(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-15
(54)【発明の名称】駐車区画における駐車を制御し、収益化するための装置
(51)【国際特許分類】
G08G 1/14 20060101AFI20240807BHJP
H04M 11/00 20060101ALI20240807BHJP
H04N 7/18 20060101ALI20240807BHJP
G06Q 50/163 20240101ALI20240807BHJP
【FI】
G08G1/14 A
H04M11/00 302
H04N7/18 D
G06Q50/163
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023568286
(86)(22)【出願日】2022-03-09
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CA2022050343
(87)【国際公開番号】W WO2022232902
(87)【国際公開日】2022-11-10
(32)【優先日】2021-05-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2022-01-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CA
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】523416117
【氏名又は名称】ナルダン,アルベルト
(74)【代理人】
【識別番号】110003797
【氏名又は名称】弁理士法人清原国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ナルダン,アルベルト
【テーマコード(参考)】
5C054
5H181
5K201
5L050
【Fターム(参考)】
5C054CA04
5C054CC02
5C054DA07
5C054FC12
5C054HA19
5H181AA01
5H181BB04
5H181BB05
5H181BB12
5H181CC04
5H181CC11
5H181CC12
5H181KK01
5H181KK06
5H181KK10
5K201AA07
5K201BA02
5K201BA17
5K201CA01
5K201CA06
5K201CB10
5K201CC04
5K201DC05
5K201EC06
5K201ED04
5K201ED09
5L050CC28
(57)【要約】
駐車区画に入る車両の画像を撮影するカメラと、駐車区画への車両の進入を検知するように配置された近接センサーまたは超音波センサーと、運転者に可聴メッセージを放送するデバイスとを含む、駐車区画の駐車を制御する装置が提供される。このデバイスは、関連する制御装置を各々が有する複数の区画に関連するウェブ・サイトと通信し、ウェブ・サイトは、許可された使用を購入できる関連する区画のうちのいずれか1つまたは複数に関連するデータを含み、顧客に提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
許可された利用者がアクセス可能な駐車区画における駐車を制御するための装置であって、前記装置は、
前記駐車区画に隣接する取り付け位置に取り付けるためのハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられ、前記駐車区画に入るために、運転者によって運転されたときに、車両の画像を撮影するように配置されたカメラと、
前記運転者に可聴メッセージを放送するデバイスと、
前記駐車区画への前記車両の進入を検出するように配置された、少なくとも1つの近接センサーまたは超音波センサーと、
制御システムと、を備え、
前記制御システムは、前記許可された利用者と通信するように配置された通信システムを含み、
前記制御システムは、
前記近接センサーによって前記車両の存在が検出されると、前記制御システムが、前記車両による許可された使用または許可されていない使用を判断するように配置され、
許可されていない使用の判断に応答して、制御デバイスが、許可されていない車両の前記運転者に、前記許可されていない車両は前記駐車区画の使用が許可されていないことを知らせる前記可聴メッセージを発するように配置され、
前記許可されていない車両を識別する利用者情報を送信し、許可されていない使用が承認されたときを示す信号を受信する、ように配置されている、
装置。
【請求項2】
前記制御システムは、前記通信システムを使用して、前記許可されていない車両と前記運転者のライブ映像を、前記許可された利用者にストリーミングするように配置されている、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記許可されていない車両を識別する情報が、前記許可された利用者に送信された後、前記許可されていない車両の前記運転者は、前記駐車区画の駐車料金を支払うことを選択でき、同意された場合、前記許可された利用者から、前記許可されていない使用が承認されたことを示す信号を受信する、
請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
許可された使用が利用できない場合、前記制御システムは、そのことを確認する可聴メッセージを前記運転者に提供する、
請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記制御システムは、制御ユニットが任意にSIMカード・リーダーを含むことができるセルラー・ネットワークを使用して、前記許可された利用者に対してモバイル・デバイスに送信するように配置され、これにより、前記デバイスを使用する前記駐車区画の所有者は、自分の既存の携帯電話プランにリンクされた自分の携帯電話サービス・サプライヤーから予備のSIMカードをインストールできる、
請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
前記制御デバイスが、許可された使用を判断するために、許可された車両のリモートFOBに応答するリーダーを含む、
請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
許可された使用を判断するために、デバイス・カメラは、ナンバー・プレートなどの認識可能な画像をプログラムするオプションのための画像認識を有する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記制御システムは、前記許可された利用者と通信することなく動作できる、
請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記制御システムは、前記車両が前記センサーに短時間割り込んだかどうか、前記車両が静止しているかどうか、または前記車両が前記センサーに近づき、設定時間よりも長い時間静止しているかどうかを判断するように、前記近接センサーに対して配置される、
請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
許可されていない車両が前記駐車区画内にいるとき、前記許可された利用者は、録音されたパーソナライズされたメッセージを、前記許可されていない車両に送信できる、
請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記許可されていない車両に可視的な警告を与えるためのLEDライトが設けられている、
請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
前記ハウジングが、ウェブ・サイトにアクセスするための読み取り可能なコードを担持する、
請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
【請求項13】
前記装置は、前記駐車区画の許可された使用に関する情報を含むウェブ・サイトと関連付けられる、
請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
前記ウェブ・サイトは、関連する制御装置を各々が有する複数の区画に関連付けられ、前記ウェブ・サイトは、許可された駐車区画がどこで見つかり、場合によっては事前予約できるかについての情報を、駐車スペースを探している顧客に提供するように、許可された使用を購入できる関連する区画のうちのいずれか1つまたは複数に関連するデータを含み、顧客に提供する、
請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記ウェブ・サイトは、1つまたは複数の区画の許可された使用の承認された時間、および許可された使用が利用できないことに関連するデータを含み、顧客に提供する、
請求項13または14に記載の装置。
【請求項16】
前記ウェブ・サイトは、インターネット接続を通じて前記許可された利用者と通信し、許可された使用が利用可能かどうかを判断する、
請求項13から15のいずれか一項に記載の装置。
【請求項17】
前記ウェブ・サイトは、複数の駐車区画の前記許可された利用者と通信し、前記許可された利用者が、インターネット接続を通じて、各区画の購入可能性、および関連する利用可能時間に関連するデータを入力できるようにする、
請求項13から16のいずれか一項に記載の装置。
【請求項18】
前記ウェブ・サイトは、前記ハウジングに設けられた機械読み取り可能なコードによって識別される、
請求項13から17のいずれか一項に記載の装置。
【請求項19】
顧客が自律走行車両を備える、
請求項13から18のいずれか一項に記載の装置。
【請求項20】
前記制御システムは、制御および設定のためにスマート・フォンと通信するための近距離通信システムを含み、前記近距離通信システムを使用せずに、音声メッセージによって、前記許可されていない車両の前記運転者と通信する、
請求項1から19のいずれか一項に記載の装置。
【請求項21】
前記制御システムは、複数の駐車区画を監視するように配置されている、
請求項1から20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
前記制御システムは、例えばQRコードまたは他の読み取り可能なシンボルによって、接近する車両が障害者用区画の使用を許可されていることを、許可された障害者から取得するように配置されている、
請求項1から21のいずれか一項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、許可された利用者のみがアクセス可能な駐車区画における駐車を制御し、駐車区画の所有者がその利用から収益化することを可能にする装置に関する。
【背景技術】
【0002】
許可された利用者以外の人による駐車区画の誤用や許可されていない使用は、依然として解決されていない問題である。そのため、許可された利用者は、許可された駐車区画の適切な利用を得られず、多くの場合、多大な犠牲を払っている。ある場合には、許可されていない人が気づかないというミスによるものである。別の場合には、意図的なものである。
【0003】
また、区画の使用を制御できないため、そのような区画の多くは、許可された利用者が必要としないときでさえも使用されず、駐車可能台数の潜在的な不足を招き、許可された利用者の潜在的な収入損失につながる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、駐車区画に取り付けられるように配置され、正当な利用者のために駐車区画を維持し、その駐車区画を最大限に利用するために採用されるデバイスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、許可された利用者がアクセス可能な駐車区画における駐車を制御するための装置が提供され、装置は、
駐車区画に隣接する取り付け位置に取り付けるためのハウジングと、
ハウジングに取り付けられ、駐車区画に入るために、運転者によって運転されたときに、車両の画像を撮影するように配置されたカメラと、
オンボード・ワイヤレス接続を備えた、コンピューティング用の小型マザーボードと、
SIM(Subscriber Identity Module)スマート・カード・リーダーと、
運転者に可聴メッセージを放送するデバイスと、
駐車区画への車両の進入を検出するように配置された、少なくとも1つの近接センサーおよび/または超音波センサーと、
制御システムと、を備え、
制御システムは、許可された利用者と通信するように配置された通信システムを含み、
制御システムは、
近接センサーによって車両の存在が検出されると、制御システムが、車両による許可された使用または許可されていない使用を判断するように配置され、
許可されていない使用の判断に応答して、制御デバイスが、許可されていない車両の運転者に、許可されていない車両は駐車区画の使用が許可されていないことを知らせる前記可聴メッセージを発するように配置され、
許可されていない車両を識別する利用者情報を送信し、許可されていない使用が承認されたときを示す信号を受信する、ように配置されている。
【0006】
1つの好ましい配置では、制御システムは、通信システムを使用して、許可されていない車両と運転者のライブ映像を、許可された利用者にストリーミングするように配置されている。
【0007】
1つの好ましい配置では、許可されていない車両を識別する情報が、許可された利用者に送信された後、許可されていない車両の運転者は、駐車区画の駐車料金を支払うことを選択でき、同意された場合、許可された利用者から、許可されていない使用が承認されたことを示す信号を受信する。
【0008】
1つの好ましい配置では、許可された使用が利用できない場合、制御システムは、そのことを確認する可聴メッセージを運転者に提供する。
【0009】
1つの好ましい配置では、制御システムは、セルラー・ネットワークを使用して、許可された利用者に対してモバイル・デバイスに送信するように配置されている。
【0010】
1つの好ましい配置では、制御デバイスは、許可された使用を判断するために、許可された車両のリモートFOBに応答するリーダーを含む。加えて、または代替案として、許可された使用を判断するために、デバイス・カメラは、ナンバー・プレートなどの認識可能な画像をプログラムするオプションのための画像認識を備えている。
【0011】
通信が利用できない場合、制御システムは、許可された利用者と通信することなく動作できる。
【0012】
1つの好ましい配置では、制御システムは、車両がセンサーに短時間割り込んだかどうか、車両が静止しているかどうか、または車両がセンサーに近づき、設定時間よりも長い時間静止しているかどうかを判断するように、近接センサーに対して配置される。
【0013】
1つの好ましい配置では、許可されていない車両が駐車区画にいるとき、許可された利用者は、録音されたパーソナライズされたメッセージを、許可されていない車両に送信できる。これにより、許可された利用者は、駐車区画が利用できないこと、または駐車区画が利用できる特定の時間に駐車区画を購入できることを示す特定のメッセージを録音できる。
【0014】
1つの好ましい配置では、許可されていない車両に可視的な警告を与えるためのLEDライトが設けられている。
【0015】
1つの好ましい配置では、車両が駐車区画から出るたびに、装置は「レディ」モードにリセットされる。近接センサーおよび/またはカメラからの所定の距離が、このリセットを制御する。
【0016】
1つの好ましい配置では、ハウジングは、この特定の駐車区画に関連するデータおよび情報を提供するウェブ・サイトにアクセスするために、許可されていない車両の運転者のモバイル・デバイスによって読み取り可能なQRコードのような読み取り可能なコードを担持する。
【0017】
1つの好ましい配置では、装置は、この駐車区画と、システムに関連するいずれかの他の駐車区画とを含む駐車区画の許可された使用に関する情報を含むウェブ・サイトと関連付けられる。
【0018】
1つの好ましい配置では、ウェブ・サイトは障害者用区画の許可された利用者のみに関連するデータ・ベースを含んでいる。許可された障害者用区画の利用者の一部が、データ・ベースに正式かつ検証可能に登録されると、各利用者の携帯電話に固有のQRコードがアップロードされる。装置を備えたすべての障害者用区画は、各固有のQRコードを認識するようにプログラムされている。許可された障害者用区画の利用者がそのような区画に駐車すると、可聴音声メッセージにより、利用者は携帯電話の画面上の固有のQRコードを、装置のカメラの前に見えるようにかざすよう指示される。これらの指示は、また、障害者用区画データ・ベースおよびQRコード携帯電話画面ページにおける各利用者に言及される。障害者用区画では、装置のカメラがQRコードの画像を撮影し、コードが正しく確認されると、アラームが無効になる。そうでない場合、アラームが鳴り、許可されていない車両は区画から退出する。
【0019】
1つの好ましい配置では、ウェブ・サイトは、関連する制御装置を各々が有する複数の区画に関連付けられ、ウェブ・サイトは、許可された使用が購入され得るか、または他の方法で利用可能にされ得る、関連する区画のうちのいずれか1つまたは複数に関連するデータを含み、顧客に提供する。この配置では、好ましくは、ウェブ・サイトは、1つまたは複数の区画の許可された使用の承認された時間、および許可された使用が利用できないことに関連するデータを含み、顧客に提供する。
【0020】
顧客は、車両が自律走行車または人が制御する車両で構成され得るという点で、実質的に駐車される車両である。いずれの場合も、システムはオンボード・コンピュータと通信し、運転者インターフェースまたは自律制御システムにデータを提供する。
【0021】
ウェブ・サイトとそこで利用可能なデータは、駐車スペースを探している顧客に、許可された駐車区画がどこで見つけられ得るかという情報を提供するために使用できる。こうすることで、スペースを探している顧客はデータ・ベースから空きスペースを見つけ、空きスペースを事前予約できる。1つの配置では、顧客は、予約リファレンスに応じた所定の時間内に、事前予約された駐車区画に設置された装置で使用するための1回限りのQRコードを携帯電話で受け取る。したがって、このシステムにより、利用可能な駐車場を探している人により多くのスペースを利用可能にし、また、駐車区画の所有者が、使用されていない自分のスペースを収益化できるようにする。
【0022】
1つの好ましい配置では、ウェブ・サイトは、インターネット接続を通じて許可された利用者と通信し、許可された使用が利用可能かどうかを判断する。
【0023】
1つの好ましい配置では、ウェブ・サイトは複数の駐車区画の許可された利用者と通信し、許可された利用者が、インターネット接続を通じて、各区画の購入可能性、および関連する利用可能時間に関連するデータを入力できるようにする。この配置では、ウェブ・サイトはハウジングに設けられた機械読み取り可能なコードまたはQRコードによって識別される。
【0024】
1つの好ましい配置では、制御システムは、制御および設定のためにスマート・フォンと通信するための近距離通信システムを含み、近距離通信システムを使用せずに、音声メッセージによって、許可されていない車両の運転者と通信する。
【0025】
1つの好ましい配置では、制御システムは複数の駐車区画を監視するように配置される。つまり、例えば、ハウジングは2つの区画の間に取り付けられ、どちらかの区画に入る車両の近接センサーからの情報を受信し、録音されたメッセージによって、どちらかの区画に入るいずれかの車両の運転者と通信できる。これはもちろん、ハードウェアのコストを削減する。
【0026】
好ましくは、一実施形態では、制御システムは、車両を識別する情報を、正当な利用者に送信し、正当なまたは許可された使用あるいは許可されていない使用を示す信号を、正当な利用者から受信するように配置される。このようにして、許可された利用者は、運転者および/または車両が、許可された利用者に知られている場合、または使用が許可される支払い取引が手配できる場合、接近する車両の進入を許可できる。
【0027】
好ましくは、一実施形態では、カメラが、車両および運転者のライブ映像を許可された利用者にストリーミングし、適切であれば認識および承認を可能にする。つまり、制御システムは、正当な利用者に対して、モバイル・デバイスを介して「この車両がわかりますか?」という質問を送信できる。
【0028】
駐車区画セーバーは、音・光・映像バージョンも含め、駐車区画に取り付けられ、正当な利用者のために、したがって許可されていない車両が駐車区画に駐車することを防ぐように駐車区画を維持するために採用されるデバイスである。
【0029】
好ましくは、一実施形態では、許可された使用を判断するために、デバイス・カメラは、自動駐車認可のために、車両マーキングまたは車両の他の特徴、可視の場合、ナンバー・プレートなどの認識可能な画像をプログラムするオプションのための画像認識を備えている。
【0030】
好ましくは、一実施形態では、デバイスは、インターネットに接続できる場合は、プログラミング・アプリケーション(アプリ)の形でインターネット通信によって動作し、そうでない場合は、許可された利用者と通信することなく、FOB方式または認識方式によって動作する。
【0031】
許可されていない車両が、デバイスが採用された区画に駐車されると、デバイスは非常に大きなアラーム音を発し、「X」の形をした非常に見やすい点滅赤色LEDが点灯し、音声コマンドが、車両が牽引されることを運転者に丁重に警告し、カメラが運転者と許可されていない車両のライブ映像をストリーミングする。アラーム音とライトは、許可されていない車両が駐車区画検出エリアから完全に取り除かれるまで続く。デバイスには、駐車区画の所有者または許可された利用者に通知される侵害の顔認識機能を含めることができる。場合によっては、レッカー会社やソーシャル・メディア・ウェブ・サイトに任意のメッセージを送ることもできる。その目的は、許可されていない車両の運転者に対し、速やかに車両を撤去するよう直ちに明確にし、違反が続く場合は車両を撤去させることである。
【0032】
デバイスが許可された車両を認識すると、「チェックマーク」の形をした非常に見やすい緑色のLEDが点灯し、アラームは鳴らず、違反通知映像は表示されない。
【0033】
カメラは常にアクティブで、オンラインでライブ・ストリーミングし、必要に応じてノンストップでオンライン視聴できるように接続できる。デバイスには独自のアプリおよび/またはオンライン・プログラムがあり、許可された駐車区画の所有者に常時メッセージや映像を送信する。
【0034】
近接センサーは常にアクティブで、外側を向いている。1つの好ましい配置では、2つのセンサーが設けられ、一方のセンサーは壁またはガード・レールから60度の角度で右を向き、もう一方は120度の角度で左を向く。このため、両センサーは、自動車が真正面から、あるいは駐車区画の左右から接近してきたことを常時検知している。
【0035】
センサーは、車両がセンサーに短時間割り込んだかどうか、車両が静止しているかどうか、または車両がセンサーに近づき、5秒以上静止しているかどうかを判断するようにプログラムされている。車両が接近すると、マイクロ・プロセッサーは近接センサーの一方または両方が検知モードにとどまる時間を決定する。車両または運転者(バイクの場合)が、デバイス内のリモートFOBレシーバーと一致する適切なコードを持つリモートFOBを所有している場合、デバイスは静寂を保ち、許可された車両の駐車を許可する。
【0036】
両センサーの進路上にある許可されていない車両、つまり適切にコード化されたリモートFOBを認識できない車両が、適切な時間、例えば5秒以上静止したままであり、センサーから2メートルなど適切な距離内のゾーンに進入した場合、デバイスはアプリを通じてその所有者にライブ映像ストリームを送信する。その後、所有者はモバイル・デバイスを通じて「この車に見覚えはありませんか?」という質問を受ける。その後、所有者はYESかNOを選択する。YESの場合、デバイスのアラームは作動しない。NOの場合、赤い「X」LEDが点滅し、アプリは駐車区画の所有者にアラーム通知を送信し、スピーカーから大きなアラーム音が鳴る。アラームは、窓を閉め切った車内でも車両の運転者に聞こえるほどの大音量で鳴り響き、そうすれば、運転者は駐車区画にとどまろうとしなくなる。スピーカーはまた、駐車区画の所有者とレッカー会社にライブ映像が配信されていることをアナウンスする。
【0037】
所有者はまた、「この車がわかりますか?」段階のプログラム可能なオプションを持っており、あらかじめ設定された時間の間、答えを「YES」または「NO」に設定できる。このオプションは、所有者がアプリに通知されても返信できない場合に便利である。通知を受け取ってから10秒以内に「YES」または「NO」のどちらかが入力されなかった場合、デフォルトの答えは「NO」となる。インターネットを介して遠隔に、またはブルートゥースを介してオンサイトで、所有者はいつでもデバイスのアラームをオン/オフしたり、支払い受付を介して駐車を許可したりできる。
【0038】
デバイスは、適切にコード化されたリモートFOBが、デバイス内部のリモートFOBレシーバーから4メートルなどの適切な距離内にある場合に、許可された車両を認識する。このFOBはオプションであるが、デバイスの機能には必要ない。FOBが存在しない場合、所有者はアプリまたはウェブ・サイトに回答して、あらゆる車両の駐車を許可する必要がある。
【0039】
デバイス・カメラには、ナンバー・プレートが見えている場合や、車両のその他の特徴など、認識可能な画像をプログラムするオプションとして画像認識があり、さらにカメラは、障害者または公共駐車区画において使用される自動駐車認可のための、バック・ミラーに吊り下げられたコード化されたカードを読み取ることができる。つまり、システムは、許可され承認された障害者がQRコードまたは他の識別シンボルを受け取ることができるように設定でき、それによってデバイスのカメラは、近づいてくる車両が、関心のある駐車区画での駐車を許可されていることを確認するデータを得ることができる。
【0040】
また、デバイスは、許可されていない車両が駐車区画に入ったときに、アラーム音などの代わりに、所有者がパーソナライズされたメッセージや音楽など自分が好きなものを録音できるように作動することもできる。録音時間は15秒または30秒で、車両が出発するか、支払いを済ませるまで繰り返される。また、一般家庭で使用されているドアベル・システムのように、アプリやオンライン・プログラムを通じて、Wi-Fiが利用可能な地域では、所有者が駐車区画の人とリアル・タイムで会話できる。
【0041】
さらに、「その場で支払う」機能を追加でき、そこでは、許可されていない車両の所有者は、支払いカードのタップ機能によって、またはより好ましくは、以前にウェブ・サイトで確立されたアカウントによって、駐車区画の駐車料金を支払うことを選択できる。支払いデバイスは、即座に受け入れられるように、駐車区画の許可された所有者/利用者にリンクされている。繰り返しになるが、この機能は、その地域でWi-Fiが使える場合に可能である。Wi-Fiが利用できない場合、支払いおよび駐車区画への駐車許可は所有者と事前に取り決める。
【0042】
Wi-Fiが利用できない状況では、制御ユニットはSIMカード・リーダーを含むことができ、これにより、デバイスを使用する駐車区画の所有者は、自分の既存の携帯電話プランにリンクされた自分の携帯電話サービス業者から予備のSIMカードをインストールできる。この予備SIMカードは、所有者の携帯電話プランのデータを使用でき、駐車デバイスへの常時インターネットサービスを可能にする。このサービスは、所定のデバイスの設置場所での電波受信強度に応じて、LTEまたは5Gになる可能性が高い。
【0043】
本デバイスの所有者は、オンライン・エコシステム全体に参加することを選択し、金銭的な利益を得ることができる。さらに、QRコードから駐車料金を支払うように潜在的な顧客を誘導するために、デバイスを使用することで、商業駐車場の大家だけでなく、民間の駐車区画所有者も、自分の民間の区画に駐車することを選択した人から収入を得ることができる。
【0044】
寒冷地では、デバイスは、駐車区画に電力を供給するために、その組み立ての一部として、電気レセプタクルを内蔵できる。さらに、駐車区画に電気が供給される寒冷地では、極寒時に適切な機能を確保するために、デバイスのハード・ワイヤード・バージョンは、そのハウジング内にヒーター・エレメントを持つことができる。
【0045】
駐車装置は、自律走行車(AV)のオンボード・コンピュータと通信するようにプログラムされた装置でもある。
【0046】
この場合、統合クラウド・プラットフォームと組み合わされた装置は、完全自律走行車の駐車シナリオも可能にする。これにより、自動バレット・パーキングを含む完全自律型駐車場シナリオや、配送車、ロボタクシーなどのフリート管理サービスの実現が可能になる。
【0047】
双方向のハンドシェイク・プロセスを使用することで、自律走行車は、場所、時間帯、空き状況、価格、許可された車両サイズ、アクセシビリティのサポート(障害者用駐車場のサポート)、周囲のセキュリティと安全性、近隣のアメニティ、その他デバイスが公表する基準によって、利用可能な駐車場を検索し、取得できる。インターネット・プラットフォームは、場合によっては、登録された車両や顧客がロケーションを利用できる場合にのみ、事前に登録されたデバイスにロケーションとメタ・データの検索を提供する。自律走行車両はその見返りとして、車両メタデータ(車種、色、ナンバー・プレートなど)や乗員または積載物情報など、自律走行車両に関する情報をプラットフォームが取得することを許可できる。このとき、両者は、駐車装置がサポートする駐車場所を使用することに合意するためのハンドシェイクを確定できる。これはもちろん、駐車スペースの空き状況に関する情報を運転者に提供するための、車両コンピュータとの通信にも適用される。
【0048】
さらに、区画のデバイスのハウジングは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る。
-a- エリアとハウジングを照らすライト
-b- 視覚効果を高める、アラームの一部としてのストロボライト
-c- デバイスにいる人と駐車区画の所有者との間のコミュニケーションを可能にするマイク
-d- 外部または非加熱の駐車区画で使用するための、ハード・ワイヤード装置バージョンの内部用の加熱コイル
【図面の簡単な説明】
【0049】
次に、本発明の一実施形態を添付図面と共に説明する。
【0050】
【
図1】本発明による駐車システムで使用するためのウェブ・サイトおよびインターネット通信システムと関連付けられた本発明による装置の概略平面図である。
【
図2】
図1のシステムで使用する装置自体の構成要素を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
図面中、同様の参照文字は、異なる図において対応する部分を示す。
【0052】
図2に示すように、デバイスは、近接センサー12、ビデオカメラ11、警告灯14、および運転者13Aによって操作される放送用スピーカー13を含むハウジング10を備える。
【0053】
デバイス内部には、バッテリー16、プロセッサーまたは制御ユニット15、通信アプリを使って携帯電話システムと通信するための通信デバイス17、RFID FOBリーダー18が設けられている。
【0054】
カメラ11は常にアクティブで、オンラインでライブ・ストリーミングし、ノンストップでオンライン視聴できるように接続されている。デバイスには独自のアプリがあり、許可された駐車区画の利用者に常時メッセージと映像を送信する。
【0055】
近接センサー12は常にアクティブで、前方と外側を目指している。1つは壁やガード・レールから60度の角度で右を狙い、もう1つは120度の角度で左を狙う。したがって、両センサー12は、自動車が真正面から接近してきたとき、あるいは駐車区画の左右から接近してきたときを常時検知している。
【0056】
センサー12は、車両がセンサーに短時間割り込んだか、車両が静止しているか、または車両がセンサーに近づいて5秒以上静止しているかを判断するようにプログラムされた制御デバイス15に入力信号を供給する。車両が接近すると、マイクロ・プロセッサー15は、近接センサーの一方または両方が検出モードにとどまる秒数を決定する。車両または運転者が、デバイス内部のリモートFOBリーダー18に保存されたコードと一致する適切なコードを持つリモートFOBを含むか携帯している場合、デバイスは静寂を保ち、許可された車両の駐車を許可する。
【0057】
両センサーの進路上にある許可されていない車両、つまり適切にコード化されたリモートFOBを認識できない車両が5秒以上静止したままであり、センサーの2メートル以内のゾーンに進入した場合、デバイスはアプリを通じて、通信インターフェース17を通じてライブ映像ストリームを許可された利用者に送信する。その後、利用者はモバイル・デバイスを通じて「この車に見覚えはありませんか?」という質問を受ける。所有者はYESまたはNOを選択し、YESの場合、デバイスのアラームは作動しない。NOの場合、青と赤のLEDが点滅し、アプリから駐車区画の所有者にアラーム通知が送信され、スピーカーから大きなアラーム音が鳴る。アラームは、窓を閉め切った車内にいても、車の運転者が聞き取れるほどの音量があり、これにより、運転者が駐車区画にとどまることを抑止する。スピーカーはまた、駐車区画の所有者とレッカー会社にライブ映像が配信されていることをアナウンスする。
【0058】
デバイスは、適切にコード化されたリモートFOBがリモートFOBレシーバーから4メートル以内にある場合に、許可された車両を認識するようにプログラムされている。このFOBはオプションだが、機能上必要ではない。FOBが存在しない場合、利用者はいかなる車両の駐車も許可するために、常にアプリに応答する必要がある。
【0059】
1つの具体例では、デバイスは、2つの近接センサー12、音膜(スピーカー)13、1つの赤色LEDと1つの緑色LED14、バッテリー16を収容するコンパートメント、マイクロ・プロセッサー15、リモートFOBレシーバー18、ミニ・ワイヤレス・カメラ11を収納した小さな金属製の密閉ボックス(約150mm×80mm×50mm)である。デバイスはバッテリー駆動とすることもできるし、オプションの、外側上面に取り付けられたソーラー・パネル(図示せず)を含めることもできる。また、デバイスは、購入時にダウンロードするためのアプリを有することもできる。
【0060】
次に
図1に目を向けると、デバイス10は、適切であれば、区画のアレイの2つの区画の間の接合部に取り付けられ、両方の区画を監視するようにしている。ただし、区画が許可された利用者に個別に割り当てられている場合は、区画ごとに1台のデバイスを提供できる。
【0061】
この配置では、近接センサー12は、車両が許可されているかどうかを検出するためのFOBまたは他の近距離通信デバイス21を含むことができる車両20の存在を検出する。
【0062】
デバイスはまた、記録されたメッセージを含むセット・アップ情報を提供するために、隣接するスマート・フォン22と近距離通信システム17を使用して通信できる。
【0063】
システムはまた、デバイス10とインターネット通信システムとの間の通信、およびその通信システムを介したウェブ・サイト24への通信を可能にする。通信は、WiーFiやインターネット・プロトコル、または携帯電話技術を通じて行うことができる。携帯電話技術が使用される場合、プロセッサー15にSIMカード・リーダーを設けることで、ユニットを携帯電話システムに容易に接続でき、これにより、デバイスを使用する区画の所有者は、自分の既存の携帯電話プランにリンクされた自分の携帯電話サービス業者の予備のSIMカードをインストールできる。
【0064】
車両の運転者も通常、携帯スマート・フォン25にアクセスできる。
【0065】
許可されていない車両を識別する情報が、許可された利用者に送信された後、許可されていない車両の運転者は、区画への駐車料金を支払うことを選択でき、もし同意すれば、許可された利用者から、許可されていない使用が承認されたことを示す信号を受け取ることができる。
【0066】
許可された使用が利用できない場合、制御システムは、スピーカー13を通じて、そのことを確認する可聴メッセージを運転者に提供する。
【0067】
ハウジング10には読み取り可能なQRコード10Aが表示されており、接近してきた許可されていない運転者の携帯電話25を使ってスキャンすることで、運転者が通信システム23を通じてウェブ・サイト24にアクセスできるようになる。
【0068】
ウェブ・サイトは、システムに関連する区画のセットの許可された利用者によって、駐車区画の許可された利用に関する情報をプログラムできる。こうして、各利用者はデバイスを購入すると、アプリを通じてウェブ・サイトと通信し、許可された駐車の空き情報を保存する。これには恒久的な禁止も含まれる。これには、いくつかの空き状況および駐車区画が使用可能な特定の時間帯を含めることができる。これは、わかっていればあらかじめ将来の日数をプログラムしておくこともできるし、短期的に状況が変化した場合にはリアル・タイムで入力することもできる。
【0069】
このようにして、システムが許可された区画の多くの所有者によって使用される場合、ウェブ・サイトに関連するデータ・ベース24Aは、システム内のすべての区画の空き状況に関するデータを保持する。
【0070】
このように、ウェブ・サイトは、単一の駐車場サイトまたは多数の駐車場サイトにある、関連する制御装置を各々が有する複数の区画に関連付けられ、ウェブ・サイトは、許可された使用を購入できる関連する区画のうちのいずれか1つまたは複数に関連するデータを含み、顧客に提供する。こうして、車両運転者は、単なる許可されていない利用者ではなく、潜在的な顧客となり、アプリを通じて、許可された利用が購入できるすべての区画の詳細を受け取ることができる。このように、ウェブ・サイトは、1つまたは複数の区画の許可された使用時間および許可された使用の利用不可に関連するデータを含み、顧客に提供する。そのため、顧客は利用可能な時間帯の中で、顧客が利用すると予想される時間帯に最もマッチする区画を選ぶことができる。従来の地図技術を使えば、アプリを通じて区画の場所を顧客に提供できる。したがって、適切な区画とその区画の場所を特定した顧客は、区画の制御デバイスまで、そのデバイスによって特定されることで移動できる。識別はカメラによって、またはデバイスが置かれている区画および顧客を識別するQRコード読み取りシステムでプログラミングすることによって、行うこともできる。潜在的な顧客はまた、ウェブ・サイトやアプリを通じて確認されない限り、いずれかの特定の区画への承認を提供しない一方で、識別を可能にする識別FOBを提供される可能性がある。
【0071】
このようにして、ウェブ・サイトは、インターネット接続を通じて許可された利用者と通信し、許可された使用が可能かどうかを判断する。
【0072】
ハウジングの具体的なデザインは様々な形をとることができ、様々な素材から製造できる。デバイスにはワイヤード式とソーラーパワー式の両方があり、それぞれ金属製が望ましい。
【0073】
許可されていない車両が区画内にいる場合、アラームが鳴り、赤いライトが点滅し、ストールの所有者に通知される(WiーFiが利用可能な場合)。許可された車両が区画内にある場合、アラームは鳴らず、緑色のライトが点滅する。
【0074】
デバイスは以下のハードウェアを含むことができる。
Raspian Busterが動作しているラズベリー パイ 4
Wi-Fi、Bluetooth、およびSIMカード通信
物体認識用5MP 1080p HDカメラ
ラズベリーI/Oに接続されたFOBレシーバー
カメラが作動しなくなった場合に駐車区画内のいずれかの物体を検知する。超音波センサーまたは近接センサー
すべてのコンポーネントに電力を供給する再充電可能なバッテリー
違反者に警告メッセージを伝える1インチスピーカー
視覚的に警告する赤と緑のライト
バッテリーを充電するソーラー・パネル
車内のFOBトランスミッター
ソーラー・パネルを覆うポリカーボネート製カバー、レッド/グリーンライト開口部、QRコード開口部
直径1インチのバレル・ロック
裏側のマウントプレート
【0075】
デバイスは、地面から最低3フィートから最高5フィートの間に設置することが望ましい。
【0076】
デバイスのウェブ・サイトは、潜在的な顧客が空いている駐車区画を探している場所の大まかな近辺で、所有者が「駐車可能」とサインしたデバイスの場所をオンライン地図上に表示する。
【0077】
ハウジングの底にある大きな穴はスピーカー用で、小さな穴はバレル・ロック用である。それぞれの前面にある1つの穴はカメラ用で、もう1つはセンサー用である。四角いノックアウトはQRコード用である。1つのバージョンには2つの正方形のノックアウトがある。このデバイスは2つの駐車区画に使用できる、各駐車区画は自身のコードを必要とする。各シェルの背面にある四角いノックアウトは、最終的なマウンティング・プレート用である。各デバイスには、ソーラー・パネル用の開口部を覆う透明なポリカーボネート製の内部スリーブがあり、ノックアウトは、進入拒否を示す「X」と進入許可を示す「チェックマーク」を表示するインジケーター・ライト用に使用されている。
【0078】
他の配置では、駐車区画の個人所有者が儲けることはできない。本デバイスの所有者は、オンライン・エコシステム全体に参加することを選択し、金銭的な利益を得ることができる。QRコードによって潜在的な顧客に駐車料金の支払いを促すだけでなく、デバイスを使うことで、商業駐車場の大家だけでなく、民間の駐車区画の所有者も、自分の民間の駐車区画に駐車することを選択した人々から収入を得ることができる。
【0079】
本明細書で上述したように、私の発明には様々な変更を加えることができ、また、そのような精神および範囲から逸脱することなく、特許請求の範囲の精神および範囲内でなされる、明らかに広く異なる多くの実施形態が可能であるため、添付の明細書に含まれるすべての事項は、例示的なものとしてのみ解釈され、限定的な意味では解釈されないことが意図される。
【国際調査報告】