(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-21
(54)【発明の名称】ライブ配信インタラクティブ方法、システム及び関連装置
(51)【国際特許分類】
H04N 21/235 20110101AFI20240814BHJP
H04N 21/24 20110101ALI20240814BHJP
H04L 67/55 20220101ALI20240814BHJP
G06F 3/04842 20220101ALI20240814BHJP
【FI】
H04N21/235
H04N21/24
H04L67/55
G06F3/04842
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023579350
(86)(22)【出願日】2022-10-17
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CN2022125600
(87)【国際公開番号】W WO2023078069
(87)【国際公開日】2023-05-11
(31)【優先権主張番号】202111316021.0
(32)【優先日】2021-11-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】523037233
【氏名又は名称】北京有竹居▲網▼絡技▲術▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リィウ,ジィ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,シアオベヌ
(72)【発明者】
【氏名】タン,フェイフェイ
(72)【発明者】
【氏名】チェヌ,ズハオ
(72)【発明者】
【氏名】ルウワヌ,ザァイイオウ
(72)【発明者】
【氏名】フゥ,ユィナ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,マヌ
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164SB08P
5C164SB41P
5C164TA08S
5C164YA12
5E555AA08
5E555AA66
5E555BA04
5E555BB04
5E555BD01
5E555BD06
5E555CB34
5E555CB47
5E555DB18
5E555DB57
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】本開示は、ライブ配信インタラクティブ方法、システム及び関連装置を提供する。
【解決手段】コンピュータ技術分野に適用され、該システムは視聴者の端末と、ライブ配信者の端末と、サーバとを含み、視聴者の端末は、インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示し、視聴者が該インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者がインタラクティブ動作を実行する時の、視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成され、ライブ配信者の端末は、ライブ配信者の動作特徴をサーバに送信するように構成され、サーバは、視聴者の動作特徴を取得し、視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、該マッチング結果に基づいて視聴者の端末に特殊効果命令を送信するように構成され、視聴者の端末はさらに、前記特殊効果命令に基づいて、マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように構成される。このように、視聴者は独特の関与感を感じることができ、ライブ配信中のインタラクティブ性がより高く、視聴者エクスペリエンスが向上し、リソース利用率が向上する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用されるライブ配信インタラクティブ方法であって、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するステップと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するステップと、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するステップと、を含む、ライブ配信インタラクティブ方法。
【請求項2】
前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得する前記ステップは、
前記視聴者に候補動作を提示するステップと、
前記視聴者が前記候補動作に基づいて、前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記インタラクティブ画像に基づいて、前記視聴者の動作特徴を取得するステップと、
前記視聴者の動作特徴に基づいて、前記視聴者の動作特徴にマッチングする特殊効果を提示するステップと、をさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしない場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング失敗の特殊効果を提示するステップをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記ライブ配信インタフェースに当選プロンプト情報を提示するステップと、
前記視聴者が前記当選プロンプト情報に基づいて入力した受賞情報を取得するステップと、をさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
サーバに適用されるライブ配信インタラクティブ方法であって、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するステップであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、ステップと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するステップと、を含む、ライブ配信インタラクティブ方法。
【請求項8】
前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
視聴者の端末と、ライブ配信者の端末と、サーバとを含むライブ配信インタラクティブシステムであって、
前記視聴者の端末は、インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示し、視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成され、
前記ライブ配信者の端末は、ライブ配信者の動作特徴を前記サーバに送信するように構成され、
前記サーバは、前記視聴者の動作特徴を取得し、前記視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するように構成され、
前記視聴者の端末は、さらに、前記特殊効果命令に基づいて、前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように構成される、ライブ配信インタラクティブシステム。
【請求項10】
ライブ配信インタラクティブ装置であって、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するように構成される表示モジュールと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成される取得モジュールと、を含み、
表示モジュールは、さらに、前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するように構成される、ライブ配信インタラクティブ装置。
【請求項11】
ライブ配信インタラクティブ装置であって、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するように構成される取得モジュールであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、取得モジュールと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングしてマッチング結果を得るように構成されるマッチングモジュールと、を含み、
前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に特殊効果命令を送信し、該特殊効果命令は視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するように構成される、ライブ配信インタラクティブ装置。
【請求項12】
電子機器であって、
コンピュータプログラムが記憶されている記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して請求項1~6のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、又は請求項7又は8に記載の方法のステップを実現するように構成される処理装置と、を含む電子機器。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、該プログラムは処理装置によって実行される時、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、又はプログラムは処理装置によって実行される時、請求項7又は8に記載の方法のステップを実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行される時、コンピュータに請求項1~6のいずれか1項に記載の方法を実行させる、又は請求項7又は8に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、2021年11月08日に中国国家知識産権局に提出され、出願番号が202111316021.0であり、発明の名称が「ライブ配信インタラクティブ方法、システム及び関連装置」である中国特許出願の優先権を主張し、その全内容は引用により本開示に組み込まれる。
【0002】
本開示はコンピュータ技術分野に関し、特にライブ配信インタラクティブ方法、システム、装置、機器、コンピュータ可読記憶媒体及びコンピュータプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ技術、特にモバイルインターネット技術の継続的な発展に伴い、ライブ配信アプリケーション(application、APP)が登場する。該ライブ配信アプリケーションは携帯電話等の端末にインストールすることができ、これに基づいて、ライブ配信者は端末上のライブ配信アプリケーションに基づいてビデオを録画することができ、ライブ配信者の端末は該ビデオをビデオストリームの形式でライブ配信プラットフォームに送信し、そして、ライブ配信プラットフォームは該ビデオストリームを視聴者の端末にプッシュし、視聴者は視聴者の端末を介してライブ配信者が録画したビデオを視聴することができる。
【0004】
ライブ配信中、視聴者はさまざまな方式でライブ配信者とインタラクションを行うことができる。例えば、視聴者は視聴者の端末を介して、いいね、ギフト、弾幕送信等のインタラクティブ動作をトリガーすることができ、該インタラクティブ動作は、通常、比較的固定されたパブリックチャット領域に表示される。
【0005】
視聴者が上述したインタラクティブ動作をトリガーすると、リソース(例えば計算リソース及び記憶リソース)を占有する必要があり、しかしながら、視聴者が上述したインタラクティブ動作をトリガーした後には、ライブ配信者からのフィードバックを得ることは困難である。視聴者とライブ配信者とがインタラクションを行えるインタラクションの程度は限られており、視聴者はライブ配信者とのインタラクティブ過程における独特の関与感を感じにくい。そうすると、上記インタラクティブ動作のトリガーによって占有されたリソースは無駄になり、リソース利用率が低減される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施例は、ライブ配信インタラクティブ方法、システム、装置、機器、コンピュータ可読記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供し、リソース利用率を向上させることを目的とする。
【0007】
第1態様によれば、本開示の実施例は、端末に適用されるライブ配信インタラクティブ方法を提供し、前記方法は、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するステップと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するステップと、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するステップと、を含む。
【0008】
第2態様によれば、本開示の実施例は、サーバに適用されるライブ配信インタラクティブ方法を提供し、前記方法は、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するステップであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、ステップと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得るステップと、
前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するステップと、を含む。
【0009】
第3態様によれば、本開示の実施例は視聴者の端末と、ライブ配信者の端末と、サーバとを含むライブ配信インタラクティブシステムを提供し、
前記視聴者の端末は、インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示し、視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成され、
前記ライブ配信者の端末は、ライブ配信者の動作特徴を前記サーバに送信するように構成され、
前記サーバは、前記視聴者の動作特徴を取得し、前記視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するように構成され、
前記視聴者の端末は、さらに、前記特殊効果命令に基づいて、前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように構成される。
【0010】
第4態様によれば、本開示の実施例は、ライブ配信インタラクティブ装置を提供し、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するように構成される表示モジュールと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成される取得モジュールと、を含み、
表示モジュールはさらに、前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するように構成される。
【0011】
第5態様によれば、本開示の実施例はライブ配信インタラクティブ装置を提供し、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するように構成される取得モジュールであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、取得モジュールと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、視聴者の端末が前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するように構成されるマッチングモジュールと、を含む。
【0012】
第6態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読媒体を提供し、該プログラムは処理装置によって実行される時、本開示の第1態様又は第2態様のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する。
【0013】
第7態様によれば、本開示の実施例は電子機器を提供し、
コンピュータプログラムが記憶されている記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行し、本開示の第1態様又は第2態様のいずれか1項に記載の方法のステップを実現するように構成される処理装置と、を含む。
【0014】
第8態様によれば、本開示の実施例は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、該コンピュータプログラム製品が機器上で実行される時、機器に上記第1態様又は第2態様のいずれかの実現方式に記載の方法を実行させる。
【0015】
以上の技術的解決手段から分かるように、本開示の実施例は以下の利点を有する。
【0016】
該方法では、視聴者はライブ配信インタフェースのインタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーし、視聴者の端末は視聴者が該インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得し、視聴者がインタラクティブ動作を実行する過程において、視聴者がライブ配信者とインタラクティブを行う独特の関与感を感じることができる。且つ、該視聴者のインタラクティブ画像には視聴者の動作特徴が持たされており、視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、ライブ配信インタフェースがマッチング成功の特殊効果を提示することにより、視聴者がライブ配信者からのフィードバックを感じ、視聴者エクスペリエンスを向上させる。従って、該方法は、端末、サーバ等の機器が視聴者のインタラクティブ動作を取得するために利用したリソースの無駄を減少させ、リソース利用率を向上させることができる。
【0017】
本開示の実施例の他の特徴及び利点は後述の発明を実施するための形態部分で詳細に説明する。
【0018】
本開示の実施例の技術的方法をより明確に説明するために、以下、実施例で必要とされる図面を簡単に紹介する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】
図1は本開示の実施例によるライブ配信インタラクティブシステムの構成図である。
【
図2】
図2は本開示の実施例によるライブ配信インタラクティブ方法のフローチャートである。
【
図3】
図3は本開示の実施例によるライブ配信インタフェースの模式図である。
【
図4A】
図4Aは本開示の実施例による活動入口の模式図である。
【
図4B】
図4Bは本開示の実施例によるさらに別のライブ配信インタフェースの模式図である。
【
図5A】
図5Aは本開示の実施例によるジェスチャー特徴の模式図である。
【
図5B】
図5Bは本開示の実施例による認識特殊効果認識の模式図である。
【
図6A】
図6Aは本開示の実施例によるマッチング成功の特殊効果模式図である。
【
図6B】
図6Bは本開示の実施例による当選プロンプト情報の模式図である。
【
図7A】
図7Aは本開示の実施例によるマッチング失敗の特殊効果模式図である。
【
図7B】
図7Bは本開示の実施例による当選していないプロンプト情報の模式図である。
【
図8】
図8は本開示の実施例によるライブ配信インタラクティブ装置の模式図である。
【
図9】
図9は本開示の実施例によるさらに別のライブ配信インタラクティブ装置の模式図である。
【
図10】
図10は本開示の実施例による電子機器の構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本開示の実施例における「第1」、「第2」という用語は説明の目的のみに使用され、相対的な重要性を示したり示唆したり、又は示された技術的特徴の数を暗黙的に示したりするものとして理解できない。したがって、「第1」、「第2」で限定される特徴は1つ又は複数の該特徴を明示的又は暗黙的に含む。
【0021】
先ず、本開示の実施例に関するいくつかの技術用語を紹介する。
【0022】
ライブ配信アプリケーションは携帯電話等の端末にインストールされ、ライブ配信者は端末上のライブ配信アプリケーションに基づいてライブ配信を行うことができ、例えば、ライブ配信者は教室での授業、スポーツイベント、エンターテイメント等のライブ配信を行うことができ、視聴者は端末上のライブ配信アプリケーションに基づいてライブ配信者がライブ配信した上記内容を視聴することもできる。
【0023】
通常、視聴者はインタラクティブ動作をトリガーする方式でライブ配信者とインタラクションを行うことができ、例えば、視聴者は、弾幕の送信、いいね、ギフト等を行うことができる。視聴者が上記インタラクティブ動作をトリガーすると、計算リソース、及び記憶リソース等を占有する必要があり、しかしながら、上記インタラクティブ動作はいずれも視聴者の一方的な動作であり、ライブ配信者からのフィードバックを得ることが困難である。視聴者とライブ配信者とのインタラクティブ程度は限られており、視聴者はライブ配信者とインタラクションを行う独特の関与感を感じにくく、さらに、上記インタラクティブ動作をトリガーするために占有されたリソースが無駄になり、リソース利用率が低減することを引き起こす。
【0024】
これに鑑みて、本開示の実施例はライブ配信インタラクティブ方法を提供する。該方法では、視聴者はライブ配信インタフェースのインタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーし、視聴者の端末は視聴者が該インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得し、視聴者がインタラクティブ動作を実行する過程において、視聴者がライブ配信者とインタラクションを行う独特の関与感を感じることができる。且つ、該視聴者のインタラクティブ画像には視聴者の動作特徴が持たされており、視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、ライブ配信インタフェースがマッチング成功の特殊効果を提示することにより、視聴者がライブ配信者からのフィードバックを感じ、視聴者エクスペリエンスを向上させる。
【0025】
従って、該方法は端末、及びサーバ等の機器が視聴者のインタラクティブ動作を取得することによって占有されたリソースの無駄を減少させ、リソース利用率を向上させることができる。
【0026】
該方法はさらに、ライブ配信アプリケーションに適用される。該方法はライブ配信アプリケーションに適用される場合、具体的に、コンピュータプログラムの形式で実現される。いくつかの実施例では、該コンピュータプログラムは独立であってもよく、例えば、対応する機能を有する独立したアプリケーションであってもよい。他のいくつかの実施例では、該コンピュータプログラムは機能モジュール又はプラグイン等であってもよく、既存のライブ配信アプリケーションにインストールして実行される。
【0027】
本開示の実施例により提供されるライブ配信インタラクティブ方法は、端末(例えば、ライブ配信アプリケーションがインストールされている端末)と、サーバ(例えば、ライブ配信アプリケーションのサーバ)とが協働して実行されてもよい。本開示の実施例の技術的解決手段をより明確かつ理解しやすくするために、以下、図面を参照しながら本開示の実施例によるライブ配信インタラクティブシステムの構造を紹介する。
【0028】
図1に示すライブ配信インタラクティブシステム100のシステム構成図を参照すると、ライブ配信インタラクティブシステム100は、視聴者111の端末112と、ライブ配信者121の端末122と、サーバ130とを含む。視聴者111の端末112、ライブ配信者121の端末122、及びサーバ130はネットワークを経由で接続される。端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)又はスマートウェアラブルデバイス等を含むが、これらに限定されない。サーバ130はクラウドサーバであってもよく、例えば、中央クラウドコンピューティングクラスタにおける中央サーバである、又はエッジクラウドコンピューティングクラスタにおけるエッジサーバである。もちろん、サーバ130はローカルデータセンターにおけるサーバであってもよい。ローカルデータセンターとは、ユーザーが直接制御するデータセンターを指す。
【0029】
該ライブ配信インタラクティブシステム100では、ライブ配信者121は端末122にインストールされたライブ配信アプリケーションを介してライブ配信を行うことができ、例えば、ライブ配信者121はエンターテイメント、スポーツイベント等のライブ配信を行うことができる。ライブ配信者121はライブ配信中に、抽選活動を開始することで、ライブ配信ルームの人気を高める。視聴者111は端末112にインストールされたライブ配信アプリケーションを介してライブ配信者121がライブ配信する内容(例えばエンターテイメント、スポーツイベント)を視聴することができ、視聴者111はライブ配信者121が開始した抽選活動に参加することもできる。
【0030】
具体的には、ライブ配信者121は端末122を介して動作特徴を選択し、かつライブ配信者が選択した動作特徴をサーバ130に送信する。視聴者111は端末112によって提示されたライブ配信インタフェースにおけるインタラクティブコントロールを介して、インタラクティブ動作をトリガーすることができ、端末112は視聴者が該インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得し、例えば、端末112は撮像装置で視聴者がインタラクティブ動作を実行する時の、視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を撮影する特徴。このように、視聴者がインタラクティブ動作を実行する過程において、視聴者がライブ配信者とインタラクションを行う独特の関与感を感じることができる。
【0031】
いくつかの例では、視聴者111の端末112はインタラクティブ画像をサーバ130に送信し、サーバ130により該インタラクティブ画像から視聴者の動作特徴を認識してもよい。他のいくつかの例では、視聴者111の端末112は該インタラクティブ画像を認識し、視聴者の動作特徴を得て、該視聴者の動作特徴をサーバ130に送信してもよい。
【0032】
サーバ130は視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得した後、視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、そして、該マッチング結果に基づいて、視聴者111の端末112に特殊効果命令を送信し、該特殊効果命令は、視聴者111の端末112にマッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するように構成される。
【0033】
視聴者111の端末112は該特殊効果命令に基づいて、マッチング結果に対応する特殊効果を提示する。例えば、マッチング結果は視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングすることを示す場合、端末112はマッチング成功の特殊効果を提示する。マッチング結果は視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしないことを示す場合、端末112はマッチング失敗の特殊効果を提示し、視聴者に知覚的に強いフィードバックを与える。
【0034】
本開示の実施例の技術的解決手段をより明確かつ理解しやすくするために、以下、視聴者の端末112、ライブ配信者の端末122、及びサーバ130の視点から、本開示の実施例によるライブ配信インタラクティブ方法を紹介する。
図2は本開示の実施例によるライブ配信インタラクティブ方法のフローチャートである。該方法はS201~S210を含む。
【0035】
S201:ライブ配信者の端末122はライブ配信者が選択した動作特徴を受信する。
【0036】
ライブ配信者がライブ配信中に、視聴者とインタラクションを行うことができ、それによりライブ配信ルームの人気を高め、より多くの視聴者を惹きつけることができる。いくつかの例では、ライブ配信者がライブ配信中に、インタラクティブ活動を開始することで、視聴者のアクティビティを向上させ、視聴者に弾幕の送信、及びいいね等、より多くのインタラクティブ動作をトリガーさせ、インタラクティブ活動は抽選活動であってもよく、インタラクティブミニゲームであってもよい。例えば、ライブ配信者はライブ配信中に、インタラクティブミニゲームの方式で、視聴者とインタラクションを行うことができ、ライブ配信者及び視聴者はいずれもインタラクティブミニゲームに参加し、視聴者の関与感を高める。
【0037】
いくつかの実施例では、ライブ配信者はライブ配信中に、抽選活動を開始することができる。ライブ配信者の端末122はライブ配信者が予め選択した動作特徴を受信することができる。ここで、動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含み、身体動作特徴はジェスチャー特徴、及び姿勢特徴等であってもよい。その後、視聴者がライブ配信者により選択された動作特徴を推測することで、当選された視聴者を決定することができる。
【0038】
S202:ライブ配信者の端末122はライブ配信者が選択した動作特徴に基づいて、サーバ130にインタラクティブ要求を送信する。
【0039】
ライブ配信者の端末122はライブ配信者が選択した動作特徴を取得した後、ライブ配信者の動作特徴に基づいて、サーバ130にインタラクティブ要求を送信することができる。ここで、ライブ配信者の動作特徴はインタラクティブ要求に持たされており、それにより、サーバ130はライブ配信者の動作特徴を取得することができる。
【0040】
なお、本開示の実施例は、サーバ130がライブ配信者の動作特徴を取得する方式を具体的に限定するものではなく、ライブ配信者の端末122はライブ配信者の動作特徴をサーバに直接送信してもよい。
【0041】
S203:サーバ130はインタラクティブ要求に基づいて、視聴者の端末112がインタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを提示するように指示する。
【0042】
サーバ130はインタラクティブ要求を受信した後、視聴者の端末112にインタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを提示するように指示することができ、それにより、視聴者はインタラクションをサポートする該インタラクティブコントロールを介して、ライブ配信者が開始したインタラクティブ活動に参加することができる。
【0043】
S204:視聴者の端末112はライブ配信インタフェースにインタラクティブコントロールを提示する。
【0044】
図3に示すように、該図は本開示の実施例によるライブ配信インタフェースの模式図である。視聴者の端末112は
図3に示すようなライブ配信インタフェースを提示することができ、該ライブ配信インタフェースはライブ配信者情報310、パブリックチャット領域320等を含んでもよい。
【0045】
ライブ配信者はインタラクティブ活動を開始した後、視聴者の端末112は該
図3に示されるライブ配信インタフェースに活動入口を追加することができる。
図4Aに示すように、該図は本開示の実施例による活動入口の模式図である。視聴者は該活動入口410をクリックすることでインタラクティブ活動に参加することができる。
【0046】
いくつかの実施例では、視聴者の端末112は視聴者による該活動入口410へのクリック操作を検出した後、視聴者の端末112は視聴者にインタラクションをサポートするインタラクティブコントロール、及び候補動作を提示することができる。
図4Bに示すように、該図は本開示の実施例によるさらに別のライブ配信インタフェースの模式図である。該ライブ配信インタフェースはインタラクションをサポートするインタラクティブコントロール420及び複数の候補動作を含み、例えば、候補動作431、候補動作432、及び候補動作433である。候補動作431は「ハートマークジェスチャー」であってもよく、候補動作432は「OKジェスチャー」であってもよく、候補動作433は「666ジェスチャー」であってもよい。視聴者は上記複数の候補動作から1つを選択して実行することができ、例えば、視聴者は候補動作432を選択して実行することができ、すなわち、視聴者は「OKジェスチャー」を行う。
【0047】
本開示の実施例は、活動入口410のライブ配信インタフェースでの位置を具体的に限定するものではない。活動入口410はライブ配信インタフェースの左側、ライブ配信インタフェースの右側に位置してもよく、いくつかの例では、活動入口410はライブ配信インタフェースの真ん中に位置してもよく、それにより、視聴者は該インタラクティブ活動により直接参加することができる。
【0048】
S205:視聴者はインタラクティブコントロールを介して相互行動をトリガーする場合、視聴者の端末112は視聴者が該インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得する。
【0049】
視聴者が候補動作432を選択して実行することを例とすると、視聴者はインタラクティブコントロール420を介してインタラクティブ動作をトリガーすることができる。視聴者は該インタラクティブコントロール420をクリックし、視聴者の端末112は視聴者による該インタラクティブコントロール420へのクリック操作を検出した後、撮像装置で視聴者がインタラクティブ動作を実行する時の、視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を撮影することができる。該動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む。
【0050】
図5Aに示すように、該図は本開示の実施例によるジェスチャー特徴の模式図である。いくつかの例では、視聴者は候補動作432に基づいてインタラクティブ動作を実行する過程において、視聴者の端末112は視聴者がインタラクティブ動作を実行する時の画像を取得することができ、
図5Aに示すように、視聴者の端末112は視聴者が「OKジェスチャー」を行う時のインタラクティブ画像を取得する。
【0051】
そして、視聴者の端末112は視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得した後、該インタラクティブ画像を認識し、互いに画像における視聴者の動作特徴を取得する。
図5Bに示すように、視聴者の端末112はインタラクティブ画像から視聴者の動作特徴を認識した後、視聴者の動作特徴とマッチングする特殊効果を提示することができる。上述した例を続けると、視聴者が実行したインタラクティブ動作は「OKジェスチャー」を行うことであり、視聴者の端末112はインタラクティブ画像から該「OKジェスチャー」を認識した場合、「OKジェスチャー」にマッチングする特殊効果を提示し、例えば、複数の「OK表情」が上から下に飛散すること等。本開示の実施例は、特殊効果形式を具体的に限定するものではなく、特殊効果を提示することにより、視聴者への視覚フィードバックを高め、視聴者エクスペリエンスを向上させることができる。
【0052】
いくつかの実施例では、視聴者は選択された候補動作をさらに修正することができる。視聴者はインタラクティブ動作を再実行し、それにより視聴者の端末112は視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を再取得し、それによりその前に選択された候補動作への修正を実現することができる。例えば、視聴者が再実行したインタラクティブ動作は「ハートマークジェスチャー」を行うことであり、視聴者の端末112は新たなインタラクティブ画像から該「ハートマークジェスチャー」を認識し、さらに、「OKジェスチャー」を「ハートマークジェスチャー」に修正することを実現する。同様に、視聴者の端末112は新たなインタラクティブ画像から「ハートマークジェスチャー」を認識した場合、該「ハートマークジェスチャー」とマッチングする特殊効果を提示することができる。
【0053】
なお、視聴者の端末112は視聴者の許可を事前に取得する必要があり、視聴者の対応データに対する使用許可を取得した後、視聴者の端末112は視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得することができる。
【0054】
S206:視聴者の端末112はインタラクティブ画像における視聴者の動作特徴をサーバ130に送信する。
【0055】
視聴者の端末112はインタラクティブ画像から認識した視聴者の動作特徴をサーバ130に送信し、それにより、サーバ130が比較を行うことができる。もちろん、他のいくつかの実施例では、視聴者の端末112は、さらに、視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得した後、該インタラクティブ画像をサーバ130に直接送信し、そして、サーバ130が該インタラクティブ画像を認識し、視聴者の動作特徴を得ることもできる。
【0056】
なお、本開示の実施例は、サーバ130が視聴者の動作特徴を取得する方式を具体的に限定するものではなく、当業者は実際のニーズに応じて、サーバ130が視聴者の動作特徴を取得する方式を選択することができる。
【0057】
S207:サーバ130は視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得る。
【0058】
サーバ130は視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得した後、視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得ることができる。
【0059】
いくつかの例では、異なる動作特徴は異なる標識に対応することができ、例えば、「ハートマークジェスチャー」は標識1に対応し、「OKジェスチャー」は標識2に対応し、「666ジェスチャー」は標識3に対応する。サーバ130は視聴者の動作特徴に対応する標識と、ライブ配信者の動作特徴に対応する標識とに基づいて、マッチング結果を取得することができる。視聴者の動作特徴に対応する標識がライブ配信者の動作特徴に対応する標識と一致する場合、サーバ130は視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングするマッチング結果を取得する。視聴者の動作特徴に対応する標識がライブ配信者の動作特徴に対応する標識と一致しない場合、サーバ130は視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしないマッチング結果を取得する。
【0060】
S208:サーバ130はマッチング結果に基づいて、視聴者の端末112に特殊効果命令を送信する。
【0061】
特殊効果命令は、視聴者の端末112に該マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するように構成される。いくつかの例では、サーバ130はマッチング結果を特殊効果命令に含まれ、それとともに視聴者の端末112に送信してもよく、このように、視聴者の端末112はマッチング結果を知ることができる。他のいくつかの例では、サーバ130はマッチング結果を単独で視聴者の端末112に送信してもよい。
【0062】
いくつかの実施例では、ライブ配信者はさらにインタラクティブ活動にタイミング時間を設定することができ、例えば、タイミング時間は5分であり、サーバ130は該タイミング時間が終了した時、視聴者の端末112に特殊効果命令を送信してもよい。このように、視聴者の端末112はタイミングの終了後にのみ、マッチング成功又はマッチング失敗の特殊効果を提示することができ、視聴者に期待感を与え、視聴者エクスペリエンスを向上させることができる。
【0063】
いくつかの実施例では、サーバ130は、さらに、マッチング結果をライブ配信者の端末122に送信することができる。ライブ配信者の端末122はライブ配信者に該マッチング結果を提示し、さらに、ライブ配信者は該マッチング結果によってライブ配信者の動作特徴とマッチングする視聴者を知ることができる。
【0064】
S209:視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、視聴者の端末112はマッチング成功の特殊効果を提示する。
【0065】
図6Aに示すように、該図は本開示の実施例によるマッチング成功の特殊効果模式図である。視聴者が実行したインタラクティブ動作は「ハートマークジェスチャー」であることを例にすると、マッチング成功の特殊効果はライブ配信インタフェースにハート特殊効果を提示してもよく、マッチング成功を示すことができるその他の特殊効果を提示してもよい。このように、視聴者への視覚フィードバックを高め、視聴者のインタラクティブ活動に対する関与感を向上させ、視聴者エクスペリエンスを向上させる。
【0066】
いくつかの実施例では、インタラクティブ活動は抽選活動であってもよく、視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、視聴者が当選することを表すことができる。
図6Bに示すように、該図は本開示の実施例による当選プロンプト情報の模式図である。視聴者の端末112はライブ配信インタフェースに当選プロンプト情報610及び受賞情報入力領域620を提示する。ここで、当選プロンプト情報610は、視聴者が当選したことをプロンプトするように構成され、視聴者は該当選プロンプト情報610に基づいて受賞情報入力領域620に受賞情報を入力することができる。
【0067】
いくつかの例では、賞品は実物の賞品であってもよく、受賞情報は視聴者が入力した郵送先、受取人情報(受取人の名前、受取人の連絡先情報)等であってもよい。これに基づいて、視聴者の端末112は該受賞情報をサーバ130によってライブ配信者の端末122に転送し、それによりライブ配信者が受賞情報に基づいて賞品を視聴者に郵送することができる。
【0068】
他のいくつかの例では、賞品は仮想賞品(例えば電子割引券、電子ラッキーマネー)であってもよく、受賞情報は視聴者が入力したアカウントであってもよい。視聴者の端末112は該受賞情報をサーバ130によってライブ配信者の端末122に転送し、それによりライブ配信者が受賞情報に基づいて仮想賞品を視聴者が入力したアカウントにチャージすることができる。さらに、該仮想賞品は視聴者がインタラクティブ動作によって、インタラクティブ活動に参加することで得られるため、視聴者は該仮想賞品における電子割引券を使用しやすくなる。
【0069】
S210:視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしない場合、視聴者の端末112はマッチング失敗の特殊効果を提示する。
【0070】
図7Aに示すように、該図は本開示の実施例によるマッチング失敗の特殊効果の模式図である。視聴者が実行したインタラクティブ動作は「ハートマークジェスチャー」であり、ライブ配信者が選択した動作特徴は「OKジェスチャー」であることを例とし、マッチング失敗の特殊効果は「ハートマーク表情」と「OK表情」が衝突して破片となるという特殊効果であってもよく、マッチング失敗を示すことができるその他の特殊効果であってもよい。
【0071】
上述した例を続けると、インタラクティブ活動が抽選活動であることを例とし、視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしない場合、視聴者が当選していないことを表すことができる。
図7Bに示すように、該図は本開示の実施例による当選していないプロンプト情報の模式図である。視聴者の端末112はライブ配信インタフェースに当選していないプロンプト情報710を提示することができ、いくつかの例では、当選していないプロンプト情報は「申し訳ございませんが、当選しなかったです」であってもよい。
【0072】
上記内容の説明に基づいて、本開示の実施例はライブ配信インタラクティブ方法を提供し、視聴者は視聴者の端末が提示したライブ配信インタフェースにおけるインタラクティブコントロールを介して、インタラクティブ動作をトリガーし、視聴者が該インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者の端末は視聴者が該インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得することができ、視聴者がライブ配信者とインタラクションを行う独特の関与感を感じることができる。且つ、視聴者のインタラクティブ画像には視聴者の動作特徴がさらに持たされており、視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、視聴者の端末はライブ配信インタフェースがマッチング成功の特殊効果を提示し、視聴者がライブ配信者からのフィードバックを感じることができ、視聴者エクスペリエンスを向上させる。
【0073】
図8は例示的な開示実施例により示されるライブ配信インタラクティブ装置の模式図である。該ライブ配信インタラクティブ装置は上述した視聴者の端末112の機能を実現することができ、
図8に示すように、前記ライブ配信インタラクティブ装置800は、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するように構成される表示モジュール801と、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成される取得モジュール802と、を含み、
表示モジュール801はさらに、前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するように構成される。
【0074】
前記取得モジュール802は、具体的に、前記視聴者に候補動作を提示し、前記視聴者が前記候補動作に基づいて、前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得するように構成されることが好ましい。
【0075】
前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含むことが好ましい。
【0076】
前記取得モジュール802はさらに、前記インタラクティブ画像に基づいて、前記視聴者の動作特徴を取得するように構成され、
前記表示モジュール801はさらに、前記視聴者の動作特徴に基づいて、前記視聴者の動作特徴とマッチングする特殊効果を提示するように構成されることが好ましい。
【0077】
前記表示モジュール801はさらに、前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしない場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング失敗の特殊効果を提示するように構成されることが好ましい。
【0078】
前記表示モジュール801はさらに、前記ライブ配信インタフェースに当選プロンプト情報を提示するように構成され、
前記取得モジュール802はさらに、前記視聴者が前記当選プロンプト情報に基づいて入力した受賞情報を取得するように構成されることが好ましい。
【0079】
上述した各モジュールの機能は、前の実施例の方法のステップで詳細に説明されており、ここでは詳細な説明を省略する。
【0080】
図9は例示的な開示の実施例により示されるライブ配信インタラクティブ装置の模式図である。該ライブ配信インタラクティブ装置は上記サーバ130の機能を実現することができ、
図9に示すように、前記ライブ配信インタラクティブ装置900は、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するように構成される取得モジュール901であって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、取得モジュール901と、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するように構成されるマッチングモジュール902と、を含む。
【0081】
前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含むことが好ましい。
【0082】
上述した各モジュールの機能は、前の実施例の方法のステップで詳細に説明されており、ここでは詳細な説明を省略する。
【0083】
以下、本開示の実施例を実現するのに適した電子機器1000の構成模式図である
図10を参照すると、該電子機器は視聴者の端末112であってもよく、該視聴者の端末112は
図8に示すようなライブ配信インタラクティブ装置800に対応する機能を実現するように構成され、該電子機器はサーバ130であってもよく、該サーバ130は
図9に示すようなライブ配信インタラクティブ装置900に対応する機能を実現するように構成される。
図10に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何ら制限を与えるものではない。
【0084】
図10に示すように、電子機器1000は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサ等)1001を含んでもよく、該処理装置1001は読み取り専用メモリ(ROM)1002に記憶されているプログラム又は記憶装置1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされたプログラムに基づいてさまざまな適当な動作及び処理を実行することができる。RAM 1003には、電子機器1000が操作するために必要なさまざまなプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置1001、ROM 1002、及びRAM 1003はバス1004を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インタフェース1005もバス1004に接続されている。
【0085】
通常、以下の装置はI/Oインタフェース1005に接続されることができる。例えば、タッチスパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置1006、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、発振器等を含む出力装置1007、例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1008、及び通信装置1009。通信装置1009は電子機器1000を他の機器と無線又は有線通信してデータを交換することを許可できる。
図10はさまざまな装置を有する電子機器1000を示しているが、理解すべき点として、示すすべての装置を実施する、又は備えることは要求しない。代わりに、より多く又はより少ない装置を実施する、又は備えることができる。
【0086】
特に、本開示の実施例に基づいて、フローチャートを参照して説明した上述した処理はコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、該製品は、非一時的なコンピュータ可読媒体に載置されるコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムはフローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置1009を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよく、又は記憶装置1008からインストールされてもよく、又はROM 1002からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムは処理装置1001によって実行される時、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0087】
なお、本開示の実施例の上述したコンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又はこれらの任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。本開示の実施例において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む、又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、該プログラムは命令実行システム、装置又はデバイスによって使用されてもよく、又はこれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示の実施例において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドに含まれてもよく、又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号であってもよく、その中にはコンピュータ可読プログラムコードが載置されている。このような伝播されるデータ信号は複数の形式を採用することができ、電磁信号、光信号又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらに、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は命令実行システム、装置又はデバイスによって使用される、又はこれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送することができ、ワイヤ、光ケーブル、RF(無線周波数)等、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0088】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキスト伝送プロトコル)のような、任意の現在知られている、又は将来開発されているネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と互に接続することができる。通信ネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在知られている、又は将来開発されているネットワークが含まれる。
【0089】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれてもよく、該電子機器に組み込まれずに単独で存在してもよい。
【0090】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが載置され、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行される時、該電子機器には、インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示させ、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得し、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示し、又は、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得し、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られ、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信する。
【0091】
1種又は複数種のプログラミング言語又はこれらの組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++等のオブジェクト指向プログラミング言語を含むが、これらに限定されず、さらに、「C」言語又は類似するプログラミング言語等の通常の手続き型プログラミング言語も含む。プログラムコードは、ユーザーコンピュータ上で完全に実行されてもよく、ユーザーコンピュータ上で部分的に実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部がユーザーコンピュータ上で一部がリモートコンピュータ上で実行されてもよく、又はリモートコンピュータ又はサーバ上で完全に実行されてもよい。リモートコンピュータに係る場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザーコンピュータに接続されていてもよく、又は、外部コンピュータに接続されていてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダーを利用してインターネットを介して接続されている)。
【0092】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示のさまざまな実施例によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステム構成、機能及び操作を示している。ここで、フローチャート又はブロック図における各枠は1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は所定のロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な指示を含む。なお、いくつかの代替実現において、枠に付された機能は図面に付された順序とは異なる順序で発生してもよい。例えば、連続して示される2つの枠は実際に実質的に並行して実行されてもよく、これらは逆の順序で実行される場合もあり、これは係る機能によって決定される。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各枠、及びブロック図及び/又はフローチャートにおける枠の組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する専用のハードウェアによるシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。
【0093】
本開示の実施例に記載されるモジュールは、ソフトウェアの形態で実現されてもよく、ハードウェアの形態で実現されてもよい。ここで、モジュールの名称はある場合に該モジュール自体を限定するものではなく、例えば、第1取得モジュールはさらに「少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得するモジュール」として記述されてもよい。
【0094】
本明細書において説明した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジック部材によって実行されてもよい。例えば、限定されるものではなく、使用できるハードウェアロジック部材の典型的なタイプの例は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラムマブルロジックデバイス(CPLD)等を含む。
【0095】
本開示の実施形態のコンテキストにおいて、機器可読媒体はプログラムを含む又は記憶する有形媒体であってもよく、該プログラムは、命令実行システム、装置又は機器に使用される、又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用される。機器可読媒体は、機器可読信号媒体又は機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外の、又は半導体システム、装置又は機器、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤによる電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶機器、磁気記憶機器、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよい。
【0096】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例1は端末に適用されるライブ配信インタラクティブ方法を提供し、前記方法は、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するステップと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するステップと、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するステップと、を含む。
【0097】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例2は実施例1の方法を提供し、前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得する前記ステップは、
前記視聴者に候補動作を提示するステップと、
前記視聴者が前記候補動作に基づいて、前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得するステップと、を含む。
【0098】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例3は実施例1又は2の方法を提供し、前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む。
【0099】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例4は実施例1~3の方法を提供し、前記方法は、
前記インタラクティブ画像に基づいて、前記視聴者の動作特徴を取得するステップと、
前記視聴者の動作特徴に基づいて、前記視聴者の動作特徴とマッチングする特殊効果を提示するステップと、をさらに含む。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例5は実施例1~4の方法を提供し、前記方法は、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしない場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング失敗の特殊効果を提示するステップをさらに含む。
【0101】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例6は実施例1~4の方法を提供し、前記方法は、
前記ライブ配信インタフェースに当選プロンプト情報を提示するステップと、
前記視聴者が前記当選プロンプト情報に基づいて入力した受賞情報を取得するステップと、さらにを含む。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例7はサーバに適用されるライブ配信インタラクティブ方法を提供し、前記方法は、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するステップであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、ステップと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するステップと、を含む。
【0103】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例8は実施例7の方法を提供し、前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む。
【0104】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例9は視聴者の端末と、ライブ配信者の端末と、サーバとを含むライブ配信インタラクティブシステムを提供し、
前記視聴者の端末は、インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示し、視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成され、
前記ライブ配信者の端末は、ライブ配信者の動作特徴を前記サーバに送信するように構成され、
前記サーバは、前記視聴者の動作特徴を取得し、前記視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するように構成され、
前記視聴者の端末は、さらに、前記特殊効果命令に基づいて、前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように構成される。
【0105】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例10はライブ配信インタラクティブ装置を提供し、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するように構成される表示モジュールと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成される取得モジュールと、を含み、
表示モジュールはさらに、前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するように構成される。
【0106】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例11は実施例10の装置を提供し、前記取得モジュールは、具体的に、前記視聴者に候補動作を提示し、前記視聴者が前記候補動作に基づいて、前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得するように構成される。
【0107】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例12は実施例10又は11の装置を提供し、前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む。
【0108】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例13は実施例10~12の装置を提供し、前記取得モジュールはさらに、前記インタラクティブ画像に基づいて、前記視聴者の動作特徴を取得するように構成され、前記表示モジュールはさらに、前記視聴者の動作特徴に基づいて、前記視聴者の動作特徴とマッチングする特殊効果を提示するように構成される。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例14は実施例10~13の装置を提供し、前記表示モジュールはさらに、前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしない場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング失敗の特殊効果を提示するように構成される。
【0110】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例15は実施例10~13の装置を提供し、前記表示モジュールはさらに、前記ライブ配信インタフェースに当選プロンプト情報を提示するように構成され、前記取得モジュールはさらに、前記視聴者が前記当選プロンプト情報に基づいて入力した受賞情報を取得するように構成される。
【0111】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例16はライブ配信インタラクティブ装置を提供し、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するように構成される取得モジュールであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、取得モジュールと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得るように構成されるマッチングモジュールと、を含み、
前記マッチング結果に基づいて、視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信する。
【0112】
本開示の1つ又は複数の実施例に基づいて、実施例17は実施例16の装置を提供し、前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む。
【0113】
以上の説明は、本開示の好ましい実施例及び使用される技術原理についての説明に過ぎない。当業者であれば分かるように、本開示の実施例に係る開示範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせによる技術的解決手段に限定されるものではなく、同時に上記開示発想から逸脱しない場合、上記技術的特徴又はその同等の特徴から任意に組み合わせによって形成された他の技術方案を含むべきである。例えば、上記特徴は、本開示の実施例に開示されている(これに限定されない)類似の機能を有する技術的特徴を互いに置換して形成される技術的解決手段である。
【0114】
また、特定の順序で各操作を説明したが、これらの操作が示された特定の順序又は順番で実行されることが要求されると理解されるべきではない。場合によって、マルチタスクと並列処理が有利である可能性がある。同様に、上述した説明にはいくつの具体的な実現詳細が含まれているが、これらが本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。各実施例のコンテキストに記載されている特徴のうちのいくつかは、組み合わせて単一の実施例で実現すしてもよい。これに対して、単一の実施例のコンテキストに記載されているさまざまな特徴も単独して又は任意の適切なサブ組み合わせ方式で複数の実施例において実現することができる。
【0115】
構成的特徴及び/又は方法ロジック動作に特定された言語で本主題を記述したが、添付された特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも上述した特定の特徴又は動作に限定されるものではないことを理解すべきである。これに対して、上述した特定の特徴及び動作は特許請求の範囲を実現するための例示的なものに過ぎない。上記実施例における装置について、各モジュールが操作を実行する具体的な方式はすでに該方法に係る実施例で詳細に説明されており、ここでは詳細な説明は省略する。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用されるライブ配信インタラクティブ方法であって、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するステップと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するステップと、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するステップと、を含む、ライブ配信インタラクティブ方法。
【請求項2】
前記視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得する前記ステップは、
前記視聴者に候補動作を提示するステップと、
前記視聴者が前記候補動作に基づいて、前記インタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像を取得するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記インタラクティブ画像に基づいて、前記視聴者の動作特徴を取得するステップと、
前記視聴者の動作特徴に基づいて、前記視聴者の動作特徴にマッチングする特殊効果を提示するステップと、をさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングしない場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング失敗の特殊効果を提示するステップをさらに含む、請求項1~
3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記ライブ配信インタフェースに当選プロンプト情報を提示するステップと、
前記視聴者が前記当選プロンプト情報に基づいて入力した受賞情報を取得するステップと、をさらに含む、請求項1~
3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
サーバに適用されるライブ配信インタラクティブ方法であって、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するステップであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、ステップと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するステップと、を含む、ライブ配信インタラクティブ方法。
【請求項8】
前記動作特徴は身体動作特徴及び/又は表情特徴を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
視聴者の端末と、ライブ配信者の端末と、サーバとを含むライブ配信インタラクティブシステムであって、
前記視聴者の端末は、インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示し、視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成され、
前記ライブ配信者の端末は、ライブ配信者の動作特徴を前記サーバに送信するように構成され、
前記サーバは、前記視聴者の動作特徴を取得し、前記視聴者の動作特徴とライブ配信者の動作特徴をマッチングし、マッチング結果を得て、前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するための特殊効果命令を前記視聴者の端末に送信するように構成され、
前記視聴者の端末は、さらに、前記特殊効果命令に基づいて、前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように構成される、ライブ配信インタラクティブシステム。
【請求項10】
ライブ配信インタラクティブ装置であって、
インタラクションをサポートするインタラクティブコントロールを含むライブ配信インタフェースを提示するように構成される表示モジュールと、
視聴者が前記インタラクティブコントロールを介してインタラクティブ動作をトリガーする場合、視聴者が前記インタラクティブ動作を実行する時の、前記視聴者の動作特徴を含むインタラクティブ画像を取得するように構成される取得モジュールと、を含み、
表示モジュールは、さらに、前記視聴者の動作特徴がライブ配信者の動作特徴とマッチングする場合、前記ライブ配信インタフェースにマッチング成功の特殊効果を提示するように構成される、ライブ配信インタラクティブ装置。
【請求項11】
ライブ配信インタラクティブ装置であって、
視聴者の動作特徴及びライブ配信者の動作特徴を取得するように構成される取得モジュールであって、前記視聴者の動作特徴は前記視聴者がインタラクティブ動作を実行する時のインタラクティブ画像に基づいて得られる、取得モジュールと、
前記視聴者の動作特徴と前記ライブ配信者の動作特徴をマッチングしてマッチング結果を得るように構成されるマッチングモジュールと、を含み、
前記マッチング結果に基づいて、前記視聴者の端末に特殊効果命令を送信し、該特殊効果命令は視聴者の端末に前記マッチング結果に対応する特殊効果を提示するように指示するように構成される、ライブ配信インタラクティブ装置。
【請求項12】
電子機器であって、
コンピュータプログラムが記憶されている記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して請求項1~
3のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、又は請求項7又は8に記載の方法のステップを実現するように構成される処理装置と、を含む電子機器。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、該プログラムは処理装置によって実行される時、請求項1~
3のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、又はプログラムは処理装置によって実行される時、請求項7又は8に記載の方法のステップを実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行される時、コンピュータに請求項1~
3のいずれか1項に記載の方法を実行させる、又は請求項7又は8に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】