IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングの特許一覧

特表2024-530141オプトエレクトロニクスコンポーネント
<>
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図1
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図2
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図3
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図4
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図5
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図6
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図7
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図8
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図9
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図10
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図11
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図12
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図13
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図14
  • 特表-オプトエレクトロニクスコンポーネント 図15
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-16
(54)【発明の名称】オプトエレクトロニクスコンポーネント
(51)【国際特許分類】
   H01L 23/02 20060101AFI20240808BHJP
   H05K 1/18 20060101ALI20240808BHJP
   H01L 33/58 20100101ALI20240808BHJP
   H01L 33/54 20100101ALI20240808BHJP
   H01L 33/52 20100101ALI20240808BHJP
   H01L 33/50 20100101ALI20240808BHJP
   H01L 33/62 20100101ALI20240808BHJP
【FI】
H01L23/02 F
H05K1/18 J
H01L33/58
H01L33/54
H01L33/52
H01L33/50
H01L33/62
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024505192
(86)(22)【出願日】2022-07-18
(85)【翻訳文提出日】2024-03-21
(86)【国際出願番号】 EP2022069979
(87)【国際公開番号】W WO2023006462
(87)【国際公開日】2023-02-02
(31)【優先権主張番号】102021208179.7
(32)【優先日】2021-07-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】599133716
【氏名又は名称】エイエムエス-オスラム インターナショナル ゲーエムベーハー
【氏名又は名称原語表記】ams-OSRAM International GmbH
【住所又は居所原語表記】Leibnizstrasse 4, D-93055 Regensburg, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ツィッツルスペルガー ミヒャエル
(72)【発明者】
【氏名】シュヴァルツ トーマス
(72)【発明者】
【氏名】ショエル ハンスイェルク
【テーマコード(参考)】
5E336
5F142
【Fターム(参考)】
5E336AA04
5E336BB02
5E336BB03
5E336CC31
5E336EE05
5E336GG30
5F142AA66
5F142AA76
5F142BA32
5F142CA02
5F142CA13
5F142CB14
5F142CB22
5F142CD02
5F142CD17
5F142CD18
5F142CD44
5F142CD47
5F142CF12
5F142CF23
5F142CF42
5F142CG03
5F142CG27
5F142CG45
5F142DA14
5F142DB02
5F142DB17
5F142FA12
5F142GA29
(57)【要約】
本発明は、キャリア(200)と、オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)と、金属カバー(500)とを含むオプトエレクトロニクスコンポーネントに関する。オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、発光面(410)を備えた上部(401)を有する。オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)は、発光面(410)がキャリア(200)の上面(201)とは反対側を向くように、キャリア(200)の上面(201)に配置される。カバー(500)は、キャリア(200)の上面(201)の上方、及びオプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の上方に配置される。カバー(500)は、発光面(410)の上方に配置された開口部(510)を有する。発光面(410)を取り囲むダム(700)が、オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の上部(401)に配置される。
【選択図】図13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャリア(200)、オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)、及び金属スクリーン(500)を有するオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)であって、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)は、発光面(410)を備えた上面(401)を有しており、
前記発光面(410)に隣接するダム(700)は、前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の前記上面(401)に配置されており、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)は、前記発光面(410)が前記キャリア(200)の上面(201)とは反対側を向くように、前記キャリア(200)の前記上面(201)に配置されており、
前記スクリーン(500)は、前記キャリア(200)の前記上面(201)の上方及び前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の上方に配置されており、
前記スクリーン(500)は、前記発光面(410)の上方に配置された開口部(510)を有する、前記オプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項2】
前記キャリア(200)の前記上面(201)に、ハウジング本体(300)が配置されており、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)が、前記ハウジング本体(300)のキャビティ(310)内に配置される、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項3】
前記スクリーン(500)は、前記ハウジング本体(300)の上面(301)に固定される、請求項2に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項4】
前記スクリーン(500)は、光吸収コーティング(560)を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項5】
前記スクリーン(500)は、前記キャリア(200)の前記上面(201)で電気的コンタクト(215)と導電的に接触する接続要素(600)を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項6】
前記スクリーン(500)は、前記オプトエレクトロニクスコンポーネント(100)の下面(102)にアクセシブルはんだ付け面(640)を形成する接続要素(600)を有する、請求項1~4の1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項7】
前記接続要素(600)は、前記スクリーン(500)の周囲領域に対して折り曲げられた前記スクリーン(500)の部分(610)によって形成される、請求項5または請求項6に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項8】
前記接続要素(600)は、前記スクリーン(500)に固定される、請求項5または請求項6に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項9】
前記スクリーン(500)は、前記キャリア(200)と前記スクリーン(500)との間の領域(110)を側方から囲む側壁(530)を有する、請求項1~8のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項10】
前記側壁(530)は、前記キャリア(200)の前記上面(201)で電気的コンタクト(215)と導電的に接触する、請求項9に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項11】
前記側壁(530)は、前記キャリア(200)を側方から囲む、請求項9または請求項10に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項12】
前記側壁(530)の一部分が、前記オプトエレクトロニクスコンポーネント(100)の下面(102)にアクセシブルはんだ付け面(550)を形成する、請求項11に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項13】
前記スクリーン(500)の前記開口部(510)に隣接するエッジ領域(520)が、前記キャリア(200)の前記上面(201)に向かう方向に曲げられている、請求項1~12のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項14】
前記ハウジング本体(300)のキャビティ(310)内に、ポッティング材料(710)が配置されており、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)が、前記ポッティング材料(710)内に少なくとも部分的に埋め込まれている、請求項1~13のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項15】
前記スクリーン(500)に導電的に接続された導電層(800)が、前記発光面(410)に配置されている、請求項1~14のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項16】
前記導電層(800)は、波長変換材料(810)を含む、請求項15に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項17】
前記導電層(800)は、前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の電気接触面(420)と、または前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)に接続されたボンドワイヤ(425)と直接接触する、請求項15または請求項16に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項18】
前記導電層(800)は、前記キャリア(200)とは反対側に面する前記スクリーン(500)の上面(501)に延在する、請求項15~17のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項19】
前記スクリーン(500)は、レーザマーキング(570)を有する、請求項1~18のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オプトエレクトロニクスコンポーネントに関する。
【0002】
本特許出願は、ドイツ特許出願第10 2021 208 179.7号の優先権を主張するものであり、このドイツ特許出願の開示内容を参照により本明細書に援用する。
【背景技術】
【0003】
オプトエレクトロニクスコンポーネントは、様々な実施形態において公知であり、多様な目的に使用される。例えば、自動車のヘッドライトとして発光オプトエレクトロニクスコンポーネントを使用することが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の1つの目的は、オプトエレクトロニクスコンポーネントを提供することである。この目的は、独立請求項の特徴を有するオプトエレクトロニクスコンポーネントによって達成される。様々な改良が従属請求項に明記されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
オプトエレクトロニクスコンポーネントは、キャリア、オプトエレクトロニクス半導体チップ、及び金属スクリーンを含む。オプトエレクトロニクス半導体チップは、発光面を備えた上面を有する。オプトエレクトロニクス半導体チップは、発光面がキャリアの上面とは反対側を向くように、そのキャリアの上面に配置される。スクリーンは、キャリアの上面の上方及びオプトエレクトロニクス半導体チップの上方に配置される。スクリーンは、発光面の上方に配置された開口部を有する。
【0006】
本オプトエレクトロニクスコンポーネントでは、キャリアの上面の上方及びオプトエレクトロニクス半導体チップの上方に配置されたスクリーンは、外部からオプトエレクトロニクスコンポーネントに入射する太陽光などの光が、オプトエレクトロニクスコンポーネントの影響されやすいコンポーネント部分、例えば温度の影響を受けやすいコンポーネント部分に当たるのを防止する。オプトエレクトロニクスコンポーネントのスクリーンに入射する光は、スクリーンによって吸収または反射される。入射光によるオプトエレクトロニクスコンポーネントへの損傷のリスクは、このような方法で有利に低減される。
【0007】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、ハウジング本体がキャリアの上面に配置される。オプトエレクトロニクス半導体チップは、ハウジング本体のキャビティ内に配置される。ハウジング本体は、例えば、プラスチック材料を含むことができる。ハウジング本体は、スクリーンにより、外部からオプトエレクトロニクスコンポーネントに入射する光から有利に保護される。
【0008】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンは、ハウジング本体の上面に固定される。例えば、スクリーンは、ハウジング本体の上面に接着剤によって固定されてもよい。これにより、オプトエレクトロニクスコンポーネントの簡単で費用効果の高い製造が可能になる。
【0009】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンは光吸収コーティングを有する。光吸収コーティングは、スクリーン上で反射された光がオプトエレクトロニクスコンポーネントの周囲にある他のコンポーネントに当たって、そこに有害な影響を及ぼすことを有利に防止する。例えば、スクリーンの開口部付近のスクリーンの下面及び側面での光吸収は、そこでの散乱光を低減するために望ましい場合がある。スクリーンで生じる熱は、金属スクリーンによって効果的に放散され得る。
【0010】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンは、キャリアの上面で電気的コンタクトと導電的に接触する接続要素を有する。電気的コンタクトは、基準電位、例えば接地電位を提供することができる。オプトエレクトロニクスコンポーネントのスクリーンは、オプトエレクトロニクスコンポーネントの動作時に、有利なことに基準電位にあり、結果として電磁遮蔽をもたらす。したがって、オプトエレクトロニクスコンポーネントのEMC及びESD特性を改善することができる。
【0011】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンは、オプトエレクトロニクスコンポーネントの下面にアクセシブルはんだ付け面を形成する接続要素を有する。オプトエレクトロニクスコンポーネントの動作時に、スクリーンは、はんだ付け面及び接続要素を介して接地電位または別の基準電位に接続され得るため、電磁遮蔽がもたらされ得る。これにより、オプトエレクトロニクスコンポーネントのEMC及びESD特性もまた改善され得る。
【0012】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、接続要素は、スクリーンの周囲領域に対して折り曲げられたスクリーンの部分によって形成される。これにより、有利なことに、特に簡単で費用効果の高いスクリーンの製造と、スクリーンの簡単な設置とが可能になる。
【0013】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの別の実施形態では、接続要素はスクリーンに固定される。したがって、スクリーンは、有利なことに、接続要素の領域に開口部を有することなく形成され得るので、スクリーンは、外部から入射する光に対して特に完全な遮蔽をもたらし得る。
【0014】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンは、キャリアとスクリーンとの間の領域を側方から囲む側壁を有する。したがって、スクリーンは、オプトエレクトロニクスコンポーネントのコンポーネント部分の特に完全な電磁遮蔽及び静電遮蔽を有利にもたらし得る。
【0015】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、側壁は、キャリアの上面(201)で電気的コンタクトと導電的に接触する。電気的コンタクトは、基準電位、例えば接地電位を提供することができる。したがって、オプトエレクトロニクスコンポーネントのスクリーンは、オプトエレクトロニクスコンポーネントの動作時に、有利なことに基準電位にあり、結果として電磁遮蔽をもたらし得る。これにより、オプトエレクトロニクスコンポーネントのEMC特性が改善され得る。
【0016】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、側壁は、キャリアを側方から囲む。したがって、スクリーンは、オプトエレクトロニクスコンポーネントの残りのコンポーネント部分を完全に覆うハットを形成する。オプトエレクトロニクスコンポーネントのコンポーネント部分の特に効果的な遮蔽は、このようにして達成することができる。
【0017】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、側壁の一部分が、オプトエレクトロニクスコンポーネントの下面にアクセシブルはんだ付け面を形成する。したがって、スクリーンは、オプトエレクトロニクスコンポーネントの動作時に、接地電位または別の基準電位に接続され得るため、オプトエレクトロニクスコンポーネントの効果的な電磁遮蔽がもたらされ得る。これにより、オプトエレクトロニクスコンポーネントのEMC特性が改善され得る。
【0018】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンの開口部に隣接するエッジ領域が、キャリアの上面に向かう方向に曲げられている。これにより、オプトエレクトロニクス半導体チップから放出される電磁放射をスクリーンが遮ることがなく、非常に小さい開口部面積を有するスクリーンの開口部を形成できるようになる。スクリーンの小さな開口部は、外部から入射する光からのオプトエレクトロニクスコンポーネントの特に効果的な保護を伴う。
【0019】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、発光面に隣接するダムが、オプトエレクトロニクス半導体チップの上面に配置される。ダムは、例えば、オプトエレクトロニクス半導体チップに接続されたボンドワイヤを覆うこともできる。ダムは、オプトエレクトロニクス半導体チップの発光面を保護するために用いることができる。
【0020】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、ハウジング本体のキャビティ内に、ポッティング材料が配置される。オプトエレクトロニクス半導体チップは、少なくとも部分的にポッティング材料内に埋め込まれる。ポッティング材料は、オプトエレクトロニクス半導体チップを保護し、オプトエレクトロニクス半導体チップに接続されたボンドワイヤを保護するのに使用され得る。
【0021】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンに導電的に接続された導電層が、発光面に配置される。したがって、オプトエレクトロニクスコンポーネントの動作時に、導電層を、スクリーンと同じ電位、特に例えば接地電位にすることができる。この結果として、スクリーンによって達成される電磁遮蔽は、スクリーンの開口部の領域にもわたって完全なものにされる。
【0022】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、導電層は、波長変換材料を含む。したがって、導電層は、有利には、オプトエレクトロニクス半導体チップによって放出された電磁放射を異なる波長の電磁放射に少なくとも部分的に変換することができる。
【0023】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、導電層は、オプトエレクトロニクス半導体チップの電気接触面と、またはオプトエレクトロニクス半導体チップに接続されたボンドワイヤと直接接触する。そのため導電層は、したがってスクリーンも、固定電位に、特に、例えば、接地電位に接続され得る。
【0024】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、導電層は、キャリアとは反対側に面するスクリーンの上面に延在する。これは、有利なことに、導電層をスクリーンに導電的に接続する簡単な可能性を表す。
【0025】
オプトエレクトロニクスコンポーネントの一実施形態では、スクリーンは、レーザマーキングを有する。レーザマーキングは、例えば、オプトエレクトロニクスコンポーネントのラベル、またはオプトエレクトロニクスコンポーネントの向きのラベルとして、用いることができる。
【0026】
本発明の上記の特性、特徴、及び利点、ならびにそれらが達成される方法は、図面と併せてより詳細に説明される例示的な実施形態の以下の説明と併せて、より明確になり、かつより理解しやすくなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】オプトエレクトロニクスコンポーネントの変形例を示す。
図2】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図3】オプトエレクトロニクスコンポーネントの変形例の上面図を示す。
図4】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例の上面図を示す。
図5】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図6】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図7】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図8】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図9】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図10】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図11】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図12】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図13】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
図14】オプトエレクトロニクスコンポーネントの変形例の上面図を示す。
図15】オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる変形例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0028】
図1は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の概略側面断面図を示す。オプトエレクトロニクスコンポーネント100は、例えば、マルチピクセル光源として設計される場合があり、自動車のフロントヘッドライト用に提供され得る。
【0029】
オプトエレクトロニクスコンポーネント100は、上面101と、上面101の反対側の下面102とを有する。オプトエレクトロニクスコンポーネント100の動作中、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の上面101で電磁放射が放出される。下面102は、取り付け面として、オプトエレクトロニクスコンポーネント100を電気的に接触させるために提供される。
【0030】
オプトエレクトロニクスコンポーネント100は、キャリア200を含む。キャリア200は、基板と呼ばれる場合もある。キャリア200は、例えば、単層または多層プリント回路基板(PCB、MCB)として、セラミックキャリアとして、または埋め込み導体フレームを有するプラスチックキャリアとして設計することができる。キャリア200は、上面201と、上面201の反対側の下面202とを有する。キャリア200の下面202は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の下面102を形成する。
【0031】
キャリア200の上面201には、上部接触面211を有する上面金属被覆210が配置される。キャリア200の下面202には、下部接触面221を有する下面金属被覆220が配置される。下部接触面221は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100を電気的に接触させるために提供される。上面金属被覆210の部分及び下面金属被覆220の部分は、キャリア200を貫通して延びるスルーコンタクト230を介して互いに導電的に接続される。
【0032】
キャリア200の上面201には、上面301と、上面301とは反対側の下面302とを有するハウジング本体300が配置されている。この場合、ハウジング本体300は、ハウジング本体300の下面302がキャリア200の上面201に面しているように、キャリア200の上面201に配置される。ハウジング本体300は、電気絶縁材料、例えばプラスチック材料を含むことが適切である。ハウジング本体300は、例えば、成形法によって、キャリア200の上面201に配置されていてもよい。しかしながら、ハウジング本体300はまた、例えば、予め製造され、キャリア200の上面201に接着接合されていてもよい。ハウジング本体300はまた、キャリア200と一体に形成することもできる。
【0033】
ハウジング本体300は、チップキャビティ310を有する。チップキャビティ310は、ハウジング本体300に開口部を形成し、これにより、キャリア200の上面201が、チップキャビティ310の領域で露出される。キャリア200の上面金属被覆210の上部接触面211もまた、チップキャビティ310の領域でアクセス可能である。
【0034】
オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、キャリア200の上面201のハウジング本体300のチップキャビティ310内に配置される。オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、上面401と、上面401の反対側の下面402とを有する。オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410は、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401に形成される。オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、発光面410がキャリア200の上面201とは反対側を向くように、キャリア200の上面201に配置されている。
【0035】
オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、例えば、マルチピクセルチップとして設計される場合がある。この場合、発光面410は、複数の個別に活性化可能な像点(ピクセル)を有する。しかしながら、発光面410は、分割せずに一体化された面として設計することもできる。オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、集積ドライバコンポーネントを有するシステムオンチップ(SoC)として設計する場合もある。この場合、例えば、オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、LEDアレイが配置されたドライバチップとして設計され得る。
【0036】
オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、その上面401に電気接触面420を有する。電気接触面420は、ボンドワイヤ425を介してキャリア200の上面201の上部接触面211に導電的に接続される。これにより、オプトエレクトロニクス半導体チップ400が電気的に接触する。オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、その下面402に1つ以上の電気接触面を有することもあり、これは、例えば、はんだ接続または接着接合によって、キャリア200の上部接触面211の1つ以上に導電的に接続される。
【0037】
オプトエレクトロニクスコンポーネント100のハウジング本体300の上面301に、金属スクリーン500が配置される。したがって、スクリーン500は、キャリア200の上面201の上方にも、またオプトエレクトロニクス半導体チップ400の上方にも配置される。スクリーン500は、上面501と、上面501の反対側の下面502とを有する。スクリーン500の下面502は、ハウジング本体300の上面301、キャリア200の上面201、及びオプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401に面している。スクリーン500の上面501は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の上面101を形成する。スクリーン500は、ハウジング本体300の上面301に固定されるのが好ましい。例えば、スクリーン500は、ハウジング本体300の上面301に接着接合することができる。
【0038】
スクリーン500は金属材料を含む。この材料は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の動作時に、異なる熱膨張に起因する応力及び変形をできる限り回避するために、その材料の熱膨張係数がハウジング本体300の熱膨張係数に可能な限り対応するように選択することが好都合である。スクリーン500は、例えば、薄い金属板から製造することができる。
【0039】
スクリーン500は、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410の上方に配置された開口部510を有する。したがって、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410でオプトエレクトロニクスコンポーネント100の動作時に放出される電磁放射は、スクリーン500の開口部510を通過することができ、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の上面101において放出され得る。
【0040】
開口部510のサイズは、スクリーン500がオプトエレクトロニクス半導体チップ400によって放出される放射の最小限の遮光を生じさせるが、同時に、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の構成要素が、外部からオプトエレクトロニクスコンポーネント100に入射する放射からスクリーン500によって可能な限り完全に遮蔽されるような寸法に設定される。
【0041】
オプトエレクトロニクスコンポーネント100の設置場所で外部からオプトエレクトロニクスコンポーネント100に入射した放射、例えば太陽光は、スクリーン500に吸収または反射される。この目的のために、スクリーン500の上面501に光吸収コーティング560が配置され得る。光吸収コーティング560は、スクリーン500の他の部分の上に延在させることもでき、またはオプトエレクトロニクス半導体チップ400によって放出される放射の散乱を低減するために、スクリーン500の他の部分にのみ設けることもできる。例えば、光吸収コーティング560は、下面502上に、また開口部510付近のスクリーン500の側面上に、配置することができる。しかしながら、そのようなコーティングは省略することもできる。外部から入射する放射による過剰な局部加熱、及びこの結果として生じるオプトエレクトロニクスコンポーネント100に対する損傷が、金属スクリーン500の熱伝導性によって防止される。
【0042】
チップキャビティ310内に延びるボンドワイヤ425は、スクリーン500によって大部分は覆うことができ、この結果として外部効果による損傷から保護される。これにより、ボンドワイヤ425を保護するためのさらなる対策を省略することが可能になり得る。
【0043】
以下、図2図15に基づいて、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例について説明する。基本的には、これらの変形例が、図1に示されるオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例と、どのように異なるかのみについて説明する。他の点では、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の上記の説明は、以下に説明するオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例にも適用される。
【0044】
以下に説明するオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、スクリーン500は、外部から入射する放射(太陽光など)からの保護としての機能に加えて、オプトエレクトロニクスコンポーネント100を電磁的に遮蔽するためにも用いられる。したがって、後述するオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例は、電磁適合性(EMC特性)に関して有利な特性を有することができる。このことは、特にオプトエレクトロニクスコンポーネント100が高周波コンポーネント、例えばオプトエレクトロニクス半導体チップ400に集積化された高周波コンポーネントを有する場合には合理的である。
【0045】
スクリーン500によってもたらされる電磁遮蔽は、導電性スクリーン500がオプトエレクトロニクスコンポーネント100の規定された電気基準電位、特に例えば接地電位に電気的に接続されるという点で、以下に説明するオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例において達成される。しかしながら、基準電位は、例えば、VDD電位であってもよい。
【0046】
図2は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例の概略側面断面図を示す。図2に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、スクリーン500は、キャリア200の上面201で基準コンタクト215と導電的に接触する2つの接続要素600を有する。代替形態として、そのような接続要素600を1つのみ、またはそのような接続要素600を2つ以上設けることもできる。基準コンタクト215は、キャリア200の上面金属被覆210の上部接触面211によって形成され、これは、規定された基準電位、例えば、接地電位またはVDD電位を提供する。
【0047】
接続要素600は、スクリーン500の周囲領域に対して折り曲げられたスクリーン500の部分610によって形成される。したがって、接続要素600は、ばね舌の形態を有する。接続要素600を形成する折り曲げ部分610は、例えば、スクリーン500の周囲領域に対して自由に打ち抜くことができる。
【0048】
接続要素600とキャリア200の上面201の基準コンタクト215との間の電気的接触は、接続要素600の長手方向端部に形成された接触領域620が、ばね力で、キャリア200の上面金属被覆210の上部接触面211に押し付けられ、その面が基準コンタクト215を形成することから確立され得る。これにより、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の動作時に生じる熱変形を補償することが可能であるという利点がもたらされる。また一方、接触領域620と基準コンタクト215を形成する上部接触面211との間に、剛性の機械的接続、例えばスポット溶接による接続があってもよい。
【0049】
図2に示される例では、各接続要素600は、ハウジング本体300内のそれぞれの別個の接続要素キャビティ320を通って延在する。ただし、全ての接続要素600に対して、共通の接続要素キャビティ320を提供することもできる。代替形態として、接続要素600を、チップキャビティ310内に配置させることもできる。
【0050】
図3は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例の上面101の上面図の概略図を示す。図3の変形例は、図2の変形例と同様に、2つの接続要素600を有し、これらの接続要素600の可能な配置を示す。接続要素600は、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の両側に配置され、反平行に向けられている。このようにして、接続要素600によって生じるばね力は、有利に釣り合う。しかしながら、接続要素600の他の配置も可能である。
【0051】
図4は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の上面101の概略上面図を示す。図4の変形例では、オプトエレクトロニクスコンポーネント100は、3つのオプトエレクトロニクス半導体チップ400を有し、各チップは、別々のチップキャビティ310内に、互いに隣接して配置される。それに応じて、スクリーン500は、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410の上方に配置された3つの開口部510を有する。6つの接続要素600が設けられ、そのうちの2つが、いずれの場合にも、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の両側に配置され、反対方向に向けられる。したがって、図4に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例は、理論的には3つの部分に分割することができ、各部分は、図3に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例と同様に形成される。
【0052】
図4に示されるオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例の3つのオプトエレクトロニクス半導体チップ400は、例えば、異なる波長を有する電磁放射を放出するように設計され得る。例えば、3つのオプトエレクトロニクス半導体チップ400は、赤色光、緑色光、及び青色光の色を有する電磁放射を放出するように設計され得る。
【0053】
もちろん、異なる数のオプトエレクトロニクス半導体チップ400も可能である。オプトエレクトロニクス半導体チップ400は、互いに対して異なる幾何学的配置で配置されてもよい。オプトエレクトロニクス半導体チップ400のいくつかまたは全てを、ハウジング本体300の共通のチップキャビティ310内に配置することが可能である。
【0054】
図5は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図5に示す変形例はまた、2つの接続要素600を有し、これらは、スクリーン500をキャリア200の上面201の基準コンタクト215に導電的に接続する。もちろん、異なる数の接続要素600及び接続要素600の異なる幾何学的配置も同様に可能である。
【0055】
図5に示される変形例では、接続要素600は、別個の要素として形成されており、スクリーン500の下面502に、固定部分630において固定される。この固定は、例えば、はんだ付け、溶接、または接着接合によって実施することができる。別々の要素としての接続要素600の設計に起因して、図5に示されるオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例におけるスクリーン500は、接続要素600の領域に開口部を有していない。したがって、図5に示す変形例におけるスクリーン500は、外部から入射する日光などの放射に対して特に効果的な保護をもたらすことができる。
【0056】
図5に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、接続要素600は、ハウジング本体300のチップキャビティ310内に、オプトエレクトロニクス半導体チップ400と共に配置されている。もちろん、接続要素600をハウジング本体300の別個の接続要素キャビティ320内に配置することも可能である。
【0057】
図6は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図6に示す変形例では、スクリーン500は、上層部分580及び下層部分590を有し、これらはそれぞれ薄板として形成され、上下に平らに配置される。ここでは、上層部分580及び下層部分590は、例えば、接着接合を介して互いに接続され得る。上層部分580の上面は、スクリーン500の上面501を形成する。下層部分590の下面は、スクリーン500の下面502を形成する。
【0058】
図6に示す変形例は、スクリーン500の下層部分590の周囲領域に対して折り曲げられたスクリーン500の下層部分590の部分610によって形成される2つの接続要素600を有する。スクリーン500の上層部分580は、その接続要素600の領域でも閉じられている。したがって、図6に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例におけるスクリーン500もまた、全体として、接続要素600の領域に開口部を有していない。
【0059】
図7は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図7に示す変形例では、図2の変形例の場合と同様に、接続要素600は再び、スクリーン500の周囲領域に対して折り曲げられた部分610によって形成される。しかしながら、接続要素600は、図5の変形例のように、スクリーン500上に固定された別個の要素として形成することも、または図6の変形例のように、スクリーン500の下層部分590から形成することもできる。図7の変形例では、接続要素600は、この場合もやはり、それぞれ、ハウジング本体300の別個の接続要素キャビティ320を通って延在しているが、代わりに、チップキャビティ310内に配置することもできる。
【0060】
図7に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、接続要素600は、キャリア200の上面201で基準コンタクトと接触していない。その代わりに、接続要素600は、キャリア200の開口部240を通って延び、それぞれがオプトエレクトロニクスコンポーネント100の下面102にアクセシブルはんだ付け面640を有する。オプトエレクトロニクスコンポーネント100の組み立ての間に、これらのはんだ付け面640は、接地電位または別の固定電位に導電的に接続される。
【0061】
キャリア200の開口部240の領域には、接続要素600を固定する固定材料245を配置することができる。固定材料245は、例えば、銀導電性接着剤であり得る。また一方、固定材料245は、電気絶縁材料であってもよく、キャリア200と上面金属被覆210及び下面金属被覆220とに対して接続要素600を電気的に絶縁するために使用することができる。
【0062】
図8は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図8に示す変形例では、スクリーン500の接続要素600は、図2に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例と同様に設計されている。しかしながら、接続要素600は、図5図6、または図7に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例のように設計することもできる。
【0063】
図8に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、スクリーン500は、スクリーン500の他の部分に対して垂直に配向された側壁530を有する。この結果として、スクリーン500は、全体としてカップ形状を有する。側壁530は、キャリア200とスクリーン500との間の領域110を側方から囲む。したがってカップ状スクリーン500は、ハウジング本体300も囲む。このようにして、図8に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例におけるスクリーン500は、特に有効な電磁遮蔽を生じさせる。図8に示す変形例では、スクリーン500の側壁530は、キャリア200の上面201に着座する。
【0064】
図9は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図9に示される変形例では、スクリーン500はまた、図8に基づいて説明した側壁530を有しており、この側壁は、キャリア200とスクリーン500との間の領域110を側方から囲む。しかしながら、図9に示す変形例のスクリーン500は、接続要素600を有していない。その代わりに、スクリーン500の側壁530は、キャリア200の上面201に対して押し付けられ、キャリア200の上面201で基準コンタクト215と導電的に接触する接触領域540を形成する。したがって、スクリーン500はまた、図9に示される変形例では、基準コンタクト215の電位に導電的に接続される。
【0065】
図9に示されるオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、ハウジング本体300は存在しない。これは、スクリーン500がキャリア200とスクリーン500との間の領域110を囲み、その結果として、その領域を外部の影響から保護するので可能である。ハウジング本体300は、図8に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では省略することもできる。しかしながら、代替形態として、図9に示されるオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例は、そのようなハウジング本体300を有することもできる。
【0066】
図10は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図10に示される変形例は、スクリーン500の側壁530の接触領域540が追加のカラーによって拡張されるという点で、図9の変形例とは異なる。これにより、コンタクト領域540を、キャリア200の上面201と、キャリア200の上面201に配置された基準コンタクト215とに、機械的及び導電的に接続することが容易になる。接続は、例えば、接着接合であってよい。
【0067】
図11は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図11の変形例では、ハウジング本体300が存在する。スクリーン500は、ハウジング本体300の上面301に固定される。スクリーン500は、接続要素600を有していないが、その代わりに、再び、キャリア200とスクリーン500との間の領域110を側方から囲む側壁530を有する。加えて、側壁530はまた、図11の変形例におけるキャリア200を側方から囲む。したがって、スクリーン500の側壁530は、キャリア200の上面201に着座していない。その代わりに、側壁530は、はんだ付け面550を有しており、これは、キャリア200の下面202の下部接触面221と共通の平面内に配置されており、したがって、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の下面102でアクセス可能である。オプトエレクトロニクスコンポーネント100の組み立ての間に、スクリーン500のはんだ付け面550は、基準電位に導電的に接続される。
【0068】
図12は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図12に示される変形例は、図11に示される変形例と同様に設計されており、したがって、スクリーン500の側壁530はまた、図12に示される変形例におけるキャリア200を側方から囲み、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の下面102でアクセス可能なはんだ付け面530を形成する部分を有している。加えて、スクリーン500の側壁530は、図12に示される変形例のこの領域において、例えば、クランプまたは圧着された接続を介して、キャリア200に機械的に接続される。したがって、図12に示す変形例では、ハウジング本体300は、任意選択的に省略することもできる。
【0069】
図13は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。図13に示す変形例では、図9の変形例などの場合と同様にスクリーン500が設計されている。しかしながら、スクリーン500は、他の記載の変形例の1つのように設計することもできる。
【0070】
また、図13に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、スクリーン500の開口部510に隣接するスクリーン500のエッジ領域520が、キャリア200の上面201及びオプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401に向かう方向に折り曲げられている。したがって、図13に示す変形例では、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410に放出される電磁放射がスクリーン500に遮られることなしに、スクリーン500の開口部510の大きさを小さくすることができる。キャリア200とスクリーン500との間の領域110に配置されたボンドワイヤ425のさらにより効果的な保護もまた、エッジ領域520の曲げによって達成され得る。
【0071】
図14は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の上面101の上面図を示す。図14に示す変形例では、スクリーン500の開口部510に隣接するエッジ領域520がまた、キャリア200の上面201に向かう方向に折り曲げられている。図14において、スクリーン500は、この目的のために矩形開口部510の角から生じるスロット521を有することが分かる。エッジ領域520は、スロット521によって4つの翼に分割されており、これらは、それぞれ、キャリア200の上面201に向かう方向、及びオプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401に向かう方向に折り曲げられている。
【0072】
あるいは、スクリーン500の開口部510のエッジ領域520を、キャリア200の上面201に向かう方向に深く引き込むことによって、折り曲げることが可能である。したがって、このようにしてスロット521を設ける必要が無くなり、それによって、スクリーン500によるオプトエレクトロニクスコンポーネント100のコンポーネント部分のさらにより完全な遮蔽を達成することができる。
【0073】
図13に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例のスクリーン500のように曲げられたエッジ領域520は、他の図に基づいて説明したオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例に設けることもできる。
【0074】
図13に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、発光面410に隣接するダム700が、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401に配置されている。ダム700は、好適には電気絶縁材料を含む。図示の例では、ダム700は、電気接触面420に接続されたボンドワイヤ425が少なくとも部分的にダム700に埋め込まれるように、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401の電気接触面420を少なくとも部分的に覆う。あるいは、電気接触面420とオプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410との間にダム700を配置して、電気接触面420と、電気接触面420に接続されたボンドワイヤ425とが、ダム700によって縁取られた領域の外側に配置されるようにすることが可能である。
【0075】
また、図13に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、ハウジング本体300のチップキャビティ310内にポッティング材料710が配置されている。ポッティング材料710は、チップキャビティ310の領域でアクセス可能なキャリア200の上面201を覆い、チップキャビティ310を画定するハウジング本体300の壁からオプトエレクトロニクス半導体チップ400まで延在しており、それによって、オプトエレクトロニクス半導体チップ400が、少なくとも部分的にポッティング材料710に埋め込まれている。したがって、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の電気接触面420とキャリア200の上面201の上部接触面211との間に延在するボンドワイヤ425もまた、少なくとも部分的にポッティング材料710に埋め込まれ、この結果として損傷から保護される。
【0076】
ポッティング材料710は、例えば、計量方法によってチップキャビティ310内に配置されていてもよい。ダム700は、この場合、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401の発光面410がポッティング材料710によって覆われることを防止するために使用されていてもよい。また一方、ダム700の位置に応じて、ポッティング材料710が、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401の電気接触面420を覆っていて、この結果として、電気接触面420に接続されたボンドワイヤ425のさらなる保護をもたらす場合がある。ダム700を設けずに、チップキャビティ310内にポッティング材料710を配置することが可能な場合もある。
【0077】
ダム700及びポッティング材料710は、チップキャビティ310を有するハウジング本体300を有するオプトエレクトロニクスコンポーネント100の他の全ての変形例において提供することもできる。
【0078】
図14に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の上面101を形成するスクリーン500の上面501にレーザマーキング570が設けられている。レーザマーキング570により、例えば、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の向き、またはオプトエレクトロニクスコンポーネント100のタイプを識別することができる。対応するレーザマーキング570を、オプトエレクトロニクスコンポーネント100の他の変形例に設けることもできる。
【0079】
図15は、オプトエレクトロニクスコンポーネント100のさらなる変形例の概略側面断面図を示す。この変形例では、スクリーン500は、図2に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例と同様に、ハウジング本体300の接続要素キャビティ320内に配置された接続要素600を有する。さらに、スクリーン500は、スクリーン500とキャリア200との間の領域110を側方から囲む側壁530を有する。また、スクリーン500の開口部510のエッジ領域520は、図13及び図14に基づいて説明したように、キャリア200及びオプトエレクトロニクス半導体チップ400に向かう方向に折り曲げられている。もちろん、スクリーン500は、他の図面に基づいて説明した特徴を有するように形成することもできる。
【0080】
図13に基づいて説明したように、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401には、発光面410に隣接するダム700が配置されている。図13の変形例に存在するポッティング材料710は、図15の変形例には存在しないが、同様に存在してもよい。あるいは、ダム700を省略することもできる。
【0081】
図15に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例は、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401にある発光面410に配置された導電層800を有する。導電層800は、スクリーン500に導電的に接続される。したがって、導電層800はまた、スクリーン500が開口部510を有する発光面410の上方の領域において、スクリーン500によって達成される電磁遮蔽を完全なものにする。
【0082】
導電層800が波長変換材料810を含むことが好適である。この結果として、導電層800は、発光面410においてオプトエレクトロニクス半導体チップ400によって放出された電磁放射を、少なくとも部分的に異なる波長の電磁放射に変換するために用いることができる。
【0083】
導電層800の導電性は、例えば、波長変換材料810に混合された導電性粒子によって達成され得る。逆の場合も同様で、波長変換材料810を、既に導電性のマトリックス、例えば導電性ポリマーに導入することもできる。導電層800はまた、複数の層で構成することができ、例えば、少なくとも1つの透明導電層及び1つの波長変換層を有することができる。さらに、波長変換材料810を含む層の上または下に配置される導電性グリッドまたはネットワークを提供することが可能である。波長変換材料810は、この導電性グリッドのメッシュ内に配置することもできる。ここでは、導電性グリッドまたはネットワークのメッシュサイズは、遮蔽すべき電磁周波数に適合され得る。オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410が個々のピクセルに分割される場合、導電性グリッドまたはネットワークのメッシュサイズはまた、これらのピクセルのサイズにも適合され得る。したがって、発光面410の個々のピクセル間のコントラストを、さらに増加させることができる。
【0084】
図15に示すオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例では、導電層800がスクリーン500の上面501まで連続的に延在することから、導電層800はスクリーン500に導電的に接続される。したがって、導電層800は、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410、及びスクリーン500の上面501の一部分にわたって延在するコヒーレント層を形成する。このために、スクリーン500の開口部510のエッジ領域520がダム700に直接接触するように、ダム700、及びスクリーン500の開口部510のエッジ領域520が、設計され、配置される。導電層800は、発光面410、ダム700の一部分、及びスクリーン500のエッジ領域520にわたって、スクリーン500の上面501まで延在する。導電層800は、例えば、スクリーン500がハウジング本体300及びオプトエレクトロニクス半導体チップ400の上に配置された後に、噴霧することによって、このオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例において適用されてもよい。
【0085】
あるいは、導電層800は、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の発光面410に配置されるとともに、図13の変形例において見られるような、チップキャビティ310内に配置されたポッティング材料710の少なくとも一部分に配置されてもよい。ここでは、導電層800は、任意選択的に、ハウジング本体300の上面310の少なくとも一部分にわたって延在させることもあり得る。この変形例では、導電層800は、スクリーン500の配置前に、例えば、スプレーによって被着される。その後、スクリーン500が配置され、スクリーン500と導電層800との間に導電接続が確立される。この導電接続は、導電層800とスクリーン500の下面502との間の直接接触によって、またはスクリーン500の下面502と導電層800との間に配置された導電接着剤などの導電材料によってもたらされ得る。このオプトエレクトロニクスコンポーネント100の変形例においては、導電層800とボンドワイヤ425との間に望まれていない短絡が生じないことが保証されなければならない。
【0086】
さらに、導電層800をオプトエレクトロニクス半導体チップ400の上面401に配置して、導電層800と、スクリーン500の電位、例えば接地電位に接続されるオプトエレクトロニクス半導体チップ400の電気接触面420との間に、直接的な接触が生じるようにすることが可能である。さらにあり得ることは、導電層800がボンドワイヤを介してスクリーン500の電位に接続されることである。これは、オプトエレクトロニクス半導体チップ400の電気接触面420に接続されたボンドワイヤ425の1つ、またはさらなるボンドワイヤのいずれかであり得る。
【0087】
本発明を、好ましい例示的な実施形態に基づいて、より詳細に図示し、説明した。とはいえ、本発明は、開示した例に限定されるものではない。むしろ、当業者であれば、本発明の保護の範囲を逸脱することなく、そこから他の変形形態を引き出すことが可能である。
【符号の説明】
【0088】
100 オプトエレクトロニクスコンポーネント
101 上面
102 下面
110 領域
200 キャリア
201 上面
202 下面
210 上面金属被覆
211 上部接触面
215 基準コンタクト
220 下面金属被覆
221 下部接触面
230 スルーコンタクト
240 開口部
245 固定材料
300 ハウジング本体
301 上面
302 下面
310 チップキャビティ
320 接続要素キャビティ
400 オプトエレクトロニクス半導体チップ
401 上面
402 下面
410 発光面
420 電気接触面
425 ボンドワイヤ
500 スクリーン
501 上面
502 下面
510 開口部
520 エッジ領域
521 スロット
530 側壁
540 接触領域
550 はんだ付け面
560 光吸収コーティング
570 レーザマーキング
580 上層部分
590 下層部分
600 接続要素
610 折り曲げ部分
620 接触領域
630 固定部分
640 はんだ付け面
700 ダム
710 ポッティング材料
800 導電層
810 波長変換材料
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【手続補正書】
【提出日】2024-03-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャリア(200)、オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)、及び金属スクリーン(500)を有するオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)であって、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)は、発光面(410)を備えた上面(401)を有しており、
前記発光面(410)に隣接するダム(700)は、前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の前記上面(401)に配置されており、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)は、前記発光面(410)が前記キャリア(200)の上面(201)とは反対側を向くように、前記キャリア(200)の前記上面(201)に配置されており、
前記スクリーン(500)は、前記キャリア(200)の前記上面(201)の上方及び前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の上方に配置されており、
前記スクリーン(500)は、前記発光面(410)の上方に配置された開口部(510)を有する、前記オプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項2】
前記キャリア(200)の前記上面(201)に、ハウジング本体(300)が配置されており、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)が、前記ハウジング本体(300)のキャビティ(310)内に配置される、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項3】
前記スクリーン(500)は、前記ハウジング本体(300)の上面(301)に固定される、請求項2に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項4】
前記スクリーン(500)は、光吸収コーティング(560)を有する、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項5】
前記スクリーン(500)は、前記キャリア(200)の前記上面(201)で電気的コンタクト(215)と導電的に接触する接続要素(600)を有する、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項6】
前記スクリーン(500)は、前記オプトエレクトロニクスコンポーネント(100)の下面(102)にアクセシブルはんだ付け面(640)を形成する接続要素(600)を有する、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項7】
前記接続要素(600)は、前記スクリーン(500)の周囲領域に対して折り曲げられた前記スクリーン(500)の部分(610)によって形成される、請求項5に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項8】
前記接続要素(600)は、前記スクリーン(500)に固定される、請求項5に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項9】
前記スクリーン(500)は、前記キャリア(200)と前記スクリーン(500)との間の領域(110)を側方から囲む側壁(530)を有する、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項10】
前記側壁(530)は、前記キャリア(200)の前記上面(201)で電気的コンタクト(215)と導電的に接触する、請求項9に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項11】
前記側壁(530)は、前記キャリア(200)を側方から囲む、請求項9に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項12】
前記側壁(530)の一部分が、前記オプトエレクトロニクスコンポーネント(100)の下面(102)にアクセシブルはんだ付け面(550)を形成する、請求項11に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項13】
前記スクリーン(500)の前記開口部(510)に隣接するエッジ領域(520)が、前記キャリア(200)の前記上面(201)に向かう方向に曲げられている、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項14】
前記ハウジング本体(300)のキャビティ(310)内に、ポッティング材料(710)が配置されており、
前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)が、前記ポッティング材料(710)内に少なくとも部分的に埋め込まれている、請求項2に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項15】
前記スクリーン(500)に導電的に接続された導電層(800)が、前記発光面(410)に配置されている、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項16】
前記導電層(800)は、波長変換材料(810)を含む、請求項15に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項17】
前記導電層(800)は、前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)の電気接触面(420)と、または前記オプトエレクトロニクス半導体チップ(400)に接続されたボンドワイヤ(425)と直接接触する、請求項15に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項18】
前記導電層(800)は、前記キャリア(200)とは反対側に面する前記スクリーン(500)の上面(501)に延在する、請求項15に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【請求項19】
前記スクリーン(500)は、レーザマーキング(570)を有する、請求項1に記載のオプトエレクトロニクスコンポーネント(100)。
【国際調査報告】