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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-16
(54)【発明の名称】電子霧化装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/42 20200101AFI20240808BHJP
   A24F 40/10 20200101ALI20240808BHJP
   A24F 40/53 20200101ALI20240808BHJP
【FI】
A24F40/42
A24F40/10
A24F40/53
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024506261
(86)(22)【出願日】2022-08-18
(85)【翻訳文提出日】2024-04-01
(86)【国際出願番号】 CN2022113413
(87)【国際公開番号】W WO2023020593
(87)【国際公開日】2023-02-23
(31)【優先権主張番号】202110959477.2
(32)【優先日】2021-08-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517075997
【氏名又は名称】深▲せん▼市合元科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN FIRST UNION TECHNOLOGY CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】Bldg C, Tangwei High-Tech Park, Fuyong Str, Baoan Dist, Shenzhen, Guangdong, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】羅秀勇
(72)【発明者】
【氏名】徐中立
(72)【発明者】
【氏名】李永海
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA05
4B162AA22
4B162AB14
4B162AB23
4B162AC17
4B162AC37
4B162AD08
4B162AD20
4B162AD23
4B162AD25
4B162AD32
(57)【要約】
外部ハウジング(1)、エアゾール基材貯蔵タンク(2)、エアゾール発生装置(3)、電源アセンブリ(4)を含み、ハウジング(11)に組立窓(112)が設けられ、組立窓(112)は電子霧化装置の組立窓口として、エアゾール基材貯蔵タンク(2)、エアゾール発生装置(3)及び電源アセンブリ(4)をハウジング(11)内に組み立てるために用いられ、組立窓(112)はさらに消耗品の交換窓として、消耗品を交換し、ここで消耗品はエアゾール基材貯蔵タンク(2)であるか、又はエアゾール基材貯蔵タンク(2)とエアゾール発生装置(3)によって形成される全体である、電子霧化装置である。電子霧化装置の組立窓及び消耗品の交換窓の両方として機能する組立窓(112)を設けることで、電子霧化装置の構造を簡略化し、よりよい全体性を持たせ、可動カバー(13)は組立窓(112)を露出させ、消耗品と電源アセンブリ(4)の接続関係を可視化することができ、これにより、消耗品があるべき位置に組み立てられないため、消耗品と電源アセンブリ(4)の接触不良をもたらし、ユーザの正常な使用に影響を与えることを回避する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
組立窓が設けられたハウジングと、
エアゾール基材を貯蔵するためのエアゾール基材貯蔵タンクと、
前記エアゾール基材からエアゾールを発生させるためのエアゾール発生装置と、
前記エアゾール発生装置に電気的に接続され、エアゾール発生に必要な電気エネルギーを提供するための電源アセンブリと、
前記組立窓を可動的に覆うカバーと、を含み、
前記組立窓は、前記エアゾール基材貯蔵タンク、前記エアゾール発生装置及び前記電源アセンブリを前記ハウジング内に組み立てる開口を提供するために用いられ、
前記組立窓はさらに、消耗品の交換窓として、前記組立窓を介して消耗品を交換するために用いられ、前記消耗品は、前記エアゾール基材貯蔵タンクであるか、又は前記エアゾール基材貯蔵タンクと前記エアゾール発生装置によって形成される全体である、ことを特徴とする、電子霧化装置。
【請求項2】
前記ハウジングの前記組立窓と対向する側に少なくとも1つの操作窓が設けられ、前記操作窓を介して前記ハウジング内に設けられた消耗品に直接又は間接的に接触することができ、前記操作窓を介して前記消耗品に作用力をかけると、前記消耗品はその組立方向と反対の方向に移動することを特徴とする、請求項1に記載の電子霧化装置。
【請求項3】
前記操作窓は少なくとも部分的に光を透過することを特徴とする、請求項2に記載の電子霧化装置。
【請求項4】
前記操作窓はハウジングの後壁を貫通する貫通孔を含むことを特徴とする、請求項2に記載の電子霧化装置。
【請求項5】
前記操作窓は可撓性膜をさらに含み、前記貫通孔は前記ハウジングの後壁を貫通し、前記ハウジングの内部と外部とを遮断するために、前記貫通孔外又はその中は前記可撓性膜で覆われていることを特徴とする、請求項4に記載の電子霧化装置。
【請求項6】
前記ハウジングの側壁はその後壁と前記組立窓とを接続し、前記側壁の少なくとも一部は外向きに突起する弧形構造であることを特徴とする、請求項1に記載の電子霧化装置。
【請求項7】
前記ハウジング又は前記組立窓の少なくとも1つの輪郭は略楕円形又は楕円形であることを特徴とする、請求項6に記載の電子霧化装置。
【請求項8】
前記ハウジング及び前記組立窓はいずれも略楕円形又は楕円形であり、前記組立窓の少なくとも部分的な輪郭と前記ハウジングの少なくとも部分的な輪郭は互いに平行な円弧であることを特徴とする、請求項7に記載の電子霧化装置。
【請求項9】
前記消耗品は前記ハウジング内に少なくとも部分的に前記ハウジングの側壁と弾性当接することを特徴とする、請求項1に記載の電子霧化装置。
【請求項10】
前記消耗品は前記エアゾール基材貯蔵タンクを含み、前記エアゾール基材貯蔵タンクに接続材が固定されており、前記接続材の少なくとも一部が弾性を有し、前記エアゾール基材貯蔵タンクは前記接続材を介して前記ハウジングに弾性当接することを特徴とする、請求項9に記載の電子霧化装置。
【請求項11】
前記ハウジングの近位端にノズルアセンブリが設けられ、前記接続材の近位端に環状ボスが設けられ、前記環状ボスは少なくとも部分的に弾性を有し、前記環状ボスは前記ノズルアセンブリ中の第3気道の外輪に弾性当接し、前記ノズルアセンブリと密封接続を形成することを特徴とする、請求項10に記載の電子霧化装置。
【請求項12】
前記電源アセンブリは弾性パッドを含み、前記電源アセンブリは前記弾性パッドを介して前記エアゾール発生装置に弾性当接することを特徴とする、請求項1に記載の電子霧化装置。
【請求項13】
前記電源アセンブリはバッテリーロッドを含み、前記バッテリーロッドに係合部が設けられ、前記ハウジングには前記係合部に対応して係合嵌合部が設けられ、前記係合嵌合部に止め部が設けられ、前記係合部に被止め部が設けられ、前記止め部は前記被止め部を止め、前記電源アセンブリが電源アセンブリの組立方向に沿ってハウジング内で縦方向に移動するのを防止することを特徴とする、請求項1に記載の電子霧化装置。
【請求項14】
前記バッテリーロッドの側辺と前記係合部の少なくとも一方は、少なくとも部分的に弾性を有し、前記バッテリーロッドが前記ハウジング内に組み立てられる時、前記バッテリーロッドの側辺と前記係合部とが干渉しながら相対運動することを特徴とする、請求項13に記載の電子霧化装置。
【請求項15】
前記バッテリーロッドに被支持部がさらに設けられ、前記ハウジング内に支持部が設けられ、前記支持部は前記被支持部を支持し、前記電源アセンブリがその組立方向に沿って進行し続けるのを阻止することを特徴とする、請求項13に記載の電子霧化装置。
【請求項16】
前記ハウジングの後壁は弧形であり、前記支持部は支持台及び支持面を含み、前記支持台は前記ハウジングの後壁にあり、前記支持面は前記支持台の前記ハウジングの後壁に背向する側に設けられ、前記支持面は前記被支持部を静的に支持するように配置されることを特徴とする、請求項15に記載の電子霧化装置。
【請求項17】
前記支持面は平面であり、前記支持面は前記電源アセンブリを前記ハウジング内に組み立てる進行方向に垂直であることを特徴とする、請求項16に記載の電子霧化装置。
【請求項18】
前記止め部は前記支持部の上方に設けられ、前記被支持部が前記支持部に支持されると、前記被止め部は前記止め部に止められることを特徴とする、請求項15に記載の電子霧化装置。
【請求項19】
前記バッテリーロッドはバッテリーを収容する収容キャビティを備え、前記収容キャビティのハウジングの後壁に向かう側に開放口があり、バッテリーは前記開放口を介して前記収容キャビティ内に組み立てられ、前記被支持部は前記開放口の端面の少なくとも一部を含むことを特徴とする、請求項15に記載の電子霧化装置。
【請求項20】
前記バッテリーロッドにガイド溝が設けられ、前記ハウジングにガイド条が設けられ、前記ガイド条は前記ガイド溝中に位置し、電源アセンブリが電源アセンブリの組立方向に垂直な方向に前記ハウジング内で並進するのを防止することを特徴とする、請求項13に記載の電子霧化装置。
【請求項21】
前記ガイド条は前記ガイド溝に摺動可能に接続され、前記電源アセンブリの組立方向は前記ガイド溝と前記ガイド条とが相対的に摺動する方向に制限されることを特徴とする、請求項20に記載の電子霧化装置。
【請求項22】
1つの収容チャンバを画定するハウジングと、
第1電極を含むエアゾール発生装置と、
第2電極を含み、第2電極を介して第1電極と接触することで、前記エアゾール発生装置に電気的に接続され、エアゾール発生に必要な電気エネルギーを提供するための電源アセンブリと、を含み、
前記ハウジングは、前記エアゾール発生装置及び電源アセンブリを前記収容チャンバに取り付けるための開口を提供するための組立窓を有し、前記第1電極及び第2電極の少なくとも一方が圧縮され、両者間の電気的導通が維持されるように、前記収容チャンバの壁は前記エアゾール発生装置又は/及び電源アセンブリの表面に当接することを特徴とする、電子霧化装置。
【請求項23】
前記ハウジングは長軸を有し、前記収容チャンバは長軸に沿って延び、前記長軸に垂直な複数の横断面のうち、前記収容チャンバの、前記ハウジング中部にある横断面の面積は、ハウジング近位端に近い横断面の面積よりも大きく、又は前記収容チャンバの、前記ハウジング中部にある横断面の面積は、ハウジング遠位端に近い横断面の面積よりも大きいことを特徴とする、請求項22に記載の電子霧化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年8月20日に中国特許庁へ出願した出願番号202110959477.2、発明の名称「電子霧化装置」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本出願に組み込まれる。
本発明の実施例は、エアゾール霧化の技術分野に関し、特に電子霧化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電子霧化装置は、エアゾール基材を加熱し、使用価値のあるエアゾールを発生させるために用いられる。
【0003】
従来の電子霧化装置は、エアゾール基材貯蔵タンクを含み、エアゾール基材貯蔵タンクによってエアゾール基材を貯蔵するが、エアゾール基材は消耗品であり、電子霧化装置の使用に伴い、エアゾール基材は継続的に消耗され、このため、エアゾール基材が不足している場合、少なくともエアゾール基材貯蔵タンクを交換する必要がある。
【0004】
従来の電子霧化装置は通常、ハウジングが筒状構造であり、少なくとも2つの組立窓を有し、そのうち1つの組立窓は、カートリッジ又はエアゾール基材貯蔵タンクのような、エアゾール基材のキャリアを交換するために用いられ、もう1つの組立窓は、電源アセンブリを組み立てるために用いられ、それにより、電子霧化装置の構造が複雑になり、且つ、例えば、電源アセンブリを封止するために底蓋を設け、エアゾール基材のキャリアを封止するために側蓋又は上蓋を設けるように、複数の遮蔽物を設計して異なる組立窓をそれぞれ遮蔽する必要があり、このため、電子霧化装置の全体性が低く、組立が複雑である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例の目的は、電子霧化装置を提供することを含み、電子霧化装置の組立窓及び消耗品の交換窓の両方として機能する組立窓を設けることで、電子霧化装置の構造を簡略化し、電子霧化装置の全体性を高め、電子霧化装置の組立をより簡単にし、また、カバーによって該組立窓を露出させることで、消耗品と電源アセンブリとの接続関係を露出させ、消耗品交換の可視化を容易にすることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の実施例は、
組立窓が設けられたハウジングと、
エアゾール基材を貯蔵するためのエアゾール基材貯蔵タンクと、
前記エアゾール基材からエアゾールを発生させるためのエアゾール発生装置と、
前記エアゾール発生装置に電気的に接続され、エアゾール発生に必要な電気エネルギーを提供するための電源アセンブリと、
前記組立窓を可動的に覆うカバーと、を含み、
前記組立窓は、前記エアゾール基材貯蔵タンク、前記エアゾール発生装置及び前記電源アセンブリを前記ハウジング内に組み立てる開口を提供するために用いられ、
前記組立窓はさらに、消耗品の交換窓として、前記組立窓を介して消耗品を交換するために用いられ、前記消耗品は、前記エアゾール基材貯蔵タンクであるか、又は前記エアゾール基材貯蔵タンクと前記エアゾール発生装置によって形成される全体である、電子霧化装置を提供する。
【0007】
本出願の実施例は、
1つの収容チャンバを画定するハウジングと、
第1電極を含むエアゾール発生装置と、
第2電極を含み、第2電極を介して第1電極と接触することで、前記エアゾール発生装置に電気的に接続され、エアゾール発生に必要な電気エネルギーを提供するための電源アセンブリと、を含み、
前記ハウジングは、前記エアゾール発生装置及び電源アセンブリを前記収容チャンバに取り付けるための開口を提供するための組立窓を有し、前記第1電極及び第2電極の少なくとも一方が圧縮され、両者間の電気的導通が維持されるように、前記収容チャンバの壁は前記エアゾール発生装置又は/及び電源アセンブリの表面に当接する、電子霧化装置を提供する。
【0008】
以上の電子霧化装置は、電子霧化装置の組立窓及び消耗品の交換窓の両方として機能する組立窓を設けることで、電子霧化装置のハウジング構造を簡略化し、電子霧化装置によりよい全体性を持たせる。また、カバーが組立窓を可動的に覆うため、可動カバーによって、該組立窓を露出させ、消耗品と電源アセンブリの接続関係を可視化することができ、これにより、新たな消耗品があるべき位置に組み立てられないため、消耗品と電源アセンブリの接触不良をもたらし、ユーザの正常な使用に影響を与えることを回避する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
1つ又は複数の実施例についてはそれに対応する添付図面中の図によって例示的に説明するが、これらの例示的説明は実施例を限定するものではなく、図面において同じ参照用数字符号を付けた素子は類似的な素子であることを示し、特に断らない限り、添付図面中の図は比例を制限するものではない。
図1】本出願の一実施例で提供される電子霧化装置の分解模式図である。
図2】本出願の一実施例で提供される電子霧化装置の組立模式図である。
図3】本出願の一実施例で提供される電子霧化装置の断面図である。
図4】本出願の一実施例で提供される電子霧化装置の別の断面図である。
図5】本出願の一実施例で提供される消耗品の断面図である。
図6】本出願の一実施例で提供される電源アセンブリの模式図である。
図7】本出願の一実施例で提供される電源アセンブリの別の模式図である。
図8】本出願の一実施例で提供されるハウジング部材の立体模式図である。
図9図8の断面図である。
図10】電源アセンブリを組み立てたハウジングの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
【0011】
本出願における「第1」、「第2」、「第3」という用語は、説明するためのものに過ぎず、相対的な重要性を示したり暗示したり、示された技術的特徴の数を暗黙的に示したりすると理解してはならない。本出願の実施例における全ての方向性指示(例えば、上、下、左、右、前、後......)は、ある特定の姿勢(図面に示す)での各部材間の相対的な位置関係、運動状況などを説明するためのものに過ぎず、該特定の姿勢が変化すると、該方向性指示もそれに応じて変化する。また、「含む」、「有する」という用語及びそれらのいかなる変形も、非排他的な包含をカバーすることを意図する。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、挙げられたステップ又はユニットに限定されるものではなく、選択的に、挙げられないステップ又はユニットをさらに含み、或いは、選択的に、これらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットをさらに含む。
【0012】
本明細書で言及した「実施例」は、実施例を関連付けて説明された特定の特徴、構造又は特性が、本出願の少なくとも1つの実施形例に含むことができることを意味する。明細書の各箇所で出現する該用語は必ず同じ実施例を指すというわけでなく、他の実施例と排他的に独立した実施例又は代替的な実施例であるというわけでもない。当業者は、本明細書に記載された実施例が他の実施例と組み合わせることができることを明示的及び暗黙的に理解している。
【0013】
説明すべきことは、素子が別の素子に「固定」されていると称する場合、それは別の素子に直接位置してもよく、又は介在素子が存在してもよい点である。1つの素子が別の素子に「接続」されているとみなす場合、それは別の素子に直接接続されてもよく、又はその間に1つ又は複数の介在素子が同時に存在する可能性がある。本明細書で使用される用語「垂直」、「水平」、「左」、「右」及び類似の記述は、説明を目的とするものに過ぎず、唯一の実施形態であることを意味するものではない。
【0014】
本出願の一実施例は、電子霧化装置100を提供する。該電子霧化装置100は、外部ハウジング1、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4を含む。
【0015】
いくつかの実施例では、エアゾール基材貯蔵タンク2は貯蔵タンク、第1気道22及び接続材23を含む。
【0016】
第1気道22はエアゾールを伝導するために用いられ、いくつかの実施例では、図3、5を参照すると、第1気道22の少なくとも一部の領域はエアゾール基材貯蔵タンク2の内管によって画定されて形成される。
【0017】
貯蔵タンクはエアゾール基材を貯蔵するために用いられ、エアゾール基材は液体のエアゾール基材であってもよく、固体のエアゾール基材であってもよく、液体と固体を混合したエアゾール基材であってもよい。エアゾール基材は、熱を受けて揮発性物質を生成して、エアゾールを形成することができる。いくつかの実施例では、図3、5を参照すると、第1気道22は少なくとも一部が貯蔵タンクにある。
【0018】
接続材23は貯蔵タンクと外部ハウジング1とを接続するために用いられ、接続材23は、エアゾール基材貯蔵タンク2を外部ハウジング1内により容易に組み立てるのを助けることができ、エアゾール基材貯蔵タンク2を外部ハウジング1内により安定して固定するのを助けることもできる。いくつかの実施例では、図3、5を参照すると、接続材23の一端は貯蔵タンクに固定され、且つ第1気道22に接続され、他端は外部ハウジング1に当接する。
【0019】
いくつかの実施例では、図3、5、8を参照すると、貯蔵タンクの遠位端に固定溝242が設けられ、接続材23は本体233及び延び部234を含み、延び部234は本体233の遠位端にあり、本体233は固定溝242内に着脱可能に固定され、延び部234は第1気道22の近位端と締りばめされ、これにより、第1気道22の近位端と延び部234とが互いに固定される。本体233と貯蔵タンクとが互いに固定されている前提で、第1気道22の近位端は接続材23を介して貯蔵タンクに間接的に固定される。
【0020】
接続材23の本体233、延び部234が第3気道232に貫通されているため、接続材23が貯蔵タンクに固定される時、第3気道232は第1気道22と連通する。
【0021】
図3、4を参照すると、接続材23は固定溝242内に固定され、その近位端は固定溝242から突出して外部ハウジング1に当接し、接続材23が弾性を有するため、接続材23は外部ハウジング1に弾性当接することができ、エアゾール基材貯蔵タンク2が外部ハウジング1内に組み立てられた後、接続材23は弾性圧縮状態にあり、外部ハウジング1とエアゾール基材貯蔵タンク2との間の接続をより安定且つ緊密にすることができ、また、接続材23が弾性を有するため、エアゾール基材貯蔵タンク2を組み立てる過程で、接続材23は弾性収縮することができ、これにより、エアゾール基材貯蔵タンク2を外部ハウジング1に押し込みやすい。
【0022】
いくつかの実施例では、外部ハウジング1にノズルアセンブリ12が設けられており、ノズルアセンブリ12は外部ハウジング1と一体成形されてもよいし、組立によって外部ハウジング1に固定されてもよい。図1図3を参照すると、外部ハウジング1にノズルアセンブリ12が設けられており、ノズルアセンブリ12の一端はユーザが口でくわえるために用いられ、他端は、エアゾールをユーザの口に送るために、エアゾールの排出通路(例えば、第1気道22)に接続される。図3、5を参照すると、ノズルアセンブリ12は、第2気道121及び第2気道121の遠位端に設けられるノズル122を含み、ノズル122は口でくわえることができ、第1気道22と第2気道121は接続材23の第3気道232を介して連通する。
【0023】
エアゾールは第2気道121において伝導される過程で、温度低下などの理由でノズルを離れる前に液化又は凝縮して液体を形成する可能性があり、液体は、重力の作用下で第2気道121の近位端に還流し、そしてノズルアセンブリ12の壁面に沿ってその径方向に周囲に拡散して漏れる。
【0024】
いくつかの実施例では、図3、5を参照すると、接続材23は、第1気道22と外部ハウジング1との間の接続をシールするように、外部ハウジング1内のノズルアセンブリ12に当接し、これにより、第1気道22がエアゾールを第2気道121の遠位端に伝導する過程で、エアゾールが接続材23と外部ハウジング1との間の接続箇所から漏れるのを防止するとともに、外部の空気が接続材23と外部ハウジング1との間の接続箇所からノズルアセンブリ12中に入ってエアゾールを希釈し、食感に影響を与えるのを防止することができ、また、ノズルアセンブリ12内に還流された液体が接続材23と外部ハウジング1の接続箇所からあふれて外部に漏れるのを防止することもできる。
【0025】
さらに、図3、5を参照すると、接続材23の近位端に環状ボス231が設けられ、環状ボス231は弾性を有し、エアゾール基材貯蔵タンク2がハウジング11に取り付けられると、環状ボス231は第2気道121の外周を取り囲むことができ、且つ環状ボス231は弾性圧縮状態にあり、これにより、第2気道121から還流された凝縮液がノズルアセンブリ12の接続材23に向かう壁面に沿って周囲に拡散する時、環状ボス231に遮断され、それにより、凝縮液を環状ボス231の範囲内に制限し、又は凝縮液を環状ボス231から第1気道22に還流させ、凝縮液の漏れを回避する。
【0026】
いくつかの実施例では、ノズルアセンブリ12は、環状ボス231に正対する位置に一回りの凹み領域を設けることができ、環状ボス231は凹み領域に入り込み且つ該凹み領域に当接することができ、ここで、前記凹み領域の凹み深さ又は形状は、具体的な状況に応じて設計することができ、これにより、ノズルアセンブリ12から還流された凝縮液は、環状ボス231を越えて環状ボス231の外側区間に登ることが不可能で又は難しい。ここで、環状ボス231は、弾性を有さず、環状ボス231の高さだけで液体クリープを妨げるのを実現してもよい。環状ボス231の少なくとも近位端は弾性があってもよく、この場合、環状ボス231は凹み領域に当接することができ、シール性がより高く、液体クリープをより効果的に妨げることができる。
【0027】
いくつかの実施例では、エアゾール基材貯蔵タンク2は少なくとも部分的に透明であり、これにより、エアゾール基材貯蔵タンク2内部のエアゾール基材貯蔵量を外部から観察して、エアゾール基材貯蔵タンク2を交換する必要があるか否かを直観的に判断することができる。また、電子霧化装置100から送り出されるエアロゾルが不足している場合、エアゾール基材貯蔵タンク2内部のエアゾール基材残量を観察することにより、エアゾール発生量の不足がエアゾール基材不足によるものであるか否かを判断することもでき、これにより、エアゾール発生量の不足が電源アセンブリ4の電力不足によるものであるか、又はエアゾール発生装置3の損傷によるものであるかを判断して、ユーザに次の動作のヒントを提供することができる。
【0028】
いくつかの実施例では、エアゾール基材貯蔵タンク2は、エアゾール基材貯蔵タンク2に貯蔵されているエアゾール基材が光照射下で物理/化学反応を起こし、その品質に影響を与えることを回避するために、非透光性材料から作られる。
【0029】
いくつかの実施例では、エアゾール発生装置3は外部ハウジング1内に設けられ、エアゾール発生装置3は、エアゾール基材貯蔵タンク2中のエアゾール基材と直接又は間接的に接触し、エアゾール基材からエアゾールを発生するために用いられる。
【0030】
さらに、エアゾール発生装置3は発熱アセンブリ31を備え、発熱アセンブリ31はエアゾール基材と間接又は直接的に接触し、熱エネルギーを放出するとともに、エアゾール基材が揮発物を発生して、エアゾールを形成し、さらに排気通路(例えば、第1気道22)からエアゾールを導出する。
【0031】
いくつかの実施例では、エアゾール基材貯蔵タンク2とエアゾール発生装置3とは互いに固定されて中空ビンを形成するか、又はエアゾール基材貯蔵タンク2とエアゾール発生装置3とは同じパッケージに拘束され、且つパッケージとともに中空ビンを形成する。
【0032】
図3、5を参照すると、エアゾール基材貯蔵タンク2は外管24及び内管を含み、内管の少なくとも一部は第1気道22であり、エアゾールを伝導するために用いられ、内管は外管24内にあり、外管24の内壁と内管の外壁との間の空間に、エアゾール基材を貯蔵するための基材貯蔵区間241があり、外管24の近位端に、接続材23を固定するための固定溝242が設けられ、外管24の遠位端領域に、エアゾール発生装置3と組み立てるための組合せ部があり、且つ、第1気道22は遠位端がエアゾール発生装置3に接続され、近位端が接続材23に接続される。さらに、外管24内にさらにオイルシールプラグ25が設けられてもよく、オイルシールプラグ25及び/又は第1気道22を介して基材貯蔵区間241とエアゾール発生装置3とを遮断し、且つエアゾール基材がエアゾール基材貯蔵タンク2の遠位端から漏れることをオイルシールプラグ25によって防止する。
【0033】
別の実施例では、エアゾール発生装置3とエアゾール基材貯蔵タンク2とは互いに独立してもよく、エアゾール発生装置3とエアゾール基材貯蔵タンク2とは第1気道22を介して接続され、例えば、第1気道22の遠位端はエアゾール発生装置3に接続され、第1気道22の近位端はエアゾール基材貯蔵タンク2内に位置する。
【0034】
いくつかの実施例では、外部ハウジング1は消耗品及び電源アセンブリ4を収容するために用いることができる。消耗品はエアゾール基材貯蔵タンク2とエアゾール発生装置3とが互いに固定されてなる中空ビンであってもよく、消耗品はエアゾール基材貯蔵タンク2であってもよく、消耗品はエアゾール発生装置3であってもよく、さらに消耗品は中空ビンであってもよい。
【0035】
いくつかの実施例では、外部ハウジング1はハウジング11を含み、エアゾール基材貯蔵タンク2及びエアゾール発生装置3はハウジング11に着脱可能に接続されてもよく、いくつかの実施例では、電源アセンブリ4もハウジング11に着脱可能に接続されてもよい。
【0036】
いくつかの実施例では、図1を参照すると、ハウジング11に操作窓111及び組立窓112が設けられ、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4の少なくとも1つは組立窓112を介してハウジング11内に取り付けることができ、操作窓111は組立窓112に対向して設けられ、且つ操作窓111は消耗品Aの位置に対応し、操作窓111を介してハウジング11内に設けられている消耗品Aに直接又は間接的に接触することができ、操作窓111を介して消耗品Aに作用力をかけると、消耗品Aは、消耗品Aの少なくとも一部が組立窓112を出て、少なくとも一部がハウジング11から離れることができるように、その組立方向と反対の方向へ移動できる。
【0037】
図1を参照すると、ハウジング11の側壁はその後壁と組立窓112とを接続し、ハウジング11はその後壁、側壁、組立窓112の間に、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3、電源アセンブリ4を収容するための収容チャンバ116を有する。いくつかの実施例では、組立窓112は存在し且つ唯一であり、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3、電源アセンブリ4はいずれも組立窓112を介してハウジング11内に取付けられる。
【0038】
図1、2、3を参照すると、ハウジング11の側壁の少なくとも一部は外向きに突起する弧形構造であり、これにより、収容チャンバ116の最大断面積は組立窓112の面積よりも大きく、収容チャンバ116の最大断面積が組立窓の面積に等しい設計に比べて、収容チャンバ116の容積を増大させ及び消耗品、電源アセンブリ4をよりよく固定するのに役立つ。且つ、弧形構造の側壁は稜角感がないため、把持感がより良好となる。
【0039】
いくつかの実施例では、図1、2を参照すると、外部ハウジング1はカバー13をさらに含み、カバー13は、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3、電源アセンブリ4の少なくとも1つをハウジング11内に封入するように、組立窓112を覆うために用いられる。
【0040】
いくつかの実施例では、カバー13は組立窓に摺動可能に接続され、例えば、ハウジング11にスライドレールが設けられ、カバー13は、カバー13がスライドカバー構造を形成するように、スライドレールに摺動可能に接続される。カバー13を摺動させてカバー13の位置を変更することにより、消耗品を露出させることができる。
【0041】
いくつかの実施例では、カバー13は組立窓に回動可能に接続され、カバー13を回動させてカバー13の位置を変更することにより、ハウジング11内の前記消耗品を露出させる。
【0042】
いくつかの実施例では、図1、2を参照すると、カバー13は組立窓112に着脱可能に接続され、例えば、カバー13と組立窓112とがバックル構造又は磁気吸引構造によって互いに着脱可能に接続され、カバー13が組立窓112から離脱すると、消耗品Aが露出し、そして、さらに操作窓111を介して消耗品Aに直接又は間接的に接触することで、消耗品Aを少なくとも部分的にハウジング11から離脱可能にし、これにより、消耗品Aをハウジング11から分離し、消耗品Aを取り出すことが容易になる。
【0043】
選択的に、カバー13を開くと、消耗品及び電源アセンブリ4を同時に露出させることができ、これにより、消耗品を組み立て、又は消耗品を取り出す際に、消耗品と電源アセンブリ4との間の接続関係はいずれも可視的である。
【0044】
いくつかの実施例では、カバー13がなくてもよく、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3、電源アセンブリ4は組立窓を通過すると、ハウジング11内に比較的安定して固定することができる。
【0045】
いくつかの実施例では、図2を参照すると、前記電子霧化装置100は、略ICYBETEL型であり、美しいだけでなく、把持しやすい。
【0046】
さらに、ハウジング11の輪郭は略楕円形又は楕円形であってもよく、即ち、ハウジング11の両端が小さく、中部が大きく、且つハウジング11の輪郭は滑らかな弧形であり、手のひらの生物学的特徴に合致し、良好な把持感を有する。具体的に、ハウジング11は長軸を有し、ハウジング11の近位端及び遠位端は長軸にあり、該長軸に垂直な複数の横断面のうち、ハウジング11中部の横断面は近位端の横断面及び遠位端の横断面よりも大きく、ここで、ハウジング11中部の横断面は近位端の横断面に徐々に縮小され、ハウジング11中部の横断面は遠位端の横断面に徐々に縮小される。
【0047】
さらに、ハウジング11の近位端輪郭の曲率半径は、ハウジング11の遠位端輪郭の曲率半径よりも小さい。いくつかの実施例では、ノズルアセンブリ12はハウジング11の近位端に位置し、ハウジング11の遠位端には電源アセンブリ4におけるバッテリーに接続される充電インタフェースがあり、ハウジング11の遠位端幅はその近位端幅よりも大きく、ノズル122を口にくわえやすい。
【0048】
さらに、組立窓112の輪郭も略楕円形又は楕円形であってもよい。具体的に、組立窓112は長軸を有し、組立窓112の長軸はハウジング11の長軸と平行であり、組立窓112の短軸はハウジング11の短軸と平行であり、組立窓112の長軸に垂直で交差する弦のうち、組立窓112中部の弦長は、その近位端の弦長及び遠位端の弦長よりも大きく、ここで、組立窓112中部の弦長は近位端の弦長に徐々に縮小され、組立窓中部の弦長は遠位端の弦長に徐々に縮小される。
【0049】
消耗品Aの外形輪郭、電源アセンブリ4の外形輪郭等は組立窓112の輪郭及び収容チャンバ116の輪郭に適しており、消耗品Aがハウジング11の収容チャンバ116に組み込まれると、収容チャンバ116の壁は消耗品Aの表面に当接し、具体的には、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4がハウジング11の収容チャンバ116に組み込まれると、収容チャンバ116の壁はエアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4の表面に当接する。ここで、少なくとも消耗品Aと収容チャンバ116の壁との間はバックル接続でない。
【0050】
さらに、組立窓112の少なくとも一部の輪郭は、ハウジング11の少なくとも一部の輪郭と互いに平行な弧形であり、互いに平行な弧形である2つの弧形上で、各位置で同じ又はほぼ同じ距離を有する。
【0051】
全体を調和させる。組立を容易にするために、カバー13は組立窓112に適した外形を有する。
【0052】
いくつかの実施例では、図1を参照すると、操作窓111は少なくとも1つあり、ハウジング11の後壁に設けられ、操作窓111の設け位置はエアゾール基材貯蔵タンク2及び/又はエアゾール発生装置3に対応する。
【0053】
いくつかの実施例では、図1を参照すると、操作窓111はハウジング11後壁を貫通する貫通孔を含み、これによい、指又は工具は操作窓111を介してハウジング11内に設けられている消耗品Aに直接接触することができる。そして、ハウジング11内の消耗品Aにその組立方向と反対の作用力をかけて、消耗品Aの少なくとも一部をその組立方向と反対の方向へ移動させることができ、これにより、ハウジング11から消耗品Aを容易に取り出すことができ、又は消耗品Aと電源アセンブリ4との間の電気的接続を移動により切断することができる。
【0054】
いくつかの実施例では、操作窓111は貫通孔及び可撓性膜を含み、貫通孔はハウジング11の後壁を貫通し、可撓性膜は貫通孔の内側又は外側を覆い、又は、可撓性膜は貫通孔の孔壁に接続されて貫通孔中にあり、これにより、可撓性膜は、ハウジング11の内部と外部とを遮断することができ、作用力が可撓性膜に加わると、可撓性膜の少なくとも一部は力の方向に沿って変形し、それにより、可撓性膜と消耗品との間に相互作用力を持たせることができ、指又は工具は可撓性膜に接触することで消耗品をその組立方向と反対の方向へ押すことができ、可撓性膜は、外部の鋭いものが操作窓111を介してハウジング11内に設けられている消耗品に直接接触するのを防止し、消耗品の表面に傷をつけるのを防止することができる。
【0055】
さらに、可撓性膜は少なくとも部分的に弾性を有し、作用力が可撓性膜に加わると、可撓性膜は少なくとも部分的に弾性変形する。可撓性膜に作用力が加えられていない場合、可撓性膜は、広げた状態又は張力状態又は緩み状態にあることができる。
【0056】
いくつかの実施例では、操作窓111は貫通孔及び貫通孔内に設けられるプッシュロッドを含み、プッシュロッドは一端が消耗品に対応し、他端がハウジング11外にあり、プッシュロッドは貫通孔の軸方向に沿って移動可能であり、作用力は、プッシュロッドに加えることで、プッシュロッドを押して消耗品の組立方向と反対の方向へ移動させ、さらに消耗品を押してその組立方向と反対の方向へ移動させ、これにより、消耗品の少なくとも一部をハウジング11から離脱させることができる。
【0057】
いくつかの実施例では、図1を参照すると、組立窓112は1つだけあり、電源アセンブリ4、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3等は、いずれも組立窓112を介してハウジング11内に組み立てられる。中空ビン又は消耗品Aの組立及び取り出しを容易にするために、組立窓112は、より大きな開口面積を有することができるように、ハウジング11の表面積が最も大きい側に開設される。
【0058】
いくつかの実施例では、図3、4を参照すると、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4は一字状に配列され、且つ、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3の対称軸はハウジング11の対称軸と重ね合わせることができる。いくつかの実施例では、ノズルアセンブリ12、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4は一字状に配列され、四者の対称軸は重ね合わせることができる。
【0059】
いくつかの実施例では、図1、8を参照すると、ハウジング11内の、電源アセンブリ4、エアゾール発生装置3、エアゾール基材貯蔵タンク2を組み立てるための空間は互いに貫通しており、該空間を2つ又はそれ以上の区間に分けて、電源4及び中空ビン/消耗品Aをそれぞれ取り付けるためのバッフルがない。ハウジング11内の、電源アセンブリ4を組み立てるための区間と中空ビン/消耗品Aを組み立てるための区間との間には間隔がなくてもよい。他の実施例では、ハウジング11内の、電源アセンブリ4、エアゾール発生装置3、エアゾール基材貯蔵タンク2を組み立てるための空間を仕切板などによって複数に分けて、組立電源アセンブリ4、中空ビン/消耗品A等をそれぞれ組み立てることができる。
【0060】
いくつかの実施例では、エアゾール基材貯蔵タンク2の近位端はハウジング11に当接し、エアゾール基材貯蔵タンク2の遠位端はエアゾール発生装置3を介して電源アセンブリ4に当接する。又は、中空ビンの近位端はハウジング11に当接し、遠位端は電源アセンブリ4に当接する。
【0061】
選択的に、エアゾール基材貯蔵タンク2の近位端とハウジング11との間の当接力は弾性当接力であってもよく、図3、4を参照すると、エアゾール基材貯蔵タンク2の近位端に接続材23が固定されており、接続材23は少なくとも部分的に弾性を有し、それにより、エアゾール基材貯蔵タンク2の近位端は接続材23を介してハウジング11に弾性当接し、ハウジング11は、エアゾール基材貯蔵タンク2の遠位端に向けられた少なくとも1つの弾性力をエアゾール基材貯蔵タンク2に提供することができ、該弾性力の方向は第3方向であり、消耗品の組立方向は第2方向であり、第3方向は第2方向と垂直である。接続材23は弾性を有し、その少なくとも一部の硬さがハウジング11及び貯蔵タンクの硬さよりも小さい。エアゾール基材貯蔵タンク2内に接続材23を設けることで、エアゾール基材貯蔵タンク2をハウジング11に組み立てる過程で、接続材23は押される時に収縮して位置を譲り、エアゾール基材貯蔵タンク2をハウジング11内に入れることを容易にする。接続材23を用いることで、エアゾール基材貯蔵タンク2とハウジング11との間の硬対硬の組立を、収縮して位置を譲ることが可能な軟対硬の組立に変更することができ、それにより、組立の難易度を低減するとともに、エアゾール基材貯蔵タンク2及びハウジング11が組立中に損傷されるのを回避することができる。
【0062】
選択的に、エアゾール発生装置3と電源アセンブリ4との間の当接力は弾性当接力であってもよく、図3、4を参照すると、電源アセンブリ4はバッテリーロッド41及び弾性パッド44を含み、弾性パッド44はバッテリーロッド41に固定され、弾性パッド44はエアゾール発生装置3に弾性当接するために用いられる。それにより、電源アセンブリ4は、エアゾール発生装置3の近位端に向けられた少なくとも1つの弾性力をエアゾール発生装置3に提供することができ、該弾性力の方向は第4方向であり、消耗品Aの組立方向は第2方向であり、第4方向は第2方向と垂直である。同様に、弾性パッド44は弾性を有し、その少なくとも一部の硬さがエアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4の硬さよりも小さい。弾性パッド44を用いることで、エアゾール発生装置3と電源アセンブリ4との間の硬対硬の組立を、収縮して位置を譲ることが可能な軟対硬の組立に変更することができ、それにより、組立の難易度を低減するとともに、エアゾール発生装置3及び電源アセンブリ4が組立中に損傷されるのを回避することができる。
【0063】
選択的に、図3、4を参照すると、エアゾール基材貯蔵タンク2の近位端とハウジング11との間の当接力は弾性当接力であってもよく、該弾性当接力の方向は第3方向であり、エアゾール発生装置3と電源アセンブリ4との間の当接力も弾性当接力であってもよく、この弾性当接力の方向は第4方向であり、第3方向と前記第4方向は平行な反対方向である。ここで、エアゾール基材貯蔵タンク2はエアゾール発生装置3と固定的に接続されて、一体構造を形成し、又は前記中空ビンを形成する。それにより、前述した一体構造又は中空ビンは、この2つの弾性当接力の作用下で、外部ハウジング1内に固定され、又はハウジング11の近位端と電源アセンブリ4との間の区間に固定されることで、前述した一体構造又は中空ビンとハウジング11との着脱可能な接続を実現することができる。さらに、第3方向、第4方向は消耗品Aの組立方向と垂直である。同様に、エアゾール基材貯蔵タンク2とハウジング11との間の弾性当接、エアゾール発生装置3と電源アセンブリ4との間の弾性当接、又は、中空ビンの近位端とハウジング11との間の弾性当接、遠位端と電源アセンブリ4との間の弾性当接により、エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3は、収縮して位置を譲ることが可能な軟対硬の組立方式によってハウジング11の近位端と電源アセンブリ4との間に固定され、それにより、組立の難易度を低減し、組立効率を向上させるとともに、組立部品を損傷から保護する。
【0064】
選択的に、電源アセンブリ4は第2電極46を含み、エアゾール発生装置3は第1電極32を含み、エアゾール発生装置がハウジング11の収容チャンバ116にある時、第1電極32と第2電極46とが互いに接触し、それにより、電源アセンブリ4をエアゾール発生装置に電気的に接続して、エアゾールを発生させるために必要な電気エネルギーを提供する。また、エアゾール発生装置3がハウジング11の収容チャンバ116にある時、収容チャンバ116の壁は消耗品A又は/及び電源アセンブリ4の表面に当接し、第1電極32と第2電極46の少なくとも一方が圧縮され、両者の間の電気的導通を維持する。また、第1電極32と第2電極46との相互間の弾性押出により、消耗品Aの少なくとも一部は収容チャンバ116の壁に当接し、それにより、消耗品Aは、収容チャンバ116内にバックル構造又は磁気吸引構造等がなくても、収容チャンバ116内に比較的安定して固定することができる。このように固定すると、消耗品Aを収容チャンバ116の内壁により密着させることができ、収容チャンバ116の容積を縮小し、ハウジング11の構造を簡略化するのに役立つ。
【0065】
いくつかの実施例では、電源アセンブリ4はバックル構造によってハウジング11内に着脱可能に固定され、電源アセンブリ4のハウジング11に固定される安定性は、エアゾール基材貯蔵タンク2のハウジング11に固定される安定性、又はエアゾール発生装置3のハウジング11に固定される安定性、又はエアゾール基材貯蔵タンク2とエアゾール発生装置3とが互いに固定されてなる中空ビンのハウジング11に固定される安定性よりも大きい。それにより、操作窓111を介して消耗品を少なくとも部分的にハウジング11から離脱する方向に移動させる場合、電源アセンブリ4も少なくとも部分的にハウジング11から離脱する方向に移動することがなく、電源アセンブリ4をハウジング11に対して頻繁に移動させることを回避して、電源アセンブリ4を保護する。
【0066】
比較的具体的には、いくつかの実施例では、バッテリーロッド41の側辺に係合用突起412が設けられ、係合用突起412は、ハウジング11の少なくとも一部の領域と干渉すること(又は係合用突起412はハウジング11の少なくとも一部の領域との間の相互作用力)によってハウジング11に固定することができる。図7を参照すると、バッテリーロッド41の側辺に係合用突起412が設けられ、バッテリーロッド41をハウジング11に組み立てるある過程で、係合用突起412はハウジング11の側壁と締りばめすることができる。
【0067】
図7図10を参照すると、係合用突起412はハウジング11側壁に向かう方向に係合部4121が設けられており、ハウジング11の側壁に、係合部4121に対応して係合嵌合部113が設けられており、係合部4121はハウジング11の後壁に背向する側に被止め部4121aが設けられており、係合嵌合部はハウジング11の後壁に向かう側に止め部1131が設けられており、係合部4121が係合嵌合部113内にある時、又は係合嵌合部113が係合部4121内にある時、止め部1131は被止め部4121aに対向して、それにより、止め部1131が被止め部4121aを止めて、バッテリーロッド41のハウジング11における後退を防止することを可能にする。
【0068】
消耗品を交換する過程で、係合嵌合部113は、消耗品Aがハウジング11から離脱する過程で電源アセンブリ4をも動かしてハウジング11から離脱するのを防止することができ、係合嵌合部113の作用下で、消耗品Aが組立方向に背向する方向に移動する過程で、電源アセンブリ4は、電源アセンブリ4が消耗品Aのハウジング11に対する移動により位置移動することがないように、ハウジング11内の所定位置に維持できる。
【0069】
図8を参照すると、係合部4121は突起であってもよく、それに応じて、係合嵌合部113は、ハウジング11の側壁を貫通しないブラインド溝であり、又は係合嵌合部113は、ハウジング11の側壁を貫通する貫通溝である。いくつかの実施例では、係合嵌合部は突起であってもよく、それに応じて、係合部は突起が入り込むための凹みである。
【0070】
図9を参照すると、バッテリーロッド41をハウジング11に組み立てる過程で、係合部4121はまずハウジング11の側壁上の非係合嵌合部領域に接触し、この時、係合部4121はハウジング11の側壁と締りばめされ、該締りばめの過程で、バッテリーロッド41とハウジング11との間の摩擦力は、バッテリーロッド41がハウジング11に深く入り込み、又はハウジング11から退出することを止める一定の役割を果たす。係合部4121が係合嵌合部113に入って係合嵌合部113により係合されると、係合部4121が相対的に緩い領域に入った(例えば、突起が凹みに入った)ため、係合部4121とハウジング11との間の締りばめがなくなってもよく、依然として存在してもよい。この場合、ハウジング11は主に係合嵌合部113の止め部1131によって電源アセンブリ4をハウジング11内に位置規制する。止め部1131は主に、電源アセンブリ4がその組立方向と逆にハウジング11内で縦方向に移動できないように、縦方向に電源アセンブリ4を位置規制する。
【0071】
いくつかの実施例では、前記バッテリーロッド41及びハウジング11を保護し、バッテリーロッド41をハウジング11に組み立てる過程で、ハウジング11又はバッテリーロッド41が破裂するのを防止するために、係合用突起412の少なくとも一部、又はバッテリーロッド41側辺の少なくとも一部は弾性を有するように構成され、それにより、係合部が止め部4121aによって止められる前に、係合部がハウジング11の側壁に摺動接触する過程で、係合用突起412又はバッテリーロッド41の側辺に一定量の弾性変形が発生する。弾性変形により、ハウジング11及びバッテリーを保護するとともに、さらに係合部とハウジング11の側壁との間に大きな摩擦力を持たせて、係合部とバッテリーロッド41との間の接触を密接にして、バッテリーロッド41の組立効果を確保することもできる。
【0072】
前記バッテリーロッド41とハウジング11の組立を容易にするために、図7、9を参照すると、係合部4121のハウジング11の後壁に向かう側にガイド斜面bがあり、ガイド斜面bは主に移行とガイドの役割を果たし、ガイド斜面bは係合部4121上の被止め部4121aよりも先に係合嵌合部113に入る。係合部4121はガイド斜面bの移行とガイドにより係合嵌合部113に徐々に入り、最終的に係合嵌合部113と係合する。
【0073】
いくつかの実施例では、図8図10を参照すると、バッテリーロッド41に被支持部4122がさらに設けられ、被支持部4122はハウジング11後壁の方向に向かって設けられ、ハウジング11内に支持部114が設けられ、支持部114は、被支持部4122に向かって設けられ、バッテリーロッド41がその進行方向に沿ってハウジング11内に深く入り込み続けることができないように、被支持部4122を支持するために用いられる。ここで、支持部114と被支持部4122との間は、面接触、線接触、点接触等であってもよく、これにより被支持部4122を支持する。
【0074】
いくつかの実施例では、図7、9を参照すると、ハウジング11の後壁は弧形であり、弧形の後壁は、ユーザにより柔軟で快適で斬新な視覚的感覚を与えることができるほか、ハウジング11を把持する時、ハウジング11の後壁外側が手のひらにフィットするという要件を満たすこともでき、それにより、手触りがより良く、把持をより快適にする。
【0075】
被支持部4122がハウジング11の弧形後壁に直接接触すると、被支持部4122は外力の作用下で弧形の後壁に沿って組立方向に進行し続ける可能性があるため、電源アセンブリ4がハウジング11に過度に組み込まれてしまい、ひいてはハウジング11又は電源アセンブリ4に損傷を与える可能性がある。この問題を防止するために、図7、9を参照すると、支持部114は支持台1141及び支持面を含み、支持台1141はハウジング11の後壁にあり、且つ該後壁に対して突起し、支持面は支持台1141のハウジング11後壁に背向する側に設けられ、支持面は、被支持部4122が支持面上で支持面に対して摺動できないように、被支持部4122を静的に支持するように配置される。
【0076】
選択的に、図7、9を参照すると、被支持部4122と支持部114の支持面は面接触、線接触又は点接触であり、支持部114の支持面は平面であってもよく、該平面は電源アセンブリ4をハウジング11に組み立てる進行方向と垂直である。それにより、被支持部4122は電源アセンブリ4の進行方向に沿って支持部114の支持面に接触すると、支持面に沿ってハウジング11の後壁よりも後方又は支持部114の取り付け位置よりも下流へ移動することなく、支持面で提供される電源アセンブリ4の組み込み時の進行方向と反対の支持力のみを受けることができ、これにより、ハウジング11及び電源アセンブリ4を保護する。支持部114はその平面である支持面によって被支持部4122により安定した支持を提供することができ、ハウジング11の後壁が弧形又は他の形状である異形構造に適用することができる。
【0077】
選択的に、被支持部4122と支持部114の支持面は面接触、線接触又は点接触であり、支持部114の支持面には、被支持部4122が該支持面上で摺動するのを防止する滑り止め部材が設けられる。
【0078】
選択的に、支持部114の支持面と被支持部4122は面接触であり、接触面は波形面又は歯噛み面である。
【0079】
いくつかの実施例では、ハウジング11の後壁は弧形であり、支持部114はハウジング11の一部の弧形後壁と後壁に固定されるバッフルとを含み、バッフルは、被支持部4122が外力の作用下でハウジング11後壁の下流又はより後方へ移動することを止めるように、前記のハウジング11の一部の弧形後壁の下流に位置する。
【0080】
いくつかの実施例では、ハウジング11の後壁は平面であり、支持部114はハウジング11の後壁に位置することができ、且つハウジング11の後壁と面一の平面であってもよい。
【0081】
いくつかの実施例では、図7図9図10を参照すると、バッテリーロッド41はバッテリー42を収容する収容キャビティ414を有し、収容キャビティ414はハウジング11の後壁に向かう側に開放口を有し、バッテリーは開放口を介して収容キャビティ414に組み立てられ、開放口の端面4123は少なくとも部分的にハウジング11の後壁に向かい、被支持部4122は開放口の端面4123の少なくとも一部を含み、即ち支持部114は少なくとも開放口の端面4123の一部を支持する。端面4123の少なくとも一部を被支持部4122とすることで、バッテリーロッド41とハウジング11の側壁との間の隙間を小さくすることができ、バッテリーロッド41上に支持部114を特別に製作するプロセスを省いて、生産効率を高め、コストを低減することができる。
【0082】
いくつかの実施例では、係合部4121が係合嵌合部113と係合する時、又は止め部1131が被止め部4121aを止める時、支持部114は被支持部4122に接触し、さらに、図9を参照すると、支持部114が被支持部4122に接触すると、被止め部4121aは係合嵌合部113の止め部1131に接触することができる。さらに、支持台1141は、被支持部4122に弾性的に当接するように、弾性を有することができ、それにより、被止め部4121aは止め部1131に当接し、バッテリーロッド41がハウジング11内に安定して固定されることを確保する。
【0083】
いくつかの実施例では、図7図9を参照すると、バッテリーロッド41にガイド溝4124が設けられ、ハウジング11にガイド条115が設けられ、ガイド条115とガイド溝4124は摺動可能に接続されている。ガイド条115とガイド溝4124の役割は、バッテリーロッド41をガイド溝4124とガイド条115との摺動方向に沿ってハウジング11に入れ、組立中に位置ずれが発生することを回避することで、組立誤差を減少させ、ハウジング11及びバッテリーロッド41が組立中に変形せず又は損傷されないようにすることができることを含む。そして、ガイド条115をハウジング11内に設け、且つガイド条115はハウジング11に対して固定され、それにより、ガイド条115がガイド溝4124に入った後、電源アセンブリ4は、境界を越えて消耗品Aの組立空間に入り、又はエアゾール発生装置3の組立空間に入り、又はエアゾール基材貯蔵タンク2の組立空間等に入ることができず、ガイド条115の延在方向に沿ってのみ移動可能であり、その後ハウジング11内の電源アセンブリ4の組立空間に入ることができる。それにより、消耗品Aがハウジング11から離脱した後、電源アセンブリ4はハウジング11の近位端又は遠位端へ移動できず、その場に保持することしかできないため、新たな消耗品Aを組み込む時、電源アセンブリ4のハウジング11における位置を調整する必要がなく、消耗品Aの組立効率の向上に役立つ。
【0084】
さらに、図9を参照すると、ガイド溝4124のバッテリーロッド41上の開始高さが係合用突起412のバッテリーロッド41上の開始高さよりも小さいため、バッテリーロッド41上のガイド溝4124は係合用突起412よりも先にハウジング11に接触する。それにより、係合用突起412がハウジング11の側壁と締りばめするように接触する前に、電源アセンブリ4は既にガイド溝4124とガイド条115のガイドにより、ハウジング11に指向的に入り始めている。
【0085】
電源アセンブリ4は主にエアゾール発生装置3の発熱アセンブリ31に電気的に接続されて、発熱アセンブリ31の発熱に必要な電気エネルギーを提供するために用いられる。図1図4に示すように、電源アセンブリ4はエアゾール発生装置3に電気的に接続するために用いられ、発熱アセンブリ31に電気的に接続されて、発熱アセンブリ31がエアゾール基材から揮発物を放出させるための熱を発生するのに必要な電気エネルギーを提供することを含む。いくつかの実施例では、電源アセンブリ4におけるバッテリーは使い捨て電源であってもよく、充電可能バッテリーであってもよく、さらに外部給電装置に有線接続された直挿し電源であってもよい。いくつかの実施例では、電源アセンブリ4には電気制御パネル及び第2電極がさらに含まれる。いくつかの実施例では、電気制御パネルに制御回路及びセンサが集積されており、センサは吸引動作の有無を検出するために用いられ、センサが吸引動作を検出したと、制御回路は、電源がその第2電極を通じて電流、電圧、又は電力を出力するように制御することができる。発熱アセンブリ31は第2電極に電気的に接続され、第2電極は発熱アセンブリ31に電力を出力し、発熱アセンブリ31を発熱させる。
【0086】
図3図4図6図7を参照すると、電源アセンブリ4はバッテリーロッド41、バッテリー42、第2電極46、気流センサ43及び弾性パッド44を含む。
【0087】
いくつかの実施例では、バッテリーロッド41は、バッテリー、気流センサ及び第2電極の一部を収容するための収容キャビティを有する。図1図4を参照すると、電源アセンブリ4が外部ハウジング1内に取り付けられた時、バッテリーロッド41の収容キャビティの開口はハウジング11の後壁に向かい、収容キャビティの閉鎖側は組立窓112に向かい、それにより、カバー13を開くと、収容キャビティに収容されている収容物(例えば、バッテリー、気流センサ等)は露出せず、隠された状態にある。
【0088】
いくつかの実施例では、図1図4図6を参照すると、収容キャビティの閉鎖側の外表面にランプシート47が設けられ、ランプシート47はバッテリー42に電気的に接続され、カバー13のランプシート47に対応する位置は光を透過することができ、それにより、ランプシート47は電気的に導通して発光する時、少なくとも一部の光はカバー13を透過して見えており、指示信号又は電子霧化装置100の状態表示信号とすることができる。ランプシート47をバッテリーロッド41上に設け、且つランプシート47と外部ハウジング1とを互いに独立させることで、外部ハウジング1を解体する時、ランプシート47に悪影響を与えることはない。
【0089】
いくつかの実施例では、収容キャビティの閉鎖側の外表面に主磁性シートが付され、カバー13の該主磁性シートに対応する位置に副磁性シートが設けられ、カバー13とハウジング11とを互いに組み合わせて組立窓を遮蔽する時、主磁性シートと副磁性シートとの間には、カバー13がハウジング11から離脱するのを阻止する磁気吸引力がある。
【0090】
いくつかの実施例では、図3図4図6図7を参照すると、バッテリーロッド41の近位端に支持部材411があり、支持部材411は、弾性パッド44がエアゾール発生装置3に弾性的に接続されるように、弾性パッド44を支持するために用いることができ、それにより、消耗品Aをハウジング11に取り付ける時の電源アセンブリ4への衝突を弾性パッド44によって緩衝することができ、消耗品Aの取り付けと取り出し時の電源アセンブリ4の振動を軽減することができる。
【0091】
いくつかの実施例では、図3図4図6図7を参照すると、支持部材411にさらに外部空気と連通する吸気孔45があり、エアゾール発生装置3に給気孔が設けられ、給気孔は第1気道22と連通し、支持部材411がエアゾール発生装置3に当接すると、吸気孔45は給気孔と連通し、それにより、外部の空気は吸気孔45、給気孔を順次通って第1気道22に入ることができる。
【0092】
いくつかの実施例では、図4図6図7を参照すると、支持部材411は凹溝4111を含み、凹溝4111は溝底と、溝底を取り囲む溝壁とを含み、溝壁はエアゾール発生装置3に向かって設けられ、吸気孔45は凹溝4111の溝壁中に位置してもよく、凹溝4111の溝底に位置してもよい。凹溝4111は給気孔に対応して設けられ、給気孔からの液体を集め、該液体は、給気孔から還流される凝縮液であってもよいし、エアゾール基材貯蔵タンク2から漏れる貯蔵エアゾール基材であってもよい。
【0093】
いくつかの実施例では、図4図6図7を参照すると、支持部材411は複数のパイプaをさらに含み、パイプaは収容キャビティと凹溝4111とを連通し、且つパイプaの近位端は凹溝4111の溝底から突出し、これにより、パイプaの近位端と凹溝4111の溝底との間に段差が形成され、凹溝4111の溝底と溝底から突出したパイプaとの間の区間は、凹溝に入った液体を貯蔵するために用いることができる貯液区間を含む。
【0094】
いくつかの実施例では、図4図6図7を参照すると、パイプaは少なくとも3つあり、そのうち少なくとも2つのパイプaは、正の第2電極46及び負の第2電極46が貫通するためのものであり、1つのパイプaは、気流センサ43と連通するためのものである。
【0095】
弾性パッドはエアゾール発生装置3と密封接続するために用いることができ、それにより、電源アセンブリ4とエアゾール発生装置3とが連結される場合、給気孔からの液体が支持部材とエアゾール発生装置3との間から漏れることを防止することができる。また、弾性パッドは、消耗品が外部ハウジング1内によりよく取り付けられるように、エアゾール基材貯蔵タンク2に向かう弾性力をエアゾール発生装置3に提供することもできる。
【0096】
いくつかの実施例では、図4図6図7を参照すると、弾性パッド44は環状体441を含み、環状体441は支持部材411の凹溝4111の溝壁より突出し、凹溝4111の溝壁の代わりにエアゾール発生装置3に当接する。環状体441が弾性を有するため、環状体441とエアゾール発生装置3との間の当接は弾性当接であり、環状体441はエアゾール発生装置3に当接すると、弾性圧縮状態にあり、環状体441が弾性圧縮状態にある時の圧縮方向は環状ボス231が弾性圧縮状態にある時の圧縮方向と反対になる。エアゾール基材貯蔵タンク2、エアゾール発生装置3は、この2つの弾性力の作用下で、外部ハウジング1内に固定することができる。
【0097】
いくつかの実施例では、環状体は、凹溝の外側壁を囲むように設けられてもよく、凹溝の溝壁の頂部に設けられてもよく、そして、環状体の頂部はエアゾール発生装置3に当接するために用いられる。いくつかの実施例では、環状体の一部はエアゾール発生装置3の遠位端の部分的な領域の外側を囲み、環状体のさらに他の部分は、上向きにエアゾール発生装置3に当接するように内向きに突出している。
【0098】
いくつかの実施例では、図4図6図7を参照すると、吸気孔45は凹溝4111の溝壁にあり、環状体441は溝壁を囲むように設けられ、環状体441の吸気孔45に対する位置に、外部の空気が吸気孔45を通って凹溝4111に入る過程で弾性パッド44によって塞がれないように、切り欠き442が設けられており、吸気孔45又は切り欠き442は、貯液区間中の液体が吸気孔45又は切り欠き442から溢れ出ないように、貯液区間よりも高い。
【0099】
いくつかの実施例では、図4図6図7を参照すると、弾性パッド44は凹溝4111内にあり、環状体441は凹溝4111溝壁の内側面に貼り付けるように設けられ、弾性パッド44は貯液底部及び管状隆起部443をさらに含んでもよい。管状隆起部443は、パイプaの近位端が通過するように、パイプaと一対一に設けられる。第2電極46とエアゾール発生装置3上の第1電極32との接触接続を容易にするために、管状隆起部443の近位端は開放されている。パイプaの近位端は管状隆起部443より突出しなくてもよく、管状隆起部443の近位端と面一であってもよいし、管状隆起部443より突出してもよい。貯液底部は環状体441と管状隆起部443とを接続し、環状体441、貯液底部と管状隆起部443の間に収容空間が形成され、該収容空間は貯液区間を含み、給気孔からの液体を収容するために用いられる。それにより、直接バッテリーロッド41上で液体を片付ける代わりに、弾性パッド4を取り出すことで上記液体を片付けることができ、片付けをより簡単にして、操作を容易にする。
【0100】
気流センサ43は、支持フレームの収容キャビティに面する側に設けられ、気流センサ43は1つのパイプaに接続され、ノズル122に吸引動作があると、気流センサ43内部の気流は対応するパイプaを通って給気孔に入り、気流センサ43の対向する両側に負圧が形成され、負圧は一定の閾値を超えると検出可能であり、バッテリーは該検出結果に応答して第2電極によって電圧又は電流を出力することができる。弾性パッド44により、凹溝4111とエアゾール発生装置3は密封接続され、気流センサ43の高感度を確保することができる。
【0101】
本出願の一実施例では、電子霧化装置100の取り付け方法を提供する。該方法は電子霧化装置100に適用され、次のステップ1、ステップ2、ステップ3、ステップ4を含む。
【0102】
ステップ1で、外部ハウジング1に開設される操作窓111を介して、外部ハウジング1内の既存の消耗品に直接又は間接的に接触する。
【0103】
外部ハウジング1内の既存の消耗品に直接又は間接的に接触する方法は、次のS1、S2を含む。
【0104】
S1で、消耗品が露出するように外部ハウジング1の形態を変更する。外部ハウジング1上のカバー13を解体して、カバー13を離脱させることで外部ハウジング1上の組立窓を露出させることにより、外部ハウジング1の形態を変更することができる。外部ハウジング1上のカバー13を摺動させて、カバー13を外部ハウジング1上の組立窓から離脱させることにより、外部ハウジング1の形態を変更することができる。外部ハウジング1上のカバー13を回動させて、カバー13を外部ハウジング1上の組立窓から離脱させることにより、外部ハウジング1の形態を変更することができる。
【0105】
組立窓が露出すると、消耗品が露出する。組立窓が露出すると、操作窓111を介して消耗品に作用力をかけて、消耗品をハウジング11から離脱する方向へ移動させることができる。
【0106】
S2で、操作窓111が開放式であり、外部ハウジング1を貫通可能である場合、外部ハウジング1内の既存の消耗品に直接接触するように、指又は工具で操作窓111を直接通過することができ、そして、既存の消耗品を押し出すように、既存の消耗品に第1方向の作用力を直接かけることができる。
【0107】
又は、S2で、操作窓111が遮蔽式であり、外部ハウジング1の内側と外側を遮断することができる場合、操作窓111の少なくとも一部の領域と既存の消耗品との間に押し力又は反発力があるように、指又は工具で操作窓111の少なくとも一部を押し又は動かすことができ、該押し力又は反発力は、ハウジング11から離脱する方向へ移動するように既存の消耗品を動かすことができる。
【0108】
いくつかの実施例では、ステップ2は以下のとおりであってもよい。第1方向の作用力は、操作窓111を通過し、又は操作窓111の少なくとも一部を押すことで既存の消耗品にかけて、第1方向から既存の消耗品を動かし、既存の消耗品の少なくとも一部を外部ハウジング1から離脱させることができる。ここで、消耗品は外部ハウジング1に着脱可能に接続されるエアゾール基材貯蔵タンク2であり、又は、消耗品はエアゾール基材貯蔵タンク2とエアゾール発生装置3からなる中空ビンであり、該中空ビンは外部ハウジング1に着脱可能に接続され、又は、消耗品は外部ハウジング1に着脱可能に接続されるエアゾール発生装置3である。それにより、エアゾール基材貯蔵タンク2の取り出しやエアゾール発生装置3の取り出しを容易にすることができる。
【0109】
いくつかの実施例では、ステップ2はさらに以下のとおりであってもよい。第1方向の作用力は、操作窓111を通過し、又は操作窓111の少なくとも一部を押すことで消耗品にかけて、第1方向から既存の消耗品を動かし、第1電極と第2電極をずらすことができる。ここで、消耗品はエアゾール基材貯蔵タンク2であり、又は消耗品はエアゾール基材貯蔵タンク2とエアゾール発生装置3からなる中空ビンであり、前記中空ビンは少なくとも部分的に電源アセンブリ4から離脱し、又は消耗品は外部ハウジング1に着脱可能に接続されるエアゾール発生装置3である。それにより、電子霧化装置100が待機状態にある場合や一時的に使用されていない場合、第1電極と第2電極との間の電気的接続を切断して、バッテリーの自己放電を低減することができる。いくつかの実施例では、ステップ3は以下のとおりであってもよい。作用力は、第2方向から組立窓を通過し、新たな消耗品を外部ハウジング1中に押し込み、新たな消耗品の少なくとも一部を外部ハウジング1に固定する。ここで、第2方向は第1方向に平行な反対方向であり、新たな消耗品は既存の消耗品と同じ形状であってもよい。そしてカバー13で覆い、新たな消耗品を外部ハウジング1内に安定して位置規制する。
【0110】
いくつかの実施例では、ステップ3はさらに以下のとおりであってもよい。作用力は、第2方向から組立窓を通過して消耗品を動かし、第1電極を第2電極に電気的に接触させる。ここで、第2方向は第1方向に平行な反対方向である。いくつかの実施例では、外部ハウジング1に操作窓111と対向する反対開口がさらに設けられ、反対開口を介して消耗品に直接又は間接的に接触することができ、それにより、反対開口を介して第2方向から消耗品を動かし、第1電極を第2電極に電気的に接触させることができる。反対開口によって、外部ハウジング1を開いた状態で、第1電極と第2電極との間の電気的接続を実現することができる。
【0111】
いくつかの実施例では、ステップ3はさらに以下のとおりであってもよい。外部ハウジング1に開設された反対開口を介して、第2方向の作用力は、反対開口を通過し、又は反対開口の少なくとも一部を押すことで消耗品にかけて、消耗品を動かして前記第1電極を前記第2電極に電気的に接続することができる。反対開口と操作窓111は外部ハウジング1の対向する両側に設けられており、反対開口は操作窓111と同じ形状又は構造を有してもよく、反対開口によって、外部ハウジング1を解体せずに、第1電極を第2電極に電気的に接続することができる。
【0112】
ステップ4で、電子霧化装置100を起動し、エアゾールを発生させる。
【0113】
本出願の実施例に記載の電子霧化装置100は、電子霧化装置100の組立窓及び消耗品の交換窓の両方として機能する組立窓を設けることで、電子霧化装置100の構造を簡略化し、電子霧化装置100によりよい全体性を持たせ、消耗品及び電源アセンブリ4は、該組立窓を介してハウジング11内に組み立てることができ、電子霧化器の組立過程が簡略化される。また、カバー13が組立窓を可動的に覆うため、可動カバー13によって、該組立窓を露出させ、消耗品と電源アセンブリ4の接続関係を可視化することができ、これにより、新たな消耗品があるべき位置に組み立てられないため、消耗品と電源アセンブリ4の接触不良をもたらし、ユーザの正常な使用に影響を与えることを回避する。
【0114】
本出願の実施例に記載の電子霧化装置100は、ハウジング11又は可動フレーム上に操作窓111を設けることで、操作窓111を介してハウジング11又は可動フレーム中の消耗品に直接又は間接的に接触することができる。そして、消耗品に対してその組立方向と反対の作用力をかけることで、消耗品の少なくとも一部を外部ハウジング1又は可動フレームから離脱させることができ、それにより、消耗品の取り出しを容易にすることができる。又は、電子霧化装置100の使用が一時的に不要な場合、消耗品の少なくとも一部を外部ハウジング1又は可動フレームから離脱させることで、第2電極と第1電極との間の電気的接続を遮断し、バッテリーの自己放電を低減し、それにより、電子霧化装置100の待機時間を延長することができる。
【0115】
本出願の実施例に記載の電子霧化装置100は、その外形が略ICYBETEL型であり、美しいだけでなく、その構造形状が手のひらの生物学的特徴に合致し、良好な把持感を有し、ユーザの把持感を向上させることができる。
【0116】
本出願の実施例に記載の電子霧化装置100は、電源アセンブリ4に弾性パッドが設けられており、該弾性パッドは、消耗品を組み込み及び取り出す時に、電源アセンブリ4を制振できるだけでなく、消耗品が外部ハウジング1又は可動フレームに安定して取り付けられるように、消耗品に対して上向きの弾性抵抗力を提供することもできる。また、弾性パッドにより、電源アセンブリ4とエアゾール発生装置3との間は軟接触となり、軟接触は硬接触に比べてエアゾール発生装置3を取り出し又は組み込む過程でのエアゾール発生装置3の摩耗を低減することができる。
【0117】
本出願の実施例に記載の電子霧化装置100の取り付け方法は、指又は工具で操作窓111を通過し、又は操作窓111の少なくとも一部を動かすことで消耗品に作用力をかけ、これにより、消耗品を少なくとも部分的に外部ハウジング1又は可動フレームから簡単且つ迅速に離脱させて、消耗品の取り出しと消耗品の交換を容易にすることができ、又は、消耗品と電源アセンブリ4との間の電気的接続を切断して、電源アセンブリ4におけるバッテリーの自己放電を防止し、バッテリーの待機時間を延長することができる。
【0118】
説明すべきことは、本出願の明細書及び図面において本出願の好ましい実施例を示したが、本明細書に記載の実施例に限定されず、さらに、当業者であれば、上記説明に基づいて改良又は変更が可能であり、これらの改良及び変更はいずれも本出願に添付の特許請求の保護範囲に属するものとする。
【符号の説明】
【0119】
1 外部ハウジング
11 ハウジング
111 操作窓
112 組立窓
113 係合嵌合部
114 支持部
1141 支持台
115 ガイド条
12 ノズルアセンブリ
121 第2気道
122 ノズル
13 カバー
2 エアゾール基材貯蔵タンク
22 第1気道
23 接続材
231 環状ボス
232 第3気道
233 本体
24 外管
241 基材貯蔵区間
242 固定溝
25 オイルシールプラグ
3 エアゾール発生装置
31 発熱アセンブリ
32 第1電極
4 電源アセンブリ
41 バッテリーロッド
411 支持部材
4111 凹溝
a パイプ
412 係合用突起
4121 係合部
b ガイド斜面
4122 被支持部
4123 端面
4124 ガイド溝
42 バッテリー
43 気流センサ
44 弾性パッド
441 環状体
442 切り欠き
443 管状隆起部
45 吸気孔
46 第2電極
47 ランプシート
A 消耗品
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【国際調査報告】