IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ センサムの特許一覧

特表2024-530703接続ブレードを備えた接続トランスミッタ
<>
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図1
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図2
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図3
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図4
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図5a
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図5b
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図5c
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図6
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図7a
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図7b
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図7c
  • 特表-接続ブレードを備えた接続トランスミッタ 図8
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-23
(54)【発明の名称】接続ブレードを備えた接続トランスミッタ
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/3207 20060101AFI20240816BHJP
   A61M 25/092 20060101ALI20240816BHJP
【FI】
A61B17/3207
A61M25/092 510
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024510223
(86)(22)【出願日】2022-08-12
(85)【翻訳文提出日】2024-04-15
(86)【国際出願番号】 EP2022072669
(87)【国際公開番号】W WO2023020961
(87)【国際公開日】2023-02-23
(31)【優先権主張番号】21306130.2
(32)【優先日】2021-08-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518140081
【氏名又は名称】センサム
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】ルクール,ギヨーム
(72)【発明者】
【氏名】レベデフ,ゴル
(72)【発明者】
【氏名】カレル,ブルーノ
【テーマコード(参考)】
4C160
4C267
【Fターム(参考)】
4C160EE21
4C160EE30
4C160MM36
4C267AA28
4C267BB02
4C267BB04
4C267CC09
4C267EE01
4C267HH22
(57)【要約】
ガイドワイヤをコネクタアセンブリ(14)に接続するための接続トランスミッタであって、コネクタアセンブリを少なくとも部分的に取り囲むケーシング(16)と、縦軸(X)に沿ってケーシング内に延びる縦方向接続要素(18)と、を備える接続トランスミッタである。接続要素は、横軸に沿って平行移動可能であり、ガイドワイヤを受け入れる。コネクタアセンブリは、横軸に沿って延びる少なくとも1つの接続ブレードを備え、接続要素は、ガイドワイヤを受け入れ、接続ブレードと協働するための、少なくとも1つの横方向キャビティ(26)を備える。接続トランスミッタは、横方向キャビティ(26)と接続ブレードが横方向に係合解除される、非接続構成と、横方向キャビティ(26)と接続ブレードが係合により横方向に協働する、接続構成とを呈する。接続構成は、ガイドワイヤを少なくとも接続ブレードに接続することを可能にする。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガイドワイヤ(12)をコネクタアセンブリ(14)に接続することを意図された接続トランスミッタ(10)であって、前記接続トランスミッタ(10)は、
- コネクタアセンブリ(14)と、
- 前記コネクタアセンブリ(14)を少なくとも部分的に取り囲むケーシング(16)と、
- 縦軸(X)に沿って前記ケーシング(16)内に延びる縦方向接続要素(18)と、
を備え、
前記接続要素(18)は、前記ケーシング(16)内で、前記縦軸(X)に垂直な横軸(Y)に沿って平行移動可能であり、前記縦方向接続要素(18)は、前記ガイドワイヤ(12)を受け入れることをさらに意図されており、
前記コネクタアセンブリ(14)は、前記横軸(Y)に沿って延びる少なくとも1つの接続ブレード(20)を備え、前記接続要素(18)は、前記ガイドワイヤ(12)を少なくとも部分的に受け入れることを意図され、且つ、横方向の平行移動によって前記少なくとも1つの接続ブレード(20)と協働することをさらに意図された、少なくとも1つの横方向キャビティ(26)を備え、
前記接続トランスミッタ(10)は、
- 前記縦方向接続要素(18)の少なくとも1つの横方向キャビティ(26)と前記コネクタアセンブリ(14)の少なくとも1つの接続ブレード(20)が横方向に係合解除される、非接続構成と、
- 前記縦方向接続要素(18)の少なくとも1つの横方向キャビティ(26)と前記コネクタアセンブリ(14)の少なくとも1つの接続ブレード(20)が係合により横方向に協働する、接続構成と、
の少なくとも2つの構成を呈し、
前記接続構成は、前記縦方向接続要素(18)の内部に導入されたガイドワイヤ(12)を前記コネクタアセンブリ(14)の少なくとも接続ブレード(20)と接続することを可能にする、
接続トランスミッタ(10)。
【請求項2】
前記縦方向接続要素(18)は、前記縦軸(X)に沿って延びる縦方向キャビティ(22)を備え、前記縦方向キャビティ(22)は、前記ガイドワイヤ(12)を受け入れることを意図されており、前記縦方向キャビティ(22)は、前記縦方向接続要素(18)の各横方向キャビティ(26)と交差する、先行する請求項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項3】
前記縦方向接続要素(18)は、前記ガイドワイヤ(12)が前記縦方向接続要素(18)内に導入されると、前記ガイドワイヤ(12)の半径方向又は横方向の動きを防ぎ、前記ガイドワイヤ(12)の縦方向の滑動のみを可能にするように構成された少なくとも1つの半径方向ストップ部(23)を備える、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項4】
前記接続トランスミッタ(10)の接続構成は、前記縦方向接続要素(18)を前記横軸(Y)に沿って平行移動させることによって得られ、したがって、前記縦方向接続要素(18)の内部に導入されたガイドワイヤ(12)を前記コネクタアセンブリ(14)の各接続ブレード(20)と同時に接続することが可能になる、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項5】
前記接続ブレード(20)の数は、各接続ブレード(20)がそれぞれの横方向キャビティ(26)に対応するように、前記横方向キャビティ(26)の数に等しい、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項6】
前記接続トランスミッタ(10)のデフォルト構成は、前記ケーシング(16)と横方向に協働することを意図された横方向ロック要素(28)によって維持される接続構成である、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項7】
前記横方向ロック要素(28)は、前記ケーシング(16)と前記縦方向接続要素(18)との間に延びることを意図されたスプリングを備える、先行する請求項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項8】
前記縦方向接続要素(18)と前記ケーシング(16)は両方とも、導入されたガイドワイヤ(12)の縦方向の滑動を防ぐために、前記接続トランスミッタ(10)がその接続構成にあるときに一緒に協働することを意図されたワイヤ縦方向ロック要素(24)を備える、先行する請求項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項9】
前記縦方向接続要素(18)は、前記縦方向接続要素(18)を前記接続構成と前記非接続構成との間で切り替えるための作動スイッチ(30)を備え、前記作動スイッチ(30)は前記ケーシング(16)の外側から操作可能である、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項10】
前記作動スイッチ(30)は、ユーザの親指で押されることを意図されたスライダを備える、先行する請求項に記載の接続トランスミッタ(10)。
【請求項11】
先行する請求項のいずれか一項に記載の接続トランスミッタ(10)と、前記接続トランスミッタ(10)の内部に少なくとも部分的に導入することを意図されたガイドワイヤ(12)とを備える接続キット。
【請求項12】
前記コネクタアセンブリ(14)は、前記横軸(Y)に沿って延びるN個の接続ブレード(20)を備え、前記縦方向接続要素(18)はN個の横方向キャビティ(26)を備え、各横方向キャビティ(26)は、横方向の平行移動によって前記コネクタアセンブリ(14)の1つの対応する接続ブレード(20)と協働することを意図されており、前記Nは、前記ガイドワイヤの近位端での接触ゾーンの数に等しい整数である、先行する請求項に記載の接続キット。
【請求項13】
前記ガイドワイヤ(12)の第1の端は、前記ガイドワイヤ(12)の縦方向に沿って配置された一連の接触ゾーン(13)を備え、各電気接点はそれぞれの横方向キャビティ(26)に関連付けられ、2つの横方向キャビティ(26)間の縦軸(X)に沿った距離は、前記ガイドワイヤの縦軸に沿った2つの対応する接触ゾーン(13)間の距離に等しい、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続キット。
【請求項14】
ガイドワイヤ(12)を接続トランスミッタ(10)のコネクタアセンブリ(14)に接続することを意図された接続プロセスであって、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の接続トランスミッタ(10)によって実施され、
- 前記ガイドワイヤ(12)の第1の端を前記縦方向接続要素(18)内に縦方向に導入するステップと、
- 前記ガイドワイヤ(12)を前記コネクタアセンブリ(14)の接続ブレード(20)のうちの少なくとも1つと接触させるべく、前記接続トランスミッタ(10)を接続構成に切り替えるステップと、
を記載順に含む、接続プロセス。
【請求項15】
前記プロセスは、前記ガイドワイヤ(12)を前記縦方向接続要素(18)内に導入する前のステップを含み、前記さらなるステップは前記接続トランスミッタ(10)を非接続構成に切り替えるものである、先行する請求項に記載の接続プロセス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガイドワイヤをコネクタ、例えば回路基板アセンブリに安全に接続することに関する。
【背景技術】
【0002】
遠位先端部にセンサが取り付けられているガイドワイヤを含むガイドワイヤアセンブリが、血管内のイメージングに日常的に用いられている。ガイドワイヤの遠位先端部のセンサは、普通は、例えば、モニタ、制御ユニット、又はコンピュータなどの外部機器につながるインターフェースケーブルに接続される。
【0003】
血管(静脈又は動脈を含む)の閉塞は、動物(例えば、ヒト又はヒト以外の動物)の様々な部分で発生する可能性があり、重大な影響を有する可能性がある。虚血性脳卒中では、例えば、血栓が脳動脈内の血流を完全に又は部分的に遮断する。血栓が迅速に治療されなければ、不十分な血流により脳に取り返しのつかない損傷が生じる可能性がある。
【0004】
血管内の赤血球及び/又は白血球及び/又は血小板の凝固によって生じ得る血栓によって閉塞が引き起こされる可能性がある。凝固は、損傷、閉塞部位での異常な血流、動物の凝固しやすい疾患/状態、及び/又は他の因子を含む様々な因子によってトリガされる可能性がある。
【0005】
血栓の一般的な治療は血栓の化学的溶解であり、これは血管閉塞後、最初の4.5時間以内に実行可能である。別の一般的な選択肢は、吸引カテーテル又はステントレトリーバを使用して血管から血栓を除去する機械的血栓回収療法である。
【0006】
ステントレトリーバは、ワイヤの端に取り付けられたステントを含む。ステントは、血管構造及び血栓内に展開され、血栓内で拡張され、通常0.5乃至10分の待ち時間の後に、血管から血栓を引き抜くべく抜去される。ステントレトリーバによる血栓のからめとりが最適でなければ、血栓の一部をレトリーバがとり残す又は紛失する可能性があり、したがって、血栓を治療して血管内の循環を回復するために数回の連続的な治療(平均3回)が必要になる場合がある。
【0007】
前述のようなガイドワイヤを使用して行われる血栓の性質の早期判定により、前記血栓の治療が強化される可能性がある。血栓の性質を判定するための公知の技術は、所定の周波数範囲にわたる血栓インピーダンスの推移を測定するために、血栓にガイドワイヤのセンサアセンブリを適用することを含む。対応する電気信号がガイドワイヤの長さに沿って伝達され、ガイドワイヤは、その近位端で接続トランスミッタを通じて処理ユニットに接続される。
【0008】
文献US6,428,336は、公知の接続トランスミッタを開示している。このトランスミッタは、縦軸に沿って配置された一連の電気接点を備える。接続トランスミッタの各電気接点が対応するガイドワイヤ接点と電気接触するまで、ガイドワイヤの近位端が前記縦軸に沿って挿入され、前記ガイドワイヤ接点は、ガイドワイヤの縦方向に沿って互いに或る距離をおいて連続的に配置される。
【0009】
しかしながら、そのような器具は満足のいくものではない。実際、前述の操作では、接続トランスミッタの電気接点に対するガイドワイヤ接点の継続的な摩擦により、ガイドワイヤの先端に近いほどガイドワイヤ接点の摩耗が多くなる。さらに、前記接続中のガイドワイヤ及び接続トランスミッタの取り扱いは、例えば前記摩擦に起因して扱いにくく、結果的にガイドワイヤが破損する可能性がある。
【0010】
したがって、本発明の目的は、ガイドワイヤの劣化のリスクを低減しながら、公知の接続トランスミッタよりも使いやすい接続トランスミッタを提供することである。
【発明の概要】
【0011】
したがって、本発明は、ガイドワイヤをコネクタアセンブリに接続することを意図された接続トランスミッタであって、接続トランスミッタは、
- コネクタアセンブリと、
- コネクタアセンブリを少なくとも部分的に取り囲むケーシングと、
- 縦軸に沿ってケーシング内に延びる縦方向接続要素と、
を備え、
接続要素は、縦軸に垂直な横軸に沿ってケーシング内で平行移動可能であり、前記縦方向接続要素は、ガイドワイヤを受け入れることをさらに意図されており、
コネクタアセンブリは、横軸に沿って延びる少なくとも1つの接続ブレードを備え、接続要素は、ガイドワイヤを少なくとも部分的に受け入れることを意図され、且つ、横方向の平行移動によって少なくとも1つの接続ブレードと協働することをさらに意図された、少なくとも1つの横方向キャビティを備え、
接続トランスミッタは、
- 縦方向接続要素の少なくとも1つの横方向キャビティとコネクタアセンブリの少なくとも1つの接続ブレードが横方向に係合解除される、非接続構成と、
- 縦方向接続要素の少なくとも1つの横方向キャビティとコネクタアセンブリの少なくとも1つの接続ブレードが係合により横方向に協働する、接続構成と、
の少なくとも2つの構成を呈し、
接続構成は、縦方向接続要素の内部に導入されたガイドワイヤをコネクタアセンブリの少なくとも接続ブレードと接続することを可能にする、
接続トランスミッタに関する。
【0012】
したがって、このソリューションは上記の目的を達成する。特に、これは、簡単で便利な接続器具を提供しながら、接続ブレードの摩耗を低減し、さらに、前記ブレードの摩耗を低減及び均一にすることを可能にする。
【0013】
本発明に係る接続トランスミッタは、以下の特徴のうちの1つ以上を、互いに独立して又は互いに組み合わせて含み得る:
- 縦方向接続要素は、縦軸に沿って延びる縦方向キャビティを備え、前記縦方向キャビティは、ガイドワイヤを受け入れることを意図されており、前記縦方向キャビティは、縦方向接続要素の各横方向キャビティと交差し得る、
- 縦方向接続要素は、前記ガイドワイヤが縦方向接続要素内に導入されると、ガイドワイヤの半径方向又は横方向の動きを防ぎ、前記ガイドワイヤの縦方向の滑動のみを可能にするように構成された少なくとも1つの半径方向ストップ部を備え得る、
- 接続トランスミッタの接続構成は、縦方向接続要素を横軸に沿って平行移動させることによって得られ、したがって、縦方向接続要素の内部に導入されたガイドワイヤをコネクタアセンブリの各接続ブレードと同時に接続することが可能になり得る、
-接続ブレードの数は、各接続ブレードがそれぞれの横方向キャビティに対応するように、横方向キャビティの数に等しいものであり得る、
- 接続トランスミッタのデフォルト構成は、ケーシングと横方向に協働することを意図された横方向ロック要素によって維持される接続構成であり得る、
- 横方向ロック要素は、ケーシングと縦方向接続要素との間に延びることを意図されたスプリングを備え得る、
- 縦方向接続要素とケーシングは両方とも、導入されたガイドワイヤの縦方向の滑動を防ぐために、接続トランスミッタがその接続構成にあるときに一緒に協働することを意図されたワイヤ縦方向ロック要素を備え得る、
- 縦方向接続要素は、縦方向接続要素を接続構成と非接続構成との間で切り替えるための作動スイッチを備え、前記作動スイッチはケーシングの外側から操作可能であり得る、
- 作動スイッチは、ユーザの親指で押されることを意図されたスライダを備え得る。
【0014】
本発明はさらに、上記に挙げた技術的特徴のいずれか1つに係る接続トランスミッタと、接続トランスミッタの内部に少なくとも部分的に導入することを意図されたガイドワイヤとを含む接続キットに関する。
【0015】
本発明に係る接続キットは、以下の特徴のうちの1つ以上を、互いに独立して又は互いに組み合わせて含み得る:
- コネクタアセンブリは、横軸に沿って延びるN個の接続ブレードを備え、縦方向接続要素はN個の横方向キャビティを備え、各横方向キャビティは、横方向の平行移動によってコネクタアセンブリの1つの対応する接続ブレードと協働することを意図されており、Nは、ガイドワイヤの近位端での接触ゾーンの数に等しい整数であり得る、
- ガイドワイヤの第1の端は、ガイドワイヤの縦方向に沿って配置された一連の接触ゾーンを備え、各電気接点はそれぞれの横方向キャビティに関連付けられ、2つの横方向キャビティ間の縦軸に沿った距離はガイドワイヤの縦軸に沿った2つの対応する接触ゾーン間の距離に等しい。
【0016】
本発明はさらに、ガイドワイヤを接続トランスミッタのコネクタアセンブリに接続することを意図された接続プロセスであって、上記に挙げた技術的特徴のいずれか1つに係る接続トランスミッタによって実施され、
- ガイドワイヤの第1の端を縦方向接続要素内に縦方向に導入するステップと、
- ガイドワイヤをコネクタアセンブリの接続ブレードのうちの少なくとも1つと接触させるべく、接続トランスミッタを接続構成に切り替えるステップと、
を記載順に含む接続プロセスに関する。
【0017】
本発明に係るプロセスは、ガイドワイヤを縦方向接続要素内に導入する前のステップを含み、前記さらなるステップは、接続トランスミッタを非接続構成に切り替えるものであり得る。
【0018】
添付の図面を参照しながら、単なる例示的な非限定的な例である例示として与えられる本発明の実施形態の以下の詳細な説明的記述を一読する中で、本発明はよりよく理解されることになり、他の目的、詳細、特徴、及び利点がより明確に浮かび上がることになる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の全体の斜視図である。
図2】縦方向接続要素がケーシングの外部にある、本発明の分解図である。
図3】縦方向接続要素がケーシングの内部にある、本発明の分解図である。
図4】本発明の内部斜視図である。
図5a】本発明の縦方向接続要素の斜視図である。
図5b】本発明の縦方向接続要素の側面断面図である。
図5c】本発明に係るスライダの横断面図である。
図6】本発明に係るコネクタアセンブリの斜視図である。
図7a】本発明によりガイドワイヤをコネクタアセンブリに接続するプロセスのステップの図である。
図7b】本発明によりガイドワイヤをコネクタアセンブリに接続するプロセスのステップの図である。
図7c】本発明によりガイドワイヤをコネクタアセンブリに接続するプロセスのステップの図である。
図8】本発明によりコネクタアセンブリに接続されたガイドワイヤの側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1からわかるように、本発明は、ガイドワイヤ12をコネクタアセンブリ14、例えばプリント回路基板アセンブリに接続することを意図された接続トランスミッタ10に関する。接続トランスミッタ10は、ガイドワイヤ12の操作中に医療専門家が取り扱うことを意図されている。
【0021】
当業者にはよく知られているように、ガイドワイヤ12は、カテーテル又は髄内ピンなどのより大きな器具又はプロテーゼを患者の体内に配置するためのガイドとして用いられるワイヤ又はスプリングである。ガイドワイヤはまた、血栓の周囲の組織などの患者の組織又は血栓自体を調べるために用いられる場合がある。本発明は、約0.2乃至0.5mm、好ましくは0.35mmのガイドワイヤ12を接続することに関する。この特定の意図において、ガイドワイヤ12は、ガイドワイヤの縦方向に沿って配置された少なくとも1つの周方向接触ゾーン13(図5b及び図8参照)を備える。これらの接触ゾーンは、コネクタアセンブリ14との接続を確立することを意図されている。
【0022】
図面に示されているように、本発明に係る接続トランスミッタ10は、
- コネクタアセンブリ14、この場合はプリント回路基板アセンブリと、
- 好ましくは縦軸Xに沿って延びるケーシング16と、
- 縦軸Xに沿ってケーシング16内に延びる縦方向接続要素18と、
を備える。
【0023】
図2図3、及び図4からわかるように、ケーシング16は、コネクタアセンブリ14を少なくとも部分的に取り囲む。図1からわかるように、ケーシングは概して円筒形の形状を呈する。図2及び図3に図示されている実施形態では、ケーシング16は、コネクタアセンブリ14の周りで互いに固定される、例えば、互いにねじ留めされる2つの部品からなる。ケーシング16は、その縦方向端のうちの1つに1つの開口部16aを有し、前記開口部16aは縦方向接続要素18を受け入れる。
【0024】
或る好ましい実施形態では、ケーシング16に使用される材料は、FormLabs(登録商標)によって製造された樹脂である、White Resin Standardを含む。これは光造形プリンティングに通常使用されるABSのような樹脂である。サイズに関して、ケーシング16は、140及び150mmの間、好ましくは148.5mmの長さと、25及び30mmの間、好ましくは28mmの直径を有する。
【0025】
或る実施形態では、ケーシング16は取り外し可能なケーシングである。
【0026】
或る実施形態では、コネクタアセンブリは、図6に示すように、基板アセンブリ、より正確にはプリント回路基板アセンブリ(PCBA)であり得る。実施形態に関係なく、コネクタアセンブリ14のサイズは、機能のために使用されるコンポーネントに依存する。同様に、コネクタアセンブリ14の形状は、接続されるガイドワイヤ12に応じて設計される。
【0027】
コネクタアセンブリ14は、横軸Yに沿って延びる少なくとも1つの接続ブレード20を備える。各ブレード20は、電気接続を確立するためにガイドワイヤ12の1つの対応する接触ゾーン13と接触することを意図されている。
【0028】
横軸Yは、縦軸Xに対して実質的に垂直である。
【0029】
各接続ブレード20は、2及び3mmの間、好ましくは2.6mmの幅と、6及び8mmの間、好ましくは7.5mmの高さを有する。
【0030】
本発明に関して、各接続ブレード20は、その自由端に少なくとも1つのフィンガ201を備える。一実施形態(図示せず)では、フィンガは、フィンガ201の先端又はその端に概して「C」字形の部分を有し得る。ガイドワイヤ12は、前記C字区域にわたることができる。代替的な図示されていない実施形態では、各フィンガ201は、単に僅かに傾斜することができ、フィンガに接触するガイドワイヤによって及ぼされる圧力及び/又は重量の下で屈曲する。フィンガ201には、その先端に、ガイドワイヤ12と接続することを意図されたプラットフォームを設けることもできる。図6に例示されている実施形態では、各接続ブレード20は、4つのフィンガ201を備えた概して櫛形の形状を呈する。より正確には、この実施形態では、各フィンガ201の自由端は、一方又は他方の半径方向に屈曲を呈する。フィンガ201の屈曲は、縦方向にX軸に沿って交互に生じる。したがって、これらの屈曲したフィンガ201は、各ブレード20の自由端に概してV字形の形状を生み出し、これにより、導入されるガイドワイヤ12のためのファンネルが形成される。
【0031】
ブレード20は、好ましくは、或る種の銅-ベリリウム合金(Cu-Be)を含み、さらに、それらの電気特性を高めるためにニッケル(Ni)及び金(Au)でコーティングされる。
【0032】
例示されている実施形態に関して、コネクタアセンブリ14は、横軸Yに沿って延びる6つの接続ブレード20を備える。6つの接続ブレード20は、縦方向X軸に沿って位置合わせされ、縦方向接続要素18(図2及び図3参照)と位置合わせされる。より一般的には、接続ブレード20の数は、接続トランスミッタ10が協働することを意図されているガイドワイヤの接触ゾーン13の数に少なくとも等しい。
【0033】
縦方向接続要素18は、30及び50mmの間、好ましくは42mmの長さを有する。
【0034】
縦方向接続要素18は、横軸Yに沿って、開口部16aを通じて、ケーシング16内で平行移動可能である。接続要素18は、後述するように、X軸に沿った望ましくない縦方向の滑動を回避するためにケーシングに縦方向に固定される。接続トランスミッタ10が機能しているとき、接続要素18は、Y軸に沿って横方向にのみ平行移動することができる。
【0035】
縦方向接続要素18は、ガイドワイヤ12を受け入れることを意図されている。より正確には、図5a及び図5cからわかるように、縦方向接続要素18は、縦軸Xに沿って延びる縦方向キャビティ22を備える。これらの実施形態では、この縦方向キャビティ22は、ガイドワイヤ12を受け入れることを意図されている。
【0036】
縦方向接続要素18は、特に、その中にガイドワイヤ12が導入されるとガイドワイヤ12の半径方向又は横方向の滑動を回避するように設計されている。より正確には、図5a、図5b、図5c、図7a、図7b、図7c、及び図8から推測できるように、縦方向接続要素18は、ガイドワイヤ12の縦方向の滑動のみを可能にする。これを達成するために、縦方向接続要素18は、少なくとも1つの半径方向ストップ部23を備える。図5a、図5b、図5c、図7a、図7b、図7c、及び図8に描画されている実施形態では、半径方向ストップ部23は、縦方向キャビティ22自体の壁である。或る代替的な図示されていない実施形態では、半径方向ストップ部23は、一組の内歯又はスパイク又は特定の外壁テクスチャであってもよい。
【0037】
ガイドワイヤ12が縦方向接続要素内に導入されると、ガイドワイヤは全方向において定位置にとどまることが重要である。したがって、導入されたガイドワイヤ12をX軸に沿って縦方向にさらにロックするために、縦方向接続要素18とケーシング16は両方とも、作動されたときに一緒に協働することを意図されたワイヤ縦方向ロック要素24を備える。描画されている実施形態では、図7a、図7b、図7c、及び図8からわかるように、前記ワイヤ縦方向ロック手段は、ケーシング16に固定されたロックブロック24aを備え、一方、縦方向接続要素18は、対応する横方向ロックキャビティ24bを有する。或る実施形態では、ロックブロック24aは、軟質ポリマー(PDMS)ブロックとすることができる。前記横方向ロックキャビティ24bは、縦方向接続要素18の縦方向キャビティ22の内部に通じている。横方向ロックキャビティ24bは、縦方向接続要素18に対して不動である。このように、横方向ロックキャビティ24bは、好ましくはポリマーロックブロック24aに対して横方向に可動である。したがって、ケーシング16内の縦方向接続要素18のY軸に沿った横方向位置に応じて、ポリマーロックブロック24aは、縦方向接続要素18の縦方向キャビティ22内に突き出て塞ぐ(図7c及び図8参照)、又は前記縦方向キャビティ22外にとどまる(図7a、図7b参照)。その突出位置において、ポリマーロックブロック24aは、導入されたガイドワイヤ12と摩擦により協働し、したがって、ガイドワイヤ12のX軸に沿った滑動を防ぐことができる。
【0038】
有利なことに、縦方向接続要素18は、縦方向位置合わせ要素、例えば、縦方向キャビティ22の遠位壁をさらに備える。縦方向位置合わせ要素は、ガイドワイヤ12の遠位先端部が前記縦方向位置合わせ要素と当接するとき、ガイドワイヤ12の各接触ゾーン13が縦方向接続要素18のそれぞれの横方向キャビティ26内に配置されるように設計されている。前記横方向キャビティ26については後述する。
【0039】
縦方向接続要素18は、Y軸に沿って延びる少なくとも1つの横方向キャビティ26をさらに備える。この少なくとも1つの横方向キャビティ26は、コネクタアセンブリ14の少なくとも1つの接続ブレード20と、横方向の平行移動によって協働することを意図されている。接続ブレード20の数は、好ましくは横方向キャビティ26の数と同じである。このように、各接続ブレード20は1つの対応する横方向キャビティ26に対応する。例えば、図4に例示されている実施形態では、縦方向接続要素18は6つの横方向キャビティ26を備え、各横方向キャビティ26は、協働することを意図された接続ブレード20に対応する。各キャビティは、縦方向接続要素18の各表面上に、Y軸に沿って2つの開口部を有する。代替的な実施形態では、各横方向キャビティ26は、コネクタアセンブリ14に面する表面上に1つだけ開口部を有する。横方向キャビティは、好ましくは正方形の形状である。各横方向キャビティ26のサイズは、2及び5mmの長さ又は幅で構成される。横方向キャビティ26が正方形である場合、それらは好ましくは幅4mm、長さ4mmであり、これは、ガイドワイヤ12に接続されたとき、各横方向キャビティ26がガイドワイヤ12の各側部に2mm延び、各半分の横方向キャビティ26が2mmの幅及び4mmの長さを有することを意味する。
【0040】
図7a及び図8からわかるように、縦方向接続要素18の縦方向キャビティ22は、その横方向キャビティ26(図5c参照)のそれぞれと交差する。これは、縦方向接続要素18の縦方向キャビティ22内に導入されたガイドワイヤ12が、図5c、図7c、及び図8に例示されているように、縦方向接続要素18の横方向キャビティ26のそれぞれと交差できることを意味する。
【0041】
図7a、図7b、及び図7cからわかるように、本発明に係る接続トランスミッタ10は、少なくとも2つの構成:
- 縦方向接続要素18の横方向キャビティ26とコネクタアセンブリ14の接続ブレード20が横方向に係合解除される、非接続構成(図7a参照)、
- 縦方向接続要素18の横方向キャビティ26とコネクタアセンブリ14の各対応する接続ブレード20が係合により横方向に協働する、接続構成(図7c及び図8参照)、
を呈する。
【0042】
接続トランスミッタ10の構成は、ケーシング16内で縦方向接続要素18を横方向に(Y軸に沿って)平行移動させることによって変更される。
【0043】
非接続構成では、縦方向接続要素18の横方向キャビティ26とコネクタアセンブリ14の接続ブレード20は、横軸Yに関して2つの別個の平面内に配置される。
【0044】
接続構成では、縦方向接続要素18の横方向キャビティ26とコネクタアセンブリ14の接続ブレード20は、横軸Yに関して同一平面内に配置され、少なくとも部分的に係合により横方向の協働がもたらされる。したがって、ガイドワイヤ12が非接続構成で縦方向接続要素18の内部に導入されている場合、この接続構成に移行することで、ガイドワイヤ12が交差する横方向キャビティ26内のスペースをブレード20が埋めるので、ガイドワイヤ12はコネクタアセンブリ14の接続ブレード20のうちの少なくとも1つと接触する。このように、接続構成は、縦方向接続要素18の内部、より詳細には接触ゾーン13に導入されたガイドワイヤ12をコネクタアセンブリ14の接続ブレード20と接続することを可能にする。これは図8に示されている。
【0045】
ワイヤ縦方向ロック要素24に関して、接続トランスミッタ10がその接続構成にあるとき、上述のように、ポリマーロックブロック24aがガイドワイヤ12を摩擦により固定する。しかしながら、ガイドワイヤ12がまだ縦方向接続要素18の内部に導入されていないケースでは、接続トランスミッタ10がその接続構成にある場合、ポリマーロックブロック24aは、縦方向接続要素18を作動させること及び縦方向接続要素18を接続ブレード20が横方向キャビティ26から係合解除される非接続構成に滑動させることなく、ユーザがガイドワイヤ12を挿入することを防ぐというさらなる目的を有する。これにより、接続ブレード20間にワイヤを横方向ではなく縦方向に(すなわち、縦軸Xに沿って)強制することによって横方向の応力が加わった場合に損傷する可能性がある接続ブレード20が保護される。
【0046】
あらゆる種類の接続システムの主な問題の1つは、接続要素の摩耗、特に前記要素の非対称な摩耗である。コネクタアセンブリ14の接続ブレード20の前記非対称な摩耗を回避し、均一な摩耗を保証するために、接続トランスミッタ10の接続構成は、縦方向接続要素18の内部に導入されたガイドワイヤ12を各接続ブレード20と同時に接続することを可能にする。これは、ケーシング16内での縦方向接続要素18の横方向の平行移動によって可能となる。
【0047】
ワイヤ縦方向ロック要素24は、接続トランスミッタ10がその接続構成にあるとき、導入されたガイドワイヤ12の縦方向の滑動を回避するべく一緒に協働する。
【0048】
図面に示されている実施形態では、縦方向接続要素18のデフォルト又は静止構成は接続構成である。或る図示されていない代替的な実施形態では、デフォルト又は静止構成は非接続構成とすることもできる。デフォルト/静止構成は、縦方向接続要素18に固定され、ケーシング16と横方向に協働することを意図された、横方向ロック要素28によって維持される。図7a、図7b、図7cに描画されている実施形態では、横方向ロック要素28は、ケーシング16と縦方向接続要素28との間に延びる、したがって、接続要素18をケーシング16の方に下方に継続的に押す、スプリングを備える。スプリングは、2つのつめ28a、28b(図8参照)によって軸方向にロックされる。これらの実施形態では、横方向ロック要素28を非作動にするためには、スプリングを作動/圧縮する必要がある。したがって、これらの実施形態では、スプリングが作動/圧縮されるとき、横方向ロック要素28が非作動にされ/ロック解除され、接続トランスミッタ10は非接続構成にある。より正確には、ロック要素28が非作動にされる/ロック解除されるとき、接続要素28は二分されるケーシング16の他方まで上方に押される。代替的な実施形態では、前記スプリングが作動/圧縮されるとき、横方向ロック要素28が非作動にされ/ロック解除され、接続トランスミッタ10は接続構成にある。
【0049】
縦方向接続要素18を作動できるようにするために、縦方向接続要素18は作動スイッチ30を備え、前記作動スイッチ30はケーシングの外側から操作可能である。より正確には、作動スイッチ30は、横方向ロック要素28を非作動にする/ロック解除することを可能にし、したがって、縦方向接続要素18が横方向に(Y軸に沿って)平行移動することを可能にし、したがって構成の変更をもたらす。図5a及び図5bに描画されている実施形態では、作動スイッチ30は、ユーザの親指で作動されることを意図されたスライダ32を備える。スライダ32は接続要素18に固定される。スライダ32は、滑動要素34によってケーシング16、特にケーシング16の下側と協働する。滑動要素34は、実施形態に応じて、スライダ32及びケーシング16のうちの一方に存在する(例えば開口部16aにある)少なくとも1つのタブ34aと、ケーシング16及びスライダ32のうちの他方に存在する少なくとも1つの対応する横溝34bを備え得る。各タブ34aは、その対応する横溝34b内で滑動することを意図されており、したがって、スライダ32がケーシング16に対して横方向に滑動することを可能にし、したがって、接続要素18がケーシング16内で横方向に滑動することを可能にする。
【0050】
本発明に係る接続トランスミッタ10は、ガイドワイヤ12を前記接続トランスミッタ10のコネクタアセンブリ14に接続することを意図された接続プロセスを実施することを可能にする。示された実施形態に関して、接続プロセスは、
- 作動スイッチ30によって接続トランスミッタ10を非接続構成に切り替えるステップと、
- ガイドワイヤ12を接続要素18の縦方向キャビティ22内に縦方向に導入するステップと、
- ガイドワイヤ12をコネクタアセンブリ14の接続ブレード20のうちの少なくとも1つと接触させるべく、接続トランスミッタ10を接続構成に切り替えるステップと、
を記載順に含む。
【0051】
デフォルト/静止構成が非接続構成である、或る代替的な実施形態では、第1のステップは存在しない。
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図5c
図6
図7a
図7b
図7c
図8
【国際調査報告】