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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-30
(54)【発明の名称】映像再生方法、装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/44 20110101AFI20240723BHJP
   H04N 5/91 20060101ALI20240723BHJP
   H04N 5/93 20060101ALI20240723BHJP
   H04N 21/443 20110101ALI20240723BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240723BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20240723BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20240723BHJP
【FI】
H04N21/44
H04N5/91
H04N5/93
H04N21/443
H04N21/431
G06F3/0481
G06F3/04842
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023580935
(86)(22)【出願日】2022-06-21
(85)【翻訳文提出日】2023-12-28
(86)【国際出願番号】 CN2022100199
(87)【国際公開番号】W WO2023284498
(87)【国際公開日】2023-01-19
(31)【優先権主張番号】202110789130.8
(32)【優先日】2021-07-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.ブルートゥース
3.アンドロイド
(71)【出願人】
【識別番号】522365915
【氏名又は名称】富途網絡科技(深▲チェン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】FUTU NETWORK TECHNOLOGY(SHENZHEN)CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】28 floor,D1 building,Kexing Science Park,15 Keyuan Road,Nanshan District,Shenzhen,Guangdong,China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100118843
【弁理士】
【氏名又は名称】赤岡 明
(74)【代理人】
【識別番号】100125151
【弁理士】
【氏名又は名称】新畠 弘之
(72)【発明者】
【氏名】チェン、チアイー
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA08
5C164GA05
5C164UA04S
5C164UB04P
5C164UB41S
5C164UB51P
5C164UB81P
5C164YA11
5E555AA29
5E555BA16
5E555BB16
5E555BC04
5E555CA12
5E555CB12
5E555DA01
5E555DA21
5E555DB03
5E555DB04
5E555DB18
5E555DB20
5E555DB22
5E555DB57
5E555DC05
5E555DC25
5E555DC35
5E555DD06
5E555FA00
(57)【要約】
本出願には映像再生方法、装置及び記憶媒体が開示され、当該方法は、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、映像コンポーネントを呼び出すステップと、映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールからターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、第1映像ストリームに従ってターゲット映像を再生するステップであって、映像ストリーム多重化プール内に映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されているステップと、ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおけるターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおけるターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるステップと、小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、小ウィンドウコントロールがターゲット映像を表示し、または、フルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、ターゲット映像をフルスクリーンで表示するステップと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用される映像再生方法であって、前記方法は、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すステップと、
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップであって、前記映像ストリーム多重化プール内に前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されているステップと、
前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるステップと、
前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御され、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御されるステップと、を含むことを特徴とする映像再生方法。
【請求項2】
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップは、
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが存在するかどうかを照会するステップと、
前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在する場合、前記第1映像ストリームを取得して、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップと、または、
前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在しない場合、前記ターゲット映像に対応する第2映像ストリームがロードされ、前記第2映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項3】
前記映像コンポーネントはフォーカス管理層をさらに含み、前記ターゲット映像を再生する前には、
前記フォーカス管理層を介して他の映像コンポーネントに前記ターゲット映像に対応するターゲットフォーカス通知及び前記ターゲットフォーカス通知に対応するアイデンティティ情報を送信するステップであって、前記ターゲットフォーカス通知は、フォーカスがプリエンプションされた時に他の映像コンポーネントがフォーカスを解放することを指示するために使用されるステップと、
他の映像コンポーネントによって送信されたフォーカスが解放されること及び解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報がフォーカス管理層を介してモニターされると、前記映像コンポーネントが前記ターゲット映像を再生するように制御されるステップと、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の映像再生方法。
【請求項4】
映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるステップは、
取得された第1ページジャンプ指令に応じて、前記映像フィードリストから前記映像詳細ページにジャンプする際に、前記映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像詳細ページに同期させるステップと、または、
取得された第2ページジャンプ指令に応じて、前記映像詳細ページから前記映像フィードリストにジャンプする際に、前記映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像フィードリストに同期させるステップと、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の映像再生方法。
【請求項5】
前記映像コンポーネントはネットワークモニターインタフェースをさらに含み、前記方法は、
前記ネットワークモニターインタフェースがネットワーク状態の変化をモニターすると、ネットワーク状態変化の提示情報が前記クライアントの表示インタフェースに表示されるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項6】
前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御されるステップは、
前記小ウィンドウコントロールが前記映像詳細ページ上に位置する場合、前記映像詳細ページ上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像詳細ページ上の映像を自動再生するように制御するステップと、または、
前記小ウィンドウコントロールが前記映像フィードリスト上に位置する場合、前記映像フィードリスト上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像フィードリスト上の映像を自動再生するように制御するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の映像再生方法。
【請求項7】
前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御されるステップは、
ターゲットライブに対するライブルームへの進入要求を取得した場合、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を閉じるように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲットライブを再生するように制御されるステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の映像再生方法。
【請求項8】
前記小ウィンドウコントロールが前記映像詳細ページ上に位置する場合、前記方法は、
前記映像詳細ページ上に前記小ウィンドウコントロールをフローティング層で表示するステップと、
前記小ウィンドウコントロール上のジャンプアイコンへのタッチ操作に応答して、前記小ウィンドウコントロールから前記映像詳細ページへジャンプするステップと、
前記小ウィンドウコントロール上の空白領域のへのタッチ操作に応答して、前記小ウィンドウコントロールを喚起するか、または、前記小ウィンドウコントロールを隠蔽するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の映像再生方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記映像コンポーネントがバックグラウンドに入るように制御されている場合、現在再生されている前記ターゲット映像を一時停止するステップと、
前記映像コンポーネントがフォアグラウンドに戻される場合、現在のネットワーク状態と、映像再生設定項目と、バックグラウンドに入ったときの過去の映像再生状態とに基づいて、前記ターゲット映像の現在の再生状態を再度決定するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の映像再生方法。
【請求項10】
前記方法は、
映像コンポーネント多重化プールが設けられるステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項11】
前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
現在再生待ちのターゲット映像と同じ映像に対応する第1映像コンポーネントが映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記第1映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の映像再生方法。
【請求項12】
前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、映像をロードする速度が最も速い第2映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の映像再生方法。
【請求項13】
前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、CPU占有率および/またはメモリ占有率が最も低い第3映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の映像再生方法。
【請求項14】
前記方法は、
予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項15】
予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに格納するステップは、
異なるサイズのロードブロックを各ロード媒体において予め分割するステップであって、前記異なるサイズのロードブロックは、前記ターゲットデータの平均予想サイズに基づいて決定された増加係数に従って増加するステップと、
各ロード媒体中の最小ブロック容量および前記増加係数に基づいて、各前記ロードブロックのロード容量を決定するステップと、
各前記ロードブロックのロード容量に基づいて、各ロード媒体の総ロード容量を決定するステップと、
各ロード媒体の総ロード容量に基づいて、前記ターゲットデータに対応するターゲットロード媒体を決定するステップと、
前記ターゲットデータのサイズに基づいて、前記ターゲット記憶媒体において前記ターゲットデータに対応するロードブロックを決定し、前記ターゲットデータを前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納するステップと、を含むことを特徴とする請求項14に記載の映像再生方法。
【請求項16】
前記ターゲットデータは、前記ターゲット映像を含み、前記方法は、
前記ターゲット映像の再生時には、前記ターゲット映像に対応するロードブロックから前記ターゲット映像をロードするステップを更に含むことを特徴とする請求項14に記載の映像再生方法。
【請求項17】
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、レイアウトファイルに前記映像コンポーネントを追加し、コードファイルで前記ターゲット映像のデータを前記映像コンポーネントに導入し、前記映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項18】
前記方法は、
現在再生されている前記ターゲット映像が閉じられる場合、前記ターゲット映像が前記映像ストリーム多重化プール中の最後の映像ストリームであると、前記ターゲット映像に対応する映像ストリームをクリーンアップするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項19】
映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用される映像再生装置であって、前記装置は、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すための呼び出しモジュールと、
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するための再生モジュールであって、前記映像ストリーム多重化プール内に前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されている再生モジュールと、
前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるための同期モジュールと、
前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御し、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御するための制御モジュールと、を含むことを特徴とする映像再生装置。
【請求項20】
請求項1~18のいずれか一項に記載の映像再生方法におけるステップを実行するためにプロセッサによってロードされるのに適したコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年07月13日に提出された、出願の名称が「映像再生方法、装置及び記憶媒体」である、中国特許出願番号が「202110789130.8」である優先権を主張しており、この中国特許出願の全ての内容が引用によって本出願に組み込まれている。
【0002】
本出願は、コンピュータの技術分野に関し、特に、映像処理方法、装置及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、クライアントアプリケーションでは、映像コンポーネントが設定されているが、現在市販されている映像コンポーネントは、基本的なロジックを提供するだけで、ユーザ自身でUIと機能を実現する必要があり、映像多重化の実現が困難で、ユーザの使用プロセスが比較的に煩雑で、操作が比較的に複雑で、ユーザの体験に影響する。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施例は、映像多重化を実現し、映像コンポーネントの機能の多様性を向上させ、操作の複雑さを低減することができる映像再生方法、装置及び記憶媒体を提供する。
【0005】
第1方面によれば、映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用される映像再生方法であって、前記方法は、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すステップと、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップであって、前記映像ストリーム多重化プール内に前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されているステップと、前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるステップと、前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御され、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御されるステップと、を含む映像再生方法が提供される。
【0006】
第2方面によれば、映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用される映像再生装置であって、前記装置は、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すための呼び出しモジュールと、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するための再生モジュールであって、前記映像ストリーム多重化プール内に前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されている再生モジュールと、前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるための同期モジュールと、前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御し、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御するための制御モジュールと、を含む映像再生装置が提供される。
【0007】
第3方面によれば、第1方面に記載の映像再生方法におけるステップを実行するためにプロセッサによってロードされるのに適したコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体が提供される。
【0008】
第4方面によれば、プロセッサと、コンピュータプログラムが格納されたメモリとを含む端末機器であって、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記コンピュータプログラムを呼び出すことによって、第1方面に記載の前記映像再生方法におけるステップを実行する端末機器が提供される。
【0009】
本出願の実施例によれば、映像再生方法、装置及び記憶媒体が提供され、映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用され、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、映像コンポーネントを呼び出し、映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールからターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、第1映像ストリームに従ってターゲット映像を再生し、映像ストリーム多重化プール内に映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納され、前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおけるターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおけるターゲット映像の再生の進行度合とを同期させ、映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールがターゲット映像を表示および再生するように制御され、または、映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御される。本出願の実施例は、再生指令によって直接呼び出される映像コンポーネントに基づいて、映像多重化を実現することができ、映像コンポーネント内に小ウィンドウ機能およびフルスクリーン機能をカプセル化し、映像コンポーネントの機能の多様性を向上させ、及びユーザが小ウィンドウボタンまたはフルスクリーンボタンを簡単にクリックするだけで、小ウィンドウ再生またはフルスクリーン再生を実現することができ、操作の複雑さを低減し、映像コンポーネントを使用するユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本出願の実施例により提供される映像コンポーネントの構造を示す概略図である。
図2】本出願の実施例により提供される映像再生方法のフローを示す概略図である。
図3】本出願の実施例により提供されるフォーカス管理の適用シナリオを示す概略図である。
図4】本出願の実施例により提供される小ウィンドウ縦画面再生の適用シナリオを示す概略図である。
図5】本出願の実施例により提供される小ウィンドウ横画面再生の適用シナリオを示す概略図である。
図6】本出願の実施例により提供される小ウィンドウ再生のインタラクティブなシナリオを示す概略図である。
図7】本出願の実施例により提供される再生方式の適用シナリオを示す概略図である。
図8】本出願の実施例により提供されるモード1の適用シナリオを示す概略図である。
図9】本出願の実施例により提供されるモード1のコンポーネント仕様情報表である。
図10】本出願の実施例により提供されるモード2の適用シナリオを示す概略図である。
図11】本出願の実施例により提供されるモード2のコンポーネント仕様情報表である。
図12】本出願の実施例により提供されるモード3の適用シナリオを示す概略図である。
図13】本出願の実施例により提供されるモード3のコンポーネント仕様情報表である。
図14】本出願の実施例により提供されるモード4の適用シナリオを示す概略図である。
図15】本出願の実施例により提供されるモード4のコンポーネント仕様情報表である。
図16】本出願の実施例により提供される小ウィンドウモードの適用シナリオを示す概略図である。
図17】本出願の実施例により提供される小ウィンドウモードのコンポーネント仕様情報表である。
図18】本出願の実施例により提供される映像再生装置の構造を示す概略図である。
図19】本願の実施例により提供される端末機器の構造を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本出願の実施例における図面を参考しながら、本出願の実施例における技術案を明確で完全に説明するが、説明された実施例は、本出願の実施例の一部に過ぎず、その全ての実施例ではないことは明らかである。本出願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をしない前提で得た他のすべての実施例は、いずれも本出願の保護の範囲に属する。
【0012】
本出願の実施例により映像再生方法、装置及び記憶媒体が提供される。具体的には、本出願の実施例に係る映像再生方法は、端末機器によって実行されることができ、当該端末機器は、端末やサーバ等の機器であってもよい。この端末は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、タッチスクリーン、ゲーム機、パーソナルコンピューター(Personal Computer、PC)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)などの端末機器とすることができる。サーバは、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバで構成されるサーバクラスタや分散システムであってもよく、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメイン名サービス、セキュリティサービス、コンテンツ配信ネットワークサービス、ビッグデータや人工知能プラットフォームなどの基礎的なクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよいが、これに限定されるものではない。
【0013】
以下、それぞれについて詳しく説明する。なお、以下の実施例の説明順序は、実施例の優先順位を限定するものではない。
【0014】
本出願の各実施例は、端末またはサーバによって実行されてもよく、または端末およびサーバによって共同で実行されてもよい映像再生方法を提供する。本出願の実施例では、映像再生方法を端末で実行する場合を例として説明する。
【0015】
図1を参照して、図1は本出願の実施例により提供される映像コンポーネントの構造を示す概略図である。本出願の実施例により提供される映像コンポーネント100は、主に映像再生層110および再生制御ビュー層120を含む。
【0016】
ここで、映像再生層110は、SDKの状態コールバックをモニターし、再生制御ビュー層のUI状態を更新するために使用される。例えば、映像再生層110は、映像再生層の実現クラス111と、映像再生層の抽象インタフェース112とを含むことができる。映像再生は、映像再生層の実現クラス111によって実現され、再生制御ビュー層120は、映像再生層の抽象インタフェース112によって操作制御される。
【0017】
例えば、映像再生層110は、下地レイヤの映像SDKを内部にカプセル化した映像ツールSDKプロセッサ(VideoSDKProcessor)クラス131を実現する。映像SDKがイベント変更通知を発行する時、インタフェースを介して映像再生層にコールバックされ、例えばSDKイベントモニターインタフェース(ITXVodPlayListener)132を介して映像再生層110にコールバックされる。例えば、VideoSDKはインターネット映像のモバイル端末のアプリケーションにサービスを提供するために用いられ、音声映像撮影、特殊効果編集、人物の美顔などの機能が含まれ、開発者の人件費、物的コストの節約を支援すると同時にユーザの多様なニーズを満たす。開発者の開発作業を簡素化し、業務を構築して迅速にオンライン化することを支援する。
【0018】
再生制御ビュー層120は、再生制御ビュー層の実現クラス121と再生制御ビュー層の抽象インタフェース122とを含む。再生制御ビュー層120に対するUI制御は、再生制御ビュー層の実現クラス121によって実現されてもよい。例えば、再生制御ビュー層120は、映像制作ツール操作プラグイン(IVideoOperateWidget)インタフェースを実現し、これは再生制御ビュー層の抽象インタフェース122であり、映像再生層の抽象インタフェース(IVideoOperateListener)112はIVideoOperateWidgetオブジェクトを保持し、映像再生層110は、映像再生層の抽象インタフェース112が保持したIVideoOperateWidgetオブジェクトを介して再生制御ビュー層を操作制御する。IVideoは、機能が強くて操作が簡単なインタラクティブな映像制作ツールである。IVideoは映像リソースに基づいて、テキスト、画像、ハイパーリンク、映像、オーディオ、インタラクティブなゲームコンポーネントなど、インタラクティブなコンテンツを大きく追加できる。
【0019】
ここで、ユーザが再生制御ビュー層120のUIコントロールを操作する時、再生制御ビュー層120に作用するユーザのUIコントロールによる操作指令に応じて、映像再生層110の状態が更新される。例えば、映像再生層110は、映像制作ツールプラグイン(IVideoWidget)インタフェースを実現しており、映像再生層110に再生制御ビュー層120を追加する際に、VideoWidgetが導入される。再生制御ビュー層120は、IVideoWidgetの実現を保持し、この際に、IVideoWidgetは映像再生層110の抽象である。それでは、ユーザの再生制御ビュー層120における操作は、いずれもIVideoWidgetインタフェースを介して映像再生層110にコールバックされる。
【0020】
ここで、映像コンポーネント100は、内部でネットワーク変化をモニターし、ネットワーク変化に対応する論理を処理することもできる。例えば、映像コンポーネント100は、映像再生層110に接続されたネットワークモニターインタフェース(NetworkEventProcessor)140も含む。例えば、ネットワーク変化は、ネットワークモニターインタフェース140を介してモニターすることができ、映像コンポーネント100のネットワークモニターインタフェース141では、NONE(0)、WIFI(1)、MOLBILE(2)などのネットワークタイプを記録することができる。例えば、ネットワークモニターインタフェース140からネットワーク状態の変化がモニターされると、映像コンポーネント100は、ユーザにネットワーク状態の変化を注意喚起するための提示情報をポップアップする。
【0021】
ここで、映像コンポーネント100は、フォーカス管理を行うことができる。例えば、フォーカスは集合点であり、例えば、オーディオフォーカスはユーザが聞くことができるオーディオの音声である。アンドロイド機器では多くの音声を同時に再生できるようにデフォルト設定されているが、フォーカスメカニズムが追加すると、より整然とした音声管理が可能になり、ユーザエクスペリエンスが向上される。例えば、映像コンポーネント100内には、完全なフォーカス管理層150がカプセル化され、このフォーカス管理層150によって内部映像および外部オーディオ映像に反応することができる。この部分論理は、ユーザが手動で実現する必要がない。例えば、当該フォーカス管理層150は、フォーカスモニターインタフェース(OnAudioFocusChangeListener)151および内部フォーカスモニターインタフェース(IVideoMediaEventForceListener)152を含むことができる。当該フォーカスモニターインタフェース151および内部フォーカスモニターインタフェース152は、いずれも映像再生層110に接続されている。ここで、OnAudioFocusChangeListenerとIVideoMediaEventForceListenerはAudioManagerクラスに属する。
【0022】
例えば、映像コンポーネント100がフォーカス変化に対応する論理を処理するように、フォーカス管理層150によってフォーカス変化をモニターできる。例えば、フォーカス管理層150から、映像フォーカスが他のオーディオ映像によってプリエンプションされていることがモニターされると、映像コンポーネント100は、一時停止ロジックを自動的に処理する。
【0023】
例えば、フォーカスプリエンプション通知を受信したときに、ビジネスニーズに基づいてフォーカスのソースを決定することができる。具体的には、フォーカス管理層150のフォーカスモニターインタフェース151を使用してサードパーティをモニターすることができるが、フォーカスモニターインタフェース151がフォーカスイベントをモニターした後も、内部フォーカスモニターインタフェース152を使用してフォーカスイベントを送信および処理することができる。
【0024】
ここで、アンドロイド(Android)機器において、ユーザが現在のAPP内で映像コンポーネントを開いて再生する際に、開発者は、オーディオマネージャ(AudioManager)クラスのrequestAudioFocusメソッドを呼び出して、現在このAPPがオーディオの再生を開始しようとしていることを示すフォーカス通知を送信することができ、残りのAPPは、AudioManagerクラスのOnAudioFocusChangeListenerを介してこのフォーカス通知をモニターすることができ、フォーカスモニターインタフェース151がこのフォーカス通知を受信したとき、残りのAPP内で複数の音が同時に再生される状況を回避するために、対応する処理(例えば、オーディオの再生を一時停止するなど)を行うべきである。このうち、AndroidシステムにおけるAudioManagerクラスは、複数のAPP間のフォーカス通信に適しており、このクラスを使うと送信とモニターの能力しか提供できず、誰がフォーカスを取得したのか、現在のフォーカスが何なのか知ることができない。そのため、フォーカスを、サードパーティのAPPから送信したシステムフォーカスと、現在のAPP内のフォーカス(例えば、生放送映像、情報映像、音声アナウンスなど)の2種類に分けることができる。フォーカス管理層150内のAudioManagerクラスは、フォーカスイベントを送信およびモニターするために統一的に使用されてもよいが、フォーカスイベントが送信されると同時に、フォーカス送信者のアイデンティティを示すアイデンティティ情報が送信される。このとき、現在のAPP内の他の媒体がフォーカスイベントをモニターした場合、このアイデンティティ情報に基づいて、当該フォーカスの送信者がサードパーティのAPPから来たのか、現在のAPP内から来たのかを判断し、それに応じた処理ロジックを採用することができる。そのうち、AudioManagerクラスはandroid.Mediaパッケージに位置し、このクラスは、音量とサウンドモードを制御するためのアクセス操作を提供する。このうち、AudioFocusはAndroidが導入したAudio協調メカニズムで、Audioリソースを複数のパーティで使用する必要がある場合、AudioFocusメカニズムを介して協調し、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
【0025】
例えば、当該内部フォーカスモニターインタフェース152は、ニュース音声(NEWS_VOICE)、ライブルーム(LIVE_ROOM)、ライブフローティングウィンドウ(LIVE_FLOAT_WINDOW)、IM映像(IM_VIDEO)、SNS映像(SNS_VIDEO)、ニュース映像リスト(NEWS_VIDEO_LIST)、ニュース映像詳細ページ(NEWS_VIDEO_DETAIL_PAGE)、ニュース映像フルスクリーン(NEWS_VIDEO_FULL_SCREEN)、ニュース映像フローティングウィンドウ(NEWS_VIDEO_FLOAT_WINDOW)などを含む媒体フォーカスタイプをモニターするために使用されることもできる。
【0026】
例えば、映像コンポーネント100は、映像のクリック操作をモニターするための映像クリックモニターインタフェース(IVideo ClickListener)160をさらに含む。当該映像クリックモニターインタフェース160は、映像再生層110に接続される。例えば、当該映像コンポーネント100は、映像状態をモニターするための映像状態変更モニターインタフェース(IVideo StateChangeListener)170をさらに含む。例えば、映像状態は、アイドル(IDLE)状態、プレイ(PLAYING)状態、一時停止(PAUSED)状態、ロード(LOADING)状態、停止(STOPED)状態、エラー(ERROR)状態などを含むことができる。当該映像状態変更モニターインタフェース170は、映像再生層110に接続される。例えば、当該映像コンポーネント100は、UIインタフェースを配置するための映像UI配置クラス181をさらに含む。例えば、当該映像コンポーネント100は、映像配置項目を配置するための映像配置クラス182をさらに含む。例えば、映像コンポーネント100は、それぞれ映像データを格納および管理するための映像データクラス(VideoData)191および映像データ管理クラス(VideoDataManager)192をさらに含む。ここで、映像データ管理クラス192では、映像の鮮明度を管理するために使用されてもよく、例えば、映像の鮮明度は、FLU、SD、HD、FHD、2K、4K、8Kなどを含む。画面解像度が480pまたは576pのものをSD(Standard Definition)、画面解像度が720pのものをHD(High Definition)、画面解像度が1080pのものをFHD(Full High Definition)、4kをUHD(Ultra High Definition)または4k UHD、8kをFUHD(Full Ultra High Definition)または8k UHDと呼ぶ。例えば、ユーザは、映像の再生制御ビュー層120をカスタマイズすることもできる。例えば、モード3およびモード4の再生制御ビューでは、右上隅のボタンは、ユーザ自身によって入力されてもよい。例えば、当該映像コンポーネント100は、UIおよび機能を完全にカプセル化し、カプセル化されたUIおよび機能は、小ウィンドウ、フルスクリーン、フォーカス処理ロジックなどを含む。
【0027】
ここで、映像コンポーネント100は、小ウィンドウ機能も有する。映像コンポーネント100には小ウィンドウ再生機能が搭載されており、ユーザは1行のコードを簡単に呼び出すだけで小ウィンドウを開いて再生することができる。映像小ウィンドウには、エレガントなUIと機能ロジックが搭載されている。
【0028】
ここで、映像コンポーネント100は、フルスクリーン機能も有する。映像コンポーネント100は、フルスクリーン再生機能を備えており、ユーザは、コードを1行書くことなく、フルスクリーンボタンが再生制御ビュー層120内に配置されている限り、このフルスクリーンボタンをクリックすると、自動的にフルスクリーンモードに入り、現在の映像を自動的に多重化し、現在の映像UIおよび現在の映像状態を同期させることができる。映像コンポーネント100が備えるフルスクリーン再生機能により、フルスクリーンに表示されている映像と前ページの映像とが1つの映像ストリームを共有し、フルスクリーンのシームレスな切り替えを実現することができる。
【0029】
ここで、映像コンポーネント100は、映像の多重化を実現することができる。同じ映像がジャンプするとき、映像コンポーネント100は、映像間のシームレスな切り替えを完了するために、映像をインテリジェントに自動的に多重化する。
【0030】
例えば、映像コンポーネント100では映像ストリーム多重化プールであるVideoPlayerManagerクラスを実現することができる。再生されたすべての映像は、当該映像ストリーム多重化プールに保存され、ターゲット映像の再生を準備するときに、まず、映像ストリーム多重化プールではターゲット映像と同じ映像ストリームが存在するかどうかを照会し、存在する場合には、当該ターゲット映像と同じ映像ストリームを映像ストリーム多重化プールから直接取得して映像を再生する。例えば、当該映像コンポーネント100は、多重化処理を行うこともできる。多重化処理は、映像ストリーム多重化プールの映像ストリームに対する映像多重化を含むことができる。多重化処理はまた、UIコンポーネントに対するコンポーネント多重化を含むことができ、例えば、映像コンポーネント多重化プールを備え、映像コンポーネント多重化プールに現在の再生待ちのターゲット映像と同じ映像が存在する場合、映像コンポーネント全体を直接移動させて多重化することができ、映像コンポーネント多重化によって、ターゲット映像に対応する映像コンポーネントのUIおよび機能を直接多重化してシームレスな切り替えの効果を達成することができる。
【0031】
図2図17を参照し、そのうち、図2は本出願の実施例により提供される映像再生方法のフローを示す概略図である。なお、本出願の実施例の映像再生方法は、端末機器に構成され得る本出願の実施例の映像再生装置に適用することができる。当該端末機器は、図1に示した映像コンポーネントであってもよい映像コンポーネントを備えて構成されたクライアントが内部にインストールされた端末機器であってもよい。前記方法は、以下のステップを含む。
【0032】
ステップ201において、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出す。
【0033】
例えば、クライアントを開いた後、クライアントの表示ページに映像フィードリストや映像詳細ページを表示することができる。当該映像フィードリストまたは映像詳細ページ内には、ターゲット映像が含まれ、ユーザは、表示ページ上でターゲット映像をクリックして、ターゲット映像に対する再生指令をトリガし、ターゲット映像を再生するために前記映像コンポーネントを呼び出すことができる。フィードは、ユーザが積極的に購読している複数のメッセージソースを組み合わせてコンテンツアグリゲータを形成し、ユーザが継続的に最新の購読ソースコンテンツを取得できるように助けるものである。たとえば、フィードはコンテンツをユーザに表示し且つ継続的に更新する方式であり、ユーザは複数のリソースを選択して購読することができ、サイトはフィードのURLを提供し、ユーザはフィードのURLをリーダに登録し、リーダに形成された集約ページがフィードストリームである。購読ソースには、あるコンテンツだけでなく、コンテンツを制作している人やグループも含まれ、購読には、通常、人気のあるレコメンデーションや広告など、非購読のコンテンツが混在している。一つのフィードとは、一つの情報ユニットであり、一つのユーザが見たい有用な情報ユニットであり、または一つのユーザのニーズを満たす情報ユニットである。例えば、一つのフィードは、一つのカード、一つのテキスト、一つの映像、一つのオーディオなどの情報ユニットである。フィードストリームとは、継続的に更新される情報ストリームであり、購読ソースコンテンツをユーザにプッシュできる。フィードストリームには、タイムラインベースのプレゼンテーション形式timeline、スマートソートベースのプレゼンテーション形式rankなど、さまざまなプレゼンテーション形式があるが、これらに限定されるものではない。そのうち、timelineはフィードストリームのコンテンツが更新される時間の前後順序に従ってコンテンツをユーザに表示することができ、rankは、ある要因に基づいて、フィードストリームコンテンツの重みを計算して、フィードストリームコンテンツの表示の前後順序を決定することができ、例えば、ユーザの興味の好みに応じてインテリジェントな順序付けを行うことができる。
【0034】
フィードリストは、絶えずに下へスライドされて絶えずにロードされる一列の情報のリストであってもよい。フィードリストはユーザに対応することができ、クライアントにログインする各ユーザはいずれも自分自身のフィードリストを持っている。各フィードエントリは独立した情報であり、フィードリストに対する操作にはクリック、下スライドロード、上下スライドプレビューなどが含まれているが、これらに限定されなく、フィードリストにカード、文字、画像、映像、オーディオなどを表示できる。
【0035】
例えば、映像フィードリストは、当該ターゲット映像フィードおよび他のフィードを含むことができる。
【0036】
例えば、映像詳細ページは、当該ターゲット映像の再生ウィンドウおよび当該ターゲット映像に対応する詳細情報を含むことができ、例えば、当該詳細情報は、コメント情報、映像プロフィール、再生記録などを含むことができる。
【0037】
いくつかの実施例では、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、レイアウトファイルに前記映像コンポーネントを追加し、コードファイルで前記ターゲット映像のデータを前記映像コンポーネントに導入し、前記映像コンポーネントを呼び出すステップを含む。
【0038】
例えば、ユーザが映像コンポーネントを使用する場合、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、レイアウトファイルに映像コンポーネントを追加し、コードファイルで映像のデータを導入することによってユーザアクセスが達成される。
【0039】
いくつかの実施例では、映像コンポーネント多重化プールが設けられる。
【0040】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、現在再生待ちのターゲット映像と同じ映像に対応する第1映像コンポーネントが映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記第1映像コンポーネントを呼び出すステップを含む。
【0041】
例えば、前記映像コンポーネント100は、また、映像コンポーネント多重化を行うことができる。例えば、映像コンポーネント多重化プールが設けられ、前記映像コンポーネントが呼び出されるとき、映像コンポーネント多重化プールに現在再生待ちのターゲット映像と同じ映像に対応する第1映像コンポーネントが存在する場合、前記第1映像コンポーネントを直接移動させて多重化することができ、映像コンポーネントの多重化によって、ターゲット映像に対応する第1映像コンポーネントのUIおよび機能を直接多重化してシームレスな切り替えの効果を達成することができる。
【0042】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、映像をロードする速度が最も速い第2映像コンポーネントを呼び出すステップを含む。
【0043】
例えば、映像コンポーネント多重化プールに以前に呼び出された複数の映像コンポーネントが存在する場合、映像コンポーネントが呼び出される際、映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントの中から映像をロードする速度が最も速い第2映像コンポーネントが選択され、この第2映像コンポーネントを移動して多重化して、この第2映像コンポーネントを介して現在再生待ちのターゲット映像を再生し、映像コンポーネントの多重化により、映像をロードする速度が最も速い第2映像コンポーネントのUIおよび機能を直接多重化して、映像を快速にロードし且つ映像をスムーズに再生するという効果を達成することができる。
【0044】
いくつかの実施例では、前記方法は、予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納するステップをさらに含む。
【0045】
具体的には、本実施例は、データ属性に基づく映像ロードメカニズムを提案し、各ロード媒体でブロックを分割し、ターゲットデータをロードするために適切なロードブロックを決定する。例えば、前記ターゲットデータは、前記ターゲット映像を含む。
【0046】
いくつかの実施例では、予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに格納するステップは、異なるサイズのロードブロックを各ロード媒体において予め分割するステップであって、前記異なるサイズのロードブロックは、前記ターゲットデータの平均予想サイズに基づいて決定された増加係数に従って増加するステップと、各ロード媒体中の最小ブロック容量および前記増加係数に基づいて、各前記ロードブロックのロード容量を決定するステップと、各前記ロードブロックのロード容量に基づいて、各ロード媒体の総ロード容量を決定するステップと、各ロード媒体の総ロード容量に基づいて、前記ターゲットデータに対応するターゲットロード媒体を決定するステップと、前記ターゲットデータのサイズに基づいて、前記ターゲット記憶媒体において前記ターゲットデータに対応するロードブロックを決定し、前記ターゲットデータを前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納するステップと、を含む。
【0047】
具体的に、予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、このターゲットデータに対応するロードブロックが決定される。
【0048】
さらに、各ロード媒体において異なるサイズのロードブロックが分割され、一定の規則に従って増加される。増加係数Aは、ロードデータの平均予想サイズに基づいて決定され、あるロード媒体においてi個のロードブロックがあり、ここで、最小ブロック容量はCap_X(min)であると仮定する。
【0049】
i番目のロードブロックのロード容量は、増加係数Aおよび最小ブロック流束から以下のように決定される。
【0050】
Cap_X(i)=Ai-1Cap_X(min)
各ブロックのロード容量に基づいて、このロード媒体の総ロード容量が決定さ、即ち、これは以下のように等比数列の合計である。
【数1】
データを格納する必要があるロード媒体を決定した後、データのサイズに基づいて、この記憶媒体において適切なロードブロックを決定し、データを対応するロードブロックに一時的に格納する。必要なロードデータを呼び出す必要がある場合、時間とメモリ最適化の原則に基づいて呼び出すことで、効率的にロード空間を管理し、ロード速度を向上させることができる。
【0051】
いくつかの実施例では、前記ターゲットデータは前記ターゲット映像を含み、前記方法は、前記ターゲット映像の再生時には、前記ターゲット映像に対応するロードブロックから前記ターゲット映像をロードするステップを更に含む。
【0052】
いくつかの実施例では、映像コンポーネントを呼び出すステップは、呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、CPU占有率および/またはメモリ占有率が最も低い第3映像コンポーネントを呼び出すステップを含む。
【0053】
例えば、映像コンポーネント多重化プールに以前に呼び出された複数の映像コンポーネントが存在する場合、映像コンポーネントが呼び出されるとき、映像コンポーネント多重化プールの複数の映像コンポーネントの中からCPU占有率および/またはメモリ占有率が最も低い第3映像コンポーネントが選択され、この第3映像コンポーネントを移動して多重化して、この第3映像コンポーネントを介して現在再生待ちのターゲット映像を再生し、映像コンポーネントの多重化により、CPU占有率および/またはメモリ占有率が最も低い第3映像コンポーネントのUIおよび機能を直接多重化して、映像コンポーネントが動作している際の端末機器の動作速度に対する影響を低減する。
【0054】
ステップ202において、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生し、前記映像ストリーム多重化プール内には前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されている。
【0055】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップは、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが存在するかどうかを照会するステップと、前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在する場合、前記第1映像ストリームを取得して、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップと、または、前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在しない場合、前記ターゲット映像に対応する第2映像ストリームがロードされ、前記第2映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップと、を含む。
【0056】
ここで、映像コンポーネントは、映像多重化を実現することができる。同じ映像がジャンプするとき、映像コンポーネントは、映像間のシームレスな切り替えを完了するために、映像をインテリジェントに自動多重化する。例えば、映像ストリーム多重化プールであるVideoPlayerManagerクラスを映像コンポーネントにおいて実現することができ、当該映像ストリーム多重化プールは、図1の映像データクラス191中のデータクラスであってもよく、クライアントに対応するデータクラスであってもよい。再生されたすべての映像は、当該映像ストリーム多重化プールに保存され、ターゲット映像を再生することを準備するとき、まず、映像ストリーム多重化プールからターゲット映像と同じ第1映像ストリームが存在するかどうかを照会し、存在する場合には、当該ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを映像ストリーム多重化プールから直接取得して映像を再生する。前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在しない場合、前記ターゲット映像に対応する第2映像ストリームをロードし、例えば、クラウドストレージまたは特定されたデータベースから、前記ターゲット映像に対応する第2映像ストリームをロードして、前記第2映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生する。
【0057】
例えば、ユーザが映像Aを再生したときにユーザが映像Aをクリックすると、映像詳細ページに進入し、この時、映像詳細ページの映像Aの再生を開始すると、VideoPlayerManagerクラスから同じ映像の映像ストリームaが存在するかどうかを照会し、VideoPlayerManagerクラスに映像Aと同じ映像ストリームaが存在することが発見されると、映像ストリームaを再作成する必要がなく、映像ストリームaをVideoPlayerManagerクラスから直接取り出して再生する。
【0058】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネントはフォーカス管理層をさらに含み、前記ターゲット映像を再生する前には、前記フォーカス管理層を介して他の映像コンポーネントに前記ターゲット映像に対応するターゲットフォーカス通知及び前記ターゲットフォーカス通知に対応するアイデンティティ情報を送信するステップであって、前記ターゲットフォーカス通知は、フォーカスがプリエンプションされた時に他の映像コンポーネントがフォーカスを解放することを指示するために使用されるステップと、他の映像コンポーネントによって送信されたフォーカスが解放されること及び解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報が前記フォーカス管理層を介してモニターされると、前記映像コンポーネントが前記ターゲット映像を再生するように制御されるステップと、を含む。
【0059】
例えば、図3を参照すると、例えば、第1映像コンポーネント、フォーカスモニターインタフェース、内部フォーカスモニターインタフェースは、現在のAPPの内部に配置され、第2映像コンポーネントは、残りのAPPの内部に配置される。現在のAPPの内部では、ユーザがターゲット映像(例えば映像A)を再生準備するために、現在のAPPの内部で第1映像コンポーネントを開くと、オーディオマネージャクラスにおけるrequestAudioFocusメソッドを呼び出してフォーカス通知を送信し、現在のAPPがターゲット映像の再生を開始していることを示し、現在のAPPは、AudioManagerクラスにおけるフォーカスモニターインタフェースを呼び出すことで、当該ターゲット映像に対するターゲットフォーカス通知をモニターすることができ、当該ターゲットフォーカス通知およびそれに対応するアイデンティティ情報は、フォーカスモニターインタフェースを介して、内部フォーカスモニターインタフェースおよび残りのAPP内部の第2映像コンポーネントに送信され、残りのAPPの内部の第2映像コンポーネントは、当該ターゲットフォーカス通知およびそれに対応するアイデンティティ情報を受信し、さらに、第2映像コンポーネントは、当該ターゲット映像が現在再生される必要があることを決定し、残りのAPPの内部の第2映像コンポーネントが現在映像Bを再生している場合、ターゲット映像のフォーカスがプリエンプションされていることを示し、内部フォーカスモニターインタフェースは、フォーカスがプリエンプションされていることをモニターし、第1映像コンポーネントがターゲット映像を再生しょうとするというフォーカス通知を残りのAPPの内部の第2映像コンポーネントに送信し、第2映像コンポーネントが現在再生されている映像Bに対応するフォーカスを解放するようにし、現在のAPP内のフォーカスモニターインタフェースは、第2映像コンポーネントがフォーカスを解放するという通知をモニターする場合、フォーカスモニターインタフェースは、内部フォーカスモニターインタフェースに解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報を送信し、その後、内部フォーカスモニターインタフェースは、フォーカスが解放されたことをモニターしたこと及び解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報を第1映像コンポーネントに送信することで、第1映像コンポーネントが再生待ちのターゲット映像のフォーカスが現在プリエンプションされていないことを決定し、更に、第1映像コンポーネントがターゲット映像の再生を開始する。
【0060】
例えば、引き続き図3を参照すると、例えば、第1映像コンポーネント、フォーカスモニターインタフェース、内部フォーカスモニターインタフェース、第2映像コンポーネントは、いずれも現在のAPPの内部に配置される。現在のAPPの内部では、ユーザがターゲット映像(例えば映像C)を再生準備するために、現在のAPPの内部で第1映像コンポーネントを開くと、オーディオマネージャクラスにおけるrequestAudioFocusメソッドを呼び出してフォーカス通知を送信し、現在のAPPがターゲット映像の再生を開始していることを示し、現在のAPPは、AudioManagerクラスにおけるフォーカスモニターインタフェースを呼び出すことで、当該ターゲット映像に対するターゲットフォーカス通知をモニターすることができ、当該ターゲットフォーカス通知およびそれに対応するアイデンティティ情報は、フォーカスモニターインタフェースを介して、内部フォーカスモニターインタフェースおよび現在のAPP内部の第2映像コンポーネントに送信され、第2映像コンポーネントは、当該ターゲットフォーカス通知およびそれに対応するアイデンティティ情報を受信し、さらに、第2映像コンポーネントは、当該ターゲット映像が現在再生される必要があることを決定し、第2映像コンポーネントが現在映像Dを再生している場合、ターゲット映像のフォーカスがプリエンプションされていることを示し、内部フォーカスモニターインタフェースは、フォーカスがプリエンプションされていることをモニターし、第1映像コンポーネントがターゲット映像を再生しようとするというフォーカス通知を第2映像コンポーネントに送信し、第2映像コンポーネントが現在再生されている映像Dに対応するフォーカスを解放するようにし、現在のAPP内のフォーカスモニターインタフェースは、第2映像コンポーネントがフォーカスを解放するという通知をモニターする場合、フォーカスモニターインタフェースは、内部フォーカスモニターインタフェースに解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報を送信し、その後、内部フォーカスモニターインタフェースは、フォーカスが解放されたことをモニターしたこと及び解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報を第1映像コンポーネントに送信することで、第1映像コンポーネントが再生待ちのターゲット映像のフォーカスが現在プリエンプションされていないことを決定し、更に、第1映像コンポーネントがターゲット映像の再生を開始する。
【0061】
ステップ203において、前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させる。
【0062】
いくつかの実施例では、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるステップは、取得された第1ページジャンプ指令に応じて、前記映像フィードリストから前記映像詳細ページにジャンプする際に、前記映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像詳細ページに同期させるステップと、または、取得された第2ページジャンプ指令に応じて、前記映像詳細ページから前記映像フィードリストにジャンプする際に、前記映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像フィードリストに同期させるステップと、を含む。
【0063】
ここでは、映像フィードリストと映像詳細ページの再生の進行度合を連携させる必要がある。
【0064】
例えば、WIFI環境において、取得された第1ページジャンプ指令に基づいて、映像フィードリストから詳細ページに進む場合、
進行度合について、映像フィードの再生の進行度合は映像詳細ページに同期する必要があり、両方の進行度合を連携させる必要がある。
【0065】
音量について、詳細ページにおける音量設定は携帯電話システムの音量設定に従うことができる。
【0066】
詳細ページの再生一時停止状態について、コミュニティの詳細ページが自動再生機能に適していない場合があるため、コミュニティの詳細ページでは自動再生機能を取消することができるなど、ビジネスのカスタマイズをサポートする。
【0067】
例えば、WIFI環境において、取得された第2ページジャンプ指令に基づいて、映像詳細ページから映像フィードリストに戻る場合、
進行度合について、当該映像フィードが依然として現在の画面に表示されている場合には、映像詳細ページの再生の進行度合を映像フィードに同期し、両方の進行度合を連携させる必要がある。
【0068】
音量について、映像フィードは元のフィードの音量開閉状態を維持する。
【0069】
フィードの再生一時停止状態について、システムの再生設置に従うことができる。
【0070】
例えば、トラフィック環境において、取得された第1ページジャンプ指令に基づいて、映像フィードリストから映像詳細ページに進む場合、
進行度合について、映像フィードの再生の進行度合は映像詳細ページに同期する必要があり、両方の進行度合を連携させる必要がある。
【0071】
音量について、詳細ページにおける音量設定は携帯電話システムの音量設定に従うことができる。
【0072】
詳細ページの再生一時停止状態について、コミュニティの詳細ページが自動再生機能に適していない場合があるため、コミュニティの詳細ページでは自動再生機能を取消することができるなど、ビジネスのカスタマイズをサポートする。
【0073】
例えば、トラフィック環境において、取得された第2ページジャンプ指令に基づいて、詳細ページから映像フィードリストに戻る場合、
進行度合について、詳細ページ映像の再生開始した後、詳細ページから映像フィードリストに戻る場合、映像詳細ページの再生進行度合は映像フィードに同期する必要があり、両方の進行度合を連携させる必要がある。
【0074】
音量について、映像フィードは依然として静音と保持する。
【0075】
フィードの再生一時停止状態について、システムの再生設定に従うことができる。
【0076】
例えば、同じ映像ソースに対して、進行度合をすべてのシナリオ下で同期させ、現在のAPPのライフサイクル内で記録する。
【0077】
ステップ204において、前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御され、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御される。
【0078】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネントはネットワークモニターインタフェースをさらに含み、前記方法は、前記ネットワークモニターインタフェースがネットワーク状態の変化をモニターすると、ネットワーク状態変化の提示情報が前記クライアントの表示インタフェースに表示されるステップをさらに含む。
【0079】
ここで、ネットワークが変化したときに、この映像コンポーネントに以前の過去の再生状態(すなわち、初期化されていない状態)がすでに存在する場合、現在の再生設定に関係なく、以前の過去の再生状態が維持される。ネットワークモニターインタフェースによってネットワーク状態の変化がモニターされ、すなわちネットワーク接続方式がwifiネットワークからトラフィックデータネットワークに切り替わる場合、クライアントのUI表示インタフェースにネットワーク状態変化の提示情報を表示し、例えば、トラフィック提示toastを表示する。例えば、toast提示はAndroidシステムのメッセージボックスのタイプで、簡単なメッセージプロンプトボックスであり、Androidで提示情報を表示するために使用されるメカニズムである。Toastクラスの思想は、できるだけ目立たないようにしながら、ユーザに情報を表示することである。
【0080】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御されるステップは、前記小ウィンドウコントロールが前記映像詳細ページ上に位置する場合、前記映像詳細ページ上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像詳細ページ上の映像を自動再生するように制御するステップと、または、前記小ウィンドウコントロールが前記映像フィードリスト上に位置する場合、前記映像フィードリスト上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像フィードリスト上の映像を自動再生するように制御するステップと、を含む。
【0081】
いくつかの実施例では、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御されるステップは、ターゲットライブに対するライブルームへの進入要求を取得した場合、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を閉じるように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲットライブを再生するように制御されるステップをさらに含む。
【0082】
例えば、図4に示す小ウィンドウ再生の適用シナリオの概略図のように、小ウィンドウ縦画面再生は、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御されるときに実現されることができる。
【0083】
例えば、図5に示す小ウィンドウ再生の適用シナリオの概略図のように、小ウィンドウ横画面再生は、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御されるときに実現されることができる。
【0084】
例えば、小ウィンドウコントロールを映像詳細ページにフローティング層で表示したり、小ウィンドウコントロール上のジャンプアイコンをクリックして小ウィンドウコントロールから映像詳細ページにジャンプしたり、小ウィンドウコントロール上の空白領域をクリックして小ウィンドウコントロールを喚起したり隠蔽したりすることができる。
【0085】
例えば、図6は小ウィンドウ再生のインタラクティブなシナリオを示す概略図であり、小ウィンドウのインタラクティブな詳細は、以下のことを含むことができる。
【0086】
(1)小ウィンドウボタン(icon)のクリックについて
映像詳細ページの中で小ウィンドウのiconをクリックし、上のレベルのページへロールバックする。
【0087】
フルスクリーンで小ウィンドウのiconをクリックし、現在の映像詳細ページを閉じ、上のレベルのページへロールバックする。
【0088】
(2)小ウィンドウを開けた後のシナリオについて
a.戻る上のレベルのページは映像詳細ページである場合、小ウィンドウ映像と詳細ページ映像の再生状態は相互排他的である必要があり、1つだけ放送することを許可して、もう1つは一時停止する。現在の詳細ページ映像は、デフォルトで再生を一時停止し、小ウィンドウ映像のみを再生し、すなわち、映像詳細ページ上の映像の再生を一時停止し、且つ前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御する。小ウィンドウの再生を一時停止するか、小ウィンドウを閉じる場合、現在の詳細ページの映像がwifi環境下で自動的に再生される。
【0089】
例えば、図6に示すように、戻る上のレベルのページが映像詳細ページAである場合、現在の映像詳細ページA内に表示されている映像は、デフォルトで再生が一時停止され、小ウィンドウ内に表示されている映像Bのみが再生され、ここで、小ウィンドウ映像は、再生および一時停止の制御をサポートし、ライブ小ウィンドウは一時停止をサポートしない。小ウィンドウの再生を一時停止するか、小ウィンドウを閉じる場合、現在の詳細ページの映像がwifi環境下で自動的に再生される。
【0090】
b.戻る上のレベルのページはフィードリストページである場合、小ウィンドウ映像と映像フィードリストの再生状態は相互排他的である必要があり、1つだけ放送することを許可して、もう1つは一時停止する。現在の映像フィードリストは、デフォルトで再生を一時停止し、小ウィンドウ映像のみを再生し、すなわち、映像詳細ページ上の映像の再生を一時停止し、且つ前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御する。小ウィンドウの再生を一時停止するか、小ウィンドウを閉じる場合、現在のフィードリストの映像がwifi環境下で自動的に再生される。
【0091】
例えば、図6に示すように、戻る上のレベルのページがフィードリストページである場合、現在のフィードリストページ内に表示されている映像は、デフォルトで再生が一時停止され、小ウィンドウ内に表示されている映像Bのみが再生され、小ウィンドウ内の映像が再生されている場合、映像フィードリストは自動的に映像を再生しない。小ウィンドウの再生を一時停止するか、小ウィンドウを閉じる場合、現在の詳細ページの映像がwifi環境下で自動的に再生されるように戻る。
【0092】
c.その他の場合において、もし現在1つの小ウィンドウ映像がある場合、ライブルームに入ったときに映像小ウィンドウの映像を閉じる。フルスクリーンから映像詳細ページに戻ると、元の小ウィンドウの音声、小ウィンドウ映像、または小ウィンドウライブは、引き続き保留する必要がある。現在、小ウィンドウ映像(映像コンテンツA)が存在する場合、小ウィンドウの以外の別のシナリオ下で一つの映像詳細ページAがさらに開かれ、この場合、映像詳細ページAで小ウィンドウ映像Aを閉じる必要がある。映像詳細ページAの小ウィンドウiconをクリックして、現在の詳細ページを閉じ、小ウィンドウA’を再び開く。
【0093】
そのうち、映像フィード、小ウィンドウ映像、小ウィンドウライブ、音声アナウンスなどのアナウンス方式の焦点関係には、小ウィンドウ映像と小ウィンドウライブ、小ウィンドウと音声アナウンス、及び再生状態の相互排他が含まれる。
【0094】
小ウィンドウ映像と小ウィンドウライブについて、1つの小ウィンドウを共有し、同時に2つの小ウィンドウが存在することはない。
【0095】
小ウィンドウと音声アナウンスについて、デフォルトでは、最新に開いたコンテンツが再生される。
【0096】
再生状態の相互排他について、具体的には、次の表を参照する。
【表1】
例えば、図7に示す適用シナリオの概略図のように、映像フィード、小ウィンドウ映像/ライブ、音声アナウンスなどのアナウンス方式の表示例が図に示されている。映像フィードは現在一時停止状態であり、小ウィンドウ映像/ライブは現在再生状態であり、音声アナウンスは現在一時停止状態である。
【0097】
そのうち、音声アナウンス再生状態で映像フィードリストに入った場合、映像を静音再生する必要がある。音声アナウンスは、映像を静音再生する場合に中断されなく、映像が音声付きに切り替わった場合にのみ中断される。
【0098】
例えば、映像コンポーネントは4つのモードをサポートすることもできる。モード1:非没入状態をサポートする(例えば、コミュニティフィードリストに適用する)。モード2:非没入状態はサポートしない(例えば、情報フィードリストに適用する)。モード3:(例えば、詳細ページのデフォルト画面に適用する)。モード4:(例えば、詳細ページのフルスクリーンに適用する)。
【0099】
例えば、モード1については、非没入状態をサポートする(例えば、コミュニティフィードリストに適用する)。映像コンポーネントの各状態下での表現は、図8に示されるモード1の適用シナリオ図、および図9に示されるモード1のコンポーネント仕様情報表を参照することができる。例えば、再生されていない状態では、三角形の再生ボタンが映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され、且つ映像時間長、および映像の注目量または再生量が表示される。再生状態の初期状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには、再生進行度合および一時停止ボタンが表示されず、映像時間長、及び映像の注目量または再生量のみが表示されることができ、ボリュームスイッチも表示されることができる。再生状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に、映像画面の表示色と区別される有色の線で表示されることができる弱版プログレスバーが表示され、弱版プログレスバーの全長は、全ウィンドウの映像画面の長辺の長さに等しく、この弱版プログレスバーの表示長さは、現在再生されている映像時間長と映像時間長の合計長さとの比に基づいて決定される。再生状態の非没入状態では、一時停止ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等を映像コンポーネントの再生ウィンドウに表示することができる。ロード状態の初期状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには、映像時間長、及び映像の注目量または再生量が表示されることができ、ボリュームスイッチも表示され、および「バッファリング中」を示すロードロゴも表示されることができる。ロード状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示され、および「バッファリング中」を示すロードロゴが表示されることができる。ロード状態の非没入状態では、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等、および「バッファリング中」を示すロードロゴを映像コンポーネントの再生ウィンドウに表示することができる。一時停止状態の非没入状態では、再生ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等を映像コンポーネントの再生ウィンドウに表示することができる。終了状態では、リプレイボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。失敗状態では、ロード失敗提示と再試行ボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。
【0100】
例えば、モード2については、非没入状態をサポートしない(例えば、情報フィードリストに適用する)。映像コンポーネントの各状態下での表現は、図10に示されるモード2の適用シナリオ図、および図11に示されるモード2のコンポーネント仕様情報表を参照することができる。例えば、再生されていない状態では、三角形の再生ボタンが映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され、且つ映像時間長、および映像の注目量または再生量が表示される。再生状態の初期状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには再生進行度合と一時停止ボタンとが表示されなく、映像時間長、及び映像の注目量または再生量のみが表示されることができ、ボリュームスイッチも表示されることができる。再生状態では没入状態になり、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示される。ロード状態の初期状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには、映像時間長、及び映像の注目量または再生量が表示されることができ、ボリュームスイッチも表示され、および「バッファリング中」を示すロードロゴも表示されることができる。ロード状態では没入状態になり、映像画面および「バッファリング中」を示すロードロゴが映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示されることができる。モード2には一時停止状態が存在しない。失敗状態では、ロード失敗提示と再試行ボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。
【0101】
例えば、モード3(例えば、詳細ページのデフォルト画面に適用する)について、映像コンポーネントの各状態下での表現は、図12に示されるモード3の適用シナリオ図、および図13に示されるモード3のコンポーネント仕様情報表を参照することができる。例えば、再生されていない状態では、三角形の再生ボタンが映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され、且つ映像時間長、再生さらに多く進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等が表示される。再生状態の非没入状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには再生ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等が表示されることができ、右上隅に「さらに多く」を示すロゴが表示されてもよく、再生状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示されることができる。ロード状態の非没入状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには、再生ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタンが表示されることができ、右上隅に「さらに多く」を示すロゴが表示され、「バッファリング中」を示すロードロゴも表示されることができる。ロード状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示され、「バッファリング中」を示すロードロゴも表示されることができる。一時停止状態の非没入状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには、再生ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタンが表示されることができ、右上隅に「さらに多く」を示すロゴが表示されてもよい。一時停止状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示されることができる。終了状態では、リプレイボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。失敗状態では、ロード失敗提示と再試行ボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。
【0102】
例えば、モード4(例えば、詳細ページのフルスクリーンに適用する)について、映像コンポーネントの各状態での表現は、図14に示されるモード4の適用シナリオ図、および図15に示されるモード4のコンポーネント仕様情報表を参照することができる。例えば、再生されていない状態では、三角形の再生ボタンが映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され、且つ映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等が表示される。再生状態の非没入状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには再生ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等が表示されることができ、右上隅に「さらに多く」を示すロゴが表示されてもよく、再生状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示されることができ、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示されることができる。ロード状態の非没入状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには、再生ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等が表示されることができ、右上隅に「さらに多く」を示すロゴが表示されてもよく、「バッファリング中」を示すロードロゴも表示される。ロード状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示され、及び「バッファリング中」を示すロードロゴが表示される。一時停止状態の非没入状態では、再生ボタン、映像時間長、再生進行度合(プログレスバー、進行度合時間長等)、フルスクリーンボタン等を映像コンポーネントの再生ウィンドウに表示することができ、右上隅に「さらに多く」を示すロゴが表示されてもよい。一時停止状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示されることができる。終了状態では、リプレイボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。失敗状態では、ロード失敗提示と再試行ボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。そのうち、モード4の支持重力センサが自動フルスクリーンを感知したり、デフォルト画面に復帰したりする。
【0103】
例えば、小ウィンドウ映像機能について、映像コンポーネントの各状態での表現は、図16に示される小ウィンドウモードの適用シナリオ図、および図17に示される小ウィンドウモードのコンポーネント仕様情報表を参照することができる。例えば、再生状態の非没入状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには一時停止ボタン、フルスクリーンボタン、クローズボタン等が表示されることができ、再生状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示されることができる。ロード状態の非没入状態では、映像コンポーネントの再生ウィンドウには、一時停止ボタン、フルスクリーンボタン、クローズボタンが表示されることができ、及び「バッファリング中」を示すロードロゴが表示される。ロード状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示されることができ、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示され、及び「バッファリング中」を示すロードロゴが表示されることができる。一時停止状態の非没入状態では、再生ボタン、フルスクリーンボタン、クローズボタン等を映像コンポーネントの再生ウィンドウに表示することができ、右上隅に「さらに多く」を示すロゴが表示されてもよい。一時停止状態の没入状態では、映像画面が映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に全ウィンドウに表示でき、且つ没入状態では、全ウィンドウの映像画面の底部に弱版プログレスバーが表示されることができる。終了状態では、リプレイボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。失敗状態では、ロード失敗提示と再試行ボタンは、映像コンポーネントの再生ウィンドウ上に表示され得る。
【0104】
そのうち、モード1、モード2、モード3、モード4及び小ウィンドウモードについては、製品の実際の需要に基づいて映像コンポーネント上の各ボタン、プログレスバー、コントロール等の構成を表示したり、隠蔽したり、需要を展示することができ、例えば、具体的な内容は各モードにそれぞれ対応するコンポーネント仕様情報表を参照することができる。
【0105】
例えば、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作(例えば、クリック操作)に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御される。映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールにターゲット映像を表示及び再生している場合、映像詳細ページまたは映像フィードリスト上の映像の再生を一時停止する。ユーザが小ウィンドウコントロールに表示されているフルスクリーンボタンをクリックすると、小ウィンドウ映像からフルスクリーン映像に切り替わる。
【0106】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記映像コンポーネントがバックグラウンドに入るように制御されている場合、現在再生されている前記ターゲット映像を一時停止するステップと、前記映像コンポーネントがフォアグラウンドに戻される場合、現在のネットワーク状態と、映像再生設定項目と、バックグラウンドに入ったときの過去の映像再生状態とに基づいて、前記ターゲット映像の現在の再生状態を再度決定するステップと、を更に含む。
【0107】
ここで、映像の再生中において映像コンポーネントがバックグラウンドに入る場合、現在再生されているターゲット映像を一時停止するように制御し、映像コンポーネントが再びフォアグラウンドに戻される場合、現在のネットワーク状態と、映像再生設定項目と、バックグラウンドに入ったときの過去の映像再生状態とに基づいて、ターゲット映像の現在の再生状態を再度決定する。
【0108】
ここで、映像再生設定項目の種類は単一選択に対応していてもよく、例えば、選択肢に「自動再生オン」、「WIFIのみ/トラフィックなし自動再生」、「自動再生オフ」などのオプションを設定することができる。設定項目の右側には、現在有効なオプションが反転表示されることもできる。例えば、設定項目が「自動再生オン」の場合、正常のネットワーク環境では、映像フィード、映像詳細ページがいずれも自動再生されることができる。例えば、設定項目が「WIFIのみ/トラフィックなし自動再生」の場合、WIFIのみ/トラフィックなし自動再生のネットワーク環境では、映像フィード、映像詳細ページが自動再生される。そうでない場合は再生待ちの状態と表示され、手動でタップして再生する必要がある。例えば、設定項目が「自動再生オフ」の場合、正常のネットワーク環境では、映像フィード、映像詳細ページはいずれも自動再生されなく、手動でタップして再生する必要がある。例えば、設定項目のデフォルトの状態は、「WIFIのみ/トラフィックなし自動再生」にすることが可能である。設定項目はクラウド同期も可能である。例えば、外部のビジネスの呼び出しのためにインタフェースをオープンにして、ビジネス定義に従って自動再生が必要かどうかを選択することをサポートすることができる。
【0109】
例えば、タブレット(Pad)のフィットを例にすると、横画面モード下でのフィットは、以下のようになり得る。
【0110】
右側に映像詳細ページが開けられる場合において、右側のページで映像が再生され、左側のリストの映像フィードの再生が停止する。
【0111】
右側に映像詳細ページが閉じられる場合において、左側のリストの映像フィードは自動再生に戻り、右側の詳細ページの映像の進行度合を同期する必要がある。
【0112】
例えば、現在のネットワーク状態がwifi環境であり、現在の映像再生設定項目がWIFIのみ/トラフィックなし自動再生であり、バックグラウンドに入ったときの過去の映像再生状態が、再生中で且つ再生の進行度合が1分30秒(映像の合計時間は5分)である場合、映像コンポーネントが再びフォアグラウンドに戻されたときに、このターゲット映像の自動再生が継続される。
【0113】
いくつかの実施例では、前記方法は、現在再生されている前記ターゲット映像が閉じられる場合、前記ターゲット映像が前記映像ストリーム多重化プール中の最後の映像ストリームであると、前記ターゲット映像に対応する映像ストリームをクリーンアップするステップを更に含む。
【0114】
例えば、映像ストリームはメモリを占有しているため、適切なクリーンアップのタイミングが必要である。例えば、現在の映像が映像ストリーム多重化プール中の最後の映像ストリームであるかどうかは、現在の映像が閉じられたときに判断され、そうであれば、この現在の映像に対する映像ストリームはクリーンアップされる。
【0115】
上記のすべての技術案は、本出願の選択可能な実施例を形成するために任意の組み合わせを採用することができ、ここではこれ以上説明しない。
【0116】
本出願の実施例は映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用され、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、映像コンポーネントを呼び出し、映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールからターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、第1映像ストリームに従ってターゲット映像を再生し、映像ストリーム多重化プール内に映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納され、前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおけるターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおけるターゲット映像の再生の進行度合とを同期させ、映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールがターゲット映像を表示および再生するように制御され、または、映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御される。本出願の実施例は、再生指令によって直接呼び出される映像コンポーネントに基づいて、映像多重化を実現することができ、映像コンポーネント内に小ウィンドウ機能およびフルスクリーン機能をカプセル化し、映像コンポーネントの機能の多様性を向上させ、ユーザが小ウィンドウボタンまたはフルスクリーンボタンを簡単にクリックするだけで、小ウィンドウ再生またはフルスクリーン再生を実現することができ、操作の複雑さを低減し、映像コンポーネントを使用するユーザの利便性を向上させることができる。
【0117】
本出願の実施例の映像再生方法をより良く容易に実施するために、本出願の実施例は、映像再生装置をさらに提供する。図18を参照し、図18は本出願の実施例によって提供される映像再生装置の構造を示す概略図である。ここで、当該映像再生装置1800は映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用され、当該映像再生装置1800は、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すための呼び出しモジュール1801と、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するための再生モジュール1802であって、前記映像ストリーム多重化プール内に前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されている前記再生モジュール1802と、前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるための同期モジュール1803と、前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御し、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御するための制御モジュール1804と、を含む。
【0118】
いくつかの実施例では、前記再生モジュール1802は、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが存在するかどうかを照会することと、前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在する場合、前記第1映像ストリームを取得して、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生することと、または、前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在しない場合、前記ターゲット映像に対応する第2映像ストリームがロードされ、前記第2映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生することと、に使用される。
【0119】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネントはフォーカス管理層をさらに含み、前記再生モジュール1802は、前記ターゲット映像を再生する前には、前記フォーカス管理層を介して他の映像コンポーネントに前記ターゲット映像に対応するターゲットフォーカス通知及び前記ターゲットフォーカス通知に対応するアイデンティティ情報を送信することであって、前記ターゲットフォーカス通知は、フォーカスがプリエンプションされた時に他の映像コンポーネントがフォーカスを解放することを指示するために使用されることと、他の映像コンポーネントによって送信されたフォーカスが解放されること及び解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報が前記フォーカス管理層を介してモニターされると、前記映像コンポーネントが前記ターゲット映像を再生するように制御されることと、に使用される。
【0120】
いくつかの実施例では、前記同期モジュール1803は、取得された第1ページジャンプ指令に応じて、前記映像フィードリストから前記映像詳細ページにジャンプする際に、前記映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像詳細ページに同期させることと、または、取得された第2ページジャンプ指令に応じて、前記映像詳細ページから前記映像フィードリストにジャンプする際に、前記映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像フィードリストに同期させることと、に使用される。
【0121】
いくつかの実施例では、前記映像コンポーネントはネットワークモニターインタフェースをさらに含み、前記制御モジュール1804は、前記ネットワークモニターインタフェースがネットワーク状態の変化をモニターすると、ネットワーク状態変化の提示情報が前記クライアントの表示インタフェースに表示されることに使用される。
【0122】
いくつかの実施例では、前記制御モジュール1804は、前記小ウィンドウコントロールが前記映像詳細ページ上に位置する場合、前記映像詳細ページ上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像詳細ページ上の映像を自動再生するように制御することと、または、前記小ウィンドウコントロールが前記映像フィードリスト上に位置する場合、前記映像フィードリスト上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像フィードリスト上の映像を自動再生するように制御することと、を含む、前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御されることに使用される。
【0123】
いくつかの実施例では、前記制御モジュール1804は、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御される際に、ターゲットライブに対するライブルームへの進入要求を取得した場合、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を閉じるように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲットライブを再生するように制御されることに使用される。
【0124】
いくつかの実施例では、前記小ウィンドウコントロールが前記映像詳細ページ上に位置する場合、前記制御モジュール1804は、前記映像詳細ページ上に前記小ウィンドウコントロールをフローティング層で表示することと、前記小ウィンドウコントロール上のジャンプアイコンへのタッチ操作に応答して、前記小ウィンドウコントロールから前記映像詳細ページへジャンプすることと、前記小ウィンドウコントロール上の空白領域へのタッチ操作に応答して、前記小ウィンドウコントロールを喚起するか、または、前記小ウィンドウコントロールを隠蔽することと、にさらに使用される。
【0125】
いくつかの実施例では、前記制御モジュール1804は、前記映像コンポーネントがバックグラウンドに入るように制御されている場合、現在再生されている前記ターゲット映像を一時停止することと、前記映像コンポーネントがフォアグラウンドに戻される場合、現在のネットワーク状態と、映像再生設定項目と、バックグラウンドに入ったときの過去の映像再生状態とに基づいて、前記ターゲット映像の現在の再生状態を再度決定することと、に更に使用される。
【0126】
いくつかの実施例では、前記映像再生装置1800は、映像コンポーネント多重化プールが設けられることにさらに使用される。
【0127】
いくつかの実施例では、前記呼び出しモジュール1801は、現在再生待ちのターゲット映像と同じ映像に対応する第1映像コンポーネントが映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記第1映像コンポーネントを呼び出すことに使用される。
【0128】
いくつかの実施例では、前記呼び出しモジュール1801は、呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、映像をロードする速度が最も速い第2映像コンポーネントを呼び出すことに使用される。
【0129】
いくつかの実施例では、前記呼び出しモジュール1801は、呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、CPU占有率および/またはメモリ占有率が最も低い第3映像コンポーネントを呼び出すことに使用される。
【0130】
いくつかの実施例では、前記映像再生装置1800は、予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納することにさらに使用される。
【0131】
いくつかの実施例では、前記映像再生装置1800は、予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに格納する際には、異なるサイズのロードブロックを各ロード媒体において予め分割することであって、前記異なるサイズのロードブロックは、前記ターゲットデータの平均予想サイズに基づいて決定された増加係数に従って増加することと、各ロード媒体中の最小ブロック容量および前記増加係数に基づいて、各前記ロードブロックのロード容量を決定することと、各前記ロードブロックのロード容量に基づいて、各ロード媒体の総ロード容量を決定することと、各ロード媒体の総ロード容量に基づいて、前記ターゲットデータに対応するターゲットロード媒体を決定することと、前記ターゲットデータのサイズに基づいて、前記ターゲット記憶媒体において前記ターゲットデータに対応するロードブロックを決定し、前記ターゲットデータを前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納することと、に具体的に使用される。
【0132】
いくつかの実施例では、前記ターゲットデータは前記ターゲット映像を含み、前記再生モジュール1802は、前記ターゲット映像の再生時には、前記ターゲット映像に対応するロードブロックから前記ターゲット映像をロードすることに更に使用される。
【0133】
いくつかの実施例では、前記呼び出しモジュール1801は、ターゲット映像に対する再生指令に応答して、レイアウトファイルに前記映像コンポーネントを追加し、コードファイルで前記ターゲット映像のデータを前記映像コンポーネントに導入し、前記映像コンポーネントを呼び出すことに使用される。
【0134】
いくつかの実施例では、前記制御モジュール1804は、現在再生されている前記ターゲット映像が閉じられる場合、前記ターゲット映像が前記映像ストリーム多重化プール中の最後の映像ストリームであると、前記ターゲット映像に対応する映像ストリームをクリーンアップすることに更に使用される。
【0135】
上記のすべての技術案は、本出願の選択可能な実施例を形成するために任意の組み合わせを採用することができ、ここではこれ以上説明しない。
【0136】
装置の実施例と方法の実施例とは互いに対応することができ、類似の説明は方法の実施例を参照することができることを理解されたい。重複を避けるため、ここでは割愛する。具体的には、図5に示された装置は、上述した映像再生方法の実施例を実行することができ、装置中の各ユニットの上述したおよび他の操作および/または機能は、上述した方法の実施例の相応するフローをそれぞれ実現し、簡潔のためにここでは説明しない。
【0137】
相応的に、本出願の実施例は、端末またはサーバとすることができる端末機器も提供する。図19に示すように、図19は本願の実施例によって提供される端末機器の構造を示す概略図である。この端末機器1900は、1つまたは1つ以上の処理コアを有するプロセッサ1901と、1つまたは1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を有するメモリ1902と、メモリ1902上に格納され且つプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを含む。ここで、プロセッサ1901は、メモリ1902に電気的に接続されている。当業者であれば、図示された端末機器の構造は、端末機器を限定するものではなく、図示されたものよりも多いまたは少ない部材を含み、またはいくつかの部材を組み合わせ、または異なる部材の配置を含むことができることが理解されるであろう。
【0138】
プロセッサ1901は、端末機器1900の制御センターであり、種々のインタフェース及び回線を利用して端末機器1900全体の各部を接続し、メモリ1902内に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを実行又はロードし、及びメモリ1902内に格納されたデータを呼び出すことにより、端末機器1900の種々の機能を実行し且つデータを処理することで、端末機器1900を全体的にモニターする。
【0139】
本出願の実施例では、端末機器1900中のプロセッサ1901は以下のステップにより、1つまたは1つ以上のアプリケーションのプロセスに対応する指令をメモリ1902にロードし、メモリ1902に格納されたアプリケーションをプロセッサ1901によって実行することによって、以下のような各種の機能を実現できる。ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出し、前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生し、前記映像ストリーム多重化プールに前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納され、前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させ、前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御され、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御される。
【0140】
上記の様々な動作の具体的な実施例は、前述の実施例を参照することができ、ここではこれ以上言及しない。
【0141】
いくつかの実施例では、図19に示すように、端末機器1900は、表示ユニット1903、無線周波数回路1904、オーディオ回路1905、入力ユニット1906、および電源1907をさらに含む。ここで、プロセッサ1901は、それぞれ、表示ユニット1903、無線周波数回路1904、オーディオ回路1905、入力ユニット1906、および電源1907に電気的に接続されている。当業者であれば、図19に示された端末機器の構造は、端末機器を限定するものではなく、図示されたものよりも多いまたは少ない部材を含み、またはいくつかの部材を組み合わせ、または異なる部材の配置を含むことができることが理解されるであろう。表示ユニット1903は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供された情報、及びグラフィック、テキスト、アイコン、映像、およびそれらの任意の組み合わせによって構成され得る端末機器の様々なグラフィカルユーザインタフェースを表示するために使用され得る。表示ユニット1903は、表示パネルとタッチパネルとを備えることができる。無線周波数回路1904は無線周波数信号を送受信するために使用でき、無線通信を介してネットワーク装置または他の端末機器との無線通信を確立し、ネットワーク装置または他の端末機器との間で信号を送受信する。オーディオ回路1905は、スピーカ、マイクロホンを介してユーザと端末機器との間のオーディオインタフェースを提供するために使用されてもよい。入力ユニット1906は、入力された数字、文字情報またはユーザ特徴情報(例えば、指紋、虹彩、顔情報など)を受信し、ユーザ設定および機能制御に関連するキーボード、マウス、操作レバー、光学式またはトラックボール信号入力を生成するために使用することができる。電源1907は、端末機器1900の各部に電力を供給するためのものである。図19には示されていないが、端末機器1900は、カメラ、センサ、ワイヤレス・フィディリティモジュール、ブルートゥースモジュールなども含むことができ、ここではこれ以上言及しない。
【0142】
上記の様々な動作の具体的な実施例は、前述の実施例を参照することができ、ここではこれ以上言及しない。
【0143】
当業者であれば、上述した実施例の様々な方法におけるステップの全部または一部は、指令によって完成され、または指令によって関連するハードウェアを制御して完成され、当該指令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶され、プロセッサによってロードおよび実行されることができることを理解するであろう。
【0144】
このため、本出願の実施例は、本出願の実施例によって提供される映像再生方法のいずれかにおけるステップを実行するためにプロセッサによってロードされることができる複数のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。ここで、この記憶媒体は、読み出し専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、光ディスクなどを含むことができる。この記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムは、本出願の実施例によって提供される映像再生方法のいずれかにおけるステップを実行することができるため、本出願の実施例によって提供される映像再生方法のいずれかによって達成されることができる有益な効果を達成することができ、詳細は前記実施例を参考し、ここでは割愛する。
【0145】
以上、本出願の実施例によって提供される映像再生方法、装置、および記憶媒体について詳細に説明し、本明細書では、本出願の原理および実施形態について説明するための具体的な例を適用し、上記実施例の説明は、本出願の方法およびその核心思想の理解を助けるためにのみ使用され、同時に、当業者にとっては、本出願の思想に基づいて、具体的な実施形態及び適用範囲においていずれも変更点があることから、上記のように、本明細書の内容は本出願を制限するものと理解すべきではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
【手続補正書】
【提出日】2023-12-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用される映像再生方法であって、前記方法は、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すステップと、
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップであって、前記映像ストリーム多重化プール内に前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されているステップと、
前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるステップと、
前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御され、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御されるステップと、を含み、
前記映像コンポーネントはフォーカス管理層をさらに含み、前記ターゲット映像を再生する前に、前記方法は、
前記フォーカス管理層を介して他の映像コンポーネントに前記ターゲット映像に対応するターゲットフォーカス通知及び前記ターゲットフォーカス通知に対応するアイデンティティ情報を送信するステップであって、前記ターゲットフォーカス通知は、フォーカスがプリエンプションされた時に他の映像コンポーネントがフォーカスを解放することを指示するために使用されるステップと、
他の映像コンポーネントによって送信されたフォーカスが解放されること及び解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報がフォーカス管理層を介してモニターされると、前記映像コンポーネントが前記ターゲット映像を再生するように制御するステップと、を更に含み、
前記映像コンポーネントは、現在のAPP内部に設定されているコンポーネントであり、前記他の映像コンポーネントは、前記映像コンポーネントの以外に、残りのAPP内部または前記現在のAPP内部に設置されているコンポーネントである、ことを特徴とする映像再生方法。
【請求項2】
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップは、
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが存在するかどうかを照会するステップと、
前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在する場合、前記第1映像ストリームを取得して、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップと、または、
前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームが前記映像ストリーム多重化プールに存在しない場合、前記ターゲット映像に対応する第2映像ストリームがロードされ、前記第2映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項3】
映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるステップは、
取得された第1ページジャンプ指令に応じて、前記映像フィードリストから前記映像詳細ページにジャンプする際に、前記映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像詳細ページに同期させるステップと、または、
取得された第2ページジャンプ指令に応じて、前記映像詳細ページから前記映像フィードリストにジャンプする際に、前記映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合を前記映像フィードリストに同期させるステップと、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の映像再生方法。
【請求項4】
前記映像コンポーネントはネットワークモニターインタフェースをさらに含み、前記方法は、
前記ネットワークモニターインタフェースがネットワーク状態の変化をモニターすると、ネットワーク状態変化の提示情報が前記クライアントの表示インタフェースに表示されるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項5】
前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御されるステップは、
前記小ウィンドウコントロールが前記映像詳細ページ上に位置する場合、前記映像詳細ページ上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像詳細ページ上の映像を自動再生するように制御するステップと、または、
前記小ウィンドウコントロールが前記映像フィードリスト上に位置する場合、前記映像フィードリスト上の映像の再生を一時停止し、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像の再生を一時停止したことまたは前記小ウィンドウコントロールが閉じられたことを検出した場合、前記ネットワーク状態がwifi環境である下で、前記映像フィードリスト上の映像を自動再生するように制御するステップと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の映像再生方法。
【請求項6】
前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を再生するように制御されるステップは、
ターゲットライブに対するライブルームへの進入要求を取得した場合、前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を閉じるように制御され、及び前記小ウィンドウコントロールが前記ターゲットライブを再生するように制御されるステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の映像再生方法。
【請求項7】
前記小ウィンドウコントロールが前記映像詳細ページ上に位置する場合、前記方法は、
前記映像詳細ページ上に前記小ウィンドウコントロールをフローティング層で表示するステップと、
前記小ウィンドウコントロール上のジャンプアイコンへのタッチ操作に応答して、前記小ウィンドウコントロールから前記映像詳細ページへジャンプするステップと、
前記小ウィンドウコントロール上の空白領域のへのタッチ操作に応答して、前記小ウィンドウコントロールを喚起するか、または、前記小ウィンドウコントロールを隠蔽するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の映像再生方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記映像コンポーネントがバックグラウンドに入るように制御されている場合、現在再生されている前記ターゲット映像を一時停止するステップと、
前記映像コンポーネントがフォアグラウンドに戻される場合、現在のネットワーク状態と、映像再生設定項目と、バックグラウンドに入ったときの過去の映像再生状態とに基づいて、前記ターゲット映像の現在の再生状態を再度決定するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の映像再生方法。
【請求項9】
前記方法は、
映像コンポーネント多重化プールが設けられるステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項10】
前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
現在再生待ちのターゲット映像と同じ映像に対応する第1映像コンポーネントが映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記第1映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の映像再生方法。
【請求項11】
前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、映像をロードする速度が最も速い第2映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の映像再生方法。
【請求項12】
前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
呼び出された複数の映像コンポーネントが前記映像コンポーネント多重化プールに存在する場合、前記映像コンポーネント多重化プール中の複数の映像コンポーネントから、CPU占有率および/またはメモリ占有率が最も低い第3映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の映像再生方法。
【請求項13】
前記方法は、
予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項14】
予め分割されたロード媒体中の異なるサイズのロードブロックに基づいて、ターゲットデータに対応するロードブロックが決定され、前記ターゲットデータを、前記ターゲットデータに対応するロードブロックに格納するステップは、
異なるサイズのロードブロックを各ロード媒体において予め分割するステップであって、前記異なるサイズのロードブロックは、前記ターゲットデータの平均予想サイズに基づいて決定された増加係数に従って増加するステップと、
各ロード媒体中の最小ブロック容量および前記増加係数に基づいて、各前記ロードブロックのロード容量を決定するステップと、
各前記ロードブロックのロード容量に基づいて、各ロード媒体の総ロード容量を決定するステップと、
各ロード媒体の総ロード容量に基づいて、前記ターゲットデータに対応するターゲットロード媒体を決定するステップと、
前記ターゲットデータのサイズに基づいて、前記ターゲット記憶媒体において前記ターゲットデータに対応するロードブロックを決定し、前記ターゲットデータを前記ターゲットデータに対応するロードブロックに一時的に格納するステップと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の映像再生方法。
【請求項15】
前記ターゲットデータは、前記ターゲット映像を含み、前記方法は、
前記ターゲット映像の再生時には、前記ターゲット映像に対応するロードブロックから前記ターゲット映像をロードするステップを更に含むことを特徴とする請求項13に記載の映像再生方法。
【請求項16】
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すステップは、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、レイアウトファイルに前記映像コンポーネントを追加し、コードファイルで前記ターゲット映像のデータを前記映像コンポーネントに導入し、前記映像コンポーネントを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項17】
前記方法は、
現在再生されている前記ターゲット映像が閉じられる場合、前記ターゲット映像が前記映像ストリーム多重化プール中の最後の映像ストリームであると、前記ターゲット映像に対応する映像ストリームをクリーンアップするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の映像再生方法。
【請求項18】
映像コンポーネントが配置されたクライアントに適用される映像再生装置であって、前記装置は、
ターゲット映像に対する再生指令に応答して、前記映像コンポーネントを呼び出すための呼び出しモジュールと、
前記映像コンポーネントに対応する映像ストリーム多重化プールから前記ターゲット映像と同じ第1映像ストリームを照会し、前記第1映像ストリームに従って前記ターゲット映像を再生するための再生モジュールであって、前記映像ストリーム多重化プール内に前記映像コンポーネントによって再生された映像ストリームが格納されている再生モジュールと、
前記ターゲット映像を再生する際に、映像フィードリストにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合と、映像詳細ページにおける前記ターゲット映像の再生の進行度合とを同期させるための同期モジュールと、
前記映像コンポーネント上の小ウィンドウボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネントの小ウィンドウコントロールが前記ターゲット映像を表示および再生するように制御し、または、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンボタンに対するタッチ操作に応答して、前記映像コンポーネント上のフルスクリーンコントロールが前記ターゲット映像を表示するように制御するための制御モジュールと、を含み、
前記映像コンポーネントはフォーカス管理層をさらに含み、前記ターゲット映像を再生する前に、前記再生モジュールは、
前記フォーカス管理層を介して他の映像コンポーネントに前記ターゲット映像に対応するターゲットフォーカス通知及び前記ターゲットフォーカス通知に対応するアイデンティティ情報を送信し、前記ターゲットフォーカス通知は、フォーカスがプリエンプションされた時に他の映像コンポーネントがフォーカスを解放することを指示するために使用され、他の映像コンポーネントによって送信されたフォーカスが解放されること及び解放されたフォーカスに対応するアイデンティティ情報がフォーカス管理層を介してモニターされると、前記映像コンポーネントが前記ターゲット映像を再生するように制御するために使用され、
前記映像コンポーネントは、現在のAPP内部に設定されているコンポーネントであり、前記他の映像コンポーネントは、前記映像コンポーネントの以外に、残りのAPP内部または前記現在のAPP内部に設置されているコンポーネントである、ことを特徴とする映像再生装置。
【請求項19】
請求項1~2のいずれか一項に記載の映像再生方法におけるステップを実行するためにプロセッサによってロードされるのに適したコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】