(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-30
(54)【発明の名称】ビデオインタラクション方法、装置、機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20240723BHJP
H04N 21/45 20110101ALI20240723BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/45
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578895
(86)(22)【出願日】2022-08-11
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CN2022111742
(87)【国際公開番号】W WO2023024921
(87)【国際公開日】2023-03-02
(31)【優先権主張番号】202110998206.8
(32)【優先日】2021-08-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】グアヌ,サイナヌ
(72)【発明者】
【氏名】ガオ,ディン
(72)【発明者】
【氏名】ホォン,チョンシン
(72)【発明者】
【氏名】ジォン,イシヌ
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164UB86P
5C164UB92S
5C164UD42P
(57)【要約】
本開示は、ビデオインタラクション方法、装置、機器及び媒体に関する。ここで、ビデオインタラクション方法は、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示することと、ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生することと、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することとを含む。本開示の実施例により、ユーザが興味のあるビデオを探す効率を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオインタラクション方法であって、
ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示することと、
前記ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生することと、
前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページから、前記フローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することとを含む、ことを特徴とするビデオインタラクション方法。
【請求項2】
前記の、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生した後に、前記の、前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出する前に、前記方法は、
前記ビデオリストに対する第二の操作を検出した場合、前記フローティングウィンドウによって前記第二の操作に対応するビデオを再生することをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記の、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生した後に、前記の、前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出する前に、前記方法は、
前記ターゲットビデオの再生が終了した後に、前記ビデオリストのリスト順に、前記ターゲットビデオの後ろに隣接するビデオを新たなターゲットビデオとして再生することをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ビデオリストは、複数のプレビューウィンドウを含み、各前記プレビューウィンドウは、一つのビデオに属し、
ここで、前記方法は、
前記複数のプレビューウィンドウで、前記ターゲットビデオに対応する第一のプレビューウィンドウを決定することと、
前記第一のプレビューウィンドウに再生プロンプト識別子を表示することと、
前記再生プロンプト識別子に対する第三の操作を検出した場合、ターゲットコントロールを表示することと、
前記ターゲットコントロールに対する第四の操作を検出した場合、前記フローティングウィンドウと前記再生プロンプト識別子の表示を停止することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記フローティングウィンドウに対する第六の操作を検出した場合、前記ターゲットビデオに対して前記第六の操作に対応する再生制御操作を行うことをさらに含み、
ここで、前記再生制御操作は、ビデオ切り替え操作を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記ターゲットビデオの画面サイズを取得することと、
前記画面サイズが第一のサイズタイプに属する場合、第一のウィンドウサイズに応じて前記フローティングウィンドウを表示することと、
前記画面サイズが第二のサイズタイプに属する場合、第二のウィンドウサイズに応じて前記フローティングウィンドウを表示することとをさらに含み、
ここで、前記第一のウィンドウサイズは、前記第二のウィンドウサイズと異なる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第一のウィンドウサイズの高さ値は、前記第二のウィンドウサイズの高さ値と異なる、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記フローティングウィンドウに対する第七の操作を検出した場合、前記第七の操作のリアルタイム位置に基づき、前記フローティングウィンドウの表示位置を調整することと、
前記第七の操作が終了したときに、前記第七の操作の終了位置を決定することと、
前記終了位置がターゲット表示領域内に位置する場合、前記終了位置に前記フローティングウィンドウを表示することと、
前記終了位置が前記ターゲット表示領域外に位置する場合、前記フローティングウィンドウを前記終了位置から、前記終了位置に対応する、前記ターゲット表示領域内に位置するターゲット位置にスプリングバックさせて表示することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記の、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示する前に、前記方法は、
第一のタブページに前記ビデオ提示ページを表示することをさらに含み、
ここで、前記の、前記ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することは、
前記第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示することと、
前記第二のタブページに前記ターゲットビデオ詳細ページを表示することとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記の、前記第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示する前に、前記方法は、
前記フローティングウィンドウによる前記ターゲットビデオの再生を一時停止することをさらに含む、ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記の、前記第二のタブページに前記ターゲットビデオ詳細ページを表示した後に、前記方法は、
前記第一のタブページに対する第八の操作を検出した場合、前記第二のタブページから前記第一のタブページにジャンプし戻って表示し、前記第一のタブページにおける前記ビデオ提示ページには、前記フローティングウィンドウが表示されていることを保持することをさらに含む、ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記ビデオ詳細ページは、ビデオ再生ウィンドウと、ビデオ紹介情報とを含み、
ここで、前記の、前記ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、前記方法は、
前記ビデオ再生ウィンドウによって前記ターゲットビデオを再生することと、
前記ビデオ再生ウィンドウの少なくとも一部が前記ターゲットビデオ詳細ページのページ表示領域から外れた場合、前記ビデオ再生ウィンドウによる前記ターゲットビデオの再生を一時停止することと、
前記ターゲットビデオ詳細ページ内に前記フローティングウィンドウによって前記ターゲットビデオの再生を継続することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
ビデオインタラクション装置であって、
ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示するように構成される第一の表示ユニットと、
前記ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生するように構成される第一の再生ユニットと、
前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページから、前記フローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示するように構成される第二の表示ユニットとを含む、ことを特徴とするビデオインタラクション装置。
【請求項14】
電子機器であって、
プロセッサと、
実行可能な命令を記憶するためのメモリとを含み、
ここで、前記プロセッサは、前記メモリから前記実行可能な命令を読み取り、前記実行可能な命令を実行して上記請求項1から12のいずれか1項に記載のビデオインタラクション方法を実現するために用いられる、ことを特徴とする電子機器。
【請求項15】
コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、プロセッサに上記請求項1から12のいずれか1項に記載のビデオインタラクション方法を実現させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年08月27日に提案され、出願番号が202110998206.8であり、発明名称が「ビデオインタラクション方法、装置、機器及び媒体」である中国特許出願の優先権を主張しており、この出願のすべての内容は、援用により本出願に取り込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示は、インターネット技術分野に関し、特にビデオインタラクション方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、ユーザが電子機器でビデオリストを開いた後に、必要に応じてビデオリストにおけるいずれか一つのビデオをクリックして見ることができる。しかし、ビデオリストにおけるビデオは、必ずしもユーザ需要に合うとは限らず、この場合、ユーザは、各ビデオをクリックして、このビデオのビデオ詳細ページに入ってそれを見るようになり、ユーザがこのビデオに興味がない場合、ユーザは、ビデオリストに戻って、別のビデオをクリックして、このビデオのビデオ詳細ページに入ってそれを見ることによって、ユーザが興味のあるビデオを探す効率が比較的に低いことになる。
【発明の概要】
【0004】
上記技術問題を解決し、又は部分的に上記技術問題を解決するために、本開示は、ビデオインタラクション方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0005】
第一の態様によれば、本開示は、ビデオインタラクション方法を提供し、このビデオインタラクション方法は、
ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示することと、
ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生することと、
フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することとを含む。
【0006】
第二の態様によれば、本開示は、ビデオインタラクション装置を提供し、このビデオインタラクション装置は、
ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示するように構成される第一の表示ユニットと、
ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生するように構成される第一の再生ユニットと、
フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示するように構成される第二の表示ユニットとを含む。
【0007】
第三の態様によれば、本開示は、電子機器を提供し、この電子機器は、
プロセッサと、
実行可能な命令を記憶するためのメモリとを含み、
ここで、プロセッサは、メモリから実行可能な命令を読み取り、実行可能な命令を実行して第一の態様に記載のビデオインタラクション方法を実現するために用いられる。
【0008】
第四の態様によれば、本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、この記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、プロセッサが第一の態様に記載のビデオインタラクション方法を実現する。
【0009】
本開示の実施例による技術案は、従来の技術と比べて以下のような利点がある。
【0010】
本開示の実施例のビデオインタラクション方法、装置、機器及び媒体は、ビデオ提示ページビデオリストを提示する過程で、ビデオリストに対する第一の操作を検出した後に、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生するとともに、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した後に、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することができ、それによって、ユーザは、フローティングウィンドウによってビデオをプレビューするとともに、プレビューされるビデオに興味があると決定した場合、フローティングウィンドウによってこのビデオのビデオ詳細ページに直接入ることができ、ビデオリストに興味のあるビデオを探す必要がなく、ユーザが興味のあるビデオを探す効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面を結び付けながら以下の発明の実施の形態を参照し、本開示の各実施例の上記と他の特徴、利点及び態様は、より明らかになる。図面を貫通し、同じ又は似たシンボルは、同じ又は似たエレメントを表す。図面が例示的なものであり、原本とエレメントが必ずしも比例して描かれていないとは限らないことを理解すべきである。
【
図1】本開示の実施例によるビデオインタラクション方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例によるビデオ提示ページの概略図である。
【
図3】本開示の実施例による別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図4】本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図5】本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図6】本開示の実施例によるビデオ詳細ページの概略図である。
【
図7】本開示の実施例による別のビデオ詳細ページの概略図である。
【
図8】本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図9】本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図10】本開示の実施例によるターゲット表示領域の概略図である。
【
図11】本開示の実施例による別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図12】本開示の実施例による別のビデオインタラクション方法のフローチャートである。
【
図13】本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図14】本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図である。
【
図15】本開示の実施例によるビデオインタラクション装置の構造概略図である。
【
図16】本開示の実施例による電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下は、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に記述する。図面において本開示のいくつかの実施例が表示されているが、理解すべきこととして、本開示は、様々な形式で実現されてもよく、且つここに述べる実施例に限定されるものと解釈されるべきでなく、代わりに、これらの実施例を提供することは、本開示をより明確と完全に理解するためである。理解すべきこととして、本開示の図面及び実施例は、例示的な役割だけに使用され、本開示の保護範囲を制限するために使用されない。
【0013】
理解すべきこととして、本開示の方法の実施の形態に記載の各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並列に実行されてもよい。なお、方法の実施の形態は、付加されるステップを含み、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、この態様に制限されない。
【0014】
本明細書に使用される用語である「含む」及びその変形は、開放的な包括、即ち「含むが、それらに限らない」である。用語である「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語である「一つの実施例」は、「少なくとも一つの実施例」を表し、用語である「別の実施例」は、「少なくとも一つの別の実施例」を表し、用語である「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述に与えられる。
【0015】
注意すべきこととして、本開示に言及された「第一の」、「第二の」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためにのみ用いられ、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するために用いられるわけではない。
【0016】
注意すべきこととして、本開示に言及された「一つの」、「複数の」の修飾は、限定的ではなく例示的なものであり、当業者は、文脈で特に指摘がない限り、理解すべきこととして、「一つ又は複数の」と理解すべきであることを理解すべきである。
【0017】
本開示の実施の形態における複数の装置間にインタラクトされるメッセージ又は情報の名称は、説明的な目的のためだけに使用されるが、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するために使用されるわけではない。
【0018】
本開示の実施例は、興味のあるビデオを素早く見つけるようにユーザを支援することができるビデオインタラクション方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0019】
以下、まず、
図1から15を結びつけながら本開示の実施例によるビデオインタラクション方法を説明する。
【0020】
図1は、本開示の実施例によるビデオインタラクション方法のフローチャートを示す。
【0021】
本開示の実施例では、このビデオインタラクション方法は、電子機器によって実行されてもよい。ここで、電子機器は、例えば移動電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブルデバイスなどの移動端末及び例えばデジタルTV、デスクコンピュータ、スマートホーム機器などの固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0022】
図1に示すように、このビデオインタラクション方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0023】
S110、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示する。
【0024】
本開示の実施例では、ユーザがビデオを探したい場合、電子機器でビデオ提示ページを開くことができ、それによって電子機器に、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示させることができる。
【0025】
選択的に、ビデオ提示ページは、ビデオリストを提示するためのいずれかのページであってもよい。例えば、ビデオ提示ページは、ビデオ推薦ページ、ビデオチャネルページ、ビデオホットスポットページ、ビデオサーチ結果ページなどのビデオプラットフォームの機能ページであってもよい。また、例えば、ビデオ提示ページは、ユーザ作品ページなどのビデオプラットフォームのユーザページであってもよい。
【0026】
ここで、ビデオプラットフォームは、ビデオサイトと、ビデオアプリケーションとを含んでもよく、ここで制限されない。
【0027】
図2は、本開示の実施例によるビデオ提示ページの概略図を示す。
【0028】
図2に示すように、移動電話201には、ビデオ推薦ページ202が表示されてもよく、ビデオ推薦ページ内には、ビデオリスト203が表示されており、ビデオリスト203は、ビデオ1、ビデオ2などのビデオを含んでもよい。ユーザは、タッチ方式によってビデオ推薦ページ202をスライドして、表示されていない他のビデオを閲覧することができる。
【0029】
図3は、本開示の実施例による別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0030】
図3に示すように、デスクコンピュータ301には、ビデオ推薦ページ302が表示されてもよく、ビデオ推薦ページ内には、ビデオリスト303が表示され、ビデオリスト303は、ビデオ1、ビデオ2などのビデオを含んでもよい。ユーザは、マウスを操作してビデオ推薦ページ303をスライドして、表示されていない他のビデオを閲覧することができる。
【0031】
S120、ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生する。
【0032】
本開示の実施例では、ユーザがビデオリストにおけるあるビデオをプレビューしたい場合、電子機器にビデオリストに対する第一の操作を入力することができ、それによって電子機器に、第一の操作に応答して、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生させ、即ちフローティングウィンドウによってユーザがプレビューしようとするビデオを再生することができる。
【0033】
選択的に、第一の操作は、ビデオリストのうちのいずれかのビデオに対する操作であってもよく、第一の操作が対象とするビデオは、第一の操作に対応するビデオである。
【0034】
いくつかの実施例では、第一の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによっていずれかのビデオの例えばダブルクリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などのフローティングウィンドウによってこのビデオを再生するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0035】
別のいくつかの実施例では、ビデオリストにおける各ビデオには、いずれもプレビュートリガーコントロールが表示されてもよく、プレビュートリガーコントロールは、フローティングウィンドウによってこのプレビュートリガーコントロールが属するビデオを再生するようにトリガーするための任意のアイコン、ボタンなどであってもよく、ここで制限されない。
【0036】
ここで、第一の操作は、いずれかのプレビュートリガーコントロールに対するトリガー操作を含んでもよい。具体的には、第一の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによってプレビュートリガーコントロールの例えば、クリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などのフローティングウィンドウによってこのプレビュートリガーコントロールが属するビデオを再生するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0037】
図2を参照し続けると、ビデオリスト203における各ビデオには、いずれもトリガーされていない(色が填充されず)「ピン」アイコン204が表示されてもよく、ユーザは、タッチ方式によって、ビデオ1上の「ピン」アイコン204をクリックすることで、移動電話201は、ビデオ推薦ページ202内にフローティングウィンドウによってビデオ1を再生することができ、
図4の通りである。
図4は、本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0038】
図4に示すように、ユーザが、ビデオ1の「ピン」アイコン204をクリックした後に、移動電話201は、ビデオ推薦ページ202内の右下隅にフローティングウィンドウ205を表示するとともに、フローティングウィンドウ205内にビデオ1を再生する。このとき、ビデオ1の「ピン」アイコン204は、トリガーされていない状態からトリガーされる(色が填充されている)状態に変更される。
【0039】
図3を参照し続けると、ビデオリスト303における各ビデオのいずれもにはトリガーされていない(色が填充されず)「ピン」アイコン304が表示されてもよく、ユーザは、マウスを操作することによってビデオ1上の「ピン」アイコン304をクリックすることで、デスクコンピュータ301に、ビデオ推薦ページ302内にフローティングウィンドウによってビデオ1を再生させることができ、
図5の通りである。
【0040】
図5は、本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0041】
図5に示すように、ユーザは、ビデオ1の「ピン」アイコン304をクリックした後に、デスクコンピュータ301は、ビデオ推薦ページ302内の右下隅にフローティングウィンドウ305を表示するとともに、フローティングウィンドウ305内にビデオ1を再生する。このとき、ビデオ1の「ピン」アイコン304は、トリガーされていない状態からトリガーされる(色が填充されている)状態に変更される。
【0042】
それによって、本開示の実施例では、ユーザが、ビデオリストにおけるあるビデオのビデオカバー内容又はビデオタイトル内容に興味があるが、他のビデオのビデオカバー内容又はビデオタイトル内容に対する閲覧行為を中断したくない場合、ユーザは、電子機器にビデオリストに対する第一の操作を入力して、フローティングウィンドウによってユーザが興味のあるビデオカバー内容又はビデオタイトル内容が属するビデオを再生することによって、全量消費且つ軽度消費の内容消費体験を実現し、見ながら選ぶ効果に達することができる。
【0043】
さらに、本開示の実施例では、電子機器は、ビデオ提示ページ内にミニプレーヤー技術を利用し、フローティングウィンドウを表示し、さらにフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生することができる。
【0044】
S130、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示する。
【0045】
本開示の実施例では、電子機器がビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生した後に、ユーザは、ビデオ提示ページをスライドし続けて他のビデオを見、又はビデオ提示ページに対して他のページ操作を行うことができる。ユーザは、ビデオ提示ページをスライドし、又はビデオ提示ページに対して他のページ操作を行うプロセスで、フローティングウィンドウは、常に固定位置に表示される状態が保持され、且つビデオを再生し続ける。ユーザは、フローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオを閲覧すると決めた場合、電子機器にフローティングウィンドウに対する第二の操作を入力することができ、それによって電子機器に、第二の操作に応答して、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するターゲットビデオ詳細ページにジャンプさせて表示することができる。
【0046】
いくつかの実施例では、第二の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによってフローティングウィンドウに対する例えばクリック、ダブルクリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などのターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0047】
別のいくつかの実施例では、フローティングウィンドウには、大画面表示コントロールが表示されてもよく、大画面表示コントロールは、ターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示するようにトリガーするための任意のアイコン、ボタンなどであってもよく、ここで制限されない。
【0048】
ここで、第二の操作は、大画面表示コントロールに対するトリガー操作を含んでもよい。具体的には、第二の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによって大画面表示コントロールに対する例えば、クリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などのターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0049】
本開示の実施例では、ターゲットビデオは、フローティングウィンドウにリアルタイムに再生されるビデオであってもよい。
【0050】
選択的に、ビデオ詳細ページは、ビデオ再生ウィンドウと、ビデオ紹介情報とを含んでもよい。ビデオ再生ウィンドウは、ターゲットビデオを再生するために用いられてもよく、ビデオ紹介情報は、ターゲットビデオの文字紹介内容を提示するために用いられてもよい。
【0051】
図4を参照し続けると、ユーザは、タッチ方式によって、フローティングウィンドウ205を長押した後に、移動電話201は、ビデオ推薦ページ202からビデオ詳細ページにジャンプしてもよく、
図6の通りである。
【0052】
図6は、本開示の実施例によるビデオ詳細ページの概略図を示す。
【0053】
図6に示すように、移動電話601には、ビデオ詳細ページ602が表示されてもよく、ビデオ詳細ページ602内には、ビデオ1のビデオ再生ウィンドウ603とビデオ紹介情報604が表示される。
【0054】
図5を参照し続けると、ユーザがマウスを操作することによって、フローティングウィンドウ305を長押した後に、デスクコンピュータ301は、ビデオ推薦ページ302からビデオ詳細ページにジャンプしてもよく、
図7の通りである。
【0055】
図7は、本開示の実施例による別のビデオ詳細ページの概略図を示す。
【0056】
図7に示すように、デスクコンピュータ701には、ビデオ詳細ページ702が表示されてもよく、ビデオ詳細ページ702内には、ビデオ1のビデオ再生ウィンドウ703とビデオ紹介情報704が表示される。
【0057】
本開示のいくつかの実施例では、ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、このビデオインタラクション方法はさらに、ビデオ再生ウィンドウによってターゲットビデオを再生することを含んでもよい。
【0058】
具体的には、電子機器は、ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、自動的に最初から又はターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示する前のフローティングウィンドウ内の再生進捗に応じてターゲットビデオの再生を継続することができる。
【0059】
本開示のいくつかの実施例では、ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、このビデオインタラクション方法はさらに、ビデオ再生ウィンドウ内の再生コントロールに対するクリック操作を検出した場合、ビデオ再生ウィンドウによってターゲットビデオを再生することを含んでもよい。
【0060】
具体的には、電子機器は、ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、電子機器は、まずターゲットビデオを再生しなくてもよく、ユーザがターゲットビデオを再生しようとする場合、電子機器にビデオ再生ウィンドウ内の再生コントロールに対するクリック操作を入力することができ、それによって電子機器は、クリック操作に応答して、最初から又はターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示する前のフローティングウィンドウ内の再生進捗に応じてターゲットビデオの再生を継続することができる。
【0061】
本開示の実施例では、選択的に、ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、このビデオインタラクション方法はさらに、ビデオ再生ウィンドウの少なくとも一部がターゲットビデオ詳細ページのページ表示領域から外れた場合、ビデオ再生ウィンドウによるターゲットビデオの再生を一時停止することと、ターゲットビデオ詳細ページ内にフローティングウィンドウによってターゲットビデオの再生を継続することとを含んでもよい。
【0062】
本開示の実施例では、電子機器がビデオ再生ウィンドウによってターゲットビデオを再生するプロセスで、ユーザは、ターゲットビデオ詳細ページをスライドし続けてページ内の他の内容を見、又はターゲットビデオ詳細ページに対して他のページの操作を行うことができる。ユーザがターゲットビデオ詳細ページをスライドし、又はターゲットビデオ詳細ページに対して他のページの操作を行うプロセスで、ビデオ再生ウィンドウが依然としてターゲットビデオ詳細ページのページ表示領域内に完全に表示される場合、ビデオ再生ウィンドウによってターゲットビデオを再生することを保持し、ビデオ再生ウィンドウの少なくとも一部がターゲットビデオ詳細ページのページ表示領域から外れた場合、ビデオ再生ウィンドウによるターゲットビデオの再生を一時停止するとともに、ターゲットビデオ詳細ページ内にフローティングウィンドウによってビデオ再生ウィンドウによるターゲットビデオの再生を一時停止する時の再生進捗に応じてターゲットビデオの再生を継続する。
【0063】
さらに、本開示の実施例では、電子機器は、ターゲットビデオ詳細ページ内にミニプレーヤー技術を利用し、フローティングウィンドウを表示し、さらにフローティングウィンドウによりターゲットビデオを再生することができる。
【0064】
図7を参照し続けると、デスクコンピュータ701にビデオ詳細ページ702を表示するプロセスで、ユーザが表示されていないビデオ紹介情報704を見たい場合、マウスを操作することによってビデオ詳細ページ702に下にスライドすることで、ビデオ再生ウィンドウ703の少なくとも一部がビデオ詳細ページ702のページ表示領域を外れることができ、このとき、デスクコンピュータ701は、ビデオ詳細ページ702内にフローティングウィンドウによってビデオ1の再生を継続することができる。
【0065】
図8は、本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0066】
図8に示すように、デスクコンピュータ701は、ビデオ再生ウィンドウ703の少なくとも一部がビデオ詳細ページ702ページ表示領域を外れた場合、ビデオ詳細ページ702内の右下隅にフローティングウィンドウ705を表示することができるとともに、フローティングウィンドウ705内にビデオ1の再生を継続することで、ユーザが、ビデオ詳細ページ702に対してページ操作を行う場合、ビデオ1に対する視聴を中断する必要がなく、ユーザがビデオ1を視聴する連続性を向上させ、さらにユーザの体験を向上させる。
【0067】
いくつかの実施例では、ユーザは、フローティングウィンドウを長押し又はダブルクリックして、ビデオ再生ウィンドウに対する完全な表示に戻ることができる。別のいくつかの実施例において、フローティングウィンドウには、大画面表示コントロールがさらに表示されてもよく、ユーザは、大画面表示コントロールをクリックして、ビデオ再生ウィンドウに対する完全な表示に戻ることができる。それによって、ユーザは、ターゲットビデオ詳細ページ内に表示されたフローティングウィンドウによってビデオ再生ウィンドウに素早く戻ってターゲットビデオを視聴することができ、さらにユーザの操作を簡略化しており、ユーザの便利性を向上させる。
【0068】
本開示の実施例では、ビデオ提示ページにビデオリストを提示する過程で、ビデオリストに対する第一の操作を検出した後に、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生するとともに、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した後に、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することができ、それによって、ユーザは、フローティングウィンドウによってビデオをプレビューするとともに、プレビューされるビデオに興味があると決定した場合、フローティングウィンドウによってこのビデオのビデオ詳細ページに直接入ることができ、ビデオリストに興味のあるビデオを探す必要がなく、ユーザが興味のあるビデオを探す効率を向上させる。
【0069】
本開示の別のいくつかの実施例では、S120の後、S130の前に、このビデオインタラクション方法はさらに、ビデオリストに対する第二の操作を検出した場合、フローティングウィンドウによって第二の操作に対応するビデオを再生することを含んでもよい。
【0070】
本開示の実施例では、ユーザは、他のビデオを閲覧するプロセスで新たな興味のあるビデオを発見した場合、電子機器にビデオリストに対する第二の操作を入力することができ、それによって電子機器は、第二の操作に応答して、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第二の操作に対応するビデオを再生し、即ちフローティングウィンドウ内にリアルタイムに再生されるビデオをこの新たな興味のあるビデオに置き換えることができる。
【0071】
選択的に、第二の操作は、ビデオリストにおけるいずれかのフローティングウィンドウ内にリアルタイムに再生されるビデオ以外の他のビデオに対する操作であってもよく、第二の操作が対象とするビデオは、第二の操作に対応するビデオである。
【0072】
いくつかの実施例では、第二の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによっていずれか上記他のビデオに対する例えばダブルクリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などのフローティングウィンドウによってこのビデオを再生するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0073】
別のいくつかの実施例では、ビデオリストにおける各ビデオには、いずれもプレビュートリガーコントロールが表示されてもよく、プレビュートリガーコントロールは、フローティングウィンドウによってこのプレビュートリガーコントロールが属するビデオを再生するようにトリガーするための任意のアイコン、ボタンなどであってもよく、ここで制限されない。
【0074】
ここで、第二の操作は、いずれかのフローティングウィンドウ内にリアルタイムに再生されるビデオ以外の他のビデオに表示されるプレビュートリガーコントロールに対するトリガー操作を含んでもよい。具体的には、第二の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによってプレビュートリガーコントロールに対する例えば、クリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などのフローティングウィンドウによってこのプレビュートリガーコントロールが属するビデオを再生するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0075】
それによって、本開示の実施例では、ユーザは、自体の必要に応じて、フローティングウィンドウにリアルタイムに再生されるビデオに対して任意に切り替え、さらにユーザの体験を向上させることができる。
【0076】
本開示のまた別のいくつかの実施例では、S120の後に、S130の前に、このビデオインタラクション方法はさらに、ターゲットビデオ再生が終了した後に、ビデオリストのリスト順に、ターゲットビデオの後ろに隣接するビデオを新たなターゲットビデオとして再生することを含んでもよい。
【0077】
本開示の実施例では、ユーザは、ビデオ提示ページをスライドし、又はビデオ提示ページに対して他のページ操作を行うプロセスで、フローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオの再生が終了した場合、電子機器は、ビデオリストのリスト順に、ビデオリストにターゲットビデオの後ろに隣接するビデオを選択し、選択されたビデオを新たなターゲットビデオとして、さらにフローティングウィンドウによって新たなターゲットビデオを再生することができる。
【0078】
ターゲットビデオが第一の操作に対応するビデオであることを例にして、第一の操作に対応するビデオの再生が終了した後に、電子機器は、ビデオリストのリスト順に第一の操作に対応するビデオの後ろに隣接するビデオを選択し、自動的にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオの後ろに隣接するビデオを再生することができる。
【0079】
選択的に、ターゲットビデオの再生が終了する前の予め設定される時間長、例えば前の3s内に、フローティングウィンドウの右下隅にはプロンプト情報、例えば、「3s後に次のビデオを再生する」を提示し、ユーザにプロンプトしてもよい。
【0080】
それによって、本開示の実施例では、電子機器は、フローティングウィンドウによってビデオを連続的に再生し、さらにユーザにより多くのビデオ内容を提示することで、ユーザが興味のあるビデオを発掘しやすくなり、さらにユーザの体験を向上させることができる。
【0081】
本開示のさらなるいくつかの実施例では、ビデオリストは、複数のプレビューウィンドウを含んでもよく、各プレビューウィンドウは、一つのビデオに属してもよい。
【0082】
ここで、各プレビューウィンドウは、初期状態で属するビデオのビデオカバー内容が表示されてもよい。
【0083】
さらに、このビデオインタラクション方法はさらに、複数のプレビューウィンドウにおける第二のプレビューウィンドウに対する第五の操作を検出した場合、第二のプレビューウィンドウ内に第二のプレビューウィンドウが属するビデオを再生することを含んでもよい。
【0084】
本開示の実施例では、ユーザがビデオリストにおけるあるビデオをプレビューしたい場合、電子機器に第二のプレビューウィンドウに対する第五の操作を入力することができ、それによって電子機器は、第五の操作に応答して、第二のプレビューウィンドウ内に第二のプレビューウィンドウが属するビデオを再生することができる。
【0085】
ここで、第二のプレビューウィンドウは、任意のプレビューウィンドウであってもよい。
【0086】
いくつかの実施例では、電子機器がタッチ方式によって操作できる場合、第五の操作は、第二のプレビューウィンドウに対する例えば、クリックなどの手勢制御操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などの第二のプレビューウィンドウを選択するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0087】
別のいくつかの実施例では、電子機器がマウスを操作することによって操作できる場合、第五の操作は、第二のプレビューウィンドウに対する滞在又はクリックなどのマウス操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0088】
本開示の実施例では、さらに、電子機器は、第二のプレビューウィンドウ内に第二のプレビューウィンドウが属するビデオの前の予め設定される時間長、例えば5sを再生して、ユーザがビデオを予備的にフィルタリングできるようにすることができる。
【0089】
本開示のさらなるいくつかの実施例では、このビデオインタラクション方法はさらに、フローティングウィンドウに対する第六の操作を検出した場合、ターゲットビデオに対して第六の操作に対応する再生制御操作を行うことを含んでもよい。
【0090】
本開示の実施例では、フローティングウィンドウは、ビデオに対する基本的な再生制御操作をサポートすることができる。
【0091】
いくつかの実施例では、再生制御操作は、ビデオ切り替え操作、例えば、前方切り替え操作と、後方切り替え操作とを含んでもよい。ユーザが、フローティングウィンドウ内に表示されたターゲットビデオを他のビデオに切り替えようとする場合、ユーザは、前方切り替えボタンをクリックして前方切り替え操作を実現してもよく、後方切り替えボタンをクリックして後方切り替え操作を実現してもよい。
【0092】
電子機器は、前記ビデオリストのリスト順に、フローティングウィンドウ内に表示されたビデオを切り替え操作に対応する切り替え方向に沿ってその後に隣接するビデオに切り替えて再生することができる。
【0093】
選択的に、ビデオ切り替え操作は、切り替え方向に応じてターゲットビデオに隣接する予め設定される数、例えば3つのビデオに切り替えることをサポートすることができる。
【0094】
別のいくつかの実施例では、再生制御操作は、進捗制御操作を含んでもよく、電子機器は、進捗制御操作に応じてフローティングウィンドウ内のビデオの再生進捗を調整することができる。
【0095】
また別のいくつかの実施例では、再生制御操作は、一時停止操作を含んでもよく、電子機器は、フローティングウィンドウ内のビデオの再生を一時停止することができる。
【0096】
さらなるいくつかの実施例では、再生制御操作は、再生操作を含んでもよく、電子機器は、フローティングウィンドウ内に一時停止されたビデオを再生し続けることができる。
【0097】
さらなるいくつかの実施例では、再生制御操作は、音声調整操作を含んでもよく、電子機器は、音声調整操作に応じてビデオの声量を調整することができる。
【0098】
本開示の別の実施の形態では、フローティングウィンドウの表示サイズと表示位置は、必要に応じて調整されてもよい。
【0099】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション方法はさらに、ターゲットビデオの画面サイズを取得することと、画面サイズが第一のサイズタイプに属する場合、第一のウィンドウサイズに応じてフローティングウィンドウを表示することと、画面サイズが第二のサイズタイプに属する場合、第二のウィンドウサイズに応じてフローティングウィンドウを表示することとを含んでもよい。
【0100】
本開示の実施例では、電子機器が、フローティングウィンドウによってターゲットビデオを表示する前に、まず、ターゲットビデオの画面サイズを決定し、この画面サイズが第一のサイズタイプに属するか、それとも第二のサイズタイプに属するかを判断する。この画面サイズが第一のサイズタイプに属する場合、第一のウィンドウサイズに応じてフローティングウィンドウを表示することができ、この画面サイズが第二のサイズタイプに属する場合、第二のウィンドウサイズに応じてフローティングウィンドウを表示することができる。
【0101】
選択的に、第一のサイズタイプは、横画面サイズタイプであってもよく、第二のサイズタイプは、縦画面サイズタイプであってもよい。
【0102】
さらに、電子機器は、画面サイズの幅と高さの比によって、属するサイズタイプを判断することができ、比が1よりも大きい場合、この画面サイズが横画面サイズタイプに属すると決定することができ、比が1よりも小さい場合、この画面サイズが縦画面サイズタイプに属することを決定することができる。
【0103】
さらに、第一のウィンドウサイズが第二のウィンドウサイズと異なることで、電子機器は、異なるビデオの異なる画面サイズに基づき、フローティングウィンドウの表示サイズを自己適応に調節して、ユーザの視聴体験を向上させることができる。
【0104】
本開示の実施例では、選択的に、第一のウィンドウサイズの高さ値は、第二のウィンドウサイズの高さ値と異なってもよいが、第一のウィンドウサイズの幅値は、第二のウィンドウサイズの幅値と同じであってもよく、それによって、フローティングウィンドウのページに対する占有を最小限に抑え、ユーザにより多くのページ閲覧空間を提供することができる。
【0105】
例えば、横画面録画モードに対応するフローティングウィンドウの表示サイズは、350画素*197画素であってもよく、縦画面録画モードに対応するフローティングウィンドウの表示サイズは、350画素*262画素であってもよく、ターゲットビデオが第一の操作に対応するビデオであることを例にして、フローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生する前に、電子機器は、まず、第一の操作に対応するビデオの録画モードを判断し、録画モードが縦画面録画モードである場合、350画素*262画素のフローティングウィンドウを表示するとともに、フローティングウィンドウ内の中央に第一の操作に対応するビデオのビデオ画面を表示して、第一の操作に対応するビデオを再生することができる。電子機器の第一の操作に対応するビデオの再生が終了した後に、電子機器は、第一の操作に対応するビデオの後ろに隣接するビデオのビデオ録画モードを取得することができ、録画モードが横画面録画モードである場合、フローティングウィンドウの表示サイズを350画素*197画素に調整するとともに、フローティングウィンドウ内の中央に第一の操作に対応するビデオの後ろに隣接するビデオのビデオ画面を表示して、第一の操作に対応するビデオの後ろに隣接するビデオを再生することができる。
【0106】
図9は、本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0107】
図9に示すように、ユーザが、ビデオ1上の「ピン」アイコンをクリックした後に、デスクコンピュータ901は、ビデオ推薦ページ902内の右下隅にフローティングウィンドウ903を表示するとともに、フローティングウィンドウ903内の中央に縦画面録画モードで録画されるビデオ1を再生することができる。
【0108】
本開示の実施例では、選択的に、ユーザは、フローティングウィンドウに対してズーム操作を行ってもよく、電子機器は、ズーム操作に基づき、フローティングウィンドウの表示サイズに応じてフローティングウィンドウを等比ズームしてもよい。そして、次回、ユーザが、フローティングウィンドウを再起動する場合、この表示サイズに対応するズーム後のサイズでフローティングウィンドウを表示する。
【0109】
それによって、本開示の実施例では、ユーザは、フローティングウィンドウの表示サイズに対して手動で調節して、ユーザの個性化需要を満足し、さらにユーザの体験を向上させることができる。
【0110】
本開示の別のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション方法はさらに、フローティングウィンドウに対する第七の操作を検出した場合、第七の操作のリアルタイム位置に基づき、フローティングウィンドウの表示位置を調整することを含んでもよい。
【0111】
本開示の実施例では、ユーザがフローティングウィンドウの表示位置を調整しとうとする場合、電子機器にフローティングウィンドウに対する第七の操作を入力することができ、それによって電子機器は、第七の操作のリアルタイム位置に、フローティングウィンドウの表示位置を表示することができる。
【0112】
選択的に、第七の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによってフローティングウィンドウに対するドラッグ操作を含んでもよい。第七の操作のリアルタイム位置は、ドラッグ操作のリアルタイムドラッグ位置であってもよい。
【0113】
さらに、このビデオインタラクション方法はさらに、第七の操作が終了した場合、第七の操作の終了位置を決定することと、終了位置がターゲット表示領域内に位置する場合、終了位置にフローティングウィンドウを表示することと、終了位置がターゲット表示領域外に位置する場合、フローティングウィンドウを終了位置から終了位置に対応する、ターゲット表示領域内に位置するターゲット位置にスプリングバックさせて表示することとを含んでもよい。
【0114】
本開示の実施例では、電子機器が、ユーザの第七の操作が終了したと決定した場合、電子機器は、第七の操作の終了位置を決定するとともに、この終了位置が完全にターゲット表示領域内に位置するかどうかを判断することができ、終了位置が完全にターゲット表示領域内に位置する場合、終了位置にフローティングウィンドウを表示し、そうでなければ、電子機器は、ターゲット表示領域内にこの終了位置に対応するターゲット位置を決定するとともに、フローティングウィンドウを終了位置からターゲット位置にスプリングバックさせて表示することができる。
【0115】
選択的に、第七の操作の終了位置は、ドラッグ操作のドラッグ終点位置であってもよい。
【0116】
選択的に、ターゲット表示領域は、予め設定されるビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウを表示することができる表示領域であってもよい。
【0117】
図10は、本開示の実施例によるターゲット表示領域の概略図を示す。
【0118】
図10に示すように、デスクコンピュータ1001には、ビデオ推薦ページが表示されてもよく、ビデオ推薦ページ上の点線枠で囲まれたページ領域1002は、フローティングウィンドウを表示することができる表示領域である。
【0119】
選択的に、ターゲット表示領域1の領域幅(
図10におけるb)は、フローティングウィンドウのリアルタイム幅と同じであり、ターゲット表示領域の領域高さ(
図10におけるh)は、フローティングウィンドウのリアルタイム高さと同じである。
【0120】
さらに、電子機器がターゲット表示領域内でこの終了位置に対応するターゲット位置を決定する具体的な方法は、電子機器が、この終了位置に最も近い辺を決定し、終了位置のこの辺における投影位置を決定し、さらに投影位置をターゲット位置にすることができることであってもよい。この終了位置に最も近い辺が2つある場合、予め設定される各辺の優先度に基づき、2つの辺から優先度が比較的に高い辺を選択し、終了位置のこの辺における投影位置を決定し、さらに投影位置をターゲット位置とする。
【0121】
選択的に、ユーザは、フローティングウィンドウを初めて起動する場合、ページの右下隅にフローティングウィンドウを表示してもよく、ユーザがフローティングウィンドウの表示位置を調整した場合、次回ユーザがフローティングウィンドウを再起動する場合、ユーザが調整した位置にフローティングウィンドウを表示してもよい。
【0122】
それによって、本開示の実施例では、ユーザは、フローティングウィンドウの表示位置を手動で調節して、ユーザの個性化需要を満たし、さらにユーザの体験を向上させることができる。
【0123】
本開示のまた別の実施の形態では、電子機器は、フローティングウィンドウによって再生されるビデオをプロンプトしてもよい。
【0124】
本開示の実施例では、ビデオリストは、複数のプレビューウィンドウを含んでもよく、各プレビューウィンドウは、一つのビデオに属してもよい。
【0125】
さらに、このビデオインタラクション方法はさらに、複数のプレビューウィンドウにおいて、ターゲットビデオに対応する第一のプレビューウィンドウを決定することと、第一のプレビューウィンドウに再生プロンプト識別子を表示することとを含んでもよい。
【0126】
本開示の実施例では、電子機器は、ターゲットビデオを再生する前に、ターゲットビデオに対応する第一のプレビューウィンドウを起動することができるとともに、ターゲットビデオの再生中、第一のプレビューウィンドウに、第一のプレビューウィンドウが属するビデオがフローティングウィンドウによって再生されているビデオであるようにユーザにプロンプトするための再生プロンプト識別子を表示することで、ユーザは、フローティングウィンドウによって再生されているビデオのビデオカバー内容又はビデオタイトル内容を素早く見つけることができる。
【0127】
図11は、本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0128】
図11に示すように、ユーザが、ビデオ1上の「ピン」アイコンをクリックした後に、デスクコンピュータ1101は、ビデオ推薦ページ1102内の右下隅にフローティングウィンドウ1103を表示するとともに、フローティングウィンドウ1103内にビデオ1を再生することができる。同時に、ビデオ1のプレビューウィンドウ1104内には、再生プロンプト識別子1105が表示されて、ビデオ1がフローティングウィンドウ1103によって再生されているようにユーザにプロンプトすることができる。
【0129】
選択的に、第一のプレビューウィンドウに再生プロンプト識別子を表示した後に、このビデオインタラクション方法はさらに、再生プロンプト識別子に対する第三の操作を検出した場合、ターゲットコントロールを表示することと、ターゲットコントロールに対する第四の操作を検出した場合、フローティングウィンドウと再生プロンプト識別子の表示を停止することとを含んでもよい。
【0130】
本開示の実施例では、ユーザがフローティングウィンドウによってビデオを再生することを停止しとうとする場合、電子機器に再生プロンプト識別子に対する第三の操作を入力することで、電子機器は、第三の操作に応答して、ターゲットコントロールを表示することができる。ユーザは、電子機器にターゲットコントロールに対する第四の操作を入力し続けることで、電子機器は、第四の操作に応答して、フローティングウィンドウの表示を停止してフローティングウィンドウによってビデオを再生することを停止するとともに、第一のプレビューウィンドウに再生プロンプト識別子を表示することを停止することができる。
【0131】
選択的に、第三の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによって再生プロンプト識別子に対する例えば、クリック、ダブルクリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などのターゲットコントロールを表示するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0132】
選択的に、ターゲットコントロールは、フローティングウィンドウの表示を停止するようにトリガーするための任意のアイコン、ボタンなどであってもよく、ここで制限されない。
【0133】
選択的に、第四の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによってターゲットコントロールに対する例えば、クリック、ダブルクリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などの、フローティングウィンドウの表示を停止するようにトリガーするため操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0134】
それによって、ユーザは、ビデオリスト内にフローティングウィンドウに対するオフ操作を完了し、さらにユーザの操作便利性を向上させることができる。
【0135】
本開示のさらに別の実施の形態では、ユーザが素早くターゲットビデオ詳細ページからビデオ提示ページに戻ることを容易にするために、本開示の実施例は、別のビデオインタラクション方法をさらに提供す。
【0136】
図12は、本開示の実施例による別のビデオインタラクション方法のフローチャートを示す。
【0137】
図12に示すように、このビデオインタラクション方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0138】
S1210、第一のタブページにビデオ提示ページを表示する。
【0139】
本開示の実施例では、ユーザがビデオを探したい場合、電子機器で第一のタブページを開くことができ、また、第一のタブページ内にユーザがビデオを探すためのビデオ提示ページを開くことができる。
【0140】
ここで、第一のタブページは、任意のタブページであってもよい。
【0141】
図13は、本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0142】
図13に示すように、デスクコンピュータ1301には、タブページ1のタブページのページ1302が表示されてもよく、タブページのページ1302内には、ビデオ推薦ページ1303が表示されてもよい。
【0143】
S1220、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示する。
【0144】
ここで、S1220は、
図1に示す実施例におけるS110と似ており、ここでこれ以上説明しない。
【0145】
図13を参照し続けると、ビデオ推薦ページ1303内には、ビデオリストが表示されてもよく、ビデオリストは、ビデオ1、ビデオ2などのビデオを含んでもよい。
【0146】
S1230、ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生する。
【0147】
ここで、S1230は、
図1に示す実施例におけるS120と似ており、ここでこれ以上説明しない。
【0148】
S1240、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示する。
【0149】
ここで、S1240における第二の操作は、
図1に示す実施例におけるS130における第二の操作と似ており、ここでこれ以上説明しない。
【0150】
本開示の実施例では、電子機器は、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した後に、新たなタブページを作成することができ、作成されたタブページを第二のタブページとしてから、第一のタブページから第二のタブページ内にジャンプして表示することができる。
【0151】
S1250、第二のタブページにフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページを表示する。
【0152】
本開示の実施例では、電子機器が、第一のタブページから第二のタブページ内にジャンプして表示した後に、第二のタブページ内にフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するターゲットビデオ詳細ページを開くことができる。
【0153】
図14は、本開示の実施例によるまた別のビデオ提示ページの概略図を示す。
【0154】
図14に示すように、デスクコンピュータ1401には、タブページ2のタブページのページ1402が表示されてもよく、タブページのページ1402内には、ビデオ詳細ページ1403が表示されてもよい。ビデオ詳細ページ1403内には、ビデオ1のビデオ再生ウィンドウとビデオ紹介情報が表示される。
【0155】
それによって、本開示の実施例では、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した後に、電子機器は、第二のタブページを新規作成し、且つ第二のタブページ内にターゲットビデオ詳細ページを表示することができ、ユーザがビデオ提示ページに戻ってビデオリストを見続けたい場合、直接に表示されるタブページを切り替えることで実現されて、ユーザが素早くターゲットビデオ詳細ページからビデオ提示ページに戻ることができる。
【0156】
選択的に、本開示の実施例では、第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示する前に、このビデオインタラクション方法はさらに、フローティングウィンドウによるターゲットビデオの再生を一時停止することを含んでもよい。
【0157】
具体的には、電子機器は、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した後に、まず、フローティングウィンドウによるターゲットビデオの再生を一時停止し、それから、第二のタブページを作成して、第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示し、第二のタブページにターゲットビデオ詳細ページを表示することができる。
【0158】
選択的に、電子機器は、ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、自動的にターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示する前のフローティングウィンドウ内の再生進捗に応じてターゲットビデオの再生を継続してもよい。
【0159】
本開示の別のいくつかの実施例では、第二のタブページにターゲットビデオ詳細ページを表示した後に、このビデオインタラクション方法はさらに、第一のタブページに対する第八の操作を検出した場合、第二のタブページから第一のタブページにジャンプして表示し、第一のタブページにおけるビデオ提示ページにフローティングウィンドウが表示されていることを保持することを含んでもよい。
【0160】
本開示の実施例では、ターゲットビデオ詳細ページを表示した後に、ユーザが戻って第一のタブページに表示されるビデオ提示ページを見ようとする場合、電子機器に第一のタブページに対する第八の操作を入力することができ、それによって、電子機器は、第八の操作に応答して、第二のタブページから第一のタブページにジャンプし戻って表示することができるとともに、第一のタブページにジャンプし戻った後に、ビデオ提示ページには、フローティングウィンドウが表示されていることを保持することができる。
【0161】
選択的に、第八の操作は、タッチ方式によって、又はマウスを操作することによって第一のタブページに対応するタブオプションカードに対する例えば、クリック、長押しなどの操作、ボイス制御操作又は表情制御操作などの、第一のタブページにジャンプし戻って表示するようにトリガーするための操作を含んでもよく、ここで制限されない。
【0162】
いくつかの実施例では、ユーザは、電子機器が第二のタブページから第一のタブページに戻って表示するように制御する場合、ビデオ再生ウィンドウ内に再生されるターゲットビデオを一時停止するとともに、ビデオ提示ページ上のフローティングウィンドウ内のビデオを再生を一時停止する状態にすることができる。
【0163】
別のいくつかの実施例では、ユーザが、電子機器が第二のタブページから第一のタブページに戻って表示するように制御する場合、ビデオ再生ウィンドウ内に再生されるターゲットビデオを一時停止するとともに、ビデオ再生ウィンドウ内のターゲットビデオが一時停止された時の再生進捗に応じて、フローティングウィンドウ内にターゲットビデオの再生を継続することができる。
【0164】
それによって、ユーザがターゲットビデオを視聴する一貫性を向上させ、さらにユーザの体験を向上させることができる。
【0165】
本開示の実施例は、ビデオインタラクション装置をさらに提供し、以下、
図15と結びつけて説明する。
【0166】
図15は、本開示の実施例によるビデオインタラクション装置の構造概略図を示す。
【0167】
本開示の実施例では、このビデオインタラクション装置は、電子機器であってもよい。ここで、電子機器は、例えば移動電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信機、PDA、PAD、PMP、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブルデバイスなどの移動端末及び例えばデジタルTV、デスクコンピュータ、スマートホーム機器などの固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0168】
図15に示すように、このビデオインタラクション装置1500は、第一の表示ユニット1510と、第一の再生ユニット1520と、第二の表示ユニット1530とを含んでもよい。
【0169】
この第一の表示ユニット1510は、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示するように構成されてもよい。
【0170】
この第一の再生ユニット1520は、ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生するように構成されてもよい。
【0171】
この第二の表示ユニット1530は、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示するように構成されてもよい。
【0172】
本開示の実施例では、ビデオ提示ページにビデオリストが提示される過程で、ビデオリストに対する第一の操作を検出した後に、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生するとともに、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した後に、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することができ、それによって、ユーザは、フローティングウィンドウによってビデオをプレビューするとともに、プレビューされるビデオに興味があると決定した場合、フローティングウィンドウによってこのビデオのビデオ詳細ページに直接入ることができ、ビデオリストに興味のあるビデオを探す必要がなく、ユーザが興味のあるビデオを探す効率を向上させる。
【0173】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生した後に、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出する前に、ビデオリストに対する第二の操作を検出した場合、フローティングウィンドウによって第二の操作に対応するビデオを再生するように構成されてもよい第二の再生ユニットを含んでもよい。
【0174】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生した後に、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出する前に、ターゲットビデオ再生が終了した後に、ビデオリストのリスト順に、ターゲットビデオの後ろに隣接するビデオを新たなターゲットビデオとして再生するように構成されてもよい第三の再生ユニットを含んでもよい。
【0175】
本開示のいくつかの実施例では、ビデオリストは、複数のプレビューウィンドウを含んでもよく、各プレビューウィンドウは、一つのビデオに属してもよい。
【0176】
ここで、このビデオインタラクション装置1500はさらに、第一の決定ユニットと、第三の表示ユニットと、第四の表示ユニットと、第五の表示ユニットとを含んでもよい。
【0177】
この第一の決定ユニットは、複数のプレビューウィンドウにおいて、ターゲットビデオに対応する第一のプレビューウィンドウを決定するように構成されてもよい。
【0178】
この第三の表示ユニットは、第一のプレビューウィンドウに再生プロンプト識別子を表示するように構成されてもよい。
【0179】
この第四の表示ユニットは、再生プロンプト識別子に対する第三の操作を検出した場合、ターゲットコントロールを表示するように構成されてもよい。
【0180】
この第五の表示ユニットは、ターゲットコントロールに対する第四の操作を検出した場合、フローティングウィンドウと再生プロンプト識別子の表示を停止するように構成されてもよい。
【0181】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、フローティングウィンドウに対する第六の操作を検出した場合、ターゲットビデオに対して第六の操作に対応する再生制御操作を行うように構成されてもよい再生制御ユニットを含んでもよい。
【0182】
ここで、前記再生制御操作は、ビデオ切り替え操作を含む。
【0183】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、第二の決定ユニットと、第六の表示ユニットとを含んでもよい。
【0184】
この第二の決定ユニットは、ターゲットビデオの画面サイズを取得するように構成されてもよい。
【0185】
この第六の表示ユニットは、画面サイズが第一のサイズタイプに属する場合、第一のウィンドウサイズに応じてフローティングウィンドウを表示し、画面サイズが第二のサイズタイプに属する場合、第二のウィンドウサイズに応じてフローティングウィンドウを表示するように構成されてもよい。
【0186】
ここで、第一のウィンドウサイズは、第二のウィンドウサイズと異なる。
【0187】
本開示のいくつかの実施例では、第一のウィンドウサイズの高さ値は、第二のウィンドウサイズの高さ値と異なる。
【0188】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、位置調整ユニットと、第三の決定ユニットと、第七の表示ユニットと、第八の表示ユニットとを含んでもよい。
【0189】
この位置調整ユニットは、フローティングウィンドウに対する第七の操作を検出した場合、第七の操作のリアルタイム位置に基づき、フローティングウィンドウの表示位置を調整するように構成されてもよい。
【0190】
この第三の決定ユニットは、第七の操作が終了した場合、第七の操作の終了位置を決定するように構成されてもよい。
【0191】
この第七の表示ユニットは、終了位置がターゲット表示領域内に位置する場合、終了位置にフローティングウィンドウを表示するように構成されてもよい。
【0192】
この第八の表示ユニットは、終了位置がターゲット表示領域外に位置する場合、フローティングウィンドウを終了位置から終了位置に対応する、ターゲット表示領域内に位置するターゲット位置にスプリングバックさせて表示するように構成されてもよい。
【0193】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示する前に、第一のタブページにビデオ提示ページを表示するように構成されてもよい第九の表示ユニットを含んでもよい。
【0194】
ここで、この第二の表示ユニット1530は、第一の表示サブユニットと、第二の表示サブユニットとを含んでもよい。
【0195】
この第一の表示サブユニットは、第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示するように構成されてもよい。
【0196】
この第二の表示サブユニットは、第二のタブページにターゲットビデオ詳細ページを表示するように構成されてもよい。
【0197】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示する前に、フローティングウィンドウによるターゲットビデオの再生を一時停止するように構成されてもよい第四の再生ユニットを含んでもよい。
【0198】
本開示のいくつかの実施例では、このビデオインタラクション装置1500はさらに、第二のタブページにターゲットビデオ詳細ページを表示した後に、第一のタブページに対する第八の操作を検出した場合、第二のタブページから第一のタブページにジャンプし戻って表示し、第一のタブページにおけるビデオ提示ページにフローティングウィンドウが表示されていることを保持するように構成されてもよい第十の表示ユニットを含んでもよい。
【0199】
本開示のいくつかの実施例では、ビデオ詳細ページは、ビデオ再生ウィンドウと、ビデオ紹介情報とを含んでもよい。
【0200】
ここで、このビデオインタラクション装置1500はさらに、第五の再生ユニットと、第六の再生ユニットと、第七の再生ユニットとを含んでもよい。
【0201】
この第五の再生ユニットは、ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、ビデオ再生ウィンドウによってターゲットビデオを再生するように構成されてもよい。
【0202】
この第六の再生ユニットは、ビデオ再生ウィンドウの少なくとも一部がターゲットビデオ詳細ページのページ表示領域から外れた場合、ビデオ再生ウィンドウによるターゲットビデオの再生を一時停止するように構成されてもよい。
【0203】
この第七の再生ユニットは、ターゲットビデオ詳細ページ内にフローティングウィンドウによってターゲットビデオの再生を継続するように構成されてもよい。
【0204】
説明すべきこととして、
図15に示すビデオインタラクション装置1500は、
図1から
図14に示す方法の実施例における各ステップを実行するとともに、
図1から
図14に示す方法の実施例における各プロセスと効果を実現することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0205】
本開示の実施例は、電子機器をさらに提供し、この電子機器は、プロセッサと、メモリとを含んでもよく、メモリは、実行可能な命令を記憶することができる。ここで、プロセッサは、メモリから実行可能な命令を読み取り、実行可能な命令を実行して上記実施例におけるビデオインタラクション方法を実現するために用いられてもよい。
【0206】
図16は、本開示の実施例による電子機器の構造概略図を示す。以下、具体的に
図16を参照し、それは、本開示の実施例における電子機器1600の実現に適用する構造概略図を示す。
【0207】
本開示の実施例における電子機器1600は、例えば、移動電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信機、PDA、PAD、PMP、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブルデバイスなどの移動端末及び例えばデジタルTV、デスクコンピュータ、スマートホーム機器などの固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。
【0208】
説明すべきこととして、
図16に示す電子機器1600は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲には任意の制限の与えるものではない。
【0209】
図16に示すように、電子機器1600は、処理装置(例えば中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)1601を含んでもよく、それは、リードオンリーメモリ(ROM)1602に記憶されるプログラム、又は記憶装置1608からランダムアクセスメモリ(RAM)1603にロードされるプログラムに基づいて様々な適当な動作と処理を実行することができる。RAM1603には、電子機器1600の操作に必要な様々なプログラムとデータがさらに記憶されている。処理装置1601、ROM1602及びRAM1603は、バス1604によって互いに繋がる。入力/出力(I/O)インターフェース1605は、バス1604にも接続される。
【0210】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1606、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動機などを含む出力装置1607、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1608、及び通信装置1609という装置は、I/Oインターフェース1605に接続されてもよい。通信装置1609は、電子機器1600が他の機器と無線又は有線通信を行ってデータを交換することを許容することができる。
図16は、様々な装置を有する電子機器1600を示したが、理解すべきこととして、すべての示される装置を実施又は備えるように要求しない。より多く又はより少ない装置を代替的に実施又は備えることができる。
【0211】
本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、この記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、プロセッサに上記実施例におけるビデオインタラクション方法を実現させる。
【0212】
特に、本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して記述されるプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムに実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を含み、それは、非一時的なコンピュータ可読媒体に乗せられるコンピュータプログラムを含み、このコンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、このコンピュータプログラムは、通信装置1609によってネットワークからダウンロードされ、インストールされ、又は記憶装置1608からインストールされ、又はROM1602からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置1601によって実行される場合、本開示の実施例のビデオインタラクション方法に限定される上記機能を実行する。
【0213】
説明すべきこととして、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両方のいずれかの組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又はいずれか以上の組み合わせであってもよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数の導線を有する電気的な接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去型プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記のいずれかの適当な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含み、又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、このプログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用され、又はそれと組み合わせて使用されてもよい。しかし、本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドに、又はキャリアの一部として伝播される、コンピュータで読み取り可能なプログラムコードが乗せれるデータ信号を含んでもよい。このような伝播のデータ信号は、様々な形式を採用してもよいが、電磁信号、光信号又は上記のいずれか適当な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用され、又はそれと組み合わせて使用されるためのプログラムを送信、伝播又は伝送してもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送されてもよく、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記のいずれか適当な組み合わせを含むが、それらに限らない。
【0214】
いくつかの実施の形態では、クライアント、サーバは、例えば、HTTPのような任意の現在知られており、又は将来開発されるネットワークプロトコルを利用して通信してもよく、また、いずれかの形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と互いに接続してもよい。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、エクストラネット(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在知られており、又は将来開発されるネットワークを含む。
【0215】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよく、単独で存在するが、この電子機器に組み立てられていないものであってもよい。
【0216】
上記コンピュータ可読媒体には、一つ又は複数のプログラムが乗せられており、上記一つ又は複数のプログラムがこの電子機器によって実行される場合、この電子機器は、以下を実行する。
【0217】
ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示し、ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって第一の操作に対応するビデオを再生し、フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、ビデオ提示ページからフローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示する。
【0218】
本開示の実施例では、一つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成してもよく、上記プログラミング言語は、オプジェクト指向プログラミング言語-例えば、Java、Smalltalk、C++を含むが、それらに限らず、一般的な過程型プログラミング言語-例えば、「C」言語又は類似しているプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行し、一部がユーザのコンピュータで実行し、一つの独立したソフトウェアパッケージとして実行し、一部がユーザのコンピュータで、一部がリモートコンピュータで実行し、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行してもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、いずれかの種類のネットワークによって-ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む-ユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、外部コンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットによって接続される)。
【0219】
図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法とコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能と操作を示す。この点に関して、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、一つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表してもよく、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部には、規定される論理機能を実現するための一つ又は複数の実行可能な命令が含まれる。置き換えとしていくつかの実現において、ブロックに表記される機能が図面に表記される順序と異なる順序で発生してもよいことにも注意すべきである。例えば、連続して表す二つのブロックは、実際には基本的に並列に実行されてもよく、逆の順序で実行されることもあり、これは、関わる機能によって異なる。注意すべきこととして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、規定される機能又は操作を実行する専用の、ハードウェアに基づくシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。
【0220】
本開示の実施例に記述される関わるユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、一つの場合に、このユニット自体に対する限定を構成するものではない。
【0221】
本明細書では、以上に記述される機能は、少なくとも部分的に一つ又は複数のハードウェア論理部材によって実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用できる例示的なタイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、専用集積回路(ASIC)、専用規格製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0222】
本開示の文脈では、マシン可読媒体は、有形の媒体であってもよく、それは、命令実行システム、装置又は機器が使用し、又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用するプログラムを含み、又は記憶してもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であってもよい。マシン可読媒体は、電子的、磁気的、光的、電磁気的、赤外線、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。マシン可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数の線に基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の合適組み合わせを含む。
【0223】
以上の記述は、本開示の好ましい実施例及び運用される技術的原理の説明に過ぎない。当業者であれば理解すべきこととして、本開示に関わる開示範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術案に限定されなく、上記開示構思を逸脱することなく、上記技術的特徴又はその同等の特徴を任意の組み合わせを行って形成される他の技術案も含むべきである。例えば、上記特徴は、本開示に開示される(限定されず)ものと類似している機能を持つ技術的特徴を互いに置き換えて形成された技術案である。
【0224】
なお、特定の手順を採用して各操作を述べているが、これは、これらの操作が示される特定の手順又は順序の手順で実行されることを要求するように理解されるべきではない。一定の環境で、マルチタスクと並列処理は、有利である可能性がある。同様に、上記論述に若干の具体的な実現の詳細が含まれるが、これらが本開示の範囲に対する制限であると解釈すべきではない。個別の実施例の文脈で記述されるいくつかの特徴は、単一の実施例に組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈で記述される様々な特徴は、単独で、又は任意の適当なサブ組み合わせの方式で複数の実施例に実現されてもよい。
【0225】
構造特徴及び/又は方法論理動作に特有の言語を採用して本テーマを記述したが、添付される特許請求の範囲に限定されるテーマが、必ずしも上述した特定の特徴又は動作に限定されないことが理解されるべきである。逆に、上述した特定の特徴と動作は、ただ特許請求の範囲を実現する例示的な形式に過ぎない。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオインタラクション方法であって、
ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示することと、
前記ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生することと、
前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページから、前記フローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することとを含む、ことを特徴とするビデオインタラクション方法。
【請求項2】
前記の、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生した後に、前記の、前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出する前に、前記方法は、
前記ビデオリストに対する第二の操作を検出した場合、前記フローティングウィンドウによって前記第二の操作に対応するビデオを再生することをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記の、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生した後に、前記の、前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出する前に、前記方法は、
前記ターゲットビデオの再生が終了した後に、前記ビデオリストのリスト順に、前記ターゲットビデオの後ろに隣接するビデオを新たなターゲットビデオとして再生することをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ビデオリストは、複数のプレビューウィンドウを含み、各前記プレビューウィンドウは、一つのビデオに属し、
ここで、前記方法は、
前記複数のプレビューウィンドウで、前記ターゲットビデオに対応する第一のプレビューウィンドウを決定することと、
前記第一のプレビューウィンドウに再生プロンプト識別子を表示することと、
前記再生プロンプト識別子に対する第三の操作を検出した場合、ターゲットコントロールを表示することと、
前記ターゲットコントロールに対する第四の操作を検出した場合、前記フローティングウィンドウと前記再生プロンプト識別子の表示を停止することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記フローティングウィンドウに対する第六の操作を検出した場合、前記ターゲットビデオに対して前記第六の操作に対応する再生制御操作を行うことをさらに含み、
ここで、前記再生制御操作は、ビデオ切り替え操作を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記ターゲットビデオの画面サイズを取得することと、
前記画面サイズが第一のサイズタイプに属する場合、第一のウィンドウサイズに応じて前記フローティングウィンドウを表示することと、
前記画面サイズが第二のサイズタイプに属する場合、第二のウィンドウサイズに応じて前記フローティングウィンドウを表示することとをさらに含み、
ここで、前記第一のウィンドウサイズは、前記第二のウィンドウサイズと異なる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第一のウィンドウサイズの高さ値は、前記第二のウィンドウサイズの高さ値と異なる、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記フローティングウィンドウに対する第七の操作を検出した場合、前記第七の操作のリアルタイム位置に基づき、前記フローティングウィンドウの表示位置を調整することと、
前記第七の操作が終了したときに、前記第七の操作の終了位置を決定することと、
前記終了位置がターゲット表示領域内に位置する場合、前記終了位置に前記フローティングウィンドウを表示することと、
前記終了位置が前記ターゲット表示領域外に位置する場合、前記フローティングウィンドウを前記終了位置から、前記終了位置に対応する、前記ターゲット表示領域内に位置するターゲット位置にスプリングバックさせて表示することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記の、ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示する前に、前記方法は、
第一のタブページに前記ビデオ提示ページを表示することをさらに含み、
ここで、前記の、前記ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示することは、
前記第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示することと、
前記第二のタブページに前記ターゲットビデオ詳細ページを表示することとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記の、前記第一のタブページから第二のタブページにジャンプして表示する前に、前記方法は、
前記フローティングウィンドウによる前記ターゲットビデオの再生を一時停止することをさらに含む、ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記の、前記第二のタブページに前記ターゲットビデオ詳細ページを表示した後に、前記方法は、
前記第一のタブページに対する第八の操作を検出した場合、前記第二のタブページから前記第一のタブページにジャンプし戻って表示し、前記第一のタブページにおける前記ビデオ提示ページには、前記フローティングウィンドウが表示されていることを保持することをさらに含む、ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記ビデオ詳細ページは、ビデオ再生ウィンドウと、ビデオ紹介情報とを含み、
ここで、前記の、前記ビデオ提示ページからターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示した後に、前記方法は、
前記ビデオ再生ウィンドウによって前記ターゲットビデオを再生することと、
前記ビデオ再生ウィンドウの少なくとも一部が前記ターゲットビデオ詳細ページのページ表示領域から外れた場合、前記ビデオ再生ウィンドウによる前記ターゲットビデオの再生を一時停止することと、
前記ターゲットビデオ詳細ページ内に前記フローティングウィンドウによって前記ターゲットビデオの再生を継続することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
ビデオインタラクション装置であって、
ビデオ提示ページ内にビデオリストを提示するように構成される第一の表示ユニットと、
前記ビデオリストに対する第一の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページ内にフローティングウィンドウによって前記第一の操作に対応するビデオを再生するように構成される第一の再生ユニットと、
前記フローティングウィンドウに対する第二の操作を検出した場合、前記ビデオ提示ページから、前記フローティングウィンドウに再生されるターゲットビデオに対応するビデオ詳細ページであるターゲットビデオ詳細ページにジャンプして表示するように構成される第二の表示ユニットとを含む、ことを特徴とするビデオインタラクション装置。
【請求項14】
電子機器であって、
プロセッサと、
実行可能な命令を記憶するためのメモリとを含み、
ここで、前記プロセッサは、前記メモリから前記実行可能な命令を読み取り、前記実行可能な命令を実行して上記請求項1
~3、5~12のいずれか1項に記載のビデオインタラクション方法を実現するために用いられる、ことを特徴とする電子機器。
【請求項15】
コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、プロセッサに上記請求項1
~3、5~12のいずれか1項に記載のビデオインタラクション方法を実現させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】