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特表2024-528471ライブ配信ビデオ撮影方法、装置、機器及びコンピュータ可読記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-30
(54)【発明の名称】ライブ配信ビデオ撮影方法、装置、機器及びコンピュータ可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/433 20110101AFI20240723BHJP
【FI】
H04N21/433
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023579257
(86)(22)【出願日】2022-07-11
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CN2022104880
(87)【国際公開番号】W WO2023284673
(87)【国際公開日】2023-01-19
(31)【優先権主張番号】202110786197.6
(32)【優先日】2021-07-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.WINDOWS
3.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ティエンティエン
(72)【発明者】
【氏名】リィウ,ウェンジン
(72)【発明者】
【氏名】シアン,シュイユェン
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA06
5C164UB36P
5C164UB41S
5C164YA11
(57)【要約】
本開示は、ライブ配信ビデオ撮影方法、装置、機器及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャし、画像フレームに対応する、画像フレームのスクリーンショットと、少なくとも1つの共有方式エントリーとを含む共有ページを生成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ライブ配信ビデオ撮影方法であって、
バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、前記ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャすることと、
前記画像フレームに対応する、前記画像フレームのスクリーンショットと、少なくとも1つの共有方式エントリーとを含む共有ページを生成することとを含む、方法。
【請求項2】
前記撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、前記ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャする前に、
ライブ配信ビデオインタフェースに表示されたターゲットインタラクションボタンに対するトリガに応答して、前記撮影コントロールが表示されたインタラクションインタフェースを表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ライブ配信ビデオのインタラクションデータが所定の条件を満たす場合、前記インタラクションインタフェースに表示された前記撮影コントロールは、トリガ可能状態にある、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記撮影コントロールは、ライブ配信ビデオインタフェースに表示される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記共有ページは、
文書マッチング枠と、選択コントロールとをさらに含み、
前記方法は、
前記選択コントロールに対するトリガに応答して、前記文書マッチング枠に所定のターゲット文書を表示し、前記画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで前記所定のターゲット文書を表示することをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記共有ページは、
文書マッチング枠と、切替コントロールとをさらに含み、
前記方法は、
前記切替コントロールに対するトリガに応答して、前記文書マッチング枠に所定のターゲット文書を切り替え、現在フレームの画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで前記所定のターゲット文書を表示することをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記共有ページには、前記バーチャルライブ配信ルームに対応し、他のユーザがスキャンによって前記バーチャルライブ配信ルームに入るための2次元コードがさらに表示される、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記画像フレームに対応する共有ページを生成した後、
前記少なくとも1つの共有方式エントリーのうちのターゲット共有方式エントリーに対するトリガに応答して、前記ターゲット共有方式エントリーによって、前記画像フレームのスクリーンショットを共有することをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、前記ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャするためのキャプチャモジュールと、
前記画像フレームに対応する、前記画像フレームのスクリーンショットと、少なくとも1つの共有方式エントリーとを含む共有ページを生成する共有ページ生成モジュールとを含む、ライブ配信ビデオ撮影装置。
【請求項10】
プロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1記載の方法のステップを実現させる、電子機器。
【請求項11】
プロセッサによって実行されると、請求項1記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
プロセッサによって実行されると、請求項1記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラム/命令を含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年7月12日に提出された、出願番号が202110786197.6であり、出願の名称が「ライブ配信ビデオ撮影方法、装置、機器及びコンピュータ可読記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが引用によって本出願に組み込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示は、コンピュータ通信技術分野に関し、特にライブ配信ビデオ撮影方法、装置、機器及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、ユーザは、バーチャルライブ配信ルームで再生されるビデオを撮影して共有する。しかしながら、現在では、主にスクリーンショットを撮ることにより共有を実現し、該共有方式では、一部のユーザのニーズを満たすことができず、ユーザの使用体験に影響を与える。
【発明の概要】
【0004】
上記技術課題を解決し、又は少なくとも部分的に上記技術課題を解決するために、本開示は、ライブ配信ビデオ撮影方法、装置、機器及びコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0005】
本開示の第1の側面は、
バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、前記ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャすることと、
前記画像フレームに対応する、前記画像フレームのスクリーンショットと、少なくとも1つの共有方式エントリーとを含む共有ページを生成することとを含む、ライブ配信ビデオ撮影方法を提供する。
【0006】
選択的に、前述した、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、前記ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャする前に、
ライブ配信ビデオインタフェースに表示されたターゲットインタラクションボタンに対するトリガに応答して、前記撮影コントロールが表示されたインタラクションインタフェースを表示することをさらに含む。
【0007】
選択的に、前記ライブ配信ビデオのインタラクションデータが所定の条件を満たす場合、前記インタラクションインタフェースに表示された前記撮影コントロールは、トリガ可能状態にある。
選択的に、前記撮影コントロールは、ライブ配信ビデオインタフェースに表示される。
【0008】
選択的に、前記共有ページは、
文書マッチング枠と、選択コントロールとをさらに含み、
前記方法は、
前記選択コントロールに対するトリガに応答して、前記文書マッチング枠に所定のターゲット文書を表示し、前記画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで前記所定のターゲット文書を表示することをさらに含む。
【0009】
選択的に、前記共有ページは、
文書マッチング枠と、切替コントロールとをさらに含み、
前記方法は、
前記切替コントロールに対するトリガに応答して、前記文書マッチング枠に所定のターゲット文書を切り替え、前記画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで前記所定のターゲット文書を表示することをさらに含む。
【0010】
選択的に、前記共有ページには、前記バーチャルライブ配信ルームに対応し、他のユーザがスキャンによって前記バーチャルライブ配信ルームに入るための2次元コードがさらに表示される。
【0011】
選択的に、前述した、前記画像フレームに対応する共有ページを生成した後、
前記少なくとも1つの共有方式エントリーのうちのターゲット共有方式エントリーに対するトリガに応答して、前記ターゲット共有方式によって、前記画像フレームのスクリーンショットを共有することをさらに含む。
【0012】
第2の側面によれば、本開示の実施例は、
バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、前記ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャするためのキャプチャモジュールと、
前記画像フレームに対応する、前記画像フレームのスクリーンショットと、少なくとも1つの共有方式エントリーとを含む共有ページを生成する共有ページ生成モジュールとを含む、ライブ配信ビデオ撮影装置を提供する。
【0013】
選択的に、ライブ配信ビデオ撮影装置は、ライブ配信ビデオインタフェースに表示されたターゲットインタラクションボタンに対するトリガに応答して、前記撮影コントロールが表示されたインタラクションインタフェースを表示するためのインタラクションインタフェース表示トリガモジュールをさらに含む。
【0014】
選択的に、前記バーチャルライブ配信ビデオのインタラクションデータが所定の条件を満たす場合、前記インタラクションインタフェースに表示された前記撮影コントロールは、トリガ可能状態にある。
【0015】
選択的に、前記撮影コントロールは、ライブ配信ビデオインタフェースに表示される。
【0016】
選択的に、前記共有ページは、文書マッチング枠と、選択コントロールとをさらに含み、
前記ライブ配信ビデオ撮影装置は、前記選択コントロールに対するトリガに応答して、前記文書マッチング枠に所定のターゲット文書を表示し、前記画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで前記所定のターゲット文書を表示するための選択コントロールトリガモジュールをさらに含む。
【0017】
選択的に、共有ページは、文書マッチング枠と、切替コントロールとをさらに含み、
前記ライブ配信ビデオ撮影装置は、前記切替コントロールに対するトリガに応答して、前記文書マッチング枠に所定のターゲット文書を切り替え、前記画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで前記所定のターゲット文書を表示するための切替コントロールトリガモジュールをさらに含む。
【0018】
選択的に、前記共有ページには、前記バーチャルライブ配信ルームに対応し、他のユーザがスキャンによって前記バーチャルライブ配信ルームに入るための2次元コードがさらに表示される。
【0019】
選択的に、ライブ配信ビデオ撮影装置は、
前記少なくとも1つの共有方式エントリーのうちのターゲット共有方式エントリーに対するトリガに応答して、前記ターゲット共有方式によって、前記画像フレームのスクリーンショットを共有するためのターゲット共有方式トリガモジュールをさらに含む。
【0020】
第3の側面によれば、本開示の実施例は、プロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、第1の側面におけるいずれか1項に記載の方法のステップを実現させる、電子機器を提供する。
第4の側面によれば、本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、第1の側面におけるいずれか1項に記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0022】
本開示の実施例又は関連技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明において使用される必要がある図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
図1】本開示によるライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図。
図2】本開示による表示インタフェースの概略図。
図3】本開示による別の表示インタフェースの概略図。
図4】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図5】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図6】本開示による別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図。
図7】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図8】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図9】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図10】本開示によるさらに別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図。
図11】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図12】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図13】本開示によるさらに別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図。
図14】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図15】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図16】本開示によるさらに別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図。
図17】本開示によるさらに別の表示インタフェースの概略図。
図18】本開示によるライブ配信ビデオ撮影装置の構成概略図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0024】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0025】
本開示の技術案は、電子機器に応用できる。ここで、電子機器は、コンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話又は他のインテリジェント端末機器などであってもよい。電子機器は、ディスプレイを有する。ここで、ディスプレイは、タッチパネルであってもよいし、非タッチパネルであってもよい。タッチパネルを有する電子機器に対して、ユーザは、ジェスチャ、指、又はタッチツール(例えば、タッチペン)によって電子機器とのインタラクション操作を実現することができる。非タッチパネルを有する電子機器に対して、外部機器(例えば、マウス、キーボード又はカメラなど)などによって電子機器とのインタラクション操作を実現することができる。
【0026】
ここで、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムのタイプを限定するものではない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、iOSシステムなどである。
【0027】
現在では、バーチャルライブ配信ルームのコンテンツに対する共有を実現するために、関連技術では、バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、ユーザは、端末機器が自ら持つスクリーンショット機能により、バーチャルライブ配信ルームで再生されるライブ配信ビデオに対してスクリーンショットを撮り、キャプチャされた画像をアルバムに保存し、他のアプリケーションによってアルバムにアクセスすることで、スクリーンショットを共有する。しかし、キャプチャされた画像は、ライブ配信ビデオインタフェースだけでなく、インタラクション画面及び他の要素も含み、撮影された画面の主体は目立たず、ライブ配信イベントの楽しさが高くない。
【0028】
これに基づいて、本開示は、ライブ配信ビデオ撮影方法を提供する。具体的には、本開示の電子機器には、ライブ配信アプリケーション(Application、APP)がインストールされ、ライブ配信APPのバーチャルライブ配信ルームで、撮影コントロールに対するトリガによって、バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャする。画像フレームには、インタラクションインタフェースや他の要素が含まれないので、撮影された画面の主体を目立たせることができる。且つ、APPで表示される共有方式により、撮影画面の共有を直接的に行うことができ、共有効率を向上させることができる。また、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャしている間に、ユーザが撮影コントロールをトリガし、撮影アニメーションインタフェースを表示することにより、撮影行為のセレモニー感を向上させ、ライブ配信インタラクションの楽しさを向上させることができる。
【0029】
本開示の技術案は、バーチャルライブ配信ルームインタラクションシナリオに応用可能である。下記の実施例は、バーチャルライブ配信ルームシナリオを例にして説明する。
【0030】
以下、いくつかの具体的な実施例を用いて本開示の技術案を説明する。
【0031】
図1は、本開示によるライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図である。図1に示すように、本実施例の方法は次の通りである。
【0032】
S10:バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャする。
【0033】
バーチャルライブ配信ルームとは、ライブ配信APPで異なるユーザが開始するライブ配信ルーム、例えば、XXコンサートライブ配信ルーム、XXXドレッシングライブ配信ルームなどを指す。バーチャルライブ配信ルームで再生されているライブ配信ビデオとは、あるバーチャルライブ配信ルームに入った後、該バーチャルライブ配信ルームで再生されているライブ配信ビデオ、例えば、XXコンサートライブ配信ルームのコンサートライブ配信ビデオ、XXXドレッシングライブ配信ルームのドレッシングライブ配信ビデオを指す。
【0034】
本開示によるバーチャルライブ配信ルームは、撮影機能を実現することができ、撮影コントロールをトリガすることにより撮影を実現する。ここで、撮影コントロールは、ライブ配信ビデオインタフェースに表示されてもよいし、他のコントロールがトリガされることにより表示されたインタフェースに表示されてもよく、本開示はこれについて制限を加えない。
【0035】
ここで、撮影コントロールは、カメラパターンのボタン、又は、撮影に応答できる音声コントロール、又は、撮影に応答できるジェスチャコントロールなどであってもよく、本開示はこれについて制限を加えない。
【0036】
撮影コントロールがカメラパターンのボタンである場合を例にして、ユーザがXXコンサートライブ配信ルームに入ると、該バーチャルライブ配信ルームでXXコンサートのライブ配信ビデオ100が再生され、図2に示すように、撮影コントロール110がライブ配信ビデオインタフェースに表示される。ユーザが撮影コントロール110をトリガすると、撮影アニメーションインタフェースが表示される。ここで、撮影アニメーションインタフェースには、ライブ配信ビデオの画像フレームとアニメーションエフェクトとが表示される。ここで、アニメーションエフェクトは、音声エフェクト及び/又は視覚的特徴を含むが、それらに限定されない。例えば、図3に示すように、カメラで撮影してシャッターを押す瞬間アニメーションを表示し、「カチッ」という音声エフェクトを伴ってもよい。他のエフェクト、例えば、花火エフェクト又は歓声エフェクトなどであってもよい。バーチャルライブ配信ルームで花火エフェクトの撮影アニメーションインタフェースを表示しながら、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャする。ここで、キャプチャされるライブ配信ビデオの画像フレームは、撮影コントロールをトリガするときにバーチャルライブ配信ルームで対応して再生される現在の画像フレームである。
【0037】
例示的に、ライブ配信ビデオの画像フレーム画面をキャプチャすることは、図4に示すように、XXコンサートライブ配信ルームで、カメラで撮影してシャッターを押す瞬間アニメーションを表示し、「カチッ」という音声エフェクトを伴うときにライブ配信ビデオに対応するライブ配信画面をキャプチャする。
【0038】
S20:画像フレームに対応する共有ページを生成する。
【0039】
ここで、共有ページ200は、画像フレームのスクリーンショット210と、少なくとも1つの共有方式エントリー220とを含む。
【0040】
具体的には、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャした後、例えば、図5に示すように、画像フレームに対応する共有ページ200を生成してもよい。図5を参照して、共有ページ200は、画像フレームのスクリーンショット210と、少なくとも1つの共有方式エントリー220とを含む。ここで、画像フレームのスクリーンショット210は、バーチャルライブ配信ルームで再生されるライブ配信ビデオ画面のみであり、バーチャルライブ配信ルームのインタラクションメッセージとインタラクションエフェクトなどを含まない。共有方式エントリー220は、例えば、アプリケーション1、アプリケーション2に共有する、いいねする・お気に入りへ追加する、ローカルアルバムに保存するなどであってもよい。例示的に、アプリケーション1に共有することは、アプリケーション1を介してアプリケーション1に対応する友達に共有し、又はアプリケーション1を介して該アプリケーション1に対応するソーシャルサークルに投稿してもよい。アプリケーション2に共有することは、アプリケーション2を介してアプリケーション2に対応する友達に共有し、又はアプリケーション2を介して該アプリケーション2に対応するソーシャルサークルに投稿してもよい。いいねする・お気に入りへ追加することは、お気に入りボタンをタップすることにより、該バーチャルライブ配信ルームに対応するアプリケーションのお気に入りバーに保存してもよい。ローカルアルバムに保存することは、ダウンロードすることにより保存してもよい。
【0041】
本開示の実施例によるライブ配信撮影方法は、バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャし、画像フレームに対応する共有ページを生成する。バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャすることにより、即ち、キャプチャされるライブ配信ビデオの画像フレームは、バーチャルライブ配信ルームで再生されるライブ配信ビデオ画面のみであり、バーチャルライブ配信ルームのインタラクションメッセージと他の要素などを含まない。キャプチャされるライブ配信ビデオ画面は、ライブ配信ルームで再生されるコンテンツを直接的に目立たせる。また、撮影コントロールがトリガされた後、撮影アニメーションインタフェースを表示することにより、ユーザによるバーチャルライブ配信ルームでの撮影プロセスに対する遊び方の感知を向上させ、撮影行為のセレモニー感を向上させ、ライブ配信インタラクションの楽しさを向上させ、バーチャルライブ配信ルームでビデオを撮影する方法を豊かにする。且つ、撮影後に直接的に共有画面を表示することにより、ユーザが共有方式で他のユーザと共有を行うことを容易にし、共有効率及び共有の利便性を向上させ、ユーザ体験をさらに向上させることができる。
【0042】
図6は、本開示の実施例による別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図である。図6は、上記の実施例を基にする。図6に示すように、ステップS10の前に、以下のステップをさらに含む。
【0043】
S01:ライブ配信ビデオインタフェースに表示されたターゲットインタラクションボタンに対するトリガに応答して、撮影コントロールが表示されたインタラクションインタフェースを表示する。
【0044】
ターゲットインタラクションボタンは、例えば、ライブ配信ビデオインタフェースにおける撮影特権ボタンであってもよい。図7に示すように、ユーザがライブ配信ビデオインタフェースにおけるターゲットインタラクションボタン120をトリガすると、バーチャルライブ配信ルームのインタラクションインタフェースは、図7に対応するインタラクションインタフェースから図2に対応するインタラクションインタフェースに切り替わる。即ち、ユーザが図7におけるインタラクションインタフェースにおけるターゲットインタラクションボタン120をタップすると、図2に対応するインタラクションインタフェースが表示され、図2におけるインタラクションインタフェースには、撮影コントロール110が表示され、図2におけるインタラクションインタフェースにおける撮影コントロール110がトリガされると、撮影アニメーションインタフェースが表示され、ライブ配信ビデオの画像フレームがキャプチャされ、画像フレームに対応する共有ページが生成される。
【0045】
なお、図7は、一形態でターゲットインタラクションボタン120を例示的に示し、本発明の実施例は、ターゲットインタラクションボタン120の形状、構造などを具体的に限定しない。また、本発明の実施例は、ターゲットインタラクションボタン120のトリガ方式についても具体的に限定しない。
【0046】
なお、該ターゲットインタラクションボタン120は、該バーチャルライブ配信ルームに対応するバーチャル電子チケットを購入した各ユーザが使用可能な権利であってもよい。ユーザの該バーチャルライブ配信ルームでのインタラクションが目標値に達し、又は営業活動により該特権を得た場合に、ターゲットインタラクションボタンを使用する権利を取得してもよい。
【0047】
本開示の実施例によるライブ配信ビデオ撮影方法は、ライブ配信ビデオインタフェースに表示されたターゲットインタラクションボタンをトリガし、また、ライブ配信ビデオインタフェースのターゲットインタラクションボタンをトリガすると、インタラクションインタフェースを表示し、インタラクションインタフェースに撮影コントロールを表示することにより、ユーザがバーチャルライブ配信ルームのライブ配信ビデオインタフェースでターゲットインタラクションボタンをトリガすると、撮影コントロールを含むインタラクションインタフェースに切り替えることを実現し、ユーザがバーチャルライブ配信ルームで撮影する楽しさを高める。
【0048】
選択的に、バーチャルライブ配信ビデオのインタラクションデータが所定の条件を満たす場合、インタラクションインタフェースに表示された撮影コントロールは、トリガ可能状態にある。
【0049】
バーチャルライブ配信ビデオのインタラクションデータは、バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間におけるいいねデータ、コメントデータ又はギフトデータを指す。ユーザのバーチャルライブ配信ビデオのインタラクションデータが所定の条件を満たす場合、インタラクションインタフェースに表示された撮影コントロールは、トリガ可能状態にある。例示的に、図8に示すように、ユーザのバーチャルライブ配信ビデオのいいね数が5000を満たすと、インタラクションインタフェースに表示された撮影コントロール110は、トリガ可能状態にある。即ち、ユーザが撮影コントロール110をトリガすると、撮影アニメーションインタフェースを表示し、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャする。一方、ユーザのバーチャルライブ配信ビデオのいいね数が5000を満たさない場合、図9に示すように、インタラクションインタフェースに表示された撮影コントロール110は、トリガ不可状態にある。即ち、撮影コントロール110をトリガするようにタップしても、撮影コントロール110は、トリガ不可状態にあり、且つ撮影アニメーションインタフェースは表示されない。
【0050】
図10は、本開示の実施例によるさらに別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図である。図10は、上記の実施例を基にする。図10に示すように、ライブ配信ビデオ撮影方法は、以下のステップをさらに含む。
【0051】
S21:切替コントロールに対するトリガに応答して、文書マッチング枠に所定のターゲット文書を切り替え、画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで所定のターゲット文書を表示する。
【0052】
具体的に、図11に示すように、共有ページ200は、文書マッチング枠230と、切替コントロール240とをさらに含む。
【0053】
ユーザが共有ページ200の切替コントロール240をタップすると、文書マッチング枠230には、切替コントロール240により更新された所定のターゲット文書が表示され、且つ、文書マッチング枠に所定のターゲット文書が表示されていると同時に、画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで所定のターゲット文書が表示される。例示的に、図11において、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書は、「せっかくXXXXXXXXのに、・・・、*・・・」であり、画像フレームのスクリーンショットの直下に、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書、即ち、「せっかくXXXXXXXXのに、・・・、*********」が表示される。ユーザが切替コントロール240をトリガすると、具体的に、ユーザが「交換する」に対応する切替コントロールをトリガすると、図12に示すように、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書は、「雨が降った天気」に変更され、且つ画像フレームのスクリーンショットの直下に、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書、即ち、「雨が降った天気」が表示される。
図13は、本開示の実施例によるさらに別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図である。図13は、上記の実施例を基にする。図13に示すように、ライブ配信ビデオ撮影方法は、以下のステップをさらに含む。
【0054】
S22:選択コントロールに対するトリガに応答して、文書マッチング枠に所定のターゲット文書を表示し、画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで所定のターゲット文書を表示する。
【0055】
具体的に、図14に示すように、共有ページ200は、文書マッチング枠230と、選択コントロール260とをさらに含む。
【0056】
ユーザが共有ページ200の選択コントロール260をタップすると、選択コントロール260にドロップダウンボックスが表示される。ここで、ドロップダウンボックスには、ユーザが選択可能な所定のターゲット文書が含まれ、且つ、文書マッチング枠に所定のターゲット文書が表示されていると同時に、画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで所定のターゲット文書が表示される。例示的に、図14において、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書は、「せっかくXXXXXXXXのに、・・・、*・・・」であり、画像フレームのスクリーンショットの直下に、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書が表示される。ユーザが選択コントロールをタップし、ドロップダウンボックスにおける最初の文書である「雨が降った天気・・・」を選択すると、図15に示すように、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書は、「雨が降った天気」に変更され、且つ画像フレームのスクリーンショットの直下に、文書マッチング枠230に表示された所定のターゲット文書、即ち、「雨が降った天気」が表示される。
【0057】
なお、画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで所定のターゲット文書が表示される位置は、画像フレームのスクリーンショットの直下であってもよいし、画像フレームのスクリーンショットに表示されてもよく、本開示の実施例は、所定のターゲット文書が表示される所定の位置を具体的に限定しない。また、文書マッチング枠に所定のターゲット文書が表示されることは、ユーザが撮影コントロールをトリガした後、ライブ配信ビデオの画像フレームに対応する文書をキャプチャすることであってもよいし、ユーザが文書マッチング枠にカスタム入力する文書であってもよく、本開示の実施例は、文書マッチング枠に表示された所定のターゲット文書を具体的に限定しない。
【0058】
また、所定のターゲット文書のフォントは、ユーザがカスタマイズして設定するフォントスタイルであってもよい。いくつかのフォントをマッチング、サポートできない場合、システムがカスタマイズしたフォントで表示し、フォントの色、サイズなどは、何れもユーザがカスタマイズして設定してもよい。
【0059】
選択的に、引き続き図14又は図15を参照して、共有ページには、バーチャルライブ配信ルームに対応し、他のユーザがスキャンによってバーチャルライブ配信ルームに入るための2次元コード250がさらに表示される。
【0060】
図14又は図15に示すように、共有ページ200には、2次元コード250がさらに表示される。バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、現在のユーザが撮影コントロールをトリガし、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャし、画像フレームに対応する共有ページ200を生成した後、他のユーザは、現在のユーザによって生成された共有ページにおける2次元コードをスキャンすることによって、現在のユーザによって共有されたバーチャルライブ配信ルームに入ることができる。例示的に、ユーザXXXがXXコンサートライブ配信ルームで撮影コントロールをトリガし、ライブ配信ビデオのあるフレーム画面をキャプチャし、画像フレームに対応する共有ページを生成する。ユーザである陶さんは、ユーザXXXによって生成された共有ページにおける2次元コード250をスキャンすると、XXコンサートライブ配信ルームに入ることができる。
【0061】
また、共有ページは、ユーザアバターとニックネーム、即ち、画像フレームに対応する共有ページを生成するユーザ、及び共有ページを生成する時間、例えば、YYYY/MM/DD HH:MM)をさらに含む。
【0062】
図16は、本開示の実施例によるさらに別のライブ配信ビデオ撮影方法の流れを示す図である。図16は、上記の実施例を基にする。図16に示すように、ステップS20の後、以下のステップをさらに含む。
【0063】
S30:少なくとも1つの共有方式エントリーのうちのターゲット共有方式エントリーに対するトリガに応答して、ターゲット共有方式によって、画像フレームのスクリーンショットを共有する。
【0064】
バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、ユーザが撮影コントロールをトリガし、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャし、画像フレームに対応する共有ページを生成した後、ユーザが共有ページ200における少なくとも1つの共有エントリー220をタップすると、例示的に、図17に示すように、ユーザが共有ページ200におけるアプリケーション1をタップし、即ち、アプリケーション1をターゲット共有方式エントリーとすると、ユーザがトリガした共有方式に応答して、アプリケーション1により画像フレームのスクリーンショットを共有する。
【0065】
本開示の実施例によるライブ配信ビデオ撮影方法は、共有ページにおける少なくとも1つの共有方式エントリーにおけるターゲット共有方式に対するトリガによって、ターゲット共有方式で画像フレームのスクリーンショットを共有する。これにより、ユーザが友達にカスタムして設定したライブ配信ビデオ撮影の結果を共有することを実現し、ユーザがライブ配信ビデオ撮影の結果を共有/保存する能動性を向上させることができる。
【0066】
なお、上記実施例によるライブ配信ビデオ撮影方法では、キャプチャされるライブ配信ビデオの画像フレームが縦画面のライブ配信画面フレームに対応する場合、240×280サイズのライブ配信画面フレームをキャプチャし、横をいっぱい残して上下を中央でトリミングするように共有ページに設定する。キャプチャされるライブ配信ビデオの画像フレームが横画面のライブ配信画面フレームに対応する場合、所定の比率でライブ配信画面フレームをキャプチャし、さらに、キャプチャされるライブ配信ビデオの画像フレームが共有ページのサイズを満たすことを確保する。
【0067】
本開示の実施例は、ライブ配信ビデオ撮影装置をさらに提供する。図18に示すように、ライブ配信ビデオ撮影装置は、
バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャするためのキャプチャモジュール310と、
画像フレームに対応する、画像フレームのスクリーンショットと、少なくとも1つの共有方式エントリーとを含む共有ページを生成する共有ページ生成モジュール320とを含む。
【0068】
本開示の実施例によるライブ配信ビデオ撮影装置では、キャプチャモジュールは、バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、撮影コントロールに対するトリガに応答して、撮影アニメーションインタフェースを表示し、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャし、共有ページ生成モジュールは、画像フレームに対応する、画像フレームのスクリーンショットと、少なくとも1つの共有方式エントリーとを含む共有ページを生成する。バーチャルライブ配信ルームでライブ配信ビデオが再生されている間に、ライブ配信ビデオの画像フレームをキャプチャすることにより、即ち、キャプチャされるライブ配信ビデオの画像フレームは、バーチャルライブ配信ルームで再生されるライブ配信ビデオ画面のみであり、バーチャルライブ配信ルームのインタラクションメッセージと他の要素などを含まない。キャプチャされるライブ配信ビデオ画面は、ライブ配信ルームで再生されるコンテンツを直接的に目立たせる。また、撮影コントロールがトリガされた後、撮影アニメーションインタフェースを表示することにより、ユーザによるバーチャルライブ配信ルームでの撮影プロセスに対する遊び方の感知を向上させ、撮影行為のセレモニー感を向上させ、ライブ配信インタラクションの楽しさを向上させ、バーチャルライブ配信ルームでビデオを撮影する方法を豊かにする。且つ、撮影後に直接的に共有画面を表示することにより、ユーザが共有方式で他のユーザと共有を行うことを容易にし、共有効率及び共有の利便性を向上させ、ユーザ体験をさらに向上させることができる。
【0069】
選択的に、ライブ配信ビデオ撮影装置は、
ライブ配信ビデオインタフェースに表示されたターゲットインタラクションボタンに対するトリガに応答して、撮影コントロールが表示されたインタラクションインタフェースを表示するためのインタラクションインタフェース表示トリガモジュールをさらに含む。
【0070】
選択的に、バーチャルライブ配信ビデオのインタラクションデータが所定の条件を満たす場合、インタラクションインタフェースに表示された撮影コントロールは、トリガ可能状態にある。
【0071】
選択的に、撮影コントロールは、ライブ配信ビデオインタフェースに表示される。
【0072】
選択的に、共有ページは、文書マッチング枠と、選択コントロールとをさらに含み、ライブ配信ビデオ撮影装置は、
選択コントロールに対するトリガに応答して、文書マッチング枠に所定のターゲット文書を表示し、画像フレームのスクリーンショットの所定の位置に所定のフォントで所定のターゲット文書を表示するための選択コントロールトリガモジュールをさらに含む。
【0073】
選択的に、共有ページには、バーチャルライブ配信ルームに対応し、他のユーザがスキャンによってバーチャルライブ配信ルームに入るための2次元コードがさらに表示される。
【0074】
選択的に、ライブ配信ビデオ撮影装置は、
少なくとも1つの共有方式エントリーのうちのターゲット共有方式エントリーに対するトリガに応答するためのターゲット共有方式トリガモジュールと、
ターゲット共有方式によって、画像フレームのスクリーンショットを共有するための共有モジュールとをさらに含む。
【0075】
それに応じて、本実施例による装置は、上記各方法の実施例の技術案を実行するために用いられることができ、その実現原理及び技術的効果は類似しているため、ここではこれ以上説明しない。
【0076】
本開示は、プロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の方法実施例のステップを実現させる、電子機器をさらに提供する。
【0077】
本開示は、プロセッサによって実行されると、上記の方法実施例のステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0078】
本開示は、コンピュータで運行すると、前記コンピュータに上記の方法実施例のステップを実現させる、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0079】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単に一のエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は操作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
【0080】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために用いられる。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
【国際調査報告】