(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-27
(54)【発明の名称】非処方箋薬を提供するためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
G16H 20/10 20180101AFI20240820BHJP
【FI】
G16H20/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024505221
(86)(22)【出願日】2021-07-28
(85)【翻訳文提出日】2024-03-22
(86)【国際出願番号】 US2021043385
(87)【国際公開番号】W WO2023009109
(87)【国際公開日】2023-02-02
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】524035760
【氏名又は名称】チャッテム インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100144451
【氏名又は名称】鈴木 博子
(74)【代理人】
【識別番号】100162824
【氏名又は名称】石崎 亮
(72)【発明者】
【氏名】シャー ムリドゥル
(72)【発明者】
【氏名】グプタ アランカール
(72)【発明者】
【氏名】ラーマン シャーパー
(72)【発明者】
【氏名】マグロー トマス
(72)【発明者】
【氏名】センター リンジー
(72)【発明者】
【氏名】シャラランビデス ジーナ
(72)【発明者】
【氏名】メトカーフ クラウディア
(72)【発明者】
【氏名】ハウスワース ポール
(72)【発明者】
【氏名】ワイアット ジェフ
(72)【発明者】
【氏名】ビソネット ステファーヌ
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA25
(57)【要約】
システムは、非処方箋薬の自己選択式提供に対して構成される場合がある。一部の実施形態は、規制機関によって事前承認された健康調査を実施するモードを選択する、選択されたモード及びプロセッサを通じて健康調査のシーケンスを制御する、調査を受けているユーザが薬剤を購入することが許可されているか否かをプロセッサを通じて決定する、かつユーザが許可されることに応答して購入を行うための複数の方法を提供することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬剤の自己選択的提供の方法であって、
規制機関によって事前承認された健康調査を実施するモードを選択する段階と、
選択された前記モード及びプロセッサを通じて前記健康調査のシーケンスを制御する段階と、
プロセッサを通じて、前記調査を受けているユーザが前記薬剤を購入することが許可されているか否かを判定する段階と、
前記ユーザが許可されていることに応答して、前記購入を行うための複数の方法を提供する段階と、
を含む方法。
【請求項2】
前記健康調査は、病状を評価するための複数の質問を含み、
前記調査を受けることは、前記ユーザが1又は2以上のユーザインタフェースで前記質問に対する返答を更に選択することによって行われ、前記シーケンスは、複数のユーザインタフェースを含み、そのうちの最初のものを除く全てが、以前の質問の更に選択された返答に基づいて決定される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記制御する段階は、(i)個人的属性に関する最初の1つの質問、(ii)健康関連の病状に関する質問、(iii)遵守の確認、(iv)健康関連のリスクに関する質問、(v)前記薬剤の使用を許可する前に医師、看護施術者、又は薬剤師に相談する必要性の決定に基づく確認、及び(vi)前記ユーザが前記医師、前記看護施術者、又は前記薬剤師に相談したか否かに関する条件付き確認、を繰り返し提供することによって行われる請求項2に記載の方法。
【請求項4】
ユーザインタフェースでの前記ユーザを通じて、少なくとも、自宅への発送を伴うオンライン購入、店舗での受け取りを伴うオンライン購入、オンデマンド消費者宅配サービス、及び、キオスク又は前記店舗の自動販売機での前記ユーザのコードを用いた操作による購入の中から、前記購入を行う方法を選択する段階、
を更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記健康調査の少なくとも一部分を完了する前記ユーザの結果的に判断基準を満足するスコアに基づいて、プロセッサを通じてコードをアンロックする段階、
を更に含む請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記相談に対する必要性の前記決定に基づく前記確認に応答して、無料遠隔健康セッションをシームレスに統合する段階、
を更に含み、
前記遠隔健康セッションの前記医師、前記看護施術者、又は前記薬剤師は、前記シームレスな統合及び前記薬剤の事前知識を有する、
請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記シームレスな統合は、リアルタイムで行われ、かつ電子購入を含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記モードは、アプリケーションベースのアンケート及びウェブベースのアンケートのうちの少なくとも一方を含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アンロックする段階は、安全なストレージから前記コードを取得することによって又は新しい有効なコードを発生させることによって行われる請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記ユーザがその後にデータベースに格納される個人情報を登録するよう作動可能であるようにユーザインタフェースを最初に提供する段階、
を更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アンロックされたコードは、予め決められた期間にわたってのみ有効であり、かつ前記ユーザにのみリンクされる請求項5に記載の方法。
【請求項12】
再供給又は再購入のための新しいコードを取得する必要性について前記ユーザに情報を送信する段階、
を更に含み、
前記ユーザは、前記情報を受信することを予めオプトインしている、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記ユーザがいずれかの健康関連の変化に関する追跡調査質問又は医療専門家の助言に答えることに応答して、適格な時に新しいコードをアンロックする段階、
を更に含む請求項12に記載の方法。
【請求項14】
1又は2以上の健康リスクが、前記薬剤に対して禁忌であるユーザに起因する請求項1に記載の方法。
【請求項15】
1又は2以上のアンチゲーミング手段を提供する段階を更に含み、そのうちの1つが、決められた時間枠内で前記ユーザによって購入された前記薬剤の錠剤の数を計数し、かつその数を閾値と比較する段階を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
薬剤の自己選択式提供のための命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、
前記命令は、
規制機関によって事前承認された健康調査を提供するモードを実施する段階と、
前記健康調査のシーケンスを前記モードを通じて制御する段階と、
前記調査を受けているユーザが前記薬剤を購入することが許可されているか否かを判定する段階と、
前記ユーザが許可されていることに応答して、前記購入を行うための複数の方法を提供する段階と、
を行うようにプロセッサによって実行される、
非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記健康調査は、病状を評価するための複数の質問を含み、
前記調査を受けることは、前記ユーザが1又は2以上のユーザインタフェースで前記質問に対する返答を更に選択することによって行われ、前記シーケンスは、複数のユーザインタフェースを含み、そのうちの最初のものを除く全てが、以前の質問の更に選択された返答に基づいて決定される、
請求項16に記載の媒体。
【請求項18】
前記制御する段階は、(i)個人的属性に関する最初の1つの質問、(ii)健康関連の病状に関する質問、(iii)遵守の確認、(iv)健康関連のリスクに関する質問、(v)前記薬剤の使用を許可する前に医師、看護施術者、又は薬剤師に相談する必要性の決定に基づく確認、及び(vi)前記ユーザが前記医師、前記看護施術者、又は前記薬剤師に相談したか否かに関する条件付き確認、を繰り返し提供することによって行われる請求項17に記載の媒体。
【請求項19】
前記プロセッサは、
ユーザインタフェースでの前記ユーザを通じて、少なくとも、自宅への発送を伴うオンライン購入、店舗での受け取りを伴うオンライン購入、及び、キオスク又は前記店舗の自動販売機での前記ユーザのコードを用いた操作による購入の中から、前記購入を行う方法を選択する段階、
を更に行う、
請求項16に記載の媒体。
【請求項20】
前記プロセッサは、
前記健康調査の少なくとも一部分を完了する前記ユーザの結果的に判断基準を満足するスコアに基づいてコードをアンロックする段階、
を更に行う、
請求項18に記載の媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の開示は、一般的に、店頭販売(OTC)医薬品の流通にわたる許容可能な管理を維持しながらOTC医薬品のアクセス及び購入を容易にする自己選択又は自己診断ツールを実施するためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザは、典型的に、小売店又はオンラインを通じて処方箋なしで店頭販売医薬品を購入する。典型的に、ユーザは、製品ラベリング(薬剤情報ラベル(DFL))を含有するOTCパッケージを検査し、その製品が自分に適正であるかを決定して製品を購入することになる。ユーザが、薬剤情報ラベルだけでOTC医薬品を適切に自己選択することができない時に、OTC医薬品が誰かが医療専門家(HCP)と対話する必要なしに購入するのに適切であることを確かめるために検査することを可能にする使用条件を実施する必要性が存在する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
潜在的にリスクのある消費者(例えば、現在ある一定の医薬品を服用している、既往歴がある、又は基礎疾患を有する者)が正しい自己選択をすることを支援するためのシステム及び方法を開示する。従って、本発明の開示の1又は2以上の態様は、医療等級アルゴリズム(例えば、食品医薬品局(FDA)のような連邦機関によって事前承認されたもの)を通じて非処方箋薬の自己選択式提供のための方法に関する。一部の実施形態は、規制機関によって事前承認された健康調査を実施するモードを選択し、選択されたモード及びプロセッサを通じて健康調査のシーケンスを制御し、プロセッサを通じて、調査を受けているユーザが薬剤を購入することが許可されているか否かを決定し、かつユーザが許可されていることに応答して購入するための複数の方法を提供することができる。
【0004】
本方法は、機械可読命令及び/又は他の構成要素によって構成された1又は2以上のハードウエアプロセッサを含むシステムによって実施される。システムは、例えばその上で機械可読命令を実行することができる1又は2以上のプロセッサと他の構成要素又は媒体とを含む。上述の技術及びアーキテクチャのうちのいずれかの実施は、方法又はプロセス、装置、デバイス、機械、システム、又はコンピュータ可読ストレージデバイス上に格納された命令を含む場合がある。
【0005】
特定の実施に関する詳細は、添付図面及び以下の説明に列挙している。本明細書全体を通じて類似の参照番号は類似の要素を指す場合がある。他の特徴は、図面及び特許請求の範囲を含む以下の説明から明らかであろう。しかし、図面は、例示及び説明のみを目的としており、本発明の開示の限界を定めることを意図していない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】1又は2以上の実施形態による薬剤の医療使用決定が安全に自己選択されるシステムの一例を示す図である。
【
図2A】1又は2以上の実施形態による予め決められたシーケンスの質問を有するユーザインタフェース(UI)を示す図である。
【
図2B】1又は2以上の実施形態による予め決められたシーケンスの質問を有するユーザインタフェース(UI)を示す図である。
【
図3A】1又は2以上の実施形態による予め決められたシーケンスの健康関連証明を有するUIを示す図である。
【
図3B】1又は2以上の実施形態による予め決められたシーケンスの健康関連証明を有するUIを示す図である。
【
図4A】1又は2以上の実施形態による予め決められたシーケンスのHCP関連の質問及び証明を有するUIを示す図である。
【
図4B】1又は2以上の実施形態による予め決められたシーケンスのHCP関連の質問及び証明を有するUIを示す図である。
【
図5】1又は2以上の実施形態による安全にOTCで薬物を分配するための手段を決定するためのプロセスを示す図である。
【
図6A】1又は2以上の実施形態による薬物分配キオスクの前面等角投影図である。
【
図6B】1又は2以上の実施形態による薬物分配キオスクの前面等角投影図である。
【
図7】1又は2以上の実施形態による安全にOTCで薬物を分配するための手段を決定するためのプロセスを示す図である。
【
図8】第1の実施形態に従ってユーザを自己選択する健康調査のシーケンス査定(HSA)での表示画面の第1のUIの図である。
【
図9】第1の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第2のUIの図である。
【
図10】第1の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第3のUIの図である。
【
図11】第1の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第4のUIの図である。
【
図12】第1の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第5のUIの図である。
【
図13】第1の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第6のUIの図である。
【
図14】第2の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第1のUIの図である
【
図15】第2の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第2のUIの図である
【
図16】第2の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第3のUIの図である。
【
図17】第2の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第4のUIの図である。
【
図18】第2の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第5のUIの図である。
【
図19】第2の実施形態によるシーケンスでの表示画面の第6のUIの図である。
【
図20】第3の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図21】第4の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図22】第5の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図23】第6の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図24】第7の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図25】第8の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図26】第9の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図27】第10の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【
図28】第11の実施形態に従ってユーザを自己選択するHSAのシーケンスでの表示画面のUIの図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
この出願を通じて使用する時に、単語「may」は、強制的な意味(すなわち、mustを意味する)のではなく、許容的な意味(すなわち、可能性があることを意味する)のに使用される。「include」、「including」、及び「includes」のような単語は、含むがこれらに限定されないことを意味する。本明細書に使用する時に、「a」、「an」、及び「the」の単数形は、関連上明らかに他を意味しない限り複数形への言及を含む。本明細書に使用する時に、用語「数」は、1又は1より大きい整数(すなわち、複数)を意味するものとする。
【0008】
本明細書に使用する時に、2又は3以上の部品又は構成要素が「結合される」という説明は、リンクが生じる限り、それらの部分が直接的に又は間接的に、すなわち、1又は2以上の中間部品又は構成要素を通じて互いに接合わされるか又は作動することを意味するものとする。本明細書に使用する時に、「直接結合される」は、2つの要素が互いに直接接触していることを意味する。
【0009】
特に明記しない限り、説明から明らかなように、本明細書を通じて「処理する」、「演算する」、「計算する」、又は「決定する」などのような用語を利用する説明は、専用コンピュータ又は類似の専用電子処理/コンピュータ処理デバイスのような特定装置のアクション又はプロセスを指すことは認められる。
【0010】
図1、5、6A、及び6Bは、安全な使用に関するユーザの適格性を評価することができる医療アルゴリズムを実施するように構成されたシステム10を示している。例えば、健康調査査定(HSA)又は最初のアンケートは、HSAに含まれる質問に対する自己申告に基づいて、OTC薬剤45が消費者40に適するか否かを決定するデジタルツールとすることができ、HSAは、適格性基準を満足するスコア結果に対してだけ購入コード62を提供することができる。HSAは、順番に質問をして確認を受け入れることによって適否を決定する選択ツール(例えば、ウェブサイトで提供されるか又はウェブアプリケーション(アプリ)に組み込まれる場合がある)であり、人が特定の病状で医薬品の使用を自己選択するのに実質的に役立つ。HSAは、DFL又は他のラベリングから構築することができ、消費者がシステム10に自分の健康属性を通知するので消費者の安全を保証することができる。
【0011】
HSAは、非処方箋薬45を使用するユーザの安全性を評価するための医療等級試験を含むことができる。例えば、健康上のリスクは、血圧治療薬の一部として心臓に関連付けられた硝酸塩ベースの医薬品及び/又はα遮断薬を現在服用していることに起因する場合がある。この例では、硝酸塩医薬品の消費者(すなわち、そのような医薬品を含む「使用してはいけない(do not use)」(DNU)の警告に対して「イエス」又は「分からない」と自己申告する人)が、店頭で(OTC)薬剤45(シアリスなど)を利用することができないように排除されるので、ユーザ40の安全は損なわれない。HSAの試験は、少なくともその質問及び確認がFDAのような国内規制機関によって分類されて許可されているので、医療等級であるとすることができる。
【0012】
一部の実施形態では、例えば、薬剤情報ラベリング(DFL)だけでは薬剤製品の安全かつ有効な使用を保証するのに十分ではない時に、HSAは、ユーザが薬剤45を安全かつ実質的に使用することができるか否かに関して査定を実施することができる。例えば、HSAは、(1)DFLに加えてラベリングの開発と、(2)ユーザが適切に自己選択して薬剤製品を使用することができるように追加の条件の実施とを含むことができる。これらの手法のいずれかに関する妥当性及び具体的な詳細は、特定の薬剤製品に適用される状況に依存する可能性がある。
【0013】
一部の実施形態では、HSA構成要素32は、適格条件を(例えば、コードを発生又はアンロックするためにHSAを通じてアルゴリズミックに)実施することができ、コード構成要素36は、認証条件(例えば、購入を可能にするコードの取得)を実施することができる。例えば、UI(例えば、画面71、72、74、75、76、及び/又は78)の組合せ又は連続により、アルゴリズムによるスコア付けを実行して購入に関するユーザ40の資格認定に到達することができる。コード構成要素36は、コードを発生又はアンロックする前に、判断基準を満足する定められたスコアを必要とする場合がある。例えば、アプリ又はウェブページを通じて消費者40が病状を申告することができ、得られたスコアにより、このユーザは、アクセス110を拒否又は保留され、アクセスを制限され、又はOTC薬剤45を購入するためのアクセス118を付与されるものとすることができる。
【0014】
薬剤製品45は、分配することができる(例えば、キオスク50のOTCで、家庭への発送時のOTCで、又は他の適切な手段を通じて)。分配手段は医療デバイスプラットフォームとすることができる。
【0015】
図6A~6Bの例に示すように、キオスク50は、非処方箋薬製品45を分配することができ、それは、容器内の1セットの錠剤又はパッケージ内の1セットのブリスタを含むことができ、パッケージ内の各ブリスタは、1セットの錠剤を含む。パッケージ又は容器は、更に、消費者向け情報リーフレット及び/又は単一ブリスタを搬送するためのスリーブを含むことができる。
【0016】
一部の実施形態では、システム10は、安全、OTC、かつ有効な方法で薬剤45を分配することができる。例えば、薬剤は、内容物及びフォーマット設定の観点から、例えば、適切にラベリングされた条件の下に使用するように提案又は推奨することができる。このラベリング又は他の関連するラベリングがDFLに追加され、以下を含む場合がある:薬剤45を収容するカートン又は容器の内側に含まれる情報リーフレット又は他の文書、消費者が精査することができる対話型ディスプレイを含むビデオディスプレイ上のテキスト又は画像、ウェブサイトに表示される情報、及び/又はモバイルアプリケーション内の説明又は質問。
【0017】
DFLの制限により、例えば、HCPの監督なしでは安全で有効な使用に必要な情報の適切な伝達が困難になる慢性病状又は他の病状を薬剤製品45は治療することができる。例えば、薬剤45は、勃起不全(ED)のためのシアリス(タダラフィル)又は高血中コレステロールの治療及び心血管疾患のリスク低減のためのメバコール(ロバスタチン)のような禁忌の条件又は医薬品とすることができる。本明細書に開示する手法により、人の健康状態に迅速かつ慎重に対処する方法が可能になる。
【0018】
UIのシーケンスを通じて分配される非処方箋薬製品45は、他に処方箋及び薬剤師によってだけ利用可能な消費者がアクセスして使用することができる薬剤製品の種類を増すことで健康を改善する。
【0019】
一部の例では、この分配はHCPの監督なしで行われる場合がある。一部の実施形態では、ユーザインタフェース(UI)デバイス18のHSAは、ユーザが薬剤製品のラベリングの情報を自分の個人的な病状に適用して薬剤製品45の使用可否に対して正しい決定を下しているか否かを確認することにより、既存の技術を改善する。例えば、コード構成要素36は、薬剤製品45が分配されるように(例えば、DFLだけではこの目的には十分でない時に、安全に、実質的に、かつ処方箋なしで使用するために)、購入構成要素との対話に使用されるコードを出力することができる。この例又は別の例では、システム10は、この安全で有効な使用に必要である追加の条件を実施することができる。安全で有効な使用ための特に適切な自己選択及び実際の使用に関する追加の条件の例は、以下を含むことができることができる:購入前に、消費者はユーザ機器(UE)64で実行される自己選択検査に関する1セットの質問に返答するように求められ、自己選択試験の結果は、消費者が非処方箋薬製品を使用するのに適切な候補者であることを肯定的に示す、及び購入前に消費者は、非処方箋薬製品の適切な使用方法を説明するビデオ内のテキスト又は画像を見て、それを見たことを肯定するように求められる。
【0020】
一部の実施形態では、データベース構成要素38は、例えば、電子メール、消費者ケア、コンテンツ配信、及び/又は他のメッセージ送信を通じてプロセッサ20が消費者40とどのように関与するかを決定するために、収集されたデータに基づいて顧客関係マーケティング(CRM)の機会を提供することができる。これら又は他の実施形態では、データベース構成要素38は、薬剤製品の再供給又は再購入の自動化を容易にすることができる。
【0021】
薬剤45を購入する動機のある消費者は、特定の医薬品又は病状に関する全ての質問に対する正しい答えは「ノー」であると単純に推測してこれらの防護手段を回避する可能性がある。一部の実施形態では、アンチゲーミング構成要素38は、消費者が購入コード62を成功裏に取得するまでHSAを繰り返さないようにするために、1又は2以上の防護手段を実施することができる。これら又は他の実施形態では、アンチゲーミング構成要素38は、重複ユーザ、すなわち、2回以上登録を試みるユーザを見つけるための検査を組み込むことができる。更に、HSAコンテンツ自体のシーケンス又はフローにより、ゲーミングを最小にすることができる(例えば、EDの質問、全てのDNUをグループ分けしてからDNU停止画面を表示する、「使用前に医師に尋ねなさい(ask a doctor before use)」(ADBU)の要約、及びアクセスの制限)。
【0022】
一部の実施形態では、アンチゲーミング構成要素38は、HCPへの相談を求める助言をユーザが無視することを妨げるためにかつ「使用前に医師又は薬剤師に尋ねなさい(ask a doctor or pharmacist before use)」(ADPBU)追跡調査画面を直ちにクリックすることによって本発明のシステムを狡猾な方法で操作しようとする可能な人を締め出すためにロックアウト期間(例えば、10~15分又はそれよりも長く)を実施することができる。
【0023】
一部の実施形態では、登録102を必要とする場合がある。同じく、一部のUIでは、その後に、ユーザ40が与えた返答及び証明(例えば、9又は10以上の警告)に応じて「進め」又は「使用してはいけない」(DNU)の決定を決定することができる。一例では、コード構成要素36は、ユーザ40が薬剤45を使用するための安全性をHCPが確認しなければコードを出力しないことにより、アンチゲーミングを実施することができる。別の例では、ユーザ40は、HCPへの相談結果をシステム10に正確に自己申告することができる。
【0024】
一部の実施形態では、HSA構成要素32及び/又はADPBU構成要素34は、「健康を害する可能性があるのでいずれの情報も偽らないでください」のような証明をUIに伝達することができる。
【0025】
一部の実施形態では、アンチゲーミング構成要素38は、推奨又は許容される服用量の超過を決定し、コード構成要素36がコード62を出力する(例えば、UE64の画面上でキオスク50へ、又は発送をトリガする他の手段を通じて)のを妨げることができる。例えば、バックエンド記録を取っておいて、適切な服用量(例えば、これは、ユーザ40の群毎に異なる可能性がある)を許可することができる。この例では、男性が購入することができる錠剤の数は、構成要素36及び38によって制限される可能性がある。これらの構成要素は、例えば、ある期間内に特定の量が許可される時に、購入及び各購入の追跡と相互に作用し、又はそれらを実施することができる。許可された数量を超えて購入しようとすることは許されず、コード62はユーザ40に利用可能とはならないとすることができる。
【0026】
一部の実施形態では、HSA構成要素32は、(i)戻りボタンを持たないこと、及び(ii)ユーザが返答を修正しないように防ぐために、前画面に移動するブラウザ機能を無効にすることにより、HSAの一部としてアンチゲーミングを実施することができる。一部の実施形態では、アンチゲーミング構成要素38は、確実にユーザ40がHSAの再試験を受けることができないようにすることによる不適切な使用に対する追加の防護手段としてインターネットプロトコル(IP)アドレスの追跡を組み込むことができる。同じく、構成要素38はスパムを警戒し、ロボットがHSAを通過し、アルゴリズムを学習し、転送可能な許可コードを発生させることを妨げる。
【0027】
図2A~4Bに示すように、UI71、72、74、75、76、及び78は、消費者が見慣れたフォーマットにアクセスしやすいように、電子DFLの継続的な提供を表示することができる(例えば、「薬剤情報を見る(View Drug Facts)」というタイトルのクリック可能なボタンによって右上コーナに)。
【0028】
一部の実施形態では、HSA構成要素32は、何らかを選択するまでボタンを非アクティブに保ち、画面上で全ての質問に返答するまで「続行(Continue)」ボタンを非アクティブに保つことなどにより、視覚的な手がかりを通じて容易性を実施することができ、次の画面に進むは、各質問に返答する必要があるものとすることができる。これら又は他の実施形態では、HSA構成要素32は、関連する質問をグループ分けすることができる。例えば、薬剤間相互作用ADPBU質問は全て、順次隣接するUIを通じてまとめることができるので、消費者は自分の医薬品に関する全ての質問に対して極めて短い時間又はリアルタイムで返答することができる。
【0029】
一部の実施形態では、HSA構成要素32はまた、病状が良く理解されているので少数の質問画面(例えば、めまいがするか又は気が遠くなる、あらゆる血圧治療薬を服用している、胃潰瘍、出血性障害、鎌状赤血球貧血、白血病又は多発性骨髄腫か否か)を除いてヘルパーテキストを有する画面を表示させることができ、医学用語でユーザを混乱させるよりはむしろこれを実行する場合がある。一実施では、HSA構成要素32は、ヘルパーテキストを隠し、消費者がそれをクリックするとヘルパーテキストが現れるようにする、「詳細に対してはクリックしなさい」特徴を有することができる。更に、HSAは、デバイスのサイズに関係なく、様々なデバイスにわたって利用可能にすることができ、確実にコンテンツを画面読取器又はキーボード専用モードで利用可能にすることができる。画面上提示層は異なる可能性があるが(すなわち、携帯電話の画面設計はタブレット又はデスクトップコンピュータとは僅かに異なることになる)、アプリケーションの機能はデバイス間で異なることはない。1つの実施は、自動で発話する(例えば、ロボット的に)又は別の方法でユーザと対話するモジュールを含むことができる。
【0030】
図2Aは、例示的UI71を示しており、ここでは、性別及び年齢に関するようなユーザ40の個人的属性に関する最初の質問が行われる。例えば、ユーザ40は、自分が男性であり、年齢が18歳以上であることを証明することができる。ユーザ40がそれを認定した状態で、ユーザ40は、
図2BのUI72で尋ねられるような病状又は健康状態の質問に進む許可を与えることができる。HSA構成要素32がユーザ40に病状(例えば、ED)があると決定すると、ユーザ40は、警告質問である次の1セットの質問に進むことができる。すなわち、消費者は、1つのUIで1セットの質問に返答した状態で、次の1セットの質問に進むことができる(例えば、
図2Aから
図2B、
図3Aなどへ)。
図2Bの条件付き質問は、実施によっては、HCPとの相談の結果として返答することができる。
【0031】
消費者40は、自分だけが製品を使用すると肯定するように求められる場合がある。また、健康状態を正確に申告しないと重大な健康被害に至る可能性があるので、健康状態を正確に申告することが重要であるとユーザに警告するUIが表示することができる。「続行」をクリックにより、ユーザはこの警告を理解したと証明することができる。
【0032】
図3Aは、遵守の質問、すなわち、「使用してはいけない」(DNU)及びADPBUに関する質問の例を示している。例えば、ユーザはDNU条件に対して「ノー」と自己申告する場合がある。しかし、DFL警告が当て嵌まる(例えば、消費者がDNU条件に対して「イエス」又は「分からない」と自己申告する)時に、消費者40は購入コード62を受け入れることができず、消費者のアカウントに関連付けられたHSAパスは、アンチゲーミング構成要素38によって取り込まれてリンクされるので、ユーザ40は、HSAを繰り返し、本発明のシステムを狡猾な方法で操作してコード62を不正に取得することができない。
【0033】
DNU警告を受けた消費者40は、薬剤45へのOTCアクセスを拒否され、HSAから出ければならない可能性がある。一例として硝酸塩薬の使用を自己申告した男性、又はこれまでに硝酸塩薬を処方されたことのある男性は、「停止」画面と共にシアリスOTCへのアクセスを拒否され、HSAから出ることになり、男性は、購入コード62を受け入れることができない。従って、HSA構成要素32は、患者がDNU条件を申告した時に、薬剤45へのアクセスを拒否することができる。患者がADBU又はADPBU条件を申告した時に、HSAは薬剤への初回アクセスを制限することができる。患者が薬剤45を使用しても安全であると医師が決定したことをHSAに折返し申告した場合にのみ、これらのユーザへのアクセスを提供することができる。
【0034】
図3Bは、関連する健康リスク、例えば、硝酸塩薬の摂取に関する質問の例を有するUI75を示している。しかし、DFLのDNU及びADPBUセクションにある22個を超える警告がHSAに含まれる場合があるので、この例は限定的なものではない可能性がある。従って、HSAは、DFLのDNU、ADBU、及びADPBUセクションに列挙された全ての警告を含む完全な選択ツールである。従って、HSAは、可能性としては他の人間の関与なしに、ユーザ40の購入条件としてUIのシーケンスを実施することができる。UIは、例えば、ユーザ40を意思決定の中心に置き、ナビゲーションを容易にすることにより、関連技術を改善する。例えば、UIを画面に表示して消費者にDFLを読み、シアリスOTCをあらゆる他のED治療薬と併用しないように助言することができる。
【0035】
図3Bの例に関するこの硝酸塩質問の時に、消費者は、硝酸塩薬をこれまでに処方されたことに対して「イエス」又は「分からない」のいずれかで自己申告する可能性がある。次に、ユーザがDNU条件(例えば、硝酸塩薬の服用)にあることを確認した時に、消費者は、その薬へのアクセスを拒否するDNU画面を取得することができ。そのような画面が表示されたユーザ40は、HSA内でそれ以上進むことはすることができない。同様に、HSAは、ADBU/ADPBU警告条件に対して「イエス」又は「分からない」と返答した初めてのユーザが医薬剤45を購入することができないように制限することができる。
【0036】
図4Aは、ADBU/ADPBU条件が当て嵌まる時に、安全な使用に関する医師確認のために「イエス」と自己申告する例を示している。しかし、ユーザ40が使用前に医師に尋ねる必要があると注意された時に、1よりも多い方法がある可能性がある。例えば、ユーザは、店舗の薬剤師、診療所の医師に相談することを含め、出かけて相談することができ、又はADPBU構成要素が電話又はライブチャットで医師と対話する機会として提供する遠隔医療サービスを利用することができるという3つのオプションを有することができる。その会話から、ユーザはDNU、又は「進んではいけない」のいずれかを受け入れるか又は購入に必要なコード62を取得することができる。メッセージ送信及びマーケティングコミュニケーションのためにデータベース22を選択する機会を提供することができる。
【0037】
残りの消費者40は全て、一連の質問を有するADPBU質問に進むことができる。ユーザは、心臓に問題がある(例えば、ADBU条件の1つとすることができる)と自己申告した状態で、UI76を取得することになる。その結果としてユーザ40を自動的にHSAから除外することができる。医師に相談に行くために、ユーザには30日間を付与することができ、HCPが「イエス」と示した状態で、ユーザは戻ってきて
図4BのUI78に示すようにHCPがその相談にOKを出したと申告することができる。従って、
図4Bは、条件付き確認、すなわち、最初にHCPに相談するという定められた要求に応じた確認の例である。
【0038】
図2Aでも
図4Bでも、ユーザ40は、「続行」をクリックすることにより、情報の偽りが深刻な健康被害に至る可能性があることを理解したとの確認を通知して調査に返答する時に自分の健康状態に対して透明性を保つことが重要であることを消費者に気付かせることができる。
【0039】
図6A及び6Bは、それぞれ、OTC準備のための薬剤45を保証することができる販売業者内の例示的キオスク技術を示しており、例えば、HSAを完了して許可コードを有する適切なユーザ40だけがキオスクから薬剤がアクセス可能である。従って、購入毎に登録の完了と許可コードとが必要になる可能性がある。例えば、キオスク50は、UE64からコード62を読み取るコード読取器65を含むことができる。別の例では、ユーザはコード62をコード構成要素36に電子的に送信することができる。
【0040】
一部の実施形態では、UE64が、アンロックされたコード又は生成されたコードを(例えば、
図1に示すように画面を通じて視覚的に、又はBluetooth、近距離無線通信(NFC)、又は他の手段を通じて無線で)取得して送信した状態で、ネットワーク70を通じて接続した外部システムは(又はキオスク50単独で)、キオスク50の扉をアンロックする前に、コードがバックエンドデータベースに対して有効であるか否かを検査することができる。一部の実施形態では、HSAコード60及び購入コード62の各々は、クイックレスポンス(QR)、バーコード、英数字コード、アズテックコード、又は別の適切なコードとすることができる。これら又は他の実施形態では、他の手段を通じてUE64をHSAに誘導することができ(例えば、コード60が不要になるように自宅への発送のためにオンラインで購入する場合)、及び/又はUE64は、他の手段を通じて薬剤45を購入する許可を与えることができる(例えば、コード62が表示されず、アンテナを使用してキオスク50に無線で伝達される場合)。
【0041】
図1の電子ストレージ22は、情報を電子的に格納する電子ストレージ媒体を含む。電子ストレージ22の電子ストレージ媒体は、システム10と一体的に(すなわち、実質的に着脱不能)設けられるシステムストレージ、及び/又は例えばポート(例えば、USBポート、Firewireポートなど)又はドライブ(例えば、ディスクドライブなど)を通じてシステム10に取り外し可能に接続可能なリムーバブルストレージを含むことができる。電子ストレージ22は、(全体的又は部分的に)システム10内の別々の構成要素とすることができ、又は電子ストレージ22は、(全体的又は部分的に)システム10の1又は2以上の他の構成要素(例えば、UIデバイス18、プロセッサ20など)と一体的に設けることができる。一部の実施形態では、電子ストレージ22は、プロセッサ20と共にサーバ内、外部リソース24の一部であるサーバ内、UIデバイス18内、及び/又は他の場所に設置することができる。電子ストレージ22は、メモリコントローラと、クラウドベースのストレージ、光学的に可読なストレージ媒体(例えば、光ディスクなど)、磁気的に可読なストレージ媒体(例えば、磁気テープ、磁気ハードドライブ、フロッピードライブなど)、電荷ベースのストレージ媒体(例えば、EPROM、RAMなど)、固体ストレージ媒体(例えば、フラッシュドライブなど)、及び/又は他の電子的に可読なストレージ媒体のうちの1又は2以上を含むことができる。電子ストレージ22は、ソフトウエアアルゴリズム、プロセッサ20が取得及び/又は決定した情報、UI装置18及び/又は他の外部コンピュータ処理システムを通じて受信した情報、外部リソース24から受信した情報、及び/又はシステム10が本明細書に説明するように機能することを可能にする他の情報を格納することができる。
【0042】
外部リソース24は、情報源(例えば、データベース、ウェブサイトなど)、システム10に関与する外部エンティティ、システム10の外部にある1又は2以上のサーバ、ネットワーク、電子ストレージ、Wi-Fi技術に関連付けられた機器、「Bluetooth(登録商標)」技術に関連付けられた機器、データ入力デバイス、電源(例えば、バッテリ駆動式、又は110ボルトACへの直接に接続又はAC/DC変換を通じた間接接続のようなライン電力接続式)、送信/受信素子(例えば、無線信号を送信及び/又は受信するように構成されたアンテナ)、ネットワークインタフェースコントローラ(NIC)、ディスプレイコントローラ、グラフィック処理ユニット(GPU)、及び/又は他のリソースを含むことができる。一部の実施形態では、本明細書で外部リソース24に帰される機能の一部又は全てをシステム10に含まれる他の構成要素又はリソースで提供することができる。プロセッサ20、外部リソース24、UIデバイス18、電子ストレージ22、ネットワーク、及び/又はシステム10の他の構成要素は、ネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、ワイドエリアネットワーク(WAN)、無線アクセスネットワーク(RAN)、公衆交換電話網(PSTN)など)、セルラー技術(例えば、:GSM、UMTS、LTE、5Gなど)、Wi-Fi技術、別の無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)、基地局及び/又は他のリソース)という有線接続及び/又は無線接続を通じて相互に通信するように構成することができる。
【0043】
システム10のUIデバイス18は、1又は2以上のユーザとシステム10とのインタフェースを提供するように構成することができる。UIデバイス18は、1又は2以上のユーザに情報を提供し、及び/又は1又は2以上のユーザから情報を受信するように構成される。UIデバイス18は、UI及び/又は他の構成要素を含む。このUIは、システム10の特定機能に関する入力及び/又は選択を受信し、及び/又は他の情報を提供及び/又は受信するように構成されたビュー及び/又はフィールドを提示するように構成されたグラフィカルUIである及び/又はそれを含むことができる。一部の実施形態では、UIデバイス18のUIは、プロセッサ20及び/又はシステム10の他の構成要素と関連する複数の別々のインタフェースを含むことができる。UIデバイス18に含めるのに適するインタフェースデバイスの例は、タッチ画面、キーパッド、タッチ感応式及び/又は物理的なボタン、スイッチ、キーボード、ノブ、レバー、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、表示灯、可聴警報器、プリンタ、及び/又は他のインタフェースデバイスを含む。本発明の開示は、UIデバイス18がリムーバブル格納インタフェースを含むことも考えている。この例では、ユーザがUIデバイス18の実施をカスタマイズすることができるようにするリムーバブルストレージ(例えば、スマートカード、フラッシュドライブ、リムーバブルディスク)からUIデバイス18に情報をロードすることができる。
【0044】
一部の実施形態では、UIデバイス18は、UI、処理機能、データベース、及び/又は電子格納をシステム10に提供するように構成される。従って、UIデバイス18は、プロセッサ20、電子ストレージ22、外部リソース24、及び/又はシステム10の他の構成要素を含むことができる。一部の実施形態では、UIデバイス18はネットワーク(例えば、インターネット)に接続される。一部の実施形態では、UIデバイス18は、プロセッサ20、電子ストレージ22、外部リソース24、及び/又はシステム10の他の構成要素を含むのではなく、これに代えて、専用線、バス、スイッチ、ネットワーク、又は他の通信手段を通じてこれらの構成要素と通信する。通信は無線でも有線とすることができる。一部の実施形態では、UIデバイス18は、ラップトップ、デスクトップコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ、及び/又は他のUIデバイスである。
【0045】
データ及びコンテンツは、多くの通信プロトコルのうちのいずれか1つを使用して、通信インタフェース及び通信経路を通じてシステム10の様々な構成要素間で交換することができる。一例では、例えば、TCP/IPとも呼ばれるインターネット・プロトコル・スイートを使用して、パケット交換インターネットワーク上でデータを伝達するのに使用されるプロトコルを利用してデータを交換することができる。データ及びコンテンツは、データグラム(又はパケット)を使用して送信元ホストから送信先ホストへ、そのアドレスだけに基づいて配信することができる。この目的で、IPは、データグラムのカプセル化のためにアドレス指定方法及び構造を定める。勿論、他のプロトコルを使用することもできる。インターネットプロトコルの例は、IPバージョン4(IPv4)及びIPバージョン6(IPv6)を含む。
【0046】
図1ではプロセッサ20(及びシステム10の他の構成要素)をUE64とは異なるように示しているが、一部の実施形態では、その中に実施される機能のうちの1又は2以上をUE64のプロセッサで実施することができる。すなわち、プロセッサ20の1又は2以上の態様は、別のデバイス内にあるか又はユーザデバイス64と統合する(例えば、同じか又は別のハウジング内にある)ことができ、このデバイスは、消費者向け電子機器、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末、デジタルタブレット/パッドコンピュータ、ウェアラブルデバイス(例えば、時計など)、拡張現実(AR)ゴーグル、仮想現実(VR)ゴーグル、反射型ディスプレイ、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ワークステーション、サーバ、高性能コンピュータ(HPC)、車両(例えば、車又は飛行機のダッシュボード内又は着座者の前面などに組み込まれたコンピュータ)、ゲームシステム又は娯楽システム、セットトップボックス、モニタ、テレビ(TV)、パネル、又はあらゆる他のデバイスとすることができる。一部の実施形態では、プロセッサ20は、システム10に情報処理機能を提供するように構成される。プロセッサ20は、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されたデジタル回路、情報を処理するように設計されたアナログ回路、状態機械、及び/又は情報を電子的に処理するための他の機構のうちの1又は2以上を含むことができる。プロセッサ20を単一エンティティとして
図1に示すが、これは例示だけを目的とする。一部の実施形態では、プロセッサ20は複数の処理ユニットを含むことができる。これらの処理ユニットは、同じデバイス(例えば、サーバ)内に物理的に設置することができ、又はプロセッサ20は、連携して作動する複数のデバイス(例えば、1又は2以上のサーバ、UIデバイス18、外部リソース24、電子ストレージ22、及び/又は他のデバイスの一部であるデバイス)の処理機能を表すことができる。
【0047】
図1に示すように、プロセッサ20は、1又は2以上のコンピュータプログラム構成要素を実行するように機械可読命令によって構成される。コンピュータプログラム構成要素は、情報構成要素30、HSA構成要素32、ADPBU構成要素34、コード構成要素36、データベース及びアンチゲーミング構成要素38、及び/又は他の構成要素のうちの1又は2以上を含むことができる。プロセッサ20は、以下によって構成要素30、32、34、36、及び/又は38を実行するように構成することができ、すなわち、ソフトウエア、ハードウエア、ファームウエア、ソフトウエア、ハードウエア、及び/又はファームウエアの何らかの組合せ、及び/又はプロセッサ20に関する処理機能を含めるための他の機構。
【0048】
図1には構成要素30、32、34、36、及び38を単一処理ユニット内に併置されているものとして示すが、プロセッサ20が複数の処理ユニットを含む実施形態では、構成要素30、32、34、36、及び/又は38のうちの1又は2以上は、他の構成要素から離れて設置することができることを認めなければならない。例えば、一部の実施形態では、プロセッサ構成要素30、32、34、36、及び38の各々は、プロセッサの別々の異なるセットを含むことができる。以下に説明する様々な構成要素30、32、34、36、及び/又は38によって提供される機能の説明は、例示を目的としており、構成要素30、32、34、36、及び/又は38のいずれもが説明よりも多いか又は少ない機能を提供することができるので、限定を意図したものではない。例えば、構成要素30、32、34、36、及び/又は38のうちの1又は2以上は、削除することができ、その機能の一部又は全ては、他の構成要素30、32、34、36、及び/又は38で提供することができる。別の例として、プロセッサ20は、以下で構成要素30、32、34、36、及び/又は38のうちの1つに帰される機能の一部又は全てを実行することができ、1又は2以上の追加の構成要素を達成するように構成することができる。
【0049】
図5及び7は、1又は2以上の実施形態による薬剤を自己選択的に提供する方法100を示している。方法100は、1又は2以上のコンピュータプロセッサ及び/又は他の構成要素を含むコンピュータシステムを使用して実行することができる。プロセッサは、コンピュータプログラム構成要素を実行するための機械可読命令から構成される。以下に提示する方法100の作動は、例示を目的とするものである。一部の実施形態では、方法100は、説明しない1又は2以上の追加の作動を使用して及び/又は説明された1又は2以上の作動なしで達成することができる。更に、方法100の作動を
図5及び7に示し、以下で説明する順序は、限定を意図したものではない。一部の実施形態では、方法100は、1又は2以上の処理デバイス(例えば、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されたデジタル回路、情報を処理するように設計されたアナログ回路、状態機械、及び/又は情報を電子的に処理するための他の機構)に実施することができる。処理デバイスは、電子ストレージ媒体に電子的に格納された命令に応答して方法100の作動の一部又は全てを実行する1又は2以上のデバイスを含むことができる。処理デバイスは、方法100の作動の1又は2以上を実行するために特別に設計されたハードウエア、ファームウエア、及び/又はソフトウエアを通じて構成される1又は2以上のデバイスを含むことができる。
【0050】
方法100の作動101で、ユーザ40は、健康状態(HC)(例えば、ED)又は薬剤製品45(例えば、シアリス)に対してオンラインで検索し、オンラインでウェブサイト(例えば、Cialis.com)に進むことができる。一例では、異なるユニフォームリソースロケータ(URL)、例えば、HSAの初回使用のためのURLと、HSAの後続使用のための(例えば、医師又は薬剤師への相談後に戻るために、又は後日薬剤45を追加購入するために戻るために)他の異なるURLなどを使用することができる。一部の実施形態では、作動101はUE64のタッチ画面で行われる。
【0051】
方法100の作動102では、ユーザ40がデータベースに格納される個人情報(PII)を登録することができるようにUIを提供することができる。例えば、ユーザは薬剤45のHSAに対して知り、登録のための認証情報を使用して、例えば、パスワードと正式氏名、生年月日、電子メールアドレス、郵送先住所、電話番号、又は既存のアカウント(例:アップル、グーグル、フェイスブックなど)へのリンクを提供することにより、Webアドレスを通じてHSAにアクセスするための指示を取得することができる。従って、薬剤45をOTCで取得することに興味がある人は、HSAにアクセスするためのアカウントを登録するように求められる場合がある。一部の実施では、消費者40のPIIは、関連する適用法令に従って使用することができる。一部の実施形態では、作動102は、情報構成要素30(
図1に示し、本明細書に説明する)と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0052】
方法100の作動104では、規制機関によって事前承認された健康調査のUIを実施するモードを選択することができる。一例としてユーザ40は、最初に特定のウェブページ(例えば、www.cialis.com)に進むことにより、又はHSA構成要素32で実施可能なアプリを開くことにより、自分自身のデバイス64(例えば、上述のラップトップ、タブレット、携帯電話)を使用してHSAを(例えば、オンラインで)完了することができる。従って、様々なモードは、アプリベースのアンケート、ウェブベースのアンケート、数字プロンプト付きの電話(例えば、障害のある人向け)、ショートメッセージサービス(SMS)のチャットボット、及び他の適切な手段のうちの少なくとも1つを含むことができる。一部の実施形態では、作動104はUE64で行われる。
【0053】
方法100の作動106では、選択されたモードを通じて健康調査のシーケンスを制御することができる。一例として、一連の質問及び証明をUE64のUIに漸進的に表示することができる。この例では、画面72、74、75、76、及び/又は78の表示を以前の質問の選択された返答に基づいて決定することができ、すなわち、初期画面(例えば、71)は予め決定されているが、その後の画面は全て条件付きで表示されるものとすることができる。一部の実施形態では、作動106は、HSA構成要素32(
図1に示し、本明細書に説明する)と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0054】
方法100の作動108で、ユーザ40がその薬剤に適するか否かを決定することができる。DFLは、OTC製品のラベルと類似した1又は2以上のラベルを含むことができる。従って、
図4Aの例では、DNU、ADBU、及びADPBUセクションのような異なるオプションをDFLの態様に実施することができ、それぞれが異なる条件及び医薬品を有する。例えば、製品45はユーザ40には適していないと見なすことができ、このDNU条件は、
図3Bの例で「イエス」の返答によって証明されたように、ユーザが特定の医薬品又は特定種類の医薬品(例えば、硝酸塩ベース)を服用していることに基づいている。一部の実施形態では、作動108は、情報構成要素30及び/又はHSA構成要素32と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0055】
方法100の作動110で、ユーザ40に対して薬剤45を保留にすることができる。一部の実施形態では、作動110は、コード構成要素36(
図1に示し、本明細書に説明する)と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0056】
方法100の作動112で、ユーザ40が相談に対する必要性を確認又は証明するか否かを決定することができる。確認又は証明に応じて、ユーザ40は、3つのオプションを提供することができる。例えば、ユーザが遠隔医療オプション「はい、私に接続してください」を選択/クリックした時に、ユーザは操作114に進むことができ、そうした状態で、新しいUI画面によって遠隔医療特徴に誘導され、HCPと話をすることができる。この例では、「イエス」をクリックした後に、ユーザはHSAの外部に誘導され、相談のための予約経路を開始することができる。しかし、ユーザ40が個別にHCPに話をすることを選択した時に、ユーザは「調査にご協力いただきありがとうございます」という画面を受け入れることができ、それにより、HCPに話すべきことに関する指示、及び後でHSAを続行する方法に関する指示の要約又はリストを含む通信(例えば、電子メール)を受け入れることができると知らされることになる。この通信は、HCPとの相談に消費者40を案内するための期間(例えば、30日)に関する情報を含むことができる。このサービスはまた、ユーザがリスクに露出されており、経時的に健康状態に対処する及び/又は経時的に影響を最小にするにはHCPに相談しなければならないことをユーザに明らかにする。このツールに関連付けられた知識があるので、治療関与がより早く行われる可能性がある。
【0057】
作動112での「イエス」の決定に応答して初めてのユーザを自動的にHSAから退出させ、ユーザ40にHCPと相談する機会を提供することができる。彼らは、予約を取ってHCPと相談したことを確認する(例えば、作動116で)ために、例えば、30日の猶予を有することができる。一部の実施形態では、作動112は、ADPBU構成要素34(
図1に示し、本明細書に説明する)と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0058】
方法100の作動114では、UIでHCPとの相談を受けるための確認に応答して遠隔医療をシームレスに統合することができる。遠隔医療は、HSA内のアルゴリズムによって決定されたリスクへの対処を助ける外部群との提携を含む、フローに提供されるサービスとすることができる。例えば、遠隔医療は、除外ベースの消費者(例えば、EDを患っている人)に対して提供するための重要な手段になる可能性がある。DNU、ADBU、又はADPBU条件のいずれにも該当せず、OTC薬剤45を受け入れる資格のあるユーザ40は、購入コード62を受け入れる前に次回の診察時に、その製品の使用及び潜在的な基礎疾患に対してHCPに話をするよう助言することができる。
【0059】
一部の実施形態では、ユーザ40をHSAから退出させ、リアルタイム又はほぼリアルタイムで遠隔医療提供者に接続することができる。例えば、ユーザは、薬剤45を服用し続けても安全か否かを決定するために、電話、仮想通話(例えば、Zoom、Skype、Teams、又は他の適切な技術を通じた)、又はSMS/チャットベースの議論をすることができる。他の実施形態では、ユーザ40をHSAから退出させ、ユーザに指示及びリンクを与えることができ、例えば、その指示は、ユーザが医師、薬剤師、又は看護施術者に話すべきことに関する案内(
図4Aに示すように、健康状態x、y、及びz)を提供する電子メールを含み、その後に、ユーザ40はこのリンクを使用してHSAに戻ることができる。これらの実施形態の少なくとも1つでは、消費者と医師とのロバストな議論を可能にするために、HSAは、消費者が自己申告したADPBU条件の全てを列挙することができるADPBU要約画面を提供することができる。遠隔医療提供者は、システム10に対して契約を結んだ公平な第三者とすることができ、当該提供者は、HSAのOTCプラットフォームを通じて遠隔医療訪問の理由を既に知っている可能性がある認可を受けた医療専門家を含むことができる。同じく、遠隔医療特徴を選択するユーザ40にはADBU/ADPBU要約も与えて、HCPに対する遠隔医療相談に持ち込み、薬剤45がOTC分配に関して安全であるか否かを決定することができる。従って、HCPは、相談に基づいて薬剤45を使用すべきか否かをユーザ40に助言することができる。契約を結んだ遠隔医療サービスは、HSAプラットフォームに接続することができる管理システムを有することができ、例えば、遠隔医療サービスのHCPは、ユーザが薬剤45を服用すべきか否かを認証することができるようになる。一部の実施形態では、作動114は、ADPBU構成要素34(
図1に示し、本明細書に説明する)又は外部の第三者と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0060】
方法100の作動116で、ユーザ40が薬剤45の安全性を確認したか否かを決定することができる。例えば、ユーザ40は再度HSAに入り、「遠隔医療医師は、あなたが使用しても安全であると決定しましたか?」と尋ねられる場合がある。薬剤45を使用しても安全であるとHCPから助言を受けるまで、HSAは、ADBU/ADPBUの警告に対して「イエス」又は「分からない」と返答した初めてのユーザがOTCで購入することを制限することができる。薬剤45が安全であると見なされた時に、ユーザ40は、「最後に1つのこと」画面及び/又はコード62を伴う画面を有するUIを提示することができる。すなわち、HSAに戻ると直ちに、ユーザ40は、HCPと相談したか否か、及び薬剤45がOTCで購入して使用するのに安全であるとHCPが決定したか否かを尋ねることができる。両方の質問に「イエス」と返答した時に、ユーザは確認画面に進むことが許される。ユーザが「ノー」と返答した時に、ユーザに感謝の意を示し、HSAからの退出を促すUIに誘導されることになる。
【0061】
消費者は、購入のためのコード62を受け入れるために、相談の結果(例えば、薬剤45の使用に対するHCPの許可)をHSAに自己申告する必要があるとすることができる。例えば、医療査定の一部として硝酸塩薬及び関連する心臓病に関する詳細な質問を内科医が行って、HSAで排除されなかった男性が硝酸塩薬を処方されている場合でも確実に拒否されるようにすることができる(例えば、作動110に進むことにより)。一部の実施形態では、作動116は、ADPBU構成要素34(
図1に示し、本明細書に説明する)と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0062】
方法100の作動118で、アンロッキングコードを提供することができる。例えば、HSAを受けているユーザ40には薬剤45を購入することが許可されると決定された状態で、コード62をアンロックすることができ、その決定は、例えば、健康調査の少なくとも一部分を完了したユーザの結果的に判断基準を満足するスコアに基づいて行われる場合がある。コード62は、購入の直前にアンロックすることができる。ユーザ40が薬剤45を購入する時に、コード62により、データベース構成要素38は、購入を経時的に追跡することができるようになる。キオスク50で購入される時に、判断的ソリューションのシーケンスを使用してその製品を保証し、購入許可コード62を有するユーザ40だけにアクセスを許可することができる。
【0063】
製品45の使用に関して情報を偽らないことによって確認又は証明の完了が済んだ場合にのみ、ユーザ40にOTC購入を完了するためのコード62を与えることができる。例えば、コードがUE64の画面上に提示された後に又は電子的に送信された後に支払いを行うことができる。購入コード62は、ある期間(例えば、2週間)だけ有効とすることができる。従って、この購入期間の終わりの近くまで、ユーザ40は、自宅に居り、HSAを受け、このコードを有し、まだ購入していなかった可能性がある。これに代えて、ユーザ40は店に立ち寄ったばかりで、その薬剤のウェブサイトにアクセスし、その店で自分のUE64を使用してHSAを受け、コード62を取得してから購入した可能性がある。しかし、消費者が購入期間(例えば、2週間)以内に取引を完了することができない時に、HSAを再度受ける必要がある可能性がある。オンラインで購入する消費者は、購入コードの入力を求められる場合がある。コード62を使用することができない時に、ユーザ40は製品45を購入するためのオンライン取引を完了することができない可能性がある。キオスク50のユーザの場合に、利用可能なコードを小売店に使用して製品45を購入し、区画からアンロックすることができる。
【0064】
一部の実施形態では、ユーザ40は、コード62を取得し、それをオンラインにアップロードすることにより、又は
図6A及び6Bの例に示すようにキオスク50のQR読取器65にコードを表示することにより、それを提供することができる。UE64はまた、搭載カメラを通じてコード読取器を実施し、HSAの初期開始(すなわち、キオスク50のコード60を読み取る時)をトリガすることができる。
【0065】
ユーザ40がHSAを通過すると、初回の通過で3つの潜在的な結果を得ることができる。ユーザ40は、薬剤45が彼にとって安全ではないので使用しないように示されるか、医師又は薬剤師に尋ねるように示されるか、又は購入のためのコード62を取得することができる。ユーザが購入のためのコードを取得した場合に、データベース構成要素38は、ユーザがデータベース(例えば、ストレージ22)を選択することができるようにし、その後に、購入への経路は精算まで続き、例えば、そこで3つの購入方法を得ることができる。一部の実施形態では、HSA構成要素32は、コード構成要素36が(例えば、ADPBU構成要素が更に安全性を確認した後で)コード62を生成してオンライン購入を可能にするように、ウェブベースのソフトウエアを実施することができる。ユーザはまた、コードのスキャンを通じて又はCialisウェブサイトにアクセスしてHSAを開始することにより、キオスクでプロセスを開始することができる。コード62を使用するのではなく、ユーザ40は、キオスク50で指紋又は網膜スキャンを使用して、HSAを受けて安全だと見なされた人に対する薬剤45のアンロックを容易にすることができる。一部の実施形態では、作動118は、コード構成要素36と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0066】
方法100の作動120で、オンライン購入を完了する方法は、自宅への発送とロックされたキオスク50での店内受け取りの中からUIを通じて選択することができる。例えば、ユーザ40は、UIを通じて、オンライン購入120-1、自宅への発送120-2、カード読取器又はNFCを有する店舗のキオスク120-3、適切な購買手段を有する自律型配送車/トラック又はドローン、オンデマンド消費者配送サービス(例えば、Uber Eats、DoorDashなど)、及び店舗外の自動販売機の中から、支払って回収する方法を選択することができる。従って、ユーザ40は、自分のコードを有して商品棚に近づき、依然として有効なコードを使用して製品をアンロックしてから精算することができる。従って、コード62は、精算時に誰とも話す又は接することなく、棚にある製品をアンロックすることができる。一部の実施形態では、作動120は、UE64で行われる。
【0067】
方法100の作動122では、新しいコードを取得する必要性に関してユーザへ通知を送信することができる(例えば、直接的にUE64に又は間接的にユーザ40のアカウントに)。例えば、データベース構成要素38(
図1に示し、本明細書に説明する)を通じて新しいコードの取得に関する情報をユーザ40に提供することができる。OTC対応のHSAを使用する人は全員登録する必要があるので、CRMプログラムを通じて登録済みの消費者と定期的に連絡を取り、製品の再供給する、有効な許可コードを有することを確認する、健康的な食事の助言を受ける、運動を奨励するように注意喚起する、及び健康診断のために(例えば、健康状態がより深刻な基礎疾患の兆候である可能性があるので)医師の診察を予定に組み込むよう注意喚起する電子メールを送信することができる。登録プロセスにより、薬剤45の不適切なアクセス及び使用を防ぐことができる。登録ユーザになることにより、ユーザに製品への定期購入アクセス権及び許可コードのステータスを最新に保つ方法の指示も提供することができる。同じく、CRMは、購入毎に自分のコードがアクティブかつ有効であることを確認する必要があること、及び再アクティブ化の必要がある可能性があることをユーザ40に通知又は注意喚起する役割を果たすことができる。しかし、ユーザが当該CRM部分を選択することができることにより、メッセージ発信を強化することができる。一部の実施形態では、作動122は、データベース構成要素38と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0068】
方法100の作動124では、健康関連の変化に関する追跡調査質問にユーザが答えることに応答して新しいコードをアンロックすることができる。例えば、既に全てのHSAを通過し、薬剤45を購入したユーザ40が戻ってくる場合がある。この例では、ADPBU構成要素34は、ユーザを自動的にHCPに送り出すことができない。これに代えて、ユーザ40は、特定のシナリオが自分に当て嵌まるか否かを尋ねることができる。当て嵌まる場合に、ユーザはHCPに送られ、戻ってきて自分の病状を自己申告しなければならない可能性がある。これら全てをクリアすると、ユーザは最終段階に進み、新しい購入コード62を取得することができる。この例又は別の例では、前回の購入以降、ユーザの既往歴に何らかの変化があったか否か(例えば、新しい医薬品を服用し始めたか否か及び服用している医薬品の量が変わったか否か)を含む3~4の質問をユーザに尋ねることができる。従って、依然として全てが同じであることを確認するために、ごく少数の短い質問をするだけで、ユーザは購入のためのコードを再認証することができる。この省略経路により、コードが3か月間有効になる場合もあれば、ユーザ40が再度完全な調査を受けなければならない場合もある。
【0069】
戻ってきたユーザが、最初の購入から時間枠(例えば、3ヶ月)以内に薬剤45を再度購入するつもりである場合に、ユーザには省略されたHSAを提示することができる。消費者は、
図2A及び2BのUIと共に「ようこそ」画面が提示される場合がある。この後に、健康状態又は投薬計画が変わったか否かを簡略HSAでユーザに尋ねることができる。消費者が両方の質問に「ノー」と答えた場合に、潜在的な基礎疾患に対して医師に話をしたか否かを尋ねられ、次回の診察時に薬剤45を服用していることを医師に話すよう注意喚起促され、その後「重要な情報画面」と「コード画面」に誘導され、医薬品へのアクセス権を取得することができる。消費者があらゆる質問に「イエス」と答えた場合に、基礎疾患に関連付けられた教育的メッセージから始まって、その後にDNU、ADBU、ADPBUのような質問が続く場合があるHSAを再度受ける必要があるとすることができる。この再供給経路は、慢性的に安定した病状に関連付けられた処方箋及び補充に関する臨床診療を模倣して3か月間アクティブであるとすることができる。従って、2つのスクリーニング質問を追加することにより、処方箋環境での補充アクセスを必要としないOTC環境に対する追加の防護手段を提供する。一部の実施形態では、作動124は、コード構成要素36(
図1に示し、本明細書に説明する)と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0070】
方法100の作動126では、例えば、決められた時間枠内にユーザによって購入された薬剤の錠剤数を計数してそれを閾値と比較する段階を含む1又は2以上のアンチゲーミング手段を提供することができる。一部の実施形態では、作動126は、アンチゲーミング構成要素38(
図1に示し、本明細書に説明する)と同じか又は類似のプロセッサ構成要素によって行われる。
【0071】
本明細書に説明する技術は、デジタル電子回路に、又はコンピュータハードウエア、ファームウエア、ソフトウエアに、又はその組合せに実施することができる。この技術は、コンピュータプログラム製品に、すなわち、情報担体に、例えば、機械可読ストレージデバイスに、機械可読ストレージ媒体に、コンピュータ可読ストレージデバイスに、又は例えばプログラマブルプロセッサ、1つのコンピュータ、又は複数のコンピュータのようなデータ処理装置による実行のための又はその作動を制御するためのコンピュータ可読ストレージ媒体に有形に具現化されたコンピュータプログラムとして実施することができる。コンピュータプログラムは、コンパイル言語又は解釈プログラム言語を含むあらゆる形式のプログラミング言語で記述することができ、独立プログラムとして又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピュータ処理環境での使用に適する他のユニットとしてなどのあらゆる形式で配備することができる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で又は1つのサイトにあるか又は複数のサイトにわたって分散されて通信ネットワークで相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように配備することができる。
【0072】
本発明の技術の方法段階は、コンピュータプログラムを実行する1又は2以上のプログラマブルプロセッサによって行われ、入力データを操作して出力を生成することで本発明の技術の機能を実行することができる。方法段階はまた、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)のような専用論理回路で実行することができ、本発明の技術の装置は、それらの専用論理回路として実施することができる。
【0073】
コンピュータプログラムの実行に適するプロセッサは、一例として汎用及び専用マイクロプロセッサの両方、及びあらゆる種類のデジタルコンピュータのいずれか1又は2以上のプロセッサを含む。一般的に、プロセッサは、読取専用メモリ又はランダムアクセスメモリ又はその両方から命令とデータを受け入れることになる。コンピュータの必須要素は、命令を実行するプロセッサと、命令及びデータを格納する1又は2以上のメモリデバイスである。一般的に、コンピュータは、磁気ディスク、光磁気ディスク、又は光ディスクのようなデータを格納するための1又は2以上の大容量ストレージデバイスも含むか、又はそれらとの間でデータを受信するか又は転送するか又はその両方を行うためにそれに作動的に結合されることになる。コンピュータプログラム命令及びデータを具現化するのに適する情報担体は、あらゆる形態の不揮発性メモリを含み、一例としてEPROM、EEPROM、フラッシュメモリデバイスのような半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスク又はリムーバブルディスクのような磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、及びDVD-ROMディスクなどを含む。プロセッサ及びメモリは、専用論理回路によって補完する又はそれに組み込むことができる。
【0074】
本発明の開示のいくつかの実施形態を本明細書に具体的に例示している及び/又は説明している。しかし、修正及び変形が考えられており、それらは添付の特許請求の範囲に入ることは認められるであろう。
【0075】
図8~28の装飾的設計は、一部の実線に示している。破線は言葉を含む場合もあり、装飾的なUI設計の一部を形成しない。画像の外観は、
図8~13及び
図14~19の各々に示す画像間で順次移行し、
図20~28の各々は他の個別の実施形態である。1つの画像が別の画像に移行するプロセス又は期間は、装飾的設計の一部を形成しない。本発明者は、現在又は将来の線画内の実線を破線に置換するか又はその逆にすることを含む開示する設計のあらゆる部品、部分、要素、又はその組合せを主張する権利を留保する。
【符号の説明】
【0076】
10 システム
20 プロセッサ
32 HSA構成要素
50 キオスク
62 購入コード
【手続補正書】
【提出日】2024-07-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬剤の自己選択的提供の方法であって、
規制機関によって事前承認された健康調査を実施するモードを選択する段階と、
選択された前記モード及びプロセッサを通じて前記健康調査のシーケンスを制御する段階と、
プロセッサを通じて、前記調査を受けているユーザが前記薬剤を購入することが許可されているか否かを判定する段階と、
前記ユーザが許可されていることに応答して、前記購入を行うための複数の方法を提供する段階と、
を含む方法。
【請求項2】
前記健康調査は、病状を評価するための複数の質問を含み、
前記調査を受けることは、前記ユーザが1又は2以上のユーザインタフェースで前記質問に対する返答を更に選択することによって行われ、前記シーケンスは、複数のユーザインタフェースを含み、そのうちの最初のものを除く全てが、以前の質問の更に選択された返答に基づいて決定される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記制御する段階は、(i)個人的属性に関する最初の1つの質問、(ii)健康関連の病状に関する質問、(iii)遵守の確認、(iv)健康関連のリスクに関する質問、(v)前記薬剤の使用を許可する前に医師、看護施術者、又は薬剤師に相談する必要性の決定に基づく確認、及び(vi)前記ユーザが前記医師、前記看護施術者、又は前記薬剤師に相談したか否かに関する条件付き確認、を繰り返し提供することによって行われる請求項2に記載の方法。
【請求項4】
ユーザインタフェースでの前記ユーザを通じて、少なくとも、自宅への発送を伴うオンライン購入、店舗での受け取りを伴うオンライン購入、オンデマンド消費者宅配サービス、及び、キオスク又は前記店舗の自動販売機での前記ユーザのコードを用いた操作による購入の中から、前記購入を行う方法を選択する段階、
を更に含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記健康調査の少なくとも一部分を完了する前記ユーザの結果的に判断基準を満足するスコアに基づいて、プロセッサを通じてコードをアンロックする段階、
を更に含む請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記相談に対する必要性の前記決定に基づく前記確認に応答して、無料遠隔健康セッションをシームレスに統合する段階、
を更に含み、
前記遠隔健康セッションの前記医師、前記看護施術者、又は前記薬剤師は、前記シームレスな統合及び前記薬剤の事前知識を有する、
請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記シームレスな統合は、リアルタイムで行われ、かつ電子購入を含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記モードは、アプリケーションベースのアンケート及びウェブベースのアンケートのうちの少なくとも一方を含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記アンロックする段階は、安全なストレージから前記コードを取得することによって又は新しい有効なコードを発生させることによって行われる請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記ユーザがその後にデータベースに格納される個人情報を登録するよう作動可能であるようにユーザインタフェースを最初に提供する段階、
を更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アンロックされたコードは、予め決められた期間にわたってのみ有効であり、かつ前記ユーザにのみリンクされる請求項5に記載の方法。
【請求項12】
再供給又は再購入のための新しいコードを取得する必要性について前記ユーザに情報を送信する段階、
を更に含み、
前記ユーザは、前記情報を受信することを予めオプトインしている、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記ユーザがいずれかの健康関連の変化に関する追跡調査質問又は医療専門家の助言に答えることに応答して、適格な時に新しいコードをアンロックする段階、
を更に含む請求項12に記載の方法。
【請求項14】
1又は2以上の健康リスクが、前記薬剤に対して禁忌であるユーザに起因する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
1又は2以上のアンチゲーミング手段を提供する段階を更に含み、そのうちの1つが、決められた時間枠内で前記ユーザによって購入された前記薬剤の錠剤の数を計数し、かつその数を閾値と比較する段階を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
薬剤の自己選択式提供のための命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、
前記命令は、
規制機関によって事前承認された健康調査を提供するモードを実施する段階と、
前記健康調査のシーケンスを前記モードを通じて制御する段階と、
前記調査を受けているユーザが前記薬剤を購入することが許可されているか否かを判定する段階と、
前記ユーザが許可されていることに応答して、前記購入を行うための複数の方法を提供する段階と、
を行うようにプロセッサによって実行される、
非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記健康調査は、病状を評価するための複数の質問を含み、
前記調査を受けることは、前記ユーザが1又は2以上のユーザインタフェースで前記質問に対する返答を更に選択することによって行われ、前記シーケンスは、複数のユーザインタフェースを含み、そのうちの最初のものを除く全てが、以前の質問の更に選択された返答に基づいて決定される、
請求項16に記載の媒体。
【請求項18】
前記制御する段階は、(i)個人的属性に関する最初の1つの質問、(ii)健康関連の病状に関する質問、(iii)遵守の確認、(iv)健康関連のリスクに関する質問、(v)前記薬剤の使用を許可する前に医師、看護施術者、又は薬剤師に相談する必要性の決定に基づく確認、及び(vi)前記ユーザが前記医師、前記看護施術者、又は前記薬剤師に相談したか否かに関する条件付き確認、を繰り返し提供することによって行われる請求項17に記載の媒体。
【請求項19】
前記プロセッサは、
ユーザインタフェースでの前記ユーザを通じて、少なくとも、自宅への発送を伴うオンライン購入、店舗での受け取りを伴うオンライン購入、及び、キオスク又は前記店舗の自動販売機での前記ユーザのコードを用いた操作による購入の中から、前記購入を行う方法を選択する段階、
を更に行う、
請求項16乃至18のいずれか一項に記載の媒体。
【請求項20】
前記プロセッサは、
前記健康調査の少なくとも一部分を完了する前記ユーザの結果的に判断基準を満足するスコアに基づいてコードをアンロックする段階、
を更に行う、
請求項18に記載の媒体。
【国際調査報告】