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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-26
(54)【発明の名称】容器用キャリア
(51)【国際特許分類】
   B65D 71/50 20060101AFI20240719BHJP
【FI】
B65D71/50 300
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024505477
(86)(22)【出願日】2022-07-28
(85)【翻訳文提出日】2024-03-28
(86)【国際出願番号】 US2022038638
(87)【国際公開番号】W WO2023009698
(87)【国際公開日】2023-02-02
(31)【優先権主張番号】63/203,724
(32)【優先日】2021-07-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】504075588
【氏名又は名称】グラフィック パッケージング インターナショナル エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100101498
【弁理士】
【氏名又は名称】越智 隆夫
(74)【代理人】
【識別番号】100107401
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 誠一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100120064
【弁理士】
【氏名又は名称】松井 孝夫
(74)【代理人】
【識別番号】100182257
【弁理士】
【氏名又は名称】川内 英主
(74)【代理人】
【識別番号】100202119
【弁理士】
【氏名又は名称】岩附 秀幸
(72)【発明者】
【氏名】ホリー,ジュニア,ジョン マーディック
(72)【発明者】
【氏名】ウー,メンーチュアン
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067AA22
3E067AB26
3E067AC03
3E067AC12
3E067BA15A
3E067BA20A
3E067BB01A
3E067BB03A
3E067BB26A
3E067BC04A
3E067DA08
3E067EC02
3E067EC05
3E067EC13
3E067EE02
3E067EE12
3E067EE38
3E067FC06
(57)【要約】
複数の容器を保持するためのキャリアは、中央パネルと、複数の容器に係合するための容器保持機構とを含み、容器保持機構は、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するための複数の容器保持開口部と、複数の容器のそれぞれの容器に係合するためのそれぞれの容器保持開口部に伸張するように位置付けられる少なくとも1つの容器保持タブと、複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから延在し、キャリアと複数の容器との係合を容易にするための少なくとも1つのエッジリテーナと、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の容器を保持するためのキャリアであって、
中央パネルと、
前記複数の容器に係合するための容器保持機構と、を備え、前記容器保持機構は、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するための複数の容器保持開口部と、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置されている少なくとも1つの容器保持タブと、複数の前記容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから延在し、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるための少なくとも1つのエッジリテーナとを含む容器保持機構と、を備えたキャリア。
【請求項2】
前記少なくとも1つのエッジリテーナは、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項1に記載のキャリア。
【請求項3】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項2に記載のキャリア。
【請求項4】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項2に記載のキャリア。
【請求項5】
前記容器保持機構はさらに、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、少なくとも1つの長手方向エッジリテーナを備える、請求項2に記載のキャリア。
【請求項6】
前記容器保持機構はさらに、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるための少なくとも1つの横方向エッジリテーナを備えている、請求項5に記載のキャリア。
【請求項7】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項6に記載のキャリア。
【請求項8】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項7に記載のキャリア。
【請求項9】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項2に記載のキャリア。
【請求項10】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、第1の容器保持タブであり、前記容器保持機構は、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された第2の容器保持タブをさらに備える、請求項9に記載のキャリア。
【請求項11】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりもさらに伸張している、請求項10に記載のキャリア。
【請求項12】
複数の容器を保持するためのキャリアを形成するためのブランクであって、
中央パネルと、
前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器に係合するための容器保持機構と、を備え、前記容器保持機構は、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するための複数の容器保持開口部と、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された少なくとも1つの容器保持タブと、複数の前記容器保持タブのそれぞれの前記容器保持タブから延在し、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるための少なくとも1つのエッジリテーナと、を含む容器保持機構と、を備えているブランク。
【請求項13】
前記少なくとも1つのエッジリテーナは、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項12に記載のブランク。
【請求項14】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項13に記載のブランク。
【請求項15】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項13に記載のブランク。
【請求項16】
前記容器保持機構は、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器のそれぞれの容器と係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する少なくとも1つの長手方向エッジリテーナをさらに備えている、請求項13に記載のブランク。
【請求項17】
前記容器保持機構は、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるための少なくとも1つの横方向エッジリテーナをさらに備える、請求項16に記載のブランク。
【請求項18】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項17に記載のブランク。
【請求項19】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項18に記載のブランク。
【請求項20】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項13に記載のブランク。
【請求項21】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、第1の容器保持タブであり、前記容器保持機構は、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの容器保持開口部に伸張するように配置された第2の容器保持タブをさらに備える、請求項20に記載のブランク。
【請求項22】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりもさらに伸張している、請求項21に記載のブランク。
【請求項23】
複数の容器を保持するためのキャリアを形成する方法であって、
中央パネルと、容器保持機構であって、複数の容器保持開口部と、それぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された少なくとも1つの容器保持タブと、複数の前記容器保持タブのそれぞれの前記容器保持タブから延在する少なくとも1つのエッジリテーナとを含む容器保持機構と、を備えるブランクを得ることと、
前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるように前記複数の容器保持開口部が位置決めされ、前記複数の容器のそれぞれの容器と前記少なくとも1つの容器保持タブが係合するように位置決めされ、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるように前記少なくとも1つのエッジリテーナが位置決めされるようにしてブランクを位置決めすること、を含む方法。
【請求項24】
前記少なくとも1つのエッジリテーナは、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
前記容器保持機構は、容器保持縁部を画定する少なくとも1つの長手方向エッジリテーナをさらに備え、前記ブランクを位置決めすることは、前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナの前記容器保持縁部を前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めすることを含む、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
前記容器保持機構はさらに、少なくとも1つの横方向エッジリテーナを備え、前記ブランクを位置決めすることは、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進するように、前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナを位置決めすることを含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、容器保持縁部を画定し、前記ブランクを位置決めすることは、前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナの前記容器保持縁部を前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めすることを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項24に記載の方法。
【請求項32】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、第1の容器保持タブであり、前記容器保持機構はさらに、それぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された第2の容器保持タブを備え、前記ブランクを位置決めすることは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように前記第2の容器保持タブを位置決めすることを含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりもさらに伸張している、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
パッケージであって、
複数の容器と、
前記複数の容器を保持するキャリアであって、中央パネルと、前記複数の容器に係合する容器保持機構と、を備え、
前記容器保持機構は、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容する複数の容器保持開口部と、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置される少なくとも1つの容器保持タブと、前記複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから延在し、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させる少なくとも1つのエッジリテーナと、を含む、パッケージ。
【請求項35】
前記少なくとも1つのエッジリテーナは、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項34に記載のパッケージ。
【請求項36】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項35に記載のパッケージ。
【請求項37】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項35に記載のパッケージ。
【請求項38】
前記容器保持機構はさらに、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、少なくとも1つの長手方向エッジリテーナを備える、請求項35に記載のパッケージ。
【請求項39】
前記容器保持機構は、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させる少なくとも1つの横方向エッジリテーナをさらに備える、請求項38に記載のパッケージ。
【請求項40】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項39に記載のパッケージ。
【請求項41】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項40に記載のパッケージ。
【請求項42】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項35に記載のパッケージ。
【請求項43】
前記少なくとも1つの容器保持タブは、第1の容器保持タブであり、前記容器保持機構はさらに、それぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置され前記複数の容器のうちのそれぞれの容器に係合する第2の容器保持タブを備える、請求項42に記載のパッケージ。
【請求項44】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりも、さらに伸張している、請求項43に記載のパッケージ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の参照
本出願は、2021年7月29日に出願された米国仮特許出願63/203,724の利益を主張する。
【0002】
引用による補充
2021年7月29日に出願された米国仮特許出願63/203,724及び2022年5月11日に出願された米国デザインパテント出願29/838,187の各々の開示は、あたかもその全体が本明細書に提示されているかのように、あらゆる目的のために引用により本明細書に補充される。
【0003】
開示の背景
本開示は、概して、容器を保持及び運搬するためのキャリア又はカートンに関する。
【発明の概要】
【0004】
一態様によれば、本開示は、概して、複数の容器を保持するためのキャリアに関し、キャリアは、中央パネルと、複数の容器に係合するための容器保持機構とを備え、容器保持機構は、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するための複数の容器保持開口部と、複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの容器保持開口部に伸張するように配置された少なくとも1つの容器保持タブと、複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから延在し、キャリアと複数の容器との係合を促進させる少なくとも1つのエッジリテーナと、を含む。
【0005】
別の態様によれば、本開示は、概して、複数の容器を保持するためのキャリアを形成するためのブランクに関し、ブランクは、中央パネルと、キャリアがブランクから形成された際に複数の容器に係合するための容器保持機構とを備え、容器保持機構は、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するための複数の容器保持開口部と、複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの容器保持開口部に伸張して配置されている少なくとも1つの容器保持タブと、複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから延在し、キャリアがブランクから形成された際にキャリアと複数の容器との係合を促進させる少なくとも1つのエッジリテーナと、を含む。
【0006】
別の態様によれば、本開示は、概して、複数の容器を保持するためのキャリアを形成する方法に係り、該方法は、中央パネルと容器保持機構とを備えるブランクを得ることを含み、容器保持機構は、複数の容器保持開口部と、それぞれの容器保持開口部に伸張して配置されている少なくとも1つの容器保持タブと、複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから延在する少なくとも1つのエッジリテーナと、を含む。本方法はさらに、複数の容器保持開口部が、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するように位置付けられるように、少なくとも1つの容器保持タブが、複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置付けられるように、および少なくとも1つのエッジリテーナが、キャリアと複数の容器との係合を促進するように位置付けられるように、ブランクを位置決めすることを含む。
【0007】
別の態様によれば、本開示は、概してパッケージに関し、パッケージは、複数の容器と、複数の容器を保持するキャリアとを含む。キャリアは、中央パネルと、複数の容器に係合する容器保持機構とを備え、容器保持機構は、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容する複数の容器保持開口部と、それぞれの容器保持開口部に伸張して配置され、複数の容器のそれぞれの容器に係合する少なくとも1つの容器保持タブと、複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから延在し、キャリアと複数の容器との係合を促進させる少なくとも1つのエッジリテーナと、を含む。
【0008】
当業者は、以下に列挙される図面を参照して実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより、上記の利点ならびに様々な追加の実施形態の他の利点および利益を理解するであろう。
【0009】
慣例によれば、以下で論じられる図面の様々な特徴は、必ずしも縮尺通りに描かれていない。図面における様々な特徴および要素の寸法は、本開示の実施形態をより明確に示すために拡大または縮小され得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示の第1の例示的な実施形態によるパッケージおよびキャリアを形成するための容器保持ブランクの平面図である。
図1A図1のブランクの一部の拡大図である。
図2】第1の例示的な実施形態による、図1のブランクから形成されたパッケージおよびキャリアの斜視図である。
図3図2のパッケージ及びキャリアの側面図である。
図4】本開示の第2の例示的な実施形態によるパッケージおよびキャリアを形成するための容器保持ブランクの平面図である。
図4A図4のブランクの一部の拡大図である。
図5】第2の例示的な実施形態による、図4のブランクから形成されたパッケージおよびキャリアの斜視図である。
図6図5のパッケージ及びキャリアの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
対応する部分は、図面全体を通して対応する参照番号によって指定される。
【0012】
本開示は、概して、ジャー、ボトル、缶などの容器を保持し、陳列するためのパッケージ、構造物、スリーブ、カートンなどに関する。容器は、例えば、食品および飲料製品を包装するために使用することができる。容器は、特定の食品または飲料品を包装するための組成物に適した材料から作製することができ、材料は、限定されるものではないが、PET、LDPE、LLDPE、HDPE、PP、PS、PVC、EVOH、ナイロン等のプラスチック、ガラス、アルミニウムおよび/または他の金属、またはその任意の組み合わせを含む。
【0013】
本開示によるパッケージは、多数の異なる形状の容器を収容することができる。本開示の範囲を限定する目的ではなく例示を目的として、以下の詳細な説明は、少なくとも部分的にパッケージの実施形態内に配置された飲料容器(例えば、アルミニウム缶等の円筒状の容器)を説明する。本明細書において、「下方」、「ボトム(底部)」、「上方」、「トップ(頂部)」という用語は、完全に起立したパッケージ及びキャリアに関して決定された向きを示す。
【0014】
図1は、本開示の第1の例示的な実施形態によるキャリア105(図2)を形成するためのブランク103の外面101の平面図である。本明細書でさらに説明されるように、キャリア105は、複数の容器Cを保持し、支持し、保留し、受容するように構成され得る。キャリア105は、パッケージ107(図2)を形成するために1つ以上の容器Cを備えることができる。
【0015】
図2および図3を参照すると、本開示のキャリアとともに使用するための容器Cは、ボトムベース部分Bと、ボトムベース部分から内向きに先細になるネックNを備えるトップ部分Tと、ネック部分の上部にあってネック部分から半径方向外向きに延びるフランジ部分Fと、フランジの下方でプルタブPを含むトップ表面TSと、を有する飲料容器として示されている。また、他のサイズ、形状、および構成の容器を、本開示から逸脱することなく、キャリア内に保持するようにしてもよい。
【0016】
さらに図1を参照すると、ブランク103は、長手方向軸L1および横方向軸L2を有する。ブランク103は、キャリア105がブランク103から形成されるときに容器Cに係合するための容器保持機構を含む取り付けパネルまたは中央パネル117を備える。図示の実施形態では、容器保持機構は、中央パネル117に8つの容器保持開口部137を含む。
【0017】
図1Aの拡大図をさらに参照すると、容器保持機構はまた、それぞれの折り線/弱化線147において中央パネル117に折り曲げ可能に取り付けられ、かつそれぞれの容器保持開口部137内に延びるように円周方向に配置されたそれぞれの容器保持タブ145(広義には「第1の容器保持タブ」)を含むことができる。弱化線147は、図示のように、比較的細長い湾曲した折り線セグメント149と比較的短い湾曲した切れ目151とが交互に一続きになっているものを含むことができる。
【0018】
示されるように、各容器保持タブ145は、各々がそれぞれの容器保持開口部137に面する容器保持縁部155を画定する複数の容器保持セクション153を有する概して連続的な部材である。
【0019】
また、示されるように、容器保持セクション153は、ほぼ連続しているが、それぞれの容器保持タブ145に少なくとも部分的に沿ってそれぞれの容器保持縁部155から延在するそれぞれの斜めの弱化線157において、互いに少なくとも部分的に分離し得る。図示の実施形態では、比較的細長い湾曲した折り線セグメント149は、それぞれの容器保持セクション153と概して円周方向に整合することができ、比較的短い湾曲した切れ目151は、それぞれの斜めの弱化線157と概して円周方向に整合することができる。
【0020】
また、示されるように、一対の容器保持タブ159(広義には、「第2の容器保持タブ」)は、中央パネル117のコーナーに隣接する容器保持開口部137を取り囲む容器保持タブ145を中断することができる。容器保持タブ159は、図示のように、容器保持タブ145の容器保持セクション153の容器保持縁部155を越えて突出する容器保持縁部162を画定するように、それぞれの容器保持タブ145よりもそれぞれの容器保持開口部137内の方にさらに伸張することができる。容器保持タブ159は、それぞれの斜めの弱化線157において、互いから及び隣接する容器保持セクション153から分離することができる。いくつかの実施形態では、容器保持タブ159は、中央パネル117から、容器保持タブ145のそれぞれの隣接する容器保持セクション153に関連付けられた湾曲した1つ以上の切り込み151のそれぞれの部分において少なくとも部分的に分離可能であり得る。いくつかの実施形態では、容器保持タブ159は、中央パネル117から少なくとも部分的に途切れずに延在することができ、他の実施形態では、容器保持タブ159は、それぞれの折り線160で中央パネル117に折り曲げ可能に接続することができる。
【0021】
図1および図1Aを引き続き参照すると、容器保持タブ159はまた、中央パネル117のコーナーに隣接するもの以外の容器保持タブ145を中断することができ、それにより、それぞれの容器保持タブ159は、中央パネル117のコーナー付近の容器保持開口部137に隣接する容器保持開口部137内に伸張している。これらの容器保持タブ159は、中央パネル117に対する折り曲げ可能な接続を欠くことができるが、本開示から逸脱することなく、中央パネル117に折り曲げ可能に接続されてもよい。
【0022】
また、図示のように、ブランク103/中央パネル117/キャリア105の容器保持機構は、複数の容器のそれぞれの容器との係合を容易にするために中央パネル117のエッジリテーナを含むことができる。コーナーエッジリテーナ161は、中央パネル117のそれぞれのコーナー部分に配置することができ、それぞれの斜めの折り線163、165で中央パネル117の残りの部分に折り曲げ可能に取り付けることができる。これに関して、コーナーエッジリテーナは、中央パネル117のコーナーに隣接して位置付けられたそれぞれの容器保持タブ159の少なくとも一部分を含み、関連付けることができる。例えば、コーナーエッジリテーナ161は、それぞれの容器保持タブ159と交差し、そこから離れるように延在する。
【0023】
ブランク103/中央パネル117/キャリア105の容器保持機構はまた、中央パネル117のそれぞれのコーナーに隣接する容器保持開口部137内に伸張する容器保持タブ145によって中断されるそれぞれの長手方向折り線169において中央パネルの残りの部分に折り曲げ可能に接続される、長手方向エッジリテーナ167を含むことができる。そして、長手方向折り線169は、中央パネル117のそれぞれのコーナーに隣接して位置付けられた容器保持開口部の間の容器保持開口部137内に伸張するそれぞれの容器保持タブ159によって中断される。長手方向エッジリテーナ167はまた、それぞれの斜めの折り線165において隣接するコーナーエッジリテーナ161に折り曲げ可能に接続することができる。さらに、長手方向エッジリテーナ167は、それぞれの容器保持タブ145、159と交差し、そこから伸張することができる。
【0024】
さらに、ブランク103/中央パネル117/キャリア105の容器保持機構は、それぞれの折り線163においてそれぞれのコーナーエッジリテーナ161に折り曲げ可能に接続されるように、それぞれの折り線163の間に少なくとも部分的に画定された横方向エッジリテーナ168を含むことができる。これに関して、横方向エッジリテーナ168は、それぞれの容器保持タブ159、145のそれぞれの部分と交差し、そこから離れるようにして伸張するように配置される。本明細書でさらに説明されるように、横方向エッジリテーナ168は、容器Cとのキャリア105の係合を促進することができる。
【0025】
ブランク103/中央パネル117/キャリア105の容器保持機構の1つ以上が、本開示から逸脱することなく、異なる数、配置、および/または構成で提供され得ることが理解されるであろう
【0026】
さらに図1および図1Aを参照すると、ブランク103/キャリア105は、キャリア105を持ち上げ、搬送し、移動させるためのハンドル機構を含むことができる。示されるように、ハンドル機構は、それぞれの斜めの折り線173において中央パネル117に折り曲げ可能に接続され、互いから分離された一対のハンドルフラップ171を含むことができ、斜めの切り込み175が、一方のハンドルフラップ171から他方のハンドルフラップ171まで延在する。ハンドル機構はまた、それぞれの斜めの折り線179で中央パネル117に折り曲げ可能に接続され、斜めの切れ目175と交差するそれぞれの湾曲した切れ目181でハンドルフラップ171から分離された一対のハンドルフラップ177を含むことができる。
【0027】
示されるように、各ハンドルフラップ177は、ハンドル補強フラップ174が切り込み175において、かつそれぞれの切り込み181においてハンドルフラップ171から分離されるように、それぞれの斜めの折り線176においてそれに折り曲げ可能に接続された関連するハンドル補強フラップ174を有することができる。本明細書でさらに説明されるように、ハンドル補強フラップ174は、容器Cの幾何形状に係合し、キャリア105/パッケージ107に補強を提供するように構成されることができる。
【0028】
図1および図1Aをさらに参照し、図2および図3をさらに参照すると、一実施形態では、キャリア105および1つまたは複数の容器Cを含むパッケージ107を形成する方法は、ブランク103を得ることと、容器Cのグループを得ること(例えば、4つの容器Cを2つの列の各々に有する8つの容器であるが、8つより多い又は少ない容器をパッケージに含めることができる)とを含む。ブランク103は、容器Cのグループの頂部に配置することができ、容器CのフランジFがそれぞれの開口部137を通して挿入されるようにブランク103の中央パネル117を下方に押すことができる。容器C上においてブランク103/中央パネル117を下方に押圧した後、容器保持タブ145は、それぞれの折り線147で上方に折り曲げられるように付勢され得、容器保持タブ159は、それぞれの折り線160で上方に折り曲げられるように付勢され得る。
【0029】
容器保持タブ145、159のそのような動きにより、容器保持セクション153/容器保持タブ159は、それぞれの容器Cに向かって伸張するように位置決めされ、それぞれの容器保持縁部155、161がそれぞれのフランジFの下のそれぞれのネック部分Nでそれぞれの容器Cに接触するように位置決めされるように、容器保持セクション153を、それぞれの弱化線157において、互いから、および/または隣接する容器保持タブ159から分離させることができる。中央パネル117からそれぞれの容器Cの頂部構造まで延在する容器保持セクション153/容器保持タブ159のこのような上方への、斜めの配置は、容器保持ブランク103/中央パネル117/キャリア105の容器Cとの補強された、強固された、また、安定化された係合を提供することができる。
【0030】
さらに、容器保持セクション153/容器保持タブ159/弱化線157の配置は、容器保持セクション153/容器保持タブ159のうちの1つ以上が、中央パネル117と容器Cとの間にさらなる力を提供し、中央パネル117への容器Cのさらなる補強および固定を提供するように、例えば、束ねたり、曲げたり、相互を越えて摺動させる等によって、少なくとも部分的に重りあうことができるようなものである。いくつかの実施形態では、切り込み151は、それぞれの容器Cとの係合の過程でタブ145に応力緩和領域/クリアランスを提供することができる。
【0031】
引き続き図2および図3を参照すると、コーナーエッジリテーナ161は、それぞれの斜めの折り線163、165において少なくとも部分的に下向きおよび内向きに折り曲げられて、それに関連付けられたそれぞれの容器保持タブ159を、中央パネル117のそれぞれのコーナー部に隣接する容器保持開口部137を通って延在するそれぞれの容器Cのネック部分により近い/クランプ係合するように付勢することができる。そのような配置は、中央パネル117の残りの部分と略斜めの配置でコーナーエッジリテーナ161を位置決めすることができる。
【0032】
同様に、長手方向エッジリテーナ167は、それぞれの隣接する容器保持タブ159を、それに隣接するそれぞれの容器Cのネック部分により近い/クランプ係合するように付勢するために、それぞれの長手方向折り線169において下方に折り曲げることができ、かつ/またはそれぞれの斜め折り線165において少なくとも部分的に内側に折り曲げることができる。
【0033】
キャリア105の容器保持機構の前述の調節は、例えば、キャリア105の他の容器保持機構の移動を容易にするために、および/またはそれぞれの容器保持タブ159、145を、それぞれの容器Cのネック部分とのより近い/クランプ係合に付勢するために、例えば、それぞれの折り線163における折り曲げを介して、中央パネル117の残りの部分との下向きの傾斜配置に、横方向エッジリテーナ168をコーナーエッジリテーナ161に対して少なくとも部分的に動かすことができる。
【0034】
パッケージ107/キャリア105の形成時に、顧客または他のユーザは、それぞれのハンドルフラップ171、177に対して1つ以上の指を挿入することによって、それぞれのハンドルフラップ171、177をそれぞれの折り曲げ線173で下向きに折りまげて、開口部または空間を形成するようにしてパッケージ107/105に係合することができ、該開口部又は空間を通して1つ以上の指が挿入されて中央パネル117の下面に係合し、パッケージ107/キャリア105を持ち上げ、搬送し、その他移動や操作をすることができる。パッケージ107/キャリア105のそのような係合中に、ハンドルフラップ171、177のうちの1つ以上は、例えば、快適性のために、挟み込みを回避するために、パッケージ107/キャリア105にわたる応力をより均等に分散させるために等、ユーザ/顧客の指と中央パネル117との間に位置付けられることができる。
【0035】
いくつかの実施例においては、ハンドルフラップ177およびハンドル補強フラップ174の両方がユーザの指と中央パネル117との間に位置決めされ得るように、ハンドル補強フラップ174の一方または両方はそれぞれの折り線176において中央パネル117の下面と少なくとも部分的に対面接触するように折り曲げられ得る。それぞれの折り線176におけるハンドル補強フラップ174の相対的な折り曲げは、それぞれのハンドル補強フラップ174を、それぞれの容器Cのネック部分Nの上で、中央パネル117と少なくとも部分的に向かい合って接触するようにカム作用するか又は他の方法で移行させるのを助けることができる。一実施形態では、ハンドル補強フラップ174のそれぞれの遠位自由縁部は、それぞれの隣接する折り線セグメント149から離間することができ、それにより、それぞれのハンドル補強フラップ174は、それぞれの容器Cのネック部分Nのほぼ上方に位置決めされて、例えば、使用者の快適さのために(挟み込みを回避するため)、ハンドル機構に近接する中央パネル117に沿って応力をより均等に分散させるように、ユーザの指と中央パネル117との間に更なる材料層を提供する。
【0036】
さらに、パッケージ107/キャリア105のハンドル機構は、パッケージ107/キャリア105の把持または他の係合をもたらすために、種々の配向、例えば、360°の配向で、ユーザが、それを通して指を挿入することができるようなものであり得、そして、パッケージ107/キャリア105のハンドル機構のそのような係合に付随する、中央パネル117にわたる引裂きまたは他の応力を最小限に抑えることができる。
【0037】
図4を参照すると、本開示の第2の例示的な実施形態によるキャリア205(図5)を形成するためのブランク203の外面201が示されている。ブランク203/キャリア205は、第1の例示的な実施形態のブランク103/キャリア105と同じまたは同様の1つまたは複数の特徴を有することができ、同様の特徴には同様の参照番号が付されている。キャリア205は、パッケージ207(図5)を形成するために1つ以上の容器Cを備えることができる。
【0038】
図示のように、ブランク203は、長手方向軸L1及び横方向軸L2を有し、キャリア205がブランク203から形成されるときに容器Cに係合するための容器保持機構を含む取り付けパネル又は中央パネル217を含む。図示の実施形態では、容器保持機構は、中央パネル117に6つの容器保持開口部137を含む。
【0039】
図4Aの拡大図をさらに参照すると、容器保持機構はまた、それぞれの折り線247において中央パネル217に折り曲げ可能に取り付けられ、それぞれの容器保持開口部137内に延在して開口部137に沿って容器保持縁部249を提供するように円周方向に配置される、複数の容器保持タブ245を含むことができる。図示される実施形態では、容器保持タブ245は、概して、当接関係に位置付けられ、切断線246において相互から分離されることができる。一実施形態では、1つ以上の対の隣接する容器保持タブ245は、互いに離間することができる。
【0040】
容器保持タブ245は、中央パネル217に折り曲げ可能に取り付けられた幅広の端部を有する略台形要素として示されているが、容器保持開口部137および/または容器保持タブ245またはブランク203/キャリア205の他の又は追加の容器保持機構の形状および幾何学的形状は、本開示の範囲から逸脱することなく、容器Cに加えられる保持力を増加させるように、及び/又は容器の様々なサイズ及び構成を収容するように変更することができることが理解されるであろう。
【0041】
少なくとも1つの容器保持タブ253は、容器保持タブ245の間に配置することができ、本明細書でさらに説明されるように、それぞれの開口部137のそれぞれの部分内に延在する。容器保持タブ253は、それぞれの容器に係合するためのそれぞれの容器保持縁部254を画定することができる。
【0042】
また、図示のように、ブランク203/中央パネル217/キャリア205の容器保持機構は、中央パネル117のエッジリテーナを含むことができる。コーナーエッジリテーナ261は、中央パネル217のそれぞれのコーナー部分に、それぞれの容器保持タブ253と少なくとも部分的に交差し、それから離れて伸張するように配置することができる。図示の実施形態では、容器保持タブ253は、コーナーエッジリテーナ261に分離可能に、折り曲げ可能に接続されるように、それぞれの切り込み262においてコーナーエッジリテーナ261から少なくとも部分的に分離可能であり得る。
【0043】
ブランク203/中央パネル217/キャリア205の容器保持機構はまた、それぞれの容器Cと係合し、かつ/またはキャリア105のそれぞれの容器Cとの係合を容易にするための長手方向エッジリテーナ251、267、257を含むことができる。
【0044】
図示の実施形態では、長手方向エッジリテーナ251は、それぞれの容器保持開口部137内に延在し、それぞれの容器Cに係合するためにそれに沿って容器保持縁部252を画定するように位置決めすることができる。示されるように、容器保持縁部252は、容器保持タブ253の容器保持縁部254よりも、および/または容器保持タブ245の容器保持縁部249よりも、それぞれの開口部137内にさらに伸張することができる。各長手方向エッジリテーナ251は、それぞれの斜めの折り線268において隣接する長手方向エッジリテーナ267に折り曲げ可能に接続することができる。長手方向エッジリテーナ251はまた、それぞれの切り込み255において隣接する容器保持タブ253から分離可能であり得る。これに関して、エッジリテーナ251は、それぞれの容器保持タブ253、249と交差し、そこから離れるようにして伸張するように位置決めされる。
【0045】
図示のように、それぞれの斜め折り線263、265の間にそれぞれの再構成可能部分264を画定することができ、これにより、それぞれの再構成可能部分は、それぞれの斜め折り線263でそれぞれの隣接するコーナーエッジリテーナ261に、それぞれの斜め折り線265でそれぞれの隣接する長手方向エッジリテーナ251に折り曲げ可能に接続される。
【0046】
長手方向エッジリテーナ267は、それぞれの折り曲げ線247と交差する端点を有するそれぞれの長手方向折り曲げ線269において中央パネル217に折り曲げ可能に接続することができる。各長手方向エッジリテーナ267は、それぞれの斜めの折り線270で隣接する長手方向エッジリテーナ257に折り曲げ可能に接続される。いくつかの実施形態では、長手方向エッジリテーナ267は、それぞれの容器保持タブ245と交差し、それから離れて延在するように位置決めすることができる。
【0047】
長手方向エッジリテーナ257は、それぞれの容器保持開口部137に伸張し、それぞれの容器Cに係合するためにそれに沿ってそれぞれの保持縁部258を画定するように位置決めすることができる。示されるように、それぞれの長手方向エッジリテーナ257のそれぞれの保持縁部258は、それぞれの容器保持タブ245のそれぞれの保持縁部249よりも、それぞれの開口部137内にさらに伸張することができる。各長手方向エッジリテーナ257がそれぞれの斜めの折り線270で1つの隣接する長手方向エッジリテーナ267に折り曲げ可能に接続され、かつそれぞれの斜めの折り線268で他の隣接する長手方向エッジリテーナ267に折り曲げ可能に接続されるように、各長手方向エッジリテーナ257は、それぞれの対の長手方向エッジリテーナ267の間に位置決めされ、かつ長手方向エッジリテーナ267に折り曲げ可能に接続され得る。図示のように、長手方向エッジリテーナ257は、それぞれの容器保持タブ245と交差し、そこから離れるように延びるように位置決めすることができる。
【0048】
ブランク203/キャリア205の容器保持機構はまた、上述の長手方向エッジリテーナ251とほぼ同様の構成を有する横方向エッジリテーナ251と、上述の長手方向エッジリテーナ267とほぼ同様の構成を有する横方向エッジリテーナ267とを含むことができる。横方向エッジリテーナ267は、それぞれの横方向折り線273において中央パネル217に折り曲げ可能に接続することができる。いくつかの実施形態では、横方向エッジリテーナ267は、それぞれの容器保持タブ245と交差し、それから離れるようにして伸張するように位置決めすることができる。
【0049】
これに関して、横方向エッジリテーナ267は、それぞれの斜めの折り線272、274において、隣接する横方向エッジリテーナ251の間に位置付けられ、それに取り付けられ得る。さらに、再構成可能部分264が、それぞれの斜めの折り線263においてそれぞれの隣接するコーナーエッジリテーナ261に、それぞれの斜めの折り線265においてそれぞれの隣接する横方向エッジリテーナ251に折り曲げ可能に接続されるように、それぞれの再構成可能部分264がそれぞれの斜めの折り線263、265の間に画定され得る。本明細書でさらに説明されるように、横方向エッジリテーナ251、257、267は、容器Cとのキャリア205の係合を促進することができる。
【0050】
ブランク203/中央パネル217/キャリア205の容器保持機構の1つ以上が、本開示から逸脱することなく、異なる数、異な配置、および/または異な構成で提供され得る理解されるであろう。
【0051】
さらに図4および図4Aを参照すると、ブランク203/キャリア205は、キャリア205を持ち上げ、運搬し、移動させるためのハンドル機構を含むことができる。示されるように、ハンドル機構は、それぞれの横方向折り線277において中央パネル217に折り曲げ可能に接続され、かつそれぞれの湾曲カット279によって少なくとも部分的に画定される、一対のハンドル補強フラップ275を含むことができる。
【0052】
図5および図6をさらに参照すると、一実施形態では、キャリア205および1つ以上の容器Cを含むパッケージ207を形成する方法は、ブランク203を得ることと、容器Cのグループ(例えば、2つの列のそれぞれに3つの容器を有する6つの容器であるが、6つより多いまたは少ない容器をパッケージに含めることができる)を得ることと、を含む。
【0053】
ブランク203は、容器Cのグループの頂部に配置して、容器CのフランジFがそれぞれの開口部137を通して挿入されるようにブランク203の中央パネル217を下方に押すことができる。ブランク203/中央パネル217を容器C上に下方に押圧した後、容器保持タブ245は、それぞれの折り線247において上方に折り曲げられるように付勢され得、容器保持タブ253は、それぞれの切り込み262において上方に屈曲または曲げられるように付勢され得る。
【0054】
さらに、それぞれの容器保持縁部252、258がそれぞれの容器Cと係合するように伸張するように、例えば、それぞれのフランジFの下のネック部分でそれぞれの容器Cに接触するように、それぞれのエッジリテーナ251、257は、中央パネル217と概して斜めの配置に付勢することができる。エッジリテーナ251、257のそのような動きは、それぞれの折り線265、268、270のうちの1つ以上における相対移動や折り曲げを含むことができる。
【0055】
容器保持タブ245、253およびエッジリテーナ251、257のそのような動きは、それぞれの容器保持縁部249、254、252、258を、それぞれのフランジFの下のそれぞれのネック部分でそれぞれの容器Cに接触するように位置決めすることができる。それぞれの容器Cの頂部構造まで延在する容器保持タブ245、253およびエッジリテーナ251、257のそのような上方/斜めの配置によって、頂部容器保持ブランク203/中央パネル217/キャリア205と容器Cとの強化された、補強された、安定化された係合を提供することができる。
【0056】
容器保持タブ245、253およびエッジリテーナ251、257のそのような動きにより、エッジリテーナ261、267および/または再構成可能部分264のうちの1つまたは複数が、それぞれの折り線263、268、270、272、274、265において下向きおよび/または内向きに折り曲げられ、例えば、それぞれの隣接する容器保持タブ251、253の1つ以上を、それに隣接するそれぞれの容器Cのネック部分により接近させ、クランプ係合するように付勢することによって、それぞれの容器保持タブ245、253およびエッジリテーナ251と容器との前述の係合を容易にすることができる。
【0057】
さらに、それぞれのエッジリテーナ261、267のほぼ斜め下向きの配置構成は、キャリア205/パッケージ207を通過する顧客に好都合に向けられる、製品、広告、価格コーディング、および他の情報または画像を印刷するための追加の表面を提示することができる。
【0058】
パッケージ207/キャリア205の形成時に、顧客または他のユーザは、それぞれのハンドルフラップ275に対して1つ以上の指を挿入して、それぞれのハンドルフラップ275をそれぞれの折り線277で下向きに折り曲げて開口部または空間を作り出すことによってパッケージ207/キャリア205に係合することができ、開口部または空間を通して、1つ以上の指を挿入して中央パネル217の下面に係合させて、パッケージ207/キャリア205を持ち上げ、運搬し、あるいは、移動、操作することができる。パッケージ207/キャリア205のそのような係合中、ハンドルフラップ275のうちの1つ以上は、例えば、快適性のために、挟み込みを回避するために、パッケージ207/キャリア205にわたって応力をより均等に分散するために、ユーザや顧客の指と中央パネル217との間に位置付けられることができる。
【0059】
本開示によるブランクは、例えば、コーティングされた板紙および同様の材料から形成することができる。例えば、ブランクの内側および/または外側は、粘土コーティングでコーティングすることができる。粘土コーティングは、次いで、製品、広告、価格コーディング、および他の情報または画像を印刷されてもよい。次いで、ブランクは、ブランク上に印刷された任意の情報を保護するために、ワニスでコーティングされてもよい。ブランクはまた、ブランクの片側または両側に、例えば水分バリア層でコーティングされてもよい。上述の実施形態によれば、ブランクは、通常の紙よりも重くかつ剛性であるようにキャリパの板紙で構成されてもよい。ブランクはまた、ボール紙、硬紙、またはカートンが少なくとも概して本明細書に記載されるように機能することを可能にするのに適した特性を有する任意の他の材料などの他の材料から構築することもできる。ブランクはまた、選択されたパネルまたはパネルセクションにおいて、1つ以上のシート状材料で積層またはコーティングすることもできる。
【0060】
上述の実施形態によれば、折り線は、必ずしも直線ではないが、それに沿った折り曲げを容易にする任意の実質的に直線の弱化の形態であり得る。より具体的には、本開示の範囲を狭める目的ではなく、折り線は、所望の弱化線に沿って材料に圧潰を生成する、鈍いスコアリングナイフ等で形成された線等のスコア線、所望の弱化線に沿って材料内に部分的に延在する切り込み、および/または所望の弱化線に沿って材料内に部分的に延在する、および/または材料を完全に貫通する一連の切り込み、及びこれらの特徴の様々な組み合わせを含む。
【0061】
例として、引き裂き線は、所望の弱化線に沿って材料内に部分的に延在するスリット、及び/又は所望の弱化線に沿って材料内に部分的に延在する及び/又は材料を完全に貫通する一連の離間したスリット、又はこれらの特徴の様々な組み合わせを含む。より具体的な例として、1つのタイプの引き裂き線は、材料を完全に貫通する一連の離間したスリットの形態であり、隣接するスリットは、引き裂き線を横切って材料を典型的に一時的に接続するためにニック(例えば、材料のいくらかブリッジ様の小片である)が隣接するスリット間に画定されるようにわずかに離間している。ニック(刻み目)は、引き裂き線に沿った引き裂き中に破壊される。ニックは、典型的には、引き裂き線の比較的小さい割合であり、代替として、ニックは、引き裂き線が連続的な切断線であるように、引き裂き線から省略されるか、または引き裂き線内に配置され得る。すなわち、引き裂き線のそれぞれを連続スリットなどで置き換えることは、本開示の範囲内である。例えば、切断線は、本開示から逸脱することなく、連続スリットであってもよく、またはスリットよりも幅が広くてもよい。
【0062】
上記の実施形態は、カートンの実施形態の組み立て中に接着剤によって一緒に接着された1つまたは複数のパネルを有するものとして説明され得る。用語「糊」は、カートンパネルを適所に固定するために通常使用されるあらゆる様式の接着剤を包含することが意図される。
【0063】
前述の説明は、種々の例示的実施形態を図示および説明している。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、例示的な実施形態に様々な追加、修正、変更などを行うことができる。上記の説明に含まれる、または添付の図面に示される全ての事項は、例示として解釈されるべきであり、限定的な意味で解釈されるべきではないことが意図される。加えて、本開示は、本開示の選択された実施形態のみを示し、説明するが、本開示は、様々な他の組み合わせ、修正、および環境で使用することができ、本明細書で表された本発明の概念の範囲内で、上記の教示に相応して、および/または関連技術の技能もしくは知識の範囲内で変更または修正を行うことができる。さらに、各実施形態のある特徴および特性は、選択的に交換され、本開示の他の図示されたおよび非図示の実施形態に適用されてもよい。
図1
図1A
図2
図3
図4
図4A
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2024-03-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の容器を保持するためのキャリアであって、
中央パネルと、
前記複数の容器に係合するための容器保持機構と、を備え、前記容器保持機構は、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するための複数の容器保持開口部と、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置されている複数の容器保持タブと、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナと、少なくとも1つの横方向エッジリテーナと、少なくとも1つの長手方向エッジリテーナとを含む前記中央パネルにおける複数のエッジリテーナとを備え、前記複数のエッジリテーナの少なくとも1つのエッジリテーナは、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるために前記複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから伸張している、キャリア。
【請求項2】
前記複数のエッジリテーナの少なくとも1つは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項1に記載のキャリア。
【請求項3】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項2に記載のキャリア。
【請求項4】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項2に記載のキャリア。
【請求項5】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項2に記載のキャリア。
【請求項6】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項に記載のキャリア。
【請求項7】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項に記載のキャリア。
【請求項8】
前記複数の容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項2に記載のキャリア。
【請求項9】
前記複数の容器保持タブは、第1の容器保持タブと、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された第2の容器保持タブと含む、請求項に記載のキャリア。
【請求項10】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりもさらに伸張している、請求項に記載のキャリア。
【請求項11】
複数の容器を保持するためのキャリアを形成するためのブランクであって、
中央パネルと、
前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器に係合するための容器保持機構と、を備え、前記容器保持機構は、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容するための複数の容器保持開口部と、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された複数の容器保持タブと、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナと、少なくとも1つの横方向エッジリテーナと、少なくとも1つの長手方向エッジリテーナとを含む前記中央パネルにおける複数のエッジリテーナとを備え、前記複数のエッジリテーナの少なくとも1つのエッジリテーナは、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるために前記複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから伸張している、ブランク。
【請求項12】
前記複数のエッジリテーナの少なくとも1つは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項11に記載のブランク。
【請求項13】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項12に記載のブランク。
【請求項14】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項12に記載のブランク。
【請求項15】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナは、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器のそれぞれの容器と係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項12に記載のブランク。
【請求項16】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項15に記載のブランク。
【請求項17】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項16に記載のブランク。
【請求項18】
前記複数の容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項12に記載のブランク。
【請求項19】
前記複数の容器保持タブは、第1の容器保持タブと、前記キャリアが前記ブランクから形成された際に前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの容器保持開口部に伸張するように配置された第2の容器保持タブとを含む、請求項18に記載のブランク。
【請求項20】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりもさらに伸張している、請求項19に記載のブランク。
【請求項21】
複数の容器を保持するためのキャリアを形成する方法であって、
中央パネルと、容器保持機構であって、複数の容器保持開口部と、それぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された複数の容器保持タブと、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナと、少なくとも1つの横方向エッジリテーナと、少なくとも1つの長手方向エッジリテーナとを含む前記中央パネルにおける複数のエッジリテーナとを含み、前記複数のエッジリテーナの少なくとも1つのエッジリテーナは、前記複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから伸張している、容器保持機構と、を備えるブランクを得ることと、
前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるように前記複数の容器保持開口部が位置決めされ、前記複数の容器のそれぞれの容器と前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブが係合するように位置決めされ、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるように前記少なくとも1つのエッジリテーナが位置決めされるようにしてブランクを位置決めすること、を含む方法。
【請求項22】
前記複数のエッジリテーナの少なくとも1つは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項22に記載の方法。
【請求項25】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナは、容器保持縁部を画定、前記ブランクを位置決めすることは、前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナの前記容器保持縁部を前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めすることを含む、請求項22に記載の方法。
【請求項26】
前記ブランクを位置決めすることは、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進するように、前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナを位置決めすることを含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、容器保持縁部を画定し、前記ブランクを位置決めすることは、前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナの前記容器保持縁部を前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めすることを含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記複数の容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項22に記載の方法。
【請求項30】
前記複数の容器保持タブは、第1の容器保持タブと、それぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置された第2の容器保持タブとを含み、前記ブランクを位置決めすることは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように前記第2の容器保持タブを位置決めすることを含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりもさらに伸張している、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
パッケージであって、
複数の容器と、
前記複数の容器を保持するキャリアであって、中央パネルと、前記複数の容器に係合する容器保持機構と、を備え、
前記容器保持機構は、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受容する複数の容器保持開口部と、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置される複数の容器保持タブと、少なくとも1つのコーナーエッジリテーナと、少なくとも1つの横方向エッジリテーナと、少なくとも1つの長手方向エッジリテーナとを含む前記中央パネルにおける複数のエッジリテーナとを備え、前記複数のエッジリテーナの少なくとも1つのエッジリテーナは、前記キャリアと前記複数の容器との係合を促進させるために前記複数の容器保持タブのそれぞれの容器保持タブから伸張している、パッケージ。
【請求項33】
前記複数のエッジリテーナ少なくとも1つのエッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナである、請求項32に記載のパッケージ。
【請求項34】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記中央パネルに折り曲げ可能に接続されている、請求項33に記載のパッケージ。
【請求項35】
前記複数の容器保持タブの少なくとも1つの容器保持タブは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項33に記載のパッケージ。
【請求項36】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項33に記載のパッケージ。
【請求項37】
前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するように位置決めされた容器保持縁部を画定する、請求項36に記載のパッケージ。
【請求項38】
前記少なくとも1つの長手方向エッジリテーナおよび前記少なくとも1つの横方向エッジリテーナは、前記少なくとも1つのコーナーエッジリテーナに折り曲げ可能に接続されている、請求項37に記載のパッケージ。
【請求項39】
前記複数の容器保持タブは、複数の連続セグメントを含み、前記複数の連続セグメントの各セグメントは、それぞれの切れ目において、前記複数の連続セグメントのそれぞれの隣接するセグメントから少なくとも部分的に分離可能である、請求項33に記載のパッケージ。
【請求項40】
前記複数の容器保持タブは、第1の容器保持タブと、前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するためにそれぞれの前記容器保持開口部に伸張するように配置され第2の容器保持タブとを含む、請求項39に記載のパッケージ。
【請求項41】
前記第2の容器保持タブは、前記容器保持開口部内に前記第1の容器保持タブよりも、さらに伸張している、請求項40に記載のパッケージ。
【国際調査報告】