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特表2024-528485情報表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-30
(54)【発明の名称】情報表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/4722 20110101AFI20240723BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240723BHJP
   G10L 15/10 20060101ALI20240723BHJP
   G10L 15/00 20130101ALI20240723BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20240723BHJP
【FI】
H04N21/4722
H04N21/431
G10L15/10 200W
G10L15/00 200G
G06F3/0481
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023579405
(86)(22)【出願日】2022-09-29
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CN2022122412
(87)【国際公開番号】W WO2023061231
(87)【国際公開日】2023-04-20
(31)【優先権主張番号】202111187899.9
(32)【優先日】2021-10-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ヨンジョアン
(72)【発明者】
【氏名】ディン,ジポン
(72)【発明者】
【氏名】イエ,ゾユイ
(72)【発明者】
【氏名】トゥ,ティンポン
(72)【発明者】
【氏名】パン,ジエン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ジチアン
(72)【発明者】
【氏名】ロン,イン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ボチ
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA25
5C164MA05S
5C164PA41
5C164PA44
5C164UB08S
5C164UB41S
5C164UB91P
5C164UD42P
5C164YA21
5E555AA23
5E555BA16
5E555BB16
5E555BC04
5E555DA01
5E555DA21
5E555DB41
5E555DB57
5E555DC09
5E555DC14
5E555DC25
5E555DC33
5E555DC35
5E555DC84
5E555DD07
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施例は、情報表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。該方法は、目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得することと、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、決定することと、前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させることであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される、送信することと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得することと、
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、決定することと、
前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させることであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される、送信することと、を含む、情報表示方法。
【請求項2】
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、
前記オーディオデータに対して音声認識を行い、音声認識テキストを得て、前記オーディオデータのメル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルを取得することと、
前記メル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルに基づいて前記音声認識テキストにおける各字の前記オーディオデータにおける対応する時間情報を決定することと、
前記音声認識テキスト及び前記時間情報に基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することと、を含む、請求項1に記載の情報表示方法。
【請求項3】
前記音声認識テキスト及び前記時間情報に基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、
前記時間情報に基づいて前記音声認識テキストを分割して、少なくとも1つのテキスト文句を得ることと、
前記少なくとも1つのテキスト文句のうち、予め設定されているキーワードを含むテキスト文句を認識して、候補テキスト文句とすることと、
予め設定された選別ルールに基づいて前記候補テキスト文句を選別して、目標テキスト文句を得ることと、
前記目標テキスト文句の前記オーディオデータにおける対応するオーディオクリップを前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップとし、前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することとを含む、請求項2に記載の情報表示方法。
【請求項4】
前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、
前記目標オーディオクリップの前記推薦ビデオにおける対応する時間ノード情報を前記目標オーディオクリップの識別情報とし、前記目標テキスト文句を前記目標オーディオクリップの関連情報とすることを含む、請求項3に記載の情報表示方法。
【請求項5】
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定した後に、当該情報表示方法は、
前記推薦ビデオのコンテンツに対する変更の発生の検出に応答して、変更後の推薦ビデオのオーディオデータに基づいて、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を再決定することをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報表示方法。
【請求項6】
サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信することであって、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、受信することと、
前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示することと、を含む、情報表示方法。
【請求項7】
ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示することは、
ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句を表示することを含み、前記目標テキスト文句は、前記サーバによって前記目標オーディオクリップを音声認識して得られる目標テキスト文句である、請求項6に記載の情報表示方法。
【請求項8】
前記目標ビデオクリップの再生の終了に応答して、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動し、移動中に、前記関連情報を徐々に縮小して表示することをさらに含み、前記第2の表示領域は、前記目標対象の簡略情報表示領域又は前記目標対象の詳細情報表示領域である、請求項6に記載の情報表示方法。
【請求項9】
前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動した後に、
前記第2の表示領域が前記簡略情報表示領域である場合に、前記第2の表示領域に前記関連情報を表示することと、
前記第2の表示領域が前記詳細情報表示領域である場合に、前記第2の表示領域に前記関連情報に対応する詳細情報を表示し、前記関連情報の表示をキャンセルすることと、をさらに含む、請求項8に記載の情報表示方法。
【請求項10】
前記推薦ビデオが第1の時間ノードまで再生る場合に、前記ビデオ再生ページの簡略情報表示領域に前記目標対象の簡略情報を表示することと、
前記推薦ビデオが第2の時間ノードまで再生される場合に、前記ビデオ再生ページの詳細情報表示領域に前記目標対象の詳細情報を表示し、前記簡略情報の表示をキャンセルすることと、をさらに含む、請求項8に記載の情報表示方法。
【請求項11】
情報表示装置であって、
目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得するように構成されるデータ取得モジュールと、
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定するように構成される情報決定モジュールであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、情報決定モジュールと、
前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させるように構成される情報送信モジュールであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される情報送信モジュールを含む、情報表示装置。
【請求項12】
情報表示装置であって、
サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信するように構成される情報受信モジュールであって、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、情報受信モジュールと、
前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示するように構成されるビデオ再生モジュールと、を含む、情報表示装置。
【請求項13】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを格納するように構成されるメモリと、を含み、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~10のいずれか1項に記載の情報表示方法を実現させる、電子機器。
【請求項14】
プロセッサによって実行されるときに、請求項1~10のいずれか1項に記載の情報表示方法を実現させるコンピュータプログラムを格納している、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
本願は、2021年10月12日に中国特許局に提出された、出願番号が202111187899.9である中国特許出願の優先権を主張しており、当該出願の内容の全ては、本願に参照として取り込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えば、情報表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在では、広告類のビデオを再生するとき、ビデオ再生ページに該推薦アイテムのアイテム情報を表示し、例えば、該推薦アイテムのアイテム画像又は購入リンクなどを表示することができる。これにより、ユーザは、該推薦アイテムを容易に見て購入することができる。
【0004】
しかしながら、従来技術における広告類のビデオでは、提示される推薦アイテムのアイテム情報は単一であるため、広告類のビデオの推薦効果が良くない。
【発明の概要】
【0005】
本開示の実施例は、多様な情報を提示して、ビデオの推薦効果を向上させる情報表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【0006】
第1の態様によれば、本開示の実施例は、
目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得することと、
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と、関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、決定することと、
前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させることであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される、送信することと、を含む、情報表示方法を提供する。
【0007】
第2の態様によれば、本開示の実施例は、
サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信することであって、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、受信することと、
前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示することと、を含む、情報表示方法をさらに提供する。
【0008】
第3の態様によれば、本開示の実施例は、
目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得するように構成されるデータ取得モジュールと、
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定するように構成される情報決定モジュールであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、情報決定モジュールと、
前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させるように構成される情報送信モジュールであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される情報送信モジュールを含む、情報表示装置をさらに提供する。
【0009】
第4の態様によれば、本開示の実施例は、
サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信するように構成される情報受信モジュールであって、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、情報受信モジュールと、
前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示するように構成されるビデオ再生モジュールと、を含む、情報表示装置をさらに提供する。
【0010】
第5の態様によれば、本開示の実施例は、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを格納するように構成されるメモリと、を含み、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の実施例に記載の情報表示方法を実現させる、電子機器をさらに提供する。
【0011】
第6の態様によれば、本開示の実施例は、プロセッサによって実行されるときに、本開示の実施例に記載の情報表示方法を実現させるコンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
全ての添付図面において、同一又は類似する要素を同一又は類似する符号で示している。添付図面は概略的なものであり、原本及び要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
図1】本開示の実施例による情報表示方法の流れを示す概略的な図である。
図2】本開示の実施例による別の情報表示方法の流れを示す概略的な図である。
図3】本開示の実施例によるさらに別の情報表示方法の流れを示す概略的な図である。
図4】本開示の実施例による関連情報の表示方式の概略的な図である。
図5】本開示の実施例による別の関連情報の表示方式の概略的な図である。
図6】本開示の実施例による第4種の情報表示方法の流れを示す概略的な図である。
図7】本開示の実施例による関連情報の移動方式の概略的な図である。
図8】本開示の実施例による別の関連情報の移動方式の概略的な図である。
図9】本開示の実施例による第2の表示領域の概略的な図である。
図10】本開示の実施例による別の第2の表示領域の概略的な図である。
図11】本開示の実施例による情報表示装置のブロック構成図である。
図12】本開示の実施例による別の情報表示装置のブロック構成図である。
図13】本開示の実施例による電子機器の構成概略的な図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、且つ/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0014】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放式包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味する。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の説明において与えられる。
【0015】
なお、本開示で記載された「第1の」、「第2の」などの概念は、単に異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0016】
なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「少なくとも1つ」と理解されるべきであることが当業者に自明である。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置間でやりとりされるメッセージ又は情報の名称は、例示的な目的のためだけに使用され、これらメッセージ又は情報の範囲を制限するものではない。
【0018】
図1は、本開示の実施例による情報表示方法の流れを示す概略的な図である。該方法は、情報表示装置によって実行されてもよい。ここで、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、代表的には、サーバに配置されてもよい。本開示の実施例による情報表示方法は、推薦ビデオのオーディオデータに基づいて情報提示を行うシナリオに適用される。図1に示すように、本実施例による情報表示方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0019】
S101: 目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得する。
【0020】
ここで、推薦ビデオは、ユーザに何らかの対象を推薦するビデオ、例えば、広告ビデオ又はコマースビデオなどであってもよい。それに応じて、目標対象は、推薦ビデオにおいて推薦される対象、例えば、推薦ビデオにおいて推薦されるキャンペーン又はアイテムなどであってもよい。該アイテムは、現実のアイテムであってもよいし、バーチャルなアイテムであってもよく、本実施例はこれについて制限を加えない。
【0021】
本実施例では、サーバは、目標対象の推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を予め決定してもよい。これにより、クライアントは、該推薦ビデオを再生するとき、該オーディオクリップ情報に基づいて目標オーディオクリップを決定し、関連情報を表示する。
【0022】
例示的に、サーバは、現在条件が目標対象の推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定するための所定の条件に合致する場合、例えば、ある推薦ビデオが新たにアップロードされる推薦ビデオである場合、即ち、推薦ビデオは、オーディオクリップ情報が決定されていない推薦ビデオである場合に、推薦ビデオの現在時刻におけるオーディオデータを取得し、該オーディオデータに基づいて推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定してもよい。
【0023】
S102: 前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定し、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む。
【0024】
ここで、目標オーディオクリップは、推薦ビデオのオーディオデータにおける予め設定されているキーワードを含むオーディオクリップ、即ち、対応する文字内容に所定のキーワードが存在するオーディオクリップ、例えば、予め設定されているキーワードが位置する(文句区間を含む)文に対応するオーディオクリップであってもよい。該予め設定されているキーワードは、予め設定されている種類のキーワード、例えば、特典情報に関連するキーワード(例えば、在庫一掃セール、コストパフォーマンス、値引き、お買い得、卸し売り、引き落とし、特典、安価、タイムセールなどの単語又は特典情報に関連する文句)、説明情報に関連するキーワード(例えば、サイズ、色、形状、額面などに関連する単語又は文句)などであってもよい。以下では、予め設定されているキーワードが特典情報に関連するキーワードである場合を例にして説明する。目標オーディオクリップの識別情報は、目標オーディオクリップを標識するための情報、例えば、目標オーディオクリップ標識、目標オーディオクリップの識別ID、又は目標オーディオクリップの該推薦ビデオにおける開始終了時間情報などであってもよい。目標オーディオクリップの関連情報は、目標オーディオクリップでアナウンスされるコンテンツに関連する情報、例えば、目標オーディオクリップでアナウンスされるコンテンツ、目標オーディオクリップでアナウンスされるコンテンツの要約情報又はキー情報、又は目標オーディオクリップで推薦される対象(即ち、目標対象)に関連する情報(例えば、特典情報)などであってもよい。
【0025】
本実施例では、サーバは、推薦ビデオのオーディオデータを取得すると、該オーディオデータに基づいて、推薦ビデオに予め設定されたキーワードを含む目標オーディオクリップが存在するか否かを決定し、目標オーディオクリップが存在するということを決定する場合に、該目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを決定してもよい。
【0026】
例示的に、サーバは、目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得した後に、該オーディオデータに対して音声認識を行い、該オーディオデータに対応する音声認識テキストを得て、該音声認識テキストに予め設定されているキーワードが含まれるか否かを決定し、該音声認識テキストに予め設定されているキーワードが含まれる場合に、推薦ビデオに予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップが存在するということを決定し、該予め設定されているキーワードの位置に基づいて目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定し、例えば、該予め設定されているキーワードが位置する(テキスト文句区間を含む)テキスト文句に対応するオーディオクリップを目標オーディオクリップとして決定し、該目標オーディオクリップに識別情報を設定し、該目標オーディオクリップの関連情報を取得し、例えば、該予め設定されているキーワードが位置するテキスト文句/文句区間の要約情報を抽出して、該目標オーディオクリップの関連情報としてもよい。
【0027】
また、サーバは、目標対象の推薦ビデオのオーディオデータに対応する音声認識テキストを得た後に、まず、予め設定されている分割ルールに従って、例えば、構文セマンチックルール及び/又は句読点などに従って、該音声認識テキストを少なくとも1つのテキスト文句に分割し、該少なくとも1つのテキスト文句に予め設定されているキーワードを含むテキスト文句が存在するか否かを決定し、該少なくとも1つのテキスト文句に予め設定されているキーワードを含むテキスト文句が存在する場合に、推薦ビデオに予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップが存在するということを決定し、該予め設定されているキーワードを含むテキスト文句に対応するオーディオクリップを目標オーディオクリップとして決定し、該目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定し、例えば、該目標オーディオクリップに識別情報を設定し、該予め設定されているキーワードが位置するテキスト文句/文句区間の要約情報を抽出して、該目標オーディオクリップの関連情報としてもよい。
【0028】
本実施例では、推薦ビデオの音声認識テキストのみに基づいて、該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定してもよく、決定された目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報の正確性を高めるために、推薦ビデオの音声認識テキスト及び推薦ビデオのオーディオデータ特徴に基づいて該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定してもよい。このとき、上記のように、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、前記オーディオデータに対して音声認識を行い、音声認識テキストを得て、前記オーディオデータのメル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルを取得することと、前記メル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルに基づいて前記音声認識テキストにおける各字の前記オーディオデータにおける対応する時間情報を決定することと、前記音声認識テキスト及び前記時間情報に基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することと、を含んでもよい。
【0029】
例示的に、サーバは、目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得した後に、まず、該オーディオデータに対して音声認識を行い、該推薦ビデオの音声認識テキストを得て、且つ、該オーディオデータのメル周波数ケプストラム係数(Mel-scale Frequency Cepstral Coefficients、MFCC)の特徴ベクトルを抽出し、例えば、該オーディオデータに基づいて該推薦ビデオのオーディオ波形情報を得て、一定の時間間隔で該オーディオ波形情報をフレーム化処理し、フレーム化処理が完了した後、一定時間長のスライディングウィンドウによって該オーディオ波形情報を複数のオーディオ波形クリップに分割し、各オーディオ波形クリップに対して離散フーリエ変換を行い、該オーディオデータの周波数領域情報を得て、該周波数領域情報に対してメルフィルタリングを行い、オーディオデータのMFCCの特徴ベクトルを得てもよい。次いで、得られたMFCCの特徴ベクトルを用いて、該音声認識テキストにおける各字の該オーディオデータにおける(つまり、該推薦ビデオにおける)対応する時間情報を決定し、例えば、該音声認識テキスト及び該MFCCの特徴ベクトルを予めトレーニングされている検出モデルに入力して、該検出モデルによって出力される該音声認識テキストにおける各字の該オーディオデータにおける開始終了時間を取得して、前記各字の該オーディオデータにおける対応する時間情報とする。これにより、該音声認識テキスト及び音声認識テキストにおける各字の時間情報に基づいて、目標オーディオクリップ及び目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することができる。
【0030】
S103: 前記推薦ビデオに対する情報取得要求を受信すると、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させ、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される。
【0031】
ここで、目標ビデオクリップは、推薦ビデオにおける目標オーディオクリップに対応するビデオクリップ、即ち、推薦ビデオにおける、該目標オーディオクリップの推薦ビデオにおける対応する開始時間ノードと終了時間ノードとの間に位置するビデオクリップであってもよい。情報取得要求は、推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を取得するための要求であってもよく、推薦ビデオのビデオデータを取得するためにも使用されてもよい。例えば、該情報取得要求は、推薦ビデオに対するビデオデータ取得要求であってもよい。
【0032】
例示的に、クライアントは、ビデオデータ取得要求により、サーバから再生すべき推薦ビデオのビデオデータ(オーディオデータを含む)を取得し、情報取得要求により、サーバから該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を取得してもよい。例えば、クライアントは、目標対象の推薦ビデオを再生しようとする場合に、例えば、推薦ビデオのビデオデータ取得要求を生成する前、ビデオデータ取得要求を生成した後、又はビデオデータ取得要求の生成と同時に、該推薦ビデオのビデオ識別子を含んだ情報取得要求を生成し、該情報取得要求をサーバに送信する。それに応じて、サーバは、あるクライアントから送信された情報取得要求を受信すると、該情報取得要求を解析して、該情報取得要求に含まれるビデオ識別子を得て、該ビデオ識別子に基づいて、該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を取得し、該オーディオクリップ情報を該クライアントに返信してもよい。それにより、クライアントは、該オーディオクリップ情報における識別情報に基づいて該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップを決定し、該推薦ビデオを再生し、該目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、該オーディオクリップ情報に含まれる該目標オーディオクリップの関連情報をビデオ再生ページに表示してもよい。
【0033】
また、クライアントは、情報取得要求により、サーバから該推薦ビデオのビデオデータ及び該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を取得してもよい。このとき、例示的に、該情報取得要求は、ビデオデータ取得要求であってもよい。例えば、クライアントは、該推薦ビデオのビデオ識別子を含んだビデオデータ取得要求を生成し、該ビデオデータ取得要求をサーバに送信してもよい。それに応じて、サーバは、あるクライアントから送信されるビデオデータ取得要求を受信するときに、該ビデオデータ取得要求を解析して、該ビデオデータ取得要求に含まれるビデオ識別子を得て、該ビデオ識別子に基づいて、該推薦ビデオのビデオデータ及び該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を取得し、該ビデオデータ及び該オーディオクリップ情報を該クライアントに返信してもよい。それにより、そのクライアントは、該オーディオクリップ情報における識別情報に基づいて該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップを決定し、該ビデオデータに基づいて該推薦ビデオを再生し、該目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、該オーディオクリップ情報に含まれる該目標オーディオクリップの関連情報をビデオ再生ページに表示してもよい。
【0034】
本実施例では、サーバは、推薦ビデオにおける予め設定されたキーワードを含む目標オーディオクリップ及び該目標オーディオクリップの関連情報を予め決定し、クライアントの情報取得要求に応答して、その関連情報をクライアントに送信してもよい。これにより、そのクライアントは、推薦ビデオが再生されるときに、推薦ビデオでアナウンスされる音声に基づいて情報表示を行うことができる。例えば、ビデオにおいて目標対象の特典情報に関する音声が再生されるときに、自動的にビデオ再生ページに目標対象の特典情報を表示し、且つ/又は、ビデオにおいて目標対象に関する説明音声が再生されるときに、自動的にビデオ再生ページに目標対象説明情報を表示し、ビデオにおける聴覚次元の情報と視覚次元の情報との間の変換を実現し、ユーザによるビデオにおける聴覚次元の情報に対する理解を強化し、目標対象に対する推薦効果を向上させることができる。また、現在再生されているビデオ画面に基づいて情報提示を行う必要がないので、目標対象が提示可能な現実のアイテムであり、又はビデオ画面に現れる必要がなく、ビデオ制作者が予め推薦ビデオを十分に理解して、情報提示を行う時点を決定する必要もなく、推薦ビデオの適用範囲を拡大して、現実のアイテム乃至バーチャルなアイテムの推薦を実現し、推薦ビデオの制作コストを低減し、さらに目標推薦の推薦コストを減少させることができる。
【0035】
本実施例では、サーバは、目標対象の推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を初めて決定した後に、さらに該推薦ビデオのビデオコンテンツ(オーディオコンテンツを含む)に変更が生じたか否かを周期的又は定時的に検出し、変更の発生を検出すると、変更後の推薦ビデオのオーディオデータに基づいて、該推薦ビデオにおける目標オーディオクリップを再認識し、該目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定してもよい。これにより、クライアントが該推薦ビデオを再生するときに、ビデオ音声が表示された関連情報とずれ、又はマッチングしないなどの状況を回避し、表示された関連情報のリアルタイム性と有効性を確保する。このとき、選択的に、上記のように、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定した後に、前記推薦ビデオのコンテンツの変更の発生を検出するときに、変更後の推薦ビデオのオーディオデータに基づいて、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を再決定することをさらに含む。
【0036】
本実施例による情報表示方法は、目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得し、該オーディオデータに基づいて、該推薦ビデオにおける、予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを決定し、該推薦ビデオに対してクライアントが送信する情報取得要求を受信すると、該クライアントが該目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、該クライアントに目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを送信して、該クライアントに該関連情報を表示させる。本実施例は、上記の技術案を採用することによって、クライアントが、予め設定されているキーワードを含む特定のオーディオクリップを再生するときに、ビデオ再生ページに該特定の音声の関連情報を表示するように制御することで、多様な情報を提示できるのみならず、聴覚次元と視覚次元との変換を実現し、ユーザによる推薦ビデオでアナウンスされる音声に対する印象を強化し、推薦ビデオの推薦効果を向上させ、推薦ビデオの適用範囲を拡大して、推薦ビデオの作成コストを減少させることもできる。
【0037】
図2は、本開示の実施例による別の情報表示方法の流れを示す概略的な図である。本実施例における形態は、上記の実施例のうちの少なくとも1つの選択的な形態と組合せられてもよい。選択的に、上記のように、前記音声認識テキスト及び前記時間情報に基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、前記時間情報に基づいて前記音声認識テキストを分割して、少なくとも1つのテキスト文句を得ることと、前記少なくとも1つのテキスト文句のうち、予め設定されているキーワードを含むテキスト文句を認識して、候補テキスト文句とすることと、予め設定された選別ルールに基づいて前記候補テキスト文句を選別して、目標テキスト文句を得ることと、前記目標テキスト文句の前記オーディオデータにおける対応するオーディオクリップを前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップとし、前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することと、を含む。
【0038】
それに応じて、図2に示すように、本実施例による情報表示方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0039】
S201: 目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得する。
【0040】
S202: 前記オーディオデータに対して音声認識を行い、音声認識テキストを得て、前記オーディオデータのメル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルを取得する。
【0041】
S203: 前記メル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルに基づいて前記音声認識テキストにおける各字の前記オーディオデータにおける対応する時間情報を決定する。
【0042】
S204: 前記時間情報に基づいて前記音声認識テキストを分割して、少なくとも1つのテキスト文句を得る。
【0043】
本実施例では、推薦ビデオの音声認識テキストに対して文句分割を行うとき、該音声認識テキストにおける各字がオーディオデータでアナウンスされる開始終了時間を考慮してもよい。これにより、分割されたテキスト文句の正確性を高め、さらに、後で決定される目標オーディオクリップ及び目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報の合理性を向上させることができる。
【0044】
例示的に、事前に複数のトレーニングサンプルに基づいてトレーニングを行って、推薦ビデオにおける目標オーディオクリップを認識するための名前付きエンティティ認識(Named Entity Recognition、NER)モデルを得てもよい。これにより、推薦ビデオの音声認識テキスト及び該音声認識テキストにおける各字の時間情報を得た後に、該音声認識テキスト及び該時間情報を該NERモデルに入力し、該NERモデルにより該音声認識テキストにおける各文字の時間情報に基づいて、構文セマンチック情報と句読点とを組合せて、該音声認識テキストに対して文句分割を行い、少なくとも1つのテキスト文句を得ることができる。
【0045】
S205: 前記少なくとも1つのテキスト文句のうち、予め設定されているキーワードを含むテキスト文句を認識して、候補テキスト文句とする。
【0046】
例示的に、音声認識テキストを少なくとも1つのテキスト文句に分割した後に、各テキスト文句に対して、該テキスト文句に予め設定されたキーワードが含まれるか否かを決定し、該テキスト文句に予め設定されたキーワードが含まれる場合に、該テキスト文句を候補テキスト文句として決定し、該テキスト文句に予め設定されたキーワードが含まれていない場合に、該テキスト文句を非候補テキスト文句としてもよい。
【0047】
本実施例では、各テキスト文句に予め設定されているキーワードが含まれるか否かを決定する際に、前記各テキスト文句に対応する予め設定されているキーワードは、同一のキーワードリストにおけるキーワードであってもよく又は異なるキーワードリストにおけるキーワードであってもよい。例えば、異なる業界に対応するキーワードリストを予め設定し、あるテキスト文句に予め設定されているキーワードが含まれるか否かを決定する際に、複数のキーワードリストにおけるキーワードを全て該テキスト文句に対応する予め設定されているキーワードとし、該テキスト文句に少なくとも1つの予め設定されているキーワードが含まれるか否かを決定してもよく、まず該テキスト文句が属する業界を決定し、該業界に対応するキーワードリストにおけるキーワードを該テキスト文句に対応する予め設定されているキーワードとし、該テキスト文句に少なくとも1つの予め設定されているキーワードが含まれるか否かを決定してもよい。
【0048】
特典情報を例にすると、異なる業界では特典情報は異なる表現方式を有する。例えば、価格特典情報は、ゲーム業界では「パックコード」などで表現され、電子商取引業界では「X個買うとX個無料」、「XXXご購入でXXX減額される」などで表現されてもよい。このため、本実施例では、選択的には、各テキスト文句が属する業界に対応するキーワードリストにおけるキーワードを、該テキスト文句の認識すべき予め設定されているキーワードとしてもよい。例えば、NERモデルは、音声認識テキストを少なくとも1つのテキスト文句に分割した後、業界別に前記少なくとも1つのテキスト文句を分類してもよい。分類が完了した後、各テキスト文句にその属する業界の予め設定されているキーワードが含まれるか否かをそれぞれ決定し、その属する業界の予め設定されているキーワードが含まれるテキスト文句を候補テキスト文句とする。候補テキスト文句における各字のオーディオデータにおける時間情報を組合せて、各候補文句のオーディオデータにおける開始時間及び時間長を得て、各候補テキスト文句及び前記各候補テキスト文句の開始時間と時間長を出力し、前記各候補テキスト文句の属する業界の業界ラベルをさらに出力してもよい。これにより、サーバは、NERモデルが出力した各候補テキスト文句、前記各候補テキスト文句の開始時間と時間長、及び、前記各候補テキスト文句の業界ラベルを格納して、後続の操作を実行することができる。
【0049】
S206: 予め設定されている選別ルールに基づいて前記候補テキスト文句を選別して、目標テキスト文句を得る。
【0050】
本実施例では、候補テキスト文句を得た後に、各候補テキスト文句の推薦ビデオのオーディオデータにおける対応するオーディオクリップをそのまま該推薦ビデオの目標推薦ビデオクリップとしてもよく、最終的に得られる目標オーディオクリップの関連情報の提示効果を高めるように、予め設定されている選別ルールに基づいて、複数の候補テキスト文句を選別してもよい。
【0051】
本実施例では、予め設定されている選別ルールは、ニーズに応じて柔軟に設定されてもよく、例えば、予め設定されている時間範囲、文句長、業種及び/又はテキスト品質などに基づいて複数の候補テキスト文句を選別してもよい。例えば、オーディオデータにおける開始終了時間が予め設定されている時間範囲にあり、文句長が予め設定されている文句長範囲にあり、業種が推薦ビデオの業種にマッチングし、且つテキスト品質が予め設定されているテキスト品質閾値よりも高い候補テキスト文句を目標テキスト文句として選別してもよい。ここで、候補テキスト文句のテキスト品質は、予めトレーニングされているテキスト品質評価モデルによって評価され決定されてもよい。
【0052】
理解できるように、予め設定されている選別ルールに基づいて、要求を満たす複数の候補テキスト文句を選別する場合に、該複数の候補テキスト文句のうち(例えば、最初の候補テキスト文句又はテキスト品質が最も高い候補テキスト文句等の)ある候補テキスト文句を目標テキスト文句として決定してもよく、該複数の候補テキスト文句を全て目標テキスト文句としてもよい。
【0053】
S207: 前記目標テキスト文句の前記オーディオデータにおける対応するオーディオクリップを前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップとして、前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定し、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と関連情報とを含む。
【0054】
例示的に、目標テキスト文句の開始時間と時間長に基づいて、オーディオデータにおける目標テキスト文句に対応するオーディオクリップを推薦ビデオの目標オーディオクリップとして決定し、該目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを決定してもよい。
【0055】
目標オーディオクリップを決定する際に、例示的に、1つの目標テキスト文句だけ存在する場合に、オーディオデータのうち、該目標テキスト文句と同じ開始終了時間を有するオーディオクリップを目標オーディオクリップとしてもよい。複数の目標テキスト文句が存在する場合に、各目標テキスト文句に対して、オーディオデータのうち、該目標テキスト文句と同じ開始終了時間を有するオーディオクリップを目標オーディオクリップとして、複数の目標オーディオクリップを得てもよく、該複数の目標テキスト文句を、それらがオーディオデータでアナウンスされる順でソートし、オーディオクリップのうち、開始時間が最初の目標テキスト文句の開始時間であり、終了時間が最後のテキスト文句の終了時間であるオーディオクリップを目標オーディオクリップとしてもよく、本実施例はこれについて制限されない。
【0056】
目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定する際に、例示的に、予め設定されている生成ルールに基づいて、目標オーディオクリップの識別情報又は目標オーディオクリップに対応する時間ノード情報(例えば、開始終了時間情報、又は開始時間情報と時間長情報など)を目標オーディオクリップの識別情報として生成し、且つ/又は、目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句又は目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句の要約情報などを目標オーディオクリップの関連情報としてもよい。本実施例では、選択的には、目標オーディオクリップに対応する時間ノード情報を目標オーディオクリップの識別情報とし、目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句を該目標オーディオクリップの関連情報としてもよい。それにより、オーディオクリップ情報を決定するために必要な計算を簡略化し、目標オーディオクリップのアナウンス効果を高める。このとき、上記のように、前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、前記目標オーディオクリップの前記推薦ビデオにおける対応する時間ノード情報を前記目標オーディオクリップの識別情報とし、前記目標テキスト文句を前記目標オーディオクリップの関連情報とすることを含んでもよい。
【0057】
S208: 前記推薦ビデオに対する情報取得要求を受信するとき、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記クライアントに前記オーディオクリップ情報を送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させ、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される。
【0058】
本実施例による情報表示方法は、音声認識テキストのうちの各字のオーディオデータにおける時間情報に基づいてテキスト分割を行い、分割されたテキスト文句のうちの候補テキスト文句を決定し、決定された候補テキスト文句を選別する。これにより、決定される目標オーディオクリップの正確性を高め、目標オーディオクリップの関連情報を提示することにより達成される効果を向上させ、ユーザによるビデオの視聴を過度に妨げる状況を回避し、ユーザの視聴体験を向上させることができる。
【0059】
図3は、本開示の実施例による情報表示方法の流れを示す概略的な図である。該方法は、情報表示装置によって実行されてもよい。ここで、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、代表的には、携帯電話又はタブレットに配置されてもよい。本開示の実施例による情報表示方法は、推薦ビデオのオーディオデータに基づいて情報提示を行う場面に適用される。図3に示すように、本実施例による情報表示方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0060】
S301: サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信し、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む。
【0061】
本実施例では、クライアントは、目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、推薦ビデオを再生する前に、サーバから該推薦ビデオにおける該目標オーディオクリップの関連情報を取得して、該関連情報をユーザに提示してもよい。
【0062】
例示的に、ユーザは、ビデオ再生ページを介してビデオを視聴してもよい。それに応じて、クライアントは、ビデオ再生ページを表示し、ユーザのビデオ切替操作に応じて、ビデオ再生ページで再生されるビデオを切り替え、又は予め設定されている切替ルールに基づいてビデオ再生ページで再生されるビデオを自動的に切り替え、ある対象(即ち、目標対象)の推薦ビデオに切り替える必要がある場合、情報取得要求を生成し、又は、ビデオデータ取得要求及び情報取得要求を生成して、サーバに送信してもよい。これにより、サーバは、該情報取得要求に応じて、該推薦ビデオのビデオデータ及びオーディオクリップ情報を取得し、又は、該ビデオデータ取得要求に応じて、該推薦ビデオのビデオデータを取得するとともに、該情報取得要求に応じて、推薦ビデオのオーディオクリップ情報を取得してクライアントに返信することができる。これにより、クライアントは、サーバから送信された推薦ビデオのビデオデータと、推薦ビデオに含まれる目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を受信することができる。
【0063】
S302: 前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示する。
【0064】
ここで、第1の表示領域は、ビデオ再生ページにおいて該関連情報を表示するための領域であってもよく、そのサイズと位置は、ニーズに応じて設定されてもよく、例えば、第2の表示領域と同じ幅を有するように設定され、且つ/又は、第2の表示領域の上方、ビデオ再生ページの中央又は片側などに位置するように設定されてもよい。
【0065】
例示的に、図4図5に示すように、クライアントは、目標オーディオクリップの識別情報に基づいて目標オーディオクリップを決定し、推薦ビデオのビデオデータに基づいてビデオ再生ページで該推薦ビデオを再生し、該目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域40に目標オーディオクリップの関連情報を表示してもよい。例えば、クライアントは、推薦ビデオが画面にスワイプインされると、高さを計算してHybridフレームワークを初期化し、JSBを呼び出して、関連情報の提示コンテナをロードしてそれをユーザに不可視に設定し、例えば、それを透明に設定してもよい。推薦ビデオが目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生されたとき、提示コンテナをユーザに可視に設定し、該提示コンテナに目標オーディオクリップの関連情報を表示する。
【0066】
本実施例では、クライアントは、推薦ビデオが再生されるとき、推薦ビデオでアナウンスされる音声に基づいて情報表示を行うことができる。例えば、ビデオにおいて目標対象の特典情報に関する音声が再生されるとき、自動的にビデオ再生ページに目標対象の特典情報を表示し、且つ/又は、ビデオにおいて目標対象に関する説明音声が再生されるとき、自動的にビデオ再生ページに目標対象説明情報を表示し、ビデオにおける聴覚次元の情報と視覚次元の情報との間の変換を実現し、ユーザによるビデオにおける聴覚次元の情報に対する理解を強化し、目標対象に対する推薦効果を向上させることができる。また、現在再生されているビデオ画面に基づいて情報提示を行う必要がないので、目標対象が提示可能な現実のアイテムであり、又はビデオ画面に現れる必要がなく、ビデオ制作者が予め推薦ビデオを十分に理解して、情報提示を行う時点を決定する必要もなく、推薦ビデオの適用範囲を拡大して、現実のアイテム乃至バーチャルなアイテムの推薦を実現し、推薦ビデオの制作コストを低減し、さらに目標推薦の推薦コストを減少させることができる。
【0067】
一実施形態では、上記のように、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示することは、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句を表示することを含み、前記目標テキスト文句は、前記サーバによって前記目標オーディオクリップを音声認識して得られる目標テキスト文句である。
【0068】
上記の実施形態では、目標オーディオクリップの関連情報は、目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句、即ち、目標オーディオクリップに対応するテキストコンテンツであってもよい。これにより、予め設定されているキーワードを含むオーディオクリップを再生する際に、再生ページの中に、該オーディオクリップに対応するテキスト文句をに表示し、例えば、ビデオ再生ページの中に、現在放送されている特典情報などを文字の形態で同期表示するなどにより、視覚情報と聴覚情報とが一致するという効果を達成し、ユーザによる該オーディオクリップで放送されるコンテンツに対する印象と理解を強化し、ユーザが目標対象に対する推薦を受ける確率を向上させることができる。
【0069】
例示的に、クライアントは、ビデオ再生ページで目標対象の推薦ビデオを再生し、該推薦ビデオが予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に該目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句を表示してもよい。例えば、クライアントは、該推薦ビデオが特典情報に関するキーワードを含むオーディオクリップに対応するビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域にビデオで放送される特典情報を表示してもよい。ここで、目標テキスト文句の表示状態、例えば、フォント、フォントサイズ及び/又は色などは、何れも要求に応じて設定されてもよい。
【0070】
上記の実施形態では、目標テキスト文句を表示した後に、該目標テキスト文句には、該推薦ビデオで現在放送されている文字と、該推薦ビデオで現在放送されてはいない文字(該推薦ビデオで既に放送されている文字及び/又はまだ放送されていない文字を含む)とが含まれてもよい。これにより、推薦ビデオの再生中に、推薦ビデオで現在放送されている文字と推薦ビデオで現在放送されていない文字とを同じ表示状態で表示してもよく、推薦ビデオで現在放送されている文字と推薦ビデオで現在放送されてはいない文字とを異なる表示状態で表示してもよい。これにより、ユーザによる文字情報(特に、文字情報のうち現在放送されている文字)に対する注目と印象を向上させ、文字情報を提示するときの楽しさを高めることができる。このとき、選択的に、上記のように、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句を表示することは、ビデオ再生ページの第1の表示領域に、前記目標テキスト文句における現在放送されている文字を第1の表示状態で表示し、前記目標テキスト文句における現在放送されてはいない文字を第2の表示状態で表示することを含む。ここで、第1の表示状態と第2の表示状態は、フォント、フォントサイズ及び/又は色などの表示方式が完全に同じではない2つの表示状態であってもよい。
【0071】
なお、目標テキスト文句を同時に第1の表示領域に表示できない場合には、該目標テキスト文句のうち、推薦ビデオで現在放送されている文字を含む一部の文字を第1の表示領域に表示し、推薦ビデオが放送されるのに伴って、第1の表示領域に表示される文字を更新し、例えば、スクロール更新方式又はページ送り方式を採用して、第1の表示領域に表示される文字などを更新してもよい。また、推薦ビデオに目標オーディオクリップが存在しない場合には、推薦ビデオの再生中に目標オーディオクリップの関連情報の表示を行わなくてもよい。
【0072】
本実施例では、ニーズに応じて、目標オーディオクリップの関連情報の表示の時間的な長さを設定してもよい。例えば、目標オーディオクリップの関連情報を予め設定されている時間的な長さ(例えば、3s又は5sなど)表示するように設定してもよい。また、推薦ビデオの再生が終了する、又は目標ビデオクリップの再生が終了するまで目標オーディオクリップを表示するように設定してもよい。
【0073】
表示される関連情報と現在再生されているコンテンツとの関連性を考慮して、本実施例は、選択的には、目標オーディオクリップが再生されているときのみ、即ち、目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップが再生されているときのみ、目標オーディオクリップの関連情報を第1の表示領域に表示してもよい。このとき、本実施例による情報表示方法は、前記目標ビデオクリップの再生が終了すると、前記第1の表示領域における前記関連情報の表示を停止することをさらに含み、例えば、ビデオ再生ページにおけるいずれかの位置における目標オーディオクリップの関連情報の表示を停止し、又は、目標オーディオクリップの関連情報をビデオ再生ページにおける第1の表示領域以外の他の表示領域に移動して表示する。
【0074】
本実施例による情報表示方法は、サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが該情報取得要求に応じて返信するとともに、予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを受信し、該推薦ビデオを再生し、該推薦ビデオが該目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に該関連情報を表示する。本実施例は、上記の技術案を採用することによって、推薦ビデオが予め設定されているキーワードを含む特定の音声まで再生される場合に、ビデオ再生ページに該特定の音声の関連情報を表示し、多様な情報を提示できるだけでなく、聴覚次元と視覚次元との間の変換を実現し、ユーザによる推薦ビデオで放送される音声に対する印象を強化し、推薦ビデオの推薦効果を向上させ、推薦ビデオの適用範囲を拡大して、推薦ビデオの作成コストを減少させることもできる。
【0075】
図6は、本開示の実施例による別の情報表示方法の流れを示す概略的な図である。本実施例における形態は、上記の実施例のうちの少なくとも1つの選択的な形態と組合せられてもよい。選択的に、本実施例による情報表示方法は、前記目標ビデオクリップの再生が終了すると、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動し、移動中に、前記関連情報を徐々に縮小して表示することをさらに含み、前記第2の表示領域は、前記目標対象の簡略情報表示領域又は前記目標対象の詳細情報表示領域である。
【0076】
選択的に、上記のように、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動した後に、前記第2の表示領域が前記簡略情報表示領域である場合には、前記第2の表示領域に前記関連情報を表示し、前記第2の表示領域が前記詳細情報表示領域である場合には、前記第2の表示領域に前記関連情報に対応する詳細情報を表示し、前記関連情報の表示をキャンセルすることをさらに含む。
【0077】
それに応じて、図6に示すように、本実施例による情報表示方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0078】
S401: サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信し、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む。
【0079】
S402: 前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示する。
【0080】
S403: 前記目標ビデオクリップの再生の終了に応答して、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動し、移動中に、前記関連情報を徐々に縮小して表示し、S404又はS405を実行し、前記第2の表示領域は、前記目標対象の簡略情報表示領域又は前記目標対象の詳細情報表示領域である。
【0081】
本実施例では、目標オーディオクリップの再生が終了するときに、第1の表示領域に表示されている関連情報を第2の表示領域へと移動するように制御して、第2の表示領域に表示されている目標対象の対象情報(例えば、簡略情報又は詳細情報)を閲覧して第2の表示領域においてインタラクションを行うようにユーザを誘導してもよい。
【0082】
ここで、第2の表示領域は、目標対象の簡略情報表示領域又は詳細情報表示領域であってもよく、該簡略情報表示領域は、ビデオ再生ページにおいて目標対象の簡略情報(例えば、簡略紹介情報)を表示するための領域であってもよく、該詳細情報表示領域は、ビデオ再生ページにおいて目標対象の詳細情報(例えば、詳細紹介情報)を表示するための領域であってもよく、簡略情報表示領域と異なる領域であってもよいし、簡略情報表示領域を拡張して得られたものであってもよい。該簡略情報は、目標対象の画像、名称、特典情報などの情報を含んでもよい。該詳細情報は、目標対象の画像、名称、価格、特典情報などの情報を含んでもよい。
【0083】
引き続き図4図5を参照すると、クライアントは、ビデオ再生ページで目標対象の推薦ビデオを再生するときに、ビデオ再生ページの第2の表示領域50に目標対象の簡略情報及び/又は詳細情報を表示し、例えば、該簡略情報と詳細情報を同時に表示し、又は、異なる時間ノードにおいて、該簡略情報と該詳細情報を表示してもよい。例えば、前記推薦ビデオが第1の時間ノードまで再生される場合に、図4に示すように、前記ビデオ再生ページの簡略情報表示領域に前記目標対象の簡略情報を表示する。前記推薦ビデオが第2の時間ノードまで再生される場合に、図5に示すように、前記ビデオ再生ページの詳細情報表示領域に前記目標対象の詳細情報を表示し、前記簡略情報の表示をキャンセルする。また、目標対象の詳細情報が表示されるとき、ユーザは、切替操作(例えば、詳細情報オフ操作)を実行することにより、現在表示されている目標対象の詳細情報を目標対象の簡略情報に切り替えるようにクライアントに指示してもよい。
【0084】
これにより、推薦ビデオが目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域40に目標オーディオクリップの関連情報を表示し、該推薦ビデオを再生し続けてもよい。目標ビデオクリップの再生が終了するときに、図7図8に示すように、第1の表示領域40に表示された目標オーディオクリップの関連情報を第2の表示領域50に移動し、移動中に、該関連情報の表示サイズを徐々に縮小して、該関連情報の表示を停止し、該第2の表示領域50に関連情報を表示し続け、又は、第2の表示領域50に該関連情報の詳細情報などを表示するように制御してもよい。ここで、移動中に、関連情報の移動軌跡、移動速度及び収縮速度は、いずれも要求に応じて設定されてもよく、本実施例はこれについて制限されない。
【0085】
S404: 前記第2の表示領域が前記簡略情報表示領域である場合に、前記第2の表示領域に前記関連情報を表示して、操作を終了する。
【0086】
S405: 前記第2の表示領域が前記詳細情報表示領域である場合に、前記第2の表示領域に前記関連情報に対応する詳細情報を表示し、前記関連情報の表示をキャンセルする。
【0087】
ここで、例えば、目標オーディオクリップが特典情報を含むオーディオクリップである場合、該目標オーディオクリップの関連情報の詳細情報は、目標対象の詳細な特典情報、例えば、目標対象の元の価格、現在価格、及び/又は特典の幅などの情報であってもよい。
【0088】
例示的に、クライアントは、目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップの再生が終了するときに、第1の表示領域40から第2の表示領域50へと目標オーディオクリップの関連情報を移動するように制御し、該関連情報が第2の表示領域50に移動するときに、該第2の表示領域50が簡略情報表示領域であるか又は詳細情報表示領域であるかを決定し、即ち、第2の表示領域50に表示されているのが目標対象の簡略情報であるか又は目標対象の詳細情報であるかを決定し、該第2の表示領域50に表示されているのが目標対象の簡略情報である場合に、図9に示すように、第2の表示領域50に該関連情報を表示し続け、該第2の表示領域50に表示されているのが目標対象の詳細情報である場合、図10に示すように、第2の表示領域50に該関連情報の詳細情報を表示してもよい。
【0089】
予め設定されているキーワードが特典情報に関するキーワードであり、目標オーディオクリップの関連情報が目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句である場合を例にして、第2の表示領域50がサイズの小さい簡略情報表示領域である場合、図9に示すように、第1の表示領域40から第2の表示領域50における(例えば、サブタイトルの位置等の)目標対象の特典情報の表示位置へと目標テキスト文句を移動し、該位置に表示されている特典情報を該関連情報によって置き換えるように制御してもよい。第2の表示領域50がサイズの大きい詳細情報表示領域である場合、図10に示すように、第1の表示領域40から第2の表示領域50の(例えば、境界位置又は中心位置等の)ある位置へと目標テキスト文句を移動するように制御し、第2の表示領域50に元々表示されていた目標対象の画像や名称などの情報を縮小して境界方向にその表示位置を調整し、第2の表示領域50の中心領域に該関連情報の詳細情報(図10では詳細情報がクーポン情報である場合を例にする)を表示するように制御してもよい。
【0090】
一実施形態では、ユーザは、表示された目標オーディオクリップの関連情報をトリガすることによって目標対象の詳細情報を見ることができ、このとき、本実施例による情報表示方法は、前記関連情報に対するトリガ操作に応答して、前記ビデオ再生ページから前記目標対象の詳細ページへと現在のページを切り替え、前記詳細ページに前記目標対象の詳細情報を提示することをさらに含んでもよい。
【0091】
例示的に、クライアントは、ビデオ再生ページで目標対象の推薦ビデオを再生し、該推薦ビデオに予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップが含まれる場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に該目標オーディオクリップの関連情報を表示する。これにより、ユーザは、推薦ビデオにおいて推薦された目標対象の詳細情報を見たい場合に、例えば、該関連情報の詳細情報を見たい場合又は目標対象を購入したい場合に、該関連情報をトリガ(例えば、タップ)してもよい。それに応じて、クライアントは、ユーザがビデオ再生ページに表示された関連情報をトリガしたことを検出すると、ビデオ再生ページから目標対象の詳細ページへと現在のページを切り替え、該詳細ページに目標対象の詳細情報を提示してユーザに閲覧させてもよい。ここで、該詳細ページと該ビデオ再生ページは同じ又は異なるアプリケーションソフトウェアに位置する。該ビデオ再生ページと異なるアプリケーションソフトウェアに位置する場合に、該詳細ページが位置するアプリケーションソフトウェアの対応するインタフェースを呼び出すことにより、該詳細ページが位置するアプリケーションソフトウェアに目標対象の詳細ページを表示するように指示してもよい。
【0092】
また、第1の表示領域から第2の表示領域へと目標オーディオクリップの関連情報を移動し、又は第2の表示領域に表示するときに、ユーザが該関連情報をトリガしたことを検出する場合、又は、ユーザが第2の表示領域における(第2の表示領域におけるコントロール位置又は非コントロール位置を含む)いずれかの位置をトリガすることを検出する場合に、ビデオ再生ページから目標対象の詳細ページへと現在表示されているページを切り替えてもよい。これにより、ユーザは、目標対象の詳細情報を容易に見ることができる。
【0093】
本実施例による情報表示方法は、目標オーディオクリップの関連情報の表示と移動、及び、移動後に該関連情報又は該関連情報の詳細情報を提示することにより、インタラクションを行うようにユーザを誘導し、ユーザにより豊富な情報提示とインタラクション方式を提供し、ユーザの視聴とインタラクション体験及び推薦ビデオの推薦効果を向上させることができる。
【0094】
図11は、本開示の実施例による情報表示装置のブロック構成図である。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、代表的には、サーバに配置されてもよい。情報表示方法を実行することにより、クライアントが推薦ビデオのオーディオデータに基づいて情報提示を行うように制御することができる。図11に示すように、本実施例による情報表示装置は、データ取得モジュール1101、情報決定モジュール1102、情報送信モジュール1103を含んでもよい。そのうち、
データ取得モジュール1101は、目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得するように構成され、
情報決定モジュール1102は、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定するように構成され、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と、関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップには、予め設定されているキーワードを含み、
情報送信モジュール1103は、前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させるように構成され、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される。
【0095】
本実施例による情報表示装置は、データ取得モジュールによって、目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得し、情報決定モジュールによって、該オーディオデータに基づいて、該推薦ビデオにおける予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを決定し、情報送信モジュールによって、該推薦ビデオに対してクライアントが送信する情報取得要求を受信すると、該クライアントが該目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に該関連情報を表示するように、目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを該クライアントに送信する。本実施例は、上記の技術案を採用することによって、クライアントが、予め設定されているキーワードを含む特定のオーディオクリップを再生するときに、ビデオ再生ページに該特定の音声の関連情報を表示するように制御することで、多様な情報を提示できるのみならず、聴覚次元と視覚次元との間の変換を実現し、ユーザによる推薦ビデオで放送される音声に対する印象を強化し、推薦ビデオの推薦効果を向上させ、推薦ビデオの適用範囲を拡大して、推薦ビデオの作成コストを減少させることもできる。
【0096】
上記の態様では、前記情報決定モジュール1102は、前記オーディオデータに対して音声認識を行い、音声認識テキストを得て、前記オーディオデータのメル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルを取得するように構成される音声認識部と、前記メル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルに基づいて前記音声認識テキストにおける各字の前記オーディオデータにおける対応する時間情報を決定するように構成される時間決定部と、前記音声認識テキスト及び前記時間情報に基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定するように構成される情報決定部と、を含んでもよい。
【0097】
上記の態様では、前記情報決定部は、前記時間情報に基づいて前記音声認識テキストを分割して、少なくとも1つのテキスト文句を得るように構成されるテキスト分割サブユニットと、前記少なくとも1つのテキスト文句のうち、予め設定されているキーワードを含むテキスト文句を認識して、候補テキスト文句とするように構成される文句決定サブユニットと、予め設定されている選別ルールに基づいて前記候補テキスト文句を選別して、目標テキスト文句を得るように構成される文句選別サブユニットと、前記目標テキスト文句の前記オーディオデータにおける対応するオーディオクリップを前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップとし、前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定するように構成される情報決定サブユニットと、を含んでもよい。
【0098】
上記の態様では、前記情報決定サブユニットは、前記目標オーディオクリップの前記推薦ビデオにおける対応する時間ノード情報を前記目標オーディオクリップの識別情報とし、前記目標テキスト文句を前記目標オーディオクリップの関連情報とするように構成されてもよい。
【0099】
選択的には、本実施例による情報表示装置は、上記のように、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定した後に、前記推薦ビデオのコンテンツに対する変更の発生を検出するときに、変更後の推薦ビデオのオーディオデータに基づいて、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を再決定するように構成される情報更新モジュールをさらに含んでもよい。
【0100】
本開示の実施例による情報表示装置は、本開示の実施例によるサーバによって実行される情報表示方法を実行することができ、該情報表示方法の実行に対応する機能モジュールを有する。本実施例で詳細に説明されていない技術の詳細は、本開示の実施例によるサーバによって実行される情報表示方法を参照することができる。
【0101】
図12は、本開示の実施例による情報表示装置のブロック構成図である。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、代表的には、携帯電話又はタブレットに配置されてもよい。情報表示方法を実行することにより、推薦ビデオのオーディオデータに基づいて情報提示を行う場面に適用される。図12に示すように、本実施例による情報表示装置は、情報受信モジュール1201とビデオ再生モジュール1202を含んでもよい。そのうち、
情報受信モジュール1201は、サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信するように構成され、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含み、
ビデオ再生モジュール1202は、前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示するように構成される。
【0102】
本実施例による情報表示装置は、情報受信モジュールによって、サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが該情報取得要求に応じて返信するとともに、予め設定されているキーワードを含む目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを受信し、ビデオ再生モジュールによって、該推薦ビデオを再生し、該推薦ビデオが該目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に該関連情報を表示する。本実施例は、上記の技術案を採用することによって、推薦ビデオが予め設定されているキーワードを含む特定の音声まで再生される場合に、ビデオ再生ページに該特定の音声の関連情報を表示し、多様な情報を提示できるのみならず、聴覚次元と視覚次元との間の変換を実現し、ユーザによる推薦ビデオでアナウンスされる音声に対する印象を強化し、推薦ビデオの推薦効果を向上させ、推薦ビデオの適用範囲を拡大して、推薦ビデオの作成コストを減少させることもできる。
【0103】
上記の態様では、前記ビデオ再生モジュール1202は、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句を表示するように構成されてもよく、前記目標テキスト文句は、前記サーバによって前記目標オーディオクリップを音声認識して得られる目標テキスト文句である。
【0104】
選択的に、本実施例による情報表示装置は、前記目標ビデオクリップの再生が終了するときに、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動し、移動中に、前記関連情報を徐々に縮小して表示するように構成される移動モジュールをさらに含んでもよく、前記第2の表示領域は、前記目標対象の簡略情報表示領域又は前記目標対象の詳細情報表示領域である。
【0105】
選択的に、本実施例による情報表示装置は、上記のように、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動した後に、前記第2の表示領域が前記簡略情報表示領域である場合には、前記第2の表示領域に前記関連情報を表示し、前記第2の表示領域が前記詳細情報表示領域である場合には、前記第2の表示領域に前記関連情報に対応する詳細情報を表示し、前記関連情報の表示をキャンセルするように構成される第1の情報表示モジュールをさらに含んでもよい。
【0106】
選択的に、本実施例による情報表示装置は、前記推薦ビデオが第1の時間ノードまで再生される場合に、前記ビデオ再生ページの簡略情報表示領域に前記目標対象の簡略情報を表示し、前記推薦ビデオが第2の時間ノードまで再生される場合に、前記ビデオ再生ページの詳細情報表示領域に前記目標対象の詳細情報を表示し、前記簡略情報の表示をキャンセルするように構成される第2の情報表示モジュールをさらに含んでもよい。
【0107】
本開示の実施例による情報表示装置は、本開示の実施例によるクライアントによって実行される情報表示方法を実行することができ、該情報表示方法の実行に対応する機能モジュールを有する。本実施例で詳細に説明されていない技術の詳細は、本開示の実施例によるクライアントによって実行される情報表示方法を参照することができる。
【0108】
以下、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器(例えば、サーバ又は端末機器)1300の構成概略的な図を示す図13を参照する。本開示の実施例中の端末機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、ディジタル放送受信機、パーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、PAD(タブレット)、可搬式マルチメディア再生機(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの携帯端末、及び例えばディジタルTV(Television、TV)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。図13に示された電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何の制限も加えない。
【0109】
図13に示すように、電子機器1300は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)1301を含んでもよく、それはリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)1302に格納されているプログラム又は記憶装置1308からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)1303にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM 1303には、電子機器1300の操作に必要な各種のプログラムやデータがさらに格納されている。処理装置1301、ROM 1302及びRAM 1303は、バス1304を介して相互に接続される。入力/出力(Input/Output、I/O)インタフェース1305もバス1304に接続される。
【0110】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1306と、例えば液晶ディスプレイー(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置1307と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1308と、通信装置1309とがI/Oインタフェース1305に接続されていてもよい。通信装置1309は電子機器1300が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図13に各種の装置を備えた電子機器1300が示されているが、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求する意図がないことを理解されたい。それ以上又は以下の装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0111】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置1309によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置1308からインストールされ、又はROM 1302からインストールされ得る。処理装置1301によって該コンピュータプログラムが実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能を実行する。
【0112】
なお、本開示における上記コンピュータ読み取り可能な媒体はコンピュータ読み取り可能な信号媒体又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又はそれらの任意の組合せであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組合せであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、より具体的な例として、少なくとも1つの導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ((Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組合せを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はプログラムを含むか格納するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組合せて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ読み取り可能な信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波で一部を伝播するデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ読み取り可能なプログラムコードを搭載した。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組合せを含むが、それらに限らない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は更にコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよく、該コンピュータ読み取り可能な信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組合せて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、ラジオ周波数(Radio Frequency、RF)など又はそれらの任意の適切な組合せを含んでもよいが、それらに限らない。
【0113】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)などの任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークプロトコルを用いて通信することができ、任意の形式又は媒体のディジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network、WAN)、インターネット(例えば、インターネット)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在既知の又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0114】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよく、該電子機器に実装されていない単独したものであってもよい。
【0115】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体には少なくとも1つのプログラムが搭載されており、上記少なくとも1つのプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、
目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得することと、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と、関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、決定することと、前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させることであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される、送信すること、又は、
サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信することであって、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、受信することと、前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示することと、を実行させる。
【0116】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組合せを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限らない。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。
【0117】
添付図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の各種の実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための少なくとも1つの実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、二つの連続的に示されたブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組合せによって実現してもよいことに注意すべきである。
【0118】
本開示の実施例に係るユニットはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、モジュールの名称は該ユニット自身を限定しない場合がある。
【0119】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に少なくとも1つのハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップ(System on Chip、SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含むが、それらに限らない。
【0120】
本開示において、機械読み取り可能な媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組合せて使用されるプログラムを含み、又は格納することができる。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体又は機械読み取り可能な記憶媒体であり得る。機械読み取り可能な媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又は上記の任意の好適な組合せを含み得るが、それらに限らない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、少なくとも1つの配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組合せを含む。
【0121】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例1は、
目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得することと、
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、決定することと、
前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させることであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される、送信することと、を含む、情報表示方法を提供する。
【0122】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例2は、上記のように、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、
前記オーディオデータに対して音声認識を行い、音声認識テキストを得て、前記オーディオデータのメル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルを取得することと、
前記メル周波数ケプストラム係数の特徴ベクトルに基づいて前記音声認識テキストにおける各字の前記オーディオデータにおける対応する時間情報を決定することと、
前記音声認識テキスト及び前記時間情報に基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することとを含む、例1に記載の方法。
【0123】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例3は、上記のように、前記音声認識テキスト及び前記時間情報に基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、
前記時間情報に基づいて前記音声認識テキストを分割して、少なくとも1つのテキスト文句を得ることと、
前記少なくとも1つのテキスト文句のうち、予め設定されているキーワードを含むテキスト文句を認識して、候補テキスト文句とすることと、
予め設定された選別ルールに基づいて前記候補テキスト文句を選別して、目標テキスト文句を得ることと、
前記目標テキスト文句の前記オーディオデータにおける対応するオーディオクリップを前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップとし、前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することとを含む、例2に記載の方法。
【0124】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例4は、上記のように、前記目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定することは、
前記目標オーディオクリップの前記推薦ビデオにおける対応する時間ノード情報を前記目標オーディオクリップの識別情報とし、前記目標テキスト文句を前記目標オーディオクリップの関連情報とすることを含む、例3に記載の方法。
【0125】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例5は、上記のように、前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定した後に、当該情報表示方法は、
前記推薦ビデオのコンテンツに対する変更の発生の検出に応答して、変更後の推薦ビデオのオーディオデータに基づいて、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を再決定することをさらに含む、例1~4のいずれか1つに記載の方法。
【0126】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例6は、
サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信することであって、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、受信することと、
前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示することと、を含む、情報表示方法を提供する。
【0127】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例7は、上記のように、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示することは、
ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記目標オーディオクリップに対応する目標テキスト文句を表示することを含み、前記目標テキスト文句は、前記サーバによって前記目標オーディオクリップを音声認識して得られる目標テキスト文句である、例6に記載の方法。
【0128】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例8は、
前記目標ビデオクリップの再生の終了に応答して、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動し、移動中に、前記関連情報を徐々に縮小して表示することをさらに含み、前記第2の表示領域は、前記目標対象の簡略情報表示領域又は前記目標対象の詳細情報表示領域である、例6又は7に記載の方法。
【0129】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例9は、上記のように、前記第1の表示領域から前記ビデオ再生ページの第2の表示領域へと前記関連情報を移動した後に、
前記第2の表示領域が前記簡略情報表示領域である場合に、前記第2の表示領域に前記関連情報を表示することと、
前記第2の表示領域が前記詳細情報表示領域である場合に、前記第2の表示領域に前記関連情報に対応する詳細情報を表示し、前記関連情報の表示をキャンセルすることと、をさらに含む、例8に記載の方法。
【0130】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例10は、
前記推薦ビデオが第1の時間ノードまで再生される場合に、前記ビデオ再生ページの簡略情報表示領域に前記目標対象の簡略情報を表示することと、
前記推薦ビデオが第2の時間ノードまで再生される場合に、前記ビデオ再生ページの詳細情報表示領域に前記目標対象の詳細情報を表示し、前記簡略情報の表示をキャンセルすることと、をさらに含む、例8に記載の方法。
【0131】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例11は、
目標対象の推薦ビデオのオーディオデータを取得するように構成されるデータ取得モジュールと、
前記オーディオデータに基づいて前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップのオーディオクリップ情報を決定するように構成される情報決定モジュールであって、前記オーディオクリップ情報は、識別情報と、関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、情報決定モジュールと、
前記推薦ビデオに対する情報取得要求の受信に応答して、クライアントが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生する場合に、前記オーディオクリップ情報を前記クライアントに送信して、前記クライアントに前記関連情報を表示させるように構成される情報送信モジュールであって、前記情報取得要求は、前記クライアントによって送信される情報送信モジュールを含む、情報表示装置を提供する。
【0132】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例12は、
サーバに目標対象の推薦ビデオに対する情報取得要求を送信し、サーバが前記情報取得要求に応じて返信するオーディオクリップ情報を受信するように構成される情報受信モジュールであって、前記オーディオクリップ情報は、前記推薦ビデオにおける目標オーディオクリップの識別情報と関連情報とを含み、前記目標オーディオクリップは、予め設定されているキーワードを含む、情報受信モジュールと、
前記推薦ビデオを再生し、前記推薦ビデオが前記目標オーディオクリップに対応する目標ビデオクリップまで再生される場合に、ビデオ再生ページの第1の表示領域に前記関連情報を表示するように構成されるビデオ再生モジュールとを含む情報表示装置を提供する。
【0133】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例13は、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを格納するように構成されるメモリと、を含み、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、前記少なくとも1つのプロセッサに例1~10のいずれか1つに記載の情報表示方法を実現させる、電子機器を提供する。
【0134】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例14は、プロセッサによって実行されると、例1~10のいずれか1つに記載の情報表示方法を実現させるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0135】
また、各操作は、特定の順序で記述されているが、これは、そのような操作が、示されている特定の順序で、又は順次的な順序で実行されることを求めている、と理解されるべきではない。所定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利であり得る。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の記述に含まれているが、それらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。単一の実施例に関連して記載されている特定の特徴は、単一の実施例と組合せても実装可能である。逆に、単一の実施例に関連して記載されている様々な特徴はまた、複数の実施例で別々に、又は何らかの適切なサブコンビネーションで実装可能である。
【0136】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法論理動作に特有の言語で記述されたが、添付の特許請求の範囲に限定された主題は、必ずしも上記で記述された特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。
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【国際調査報告】