(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-08
(54)【発明の名称】弾性クッションと家具
(51)【国際特許分類】
A47C 27/045 20060101AFI20240801BHJP
【FI】
A47C27/045
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024513016
(86)(22)【出願日】2022-08-04
(85)【翻訳文提出日】2024-04-03
(86)【国際出願番号】 CN2022110294
(87)【国際公開番号】W WO2023029875
(87)【国際公開日】2023-03-09
(31)【優先権主張番号】202111016027.6
(32)【優先日】2021-08-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521358693
【氏名又は名称】ニュー-テック インテグレーション (シアメン) カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】レン,ルハオ
【テーマコード(参考)】
3B096
【Fターム(参考)】
3B096AB03
(57)【要約】
【課題】本発明は、家具分野に係り、弾性クッションと家具を開示した。
【解決手段】弾性クッションは、上下に重なり合う弾性ユニットと少なくとも一つの交換可能なクッション層とを含む、クッション本体と、クッション本体を被ることが可能であるように配置されているカバーと、を含み、そのうち、前記カバーは、頂面カバーと、着脱構造で接続されるサイドカウルカバーとを含み、着脱構造は、サイドカウルカバーが着脱可能であることを許容するように配置されており、頂面カバーは、クッション本体の頂面を覆い、サイドカウルカバーは、クッション本体の側面を覆うようにクッション本体を囲んでおり、そのうち、サイドカウルカバーと頂面カバーが着脱構造によって接続されている。サイドカウルカバーは、クッション層の交換を許容するように取り外し可能であるため、弾性クッションは、弾性ユニットと頂面カバーを変更しない前提で、異なるクッション層と高さの異なるサイドカウルカバーと組み合わせることによって、厚さと硬さが異なる弾性クッションを簡便に得られ、様々な消費者からの弾性クッションの厚さや硬さへの個性的なニーズを満たし、弾性クッション使用の快適さと衛生性を向上できる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
弾性クッションであって、
前記弾性クッション(1)は、
上下に重なり合う弾性ユニット(3)と少なくとも一つの交換可能なクッション層(4)とを含む、クッション本体(2)と、
前記クッション本体(2)を被ることが可能であるように配置されているカバー(5)と、を含み、
そのうち、前記カバー(5)は、頂面カバー(6)と、着脱構造で接続されるサイドカウルカバー(7)とを含み、前記着脱構造は、前記サイドカウルカバー(7)が着脱可能であることを許容するように配置されており、前記頂面カバー(6)は、前記クッション本体(2)の頂面を覆い、前記サイドカウルカバー(7)は、前記クッション本体(2)の側面を覆うように前記クッション本体(2)を囲んでおり、
そのうち、前記サイドカウルカバー(7)と前記頂面カバー(6)が前記着脱構造によって接続されている、
ことを特徴とする弾性クッション。
【請求項2】
前記サイドカウルカバー(7)は、前記弾性クッションの厚さ方向で配置されている複数のサイドカウルベルトを含み、隣接する前記サイドカウルベルト同士の間が前記着脱構造によって接続されており、そのうち、少なくとも一つのサイドカウルベルトが取り外されてから、取り外されたサイドカウルベルトの上下接続辺縁に接続されていた二つの隣合接続辺縁は、前記着脱構造によって接続されることが可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項3】
前記頂面カバー(6)の辺縁は、上方サイドカウルフランジ(8)を形成するように下方へ延びており、前記サイドカウルカバー(7)は、前記着脱構造によって前記上方サイドカウルフランジ(8)に接続されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項4】
前記頂面カバー(6)と前記弾性ユニット(3)との間には、前記クッション層(4)が設置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項5】
前記クッション本体(2)は、クッション本体の最も下方に位置する前記クッション層(4)を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項6】
前記弾性ユニット(3)は、複数である、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項7】
隣接する前記弾性ユニット3同士の間には、スペーサークッション(22)が設置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の弾性クッション。
【請求項8】
前記着脱構造は、スライドファスナー構造、面ファスナー、スナップ接続とボタン接続のうちの少なくとも一方を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項9】
前記弾性ユニット(3)は、底部支持層(18)と、複数の弾性モジュール(19)と、位置決め孔を備える均衡クッション(20)とを含み、そのうち、前記底部支持層(18)の上面には、間隔を置いている複数の取付枠(21)が設置されており、複数の前記弾性モジュール(19)は、隣接する前記取付枠(21)同士の間に接続されており、前記均衡クッション(20)は、複数の前記弾性モジュール(19)上に敷設されており、これによって、各々の前記弾性モジュール(19)の一部がそれぞれの対応する位置決め孔内に入り込むことによって前記均衡クッション(20)の横方向での各々の前記弾性モジュール(19)の動きを拘束する、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項10】
前記弾性ユニット(3)は、中間支持層(11)と、複数の位置決め孔を備える上方均衡クッション(12)と、複数の位置決め孔を備える下方均衡クッション(13)とを含み、そのうち、
前記中間支持層(11)の上面には、間隔を置いている複数の上方取付枠(14)が設置されており、前記中間支持層(11)の上面には、隣接する前記上方取付枠(14)同士の間に接続されている複数の上方弾性モジュール(15)が設置されており、前記上方均衡クッション(12)は、複数の前記上方弾性モジュール(15)上に敷設されており、これによって、各々の前記上方弾性モジュール(15)の一部がそれぞれの対応する位置決め孔内に入り込むことによって前記上方均衡クッション(12)の横方向での各々の前記上方弾性モジュール(15)の動きを拘束し、
前記中間支持層(11)の下面には、間隔を置いている複数の下方取付枠(16)が設置されており、前記中間支持層(11)の下面には、隣接する前記下方取付枠(16)同士の間に接続されている複数の下方弾性モジュール(17)が設置されており、前記下方均衡クッション(13)は、複数の前記下方弾性モジュール(17)の下方に敷設されており、これによって、各々の前記下方弾性モジュール(17)の一部がそれぞれの対応する位置決め孔内に入り込むことによって前記下方均衡クッション(13)の横方向での各々の前記下方弾性モジュール(17)の動きを拘束する、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項11】
前記上方弾性モジュール(15)と前記下方弾性モジュール(17)は、円錐台形状であり、そのうち、前記上方弾性モジュール(15)の大端部が、前記上方取付枠(14)に接続されており、前記上方弾性モジュール(15)の小端部が上向きになり、前記下方弾性モジュール(17)の大端部が、前記下方取付枠(16)に接続されており、前記下方弾性モジュール(17)の小端部が下向きになり、前記下方均衡クッション(13)の各々の前記位置決め孔内に位置決められている、
ことを特徴とする請求項10に記載の弾性クッション。
【請求項12】
前記カバー(5)は、底面カバー(9)を含み、前記クッション本体(2)は、前記底面カバー(9)が前記クッション本体(2)の底面を覆うように前記底面カバー(9)上に置かれており、前記サイドカウルカバー(7)の上縁は、前記着脱構造によって前記頂面カバー(6)の辺縁と接続されており、前記サイドカウルカバー(7)の下縁は、前記着脱構造によって前記底面カバー(9)の辺縁と接続されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれ一項に記載の弾性クッション。
【請求項13】
前記底面カバー(9)の辺縁は、下方サイドカウルフランジ(10)を形成するように上方へ延びており、前記サイドカウルカバー(7)は、前記着脱構造によって前記下方サイドカウルフランジ(10)に接続されている、
ことを特徴とする請求項12に記載の弾性クッション。
【請求項14】
前記底面カバー(9)と前記弾性ユニット(3)との間には、前記クッション層(4)が設置されている、
ことを特徴とする請求項12に記載の弾性クッション。
【請求項15】
前記サイドカウルカバー(7)と前記弾性ユニット(3)の底部支持層(18)が、前記着脱構造によって接続されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれ一項に記載の弾性クッション。
【請求項16】
前記弾性ユニット(3)は、自体の厚さ方向での中間接続辺縁(23)を含み、前記サイドカウルカバー(7)と前記中間接続辺縁(23)が、前記着脱構造によって接続されている、
ことを特徴とする請求項15に記載の弾性クッション。
【請求項17】
複数の前記弾性ユニット(3)は、上下に重なり合い、最も下方の前記弾性ユニット(3)以外の他の上方の前記弾性ユニット(3)の底部支持層(18)の周縁が、前記中間接続辺縁(23)となる、
ことを特徴とする請求項16に記載の弾性クッション。
【請求項18】
前記サイドカウルカバー(7)は、前記弾性クッションの厚さ方向で配置されている複数のサイドカウルベルト(24)を含み、そのうち、隣接する前記サイドカウルベルト(24)同士の間は、前記着脱構造によって接続されており、最も下方の前記サイドカウルベルト(24)と前記底部支持層(18)は、前記着脱構造によって接続されており、最も上方の前記サイドカウルベルト(24)と前記頂面カバー(6)は、前記着脱構造によって接続されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれ一項に記載の弾性クッション。
【請求項19】
前記サイドカウルカバー(7)と前記クッション本体(2)の最も下方の前記クッション層(4)が、前記着脱構造によって接続されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれ一項に記載の弾性クッション。
【請求項20】
前記弾性クッションは、マットレスである、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾性クッション。
【請求項21】
家具であって、
前記家具は、請求項1乃至請求項20のいずれ一項に記載の弾性クッション(1)を含む、
ことを特徴とする家具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家具の分野に係り、特に、弾性クッションと家具に係る。
【背景技術】
【0002】
ベッド等の家具は、人々の生活に不可欠な構成元素である。先行技術における大型家具のほとんどは、取り外すことが簡便ではない。しかし、現代生活の発展に伴い、人口移動と野外娯楽のニーズに応えるために、特に、ベッド等の家具がますます頻繁に取り外しと組付けを行う必要がある。搬送の間、ベッドに対する取り外しと組付けが非常に困難であるため、搬送の負担を減少するために、まだまだ使える家具が捨てられることがある。
【0003】
ベッドは、一般に、ベッドフレーム、弾性クッションとカバーからなり、先行技術における弾性クッションは、一般に、複数の積重層とスプリングで形成された一体式且つ取外不能な一体式クッションである。一体式クッションは、厚さが単一であり、様々な個人からの快適さへのニーズをよく満たない。また、一体式クッションは、洗濯しにくい欠点が具備する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の先行技術に存在する問題の少なくとも一部に対し、本発明の目的とは、弾性クッションが様々な消費者からの弾性クッションの厚さや硬さへの個性的なニーズを満たせ、弾性クッション使用の快適さと衛生性を向上できることである。
【0005】
上記の目的を実現するために、本発明は、弾性クッションを提供し、前記弾性クッションは、上下に重なり合う弾性ユニットと少なくとも一つの交換可能なクッション層とを含む、クッション本体と、前記クッション本体を被ることが可能であるように配置されているカバーと、を含み、そのうち、前記カバーは、頂面カバーと、着脱構造で接続されるサイドカウルカバーとを含み、前記着脱構造は、前記サイドカウルカバーが着脱可能であることを許容するように配置されており、前記頂面カバーは、前記クッション本体の頂面を覆い、前記サイドカウルカバーは、前記クッション本体の側面を覆うように前記クッション本体を囲んでおり、そのうち、前記サイドカウルカバーと前記頂面カバーが前記着脱構造によって接続されている。
【0006】
該技術案において、クッション層が交換可能であり、同時に、サイドカウルカバーが着脱構造によって接続されており、着脱構造は、クッション層の交換を許すためにサイドカウルカバー7が着脱可能であることを許容するように配置されているため、このように、消費者は、サイドカウルカバーを取り外しクリーニングでき、そして、クッション層を取り外し、その後、消費者は、自分の実際なニーズに応じて必要な厚さと硬さのクッション層を交換するによって、弾性クッションが必要な厚さと硬さを具備させ、同時に、サイドカウルカバーの高さを調整することによって、サイドカウルカバーの高さがクッション層を交換した弾性クッションの高さに対応させ、例えば、高さがフィットし且つ清潔なサイドカウルカバーを交換し、交換後のサイドカウルカバー7が再び着脱構造によって接続することによって、カバーがクッション本体を被り、交換されたサイドカウルカバーをクリーニングできる。このため、該弾性クッションでは、厚さの異なるクッション層が高さの異なるサイドカウルカバーに合わせて、弾性クッションを、先行技術での厚さと硬さが単一で不変なものから、消費者より自分の好みに応じて自由に組合と調整可能な弾性クッションへ変更でき、そして、着脱が簡便であり、サイドカウルカバーを取り外すと、弾性クッションの厚さと硬さを変更するために異なるクッション層を簡便に交換でき、同一な弾性クッションで異なる厚さと硬さと弾性を得られる。このように、弾性ユニットと頂面カバーを変更しない前提で、異なるクッション層と高さの異なるサイドカウルカバーと組み合わせることによって、厚さと硬さが異なる弾性クッションを簡便に得られ、様々な消費者からの弾性クッションの厚さや硬さへの個性的なニーズを満たし、弾性クッション使用の快適さと衛生性を向上できる。
【0007】
本発明による一実施形態よれば、前記サイドカウルカバーは、前記弾性クッションの厚さ方向で配置されている複数のサイドカウルベルトを含み、隣接する前記サイドカウルベルト同士の間が前記着脱構造によって接続されており、そのうち、少なくとも一つのサイドカウルベルトが取り外されてから、取り外されたサイドカウルベルトの上下接続辺縁に接続されていた二つの隣合接続辺縁は、前記着脱構造によって接続されることが可能である。
【0008】
本発明による一実施形態よれば、前記頂面カバーの辺縁は、上方サイドカウルフランジを形成するように下方へ延びており、前記サイドカウルカバーは、前記着脱構造によって前記上方サイドカウルフランジに接続されている。
【0009】
本発明による一実施形態よれば、前記頂面カバーと前記弾性ユニットとの間には、前記クッション層が設置されている。
【0010】
本発明による一実施形態よれば、前記クッション本体は、クッション本体の最も下方に位置する前記クッション層を含む。
【0011】
本発明による一実施形態よれば、前記弾性ユニットは、複数である。
【0012】
本発明による一実施形態よれば、隣接する前記弾性ユニット同士の間には、スペーサークッションが設置されている。
【0013】
本発明による一実施形態よれば、前記着脱構造は、スライドファスナー構造、面ファスナー、スナップ接続とボタン接続のうちの少なくとも一方を含む。
【0014】
本発明による一実施形態よれば、前記弾性ユニットは、底部支持層と、複数の弾性モジュールと、位置決め孔を備える均衡クッションとを含み、そのうち、前記底部支持層の上面には、間隔を置いている複数の取付枠が設置されており、複数の前記弾性モジュールは、隣接する前記取付枠同士の間に接続されており、前記均衡クッションは、複数の前記弾性モジュール上に敷設されており、これによって、各々の前記弾性モジュールの一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって前記均衡クッションの横方向での各々の前記弾性モジュールの動きを拘束する。
【0015】
本発明による一実施形態よれば、前記弾性モジュールは、中間支持層と、複数の位置決め孔を備える上方均衡クッションと、複数の位置決め孔を備える下方均衡クッションとを含み、そのうち、前記中間支持層の上面には、間隔を置いている複数の上方取付枠が設置されており、前記中間支持層の上面には、隣接する前記上方取付枠同士の間に接続されている複数の上方弾性モジュールが設置されており、前記上方均衡クッションは、複数の前記上方弾性モジュール上に敷設されており、これによって、各々の前記上方弾性モジュールの一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって前記上方均衡クッションの横方向での各々の前記上方弾性モジュールの動きを拘束し、前記中間支持層の下面には、間隔を置いている複数の下方取付枠が設置されており、前記中間支持層の下面には、隣接する前記下方取付枠同士の間に接続されている複数の下方弾性モジュールが設置されており、前記下方均衡クッションは、複数の前記下方弾性モジュールの下方に敷設されており、これによって、各々の前記下方弾性モジュールの一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって前記下方均衡クッションの横方向での各々の前記下方弾性モジュールの動きを拘束する。
【0016】
本発明による一実施形態よれば、前記上方弾性モジュールと前記下方弾性モジュールは、円錐台形状であり、そのうち、前記上方弾性モジュールの大端部が、前記上方取付枠に接続されており、前記上方弾性モジュールの小端部が上向きになり、前記下方弾性モジュールの大端部が、前記下方取付枠に接続されており、前記下方弾性モジュールの小端部が下向きになり、前記下方均衡クッションの各々の前記位置決め孔内に位置決められている。
【0017】
本発明による一実施形態よれば、前記カバーは、底面カバーを含み、前記クッション本体は、前記底面カバーが前記クッション本体の底面を覆うように前記底面カバー上に置かれており、前記サイドカウルカバーの上縁は、前記着脱構造によって前記頂面カバーの辺縁に接続されており、前記サイドカウルカバーの下縁は、前記着脱構造によって前記底面カバーの辺縁に接続されている。
【0018】
本発明による一実施形態よれば、前記底面カバーの辺縁は、下方サイドカウルフランジを形成するように上方へ延びており、前記サイドカウルカバーは、前記着脱構造によって前記下方サイドカウルフランジに接続されている。
【0019】
本発明による一実施形態よれば、前記底面カバーと前記弾性ユニットとの間には、前記クッション層が設置されている。
【0020】
本発明による一実施形態よれば、前記サイドカウルカバーと前記弾性ユニットの底部支持層が、前記着脱構造によって接続されている。
【0021】
本発明による一実施形態よれば、前記弾性ユニットは、自身の厚さ方向での中間接続辺縁を含み、前記サイドカウルカバーと前記中間接続辺縁が、前記着脱構造によって接続されている。
【0022】
本発明による一実施形態よれば、複数の前記弾性ユニットは、上下に重なり合い、最も下方の前記弾性ユニット以外の他の上方の前記弾性ユニットの底部支持層の周縁が、前記中間接続辺縁となる。
【0023】
本発明による一実施形態よれば、前記サイドカウルカバーは、前記弾性クッションの厚さ方向で配置されている複数のサイドカウルベルトを含み、そのうち、隣接する前記サイドカウルベルト同士の間は、前記着脱構造によって接続されており、最も下方の前記サイドカウルベルトと前記底部支持層は、前記着脱構造によって接続されており、最も上方の前記サイドカウルベルトと前記頂面カバーは、前記着脱構造によって接続されている。
【0024】
本発明による一実施形態よれば、前記サイドカウルカバーと前記クッション本体の最も下方の前記クッション層が、前記着脱構造によって接続されている。
【0025】
本発明による一実施形態よれば、前記弾性クッションは、マットレスである。
【0026】
また、本発明は、家具を提供し、前記家具は、以上に記載のいずれの弾性クッションを含む。上記のように、該弾性クッションによって、該家具は、快適さと衛生性が著しく向上され、全体品質が向上された。
【0027】
なお、該家具は、マットレス、ソファー、椅子、ソファベッド、ベンチ等を含むが、これに限定されない。
【0028】
上記の一実施形態で説明された部材又は特徴が他の実施形態で独立的に又は組み合わせて使用されることは、明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図面において、寸法や比例は、実際な製品の寸法や比例に対応していない。図面は、説明のみに用いられ、説明を分かりやすくするために、必要ではない部材又は構成が省略されている。
【
図1】本発明による第一実施形態の弾性クッションを例示的に示している斜視図である。
【
図2】
図1における弾性クッションのカバーの一部を取り除き一つのクッション本体を示す構造模式図である。
【
図3】
図1における弾性クッションのカバーの一部を取り除きもう一つのクッション本体を示す構造模式図である。
【
図4】
図1の弾性クッションのカバーの分解状態図である。
【
図5】本発明による第二実施形態の弾性クッションを例示的に示している斜視図である。
【
図6】
図5における弾性クッションのカバーの一部を取り除き一つのクッション本体を示す構造模式図である。
【
図7】
図5の弾性クッションにおける着脱構造によるサイドカウルカバーと中間接続辺縁との接続の構造模式図である。
【
図8】
図5の弾性クッションにおけるカバーと弾性ユニットの底部支持層の分解状態図である。
【
図9】本発明による第三実施形態の弾性クッションを例示的に示している斜視図である。
【
図10】
図9における弾性クッションのカバーの一部を取り除き一つのクッション本体を示す構造模式図である。
【
図11】
図9の弾性クッションにおけるカバーと弾性ユニットの底部支持層の分解状態図である。
【
図12】本発明による弾性クッションの一つの弾性モジュールを例示的に示している構造模式図である。
【符号の説明】
【0030】
1‐弾性クッション、2-クッション本体、3-弾性ユニット、4-クッション層、5-カバー、6-頂面カバー、7-サイドカウルカバー、8-上方サイドカウルフランジ、9-底面カバー、10-下方サイドカウルフランジ、11-中間支持層、12-上方均衡クッション、13-下方均衡クッション、14-上方取付枠、15-上方弾性モジュール、16-下方取付枠、17-下方弾性モジュール、18-底部支持層、19-弾性モジュール、20-均衡クッション、21-取付枠、22-スペーサークッション、23-中間接続辺縁、24-サイドカウルベルト、25-スプリングサポーター、26-錐形状スプリング。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、図面を参照しながら本発明の弾性ユニット及び弾性クッションを詳細に説明する。ここで、本発明による好適な実施形態のみが説明されており、当業者が、前記好適な実施形態に基づき、本発明を実現可能な他の形態を想起でき、当該他の形態も同様に本発明の範囲に入る。
【0032】
図1は、本発明による一実施形態の弾性クッション1を例示的に示しており、
図5は、本発明による他の一実施形態の弾性クッション1を例示的に示しており、
図9は、本発明によるさらに他の一実施形態の弾性クッション1を例示的に示している。
図1、
図2、
図3、
図5、
図8、
図9と
図10を参照し、本発明が提供した弾性クッション1は、クッション本体2とカバー5を含み、そのうち、クッション本体2は、上下に重なり合う弾性ユニット3と少なくとも一つの交換可能なクッション層4とを含み、カバー5は、クッション本体2を被ることが可能であるように配置されており、そのうち、カバー5は、頂面カバー6と、着脱構造で接続されるサイドカウルカバー7とを含み、着脱構造は、サイドカウルカバー7が着脱可能であることを許容するように配置されており、頂面カバー6は、クッション本体2の頂面を覆い、サイドカウルカバー7は、クッション本体2の側面を覆うようにクッション本体2を囲んでおり、そのうち、サイドカウルカバー7と頂面カバー6が着脱構造によって接続されている。
【0033】
該技術案において、クッション層4が交換可能であり、同時に、サイドカウルカバー7が着脱構造によって接続されており、着脱構造は、クッション層4の交換を許すためにサイドカウルカバー7が着脱可能であることを許容するように配置されているため、このように、消費者は、サイドカウルカバー7を取り外しクリーニングでき、サイドカウルカバー7の着脱より、クッション層4の取り外しを許容し、その後、消費者は、自分の実際なニーズに応じて必要な厚さと硬さのクッション層4を交換するによって、弾性クッション1が必要な厚さと硬さを具備させ、同時に、サイドカウルカバー7の高さを調整することによって、サイドカウルカバー7の高さがクッション層4を交換した弾性クッション1の高さに対応させ、例えば、高さがフィットし且つ清潔なのサイドカウルカバー7を交換し、交換後のサイドカウルカバー7が再び着脱構造によって接続することによって、カバー5がクッション本体2を被り、交換されたサイドカウルカバー7をクリーニングでき、あるいは、サイドカウルカバー7は、折畳と展開可能な折畳可能部を含み、クッション層4を交換した後、該折畳可能部を折畳と又は展開することによってサイドカウルカバー7の高さを対応に調整してもよい。このため、該弾性クッション1では、厚さの異なるクッション層4が高さの異なるサイドカウルカバー7に合わせて、弾性クッション1を、先行技術での厚さと硬さが単一で不変なものから、消費者より自分の好みに応じて自由に組合と調整可能な弾性クッションへ変更でき、そして、着脱が簡便であり、サイドカウルカバー7を取り外すと、弾性クッション1の厚さと硬さを変更するために異なるクッション層4を簡便に交換でき、同一な弾性クッション1で異なる厚さと硬さと弾性を得られる。このように、弾性ユニット3と頂面カバー6を変更しない前提で、異なるクッション層4と高さの異なるサイドカウルカバー7と組み合わせることによって、厚さと硬さが異なる弾性クッション1を簡便に得られ、様々な消費者からの弾性クッション1の厚さや硬さへの個性的なニーズを満たし、弾性クッション1使用の快適さと衛生性を向上できる。
【0034】
また、消費者は、厚さと硬さの異なるクッション層4を単独に購入してもよい。あるいは、該弾性クッション1自身は、アタッチメントとして、異なる厚さと硬さを具備する複数のクッション層4を備えてもよく、もちろん、サイドカウルカバー7の交換が必要な場合に、該弾性クッション1自身は、アタッチメントとして、異なるクッション層4に対応する複数のサイドカウルカバー7を備えてもよい。クッション層4は、異なる硬さを具備する複数層のスポンジ体を含み不織布カバーによって包まれてもよく、複数層スポンジ体は、低硬さスポンジ層、中硬さスポンジ層と高硬さスポンジ層を含んでもよく、硬さの異なる弾性クッション層4を得るために、不織布カバーが、各々のスポンジ層の順番を調整するように開放されてもよい。あるいは、クッション層4は、異なる硬さを具備する複数層のスポンジ体と他の素材層を含んでよく、他の素材層は、ベルベット層又はラテックス層を含んでもよく、ベルベット層が、カモベルベット層又はグースベルベット層を含み、不織布カバーによって包まれてもよく、複数層のスポンジ体は、中硬さスポンジ層と高硬さスポンジ層を含んでもよく、硬さの異なる弾性クッション層を得るために、不織布カバーが、各々のスポンジ層の順番を調整するように開放されてもよい。
【0035】
また、該弾性クッション1では、「サイドカウルカバー7が着脱可能であること」は、多種類の形態を具備してもよく、例えば、サイドカウルカバー7が着脱構造によってクッション本体2に接続されてもよく、例えば、クッション本体2の弾性ユニット3の底部支持層に接続されてもよく、あるいは、サイドカウルカバー7が着脱構造によってクッション本体2の最も下方のクッション層4に接続されてもよく、あるいは、サイドカウルカバー7が着脱構造によってカバー5の他の部分、例えば、後述のような底面カバー9に接続されてもよく、あるいは、サイドカウルカバー7が、後述のような複数のサイドカウルベルトを含み、隣接するサイドカウルベルトが着脱構造によって接続されてもよく、このように、着脱構造は、そのうちの一つのサイドカウルベルト、例えば、中間サイドカウルベルトが取り外されてから残りのサイドカウルベルトが再び着脱構造によって接続されることを許容してもよい。これについて、下記のように詳細に説明される。
【0036】
消費者は、高さの異なるサイドカウルカバー7を単独に購入できる。あるいは、選択可能な実施形態において、サイドカウルカバー7は、弾性クッションの厚さ方向で配置されている複数のサイドカウルベルトを含み、隣接するサイドカウルベルト同士の間が着脱構造によって接続されており、そのうち、少なくとも一つのサイドカウルベルトが取り外されてから、取り外されたサイドカウルベルトの上下接続辺縁に接続されていた二つの隣合接続辺縁は、着脱構造によって接続されることが可能である。このように、クッション層4を交換すると、クッション本体2の高さが相応に変化し、このとき、サイドカウルベルトの数を増減することによって、サイドカウルカバー7の使用がもっと自由になる。
【0037】
また、「取り外されたサイドカウルベルトの上下接続辺縁に接続されていた二つの隣合接続辺縁」における二つの隣合接続辺縁とは、上方のサイドカウルベルトの下縁と下方のサイドカウルベルトの上縁であってもよく、あるいは、頂面カバー6の辺縁と下方のサイドカウルベルトの上縁であってもよく、あるいは、上方のサイドカウルベルトの下縁とクッション本体2の最も下方のクッション層4の接続辺縁であってもよく、あるいは、上方のサイドカウルベルトの下縁とクッション本体2の最も下方の弾性ユニット3の底部支持層の接続辺縁であってもよい。例えば、一実施例において、サイドカウルカバー7は、上方サイドカウルベルトと中間サイドカウルベルトと下方サイドカウルベルトを含み、中間サイドカウルベルトを取り外してから、上方サイドカウルベルトと下方サイドカウルベルトを着脱構造によって接続でき、あるいは、上方サイドカウルベルトを取り外してから、中間サイドカウルベルトと頂面カバー6を着脱構造によって接続でき、あるいは、下方サイドカウルベルトを取り外してから、中間サイドカウルベルトとクッション本体2の最も下方のクッション層4の接続辺縁を着脱構造によって接続でき、あるいは、中間サイドカウルベルトとクッション本体2の最も下方の弾性ユニット3の底部支持層の接続辺縁を着脱構造によって接続できる。
【0038】
また、該弾性クッション1では、頂面カバー6の辺縁は、真っ直ぐに延びてもよく、このように、サイドカウルカバー7が、着脱構造によって弾性クッション1の上側隅辺縁において頂面カバー6の辺縁と接続される。あるいは、
図1乃至
図4を参照して示すように、頂面カバー6の辺縁は、上方サイドカウルフランジ8を形成するように下方へ延びており、サイドカウルカバー7は、着脱構造によって上方サイドカウルフランジと接続されている。このように、上方サイドカウルフランジ8は、クッション本体2の周向側面の一部を被り、これによって、サイドカウルカバー7が着脱構造によって上方サイドカウルフランジ8に接続することが簡便となるだけではなく、頂面カバー6が弾性クッション1の上側隅位置で一体に延びることによって、弾性クッション1の上側隅での平整性と意匠性を向上できる。
【0039】
また、該弾性クッション1では、着脱構造が多種類を具備してもよいが、ちなみに、着脱構造は、サイドカウルカバー7の着脱接続を実現すれば、いずれの種類を採用してもよい。このため、本発明の弾性クッション1では、着脱構造が所定の一種又は複数種まで限定されない。つまり、本発明の弾性クッション1は、以下に説明された幾つかの種類の着脱構造を含むが、これらに限定されない。例えば、着脱構造の一つの種類において、着脱構造がスライドファスナー構造を含み、スライドファスナー構造の一方のファスナーストリンガがサイドカウルカバー7に設置され、スライドファスナー構造の他方のファスナーストリンガとファスナーが取付基礎、例えば、上方サイドカウルフランジ8又はクッション本体2又はカバー5の他の部分に設置されてもよく、このように、スライドファスナー構造によって、厚さと硬さの異なるクッション層4を交換するようにサイドカウルカバー7を簡便に着脱できる。例えば、着脱構造のもう一つの種類において、着脱構造が面ファスナー(HOOK&LOOP)であり、面ファスナーをスナップボタン又は粘着テープと称してもよく、面ファスナーの一方のテープが、サイドカウルカバー7に設置され、面ファスナーの他方のテープが取付基礎、例えば、上方サイドカウルフランジ8又はクッション本体2又はカバー5の他の部分に設置されてもよい。このように、面ファスナーの引張と粘着によって、同様に、厚さと硬さの異なるクッション層4を交換するようにサイドカウルカバー7を簡便に着脱できる。さらに例えば、着脱構造の他の種類では、着脱構造が、スナップ接続又はボタン接続であってもよく、このように、スナップ接続とボタン接続によっても、同様に、厚さと硬さの異なるクッション層4を交換するようにサイドカウルカバー7を簡便に着脱できる。
【0040】
また、該弾性クッションでは、サイドカウルカバー7は、複数の箇所が着脱構造によって接続される必要であるので、各箇所での着脱構造が同一であってもよく、異なってもよい。このため、着脱構造は、スライドファスナー構造、面ファスナー、スナップ接続とボタン接続のうちの少なくとも一方を含み、このように、サイドカウルカバー7の接続箇所に応じて同一な又は異なる着脱構造を選べることによって、サイドカウルカバー7の着脱の簡便性を向上できる。
【0041】
また、該弾性クッション1では、クッション層4は、いずれの箇所で重なり合ってもよく、例えば、クッション層4は、弾性ユニット3の底部で重なり合ってもよく、あるいは、複数の弾性ユニット3との間で重なり合ってもよく、あるいは、
図2乃至
図3、
図6と
図10を参照し、頂面カバー6と弾性ユニット3との間には、クッション層4が設置されており、このように、使用者がクッション層4に直接に接触でき、異なる硬さをさらに感じられ、弾性クッション1の快適さを向上する。
【0042】
また、該弾性クッション1では、弾性ユニット3は、一つであってもよく、あるいは、
図2乃至
図3、
図6と
図10を参照し、弾性ユニット3は、複数であり、上下に重なり合う。このように、重なり合う複数の弾性ユニット3は、弾性クッション1の厚さと快適さを効率的に向上できる。弾性ユニット3は、二つ又は三つであってもよい。
【0043】
また、クッション本体2は、クッション本体の最も下方に位置するクッション層4を含む。このように、最も下方のクッション層4は、弾性クッションが枠、例えば、ベッドフレーム又は地面と柔軟に又は弾性に接触することを実現でき、該弾性クッションの快適さをさらに向上できる。
【0044】
また、隣接する弾性ユニット3同士の間には、スペーサークッション22が設置されている。このように、複数の弾性ユニット3間であるスペーサークッション22は、隣接する弾性ユニット3間の圧力をさらに緩衝でき、快適さをさらに向上する。
【0045】
また、該弾性クッションでは、弾性ユニット3は、多種類を具備してもよく、例えば、弾性ユニット3の一種において、弾性ユニット3は、スプリングユニット又は他の弾性材ユニットと含んでもよく、他の弾性材は、様々な硬さのスポンジ体であってもよく、あるいは、シリコンゲル体であってもよく、あるいは、ゴム体であってもよい。
【0046】
例えば、
図2を参照し、弾性ユニット3の一実施形態において、弾性ユニット3は、中間支持層11と、複数の位置決め孔を備える上方均衡クッション12と、複数の位置決め孔を備える下方均衡クッション13とを含み、そのうち、中間支持層11の上面には、間隔を置いている複数の上方取付枠14、例えば、上方棒形状取付枠が設置されており、中間支持層11の上面には、隣接する上方取付枠14同士の間に接続されている複数の上方弾性モジュール15が設置されており、上方均衡クッション12は、複数の上方弾性モジュール15上に敷設されており、これによって、各々の上方弾性モジュール15の一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって上方均衡クッション12の横方向での各々の上方弾性モジュール15の動きを拘束し、中間支持層11の下面には、間隔を置いている複数の下方取付枠16、例えば、下方棒形状取付枠が設置されており、中間支持層11の下面には、隣接する下方取付枠16同士の間に接続されている複数の下方弾性モジュール17が設置されており、下方均衡クッション13は、複数の下方弾性モジュール17の下方に敷設されており、これによって、各々の下方弾性モジュール17の一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって下方均衡クッション13の横方向での各々の下方弾性モジュール17の動きを拘束する。このように、一つのこのような弾性ユニット3によっても、双層の弾性支持性を実現でき、該弾性クッションの快適さをさらに向上できる。
【0047】
また、選択可能な実施形態において、中間支持層11とサイドカウルカバー7は、着脱構造によって接続されてもよい。例えば、着脱構造がスライドファスナー構造である場合、スライドファスナー構造の一部が中間支持層11の周縁に設置され、スライドファスナー構造の他の一部がサイドカウルカバー7に設置される。
【0048】
また、上方棒形状取付枠と下方棒形状取付枠は、各自の形態によって、例えば、粘着形態あるいは、超音波溶接形態等によって、中間支持層における上面と下面に接続される。あるいは、選択可能な実施形態において、上方棒形状取付枠と下方で対応している下方棒形状取付枠との接続全体性を向上するために、対向し配置されている上方棒形状取付枠と下方棒形状取付枠及び中間支持層は、上方棒形状取付枠と下方棒形状取付枠と中間支持層を通過した接続件(図示せず)によって接続されている。このように、同一な接続件は、上方棒形状取付枠、下方棒形状取付枠と中間支持層を一体に接続し、上方弾性モジュールと下方弾性モジュールをサポートする確実性と全体性をさらに向上した。また、該接続件は、接続ネジであってもよく、例えば、接続ネジは、上方棒形状取付枠に螺入し中間支持層を貫通してから、引き続き、下方棒形状取付枠内に螺入する。選択的には、該接続件は、挿着柱と挿着孔を含んでもよく、中間支持層には、接続孔が形成され、挿着柱が、上方棒形状取付枠と下方棒形状取付枠のいずれ一方に形成されてもよく、挿着孔が、上方棒形状取付枠と下方棒形状取付枠の他方に形成されてもよく、挿着柱は、中間支持層の接続孔を貫通し挿着孔内に挿通し取り付けられることによって、上方棒形状取付枠、下方棒形状取付枠と中間支持層を一体に接続する。必要であれば、挿着柱が熱溶接され、このように、挿着柱が接続孔を貫通してから熱溶接され、その後、挿着孔内に挿通され、挿着柱と挿着孔との接合の確実性を向上できる。
【0049】
また、中間支持層11は、帆布であってもよく、あるいは、キルティング布層であってもよい。
【0050】
上方取付枠14の両側には、それぞれ、係止溝が形成されてもよく、上方弾性モジュール15の一端部の両側には、それぞれ、係止駒が形成されてもよく、係止駒が対応する係止溝内まで滑り込まれ且つ係止されることによって、上方弾性モジュール15を隣接する上方取付枠14同士の間に係止させることができる。同様に、下方取付枠16の両側には、それぞれ、係止溝が形成されてもよく、下方弾性モジュール17の一端部の両側には、それぞれ、係止駒が形成されてもよく、係止駒が対応する係止溝内まで滑り込まれ且つ係止されることによって、下方弾性モジュール17を隣接する下方取付枠16同士の間に係止させることができる。上方取付枠14と下方取付枠16は、棒形状枠であってもよく、対応的に、係止溝が、棒形状係止溝であってもよい。
【0051】
また、
図2を参照し、下方均衡クッション13と底面カバー9との間には、クッション層4が設置されており、このように、複数の下方弾性モジュール17が枠、例えば、ベッドフレーム又は地面と柔軟に又は弾性に接触することを実現でき、該弾性クッションの快適さをさらに向上できる。
【0052】
また、上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17は、等径柱体であってもよく、例えば、円柱体又は方柱体であってもよい。あるいは、
図2を参照して示すように、上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17は、円錐台形状であり、そのうち、上方弾性モジュール15の大端部が、上方取付枠14に接続されており、上方弾性モジュール15の小端部が、上向きになり、下方弾性モジュール17の大端部が、下方取付枠16に接続されており、下方弾性モジュール17の小端部が下向きになり、下方均衡クッション13の各々の位置決め孔内に位置決めされてもよい。このように、円錐台形状の弾性モジュールは、もっと安定な弾性性能を提供でき、同時に、下方均衡クッション13は、複数の下方弾性モジュール17の小端部を一緒に拘束するとともに横方向での下方弾性モジュール17の動きを制限でき、安定性を向上した。
【0053】
また、上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17は、多種類を具備してもよく、例えば、上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17は、柱状弾性ブロックであってもよく、例えば、ゴムブロックであり、あるいは、円筒形又は錐筒形のゴム筒であってもよい。あるいは、
図12を参照し、上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17は、それぞれ、スプリングサポーター25と、スプリングサポーター25内に設置されている錐形状スプリング26を含み、スプリングサポーター25は、台座と、天蓋と、台座と天蓋との間に接続されているフレキシブルバーとを含み、錐形状スプリング26の大径端部が、台座に接続されており、錐形状スプリング26の小径端部が、天蓋に接続されており、錐形状スプリング26の外周面輪郭が、フレキシブルバーに接触し、そして、錐形状スプリング26は、スプリングサポーター25内において事前圧縮状態である。中間支持層11は、上方取付枠14と下方取付枠16が一緒に巻き取られ収納されるように巻取可能であり、このように、台座での係止駒は、上方取付枠14と下方取付枠16の対応する係止溝内まで滑り込み係止することによって、上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17を、巻取可能な中間支持層11の上方取付枠14と下方取付枠16に取り外し可能に取り付ける。取り外す必要なとき、上方均衡クッション12と下方均衡クッション13を取り外してから、各々の上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17を取り外し順に積み重ねてネスト化し、これによって、中間支持層11が、上方取付枠14と下方取付枠16を連れて巻き取られて収納され、このため、該弾性ユニット3は、取り外しに簡便であり、且つ、取り外された上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17が圧縮され又は入れ子になるようにスタックされ、収納と運送のスペースを極に節約し、洗濯しやすい。
【0054】
例えば、
図3を参照し、弾性ユニット3の他の一実施形態において、弾性ユニット3は、底部支持層18と、複数の弾性モジュール19と、位置決め孔を備える均衡クッション20とを含み、そのうち、底部支持層18の上面には、間隔を置いている複数の取付枠21が設置されており、複数の前記弾性モジュール19は、隣接する取付枠21間に接続されており、均衡クッション20は、複数の弾性モジュール19上に敷設されており、これによって、各々の弾性モジュール19の一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって均衡クッション20の横方向での各々の弾性モジュール19の動きを拘束し、そのうち、複数の弾性ユニット3は、上下に重なり合うとともに、隣接する弾性ユニット3同士の間には、スペーサークッション22が設置されている。このように、均衡クッション20は、横方向での弾性モジュールの動きを拘束できるだけではなく、弾性クッションの速やかな復元にも簡便であり、弾性クッションが良いサポート性能を備え、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性、復元性とサポート性能を効率的に向上でき、該弾性クッションがもっと良い快適さ、サポート性能と衛生性を具備する。また、複数の弾性ユニット3間であるスペーサークッション22は、隣接する弾性ユニット3間の圧力をさらに緩衝でき、快適さをさらに向上できる。また、該弾性モジュール19は、上記の上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17と同一な構造を具備してもよい。重複を避けるために、ここで説明を重複しなく、例えば、弾性モジュール19の台座での係止駒は、取付枠21の対応する係止溝内まで滑り込み係止することによって、弾性モジュール19を、巻取可能な底部支持層18の取付枠21に取り外し可能に取り付けてもよく、弾性モジュール19が取り外されてから圧縮され又は入れ子になるようにスタックされてもよく、底部支持層18が、取付枠21を連れて巻き取られて収納されてもよい。底部支持層18は、帆布であってもよく、あるいは、キルティング布層であってもよい。
【0055】
図1乃至
図4は、該弾性クッション1の第一実施形態を示し、該弾性クッション1が以上に記載されたいずれの特徴を含む以外、
図4を参照し、該弾性クッション1のカバー5は、底面カバー9を含み、クッション本体2は、底面カバー9がクッション本体2の底面を覆うように底面カバー9上に置かれており、サイドカウルカバー7の上縁は、着脱構造によって頂面カバー6の辺縁と接続されており、サイドカウルカバー7の下縁は、着脱構造によって底面カバー9の辺縁と接続されている。このように、カバー5は、クッション本体2を全体に包むことによって、該弾性クッション1の全体性を向上し、同時に、底面カバー9が、クッション本体2の下面を保護し、クッション本体2の摩損又は汚染を回避でき、このように、摩損又は洗濯より底面カバー9を交換する必要なとき、底面カバー9のみを交換すればよく、また、該弾性クッション1の全体意匠性も向上できる。
【0056】
また、該弾性クッション1では、底面カバー9の辺縁は、真っ直ぐに延びてもよく、このように、サイドカウルカバー7が、着脱構造によって弾性クッション1の下側隅辺縁において底面カバー9の辺縁と接続される。あるいは、
図1乃至
図4を参照して示すように、底面カバー9の辺縁は、下方サイドカウルフランジ10を形成するように上方へ延びており、サイドカウルカバー7は、着脱構造によって下方サイドカウルフランジ10と接続されている。このように、下方サイドカウルフランジ10は、クッション本体2の周向側面の一部を被り、これによって、サイドカウルカバー7が着脱構造によって下方サイドカウルフランジ10に接続することが簡便となるだけではなく、底面カバー9が弾性クッション1の下側隅位置で一体に延びることによって、弾性クッション1の下側隅での平整性と意匠性を向上できる。
【0057】
また、該弾性クッションでは、
図3を参照し、弾性ユニット3と底面カバー9との間には、クッション層4が設置されなくてもよい。あるいは、消費者は、自分のニーズに応じて、
図2を参照し、底面カバー9と弾性ユニット3との間にクッション層4を設置してもよく、このように、弾性クッションが枠、例えば、ベッドフレーム又は地面と柔軟に又は弾性に接触することを実現でき、該弾性クッションの快適さをさらに向上できる。
【0058】
図5乃至
図8は、該弾性クッション1の第二実施形態を示し、
図5乃至
図8を参照し、弾性ユニット3は、底部支持層18を含み、サイドカウルカバー7と底部支持層18が、着脱構造によって接続される。弾性クッション1の当該実施形態において、弾性ユニット3の底部支持層18を十分に利用することによってサイドカウルカバー7を接続でき、例えば、弾性ユニット3が一つであるとき、サイドカウルカバー7が、着脱構造によって該一つの弾性ユニット3の下方隅辺縁に接続されてもよく、あるいは、弾性ユニット3が複数であり且つ上下に重なり合うとき、サイドカウルカバー7が、着脱構造によって最も下方の弾性ユニット3の下方隅辺縁に接続されてもよい。このとき、サイドカウルカバー7が底部支持層18に接続されているため、このように、サイドカウルカバー7は、底部支持層18の周縁で底部支持層18を拘束でき、底部支持層18の全体性を向上できる。
【0059】
また、
図6と
図7を参照し、弾性ユニット3は、自身の厚さ方向での中間接続辺縁23を含み、サイドカウルカバー7と中間接続辺縁23が、着脱構造によって接続される。このように、サイドカウルカバー7と中間接続辺縁23との接続によって、弾性ユニット3自身の全体性と安定性をさらに向上できる。
【0060】
例えば、弾性ユニット3が一つであり且つ高さが比較的に大きいとき、中間接続辺縁23は、該弾性ユニット3の中上部の位置に形成された環状の帆布フランジであってもよく、このように、サイドカウルカバー7と該環状の帆布フランジが、着脱構造によって接続されてもよい。
【0061】
さらに例えば、
図6、
図7と
図8を参照し、複数の弾性ユニット3は、上下に重なり合い、最も下方の弾性ユニット3以外の他の上方の弾性ユニット3の底部支持層18の周縁が中間接続辺縁23となり、このとき、サイドカウルカバー7が各々の弾性ユニット3に接続されており、各々の弾性ユニット3自身の全体性と安定性をさらに向上でき、同時に、サイドカウルカバー7が複数の弾性ユニット3を一体に接続され、弾性クッション全体の安定性をさらに向上した。例えば、
図8において、弾性ユニット3が二つであり、上方の弾性ユニット3の底部支持層18の周縁が中間接続辺縁23となり、このとき、サイドカウルカバー7の底部が、着脱構造、例えば、スライドファスナー構造によって、下方の弾性ユニット3の底部支持層18に接続され、同時に、サイドカウルカバー7の他の位置、例えば、約中部の位置も、着脱構造、例えば、スライドファスナー構造によって、上方の弾性ユニット3の底部支持層18の周縁に接続されており、これによって、上方の弾性ユニット3の全体性と安定性をさらに向上でき、同時に、二つの弾性ユニット3を含む弾性クッション全体の安定性を向上できる。
【0062】
また、
図5乃至
図8に示された該弾性クッション1では、弾性ユニット3は、多種類を具備してもよく、例えば、弾性ユニット3は、スプリングユニット又は他の弾性材ユニットと含んでもよく、他の弾性材は、様々な硬さのスポンジ体であってもよく、あるいは、シリコンゲル体であってもよく、あるいは、ゴム体であってもよい。
【0063】
例えば、
図6に示す弾性ユニット3を参照し、
図6に示す弾性ユニット3が、
図3に示す弾性ユニット3と同一な構造を具備し、このため、ここで、
図3と組み合わせて
図6の弾性ユニット3を説明する。
図3と
図6を参照し、それぞれの弾性ユニット3は、複数の弾性モジュール19と、位置決め孔を備える均衡クッション20とを含み、そのうち、それぞれの弾性モジュール19の底部支持層18の上面には、間隔を置いている複数の取付枠21が設置されており、複数の弾性モジュール19は、隣接する取付枠21間に接続されており、均衡クッション20は、複数の弾性モジュール19上に敷設されており、これによって、各々の弾性モジュール19の一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって均衡クッション20の横方向での各々の弾性モジュール19の動きを拘束し、そのうち、隣接する弾性ユニット3同士の間には、スペーサークッション22が設置されている。このように、均衡クッション20は、横方向での弾性モジュールの動きを拘束できるだけではなく、弾性クッションの速やかな復元にも簡便であり、弾性クッションが良いサポート性能を備え、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性、復元性とサポート性能を効率的に向上でき、弾性クッションがもっと良い快適さ、サポート性能と衛生性を具備するようになる。また、複数の弾性ユニット3間であるスペーサークッション22は、隣接する弾性ユニット3間の圧力をさらに緩衝でき、快適さをさらに向上できる。また、該弾性モジュール19は、上記の上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17と同一な構造を具備してもよい。重複を避けるために、ここで説明を重複しなく、例えば、弾性モジュール19の台座での係止駒は、取付枠21の対応する係止溝内まで滑り込み係止することによって、弾性モジュール19を、巻取可能な底部支持層18の取付枠21に取り外し可能に取り付けてもよく、弾性モジュール19が取り外されてから圧縮され又は入れ子になるようにスタックされてもよく、底部支持層18が、取付枠21を連れて巻き取られて収納されてもよい。
【0064】
また、
図8を参照し、該サイドカウルカバー7は、比較的に大きい厚さを具備してもよいため、該サイドカウルカバー7の外周面の約中部の位置には、装飾リングが配置されてもよく、これによって、サイドカウルカバー7の意匠性を向上できる。
【0065】
図9乃至
図11は、該弾性クッション1の第三実施形態を示し、
図9乃至
図11を参照し、サイドカウルカバー7は、弾性クッションの厚さ方向で配置されている複数のサイドカウルベルト24を含み、例えば、
図11に示すように、二つのサイドカウルベルト24を含み、あるいは、他の数、例えば、三つ又は四つのサイドカウルベルト24を含んでもよく、そのうち、隣接するサイドカウルベルト24同士の間は、着脱構造によって接続されており、最も下方のサイドカウルベルト24と底部支持層18は、着脱構造によって接続されており、最も上方のサイドカウルベルト24と頂面カバー6は、着脱構造によって接続されている。このように、サイドカウルカバー7を複数のサイドカウルベルト24に分割したので、このように、クッション層4を交換すると、クッション本体2の高さが相応に変化し、このとき、サイドカウルベルト24の数を増減することによって、サイドカウルベルト7の使用に柔軟性がもっと備える。
【0066】
また、
図9乃至
図11に示す該弾性クッション1では、弾性ユニット3は、多種類を具備してもよく、例えば、弾性ユニット3は、スプリングユニット又は他の弾性材ユニットと含んでもよく、他の弾性材は、様々な硬さのスポンジ体であってもよく、あるいは、シリコンゲル体であってもよく、あるいは、ゴム体であってもよい。
【0067】
例えば、
図9に示す弾性ユニット3を参照し、
図9に示す弾性ユニット3が、
図3に示す弾性ユニット3と同一な構造を具備し、このため、ここで、
図3と組み合わせて
図9の弾性ユニット3を説明する。
図3と
図9を参照し、弾性ユニット3は、複数であり且つ上下に重なり合い、それぞれの弾性ユニット3は、複数の弾性モジュール19と、位置決め孔を備える均衡クッション20とを含み、そのうち、複数の弾性モジュール19の底部支持層18の上面には、間隔を置いている複数の取付枠21が設置されており、複数の弾性モジュール19は、隣接する取付枠21間に接続されており、均衡クッション20は、複数の弾性モジュール19上に敷設されており、これによって、各々の弾性モジュール19の一部が各自の対応する位置決め孔内に入り込むことによって均衡クッション20の横方向での各々の弾性モジュール19の動きを拘束し、そのうち、隣接する弾性ユニット3同士の間には、スペーサークッション22が設置されている。このように、均衡クッション20は、横方向での弾性モジュールの動きを拘束できるだけではなく、弾性クッションの速やかな復元にも簡便であり、弾性クッションが良いサポート性能を備え、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性、復元性とサポート性能を効率的に向上でき、弾性クッションがもっと良い快適さ、サポート性能と衛生性を具備するようになる。また、複数の弾性ユニット3間であるスペーサークッション22は、隣接する弾性ユニット3間の圧力をさらに緩衝でき、快適さをさらに向上できる。また、該弾性モジュール19は、上記の上方弾性モジュール15と下方弾性モジュール17と同一な構造を具備してもよい。重複を避けるために、ここで説明を重複しなく、例えば、弾性モジュール19の台座での係止駒は、取付枠21の対応する係止溝内まで滑り込み係止することによって、弾性モジュール19を、巻取可能な底部支持層18の取付枠21に取り外し可能に取り付けてもよく、弾性モジュール19が取り外されてから圧縮され又は入れ子になるようにスタックされてもよく、底部支持層18が、取付枠21を連れて巻き取られて収納されてもよい。
【0068】
また、該弾性クッション1の一実施形態において、サイドカウルカバー7とクッション本体2の最も下方のクッション層4が着脱構造によって接続されている。このとき、最も下方のクッション層4は、接続辺縁を備えてもよく、サイドカウルカバー7の下縁、例えば、最も下方の一つのサイドカウルベルト24の下縁が、該接続辺縁に接続されてもよい。
【0069】
なお、本発明の弾性クッションは、マットレス、ソファークッション又は椅子クッションとして使用されてもよい。
【0070】
また、本発明は、家具を提供し、前記家具は、以上に記載されたいずれの弾性クッション1を含む。上記のように、該弾性クッションによって、該家具の快適さと衛生性が著しく向上され、全体品質が向上された。
【0071】
なお、該家具は、ベッド、ソファー、椅子、ソファベッド、ベンチ等を含むが、これらに限定されない。
【0072】
本発明の保護範囲は、特許請求の範囲のみより決められている。当業者は、本発明の教示に基づき、本発明に開示された構造の代替構造を代替案として実現できることや、本発明に開示された実施形態を組み合わせて新たな実施形態を生み出すことや、これらが同様に添付されたクレームの範囲に入ることを簡便に認識できる。
【国際調査報告】