IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ イ・エメ・ア,インドゥストリア・マキーネ・オートマティーク・ソシエタ・ペル・アチオニの特許一覧

特表2024-530254喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法
<>
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図1
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図2
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図3
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図4
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図5
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図6
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図7
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図8
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図9
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図10
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図11
  • 特表-喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法 図12
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-16
(54)【発明の名称】喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法
(51)【国際特許分類】
   B65G 65/30 20060101AFI20240808BHJP
【FI】
B65G65/30 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024510264
(86)(22)【出願日】2022-08-10
(85)【翻訳文提出日】2024-04-02
(86)【国際出願番号】 IT2022050231
(87)【国際公開番号】W WO2023021535
(87)【国際公開日】2023-02-23
(31)【優先権主張番号】102021000022109
(32)【優先日】2021-08-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】500361593
【氏名又は名称】イ・エメ・ア,インドゥストリア・マキーネ・オートマティーク・ソシエタ・ペル・アチオニ
(74)【代理人】
【識別番号】100134832
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 文雄
(74)【代理人】
【識別番号】100165308
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100115048
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 康弘
(72)【発明者】
【氏名】ドラゲッティ フィオレンツォ
【テーマコード(参考)】
3F075
【Fターム(参考)】
3F075AA03
3F075BA01
3F075BB01
3F075CA03
3F075CA06
3F075CA09
(57)【要約】
喫煙用品(20)の組織化されたグループを形成し供給するための装置(10)は、下部開口(16)を有し、喫煙用品(20)を収容するように構成される収容コンパートメント(11)と、それぞれが前記収容コンパートメントの下部開口(16)に連通する上部開口(34)を有する複数の搬送チャンネル(30)と、細長い形状を有し、互いに平行するように形成され、かつ、前記搬送チャンネル(30)の上部開口(34)に対応する2つ以上の搬送部材(42)が取り付けられる支持構造(41)を含む搬送装置(40)と、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
喫煙用品(20)の組織化されたグループを形成し供給するための装置(10)であって、前記装置(10)は、
前記複数の喫煙用品(20)を収容するように構成される収容コンパートメント(11)と、
前記収容コンパートメント(10)の下方に配置され、かつ、前記収容コンパートメント(10)に連通する少なくとも1つの搬送チャンネル(30)と、
細長い形状を有し、互いに平行するように形成され、かつ、前記収容コンパートメント(11)から前記搬送チャンネル(30)への前記喫煙用品(20)の降下を容易にするように構成される2つ以上の搬送部材(42)が取り付けられる支持構造(41)を含む搬送装置(40)と、
を含み、
前記搬送部材(42)のそれぞれは、自身の長手軸(X)回りに回転できるように、前記支持構造(41)に回転可能に取り付けられる第1要素(60)、および前記第1要素(60)と一緒に回転できるように前記第1要素(60)に結合される第2要素(62)を含み、
前記第1要素(60)は第1結合端(64)を含み、前記第2要素(62)は第2結合端(63)を含み、
前記第1結合端(64)および前記第2結合端(63)は、補助取付手段による補助がない場合においても、互いの間における安定の機械式結合を生成するように構成されることを特徴とする、装置(10)。
【請求項2】
前記機械式結合は、前記第1要素(60)および前記第2要素(62)の前記長手軸(X)回りの一体化した回転を拘束する方式で生成されることを特徴とする、請求項1に記載の装置(10)。
【請求項3】
前記機械式結合は、モールスコーンタイプであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の装置(10)。
【請求項4】
前記第1結合端(64)および前記第2結合端(63)は、互いの間における磁気結合を生成するように構成されることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の装置(10)。
【請求項5】
前記第1結合端(64)は、磁性部材(69)を含み、前記第2結合端(63)は、磁性材料または強磁性材料で作製されることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の装置(10)。
【請求項6】
前記第1結合端(64)は、台座(61)を含み、前記第2結合端(64)は、前記台座(61)内に挿入されるように構成される付属物を含むことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の装置(10)。
【請求項7】
前記第1結合端(64)は、前記台座(64)に進入するために形成され、前記台座(61)と異なる断面形状を有し、前記第2要素(62)と同形状結合を生成するように構成される入口開口(70)を含むことを特徴とする、請求項6に記載の装置(10)。
【請求項8】
前記第1要素(60)および前記第1結合端(64)は、実質的に円筒形の形状を有し、
前記第1結合端(64)は、前記第1要素(60)の他の部分よりも大きい外径を有し、
前記第1結合端(64)および前記第1要素(60)の前記他の部分の間には、前記長手軸(X)に横断する当接面(67)を有することを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の装置(10)。
【請求項9】
前記収容コンパートメントは、それぞれが1つの前記第1要素(60)の対応する長手軸(X)に同軸の複数の貫通孔(19)を有する後方壁(13)を含み、
前記搬送部材(42)の各前記第1要素(60)の前記第1結合端(64)は、前記複数の貫通孔の中の1つの対応する前記貫通孔に回転可能に挿入され、かつ、対応する各前記第2要素(62)は、前記収容コンパートメント(11)内に突出することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の装置(10)。
【請求項10】
喫煙用品(20)の組織化されたグループを形成し供給する方法であって、前記方法は、
装置(10)を利用可能な状態にする第1ステップであって、前記装置(10)は、
複数の前記喫煙用品(20)を収容するように構成される収容コンパートメント(11)と、
前記収容コンパートメント(10)の下方に配置され、かつ、前記収容コンパートメント(10)に連通する少なくとも1つの搬送チャンネル(30)と、
細長い形状を有し、互いに平行するように形成され、かつ、前記収容コンパートメント(11)から前記搬送チャンネル(30)への前記喫煙用品(20)の降下を容易にするように構成される2つ以上の搬送部材(42)が取り付けられる支持構造(41)を含む搬送装置(40)と、を含む第1ステップと、
前記搬送部材(42)を製造する第2ステップであって、前記搬送部材(42)のそれぞれは、自身の長手軸(X)回りに回転できるように、前記支持構造(41)に回転可能に取り付けられる第1要素(60)、および前記第1要素(60)と一緒に回転できるように前記第1要素(60)に結合される第2要素(62)を含む第2ステップと、
を含み、
補助取付手段による補助がない場合においても、前記第1要素(60)の第1結合端(64)および前記第2要素(62)の第2結合端(63)の間における安定の機械式結合を生成することを特徴とする、方法。
【請求項11】
前記第1要素(60)が前記支持構造(41)に回転可能に取り付けられる状態が維持されたまま、前記第2要素(62)が前記第1要素(60)より抽出される第3ステップをさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の前記喫煙用品(20)の組織化されたグループを形成し供給するための前記装置(10)における前記搬送部材(42)の使用方法であって、
前記搬送部材(42)は、自身の長手軸(X)回りに回転できるように、前記装置(10)の前記支持構造(41)に回転可能に取り付けられる第1要素(60)、および前記第1要素(60)と一緒に回転できるように前記第1要素(60)に結合される第2要素(62)の両方を含み、
前記搬送部材(42)は、前記喫煙用品(20)と相互作用し、前記装置(10)の少なくとも1つの収容コンパートメント(11)に向かう前記喫煙用品(29)のフローを容易にすることを特徴とする、使用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、喫煙用品の箱を作成するために、例えば、紙巻たばこ、葉巻たばこ、シガリロなどのような喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
1つ以上の梱包機械に転送される喫煙用品の供給およびこれらの喫煙用品を用いて組織化されたグループを形成するための供給装置が知られている。
【0003】
既知の供給装置は、通常ホッパー装置として構成されて喫煙用品を収容するコンパートメントを含み、このホッパー装置は、喫煙用品が挿入され、組織化されたグループに小分けされてから梱包されることができる上部チャンバーを定義する。ホッパー装置は、喫煙用品を搬送するための複数のチャンネルに連通する少なくとも1つの下部開口を有する。ホッパー装置の下部開口と複数の搬送チャンネルとの間には、搬送装置が配置され、この搬送装置は、細長い形状に形成され、互いに平行し、そして搬送チャネルの上部開口に対応して位置決めされる複数の搬送部材が取り付けられる支持構造を含む。
【0004】
複数の搬送部材は、上部チャンバーに存在する喫煙用品に平行するように配向される複数のロッドとして構成される。これらのロッドは、下方の搬送チャンネルに向けて喫煙用品を搬送し易くするために、それぞれが各自の長手軸回りにおいて、交互に反対する方向に回転することができる。より具体的に、搬送ロッドは、下方のチャンネルへ向けて喫煙用品を1本ずつで搬送するように、対応するチャンネルの入口付近において、その上部開口の両側で2個ずつ取り付けられている。
【0005】
この目的のために、搬送部材は、喫煙用品に干渉することを目的とした、通常は六角形の断面を有して細長い形状に形成される部分を有する。この部分は、自身の長手軸回りにおいて、交互に反対する方向に回転するように、円筒形の部分を有して一体に作られて搬送装置の支持構造に挿入される。
【0006】
従来技術として知られているいくつかの解決策では、梱包される喫煙用品のサイズ、および作成される各箱内の喫煙用品の数に応じて、適切なサイズの他のロッドを取り付ける、あるいは対応するチャネルを使用しない場合に除去するために、複数のロッドを取り外すことが可能である。
【0007】
独国特許出願公開第69205797号明細書には、各ロッドが少なくとも1つのテーパー端部を備えるという従来技術による他の解決策が記載されている。ロッドの回転中において、テーパー端部は、時には横に配置されることにより、他の喫煙用品が下方にあるチャネルに向かって下降するのを妨げる喫煙用品の前進を容易にすることができる。
【0008】
既知の装置の1つの欠点は、ロッドを取り外すための操作が複雑である。これは、装置の背面に到達し、ロッドが取り付けられた支持構造よりロッドを取り外すために、装置の内部にアクセスする必要があるためである。独国特許出願公開第69205797号明細書に記載された解決策も同様の欠点の影響を受ける。これは、ロッドの後端に対応して、これらのロッド全てがロッドを回転させる駆動装置に固定されているためである。
【0009】
これは、長くて煩雑な作業であり、数時間の機械の停止期間を伴うため、その結果、生産性の低下と、固定メンテナンス費用および装置の再設定作業の増加とをもたらす。
【0010】
既知の装置の他の欠点は、ロッドの取り外しは、専門技術者の介入および好適な工具の使用が必要である。これは、専門技術者がいない場合に特に問題になり、機械の停止期間の長引きをもたらす可能性がある。
【0011】
このため、従来技術による上述の少なくとも1つの欠点を克服できる、喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置を完成させるニーズがある。
【0012】
これを実現するために、搬送部材の取り外しおよび交換を簡素化する技術的課題を解決する必要がある。
【0013】
特に、本発明の1つの目的は、喫煙用品の搬送部材が簡単に、確実に、かつ迅速に取り外すことができる、喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置を提供し、喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための方法を完成させることである。
【0014】
本発明の他の目的は、特別な装備または特定の訓練がなくても、非専門家によって、搬送部材の取り外しを実施できる、喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置を提供し、喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための方法を完成させることである。
【0015】
出願人は、従来技術の欠点を克服し、これらおよび他の目的および利点を得るために、本発明を発案し、テストし、具体化した。
【発明の概要】
【0016】
本発明は、独立請求項に記載されて特徴付けられる。従属請求項は、本発明の他の特徴または主要な発明のアイデアの変形を記載する。
【0017】
上記の目的に対応し、新しいかつオリジナルな方法で上述の技術的課題を解決し、そして従来技術に対して顕著な利点を得るために、本発明に係る喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置は、前記複数の喫煙用品を収容するように構成される収容コンパートメントと、前記収容コンパートメントの下方に配置され、かつ、前記収容コンパートメントに連通する少なくとも1つの搬送チャンネルと、細長い形状を有し、互いに平行するように形成され、かつ、前記収容コンパートメントから前記搬送チャンネルへの前記喫煙用品の降下を容易にするように構成される2つ以上の搬送部材が取り付けられる支持構造を含む搬送装置と、を含む。
【0018】
本発明の一態様によれば、前記搬送部材のそれぞれは、自身の長手軸回りに回転できるように、前記支持構造に回転可能に取り付けられる第1要素、および前記第1要素と一緒に回転できるように前記第1要素に結合される第2要素を含む。
【0019】
このように、前記第1要素は、実際に、前記装置の固定部である前記支持構造に、自身の長手軸回りに回転可能に取り付けられ、前記第2要素は、喫煙用品を前記搬送チャンネルに向けて搬送するために前記喫煙用品と相互作用するように構成され、そして支持構造に直接拘束されることなく、同様の長手軸回りに回転可能に前記第1要素に結合されることができる。
【0020】
前記第1要素および前記第2要素の間の結合は、2つの要素の一方に与えられた回転運動がもう一方の要素にも伝達されるように、前記第1要素および前記第2要素の長手軸回りの一体化した回転を拘束する方式で生成される。
【0021】
本発明の他の態様によれば、前記第1要素は第1結合端を含み、前記第2要素は第2結合端を含み、前記第1結合端および前記第2結合端は、補助取付手段による補助がない場合においても、互いの間における安定の機械式結合を生成するように構成される。
【0022】
このように、結合は、2つの要素が望ましくない方法で分離されないという意味で安定していると同時に、一方の要素の回転がもう一方の要素の回転を決定するという意味で強固である。
【0023】
この意味で、本発明に係る装置は、いかなるタイプの補助取付手段も必要としないという利点がある。補助取付手段という表現は、第1要素および第2要素とも異なる追加の好適な取り付け手段を意味する。
【0024】
有利的に、このように、第1要素および第2要素の間における安定的な結合は、対応する第1結合端および第2結合端によって形成され、これらの結合端と異なる好適な追加の補助取付手段を必要としない。
【0025】
本発明の一態様によれば、前記第1結合端は、台座を有し、前記第2結合端は、前記第1結合端の前記台座に挿入するように構成される。好ましくは、前記台座は、止まり孔を有し、前記第2要素の前記第2結合端は、好ましくは前記台座に挿入できる部材を有することで、オス-メスタイプの機械的結合を構成する。
【0026】
その逆の構成も提供できることが明らかであり、すなわち、前記台座は、前記第2要素に提供され、前記挿入可能な部材は、前記第1要素に提供されることが可能である。
【0027】
本発明の他の態様によれば、この結合は、モールスコーンタイプである。
【0028】
本発明の他の態様によれば、前記第2結合端は、前記第1結合端の台座の長さよりも大きい、または等しい長さを有する。
【0029】
本発明の他の態様によれば、前記第1結合端および前記第2結合端は、互いの間における磁気結合を生成するように構成される。これにより、簡単な方法で、抽出可能な要素を簡単に取り外すことができる安定な結合を生成することが可能になる。前記第1結合端は、磁性部材を含み、好ましくは前記台座に挿入することが可能である。この磁性部材は、例えば、磁石であってもよい。前記第2結合端は、好ましくは、前記台座に挿入するように構成される付属物を含み、そして有利的に、前記磁石との磁気結合を生成するために、磁性材料または強磁性材料で作製される。
【0030】
好ましくは、前記磁気結合が提供されても、第1結合端および第2結合端は、同形状結合も生成するように構成される。これは、結合された2つの要素が確実に一緒に回転する。
【0031】
例えば、前記台座は、前記台座自身の形状と異なる形状に形成され、前記台座に進入するための部分を含むことができる。従来では、この入口開口は、第2要素との同形状結合を生成するように構成される。特に、この入口開口は、少なくとも1つの直線状セグメント(rectilinear segment)を有する断面を有することができ、抽出可能要素も少なくとも1つの直線状セグメントを有する断面を有することができる。有利的に、入口開口は、通常では六角形である第2要素の断面と係合するようなセクションを有する。
【0032】
いくつかの実施形態によれば、前記第1要素および前記第1結合端は、実質的に円筒形の形状を有し、前記第1結合端は、前記第1要素の他の部分よりも大きい外径を有する。特に、前記第1結合端は、前記台座が形成される前記第1要素の長手軸に同軸の円筒として構成される。有利的に、後者は、前記第1要素の外径に実質的に等しい、またはわずかに小さい内径を有する。
【0033】
第1結合端の上述の構成は、第1要素および第2要素の間における安定かつ安全か結合を保障するサイズを有する台座の作成を許容する。さらに、第1結合端および第1要素の他の部分の間には、前記長手軸に横断するような当接面がある。この当接面は、第1の結合端と第1の要素の他の部分との間の直径の変化に対応して設けられることが好ましい。
【0034】
横断する当接面は、例えば、搬送装置の対応する台座における第1要素の挿入における移動の終点として機能する。
【0035】
本発明の他の態様によれば、前記収容コンパートメントは、それぞれが1つの前記第1要素の対応する長手軸に同軸の複数の貫通孔を有する後方壁を含む。各第1結合端は、対応する1つの貫通孔に回転可能に挿入され、かつ、各対応する第2要素は、前記収容コンパートメント内に突出する。好ましくは、前記第1結合端は、前記貫通孔の内径に等しい外径を有することにより、搬送部材をより安定化させて、他の搬送部材に平行することを維持する。加えて、または代わりに、第1結合端は、前記収容コンパートメントの後壁の厚さに対応する前記貫通孔の長さに等しい長さを有する。これにより、前記喫煙用品と干渉するために、搬送部材の第2要素のみが前記後壁の正面より突出する。
【0036】
本発明の他の態様によれば、喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給する方法が提供され、前記方法は、装置を利用可能な状態にする第1ステップを含み、前記装置は、複数の前記喫煙用品を収容するように構成される収容コンパートメントと、前記収容コンパートメントの下方に配置され、かつ、前記収容コンパートメントに連通する少なくとも1つの搬送チャンネルと、細長い形状を有し、互いに平行するように形成され、かつ、前記収容コンパートメントから前記搬送チャンネルへの前記喫煙用品の降下を容易にするように構成される2つ以上の搬送部材が取り付けられる支持構造を含む搬送装置と、を含む。
【0037】
前記方法は、前記搬送部材が下記の方法で製造される第2ステップを含み、すなわち、前記搬送部材のそれぞれは、自身の長手軸回りに回転できるように、前記支持構造に回転可能に取り付けられる第1要素と、前記第1要素と前記長手軸回りに一緒に回転できるように第1要素に選択的かつ着脱可能に結合されて、前記喫煙用品と相互作用し、それらを1つ以上の搬送チャンネルに向けて搬送するように構成される第2要素とを含む。
【0038】
この方法は、補助取付手段による補助がない場合においても、前記第1要素の第1結合端および前記第2要素の第2結合端の間における安定の機械式結合を生成する。
【0039】
好ましくは、前記装置は、上述のタイプのものである。
【0040】
有利的に、前記方法は、前記第1要素が前記支持構造に回転可能に取り付けられる状態が維持されたまま、前記第2要素が前記第1要素より抽出される第3ステップをさらに含む。
【0041】
明らかに、この方法は、前記搬送部材が搬送装置に既に取り付けられていることを意味する。前記第2要素の抽出の後、空きのままになった挿入台座に、例えば、抽出された第2要素と異なるサイズおよび/または異なる形状の他の第2要素を挿入することが可能になる。
【0042】
他の態様によれば、喫煙用品の組織化されたグループを形成し供給するための装置における搬送部材の使用方法が提供され、前記搬送部材は、自身の長手軸回りに回転できるように、前記装置の前記支持構造に回転可能に取り付けられる第1要素、および前記第1要素と一緒に回転できるように前記第1要素に結合される第2要素の両方を含み、前記搬送部材は、前記喫煙用品と相互作用し、前記装置の少なくとも1つの収容コンパートメントに向かう前記喫煙用品のフローを容易にする。特に、前記装置は、上述のタイプのものであってもよい。
【0043】
本発明のこれらの態様および他の態様と、特徴および利点とは、非限定的な例として添付する図面を参照した後述する複数の実施形態の説明より明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
図1】本発明に係る喫煙用品の組織化されたグループを生成し供給するための装置の正面概略図である。
図2図1の拡大細部図である。
図3図1のラインIII-IIIを有する平面に沿って切り取った、図1の装置の平面部分断面図である。
図4図3のラインIV-IVを有する平面に沿って切り取った、図1の装置の搬送装置の断面図である。
図5図3のラインV-Vを有する平面に沿って切り取った、図1の装置の搬送装置の断面図である。
図6】第1実施形態に係る組立状態における搬送部材の拡大立体図である。
図7】第1実施形態に係る取外し状態における搬送部材の拡大立体図である。
図8図6における搬送部材の長手軸断面図である。
図9】第2実施形態に係る組立状態における搬送部材の拡大立体図である。
図10】第2実施形態に係る取外し状態における搬送部材の拡大立体図である。
図11図10におけるロッドの細部拡大図である。
図12図9における搬送ロッドの長手軸断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0045】
本明細書に使用される表現および用語は、添付の図面を参照して本発明をよりよく説明するという唯一の機能を有しており、決して本発明自体の範囲または分野、そして添付の特許請求の範囲によって定義される保護範囲を限定するために使用されてはならないことを明確にしなければならない。
【0046】
理解を容易にするために、図面において同一の共通要素を識別するために可能な限り同じ符号が使用されている。同一実施形態に係る要素および特徴は、さらなる説明がなくても、他の実施形態に適宜組み合わせることができ、または他の実施形態に組み込むことができることが理解される。
【0047】
図1を参照すると、例えば、紙巻たばこ(cigarettes)、葉巻たばこ(cigars)、シガリロ(cigarillos)、または類似の喫煙用品20の組織化されたグループを生成し供給するために構成された、本発明に係る装置10は、既知のタイプの収容コンパートメントあるいは供給ホッパー装置11を含み、収容コンパートメントあるいは供給ホッパー装置11は、使用中に複数の喫煙用品20を蓄積することで、これらの喫煙用品20を前記ホッパー装置11の下流側に配置される3つのコンパートメント31,32,33を通して、組織的かつ整然とした方法で供給する(図1参照)。この3つのコンパートメント31,32,33は、1つの中央コンパートメント32および2つの側方コンパートメント31,33を含む。
【0048】
ホッパー装置11は、前壁12と、前壁12に平行し、かつ、2つの側壁14,15によって前壁12に接続される後壁13とを含む(図1および図3参照)。前壁12、後壁13、および側壁14,15は、それらの下端に位置し、かつ、喫煙用品20が通過し、チャンネル30に向けて搬送されることができる下部開口16を定義する(図1および図2参照)。
【0049】
後壁13は、喫煙用品20がそれに沿って蓄積される正面17と、ホッパー装置11の外部にある後面18(図4および図5参照)とを有する実質的に鉛直な平面を定義する。
【0050】
搬送チャンネル30は、鉛直または実質的に鉛直の展開を有するが、わずかに傾斜してもよい。各搬送チャンネル30は、上部に対応する入口開口34を含み、喫煙用品20がホッパー装置11から離れた直後にチャンネル30にアクセスできるように、入口開口34は、ホッパー装置11に連通し、特にそれの下部開口16の近傍に位置する。代わりに、チャンネル30の入口開口34は、ホッパー装置11内に直接配置されてもよい。
【0051】
いずれのケースにおいても、入口開口34の配置は、各チャンネル30がホッパー装置11に連通するように決められる。全ての入口開口34は、横方向Yに平行する水平軸に沿って互いに整列し、喫煙用品20は、重力のおかげで蓄積し、塊(mass)または蓄積物(accumulation)21を形成する(図1参照)ことを留意されたい。
【0052】
装置10は、直線状支持構造41と、ロッドとして構成され、それぞれが自身の長手軸Xを有し、かつ、支持構造41に形成された多数の台座43内に挿入される複数の搬送部材42(図1および図2参照)とを含み、台座43は、貫通孔として構成される(図3図4、および図5参照)。各台座43内において、対応する搬送部材42に一体化した回転可能なスリーブ44が収容される。台座43、したがって長手軸Xも支持構造41に沿って均一に分布し、一定の中心距離δだけ離れて互いに離間している(図2参照)。
【0053】
支持構造41は、ホッパー装置11の後壁13の後面18に対応する配置され、搬送部材42は、ホッパー装置11の後壁13に形成される対応する貫通孔19を貫通し、ホッパー装置11の正面17より突出する(図4および図5参照)。貫通孔19は、チャンネル30の入口開口34の真上に配置され、そこと整列し、すなわち横方向Yに水平に配向して配置されている。搬送部材42の数および互いが離れる中心距離δは、各入口開口34が隣接する2つの搬送部材の間に配置されるように決められる(図2参照)。
【0054】
示される例では、3つのコンパートメント31,32,33は、合計21個のチャンネル30と、24個の搬送部材42とを有し、それぞれが入口開口34の各側の近傍に位置する(図1および図2参照)。特に、2つの搬送部材42は、各入口開口34の両側に配置される。隣接する2つの入口開口34の間には、喫煙用品20を隣接する2つのチャンネルのいずれかに搬送することができる1つの搬送部材42が設けられる。ここで示される例では、支持構造41は、合計34個の台座43を含み、その中の10個が空きのままである。
【0055】
示される例では、搬送部材42は、ホッパー装置11の外部において、それの下方開口16の真下に配置される(図2参照)。しかしながら、搬送部材42は、ホッパー装置11の内部に配置されてもよく、すなわち、下方開口16の上方に配置されてもよい。このようなケースでは、有利的に、後述するように、搬送部材42の取り外しを容易にするために、ホッパー装置11の前壁12は、開閉可能、または取り外し可能であった方が好ましい。
【0056】
搬送装置40は、さらに、ホッパー装置11の両側におけるその後ろに、実質的に搬送部材42の高さで支持構造41に取り付けられる3つのモータ45,46,47を含む(図1および図3参照)。各モータ45,46,47の軸は、それぞれの偏心機構または連結ロッドクランク機構(connecting rod-crank mechanism)48,49,50の手段により、それぞれのラック51,52,53に接続される。搬送部材42は、3つのグループ54,55,56(図3参照)に分けられ、それぞれが歯車57,58,59の手段によって対応するラック51,52,53に係合し、それぞれが対応するスリーブ44に一体化し、かつ、対応する長手軸Xと同軸になる。3つのグループ54,55,56のそれぞれは、対応するコンパートメント31,32,33上に配置される8つの連続の搬送部材42を含む。
【0057】
図1から図5に示された実施形態によれば、装置10において、第1モータ45および第2モータ46は、ホッパー装置11の第1側に並んで配置され(図1および図3参照)、第1ラック52および第2ラック52のそれぞれを駆動する。2つのラック51,52は、横方向Yに平行し(図1図4、および図5参照)、それぞれ歯車57,58と噛合する(図3図4および図5参照)。
【0058】
第3モータ47は、代わりにホッパー装置11の他方側に配置され、第3接続ロッドクランク機構50の手段により、第3ラック53を駆動し、第3ラック53は、歯車59と噛合し(図1および図3参照)、搬送部材42の第2グループ55を駆動する第2ラック52に干渉しないように配置される。
【0059】
本発明の一態様によれば、各搬送部材42は2つの部分から構成され、相互に結合することができる。特に、各搬送部材42は、その一端に台座61を含む支持ロッド60と、結合端63を備えた成形ロッド62とを含み、成形ロッド62は、安定しているが取り外し可能な方法で台座61に係合するように構成されたる(図6から図12を参照)。使用中、すなわち、支持ロッド60および成形ロッド62が結合されるとき、それらは同軸になり、かつ、長手軸Xに沿って整列する(図8および図12参照)。各台座61は、それぞれの拡幅端64に対応して作成され、その外径は支持ロッド60の他の部分の外径よりも大きい。台座61は、拡幅端64に形成される止まり穴(blind hole)として形成される。
【0060】
各支持ロッド60は、支持ロッド60が支持構造41に対して軸方向に変位するのを防止しつつ、後者に対して回転することが可能になるように、拡幅端64の反対側の端部に、それぞれのナット66にねじ込まれるように構成されたねじ山65を備える(図4および図5参照)。
【0061】
各成形ロッド62は、実質的に六角形の断面を有するが、成形ロッド62の断面に他の形状、例えば円形または正方形を提供することも可能である。これらの断面形状により、それ自体の長手軸Xの回りで反対する方向に交互に回転することによって、喫煙用品20のそれぞれがホッパー装置11からチャンネル30へのフローを容易にすることができる。六角形の形状が有利である理由は、成形ロッド62の回転中において、隣接する2つの面を分離するエッジ部が喫煙用品に付随することで、喫煙用品が次々とチャンネル30に入ることを容易にできるためである。
【0062】
各拡幅端64は、その外径が支持ロッド60の他の部分の外径よりも大きいため、長手軸Xに対して垂直な当接面67を形成し、当接面67は、支持ロッド60が挿入されるスリーブ44の対応する端部に当接する。これにより、支持ロッド60を支持体41内に安定して挿入し軸方向に位置決めした状態に保つことができる。実際、長手方向、すなわち長手軸Xに沿ったあらゆる変位は、一方でスリーブ44に当接し、他方でナット66に当接する当接面67によって防止される。
【0063】
各拡幅端64は、ホッパー装置11の後壁13の対応する貫通孔19内に収容される。この目的のために、各拡幅端64は、後壁13自体の厚さに等しい長さを有し、その中に完全に挿入される(図4および図5参照)。
【0064】
図3図4および図5から分かるように、使用中、成形ロッド62のみが喫煙用品20と接触するため、成形ロッド62は、ホッパー装置11からチャネル30までの喫煙用品20の降下を容易にしつつ、支持ロッド60が完全にホッパー装置11の外側にあるような方法で回転する必要がある。したがって、成形ロッド62および支持ロッド60は、互いに堅固に結合される。その結果、モータ45,46,47によって駆動されるラック51,52,53が支持ロッド60に与える回転運動は、同様に成形ロッド62に伝達される。
【0065】
図6から図8は、支持ロッド60および成形ロッド62の間の結合は、干渉を伴う機械的結合である、搬送部材42の第1実施形態を示す。特に、成形ロッド62の結合端63および支持ロッド60の拡幅端64は、相互に嵌合する形状を有するモールスコーン(morse cone)として構成される。成形ロッド62の結合端63は、モールスコーンのオス要素であるが、支持ロッド60の拡幅端64をそのようなオス要素とすることも可能である。
【0066】
各成形ロッド62のオス型結合端63は、止まり穴61の深さ以上の長さを有する。さらに、各成形ロッド62は、結合端63と成形部分との間を徐々に接続するための中間部分68を含み、中間部分68は、使用中に、支持ロッド60の止まり穴61の外側に配置される(図4図5図6、および図8参照)。
【0067】
この実施形態では、上述のモールスコーンにより、各支持ロッド60と対応する成形ロッド62との間の結合は、軸方向において堅固かつ安定であることが可能になる。このため、使用中において、支持ロッド60および成形ロッド62は、モータ45,46,47によって与えられた運動で外れることがないようにすることができる。同時に、これにより、回転方向の堅固な結合も保証され、すなわち、支持ロッド60に与えられた回転が成形ロッド62に伝達される。
【0068】
第2実施形態では、図9から図12に示すように、各支持ロッド60と対応する成形ロッド62との間の結合は、例えば、支持ロッド60の台座を画定する止まり穴61の底部に収容される磁石69として構成される磁気手段によって生成される。したがって、各成形ロッド62の結合端63は、磁石69との結合を生じさせるために、強磁性材料で作製される。
【0069】
磁石69による結合は、対応する成形ロッド62を保持することができるので安定している。しかしながら、各成形ロッド62が対応する支持ロッド60と一緒に回転することを保証するために、各支持ロッド60および対応する成形ロッド62の間における同形状結合も提供される。
【0070】
特に、示される例では、細長い形状の開口70および互いに平行な2つの直線状壁71を備える台座60と、成形ロッド62の対応する成形部分との間に同形状結合が生成される(図9図10、および図11参照)。より正確には、2つの直線状面71間の距離は、六角形の成形ロッド62の2つの対向面の間の距離に等しい。このように、2つの直線状面71は、成形ロッド62の2つの対向面と順番に係合し、同形状結合を形成することができる。(図12参照)。
【0071】
この場合、成形ロッド62の結合端63の長さが止まり穴61の深さよりも短いため、開口70が成形ロッド62自体と直接干渉することに留意されたい。
【0072】
この場合、結合端63は、成形ロッド62の直径よりも小さい直径を有し、これにより、開口70に当接する当接部72を形成することが可能になり、そして開口70は、止まり穴61よりも大きな横方向の延伸を有する(図11参照)。
【0073】
供給装置10の動作は、単体からなる既知の搬送部材を搭載した装置の動作と全く同様である。これにより、ラック51,52,53が交互直線運動になるように駆動するモータ45,46,47がスタートし、歯車57,58,59のおかげでスリーブ44が反対方向に回転する。これにより、接触する喫煙用品20と相互作用する搬送部材の交互回転を決定し、チャネル30の入口開口34を通る喫煙用品20の流れを調節することができる(図2参照)。
【0074】
従来技術による装置とは異なり、本発明に係る装置10によれば、搬送部材42の一部を変更することが必要な場合、例えば、搬送部材42の直径、横方向のサイズ、または様式を変更し、あるいは単純にそれらを完全に取り外す場合、対応する支持ロッド60から相対的に成形ロッド62を抜き取るように抽出し、場合によっては新しい成形ロッド62を支持ロッド60の台座61に挿入するだけで十分である。
【0075】
搬送部材42の数および/または様式の変更は、通常、供給される喫煙物品20の直径および/または長さ、または装置10の下流で包装される各箱内における喫煙用品20の数を変更するときに必要である。実際、成形ロッド62の直径が変化すると、喫煙物品20の通過に関して、2つの隣接する成形ロッド62間の往復距離のみが変化し、2つの隣接する搬送部材42間の中心距離δは変化しないままである。
【0076】
支持ロッド60を支持構造41から取り外す必要がなく、そして、対応するナット66を取り外すために装置10の内部にアクセスする必要がないため、搬送部材を取り外す作業がかなり容易になることは明らかである。実際、誰でも簡単でアクセス可能な方法で、成形ロッド62をその支持ロッド60から引き抜くだけで十分である。
【0077】
示される例では、搬送部材42がホッパー装置11の外側に配置されているため、前壁12にカバーされておらず、成形ロッド62を容易に取り外すことができる。搬送部材42がホッパー装置11の前壁12によって覆われている場合には、成形ロッド62を取り出すことが可能になる前に、前壁12を開けるか取り外す必要がある。
【0078】
したがって、搬送部材42の一部を取り外すおよび/または交換する作業はもはや専門技術者の介入を必要とせず、これにより装置10に割り当てられた作業および人員の管理を容易にし、合理化することができる。そして、特別な工具を使用する必要もなくなり、このような装置10が設置される場所で一般的に入手可能な工具のみを使用することが十分である。
【0079】
特許請求の範囲によって定義される本発明の分野および範囲から逸脱することなく、これまでに説明した、喫煙用品の組織化されたグループを生成し供給するための装置10および対応する方法に対して、部品および/またはステップの修正および/または追加を行うことができることは明らかである。
【0080】
また、本発明をいくつかの特定の例を参照して説明してきたが、当業者であれば、喫煙用品の組織化されたグループを生成し供給するための他の数多くの同等の形態の装置および/または方法を確実に実現できることも明らかであるため、これらのすべては、添付の特許請求に記載された特徴を有し、本発明の保護の範囲内に含まれる。
【0081】
以下の特許請求の範囲において、括弧内の符号の唯一の目的は、読みやすくするためであり、それらは特許請求の範囲自体で主張される保護分野に関する制限要素として考慮されてはならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】