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特表2024-528544オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法、装置、端末および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-30
(54)【発明の名称】オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法、装置、端末および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240723BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023580867
(86)(22)【出願日】2022-08-17
(85)【翻訳文提出日】2023-12-28
(86)【国際出願番号】 CN2022113097
(87)【国際公開番号】W WO2023020550
(87)【国際公開日】2023-02-23
(31)【優先権主張番号】202111046163.X
(32)【優先日】2021-09-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202110950234.2
(32)【優先日】2021-08-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ワン,チャンミン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,ファン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,リンナ
(72)【発明者】
【氏名】リン,ビンシ
(72)【発明者】
【氏名】グオ,チャンユイ
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ファン
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ズション
(72)【発明者】
【氏名】ラン,ティエン
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ファビン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ジョンジョ
(72)【発明者】
【氏名】ホウ,シユイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ヤオ
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC11
(57)【要約】
本開示は、オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法、装置、端末および記憶媒体を提供する。この方法は、第1アプリケーションを決定するステップと、第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップと、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップと、を含む。本開示の実施例が提供する情報処理方法では、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントを処理することにより、第1オンラインドキュメントのデータ処理を、第1アプリケーション自体のサービスロジックに適合させることができ、オンラインドキュメントの開放性、連携しやすい特性を十分に活用させながら、オンラインドキュメントにサービスロジックを反映または適合させることができ、サービスの柔軟性および安定性を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1アプリケーションを決定するステップと、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップと、
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップと、を含む、情報処理方法。
【請求項2】
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップは、
第1アプリケーションの識別子、種類、サービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップは、
前記第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、第1オンラインドキュメントの表示情報、権限情報、担持された内容データの少なくとも1つを処理すること、
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連人員情報に基づいて、人員に対する第1オンラインドキュメントの表示可能内容、表示形式、権限情報の少なくとも1つを処理すること、
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する第1アプリケーションデータに基づいて、前記第1オンラインドキュメントを生成するか、または前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理することの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立した後に、前記第1アプリケーションの表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを表示するためのドキュメント表示領域を表示する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ドキュメント表示領域は、前記第1オンラインドキュメントの内容を表示可能であり、操作に従って前記第1オンラインドキュメントの内容を閲覧可能である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ドキュメント表示領域は、前記表示インタフェースにおいて調整可能な表示寸法および/または表示位置を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記ドキュメント表示領域の寸法調整頻度は第1プリセット頻度以下であり、または、
前記ドキュメント表示領域の寸法調整頻度が第2プリセット頻度を超える場合、表示インタフェースをリフレッシュしない、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ドキュメント表示領域の第1方向上の長さがプリセット長さよりも大きい場合、第1プリセット操作に応答して、前記第1プリセット操作に従って、前記ドキュメント表示領域の第1方向上の長さを調整するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
制御識別子が前記ドキュメント表示領域の第1辺または第2辺に移動したことに応答して、前記制御識別子の様式を変更し、前記制御識別子の様式を変更することにより前記第1辺または前記第2辺の位置を変更してドキュメント表示領域の寸法を変更するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記ドキュメント表示領域は折畳状態と展開状態を有し、前記ドキュメント表示領域は前記折畳状態と前記展開状態間で切り替え可能である、請求項5に記載の方法。
【請求項11】
前記ドキュメント表示領域が展開状態である場合、前記第1オンラインドキュメントの内容を表示するか、または、
前記ドキュメント表示領域が折畳状態である場合、前記第1オンラインドキュメントの内容を非表示し、前記第1オンラインドキュメントの略情報を表示するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記ドキュメント表示領域は関連する表示制御識別子を有し、前記ドキュメント表示領域が前記折畳状態である場合、前記表示制御識別子がトリガされて前記ドキュメント表示領域を展開するために使用され、前記ドキュメント表示領域が前記展開状態である場合、前記表示制御識別子がトリガされて前記ドキュメント表示領域を折畳するために使用される、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記表示制御識別子は表示インタフェースのターゲット位置に固定され、および/または、
前記表示制御識別子がトリガされた後に、表示インタフェースを前記ドキュメント表示領域に位置決めする、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
ドキュメント表示領域の寸法範囲が予め設定され、
前記方法は、前記ドキュメント表示領域の調整操作に基づいてターゲット寸法を決定し、前記ターゲット寸法に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を調整するステップと、
前記ターゲット寸法が前記寸法範囲の最大値よりも大きい場合、ドキュメント表示領域の寸法を前記寸法範囲の最大値に設定する、または、
前記ターゲット寸法が前記寸法範囲の最小値よりも小さい場合、前記ドキュメント表示領域の寸法を前記寸法範囲の最小値に設定するステップと、を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項15】
前記ドキュメント表示領域の表示寸法は以下のように決定され、
前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データのデータ量に基づいて参照寸法を決定し、
前記参照寸法が予め設定された寸法範囲内にある場合、前記参照寸法に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を設定し、
前記参照寸法が前記寸法範囲の最大値よりも大きい場合、前記寸法範囲の最大値に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を設定する、請求項4に記載の方法。
【請求項16】
前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理し、以下の少なくとも1つを含み、
(a)前記関連関係の確立に応答して、または、前記第1アプリケーションを使用して第1オンラインドキュメントを処理し、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションに付与し、
(b)第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者に付与するか、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与し、
(c)前記第1オンラインドキュメントをドキュメント保管センターのファイリングアドレスに関連付けた後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を予め設定された人員に付与する、請求項3に記載の方法。
【請求項17】
前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理することは、
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項18】
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整することは、以下の少なくとも1つを含み、
現在サービスノードの第1処理に応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有者を修正し、
現在サービスノードの第2処理に応答して、プリセット処理ノードの関連人員のプリセットドキュメント権限を撤回し、
現在サービスノードの第3処理に応答して、第1人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて第2人員に対応する第1オンラインドキュメントの権限を付与し、前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を保持し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を変更し、前記第1人員は前記現在サービスノードに関連人員を含み、前記第2人員は前記第3処理に関連人員を含み、
現在サービスノードの第4処理に応答して、第4処理に関連人員にプリセットドキュメント権限を付与する、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整し、以下の少なくとも1つを含み、
サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記作成者に付与し、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与し、または、サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータ処理要求を却下したことに応答して、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送することに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて前記別の人員に対応のドキュメント権限を付与し、または、
サービスノードの関連人員がサービスノードを追加したことに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて、追加されたサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与し、または、
サービスノードが削除されたことに応答して、削除されたサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回または変更し、または、
サービスノードの関連人員が処理流れを前記サービスノードより前のサービスノードにロールバックしたことに応答して、以前のサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与し、または、
第1アプリケーションのサービスデータが第3人員にコピーまたは共有されたことに応答して、前記第3人員に第1オンラインドキュメントのプリセット権限を付与する、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整し、以下の少なくとも1つを含み、
サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記処理要求に関連するサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または、
前記サービスデータの作成者が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの権限をリセットし、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を却下したことに応答して、第1オンラインドキュメントの所有権を前記作成者に付与し、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与し、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送することに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて前記別の人員に対応のドキュメント権限を付与し、前記別の人員に付与されたドキュメント権限は前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限であり、または前記別の人員に付与されたドキュメント権限は、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限のサブセットであり、または、
サービスノードの関連人員がサービスノードを追加したことに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持または変更し、または、
第1アプリケーションのサービスデータが第3人員にコピーまたは共有されたことに応答して、前記第3人員に第1オンラインドキュメントのプリセット権限を付与し、前記プリセット権限は閲覧権限である、請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する過程中、現在サービスノードにおける第1オンラインドキュメントの編集権限を有する関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができ、現在サービスノードの関連人員でないまたは第1オンラインドキュメントの編集権限を有さない関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができない、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限の有効期間は前記サービスノードの持続時間に関連し、前記サービスノードの処理期間内で、前記サービスノードの関連人員に付与された前記第1オンラインドキュメントの権限が有効であり、前記サービスノードの処理期間外では、前記サービスノードの関連人員に付与された前記第1オンラインドキュメントの権限は無効であるか、または他の権限に変更される、請求項3に記載の方法。
【請求項23】
以下の方式中の少なくとも1つによって、前記サービスノードの関連人員に前記第1オンラインドキュメントの権限を付与し:
前記サービスノードの関連人員を前記第1オンラインドキュメントの連携者として追加し、予め設定された権限を付与し、または、
前記第1オンラインドキュメントのリンク共有機能を開き、前記リンク共有機能は、前記第1オンラインドキュメントの共有リンクを取得するユーザがプリセット権限を有することを指示するために使用され、前記共有リンクを取得するユーザは、リンク共有のアクセス制限条件に基づいて前記第1オンラインドキュメントにアクセスする、請求項3に記載の方法。
【請求項24】
前記共有リンクを取得するユーザは、前記リンク共有のアクセス制限条件に基づいて前記第1オンラインドキュメントにアクセスすることは、
前記共有リンクを取得するユーザの属性がプリセット条件を満たす場合、前記共有リンクを取得するユーザは前記第1オンラインドキュメントにアクセスすることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記サービスノードの関連人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回する、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データは、サービス処理の関連情報を特徴付けるための処理概要情報を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項27】
前記処理概要情報によって特徴付けられた前記サービス処理の関連情報は、処理ノードまたは第1アプリケーションのリンク、処理手順情報、処理時間情報、処理人員情報、第1オンラインドキュメントのドキュメント変更記録情報の少なくとも1つを含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理することは、
第1アプリケーションサービスノードの関連人員のサービスデータの処理操作に基づいて、前記処理概要情報を更新すること、
前記第1オンラインドキュメント内で前記処理概要情報または処理概要情報のリンクを表示し、または、
前記第1オンラインドキュメント内で現在サービスノードの関連人員が閲覧権限を有する前記処理概要情報の部分を表示し、または、
前記第1オンラインドキュメント内で第2ドキュメントまたは第2ドキュメントのリンクを表示し、前記第2ドキュメントは前記処理概要情報を記録するために使用され、または、
第1オンラインドキュメントに対する第1処理が終了した後、処理概要情報を前記第1オンラインドキュメントに表示する、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、
前記関連関係の操作の確立に応答して、前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者が前記第1オンラインドキュメントの所有者であるかどうかを判定し、所有者である場合、前記関連関係を確立し、所有者でない場合、提示情報を表示し、
または、
前記関連関係の操作の確立に応答して、前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者が、前記第1オンラインドキュメントの所有者から付与された権限を有するかどうかを判定し、所有者である場合、前記関連関係を確立し、所有者でない場合、提示情報を表示することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
前記提示情報は、前記第1オンラインドキュメントの所有者の通信方法、前記第1オンラインドキュメントの所有者の名刺、トリガされたとき前記第1オンラインドキュメントの所有者に連絡するためのコントロール、所有者に所有権の譲渡を申請するエントリ、所有者に第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを申請するための申請エントリの少なくとも1つを表示する、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記所有権の譲渡を要求するエントリがトリガされ、または前記第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを申請するための申請エントリがトリガされたことに応答して、前記所有者に通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記第1アプリケーションの情報、前記第1オンラインドキュメントの情報、前記作成者の備考情報の少なくとも1つを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、第1アプリケーションの表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを追加するか、または前記第1アプリケーションと前記第1オンラインドキュメントの関連関係を予め設定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項33】
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、
前記第1アプリケーションのサービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定し、ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのファイリングアドレスであり、第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントに関連付けられ、前記ターゲットオンラインドキュメントは前記サービスデータテンプレートに基づいて確立されたサービスデータに関連するオンラインドキュメントであり、プリセットタイミングに到達したときに、前記第1オンラインドキュメントと前記第1ファイリングアドレスを関連付けること、
および/または、
第1アプリケーションの表示インタフェースに第1オンラインドキュメントを追加する操作に応答して、ドキュメント保管センターのファイリングアドレス選択ページを表示し、選択された第2ファイリングアドレスに基づいて、プリセットタイミングに到達したとき、前記第1オンラインドキュメントと前記第2ファイリングアドレスを関連付けること、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項34】
前記プリセットタイミングは、第1アプリケーションのプリセットサービスノードに到達すること、または第1アプリケーションのプリセットサービスノードを完了することを含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
第1アプリケーションを決定する前に、作成操作に応答して、前記第1アプリケーションのサービスノードおよび前記サービスノードの関連人員のドキュメント権限を設定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項36】
前記サービスノードの職能、前記関連人員の役割、前記第1オンラインドキュメントの種類および前記第1アプリケーションの種類の少なくとも1つに基づいて、前記サービスノードの関連人員のドキュメント権限を設定する、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
第1アプリケーションを決定する前に、オンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有するサービスデータテンプレートを作成すること、前記サービスデータテンプレートに基づいて前記第1アプリケーションの全部または一部のサービスデータを確立することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項38】
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行し、ここで、前記サービスノードに関連する情報は、サービスノード、サービスノードの関連人員情報、サービスノードに関連するサービスデータの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項39】
前記第1アプリケーションの2つ以上のサービスノードに関連する第1人員が存在する場合、
前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員が関連する開始していない第2サービスノードを開始する前に、第1オンラインドキュメントの内容が変更された場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要がある、または、
前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員が関連する第2サービスノードを開始する前に、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていない場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要がない、請求項1に記載の方法。
【請求項40】
前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号に基づいて前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたかどうかを判定し、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更された場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたと判定し、または、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更されていない場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていないと判定する、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記第1アプリケーションは第1サービスロジックに関連付けられ、前記第1アプリケーションは前記第1サービスロジックに基づいて前記第1アプリケーションのサービスデータを処理し、前記第1オンラインドキュメントに対する第1処理は前記第1サービスロジックに関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項42】
第1アプリケーションは、スタンドアロンアプリケーション、他のプログラムに埋め込まれた、または他のプログラムに基づくサブルーチン、またはアプレットを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項43】
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連人員のターゲット通信ソフトウェアにおいて、前記第1アプリケーションのサービスデータを表示し、前記サービスデータは前記第1オンラインドキュメントに関連付けられるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項44】
前記サービスノードに関連人員は、前記第1アプリケーションのターゲット権限を有さないターゲット人員を含み、
前記方法は、前記ターゲット人員による前記ターゲット通信ソフトウェアに表示された第1オンラインドキュメントの操作に応答して、前記サービスデータを処理するステップを含む、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記第1アプリケーションは承認手順を含み、サービスノードに関連する情報は、1つ以上の承認ノードおよび/または承認ノードに関連人員を含み、または、
前記第1アプリケーションは報告プログラムを含み、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の報告ノードおよび/または報告ノードに関連人員を含み、または、
前記第1アプリケーションは項目管理プログラムを含み、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の項目処理ノードおよび/または項目処理ノードに関連人員を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項46】
第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示するステップと、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、
第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するステップと、を含む、オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法。
【請求項47】
前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するステップは、
前記第2操作は前記第1オンラインドキュメントに基づいて行われ、前記第1オンラインドキュメントの内容および/または権限情報は、前記処理されるべきサービスデータに関連付けられたサービスノードおよび/または前記サービスノードの関連人員に関連することを含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップを含み、ここで、前記サービスデータテンプレートはオンラインドキュメントを関連つけるためのコントロールを有し、
ここで、前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する、オンラインドキュメントに基づくデータ処理方法。
【請求項49】
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップは、
権限設定イベントに応答して、サービスデータテンプレートのサービス処理ノードの関連人員の前記オンラインドキュメントの操作権限を決定し、前記サービスデータテンプレートのコントロールを通じて追加されたすべてのオンラインドキュメントに前記操作権限を適用することを含む、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップは、
アドレス設定イベントに応答して、前記サービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定することを含み、
ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのアドレスであり、前記第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントと関連付けるために使用され、前記ターゲットオンラインドキュメントは前記コントロールを介して関連付けられたオンラインドキュメントである、請求項48に記載の方法。
【請求項51】
第1アプリケーションを決定するための決定ユニットと、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するための作成ユニットと、
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するための制御ユニットと、を備える、情報処理装置。
【請求項52】
第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示するために使用され、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有する表示ユニットと、
第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するための処理ユニットと、を備える、オンラインドキュメントに基づくサービス処理装置。
【請求項53】
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するための作成ユニットを備え、
前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する、オンラインドキュメントに基づくデータ処理装置。
【請求項54】
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記少なくとも1つのメモリはプログラムコードを記憶するために使用され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して請求項1~50のいずれか1項に記載の方法を実施するために使用される、端末。
【請求項55】
プログラムコードを記憶するために使用され記憶媒体であって、前記プログラムコードは請求項1~50のいずれか1項に記載の方法を実施するために使用される、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本出願は、出願番号202111046163.X、2021年09月07日に出願され、発明名称「オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法、装置、端末および記憶媒体」、および出願番号202110950234.2、2021年08月18日に出願され、発明名称「情報処理方法、装置、端末および記憶媒体」の中国特許出願に基づく優先権を主張し、上記特許出願のすべての開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示は、情報処理の技術分野に関し、特に、オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法、装置、端末および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
いくつかのドキュメント処理シナリオには、例えば、公文書、制度、資格審査、契約承認などの企業承認シナリオでは、意思決定根拠として異なる情報または文書内容に依存することが多く、複数の関係者のコミュニケーションや連携が必要であり、そのようなシナリオにおける情報処理効率をいかに向上させるかが解決すべき課題となっている。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法、装置、端末および記憶媒体を提供する。
【0005】
本開示は以下の技術的解決策を採用する。
【0006】
いくつかの実施例では、本開示は情報処理方法を提供し、
第1アプリケーションを決定するステップと、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップと、
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップとを含む。
【0007】
いくつかの実施例では、本開示は、オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法を提供し、
第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示するステップと、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、
第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するステップと、を含む。
【0008】
いくつかの実施例では、本開示は、オンラインドキュメントに基づくデータ処理方法を提供し、第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップを含み、ここで、前記サービスデータテンプレートはサービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する。
【0009】
いくつかの実施例では、本開示は情報処理装置を提供し、
第1アプリケーションを決定するための決定ユニットと、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するための作成ユニットと、
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するための制御ユニットと、を備える。
【0010】
いくつかの実施例では、本開示は、オンラインドキュメントに基づくサービス処理装置を提供し、
第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示するための表示ユニットと、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、
第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するための処理ユニットとを備える。
【0011】
いくつかの実施例では、本開示はオンラインドキュメントに基づくデータ処理装置を提供し、
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するための作成ユニットを含み、前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する。
【0012】
いくつかの実施例では、本開示は、少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサを備える端末を提供し、
ここで、メモリはプログラムコードを記憶するために使用され、プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して上記方法を実行するために使用される。
【0013】
いくつかの実施例では、本開示は記憶媒体を提供し、前記記憶媒体は、プログラムコードを記憶するために使用され、前記プログラムコードは上記方法を実行するために使用される。
【0014】
本開示が提供する情報処理方法は、第1アプリケーションを決定するステップと、第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップと、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップとを含む。本開示の実施例が提供する情報処理方法は、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントを処理することにより、第1オンラインドキュメントのデータ処理を、第1アプリケーション自体のサービスロジックに適合させることができ、第1オンラインドキュメントに担持されたデータ、またはデータの処理を第1アプリケーションサービスロジックに反映または適合させ、第1アプリケーションを使用してサービス処理を行う際に、第1オンラインドキュメントのオンライン連携などの利便性を利用することができるだけでなく、第1オンラインドキュメントの連携開放性などによるサービスロジックの破壊を回避し、サービスの信頼性を向上させることができる。本開示のいくつかの実施例が提案するオンラインドキュメントに基づくサービス処理方法では、サービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、第1オンラインドキュメントに基づいて処理されるべきサービスデータを処理し、サービスデータの処理中、オンラインドキュメントを参照することが可能であり、サービス処理の過程がより便利になり、オンラインドキュメントの拡張性を利用してサービスデータの処理に必要な記憶リソースを削減するとともに、データ修正の利便性を向上させることができる。本開示のいくつかの実施例におけるオンラインドキュメントに基づくデータ処理方法では、サービスデータテンプレートを作成し、サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有し、サービスデータテンプレートにより、オンラインドキュメントに関連するサービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成することができ、サービス処理フォームまたはサービス処理流れはオンラインドキュメントに関連付けられ、処理の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
添付図面と併せて、以下の具体的な実施形態を参照することにより、本開示の各実施例の上記および他の特徴、利点及態様はより明らかになるであろう。添付図面全体を通して、同一または類似の符号は同一または類似の要素を示す。添付図面は概略図であり、デバイスと要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
図1】本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例のサービスデータテンプレートの概略図である。
図3】本開示の実施例のサービスデータテンプレートの概略図である。
図4】本開示の実施例のサービスデータの表示概略図である。
図5】本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例のターゲット通信プログラムの表示概略図である。
図7】本開示の実施例のターゲット通信プログラムの表示概略図である。
図8】本開示の実施例のドキュメント表示領域の変更概略図である。
図9】本開示の実施例のサービスデータ中の第1オンラインドキュメント非全画面表示および全画面表示の概略図である。
図10】本開示の実施例の情報処理装置の概略図である。
図11】本開示の一実施例に従って提供される情報処理方法のフローチャートである。
図12】関連技術の承認流れおよびファイリング流れのフローチャートである。
図13】本開示の一実施例に従って提供される承認ファイリング流れのフローチャートである。
図14】本開示の一実施例に従って提供される情報処理装置の構造概略図である。
図15】本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。
図16】いくつかの実施例による処理流れを示す概略図である。
図17】いくつかの実施例による流れ設計を示す概略図である。
図18】いくつかの実施例による通知メッセージを示す概略図である。
図19】いくつかの実施例による通知メッセージを示す概略図である。
図20】本開示のいくつかの実施例の情報処理装置用の部分モジュールを示す。
図21】本開示の実施例の電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。添付図面に本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は様々な形態で実施され得、ここでの実施例に限定されなく、これらの実施例は、本開示をより徹底的かつ完全に理解するために使用されることを理解されたい。本開示の添付図面および実施例は例示的な目的でのみ使用され、本開示の保護範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。
【0017】
本開示の方法実施形態に記載の各ステップは、異なる順序で、および/または並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法実施形態は、ステップを追加するか、および/または示されるステップを省略することができる。本開示の範囲はこの点について特に限定されない。
【0018】
本明細書で使用される用語「含む」およびその変形は開放的であり、すなわち「含むが、これに限定されない」を意味する。用語「に基づく」は、「少なくとも一部に基づく」を意味する。用語「一実施例」は「少なくとも1つの実施例」を意味し、用語「別の実施例」は「少なくとも1つの他の実施例」を意味し、用語「いくつかの実施例」は「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連する定義は以下の説明において示される。
【0019】
なお、本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区別するために使用され、これらの装置、モジュールまたはユニットによって実行される機能の順序または相互依存性を定義するために使用されないことに留意されたい。
【0020】
なお、本開示で言及される「1つ」の修飾は、限定的ではなく例示的なものであることに留意されたく、当業者は、文脈上別段の明示がないかぎり、「1つまたは複数」と理解されるべきであることを理解されたい。
【0021】
本開示の実施形態における複数の装置間で相互作用するメッセージまたは情報の名称は、例示的な目的でのみ使用され、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定することを意図していない。
【0022】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施例が提供する解決策を詳細に説明する。
【0023】
本開示は情報処理方法を提供し、図1を参照すると、以下のステップを含む。
【0024】
ステップ1:第1アプリケーションを決定する。
【0025】
いくつかの実施例では、前記第1アプリケーションは第1サービスロジックに関連付けられ、前記第1アプリケーションは第1サービスロジックに従って第1アプリケーションのサービスデータを処理する。具体的に、第1サービスロジックは、第1アプリケーションのサービスデータを処理するために第1アプリケーションに設定された順序、処理流れ、処理方法の1つまたは複数を含んでもよい。
【0026】
ステップ2:前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立する。
【0027】
いくつかの実施例では、第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立する方法は様々であり、例えば、第1オンラインドキュメントを第1アプリケーションに追加してもよく、または第1アプリケーションに第1オンラインドキュメントのリンクを追加してもよく、または第1アプリケーションが開かれたときに第1オンラインドキュメントの内容を自動的に表示してもよく、特に限定されない。第1オンラインドキュメントはテキストドキュメントまたはテーブルドキュメントであってもよく、またはテキストドキュメントとテーブルドキュメントの混合ドキュメントであってもよい。本開示に記載のオンラインドキュメントの形式は限定されなく、例えばテキストドキュメント、テーブルドキュメント、マルチメディアドキュメントなどであってもよい。前記アプリケーションは、パーソナルコンピュータ(PC)、モバイル端末、仮想現実(VR)装置、拡張ディスプレイ(AR)装置などの電子機器上で動作する一連の指令および/またはデータ集合を含み、特定のサービスを提供し、または所定のデータ処理を実行するために使用される。
【0028】
ステップ3:第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する。
【0029】
いくつかの実施例では、第1アプリケーションの識別子、種類、サービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行し、例えば第1オンラインドキュメントの所有者、第1オンラインドキュメントの権限割り当てなどを設定し、第1アプリケーションの識別子、種類、サービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントを処理することにより、第1オンラインドキュメントのデータ処理を、第1アプリケーション自体のサービスロジックに適合させることができ、これにより、オンラインドキュメントに担持されたデータを前記サービスロジックに反映または適合させ、第1アプリケーションを使用してサービス処理を行う際に、オンラインドキュメントのオンライン連携などの利便性を活用することができ、オンラインドキュメントの連携開放性などによるサービスロジックの破壊を回避し、サービスの信頼性を向上させることができる。
【0030】
本開示のいくつかの実施例では、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行し、第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、第1オンラインドキュメントの表示情報、権限情報、内部に担持された内容データの少なくとも1つを処理すること、第1アプリケーションのサービスノードに関連人員情報に基づいて、該人員(人員情報中の人員)に表示可能な第1オンラインドキュメントの内容、表示形式、権限情報の少なくとも1つを処理すること、第1アプリケーションのサービスノードに関連する第1アプリケーションデータに基づいて、前記第1オンラインドキュメントを生成する、または前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理することの少なくとも1つを含む。
【0031】
いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントの表示情報は、例えば第1オンラインドキュメントの表示寸法、表示範囲、表示位置などの情報を含み、第1オンラインドキュメントの権限情報は、例えば閲覧権限、編集権限などを含み、第1オンラインドキュメントの内部に担持されたデータは、第1オンラインドキュメントに表示されたデータ、アクセス可能なデータであってもよい。第1アプリケーションは関連するサービス流れを有し、サービス流れは、1つまたは複数のサービスノードを含んでもよく、現在サービスノードに基づいて表示情報、権限情報および内部に担持された内容データの少なくとも1つを処理し、このように、異なるサービスノードは異なる表示情報、権限情報および内部に担持された内容データを有してもよく、第1オンラインドキュメントの表示をサービスノードのニーズに適合させ、異なるサービスノードの権限制御および内容制御のニーズを満たすことができる。サービスノードは1つまたは複数の関連人員を有し、人員情報は関連者の役職、担当サービスデータなどを含んでもよい。サービスノードに関連するサービスデータは、例えばサービスノードが処理すべき事項を含んでもよい。サービスノードに関連付けられた人員情報に従って第1オンラインドキュメントの表示可能な内容を処理することにより、第1オンラインドキュメントの情報漏れを防止し、表示形式を処理することにより第1オンラインドキュメントの表示形式を関連人員が慣れた表示形式に適合させ、閲覧体験を高め、権限情報を処理することにより第1オンラインドキュメントのデータ改ざんを防止することができる。いくつかの実施例では、サービスノードに関連する第1アプリケーションデータはサービスノードが処理すべきデータであってもよく、第1アプリケーションデータに基づいて第1オンラインドキュメントを生成する、または担持された内容データを処理することにより、第1オンラインドキュメント中のデータがサービスノードの内容を反映し、例えば、第1オンラインドキュメントに担持された内容データにサービスノードに関連する第1アプリケーションデータを記録し、例えばサービスノードの人員の第1オンラインドキュメントの処理結果を記録する。
【0032】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立した後に、前記第1アプリケーションの表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを表示するためのドキュメント表示領域を表示する。いくつかの実施例では、第1アプリケーションの表示インタフェースは、第1アプリケーションのサービスデータを表示する表示インタフェースであってもよく、第1アプリケーションの表示インタフェースにドキュメント表示領域が表示され、ドキュメント表示領域に第1オンラインドキュメントが表示され、これにより、第1アプリケーションを操作する過程中、第1オンラインドキュメントをいつでも見ることができ、第1オンラインドキュメントの内容をリアルタイムで参照することができる。本開示のいくつかの実施例では、ドキュメント表示領域に第1オンラインドキュメントの内容が表示され、操作に応答して第1オンラインドキュメントの内容を閲覧することができる。ドキュメント表示領域の寸法は、第1オンラインドキュメントの全ての内容を一度に表示できない場合があるため、操作に応答して第1オンラインドキュメントの内容を閲覧し、ユーザが必要に応じて第1オンラインドキュメントを閲覧することが容易となり、第1オンラインドキュメントの内容は、第1オンラインドキュメントに担持された内容データであってもよい。
【0033】
本開示のいくつかの実施例では、前記表示インタフェースにおける前記ドキュメント表示領域の表示寸法および/または位置は調整可能である。いくつかの実施例では、ドキュメント表示領域が展開状態にあるときの表示寸法は調整可能であり、いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスデータは表示インタフェースに表示され得、表示インタフェースにドキュメント表示領域が表示され、ドキュメント表示領域の位置および寸法が必要に応じて調整され、ユーザが必要に応じて表示することが容易となる。いくつかの実施例では、表示インタフェースに例えばViewクラスのオブジェクトを表示コンテナとして設定し、表示コンテナは初期高さおよび最大高さを有し、インラインフレーム(例えばiframeコンポーネント)がドキュメント表示領域として表示コンテナに表示され、該Viewクラスのオブジェクトを操作要素として、該表示コンテナを制御することによりドキュメント表示領域の位置を変更することができる。操作要素をクリックすることにより第1イベントをトリガし、このとき、ドラッグモードに入り、このときの制御識別子の位置を記録することができ、ドラッグモードでドラッグまたはスライドなどにより寸法調整イベントをトリガし、寸法調整イベントで取得された制御識別子の位置に基づいて、取得した位置とドラッグモードに入ったときの位置の位置差(例えばドキュメント表示領域の高さまたは幅上の位置差)を算出し、位置差と表示コンテナの寸法(例えば高さまたは幅)に基づいて調整後の表示コンテナの寸法を算出し、得られた調整後の寸法に対して安全閾値チェックを行い、例えば最大閾値を超える場合、または最小閾値未満の場合調整後の寸法を最大閾値または最小閾値と等しくし、その後表示コンテナの寸法を調整後の寸法に設定し、制御識別子の制御を停止したときの最後の寸法を表示コンテナの寸法として設定し、ドラッグモードを終了する。
【0034】
本開示のいくつかの実施例では、前記ドキュメント表示領域の寸法調整頻度は第1プリセット頻度以下である。いくつかの実施例では、寸法調整頻度は単位時間内の寸法調整回数であってもよく、単位時間は、例えば1秒または他の持続時間であってもよく、寸法調整頻度はドキュメント表示領域の寸法の調整回数であってもよく、寸法調整頻度が第1プリセット頻度以下であるように制限することにより、単位時間内の調整回数が高すぎてラグが生じることを防止し、単位時間内の寸法調整頻度が第1プリセット頻度よりも高い場合、該調整がユーザによって実行されない可能性が高いことも意味し、これは、人間の手が調整を行うことができる速度はあまり速くならないため、第1プリセット頻度を超える寸法調整操作に応答できないからである。いくつかの実施例では、前記ドキュメント表示領域の寸法調整頻度が第2プリセット頻度を超える場合、表示インタフェースをリフレッシュしない。これにより、表示インタフェースのリフレッシュ回数を減らすことにより、リソースの消費を低減し、寸法調整頻度が頻度閾値を超える場合、人間の目が寸法の変更にほとんど反応することができない。したがって、表示インタフェースをリフレッシュしない。
【0035】
本開示のいくつかの実施例では、前記ドキュメント表示領域における第1方向上の長さがプリセット長さよりも大きい場合、第1プリセット操作に応答して、前記第1プリセット操作に従って前記ドキュメント表示領域の第1方向上の長さを調整する。いくつかの実施例では、ドキュメント表示領域の第1方向は高さ方向(縦方向)または幅方向(横方向)であってもよく、例えばドキュメント表示領域の第1辺はドキュメント表示領域の先頭であってもよく、第2辺はドキュメント表示領域の最後尾であってもよく、第1辺と第2辺の間隔距離がプリセット長さよりも大きい場合、ドキュメント表示領域が占める領域面積が大きすぎることを示し、このとき、ドキュメント表示領域を選択することなく、第1操作を実行してドキュメント表示領域の表示寸法を低減してもよく、第1プリセット操作はマウスホイールの転がり操作であってもよく、例えばマウスホイールを上方に転がってドキュメント表示領域を素早く閉じることができる。このように、ドキュメント表示領域の表示寸法が大きすぎる場合、第1プリセット操作を直接実行することにより、ドキュメント表示領域の表示寸法を直接縮小することができ、いくつかの実施例では、第1プリセット操作を実行した後に、ドキュメント表示領域の第1方向上の長さがプリセット停止長さに達した場合に、第1方向上の長さの縮小を停止することができる。
【0036】
本開示のいくつかの実施例では、制御識別子が前記ドキュメント表示領域の第1辺または第2辺に移動したことに応答して、前記制御識別子の様式を変更し、前記制御識別子の様式が変更されると前記第1辺または前記第2辺の位置を変更し、ドキュメント表示領域の寸法を変更することができる。いくつかの実施例では、制御識別子はマウスであってもよく、第1辺または第2辺はそれぞれドキュメント表示領域の最上部と底部の辺であってもよく、ドキュメント表示領域が選択されると、制御識別子がドキュメント表示領域の第1辺または第2辺に移動したことに応答して、制御識別子の様式を変更し、制御識別子がドキュメント表示領域にプリセット持続時間以上の時間でホバーされるとドキュメント表示領域が選択され、ドキュメント表示領域が選択された後にドキュメント表示領域の表示様式を変更することができ、例えばドキュメント表示領域の枠線の様式を変更し、その後制御識別子を第1辺または第2辺に移動し、ここで、前記の第1辺または第2辺への移動は第1辺または第2辺のプリセット範囲に移動することを意味し、例えば、第1辺または第2辺にホットゾーンを設定し、制御識別子が第1辺または第2辺のホットゾーンに移動すると、制御識別子が第1辺または第2辺に移動したと判定し、制御識別子が第1辺または第2辺に移動すると、ユーザが第1辺または第2辺を調整する意図があると判定し、したがって、制御識別子の様式が変更され、このような変更様式のフィードバックにより、ユーザがこの時点で第1辺または第2辺を制御することができることを認識でき、変更後に、制御識別子によって第1辺または第2辺の位置を変更することができ、このようにユーザはドキュメント表示領域の寸法を自由に調整することができる。
【0037】
いくつかの実施例では、前記ドキュメント表示領域は折畳状態と展開状態を有し、前記ドキュメント表示領域は前記折畳状態と前記展開状態間で切り替えることが可能である。いくつかの実施例では、折畳状態で、具体的な内容の状態を表示することなく、第1オンラインドキュメントの名称、第1オンラインドキュメントの分類および第1オンラインドキュメントの修正日時などの略情報のみを表示し、このとき、ドキュメント表示領域の表示寸法はプリセット最小値であってもよく、展開状態で、第1オンラインドキュメントの多くの内容の状態を表示してもよく、いくつかの実施例では、前記ドキュメント表示領域が展開状態である場合、第1オンラインドキュメントに担持された内容データを表示し、例えば、少なくとも一部の第1オンラインドキュメントに担持された内容の状態を表示し、ドキュメント表示領域が折畳状態である場合、第1オンラインドキュメントに担持された内容データを表示しなく、すなわち、第1オンラインドキュメントに担持された内容データを表示しなくてもよく、展開状態では、ドキュメント表示領域の寸法が折畳状態の寸法よりも大きく、展開状態の表示寸法を設定してもよく、デフォルト値を有してもよい。展開状態と折畳状態を設定することにより、ユーザは必要に応じて、第1オンラインドキュメントを参照する必要がないときに占用する表示領域を縮小することができる。
【0038】
いくつかの実施例では、ドキュメント表示領域は関連する表示制御識別子を有し、表示制御識別子は1つのコントロールであってもよく、表示制御識別子はドキュメント表示領域に表示されてもよく、第1アプリケーションの表示インタフェースの固定位置に表示されてもよく、例えば、表示インタフェースの内容の変更に伴ってその位置を変更せず、スクリーンの最上部またはスクリーン底部に常に固定され、表示インタフェースの固定位置に表示される場合、マウス転がりなどの表示インタフェースの内容を変更する操作に伴って移動することがなく、表示制御識別子は表示インタフェースのプリセット位置に常に固定され、前記プリセット位置は予め設定されてもよく、ユーザがいつでも指定してもよく、表示制御識別子がトリガされた後に表示インタフェースをドキュメント表示領域に自動的に位置決めすることができ、これにより、ユーザは表示インタフェースのどこにいてもドキュメント表示領域を迅速に位置決めすることができ、ドキュメント表示領域が展開状態にあるとき、表示制御識別子をトリガしてドキュメント表示領域を折り畳み、ドキュメント表示領域が折畳状態にあるとき、表示制御識別子をトリガしてドキュメント表示領域を展開する。いくつかの実施例では、展開状態の状態で第1オンラインドキュメントの内容を表示することができ、タイトル、著者などの関連情報も表示でき、折畳状態で第1オンラインドキュメントの内容を表示せず、第1オンラインドキュメントの略情報を表示することができる。略情報は、例えばタイトル、著者などを含む。
【0039】
本開示のいくつかの実施例では、ドキュメント表示領域の寸法範囲が予め設定され、制御方法は、調整ドキュメント表示領域の操作に基づいてターゲット寸法を決定し、ターゲット寸法に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を調整するステップと、ターゲット寸法が前記寸法範囲の最大値よりも大きい場合、ドキュメント表示領域の寸法を前記寸法範囲の最大値に設定する、または、ターゲット寸法が前記寸法範囲の最小値よりも小さい場合、前記ドキュメント表示領域の寸法を前記寸法範囲の最小値に設定するステップとを含む。いくつかの実施例では、ユーザがターゲット表示領域を調整操作した後、まず調整操作に基づいてターゲット寸法を決定し、ターゲット寸法が寸法範囲内にある場合、ドキュメント表示領域の表示寸法を直接ターゲット寸法に調整し、ターゲット寸法が寸法範囲外にある場合、ドキュメント表示領域の表示寸法を寸法範囲の最大値または最小値に設定し、寸法範囲を設定することにより、調整されたドキュメント表示領域が大きすぎたり小さすぎたりすることによって面積が十分に利用されないという問題を防止することができる。
【0040】
本開示のいくつかの実施例では、ドキュメント表示領域の表示寸法は以下のように決定され、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データのデータ量に基づいて参照寸法を決定し、前記参照寸法が予め設定された寸法範囲内にある場合、前記参照寸法に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を設定し、前記参照寸法が前記寸法範囲の最大値よりも大きい場合、前記寸法範囲の最大値に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を設定する。いくつかの実施例では、前記のドキュメント表示領域の表示寸法を決定する方法により、展開状態にあるドキュメント表示領域の表示寸法を決定することができ、具体的に、ドキュメント表示領域の表示寸法を調整する操作が実行されていない場合、前記ドキュメント表示領域の表示寸法を決定する。ドキュメント表示領域の表示寸法は、第1オンラインドキュメントに担持されたデータのデータ量に基づいて決定され、第1オンラインドキュメントに担持されたデータ量が変更したとき、ドキュメント表示領域の表示寸法が自動的に調整され、同時に、ドキュメント表示領域の表示寸法が大きすぎて、ユーザが第1アプリケーションの他の内容を閲覧することに影響することを回避するために、プリセットされた寸法範囲が設定されてもよい。
【0041】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理し、前記関連関係の確立に応答して、または、前記第1アプリケーションを使用して第1オンラインドキュメントを処理し、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションに付与することを含む。いくつかの実施例では、前記関連関係を確立する、または前記第1アプリケーションを使用してプリセット処理を行うとき、開始処理時、処理過程中、処理終了時、または処理終了後のプリセット持続時間内を含んでもよい。いくつかの実施例では、第1アプリケーションを処理する過程中、第1ドキュメントデータが第1アプリケーションと無関係のユーザによって修正されないことを確保する必要があるため、関連関係を確立する、または第1アプリケーションのサービスデータを処理するとき、第1オンラインドキュメントの所有権を第1アプリケーションに付与することにより、第1オンラインドキュメントが改ざんされないことを保証する。または、いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスノードの関連人員に基づいて、前記関連人員にプリセット権限を付与し、前記関連人員以外の他の人員がプリセット権限(例えば編集権限)を持つことを禁止し、または処理階段で予め設定された人員のプリセット権限の有効性を設定し、例えば現在サービス処理ノードで編集権限を持つ人員の編集権限が有効であり、他の人員が編集権限を持たなく、またはサービス処理階段内で編集権限が無効である。
【0042】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理し、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者に付与し、または前記第1オンラインドキュメントの所有権を、第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションの関連関係を確立する前に第1オンラインドキュメントの所有者に付与する。いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスデータの作成者は、第1オンラインドキュメントの元の所有者、第1アプリケーションのサービスデータ処理が完了した後、所有権を第1アプリケーションから該作成者に戻す。いくつかの実施例では、所有権を第1アプリケーションに付与した後、作成者が第1オンラインドキュメントの閲覧権限を持つが、編集権限を持たない。いくつかの別の実施例では、作成者が第1オンラインドキュメントの元の所有者ではないので、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、第1オンラインドキュメントの所有権を元の所有者に戻す必要があり、元の所有者は関連関係を確立する前に第1オンラインドキュメントの所有権の保持者である。
【0043】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理し、前記第1オンラインドキュメントをドキュメント保管センターのファイリングアドレスに関連付けた後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を予め設定された人員に付与する。いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する前に、処理中または処理後に、第1オンラインドキュメントとドキュメント保管センターのファイリングアドレスと関連付け、例えば第1オンラインドキュメントをドキュメント保管センターのファイリングアドレスに記憶し、予め設定された人員はドキュメント保管センターの管理者員であってもよく、所有権を予め設定された人員、またはプリセットプログラムに付与することにより、第1オンラインドキュメントがファイリング後に改ざんされることを回避することができる。
【0044】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理し、サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整する。いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントは第1アプリケーションに関連するサービス流れに従って処理され、サービス流れは1つまたは複数のサービスノードをふくんでもよく、第1オンラインドキュメントの権限情報は現在サービスノードに関連し、例えば承認操作を実行する必要があるサービスノードでは閲覧権限を開放し、第1オンラインドキュメントを使用する必要がないサービスノードでは閲覧権限を開放しなくてもよく、いくつかの別の実施例では、第1オンラインドキュメントの権限情報は現在サービスノードの関連人員の操作の操作種類に関連することができ、例えば現在サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントに関連するサービスデータの処理要求に応じて却下操作を実行する場合、前記関連人員の第1オンラインドキュメントの編集権限を閉じてもよく、現在サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントに関連するサービスデータを他の人員に転送する転送操作を実行する場合、第1オンラインドキュメントの閲覧権限を転送される人員に開放してもよい。
【0045】
本開示のいくつかの実施例では、現在サービスノードおよび/または現在サービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整し、以下(a)~(d)の少なくとも1つを含み:
(a)現在サービスノードの第1処理に応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有者を修正し、
いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントの所有者が第1アプリケーションに付与された後、第1処理が実行されると、第1処理により第1オンラインドキュメントの所有者を修正し、、例えば第1オンラインドキュメントの所有者が第1アプリケーションから他のプログラムまたは人員に修正され、第1オンラインドキュメントの所有権をサービス処理ニーズに適合させる。
【0046】
(b)現在サービスノードの第2処理に応答して、プリセット処理ノードの関連人員のプリセットドキュメント権限を撤回する。
【0047】
いくつかの実施例では、プリセット処理ノードは1つまたは複数であってもよく、プリセットドキュメント権限は第1オンラインドキュメントの権限、例えば閲覧権限または編集権限であってもよく、第1処理によりプリセットドキュメント権限を撤回することにより、第1オンラインドキュメントが改ざんされない、または第1オンラインドキュメントを修正した後特定の機密保持ニーズを満たすことができる。
【0048】
(c)現在サービスノードの第3処理に応答して、第1人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて第2人員に対応する第1オンラインドキュメントの権限を付与し、前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を保持し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を変更する。第1人員は前記現在サービスノードに関連人員を含み、前記第2人員は前記第3処理に関連人員を含む。
【0049】
いくつかの実施例では、第3処理を実行することにより、第2人員に第1オンラインドキュメントの権限を付与し、第2人員の第1オンラインドキュメントの協働処理が必要とする場合、第2人員の第1オンラインドキュメントが閲覧などの操作を実行することが容易になる。
【0050】
(d)現在サービスノードの第4処理に応答して、第4処理に関連人員にプリセットドキュメント権限を付与する。
【0051】
いくつかの実施例では、第4処理は人員と関連付けられ、例えば第4処理は共有処理であってもよく、第4処理を実行することにより関連人員にプリセットドキュメント権限を付与し、プリセットドキュメント権限は、例えば閲覧権限である。
【0052】
本開示のいくつかの実施例では、保持とは全ての権限を変更せず、または部分権限を変更せずに保持することであってもよく、撤回とは全部撤回、または部分撤回であってもよく、変更とはすべての権限変更、または部分変更であってもよく、権限種類変更、権限有効期間変更などを含む。
【0053】
本開示のいくつかの実施例では、現在サービスノードおよび/または現在サービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整し、以下(a)~(i)の少なくとも1つを含み:
(a)前記サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記処理要求に関連するサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回する。
【0054】
いくつかの実施例では、サービスデータの作成者はサービスデータの処理要求を撤回し、サービスノードの関連人員がサービスデータを処理する必要がないため、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、第1オンラインドキュメントが改ざんされることを防止する。
【0055】
(b)前記サービスデータの作成者が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの権限をリセットし、作成者が第1アプリケーションのサービスデータの処理を撤回し、すなわち、第1サービスロジックを終了したため、前記第1オンラインドキュメントの権限をリセットし、例えば第1ドキュメントの権限を前記第1アプリケーションと関連付ける前の状態に設定するようにリセットし、または第1オンラインドキュメントの権限を第1オンラインドキュメントの元の所有者に戻す。いくつかの実施例では、全てのサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を一緒に撤回してもよい。
【0056】
(c)前記サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記作成者に付与し、または第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与する。
【0057】
いくつかの実施例では、作成者が第1アプリケーションのサービスデータの処理を撤回すると、前記第1オンラインドキュメントの所有権を作成者に付与する、または関連関係確立前の第1オンラインドキュメントの所有者に戻し、全てのサービスノードの人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回することができる。
【0058】
(d)サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を却下したことに応答して、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回する。
【0059】
いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスデータを却下した後、第1サービスロジックの終了を示す。したがって、第1オンラインドキュメントの権限を撤回する必要があり、いくつかの実施例では、サービスデータの処理要求を却下した後ドキュメント所有権を前記作成者に再度付与する。
【0060】
(e)サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送することに応答して、前記別の人員に対応のドキュメント権限を付与する。
【0061】
いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送するとき、すなわち、別の人員に代わって処理される場合、別の人員は第1オンラインドキュメントに基づいて処理する必要があるため、対応のドキュメント権限を付与する必要があり、いくつかの実施例では、別の人員は転送者よりも多くの権限を持つべきではなく、別の人員に付与されたドキュメント権限は、現在サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限と同じであってもよく、すなわち、サービスノードの人員の権限を他者に適用してもよく、別の人員に付与されたドキュメント権限はサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限のサブセットであってもよい。いくつかの実施例では、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持してもよい。
【0062】
(f)サービスノードの関連人員がサービスノードを追加したことに応答して、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて追加されたサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与する。
【0063】
いくつかの実施例では、サービスノードを追加した後、追加されたサービスノードの関連人員は第1オンラインドキュメントに対するアクセスまたは編集が必要とする可能性があるため、対応の対第1オンラインドキュメントの権限を付与する必要があるが、サービスノードの関連人員が作成したサービスノードであるため、その第1オンラインドキュメントの権限がサービスノードの関連人員を超えるべきではない。いくつかの実施例では、サービスノードを追加した後、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持または変更する。
【0064】
(g)サービスノードが削除されたことに応答して、削除されたサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回または変更する。
【0065】
いくつかの実施例では、サービスノードが削除された後、削除されたサービスノードの関連人員は、もはや第1アプリケーションのサービスデータを処理しないため、削除されたサービスノードの関連人員の権限を撤回する、または削除されたサービスノードの関連人員の権限を変更し、例えば削除されたサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を編集権限から閲覧権限に変更する。
【0066】
(h)サービスノードの関連人員が処理流れをサービスノード以前のサービスノードにロールバックしたことに応答して、前記以前のサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与する。
【0067】
いくつかの実施例では、ロールバックされたサービスノードのノード種類、またはロールバックされたサービスノードの権限配置に基づいて、ロールバックされたサービスノードの関連人員に権限を付与する。いくつかの別の実施例では、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて、以前のサービスノードの関連人員に第1オンラインドキュメントのドキュメント権限を付与し、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの全部または一部権限を以前のサービスノードの関連人員に適用してもよい。
【0068】
(i)第1アプリケーションのサービスデータが第3人員にコピーまたは共有されたことに応答して、前記第3人員に第1オンラインドキュメントのプリセット権限を付与する。
【0069】
いくつかの実施例では、サービスデータはコピーまたは共有され、コピーまたは共有された第3人員の第1アプリケーションのサービスデータ中の第1オンラインドキュメントはプリセット権限を有し、プリセット権限は、例えば閲覧権限であり、これにより、第3人員はプリセット権限に基づいて第1オンラインドキュメントの操作を実行し、第1オンラインドキュメントに対する操作に従ってサービス処理を実行することができる。
【0070】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する過程中、現在サービスノードにおける第1オンラインドキュメントの編集権限を有する関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができ、現在サービスノードの関連人員でないまたは第1オンラインドキュメントの編集権限を有さない関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができない。いくつかの実施例では、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限の有効期間はサービスノードの持続時間に関連し、前記サービスノードの処理期間内で、サービスノードの関連人員に付与された第1オンラインドキュメントの権限が有効であり、サービスノード処理期間外、サービスノードの関連人員に付与された前記第1オンラインドキュメントの権限は無効であるか、または他の権限に変更される。前記第1オンラインドキュメントの編集権限は現在サービスノードにおける編集権限を持つ人員のみに開放され、あるサービスノードの処理過程中、第1オンラインドキュメントが改ざんされないように、現在サービスノードのみ第1オンラインドキュメントを編集でき、第1オンラインドキュメントの編集権限を持つ人員のみが第1オンラインドキュメントを編集することができ、第1アプリケーションのサービスデータ処理が完了した後サービスノードの人員に割り当てられた権限を撤回し、または第1オンラインドキュメントの権限を閲覧権限に変更してもよい。いくつかの実施例では、非現在サービスノードの人員に対して、第1オンラインドキュメントの閲覧権限または編集権限を有していれば、第1アプリケーションのサービスデータを処理する過程中第1オンラインドキュメントを閲覧するが編集できなく、閲覧権限を有していなければ、第1オンラインドキュメントを閲覧できないので、関連人員の閲覧権限を保持することによりサービス処理の関連情報を通知することができ、サービス処理流れにより編集権限を無効にしたり、閲覧権限を変更したりすることで、サービスデータの改ざんを回避することができる。いくつかの実施例では、サービスノードの関連人員に対して、第1オンラインドキュメントの編集権限を有していれば、該関連人員のサービスノードが現在サービスノードでない場合、第1オンラインドキュメントの編集権限を閲覧権限に変更したり、または、関連人員のサービス処理ノードが現在サービス処理ノードであるときのみ第1オンラインドキュメントの編集権限が開放され、他の期間、閲覧権限のみが開放される。
【0071】
本開示のいくつかの実施例では、以下の少なくとも1つの方式によって前記サービスノードに関連人員に前記第1オンラインドキュメントの権限を開放し:前記サービスノードに関連人員を前記第1オンラインドキュメントの連携者に追加し、予め設定された権限を付与し、または、前記第1オンラインドキュメントのリンク共有機能を開き、前記リンク共有機能は前記第1オンラインドキュメントの共有リンクを取得するユーザがプリセット権限を有することを指示し、前記共有リンクを取得するユーザは、前記リンク共有のアクセス制限条件に基づいて前記第1オンラインドキュメントにアクセスする。いくつかの実施例では、アクセス制限条件は、アクセスするためにプリセットパスワードを入力すること、またはアクセスするためにユーザの属性がプリセット条件を満たすことであってもよく、例えばアクセスするために、ユーザに関連する組織識別子、部門識別子などがプリセット条件を満たす。
【0072】
本開示のいくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記サービスノードの関連人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回する。いくつかの実施例では、第1処理を実行した後第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、各人員の第1オンラインドキュメントの権限を第1アプリケーションを決定する前の状態に戻すことで、関連人員の第1オンラインドキュメントの改ざんを防止することができる。
【0073】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データは処理概要情報を含み、ここで、前記処理概要情報は、前記サービス処理の関連情報を特徴付けるために使用される。
【0074】
いくつかの実施例では、処理概要情報はサービス処理に関連する情報であってもよく、前記処理概要情報によって特徴付けられた前記サービス処理の関連情報は、処理ノードまたは第1アプリケーションのリンク、処理手順情報、処理時間情報、処理人員情報、第1オンラインドキュメントのドキュメント変更記録の少なくとも1つを含んでもよい。いくつかの実施例では、概要情報を処理することにより第1アプリケーションの処理流れおよび各処理ノードの状態を了解することができ、現在サービスノードの関連人員は処理概要情報を参照して第1オンラインドキュメントを処理することが容易になる。
【0075】
本開示のいくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理することは、第1アプリケーションサービスノードの関連人員の前記サービスデータの処理操作に基づいて、前記処理概要情報を更新することを含む。いくつかの実施例では、処理概要情報は処理ノードの処理に関連し、処理概要情報は処理ノードの処理に伴って変更され、これにより、処理概要情報は第1オンラインドキュメントの処理状況を反映することができる。
【0076】
本開示のいくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理し、前記第1オンラインドキュメント内で前記処理概要情報または処理概要情報のリンクを表示し、現在サービスノードの関連人員による前記サービスデータの処理操作に基づいて、前記処理概要情報を更新することができる。いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメント内で処理概要情報を直接表示してもよく、処理概要情報のリンクを表示し、リンクがトリガされた後処理概要情報を表示してもよい。
【0077】
本開示のいくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理し、前記第1オンラインドキュメント内で前記処理概要情報中の現在サービスノードの関連人員が閲覧できる部分を表示し、現在サービスノードの関連人員による前記サービスデータの処理操作に基づいて、前記処理概要情報を更新する。いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメント内に処理概要情報を有し得るが、処理概要情報を表示するかどうかは、現在サービスノードの関連人員の権限に基づいて決定され、現在処理ノードの関連人員が閲覧できる部分のみを表示する。
【0078】
本開示のいくつかの実施例では、現在処理ノードに基づいて前記概要情報を処理することは以下を含み:前記第1オンラインドキュメント内に第2ドキュメントまたは第2ドキュメントのリンクを表示し、前記第2ドキュメントは前記処理概要情報を記録するために使用され、現在サービスノードの関連人員による前記サービスデータの処理操作に基づいて、前記第2ドキュメントを更新することができる。いくつかの実施例では、第2ドキュメントに処理概要情報を表示し、第2ドキュメントは第1オンラインドキュメントに表示されてもよく、第1オンラインドキュメントにリンクされてもよい。
【0079】
本開示のいくつかの実施例では、現在処理ノードに基づいて前記概要情報を処理することは以下を含み:第1オンラインドキュメントに対する第1処理が終了した後、処理概要情報を前記第1オンラインドキュメントに表示する。いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントを処理する過程中処理概要情報を表示しなくてもよく、処理終了後処理概要情報を表示して情報の完全な表示を実現してもよい。
【0080】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは以下を含み:前記関連関係の確立操作に応答して、前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者が前記第1オンラインドキュメントの所有者であるかどうかを判定し、所有者である場合、前記関連関係を確立し、所有者でない場合、提示情報を表示する。いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて第1オンラインドキュメントのサービスデータの第1処理を実行するので、第1オンラインドキュメントに対する十分な権限があることを保証する必要があり、この要求に基づいて第1アプリケーションのサービスデータの作成者は第1オンラインドキュメントの最高権限を有するので、第1アプリケーションのサービスデータの作成者が第1オンラインドキュメントの所有者である場合にのみ、第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立することができ、そうでない場合、該関連関係を確立できず、提示情報を表示する。
【0081】
本開示のいくつかの別の実施例では、前記関連関係の操作の確立に応答して、前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者が、前記第1オンラインドキュメントの所有者から付与された権限を有するかどうかを判定し、所有者である場合、前記関連関係を確立し、所有者でない場合、提示情報を表示する。いくつかの実施例では、関連関係を確立する際に、作成者が所有者から付与された認証を有していれば、第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立することができ、そうでない場合、関連関係を確立できず、提示情報を表示する。
【0082】
いくつかの実施例では、前記提示情報は、前記第1オンラインドキュメントの所有者の通信方法、前記第1オンラインドキュメントの所有者の名刺、トリガされて前記第1オンラインドキュメントの所有者に連絡するためのコントロール、所有者に所有権の譲渡を要求するエントリ、所有者に第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを要求するための申請エントリの少なくとも1つを含む。いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスデータの作成者が第1オンラインドキュメントの所有者ではない場合、第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立することができないので、このとき、第1オンラインドキュメントの所有者の関連情報を表示して、第1オンラインドキュメントの所有者に連絡しやすく、第1オンラインドキュメントの所有権を取得し、ひいては第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連を実現することができ、所有権の譲渡を要求するエントリまたは所有者に第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを要求するための申請エントリを表示して作成者の操作経路を短縮することができる。
【0083】
本開示のいくつかの実施例では、前記所有権の譲渡を要求するエントリがトリガされた、または前記第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを申請するための申請エントリがトリガされたことに応答して、前記所有者に通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記第1アプリケーションの情報、前記第1オンラインドキュメントの情報、前記作成者の備考情報の少なくとも1つを含む。いくつかの実施例では、所有権の譲渡を要求するエントリがトリガされた後に第1オンラインドキュメントの所有権を譲渡することを所有者に申請し、第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを申請する申請エントリがトリガされた後に、第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを所有者に申請し、所有者が所有権を譲渡するかどうか、および第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けるかどうかを容易に判定するために、第1オンラインドキュメントの所有権の所有者に通知メッセージを送信し、第1オンラインドキュメントの所有権の所有者が第1オンラインドキュメントの所有権を譲渡するか、および第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けるかどうかを容易に判定することができる。
【0084】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、第1アプリケーションの表示インタフェースに第1オンラインドキュメントを追加するか、または前記第1アプリケーションと前記第1オンラインドキュメントの関連関係を予め設定することをさらに含む。いくつかの実施例では、第1アプリケーションの表示インタフェースは、第1アプリケーションのサービスデータの表示インタフェースであってもよく、すなわち、第1アプリケーションのサービスデータに第1オンラインドキュメントを追加してもよく、表示インタフェースに第1オンラインドキュメントのリンクを追加する、または第1オンラインドキュメントの内容を直接表示してもよく、システムまたはユーザの設定に基づいて第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を予め設定してもよい。
【0085】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、前記第1アプリケーションのサービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定すること、ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのファイリングアドレスであり、第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントと関連付けるために使用され、前記ターゲットオンラインドキュメントは前記サービスデータテンプレートに基づいて確立されたサービスデータに関連するオンラインドキュメントであり、プリセットタイミングに到達したときに、前記第1オンラインドキュメントと前記第1ファイリングアドレスを関連付けることをさらに含む。
【0086】
いくつかの実施例では、サービスデータテンプレートを予め確立してもよく、例えばシステムのバックエンド管理者によってサービスデータテンプレートを設定してもよく、サービスデータテンプレートに関連するファイリングアドレスが設定され、該サービスデータテンプレートに基づいて確立されたサービスデータの処理要求の関連する第1オンラインドキュメントがすべて該指定ファイリングアドレスに記憶され、指定種類のサービスデータ、例えば指定種類の承認フォームを実現し、ファイリングアドレスに自動的にファイリングされ、処理ノードの関連人員の手動選択によるファイリングエラーを回避することができる。
【0087】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、第1アプリケーションの表示インタフェースに第1オンラインドキュメントを追加する操作に応答して、ドキュメント保管センターのファイリングアドレス選択ページを表示し、選択された第2ファイリングアドレスに基づいて、プリセットタイミングに到達したとき、前記第1オンラインドキュメントと前記第2ファイリングアドレスを関連付けることをさらに含む。
【0088】
いくつかの実施例では、関連人員が手動でファイリングアドレスを選択し、第1オンラインドキュメントを第2ファイリングアドレスに記憶してもよく、いくつかの別の実施例では、サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントの第1ファイリングアドレスを設定し、第2ファイリングアドレスは第1ファイリングアドレスに基づいて決定され、第2ファイリングアドレスは第1ファイリングアドレス中のサブアドレスであってもよく、例えば第1ファイリングアドレスは大きな範囲であってもよく、第2ファイリングアドレスは第1ファイリングアドレス内で選択されたアドレスであってもよい。これにより、ファイリングアドレスは比較的正確であるだけでなく、一定の柔軟性を維持することもできる。
【0089】
いくつかの実施例では、前記プリセットタイミングは、第1アプリケーションのプリセットサービスノードに到達する、または第1アプリケーションのプリセットサービスノードを完了することを含む。例えばファイリングノードに到達、例えば承認終了後のプリセットファイリング時間に到達し、またはサービスデータ処理要求、例えば完了承認要求を完了する。いくつかの実施例では、プリセットタイミングを設定することにより、サービス流れがプリセットサービスノードに到達したときにのみ、第1オンラインドキュメントを記憶し、段階的保存を実現し、後のデータ検証を容易にするために、処理過程中のデータ保管として使用してもよい。
【0090】
いくつかの実施例では、作成操作に応答して、前記第1アプリケーションのサービスノードおよび前記サービスノードに関連人員のドキュメント権限を設定することをさらに含む。いくつかの実施例では、作成操作は、例えば第1アプリケーションのサービスデータを作成する操作であり、いくつかの実施例では、第1アプリケーションは1つまたは複数のサービスノードを含んでもよく、サービスノードに人員が関連付けられ、関連人員は第1アプリケーションのサービスデータを処理する処理人員、例えば監査人員であってもよい。異なるサービスノード、または異なる人員の第1オンラインドキュメントのドキュメント権限は異なってもよく、ドキュメント権限は第1オンラインドキュメントの権限、例えば閲覧権限および編集権限であってもよい。いくつかの実施例では、前記サービスノードの職能、前記関連人員の役割、前記第1オンラインドキュメントの種類および前記第1アプリケーションの種類の少なくとも1つに基づいて、前記サービスノードの関連人員のドキュメント権限を決定する。例えば、サービスノードの職能が監査である場合、ドキュメント閲覧権限のみを付与し、サービスノードの職能がデータ処理を含む場合、ドキュメント編集権限を付与し、関連人員の役割は、例えば監査役割、データ処理役割などであってもよく、いくつかの実施例では、第1アプリケーションは種類を有し、種類は機密程度に対応し、例えば異なる種類のアプリケーションに異なるレベルを設定してもよく、同時に人員に異なるレベルを設定してもよく、第1種類のアプリケーションはレベル1に対応し、レベル1のアプリケーションに関連するオンラインドキュメントに対して、レベル1の人員は編集権限を有し、レベル2のアプリケーションに関連するオンラインドキュメントに対して、レベル1の人員は閲覧権限のみを有する。
【0091】
本開示のいくつかの実施例では、第1アプリケーションを決定する前に、サービスデータテンプレートを作成し、前記サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有し、前記第1アプリケーションの全部または一部のサービスデータは前記サービスデータテンプレートに基づいて確立されることをさらに含む。いくつかの実施例では、サービスデータテンプレートが予め確立され、サービスデータテンプレートに基づいて第1アプリケーションの部分または全部サービスデータを確立し、該オンラインドキュメントのコントロールに基づいて第1オンラインドキュメントを追加し、サービスデータテンプレートを設定することによりサービスデータの作成過程を簡略化し、サービスデータの統一仕様を保証することができる。
【0092】
いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて第1オンラインドキュメントを処理し、ここで、前記サービスノードに関連する情報は、サービスノード、サービスノードに関連人員情報、サービスノードに関連するサービスデータの少なくとも1つを含む。いくつかの実施例では、サービスノードに関連する情報は、どのサービスノード(サービスノード)、サービスノードの処理などに関連する人、および該サービスノードで処理されるべきサービスデータを記録することができる。
【0093】
本開示のいくつかの実施例では、第1アプリケーションの2つ以上のサービスノードに関連する第1人員がいると、以下の処理を含み:前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員に関連する開始していない第2サービスノードが開始する前に、第1オンラインドキュメントの内容が変更された場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要があり、または、前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員が関連する第2サービスノードを開始する前に、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていない場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要がない。
【0094】
いくつかの実施例では、第1人員は少なくとも2つのサービスノードに関連付けられ、第1サービスノードで第1オンラインドキュメントを処理し、第1オンラインドキュメントがその後の第2サービスノードの開始前に変更されていなければ、それを処理することはもはや繰り返されず、人件無駄が削減され、第1オンラインドキュメントが変更された場合、例えば人員が第1オンラインドキュメントを編集した場合、その後の第2サービスノードでそれを処理する必要がある。いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントの内容はそのバージョン番号に関連付けられ、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号に基づいて前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたかどうかを判定し、第1オンラインドキュメントの全文を検出する必要がなく、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更された場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたと判定し、または、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更されていない場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていないと判定する。
【0095】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションは第1サービスロジックに関連付けられ、前記第1アプリケーションは前記第1サービスロジックに基づいて前記第1アプリケーションのサービスデータを処理し、前記第1オンラインドキュメントに対する第1処理は前記第1サービスロジックに関連付けられる。いくつかの実施例では、第1アプリケーションの第1サービスロジックは第1アプリケーションの処理流れ、処理ルールなどの少なくとも1つを含み得る。
【0096】
本開示のいくつかの実施例では、前記サービスノードの前記サービスロジックにおける作用に基づいて、前記サービスノードに関連する情報に基づいて前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する。いくつかの実施例では、サービスロジックにおける異なるサービスノードの作用が異なり、異なるサービスノードで第1オンラインドキュメントに対して異なる処理を実行する必要がある可能性があり、サービスノードに関連する情報に基づいて第1オンラインドキュメントの第1処理を実行すると、第1オンラインドキュメントの処理をサービスロジックに適合させることができる。
【0097】
いくつかの実施例では、第1アプリケーションは、例えばスタンドアロンアプリケーション、または他のプログラムに嵌入または基づくサブルーチン、アプレットなどの様々な形態を有し得る。第1アプリケーションはターゲット通信ソフトウェアのアプレットであってもよい。
【0098】
本開示のいくつかの実施例では、情報処理方法は、前記第1アプリケーションのサービスノードの処理人員のターゲット通信ソフトウェアのコントロールに、前記第1アプリケーションのサービスデータを表示するステップをさらに含む。いくつかの実施例では、ターゲット通信ソフトウェアは予め設定されてもよく、第1アプリケーションと通信し、ターゲット通信ソフトウェアで第1アプリケーションのサービスデータを表示し、このように、第1アプリケーションのアクセス権限を持たないユーザに対して、ターゲット通信ソフトウェアを通じて第1アプリケーションのサービスデータを処理することができる。いくつかの実施例では、部分人員が第1アプリケーションのアクセス権限を持たず、第1アプリケーションのサービスデータを提出できない可能性があり、オンラインドキュメントの権限拡張機能により、権限を持たないユーザがサービスデータの提出を完了することが可能である。
【0099】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションは承認手順であってもよく、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の承認ノード、承認ノードに関連する人員、例えば承認者、コピー者、提出人員(承認申請を提出する人員)などを含む。具体的に、承認手順は、サービスに対する承認手順、例えば資格承認手順、契約承認手順などであってもよい。
【0100】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションは報告プログラムであってもよく、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の報告ノード、報告ノードに関連する人員、例えば報告対象、報告コピー人員などを含む。
【0101】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1アプリケーションは項目管理プログラムを含み、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の項目処理ノードおよび/または項目処理ノードに関連する人員を含む。例えば、項目管理プログラムは企業内部の項目管理プログラムであってもよい。
【0102】
本開示のいくつかの実施例では、オンラインドキュメントに基づくサービス処理方法を提供し、第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示するステップと、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するステップと、を含む。
【0103】
具体的に、オンラインドキュメントに基づく承認処理方法は、サーバ、コンピュータ、タブレット、携帯電話などの端末に適用され得、第1操作は1つまたは複数のデータを含んでもよく、例えばサービスデータの処理プログラムを開く操作であってもよく、処理プログラムは承認手順であってもよく、第1操作を実行した後、処理されるすべきサービスデータが表示され、処理されるべきサービスデータは、例えば承認操作が必要なサービスデータであってもよく、現在ユーザは、承認サービスデータの承認人員であってもよく、現在ユーザは第2操作を実行し、第1オンラインドキュメントに基づいてサービスデータに対して例えば同意、却下、前のノードに戻るなどの処理を実行することができる。いくつかの実施例では、サービスデータに第1オンラインドキュメントを関連付けることによって、オンラインドキュメントの拡張能力により、ユーザがサービスデータを処理することが容易となる。
【0104】
本開示のいくつかの実施例では、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理することは以下を含み:前記第2操作は前記第1オンラインドキュメントに基づいて行われ、前記第1オンラインドキュメントの内容および/または権限情報は、前記処理されるべきサービスデータが位置するサービスノードおよび/または前記サービスノードの関連人員に関連する。いくつかの実施例では、第2操作は、第1オンラインドキュメントに対して例えば同意、却下、他の人員に転移するなどの操作であってもよく、第1オンラインドキュメントは第2操作の操作参照を提供し、第1オンラインドキュメントの内容および権限情報の具体的な処理方式は、本開示の他の部分に記載された具体的な解決策を参照すればよく、ここで繰り返さない。
【0105】
本開示のいくつかの実施例が提供するオンラインドキュメントに基づくデータ処理方法は、
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップを含み、ここで、前記サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントと関連付けるためのコントロールを有し、前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する。本開示のいくつかの実施例では、サービスデータテンプレートはサービスデータを作成するために使用され、サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有しているので、サービスデータテンプレートに基づいて作成されたサービス処理フォームおよびサービス処理流れは、コントロールを通じて追加された第1オンラインドキュメントと関連付けられ、本開示の実施例が提出する方法は、サービスデータテンプレートを構築することにより第1オンラインドキュメントに関連するサービス処理フォームまたはサービス処理流れを構築することができ、サービス処理フォームまたはサービス処理流れの処理人員が第1オンラインドキュメントに基づいてサービスデータを容易に処理することができる。
【0106】
いくつかの実施例では、第2作成イベントに応答して、前記サービスデータテンプレートに基づいてサービス処理フォームを作成し、前記コントロールを通じて前記サービス処理フォームと第1オンラインドキュメントを関連付ける、または、第2作成イベントに応答して、前記サービスデータテンプレートに基づいてサービス処理流れを作成し、前記コントロールを通じて前記サービス処理流れと第1オンラインドキュメントを関連付けるステップをさらに含む。
【0107】
具体的に、第1作成イベントおよび第2作成イベントは1つまたは複数の操作を含んでもよく、サービスデータモジュールは本開示の任意のサービスデータテンプレートであってもよく、サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントと関連付けるためのコントロールを有しているので、コントロールを通じて作成されたサービス処理フォームと第1オンラインドキュメントを関連付ける、またはサービスデータターゲットに基づいて作成されたサービス処理流れと第1オンラインドキュメントを関連付け、オンラインドキュメントの拡張能力および共有しやすい特徴を利用して、ユーザがサービス処理フォームまたはサービス処理流れを容易に処理することができる。
【0108】
本開示のいくつかの実施例では、第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成することは以下を含み:権限設定イベントに応答して、サービスデータテンプレートのサービス処理ノードの関連人員の前記オンラインドキュメントの操作権限を決定し、ここで、前記サービス処理ノードは前記サービスデータテンプレートと関連付け、前記サービスデータテンプレートのコントロールを通じて追加されたすべてのオンラインドキュメントに前記操作を適用する。いくつかの実施例では、権限設定イベントは第1作成イベント中の一部のイベントであってもよく、本開示の実施例はバックエンド管理の応用シナリオであってもよく、この応用シナリオにおいてサービスデータテンプレートのサービス処理ノードの関連人員の関連ドキュメントの操作権限を設定する必要があり、該操作権限は1つの特定のオンラインドキュメントに限定されず、サービスデータテンプレートのコントロールを通じて追加されたすべてのオンラインドキュメントに該操作権限を適用し、具体的にどのオンラインドキュメントを追加することに関係なく、権限の管理はサービスデータテンプレートに依存し、具体的なオンラインドキュメントに制限されず、権限制御の統一性および利便性を向上させることができる。
【0109】
本開示のいくつかの実施例では、第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成することは以下を含み:アドレス設定イベントに応答して、前記サービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定し、ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのアドレスであり、前記第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントと関連付けるために使用され、前記ターゲットオンラインドキュメントは、前記コントロールを通じて関連付けられたオンラインドキュメントである。いくつかの実施例では、サービスデータテンプレートを作成するとき第1ファイリングアドレス選択をし、コントロールを介して関連付けられたオンラインドキュメントはプリセットタイミングでオンラインドキュメントを第1ファイリングアドレスファイリングにし、ドキュメントのファイリングがサービスデータテンプレートに依存し、サービスデータテンプレートを介して追加されたオンラインドキュメントは統一に記憶される。
【0110】
本開示の実施例が提供する情報処理装置は、第1アプリケーションを決定するための決定ユニットと、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するための作成ユニットと、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するための制御ユニットと、を備える。
【0111】
本開示の実施例が提供するオンラインドキュメントに基づくサービス処理装置は、
第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示するための表示ユニットと、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、
第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するための処理ユニットと、を備える。
【0112】
本開示の実施例が提供するオンラインドキュメントに基づくデータ処理装置は、
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するための作成ユニットをさらに備え、
前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する。
【0113】
企業内部では、項目内容、仕事内容、商品資格、規則制度を承認する必要がある場合が多く、通常、まず処理流れをトリガし、次に承認タスクを作成し、承認タスクは通常複数の責任者による承認が必要である。
【0114】
以下、承認手順を例にすると、本開示の解決策を例示的に説明し:企業内部で、いくつかの事項、例えば公文書、制度、資格、契約などを承認する必要がある場合があり、承認過程中、関連ドキュメントを参照として閲覧する必要がある。
【0115】
いくつかの実施例では、情報の処理方法は以下のステップを含む。
【0116】
S11:第1操作イベントに応答して、サービスデータを作成し、前記サービスデータに関連する第1オンラインドキュメントを有する。
【0117】
いくつかの実施例では、該情報処理方法は承認手順などの第1アプリケーションに使用されてもよく、第1アプリケーションを決定した後に、第1アプリケーションでサービスデータを作成し(サービスデータは第1アプリケーションのサービスデータであってもよい)、第1操作イベントは、例えば1つまたは複数の操作を含み、例えばサービスデータ作成操作であってもよく、サービスデータの作成者が第1操作イベントを実行することであってもよく、サービスデータは、例えば公文書承認、休暇承認、制度承認、決定承認などであってもよく、サービスデータに第1オンラインドキュメント(クラウドドキュメントとも呼ばれる)を有し、第1オンラインドキュメントはクラウド空間に記憶されてもよく、例えばサーバに記憶されてもよく、第1オンラインドキュメントはサービスデータの作成者が作成したドキュメントであってもよい。サービスデータはタスク事項の形式で表示され、その中にドキュメント表示領域を挿入し、ドキュメント表示領域に表示してもよく、サービスデータを作成するとき、またはその後に第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立してもよい。
【0118】
S12:第2操作イベントに応答して、前記サービスデータの処理流れをトリガする。
【0119】
いくつかの実施例では、第2操作イベントは1つまたは複数の操作ステップを含み、第2操作イベントは、例えばサービスデータ提出イベントであってもよく、第2操作イベントがトリガされた後、サービスデータの処理流れ(サービス処理流れとも呼ばれる)を開始し、第1サービスロジックに従ってサービス処理ロジックを実行し始め、第1サービスロジックは処理流れであってもよく、サービスデータの処理流れがトリガされた後、第1アプリケーションのサービス処理ノードサービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する。
【0120】
本開示のいくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントを有するサービスデータを作成することができ、これにより、監査人員はサービスデータから第1オンラインドキュメントを閲覧することができ、第1オンラインドキュメントは、例えばサービスデータの関連情報のドキュメントであり、処理人員が承認するときに関連情報を容易に閲覧することができる。
【0121】
本開示のいくつかの実施例では、第1操作イベントに応答して、サービスデータを作成する前に、流れ作成操作に応答して、前記処理流れのサービスノードおよび前記サービスノードの処理人員のドキュメント権限を設定することをさらに含む。いくつかの実施例では、サービスデータの処理流れは1つまたは複数のサービスノードを含み、サービスノードは対応する処理人員を有し、サービスデータのサービスノードにドキュメント権限を設定することができ、処理人員のドキュメント権限は、例えば閲覧権限、編集権限であってもよく、ドキュメント権限に基づいて処理人員のサービスデータ中のオンラインドキュメントの権限を決定して権限管理を実現する。いくつかの実施例では、サービスノードにおけるオンラインドキュメントの閲覧権限、編集権限を設定し、どのノードがオンラインドキュメントを閲覧または編集するかを決定する。
【0122】
本開示のいくつかの実施例では、第1操作イベントに応答して、サービスデータを作成する前に、サービスデータのサービスデータテンプレートを作成することをさらに含み、前記サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有し、前記サービスデータは前記サービスデータテンプレートに基づいて確立される。いくつかの実施例では、サービスデータのサービスデータテンプレートはフォームモジュールであってもよく、第1アプリケーションのサービスデータを作成するために処理サービスデータテンプレートを予め設計してもよく、図2を参照すると、図2はサービスデータテンプレートを模式的に示す図であり、サービスデータテンプレートにオンラインドキュメント(クラウドドキュメント)を追加するためのコントロールを有し得、例えば選択および追加のために複数のコントロールを提供してもよく、図3を参照すると、図3にテキストコントロール、クラウドドキュメントコントロールが追加され、サービスデータのサービスデータテンプレートは承認手順の管理者によって作成されてもよく、サービスデータテンプレートが作成された後、サービスデータの作成者(申請者)が申請を開始し、サービスデータテンプレートに基づいてサービスデータを作成し、オンラインドキュメントを追加するためのコントロールを介して第1オンラインドキュメントい追加することができる。もちろん、サービスデータテンプレートに、追加コントロールオプションをトリガすることで他のコントロールを追加することができ、他のコントロールを追加した後コントロール名称を入力する。オンラインドキュメントを追加するためのコントロールは、入力ボックスを有し、入力ボックスはオンラインドキュメントを表示するために使用され、入力ボックスにデフォルトの提示テキストを有し(例えば、図3中の「クラウドドキュメントリンクを入力してください」)、提示テキストは編集可能であり、提示テキストには異なる言語をサポートすることができる。いくつかの実施例では、サービスデータは出力可能であり、例えば印刷されてもよく、特定のファイルとして記憶されてもよく、第1承認ドキュメントが出力された後、出力内容にサービスデータに含まれるコントロールおよびコントロール中の内容が表示され、すなわち、オンラインドキュメントを表示するためのコントロールの名称、および第1オンラインドキュメントのドキュメント名称、例えばオンラインドキュメントを追加するためのコントロールの名称「クラウドドキュメント」が出力されると、第1承認ドキュメントを出力した後に、第1オンラインドキュメントのドキュメント名称を出力する。いくつかの実施例では、サービスデータのサービスデータテンプレートを作成した後、サービスデータテンプレートのプレビュー図を表示してもよく、例えば異なるユーザの視角のプレビュー図(図3に示す承認者視角および申請者視角)を表示し、実現効果を見ることができる。
【0123】
本開示のいくつかの実施例では、第1操作イベントに応答して、サービスデータを作成することは以下を含み:サービスデータ作成コントロールのトリガ操作に応答して、サービスデータ作成インタフェースを表示し(サービスデータ作成インタフェースにサービスデータテンプレートを有し得る)、サービスデータ作成インタフェースにオンラインドキュメントを追加するためのコントロールが表示され、オンラインドキュメントを追加するためのコントロールのトリガ操作に応答して、ドキュメント追加インタフェースを表示し、いくつかの実施例では、ドキュメント追加インタフェースに推奨されたオンラインドキュメントが表示され、ドキュメント追加インタフェースに検索ボックスが表示され、検索ボックスにドキュメントタイトルまたはドキュメントアドレスなどの情報を入力してオンラインドキュメントを検索することができ、オンラインドキュメントを検索する際に検索したオンラインドキュメントの関連領域に現在ユーザの該オンラインドキュメントの権限を表示してもよく、検索したオンラインドキュメントに対して選択および追加を実行することができる。ドキュメント追加ページに第1オンラインドキュメントを追加し、第1オンラインドキュメントをサービスデータ作成インタフェースのドキュメント表示領域内に表示してもよく、サービスデータ作成インタフェースに第1操作事項の関連情報を入力し、ドキュメント作成インタフェースの決定コントロールのトリガ操作に応答して、第1操作事項の作成を完了する。いくつかの実施例では、第1オンラインドキュメントの所有者のみが、第1オンラインドキュメントを第1操作事項に追加することができ、例えば、図4に示すように、第1操作事項の作成者が第1オンラインドキュメントの所有者ではない場合、第1操作事項に第1オンラインドキュメントを追加する際に提示情報が送信され、提示情報に第1オンラインドキュメントの所有者が表示され、例えば第1オンラインドキュメントの所有者の通信方法または名刺が表示され、または提示情報にトリガされて第1オンラインドキュメントの所有者に連絡するためのコントロールが表示されてもよく、これにより、第1オンラインドキュメントの所有者に権限を申請することが容易になる。
【0124】
いくつかの実施例では、例えば、図5に示すように、第1アプリケーションの管理者が処理流れを作成し、次に処理流れを設計し、各ノードのドキュメント権限を決定し、フォーム(サービスデータテンプレート)設計によりドキュメントモジュールを挿入し(オンラインドキュメントを追加するためのコントロール)、処理流れ作成が成功した後、申請者が流れ申請を開始し、サービスデータテンプレートに基づいてオンラインドキュメントを記入して追加し、申請が成功した後、サービスノードの関連人員(例えば処理人員)が承認し、承認時にオンラインドキュメントを閲覧および編集することができ、エラーがないことを確認した後、承認が通られ、サービスノードが次のノードに移行する。
【0125】
本開示のいくつかの実施例では、サービスデータテンプレートを作成する時、サービスデータテンプレート中のオンラインドキュメントの保存アドレスを決定し、サービスデータテンプレートに基づいて作成されたサービスデータ中のオンラインドキュメントを前記保存アドレスに保存することをさらに含む。または、サービスデータの作成時、第1オンラインドキュメントの保存アドレスを決定し、前記第1オンラインドキュメントを前記保存アドレスに保存してもよい。いくつかの実施例では、保存コントロールが提供され、保存コントロールによりオンラインドキュメントを保存するかどうかを制御する。オンラインドキュメントを保存すると決定したことに応答して、オンラインドキュメントの保存を決定するためのアドレスのインタフェースを提供し、選択されたアドレスまたは入力されたアドレスをオンラインドキュメントの保存アドレスとして使用する。いくつかの実施例では、オンラインドキュメントの保存アドレス、例えば、第1オンラインドキュメントの保存アドレスは、ドキュメント保管センターのノードであり、選択されたオンラインドキュメント保管センター(wikiと略称する)ノードを保存アドレスとし、オンラインドキュメント(例えば第1ドキュメント)の所有者をwiki責任者に与えるかどうかを選択するためのオプションを提供する。
【0126】
本開示のいくつかの実施例では、処理流れの現在サービスノードの処理人員の第1アプリケーションのサービスデータのトリガ操作に応答して、第1アプリケーションのサービスデータを閲覧し、前記処理人員のアプリケーションのサービスデータの処理操作に応答して、処理操作に従って対応するサービスデータを実行することをさらに含む。現在サービスノードの処理人員はサービスデータを閲覧することができ、第1オンラインドキュメントを閲覧または編集する権限を有する場合、第1オンラインドキュメントを閲覧または編集することができ、処理人員はサービスデータを処理することができ、例えば第1アプリケーションのサービスデータを同意して処理流れを次のサービスノードに移行させるか、または該サービスデータを拒否して該処理流れを終了することができる。
【0127】
本開示のいくつかの実施例では、ターゲット通信ソフトウェアのコントロール(例えばアプレット)に、第1アプリケーションのサービスデータを作成する。いくつかの実施例では、第1アプリケーションはターゲット通信ソフトウェアと関連付けられ、第1アプリケーションはターゲット通信ソフトウェア中のアカウントと互いに関連付けられ、ターゲット通信ソフトウェアのコントロールにより本開示の実施例の方法を実行することができ、例えばサービスデータおよびトリガサービスデータの処理流れを作成する。
【0128】
本開示のいくつかの実施例では、前記処理流れのサービスノードの処理人員のターゲット通信ソフトウェアのコントロールに前記サービスデータを表示することをさらに含む。いくつかの実施例では、方法の実行者は承認手順などの第1アプリケーションであってもよく、第1アプリケーションはターゲット通信ソフトウェアと通信可能に関連付けられ、ターゲット通信ソフトウェアは、例えばリアルタイム通信ソフトウェアであってもよく、第1アプリケーションはターゲット通信ソフトウェアのユーザアカウントと関連付けられ、アカウントを介してマッチング通信を実行し、2つのソフトウェアシステム間の統合を実現し、アカウントを使用してマッチングすることにより、第1アプリケーションとターゲットソフトウェアの通信を実現し、ターゲット通信ソフトウェア中のノードの処理人員はターゲット通信ソフトウェアによりサービスデータおよび第1オンラインドキュメントに対して処理およびアクセスを実行し、コメント権限を有する場合第1オンラインドキュメントをコメントし、閲覧権限を有する場合第1オンラインドキュメントを閲覧し、編集権限を有する場合第1オンラインドキュメントを編集し、処理人員によるターゲット通信ソフトウェアでのサービスデータおよび第1オンラインドキュメントに対する操作は、第1アプリケーションに同期される。
【0129】
いくつかの実施例では、前記サービスノードに関連する人員は、前記第1アプリケーションのターゲット権限を有さないターゲット人員を含み、前記方法は、前記ターゲット人員の前記ターゲット通信ソフトウェアに表示された第1オンラインドキュメントの操作に応答して、前記サービスデータを処理することを含む。いくつかの実施例では、ターゲット権限は第1アプリケーションのアクセス権限であってもよく、ユーザが第1アプリケーションのアクセス権限または材料提出権限を有していない場合、ユーザに第1アプリケーションのアクセス権限を開放することなく、サービスデータの処理を容易にすることができ、ターゲット通信ソフトウェアにより、第1ドキュメントのコメント、編集などの権限拡張能力を利用して、第1アプリケーションの外部ユーザがサービスデータの処理または材料提出仕事を完了することができる。例えば、表示サービスデータのコントロールはターゲット通信プログラムのアプレットに埋め込まれ、例えばターゲット通信ソフトウェアの承認コンポーネント、報告コンポーネント、タスクとキーノードコンポーネントまたは他のコンポーネントに埋め込まれてもよく、コンポーネントによりサービスデータおよび第1オンラインドキュメントを閲覧、処理することができ、ドキュメントを使用して情報を担持しようとするサービスシナリオにおいて該技術的解決策を適用することができる。図6は第1アプリケーションの表示インタフェースを概略的に示す図であり、サービスデータリストが表示され、サービスデータリストにおいて選択されたサービスデータが詳細に表示される。
【0130】
本開示のいくつかの実施例では、第1操作事項の関連人員(作成者、処理者など)のターゲット通信ソフトウェアにサービスデータのエントリ識別子(サービスデータリスト中の項目)が表示される場合、エントリ識別子がトリガされた後に、サービスデータの内容が表示され、エントリ識別子にサービスデータ中の第1オンラインドキュメントの名称が表示される。図7に示すように、サービス処理流れサービスノードの関連情報、例えばサービスノードの関連人員とサービスデータ処理状態が表示されてもよい。
【0131】
本開示のいくつかの実施例では、前記サービスデータの表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを表示するためのドキュメント表示領域を有し、前記ドキュメント表示領域、前記ドキュメント表示領域の寸法および/または位置は調整可能である。本開示のいくつかの実施例では、サービスデータを表示するコントロールにインラインフレームを設定し、インラインフレームをドキュメント表示領域として第1オンラインドキュメントを表示し、インラインフレームはiframeフレームであってもよく、例えばターゲット通信ソフトウェアのアプレットにサービスデータを表示する場合、アプレットにインラインフレームをロードし、インラインフレームに第1オンラインドキュメントを表示してもよい。第1オンラインドキュメントを表示するドキュメント表示領域の寸法は調整可能であり、ドキュメント表示領域の長さと幅を調整可能であり、ドキュメント表示領域の表示位置を自由に移動させることにより、ユーザの使用体験を向上させることができる。
【0132】
いくつかの実施例では、以下の方式を通じてドキュメント表示領域の長さ寸法の調整を実現し、ここで、長さ寸法はドキュメント表示領域の表示長さであり、表示長さは表示インタフェースの縦方向寸法であってもよい。サービスデータを表示するコントロールにおいて、表示コンテナが設定され、表示コンテナはViewオブジェクトであってもよく、表示コンテナは初期長さと最大長さを有し、インラインフレームは表示コンテナに設定され、表示コンテナのエッジをドラッグすることでドキュメント表示領域の長さ寸法を変更し、表示コンテナをドラッグ操作対象として機能し、表示コンテナは第1操作事項の表示領域に設定されてもよく、表示コンテナが他の要素によって遮断されないように、第1操作事項の表示領域中のスクリーンz軸方向(z軸方向がスクリーンに垂直であり、スクリーン外側に向く)の高さが第1操作事項の表示領域中の他の要素よりも高く、また、表示コンテナが確実に操作されるのを保証するために、表示コンテナの長さ寸法が最小プリセット値以上である。
【0133】
本開示のいくつかの実施例では、ドキュメント表示領域に関連する操作要素を有し、操作要素は、例えば前記の表示コンテナであり、操作要素をトリガすることで第1モードに入り、第1モードに入った後、ドラッグまたはプリセットされた方式によりドキュメント表示領域の寸法を調整することができる。いくつかの実施例では、操作要素がトリガされた後に、現在の第1高さ位置(例えばマウスまたは指の位置)を記録し、現在の第1高さ位置はドキュメント表示領域の長さ方向上の位置であってもよく、第1モードにおいて、ドラッグまたはスライドなどのプリセット操作によって、プリセット操作終了時の第2高さ位置(例えばドキュメント表示領域の長さ方向上の高さ位置)を取得し、第1高さ位置および第2高さ位置から高さ差を算出し、高さ差およびプリセット操作前のドキュメント表示領域の寸法に基づいて、ドキュメント表示領域の寸法を調整し、調整後のドキュメント表示領域の寸法を取得して表示する。いくつかの実施例では、ドキュメント表示領域の寸法範囲が予め設定され、調整後のドキュメント表示領域の寸法が寸法範囲の最大値よりも大きい場合、ドキュメント表示領域の寸法を寸法範囲の最大値に設定し、調整後のドキュメント表示領域の寸法が寸法範囲の最小値よりも小さい場合、ドキュメント表示領域の寸法を寸法範囲の最小値に設定する。以下、1つの具体的な実施例を列挙すると、操作要素をクリックして開始イベントをトリガし、このときドラッグモードに入り、このときのドキュメント表示領域の長さ方向上の(マウスまたは指)の高さ位置を記録し、ドラッグモードでマウスを長押し、またはスクリーン(タッチスクリーンを使用する場合)を長押してドラッグまたはスライドして移動調整イベントをトリガし、各移動調整イベントで取得されたマウス(または指)位置に基づいて、取得された高さ位置とドラッグモードに入ったときに記録された高さ位置との差(負の値がある)を算出し、次に、現在のドキュメント表示領域の寸法に基づいて算出した新しい寸法に増加させ、得られた新しい寸法の閾値チェックを行い、閾値を超える場合閾値エッジ(すなわち最大値または最小値)で停止させ、次にドキュメント表示領域の寸法を設定し、最後にマウス(または指)を離し、今回ドラッグモードで最後に設定された寸法を記録し、最後に設定された寸法に基づいてドキュメント表示領域の寸法を調整した後にドラッグモードを閉じる。
【0134】
本開示のいくつかの実施例では、図8(a)を参照すると、ドキュメント表示領域に第1辺および第2辺を有し、第1辺および第2辺は、サービスデータを表示する表示インタフェースの縦方向上のドキュメント表示領域の辺であり、ドキュメント表示領域の選択操作に応答して、選択操作はマウスなどの制御識別子をドキュメント表示領域にホバーさせ、ドキュメント表示領域を選択した後、例えば、図8(b)のようにドキュメント表示領域の表示様式を変更し、ドキュメント表示領域が選択された後に実行された第1プリセット操作に応答して、ドキュメント表示領域の第1辺を表示インタフェースの位置に固定し、表示インタフェースにおける第2辺の位置を変更し、例えば第1プリセット操作は、マウスを上方向に転がる操作であってもよく、第1辺は表示インタフェースの縦方向上のドキュメント表示領域の上縁であってもよく、第2辺は表示インタフェースの縦方向上のドキュメント表示領域の下縁であってもよく、ドキュメント表示領域が選択された後にマウスのピボットを回転させることで上縁位置を固定し、下縁位置を変更し、これによりドキュメント表示領域の大きさを変更することができ、例えば、図8(c)のように、例えば第1方向にマウスピボットを回転させる手段によりドキュメント表示領域を素早く折り畳み、第2方向にマウスピボットを回転させる手段によりドキュメント表示領域を素早く伸張させることができる。本開示のいくつかの実施例では、ドキュメント表示領域の第1辺および第2辺間の間隔距離がプリセット距離よりも大きく、第2プリセット操作が実行されると、第1辺を表示インタフェースの位置に固定し、第2辺と第1辺間の距離を減少させ、例えば、第1辺はドキュメント表示領域の上縁であり、第2辺はドキュメント表示領域の下縁であり、第1辺と第2辺間の間隔距離が大きい場合、ユーザが第1操作事項を閲覧する際に支障をきたすため、第2プリセット操作を実行し(例えば上方向にマウスピボットを転がる)、第1辺を固定し、第2辺の位置を変更させて第1辺と第2辺間の間隔距離を減少し、第1オンラインドキュメントを素早く折り畳むという技術的効果を実現し、ドキュメント表示領域が長すぎることに起因するユーザが他の情報を閲覧する際に支障をきたすという問題を解決し、すなわち、ドキュメント表示領域がデフォルト高さ以上である場合、上方向転がるときドキュメント表示領域の先頭(第1辺)を固定し、第1オンラインドキュメントを素早く折り畳み、いくつかの実施例では、ドキュメント表示領域の第1辺と第2辺間の間隔距離はプリセット最小値以上である必要があり、両者間の間隔距離がプリセット最小値に達した場合、縦方向上のドキュメント表示領域の寸法を縮小し続けることができない。いくつかの実施例では、例えば、図8(c)のように、ドキュメント表示領域に折畳コントロールが表示され、折畳コントロールがトリガされた後に、ドキュメント表示領域が折りたたまれ、例えばドキュメント表示領域を表示せず、このとき、第1オンラインドキュメントの識別子のみを表示し、ドキュメント表示領域が折りたたまれた後、例えば、図8(d)のように、展開識別子を表示し、展開識別子がトリガされた後に、ドキュメント表示領域を表示してもよい。
【0135】
本開示のいくつかの実施例では、ドキュメント表示領域が選択された後、制御識別子(例えばマウス)がドキュメント表示領域の第1辺または第2辺のエッジに移動すると、制御識別子の様式が変更され、制御識別子の様式が変更されると、該制御識別子は前記第1辺または第2辺の位置を変更するために使用され、それにより、ドキュメント表示領域の寸法を変更する。
【0136】
本開示のいくつかの実施例では、サービスデータの表示インタフェースにおいて、第1オンラインドキュメントのドキュメント表示領域のデフォルト寸法は第1オンラインドキュメントの内容量によって決定され、第1オンラインドキュメントの内容量が内容量閾値よりも大きい場合、第1プリセット寸法を採用し、第1オンラインドキュメントの内容量が内容量閾値以下である場合、第2プリセット寸法を採用し、第1プリセット寸法が第2プリセット寸法よりも大きい。ドキュメント表示領域はサービスデータの表示インタフェースにおけるサービスデータのタイトルの下の領域に配置されてもよい。
【0137】
本開示のいくつかの実施例では、制御の円滑性を確保し、性能要件を満たすために、ドキュメント表示領域の寸法調整頻度を制限してもよく、単位時間あたりのドキュメント表示領域の寸法調整頻度をプリセット頻度以下に制限し、例えば1秒あたりの寸法リセット頻度を頻度閾値として制御し、頻度が頻度閾値を超える場合に表示インタフェースをリフレッシュするかどうかを決定し、例えばドキュメント表示領域の寸法調整頻度が頻度閾値を超えた場合、表示インタフェースをリフレッシュせず、性能要件を低減し、これにより、ドキュメント表示領域の寸法を数回調整する場合、ドキュメント表示領域が調整された後の持続時間がプリセット持続時間に達し、かつドキュメント表示領域の寸法調整操作が検出されない場合に表示インタフェースをリフレッシュすることができ、計算電力を節約することができる。
【0138】
本開示のいくつかの実施例では、例えば、図9(a)のように、サービスデータを表示する際に、サービスデータ中の第1オンラインドキュメントが位置する領域がトリガされた後に、例えば、図9(b)のように、第1オンラインドキュメントを全画面表示する。これにより、モバイル装置の閲覧ニーズに応えることができる。第1オンラインドキュメントを全画面表示する際に、第1オンラインドキュメントの全画面表示を終了してもよく、終了後もサービスデータを表示し続ける。
【0139】
いくつかの実施例では、サービスデータの作成者は第1オンラインドキュメントの所有者であり、作成者は第1オンラインドキュメントに権限を開放する必要があり、他のユーザは閲覧、編集などの権限を有し得、異なるユーザの処理問題を解決する。いくつかの実施例では、処理流れのノードの処理人員を第1オンラインドキュメントの連携者として追加し、該ノードに必要なまたは予め設定されたドキュメント権限を付与する。いくつかの別の実施例では、第1オンラインドキュメントのリンク共有機能を開き、第1オンラインドキュメントの共有リンクを取得したユーザがプリセット権限(例えば閲覧権限または編集権限)を有するように設定し、共有リンクにパスワードを設定してもよい。これにより、サービスデータに第1オンラインドキュメントの共有リンクを追加することにより、他のユーザがサービスデータ中の第1オンラインドキュメントのリンクを開く際にプリセット権限を取得することができる。
【0140】
本開示のいくつかの実施例では、前記サービスデータの作成者は前記第1オンラインドキュメントの所有者であり、前記サービスデータの処理流れがトリガされた後、前記第1オンラインドキュメントの所有権は前記サービスデータの作成者から第1アプリケーションに転移され、作成者の第1オンラインドキュメントの閲覧権限を保持するが第1オンラインドキュメントの編集権限を保持しなく、サービスデータの処理流れをトリガする際に、処理流れの非現在サービスノードの処理人員の権限はすべて閲覧可能であるが、編集できなく、現在サービスノードのみが編集権限を有し(編集権限の有無は、該ノードの処理人員に編集権限を開放するかどうかに依存する)、前記サービスデータの処理流れが終了した後、前記第1オンラインドキュメントの所有権は前記サービスデータの作成者に戻される。
【0141】
いくつかの実施例では、サービスデータが開始された後、サービスデータの作成者が第1オンラインドキュメントの所有者(すなわち所有権を有する人)でない場合、第1オンラインドキュメントをサービスデータに追加できず、第1オンラインドキュメントの所有者が作成者である場合のみ、第1オンラインドキュメントをサービスデータに追加する。処理流れの開始がトリガされた後、第1オンラインドキュメントの所有権が第1アプリケーションに転移され、これにより、第1アプリケーションは他のノードの処理人員に第1オンラインドキュメントの権限を割り当て、サービスデータの処理流れが終了した後、所有権を作成者に戻す。
【0142】
いくつかの実施例では、サービスデータの処理流れ実行期間、予め設定に従って、サービスノード処理人員の権限(閲覧権限または編集権限、編集権限は閲覧権限を含む)を開放し、デフォルトで処理人員に閲覧権限および編集権限を開放する、または、編集権限のみを所定の処理人員に開放する。また、現在ノードの処理人員に閲覧権限を開放しない場合、現在ノードの処理人員は第1オンラインドキュメントを閲覧することができない。
【0143】
いくつかの実施例では、サービスデータの処理流れが終了した後、ノード処理人員の第1オンラインドキュメントの編集権限を撤回し、ノード処理人員の第1オンラインドキュメントの権限は閲覧権限であってもよい。
【0144】
本開示のいくつかの実施例では、前記処理流れの実行過程中、前記第1オンラインドキュメントの編集権限を前記処理流れの現在サービスノードにおける編集権限を有する処理人員にのみ開放し、前記処理流れが終了した後、前記サービスノードの処理人員に割り当てられた前記ドキュメント権限を撤回する。
【0145】
いくつかの実施例では、作成者がサービスデータの処理流れを撤回すると、第1オンラインドキュメントの所有権を第1アプリケーションからサービスデータの作成者に戻し、全てのサービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限(閲覧権限および編集権限)を取り戻し、すなわち、サービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を、サービスデータを作成する前の状態に戻す。
【0146】
本開示のいくつかの実施例では、現在サービスノードの処理人員がサービスデータを却下した後、現在サービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を取り戻し、ドキュメント所有権をサービスデータの作成者に戻す。
【0147】
本開示のいくつかの実施例では、現在サービスノードの処理人員がサービスデータの処理タスクを別の処理人員に転送すると、現在サービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を前記別の処理人員に適用し、例えば現在サービスノードの処理人員が閲覧権限を有する場合、前記別の処理人員にも閲覧権限が付与され、現在サービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持する。
【0148】
本開示のいくつかの実施例では、現在サービスノードの処理人員が1つのサービスノードを追加した後、現在サービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を追加されたサービスノードの処理人員に適用し、現在サービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持し、現在サービスノードの処理人員が第1オンラインドキュメントの閲覧権限を有する場合、追加されたサービスノードの処理人員も閲覧権限を有する。
【0149】
本開示のいくつかの実施例では、処理流れ中のサービスノードが削除された後、削除されたノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を取り戻し、削除されたサービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限をサービスデータ作成前の状態に戻す。
【0150】
本開示のいくつかの実施例では、現在サービスノードの処理人員が処理流れを前のノードにロールバックしたとき、現在サービスノードの処理人員の第1オンラインドキュメントの権限を前のノードの処理人員に適用し、例えば現在サービスノードの処理人員が閲覧権限を有する場合、前のノードの処理人員も閲覧権限を有し、いくつかの実施例では、サービスノードがサービスデータの作成者にロールバックされた場合、作成者に第1オンラインドキュメントの編集権限を開放する必要がある。
【0151】
いくつかの実施例では、サービスデータがコピーまたは共有された後、コピーまたは共有のユーザはサービスデータ中の第1オンラインドキュメントの閲覧権限のみを有し、編集権限を有さない。
【0152】
本開示のいくつかの実施例では、サービスデータの処理流れの実行過程中、第1処理人員は少なくとも2つのサービスノードの処理人員であり、第1処理人員が担当サービスノードで前記サービスデータを処理した後、第1処理人員の担当サービスノードに未処理サービスノードが存在する場合、第1オンラインドキュメントの内容が変更され、前記未処理サービスノードで、前記第1処理人員は前記サービスデータを再度処理する。例えば、サービスノードが3つあり、処理人員Aが1番目と3番目のノードを担当し、現在処理流れが2番目のサービスノードまで進み、このとき第1オンラインドキュメントの内容が変更された場合、3番目のサービスノードで処理人員Aがサービスデータを処理する必要があり、処理人員Aが1番目のサービスノードでサービスデータを処理したため、3番目サービスノードでサービスデータを処理しないことが回避される。
【0153】
本開示のいくつかの実施例では、サービスデータと第1オンラインドキュメントを組み合わせることで、通信効率を高め、第1オンラインドキュメントのドキュメント表示領域の高さ調整および自由ドラッグ・ドロップをサポートし、第1オンラインドキュメントの全画面表示や全画面表示の折畳が可能である。
【0154】
公文書、制度などのドキュメント類承認、およびサプライヤー/商品資格、契約などの付属品類承認などの、企業の複雑な情報決定の承認シナリオにおいて、本開示のいくつかの解決策により、承認とオンラインドキュメントを深く統合し、底層に承認などのアプリケーションとオンラインドキュメントのアカウント、権限、情報通知などの分野を開放し、フロントエンドは、iframeなどを介してオンラインドキュメントコンポーネントに埋め込まれ、承認者が表示ウィンドウサイズを自由にドラッグすることができるようにサポートし、最終的にオンラインドキュメントと組み合わせて承認を行う最適化体験を実現する。
【0155】
底層に承認などのアプリケーションとオンラインドキュメントのアカウント、権限、情報通知などの分野を開放することは、アプリケーションのサービス処理ロジックに基づいて、オンラインドキュメント(オンラインドキュメント、または連携ドキュメントとも呼ばれる)の権限、および情報通知を処理することができ、例えば、プリセットされたサービスノード処理人員、または人員役割に対して、プリセットされたオンラインドキュメント権限を開放し、または、オンラインドキュメントの内容が変更された場合、例えばコメント内容が変更された場合、アプリケーションのプリセットノードの関連処理人員に通知メッセージを送信し、関連人員はオンラインドキュメント内容の変更状況をリアルタイムで了解し、通知はアプリケーションのサービスノード人員に関連するため、両者の融合を強化することができ、メッセージがサービスプログラムのサービス処理人員にタイムリーに到達できることが保証される。
【0156】
本開示のいくつかの実施例では、承認流れ(承認手順とも呼ばれ)にオンラインドキュメントコンポーネントを以下のように追加する:承認管理バックエンドを通じて、オンラインドキュメントコンポーネントを追加し、オンラインドキュメントの名称、表示条件、印刷状況、ファイリング位置などを設定するためのサポートが提供される。
【0157】
いくつかの実施例では、アプレットとオンラインドキュメントの統合を以下のように実現し:アプレットとウェブアプリケーション(例えばオンラインドキュメント)間のアカウント、権限、メッセージ通信の問題を解決することにより、両者の統合と相互運用性を実現することができる。
【0158】
いくつかの実施例では、オンラインドキュメントの表示について、iframeによって、オンラインドキュメントを承認ページに埋め込み、承認者がキュメントウィンドウサイズを自由にドラッグドすることができ、ワンキーで折り畳み、ワンキーで全画面表示などの操作をサポートする。
【0159】
いくつかの実施例では、承認などのアプリケーションの現在テナントと外部テナント間のコラボレーションを実現することが可能であり、テナントはグループ識別子または組織識別子として理解でき、一般に、異なる企業は異なるテナントと理解することができる。オンラインドキュメントを通じて外部編集権限を開放する方法によって、テナント間の内容承認という問題を解決することができる。
【0160】
いくつかの実施例では、承認者のオンラインドキュメントの操作権限について、承認管理バックエンドを使用して、各承認者、または承認役割のオンラインドキュメントの権限、例えば編集権限、閲覧権限、共有権限などの設定をサポートすることができる。
【0161】
いくつかの実施例では、オンラインドキュメント所有者転移について、アプリケーションとオンラインドキュメントの関連を確立し、アプリケーションがプリセットサービスノードまで進み、またはプリセットサービス処理状態に到達した後、オンラインドキュメントの所有者を前記アプリケーション、または前記アプリケーション中の該オンラインドキュメントに関連するサービス処理人員に変更し、後続の権限変更を容易にする。例えば、承認シナリオでは、承認を提出した後、ドキュメント所有者転送インタフェースを呼び出して、ドキュメント所有者を開始者からアプリケーションに転送し、後続アプリケーションのドキュメント権限変更を容易にする。
【0162】
いくつかの実施例では、オンラインドキュメント権限処理について、承認シナリオでは、承認同意/拒否、転送、署名の追加/削減、返送、コピー、共有などの承認処理とともに、ドキュメント「連携者権限を更新」インタフェースを呼び出し、オンラインドキュメント権限を変更する。
【0163】
いくつかの実施例では、ドキュメント内容の変更に基づいて、アプリケーションの繰り返しの処理人員に対して重複除去処理を行い、同一人員が同じドキュメント内容を繰り返して処理することを回避する。例えば、承認シナリオでは、承認とドキュメント内容の変更処理について、同一承認者が承認流れに繰り返し現れる場合、ドキュメント内容の変更があれば、再承認が必要であり、そうでなければ、自動的にスキップされ、すなわち、ドキュメント内容に変更がなければ、現在承認ノードの承認者は該承認流れにおいて以前に該ドキュメント内容を承認したことがあれば、自動的にスキップすることができる。
【0164】
いくつかの実施例では、ドキュメント内容の書き込みについて、アプリケーションのサービスデータとドキュメントの関連関係により、サービスデータ、またはサービスデータに関連する処理ノードリンクをドキュメントに埋め込み、または上記サービスデータまたは処理ノードリンクに基づいて新しいドキュメントを生成する。例えば、承認シナリオでは、承認ビルとドキュメントの関連関係を通じて、承認リンクをドキュメントに書き込み、承認詳細情報を閲覧するためにドキュメント内の承認手順にワンキーで戻ることをサポートする。
【0165】
いくつかの実施例では、承認管理バックエンドで「クラウドオフィス」カテゴリを追加し、「オンラインドキュメント」コントロールを追加し、コントロール名称、提示テキスト、権限設定エントリなどを設定することができる。
【0166】
いくつかの実施例では、自動ファイリングをサポートすることができ、承認後、オンラインドキュメントをファイリングするかどうかを選択することをサポートし、ファイリングする場合、wikiを開放し、ファイリングされる特定のwikiノードを選択し、オンラインドキュメント所有者をwiki責任者に転移するかどうかを選択することができる。
【0167】
オンラインドキュメントに関連する前記アプリケーションのアカウント(例えば、承認手順とオンラインドキュメントがIDを共有し、または両者のIDが相関関係があるなど)をidとしてマッチングして通信し、権限などの能力、例えばコメント通知、ドキュメント閲覧、編集の能力を開放し、2つの応用の統合を実現し、元の提出者が相手の承認手順にアクセス権限を有さなく、材料を提出できず、ドキュメントの権限拡張能力により、外部ユーザが材料提出仕事を完了することができる。
【0168】
応用シナリオ:オンラインドキュメントコンポーネントは任意のアプレット、例えばアプレット承認、報告、OKR(ターゲットキー結果管理)および任意のアプレットに埋め込まれてもよい。
【0169】
ドキュメントによる情報担持を必要とするサービスシナリオで、該技術的解決策を使用することができる。
【0170】
iframeによりwebオンラインドキュメントとアプレット承認アプリケーションを統合して表示することができる。
【0171】
フロントエンドを通じてオンラインドキュメントコンポーネントの高さを適合させ、ドキュメントウィンドウの自由ドラッグをサポートし、承認閲覧の最適化体験を実現する。
【0172】
ドキュメントウィンドウの高さを自由にドラッグすることは以下のように実現され:
レイアウト:アプレットではViewをコンテナとし、コンテナは初期高さおよび最大高さを有し、ドキュメントのiframeコンポーネントをViewコンテナ内に配置し、1つのViewをドラッグ操作要素として追加し、操作要素はコンテナ要素の底部に配置され、コンテナ内の他の要素よりも高く、クリックできるように一点の高さを有する。
【0173】
相互作用:操作要素をクリックしてタッチ開始(touchstart)イベントをトリガし、このときドラッグモードに入り、このときの(マウスまたは指)の高さ位置を記録し、ドラッグモードでマウスを長押し、またはスクリーン(タッチスクリーンを使用する場合)を長押してドラッグまたはスライドしてタッチ移動(touchmove)イベントをトリガし、各touchmoveイベントで取得されたマウス(または指)位置から、取得した位置高さとドラッグモードで記録した高さの差(負の値がある)を算出し、次に現在のコンテナ高さに基づいて高さ差を加算して新しい高さ値を得、得られた新しい高さに対して安全閾値チェックを行い、閾値を超える場合閾値エッジ(すなわち最大値または最小値)に停止させ、その後コンテナの新しい高さを設定し、最後にマウス(または指)を離して(タッチ終了touchend)イベントで今回ドラッグモードにおける最後の高さを設定し、コンテナ高さを記録した後ドラッグモードを閉じる。
【0174】
インターセプト:円滑性および性能のバランス位置を自由に制御するために、高さ設定頻度をインターセプトすることで、毎秒の高さ再設定頻度および閾値を超えた場合インタフェースをリフレッシュするかどうかを制御し、頻度の実際の実装はtouchmoveイベントトリガ頻度と0次/秒間の無段階制御を実現することができるが、実際の製品はある固定値に制限され、具体的な値は、実際の製品の要件に基づいて、円滑性体験およびソフトウェア性能を考慮する必要がある。
【0175】
モバイル端末適応のサポートは、オンラインドキュメントコンポーネントをクリックすると、全画面表示して閲覧することができる。
【0176】
オンラインドキュメント権限の処理について、いくつかの実施例では、承認シナリオで、承認開始者(例えばドキュメント所有者)はオンラインドキュメントに外部編集権限を開放することで、外部テナントの内容供給人員がドキュメント編集権限を有し得、これにより、テナント間内容承認のシナリオを解決することができる。
【0177】
方式1:外部連携人員をドキュメント連携者として追加し、編集権限を付与する。
【0178】
方式2:リンク共有を有効にし、「インターネットでリンクを取得した人が編集可能」に設定し、パスワードを追加する。
【0179】
承認流れにおいて、各承認者にドキュメントの「閲覧」、「編集」などの権限を付与し、ドキュメント権限の変更について、以下のように例示的に説明し:
権限撤回:開始者が承認を提出した後、ドキュメント所有者が承認アプリケーションに転移され、承認アプリケーションが該ドキュメント連携者の編集権限を撤回し、閲覧権限を撤回せず、他の人が閲覧しかできない。
【0180】
権限開放:開始者に戻され、ドキュメント所有者は承認手順のままであるが、編集権限は提出から承認までの間に元の編集者または所有者に開放される。
【0181】
権限付与:承認過程中、バックエンド設定に従って、応承認流れの承認者の閲覧および編集権限を開放し(バックエンドで具体的な承認者の閲覧/編集権限が設定される)、デフォルトで「閲覧」と「編集」を開放し、編集権限は承認者のみに開放される。
【0182】
ここで、「閲覧」権限が有効でない場合、現在ノード担当者は「オンラインドキュメントコントロール」に表示されない。
【0183】
権限撤回:承認終了後、該ノード承認者の「編集」権限を撤回し、閲覧しかできない。
【0184】
開始者操作の権限処理について、承認要求を撤回したとき、ドキュメント所有者をアプリケーションから開始者に戻す。全ての承認者のドキュメント連携権限を撤回する。
【0185】
承認者操作の権限処理について:
承認拒否の場合:現在承認者が編集/閲覧権限を含むドキュメント権限を撤回し、すなわち、連携者を削除するとみなされる。同時にドキュメント所有者をアプリケーションから開始者に戻す。
【0186】
承認事項を他人に転送して承認する場合:現在承認者のドキュメント権限を被転送者に適用する。現在承認者がドキュメントの閲覧権限を有する場合、被転送者にドキュメントの閲覧権限を付与する。同時に、承認者の元の権限を保持する。
【0187】
署名追加の場合、すなわち、他の承認者を追加する場合:現在承認者のドキュメント権限を署名被追加人に付与する。現在承認者がドキュメントの閲覧権限を有する場合、署名被追加人にドキュメントの閲覧権限を付与する。同時に、承認者の元の権限を保持する。署名削減の場合、すなわち、承認者を減少する場合:署名被削減人のドキュメント権限を撤回する。
【0188】
ロールバックの場合、すなわち、承認ノードを前の承認ノードにロールバックする場合:ロールバック人に現在承認ノードで設定されたドキュメント権限を開放し、開始者にロールバックする場合、開始者に編集権限を開放する必要がある。
【0189】
コピーや共有の場合、すなわち、承認事項を他人にコピーしたり、または他人に共有したりする場合、被コピー者または被共有者にプリセット権限、例えばドキュメント閲覧権限のみを開放する。
【0190】
承認者自動重複排除を実現することもでき:同一承認者が異なるノードでそれぞれ承認する必要のあるシナリオでは、承認者が承認した後、ドキュメント内容が変更された場合、次の承認ノードで再度承認する必要がある。例えば、ドキュメントバージョン変更インタフェースを呼び出し、またはドキュメントバージョン情報を取得することにより、ドキュメントバージョンのプリセット変更があるかどうかを判定し、プリセット変更がある場合、対応の承認者の承認を取得し、またはプリセット変更がない場合、あるノードの承認者が現在バージョン対応情報を見た場合、該承認者をスキップして重複承認を回避する。ドキュメント内容が変更された後、承認者は変更後のドキュメントに基づいて処理する。
【0191】
承認流れ状態を切り替えるとき、クラウドドキュメントの編集権限を自動的に調整し、例えば承認中、編集権限を閉じ、承認が通らなかった場合権限を再開し、承認後権限を閉じて自動ファイリングを実行する。オンラインドキュメント承認について、承認過程中デフォルトでオンラインドキュメントコメント機能を開放し、より良好な承認連携効率を実現する。また、承認概要情報はドキュメント変更記録情報をさらに含み、承認ビル詳細のオンラインドキュメントのバージョン記録では変更を閲覧し、承認者は現在最新のドキュメント内容を承認することになる。
【0192】
以上、承認を例にして、サービスロジックとサービスプロセスに伴ってドキュメント権限が変更することを例示的に説明した。アプリケーションとオンラインドキュメントが関連付けられた場合、アプリケーションのサービス処理ロジック、サービス処理プロセスに基づいて、オンラインドキュメントの権限を関連処理し、例えばプリセットサービスノードまで進みとき、該ノードに関連する人員のドキュメント権限を変更し、また、例えば、プリセットサービスノード処理が終了した後、予め設定された人員のドキュメント権限を撤回する。
【0193】
図10に示すように、本開示の実施例は情報処理装置をさらに提供し、この装置は、
第1操作イベントに応答して、第1処理事項を作成し、前記第1処理事項に第1オンラインドキュメントを有するための作成ユニットと、
第2操作イベントに応答して、前記第1処理事項の処理流れをトリガするための制御ユニットと、を備える。
【0194】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、流れ作成操作に応答して、前記処理流れのサービス処理ノードおよび前記サービス処理ノードの処理人員のドキュメント権限を設定するための設定ユニットをさらに備える。
【0195】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、第1操作イベントに応答して、第1処理事項を作成する前に、処理事項の事項テンプレートを作成するためのテンプレート作成ユニットをさらに備え、前記事項テンプレートに、オンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有し、
前記第1処理事項は前記事項テンプレートに基づいて確立される。
【0196】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、制御ユニットは、さらに、前記処理流れのノードの処理人員のターゲット通信ソフトウェアのコントロールに前記第1処理事項を表示するために使用される。
【0197】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、前記第1処理事項の表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを表示するためのドキュメント表示領域を有し、前記ドキュメント表示領域、前記ドキュメント表示領域の寸法および/または位置は調整可能である。
【0198】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、前記第1処理事項の作成者は前記第1オンラインドキュメントの所有者であり、前記第1処理事項の処理流れがトリガされた後、前記第1オンラインドキュメントの所有権は前記第1処理事項の作成者から第1アプリケーションに転移され、前記第1処理事項の処理流れが終了した後、前記第1オンラインドキュメントの所有権は前記第1処理事項の作成者に戻される。
【0199】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、前記処理流れの実行過程中、前記第1オンラインドキュメントの編集権限は前記処理流れの現在サービス処理ノードにおける編集権限を有する処理人員にのみ開放され、前記処理流れが終了した後、前記サービス処理ノードの処理人員に割り当てられた前記ドキュメント権限は撤回される。
【0200】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、この方法は、
第1ファイルの処理要求に対応するプリセット処理ノードの前に、ユーザ操作に応答して、第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定し、前記処理要求の処理が終了した後、前記第1ファイルが前記ターゲット保存アドレスに保存され得る。
【0201】
図11を参照すると、図11は本開示の一実施例が提供する情報処理方法100のフローチャートであり、方法100は、以下を含み:
ステップS120:プリセットされたノードの前に、ユーザ操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定し、
ステップS140:前記の前記第1ファイルに関する処理要求を送信し、前記処理要求が処理され得、ここで、前記ターゲット保存アドレスは、前記処理要求が処理された後、前記第1ファイルを保存するアドレスである。
【0202】
いくつかの実施例では、ユーザによるプリセット識別子の操作に応答して、予め記憶された1級以上のファイル保存ディレクトリを表示し、ユーザは該ファイル保存ディレクトリからターゲットの具体的なディレクトリ位置を選択し、ユーザによって選択されたディレクトリ位置に基づいて第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定することができる。
【0203】
例示的に、前記処理要求は、1つまたは複数のユーザによる第1ファイルの承認要求であってもよい。
【0204】
いくつかの実施例では、前記第1ファイルは、ドキュメント、写真、マルチメディア電子ファイル、プログラムファイルなどを含むが、これらに限定されない。
【0205】
いくつかの実施例では、前記処理要求は、前記第1ファイルまたは該第1ファイルに対応するリンク情報を含み、該処理要求の処理者が該第1ファイルを取得することができ、処理プロセスを速めることができる。
【0206】
なお、プリセットされたノードの前とは処理要求の処理過程の終了前を含み、例えば、処理要求作成時、処理要求送信前、または処理要求の処理過程中を含み得ることに留意されたい。
【0207】
好ましくは、ステップS120は処理要求送信前、例えば処理要求作成時に実行され、これにより、第1ファイルのターゲット保存位置を設定するための追加の操作ステップが不要となり、ファイルの保存効率が向上し、人力を削減することができる。
【0208】
以下、ファイル承認を例にして説明する。図12を参照すると、関連するファイル承認ファイリング流れ(手動ファイリング)は、ファイル承認要求の開始、1つまたは複数の人員によるファイル承認、承認合格の場合のファイル印刷、分類およびファイリングを含む。同様に、電子ファイリング流れの場合、承認流れ終了後、ファイルを電子ファイリングするために特別な操作ステップを必要とし、ファイリング効率が悪く、追加の人力を必要とする。図13を参照すると、本開示の1つまたは複数の実施例によれば、承認を開始する前に、関連人員は、承認されるべきファイルが承認後にあるクラウド記憶空間のあるディレクトリに保存されるべきであることを自ら設定することができる。このようにすれば、承認されるべきファイルの承認が終了した後、システムは事前に定義されたファイリングポリシーに従ってファイルを自動的に保存することができ、特別なファイリング操作を行う必要がなく、ファイルファイリングとファイル承認を同期して実現し、承認およびファイリング効率を向上させ、人力を削減することができる。
【0209】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、プリセットされたノードの前に、ユーザの操作に基づいて前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定することにより、前記第1ファイルの処理要求が処理された後、処理要求の処理過程の終了時、特別なファイル保存操作を通じてファイルを保存する必要がなく、第1ファイルが該ターゲット保存アドレスに自動的に保存され、ファイル保存と処理要求の処理を同期して実現し、ファイル処理効率を向上させることができる。
【0210】
いくつかの実施例では、ステップS120を実行する前に、ユーザの操作に応答して、前記処理要求が処理された後に前記第1ファイルに対してプリセットされた保存を実行するかどうかを決定する。例示的に、ユーザはファイル承認前に、承認後にファイルを保存するかどうかを設定することができ、そうである場合、さらに、第1ファイルのファイリングアドレス、すなわちターゲット保存アドレスを設定することができる。
【0211】
いくつかの実施例では、前記処理要求は、前記ターゲット保存アドレスの指示情報を含む。本実施例では、第1ファイルの処理要求にターゲット保存アドレスの指示情報が含まれるので、処理要求が処理された後、該指示情報に従って第1ファイルが対応するターゲット保存アドレスに保存され得る。
【0212】
いくつかの実施例では、前記第1ファイルがドキュメントである場合、方法100は、さらに以下を含み:
ステップS150:前記処理要求が処理された後、前記ドキュメント内のプリセット位置に前記処理要求に対応する処理情報を表示する。
【0213】
いくつかの実施例では、処理情報は、処理ノード情報、処理人員情報、処理意見情報、処理時間情報を含むが、これらに限定されない。
【0214】
以下、ファイル承認を例にして例示的に説明する。本開示の1つまたは複数の実施例によれば、承認終了後、承認されたドキュメント内のプリセット位置、例えばタイトル下方に、該ドキュメントの承認情報を表示し、承認ノード情報、承認人員情報、承認意見情報、承認時間情報などを含むが、これらに限定されなく、例えば、「承認ノード:部門承認」「承認人員:部門部長張三」「承認意見:同意」「承認時間:2021年1月1日」であってもよく、該ドキュメントの後続使用者がドキュメントを開いて該ドキュメントに関連する承認情報を簡単に閲覧することができる。例示的に、承認終了後、プリセットされたAPI(Application Programming Interface、アプリケーションプログラムインタフェース)によりドキュメント内で該ドキュメントの承認情報を自動的に生成することができる。
【0215】
このように、前記処理要求が処理された後、前記ドキュメント内のプリセット位置に前記処理要求に対応する処理情報を表示することにより、後続の可能なドキュメントまたは対応する処理流れの監査、再検査、例えば企業会計監査、監査などを容易にすることができる。
【0216】
いくつかの実施例では、前記処理情報はリンク情報を含み、前記リンク情報は、ユーザの操作に応答して処理詳細情報を表示するように構成される。このように、ドキュメント内でリンク情報のみを表示することで、ドキュメント自体の内容に過度な影響を与えることなく、ユーザがクリックして該ドキュメントに対応する処理詳細情報を閲覧しやすい。例示的に、前記処理詳細情報は処理ノード情報、処理人員情報、処理意見情報、処理時間情報を含むが、これらに限定されない。
【0217】
いくつかの実施例では、方法100は、ファイル保存ディレクトリを予め記憶するステップS101をさらに含み、ステップS120は、ユーザによる前記ファイル保存ディレクトリの操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定することを含む。
【0218】
例示的に、クラウドサーバのファイル保存ディレクトリを予め作成し、該ファイル保存ディレクトリをクライアントに記憶し、ユーザが該ファイル保存ディレクトリから第1ファイルの該クラウドサーバ中のターゲット保存アドレスを選択してもよく、プリセットされたインタフェースを介して、クライアント中のファイル保存ディレクトリをリアルタイムで、または周期的に更新し、クライアントのファイル保存ディレクトリとクラウドサーバの保存ディレクトリの同期を実現する。
【0219】
以下、クラウドファイル承認を例にして説明する。本開示の1つまたは複数の実施例によれば、クラウドファイルを承認事項のファイルキャリアとして使用し、ユーザが承認を作成するとき、すなわち、クラウドファイルの後続の具体的なクラウド空間ファイリングディレクトリを指定し、承認フォームオプションに対して対応するディレクトリノードを設定し、承認終了後、クラウド空間ファイリングインタフェースを呼び出して承認事項に含まれるクラウドファイルを対応するクラウド空間ディレクトリノードに自動的にファイリングし、効率的かつ迅速な承認ファイルファイリング能力を実現することができる。
【0220】
従来の方法では、承認終了後、承認ファイルをファイリングするかどうかの判断を行い、ファイリングステップを実行する。本開示では、承認過程中のプリセットノード前に、例えば承認開始前、または承認終了前に、承認人員は該承認ファイルをファイリングする必要があるかどうか、どのディレクトリにファイリングするかを自ら設定することができる。クラウド空間でのファイリングであるため、ファイリング可能な内容はテキスト類ファイルに限定されず、テキスト、図表、オーディオ、ビデオなどの様々な形式の電子情報記録を記憶することをサポートすることができる。
【0221】
いくつかの実施例では、承認手順において対応する承認ファイルがファイリングすべきファイルであるかどうかを検証し、そうである場合、例えばファイリング情報を選択しなく、または承認が通らない場合、次の操作、例えば承認ファイルのファイリングを許可しないようにすることが可能である。
【0222】
いくつかの実施例では、クラウドファイル保管センターと承認手順の関連関係を確立することで、自動ファイリングを実現し、例えばクラウドファイル保管センターのディレクトリインタフェースを開放し、承認手順を介して前記ディレクトリインタフェースを呼び出し、承認手順に対応する承認ファイルを指定ディレクトリに格納する。ここで、クラウドファイル保管センターのディレクトリ構造は予め設定されてもよい。
【0223】
いくつかの実施例では、該予め設定されたディレクトリ構造に基づいて、承認手順において該ディレクトリ構造の情報を呼び出し、ユーザは、指定のオンラインドキュメントをどのディレクトリに格納するかを選択することができる。
【0224】
以下の例をより詳細に説明する。
【0225】
ファイリングディレクトリインタフェースについて:
ある方式では、自動ファイリングを実現するには、承認ファイルのファイリングディレクトリインタフェースを予め設定し、該ファイリングインタフェースを介して、承認終了後、関連人員によって指定されたファイリングディレクトリに基づいて自動ファイリングを行うことができる。ファイリングディレクトリインタフェースの設定により、まず標準化されたファイリング情報ディレクトリを形成し、その後、関連するインタフェース技術を通じてファイリングディレクトリ間のシステム情報交換を行うことができる。
【0226】
もちろん、他の実施例では、承認手順において、ディレクトリ情報を新規作成または修正し、新規作成または修正したディレクトリ情報をクラウドファイル保管センターに同期させ、クラウドファイル保管センターのディレクトリ構造を更新してもよく、これにより、ユーザは承認手順においてクラウドファイルディレクトリを柔軟に更新することができる。ユーザが任意のタイミングでクラウドファイルディレクトリを更新することがファイルファイリングの不正につながることを回避するために、プリセットされたチェックルール、またはディレクトリ更新後のプリセットされた承認エントリを設定してもよく、ファイリングディレクトリの新規作成または修正がプリセットされたチェックルールを満たす場合にのみ、そのような新規作成および修正が許可され、または、承認エントリのディレクトリを通じる修正または作成要求のみがクラウドファイル保管センターでファイリングディレクトリを修正または更新することができる。
【0227】
ファイリングディレクトリについて:
ファイリングディレクトリは、ファイルのディレクトリを保存するために使用され、ファイルを保存するためのファイルフォルダであってもよい。ファイリングディレクトリは、企業サービスに基づいて設定された1級、2級、3級などのディレクトリを含む。ファイリングインタフェースは、承認ファイルに対応するファイル識別子(例えばToken(トークン)を含む)、およびターゲット保存アドレスに対応するディレクトリ情報(例えばディレクトリIDを含む)に基づいて、承認ファイルをファイリングディレクトリの指定位置に保存またはマウントすることができる。
【0228】
いくつかの実施例では、ターゲット保存アドレスに対応するディレクトリ情報は承認ファイルまたは承認要求に含まれてもよく、ディレクトリ情報は承認ファイルがファイリングされるべきファイリングディレクトリIDおよびファイリング説明情報を含んでもよい。ディレクトリ情報中のディレクトリおよびファイリング説明情報を識別することでファイリングを実現する。例示的に、ファイリング説明情報はファイリングディレクトリのディレクトリ情報を含んでもよい。
【0229】
通常、最終的に決定されたファイリングディレクトリは、ファイリング正確性を保証するために、ユーザによって確認される必要があるが、もちろん、いくつかの実施例では前記確認は必要でないかもしれない。
【0230】
ファイリングディレクトリデータ構造はツリーのような階層構造であってもよい。
【0231】
一実施例では、サービスノードに関連するサービスデータに基づいて、前記第1オンラインドキュメントを生成してもよく、または前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理してもよい。承認シナリオでは、承認手順中の承認ノード、承認人員、承認進度関連情報中の1つまたは複数に基づいて承認情報(承認関連情報とも呼ばれる)を生成し、前記承認情報はオンラインドキュメントによって搬送され、その後、一緒にクラウドファイル保管センターにファイリングされる場合がある。ここで、オンラインドキュメントを新たに生成してもよく、新たに生成されたオンラインドキュメントに承認情報を書き込み、既存のオンラインドキュメント中のプリセット領域に承認情報を書き込んでもよく、書き込まれた承認情報はプリセットフォーマットに従って表示されてもよく、一方式では、オンラインドキュメントのタイトル下方にプリセットフォーマットに従って前記承認情報を表示し、例えばAPIリンクの方式で前記承認関連情報を表示し、前記APIリンクにより、対応する承認手順にジャンプしたり、承認情報詳細を表示したりすることができる。一実施例では、承認文情報は承認後自動的に生成された情報、または承認の進行に対応する更新後の情報であってもよく、API形式でリンクの形でオンラインドキュメントタイトルに書き込まれ、一緒にファイリングディレクトリに保存されてもよい。承認関連情報は、各項承認部分の名称、操作者、意見内容、承認時間などの情報を含む。ここで、APIインタフェース、ページ情報識別、プリセットフィールド値抽出などによって、承認手順から承認関連情報を取得することができる。
【0232】
したがって、例えば、図14に示すように、本開示の一実施例は情報処理装置400を提供し、この装置は、
プリセットされたノードの前に、ユーザ操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定するための保存アドレス決定ユニット420と、
前記の前記第1ファイルの処理要求を送信し、前記処理要求を処理するための要求送信ユニット440とを備え、ここで、前記ターゲット保存アドレスは、前記処理要求が処理された後の前記第1ファイルの保存アドレスである。
【0233】
いくつかのドキュメント処理シナリオ(例えば、企業承認シナリオ)では、公文書、制度、資格審査、契約などの承認種類は、決定基礎として異なる情報または文書内容に依存することが多い。承認過程では、複数の関係者によるコミュニケーションや連携が行われるが、承認過程自体は厳格である必要があるため、承認中の情報またはファイルは承認過程で恣意的に修正されないようにしなければ、オンラインクラウドドキュメントが承認過程中情報またはファイルを搬送することができない。しかし、承認が通らなかった場合、処理流れの開始者は情報またはファイルを修正する必要があり、承認後、企業ファイリングの必要性に基づいて、情報またはファイルは再び修正することは許されない。
【0234】
図15は、本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。本開示の情報処理方法は、処理流れのための第1ドキュメントを受信するステップ101を含む。いくつかの実施例では、第1ドキュメントはクラウドドキュメントまたはオンラインドキュメントである。いくつかの実施例では、第1ドキュメントは第1オンラインドキュメントと呼ばれる。いくつかの実施例では、処理流れは承認流れ、例えば、承認ビル、契約書、購入申請などの承認流れである。
【0235】
図16は、承認流れを例にする処理流れの概略図である。いくつかの実施例では、例えば、図16に示すように、管理者はまず対応の承認流れを作成し、流れ設計を行い、承認流れ中の各ノードのドキュメント権限を設定する。さらに、ドキュメントモジュールの挿入を提供するためにフォーム設計を実行する。流れの作成が成功した後、承認流れの開始者または申請者は承認流れ申請を開始し、フォームに記入し、クラウドドキュメントを挿入することができる。申請者の申請が成功した後、承認流れ中の各ノードの承認者は承認シートに入って承認を行い、承認者の承認過程中、通常クラウドドキュメントの閲覧およびクラウドドキュメントの編集が可能であり、全てのノードの承認者がエラーないことを確認した後、承認が通られ、承認流れが終了する。
【0236】
いくつかの実施例では、第1ドキュメントを受信する前、すなわち、処理流れの申請者または開始者の申請が成功する前に、第1ドキュメントの著者または元の編集者は第1ドキュメントの第1権限を有する。
【0237】
いくつかの実施例では、本開示の方法は、第1ドキュメントを受信した後、著者の第1ドキュメントの権限を第1権限と異なる第2権限に変更するステップ102をさらに含む。すなわち、処理流れに入った後、システムは第1ドキュメントの権限を自動的に制御することができ、第1ドキュメントを通じる効率的なコラボレーション作業を保証する一方、処理流れ過程中の厳密性を保証し、処理流れ中に第1ドキュメントが不適切かつ恣意的に修正されることを回避することができる。
【0238】
いくつかの実施例では、第1権限は閲覧権限および編集権限であり、第2権限は閲覧権限である。閲覧権限では第1ドキュメントを閲覧しかできず、編集権限では第1ドキュメントを編集することができる。
【0239】
いくつかの実施例では、管理者は、クラウドドキュメントを処理する必要のある人員がクラウドドキュメントに割り当てられた役割を取得するように処理ノードに追加される。いくつかの実施例では、管理者は、役割を割り当てる場合処理人員がドキュメントの閲覧権限と編集権限を有することを指定することができる。図17に示すように、管理者は流れ設計を行う際に、各階段の処理人員とコピー者、処理種類および処理人員の対応する権限を設定することができる。
【0240】
いくつかの実施例では、第1ドキュメントを受信した後、処理流れのノード中の処理人員の第1ドキュメントはプリセット権限を有する。処理流れ作成過程中、処理流れ中の各ノードの処理人員の権限を設定し、第1ドキュメントが処理流れに入ると、対応するノードの処理人員の第1ドキュメントは対応のプリセット権限を有する。これにより、処理流れ中の第1ドキュメントの権限の効率的かつ統一管理が容易になる。
【0241】
いくつかの実施例では、第1ドキュメントが処理流れを通らなかった場合または処理流れの開始者に戻された場合、著者の第1ドキュメントの権限を第2権限から第1権限、すなわち、閲覧権限および編集権限に変更する。いくつかの実施例では、第1ドキュメントの形式または実質的な内容が不合格であるため、処理流れが通らなかった、または処理流れの開始者に戻される。そのような場合、著者は、対応の要求を満たすために第1ドキュメントを修正する可能性がある。これにより、著者の第1ドキュメントの権限を第2権限から第1権限に変更し、処理流れを順次進め、著者による第1ドキュメントの修正が終了した後、次の処理流れを行うために要求を満たす第1ドキュメントを提出する。
【0242】
いくつかの実施例では、処理流れのノード中の第1処理人員が処理タスクを他人に転送するとき、他人の第1ドキュメントの権限は、第1処理人員の転送前の第1ドキュメントの権限と同じである。例えば、第1処理人員は転送者であり、他人は被転送者であり、第1処理人員の第1ドキュメントが編集権限を有する場合、該他人の第1ドキュメントも編集権限を有し、第1処理人員が閲覧権限のみを有する場合、該他人も閲覧権限のみを有する。これにより、処理流れ中のタスク処理の権限は整然として譲渡または接続し、その結果、処理流れの厳密性を確保することができる。
【0243】
いくつかの実施例では、処理流れのノード中の第1処理人員がタスクノードを他人に追加するとき、他人および第1処理人員の第1ドキュメントの権限は同じである。すなわち、タスクノードの被追加人と追加人の第1ドキュメントは同じ権限を有する。例えば、第1処理人員の第1ドキュメントが編集権限を有する場合、該他人は第1ドキュメントの編集権限も有し、第1処理人員は閲覧権限のみを有する場合、該他人も閲覧権限のみを有する。これにより、処理流れ中のタスク処理の権限を整然として譲渡または接続し、その結果、処理流れの厳密性を確保することができる。
【0244】
いくつかの実施例では、処理流れのノード中の第1処理人員に対応するタスクノードが削除されると、第1処理人員の第1ドキュメントの権限を撤回する。第1処理人員に対応するタスクノードが削除されると、該第1処理人員は第1ドキュメントを処理する必要がないため、第1処理人員の第1ドキュメントの権限を撤回することにより、該第1処理人員がその後第1ドキュメントに不要な修正を加えることを回避し、その結果、処理流れの厳密性を確保することができる。
【0245】
いくつかの実施例では、処理流れは現在ノードから次のノードに到達するとき、現在ノードの第1処理人員の第1ドキュメントの権限は第1権限から第2権限に変更され、次のノードの第2処理人員の第1ドキュメントの権限は第2権限から第1権限に変更される。現在ノードの第1処理人員の処理が終了しているので、この時点で、第1ドキュメントの権限は第1権限から第2権限に変更され、例えば、編集権限を撤回することにより、後続処理流れ中の第1処理人員の不適切な修正を回避し、その結果、処理流れの厳密性を確保することができる。また、処理流れが次のノードに入ると、次のノードの第2処理人員の第1ドキュメントの権限は第2権限から第1権限に変更され、例えば編集権限を追加することにより、第2処理人員の円滑な処理も確保することができる。
【0246】
いくつかの実施例では、処理流れが現在ノードから前のノードに戻されると、前のノードの第1処理人員の第1ドキュメントの権限は第2権限から第1権限に変更され、現在ノードの第2処理人員の第1ドキュメントの権限は第1権限から第2権限に変更される。現在ノードの第2処理人員の処理が終了し、前のノードに戻されるため、この時点で第1ドキュメントの権限は第1権限から第2権限に変更され、例えば、編集権限を撤回することにより、後続処理流れ中の第2処理人員の不適切な修正を回避し、その結果処理流れの厳密性を確保することができる。また、処理流れが前のノードに戻されるため、前のノードの第1処理人員の第1ドキュメントの権限は第2権限から第1権限に変更され、例えば編集権限を追加することにより、第1処理人員の円滑な処理を確保し、例えば第1ドキュメントを編集した後に次の処理流れに順次入ることも可能である。
【0247】
いくつかの実施例では、コピー者と被共有人は閲覧権限のみを有し、編集権限を有さない。いくつかの実施例では、新たに割り当てられたユーザは再び割り当てられた処理されるすべきドキュメント上で操作を実行することができる。
【0248】
いくつかの実施例では、本開示の情報処理方法は、第1ドキュメントのコメントセクションでコメント内容を受信し、コメント内容がいずれの人員と関連付けられない場合、処理流れの開始者および処理人員に通知メッセージを送信することをさらに含む。いくつかの実施例では、処理流れにおいてデフォルトでコメント機能を開き、例えば処理人員がコメント機能を通じて処理意見を開始者などに素早く通知し、対応する人員が、処理意見に従って処理されるすべき内容(例えば、第1ドキュメント)をタイムリーに調整できるようにする。例えば、図18に示すように、孟Xのコメント内容は「部門情報調整にご注意ください。」であり、誰も@していなく、すなわち、該コメント内容は任意の特定人員と関連付けられなく、このとき、処理流れの開始者および処理人員に図18に示す通知メッセージを送信し、該処理流れの開始者および処理人員が該コメント内容をタイムリーに閲覧および処理することが容易にとなり、処理および連携効率の向上に寄与する。
【0249】
いくつかの実施例では、本開示の情報処理方法は、第1ドキュメントのコメントセクションにおいてコメント内容を受信し、コメント内容が処理流れの処理人員と関連付けられた場合、処理流れの開始者およびコメント内容に関連する処理人員に通知メッセージを送信することをさらに含む。例えば、図19に示すように、孟Xのコメント内容は「部門情報調整にご注意ください。」であり、張Zを@し、すなわち、該コメント内容は張Zと関連付けられ、張Zが処理流れの処理人員(例えば、あるノードの承認人員)である場合、処理流れの開始者と張Zに図19に示す通知メッセージを送信し、該処理流れの開始者と張Zは該コメント内容をタイムリーに閲覧および処理することができる。また、図18および図19において、対応する人員が「詳細閲覧」をクリックした後、処理されるべき対応するドキュメントに直接ジャンプして処理することができる。
【0250】
いくつかの実施例では、本開示の情報処理方法は、第1ドキュメントのコメントセクションにおいてコメント内容を受信し、コメント内容が特定人員と関連付けられ、特定人員の第1ドキュメントが権限を有さない場合、リマインダメッセージを送信し、特定人員に第1ドキュメントの閲覧権限を開放するかどうかを促す。いくつかの実施例では、例えば、図19に示すように、孟Xがコメントにおいて張Zを@し、張Zが第1ドキュメントの権限を有さなく、リマインダメッセージを送信し、張Zに第1ドキュメントの閲覧権限を開放するかどうかを促す。これにより、対応の人員に、該人員が対応内容を閲覧できない通知メッセージを送信することを回避する。
【0251】
いくつかの実施例では、特定人員に第1ドキュメントの閲覧権限を開放すると判定されると、該特定人員に通知メッセージを送信する。同様に、図19の張Zに閲覧権限を開放したとき、張Zに対応の通知メッセージを送信し、該特定人員(例えば張Z)が該コメント内容をタイムリー閲覧することができる。
【0252】
本開示の実施例は、情報処理装置600をさらに提供する。情報処理装置600はドキュメント受信モジュール201と、権限変更モジュール202とを備える。いくつかの実施例では、ドキュメント受信モジュール201は、処理流れ用の第1ドキュメントを受信するために使用され、ここで、第1ドキュメントを受信する前に、第1ドキュメントの著者は第1ドキュメントの第1権限を有する。いくつかの実施例では、権限変更モジュール202は、第1ドキュメントを受信した後、著者の第1ドキュメントの権限を第1権限と異なる第2権限に変更する。
【0253】
なお、情報処理方法に関する説明内容は、情報処理装置600にも適用され得、簡略化のために、ここでは繰り返さない。
【0254】
いくつかの実施例では、第1権限は閲覧権限および編集権限であり、第2権限は閲覧権限である。いくつかの実施例では、第1ドキュメントを受信した後、処理流れのノード中の処理人員の第1ドキュメントはプリセット権限を有する。いくつかの実施例では、第1ドキュメントが処理流れを通らなかった場合または処理流れの開始者に戻された場合、著者の第1ドキュメントの権限を第2権限から第1権限に変更する。いくつかの実施例では、処理流れのノード中の第1処理人員が処理タスクを他人に転送するとき、他人の第1ドキュメントの権限は第1処理人員の転送前の第1ドキュメントの権限と同じである。いくつかの実施例では、処理流れのノード中の第1処理人員がタスクノードを他人に追加するとき、他人および第1処理人員の第1ドキュメントの権限は同じである。いくつかの実施例では、処理流れのノード中の第1処理人員に対応するタスクノードが削除されると、第1処理人員の第1ドキュメントの権限を撤回する。いくつかの実施例では、処理流れが現在ノードから次のノードに到達すると、現在ノードの第1処理人員の第1ドキュメントの権限は第1権限から第2権限に変更され、次のノードの第2処理人員の第1ドキュメントの権限は第2権限から第1権限に変更される。いくつかの実施例では、処理流れが現在ノードから前のノードに戻される場合、前のノードの第1処理人員の第1ドキュメントの権限は第2権限から第1権限に変更され、現在ノードの第2処理人員の第1ドキュメントの権限は第1権限から第2権限に変更される。いくつかの実施例では、情報処理装置は、通知モジュールをさらに備え、モジュールは、第1ドキュメントのコメントセクションにおいてコメント内容を受信し、コメント内容が任意の人員と関連付けられない場合、処理流れの開始者と処理人員に通知メッセージを送信するように構成される。いくつかの実施例では、通知モジュールは、第1ドキュメントのコメントセクションにおいてコメント内容を受信し、コメント内容が処理流れの処理人員と関連付けられた場合、処理流れの開始者とコメント内容に関連する処理人員に通知メッセージを送信する。いくつかの実施例では、情報処理装置は、第1ドキュメントのコメントセクションにおいてコメント内容を受信し、コメント内容が特定人員と関連付けられ、特定人員の第1ドキュメントが権限を有さない場合、リマインダメッセージを送信し、特定人員に第1ドキュメントの閲覧権限を開放するかどうかを促すように構成されたリマインダモジュールをさらに備える。いくつかの実施例では、通知モジュールは、さらに、特定人員に第1ドキュメントの閲覧権限を開放すると判定したとき、特定人員に通知メッセージを送信するように構成される。
【0255】
クラウドドキュメントコメント内容変更時のメッセージ送信について、いくつかの実施例では、クラウドドキュメントコメント内容が変更された場合、ロボットによるメッセージ送信技術を使用して承認者にクラウドドキュメントの内容変更をタイムリーに通知することができる。
【0256】
シナリオ1:
クラウドドキュメントコメント内容に特定の人が言及される場合、例えば@記号を介して特定人を言及し、@される人が承認ノード人員であれば、承認ロボットはメッセージを承認提出人と@される人員に送信し、@される人がクラウドドキュメント権限を有さない、または承認ノード関連人員でない場合、相手(@される人)にクラウドドキュメントの閲覧権限を開放するかどうかを促し、そうである場合、相手にドキュメント閲覧権限を開放し、クラウドドキュメントは@される人に通知し、ドキュメント閲覧権限を開放しない場合通知しない。メッセージカードの形式で通知してもよく、通知をクリックして詳細を閲覧した後、承認アプリケーションにおける対応するクラウドドキュメント承認ビルに直接ジャンプして承認することができる。通知メッセージの内容はコメント内容、承認の申請者(提出者とも呼ばれる)、承認理由などを含んでもよい。
【0257】
シナリオ2:
クラウドドキュメント内容に@される人がいない場合、通知を承認ビル提出人員と承認されるべき人員に送信し、通知内容は、コメント内容、承認の申請者(提出者とも呼ばれる)、承認理由などを含んでもよい。ここで、シナリオ1では、承認されるべき人員に送信しない理由は以下のとおりであり、1、@は明示的に返答が必要なシナリオであるため、@される人に送信する必要があり、2、提出者に同時に送信するとビル所有者に通知するためであるが、他の承認者に迷惑をかける必要がない。
【0258】
本開示では、アプリケーションによりインタフェース方式でクラウドドキュメント編集オンオフ権限の能力を呼び出し、クラウドドキュメント権限とアプリケーションを深く組み合わせ、クラウドドキュメントの連携能力をアプリケーションの具体サービスロジックと応用シナリオにより良く適用することができる。
【0259】
サービス状態を切り替えるとき、例えば承認流れ状態を切り替えるとき、クラウドドキュメントの編集権限を自動的に調整でき、例えば承認中編集権限を閉じ、承認が通らなかった場合権限を再開し、承認後権限を閉じて自動ファイリングを行うことにより、権限を合理的に設定し、サービスロジック破壊や情報漏れなどを回避することができる。
【0260】
いくつかの実施例では、クラウドドキュメントの承認などのアプリケーションに対して、承認などのサービス処理過程中、クラウドドキュメントコメント機能をデフォルトで開放することで、より良好な承認などのサービス連携を実現することができる。
【0261】
さらに、本開示は、少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサを備える端末をさらに提供し、ここで、前記メモリはプログラムコードを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して上記情報処理方法を実行するために使用される。
【0262】
さらに、本開示は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ記憶媒体はプログラムコードを記憶し、プログラムコードは上記情報処理方法を実行するために使用される。
【0263】
以上、実施例および応用例に基づいて本開示の情報処理方法および装置を説明した。また、本開示は、以下の端末および記憶媒体を提供する。
【0264】
以下、本開示の実施例に使用するのに適した電子機器(例えば端末装置またはサーバ)700の構造概略図を示す図21を参照する。本開示の実施例中の端末装置は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤ)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末、デジタルTV、デスクトップパソコンなどの固定端末を含むが、これらに限定されない。図21に示す電子機器は単なる一例であり、本開示の実施例の機能および使用範囲を何ら限定するものではない。
【0265】
図21に示すように、電子機器700は、読み取り専用メモリ(ROM)702に記憶されたプログラムまたは記憶装置708からランダムアクセスメモリ(RAM)703にロードされたプログラムに従って様々な適切な動作および処理を実行し得る処理装置(例えば中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)701を備える。RAM703には、電子機器700の動作に必要な各種のプログラムやデータがさらに記憶される。処理装置701、ROM702およびRAM703はバス704を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース705もバス704に接続される。
【0266】
通常、I/Oインターフェース705には、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどの入力装置706、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどの出力装置707、磁気テープ、ハードディスクなどの記憶装置708、および通信装置709が接続される。通信装置709は、電子機器が他の装置と無線または有線通信してデータを交換できるようにすることができる。図21には様々な装置を備えた電子機器700を図示しているが、図示されたすべての装置を実装または具備する必要はないことを理解されたい。代替的に、より多くのまたはより少ない装置を実装または具備してもよい。
【0267】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上記したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装されてもよい。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムはフローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、前記コンピュータプログラムは、通信装置709を介してネットワークからダウンロードされ、インストールされてもよく、または記憶装置708からインストールされてもよく、またはROM702からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置701によって実行されると、本開示の実施例の方法において定義された上記機能が実現される。
【0268】
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体または上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は例えば電気、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置またはデバイス、または任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数の導線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意適切な組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含むまたは記憶する任意の有形媒体であってもよく、このプログラムが命令実行システム、装置またはデバイスによって使用される、または組み合わせて使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、またはキャリアの一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ可読プログラムコードが担持される。このような伝搬データ信号は、電磁信号、光信号または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスによって使用される、または組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬または転送するコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、ワイヤ、光ファイバケーブル、RF(無線周波数)など、または上記の任意の適切な組み合わせなどの任意の適切な媒体によって転送されてもよいが、これらに限定されない。
【0269】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)などの任意の現在既知または将来開発されるネットワークプロトコルを使用して通信してもよく、任意形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続してもよい。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えば、インターネット)およびエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、および任意の現在既知または将来開発されるネットワークが挙げられる。
【0270】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれてもよく、または前記電子機器に組み込まれずに別体であってもよい。
【0271】
上記コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のプログラムを格納しており、上記1つまたは複数のプログラムが電子機器によって実行されると、前記電子機器に、上記本開示の方法を実行させる。
【0272】
1つまたは複数のプログラミング言語またはその組み合わせで、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、オブジェクト指向プログラミング言語(Java、Smalltalk、C++など)、および従来の手続き型プログラミング言語(「C」言語または類似のプログラミング言語)を含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で実行してもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で実行してもよく、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行してもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で実行し、部分的にリモートコンピュータ上で実行してもよく、または完全にリモートコンピュータまたはサーバ上で実行してもよい。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)などのあらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよいし、または、外部コンピュータに接続されてもよい(例えばインターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して接続される)。
【0273】
添付図面のフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例に従ったシステム、方法およびコンピュータプログラム製品の可能なアーキテクチャ、機能および動作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図の各ボックスは、1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を表す場合があり、このモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は指定されたロジック機能を実装するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。また、代替としてのいくつかの実装では、ボックス内に示された機能は、添付図面に示された順序と異なる順序で発生する可能性もあることに留意されたい。例えば、連続して表現された2つのボックスは実際には実質的に並行して実行されることがあり、関連する機能によって、逆の順序で実行されることもある。また、ブロック図および/またはフローチャート中の各ボックス、およびブロック図および/またはフローチャート中のボックスの組み合わせは、指定された機能または操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実装されてもよいし、または専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実装されてもよいことに留意されたい。
【0274】
本開示の実施例において説明されるユニットはソフトウェアによって実装されてもよく、ハードウェアによって実装されてもよい。ここで、ユニットの名称は、所与の状況におけるユニット自身の限定を構成するものではない。
【0275】
本明細書において上記した機能は少なくとも部分的に、1つまたは複数のハードウェアロジック構成要素によって実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用され得る例示的なハードウェアロジック構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0276】
本開示の文脈において、機器可読媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスによって使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含むまたは記憶する有形の媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体または機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体システム、装置またはデバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、またはこれらの任意の適切な組み合わせが挙げられる。
【0277】
本開示の[例1]は情報処理方法を提供し、第1アプリケーションを決定するステップと、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップと、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップとを含む。
【0278】
本開示の[例2]は[例1]の方法を提供し、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップは、
第1アプリケーションの識別子、種類、サービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行することを含む。
【0279】
本開示の[例3]は[例1]の方法を提供し、第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップは、
前記第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、第1オンラインドキュメントの表示情報、権限情報、担持された内容データの少なくとも1つを処理すること、
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する人員情報に基づいて、該人員に対する第1オンラインドキュメントの表示可能内容、表示形式、権限情報の少なくとも1つを処理すること、
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する第1アプリケーションデータに基づいて、前記第1オンラインドキュメント、または前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理すること、の少なくとも1つを含む。
【0280】
本開示の[例4]は[例1]の方法を提供し、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立した後に、前記第1アプリケーションの表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを表示するためのドキュメント表示領域を表示する。
【0281】
本開示の[例5]は[例4]の方法を提供し、前記ドキュメント表示領域は、前記第1オンラインドキュメントの内容を表示可能であり、操作に従って前記第1オンラインドキュメントの内容を閲覧可能である。
【0282】
本開示の[例6]は[例4]の方法を提供し、前記ドキュメント表示領域は、前記表示インタフェースにおいて調整可能な表示寸法および/または表示位置を有する。
【0283】
本開示の[例7]は[例6]の方法を提供し、前記ドキュメント表示領域の寸法調整頻度は第1プリセット頻度以下であり、または、
前記ドキュメント表示領域の寸法調整頻度が第2プリセット頻度を超える場合、表示インタフェースをリフレッシュしない。
【0284】
本開示の[例8]は[例6]の方法を提供し、
前記ドキュメント表示領域の第1方向上の長さがプリセット長さよりも大きい場合、第1プリセット操作に応答して、前記第1プリセット操作に従って前記ドキュメント表示領域の第1方向上の長さを調整することをさらに含む。
【0285】
本開示の[例9]は[例6]の方法を提供し、制御識別子が前記ドキュメント表示領域の第1辺または第2辺に移動したことに応答して、前記制御識別子の様式を変更し、前記制御識別子の様式が変更された場合、前記第1辺または前記第2辺の位置が変更され、ドキュメント表示領域の寸法を変更することができることをさらに含む。
【0286】
本開示の[例10]は[例5]の方法を提供し、前記ドキュメント表示領域は折畳状態と展開状態を有し、前記ドキュメント表示領域は前記折畳状態と前記展開状態間で切り替えることができる。
【0287】
本開示の[例11]は[例10]の方法を提供し、前記ドキュメント表示領域が展開状態である場合、前記第1オンラインドキュメントの内容を表示する、または、
前記ドキュメント表示領域が折畳状態である場合、前記第1オンラインドキュメントの内容を表示せず、前記第1オンラインドキュメントの略情報を表示する。
【0288】
本開示の[例12]は[例10]の方法を提供し、前記ドキュメント表示領域は関連する表示制御識別子を有し、前記ドキュメント表示領域が前記折畳状態である場合、前記表示制御識別子がトリガされて前記ドキュメント表示領域を展開させ、前記ドキュメント表示領域が前記展開状態である場合、前記表示制御識別子がトリガされて前記ドキュメント表示領域を折りたたむ。
【0289】
本開示の[例13]は[例12]の方法を提供し、前記表示制御識別子は表示インタフェースのターゲット位置に固定され、および/または、
前記表示制御識別子がトリガされた後に、表示インタフェースを前記ドキュメント表示領域に位置決めする。
【0290】
本開示の[例14]は[例6]の方法を提供し、ドキュメント表示領域の寸法範囲が予め設定され、
前記方法は、前記ドキュメント表示領域の操作に基づいてターゲット寸法を決定し、前記ターゲット寸法に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を調整すること、
前記ターゲット寸法が前記寸法範囲の最大値よりも大きい場合、ドキュメント表示領域の寸法を前記寸法範囲の最大値に設定する、または、
前記ターゲット寸法が前記寸法範囲の最小値よりも小さい場合、前記ドキュメント表示領域の寸法を前記寸法範囲の最小値に設定することを含む。
【0291】
本開示の[例15]は[例4]の方法を提供し、前記ドキュメント表示領域の表示寸法は以下のように決定され、
前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データのデータ量に基づいて参照寸法を決定し、
前記参照寸法が予め設定された寸法範囲内にある場合、前記参照寸法に従って前記ドキュメント表示領域の表示寸法を設定し、
前記参照寸法が前記寸法範囲の最大値よりも大きい場合、前記寸法範囲の最大値に基づいて前記ドキュメント表示領域の表示寸法を設定する。
【0292】
本開示の[例16]は[例3]の方法を提供し、前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理することは、
(a)前記関連関係の確立に応答して、または、前記第1アプリケーションを使用して第1オンラインドキュメントを処理し、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションに付与すること、
(b)第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者に付与するか、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与すること、
(c)前記第1オンラインドキュメントをドキュメント保管センターのファイリングアドレスに関連付けた後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を予め設定された人員に付与すること、の少なくとも1つを含む。
【0293】
本開示の[例17]は[例3]の方法を提供し、前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理することは、
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整することを含む。
【0294】
本開示の[例18]は[例17]の方法を提供し、サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整することは、
現在サービスノードの第1処理に応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有者を修正すること、
現在サービスノードの第2処理に応答して、プリセット処理ノードの関連人員のプリセットドキュメント権限を撤回すること、
現在サービスノードの第3処理に応答して、第1人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて第2人員に対応する第1オンラインドキュメントの権限を付与し、前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を保持し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を変更し、前記第1人員は前記現在サービスノードに関連する人員を含み、前記第2人員は前記第3処理に関連する人員を含むこと、
現在サービスノードの第4処理に応答して、第4処理に関連する人員にプリセットドキュメント権限を付与すること、の少なくとも1つを含む。
【0295】
本開示の[例19]は[例17]の方法を提供し、サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整することは、
前記サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記作成者に付与し、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与し、または、サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータ処理要求を却下したことに応答して、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回すること、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送することに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて前記別の人員に対応のドキュメント権限を付与すること、または、
サービスノードの関連人員がサービスノードを追加したことに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて、追加されたサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与すること、または、
サービスノードが削除されたことに応答して、削除されたサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回または変更すること、または、
サービスノードの関連人員が処理流れを前記サービスノード前のサービスノードにロールバックしたことに応答して、前記前のサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与すること、または、
第1アプリケーションのサービスデータが第3人員にコピーまたは共有されたことに応答して、前記第3人員に第1オンラインドキュメントのプリセット権限を付与すること、の少なくとも1つを含む。
【0296】
本開示の[例20]は[例17]の方法を提供し、サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整することは、
前記サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記処理要求に関連するサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回すること、または、
前記サービスデータの作成者が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの権限をリセットすること、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を却下したことに応答して、第1オンラインドキュメントの所有権を前記作成者に付与し、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与する、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送することに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて前記別の人員に対応のドキュメント権限を付与し、前記別の人員に付与されたドキュメント権限は前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限であり、または前記別の人員に付与されたドキュメント権限は、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限のサブセットであり、または、
サービスノードの関連人員がサービスノードを追加したことに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持、または変更すること、または、
第1アプリケーションのサービスデータが第3人員にコピーまたは共有されたことに応答して、前記第3人員に第1オンラインドキュメントのプリセット権限を付与し、前記プリセット権限は閲覧権限であること、の少なくとも1つを含む。
【0297】
本開示の[例21]は[例1]の方法を提供し、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する過程中、現在サービスノードにおける第1オンラインドキュメントの編集権限を有する関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができ、現在サービスノードの関連人員でないまたは第1オンラインドキュメントの編集権限を有さない関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができない。
【0298】
本開示の[例22]は[例3]の方法を提供し、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限の有効期間は前記サービスノードの持続時間に関連し、前記サービスノードの処理期間内で、前記サービスノードの関連人員に付与された前記第1オンラインドキュメントの権限が有効であり、前記サービスノード処理期間外では、前記サービスノードの関連人員に付与された前記第1オンラインドキュメントの権限は無効であるか、または他の権限に変更される。
【0299】
本開示の[例22]は[例3]の方法を提供し、以下の方式中の少なくとも1つによって、前記サービスノードの関連人員に前記第1オンラインドキュメントの権限を付与し:
前記サービスノードの関連人員を前記第1オンラインドキュメントの連携者として追加し、予め設定された権限を付与し、または、
前記第1オンラインドキュメントのリンク共有機能を開き、前記リンク共有機能は前記第1オンラインドキュメントの共有リンクを取得したユーザがプリセット権限を有するように指示し、前記共有リンクを取得するユーザは、前記リンク共有のアクセス制限条件に基づいて前記第1オンラインドキュメントにアクセスする。
【0300】
本開示の[例24]は[例23]の方法を提供し、前記共有リンクを取得するユーザは、前記リンク共有のアクセス制限条件に基づいて前記第1オンラインドキュメントにアクセスすることは、
前記共有リンクを取得するユーザの属性がプリセット条件を満たす場合、前記共有リンクを取得するユーザは前記第1オンラインドキュメントにアクセスする可能である。
【0301】
本開示の[例25]は[例1]の方法を提供し、第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記サービスノードの関連人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回する。
【0302】
本開示の[例26]は[例3]の方法を提供し、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データは、前記サービス処理の関連情報を特徴付けるための処理概要情報を含む。
【0303】
本開示の[例27]は[例26]の方法を提供し、前記処理概要情報によって特徴付けられた前記サービス処理の関連情報は、処理ノードまたは第1アプリケーションのリンク、処理手順情報、処理時間情報、処理人員情報、第1オンラインドキュメントのドキュメント変更記録情報の少なくとも1つを含む。
【0304】
本開示の[例28]は[例26]の方法を提供し、第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理することは、
第1アプリケーションサービスノードの関連人員の前記サービスデータの処理操作に基づいて、前記処理概要情報を更新すること、
前記第1オンラインドキュメント内で前記処理概要情報または処理概要情報のリンクを表示し、または、
前記第1オンラインドキュメント内で前記処理概要情報における現在サービスノードの関連人員が閲覧権限を有する部分を表示し、または、
前記第1オンラインドキュメント内で第2ドキュメントまたは第2ドキュメントのリンクを表示し、前記第2ドキュメントは前記処理概要情報を記録するために使用され、または、
第1オンラインドキュメントに対する第1処理が終了した後、処理概要情報を前記第1オンラインドキュメントに表示することを含む。
【0305】
本開示の[例29]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、
前記関連関係の操作の確立に応答して、前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者が前記第1オンラインドキュメントの所有者であるかどうかを判定し、所有者である場合、前記関連関係を確立し、所有者でない場合、提示情報を表示すること、
または、
前記関連関係の操作の確立に応答して、前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者が、前記第1オンラインドキュメントの所有者から付与された権限を有するかどうかを判定し、所有者である場合、前記関連関係を確立し、所有者でない場合、提示情報を表示することを含む。
【0306】
本開示の[例30]は[例29]の方法を提供し、前記提示情報に、前記第1オンラインドキュメントの所有者の通信方法、前記第1オンラインドキュメントの所有者の名刺、トリガされて前記第1オンラインドキュメントの所有者に連絡するコントロール、所有者に所有権の譲渡を要求するエントリ、所有者に第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを要求するための申請エントリの少なくとも1つが表示される。
【0307】
本開示の[例31]は[例29]の方法を提供し、
前記所有権の譲渡を要求するエントリがトリガされた、または前記の第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを申請する申請エントリがトリガされたことに応答して、前記所有者に通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記第1アプリケーションの情報、前記第1オンラインドキュメントの情報、前記作成者の備考情報の少なくとも1つを含む。
【0308】
本開示の[例32]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、第1アプリケーションの表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを追加する、または前記第1アプリケーションと前記第1オンラインドキュメントの関連関係を予め設定することを含む。
【0309】
本開示の[例33]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、
前記第1アプリケーションのサービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定し、ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのファイリングアドレスであり、第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントと関連付けるために使用され、前記ターゲットオンラインドキュメントは前記サービスデータテンプレートに基づいて確立されたサービスデータに関連するオンラインドキュメントであり、プリセットタイミングに到達したときに、前記第1オンラインドキュメントと前記第1ファイリングアドレスを関連付けること、
および/または、
第1アプリケーションの表示インタフェースに第1オンラインドキュメントを追加した操作に応答して、ドキュメント保管センターのファイリングアドレス選択ページを表示し、選択された第2ファイリングアドレスに基づいて、プリセットタイミングに到達したとき、前記第1オンラインドキュメントと前記第2ファイリングアドレスを関連付けることをさらに含む。
【0310】
本開示の[例34]は[例33]の方法を提供し、前記プリセットタイミングは、第1アプリケーションのプリセットサービスノードの到達または完了を含む。
【0311】
本開示の[例35]は[例1]の方法を提供し、第1アプリケーションを決定する前に、作成操作に応答して、前記第1アプリケーションのサービスノードおよび前記サービスノードの関連人員のドキュメント権限を設定することをさらに含む。
【0312】
本開示の[例36]は[例35]の方法を提供し、前記サービスノードの職能、前記関連人員の役割、前記第1オンラインドキュメントの種類および前記第1アプリケーションの種類の少なくとも1つに基づいて、前記サービスノードの関連人員のドキュメント権限を設定する。
【0313】
本開示の[例37]は[例33]の方法を提供し、第1アプリケーションを決定する前に、サービスデータテンプレートを作成し、前記サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有し、前記サービスデータテンプレートに基づいて前記第1アプリケーションの全部または一部のサービスデータを確立することをさらに含む。
【0314】
本開示の[例38]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行し、ここで、前記サービスノードに関連する情報は、サービスノード、サービスノードの関連人員情報、サービスノードに関連するサービスデータの少なくとも1つを含む。
【0315】
本開示の[例39]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションの2つ以上のサービスノードに関連する第1人員が存在する場合、
前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員に関連する開始していない第2サービスノードを開始する前に、第1オンラインドキュメントの内容が変更された場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要がある、または、
前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員が関連する第2サービスノードを開始する前に、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていない場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要がない。
【0316】
本開示の[例40]は[例39]の方法を提供し、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号に基づいて前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたかどうかを判定し、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更された場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたと判定し、または、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更されていない場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていないと判定する。
【0317】
本開示の[例41]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションは第1サービスロジックに関連付けられ、前記第1アプリケーションは前記第1サービスロジックに基づいて前記第1アプリケーションのサービスデータを処理し、前記第1オンラインドキュメントに対する第1処理は前記第1サービスロジックに関連付けられる。
【0318】
本開示の[例42]は[例1]の方法を提供し、第1アプリケーションはスタンドアロンアプリケーション、他のプログラムに埋め込まれた、または他のプログラムに基づくサブルーチン、またはアプレットを含む。
【0319】
本開示の[例43]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する人員のターゲット通信ソフトウェアにおいて、前記第1アプリケーションのサービスデータを表示し、前記サービスデータを前記第1オンラインドキュメントと関連付けることをさらに含む。
【0320】
本開示の[例44]は[例43]の方法を提供し、前記サービスノードに関連する人員は、前記第1アプリケーションのターゲット権限を有さないターゲット人員を含み、
前記方法は、前記ターゲット人員による前記ターゲット通信ソフトウェアに表示された第1オンラインドキュメントの操作に応答して、前記サービスデータを処理することを含む。
【0321】
本開示の[例45]は[例1]の方法を提供し、前記第1アプリケーションは承認手順を含み、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の承認ノードおよび/または承認ノードに関連する人員を含み、または、
前記第1アプリケーションは報告プログラムを含み、前記サービスノードに関連する情報は1つ以上の報告ノードおよび/または報告ノードに関連する人員を含み、または、
前記第1アプリケーションは項目管理プログラムを含み、前記サービスノードに関連する情報は1つ以上の項目処理ノードおよび/または項目処理ノードに関連する人員を含む。
【0322】
本開示の[例46]はオンラインドキュメントに基づくサービス処理方法を提供し、
第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示し、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、
第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理することを含む。
【0323】
本開示の[例47]は[例46]の方法を提供し、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理することは、
前記第2操作は前記第1オンラインドキュメントに基づいて行われ、前記第1オンラインドキュメントの内容および/または権限情報は、前記処理されるべきサービスデータに関連するサービスノードおよび/または前記サービスノードの関連人員に関連付けられることを含む。
【0324】
本開示の[例48]は、オンラインドキュメントに基づくデータ処理方法を提供し、
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成し、ここで、前記サービスデータテンプレートにオンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有し、
ここで、前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する。
【0325】
本開示の[例49]は[例48]の方法を提供し、第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成することは、
権限設定イベントに応答して、サービスデータテンプレートのサービス処理ノードの関連人員の前記オンラインドキュメントの操作権限を決定し、前記サービスデータテンプレートのコントロールを介して追加されたオンラインドキュメントにすべて前記操作権限を適用することをさらに含む。
【0326】
本開示の[例50]は[例48]の方法を提供し、第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成することは、
アドレス設定イベントに応答して、前記サービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定することを含み、
ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのアドレスであり、前記第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントと関連付けるために使用され、前記ターゲットオンラインドキュメントは前記コントロールを介して関連付けられたオンラインドキュメントである。
【0327】
本開示の[例51]は、情報処理装置を提供し、
第1アプリケーションを決定するための決定ユニットと、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するための作成ユニットと、
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するための制御ユニットとを備える。
【0328】
本開示の[例52]は、オンラインドキュメントに基づくサービス処理装置を提供し、
第1操作に応答して、処理されるべきサービスデータを表示するための表示ユニットと、ここで、前記処理されるべきサービスデータは第1オンラインドキュメントと関連関係を有し、
第2操作に応答して、前記第1オンラインドキュメントに基づいて前記処理されるべきサービスデータを処理するための処理ユニットとを備える。
【0329】
本開示の[例53]はオンラインドキュメントに基づくデータ処理装置を提供し、
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するための作成ユニットを備え、
前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する。
【0330】
本開示の[例54]は端末を提供し、
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサを備え、
ここで、前記少なくとも1つのメモリはプログラムコードを記憶するために使用され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して[例1]~[例50]のいずれか1つに記載の方法を実行する。
【0331】
本開示の[例54]は記憶媒体を提供し、前記記憶媒体はプログラムコードを記憶するために使用され、前記プログラムコードは[例1]~[例50]のいずれか1つに記載の方法を実行するために使用される。
【0332】
上記各例中の技術的特徴は、互いに矛盾しない限り、他の方法で組み合わせることもできる。
【0333】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、この方法は、
第1操作イベントに応答して、第1オンラインドキュメントを有する第1処理事項を作成すること、
第2操作イベントに応答して、前記第1処理事項の処理流れをトリガすることを含む。
【0334】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、第1操作イベントに応答して、第1処理事項を作成する前に、流れ作成操作に応答して、前記処理流れのサービス処理ノードおよび前記サービス処理ノードの処理人員のドキュメント権限を設定することをさらに含む。
【0335】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、第1操作イベントに応答して、第1処理事項を作成する前に、処理事項の事項テンプレートを作成することをさらに含み、前記事項テンプレートにオンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有し、
前記第1処理事項は前記事項テンプレートに基づいて確立される。
【0336】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、
前記処理流れのノードの処理人員のターゲット通信ソフトウェアのコントロールに前記第1処理事項を表示することをさらに含む。
【0337】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、前記第1処理事項の表示インタフェースに、前記第1オンラインドキュメントを表示するためのドキュメント表示領域を有し、前記ドキュメント表示領域、前記ドキュメント表示領域の寸法および/または位置は調整可能である。
【0338】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、前記第1処理事項の作成者は前記第1オンラインドキュメントの所有者であり、前記第1処理事項の処理流れがトリガされた後、前記第1オンラインドキュメントの所有権は前記第1処理事項の作成者から第1アプリケーションに転移され、前記第1処理事項の処理流れが終了した後、前記第1オンラインドキュメントの所有権は前記第1処理事項の作成者に戻される。
【0339】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、前記処理流れの実行過程中、前記第1オンラインドキュメントの編集権限は、前記処理流れの現在サービス処理ノードにおける編集権限を有する処理人員にのみ開放され、
前記処理流れが終了した後、前記サービス処理ノードの処理人員に割り当てられた前記ドキュメント権限を撤回する。本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、前記情報処理方法は、処理流れのための第1ドキュメントを受信し、ここで、前記第1ドキュメントを受信する前に、前記第1ドキュメントの著者は前記第1ドキュメントの第1権限を有し、前記第1ドキュメントを受信した後、前記著者の前記第1ドキュメントの権限を第2権限に変更し、前記第2権限は前記第1権限と異なる。
【0340】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1権限は閲覧権限および編集権限であり、前記第2権限は閲覧権限である。
【0341】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ドキュメントを受信した後、前記処理流れのノード中の処理人員は前記第1ドキュメントのプリセット権限を有する。
【0342】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ドキュメントが前記処理流れを通らなかった場合または前記処理流れの開始者に戻された場合、前記著者の前記第1ドキュメントの権限を前記第2権限から前記第1権限に変更する。
【0343】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理流れのノード中の第1処理人員は処理タスクを他人に転送する場合、前記他人の前記第1ドキュメントの権限は、前記第1処理人員の前記転送前の前記第1ドキュメントの権限と同じである。
【0344】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理流れのノード中の第1処理人員はタスクノードを他人に追加する場合、前記他人と前記第1処理人員の前記第1ドキュメントの権限は同じである。本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理流れのノード中の第1処理人員に対応するタスクノードが削除された場合、前記第1処理人員の前記第1ドキュメントの権限を撤回する。
【0345】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理流れが現在ノードから次のノードまで進んだ場合、前記現在ノードの第1処理人員の前記第1ドキュメントの権限は前記第1権限から前記第2権限に変更され、前記次のノードの第2処理人員の前記第1ドキュメントの権限は前記第2権限から前記第1権限に変更される。
【0346】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理流れは現在ノードから前のノードに戻された場合、前記前のノードの第1処理人員の前記第1ドキュメントの権限は前記第2権限から前記第1権限に変更され、前記現在ノードの第2処理人員の前記第1ドキュメントの権限は前記第1権限から前記第2権限に変更される。
【0347】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ドキュメントのコメントセクションがコメント内容を受信し、前記コメント内容が任意の人員と関連付けられない場合、前記処理流れの開始者および処理人員に通知メッセージを送信する。
【0348】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ドキュメントのコメントセクションがコメント内容を受信し、前記コメント内容が前記処理流れの処理人員と関連付けられた場合、前記処理流れの開始者および前記コメント内容に関連する前記処理人員に通知メッセージを送信することを含むことをさらに含む。
【0349】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ドキュメントのコメントセクションがコメント内容を受信し、前記コメント内容が特定人員と関連付けられ、前記特定人員の前記第1ドキュメントが権限を有さない場合、リマインダメッセージを送信し、前記特定人員に前記第1ドキュメントの閲覧権限を開放するかどうかを促すことをさらに含む。
【0350】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記特定人員に前記第1ドキュメントの閲覧権限を開放すると決定した場合、前記特定人員に通知メッセージを送信する。
【0351】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、前記情報処理装置は、処理流れのための第1ドキュメントを受信するように構成されたドキュメント受信モジュールと、ここで、前記第1ドキュメントを受信する前に、前記第1ドキュメントの著者は前記第1ドキュメントの第1権限を有し、前記第1ドキュメントを受信した後、前記著者の前記第1ドキュメントの権限を前記第1権限と異なる第2権限に変更するように構成された権限変更モジュールとを備える。
【0352】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、第1ファイルの処理要求に対応するプリセット処理ノードの前に、ユーザ操作に応答して、第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定し、前記処理要求の処理が終了した後、前記第1ファイルが前記ターゲット保存アドレスに保存され得る。
【0353】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、
プリセットされたノードの前に、ユーザ操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定し、前記処理要求を処理するために前記第1ファイルの処理要求を送信することを含み、
ここで、前記ターゲット保存アドレスは、前記処理要求処理後の前記第1ファイルの保存アドレスである。
【0354】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理要求は前記ターゲット保存アドレスのアドレス情報を含む。本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ファイルがドキュメントである場合、前記情報処理方法は、前記処理要求が処理された後、前記ドキュメント内のプリセット位置に前記処理要求に対応する処理情報を表示することを含む。
【0355】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理情報はリンク情報を含み、前記リンク情報は、ユーザの操作に応答して処理詳細情報を表示するように構成される。
【0356】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記処理詳細情報は、処理ノード情報、処理人員情報、処理意見情報、処理時間情報の少なくとも1つの情報を含む。
【0357】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記情報処理方法は、ファイル保存ディレクトリを予め記憶することをさらに含み、前記ユーザ操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定することは、ユーザの前記ファイル保存ディレクトリの操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定することを含む。
【0358】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理方法を提供し、決定ユニットにより、第1ファイルの処理要求に対応する任意のノードの前に、ユーザ操作に応答して、第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定し、前記処理要求の処理が終了した後、前記第1ファイルを前記ターゲット保存アドレスに保存することを含む。
【0359】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、情報処理装置を提供し、
プリセットされたノードの前に、ユーザ操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定するように構成された保存アドレス決定ユニットと、前記処理要求を処理するために前記第1ファイルの処理要求を送信するように構成された要求送信ユニットとを備え、ここで、前記処理要求が処理された後、前記ターゲット保存アドレスは前記第1ファイルの保存アドレスに保存される。
【0360】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ファイルがドキュメントである場合、前記情報処理装置は、前記処理要求が処理された後、前記ドキュメント内のプリセット位置に前記処理要求に対応する処理情報を表示する処理情報表示ユニットをさらに備える。
【0361】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記情報処理装置は、ファイル保存ディレクトリを予め記憶するためのディレクトリ記憶ユニットをさらに備え、前記ユーザ操作に応答して前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定することは、ユーザの前記ファイル保存ディレクトリの操作に応答して、前記第1ファイルのターゲット保存アドレスを決定することを含む。
【0362】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、電子機器を提供し、
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサを備え、
ここで、前記メモリはプログラムコードを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して前記電子機器に本開示の1つまたは複数の実施例が提供する情報処理の方法を実行させる。
【0363】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、非一過性のコンピュータ記憶媒体を提供し、前記非一過性コンピュータ記憶媒体はプログラムコードを記憶し、前記プログラムコードがコンピュータ装置によって実行されると、前記コンピュータ装置に本開示の1つまたは複数の実施例が提供する情報処理の方法を実行させる。
【0364】
以上の説明は、本開示の好ましい実施例、および採用される技術的原理の例示的な説明である。当業者にとって、本開示に関わる開示範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される技術的解決策に限定されるものではなく、上記開示範囲から逸脱することなく、上記技術的特徴またはその等価特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術的解決策もカバーすべきであることを理解されたい。例えば、上記した特徴を、本開示に開示される同様機能を有する技術的特徴と置換することによって形成される技術的解決策(これらに限定されない)もカバーする。
【0365】
さらに、各動作は特定の順序を用いて描かれているが、これは、動作が示された特定の順序または順次実行されることを要求するものとして解釈されるべきではない。特定の環境において、マルチタスクおよび並行処理は有利であり得る。同様に、いくつかの具体的な実装の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。単一実施例の文脈で説明した特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実装することもできる。逆に、単一の実施例の文脈で説明した様々な特徴も、個別に、または任意の適切なサブコンビネーションで、複数の実施例で実施することができる。
【0366】
本主題は、構造的特徴および/または方法ロジック作用に特有の言語を用いて説明されてきたが、添付の特許請求の範囲に定義される主題は、必ずしも上記の特定の特徴または作用に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記した特定の特徴および動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態に過ぎない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
【手続補正書】
【提出日】2023-12-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1アプリケーションを決定するステップと、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップと、
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップと、を含む、情報処理方法。
【請求項2】
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップは、
第1アプリケーションの識別子、種類、サービスノードに関連する情報の少なくとも1つに基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップは、
前記第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、第1オンラインドキュメントの表示情報、権限情報、担持された内容データの少なくとも1つを処理すること、
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連人員情報に基づいて、人員に対する第1オンラインドキュメントの表示可能内容、表示形式、権限情報の少なくとも1つを処理すること、
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する第1アプリケーションデータに基づいて、前記第1オンラインドキュメントを生成するか、または前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理することの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1オンラインドキュメントの権限情報を処理し、以下の少なくとも1つを含み、
(a)前記関連関係の確立に応答して、または、前記第1アプリケーションを使用して第1オンラインドキュメントを処理し、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションに付与し、
(b)第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者に付与するか、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与し、
(c)前記第1オンラインドキュメントをドキュメント保管センターのファイリングアドレスに関連付けた後に、前記第1オンラインドキュメントの所有権を予め設定された人員に付与する、
(d)サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整することは、以下の少なくとも1つを含み、
現在サービスノードの第1処理に応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有者を修正し、
現在サービスノードの第2処理に応答して、プリセット処理ノードの関連人員のプリセットドキュメント権限を撤回し、
現在サービスノードの第3処理に応答して、第1人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて第2人員に対応する第1オンラインドキュメントの権限を付与し、前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を保持し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または前記第1人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を変更し、前記第1人員は前記現在サービスノードに関連人員を含み、前記第2人員は前記第3処理に関連人員を含み、
現在サービスノードの第4処理に応答して、第4処理に関連人員にプリセットドキュメント権限を付与する、請求項に記載の方法。
【請求項6】
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整し、以下の少なくとも1つを含み、
サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの所有権を前記作成者に付与し、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与し、または、サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータ処理要求を却下したことに応答して、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送することに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて前記別の人員に対応のドキュメント権限を付与し、または、
第1サービスノードの関連人員が第2サービスノードを追加したことに応答して、前記第1サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて、追加された第2サービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与し、または、
サービスノードが削除されたことに応答して、削除されたサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回または変更し、または、
第3サービスノードの関連人員が処理流れを前記サービスノードより前のサービスノードにロールバックしたことに応答して、以前のサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与し、または、
第1アプリケーションのサービスデータが第3人員にコピーまたは共有されたことに応答して、前記第3人員に第1オンラインドキュメントのプリセット権限を付与する、請求項に記載の方法。
【請求項7】
サービスノードおよび/またはサービスノードの関連人員の操作の操作種類に基づいて、前記第1オンラインドキュメントに関連する権限情報を調整し、以下の少なくとも1つを含み、
サービスデータの作成者が前記第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記処理要求に関連するサービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を撤回し、または、
前記サービスデータの作成者が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を撤回したことに応答して、前記第1オンラインドキュメントの権限をリセットし、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータの処理要求を却下したことに応答して、第1オンラインドキュメントの所有権を前記サービスデータの作成者に付与し、または前記第1オンラインドキュメントと前記第1アプリケーションの関連関係を確立する前に、前記第1オンラインドキュメントの所有者に付与し、または、
サービスノードの関連人員が第1アプリケーションのサービスデータを別の人員に転送することに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて前記別の人員に対応のドキュメント権限を付与し、前記別の人員に付与されたドキュメント権限は前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限であり、または前記別の人員に付与されたドキュメント権限は、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限のサブセットであり、または、
サービスノードの関連人員がサービスノードを追加したことに応答して、前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持または変更し、または、
第1アプリケーションのサービスデータが第3人員にコピーまたは共有されたことに応答して、前記第3人員に第1オンラインドキュメントのプリセット権限を付与し、前記プリセット権限は閲覧権限である、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行する過程中、現在サービスノードにおける第1オンラインドキュメントの編集権限を有する関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができ、現在サービスノードの関連人員でないまたは第1オンラインドキュメントの編集権限を有さない関連人員は前記第1オンラインドキュメントを編集することができない、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも以下の1つを含み、
前記サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限の有効期間は前記サービスノードの持続時間に関連し、または、
前記サービスノードの処理期間内で、前記サービスノードの関連人員に付与された前記第1オンラインドキュメントの権限が有効であり、または、
前記サービスノードの処理期間外では、前記サービスノードの関連人員に付与された前記第1オンラインドキュメントの権限は無効であるか、または他の権限に変更され、または、
以下の方式中の少なくとも1つによって、前記サービスノードの関連人員に前記第1オンラインドキュメントの権限を付与し:
前記サービスノードの関連人員を前記第1オンラインドキュメントの連携者として追加し、予め設定された権限を付与し、または、
前記第1オンラインドキュメントのリンク共有機能を開き、前記リンク共有機能は、前記第1オンラインドキュメントの共有リンクを取得するユーザがプリセット権限を有することを指示するために使用され、前記共有リンクを取得するユーザは、リンク共有のアクセス制限条件に基づいて前記第1オンラインドキュメントにアクセスする、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
前記共有リンクを取得するユーザは、前記リンク共有のアクセス制限条件に基づいて前記第1オンラインドキュメントにアクセスすることは、
前記共有リンクを取得するユーザの属性がプリセット条件を満たす場合、前記共有リンクを取得するユーザは前記第1オンラインドキュメントにアクセスすることを含む、請求項に記載の方法。
【請求項11】
第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて、第1オンラインドキュメントの第1処理を実行した後に、前記サービスノードの関連人員の前記第1オンラインドキュメントの権限を撤回する、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データは、サービス処理の関連情報を特徴付けるための処理概要情報を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項13】
前記処理概要情報によって特徴付けられた前記サービス処理の関連情報は、処理ノードまたは第1アプリケーションのリンク、処理手順情報、処理時間情報、処理人員情報、第1オンラインドキュメントのドキュメント変更記録情報の少なくとも1つを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
第1アプリケーションのサービスノードに基づいて、前記第1オンラインドキュメントに担持された内容データを処理することは、
第1アプリケーションサービスノードの関連人員のサービスデータの処理操作に基づいて、前記処理概要情報を更新すること、
前記第1オンラインドキュメント内で前記処理概要情報または処理概要情報のリンクを表示し、または、
前記第1オンラインドキュメント内で現在サービスノードの関連人員が閲覧権限を有する前記処理概要情報の部分を表示し、または、
前記第1オンラインドキュメント内で第2ドキュメントまたは第2ドキュメントのリンクを表示し、前記第2ドキュメントは前記処理概要情報を記録するために使用され、または、
第1オンラインドキュメントに対する第1処理が終了した後、処理概要情報を前記第1オンラインドキュメントに表示する、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、
前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者と前記第1オンラインドキュメントの協働情報に基づいて、前記関連関係を確立することを含み、
前記第1アプリケーションのサービスデータの作成者と前記第1オンラインドキュメントの協働情報に基づいて、前記関連関係を確立することは、前記作成者が前記第1オンラインドキュメントの協働作成者に属し、前記作成者がプリセット権限を有するかまたは前記協働作成者のプリセットタイプに属する場合、前記関連関係を確立することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
示情報は、前記第1オンラインドキュメントの所有者の通信方法、前記第1オンラインドキュメントの所有者の名刺、トリガされたとき前記第1オンラインドキュメントの所有者に連絡するためのコントロール、所有者に所有権の譲渡を申請するエントリ、所有者に第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを申請するための申請エントリの少なくとも1つを表示する、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記所有権の譲渡を要求する、または前記第1オンラインドキュメントと第1アプリケーションを関連付けることを申請することに応答して、前記所有者に通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記第1アプリケーションの情報、前記第1オンラインドキュメントの情報、前記作成者の備考情報の少なくとも1つを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップは、第1アプリケーションの表示インタフェースに前記第1オンラインドキュメントを追加するか、または前記第1アプリケーションと前記第1オンラインドキュメントの関連関係を予め設定すること、または、
前記第1アプリケーションのサービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定し、ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのファイリングアドレスであり、第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントに関連付けられ、前記ターゲットオンラインドキュメントは前記サービスデータテンプレートに基づいて確立されたサービスデータに関連するオンラインドキュメントであり、プリセットタイミングに到達したときに、前記第1オンラインドキュメントと前記第1ファイリングアドレスを関連付けること、または、
第1アプリケーションの表示インタフェースに第1オンラインドキュメントを追加する操作に応答して、ドキュメント保管センターのファイリングアドレス選択ページを表示し、選択された第2ファイリングアドレスに基づいて、プリセットタイミングに到達したとき、前記第1オンラインドキュメントと前記第2ファイリングアドレスを関連付けること、
の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記プリセットタイミングは、第1アプリケーションのプリセットサービスノードに到達すること、または第1アプリケーションのプリセットサービスノードを完了することを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
第1アプリケーションを決定する前に、作成操作に応答して、前記第1アプリケーションのサービスノードおよび前記サービスノードの関連人員のドキュメント権限を設定すること、または
第1アプリケーションを決定する前に、オンラインドキュメントを追加するためのコントロールを有するサービスデータテンプレートを作成すること、前記サービスデータテンプレートに基づいて前記第1アプリケーションの全部または一部のサービスデータを確立すること、
の少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記サービスノードの職能、前記関連人員の役割、前記第1オンラインドキュメントの種類および前記第1アプリケーションの種類の少なくとも1つに基づいて、前記サービスノードの関連人員のドキュメント権限を設定する、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記第1アプリケーションのサービスノードに関連する情報に基づいて前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行し、ここで、前記サービスノードに関連する情報は、サービスノード、サービスノードの関連人員情報、サービスノードに関連するサービスデータの少なくとも1つを含む、および/または
前記第1アプリケーションの2つ以上のサービスノードに関連する第1人員が存在する場合、前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員が関連する開始していない第2サービスノードを開始する前に、第1オンラインドキュメントの内容が変更された場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要がある、または、前記第1人員が関連する第1サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理した後に、前記第1人員が関連する第2サービスノードを開始する前に、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていない場合、前記第1人員は前記第2サービスノードで前記第1オンラインドキュメントを処理する必要がない、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号に基づいて前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたかどうかを判定し、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更された場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されたと判定し、または、前記第1オンラインドキュメントのバージョン番号が変更されていない場合、前記第1オンラインドキュメントの内容が変更されていないと判定する、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
少なくとも以下の1つを含み、
前記第1アプリケーションは第1サービスロジックに関連付けられ、前記第1アプリケーションは前記第1サービスロジックに基づいて前記第1アプリケーションのサービスデータを処理し、前記第1オンラインドキュメントに対する第1処理は前記第1サービスロジックに関連付けられる、
第1アプリケーションは、スタンドアロンアプリケーション、他のプログラムに埋め込まれた、または他のプログラムに基づくサブルーチン、またはアプレットを含む、または、
前記方法は前記第1アプリケーションのサービスノードに関連人員のターゲット通信ソフトウェアにおいて、前記第1アプリケーションのサービスデータを表示し、前記サービスデータは前記第1オンラインドキュメントに関連付けられるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
前記サービスノードに関連人員は、前記第1アプリケーションのターゲット権限を有さないターゲット人員を含み、
前記方法は、前記ターゲット人員による前記ターゲット通信ソフトウェアに表示された第1オンラインドキュメントの操作に応答して、前記サービスデータを処理するステップを含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記第1アプリケーションは承認手順を含み、サービスノードに関連する情報は、1つ以上の承認ノードおよび/または承認ノードに関連人員を含み、または、
前記第1アプリケーションは報告プログラムを含み、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の報告ノードおよび/または報告ノードに関連人員を含み、または、
前記第1アプリケーションは項目管理プログラムを含み、前記サービスノードに関連する情報は、1つ以上の項目処理ノードおよび/または項目処理ノードに関連人員を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップを含み、ここで、前記サービスデータテンプレートはオンラインドキュメントを関連つけるためのコントロールを有し、
ここで、前記サービスデータテンプレートは、サービス処理フォームまたはサービス処理流れを生成するために使用され、生成されたサービス処理フォームまたはサービス処理流れにおいて、オンラインドキュメントを関連付けるためのコントロールを有する、オンラインドキュメントに基づくデータ処理方法。
【請求項28】
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップは、
権限設定イベントに応答して、サービスデータテンプレートのサービス処理ノードの関連人員の前記オンラインドキュメントの操作権限を決定し、前記サービスデータテンプレートのコントロールを通じて追加されたすべてのオンラインドキュメントに前記操作権限を適用することを含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
第1作成イベントに応答して、サービスデータテンプレートを作成するステップは、
アドレス設定イベントに応答して、前記サービスデータテンプレートに関連する第1ファイリングアドレスを決定することを含み、
ここで、前記第1ファイリングアドレスはドキュメント保管センターのアドレスであり、前記第1ファイリングアドレスはターゲットオンラインドキュメントと関連付けるために使用され、前記ターゲットオンラインドキュメントは前記コントロールを介して関連付けられたオンラインドキュメントである、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記少なくとも1つのメモリはプログラムコードを記憶するために使用され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムコードを呼び出すことは、
第1アプリケーションを決定するステップと、
前記第1アプリケーションと第1オンラインドキュメントの関連関係を確立するステップと、
第1アプリケーションの関連情報に基づいて、前記第1オンラインドキュメントの第1処理を実行するステップと、を含む、端末。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0059】
いくつかの実施例では、第1アプリケーションのサービスデータを却下した後、第1サービスロジックの終了を示す。したがって、第1オンラインドキュメントの権限を撤回する必要があり、いくつかの実施例では、サービスデータの処理要求を却下した後ドキュメント所有権を前記サービスデータの作成者に再度付与する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0062】
(f)第1サービスノードの関連人員が第2サービスノードを追加したことに応答して、第1サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて追加された第2サービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0063】
いくつかの実施例では、サービスノードを追加した後、追加されたサービスノードの関連人員は第1オンラインドキュメントに対するアクセスまたは編集が必要とする可能性があるため、対応の対第1オンラインドキュメントの権限を付与する必要があるが、第1サービスノードの関連人員が作成した第2サービスノードであるため、第2サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限が第1サービスノードの関連人員を超えるべきではない。いくつかの実施例では、第2サービスノードを追加した後、第1サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限を保持または変更する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0066】
(h)第3サービスノードの関連人員が処理流れを第3サービスノード以前のサービスノードにロールバックしたことに応答して、前記以前のサービスノードの関連人員に対応のドキュメント権限を付与する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0067】
いくつかの実施例では、以前のサービスノードのノード種類、またはロールバックされたサービスノードの権限配置に基づいて、以前のサービスノードの関連人員に権限を付与する。いくつかの別の実施例では、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの権限に基づいて、以前のサービスノードの関連人員に第1オンラインドキュメントのドキュメント権限を付与し、サービスノードの関連人員の第1オンラインドキュメントの全部または一部権限を以前のサービスノードの関連人員に適用してもよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0074】
いくつかの実施例では、処理概要情報はサービス処理に関連する情報であってもよく、前記処理概要情報によって特徴付けられた前記サービス処理の関連情報は、処理ノードまたは第1アプリケーションのリンク、処理手順情報、処理時間情報、処理人員情報、第1オンラインドキュメントのドキュメント変更記録の少なくとも1つを含んでもよい。処理人員は、関連人員、または対応するノードに対して操作を行う関連人員の一人である。いくつかの実施例では、概要情報を処理することにより第1アプリケーションの処理流れおよび各処理ノードの状態を了解することができ、現在サービスノードの関連人員は処理概要情報を参照して第1オンラインドキュメントを処理することが容易になる。
【国際調査報告】