IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 華為技術有限公司の特許一覧

特表2024-531466TB PPDU伝送方法および関連装置
<>
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図1
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図2a
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図2b
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図3
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図4
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図5
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図6
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図7A
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図7B
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図8
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図9
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図10
  • 特表-TB  PPDU伝送方法および関連装置 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-29
(54)【発明の名称】TB PPDU伝送方法および関連装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/0453 20230101AFI20240822BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20240822BHJP
   H04W 72/23 20230101ALI20240822BHJP
【FI】
H04W72/0453
H04W84/12
H04W72/23
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024512171
(86)(22)【出願日】2022-08-19
(85)【翻訳文提出日】2024-04-04
(86)【国際出願番号】 CN2022113586
(87)【国際公開番号】W WO2023025056
(87)【国際公開日】2023-03-02
(31)【優先権主張番号】202110976676.4
(32)【優先日】2021-08-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133569
【弁理士】
【氏名又は名称】野村 進
(72)【発明者】
【氏名】▲宮▼ 博
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 辰辰
(72)【発明者】
【氏名】于 健
(72)【発明者】
【氏名】淦 明
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE61
5K067JJ22
(57)【要約】
本出願は、無線通信分野、特に、TB PPDU伝送方法および関連装置に関し、802.11規格をサポートする無線ローカルエリアネットワークに適用される。方法は、局がAPからトリガフレームを受信するステップであって、トリガフレームが、局に割り当てられたDRUに関する情報を指示するDRU指示情報を含み、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数である、ステップ、を含む。事前定義された離散リソースブロックに関する詳細については、本出願の実施形態における説明を参照されたい。次いで、局は、DRU指示情報の指示に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定し、局に割り当てられたDRUを使用することによってTB PPDUを送信する。連続RUが使用される方法と比較して、本出願の実施形態の方法では、より高い利得を得るために、電力スペクトル密度を増加させることなくSTAの送信電力が増加されることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トリガベースの物理層プロトコルデータユニット伝送方法であって、
局によって、トリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、前記DRU指示情報が前記局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、前記局の動作帯域幅が20MHzであり、前記DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、前記事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ステップと、
前記局によって、前記DRU指示情報の指示に基づいて前記割り当てられたDRUを決定するステップと、
前記局によって、前記DRUを使用することによってトリガベースの物理層プロトコルデータユニットTB PPDUを送信するステップと
を含む、トリガベースの物理層プロトコルデータユニット伝送方法。
【請求項2】
トリガベースの物理層プロトコルデータユニット伝送方法であって、
アクセスポイントによって、トリガフレームを送信するステップであって、前記トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、前記DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、前記局の動作帯域幅が20MHzであり、前記DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、前記事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ステップと、
前記アクセスポイントによって、前記DRU上でTB PPDUを受信するステップと
を含む、トリガベースの物理層プロトコルデータユニット伝送方法。
【請求項3】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および118であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および119であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および120であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および121であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および122であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および4であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および5であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および6であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および7である、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-117、116、-119、-5、118、および4であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-7、6、および120であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-116、117、-118、-4、119、および5であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120、-6、7、および121である、
請求項3または4に記載の方法。
【請求項6】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-117、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および4であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-116、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および5であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および6であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および7であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および118であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および119であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および120であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、17、26、35、44、53、62、80、89、98、71、107、および116であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および121であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、108、および117であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および122である、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-9、8、-120、-5、4、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-7、6、および121であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-8、9、-119、-4、5、および120であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-6、7、および122である、
請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、6、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、および105であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および116であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、7、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、および106であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および117であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および118であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および119であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および120であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および121であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および122であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、-7、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-117および4であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、-6、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-116および5である、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項10】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-115、114、-119、-117、116、および118であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-5、4、および121であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-114、115、-118、-116、117、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-4、5、および122である、
請求項9または10に記載の方法。
【請求項12】
請求項1から11のいずれか一項に記載の方法を行うように構成されたユニットまたはモジュールを含む、通信装置。
【請求項13】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はプログラム命令を記憶しており、前記プログラム命令がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータは、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法を行うことを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
プログラム命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記プログラム命令がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータは、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法を行うことを可能にされる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は2021年8月24日に中国国家知識産権局に出願された、「TB PPDU伝送方法および関連装置」という名称の中国特許出願第202110976676.4号の優先権を主張し、この出願は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
本出願は、無線通信技術の分野に関し、特に、トリガベースの物理層プロトコルデータユニット(trigger-based physical layer protocol data unit、TB PPDU)伝送方法および関連装置に関する。
【背景技術】
【0003】
米国連邦通信委員会は、最近、6GHzスペクトルに関する規則を発行している。規則は、低電力屋内(low power indoor、LPI)通信モードを定義しており、最大送信電力および最大周波数スペクトル密度を厳密に制限している。局(Station、STA)の場合、最大送信電力は24dBmに制限され、最大電力スペクトル密度は-1dBm/MHzに制限される。デバイスの送信電力は、最大電力と最大電力スペクトル密度の両方によって制限される。具体的には、送信電力は最大電力値を超えることはできず、送信電力スペクトル密度も最大電力スペクトル密度を超えることはできない。最大電力スペクトル密度は、最大電力よりも厳密に制限されており、許容される最大送信電力は、通常、電力スペクトル密度によってより多く制限される。局の場合、帯域幅が320MHzであるとき、局の送信電力は、指定された最大電力の限界に達する。帯域幅が320MHz未満であるとき、最大電力スペクトル密度の制限により、局は、送信のために、より低い電力(ここでは、指定された最大電力よりも低い電力)しか使用することができない。
【0004】
加えて、欧州も最近、6GHzスペクトルに関する規則を発行している。LPI通信モードの場合、最大送信電力は23dBmに制限され、最大電力スペクトル密度は10dBm/MHzに制限される。帯域幅が20MHzを超えないとき、アクセスポイント(access point、AP)/STAの送信電力は、主に電力スペクトル密度によって制限される。帯域幅が20MHzより大きいとき、AP/STAの送信電力は主に最大電力によって制限される。
【0005】
一例として20MHz帯域幅が使用される。この場合、局の送信電力は、主に電力スペクトル密度によって制限される。したがって、20MHz帯域幅の場合、より高い利得を得るために、電力スペクトル密度を増加させることなくSTAの送信電力をどのように増加させるかが解決されるべき緊急の問題になる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の実施形態は、より高い利得を得るために、電力スペクトル密度を増加させることなくSTAの送信電力を増加させるための、TB PPDU伝送方法および関連装置を提供する。
【0007】
以下は、本出願を異なる態様から説明する。異なる態様の実施態様および有益な効果への相互参照が行われうることを理解されたい。
【0008】
第1の態様によれば、本出願は、TB PPDU伝送方法を提供する。方法は、局が、トリガフレーム(triggering frame)を受信するステップであって、トリガフレームが、離散リソースユニット(Distributed resource unit、DRU)指示情報を含み、DRU指示情報が、局に割り当てられたDRUに関する情報を指示する、ステップと、局が、DRU指示情報に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定し、局に割り当てられたDRUを使用することによってTB PPDUを送信するステップと、を含む。局の動作帯域幅は20MHzであり、局に割り当てられるDRUは、事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数である。事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は1より大きい。離散RUは分散RUとも呼ばれ、連続RUに対応する。連続RUは、複数の隣接したサブキャリアを含むRUである。これに対応して、離散RUは、周波数領域において離散的な複数のサブキャリアを含む。リソースブロックはリソースユニットとも呼ばれ、リソースブロックとリソースユニットとは互換的に使用されることを理解されたい。
【0009】
周波数領域における低周波数開始位置から高周波数終了位置まで離散RUによって範囲とされる帯域幅は、連続RUによって占有される周波数領域帯域幅よりも大きいので、最大電力スペクトル密度が同じであるとき、離散RUの総送信電力は、連続RUの総送信電力よりも高いことが分かる。言い換えれば、電力スペクトル密度が制限されるとき、限られた数のサブキャリア(例えば、26-tone RUに含まれる26個のサブキャリア)はより大きい帯域幅上に離散化され、すなわち、より多くのサブキャリア(例えば、2つの26-tone RU内の奇数のサブキャリア)になり、そのため、送信電力が増加されることができる。したがって、連続RUが使用される解決策と比較して、この解決策では、リソースユニットに含まれるサブキャリアは、より大きい帯域幅上で離散化される。データが離散RUを使用することによって伝送される場合、より高い利得を得るために、電力スペクトル密度を増加させることなくSTAの送信電力が増加されることができる。
【0010】
第2の態様によれば、本出願はTB PPDU伝送方法を提供する。方法は、アクセスポイントがtriggering frameを送信するステップであって、triggering frameがDRU指示情報を含み、DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示する、ステップと、アクセスポイントがDRU上でTB PPDUを受信するステップと、を含む。局の動作帯域幅は20MHzであり、局に割り当てられるDRUは、事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数である。事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は1より大きい。APは、リソースユニットを1つまたは複数の局に同時に割り当てうることを理解されたい。説明を容易にするために、本明細書ではAPがDRUを1つの局に割り当てる例が説明に使用される。
【0011】
第3の態様によれば、本出願は通信装置を提供する。通信装置は、局、または局内のチップ、例えばWi-Fiチップであってもよい。通信装置は、トリガフレーム(triggering frame)を受信するように構成されたトランシーバユニットであって、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が通信装置に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、通信装置の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、トランシーバユニットと、DRU指示情報の指示に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定するように構成された、決定ユニットと、を含む。トランシーバユニットは、DRUを使用することによってTB PPDUを送信するようにさらに構成される。
【0012】
第4の態様によれば、本出願は通信装置を提供する。通信装置は、アクセスポイント、またはアクセスポイント内のチップ、例えばWi-Fiチップであってもよい。通信装置は、トリガフレームを送信するように構成されたトランシーバユニットであって、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、局の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、トランシーバユニット、を含む。トランシーバユニットは、DRU上でTB PPDUを受信するようにさらに構成される。
【0013】
前述の態様のいずれかの1つの可能な実施態様では、triggering frameは、規格で指定されたMACフレーム内の制御フレームの1タイプを含み、このタイプの制御フレームはトリガフレーム(trigger frame)と呼ばれ、例えば、802.11beのトリガフレームであるか、またはトリガ機能を有する別のMACフレームであってもよい。トリガ機能を有する別のMACフレームは、TRS(triggered response scheduling、トリガ応答スケジューリング)機能とも呼ばれる場合があり、この機能は、一般に、MACフレームに含まれるTRS Control subfield(TRS制御サブフィールド)を使用することによって実施される。1つの具体例では、DRU指示情報は、トリガフレーム内のユーザ情報フィールド内のRU割当てフィールドで搬送されうるか、または別のMACフレーム内のTRS Control subfield内のRU allocationフィールドで搬送されうる。
【0014】
前述の態様のいずれかの1つの可能な実施態様では、DRU指示情報は、局に割り当てられたDRUのサイズおよび位置を指示する。DRUのサイズはDRU内のサブキャリアの数を指し、DRUの位置は、周波数領域におけるDRU内のサブキャリアの位置を指す。例えば、DRU指示情報は、RU割当てサブフィールド、アップリンク帯域幅サブフィールド、アップリンク帯域幅拡張サブフィールド、およびプライマリ/セカンダリ160サブフィールドで搬送される。
【0015】
前述の態様のいずれかの1つの可能な実施態様では、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含む。DRU26に含まれるサブキャリアのインデックスは、以下の実施形態の表4aまたは表4bに従う。ここでは詳細は説明されない。事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含む。DRU52に含まれるサブキャリアのインデックスは、以下の実施形態の表5に従う。ここでは詳細は説明されない。事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含む。DRU106に含まれるサブキャリアのインデックスは、以下の実施形態の表6に従う。ここでは詳細は説明されない。
【0016】
前述の態様のいずれかの1つの可能な実施態様では、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含む。DRU26に含まれるサブキャリアのインデックスは、表7aまたは表7bに従う。ここでは詳細は説明されない。事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含む。DRU52に含まれるサブキャリアのインデックスは、以下の実施形態の表8に従う。ここでは詳細は説明されない。事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含む。DRU106に含まれるサブキャリアのインデックスは、以下の実施形態の表9に従う。ここでは詳細は説明されない。
【0017】
前述の態様のいずれかの1つの可能な実施態様では、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含む。DRU26に含まれるサブキャリアのインデックスは、表10aまたは表10bに従う。ここでは詳細は説明されない。事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含む。DRU52に含まれるサブキャリアのインデックスは、以下の実施形態の表11に従う。ここでは詳細は説明されない。事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含む。DRU106に含まれるサブキャリアのインデックスは、以下の実施形態の表12に従う。ここでは詳細は説明されない。
【0018】
事前定義された離散リソースブロックの前述の3つの実施態様では、電力スペクトル密度が与えられた場合、DRUと同じサイズを有する連続RUと比較して、20MHz帯域幅上の各DRUについて最大電力増幅倍数が達せられることができることが分かる。局が26-tone DRUを使用することによってアップリンク伝送を行う例が使用される。13個の隣接したサブキャリアがランダムに選択される。局のアップリンク伝送で信号を搬送するサブキャリアの数は2を超えないと仮定する。この場合、26ーtone連続RUが使用される事例と比較して、局の電力は13/2=6.5倍増加されることができる。電力がさらに増幅された場合、13個の隣接したサブキャリアのみがランダムに選択されることができ、信号を搬送するために最大1つのデータ/パイロットサブキャリアが含まれる。この場合、26-tone DRU内の、信号を搬送する26個のサブキャリアを離散化するために少なくとも13*26=338個のサブキャリアが必要とされる。これは、20MHz帯域幅上に含まれるサブキャリアの数(256個のサブキャリア)を超え、実施されることができない。したがって、26-tone DRUの場合、6.5回が最大電力増幅倍数である。同じことが、52-tone DRUおよび106-tone DRUにも適用される。
【0019】
任意選択で、前述の3つのタイプの事前定義された離散リソースブロックは、以下の特性のうちの1つまたは複数を有する。
【0020】
(1)インデックスが両方とも正の数であるかまたは両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数の変化が1または2を超えない。
【0021】
(2)インデックスが正の数および負の数であり、事前定義された離散リソースブロックに含まれる2つの隣接したデータサブキャリア間に離間された少なくとも12個のサブキャリアがある。
【0022】
2つの隣接したデータサブキャリアは、サブキャリアインデックスが周波数の昇順に配置された隣接したデータサブキャリアであることに留意されたい。
【0023】
任意選択で、前述の3つのタイプの事前定義された離散リソースブロックは、以下の特性a、b、およびcのうちの1つまたは複数に従う。
【0024】
a.データサブキャリアセットおよびパイロットサブキャリアセットが含まれる。20MHz帯域幅上の各26-tone DRUおよび各52-tone DRUについて、使用されるデータサブキャリアセットは216個のサブキャリアを含み、使用されるパイロットサブキャリアセットは18個のサブキャリアを含む。20MHz帯域幅上の各106-tone DRUについて、使用されるデータサブキャリアセットは228個のサブキャリアを含み、使用されるパイロットサブキャリアセットは8つのサブキャリアを含む。
【0025】
b.データサブキャリアセットはM個のサブキャリアセット(tone sets)を含み、Mは18より大きく、Mは正の整数である。好ましくは、Mは36または72である。すべてのサブキャリアセットに含まれるサブキャリアの数は同じであり、サブキャリアのインデックスは可能な限り均等に分散される。M個のデータサブキャリアセットに含まれる特定のサブキャリアは、以下の実施形態の表13、表17、または表21に従う。ここでは詳細は説明されない。
【0026】
c.20MHz帯域幅上のDRU(または前述の3つのタイプの事前定義された離散リソースブロック)内のデータサブキャリアは、M個のサブキャリアセット内の複数の均等に離散したサブキャリアセットを含む。20MHz帯域幅上の、M個のサブキャリアセット内の、DRU(または前述の3つのタイプの事前定義された離散リソースブロック)内のデータサブキャリアに特に含まれるサブキャリアセットについては、以下の実施形態の説明を参照されたい。ここでは詳細は説明されない。
【0027】
サブキャリアのインデックスが「可能な限り均等に分散される」ことは、各データサブキャリアグループ内のインデックスが両方とも正の数であるかまたは負の数である2つの隣接したデータサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数が1より大きいこと、を意味する。間隔は可能な限り同じであるか、または間隔の変化は1または2を超えない。加えて、各データサブキャリアグループ内のインデックスが1つの正の数または1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、少なくとも46個のサブキャリアだけ離間されている。
【0028】
例えば、この解決策では、データサブキャリアセットは36グループを含んでもよく、各グループは6つのサブキャリアを含む。これは、データサブキャリアの十分な離散化を保証することができる。例えば、26-tone DRUは、データサブキャリアセット内に4つのデータサブキャリアグループを含み、26-tone DRUに含まれる4つのデータサブキャリアグループは、最大かつ均等なサブキャリア間隔という特性を有する。さらに、26-tone DRUは2つのパイロットサブキャリアを含み、パイロットサブキャリア間隔が十分に大きく、データ/パイロットサブキャリアが十分に離散することを保証するために、パイロットサブキャリアは、1つの正の周波数および1つの負の周波数の原理に従う。
【0029】
さらに、この解決策では、52-tone DRUまたは106-tone DRUは、複数の26-tone DRUを含む。言い換えれば、52-tone DRUまたは106-tone DRUは、複数の26-tone DRUをマージする/組み合わせることによって得られることも理解されよう。52-tone DRUまたは106-tone DRUに含まれる複数の26-tone DRUは、DRUに含まれる搬送波の間隔が可能な限り大きいことを保証するために、均等な割当ておよび最大間隔の原理に従う。これは、送信電力を増加させる。
【0030】
第5の態様によれば、本出願は通信装置を提供する。通信装置は、具体的には、局、または局内のチップ、例えばWi-Fiチップであってもよい。通信装置は、プロセッサとトランシーバとを含む。トランシーバは、トリガフレーム(triggering frame)を受信し、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が通信装置に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、通信装置の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ように構成される。プロセッサは、DRU指示情報の指示に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定するように構成される。トランシーバは、DRUを使用することによってTB PPDUを送信するようにさらに構成される。
【0031】
第6の態様によれば、本出願は通信装置を提供する。通信装置は、具体的には、アクセスポイント、または局内のチップ、例えばWi-Fiチップであってもよい。通信装置は、トランシーバを含む。トランシーバは、トリガフレームを送信し、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、局の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ように構成される。トランシーバは、DRU上でTB PPDUを受信するようにさらに構成される。
【0032】
任意選択で、通信装置は、トリガフレームを生成するように構成された、プロセッサをさらに含んでもよい。
【0033】
第7の態様によれば、本出願は装置を提供する。装置は、チップの製品形態で実施され、入力/出力インターフェースと処理回路とを含む。装置は、局内のチップである。入力/出力インターフェースは、データまたは情報を入力または出力するように構成され、処理回路は、データまたは情報を処理するように構成される。例えば、入力/出力インターフェースは、アンテナおよび無線周波数回路を介して受信されたトリガフレーム(triggering frame)を入力し、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、局の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ように構成される。処理回路は、DRU指示情報の指示に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定するように構成される。入力/出力インターフェースは、TB PPDUを出力し、TB PPDUがアンテナおよび無線周波数回路を介して処理された後にDRUを使用することによってアンテナを介してTB PPDUを送信するようにさらに構成される。
【0034】
第8の態様によれば、本出願は装置を提供する。装置は、チップの製品形態で実施され、入力/出力インターフェースを含み、任意選択で処理回路をさらに含む。装置は、アクセスポイント内のチップである。入力/出力インターフェースは、データまたは情報を入力または出力するように構成され、処理回路は、データまたは情報を処理するように構成される。例えば、処理回路は、トリガフレームを生成するように構成される。入力/出力インターフェースは、トリガフレームを出力し、トリガフレームがアンテナおよび無線周波数回路を介して処理された後にアンテナを介してトリガフレームを送信し、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、局の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つである、ように構成される。入力/出力インターフェースは、アンテナおよび無線周波数回路を介してDRU上で受信されたTB PPDUを入力するようにさらに構成される。
【0035】
第3の態様、第5の態様、または第7の態様で提供される通信装置は、第1の態様および第1の態様の可能な実施態様のうちのいずれか1つを実施してもよく、第4の態様、第6の態様、または第8の態様で提供される通信装置は、第2の態様および第2の態様の可能な実施態様のうちのいずれか1つを実施してもよいことに留意されたい。具体的な実施態様および有益な効果については、第1の態様および第1の態様の可能な実施態様、ならびに第2の態様および第2の態様の可能な実施態様を参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細は再度説明されない。
【0036】
第9の態様によれば、本出願は、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含む、装置を提供する。メモリは、コンピュータプログラムまたは命令を記憶するように構成されている。装置が動作すると、少なくとも1つのプロセッサはコンピュータプログラムまたは命令を実行し、これにより通信装置は、第1の態様もしくは第1の態様の実施態様による方法または第2の態様もしくは第2の態様の実施態様による方法を行う。
【0037】
任意選択で、装置はトランシーバをさらに含み、トランシーバは、情報または信号を受信または送信するように構成される。
【0038】
任意選択で、1つまたは複数のプロセッサがあり、1つまたは複数のメモリがある。
【0039】
任意選択で、メモリは、プロセッサと統合されていてもよいし、またはメモリとプロセッサとは別々に配置されていてもよい。
【0040】
特定の実施プロセスでは、メモリは、非一時的(non-transitory)メモリ、例えば、読み出し専用メモリ(read only memory、ROM)であってもよい。メモリとプロセッサとは、同じチップ上に統合されていてもよいし、または異なるチップ上に別々に配置されていてもよい。メモリのタイプならびにメモリおよびプロセッサの配置方法は、本出願の実施形態では限定されない。
【0041】
第10の態様によれば、本出願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、プログラム命令を記憶している。プログラム命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1の態様および第2の態様のいずれかによるTB PPDU伝送方法を行うことを可能にされる。
【0042】
第11の態様によれば、本出願は、プログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。プログラム命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1の態様または第2の態様のいずれかによるTB PPDU伝送方法を行うことを可能にされる。
【0043】
本出願の実施形態によれば、より高い利得を得るために、電力スペクトル密度を増加させることなくSTAの送信電力が増加されることができる。
【0044】
本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は、実施形態を説明するために使用される添付図面を簡単に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0045】
図1】本出願の一実施形態による無線通信システムのアーキテクチャの概略図である。
図2a】本出願の一実施形態によるアクセスポイントの構造の概略図である。
図2b】本出願の一実施形態による局の構造の概略図である。
図3】20MHzのサブキャリア分布および連続RU分布の概略図である。
図4】40MHzのサブキャリア分布および連続RU分布の概略図である。
図5】80MHzのサブキャリア分布および連続RU分布の概略図である。
図6】アップリンクマルチユーザ伝送の概略フローチャートである。
図7A】802.11beトリガフレームのフレームフォーマットの概略図である。
図7B】802.11beトリガフレームのフレームフォーマットの概略図である。
図8】本出願の一実施形態によるTB PPDU伝送方法の概略フローチャートである。
図9】本出願の一実施形態による通信装置1の構造の概略図である。
図10】本出願の一実施形態による通信装置2の構造の概略図である。
図11】本出願の一実施形態による通信装置1000の構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0046】
以下は、本出願の実施形態における添付図面を参照して本出願の実施形態における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。
【0047】
本出願の説明では、特に指定されない限り、「/」は「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを指示しうる。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられた対象間の関連付け関係のみを説明し、3つの関係がありうることを指示する。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、Bのみが存在する、という3つの場合を指示しうる。加えて、「少なくとも1つ」は1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上の、を意味する。「以下の項目(部分)のうちの少なくとも1つ」またはその類似表現は、単一の項目(部分)または複数の項目(部分)の任意の組合せを含む、これらの項目の任意の組合せを指示する。例えば、a、bまたはcのうちの少なくとも1つの項目(部分)は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、またはa、bおよびcを指示しうる。a、bおよびcは各々、単数形であっても複数形であってもよい。
【0048】
本出願の説明において、「第1」および「第2」などの用語は、数または実行順序を限定するものではなく、「第1」および「第2」などの用語は、明確な差を指示するものではない。
【0049】
本出願において、「例」や「例えば」などの語は、例、説明例、または説明を与えることを表している。本出願において「例」、「一例では」、または「例えば」を使用することによって説明される実施形態または設計方式は、別の実施形態または設計方式よりも好ましいものとしても、より多くの利点を有するものとしても解釈されるべきではない。厳密には、「例」、「一例では」、「例えば」などの語の使用は、関連する概念を具体的に提示することを意図されている。
【0050】
本出願において、「するとき(when)」および「である場合(if)」は、装置がある客観的状況において対応する処理を行うことを意味するが、時間の制限を構成するものではなく、装置が実施中に決定動作を有することを必要とするものではなく、他の制限を意味するものではないことを理解されたい。
【0051】
本出願において、単数形で表される要素は、特に指定されない限り、「1つまたは複数」を指示することを意図されており、「ただ1つ」を表すものではない。
【0052】
本出願の実施形態において、「Aに対応するB」は、BがAと関連付けられており、BがAに基づいて決定されうることを指示することを理解されたい。しかしながら、Aに基づいてBを決定することは、BがAのみに基づいて決定されることを意味しないことをさらに理解されたい。Bは、代替的に、Aおよび/または他の情報に基づいて決定されてもよい。
【0053】
本出願においては、特に指定されない限り、実施形態または実施態様の同じかまたは同様の部分については、互いを参照されたい。本出願の実施形態および実施形態における実施態様/実施方法においては、特に指定されない限り、または論理的な矛盾が生じない限り、用語および/または説明は、一貫しており、異なる実施形態間および実施形態における実施態様/実施方法間で相互参照されてもよい。異なる実施形態および実施形態における実施態様/実施方法の技術的特徴は、それらの内部論理関係に基づいて新しい実施形態、実施態様、または実施方法を形成するように組み合わされてもよい。本出願の以下の実施態様は、本出願の保護範囲を限定することを意図されたものではない。
【0054】
本出願の実施形態で提供される方法の理解を容易にするために、以下は、本出願の実施形態で提供される方法のシステムアーキテクチャを説明する。本出願の実施形態で説明されるシステムアーキテクチャは、本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明することを意図されており、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対するいかなる制限も構成しないことが理解されよう。
【0055】
本出願で提供される技術的解決策は、様々な通信システム、例えば、802.11規格を使用するシステムに適用されうる。例えば、802.11規格は、802.11be規格または次世代802.11規格を含むが、これらに限定されない。本出願の技術的解決策は、APと1つもしくは複数のSTAとの間の通信、AP間の通信、またはSTA間の通信のシナリオに適用される。本出願の実施形態において、「通信」という用語は、「データ伝送」、「情報伝送」、または「伝送」としても説明されうる。
【0056】
図1は、本出願の一実施形態による無線通信システムのアーキテクチャの概略図である。図1に示されるように、無線通信システムは、1つまたは複数のAP(例えば、図1のAP100)と、1つまたは複数のSTA(例えば、図1のSTA200およびSTA300)とを含みうる。APおよびSTAは、WLAN通信プロトコルをサポートする。通信プロトコルは、802.11be(またはWi-Fi7、超高スループット(extremely high throughput、EHT)プロトコルと呼ばれる)を含んでもよく、802.11axや802.11acなどのプロトコルをさらに含んでもよい。当然ながら、通信プロトコルは、通信技術の継続的な進化および発展に伴う802.11beなどの次世代プロトコルをさらに含んでもよい。WLANが例として使用される。本出願における方法を実施するための装置は、WLAN内のAPもしくはSTAであっても、またはAPもしくはSTA内に実装されたチップもしくは処理システムであってもよい。
【0057】
任意選択で、本出願におけるアクセスポイント(例えば、図1のAP100)は、無線通信機能を有する装置であり、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)プロトコルを使用することによって通信を行うことをサポートし、WLANネットワーク内の別のデバイス(例えば、局や別のアクセスポイント)と通信する機能を有し、当然ながら、別のデバイスと通信する機能をさらに有していてもよい。WLANシステムにおいて、アクセスポイントは、アクセスポイント局(access point station、AP STA)と呼ばれうる。無線通信機能を有する装置は、デバイス全体であってもよいし、またはデバイス全体に実装されたチップもしくは処理システムであってもよい。チップまたは処理システムが実装されたデバイスは、チップまたは処理システムの制御下で、本出願の実施形態における方法および機能を実施しうる。本出願の実施形態におけるAPは、STAにサービスを提供する装置であり、802.11シリーズプロトコルをサポートしうる。例えば、APは、通信サーバ、ルータ、スイッチ、またはブリッジなどの通信エンティティであってもよい。APは、様々な形態のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局などを含みうる。当然ながら、APは、代替的に、本出願の実施形態における方法および機能を実施するために、様々な形態のこれらのデバイス内のチップまたは処理システムであってもよい。
【0058】
任意選択で、本出願における局(例えば、図1のSTA200やSTA300)は、無線通信機能を有する装置であり、WLANプロトコルを使用することによって通信行うことをサポートし、WLANネットワーク内の他の局またはアクセスポイントと通信する能力を有する。WLANシステムにおいて、局は非アクセスポイント局(non-access point station、non-AP STA)と呼ばれうる。例えば、STAは、ユーザがAPと通信し、WLANとさらに通信することを可能にする任意のユーザ通信デバイスである。無線通信機能を有する装置は、デバイス全体であってもよいし、またはデバイス全体に実装されたチップもしくは処理システムであってもよい。チップまたは処理システムが実装されたデバイスは、チップまたは処理システムの制御下で、本出願の実施形態における方法および機能を実施しうる。例えば、STAは、インターネットに接続することができるユーザ機器、例えば、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-mobile personal computer、UMPC)、ハンドヘルドコンピュータ、ネットブック、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、もしくは携帯電話であってもよいし、またはモノのインターネットにおけるモノのインターネットノード、車両のインターネットにおける車載通信装置、エンターテインメントデバイス、ゲームデバイスもしくはシステム、全地球測位システムデバイスなどであってもよい。STAは、代替的に、前述の端末内のチップおよび処理システムであってもよい。
【0059】
WLANシステムは、高速かつ低レイテンシの伝送を提供することができる。WLAN適用シナリオの継続的な発展に伴い、WLANシステムは、より多くのシナリオまたは産業、例えば、モノのインターネット産業、車両のインターネット産業、銀行業、企業オフィス、スタジアムの展示ホール、コンサートホール、ホテルの部屋、宿舎、病棟、教室、スーパーマーケット、広場、街路、生産現場、および倉庫に適用されるようになる。当然ながら、WLAN通信をサポートするデバイス(アクセスポイントや局など)は、スマートシティにおけるセンサノード(例えば、スマート水道メータ、スマート電気メータ、またはスマート空気検出ノード)、スマートホームにおけるスマートデバイス(例えば、スマートカメラ、プロジェクタ、ディスプレイ、テレビ、スピーカ、冷蔵庫、または洗濯機)、モノのインターネットにおけるノード、エンターテインメント端末(例えば、拡張現実(augmented reality、AR)デバイスや仮想現実(virtual reality、VR)デバイスなどのウェアラブルデバイス)、スマートオフィスにおけるスマートデバイス(例えば、プリンタや、プロジェクタや、ラウドスピーカや、スピーカ)、車両のインターネットにおける車両のインターネットデバイス、日常生活シナリオにおけるインフラストラクチャ(例えば、自動販売機や、スーパーマーケットのセルフサービスナビゲーションコンソールや、セルフサービスレジや、セルフサービス注文機)、大規模スタジアムまたは音楽会場におけるデバイスなどであってもよい。STAおよびAPの具体的な形態は、本出願の実施形態では限定されず、ここでの説明のための例にすぎない。
【0060】
802.11規格は、物理層(physical layer、PHY)および媒体アクセス制御(medium access control、MAC)層に焦点を当てていることを理解されたい。一例について図2aを参照されたい。図2aは、本出願の一実施形態によるアクセスポイントの構造の概略図である。APは、マルチアンテナ/マルチ無線周波数APであってもよいし、またはシングルアンテナ/シングル無線周波数APであってもよい。アンテナ/無線周波数は、データパケットを送信/受信するように構成されている(本明細書におけるデータパケットは、物理層プロトコルデータユニット、すなわちPPDUとも呼ばれる場合がある)。一実施態様では、APのアンテナ部分または無線周波数部分は、APの本体から分離されていてもよい、すなわち、リモートに配置されていてもよい。図2aでは、APは、物理層処理回路および媒体アクセス制御処理回路を含みうる。物理層処理回路は、物理層信号を処理するように構成されえ、MAC層処理回路は、MAC層信号を処理するように構成されうる。別の例について図2bを参照されたい。図2bは、本出願の一実施形態による局の構造の概略図である。図2bは、シングルアンテナ/無線周波数STAの構造の概略図である。実際のシナリオでは、STAは、代替的に、マルチアンテナ/マルチ無線周波数であってもよく、3つ以上のアンテナを有するデバイスであってもよい。アンテナ/無線周波数は、データパケットを送信/受信するように構成されている。一実施態様では、STAのアンテナ部分または無線周波数部分は、STAの本体から分離されていてもよい、すなわち、リモートに配置されていてもよい。図2bでは、STAは、PHY処理回路およびMAC処理回路を含みうる。物理層処理回路は、物理層信号を処理するように構成されえ、MAC層処理回路は、MAC層信号を処理するように構成されうる。
【0061】
前述の内容は、本出願の実施形態におけるシステムアーキテクチャについて簡単に説明している。本出願の実施形態における技術的解決策をよりよく理解するために、以下は、本出願の実施形態に関連する内容を説明する。
【0062】
1.リソースユニット(resource unit、RU)に基づくキャリアプラン(tone plan)
【0063】
802.11ax規格(高効率(high efficiency、HE)規格とも呼ばれる)は、20MHz、40MHz、80MHz、160MHz、および80+80MHzの帯域幅構成をサポートする。160MHzと80+80MHzとの違いは、160MHzが連続した周波数帯域であり、80+80MHzが2つの不連続な80MHzである(各80MHzは連続した周波数帯域である)ことにある。ユーザの超大帯域幅、超高伝送レート、および超高スループットの要件を満たすために、802.11be規格(EHT規格とも呼ばれる)は、帯域幅を160MHzから320MHzに拡張している。言い換えれば、802.11be規格は、320MHz/160+160MHzの帯域幅構成をサポートする。加えて、802.11be規格では、リソース割当てがRU単位で行われる。以下は、異なる帯域幅サイズのサブキャリア分布およびRU分布を別々に説明する。
【0064】
図3は、20MHzのサブキャリア分布およびRU分布の概略図である。図3に示されるように、帯域幅が20MHzであるとき、帯域幅全体(すなわち、20MHz)は、1つの242-tone RUを含むか、または26-tone RUと、52-tone RUと、106-tone RUとの様々な組合せを含む。各RUはデータサブキャリアおよびパイロットサブキャリアを含み、データサブキャリアはデータ情報を搬送するために使用され、パイロットサブキャリアは位相オフセットおよび/または周波数オフセットを推定するために使用される。RUに加えて、20MHz帯域幅は、いくつかのガード(guard)サブキャリア、ヌルサブキャリア、および/または直流(direct current、DC)サブキャリアをさらに含む。具体的には、RUに含まれるサブキャリアの範囲(subcarrier range)については、802.11axの表27-7を参照されたい。
【0065】
242-tone RUは、242個のサブキャリアを含むRUとして理解されうることを理解されたい。同様に、26-tone RUは、26個のサブキャリアを含むRUとして理解されえ、52-tone RUは、52個のサブキャリアを含むRUとして理解されえ、106-tone RUは、106個のサブキャリアを含むRUとして理解されうる。
【0066】
図4は、40MHzのサブキャリア分布およびRU分布の概略図である。図4に示されるように、帯域幅全体(すなわち、40MHz)は、1つの484-tone RUを含むか、または26-tone RUと、52-tone RUと、106-tone RUと、242-tone RUとの様々な組合せを含む。484-tone RUは、484個のサブキャリアを含むRUとして理解されうる。具体的には、RUに含まれるサブキャリアの範囲については、802.11axの表27-8を参照されたい。
【0067】
図5は、80MHzのサブキャリア分布およびRU分布の概略図である。図5に示されるように、帯域幅全体(すなわち、80MHz)は、1つの996-tone RUを含むか、または26-tone RUと、52-tone RUと、106-tone RUと、242-tone RUと、484-tone RUとの様々な組合せを含む。図5に示されるように、図5の484Lは、484-tone RU(すなわち、サブキャリア範囲[-500:-17]またはサブキャリア範囲[17:500])の左半分を表し、図5の484Rは、484-tone RUの右半分を表し、各半分は242個のサブキャリアを含む。これは、484+5DCの別の概略的な方法である。具体的には、RUに含まれるサブキャリアの位置については、802.11axの表27-8を参照されたい。996-tone RUは、996個のサブキャリアを含むRUとして理解されうる。本明細書における「左」および「右」は、周波数領域における中心位置に対する関係のみを指示する。484-tone RU[-500:-17]が例として使用される。実際の周波数領域リソースでは、「484L」は、484-tone RUの周波数領域中心に対する低周波数部分、すなわち、[-500:-259]を表し、「484R」は、484-tone RUの周波数領域中心に対する高周波数部分、すなわち[-258:-17]を表す。同様に、484-tone RU[17:500]が例として使用される。「484L」は[17:258]を示し、「484R」は[259:500]を示す。
【0068】
帯域幅が160MHzであるとき、帯域幅全体(すなわち、160MHz)は、80MHzの2つのサブキャリア分布の反復として理解されうる。帯域幅全体(すなわち、160MHz)は、2つの996-tone RUを含むか、または26-tone RUと、52-tone RUと、106-tone RUと、242-tone RUと、484-tone RUと、996-tone RUとの様々な組合せを含む。帯域幅が320MHzであるとき、帯域幅全体(すなわち、320MHz)は、80MHzの4つのサブキャリア分布の反復として理解されうる。ここでは詳細は1つ1つ説明されない。
【0069】
図3から図5に示される前述の様々なタイプのサブキャリア分布では、242-tone RUが単位として使用される。図3から図5の左端のRUが最も低い周波数にあり、図3から図5の右端のRUが最も高い周波数にあると仮定する。左から右へ、242-tone RUは、第1(1st)、第2(2nd)、…、および第16(16th)のように番号付けされうる。一例として320MHz帯域幅が使用され、この場合、無線フレーム内のデータ(Data)フィールドは最大16個の242-tone RUを占有することを理解されたい。言い換えれば、データフィールドにおいて、最大16個の242-tone RUが、周波数の昇順で16個の20MHzチャネルと1対1の対応関係にある。
【0070】
帯域幅に関して、26-tone RUは2MHzに対応し、52-tone RUは約4MHzに対応し、106-tone RUは約8MHzに対応し、242-tone RUは約20MHzに対応する。別のサイズのRUに対応する帯域幅が、それに対応して加算または乗算によって得られてもよい。ここでは詳細は説明されない。
【0071】
802.11be規格は1つのSTAへの複数のRUの割当てを可能にする、すなわち、複数のRUが組み合わされて1つのSTAに割り当てられるので、802.11be規格は複数リソースユニット(multiple RU、MRU)をサポートすることを理解されたい。言い換えれば、前述のいくつかのタイプのRUに加えて、802.11be規格はいくつかのMRUをさらに含む。例えば、1つの52-tone RUおよび1つの26-tone RUが52+26-tone MRUを構成し、1つの106-tone RUおよび1つの26-tone RUが106+26-tone MRUを構成する。例えば、1つの996-tone RUおよび1つの484-tone RUが996+484-tone MRUを構成し、2つの996-tone RUおよび1つの484-tone RUが2*996+484-tone MRUを構成し、3つの996-tone RUが3*996-tone MRUを構成し、3つの996-tone RUおよび1つの484-tone RUが3*996+484-tone RUを構成する。本明細書における記号「*」は、「乗算する」または「乗算」を表すことをさらに理解されたい。
【0072】
2.アップリンクマルチユーザ伝送
802.11axおよび802.11beでは、アップリンクマルチユーザ伝送が重要な技術である。図6は、アップリンクマルチユーザ伝送の概略フローチャートである。図6に示されるように、アップリンクマルチユーザ伝送手順は、APがアップリンクマルチユーザ伝送をトリガするためにトリガフレームを送信するステップであって、トリガフレームが1つまたは複数の局の識別子情報およびリソース割当て情報を搬送する、ステップと、トリガフレームを受信した後に、各局が、TB PPDUをを使用することによって割り当てられたリソースユニット(RU)上でアップリンクデータフレームを送信し、短いフレーム間間隔(short interframe space、SIFS)の後に、APによって送信された確認応答(block acknowledge、BA)フレームを受信するステップと、を含む。
【0073】
任意選択で、図7Aおよび図7Bは、802.11beトリガフレームのフレームフォーマットの概略図である。図7Aおよび図7Bに示されるように、802.11beのトリガフレームは、共通情報フィールドおよびユーザ情報リストフィールドを含むが、これらに限定されない。共通情報フィールドは、すべてのSTAによって読み取られる必要がある共通情報を含む(ここでのSTAは、HE STAおよびEHT STAの少なくとも一方を含む)。本明細書におけるEHT STAは、EHTプロトコルをサポートするだけでなく、HEプロトコルおよび以前のプロトコルとも互換性を有する局である。いくつかのシナリオおよび実施形態では、本出願におけるHE STAは、せいぜいHEプロトコルをサポートするが、将来のWi-Fiプロトコル、例えばEHTプロトコルをサポートしない。しかしながら、本出願では、すべてのHE STAが将来のWi-Fiプロトコルをサポートすることができないように限定されると理解されてはならない。共通情報フィールドは、アップリンク帯域幅(UL BW)サブフィールドを含むが、これに限定されない。アップリンク帯域幅サブフィールドは、総アップリンク伝送帯域幅を指示するために、特殊ユーザ情報フィールド内のアップリンク帯域幅拡張サブフィールド(UL BW Extension subfield)と共に使用される。ユーザ情報リストフィールドは、1つの特殊ユーザ情報フィールド(関連付け識別子12サブフィールドの値は2007に等しい)、および1つまたは複数のEHTバリアントユーザ情報フィールドを含むが、これらに限定されない。特殊ユーザ情報フィールドは、すべてのEHT STAによって読み取られる必要がある共通情報を含む。1つのEHTバリアントユーザ情報フィールドは、1つのEHT STAによって読み取られる必要がある情報を含む。1つのEHTバリアントユーザ情報フィールドは、関連付け識別子12(association identification 12、AID12)サブフィールド、およびRU割当て(RU allocation)サブフィールドを含むが、これらに限定されない。AID12サブフィールドは、STAの関連付け識別子を指示し、RU割当てサブフィールドは、STA(すなわち、AID12サブフィールドによって指示されるSTA)に割り当てられた特定のリソースユニットの位置を指示する。
【0074】
EHT STAの場合、EHT STAに割り当てられたRUまたはMRUは、トリガフレーム内の以下のサブフィールド、すなわち、リソースユニット割当てサブフィールド(RU Allocation subfield)、アップリンク帯域幅サブフィールド(UL BW subfield)、アップリンク帯域幅拡張サブフィールド(UL BW Extension subfield)、およびプライマリ/セカンダリ160サブフィールド(PS160 subfield)を一緒に使用することによって指示されうる。図7Aおよび図7Bに示されるトリガフレームのフォーマットから、共通情報フィールドは特殊ユーザ情報フィールド存在指示サブフィールドを含むことが分かる。特殊ユーザ情報フィールド存在指示サブフィールドは、ユーザ情報フィールド内に特殊ユーザ情報フィールドが存在するかどうかを指示する。局によって送信されたEHT TB PPDUの場合、EHT TB PPDUの帯域幅は、UL BWサブフィールドとUL BW拡張サブフィールドの両方によって決定される。RU割当てサブフィールドのB0と、RU割当てサブフィールドのB7-B1と、PS160との間のマッピング関係が、以下の表1に示されている。
【0075】
表1の帯域幅(Bandwidth)は、UL BWサブフィールドとUL BW拡張サブフィールドの両方によって決定され、Nは、式N=2*X1+X0に従って得られうる。X1およびX0の値については、以下の表2を参照されたい。表2は、論理パラメータPS160およびB0から物理パラメータX1およびX0への変換を示す。
表1:802.11beトリガフレーム内のRU割当てサブフィールドおよびPS160サブフィールドの解釈
【0076】
【表1A】
【表1B】
【表1C】
【0077】
【表2】
【0078】
表2では、P80はプライマリ80MHzチャネルを表し、S80はセカンダリ80MHzチャネルを表し、S160はセカンダリ160MHzチャネルを表すことを理解されたい。
【0079】
表2の周波数帯域構成は、絶対周波数におけるP80、S80、およびS160のシーケンスを指す。左から右に、低周波数から高周波数までが順番に表されている。例えば、[P80 S80]は、プライマリ80MHzチャネルが周波数の昇順で最初の80MHzチャネルであり、セカンダリ80MHzチャネルが周波数の昇順で2番目の80MHzチャネルであることを指示し、すなわち言い換えれば、[P80 S80]は、プライマリ80MHzチャネルが低80MHzチャネルであり、セカンダリ80MHzチャネルが高80MHzチャネルであることを指示する。別の例として、[S80 P80 S160]は、セカンダリ80MHzチャネルが低160MHzチャネルの低80MHzチャネルであり、プライマリ80MHzチャネルが低160MHzチャネルの高80MHzチャネルであり、セカンダリ160MHzチャネルが高160MHzチャネルであることを指示する。
【0080】
3.分散(Distributed)RU/離散RU
低電力屋内(Low Power Indoor、LPI)通信シナリオでは、最大送信電力および最大電力スペクトル密度が制限される。最大電力スペクトル密度は、最大電力よりも厳密に制限され、許容される最大送信電力は、通常、電力スペクトル密度によってより多く制限される。最大電力スペクトル密度の制限により、単一の連続RUの送信電力が制限される。本出願における連続RUは、複数の隣接したサブキャリアを含むRUであるか、または連続RUは、2グループの隣接したサブキャリアを含むRUであることを理解されたい。隣接したサブキャリアの各グループに含まれる複数のサブキャリアは隣接しており、2グループの隣接したサブキャリアは、ガードサブキャリア、ヌルサブキャリア、または直流サブキャリアのみによって離間されている。当然ながら、連続RUは、別の名称を有していてもよい。連続RUの名称は、本出願では限定されない。
【0081】
最大電力スペクトル密度は、1MHzの最大送信電力を指す、すなわち言い換えれば、最大電力スペクトル密度は、1MHzの送信電力がxdBm(dBm=10lg(mW)、lgは10を底とする対数を表す)を超えない形態で制限される。最大電力スペクトル密度の最小粒度は1MHzである。したがって、1MHzの送信電力が変更されない場合、すなわち、電力スペクトル密度が変更されない場合、送信電力を増加させるために、離散RU技術、または分散RU技術と呼ばれるものが提供される。離散RU/分散RUは、連続RUに対応する。離散RUは、周波数領域において離散的な複数のサブキャリアを含む。複数の離散サブキャリアの一部が離散していても、または全部が離散していてもよい。言い換えれば、複数の離散サブキャリアは、周波数が連続したサブキャリアの一部と、周波数が不連続なサブキャリアの一部とを含んでもよいし、またはすべての複数の離散サブキャリアの周波数が不連続であってもよい。本明細書における「離散RU」、「分散RU」、および「DRU」は、互換的に使用されることを理解されたい。本明細書における離散RU/分散RU/DRUは、サブキャリアが周波数領域において離散的なRUであることをさらに理解されたい。言い換えれば、この特性を有するRUが、本明細書では離散RU/分散RU/DRUと呼ばれる。しかしながら、実際には、この特性を有するRUは、代替的に別の名称を有していてもよい。これは、本出願では限定されない。
【0082】
同数のサブキャリアを含む離散RUおよび連続RUについて、周波数領域における低周波数開始位置から高周波数終了位置まで離散RUによって範囲とされる帯域幅は、連続RUによって占有される周波数領域の帯域幅より大きい。このようにして、最大電力スペクトル密度が同じであるとき、離散RUの総送信電力は、連続RUの総送信電力よりも高い。言い換えれば、電力スペクトル密度が制限されるとき、限られた数のサブキャリア(例えば、連続した26-tone RUに含まれる26個のサブキャリア)はより大きい帯域幅上に離散化され、すなわち、より多くのサブキャリア(例えば、2つの連続した26-tone RU内の奇数のサブキャリア)になり、そのため、送信電力が増加されることができる。したがって、連続RUと比較して、離散RUをを使用することによってデータ伝送が行われるとき、単一のRUの送信電力が増加されることができ、そのため、単一のサブキャリア上の送信電力が増加し、信号対雑音比(signal-to-noise ratio、SNR)が増加する。
【0083】
本出願の実施形態では、ユーザ(STA)の1つの送信プロセスにおいて、STAに割り当てられたリソースブロックRU内のすべてのサブキャリア上の送信電力は同じであることが理解されよう。一例として、78.125kHzのキャリア間隔が使用される。1MHzは、12.8(約13)個のサブキャリアを含む。1MHzの送信電力はp mW(すなわち、最大電力スペクトル密度)を超えないと仮定する。任意の13個の隣接したサブキャリア内の信号を搬送するサブキャリアの数の最大値は、各サブキャリア上の平均電力を決定し、さらに信号の送信電力を決定するために使用される。信号の送信電力は、各サブキャリア上の平均電力とサブキャリアの数との積に等しい。例えば、任意の13個の隣接したサブキャリア(1MHz)内の最大5つのサブキャリアが信号を搬送し、1MHz帯域幅上の各サブキャリアの平均電力は(p/5)mWであると仮定する。任意の13個の隣接したサブキャリア(1MHz)内の最大2つのサブキャリアが信号を搬送し、1MHz帯域幅上の各サブキャリア上の平均電力は(p/2)mWであると仮定する。言い換えれば、最大電力スペクトル密度が与えられたとき、任意の13個の隣接したサブキャリア内の信号を搬送するサブキャリアの数が多いほど、各サブキャリア上の平均電力が低く、総送信電力が低いことを指示する。STAに割り当てられたリソースユニットは離散26-tone RUである、すなわち、信号を搬送するサブキャリアの数は26であると仮定されることが分かる。任意の13個の隣接したサブキャリア内の最大2つのサブキャリアが信号を搬送する、すなわち、離散26-tone RUによって占有される帯域幅が26/2=13MHzである場合、1MHz帯域幅上の各サブキャリア上の平均電力は(p/2)mWである。この場合、離散26-tone RUの総送信電力は、サブキャリア上の総送信電力に基づいて計算されてもよく、具体的には、(p/2)*26mWであるか、または、サブキャリアによって占有される帯域幅に基づいて計算されてもよく、具体的には13*p mWである。STAに割り当てられたリソース要素が26-tone連続RUである場合、26-tone連続RUは26個の隣接したサブキャリア(2グループの13個の隣接したサブキャリア)を含む、すなわち、26-tone連続RUによって占有される帯域幅は2MHzであるため、1MHz帯域幅上の各サブキャリア上の平均電力は(p/13)mWである。この場合、連続した26-tone RUの総送信電力は、サブキャリア上の総送信電力に基づいて計算されてもよく、具体的には、(p/13)*26mWであるか、または、サブキャリアによって占有される帯域幅に基づいて計算されてもよく、具体的には2*p mWである。これと比較して、同じ最大電力スペクトル密度では、離散26-tone RUの総送信電力は、連続した26-tone RUの総送信電力の6.5倍である。
【0084】
リソースユニットに含まれるサブキャリアは、より大きい帯域幅(連続RUによって占有される帯域幅よりも大きい)上に離散化される。この場合、送信電力は増加されることができるが、各リソースユニットに含まれる特定のサブキャリアは決定されない。したがって、本出願は、20MHz帯域幅上の離散RU/分散RUのキャリアプラン(tone plan)の設計を提供する。分散RUのキャリアプランは、アップリンクまたはダウンリンク伝送に適用されうる。例えば、分散RUは、アップリンクマルチユーザ伝送に適用される。本出願はTB PPDU伝送方法を提供する。複数のユーザ(またはSTA)は、離散RUを交互に送信する。帯域幅が特定されており、電力スペクトル密度要件が満たされる条件では、この方法は、連続RUが使用される伝送方法と比較して、各ユーザの送信電力を増加させることができる。さらに、複雑さを低減するために、連続RUシグナリング指示方法が再利用されてもよい。
【0085】
以下で、より多くの添付図面を参照して、本出願で提供される技術的解決策を詳細に説明する。
【0086】
任意選択で、本出願における局は、図1に示されている任意のSTA、例えばSTA200でありうる。本出願におけるアクセスポイントは、図1に示される任意のAP、例えばAP100でありうる。本出願における局とアクセスポイントの両方が802.11beプロトコルをサポートし、他のWLAN通信プロトコル、例えば、802.11axや802.11acなどのプロトコルをさらにサポートしうる。本出願における局およびアクセスポイントは、802.11beの次世代プロトコルをさらにサポートしうることを理解されたい。言い換えれば、本出願で提供される方法は、802.11beプロトコルだけでなく、802.11beの次世代プロトコルにも適用可能である。
【0087】
図8は、本出願の一実施形態によるTB PPDU伝送方法の概略フローチャートである。図8に示されるように、TB PPDU伝送方法は、以下のステップを含むが、これらに限定されない。
【0088】
S101:アクセスポイントAPが、トリガフレーム(triggering frame)を送信し、トリガフレームは離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報は局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、局の動作帯域幅は20MHzであり、DRUは事前定義された離散リソースブロックDRUのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は1より大きい。
【0089】
具体的には、事前定義されたDRUについては、後続の実施態様のリソースブロックを参照されたい。
【0090】
ここでは、1つまたは複数の局があってもよく、アクセスポイントは、対応するDRUを1つまたは複数の局の各々に割り当てる。加えて、1つまたは複数の局が分散RUを使用することによって伝送を行うための伝送帯域幅は、20MHzである。本明細書における伝送帯域幅は、1つまたは複数の局がアップリンク伝送を行うためのチャネル帯域幅または動作帯域幅として理解されてもよい。
【0091】
20MHz帯域幅は、アップリンクマルチユーザSTA伝送のための動作帯域幅であってもよいし、またはアップリンクマルチユーザ伝送のための動作帯域幅の一部であってもよいことにさらに留意されたい。例えば、APによってスケジュールされたアップリンクマルチユーザ伝送のための動作帯域幅は、20MHzに等しくてもよいし、または20MHzより大きくてもよい。APによってスケジュールされたアップリンクマルチユーザ伝送のための動作帯域幅が20MHzより大きいとき、1つの可能な実施態様では、APによってスケジュールされた局内の1つまたは複数の局は分散RUを使用することによって伝送を行い、1つまたは複数の局によって使用される1つまたは複数の分散RUによって占有されるチャネル帯域幅は20MHzである。伝送に分散RUを使用する局の一部以外の局は、伝送に連続RUを使用する。連続RUによって占有されるチャネル帯域幅は、APによってスケジュールされたアップリンクマルチユーザ伝送のための動作帯域幅から分散RUのチャネル帯域幅を差し引いたものである。例えば、アップリンクマルチユーザ伝送のための動作帯域幅は320MHzであり、20MHzは分散RUの伝送に使用され、残りの300MHzは連続RUに使用されうる。このようにして、大きい帯域幅上(20MHzより大きい帯域幅は大きい帯域幅とみなされうる)での分散RUと連続RUとのハイブリッド伝送。
【0092】
S102:局はトリガフレームを受信する。
【0093】
S103:局は、トリガフレーム内のDRU指示情報の指示に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定する。
【0094】
DRUは、複数の離散データサブキャリアを含む。複数の離散データサブキャリアの半分のインデックスは正の整数であり、複数の離散データサブキャリアの残り半分のインデックスは負の整数である。複数の離散データサブキャリア内の2つの隣接したデータサブキャリアは、少なくとも1つのサブキャリアによって離間されている。
【0095】
S104:局は、DRUを使用することによってトリガベースの物理層プロトコルデータユニットTB PPDUを送信する。
【0096】
S105:アクセスポイントは、DRU上でTB PPDUを受信する。
【0097】
この実施形態におけるトリガフレームは、様々な可能なフレームフォーマットを有していてもよく、規格で指定されたMACフレーム内の制御フレームの1タイプであってもよく、このタイプの制御フレームはトリガフレーム(trigger frame)と呼ばれ、例えば、802.11beのトリガフレームであるか、またはトリガ機能を有する別のMACフレームであってもよいことが理解されよう。トリガ機能を有する別のMACフレームは、TRS(triggered response scheduling、トリガ応答スケジューリング)機能とも呼ばれる場合があり、この機能は、一般に、MACフレームに含まれるTRS Control subfield(TRS制御サブフィールド)を使用することによって実施される。1つの具体例では、ステップS101のDRU指示情報は、トリガフレーム内のuser info field(ユーザ情報フィールド)内のRU allocation(RU割当て)フィールドで搬送されうるか、または別のMACフレーム内のTRS Control subfield内のRU allocationフィールドで搬送されうる。
【0098】
具体的には、DRU指示情報は、局に割り当てられたDRUのサイズおよび位置を指示する。DRUのサイズはDRU内のサブキャリアの数を指し、DRUの位置は、周波数領域におけるDRU内のサブキャリアの位置を指す。一般に、サブキャリアインデックス範囲(subcarrier index range)は、周波数領域におけるDRU内のサブキャリアの位置を指示する。DRUのサイズおよび位置は、規格で事前定義されたサイズおよび位置である。DRU指示情報は、事前定義されたRU Allocation subfield(RU割当てサブフィールド)であってもよい。表1を参照されたい。表1において、「RUまたはMRUインデックス」は、DRUの事前定義された論理インデックスである。DRUの論理インデックスおよびDRUに含まれるサブキャリアのインデックスのセットについては、後続の表4aから表12のいずれか1つを参照されたい。
【0099】
任意選択で、APは、20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプランおよび20MHz帯域幅上の各サブキャリアの信号品質に基づいて、1つまたは複数の局に割り当てられるべき分散RUを決定する。例えば、APは、比較的良好な品質を有するサブキャリアを含む分散RUを局に割り当てる。APはトリガフレームを送信する。トリガフレームは、アップリンクマルチユーザ伝送をトリガするために使用され、トリガフレームは、1つまたは複数の局のDRU指示情報を含む。これに対応して、APは、トリガフレームを受信するようにアップリンクマルチユーザ伝送の各局をスケジュールする。理解を容易にするために、1つの局が本出願のこの実施形態における説明の例として使用される。トリガフレームのフレームフォーマットは、図7Aおよび図7Bに示されるとおりであってもよい。ここでは詳細は再度説明されない。トリガフレームに含まれるDRU指示情報は、局に割り当てられたDRU(サイズおよび位置を含む)を指示する。DRUは分散/離散RUであってもよく、DRUのサイズは、242-tone RUのサイズより小さくてもよい(すなわち、DRUの帯域幅は20MHz未満である)。DRU指示情報は、RU割当てサブフィールド、アップリンク帯域幅サブフィールド、アップリンク帯域幅拡張サブフィールド、およびプライマリ/セカンダリ160サブフィールドを含む。DRU指示情報の指示方法については、以下の表3を参照されたい。表3は表1と同様であり、違いは、表1のRUが表3のDRUに置き換えられていることにある。表3のMDRUは、対応するDRUを組み合わせることによって得られるより大きなDRUである。組合せ原理は、連続RUを組み合わせてMRUにする原理と一致する。ここでは詳細は説明されない。言い換えれば、APは、表1の方法でSTAにリソースユニットを割り当ててもよい。言い換えれば、本出願のこの実施形態では、既存の連続RU指示方法が、STAに離散リソースブロックを割り当てるために再利用されてもよく、そのため、互換性を改善されることができ、製品実装の複雑さが低減されることができる。
【0100】
【表3A】
【表3B】
【表3C】
【0101】
APは、アップリンク伝送を行うように複数のSTAを同時にスケジュールしうるので、APは、各STAに割り当てられたリソースユニットおよび20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプランに基づいて、どのサブキャリア上のデータが同じSTAに属するかを決定してもよく、そのためAPは異なるSTAからのアップリンクデータを区別できることを理解されたい。
【0102】
任意選択で、トリガフレームは、局が分散RUを使用するか連続RUを使用するかを指示する指示情報を含む。トリガフレームを受信した後に、局は、指示情報に基づいて、スケジュールされたRUのタイプ、すなわち、スケジュールされたRUが分散RUであるか連続RUであるかを知りうる。このようにして、シグナリングオーバーヘッドを増加させることなく、分散RUおよび連続RUが互換的に使用されることができる。任意選択で、指示情報は、トリガフレームの共通情報フィールド(Common info Field)内のサブフィールドで搬送されてもよい。Common info Field内のサブフィールドは、トリガフレームの共通情報フィールド内の予約済みフィールド(11beにおける予約済みフィールド)であってもよいし、または別のフィールドであってもよい。これは、本出願では特に限定されない。トリガフレームの共通情報フィールド内の予約済みフィールドが指示情報を搬送するために使用される場合、予約済みフィールドが使用され、予約済みフィールドとみなされなくなる。本明細書におけるトリガフレームは、代替的に、TRS機能を有するMACフレームで置き換えられてもよく、局が分散RUを使用するか連続RUを使用するかを指示する指示情報は、予約ビットまたはTRSサブフィールドの新たに追加されたサブフィールドに位置してもよいことを理解されたい。同様に、予約ビットが使用されるとき、予約ビットはもはや予約ビットとみなされなくなる。
【0103】
1つの可能な実施態様では、データサブキャリアに加えて、DRUはパイロットサブキャリアをさらに含む。局は、DRUに含まれるデータサブキャリアを使用することによってTB PPDUのデータ情報を送信し、DRUに含まれるパイロットサブキャリアを使用することによってTB PPDUのパイロット情報を送信しうる。
【0104】
APによって送信されたトリガフレームを受信した後、STAは、トリガフレーム内のDRU指示情報の指示に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定しうることが理解されよう。DRUに含まれる特定のサブキャリアは、20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプラン(tone plan)に基づいて決定されうる。本出願の複数の実施態様が、20MHz帯域幅上の分散RUに対して異なるキャリアプラン(tone plan)を提供する。詳細については、以下の実施形態を参照されたい。
【0105】
分散RUのキャリアプランでは、20MHz帯域幅は9つの26-tone DRUを含み、各26-tone DRUは24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。
【0106】
分散RUのキャリアプランは、代替的に、20MHz帯域幅が4つの52-tone DRUを含み、各52-tone DRUが2つの26-tone DRUの組合せとみなされうること、を含んでもよい。言い換えれば、各52-tone DRUは、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。
【0107】
分散RUのキャリアプランは、代替的に、20MHz帯域幅が2つの106-tone DRUを含み、各106-tone DRUが2つの52-tone DRUと2つの補助サブキャリアとの組合せとみなされうること、を含んでもよい。2つの52-tone DRUは8つのパイロットサブキャリアを含み、1つの106-tone DRUは4つのパイロットサブキャリアしか必要としないので、任意選択で、8つのパイロットサブキャリアから4つのパイロットサブキャリアが106-tone DRUのパイロットサブキャリアとして選択され、他の4つのパイロットサブキャリアは106-tone DRUのデータサブキャリアとして使用される。言い換えれば、各106-tone DRUは、100個のデータサブキャリアと、2つの補助サブキャリアと、4つのパイロットサブキャリアとを含む。補助サブキャリアもデータサブキャリアであるので、これは、各106-tone DRUが102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含むことと等価である。26-tone DRUは、26個のサブキャリアを含む分散RUとして理解されてもよく、DRU26と略称される場合もある。同様に、52-tone DRUは、52個のサブキャリアを含む分散RUとして理解されてもよく、DRU52と略称される場合もあり、106-tone DRUは、106個のサブキャリアを含む分散RUとして理解されてもよく、DRU106と略称される場合もある。他のサイズ/サイズのDRUも同様の理解を有し、対応する略称を有しうることをさらに理解されたい。ここでは詳細は1つ1つ説明されない。
【0108】
具体的には、前述の実施態様における26-tone DRU、52-tone DRU、および106-tone DRUに含まれるサブキャリアについては、以下の説明を参照されたい。
【0109】
20MHz帯域幅上には合計256個のサブキャリアがあり、256個のサブキャリアのインデックスは[-128:127]、具体的には-128、-127、-126、…、-1、0、1、…、125、126、および127として表されうることを理解されたい。本出願におけるサブキャリアのインデックスは、周波数の昇順で番号付けされうる。具体的には、最も小さいインデックス値のサブキャリアが最も低い周波数に対応し、最も大きいインデックス値のサブキャリアが最も高い周波数に対応する。20MHz帯域幅上のガードサブキャリアのインデックスは[-128:-123,123:127]であり、20MHz帯域幅上の直流サブキャリアのインデックスは[-3:3]である。データサブキャリアおよびパイロットサブキャリアのインデックスは[-122:-4,4:122]である。具体的には、20MHz帯域幅上の異なるサイズ/サイズのリソースユニットに対応するデータサブキャリアの総数およびパイロットサブキャリアの総数については、以下の説明を参照されたい。ここでは詳細は説明されない。
【0110】
20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプランの設計中に、インデックスが[-122:-4,4:122]であるデータサブキャリアおよびパイロットサブキャリアが初期サブキャリアセットとして使用されてもよく、対応するサイズの分散RUに対応するデータサブキャリアセットおよびパイロットサブキャリアセットが初期サブキャリアセットから選択されることに留意されたい。例えば、その分散RUサイズが26-toneであるDRUの場合、20MHz帯域幅は、9つの26-tone DRUを含んでもよく、各26-tone DRUは、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。例えば、[-122:-4,4:122]内の24*9個のデータサブキャリアがデータサブキャリアセットとして使用されてもよく、次いで、データサブキャリアセットを除く初期サブキャリアセット[-122:-4,4:122]内の一部がパイロットサブキャリアセットとして使用される。より大きな分散RUのデータサブキャリアセットおよびパイロットサブキャリアセットが、26-tone DRUのデータサブキャリアセットおよびパイロットサブキャリアセットに基づいて調整されてもよいし、または対応するデータサブキャリアセットおよび対応するパイロットサブキャリアセットが、対応するサイズのDRU(例えば、52-tone RU、106-tone RU、または242-tone RU)に基づいて再決定される。これは、本出願では限定されない。さらに、STAの送信電力が増加されることができる限り、どのサブキャリアがデータサブキャリアセットおよびパイロットサブキャリアセットとして具体的に使用されるかは、本出願では限定されない。26-tone DRUが例として使用される。インデックス[-122:-4,4:122]の中間部分が、20MHz帯域幅上のデータサブキャリアセットとして使用されてもよく、データサブキャリアセットを除くサブキャリアセット[-122:-4,4:122]内の一部分が、パイロットサブキャリアセットとして使用される。本明細書における中間部分は、その正および負の周波数(正および負のサブキャリアインデックス)が中心周波数(インデックスが0であるサブキャリア)に対して対称であるサブキャリアとして理解されうる。代替的に、データサブキャリアセットは、[-122:-4,4:122]のすべての中間部分を含まなくてもよい。中間部分は、いくつかのサブキャリアによって左右にシフトされてもよい。言い換えれば、データサブキャリアセットの負のサブキャリアインデックスと正のサブキャリアインデックスとは完全に対称ではない。
【0111】
本出願のこの実施形態では、正および負の周波数帯域上のサブキャリアの一部分(すなわち、インデックスが[-122:-4,4:122]であるサブキャリア)が20MHz帯域幅上のデータサブキャリアセットとして使用され、データサブキャリアセットを除くサブキャリアセット[-122:-4,4:122]内の一部分がパイロットサブキャリアセットとして使用される例が具体的な説明に使用される。
【0112】
例1:20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプラン(20MHz tone plan)では、インデックスが[-115:-8,8:115]である216個のサブキャリアが、20MHz帯域幅上のデータサブキャリアセットとして使用され、サブキャリア範囲が[-122:-116,-7:-4,4:7,114:122]である22個のサブキャリアのうちの18個が、パイロットサブキャリアとして使用され、他の4つサブキャリアは、(26-tone RUおよび52-tone RUのための)ヌルサブキャリアとして使用されるか、または2つの106-tone RUの補助サブキャリアとして使用される。
【0113】
20MHz tone planにおいて、20MHz帯域幅上の26-tone DRUに含まれるサブキャリアは以下の表4aに示されている。表4aから、インデックスが1から9である26-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-115、-114、-113、-112、-111、-110、-109、-108、および-107であることが分かる。各26-tone DRUについて、各26-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計24個のデータサブキャリア)において、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、8つのサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は9であり、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、8つのサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は9であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、23個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は24である。隣接した26-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU26内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU26内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。iおよびjは両方とも正の整数である。例えば、DRU26-1(すなわち、インデックスが1であるDRU)内の(インデックスが-115である)第1のデータサブキャリアは、DRU26-2(すなわち、インデックスが2であるDRU)内の(インデックスが-114である)第1のデータサブキャリアと隣接しており、DRU26-4(すなわち、インデックスが4であるDRU)内の(インデックスが-94である)第3のデータサブキャリアは、DRU26-5(すなわち、インデックスが5であるDRU)内の(インデックスが-93である)第3のデータサブキャリアとDRU26-3(すなわち、インデックスが3であるDRU)内の(インデックスが-95である)第3のデータサブキャリアの両方と隣接している。
【0114】
加えて、26-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、インデックスが1から9である26-tone DRUの各々が2つのパイロットサブキャリアを含み、パイロットサブキャリアの開始インデックスはそれぞれ-7、-6、-5、-4、-122、-121、-120、-119、および-118である。インデックスが5である26-tone DRUに含まれる2つのパイロットサブキャリアは243個のサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが5である26-tone DRUに含まれる2つのパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は244であり、インデックスが5である26-tone DRUを除く他の8つのDRU26の各々に含まれるパイロットサブキャリアは124個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが5である26-tone DRUを除く他の8つのDRU26の各々に含まれるパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は125である。
【0115】
【表4】
【0116】
表4aに示される20MHz帯域幅上の各26-tone DRUに含まれるデータサブキャリアは、代替的に、別の形態で表されてもよい。例えば、各26-tone DRUに含まれる、インデックスが正の数であるデータサブキャリアおよびインデックスが負の数であるデータサブキャリアは、等間隔のシーケンス、すなわち[a:b:c]を使用することによって別々に表されてもよく、aはサブキャリアインデックス開始値を表し、bは隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値を表し、cはサブキャリアインデックス終了値を表す。具体的には、インデックスが1であるDRU26(DRU26-1)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-115:9:-16]および[8:9:107]として表される。インデックスが2であるDRU26(DRU26-2)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-114:9:-15]および[9:9:108]として表される。インデックスが3であるDRU26(DRU26-3)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-113:9:-14]および[10:9:109]として表される。インデックスが4であるDRU26(DRU26-4)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-112:9:-13]および[11:9:110]として表される。インデックスが5であるDRU26(DRU26-5)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-111:9:-12]および[12:9:111]として表される。インデックスが6であるDRU26(DRU26-6)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-110:9:-11]および[13:9:112]として表される。インデックスが7であるDRU26(DRU26-7)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-109:9:-10]および[14:9:113]として表される。インデックスが8であるDRU26(DRU26-8)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-108:9:-9]および[15:9:114]として表される。インデックスが9であるDRU26(DRU26-9)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-107:9:-8]および[16:9:115]として表される。簡潔には、表4aは表4bに置き換えられうる。
【0117】
【表5】
【0118】
前述の分散RUのキャリアプランでは、20MHz帯域幅は4つの52-tone DRUを含んでもよく、各52-tone DRUが2つの26-tone DRUを含むとみなされうる。具体的に含まれるサブキャリアは、以下の表5に示されている。表5から、インデックスが1から4である52-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-115、-114、-113、および-112であることが分かる。各52-tone DRUについて、各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)では、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値とが[5,4]として交互に現れる、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数とが[4,3]として交互に現れる。例えば、各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)内の最初の24個のデータサブキャリア(インデックスがすべて負の数である24個のデータサブキャリア)では、第1のデータサブキャリアと第2のデータサブキャリアとは4つのサブキャリアだけ離間されており、第2のデータサブキャリアと第3のデータサブキャリアとは3つのサブキャリアだけ離間されており、第3のデータサブキャリアと第4のデータサブキャリアとは4つのサブキャリアだけ離間されており、第4のデータサブキャリアと第5のデータサブキャリアとは3つのサブキャリアだけ離間されており、第5のデータサブキャリアと第6のデータサブキャリアとは4つのサブキャリアだけ離間されており、第6のデータサブキャリアと第7のデータサブキャリアとは3つのサブキャリアだけ離間されており、以下同様である。同様に、各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)内の最後の24個のデータサブキャリア(インデックスがすべて正の数である24個のデータサブキャリア)もこの関係を満たす。各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)において、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、18個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は19である。隣接した52-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU52内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU52内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。例えば、DRU52-1(すなわち、インデックスが1であるDRU)内の(インデックスが-115である)第1のデータサブキャリアは、DRU52-2(すなわち、インデックスが2であるDRU)内の(インデックスが-114である)第1のデータサブキャリアと隣接している。別の例として、DRU52-2(すなわち、インデックスが2であるDRU)内の(インデックスが-105である)第3のデータサブキャリアは、DRU52-3(すなわち、インデックスが3であるDRU)内の(インデックスが-104である)第3のデータサブキャリアとDRU52-4(すなわち、インデックスが4であるDRU)内の(インデックスが-103である)第3のデータサブキャリアの両方と隣接している。
【0119】
加えて、52-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、各DRU52に含まれる4つのパイロットサブキャリアにおいて、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアおよびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、113個のサブキャリアだけ各々離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値、およびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は、各々114であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、10個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は11である。
【0120】
【表6】
【0121】
20MHz tone planでは、20MHz帯域幅は、2つの106-tone DRUを含んでもよく、各106-tone DRUは、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。各106-tone DRUは、2つの52-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含むとみなされうる。言い換えれば、各106-tone DRUは、代替的に、4つの26-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含むとみなされてもよい。具体的に含まれるサブキャリアは以下の表6に示されている。106-tone DRU内のパイロットサブキャリア、補助サブキャリア、およびパイロットサブキャリアから切り替えられたデータサブキャリアは考慮されない。この場合、表6から、インデックスが1および2である106-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-115および-114であることが分かる。各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個のデータサブキャリアであり、96個のデータサブキャリアはここでは、106-tone DRUに含まれる2つの52-tone DRU内のデータサブキャリアである)では、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数とが[1,2,1,1]として交互に現れる、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値とが[2,3,2,2]として交互に現れる。例えば、各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個)内の最初の48個のデータサブキャリア(インデックスが負の数である48個のデータサブキャリア)では、第1のデータサブキャリアと第2のデータサブキャリアとは1つのサブキャリアだけ離間されており、第2のデータサブキャリアと第3のデータサブキャリアとは2つのサブキャリアだけ離間されており、第3のデータサブキャリアと第4のデータサブキャリアとは1つのサブキャリアだけ離間されており、第4のデータサブキャリアと第5のデータサブキャリアとは1つのサブキャリアだけ離間されており、第5のデータサブキャリアと第6のデータサブキャリアとは1つのサブキャリアだけ離間されており、第6のデータサブキャリアと第7のデータサブキャリアとは2つのサブキャリアだけ離間されており、第7のデータサブキャリアと第8のデータサブキャリアとは1つのサブキャリアだけ離間されており、第8のデータサブキャリアと第9のデータサブキャリアとは1つのサブキャリアだけ離間されており、以下同様である。同様に、各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個のデータサブキャリア)内の最後の48個のデータサブキャリア(インデックスがすべて正の数である48個のデータサブキャリア)もこの関係を満たす。各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個のデータサブキャリア)において、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、16個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は17である。隣接した106-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU106内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU106内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。例えば、DRU106-1(すなわち、インデックスが1であるDRU)内の(インデックスが-115である)第1のデータサブキャリアは、DRU106-2(すなわち、インデックスが2であるDRU)内の(インデックスが-114である)第1のデータサブキャリアと隣接している。
【0122】
加えて、106-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、各DRU106に含まれる4つのパイロットサブキャリアにおいて、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアおよびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、113個のサブキャリアだけ各々離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値、およびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は、各々114であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアは、12個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は13である。
【0123】
【表7】
【0124】
表6から、インデックスが1であるDRU106に含まれるDRU52のインデックスは1および3であること、またはインデックスが1であるDRU106に含まれるDRU26のインデックスは1、3、6、および8であることが分かる。インデックスが2であるDRU106に含まれるDRU52のインデックスは2および4であり、またはインデックスが2であるDRU106に含まれるDRU26のインデックスは2、4、7、および9である。2つの52-tone DRU(または4つの26-tone DRU)は8つのパイロットサブキャリアを含み、1つの106-tone DRUは4つのパイロットサブキャリアしか必要としないので、任意選択で、106-tone DRUの場合、8つのパイロットサブキャリアから4つのパイロットサブキャリアが106-tone DRUのパイロットサブキャリアとして選択されてもよく、他の4つのサブキャリアはデータサブキャリアに切り替えられる(すなわち、表6のパイロットサブキャリアから切り替えられたデータサブキャリア)ことが理解されよう。言い換えれば、各106-tone DRUは、100個のデータサブキャリアと、2つの補助サブキャリアと、4つのパイロットサブキャリアとを含む。補助サブキャリアもデータサブキャリアであるので、これは、各106-tone DRUが102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含むことと等価である。
【0125】
例2:別の20MHz tone planでは、インデックスが[-117:-10,10:117]である216個のサブキャリアが20MHz帯域幅上のデータサブキャリアセットとして使用され、サブキャリア範囲が[-122:-118,-9:-4,4:9,118:122]である合計22個のサブキャリアのうちの18個がパイロットサブキャリアとして使用され、他の4個のサブキャリアは、(26-tone RUおよび52-tone RUのための)ヌルサブキャリアとして使用されるか、または2つの106-tone RUの補助サブキャリアとして使用される。
【0126】
20MHz tone planにおいて、20MHz帯域幅上の26-tone DRUに含まれるサブキャリアは以下の表7aに示されている。表7aから、インデックスが1から9である26-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-117、-116、-115、-114、-113、-112、-111、-110、および-109であることが分かる。各26-tone DRUについて、各26ーtone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計24個のデータサブキャリア)において、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、8つのサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は9であり、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、8つのサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は9であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、27個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は28である。隣接した26-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU26内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU26内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。iおよびjは両方とも正の整数である。例えば、DRU26-4(すなわち、インデックスが4であるDRU)内の(インデックスが-78である)第5のデータサブキャリアは、DRU26-5(すなわち、インデックスが5であるDRU)内の(インデックスが-77である)第5のデータサブキャリアとDRU26-3(すなわち、インデックスが3であるDRU)内の(インデックスが-79である)第5のデータサブキャリアの両方と隣接しており、DRU26-9(すなわち、インデックスが9であるDRU)内の(インデックスが117である)第24のデータサブキャリアは、DRU26-8(すなわち、インデックスが8であるDRU)内の(インデックスが116である)第24のデータサブキャリアと隣接している。
【0127】
加えて、26-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、インデックスが1から9である26-tone DRUの各々は2つのパイロットサブキャリアを含み、パイロットサブキャリアの開始インデックスはそれぞれ-122、-121、-120、-119、-118、-7、-6、-5、および-4である。インデックスが5である26-tone DRUに含まれる2つのパイロットサブキャリアは235個のサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが5である26-tone DRUに含まれる2つのパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は236である。インデックスが5である26-tone DRUを除く他の8つのDRU26の各々に含まれるパイロットサブキャリアは125個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが5である26-tone DRUを除く他の8つのDRU26の各々に含まれるパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は126である。
【0128】
【表8】
【0129】
例1のDRU26と同様に、表7aに示される20MHz帯域幅上の各26-tone DRUに含まれるデータサブキャリアは、代替的に、別の形態で表されてもよい。例えば、各26-tone DRUに含まれる、インデックスが正の数であるデータサブキャリアおよびインデックスが負の数であるデータサブキャリアは、等間隔のシーケンス、すなわち[a:b:c]を使用することによって別々に表されてもよく、aはサブキャリアインデックス開始値を表し、bは隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値を表し、cはサブキャリアインデックス終了値を表す。具体的には、インデックスが1であるDRU26(DRU26-1)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-117:9:-18]および[10:9:109]として表される。インデックスが2であるDRU26(DRU26-2)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-116:9:-17]および[11:9:110]として表される。インデックスが3であるDRU26(DRU26-3)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-115:9:-16]および[12:9:111]として表される。インデックスが4であるDRU26(DRU26-4)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-114:9:-15]および[13:9:112]として表される。インデックスが5であるDRU26(DRU26-5)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-113:9:-14]および[14:9:113]として表される。インデックスが6であるDRU26(DRU26-6)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-112:9:-13]および[15:9:114]として表される。インデックスが7であるDRU26(DRU26-7)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-111:9:-12]および[16:9:115]として表される。インデックスが8であるDRU26(DRU26-8)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-110:9:-11]および[17:9:116]として表される。インデックスが9であるDRU26(DRU26-9)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-109:9:-10]および[18:9:117]として表される。簡潔には、表7aは説明に関して表7bに置き換えられうる。
【0130】
【表9】
【0131】
20MHz tone planでは、20MHz帯域幅は4つの52-tone DRUを含んでもよく、各52-tone DRUは2つの26-tone DRUを含むとみなされうる。具体的に含まれるサブキャリアは以下の表8に示されている。表8から、インデックスが1から4である52-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-117、-116、-115、および-114であることが分かる。各52-tone DRUについて、各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)では、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値とが[5,4]として交互に現れる、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数とが[4,3]として交互に現れる。各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)において、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、22個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は23である。隣接した52-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU52内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU52内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。
【0132】
加えて、52-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、各DRU52に含まれる4つのパイロットサブキャリアにおいて、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアおよびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、114個のサブキャリアだけ各々離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値、およびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は、各々115であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアは、10個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は11である。
【0133】
【表10】
【0134】
20MHz tone planでは、20MHz帯域幅は、2つの106-tone DRUを含んでもよく、各106-tone DRUは、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。各106-tone DRUは、2つの52-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含むとみなされうる。言い換えれば、各106-tone DRUは、代替的に、4つの26-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含むとみなされてもよい。具体的に含まれるサブキャリアは以下の表9に示されている。106-tone DRU内のパイロットサブキャリア、補助サブキャリア、およびパイロットサブキャリアから切り替えられたデータサブキャリアは考慮されない。この場合、表9から、インデックスが1および2である106-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-117および-116であることが分かる。各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個のデータサブキャリアであり、96個のデータサブキャリアはここでは、106-tone DRUに含まれる2つの52-tone DRU内のデータサブキャリアである)では、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数の値と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数の値とが[1,2,1,1]として交互に現れる、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値とが[2,3,2,2]として交互に現れる。各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個のデータサブキャリア)において、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、20個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は21である。隣接した106-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU106内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU106内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。
【0135】
加えて、106-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、各DRU106に含まれる4つのパイロットサブキャリアにおいて、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアおよびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、114個のサブキャリアだけ各々離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値、およびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は、各々115であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアは、12個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は13である。
【0136】
【表11】
【0137】
表9から、インデックスが1であるDRU106に含まれるDRU52のインデックスは1および3であること、またはインデックスが1であるDRU106に含まれるDRU26のインデックスは1、3、6、および8であることが分かる。インデックスが2であるDRU106に含まれるDRU52のインデックスは2および4であり、またはインデックスが2であるDRU106に含まれるDRU26のインデックスは2、4、7、および9である。2つの52-tone DRU(または4つの26-tone DRU)は8つのパイロットサブキャリアを含み、1つの106-tone DRUは4つのパイロットサブキャリアしか必要としないので、任意選択で、106-tone DRUの場合、8つのパイロットサブキャリアから4つのパイロットサブキャリアが106-tone DRUのパイロットサブキャリアとして選択されてもよく、他の4つのサブキャリアはデータサブキャリアに切り替えられる(すなわち、表9のパイロットサブキャリアから切り替えられたデータサブキャリア)ことが理解されよう。言い換えれば、各106-tone DRUは、100個のデータサブキャリアと、2つの補助サブキャリアと、4つのパイロットサブキャリアとを含む。補助サブキャリアもデータサブキャリアであるので、これは、各106-tone DRUが102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含むことと等価である。
【0138】
例3:さらに別の20MHz tone planでは、インデックスが[-113:-6,6:113]である216個のサブキャリアが20MHz帯域幅上のデータサブキャリアセットとして使用され、サブキャリア範囲が[-122:-114,-5:-4,4:5,114:122]である合計22個のサブキャリアのうちの18個がパイロットサブキャリアとして使用され、他の4つのサブキャリアは、(26-tone RUおよび52-tone RUのための)ヌルサブキャリアとして使用されるか、または2つの106-tone RUの補助サブキャリアとして使用される。
【0139】
20MHz tone planにおいて、20MHz帯域幅上の26-tone DRUに含まれるサブキャリアは以下の表10aに示されている。表10aから、インデックスが1から9である26-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-113、-112、-111、-110、-109、-108、-107、-106、および-105であることが分かる。各26-tone DRUについて、各26ーtone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計24個のデータサブキャリア)において、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、8つのサブキャリアだけ離間されており、言い換えれば、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は9であり、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、8つのサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は9であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、19個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は20である。隣接した26-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU26内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU26内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。iおよびjは両方とも正の整数である。例えば、DRU26-5(すなわち、インデックスが5であるDRU)内の(インデックスが-46である)第8のデータサブキャリアは、DRU26-6(すなわち、インデックスが6であるDRU)内の(インデックスが-45である)第8のデータサブキャリアとDRU26-4(すなわち、インデックスが4であるDRU)内の(インデックスが-47である)第8のデータサブキャリアの両方と隣接しており、DRU26-9(すなわち、インデックスが9であるDRU)内の(インデックスが77である)第20のデータサブキャリアは、DRU26-8(すなわち、インデックスが8であるDRU)内の(インデックスが76である)第20のデータサブキャリアと隣接している。
【0140】
加えて、26-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、インデックスが1から9である26-tone DRUの各々は2つのパイロットサブキャリアを含み、パイロットサブキャリアの開始インデックスはそれぞれ-5、-4、-122、-121、-120、-119、-118、-117、および-116である。インデックスが3、4、5、6、および7である26-tone DRUの各々に含まれる2つのパイロットサブキャリアは、239個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが3、4、5、6、および7である26-tone DRUの各々に含まれる2つのパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は240である。インデックスが1、2、8、および9であるDRU26の各々に含まれるパイロットサブキャリアは、120個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1、2、8、および9である他の8つのDRU26の各々に含まれるパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は121である。
【0141】
【表12】
【0142】
例1のDRU26と同様に、表10aに示される20MHz帯域幅上の各26-tone DRUに含まれるデータサブキャリアは、代替的に、別の形態で表されてもよい。例えば、各26-tone DRUに含まれる、インデックスが正の数であるデータサブキャリアおよびインデックスが負の数であるデータサブキャリアは、等間隔のシーケンス、すなわち[a:b:c]を使用することによって別々に表されてもよく、aはサブキャリアインデックス開始値を表し、bは隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値を表し、cはサブキャリアインデックス終了値を表す。具体的には、インデックスが1であるDRU26(DRU26-1)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-113:9:-14]および[6:9:105]として表される。インデックスが2であるDRU26(DRU26-2)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-112:9:-13]および[7:9:106]として表される。インデックスが3であるDRU26(DRU26-3)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-111:9:-12]および[8:9:107]として表される。インデックスが4であるDRU26(DRU26-4)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-110:9:-11]および[9:9:108]として表される。インデックスが5であるDRU26(DRU26-5)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-109:9:-10]および[10:9:109]として表される。インデックスが6であるDRU26(DRU26-6)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-108:9:-9]および[11:9:110]として表される。インデックスが7であるDRU26(DRU26-7)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-107:9:-8]および[12:9:111]として表される。インデックスが8であるDRU26(DRU26-8)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-106:9:-7]および[13:9:112]として表される。インデックスが9であるDRU26(DRU26-9)に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、[-105:9:-6]および[14:9:113]として表される。簡潔には、表10aは表10bに置き換えられうる。
【0143】
【表13】
【0144】
20MHz tone planでは、20MHz帯域幅は4つの52-tone DRUを含んでもよく、各52-tone DRUは2つの26-tone DRUを含むとみなされうる。具体的に含まれるサブキャリアは以下の表11に示されている。表11から、インデックスが1から4である52-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-113、-112、-111、および-110であることが分かる。各52-tone DRUについて、各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)では、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値とが[5,4]として交互に現れる、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数とが[4,3]として交互に現れる。各52-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計48個のデータサブキャリア)において、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、14個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は15である。隣接した52-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU52内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU52内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。
【0145】
加えて、52-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、インデックスが1および2であるDRU52の各々に含まれる4つのパイロットサブキャリア内のインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、113個のサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は114であり、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは4つのサブキャリアだけ離間されており、すなわち、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は5であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアは、120個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は121である。インデックスが3および4であるDRU52の各々に含まれる4つのパイロットサブキャリア内のインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、4つのサブキャリアだけ離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は5であり、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは113個のサブキャリアだけ離間されており、すなわち、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は114であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアは、234個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス間の差の絶対値は235である。
【0146】
【表14】
【0147】
20MHz tone planでは、20MHz帯域幅は、2つの106-tone DRUを含んでもよく、各106-tone DRUは、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。各106-tone DRUは、2つの52-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含むとみなされうる。言い換えれば、各106-tone DRUは、代替的に、4つの26-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含むとみなされてもよい。具体的に含まれるサブキャリアは以下の表12に示されている。106-tone DRU内のパイロットサブキャリア、補助サブキャリア、およびパイロットサブキャリアから切り替えられたデータサブキャリアは考慮されない。この場合、表12から、インデックスが1および2である106-tone DRU内のデータサブキャリアの開始インデックスは、それぞれ-113および-112であることが分かる。各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個のデータサブキャリアであり、96個のデータサブキャリアはここでは、106-tone DRUに含まれる2つの52-tone DRU内のデータサブキャリアである)では、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数とが[1,2,1,1]として交互に現れる、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値と、インデックスが両方とも負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値とが[2,3,2,2]として交互に現れる。各106-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(合計96個のデータサブキャリア)において、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、12個のサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は13である。隣接した106-tone DRUの場合、インデックスがiであるDRU106内のj番目のデータサブキャリアは、インデックスがiに隣接しているDRU106内のj番目のデータサブキャリアと隣接している、すなわち、2つの隣接したDRUに含まれるそれぞれのデータサブキャリアセット内の同じ位置に位置するデータサブキャリアは隣接している。
【0148】
加えて、106-tone DRUに含まれるパイロットサブキャリアの場合、1つの可能な実施態様では、各DRU106に含まれる4つのパイロットサブキャリアにおいて、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアおよびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアは、116個のサブキャリアだけ各々離間されており、すなわち言い換えれば、インデックスが両方とも正の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値、およびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したパイロットサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は、各々117であり、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアは、8つのサブキャリアだけ離間されている、すなわち言い換えれば、インデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したサブキャリアのインデックス値間の差の絶対値は9である。
【0149】
【表15】
【0150】
表12から、インデックスが1であるDRU106に含まれるDRU52のインデックスは1および3であること、またはインデックスが1であるDRU106に含まれるDRU26のインデックスは1、3、6、および8であることが分かる。インデックスが2であるDRU106に含まれるDRU52のインデックスは2および4であり、またはインデックスが2であるDRU106に含まれるDRU26のインデックスは2、4、7、および9である。2つの52-tone DRU(または4つの26-tone DRU)は8つのパイロットサブキャリアを含み、1つの106-tone DRUは4つのパイロットサブキャリアしか必要としないので、任意選択で、106-tone DRUの場合、8つのパイロットサブキャリアから4つのパイロットサブキャリアが106-tone DRUのパイロットサブキャリアとして選択されてもよく、他の4つのサブキャリアはデータサブキャリアに切り替えられる(すなわち、表12のパイロットサブキャリアから切り替えられたデータサブキャリア)ことが理解されよう。言い換えれば、各106-tone DRUは、100個のデータサブキャリアと、2つの補助サブキャリアと、4つのパイロットサブキャリアとを含む。補助サブキャリアもデータサブキャリアであるので、これは、各106-tone DRUが102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含むことと等価である。
【0151】
当業者は、規格が、前述の20MHz tone planのうちの任意のもの、またはそれらの別の組合せの適切な代替案を使用しうることを理解するであろう。
【0152】
例えば、前述の例におけるDRUのパイロットサブキャリアは、対応する組合せ関係を満たす。例えば、DRU52のパイロットサブキャリアは、DRU52を構成するDRU26のパイロットサブキャリアのセットである。この組合せ関係は一例にすぎないことに留意されたい。様々なサイズのDRUのパイロットサブキャリアが、他のサブキャリア組合せに置き換えられてもよい。言い換えれば、組合せ関係は満たされない場合もあるが、上述のパイロットサブキャリアセット内の他のサブキャリアがパイロットサブキャリアとして使用される。これは、本出願では限定されない。
【0153】
前述の規格で使用される20MHz tone planに基づいて、アクセスポイントは、規格で使用される20MHz tone plan内の任意のDRUをスケジュールしてもよいし、または互いに競合しない複数のDRUをスケジュールしてもよく、各DRUを1つまたは複数の異なる局に割り当ててもよい。前述の説明「互いに競合しない」は、同じサブキャリアがないか、またはオーバーラップ(overlap)がないことを意味する。例えば、インデックスが1であるDRU106は1つまたは複数の局に割り当てられ、インデックスが2であるDRU52は1つまたは複数の他の局に割り当てられ、インデックスが4であるDRU26は1つまたは複数のさらに他の局に割り当てられ、インデックスが9であるDRU26は1つまたは複数のさらに他の局に割り当てられる。他の実施形態も同様であり、ここでは詳細は説明されない。
【0154】
具体的には、1つのアップリンクスケジューリングでは、連続RUまたは離散RUのいずれかが使用される。一般に、連続RUおよび離散RUは同時に割り当てられない。したがって、現在のRUが連続RUであるか離散RUであるかがある方法で指示されることを前提として、リソースブロック割当てシグナリングのみがスケジューリング情報に必要とされうる。当業者は、前述の実施態様では、既存の連続RU割当てシグナリング指示フィールドがDRU割当てに再利用されうるが、フィールドの意味はDRUのための指示、例えば、表3に示される指示方法に置き換えられることを理解するであろう。したがって、追加のシグナリングオーバーヘッドが全体として低減され、そのため、複雑さが低減されることができる。DRU割当てシグナリングは、トリガフレームまたは別のMACフレーム(例えば、トリガ応答スケジューリング(triggered response scheduling、TRS)フィールド)におけるアップリンクRU割当て指示であってもよい。
【0155】
前述の内容は、20MHz帯域幅上の異なるDRUの各々に含まれるサブキャリア(データサブキャリアおよびパイロットサブキャリア)を詳細に説明している。20MHz帯域幅上のDRUのキャリアプランの特性をより明確にするために、以下は、20MHz帯域幅上のDRUのキャリアプランが従う特性を説明する。
【0156】
20MHz帯域幅上のデータサブキャリアおよびパイロットサブキャリアのインデックスは[-122:-4,4:122]であることが理解されよう。
【0157】
特性1:データサブキャリアセットおよびパイロットサブキャリアセットが含まれる。20MHz帯域幅上の各26-tone DRUおよび各52-tone DRUについて、使用されるデータサブキャリアセットは216個のサブキャリアを含み、使用されるパイロットサブキャリアセットは18個のサブキャリアを含む。20MHz帯域幅上の各106-tone DRUについて、使用されるデータサブキャリアセットは228個のサブキャリアを含み、使用されるパイロットサブキャリアセットは8つのサブキャリアを含む。
【0158】
1つの可能な実施態様では、インデックスが[-122:-4,4:122]であるデータおよびパイロットサブキャリアが初期サブキャリアセットとして使用され、[-122:-4,4:122]の中間部分の216個のサブキャリアが初期データサブキャリアセットとして使用され、初期データサブキャリアセットは[-113:-6,6:113]であり、サブキャリア範囲[-122:-114,-5:-4,4:5,114:122]内の18個のサブキャリアはパイロットサブキャリアとして使用され、残りの4つのサブキャリアは、ヌルサブキャリア(26-tone DRUおよび52-tone DRUの場合)であるか、または2つの106-tone DRUの補助サブキャリアとして使用される。
【0159】
代替的に、インデックスが[-113:-6,6:113]である216個のサブキャリアの負の周波数部分がy個のサブキャリアだけ左にシフトされてもよく、インデックスが[-113:-6,6:113]である216個のサブキャリアの正の周波数部分がz個のサブキャリアだけ右にシフトされてもよい。[-113-y:-6-y,6+z:113+z]は、データサブキャリアセットとして使用される。残りの[-122:-114-y,-5-y:-4、4:5+z,114+z:122]から18個のパイロットサブキャリアが選択され、残りの4つのサブキャリアは、ヌルサブキャリア(26-tone RUおよび52-tone RUの場合)であるか、または2つの106-tone RUの補助サブキャリアとして使用される。yおよびzは正の整数であり、yおよびzは同じであってもよいし、または異なっていてもよい。yおよびzの値は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、または9でありうる。yとzが異なるとき、データサブキャリアセットの負のサブキャリアインデックスと正のサブキャリアインデックスが完全に対称ではない前述のケースが発生する。y=z=0の場合、[-113:-6,6:113]がデータサブキャリアセットとして使用されることが理解されよう。
【0160】
初期データサブキャリアセットは[-113:-6,6:113]であってもよいし、または[-122:-4,4:122]内の他の216個のサブキャリアであってもよいことに留意されたい。言い換えれば、初期データサブキャリアセットの選択は、本出願では限定されない。
【0161】
特性2:データサブキャリアセットはM個のサブキャリアセット(tone sets)を含み、Mは18より大きく、Mは正の整数である。好ましくは、Mは36または72である。すべてのサブキャリアセットに含まれるサブキャリアの数は同じであり、サブキャリアのインデックスは可能な限り均等に分散される。
【0162】
特性3:20MHz帯域幅上のDRU内のデータサブキャリアは、M個のサブキャリアセット内の複数の均等に離散したサブキャリアセットを含む。
【0163】
例えば、26-tone DRUのデータサブキャリアは4つの均等に離散したサブキャリアセットを含み、52-tone DRUのデータサブキャリアは8つの均等に離散したサブキャリアセットを含む。1つの可能な実施態様では、Mは36に等しく、各データサブキャリアグループに含まれる6つのデータサブキャリアは周波数領域において離散的である。各データサブキャリアグループは、インデックスが正の数である3つのサブキャリアと、インデックスが負の数である3つのサブキャリアとを含む。サブキャリアのインデックスが「可能な限り均等に分散される」ことは、各データサブキャリアグループ内のインデックスが両方とも正の数であるかまたは負の数である2つの隣接したデータサブキャリア間の間隔が1より大きいことを意味する(本明細書における間隔は、2つの隣接したデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値として理解されうる)。間隔は可能な限り同じであるか、または離間されたサブキャリアの数の変化は1または2を超えない。加えて、各データサブキャリアグループ内のインデックスが1つの正の数または1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、少なくとも46個のサブキャリアだけ離間されている。例えば、各データサブキャリアグループ内のインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは35個のサブキャリアだけ離間されており、各データサブキャリアグループ内のインデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアも35個のサブキャリアだけ離間されている。各データサブキャリアグループ内のインデックスが正の数および負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、少なくとも46個のサブキャリアだけ離間されている。36のデータサブキャリアグループ内の各データサブキャリアグループのn番目のデータサブキャリアは、データサブキャリアグループに隣接したデータサブキャリアグループのn番目のデータサブキャリアと隣接しており、nは正の整数である。
【0164】
具体的には、y=z=2であるとき、すなわち、例1のDRUのキャリアプランに対応する場合、これは、インデックスが[-113:-6,6:113]である216個のサブキャリアの負の周波数部分が2つのサブキャリアだけ左にシフトされ、インデックスが[-113:-6,6:113]である216個のサブキャリアの正の周波数部分が2つのサブキャリアだけ右にシフトされること、すなわち、インデックスが[-115:-8,8:115]であるサブキャリアがデータサブキャリアセットとして使用されることと等価である。これに対応して、インデックスが[-122:-116,-7:-4,4:7,116:122]である22個のサブキャリアのうちの18個のサブキャリアはパイロットサブキャリアとして使用され、残りの4つのサブキャリアは、ヌルサブキャリア(26-tone RUおよび52-tone RUの場合)であるか、または2つの106-tone RUの補助サブキャリアとして使用される。インデックスが[-115:-8,8:115]である合計216個のデータサブキャリアは、36グループに均等に分割される。36個のデータサブキャリアグループ内の第1のデータサブキャリアグループに含まれる第1のデータサブキャリアのインデックス(または番号)は、-115である。各データサブキャリアグループ内のインデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、50個のサブキャリアだけ離間されている。各データサブキャリアグループ内のインデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアおよびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、35個のサブキャリアだけ各々離間されている。具体的には、各データサブキャリアグループにおいて、第1のデータサブキャリアと第2のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第2のデータサブキャリアと第3のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第3のデータサブキャリアと第4のデータサブキャリアとは50個のサブキャリアだけ離間されており、第4のデータサブキャリアと第5のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第5のデータサブキャリアと第6のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されている。具体的には、以下の表13は、36個のデータサブキャリアグループ内の各データサブキャリアグループに含まれるデータサブキャリアのインデックスを示している。例えば、表13に示されるように、第1のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-115である)第1のデータサブキャリアは、第2のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-114である)第1のデータサブキャリアと隣接しており、第4のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-40である)第3のデータサブキャリアは、第5のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-39である)第3のデータサブキャリアと第3のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-41である)第3のデータサブキャリアの両方と隣接している。
【0165】
【表16】
【0166】
26-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計9つの26-tone DRUがあり、各26-tone DRUは、24個のデータサブキャリア(合計4グループ)と2つのパイロットサブキャリアとを含む。20MHz帯域幅上のデータサブキャリアセット以外のサブキャリア(すなわち、インデックスが[-122:-116,-7:-4,4:7,114:122]であるサブキャリア)は、9つのパイロットサブキャリアグループを含み、各パイロットサブキャリアグループは2つのパイロットサブキャリアを含み、他の4つのサブキャリアは、ヌルサブキャリアである。ヌルサブキャリアは、未使用のサブキャリアである。各26-tone DRUは、1つのパイロットサブキャリアグループを含む。例えば、26-tone DRUは、前述のデータサブキャリアグループに基づいて構築される。20MHz帯域幅上の9つの26-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表14に示されている。表14は、各26-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(表13のデータサブキャリアグループに対応する)およびパイロットサブキャリアを示している。インデックスが1であるDRU26が例として使用されており、この場合、インデックスが両方とも正の数または両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数は8であり、2つの隣接したデータサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数の変化は0であることが分かる。
【0167】
【表17】
【0168】
52-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計4つの52-tone DRUがあり、各52-tone DRUは2つの26-tone DRUを含む。言い換えれば、各52-tone DRUは、48個のデータサブキャリア(合計8グループ)および4つのパイロットサブキャリア(すなわち、2つのパイロットサブキャリアグループ)を含む。例えば、52-tone DRUは、26-tone DRUを使用することによって構築される。20MHz帯域幅上の4つの52-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表15に示されている。表15は、各52-tone DRUに含まれる(表13のDRU26に対応する)DRU26のインデックスを示している。
【0169】
【表18】
【0170】
106-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計2つの106-tone DRUがあり、各106-tone DRUは2つの52-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含む。言い換えれば、各106-tone DRUは、100個のデータサブキャリアと、2つの補助サブキャリアと、4つのパイロットサブキャリアとを含む。補助サブキャリアもデータサブキャリアであるので、各106-tone DRUはまた、102個のデータサブキャリアおよび4つのパイロットサブキャリアを含むとも理解されうる。例えば、20MHz帯域幅上の2つの106-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表16に示されている。2つの52-tone DRUは8つのパイロットサブキャリアを含み、1つの106-tone DRUは4つのパイロットサブキャリアしか必要としないので、任意選択で、106-tone DRU内の8つのパイロットサブキャリアから4つのパイロットサブキャリアが106-tone DRUのパイロットサブキャリアとして選択され、他の4つのパイロットサブキャリアはデータサブキャリアに切り替えられる(すなわち、データサブキャリアに切り替えられた、表16のDRU52またはDRU26内のサブキャリアのインデックス)。具体的には、表16は、各106-tone DRUに含まれるDRU26(表14のDRU26に対応する)、DRU52(表15のDRU52に対応する)、補助サブキャリア(データサブキャリアでもある)、およびパイロットサブキャリアのインデックスを示している。
【0171】
【表19】
【0172】
y=z=4であるとき、すなわち、例2のDRUのキャリアプランに対応する場合、これは、インデックスが[-113:-6,6:113]である216個のサブキャリアの負の周波数部分が4つのサブキャリアだけ左にシフトされ、インデックスが[-113:-6,6:113]である216個のサブキャリアの正の周波数部分が4つのサブキャリアだけ右にシフトされること、すなわち、インデックスが[-117:-10,10:117]であるサブキャリアがデータサブキャリアセットとして使用されることと等価である。これに対応して、インデックスが[-122:-118,-9:-4,4:9,118:122]である22個のサブキャリアのうちの18個のサブキャリアはパイロットサブキャリアとして使用され、残りの4つのサブキャリアはヌルサブキャリア(26-tone RUおよび52-tone RUの場合)であるか、または2つの106-tone RUの補助サブキャリアとして使用される。インデックスが[-115:-8,8:115]である合計216個のデータサブキャリアは、36グループに均等に分割される。36個のデータサブキャリアグループ内の第1のデータサブキャリアグループに含まれる第1のデータサブキャリアのインデックス(または番号)は、-117である。各データサブキャリアグループ内のインデックスが1つの正の数および1つの負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、54個のサブキャリアだけ離間されている。各データサブキャリアグループ内のインデックスが両方とも正の数である2つの隣接したデータサブキャリアおよびインデックスが両方とも負の数である2つの隣接したデータサブキャリアは、35個のサブキャリアだけ各々離間されている。具体的には、各データサブキャリアグループにおいて、第1のデータサブキャリアと第2のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第2のデータサブキャリアと第3のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第3のデータサブキャリアと第4のデータサブキャリアとは54個のサブキャリアだけ離間されており、第4のデータサブキャリアと第5のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第5のデータサブキャリアと第6のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されている。具体的には、以下の表17は、36個のデータサブキャリアグループ内の各データサブキャリアグループに含まれるデータサブキャリアのインデックスを示している。例えば、表17に示されるように、第1のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-117である)第1のデータサブキャリアは、第2のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-116である)第1のデータサブキャリアと隣接しており、第11のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが20である)第4のデータサブキャリアは、第12のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが21である)第4のデータサブキャリアと第10のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが19である)第4のデータサブキャリアの両方と隣接している。
【0173】
【表20】
【0174】
26-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計9つの26-tone DRUがあり、各26-tone DRUは、24個のデータサブキャリア(合計4グループ)と2つのパイロットサブキャリアとを含む。20MHz帯域幅上のデータサブキャリア以外のサブキャリア(すなわち、インデックスが[-122:-118,-9:-4,4:9,118:122]であるサブキャリア)は、9つのパイロットサブキャリアグループを含み、各パイロットサブキャリアグループは2つのパイロットサブキャリアを含み、他の4つのサブキャリアは、ヌルサブキャリアである。ヌルサブキャリアは、未使用のサブキャリアである。各26-tone DRUは、1つのパイロットサブキャリアグループを含む。例えば、26-tone DRUは、前述のデータサブキャリアグループに基づいて構築される。20MHz帯域幅上の9つの26-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表18に示されている。表18は、各26-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(表18のデータサブキャリアグループに対応する)およびパイロットサブキャリアを示している。
【0175】
【表21】
【0176】
52-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計4つの52-tone DRUがあり、各52-tone DRUは2つの26-tone DRUを含む。言い換えれば、各52-tone DRUは、48個のデータサブキャリア(合計8グループ)および4つのパイロットサブキャリア(すなわち、2つのパイロットサブキャリアグループ)を含む。例えば、52-tone DRUは、26-tone DRUを使用することによって構築される。20MHz帯域幅上の4つの52-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表19に示されている。表19は、各52-tone DRUに含まれる(表18のDRU26に対応する)DRU26のインデックスを示している。
【0177】
【表22】
【0178】
106-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計2つの106-tone DRUがあり、各106-tone DRUは2つの52-tone DRUと2つの補助サブキャリアとを含む。言い換えれば、各106-tone DRUは、100個のデータサブキャリアと、2つの補助サブキャリアと、4つのパイロットサブキャリアとを含む。補助サブキャリアもデータサブキャリアであるので、各106-tone DRUはまた、102個のデータサブキャリアおよび4つのパイロットサブキャリアを含むとも理解されうる。例えば、106-tone DRUは、26-tone DRUを使用することによって構築される。20MHz帯域幅上の2つの106-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表20に示されている。表20は、各106-tone DRUに含まれるDRU26(表18のDRU26に対応する)、DRU52(表19のDRU52に対応する)、補助サブキャリア(データサブキャリアでもある)、およびパイロットサブキャリアのインデックスを示している。
【0179】
【表23】
【0180】
y=z=0であるか、またはシフトが行われないとき、すなわち、例3のDRUのキャリアプランに対応する場合、これは、合計216個のサブキャリア[-113:-6,6:113]がデータサブキャリアセットとして使用されることと等価である。これに対応して、インデックスが[-122:-114,-5:-4,4:5,114:122]である22個のサブキャリアのうちの18個のサブキャリアはパイロットサブキャリアとして使用され、残りの4つのサブキャリアはヌルサブキャリア(26-tone RUおよび52-tone RUの場合)であるか、または2つの106-tone RUの補助サブキャリアとして使用される。216個のデータサブキャリア(すなわち、[-113:-6,6:113])は、36グループに均等に分割され、36個のデータサブキャリアグループ内の第1のデータサブキャリアグループに含まれる第1のデータサブキャリアのインデックス(または番号)は、-113である。各データサブキャリアグループにおいて、第1のデータサブキャリアと第2のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第2のデータサブキャリアと第3のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第3のデータサブキャリアと第4のデータサブキャリアとは46個のサブキャリアだけ離間されており、第4のデータサブキャリアと第5のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されており、第5のデータサブキャリアと第6のデータサブキャリアとは35個のサブキャリアだけ離間されている。具体的には、以下の表21は、36個のデータサブキャリアグループ内の各データサブキャリアグループに含まれるデータサブキャリアのインデックスを示している。例えば、表21に示されるように、第36のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが77である)第5のデータサブキャリアは、第35のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが76である)第5のデータサブキャリアと隣接しており、第25のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-53である)第2のデータサブキャリアは、第26のデータサブキャリアグループ内の(インデックスが-52である)第2のデータサブキャリアと第24のデータサブキャリアグループの(インデックスが-54である)第2のデータサブキャリアの両方と隣接している。
【0181】
【表24】
【0182】
26-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計9つの26-tone DRUがあり、各26-tone DRUは、24個のデータサブキャリア(合計4グループ)と2つのパイロットサブキャリアとを含む。20MHz帯域幅上のデータサブキャリア以外のサブキャリア(すなわち、インデックスが[-122:-114,-5:-4,4:5,114:122]であるサブキャリア)は、9つのパイロットサブキャリアグループを含み、各パイロットサブキャリアグループは2つのパイロットサブキャリアを含み、他の4つのサブキャリアは、ヌルサブキャリアである。ヌルサブキャリアは、未使用のサブキャリアである。各26-tone DRUは、1つのパイロットサブキャリアグループを含む。例えば、26-tone DRUは、前述のデータサブキャリアグループに基づいて構築される。20MHz帯域幅上の9つの26-tone RUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表22に示されている。表22は、各26-tone DRUに含まれるデータサブキャリアセット(表21のデータサブキャリアグループに対応する)およびパイロットサブキャリアを示している。
【0183】
【表25】
【0184】
52-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計4つの52-tone DRUがあり、各52-tone DRUは2つの26-tone DRUを含む。言い換えれば、各52-tone DRUは、48個のデータサブキャリア(合計8グループ)および4つのパイロットサブキャリア(すなわち、2つのパイロットサブキャリアグループ)を含む。例えば、52-tone DRUは、26-tone DRUを使用することによって構築される。20MHz帯域幅上の4つの52-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表23に示されている。表23は、各52-tone DRUに含まれる(表22のDRU26に対応する)DRU26のインデックスを示している。
【0185】
【表26】
【0186】
106-tone DRU:20MHz帯域幅上に合計2つの106-tone DRUがあり、各106-tone DRUは2つのD52-tone RUと2つの補助サブキャリアとを含む。言い換えれば、各106-tone DRUは、100個のデータサブキャリアと、2つの補助サブキャリアと、4つのパイロットサブキャリアとを含む。補助サブキャリアもデータサブキャリアであるので、各106-tone DRUはまた、102個のデータサブキャリアおよび4つのパイロットサブキャリアを含むとも理解されうる。例えば、106-tone DRUは、26-tone DRUを使用することによって構築される。20MHz帯域幅上の2つの106-tone DRUの各々に含まれるサブキャリアは以下の表24に示されている。表24は、各106-tone RUに含まれるDRU26(表22のDRU26に対応する)、DRU52(表23のDRU52に対応する)、補助サブキャリア(データサブキャリアでもある)、およびパイロットサブキャリアのインデックスを示している。
【0187】
【表27】
【0188】
同様に、前述の例におけるDRUのパイロットサブキャリアは、対応する組合せ関係を満たすことに一様に留意されたい。例えば、DRU52のパイロットサブキャリアは、DRU52を構成するDRU26のパイロットサブキャリアのセットである。この組合せ関係は一例にすぎないことに留意されたい。様々なサイズのDRUのパイロットサブキャリアが、他のサブキャリア組合せに置き換えられてもよい。言い換えれば、組合せ関係は満たされない場合があり、パイロットサブキャリアは、上述のパイロットサブキャリアセットから再選択される。これは、本出願では限定されない。
【0189】
本出願の実施形態は、サブキャリア[-113:-6,6:113]が左右シフトの開始点として使用される例を説明していることを理解されたい。例1(データサブキャリアセットは[-115:-8,8:115]である)および例2(データサブキャリアセットは[-117:-10,10:117]である)はどちらも、サブキャリア[-113:-6,6:113]に基づいて左右シフトを行うことによって得られる。当然ながら、同じ設計思想に基づいて、本出願では、サブキャリア[-117:-10,10:117]が、代替的に、左右シフトの開始点として使用されてもよい。例1(データサブキャリアセットは[-115:-8,8:115]である)および例3はどちらも、サブキャリア[-117:-10,10:117]に基づいて左右シフトを行うことによって得られると理解されうる。同様に、本出願では、サブキャリア[-115:-8,8:115]が、代替的に、左右シフトの開始点として使用されてもよい。例2(データサブキャリアセットは[-117:-10,10:117]である)および例3はどちらも、サブキャリア[-115:-8,8:115]に基づいて左右シフトを行うことによって得られると理解されうる。これは、本出願の実施形態では限定されない。
【0190】
周波数領域ダイバーシティ利得が考慮されるとき、パイロット構成中に、各リソースユニットに含まれるパイロットサブキャリア間の間隔は、通常、可能な限り大きくすることが可能とされる。加えて、小さいRUは互いに隣接しており、大きいRUは小さいRUを組み合わせることによって得られるので、パイロットサブキャリアは、各RUにおけるパイロット間隔を保証するために、ほぼ均等に構成される。ここでの小さいRUは、大きいRUに対するものである。例えば、2つの26-tone RUが1つの52-toneを構成する。この場合、26-tone RUは小さいRUであり、52-tone RUは大きいRUであるとみなされうる。しかしながら、分散RUの場合、パイロットサブキャリアの構成さえも電力増幅倍数を増加させる助けにならない。したがって、本出願では、分散RUのキャリアプランの設計中に、パイロットサブキャリアは均等に構成されず、正の周波数帯域および負の周波数帯域の中間部分(すなわち、インデックスが[-122:-4,4:122]であるサブキャリア)がデータサブキャリアセットとして使用され、データサブキャリアセットを除くサブキャリアセット[-122:-4,4:122]内の一部分がパイロットサブキャリアセットとして使用される。これは、送信電力を増加させる。
【0191】
加えて、本出願のこの実施形態では、データサブキャリアセットは36グループを含み、各グループは6つのサブキャリアを含む。これは、データサブキャリアの十分な離散化を保証することができる。例えば、26-tone RUは、データサブキャリアセット内に4つのデータサブキャリアグループを含み、26-tone RUに含まれる4つのデータサブキャリアグループは、最大かつ均等なサブキャリア間隔という特性を有する。さらに、26-tone RUは2つのパイロットサブキャリアを含み、パイロットサブキャリア間隔が十分に大きく、データ/パイロットサブキャリアが十分に離散することを保証するために、パイロットサブキャリアは、1つの正の周波数および1つの負の周波数の原理に従う。
【0192】
本出願のこの実施形態では、52-tone DRUまたは106-tone DRUが、複数の26-tone DRUを含みうる。例えば、52-tone DRUの場合、DRU26-5(インデックスが5であるDRU26を指示する)は変更されないままであり、DRU26-1(インデックスが1であるDRU26を指示する)および(DRU26-6インデックスが6であるDRU26を指示する)は第1のDRU52に組み合わされ、すなわち言い換えれば、第1のDRU52は、DRU26-1(インデックスが1であるDRU26を指示する)およびDRU26-6(インデックスが6であるDRU26を指示する)を含み、DRU26-2およびDRU26-7は第2のDRU52に組み合わされ、すなわち言い換えれば、第2のDRU52はDRU26-2およびDRU26-7を含み、DRU26-3およびDRU26-8は第3のDRU52に組み合わされ、すなわち言い換えれば、第3のDRU52はDRU26-3およびDRU26-8を含み、DRU26-4およびDRU26-9は第4のDRU52に組み合わされ、すなわち言い換えれば、第4のDRU52はDRU26-4およびDRU26-9を含む。106-tone DRUの場合、106-tone DRUは4つの26-tone DRUを含むとみなされてもよく、4つの26-tone DRUは合計8つのパイロットサブキャリアを有する。しかしながら、実際には、106-tone DRUに対して4つのパイロットサブキャリアだけが構成されさえすればよい。最大距離(具体的には、選択された4つのサブキャリアのインデックスが昇順にソートされ、任意の2つの隣接したサブキャリア間の距離(すなわち、サブキャリアのインデックスの差の絶対値)の最小値が最大化される)の原理によれば、26-tone DRUに含まれる8つのパイロットサブキャリアのうちの4つが、106-tone DRUのパイロットサブキャリアとして使用されてもよく、他の4つのパイロットサブキャリアはデータサブキャリアとして使用される。したがって、52-tone DRUおよび106-tone DRUもまた、DRUに含まれるキャリアの間隔が可能な限り大きくなるようにするために、均等な割当ておよび最大間隔の原理に従う。これは、送信電力を増加させる。
【0193】
前述の実施形態のすべてにおいて、APによって局に割り当てられるDRUは、26-tone DRU、52-tone DRU、および106-tone DRUのいずれか1つであってもよいし、または26-tone DRUと、52-tone DRUと、106-tone DRUとの組合せであってもよい。言い換えれば、APは、トリガフレーム内のDRU指示情報を使用することによって、局に割り当てられたDRUの位置およびサイズを指示し、STAは、DRU指示情報の指示に基づいて、DRUに含まれるデータサブキャリアおよびパイロットサブキャリアを一意に決定しうる。
【0194】
例えば、DRU指示情報が、STAに割り当てられたDRUはインデックスが3である26-tone DRUであることを指示すると仮定し、20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプランは例1を使用すると仮定する。この場合、表4aまたは表4bに示されるように、STAに割り当てられたDRUは、インデックスが-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であるデータサブキャリアと、インデックスが-5および120であるパイロットサブキャリアとを含む。言い換えれば、STAに割り当てられたDRUは、代替的に、表13の第3、第12、第21、および第30のデータサブキャリアグループを含んでもよく、任意の2つのデータサブキャリアグループは、少なくとも8つのデータサブキャリアグループだけ離間されている。局は、DRUに含まれるデータサブキャリア上でTB PPDUのデータ情報を送信し、DRUに含まれるパイロットサブキャリア上でTB PPDUのパイロット情報を送信しうる。別の例として、DRU指示情報が、STAに割り当てられたDRUはインデックスが1である52-tone DRUであることを指示すると仮定し、20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプランは例3を使用すると仮定する。この場合、STAに割り当てられたDRUに含まれるデータサブキャリアは、インデックスが表11の第2行第2列にあるデータサブキャリアであり、STAに割り当てられたDRUに含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが-119、-5、116、および121であるサブキャリアである。局は、DRUに含まれるデータサブキャリア上でTB PPDUのデータ情報を送信し、DRUに含まれるパイロットサブキャリア上でTB PPDUのパイロット情報を送信しうる。別の例として、DRU指示情報が、STAに割り当てられたDRUはインデックスが1である106-tone DRUであることを指示すると仮定し、20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプランは例2を使用すると仮定する。この場合、STAに割り当てられたDRUに含まれるデータサブキャリアは、インデックスが表9の第3行第2列にある(インデックス-117から始まる)データサブキャリア、ならびにインデックスが-120、-9、-5、4、8、および119であるデータサブキャリアであり、STAに割り当てられたDRUに含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが-122、-7、6、および121であるサブキャリアである。局は、DRUに含まれるデータサブキャリア上でTB PPDUのデータ情報を送信し、DRUに含まれるパイロットサブキャリア上でTB PPDUのパイロット情報を送信しうる。
【0195】
計算により、電力スペクトル密度制限条件が満たされるとき、本出願の実施形態で設計された分散RUのキャリアプランが使用される場合、26-tone分散RU内の各サブキャリア上の送信電力は、連続RU内の送信電力よりも6.5倍増加されることができ、それに対応して、総電力も6.5倍増加されることができる。52-tone分散RU内の各サブキャリア上の送信電力は、連続RU内の送信電力よりも4.33倍増加されることができ、それに対応して、総電力も4.33倍増加されることができる。106-tone分散RU内の各サブキャリア上の電力は、連続RU内の電力よりも2.17倍増加されることができ、それに対応して、総電力も2.17倍増加されることができる。
【0196】
言い換えれば、本出願の実施形態で設計された20MHz帯域幅上の分散RUのキャリアプランに基づいて、電力スペクトル密度制限条件が満たされるとき、連続RUと比較して、20MHz帯域幅上の各DRUについて最大電力増幅倍数が達せられることができる。局が26-tone DRUを使用することによってアップリンク伝送を行う例が使用される。13個の隣接したサブキャリアがランダムに選択される。局のアップリンク伝送で信号を搬送するサブキャリアの数は2を超えないと仮定する。この場合、26ーtone連続RUが使用される事例と比較して、局の電力は13/2=6.5倍増加されることができる。電力がさらに増幅された場合、13個の隣接したサブキャリアのみがランダムに選択されることができ、信号を搬送するために最大1つのデータ/パイロットサブキャリアが含まれる。この場合、26-tone DRU内の、信号を搬送する26個のサブキャリアを離散化するために少なくとも13*26=338個のサブキャリアが必要とされる。これは、20MHzの256個のサブキャリアを超え、実施されることができない。したがって、26-tone DRUの場合、6.5回が最大電力増幅倍数である。同じことが、52-tone DRUおよび106-tone DRUにも適用される。52-tone DRUの場合、13個の隣接したサブキャリアがランダムに選択され、信号を搬送するサブキャリアの数は3を超えない。この場合、52-tone連続RUが使用される場合と比較して、52-tone DRUの電力は13/3=4.33倍増加されることができる。電力がさらに増幅された場合、13個の隣接したサブキャリアのみがランダムに選択されることができ、信号を搬送するために最大2つのデータ/パイロットサブキャリアが含まれる。この場合、52-tone DRU内にあり、信号を搬送する52個のサブキャリアを離散化するには、少なくとも52/2*13=338個のサブキャリアが必要とされる。これは、20MHzの256個のサブキャリアを超え、実施されることができない。106-tone DRUの場合、13個の隣接したサブキャリアがランダムに選択され、信号を搬送するサブキャリアの数は6を超えない。この場合、106-tone連続RUが使用される場合と比較して、106-tone DRUの電力は13/6=2.17倍増加されることができる。電力がさらに増幅される場合(106/5*13=276、これは256個のサブキャリアを超える)、これは実施されることができない。
【0197】
本出願の実施形態では、RUに含まれるサブキャリアは、可能な限り20MHz帯域幅上で離散化され、そのため、20MHz帯域幅上の13個すべての隣接したサブキャリア内の信号を搬送するサブキャリアの数が可能な限り少なくなって(26-tone DRUの場合、20MHz帯域幅上の13個すべての隣接したサブキャリアに信号を搬送する最大2つのサブキャリアがあり、52-tone DRUの場合、最大3つのサブキャリアがあり、106-tone DRUの場合、最大6つのサブキャリアがある)、各サブキャリア上の平均電力を増加させ、信号対雑音比を増加させることが分かる。これは、電力スペクトル密度を増加させることなくSTAの送信電力を増加させる(すなわち、1MHzの送信電力は増加されず、1MHzは約13個の隣接したサブキャリアを含む)。
【0198】
前述の内容は、本出願で提供される方法を詳細に説明している。本出願の実施形態における前述の解決策の実施を容易にするために、本出願の実施形態は、対応する装置またはデバイスをさらに提供する。
【0199】
本出願の実施形態では、アクセスポイントおよび局は、前述の方法例に基づいて機能モジュールに分割されうる。例えば、各機能モジュールは、各機能に基づく分割によって得られてもよいし、または2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形態で実施されてもよいし、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実施されてもよい。本出願の実施形態では、モジュールへの分割は一例であって論理的な機能の分割にすぎず、実際の実施態様では他の分割であってもよいことに留意されたい。以下は、図9から図11を参照して、本出願の実施形態における通信装置を詳細に説明する。通信装置は、アクセスポイントまたは局である。さらに、通信装置は、AP内の装置(例えばチップ)であってもよいし、または通信装置は、STA内の装置(例えばチップ)であってもよい。
【0200】
統合ユニットが使用されるとき、図9は、本出願の一実施形態による通信装置1の構造の概略図である。通信装置1は、局または局内のチップ、例えばWi-Fiチップであってもよい。図9に示されるように、通信装置1は、トランシーバユニット11と、決定ユニット12とを含む。
【0201】
トランシーバユニット11は、トリガフレームを受信し、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、局の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ように構成される。決定ユニット12は、DRU指示情報の指示に基づいて、局に割り当てられたDRUを決定するように構成される。トランシーバユニット11は、DRUを使用することによってトリガベースの物理層プロトコルデータユニットTB PPDUを送信するようにさらに構成される。
【0202】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが1であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および118である。インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが2であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および119である。インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが3であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および120である。インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが4であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および121である。インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが5であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および122である。インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが6であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および4である。インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが7であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および5である。インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが8であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および6である。インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが9であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および7である。
【0203】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【0204】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-117、116、-119、-5、118、および4であるデータサブキャリアであり、インデックスが1であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-7、6、および120である。インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-116、117、-118、-4、119、および5であるデータサブキャリアであり、インデックスが2であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120、-6、7、および121である。
【0205】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-117、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが1であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および4である。インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-116、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが2であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および5である。インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが3であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および6である。インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが4であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および7である。インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが5であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および118である。インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが6であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および119である。インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが7であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および120である。インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、17、26、35、44、53、62、80、89、98、71、107、および116であり、インデックスが8であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および121である。インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、108、および117であり、インデックスが9であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および122である。
【0206】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【0207】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-9、8、-120、-5、4、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが1であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-7、6、および121である。インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-8、9、-119、-4、5、および120であるデータサブキャリアであり、インデックスが2であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-6、7、および122である。
【0208】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、6、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、および105であり、インデックスが1であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および116である。インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、7、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、および106であり、インデックスが2であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および117である。インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが3であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および118である。インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが4であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および119である。インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが5であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および120である。インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが6であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および121である。インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが7であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および122である。インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、-7、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが8であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-117および4である。インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、-6、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが9であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-116および5である。
【0209】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【0210】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-115、114、-119、-117、116、および118であるデータサブキャリアであり、インデックスが1であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-5、4、および121である。インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-114、115、-118、-116、117、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが2であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-4、5、および122である。
【0211】
任意選択で、インデックスが両方とも正の数または両方とも負の数であり、事前定義された離散リソースブロックに含まれる2つの隣接したデータサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数の変化は、1または2を超えない。
【0212】
決定ユニット12は、処理ユニットとも呼ばれる場合がある。
【0213】
通信装置1は対応して前述の方法実施形態を行ってもよく、通信装置1内のユニットの前述の動作または機能は、前述の実施形態におけるSTAの対応する動作を実施することを別々に意図されていることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細は再度説明されない。
【0214】
図10は、本出願の一実施形態による通信装置2の構造の概略図である。通信装置2は、アクセスポイントまたはアクセスポイント内のチップ、例えばWi-Fiチップであってもよい。図10に示されるように、通信装置2は、トランシーバユニット21を含み、任意選択で処理ユニット22を含む。
【0215】
トランシーバユニット21は、トリガフレームを送信し、トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、DRU指示情報が局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、局の動作帯域幅が20MHzであり、DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ように構成される。トランシーバユニット21は、DRU上でTB PPDUを受信するようにさらに構成される。
【0216】
任意選択で、処理ユニット22は、トリガフレームを生成するように構成される。
【0217】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが1であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および118である。インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが2であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および119である。インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが3であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および120である。インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが4であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および121である。インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが5であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および122である。インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが6であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および4である。インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが7であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および5である。インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが8であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および6である。インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが9であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および7である。
【0218】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【0219】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-117、116、-119、-5、118、および4であるデータサブキャリアであり、インデックスが1であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-7、6、および120である。インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-116、117、-118、-4、119、および5であるデータサブキャリアであり、インデックスが2であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120、-6、7、および121である。
【0220】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-117、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが1であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および4である。インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-116、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが2であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および5である。インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが3であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および6である。インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが4であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および7である。インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが5であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および118である。インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが6であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および119である。インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが7であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および120である。インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、17、26、35、44、53、62、80、89、98、71、107、および116であり、インデックスが8であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および121である。インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、108、および117であり、インデックスが9であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および122である。
【0221】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【0222】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-9、8、-120、-5、4、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが1であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-7、6、および121である。インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-8、9、-119、-4、5、および120であるデータサブキャリアであり、インデックスが2であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-6、7、および122である。
【0223】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、6、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、および105であり、インデックスが1であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および116である。インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、7、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、および106であり、インデックスが2であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および117である。インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが3であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および118である。インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが4であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および119である。インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが5であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および120である。インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが6であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および121である。インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが7であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および122である。インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、-7、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが8であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-117および4である。インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、-6、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが9であるDRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-116および5である。
【0224】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【0225】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-115、114、-119、-117、116、および118であるデータサブキャリアであり、インデックスが1であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-5、4、および121である。インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9であるDRU26内のデータサブキャリアならびにインデックスが-114、115、-118、-116、117、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが2であるDRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-4、5、および122である。
【0226】
任意選択で、インデックスが両方とも正の数または両方とも負の数であり、事前定義された離散リソースブロックに含まれる2つの隣接したデータサブキャリア間の離間されたサブキャリアの数の変化は、1または2を超えない。
【0227】
通信装置2は対応して前述の実施形態を行ってもよく、通信装置2内のユニットの前述の動作または機能は、前述の方法実施形態におけるAPの対応する動作を実施することを別々に意図されていることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細は再度説明されない。
【0228】
以上は、本出願の実施形態におけるアクセスポイントおよび局を説明している。以下は、アクセスポイントおよび局の可能な製品形態を説明する。図9の局の機能を有する任意の形態の任意の製品、および図10のAPの機能を有する任意の形態の任意の製品は、本出願の実施形態の保護範囲内にあることを理解されたい。以下の説明は一例にすぎず、本出願の実施形態におけるAPおよび局の製品形態はこれに限定されないことをさらに理解されたい。
【0229】
1つの可能な製品形態では、本出願の実施形態におけるAPおよびSTAは、一般的なバスアーキテクチャを使用することによって実施されうる。
【0230】
説明を容易にするために、図11は、本出願の一実施形態による通信装置1000の構造の概略図である。通信装置1000は、APまたはSTA、またはAPもしくはSTA内のチップであってもよい。図11は、通信装置1000の主要な構成要素のみを示している。通信装置1000は、プロセッサ1001と通信インターフェース1002とを含む。
【0231】
任意選択で、通信装置1000は、メモリ1003および/または入力/出力装置(図示せず)をさらに含んでもよい。メモリ1003は、通信装置1000内に位置していてもよいし、または通信装置1000の外部に位置していてもよい。これは、本出願では限定されない。
【0232】
プロセッサ1001は、通信プロトコルおよび通信データを処理し、通信装置全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成されうる。メモリ1003は、ソフトウェアプログラム(または命令)およびデータを記憶するように構成されうる。通信インターフェース1002は、データまたは情報を入力および/または出力するように構成される。具体的には、通信インターフェース1002は、制御回路およびアンテナを含みうる。制御回路は、ベースバンド信号と無線周波数信号との間の変換を行い、無線周波数信号を処理するように主に構成される。アンテナは、電磁波の形態の無線周波数信号を受信および送信するように主に構成される。入力/出力装置、例えば、タッチスクリーン、ディスプレイ、またはキーボードは、ユーザによって入力されたデータを受信し、ユーザにデータを出力するように主に構成される。
【0233】
通信装置の電源が投入された後、プロセッサ1001は、メモリ1003内のソフトウェアプログラムを読み出し、ソフトウェアプログラムの命令を解釈して実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理しうる。データが無線で送信される必要があるとき、プロセッサ1001は、送信されるデータに対してベースバンド処理を行い、次いで、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。無線周波数回路は、ベースバンド信号に対して無線周波数処理を行い、次いで、アンテナを介して電磁波形態の無線周波数信号を送信する。データが通信装置に送信されるとき、無線周波数回路は、アンテナを介して無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサ1001に出力する。プロセッサ1001は、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。
【0234】
任意選択で、メモリ1003はプロセッサ1001内に位置していてもよい。
【0235】
別の実施態様では、無線周波数回路およびアンテナは、ベースバンド処理を行うプロセッサから独立して配置されうる。例えば、分散シナリオでは、無線周波数回路およびアンテナは、通信装置からリモートに独立して配置されてもよい。
【0236】
プロセッサ1001、通信インターフェース1002、およびメモリ1003は、通信バスを介して接続されうる。
【0237】
一設計では、通信装置1000は、前述の方法実施形態におけるAPの機能を行うように構成されうる。プロセッサ1001は、図8のステップS101で送信されるトリガフレームを生成するように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別の方法プロセスを行うように構成されうる。通信インターフェース1002は、図8のステップS101およびステップS105を行うように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別の方法プロセスを行うように構成されうる。
【0238】
別の設計では、通信装置1000は、前述の方法実施形態におけるSTAの機能を行うように構成されうる。プロセッサ1001は、図8のステップS103を行うように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを行うように構成されうる。通信インターフェース1002は、図8のステップS102およびステップS104を行うように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを行うように構成されうる。
【0239】
前述の設計のいずれかにおいて、プロセッサ1001は、受信機能および送信機能を実施するように構成された通信インターフェースを含んでもよい。例えば、通信インターフェースは、トランシーバ回路、インターフェース、またはインターフェース回路であってもよい。受信機能および送信機能を実施するように構成されたトランシーバ回路、インターフェース、またはインターフェース回路は分離されていてもよいし、または互いに統合されていてもよい。トランシーバ回路、インターフェース、またはインターフェース回路は、コード/データを読み出し、書き込むように構成されうる。代替的に、トランシーバ回路、インターフェース、またはインターフェース回路は、信号を伝送または転送するように構成されてもよい。
【0240】
前述の設計のいずれかにおいて、プロセッサ1001は命令を記憶してもよい。命令は、コンピュータプログラムであってもよい。コンピュータプログラムはプロセッサ1001上で実行され、それにより、通信装置1000は、前述の方法実施形態で説明されている方法を行うことができる。コンピュータプログラムは、プロセッサ1001内に固定されていてもよく、この場合、プロセッサ1001は、ハードウェアによって実施されうる。
【0241】
一実施態様では、通信装置1000は回路を含んでもよく、回路は、前述の方法実施形態における送信機能、受信機能、または通信機能を実施しうる。本出願で説明されているプロセッサおよびトランシーバは、集積回路(integrated circuit、IC)、アナログIC、無線周波数集積回路(radio frequency integrated circuit、RFIC)、混合信号IC、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、プリント回路基板(printed circuit board、PCB)、電子デバイスなどで実施されてもよい。プロセッサおよびトランシーバは、代替的に、様々なIC技術、例えば、相補型金属酸化膜半導体(complementary metal oxide semiconductor、CMOS)、N型金属酸化物半導体(nMetal-oxide-semiconductor、NMOS)、P型金属酸化物半導体(positive channel metal oxide semiconductor、PMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(bipolar junction transistor、BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、およびガリウムヒ素(GaAs)を使用することによって製造されてもよい。
【0242】
本出願で説明されている通信装置の範囲はこれらに限定されず、通信装置の構造は図11の構造よって限定されえない。通信装置は、独立したデバイスであってもよいし、または大きなデバイスの一部であってもよい。例えば、通信装置は、以下であってもよい:
(1)独立した集積回路IC、チップ、またはチップシステムもしくはサブシステム、
(2)1つまたは複数のICを含むセットであって、任意選択で、ICセットが、データおよびコンピュータプログラムを記憶するように構成された記憶構成要素をさらに含みうる、セット、
(3)ASIC、例えば、モデム(Modem)、
(4)別のデバイスに組み込まれることができるモジュール、
(5)受信機、端末、インテリジェント端末、携帯電話、無線デバイス、ハンドヘルドデバイス、モバイルユニット、車載デバイス、ネットワークデバイス、クラウドデバイス、人工知能デバイスなど、または
(6)別のデバイスなど。
【0243】
1つの可能な製品形態では、本出願の実施形態におけるAPおよびSTAは、汎用プロセッサ(またはチップ)を使用することによって実施されうる。
【0244】
APを実施するための汎用プロセッサは、処理回路と、処理回路に内部接続されて処理回路と通信する入力/出力インターフェースとを含む。汎用プロセッサは、前述の方法実施形態におけるAPの機能を行うように構成されうる。具体的には、処理回路は、図8のステップS101で送信されるトリガフレームを生成するように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを行うように構成されうる。入力/出力インターフェースは、図8のステップS101およびS105を行うように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを行うように構成されうる。
【0245】
STAを実施するための汎用プロセッサは、処理回路と、処理回路に内部接続されて処理回路と通信する入力/出力インターフェースとを含む。汎用プロセッサは、前述の方法実施形態におけるSTAの機能を行うように構成されうる。具体的には、処理回路は、図8のステップS103を行うように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを行うように構成されうる。入力/出力インターフェースは、図8のステップS102およびS104を行うように構成され、かつ/または本明細書で説明されている技術の別のプロセスを行うように構成されうる。
【0246】
前述の様々な製品形態の通信装置は前述の方法実施形態におけるAPまたはSTAの任意の機能を有することを理解されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
【0247】
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶している。前述のプロセッサがコンピュータプログラムコードを実行すると、電子デバイスが前述の方法実施形態における方法を行う。
【0248】
本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の方法実施形態における方法を行うことが可能とされる。
【0249】
本出願の一実施形態は、通信装置をさらに提供する。装置は、チップの製品形態で存在してもよい。装置の構造は、プロセッサとインターフェース回路とを含む。プロセッサは受信回路を介して別の装置と通信するように構成されており、そのため、装置は前述の方法実施形態における方法を行う。
【0250】
本出願の一実施形態は、APとSTAとを含む無線通信システムをさらに提供する。APおよびSTAは、前述の方法実施形態における方法を行いうる。
【0251】
本出願に開示された内容と併せて説明されている方法またはアルゴリズムステップは、ハードウェアによって実施されてもよいし、またはプロセッサによってソフトウェア命令を実行することにより実施されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含んでもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(Erasable Programmable ROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、または当技術分野で周知の任意の他の形態の記憶媒体に記憶されてもよい。例えば、記憶媒体はプロセッサに結合されており、それにより、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができる。当然ながら、記憶媒体はプロセッサの構成要素であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に位置していてもよい。加えて、ASICはコアネットワークインターフェースデバイスに位置していてもよい。当然ながら、プロセッサおよび記憶媒体は、コアネットワークインターフェースデバイス内に個別部品として存在していてもよい。
【0252】
当業者は、前述の1つまたは複数の例において、本出願で説明されている機能がハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合せによって実施されうることを知っているはずである。機能がソフトウェアによって実施されるとき、これらの機能は、コンピュータ可読媒体内に記憶されているか、またはコンピュータ可読媒体において1つもしくは複数の命令もしくはコードとして伝送されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読記憶媒体および通信媒体を含む。通信媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用または専用のコンピュータからアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。
【0253】
前述の具体的な実施態様においては、本出願の目的、技術的解決策、および有益な効果が詳細にさらに説明されている。前述の説明は、本出願の具体的な実施態様にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図されたものではないことを理解されたい。本出願の技術的解決策に基づいて行われる修正、同等の置換、改善などは、本出願の保護範囲内に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0254】
100 AP
200 STA
300 STA
1 通信装置
2 通信装置
11 トランシーバユニット
12 決定ユニット
21 トランシーバユニット
22 処理ユニット
1000 通信装置
1001 プロセッサ
1002 通信インターフェース
1003 メモリ
図1
図2a
図2b
図3
図4
図5
図6
図7A
図7B
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2024-04-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トリガベースの物理層プロトコルデータユニット伝送方法であって、
局によって、トリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームが離散リソースユニットDRU指示情報を含み、前記DRU指示情報が前記局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、前記局の動作帯域幅が20MHzであり、前記DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、前記事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ステップと、
前記局によって、前記DRU指示情報の指示に基づいて前記割り当てられたDRUを決定するステップと、
前記局によって、前記DRUを使用することによってトリガベースの物理層プロトコルデータユニットTB PPDUを送信するステップと
を含む、トリガベースの物理層プロトコルデータユニット伝送方法。
【請求項2】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および118であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および119であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および120であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および121であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および122であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および4であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および5であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および6であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および7である、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-117、116、-119、-5、118、および4であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-7、6、および120であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-116、117、-118、-4、119、および5であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120、-6、7、および121である、
請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-117、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および4であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-116、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および5であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および6であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および7であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および118であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および119であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および120であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、17、26、35、44、53、62、80、89、98、71、107、および116であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および121であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、108、および117であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および122である、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-9、8、-120、-5、4、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-7、6、および121であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-8、9、-119、-4、5、および120であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-6、7、および122である、
請求項5または6に記載の方法。
【請求項8】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、6、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、および105であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および116であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、7、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、および106であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および117であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および118であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および119であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および120であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および121であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および122であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、-7、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-117および4であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、-6、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-116および5である、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-115、114、-119、-117、116、および118であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-5、4、および121であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-114、115、-118、-116、117、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-4、5、および122である、
請求項8または9に記載の方法。
【請求項11】
少なくとも1つのプロセッサを含む通信装置であって、前記プロセッサはメモリに結合されており、前記プロセッサはトリガベースの物理層プロトコルデータユニット伝送方法を実施するように構成され、前記方法は、
局によって、トリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームが離散リソースユニット、DRU、指示情報を含み、前記DRU指示情報が前記局に割り当てられたDRUに関する情報を指示し、前記局の動作帯域幅が20MHzであり、前記DRUが事前定義された離散リソースブロックのうちの1つまたは複数であり、前記事前定義された離散リソースブロック内の各リソースブロック内の任意の2つのデータサブキャリアのインデックス間の差の絶対値が1より大きい、ステップと、
前記局によって、前記DRU指示情報の指示に基づいて前記割り当てられたDRUを決定するステップと、
前記局によって、前記DRUを使用することによってトリガベースの物理層プロトコルデータユニット、TB PPDU、を送信するステップと
を含む、通信装置。
【請求項12】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および118であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および119であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および120であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および121であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および122であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および4であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および5であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および6であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および7である、
請求項11に記載の通信装置。
【請求項13】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項12に記載の通信装置。
【請求項14】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-117、116、-119、-5、118、および4であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-7、6、および120であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-116、117、-118、-4、119、および5であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120、-6、7、および121である、
請求項12または13に記載の通信装置。
【請求項15】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-117、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および4であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-116、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および5であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-115、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および6であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-114、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および7であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および118であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、105、および114であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-7および119であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、106、および115であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-6および120であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、17、26、35、44、53、62、80、89、98、71、107、および116であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および121であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、108、および117であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および122である、
請求項11に記載の通信装置。
【請求項16】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項15に記載の通信装置。
【請求項17】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-9、8、-120、-5、4、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-7、6、および121であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-8、9、-119、-4、5、および120であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-6、7、および122である、
請求項15または16に記載の通信装置。
【請求項18】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が26である9つの離散リソースブロックDRU26を含み、各DRU26は、24個のデータサブキャリアと2つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-113、-104、-95、-86、-77、-68、-59、-50、-41、-32、-23、-14、6、15、24、33、42、51、60、69、78、87、96、および105であり、インデックスが1である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-5および116であり、
インデックスが2であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-112、-103、-94、-85、-76、-67、-58、-49、-40、-31、-22、-13、7、16、25、34、43、52、61、70、79、88、97、および106であり、インデックスが2である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-4および117であり、
インデックスが3であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-111、-102、-93、-84、-75、-66、-57、-48、-39、-30、-21、-12、8、17、26、35、44、53、62、71、80、89、98、および107であり、インデックスが3である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122および118であり、
インデックスが4であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-110、-101、-92、-83、-74、-65、-56、-47、-38、-29、-20、-11、9、18、27、36、45、54、63、72、81、90、99、および108であり、インデックスが4である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121および119であり、
インデックスが5であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-109、-100、-91、-82、-73、-64、-55、-46、-37、-28、-19、-10、10、19、28、37、46、55、64、73、82、91、100、および109であり、インデックスが5である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-120および120であり、
インデックスが6であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-108、-99、-90、-81、-72、-63、-54、-45、-36、-27、-18、-9、11、20、29、38、47、56、65、74、83、92、101、および110であり、インデックスが6である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-119および121であり、
インデックスが7であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-107、-98、-89、-80、-71、-62、-53、-44、-35、-26、-17、-8、12、21、30、39、48、57、66、75、84、93、102、および111であり、インデックスが7である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-118および122であり、
インデックスが8であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-106、-97、-88、-79、-70、-61、-52、-43、-34、-25、-16、-7、13、22、31、40、49、58、67、76、85、94、103、および112であり、インデックスが8である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-117および4であり、
インデックスが9であるDRU26に含まれるデータサブキャリアのインデックスは、-105、-96、-87、-78、-69、-60、-51、-42、-33、-24、-15、-6、14、23、32、41、50、59、68、77、86、95、104、および113であり、インデックスが9である前記DRU26に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-116および5である、
請求項11に記載の通信装置。
【請求項19】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが1である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが2である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが3である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じであり、
インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアと同じであり、インデックスが4である前記DRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9である前記DRU26内の前記パイロットサブキャリアと同じである、
請求項18に記載の通信装置。
【請求項20】
前記事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が106である2つの離散リソースブロックDRU106を含み、各DRU106は、102個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含み、
インデックスが1であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1、3、6、および8である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-115、114、-119、-117、116、および118であるデータサブキャリアであり、インデックスが1である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-122、-5、4、および121であり、
インデックスが2であるDRU106に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2、4、7、および9である前記DRU26内の前記データサブキャリアならびにインデックスが-114、115、-118、-116、117、および119であるデータサブキャリアであり、インデックスが2である前記DRU106に含まれるパイロットサブキャリアのインデックスは、-121、-4、5、および122である、
請求項18または19に記載の通信装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0203
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0203】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0206
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0206】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0209
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0209】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0218
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0218】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0221
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0221】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0224
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0224】
任意選択で、事前定義された離散リソースブロックは、各々のサブキャリアの数が52である4つの離散リソースブロックDRU52を含み、各DRU52は、48個のデータサブキャリアと4つのパイロットサブキャリアとを含む。インデックスが1であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが1であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが1および6であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが2であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが2であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが2および7であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが3であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが3であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが3および8であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。インデックスが4であるDRU52に含まれるデータサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のデータサブキャリアと同じであり、インデックスが4であるDRU52に含まれるパイロットサブキャリアは、インデックスが4および9であるDRU26内のパイロットサブキャリアと同じである。
【国際調査報告】