IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 深▲せん▼市華星光電技術有限公司の特許一覧

<>
  • 特表-発光基板及び表示装置 図1A
  • 特表-発光基板及び表示装置 図1B
  • 特表-発光基板及び表示装置 図2
  • 特表-発光基板及び表示装置 図3
  • 特表-発光基板及び表示装置 図4
  • 特表-発光基板及び表示装置 図5
  • 特表-発光基板及び表示装置 図6
  • 特表-発光基板及び表示装置 図7
  • 特表-発光基板及び表示装置 図8
  • 特表-発光基板及び表示装置 図9
  • 特表-発光基板及び表示装置 図10
  • 特表-発光基板及び表示装置 図11
  • 特表-発光基板及び表示装置 図12
  • 特表-発光基板及び表示装置 図13
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-27
(54)【発明の名称】発光基板及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20240820BHJP
   G09F 9/33 20060101ALI20240820BHJP
   H01L 33/00 20100101ALI20240820BHJP
   H10K 59/123 20230101ALI20240820BHJP
   H10K 59/131 20230101ALI20240820BHJP
【FI】
G09F9/30 330
G09F9/33
H01L33/00 L
H10K59/123
H10K59/131
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022552399
(86)(22)【出願日】2022-07-25
(85)【翻訳文提出日】2022-08-31
(86)【国際出願番号】 CN2022107624
(87)【国際公開番号】W WO2024011656
(87)【国際公開日】2024-01-18
(31)【優先権主張番号】202210835439.0
(32)【優先日】2022-07-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515203228
【氏名又は名称】ティーシーエル チャイナスター オプトエレクトロニクス テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】TCL China Star Optoelectronics Technology Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.9-2,Tangming Rd,Guangming New District,Shenzhen,Guangdong,China 518132
(74)【代理人】
【識別番号】110002181
【氏名又は名称】弁理士法人IP-FOCUS
(72)【発明者】
【氏名】劉 浄
(72)【発明者】
【氏名】▲とう▼ 紅照
(72)【発明者】
【氏名】陳 昊
(72)【発明者】
【氏名】陳 林楠
【テーマコード(参考)】
3K107
5C094
5F142
【Fターム(参考)】
3K107AA01
3K107BB01
3K107BB08
3K107CC45
3K107DD38
3K107DD39
3K107EE03
3K107EE59
3K107HH05
5C094AA44
5C094BA02
5C094BA23
5C094BA43
5C094CA19
5C094DB01
5C094DB02
5C094EA10
5C094FA01
5C094HA05
5C094HA08
5F142DB24
(57)【要約】
本願は、発光基板及び表示装置を公開しており、前記発光基板は、基板と、複数の信号線と、複数の発光ユニットと、を含み、複数の信号線は、少なくとも第一信号線及び第二信号線を含み、第一信号線に信号アクセス端子及び第一接続端子が設けられ、第二信号線に第二接続端子が設けられ、第一接続端子と第二接続端子は、電気的に接続され、信号アクセス端子は、信号の受信に用いられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、
前記基板に設けられる複数の信号線と、
前記基板にアレイ状に配列される複数の発光ユニットと、を含み、
前記発光ユニットと前記信号線は、電気的に接続され、
複数の前記信号線は、少なくとも第一信号線及び第二信号線を含み、複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット及び第二発光ユニットを含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第一信号線に信号アクセス端子及び第一接続端子が設けられ、前記第二信号線に第二接続端子が設けられ、前記第一接続端子と前記第二接続端子は、電気的に接続され、前記信号アクセス端子は、信号の受信に用いられる発光基板。
【請求項2】
前記基板は、対向して設けられる第一側及び第二側を有し、前記信号アクセス端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子及び前記第二接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記信号アクセス端子及び前記第二接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子は、前記第二側に設けられる請求項1記載の発光基板。
【請求項3】
前記発光ユニットは、駆動チップ及び少なくとも一つの発光素子を含み、前記駆動チップに第一ピン及び第二ピンが設けられ、前記第一ピンと前記発光素子は、電気的に接続され、前記第二ピンと前記信号線は、電気的に接続される請求項1記載の発光基板。
【請求項4】
複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット列及び第二発光ユニット列を含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第一発光ユニット列と前記第二発光ユニット列は、隣接して設けられる請求項1記載の発光基板。
【請求項5】
前記発光基板は、一本の接続線を更に含み、前記接続線の一端と前記第一接続端子は、電気的に接続され、前記接続線の他端と前記第二接続端子は、電気的に接続される請求項2記載の発光基板。
【請求項6】
前記発光基板は、複数の接続線を更に含み、各前記接続線の一端は、いずれも前記第一接続端子に電気的に接続され、各前記接続線の他端は、いずれも前記第二接続端子に電気的に接続される請求項2記載の発光基板。
【請求項7】
複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第三信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第二接続端子と前記第三接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子は、前記第一側又は前記第二側に設けられる請求項2記載の発光基板。
【請求項8】
複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる請求項2記載の発光基板。
【請求項9】
複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第二側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる請求項2記載の発光基板。
【請求項10】
前記第一信号線は、前記第二信号線の左側及び/又は右側に設けられる請求項1記載の発光基板。
【請求項11】
発光基板を含む表示装置であって、前記発光基板は、
基板と、
前記基板に設けられる複数の信号線と、
前記基板にアレイ状に配列される複数の発光ユニットと、を含み、
前記発光ユニットと前記信号線は、電気的に接続され、
複数の前記信号線は、少なくとも第一信号線及び第二信号線を含み、複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット及び第二発光ユニットを含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第一信号線に信号アクセス端子及び第一接続端子が設けられ、前記第二信号線に第二接続端子が設けられ、前記第一接続端子と前記第二接続端子は、電気的に接続され、前記信号アクセス端子は、信号の受信に用いられる表示装置。
【請求項12】
前記基板は、対向して設けられる第一側及び第二側を有し、前記信号アクセス端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子及び前記第二接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記信号アクセス端子及び前記第二接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子は、前記第二側に設けられる請求項11記載の表示装置。
【請求項13】
前記発光ユニットは、駆動チップ及び少なくとも一つの発光素子を含み、前記駆動チップに第一ピン及び第二ピンが設けられ、前記第一ピンと前記発光素子は、電気的に接続され、前記第二ピンと前記信号線は、電気的に接続される請求項11記載の表示装置。
【請求項14】
複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット列及び第二発光ユニット列を含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第一発光ユニット列と前記第二発光ユニット列は、隣接して設けられる請求項11記載の表示装置。
【請求項15】
前記発光基板は、一本の接続線を更に含み、前記接続線の一端と前記第一接続端子は、電気的に接続され、前記接続線の他端と前記第二接続端子は、電気的に接続される請求項12記載の表示装置。
【請求項16】
前記発光基板は、複数の接続線を更に含み、各前記接続線の一端は、いずれも前記第一接続端子に電気的に接続され、各前記接続線の他端は、いずれも前記第二接続端子に電気的に接続される請求項12記載の表示装置。
【請求項17】
複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第三信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第二接続端子と前記第三接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子は、前記第一側又は前記第二側に設けられる請求項12記載の表示装置。
【請求項18】
複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる請求項12記載の表示装置。
【請求項19】
複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、
前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第二側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる請求項12記載の表示装置。
【請求項20】
前記第一信号線は、前記第二信号線の左側及び/又は右側に設けられる請求項11記載の表示装置。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、表示技術分野に関し、具体的には、発光基板及び表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ミニ発光ダイオード(Mini-LED)は、台湾のエピスター社が最初に提供したものであり、ダイ(チップ)サイズが50μmから200μmまでの発光ダイオードにより構成されるディスプレイを指し、マイクロ発光ダイオードと小ピッチディスプレイの間にある。適用する方面は、ミニ発光ダイオードを直接用いるディスプレイとミニ発光ダイオードをバックライトに用いるディスプレイを含む。ミニ発光ダイオードディスプレイは、消費電力、色域、コントラスト、フレキシブル性、寿命等のいずれにおいても比較的優れており、プロセス難易度もマイクロ発光ダイオードほど難しくなく、製品製造が相対的に容易であることから、ミニ発光ダイオードは、消費市場において、有機発光ダイオードディスプレイと競合する、液晶ディスプレイから進歩した主要製品となることが望まれている。
【0003】
ミニ発光ダイオード技術を採用したスクリーンは、長寿命、焼き付きにくい等の利点を更に有し、量産後のコストは、有機発光ダイオードディスプレイスクリーンよりも更に低く実現される。当然ながら、ミニ発光ダイオードにも欠点が有り、より多くの発光ユニットを集積させることから、発光ユニットの区画が多くなるほど、発光ユニットに電気的に接続するための信号線が多くなり、対応して、信号を伝送するためのポートも多くなり、製品コストが高くなる。
【0004】
従って、如何にして、信号伝送ポートを減らし、製品生産コストを下げるかは、解決すべき問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、信号アクセス端子の数を減らし、信号伝送ポートを減らすことで、製品生産コストを下げる発光基板及び表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ある態様において、本願の実施例は、基板と、複数の信号線と、複数の発光ユニットと、を含み、複数の前記信号線は、前記基板に設けられ、複数の前記発光ユニットは、前記基板にアレイ状に配列され、前記発光ユニットと前記信号線は、電気的に接続され、複数の前記信号線は、少なくとも第一信号線及び第二信号線を含み、複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット及び第二発光ユニットを含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニットは、電気的に接続され、前記第一信号線に信号アクセス端子及び第一接続端子が設けられ、前記第二信号線に第二接続端子が設けられ、前記第一接続端子と前記第二接続端子は、電気的に接続され、前記信号アクセス端子は、信号の受信に用いられる発光基板を提供する。
【0007】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記基板は、対向して設けられる第一側及び第二側を有し、前記信号アクセス端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子及び前記第二接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記信号アクセス端子及び前記第二接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子は、前記第二側に設けられる。
【0008】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記発光ユニットは、駆動チップ及び少なくとも一つの発光素子を含み、前記駆動チップに第一ピン及び第二ピンが設けられ、前記第一ピンと前記発光素子は、電気的に接続され、前記第二ピンと前記信号線は、電気的に接続される。
【0009】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット列及び第二発光ユニット列を含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第一発光ユニット列と前記第二発光ユニット列は、隣接して設けられる。
【0010】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記発光基板は、一本の接続線を更に含み、前記接続線の一端と前記第一接続端子は、電気的に接続され、前記接続線の他端と前記第二接続端子は、電気的に接続される。
【0011】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記発光基板は、複数の接続線を更に含み、各前記接続線の一端は、いずれも前記第一接続端子に電気的に接続され、各前記接続線の他端は、いずれも前記第二接続端子に電気的に接続される。
【0012】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、前記第三信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第二接続端子と前記第三接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子は、前記第一側又は前記第二側に設けられる。
【0013】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる。
【0014】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第二側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる。
【0015】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記第一信号線は、前記第二信号線の左側及び/又は右側に設けられる。
【0016】
他の態様において、本願は、発光基板を含む表示装置であって、前記発光基板は、基板と、複数の信号線と、複数の発光ユニットと、を含み、複数の前記信号線は、前記基板に設けられ、複数の前記発光ユニットは、前記基板にアレイ状に配列され、前記発光ユニットと前記信号線は、電気的に接続され、複数の前記信号線は、少なくとも第一信号線及び第二信号線を含み、複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット及び第二発光ユニットを含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニットは、電気的に接続され、前記第一信号線に信号アクセス端子及び第一接続端子が設けられ、前記第二信号線に第二接続端子が設けられ、前記第一接続端子と前記第二接続端子は、電気的に接続され、前記信号アクセス端子は、信号の受信に用いられる表示装置を提供する。
【0017】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記基板は、対向して設けられる第一側及び第二側を有し、前記信号アクセス端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子及び前記第二接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記信号アクセス端子及び前記第二接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第一接続端子は、前記第二側に設けられる。
【0018】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記発光ユニットは、駆動チップ及び少なくとも一つの発光素子を含み、前記駆動チップに第一ピン及び第二ピンが設けられ、前記第一ピンと前記発光素子は、電気的に接続され、前記第二ピンと前記信号線は、電気的に接続される。
【0019】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット列及び第二発光ユニット列を含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニット列は、電気的に接続され、前記第一発光ユニット列と前記第二発光ユニット列は、隣接して設けられる。
【0020】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記発光基板は、一本の接続線を更に含み、前記接続線の一端と前記第一接続端子は、電気的に接続され、前記接続線の他端と前記第二接続端子は、電気的に接続される。
【0021】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記発光基板は、複数の接続線を更に含み、各前記接続線の一端は、いずれも前記第一接続端子に電気的に接続され、各前記接続線の他端は、いずれも前記第二接続端子に電気的に接続される。
【0022】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、前記第三信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第二接続端子と前記第三接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子は、前記第一側又は前記第二側に設けられる。
【0023】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第一側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる。
【0024】
任意で、本願のいくつかの実施例において、複数の前記発光ユニットは、第三発光ユニットを更に含み、複数の前記信号線は、第三信号線を更に含み、前記第三信号線と前記第三発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線に第三接続端子が更に設けられ、前記第三信号線に第四接続端子が設けられ、前記第三接続端子と前記第四接続端子は、電気的に接続され、前記第三接続端子及び前記第四接続端子は、前記第二側に設けられる、又は、前記第三接続端子は、前記第二側に設けられ、前記第四接続端子は、前記第一側に設けられる。
【0025】
任意で、本願のいくつかの実施例において、前記第一信号線は、前記第二信号線の左側及び/又は右側に設けられる。
【発明の効果】
【0026】
本願は、発光基板及び表示装置を提供する。前記発光基板は、基板と、複数の信号線と、複数の発光ユニットと、を含み、複数の前記信号線は、前記基板に設けられ、複数の前記発光ユニットは、前記基板にアレイ状に配列され、前記発光ユニットと一本の前記信号線は、電気的に接続され、複数の前記信号線は、第一信号線及び第二信号線を含み、複数の前記発光ユニットは、第一発光ユニット及び第二発光ユニットを含み、前記第一信号線と前記第一発光ユニットは、電気的に接続され、前記第二信号線と前記第二発光ユニットは、電気的に接続され、前記第一信号線に信号アクセス端子及び第一接続端子が設けられ、前記第二信号線に第二接続端子が設けられ、前記第一接続端子と前記第二接続端子は、電気的に接続され、前記信号アクセス端子は、信号の受信に用いられる。前記発光基板は、第一信号線及び第二信号線を電気的に接続することで、信号アクセス端子の数を減らし、信号伝送ポートを減らし、製品生産コストを下げ、製品競争力を高める。
【図面の簡単な説明】
【0027】
本願の実施例における技術案をより明確に説明するために、以下に、実施例の説明に使用する図面を簡潔に紹介する。以下の説明における図面は、本願のいくつかの実施例にすぎないことは明らかであり、当業者がこれらの図面に基づき、創造的努力なしに他の図面を得ることもできる。
【0028】
図1A】本願の実施例が提供する発光基板の第一構造概略図である。
図1B図1Aが提供する発光基板における発光ユニットの構造概略図である。
図2】本願の実施例が提供する発光基板の第二構造概略図である。
図3】本願の実施例が提供する発光基板の第三構造概略図である。
図4】本願の実施例が提供する発光基板の第四構造概略図である。
図5】本願の実施例が提供する発光基板の第五構造概略図である。
図6】本願の実施例が提供する発光基板の第六構造概略図である。
図7】本願の実施例が提供する発光基板の第七構造概略図である。
図8】本願の実施例が提供する発光基板の第八構造概略図である。
図9】本願の実施例が提供する発光基板の第九構造概略図である。
図10】本願の実施例が提供する発光基板の第十構造概略図である。
図11】本願の実施例が提供する発光基板の第十一構造概略図である。
図12】本願の実施例が提供する発光基板の第十二構造概略図である。
図13】本願の実施例が提供する表示装置の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下に本願の実施例の図面と併せて、本願の実施例における技術案を明確且つ徹底的に説明する。説明された実施例は、本願の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではないことは明らかである。本願の実施例に基づき、当業者が創造的努力なしに得られる全てのそのほかの実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
【0030】
本願の実施例は、信号伝送ポートを減らし、製品生産コストを下げることができる発光基板及び表示装置を提供する。以下にそれぞれ詳細に説明する。説明が必要なこととして、以下の実施例で説明する順序は、実施例の好適な順序を限定しない。また、本願の説明において、技術用語「を含む」は、「を含むがそれらに限定しない」ことを指す。技術用語「第一」、「第二」、「第三」等は、表記として使用しているにすぎず、異なる対象を区別するためのものであり、特定の順序を説明するためのものではない。
【0031】
図1Aを参照すると、図1Aは、本願の実施例が提供する発光基板の第一構造概略図である。図1Bは、図1Aが提供する発光基板における発光ユニットの構造概略図である。図1Aに示すように、本願の実施例は、基板10、複数の信号線20及び複数の発光ユニット30を含む、発光基板100を提供する。具体的に、複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、少なくとも第一信号線21及び第二信号線22を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31及び第二発光ユニット32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、第二信号線22に第二接続端子221が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。
【0032】
本願が提供する発光基板100は、第一信号線21及び第二信号線22を電気的に接続することで、信号アクセス端子211の数を減らし、信号伝送ポートを減らし、製品生産コストを下げ、製品競争力を高める。
【0033】
説明が必要なこととして、図1Aにおいて、第一信号線21は、第二信号線22の左側に設けられる、即ち、信号は、第一信号線21の一端に設けられる信号アクセス端子211を通過して、左から右に、第二信号線22に伝送することを例示的に示すだけである。具体的に、第一信号線21は、第二信号線22の右側に設けられてもよく、即ち、信号は、第一信号線21の一端に設けられる信号アクセス端子211を通過して、右から左に、第二信号線22に伝送する。ここで、複数の信号線20は、同層に設けられるが、異なる金属層に設けられてもよい。
【0034】
本願の実施例において、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有し、信号アクセス端子211は、第一側に設けられ、第一接続端子212及び第二接続端子221は、第二側に設けられる。ここで、基板10は、プリント回路基板、ガラス基板10又はフレキシブル基板10等であってもよい。
【0035】
本願の実施例において、発光基板は、一本の接続線24を更に含み、接続線24の一端と第一接続端子212は、電気的に接続され、接続線24の他端と第二接続端子221は、電気的に接続される。
【0036】
本願の実施例において、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット列31及び第二発光ユニット列32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット列31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット列32は、電気的に接続され、好ましくは、第一発光ユニット列31と第二発光ユニット列32は、隣接して設けられる。このような設計は、データ信号を順に基板10の複数列の発光ユニット30に伝送するのに有利であり、時間差による抵抗の差、充電量の差等の原因による表示問題を回避する。具体的に、第一発光ユニット列31と第二発光ユニット列32は、隣接して設けられなくてもよく、当業者は、必要に応じて調整することができるが、本願は、ここで具体的に限定しない。
【0037】
本願の実施例において、第一信号線21と複数の第二信号線22は、電気的に接続され、第二信号線22の数は20本未満である。具体的に、第一信号線21は、2本、3本、4本、5本、...18本の第二信号線22と電気的に接続されてもよく、好ましくは、第一信号線21と電気的に接続される第二信号線22の数は、20本未満である。このような設計は、相互に接続される信号線20の数が多すぎることで 抵抗が大きくなりすぎて、表示効果に著しく影響するのを回避できる。
【0038】
本願の実施例において、発光ユニット30は、駆動チップ33及び少なくとも一つの発光素子34を含み、駆動チップ33に第一ピン331及び第二ピン332が設けられ、第一ピン331と発光素子34は、電気的に接続され、第二ピン332と信号線20は、電気的に接続される。図1Bに、一つの駆動チップ33と四つの発光素子34は、電気的に接続され、一本の第一信号線21と三つの第一発光ユニット31は、電気的に接続され、一本の第二信号線22と三つの第二発光ユニット32は、電気的に接続されることを例示的に示す。具体的に、一つの駆動チップ33は、1~20個の発光素子群を制御でき、一つの発光素子群は、4~20個の発光素子34を有してもよい。各信号線20は、一列の発光ユニット30、即ち、5~100個の駆動チップを少なくとも制御できる。当業者は、必要に応じて発光素子34の数、及び信号線20に直列接続する発光ユニット30の数を調整することができるが、本願は、ここで具体的に限定しない。ここで、発光素子は、マイクロ発光ダイオード (Micro Light Emitting Diode、Micro-LED)、ミニ発光ダイオード(Mini Light Emitting Diode、Mini-LED)又は有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)であってもよい。
【0039】
本願において、信号線20が指すのは、データ信号を伝送するデータ線である。具体的に、各二列、三列又は更に多くの列数のデータ線を電気的に接続することで、それに対応して、発光基板に面外入力するデータ信号入力ポートの数が元の1/2、1/3、1/4…になり、それに対応して、バックライト制御ユニットのチャネルの数及びバックライト制御ユニットの数が減り、製品コストを下げる目的を達成することができる。更に、信号線20は、光制御配線(図には示さず)、接地配線(図には示さず)、信号入力配線(図には示さず)及び信号出力配線(図には示さず)を更に含んでもよい。
【0040】
本願の一つの具体的な実施形態として、図2を参照すると、図2は、本願の実施例が提供する発光基板の第二構造概略図である。図2に示すように、本願の実施例は、発光基板200を提供し、発光基板200と発光基板100の違いは、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有し、信号アクセス端子211及び第二接続端子221は、第一側に設けられ、第一接続端子212は、第二側に設けられることである。このような設計は、信号アクセス端子211の数を減らすことを実現するのと同時に、直列接続した二列の発光ユニット30のいずれも上から下に信号を受信することになり、異なる列の発光ユニット30の同じ行の発光ユニット30の充電時間の均一性を向上させるのに有利である。
【0041】
本願の実施例において、発光基板200は、基板10、複数の信号線20、接続線24及び複数の発光ユニット30を含む。具体的に、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有する。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21及び第二信号線22を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31及び第二発光ユニット32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、第二信号線22に第二接続端子221が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。信号アクセス端子211及び第二接続端子221は、第一側に設けられ、第一接続端子212は、第二側に設けられる。接続線24の一端と第一接続端子212は、電気的に接続され、接続線24の他端と第二接続端子221は、電気的に接続される。
【0042】
本願の一つの具体的な実施形態として、図3を参照すると、図3は、本願の実施例が提供する発光基板の第三構造概略図である。図3に示すように、本願の実施例は、発光基板300を提供し、発光基板300と発光基板100の違いは、発光基板300は、複数の接続線24を更に含み、各接続線24の一端は、いずれも第一接続端子212に電気的に接続され、各接続線24の他端は、いずれも第二接続端子221に電気的に接続されることである。このような設計は、信号アクセス端子211の数を減らすことを実現するのと同時に、複数の接続線24を並列接続することで、信号線20の抵抗を低くし、信号の安定性及び複数の発光ユニット30間の充電時間の均一性を向上させるのに有利である。
【0043】
本願の実施例において、発光基板300は、基板10、複数の信号線20、複数の接続線24及び複数の発光ユニット30を含む。具体的に、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有する。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21及び第二信号線22を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31及び第二発光ユニット32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、第二信号線22に第二接続端子221が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。信号アクセス端子211は、第一側に設けられ、第一接続端子212及び第二接続端子221は、第二側に設けられる。各接続線24の一端は、いずれも第一接続端子212に電気的に接続され、各接続線24の他端は、いずれも第二接続端子221に電気的に接続される。
【0044】
本願の一つの具体的な実施形態として、図4及び図5を参照すると、図4は、本願の実施例が提供する発光基板の第四構造概略図である。図5は、本願の実施例が提供する発光基板の第五構造概略図である。図4及び図5に示すように、本願の実施例は、発光基板400を提供し、発光基板400と発光基板100の違いは、複数の発光ユニット30は、第三発光ユニット35を更に含み、複数の信号線20は、第三信号線23を更に含み、第三信号線23と第三発光ユニット35は、電気的に接続され、第三信号線23に第三接続端子231が更に設けられ、第二接続端子221と第三接続端子231は、電気的に接続され、第三接続端子231は、第一側又は第二側に設けられることである。このような設計は、信号アクセス端子211の数を減らすことを実現するのと同時に、複数の第二信号線22と第一信号線21を並列接続することで、信号線20の抵抗を低くし、信号の安定性及び複数の発光ユニット30間の充電時間の均一性を向上させる。
【0045】
本願の実施例において、発光基板400は、基板10、複数の信号線20、接続線24及び複数の発光ユニット30を含む。具体的に、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有する。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21及び第二信号線22を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31及び第二発光ユニット32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、第二信号線22に第二接続端子221が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。信号アクセス端子211は、第一側に設けられ、第一接続端子212及び第二接続端子221は、第二側に設けられる。接続線24の一端と第一接続端子212は、電気的に接続され、接続線24の他端と第二接続端子221は、電気的に接続される。
【0046】
本願の一つの具体的な実施形態として、図6及び図7を参照すると、図6は、本願の実施例が提供する発光基板の第六構造概略図である。図7は、本願の実施例が提供する発光基板の第七構造概略図である。図6及び図7に示すように、本願の実施例は、発光基板500を提供し、発光基板500と発光基板200の違いは、複数の発光ユニット30は、第三発光ユニット35を更に含み、複数の信号線20は、第三信号線23を更に含み、第三信号線23と第三発光ユニット35は、電気的に接続され、第三信号線23に第三接続端子231が更に設けられ、第二接続端子221と第三接続端子231は、電気的に接続され、第三接続端子231は、第一側又は第二側に設けられることである。このような設計は、信号アクセス端子211の数を減らすことを実現するのと同時に、複数の第二信号線22と第一信号線21を並列接続することで、信号線20の抵抗を低くし、信号の安定性及び複数の発光ユニット30間の充電時間の均一性を向上させる。
【0047】
本願の実施例において、発光基板500は、基板10、複数の信号線20、接続線24及び複数の発光ユニット30を更に含む。具体的に、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有する。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21及び第二信号線22を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31及び第二発光ユニット32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、第二信号線22に第二接続端子221が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。信号アクセス端子211及び第二接続端子221は、第一側に設けられ、第一接続端子212は、第二側に設けられる。接続線24の一端と第一接続端子212は、電気的に接続され、接続線24の他端と第二接続端子221は、電気的に接続される。
【0048】
本願の一つの具体的な実施形態として、図8及び図9を参照すると、図8は、本願の実施例が提供する発光基板の第八構造概略図である。図9は、本願の実施例が提供する発光基板の第九構造概略図である。図8及び図9に示すように、本願の実施例は、発光基板600を提供し、発光基板600と発光基板100の違いは、複数の発光ユニット30は、第三発光ユニット35を更に含み、複数の信号線20は、第三信号線23を更に含み、第三信号線23と第三発光ユニット35は、電気的に接続され、第二信号線22に第三接続端子231が更に設けられ、第三信号線23に第四接続端子232が設けられ、第三接続端子231と第四接続端子232は、電気的に接続され、第三接続端子231及び第四接続端子232は、第一側に設けられる、又は、第三接続端子231は、第一側に設けられ、第四接続端子232は、第二側に設けられることである。このような設計は、複数列の発光ユニット30を直列接続することで、信号アクセス端子211の数を更に減らすことができ、それに対応して、バックライト制御ユニットのチャネルの数及びバックライト制御ユニットの数を減らして、製品コストを下げる目的を達成することができる。
【0049】
本願の実施例において、発光基板600は、基板10、複数の信号線20、接続線24及び複数の発光ユニット30を含む。具体的に、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有する。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21、第二信号線22及び第三信号線23を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31、第二発光ユニット32及び第三発光ユニット35を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続され、第三信号線23と第三発光ユニット35は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、信号アクセス端子211は、第一側に設けられ、第一接続端子212は、第二側に設けられる。第二信号線22に第二接続端子221及び第三接続端子231が設けられ、第三信号線23に第四接続端子232が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。第三接続端子231と第四接続端子232は、電気的に接続され、第二接続端子221は、第二側に設けられ、第三接続端子231及び第四接続端子232は、第一側に設けられる。接続線24の一端と第一接続端子212は、電気的に接続され、接続線24の他端と第二接続端子221は、電気的に接続される。
【0050】
本願の一つの具体的な実施形態として、図10及び図11を参照すると、図10は、本願の実施例が提供する発光基板の第十構造概略図である。図11は、本願の実施例が提供する発光基板の第十一構造概略図である。図10及び図11に示すように、本願の実施例は、発光基板700を提供し、発光基板700と発光基板200の違いは、複数の発光ユニット30は、第三発光ユニット35を更に含み、複数の信号線20は、第三信号線23を更に含み、第三信号線23と第三発光ユニット35は、電気的に接続され、第二信号線22に第三接続端子231が更に設けられ、第三信号線23に第四接続端子232が設けられ、第三接続端子231と第四接続端子232は、電気的に接続され、第三接続端子231及び第四接続端子232は、第二側に設けられる、又は、第三接続端子231は、第二側に設けられ、第四接続端子232は、第一側に設けられることである。このような設計は、複数列の発光ユニット30を直列接続することで、信号アクセス端子211の数を更に減らすことができ、それに対応して、バックライト制御ユニットのチャネルの数及びバックライト制御ユニットの数を減らして、製品コストを下げる目的を達成することができる。
【0051】
本願の実施例において、発光基板700は、基板10、複数の信号線20、接続線24及び複数の発光ユニット30を更に含む。具体的に、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有する。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21及び第二信号線22を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31及び第二発光ユニット32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、第二信号線22に第二接続端子221が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。信号アクセス端子211及び第二接続端子221は、第一側に設けられ、第一接続端子212は、第二側に設けられる。接続線24の一端と第一接続端子212は、電気的に接続され、接続線24の他端と第二接続端子221は、電気的に接続される。
【0052】
本願の一つの具体的な実施形態として、図12を参照すると、図12は、本願の実施例が提供する発光基板の第十二構造概略図である。図12に示すように、本願の実施例は、発光基板800を提供し、発光基板800と発光基板600の違いは、発光基板800において、信号線20の複数のレイアウト方式を含み、第一信号線21は、第二信号線22の左側及び/又は右側に設けられることである。図12に、一列の発光ユニット30に信号アクセス端子211が単独に設けられ、二列の発光ユニット30は、共通の一つの信号アクセス端子211に電気的に接続され、三列の発光ユニット30は、共通の一つの信号アクセス端子211に電気的に接続され、信号伝送方式は、左から右に伝送する、又は右から左に伝送することを含むことを例示的に示すだけである。このような設計は、信号アクセス端子211の数を減らすことを実現するのと同時に、信号線20の複数のレイアウトを実現し、当業者は、必要に応じて適切なレイアウト方式を選択して、表示効果を向上させることができる。
【0053】
本願の実施例において、発光基板800は、基板10、複数の信号線20、接続線24及び複数の発光ユニット30を含む。具体的に、基板10は、対向して設けられる第一側及び第二側を有する。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21、第二信号線22及び第三信号線23を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31、第二発光ユニット32及び第三発光ユニット35を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続され、第三信号線23と第三発光ユニット35は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、信号アクセス端子211は、第一側に設けられ、第一接続端子212は、第二側に設けられる。第二信号線22に第二接続端子221及び第三接続端子231が設けられ、第三信号線23に第四接続端子232が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。第三接続端子231と第四接続端子232は、電気的に接続され、第二接続端子221は、第二側に設けられ、第三接続端子231及び第四接続端子232は、第一側に設けられる。接続線24の一端と第一接続端子212は、電気的に接続され、接続線24の他端と第二接続端子221は、電気的に接続される。
【0054】
一方、図13を参照すると、図13は、本願の実施例が提供する表示装置の構造概略図である。図13に示すように、本願は、上記発光基板100/200/300/400/500/600/700/800(図には、発光基板100のみ例示的に表記する)を含む表示装置900を提供する。
【0055】
ここで、上記発光基板100/200/300/400/500/600/700/800は、いずれも液晶表示装置又は自発光表示装置に適用してもよい。
【0056】
本願は、発光基板及び表示装置を提供する。前記発光基板は、基板10、複数の信号線20及び複数の発光ユニット30を含む。複数の信号線20は、基板10に設けられる。複数の発光ユニット30は、基板10にアレイ状に配列され、発光ユニット30と一本の信号線20は、電気的に接続される。複数の信号線20は、第一信号線21及び第二信号線22を含み、複数の発光ユニット30は、第一発光ユニット31及び第二発光ユニット32を含み、第一信号線21と第一発光ユニット31は、電気的に接続され、第二信号線22と第二発光ユニット32は、電気的に接続される。第一信号線21に信号アクセス端子211及び第一接続端子212が設けられ、第二信号線22に第二接続端子221が設けられ、第一接続端子212と第二接続端子221は、電気的に接続され、信号アクセス端子211は、信号の受信に用いられる。前記発光基板は、第一信号線21及び第二信号線22を電気的に接続することで、信号アクセス端子211の数を減らし、降製品生産コストを下げ、製品競争力を高める。
【0057】
前記表示装置は、電子ペーパー、携帯電話、タブレット、テレビ、ディスプレイ、ノートパソコン、デジタルフォトフレーム、ナビゲーター等の表示機能を有するいかなる製品又は部品であってもよい。
【0058】
以上、本願の実施例が提供する発光基板及び表示装置について詳細に紹介し、本文において、具体的な例を用いて本願の原理及び実施形態について説明し、以上の実施例の説明は、本願の方法及びその核心的思想の理解に役立てるためのものでしかない。同時に、当業者は、本願の思想に基づき、具体的な実施形態及び応用範囲には、変更する箇所を有しており、以上より、本明細書の内容は、本願を限定するものと理解されるべきではない。
【符号の説明】
【0059】
10:基板
100:発光基板
20:信号線
200:発光基板
21:第一信号線
211:信号アクセス端子
212:第一接続端子
22:第二信号線
221:第二接続端子
23:第三信号線
231:第三接続端子
232:第四接続端子
24:接続線
30:発光ユニット
300:発光基板
31:第一発光ユニット、第一発光ユニット列
32:第二発光ユニット、第二発光ユニット列
33:駆動チップ
331:第一ピン
332:第二ピン
34:発光素子
35:第三発光ユニット
400:発光基板
500:発光基板
600:発光基板
700:発光基板
800:発光基板
900:表示装置


図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【国際調査報告】