(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-16
(54)【発明の名称】畜舎の粉塵除去、殺菌、消臭が一体化されたスマート軽量装置
(51)【国際特許分類】
A61L 9/00 20060101AFI20240808BHJP
B01D 46/02 20060101ALI20240808BHJP
A61L 9/16 20060101ALI20240808BHJP
A61L 9/014 20060101ALI20240808BHJP
A61L 9/18 20060101ALI20240808BHJP
F24F 8/80 20210101ALI20240808BHJP
F24F 8/108 20210101ALI20240808BHJP
F24F 8/167 20210101ALI20240808BHJP
F24F 8/22 20210101ALI20240808BHJP
【FI】
A61L9/00 C
B01D46/02 A
A61L9/16 F
A61L9/014
A61L9/18
F24F8/80 110
F24F8/108 110
F24F8/108 230
F24F8/167
F24F8/22
F24F8/80 200
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024506811
(86)(22)【出願日】2022-03-02
(85)【翻訳文提出日】2024-02-01
(86)【国際出願番号】 CN2022078810
(87)【国際公開番号】W WO2023123653
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】202111657411.4
(32)【優先日】2021-12-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524044625
【氏名又は名称】河南牧業経済学院
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石志芳
(72)【発明者】
【氏名】席磊
(72)【発明者】
【氏名】李絢陽
(72)【発明者】
【氏名】徐文浩
(72)【発明者】
【氏名】章四新
(72)【発明者】
【氏名】王利敏
【テーマコード(参考)】
4C180
4D058
【Fターム(参考)】
4C180AA02
4C180AA07
4C180BB03
4C180BB06
4C180BB08
4C180CC03
4C180CC04
4C180DD01
4C180DD09
4C180EA26X
4C180EA30X
4C180EA35X
4C180HH05
4C180HH15
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4C180KK01
4C180LL11
4C180MM10
4D058JA02
4D058JB14
4D058JB25
4D058KB11
4D058KC01
4D058KC14
4D058KC63
4D058QA03
4D058QA21
4D058SA20
4D058TA02
4D058TA06
4D058TA07
4D058TA08
(57)【要約】
本発明に係る畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置は、透明ハウジング(1)と、透明ハウジング(1)の内壁に摺動可能に接続される光触媒(2)と、透明ハウジング(1)の内壁に回転可能に取り付けられる濾過スリーブ(3)と、透明ハウジング(1)の内部に開設される導流チャンバ(4)と、導流チャンバ(4)の左側壁に固定するように接続されるファン(5)と、導流チャンバ(4)の中部に固定するように接続される遮流板(6)と、を含み、濾過スリーブ(3)は、低抵抗メルトブロー不織布(301)と、低抵抗メルトブロー不織布(301)の外部に敷設されるレッドストーンマンガン亜鉛層(302)と、レッドストーンマンガン亜鉛層(302)の外壁にフィットされ、外壁が回転可能に透明ハウジング(1)の内壁に接続される骨組み布(303)と、を含み、濾過スリーブ(3)は、横方向において少なくとも2つ設けられ、濾過スリーブ(3)はパイプ状をなすように構成され、濾過スリーブ(3)の各所における使用と濾過量を均一になるように保証し、濾過スリーブ(3)が低抵抗メルトブロー不織布301、レッドストーンマンガン亜鉛層302及び骨組み布303からなる三層構造に構成されることにより、持続的に有効で、適用範囲がより広くなる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明ハウジング(1)と、
前記透明ハウジング(1)の内壁に摺動可能に接続される光触媒(2)と、
前記透明ハウジング(1)の内壁に回転可能に取り付けられる濾過スリーブ(3)と、
前記透明ハウジング(1)の内部に開設される導流チャンバ(4)と、
前記導流チャンバ(4)の左側壁に固定するように接続されるファン(5)と、
前記導流チャンバ(4)の中部に固定するように接続される遮流板(6)と、を含み、
前記濾過スリーブ(3)は、
低抵抗メルトブロー不織布(301)と、
前記低抵抗メルトブロー不織布(301)の外部に敷設されるレッドストーンマンガン亜鉛層(302)と、
前記レッドストーンマンガン亜鉛層(302)の外壁にフィットされ、外壁が回転可能に透明ハウジング(1)の内壁に接続される骨組み布(303)と、を含み、
前記濾過スリーブ(3)は、横方向において少なくとも2つ設けられ、
前記濾過スリーブ(3)はパイプ状をなすように構成され、
前記光触媒(2)は、前記濾過スリーブ(3)の左側に設けられる、
ことを特徴とする畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項2】
前記ファン(5)の左側壁に通風口(7)が固定するように取り付けられ、且つ前記通風口(7)は周方向に少なくとも2つ設けられ、
前記通風口(7)の下端ポートにセンサ(8)が固定するように取り付けられ、前記センサ(8)は前記ファン(5)に電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項3】
前記低抵抗メルトブロー不織布(301)の内壁は、導気筒(9)にフィットされ、
前記導気筒(9)の外壁には、濾過孔(901)が開設され、前記導気筒(9)の外壁の上端は前記透明ハウジング(1)を貫通し、前記導気筒(9)の下端ポートは前記導流チャンバ(4)の内部に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項4】
導気筒(9)の下面に接続ロッド(902)が固定するように取り付けられ、
前記接続ロッド(902)の下面と前記導気筒(9)の上面のそれぞれに円錐状回動ブロック(903)が固定するように取り付けられ、
前記円錐状回動ブロック(903)の側壁は、支持リング(10)と固定リング(11)のそれぞれにフィットされ、
前記支持リング(10)の外壁は、前記導流チャンバ(4)の内壁に固定するように接続され、前記固定リング(11)の外壁は、前記透明ハウジング(1)の側壁に螺着される、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項5】
前記接続ロッド(902)の外壁に枚葉(12)が固定するように取り付けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項6】
前記支持リング(10)の内壁と前記固定リング(11)の内壁には、それぞれ貯油溝(13)が開設けられ、前記貯油溝(13)は、環状をなすように前記円錐状回動ブロック(903)の周方向に沿って設けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項7】
前記固定リング(11)の外壁に着脱リング(14)が固定するように取り付けられ、前記着脱リング(14)の端壁と前記透明ハウジング(1)の外壁との間には、所定距離の隙間が設けられている、
ことを特徴とする請求項4に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項8】
前記光触媒(2)の側壁に固定枠(201)が固定するように取り付けられ、
前記固定枠(201)の外壁にスライダ(202)が固定するように取り付けられ、
前記透明ハウジング(1)の内壁の上端にU形取付フレーム(203)が固定するように取り付けられ、
前記U形取付フレーム(203)の内壁にはスライド溝(2031)が開設され、前記スライド溝(2031)の内壁は前記スライダ(202)の側壁にフィットする、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項9】
前記透明ハウジング(1)の内壁にLEDランプ(15)が固定するように取り付けられ、前記LEDランプ(15)は前記光触媒(2)の左端に設けられ、前記LEDランプ(15)は横方向において前記光触媒(2)と対向する、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項10】
前記透明ハウジング(1)と前記濾過スリーブ(3)のそれぞれにシールリング(16)が回転可能に取り付けられ、前記シールリング(16)の内壁は前記濾過スリーブ(3)にフィットする、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は環境処理の技術分野に関し、具体的に畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置に関する。
【背景技術】
【0002】
中国はずっと家畜の大国であり、豚肉、羊肉、鶏肉などの様々な種類の肉に対する需要は非常に大きい。国民の生活水準の向上、食事バランスの概念の確立、及び人口基数の増え続けに伴い、中国における肉製品の消費が相当な期間にわたり急増し、家畜飼養業の繁栄を促進した。現存の畜舎は主に、単一の処理構造または多段階の単一処理構造を採用しており、室内の複雑な空気処理に対応することが難しく、また処理寿命が低くため、長期間使用することが難しい。また、内部ガスの流れの原因により、それぞれの位置にある処理構造の空気汚染の処理レベルが異なり、使用寿命の不一致を引き起こし、交換時に無駄が生じる。畜舎内の空気が基準を満たすようにするためには、多段階且つさまざまなパラメータの監視および処理装置が必要である。そうすることによって、内部の実際の配置空間が混乱しやすくなり、後続のメンテナンスと維持が非常に難しくなる。さらに、各部分の処理装置がそれぞれ自分の処理分担を行うとき、内部の異なる位置における空気指標の乱れを引き起こしやすく、内部空気の全体の清浄度を同じくすることが難しくなる。このようなことから、畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置を提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施例の主旨は、上記問題中の少なくとも一つを解決又は改善することである。
【0004】
本発明の実施例の第1の目的は、畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一つの実施例に係る畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置は、透明ハウジングと、前記透明ハウジングの内壁に摺動可能に接続される光触媒と、前記透明ハウジングの内壁に回転可能に取り付けられる濾過スリーブと、前記透明ハウジングの内部に開設される導流チャンバと、前記導流チャンバの左側壁に固定するように接続されるファンと、前記導流チャンバの中部に固定するように接続される遮流板と、を含み、前記濾過スリーブは、低抵抗メルトブロー不織布と、前記低抵抗メルトブロー不織布の外部に敷設されるレッドストーンマンガン亜鉛層と、前記レッドストーンマンガン亜鉛層の外壁にフィットされ、外壁が回転可能に透明ハウジングの内壁に接続される骨組み布と、を含み、前記濾過スリーブは、横方向において少なくとも2つ設けられ、前記濾過スリーブはパイプ状をなすように構成され、前記光触媒は、前記濾過スリーブの左側に設けられる。
【0006】
本発明の一つの実施例に係る畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置により、濾過スリーブを回転可能に取り付けることにより、内部において気流を外部に発散する際に、均一に外へ流出させることができる。且つパイプ状に構成することにより、濾過スリーブの各所における使用及び濾過量をより均一にすることが保証できる。濾過スリーブは、低抵抗メルトブロー不織布、レッドストーンマンガン亜鉛層及び骨組み布の三層構造を採用することにより、持続的に有効で、適用範囲がより広くなり、吸着飽和及び2次汚染の放出がなくなり、維持費の節約ができ、原理上長時間且つ有効の催化作用があり、使用寿命が長くなる。酸化マンガン、酸化亜鉛等の無機材料を用いてナノ繊維を構成することにより、メソポーラス構造を基材に乗せられて、アンモニア、硫化水素、ホルムアルデヒドなどを長時間且つ有効に催化する機能を有する。光触媒は、光が照射された場合、光エネルギーを化学エネルギーに変換し、有機物の合成の過程又は有機物の分解の過程を促す。
【0007】
光触媒を摺動可能に取り付け且つ濾過スリーブを回転可能に取り付けることにより、容易に取り外すことができ、後期のメンテナンスを容易にし、且つ光触媒を濾過スリーブの上方に設置することにより、濾過スリーブの光触媒に対する光照射の影響を低減することができる。また、透明ハウジングを採用することにより、光触媒が十分に光照射されて、内部を流れる空気が流れる間に熱膨張され、内部の空気のよりスムーズな下から上への流れが可能になる。
【0008】
光触媒と濾過スリーブとを一体化して透明ハウジングに設けることにより、二つの間互いに促進され、且つ取り外しが容易になり、また各浄化工程が互いに影響しなくなる。また、濾過スリーブを2つ以上設けられることにより、安定且つ均一に濾過処理を行うことができる。
【0009】
導入窓、導流チャンバ及び濾過スリーブを介して行う抽気過程において、分岐・合流・分岐の気流の流れをなすように構成されることにより、抽出されたガス汚染レベルが異なる場合、混合集中を先に行ってから分流されて排出できることが保証され、処理浄化構造が部分的に処理される空気の染着度合いが過大になって早期に劣化することが回避される。
【0010】
逐次段階的に異なる処理プロセスを行うことにより、異なる処理浄化構造を散乱に配置することによる畜舎の空間の混乱を妨げ、且つ内部の空気の処理レベルの不一致も回避する。同時に、各種類の処理浄化構造を一元的にまとめた機器を採用することにより、複数の固定構造部品及び保護部品の装置が減少し、全体的な軽量化処理が実現される。
【0011】
また、本発明の実施例に係る技術的方案は、以下の付加的技術特徴を有してもよい。
【0012】
上記1つの技術的方案において、前記ファンの左側壁に通風口が固定するように取り付けられ、且つ前記通風口は周方向に少なくとも2つ設けられ、前記通風口の下端ポートにセンサが固定するように取り付けられ、前記ファンに電気的に接続されている。
【0013】
当該技術的方案により、通風口及びセンサを設けることにより、装置の各部位が汚れ度合いが異なる空気環境にあるとき、畜産動物の排泄位置や生活軌跡が異なるため、同一室内の空気の汚れる程度が異なり、センサによって測定して、高すぎるアンモニア数値が得られた場合、より多くの吸引を行うように、通風口を制御し、ファンが所定の位置の空気をより多く吸い取ることができ、空気の吸い取りと処理がよりインテリジェントにすることができ、室内のある部位が過度に汚染されることによる浄化効果が理想ではないことを回避できる。
【0014】
上記1つの技術的方案において、前記低抵抗メルトブロー不織布の内壁は、導気筒にフィットされ、前記導気筒の外壁には、濾過孔が開設され、前記導気筒の外壁の上端は前記透明ハウジングを貫通し、前記導気筒の下端ポートは前記導流チャンバの内部に設けられる。
【0015】
当該技術的方案により、導気筒により、濾過スリーブを支持及び回転ガイドすることができる一方、濾過孔により、1次の大粒子汚染物の早期遮断を行い、使用中の濾過スリーブの浄化負担を低減することができる。
【0016】
上記1つの技術的方案において、前記導気筒の下面に接続ロッドが固定するように取り付けられ、前記接続ロッドの下面と前記導気筒の上面のそれぞれに円錐状回動ブロックが固定するように取り付けられ、前記円錐状回動ブロックの側壁は、支持リングと固定リングのそれぞれにフィットされ、前記支持リングの外壁は、前記導流チャンバの内壁に固定するように接続され、前記固定リングの外壁は、前記透明ハウジングの側壁に螺着される。
【0017】
当該技術的方案により、導気筒と円錐状回動ブロックとが接続ロッドを介して間隔をあけて設けられることにより、導気筒の下端ポートのエア導入がより容易になり、内部空気の流れの円滑性を向上させる。円錐状回動ブロックを採用することにより、挿入と回転のサポートが容易になり、取り付けが容易になる一方で、円錐形にすることにより、円錐斜面にフィットして支持されることができ、長期の繰り返し取り付けと回転摩耗において、接触箇所における隙間が大きくなりすぎることによる衝突や回転運動エネルギーの損失を回避することができる。
【0018】
上記1つの技術的方案において、前記接続ロッドの外壁に枚葉が固定するように取り付けられる。
【0019】
当該技術的方案により、枚葉により、空気が接続ロッドの間から導気筒の内部に導入されるとき、ファン、接続ロッド、導気筒及び濾過スリーブを回転させることができ、外部電力設備の連動を必要とせず、且つ自身が作動中に随時に回転することができるので、全体の自律度合いが高くない、電力ロスを低減することができる。
【0020】
上記1つの技術的方案において、前記支持リングの内壁と前記固定リング内壁には、それぞれ貯油溝が開設けられ、前記貯油溝は、環状をなすように前記円錐状回動ブロックの周方向に沿って設けられる。
【0021】
当該技術的方案により、貯油溝を設けることにより、潤滑油を貯留でき、使用中の円錐状回動ブロックと、固定リングの内壁及び支持リングの内壁との間の摩擦損失を低いレベルに保証し、外部の導気筒と濾過スリーブに対する連動を容易にすることができる。
【0022】
上記1つの技術的方案において、着脱リングは、前記固定リングの右壁に固定するように取り付けられ、前記着脱リングの端壁と前記透明ハウジングの外壁との間には、所定距離の隙間が設けられている。
【0023】
当該技術的方案により、着脱リングにより、着脱リングと固定リングとの螺合及び固定が容易になり、作業者たちの両手での操作が容易になる。所定距離の隙間の連係により、円錐状回動ブロックの摩耗に適応するように、固定リングに新たな螺着距離を持たせることができ、所定距離の隙間は5mmに設定されている。
【0024】
上記1つの技術的方案において、前記光触媒の側壁に固定枠が固定するように取り付けられ、前記固定枠の外壁にスライダが固定するように取り付けられ、前記透明ハウジングの内壁の上端にU形取付フレームが固定するように取り付けられ、前記U形取付フレームの内壁にはスライド溝が開設され、前記スライド溝の内壁は前記スライダの側壁にフィットする。
【0025】
当該技術的方案により、スライダを摺動可能にU形取付フレームの内壁のスライド溝にフィットして設けられることにより、着脱時に固定枠を引くだけで光触媒の移動を移動でき、着脱や交換を行うことができ、使用者が使用しやすく、後期メンテナンスの煩雑さを低減する。
【0026】
上記1つの技術的方案において、前記透明ハウジングの内壁にLEDランプ固定するように取り付けられ、前記LEDランプは前記光触媒の左端に設けられ、前記LEDランプは横方向において前記光触媒と対向する。
【0027】
当該技術的方案により、LEDランプを外部電源に電気的に接続することにより、夜間において光触摸に持続的に光を照射することができ、光触摸が常時対応できるようになり、装置の使用時間を向上させ、適用範囲を広くさせる。
【0028】
上記1つの技術的方案において、前記透明ハウジングと前記濾過スリーブのそれぞれにシールリングが回転可能に取り付けられ、前記シールリングの内壁は、前記濾過スリーブにフィットする。
【0029】
当該技術的方案により、シールリングを装着して透明ハウジングと濾過スリーブとを密封及び閉塞させることにより、接続箇所の隙間から透明ハウジングの内部に直接に空気が流れることを回避することができ、装置の密封性を確保できる。同時に、シールリングは、導気筒と濾過スリーブに対して回転ガイドとして機能することができる。
【0030】
本発明の実施例の付加的な側面と利点は、後述の記載部分において明らかになる。また、本発明の実施例に基づく実践を通じて理解できる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図2】
図2は、本発明の局部の断面構造模式図である。
【
図3】
図3は、本発明の濾過スリーブの半断面構造と接続構造の模式図である。
【
図5】
図5は、本発明の濾過スリーブの上下方向に切断した後の構造模式図である。
【
図6】
図6は、本発明の固定リングとその接続構造の模式図である。
【
図7】
図7は、本発明のU形取付フレームの構造模式図である。
【
図8】
図8は、本発明の光触媒の構造模式図である。
【
図9】
図9は、本発明のファン制御ロジックを示す図である。
【0032】
ここで、
図1~
図9の符号と部品名称との間の関係は、以下のようになる。
【0033】
1 透明ハウジング、101 導入窓、102 アセテート繊維濾過綿フィルタ、2 光触媒、201 固定枠、202 スライダ、203 U形取付フレーム、2031 スライド溝、204 通気孔、3 濾過スリーブ、301 低抵抗メルトブロー不織布、302 レッドストーンマンガン亜鉛層、303 骨組み布、4 導流チャンバ、5 ファン、6 遮流板、7 通風口、8 センサ、9 導気筒、901 濾過孔、902 接続ロッド、903 円錐状回動ブロック、10 支持リング、11 固定リング、12 枚葉、13 貯油溝、14 着脱リング、15 LEDランプ、16 シールリング。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本発明の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解するため、図面及び具体的な実施形態と共に、本発明をさらに詳しく説明する。互いに衝突しない前提で、本願の施例の間又は各技術的特徴の間で任意に組み合わせることができる。
【0035】
本発明を完全に理解しますように、以下の説明において、多くの具体的な詳細について説明する。ただし、本発明はその他のここで説明する実施形態と異なる実施形態を採用することができる。そのため、後述する具体的な実施例は、本発明の保護範囲を限定するものではない。
【0036】
図1から
図9を参照すると、本発明の第1の態様の実施例が提供する畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置は、透明ハウジング1と、透明ハウジング1の内壁に摺動可能に接続される光触媒2と、透明ハウジング1の内壁に回転可能に取り付けられる濾過スリーブ3と、透明ハウジング1の内部に開設される導流チャンバ4と、導流チャンバ4の左側壁に固定するように接続されるファン5と、導流チャンバ4の中部に固定するように接続される遮流板6と、を含み、濾過スリーブ3は、低抵抗メルトブロー不織布301と、低抵抗メルトブロー不織布301の外部に敷設されるレッドストーンマンガン亜鉛層302と、レッドストーンマンガン亜鉛層302の外壁にフィットされる骨組み布303と、を含み、骨組み布303の外壁が回転可能に透明ハウジング1の内壁に接続され、パイプ状をなすように構成される濾過スリーブ3は、横方向において少なくとも2つ設けられ、光触媒2は、濾過スリーブ3の左側に設けられる。
【0037】
本発明が提供する畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置によれば、濾過スリーブ3を回転可能に取り付けることにより、内部において気流を外に発散する際に、均一に外へ流出させることができ、且つパイプ状に構成することにより、濾過スリーブ3の各所における使用及び濾過量をより均一にすることが保証できる。濾過スリーブ3は、低抵抗メルトブロー不織布301、レッドストーンマンガン亜鉛層302及び骨組み布303の三層構造を採用することにより、持続的に有効で、適用範囲がより広くなり、吸着飽和及び2次汚染の放出がなくなり、維持費の節約ができ、原理上長時間且つ有効の催化作用があり、使用寿命が長くなる。酸化マンガン、酸化亜鉛等の無機材料を用いてナノ繊維を構成することにより、メソポーラス構造を基材に乗せられて、アンモニア、硫化水素、ホルムアルデヒドなどを長時間且つ有効に催化する作用を有する。光触媒は、光が照射された場合、光エネルギーを化学エネルギーに変換し、有機物の合成の過程又は有機物の分解の過程を促す。
【0038】
光触媒を摺動可能に取り付け且つ濾過スリーブ3を回転可能に取り付けることにより、容易に取り外すことができ、後期のメンテナンスを容易にすることができる。且つ光触媒を濾過スリーブ3の上方に設置することにより、濾過スリーブ3の光触媒に対する光照射の影響を低減することができる。また、透明ハウジング1を採用することにより、光触媒が十分に光照射されて、内部を流れる空気が流れる間に熱膨張され、内部の空気のよりスムーズな下から上への流れが可能になる。
【0039】
光触媒と濾過スリーブ3とを一体化して透明ハウジング1に設けることにより、二つの間互いに促進され、且つ取り外しが容易になり、また各浄化工程が互いに影響しなくなる。また、濾過スリーブ3を2つ以上設けられることにより、安定且つ均一に濾過処理を行うことができる。
【0040】
導入窓101、導流チャンバ4及び濾過スリーブ3を介した抽気過程において、分岐・合流・分岐の気流の流れをなすように構成されることにより、抽出されたガス汚染レベルが異なる場合、導流チャンバ4内部での混合集中を先に行ってから分流されて排出できることが保証され、処理浄化構造が部分的に処理される空気の染着度合いが過大になって早期に劣化することが回避される。
【0041】
逐次段階的に異なる処理プロセスを行うことにより、異なる処理浄化構造を散乱に配置することによる畜舎の空間の混乱を妨げ、且つ内部の空気の処理レベルの不一致も回避する。同時に、各種類の処理浄化構造を一元的にまとめた機器を採用することにより、複数の固定構造部品及び保護部品の装置が減少し、全体的な軽量化処理が実現される。
【0042】
具体的に、透明ハウジング1は、上端に上蓋が配設される中空構造の箱状を構成するように設置され、上蓋には、導入窓101が摺動可能に取り付けられている。導入窓101は網構造をなし、大粒の不純物の濾過を行うとともに、ガスの導入と1次の濾過を行う。アセテート繊維濾過綿フィルタ102は、導入窓101の右側壁に着脱可能に固定されており、アセテート繊維濾過綿フィルタ102は取り外して洗浄することができ、小粒の物を対するフィルタとして機能し、装置の詰まり及び通風量の低減を防止する。
【0043】
具体的に、光触媒2の上面には、内部の気体が流れるように、通気孔204が開口されている。
【0044】
具体的に、ファン5は、インバータ軸流ファンであり、最高回転数r=2600回転であり、最大通風量Q=2020m3/hである。豚舎の高さHが2.5mであるとして算出すると、1台の装置が1時間当たりの豚舎の浄化面積は約A=Q/H=808m2である。
【0045】
さらに、導入窓の過流面積S=0.25m2であり、最高気流流速V=Q/S=2.24m/sであり、試験装置による殺菌率は99.89%であり、NH3の除去率は98.7%であり、PM2.5の除去率は95.3%であり、PM10の除去率は93.6%である。
【0046】
具体的に、遮流板6によって導流チャンバ4が分割される。
【0047】
上記いずれかの実施例では、
図1-
図9に示すように、通風口7は、ファン5の左側壁に固定するように取り付けられ、且つ周方向に少なくとも2つ設けられる。通風口7の下端ポートにはセンサ8が固定するように取り付けられ、センサ8はファン5に電気的に接続されている。
【0048】
本実施例において、通風口7及びセンサ8を設けることにより、装置の各部位が汚れ度合いが異なる空気環境にあるとき(畜産動物の排泄位置や生活軌跡が異なるため、同一室内の空気の汚れる程度が異なる)、センサ8によって測定して、高すぎるアンモニア数値が得られた場合、より多くの吸引を行うように、通風口7を制御し、ファン5が所定の位置の空気をより多く吸い取ることができる。ファンは周波数可変に構成され、センサによって稼働の調整を行うことによって、空気の吸い取りと処理がよりインテリジェントにすることができ、室内のある部位が過度に汚染されることによる浄化効果が理想ではないことを回避できる。
【0049】
さらに、ファン5はPLCコントローラを使用して調節制御を行うことにより、一年四季の異なる時間帯における通気の不足から生じる空気全体の汚染レベルの変化に対応できる。PLCコントローラは、標準通信プロトコルを介して各センサ8に接続される。センサは、温度センサ、湿度センサ、硫化水素センサ、およびアンモニアセンサの中から選択されたセンサを使用してデータを収集する。上位制御機によってPLCコントローラに対して入力プログラミングを行うことにより、PLCコントローラが例えば温度、湿度、硫化水素含有量、およびアンモニア含有量など、異なる地域のさまざまなパラメータに応じてファン5を調節制御できる。センサ8は変換された信号をPLCコントローラに入力することにより、PLCコントローラが上位制御機の入力プログラミングに基づいて異なるデータに対応する異なる制御を実施し、ファン5上のファン周波数変調を利用してファン5を制御できる。
【0050】
具体的に、上位制御機はコンピュータプログラミングを採用することにより、作業スタッフの入力、編集と持ち運びが容易になり、異なる畜舎に対する操作が容易になる。温湿度センサを装置の外側に周囲に配置することにより、データをより全般に取得することができる。ファン、上位制御機、PLCコントローラ、ファンの周波数変調器、および温湿度センサは、いずれも市販の既存設備を使用している。
【0051】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、低抵抗メルトブロー不織布301の内壁は導気筒9にフィットされ、導気筒9の外壁には、濾過孔901が開設され、導気筒9の外壁の上端は透明ハウジング1を貫通し、導気筒9の下端ポートは、導流チャンバ4の内部に設けられる。
【0052】
当該実施例において、導気筒9により、濾過スリーブ3を支持及び回転ガイドすることができる一方、濾過孔901により、1次の大粒子汚染物の早期遮断を行い、使用中の濾過スリーブ3の浄化負担を低減することができる。
【0053】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、接続ロッド902は、導気筒9の下面に固定するように取り付けられ、円錐状回動ブロック903は、接続ロッド902の下面と導気筒9の上面のそれぞれに固定するように取り付けられ、円錐状回動ブロック903の側壁は、支持リング10と固定リング11のそれぞれにフィットされる。支持リング10の外壁は、導流チャンバ4の内壁に固定するように接続され、固定リング11の外壁は、透明ハウジング1の側壁に螺着される。
【0054】
当該実施例において、導気筒9と円錐状回動ブロック903とが接続ロッド902を介して間隔をあけて接続して設けられることにより、導気筒9のポートのエア導入がより容易になり、内部空気の流れの円滑性を向上させる。円錐状回動ブロックを採用することにより、挿入と回転のサポートが容易になり、取り付けが容易になる一方で、円錐形にすることにより、円錐斜面にフィットして支持されることができ、長期の繰り返し取り付けと回転摩耗において、接触箇所における隙間が大きくなりすぎることによる衝突や回転運動エネルギーの損失を回避することができる。
【0055】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、枚葉12は、接続ロッド902の側壁に固定するように取り付けられる。
【0056】
当該実施例において、枚葉12により、空気が接続ロッド902の間から導気筒9の内部に導入されるとき、ファン、接続ロッド902、導気筒9及び濾過スリーブ3を回転させることができ、外部電力設備の連動を必要とせず、且つ自身が作動中に随時に回転することができるので、全体の自律度合いが高くない、電力ロスを低減することができる。
【0057】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、固定リング11内壁と支持リング10の内壁には、それぞれ貯油溝13が設けられ、貯油溝13は環状をなすように円錐状回動ブロック903の周方向に沿って設けられる。
【0058】
当該実施例において、貯油溝13を設けることにより、潤滑油を貯留でき、使用中の円錐状回動ブロックと、固定リング11の内壁及び支持リング10の内壁との間の摩擦損失を低いレベルに保証し、外部の導気筒9と濾過スリーブ3に対する連動を容易にすることができる。
【0059】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、着脱リング14は、固定リング11の右壁に固定するように取り付けられ、着脱リング14の端壁と透明ハウジング1の外壁との間に所定距離の隙間が設けられている。
【0060】
当該実施例において、着脱リング14により、着脱リング14と固定リング11との螺合及び固定が容易になり、作業者たちの両手での操作が容易になる。所定距離の隙間の連係により、円錐状回動ブロックの摩耗に適応するように、固定リング11に新たな螺着距離を持たせることができ、所定距離の隙間は5mmに設定されている。
【0061】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、固定枠201は光触媒の側壁に固定するように取り付けられ、スライダ202は固定枠201の外壁に固定するように取り付けられ、U形取付フレーム203は透明ハウジング1の内壁の上端に固定するように取り付けられ、U形取付フレーム203の内壁にはスライド溝2031が開設され、スライド溝2031の内壁はスライダ202の側壁にフィットする。
【0062】
当該実施例において、スライダ202を摺動可能にU形取付フレーム203の内壁のスライド溝2031にフィットして設けられることにより、着脱時に固定枠201を引くだけで光触媒2を移動でき、着脱や交換を行うことができ、使用者が使用しやすく、後期メンテナンスの煩雑さを低減する。
【0063】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、LEDランプ15は透明ハウジング1の内壁に固定するように取り付けられ、LEDランプ15は光触媒2の左端に設けられ、かつLEDランプ15は横方向において光触媒2と対向する。
【0064】
当該実施例において、LEDランプ15を外部電源に電気的に接続することにより、夜間において光触摸2に持続的に光を照射することができ、光触摸2が常時対応できるようになり、装置の使用時間を向上させ、適用範囲を広くさせる。
【0065】
上記のいずれか1つの実施例において、
図1-
図9に示すように、シールリング16は透明ハウジング1と濾過スリーブ3のそれぞれに回転可能に取り付けられ、シールリング16の内壁は濾過スリーブ3にフィットする。
【0066】
当該実施例において、シールリング16を装着して透明ハウジング1と濾過スリーブ3とを密封及び閉塞させることにより、接続箇所の隙間から透明ハウジング1の内部に直接に空気が流れることを回避することができ、装置の密封性を確保できる。同時に、シールリング16は、導気筒9と濾過スリーブ3に対して回転ガイドとして機能することができる。
【0067】
作業原理は以下のようになる。ファン5、通風口7、およびセンサ8を起動すると、外部の空気がアセテート繊維濾過綿フィルタ102、導入窓101、光触媒2の通気孔204、導気筒9、濾過スリーブ3、光触媒2の通気孔204、導流チャンバ4、ファン5、通風口7を通って外部に排出される。流れる過程において、空気が分岐・合流・分岐される。導気筒9および濾過スリーブを通過する際には、アンモニア、硫化水素、ホルムアルデヒドの催化分解が行われ、光触媒に光を照射する際には、有機物および一部の無機物を分解することに用いる強い酸化物が生成され、細菌およびウイルスを殺す際に放出された毒素を無害化することもでき、最終的に導入窓101から排出される。空気が接続ロッド902を通過することにつれて枚葉12を回転させ、順番に接続ロッド902、導気筒9、および濾過スリーブ3を回転させる。取り外す時には、固定枠201を外に向いて引くだけで光触媒2を取り外すことができ、次に固定リング11を回してから接続ロッド9を外に向いて引くことで、濾過スリーブ3を取り出すことができる。
【0068】
本発明の説明において、用語「縦方向」、「横方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」等が示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づいたものである。これらの用語は、本発明をよく説明し、且つ説明を簡易化させるためであり、指定された装置又は素子が特定の方位を有すること、又は特定の方位において構成されて操作されることを示す又は黙示するためではなく、本発明の具体的な保護範囲を限定するものではない。
【0069】
以上の実施例は、本発明の好ましい態様についてのみ説明したものであり、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の設計精神を逸脱することなく、当業者が本発明の技術案に対してなされた種々の変形や改良は、いずれも本発明の特許請求の範囲に定められた保護範囲内に含まれるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2024-02-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明ハウジング(1)と、
前記透明ハウジング(1)の内壁に摺動可能に接続される光触媒(2)と、
前記透明ハウジング(1)の内壁に回転可能に取り付けられる濾過スリーブ(3)と、
前記透明ハウジング(1)の内部に開設される導流チャンバ(4)と、
前記導流チャンバ(4)の左側壁に固定するように接続されるファン(5)と、
前記導流チャンバ(4)の中部に固定するように接続される遮流板(6)と、を含み、
前記濾過スリーブ(3)は、
低抵抗メルトブロー不織布(301)と、
前記低抵抗メルトブロー不織布(301)の外部に敷設されるレッドストーンマンガン亜鉛層(302)と、
前記レッドストーンマンガン亜鉛層(302)の外壁にフィットされ、外壁が回転可能に透明ハウジング(1)の内壁に接続される骨組み布(303)と、を含み、
前記濾過スリーブ(3)は、横方向において少なくとも2つ設けられ、
前記濾過スリーブ(3)はパイプ状をなすように構成され、
前記光触媒(2)は、前記濾過スリーブ(3)の左側に設けられ、
前記低抵抗メルトブロー不織布(301)の内壁は、導気筒(9)にフィットされ、
前記導気筒(9)の外壁には、濾過孔(901)が開設され、前記導気筒(9)の外壁の上端は前記透明ハウジング(1)を貫通し、前記導気筒(9)の下端ポートは前記導流チャンバ(4)の内部に設けられ、
前記導気筒(9)の下面に接続ロッド(902)が固定するように取り付けられ、
前記接続ロッド(902)の下面と前記導気筒(9)の上面のそれぞれに円錐状回動ブロック(903)が固定するように取り付けられ、
前記円錐状回動ブロック(903)の側壁は、支持リング(10)と固定リング(11)のそれぞれにフィットされ、
前記支持リング(10)の外壁は、前記導流チャンバ(4)の内壁に固定するように接続され、前記固定リング(11)の外壁は、前記透明ハウジング(1)の側壁に螺着される、
ことを特徴とする畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項2】
前記ファン(5)の左側壁に通風口(7)が固定するように取り付けられ、且つ前記通風口(7)は周方向に少なくとも2つ設けられ、
前記通風口(7)の下端ポートにセンサ(8)が固定するように取り付けられ、前記センサ(8)は前記ファン(5)に電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項3】
前記接続ロッド(902)の外壁に枚葉(12)が固定するように取り付けられる、
ことを特徴とする請求項
1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項4】
前記支持リング(10)の内壁と前記固定リング(11)の内壁には、それぞれ貯油溝(13)が開設
され、前記貯油溝(13)は、環状をなすように前記円錐状回動ブロック(903)の周方向に沿って設けられる、
ことを特徴とする請求項
1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項5】
前記固定リング(11)の外壁に着脱リング(14)が固定するように取り付けられ、前記着脱リング(14)の端壁と前記透明ハウジング(1)の外壁との間には、所定距離の隙間が設けられている、
ことを特徴とする請求項
1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項6】
前記光触媒(2)の側壁に固定枠(201)が固定するように取り付けられ、
前記固定枠(201)の外壁にスライダ(202)が固定するように取り付けられ、
前記透明ハウジング(1)の内壁の上端にU形取付フレーム(203)が固定するように取り付けられ、
前記U形取付フレーム(203)の内壁にはスライド溝(2031)が開設され、前記スライド溝(2031)の内壁は前記スライダ(202)の側壁にフィットする、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項7】
前記透明ハウジング(1)の内壁にLEDランプ(15)が固定するように取り付けられ、前記LEDランプ(15)は前記光触媒(2)の左端に設けられ、前記LEDランプ(15)は横方向において前記光触媒(2)と対向する、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【請求項8】
前記透明ハウジング(1)と前記濾過スリーブ(3)のそれぞれにシールリング(16)が回転可能に取り付けられ、前記シールリング(16)の内壁は前記濾過スリーブ(3)にフィットする、
ことを特徴とする請求項1に記載の畜舎の粉塵除去・殺菌・消臭が一体化されたスマート軽量装置。
【国際調査報告】