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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-08
(54)【発明の名称】カメラモジュール
(51)【国際特許分類】
   G03B 17/02 20210101AFI20240801BHJP
   G03B 30/00 20210101ALI20240801BHJP
   G03B 15/00 20210101ALI20240801BHJP
   G02B 7/02 20210101ALI20240801BHJP
   H04N 23/50 20230101ALI20240801BHJP
   H04N 23/51 20230101ALI20240801BHJP
【FI】
G03B17/02
G03B30/00
G03B15/00 V
G02B7/02 D
H04N23/50
H04N23/51
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024507038
(86)(22)【出願日】2022-08-01
(85)【翻訳文提出日】2024-03-06
(86)【国際出願番号】 KR2022011260
(87)【国際公開番号】W WO2023013999
(87)【国際公開日】2023-02-09
(31)【優先権主張番号】10-2021-0102089
(32)【優先日】2021-08-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517099982
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100159259
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 実
(72)【発明者】
【氏名】ムン タ ヒン
(72)【発明者】
【氏名】パク チェ キョン
(72)【発明者】
【氏名】ハン サン ヨル
【テーマコード(参考)】
2H044
5C122
【Fターム(参考)】
2H044AD02
2H044AD03
5C122DA09
5C122DA14
5C122EA05
5C122EA59
5C122FB08
5C122GE01
5C122GE05
5C122GE07
5C122GE11
5C122GE18
(57)【要約】
カメラモジュールは、レンズホルダーと、前記レンズホルダーが配置される第1ボディーと、前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1ボディーは、第1突出部を含み、前記第2ボディーは、前記第1突出部と向き合う第2溝を含み、前記第2溝の底面には、外側に行くほど前記第1突出部との光軸方向距離が遠くなる形状の傾斜面が配置される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズホルダーと、
前記レンズホルダーが配置される第1ボディーと、
前記第1ボディーと結合される第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1ボディーは、第1突出部を含み、
前記第2ボディーは、前記第1突出部と向き合う第2溝を含み、
前記第2溝の底面には、外側に行くほど前記第1突出部との光軸方向距離が遠くなる形状の傾斜面が配置される、カメラモジュール。
【請求項2】
前記第1ボディーの下面には第1結合ホールが配置され、
前記基板は、前記第1結合ホールと向き合う第2結合ホールを含み、
前記第2結合ホールを貫通し、前記第1結合ホールに結合されるスクリューを含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記第1突出部は、下方に行くほど厚さが小さくなる、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記第1ボディーは、前記基板の上面に接触する第1接地部を含み、
前記第2ボディーは、前記基板の下面に接触する第3接地部を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記第1ボディーは第1ガイドを含み、
前記基板は、前記第1ガイドが貫通する第2ホールを含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記第2ボディーは、前記第1ガイドが結合されるガイドホールを含む、請求項5に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記第2ボディーは第2ガイドを含み、
前記基板は、前記第2ガイドが貫通する第3ホールを含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記第1ボディーの外面は、前記第2ボディーの外面より外側に配置される、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
レンズホルダーと、
前記レンズホルダーが配置される第1ボディーと、
前記第1ボディーと結合される第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1ボディーの下面には第1結合ホールが配置され、
前記基板は、前記第1結合ホールと向き合う第2結合ホールが含み、
前記第2結合ホールを貫通し、前記第1結合ホールに結合されるスクリューを含む、カメラモジュール。
【請求項10】
レンズホルダーと、
前記レンズホルダーが配置される第1ボディーと、
前記第1ボディーと結合される第2ボディーと、
前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、
前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤と、を含み、
前記第1ボディーは、第1突出部と、前記第1突出部の内側に配置される第1溝を含み、
前記第2ボディーは、前記第1突出部と向き合う第2溝と、前記第1溝と向き合う第2突出部を含み、
前記接着剤は、前記第1突出部と前記第2溝との間、前記第2突出部と前記第1溝との間に配置され、
前記第1突出部、前記第1溝、前記第2突出部および前記第2溝の少なくとも一つの表面には、前記第1ボディーまたは前記第2ボディーの金属層が露出されたパターンが形成される、カメラモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本実施例は、カメラモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、超小型カメラモジュールが開発されており、超小型カメラモジュールは、スマートフォン、ノートブック、ゲーム機などの小型電子製品に広く使用されている。
【0003】
自動車の普及に伴い、超小型カメラは小型電子製品だけでなく、車両にも多く使用されている。例えば、車両の保護または交通事故の客観的な資料のためのブラックボックスカメラ、車両後尾の死角地帯を運転者が画面を通してモニタリングできるようにし、車両の後進時に安全を確保できるようにする後方監視カメラ、車両の周辺をモニタリングできる周辺感知カメラなどが備えられる。
【0004】
カメラは、レンズと、前記レンズを収容するレンズホルダーと、前記レンズに集められた被写体のイメージを電気信号に変換するイメージセンサーと、前記イメージセンサーが実装されるプリント回路基板が備えることができる。前記カメラの外形を構成するハウジングは、内部部品が水分を含む異質物から汚染されることを防止するために、全領域が密閉された構造で構成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施例は、構造を改善することにより、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、複数のボディー間の結合状態を堅固に維持することができるカメラモジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施例に係るカメラモジュールは、レンズホルダーと、前記レンズホルダーが配置される第1ボディーと、前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1ボディーは第1突出部を含み、前記第2ボディーは前記第1突出部と向き合う第2溝を含み、前記第2溝の底面には外側に行くほど前記第1突出部との光軸方向距離が遠くなる形状の傾斜面が配置される。
【0007】
前記第1ボディーの下面には第1結合ホールが配置され、前記基板は、前記第1結合ホールと向き合う第2結合ホールを含み、前記第2結合ホールを貫通して、前記第1結合ホールに結合されるスクリューを含むことができる。
【0008】
前記第1突出部は、下方に行くほど厚さが小さくなることができる。
【0009】
前記第1ボディーは、前記基板の上面に接触する第1接地部を含み、前記第2ボディーは、前記基板の下面に接触する第3接地部を含むことができる。
【0010】
前記第1ボディーは、第1ガイドを含み、前記基板は、前記第1ガイドが貫通する第2ホールを含むことができる。
【0011】
前記第2ボディーは、前記第1ガイドが結合するガイドホールを含むことができる。
【0012】
前記第2ボディーは第2ガイドを含み、前記基板は、前記第2ガイドが貫通する第3ホールを含むことができる。
【0013】
前記第1ボディーの外面は、前記第2ボディーの外面より外側に配置することができる。
【0014】
他の実施例によるカメラモジュールは、レンズホルダーと、前記レンズホルダーが配置される第1ボディーと、前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1ボディーの下面には第1結合ホールが配置され、前記基板は、前記第1結合ホールと向き合う第2結合ホールが含み、前記第2結合ホールを貫通して前記第1結合ホールに結合されるスクリューを含む。
【0015】
また他の実施例によるカメラモジュールは、レンズホルダーと、前記レンズホルダーが配置される第1ボディーと、前記第1ボディーと結合する第2ボディーと、前記第1ボディーと前記第2ボディーとの間に配置される基板と、前記第1ボディーと前記第2ボディーを結合させる接着剤を含み、前記第1ボディーは、第1突出部と、前記第1突出部の内側に配置される第1溝を含み、前記第2ボディーは、前記第1突出部と向き合う第2溝と、前記第1溝と向き合う第2突出部を含み、前記接着剤は、前記第1突出部と前記第2溝との間、前記第2突出部と前記第1溝との間に配置され、前記第1突出部、前記第1溝、前記第2突出部および前記第2溝の少なくとも一つの表面には、前記第1ボディーまたは前記第2ボディーの金属層が露出されたパターンが形成される。
【発明の効果】
【0016】
本実施例により、第1ボディー、第2ボディーおよびプリント回路基板が電気的に接続されてグラウンド領域を形成するため、プリント回路基板の回路領域で発生する電磁波が外部に放射されて隣接する電子部品に影響を与えたり、外部で発生した電磁波がプリント回路基板に流入することを防止することができるので、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、電気信号にノイズが含まれることを防止することができ、優秀な品質の画像を得ることができる。
【0017】
さらに、第1ボディーと第2ボディーの接着剤を介した結合領域において、傾斜面および金属層を通したパターン構造により、接着剤の配置領域を広く確保することができるので、第1ボディーと第2ボディーの結合力をより強固に維持することができる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施例によるカメラモジュールの外観を図示した斜視図である。
図2】本発明の実施例によるカメラモジュールの断面図である。
図3】本発明の実施例によるカメラモジュールの分解斜視図である。
図4図3を別の角度から図示した図である。
図5】本発明の実施例による第1ボディーの下面を図示した斜視図である。
図6】本発明の実施例による第2ボディーの上面を図示した斜視図である。
図7】本発明の実施例による基板の斜視図である。
図8】本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーの結合構造を図示した断面図である。
図9】本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーの結合構造を別の角度から図示した断面図である。
図10図8のAを拡大した図である。
図11図10から接着剤を除いて図示した図である。
図12】本発明の実施例による金属パターンを図示した図である。
図13】本発明の実施例による下部から見た第1ボディーと第2ボディー内のプリント回路基板の結合構造を図示した平面図である。
図14】本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーの結合過程を図示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
【0020】
ただし、本発明の技術思想は、説明される一部の実施例に限定されるものではなく、異なる様々な形態で実施することができ、本発明の技術思想の範囲内であれば、実施例間でその構成要素のうちの一つ以上を選択的に結合または置換して使用することができる。
【0021】
また、本発明の実施例で使用される用語(技術及び科学用語を含む)は、明らかに特別に定義されて記載されていない限り、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に一般的に理解できる意味に解釈することができ、辞書に定義された用語のように一般的に使用される用語は、関連技術の文脈上の意味を考慮してその意味を解釈することができるだろう。
【0022】
また、本発明の実施例で使用された用語は、実施例を説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。
【0023】
本明細書において、単数形は、文言で特に言及されていない限り、複数形も含むことができ、「Aおよび(と)B、Cのうち少なくとも一つ(または一つ以上)」と記載されている場合、A、B、Cで組み合わせられるすべての組み合わせのうち一つ以上を含むことができる。
【0024】
また、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたり、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。これらの用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものであって、その用語によって当該構成要素の本質や順番または順序などに限定されるものではない。
【0025】
そして、ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」、または「接続」されると記載されている場合、その構成要素は、その他の構成要素に直接的に「連結」、「結合」、または「接続」される場合だけでなく、その構成要素とその他の構成要素の間にある別の構成要素により「連結」、「結合」、または「接続」される場合も含むことができる。
【0026】
また、各構成要素の「上(の上)」または「下(の下)」に形成または配置されるものとして記載される場合、「上(の上)」または「下(の下)」は、二つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上の別の構成要素が二つの構成要素の間に形成または配置される場合も含む。また、「上(の上)」または「下(の下)」で表現される場合、一つの構成要素を基準として上側方向だけでなく、下側方向の意味も含むことができる。
【0027】
以下で使用する「光軸方向」は、レンズの光軸方向として定義する。一方、「光軸方向」は「上下方向」、「z軸方向」などと対応させることができる。
【0028】
以下、本発明について添付の図面に基づいてより詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施例によるカメラモジュールの外観を図示した斜視図であり、図2は、本発明の実施例によるカメラモジュールの断面図であり、図3は、本発明の実施例によるカメラモジュールの分解斜視図であり、図4は、図3を別の角度から図示した図面であり、図5は、本発明の実施例による第1ボディーの下面を図示した斜視図であり、図6は、本発明の実施例による第2ボディーの上面を図示した斜視図であり、図7は、本発明の実施例による基板の斜視図であり、図8は、本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーの結合構造を図示した断面図であり、図9は、本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーの結合構造を別の角度から図示した断面図であり、図10は、図8のAを拡大した図面であり、図11は、図10から接着剤を除いて図示した図面であり、図12は、本発明の実施例による金属パターンを図示した図面であり、図13は、本発明の実施例による下部から見た第1ボディーと第2ボディー内のプリント回路基板の結合構造を図示した平面図であり、図14は、本発明の実施例による第1ボディーと第2ボディーの結合過程を図示した図面である。
【0030】
図1図14を参照すると、本発明の実施例によるカメラモジュール10は、車両用カメラモジュールであってもよい。カメラモジュール10は、車両に結合することができる。カメラモジュール10は、車両の前方カメラ、側方カメラ、後方カメラおよびブラックボックスのいずれか一つ以上に使用することができる。カメラモジュール10は、車両の前方に配置することができる。カメラモジュール10は、車両の後方に配置することができる。カメラモジュール10は、車両のウインドガラスに結合することができる。カメラモジュール10は、車両の前方または後方のウインドガラスに結合することができる。カメラモジュール10は、車両のサイドに配置することができる。カメラモジュール10は、被写体を撮影してディスプレイ(図示せず)に映像として出力することができる。
【0031】
カメラモジュール10は、第1ボディー100を含むことができる。第1ボディー100は、フロントボディー(front body)、上部ハウジング、第1ハウジングのいずれで名付けることができる。第1ボディー100は、ボディー部110を含むことができる。第1ボディー100は、バレル部120を含むことができる。第1ボディー100は、レンズホルダー500を含むことができる。第1ボディー100のボディー部110、バレル部120およびレンズホルダー500は、一体に形成することができる。第1ボディー100のボディー部110、バレル部120およびレンズホルダー500のうち二つ以上が一体に形成することができる。変形例において、ボディー部110、バレル部120およびレンズホルダー500は、それぞれ別個で形成することができる。
【0032】
ボディー部110は、バレル部120に結合することができる。ボディー部110は、バレル部120と一体に形成することができる。ボディー部110は、金属材質で形成することができる。ボディー部110は、後述する第2ボディー200の上に配置することができる。ボディー部110は、第2ボディー200に結合することができる。ボディー部110の下端は、第2ボディー200に固定することができる。ボディー部110は、第2ボディー200に接着剤によって結合することができる。ボディー部110は、後述する基板300と結合することができる。
【0033】
ボディー部110は、下部が開口された四角形状に形成することができる。この時、ボディー部110のコーナーは、ラウンド状に形成することができる。ボディー部110は、上板111と、上板111から下方に延びる第1側板112を含むことができる。上板111は、四角形状に形成することができる。上板111は、バレル部120の下端外周面から外側に延びることができる。第1側板112は、上板111の外側端から下に延びることができる。第1側板112は、複数で備えることができる。第1側板112は、4つの側板を含むことができる。第1側板112は、四角プレート形状に形成することができる。第1側板112は、第1-1側板と第1-2側板と、第1-1側板の反対側に配置される第1-3側板と、第1-2側板の反対側に配置される第1-4側板を含むことができる。第1側板112は、第1-1側板~第1-4側板の間にそれぞれ配置される第1~第4コーナーを含むことができる。第1~第4コーナーそれぞれは、少なくとも一部でラウンド形状を含むことができる。
【0034】
ボディー部110の内側には、他領域と区切られる空間部が形成されることができる。空間部は、下部が開口され、上部がバレル部120およびレンズホルダー500の下面を介してカバーすることができる。
【0035】
ボディー部110は、第1端領域130を含むことができる。第1端領域130は、空間部の外側に配置することができる。第1端領域130は、ボディー部110の下面を形成することができる。
【0036】
第1端領域130は、第1突出部132および第1溝134を含むことができる。ボディー部110の中央を基準に、第1突出部132の内側に第1溝134が配置されることができる。ボディー部110の下面は、第1溝134の底面として定義することができる。第1溝134は、ボディー部110の下面から突出した第1突出部132によって形成される領域であってもよい。
【0037】
第1突出部132は、ボディー部110の下面から他領域より下方に突出するように形成することができる。第1突出部132の下面は、基板300の上面より下側に配置することができる。第1突出部132の下面は、第1溝134の底面より下側に配置することができる。
【0038】
第1突出部132の内面には、下方に行くほど第1突出部132の厚さが薄くなる形状の傾斜面が形成することができる。ここで、第1突出部132の厚さは、光軸方向に垂直な方向として定義される長さであってもよい。
【0039】
第1溝134は、第1突出部132の内側に配置することができる。第1溝134の底面は、基板300の上面より下側に配置され、基板300が下面より上側に配置することができる。第1溝134の底面は、第1突出部132の下端より上側に配置することができる。
【0040】
第1ボディー100は、バレル部120を含むことができる。バレル部120は、レンズバレルであってもよい。バレル部120は、金属材質で形成することができる。バレル部120は、ボディー部110に配置することができる。バレル部120は、ボディー部110の上面から延びることができる。バレル部120は、ボディー部110と一体に形成することができる。変形例において、バレル部120は、ボディー部110に結合されることができる。この場合、バレル部120は、ボディー部110に接着剤によって固定されることができる。バレル部120は、内部にレンズホルダー500を収容することができる。バレル部120は、ホール122を含むことができる。バレル部120のホール122には、レンズホルダー500が配置されることができる。バレル部120のホールの内周面は、レンズホルダー500の外周形状に対応する形状および大きさで形成することができる。
【0041】
第1ボディー100は、第1接地部140を含むことができる。第1接地部140は、上板111の下面から下方に突出するように形成することができる。第1接地部140は、側板112の内面から内側に突出する形状を有することができる。第1接地部140は、第1溝134の内側に配置することができる。第1接地部140の内面は、第1ボディー100内空間の内面を形成することができる。第1接地部140は、ボディー部110の端に沿って配置することができる。第1接地部140の下面は、第1溝134の底面より上側に配置することができる。第1接地部140の下面は、基板300の上面に接触することができる。第1接地部140の下面と接触する基板300の領域は、グラウンド(Ground)領域であってもよい。
【0042】
第1ボディー100は、第2接地部180を含むことができる。第2接地部180は、第1接地部140の内側に配置することができる。第2接地部180は、上板111の下面から下方に突出して形成することができる。第2接地部180は、円形の断面形状を有することができる。第2接地部180は、第1接地部140の内面から所定距離に離隔して配置されることができる。第2接地部180は、第1ボディー100の一コーナー領域に隣接して配置することができる。第2接地部180の下面は、基板300の上面に接触することができる。第2接地部180の下面と接触する基板300の領域は、グラウンド(Ground)領域であってもよい。
【0043】
第2接地部180の剛性を補強するために、第2接地部180と第1接地部140の内面の間には補強部182が配置することができる。補強部182は、第1接地部140と第2接地部180を接続するように形成することができる。補強部182は、複数で備えられ、第2接地部180の円周方向に沿って離隔して配置することができる。複数の補強部182によって第2接地部180と接続される第1ボディー100の複数の側面は、相互に隣接する面であってもよい。第1接地部140および第2接地部180を介して、第1ボディー100は基板300と接地構造を実現することができる。
【0044】
第1ボディー100は、第1ガイド160を含むことができる。第1ガイド160は、上板111の下面から下方に突出するように形成することができる。第1ガイド160は、側板112の一辺に隣接して配置することができる。第1ガイド160は、第1突出部132の内側に配置することができる。第1ガイド160の形成領域に対応する第1接地部140の領域は、溝形状を有することができる。第1ガイド160の下面は、第1突出部132の下面より下側に配置することができる。第1ガイド160の下面は、第1接地部140および第2接地部180の下面より下側に配置することができる。第1ガイド160は、基板300を貫通するように配置することができる。
【0045】
第1ガイド160は、上板111の下面から突出する第1-1ガイド162と、第1-1ガイド162の下端から下方に突出する第1-2ガイド164を含むことができる。第1-2ガイド164は、基板300を貫通するように配置することができる。第1-2ガイド164の断面積は、第1-1ガイド162の断面積よりさらに小さく形成することができる。
【0046】
第1ボディー100は、第2ガイド170を含むことができる。第2ガイド170は、上板111の下面から下方に突出するように形成することができる。第2ガイド170は、側板112の他辺に隣接して配置することができる。第1ガイド160が配置される側板112の一辺と、第2ガイド170が配置される側板112の他辺は、相互向き合うことができる。第2ガイド170は、第1接地部140の内面から内側に突出する形状を有することができる。第2ガイド170は、第1接地部140の内側に配置されることができる。第2ガイド170の下面は、第1ガイド160の下面より上側に配置されることができる。第2ガイド170の下面は、第1接地部140の下面より下側に配置することができる。第2ガイド170は、少なくとも一部が基板300を貫通するように配置されることができる。
【0047】
第1ボディー100は、第1結合部150を含むことができる。第1結合部150は、側板112の内面から内側に突出する形状を有することができる。第1結合部150の下面は、第1接地部140の下面と同一平面を形成するように配置されることができる。第1結合部150の下面は、基板300の上面に接触することができる。第1結合部150の下面と接触する基板300の領域は、グラウンド(Ground)領域であってもよい。
【0048】
第1結合部150は、第1結合ホール152を含むことができる。第1結合ホール152は、第1結合部150の下面のうち一部が上方に陥没する形状を有することができる。第1結合ホール152には、後述するスクリュー(S)が結合することができる。これにより、基板300および第2ボディー200は、第1結合部150にねじ結合されることができる。
【0049】
第1結合部150は、複数に備えられ、相互に離隔して配置することができる。例えば、第1結合部150は、3つが備えられ、相互に離隔して配置されることができる。3つの第1結合部150のうち2つの第1結合部150は、第1ボディー100内で相互に隣接して配置される第1コーナー領域と第2コーナー領域にそれぞれ配置することができる。3つの第1結合部150のうち残りの1つの第1結合部150は、前記第1コーナー領域と第2コーナー領域を接続する辺と向き合う辺に配置することができる。前記第1ガイド160と前記第2ガイド170を通じて基板300が第1ボディー100と結合する時に、正位置で結合することをガイドすることができ、また、第1結合部150が複数に備えられ、前記のような整列が実現される場合、同様に基板300が第1ボディー100と結合する時に逆方向に挿入されることを防止することができる。
【0050】
第1ボディー100は、レンズホルダー500を含むことができる。レンズホルダー500は、バレル部120に配置することができる。レンズホルダー500は、バレル部120に結合することができる。レンズホルダー500は、バレル部120のホール122に配置することができる。レンズホルダー500は、複数のレンズ510を含むことができる。複数のレンズ510は、バレル内に収容することができる。レンズホルダー500は、後述するイメージセンサーとアライメント(alignment)されることができる。レンズホルダー500の光軸は、イメージセンサーの光軸と一致することができる。第1ボディー100は、レンズホルダー500とイメージセンサーとの間に配置される赤外線フィルター(IR filter、Infrared Ray filter)を含むことができる。
【0051】
レンズホルダー500の外面には、外側に突出するフランジ部530が配置することができる。レンズホルダー500と第1ボディー100の結合時、フランジ部530は、バレル部120の上面に配置することができる。第1ボディー100内の空間に異質物が流入することを防止するために、フランジ部530の下面とバレル部120の上面との間には、シーリング部材610が配置することができる。シーリング部材610は、エポキシ(Epoxy)が硬化した領域であってもよい。
【0052】
カメラモジュール10は、第2ボディー200を含むことができる。第2ボディー200は、リアボディー(rear body)、下部ハウジング、第2ハウジングのいずれで名付けることができる。第2ボディー200は、上部が開口された四角形状に形成することができる。第2ボディー200は、金属材質で形成することができる。第2ボディー200は、第1ボディー100の下に配置することができる。第2ボディー200は、第1ボディー100と結合することができる。第2ボディー200は、第1ボディー100との結合を通じて内部空間を形成することができる。第2ボディー200は、上面が開口される空間部を含むことができる。
【0053】
第2ボディー200は、底板202を含むことができる。底板202は、第1ボディー100のボディー部110の上板111と向き合うことができる。底板202は、第1ボディー100のボディー部110の上板111と光軸方向に離隔することができる。底板202は、第1ボディー110のボディー部110の上板111と平行することができる。底板202は、四角形状に形成することができる。この時、底板202のコーナーは、少なくとも一部でラウンド形状を含むことができる。
【0054】
第2ボディー200は、第2側板204を含むことができる。第2側板204は、底板202から上方に延びることができる。第2側板204は、底板202の外側端から延びることができる。第2側板204には、シールドカン(図示せず)が配置することができる。第2側板204の内面には、シールドカンが面接触することができる。第2側板204の上端は、第1ボディー100と結合することができる。第2側板204の外側面は、第1ボディー100の第1側板112の外側面より内側に配置されることができる。
【0055】
第2ボディー200は、コネクター引出部290を含むことができる。コネクター引出部290は、底板202に結合することができる。コネクター引出部290は、内部にコテクト700が配置することができる。コネクター引出部290は、金属材質で形成することができる。
【0056】
第2ボディー200は、第2端領域210を含むことができる。第2端領域210は、第2ボディー200の空間部の外側に配置することができる。第2端領域210は、第2側板204の上面に形成することができる。第2端領域210は、第2ボディー200の上面端を形成することができる。第2端領域210は、第1端領域130と光軸方向に対向して配置されることができる。
【0057】
第1ボディー100と第2ボディー200の結合時、第1端領域130と第2端領域210は、少なくとも一部が光軸方向に離隔して配置することができる。第1ボディー100と第2ボディー200の結合時、第1端領域130と第2端領域210との間には、後述する接着剤620が収容される接着剤収容部が形成されることができる。
【0058】
第2端領域210は、第2突出部212と、第2突出部212の外側に配置される第2溝214を含むことができる。光軸方向を基準に、第1突出部132と第2溝214は、対向して配置され、第2突出部212と第1溝134は、対向して配置されることができる。光軸方向を基準に、第1突出部132の下面は、第2溝214の底面と所定距離離隔され、第2突出部212の上面は、第1溝134の底面と所定距離離隔されることができる。
【0059】
第2突出部212は、第2ボディー200の上面から上方に突出するように形成することができる。第2突出部212は、第2側板204の上面から上方に突出するように形成することができる。第2突出部212は、少なくとも一部が第1溝134の内側に配置されることができる。光軸方向に垂直な方向を基準に、第2突出部212は、第1突出部132と少なくとも一部がオーバーラップされるように配置することができる。第2突出部212の上面は、基板300の下面より上側に配置され、基板300の上面より下側に配置することができる。第2突出部212の上面は、第1突出部132の下面より上側に配置することができる。
【0060】
第2突出部212は、上方に行くほど厚さが小さくなることができる。第2突出部212は、上方に突出した終端の幅が下端の幅より小さいことができる。さらに、第2突出部212は、終端に行くほど幅が狭くなる領域を含むことができる。第2突出部212の外面には、上方に行くほど幅が小さくなる形状の傾斜面が形成されることができる。このような形状を通じて第1突出部132の内面に形成された傾斜面と第2突出部212の外面に形成された傾斜面を通じて離隔された領域が形成され、離隔された領域には後述する接着剤620が配置されることができる。
【0061】
第2溝214は、第2突出部212の外側に配置することができる。第2溝214の底面は、第2突出部212の上面より下側に配置することができる。第2溝214には、第1突出部132が結合されることができる。第2溝214の底面は、第1突出部132の下面と光軸方向に離隔することができるが、これとは異なり、第2溝214の底面と第1突出部132の下面は接触することもできる。第2溝214の底面は、基板300の下面より下側に配置することができる。
【0062】
第2溝214の底面には、外側に行くほど第1突出部132までの光軸方向距離が増加する形状の傾斜面が形成されることができる。これにより、第2溝214の底面と第1突出部132の下面との間に接着剤620の配置領域がより広く形成されることができる。
【0063】
一方、本実施例に係る第1ボディー100と第2ボディー200の表面には、それぞれアノダイジング(anodizing)のような皮膜が形成された表面処理領域が形成されることができる。しかし、第1ボディー100と第2ボディー200の表面の少なくとも一部は、第1ボディー100および第2ボディー200内の母材が外部に露出された金属層(M)であってもよい。
【0064】
例えば、図11に示したように、金属層(M)は、第1溝134の下面、第2突出部212の上面、第2突出部212の外面、第2溝214の底面および基板300と接触する接地領域に形成することができる。
【0065】
詳細に、金属層(M)は、第1溝134の下面、第2突出部212の上面、第2突出部212の外面、第2溝214の底面でパターンを形成することができる。金属層(M)のパターンは図12に示したように、多数の金属ラインが互いに離隔したり、接続される構造で形成することができる。金属層(M)は、表面処理された他領域に比べて、内側に凹入される溝形状を有することができる。金属層(M)を通じて、接着剤620と第1ボディー100、接着剤620と第2ボディー200間の結合力がより強固になることができる。
【0066】
一方、第2溝214の底面の場合、金属層(M)が最郊外周辺端部領域を除く内側の一部領域に形成されるようにし、接着剤620が内側に流入できるようにガイドすることができる。これにより、接着剤620は、第1ボディー100の内面と基板300の側面との間、第2ボディー200の内面と基板300の側面との間にも配置することができる。
【0067】
第2ボディー200は、第3接地部230を含むことができる。第3接地部230は、第2側板204の内面から内側に突出する形状を有することができる。第3接地部230は、底板202の上面から上方に突出する形状を有することができる。第3接地部230は、第2突出部212の内側に配置することができる。第3接地部230の上面は、前記第2突出部212の上面より下側に配置することができる。第3接地部230の上面は、基板300の下面に接触することができる。第3接地部230の下面と接触する基板300の領域は、グラウンド(Ground)領域であってもよい。
【0068】
第3接地部230は、複数に備えられ、側板204の内面に沿って相互に離隔して配置することができる。
【0069】
第2ボディー200は、第3ガイド240を含むことができる。第3ガイド240は、底板202の上面から上方に突出するように形成することができる。第3ガイド240は、側板204の内面から内側に突出するように形成することができる。第3ガイド240は、第1ガイド160と上下方向にオーバーラップされる領域に配置することができる。第3ガイド240の上面は、基板300の下面に接触することができる。第3ガイド240の上面は、第2突出部212の上面より下側に配置することができる。
【0070】
第3ガイド240の上面には、他領域より下方に陥没する形状のガイドホール242が形成されることができる。ガイドホール242には、第1ボディー100の第1ガイド160が結合することができる。第1ガイド160の第1-2ガイド164は、基板300を貫通し、ガイドホール242に結合することができる。第1-2ガイド164の断面形状は、ガイドホール242の断面形状に対応するように形成することができる。第3ガイド240の上面と接触する基板300の下面は、グラウンド(Ground)領域であってもよい。または、第3ガイド240の上面は、基板300の下面と接触せず、互いに離隔して配置することができる。
【0071】
カメラモジュール10は、基板300を含むことができる。基板300は、プリント回路基板(printed circuit board)であってもよい。基板300は、第1ボディー100と第2ボディー200との間に配置することができる。基板300は、第1端領域130または第2端領域210と光軸方向に垂直な方向にオーバーラップされるように配置することができる。
【0072】
基板300の上面には、イメージセンサー(図示せず)が配置することができる。基板300の下面には、コネクター700が結合されることができる。基板300は、コネクター700と電気的に接続されることができる。
【0073】
基板300は、前述したように、グラウンド(Ground)領域を含むことができる。グラウンド領域は、基板300の銅箔が露出された領域であり、めっき層で名付けることができる。めっき層は、基板300の上、下面にそれぞれ形成され、上面に形成されためっき層と下面に形成されためっき層は、ビアホールまたは側面に形成されためっき層を介して相互接続することができる。
【0074】
基板300は、第2結合ホール320を含むことができる。第2結合ホール320は、基板300の上面から下面を貫通するように形成することができる。第2結合ホール320は、第1結合部150の第1結合ホール152と対向して配置することができる。よって、スクリュー(S)が第2結合ホール320を貫通して第1結合ホール152にねじ結合されると、基板300と第1ボディー100が相互に結合されることができる。
【0075】
基板300は、第2ホール340を含むことができる。第2ホール330は、第1ボディー100の第1ガイド160と、第2ボディー200の第3ガイド240と向き合う領域に形成することができる。第2ホール330は、基板300の上面から下面を貫通するように形成することができる。第2ホール330は、基板300の側面から内側に陥没する溝形状を有することができる。第1ガイド160は、第2ホール330を貫通し、第2ボディー200内のガイドホール242に結合されることができる。第2ホール330は、断面形状が第1-2ガイド164の断面形状に対応するように形成されることができる。
【0076】
基板300は、第3ホール340を含むことができる。第3ホール340は、第1ボディー100の第2ガイド170と向き合う領域に形成することができる。第3ホール340は、基板300の上面から下面を貫通するように形成することができる。第3ホール340は、基板300の側面から内側に陥没する溝形状を有することができる。第2ガイド170は、第3ホール340に結合されることができる。第3ホール340に第2ガイド170を結合する時、第2ガイド170の下面は、基板300の下面と同一平面を形成するように配置されることができる。
【0077】
上述した構造によれば、第1ボディー100および基板300が結合された状態で、第2ボディー200の結合時、図14のように、コネクター引出部290およびコネクター700によって第2ボディー200の結合方向が一次的にガイドされることができる。
【0078】
なお、コテクト引出部290内のコネクター700が結合された状態では、基板300の第2ホール330を貫通した第1ボディー100の第1ガイド160の一端と、第2ボディー200のガイドホール242の結合を通じて、第2ボディー200の結合方向が2次的にガイドされることができる。
【0079】
したがって、本実施例に係るカメラモジュール10は、複数の構成間の組み立て方向がガイドされることができ、組み立てが容易で、製造プロセスが簡単になる長所がある。
【0080】
さらに、基板300の上、下面にそれぞれ接触する第1ボディー100の第1接地部140および第2接地部180と、第2ボディー200の第3接地部230を通じて、第1ボディー100、第2ボディー200および基板300が相互の電気的に接続されるため、外部電磁波がカメラモジュール内の構成に流入されることなく外部に放射されることができ、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、電気信号にノイズが含まれることを防止することができ、優秀な品質の画像を得ることができる。
【0081】
さらに、第1ボディー100と第2ボディー200の接着剤を通した結合領域で、傾斜面および金属層を通したパターン構造を通じて接着剤の配置領域を広く確保することができるので、第1ボディー100と第2ボディー200の結合力がより堅固に維持されることができる長所がある。
【0082】
また、基板300と第1ボディー100のねじ結合構造を通じて、イメージセンサー310とレンズホルダー500との間の距離が一定に維持できる長所がある。
【0083】
以上、添付された図面を参照して本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明がその技術思想や本質的な特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施することができることを理解できるであろう。したがって、前記で説明した実施例は、すべての点で例示的なものであり、限定的ではないと理解されるべきである。
図1
図2
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図11
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【国際調査報告】