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特表2024-530102エアロゾル発生装置のための充電装置及びこれを含む充電システム
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  • 特表-エアロゾル発生装置のための充電装置及びこれを含む充電システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-16
(54)【発明の名称】エアロゾル発生装置のための充電装置及びこれを含む充電システム
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/90 20200101AFI20240808BHJP
   H02J 7/00 20060101ALI20240808BHJP
【FI】
A24F40/90
H02J7/00 301B
H02J7/00 303A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023573607
(86)(22)【出願日】2023-06-30
(85)【翻訳文提出日】2023-11-29
(86)【国際出願番号】 KR2023009186
(87)【国際公開番号】W WO2024010289
(87)【国際公開日】2024-01-11
(31)【優先権主張番号】10-2022-0081786
(32)【優先日】2022-07-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】リ、ウォンキョン
(72)【発明者】
【氏名】キム、ミン キュ
(72)【発明者】
【氏名】ソンウ、ポール ジュン
【テーマコード(参考)】
4B162
5G503
【Fターム(参考)】
4B162AA02
4B162AA22
4B162AB11
4B162AC33
5G503AA01
5G503BA01
5G503BB01
5G503DA02
5G503EA01
5G503FA03
5G503GD04
(57)【要約】
第1充電ピン、第1充電ピンから第1間隔で離隔する第2充電ピンを含むエアロゾル発生装置のための充電装置であって、複数の充電パッドが離隔して配列される充電ステーション、及び複数の充電パッドのうち第1充電ピンが連結される1つの充電パッド及び第2充電ピンが連結される他の1つの充電パッドを感知し、感知された充電パッドに電力を供給するコントローラを含み、充電ステーションにおいて、複数の充電パッドのうち隣接する2つの充電パッドは第1間隔以下である第2間隔で離隔することができる。
【選択図】図2A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1充電ピン、前記第1充電ピンから第1間隔で離隔する第2充電ピンを含むエアロゾル発生装置のための充電装置であって、
複数の充電パッドが離隔して配列される充電ステーションと、
前記複数の充電パッドのうち、前記第1充電ピンが連結される1つの充電パッド及び前記第2充電ピンが連結される他の1つの充電パッドを感知し、感知された充電パッドに電力を供給するコントローラと、を含み、
前記複数の充電パッドのうち隣接する2つの充電パッドは前記第1間隔以下である第2間隔で離隔する、充電装置。
【請求項2】
前記複数の充電パッドが第1方向及び前記第1方向に垂直な第2方向に配列されてマトリックス構造で配列される、請求項1に記載の充電装置。
【請求項3】
前記複数の充電パッドの各々は、前記第1方向に対して第1幅及び前記第2方向に対して第2幅を有する平面構造で形成される、請求項2に記載の充電装置。
【請求項4】
前記第2間隔は、
前記第1方向に隣接する2つの充電パッドの間の第1サーブ間隔及び前記第2方向に隣接する2つの充電パッドの間の第2サーブ間隔のうち1つに対応し、
前記第1幅及び前記第1サーブ間隔の和は、前記第1間隔以下である、請求項3に記載の充電装置。
【請求項5】
前記第2幅及び前記第2サーブ間隔の和は、前記第1間隔以下である、請求項4に記載の充電装置。
【請求項6】
前記充電ステーションは、
前記複数の充電パッドの間に設けられ、前記第1充電ピン又は前記第2充電ピンを隣接する充電パッドにガイドするガイド部材を含む、請求項1に記載の充電装置。
【請求項7】
前記ガイド部材は、
前記複数の充電パッドが配列される面を基準として所定の間隔が突出する複数の突出部を含む、請求項6に記載の充電装置。
【請求項8】
前記ガイド部材は、
前記ガイド部材が突出する方向に延びるにつれて、次第に細くなる、請求項7に記載の充電装置。
【請求項9】
前記ガイド部材は、
少なくとも一部領域が絶縁物質からなる、請求項6に記載の充電装置。
【請求項10】
前記充電ステーションは、
前記エアロゾル発生装置の側面が支持される支持部材を含む、請求項1に記載の充電装置。
【請求項11】
前記充電ステーションは、前記複数の充電パッドが配列される充電面を含み、
前記支持部材は、前記充電面において前記複数の充電パッドを取り囲む、請求項10に記載の充電装置。
【請求項12】
充電システムであって、
第1充電ピン、前記第1充電ピンから第1間隔で離隔する第2充電ピンを含むエアロゾル発生装置と、
複数の充電パッドが離隔して配列される充電ステーションと、
前記複数の充電パッドのうち、前記第1充電ピンが連結される1つの充電パッド及び前記第2充電ピンが連結される他の1つの充電パッドを感知し、感知された充電パッドに電力を供給するコントローラと、を含み、
前記複数の充電パッドのうち隣接する2つの充電パッドは前記第1間隔以下である第2間隔で離隔する、充電システム。
【請求項13】
前記エアロゾル発生装置は、外部の充電端子が挿入されるための充電ポートを含み、
前記第1充電ピン、前記第2充電ピン及び前記充電ポートは、前記エアロゾル発生装置の同一の面に形成される、請求項12に記載の充電システム。
【請求項14】
前記エアロゾル発生装置は、外部の充電端子が挿入されるための充電ポートを含み、
前記第1充電ピン、前記第2充電ピンは、前記エアロゾル発生装置の一面に形成され、及び
前記充電ポートは、前記エアロゾル発生装置の他面に形成される、請求項12に記載の充電システム。
【請求項15】
前記第1充電ピン及び前記第2充電ピンの各々は、所定の長さで圧縮可能であり、
前記第1充電ピン及び前記第2充電ピンの各々は、前記複数の充電パッドに各々接触すると前記エアロゾル発生装置によって圧縮される、請求項12に記載の充電システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下、実施例は、エアロゾル発生装置のための充電装置及びこれを含む充電システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、伝統シガレットの欠点を克服する代替物品に関する需要が高まっている。例えば、シガレットスティックを電気的に加熱することでエアロゾルを発生させる装置(例えば、シガレット型電子タバコ)に関する需要が高まっている。そのため、電気加熱式エアロゾル発生装置とそれに適用されるシガレットスティック(又はエアロゾル発生物品)に関する研究が活発に進められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
様々な実施例は、エアロゾル発生装置及び充電ステーションの充電連結の制約を減らすためのものである。エアロゾル発生装置が充電ステーション上の任意の位置で充電することができ、エアロゾル発生装置の充電便宜性と充電効率を向上させるための実施例が提供される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一実施例に係る第1充電ピン、前記第1充電ピンから第1間隔で離隔する第2充電ピンを含むエアロゾル発生装置のための充電装置であって、複数の充電パッドが離隔して配列される充電ステーション、及び前記複数の充電パッドのうち、前記第1充電ピンが連結される1つの充電パッド及び前記第2充電ピンが連結される他の1つの充電パッドを感知し、感知された充電パッドに電力を供給するコントローラを含み、前記充電ステーションにおいて、前記複数の充電パッドのうち隣接する2つの充電パッドは前記第1間隔以下である第2間隔で離隔することができる。
【0005】
一実施例では、前記充電ステーションにおいて、前記複数の充電パッドが第1方向及び前記第1方向に垂直な第2方向に離隔してマトリックス構造で配列されることができる。
【0006】
一実施例では、前記複数の充電パッドの各々は、前記第1方向に対して第1幅及び前記第2方向に対して第2幅を有する平面構造で形成できる。
【0007】
一実施例では、前記第2間隔は、前記第1方向に隣接する2つの充電パッドの間の第1サーブ間隔及び前記第2方向に隣接する2つの充電パッドの間の第2サーブ間隔に対応し、前記第1幅及び前記第1サーブ間隔の和は、前記第1間隔以下であることができる。
【0008】
一実施例では、前記第2幅及び前記第2サーブ間隔の和は、前記第1間隔以下であることができる。
【0009】
一実施例では、前記充電ステーションは、前記複数の充電パッドの間に設けられ、前記第1充電ピン又は前記第2充電ピンを隣接する充電パッドにガイドするガイド部材を含むことができる。
【0010】
一実施例では、前記ガイド部材は、前記複数の充電パッドが配列される面に所定の間隔が突出する複数の突出部を含むことができる。
【0011】
一実施例では、前記ガイド部材は、前記ガイド部材が突出する方向に沿って断面積が減少する形状であることができる。
【0012】
一実施例では、前記ガイド部材は、少なくとも一部領域が絶縁物質からなることができる。
【0013】
一実施例では、前記充電ステーションは、前記エアロゾル発生装置の側面が据置される支持部材を含むことができる。
【0014】
一実施例では、前記充電ステーションは、前記複数の充電パッドが配列される充電面を含み、前記支持部材は、前記充電面の複数の充電パッドを取り囲むことができる。
【0015】
一実施例に係る充電システムにおいて、第1充電ピン、前記第1充電ピンから第1間隔で離隔する第2充電ピンを含むエアロゾル発生装置、複数の充電パッドが離隔して配列される充電ステーション、及び前記複数の充電パッドのうち、前記第1充電ピンが連結される1つの充電パッド及び前記第2充電ピンが連結される他の1つの充電パッドを感知し、感知された充電パッドに電力を供給するコントローラを含み、前記充電ステーションにおいて、前記複数の充電パッドのうち隣接する2つの充電パッドは、前記第1間隔以下である第2間隔で離隔することができる。
【0016】
一実施例では、前記エアロゾル発生装置は、外部の充電端子が挿入されるための充電ポートを含むことができ、前記第1充電ピン、前記第2充電ピン及び前記充電ポートは、前記エアロゾル発生装置の一面に形成できる。
【0017】
一実施例では、前記エアロゾル発生装置は、外部の充電端子が挿入されるための充電ポートを含むことができ、前記第1充電ピン、前記第2充電ピンは、前記エアロゾル発生装置の一面に形成され、前記充電ポートは、前記エアロゾル発生装置の他面に形成できる。
【0018】
一実施例では、前記第1充電ピン及び前記第2充電ピンの各々は、所定の間隔で圧縮可能であり、前記第1充電ピン及び前記第2充電ピンは、前記複数の充電パッドに各々接触すると前記エアロゾル発生装置によって圧縮されることができる。
【発明の効果】
【0019】
一実施例に係る充電装置及び充電システムにおいて、エアロゾル発生装置が自由に充電ステーション上に据置されて充電されることによって、充電便宜性を向上させることができる。例えば、エアロゾル発生装置の2つの充電ピンが複数の充電パッドのうち任意の2つの充電パッドと接触する方式で、充電ステーションは充電のための位置及び連結の制約を減らし、エアロゾル発生装置を充電することができる。
【0020】
一実施例に係る充電装置及び充電システムは、2つの充電ピンが複数のパッドのうち2つの充電パッドと適切に位置する構造によって充電不良を解消し、充電効率を向上させることができる。
【0021】
一実施例に係るエアロゾル発生装置のための充電装置及びこれを含む充電システムの効果は、以上で言及されたものに限定されず、言及されていない他の効果は、以下の記載から通常の技術者に明確に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】一実施例に係るエアロゾル発生装置のブロック図である。
図2A】一実施例に係るエアロゾル発生装置のための充電システムの斜視図である。
図2B】一実施例に係るエアロゾル発生装置のための充電システムのブロック図である。
図3A】一実施例に係るエアロゾル発生装置及び充電ステーションの断面図である。
図3B】一実施例に係る充電ステーションの平面図である。
図4】一実施例に係るエアロゾル発生装置のための充電システムの斜視図である。
図5】一実施例に係るエアロゾル発生装置の斜視図である。
図6】一実施例に係るエアロゾル発生装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
様々な実施例で使用される用語は、本発明における機能を考慮しながらできるだけ現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事している技術者の意図又は判例、新たな技術の出現などによって変わり得る。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する発明の説明部分において詳細にその意味を記載する。したがって、本発明において使用される用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が持つ意味と本発明の全般にわたる内容に基づいて定義されるべきである。
【0024】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載の「部」、「モジュール」などの用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェア又はソフトウェアで実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
【0025】
本明細書で使用されるように、「少なくともいずれか1つの」などの表現が配列された構成要素の前にあるとき、配列されたそれぞれの構成ではなく、全構成要素を修飾する。例えば、「a、b、及びcのうち少なくともいずれか1つ」という表現は、a、b、c、又はaとb、aとc、bとc、又はaとbとcを含むと解釈すべきである。
【0026】
様々な実施例では、「エアロゾル発生物品」は媒質を収容する物品であって、エアロゾルが該当物品を通過して媒質が移行する物品を意味することができる。エアロゾル発生物品の代表的な例としてはシガレットが挙げられるが、本開示の範囲はこれに限定されない。
【0027】
様々な実施例では、「上流」(upstream)又は「上流方向」は、ユーザ(喫煙者)の口部から離れる方向を意味し、「下流」(downstream)又は「下流方向」は、ユーザの口部から近づく方向を意味することができる。上流及び下流という用語は、エアロゾル発生物品を構成する要素の相対的位置を説明するために用いられる。
【0028】
様々な実施例では、「パフ(puff)」とは、ユーザの吸入(inhalation)を意味し、吸入とは、ユーザの口や鼻を通じてユーザの口腔内、鼻腔内又は肺に引き寄せる状況を意味する。
【0029】
一実施例では、エアロゾル発生装置は、内部空間に収容されるシガレットを電気的に加熱してエアロゾルを生成する装置であることができる。
【0030】
一実施例では、エアロゾル発生装置はヒーターを含むことができる。一実施例では、ヒーターは電気抵抗性ヒーターであることができる。例えば、ヒーターは電気伝導性トラック(track)を含むことができ、電気伝導性トラックに電流が流れると、ヒーターが加熱されることができる。
【0031】
一実施例では、ヒーターは、管状加熱要素、板状加熱要素、針状加熱要素又は棒状加熱要素を含むことができ、加熱要素の模様によってシガレットの内部又は外部を加熱することができる。
【0032】
一実施例では、シガレットはタバコロッド及びフィルタロッドを含むことができる。タバコロッドは、シート(sheet)で作製されてもよく、ストランド(strand)で作製されてもよく、タバコシートが細かく切られた刻草で作製されてもよい。また、タバコロッドは熱伝導物質によって取り囲まれることができる。例えば、熱伝導物質は、アルミニウムホイルなどの金属ホイルであってもよいが、これに制限されない。
【0033】
一実施例では、フィルタロッドはセルロースアセテートフィルタであることができる。フィルタロッドは少なくとも1つ以上のセグメントで構成することができる。例えば、フィルタロッドは、エアロゾルを冷却する第1セグメント及びエアロゾル内に含まれた所定の成分をフィルタリングする第2セグメントを含むことができる。
【0034】
一実施例では、エアロゾル発生装置は、エアロゾル生成物質を保有するカートリッジを用いてエアロゾルを生成する装置であることができる。
【0035】
一実施例では、エアロゾル発生装置は、エアロゾル生成物質を保有するカートリッジ及びカートリッジを支持する本体を含むことができる。カートリッジは本体と着脱可能に結合できるが、これに制限されない。カートリッジは本体と一体に形成又は組み立てられることができ、ユーザによって脱着しないように固定されることもできる。カートリッジは、内部にエアロゾル生成物質を収容した状態で本体に取り付けられることができる。ただし、これに制限されず、カートリッジが本体に結合した状態でカートリッジ内部にエアロゾル生成物質が注入されることもできる。
【0036】
一実施例では、カートリッジは、液体状態、固体状態、気体状態、ゲル(gel)状態などの様々な状態のうちいずれかの状態を有するエアロゾル生成物質を保有することができる。エアロゾル生成物質は液状組成物を含むことができる。例えば、液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体であってもよく、非タバコ物質を含む液体であってもよい。
【0037】
一実施例では、カートリッジは本体から伝達される電気信号又は無線信号などによって作動することで、カートリッジ内部のエアロゾル生成物質の相(phase)を気体の相に変換してエアロゾルを発生させる機能を行うことができる。エアロゾルは、エアロゾル生成物質から発生した蒸気化した粒子及び空気が混合した状態の気体を意味することができる。
【0038】
様々な実施例では、エアロゾル発生装置は、液状組成物を加熱してエアロゾルを生成することができ、生成されたエアロゾルは、シガレットを通過してユーザに伝達されることができる。すなわち、液状組成物から生成されたエアロゾルは、エアロゾル発生装置の気流通路に沿って移動することができ、気流通路は、エアロゾルがシガレットを通過してユーザに伝達されるように構成することができる。
【0039】
様々な実施例では、エアロゾル発生装置は、超音波振動方式を用いてエアロゾル生成物質からエアロゾルを生成する装置であることができる。このとき、超音波振動方式は、振動子によって発生する超音波振動でエアロゾル生成物質を霧化させることによってエアロゾルを発生させる方式を意味することができる。
【0040】
一実施例では、エアロゾル発生装置は振動子を含むことができ、振動子によって短い周期の振動を発生させてエアロゾル生成物質を霧化させることができる。振動子から発生する振動は超音波振動であることができ、超音波振動の周波数帯域は約100kHz~約3.5MHz周波数帯域であり得るが、これらに制限されない。
【0041】
一実施例では、エアロゾル発生装置は、エアロゾル生成物質を吸収するウィックをさらに含むことができる。例えば、ウィックは、振動子の少なくとも一領域を包むように配置されるか、又は振動子の少なくとも一領域と接触するように配置される。
【0042】
一実施例では、振動子に電圧(例えば、交流電圧)が印加されることによって、振動子から熱及び/又は超音波振動が発生することができ、振動子から発生した熱及び/又は超音波振動はウィックに吸収されたエアロゾル生成物質に伝達されることができる。ウィックに吸収されたエアロゾル生成物質は、振動子から伝達される熱及び/又は超音波振動によって気体の相(phase)に変換されることができ、その結果、エアロゾルが生成されることができる。
【0043】
例えば、振動子から発生した熱によってウィックに吸収されたエアロゾル生成物質の粘度が低くなる可能性があり、振動子から発生した超音波振動によって粘度が低くなったエアロゾル生成物質が微細粒子化することでエアロゾルが生成されるが、これらに制限されない。
【0044】
様々な実施例では、エアロゾル発生装置は、誘導加熱(induction heating)方式でエアロゾル発生装置に収容されるエアロゾル生成物品を加熱することでエアロゾルを生成する装置であることができる。
【0045】
一実施例では、エアロゾル発生装置は、サセプタ(susceptor)及びコイルを含むことができる。一実施例では、コイルはサセプタに磁場を印加することができる。エアロゾル発生装置からコイルに電力が供給されることによって、コイルの内部には磁場が形成できる。一実施例では、サセプタは外部磁場によって発熱する磁性体であることができる。サセプタがコイルの内部に位置して磁場が印加されることによって発熱することでエアロゾル生成物品が加熱されることができる。また、選択的に、サセプタはエアロゾル生成物品内に位置することができる。
【0046】
様々な実施例では、エアロゾル発生装置はクレードル(cradle)をさらに含むことができる。
【0047】
一実施例では、エアロゾル発生装置は、別途のクレードルと共にシステムを構成することができる。例えば、クレードルはエアロゾル発生装置のバッテリを充電することができる。又はクレードルとエアロゾル発生装置とが結合した状態でヒーターが加熱されることができる。
【0048】
以下では、添付図面を参考にして本開示の実施例について当該技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。本開示は、上述した様々な実施例のエアロゾル発生装置において実現可能な形態で実施又は様々な異なる形態で実現されて実施することができ、ここで説明する実施例に制限されない。
【0049】
以下では、図面を参照して本文書の実施例を詳細に説明する。
【0050】
図1は、一実施例に係るエアロゾル発生装置100のブロック図である。
【0051】
エアロゾル発生装置100は、制御部110、検出部120、出力部130、バッテリ140、ヒーター150、ユーザ入力部160、メモリ170及び通信部180を含むことができる。ただし、エアロゾル発生装置100の内部構造は図1に示されたものに制限されない。すなわち、エアロゾル発生装置100の設計によって、図1に示された構成のうち一部が省略されるか新しい構成がさらに追加されることを本実施例に関する技術分野における通常の知識を有する者であれば理解することができる。
【0052】
一実施例では、検出部120は、エアロゾル発生装置100の状態又はエアロゾル発生装置100の周辺の状態を感知し、感知された情報を制御部110に伝達することができる。制御部110は、前記感知された情報に基づいて、ヒーター150の動作制御、喫煙の制限、エアロゾル発生物品(例えば、エアロゾル発生物品、カートリッジなど)の挿入如何判断、通知表示などの様々な機能が行われるようにエアロゾル発生装置100を制御することができる。
【0053】
一実施例では、検出部120は、温度センサ122、挿入感知センサ124及びパフセンサ126のうち少なくとも1つを含むことができるが、これらに制限されない。
【0054】
一実施例では、温度センサ122は、ヒーター150(又は、エアロゾル生成物質)が加熱される温度を感知することができる。エアロゾル発生装置100は、ヒーター150の温度を感知する別途の温度センサを含むか、ヒーター150自体が温度センサの役割を果たすことができる。又は、温度センサ122は、バッテリ140の温度をモニタリングするようにバッテリ140の周辺に配置されてもよい。
【0055】
一実施例では、挿入感知センサ124は、エアロゾル発生物品の挿入及び/又は除去を感知することができる。例えば、挿入感知センサ124は、フィルムセンサ、圧力センサ、光センサ、抵抗性センサ、容量性センサ、誘導性センサ及び赤外線センサのうち少なくとも1つを含むことができ、エアロゾル発生物品が挿入及び/又は除去されることによる信号変化を感知することができる。
【0056】
一実施例では、パフセンサ126は、気流通路又は気流チャンネルの様々な物理的変化に基づいてユーザのパフを感知することができる。例えば、パフセンサ126は、温度変化、流量(flow)変化、電圧変化及び圧力変化のうちいずれか1つに基づいてユーザのパフを感知することができる。
【0057】
一実施例では、検出部120は、前述したセンサ122~126の他に、温/湿度センサ、気圧センサ、地磁気センサ(magnetic sensor)、加速度センサ(acceleration sensor)、ジャイロスコープセンサ、位置センサ(例えば、GPS)、近接センサ、及びRGBセンサ(illuminance sensor)のうち少なくとも1つをさらに含むことができる。各センサの機能は、その名称から通常の技術者が直観的に推論することができるので、具体的な説明は省略することができる。
【0058】
一実施例では、出力部130は、エアロゾル発生装置100の状態に関する情報を出力してユーザに提供することができる。出力部130は、ディスプレイ部132、ハプティック部134及び音響出力部136のうち少なくとも1つを含むことができるが、これらに制限されない。ディスプレイ部132とタッチパッドがレイヤー構造を成してタッチスクリーンで構成される場合、ディスプレイ部132は出力装置以外に入力装置としても使用することができる。
【0059】
一実施例では、ディスプレイ部132は、エアロゾル発生装置100に関する情報をユーザに視覚的に提供することができる。例えば、エアロゾル発生装置100に関する情報は、エアロゾル発生装置100のバッテリ140の充/放電状態、ヒーター150の予熱状態、エアロゾル発生物品の挿入/除去状態又はエアロゾル発生装置100の使用が制限される状態(例えば、異常物品感知)などの様々な情報を意味することができ、ディスプレイ部132は、上記情報を外部に出力することができる。ディスプレイ部132は、例えば、液晶ディスプレイパネル(LCD)、有機発光ディスプレイパネル(OLED)などであってもよい。また、ディスプレイ部132は、LED発光素子形態であってもよい。
【0060】
一実施例では、ハプティック部134は、電気的信号を機械的な刺激又は電気的な刺激に変換してエアロゾル発生装置100に関する情報をユーザに触覚的に提供することができる。例えば、ハプティック部134は、モータ、圧電素子、又は電気刺激装置を含むことができる。
【0061】
一実施例では、音響出力部136は、エアロゾル発生装置100に関する情報をユーザに聴覚的に提供することができる。例えば、音響出力部136は、電気信号を音響信号に変換して外部に出力することができる。
【0062】
一実施例では、バッテリ140は、エアロゾル発生装置100が動作するのに用いられる電力を供給することができる。バッテリ140は、ヒーター150が加熱されるように電力を供給することができる。また、バッテリ140は、エアロゾル発生装置100内に備えられた他の構成(例えば、検出部120、出力部130、ユーザ入力部160、メモリ170及び通信部180)の動作に必要な電力を供給することができる。バッテリ140は、充電が可能なバッテリ又は使い捨てバッテリであってもよい。例えば、バッテリ140は、リチウムポリマー(LiPoly)バッテリであってもよいが、これに制限されない。
【0063】
一実施例では、ヒーター150は、バッテリ140から電力を供給されてエアロゾル生成物質を加熱することができる。図1に示されてはいないが、エアロゾル発生装置100はバッテリ140の電力を変換してヒーター150に供給する電力変換回路(例えば、DC/DCコンバータ)をさらに含むことができる。また、エアロゾル発生装置100が誘導加熱方式でエアロゾルを生成する場合、エアロゾル発生装置100は、バッテリ140の直流電源を交流電源に変換するDC/ACコンバータをさらに含むことができる。
【0064】
一実施例では、制御部110、検出部120、出力部130、ユーザ入力部160、メモリ170及び通信部180は、バッテリ140から電力を供給されて機能を行うことができる。図1に示されてはいないが、バッテリ140の電力を変換してそれぞれの構成要素に供給する電力変換回路、例えば、LDO(low dropout)回路又は電圧レギュレータ回路をさらに含むことができる。
【0065】
一実施例では、ヒーター150は、任意の適した電気抵抗性物質で形成できる。例えば、適した電気抵抗性物質は、チタン、ジルコニウム、タンタル、白金、ニッケル、コバルト、クロム、ハフニウム、ナイオブ、モリブデン、タングステン、スズ、ガリウム、マンガン、鉄、銅、ステンレス鋼、ニクロムなどを含む金属又は金属合金であってもよいが、これらに制限されない。また、ヒーター150は、金属熱線(wire)、電気伝導性トラック(track)が配置された金属熱板(plate)、セラミック発熱体などで実現されてもよいが、これらに制限されない。
【0066】
一実施例では、ヒーター150は、誘導加熱方式のヒーターであることができる。例えば、ヒーター150は、コイルによって印加された磁場を通じて発熱し、エアロゾル生成物質を加熱するサセプタを含むことができる。
【0067】
一実施例では、ヒーター150は複数のヒーターを含むことができる。例えば、ヒーター150は、エアロゾル発生物品を加熱するための第1ヒーター及び液状を加熱するための第2ヒーターを含むことができる。
【0068】
一実施例では、ユーザ入力部160は、ユーザから入力された情報を受信したり、ユーザに情報を出力したりすることができる。例えば、ユーザ入力部160は、キーパッド(key pad)、ドームスイッチ(dome switch)、タッチパッド(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどがあり得るが、これらに制限されない。また、図1に示されてはいないが、エアロゾル発生装置100は、USB(universal serial bus)インターフェースなどの連結インターフェース(connection interface)をさらに含み、USBインターフェースなどの連結インターフェースを介して他の外部装置と連結して情報を送受信するか、バッテリ140を充電することができる。
【0069】
一実施例では、メモリ170は、エアロゾル発生装置100内で処理される各種データを貯蔵するハードウェアであって、制御部110で処理されたデータ及び処理されるデータを貯蔵することができる。メモリ170は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、ラム(RAM、random access memory)SRAM(static random access memory)、ロム(ROM、read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、PROM(programmable read-only memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの貯蔵媒体を含むことができる。メモリ170は、エアロゾル発生装置100の動作時間、最大パフ回数、現在パフ回数、少なくとも1つの温度プロファイル及びユーザの喫煙パターンに関するデータなどを貯蔵することができる。
【0070】
一実施例では、通信部180は、他の電子装置との通信のための少なくとも1つの構成要素を含むことができる。例えば、通信部180は、近距離通信部182及び無線通信部184を含むことができる。
【0071】
一実施例では、近距離通信部(short-range wireless communication unit)182は、ブルートゥース(登録商標)通信部、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信部、近距離無線通信部(Near Field Communication unit)、WLAN(ワイパイ)通信部、ジグビー(Zigbee(登録商標))通信部、赤外線(IrDA、infrared Data Association)通信部、WFD(Wi-Fi Direct)通信部、UWB(ultra-wideband)通信部、Ant+通信部などを含むことができるが、これらに制限されない。
【0072】
一実施例では、無線通信部184は、セルラーネットワーク通信部、インターネット通信部、コンピュータネットワーク(例えば、LAN又はWAN)通信部などを含むことができるが、これらに制限されない。無線通信部184は、加入者情報(例えば、国際モバイル加入者識別子(IMSI))を用いて通信ネットワーク内でエアロゾル発生装置100を確認及び認証することもできる。
【0073】
一実施例では、制御部110は、エアロゾル発生装置100の全般的な動作を制御することができる。一実施例では、制御部110は、少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイで実現されてもよく、汎用的なマイクロプロセッサとこのマイクロプロセッサで実行できるプログラムが貯蔵されたメモリとの組み合わせで実現されてもよい。また、他の形態のハードウェアで実現されてもよいことを本実施例が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば理解することができる。
【0074】
一実施例では、制御部110は、バッテリ140の電力をヒーター150に供給することを制御することでヒーター150の温度を制御することができる。例えば、制御部110は、バッテリ140とヒーター150との間のスイッチング素子のスイッチングを制御することで電力供給を制御することができる。他の例では、制御部110の制御命令に従って、加熱直接回路がヒーター150に対する電力供給を制御することもできる。
【0075】
一実施例では、制御部110は、検出部120によって感知された結果を分析し、以降、行われる処理を制御することができる。例えば、制御部110は、検出部120によって感知された結果に基づいて、ヒーター150の動作が開始又は終了するようにヒーター150に供給される電力を制御することができる。他の例として、制御部110は、検出部120によって感知された結果に基づいて、ヒーター150が所定の温度まで加熱されるか適切な温度を維持するようにヒーター150に供給される電力の量及び電力が供給される時間を制御することができる。
【0076】
一実施例では、制御部110は、検出部120によって感知された結果に基づいて、出力部130を制御することができる。例えば、パフセンサ126を介してカウントされたパフ回数が既に設定された回数に達すると、制御部110は、ディスプレイ部132、ハプティック部134及び音響出力部136のうち少なくとも1つを通じてユーザにエアロゾル発生装置100がすぐに終了することを予告することができる。
【0077】
一実施例では、制御部110は、検出部120によって感知されたエアロゾル発生物品の状態に応じてヒーター150に対する電力供給時間及び/又は電力供給量を制御することができる。例えば、エアロゾル発生物品が過湿状態の場合、制御部110は、誘導コイルに対する電力供給時間を制御し、エアロゾル発生物品が一般的な状態の場合よりも予熱時間を増加させることができる。
【0078】
一実施例は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどのコンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態としても実現できる。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の可用媒体であることができ、揮発性及び不揮発性媒体、分離型及び非分離型媒体をいずれも含む。また、コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ貯蔵媒体及び通信媒体をいずれも含むことができる。コンピュータ貯蔵媒体は、コンピュータ読み取り可能命令語、データ構造、プログラムモジュール又はその他のデータなどの情報の貯蔵のための任意の方法又は技術で実現された揮発性及び不揮発性、分離型及び非分離型媒体をいずれも含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ読み取り可能命令語、データ構造、プログラムモジュールなどの変調されたデータ信号のその他のデータ、又はその他の伝送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0079】
図2Aは、一実施例に係るエアロゾル発生装置100のための充電システム10の斜視図であり、図2Bは、一実施例に係るエアロゾル発生装置100のための充電システム10のブロック図である。
【0080】
図2A及び図2Bを参考にすると、充電システム10は、複数の充電パッド210を含む充電ステーション200を含むことができる。
【0081】
一実施例では、充電システム10は、エアロゾル発生装置100のバッテリ(例えば、図1のバッテリ140)を充電するための電子装置及び充電方法を含むシステムを称することができる。
【0082】
一実施例では、充電システム10は、エアロゾル発生装置100を充電するための充電装置50を含むことができる。例えば、充電装置50は、充電ステーション200、コントローラ230及びセンサ250のうち少なくとも一部を含むことができる。例えば、充電装置50は、センサ250を除いて充電ステーション200及びコントローラ230を含むことができる。一実施例では、コントローラ230(又は、コントローラ230及びセンサ250)が充電ステーション200に内蔵される場合、充電装置50は充電ステーション200を称することができる。
【0083】
一実施例では、充電システム10は、充電装置50及びエアロゾル発生装置100を含むことができる。又は、一実施例では、充電システム10は、エアロゾル発生装置100を除く充電装置50そのものであり得る。例えば、エアロゾル発生装置100は、充電の対象として外部装置に該当することができ、充電システム10の構成から除かれることができる。
【0084】
一実施例では、エアロゾル発生装置100は複数の充電ピン145を含むことができる。例えば、複数の充電ピン145は第1充電ピン146及び第2充電ピン147を含むことができる。実施例はこれらに限定されず、複数の充電ピン145は1つの充電モジュール(図示せず)に配列される複数の内部ピン構造で実現されてもよく、又は少なくとも3つ以上の充電ピンで実現されてもよい。
【0085】
一実施例では、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は相互離隔してエアロゾル発生装置100の一面である第1面101に形成できる。
【0086】
例えば、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は、エアロゾル発生装置100の下部(例えば、-Z方向)を眺める第1面101に形成でき、第2充電ピン147は、第1充電ピン146から第1間隔(例えば、図3Aの第1間隔I1)で離隔することができる。
【0087】
一実施例では、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は導電性部材からなることができ、バッテリ140と電気的に連結されることができる。例えば、第1充電ピン146はバッテリ140の正極端子と連結されることができ、正極ピンであることができる。第2充電ピン147はバッテリ140の負極端子と連結されることができ、負極ピンであることができる。実施例はこれらに限定されず、第1充電ピン146はバッテリ140の負極端子と連結される負極ピンであることができ、第2充電ピン147はバッテリ140の正極端子と連結される正極ピンであることができる。
【0088】
一実施例では、制御部(例えば、図1の制御部140)は、複数の充電ピン145と複数の充電パッド210のうち一部の接触状態を感知することができ、複数の充電ピン145を介して供給される電力をバッテリ140及び/又は他の構成要素(例えば、図1のヒーター150)に供給するように制御することができる。
【0089】
一実施例では、充電ステーション200はエアロゾル発生装置100を充電することができ、及び/又はエアロゾル発生装置100を支持することができる。充電ステーション200は上部(例えば、+Z方向)を眺める一面である充電面205及び充電面205に配置される複数の充電パッド210を含むことができる。
【0090】
一実施例では、図2Aは、充電面205を中心として充電ステーション200を示したが、実際の実現時にはこれに限定されない。様々な実施例では、充電ステーション200は様々な形状及び構造で実現でき、図面に示されていない他の構成要素をさらに含むことができる。例えば、充電ステーション200は、外部の電力源と連結されるコンセント(図示せず)を含むことができる。又は、充電ステーション200は、充電状態又は充電情報を表示するためのディスプレイ(図示せず)又は表示灯(図示せず)を含むことができる。
【0091】
一実施例では、充電ステーション200の充電面205には複数の充電パッド210が離隔して配列されることができる。複数の充電パッド210の間には絶縁領域207が形成されることができる。絶縁領域207は複数の充電パッド210の間を区画することができ、絶縁領域207は絶縁物質からなることができる。
【0092】
一実施例では、複数の充電パッド210は充電面205上で所定の間隔が離隔して配列されることができる。例えば、複数の充電パッド210のうち隣接する2つの充電パッド210は第2間隔(例えば、図3Aの第2間隔I2)で離隔することができる。
【0093】
一実施例では、図2Aに示すように、複数の充電パッド210の各々は実質的に四角形状を有し、充電面205に対して実質的に平らな上面を有する導体からなることができる。実施例はこれらに限定されず、複数の充電パッド210の各々は円形又は多角形の形状を有することができ、充電面205から屈曲又は突出することができる。様々な実施例では、複数の充電パッド210は相互同一の形状及び大きさを有することができ、ただし、これらに限定されない。
【0094】
一実施例では、充電ステーション200にエアロゾル発生装置100が配置されると、複数の充電パッド210のうち1つは第1充電ピン146と接触して電気的に連結され、複数の充電パッド210のうち他の1つの充電パッド210は第2充電ピン147と接触して電気的に連結されることができる。
【0095】
一実施例では、複数の充電パッド210及び絶縁領域207は充電領域206を形成することができる。図2Aに示すように、一実施例の充電領域206は充電面205の一部領域であることができる。他の実施例では、複数の充電パッド210及び絶縁領域207が充電面205の実質的な全体領域まで拡張され、充電領域206が充電面205の全体領域を占めることができる。充電面205が広くなると、エアロゾル発生装置100が充電される自由位置が拡張され、充電便宜性が向上することができる。
【0096】
一実施例では、コントローラ230は複数の充電パッド210のうち一部の充電パッド210と複数の充電ピン145の連結を感知することができ、これに基づいて複数の充電パッド210のうち一部に電力を供給することができる。例えば、コントローラ230は様々な方式で複数の充電パッド210のうち一部の充電パッド210と複数の充電ピン145の連結を感知し、複数の充電ピン145と連結された充電パッド210に電力を供給して、エアロゾル発生装置100を充電することができる。
【0097】
一実施例では、センサ250は充電ステーション200及びエアロゾル発生装置100の状態に関する様々な情報を感知することができ、感知した情報をコントローラ230に提供することができる。
【0098】
例えば、センサ250はエアロゾル発生装置100が充電ステーション200に据置されているか否かを感知することができる。又は、センサ250は、複数の充電パッド210のうち第1充電ピン146又は第2充電ピン147と連結される充電パッド210を感知することができる。又は、センサ250は、エアロゾル発生装置100のバッテリ140の充電状態、エアロゾル発生装置100の機種などの様々な情報を獲得し、獲得した情報をコントローラ230に提供することができ、コントローラ230はセンサ250から提供された情報に基づいて充電ステーション200の充電状態を制御することができる。
【0099】
以下では、コントローラ230の感知動作及び電力供給動作のうち一部を例示的に説明する。ただし、例示は、実際の実現時にはこれに限定されず、当業者が容易に実現可能な様々な方式で修正又は入れ替えて適用できる。
【0100】
一実施例では、複数の充電パッド210の各々は、第1電源端子211及び第2電源端子212と選択的に連結されることができる。第1電源端子211及び第2電源端子212は、複数の充電パッド210の各々からスイッチ(図示せず)を介して連結されることができる。コントローラ230はスイッチ(図示せず)を制御することができ、スイッチ(図示せず)の動作によって電力が供給されるか、又は電力供給が遮断されることができる。
【0101】
一実施例では、コントローラ230は複数の充電パッド210のうち複数の充電ピン145と連結される2つの充電パッド210の各々に第1電源端子211又は第2電源端子212を連結し、エアロゾル発生装置100に電力を供給することができる。一実施例では、第1電源端子211は正極端子であることができ、第2電源端子212は負極端子であることができる。第1充電ピン146は正極ピンであることができ、第2充電ピン147は負極ピンであることができる。
【0102】
一実施例では、複数の充電パッド210のうち1つの充電パッド210が第1充電ピン146と連結されると、コントローラ230は第1充電ピン146と連結される1つの充電パッド210を第1電源端子211に電気的に連結させることができ、これによって複数の充電パッド210のうち他の充電パッド210は第1電源端子211と連結が制限されることができる。
【0103】
一実施例では、複数の充電パッド210のうち他の1つの充電パッド210が第2充電ピン147と連結されると、コントローラ230は第2充電ピン147と連結される他の1つの充電パッド210を第2電源端子212に電気的に連結させることができ、これによって複数の充電パッド210のうち他の充電パッド210は第2電源端子212と連結が制限されることができる。
【0104】
一実施例では、充電システム10はエアロゾル発生装置100を充電するために第1充電ピン146及び第2充電ピン147が連結される充電パッド210の個数及び位置を自由に構成し、自由位置のエアロゾル発生装置100を充電することができる。又は、エアロゾル発生装置100は別途の外部コネクタの連結を省略し、充電ステーション200の自由位置に据置される動作だけで、簡便且つ容易にエアロゾル発生装置100が充電されることができる。
【0105】
例えば、エアロゾル発生装置100の複数の充電ピン145と充電パッド210が「一対一(1:1)」に対応する場合、エアロゾル発生装置100は必ずしも対応する充電パッド210に接触するように安着しなければならない。又は、別途のコネクタをエアロゾル発生装置100に連結させる動作が要求されることができる。
【0106】
本文書の様々な実施例では、充電システム10において、複数の充電ピン145と充電パッド210が「一対多数(1:多数)」に対応することができる。すなわち、充電パッド210の個数は充電ピン145の個数と異なっていてもよい。充電システム10において、エアロゾル生成装置100が充電領域206のどの位置に配置されても、充電ピン145のうち1つのみ複数の充電パッド210は1つの充電ピン146又は147に対応して接触することができる。これによって、充電システム10はエアロゾル生成装置100を充電することができる。
【0107】
図3Aは、一実施例に係るエアロゾル発生装置100及び充電ステーション200の断面図である。
【0108】
図3Aを参考にすると、一実施例では、充電ステーション200はガイド部材220を含むことができる。
【0109】
一実施例では、ガイド部材220は複数の充電パッド210の間に設けられることができ、例えば、充電領域206の絶縁領域207に形成できる。
【0110】
一実施例では、ガイド部材220は、複数の充電パッド210が配列される面(例えば、充電面205又はX-Y平面)を基準として所定の間隔が突出して形成されることができる。例えば、ガイド部材220は、垂直方向(例えば、Z軸方向)に下降する複数の充電ピン145が側面方向(例えば、X-Y平面方向)に移動するようにガイドすることができる。例えば、ガイド部材220は、第1充電ピン146又は第2充電ピン147を隣接する充電パッド210にガイドすることができる。
【0111】
一実施例では、ガイド部材220は突出する方向(例えば、+Z方向)に延びるにつれて、ガイド部材220の断面積が減少する形状であることができる。第1充電ピン146又は第2充電ピン147がガイド部材220と接触した状態で下方に摺動し、隣接する充電パッド210にガイドされることができる。例えば、ガイド部材220の側面方向(例えば、X-Z平面又はY-Z平面)の断面は、実質的に円錐形状であり得る。
【0112】
一実施例では、ガイド部材220は、外部面が所定の曲率で屈曲した形状を有することができる。例えば、ガイド部材220の側面方向(例えば、X-Z平面又はY-Z平面)の断面は突起形状であることができ、第1充電ピン146又は第2充電ピン147を滑らかにガイドすることができる。
【0113】
一実施例では、ガイド部材220は少なくとも一部領域が絶縁物質からなることができる。例えば、ガイド部材220の外周面が絶縁物質でコーティングされるか、又はガイド部材220が絶縁物質からなることができる。
【0114】
一実施例では、ガイド部材220は充電ステーション200と一体に形成でき、又はガイド部材220が充電ステーション200に結合して別々に形成できる。
【0115】
一実施例では、ガイド部材220は少なくとも一部領域が他の領域よりも摩擦係数が低い素材からなることができ、第1充電ピン146又は第2充電ピン147が滑らかに摺動するようにガイドすることができる。
【0116】
一実施例では、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は第1間隔I1で離隔することができ、複数の充電パッド210は第2間隔I2で離隔することができる。一実施例では、第1間隔I1は、第1充電ピン146及び第2充電ピン147の中心軸の間の距離であることができる。第2間隔I2は、複数の充電パッド210のうち隣接する2つの充電パッド210のそれぞれの中心の間の距離であることができる。
【0117】
一実施例では、第2間隔I2は第1間隔I1以下で形成できる。例えば、第2間隔I2は第1間隔I1と実質的に同一であってもよく、又は、第2間隔I2は第1間隔I1よりも小さくてもよい。
【0118】
一実施例では、第1間隔I1が第2間隔I2よりも小さい場合、1つの充電パッド210に第1充電ピン146及び第2充電ピン147が接触することができる。他の例では、第1充電ピン146と第2充電ピン147のうち1つのみが充電パッド210に接触し、他の1つの充電ピンがガイド部材220に掛かるか、充電パッド210とガイドとの間に配置されることもできる。部材220によって充電不良が発生する。本文書の様々な実施例における充電システム10において、第2間隔I2が第1間隔I1以下で形成され、このような充電不良問題を防止することができ、充電便宜を提供することができる。
【0119】
図3Bは、一実施例に係る充電ステーション200の平面図である。
【0120】
図3Bを参考にすると、一実施例に係る複数の充電パッド210はマトリックス構造で配列されることができる。
【0121】
一実施例では、複数の充電パッド210が第1方向(例えば、X軸方向)及び第1方向に垂直な第2方向(例えば、Y軸方向)に離隔してマトリックス構造で配列されることができる。ただし、図3Bのマトリックス構造は説明の便宜のための例示的な配列構造に過ぎず、実際の実現時には、少なくとも一部領域で不規則的に配置されることができる。
【0122】
一実施例では、複数の充電パッド210の各々は第1方向に対して第1幅W1及び第2方向に対して第2幅W2を有する平面構造で形成できる。例えば、複数の充電パッド210が四角形状を有する場合、第1幅W1及び第2幅W2の各々は第1方向及び第2方向の辺の長さであり得る。又は、複数の充電パッド210が多角形、円形又は楕円形を有する場合、第1幅W1及び第2幅W2の各々は、第1方向及び第2方向の最も遠い2つの点の間の距離であることができる。
【0123】
一実施例では、第2間隔I2は測定方向によって、第1サーブ間隔S1、第2サーブ間隔S2及び第3サーブ間隔S3のうち少なくとも一部に対応することができる。
【0124】
一実施例では、第1サーブ間隔S1は、第1方向に隣接する2つの充電パッド210の間の距離であることができる。一実施例では、第2サーブ間隔S2は、第2方向に隣接する2つの充電パッド210の間の距離であることができる。一実施例では、第3サーブ間隔S3は、斜線方向(例えば、第1方向及び第2方向の間の方向)に隣接する2つの充電パッド210の間の距離であることができる。様々な実施例では、第1サーブ間隔S1、第2サーブ間隔S2及び第3サーブ間隔S3の各々は第1間隔I1以下で形成できる。
【0125】
一実施例では、第1幅W1及び第1サーブ間隔S1の和は、第1間隔I1以下で形成できる。第1間隔I1が第1幅W1及び第1サーブ間隔S1の和よりも小さい場合、1つの充電パッド210に第1充電ピン146及び第2充電ピン147が接触することができる。又は、第1充電ピン146及び第2充電ピン147のうち1つが充電パッド210に接触する状況で、他の1つがガイド部材220に掛かるか、充電パッド210及びガイド部材220の間の領域に配置されて充電不良が発生することができる。本文書の様々な実施例における充電システム10において、第1幅W1及び第1サーブ間隔S1の和は第1間隔I1以下で形成され、このような充電不良問題を防止することができ、充電便宜を提供することができる。
【0126】
一実施例では、第1幅W1及び第2幅W2は実質的に同一であってもよく、及び/又は第1サーブ間隔S1及び第2サーブ間隔S2は実質的に同一であってもよい。一実施例では、第1幅W1及び第2幅W2が相互異なっているか、第1サーブ間隔S1及び第2サーブ間隔S2が相互異なっている場合、第1幅W1及び第1サーブ間隔S1の和、及び第2幅W2及び第2サーブ間隔S2の和は、第1間隔I1以下で形成され、これによって上述した充電不良問題を防止することができ、充電便宜を提供することができる。
【0127】
図4は、一実施例に係るエアロゾル発生装置100のための充電システム10の斜視図である。
【0128】
図4を参考にすると、一実施例では、充電ステーション200は支持部材260を含むことができる。
【0129】
一実施例では、支持部材260は充電ステーション200から充電面205が眺める上部方向(例えば、+Z方向)に延びて形成できる。支持部材260にはエアロゾル発生装置100の側面を支持することができる。
【0130】
図4を示すことによって、第1支持領域261及び第2支持領域262はワイヤ構造で示されているが、これは説明の便宜のために簡略に示すものに過ぎず、実際の実現時には様々な構造で実現できる。例えば、支持部材260は上部の一部領域が開放されたドーム又は円錐状の構造物であり得る。
【0131】
一実施例では、支持部材260は第1支持領域261及び第2支持領域262を含むことができる。第1支持領域261は充電ステーション200から上部方向(例えば、+Z方向)に離隔して形成され、エアロゾル発生装置100の側面が据置される領域であることができる。第1支持領域261は円形又は楕円形の断面形状を有することができ、中心部に開口263が形成されて開放された形態であることができる。エアロゾル発生装置100は開口263を通過することができる。
【0132】
一実施例では、第2支持領域262は第1支持領域261及び充電ステーション200を相互連結することができる。支持部材260の第2支持領域262は充電面205の複数の充電パッド210を取り囲むように配置されることができる。
【0133】
一実施例では、支持部材260はエアロゾル発生装置100の引入位置をガイドすることができる。支持部材260はエアロゾル発生装置100が充電中に摺動又は離脱しないように支持することができる。ユーザはエアロゾル発生装置100を第1支持領域261の開口263に投入する動作だけで、別途の外部コネクタの連結を省略し、簡便且つ容易にエアロゾル発生装置100を充電することができる。
【0134】
図5は、一実施例に係るエアロゾル発生装置100の斜視図である。
【0135】
図5を参考にすると、一実施例に係るエアロゾル発生装置100は充電ポート148を含むことができる。
【0136】
一実施例では、充電ポート148はエアロゾル発生装置100の外周面に形成できる。充電ポート148には外部の充電端子(図示せず)が挿入されることができる。充電ポート148は外部の充電端子(図示せず)が挿入されるための溝構造であることができる。
【0137】
一実施例では、充電ポート148は外部の充電端子(図示せず)を介して電力を供給されることができ、供給された電力をバッテリ140に伝達してバッテリ140を充電させることができる。
【0138】
一実施例では、エアロゾル発生装置100において、第1充電ピン146、第2充電ピン147及び充電ポート148が1つの面である第1面101に形成できる。エアロゾル発生装置100は複数の充電ピン145及び充電ポート148のうち択一的に電力を供給されることができ、バッテリ140を充電することができる。
【0139】
一実施例では、第1充電ピン146及び第2充電ピン147の各々は所定の間隔で圧縮できる。第1充電ピン146及び第2充電ピン147の各々が複数の充電パッド210に各々接触すると、第1充電ピン146及び第2充電ピン147の各々はエアロゾル発生装置100の荷重によって圧縮されることができる。
【0140】
例えば、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は2つのキャビティの柱構造物が重畳して配列されることができ、内部のばねによって1つの構造物が圧縮される方式で圧縮できる。又は、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は弾性物質からなり、所定の間隔で圧縮できる。
【0141】
一実施例では、第1充電ピン146又は第2充電ピン147が圧縮されると、圧縮された第1充電ピン146又は第2充電ピン147がバッテリ140の正極端子又は負極端子と電気的に連結されることができる。
【0142】
図6は、一実施例に係るエアロゾル発生装置100の斜視図である。
【0143】
図6を参考にすると、一実施例に係るエアロゾル発生装置100は第2面102を含むことができる。
【0144】
一実施例では、第2面102はエアロゾル発生装置100の第1面101と異なる面であることができる。例えば、第2面102は図6に示すように、第1面101からつながる側面であってもよく、又は、図面には示されていないが、第1面101に対向する反対面であってもよい。
【0145】
一実施例では、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は第2面102に形成できる。エアロゾル発生装置100は第1面101が眺める方向(例えば、Z軸方向)に相対的に長い構造を有することができる。第1面101が充電ステーション200に据置される場合よりも、第2面102が充電ステーション200に据置される場合の方が重心が相対的にさらに低い可能性があり、エアロゾル発生装置100が安定して据置されることができる。
【0146】
一実施例では、充電ポート148は第1面101に形成され、第1充電ピン146及び第2充電ピン147は第2面102に形成できる。充電ポート148に外部の充電端子(図示せず)が連結されるため、充電ポート148は相対的に第2面102が底面に当たる状態がさらに安定的であり得る。
【0147】
以上のように、実施例がたとえ限られた図面によって説明されたが、該当技術分野における通常の知識を有する者であれば、上記に基づいて様々な技術的修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法とは異なる順序で行われるか、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法とは異なる形態で結合又は組み合わせられるか、他の構成要素又は均等物によって代替又は置換されても、適切な結果を達成することができる。したがって、他の実施形態、他の実施例、及び特許請求の範囲と均等なものも後述する特許請求の範囲に属する。
図1
図2A
図2B
図3A
図3B
図4
図5
図6
【国際調査報告】