(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-29
(54)【発明の名称】マルチキャスト/ブロードキャストシステムサービスのための物理ダウンリンク制御チャネル送信
(51)【国際特許分類】
H04W 72/232 20230101AFI20240822BHJP
H04W 4/06 20090101ALI20240822BHJP
H04W 8/26 20090101ALI20240822BHJP
【FI】
H04W72/232
H04W4/06 150
H04W8/26
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024508970
(86)(22)【出願日】2022-08-24
(85)【翻訳文提出日】2024-02-14
(86)【国際出願番号】 US2022075420
(87)【国際公開番号】W WO2023028533
(87)【国際公開日】2023-03-02
(32)【優先日】2021-08-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-10-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2022-05-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】507364838
【氏名又は名称】クアルコム,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100163522
【氏名又は名称】黒田 晋平
(72)【発明者】
【氏名】武田 一樹
(72)【発明者】
【氏名】レ・リュウ
(72)【発明者】
【氏名】アルベルト・リコ・アルバリーノ
(72)【発明者】
【氏名】ピーター・ガール
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA13
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
本開示の様々な態様は、概してワイヤレス通信に関する。いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)が、グループRNTI(G-RNTI)又はゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、マルチキャスト/ブロードキャスト(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視してもよい。UEは、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信してもよい。数多くの他の態様が説明される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、
を備え、前記1つ以上のプロセッサが、
ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視し、
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信する、ように構成されている、
ユーザ機器(UE)。
【請求項2】
前記1つ以上のプロセッサは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信するように更に構成されている、請求項1に記載のUE。
【請求項3】
前記UEは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信しない、請求項1に記載のUE。
【請求項4】
前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、請求項1に記載のUE。
【請求項5】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項1に記載のUE。
【請求項6】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、前記複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、前記グループRNTI(G-RNTI)を含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、請求項5に記載のUE。
【請求項7】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項8】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記G-RNTIの値に等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項9】
前記G-RNTIの値は、前記複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項10】
前記複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、前記G-RNTIの値は、前記G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項11】
前記G-RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項12】
前記マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、請求項11に記載のUE。
【請求項13】
ワイヤレス通信用のネットワークノードであって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、
を備え、前記1つ以上のプロセッサが、
マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信し、
前記設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信する、ように構成されている、
ネットワークノード。
【請求項14】
前記1つ以上のプロセッサは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信するように更に構成されている、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項15】
前記ネットワークノードは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信しない、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項16】
前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項17】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項13に記載のUE。
【請求項18】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)通信をスケジューリングし、前記複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、前記G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、請求項17に記載のネットワークノード。
【請求項19】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、請求項18に記載のネットワークノード。
【請求項20】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記G-RNTIの値に等しい、請求項19に記載のネットワークノード。
【請求項21】
前記複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、前記G-RNTIの値は、前記G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、請求項19に記載のネットワークノード。
【請求項22】
前記G-RNTIは、マルチキャストサービスにマッピングされる、請求項19に記載のネットワークノード。
【請求項23】
前記マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、請求項22に記載のネットワークノード。
【請求項24】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項25】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することと、
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することと、
を含む方法。
【請求項26】
前記方法は、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信することを更に含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項25に記載のUE。
【請求項28】
ネットワークノードによって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信することと、
前記設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することと、
を含む方法。
【請求項29】
前記方法は、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信することを更に含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項28に記載のUE。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本特許出願は、2021年8月25日に出願された「PHYSICAL DOWNLINK CONTROL CHANNEL TRANSMISSIONS FOR MULTICAST/BROADCAST SYSTEM SERVICES」と題する米国特許仮出願第63/260,560号、2021年10月10日に出願された「PHYSICAL DOWNLINK CONTROL CHANNEL TRANSMISSIONS FOR MULTICAST/BROADCAST SYSTEM SERVICES」と題する米国特許仮出願第63/262,349号、及び2022年5月31日に出願された「PHYSICAL DOWNLINK CONTROL CHANNEL TRANSMISSIONS FOR MULTICAST/BROADCAST SYSTEM SERVICES」と題する米国特許非仮出願第17/804,797号の優先権を主張し、これらは参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
【0002】
本開示の態様は、全般的には、マルチキャスト/ブロードキャストシステムサービスのための物理ダウンリンク制御チャネル送信に関するワイヤレス通信並びに技法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、及びブロードキャストなどの様々な遠隔通信サービスを提供するために、広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用し得る。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、及びロングタームエボリューション(LTE)を含む。LTE/LTE-Advancedは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)(登録商標)によって公表されたユニバーサル移動体通信システム(UMTS)モバイル規格に対する改良のセットである。
【0004】
ワイヤレスネットワークは、ユーザ機器(UE)又は複数のUEのための通信をサポートする1つ以上のネットワークノードを含む場合がある。UEは、ダウンリンク通信及びアップリンク通信を介してネットワークノードと通信する場合がある。「ダウンリンク」(又は「DL」)はネットワークノードからUEへの通信リンクを指し、「アップリンク」(又は「UL」)はUEからネットワークノードへの通信リンクを指す。
【0005】
上記の多元接続技術は、異なるUEが都市、国、地域、及び/又は地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な通信規格において採用されている。5Gと呼ばれる場合がある新無線(NR)は、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善することと、コストを下げることと、サービスを改善することと、新しいスペクトルを利用することと、ダウンリンク上でサイクリックプレフィックス(CP)を用いた直交周波数分割多重(OFDM)(CP-OFDM)を使用し、アップリンク上でCP-OFDM及び/又はシングルキャリア周波数分割多重(SC-FDM)(離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)としても知られている)を使用し、並びにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、及びキャリアアグリゲーションをサポートする、他のオープン規格とより良く統合することとによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けている中、LTE、NR、及び他の無線アクセス技術における更なる改善は依然として有用である。
【発明の概要】
【0006】
本明細書で説明されるいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法に関する。本方法は、ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することを含んでもよい。本方法は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することを含み得る。
【0007】
本明細書で説明するいくつかの態様は、UEによって実施されるワイヤレス通信の方法に関する。本方法は、ゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応する制御チャネルエレメント(CCE)インデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することを含んでもよい。本方法は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することを含み得る。
【0008】
本明細書で説明するいくつかの態様は、UEによって実施されるワイヤレス通信の方法に関する。本方法は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信することを含んでもよい。本方法は、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視することを含んでもよい。
【0009】
本明細書で説明されるいくつかの態様は、ネットワークノードによって実施されるワイヤレス通信の方法に関する。本方法は、MBS PDSCHに対応するPDCCHPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信することを含んでもよい。本方法は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することを含んでもよい。
【0010】
本明細書で説明されるいくつかの態様は、基地局によって実行されるワイヤレス通信の方法に関する。本方法は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信することを含んでもよい。本方法は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することを含んでもよい。
【0011】
本明細書で説明されるいくつかの態様は、ネットワークノードによって実施されるワイヤレス通信の方法に関する。本方法は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信することを含んでもよい。方法は、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することを含んでもよい。
【0012】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのUEに関する。ユーザ機器は、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を含み得る。1つ以上のプロセッサは、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信するように構成されてもよい。
【0013】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのUEに関する。ユーザ機器は、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を含み得る。1つ以上のプロセッサは、ゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信するように構成されてもよい。
【0014】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのUEに関する。ユーザ機器は、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を含み得る。1つ以上のプロセッサは、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視するように構成されてもよい。
【0015】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのネットワークノードに関する。ネットワークノードは、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を含んでもよい。1つ以上のプロセッサは、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するように構成されてもよい。
【0016】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのネットワークノードに関する。ネットワークノードは、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を含んでもよい。1つ以上のプロセッサは、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するように構成されてもよい。
【0017】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのネットワークノードに関する。ネットワークノードは、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を含んでもよい。1つ以上のプロセッサは、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するように構成されてもよい。
【0018】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、UEによるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、UEの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、UEに、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視させてもよい。命令のセットは、UEの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、UEに、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信させてもよい。
【0019】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、UEによるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、UEの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、UEに、ゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視させてもよい。命令のセットは、UEの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、UEに、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信させてもよい。
【0020】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、UEによるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、UEの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、UEに、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信させてもよい。命令のセットは、UEの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、UEに、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視させてもよい。
【0021】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ネットワークノードによるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、ネットワークノードの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、ネットワークノードに、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについてゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信させてもよい。命令のセットは、ネットワークノードの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、ネットワークノードに、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信させてもよい。
【0022】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ネットワークノードによるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、ネットワークノードの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、ネットワークノードに、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信させてもよい。命令のセットは、ネットワークノードの1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、ネットワークノードに、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信させてもよい。
【0023】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ネットワークノードによるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、ネットワークノードの1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、ネットワークノードに、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信させてもよい。命令のセットは、ネットワークノードの1つ以上のプロセッサによって実行されると、ネットワークノードに、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信させてもよい。
【0024】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。本装置は、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するための手段を含んでもよい。本装置は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信するための手段を含み得る。
【0025】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。本装置は、ゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するための手段を含んでもよい。本装置は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信するための手段を含み得る。
【0026】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。本装置は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信するための手段を含んでもよい。本装置は、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視するための手段を含んでもよい。
【0027】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。本装置は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信するための手段を含んでもよい。本装置は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するための手段を含んでもよい。
【0028】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。本装置は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信するための手段を含んでもよい。本装置は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するための手段を含んでもよい。
【0029】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。本装置は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信する手段を含んでもよい。本装置は、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するための手段を含んでもよい。
【0030】
態様は、一般に、図面及び本明細書を参照して本明細書で十分に説明されるような、並びに図面及び本明細書によって示されるような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ネットワークノード、ワイヤレス通信デバイス、及び/又は処理システムを含む。
【0031】
上記では、以下の「発明を実施するための形態」をより良好に理解することができるように、本開示による例の特徴及び技術的利点を、かなり広範に概説している。以降では、追加的な特徴及び利点が説明される。開示される構想及び具体的な例は、本開示の同じ目的を遂行するように他の構造を修正又は設計するための基礎として、容易に利用することができる。そのような等価の構造は、添付の特許請求の範囲から逸脱するものではない。本明細書で開示する概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図とともに検討されると、以下の説明からより良く理解されよう。図のそれぞれは、例示及び説明の目的のために提供されており、特許請求の範囲の制限を定義するものとして提供されているのではない。
【0032】
態様はいくつかの例を例示することによって本開示で説明されるが、そのような態様が多くの異なる構成及びシナリオにおいて実装され得ることを当業者は理解されよう。本明細書で説明される技法は、異なるプラットフォームタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、及び/又はパッケージング構成を使用して実装され得る。例えば、いくつかの態様は、集積チップ実施形態又は他の非モジュール構成要素ベースのデバイス(例えば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、産業機器、小売/購買デバイス、医療デバイス、及び/又は人工知能対応デバイス)を介して実装され得る。態様は、チップレベル構成要素、モジュール式構成要素、非モジュール式構成要素、非チップレベル構成要素、デバイスレベル構成要素、及び/又はシステムレベル構成要素において実装され得る。説明する態様及び特徴を組み込むデバイスは、特許請求及び説明する態様の実装及び実践のために、追加の構成要素及び特徴を含み得る。例えば、ワイヤレス信号の送信及び受信は、アナログ用途及びデジタル用途の1つ以上の構成要素(例えば、アンテナ、無線周波数(RF)チェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、プロセッサ、インターリーバ、加算器(adder)、及び/又は加算器(summer)を含むハードウェア構成要素)を含んでもよい。本明細書で説明する態様は、様々なサイズ、形状、及び構造の多種多様なデバイス、構成要素、システム、分散型構成、及び/又はエンドユーザデバイスにおいて実践され得ることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【0033】
本開示の上記で列挙された特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約された、より詳細な説明が得られる場合がある。しかしながら、本説明は他の等しく効果的な態様を許容することがあるので、添付の図面が、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、その範囲の限定と見なされるべきではないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じ又は同様の要素を識別することができる。
【
図1】本開示による、ワイヤレスネットワークの一例を示す図である。
【
図2】本開示による、ワイヤレスネットワークの中で基地局がユーザ機器(UE)と通信している一例を示す図である。
【
図3】本開示による、非集約型基地局アーキテクチャの一例を示す図である。
【
図4】本開示による、マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)サービスのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信に関連付けられた一例を示す図である。
【
図5】本開示による、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた例示的なプロセスを示す図である。
【
図6】本開示による、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた例示的なプロセスを示す図である。
【
図7】本開示による、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた例示的なプロセスを示す図である。
【
図8】本開示による、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた例示的なプロセスを示す図である。
【
図9】本開示による、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた例示的なプロセスを示す図である。
【
図10】本開示による、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた例示的なプロセスを示す図である。
【
図11】本開示による、ワイヤレス通信のための例示的装置の図である。
【
図12】本開示による、ワイヤレス通信のための例示的装置の図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本開示の様々な態様が、添付の図面を参照しながら以下でより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造又は機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が徹底的で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。本開示の範囲は、本開示の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の任意の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示の任意の態様を包含するものであることを、当業者は理解されたい。例えば、本明細書に記載する任意の数の態様を使用して、装置が実装されてもよく、又は方法が実践されてもよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載する開示の様々な態様に加えて、又はそれらの態様以外の、他の構造、機能、又は構造及び機能を使用して実践されるような装置又は方法を包含するものとする。本明細書で開示する開示のいずれの態様も、特許請求の範囲の1つ以上の要素によって具現化できることを理解されたい。
【0035】
次に、様々な装置及び技法を参照しながら通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置及び技法は、以下の発明を実施するための形態において説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付の図面に示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせを使用して実装することができる。そのような要素がハードウェアとして実装されるか又はソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例及び全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
【0036】
態様は、5G又は新無線(NR)無線アクセス技術(RAT)に一般的に関連のある用語を使用して本明細書で説明される場合があるが、本開示の態様は、3G RAT、4G RAT、及び/又は5Gの後(例えば、6G)のRATなどの他のRATに適用され得る。
【0037】
図1は、本開示による、ワイヤレスネットワーク100の一例を示す図である。ワイヤレスネットワーク100は、例の中でもとりわけ、5G(例えば、NR)ネットワーク及び/又は4G(例えば、ロングタームエボリューション(LTE))ネットワークのエレメントであってもよく、又はそれらを含んでもよい。ワイヤレスネットワーク100は、1つ以上の基地局110(BS110a、BS110b、BS110c、及びBS110dとして示される)、ユーザ機器(UE)120若しくは複数のUE120(UE120a、UE120b、UE120c、UE120d、及びUE120eとして示される)、及び/又は他のネットワークエンティティを含んでもよい。基地局110は、UE120と通信するエンティティである。基地局110(BSと呼ばれることがある)は、例えば、NR基地局、LTE基地局、ノードB、eNB(例えば、4Gにおける)、gNB(例えば、5Gにおける)、アクセスポイント、及び/又は送受信ポイント(TRP)を含んでもよい。各基地局110は、特定の地理的エリアのための通信カバレージを提供してもよい。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)では、「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、基地局110のカバレージエリア及び/又はこのカバレージエリアにサービスする基地局サブシステムを指す場合がある。
【0038】
基地局110は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、及び/又は別のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUE120による無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUE120による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーしてもよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE120(例えば、非公開加入者グループ(CSG)の中のUE120)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのための基地局110は、マクロ基地局と呼ばれることがある。ピコセルのための基地局110は、ピコ基地局と呼ばれることがある。フェムトセルのための基地局110は、フェムト基地局又は屋内基地局と呼ばれることがある。
図1に示される例では、BS110aはマクロセル102aのためのマクロ基地局であってもよく、BS110bはピコセル102bのためのピコ基地局であってもよく、BS110cはフェムトセル102cのためのフェムト基地局であってもよい。基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルをサポートしてもよい。
【0039】
いくつかの例では、セルは、必ずしも静止しているとは限らない場合があり、セルの地理的エリアは、モバイルである基地局110(例えば、モバイル基地局)の位置に従って移動する場合がある。いくつかの例では、基地局110は、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続又は仮想ネットワークなどの様々なタイプのバックホールインターフェースを通じて、互いにかつ/又はワイヤレスネットワーク100の中の1つ以上の他の基地局110若しくはネットワークノード(図示せず)に相互接続されてもよい。
【0040】
ワイヤレスネットワーク100は、1つ以上の中継局を含んでよい。中継局とは、上流局(例えば、基地局110又はUE120)からデータの送信を受信し、データの送信を下流局(た例えば、UE120又は基地局110)へ送ることができるエンティティである。中継局は、他のUE120のための送信を中継し得るUE120であり得る。
図1に示される例では、BS110d(例えば、中継基地局)は、BS110a(例えば、マクロ基地局)とUE120dとの間の通信を容易にするために、BS110a及びUE120dと通信してもよい。通信を中継する基地局110は、中継局、中継基地局、リレーなどと呼ばれることがある。
【0041】
いくつかの態様では、「基地局」又は「ネットワークエンティティ」という用語は、集約型基地局、非集約型基地局、統合アクセス及びバックホール(IAB)ノード、中継ノード、又はそれらの1つ以上の構成要素を指す場合がある。例えば、いくつかの態様では、「基地局」又は「ネットワークエンティティ」は、CU、DU、RU、準リアルタイム(準RT)RANインテリジェントコントローラ(RIC)、又は非リアルタイム(非RT)RIC、又はそれらの組み合わせを指す場合がある。いくつかの態様では、「基地局」又は「ネットワークエンティティ」という用語は、ネットワークエンティティ110に関連して本明細書で説明される機能などの1つ以上の機能を実施するように構成された1つのデバイスを指す場合がある。いくつかの態様では、「基地局」又は「ネットワークエンティティ」という用語は、1つ以上の機能を実施するように構成された複数のデバイスを指す場合がある。例えば、いくつかの分散システムでは、(同じ地理的位置又は異なる地理的位置に位置し得る)複数の異なるデバイスの各々が、機能の少なくとも一部分を実施するように、又は機能の少なくとも一部分の実施を複製するように構成されてもよく、「基地局」又は「ネットワークエンティティ」という用語は、それらの異なるデバイスのうちの任意の1つ以上を指す場合がある。いくつかの態様では、「基地局」又は「ネットワークエンティティ」という用語は、1つ以上の仮想基地局又は1つ以上の仮想基地局機能を指す場合がある。例えば、いくつかの態様では、2つ以上の基地局機能が単一のデバイス上でインスタンス化されてもよい。いくつかの態様では、「基地局」又は「ネットワークエンティティ」という用語は、基地局機能のうちの1つを指し、別の基地局機能を指さない場合がある。このようにして、単一のデバイスが2つ以上の基地局を含んでもよい。
【0042】
ワイヤレスネットワーク100は、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、中継基地局などの異なるタイプの基地局110を含むヘテロジニアスネットワークであってもよい。これらの異なるタイプの基地局110は、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、及び/又は干渉に対する異なる影響を有する場合がある。例えば、マクロ基地局は、高い送信電力レベル(例えば、5~40ワット)を有する場合があるが、ピコ基地局、フェムト基地局、及び中継基地局は、より低い送信電力レベル(例えば、0.1~2ワット)を有する場合がある。
【0043】
ネットワークコントローラ130は、基地局110のセットに結合しても又は基地局110のセットと通信してもよく、これらの基地局110のための協調及び制御を行ってもよい。ネットワークコントローラ130は、バックホール通信リンクを介して基地局110と通信してもよい。基地局110は、ワイヤレス又は有線バックホール通信リンクを介して直接又は間接的に互いと通信してもよい。
【0044】
UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散している場合があり、各UE120は固定又はモバイルである場合がある。UE120は、例えば、アクセス端末、端末、移動局、及び/又は加入者ユニットを含んでもよい。UE120は、携帯電話(例えば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイス、生体デバイス、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウオッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(例えば、スマートリング又はスマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽デバイス、ビデオデバイス、及び/又は衛星ラジオ)、車両構成要素若しくはセンサ、スマートメータ/センサ、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、及び/又はワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の好適なデバイスであってもよい。
【0045】
いくつかのUE120は、マシンタイプ通信(MTC)UE、又は発展型若しくは拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされてよい。MTC UE及び/又はeMTC UEは、例えば、基地局、別のデバイス(例えば、リモートデバイス)、又は何らかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサ、メータ、モニタ、及び/又はロケーションタグを含んでもよい。いくつかのUE120は、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてもよく、及び/又はNB-IoT(狭帯域IoT)デバイスとして実装されてよい。いくつかのUE120は、顧客構内機器と見なされてよい。UE120は、プロセッサ構成要素及び/又はメモリ構成要素などの、UE120の構成要素を収容するハウジングの内部に含まれてもよい。いくつかの例では、プロセッサ構成要素及びメモリ構成要素は互いに結合されてもよい。例えば、プロセッサ構成要素(例えば、1つ以上のプロセッサ)とメモリ構成要素(例えば、メモリ)は、動作可能に結合され、通信可能に結合され、電子的に結合され、かつ/又は電気的に結合されてもよい。
【0046】
一般に、任意の数のワイヤレスネットワーク100が所与の地理的エリアにおいて展開され得る。各ワイヤレスネットワーク100は、特定のRATをサポートしてよく、1つ以上の周波数上で動作し得る。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることがある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることがある。各周波数は、異なるRATの無線ネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートしてもよい。場合によっては、NRネットワーク又は5G RATネットワークを展開することができる。
【0047】
いくつかの例では、2つ以上のUE120(例えば、UE120a及びUE120eとして示される)が、1つ以上のサイドリンクチャネルを使用して(例えば、互いと通信するための媒介として基地局110を使用せずに)直接通信し得る。例えば、UE120は、ピアツーピア(P2P)通信、デバイス間(D2D)通信、(例えば、車両間(V2V)プロトコル、ビークルツーインフラストラクチャ(V2I)プロトコル、又は車歩行者間(V2P)プロトコルを含んでもよい)ビークルツーエブリシング(V2X)プロトコル、及び/又はメッシュネットワークを使用して通信してもよい。そのような例では、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、及び/又は基地局110によって実施されるものとして本明細書中の他の箇所で説明する他の動作を実施し得る。
【0048】
ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、周波数又は波長によって様々なクラス、帯域、チャネルなどに細分割され得る電磁スペクトルを使用して通信し得る。例えば、ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、1つ以上の動作帯域を使用して通信してもよい。5G NRでは、2つの初期動作帯域が、周波数範囲指定FR1(410MHz~7.125GHz)及びFR2(24.25GHz~52.6GHz)として特定されている。FR1の一部分は6GHzよりも高いが、FR1は、しばしば、様々な文書及び記事において(互換的に)「サブ6GHz」帯域と呼ばれることを理解されたい。同様の命名法上の問題がFR2に関して生じることがあり、これは、国際電気通信連合(ITU)によって「ミリ波」帯域として識別される極高周波(EHF)帯域(30GHz~300GHz)とは異なるにもかかわらず、文書及び記事において、しばしば、「ミリ波」帯域と(互換的に)呼ばれることがある。
【0049】
FR1とFR2との間の周波数は、しばしば、中間帯域周波数と呼ばれる。最近の5G NR研究では、これらの中間帯域周波数のための動作帯域を、周波数範囲指定FR3(7.125GHz~24.25GHz)として特定している。FR3内に入る周波数帯域は、FR1特性及び/又はFR2特性を継承してもよく、したがって、事実上、FR1及び/又はFR2の特徴を中間帯域周波数に拡張してもよい。更に、より高い周波数帯域が、52.6GHzを超えて5G NR動作を拡張するために現在探求されている。例えば、3つのより高い動作帯域が周波数範囲指定FR4a又はFR4-1(52.6GHz~71GHz)、FR4(52.6GHz~114.25GHz)、及びFR5(114.25GHz~300GHz)として特定されている。これらのより高い周波数帯域の各々は、EHF帯域内に入る。
【0050】
上記の例を念頭に置いて、別段に明記されていない限り、「サブ6GHz」などの用語は、本明細書で使用される場合、6GHz未満であり得る、FR1内にあり得る、又は中間帯域周波数を含み得る周波数を広く表すことがあることを理解されたい。更に、別段に明記されていない限り、「ミリ波」などの用語は、本明細書で使用される場合、中間帯域周波数を含み得る、FR2、FR4、FR4-a若しくはFR4-1、及び/又はFR5内にあり得る、又はEHF帯域内にあり得る周波数を広く表すことがあることを理解されたい。これらの動作帯域(例えば、FR1、FR2、FR3、FR4、FR4-a、FR4-1、及び/又はFR5)に含まれる周波数は変更されることがあり、本明細書で説明される技法はそれらの変更された周波数範囲に適用可能であることが企図される。
【0051】
いくつかの態様では、UE120は、通信マネージャ140を含んでもよい。本明細書の別の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ140は、グループRNTI(G-RNTI)又はゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視してもよく少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信してもよい。追加又は代替として、通信マネージャ140は、本明細書で説明する1つ以上の他の動作を実行し得る。
【0052】
いくつかの態様では、UE120は、通信マネージャ140を含んでもよい。本明細書の別の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ140は、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応する制御チャネルエレメント(CCE)インデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視してもよく、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信してもよい。追加又は代替として、通信マネージャ140は、本明細書で説明する1つ以上の他の動作を実行し得る。
【0053】
いくつかの態様では、UE120は、通信マネージャ140を含んでもよい。本明細書の別の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ140は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信し、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視してもよい。追加又は代替として、通信マネージャ140は、本明細書で説明する1つ以上の他の動作を実行し得る。
【0054】
いくつかの態様では、ネットワークノード110は、通信マネージャ150を含んでもよい。本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ150は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信してもよく、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。追加又は代替として、通信マネージャ150は、本明細書で説明する1つ以上の他の動作を実施し得る。
【0055】
いくつかの態様では、ネットワークノード110は、通信マネージャ150を含んでもよい。本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ150は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信してもよく、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。追加又は代替として、通信マネージャ150は、本明細書で説明する1つ以上の他の動作を実施し得る。
【0056】
いくつかの態様では、ネットワークノード110は、通信マネージャ150を含んでもよい。本明細書の他の箇所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ150は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信し、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。追加又は代替として、通信マネージャ150は、本明細書で説明する1つ以上の他の動作を実施し得る。
【0057】
上記に示すように、
図1は、一例として提供される。他の例は、
図1に関して説明されるものとは異なってもよい。
【0058】
図2は、本開示による、ワイヤレスネットワーク100の中でUE120と通信している基地局110の例200を示す図である。基地局110は、T個のアンテナ(T≧1)などのアンテナ234a~234tのセットを装備してもよい。UE120は、R個のアンテナ(R≧1)などのアンテナ252a~252rのセットを装備してもよい。
【0059】
基地局110において、送信プロセッサ220は、データソース212から、UE120(又はUE120のセット)に宛てられたデータを受信してもよい。送信プロセッサ220は、UE120から受信された1つ以上のチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいて、そのUE120用の1つ以上の変調及びコーディング方式(MCS)を選択してもよい。基地局110は、UE120用に選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて、UE120用にデータを処理(例えば、符号化及び変調)してもよく、データシンボルをUE120に提供してもよい。送信プロセッサ220は、(例えば、半静的リソース区分情報(SRPI)のための)システム情報及び制御情報(例えば、CQI要求、許可、及び/又は上位レイヤシグナリング)を処理し、オーバーヘッドシンボル及び制御シンボルを提供し得る。送信プロセッサ220は、基準信号(例えば、セル固有基準信号(CRS)又は復調基準信号(DMRS))及び同期信号(例えば、プライマリ同期信号(PSS)又はセカンダリ同期信号(SSS))のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、該当する場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、及び/又は基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実施してもよく、出力シンボルストリームのセット(例えば、T個の出力シンボルストリーム)を、モデム232a~232tとして示されるモデム232の対応するセット(例えば、T個のモデム)に提供してもよい。例えば、各出力シンボルストリームは、モデム232の変調器構成要素(MODとして示される)に提供されてもよい。各モデム232は、それぞれの変調器構成要素を使用して(例えば、OFDM用に)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。各モデム232は更に、それぞれの変調器構成要素を使用して出力サンプルストリームを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、及び/又はアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得してもよい。モデム232a~232tは、ダウンリンク信号のセット(例えば、T個のダウンリンク信号)を、アンテナ234a~234tとして示される対応するアンテナ234のセット(例えば、T個のアンテナ)を介して送信してもよい。
【0060】
UE120において、アンテナ252のセット(アンテナ252a~252rとして示される)は、基地局110及び/又は他の基地局110からダウンリンク信号を受信してもよく、受信信号のセット(例えば、R個の受信信号)を、モデム254a~254rとして示されるモデム254のセット(例えば、R個のモデム)に提供してもよい。例えば、各受信信号は、モデム254の復調器構成要素(DEMODとして示される)に提供されてもよい。各モデム254は、それぞれの復調器構成要素を使用して受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、及び/又はデジタル化)して、入力サンプルを取得してもよい。各モデム254は、復調器構成要素を使用して(例えば、OFDM用に)入力サンプルを更に処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器256は、モデム254から受信シンボルを取得してもよく、該当する場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行してもよく、検出されたシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調及び復号)してもよく、UE120用の復号されたデータをデータシンク260に提供してもよく、復号された制御情報及びシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供してもよい。「コントローラ/プロセッサ」という用語は、1つ以上のコントローラ、1つ以上のプロセッサ、又はそれらの組み合わせを指すことがある。チャネルプロセッサは、例の中でもとりわけ、基準信号受信電力(RSRP)パラメータ、受信信号強度インジケータ(RSSI)パラメータ、基準信号受信品質(RSRQ)パラメータ、及び/又はCQIパラメータを決定し得る。いくつかの態様では、UE120の1つ以上の構成要素は、ハウジング284内に含まれてもよい。
【0061】
ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、及びメモリ292を含んでもよい。ネットワークコントローラ130は、例えば、コアネットワークの中の1つ以上のデバイスを含んでもよい。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294を介して基地局110と通信してもよい。
【0062】
1つ以上のアンテナ(例えば、アンテナ234a~234t及び/又はアンテナ252a~252r)は、例の中でもとりわけ、1つ以上のアンテナパネル、1つ以上のアンテナグループ、アンテナエレメントの1つ以上のセット、及び/又は1つ以上のアンテナアレイを含んでもよく、又はそれらの内部に含まれてもよい。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナエレメントのセット、及び/若しくはアンテナアレイは、(単一のハウジング若しくは複数のハウジング内の)1つ以上のアンテナエレメント、コプレーナアンテナエレメントのセット、非コプレーナアンテナエレメントのセット、並びに/又は、
図2の1つ以上の構成要素などの1つ以上の送信構成要素及び/若しくは受信構成要素に結合された1つ以上のアンテナエレメントを含んでもよい。
【0063】
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ及びコントローラ/プロセッサ280からの(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、及び/又はCQIを含む報告用の)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ264は、1つ以上の基準信号用の基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、該当する場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(例えば、DFT-s-OFDM又はCP-OFDM用に)モデム254によって更に処理され、基地局110に送信されてもよい。いくつかの例では、UE120のモデム254は、変調器及び復調器を含んでもよい。いくつかの例では、UE120は、トランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ252(1つ又は複数)、モデム254(1つ又は複数)、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、及び/又はTX MIMOプロセッサ266の任意の組み合わせを含んでよい。トランシーバは、プロセッサ(例えば、コントローラ/プロセッサ280)及びメモリ282によって使用されて、(例えば、
図4~
図12を参照して)本明細書で説明する方法のうちのいずれかの態様を実施してもよい。
【0064】
基地局110において、UE120及び/又は他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、モデム232(例えば、DEMODとして示される、モデム232の復調器構成要素)によって処理され、該当する場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によって更に処理されて、UE120によって送られた復号されたデータ及び制御情報を取得してもよい。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含んでもよく、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信し得る。基地局110は、ダウンリンク通信及び/又はアップリンク通信のために1つ以上のUE120をスケジューリングするためのスケジューラ246を含んでよい。いくつかの例では、基地局110のモデム232は、変調器及び復調器を含んでもよい。いくつかの例では、基地局110は、トランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ234(1つ又は複数)、モデム232(1つ又は複数)、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、送信プロセッサ220、及び/又はTX MIMOプロセッサ230の任意の組み合わせを含んでよい。トランシーバは、プロセッサ(例えば、コントローラ/プロセッサ240)及びメモリ242によって使用されて、(例えば、
図4~
図12を参照して)本明細書で説明する方法のうちのいずれかの態様を実施してもよい。
【0065】
基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、及び/又は
図2の任意の他の構成要素(1つ又は複数)は、本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、MBSサービスのPDCCH送信に関連付けられた1つ以上の技法を実施してもよい。例えば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、及び/又は
図2の任意の他の構成要素(1つ又は複数)は、例えば、
図5のプロセス500、
図6のプロセス600、
図7のプロセス700、
図8のプロセス800、
図9のプロセス900、
図10のプロセス1000、及び/又は本明細書で説明する他のプロセスの動作を実施又は指示してもよい。メモリ242及びメモリ282は、それぞれ、基地局110及びUE120のためのデータ及びプログラムコードを記憶し得る。いくつかの例では、メモリ242及び/又はメモリ282は、ワイヤレス通信のための1つ以上の命令(例えば、コード及び/又はプログラムコード)を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含んでもよい。例えば、1つ以上の命令は、基地局110及び/又はUE120の1つ以上のプロセッサによって(例えば、直接、又はコンパイル、コンバート、及び/若しくは解釈された後に)実行されると、1つ以上のプロセッサ、UE120、及び/又は基地局110に、例えば、
図5のプロセス500、
図6のプロセス600、
図7のプロセス700、
図8のプロセス800、
図9のプロセス900、
図10のプロセス1000、及び/又は本明細書で説明されるような他のプロセスの動作を実施又は指示させてもよい。いくつかの例では、命令を実行することは、例の中でもとりわけ、命令を実行すること、命令をコンバートすること、命令をコンパイルすること、及び/又は命令を解釈することを含んでもよい。
【0066】
いくつかの態様では、UEは、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するための手段、及び/又は少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信するための手段、を含む。本明細書で説明される動作をUEに実施させるための手段は、例えば、通信マネージャ140、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、コントローラ/プロセッサ280、又はメモリ282のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0067】
いくつかの態様では、UEは、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するための手段、及び/又は少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信するための手段、を含む。本明細書で説明される動作をUEに実施させるための手段は、例えば、通信マネージャ140、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、コントローラ/プロセッサ280、又はメモリ282のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0068】
いくつかの態様では、UEは、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信するための手段、及び/又は複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視するための手段、を含む。本明細書で説明される動作をUEに実施させるための手段は、例えば、通信マネージャ140、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、コントローラ/プロセッサ280、又はメモリ282のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0069】
いくつかの態様では、ネットワークノードは、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信するための手段、及び/又は設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するための手段、を含む。本明細書で説明される動作をネットワークノードに実施させるための手段は、例えば、通信マネージャ150、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、モデム232、アンテナ234、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242、又はスケジューラ246のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0070】
いくつかの態様では、ネットワークノードは、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについて、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信するための手段、及び/又は設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するための手段、を含む。本明細書で説明される動作をネットワークノードに実施させるための手段は、例えば、通信マネージャ150、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、モデム232、アンテナ234、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242、又はスケジューラ246のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0071】
いくつかの態様では、ネットワークノードは、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信するための手段、及び/又はMBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信するための手段、を含む。本明細書で説明される動作をネットワークノードに実施させるための手段は、例えば、通信マネージャ150、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、モデム232、アンテナ234、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242、又はスケジューラ246のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0072】
図2のブロックは、個別の構成要素として示され、ブロックに関して上で説明された機能は、単一のハードウェア、ソフトウェア、若しくは組み合わせた構成要素において、又は構成要素の様々な組み合させにおいて実装されてもよい。例えば、送信プロセッサ264、受信プロセッサ258、及び/又はTX MIMOプロセッサ266に関して説明した機能は、コントローラ/プロセッサ280によって又はコントローラ/プロセッサ280の制御下で実行されてもよい。
【0073】
上記に示すように、
図2は、一例として提供される。他の例は、
図2に関して説明されるものとは異なってもよい。
【0074】
5G NRシステムなどの通信システムの展開は、種々の構成要素又は構成部分を用いて、複数の様式で構成することができる。5G NRシステム又はネットワークでは、ネットワークノード、ネットワークエンティティ、ネットワークのモビリティエレメント、RANノード、コアネットワークノード、ネットワークエレメント、基地局、又はネットワーク機器が、集約型若しくは非集約型アーキテクチャで実装されてもよい。例えば、基地局(例えば、例の中でもとりわけ、ノードB(NB)、発展型NB(eNB)、NR BS、5G NB、アクセスポイント(AP)、TRP、又はセル)、又は基地局機能を実施する1つ以上のユニット(又は1つ以上の構成要素)が、集約型基地局(スタンドアロン基地局又はモノリシック基地局としても知られる)又は非集約型基地局として実装されてもよい。
【0075】
集約型基地局が、単一のRANノード内で(例えば、単一のデバイス又はユニット内で)物理的又は論理的に統合された無線プロトコルスタックを利用するように構成されてもよい。非集約型基地局は、2つ以上のユニット(例えば、CU、1つ以上のDU、又は1つ以上のRU)の間で物理的又は論理的に分散されたプロトコルスタックを利用するように構成されてもよい。いくつかの例では、CUが、RANノード内に実装されてもよく、1つ以上のDUが、CUと併置されてもよく、又は代わりに、1つ又は複数の他のRANノード全体にわたって地理的に又は仮想的に分散されてもよい。DUは、1つ以上のRUと通信するように実装することができる。CU、DU、及びRUの各々は、例の中でもとりわけ、仮想中央ユニット(VCU)、仮想分散型ユニット(VDU)、又は仮想無線ユニット(VRU)などの仮想ユニットとして実装することもできる。
【0076】
基地局タイプの動作又はネットワーク設計が、基地局機能のアグリゲーション特性を考慮してもよい。例えば、非集約型基地局を、IABネットワーク、オープン無線アクセスネットワーク(O-RAN(例えば、O-RANアライアンスの支援によるネットワーク構成))、又は仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN、クラウド無線アクセスネットワーク(C-RAN)としても知られる)において利用して、基地局機能を個別に展開できる1つ以上のユニットに分離することにより、通信システムのスケーリングを容易にしてもよい。非集約型基地局は、様々な物理的位置にある2つ以上のユニットにわたって実装された機能、並びに少なくとも1つのユニットに対して仮想的に実装された機能を含んでもよく、これにより、ネットワーク設計における柔軟性を可能にすることができる。非集約型基地局の様々なユニットは、非集約型基地局の少なくとも1つの他のユニットと有線又は無線通信するように構成することができる。
【0077】
図3は、本開示による、例示的な非集約型基地局アーキテクチャ300を示す図である。非集約型基地局アーキテクチャ300は、バックホールリンクを介してコアネットワーク320と直接的に通信することができる、又は1つ以上の非集約型制御ユニット(例えば、E2リンクを介する準RT RIC325、又はサービス管理及びオーケストレーション(SMO)フレームワーク305に関連付けられた非RT RIC315、又はその両方)を介してコアネットワーク320と間接的に通信することができる、CU310を含んでもよい。CU310は、それぞれのミッドホールリンクを介して、例えばF1インターフェースを通じて、1つ以上のDU330と通信することができる。DU330の各々は、それぞれのフロントホールリンクを介して1つ以上のRU340と通信することができる。RU340の各々は、それぞれの無線周波数(RF)アクセスリンクを介して1つ以上のUE120と通信することができる。いくつかの実装形態では、UE120は、複数のRU340によって同時にサービスされてもよい。
【0078】
CU310、DU330、RU340、並びに準RT RIC325、非RT RIC315、及びSMOフレームワーク305を含むユニットの各々が、有線又は無線送信媒体を介して信号、データ、又は情報(総称して信号)を受信又は送信するように構成された1つ以上のインターフェースを含んでもよい、又はこの1つ以上のインターフェースに結合されてもよい。ユニットの各々が、又はそれぞれのユニットの1つ以上の通信インターフェースに命令を提供する、関連付けられたプロセッサ若しくはコントローラが、送信媒体を介して他のユニットのうちの1つ以上と通信するように構成され得る。いくつかの例では、ユニットの各々は、有線送信媒体を介して、他のユニットのうちの1つ以上との間で信号を受信又は送信するように構成された有線インターフェースと、無線送信媒体を介して、他のユニットのうちの1つ以上との間で信号を受信、送信又は送受信するように構成された、受信機、送信機又は送受信機(例えば、RF送受信機)を含んでもよい無線インターフェースと、を含むことができる。
【0079】
いくつかの態様では、CU310は、1つ以上の上位層制御機能をホストしてもよい。そのような制御機能は、例の中でもとりわけ、無線リソース制御(RRC)機能、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)機能、又はサービスデータ適応プロトコル(SDAP)機能を含むことができる。各制御機能は、CU310によってホストされる他の制御機能と信号を通信するように構成されたインターフェースを用いて実装することができる。CU310は、ユーザプレーン機能(例えば、中央ユニット-ユーザプレーン(CU-UP)機能)、制御プレーン機能(例えば、中央ユニット-制御プレーン(CU-CP)機能)、又はそれらの組み合わせを扱うように構成されてもよい。いくつかの実装形態では、CU310は、1つ以上のCU-UPユニットと、1つ以上のCU-CPユニットとに論理的に分割することができる。CU-UPユニットは、O-RAN構成で実装される場合、E1インターフェースなどのインターフェースを介してCU-CPユニットと双方向に通信することができる。CU310は、ネットワーク制御及びシグナリングのために、必要に応じて、DU330と通信するように実装することができる。
【0080】
各DU330は、1つ以上のRU340の動作を制御するための1つ以上の基地局機能を含む論理ユニットに対応してもよい。いくつかの態様では、DU330は、3GPPによって定義された機能分割などの機能分割に少なくとも部分的に応じて、無線リンク制御(RLC)層、MAC層、及び1つ以上の上位物理(PHY)層のうちの1つ以上をホストしてもよい。いくつかの態様では、1つ以上の上位PHY層は、例の中でもとりわけ、前方誤り訂正(FEC)符号化及び復号化、スクランブリング、並びに変調及び復調のための1つ以上のモジュールによって実装されてもよい。いくつかの態様では、DU330は、例の中でもとりわけ、高速フーリエ変換(FFT)、逆FFT(iFFT)、デジタルビームフォーミング、又は物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)抽出及びフィルタリングのための1つ以上のモジュールによって実装されるような、1つ以上の下位PHY層を更にホストしてもよい。各層(モジュールとも呼ばれる場合がある)は、DU330によってホストされる他の層(及びモジュール)と、又はCU310によってホストされる制御機能と信号を通信するように構成されたインターフェースを伴って実装することができる。
【0081】
各RU340は、下位層機能を実装してもよい。いくつかの展開では、DU330によって制御されるRU340が、下位層機能分割などの機能分割(例えば、3GPPによって定義される機能分割)に基づいて、例の中でもとりわけ、FFTを実施すること、iFFTを実施すること、デジタルビームフォーミング、又はPRACH抽出及びフィルタリングなどのRF処理機能又は下位PHY層機能をホストする論理ノードに対応することができる。そのようなアーキテクチャでは、各RU340は、1つ以上のUE120とのオーバーザエア(OTA)通信を扱うように動作させることができる。いくつかの実装形態では、RU340(1つ又は複数)との制御プレーン及びユーザプレーン通信のリアルタイム態様及び非リアルタイム態様が、対応するDU330によって制御され得る。いくつかのシナリオでは、この構成は、各DU330及びCU310が、vRANアーキテクチャなどのクラウドベースのRANアーキテクチャに実装されることを可能にできる。
【0082】
SMOフレームワーク305は、非仮想化及び仮想化ネットワークエレメントのRAN展開及びプロビジョニングをサポートするように構成されてもよい。非仮想化ネットワークエレメントの場合、SMOフレームワーク305は、RANカバレージ要件のための専用の物理リソースの展開をサポートするように構成することができ、これは、動作及び保守インターフェース(例えば、O1インターフェース)を介して管理することができる。仮想化ネットワークエレメントの場合、SMOフレームワーク305は、クラウドコンピューティングプラットフォーム(例えば、オープンクラウド(O-Cloud)プラットフォーム390)と相互作用して、クラウドコンピューティングプラットフォームインターフェース(例えば、O2インターフェース)を介して、ネットワークエレメントライフサイクル管理を実施する(例えば、仮想化ネットワークエレメントをインスタンス化する)ように構成されてもよい。そのような仮想化ネットワークエレメントは、CU310、DU330、RU340、非RT RIC315、及び準RT RIC325を含むことができるが、これらに限定されない。いくつかの実装形態では、SMOフレームワーク305は、O1インターフェースを介して、オープンeNB(O-eNB)311などの、4G RANのハードウェア態様と通信することができる。加えて、いくつかの実装形態では、SMOフレームワーク305は、個別のO1インターフェースを介して1つ以上のRU340の各々と直接通信することができる。SMOフレームワーク305はまた、SMOフレームワーク305の機能をサポートするように構成された非RT RIC315を含んでもよい。
【0083】
非RT RIC315は、RANエレメント及びリソースの非リアルタイム制御及び最適化、モデルトレーニング及び更新を含む人工知能/機械学習(AI/ML)ワークフロー、又は準RT RIC325におけるアプリケーション/フィーチャのポリシーベースガイダンス、を可能にする論理機能を含むように構成されてもよい。非RT RIC315は、準RT RIC325に結合されてもよい、又は(例えば、A1インターフェースを介して)準RT RIC325と通信してもよい。準RT RIC325は、1つ以上のCU310、1つ以上のDU330、又はその両方、並びにO-eNBを、準RT RIC325に接続するインターフェースを介する(例えば、E2インターフェースを介する)データ収集及びアクションを介して、RANエレメント及びリソースの準リアルタイム制御及び最適化を可能にする論理機能を含むように構成されてもよい。
【0084】
いくつかの実装形態では、準RT RIC325に展開されることになるAI/MLモデルを生成するために、非RT RIC315は、外部サーバからパラメータ又は外部エンリッチメント情報を受信してもよい。そのような情報は、準RT RIC325によって利用されてもよく、SMOフレームワーク305又は非RT RIC315において非ネットワークデータソースから又はネットワーク機能から受信されてもよい。いくつかの例では、非RT RIC315又は準RT RIC325は、RAN挙動又は性能を調整するように構成されてもよい。例えば、非RT RIC315は、性能に関する長期の傾向及びパターンを監視し、AI/MLモデルを用いて、SMOフレームワーク305を通じて(例えば、O1インターフェースを介した再構成)、又はRAN管理ポリシー(例えば、A1インターフェースポリシー)の作成を介して、是正措置を実施してもよい。
【0085】
ネットワークノードは、PDCCH送信を使用して、UEのためのPDSCH送信をスケジューリングしてもよい。しかしながら、複数のUEが、セルと相互作用してもよい、及び/又はセルに接続されてもよい。PDCCH送信をセル内の複数のUEのうちの特定のUEに向けることを容易にするために、ネットワークノードは、UEによって認識可能なスクランブリングシーケンスに従って、変調の前にPDCCHペイロードをスクランブルすることができる。このように、送信が向けられていないUEは、スケジューリング送信を復号することを回避することができ、2つ以上のUEがスケジューリング送信を検出することができる場合であっても、ネットワークノードは、各UEを独立してスケジューリングすることができる。
【0086】
場合によっては、UEは、セルRNTI(C-RNTI)又はゼロに等しいRNTIの値に基づくスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有するPDCCH送信を監視するように設定されてもよい。場合によっては、例えば、RNTIの値は、通信がUE固有のサーチスペース(USS)を対象とする場合、及び特定のパラメータが設定される場合は、C-RNTIに等しく、それ以外の場合は、ゼロに等しい。
【0087】
例えば、UEは、
【0088】
【数1】
による変調の前に、ビットのブロックb(0),...b(M
bit-1)に対して実施されるスクランブリング演算によって生成されるスクランブルされたビットのブロック
【0089】
【数2】
を含むペイロードを有するPDCCH送信を監視するように設定されてもよく、スクランブリングシーケンスc(i)は、ワイヤレス通信規格において指定されてもよい。スクランブリングシーケンス発生器は、スクランブリングシーケンス初期化関数を用いて初期化することができ、
c
init=(n
RNTI・2
16+n
ID)mod2
31
式中、UE固有のサーチスペースについて、n
ID∈{0,1,...,65535}は、設定される場合は、上位層パラメータpdcch-DMRS-ScramblingIDに等しく、そうでない場合は、
【0090】
【数3】
であり、n
RNTIは、上位層パラメータpdcch-DMRS-ScramblingIDが設定される場合は、UE固有のサーチスペース内のPDCCHについてのC-RNTIによって与えられ、そうでない場合は、n
RNTI=0である。
【0091】
上記のPDCCHペイロードスクランブリングは、複数のUEのうちの1つのUEにPDCCH送信を向けるのに有用である。しかしながら、MBSシステムでは、C-RNTIがUE固有であるため、このスクランブリング方式を使用しようとするネットワークノードによる試みは、(例えば、マルチキャスト及び/又はブロードキャストのために)PDCCH送信を複数のUEに向けることに成功しないであろう。その結果、スクランブリング方式は、MBS通信を阻害し、それによりネットワーク性能が悪影響を受ける場合がある。
【0092】
場合によっては、共通サーチスペース(CSS)の場合、複数のUEが、CCEの同じセット上でPDCCH候補を監視することができる。例えば、コアリソースセット(CORESET)pに関連付けられたサーチスペースセットsについて、キャリアインジケータフィールド値nCIに対応するサービングセルのアクティブダウンリンク帯域幅部分(BWP)について、スロット
【0093】
【数4】
内のサーチスペースセットのPDCCH候補
【0094】
【数5】
に対応するアグリゲーションレベルLに関するCCEインデックスは、
【0095】
【数6】
で与えることができ、任意のCSSについて、
【0096】
【0097】
【数8】
Y
p,-1=n
RNTI≠0, A
p=39827 for pmod3 = 0, A
p=39829 for pmod3 = 1, A
p=39839 for pmod3 = 2,及び、D = 65537; i = 0,..., L-1;であり、N
CCE,pは、CORESET pにおける、及びもし存在する場合は、リソースブロック(RB)セット当たりの、0~N
CCE,p-1で番号付けされたCCEの数であり、n
CIは、PDCCHが監視されるサービングセルのクロスキャリアスケジューリング設定パラメータ(例えばCrossCarrierSchedulingConfig)によって、UEがキャリアインジケータフィールドを用いて設定される場合は、キャリアインジケータフィールド値であり、そうでない場合は、任意のCSSについて、n
CI=0;
【0098】
【0099】
【数10】
は、n
Clに対応するサービングセルに対してサーチスペースセットsのアグリゲーションレベルLについて、UEが監視するように設定されたPDCCH候補の数であり、任意のCSSについて、
【0100】
【0101】
【数12】
は、サーチスペースセットsのCCEアグリゲーションレベルLについての全ての設定されたn
CI値にわたる
【0102】
【数13】
の最大値であり、n
RNTIに使用されるRNTI値は、C-RNTIである。
【0103】
このようにして、単一のダウンリンク制御情報(DCI)送信をすべてのUEに送達することができる。UE固有のサーチスペースの場合、異なるUEが異なるC-RNTI値を有し、異なるUE用のPDCCH候補が、CCEの異なるセット上にマッピングされ得る。しかしながら、一般に、UE固有のサーチスペース上での共通DCI送信は不可能である。したがって、MBSシステムでは、C-RNTIがUE固有であるため、C-RNTIに基づくハッシュ関数を使用しようとするネットワークノードによる試みは、(例えば、マルチキャスト及び/又はブロードキャストのために)PDCCH送信を複数のUEに向けることに成功しないであろう。その結果、ハッシュ関数は、MBS通信を阻害し、それによりネットワーク性能が悪影響を受ける場合がある。
【0104】
場合によっては、巡回冗長検査(CRC)を使用して、DCI送信において誤り検出を提供することができる。CRCを容易にするために、ペイロード全体を使用して、ワイヤレス規格によって指定され得る手順に従ってCRCパリティビットを計算してもよい。CRCパリティビットは、誤りを検出するためにUEがCRCパリティビットを解釈できるように、対応するRNTIでスクランブルされ得る。CRCスクランブリングが基づくことができるRNTIは、例の中でもとりわけ、C-RNTI、変調コーディング方式セルRNTI(MCS-C-RNTI)、設定されたスケジューリングRNTI(CS-RNTI)、システム情報RNTI(SI-RNTI)、ページングRNTI(P-RNTI)、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)、及び/又はスロットフォーマットインジケーションRNTI(SFI-RNTI)を含む、任意の数の異なるRNTIであり得る。G-RNTIを使用してCRCパリティビットをスクランブルすることができるが、単一のG-RNTIが、複数のMBSサービスのための複数のPDSCH送信を可能にしない場合がある。その結果、単一のRNTIを使用するCRCスクランブリングは、MBS通信を阻害し、それによりネットワーク性能が悪影響を受ける場合がある。
【0105】
場合によっては、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースが、例えば、MBS専用タイプのCSS(例えば、Type-x CSSと呼ばれる場合がある)を含んでもよい。サーチスペースは、RRC接続状態におけるマルチキャストのためのグループ共通PDCCH送信に使用されてもよい。MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースの監視優先順位は、Type-x CSSにグループ共通PDCCHのどのDCIフォーマットが設定されているかに関わらず、Type-x CSSセット及びUSSセットのサーチスペースセットインデックスに基づいて決定できる。MBSで使用されるグループ共通PDCCHは、少なくとも2つのDCIフォーマットをサポートするように設定することができる。例えば、DCIフォーマット1_0は、G-RNTIを用いてスクランブルされたCRCを有する第1のDCIフォーマットのためのベースラインとして使用することができる。DCIフォーマット1_1又は1_2は、G-RNTIでスクランブルされたCRCを有する第2のDCIフォーマットのためのベースラインとして使用することができる。しかしながら、上述したように、USSベースのペイロードスクランブリング方式、ハッシュ関数、及び/又はCRCスクランブリング方式は、MBS通信に適応することができない場合がある。
【0106】
いくつかの態様は、MBS PDSCH通信をスケジューリングするPDCCH送信のためのPDCCHペイロードスクランブリングを提供することができる。いくつかの態様は、MBS PDSCH通信をスケジューリングするPDCCH送信のためのハッシュ関数を提供することができる。いくつかの態様は、MBS PDSCH通信をスケジューリングするPDCCH送信のためのCRCスクランブリングを提供することができる。本明細書で説明されるスクランブリング及びハッシング技法は、ゼロに等しい値又はG-RNTI(又は複数のG-RNTI)に等しい値を有してもよいRNTIに基づいてもよい。このようにして、PDCCHペイロードスクランブリング、ハッシュ関数、及びCRCスクランブリングは、複数のUEがマルチキャスト及び/又はブロードキャスト送信を受信することができるように、MBS PDSCH通信をスケジューリングするPDCCH送信に使用されるように適合されてもよい。その結果、いくつかの態様は、マルチキャスト及び/又はブロードキャスト送信を容易にすることができ、それによりネットワーク性能にプラスの影響を及ぼす。
【0107】
図4は、本開示による、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた一例400を示す図である。
図4に示すように、ネットワークノード402及びUE404は互いに通信することができる。MBSの実装形態では、ネットワークノード402は、いくつかのUE404と通信することができるが、
図4ではそのようなUE404のうちの1つのみが示されている。
【0108】
参照番号406で示すように、MBS設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。いくつかの態様では、例えば、UE404に、共通周波数リソース(CFR)設定が設けられてもよい。CFRは、周波数領域においてMBSデータをスケジューリングできる場所を示す情報を含んでもよい。CFR設定は、MBS通信を容易にするために使用される他のパラメータを含んでもよい。例えば、CORESET及び関連付けられたサーチスペースについてのRRC設定が、CFR設定の一部として提供されてもよい。
【0109】
いくつかの態様では、MBS設定(及び/又はその1つ以上の態様)は、CFR設定であってもよく、CFR設定を含んでもよく、CFR設定に含まれてもよく、又はCFR設定と類似していてもよい。いくつかの態様では、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH DMRSスクランブリング識別子の設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。例えば、設定は、pdcch-DMRS-ScramblingIDパラメータを設定することができる。いくつかの態様では、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。専用の設定インジケーションは、専用のRRCメッセージ及び/又は専用のRRCパラメータを使用して送信することができる。いくつかの態様では、セルについての複数のG-RNTIを設定するMBS設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。いくつかの態様では、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIが、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられたRNTIの値を含んでもよい。いくつかの態様では、G-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定されてもよい。いくつかの態様では、設定は、G-RNTIと、それぞれのマルチキャストサービスとの間のマッピングを示してもよい。マルチキャストサービスは、指定されたマルチキャストサービス識別子(ID)を含んでもよい。いくつかの態様では、RNTIの設定可能な専用の値を示す設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられてもよい。いくつかの態様では、少なくとも1つのサーチスペースと、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE120が受信してもよい。上述した設定のいずれかが、例の中でもとりわけ、CFR設定及び/又はMBS設定に含まれてもよい。
【0110】
参照番号408で示すように、ネットワークノード402は、本明細書で説明されるように、例の中でもとりわけ、スクランブリングシーケンス、ハッシュ関数、及び/又はCRCシーケンスを使用してMBS PDCCH通信を生成することができる。参照番号410で示すように、UE404は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、サーチスペースを監視することができる。
【0111】
例えば、いくつかの態様では、UE 404は、RNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視してもよい。RNTIの値は、G-RNTI又はゼロに等しくてもよい。RNTIの値は、ゼロに等しくてもよく、UE404は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信してもよい。いくつかの態様では、UE404は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信しない。例えば、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHのためのペイロードスクランブリングは、nRNTI=0に基づいてもよい。これは、サーチスペースに関連付けられたCORESET用のcontrolResourceSetにpdcch-DMRS-ScramblingIDパラメータが提供されるかどうかに関わらず、当てはまる場合がある。いくつかの態様では、RNTIの値は、ゼロに等しく、PDCCH DMRSスクランブリングIDは、サーチスペースに関連付けられたCORESETに対してサポートされない。例えば、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHのためのペイロードスクランブリングは、nRNTI=0に基づいてもよく、サーチスペースに関連付けられたCORESET用のcontrolResourceSetに対してpdcch-DMRS-ScramblingIDがサポートされない場合がある。
【0112】
いくつかの態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しくてもよく、UE404は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信してもよい。RNTIの値は、G-RNTIに等しくてもよく、UE404は、サーチスペースに関連付けられたCORESET用のPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信しなくてもよい。例えば、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHのためのペイロードスクランブリングは、サーチスペースに関連付けられたCORESET用のcontrolResourceSetにpdcch-DMRS-ScramblingIDが提供されるかどうかに関わらず、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよい。
【0113】
いくつかの態様では、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよく、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を、ネットワークノード402が送信すること及び/又はUE404が受信することに基づいて、G-RNTIに等しくてもよい。いくつかの態様では、UE404は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信しなくてもよく、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を、ネットワークノード402が送信しないこと、及び/又はUE404が受信しないことに基づいて、ゼロに等しい場合がある。例えば、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHのためのペイロードスクランブリングは、サーチスペースに関連付けられたCORESETのcontrolResourceSetにpdcch-DMRS-ScramblingIDが提供される場合は、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよく、そうでない場合は、nRNTI=0に基づいてもよい。
【0114】
いくつかの態様では、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよく、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信すること、及び/又はUE404が受信することに基づいて、G-RNTIに等しい場合がある。いくつかの態様では、専用のRRCメッセージ及び/又はRRCパラメータをそれぞれ送信及び受信することによって、専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。RNTIの値は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定、及びサーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信していない、及び/又はUE404が受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい場合がある。例えば、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHのためのペイロードスクランブリングは、サーチスペースに関連付けられたCORESETのcontrolResourceSetにpdcch-DMRS-ScramblingIDが提供される場合、及びサーチスペースがUE専用のRRCメッセージにより設定される場合(又は、専用のRRCパラメータを用いて設定される場合)は、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよく、そうでない場合は、nRNTI=0に基づいてもよい。
【0115】
いくつかの態様では、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよく、UE404は、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することによってサーチスペースを監視してもよい。RNTIの値は、RRC接続状態においてのみ、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信すること、及びサーチスペースを監視することに基づいて、G-RNTIと等しくてもよい。RNTIの値は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定をネットワークノード402が送信していない及び/又はUE404が受信していないという決定、並びにサーチスペースが、RRC接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定に基づいて、ゼロに等しくてもよい。例えば、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHのためのペイロードスクランブリングは、pdcch-DMRS-ScramblingIDが、サーチスペースに関連付けられたCORESET用のcontrolResourceSetに提供され、サーチスペースが、RRC_connected状態においてのみ監視されるサーチスペースである場合は、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよく、そうでない場合は、n nRNTI=0に基づいてもよい。
【0116】
いくつかの態様では、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS PDSCHをスケジューリングするDCI送信を含んでもよい。RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しくてもよく、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0ではないという決定に基づいて、G-RNTIに等しくてもよい(例えば、DCI送信フォーマットが、DCIフォーマット1_1又は1_2である場合)。例えば、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHのためのペイロードスクランブリングは、MBS PDSCHをスケジューリングするPDCCHがDCIフォーマット1_0である場合は、nRNTI=0に基づいてもよく、そうでない場合は、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよい。
【0117】
いくつかの態様では、UE404は、RNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、サーチスペースを監視してもよく、RNTIの値は、G-RNTI又はゼロに等しい。いくつかの態様では、RNTIの値は、ゼロに等しい。例えば、サーチスペースについてのハッシュ関数は、nRNTI=0に基づいてもよい。いくつかの態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しくてもよい。例えば、サーチスペースについてのハッシュ関数は、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよい。
【0118】
いくつかの態様では、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にするRRCパラメータのインジケーションを、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよく、RNTIの値は、RRCパラメータのインジケーションを、ネットワークノード402が送信すること及び/又はUE404が受信することに基づいて、G-RNTIに等しくてもよい。RNTIの値は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にするRRCパラメータのインジケーションを、ネットワークノード402が送信していない、及び/又はUE404が受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しくてもよい。例えば、UEがnRNTI=G-RNTIを可能にするRRCパラメータを用いて設定される場合、サーチスペースについてのハッシュ関数は、nRNTI=G-RNTIに基づき得る。UEがnRNTI=G-RNTIを可能にするRRCパラメータを用いて設定されない場合、ハッシュ関数は、nRNTI=0に基づき得る。
【0119】
いくつかの態様では、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよく、RNTIの値は、専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信すること及び/又はUE404が受信することに基づいて、G-RNTIに等しくてもよい。いくつかの態様では、専用のRRCメッセージ及び/又は専用のRRCパラメータをそれぞれ送信及び受信することによって、専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。RNTIの値は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを、ネットワークノード402が送信していない、及び/又はUE404が受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しくてもよい。例えば、いくつかの態様では、サーチスペースについてのハッシュ関数は、タイプx CSSがUE専用のRRCメッセージによって設定される(又は専用のRRCパラメータを用いて設定される)場合は、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよく、そうでない場合は、nRNTI=0に基づいてもよい。
【0120】
いくつかの態様では、UE404は、サーチスペースをRRC接続状態においてのみ監視することによって、サーチスペースを監視してもよく、RNTIの値は、UE404が、サーチスペースをRRC接続状態においてのみ監視することに基づいて、G-RNTIに等しくてもよい。いくつかの態様では、RNTIの値は、サーチスペースがRRC接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定に基づいて、ゼロに等しくてもよい。例えば、サーチスペースについてのハッシュ関数は、サーチスペースがRRC_connected状態においてのみ監視されるサーチスペースである場合は、nRNTI=G-RNTIに基づいてもよく、そうでない場合は、nRNTI=0に基づいてもよい。
【0121】
いくつかの態様では、スクランブリングシーケンスに関連して上述したように、ハッシュ関数について、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS物理ダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするDCI送信を含んでもよく、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しくてもよい。RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0ではないという決定に基づいて、G-RNTIに等しくてもよい。
【0122】
いくつかの態様では、ダウンリンクセルについて、UE404は、複数のG-RNTIを用いてMBS PDSCHに関するPDCCHを監視してもよい。セルについての複数のG-RNTIを設定するMBS設定を、ネットワークノード402は送信してもよく、UE404は受信してもよく、UE404は、MBS設定に基づいて、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、セルの少なくとも1つのサーチスペースを監視してもよい。複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられてもよい。例えば、異なるマルチキャストサービスのために、異なるG-RNTIが使用されてもよい。複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIが、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられたRNTIの値を含んでもよい。
【0123】
いくつかの態様では、例えば、異なるG-RNTIに関連付けられたMBS PDSCHに関するDCIのスクランブリング、ハッシュ関数、及び/又はCRCスクランブリングに異なるG-RNTIが使用されてもよい。いくつかの態様では、RNTIの値は、少なくとも1つのG-RNTIに等しくてもよく、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しくてよい。RNTIの値は、G-RNTIに等しくてもよく、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされてもよく、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。いくつかの態様では、RNTIの値、はG-RNTIに等しくてもよく、少なくとも1つの追加のCCEインデックスが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく少なくとも1つの追加のハッシュ関数に対応してもよく、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0124】
いくつかの態様では、異なるG-RNTIに関連付けられたMBS PDSCHに関するDCIについて、スクランブリング、ハッシュ関数、及び/又はCRCスクランブリングに1つのRNTI値が使用されてもよい。例えば、いくつかの態様では、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、RNTIの値に等しくてもよい。少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされてもよく、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい。少なくとも1つの追加のハッシュ関数が、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づいてもよく、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい。
【0125】
いくつかの態様では、RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しくてもよい。例えば、RNTIは、例の中でもとりわけ、複数のG-RNTIの中の最低値及び/又は複数のG-RNTIの中の最高値に等しくてもよい。いくつかの態様では、RNTIは、G-RNTIリストの指定されたG-RNTIに等しくてもよい。例えば、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定されてもよく、RNTIの値は、例の中でもとりわけ、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTI、及び/又はG-RNTIリストの最後にリストされたG-RNTIに等しくてもよい。いくつかの態様では、G-RNTIは、特定のマルチキャストサービス(例えば、他の例の中でもとりわけ、最下位マルチキャストサービスID及び/又は最上位マルチキャストサービスIDを有するマルチキャストサービス)にマッピングされてもよい。
【0126】
いくつかの態様では、RNTIは、別個に設定可能な値を有してもよい。いくつかの態様では、値は、とりわけハッシュ関数のために別個に設定可能であってもよい。いくつかの態様では、設定可能な専用のRNTIの値を示す設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられてもよい。いくつかの態様では、例えば、マルチキャストUEは、異なるG-RNTIに関連付けられたMBS PDSCHに関するDCIのスクランブリング、ハッシュ関数、及び/又はCRCスクランブリングのためのnRNTIの値を用いて設定されてもよい。マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの特定のマルチキャストサービスIDを含んでもよい。いくつかの態様では、RNTIの値は、設定可能な専用の値を含んでもよい。
【0127】
いくつかの態様では、少なくとも1つのMBS PDCCH通信が複数のMBS PDCCH通信を含む場合、異なるG-RNTIに関連付けられたMBS PDSCHに関するPDCCHが、同じサーチスペースセット上で監視されてもよい。いくつかの態様では、例えば、G-RNTIからサーチスペースへのマッピングは、1対1であってもよい。いくつかの態様では、異なるG-RNTIに関連付けられたMBS PDSCHに関するPDCCHは、異なるサーチスペースセット上で監視されてもよい。例えば、G-RNTIからサーチスペースへのマッピングは、多対1であってもよい。いくつかの態様では、G-RNTIと、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースとの間のマッピングは、RRCシグナリングによって設定されてもよい。例えば、少なくとも1つのサーチスペースと、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。
【0128】
参照番号412で示すように、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を、ネットワークノード402が送信してもよく、UE404が受信してもよい。
【0129】
上記に示すように、
図4は、一例として提供される。他の例が、
図4に関して説明されたこととは異なる場合がある。
【0130】
図5は、本開示による、例えばUEによって実施される例示的なプロセス500を示す図である。例示的なプロセス500は、UE(例えば、UE404)が、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた動作を実施する一例である。
【0131】
図5に示すように、いくつかの態様では、プロセス500は、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することを含んでもよい(ブロック510)。例えば、UEは(例えば、
図11に示す通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102を使用して)、上述したように、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、サーチスペースを監視してもよい。
【0132】
図5に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス500は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することを含んでもよい(ブロック520)。例えば、UEは(例えば、
図11に示す通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102を使用して)、上述したように、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信してもよい。
【0133】
プロセス500は、以下で、及び/又は本明細書における他の場所で説明する1つ以上の他のプロセスに関連して説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含んでもよい。
【0134】
第1の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられたCORSETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することを更に含む。
【0135】
第2の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しく、UEは、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信しない。
【0136】
第3の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しく、PDCCH DMRSスクランブリングIDは、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてサポートされない。
【0137】
第4の態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することを更に含む。
【0138】
第5の態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、UEは、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信しない。
【0139】
第6の態様では、プロセス500は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することを含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0140】
第7の態様では、UEは、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信せず、RNTIの値は、UEがPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信しないことに基づいて、ゼロに等しい。
【0141】
第8の態様では、プロセス500は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することと、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを受信することと、を含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び専用の設定インジケーションを受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0142】
第9の態様では、単独で、又は第8の態様との組み合わせで、専用の設定インジケーションを受信することは、専用のRRCメッセージを受信することを含む。
【0143】
第10の態様では、単独で、又は第8から第9の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、専用の設定インジケーションを受信することは、専用のパラメータを示すRRCメッセージを受信することを含む。
【0144】
第11の態様では、RNTIの値は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定と、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションと、をUEが受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0145】
第12の態様では、プロセス500は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することを含み、サーチスペースを監視することは、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することを含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することと、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することと、に基づいて、G-RNTIに等しい。
【0146】
第13の態様では、単独で、又は第1から第12の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、RNTIの値は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定をUEが受信していないという決定と、サーチスペースが無線リソース制御接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定とに基づいて、ゼロに等しい。
【0147】
第14の態様では、単独で、又は第1から第13の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS PDSCHをスケジューリングするDCI送信を含む。
【0148】
第15の態様では、単独で、又は第14の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0149】
第16の態様は、単独で、又は第15の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0ではないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい。
【0150】
第17の態様では、単独で、又は第1から第16の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0151】
態様18では、単独で、又は態様17との組み合わせで、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0152】
態様19では、単独で、又は第17の態様との組み合わせで、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい。
【0153】
第20の態様では、単独で、又は第19の態様との組み合わせで、RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0154】
第21の態様では、単独で、又は第19から第20の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0155】
第22の態様では、単独で、又は第19から第21の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい。
【0156】
第23の態様では、単独で、又は第22の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0157】
第24の態様では、単独で、又は第19の態様との組み合わせで、RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む。
【0158】
第25の態様では、単独で、又は第17から第24の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む。
【0159】
第26の態様では、単独で、又は第19から第25の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス500は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視することを含む。
【0160】
第27の態様では、単独で、又は第1から第26の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス500は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を受信することを含む。
【0161】
第28の態様では、単独で、又は第1から第3の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、G-RNTIを使用してスクランブルされたCRCを含む。
【0162】
第29の態様では、単独で、又は第28の態様との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、グループRNTI(G-RNTI)を含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0163】
第30の態様では、単独で、又は第29の態様との組み合わせで、少なくとも1つの追加のペイロードが、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0164】
第31の態様では、単独で、又は第29若しくは第30の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値は、G-RNTIの値に等しい。
【0165】
第32の態様では、単独で、又は第29から第31の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、G-RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0166】
第33の態様では、単独で、又は第29から第32の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、G-RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0167】
第34の態様では、単独で、又は第29から第33の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、G-RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい。
【0168】
第35の態様では、単独で、又は第34の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0169】
図5は、プロセス500の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス500は、
図5に示すブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なる配置のブロックを含んでもよい。加えて又は代わりに、プロセス500のブロックのうちの2つ以上のブロックが並列に実施されてもよい。
【0170】
図6は、本開示による、例えばUEによって実施される例示的なプロセス600を示す図である。例示的なプロセス600は、UE(例えば、UE404)が、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた動作を実施する一例である。
【0171】
図6に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することを含んでもよい(ブロック610)。例えば、UEは(例えば、
図11に示す通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102を使用して)、上述したように、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、サーチスペースを監視してもよい。
【0172】
図6に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することを含んでもよい(ブロック620)。例えば、UEは(例えば、
図11に示す通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102を使用して)、上述したように、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信してもよい。
【0173】
プロセス600は、以下で、及び/又は本明細書における他の場所で説明する1つ以上の他のプロセスに関連して説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含んでもよい。第1の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しい。
【0174】
第2の態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しい。
【0175】
第3の態様では、プロセス600は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にするRRCパラメータのインジケーションを受信することを含み、RNTIの値は、RRCパラメータのインジケーションを受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0176】
第4の態様では、RNTIの値は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にする無線リソース制御パラメータのインジケーションをUEが受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0177】
第5の態様では、プロセス600は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを受信することを含み、RNTIの値は、専用の設定インジケーションを受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0178】
第6の態様では、単独で、又は第5の態様との組み合わせで、専用の設定インジケーションを受信することは、専用のRRCメッセージを受信することを含む。
【0179】
第7の態様では、単独で、又は第5から第6の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、専用の設定インジケーションを受信することは、専用のパラメータを示すRRCメッセージを受信することを含む。
【0180】
第8の態様では、RNTIの値は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションをUEが受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0181】
第9の態様では、サーチスペースを監視することは、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することを含み、RNTIの値は、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0182】
第10の態様では、RNTIの値は、サーチスペースがRRC接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0183】
第11の態様では、単独で、又は第1から第10の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS PDSCHをスケジューリングするDCI送信を含む。
【0184】
第12の態様では、単独で、又は第11の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0185】
第13の態様では、単独で、又は第11の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0ではないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい。
【0186】
第14の態様では、単独で、又は第1から第13の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0187】
第15の態様では、単独で、又は第14の態様との組み合わせで、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のCCEインデックスが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく少なくとも1つの追加のハッシュ関数に対応し、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0188】
第16の態様では、単独で、又は第14の態様との組み合わせで、少なくとも1つの追加のハッシュ関数が、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づき、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい。
【0189】
第17の態様では、単独で、又は第16の態様との組み合わせで、RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0190】
第18の態様では、単独で、又は第16から第17の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0191】
第19の態様では、単独で、又は第16から第18の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい。
【0192】
第20の態様では、単独で、又は第19の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0193】
第21の態様では、単独で、又は第16の態様との組み合わせで、RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む。
【0194】
第22の態様では、単独で、又は第14から第21の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む。
【0195】
第23の態様では、単独で、又は第14から第22の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス600は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視することを含む。
【0196】
第24の態様では、単独で、又は第1から第23の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス600は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を受信することを含む。
【0197】
図6は、プロセス600の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス600は、
図6に示すブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なる配置のブロックを含んでもよい。加えて又は代わりに、プロセス600のブロックのうちの2つ以上のブロックが並列に実施されてもよい。
【0198】
図7は、本開示による、例えばUEによって実施される例示的なプロセス700を示す図である。例示的なプロセス700は、UE(例えば、UE404)が、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた動作を実施する一例である。
【0199】
図7に示すように、いくつかの態様では、プロセス700は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信することを含んでもよい(ブロック710)。例えば、UEは(例えば、
図11に示す通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102を使用して)、上記で説明したように、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信してもよい。
【0200】
図7に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス700は、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視することを含んでもよい(ブロック720)。例えば、UEは(例えば、
図11に示す通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102を使用して)、上述したように、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視してもよい。
【0201】
プロセス700は、以下で、及び/又は本明細書における他の場所で説明する1つ以上の他のプロセスに関連して説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含んでもよい。
【0202】
第1の態様では、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0203】
第2の態様では、単独で、又は第1の態様との組み合わせで、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIが、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられたRNTIの値を含む。
【0204】
第3の態様では、単独で、又は第2の態様との組み合わせで、RNTIの値は、少なくとも1つのG-RNTIに等しく、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0205】
第4の態様では、単独で、又は第2の態様との組み合わせで、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、RNTIの値に等しい。
【0206】
第5の態様では、単独で、又は第4の態様との組み合わせで、RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0207】
第6の態様では、単独で、又は第4から第5の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0208】
第7の態様では、単独で、又は第3から第6の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つは、マルチキャストサービスにマッピングされる。
【0209】
第8の態様では、単独で、又は第7の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0210】
第9の態様では、単独で、又は第1から第8の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス700は、RNTIの設定可能な専用の値を示す設定を受信することを含み、RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられる。
【0211】
第10の態様では、少なくとも1つのサーチスペースを監視することは、1つのサーチスペースを監視することを含む。
【0212】
第11の態様では、少なくとも1つのサーチスペースを監視することは、複数のサーチスペースを監視することを含む。
【0213】
第12の態様では、単独で、又は第1から第11の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス700は、少なくとも1つのサーチスペースと複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を受信することを含む。
【0214】
図7は、プロセス700の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス700は、
図7に示すブロックと比べて、追加のブロック、より少数のブロック、異なるブロック、又は異なる配置のブロックを含んでもよい。加えて又は代わりに、プロセス700のブロックのうちの2つ以上のブロックが並列に実施されてもよい。
【0215】
図8は、本開示による、例えば基地局によって実施される例示的なプロセス800を示す図である。例示的なプロセス800は、基地局(例えば、ネットワークノード402)が、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた動作を実施する一例である。
【0216】
図8に示すように、いくつかの態様では、プロセス800は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについての、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値の基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信することを含んでもよい(ブロック810)。例えば、基地局は(例えば、
図12に示す通信マネージャ150及び/又は送信構成要素1204を使用して)、上述したように、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについての、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信するように構成されてもよい。
【0217】
図8に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス800は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することを含んでもよい(ブロック820)。例えば、基地局は(例えば、
図12に示す通信マネージャ150及び/又は送信構成要素1204を使用して)、上述したように、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。
【0218】
プロセス800は、以下で、及び/又は本明細書における他の場所で説明する1つ以上の他のプロセスに関連して説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含んでもよい。
【0219】
第1の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信することを更に含む。
【0220】
第2の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しく、基地局は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信しない。
【0221】
第3の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しく、PDCCH DMRSスクランブリングIDは、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてサポートされない。
【0222】
第4の態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信することを更に含む。
【0223】
第5の態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、基地局は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信しない。
【0224】
第6の態様では、プロセス800は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信することを含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0225】
第7の態様では、基地局は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信せず、RNTIの値は、基地局がPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信しないことに基づいて、ゼロに等しい。
【0226】
第8の態様では、プロセス800は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信することと、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを送信することとを含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び専用の設定インジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0227】
第9の態様では、単独で、又は第8の態様との組み合わせで、専用の設定インジケーションを送信することは、専用のRRCメッセージを送信することを含む。
【0228】
第10の態様では、単独で、又は第8から第9の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、専用の設定インジケーションを送信することは、専用のパラメータを示すRRCメッセージを送信することを含む。
【0229】
第11の態様では、RNTIの値は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定と、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションと、を基地局が送信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0230】
第12の態様では、800は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定をUEに送信することと、RRC接続状態においてのみUEがサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信することと、を含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び監視設定を送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0231】
第13の態様では、RNTIの値は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を基地局が送信していないという決定と、サーチスペースがRRC接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定と、に基づいて、ゼロに等しい。
【0232】
第14の態様では、単独で、又は第1から第13の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS物理ダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするDCI送信を含む。
【0233】
第15の態様では、単独で、又は第14の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0234】
第16の態様では、単独で、又は第14の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0ではないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい。
【0235】
第17の態様では、単独で、又は第1から第16の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0236】
第18の態様では、単独で、又は第17の態様との組み合わせで、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0237】
第19の態様では、単独で、又は第17の態様との組み合わせで、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい。
【0238】
第20の態様では、単独で、又は第19の態様との組み合わせで、RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0239】
第21の態様では、単独で、又は第19から第20の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0240】
第22の態様では、単独で、又は第19から第21の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい。
【0241】
第23の態様では、単独で、又は第22の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0242】
第24の態様では、単独で、又は第19の態様との組み合わせで、RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む。
【0243】
第25の態様では、単独で、又は第17から第24の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む。
【0244】
第26の態様では、単独で、又は第17から第25の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス800は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、UEが少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信することを含む。
【0245】
第27の態様では、単独で、又は第1から第26の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス800は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を送信することを含む。
【0246】
第28の態様では、単独で、又は第1から第3の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、G-RNTIを使用してスクランブルされたCRCを含む。
【0247】
第29の態様では、単独で、又は第28の態様との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、グループRNTI(G-RNTI)を含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0248】
第30の態様では、単独で、又は第29の態様との組み合わせで、少なくとも1つの追加のペイロードが、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0249】
第31の態様では、単独で、又は第29若しくは第30の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値は、G-RNTIの値に等しい。
【0250】
第32の態様では、単独で、又は第29から第31の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、G-RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0251】
第33の態様では、単独で、又は第29から第32の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、G-RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0252】
第34の態様では、単独で、又は第29から第33の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、G-RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい。
【0253】
第35の態様では、単独で、又は第34の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0254】
図8は、プロセス800の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス800は、
図8に示すブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なる配置のブロックを含んでもよい。加えて又は代わりに、プロセス800のブロックのうちの2つ以上のブロックが並列に実施されてもよい。
【0255】
図9は、本開示による、例えば基地局によって実施される例示的なプロセス900を示す図である。例示的なプロセス900は、基地局(例えば、ネットワークノード402)が、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた動作を実施する一例である。
【0256】
図9に示すように、いくつかの態様では、プロセス900は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについての、G-RNTI又はゼロに等しRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信することを含んでもよい(ブロック910)。例えば、基地局は(例えば、
図12に示す通信マネージャ150及び/又は送信構成要素1204を使用して)、上述したように、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについての、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信するように構成されてもよい。
【0257】
図9に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス900は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することを含んでもよい(ブロック920)。例えば、基地局は(例えば、
図12に示す通信マネージャ150及び/又は送信構成要素1204を使用して)、上述したように、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。
【0258】
プロセス900は、以下で、及び/又は本明細書における他の場所で説明する1つ以上の他のプロセスに関連して説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含んでもよい。
【0259】
第1の態様では、RNTIの値は、ゼロに等しい。
【0260】
第2の態様では、RNTIの値は、G-RNTIに等しい。
【0261】
第3の態様では、プロセス900は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にするRRCパラメータのインジケーションを送信することを含み、RNTIの値は、RRCパラメータのインジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0262】
第4の態様では、RNTIの値は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にするRRCパラメータのインジケーションを基地局が送信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0263】
第5の態様では、プロセス900は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを送信することを含み、RNTIの値は、専用の設定インジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0264】
第6の態様では、単独で、又は第5の態様との組み合わせで、専用の設定インジケーションを送信することは、専用のRRCメッセージを送信することを含む。
【0265】
第7の態様では、単独で、又は第5から第6の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、専用の設定インジケーションを送信することは、専用のパラメータを示すRRCメッセージを送信することを含む。
【0266】
第8の態様では、RNTIの値は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを基地局が送信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0267】
第9の態様では、RRC接続状態においてのみUEがサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信し、RNTIの値は、監視設定に基づいて、G-RNTIに等しい。
【0268】
第10の態様では、RNTIの値は、サーチスペースがRRC接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0269】
第11の態様では、単独で、又は第1から第10の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS PDSCHをスケジューリングするDCI送信を含む。
【0270】
第12の態様では、単独で、又は第11の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい。
【0271】
第13の態様では、単独で、又は第11の態様との組み合わせで、RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0ではないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい。
【0272】
第14の態様では、単独で、又は第1から第13の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0273】
第15の態様では、単独で、又は第14の態様との組み合わせで、RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のCCEインデックスが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく少なくとも1つの追加のハッシュ関数に対応し、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0274】
第16の態様では、単独で、又は第14の態様との組み合わせで、少なくとも1つの追加のハッシュ関数が、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づき、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい。
【0275】
第17の態様では、単独で、又は第16の態様との組み合わせで、RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0276】
第18の態様では、単独で、又は第16から第17の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0277】
第19の態様では、単独で、又は第16から第18の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい。
【0278】
第20の態様では、単独で、又は第19の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0279】
第21の態様では、単独で、又は第17の態様との組み合わせで、RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む。
【0280】
第22の態様では、単独で、又は第15から第21の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む。
【0281】
第23の態様では、単独で、又は第15から第22の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス900は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、UEが少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信することを含む。
【0282】
第24の態様では、単独で、又は第1から第23の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス900は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を送信することを含む。
【0283】
図9は、プロセス900の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス900は、
図9に示すブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なる配置のブロックを含んでもよい。加えて又は代わりに、プロセス900のブロックのうちの2つ以上のブロックが並列に実施されてもよい。
【0284】
図10は、本開示による、例えば基地局によって実施される例示的なプロセス1000を示す図である。例示的なプロセス1000は、基地局(例えば、ネットワークノード402)が、MBSサービスのためのPDCCH送信に関連付けられた動作を実施する一例である。
【0285】
図10に示すように、いくつかの態様では、プロセス1000は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信することを含んでもよい(ブロック1010)。例えば、基地局は(例えば、
図12に示す通信マネージャ150及び/又は送信構成要素1204を使用して)、上述したように、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信してもよい。
【0286】
図10に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス1000は、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することを含んでもよい(ブロック1020)。例えば、基地局は(例えば、
図12に示す通信マネージャ150及び/又は送信構成要素1204を使用して)、上述したように、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。
【0287】
プロセス1000は、以下で、及び/又は本明細書における他の場所で説明する1つ以上の他のプロセスに関連して説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含んでもよい。
【0288】
第1の態様では、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる。
【0289】
第2の態様では、単独で、又は第1の態様との組み合わせで、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIが、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられたRNTIの値を含む。
【0290】
第3の態様では、RNTIの値は、少なくとも1つのG-RNTIに等しく、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい。
【0291】
第4の態様では、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、RNTIの値に等しい。
【0292】
第5の態様では、単独で、又は第4の態様との組み合わせで、RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい。
【0293】
第6の態様では、単独で、又は第4から第5の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい。
【0294】
第7の態様では、単独で、又は第1から第6の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つは、マルチキャストサービスにマッピングされる。
【0295】
第8の態様では、単独で、又は第7の態様との組み合わせで、マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む。
【0296】
第9の態様では、単独で、又は第1から第8の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス1000は、RNTIの設定可能な専用の値を示す設定を送信することを含み、RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられる。
【0297】
第10の態様では、単独で、又は第1から第9の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス1000は、UEが少なくとも1つのサーチスペースを監視すべきであることが、1つのサーチスペースを監視することを含むことを示す監視設定、を送信することを含む。
【0298】
第11の態様では、単独で、又は第1から第10の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス1000は、UEが少なくとも1つのサーチスペースを監視すべきであることが、複数のサーチスペースを監視することを含むことを示す監視設定、を送信することを含む。
【0299】
第12の態様では、単独で、又は第1から第11の態様のうちの1つ以上との組み合わせで、プロセス1000は、少なくとも1つのサーチスペースと複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を送信することを含む。
【0300】
図10は、プロセス1000の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1000は、
図10に示すブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なる配置のブロックを含んでもよい。これに加えて又は代えて、プロセス1000のブロックのうちの2つ以上のブロックが並列に実施されてもよい。
【0301】
図11は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1100のダイアグラムである。装置1100は、UEであってもよく、又はUEは、装置1100を含んでもよい。いくつかの態様では、装置1100は、(例えば、1つ以上のバス、及び/又は1つ以上の他の構成要素を介して)互いと通信し得る、受信構成要素1102及び送信構成要素1104を含む。図示するように、装置1100は、受信構成要素1102及び送信構成要素1104を使用して、別の装置1106(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信してもよい。更に示すように、装置1100は、通信マネージャ140を含んでもよい。
【0302】
いくつかの態様では、装置1100は、
図4に関して本明細書で説明した1つ以上の動作を実施するように構成され得る。追加又は代替として、装置1100は、
図5のプロセス500、
図6のプロセス600、
図7のプロセス700、又はそれらの組み合わせなど、本明細書で説明した1つ以上のプロセスを実施するように構成されてもよい。いくつかの態様では、装置1100及び/又は
図11に示す1つ以上の構成要素は、
図2に関連して説明したUEの1つ以上の構成要素を含んでもよい。追加又は代替として、
図11に示す1つ以上の構成要素は、
図2に関連して説明された1つ以上の構成要素内に実装されてもよい。追加又は代替として、構成要素のセットのうちの1つ以上の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され、構成要素の機能又は動作を実行するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な命令又はコードとして実装され得る。
【0303】
受信構成要素1102は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1106から受信してもよい。受信構成要素1102は、受信された通信を装置1100の1つ以上の他の構成要素に提供してもよい。いくつかの態様では、受信構成要素1102は、受信された通信に対して信号処理(例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉キャンセル、又は復号など)を実施してもよく、処理された信号を装置1100の1つ以上の他の構成要素に提供してもよい。いくつかの態様では、受信構成要素1102は、
図2に関連して説明したUEの1つ以上のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。
【0304】
送信構成要素1104は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1106に送信し得る。いくつかの態様では、装置1100の1つ以上の他の構成要素が、通信を生成してもよく、生成された通信を、装置1106へ送信するために送信構成要素1104に提供してもよい。いくつかの態様では、送信構成要素1104は、生成された通信に対して信号処理(例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実施してもよく、処理された信号を装置1106に送信してもよい。いくつかの態様では、送信構成要素1104は、
図2に関連して説明したUEの1つ以上のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。いくつかの態様では、送信構成要素1104は、トランシーバにおいて受信構成要素1102と併置され得る。
【0305】
通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102は、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するように構成されてもよい。受信構成要素1102は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信してもよい。いくつかの態様では、通信マネージャ140は、
図2に関連して説明したUEの1つ以上のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。いくつかの態様では、通信マネージャ140は、受信構成要素1102及び/又は送信構成要素1104を含み得る。
【0306】
受信構成要素1102は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信してもよく、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。受信構成要素1102は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信してもよい。
【0307】
受信構成要素1102は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを受信してもよく、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び専用の設定インジケーションを受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0308】
受信構成要素1102は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信してもよく、サーチスペースを監視することは、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することを含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することと、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することと、に基づいて、G-RNTIに等しい。
【0309】
通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視してもよい。
【0310】
受信構成要素1102は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を受信してもよい。
【0311】
通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102は、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくハッシュ関数に対応するCCEインデックスを有する少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視してもよい。受信構成要素1102は、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信してもよい。
【0312】
受信構成要素1102は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にするRRCパラメータのインジケーションを受信してもよく、RNTIの値は、RRCパラメータのインジケーションを受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0313】
受信構成要素1102は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを受信してもよく、RNTIの値は、専用の設定インジケーションを受信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0314】
通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視してもよい。
【0315】
受信構成要素1102は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示すRRC設定を受信してもよい。
【0316】
受信構成要素1102は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を受信してもよい。通信マネージャ140及び/又は受信構成要素1102は、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信について、MBS設定に基づいて、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視してもよい。
【0317】
受信構成要素1102は、RNTIの設定可能な専用の値を示す設定を受信してもよく、RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられる。
【0318】
受信構成要素1102は、少なくとも1つのサーチスペースと複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を受信してもよい。
【0319】
図11に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、
図11に示す構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なる配置の構成要素があってよい。更に、
図11に示す2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内で実装されてもよく、又は
図11に示す単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装されてよい。追加又は代替として、
図11に示す(1つ以上の)構成要素のセットは、
図11に示す構成要素の別のセットによって実施されるものとして説明される1つ以上の機能を実施してもよい。
【0320】
図12は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1200のダイアグラムである。装置1200は、基地局であってもよく、又は基地局は、装置1200を含んでもよい。いくつかの態様では、装置1200は、(例えば、1つ以上のバス及び/又は1つ以上の他の構成要素を介して)互いと通信し得る、受信構成要素1202及び送信構成要素1204を含む。図示するように、装置1200は、受信構成要素1202及び送信構成要素1204を使用して、別の装置1206(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信してもよい。更に示すように、装置1200は、通信マネージャ150を含んでもよい。
【0321】
いくつかの態様では、装置1200は、
図4に関連して本明細書で説明した1つ以上の動作を実施するように構成され得る。追加又は代替として、装置1200は、
図8のプロセス800、
図9のプロセス900、
図10のプロセス1000、又はそれらの組み合わせなど、本明細書で説明した1つ以上のプロセスを実施するように構成されてもよい。いくつかの態様では、装置1200及び/又は
図12に示す1つ以上の構成要素は、
図2に関連して説明した基地局の1つ以上の構成要素を含み得る。追加又は代替として、
図12に示す1つ以上の構成要素は、
図2に関連して説明された1つ以上の構成要素内に実装されてもよい。追加又は代替として、構成要素のセットのうちの1つ以上の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され、構成要素の機能又は動作を実行するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な命令又はコードとして実装され得る。
【0322】
受信構成要素1202は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1206から受信し得る。受信構成要素1202は、受信された通信を装置1200の1つ以上の他の構成要素に提供してもよい。いくつかの態様では、受信構成要素1202は、受信された通信に対して信号処理(例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉キャンセル、又は復号など)を実施してもよく、処理された信号を装置1200の1つ以上の他の構成要素に提供してもよい。いくつかの態様では、受信構成要素1202は、
図2に関連して説明した基地局の1つ以上のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。
【0323】
送信構成要素1204は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1206に送信し得る。いくつかの態様では、装置1200の1つ以上の他の構成要素が、通信を生成してもよく、生成された通信を、装置1206へ送信するために送信構成要素1204に提供してもよい。いくつかの態様では、送信構成要素1204は、生成された通信に対して信号処理(例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実施してもよく、処理された信号を装置1206に送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1204は、
図2に関連して説明した基地局の1つ以上のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。いくつかの態様では、送信構成要素1204は、トランシーバにおいて受信構成要素1202と併置され得る。
【0324】
通信マネージャ150及び/又は送信構成要素1204は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについての、G-RNTI又はゼロに等しRNTIの値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を生成及び送信してもよい。送信構成要素1204は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。いくつかの態様では、通信マネージャ150は、
図2に関連して説明した基地局の1つ以上のアンテナ、モデム、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。いくつかの態様では、通信マネージャ150は、受信構成要素1202及び/又は送信構成要素1204を含み得る。
【0325】
送信構成要素1204は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信してもよく、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0326】
送信構成要素1204は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信してもよい。
【0327】
送信構成要素1204は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを送信してもよく、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び専用の設定インジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0328】
送信構成要素1204は、サーチスペースに関連付けられたCORESETについてのPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定をUEに送信してもよい。
【0329】
送信構成要素1204は、RRC接続状態においてのみUEがサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信してもよく、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び監視設定を送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0330】
送信構成要素1204は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、UEが少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信してもよい。
【0331】
送信構成要素1204は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を送信し得る。
【0332】
送信構成要素1204は、MBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースについての、G-RNTI又はゼロに等しいRNTIの値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信してもよい。送信構成要素1204は、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。
【0333】
送信構成要素1204は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にするRRCパラメータのインジケーションを送信してもよく、RNTIの値は、RRCパラメータのインジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0334】
送信構成要素1204は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを送信してもよく、RNTIの値は、専用の設定インジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい。
【0335】
送信構成要素1204は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、UEが少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信してもよい。
【0336】
送信構成要素1204は、サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を送信し得る。
【0337】
送信構成要素1204は、セルのための複数のG-RNTIを設定するMBS設定を送信してもよい。送信構成要素1204は、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信してもよい。
【0338】
送信構成要素1204は、RNTIの設定可能な専用の値を示す設定を送信してもよく、RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、CCEインデックスに対応するハッシュ関数、又はCRCスクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられる。
【0339】
送信構成要素1204は、UEが少なくとも1つのサーチスペースを監視すべきであることが、1つのサーチスペースを監視することを含むことを示す監視設定、を送信してもよい。
【0340】
送信構成要素1204は、UEが少なくとも1つのサーチスペースを監視すべきであることが、複数のサーチスペースを監視することを含むことを示す監視設定、を送信してもよい。
【0341】
送信構成要素1204は、少なくとも1つのサーチスペースと複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を送信してもよい。
【0342】
図12に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、
図12に示す構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なる配置の構成要素があってよい。更に、
図12に示す2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内で実装されてもよく、又は
図12に示す単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装されてもよい。追加又は代替として、
図12に示す(1つ以上の)構成要素のセットは、
図12に示す構成要素の別のセットによって実施されるものとして説明される1つ以上の機能を実施してもよい。
【0343】
以下は、本開示のいくつかの態様の概要を提供する。
態様1:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、グループRNTI(G-RNTI)又はゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することと、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することと、を含む方法。
【0344】
態様2:RNTIの値は、ゼロに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信することを更に含む、態様1に記載の方法。
【0345】
態様3:RNTIの値は、ゼロに等しく、UEは、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信しない、態様1に記載の方法。
【0346】
態様4:RNTIの値は、ゼロに等しく、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、態様1に記載の方法。
【0347】
態様5:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信することを更に含む、態様1に記載の方法。
【0348】
態様6:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、UEは、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信しない、態様1に記載の方法。
【0349】
態様7:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を受信することを更に含む態様1に記載の方法であって、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することに基づいて、G-RNTIに等しい、態様1に記載の方法。
【0350】
態様8:UEは、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を受信せず、RNTIの値は、UEがPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信しないことに基づいて、ゼロに等しい、態様1に記載の方法。
【0351】
態様9:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を受信することと、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを受信することと、を更に含む態様1に記載の方法であって、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び専用の設定インジケーションを受信することに基づいて、G-RNTIに等しい、態様1に記載の方法。
【0352】
態様10:専用の設定インジケーションを受信することは、専用の無線リソース制御メッセージを受信することを含む、態様9に記載の方法。
【0353】
態様11:専用の設定インジケーションを受信することは、専用のパラメータを示す無線リソース制御メッセージを受信することを含む、態様9又は10のいずれかに記載の方法。
【0354】
態様12:RNTIの値は、UEが、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定と、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションとを受信していないという決定と、に基づいて、ゼロに等しい、態様1に記載の方法。
【0355】
態様13:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を受信することを更に含む態様1に記載の方法であって、サーチスペースを監視することは、サーチスペースを無線リソース制御(RRC)接続状態においてのみ監視することを含み、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を受信することと、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することと、に基づいて、G-RNTIに等しい、態様1に記載の方法。
【0356】
態様14:RNTIの値は、UEが、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を受信していないという決定と、サーチスペースが、無線リソース制御接続状態においてのみ監視されないという決定と、に基づいて、ゼロに等しい、態様1に記載の方法。
【0357】
態様15:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS物理ダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)送信を含む、態様1~14のいずれかに記載の方法。
【0358】
態様16:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様15に記載の方法。
【0359】
態様17:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0でないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい、態様15に記載の方法。
【0360】
態様18:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様1~17のいずれかに記載の方法。
【0361】
態様19:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様18に記載の方法。
【0362】
態様20:少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい、態様18に記載の方法。
【0363】
態様21:RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様20に記載の方法。
【0364】
態様22:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様20又は21のいずれかに記載の方法。
【0365】
態様23:RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、態様20~22のいずれかに記載の方法。
【0366】
態様24:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様23に記載の方法。
【0367】
態様25:RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む、態様20に記載の方法。
【0368】
態様26:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む、態様18~25のいずれかに記載の方法。
【0369】
態様27:複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視することを更に含む、態様18~26のいずれかに記載の方法。
【0370】
態様28:サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を受信することを更に含む、態様1~27のいずれかに記載の方法。
【0371】
態様29:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、グループRNTI(G-RNTI)又はゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づくハッシュ関数に対応する制御チャネルエレメント(CCE)インデックスを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することと、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することと、を含む方法。
【0372】
態様30:RNTIの値は、ゼロに等しい、態様29に記載の方法。
【0373】
態様31:RNTIの値は、G-RNTIに等しい、態様29に記載の方法。
【0374】
態様32:RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にする無線リソース制御(RRC)パラメータのインジケーションを受信することを更に含む態様29に記載の方法であって、RNTIの値は、RRCパラメータのインジケーションを受信することに基づいてG-RNTIに等しい、態様29に記載の方法。
【0375】
態様33:RNTIの値は、RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にする無線リソース制御パラメータのインジケーションをUEが受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様29に記載の方法。
【0376】
態様34:サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを受信することを更に含み、RNTIの値は、専用の設定インジケーションを受信することに基づいてG-RNTIに等しい、態様29に記載の方法。
【0377】
態様35:専用の設定インジケーションを受信することは、専用の無線リソース制御メッセージを受信することを含む、態様34に記載の方法。
【0378】
態様36:専用の設定インジケーションを受信することは、専用のパラメータを示す無線リソース制御メッセージを受信することを含む、態様34又は35のいずれかに記載の方法。
【0379】
態様37:RNTIの値は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションをUEが受信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様29に記載の方法。
【0380】
態様38:サーチスペースを監視することは、無線リソース制御(RRC)接続状態においてのみサーチスペースを監視することを含み、RNTIの値は、RRC接続状態においてのみサーチスペースを監視することに基づいてG-RNTIに等しい、態様29に記載の方法。
【0381】
態様39:RNTIの値は、サーチスペースが無線リソース制御接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様29に記載の方法。
【0382】
態様40:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS物理ダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)送信を含む、態様29~39のいずれかに記載の方法。
【0383】
態様41:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様40に記載の方法。
【0384】
態様42:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0でないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい、態様40に記載の方法。
【0385】
態様43:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様29~42のいずれかに記載の方法。
【0386】
態様44:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のCCEインデックスが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく少なくとも1つの追加のハッシュ関数に対応し、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様43に記載の方法。
【0387】
態様45:少なくとも1つの追加のハッシュ関数が、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づき、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい、態様43に記載の方法。
【0388】
態様46:RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様45に記載の方法。
【0389】
態様47:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様45又は46のいずれかに記載の方法。
【0390】
態様48:RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、態様45~47のいずれかに記載の方法。
【0391】
態様49:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様48に記載の方法。
【0392】
態様50:RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む、態様45に記載の方法。
【0393】
態様51:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む、態様43~50のいずれかに記載の方法。
【0394】
態様52:複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視することを更に含む、態様43~51のいずれかに記載の方法。
【0395】
態様53:サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を受信することを更に含む、態様29~52のいずれかに記載の方法。
【0396】
態様54:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、セルについて、複数のグループ無線ネットワーク一時識別子(G-RNTI)を設定するマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)設定を受信することと、MBS設定に基づいて、複数のMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)通信について、セルのMBS PDSCHに対応するPDCCHに関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを監視することと、を含む方法。
【0397】
態様55:複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様54に記載の方法。
【0398】
態様56:複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIが、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、制御チャネルエレメントインデックスに対応するハッシュ関数、又は巡回冗長検査スクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられたRNTIの値を含む、態様54又は55のいずれかに記載の方法。
【0399】
態様57:RNTIの値は、少なくとも1つのG-RNTIに等しく、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様56に記載の方法。
【0400】
態様58:RNTIの少なくとも1つの追加の値が、RNTIの値に等しい、態様56に記載の方法。
【0401】
態様59:RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様58に記載の方法。
【0402】
態様60:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様58又は59のいずれかに記載の方法。
【0403】
態様61:複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つは、マルチキャストサービスにマッピングされる、態様56~60のいずれかに記載の方法。
【0404】
態様62:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様61に記載の方法。
【0405】
態様63:RNTIの設定可能な専用の値を示す設定を受信することを更に含む態様54~62のいずれかに記載の方法であって、RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、制御チャネルエレメントインデックスに対応するハッシュ関数、又は巡回冗長検査スクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられる、態様54~62のいずれかに記載の方法。
【0406】
態様64:少なくとも1つのサーチスペースを監視することは、1つのサーチスペースを監視することを含む、態様54に記載の方法。
【0407】
態様65:少なくとも1つのサーチスペースを監視することは、複数のサーチスペースを監視することを含む、態様54に記載の方法。
【0408】
態様66:少なくとも1つのサーチスペースと複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を受信することを更に含む、態様54~65のいずれかに記載の方法。
【0409】
態様67:基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられたサーチスペースについての、グループRNTI(G-RNTI)又はゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信することと、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することと、を含む、方法。
【0410】
態様68:RNTIの値は、ゼロに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信することを更に含む、態様67に記載の方法。
【0411】
態様69:RNTIの値は、ゼロに等しく、基地局は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信しない、態様67に記載の方法。
【0412】
態様70:RNTIの値は、ゼロに等しく、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、態様67に記載の方法。
【0413】
態様71:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、方法は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信することを更に含む、態様67に記載の方法。
【0414】
態様72:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、基地局は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信しない、態様67に記載の方法。
【0415】
態様73:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を送信することを更に含む態様67に記載の方法であって、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信することに基づいて、G-RNTIに等しい、態様67に記載の方法。
【0416】
態様74:基地局は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を送信せず、RNTIの値は、基地局がPDCCH DMRSスクランブリングIDの設定を送信しないことに基づいて、ゼロに等しい、態様67に記載の方法。
【0417】
態様75:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を送信することと、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを送信することと、を更に含む態様67に記載の方法であって、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び専用の設定インジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい、態様67に記載の方法。
【0418】
態様76:専用の設定インジケーションを送信することは、専用の無線リソース制御メッセージを送信することを含む、態様75に記載の方法。
【0419】
態様77:専用の設定インジケーションを送信することは、専用のパラメータを示す無線リソース制御メッセージを送信することを含む、態様75又は76のいずれかに記載の方法。
【0420】
態様78:RNTIの値は、基地局が、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定と、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションとを送信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様67に記載の方法。
【0421】
態様79:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定をユーザ機器(UE)に送信することと、無線リソース制御(RRC)接続状態においてのみUEがサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信することと、を更に含む態様67に記載の方法であって、RNTIの値は、PDCCH DMRSスクランブリングIDの設定及び監視設定を送信することに基づいて、G-RNTIに等しい、態様67に記載の方法。
【0422】
態様80:RNTIの値は、基地局が、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子(ID)の設定を送信していないという決定と、サーチスペースが、無線リソース制御接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定と、に基づいて、ゼロに等しい、態様67に記載の方法。
【0423】
態様81:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS物理ダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)送信を含む、態様67~80のいずれかに記載の方法。
【0424】
態様82:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様81に記載の方法。
【0425】
態様83:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0でないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい、態様81に記載の方法。
【0426】
態様84:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様67~83のいずれかに記載の方法。
【0427】
態様85:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様84に記載の方法。
【0428】
態様86:少なくとも1つの追加のペイロードが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい、態様84に記載の方法。
【0429】
態様87:RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様86に記載の方法。
【0430】
態様88:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様86又は87のいずれかに記載の方法。
【0431】
態様89:RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、態様86~88のいずれかに記載の方法。
【0432】
態様90:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様89に記載の方法。
【0433】
態様91:RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む、態様86に記載の方法。
【0434】
態様92:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む、態様84~91のいずれかに記載の方法。
【0435】
態様93:ユーザ機器(UE)が、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信することを更に含む、態様84~92のいずれかに記載の方法。
【0436】
態様94:サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を送信することを更に含む、態様67~93のいずれかに記載の方法。
【0437】
態様95:基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられたサーチスペースについての、グループRNTI(G-RNTI)又はゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づくPDCCHハッシュ関数を示すMBS設定を送信することと、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することと、を含む、方法。
【0438】
態様96:RNTIの値は、ゼロに等しい、態様95に記載の方法。
【0439】
態様97:RNTIの値は、G-RNTIに等しい、態様95に記載の方法。
【0440】
態様98:RNTIがG-RNTIに等しくなることを可能にする無線リソース制御(RRC)パラメータのインジケーションを送信することを更に含む態様95に記載の方法であって、RNTIの値は、RRCパラメータのインジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい、態様95に記載の方法。
【0441】
態様99:RNTIの値は、RNTIをG-RNTIに等しくすることを可能にする無線リソース制御パラメータのインジケーションを基地局が送信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様95に記載の方法。
【0442】
態様100:サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを送信することを更に含み、RNTIの値は、専用の設定インジケーションを送信することに基づいて、G-RNTIに等しい、態様95に記載の方法。
【0443】
態様101:専用の設定インジケーションを送信することは、専用の無線リソース制御メッセージを送信することを含む、態様100に記載の方法。
【0444】
態様102:専用の設定インジケーションを送信することは、専用のパラメータを示す無線リソース制御メッセージを送信することを含む、態様100又は101のいずれかに記載の方法。
【0445】
態様103:RNTIの値は、サーチスペースを設定する専用の設定インジケーションを基地局が送信していないという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様95に記載の方法。
【0446】
態様104:ユーザ機器(UE)が、無線リソース制御(RRC)接続状態においてのみサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信することであって、RNTIの値は、監視設定に基づいて、G-RNTIに等しい、態様95に記載の方法。
【0447】
態様105:RNTIの値は、サーチスペースが無線リソース制御接続状態においてのみ監視されるわけではないという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様95に記載の方法。
【0448】
態様106:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、MBS物理ダウンリンク共有チャネルをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)送信を含む、態様95~105のいずれかに記載の方法。
【0449】
態様107:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0であるという決定に基づいて、ゼロに等しい、態様106に記載の方法。
【0450】
態様108:RNTIの値は、DCI送信のDCIフォーマットがDCIフォーマット1_0でないという決定に基づいて、G-RNTIに等しい、態様106に記載の方法。
【0451】
態様109:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様95~108のいずれかに記載の方法。
【0452】
態様110:RNTIの値は、G-RNTIに等しく、少なくとも1つの追加のCCEインデックスが、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく少なくとも1つの追加のハッシュ関数に対応し、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様109に記載の方法。
【0453】
態様111:少なくとも1つの追加のハッシュ関数が、RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づき、RNTIの少なくとも1つの追加の値は、RNTIの値に等しい、態様109に記載の方法。
【0454】
態様112:RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様111に記載の方法。
【0455】
態様113:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様111又は112のいずれかに記載の方法。
【0456】
態様114:RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、態様111~113のいずれかに記載の方法。
【0457】
態様115:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様114に記載の方法。
【0458】
態様116:RNTIの値は、設定可能な専用の値を含む、態様111に記載の方法。
【0459】
態様117:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む、態様109~116のいずれかに記載の方法。
【0460】
態様118:ユーザ機器(UE)が、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに関連付けられた少なくとも1つの追加のMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つの追加のMBS PDCCHについて、少なくとも1つの追加のサーチスペースを監視すべきであることを示す監視設定を送信することを更に含む、態様109~117のいずれかに記載の方法。
【0461】
態様119:サーチスペースとG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を送信することを更に含む、態様95~118のいずれかに記載の方法。
【0462】
態様120:基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、セルについての複数のグループ無線ネットワーク一時識別子(G-RNTI)を設定するマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)設定を送信することと、MBS設定に基づいて、及びセルのMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられた少なくとも1つのサーチスペースを使用して、複数のMBS PDSCH通信のうちの少なくとも1つのMBS PDSCH通信をスケジューリングする少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することと、を含む方法。
【0463】
態様121:複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様120に記載の方法。
【0464】
態様122:複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIが、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、制御チャネルエレメントインデックスに対応するハッシュ関数、又は巡回冗長検査スクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられたRNTIの値を含む、態様120又は121のいずれかに記載の方法。
【0465】
態様123:RNTIの値は、少なくとも1つのG-RNTIに等しく、RNTIの少なくとも1つの追加の値が、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様122に記載の方法。
【0466】
態様124:RNTIの少なくとも1つの追加の値が、RNTIの値に等しい、態様122に記載の方法。
【0467】
態様125:RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様124に記載の方法。
【0468】
態様126:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様124又は125のいずれかに記載の方法。
【0469】
態様127:複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つは、マルチキャストサービスにマッピングされる、態様122~126のいずれかに記載の方法。
【0470】
態様128:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様127に記載の方法。
【0471】
態様129:RNTIの設定可能な専用の値を示す設定を送信することを更に含む態様120~128のいずれかに記載の方法であって、RNTIの設定可能な専用の値は、PDCCHペイロードスクランブリングシーケンス、制御チャネルエレメントインデックスに対応するハッシュ関数、又は巡回冗長検査スクランブリングシーケンスのうちの少なくとも1つに関連付けられる、態様120~128のいずれかに記載の方法。
【0472】
態様130:ユーザ機器(UE)が少なくとも1つのサーチスペースを監視すべきであることが、1つのサーチスペースを監視することを含むことを示す監視設定、を送信することを更に含む、態様120~129のいずれかに記載の方法。
【0473】
態様131:ユーザ機器(UE)が少なくとも1つのサーチスペースを監視すべきであることが、複数のサーチスペースを監視することを含むことを示す監視設定、を送信することを更に含む、態様120~130のいずれかに記載の方法。
【0474】
態様132:少なくとも1つのサーチスペースと複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つのG-RNTIとの間のマッピングを示す無線リソース制御設定を送信することを更に含む、態様120~131のいずれかに記載の方法。
【0475】
態様133:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様1~28のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0476】
態様134:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、態様1~28のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0477】
態様135:ワイヤレス通信のための装置であって、態様1~28のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0478】
態様136:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様1~28のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0479】
態様137:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様1~28のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0480】
態様138:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様29~53のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0481】
態様139:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサ、とを備え、1つ以上のプロセッサは、態様29~53のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0482】
態様140:ワイヤレス通信のための装置であって、態様29~53のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0483】
態様141:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様29~53のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0484】
態様142:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様29~53のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0485】
態様143:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様54~66のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0486】
態様144:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、態様54~66のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0487】
態様145:ワイヤレス通信のための装置であって、態様54~66のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0488】
態様146:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様54~66のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0489】
態様147:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様54~66のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0490】
態様148:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様67~94のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0491】
態様149:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、態様67~94のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0492】
態様150:ワイヤレス通信のための装置であって、態様67~94のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0493】
態様151:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様67~94のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0494】
態様152:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様67~94のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0495】
態様153:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様95~119のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0496】
態様154:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、態様95~119のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0497】
態様155:ワイヤレス通信のための装置であって、態様95~119のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0498】
態様156:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様95~119のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0499】
態様157:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様95~119のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0500】
態様158:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様120~132のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0501】
態様159:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、態様120~132のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0502】
態様160:ワイヤレス通信のための装置であって、態様120~132のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0503】
態様161:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様120~132のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0504】
態様162:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様120~132のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0505】
態様163:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視するとと、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することと、を含む方法。
【0506】
態様164:方法は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信することを更に含む、態様163に記載の方法。
【0507】
態様165:UEは、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信しない、態様163に記載の方法。
【0508】
態様166:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、態様163に記載の方法。
【0509】
態様167:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、態様163に記載の方法。
【0510】
態様168:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、グループRNTI(G-RNTI)を含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様167に記載の方法。
【0511】
態様169:少なくとも1つの追加のペイロードが、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様168に記載の方法。
【0512】
態様170:少なくとも1つの追加のペイロードが、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値は、G-RNTIの値に等しい、態様168又は169に記載の方法。
【0513】
態様171:G-RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様168~170のいずれかに記載の方法。
【0514】
態様172:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、G-RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様168~171のいずれかに記載の方法。
【0515】
態様173:G-RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、態様168~172のいずれかに記載の方法。
【0516】
態様174:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様173に記載の方法。
【0517】
態様175:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様163~174のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0518】
態様176:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、態様163~174のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0519】
態様177:ワイヤレス通信のための装置であって、態様163~174のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0520】
態様178:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様163~174のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0521】
態様179:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様163~174のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0522】
態様180:基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられたサーチスペースについての、ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信することと、設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することと、を含む、方法。
【0523】
態様181:方法は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信することを更に含む、態様180に記載の方法。
【0524】
態様182:基地局は、サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信しない、態様180に記載の方法。
【0525】
態様183:サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、態様180に記載の方法。
【0526】
態様184:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、態様180に記載の方法。
【0527】
態様185:少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、グループRNTI(G-RNTI)を含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、態様184に記載の方法。
【0528】
態様186:少なくとも1つの追加のペイロードが、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値は、複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、態様185に記載の方法。
【0529】
態様187:少なくとも1つの追加のペイロードが、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、G-RNTIの少なくとも1つの追加の値は、G-RNTIの値に等しい、態様185又は186に記載の方法。
【0530】
態様188:G-RNTIの値は、複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、態様185~187のいずれかに記載の方法。
【0531】
態様189:複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、G-RNTIの値は、G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、態様185~188のいずれかに記載の方法。
【0532】
態様190:G-RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、態様185~189のいずれかに記載の方法。
【0533】
態様191:マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービスIDのうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、態様190に記載の方法。
【0534】
態様192:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様180~191のうちの1つ以上に記載の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令と、を含む、装置。
【0535】
態様193:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、態様180~191のうちの1つ以上に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0536】
態様194:ワイヤレス通信のための装置であって、態様180~191のうちの1つ以上に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0537】
態様195:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様180~191のうちの1つ以上に記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0538】
態様196:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様180~191のうちの1つ以上に記載の方法を実施させる1つ以上の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0539】
上記の開示は、例示及び説明を提供するが、網羅的であること又は態様を開示された厳密な形態に限定することは意図されていない。修正及び変形が、上記の開示に照らして加えられてよく、又は態様の実践から獲得されてもよい。
【0540】
本明細書で使用される「構成要素」という用語は、ハードウェア、及び/又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして広く解釈されるものとする。「ソフトウェア」は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、又はそれ以外として呼ばれるかどうかにかかわらず、例の中でもとりわけ、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、及び/又は関数を意味するものと広く解釈されるものとする。本明細書で使用される「プロセッサ」は、ハードウェア及び/又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせにおいて実装される。本明細書で説明されるシステム及び/又は方法が、異なる形態のハードウェア及び/又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせにおいて実装され得ることは明らかであろう。これらのシステム及び/又は方法を実装するのに使用される実際の専用の制御ハードウェア又はソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、当業者は、ソフトウェア及びハードウェアが本明細書での説明に少なくとも部分的に基づいてシステム及び/又は方法を実装するように設計され得ることを理解することになるので、システム及び/又は方法の動作及び挙動は、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書で説明される。
【0541】
本明細書で使用される「閾値を満たすこと」は、文脈に応じて、値が閾値よりも大きいこと、閾値以上であること、閾値よりも小さいこと、閾値以下であること、閾値に等しいこと、閾値に等しくないことなどを指す場合がある。
【0542】
特徴の特定の組み合わせが特許請求の範囲において列挙され、かつ/又は本明細書において開示されても、それらの組み合わせは、様々な態様の開示を限定するものではない。これらの特徴の多くが、特許請求の範囲に具体的に列挙されず、かつ/又は本明細書で開示されない方法で、組み合わせられてもよい。様々な態様の開示は、請求項セット内のあらゆる他の請求項と組み合わせた各従属請求項を含む。本明細書で使用される場合、項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。一例として、「a、b、又はcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a+b、a+c、b+c、及びa+b+c、並びに複数の同じ要素を有する任意の組み合わせ(例えば、a+a、a+a+a、a+a+b、a+a+c、a+b+b、a+c+c、b+b、b+b+b、b+b+c、c+c、及びc+c+c、又はa、b、及びcの任意の他の順序)を包含するものとする。
【0543】
本明細書で使用する要素、行為、又は命令はいずれも、そのように明示的に説明されない限り、重要又は必須として解釈されるべきではない。また、本明細書で使用される冠詞「a」及び「an」は、1つ以上の項目を含むものとし、「1つ以上の」と互換的に使用されることがある。さらに、本明細書で使用する冠詞「the」は、冠詞「the」に関して言及される1つ以上の項目を含むものとし、「1つ以上の」と互換的に使用されてもよい。更に、本明細書で使用する「セット(set)」及び「グループ(group)」という用語は、1つ以上の項目を含むものとし、「1つ以上の」と互換的に使用されてもよい。ただ1つの項目が意図される場合、「ただ1つの」という句又は類似の言葉が使用される。また、本明細書で使用される「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」などの用語は、これらの用語が修飾する要素を限定しないオープンエンド用語であるものとする(例えば、Aを「有する」要素はBも有し得る)。更に、「に基づいて」という句は、別段に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するものとする。また、本明細書で使用する「又は(or)」という用語は、連続して使用されるときには包含的であるものとし、別段に明記されていない限り(例えば、「いずれか(either)」又は「のうちのただ1つ(only one of)」と組み合わせて使用される場合)、「及び/又は(and/or)」と互換的に使用されてもよい。
【手続補正書】
【提出日】2024-02-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、
を備え、前記1つ以上のプロセッサが、
ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視し、
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信する、ように構成されている、
ユーザ機器(UE)。
【請求項2】
前記1つ以上のプロセッサは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信するように更に構成されている、請求項1に記載のUE。
【請求項3】
前記UEは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてのPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信しない、請求項1に記載のUE。
【請求項4】
前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、請求項1に記載のUE。
【請求項5】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項1に記載のUE。
【請求項6】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDSCH通信をスケジューリングし、前記複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、前記グループRNTI(G-RNTI)を含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、請求項5に記載のUE。
【請求項7】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項8】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記G-RNTIの値に等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項9】
前記G-RNTIの値は、前記複数のG-RNTIのうちの指定されたG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項10】
前記複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、前記G-RNTIの値は、前記G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項11】
前記G-RNTIの値は、マルチキャストサービスにマッピングされたG-RNTIに等しい、請求項6に記載のUE。
【請求項12】
前記マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、請求項11に記載のUE。
【請求項13】
ワイヤレス通信用のネットワークノードであって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、
を備え、前記1つ以上のプロセッサが、
マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信し、
前記設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信する、ように構成されている、
ネットワークノード。
【請求項14】
前記1つ以上のプロセッサは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信するように更に構成されている、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項15】
前記ネットワークノードは、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信しない、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項16】
前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子がサポートされない、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項17】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項13に記載の
ネットワークノード。
【請求項18】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)通信をスケジューリングし、前記複数のMBS PDSCH通信のうちの各MBS PDSCH通信が、前記G-RNTIを含む複数のG-RNTIのうちの対応するG-RNTIに関連付けられる、請求項17に記載のネットワークノード。
【請求項19】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記複数のG-RNTIのうちの少なくとも1つの追加のG-RNTIに等しい、請求項18に記載のネットワークノード。
【請求項20】
少なくとも1つの追加のペイロードが、前記G-RNTIの少なくとも1つの追加の値に基づく前記PDCCHペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされ、前記G-RNTIの前記少なくとも1つの追加の値は、前記G-RNTIの値に等しい、請求項19に記載のネットワークノード。
【請求項21】
前記複数のG-RNTIは、G-RNTIリストを使用して設定され、前記G-RNTIの値は、前記G-RNTIリストの最初にリストされたG-RNTIに等しい、請求項19に記載のネットワークノード。
【請求項22】
前記G-RNTIは、マルチキャストサービスにマッピングされる、請求項19に記載のネットワークノード。
【請求項23】
前記マルチキャストサービスは、複数のマルチキャストサービス識別子(ID)のうちの指定されたマルチキャストサービスIDを含む、請求項22に記載のネットワークノード。
【請求項24】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、複数のMBS PDCCH通信を含む、請求項13に記載のネットワークノード。
【請求項25】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づく物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ペイロードスクランブリングシーケンスに従ってスクランブルされたペイロードを有する少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)PDCCH通信について、MBS物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応するPDCCHに関連付けられたサーチスペースを監視することと、
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信を受信することと、
を含む方法。
【請求項26】
前記方法は、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を受信することを更に含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項25に記載の
方法。
【請求項28】
ネットワークノードによって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
マルチキャスト/ブロードキャストシステム(MBS)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に関連付けられたサーチスペースについて、ゼロに等しい無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の値に基づくPDCCHペイロードスクランブリングシーケンスを示すMBS設定を送信することと、
前記設定に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのMBS PDCCH通信を送信することと、
を含む方法。
【請求項29】
前記方法は、前記サーチスペースに関連付けられた制御リソースセットについてPDCCH復調基準信号(DMRS)スクランブリング識別子の設定を送信することを更に含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記少なくとも1つのMBS PDCCH通信は、グループRNTI(G-RNTI)を使用してスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項28に記載の
方法。
【国際調査報告】