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特表2024-530354エアロゾル生成装置、制御方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-16
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置、制御方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/90 20200101AFI20240808BHJP
   A24F 40/50 20200101ALI20240808BHJP
【FI】
A24F40/90
A24F40/50
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024514713
(86)(22)【出願日】2022-08-03
(85)【翻訳文提出日】2024-03-06
(86)【国際出願番号】 CN2022110078
(87)【国際公開番号】W WO2023035818
(87)【国際公開日】2023-03-16
(31)【優先権主張番号】202111050604.3
(32)【優先日】2021-09-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519403945
【氏名又は名称】深▲せん▼麦時科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】張 幸福
(72)【発明者】
【氏名】林 喬士
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA03
4B162AA05
4B162AA22
4B162AB12
4B162AB14
4B162AC33
4B162AC34
4B162AD08
4B162AD22
(57)【要約】
本出願はエアロゾル生成装置、制御方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を公開する。エアロゾル発生装置は、発熱素子(11)と、少なくとも一つのエネルギー貯蔵ユニット(12)と、制御ユニット(14)と、を含む。発熱素子(11)は、エアロゾルマトリックス(17)を霧化するために用いられ、少なくとも一つのエネルギー貯蔵ユニット(12)は、発熱素子(11)を作動させるために発熱素子(11)に電気エネルギーを供給することに用いられ、充電ユニット(13)は、エネルギー貯蔵ユニット(12)に接続され、外部電源を接続してエネルギー貯蔵ユニット(12)を充電するために用いられ、制御ユニット(14)は、エネルギー貯蔵ユニット(12)及び充電ユニット(13)に接続され、エネルギー貯蔵ユニット(12)に貯蔵された電気エネルギーを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット(12)に貯蔵された電気エネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット(12)を充電するように充電ユニット(13)を制御することに用いられる。エネルギー貯蔵ユニット(12)は、リチウム電池の代わりにヒータに電力を供給するため、給電の安全性が向上させ、制御ユニットは、エネルギー貯蔵ユニット(12)の電圧、エネルギー、容量のいずれかの一つを検出し、エネルギー貯蔵ユニット(12)を充電するように充電ユニット(13)を制御する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発熱素子と、少なくとも一つのエネルギー貯蔵ユニットと、充電ユニットと、制御ユニットと、を含むエアロゾル生成装置であって、
前記発熱素子はエアロゾルマトリックスを霧化することに用いられ、
前記エネルギー貯蔵ユニットは前記発熱素子に電気エネルギーを供給して前記発熱素子を作動させることに用いられ、
前記充電ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットに接続され、外部電源に接続されて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電することに用いられ、
前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニット及び前記充電ユニットに接続され、前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニット内に貯蔵された電気エネルギーを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニット内に貯蔵された電気エネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御することに用いられることを特徴とするエアロゾル生成装置。
【請求項2】
前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御することを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記制御ユニットは第一予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、又は
前記制御ユニットは第二予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、又は
前記制御ユニットは第三予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御することを特徴とする請求項2に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記充電ユニットは前記第一予め設定された時間帯、前記第二予め設定された時間帯及び前記第三予め設定された時間帯に定電流充電モードに構成され、且つ前記定電流充電モードに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電することを特徴とする請求項3に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記制御ユニットは第一予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、又は
前記制御ユニットは第二予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、又は
前記制御ユニットは第三予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御することを特徴とする請求項3に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記制御ユニットは第一予め設定された電荷量区間に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、又は
前記制御ユニットは第二予め設定された電荷量区間に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、又は
前記制御ユニットは第三予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御することを特徴とする請求項5に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項7】
前記充電ユニットは定電流充電モードに構成され、前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー、容量の任意の一つを検出し、且つ検出された電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧を予め設定された電圧値に達させることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧が前記予め設定された電圧値に達し、前記充電ユニットが定電圧充電モードに構成され、前記制御ユニットが検出されたエネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、前記充電ユニットの充電電流を予め設定された充電電流に達させることを特徴とする請求項7に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
前記充電ユニットは充電ユニット外部インターフェースを含み、前記充電ユニット外部インターフェースは外部電源を接続することに用いられることを特徴とする請求項8に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項10】
前記制御ユニットが電圧検出ユニットと電流検出ユニットを含み、前記電圧検出ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットに接続され、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧を検出することに用いられ、それにより前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、及び/又は
前記電流検出ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットに接続され、前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギー又は容量を検出することに用いられ、それにより前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御することを特徴とする請求項9に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項11】
一つのエアロゾル生成装置の制御方法であって、
ここで、前記エアロゾル生成装置は発熱素子、エネルギー貯蔵ユニット及び充電ユニットを含み、
エアロゾル生成装置の制御方法は、
前記エネルギー貯蔵ユニットに貯蔵された電気エネルギーを検出するステップと、
前記エネルギー貯蔵ユニットに貯蔵された電気エネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、前記エネルギー貯蔵ユニットが前記発熱素子に電気エネルギーを提供するステップと、を含むことを特徴とするエアロゾル生成装置の制御方法。
【請求項12】
前記エネルギー貯蔵ユニットに貯蔵された電気エネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、前記エネルギー貯蔵ユニットが前記発熱素子に電気エネルギーを提供するステップは、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載のエアロゾル生成装置の制御方法。
【請求項13】
前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップは、
第一予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は
第二予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は
第三予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、を含むことを特徴とする請求項12に記載のエアロゾル生成装置の制御方法。
【請求項14】
前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップは、
第一予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づき、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は
第二予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づき、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は
第三予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づき、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、を含むことを特徴とする請求項12に記載のエアロゾル生成装置の制御方法。
【請求項15】
前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップは、
第一予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は
第二予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は
第三予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、を含むことを特徴とする請求項12に記載のエアロゾル生成装置の制御方法。
【請求項16】
メモリ及びプロセッサを含む電子設備であって、
ここで、前記メモリにはプログラム命令が記憶され、前記プロセッサが前記メモリから前記プログラム命令をフェッチして、請求項11ー15のいずれかの一項に記載の方法を実行することを特徴とする電子設備。
【請求項17】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にプログラムファイルが記憶され、請求項11ー15のいずれかの一項に記載の方法が実現するように前記プログラムファイルが実行されることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本出願は、2021年09月08日に提出された202111050604.3という出願番号である中国特許出願による優先権を請求し、且つその中国特許出願の全体内容が参照により全て本文に組み込まれる。
【0002】
本出願は、電子霧化の技術分野に関し、特にはエアロゾル生成装置、制御方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
エアロゾル生成装置はヒータと電源アセンブリとを含み、電源アセンブリはヒータに電気エネルギーを供給し、ヒータはエネルギーを熱エネルギーに変換してエアロゾル生成マトリックスを加熱して霧化し、それによりユーザが吸入できるエアロゾルが形成される。現在市販されているエアロゾル生成装置は主に2つのタイプに分けられ、一つは液体のエアロゾルマトリックスを加熱する電子霧化装置であり、もう一つは固体エアロゾル生成マトリックスを低温で加熱するが燃焼させない電子霧化装置である。
【0004】
現在のエアロゾル生成装置の電源はいずれもリチウムイオン電池であり、リチウムイオン電池は使用中に、過充電又は過放電が発生する可能性がある。リチウムイオン電池が過充電する時に、電池正極から過剰のリチウムイオンが放出され、長時間の過充電によって結晶格子が崩壊する可能性があり、それによりリチウムイオン電池の容量を不可逆的に低下させ、さらに電池内の圧力上昇、電池変形、液漏れ等を引き起こす。リチウムイオン電池が過放電する時に、過剰に埋め込まれたリチウムイオンが結晶格子に固定されて再放出することができず、それにより電池寿命が短くなったり変形したりする。且つ充電過程において、リチウムイオン電池のエネルギーを精確に検出することができず、それによりリチウムイオン電池の充電時間が過度に長くなってしまう。
【0005】
総上に、エアロゾル生成装置、特に携帯型低温焼成一体式エアロゾル生成装置において、リチウムイオン電池を利用してヒータに給電することは安全性が低く、耐用年数が短く、充電時間が長いという欠点を有する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本出願はエアロゾル生成装置、制御方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、本出願には、エネルギー貯蔵ユニットはリチウム電池の代わりにヒータへ電力を供給することによって、給電の安全性を向上させ、且つエネルギー貯蔵ユニットの電気エネルギーを検出することにより、さらに充電ユニットを制御してエネルギー貯蔵ユニットを充電し、充電時間をある程度減少させる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記技術的問題を解決するために、本出願が提供する第1技術的解決策は以下のとおりである。エアロゾル生成装置は発熱素子、少なくとも一つのエネルギー貯蔵ユニット、充電ユニット及び制御ユニットを含む。前記発熱素子はエアロゾルマトリックスを霧化することに用いられる。少なくとも一つの前記エネルギー貯蔵ユニットは前記発熱素子に電気エネルギーを供給して前記発熱素子を作動させることに用いられる。前記充電ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットに接続され、前記充電ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するために外部電源に接続することに用いられる。前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニット及び前記充電ユニットに接続され、前記制御ユニットは、前記エネルギー貯蔵ユニット内に貯蔵された電気エネルギーを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニット内に貯蔵された電気エネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御することに用いられる。
【0008】
ここで、前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。
【0009】
ここで、前記制御ユニットは第一予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。又は前記制御ユニットは第二予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。又は前記制御ユニットは第三予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。
【0010】
ここで、前記充電ユニットは前記第一予め設定された時間帯、前記第二予め設定された時間帯及び前記第三予め設定された時間帯に定電流充電モードに構成され、且つ前記定電流充電モードに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電する。
【0011】
ここで、前記制御ユニットは第一予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。又は前記制御ユニットは第二予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。又は前記制御ユニットは第三予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。
【0012】
ここで、前記制御ユニットは第一予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。又は前記制御ユニットは第二予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。又は前記制御ユニットは第三予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。
【0013】
ここで、前記充電ユニットは定電流充電モードに構成され、前記制御ユニットは、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー、容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧が予め設定された電圧値にするように、検出された電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。
【0014】
ここで、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧が前記予め設定された電圧値に達すると、前記充電ユニットが定電圧充電モードに構成され、前記制御ユニットは、前記充電ユニットの充電電流が予め設定された充電電流に達するように、検出されたエネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。
【0015】
ここで、前記充電ユニットは充電ユニット外部インターフェースを含み、充電ユニット外部インターフェースは外部電源に接続することに用いられる。
【0016】
ここで、前記制御ユニットは電圧検出ユニット及び電流検出ユニットを含み、電圧検出ユニットは、前記エネルギー貯蔵ユニットに接続され、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧を検出することに用いられ、それにより前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、および/または、電流検出ユニットは、前記エネルギー貯蔵ユニットに接続され、前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギー又は容量を検出することに用いられ、それにより前記制御ユニットは前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御する。
【0017】
上記技術的問題を解決するために、本出願が提供する第2技術的解決策は以下のとおりである。本出願はエアロゾル生成装置の制御方法を提供し、前記エアロゾル生成装置は発熱素子、エネルギー貯蔵ユニット及び充電ユニットを含み、前記方法は、前記エネルギー貯蔵ユニットに貯蔵された電気エネルギーを検出すること、前記エネルギー貯蔵ユニットに貯蔵された電気エネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、前記エネルギー貯蔵ユニットが前記発熱素子に電気エネルギーを提供すること、を含む。
【0018】
ここで、前記エネルギー貯蔵ユニットに貯蔵された電気エネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御し、前記エネルギー貯蔵ユニットが前記発熱素子に電気エネルギーを提供するステップは、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップを含む。
【0019】
ここで、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップは、第一予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は第二予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は第三予め設定された時間帯内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、を含む。
【0020】
ここで、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップは、第一予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は第二予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて、前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は第三予め設定されたエネルギー区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、を含む。
【0021】
ここで、前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つ前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー又は容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御するステップは、第一予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットの電圧に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は第二予め設定された電荷量区間内に前記エネルギー貯蔵ユニットのエネルギーに基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニットを制御すること、又は第三予め設定された電荷量区間内で前記エネルギー貯蔵ユニットの容量に基づいて前記エネルギー貯蔵ユニットを充電するように前記充電ユニット制御すること、を含む。
【0022】
上記技術的問題を解決するために、本出願が提供する第3技術的解決策は以下のとおりである。電子設備を提供し、前記電子設備はメモリ及びプロセッサ含む。前記メモリにプログラム命令が記憶され、前記プロセッサが前記メモリから前記プログラム命令をフェッチして、請求項11ー15のいずれかの一項に記載の方法を実行する。
【0023】
上記技術的問題を解決するために、本出願が提供する第4の技術的解決策は以下のとおりである。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはプログラムファイルが記憶され、前記プログラムファイルは実行されて前記方法を実現することができる。
【0024】
本出願の有益な効果は従来技術の状況と異なり、本出願のエアロゾル生成装置におけるエネルギー貯蔵ユニットはリチウム電池の代わりにヒータに給電し、給電の安全性を向上させる。制御ユニットはエネルギー貯蔵ユニットの電圧、エネルギー、容量の任意の一つを検出することにより、エネルギー貯蔵ユニットを充電するように充電ユニットを制御し、ある程度充電時間を減少させる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施形態の説明において使用する必要がある図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は、本出願のいくつかの実施形態にすぎない。当業者にとって創造的な努力なしにこれらの図面から他の図面を得ることができる。
図1】本出願における第一実施形態の機能モジュール模式図である。
図2】本出願における第二実施形態の機能モジュール模式図である。
図3】本出願における第三実施形態の機能モジュール模式図である。
図4】本出願における第四実施形態の機能モジュール模式図である。
図5】本出願におけるエアロゾル生成装置の組成構造模式図である。
図6】本出願におけるエアロゾル生成装置の制御方法のフローチャートである。
図7】本出願における電子設備の一つの実施形態の構造模式図である。
図8】本出願におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下では本出願実施形態の図面を参照しながら本出願実施形態の技術的解決手段を明確に、完全に説明する。明らかなように、説明する実施形態は、本出願の実施形態の一部にすぎず、それらのすべてではない。本出願の実施形態に基づき、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得するすべての他の実施形態は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0027】
図1を参照すると、図1は本出願の第一実施形態の機能モジュール模式図である。エアロゾル生成装置は、発熱素子11と、少なくとも1つのエネルギー貯蔵ユニット12と、制御ユニット14と、を含む。具体的には、発熱素子11は制御ユニット14及びエネルギー貯蔵ユニット12に接続され、エネルギー貯蔵ユニット12は充電ユニット13に接続され、充電ユニット13は制御ユニット14に接続される。ここで、エネルギー貯蔵ユニット12は発熱素子11に電気エネルギーを提供することにより、発熱素子11がエアロゾルマトリックスを霧化し、制御ユニット14がエネルギー貯蔵ユニット12に貯蔵された電気エネルギーを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット12に貯蔵された電気エネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0028】
さらに、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧、エネルギー及び容量のいずれかの一つを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット12の電圧、エネルギー又は容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0029】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第一時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、且つ第一予め設定された時間帯内に、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、且つ定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0030】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の電圧を確定した後、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、その後、制御ユニット14は第一時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御して、ここで、第一時間帯はエネルギー貯蔵ユニット12によって検出された電圧がエネルギー貯蔵ユニット12の定格電圧に達するまでの必要な時間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの250mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタの電圧が2.5Vであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの定充電電流でハイブリッドキャパシタを持続的に充電するように充電ユニット13を制御し、且つ充電時間が1時間に達するまで充電を停止する。
【0031】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第二予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。さらに、第二予め設定された時間帯内に、充電ユニット13が定電流充電モードに構成され、定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0032】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを確定した後、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、その後、制御ユニット14は第二時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、ここで、第二時間帯はエネルギー貯蔵ユニット12によって検出されたエネルギーがエネルギー貯蔵ユニット12の定格エネルギーに達するまでの必要な時間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタのエネルギーが0Whであることを検出した後、制御ユニット14は200mAの定充電電流でハイブリッドキャパシタを持続的に充電するように充電ユニット13を制御し、充電時間が1時間に達するまで充電を停止する。
【0033】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第三予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。さらに、第三予め設定された時間帯内に、充電ユニット13が定電流充電モードに構成され、定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0034】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の容量を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の容量を確定した後、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、その後、制御ユニット14は第三時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、ここで、第三時間帯はエネルギー貯蔵ユニット12によって検出された容量がエネルギー貯蔵ユニット12の定格容量に達するまでの必要な時間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタのエネルギーが0Whであることを検出した後、制御ユニット14は200mAの定充電電流でハイブリッドキャパシタを持続的に充電するように充電ユニット13を制御し、充電時間が1時間に達するまで充電を停止する。
【0035】
ここで、第一予め設定された時間帯、第二予め設定された時間帯及び第三予め設定された時間帯の数値は同じであってもよく、異なってもよい。
【0036】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第一予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0037】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の電圧を確定した後、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいて、エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーが予め設定されたエネルギーに達するまで、第一予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。ここで、第一予め設定されたエネルギー区間はエネルギー貯蔵ユニット12が充電される前に貯蔵されたエネルギーからエネルギー貯蔵ユニット12の予め設定されたエネルギーまでの区間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタの電圧が2.5Vであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの充電電流でハイブリッドキャパシタを充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタのエネルギーは0.6Whに達するまで充電を停止する。
【0038】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第二予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0039】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを確定した後、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいて、エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーが予め設定されたエネルギーに達するまで、第二予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。ここで、第二予め設定されたエネルギー区間はエネルギー貯蔵ユニット12が充電される前に貯蔵されたエネルギーからエネルギー貯蔵ユニット12の予め設定されたエネルギーまでの区間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタのエネルギーが0Whであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの充電電流でハイブリッドキャパシタを充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタのエネルギーは0.6Whに達するまで充電を停止する。
【0040】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第三予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0041】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の容量を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の容量を確定した後、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいて、エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーが予め設定されたエネルギーに達するまで、第三予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。ここで、第二予め設定されたエネルギー区間はエネルギー貯蔵ユニット12が充電される前に貯蔵されたエネルギーからエネルギー貯蔵ユニット12の予め設定されたエネルギーまでの区間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタの容量が0mAhであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの充電電流200mAでハイブリッドキャパシタを充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタのエネルギーは0.6Whに達するまで充電を停止する。
【0042】
ここで、第一予め設定されたエネルギー区間、第二予め設定されたエネルギー区間及び第三予め設定されたエネルギー区間の数値は同じであってもよく、異なってもよい。
【0043】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第一予め設定された電荷量区間内にエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0044】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の電圧を確定した後、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいて、エネルギー貯蔵ユニット12の電荷量を予め設定された電荷量に達するまで、第一予め設定された電荷量区間内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。ここで、第一予め設定された電荷量区間はエネルギー貯蔵ユニット12が充電される前に貯蔵された電荷量からエネルギー貯蔵ユニット12の予め設定された電荷量までの区間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタの電圧が2.5Vであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの充電電流でハイブリッドキャパシタを充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタの電荷量は720Cの予め設定された電荷量に達するまで充電を停止する。
【0045】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第二予め設定された電荷量区間内にエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0046】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを確定した後、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいて、エネルギー貯蔵ユニット12の電荷量が予め設定された電荷量に達するまで、第二予め設定された電荷量区間内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。ここで、第二予め設定された電荷量区間はエネルギー貯蔵ユニット12が充電される前に貯蔵された電荷量からエネルギー貯蔵ユニット12の予め設定された電荷量までの区間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタのエネルギーが0Whであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの充電電流200mAでハイブリッドキャパシタを充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタの電荷量は720Cの予め設定された電荷量に達するまで充電を停止する。
【0047】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第三予め設定された電荷量区間内にエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0048】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の容量を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の容量を確定した後、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいて、エネルギー貯蔵ユニット12の電荷量を予め設定された電荷量に達するまで、第三予め設定された電荷量区間内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。ここで、第三予め設定された電荷量区間はエネルギー貯蔵ユニット12が充電される前に貯蔵された電荷量からエネルギー貯蔵ユニット12の予め設定された電荷量までの区間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタのエネルギーが0mAhであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの充電電流でハイブリッドキャパシタを充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタの電荷量は720Cの予め設定された電荷量に達するまで充電を停止する。
【0049】
ここで、第一予め設定された電荷量区間、第二予め設定された電荷量区間及び第三予め設定された電荷量区間の数値は同じであってもよく、異なってもよい。
【0050】
さらに、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、制御ユニット14は前記エネルギー貯蔵ユニット12の電圧、エネルギー、容量の任意の一つを検出し、且つ検出された電圧、エネルギー又は容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、エネルギー貯蔵ユニット12の電圧を予め設定された電圧値に達させる。
【0051】
理解できるように、例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、制御ユニット14は検出された電圧、エネルギー又は容量に基づいて、200mAの定充電電流でエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタの電圧が4.15Vに達するまで充電を停止する。
【0052】
さらに、エネルギー貯蔵ユニット12の電圧は予め設定された電圧値に達する場合、充電ユニット13は定電圧充電モードに構成され、制御ユニット14は検出されたエネルギー又は容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、充電ユニット13の充電電流を予め設定された充電電流に達させる。
【0053】
理解できるように、例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は検出された電圧、エネルギー又は容量に基づいてハイブリッドキャパシタの電圧が4.15Vに達するまで、200mAの定充電電流でエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、その後、4.15Vの定電圧でハイブリッドキャパシタを充電し続け、充電ユニット13の充電電流が10mAに達するまで充電を停止する。
【0054】
図2を参照すると、図2は本出願の第二実施形態の機能モジュール模式図である。エアロゾル生成装置は発熱素子11、発熱素子制御ユニット15、少なくとも1つのエネルギー貯蔵ユニット12と、制御ユニット14と、を含む。制御ユニット14は最小システム作動ユニット143と電圧検出ユニット141を含み、電圧検出ユニット141は最小システム作動ユニット143に接続される。
【0055】
具体的には、発熱素子11が発熱素子制御ユニット15に接続され、発熱素子制御ユニット15が最小システム作動ユニット143及びエネルギー貯蔵ユニット12に接続され、エネルギー貯蔵ユニット12が充電ユニット13及び電圧検出ユニット141に接続され、充電ユニット13が最小システム作動ユニット143に接続される。ここで、エネルギー貯蔵ユニット12は発熱素子ユニット15を介して発熱素子11に給電し、それにより発熱素子11がエアロゾルマトリックスを霧化し、発熱素子ユニット15は発熱素子11の起動及び停止を制御し、最小システム作動ユニット143は電圧検出ユニット141によってエネルギー貯蔵ユニット12に貯蔵された電気エネルギーを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0056】
さらに、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧を検出し、且つ検出された電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電し、エネルギー貯蔵ユニット12の電圧を予め設定された電圧値に達させる。
【0057】
理解できるように、制御ユニット14の電圧検出ユニット141がエネルギー貯蔵ユニット12の電圧を検出し、制御ユニット14の最小システム作動ユニット143がエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づき、エネルギー貯蔵ユニット12の電圧が予め設定された電圧値に達するまで、エネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は検出されたエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づき、200mAの定充電電流でエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、且つハイブリッドキャパシタの電圧が4.15Vに達するまで充電を停止する。
【0058】
図3を参照すると、図3は本出願の第三実施形態の機能モジュール模式図である。エアロゾル生成装置は発熱素子11、発熱素子制御ユニット15、少なくとも1つのエネルギー貯蔵ユニット12と、制御ユニット14と、を含む。制御ユニット14は最小システム作動ユニット143と電流検出ユニット142を含み、電流検出ユニット142は最小システム作動ユニット143に接続される。
【0059】
具体的には、発熱素子11が発熱素子制御ユニット15に接続され、発熱素子制御ユニット15が最小システム作動ユニット143及びエネルギー貯蔵ユニット12に接続され、エネルギー貯蔵ユニット12が充電ユニット13及び電流検出ユニット142に接続され、充電ユニット13が最小システム作動ユニット143に接続される。ここで、エネルギー貯蔵ユニット12は発熱素子制御ユニット15を介して発熱素子11に給電し、それにより発熱素子11がエアロゾルマトリックスを霧化し、発熱素子制御ユニット15は発熱素子11の起動及び停止を制御し、最小システム作動ユニット143は電流検出ユニット142によってエネルギー貯蔵ユニット12に貯蔵された電気エネルギーを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギー或いは容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0060】
さらに、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、最小システム作動ユニット143は電流検出ユニット142を介してエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを検出し、且つ検出されたエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電し、エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを予め設定されたエネルギーに達させる。
【0061】
さらに、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、最小システム作動ユニット143は電流検出ユニット142を介してエネルギー貯蔵ユニット12の容量を検出し、且つ検出された容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電し、エネルギー貯蔵ユニット12の電荷量を予め設定された電荷量に達させる。
【0062】
図4を参照すると、図4は本出願の第四実施形態の機能モジュール模式図である。エアロゾル生成装置は発熱素子11、発熱素子制御ユニット15、少なくとも1つのエネルギー貯蔵ユニット12と、制御ユニット14と、を含む。制御ユニット14は最小システム作動ユニット143、電圧検出ユニット141及び電流検出ユニット142を含み、電圧検出ユニット141及び電流検出ユニット142はそれぞれ最小システム作動ユニット143に接続される。
【0063】
具体的には、発熱素子11が発熱素子制御ユニット15に接続され、発熱素子制御ユニット15が最小システム作動ユニット143及びエネルギー貯蔵ユニット12に接続され、エネルギー貯蔵ユニット12が充電ユニット13、電圧検出ユニット141及び電流検出ユニット142に接続され、充電ユニット13が最小システム作動ユニット143に接続される。ここで、エネルギー貯蔵ユニット12は発熱素子ユニット15を介して発熱素子11に給電し、それにより発熱素子11がエアロゾルマトリックスを霧化し、発熱素子ユニット15は発熱素子11の起動及び停止を制御し、最小システム作動ユニット143は電圧検出ユニット141及び電流検出ユニット142によってエネルギー貯蔵ユニット12に貯蔵された電気エネルギーを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット12の電圧、エネルギー、容量のうちの任意の一つに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0064】
さらに、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、制御ユニット14は電圧検出ユニット141を介してエネルギー貯蔵ユニット12の電圧を検出し、且つ検出された電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12の電圧が予め設定された電圧値に達するように充電ユニット13を制御してエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0065】
さらに、エネルギー貯蔵ユニット12の電圧が予め設定された電圧値に達し、充電ユニット13は定電圧充電モードに構成され、制御ユニット14は電流検出ユニット142によって検出されたエネルギー或いは容量に基づいて充電ユニット13の充電電流が予め設定された充電電流に達するように充電ユニット13を制御してエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0066】
理解できるように、例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は検出された電圧に基づき、ハイブリッドキャパシタの電圧が4.15Vに達するまで、200mAの定充電電流でエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。その後、制御ユニット14は4.15Vの定電圧でハイブリッドキャパシタを充電し続けるように充電ユニット13を制御し、充電ユニット13の充電電流が10mAに達するまで充電を停止する。
【0067】
図5を参照すると、図5は本出願のエアロゾル生成装置の組成構造模式図である。
【0068】
エアロゾル生成装置は、収容キャビティ16と、発熱素子11と、発熱素子制御ユニット15と、充電ユニット13と、エネルギー貯蔵ユニット12と、制御ユニット14と、を含む。ここで、充電ユニット13は充電ユニットインターフェース131を含む。
【0069】
具体的には、発熱素子11は収容キャビティ16内に設置され、且つ収容キャビティ16内にエアロゾル生成マトリックス17が配置され、発熱素子11は発熱素子制御ユニット15に接続され、発熱素子制御ユニット15は制御ユニット14及びエネルギー貯蔵ユニット12に接続され、エネルギー貯蔵ユニット12は充電ユニット13に接続され、充電ユニット13は制御ユニット14に接続される。ここで、エネルギー貯蔵ユニット12は発熱素子11に給電し、発熱素子制御ユニット15は制御ユニット14の制御によって、発熱素子11の起動及び停止を制御し、起動時に発熱素子11はエアロゾルマトリックスを霧化し、充電ユニット13は充電ユニット13の外部インターフェースを介して外部電源に接続してエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0070】
図6を参照すると、図6は本出願のエアロゾル生成装置の制御方法のフローチャートである。エアロゾル生成装置の制御方法は以下のステップを含む。
【0071】
ステップS11:エネルギー貯蔵ユニット12内に貯蔵された電気エネルギーを検出する。
【0072】
理解できるように、エアロゾル生成装置は発熱素子11、エネルギー貯蔵ユニット12及び充電ユニット13を含み、エネルギー貯蔵ユニット12は発熱素子11に電気エネルギーを提供することにより発熱素子11がエアロゾルマトリックスを霧化し、充電ユニット13が外部電源に接続されてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。充電する前に、エネルギー貯蔵ユニット12を検出し、それによりエネルギー貯蔵ユニット12内に貯蔵された電気エネルギーを取得する。
【0073】
ステップS12:エネルギー貯蔵ユニット12に貯蔵された電気エネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、エネルギー貯蔵ユニット12が発熱素子11に電気エネルギーを供給する。
【0074】
理解できるように、エネルギー貯蔵ユニット12に貯蔵された電気エネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、エネルギー貯蔵ユニット12が発熱素子11に電気エネルギーを提供することは、具体的にエネルギー貯蔵ユニット12の電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット12の電圧、エネルギー又は容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御することを含むことができる。
【0075】
具体的には、一つの実施形態において、第一時間帯内においてエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、且つ第一予め設定された時間帯内に、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、且つ定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0076】
一つの実施形態において、第二予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。且つ、第二予め設定された時間帯内に充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0077】
他の実施形態においては、第三予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。且つ、第三予め設定された時間帯内に充電ユニット13が定電流充電モードに構成され、定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【0078】
ここで、第一予め設定された時間帯、第二予め設定された時間帯及び第三予め設定された時間帯の数値は同じであってもよく、異なってもよい。
【0079】
さらに具体的には、一つの実施形態において、第一予め設定されたエネルギー区間内でエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0080】
一つの実施形態において、第二予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0081】
他の実施形態において、第三予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0082】
ここで、第一予め設定されたエネルギー区間、第二予め設定されたエネルギー区間及び第三予め設定されたエネルギー区間の数値区間は同一であってもよく、異なってもよい。
【0083】
さらに具体的には、一つの実施形態において、第一予め設定された電荷量区間でエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0084】
一つの実施形態において、第二予め設定された電荷量区間にエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0085】
他の実施形態において、第三予め設定された電荷量区間でエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【0086】
ここで、第一予め設定された電荷量区間、第二予め設定された電荷量区間及び第三予め設定された電荷量区間の数値区間は同じであってもよく、異なってもよい。
【0087】
本出願のエアロゾル生成装置の制御方法は、エネルギー貯蔵ユニット12内に貯蔵された電圧、エネルギー及び容量の任意の一つを検出し、且つエネルギー貯蔵ユニット12の電圧、エネルギー又は容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御することにより、エアロゾル生成装置の充電時間をある程度減少させることができる。且つエネルギー貯蔵ユニット12がリチウムイオン電池の代わりに発熱素子11に給電するために用いられ、安全性が高く、耐用年数が長いという利点を有する。
【0088】
図7を参考すると、本出願の電子設備の一つの実施形態の構造模式図である。電子設備は互いに接続されたメモリ301とプロセッサ302を含む。
【0089】
メモリ301は、上述の設備方法のいずれかの一つを実現するためのプログラム命令を記憶するために使用される。
【0090】
プロセッサ302は、メモリ301に記憶されたプログラム命令を実行するために使用される。
【0091】
ここで、プロセッサ302は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)と呼ばれてもよい。プロセッサ302は信号処理機能を備えた集積回路チップであってもよい。プロセッサ302はまた汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル ロジック デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサまたは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
【0092】
メモリ301はメモリスティック、TFカード等であってもよく、メモリに記憶された入力された生データ、コンピュータプログラム、中間演算結果及び最終演算結果を含む電子設備内の全ての情報を記憶することができる。それはコントローラによって指定された位置に基づいて情報を記憶及び取得する。メモリがあってこそ、電子設備がメモリ機能を持ち、正常な動作を保証することができる。電子設備のメモリは用途毎にメインメモリ(内部メモリ)と補助メモリ(外部メモリ)とに分けることができ、外部メモリと内部メモリとに分類される分類方法もある。外部メモリは一般的に磁気媒体又は光ディスク等であり、情報を長期保存することができる。内部メモリはマザーボード上の記憶コンポーネントを指し、現在実行中のデータ及びプログラムを記憶するために用いられるが、プログラム及びデータを一時的に記憶するためにのみ用いられ、電源をオフにするか、または停電すると、データが失われる。
【0093】
本出願が提供するいくつかの実施形態において、開示された方法及び装置は他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、以上に記載される装置実施形態はただ概略的なものであり、例えば、モジュール又はユニットの分割は論理的な機能分割のみであり、実際に実現する時に別の分割方式を有することができ、例えば複数のユニット又はコンポーネントは別のシステムに結合または集積されたり、又はいくつかの特徴は省略されたり、実装されなかったりする場合がある。一方、表示又は議論された相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェースを通じて実装することができ、装置又はユニットの間接結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形式で実装することができる。
【0094】
分離コンポーネントとして説明されたユニットは、物理的に分離されてもよく、物理的に分離されていなくてもよく、ユニットとして表示されたコンポーネントは、物理ユニットであっても、物理ユニットでなくてもよく、すなわち1つの場所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニットに分布されてもよい。この実施形態の目的を実現するために、実際のニーズに応じてユニットの一部またはすべてを選択することができる。
【0095】
また、本出願の各実施形態における各機能ユニットは一つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットが物理的に単独で存在してもよく、二つ又は二つ以上のユニットが一つのユニットに集積されてもよい。上記集積されたユニットはハードウェアの形式で実現されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
【0096】
集積されたユニットはソフトウェア機能ユニットの形式で実現され且つ単独の製品として販売又は使用される場合、一つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づき、本出願の技術的解決手段は、本質的に、又は従来技術に寄与する部分、又は該技術的解決手段の全部又は一部はソフトウェア製品の形式で実現することができる。該コンピュータソフトウェア製品は一つの記憶媒体に記憶され、一つのコンピュータ装置(パーソナル コンピュータ、システム サーバ、ネットワーク デバイスなど)またはプロセッサ(processor)に本出願のさまざまな実施形態の方法のステップのすべてまたは一部を実行させるための複数の命令を含む。
【0097】
図8を参考すると、図8は本出願のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の構造模式図である。本出願の記憶媒体には上記すべての方法を実現できるプログラムファイル401が記憶される。ここで、該プログラムファイル401はソフトウェア製品の形式で上記記憶媒体に記憶されることができ、一つのコンピュータ装置(パーソナル コンピュータ、システム サーバ、ネットワーク デバイスなど)またはプロセッサ(processor)に本出願のさまざまな実施形態の方法のステップのすべてまたは一部を実行させるための複数の命令を含む。前記記憶装置は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read‐Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)等プログラムコードを記憶できる各種媒体、又はコンピュータ、サーバ、携帯電話、タブレット等の端末装置を含む。
【0098】
以上は本出願の実施形態のみであり、本出願の特許範囲を制限するものではなく、本出願明細書及び図面内容を利用して行われる等価構造又は等価フロー変換、又は直接的又は間接的に他の関連技術分野に応用され、いずれも同様に本出願の特許請求の範囲内に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2024-03-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0029】
具体的には、一つの実施形態において、制御ユニット14は第一予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、且つ第一予め設定された時間帯内に、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、且つ定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0030】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の電圧を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の電圧を確定した後、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、その後、制御ユニット14は第一予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御して、ここで、第一予め設定された時間帯はエネルギー貯蔵ユニット12によって検出された電圧がエネルギー貯蔵ユニット12の定格電圧に達するまでの必要な時間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの250mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタの電圧が2.5Vであることを検出した後、制御ユニット14が200mAの定充電電流でハイブリッドキャパシタを持続的に充電するように充電ユニット13を制御し、且つ充電時間が1時間に達するまで充電を停止する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0032】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12のエネルギーを確定した後、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、その後、制御ユニット14は第二予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、ここで、第二予め設定された時間帯はエネルギー貯蔵ユニット12によって検出されたエネルギーがエネルギー貯蔵ユニット12の定格エネルギーに達するまでの必要な時間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタのエネルギーが0Whであることを検出した後、制御ユニット14は200mAの定充電電流でハイブリッドキャパシタを持続的に充電するように充電ユニット13を制御し、充電時間が1時間に達するまで充電を停止する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0034】
理解できるように、制御ユニット14はエネルギー貯蔵ユニット12の容量を検出し、該エネルギー貯蔵ユニット12の容量を確定した後、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、その後、制御ユニット14は第三予め設定された時間帯内にエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、ここで、第三予め設定された時間帯はエネルギー貯蔵ユニット12によって検出された容量がエネルギー貯蔵ユニット12の定格容量に達するまでの必要な時間である。例えば、実際の応用において、エネルギー貯蔵ユニット12はハイブリッドキャパシタであってもよく、一つの200mAhのハイブリッドキャパシタを選択し、制御ユニット14は該ハイブリッドキャパシタのエネルギーが0Whであることを検出した後、制御ユニット14は200mAの定充電電流でハイブリッドキャパシタを持続的に充電するように充電ユニット13を制御し、充電時間が1時間に達するまで充電を停止する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0069】
具体的には、発熱素子11は収容キャビティ16内に設置され、且つ収容キャビティ16内にエアロゾル生成マトリックス17が配置され、発熱素子11は発熱素子制御ユニット15に接続され、発熱素子制御ユニット15は制御ユニット14及びエネルギー貯蔵ユニット12に接続され、エネルギー貯蔵ユニット12は充電ユニット13に接続され、充電ユニット13は制御ユニット14に接続される。ここで、エネルギー貯蔵ユニット12は発熱素子11に給電し、発熱素子制御ユニット15は制御ユニット14の制御によって、発熱素子11の起動及び停止を制御し、起動時に発熱素子11はエアロゾルマトリックスを霧化し、充電ユニット13は充電ユニットインターフェース131を介して外部電源に接続してエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0075】
具体的には、一つの実施形態において、第一予め設定された時間帯内においてエネルギー貯蔵ユニット12の電圧に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御し、且つ第一予め設定された時間帯内に、充電ユニット13は定電流充電モードに構成され、且つ定電流充電モードに基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0081】
他の実施形態において、第三予め設定されたエネルギー区間内にエネルギー貯蔵ユニット12の容量に基づいてエネルギー貯蔵ユニット12を充電するように充電ユニット13を制御する。
【国際調査報告】