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特表2024-529855周波数ホッピング方法、装置、ユーザイクイップメント、基地局及び記憶媒体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-14
(54)【発明の名称】周波数ホッピング方法、装置、ユーザイクイップメント、基地局及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/044 20230101AFI20240806BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20240806BHJP
   H04W 72/23 20230101ALI20240806BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20240806BHJP
【FI】
H04W72/044 110
H04W72/0453
H04W72/23
H04W72/0446
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024500404
(86)(22)【出願日】2021-07-08
(85)【翻訳文提出日】2024-01-10
(86)【国際出願番号】 CN2021105342
(87)【国際公開番号】W WO2023279348
(87)【国際公開日】2023-01-12
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】チャオ,シュエメイ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE72
5K067HH22
(57)【要約】
本開示は周波数ホッピング方法、装置、ユーザイクイップメント、基地局及び記憶媒体を提案し、通信技術分野に属する。この方法は、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、前記基地局によって割り当てられたspecial slotスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得するステップと、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定するステップと、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わないステップと、を含む。本開示の実施例によって提供される方法は、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
周波数ホッピング方法であって、前記方法はユーザイクイップメント(UE)によって実行され、
基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得するステップと、
前記基地局によって割り当てられたスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得するステップと、
アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップと、
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップと、を含む、
ことを特徴とする周波数ホッピング方法。
【請求項2】
前記スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップは、
スロットフォーマット指示子(SFI)動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングに基づいて、前記スペシャルスロットから使用不可能なシンボルを決定するステップと、
前記使用可能なシンボルが前記スペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定するステップと、を含み、
前記使用不可能なシンボルは、
ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、
ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、
同期信号ブロック(SSB)を伝送するためのシンボルと、
パブリック検索スペース(CSS)に割り当てられたシンボルと、
キャンセル指示(CI)によって占有されるシンボルと、
現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項3】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項4】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項5】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項6】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための前記命令を取得するステップと、
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項7】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップの後、前記方法は、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1の復調基準信号(DMRS)シンボルオフセット値を決定するステップと、
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項8】
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号と各第1のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第1の合計値を取得するステップと、
前記DMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第1の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項9】
前記パラメータは、
タイプ(type) Aとtype Bとを含む物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)マッピングタイプと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、
追加のDMRS位置(DMRS-Additional Position)と、
DMRSポート数と、
スロット内周波数ホッピングを開始するか否かことと、
タイプAの前置DMRS位置(DMRS-type A Position)と、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項10】
前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットのいずれか1つのホップの周波数領域位置と同じである、
ことを特徴とする請求項3~9のいずれかに記載の周波数ホッピング方法。
【請求項11】
前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットの2番目のホップの周波数領域位置と同じである、
ことを特徴とする請求項10に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項12】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項13】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項14】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項15】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための前記命令が取得された後、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項16】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記スペシャルスロット内の1番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置であると決定するステップと、
前記1番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップであって、floor関数は小数点以下を切り捨てる関数であるステップと、
前記スペシャルスロット内の2番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)であると決定するステップと、
前記2番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)+前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数-floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項12~15のいずれかに記載の周波数ホッピング方法。
【請求項17】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップの後、前記方法は、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項18】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得するステップと、
前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得するステップと、
前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項17に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項19】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得するステップと、
前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第3のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第3のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得するステップと、
前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項17に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項20】
前記パラメータは、
type Aとtype Bとを含むPUSCHマッピングタイプと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、
DMRS-Additional Positionと、
DMRSポート数と、
DMRS-type A Positionと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項17に周波数ホッピング方法。
【請求項21】
前記基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、前記type Aのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、前記type Bのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項20に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項22】
周波数ホッピング方法であって、前記方法は基地局によって実行され、
スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をユーザイクイップメント(UE)に対して設定するステップと、
パラメータを決定し、前記パラメータに基づいて、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定するステップと、
アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップと、
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップと、を含む、
ことを特徴とする周波数ホッピング方法。
【請求項23】
前記スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップは、
前記スペシャルスロットから使用不可能なシンボルを決定するステップと、
前記使用可能なシンボルが前記スペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定するステップと、を含み、
前記使用不可能なシンボルは、
ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、
ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、
同期信号ブロック(SSB)を伝送するためのシンボルと、
CSSに割り当てられたシンボルと、
CIによって占有されるシンボルと、
現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項22に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項24】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項25】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項26】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項27】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
スロット内周波数ホッピングを行うと決定するステップと、
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項28】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップの後、前記方法は、
前記パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項29】
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号と各第1のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第1の合計値を取得するステップと、
前記DMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第1の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項28に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項30】
前記パラメータは、
type Aとtype Bとを含むPUSCHマッピングタイプと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、
DMRS-Additional Positionと、
DMRSポート数と、
DMRS-type A Positionと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項28に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項31】
前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットのいずれか1つのホップの周波数領域位置と同じである、
ことを特徴とする請求項22~30のいずれかに記載の周波数ホッピング方法。
【請求項32】
前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットの2番目のホップの周波数領域位置と同じである、
ことを特徴とする請求項31に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項33】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項34】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースに基づいて、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項35】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースに基づいて、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項36】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための前記命令が取得された後、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップを含む、
ことを特徴とする請求項23に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項37】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記スペシャルスロット内の1番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置であると決定し、前記1番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップであって、floor関数は小数点以下を切り捨てる関数であるステップと、
前記スペシャルスロット内の2番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)であると決定し、前記2番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)+前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数-floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項33~36のいずれかに記載の周波数ホッピング方法。
【請求項38】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップの後、前記方法は、
前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項37に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項39】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータと2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項38に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項40】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータと2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
前記パラメータと1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第3のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第3のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項38に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項41】
前記パラメータは、
type Aとtype Bとを含むPUSCHマッピングタイプと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、
DMRS-Additional Positionと、
DMRSポート数と、
DMRS-type A Positionと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項38に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項42】
前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、前記type Aのマッピングルールに従って、前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、前記type Bのマッピングルールに従って、前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項41に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項43】
前記方法は、
UEに対してパラメータを設定及び/又は指示するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項28又は38に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項44】
前記方法は、
SFI動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングを前記UEに送信するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項22に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項45】
周波数ホッピング装置であって、
基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、前記基地局によって割り当てられたスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得するための送受信モジュールと、
アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないための処理モジュールと、を含む、
ことを特徴とする周波数ホッピング装置。
【請求項46】
周波数ホッピング装置であって、
スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、前記パラメータに基づいて、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定するための処理モジュールを含み、
前記処理モジュールがさらに、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わない、
ことを特徴とする周波数ホッピング装置。
【請求項47】
通信装置であって、前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、前記装置に請求項1~21のいずれかに記載の方法を実行させる、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項48】
通信装置であって、前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、前記装置に請求項22~44のいずれかに記載の方法を実行させる、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項49】
通信装置であって、プロセッサとインターフェース回路とを含み、
前記インターフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、
前記プロセッサは、請求項1~21のいずれかに記載の方法を実行するように、前記コード命令を実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項50】
通信装置であって、プロセッサとインターフェース回路とを含み、
前記インターフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、
前記プロセッサは、請求項22~44のいずれかに記載の方法を実行するように、前記コード命令を実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項51】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令が実行される場合、請求項1~21のいずれかに記載の方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項52】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令が実行される場合、請求項22~44のいずれかに記載の方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は通信技術分野に関し、特に周波数ホッピング方法、装置、ユーザイクイップメント、基地局及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
通信システムでは、アップリンクスロットリソースが少ない場合、伝送遅延を低減し、符号化効率を向上させるために、一般的に、基地局によって割り当てられたspecial slot(スペシャルスロット)のアップリンクシンボルリソースを使用してアップリンクTBoMS(Transmission Block processing over multi-slots transmission、マルチスロット伝送での伝送ブロック処理)伝送を行う。また、通常のスロットでのアップリンクTBoMS伝送ではスロット内周波数ホッピングを開始する場合、special slotでのアップリンクTBoMS伝送でスロット内周波数ホッピングを開始する必要がある。ここで、special slotでのアップリンクTBoMS伝送でスロット内周波数ホッピングを開始する場合、special slot内の各ホップのシンボル位置を決定する必要がある。
【0003】
関連技術では、スペシャルスロットの各ホップのシンボル位置を、通常のスロットの各ホップのシンボル位置と同じにする。しかしながら、通常の状況では、special slotのアップリンクシンボルリソースにおける位置が前の部分シンボルは使用不可能なシンボル(例えばダウンリンクシンボル又はアップリンクダウンリンク切り替えのためのガードシンボルなど)である可能性がある。これに基づいて、関連技術の方法によってspecial slotの各ホップのシンボル位置を決定すると、special slotの1番目のホップにおける使用不可能なシンボルの数が多くなり、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送ができなくなり、リソースが無駄になる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、関連技術における周波数ホッピング方法がリソースの無駄を招きやすいという技術的問題を解決するために、周波数ホッピング方法、装置、ユーザイクイップメント、基地局及び記憶媒体を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様の実施例によって提案される周波数ホッピング方法は、UEによって実行され、基地局によって設定(configure)された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得するステップと、前記基地局によって割り当てられたスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得するステップと、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップと、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップと、を含む。
【0006】
本開示の別の態様の実施例によって提案される周波数ホッピング方法は、基地局によって実行され、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定するステップと、パラメータを決定し、前記パラメータに基づいて、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定するステップと、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップと、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップと、を含む。
【0007】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案される周波数ホッピング装置は、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、前記基地局によって割り当てられたスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得するための送受信モジュールと、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないための処理モジュールと、を含む。
【0008】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案される周波数ホッピング装置は、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、前記パラメータに基づいて、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定するための処理モジュールを含み、前記処理モジュールが、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0009】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案される通信装置は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサは前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、前記装置に上記の一態様の実施例によって提案される方法を実行させる。
【0010】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案される通信装置は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサは前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、前記装置に上記の別の態様の実施例によって提案される方法を実行させる。
【0011】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案される通信装置は、プロセッサとインターフェース回路とを含み、前記インターフェース回路はコード命令を受信して前記プロセッサに伝送するために使用され、前記プロセッサは、上記の一態様に記載の方法を実行するように、前記コード命令を実行するために使用される。
【0012】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案される通信装置は、プロセッサとインターフェース回路とを含み、前記インターフェース回路はコード命令を受信して前記プロセッサに伝送するために使用され、前記プロセッサは、上記の別の態様に記載の方法を実行するように、前記コード命令を実行するために使用される。
【0013】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案されるコンピュータ記憶媒体は、命令が記憶されており、前記命令が実行される場合、一態様の実施例に記載の方法が実現される。
【0014】
本開示のさらなる態様の実施例によって提案されるコンピュータ記憶媒体は、命令が記憶されており、前記命令が実行される場合、別の態様の実施例に記載の方法が実現される。
【0015】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法、装置、ユーザイクイップメント、基地局及び記憶媒体では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保し、符号化ゲインを向上させることができる。
【0016】
本開示の追加的な態様および利点は、以下の説明の中で一部与えられ、一部は以下の説明から明らかになるか、または本開示の実践を通して理解される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本開示の上記および/または付加的な態様および利点は、以下の図面と関連して実施例の説明から明らかになり、容易に理解できる。
図1】本開示の一実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図2】本開示の別の実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図3】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図4】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図5】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図6】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図7】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図8】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図9】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図10】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図11】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図12】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図13】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図14】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図15】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図16】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図17】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図18】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図19】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図20】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図21】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図22】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図23】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図24】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図25】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図26】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図27】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図28】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図29】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図30】本開示のさらなる実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートである。
図31】本開示の一実施例によって提供される周波数ホッピング装置の概略構成図である。
図32】本開示の別の実施例によって提供される周波数ホッピング装置の概略構成図である。
図33】本開示の一実施例によって提供されるユーザイクイップメントのブロック図である。
図34】本開示の一実施例によって提供される基地局のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
ここで、例示的な実施例を説明し、その例は図面に示される。以下の説明は図面に関連する場合、特に表示がない限り、異なる図面における同じ数字は同じ又は類似する要素を表す。以下の例示的な実施例で説明される実施形態は、本開示の実施例と一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲で詳しく説明された、本開示の実施例の一部の態様と一致する装置と方法の例に過ぎない。
【0019】
本開示の実施例で使用される用語は、特定の実施例を説明するための目的であり、本開示の実施例を限定するものではない。文脈では他の意味がはっきりと示されていない限り、本開示の実施例と添付の特許請求の範囲で使用される単数型の「一種」と「該」も複数型を含む。なお、本明細書で使用される「及び/又は」という用語は、関連し且つ列挙された1つ又は複数の項目の任意又はすべての可能な組み合わせを指し且つ含む。
【0020】
なお、本開示の実施例では、第1の、第2、第3などの用語で様々な情報を説明する可能性があるが、これらの情報はこれらの用語に限定すべきではないことを理解されたい。これらの用語は、同一のタイプの情報を互いに区別することだけに使用される。例えば、本開示の実施例の範囲から逸脱しない限り、第1の情報は第2情報と呼ぶこともでき、同様に、第2情報は第1の情報と呼ぶこともできる。コンテクストによると、ここで使用される「の場合」という用語は、「……時」又は「……すると」又は「決定することに応答する」として解釈することができる。
【0021】
以下に本開示の実施例を詳細に説明し、その実施例の例を図面に示す。ここで、最初から最後まで同一または類似の符号は同一または類似の要素を示す。以下に添付の図面を参照して説明する実施形態は例示的なものであり、本開示を説明するためのものであり、本開示を制限するものと理解することはできない。
【0022】
ここで、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0023】
以下、図面を参照して、本開示によって提供される周波数ホッピング方法、装置、ユーザイクイップメント、基地局及び記憶媒体を詳しく説明する。
【0024】
図1は本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUE(User Equipment、ユーザイクイップメント)によって実行され、図1に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0025】
ステップ101において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slot(スペシャルスロット)におけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得する。
【0026】
ここで、本開示の一実施例では、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースは、special slotにおけるアップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースであってもよい。また、本開示の一実施例では、アップリンクTBoMS伝送ためのこのシンボルリソースは、開始シンボル位置Sとシンボル長さLとを含んでもよく、アップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースは具体的にはspecial slotにおいてシンボル位置が[S,S+L-1]の間に位置するシンボルであってもよい。
【0027】
また、なお、本開示の一実施例では、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel、物理アップリンク共有チャネル)マッピングタイプ(mapping type)が異なる場合、当該開始シンボルの位置及びシンボル長さは異なる可能性もある。
【0028】
具体的には、本開示の一実施例では、PUSCH mapping typeがtype Aである場合、プロトコルは、開始シンボル位置Sが0番目のシンボルの位置であるべきであり、すなわちS=symbol#0であり、シンボル長さLが[4,14]の間であってもよく、すなわちL∈[4,14]で、かつ4≦S+L≦14であってもよいことを規定する。例示的に、PUSCH mapping typeがtype Aである場合、開始シンボル位置Sがsymbol#0であり、シンボル長さが5であり得ると仮定すると、基地局によって割り当てられたアップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースが、special slotのsymbol#0~symbol#5であると決定することができる。
【0029】
本開示の別の実施例では、PUSCH mapping typeがtype Bである場合、プロトコルは、開始シンボル位置S∈[symbol#0,symbol#13]で、シンボル長さLが[1,14]の間であってもよく、すなわちL∈[1,14]で、かつ1≦S+L≦14であってもよいことを規定する。例示的に、PUSCH mapping typeがtype Bである場合、開始シンボル位置Sがsymbol#2であり得、シンボル長さが5であり得ると仮定すると、基地局によって割り当てられたアップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースが、special slotのsymbol#2~symbol#7であると決定することができる。
【0030】
なお、本開示の一実施例では、当該アップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースは、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいてUEによって決定されてもよい。ここで、パラメータに基づいてシンボルリソースを決定する具体的な方法は後続の実施例で詳しく説明する。
【0031】
ステップ102において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0032】
ここで、本開示の一実施例では、special slot内の使用可能なシンボルを決定する方法は、基地局から送信されたSFI(slot format indication、スロットフォーマット指示子)動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリング及び/又は他の動的指示シグナリング及び/又は他のRRC設定シグナリングに基づいて、special slotから使用不可能なシンボルを決定し、使用可能なシンボルがスペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定するを含むことができる。
【0033】
本開示の一実施例では、当該使用不可能なシンボルは、ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、SSB(Synchronization Signal Block、同期信号ブロック)を伝送するためのシンボルと、CSS(Common Search Space、パブリック検索スペース)(例えばCSS#0)に割り当てられたシンボルと、CI(Cancel Indication、キャンセル指示)によって占有されるシンボルと、現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルと、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0034】
本開示の一実施例では、special slotのあるシンボルが上記のいずれか1つの状況を満たしている場合、このシンボルが使用不可能なシンボルであると決定する。
【0035】
なお、本開示の一実施例では、上記ステップ101における基地局によって割り当てられた時間領域リソースには使用不可能なシンボルが含まれている可能性がある。本開示の別の実施例では、上記ステップ101における基地局によって割り当てられた時間領域リソースには使用不可能なシンボルが含まれていない可能性もある。
【0036】
また、本開示の一実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、シンボルリソース内の使用可能なシンボルのみでスロット内周波数ホッピングを行ってもよい。本開示の別の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよい。
【0037】
なお、本開示の一実施例では、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない場合、このspecial slotの周波数領域位置はアップリンクスロットのいずれか1つのホップの周波数領域位置と同じである。例示的に、本開示の一実施例では、special slotの周波数領域位置はアップリンクスロットの2番目のホップの周波数領域位置と同じであってもよい。
【0038】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0039】
図2は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図2に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0040】
ステップ201において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0041】
ここで、本開示の一実施例では、主に周波数ホッピングフラグビット、周波数領域リソース割り当てタイプ(type 1)、周波数ホッピングタイプ設定によって、スロット内周波数ホッピングを行うか否かを決定する。
【0042】
ここで、周波数ホッピングタイプはRRC上位層パラメータfrequency Hoppingによって設定され、intra-slot FHとinter-slot FHに設定されてもよく、または当該パラメータが存在せず、存在しない場合、スロット内周波数ホッピングを開始しなく、周波数領域リソース割り当てタイプはRRC上位層シグナリングによって {type 1, type 2,動的ハンドオーバ}に設定されてもよく、ここでtype 1は連続的な周波数領域リソース割り当て方式であり、type 2は不連続な周波数領域リソース割り当て方式であり、動的ハンドオーバに設定された場合、DCI動的シグナリングの指示に基づいてtype 1であるかtype 2であるかを決定し、ここで、type 1に設定または指示された場合にのみ、スロット内周波数ホッピングを開始し、周波数ホッピングフラグビットはDCIシグナリングの1ビットによって動的に指示され、「1」はスロット内周波数ホッピングを行うことができることを表し、「0」はスロット内周波数ホッピングを行うことができないことを表す。
【0043】
ここで、本開示の一実施例では、上記パラメータは、type Aとtype Bとを含むPUSCHマッピングタイプと、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、special slotにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0044】
以下、UEが基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得する具体的な方法について詳しく説明する。
【0045】
本開示の一実施例では、パラメータの「PUSCHマッピングタイプ、またはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ、またはspecial slotにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置」の取得方法は、基地局から送信された上位層シグナリング及び基地局の動的指示によって取得することを含むことができる。
【0046】
具体的には、本開示の一実施例では、基地局から送信された上位層シグナリング及び基地局の動的指示によってPUSCHマッピングタイプ、またはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ、またはspecial slotにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置を取得する方法は、具体的には、UEが基地局によって上位層シグナリングを介して送信された時間領域リソース割り当て表を取得し、ここで、当該アップリンク時間領域リソース割り当て表には少なくとも1組の時間領域リソースが含まれ、各組の時間領域リソースがいずれも1つのindex(インデックス)に対応し、各組の時間領域リソースは少なくとも、PUSCHマッピングタイプと、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、special slotにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置とのうちの少なくとも1つを含み、その後、基地局によって動的に指示されたindexを取得し、この動的に指示されたindexに基づいて、時間領域リソース割り当て表からこのindexにマッチングする時間領域リソースを決定することを含むことができる。
【0047】
例示的に、表1は本開示の一実施例によって提供されるアップリンク時間領域リソース割り当て表である。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
表2に示すように、μの値と現在の伝送が存在するBWPのサブキャリア間隔との対応関係であり、この対応関係及び現在の伝送が存在するBWPのサブキャリア間隔に基づいてuの値を決定することができる。ここで、この対応関係は、サブキャリア間隔が15KHZの場合、μ=0であり、サブキャリア間隔が30KHZの場合、μ=1であり、サブキャリア間隔が60KHZの場合、μ=2であり、サブキャリア間隔が120KHZの場合、μ=3である。また、本開示の一実施例では、μの値と現在の伝送が存在するBWPのサブキャリア間隔との対応関係は、基地局によってRRC上位層シグナリングを通じて取得されてもよい。
【0051】
表1及び表2に示すように、複数のindexがあり、異なるindexは異なる時間領域リソースに対応する。具体的には、index=4に対応する時間領域リソースは、PUSCHマッピングタイプがType Bであること、K= jであること、special slotにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置S=2であること、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さL=10であることを含む。
【0052】
これに基づいて、本開示の一実施例では、基地局によって動的に指示されたindex値が4である場合、UEはパラメータに基づいてPUSCHマッピングタイプ、またはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ、またはspecial slotにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置を直接決定することができる。上記内容と組み合わせて、UEは基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータの取得に成功することができる。
【0053】
さらに、本開示の一実施例では、UEが基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得した後、このパラメータに基づいて、special slotにおけるアップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースを決定することができる。具体的には、本開示の一実施例では、special slotにおけるアップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースを決定する方法は、具体的には、special slotにおけるシンボル位置が[S,S+L-1]の間に位置するシンボルを、アップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースとして決定することを含むことができる。
【0054】
ステップ202において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わないと直接決定する。
【0055】
ここで、本開示の一実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う具体的な方法は従来技術の方法であってもよく、本開示の実施例では説明を省略する。
【0056】
ステップ203において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRS(Demodulation Reference Signal、復調基準信号)シンボルオフセット値を決定する。
【0057】
また、本開示の一実施例では、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータは、DMRS-Additional Position(追加のDMRS位置)と、DMRSポート数と、スロット内周波数ホッピングを開始するか否かことと、DMRS-type A Position(タイプAの前置DMRS位置)と、のうちの少なくとも1つをさらに含んでもよい。
【0058】
なお、本開示の一実施例では、DMRS-type A PositionパラメータはPUSCH mapping type Aに対するパラメータであり、これに基づいて、PUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、DMRS-type A Positionパラメータは無効となり、PUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、DMRS-type A Positionパラメータは有効である。
【0059】
さらに、本開示の一実施例では、UEは、DMRSの設定タイプ及び上記パラメータ内のDMRSポート数に基づいて以下の表3を問い合わせて、DMRSのシンボルタイプがシングルシンボルDMRSであるかデュアルシンボルDMRSであるかを決定することができる。ここで、本開示の一実施例では、DMRSの設定タイプは、基地局によってRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)上位層パラメータを介してUEに設定することができる。また、本開示の一実施例では、DMRSの設定タイプはtype 1とtype 2とを含む。
【0060】
【表3】
【0061】
表1に示すように、DMRSの設定タイプがtype 1である場合、ポート数が4以下であると、シングルシンボルDMRSであると決定し、ポート数が4より大きいと、デュアルシンボルDMRSであると決定する。また、DMRSの設定タイプがtype 2である場合、ポート数が8以下であると、シングルシンボルDMRSであると決定し、ポート数が8、より大きいと、デュアルシンボルDMRSであると決定する。
【0062】
以下、UEが基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得する具体的な方法について詳しく説明する。
【0063】
具体的には、本開示の一実施例では、パラメータの「DMRS-Additional Position」の取得方法は、基地局から送信されたRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)上位層シグナリングによって取得することを含むことができる。
【0064】
本開示の一実施例では、パラメータの「DMRS-typeA Position」の取得方法は、基地局から送信されたシステムブロードキャストメッセージマスター情報ブロック(Master Information Block、MIB)によって取得することを含むことができる。
【0065】
本開示の一実施例では、パラメータのDMRSポート数またはスロット内周波数ホッピングを開始するか否かことの取得方法は、基地局によって動的に指示されたDMRSポート数またはスロット内周波数ホッピングを開始するか否かことを取得することを含む。
【0066】
ここで、本開示の一実施例では、UEはパラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定し、ここで、この第1のDMRSシンボルオフセット値は具体的にはspecial slotにおけるDMRSシンボルの位置を決定するために使用される。
【0067】
ここで、本開示の一実施例では、パラメータに含まれるPUSCH時間領域タイプが異なる場合、UEがパラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する方法も異なる。
【0068】
具体的には、本開示の一実施例では、パラメータに含まれるPUSCH時間領域タイプがtype Bである場合、UEはtype Bのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することができる。
【0069】
本開示の別の実施例では、パラメータに含まれるPUSCH時間領域タイプがtype Aである場合、UEはtype Aのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することができる。
【0070】
本開示の別の実施例では、パラメータに含まれるPUSCH時間領域タイプがtype Aである場合、UEはtype Bのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することができる。
【0071】
本開示の別の実施例では、パラメータに含まれるPUSCH時間領域タイプがtype Aである場合、UEはtype Bのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することができ、ここで、パラメータ内のDMRSポート数は単一であり、special slot内の使用可能なシンボルの数が4より小さい。
【0072】
以下、それぞれtype Aのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する、及びtype Bのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する具体的な方法を詳しく説明する。
【0073】
ここで、本開示の一実施例では、type Bのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する方法は、以下のいくつかの方法を含むことができる。
【0074】
方法一では、シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数とパラメータ内のspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ以外の他のパラメータとに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0075】
方法二では、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さとパラメータ内のspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ以外の他のパラメータとに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0076】
さらに、上記の方法一及び方法二について詳しく説明する。
【0077】
まず、本開示の一実施例では、方法一及び方法二を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、いずれもPUSCH DMRS位置標定表を使用する必要があり、ここで、表4は本開示の実施例によって提供される第1のPUSCH DMRS位置標定表である。UEはパラメータに基づいて表4を問い合わせることにより、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を取得することができる。
【0078】
【表4】
【0079】
ここで、本開示の一実施例では、lはシンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数であってもよい。本開示の別の実施例では、lはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さであってもよい。これに基づいて、UEはl、PUSCHマッピングタイプ、及びDMRS-Additional Positionに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することができる。例示的に、l=10で、PUSCHマッピングタイプがType Bで、DMRS-Additional Position=pos2である場合、表4を問い合わせて、少なくとも1つのDMRSシンボルオフセット値がl、4、8であると決定することができる。
【0080】
なお、本開示の一実施例では、lはPUSCHマッピングタイプに基づいて決定される。具体的には、PUSCHマッピングタイプがType Aである場合、l=DMRS-type A Positionである。PUSCHマッピングタイプがType Bである場合、l=0である。これに基づいて、Type Bマッピングルールに基づいてマッピングする場合、l=0である。
【0081】
これを基に、本開示の一実施例では、方法一を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、上記表4におけるlはシンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数である。また、UEが方法一を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップは、シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数、DMRS-Additional Position、PUSCH mapping Type Bに基づいて、上記表4を問い合わせて、DMRSシンボルマッピングを行って、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することを含むことができる。
【0082】
本開示の別の実施例では、方法二を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、上記表4におけるlはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さである。また、UEが方法二を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップは、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ、DMRS-Additional Position、PUSCH mapping Type Bに基づいて、上記表4を問い合わせて、DMRSシンボルマッピングを行って、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することを含むことができる。
【0083】
また、本開示の一実施例では、type Aのマッピングルールに従って少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する方法は、以下のいくつかの方法を含むことができる。
【0084】
第1の方法では、シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数とパラメータ内のspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ以外の他のパラメータとに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0085】
第2の方法では、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さとパラメータ内のspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ以外の他のパラメータとに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0086】
さらに、上記の第1の方法及び第2の方法について詳しく説明する。
【0087】
まず、本開示の一実施例では、第1の方法及び第2の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、いずれも上記表4に示されるPUSCH DMRS位置標定表を使用する必要があり、ここで、UEは上記パラメータに基づいて表4を問い合わせることにより、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を取得することができる。
【0088】
ここで、本開示の一実施例では、lはシンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数であってもよい。本開示の別の実施例では、lはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さであってもよい。これに基づいて、UEはl、PUSCHマッピングタイプ、及びDMRS-Additional Positionに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することができる。例示的に、l=10で、PUSCHマッピングタイプがType Aで、DMRS-Additional Position=pos2である場合、表4を問い合わせて、少なくとも1つのDMRSシンボルオフセット値がl、6、9であると決定することができる。
【0089】
なお、本開示の一実施例では、lはPUSCHマッピングタイプに基づいて決定される。具体的には、PUSCHマッピングタイプがType Aである場合、l=DMRS-type A Positionである。PUSCHマッピングタイプがType Bである場合、l=0である。これに基づいて、Type Aマッピングルールに基づいてマッピングする場合、l=DMRS-type A Positionである。
【0090】
これを基に、本開示の一実施例では、第1の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、上記表4におけるlはシンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数である。また、UEが第1の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップは、シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数、DMRS-Additional Position、PUSCH mapping Type A、DMRS-type A Positionに基づいて、上記表4を問い合わせて、DMRSシンボルマッピングを行って、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することを含むことができる。
【0091】
本開示の別の実施例では、第2の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、上記表4におけるlはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さである。また、UEが第2の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップは、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さ、DMRS-Additional Position、PUSCH mapping Type A、DMRS-type A Positionに基づいて、上記表4を問い合わせて、DMRSシンボルマッピングを行って、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定することを含むことができる。
【0092】
なお、本開示の一実施例では、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する前に、以下の方法をさらに含むことができる。
【0093】
ステップ1では、special slot内の使用可能なシンボルを決定する。
【0094】
ステップ2では、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを決定する。
【0095】
ここで、本開示の一実施例では、ステップ1~2についての詳しい説明は上記実施例における関連説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0096】
ステップ3では、パラメータに基づいてspecial slot内の少なくとも1つの第4のDMRSシンボルオフセット値を決定し、シンボルリソースにおける1番目のシンボルのシンボル番号と各第4のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの第4の合計値を取得し、シンボル番号が第4の合計値に対応するシンボルをDMRSの第4の時間領域位置として決定する。
【0097】
ここで、本開示の一実施例では、UEはパラメータに基づいて上記表4を問い合わせて少なくとも1つの第4のDMRSシンボルオフセット値を取得することができ、また、第4のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、表4におけるldはspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さである。また、第4のDMRSシンボルオフセット値を決定する方法は第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する方法の原理と類似しているため、具体的には上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0098】
また、本開示の一実施例では、少なくとも1つの第4のDMRSシンボルオフセット値が決定された後、まず通常の方法を用いてspecial slotでDMRSの時間領域位置を決定することができ、具体的には、上記ステップ3における「シンボルリソースにおける1番目のシンボルのシンボル番号と各第4のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの第4の合計値を取得し、シンボル番号が第4の合計値に対応するシンボルをDMRSの第4の時間領域位置として決定する」ことを実行することができ、ここで、この第4の時間領域位置は通常の方法を用いてspecial slotで決定されたDMRSの時間領域位置である。
【0099】
ステップ4では、第4の時間領域位置が予め設定された条件を満たすか否かを決定し、予め設定された条件を満たしている場合、上記ステップ203を実行し、予め設定された条件を満たしていない場合、ステップ5を実行する。
【0100】
予め設定された条件は、第4の時間領域位置がすべてspecial slot内の使用不可能なシンボルと衝突するという条件一と、第4の時間領域位置がいずれも使用可能なシンボルに位置しないという条件二と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0101】
ここで、本開示の一実施例では、予め設定された条件は上記の条件のうちのいずれか1つのみであってもよい。本開示の別の実施例では、予め設定された条件は上記の条件の両方であってもよい。本開示の一実施例では、予め設定された条件が上記の条件の両方である場合、第4の時間領域位置が予め設定された条件のうちのいずれか1つを満たすと、予め設定された条件を満たす。
【0102】
また、本開示の一実施例では、第4の時間領域位置が予め設定された条件を満たしている場合、通常の方法で決定された第4の時間領域位置がすべてアップリンクTBoMS伝送に使用できないことを示し、上記ステップ203を実行してDMRS時間領域位置を再決定する必要があり、第4の時間領域位置が予め設定された条件を満たしていない場合、第4の時間領域位置にはアップリンクTBoMS伝送に使用可能な時間領域位置があることを示し、これによりステップ5を実行することができる。
【0103】
ステップ5では、第4の時間領域位置におけるspecial slotの使用可能なシンボルに位置する時間領域位置に基づいてDMRSを伝送する。
【0104】
special slotの使用不可能なシンボルがsymbol#0~symbol#2であり、決定された第4の時間領域位置がsymbol#1、symbol#5、symbol#9であると仮定する。この場合、symbol#5、symbol#9に基づいてDMRSを伝送することができる。
【0105】
ステップ204において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0106】
ここで、本開示の一実施例では、ステップ203における少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する方法が異なる場合、DMRSの第1の時間領域位置を決定する方法も異なる。
【0107】
具体的には、方法一または第1の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、DMRSの第1の時間領域位置を決定する方法は、1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号と各第1のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの第1の合計値を取得し、シンボル番号が第1の合計値に対応するシンボルをDMRSの第1の時間領域位置として決定することを含むことができる。
【0108】
例示的に、本開示の一実施例では、ステップ201において方法一または第1の方法で得られた少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値がl、4、8であると仮定し、かつシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号がsymbol#1であり、l=0であると仮定すると、決定されたDMRSの第1の時間領域位置はsymbol#(1+l)=symbol#(1+0)=symbol#1、symbol#(1+4)=symbol#5、symbol#(1+8)=symbol#9であってもよい。
【0109】
また、本開示の別の実施例では、上記ステップ201において方法二または第2の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さがシンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数より大きいため、決定された第1のDMRSシンボルオフセット値が大きくなり、シンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいてDMRSの第1の時間領域位置を決定する場合、決定されたDMRSの第1の時間領域位置にはシンボルリソースを超えた時間領域位置がある可能性があり、データ伝送に影響を与える。
【0110】
したがって、本開示の一実施例では、上記ステップ201において方法二または第2の方法を用いて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する場合、シンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて少なくとも1つの時間領域位置を決定した後、決定された少なくとも1つの時間領域位置にはシンボルリソースを超えた時間領域位置があるか否かを判断する必要がある。ここで、本開示の一実施例では、シンボルリソースを超えた時間領域位置がある場合、少なくとも1つの時間領域位置のうちのシンボルリソースを超えた時間領域位置を破棄して残りの時間領域位置を取得し、残りの時間領域位置をDMRSの第1の時間領域位置として決定する。また、本開示の別の実施例では、シンボルリソースを超えた時間領域位置がない場合、決定された少なくとも1つの時間領域位置をDMRSの第1の時間領域位置として決定する。
【0111】
例示的に、シンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて決定された少なくとも1つの時間領域位置はsymbol#1、symbol#5、symbol#9であってもよく、かつシンボルリソースがsymbol#1~symbol#8であると仮定する。この場合、symbol#9がシンボルリソースの時間領域位置を超えるため、symbol#9を破棄し、symbol#1、symbol#5のみをDMRSの第1の時間領域位置として決定する。
【0112】
また、本開示の一実施例では、UEがspecial slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する場合、当該DMRSの時間領域位置に基づいてDMRSを伝送することができる。
【0113】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0114】
図3は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図3に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0115】
ステップ301において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0116】
ステップ302において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下であるか否かを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、ステップ303を実行する。
【0117】
ここで、本開示の一実施例では、第1の閾値は具体的にspecial slotでスロット内周波数ホッピングを行う時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示することができ、例示的に、この第1の閾値は例えば3であってもよい。また、本開示の一実施例では、この第1の閾値は基地局によってUEに指示されてもよい。本開示の別の実施例では、この第1の閾値はUEによってプロトコルに基づいて決定されてもよい。
【0118】
ここで、本開示の一実施例では、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、現在基地局によって割り当てられたシンボルリソースの使用可能なシンボルの数が通常のホッピングを実現するには不十分であることを意味し、この場合ステップ303を実行することができる。
【0119】
ステップ303において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0120】
ステップ304において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0121】
ステップ305において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0122】
ここで、ステップ301~305についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0123】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0124】
図4は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図4に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0125】
ステップ401において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0126】
ステップ402において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従って(すなわちアップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って)special slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、ステップ403を実行し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、ステップ406を実行する。
【0127】
例示的に、本開示の一実施例では、第2の閾値は例えば2であってもよい。また、本開示の一実施例では、この第2の閾値は基地局によってUEに指示されてもよい。本開示の別の実施例では、この第2の閾値はUEによってプロトコルに基づいて決定されてもよい。
【0128】
また、本開示の一実施例では、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいと判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が少ないをことを示し、現在決定された1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができなくなる可能性があり、そのため、ステップ403を実行する必要があり、また、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上であると判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が多いことを示し、この場合に1番目のホップでデータを正常に伝送することができるため、ステップ406を実行できる。
【0129】
ステップ403において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0130】
ステップ404において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0131】
ステップ405において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0132】
ステップ406において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0133】
ここで、ステップ401~406についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0134】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0135】
図5は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図5に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0136】
ステップ501において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0137】
ステップ502において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、ステップ503を実行し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、ステップ506を実行する。
【0138】
ここで、本開示の一実施例では、この第3の閾値は基地局によってUEに指示されてもよい。本開示の別の実施例では、この第3の閾値はUEによってプロトコルに基づいて決定されてもよい。
【0139】
また、本開示の一実施例では、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいと判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が少ないをことを示し、現在決定された1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができなくなる可能性があり、そのため、ステップ503を実行する必要があり、また、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下であると判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が多いことを示し、この場合に1番目のホップでデータを正常に伝送することができるため、ステップ506を実行できる。
【0140】
ステップ503において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0141】
ステップ504において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0142】
ステップ505において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0143】
ステップ506において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0144】
ここで、ステップ501~506についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0145】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0146】
図6は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図6に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0147】
ステップ601において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0148】
ここで、ステップ601についての詳しい説明は上記実施例の説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0149】
ステップ602において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを直接行う。
【0150】
ここで、special slot内の使用可能なシンボルを決定する方法は上記の説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0151】
また、本開示の一実施例では、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う方法は、special slot内の1番目のホップの時間領域開始位置が、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置であると決定し、1番目のホップの時間領域終了位置が、割り当てられたシンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定し、ここで、floor関数は小数点以下を切り捨てる関数であることと、special slot内の2番目のホップの時間領域開始位置が、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)であると決定し、2番目のホップの時間領域終了位置が、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)+シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数-floor(シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定することと、を含むことができる。
【0152】
例示的に、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースがsymbol#0~symbol#10であり、ここで、symbol#0~symbol#2は使用不可能なシンボルであると仮定すると、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置がsymbol#3であり、シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数が8つであると決定することができる。これに基づいて、シンボルリソースsymbol#0~symbol#10で周波数ホッピングを行う方法は、以下の通りであってもよい。1番目のホップの時間領域開始位置がsymbol#3であると決定し、1番目のホップの時間領域終了位置がsymbol#3+floor(8÷2)-1=symbol#6であると決定する。及び、2番目のホップの時間領域開始位置がsymbol#7であると決定し、2番目のホップの時間領域終了位置がsymbol#3+floor(8÷2)+8-floor(8÷2)-1=symbol#10であると決定する。すなわち、1番目のホップの時間領域位置範囲はsymbol#3~symbol#6であり、2番目のホップの時間領域位置範囲はsymbol#7~symbol#10である。
【0153】
ステップ603において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0154】
ここで、パラメータについての詳しい説明は上記の説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0155】
ここで、本開示の一実施例では、パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、type Aのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、type Bのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0156】
以下、type Aのマッピングルールに従って各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する、及びtype Bのマッピングルールに従って各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する方法についてそれぞれ詳しく説明する。
【0157】
ここで、本開示の一実施例では、type Aのマッピングルールにもtype Bのマッピングルールにもかかわらず、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するには、パラメータ、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数及び各ホップの開始シンボルを使用して、第2のPUSCH DMRS位置標定表を問い合わせすることによって、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する必要がある。ここで、表5は本開示の一実施例によって提供される第2のPUSCH DMRS位置標定表であり、UEはパラメータに基づいて表5を問い合わせることによって各ホップのDMRSの時間領域位置を取得することができる。
【0158】
【表5】
【0159】
ここで、本開示の一実施例では、表5におけるlは各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数であってもよい。また、UEがホップのDMRSの時間領域位置を決定する必要がある場合、当該ホップの時間領域範囲に含まれる数lを決定し、パラメータ内のPUSCHマッピングタイプ、及びDMRS-Additional Position、DMRS-type A Position(すなわちPUSCH mapping Type Aに対応するlの値)を組み合わせて、当該ホップの少なくとも1つのDMRSシンボルオフセット値を決定し、その後、当該ホップの開始シンボルのシンボル番号と当該ホップの各DMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの合計値を取得し、シンボル番号が当該合計値に対応するシンボルを当該ホップのDMRSの時間領域位置として決定する。
【0160】
例示的に、2番目のホップのDMRSの時間領域位置を決定し、かつ2番目のホップの開始シンボルがsymbol#7であり、2番目のホップの時間領域範囲に含まれる数が4(すなわちl=4)であり、PUSCHマッピングタイプがType Bであり、DMRS-Additional Position=pos1であると仮定すると、l=4、PUSCH mapping Type B、pos1、2nd hopに基づいて表5を問い合わせて、2番目のホップにおけるDMRSシンボルオフセット値が0であると決定し、symbol#7+0=symbol#7を2番目のホップのDMRSの時間領域位置として決定することができる。
【0161】
又は、2番目のホップのDMRSの時間領域位置を決定し、かつ2番目のホップの開始シンボルがsymbol#7であり、2番目のホップの時間領域範囲に含まれる数が4(すなわちl=4)であり、PUSCHマッピングタイプがType Aであり、DMRS-Additional Position=pos1で、DMRS-type A Position=2(すなわちl=2)であると仮定すると、l=4、l=2、PUSCH mapping Type A、pos1、2nd hopに基づいて表5を問い合わせて、2番目のホップにおけるDMRSシンボルオフセット値が0であると決定し、symbol#7+0=symbol#7を2番目のホップのDMRSの時間領域位置として決定することができる。
【0162】
これに基づいて、本開示の一実施例では、各ホップの開始シンボルを決定し、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する方法は以下のステップa~cを含むことができる。
ステップaでは、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
ステップbでは、2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの第2の合計値を取得し、2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が第2の合計値に対応するシンボルであると決定する。
ステップcでは、1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの第3の合計値を取得し、1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が第3の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0163】
また、本開示の別の実施例では、各ホップの開始シンボルに基づいて各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する方法は以下のステップ1~4を含むことができる。
ステップ1では、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
ステップ2では、2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの第2の合計値を取得し、2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が第2の合計値に対応するシンボルであると決定する。
ステップ3では、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第3のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
ステップ4では、1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第3のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して少なくとも1つの第3の合計値を取得し、1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が第3の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0164】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0165】
図7は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図7に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0166】
ステップ701において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0167】
ステップ702において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、ステップ703を実行する。
【0168】
ここで、本開示の一実施例では、第1の閾値は具体的にspecial slotでスロット内周波数ホッピングを行う時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示することができ、例示的に、この第1の閾値は例えば3であってもよい。また、本開示の一実施例では、この第1の閾値は基地局によってUEに指示されてもよい。本開示の別の実施例では、この第1の閾値はUEによってプロトコルに基づいて決定されてもよい。
【0169】
ここで、本開示の一実施例では、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、現在基地局によって割り当てられたシンボルリソースの使用可能なシンボルの数が通常のホッピングを実現するには十分であることを意味し、この場合ステップ703を実行することができる。
【0170】
ステップ703において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0171】
ステップ704において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0172】
ここで、ステップ701~704についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0173】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0174】
図8は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図8に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0175】
ステップ801において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0176】
ステップ802において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、ステップ803を実行し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、ステップ805を実行する。
【0177】
例示的に、本開示の一実施例では、第2の閾値は例えば2であってもよい。また、本開示の一実施例では、この第2の閾値は基地局によってUEに指示されてもよい。本開示の別の実施例では、この第2の閾値はUEによってプロトコルに基づいて決定されてもよい。
【0178】
また、本開示の一実施例では、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいと判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が少ないことを示し、現在決定された1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができなくなる可能性があり、そのため、ステップ803を実行する必要があり、また、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上であると判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が多いことを示し、この場合に1番目のホップでデータを正常に伝送することができるため、ステップ806を実行できる。
【0179】
ステップ803において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0180】
ステップ804において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0181】
ステップ805において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0182】
ここで、ステップ801~805についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0183】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0184】
図9は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図9に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0185】
ステップ901において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、前記基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得する。
【0186】
ステップ902において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、ステップ903を実行し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、ステップ904を実行する。
【0187】
ここで、本開示の一実施例では、この第3の閾値は基地局によってUEに指示されてもよい。本開示の別の実施例では、この第3の閾値はUEによってプロトコルに基づいて決定されてもよい。
【0188】
また、本開示の一実施例では、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいと判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が少ないことを示し、現在決定された1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができなくなる可能性があり、そのため、ステップ903を実行する必要があり、また、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下であると判断された場合、アップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が多いことを示し、この場合に1番目のホップでデータを正常に伝送することができるため、ステップ906を実行できる。
【0189】
ステップ903において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0190】
ステップ904において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0191】
ステップ905において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0192】
ここで、ステップ901~905についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0193】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0194】
図10は本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図10に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0195】
ステップ1001において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0196】
ここで、本開示の一実施例では、パラメータは、PUSCHマッピングタイプと、special slotにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、special slotにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、DMRS-Additional Positionと、DMRSポート数と、スロット内周波数ホッピングを開始するか否かことと、DMRS-type A Positionとのうちの少なくとも1つを含んでもよい。ここで、本開示の一実施例では、PUSCHマッピングタイプはtype Aとtype Bとを含む。
【0197】
また、本開示の一実施例では、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースは、special slotにおけるアップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースであってもよい。また、本開示の一実施例では、アップリンクTBoMS伝送ためのこのシンボルリソースは、開始シンボル位置Sとシンボル長さLとを含んでもよく、アップリンクTBoMS伝送のためのシンボルリソースは具体的にはspecial slotにおいてシンボル位置が[S,S+L-1]の間に位置するシンボルであってもよい。
【0198】
パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する具体的な方法は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0199】
ステップ1002において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0200】
ここで、本開示の一実施例では、special slot内の使用可能なシンボルを決定する方法は、基地局から送信されたSFI動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリング及び/又は他の動的指示シグナリング及び/又は他のRRC設定シグナリングに基づいて、special slotから使用不可能なシンボルを決定し、使用可能なシンボルがスペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定するを含むことができる。
【0201】
本開示の一実施例では、当該使用不可能なシンボルは、ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、SSBを伝送するためのシンボルと、CSSに割り当てられたシンボルと、CIによって占有されるシンボルと、現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルとのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0202】
本開示の一実施例では、special slotのあるシンボルが上記のいずれか1つの状況を満たしている場合、このシンボルが使用不可能なシンボルであると決定する。
【0203】
なお、本開示の一実施例では、上記ステップ1001における基地局によって割り当てられた時間領域リソースには使用不可能なシンボルが含まれている可能性がある。本開示の別の実施例では、上記ステップ1001における基地局によって割り当てられた時間領域リソースには使用不可能なシンボルが含まれていない可能性もある。
【0204】
また、本開示の一実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、シンボルリソース内の使用可能なシンボルのみでスロット内周波数ホッピングを行ってもよい。本開示の別の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよい。
【0205】
なお、本開示の一実施例では、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない場合、当該special slotの周波数領域位置はアップリンクスロットのいずれか1つのホップの周波数領域位置と同じである。例示的に、本開示の一実施例では、special slotの周波数領域位置はアップリンクスロットの2番目のホップの周波数領域位置と同じであってもよい。
【0206】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0207】
図11は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図11に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0208】
ステップ1101において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0209】
ステップ1102において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わないと直接決定する。
【0210】
ステップ1103において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0211】
ステップ1104において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0212】
ここで、本開示の一実施例では、基地局がspecial slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する方法はUEがspecial slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する方法と同じである。また、本開示の一実施例では、基地局がspecial slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する場合、当該DMRSの時間領域位置に基づいてDMRSを受信と復調することができる。
【0213】
また、ステップ1101~1104についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0214】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0215】
図12は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図12に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0216】
ステップ1201において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0217】
ステップ1202において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下であるか否かを決定し、使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、ステップ1203を実行する。
【0218】
ステップ1203において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0219】
ステップ1204において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0220】
ステップ1205において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0221】
ここで、ステップ1201~1205についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0222】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0223】
図13は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図13に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0224】
ステップ1301において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0225】
ステップ1302において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従って(すなわちアップリンクスロットで各ホップの時間領域位置範囲を決定する方法に従って)special slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、ステップ1306を実行する。
【0226】
ステップ1303において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0227】
ステップ1304において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0228】
ステップ1305において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0229】
ステップ1306において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0230】
ここで、ステップ1301~1306についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0231】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0232】
図14は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図14に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0233】
ステップ1401において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0234】
ステップ1402において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、ステップ1403を実行し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、ステップ1406を実行する。
【0235】
ステップ1403において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0236】
ステップ1404において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0237】
ステップ1405において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0238】
ステップ1406において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0239】
ここで、ステップ1401~1406についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0240】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0241】
図15は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図15に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0242】
ステップ1501において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0243】
ステップ1502において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを直接行う。
【0244】
ここで、本開示の一実施例では、基地局がシンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う方法はUEがシンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う方法と同じである。
【0245】
ステップ1503において、パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0246】
ここで、ステップ1501~1503についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0247】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0248】
図16は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図16に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0249】
ステップ1601において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0250】
ステップ1602において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、ステップ1603を実行する。
【0251】
ステップ1603において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0252】
ステップ1604において、パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0253】
ここで、ステップ1601~1604についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0254】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0255】
図17は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図17に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0256】
ステップ1701において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0257】
ステップ1702において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、ステップ1703を実行し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、ステップ1705を実行する。
【0258】
ステップ1703において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0259】
ステップ1704において、パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0260】
ステップ1705において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0261】
ここで、ステップ1701~1705についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0262】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0263】
図18は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図18に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0264】
ステップ1801において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0265】
ステップ1802において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、ステップ1803を実行し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、ステップ1805を実行する。
【0266】
ステップ1803において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0267】
ステップ1804において、パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0268】
ステップ1805において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0269】
ここで、ステップ1801~1805についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0270】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0271】
図19は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図19に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0272】
ステップ1901において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0273】
ステップ1902において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0274】
ステップ1903において、UEに対してパラメータを設定及び/又は指示する。
【0275】
ここで、本開示の一実施例では、基地局はUEに対してパラメータを設定することができる。本開示の別の実施例では、基地局はUEに対してパラメータを指示することができる。本開示の別の実施例では、基地局はUEに対してパラメータを設定と指示することができる。
【0276】
ここで、ステップ1901~1903についての詳しい説明は上記実施例における関連説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0277】
ステップ1904において、SFI動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングをUEに送信する。
【0278】
ここで、本開示の一実施例では、基地局は、SFI動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングをUEに送信することにより、UEが基地局から送信されたSFI動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングに基づいて、special slotから使用不可能なシンボル及び使用可能なシンボルを決定できるようにすることができる。
【0279】
また、本開示の一実施例では、基地局はSFI動的指示シグナリングをUEに送信することができる。本開示の別の実施例では、基地局は準静的スロットフォーマット設定シグナリングをUEに送信することができる。本開示の別の実施例では、基地局はSFI動的指示シグナリング及び準静的スロットフォーマット設定シグナリングをUEに送信することができる。
【0280】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0281】
図20は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図20に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0282】
ステップ2001において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0283】
ステップ2002において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0284】
ステップ2003において、第1の閾値をUEに指示する。
【0285】
ここで、ステップ2001~2003についての詳しい説明は上記実施例における関連説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0286】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0287】
図21は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図21に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0288】
ステップ2101において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0289】
ステップ2102において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0290】
ステップ2103において、第2の閾値をUEに指示する。
【0291】
ここで、ステップ2101~2103についての詳しい説明は上記実施例における関連説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0292】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0293】
図22は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図22に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0294】
ステップ2201において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0295】
ステップ2202において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0296】
ステップ2203において、第3の閾値をUEに指示する。
【0297】
ここで、ステップ2201~2203についての詳しい説明は上記実施例における関連説明を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0298】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0299】
図23は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図23に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0300】
ステップ2301において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0301】
ステップ2302において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ2303を実行する。
【0302】
ステップ2303において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、小さいの場合、ステップ2304を実行し、そうでない場合、ステップ2307を実行する。
【0303】
ステップ2304において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0304】
ステップ2305において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0305】
ステップ2306において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0306】
ステップ2307において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0307】
ここで、ステップ2301~2307についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0308】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0309】
図24は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図24に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0310】
ステップ2401において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0311】
ステップ2402において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ2403を実行する。
【0312】
ステップ2403において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、大きいの場合、ステップ2404を実行し、そうでない場合、ステップ2407を実行する。
【0313】
ステップ2404において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0314】
ステップ2405において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0315】
ステップ2406において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0316】
ステップ2407において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0317】
ここで、ステップ2401~2407についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0318】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0319】
図25は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図25に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0320】
ステップ2501において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0321】
ステップ2502において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ2503を実行する。
【0322】
ステップ2503において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、小さいの場合、ステップ2504を実行し、そうでない場合、ステップ2507を実行する。
【0323】
ステップ2504において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0324】
ステップ2505において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0325】
ステップ2506において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0326】
ステップ2507において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0327】
ここで、ステップ2501~2507についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0328】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0329】
図26は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法はUEによって実行され、図26に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0330】
ステップ2601において、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータを取得し、パラメータに基づいて、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0331】
ステップ2602において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ2603を実行する。
【0332】
ステップ2603において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、大きいの場合、ステップ2604を実行し、そうでない場合、ステップ2607を実行する。
【0333】
ステップ2604において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0334】
ステップ2605において、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0335】
ステップ2606において、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0336】
ステップ2607において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0337】
ここで、ステップ2601~2607についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0338】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、基地局によって割り当てられたspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0339】
図27は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図27に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0340】
ステップ2701において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0341】
ステップ2702において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ2703を実行する。
【0342】
ステップ2703において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、小さいの場合、ステップ2704を実行し、そうでない場合、ステップ2707を実行する。
【0343】
ステップ2704において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0344】
ステップ2705において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0345】
ステップ2706において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0346】
ステップ2707において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0347】
ここで、ステップ2701~2707についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0348】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0349】
図28は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図28に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0350】
ステップ2801において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0351】
ステップ2802において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ2803を実行する。
【0352】
ステップ2803において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、大きいの場合、ステップ2804を実行し、そうでない場合、ステップ2807を実行する。
【0353】
ステップ2804において、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0354】
ステップ2805において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0355】
ステップ2806において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0356】
ステップ2807において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0357】
ここで、ステップ2801~2807についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0358】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0359】
図29は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図29に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0360】
ステップ2901において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0361】
ステップ2902において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ2903を実行する。
【0362】
ステップ2903において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さいか否かを判断し、小さいの場合、ステップ2904を実行し、そうでない場合、ステップ2907を実行する。
【0363】
ステップ2904において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0364】
ステップ2905において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0365】
ステップ2906において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0366】
ステップ2907において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0367】
ここで、ステップ2901~2907についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0368】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0369】
図30は本開示の実施例によって提供される別の周波数ホッピング方法の概略フローチャートであり、この方法は基地局によって実行され、図30に示すように、この周波数ホッピング方法は、以下のステップを含むことができる。
【0370】
ステップ3001において、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、パラメータに基づいてspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定する。
【0371】
ステップ3002において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソース内の使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きいか否かを決定し、大きいの場合、ステップ3003を実行する。
【0372】
ステップ3003において、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目のシンボルの位置を開始位置として、アップリンクスロット内の各ホップの時間領域位置範囲の決定方法に従ってspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きいか否かを判断し、大きいの場合、ステップ3004を実行し、そうでない場合、ステップ3007を実行する。
【0373】
ステップ3004において、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0374】
ステップ3005において、パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定する。
【0375】
ステップ3006において、シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルと少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、special slotにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0376】
ステップ3007において、シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定されたspecial slotの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行う。
【0377】
ここで、ステップ3001~3007についての詳しい説明は上記実施例を参照することができ、本開示の実施例では説明を省略する。
【0378】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング方法では、基地局はspecial slotにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、special slot内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slotでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、special slot内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、special slot内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「special slotでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0379】
図31は本開示の一実施例によって提供される周波数ホッピング装置の概略構成図であり、図31に示すように、装置3100は、
基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、前記基地局によって割り当てられたスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得するための送受信モジュール3101と、
アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないための処理モジュール3102と、を含むことができる。
【0380】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング装置では、UEは、基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、并基地局によって割り当てられたスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得し、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、スペシャルスロット内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0381】
選択的に、本開示の一実施例では、前記処理モジュールは、さらに、スロットフォーマット指示子(SFI)動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングに基づいて、前記スペシャルスロットから使用不可能なシンボルを決定し、前記使用可能なシンボルが前記スペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定し、ここで、前記使用不可能なシンボルは、ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、同期信号ブロック(SSB)を伝送するためのシンボルと、パブリック検索スペース(CSS)に割り当てられたシンボルと、キャンセル指示(CI)によって占有されるシンボルと、現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルとのうちの少なくとも1つを含む。
【0382】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定し、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0383】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第2の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0384】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第3の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0385】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得し、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定する。
【0386】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1の復調基準信号(DMRS)シンボルオフセット値を決定し、前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0387】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号と各第1のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第1の合計値を取得し、前記DMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第1の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0388】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記パラメータは、タイプ(type) Aとtype Bとを含む物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)マッピングタイプと、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、追加のDMRS位置(DMRS-Additional Position)と、DMRSポート数と、スロット内周波数ホッピングを開始するか否かことと、タイプAの前置DMRS位置(DMRS-type A Position)とのうちの少なくとも1つを含む。
【0389】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットのいずれか1つのホップの周波数領域位置と同じである。
【0390】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットの2番目のホップの周波数領域位置と同じである。
【0391】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0392】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第2の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0393】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第3の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0394】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令が取得された後、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0395】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記スペシャルスロット内の1番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置であると決定し、前記1番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定し、ここで、floor関数は小数点以下を切り捨てる関数であり、前記スペシャルスロット内の2番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)であると決定し、前記2番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)+前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数-floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定する。
【0396】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0397】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定し、前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定し、前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0398】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定し、前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定し、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第3のDMRSシンボルオフセット値を決定し、前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第3のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0399】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記パラメータは、type Aとtype Bを含むPUSCHマッピングタイプと、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、DMRS-Additional Positionと、DMRSポート数と、DMRS-type A Positionとのうちの少なくとも1つを含む。
【0400】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、前記type Aのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定し、前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、前記type Bのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0401】
図32は本開示の一実施例によって提供される周波数ホッピング装置の概略構成図であり、図32に示すように、装置3200は、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をUEに対して設定し、パラメータを決定し、前記パラメータに基づいて、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定するための処理モジュール3201を含むことができ、処理モジュール3201がさらに、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わない。
【0402】
以上のようにして、本開示の実施例によって提供される周波数ホッピング装置では、基地局はスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定し、基地局がスロット内周波数ホッピングを行うと決定した場合、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定し、その後、シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わない。このことから、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わなくてもよく、「スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、さらにリソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。また、本開示の実施例では、アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行う必要がある場合、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行っていてもよく、スペシャルスロット内の各ホップにいずれも十分な数の使用可能なシンボルが含まれることを確保することができ、同様に「スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行う場合、1番目のホップの使用不可能なシンボル数量が多いため、1番目のホップでアップリンクTBoMS伝送を行うことができない」という事態を回避することができ、リソースの無駄を回避し、コストを節約し、周波数ホッピングの安定性を確保することができる。
【0403】
選択的に、本開示の一実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記スペシャルスロットから使用不可能なシンボルを決定し、前記使用可能なシンボルが前記スペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定し、前記使用不可能なシンボルは、ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、同期信号ブロック(SSB)を伝送するためのシンボルと、CSSに割り当てられたシンボルと、CIによって占有されるシンボルと、現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルとのうちの少なくとも1つを含む。
【0404】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定し、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0405】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第2の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0406】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第3の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0407】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定する。
【0408】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定し、前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定する。
【0409】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号と各第1のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第1の合計値を取得し、前記DMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第1の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0410】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記パラメータは、Type Aとtype Bとを含むPUSCHマッピングタイプと、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、DMRS-Additional Positionと、DMRSポート数と、DMRS-type A Positionとのうちの少なくとも1つを含む。
【0411】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットのいずれか1つのホップの周波数領域位置と同じである。
【0412】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記スペシャルスロットの周波数領域位置は、前記アップリンクスロットの2番目のホップの周波数領域位置と同じである。
【0413】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0414】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第2の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0415】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定し、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行い、決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行い、ここで、前記第3の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される。
【0416】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令が取得された後、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行う。
【0417】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記処理モジュールは、さらに、前記スペシャルスロット内の1番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置であると決定し、前記1番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定し、ここで、floor関数は小数点以下を切り捨てる関数であり、前記スペシャルスロット内の2番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)であると決定し、前記2番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)+前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数-floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定する。
【0418】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0419】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記パラメータと2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定し、前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定し、前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0420】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記パラメータと2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定し、前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定し、前記パラメータと1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第3のDMRSシンボルオフセット値を決定し、前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第3のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定する。
【0421】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記パラメータは、Type Aとtype Bとを含むPUSCHマッピングタイプと、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、DMRS-Additional Positionと、DMRSポート数と、DMRS-type A Positionとのうちの少なくとも1つを含む。
【0422】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、前記type Aのマッピングルールに従って、前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定し、前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、前記type Bのマッピングルールに従って、前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定する。
【0423】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、UEに対してパラメータを設定及び/又は指示する。
【0424】
選択的に、本開示の別の実施例では、前記装置は、さらに、SFI動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングを前記UEに送信する。
【0425】
本開示の実施例によって提供されるコンピュータ記憶媒体には、実行可能なプログラムが記憶され、前記実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されると、図1図9図23図26または図10図22図27図30のいずれかに示す方法が実現される。
【0426】
上記実施例を実現するために、本開示はコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品をさらに提案し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、図1図9図23図26または図10図22図27図30のいずれかに示す方法が実現される。
【0427】
また、上記実施例を実現するために、本開示はコンピュータプログラムをさらに提案し、このプログラムがプロセッサによって実行される場合、図1図9図23図26または図10図22図27図30のいずれかに示す方法が実現される。
【0428】
図33は本開示の一実施例によって提供されるユーザイクイップメントUE3300のブロック図である。例えば、UE3300は、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネスデバイス、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
【0429】
図33を参照すると、UE3300は、処理コンポーネント3302、メモリ3304、電源コンポーネント3306、マルチメディアコンポーネント3308、オーディオコンポーネント3310、入力/出力(I/O)インターフェース3312、センサコンポーネント3314、及び通信コンポーネント3316、のうちの少なくとも1つのコンポーネントを含むことができる。
【0430】
処理コンポーネント3302は通常、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作および記録操作に関連する操作のようなUE3300の全般の操作を制御する。処理コンポーネント3302は、上記の方法の全部又は一部のステップを終了させるように、少なくとも1つのプロセッサ3320を含むことで命令を実行することができる。また、処理コンポーネント3302は、処理コンポーネント3302とその他のコンポーネントとのインタラクションを容易にするために、1つまたは複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント3302は、マルチメディアコンポーネント3308と処理コンポーネント3302とのインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを含むことができる。
【0431】
メモリ3304は、様々なタイプのデータを記憶することにより、UE3300での操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、UE3300において操作される如何なるアプリケーションプログラムまたは方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオ等を含む。メモリ3304は、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなど、如何なるタイプの揮発性または非揮発性ストレージデバイスまたはそれらの組み合せで実現することができる。
【0432】
電源コンポーネント3306はUE3300の様々なコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント3306は電源管理システム、1つまたは複数の電源、UE3300への電力の生成、管理および配分に関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0433】
マルチメディアコンポーネント3308は、前記UE3300とユーザとの間に1つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例では、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンはユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現することができる。タッチパネルは、タッチ、スライドとタッチパネルにおけるジェスチャを検出するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサはタッチまたはスライド動作の境界だけではなく、前記タッチまたはスライド操作に関連するウェイクアップ時間と圧力を検出する。いくつかの実施例では、マルチメディアコンポーネント3308は1つのフロントカメラおよび/またはリアカメラを含む。UE3300が撮影モードまたはビデオモードなどの操作モードにある時、フロントカメラおよび/またはリアカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラおよびリアカメラは1つの固定した光学レンズシステムまたは焦点距離や光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0434】
オーディオコンポーネント3310はオーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント3310は1つのマイクロフォン(MIC)を含み、UE3300が呼び出しモード、記録モードや音声認識モードなどの操作モードである場合、マイクロフォンは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されるオーディオ信号はさらにメモリ3304に記憶することができ、または通信コンポーネント3316経由で送信することができる。いくつかの実施例では、オーディオコンポーネント3310はオーディオ信号を出力するための1つのスピーカをさらに含む。
【0435】
I/Oインターフェース3312は処理コンポーネント3302と周辺インターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールはキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンはホームページボタン、音量ボタン、起動ボタンおよびロックボタンを含むが、これらに限定されない。
【0436】
センサコンポーネント3313は、UE3300のために各方面の状態評価を提供するために1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント3313はUE3300のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出することができ、例えば前記コンポーネントはUE3300のディスプレイとキーパッドであり、センサコンポーネント3313はUE3300またはUE3300の1つのコンポーネントの位置の変化、ユーザとUE3300との接触が存在するか否か、UE3300の方位または加速/減速、およびUE3300の温度の変化をさらに検出することができる。センサコンポーネント3313は如何なる物理的接触もない時に付近に物体が存在するか否かを検出するように構成される近接センサを含んでもよい。センサコンポーネント3313は、CMOSまたはCCD画像センサのような、結像アプリケーションにおいて使用する光センサをさらに含んでもよい。いくつかの実施例では、当該センサコンポーネント3313は加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサをさらに含んでも良い。
【0437】
通信コンポーネント3316は、UE3300と他の機器との間の有線または無線方式の通信を容易にするように構成される。UE3300は、通信基準に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2Gまたは3G、またはそれらの組み合せにアクセスすることができる。1つの例示的な実施例では、通信コンポーネント3316はブロードキャストチャネルを介して、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信コンポーネント3316は短距離通信を促進するために、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術および他の技術に基づいて実現することができる。
【0438】
例示的な実施例では、UE3300は上記方法を実行するために、1つまたは複数のアプリケーション専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはその他の電子素子によって実現されることができる。
【0439】
図34は本願の実施例によって提供される基地局3400のブロック図である。例えば、基地局3400は1つの基地局として提供されてもよい。図34を参照すると、基地局3400は、1つ又は複数のプロセッサを含む処理コンポーネント3411と、メモリ3432で表され、処理コンポーネント3411によって実行可能な命令、例えばアプリケーショプログラムを記憶するためのメモリリソースとを含む。メモリ3432に記憶されているアプリケーショプログラムは、それぞれ1組の命令に対応する1つ以上のモジュールを含むことができる。また、処理コンポーネント3415は、上記方法に記載の、前記基地局に適用される任意の方法、例えば図1に示す方法を実行するように、命令を実行するように構成される。
【0440】
基地局3400は、基地局3400の電源管理を実行するように構成される1つの電源コンポーネント3434と、基地局3400をネットワークに接続するように構成される1つの有線又は無線ネットワークインターフェース3450と、1つの入出力(I/O)インターフェース3458とをさらに含んでも良い。基地局3400は、メモリ3432に記憶される操作システム、例えばWindows Server TM、Mac OS XTM、UnixTM、Linux(登録商標)TM、FreeBSDTM又は類似するシステムを操作することができる。
【0441】
上記本開示によって提供される実施例では、それぞれ基地局、UEの角度から、本開示の実施例によって提供される方法を説明する。上記本開示の実施例によって提供される方法における各機能を実現するために、基地局とUEはハードウェア構造、ソフトウェアモジュールを含むことができ、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形式で上記各機能を実現する。上記各機能のある機能は、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える方式で実行することができる。
【0442】
本開示の実施例は通信装置を提供する。通信装置は送受信モジュールと処理モジュールを含むことができる。送受信モジュールは送信モジュール及び/又は受信モジュールを含むことができ、送信モジュールは送信機能を実現するために使用され、受信モジュールは受信機能を実現するために使用され、送受信モジュールは送信機能及び/又は受信機能を実現することができる。
【0443】
通信装置は端末デバイス(例えば前述した方法実施例における端末デバイス)であってもよく、端末デバイスにおける装置であってもよく、端末デバイスに合わせて使用できる装置であってもよい。又は、通信装置はネットワークデバイスであってもよく、ネットワークデバイスにおける装置であってもよく、ネットワークデバイスに合わせて使用できる装置であってもよい。
【0444】
本開示の実施例はもう1つの通信装置を提供する。通信装置はネットワークデバイスであってもよく、端末デバイス(例えば前述した方法実施例における端末デバイス)であってもよく、ネットワークデバイスでが上記方法を実現することをサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサ等であってもよく、端末デバイスが上記方法を実現することをサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサ等であってもよい。該装置は上記方法実施例において説明される方法を実現するために使用でき、具体的には、上記方法実施例における説明を参照されたい。
【0445】
通信装置は1つ又は複数のプロセッサを含んでもよい。プロセッサは汎用プロセッサ又は専用プロセッサ等であってもよい。例えば、ベースバンドプロセッサ又は中央処理装置であってもよい。ベースバンドプロセッサは通信プロトコル及び通信データを処理することができ、中央処理装置は通信装置(例えば、基地局、ベースバンドチップ、端末デバイス、端末デバイスチップ、DU又はCU等)を制御し、コンピュータプログラムを実行し、コンピュータプログラムのデータを処理するために使用されてもよい。
【0446】
選択的に、通信装置は1つ又は複数のメモリをさらに含むことができ、それにコンピュータプログラムが記憶されてもよく、プロセッサは、通信装置が上記方法実施例で説明される方法を実行するように、前記コンピュータプログラムを実行する。選択的に、前記メモリにはデータが記憶されてもよい。通信装置とメモリは単独で設定されてもよく、一体に統合されてもよい。
【0447】
選択的に、通信装置はトランシーバ、アンテナをさらに含んでもよい。トランシーバは送受信ユニット、送受信機、又は送受信回路等と呼ぶことができ、送受信機能を実現するために使用される。トランシーバは受信機と送信機を含むことができ、受信機は受信器又は受信回路などと呼ぶことができ、受信機能を実現するために使用され、送信機は送信器又は送信回路などと呼ぶことができ、送信機能を実現するために使用される。
【0448】
選択的に、通信装置は1つ又は複数のインターフェース回路をさらに含んでもよい。インターフェース回路はコード命令を受信し且つプロセッサに伝送するために使用される。プロセッサは、通信装置が上記方法実施例において説明される方法を実行するように、前記コード命令を実行する。
【0449】
通信装置が端末デバイス(例えば前述した方法実施例における端末デバイス)である場合、プロセッサは図1図4のいずれかに示す方法を実行するために使用される。
【0450】
通信装置がネットワークデバイスである場合、トランシーバは図5図8のいずれかに示す方法を実行するために使用される。
【0451】
1つの実現形態では、プロセッサは、受信と送信機能を実現するための送受信機を含むことができる。例えば、該送受信機は送受信回路であってもよく、又はインターフェースであってもよく、又はインターフェース回路であってもよい。受信と送信機能を実現するための送受信回路、インターフェース又はインターフェース回路は分離したものであってもよく、一体に統合されたものであってもよい。上記送受信回路、インターフェース又はインターフェース回路はコード/データの読み書きに用いることができ、又は、上記送受信回路、インターフェース又はインターフェース回路は、信号の伝送又は伝送に用いることができる。
【0452】
1つの実現形態では、プロセッサはコンピュータプログラムを記憶することができ、コンピュータプログラムはプロセッサにおいて実行され、これにより、通信装置は上記方法実施例で説明される方法を実行することができる。コンピュータプログラムはプロセッサに固定化することができ、該場合では、プロセッサはハードウェアによって実現可能である。
【0453】
1つの実現形態では、通信装置は回路を含むことができ、回路は、前述方法実施例における送信又は受信又は通信の機能を実現することができる。本開示で説明されたプロセッサと送受信機は集積回路(integrated circuit、IC)、アナログIC、無線周波数集積回路RFIC、混合信号IC、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、プリント回路基板(printed circuit board、PCB)、電子デバイスなどにおいて実現することができる。該プロセッサと送受信機は、様々なICプロセス技術、例えば相補型金属酸化物半導体(complementary metal oxide semiconductor、CMOS)、N型金属酸化物半導体(nMetal-oxide-semiconductor、NMOS)、P 型金属酸化物半導体(positive channel metal oxide semiconductor、PMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(bipolar junction transistor、BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(GaAs)などを用いて製造してもよい。
【0454】
以上の実施例において説明される通信装置はネットワークデバイス又は端末デバイス(例えば前述した方法実施例における端末デバイス)であってもよいが、本開示の説明における通信装置の範囲はこれに限らず、通信装置の構造は図12によって限制されなくてもよい。通信装置は、独立したデバイスであってもよく、又は大きいデバイスの一部であってもよい。例えば前記通信装置は以下の(1)~(6)であってもよい。
(1)独立した集積回路IC、又はチップ、又は、チップシステム又はサブシステム。
(2)1つ又は複数のICを有する集合、選択的に、該IC集合はデータ、コンピュータプログラムを記憶するための記憶素子を含んでもよい。
(3)ASIC、例えばモデム(Modem)。
(4)他のデバイス内に埋め込むことができるモジュール。
(5)受信機、端末デバイス、インテリジェント端末デバイス、セルラー電話、無線デバイス、ハンドヘルド、移動ユニット、車載デバイス、基地局、クラウドデバイス、人工知能デバイスなど。
(6)その他。
【0455】
通信装置がチップ又はチップシステムであってもよい場合について、チップはプロセッサとインターフェースを含む。ここで、プロセッサの数は1つ又は複数であってもよく、インターフェースの数は複数であってもよい。
【0456】
選択的に、チップはメモリをさらに含み、メモリは必要なコンピュータプログラムとデータを記憶するために使用される。
【0457】
当業者であれば分かるように、本開示の実施例で挙げられた様々な説明的な論理ブロック(illustrative logical block)とステップ(step)は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は両者の組み合わせによって実現することができる。このような機能は、ハードウェアか、それともソフトウェアによって実現されるかは、特定の適用とシステム全体の設計要件によって決められる。当業者は、各特定の種類の適用に対して、様々な方法を用いて前記の機能を実現することができ、しかし、このような実現は、本開示の実施例の保護範囲を超えるものとして理解するべきではない。
【0458】
本開示の実施例はサイドリンク時間長を決定するシステムをさらに提供し、該システムは前述した端末デバイス(例えば前述した方法実施例における第1の端末デバイス)とされる通信装置及びネットワークデバイスとされる通信装置を含み、又は、該システムは、前述した端末デバイス(例えば前述した方法実施例における第1の端末デバイス)とされる通信装置及びネットワークデバイスとされる通信装置を含む。
【0459】
本開示は、命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、命令がコンピュータによって実行される場合、上記いずれか1つの方法実施例の機能を実現する。
【0460】
本開示はコンピュータプログラム製品をさらに提供し、該コンピュータプログラム製品は、コンピュータによって実行される場合、上記いずれか1つの方法実施例の機能を実現する。
【0461】
上記実施例では、全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はその任意の組み合わせで実現することができる。ソフトウェアを用いて実現する時、全部又は一部は、コンピュータプログラム製品の形式で実現することができる。コンピュータプログラム製品は1つ又は複数のコンピュータプログラムを含む。コンピュータに前記コンピュータプログラムをロードし且つ実行する場合、全部又は一部は、本開示の実施例に記載のフロー又は機能を生成する。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラマブルデバイスであってもよい。コンピュータプログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができ、又は1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体へ伝送することができ、例えば、コンピュータプログラムは、1つのウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから、有線(例えば同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))又は無線(例えば赤外線、無線、マイクロ波等)方式によってもう1つのウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタへ伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能な如何なる利用可能な媒体、又は1つ又は複数の利用可能な媒体統合を含むサーバ、データセンタなどデータ記憶デバイスであってもよい。前記利用可能な媒体は磁気媒体(例えば、フロッピー ディスク)、光学媒体(例えば、高密度デジタルビデオディスク(digital video disc、DVD))、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid state disk、SSD))などであってもよい。
【0462】
当業者であれば理解できるように、本開示に係る第1、第2などの様々な数字番号は、説明を容易にするために行った区分であり、本開示の実施例の範囲を制限するものではなく、優先順位をも表さない。
【0463】
本開示の少なくとも1つは、1つ又は複数として説明されてもよく、複数は、2つ、3つ、4つ又はそれ以上であってもよく、本開示では限定されない。在本開の示実施例では、1つ技術的特徴に対して、「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」及び「D」などによって該技術的特徴における技術的特徴を区別し、該「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」及び「D」によって説明された技術的特徴の間は、優先順位や大きさの順序がない。
【0464】
当業者は明細書を考慮し且つここで開示された発明を実践した後、本開示の他の実施形態を容易に想到し得る。本出願は、本開示の如何なる変形、用途又は適応的変化をカバーしようとしており、これらの変形、用途又は適応的変化は、本開示の一般的原理に従い、かつ本開示で開示されていない当分野の技術常識又は慣用されている技術的手段を含む。明細書と実施例は単なる例示的なものとして見なされ、本開示の真の範囲と精神は以下の特許請求の範囲によって示される。
【0465】
なお、本開示は以上説明され且つ図面に示される正確な構造に限定されず、その範囲から逸脱しなき限り、様々な修正と変更が可能であることを理解されたい。本開示の範囲は添付の特許請求の範囲のみによって限定される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33
図34
【手続補正書】
【提出日】2024-01-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
周波数ホッピング方法であって、前記方法はユーザイクイップメント(UE)によって実行され、
基地局によって設定された、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令を取得するステップと、
前記基地局によって割り当てられたスペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを取得するステップと、
アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップと、
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップと、を含む、
ことを特徴とする周波数ホッピング方法。
【請求項2】
前記スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップは、
スロットフォーマット指示子(SFI)動的指示シグナリング及び/又は準静的スロットフォーマット設定シグナリングに基づいて、前記スペシャルスロットから使用不可能なシンボルを決定するステップと、
前記使用可能なシンボルが前記スペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定するステップと、を含み、
前記使用不可能なシンボルは、
ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、
ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、
同期信号ブロック(SSB)を伝送するためのシンボルと、
パブリック検索スペース(CSS)に割り当てられたシンボルと、
キャンセル指示(CI)によって占有されるシンボルと、
現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項3】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項4】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項5】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項6】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための前記命令を取得するステップと、
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項7】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップの後、前記方法は、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータに基づいて、少なくとも1つの第1の復調基準信号(DMRS)シンボルオフセット値を決定するステップと、
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項8】
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号と各第1のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第1の合計値を取得するステップと、
前記DMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第1の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項9】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項10】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項11】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって指示されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項12】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記スペシャルスロット内の1番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置であると決定するステップと、
前記1番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップであって、floor関数は小数点以下を切り捨てる関数であるステップと、
前記スペシャルスロット内の2番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)であると決定するステップと、
前記2番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)+前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数-floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項9~11のいずれかに記載の周波数ホッピング方法。
【請求項13】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップの後、前記方法は、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項12に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項14】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得するステップと、
前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得するステップと、
前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項15】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得するステップと、
前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第3のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第3のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得するステップと、
前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項16】
前記基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、前記type Aのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、前記type Bのマッピングルールに従って、基地局によって設定及び/又は指示されたパラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項17】
周波数ホッピング方法であって、前記方法は基地局によって実行され、
スロット内周波数ホッピングを行うと決定し、スロット内周波数ホッピングを行うことを指示するための命令をユーザイクイップメント(UE)に対して設定するステップと、
パラメータを決定し、前記パラメータに基づいて、スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボルリソースを決定するステップと、
アップリンクスロットでスロット内周波数ホッピングを行い、スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップと、
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うか、又は、スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップと、を含む、
ことを特徴とする周波数ホッピング方法。
【請求項18】
前記スペシャルスロット内の使用可能なシンボルを決定するステップは、
前記スペシャルスロットから使用不可能なシンボルを決定するステップと、
前記使用可能なシンボルが前記スペシャルスロット内の使用不可能なシンボル以外のシンボルであると決定するステップと、を含み、
前記使用不可能なシンボルは、
ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのガードシンボルと、
ダウンリンク伝送のためのダウンリンクシンボルと、
同期信号ブロック(SSB)を伝送するためのシンボルと、
CSSに割り当てられたシンボルと、
CIによって占有されるシンボルと、
現在のデータ伝送よりも優先度の高いサービス伝送のためのシンボルと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項17に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項19】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値以下である場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項18に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項20】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項18に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項21】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップは、
前記シンボルリソースに基づいて前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないと決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項18に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項22】
前記スペシャルスロットでスロット内周波数ホッピングを行わないステップの後、前記方法は、
前記パラメータに基づいて少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項18に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項23】
前記基地局によって割り当てられたシンボルリソースのうちの1番目の使用可能なシンボルと、前記少なくとも1つの第1のDMRSシンボルオフセット値とに基づいて、前記スペシャルスロットにおけるDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記1番目の使用可能なシンボルのシンボル番号と各第1のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第1の合計値を取得するステップと、
前記DMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第1の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項22に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項24】
前記パラメータは、
type Aとtype Bとを含むPUSCHマッピングタイプと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のためのシンボル長さと、
スペシャルスロットにおけるデータ伝送のための開始シンボル位置と、
DMRS-Additional Positionと、
DMRSポート数と、
DMRS-type A Positionと、のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項22に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項25】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソース内の前記使用可能なシンボルの数が第1の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップを含み、前記第1の閾値は、スペシャルスロットで前記スロット内周波数ホッピングが実行される時の1ホップに含まれる最小シンボル数を指示し、前記第1の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項18に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項26】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースに基づいて、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値より小さい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数が第2の閾値以上である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第2の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項18に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項27】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記シンボルリソースに基づいて、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として、前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲を決定するステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値より大きい場合、前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップと、
決定された2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数と1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれる使用可能なシンボルの数との差が第3の閾値以下である場合、前記シンボルリソースにおける1番目のシンボルの位置を開始位置として決定された前記スペシャルスロットの各ホップの時間領域位置範囲に従って、スロット内周波数ホッピング伝送を行うステップと、を含み、
前記第3の閾値は前記基地局によって決定されるか、又はプロトコルによって決定される、
ことを特徴とする請求項18に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項28】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップは、
前記スペシャルスロット内の1番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置であると決定し、前記1番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップであって、floor関数は小数点以下を切り捨てる関数であるステップと、
前記スペシャルスロット内の2番目のホップの時間領域開始位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)であると決定し、前記2番目のホップの時間領域終了位置が、前記シンボルリソースにおける1番目の使用可能なシンボルの位置+floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)+前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数-floor(前記シンボルリソースにおける使用可能なシンボルの数÷2)-1であると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項25~27のいずれかに記載の周波数ホッピング方法。
【請求項29】
前記シンボルリソース内の使用可能なシンボルでスロット内周波数ホッピングを行うステップの後、前記方法は、
前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項28に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項30】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータと2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項29に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項31】
前記各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータと2番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第2のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記2番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第2のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第2の合計値を取得し、前記2番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第2の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、
前記パラメータと1番目のホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数とに基づいて、少なくとも1つの第3のDMRSシンボルオフセット値を決定するステップと、
前記1番目のホップの開始シンボルのシンボル番号と各第3のDMRSシンボルオフセット値との合計を決定して、少なくとも1つの第3の合計値を取得し、前記1番目のホップのDMRSの時間領域位置が、シンボル番号が前記第3の合計値に対応するシンボルであると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項29に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項32】
前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップは、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Aである場合、前記type Aのマッピングルールに従って、前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、
前記パラメータ内のPUSCHマッピングタイプがtype Bである場合、前記type Bのマッピングルールに従って、前記パラメータと、各ホップの時間領域位置範囲に含まれるシンボルの数と、各ホップの開始シンボルとに基づいて、各ホップのDMRSの時間領域位置を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項29に記載の周波数ホッピング方法。
【請求項33】
通信装置であって、前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、前記装置に請求項1~11のいずれかに記載の方法を実行させる、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項34】
通信装置であって、前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、前記装置に請求項17~27のいずれかに記載の方法を実行させる、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項35】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項1~11のいずれかに記載の方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータプログラム
【請求項36】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項17~27のいずれかに記載の方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータプログラム
【国際調査報告】