(たとえば、Ks個のCMR410)を構成し得る。場合によっては、CMRグループ405-aは、第1の数のCMR410(たとえば、K1個のCMR410)を含み、CMRグループ405-bは、第2の数のCMR410(たとえば、K2個のCMR410)を含む。CMRグループ405-aとCMRグループ405-bとを構成することに基づいて、基地局は、UEに、共同TRP CSI報告のためのCMRペア415を示し得る。一例では、基地局は、UEが共同TRP CSI報告について監視することになるCMRペア415の数(たとえば、N個のCMRペア415)を(たとえば、制御シグナリングを介して)示すことによってCMRペア415を示し得る。
【0139】
[0147] CMRグループ405-aおよび405-bを構成し、CMRペア415を構成することに基づいて、基地局は、(たとえば、第1のTRPに関連する単一のTRP CSI測定を決定するために)CMRグループ405-aからCMR410の第1のサブセットを構成し、(たとえば、第2のTRPに関連する単一のTRP CSI測定を決定するために)CMRグループ405-bからCMR410の第2のサブセットを構成し得る。第1のCMRグループ405-aからのCMR410の第1のサブセットは、M1個のCMR410を含み得、第2のCMRグループ405-bからのCMR410の第2のサブセットは、M2個のCMR410を含み得る。
【0140】
[0148] CMR構成400の例では、基地局は、共同TRP CSI報告と単一TRP CSI報告との間でCMR410を共有することが無効にされることを示すことによってCMR410のサブセットを構成し得る。ここで、UEは、サブセットがCMRペア415内のCMR410とは別個であるそれぞれのCMRグループ405内のCMR410を含むと決定し得る。すなわち、基地局は、(たとえば、NCJT仮定と単一TRP仮定との間での)CMR410の共有を無効にするRRCシグナリングを送信し得る。UEは、次いで、いくつかのCMRペア415のいずれかの中に現れる第1のCMRグループ405-a中のCMR410の数(たとえば、N1個のCMR410)といくつかのCMRペア415のいずれかの中に現れる第2のCMRグループ405-b中のCMR410の数(たとえば、N2個のCMR410)とを決定し得る。ここで、CMR410は、CMRペア415の間で共有され、したがって、CMRペア415中の第1のCMRグループ405-aからのCMR410の数は、CMRペア415の数よりも少ない。すなわち、UEは、(たとえば、第1のTRPに関連し、第1のCMRグループ405-aからのCMR410を含む)CMRの第1のサブセットが、CMR410-bおよび410-cがCMRペア415中のCMR410-aとは別個であることに基づいてCMR410-bおよび410-cを含むと決定し得る。さらに、UEは、(たとえば、第2のTRPに関連し、第2のCMRグループ405-bからのCMR410を含む)CMR410の第2のサブセットが、CMR410-fがCMRペア415(たとえば、CMR410-dおよびCMR410-e)に関連するCMRグループ405-f中のCMR410とは別個であることに基づいてCMR410-fを含むと決定し得る。
【0141】
[0149]
図5は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするプロセスフロー500の一例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー500は、
図1~
図4の態様を実装し得る。たとえば、プロセスフロー500は、
図1~
図4を参照しながら説明される基地局とUEとの例であり得る(たとえば、第1のTRPおよび第2のTRPに関連する)基地局505とUE515とを含み得る。
【0142】
[0150] 510において、基地局505は、UE515に制御シグナリングを送信し得る。すなわち、UE515は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信し得る。
【0143】
[0151] 520において、UE515は、510において基地局505から受信された制御シグナリングに基づいてCMRを監視し得る。すなわち、UE515は、測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視し得る。
【0144】
[0152] 525において、UE515は、基地局505にCSI報告を送信し得る。すなわち、UE515は、測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のCRIを示すビット数を含むCSI報告を送信し得、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく。いくつかの例では、ビット数は、1つまたは複数のCRIの数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数とに基づき得る。さらに、第1のTRPまたは第2のTRPのうちの1つに関連するCSI報告内のCRIの数は、0、1、または2であり得る。
【0145】
[0153] 場合によっては、CSI報告中のビット数は、単一のCRIを示し得、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく。いくつかの他の場合、CSI報告中のビット数は、CRIのセットを示し得、ビット数は、CMRペアの数に基づくCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と第1のサブセット中のCMRの第1の数と第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に基づくCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する。
【0146】
[0154] いくつかの他の場合、CSI報告中のビット数は、CRIのセットを示し得、ビット数は、CMRペアの数に基づくCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数に基づくCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数に基づくCRIのセットの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する。いくつかの他の場合、CSI報告中のビット数は、単一のCRIを示し得、ビット数は、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づく。
【0147】
[0155] いくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されていないCMRの第1の数を含み得、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されていないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されていないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである。ここで、CSI報告中のビット数は、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに基づいてCRIのセットを示し得、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づくCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数とに基づくCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する。
【0148】
[0156] いくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されていないCMRの第1の数を含み得、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されていないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されていないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである。ここで、CSI報告中のビット数は、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに基づいてCRIのセットを示し得、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づくCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数に基づくCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数に基づくCRIのセットの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する。
【0149】
[0157] いくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されていないCMRの第1の数を含み得、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されていないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されていないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである。ここで、CSI報告中のビット数は、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに基づいて単一のCRIを示し得、ここで、ビット数は、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づく。
【0150】
[0158] 場合によっては、CSI報告中のビット数は、CRIのセットを示し得、ビット数は、CMRペアの数に基づくCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に基づくCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する。さらに、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る。さらに、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る。
【0151】
[0159] 場合によっては、CSI報告中のビット数は、CRIのセットを示し、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づくCRIのセットの第1のCRI中の第1のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数に基づくCRIのセットの第2のCRI中の第2のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数に基づくCRIのセットの第3のCRI中の第3のビット数とに対応し、ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき、ここで、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づく。
【0152】
[0160] いくつかの例では、CSI報告中のビット数は、単一のCRIを示し得、ここで、ビット数は、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づく。ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき得、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づき得る。
【0153】
[0161]
図6は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするワイヤレス通信システム600の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム600は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム600は、
図1を参照しながら説明されたそれぞれ基地局105およびUE115の例であり得る基地局とUE615とを含み得る。
【0154】
[0162] UE615は、基地局605と通信していることがある。たとえば、UE615と基地局605とは、メッセージ(たとえば、CSI報告625、CSI-RS620)とシグナリング(たとえば、制御シグナリング610)とを交換し得る。場合によっては、基地局605は、2つ以上のTRPを含むかまたはそれに関連付けられ得る。たとえば、基地局605は、UE615との通信のために複数のTRP(たとえば、2つ)に依拠し得る。基地局605は、UE615に制御シグナリング610を送信し得、これは、基地局605との後続の通信のためにUE615を構成し得る。たとえば、制御シグナリング610は、UE615に、CSI報告625を生成するために監視するためにUE615のためのTRPのうちの2つ以上に関連するCMRを示し得る。すなわち、基地局605は、(たとえば、基地局605の第1のTRPに関連する)CMRの第1のサブセットと、(たとえば基地局605の第2のTRPに関連する)CMRの第2のサブセットと、(たとえば、第1のTRPに関連する第1のCMRと第2のTRPに関連する第2のCMRとを含む)CMRの1つまたは複数のペアとを監視することをUE615に示す制御シグナリング610を送信し得る。すなわち、基地局605は、N個のCMRペアを監視することをUE615に示し得る。したがって、UE615は、単一のTRPに関連するCMR(たとえば、第1および第2のサブセット内のCMR)を監視することに基づいて、および共同TRPに関連するCMR(たとえば、CMRペア)を監視することに基づいてCSI報告625を生成し得る。
【0155】
[0163] 制御シグナリング610は、CSI報告625のための構成をさらに示し得る。ある場合には、制御シグナリング610は、CSIの量(たとえば、共同TRP CSI630、単一のTRP CSI635)を示し得る。一例では、制御シグナリング610は、CSI報告625中に単一のCSIを含むことをUE615に示し得る。ここで、UE615は、共同TRP CSI630を含む(たとえば、単一のTRP CSI635を含まない)CSI報告625を送信し得る。UE615が単一の共同TRP CSI630を送信する場合、UE615は、CMRの残りのペアよりも高い測定信号品質を有する(たとえば、監視することをUE615に示した)CMRのペアのうちの1つに関係するCSIを含み得る。別の場合、制御シグナリング610は、CSI報告625中に2つ以上のCSIを含むことをUE615に示し得る。たとえば、制御シグナリング610は、1つの共同TRP CSI630と2つの単一のTRP CSI635とを含むことをUE615に示し得る。ここで、共同TRP CSI630は、UE615によって監視されたCMRペアの各々の最高の測定信号品質を有するCMRペアに対応し得る。さらに、単一のTRP CSI635は、UE615が監視するCMRペアのうちの1つからの単一のCMRに関連するCSIを含み得る。
【0156】
[0164] 制御シグナリング610は、さらに、共同TRP CSI630と単一のTRP CSI635との間でPMIとRIとを共有することをUE615に示し得る。たとえば、基地局605は、上位レイヤ構成を介して共同TRP CSI630と単一のTRP CSI635との間でのPMIとRIとの共有を有効(または、他の場合には、無効)にし得る。追加または代替として、基地局605は、PMIとRIとの共有が有効である(または、他の場合には、無効にされる)ことを動的に示し得る。
【0157】
[0165] 事例1の場合、基地局605は、共同TRP CSI630(たとえば、NCJT CSI)とX個の単一のTRP CSI635とを報告するようにUEを構成し得、さらに、Xを0に設定し得る。この事例1では(たとえば、基地局605が、CSI報告625中の単一のCSI、共同TRP CSI630を含むようにUE615を構成したとき)、共同TRP CSI630と単一のTRP CSI635との間でのPMIとRIとの共有のとき、共同TRP CSI630は、(たとえば、それぞれ、共同TRP CSI630に関連するCMRペア中のCMRのうちの1つに対応する)2つのRIと、(たとえば、それぞれ、共同TRP CSI630に関連するCMRペア中のCMRの1つに対応する)2つのPMIと、CMRペアに関連するCQIとを含み得る。共同TRP CSI630は、CMRペア中の各CMRに関連するCQI(と、たとえば、単一のTRP CSIに関連するCQIと)をさらに含み得る。すなわち、共同TRP CSI630の第1のPMIおよびRIが(たとえば、CMRペアの第2のCMRではなく)第1のCMRと共有されるので、UE615は、(たとえば、第1のCMRに対応する)共同TRP CSI630中の2つのRIのうちの第1のものを使用し、(たとえば、第1のCMRに対応する)共同TRP CSI630中の2つのPMIの第1のものを使用して(たとえば、第1のTRPに関連する)CMRペアのうちの第1のCMRに関連する第1のCQIを計算し得る。さらに、UE615は、(たとえば、第2のCMRに対応する)共同TRP CSI630中の2つのRIのうちの第2のものを使用し、(たとえば、第2のCMRに対応する)共同TRP CSI630中の2つのPMIのうちの第2のものを使用して(たとえば、第2のTRPに関連する)CMRペアのうちの第2のCMRに関連する第2のCQIを計算し得る。
【0158】
[0166] ケース2の場合、基地局605は、共同TRP CSI630(たとえば、NCJT CSI)とX個の単一のTRP CSI635とを報告するようにUEを構成し得、さらに、Xを2に設定し得る。この事例2では(たとえば、基地局605が、CSI報告625中の単一のCSIと、共同TRP CSI630と、両方の単一のTRP CSI635とを含むようにUE615を構成したとき)、基地局605が、共同TRP CSI630と単一のTRP CSI635との間でのPMIとRIとの共有を有効にするとき、共同TRP CSI630は、(たとえば、それぞれ、共同TRP CSI630に関連するCMRペア中のCMRのうちの1つに対応する)2つのRIと、(たとえば、それぞれ、共同TRP CSI630に関連するCMRペア中でCMRのうちの1つに対応する)2つのPMIと、CMRペアに関連するCQIとを含み得る。単一のTRP CSI635の各々が(たとえば、共同TRP CSI630に対応する)CMRペアからのCMRのうちの1つに関連付けられる一例では、CMRペアの第1のCMRに関連する単一のTRP CSI635-aは、(たとえば、第1のCMRに対応する)共同TRP CSI630中に含まれる2つのRIのうちの第1のRIと第1のCMRに関連するCQIとを含み得る。さらに、CMRペアのうちの第2のCMRに関連する単一のTRP CSI635-bは、(たとえば、第2のCMRに対応する)共同TRP CSI630中に含まれる2つのRIのうちの第2のRIと第2のCMRに関連するCQIとを含み得る。ここで、共同TRP CSI630中で報告されるものとして(たとえば、NCJT CSI中で報告されるものとして)PMIとRIとを仮定して単一のTRP CSI635内のCQIの各々が計算されるので、単一のTRP CSI635はPMIを含まないことがある。単一のTRP CSI635の各々が共同TRP CSI630に関連するCMRペアとは別個であるCMRに関連付けられる他の例では、単一のTRP CSI635はそれぞれ、対応するCMRに関連するRIと、PMIと、CQIとを含み得る。
【0159】
[0167] 制御シグナリング610は、さらに、UE615に、共同TRP CSI630のために使用されたのと同じPMIとRIとを使用して(たとえば、共同TRP CSI630に関連する)CMRペアの(たとえば、単一のTRP CSI635のための)1つのCMRに関連するCQIを計算するための構成を示し得る。一例では、基地局605は、ペアのうちの1つのCMRに関連するCQIを計算するときに、(たとえば、ペアの)他のCMRを無視するためにUE615に構成を示す制御シグナリング610を送信し得る。すなわち、UE615は、ペアのうちの1つのCMRに関連するCQIを計算するときにCMRペアの他のCMRを無視し得る(たとえば、考慮しないことがある)。別の例では、基地局605は、ペアのうちの1つのCMRに関連するCQIを計算するときに、干渉測定として他のCMRを使用するためにUE615に構成を示す制御シグナリング610を送信し得る。すなわち、UE615は、1つのCMRに関連するCQIを計算するための非ゼロ電力干渉管理リソース(NZP-IMR)として他のCMRを使用し得る。ある場合には、構成は、ペアからの1つのCMRに関連するCQIを計算するときに(たとえば、CMRペアからの他のCMRに関連する)干渉測定のために他のPMIとRIとを仮定しないようにUE615に示し得る。ここで、UE615は、他のCMRの各ポートが1つの干渉レイヤであると仮定し得る。別の場合には、構成は、ペアからの1つのCMRに関連するCQIを計算するときに(たとえば、CMRペアからの他のCMRに関連する)他のPMIとRIとを適用するようにUE615に示し得る。ここで、UE615は、干渉を決定するために第2のCMRに他のPMIとRIとを適用し得る。たとえば、UE615は、第2のCMRに関連する干渉に基づいてペアから第1のCMRに関連する第1のCQIを計算し得る。さらに、UE615は、第1のCMRに関連する干渉に基づいてペアから第2のCMRに関連する第2のCQIを計算し得る(たとえば、第1および第2のCMR、PMI、およびRIの役割が反転し得る)。
【0160】
[0168] CSI報告625を生成する前に、UE615は、構成されたCSI報告625に関連する占有されたCPUと、アクティブCSI-RSリソースと、アクティブで占有されたCSI-RSポートとの数を決定し得る。すなわち、UE615は、(たとえば、UE615の能力に基づく)CSIのために占有されたCPUと、アクティブCSI-RSリソースと、アクティブで占有されたCSI-RSポートとのしきい値数をサポートし得る。さらに、UE615は、アクティブCSI-RSリソースの合計数がUE615によってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数を超えるか、またはCSI報告に関連するアクティブCSI-RSポート占有の合計数がUE615によってサポートされたアクティブCSI-RSポート占有の定義された数を超える場合に残りのCSIを更新するのを控え得る。したがって、UE615は、(たとえば、CSI報告625に関連する占有されたCPUと、アクティブCSI-RSリソースと、アクティブで占有されたCSI-RSポートとの数がUE615の能力に関連する定義された数を超えないことを保証するために)CSI報告を生成する前に構成されたCSI報告625に関連する占有されたCPUと、アクティブCSI-RSリソースと、アクティブで占有されたCSI-RSポートとの数を決定し得る。
【0161】
[0169] UE615は、NCJT CSI(たとえば、共同TRP CSI630)と単一のTRP CSI635との間でのPMIとRIとの共有で構成され、UE615は、CSI報告625内に単一のCSI(たとえば、CMRペアに関連し、CMRペア内の個々のCMRの各々のためのCQIを含む共同TRP CSI630)を含むように構成されるとき、UE615は、UE615が監視するように構成されたCMRペアの数(たとえば、制御シグナリング610によって構成されたN個のCMRペア)と各CMRが有するポートの数(たとえば、P個のポート)とに基づいて構成されたCSI報告625に関連する占有されたCPUと、アクティブCSI-RSリソースと、アクティブで占有されたCSI-RSポートとの数を決定し得る。一例では、式8に示されているように、UE615は、CMRペアの個々のCMRの各々をさらにカウントすることに基づいてCSI報告625に関連する占有されたCPU(CPUOccupied)と、アクティブCSI-RSリソース(RActive)と、アクティブで占有されたCSI-RSポート(PActive)との数を決定し得る。すなわち、UE615は、2つの追加のCQIを決定し、各NCJT仮定のための仮定のうちの1つのためのCSIを報告し得る。
【0162】
【0163】
[0170] 別の例では、式9で以下に示されているように、UE615は、(たとえば、N個のCMRペアから)1つのNCJT CSI仮定を選択することに基づいてCSI報告625に関連する占有されたCPU(CPUOccupied)と、アクティブCSI-RSリソース(RActive)と、アクティブで占有されたCSI-RSポート(PActive)との数を決定し、(たとえば、選択されなかったCMRペアの個々のCMRをさらにカウントする代わりに)選択されたCMRペアの個々のCMRをカウントし得る。
【0164】
【0165】
[0171] 別の例では、式10で以下に示されているように、UE615は、(たとえば、制御シグナリング610を受信する前に基地局605へのUE能力シグナリング内でUE615によって基地局605に示される)定数(たとえば、Y1およびY2)に基づいてCSI報告625に関連する占有されたCPU(CPUOccupied)と、アクティブCSI-RSリソース(RActive)と、アクティブで占有されたCSI-RSポート(PActive)との数を決定し得る。
【0166】
【0167】
[0172] 別の例では、式11で以下に示されているように、UE615は、PMIとRIとの共有が有効でない場合と同様にCSI報告625に関連する占有されたCPU(CPUOccupied)と、アクティブCSI-RSリソース(RActive)と、アクティブで占有されたCSI-RSポート(PActive)との数を決定し得る。UE615は、さらに、追加の単一のTRP CQIの計算のためのしきい値に基づいて(たとえば、単一のTRP CQIに関連する)2つの追加のCQIの計算複雑性を決定し得る。
【0168】
【0169】
[0173] 場合によっては、UE615は、(たとえば、式11に関して示されたように)CSI報告625に関連する占有されたCPUの数がPMIまたはRIが共有されない場合と同じであると決定し得る。ここで、UE615は、(たとえば、式11と比較して)アクティブリソースまたはポートの増加した数を決定し得る。すなわち、CPUは、PMIの計算の複雑性に関係し得るが、追加の単一のTRP CQIを計算するいくつかの場合では、UE615は、(たとえば、PMIの共有のために)別のPMIを計算しないことがある。
【0170】
[0174]
図7Aは、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCMR構成700の一例を示す。さらに、
図7Bおよび
図7Cは、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする例示的なCSI報告701を示す。場合によっては、CMR構成700は、
図1、
図2、および
図6を参照しながら説明されるように(たとえば、制御シグナリングを介して)基地局によってUEに示されるCMR構成の一例であり得る。さらに、CSI報告701は、
図1、
図2、および
図6を参照しながら説明されるように基地局にUEによって送信されるCSI報告の例であり得る。場合によっては、UEは、CMR構成700で構成され得、CMR構成700に基づいてCSI-RSのためのリソースを監視し得、CMR構成700に関連するリソースを監視することに基づいて(たとえば、基地局に)CSI報告701を送信し得る。
【0171】
[0175]
図7Aは、CMRグループ705-aとCMRグループ705-bとを含むCMR構成700を示す。場合によっては、CMRグループ705-aは、第1のTRPに関連する(たとえば、基地局に関連する)CMR710のセットであり得る。すなわち、基地局は、第1のTRPを使用してCMRグループ705-a中のCMR710のうちの1つを介して基準信号(たとえば、CSI-RS、CRS)を送信し得る。さらに、CMRグループ705-bは、第2のTRPに関連する(たとえば、基地局に関連する)CMR710のセットであり得る。ここで、基地局は、第2のTRPを使用してCMRグループ705-b中のCMR710のうちの1つを介して基準信号を送信し得る。場合によっては、基地局は、制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してUEにCMRグループ705を示し得る。
【0172】
[0176] 基地局は、(たとえば、制御シグナリングによって)UEが第1のTRPに関連する単一のTRP CSI報告を監視するためのCMRグループ705-a内のCMR710のサブセットと、UEが第2のTRPに関連する単一のTRP CSI報告を監視するためのCMRグループ705-b内のCMR710のサブセットと、UEが共同TRP CSI報告を監視するための1つまたは複数のCMRペア715-aとを示し得る。基地局は、さらに、CMRペア715とCMRペア715内の各個のCMR710との間でPMIとRIとを共有するようにUEに示し得る。たとえば、UEは、CMRペア715-aのためのCSIを計算するためにCMR710-aに関連する第1のPMIおよびRIとCMR710-dに関連する第2のPMIおよびRIとを計算し得る。ここで、UEは、(たとえば、CMRペア715-aに関連するCSIのために計算された)第1のPMIおよびRIを使用してCMR710-aに関連するCQIと第2のPMIおよびRIを使用してCMR710-dに関連するCQIとを決定し得る。
【0173】
[0177]
図7Bは、例示的なCSI報告701-aを示す。UEは、基地局によって構成されたCMR構成700に従ってCMR710を監視することに応答してCSI報告701を生成し得る。
【0174】
[0178] 事例1では、基地局が、単一のNCJT CSI(たとえば、共同TRP CSI730-a)とX個の単一のTRP CSI735とを報告するようにUEを構成し、Xを0に設定する(たとえば、UEが単一の共同TRP CSI730-aを報告するように構成される)場合、UEは、CSI報告701-a中に共同TRP CSI730-aと、CQI740-bと、CQI740-cとを含み得る。ここで、UEは、NCJT CSI(たとえば、共同TRP CSI730-a)のための(たとえば、第1のTRPに関連する)RI725-aおよびPMI745-aと(たとえば、第2のTRPに関連する)RI725-bおよびPMI745-bとを決定し得る。UEは、次いで、RI725-aとPMI745-aとを使用してNCJT CSIに関連付けられるCQI740-aを決定し得る。さらに、UEは、RI725-bとPMI745-bとを使用して(たとえば、第2のTRPに関連する)CQI740-bを決定し得る。
【0175】
[0179] 事例1の一例では、共同TRP CSI730-aは、(たとえば、第1のTRPに関連するCMR710-bと第2のTRPに関連するCMR710-eとを含む)CMRペア715-bに関連付けられ得る。ここで、UEは、CMR710-bに基づいてRI725-aとPMI745-aとを決定し、CMR710-eに基づいてRI725-bとPMI745-bとを決定し得る。さらに、UEは、RI725-aおよび725-bとPMI745-aおよび745-bとを使用してCMRペア715-bに関連するCQI740-aを決定し得る。UEは、さらに、(たとえば、共有が有効であることに基づいて)RI725-aとPMI745-aとを使用してCMR710-bに関連するCQI740-bを決定し、RI725-bとPMI745-bとを使用してCMR710-eに関連するCQI740-cを決定し得る。ここで、UEは、CSI報告701-aのパート1中に(たとえば、CMRペア715-bを示す)CRI720-aと、RI725と、CQI740-aとを含み得、UEは、CSI報告701-aのCSIパート2中にPMI745を含み得る。さらに、UEは、(たとえば、CSIパート1またはCSIパート2のいずれかの部分として)CSI報告701-a中にCQI740-bとCQI740-cとを含み得る。いくつかの例では、PMIは、(それがNCJTに属するのかまたはsTRP CSIに属するのかを)CSIパート2中で報告され得る。CSIパート1は、基地局によってCSIパート2を復号するために使用されるフィールドを含み得る。CRIと、RIと、CQIとは、CSIパート1中にあり、一方、PMIとLI(レイヤインジケータ)とは、CSIパート2中にあり、CSIパート1とCSIパート2とは、別々に符号化され得る(たとえば、共同に符号化されないことがある)。CQI740-bおよびCQI740-cは、CSIパート1中にある場合、CRI720-aと、RI725と、CQI740-aと共同に符号化される。CQI740-bおよびCQI740-cは、CSIパート1中にある場合、PMI745と共同に符号化される。
【0176】
[0180] 事例2では、基地局が、単一のNCJT CSI(たとえば、共同TRP CSI730-a)とX個の単一のTRP CSI735とを報告するようにUEを構成し、Xを2に設定し、基地局が、(たとえば、NCJT CSIと単一のTRP CSI735との間での)PMI745とRI725との共有で構成される場合、UEは、CSI報告701-a中に共同TRP CSI730-aと、単一のTRP CSI735-aと、単一のTRP CSI735-bとを含み得る。共同TRP CSI730-aに関連するCMRペア715が第1の単一のTRP CSI735-aに関連する第1のCMR710と第2の単一のTRP CSI735-bに関連する第2のCMR710とを含む場合、CSI報告701-aは、CSI報告701-aに対応し得る。すなわち、CSI報告701-aの例では、(たとえば、単一のTRP CSI735-a中のCRI720-bによって示された)第1のsTRP CSIの選択されたCMR710と(たとえば、単一のTRP CSI735-b中のCRI720-cによって示された)第2のsTRP CSIの選択されたCMR710とは、(たとえば、共同TRP CSI730-a中のCRI720-aによって示された)選択されたCMRペア715と同じである。この例では、UEは、単一のTRP CSI735からCSIパート2(たとえば、PMIを含むCSIパート2の少なくとも部分)を省略し得る。ここで、UEは、共同TRP CSI730-aの第1のRI725-aと同じ第1の単一のTRP CSI735-aのためのRI725-aを含み得る。場合によっては、UEは、単一のTRP CSI735内にLIを含まないことがある(また、それらを共同TRP CSI730-a中に含み得る)。追加または代替として、UEは、単一のTRP CSI735の各々中に共同TRP CSI730-a中で報告されるのと同じLIの値を含み得る。さらに、UEは、共同TRP CSI730-aの第2のRI725-bと同じ第2の単一のTRP CSI735-bのためのRI725-bを含み得る。場合によっては、CSI報告701-aのCSIパート1は、定数であり得、CRI720の値に依存しないので、UEは、(たとえば、単一のTRP CSI735からRI725を省略する代わりに)単一のTRP CSI735中でRI725を報告し得る。
【0177】
[0181]
図7Cは、例示的なCSI報告701-bを示す。UEは、基地局によって構成されたCMR構成700に従ってCMR710を監視することに応答してCSI報告701を生成し得る。CSI報告701-bは、事例2に関連する例示的なCSI報告701-bであり得、ここで、基地局は、単一のNCJT CSI(たとえば、共同TRP CSI730-b)とX個の単一のTRP CSI735とを報告するようにUEを構成し、Xを2に設定し、基地局は、(たとえば、NCJT CSIと単一のTRP CSI735との間での)PMI745とRI725との共有で構成される。したがって、CSI報告701-bは、CSI報告701-b中に共同TRP CSI730-bと、単一のTRP CSI735-cと、単一のTRP CSI735-dとを含み得る。
【0178】
[0182] 共同TRP CSI730-aに関連するCMRペア715が第1の単一のTRP CSI735-cに関連するCMR710とは別個の第1のCMR710と第2の単一のTRP CSI735-dに関連するCMR710とは別個の第2のCMR710とを含む場合、CSI報告701-bは、CSI報告701-aに対応し得る。たとえば、共同TRP CSI730-bは、CMRペア715-aに対応し得、単一のTRP CSI735-cは、CMR710-cに関連付けられ得、単一のTRP CSI735-dは、CMR710-fに対応し得る。ここで、PMI745とRI725とは、NCJT CSI(たとえば、共同TRP CSI730-b)と単一のTRP CSI735との間で共有されないことがある。したがって、(PMI745が共同TRP CSI730-b内のPMI745-および745-dとは別個のものであるので)単一のTRP CSI735の各々は、PMI745を含む。
【0179】
[0183]
図8は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするプロセスフロー800の一例を示す。たとえば、プロセスフロー800は、
図1~
図7を参照しながら説明される基地局とUEとの例であり得る(たとえば、第1のTRPおよび第2のTRPに関連する)基地局805とUE815とを含み得る。
【0180】
[0184] 810において、UE815は、任意選択で、UE815によってサポートされたCPUの定義された(たとえば、しきい値)数と、UE815によってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数と、UE815によってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数とを示すシグナリングを基地局805に送信し得る。
【0181】
[0185] 815において、基地局805は、UE815に制御シグナリングを送信し得る。すなわち、UE815は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信し得る。さらに、基地局805は、第2のCQIと第3のCQIとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを送信し得る。
【0182】
[0186] 820において、UE815は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRを監視し得る。
【0183】
[0187] 830において、UE815は、(たとえば、第2の制御シグナリングによって示された)構成に従って第2のCQIを生成するために第2のCMRから独立して第1のCMRを測定し、構成に従って第3のCQIを生成するために第1のCMRから独立して第2のCMRを測定し得る。追加または代替として、UE815は、構成に従って第2のCQIを生成するために第1のCMRと第2のCMRを介して受信された第1の干渉信号とを測定し、構成に従って第3のCQIを生成するために第2のCMRと第1のCMRを介して受信された第2の干渉信号とを測定し得る。ここで、UE815は、第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために第2のCMRを介して受信された第1の信号に第2のPMIと第2のRIとを適用し得る。さらに、UE815は、第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために第1のCMRを介して受信された第2の信号に第1のPMIと第1のRIとを適用し得る。
【0184】
[0188] 835において、UE815は、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を基地局805に送信し得る。場合によっては、UE815は、CSI報告に関連するCPUの数がUE815によってサポートされたCPUの定義された数以下であることに基づき、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数以下であるCSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数を使用し、UE815によってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数以下であるCSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数を使用して基地局805にCSI報告を送信し得る。UE815は、式8~式11のうちの1つに基づいてCSI報告に関連するCPUと、アクティブCSI-RSリソースと、アクティブCSI-RSポートとの数を決定し得る。
【0185】
[0189]
図9は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするCSI方式900の一例を示す。場合によっては、本明細書で説明されるUEと基地局とは、CSI方式900の1つまたは複数の態様を利用し得る。
【0186】
[0190] CSI方式は、基地局が制御シグナリングを介してUEに示し得るCSI報告構成905を含み得る。CSI報告構成905は、NZP CMRリソースセット910と、CSI-IMリソースセット915と、NZP IMRリソースセット920とを示し得る。場合によっては、CSI報告構成905のためのフレームワークは、1つのリソース設定(たとえば、CMR)へのリンク、2つのリソース設定(たとえば、CMRおよびCSI-IMまたはNZP-IMR)へのリンク、または3つのリソース設定(たとえば、CMR、CSI-IM、およびNZP-IMR)へのリンクを含み得る。ここで、各リソースセット(たとえば、NZP CMRリソースセット910、CSI-IMリソースセット915、NZP IMRリソースセット920)は、1つのアクティブリソースセットを有し得る。たとえば、NZP CMRリソースセット910は、アクティブNZP CMRリソースセットN910-aを含み得る。さらに、CSI-IMリソースセット915は、アクティブCSI-IMリソースセットM915-aを含み得る。さらに、NZP IMRリソースセット920は、アクティブNZP IMRリソースセットS920-aを含み得る。
【0187】
[0191] UEは、NZP CMRリソースセットN910-aに対応するCSIを評価し得る。UEは、次いで、NZP CMRリソースセットN910-aから1つのCMRリソース(たとえば、NZP CMRリソースN1 925-a、NZP CMRリソースN2 925-b)を選択し得る。場合によっては、UEは、さらに、CSI-IMリソース930(たとえば、CSI-IMリソースM1 930-a、CSI-IMリソースM2 930-b)を選択し得る。追加または代替として、UEは、NZP IMRリソース935(たとえば、NZP IMRリソースS1 935-a、NZP IMRリソースS2 935-b)を選択し得る。場合によっては、各CMRリソースは、すべてのNZP IMRリソース935に集合的に関連付けられ得る。UEは、CSIフィードバックの部分としてCRIを報告し得る。すなわち、基地局は、CSI報告に関連するNZP CMRリソース925を決定するためにCRIに依拠し得る。
【0188】
[0192]
図10は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイス1005のブロック
図1000を示す。デバイス1005は、本明細書で説明されるUE115の態様の一例であり得る。デバイス1005は、受信機1010と、送信機1015と、通信マネージャ1020とを含み得る。デバイス1005はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0189】
[0193] 受信機1010は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス1005の他の構成要素に受け渡され得る。受信機1010は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを使用し得る。
【0190】
[0194] 送信機1015は、デバイス1005の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機1015は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機1015は、トランシーバモジュール中で受信機1010とコロケートされ得る。送信機1015は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0191】
[0195] 通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、またはそれらの様々な組合せもしくはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明される単一および共同TRP測定を用いるCSI報告の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0192】
[0196] いくつかの例では、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、ハードウェアにおいて(たとえば、通信管理回路において)実装され得る。ハードウェアは、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする、プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとは、(たとえば、プロセッサによって、メモリに記憶された命令を実行することによって)本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る。
【0193】
[0197] 追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、プロセッサによって実行される(たとえば、通信管理ソフトウェアまたはファームウェアとしての)コードにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるコードで実装される場合、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素の機能は、(たとえば、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする)汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット、ASIC、FPGA、あるいはこれらの任意の組合せまたは他のプログラマブル論理デバイスによって実施され得る。
【0194】
[0198] いくつかの例では、通信マネージャ1020は、受信機1010、送信機1015、またはその両方を使用するかまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ1020は、情報を受信する、情報を送信する、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために受信機1010から情報を受信するか、送信機1015に情報を送るか、または受信機1010、送信機1015、もしくはその両方と組み合わせて統合され得る。
【0195】
[0199] 通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1020は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0196】
[0200] 追加または代替として、通信マネージャ1020は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1020は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0197】
[0201] 本明細書で説明される例による通信マネージャ1020を含むことまたは通信マネージャ1020を構成することによって、デバイス1005(たとえば、受信機1010、送信機1015、通信マネージャ1020、またはそれらの組合せを制御するかまたはさもなければそれに結合されたプロセッサ)は、処理の低減および通信リソースのより効率的な利用のための技法をサポートし得る。
【0198】
[0202]
図11は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイス1105のブロック
図1100を示す。デバイス1105は、本明細書で説明されるデバイス1005またはUE115の態様の一例であり得る。デバイス1105は、受信機1110と、送信機1115と、通信マネージャ1120とを含み得る。デバイス1105はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0199】
[0203] 受信機1110は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス1105の他の構成要素に受け渡され得る。受信機1110は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0200】
[0204] 送信機1115は、デバイス1105の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機1115は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機1115は、トランシーバモジュール中で受信機1110とコロケートされ得る。送信機1115は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0201】
[0205] デバイス1105、またはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明される単一および共同TRP測定を用いるCSI報告の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ1120は、制御シグナリング受信機1125、CMR監視構成要素1130、CSI報告送信機1135、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通信マネージャ1120は、本明細書で説明される通信マネージャ1020の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ1120、またはそれの様々な構成要素は、受信機1110、送信機1115、またはその両方を使用するかまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ1120は、受信機1110から情報を受信するか、送信機1115に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機1110、送信機1115、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0202】
[0206] 通信マネージャ1120は、本明細書で開示される例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御シグナリング受信機1125は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CMR監視構成要素1130は、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CSI報告送信機1135は、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはそれをサポートし得る。
【0203】
[0207] 追加または代替として、通信マネージャ1120は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御シグナリング受信機1125は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CMR監視構成要素1130は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CSI報告送信機1135は、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0204】
[0208]
図12は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする通信マネージャ1220のブロック
図1200を示す。通信マネージャ1220は、本明細書で説明される通信マネージャ1020、通信マネージャ1120、またはその両方の態様の一例であり得る。通信マネージャ1220、またはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明される単一および共同TRP測定を用いるCSI報告の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ1220は、制御シグナリング受信機1225、CMR監視構成要素1230、CSI報告送信機1235、UEサポートシグナリング構成要素1240、CMR測定構成要素1245、またはそれらの任意の組合せを含み得る。これらの構成要素の各々は、直接または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信し得る。
【0205】
[0209] 通信マネージャ1220は、本明細書で開示される例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御シグナリング受信機1225は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CMR監視構成要素1230は、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CSI報告送信機1235は、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0206】
[0210] いくつかの例では、CSI報告を送信することをサポートするために、CSI報告送信機1235は、単一のチャネルリソースインジケータ(single channel resource indicator)を示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0207】
[0211] いくつかの例では、CSI報告を送信することをサポートするために、CSI報告送信機1235は、複数のチャネルリソースインジケータのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ビット数は、CMRペアの数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と第1のサブセット中のCMRの第1の数と第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0208】
[0212] いくつかの例では、CSI報告を送信することをサポートするために、CSI報告送信機1235は、複数のチャネルリソースインジケータのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ビット数は、CMRペアの数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数に基づく複数のチャネルリソースインジケータセットの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0209】
[0213] いくつかの例では、CSI報告を送信することをサポートするために、CSI報告送信機1235は、単一のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ビット数は、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0210】
[0214] いくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されていないCMRの第1の数を含み、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されていないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されていないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである。いくつかの例では、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに基づいて複数のチャネルリソースインジケータのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信することをさらに含む、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数とに基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する。
【0211】
[0215] いくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されていないCMRの第1の数を含み、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されていないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されていないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである。いくつかの例では、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに基づいて複数のチャネルリソースインジケータのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信することをさらに含む、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応する。
【0212】
[0216] いくつかの例では、第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されていないCMRの第1の数を含み、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されていないCMRの第2の数を含み、ここで、共有されていないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである。いくつかの例では、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに基づいて単一のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信することをさらに含み、ここで、ビット数は、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づく。
【0213】
[0217] いくつかの例では、CSI報告を送信することをサポートするために、CSI報告送信機1235は、複数のチャネルリソースインジケータのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数とに対応する、ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき、ここで、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0214】
[0218] いくつかの例では、CSI報告を送信することをサポートするために、CSI報告送信機1235は、複数のチャネルリソースインジケータのセットを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第1のチャネルリソースインジケータ中の第1のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第2のチャネルリソースインジケータ中の第2のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数に基づく複数のチャネルリソースインジケータのセットの第3のチャネルリソースインジケータ中の第3のビット数とに対応し、ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき、ここで、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0215】
[0219] いくつかの例では、CSI報告を送信することをサポートするために、CSI報告送信機1235は、単一のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に基づき、ここで、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に基づき、ここで、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0216】
[0220] いくつかの例では、ビット数は、1つまたは複数のチャネルリソースインジケータの数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数とに基づく。
【0217】
[0221] いくつかの例では、第1のTRPまたは第2のTRPのうちの1つに関連するCSI報告内のチャネルリソースインジケータの数は、0、1、または2である。
【0218】
[0222] 追加または代替として、通信マネージャ1220は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。いくつかの例では、制御シグナリング受信機1225は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CMR監視構成要素1230は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CSI報告送信機1235は、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0219】
[0223] いくつかの例では、制御シグナリング受信機1225は、第2のCQIと第3のCQIとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここで、CSI報告を送信することは、第2の制御シグナリングを受信することに基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0220】
[0224] いくつかの例では、CMR測定構成要素1245は、構成に従って第2のCQIを生成するために第2のCMRから独立して第1のCMRを測定するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CMR測定構成要素1245は、構成に従って第3のCQIを生成するために第1のCMRから独立して第2のCMRを測定するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0221】
[0225] いくつかの例では、CMR測定構成要素1245は、構成に従って第2のCQIを生成するために第1のCMRと第2のCMRを介して受信された第1の干渉信号とを測定するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CMR測定構成要素1245は、構成に従って第3のCQIを生成するために第2のCMRと第1のCMRを介して受信された第2の干渉信号とを測定するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0222】
[0226] いくつかの例では、CMR測定構成要素1245は、第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために第2のCMRを介して受信された第1の信号に第2のPMIと第2のRIとを適用するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CMR測定構成要素1245は、第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために第1のCMRを介して受信された第2の信号に第1のPMIと第1のRIとを適用するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0223】
[0227] いくつかの例では、UEサポートシグナリング構成要素1240は、UEによってサポートされたCPUの定義された数と、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数と、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここで、CSI報告を送信することは、UEによってサポートされたCPUの定義された数以下であるCSI報告に関連するいくつかのCPUを使用し、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数以下であるCSI報告に関連するいくつかのアクティブCSI-RSリソースを使用し、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数以下であるCSI報告に関連するいくつかのアクティブCSI-RSポートを使用する、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0224】
[0228] いくつかの例では、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示す。いくつかの例では、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数とCMRのペアの数内の個々のCMRの数とに基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数とCMRのペアの数内の個々のCMRの数とに基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、CMRのペアの数内の個々のCMRの数と、各CMRに関連するポートの数とに基づく。
【0225】
[0229] いくつかの例では、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示す。いくつかの例では、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数と共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアとに基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数と共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアとに基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアと、各CMRに関連するポートの数とに基づく。
【0226】
[0230] いくつかの例では、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示す。いくつかの例では、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数とシグナリング中に示された第1の定数とに基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数とシグナリング中に示された第2の定数とに基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、シグナリング中に示された第2の定数と、各CMRに関連するポートの数とに基づく。
【0227】
[0231] いくつかの例では、シグナリングを送信することは、UEによってサポートされた追加のCQIの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに含む。いくつかの例では、CSI報告に関連する追加のCQIの計算の数は、UEによってサポートされた追加のCQIの計算の定義された数以下である。いくつかの例では、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも含むCMRのペアの数を示す。いくつかの例では、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数に基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数に基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と各CMRに関連するポートの数とに基づく。いくつかの例では、CSI報告に関連する追加のCQIの計算の数は、共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアとに基づく。
【0228】
[0232] いくつかの例では、制御シグナリング受信機1225は、CSI報告がCMRのペアに関連する共同TRP CSIと、第1のCMRに関連する第1の単一のTRP CSIと、第2のCMRに関連する第2の単一のTRP CSIとを含むことを示す第2の制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得、ここで、CSI報告を送信することはさらに含む。いくつかの例では、CSI報告送信機1235は、共同TRP CSIに関連するCSI報告の第1の部分内で、第1のRIと、第2のRIと、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のCQIとを送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CSI報告送信機1235は、第1の単一のTRP CSIに関連するCSI報告の第2の部分内で、第2のCQIと第1のRIとを送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CSI報告送信機1235は、第2の単一のTRP CSIに関連するCSI報告の第3の部分内で、第3のCQIと第2のRIとを送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0229】
[0233] いくつかの例では、制御シグナリング受信機1225は、第2のCSI報告がCMRのペアに関連する第2の共同TRP CSIと、CMRのペアとは別個の第1のCMRに関連する第1の単一のTRP CSIと、CMRのペアとは別個の第2のCMRに関連する第2の単一のTRP CSIとを含むことを示す第2の制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CMR監視構成要素1230は、第3のPMIと、第4のPMIと、第3のRIと、第4のRIとを含む第2の共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CMR監視構成要素1230は、第5のPMIと第5のRIとを含む第1の単一のTRP CSIを生成するために第1のCMRを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CMR監視構成要素1230は、第6のPMIと第6のRIとを含む第2の単一のTRP CSIを生成するために第2のCMRを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。いくつかの例では、CSI報告送信機1235は、第2の共同TRP CSIと、第1のTRP CSIと、第2の単一のTRP CSIとを含む第2のCSI報告を送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0230】
[0234] いくつかの例では、第2のCQIと第3のCQIとは、CSI報告の第1の部分中に含まれる。さらに、第2のCQIと第3のCQIとは、CMRのペアに関連する第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIと、CRIとで共同に符号化され得る。
【0231】
[0235]
図13は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイス1305を含むシステム1300の図を示す。デバイス1305は、本明細書で説明されるデバイス1005、デバイス1105、またはUE115の構成要素の一例であるか、またはこれらを含み得る。デバイス1305は、1つまたは複数の基地局105、UE115、またはそれらの任意の組合せとワイヤレス通信し得る。デバイス1305は、通信マネージャ1320、入出力(I/O)コントローラ1310、トランシーバ1315、アンテナ1325、メモリ1330、コード1335、およびプロセッサ1340など、通信を送信および受信するための構成要素を含む双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、電子通信しているか、またはさもなければ1つまたは複数のバス(たとえば、バス1345)を介して(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合され得る。
【0232】
[0236] I/Oコントローラ1310は、デバイス1305のための入力信号および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ1310は、デバイス1305に組み込まれていない周辺装置をも管理し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1310は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1310は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなど、オペレーティングシステムを利用し得る。追加または代替として、I/Oコントローラ1310は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、またはそれらと対話し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1310は、プロセッサ1340など、プロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合には、ユーザは、I/Oコントローラ1310を介して、またはI/Oコントローラ1310によって制御されるハードウェア構成要素を介してデバイス1305と対話し得る。
【0233】
[0237] いくつかの場合には、デバイス1305は、単一のアンテナ1325を含み得る。しかしながら、いくつかの他の場合には、デバイス1305は、複数個のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ1325を有し得る。トランシーバ1315は、本明細書で説明されたように、1つまたは複数のアンテナ1325、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1315は、ワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ1315は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために1つまたは複数のアンテナ1325に提供するための、および1つまたは複数のアンテナ1325から受信されたパケットを復調するためのモデムをも含み得る。トランシーバ1315またはトランシーバ1315と1つまたは複数のアンテナ1325とは、本明細書で説明される送信機1015、送信機1115、受信機1010、受信機1110、またはそれらの任意の組合せもしくはそれらの構成要素の一例であり得る。
【0234】
[0238] メモリ1330は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ1330は、プロセッサ1340によって実行されたとき、デバイス1305に本明細書で説明される様々な機能を実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1335を記憶し得る。コード1335は、システムメモリまたは別のタイプのメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、コード1335は、プロセッサ1340によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実施させ得る。いくつかの場合には、メモリ1330は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得る基本I/Oシステム(BIOS)を含んでいることがある。
【0235】
[0239] プロセッサ1340は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ1340は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。いくつかの他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ1340に組み込まれ得る。プロセッサ1340は、様々な機能(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする機能またはタスク)をデバイス1305に実施させるための、メモリ(たとえば、メモリ1330)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。たとえば、デバイス1305またはデバイス1305の構成要素は、プロセッサ1340とプロセッサ1340に結合されたメモリ1330とを含み得、プロセッサ1340とメモリ1330とは、本明細書で説明される様々な機能を実施するように構成される。
【0236】
[0240] 通信マネージャ1320は、本明細書で開示される例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1320は、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1320は、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1320は、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0237】
[0241] 追加または代替として、通信マネージャ1320は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1320は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1320は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1320は、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0238】
[0242] 本明細書で説明される例に従って通信マネージャ1320を含むかまたはそれを構成することによって、デバイス1305は、通信リソースのより効率的な利用のための技法をサポートし得る。
【0239】
[0243] いくつかの例では、通信マネージャ1320は、トランシーバ1315、1つまたは複数のアンテナ1325、あるいはそれらの任意の組合せを使用するかまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。通信マネージャ1320は、別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ1320を参照しながら説明される1つまたは複数の機能は、プロセッサ1340、メモリ1330、コード1335、またはそれらの任意の組合せによってサポートされるかまたはそれらによって実施され得る。たとえば、コード1335は、本明細書で説明されるように単一および共同TRP測定を用いるCSI報告の様々な態様をデバイス1305に実施させるようにプロセッサ1340によって実行可能な命令を含み得るか、またはプロセッサ1340およびメモリ1330は、そのような動作を実施もしくはサポートするように他の方法で構成され得る。
【0240】
[0244]
図14は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイス1405のブロック
図1400を示す。デバイス1405は、本明細書で説明される(たとえば、1つまたは複数のTRPを含む)基地局105の態様の一例であり得る。デバイス1405は、受信機1410と、送信機1415と、通信マネージャ1420とを含み得る。デバイス1405はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
【0241】
[0245] 受信機1410は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス1405の他の構成要素に受け渡され得る。受信機1410は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0242】
[0246] 送信機1415は、デバイス1405の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機1415は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機1415は、トランシーバモジュール中で受信機1410とコロケートされ得る。送信機1415は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0243】
[0247] 通信マネージャ1420、受信機1410、送信機1415、またはそれらの様々な組合せもしくはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明される単一および共同TRP測定を用いるCSI報告の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ1420、受信機1410、送信機1415、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0244】
[0248] いくつかの例では、通信マネージャ1420、受信機1410、送信機1415、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、ハードウェアにおいて(たとえば、通信管理回路において)実装され得る。ハードウェアは、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする、プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサおよびプロセッサと結合されたメモリは、(たとえば、プロセッサによって、メモリに格納された命令を実行することによって)本明細書に説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る。
【0245】
[0249] 追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ1420、受信機1410、送信機1415、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、プロセッサによって実行される(たとえば、通信管理ソフトウェアまたはファームウェアとしての)コードにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるコードで実装される場合、通信マネージャ1420、受信機1410、送信機1415、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素の機能は、(たとえば、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする)汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット、ASIC、FPGA、あるいはこれらの任意の組合せまたは他のプログラマブル論理デバイスによって実施され得る。
【0246】
[0250] いくつかの例では、通信マネージャ1420は、受信機1410、送信機1415、またはその両方を使用するかまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ1420は、受信機1410から情報を受信するか、送信機1415に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機1410、送信機1415、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0247】
[0251] 通信マネージャ1420は、本明細書で開示される例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1420は、UEに、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1420は、UEから、1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を受信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0248】
[0252] 追加または代替として、通信マネージャ1420は、本明細書に開示された例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1420は、UEに、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。通信マネージャ1420は、UEから、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0249】
[0253] 本明細書で説明される例による通信マネージャ1420を含むことまたは通信マネージャ1420を構成することによって、デバイス1405(たとえば、受信機1410、送信機1415、通信マネージャ1420、またはそれらの組合せを制御するかまたはさもなければそれらに結合されたプロセッサ)は、通信リソースの効率的な利用のための技法をサポートし得る。
【0250】
[0254]
図15は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートするデバイス1505のブロック
図1500を示す。デバイス1505は、本明細書で説明されるデバイス1405または基地局105の態様の一例であり得る。デバイス1505は、受信機1510と、送信機1515と、通信マネージャ1520とを含み得る。デバイス1505はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
【0251】
[0255] 受信機1510は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス1505の他の構成要素に受け渡され得る。受信機1510は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0252】
[0256] 送信機1515は、デバイス1505の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機1515は、様々な情報チャネル(たとえば、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機1515は、トランシーバモジュール中で受信機1510とコロケートされ得る。送信機1515は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0253】
[0257] デバイス1505、またはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明される単一および共同TRP測定を用いるCSI報告の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ1520は、制御シグナリング送信機1525、CSI報告受信機1530、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通信マネージャ1520は、本明細書で説明される通信マネージャ1420の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ1520、またはそれの様々な構成要素は、受信機1510、送信機1515、またはその両方を使用するかまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ1520は、受信機1510から情報を受信するか、送信機1515に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機1510、送信機1515、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0254】
[0258] 通信マネージャ1520は、本明細書で開示される例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御シグナリング送信機1525は、UEに、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CSI報告受信機1530は、UEから、1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を受信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0255】
[0259] 追加または代替として、通信マネージャ1520は、本明細書に開示された例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御シグナリング送信機1525は、UEに、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを送信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。CSI報告受信機1530は、UEから、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければそれをサポートし得る。
【0256】
[0260]
図16は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1600の動作は、
図1~
図13を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0257】
[0261] 1605において、本方法は、共同TRPチャネル測定のために、第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを含む1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信することを含み得る。1605の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1605の動作の態様は、
図12を参照しながら説明された制御シグナリング受信機1225によって実施され得る。
【0258】
[0262] 1610において、本方法は、複数の測定のセットを生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視することを含み得る。1610の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1610の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR監視構成要素1230によって実施され得る。
【0259】
[0263] 1615において、本方法は、複数の測定のセットのうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のチャネルリソースインジケータを示すビット数を含むCSI報告を送信すること、ここで、ビット数は、CMRペアの数に基づく、を行うことを含み得る。1615の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1615の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCSI報告送信機1235によって実施され得る。
【0260】
[0264]
図17は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1700の動作は、
図1~
図13を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0261】
[0265] 1705において、本方法は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することを含み得る。1705の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1705の動作の態様は、
図12を参照しながら説明された制御シグナリング受信機1225によって実施され得る。
【0262】
[0266] 1710において、本方法は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することを含み得る。1710の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1710の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR監視構成要素1230によって実施され得る。
【0263】
[0267] 1715において、本方法は、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信することを含み得る。1715の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1715の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCSI報告送信機1235によって実施され得る。
【0264】
[0268]
図18は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法1800を示すフローチャートを示す。方法1800の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1800の動作は、
図1~
図13を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0265】
[0269] 1805において、本方法は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することを含み得る。1805の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1805の動作の態様は、
図12を参照しながら説明された制御シグナリング受信機1225によって実施され得る。
【0266】
[0270] 1810において、本方法は、第2のCQIと第3のCQIとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信することを含み得る。1810の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1810の動作の態様は、
図12を参照しながら説明された制御シグナリング受信機1225によって実施され得る。
【0267】
[0271] 1815において、本方法は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することを含み得る。1815の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1815の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR監視構成要素1230によって実施され得る。
【0268】
[0272] 1820において、本方法は、構成に従って第2のCQIを生成するために第2のCMRから独立して第1のCMRを測定することを含み得る。1820の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1820の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR測定構成要素1245によって実施され得る。
【0269】
[0273] 1825において、本方法は、構成に従って第3のCQIを生成するために第1のCMRから独立して第2のCMRを測定することを含み得る。1825の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1825の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR測定構成要素1245によって実施され得る。
【0270】
[0274] 1830において、本方法は、第2の制御シグナリングを受信したことに基づいて、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信することを含み得る。1830の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1830の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCSI報告送信機1235によって実施され得る。
【0271】
[0275]
図19は、本開示の態様による、単一および共同TRP測定を用いるCSI報告をサポートする方法1900を示すフローチャートを示す。方法1900の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1900の動作は、
図1~
図13を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0272】
[0276] 1905において、本方法は、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIとは、CMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することを含み得る。1905の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1905の動作の態様は、
図12を参照しながら説明された制御シグナリング受信機1225によって実施され得る。
【0273】
[0277] 1910において、本方法は、第2のCQIと第3のCQIとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信することを含み得る。1910の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1910の動作の態様は、
図12を参照しながら説明された制御シグナリング受信機1225によって実施され得る。
【0274】
[0278] 1915において、本方法は、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを含む共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することを含み得る。1915の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1915の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR監視構成要素1230によって実施され得る。
【0275】
[0279] 1920において、本方法は、構成に従って第2のCQIを生成するために第1のCMRと第2のCMRを介して受信された第1の干渉信号とを測定することを含み得る。1920の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1920の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR測定構成要素1245によって実施され得る。
【0276】
[0280] 1925において、本方法は、構成に従って第3のCQIを生成するために第2のCMRと第1のCMRを介して受信された第2の干渉信号とを測定することを含み得る。1925の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1925の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCMR測定構成要素1245によって実施され得る。
【0277】
[0281] 1930において、本方法は、第2の制御シグナリングを受信したことに基づいて、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを含むCSI報告を送信することを含み得る。1930の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1930の動作の態様は、
図12を参照しながら説明されたCSI報告送信機1235によって実施され得る。
【0278】
[0282] 以下は、本開示の態様の概観を提供する。
【0279】
[0283] 態様1:UEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを備える1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを受信することと、複数の測定を生成するためにCMRの第1のサブセットと、CMRの第2のサブセットと、1つまたは複数のCMRペアとを監視することと、複数の測定のうちの少なくとも1つに関連する1つまたは複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信することと、ここにおいて、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく、を備える、方法。
【0280】
[0284] 態様2:CSI報告を送信することは、単一のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信すること、ここにおいて、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様1に記載の方法。
【0281】
[0285] 態様3:CSI報告を送信することは、複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信すること、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第1のCRI中の第1のビット数と第1のサブセット中のCMRの第1の数と第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する、をさらに備える、態様1に記載の方法。
【0282】
[0286] 態様4:CSI報告を送信することは、複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信すること、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第2のCRI中の第2のビット数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する、をさらに備える、態様1に記載の方法。
【0283】
[0287] 態様5:CSI報告を送信することは、単一のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信すること、ビット数は、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様1に記載の方法。
【0284】
[0288] 態様6:第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されてないCMRの第1の数を備え、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されてないCMRの第2の数を備え、ここにおいて、共有されてないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数とに少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する、態様1に記載の方法。
【0285】
[0289] 態様7:第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されてないCMRの第1の数を備え、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されてないCMRの第2の数を備え、ここにおいて、共有されてないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第1のCRI中の第1のビット数と、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第2のCRI中の第2のビット数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する、態様1に記載の方法。
【0286】
[0290] 態様8:第1のサブセットは、第1のCMRグループ中の共有されてないCMRの第1の数を備え、第2のサブセットは、第2のCMRグループ中の共有されてないCMRの第2の数を備え、ここにおいて、共有されてないCMRは、1つまたは複数のCMRペア内のCMRとは別個のCMRである、CSI報告を送信することは、CMRの共有が単一TRPチャネル測定と共同TRPチャネル測定との間で無効にされることを示す制御シグナリングに少なくとも部分的に基づいて単一のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信することをさらに備える、ここにおいて、ビット数は、第1のサブセット中の共有されていないCMRの第1の数と、第2のサブセット中の共有されていないCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に少なくとも部分的に基づく、態様1に記載の方法。
【0287】
[0291] 態様9:CSI報告を送信することは、複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信すること、ここにおいて、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第1のCRI中の第1のビット数と単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数との和に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第2のCRI中の第2のビット数とに対応する、ここにおいて、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様1に記載の方法。
【0288】
[0292] 態様10:CSI報告を送信することは、複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信すること、ここにおいて、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第1のCRI中の第1のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第2のCRI中の第2のビット数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数に少なくとも部分的に基づく複数のCRIの第3のCRI中の第3のビット数とに対応する、ここにおいて、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様1に記載の方法。
【0289】
[0293] 態様11:CSI報告を送信することは、単一のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を送信すること、ここにおいて、ビット数は、単一TRPチャネル測定のための第1のサブセット中のCMRの第1の数と、単一TRPチャネル測定のための第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数との和に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、CMRの第1の数は、第1のCMRグループ中のCMRの第3の数とCMRペアの数との間の差に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、CMRの第2の数は、第2のCMRグループ中のCMRの第4の数とCMRペアの数との間の差に少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様1に記載の方法。
【0290】
[0294] 態様12:ビット数は、1つまたは複数のCRIの数と、第1のサブセット中のCMRの第1の数と、第2のサブセット中のCMRの第2の数と、CMRペアの数とに少なくとも部分的に基づく、態様1~11のいずれかに記載の方法。
【0291】
[0295] 態様13:第1のTRPまたは第2のTRPのうちの1つに関連するCSI報告内のCRIの数は、0、1、または2である、態様1~12のいずれかに記載の方法。
【0292】
[0296] 態様14:UEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを受信することと、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIとを備える共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することと、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを備えるCSI報告を送信することとを備える、方法。
【0293】
[0297] 態様15:第2のCQIと第3のCQIとを計算するための構成を示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、CSI報告を送信することは、第2の制御シグナリングを受信することに少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様14に記載の方法。
【0294】
[0298] 態様16:構成に従って第2のCQIを生成するために第2のCMRから独立して第1のCMRを測定することと、構成に従って第3のCQIを生成するために第1のCMRから独立して第2のCMRを測定することとをさらに備える、態様15に記載の方法。
【0295】
[0299] 態様17:構成に従って第2のCQIを生成するために第1のCMRと第2のCMRを介して受信された第1の干渉信号とを測定することと、構成に従って第3のCQIを生成するために第2のCMRと第1のCMRを介して受信された第2の干渉信号とを測定することとをさらに備える、態様15に記載の方法。
【0296】
[0300] 態様18:第1の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために第2のCMRを介して受信された第1の信号に第2のPMIと第2のRIとを適用することと、第2の干渉信号によって生じた干渉レベルを測定するために第1のCMRを介して受信された第2の信号に第1のPMIと第1のRIとを適用することとをさらに備える、態様17に記載の方法。
【0297】
[0301] 態様19:UEによってサポートされたCPUの定義された数と、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数と、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数とを示すシグナリングを送信すること、ここにおいて、CSI報告を送信することは、UEによってサポートされたCPUの定義された数以下であるCSI報告に関連するいくつかのCPUを使用し、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSリソースの定義された数以下であるCSI報告に関連するいくつかのアクティブCSI-RSリソースを使用し、UEによってサポートされたアクティブCSI-RSポートの定義された数以下であるCSI報告に関連するいくつかのアクティブCSI-RSポートを使用する、をさらに備える、態様14~18のいずれかに記載の方法。
【0298】
[0302] 態様20:制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも備えるCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数とCMRのペアの数内の個々のCMRの数とに少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数とCMRのペアの数内の個々のCMRの数とに少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、CMRのペアの数内の個々のCMRの数と、各CMRに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、態様19に記載の方法。
【0299】
[0303] 態様21:制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも備えるCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数と共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアとに少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数と共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアとに少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアと、各CMRに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、態様19に記載の方法。
【0300】
[0304] 態様22:制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも備えるCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数とシグナリング中に示された第1の定数とに少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数とシグナリング中に示された第2の定数とに少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と、シグナリング中に示された第2の定数と、各CMRに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づく、態様19に記載の方法。
【0301】
[0305] 態様23:シグナリングを送信することは、UEによってサポートされた追加のCQIの計算の定義された数を示すシグナリングを送信することをさらに備え、CSI報告に関連する追加のCQIの計算の数は、UEによってサポートされた追加のCQIの計算の定義された数以下であり、制御シグナリングは、CMRのペアを少なくとも備えるCMRのペアの数を示し、CSI報告に関連するCPUの数は、CMRのペアの数に少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSリソースの数は、CMRのペアの数に少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連するアクティブCSI-RSポートの数は、CMRのペアの数と各CMRに関連するポートの数とに少なくとも部分的に基づき、CSI報告に関連する追加のCQIの計算の数は、共同TRP CSIを生成するために測定されたCMRのペアに少なくとも部分的に基づく、態様19に記載の方法。
【0302】
[0306] 態様24:CSI報告がCMRのペアに関連する共同TRP CSIと、第1のCMRに関連する第1の単一のTRP CSIと、第2のCMRに関連する第2の単一のTRP CSIとを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信すること、ここにおいて、CSI報告を送信することは、共同TRP CSIに関連するCSI報告の第1の部分内で、第1のRIと、第2のRIと、第1のPMIと、第2のPMIと、第1のCQIとを送信することと、第1の単一のTRP CSIに関連するCSI報告の第2の部分内で、第2のCQIと第1のRIとを送信することと、第2の単一のTRP CSIに関連するCSI報告の第3の部分内で、第3のCQIと第2のRIとを送信することとをさらに備える、をさらに備える、態様14~23のいずれかに記載の方法。
【0303】
[0307] 態様25:第2のCSI報告がCMRのペアに関連する第2の共同TRP CSIと、CMRのペアとは別個の第1のCMRに関連する第1の単一のTRP CSIと、CMRのペアとは別個の第2のCMRに関連する第2の単一のTRP CSIとを備えることを示す第2の制御シグナリングを受信することと、第3のPMIと、第4のPMIと、第3のRIと、第4のRIとを備える第2の共同TRP CSIを生成するためにCMRのペアを監視することと、第5のPMIと第5のRIとを備える第1の単一のTRP CSIを生成するために第1のCMRを監視することと、第6のPMIと第6のRIとを備える第2の単一のTRP CSIを生成するために第2のCMRを監視することと、第2の共同TRP CSIと、第1のTRP CSIと、第2の単一のTRP CSIとを備える第2のCSI報告を送信することとをさらに備える、態様14~24のいずれかに記載の方法。
【0304】
[0308] 態様26:第2のCQIと第3のCQIとは、CSI報告の第1の部分中に含まれ、第2のCQIと第3のCQIとは、CMRのペアに関連する第1のPMIと、第2のPMIと、第1のRIと、第2のRIと、第1のCQIと、CRIとで共同に符号化される、態様14~24のいずれかに記載の方法。
【0305】
[0309] 態様27:基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、UEに、共同TRPチャネル測定のために第1のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第1のCMRグループ中のCMRの第1のサブセットと、第2のTRPに関連する単一TRPチャネル測定のための第2のCMRグループ中のCMRの第2のサブセットと、第1のCMRグループと第2のCMRグループとの各々からのCMRを備える1つまたは複数のCMRペアとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、1つまたは複数のCRIを示すビット数を備えるCSI報告を受信することと、ここにおいて、ビット数は、CMRペアの数に少なくとも部分的に基づく、を備える、方法。
【0306】
[0310] 態様28:基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、UEに、CMRのペアと、CMRのペアのために計算された共同TRP CSIの第1のPMIと第2のPMIと第1のRIと第2のRIとがCMRのペアの各CMRのためのそれぞれのCQIを生成するために共有されることになることとを示す制御シグナリングを送信することと、UEから、共同TRP CSIと、第1のPMIと第1のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第1のCMRの第2のCQIと、第2のPMIと第2のRIとを使用して計算されたCMRのペアの第2のCMRの第3のCQIとを備えるCSI報告を受信することとを備える、方法。
【0307】
[0311] 態様29:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、装置に態様1~13のいずれかに記載の方法を実施させるためにプロセッサによって実行可能な命令とを備える、装置。
【0308】
[0312] 態様30:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様1~13のいずれかに記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0309】
[0313] 態様31:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1~13のいずれかに記載の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0310】
[0314] 態様32:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、装置に態様14~25のいずれかに記載の方法を実施させるためにプロセッサによって実行可能な命令とを備える、装置。
【0311】
[0315] 態様33:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様14~25のいずれかに記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0312】
[0316] 態様34:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様14~25のいずれかに記載の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0313】
[0317] 態様35:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、装置に態様27のいずれかに記載の方法を実施させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0314】
[0318] 態様36:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、態様27のいずれかに記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0315】
[0319] 態様37:基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様27のいずれかに記載の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0316】
[0320] 態様38:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、装置に態様28のいずれかに記載の方法を実施させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0317】
[0321] 態様39:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、態様28のいずれかに記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0318】
[0322] 態様40:基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様28のいずれかに記載の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0319】
[0323] 本明細書で説明される方法は、可能な実装形態について説明すること、ならびに動作およびステップが並べ替えられるかまたはさもなければ変更され得ること、ならびに他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
【0320】
[0324] LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRシステムの態様は例として説明され得、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNR用語が説明の大部分において使用され得るが、本明細書で説明された技法は、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRネットワーク以外に適用可能である。たとえば、説明された技法は、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの様々な他のワイヤレス通信システム、ならびに本明細書で明示的に言及されていない他のシステムおよび無線技術に適用可能であり得る。
【0321】
[0325] 本明細書で説明された情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0322】
[0326] 本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、中央処理ユニット、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数個のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
【0323】
[0327] 本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、本明細書に記載された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装される場合がある。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含む、様々な位置に物理的に配置される場合がある。
【0324】
[0328] コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、コンピュータ可読媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0325】
[0329] 特許請求の範囲内を含めて、本明細書で使用される、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つの列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的列挙を示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照として解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」と記述された例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づき得る。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同様に解釈されるべきである。
【0326】
[0330] 「決定する」または「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造内で検索することなどを介して)検索すること、確認することなどを含むことができる。また、「決定すること」は、(情報を受信することなどの)受信すること、(メモリ内のデータにアクセスすることなどの)アクセスすることなどを含むことができる。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、および他のそのような同様のアクションを含むことができる。
【0327】
[0331] 添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素の間を区別する第2のラベルとを続けることによって区別されることがある。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベル、または他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
【0328】
[0332] 添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成について説明しており、実装され得るか、または特許請求の範囲内にあるすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例」という用語は、「例、事例、または例示として働くこと」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、記載された技法の理解を提供する目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明される例の概念を不明瞭にすることを回避するために、知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
【0329】
[0333] 本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように提供される。本開示の様々な修正は当業者には明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に記載された例および設計に限定されず、本明細書に開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
【国際調査報告】