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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-07
(54)【発明の名称】NSACFの方法およびNSACF
(51)【国際特許分類】
   H04W 28/084 20230101AFI20240731BHJP
   H04L 41/08 20220101ALI20240731BHJP
   H04W 36/14 20090101ALI20240731BHJP
   H04W 88/18 20090101ALI20240731BHJP
【FI】
H04W28/084
H04L41/08
H04W36/14
H04W88/18
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578023
(86)(22)【出願日】2022-06-01
(85)【翻訳文提出日】2023-12-18
(86)【国際出願番号】 JP2022022373
(87)【国際公開番号】W WO2022270260
(87)【国際公開日】2022-12-29
(31)【優先権主張番号】202111028663
(32)【優先日】2021-06-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
2.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109313
【弁理士】
【氏名又は名称】机 昌彦
(74)【代理人】
【識別番号】100149618
【弁理士】
【氏名又は名称】北嶋 啓至
(72)【発明者】
【氏名】イアネフ イスクレン
(72)【発明者】
【氏名】田村 利之
(72)【発明者】
【氏名】ティワリ クンダン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067JJ39
(57)【要約】
【課題】 本開示は、システム間変更(例えば、EPS及び5GSのシステム間変更)に関連するサービス継続性の問題を解決する。本開示により、システム間変更時におけるNSACFとの相互作用の回数を削減することが可能となる。
【解決手段】 セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信することを含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む。前記方法は、前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持することを含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含み、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信し、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する
ことを特徴とする方法。
【請求項3】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含み、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【請求項4】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する
ことを特徴とする方法。
【請求項5】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置と通信し、
前記AMF装置に第1のメッセージを送信する
ことを含み、
前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む
ことを特徴とする方法。
【請求項6】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含み
前記第1のメッセージに前記第1の情報と前記第2の情報とが含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【請求項7】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、
前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのために第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【請求項8】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含み、
前記装置に第2のメッセージを送信し、
前記第2のメッセージは、前記第1の情報と前記第2の情報とを含む、
ことを特徴とする方法。
【請求項9】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含み、
前記装置が前記第1のメッセージを前記AMF装置に送信する場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【請求項10】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信し、
SMF関連する第2装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記第2装置と前記NSACのためのネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置との相互作用に関連する第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのために第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【請求項11】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む、手段と、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項12】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信する手段と、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項13】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む、手段と、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項14】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段と、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項15】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置と通信する手段と、
前記AMF装置に第1のメッセージを送信する手段と、
を含み、
前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む
ことを特徴とする装置。
【請求項16】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む、手段と、
前記第1のメッセージに前記第1の情報と前記第2の情報とが含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項17】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段と、
前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのための第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項18】
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む、手段と、
前記装置に第2のメッセージを送信する手段であって、前記第2のメッセージは、前記第1の情報と前記第2の情報とを含む、手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項19】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む、手段と、
前記装置が前記第1のメッセージを前記AMF装置に送信する場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項20】
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信する手段と、
SMF関連する第2装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記第2装置と前記NSACのためのネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置との相互作用に関連する第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのための第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項21】
第1の装置の方法であって、
第2の装置と通信し、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第1のパラメータを前記第2の装置から受信し、
前記第2の装置は、前記第1のパラメータに基づいてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)(PDU)セッションの数を増加させる第2のパラメータを第3の装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【請求項22】
第2の装置の方法であって、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第1のパラメータを第1の装置に送信し、
前記第1パラメータに、ネットワークスライスパラメータに登録される通信装置の数に関して前記第2装置が前記第3装置と通信することを示す情報が含まれない場合、前記通信装置の数を増加させる
ことを特徴とする方法。
【請求項23】
第1装置の方法は、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第3のパラメータを第2の装置から受信し、
前記第3のパラメータに基づいてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)(PDU)セッションの数を減らすメッセージを前記第2の装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【請求項24】
第1装置の方法は、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第3のパラメータを第2の装置から受信し、
前記第3のパラメータに基づいてネットワークスライスパラメータのために登録された通信装置の数を減少させる第4のパラメータを第3の装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【請求項25】
前記第1の装置はアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)である
ことを特徴とする請求項21、22、23、又は24に記載の方法。
【請求項26】
前記第2の装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)及びPGW-Cを含む
ことを特徴とする請求項21、22、23、又は24に記載の方法。
【請求項27】
前記第3の装置は、ネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)である
ことを特徴とする請求項21、22、又は24に記載の方法。
【請求項28】
前記通信装置は、ユーザ装置(User Equipment)(UE)である
ことを特徴とする請求項22又は24に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法、SMF関連装置、及びAMF装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークスライシングの特徴は、3GPPリリース15及びリリース16の仕様で定義された。GSMA 5GJAは、非特許文献5で、幾つかのネットワークスライスタイプの記述を導き出すことができる汎用ネットワークスライステンプレート(Generic network Slice Template)(GST)の概念を導入した。GSTのこれらのパラメータの一部は、エンド顧客に提供されるサービスのパラメータと境界の定義を明示的に示している。例えば、GSTは、ネットワークスライスごとのPDUセッション数、ネットワークスライスごとにサポートされるデバイスの数、又はネットワークスライスごとの最大UL又はDLデータレートの制限を目的とする。SA2 Rel-17 非特許文献4は、GSTパラメータ施行のサポートと、これらのギャップに対処するための適切な解決法を提供するために埋める必要があるギャップを特定し、対処した。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】3GPP TR 21.905: "Vocabulary for 3GPP Specifications". V17.0.0 (2020-07)
【非特許文献2】3GPP TS 23.501: "System architecture for the 5G System (5GS)". V17.0.0 (2021-03)
【非特許文献3】3GPP TS 23.502: "Procedures for the 5G System (5GS)". V17.0.0 (2021-03)
【非特許文献4】3GPP TS 23.700-40: "Study on enhancement of network slicing". V17.0.0 (2021-03)
【非特許文献5】Generic Network Slice Template, https://www.gsma.com/newsroom/wp-content/uploads/NG.116-v2.0.pdf
【非特許文献6】eNS_Ph2 exceptions sheet submitted to SAP#92E,ftp://ftp.3gpp.org/tsg_sa/TSG_SA/TSGs_92E_Electronic_2021_06/Docs/SP-210316.zip
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、RATのインターワーキングとモビリティ(EPSと5GSのインターワーキングとモビリティなど)に関して未解決の問題がまだ残っている。例えば、3GPPの最新の設計によれば、EPSと5GS間のシステム変更中にネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)に少なくとも2回コンタクトされるという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信することを含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む。前記方法は、前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持することを含む。
【0006】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信することを含む。前記方法は、前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信することを含む。
【0007】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信することを含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む。前記方法は、前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持することを含む。
【0008】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信することを含む。前記方法は、前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信することを含む。
【0009】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置と通信することを含む。前記方法は、前記AMF装置に第1のメッセージを送信することを含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。
【0010】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信することを含み。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。前記方法は、前記第1のメッセージに前記第1の情報と前記第2の情報とが含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持することを含む。
【0011】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信することを含む。前記方法は、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのために第2のメッセージを前記NSACF装置に送信することを含む。
【0012】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信することを含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。前記方法は、前記装置に第2のメッセージを送信することを含む。前記第2のメッセージは、前記第1の情報と前記第2の情報とを含む。
【0013】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信することを含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。前記方法は、前記装置が前記第1のメッセージを前記AMF装置に送信する場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持することを含む。
【0014】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信することを含む。前記方法は、SMF関連する第2装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記第2装置と前記NSACのためのネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置との相互作用に関連する第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのために第2のメッセージを前記NSACF装置に送信することを含む。
【0015】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信する手段を含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む。前記装置は、前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段を含む。
【0016】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信する手段を含む。前記装置は、前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する手段を含む。
【0017】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段を含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む。前記AMF装置は、前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段を含む。
【0018】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段を含む。前記AMF装置は、前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する手段を含む。
【0019】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置と通信する手段を含む。前記装置は、前記AMF装置に第1のメッセージを送信する手段を含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。
【0020】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段を含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。前記AMD装置は、前記第1のメッセージに前記第1の情報と前記第2の情報とが含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段を含む。
【0021】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段を含む。前記AMD装置は、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのための第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する手段を含む。
【0022】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段を含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。前記AMF装置は、前記装置に第2のメッセージを送信する手段を含む。前記第2のメッセージは、前記第1の情報と前記第2の情報とを含む、
【0023】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信する手段を含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。前記装置は、前記装置が前記第1のメッセージを前記AMF装置に送信する場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段を含む。
【0024】
本開示の一態様では、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信する手段を含む。前記装置は、SMF関連する第2装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記第2装置と前記NSACのためのネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置との相互作用に関連する第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのための第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する手段を含む。
【0025】
本開示の一態様では、第1の装置の方法は、第2の装置と通信することを含む。前記方法は、ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第1のパラメータを前記第2の装置から受信することを含む。前記第2の装置は、前記第1のパラメータに基づいてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)(PDU)セッションの数を増加させる第2のパラメータを第3の装置に送信する。
【0026】
本開示の一態様では、第2の装置の方法は、ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第1のパラメータを第1の装置に送信することを含み。前記方法は、前記第1パラメータに、ネットワークスライスパラメータに登録される通信装置の数に関して前記第2装置が前記第3装置と通信することを示す情報が含まれない場合、前記通信装置の数を増加させることを含む。
【0027】
本開示の一態様では、第1装置の方法は、ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第3のパラメータを第2の装置から受信することを含む。前記方法は、前記第3のパラメータに基づいてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)(PDU)セッションの数を減らすメッセージを前記第2の装置に送信することを含む。
【0028】
本開示の一態様では、第1装置の方法は、ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第3のパラメータを第2の装置から受信することを含む。前記方法は、前記第3のパラメータに基づいてネットワークスライスパラメータのために登録された通信装置の数を減少させる第4のパラメータを第3の装置に送信することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1図1は、サービス継続性のユースケースを示す。
図2図2は、態様1におけるEPSから5GSへのハンドオーバにおけるイフィシェントネットワークスライスアドミッション制御(Efficient Network Slice Admission Control)を示す。
図3図3は、態様2における5GSからEPSへのハンドオーバにおけるイフィシェントネットワークスライスアドミッション制御(Efficient Network Slice Admission Control)を示す。
図4図4は、システムの概要を示す。
図5図5は、ユーザ装置(User Equipment)(UE)のブロック図である。
図6図6は、(R)ANノードのブロック図である。
図7図7は、O-RANアーキテクチャに基づく(R)ANノード5のシステム概要を示す。
図8図8は、無線ユニット(RU)のブロック図である。
図9図9は、分散ユニット(DU)のブロック図である。
図10図10は、集中ユニット(CU)のブロック図である。
図11図11は、AMFのブロック図である。
図12図12は、SMFのブロック図である。
図13図13は、UDMのブロック図である。
図14図14は、NSACFのブロック図である。
図15図15は、N26インターフェースを使用した単一登録モードの5GSからEPSへのハンドオーバを示す。
図16図16は、N26インターフェースを使用したEPSから5GSへのハンドオーバ、実行フェーズを示す。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本開示および態様は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法、SMF関連装置、及びAMF装置などに関する。
【0031】
以下に説明する各態様及び各態様に含まれる要素のそれぞれは、独立して実装されてもよいし、他のものと組み合わせて実装されてもよい。これらの態様には、互いに異なる新たな特徴が含まれる。従って、これらの態様は、互いに異なる目的の達成又は問題の解決に寄与し、互いに異なる利点を得るのに寄与する。
【0032】
3GPP SA2ワーキンググループは、非特許文献6で計画されているように、Rel-17標準化作業内で未解決の問題に引き続き取り組む。
【0033】
未解決の問題の1つは、EPSと5GSのインターワーキングとモビリティの場合に、ネットワークスライスに登録されているUE数と、ネットワークスライス上で確立されるPDUセッション数をどのように制御するかである。非特許文献6において、SA2は、3GPP Rel-17標準化作業中にEPCインターワーキングのサポートを最終決定するという意図を述べた。
【0034】
以下の図1は、ネットワークスライスあたりのUE登録数とNSACFに制御されるネットワークスライスにおけるPDUセッション数という点で、5GS内のUEモビリティとEPSと5GSの間のUEモビリティの違いを示している。
【0035】
0.開始時点では、UEは接続モードにありEPSのPDN接続又は5GSのアクティブなPDUセッションのいずれかになる。
【0036】
1.ユースケースA:5GS内のUEハンドオーバ(例えば、PLMN1のAMF1AからAMF1B、つまり5GSイントラPLMN1ハンドオーバ)。
UEが同じネットワークスライス上に留まる場合、ネットワークスライスあたりのUE数又はネットワークスライスあたりのPDUセッション数について、ネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)との相互作用は必要ない。この場合、UEは、ハンドオーバ前に存在していたネットワークスライスに登録されたままになり、UEは、登録されているUE数又はネットワークスライス上に確立されたPDUセッション数が最大値に達したかどうかは関係なく、ハンドオーバ後もPDUセッションをアクティブに維持する。PDUセッションはドロップされない、つまり、5GS内部モビリティのサービス継続性(service continuity)は維持される。
【0037】
2.ユースケースB:EPS(MME)から5GS(AMF1A)へのUEハンドオーバ。
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)、つまりネットワークスライス制御あたりのUE数又はネットワークスライス制御あたりのPDUセッション数が、EPSから5GSへのシステム間変更(例えば、EPSから5GSへのハンドオーバ)における、有効なディプロイメントオプションである、EPS(つまり4G)でサポートされている場合、SMF+PGW-Cは、NSACFと相互作用して、ネットワークスライス当たりのUE数及びネットワークスライス当たりのPDUセッション数のうちの少なくとも1つを減少させる。UEが新しいAMFに登録されると、新しいAMFはNSACFと相互作用して、ネットワークスライス当たりのUE数及びネットワークスライス制御当たりのPDUセッション数のうちの少なくとも1つを増加させる。
【0038】
ユースケースBは、ユースケースAと比較してNSACFへのシグナリングが多すぎることは明らかであり、これにより、ネットワークスライスアドミッション制御によるシグナリングの輻輳が発生する可能性があり、EPSと5GSの両方でシステム全体のパフォーマンスに影響を与える可能性がある。
【0039】
<略語>
本文書の目的上、非特許文献1及び以下に記載されている略語が適用される。非特許文献1で同じ略語が定義されている場合には、本文書で定義される略語は、非特許文献1で同じ略語よりも優先する。
【0040】
3GPP 3rd Generation Partnership Project
4G-GUTI 4G Globally Unique Temporary UE Identity
5G 5th Generation
5GC 5G Core Network
5GLAN 5G Local Area Network
5GS 5G System
5G-AN 5G Access Network
5G-AN PDB 5G Access Network Packet Delay Budget
5G-EIR 5G-Equipment Identity Register
5G-GUTI 5G Globally Unique Temporary Identifier
5G-BRG 5G Broadband Residential Gateway
5G-CRG 5G Cable Residential Gateway
5G GM 5G Grand Master
5G-RG 5G Residential Gateway
5G-S-TMSI 5G S-Temporary Mobile Subscription Identifier
5G VN 5G Virtual Network
5QI 5G QoS Identifier
AF Application Function
AMF Access and Mobility Management Function
AS Access Stratum
ATSSS Access Traffic Steering, Switching, Splitting
ATSSS-LL ATSSS Low-Layer
AUSF Authentication Server Function
AUTN Authentication token
BMCA Best Master Clock Algorithm
BSF Binding Support Function
CAG Closed Access Group
CAPIF Common API Framework for 3GPP northbound APIs
CHF Charging Function
CN PDB Core Network Packet Delay Budget
CP Control Plane
DAPS Dual Active Protocol Stacks
DCN Dedicated Core Network
DL Downlink
DN Data Network
DNAI DN Access Identifier
DNN Data Network Name
DRX Discontinuous Reception
DS-TT Device-side TSN translator
ePDG evolved Packet Data Gateway
EBI EPS Bearer Identity
EPS Evolved Packet System
EUI Extended Unique Identifier
FAR Forwarding Action Rule
FN-BRG Fixed Network Broadband RG
FN-CRG Fixed Network Cable RG
FN-RG Fixed Network RG
FQDN Fully Qualified Domain Name
GFBR Guaranteed Flow Bit Rate
GMLC Gateway Mobile Location Centre
GPSI Generic Public Subscription Identifier
GSMA Global System for Mobile Communications
GUAMI Globally Unique AMF Identifier
GUTI Globally Unique Temporary UE Identity
HR Home Routed (roaming)
IAB Integrated access and backhaul
IMEI/TAC IMEI Type Allocation Code
IPUPS Inter PLMN UP Security
I-SMF Intermediate SMF
I-UPF Intermediate UPF
LADN Local Area Data Network
LBO Local Break Out (roaming)
LMF Location Management Function
LoA Level of Automation
LPP LTE Positioning Protocol
LRF Location Retrieval Function
LTE Long Term Evolution
MCC Mobile country code
MCX Mission Critical Service
MDBV Maximum Data Burst Volume
MFBR Maximum Flow Bit Rate
MICO Mobile Initiated Connection Only
MITM Man In The Middle
MNC Mobile Network Code
MPS Multimedia Priority Service
MPTCP Multi-Path TCP Protocol
N3IWF Non-3GPP Inter Working Function
N5CW Non-5G-Capable over WLAN
NAI Network Access Identifier
NAS Non-Access Stratum
NEF Network Exposure Function
NF Network Function
NGAP Next Generation Application Protocol
NG-RAN Next Generation Radio Access Network
NID Network identifier
NPN Non-Public Network
NR New Radio
NRF Network Repository Function
NSAC Network Slice Admission Control
NSACF Network Slice Admission Control Function
NSI ID Network Slice Instance Identifier
NSSAA Network Slice-Specific Authentication and Authorization
NSSAAF Network Slice-Specific Authentication and Authorization Function
NSSAI Network Slice Selection Assistance Information
NSSF Network Slice Selection Function
NSSP Network Slice Selection Policy
NSSRG Network Slice Simultaneous Registration Group
NW-TT Network-side TSN translator
NWDAF Network Data Analytics Function
PCF Policy Control Function
PDB Packet Delay Budget
PDN Packet Data Network
PDR Packet Detection Rule
PDU Protocol Data Unit
PEI Permanent Equipment Identifier
PER Packet Error Rate
PFD Packet Flow Description
PLMN Public Land Mobile Network
PNI-NPN Public Network Integrated Non-Public Network
PPD Paging Policy Differentiation
PPF Paging Proceed Flag
PPI Paging Policy Indicator
PSA PDU Session Anchor
PTP Precision Time Protocol
QFI QoS Flow Identifier
QoE Quality of Experience
RACS Radio Capabilities Signalling optimisation
(R)AN (Radio) Access Network
RG Residential Gateway
RIM Remote Interference Management
RQA Reflective QoS Attribute
RQI Reflective QoS Indication
RSN Redundancy Sequence Number
SA NR Standalone New Radio
SBA Service Based Architecture
SBI Service Based Interface
SCP Service Communication Proxy
SD Slice Differentiator
SEAF Security Anchor Functionality
SEPP Security Edge Protection Proxy
SMF Session Management Function
SMSF Short Message Service Function
SN Sequence Number
SN name Serving Network Name.
SNPN Stand-alone Non-Public Network
S-NSSAI Single Network Slice Selection Assistance Information
SSC Session and Service Continuity
SSCMSP Session and Service Continuity Mode Selection Policy
SST Slice/Service Type
SUCI Subscription Concealed Identifier
SUPI Subscription Permanent Identifier
SV Software Version
TMSI Temporary Mobile Subscriber Identity
TNAN Trusted Non-3GPP Access Network
TNAP Trusted Non-3GPP Access Point
TNGF Trusted Non-3GPP Gateway Function
TNL Transport Network Layer
TNLA Transport Network Layer Association
TSC Time Sensitive Communication
TSCAI TSC Assistance Information
TSN Time Sensitive Networking
TSN GM TSN Grand Master
TSP Traffic Steering Policy
TT TSN Translator
TWIF Trusted WLAN Interworking Function
UCMF UE radio Capability Management Function
UDM Unified Data Management
UDR Unified Data Repository
UDSF Unstructured Data Storage Function
UE User Equipment
UL Uplink
UL CL Uplink Classifier
UPF User Plane Function
URLLC Ultra Reliable Low Latency Communication
URRP-AMF UE Reachability Request Parameter for AMF
URSP UE Route Selection Policy
VID VLAN Identifier
VLAN Virtual Local Area Network
VPLMN Visited PLMN
V-SMF Visited SMF
W-5GAN Wireline 5G Access Network
W-5GBAN Wireline BBF Access Network
W-5GCAN Wireline 5G Cable Access Network
W-AGF Wireline Access Gateway Function
【0041】
<定義>
本文書の目的上、非特許文献1及び以下に記載されている略語が適用される。非特許文献1で同じ略語が定義されている場合には、本文書で定義される略語は、非特許文献1で同じ略語よりも優先する。
【0042】
<全般>
当業者であれば、図中の要素は簡略化のために示されており、必ずしも一定の縮尺で描かれていないかもしれないことを理解するであろう。更に、装置の構造上、装置の1つ又は複数のコンポーネントは、図では従来の記号で表されていることがあり、図面は、本明細書の説明の恩恵を受ける当業者には容易に明らかとなるであろう細部で図面が見えにくくならないように、本開示の態様を理解するのに関連する特定の詳細のみを示す場合がある。
【0043】
本開示の原理の理解を促進する目的で、図に示された態様を参照し、それらを説明するために特定の言語を使用する。しかしながら、それによって本開示の範囲を限定するものではないことが理解されるであろう。図示されたシステムにおけるそのような変更及び更なる修正、及び、当業者が通常思いつくであろう本開示の原理のさらなる応用は、本開示の範囲内であると解釈されるべきである。
【0044】
「含む」(comprises)、「含む」(comprising)という用語、又はそれらの他の変形は、非排他的な包含をカバーするように意図されており、ステップのリストを構成するプロセス又は方法に、それらのステップのみを含むのではなく、明示的にリストされていない又はそのようなプロセス又は方法に固有の他のステップを含んでもよい。同様に、「~と、を含む」(comprises ... a)が前に付く、1つ以上のデバイス、エンティティ、サブシステム、要素、構造、又はコンポーネントは、さらなる制約がなければ、他のデバイス、サブシステム、要素、構造、コンポーネント、追加のデバイス、追加のサブシステム、追加の要素、追加の構造、又は追加のコンポーネントの存在を妨げない。本明細書全体にわたる、「ある態様において」(in an Aspect)、「別の態様において」(in another Aspect)という語句、及び同様の表現が出現する場合、必ずしもそうであるわけではないが、全て同じ態様を指してもよい。
【0045】
他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書で提供されるシステム、方法、及び例は、単なる例示であり、限定することを意図したものではない。
【0046】
以下の明細書及び特許請求の範囲では、幾つかの用語について言及するが、これらの用語は以下の意味を有するように定義されるものとする。単数形「a」、「an」、「the」には、文脈上明らかに別段の指示がない限り、複数形の言及が含まれる。
【0047】
データは意味のある情報であり、パラメータに起因する値を表すため、本明細書で使用されるように、情報はデータ及び知識に関連付けられる。更なる知識は、抽象的又は具体的な概念の理解を意味する。この例示的なシステムは、開示された主題の説明を容易にするために簡略化されており、本開示の範囲を限定することを意図していないことに留意されたい。システムに加えて、又はシステムの代わりに、本明細書に開示される態様を実装するために、他のデバイス、システム、及び構成が使用されてもよく、そのような態様は全て、本開示の範囲内であると考えられる。
【0048】
以下の態様の原則は、5GSとEPS間のアイドルモードモビリティ手順(idle mode mobility procedure)にも適用できる。
【0049】
<態様1:EPSから5GSへのハンドオーバにおけるイフィシェントネットワークスライスアドミッション制御(Efficient Network Slice Admission Control)>
態様1は、EPSから5GSへのハンドオーバ時にUEがアクティブなPDN接続を持つという、図1のユースケースBで説明されているサービス継続性の問題の解決策である。
【0050】
このソリューションは、図2に示されているように、NSACFとのやり取りを最小限に抑えながらネットワークスライスアドミッション制御を可能にする。
【0051】
1.UEは、EPS(つまり4G)のMMEを介してアクティブなPDN接続を持つ接続モードにある。
【0052】
2.E-UTRANはNG-RANへのハンドオーバを決定する。
【0053】
3.E-UTRANは、Handover RequiredメッセージをMMEに送信する。
【0054】
4.MMEは、Forward Relocation RequestメッセージをAMFに送信する
【0055】
5.AMFは、SM Context IDを含むNsmf_PDUSession_CreateSMContext RequestメッセージをSMF+PGW-Cに送信する。
【0056】
6.Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Requestメッセージを受信したSMF+PGW-Cは、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext ResponseメッセージをAMFに送信する。
【0057】
SMF+PGW-Cは、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージに、「NSACF status granted」パラメータ又は例えばNSACカウントインジケータ(counting indicator)パラメータのその他の表記を含めて、ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)つまりクォータ制御(quota control)がEPSでサポートされていること、UE登録数制御及びPDN接続数のうち少なくとも1つについてEPSはすでにNSACステータスを付与していた、つまり、EPS(例えば、SMF+PGW-C)はすでにNSACFと相互作用していたこと、及びNSACFが許可されたことを示す。「NSACF status granted」パラメータは、NSACに対するSMF+PGW-CとNSACFとの間の相互作用に関連する情報と呼ばれてもよい。
【0058】
例えば、SMF+PGW-CがNSACFと相互作用すると、SMF+PGW-CはNsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含める。例えば、SMF+PGW-Cは、ステップ6の前、又はステップ6で Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージを送信する前に、NSACのNSACFと相互作用してもよい。
【0059】
「NSACF status granted」パラメータは、2つの部分又は2つの別個のパラメータに分割できる。1つはS-NSSAIへのUE登録のネットワークスライスアドミッション制御用で、もう1つはS-NSSAIで確立されたPDN接続又はPDUセッションのネットワークスライスアドミッション制御用である。SMF+PGW-Cが複数のPDUセッションを管理する場合、SMF+PGW-Cは、S-NSSAIごとにPDUセッションに対して複数の「NSACF status granted」パラメータを含むことができる。
【0060】
Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータが含まれていない場合は、EPSがNSACをサポートしていないか、EPSがNSACを許可していないかのいずれかを意味する。つまり、ネットワークスライス制御上の最大登録UE及びネットワークスライス制御上に確立されたPDUセッションの最大数の少なくとも1つを目的として、UE登録とPDN接続の少なくとも1つがNSACFに登録されていなかったことを意味する。
【0061】
7.AMFは、NG-RAN内のリソースを予約するためにハンドオーバ要求メッセージをNG-RANに送信し、NG-RANはハンドオーバ要求アクノレッジ(Handover Request Acknowledge)メッセージを送信することによってAMFに応答する。
【0062】
8.AMFは、N3トンネル情報を更新するために、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext RequestメッセージをSMF+PGW-Cに送信する。
【0063】
9.Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Requestメッセージを受信すると、SMF+PGW-CはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext ResponseメッセージをAMFに送信する。SMF+PGW-CがEPSから5GSへのハンドオーバ手順中にこのパラメータをまだAMFに提供していない場合、SMF+PGW-Cは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含めることができる。
【0064】
例えば、SMF+PGW-Cがステップ6のNsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含まない場合、SMF+PGW-Cは、ステップ9のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含めてもよい。例えば、SMF+PGW-Cは、ステップ9の前、又はステップ9でNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージを送信する前に、NSACのNSACFと相互作用することができる。
【0065】
10.AMFは、Forward Relocation ResponseメッセージをMMEに送信する。
【0066】
11.MMEはHandover commandメッセージをE-UTRANに送信する。
【0067】
12.E-UTRANは、Handover commandメッセージをUEに送信する。
【0068】
13.UEは、Handover commandメッセージを受信すると、Handover confirmメッセージをNG-RANに送信する。
【0069】
14.NG-RANは、Handover notifyメッセージをAMFに送信する。
【0070】
15.AMFは、転送再配置完了通知(Forward relocation Complete Notification)メッセージをMMEに送信して、UEが5GSを正常にハンドオーバしたことを通知する。次に、MMEは、Forward relocation Complete notification AcknowledgeメッセージをAMFに送信する。
【0071】
16.AMFは、ハンドオーバの完了を通知するために、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext RequestメッセージをSMF+PGW-Cに送信する。
【0072】
17.Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Requestメッセージを受信すると、SMF+PGW-CはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext ResponseメッセージをAMFに送信する。SMF+PGW-CがEPSから5GSへのハンドオーバ手順中にこのパラメータをAMFにまだ提供していない場合、SMF+PGW-Cは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含めてよい。例えば、SMF+PGW-Cには、ステップ6のNsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータが含まれておらずSMF+PGW-Cには、ステップ9のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータが含まれていない場合、SMF+PGW-Cは、ステップ17のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含めてよい。例えば、SMF+PGW-Cは、ステップ17の前、又はステップ17でNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージを送信する前に、NSACのNSACFと相互作用してもよい。
【0073】
18.PDUセッションIDのHandover Complete Indicationを含むNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Requestメッセージを受信したとき、又はステップ17でNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージを送信した後、SMF+PGW-Cは、S-NSSAIに対して確立されているPDUセッションの数を増加させるためにNnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信するかどうかを決定してもよい。例えば、インクリメントプロセスはNSACプロセスの1つである。
【0074】
例えば、SMF-PGW-Cが、ステップ6のNsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージ、ステップ9のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージ、及びステップ17のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージの少なくとも1つに「NSACF status granted」パラメータを含める場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate RequestをNSACFに送信しない。
【0075】
つまり、UEがEPSにあった間にSMF+PGW-Cが既にNSACFと相互作用してS-NSSAIに対して確立されているPDUセッション数を増やしていた場合、又は、SMF+PGW-Cがステップ6、9、及び17のメッセージの少なくとも1つに「NSACF status granted」パラメータを含めた場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信しない。
【0076】
尚、SMF+PGW-Cが、ステップ6のNsmf_PDUSession_CreateSMContext Responseメッセージ、ステップ9のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージ、及びステップ17のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Responseメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含まない場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信して、S-NSSAIに対して確立されているPDUセッション数を増やしてもよい。
【0077】
つまり、UEがEPSにあった間にSMF+PGW-CがNSACFと相互作用してS-NSSAIに対して確立されているPDUセッション数を増やしていない場合、又は、SMF+PGW-Cがステップ6、9、及び17の全てのメッセージに「NSACF status granted」パラメータを含まない場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信してもよい。
【0078】
Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqには、UE ID(又はUEの識別子)、PDUセッションID(又はPDUセッションの識別子)、及びS-NSSAIが含まれる。
【0079】
SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqに対する指示(indication)パラメータを含んでもよい。指示パラメータは、この増加(increment)要求が5GSへのハンドオーバによるものであることを示す。
【0080】
一例として、SMF+PGW-Cは、SMF+PGW-Cのローカル構成に基づいて、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信する。
【0081】
別の例では、SMF+PGW-Cは、ステップ17の後に行われるEPSから5GSへのモビリティ登録手順(Mobility Registration Procedure)中に、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信する。
【0082】
更にもう1つの例では、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信して、S-NSSAIに登録されているUEの数を増やすことができる。
【0083】
19.ステップ6、9、又は17で受信した「NSACF status granted」パラメータに基づいて、AMFは、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信して、S-NSSAIに登録されているUE数を増やすかどうかを決定してもよい。
【0084】
例えば、受信した「NSACF status granted」パラメータが、UEがEPSにあった間にSMF+PGW-CがNSACFと相互作用してS-NSSAIに登録されているUE数を増やしたことを示している場合、又は、ステップ6、9、及び17のメッセージの少なくとも1つに「NSACF status granted」パラメータが含まれている場合、AMFは、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信しない。
【0085】
尚、受信した「NSACF status granted」パラメータが、UEがEPSにあった間にSMF+PGW-CがNSACFと相互作用してS-NSSAIに登録されているUE数を増やしていないことを示している場合、又は、ステップ6、9、及び17の全てのメッセージに「NSACF status granted」パラメータが含まれていなかった場合、AMFは、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信してもよい。
【0086】
Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqには、UE IDとS-NSSAIが含まれる。
【0087】
AMFは、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate requestメッセージへ指示パラメータを含めてもよい。指示パラメータは、この増加(increment)要求が5GSへのハンドオーバによるものであることを示す。
【0088】
一例として、AMFは、ステップ17の後に行われるEPSから5GSへのモビリティ登録手順中に、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信する。
【0089】
<側面2:5GSからEPSへのハンドオーバにおけるイフィシェントネットワークスライスアドミッション制御(Efficient Network Slice Admission Control)>
側面2は、図1のユースケースBで説明したサービス継続性の問題の解決策である。この解決策は、5GSからEPSへのハンドオーバ時にUEがアクティブなPDUセッションを持つ問題を解決する。
【0090】
このソリューションは、図3に示されているように、NSACFとのやり取りを最小限に抑えながらネットワークスライスアドミッション制御を可能にする。
【0091】
1.UEは、5GS(つまり5G)のAMFを介してアクティブなPDUセッションを持つ接続モードにある。
【0092】
2.NG-RANはE-UTRANへのハンドオーバを決定する。
【0093】
3.NG-RANは、Handover RequiredメッセージをAMFに送信する。
【0094】
4.AMFは、Nsmf_PDUSession_Context RequestメッセージをSMF+PGW-Cに送信する。
【0095】
例えば、Nsmf_PDUSession_Context RequestメッセージにはSM Context IDが含まれる。
【0096】
5.Nsmf_PDUSession_Context Requestメッセージを受信すると、SMF+PGW-Cは、「NSAC supported in EPS」パラメータを含む Nsmf_PDUSession_Context ResponseメッセージをAMFに送信する。
【0097】
「NSAC supported in EPS」パラメータは、「supported」ステータス又は「not supported」ステータスに設定してもよい。「NSAC supported in EPS」パラメータが「supported」ステータスに設定されている場合は、SMF+PGW-CはEPSでのネットワークスライスアドミッション制御に対応しており、受信したSMコンテキストIDに関連付けられたS-NSSAIに対して、EPSでネットワークスライスアドミッション制御を既に実施(又は実行)していたことを示す。
【0098】
「NSAC supported in EPS」パラメータが「not supported」ステータスに設定されている場合は、SMF+PGW-CはEPSでのネットワークスライスアドミッション制御に対応していないか、受信したSMコンテキストIDに関連付けられたS-NSSAIに対してEPSでのネットワークスライスアドミッション制御をまだ実施していない(又はまだ実行していない)ことを示す。例えば、SMF+PGW-Cは、ステップ5の前、又はステップ5でNsmf_PDUSession_Context Responseメッセージを送信する前に、NSACのNSACFと相互作用できる。
【0099】
「NSAC supported in EPS」パラメータは、2つの部分に分割できる。1つはS-NSSAIへのUE登録のためのネットワークスライスアドミッション制御用、もう1つはS-NSSAIで確立されたPDN接続又はPDUセッションのネットワークスライスアドミッション制御用である。
【0100】
SMF+PGW-Cが複数のPDUセッションを管理する場合、SMF+PGW-Cは、S-NSSAIごとにPDUセッションに対して複数の「NSAC supported in EPS」パラメータを含んでもよい。
【0101】
尚、ネットワークスライスアドミッション制御はS-NSSAIベースでアクティブ化できるため、PDUセッションの一部の「NSAC supported in EPS」パラメータは「supported」ステータスを示してもよく、一方、PDUセッションの他の「NSAC supported in EPS」パラメータは「not supported」を示してもよい。
【0102】
更に、Nsmf_PDUSession_Context Responseメッセージに「NSAC supported in EPS」パラメータが欠如していると、AMF によって「not supported」と解釈される。これは通常、SMF+PGW-Cがリリース16以前のバージョンの3GPPスタンダードに基づいて作成されている場合に発生する。
【0103】
6.AMFはRelocation RequestをMMEに送信する。
【0104】
7.MMEは、EPC内のリソースを設定するためにCreate Session RequestメッセージをSGW-Cに送信し、SGW-Cはセッション作成応答(Create
Session Response)メッセージを送信することでMMEに応答する。
【0105】
8.MMEは、E-UTRAN内のリソースを予約するためにHandover RequestメッセージをE-UTRANに送信し、E-UTRANはハンドオーバ応答(Handover Response)メッセージを送信することによってMMEに応答する。
【0106】
9.MMEは、Relocation ResponseメッセージをAMFに送信する。
【0107】
10.AMFは、Handover commandメッセージをNG-RANに送信する。
【0108】
11.NG-RANは、Handover commandメッセージをUEに送信する。
【0109】
12.Handover commandメッセージを受信すると、UEはHandover confirmメッセージをE-UTRANに送信する。
【0110】
13.E-UTRANは、Handover notifyメッセージをMMEに送信する。
【0111】
14.MMEは、UEがEPSを正常にハンドオーバしたことを通知するために、Relocation Complete NotificationをAMFに送信する。次に、AMFは、Relocation Complete Notification AcknowledgeメッセージをMMEに送信する。
【0112】
15.AMFは、Nsmf_PDUSession_ReleaseSMContext RequestメッセージをV-SMF経由でSMF+PGW-Cに送信し、5GS内のリソースの削除を要求する。このメッセージには、「NSAC supported in EPS」パラメータが含まれる場合がある。このパラメータは、ステップ5で受信した「NSAC supported in EPS」パラメータに基づいて構築される。
【0113】
例えば、ステップ5で受信した「NSAC supported in EPS」パラメータが「supported」ステータスに設定されている場合、AMFは、「supported」ステータスに設定された「NSAC supported in EPS」パラメータを含むNsmf_PDUSession_ReleaseSMContext RequestメッセージをSMF+PGW-Cに送信する。
【0114】
例えば、ステップ5で受け取った「NSAC supported in EPS」パラメータが「not supported」ステータスに設定されている場合、AMFは、「not supported」ステータスに設定された「NSAC supported in EPS」パラメータを含むNsmf_PDUSession_ReleaseSMContext RequestメッセージをSMF+PGW-Cに送信する。
【0115】
SMF+PGW-Cは、Nsmf_PDUSession_ReleaseSMContext ResponseメッセージをAMFに送信する。
【0116】
16.Nsmf_PDUSession_ReleaseSMContext Requestメッセージを受信すると、SMF+PGW-Cは、S-NSSAIに対して確立されているPDUセッション数を減らすためにNnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信するかどうかを決定してもよい。
【0117】
ステップ15で受信した「NSAC supported in EPS」パラメータが「supported」ステータスを示している場合、SMF+PGW-C はNnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信しない。
【0118】
ステップ15で受信された「NSAC supported in EPS」パラメータが「not supported」ステータスを示す場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信してもよい。
【0119】
Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqには、UE ID、PDU Session ID、及びS-NSSAIが含まれる。
【0120】
SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqに対する指示パラメータを含んでもよい。指示パラメータは、この減少(decrement)要求がEPSへのハンドオーバによるものであることを示す。
【0121】
一例として、SMF+PGW-Cは、SMF+PGW-Cのローカル構成に基づいて、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信する。
【0122】
別の例では、SMF+PGW-Cは、ステップ15の後に行われる5GSからEPSへのモビリティ登録手順(Mobility Registration Procedure)中に、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信する。
【0123】
一例では、SMF+PGW-Cが、ステップ5で「supported」ステータスに設定された「NSAC supported in EPS」パラメータを含むNsmf_PDUSession_Context ResponseメッセージをAMFに送信する場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信しない。
【0124】
一例では、SMF+PGW-Cが、ステップ5で「not supported」ステータスに設定された「NSAC supported in EPS」パラメータを含むNsmf_PDUSession_Context ResponseメッセージをAMFに送信する場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信してもよい。
【0125】
一例では、SMF+PGW-Cが、ステップ5の「NSAC supported in EPS」パラメータを含まないNsmf_PDUSession_Context ResponseメッセージをAMFに送信する場合、SMF+PGW-Cは、Nnsacf_NumberOfPDUsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信してもよい。
【0126】
17.MMEは、S1-Uトンネル情報を更新するためにModify bearer requestメッセージをSMF+PGW-Cに送信し、SMF+PGW-CはModify bearer responseメッセージを送信することによってMMEに応答する。
【0127】
18.ステップ5で受信した「NSAC supported in EPS」パラメータに基づいて、AMFは、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信して、S-NSSAIに登録されているUE数を減らすかどうかを決定してもよい。
【0128】
ステップ5で受信した「NSAC supported in EPS」パラメータが「supported」ステータスを示している場合、AMFはNnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信しない。
【0129】
ステップ5で受信した「NSAC supported in EPS」パラメータが「not supported」ステータスを示している場合、AMFはNnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信することができる。
【0130】
Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqには、UE ID と S-NSSAI が含まれる。AMFは、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate requestメッセージへの指示パラメータを含んでもよい。指示パラメータは、この減少(decrement)要求がEPSへのハンドオーバによるものであることを示す。
【0131】
一例として、AMFは、ステップ15の後に行われる5GSからEPSへのモビリティ登録手順(Mobility Registration Procedure)中に、Nnsacf_NumberOfUEsPerSliceAvailabilityCheckUpdate reqをNSACFに送信する。
【0132】
本開示および態様により、システム間変更によるEPSと5GSとの間のサービス継続性の問題を解決することができる。例えば、本開示及び態様により、EPSおよび5GSのシステム間変更時におけるNSACFとのインタラクションの数を削減することが可能となる。更に、例えば、本開示および態様は、特にEPSカバレッジに加えて5GSが導入される場合に、EPS及び5GS間のシステム変更が頻繁に起こる場合でも、効率的なシステム設計を提供することができる。
【0133】
<システム概要>
図4は、上記の態様が適用可能な移動体(携帯電話(cellular)又は無線)用の電気通信システム1を概略的に示す。
【0134】
電気通信システム1は、エンドツーエンド通信が可能なシステムの概要を表す。例えば、UE3(又はユーザ装置、「モバイルデバイス」3)は、それぞれの(R)ANノード5及びコアネットワーク7を介して、データネットワーク20内の他のUE3又はサービスサーバと通信する。
【0135】
(R)ANノード5は、5G無線アクセス技術(radio access technology)(RAT)、E-UTRA無線アクセス技術、Beyond 5G RAT、6G RAT、及び、電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers)(IEEE)によって定義されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network)(WLAN)テクノロジを含む非3GPP RATを含む、あらゆる無線アクセスをサポートする。
【0136】
(R)ANノード5は、無線ユニット(Radio Unit)(RU)、分散ユニット(Distributed Unit)(DU)、及び集中ユニット(Centralized Unit)(CU)に分割することができる。幾つかの態様では、各ユニットは互いに接続され、上記の単位はそれぞれO-RU、O-DU、O-CUと呼ばれる、オープンRAN(O-RAN)アライアンスによって定義されたアーキテクチャを採用することによって(R)ANノード5を構成することができる。
【0137】
(R)ANノード5は、制御プレーン機能とユーザプレーン機能とに分割されてもよい。更に、通信をサポートするために複数のユーザプレーン機能を割り当てることができる。幾つかの態様では、ユーザトラフィックは、複数のユーザプレーン機能に分散されてもよく、各ユーザプレーン機能にわたるユーザトラフィックは、UE3と(R)ANノード5の両方に集約される。この分割アーキテクチャは、「デュアル接続」(dual connectivity)又は「マルチ接続」(Multi connectivity)と呼ばれることがある。
【0138】
また、(R)ANノード5は、衛星アクセスを利用した通信にも対応可能である。幾つかの態様では、(R)ANノード5は、衛星アクセス及び地上アクセスをサポートすることができる。
【0139】
なお、(R)ANノード5は、非無線アクセス用のアクセスノードと呼ぶこともできる。非無線アクセスには、Broadband Forum(BBF)によって定義された固定回線アクセスと、Innovative Optical and Wireless Network(IOWN)によって定義された光アクセスが含まれる。
【0140】
コアネットワーク7は、電気通信システム1における通信をサポートするための論理ノード(又は「機能」)を含んでもよい。例えば、コアネットワーク7は、とりわけ、制御プレーン機能及びユーザプレーン機能を含む5Gコアネットワーク(5GC)であってもよい。論理ノード内の各機能はネットワーク機能として考えることができる。ネットワーク機能は、Service Based Architecture(SBA)を適用することにより、別のノードに提供されてもよい。
【0141】
ネットワーク機能は、欧州電気通信標準化協会(European Telecommunications Standards Institute)によって定義されたネットワーク仮想化テクノロジであるNetwork Functions Virtualization(ETSI NFV)を採用することによって、分散型、冗長型、ステートレス型、スケーラブルな機能として展開でき、複数の場所からサービスを提供し、各場所で複数の実行インスタンスを提供する。
【0142】
コアネットワーク7は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0143】
周知のように、UE3は、電気通信システム1によってカバーされる地理的エリア内を移動しているときに、(R)ANノード5によってサービスされるエリア(すなわち、無線セル)に出入りするかもしれない。UE3を追跡し、異なる(R)ANノード5間の移動を容易にするために、コアネットワーク7は、少なくとも1つのアクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function)(AMF)70を備える。AMF70は、コアネットワーク7に接続された(R)ANノード5と通信する。一部のコアネットワークでは、AMF70の代わりに、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity)(MME)、ビヨンド5G(beyond 5G)用のモビリティ管理ノード(mobility management node)、又は6G用のモビリティ管理ノードが使用されてもよい。
【0144】
コアネットワーク7は、とりわけ、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)71、ユーザプレーン機能(User Plane Function)(UPF)72、ポリシ制御機能(Policy Control Function)(PCF)73、ネットワークエクスポージャ機能(Network Exposure Function)(NEF)74、統合データ管理(Unified Data Management)(UDM)75、ネットワークデータ分析機能(Network Data Analytics Function)(NWDAF)76、及びネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)77も含む。また、コアネットワーク7は、SMF+PGW-C、及びV-SMFを含んでもよい。
【0145】
UE3が訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(visited Public Land Mobile Network)(VPLMN)にローミングしている場合、UE3のホームパブリックランドモバイルネットワーク(home Public Land Mobile Network)(HPLMN)は、UDM75と、ローミングアウト(roaming-out)UE3に対して、SMF71、UPF72、及びPCF73の機能の少なくとも一部を提供する。
【0146】
UE3及びそれぞれのサービング(R)ANノード5は、適切なエアインターフェース(例えば、いわゆる「Uu」インターフェースなど)を介して接続される。隣接する(R)ANノード5は、適切な(R)ANノード5から(R)ANノードへのインターフェース((R)AN node 5 to (R)AN node interface)(いわゆる「Xn」インターフェース)を介して相互に接続される。各(R)ANノード5は、適切なインターフェース(いわゆる「N2」/「N3」インターフェースなど)を介してコアネットワーク7内のノード(いわゆるコアネットワークノードなど)にも接続される。コアネットワーク7からは、データネットワーク20への接続も提供される。データネットワーク20は、インターネット、公衆ネットワーク、外部ネットワーク、プライベートネットワーク、又はPLMNの内部ネットワークであってもよい。データネットワーク20がPLMNオペレータ又はモバイル仮想ネットワークオペレータ(MVNO)によって提供される場合、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サービスはそのデータネットワーク20によって提供されてもよい。UE3は、IPv4、IPv6、IPv4v6、イーサネット(登録商標)、又は非構造化データタイプ(unstructured data type)を使用してデータネットワーク20に接続することができる。
【0147】
「Uu」インターフェースは、Uuインターフェースの制御プレーン(Control plane)とUuインターフェースのユーザプレーン(User plane)を含むことができる。
【0148】
Uuインターフェースのユーザプレーンは、UE3とサービング(R)ANノード5の間でユーザトラフィックを伝達する役割を果たす。Uuインターフェースのユーザプレーンは、物理接続上でSDAP、PDCP、RLC、及びMACサブレイヤを備えた階層構造を持ってもよい。
【0149】
Uuインターフェースの制御プレーンは、UE3とサービング(R)ANノード5の間の接続を確立、変更、解放する役割を果たす。Uuインターフェースの制御プレーンは、物理接続上でRRC、PDCP、RLC、及びMACサブレイヤを備えた階層構造を持ってもよい。
【0150】
例えば、次のメッセージは、ASシグナリングをサポートするためにRRC層を介して通信される。
-RRCセットアップ要求メッセージ(RRC Setup Request message):このメッセージは、UE3から(R)ANノード5に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータがRRCセットアップ要求メッセージに一緒に含まれてもよい。
-establishmentCause及びue-Identity:ue-Identityは、ng-5G-S-TMSI-Part1又はrandomValueの値を有してよい。
-RRCセットアップメッセージ(RRC Setup message):このメッセージは、(R)ANノード5からUE3に送信される。RRCセットアップメッセージには、本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが一緒に含まれてもよい。
-masterCellGroup及びradioBearerConfig
-RRCセットアップ完了メッセージ(RRC Setup Complete message):このメッセージは、UE3から(R)ANノード5に送信される。RRCセットアップ完了メッセージには、本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが一緒に含まれてもよい。
-guami-Type、iab-NodeIndication、idleMeasAvailable、mobilityState、ng-5G-S-TMSI-Part2、registeredAMF、selectedPLMN-Identity
【0151】
UE3とAMF70とは、適切なインターフェース(例えば、いわゆるN1インターフェース等)を介して接続される。N1インターフェースは、NASシグナリングをサポートするために、UE3とAMF70との間の通信を提供する役割を担う。N1インターフェースは、3GPPアクセス上及び非3GPPアクセス上で確立できる。例えば、次のメッセージは、N1インターフェース経由で通信される。
【0152】
-登録要求メッセージ(Registration Request message):このメッセージは、UE3からAMF70に送信される。登録要求メッセージには、本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが一緒に含まれてもよい。
-5GS登録タイプ(5GS registration type)、ngKSI、5GSモバイルアイデンティティ(5GS mobile identity)、現行ではないないネイティブNASキーセット識別子(Non-current native NAS key set identifier)、5GMM機能(5GMM capability)、UEセキュリティ機能(UE security capability)、要求されたNSSAI(Requested NSSAI)、最後に訪問した登録済み TAI (Last visited registered TAI)、S1 UEネットワーク機能(S1 UE network capability)、アップリンクデータステータス(Uplink data status)、PDUセッションステータス(PDU session status)、MICO指示(MICO indication)、UEステータス(UE status)、追加GUTI(Additional GUTI)、許可されたPDUセッションステータス(Allowed PDU session status)、UEの利用設定(UE's usage setting)、要求されたDRXパラメータ(Requested DRX parameters)、EPS NASメッセージコンテナ(EPS NAS message container)、LADN指示(LADN indication)、ペイロードコンテナタイプ(Payload container type)、ペイロードコンテナ(Payload container)、ネットワークスライシング指示(Network slicing indication)、5GSアップデートタイプ(5GS update type)、移動局クラスマーク2(Mobile station classmark 2)、サポートされているコーデック(Supported codecs)、NASメッセージコンテナ(NAS message container)、EPSベアラコンテキストステータス(EPS bearer context status)、要求された拡張DRXパラメータ(Requested extended DRX parameters)、T3324値(T3324 value)、UE無線機能ID(UE radio capability ID)、要求されたマッピングされたNSSAI(Requested mapped NSSAI)、要求された追加情報(Additional information requested)、要求されたWUS支援情報(Requested WUS assistance information)、N5GC指示(N5GC indication)、及び要求されたNB-N1モードDRXパラメータ(Requested NB-N1 mode DRX parameters)。
【0153】
-登録承諾メッセージ(Registration Accept message):このメッセージは、AMF70からUE3に送信される。登録承諾メッセージには、本開示の態様で開示するパラメータに加えて、以下のパラメータが一緒に含まれてもよい。
-5GS登録結果(5GS registration result)、5G-GUTI、同等のPLMN(Equivalent PLMNs)、TAIリスト(TAI list)、許可されたNSSAI(Allowed NSSAI)、拒否されたNSSAI(Rejected NSSAI)、設定されたNSSAI(Configured NSSAI)、5GSネットワーク機能のサポート(5GS network feature support)、PDUセッションステータス(PDU session status)、PDUセッションの再アクティブ化の結果(PDU session reactivation result)、PDUセッション再アクティブ化結果エラー原因(PDU session reactivation result error cause)、LADN情報(LADN information)、MICO指示(MICO indication)、ネットワークスライシング指示(Network slicing indication)、サービスエリア一覧(Service area list)、T3512値(T3512 value)、非3GPP登録解除タイマー値(Non-3GPP de-registration timer value)、T3502値(T3502 value)、緊急電話番号リスト(Emergency number list)、拡張緊急番号リスト(Extended emergency number list)、SORトランスパラントコンテナ(SOR transparent container)、EAPメッセージ(EAP message)、NSSAIインクルージョンモード(NSSAI inclusion mode)、オペレータ定義のアクセスカテゴリ定義(Operator-defined access category definitions)、ネゴシエートされたDRXパラメータ(Negotiated DRX parameters)、非3GPP NWポリシ(Non-3GPP NW policies)、EPSベアラコンテキストステータス(EPS bearer context status)、ネゴシエートされた拡張DRXパラメータ(Negotiated extended DRX parameters)、T3447値(T3447 value)、T3448値(T3448 value)、T3324値(T3324 value)、UE無線機能ID(UE radio capability ID)、UE無線機能ID削除指示(UE radio capability ID deletion indication)、ペンディングNSSAI(Pending NSSAI)、鍵データの暗号化(Ciphering key data)、CAG情報一覧(CAG information list)、短縮された5G-S-TMSI構成(Truncated 5G-S-TMSI configuration)、ネゴシエイティッドWUSアシスタンス情報(Negotiated WUS assistance information)、ネゴシエイティッドNB-N1モードDRXパラメータ(Negotiated NB-N1 mode DRX parameters)、及びエクステンデッドリジェクティッドNSSAI(Extended rejected NSSAI))。
【0154】
-登録完了メッセージ(Registration Complete message):このメッセージは、UE3からAMF70に送信される。登録完了メッセージには、本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが一緒に含まれてもよい。
-SORトランスパラントコンテナ(SOR transparent container)。
【0155】
-認証要求メッセージ(Authentication Request message):このメッセージは、AMF70からUE3に送信される。認証要求メッセージには、本開示の諸態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが一緒に含まれてもよい。
-ngKSI、ABBA、認証パラメータRAND(Authentication parameter RAND)(5G認証チャレンジ(5G authentication challenge))、認証パラメータAUTN(Authentication parameter AUTN)(5G認証チャレンジ(5G authentication challenge))、及びEAPメッセージ(EAP message)。
【0156】
-認証応答メッセージ(Authentication Response message):このメッセージは、UE3からAMF70に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが認証応答メッセージに一緒に入力されてもよい。
-認証応答メッセージアイデンティティ(Authentication response message identity)、認証応答パラメータ(Authentication response parameter)、及びEAPメッセージ(EAP message)。
【0157】
-認証結果メッセージ(Authentication Result message):このメッセージは、AMF70からUE3に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが認証結果メッセージに一緒に入力されてもよい。
-ngKSI、EAPメッセージ(EAP message)、及びABBA。
【0158】
-認証失敗メッセージ(Authentication Failure message):このメッセージは、UE3からAMF70に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが認証失敗メッセージに一緒に入力されてもよい。
-認証失敗メッセージアイデンティティ(Authentication failure message identity)、5GMM原因(5GMM cause)、及び認証失敗パラメータ(Authentication failure parameter)。
【0159】
-認証拒否メッセージ(Authentication Reject message):このメッセージは、AMF70からUE3に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが認証拒否メッセージに一緒に入力されてもよい。
-EAPメッセージ(EAP message)。
【0160】
-サービス要求メッセージ(Service Request message):このメッセージは、UE3からAMF70に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータがサービス要求メッセージに一緒に入力されてもよい。
-ngKSI、サービスタイプ(Service type)、5G-S-TMSI、アップリンクデータステータス(Uplink data status)、PDUセッションステータス(PDU session status)、許可されたPDUセッションステータス(Allowed PDU session status)、NASメッセージコンテナ(NAS message container)。
【0161】
-サービス承諾メッセージ(Service Accept message):このメッセージは、AMF70からUE3に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータがサービス受諾メッセージに一緒に入力されてもよい。
-PDUセッションステータス(PDU session status)、PDUセッションの再アクティブ化の結果(PDU session reactivation result)、PDUセッション再アクティブ化結果エラー原因(PDU session reactivation result error cause)、EAPメッセージ(EAP message)、及びT3448値(T3448 value)。
【0162】
-サービス拒否メッセージ(Service Reject message):このメッセージは、AMF70からUE3に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータがサービス拒否メッセージに一緒に入力されてもよい。
-5GMMコーズ(5GMM cause)、PDUセッションステータス(PDU session status)、T3346値(T3346 value)、EAPメッセージ(EAP message)、T3448値(T3448 value)、及びCAG情報一覧(CAG information list)。
【0163】
-構成更新コマンドのメッセージ(Configuration Update Command message):このメッセージは、AMF70からUE3に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが構成更新コマンドメッセージに一緒に入力されてもよい。
-構成更新指示(Configuration update indication)、5G-GUTI、TAIリスト(TAI list)、許可されたNSSAI(Allowed NSSAI)、サービスエリア一覧(Service area list)、ネットワークの完全名(Full name for network)、ネットワークの短縮名(Short name for network)、ローカルタイムゾーン(Local time zone)、世界時とローカルタイムゾーン(Universal time and local time zone)、ネットワーク夏時間(Network daylight saving time)、LADN情報(LADN information)、MICO指示(MICO indication)、ネットワークスライス指示(Network slicing indication)、設定されたNSSAI(Configured NSSAI)、拒否されたNSSAI(Rejected NSSAI)、オペレータ定義のアクセスカテゴリ定義(Operator-defined access category definitions)、SMS指示(SMS indication)、T3447値(T3447 value)、CAG情報リスト(CAG information list)、UE無線機能ID(UE radio capability ID)、UE無線機能ID削除指示(UE radio capability ID deletion indication)、5GS登録結果(5GS registration result)、短縮された5G-S-TMSI構成(Truncated 5G-S-TMSI configuration)、追加設定指示(Additional configuration indication、及び拡張された拒否NSSSAI(Extended rejected NSSAI)。
【0164】
-構成更新完了メッセージ(Configuration Update Complete message):このメッセージは、UE3からAMF70に送信される。本開示の態様によって開示されるパラメータに加えて、以下のパラメータが構成更新完了メッセージに一緒に入力されてもよい。
-構成更新完了メッセージアイデンティティ(Configuration update complete message identity)。
【0165】
<ユーザ装置(UE)>
図5は、UE3(モバイルデバイス3)の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、UE3は、1つ又は複数のアンテナ32を介して接続されたノードに信号を送信し、接続されたノードから信号を受信するように動作可能な送受信機回路31を含む。また、UE3は、外部から情報を入力したり、外部に情報を出力したりするためのユーザインターフェース34を備えていてもよい。必ずしも図には示されていないが、UE3は、従来のモバイルデバイスの通常の機能を全て備えていてもよく、これは、必要に応じて、ハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアの任意の1つ又は任意の組み合わせによって提供されてもよい。ソフトウェアは、メモリにプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。コントローラ33は、メモリ36に格納されたソフトウェアに従ってUE3の動作を制御する。ソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム361と、少なくとも送受信機制御モジュール3621を有する通信制御モジュール362とを含む。通信制御モジュール362(送受信機制御モジュール3621を使用)は、UE3と、(R)ANノード5及びAMF10などの他のノードとの間のシグナリング及びアップリンク/ダウンリンクデータパケットの処理(生成/送信/受信)を担当する。このようなシグナリングには、例えば、(UE3に対する)アクセス及びモビリティ管理手順に関連する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ(例えば、登録要求メッセージ及び関連する応答メッセージ)が含まれてもよい。コントローラ33は、1つ以上のユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)35と相互作用する。複数のUSIM35が装備されている場合、コントローラ33は、1つのUSIM35のみをアクティベートしてもよいし、複数のUSIM35を同時にアクティベートしてもよい。
【0166】
UE3は、例えば、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートすることができる。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0167】
UE3は、例えば、生産又は製造のための機器のアイテム、及び/又はエネルギー関連の機械のアイテムであってもよい(例えば、ボイラー、エンジン、タービン、ソーラーパネル、風力タービン、水力発電機、火力発電機、原子力発電所、電池、原子力システム及び/又は関連機器、重電気機械、真空ポンプを含むポンプ、コンプレッサー、ファン、送風機、油圧装置、空気圧機器、金属加工機械、マニピュレーター、ロボット及び/又はそのアプリケーションシステム、ツール、金型(molds or dies)、ロールズ(rolls)、搬送装置、昇降装置、資材運搬装置、繊維機械、ミシン、印刷及び/又は関連機械、紙加工機械、化学機械、鉱山及び/又は建設機械及び/又は関連機器、農業、林業及び/又は漁業用の機械及び/又は器具、安全及び/又は環境保全装置、トラクター、精密ベアリング、チェーン、歯車、動力伝達装置、潤滑装置、バルブ、パイプ継手などの設備又は機械、及び/又は前述の設備又は機械などのアプリケーションシステムなど)。
【0168】
UE3は、例えば、輸送機器のアイテムであってよい(例えば、鉄道車両、自動車、オートバイ、自転車、電車、バス、カート、人力車、船舶及びその他の水上車両、航空機、ロケット、人工衛星、ドローン、気球などの輸送機器)。
【0169】
UE3は、例えば、情報通信機器(例えば、電子コンピュータ及び関連機器、通信及び関連機器、電子部品などの情報通信機器)であってもよい。
【0170】
UE3は、例えば、冷凍機、冷凍機応用製品、貿易及び/又はサービス業の機器、自動販売機、自動サービス機、事務用機械又は機器、家庭用電化製品及び電子機器(例えば、オーディオ機器、ビデオ機器、ラウドスピーカー(loud speaker)、ラジオ、テレビ、電子レンジ、炊飯器、コーヒーマシン、食洗機、洗濯機、乾燥機、電子ファン又は関連機器、掃除機などの家庭用電化製品)であってもよい。
【0171】
UE3は、例えば、電気応用システム又は機器(例えば、X線システム、粒子加速器、ラジオアイソトープ装置、音響装置、電磁応用装置、電力応用装置などの電気応用システム又は装置)であってよい。
【0172】
UE3は、例えば、電灯、照明器具、測定器、分析器、試験器、或いは測量器や感知器(例えば、煙警報器、人感警報センサー、モーションセンサー、無線タグなどの測量機器又は感知機器)、時計、実験器具、光学機器、医療機器及び/又はシステム、武器、刃物、手工具などであってよい。
【0173】
UE3は、例えば、無線を備えた携帯情報端末又は関連機器(別の電子デバイス(例えば、パソコン、電気測定器)に接続又は挿入するように設計されたワイヤレスカード又はモジュールなど))であってもよい。
【0174】
UE3は、様々な有線及び/又は無線通信技術を利用して、「モノのインターネット(internet of things)(IoT)」に関して、後述するアプリケーション、サービス、及びソリューションを提供する装置又はシステムの一部であってよい。
【0175】
モノのインターネットデバイス(又は「モノ」(things))には、適切な電子機器、ソフトウェア、センサー、ネットワーク接続などが装備されていてもよく、これにより、これらのデバイスはデータを収集し、相互に、又は他の通信デバイスとデータを交換できるようになる。IoTデバイスは、内部メモリに保存されたソフトウェア命令に従う自動化された機器で構成されていてもよい。IoTデバイスは、人間による監視や対話を必要とせずに動作してもよい。IoTデバイスは、長期間静止したり非アクティブなままになってもよい。IoTデバイスは、(一般に)固定装置の一部として実装されてもよい。IoTデバイスは、非固定装置(車両など)に埋め込まれたり、監視/追跡される動物や人に取り付けられたりしてもよい。
【0176】
IoT技術は、そのような通信デバイスが人間の入力によって制御されるか、メモリに格納されたソフトウェア命令によって制御されるかに関係なく、データを送受信するために通信ネットワークに接続できる任意の通信デバイス上で実装できることが理解されるであろう。
【0177】
IoTデバイスは、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、マシンツーマシン(M2M)通信デバイス、又は狭帯域IoT UE(NB-IoT UE)とも呼ばれることがあることが理解されるであろう。UE3が1つ以上のIoT又はMTCアプリケーションをサポートできることが理解されるであろう。
【0178】
UE3は、スマートフォン又はウェアラブルデバイス(例えば、スマートグラス、スマートウォッチ、スマートリング、又はヒアラブルデバイス)であってもよい。
【0179】
UE3は、自動車、コネクテッドカー、自動運転車、車両装置、オートバイ、V2X(Vehicle to Everything)通信モジュール(例えば、車両から車両への通信モジュール、車両からインフラへの通信モジュール、車両から人々への通信モジュール、車両からネットワークへの通信モジュール)であってよい。
【0180】
<(R)AN node>
図6は、例示的な(R)ANノード5、例えば基地局(LTEの「eNB」、5Gの「gNB」、5G以降の基地局、6Gの基地局)の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、(R)ANノード5は、1つ又は複数のアンテナ52を介して接続されたUE3に信号を送信し、接続されたUE3から信号を受信し、ネットワークインターフェース53を介して他のネットワークノードと信号を(直接的又は間接的に)送受信するように動作可能な送受信機回路51を含む。コントローラ54は、メモリ55に格納されたソフトウェアに従って、(R)ANノード5の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリにプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム551と、少なくとも送受信機制御モジュール5521を有する通信制御モジュール552が含まれる。
【0181】
通信制御モジュール552(送受信機制御サブモジュールを使用)は、(R)ANノード5と、UE3、別の(R)ANノード5、AMF70、UPF72などの他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を(例えば、直接的又は間接的に)処理する。シグナリングには、例えば、無線接続及び(特定のUE3に対する)コアネットワーク7との接続に関連する、特に、接続の確立と維持に関連する適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ(例えば、RRC接続の確立及びその他のRRCメッセージ)、NGアプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージ(つまり、N2参照ポイントによるメッセージ)、及びXnアプリケーションプロトコル(XnAP)メッセージ(Xnリファレンスポイントによるメッセージ)などが含まれてもよい。このようなシグナリングには、例えば、送信の場合のブロードキャスト情報(例えば、マスター情報及びシステム情報)も含まれる場合がある。コントローラ54はまた、実装される場合、UEモビリティ推定及び/又は移動軌跡推定などの関連タスクを処理するように(ソフトウェア又はハードウェアによって)構成される。
【0182】
(R)ANノード5は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)の場合がある。
【0183】
<O-RANアーキテクチャに基づく(R)ANノード5のシステム概要>
図7は、(R)ANノード5の態様が適用可能なO-RANアーキテクチャに基づく(R)ANノード5を概略的に示す。
【0184】
O-RANアーキテクチャに基づく(R)ANノード5は、(R)ANノードが無線ユニット(RU)60、分散ユニット(DU)61、及び集中ユニット(CU)62に分割されるシステム概要を表す。幾つかの態様では、各ユニットを組み合わせることができる。例えば、RU60は、統合/結合ユニットとしてDU61と統合/結合することができ、DU61は、別の統合/結合ユニットとしてCU62と統合/結合することができる。ユニット(例えば、RU60、DU61、及びCU62の1つ)の説明における任意の機能は、上記の統合/結合ユニットで実装することができる。更に、CU62は、CU制御プレーン(Control plane)(CP)とCUユーザプレーン(User plane)(UP)のような2つの機能ユニットに分離することができる。CU CPは、(R)ANノード5内に制御プレーン機能を有する。CU UPは、(R)ANノード5内にユーザプレーン機能を有する。各CU CPは、適切なインターフェース(いわゆる「E1」インターフェースなど)を介してCU UPに接続される。
【0185】
UE3及びそれぞれのサービングRU60は、適切なエアインターフェース(例えば、いわゆる「Uu」インターフェースなど)を介して接続される。各RU60は、適切なインターフェース(いわゆる「フロントホール」(Front haul)、「オープンフロントホール」(Open Front haul)、「F1」インターフェースなど)を介してDU61に接続される。各DU61は、適切なインターフェース(いわゆる「ミッドホール」(Mid haul)、「オープンミッドホール」(Open Mid haul)、「E2」インターフェースなど)を介してCU62に接続される。各CU62は、適切なインターフェース(いわゆる「バックホール」(Back haul)、「オープンバックホール」(Open Back haul)、「N2」/「N3」インターフェースなど)を介してコアネットワーク7内のノード(いわゆるコアネットワークノード(core network nodes)など)にも接続される。更に、DU61のユーザプレーン(user plane)部分も、適切なインターフェース(いわゆる「N3」インターフェースなど)を介してコアネットワークノード7に接続してもよい。
【0186】
RU60、DU61、CU62の間で分割された機能に応じて、各ユニットは、(R)ANノード5によって提供される機能の一部を提供する。例えば、RU60は、エアインターフェースを介してUE3と通信するための機能を提供することができ、DU61は、MAC層及びRLC層をサポートするための機能を提供することができ、CU62は、PDCP層、SDAP層及びRRC層をサポートするための機能を提供してもよい。
【0187】
<無線ユニット(Radio Unit)(RU)>
図8は、例示的なRU60、例えば基地局(LTEの「eNB」、5Gの「gNB」、5G以降の基地局、6Gの基地局)のRU部分の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、RU60は、1つ又は複数のアンテナ602及び1つ又は複数のアンテナ602を介して接続されたUE3に信号を送信し、接続されたUE3から信号を受信し、ネットワークインターフェース603を介して、他のネットワークノード又はネットワークユニットとの間で(直接的又は間接的に)信号を送受信するように動作可能な送受信機回路601を含む。コントローラ604は、メモリ605に格納されたソフトウェアに従って、RU60の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリにプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム6051と、少なくとも送受信機制御モジュール60521を有する通信制御モジュール6052が含まれる。
【0188】
通信制御モジュール6052(送受信機制御サブモジュールを使用)は、RU60と、UE3、別のRU60、DU61などの他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を(例えば、直接的又は間接的に)処理する。シグナリングは、例えば、無線接続及びRU60との接続(特定のUE3に対する)、特にMAC層及びRLC層に関連する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージを含んでもよい。
【0189】
コントローラ604はまた、実装される場合、UEモビリティ推定及び/又は移動軌跡推定などの関連タスクを処理するように(ソフトウェア又はハードウェアによって)構成される。
【0190】
RU60は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0191】
上述したように、RU60は、統合/結合ユニットとしてDU61と統合/結合することができる。
【0192】
RU60について説明した機能はいずれも、上記の統合/結合ユニットで実装することができる。
【0193】
<分散ユニット(Distributed Unit)(DU)>
図9は、例示的なDU61、例えば基地局(LTEの「eNB」、5Gの「gNB」、5G以降の基地局、6Gの基地局)のDU部分の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、装置は、ネットワークインターフェース612を介して、(RU60を含め)他のノード又はユニットとの間で信号を送受信するように動作可能な送受信機回路611を含む。コントローラ613は、メモリ614に格納されたソフトウェアに従って、DU61の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ614にプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム6141と、少なくとも送受信機制御モジュール61421を有する通信制御モジュール6142が含まれる。通信制御モジュール6142(その送受信機制御モジュール61421を使用)は、DU61と、RU60並びに他のノード及びユニットなどの他のノード及びユニットとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を処理する。
【0194】
DU61は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0195】
上述したように、RU60は、統合/結合ユニットとしてDU61又はCU62と統合/結合することができる。DU61について説明した機能はいずれも、上記の統合/結合ユニットで実装することができる。
【0196】
<集中ユニット(Centralized Unit)(CU)>
図10は、例示的なCU62、例えば基地局(LTEの「eNB」、5Gの「gNB」、5G以降の基地局、6Gの基地局)のCU部分の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、装置は、ネットワークインターフェース622を介して、(DU61を含め)他のノード又はユニットとの間で信号を送受信するように動作可能な送受信機回路621を含む。コントローラ623は、メモリ624に格納されたソフトウェアに従って、CU62の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ624にプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム6241と、少なくとも送受信機制御モジュール62421を有する通信制御モジュール6242が含まれる。通信制御モジュール6242(その送受信機制御モジュール62421を使用)は、CU62と、DU61並びに他のノード及びユニットなどの他のノード及びユニットとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を処理する。
【0197】
CU62は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0198】
上述したように、CU62は、統合/結合ユニットとしてDU61と統合/結合することができる。
【0199】
CU62について説明した機能はいずれも、上記の統合/結合ユニットで実装することができる。
【0200】
<AMF>
図11は、AMF70の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、装置は、ネットワークインターフェース702を介して、(UE3を含め)他のノード又はユニットとの間で信号を送受信するように動作可能な送受信機回路701を含む。コントローラ703は、メモリ704に格納されたソフトウェアに従って、AMF70の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ704にプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム7041と、少なくとも送受信機制御モジュール70421を有する通信制御モジュール7042が含まれる。通信制御モジュール7042(その送受信機制御モジュール70421を使用)は、AMF70と、UE3(例えば(R)ANノード5を介して)並びに他の(UE3がローミングインしている場合、UE3のHPLMN内のコアネットワークノードを含め)コアネットワークノードなどの他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を処理する。このようなシグナリングには、例えば、(UE3に対する)アクセス及びモビリティ管理手順(access and mobility management procedures)に関連する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ(例えば、登録要求メッセージ(registration request message)及び関連する応答メッセージ(associated response messages))が含まれてもよい。
【0201】
AMF70は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0202】
<SMF>
図12は、SMF71の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、装置は、ネットワークインターフェース712を介して、(AMF70を含め)他のノードとの間で信号を送受信するように動作可能な送受信機回路711を含む。コントローラ713は、メモリ714に格納されたソフトウェアに従って、SMF71の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ714にプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム7141と、少なくとも送受信機制御モジュール71421を有する通信制御モジュール7142が含まれる。通信制御モジュール7142(その送受信機制御モジュール71421を使用)は、SMF71と、UPF72並びに他の(UE3がローミングインしている場合、UE3のHPLMN内のコアネットワークノードを含め)コアネットワークノードなどの他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を処理する。このようなシグナリングは、例えば、(UE3に対する)セッション管理手順(session management procedures)に関連する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ(例えば、サービスベースのインターフェースに基づくハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol)(HTTP)レストフルメソッド(restful methods))を含んでもよい。
【0203】
SMF71は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0204】
なお、SMF+PGW-Cは、SMF71と同様の構成要素を有してもよい。例えば、SMF+PGW-Cは、SMF71の機能とPGW-Cの機能とを有する装置又はノードである。PGW-Cの機能は、SMF+PGW-Cのコンポーネントによって実現できる。
【0205】
なお、V-SMFは、SMF71と同様の構成要素を有していてもよい。V-SMFの機能は、SMF+PGW-Cの構成要素により実現することができる。
【0206】
<UDM>
図13は、UDM75の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、装置は、ネットワークインターフェース752を介して、(AMF70を含め)他のノードとの間で信号を送受信するように動作可能な送受信機回路751を含む。コントローラ753は、メモリ754に格納されたソフトウェアに従って、UDM75の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ754にプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム7541と、少なくとも送受信機制御モジュール75421を有する通信制御モジュール7542が含まれる。通信制御モジュール7542(その送受信機制御モジュール75421を使用)は、UDM75と、AMF70並びに他の(UE3がローミングアウトしている場合、UE3のVPLMN内のコアネットワークノードを含め)コアネットワークノードなどの他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を処理する。このようなシグナリングは、例えば、(UE3に対する)モビリティ管理手順(mobility management procedure)に関連する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ(例えば、サービスベースのインターフェースに基づくハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol)(HTTP)レストフルメソッド(restful methods))を含んでもよい。
【0207】
UDM75は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0208】
<NSACF>
図14は、NSACF77の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、装置は、ネットワークインターフェース772を介して、(AMF70及びSMF71を含め)他のノードとの間で信号を送受信するように動作可能な送受信機回路771を含む。コントローラ773は、メモリ774に格納されたソフトウェアに従って、NSACF77の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ774にプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアには、とりわけ、オペレーティングシステム7741と、少なくとも送受信機制御モジュール77421を有する通信制御モジュール7742が含まれる。通信制御モジュール7742(その送受信機制御モジュール77421を使用)は、NSACF77と、AMF70並びに他の(UE3がローミングインしている場合、UE3のHPLMN内のコアネットワークノードを含め)コアネットワークノードなどの他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を処理する。
【0209】
このようなシグナリングは、例えば、(UE3に対する)ネットワークデータ分析機能手順(network data analytics function procedures)に関連する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ(例えば、サービスベースのインターフェースに基づくハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol)(HTTP)レストフルメソッド(restful methods))を含んでもよい。
【0210】
NSACF77は、非公衆ネットワーク(Non-Public Network)(NPN)をサポートしてもよい。NPNは、スタンドアロンの非公衆ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)(SNPN)又は公衆ネットワーク統合型(Public Network Integrated)NPN(PNI-NPN)であってよい。
【0211】
<変形例と代替例>
詳細な態様については上で説明した。当業者であれば理解するように、本明細書に具体化された開示から利益を享受しながら、上記の態様に対して多くの修正及び代替を行うことができる。例示として、これらの代替案及び修正案のいくつかをここで説明する。
【0212】
上記の説明では、理解を容易にするために、UE3及びネットワーク装置が、多数の個別のモジュール(通信制御モジュールなど)を有するものとして説明した。これらのモジュールは特定のアプリケーションに対してこの方法で提供される場合があるが、例えば、開示を実装するために既存のシステムが変更されている場合、他のアプリケーションでは、例えば、最初から発明の機能を念頭に置いて設計されたシステムでは、これらのモジュールはオペレーティングシステム全体又はコードに組み込まれてもよく、これらのモジュールは個別の実体として認識できないかもしれない。これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせで実装してもよい。
【0213】
各コントローラは、例えば、1つ又は複数のハードウェア実装コンピュータプロセッサ、マイクロプロセッサ、中央処理装置(central processing units)(CPU)、算術論理演算装置(arithmetic logic units)(ALU)、入出力(IO)回路、内部メモリ/キャッシュ(プログラム及び/又はデータ)、処理レジスタ(processing registers)、通信バス(例えば、制御バス、データバス、アドレスバスなど)、ダイレクトメモリアクセス(direct memory access)(DMA)機能、ハードウェア又はソフトウェアで実装されたカウンタ、ポインタ、及び/又はタイマ、及び/又は同様のものを含め(ただし、これに限定されない)、処理回路の任意の適切な形式を備えることができる。
【0214】
上記の態様では、多数のソフトウェアモジュールについて説明した。当業者には理解されるように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた又はコンパイルされていない形式で提供され、コンピュータネットワーク上の信号として、又は記録媒体上でUE3及びネットワーク装置に供給されてもよい。更に、このソフトウェアの一部又は全てによって実行される機能は、1つ又は複数の専用ハードウェア回路を使用して実行してもよい。しかしながら、ソフトウェアモジュールの使用は、UE3及びネットワーク装置の機能を更新するためのそれらの更新を容易にするので好ましい。
【0215】
上記の態様では、3GPP無線通信(無線アクセス)技術が使用される。しかし、他の無線通信技術(例えば、WLAN、Wi-Fi、WiMAX、Bluetoothなど)及び他の固定回線通信技術(例えば、BBFアクセス、ケーブルアクセス、光アクセスなど)も、上記の態様に従って使用されてもよい。
【0216】
ユーザ装置のアイテムには、例えば、携帯電話、スマートフォン、ユーザ装置、携帯情報端末、ラップトップ/タブレットコンピュータ、ウェブブラウザ、電子書籍リーダーなどの通信デバイスが含まれてもよい。このようなモバイル(又は一般的には固定の)デバイスは通常、ユーザによって操作されるが、いわゆる「モノのインターネット」(Internet of Things)(IoT)デバイスや同様のマシンタイプコミュニケーション(machine-type communication)(MTC)デバイスをネットワークに接続することも可能である。簡単にするために、本出願は説明においてモバイルデバイス(又はUE)に言及する。しかし、説明される技術は、そのような通信デバイスが人間の入力によって制御されるか、メモリに保存されたソフトウェア命令によって制御されるかに関係なく、データを送受信するために通信ネットワークに接続できる任意の通信デバイス(モバイル及び/又は一般に固定)上で実装できることが理解されるであろう。
【0217】
他の様々な修正は当業者には明らかであり、ここでは更に詳細には説明しない。
【0218】
本開示は、その例示的な態様を参照して特に図示及び説明されてきたが、本開示はこれらの態様に限定されない。この明細書によって定義される本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、形態及び詳細における様々な変更を行うことができることが当業者には理解されよう。例えば、上記の態様は5GSに限定されるものではなく、5GS以外の通信システムにも適用可能である。
【0219】
上記に開示した例示的な態様の全部又は一部は、以下のように表現することもできるが、これらに限定されるものではない。
【0220】
<5.15.11.14 ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)のサポートとEPCとの連携>
ネットワークスライスにEPSカウンティングが必要な場合、EPCインターワーキング(interworking)の場合、PDN接続の確立時に、UEの最大数及び/又はネットワークスライスあたりのPDUセッションの最大数に対するネットワークスライスアドミッション制御が実行される。EPCにおけるUEの最大数及び/又はネットワークスライスごとのPDUセッションの最大数に対してNSACをサポートするために、SMF+PGW-Cは、どのネットワークスライスがNSACの対象となるかを示す情報を使用して設定される。EPCでのPDN接続の確立中に、SMF+PGW-Cは、第5.15.7.1項で説明されているように、PDN接続に関連付けられたS-NSSAIを選択する。SMF+PGW-Cによって選択されたS-NSSAIがNSACの対象である場合、SMF+PGW-Cが選択されたS-NSSAIをUEに提供する前に、SMF+PGW-CはNSACFとの相互作用をトリガして、ネットワークスライスの可用性を確認する。ネットワークスライスが利用可能な場合、SMF+PGW-CはPDN接続確立手順を続行する。
【0221】
NSACFは、SMF+PGW-Cに応答を返す前に、ネットワークスライスの可用性を確認するために以下を実行する。
もし:
-UE IDがネットワークスライスに登録されているUE IDのリストに既に含まれており(UEの最大数に対するネットワークスライスアドミッション制御が適用される場合)、現在のPDUセッション数が最大数を下回っている(最大セッション数に対するネットワークスライスアドミッション制御が適用される場合)、又は、
-UE IDがネットワークスライスに登録されているUE IDのリストに含まれておらず、現在のUE登録数が最大数に達していない(最大数のUEに対するネットワークスライスアドミッション制御が適用される場合)、及び、現在のPDUセッション数が最大数に達しない(最大セッション数に対するネットワークスライスアドミッション制御が適用される場合)、
その後、NSACFはネットワークスライスが利用可能であるという情報をSMF+PGW-Cに応答する。NSACFは、UE IDのリストにまだ載っていない場合は、そのUE IDをリストに含め、(最大数のUEに対するネットワークスライスアドミッション制御が適用される場合)現在のUE登録数を増やし、(最大セッション数に対するネットワークスライスアドミッション制御が適用される場合)現在のPDUセッション数を増やす。
【0222】
進行中のPDN接続を持つUEがEPCから5GCに移動すると、SMF+PGW-Cは、NSACステータス許可指示(NSAC status granted indication)をAMFに示す。AMFがNSACステータス許可指示を受信しない限り、AMFは、UEが新しいAMFに登録されるときに、NSACFにおけるUE登録数を増やす要求をトリガする。
【0223】
注1:5GSとEPSの両方がネットワークスライスアドミッション制御をサポートしている限り、SMF+PGW-C又はAMFは、UEのネットワークスライスアドミッション制御のためにNSACFと相互作用(interwork)しない。
【0224】
注2:5GSとEPSの両方がネットワークスライスアドミッション制御をサポートしている限り、SMF+PGW-CはPDUセッションのネットワークスライスアドミッション制御のためにNSACFと相互作用しない。
【0225】
進行中のPDN接続を持つUEがEPCから5GCに、又は5GCからEPCに移動するとき、PDN接続の確立時に許可が与えられたため、セッションの継続性が保証され、つまり、PDUセッション数は5GCでは再度カウントされない。
【0226】
S-NSSAIに関連付けられたPDN接続がEPCで解放されると、SMF+PGW-Cは、ネットワークスライス制御ごとのPDUセッションの最大数を求めるNSACFへの要求(つまり、減少)をトリガする。NSACFは、S-NSSAIに関連付けられたPDN接続が全てEPCで解放された場合、現在の登録数を減らし、UE IDのリストからUE IDを削除することを決定する。
【0227】
編集者注:導入シナリオに応じて、1つのNSACFが登録とセッションアドミッション制御を担当するか、登録とセッションアドミッション制御用にそれぞれのNSCAFが存在するかはFFSである。
【0228】
注3:EPCのネットワークスライスアドミッション制御は、PDN接続のないアタッチメントに対しては実行されない。
【0229】
ネットワークスライスにEPSカウントが必要ない場合は、UEの最大数及び/又はネットワークスライスあたりのPDUセッションの最大数に対するネットワークスライスアドミッション制御は、UEがEPCから5GCに移動するときに実行される。SMF+PGW-Cには、ネットワークスライスが5GSのみでNSACの対象となることを示す情報が設定される。
【0230】
PDUセッションのネットワークスライスアドミッション制御の場合、UEがEPCから5GCへのモビリティ登録手順(mobility Registration procedure)を実行するとき(ネットワークスライスあたりのUEの最大数に対するネットワークスライスアドミッション制御)及び/又はPDN接続がEPCから5GCにハンドオーバされるとき(ネットワークスライスごとのPDUセッションの最大数に対するネットワークスライスアドミッション制御)、SMF+PGW-CはNSACFと相互作用して、第5.15.11.2項で説明されているようにネットワークスライスからPDUセッションを登録する。PDN接続インターワーキング手順(PDN connection interworking procedure)は、第5.15.7.1項で説明されているように実行される。
【0231】
UEのネットワークスライスアドミッション制御の場合、UEがEPCから5GCへのモビリティ登録手順を実行するとき(ネットワークスライスあたりのUEの最大数に対するネットワークスライスアドミッション制御)及び/又はPDN接続がEPCから5GCにハンドオーバされるとき(ネットワークスライスごとのPDUセッションの最大数に対するネットワークスライスアドミッション制御)、SMF+PGW-Cは、UEに対するネットワークスライスアドミッション制御がEPSで行われたことを示すNSACカウンティングインジケータ(counting indicator)をAMFに通知する。AMFがNSACカウンティングインジケータを受信しない限り、AMFはNSACFと相互作用して、第5.15.11.1項で説明されているようにネットワークスライスからUEを登録する。
【0232】
編集者注:UEがEPCから5GCに移動するときに、現在のUEの登録数又は現在のPDUセッション数が最大数に達した場合に、セッションの継続性をサポートするかどうか、またどのようにサポートするかはFFSである。
【0233】
<4.11.1.2.1 N26インターフェースを使用した5GSからEPSへのハンドオーバ>
図4.11.1.2.1-1は、N26がサポートされている場合の5GSからEPSへのハンドオーバ手順を示す。
【0234】
共有EPSネットワークへのハンドオーバの場合、ソースNG-RANは、TS 23.501 [2]で指定されているように、ターゲットネットワークで使用されるPLMNを決定する。ソースNG-RANは、HO Requiredメッセージで送信されるTAIの一部として、ターゲットネットワークで使用される選択されたPLMN IDをAMFに示す必要がある。
【0235】
共有NG-RANからのハンドオーバの場合、AMFは、後でUEが5GS共有ネットワークに変更される際に、5GS PLMNが優先PLMNであるという指示をMMEに提供することができる。
【0236】
第4.9.1.3.1項に規定されているように、ハンドオーバ手順中に、ソースAMFは、ハンドオーバ手順の開始以降に受信したSMF+PGW-Cが開始したN2要求を拒否し、ハンドオーバ手順が進行中であるため、要求が一時的に拒否されたことを示す指示を含める。
【0237】
進行中のハンドオーバ手順により要求が一時的に拒否されたことを示すSMF+PGW-Cで開始されたN2要求に対する拒否を受信すると、SMF+PGW-Cは、TS 23.401 [13]で指定されているように動作する。
【0238】
図4.11.1.2.1-1:N26インターフェースを使用したシングル登録モードの5GSからEPSへのハンドオーバ(図15を参照)
【0239】
この手順は、EPCへのハンドオーバ、及び、ステップ1~16においてEPCでEBIが割り当てられているQoSフローについて、デフォルトEPSベアラ(default EPS bearer)と専用ベアラ(dedicated bearers)のセットアップ、及び、ステップ19においてEBIが割り当てられていない非GBRQoS(non-GBR QoS)フローについて、必要に応じて、専用EPSベアラ(dedicated EPS bearers)の再アクティブ化(re-activation)を含む。この手順は、例えば、新しい無線条件、ロードバランシング、又は通常の音声若しくはIMS緊急音声のQoSフローの存在によって、トリガされることができ、ソースNG-RANノードがEPCへのハンドオーバをトリガしてもよい。
【0240】
イーサネット(登録商標)及び非構造化(Unstructured)PDUセッションタイプの場合、EPSにおいて、サポートされているならば、PDNタイプイーサネット(PDN Type Ethernet)及び非IP(non-IP)がそれぞれ使用される。
【0241】
EPSがPDNタイプの非IPをサポートするが、PDNタイプのイーサネット(登録商標)をサポートしない場合、PDNタイプの非IP(PDN type non-IP)は、イーサネットPDUセッション(Ethernet PDU sessions)にも使用される。この場合、SMFはまた、EPSベアラコンテキスト(EPS Bearer Context)のPDNタイプを非IPに設定する。EPSへのハンドオーバ後、PDN接続のPDNタイプは非IPになるが、UE及びSMFでは、それぞれPDUセッションタイプイーサネット(PDU Session Type Ethernet)又は非構造化(Unstructured)にローカルに関連付けられる。
【0242】
ローミングホームルーテッド(roaming home routed)の場合、SMF+PGW-Cは常にEPSベアラID(EPS Bearer ID)とマッピングされたQoSパラメータをUEに提供する。V-SMFは、このPDUセッションについてH-SMFから取得したEPSベアラIDとマッピングされたQoSパラメータをキャッシュする。これは、HPLMNがN26なしでインターワーキング手順(interworking procedure)を実行する場合にも当てはまる。
【0243】
注1:HPLMNのSMF+PGW-CがマッピングされたQoSパラメータを提供しない場合、IPアドレスの保持はサポートできない。
【0244】
NSACがPDUセッションのEPSでサポートされていない場合、AMFはNSACFと相互作用して、ネットワークスライスのUEの登録を解除し、SMF+PGW-CはNSACFと相互作用して、5GSにおけるNSACの対象であれば、ネットワークスライスからPDUセッションの登録を解除する。
【0245】
1.NG-RANは、UEをE-UTRANにハンドオーバする必要があると決定する。NG-RANがQoSフローセットアップによってトリガされるIMS音声フォールバックによりインターRATモビリティ(Inter RAT mobility)を実行するように設定されており、IMS音声のQoSフローをセットアップする要求が受信された場合、NG-RANは、N2SM情報を介したIMS音声のフォールバックによるモビリティによるQoSフロー確立の拒否を示す応答を返し、E-UTRANへのハンドオーバをトリガする。NG-RANは、ハンドオーバ要求(Target eNB ID、Direct Forwarding Path Availability、Source to Target Transparent Container、inter system handover indication)メッセージをAMFに送信する。NG-RANは、Source to Target Transparent Container でのデータ転送のための5G QoSフローに対応するベアラを示す。
【0246】
ソースNGRANとターゲットE-UTRANがTS 23.501 [2]で定義されているRACSをサポートしている場合、Source to Target Transparent Containerは、UEの無線アクセス機能を搭載する必要がない(代わりに、UE Radio Capability IDがCNからターゲットE-UTRANに供給される)。ただし、ターゲットE-UTRANがUE無線機能ID(UE Radio Capability ID)に対応する無線機能(Radio Capability)のローカルコピーを持っていない可能性があることをソースNG-RANが知っている場合(つまり、ソースNG-RAN自体がAMFからUEの無線機能を取得する必要があるため)、ソースNG-RANは、UEの無線機能(UE's Radio Capability)の一部(又は全て)をターゲットE-UTRANに送信することもできる(構成に基づくサイズ制限)。PLMN間ハンドオーバの場合、ソースNG-RANとターゲットE-UTRANがTS 23.501 [2]及びTS 23.401 [13]で定義されているRACSをサポートし、及び、ソースNG-RANは、ローカル設定に基づいてソースPLMNによって割り当てられたUE Radio Capability IDをターゲットPLMNがサポートしていないと判断し、ソースNG-RANは、Source to Target transparent containerにUEの無線アクセス機能を含める。
【0247】
直接転送パスの利用可能性は、NG-RANからE-UTRANへの直接転送が利用可能かどうかを示す。NG-RANからのこの指示は、例えば、NG-RANとE-UTRAN間のIP接続とセキュリティアソシエーションの存在に基づくことができる。
【0248】
ハンドオーバが緊急フォールバック(Emergency fallback)によってトリガされた場合、NG-RANはSource to Target Transparent Container内のターゲットeNBに緊急指示(Emergency indication)を転送することができ、ターゲットeNBは受信した指示を考慮して無線ベアラリソース(radio bearer resources)を割り当てる。
【0249】
2a~2c.AMFは、「Target eNB Identifier」IEからハンドオーバのタイプがE-UTRANへのハンドオーバであると判断する。AMFは、TS 23.401 [13]の第4.3.8.3項に記載されているようにMMEを選択する。
【0250】
AMFは、PDUセッションに対して、マッピングされたUE EPS PDN Connectionを含むコンテキストをV-SMFから(HRローミングの場合)取得するか又はSMF+PGW-Cから(非ローミング(non roaming)又はLBOローミングの場合)取得するかを、次のように決定する。
【0251】
-AMFが1つ以上のEBIを転送できると判断した場合、AMFはNsmf_PDUSession_ContextRequestをV-SMF又はSMF+PGW-Cに送信し、転送できないEBI値がある場合はメッセージに含める。
【0252】
-ターゲットMMEが15 EPS bearersをサポートしていない場合、つまり、AMFは範囲1~4のEBI値をEPSに転送しないと判断している場合、転送できないEBI値はAMFによって決定され、PDUセッションに関連付けられたEBI値が8つを超えている場合、AMFはTS 23.501 [2]の第5.17.2.2.1項に規定されているS-NSSAIおよびARPに基づいてEBI値をEPSに転送しないことを決定する。
【0253】
-AMFは、EBIが割り当てられていない、割り当てられたEBIが転送できない、又はその2つの組み合わせが原因でEPSに転送できないPDUセッションのコンテキストを取得しない。
【0254】
AMFがNsmf_PDUSession_ContextRequestを送信すると、AMFはターゲットMME機能もV-SMF又はSMF+PGW-Cに提供して、イーサネットPDNタイプ(Ethernet PDN Type)又は非IP PDNタイプ(non-IP PDN Type)のEPSベアラコンテキスト(EPS Bearer context)を含めるかどうかを決定できるようにする。
【0255】
Nsmf_PDUSession_Context RequestがV-SMF又はSMF+PGW-Cで受信されると、V-SMF又はSMF+PGW-Cは、マッピングされたEPS PDN接続(EPS PDN Connection)を含むコンテキストを次のように提供する。
【0256】
-転送されないEBIリストがあり、そのリストにデフォルトQoSルールに関連付けられたQoSフローのEBI値が含まれる場合、V-SMF又はSMF+PGW-CはPDN Connection contextを返さないものとし(これは、PDUセッション全体がEPSに転送されないことを意味する)、それ以外の場合、デフォルトのQoSルールに関連付けられたQoSフローのEBI値が転送されないEBIリストに含まれていない場合、V-SMF又はPGWC+SMFは、転送されないEBIリストに関連付けられたQoSフローからマッピングされたEPS bearer contextを提供しない。
【0257】
-PDUセッションタイプイーサネット(PDU Session Type Ethernet)によるPDUセッション(PDU Sessions)について、UE及びターゲットMMEがイーサネットPDNタイプ(Ethernet PDN type)をサポートしている場合、V-SMF又はPGWC+SMFはイーサネットPDNタイプEthernet PDN Type)のコンテキストを提供し、それ以外の場合、ターゲットMMEがイーサネットタイプ(Ethernet Type)をサポートしていないが、非IPタイプ(non-IP Type)をサポートしている場合、V-SMF又はPGWC+SMFは、非IP PDNタイプ(non-IP PDN Type)のコンテキストを提供する。PDU Session Type UnstructuredによるPDUセッションの場合、V-SMF又はSMF+PGW-Cは非IP PDNタイプ(non-IP PDN Type)のコンテキストを提供する。
【0258】
第4.11.1.4.1項のステップ8に記載されている通り、非ローミング(non roaming)又はLBOローミング(LBO roaming)の場合、Nsmf_PDUSession_ContextRequestがPGWC+SMFで受信されると、SMF+PGW-Cが、EPSベアラコンテキスト(EPS Bearer Context)をEPSに転送でき、EPSベアラ(EPS bearer(s))のCNトンネル情報(CN Tunnel Info)が以前に割り当てられていないと判断した場合、SMF+PGW-Cは、N4セッション変更をPGW-U+UPFに送信して、各EPSベアラのCNトンネルを確立し、EPSベアラコンテキストをAMFに提供する。PGW-U+UPFはE-UTRANからアップリンクパケットを受信する準備ができている。このステップは、3GPPアクセスに関連付けられ、EPSに転送されると決定された少なくとも1つのEBIを有するUEのPDUセッションに対応する全てのSMF+PGW-Cを用いて実行される。
【0259】
注2:AMFは、15個のEPSベアラ(EPS bearers)、イーサネットPDNタイプ(Ethernet PDN type)及び/又は非IP PDNタイプ(non-IP PDN type)をサポートするMME機能を、ローカル設定(local configuration)を通じてサポートしないことを認識している。
【0260】
ホームルーティングローミングシナリオ(Small Data Rate Control)では、UEのEPS PDNコンテキスト(EPS PDN Contexts)はV-SMFから取得される。Small Data Rate ControlがPDUセッション(PDU Session)に適用される場合、V-SMFは、Nsmf_PDUSession_Context Requestを使用して、H-SMFからSmall Rate Control Status情報を含むSMコンテキストを取得する。
【0261】
EPSがPDUセッションのNSACをサポートする場合、SMF+PGW-CはNSACサポートインジケータをNsmf_PDUSession_ContextResponseに含める。
【0262】
3.AMFは、TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ3と同様に、次の修正と明確化を加えて、Forward Relocation Requestを送信する。
-パラメータ「Return preferred」が含まれてもよい。Return preferredは、後の5GS共有ネットワークへのアクセス変更時に5GS PLMNへのUEのReturn preferredを示すMMEによるオプションの指示である。MMEは、TS 23.501 [2]で指定されているように、この情報を使用できる。
-メッセージ内のコントロールプレーン(control-plane)又はEPSベアラ(EPS bearers)の両方のSGWアドレスとTEIDは、ターゲットMMEが新しいSGWを選択するようになっている。
-AMFは、設定(configuration)及びDirect Forwarding Path Availabilityに基づいて、直接データ転送(direct data forwarding)が適用可能かどうかをターゲットMMEに通知するDirect Forwarding Flagを決定する。
-AMFには、アクティブなUP接続(UP connections)がある場合とない場合のPDUセッションについてのマッピングされたSM EPS UEコンテキスト(SM EPS UE Contexts)が含まれる。
-セカンダリRATアクセス制限条件(secondary RAT access restriction condition)がEPSと5GSで同じである場合、オペレータポリシに従って、AMFはUEの加入データ(subscription data)に基づいてEPSセカンダリRATアクセス制限条件を設定できる。
【0263】
4-5.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ4及び4a。
【0264】
6.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ5(ハンドオーバ要求)に次の変更を加える。
-ハンドオーバ要求には、TS 23.251 [35]、eNodeB機能の第5.2a項で指定されているPLMN IDに関する情報を含むハンドオーバ制限リスト(Handover Restriction List)の情報が含まれる場合がある。
-ターゲットeNBは、ソースからターゲットへのコンテナ(source to target container)に含まれていない場合でも、MMEによって提供されるセットアップされるEPSベアラのリストによって示されるE-RABを確立する必要がある。
【0265】
7-9.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースハンドオーバ、通常)のステップ5aから7。
【0266】
10a.データ転送が適用される場合、AMFはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext Request(データ転送情報)をSMF+PGW-Cに送信する。複数のSMF+PGW-CがUEにサービスを提供する場合、AMFは、EPSベアラIDとPDUセッションIDの関連付けに基づいて、データ転送用のEPSベアラをSMF+PGW-Cアドレスにマッピングする。ホームルーティングローミング(home-routed roaming)の場合、間接転送が適用される場合、AMFはV-SMFに間接転送トンネル(indirect forwarding tunnel)を作成するように要求する。
【0267】
10b.間接的なデータ転送が適用される場合、SMF+PGW-Cはデータ転送のために中間(intermediate)PGW-U+UPFを選択することができる。SMF+PGW-Cは、SMF+PGW-C内のQoSフローのEPSベアラIDとQFIの間の関連付けに基づいて、データ転送用のEPSベアラを5G QoSフローにマッピングし、次に、PGW-U+UPFへのデータ転送のためのQFI、サービングGWアドレス、及びTEIDを送信する。CNトンネル情報(CN Tunnel Info)は、この応答でPGW-U+UPFによってSMF+PGW-Cに提供する。ホームルーティングローミングの場合、V-SMFはデータ転送用にV-UPFを選択する。
【0268】
10c.SMF+PGW-Cは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response(Cause, Data Forwarding tunnel Info, QoS flows for Data Forwarding)を返す。QFIとサービングGWアドレス及びデータ転送用のTEID間の相関に基づいて、PGW-U+UPFはQoSフローをEPCのデータ転送トンネルにマッピングする。
【0269】
11.AMFは、ハンドオーバコマンドをソースNG-RAN(Transparent container(ターゲットeNBが準備フェーズで設定したradio aspect parameter)、Data forwarding tunnel info、Data Forwarding用のQoSフロー)に送信する。ソースNG-RANは、HOコマンドを送信することで、UEにターゲットアクセスネットワークにハンドオーバするよう命令する。UEは、進行中のQoS FlowsをHOコマンドでセットアップされるように指定されたEPSベアラID(EPS Bearer IDs)と関連付ける。PDUセッション内のデフォルトQoSルールに関連付けられたQoSフローにEPSベアラIDが割り当てられていない場合、UEはPDUセッションをローカルに削除する。デフォルトのQoSルールに関連付けられたQoSフローにEPSベアラIDが割り当てられている場合、UEはPDUセッション(PDN接続)を維持し、EPSベアラIDが割り当てられていない残りのQoSフローについては、UEはQoSルールとQoSフローレベルのQoSパラメータがそれらのQoSフローに関連付けられている場合はローカルに削除し、影響を受けるアプリケーションに専用のQoSリソースが解放されたことを通知する。UEは、UEから派生したQoSルールを削除する。PDUセッション内のデフォルトQoSルールのQoSフローに割り当てられたEPSベアラIDは、対応するPDN接続内のデフォルトベアラのEPSベアラIDになる。
【0270】
間接データ転送(indirect data forwarding)が適用される場合、データ転送トンネル情報には、PDUセッションごとのデータ転送のCNトンネル情報が含まれる。「データ転送のQoSフロー」(QoS Flows for Data Forwarding)に示されているQoSフローの場合、NG-RANは、PDUセッションごとのデータ転送のCNトンネル情報に基づいて、PGW-U+UPFを介してデータ転送を開始する。次に、PGW-U+UPFは、5GSのデータ転送トンネルから受信したデータをEPSのデータ転送トンネルにマッピングし、サービングGWを介してターゲットeNodeBにデータを送信する。
【0271】
直接データ転送(direct data forwarding)が適用される場合、データ転送トンネル情報(Data forwarding tunnel info)には、EPSベアラごとのデータ転送のためのE-UTRANトンネル情報(tunnel info)が含まれる。NG-RANは、EPSベアラごとのデータ転送のデータ転送トンネル情報に基づいて、ターゲットE-UTRANへのデータ転送を開始する。
【0272】
12-12c.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ13からステップ14に以下の説明が加えられている。
-AMFは、3GPPアクセスに関連付けられているがEPCに転送されることが予想されていないPDUセッションの解放を要求する。つまり、AMFは次の解放を要求する。
-ステップ2aでPDUセッションのEBIをいずれもEPSに転送できないとAMFが判断したため、対応するSMF+PGW-CがSMコンテキストについてAMFによってコンタクトされないPDUセッション。
-ステップ2cでSMコンテキストの取得に失敗したPDUセッション。
【0273】
12d.AMFは、Relocation Complete AckメッセージでMMEを確認する。AMFのタイマは、NG-RANのリソースがいつ解放されるかを監視するために開始される。
【0274】
12e.ホームルーテッドローミング(home routed roaming)の場合、AMFはV-SMFに対してNsmf_PDUSession_ReleaseSMContext Request(V-SMFのみの指示)を呼び出す。このサービスオペレーション(service operation)は、V-SMFに対して、V-SMF内のSMコンテキストのみを削除すること、つまり、SMF+PGW-C内のPDUセッションコンテキストを解放しないことを要求する。
【0275】
間接転送トンネル(indirect forwarding tunnel(s))が以前に確立されていた場合、V-SMFはタイマを開始し、タイマの満了時にSMコンテキストを解放する。間接転送トンネルが確立されていない場合、V-SMFは、V-UPF内のこのPDUセッションのSMコンテキストとそのUPリソースをローカルに即座に解放する。
【0276】
13.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ15。
【0277】
14a.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ16(ベアラー要求の変更)に以下の説明が追加されている。
-PDUセッション(PDN接続)が、EPSベアラIDが割り当てられていないQoSフロー、又はマッピングされたEPSベアラがベアラ変更要求(Modify Bearer Request)に含まれていないQoSフローを含む場合、SMF+PGW-Cは、それらのQoSフローに関連付けられたPCCルールを削除し、削除されたPCCルールについてPCFに通知する。
【0278】
注4:QoSフローが削除された場合、割り当てられたTFTがない場合、削除されたQoSルールのIPフローはデフォルトEPSベアラ上で流れ続ける。デフォルトのEPSベアラに割り当てられたTFTがある場合、削除されたQoSフローのIPフローは、PCFからの要求によって専用ベアラのアクティブ化がトリガされるステップ19まで中断されてもよい。
【0279】
SMF+PGW-Cは、第4.16.5項で定義されているように、SMFが開始するSMポリシ関連付け変更手順(SMF initiated SM Policy Association Modification procedure)を実行することにより、サブスクライブされたイベントをPCFに報告する必要があるかもしれない。
【0280】
15.SMF+PGW-Cは、UPF+PGW-Uに向けてN4セッション変更手順(N4 Session Modification procedure)を開始し、ユーザプレーンパス(User Plane path)を更新する。つまり、指示されたPDUセッションのダウンリンクユーザプレーン(downlink User Plane)がE-UTRANに切り替えられる。SMF+PGW-Cは、UPF+PGW-UのPDUセッションのCNトンネルのリソースを解放する。
【0281】
16.TS 23.401 [13]第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ16a(ベアラ応答の変更)。
この段階で、UE、ターゲットeNodeB、サービングGW、及びPGW-U+UPFの間のデフォルトベアラ及び専用EPSベアラに対してユーザプレーンパス(User Plane path)が確立される。SMF+PGW-Cは、QoSフローの確立中に専用EPSベアラに割り当てられたEPS QoSパラメータを使用する。SMF+PGW-Cは、他の全てのIPフローをデフォルトのEPSベアラにマッピングする(注4を参照)。
【0282】
間接転送トンネル(indirect forwarding tunnel(s))が以前に確立されていた場合、SMF+PGW-Cは、間接データ転送に使用されるリソースを解放するために使用されるタイマを開始する。
【0283】
17.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ17。
【0284】
18.UEは、TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ18で指定されているように、トラッキングエリア更新手順(Tracking Area Update procedure)を開始する。
【0285】
これには、第4.11.1.5.3項で指定されているHSS+UDMからの3GPPアクセス用の古いAMFの登録解除が含まれる。古いAMFの非3GPPアクセスに関連付けられた登録は削除されない。(つまり、3GPPアクセスと非3GPPアクセスの両方でUEにサービスを提供していたAMFは、UEが非3GPPアクセスで登録解除されたとはみなさず、登録されたままになり、UDMのサブスクリプションデータ更新(subscription data updates)にサブスクライブされる)。
【0286】
注5:HSS+UDMが別のタイプのCNノード、つまりAMFの位置をキャンセルする動作は、MME及びGn/Gp SGSN登録(Gn/Gp SGSN registration)のHSS動作と似ている(TS 23.401 [13]を参照)。HSS+UDMからキャンセル位置を受信するターゲットAMFは、3GPPアクセスに関連付けられているAMFである。
【0287】
UEが非3GPPアクセスを介して登録を解除することを決定するか、古いAMFが非3GPPアクセスに対するUEの登録を維持しないことを決定すると、古いAMFはNudm_UECM_Deregistrationサービスオペレーション(service operation)を送信することでUDMから登録を解除し、Nudm_SDM_Unsubscribeサービスオペレーション(service operation)をUDMに送信することで、サブスクリプションデータの更新をサブスクライブ解除し、UEに関連する全てのAMFおよびANリソースを解放する。
【0288】
AMFがステップ2cでNSACサポートインジケータを受信しない限り、5GSにおけるNSACの対象であれば、AMFはNSACFと相互作用してネットワークスライスからUEの登録を解除する。
【0289】
5GSではNSACの対象であるがEPSでは対象ではない場合、SMF+PGW-Cは、NSACFと相互作用してネットワークスライスからPDUセッションの登録を解除してもよい。
【0290】
19.PCCが配備されている場合、PCFは、以前に削除されたPCCルールを再びSMF+PGW-Cに提供することを決定し、これにより、SMF+PGW-Cが専用ベアラアクティブ化手順を開始することをトリガすることができる。この手順はTS 23.401 [13]の第5.4.1項に規定されており、変更は第4.11.1.5.4項に記載されている。この手順は、PDNタイプIP又はイーサネット(登録商標)に適用できるが、非IP PDNタイプには適用できない。
【0291】
20.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ21。
【0292】
21.ホームルーティングローミングの場合、ステップ12eで開始されたV-SMFのタイマの満了時、V-SMFは、ステップ10で割り当てられた間接転送トンネルに使用されるリソースを含む、SMコンテキストとPDUセッションのUPリソースをローカルに解放する。
【0293】
非ローミング又はローカルブレークアウトローミング(local breakout roaming)では、SMF+PGW-Cがステップ16でタイマを開始した場合、タイマの満了時に、SMF+PGW-Cは、N4セッション変更要求(N4 Session Modification Request)をPGW-U+UPFに送信して、ステップ10で割り当てられた間接転送トンネル(indirect forwarding tunnel(s))に使用されるリソースを解放する。
【0294】
ステップ12dで設定されたタイマが満了すると、AMFはまた、UE Context Release CommandメッセージをソースNG RANに送信する。ソースNG RANは、UEに関連するリソースを解放し、UE Context Release Completeメッセージで応答する。
【0295】
<4.11.1.2.2.1 概要>
N26インターフェースは、単一登録モードでシームレスなセッション継続性を提供するために使用される。
【0296】
この手順には、5GSへのハンドオーバと5GSでのQoSフローのセットアップが含まれる。
【0297】
ホームルーティングローミングの場合、HPLMNのPGW-C+SMFは常にUEからPDUセッションIDを受信し、PDN接続に関連する5G QoSパラメータとS-NSSAIをUEに提供する。これは、HPLMNがN26なしでインターワーキング手順を実行する場合にも当てはまる。
【0298】
共有5GSネットワークへのハンドオーバの場合、ソースE-UTRANは、eNodeB機能についてTS 23.251 [35]の第5.2a項で指定されているように、ターゲットネットワークで使用するPLMNを決定する。サポートするMMEは、ソースEPS PLMNが、後でUEをEPS共有ネットワークに変更する際に利用可能な場合に、ソースEPS PLMNが好ましいPLMNであるという指示を、N26を介してAMFに提供してもよい。
【0299】
注1:UEが通常音声又はIMS緊急音声用のアクティブEPSベアラを備えている場合、ソースE-UTRANは5GSへのハンドオーバをトリガしないように構成されることができる。
【0300】
EPSのPDN接続のPDNタイプが非IP(non-IP)であり、UE及びSMFでPDUセッションタイプイーサネット(PDU Session Type Ethernet)又は非構造化(Unstructured)にローカルに関連付けられている場合、5GSのPDUセッションタイプはそれぞれイーサネット(登録商標)(Ethernet)又は非構造化(Unstructured)に設定される。
【0301】
注2:非IP PDNタイプがUE及びSMFでローカルにPDUセッションタイプイーサネットに関連付けられている場合、イーサネットPDNタイプがEPSでサポートされていないことを意味する。
【0302】
注3:HPLMNのSMF+PGW-CがマッピングされたQoSパラメータを提供しない場合、IPアドレスの継続性(IP address continuity)はサポートできない。
【0303】
NSACがEPSでサポートされていない場合は、AMFはNSACFと相互作用して、UEをネットワークスライスに登録し、5GSにおけるNSACの対象であれば、SMF+PGW-CはNSACFと相互作用して、ネットワークスライスからPDUセッションを登録する。
【0304】
<4.11.1.2.2.3 実行フェーズ>
図4.11.1.2.2.3-1は、EPSから5GSへの単一登録ベースのインターワーキング(Single Registration-based Interworking)手順を示す。
【0305】
図4.11.1.2.2.3-1:N26インターフェースを使用したEPSから5GSへのハンドオーバ、実行フェーズ(図16を参照)
【0306】
注:簡略化のため、図にはUDMへのステップ6 P-GW-C+SMF登録は示されていない。
【0307】
1-2.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ9-11。
TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ9aとは異なり、ハンドオーバコマンドの受信後、UEは、4.3.3項のPDUセッション変更手順(PDU Session Modification procedure)を使用してQoSフローがネットワークによって解放されるまで、対応する無線リソースを受信しなかったQoSフローコンテキスト(QoS Flow context)をNG-RANに保持する。PDUセッションのデフォルトQoSルールを持つQoSフローがNG-RAN内に対応する無線リソースを持たない場合、UEはこのPDUセッションのユーザプレーンが非アクティブ化されたとみなす。
【0308】
3.ハンドオーバ確認(Handover Confirm):UEはNG-RANへのハンドオーバを確認する。
【0309】
UEはE-UTRANから移動し、ターゲットのNG-RANと同期する。UEは、NG-RAN内に無線リソースが割り当てられているQFI及びセッションIDに対してのみ、ユーザプレーンデータのアップリンク送信を再開してもよい。
【0310】
E-UTRANは、ステップ1で受信したデータ転送アドレスにDLデータを送信する。間接データ転送が適用される場合、E-UTRANは、SGW及びv-UPFを介してDLデータをNG-RANに転送する。v-UPFは、データ転送にN3トンネル情報を使用し、QFI情報を追加してデータパケットをNG-RANに転送する。ターゲットNG-RANは、データ転送を受け入れたQoSフローの新しいパケットよりも転送されたパケットを優先する。
【0311】
直接データ転送(Direct data forwarding)が適用される場合、E-UTRANは直接データ転送トンネル(direct data forwarding tunnel)を介してDLデータパケットをNG-RANに転送する。
【0312】
4.ハンドオーバ通知:NG-RANは、UEがNG-RANにハンドオーバされたことをターゲットAMFに通知する。
【0313】
5.次に、ターゲットAMFは、UEがターゲット側に到着したことを認識し、転送再配置完了通知(Forward Relocation Complete Notification)メッセージを送信することによってMMEに通知する。
【0314】
6.TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ14。
【0315】
7.ターゲットAMFからSMF+PGW-C(ローミング及びホームルーティングの場合はV-SMF):
【0316】
NSmf_PDUSession_UpdateSMContext Request(PDUセッションIDのハンドオーバ完了通知)。ホームルーテッドローミング(Home-routed roaming)の場合、V-SMFはSMF+PGW-Cに対してNsmf_PDUSession_Update Request(V-CN Tunnel Info、Handover Complete Indication)を呼び出す。
【0317】
Handover Complete Indicationは、各PDUセッションごとに対応するSMF+PGW-Cに送信され(ローミング及びホームルーティングの場合はV-SMFによって送信され)、N2ハンドオーバの成功を示す。
【0318】
間接転送(indirect forwarding)が使用される場合、SMF+PGW-C(ローミング及びホームルーティングの場合はV-SMF)のタイマが開始され、UPFのリソース(間接データ転送用)がいつ解放されるかを監視する。
【0319】
8.SMF+PGW-Cは、ホームルーティングの場合のローミングの場合、指示されたPDUセッションのダウンリンクユーザプレーン(downlink User Plane)がNG-RAN又はV-UPFに切り替えられることを示すV-CNトンネル情報を使用してUPF+PGW-Uを更新し、PDUセッションに対応するEPSベアラのCNトンネルを解放できる。
【0320】
各EPSベアラに対して、パスの切り替え直後に、UPF+PGW-Uによって1つ以上の「エンドマーカ」(end marker)がサービングGWに送信される。UPF+PGW-Uは、V-UPFへのダウンリンクパケットの送信を開始する。
【0321】
9.PCCインフラストラクチャが使用される場合、SMF+PGW-Cは、例えばRATタイプやUEの位置の変更についてPCFに通知する。
【0322】
10.SMF+PGW-CからターゲットAMFへ:Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response(PDU Session ID、NSAC counting indicator)。
【0323】
SMF+PGW-Cは、Handover Completeの受信を確認する。
-SMFがこのPDUセッションIDにまだ登録していない場合は、第4.3.2項のPDUセッション確立手順(PDU Session Establishment Procedure)のステップ4にあるように、特定のPDUセッションに対して、SMFはNudm_UECM_Registration(SUPI、DNN、PDU Session ID)を使用してUDMに登録する。
【0324】
11.ホームルーティングローミングシナリオの場合:V-SMFは、N3 DL ANトンネル情報をv-UPFに提供する。このステップはステップ7の後に実行される。
【0325】
12.UEは、第4.11.1.3.3項のステップ2からのEPSから5GSモビリティ登録手順を実行する。UEには、PSIのリスト、ANDSPに対するUEサポートの指示、及び可能な場合はOSIdを含むUEポリシーコンテナ(UE Policy Container)が含まれている。UEがネイティブ5G-GUTIを保持している場合、登録要求(Registration Request)に追加のGUTIとしてネイティブ5G-GUTIも含まれる。UEは、追加のGUTIとして5G-GUTIを次のように優先順位の高い順に選択する。
-利用可能な場合、UEが登録しようとしているPLMNによって割り当てられたネイティブ5G-GUTI。
-利用可能な場合、UEが登録しようとしているPLMNに同等のPLMNによって割り当てられたネイティブ5G-GUTI。
-他のPLMNによって割り当てられたネイティブ5G-GUTI(利用可能な場合)。
【0326】
追加のGUTIにより、ターゲットAMFはUEの5Gセキュリティコンテキスト(利用可能な場合)を見つけることができる。ターゲットAMFは、登録手順の実行(Registration procedure execution)とNG-RANへのターゲットAMFシグナリングの一部として最後に使用されたEPS PLMN IDとReturn preferred indicationを考慮して、少なくともサービングPLMNを含むハンドオーバ制限リスト内のPLMNリストをNG-RANに提供する。ハンドオーバ制限リストには、TS 23.501 [2]で指定されているPLMN IDのリストが含まれている。
【0327】
ステップ10のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext ResponseにNSAC counting indicatorが含まれていない限り、5GCにおけるNSACの対象であれば、AMFはNSACFと相互作用してネットワークスライスにUEを登録する。
【0328】
5GSではNSACの対象であるがEPSでは対象ではない場合、SMF+PGW-Cは、NSACFと相互作用して、ネットワークスライスからPDUセッションを登録することができる。
【0329】
13.TS 23.401 [13]第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ19。TS 23.401 [13]の第5.5.1.2.2項(S1ベースのハンドオーバ、通常)のステップ20a~20bに、次の変更を加える。
【0330】
5GSに転送できないPDN接続(例、PDN接続がstandalone PGWにアンカーされている)の場合、MMEはTS 23.401 [13]で指定されているようにPDN接続解放手順(PDN connection release procedure)を開始する。
【0331】
14.間接転送が使用された場合、(V-SMFローミング及びホームルーティングの場合)ステップ7で開始されたタイマの満了によって、SMF+PGW-Cがトリガされ、第4.11.1.2.2.2項のステップ11から13で割り当てられた、間接転送に使用されるテンポラリリソース(temporary resources)を解放する。
【0332】
上記に開示した実施の形態の全部又は一部は、以下の付記のようにも記載できるが、これらに限定されるものではない。
【0333】
付記1.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含み、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【0334】
付記2.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信し、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する
ことを特徴とする方法。
【0335】
付記3.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含み、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【0336】
付記4.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する
ことを特徴とする方法。
【0337】
付記5.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置と通信し、
前記AMF装置に第1のメッセージを送信する
ことを含み、
前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む
ことを特徴とする方法。
【0338】
付記6.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含み
前記第1のメッセージに前記第1の情報と前記第2の情報とが含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【0339】
付記7.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、
前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのために第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【0340】
付記8.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置の方法であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含み、
前記装置に第2のメッセージを送信し、
前記第2のメッセージは、前記第1の情報と前記第2の情報とを含む、
ことを特徴とする方法。
【0341】
付記9.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信し、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含み、
前記装置が前記第1のメッセージを前記AMF装置に送信する場合に、前記NSACのために、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する
ことを特徴とする方法。
【0342】
付記10.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置の方法であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信し、
SMF関連する第2装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記第2装置と前記NSACのためのネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置との相互作用に関連する第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのために第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【0343】
付記11.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信する手段であって、前記第のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む、手段と、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0344】
付記12.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に送信する手段と、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0345】
付記13.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報を含む、手段と、
前記第1のメッセージに前記情報が含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0346】
付記14.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段と、
前記第1のメッセージに、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)のためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す情報が含まれていない場合、前記NSACF装置に前記NSACのための第2のメッセージを送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0347】
付記15.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置と通信する手段と、
前記AMF装置に第1のメッセージを送信する手段と、
を含み、
前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む
ことを特徴とする装置。
【0348】
付記16.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む、手段と、
前記第1のメッセージに前記第1の情報と前記第2の情報とが含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0349】
付記17.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段と、
前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのための第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0350】
付記18.アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置であって、
セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む、手段と、
前記装置に第2のメッセージを送信する手段であって、前記第2のメッセージは、前記第1の情報と前記第2の情報とを含む、手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0351】
付記19.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信する手段であって、前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む、手段と、
前記装置が前記第1のメッセージを前記AMF装置に送信する場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0352】
付記20.セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置であって、
アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置に第1のメッセージを送信する手段と、
SMF関連する第2装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記第2装置と前記NSACのためのネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置との相互作用に関連する第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのための第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する手段と、
を含むことを特徴とする装置。
【0353】
付記21.第1の装置の方法であって、
第2の装置と通信し、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第1のパラメータを前記第2の装置から受信し、
前記第2の装置は、前記第1のパラメータに基づいてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)(PDU)セッションの数を増加させる第2のパラメータを第3の装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【0354】
付記22.第2の装置の方法であって、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第1のパラメータを第1の装置に送信し、
前記第1パラメータに、ネットワークスライスパラメータに登録される通信装置の数に関して前記第2装置が前記第3装置と通信することを示す情報が含まれない場合、前記通信装置の数を増加させる
ことを特徴とする方法。
【0355】
付記23.第1装置の方法は、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第3のパラメータを第2の装置に送信し、
前記第3のパラメータに基づいてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)(PDU)セッションの数を減らすメッセージを第4の装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【0356】
付記24.第1装置の方法は、
ネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)ステータスに関連する第3のパラメータを第2の装置から受信し、
前記第3のパラメータに基づいてネットワークスライスパラメータのために登録された通信装置の数を減少させる第4のパラメータを第3の装置に送信する
ことを特徴とする方法。
【0357】
付記25.前記第1の装置はアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)である
ことを特徴とする付記21、22、23、又は24に記載の方法。
【0358】
付記26.前記第2の装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)及びPGW-Cを含む
ことを特徴とする付記21、22、23、又は24に記載の方法。
【0359】
付記27.前記第3の装置は、ネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)である
ことを特徴とする請求項21、22、又は24に記載の方法。
【0360】
付記28.前記通信装置は、ユーザ装置(User Equipment)(UE)である
ことを特徴とする付記22又は24に記載の方法。
【0361】
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【0362】
この出願は、2021年6月25日に出願されたインド仮特許出願第202111028663号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
【符号の説明】
【0363】
1 通信システム
3 UE
5 (R)AN ノード
7 コアネットワーク(core network)
20 データネットワーク(data network)
31 送受信機回路
32 アンテナ
33 コントローラ(controller)
34 ユーザインターフェース
35 USIM
36 メモリ
51 送受信機回路
52 アンテナ
53 ネットワークインターフェース
54 コントローラ
55 メモリ
60 RU
61 DU
62 CU
70 AMF
71 SMF
72 UPF
73 PCF
74 NEF
75 UDM
76 NWDAF
77 NSACF
361 オペレーティングシステム
362 通信制御モジュール
551 オペレーティングシステム
552 通信制御モジュール
601 送受信機回路
602 アンテナ
603 ネットワークインターフェース
604 コントローラ
605 メモリ
611 送受信機回路
612 ネットワークインターフェース
613 コントローラ
614 メモリ
621 送受信機回路
622 ネットワークインターフェース
623 コントローラ
624 メモリ
701 送受信機回路
702 ネットワークインターフェース
703 コントローラ
704 メモリ
711 送受信機回路
712 ネットワークインターフェース
713 コントローラ
714 メモリ
751 送受信機回路
752 ネットワークインターフェース
753 コントローラ
754 メモリ
771 送受信機回路
772 ネットワークインターフェース
773 コントローラ
774 メモリ
3621 送受信機制御モジュール
5521 送受信機制御モジュール
6051 オペレーティングシステム
6052 通信制御モジュール
6141 オペレーティングシステム
6142 通信制御モジュール
6241 オペレーティングシステム
6242 通信制御モジュール
7041 オペレーティングシステム
7042 通信制御モジュール
7141 オペレーティングシステム
7142 通信制御モジュール
7541 オペレーティングシステム
7542 通信制御モジュール
7741 オペレーティングシステム
7742 通信制御モジュール
60521 送受信機制御モジュール
61421 送受信機制御モジュール
62421 送受信機制御モジュール
70421 送受信機制御モジュール
71421 送受信機制御モジュール
75421 送受信機制御モジュール
77421 送受信機制御モジュール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【手続補正書】
【提出日】2023-12-18
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
セッションマネジメント制御およびPGW(Packet data network Gateway)コントロールプレーン制御のためのコアネットワークノードから、ネットワークスライスのPDU(Protocol Data Unit)セッションの数をカウントする要求メッセージを受信し、
進行中のPDN(Protocol Data Network)接続を持つUE(User Equipment)がEPC(Evolved Packet Core network)から5GC(5G Core Network)に移動する場合、前記ネットワークスライスの前記PDUセッションの数をカウントしない、
NSACF(Network Slice Admission Control Function)の方法。
【請求項2】
前記カウントは、前記ネットワークスライスに対する前記PDUセッションの数を増減することである、
請求項1に記載のNSACFの方法。
【請求項3】
セッショマネジメント制御およびPGWコントロールプレーン制御のためのコアネットワークノードは、SMF(Session Management Function)+PGW-C(Control plane function)である、
請求項1または請求項2に記載のNSACFの方法。
【請求項4】
前記EPCから前記5GCへの前記移動は、前記EPCから前記5GCへのハンドオーバである、
請求項1または請求項2に記載のNSACFの方法。
【請求項5】
セッションマネジメント制御およびPGWコントロールプレーン制御のためのコアネットワークノードから、ネットワークスライスのPDUセッションの数をカウントする要求メッセージを受信する手段と、
進行中のPDN接続を持つUEがEPCから5GCに移動する場合、前記ネットワークスライスの前記PDUセッションの数をカウントしない手段と、
を備えるNSACF。
【請求項6】
前記カウントは、前記ネットワークスライスに対する前記PDUセッションの数を増減することである、
請求項5に記載のNSACF。
【請求項7】
セッショマネジメント制御およびPGWコントロールプレーン制御のためのコアネットワークノードは、SMF+PGW-Cである、
請求項5または請求項6に記載のNSACF。
【請求項8】
前記EPCから前記5GCへの前記移動は、前記EPCから前記5GCへのハンドオーバである、
請求項5または請求項6に記載のNSACF。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段を含む。前記第1のメッセージは、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、を含む。前記AMF装置は、前記第1のメッセージに前記第1の情報と前記第2の情報とが含まれている場合に、前記NSACのための、前記NSACFに送信する第2のメッセージを保持する手段を含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
本開示の一態様では、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)(AMF)装置は、セッション管理機能(Session Management Function)(SMF)関連装置から第1のメッセージを受信する手段を含む。前記AMF装置は、前記装置がネットワークスライスアドミッション制御(Network Slice Admission Control)(NSAC)が可能であることを示す第1の情報と、前記装置が前記NSACのためにネットワークスライスアドミッション制御機能(Network Slice Admission Control Function)(NSACF)装置と相互作用したことを示す第2の情報と、が第1のメッセージに含まれない場合、前記NSACのための第2のメッセージを前記NSACF装置に送信する手段を含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0165
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0165】
<ユーザ装置(UE)>
図5は、UE3(モバイルデバイス3)の主な構成要素を示すブロック図である。図示のように、UE3は、1つ又は複数のアンテナ32を介して接続されたノードに信号を送信し、接続されたノードから信号を受信するように動作可能な送受信機回路31を含む。また、UE3は、外部から情報を入力したり、外部に情報を出力したりするためのユーザインターフェース34を備えていてもよい。必ずしも図には示されていないが、UE3は、従来のモバイルデバイスの通常の機能を全て備えていてもよく、これは、必要に応じて、ハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアの任意の1つ又は任意の組み合わせによって提供されてもよい。ソフトウェアは、メモリにプレインストールされてもよく、及び/又は、通信ネットワークを介して、又はリムーバブルデータ記憶装置(removable data storage device)(RMD)からダウンロードされてもよい。コントローラ33は、メモリ36に格納されたソフトウェアに従ってUE3の動作を制御する。ソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム361と、少なくとも送受信機制御モジュール3621を有する通信制御モジュール362とを含む。通信制御モジュール362(送受信機制御モジュール3621を使用)は、UE3と、(R)ANノード5及びAMF70などの他のノードとの間のシグナリング及びアップリンク/ダウンリンクデータパケットの処理(生成/送信/受信)を担当する。このようなシグナリングには、例えば、(UE3に対する)アクセス及びモビリティ管理手順に関連する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ(例えば、登録要求メッセージ及び関連する応答メッセージ)が含まれてもよい。コントローラ33は、1つ以上のユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)35と相互作用する。複数のUSIM35が装備されている場合、コントローラ33は、1つのUSIM35のみをアクティベートしてもよいし、複数のUSIM35を同時にアクティベートしてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正の内容】
図16
【国際調査報告】