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特表2024-528454ライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体
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  • 特表-ライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体 図1A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-30
(54)【発明の名称】ライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/482 20110101AFI20240723BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240723BHJP
   H04L 51/52 20220101ALI20240723BHJP
   H04L 51/04 20220101ALI20240723BHJP
   H04L 51/10 20220101ALI20240723BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20240723BHJP
【FI】
H04N21/482
H04N21/431
H04L51/52
H04L51/04
H04L51/10
G06F3/0484
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578996
(86)(22)【出願日】2022-08-24
(85)【翻訳文提出日】2023-12-21
(86)【国際出願番号】 CN2022114525
(87)【国際公開番号】W WO2023061057
(87)【国際公開日】2023-04-20
(31)【優先権主張番号】202111183746.7
(32)【優先日】2021-10-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.WINDOWS
3.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】シュアン,ホォイ
(72)【発明者】
【氏名】ファン,モンイン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,ツァン
(72)【発明者】
【氏名】リ,イジェ
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA08
5C164SA25S
5C164SD12S
5C164UA04S
5C164UB41S
5C164UB88P
5C164UD51P
5C164YA11
5E555AA01
5E555BA03
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA19
5E555BA23
5E555BA29
5E555BA38
5E555BA46
5E555BB03
5E555BB05
5E555BB06
5E555BB19
5E555BB23
5E555BB29
5E555BB38
5E555BC08
5E555BC17
5E555CA12
5E555CB05
5E555CB12
5E555CB14
5E555CB45
5E555CC01
5E555DA24
5E555DB02
5E555DB44
5E555DB53
5E555DC05
5E555DC09
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC53
5E555DC63
5E555DD01
5E555EA05
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、ライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体に関し、該方法は、ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付けることと、ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、前記個人のホームページに含まれる背景画像領域にライブ配信プレビューコンテンツを提示することとを含み、背景画像領域に提示されるライブ配信プレビューコンテンツは、ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成される。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付けることと、
前記ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、前記個人のホームページに含まれる背景画像領域に、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示することとを含む、ライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項2】
前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えて、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面を提示することをさらに含む、請求項1に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項3】
前述した、前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることは、
前記背景画像領域に対するクリック操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることを含む、請求項2に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項4】
前述した、前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることは、
前記背景画像領域に対するプルダウン操作に応答して、前記プルダウン操作が終了したときに予め設定された限界点に達したか否かを確認することと、
前記プルダウン操作が終了したときに予め設定された限界点に達したと決定された場合、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることとを含む、請求項2に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項5】
前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することをさらに含む、請求項4に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項6】
前述した、前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することは、
文字提示及び/又はバイブレーション提示により、前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することを含む、請求項5に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項7】
前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記背景画像領域のサイズに応じて前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面をトリミングして得られたものである、請求項1に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項8】
前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面の視覚的な重心を認識し、前記背景画像領域のサイズ及び前記視覚的な重心に応じて、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面をトリミングして得られたものである、請求項7に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項9】
前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記背景画像領域のサイズに応じて前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面を縮小して得られたものである、請求項1に記載のライブ配信コンテンツ提示方法。
【請求項10】
ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付けるための受付モジュールと、
ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、前記個人のホームページに含まれる背景画像領域に、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示するための表示モジュールとを含む、ライブ配信コンテンツ提示装置。
【請求項11】
メモリと、プロセッサとを含む電子機器であって、
前記メモリは、コンピュータプログラム命令を記憶するように配置され、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラム命令を実行して、請求項1~9のいずれか1項に記載のライブ配信コンテンツ提示方法を実現させるように配置された、電子機器。
【請求項12】
コンピュータプログラム命令を含み、
前記コンピュータプログラム命令が電子機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記電子機器に請求項1~9のいずれか1項に記載のライブ配信コンテンツ提示方法を実現させる、可読記憶媒体。
【請求項13】
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに請求項1~9のいずれか1項に記載のライブ配信コンテンツ提示方法を実現させる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、インターネット技術分野に関し、特にライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術の急速な発展に伴い、アプリケーションは、ネットワークライブ配信機能を提供することができる。そのうち、配信者は、ネットワークライブ配信機能を起動することができ、他のユーザは、アプリケーションが提供するライブ配信推薦ページを通じて、又は配信者を検索することによって、配信者のネットワークライブ配信ルームに入り、ネットワークライブ配信に参加することができる。
【0003】
現在では、ユーザがライブ配信コンテンツを取得する方式が単一であり、ユーザ体験に重大な影響を与えている。
【発明の概要】
【0004】
上記技術課題を解決し、又は少なくとも部分的に上記技術課題を解決するために、本開示の実施例は、ライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体を提供する。
【0005】
第1の側面によれば、本開示の実施例は、
ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付けることと、
前記ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、前記個人のホームページに含まれる背景画像領域に、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示することと、を含むライブ配信コンテンツ提示方法を提供する。
【0006】
いくつかの実施形態では、前記方法は、
前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えて、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面を提示することをさらに含む。
【0007】
いくつかの実施形態では、前述した、前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることは、
前記背景画像領域に対するクリック操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることを含む。
【0008】
いくつかの実施形態では、前述した、前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることは、
前記背景画像領域に対するプルダウン操作に応答して、前記プルダウン操作が終了したときに予め設定された限界点に達したか否かを確認することと、
前記プルダウン操作が終了したときに予め設定された限界点に達したと決定された場合、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることとを含む。
【0009】
いくつかの実施形態では、前記方法は、前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することをさらに含む。
【0010】
いくつかの実施形態では、前述した、前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することは、
文字提示及び/又はバイブレーション提示により、前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することを含む。
【0011】
いくつかの実施形態では、前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記背景画像領域のサイズに応じて前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面をトリミングして得られたものである。
【0012】
いくつかの実施形態では、前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面の視覚的な重心を認識し、前記背景画像領域のサイズ及び前記視覚的な重心に応じて、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面をトリミングして得られたものである。
【0013】
いくつかの実施形態では、前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記背景画像領域のサイズに応じて前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面を縮小して得られたものである。
【0014】
第2の側面によれば、本開示の実施例は、
ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付けるための受付モジュールと、
前記ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、前記個人のホームページに含まれる背景画像領域に、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示するための表示モジュールと、を含むライブ配信コンテンツ提示装置を提供する。
【0015】
第3の側面によれば、本開示の実施例は、メモリと、プロセッサとを含む電子機器であって、前記メモリは、コンピュータプログラム命令を記憶するように配置され、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラム命令を実行して、第1の側面のいずれか1つに記載のライブ配信コンテンツ提示方法を実現させるように配置された、電子機器を提供する。
【0016】
第4の側面によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム命令を含む可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラム命令が電子機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記電子機器に第1の側面のいずれか1つに記載のライブ配信コンテンツ提示方法を実現させる、可読記憶媒体をさらに提供する。
【0017】
第5の側面によれば、本開示の実施例は、コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに第1の側面のいずれか1つに記載のライブ配信コンテンツ提示方法を実行させるコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
ここでの図面は、明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0019】
本開示の実施例又は関連技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は関連技術の説明において使用される必要がある図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【0020】
図1A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタフェースの概略図である。
図1B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタフェースの概略図である。
図1C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタフェースの概略図である。
図1D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタフェースの概略図である。
図1E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタフェースの概略図である。
図1F】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタフェースの概略図である。
図2】本開示の一実施例による予め設定された限界点の位置の概略図である。
図3】本開示の別の実施例によるライブ配信コンテンツ提示方法の流れを示す概略図である。
図4】本開示の別の実施例によるライブ配信コンテンツ提示方法の流れを示す概略図である。
図5】本開示の一実施例によるライブ配信コンテンツ提示装置の構成概略図である。
図6】本開示の一実施例による電子機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0022】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0023】
例示的に、本開示は、ライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器、可読記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供し、該方法は、ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付けることと、ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、前記個人のホームページに含まれる背景画像領域にライブ配信プレビューコンテンツを提示することとを含み、背景画像領域に提示されるライブ配信プレビューコンテンツは、ターゲットユーザが配信するライブ配信ルームの画面に応じて生成される。これにより、ユーザがターゲットユーザの個人のホームページに入ると、ターゲットユーザが配信するライブ配信コンテンツを視聴することができ、ユーザがライブ配信コンテンツをプレビューするルートを豊富にし、ユーザがライブ配信ルームページに入る意欲を向上させることに有利であり、ユーザ体験を向上させることができる。
【0024】
ここで、本開示でいう個人のホームページの背景画像領域とは、個人のホームページのプロフィール画像領域である。背景画像領域は、個人のホームページの背景画像を提示するためのものであり、一般的には、個人のホームページの最上部の領域に位置する。ここで、個人のホームページの背景画像は、デフォルトの背景画像を採用してもよく、ユーザのカスタマイズをサポートしてもよく、本開示はこれについて限定するものではない。
【0025】
ここで、ターゲットユーザが配信するライブ配信コンテンツは、演技動画、リアルタイムで録画されるコンテンツ、予め録画されたコンテンツなどを含んでもよく、本開示は、これについて限定するものではない。
【0026】
ここで、本開示によるライブ配信コンテンツ提示方法は、電子機器によって実行される。電子機器は、タブレット、携帯電話(例えば、折り畳みスマホ、大画面スマホなど)、ウェアラブルデバイス、車載機器、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)機器、ノートパソコン、ウルトラモバイルパソコン(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、スマートテレビ、スマートスクリーン、ハイビジョン、4Kテレビ、スマートスピーカ、スマートプロジェクターなどのモノのインターネット(the internet of things、IOT)機器であってもよく、本開示は、電子機器の具体的なタイプを何ら制限するものではない。
【0027】
ここで、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムのタイプを限定するものではない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、iOSシステムなどである。
【0028】
前の説明に基づいて、本開示の実施例は、電子機器を例に、図面と応用場面とを組み合わせて、本開示によるインタラクション方法を詳細に説明する。
【0029】
図1A図1Fを参照して、本開示によるライブ配信コンテンツ提示方法の実現プロセスを説明する。説明の便宜上、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にショート動画ソーシャルアプリケーション(以下、アプリケーション1と略称)がインストールされ、且つユーザ1がライブ配信を行っている場合を例にする。
【0030】
図1A図1Fは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【0031】
ここで、アプリケーション1がユーザ1の個人のホームページに入るためのトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、例示的には、図1Aに示すようなユーザインタフェース11を携帯電話に表示してもよい。ユーザインタフェース11は、ユーザ1の個人のホームページを提示するためのものである。
【0032】
図1Aに示すように、ユーザインタフェース11には、領域101が含まれ、領域101は、背景画像領域である。ユーザ1が現在ライブ配信を行っている場合、領域101は、ユーザ1のライブ配信ルームの画面に応じて生成されたライブ配信プレビューコンテンツを提示するためのものである。ユーザ1が現在ライブ配信を行っていない場合、領域101は、ユーザ1に対応する個人のホームページの背景画像を提示してもよく、本開示は個人のホームページの背景画像について限定するものではない。例えば、ユーザ1の個人のホームページの背景画像は、アプリケーション1によって提供されるデフォルトの背景画像であってもよいし、ユーザ1によってカスタマイズされた背景画像であってもよい。
【0033】
本開示は、領域101のサイズ、表示位置、形状などのパラメータについて限定するものではない。例えば、図1Aに示すように、領域101は、四角形状であってもよく、且つ、領域101は、個人のホームページの最上部の領域に位置してもよく、即ち、領域101は、ユーザインタフェース11の最上部の領域に位置してもよい。
【0034】
ユーザ1が現在ライブ配信を行っている場合、領域101に提示されるライブ配信プレビューコンテンツは、ユーザ1のライブ配信ルームの画面に応じて生成されてもよい。本開示は、ユーザ1のライブ配信ルームのタイプについて限定するものではない。例えば、ユーザ1のライブ配信ルームは、リアルタイムのライブストリームを生成できるライブ配信ルームであってもよい。例えば、ユーザ1のライブ配信ルームのライブ配信コンテンツは、リアルタイムで録画された演技動画、予め録画された演技動画、再生される映画/ドラマなどである。また、ユーザ1のライブ配信ルームは、ストリームがない(non-stream)ライブ配信ルーム、例えば、音声ライブ配信ルーム、チャットルームライブ配信ルームなどのタイプのライブ配信ルームであってもよい。
【0035】
次に、ユーザ1のライブ配信ルームでリアルタイムで録画された演技動画がライブ配信される場合を例にして説明する。
【0036】
仮に、ユーザ1のライブ配信ルームでリアルタイムで録画された演技動画がライブ配信される場合、ユーザ1のライブ配信ルームには、ライブストリームが発生する。ライブ配信ルームで発生したライブストリームに応じて生成されたライブ配信プレビューコンテンツは、ライブストリームに対応するライブ配信プレビューストリームである。よって、ユーザ1の個人のホームページの背景画像領域(即ち、領域101)にライブ配信プレビューストリームが提示される。ユーザ1のライブ配信ルームと似たライブストリームを発生できる他のライブ配信ルームは、いずれも上記と似た方式により、ターゲットユーザの個人のホームページの背景画像領域にライブ配信プレビューストリームを提示することができる。
【0037】
例えば、領域101には、ユーザ1がライブ配信ルームで配信するライブ配信コンテンツ(即ち、演技動画)の画面が表示されてもよい。領域101にライブ配信コンテンツ以外の他のコンテンツ、例えば、ユーザがライブ配信ルームで投稿するコメント情報などが表示されるかについて、本開示は限定するものではない。ユーザがライブ配信ルームに入り、ライブ配信ルームで配信されるライブ配信コンテンツに対する注目度は、一般的には、ライブ配信ルームで提示される他のコンテンツに対する注目度よりも高いため、領域101に主にライブ配信コンテンツの画面を提示してもよく、ユーザの視聴習慣に適合し、ユーザ体験を向上させることができる。
【0038】
いくつかの実施形態では、ライブ配信コンテンツに対して画像処理を行わず、取得されたライブ配信コンテンツの画面を領域101に表示してもよい。
【0039】
例えば、領域101のサイズは、ライブ配信コンテンツの画面サイズにマッチングし、例えば、領域101のサイズがライブ配信コンテンツの画面サイズ以上である場合、ライブ配信コンテンツの画面サイズを保ったままライブ配信コンテンツを領域101に表示してもよい。これにより、ユーザが領域101から比較的完全なライブ配信コンテンツの画面を視聴できることを確保し、ユーザがライブ配信ルームに入る意欲を向上させることに有利である。領域101のサイズがライブ配信コンテンツの画面サイズよりも大きい場合、ライブ配信コンテンツの画面で満たせない領域に他のコンテンツを充填し、例えば、ライブ配信コンテンツの画面で満たせない領域に黒一色又は白一色を充填してもよい。
【0040】
別のいくつかの実施形態では、ライブ配信コンテンツの画面に対して画像処理を行うことによってライブ配信プレビューコンテンツを取得し、そして、ライブ配信プレビューコンテンツを領域101に提示する。
【0041】
例えば、ライブ配信コンテンツの画面をトリミングし、ライブ配信コンテンツの画面から1つの領域の画面を選択して提示してもよい。トリミングする際に、ライブ配信コンテンツの画面の視覚的な重心をリアルタイムで認識し、領域101のサイズ及び視覚的な重心に応じてライブ配信コンテンツの画面をトリミングすることにより、領域101に提示される画面を得てもよい。
【0042】
ここで、人工知能技術を利用してライブ配信コンテンツの画面から最も鑑賞性を有する画面領域を認識し、切り出して、リアルタイムで追跡を行い、個人のホームページの背景画像領域に常にライブ配信コンテンツの画面重心が提示されることを確保する。又は、領域101にライブ配信コンテンツの画面をサムネイル提示できるように、ライブ配信コンテンツの画面を縮小してもよい。又は、切り出すべきライブ配信コンテンツの画面領域のサイズが領域101のサイズにマッチングしない場合、切り出されたライブ配信コンテンツの画面のサイズを調整し、そして、調整後のライブ配信コンテンツの画面を領域101に提示してもよい。切り出されたライブ配信コンテンツの画面のサイズを調整した後、領域101全体を満たせない場合がある。よって、切り出されたライブ配信コンテンツの画面で満たせない領域に他のコンテンツを充填し、例えば、切り出されたライブ配信コンテンツの画面で満たせない領域に黒一色又は白一色を充填してもよい。
【0043】
本開示は、ユーザ1が配信するライブ配信コンテンツの領域101における提示方式を限定するものではなく、ニーズに応じて柔軟に設定すればよい。また、領域101にライブ配信プレビューコンテンツが表示される際に、電子機器が現在横長状態にあるか、それとも縦長状態にあるかを考慮してもよい。例えば、電子機器が縦長状態にある場合、ライブ配信プレビューコンテンツの画面両側に対して余白処理を行ってもよく、電子機器が横長状態にある場合、ライブ配信プレビューコンテンツの画面で領域101全体を満たしてもよい。
【0044】
また、領域101には、ユーザ1がライブ配信中であることを提示するための提示コンテンツがさらに表示されてもよい。提示コンテンツは、画像、記号、文字、アニメーションなど1つ又は複数の方式によって実現されてもよい。例えば、図1Aに示すように、領域a1には、提示コンテンツが表示されてもよく、且つ、提示コンテンツは、「ライブ配信中」という文字及びアニメーション効果を有する記号を含む。本開示は、提示コンテンツの表示位置、サイズ、色などの表示パラメータについて何れも限定するものではない。
【0045】
また、ユーザインタフェース11は、ライブ配信プレビューコンテンツの音量を制御するためのコントロール102をさらに含んでもよい。コントロール102は、画像、記号、文字など1つ又は複数の方式によって実現されてもよい。アプリケーション1は、ユーザインタフェース11を表示するとき、デフォルトでミュート状態としてもよい。即ち、ライブ配信プレビューコンテンツに含まれるオーディオコンテンツは再生されず、且つコントロール102の提示方式は、ミュート状態に対応する。アプリケーション1がコントロール102に対するトリガ操作(例えば、クリック操作)を受け付けると、アプリケーション1は、ライブ配信プレビューコンテンツに含まれるオーディオコンテンツを再生し、コントロール102の提示方式を非ミュート状態に対応する方式に切り替えてもよい。
【0046】
ユーザは、コントロール102を繰り返し操作することにより、ミュート状態と非ミュート状態との間で交互に切り替えてもよい。
【0047】
また、ユーザインタフェース11は、ユーザ1の個人のホームページから退出させるためのコントロール103、特定のページにアクセスするためのエントリ104をさらに含んでもよい。ユーザは、特定のページを介して、ユーザ1を共有する機能、ユーザ1をブロックする機能、ユーザ1にダイレクトメッセージを送信する機能などを実現することができる。本開示は、コントロール103とエントリ104の実現形態及び表示パラメータについて何れも限定するものではない。例えば、コントロール103とエントリ104は、それぞれアイコン、文字、画像、記号など1つ又は複数の方式によって実現されてもよく、且つコントロール103とエントリ104の表示位置は、領域101に重畳し、領域101の上層に表示されてもよい。
【0048】
コントロール103とエントリ104による領域101に表示されるライブ配信プレビューコンテンツの画面に対する遮りを極力少なくするために、コントロール103とエントリ104を半透明状態にして表示してもよい。
【0049】
また、ユーザインタフェース11には、ユーザ1の関連情報、例えば、ユーザ1のアカウント情報、ユーザ1のアバター情報、ユーザ1の個性的な署名、ユーザ1の所属タイプのタグ情報、ユーザ1が投稿した作品、ユーザ1が好きな作品、ユーザ1の商品ショーウインドーに入るためのエントリ、ユーザ1が参加したトピックに入るためのエントリ、ユーザ1のフォロワーグループに入るためのエントリなどがさらに提示されてもよい。
【0050】
図1Aに示す実施例に基づいて、領域101に対するトリガ操作に応答して、アプリケーション1は、ユーザ1のライブ配信ルームページを携帯電話に提示し、即ち、ユーザ1のライブ配信ルームに入ってもよい。
【0051】
本実施例では、例示的には、領域101に対するクリック操作とプルダウン操作によって、それぞれユーザ1のライブ配信ルームに入るケースを示す。以下、それぞれ詳細に説明する。
【0052】
ケース1:領域101に対するクリック操作に応答して、ユーザ1のライブ配信ルームに入る。
【0053】
ケース1では、ユーザは、領域101の任意の位置をクリックしてもよい。アプリケーション1は、ユーザがクリックした位置が領域101内の位置であるか否かを確認してもよい。ユーザがクリックした位置が領域101内の位置である場合、アプリケーション1は、ユーザ1のライブ配信ルームページにジャンプしてもよい。本開示は、ユーザ1のライブ配信ルームページの実現形態を限定するものではない。
【0054】
例示的に、アプリケーション1は、図1Bに示されるユーザインタフェース12を携帯電話に例示的に表示してもよい。ユーザインタフェース12は、ユーザ1のライブ配信ルームページを表示するためのものである。
【0055】
図1Bにおいて、ユーザインタフェース12は、領域105を含む。
【0056】
領域105は、ユーザによりユーザ1が配信するマルチメディアコンテンツを視聴できるように、ユーザ1が配信するライブ配信コンテンツを表示するためのものである。本開示は、領域105の形状、領域位置、サイズなどのパラメータについて限定するものではない。例えば、図1Bに示すように、領域105は、ユーザインタフェース12の中央部に位置する四角形領域である。なお、領域105は、携帯電話全体の表示画面を含んでもよい。
【0057】
また、ユーザインタフェース12には、ユーザ1が配信するライブ配信コンテンツに関連するアカウントのフォローボタン、現在再生中のライブ配信コンテンツの視聴数、現在再生中のライブ配信コンテンツのタイトルなどのコンテンツが提示されてもよい。ユーザインタフェース12には、現在再生中のライブ配信コンテンツに関するコントロール、例えば、ライブ配信ルームから退出させるためのボタン、現在のライブ配信ルームのライブ配信コンテンツを共有するためのボタン、ライブ配信推薦ページに入るためのエントリ、バーチャルギフト提示インタフェースに入るためのエントリ、特定のページに入るためのエントリがさらに提示されてもよい。ユーザは、該特定のページを介して、ユーザ1のライブ配信ルームを共有する機能、ユーザ1のライブ配信ルームを報告する機能、画面をクリアする機能などを実現することができる。
【0058】
また、ユーザインタフェース12は、ライブ配信コンテンツに対応するコメントインタフェースを表示するための領域106をさらに含んでもよい。コメントインタフェースは、主に、現在再生中のライブ配信コンテンツに対するコメント情報を表示するために使用される。ここで、本開示は、コメントインタフェースにコメント情報を表示する方式について限定するものではない。
【0059】
なお、ユーザがクリックした位置が領域101内の位置ではない場合、アプリケーション1は、ユーザがクリックした位置に応じて他の相応なページにジャンプし、又は現在のユーザインタフェース11をそのまま保ってもよい。
【0060】
ケース2:領域101に対するプルダウン操作に応答して、ユーザ1のライブ配信ルームに入る。
【0061】
ケース2では、ユーザは領域101の任意の位置からプルダウンを開始してもよい。アプリケーション1は、プルダウン操作の終了を検出し、且つプルダウン操作が予め設定された限界点に達したと決定した場合、ユーザ1のライブ配信ルームページにジャンプする。
【0062】
ここで、予め設定された限界点は、携帯電話の画面上の画素点の位置に基づいて決定されてもよい。図2に示すように、携帯電話の画面の画素が375*210である場合、携帯電話の画面の左下隅を原点とし、互いに垂直する2つの辺に沿って直交座標系を構築する。ここで、鉛直方向の辺をY軸、水平方向の辺をX軸とすると、予め設定された限界点の位置は、Y座標がnである直線上の複数の画素点の位置を含んでもよい。例えば、nが88である場合、予め設定された限界点は、Y座標が88である複数の画素点の位置を含んでもよい。
【0063】
ここで、図2に示す実施例では、「pt」と「dp」は、いずれも画素単位を表しており、「pt/dp」は、「pt」又は「dp」のいずれかの画素単位を採用して示すことを表す。
【0064】
本開示では、ケース2において、個人のホームページからライブ配信ルームページにジャンプする実現形態について限定するものではない。
【0065】
例示的には、ユーザが領域101の任意の位置からプルダウン操作を開始すると、プルダウン操作が予め設定された限界点に達したとき、ユーザ1のライブ配信ルームページは、下へ移動する方式で携帯電話画面に提示されてもよい。
【0066】
例示的に、アプリケーション1がプルダウン操作を検出し、予め設定された限界点に達し、それを超える場合、アプリケーション1は、図1Cに示すユーザインタフェース13を携帯電話に例示的に表示してもよい。
【0067】
図1Cに示すユーザインタフェース13を参照すると、ユーザインタフェース13に表示される個人のホームページは、ユーザインタフェース11に提示される個人のホームページに対して下へ移動された。個人のホームページが下へ移動したため、個人のホームページの上縁、携帯電話画面の上縁、及び携帯電話画面の2つの側縁で形成される領域、例えば、図1Cに示す領域107が現れる。領域107には、ユーザ1のライブ配信ルームページが表示されてもよい。領域107のサイズでライブ配信ルームページの全ての内容を提示しきれないため、領域107にライブ配信ルームページの画面の一部を提示してもよく、例えば、ライブ配信ルームページの画面から領域107の位置に対応する画面コンテンツを相応的に切り出して領域107に表示してもよい。
【0068】
ライブ配信ルームページが図1Bに示すようなものである場合、ライブ配信ルームページに表示されたコンテンツに応じて、領域107に対応する画面コンテンツを切り出す。ここで、領域107に対応する画面コンテンツは、白一色の画面コンテンツである。よって、図1Cにおいて、領域107は、白一色の画面コンテンツである。
【0069】
なお、プルダウン操作が予め設定された限界点に達する前に、アプリケーション1は、図1Aに示すユーザインタフェース11を携帯電話画面に常に表示してもよい。
【0070】
また、プルダウン操作が予め設定された限界点に達した場合、アプリケーション1は、提示情報を表示して、プルダウン操作が予め設定された限界点に達したことをユーザに提示し、ユーザがプルダウン操作を終了すればユーザ1のライブ配信ルームに入ることができることを把握できるようにしてもよい。ここで、提示情報は、文字提示及び/又はバイブレーション提示により実現されてもよい。
【0071】
例えば、図1Cに示すように、ユーザインタフェース13は、領域108をさらに含む。領域108は、「指を離してライブ配信ルームに入る」という文字内容を表示して、プルダウン操作が予め設定された限界点に達したことをユーザに提示するためのものである。当然ながら、文字提示は、図1Cに示されるものに限定されず、他の文字内容により実現されてもよい。
【0072】
本開示は、領域108の表示位置、サイズ、領域の色、領域108に位置する文字の色、フォント、フォントサイズなどのパラメータについて何れも限定するものではない。例えば、図1Cに示すように、領域108は、個人のホームページの背景画像領域に重畳し、背景画像領域の上層に表示されてもよい。
【0073】
領域108における文字提示とバイブレーション提示が現れる場合、アプリケーション1は、プルダウン操作の終了を検出する。よって、アプリケーション1は、自動的に個人のホームページの非背景画像領域を下へ移動させ、さらに、携帯電話の画面全体にユーザ1のライブ配信ルームページを表示し、例えば、図1Bに示すユーザインタフェース12を表示してもよい。
【0074】
予め設定された限界点に達したが、アプリケーション1はプルダウン操作が終了していないことを検出し(例えば、ユーザが指を離していない場合、アプリケーション1は、プルダウン操作が終了していないと決定できる)、且つユーザが引き続き下へスワイプする場合、プルダウン操作が予め設定された限界点を超えた距離が絶えずに増大するにつれて、領域107の面積が絶えずに増大し、領域107に表示できるライブ配信ルームページの関連コンテンツを多くしてもよい。
【0075】
例示的に、アプリケーション1は、図1Dに示すユーザインタフェース14を携帯電話に例示的に表示してもよい。ユーザインタフェース14では、個人のホームページの背景画像領域が消え、且つ個人のホームページの非背景画像領域がさらに下へ移動し、しかもユーザインタフェース14では、個人のホームページの非背景画像領域のサイズが小さくなり、ユーザ1のライブ配信ルームページの関連画面を表示するための領域107の面積が増大する。
【0076】
また、プルダウン操作が予め設定された限界点に達したことをユーザに提示するための提示情報は、領域107の面積が絶えずに増大するにつれて消えてもよい。例えば、領域107の面積が携帯電話の画面全体の半分を超えた場合、領域108における文字提示は消えてもよく、且つバイブレーション提示も停止してもよい。
【0077】
図1Dに示すユーザインタフェース14では、個人のホームページが絶えずに下へ移動するにつれて、個人のホームページの背景画像領域が消えて、領域107の面積が増大するため、ユーザは、視覚をライブ配信ルームページの関連画面に集中させることができ、ユーザ体験を向上させることに有利である。
【0078】
アプリケーション1がプルダウン操作の終了を検出し、且つプルダウン操作が予め設定された限界点に達した場合、アプリケーション1は、個人のホームページの非背景画像領域を自動的に下へ移動し、さらに、携帯電話の画面全体にユーザ1のライブ配信ルームページを表示し、例えば、図1Bに示すユーザインタフェース12を表示してもよい。
【0079】
以上のようにして、ユーザは、個人のホームページの背景画像領域に対するプルダウン操作により、ユーザ1のライブ配信ルームページに入ることに成功できる。
【0080】
いくつかの場合では、ユーザが領域101の任意の位置からプルダウンを開始し、アプリケーション1が、プルダウン操作が終了したが予め設定された限界点に達していないことを検出した場合、アプリケーション1は、ユーザ1のライブ配信ルームページにジャンプせず、且つ、アプリケーション1は、ユーザがプルダウン操作を入力している間に、ユーザ1の個人のホームページを常に表示する。又は、ユーザが入力したプルダウン操作が予め設定された限界点を超えたが、指を離していない場合、アプリケーション1は、プルダウン操作が予め設定された限界点を超えた距離に応じて、例示的には、前述の図1Cに示すユーザインタフェース13と図1Dに示すユーザインタフェース14とを順に表示してもよい。直後に、ユーザがスワイプアップ操作を入力すると、アプリケーション1は、ユーザ1のライブ配信ルームページにジャンプせず、図1Dに示すユーザインタフェース14から図1Cに示す実施例のユーザインタフェース13に戻り、且つ、アプリケーション1がスワイプアップ操作の終了を検出した場合、図1Aに示すユーザインタフェース11の表示に戻り、即ち、アプリケーション1がスワイプアップ操作の終了を検出した場合、ユーザ1の個人のホームページを表示する。
【0081】
また、上記図1Aに示す実施例に基づいて、ユーザインタフェース11に案内情報を表示して、アプリケーション1が背景画像領域からユーザ1のライブ配信ルームに入る機能を提供することをユーザに提示し、ユーザが操作を行うように案内してもよい。本開示は、案内情報の実現形態について限定するものではない。例えば、案内情報は、文字吹き出し、アニメーション効果、画像、記号などの1つ又は複数の方式により実現されてもよい。例示的に、図1Aに示すように、ユーザインタフェース11は、領域a2をさらに含む。領域a2は、文字吹き出しを表示するためのものである。文字吹き出しには、「クリック又はプルダウンしてライブ配信ルームに入る」という文字案内内容を表示してもよく、当然ながら、他の文字案内内容を表示してもよい。本開示は、案内情報の表示位置を限定するものではない。
【0082】
ここで、案内情報は、ユーザが背景画像領域からライブ配信ルームに入る機能を初めて使用するときに表示されてもよいし、ユーザが背景画像領域からライブ配信ルームに入る機能を最初のN回使用するときに表示されてもよいし、毎回背景画像領域からライブ配信ルームに入る機能を使用するときに表示されてもよいし、又は、表示されなくてもよく、本開示はこれについて限定するものではない。
【0083】
また、図1Aに示す実施例では、ユーザ1のアバターを提示するための領域は、ユーザ1のライブ配信ルームに入るエントリをさらに提供し、且つ、ユーザ1のアバターを提示する領域には、呼吸アニメーション効果がさらに表示されてもよい。呼吸アニメーション効果により、ユーザ1が現在ライブ配信を行っていることをユーザに提示することができる。アプリケーション1がユーザ1のアバター領域に対するトリガ操作を検出した場合、アプリケーション1は、ユーザ1のライブ配信ルームページ、例えば、図1Bに示すユーザインタフェース12にジャンプする。
【0084】
なお、図1A図1Dに示す実施例では、ユーザ1のライブ配信ルームでリアルタイムで録画された演技動画がライブ配信される場合を例にして説明した。前の説明を参照して分かるように、ユーザ1のライブ配信ルームは、ストリームがないライブ配信ルーム、例えば、音声ライブ配信ルーム、チャットルームライブ配信ルームなどのタイプのライブ配信ルームであってもよい。例えば、ユーザ1のライブ配信ルームが音声ライブ配信ルームである場合、ライブ配信ルームの画面には、現在該ライブ配信ルームに参加しているユーザのアバター情報、アカウント情報などが表示されてもよい。よって、予め設定された方式で、ライブ配信ルームの画面からライブ配信プレビューコンテンツを生成してもよい。本開示は、予め設定された方式について限定するものではなく、例えば、領域101のサイズに応じて、予め設定された割合でライブ配信ルームの画面を切り出し、切り出されたライブ配信ルームの画面を領域101に表示し、又は、ライブ配信ルーム全体の画面を領域101にサムネイル提示してもよい。
【0085】
且つ、ユーザ1のライブ配信ルームの画面が変化した場合、領域101に表示されるライブ配信ルームの画面を更新する。例えば、新規ユーザがユーザ1のライブ配信ルームに加入した場合、ユーザ1のライブ配信ルームから退出したユーザが存在する場合、ユーザがコメント情報を投稿した場合、ユーザがバーチャルギフトを贈った場合など、最新のライブ配信ルームの画面からライブ配信プレビューコンテンツを再生成して、領域101に表示してもよい。
【0086】
例えば、ユーザ1のライブ配信ルームが音声ライブ配信ルームであり、且つユーザ1のライブ配信ルームでライブ配信が行われている場合、ユーザ1の個人のホームページに入ると、アプリケーション1は、例示的に図1Eに示すユーザインタフェース15を携帯電話に表示してもよい。図1Eに示すように、ユーザインタフェース15において、領域101には、ユーザ1の音声ライブ配信ルームの画面から切り出されたライブ配信プレビューコンテンツが表示される。
【0087】
例示的には、図1Fは、ユーザ1の音声ライブ配信ルームの画面、即ち、ユーザ1のライブ配信ルームページを例示的に示している。図1Fに示すユーザインタフェース16を参照すると、ユーザ1のライブ配信ルームには、ユーザ1の他に、3人のユーザが参加しており、それぞれユーザ「aaa1」、ユーザ「aaa2」とユーザ「aaa3」である。このため、ユーザインタフェース16の領域109には、ユーザ1のアバターとユーザ1のライブ配信ルームの名称の他に、ユーザ「aaa1」、ユーザ「aaa2」とユーザ「aaa3」のアバター及び名称がさらに表示される。当然ながら、領域109には、他の関連コンテンツがさらに表示されてもよく、本開示はこれについて限定するものではない。
【0088】
また、ユーザインタフェース16は、ユーザ1の音声ライブ配信ルームのコメント情報を提示するための領域110をさらに含んでもよい。ユーザインタフェース16には、アプリケーション1が発するシステムプロンプトがさらに表示されてもよい。
【0089】
それに応じて、図1Eに示す実施例によるユーザインタフェース15における例示のように、図1Fに示すユーザインタフェース16に基づいて、領域101のサイズに応じて領域109の画面コンテンツを切り出して、切り出した画面コンテンツを領域101に表示してもよい。又は、図1Fに示すユーザインタフェース16に示すように、領域109の画面コンテンツのサイズを領域101のサイズにマッチングするように調整して、領域101に表示してもよい。
【0090】
また、ユーザがユーザインタフェース15における領域101を介してユーザインタフェース16に入る実現形態は、前述した図1A図1Dに示す実施例と類似しており、前述の実施例の詳細な説明を参照すればよく、簡明のため、ここではこれ以上説明しない。
【0091】
本開示によるライブ配信コンテンツ提示方法は、まず、個人のホームページの背景画像領域にライブ配信プレビューコンテンツを提示することにより、ユーザがライブ配信プレビューコンテンツを視聴するルートを豊富にし、ユーザがライブ配信ルームに入る意欲を向上させることができる。また、個人のホームページにユーザ1のライブ配信ルームに入るエントリを提供することにより、ライブ配信ルームに入るルートを豊富にし、ユーザは様々な操作方式でライブ配信ルームに入ることができ、且つ柔軟性が高く、ユーザ体験を向上させることができる。
【0092】
本開示は、ライブ配信ルームコンテンツ提示方法をさらに提供する。
【0093】
図3は、本開示の一実施例によるライブ配信ルームコンテンツ提示方法の流れを示す概略図である。図3に示すように、本実施例による方法は、以下のステップを含む。
【0094】
S301:ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付ける。
【0095】
電子機器にはアプリケーションがインストールされており、アプリケーションによってターゲットユーザの個人のホームページに入ることができる。ここで、ターゲットエントリは、アプリケーションが提供する、ターゲットユーザの個人のホームページに入るためのエントリを含んでもよい。ターゲットエントリは、マルチメディアコンテンツ提示ページにおけるエントリ、友達リストにおけるエントリ、通知情報ページにおけるエントリなどを含んでもよく、当然ながら、他のページが提供するエントリを含んでもよく、本開示はターゲットエントリについて限定するものではない。
【0096】
S302:ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、個人のホームページに含まれる背景画像領域に、ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示する。
【0097】
アプリケーションがターゲットエントリに対するトリガ操作(例えば、クリック操作)を受け付けると、アプリケーションは、電子機器にターゲットユーザの個人のホームページを表示する。本開示は、個人のホームページの実現形態について限定するものではない。
【0098】
ここで、個人のホームページは、背景画像領域を含む。本開示では、ターゲットユーザが現在ライブ配信を行っている場合、ターゲットユーザの個人のホームページの背景画像領域に、ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示する。
【0099】
前述したように、ターゲットユーザのライブ配信ルームは、ライブストリームを発生できるライブ配信ルームであってもよい。よって、ライブ配信プレビューコンテンツは、ライブストリーム(即ち、ライブ配信コンテンツ)に応じて生成されたライブ配信プレビューストリームである。ターゲットユーザのライブ配信ルームは、ストリームのないライブ配信ルームであってもよい。よって、ライブ配信プレビューコンテンツは、予め設定された方式で切り出されたライブ配信ルームの画面であってもよい。
【0100】
ターゲットユーザのライブ配信ルームがライブストリームを発生できるライブ配信ルームである場合、ライブ配信プレビューコンテンツは、次の方式によって生成されてもよい。
【0101】
いくつかの実施形態では、ライブ配信コンテンツに対して画像処理を行わず、取得されたライブ配信コンテンツを背景画像領域にそのまま表示してもよい。
【0102】
例えば、背景画像領域のサイズは、ライブ配信コンテンツの画面サイズにマッチングし、例えば、背景画像領域のサイズがライブ配信コンテンツの画面サイズ以上である場合、ライブ配信コンテンツの画面サイズを保ったままライブ配信コンテンツを背景画像領域に表示してもよい。これにより、ユーザが背景画像領域から比較的完全なライブ配信コンテンツの画面を視聴できることを確保し、ユーザがライブ配信ルームに入る意欲を向上させることに有利である。
【0103】
別のいくつかの実施形態では、ライブ配信コンテンツに対して画像処理を行うことによってライブ配信プレビューコンテンツを取得し、そして、ライブ配信プレビューコンテンツを背景画像領域に提示する。
【0104】
例えば、ライブ配信コンテンツの画面をトリミングし、ライブ配信コンテンツの画面から1つの領域の画面を選択して提示してもよい。トリミングする際に、ライブ配信コンテンツの画面の視覚的な重心をリアルタイムで認識し、背景画像領域のサイズ及び視覚的な重心に応じてライブ配信コンテンツの画面をトリミングすることにより、背景画像領域に提示される画面を得てもよい。
【0105】
ここで、人工知能技術を利用してライブ配信コンテンツの画面から最も鑑賞性を有する領域を認識し、切り出して、リアルタイムで追跡を行い、個人のホームページの背景画像領域に常にライブ配信コンテンツの画面重心が提示されることを確保する。又は、背景画像領域にライブ配信コンテンツの画面をサムネイル提示できるように、ライブ配信コンテンツの画面を縮小してもよい。
【0106】
本開示は、ターゲットユーザが配信するライブ配信コンテンツの背景画像領域における提示方式を限定するものではなく、ニーズに応じて柔軟に設定すればよい。また、背景画像領域にライブ配信プレビューコンテンツが提示される際に、電子機器が現在横長状態にあるか、それとも縦長状態にあるかを考慮してもよい。例えば、電子機器が縦長状態にある場合、ライブ配信プレビューコンテンツの画面両側に対して余白処理を行ってもよく、電子機器が横長状態にある場合、ライブ配信プレビューコンテンツの画面で背景画像領域全体を満たしてもよい。
【0107】
ターゲットユーザのライブ配信ルームがストリームのないライブ配信ルームである場合、ライブ配信プレビューコンテンツは、予め設定された方式で、ライブ配信ルームの画面から生成されてもよい。本開示は、予め設定された方式について限定するものではなく、例えば、背景画像領域のサイズに応じて、予め設定された割合でライブ配信ルームの画面を切り出し、切り出されたライブ配信ルームの画面を背景画像領域に表示し、又は、ライブ配信ルーム全体の画面を背景画像領域にサムネイル提示してもよい。例えば、図1Eの実施例に示すとおりである。
【0108】
本実施例による方法は、ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付け、ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、個人のホームページに含まれる背景画像領域にライブ配信プレビューコンテンツを提示しており、背景画像領域に提示されるライブ配信プレビューコンテンツは、ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成される。これにより、ユーザがターゲットユーザの個人のホームページに入ると、ライブ配信コンテンツを視聴することができ、ユーザがライブ配信コンテンツをプレビューするルートを豊富にし、ユーザがライブ配信ルームページに入る意欲を向上させることに有利であり、ユーザ体験を向上させることができる。
【0109】
図4は、本開示の別の実施例によるライブ配信コンテンツ提示方法の流れを示す概略図である。図4に示すように、本実施例による方法は、以下のステップを含む。
【0110】
S401:ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付ける。
【0111】
S402:ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを表示し、ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、個人のホームページに含まれる背景画像領域に、ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示する。
【0112】
本実施例におけるステップS401、S402は、それぞれ図3に示す実施例におけるステップS301、S302と類似しており、図3に示す実施例の詳細な説明を参照すればよく、簡明のため、ここではこれ以上説明しない。
【0113】
S403:背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、個人のホームページからターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えて、ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面を提示する。
【0114】
前の説明を参照して、ユーザは、背景画像領域に対するクリック操作又はプルダウン操作を入力することで、アプリケーションが電子機器にターゲットユーザのライブ配信ルームページを表示するようにして、ユーザがターゲットユーザのライブ配信ルームページを介してターゲットユーザが配信するライブ配信コンテンツを視聴するようにしてもよい。
【0115】
背景画像領域に対するクリック操作によりターゲットユーザのライブ配信ルームに入ると、アプリケーションは、ユーザのクリック操作に応じて、ユーザがクリックした位置が背景画像領域の内部にあるか否かを決定し、ユーザがクリックした位置が背景画像領域の内部にあると決定した場合、ターゲットユーザのライブ配信ルームページにジャンプし、即ち、ターゲットユーザのライブ配信ルームに入る。即ち、前述のケース1に対応し、前の詳細な説明を参照すればよく、簡明のため、ここではこれ以上説明しない。
【0116】
背景画像領域に対するプルダウン操作によりターゲットユーザのライブ配信ルームに入り、アプリケーションによりプルダウン操作が終了したときに限界点に達し又は超えたことを検出した場合、ターゲットユーザのライブ配信ルームページにジャンプする。本開示は、個人のホームページからライブ配信ルームページにジャンプする方式について限定するものではなく、例えば、ライブ配信ルームページは、下へ移動することにより提示されてもよい。即ち、前述のケース2に対応し、前の詳細な説明を参照すればよく、簡明のため、ここではこれ以上説明しない。
【0117】
また、アプリケーションによりプルダウン操作が予め設定された限界点に達していないことを検出した場合、アプリケーションは、ターゲットユーザの個人のホームページを常に表示してもよい。ユーザがプルダウン操作を入力し、プルダウン操作が予め設定された限界点を超えた否かにもかかわらず、指を離さず、且つ連続してスワイプアップ操作を入力する場合、アプリケーションは、プルダウン操作に伴い、ライブ配信ルームページを下へ移動させるが、ライブ配信ルームページにジャンプせず、スワイプアップ操作に伴ってターゲットユーザの個人のホームページに戻ってもよい。
【0118】
なお、ユーザがスワイプダウン操作を入力している間に、予め設定された限界点に達すると、アプリケーションは、ユーザにスライドダウン操作が予め設定された限界点に達したことを知らせるように、提示メッセージを提示してもよい。提示メッセージは、文字提示及び/又はバイブレーション提示により実現されてもよい。例えば、前述の図1Cに示す実施例の場合、図1Cに示す実施例の詳細な説明を参照すればよい。
【0119】
本実施例による方法は、ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付け、ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、個人のホームページに含まれる背景画像領域にライブ配信プレビューコンテンツを提示しており、背景画像領域に提示されるライブ配信プレビューコンテンツは、ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成される。これにより、ユーザがターゲットユーザの個人のホームページに入ると、ライブ配信コンテンツを視聴することができ、ユーザがライブ配信コンテンツをプレビューするルートを豊富にし、ユーザがライブ配信ルームページに入る意欲を向上させることに有利である。また、個人のホームページの背景画像領域に、ターゲットユーザのライブ配信ルームに入るためのエントリを提供することにより、ユーザがライブ配信ルームに入るルートを豊富にし、ユーザは様々な操作方式でライブ配信ルームに入ることができ、且つ柔軟性が高く、ユーザ体験を向上させることができる。
【0120】
例示的に、本開示の実施例は、ライブ配信コンテンツ提示装置をさらに提供する。
【0121】
図5は、本開示の一実施例によるライブ配信コンテンツ提示装置の構成概略図である。図5に示すように、本実施例によるライブ配信コンテンツ提示装置500は、
ターゲットエントリに対するトリガ操作を受け付けるための受付モジュール501と、
ターゲットエントリに対するトリガ操作に応答して、ターゲットユーザの個人のホームページを提示し、前記ターゲットユーザがライブ配信を行っている間に、前記個人のホームページに含まれる背景画像領域に、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面に応じて生成されるライブ配信プレビューコンテンツを提示するための表示モジュール502と、を含む。
【0122】
いくつかの実施形態では、表示モジュール502は、さらに、個人のホームページに含まれる背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えて、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面を提示するために用いられる。
【0123】
いくつかの実施形態では、表示モジュール502は、具体的には、背景画像領域に対するクリック操作に応答して、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えるために用いられる。
【0124】
いくつかの実施形態では、表示モジュール502は、具体的には、前記背景画像領域に対するプルダウン操作に応答して、前記プルダウン操作が終了したときに予め設定された限界点に達したか否かを確認することと、前記プルダウン操作が終了したときに予め設定された限界点に達したと決定された場合、前記個人のホームページから前記ターゲットユーザのライブ配信ルームに切り替えることとに用いられる。
【0125】
いくつかの実施形態では、ライブ配信コンテンツ提示装置500は、提示モジュール503をさらに含む。
【0126】
提示モジュール503は、前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することに用いられる。
【0127】
いくつかの実施形態では、提示モジュール503は、具体的には、文字提示及び/又はバイブレーション提示により、前記プルダウン操作が前記予め設定された限界点に達したことを提示することに用いられる。
【0128】
文字により提示する場合、提示モジュール503は、具体的には、表示モジュール502が相応な文字提示コンテンツを表示するように制御することに用いられ、バイブレーションにより提示する場合、提示モジュール503は、具体的には、電子機器がバイブレーションするように制御することに用いられる。
【0129】
いくつかの実施形態では、前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記背景画像領域のサイズに応じて前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面をトリミングして得られたものである。
【0130】
いくつかの実施形態では、前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面の視覚的な重心を認識し、前記背景画像領域のサイズ及び前記視覚的な重心に応じて、前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面をトリミングして得られたものである。
【0131】
いくつかの実施形態では、前記ライブ配信プレビューコンテンツは、前記背景画像領域のサイズに応じて前記ターゲットユーザのライブ配信ルームの画面を縮小して得られたものである。
【0132】
本実施例によるライブ配信コンテンツ提示装置は、前記いずれか1つの方法実施例の技術案を実行するために用いられることができ、その実現原理及び技術的効果は類似しているため、前述した方法実施例の詳細の説明を参照すればよく、簡明のため、ここではこれ以上説明しない。
【0133】
例示的に、本開示の実施例は、電子機器をさらに提供する。
【0134】
図6は、本開示の一実施例による電子機器の構成概略図である。
【0135】
図6に示すように、本実施例による電子機器600は、メモリ601と、プロセッサ602とを含む。
【0136】
ここで、メモリ601は、独立した物理的手段であってもよく、バス603を介してプロセッサ602と接続することができる。メモリ601、プロセッサ602は、一体的に集積され、ハードウェアなどによって実現されてもよい。
【0137】
メモリ601はプログラム命令を記憶することに用いられ、プロセッサ602は当該プログラム命令を呼び出して、上記のいずれか1つの方法実施例によるライブ配信コンテンツ提示方法を実行する。
【0138】
いくつかの実施例では、上述した実施例の方法における一部又は全部がソフトウェアで実現される場合、上述した電子機器600は、プロセッサ602のみを含んでもよい。プログラムを記憶するためのメモリ601は、電子機器600の外部にあり、プロセッサ602は、メモリに記憶されたプログラムを読み取って実行するために、回路/配線を介してメモリに接続される。
【0139】
プロセッサ602は、中央演算処理装置(central processing unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、又はCPUとNPの組み合わせであってもよい。
【0140】
プロセッサ602は、ハードウェアチップをさらに含んでもよい。上記のハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device、PLD)、又はこれらの組み合わせであってもよい。上記のPLDは、複合プログラマブルロジックデバイス(complex programmable logic device、CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)、汎用アレイロジック(generic array logic、GAL)又はこれらの任意の組み合わせであってもよい。
【0141】
メモリ601は、揮発性メモリ(volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)を含んでもよい。また、メモリは、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)又はソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)を含んでもよい。メモリは、上記の種類のメモリの組み合わせをさらに含んでもよい。
【0142】
本開示は、電子機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記電子機器に上記のいずれか1つの方法実施例によるライブ配信コンテンツ提示方法を実現させるコンピュータプログラム命令を含む可読記憶媒体をさらに提供する。
【0143】
本開示は、コンピュータで実行されると、前記コンピュータに上記のいずれか1つの方法実施例によるライブ配信コンテンツ提示方法を実現させる、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0144】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単に一のエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別する目的だけに用いられ、これらのエンティティ又は操作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も存在することを除外しない。
【0145】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために用いられる。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者にとって自明であり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【0146】
[関連出願の相互参照]
本開示は、2021年10月11日に提出された、出願の名称が「ライブ配信コンテンツ提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体」であり、中国特許出願番号が202111183746.7である中国特許出願に基づく優先権を主張するものであり、該中国特許出願の内容の全てが参照によって本開示に組み込まれる。
図1A
図1B
図1C
図1D
図1E
図1F
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-12-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1A
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1A
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1B
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1B
【国際調査報告】