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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-06
(54)【発明の名称】カメラモジュール
(51)【国際特許分類】
   G02B 7/02 20210101AFI20240730BHJP
   G03B 17/02 20210101ALI20240730BHJP
   H05K 1/11 20060101ALI20240730BHJP
   H05K 1/02 20060101ALI20240730BHJP
   H05K 9/00 20060101ALI20240730BHJP
   H05K 7/14 20060101ALI20240730BHJP
   H04N 23/50 20230101ALI20240730BHJP
   G03B 30/00 20210101ALI20240730BHJP
   H04N 23/52 20230101ALI20240730BHJP
【FI】
G02B7/02 Z
G03B17/02
H05K1/11 H
H05K1/02 N
H05K9/00 R
H05K7/14 F
H04N23/50
G03B30/00
H04N23/52
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024500070
(86)(22)【出願日】2022-07-01
(85)【翻訳文提出日】2024-02-19
(86)【国際出願番号】 KR2022009562
(87)【国際公開番号】W WO2023277669
(87)【国際公開日】2023-01-05
(31)【優先権主張番号】10-2021-0087297
(32)【優先日】2021-07-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517099982
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100159259
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 実
(72)【発明者】
【氏名】ムン タ ヒン
(72)【発明者】
【氏名】ハン サン ヨル
【テーマコード(参考)】
2H044
5C122
5E317
5E321
5E338
5E348
【Fターム(参考)】
2H044AJ04
2H044AJ06
5C122DA14
5C122EA01
5C122GE01
5C122GE09
5C122GE18
5C122GE20
5E317AA22
5E317AA24
5E317GG11
5E317GG20
5E321AA14
5E321GG05
5E338CC06
5E338CD11
5E338EE13
5E348AA07
5E348AA25
5E348AA31
5E348AA40
5E348EF38
5E348FF01
(57)【要約】
カメラモジュールは、第1接地部を含む第1ボディーと、第2接地部を含む第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置され、ホールを含む基板と、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1接地部は、前記基板の一面に配置された第1めっき層と接触し、前記第2接地部は、前記基板の他面に配置された第2めっき層と接触し、前記第1接地部と前記第2接地部は、前記基板のホールを通じて前記第1めっき層と前記第2めっき層を接続する接続部によって電気的に接続される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1接地部を含む第1ボディーと、
第2接地部を含む第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置され、ホールを含む基板と、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1接地部は、前記基板の一面に配置された第1めっき層と接触し、
前記第2接地部は、前記基板の他面に配置された第2めっき層と接触し、
前記第1接地部と前記第2接地部は、前記基板のホールを通じて前記第1めっき層と前記第2めっき層を接続する接続部によって電気的に接続される、カメラモジュール。
【請求項2】
前記第1ボディーは、溝を含み、
前記第2ボディーは、前記溝と結合する突出部を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記接続部は、前記ホールまたは前記基板の側面に配置され、前記第1めっき層と前記第2めっき層を接続する、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記突出部は、上方に行くほど厚さが小さくなる、請求項2に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
第2接地部は、前記基板の下面に接触する複数の突起を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記第1ボディーは、下方に突出する第1ガイドを含み、
前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1ガイドと結合する第2ガイドを含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記第1ガイドは、前記第1ボディーの下面から突出されるガイド壁と、前記ガイド壁の内側に配置されるガイド溝を含み、
前記第2ガイドは、前記ガイド溝に結合する、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記プリント回路基板は、前記第1ガイドまたは前記第2ガイドが貫通するように回避部を含む、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
レンズと、
前記レンズが配置される第1ボディーと、
前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1ボディーは、溝を含み、
前記第2ボディーは、前記溝と結合する突出部を含み、
前記接着剤は、前記溝と前記突出部との間に配置される、カメラモジュール。
【請求項10】
第1ボディーと、
前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1ボディーは、前記基板と電気的に接続される第1接地部を含み、
前記第1接地部は、第1単位接地面と、第2単位接地面と、前記第1単位接地面と前記第2単位接地面を離隔させるギャップを含む、カメラモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本実施例は、カメラモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、超小型カメラモジュールが開発されており、超小型カメラモジュールは、スマートフォン、ノートブック、ゲーム機などの小型電子製品に広く使用されている。
【0003】
自動車の普及に伴い、超小型カメラは小型電子製品だけでなく車両にも多く使用されている。例えば、車両の保護または交通事故の客観的な資料のためのブラックボックスカメラ、車両後尾の死角地帯を運転者が画面を通してモニタリングできるようにし、車両の後進時に安全を確保できるようにする後方監視カメラ、車両の周辺をモニタリングできる周辺感知カメラなどが備えられる。
【0004】
カメラは、レンズと、前記レンズを収容するレンズホルダーと、前記レンズに集まった被写体のイメージを電気信号に変換するイメージセンサーと、前記イメージセンサーが実装されるプリント回路基板が備えることができる。前記カメラの外形を構成するハウジングは、内部部品が水分を含む異質から汚染されることを防止するために、全領域が密閉された構造で構成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施例は、構造を改善することにより、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、複数のボディー間の結合状態を堅固に維持することができるカメラモジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施例に係るカメラモジュールは、第1接地部を含む第1ボディーと、第2接地部を含む第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置され、ホールを含む基板と、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1接地部は、前記基板の一面に配置された第1めっき層と接触し、前記第2接地部は、前記基板の他面に配置された第2めっき層と接触し、前記第1接地部と前記第2接地部は、前記基板のホールを介して前記第1めっき層と前記第2めっき層を接続する接続部によって電気的に接続される。
【0007】
前記第1ボディーは、溝を含み、前記第2ボディーは、前記溝と結合する突出部を含むことができる。
【0008】
前記接続部は、前記ホールまたは前記基板の側面に配置され、前記第1めっき層と前記第2めっき層を接続することができる。
【0009】
前記突出部は、上方に行くほど厚さが小さくなることができる。
【0010】
第2接地部は、前記基板の下面に接触する複数の突起を含むことができる。
【0011】
前記第1ボディーは、下方に突出する第1ガイドを含み、前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1ガイドと結合する第2ガイドを含むことができる。
【0012】
前記第1ガイドは、前記第1ボディーの下面から突出されるガイド壁と、前記ガイド壁の内側に配置されるガイド溝を含み、前記第2ガイドは、前記ガイド溝に結合することができる。
【0013】
前記プリント回路基板は、前記第1ガイドまたは前記第2ガイドが貫通するように回避部を含むことができる。
【0014】
他の実施例によるカメラモジュールは、レンズと、前記レンズが配置される第1ボディーと、前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1ボディーは溝を含み、前記第2ボディーは前記溝と結合する突出部を含み、前記接着剤は前記溝と前記突出部との間に配置される。
【0015】
また他の実施例によるカメラモジュールは、第1ボディーと、前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1ボディーは、前記基板と電気的に接続される第1接地部を含み、前記第1接地部は、第1単位接地面と、第2単位接地面と、前記第1単位接地面と前記第2単位接地面を離隔させるギャップを含む。
【発明の効果】
【0016】
本実施例により、第1ボディー、第2ボディーおよびプリント回路基板が電気的に接続されてグラウンド領域を形成するため、プリント回路基板の回路領域で発生する電磁波が外部に放射され、隣接する電子部品に影響を与えたり、外部で発生した電磁波がプリント回路基板に流入することを防止することができるので、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、電気信号にノイズが含まれることを防止することができ、優秀な品質の画像を得ることができる。
【0017】
さらに、第1接地部と第2接地部の接触により、第1ボディーと第2ボディーとの間に接着剤が配置される領域が形成されるため、カメラモジュールの製造過程が容易である長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施例によるカメラモジュールの外観を示した斜視図である。
図2】本発明の実施例によるカメラモジュールの断面図である。
図3】本発明の実施例によるカメラモジュールの分解斜視図である。
図4】本発明の実施例によるカメラモジュールを別の角度から示した分解斜視図である。
図5】本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーとの結合構造を示した斜視図である。
図6】本発明の実施例による第1ボディー、第2ボディーおよびプリント回路基板の分解斜視図である。
図7図6を別の角度から示した図である。
図8】本発明の実施例による第1ボディーとプリント回路基板の結合構造を示した斜視図である。
図9】本発明の実施例による接着剤を除いた第1ボディーと第2ボディーの結合構造を示した斜視図である。
図10】本発明の実施例によるプリント回路基板と第1ボディーの接地構造を示した斜視図である。
図11】本発明の実施例によるプリント回路基板と第1ボディーの接地構造の変形例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
【0020】
但し、本発明の技術思想は、説明される一部の実施例に限定されるものではなく、それぞれ異なる多様な形態で実施することができ、本発明の技術思想範囲内であれば、実施例間でその構成要素のうち一つ以上を選択的に結合または置換して使用することができる。
【0021】
さらに、本発明の実施例で使用される用語(技術および科学的用語を含む)は、明白に特に定義されて記述されていない限り、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に一般的に理解きる意味に解釈することができ、辞書に定義された用語のように一般的に使用される用語は、関連技術の文脈上の意味を考慮してその意味を解釈することができるだろう。
【0022】
さらに、本発明の実施例で使用された用語は、実施例を説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。
【0023】
本明細書において、単数形は、文言で特に言及されていない限り、複数形も含むことができ、「Aおよび(と)B、Cのうち少なくとも一つ(または一つ以上)」と記載されている場合、A、B、Cで組み合わせられるすべての組み合わせのうち一つ以上を含むことができる。
【0024】
また、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたり、第1、第2、A、B、(a)、(b)等の用語を使用することができる。これらの用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものであって、その用語によって当該構成要素の本質や順番または順序などに限定されるものではない。
【0025】
そして、ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」、または「接続」されると記載されている場合、その構成要素は、その他の構成要素に直接的に「連結」、「結合」、または「接続」される場合だけでなく、その構成要素とその他の構成要素との間にある別の構成要素により「連結」、「結合」、または「接続」される場合も含むことができる。
【0026】
また、各構成要素「上(の上)」または「下(の下)」に形成または配置されるものとして記載される場合、「上(の上)」または「下(の下)」は、二つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上の別の構成要素が二つの構成要素の間に形成または配置される場合も含む。また、「上(の上)」または「下(の下)」で表現される場合、一つの構成要素を基準として上方方向だけでなく、下方方向の意味も含むことができる。
【0027】
以下で使用する「光軸方向」は、レンズの光軸方向に定義する。一方、「光軸方向」は「上下方向」、「z軸方向」などと対応することができる。
【0028】
以下、本発明について添付の図面に基づいてより詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施例によるカメラモジュールの外観を示した斜視図であり、図2は、本発明の実施例によるカメラモジュールの断面図であり、図3は、本発明の実施例によるカメラモジュールの分解斜視図であり、図4は、本発明の実施例によるカメラモジュールを別の角度から示した分解斜視図であり、図5は、本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーの結合構造を示した斜視図であり、図6は、本発明の実施例による第1ボディー、第2ボディーおよびプリント回路基板の分解斜視図であり、図7は、図6を別の角度から示した図面であり、図8は、本発明の実施例による第1ボディーとプリント回路基板の結合構造を示した斜視図であり、図9は、本発明の実施例による接着剤を除いて第1ボディーと第2ボディーの結合構造を示した斜視図であり、図10は、本発明の実施例によるプリント回路基板と第1ボディーの接地構造を示した斜視図であり、図11は、本発明の実施例によるプリント回路基板と第1ボディーの接地構造の変形例を示した図面である。
【0030】
図1図10を参照すると、本発明の実施例によるカメラモジュール10は、車両用カメラモジュールであることができる。カメラモジュール10は、車両に結合することができる。カメラモジュール10は、車両の前方カメラ、側方カメラ、後方カメラおよびブラックボックスのいずれか一つ以上に使用することができる。カメラモジュール10は、車両の前方に配置することができる。カメラモジュール10は、車両の後方に配置することができる。カメラモジュール10は、車両のウインドガラスに結合することができる。カメラモジュール10は、車両の前方または後方のウインドガラスに結合することができる。カメラモジュール10は、車両のサイドに配置することができる。カメラモジュール10は、被写体を撮影してディスプレイ(図示せず)に映像として出力することができる。
【0031】
カメラモジュール10は、第1ボディー100を含むことができる。第1ボディー100は、フロントボディー(front body)、上部ハウジング、第1ハウジングのうち一つで名付けることができる。第1ボディー100は、ボディー部110を含むことができる。第1ボディー100は、バレル部120を含むことができる。第1ボディー100は、レンズ500を含むことができる。第1ボディー100のボディー部110、バレル部120およびレンズ500は、一体に形成することができる。第1ボディー100のボディー部110、バレル部120およびレンズ500のいずれか二つ以上が一体に形成することができる。変形例において、ボディー部110、バレル部120およびレンズ500は、それぞれ別個に形成することができる。
【0032】
ボディー部110は、バレル部120に結合されることができる。ボディー部110は、バレル部120と一体に形成することができる。ボディー部110は、金属材質で形成することができる。ボディー部110は、後述する第2ボディー200上に配置することができる。ボディー部110は、第2ボディー200に結合することができる。ボディー部110の下端は、第2ボディー200に固定することができる。ボディー部110は、第2ボディー200に接着剤によって結合することができる。ボディー部110は、後述する基板300と結合されることができる。
【0033】
ボディー部110は、下部が開口された四角形状に形成することができる。この時、ボディー部110のコーナーは、ラウンド状に形成することができる。ボディー部110は、上板111と、上板111から延びる第1側板112を含むことができる。上板111は、四角形状に形成することができる。上板111は、バレル部120の下端外周面から外側に延びることができる。第1側板112は、上板111の外側周縁から下に延びることができる。第1側板112は、複数で備えることができる。第1側板112は、4つの側板を含むことができる。第1側板112は、四角プレート形状に形成することができる。第1側板112は、第1-1側板と第1-2側板と、第1-1側板の反対側に配置される第1-3側板と、第1-2側板の反対側に配置される第1-4側板を含むことができる。第1側板112は、第1-1側板~第1-4側板の間にそれぞれ配置される第1~第4コーナーを含むことができる。第1~第4コーナーそれぞれは、少なくとも一部でラウンド形状を含むことができる。
【0034】
ボディー部110の内側には、他の領域と区切られる空間部が形成されることができる。空間部は、下部が開口され、上部がバレル部120およびレンズ500の下面を介してカバーされることができる。
【0035】
ボディー部110は、第1周縁領域170を含むことができる。第1周縁領域170は、空間部の外側に配置することができる。第1周縁領域170は、ボディー部110の下面を形成することができる。
【0036】
第1周縁領域170は、第1突出部130、第2突出部136および第1溝138を含むことができる。ボディー部110の中央を基準に、第1突出部130の内側に第2突出部136が配置され、第1突出部130と第2突出部136との間に第1溝138が配置されることができる。ここで、第1溝138は、第1突出部130と第2突出部136によって、間に形成される空間であることができる。
【0037】
第1突出部130は、ボディー部110の下面から他の領域より下方に突出するように形成することができる。第1突出部130の下端は、基板300の上面より下方に突出することができる。第1突出部130の下端は、第2突出部136の下端より下方に突出することができる。
【0038】
第1突出部130の内面には、下方に行くほど第1突出部130の厚さが薄くなる形状の傾斜面が形成されることができる。ここで、第1突出部130の厚さは、光軸方向に垂直な方向に定義される長さであることができる。
【0039】
第2突出部136は、第1突出部130の内側に配置することができる。第2突出部136の下面は、第1ボディー100の下面に定義することができる。第2突出部136の下面は、基板300の上面に接触することができる。即ち、第1ボディー100、即ちボディー部110の下面は、基板300の上面に接触することができる。第2突出部136の下端は、第1突出部130の下端より上側に配置することができる。
【0040】
第2突出部136の下面には、他の領域より下方に突出する第1接地部140が配置されることができる。第1接地部140(図9参照)は、複数の突起142を含み、複数の突起142は、第1ボディー100の下面で相互離隔して配置することができる。第1接地部140の下面は、基板300の上面に接触することができる。即ち、複数の突起142の下面が基板300の上面に接触することができる。
【0041】
突起142が複数で備えるので、第1接地部140は、基板300と電気的に接続される第1単位接地面と、第2単位接地面を含むことができる。第1単位接地面は、複数の突起142のうちいずれかの突起142の下面に配置され、第2単位接地面は、複数の突起142のうち他の突起142の下面に配置されることができる。第1単位接地面と第2単位接地面との間には、第1単位接地面と第2単位接地面を相互離隔させるギャップ(gap)が配置することができる。ギャップは、突起142の下面より上方に陥没する形状の溝であることができる。ここで、ギャップは、複数の突起142が互いに離隔して形成される領域であることができる。後述する接着剤800は、ギャップ内に配置することができる。
【0042】
一方、第1接地部140の単位接地面は、N個であり、これにより、隣接した突起142の間に配置されるギャップはN-1個であることができる。
【0043】
第1ボディー100の外面のうち、第1接地部140の下面および後述する第2接地部240の上面を除いた領域は、コーティング処理することができる。これにより、第1接地部140の下面および第2接地部240の上面を通じて第1ボディー100の金属領域が外部に露出することができる。
【0044】
第1溝138は、第1突出部130と第2突出部136との間に配置することができる。第1溝138は、第1突出部130と第2突出部136との間に配置される内側空間に定義することができる。第1溝138は、第1突出部130の下端および第2突出部136の下端より上方に陥没するように形成することができる。第1溝138の底面は、第1突出部130の下端および第2突出部136の下端より上側に配置することができる。第1溝138の底面は、基板300の上面より上側に配置することができる。
【0045】
第1溝138は、溝138で名付けることができる。
【0046】
一方、第1突出部130と第2突出部136は、内側に溝138が配置される領域を形成するという点で、それぞれ第1側壁、第2側壁と名付けることができる。
【0047】
第1ボディー100は、バレル部120を含むことができる。バレル部120は、レンズバレルであることができる。バレル部120は、金属材質で形成することができる。バレル部120は、ボディー部110に配置することができる。バレル部120は、ボディー部110の上面から延びることができる。バレル部120は、ボディー部110と一体に形成することができる。変形例において、バレル部120は、ボディー部110に結合することができる。この場合、バレル部120は、ボディー部110に接着剤によって固定することができる。バレル部120は、内部にレンズ500を収容することができる。バレル部120は、ホール122を含むことができる。バレル部120のホール122には、レンズ500が配置されることができる。バレル部120のホールの内周面は、レンズ500の外周形状に対応する形状および大きさに形成することができる。
【0048】
第1ボディー100は、第1ガイド150を含むことができる。第1ガイド150は、第1ボディー100の下面から下方に突出するように形成することができる。第1ガイド150は、ボディー部110の下面に配置することができる。ボディー部110は、第1側板112の内側に配置することができる。第1ガイド150は、ボディー部110の下面コーナー領域に配置することができる。一例として、第1ガイド150は3つが備えられ、ボディー部110の下面に配置される4つのコーナー領域のうち3つのコーナー領域にそれぞれ配置することができる。第1ガイド150は、第1ボディー100と基板300を結合する場合、基板300の方向および位置を整列するために使用される構成であり、4つのコーナー領域のうち3つのコーナー領域のみに配置することにより、基板300が逆挿入または他の方向に結合されることを防止することができる。
【0049】
第1ガイド150は、ガイド壁152と、ガイド壁152の内側に配置されるガイド溝154を含むことができる。ガイド壁152は、ボディー部110の下面から下方に突出し、ガイド溝154と他の領域を区画することができる。ガイド壁152は、断面がおおよそ
字形状を有することができる。ガイド壁152は、ボディー部110のコーナー領域と第1接地部140との間に配置することができる。
【0050】
ガイド溝154は、ガイド壁152の内側に配置され、溝形状を有することができる。ガイド溝154の底面は、第2突出部136の下面または第1溝138の底面と同じ高さを形成することができる。
【0051】
第1ボディー100は、レンズ500を含むことができる。レンズ500は、バレル部120に配置されることができる。レンズ500は、バレル部120に結合することができる。レンズ500は、バレル部120のホール122に配置することができる。レンズ500は、複数のレンズ510を含むことができる。複数のレンズ510は、バレル内に収容することができる。レンズ500は、後述するイメージセンサーとアライメント(alignment)されることができる。レンズ500のイメージセンサーと光軸が整列することができる。レンズ500の光軸は、イメージセンサーの光軸と一致することができる。第1ボディー100は、レンズ500とイメージセンサーとの間に配置される赤外線フィルター(IR filter、Infrared Ray filter)を含むことができる。
【0052】
レンズ500の外面には、外側に突出する突出領域520が配置することができる。レンズ500と第1ボディー100の結合時、突出領域520は、バレル部120の上面に配置することができる。第1ボディー100内に空間に異質物が流入するのを防止するため、突出領域520の下面とバレル部120の上面との間にはシーリング部材600が配置することができる。
【0053】
カメラモジュール10は、第2ボディー200を含むことができる。第2ボディー200は、リアボディー(rear body)、下部ハウジング、第2ハウジングのうち一つで名付けることができる。第2ボディー200は、上部が開口された四角形状に形成することができる。第2ボディー200は、金属材質で形成することができる。第2ボディー200は、第1ボディー100の下に配置することができる。第2ボディー200は、第1ボディー100と結合することができる。第2ボディー200は、第1ボディー100との結合を通じて内部空間を形成することができる。第2ボディー200は、上面が開口される空間部202を含むことができる。
【0054】
第2ボディー200は、底板207を含むことができる。底板207は、第1ボディー100のボディー部110の上板111と対向することができる。底板207は、第1ボディー100のボディー部110の上板111と光軸方向に離隔することができる。底板207は、第1ボディー110のボディー部110の上板111と平行することができる。底板207は、四角形状で形成することができる。この時、底板207のコーナーは、少なくとも一部でラウンド形状を含むことができる。
【0055】
第2ボディー200は、第2側板208を含むことができる。第2側板208は、底板207から延びることができる。第2側板208は、底板207の外側周縁から延びることができる。第2側板208には、シールドカン(図示せず)が配置することができる。第2側板208の内面には、シールドカンが面接触することができる。第2側板208の上端は、第1ボディー100と結合することができる。第2側板208の外側面は、第1ボディー100の第1側板112の外側面と同一平面上に配置することができる。
【0056】
第2ボディー200は、コネクター引き出し部290を含むことができる。コネクター引き出し部290は、底板207に結合することができる。コネクター引き出し部290は、底板207のホール(図示せず)に配置することができる。コネクター引き出し部290は、底板207のホールを貫通することができる。コネクター引き出し部290は、内部にコネクター500が配置することができる。コネクター引き出し部290は、金属材質で形成することができる。
【0057】
第2ボディー200は、第2周縁領域270を含むことができる。第2周縁領域270は、空間部202の外側に配置することができる。第2周縁領域270は、第2側板208の上面に形成することができる。第2周縁領域270は、第2ボディー200の上面周縁を形成することができる。第2周縁領域270は、第1周縁領域170と光軸方向に対向するように配置することができる。
【0058】
第1ボディー100と第2ボディー200の結合時、第1周縁領域170と第2周縁領域270は、少なくとも一部が光軸方向に離隔して配置することができる。第1ボディー100と第2ボディー200の結合時、第1周縁領域170と第2周縁領域270との間には、後述する接着剤800が収容される接着剤収容部が形成されることができる。
【0059】
第2周縁領域270は、第3突出部210を基準に、第3突出部210の外側に配置される第2溝230と、第3突出部210の内側に配置される第3溝240を含むことができる。光軸方向を基準に、第1突出部130と第2溝230は対向して配置され、第2突出部136と第3溝240は対向して配置され、第1溝138は第3突出部210と対向して配置されることができる。
【0060】
第3突出部210は、第2ボディー200の上面から上方に突出するように形成することができる。第3突出部210は、第2側板208の上面から上方に突出するように形成することができる。第3突出部210は、少なくとも一部が第1溝138の内側に配置することができる。光軸方向に垂直な方向を基準に、第3突出部210は、第1突出部130または第2突出部136と少なくとも一部がオーバーラップされるように配置することができる。第3突出部210の上端は、第2溝230の底面または第3溝240の底面より上側に配置することができる。
【0061】
図5に示したように、第3突出部210は、上方に行くほど厚さが小さくなることができる。第3突出部210は、上方に突出された終端の幅が下端の幅より小さいことができる。さらに、第3突出部210は、終端に行くほど幅が狭くなる領域を含むことができる。このような形状を通じて第1突出部130の内面に形成された傾斜面と第3突出部210の外面に形成された傾斜面を通じて離隔した領域が形成され、離隔した領域には後述する接着剤800が配置されることができる。
【0062】
第3突出部210の内面には、他の領域より外側に陥没する形状の溝領域215(図9参照)が形成することができる。溝領域215は、第3突出部210の上端に隣接して配置することができる。溝領域215を通じて、第1周縁領域170と第2周縁領域270との間に後述する接着剤800の配置領域がより広く形成されることができる。溝215によって、第3突出部210の一側には段差が形成されることができる。
【0063】
一方、第3突出部210の段差領域と対応する第1ボディー100内の第1突出部130の内面または第2突出部136の外面にも、接着剤800の配置領域をより広く形成するための一つ以上の段差または傾斜領域が形成されることができる。
【0064】
第2溝230は、第3突出部210の外側に配置することができる。第2溝230の底面は、第3突出部210の上面より下側に配置することができる。第2溝230の底面は、第3溝240の底面より上側に配置することができる。第2溝230には、第1突出部130が結合することができる。第2溝230の底面は、第1突出部130の下面に接触することができるが、これとは異なり、第2溝230の底面と第1突出部130の下面は光軸方向に離隔することができる。
【0065】
第3溝240は、第3突出部210の内側に配置することができる。第3溝240の底面は、第3突出部210の上面および第2溝230の底面より下側に配置することができる。第3溝240は、第2ボディー200の上面に定義することができる。第3溝240の底面は、基板300の下面に接触することができる。即ち、第2ボディー200の上面は、基板300の下面に接触することができる。即ち、第2側板208の上面は、基板300の下面に接触することができる。これにより、基板300の上面は、第1ボディー100の下面に接触し、基板300の下面は、第2ボディー200の上面に接触することができる。
【0066】
第3溝240の底面、即ち、基板300の下面と接触する第2ボディー200の上面には、第2接地部240が形成することができる。本明細書において、第2接地部240は、第3溝240の底面に定義されるので、同じ図面符号を付与する。第2接地部240は、複数の突起(図示せず)を含むことができ、複数の突起は、相互離隔するように配置することができる。第2接地部240内の複数の突起の数は、第1接地部140内の複数の突起の数と異なることができる。一例として、第2接地部240の上面に配置される複数の突起の数は、第1接地部140の下面に配置される複数の突起の数より小さい場合がある。これとは異なり、第2接地部240は平らな水平面であってもよい。
【0067】
第2ボディー200は、第2ガイド250を含むことができる。第2ガイド250は、第2ボディー200の上面から上方に突出するように形成することができる。第2ガイド250は、第2側板208の内側に配置することができる。第2ガイド250は、第2ボディー200のコーナー領域に配置することができる。第2ガイド250は、第1ガイド150と光軸方向で対向して配置することができる。一例として、第2ガイド250は3つが備えられ、第2ボディー200の上面に配置される4つのコーナー領域のうち3つのコーナー領域にそれぞれ配置されることができる。
【0068】
第2ガイド250は、第1ガイド150のガイド溝154に結合することができる。第2ガイド250の断面形状は、ガイド溝154の断面形状に対応するように形成することができる。第2ガイド250の上面は、ガイド溝154の底面に接触することができる。第2ガイド250の側面のうち一部は、ガイド壁152の内面に接触することができる。
【0069】
第2ガイド250の下面は、第3溝240の底面より上側に配置することができる。
【0070】
カメラモジュール10は、基板300を含むことができる。基板300は、プリント回路基板(printed circuit board)であることができる。基板300は、第1ボディー100と第2ボディー200との間に配置することができる。基板300は、第1周縁領域170または第2周縁領域270と光軸方向に垂直な方向にオーバーラップされるように配置することができる。
【0071】
基板300の上面には、イメージセンサー(図示せず)が配置されることができる。基板300の下面には、コネクター700が結合することができる。基板300は、コネクター700と電気的に接続することができる。
【0072】
基板300は、回路パターンが形成された回路領域330と、回路パターンが形成されていないめっき層340を含むことができる。回路領域330は、回路パターンが形成され、表面に少なくとも一つ以上の電子部品が実装することができる。イメージセンサー310は、回路領域330に配置することができる。
【0073】
めっき層340は、基板300の周縁に沿って配置することができる。めっき層340は、基板300の銅箔が露出されたグラウンド(ground)領域であってもよい。めっき層340は、基板300の外面に金属が露出された領域であってもよい。めっき層340は、接地領域で名付けることもできる。めっき層340は、第1ボディー100または第2ボディー200と接触することができる。これにより、第1ボディー100、第2ボディー200およびめっき層340が相互接続することができる。
【0074】
詳細に、めっき層340基板300の上、下面に相互対応するように形成することができる。基板300の上面に形成される第1めっき層341は、第1ボディー100の下面に接触することができる。基板300の上面に形成される第1めっき層341は、第2突出部136と光軸方向に対向して配置されることができる。基板300の上面に形成される第1めっき層341は、第1接地部140の下面、即ち、複数の突起142の下面に接触することができる。
【0075】
基板300の下面に形成される第2めっき層342は、第2ボディー200の上面に接触することができる。基板300の上面に形成される第2めっき層342は、第3溝240と光軸方向に対向して配置することができる。基板300の上面に形成される第2めっき層342は、第2接地部240の上面に接触することができる。
【0076】
第1めっき層341と第2めっき層342は、相互接続することができる。第1めっき層341と第2めっき層342は、接続部344を通じて相互接続されることができる。
【0077】
例えば、接続部344は、図10に示したように、基板300の側面に形成されて第1めっき層341と第2めっき層342を相互接続されることができる。
【0078】
これとは異なり、基板300は、上面から下面を貫通するホール347を含み、接続部344は、ホール347の内面に沿って配置され、第1めっき層341と第2めっき層342を相互接続することができる。
【0079】
基板300は、回避部350を含むことができる。回避部350は、基板300のコーナー領域に配置することができる。図8に示したように、回避部350は、第1ガイド150が貫通するためのものであり、第1ガイド150および第2ガイド250と光軸方向にオーバーラップされる領域に配置されることができる。回避部350によって、基板300の側面一部は、ガイド壁152の外面に接触することができる。基板300の下面は、ガイド壁152の下面と同じ高さを形成することができる。第1ガイド150、第2ガイド250および回避部350によって、基板300が第1ボディー100と第2ボディー200との間に堅固に固定することができる。
【0080】
カメラモジュール10は、接着剤800を含むことができる。接着剤800は、液状の接着剤の塗布後硬化された領域であってもよい。より詳細に、接着剤800は、エポキシ(Epoxy)が硬化した領域であってもよい。接着剤800によって、第1ボディー100と第2ボディー200の結合状態が堅固に固定することができる。
【0081】
接着剤800は、第1ボディー100と第2ボディー200との間に配置されることができる。接着剤800は、第1周縁領域170と第2周縁領域270との間に配置されることができる。前述したように、第1周縁領域170と第2周縁領域270との間には、少なくとも一部が光軸方向に離隔することができ、前記離隔した領域に接着剤800が配置されることができる。
【0082】
より詳細に、接着剤800は、第1突出部130の下面と第2溝230の底面との間、第1溝138の底面と第3突出部210との間、第1接地部140と基板300との間、第2接地部240と基板300との間に配置されることができる。
【0083】
一方、前述したように、第1接地部140または第2接地部240には、複数の突起142が含まれることができ、接着剤800は、複数の突起142の間に流入および硬化し、第1ボディー100、第2ボディー200および基板300の結合状態を堅固に固定させることができる。これにより、接着剤800は、基板300の側面と、ギャップ上に配置される基板300の上面にも配置することができる。
【0084】
前記のような構造により、第1ボディー100、第2ボディー200およびプリント回路基板300が電気的に接続され、グラウンド領域を形成するため、プリント回路基板300の回路領域で発生する電磁波が外部に放射され、隣接する電子部品に影響を与えたり、外部で発生した電磁波がプリント回路基板300に流入することを防止することができるので、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、電気信号にノイズが含まれることを防止することができ、優秀な品質の画像を得ることができる。
【0085】
さらに、第1接地部140と第2接地部240の接触により、第1ボディー100と第2ボディー2000との間に接着部材(Epoxy)800が配置される領域が形成されるため、カメラモジュールの製造過程が容易であるという長所がある。
【0086】
以上、添付図面を参照して本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明がその技術思想や本質的な特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施できることを理解できるであろう。したがって、前記で説明した実施例は、すべての点で例示的なものであり、限定的ではないと理解されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2024-03-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1接地部を含む第1ボディーと、
第2接地部を含む第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置され、ホールを含む基板と、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1接地部は、前記基板の一面に配置された第1めっき層と接触し、
前記第2接地部は、前記基板の他面に配置された第2めっき層と接触し、
前記第1接地部と前記第2接地部は、前記基板のホールを通じて前記第1めっき層と前記第2めっき層を接続する接続部によって電気的に接続される、カメラモジュール。
【請求項2】
前記第1ボディーは、溝を含み、
前記第2ボディーは、前記溝と結合する突出部を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記接続部は、前記ホールまたは前記基板の側面に配置され、前記第1めっき層と前記第2めっき層を接続する、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記突出部は、上方に行くほど厚さが小さくなる、請求項2に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
第2接地部は、前記基板の下面に接触する複数の突起を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記第1ボディーは、下方に突出する第1ガイドを含み、
前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1ガイドと結合する第2ガイドを含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記第1ガイドは、前記第1ボディーの下面から突出されるガイド壁と、前記ガイド壁の内側に配置されるガイド溝を含み、
前記第2ガイドは、前記ガイド溝に結合する、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
記基板は、前記第1ガイドまたは前記第2ガイドが貫通するように回避部を含む、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
前記第1ボディーと前記第2ボディーは、金属材質である、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項10】
第1ボディーと、
前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1ボディーは、前記基板と電気的に接続される第1接地部を含み、
前記第1接地部は、第1単位接地面と、第2単位接地面と、前記第1単位接地面と前記第2単位接地面を離隔させるギャップを含む、カメラモジュール。
【国際調査報告】