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特表2024-531493セッションベースの情報展示方法およびその装置、機器、並びにコンピュータプログラム
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  • 特表-セッションベースの情報展示方法およびその装置、機器、並びにコンピュータプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-29
(54)【発明の名称】セッションベースの情報展示方法およびその装置、機器、並びにコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 9/451 20180101AFI20240822BHJP
   A63F 13/42 20140101ALI20240822BHJP
   A63F 13/53 20140101ALI20240822BHJP
   A63F 13/52 20140101ALI20240822BHJP
   A63F 13/44 20140101ALI20240822BHJP
   A63F 13/55 20140101ALI20240822BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20240822BHJP
【FI】
G06F9/451
A63F13/42
A63F13/53
A63F13/52
A63F13/44
A63F13/55
G06F3/04842
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024513177
(86)(22)【出願日】2022-10-17
(85)【翻訳文提出日】2024-02-27
(86)【国際出願番号】 CN2022125601
(87)【国際公開番号】W WO2023098318
(87)【国際公開日】2023-06-08
(31)【優先権主張番号】202111441440.7
(32)【優先日】2021-11-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】楊 建萍
【テーマコード(参考)】
5B376
5E555
【Fターム(参考)】
5B376FA16
5E555AA76
5E555BA04
5E555BA20
5E555BA78
5E555BB04
5E555BB20
5E555BC10
5E555CA13
5E555CB07
5E555CB10
5E555CB16
5E555CB57
5E555CB66
5E555DB41
5E555DC19
5E555DC25
5E555DC85
5E555FA00
(57)【要約】
本願は、セッションベースの情報展示方法およびその装置、機器、コンピュータ可読記憶媒体、並びにコンピュータプログラム製品を提供し、前記方法は、セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するステップであって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、ステップと、前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するステップと、前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を前記セッションインターフェースに展示するステップと、を含む。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器によって実行される、セッションベースの情報展示方法であって、
セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するステップであって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、ステップと、
前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するステップと、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップと、
を含む、セッションベースの情報展示方法。
【請求項2】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素に対するトリガ操作を受信し、前記トリガ操作が、トリガ時間長がターゲット時間長に達したという条件、トリガ変位がターゲット変位に達したという条件、およびトリガ軌跡がターゲット軌跡であるという条件のうちの少なくとも1つを満たす場合、前記トリガ操作を前記弾発操作として決定するステップ、または
前記ターゲット絵文字要素に対する、少なくとも2つの連続する操作を含む操作グループを受信し、前記操作グループがターゲット操作グループと一致する場合、前記操作グループを前記弾発操作として決定するステップをさらに含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項3】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素の送信モードを選択するためのモードオプションを表示するステップと、
弾発モードオプションに対する選択操作に応答して、前記選択操作を前記弾発操作として決定するステップと、をさらに含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項4】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた、前記ターゲット絵文字要素に対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素をドラッグする過程を展示するステップと、
前記ドラッグ操作の実行過程において、前記ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、前記弾発命令を受信するステップと、をさらに含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項5】
前記弾発命令を受信する前に、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素に対する回転操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素の弾発方向を調整するステップをさらに含み、
前記弾発命令を受信するステップは、
調整後の弾発方向に弾発することを指示する弾発命令を受信するステップを含む、
請求項4に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項6】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素が弾発された後に前記セッションインターフェースのエッジに移動して消える過程を展示するステップを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項7】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が、前記弾発命令によって指示される弾発方向に沿って弾発されて移動する過程を展示するステップと、
前記ターゲット絵文字要素の移動に伴って、前記ターゲット絵文字要素のサイズが徐々に変化するように制御するステップと、を含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項8】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が弾発されることによって生成された複数の絵文字コピーを展示し、前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示するステップを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項9】
前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示するステップは、
前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示し、前記複数の絵文字コピーの移動に伴って、各前記絵文字コピーのサイズが徐々に変化するように制御するステップ、または、
前記複数の絵文字コピーがターゲット軌跡に沿って順次移動してターゲット絵柄を形成する過程を展示するステップ、を含む、
請求項8に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項10】
前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素が終点まで弾発された場合、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発情報を展示するステップをさらに含み、
前記弾発情報は、前記ターゲット絵文字要素の弾発高度、および弾発高度に対応する特殊効果要素のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項11】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記セッションインターフェースに、セッションメッセージの形で前記ターゲット絵文字要素を表示するステップ、または、
弱いリマインドセッションメッセージの方式を用いて、前記弾発動画に対応するテキスト提示情報および前記弾発動画に対応する再生入口を表示するステップ、をさらに含み、
前記テキスト提示情報は、前記ターゲット絵文字要素に対する弾発操作が実行されたことを提示するために使用され、前記再生入口は、トリガされるときに、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を再展示するために使用される、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項12】
前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発動画を展示する過程において、他の絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップと、
前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と衝突すると、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素との衝突に対応する衝突特殊効果を展示するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項13】
前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素との衝突に対応する衝突特殊効果を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と同じ絵文字要素である場合、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素の衝突によって合成された合成絵文字要素を展示するステップであって、前記合成絵文字要素の様式は、前記ターゲット絵文字要素の様式と同じであり、前記合成絵文字要素は、前記ターゲット絵文字要素より大きい、ステップと、
前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と異なる絵文字要素である場合、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素とが衝突した後に弾き離れる動画を展示するか、または、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素とが衝突して組み合わされた複合絵文字要素を展示するステップであって、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素は、それぞれ前記複合絵文字要素のサブ絵文字要素である、ステップと、
を含む、請求項12に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項14】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発誘導情報の表示形態が、前記ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、前記弾発アイテムの第1弾発補助ツールを表示するステップと、
前記弾発アイテムに対するドラッグ操作に応答して、前記弾発アイテムをドラッグする過程と、前記弾発アイテムのドラッグに応じて前記第1弾発補助ツールが変形する過程を展示するステップと、
前記ドラッグの実行中、前記ドラッグ操作がリリースされると、前記弾発命令を受信するステップと、をさらに含み、
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が、前記第1弾発補助ツールの元の形状への復元によって生じる弾性力によって弾発される動画を展示するステップを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項15】
前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発アイテムをドラッグする過程において、前記第1弾発補助ツールの表示様式が前記弾発アイテムの位置に対応するように、前記弾発アイテムの位置の変更に応じて、前記第1弾発補助ツールの表示様式を調整するステップ、をさらに含む、
請求項14に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項16】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発誘導情報の表示形態が、前記ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、前記弾発アイテムに対するトリガ操作に応答して、前記弾発アイテムに接続された第2弾発補助ツールを表示するステップと、
前記第2弾発補助ツールに対するドラッグ操作に応答して、前記第2弾発補助ツールの移動過程を展示し、前記第2弾発補助ツールと前記弾発アイテムとの接続部が、前記第2弾発補助ツールの移動に応じて引張変形する過程を展示するステップと、
前記ドラッグの実行中、前記ドラッグ操作がリリースされると、前記弾発命令を受信するステップと、をさらに含み、
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が、前記接続部の引張変形による弾性力によって弾発される弾発動画を展示するステップ
を含む、請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項17】
セッションベースの情報展示装置であって、
セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するように構成される第1表示モジュールであって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、第1表示モジュールと、
前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するように構成される第2表示モジュールと、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するように構成される弾発展示モジュールと、
を備える、セッションベースの情報展示装置。
【請求項18】
実行可能命令が記憶されたメモリと、
前記メモリに記憶された実行可能命令を実行することにより、請求項1ないし16のいずれか一項に記載のセッションベースの情報展示方法を実現するように構成されるプロセッサと、を備える、電子機器。
【請求項19】
プロセッサに、請求項1ないし16のいずれか一項に記載のセッションベースの情報展示方法を実行させるための実行可能命令が記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
プロセッサに、請求項1ないし16のいずれか一項に記載のセッションベースの情報展示方法を実行させるためのコンピュータプログラムまたは命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本願は、2021年11月30日に中国特許局に提出された、出願番号が202111441440.7である中国特許出願に基づいて提出されるものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容が参照により本願に組み込まれている。
【0002】
本願は、即時通信技術分野に関し、特に、セッションベースの情報展示方法およびその装置、機器、コンピュータ可読記憶媒体、並びにコンピュータプログラム製品に関するものである。
【背景技術】
【0003】
モバイル通信技術の発展に伴い、即時通信のセッションにおいて、ユーザは、文字、音声または絵文字要素などを編集してセッションメッセージを送信することができるようになったが、関連技術では、絵文字要素を送信するとき、通常、メッセージバブルの方式で絵文字要素を送信し、即ち、送信される絵文字要素はセッションメッセージの形で展示され、このような情報展示方式は、比較的単調であり、グラフィック処理リソースの利用率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願実施例は、絵文字要素の展示方式を多様にし、グラフィック処理リソースの利用率を向上させることができる、セッションベースの情報展示方法およびその装置、電子機器、コンピュータ可読記憶媒体、並びにコンピュータプログラム製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願実施例の技術的解決策は、以下のように実現される。
【0006】
本願実施例は、セッションベースの情報展示方法を提供し、前記方法は、
セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するステップであって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、ステップと、
前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するステップと、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップと、を含む。
【0007】
本願実施例は、セッションベースの情報展示装置を提供し、前記装置は、
セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するように構成される第1表示モジュールであって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、第1表示モジュールと、
前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するように構成される第2表示モジュールと、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するように構成される弾発展示モジュールと、を備える。
【0008】
本願実施例は、電子機器を提供し、前記電子機器は、
実行可能命令が記憶されたメモリと、
前記メモリに記憶された実行可能命令を実行することにより、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法を実現するように構成される、プロセッサと、を備える。
【0009】
本願実施例は、プロセッサに、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法を実行させるための実行可能命令が記憶された、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0010】
本願実施例は、コンピュータプログラムまたは命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムまたは命令は、プロセッサに、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法を実行させる。
【発明の効果】
【0011】
本願実施例は、以下の有益な効果を有する。
【0012】
本願実施例を適用することにより、セッションインターフェースを介して少なくとも1つのセッション対象とセッションを行うとき、絵文字要素を弾発(「発射」)することにより、絵文字要素が弾発される弾発動画を展示し、絵文字要素を送信することによってのみ絵文字要素を含むセッションメッセージを表示するのと比較すると、情報展示の多様さが大幅に向上し、同じ情報展示期間でより多い有益な情報を展示することができ、機器のハードウェア処理リソースが最大限に活用され、グラフィック処理リソースの利用率が向上し、インタラクションの楽しさを高め、ユーザのますます多様化する情報インタラクションの展示ニーズを満たし、ユーザの忠誠度と定着率の向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本願実施例によるセッションベースの情報展示システム100のアーキテクチャの概略図である。
図2】本願実施例による電子機器500の例示的な構造図である。
図3】本願実施例によるセッションベースの情報展示方法の例示的なフローチャートである。
図4】本願実施例による弾発操作の受信の概略図である。
図5】本願実施例による弾発誘導情報の表示の概略図である。
図6】本願実施例による弾発方向の調整の概略図である。
図7】本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図である。
図8】本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図である。
図9】本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図である。
図10】本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図である。
図11】本願実施例による弾発情報展示の概略図である。
図12】本願実施例による情報展示の概略図である。
図13】本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図である。
図14】本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図である。
図15】本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図である。
図16】本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図である。
図17】本願実施例によるセッションベースの情報展示方法の例示的なフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本願の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、以下では、図面を参照して、本願について詳細に説明し、説明される実施例は、本願への制限として理解されるべきではなく、創造的な労力なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
【0015】
以下の説明では、「いくつかの実施例」という用語は、すべての可能な実施例のサブセットを指し、理解できることとして、「いくつかの実施例」という用語は、すべての可能な実施例の同じサブセットまたは異なるサブセットであり得、これらは、競合することなく互いに組み合わせることができる。
【0016】
以下の説明で言及される「第1/第2…」という用語は、類似した対象を区別するためのものに過ぎず、対象の特定の順序を表すわけではなく、理解可能なこととして、「第1/第2…」は、場合によっては、特定の順序または先後順位を互換することができ、それによって、本明細書に記載される本願実施例は、図示または説明される順序以外の順序で実施することができる。
【0017】
特に明記しない限り、本明細書で使用されるすべての技術および科学的用語は、当業者が通常理解しているのと同じ意味を有する。本明細書で使用される用語は、本願実施例を説明するためのものに過ぎず、本願を限定するためのものではない。
【0018】
本願実施例をさらに詳細に説明する前に、本願実施例で言及される名詞および用語を説明し、本願実施例で言及される名詞および用語は、以下の解釈のとおりである。
【0019】
1)クライアントとは、端末で実行される、様々なサービスを提供するためのアプリケーションであり、例えば、ビデオ再生クライアント、ゲームクライアント、即時通信クライアント、学習クライアントなどが挙げられる。
【0020】
2)「に応答して…」という用語は、実行される操作が依存している条件または状態を表し、依存している条件または状態が満たされる場合、実行される1つまたは複数の操作が、リアルタイムで実行されてもよく、設定された遅延を有してもよく、特に明記しない限り、実行される複数の操作間に実行順序の制限がない。
【0021】
図1を参照すると、図1は、本願実施例によるセッションベースの情報展示システム100のアーキテクチャの概略図であり、1つの例示的な適用をサポートするために、端末(端末400-1および端末400-2が例示的に示されている)は、ネットワーク300を介してサーバ200に接続され、ネットワーク300は、ワイドエリアネットワークまたはローカルエリアネットワークであってもよいし、または両者の組み合わせであってもよく、無線リンクを使用してデータ伝送を実現する。
【0022】
実際の適用において、端末400は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、仮想現実(VR:Virtual Reality)機器などの様々なタイプのユーザ端末であってもよいし、デスクトップコンピュータ、テレビまたはこれらのデータ処理機器のうちの任意の2つまたは複数の組み合わせであってもよい。サーバ200は、様々なサービスをサポートするために独立して配置された1つのサーバまたは1つのサーバクラスタであってもよいし、クラウドサーバなどであってもよい。
【0023】
実際の適用において、端末には、ビデオ再生クライアント、ゲームクライアント、即時通信クライアント、学習クライアントなどのクライアントが配置されており、ユーザがセッションのために端末上のクライアントを開始すると、端末は、セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示し、ここで、セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される。少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する。弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、ターゲット絵文字要素に対する弾発要求をサーバ200に送信する。サーバ200は、弾発要求に基づいて、ターゲット絵文字要素の弾発に関する弾発リソースファイルを決定し、決定された弾発リソースファイルを現在の対象およびセッション対象の端末に返す。端末は、弾発リソースファイルを受信した後、弾発リソースファイルをレンダリングし、レンダリングによって得られた、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画をセッションインターフェースに展示する。
【0024】
図2を参照すると、図2は、本願実施例による電子機器500の例示的な構造図であり、実際の適用において、電子機器500は、図1における端末またはサーバ200であってもよく、電子機器が図1に示す端末であることを例として、本願実施例のセッションベースの情報展示方法を実施する電子機器について説明する。図2に示す電子機器500は、少なくとも1つのプロセッサ510、メモリ550、少なくとも1つのネットワークインターフェース520およびユーザインターフェース530を備える。電子機器500における各コンポーネントは、バスシステム540を介して結合される。理解できることとして、バスシステム540は、これらのコンポーネント間の接続通信を実現するために使用される。データバスに加えて、バスシステム540は、電力バス、制御バスおよびステータス信号バスをさらに含む。しかし、説明を明確にするために、図2では、様々なバスがバスシステム540と表記されている。
【0025】
プロセッサ510は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなど、信号処理の機能を有する集積回路チップであってもよく、ここで、汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
【0026】
ユーザインターフェース530は、メディアコンテンツを表示できるようにする1つまたは複数の出力装置531を備え、前記出力装置431は、1つまたは複数のスピーカ、および/または1つまたは複数の視覚ディスプレイスクリーンを備える。ユーザインターフェース530はさらに、1つまたは複数の入力装置532を備え、前記入力装置432は、キーボード、マウス、マイクロフォン、タッチスクリーンディスプレイ、カメラ、他の入力ボタンやコントロールなど、ユーザの入力を支援するユーザインターフェースコンポーネントを備える。
【0027】
メモリ550は、取り外し可能なもの、取り外し不可能なものまたはそれらの組み合わせであってもよく、その例示的なハードウェア機器として、固体メモリ、ハードディスクドライバ、光ディスクドライバなどを含む。メモリ550は、任意選択的に、物理的位置においてプロセッサ510から離れた1つまたは複数の記憶機器を含む。
【0028】
メモリ550は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリを含んでもよいし、揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)であってもよく、揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。本願実施例で説明されるメモリ550は、任意の適切なタイプのメモリを含むことを意図する。
【0029】
いくつかの実施例において、メモリ550は、各種操作をサポートするためのデータを記憶することができ、これらのデータの例としては、プログラム、モジュールおよびデータ構造またはそのサブセットまたはスーパーセットを含み、以下で例示的に説明する。
【0030】
オペレーティングシステム551は、様々な基本的なシステムサービスを処理し、ハードウェアに関するタスクを実行するように構成されるシステムプログラムを含み、例えば、フレームワーク層、コアライブラリ層、ドライバ層などが挙げられ、様々な基本的なサービスを実現し、ハードウェアベースのタスクを処理するために使用される。
【0031】
ネットワーク通信モジュール552は、1つまたは複数の(有線または無線)ネットワークインターフェース520を経由して他のコンピュータ機器に達するように構成され、例示的に、ネットワークインターフェース520は、Bluetooth(登録商標)技術、ワイヤレス・フィディリティ(WiFi)、および汎用シリアルバス(USB:Universal Serial Bus)などを含む。
【0032】
表示モジュール553は、ユーザインターフェース530に関連付けられる1つまたは複数の出力装置531(例えば、ディスプレイ、スピーカなど)を介して、情報を表示するように構成される(例えば、周辺機器を操作し、コンテンツと情報を表示するためのユーザインターフェース)。
【0033】
入力処理モジュール554は、1つまたは複数の入力装置532からの1つまたは複数のユーザ入力またはインタラクションを検出し、検出された入力またはインタラクションを解釈するために使用される。
【0034】
いくつかの実施例において、本願実施例によるセッションベースの情報展示装置は、ソフトウェアの方式により実現することができ、図2は、メモリ550に記憶されたセッションベースの情報展示装置555を示し、セッションベースの情報展示装置555は、プログラムやプラグインなどの形のソフトウェアであってもよく、第1表示モジュール5551、第2表示モジュール5552および弾発展示モジュール5553などのソフトウェアモジュールを含み、これらのモジュールは、論理的なものであるため、実現する機能に基づいて、任意に組み合わせるかまたはさらに分割することができ、以下では、各モジュールの機能について説明する。
【0035】
いくつかの実施例において、本願実施例によるセッションベースの情報展示装置は、ハードウェア方式を採用して実現することができ、一例として、本願実施例によるセッションベースの情報展示装置は、ハードウェア復号化プロセッサの形を採用するプロセッサであってもよく、それは、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法を実行するようにプログラミングされ、例えば、ハードウェア復号化プロセッサの形のプロセッサは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、DSP、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)または他の電子素子を採用することができる。
【0036】
いくつかの実施例において、端末またはサーバは、コンピュータプログラムを実行することにより、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法を実現することができる。例を挙げると、コンピュータプログラムは、オペレーティングシステムにおけるネイティブプログラムまたはソフトウェアモジュールであってもよく、ライブAPPまたは即時通信APPなどの、ネイティブ(Native)アプリケーション(APP:Application)、即ち、実行するためにオペレーティングシステムにインストールする必要があるプログラムであってもよく、ミニプログラム、即ち、ブラウザ環境にダウンロードするだけで実行できるプログラムであってもよく、任意のAPPに埋め込むことができるミニプログラムであってもよい。要するに、上記のコンピュータプログラムは、任意の形のアプリケーション、モジュールまたはプラグインであってもよい。
【0037】
上記の本願実施例によるセッションベースの情報展示システムに関する説明に基づいて、以下では、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法について説明し、実際の実施では、当該方法は、図1に示す端末またはサーバ200によって独立して実施されてもよいし、図1に示す端末およびサーバ200によって協働して実施されてもよい。次に、図1および図3を参照し、図3は、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法の例示的なフローチャートであり、図1に示す端末が本願実施例によるセッションベースの情報展示方法を独立して実施することを例として説明する。
【0038】
ステップ101において、端末は、セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示し、ここで、セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される。
【0039】
実際の適用において、端末には、ビデオ再生クライアント、ゲームクライアント、即時通信クライアント、学習クライアントなどのクライアントが配置されており、ユーザがセッションのために端末上のクライアントを開始すると、セッションのためのセッションインターフェースを表示し、当該セッションインターフェースは、2つのセッション対象間のセッションのためのインターフェースであってもよいし、2つ以上のセッション対象で形成されたセッショングループ間のセッションのためのインターフェースであってもよい。セッションインターフェースには、セッション編集のためのセッション編集領域が表示され、セッション編集領域を介して、文字、音声、写真、絵文字要素などの内容を編集および送信することができる。ユーザが絵文字要素を編集するために絵文字入口をクリックすると、端末は、クリック操作に応答して、複数の選択可能な絵文字要素を表示することにより、ユーザが当該複数の選択可能な絵文字要素のいずれかをターゲット絵文字要素として選択して送信または弾発するようにする。
【0040】
さらに、セッションインターフェースにセッションメッセージを表示することもでき、当該セッションメッセージは、現在のログインアカウントに対応するセッション対象によってセッション編集領域(例えば、メッセージ編集ボックスなど)を介して編集されたメッセージであってもよいし、サーバから送信された、現在のログインアカウントではないアカウントに対応する他のセッション対象によって編集されたセッションメッセージであってもよく、当該セッションメッセージは、テキストメッセージ、オーディオメッセージ、ビデオメッセージおよび絵文字要素メッセージなどのセッションメッセージのタイプの少なくとも1つを含み得る。
【0041】
ステップ102において、少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する。
【0042】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、端末は、次の方式で弾発操作を受信することができる。少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対するトリガ操作を受信し、トリガ操作が、トリガ時間長がターゲット時間長に達したという条件、トリガ変位がターゲット変位に達したという条件、およびトリガ軌跡がターゲット軌跡であるという条件のうちの少なくとも1つを満たす場合、トリガ操作を弾発操作として決定する。
【0043】
ここで、絵文字要素に対して、弾発操作をトリガできるトリガ操作を予め設定することができ、ユーザが絵文字要素に対して実行したトリガ操作が、予め設定された、弾発操作をトリガできるトリガ操作と一致する場合、端末は、対応する絵文字要素に対する弾発操作を受信することができ、例えば、ターゲット絵文字要素に対して、長押し操作(トリガ時間長が予め設定されたターゲット時間長、例えば、1秒に達する)、ドラッグ操作(例えば、ターゲット絵文字要素を特定の位置までドラッグダウンする)、およびターゲット絵文字要素をドラッグしてターゲット軌跡に沿って移動させる(例えば、ターゲット絵文字要素をドラッグして円を描くなど)という予め設定されたトリガ操作のうちの少なくとも1つを実行する場合、トリガ操作を弾発操作とする。
【0044】
別のいくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、端末はさらに、次の方式で弾発操作を受信することができる。端末は、少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する操作グループを受信し、操作グループは、少なくとも2つの連続する操作を含み、操作グループがターゲット操作グループと一致する場合、操作グループを弾発操作とする。
【0045】
ここで、ターゲット操作グループについて説明する。実際の適用において、ターゲット操作グループは、予め設定された少なくとも2つのトリガ操作の組み合わせであってもよく、当該トリガ操作、長押し操作、ドラッグ操作、クリック操作またはスライド操作であってもよい。ユーザがターゲット絵文字要素に対して実行した、少なくとも2つの連続する操作(例えば、ターゲット絵文字要素を長押ししてからターゲット絵文字要素を下方にドラッグする)を含む操作グループが、予め設定されたターゲット操作グループと一致する場合、操作グループを弾発操作とする。
【0046】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、端末はさらに、次の方式で弾発操作を受信することができる。少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対するトリガ操作に応答して、ターゲット絵文字要素の送信モードを選択するための送信モード選択インターフェースを表示し、ここで、送信モード選択インターフェースには、少なくとも弾発モードオプションが含まれ、弾発モードオプションに対する選択操作に応答して、選択操作を弾発操作とする。
【0047】
ここで、任意の絵文字要素に対して複数の送信モード(通常モード、弾発モードなど)を予め設定することができ、ここで、通常モードとは、送信命令に対応する通常操作を実行することにより、絵文字要素の単純な送信を実現することを指し、弾発モードとは、弾発命令に対応する弾発操作を実行することにより、絵文字要素の弾発送信を実現することを指す。図4を参照すると、図4は、本願実施例による弾発操作の受信の概略図であり、実際の適用において、ユーザがターゲット絵文字要素401をトリガする(例えば、ダブルクリック、スライドなど)と、端末は、当該トリガ操作に応答して、ユーザにターゲット絵文字要素の送信モードを選択させるためのモードオプション、例えば、通常モードオプション402、弾発モードオプション403などを表示し、ユーザが弾発モードオプション403を選択した場合、端末は、ターゲット絵文字要素に対する弾発操作を受信することができる。
【0048】
実際の適用において、モードオプションはモード選択インターフェースに表示されてもよく、例えば、端末は、ターゲット絵文字要素に対するトリガ操作に応答して、まず、ポップアップの形、またはセッションインターフェースとは別個のサブインターフェースの形でモード選択インターフェースを表示し、モード選択インターフェースに通常モードオプションおよび弾発モードオプションを表示し、弾発モードオプションに対する選択操作に応答して、選択操作を弾発操作とすることができる。これにより、ユーザが絵文字要素の送信モードについてまだ理解していない場合、まず、ユーザが選択できる複数の送信モードを表示し、ユーザは、好奇心または実際のニーズに応じて対応する送信モードを選択することができ、これにより、絵文字要素とのやり取りを促進することができる。
【0049】
実際の適用において、ユーザの履歴使用データから、ユーザが絵文字要素の送信モードを十分に理解していると決定した場合、送信モードオプションを表示せずに対応する操作(例えば、通常操作または弾発操作)に直接応答することができ、例えば、ターゲット絵文字要素の場合、ターゲット絵文字要素に対するクリック操作を受信した時点で対応する送信命令をトリガすることができ、ターゲット絵文字要素に対する長押し操作を受信した時点で対応する弾発命令をトリガすることができると仮定すると、ユーザがターゲット絵文字要素をクリックすると、端末は、当該クリック操作に応答して、ターゲット絵文字要素に対する送信命令を受信し、当該送信命令に応答して、メッセージバブルの形でターゲット絵文字要素を送信して、セッションインターフェースに、当該ターゲット絵文字要素を含むセッションメッセージを表示し、ユーザがターゲット絵文字要素を長押しすると、端末は、当該長押し操作(即ち、弾発操作)に応答して、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信し、当該弾発命令に応答して、弾発の形でターゲット絵文字要素を送信して、セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示し、このようにして、絵文字要素を送信する際の操作バスが短縮され、対話効率が向上する。
【0050】
なお、本願実施例では、ユーザの履歴使用データのような関連データが言及されているが、本願実施例が特定の製品や技術に適用される場合、ユーザの許可または同意が必要があり、関連データの収集、使用および処理は、関連する国や地域の関連する法律規制および標準を従うべきである。
【0051】
いくつかの実施例において、弾発誘導情報は、弾発命令をトリガするために、弾発操作について対応する処理を実行するように誘導するために使用され、例えば、弾発操作をリリース(例えば、手を放す、即ち、ターゲット絵文字要素に対する弾発操作を手放す)して弾発命令をトリガすることを示す誘導情報であり、その表示形態は、文字誘導、標識誘導または補助アイテム誘導であってもよい。例えば、図5を参照すると、図5は、本願実施例による弾発誘導情報の表示の概略図であり、(1)では、「ドラッグダウンして弾発」という文字誘導を弾発誘導情報とし、(2)では、矢印という標識誘導を弾発誘導情報とし、ここで、矢印方向は弾発方向を指示し、矢印の長さは対応する弾発距離を指示し、(3)では、弾弓または弓矢などのような補助アイテムを弾発誘導情報とし、ユーザは、絵文字要素に対して弾発操作を実行することができ、このように、絵文字要素のインタラクションに遊戯的な遣り方が与えられ、絵文字要素に基づくインタラクションの楽しさを高める。
【0052】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、端末は、次の方式でターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信することができる。弾発誘導情報に基づいてトリガされた、ターゲット絵文字要素に対するドラッグ操作に応答して、ターゲット絵文字要素がドラッグされる過程を展示し、ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信する。つまり、弾発誘導情報の操作誘導により、ユーザは、ターゲット絵文字要素をドラッグしてセッションインターフェースで移動させ、ターゲット絵文字要素をドラッグして移動させる過程において、ユーザがターゲット絵文字要素に対するドラッグ操作をリリースすると、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令がトリガされる。
【0053】
ここで、実際の適用において、弾発誘導情報に基づいてターゲット絵文字要素をドラッグすることができ、ここで、ターゲット絵文字要素の弾発方向は、ドラッグ操作のドラッグ方向によって决定され、ドラッグ方向は、弾発方向と反対方向となり、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発距離は、ドラッグ操作のドラッグ距離によって决定され、弾発距離とドラッグ距離とは、正の相関関係を有し、即ち、ドラッグ距離が長いほど、対応する弾発距離も長くなり、ターゲット絵文字要素を任意の位置までドラッグしてからリリースすると、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信することができる。
【0054】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信する前に、端末はさらに、ターゲット絵文字要素に対する回転操作に応答して、ターゲット絵文字要素の弾発方向を調整することができ、それに対応して、端末は、次の方式で弾発命令を受信することができる。調整後の弾発方向に応じて弾発を行う弾発命令を受信する。
【0055】
ここで、ターゲット絵文字要素をドラッグする過程、またはターゲット絵文字要素をターゲット位置までドラッグする過程において、ターゲット絵文字要素に対する回転操作により、ターゲット絵文字要素の弾発方向を調整することができ、例えば、図6を参照すると、図6は、本願実施例による弾発方向の調整の概略図であり、ユーザがターゲット絵文字要素をドラッグ始めるとき、ターゲット絵文字要素が指示する弾発方向は第1方向であり、ターゲット絵文字要素をドラッグする過程において、ターゲット絵文字要素を回転することにより、ターゲット絵文字要素が指示する弾発方向を第1方向から第2方向に調整され、このとき、ユーザが手を放すことでドラッグ操作をリリースすると、端末によって受信される弾発命令が指示する弾発方向は第2方向となる。
【0056】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、端末は、次の方式でターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信することができる。弾発誘導情報の表示形態が、ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、弾発アイテムの第1弾発補助ツールを表示し、弾発アイテムに対するドラッグ操作に応答して、弾発アイテムがドラッグされる過程、および弾発アイテムのドラッグによって第1弾発補助ツールが変形される過程を展示し、ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、弾発命令を受信する。それに対応して、端末は、次の方式でセッションインターフェースにターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示することができる。セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が、第1弾発補助ツールの元の形状への復元によって生じる弾性力によって弾発される動画を展示する。
【0057】
ここで、弾発誘導情報は、弾発アイテムの形で存在し、当該弾発アイテムを使用してターゲット絵文字要素を弾発することを指示し、ここで、弾発アイテムには、ターゲット絵文字要素が含まれ、即ち、弾発アイテムはターゲット絵文字要素を担体とし、弾発アイテムの様式は、ターゲット絵文字要素の様式と一致し、例えば、ターゲット絵文字要素が笑顔絵文字である場合、弾発アイテムも笑顔絵文字の様式である。弾発アイテム(即ち、ターゲット絵文字要素)を弾発する前に、弾発アイテムをドラッグして蓄力する必要があり、第1弾発補助ツールは、蓄力により変形可能な仮想弾性ツール(例えば、仮想弾力縄)であり、弾発アイテムに対する弾発操作のトリガを補助するために使用される。弾発アイテムをドラッグする過程において、第1弾発補助ツールと弾発アイテムは全体を構成し、第1弾発補助ツールは弾発アイテムと接触し、弾発アイテムに対するドラッグ操作により、当該弾発アイテムは第1弾発補助ツールに圧力を加え、第1弾発補助ツールがドラッグ操作によるドラッグ蓄力によって変形されるようにし、弾発アイテムを弾発するための弾性力を生成し、ドラッグ操作がリリースされると、端末は、ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、弾発アイテム(即ち、ターゲット絵文字要素)に対する弾発命令を受信し、弾発アイテム(即ち、ターゲット絵文字要素)が、第1弾発補助ツールの変形から元の形状への復元によって生じる弾性力によって弾発される弾発動画を展示する。実際の適用において、当該弾発動画において、ターゲット絵文字要素が弾発される距離は、第1弾発補助ツールによる弾性力の大きさと正の相関があり、第1弾発補助ツールによる弾性力の大きさは、第1弾発補助ツールの変形程度と正の相関がある。
【0058】
図7を参照すると、図7は、本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図であり、ユーザがターゲット絵文字要素701を長押しすると、セッションインターフェースのターゲット位置(例えば、セッションインターフェースの中央下部の位置)に弾発アイテム702が表示され、弾発アイテム702の様式は、ターゲット絵文字要素701の様式と一致し、弾発アイテム702に対応する第1弾発補助ツール703、および弾発アイテムをドラッグすることを誘導するための誘導情報704が表示され、ユーザが誘導情報704に従って弾発アイテム702を下方にドラッグする過程において、第1弾発補助ツール703が対応して変形する過程が表示され、ユーザが弾発アイテム702をリリースすると、弾発アイテム702(即ち、ターゲット絵文字要素)が、第1補助ツール703の変形から元の形状への復元によって生じる弾性力によって弾発される動画が表示される。
【0059】
いくつかの実施例において、弾発アイテムをドラッグする過程において、第1弾発補助ツールの表示様式が弾発アイテムの位置に対応するように、弾発アイテムの位置の変更に応じて、第1弾発補助ツールの表示様式を調整する。
【0060】
ここで、弾発アイテムをドラッグする過程において、弾発アイテムの位置は、ドラッグ操作に応じて変化し、これにより、第1弾発補助ツールが対応して変形し、表示様式も対応して変化し、図7に示すように、弾発アイテム702のドラッグ操作のドラッグ位置が低くなるほど、対応する第1弾発補助ツール703の変形が大きくなり、生成される蓄力も大きくなり、それに対応して、第1弾発補助ツール703の色が視覚的に深くなる。
【0061】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、端末は、次の方式でターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信することができる。弾発誘導情報の表示形態が、ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、弾発アイテムに対するトリガ操作に応答して、弾発アイテムに接続された第2弾発補助ツールを表示し、第2弾発補助ツールに対するドラッグ操作に応答して、第2弾発補助ツールの移動過程を展示し、第2弾発補助ツールと弾発アイテムとの接続部が、第2弾発補助ツールの移動に応じて引張変形する過程を展示し、ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、弾発命令を受信する。それに対応して、端末は、次の方式でセッションインターフェースにターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示することができる。セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が、接続部の引張変形による弾性力によって弾発される弾発動画を展示する。
【0062】
弾発アイテム(即ち、ターゲット絵文字要素)を弾発する前に、ユーザが弾発アイテムをトリガすると、接続部を介して弾発アイテムに接続された第2弾発補助ツール(引き手リングなど)が表示され、第2弾発補助ツールをドラッグすると、接続部が対応して引張変形し、さらに、接続部の引張変形により、対応する弾性力が生じる。第2弾発補助ツールをドラッグする過程において、第2弾発補助ツールがドラッグされる距離が遠いほど、接続部の変形が大きくなり、接続部の引張変形による弾性力も大きくなり、ドラッグ操作がリリースするとき、弾発アイテム(即ち、ターゲット絵文字要素)が、接続部の引張変形による弾性力によって弾発される距離が遠くなる。
【0063】
図8を参照すると、図8は、本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図であり、ユーザがターゲット絵文字要素801を長押しすると、セッションインターフェースのターゲット位置(例えば、セッションインターフェースの中央下部の位置)に弾発アイテム802が表示され、弾発アイテム802の様式は、ターゲット絵文字要素801の様式と一致し、弾発アイテム802に対応する第1弾発補助ツール803、および弾発アイテム802と第2弾発補助ツール803を接続するための接続部804が表示され、第2弾発補助ツール803をドラッグする過程において、第2弾発補助ツール803がドラッグされる距離が遠いほど、接続部804の変形が大きくなり、接続部804の引張変形による弾性力(または蓄力値)も大きくなり、ユーザがドラッグ操作をリリースするとき、表示される弾発アイテム(即ち、ターゲット絵文字要素)が、接続部804の引張変形による弾性力によって弾発される動画において、弾発アイテム(即ち、ターゲット絵文字要素)が弾発される距離が遠くなる。
【0064】
ステップ103において、弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示する。
【0065】
いくつかの実施例において、端末は、次の方式でターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示することができる。端末は、セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発されてセッションインターフェースのエッジに移動した後に消える過程を展示する。実際の適用において、端末は、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信すると、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示し、例えば、ターゲット絵文字要素が、絵文字パネルにおける当該ターゲット絵文字要素の第1位置(最初の位置)からセッションインターフェースのエッジに弾発されてから、セッションインターフェースから離脱するまでの過程を展示するか、または、弾発命令がトリガされたときのターゲット絵文字要素が位置する第2位置(例えば、ドラッグ操作をリリースする位置)からセッションインターフェースのエッジに弾発されてから、セッションインターフェースから離脱するまでの過程を展示し、ここで、第1位置は第2位置とは異なり、ターゲット絵文字要素の弾発方向は、弾発命令によって指示される弾発方向に沿っており、例えば、セッションインターフェースを参照インターフェースとして、垂直上方向となる。
【0066】
弾発方式は、「ロケット」のような様式で弾発することであってもよいし、「階段を昇る」ような様式で段階的にジャンプることであってもよいし、他の弾発形式で弾発することであってもよく、本願実施例は、弾発形式に対して限定しない。
【0067】
弾発過程において、ターゲット絵文字要素に対する弾性力が、ターゲット絵文字要素を元の弾発方向に沿って弾発してセッションインターフェースから離脱させるほど十分でない場合、ターゲット絵文字要素が、他の方向に沿って弾発されてから、セッションインターフェースから離脱するまでの過程を展示することもでき、例えば、ターゲット絵文字要素は、セッションインターフェースの底部から上方に弾発され、セッションインターフェースの上縁に達する前に、セッションインターフェースの中間位置で上方への弾発が停止した場合、ターゲット絵文字要素が中間位置から下方に落ちてセッションインターフェースの下縁から離脱する過程を展示する。上記の方式により、セッションインターフェースにターゲット絵文字要素が弾発される過程が動的に展示され、展示形式が多様になり、絵文字要素に雰囲気的効果を付与することで、感情表現が楽になる。
【0068】
いくつかの実施例において、端末はさらに、次の方式でセッションインターフェースにターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示することができる。セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発命令によって指示される弾発方向に沿って弾発されて移動する過程を展示し、ターゲット絵文字要素のサイズが、ターゲット絵文字要素の移動に応じて徐々に変化するように制御する。
【0069】
図9を参照すると、図9は、本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図であり、(1)では、ターゲット絵文字要素が最初の位置から、セッションインターフェースの上縁に弾発されてからセッションインターフェースの上縁から離脱するまでの過程において、ターゲット絵文字要素がどんどん大きくなるように制御し、(2)では、ターゲット絵文字要素がセッションインターフェースの中間位置から下縁に弾発されてから、セッションインターフェースの下縁から離脱するまでの過程において、ターゲット絵文字要素がどんどん小さくなるように制御し、このように、ターゲット絵文字要素が弾発される過程において、ターゲット絵文字要素のサイズを変更することにより、絵文字の表示様式がさらに多様になり、インタラクションの楽しさを高める。
【0070】
いくつかの実施例において、端末はさらに、次の方式でセッションインターフェースにターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示することができる。セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素の弾発によって生成された複数の絵文字コピーを展示し、複数の絵文字コピーの移動過程を展示する。いくつかの実施例において、端末はさらに、次の方式で複数の絵文字コピーの移動過程を展示することができる。セッションインターフェースに、複数の絵文字コピーの移動過程を展示し、各絵文字コピーのサイズが、複数の絵文字コピーの移動に応じて徐々に変化するように制御するか、または、セッションインターフェースに、複数の絵文字コピーがターゲット軌跡に沿って順次移動してターゲット絵柄を形成する過程を展示する。
【0071】
ここで、実際の適用において、端末は、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令(1つの弾発命令)に応答して、ターゲット絵文字要素の複数の絵文字コピーを生成(即ち、一連の同じ絵文字要素を生成する)するように制御し、生成された複数の絵文字コピーが弾発される弾発動画を展示することができ、ここで、絵文字コピーは、ターゲット絵文字要素を複製することによって得られ、ターゲット絵文字要素と同じ様式を有する。複数の絵文字コピーが弾発される過程において、複数の絵文字コピーのサイズが変化するように制御することができ、または、複数の絵文字コピーがターゲット軌跡に沿って順次移動するように制御して、ターゲット絵柄を形成することもでき、ここで、ターゲット軌跡またはターゲット絵柄は、予め設定されてもよいし、セッションインターフェースにおけるセッション対象間(送信者と受信者)のセッション関係やセッション日時に基づいて決定されてもよく、例えば、セッション対象間のセッション関係がカップルであるか、またはセッション日時がバレンタインデーである場合、ターゲット絵柄は、「ハート」絵柄であってもよい。
【0072】
図10を参照すると、図10は、本願実施例によるターゲット絵文字要素の弾発の概略図であり、端末は、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令に応答して、複数の絵文字コピーを生成し、(1)には、生成された複数の絵文字コピーが、セッションインターフェースから離脱されるまで、弾発命令によって指示される弾発方向に沿って弾発される過程が展示され、弾発過程において、各絵文字コピーのサイズは変化可能であり、(2)には、生成された複数の絵文字コピーが、ターゲット絵柄に対応するターゲット軌跡に沿って順次移動する過程が展示され、例えば、複数の絵文字コピーの移動過程において、各絵文字コピーは、ハート型、V型などのターゲット絵柄のターゲット軌跡に沿って順次移動して対応するターゲット絵柄を形成し、このようにして、絵文字の展示様式がさらに多様になり、インタラクションの楽しさを高め、ユーザの視覚体験を向上させる。
【0073】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素が終点まで弾発されると、セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素に対応する弾発情報を展示し、ここで、弾発情報は、ターゲット絵文字要素の弾発高度、および弾発高度に対応する特殊効果要素のうちの少なくとも1つを含む。
【0074】
ここで、弾発高度は、ターゲット絵文字要素を弾発する前の蓄力値に関係しており、弾発の蓄力値が大きいほど、ターゲット絵文字要素が弾発される高度が高くなり、弾発高度に対応する特殊効果要素は、弾発高度に応じて対応する表現形式を設定することができ、例えば、弾発高度が大きい場合、「お祝い」タイプの特殊効果を表示し、弾発高度が小さい場合、「頑張れ」タイプの特殊効果を表示し、特殊効果要素はまた、弾発操作がトリガされる時の対応する異なる祝日話題の要件に応じて異なる表現形式を設定することもでき、実際の実施において、ターゲット絵文字要素に対する弾発操作に対応する弾発日時を決定し、弾発日時がターゲット日時である場合、ターゲット日時にマッチングする特殊効果要素を取得し、ターゲット絵文字要素が終点まで弾発されると、当該絵文字要素に対応する弾発情報を展示する。
【0075】
図11を参照すると、図11は、本願実施例による弾発情報展示の概略図であり、セッションインターフェースにターゲット絵文字要素1101が弾発される画面が展示され、ターゲット絵文字要素1101が終点まで弾発されると、ターゲット絵文字要素が弾発された弾発高度(3メートル)1102と、弾発高度に対応する特殊効果要素1103とが展示され、ここで、特殊効果要素1103は、セッションインターフェースのターゲット領域で点滅するか、またはセッションインターフェースの上方から、同じまたは異なる移動軌跡、同じまたは異なる移動速度で下方に移動することができ、例えば、自由落下の方式で上から下へ移動することにより、動画特殊効果の効果を実現する。
【0076】
いくつかの実施例において、セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示した後、セッションインターフェースにおいて、セッションメッセージの形でターゲット絵文字要素を表示するか、または、弱いリマインドセッションメッセージの方式を採用して、弾発動画に対応するテキスト提示情報、および弾発動画に対応する再生入口を表示し、ここで、テキスト提示情報は、ターゲット絵文字要素に対して弾発操作を実行したことを提示するために使用され、再生入口は、再生入口に対するトリガ操作を受信した場合、即ち、トリガされた場合、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を再展示するために使用される。ここで、ユーザが再生入口をトリガするたびに、端末は、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を再生し、いくつかの実施例において、弾発動画の繰り返し再生回数を設定することができ、当該弾発動画の繰り返し再生回数が上限に達した場合、繰り返し再生回数が上限に達したことを提示するための提示情報を展示することができ、このように、ユーザが、依然として、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を端末に展示させたい場合、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令を繰り返しトリガすることができ、これにより、ヒューマコンピュータインタラクション(HCI:Human-Computer Interaction)回数を増すことができる。
【0077】
実際の適用において、ターゲット絵文字要素がセッションインターフェースのエッジに移動して消えた後(即ち、弾発が終了した後)、必要に応じて、セッションインターフェースに当該ターゲット絵文字要素の関連情報を展示するか否かを决定することができ、いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素がセッションインターフェースで弾発されて移動する過程は、各セッション対象(即ち、送信者と受信者の両方)間で完全に同期され、例えば、送信者がターゲット絵文字要素を弾発するとき、受信者もセッションインターフェースにいる場合、受信者のセッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画が同期して展示され、受信者がセッションインターフェースにいない場合、受信者のセッションインターフェースに弾発動画が展示されず、弾発が終了した後にも、ターゲット絵文字要素は、セッションメッセージの形でセッションインターフェースに展示されず、これにより、弾発展示効果の即時性が確保される。
【0078】
別のいくつかの実施例において、図12を参照すると、図12は、本願実施例による情報展示の概略図であり、弾発が終了した後、(1)では、ターゲット絵文字要素は、セッションメッセージの形1201でセッションインターフェースに展示され、これにより、弾発動画の展示を終了した後、または受信者が、送信者がターゲット絵文字要素を弾発するときにセッションインターフェースにいない場合でも、その後でセッションインターフェースに入ったとき、送信者によって送信されたターゲット絵文字要素を確認することができ、これにより、セッションメッセージの欠落を回避することができ、(2)では、弱いリマインドセッションメッセージの方式を用いて、弾発動画に対応するテキスト提示情報1202および再生入口1203を表示し、ユーザは、テキスト提示情報から、送信者がターゲット絵文字要素に対して弾発操作を実行したことを知ることができ、再生入口をクリックすることにより、セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を再び展示することができ、弾発動画の再生を実現することができ、このように、送信者がターゲット絵文字要素を弾発するときに受信者がセッションインターフェースにいない場合でも、その後でセッションインターフェースに入ったときに弾発動画を再生することができ、これにより、素晴らしいシーンの欠落を回避することができ、ユーザ間の効果的な感情伝達に役立つ。
【0079】
いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示する過程において、端末はさらに、他の絵文字要素がセッションインターフェースで弾発される弾発動画を展示することができ、ターゲット絵文字要素が他の絵文字要素と衝突すると、ターゲット絵文字要素と他の絵文字要素との衝突に対応する衝突特殊効果を展示する。
【0080】
ここで、他の絵文字要素は、セッションインターフェースにおける任意のセッション対象によって弾発された絵文字要素であってもよく、他の絵文字要素の数は、1つまたは複数(2つ以上)であってもよく、セッションインターフェースにおいて、ターゲット絵文字要素と他の絵文字要素が弾発される弾発動画を同時に展示することができ、弾発過程でターゲット絵文字要素と他の絵文字要素が衝突すると、シミュレートされた物理実体の衝突に対応する衝突特殊効果を展示することができ、これにより、絵文字要素の表示様式を多様にし、インタラクションの楽しさを高めることができる。
【0081】
いくつかの実施例において、端末は、次の方式でターゲット絵文字要素と他の絵文字要素との衝突に対応する衝突特殊効果を展示することができる。ターゲット絵文字要素が他の絵文字要素と同じ絵文字要素である場合、ターゲット絵文字要素と他の絵文字要素との衝突によって合成された合成絵文字要素を展示し、合成絵文字要素の様式は、ターゲット絵文字要素の様式と同じであり、合成絵文字要素は、ターゲット絵文字要素より大きい。ターゲット絵文字要素が他の絵文字要素とは異なる絵文字要素である場合、ターゲット絵文字要素と他の絵文字要素とが衝突した後に弾き離れる動画を展示するか、または、ターゲット絵文字要素と他の絵文字要素とが衝突して組み合わされた複合絵文字要素を展示し、ここで、ターゲット絵文字要素と他の絵文字要素はそれぞれ複合絵文字要素のサブ絵文字要素である。
【0082】
図13を参照すると、図13は、本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図であり、弾発されるターゲット絵文字要素1301と他の絵文字要素1302がセッションインターフェースに展示され、両者は、同じ(同じ様式、同じサイズ)絵文字要素であり、即ち、両方とも「嫌い」タイプの絵文字要素(親指が下方に向けられた絵)であり、両者の衝突によって合成された合成絵文字要素1303の様式は、依然として「嫌い」タイプの絵文字要素であるが、合成絵文字要素1303は、ターゲット絵文字要素1301と他の絵文字要素1302より大きく、即ち、合成された「嫌い」タイプの絵文字要素は、衝突によって合成される前の単一の「嫌い」タイプの絵文字要素より大きく、セッションインターフェースにおける最終的に合成された合成絵文字要素1303の弾発軌跡は、衝突前のターゲット絵文字要素1301と他の絵文字要素1302の弾発速度と弾発方向によって决定される。実際の適用において、合成絵文字要素のサイズは、衝突する絵文字要素の数にも関係する場合があり、一般に、衝突する同じ絵文字要素の数が多いほど、合成される合成絵文字要素が大きくなり、2つの同じ絵文字要素の衝突によって合成される合成絵文字要素は、3つの同じ絵文字要素の衝突によって合成される合成絵文字要素より小さい。
【0083】
図14を参照すると、図14は、本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図であり、弾発された「笑顔」というターゲット絵文字要素1401と「泣き顔」という他の絵文字要素1402がセッションインターフェースに展示され、両者は異なる絵文字要素であり、両者が衝突した場合、(1)には、両者が衝突して弾き離れる画面が展示され、実際の適用において、両者が衝突した後に弾き離れる幅は、2つの絵文字要素が衝突するときの弾発速度と弾発方向に関連しており、例えば、両者が衝突するときの2つの絵文字要素の弾発速度が速いほど、対応する弾き離れる幅が大きくなり、(2)には、両者が衝突して組み合わされた複合絵文字要素1403が展示され、ここで、複合絵文字要素1403において、ターゲット絵文字要素1401と他の絵文字要素1402は独立して展示される。
【0084】
いくつかの実施例において、他の絵文字要素の数が2つ以上である場合、セッションインターフェースに同時に展示される絵文字要素(ターゲット絵文字要素を含む)の数は、3つまたは3つ以上であり、すべての他の絵文字要素がターゲット絵文字要素と同時に衝突すると、同時衝突に対応する衝突特殊効果を展示し、すべての他の絵文字要素がターゲット絵文字要素と同時に衝突しない場合、毎回の衝突に対応する衝突特殊効果を展示し、すべての他の絵文字要素の一部がターゲット絵文字要素と同じであり、すべての他の絵文字要素の他の部分がターゲット絵文字要素と異なる場合、すべての絵文字要素が同時に衝突すると、同じ部分の絵文字要素が衝突して合成される合成絵文字要素を展示しながら、異なる部分の絵文字要素衝突が弾き離れる画面を展示することができ、すべての絵文字要素が同時に衝突しない場合、一部の絵文字要素の衝突に対応する衝突動画を順次展示する。
【0085】
図15を参照すると、図15は、本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図であり、弾発された3つの同じ絵文字要素、例えば、ターゲット絵文字要素1501、他の絵文字要素1502および他の絵文字要素1503がセッションインターフェースに同時に展示され、(1)では、これら3つの同じ絵文字要素が同時に衝突し、これら3つの絵文字要素が同時に衝突して合成された合成絵文字要素1504が展示され、(2)では、ターゲット絵文字要素1501と他の絵文字要素1502が先に衝突して、両者の衝突によって合成された合成絵文字要素1505が展示され、その後、他の絵文字要素1503が合成絵文字要素1505と衝突して、他の絵文字要素1503と合成絵文字要素1505の衝突によって合成された合成絵文字要素1506(合成要素1505より大きい)が展示され、最終的に合成された合成絵文字要素1506がセッションインターフェースで移動する過程が展示される。
【0086】
図16を参照すると、図16は、本願実施例による絵文字要素の衝突の概略図であり、弾発された3つの絵文字要素、例えば、ターゲット絵文字要素1601、他の絵文字要素1602および他の絵文字要素1603がセッションインターフェースに同時に展示され、ここで、ターゲット絵文字要素1601は、他の絵文字要素1602と同じ絵文字要素であり、他の絵文字要素1603は、ターゲット絵文字要素1601および他の絵文字要素1602とは異なる絵文字要素であり、(1)では、これら3つの絵文字要素が同時に衝突し、ターゲット絵文字要素1601と他の絵文字要素1602の衝突によって合成された合成絵文字要素1604が展示され、他の絵文字要素1603が合成絵文字要素1604と衝突して弾き離れる画面が展示され、(2)では、ターゲット絵文字要素1601が他の絵文字要素1603と先に衝突して、両者が衝突によって弾き離れる画面が展示され、弾き離れた後の各絵文字要素の移動過程が展示され、後続で他の絵文字要素1603が他の絵文字要素1602と衝突すると、他の絵文字要素1603と他の絵文字要素1602の衝突によって合成される合成絵文字要素1605が展示され、最終的に合成された合成絵文字要素1605がセッションインターフェースで移動する過程が展示される。
【0087】
上記の方式により、セッションインターフェースに複数の弾発された絵文字要素が同時に展示される場合、複数の弾発された絵文字要素が衝突する場合、物理現象に基づいて対応する衝突特殊効果を展示することにより、絵文字要素の表示様式が多様になり、インタラクションの楽しさおよび端末のハードウェア処理リソースの利用率が向上する。
【0088】
以下では、本願実施例が1つの実際の適用シナリオにおける例示的な適用について説明する。本願実施例によるセッションベースの情報展示方法は、即時通信アプリケーションシナリオに適用されることができ、ユーザは、セッションインターフェースの絵文字パネル内の複数の選択可能な絵文字要素に基づいて弾発操作を行うことができ、図xに示すように、ユーザがターゲット絵文字要素を長押しすると、端末は、当該長押し操作(即ち、上記の弾発操作)に応答して、ターゲット絵文字要素が弾発状態に入るように制御し、ユーザは、指をスライドすることで弾発方向と距離を調整し、長押し操作がリリース(即ち、手を放す)されると、端末は、ターゲット絵文字要素に対する弾発命令を受信し、当該弾発命令に応答して、ターゲット絵文字要素に対して弾発処理を行い、セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示し、これにより、セッションインターフェースにおけるセッション対象は、ターゲット絵文字要素が弾発される過程、例えば、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発軌跡を確認することができ、弾発されたターゲット絵文字要素が終点まで弾発(即ち、セッションインターフェースから飛び出される)された後、セッションインターフェースにおける弾発動画の展示を終了する。
【0089】
実際の適用において、弾発が終了した後、必要に応じてセッションインターフェースに当該ターゲット絵文字要素の関連情報を展示するか否かを决定することができ、いくつかの実施例において、ターゲット絵文字要素がセッションインターフェースで弾発されて移動する過程は、各セッション対象(即ち、送信者と受信者の両方)間で完全に同期され、例えば、送信者がターゲット絵文字要素を弾発するとき、受信者もセッションインターフェースにいる場合、受信者のセッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画が同期して展示され、受信者がセッションインターフェースにいない場合、受信者のセッションインターフェースに弾発動画が展示されず、弾発が終了した後にも、ターゲット絵文字要素は、セッションメッセージの形でセッションインターフェースに展示されず、これにより、弾発展示効果の即時性が確保される。別のいくつかの実施例において、弾発が終了した後、ターゲット絵文字要素をセッションメッセージの形でセッションインターフェースに展示するか、または、弱いリマインドセッションメッセージの方式を採用して、弾発動画に対応するテキスト提示情報および再生入口を表示することができ、ユーザは、テキスト提示情報から、送信者がターゲット絵文字要素に対して弾発操作を実行したことを知ることができ、再生入口をクリックすることにより、セッションインターフェースに、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を再び展示することができ、弾発動画の再生を実現することができ、このように、送信者がターゲット絵文字要素を弾発するときに受信者がセッションインターフェースにいない場合でも、その後でセッションインターフェースに入ったときに弾発動画を再生することができ、これにより、素晴らしいシーンの欠落を回避することができ、ユーザ間の効果的な感情伝達に役立つ。
【0090】
さらに、セッションインターフェースに複数の弾発された絵文字要素が存在する場合、複数の弾発された絵文字要素が衝突すると、端末は、シミュレートされた物理的衝突の衝突特殊効果をセッションインターフェースに展示し、例えば、衝突する複数の絵文字要素が同じ絵文字要素である場合、複数の同じ絵文字要素の衝突によって合成された合成絵文字要素を展示し、合成絵文字要素の様式は、衝突前の各絵文字要素の様式と同じであるが、合成絵文字要素のサイズは、衝突前の各絵文字要素のサイズより大きく、図13に示すように、2つの同じ「嫌い」絵文字要素が衝突して1つの大きな「嫌い」絵文字要素になり、衝突する複数の絵文字要素が異なる絵文字要素である場合、複数の異なる絵文字要素が衝突した後に弾き離れる画面を展示し、図14に示すように、互いに異なる「笑顔」絵文字要素と「泣き顔」絵文字要素は、衝突した後に弾き離れ、これにより、情報展示の多様さが大幅に向上し、インタラクションの楽しさを高め、絵文字要素に基づくインタラクションの熱意が促進され、ユーザの忠誠度と定着率の向上に役立つ。
【0091】
次に、上記の弾発効果の技術的実現について説明し、図17を参照すると、図17は、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法の例示的なフローチャートであり、当該方法は、次のステップを含む。
【0092】
ステップ201において、端末は、セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示する。
【0093】
ここで、ユーザが端末におけるクライアントを介してセッションを行うとき、絵文字入口を介して絵文字要素を編集することができ、例えば、端末は、絵文字入口に対するクリック操作に応答して、絵文字パネルに複数の絵文字要素を表示することにより、ユーザが複数の絵文字要素のいずれかを選択して弾発するようにする。
【0094】
ステップ202において、ターゲット絵文字要素に対する長押し操作に応答して、ターゲット絵文字要素が弾発状態になるように制御する。
【0095】
実際の適用において、設計者は、各絵文字要素のトリガロジック(例えば、弾発ロジック、衝突ロジックなど)を設計して弾発ロジックファイルを得、クライアントに対応するバックエンドサーバを介して弾発ロジックファイルを端末に発行することができる。ユーザがターゲット絵文字要素の弾発ロジックをトリガすると、端末は、弾発ロジックファイルに基づいて、ターゲット絵文字要素が弾発状態になるように制御し、ターゲット絵文字要素の弾発指示情報を表示し、ここで、弾発指示情報は、弾発方向または弾発距離を指示するために使用され、例えば、図6における矢印で示し、矢印方向は弾発方向を指示し、矢印の長さは弾発距離を指示し、ユーザは、ターゲット絵文字要素をスライドまたは回転することにより、弾発方向と弾発距離を調整することができる。
【0096】
ステップ203において、端末は、長押し操作に対するリリース命令に応答して、ターゲット絵文字要素に対する弾発要求をサーバに送信する。
【0097】
ここで、弾発要求には、ターゲット絵文字要素の弾発により展示される弾発動画に対応する弾発リソースファイルを要求するために使用される、ターゲット絵文字要素の絵文字識別子およびセッション識別子が搬送される。
【0098】
ステップ204において、サーバは、弾発要求に基づいて、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発リソースファイルを決定する。
【0099】
実際の適用において、設計者は、絵文字パネルにおける各絵文字要素が弾発される弾発動画効果および複数の絵文字要素が衝突した後の動画効果などのテンプレートを設計して、弾発リソースファイルを得、弾発リソースファイルをクライアントのバックエンドサーバに記憶することができ、サーバは、端末から送信されたターゲット絵文字要素の弾発要求を受信すると、絵文字識別子に基づいて対応する弾発リソースファイルを取得する。
【0100】
ステップ205において、サーバは、決定された弾発リソースファイルをセッション対象の端末に返す。
【0101】
ここで、サーバは、セッション識別子に基づいて、セッションインターフェースにおける各セッション対象を決定し、弾発リソースファイルを各セッション対象の端末に同期して発行し、例えば、スレッドを作成する方式で送信者と受信者の端末を同期してレンダリングする。
【0102】
ステップ206において、端末は、弾発リソースファイルに基づいて画面レンダリングを行って弾発動画を得、セッションインターフェースに弾発動画を展示する。
【0103】
ここで、端末は、長押し操作に対応する弾発方向と弾発距離に基づいて、弾発リソースファイルにおけるテンプレートに従って画面レンダリングを行い、ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を得、レンダリングによって得られた弾発動画を展示する。
【0104】
ステップ207において、端末は、ターゲット絵文字要素の弾発過程において、他の絵文字要素がセッションインターフェースで弾発される弾発動画を展示する。
【0105】
ステップ208において、ターゲット絵文字要素が他の絵文字要素と衝突する場合、衝突特殊効果を展示する。
【0106】
ここで、ターゲット絵文字要素が他の絵文字要素と衝突する場合、端末は、弾発リソースファイルにおける衝突テンプレートに従って画面レンダリングを行い、対応する衝突動画または衝突特殊効果を得、レンダリングによって得られた衝突動画または衝突特殊効果を展示する。
【0107】
上記の方式により、絵文字要素に基づいてセッションを行う場合、絵文字要素を弾発することにより、セッションインターフェースに絵文字要素が弾発される弾発動画を展示し、セッションインターフェースに複数の弾発された絵文字要素が展示され、複数の絵文字要素が衝突する場合、対応する衝突特殊効果を展示し、これは、絵文字要素を送信することで絵文字要素を含むセッションメッセージを表示することに比べて、情報展示の多様さが大幅に向上し、インタラクションの楽しさを高め、ユーザのますます多様化する情報インタラクションの展示ニーズを満たす。
【0108】
以下では、続いて本願実施例によるセッションベースの情報展示装置555がソフトウェアモジュールとして実施される例示的な構造について説明する。いくつかの実施例において、図2のメモリ550に記憶された、セッションベースの情報展示装置555におけるソフトウェアモジュールは、セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するように構成される第1表示モジュール5551であって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、第1表示モジュール5551と、前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するように構成される第2表示モジュール5552と、前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するように構成される弾発展示モジュール5553と、を備える。
【0109】
いくつかの実施例において、前記装置はさらに、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対するトリガ操作を受信し、前記トリガ操作が、トリガ時間長がターゲット時間長に達したという条件、トリガ変位がターゲット変位に達したという条件、およびトリガ軌跡がターゲット軌跡であるという条件の少なくとも1つを満たす場合、前記トリガ操作を前記弾発操作とするか、または、前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する操作グループを受信し、前記操作グループがターゲット操作グループと一致する場合、前記操作グループを前記弾発操作とするように構成される操作受信モジュールを備え、前記操作グループは少なくとも2つの連続する操作を含む。
【0110】
いくつかの実施例において、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、前記操作受信モジュールはさらに、前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素の送信モードを選択するための送信モード選択インターフェースを表示し、ここで、前記送信モード選択インターフェースには少なくとも弾発モードオプションが含まれ、前記弾発モードオプションに対する選択操作に応答して、前記選択操作を前記弾発操作とするように構成される。
【0111】
いくつかの実施例において、前記装置はさらに、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた、前記ターゲット絵文字要素に対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素がドラッグされる過程を展示し、前記ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、前記弾発命令を受信するように構成される、命令受信モジュールを備える。
【0112】
いくつかの実施例において、前記装置はさらに、前記弾発命令を受信する前に、前記ターゲット絵文字要素に対する回転操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素の弾発方向を調整するように構成される方向調整モジュールを備え、前記命令受信モジュールはさらに、調整後の弾発方向に弾発することを指示する弾発命令を受信するように構成される。
【0113】
いくつかの実施例において、前記弾発展示モジュールはさらに、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素が弾発された後に前記セッションインターフェースのエッジに移動して消える過程を展示するように構成され、前記装置はさらに、前記セッションインターフェースに、セッションメッセージの形で前記ターゲット絵文字要素を表示するように構成される第3表示モジュールを備える。
【0114】
いくつかの実施例において、前記弾発展示モジュールはさらに、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素が前記弾発命令によって指示される弾発方向に沿って弾発されて移動する過程を展示し、前記ターゲット絵文字要素のサイズが、前記ターゲット絵文字要素の移動に応じて徐々に変化するように制御するように構成される。
【0115】
いくつかの実施例において、前記弾発展示モジュールはさらに、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素の弾発によって生成された複数の絵文字コピーを展示し、前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示するように構成される。
【0116】
いくつかの実施例において、前記弾発展示モジュールはさらに、前記セッションインターフェースに、前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示し、各前記絵文字コピーのサイズが、前記複数の絵文字コピーの移動に応じて徐々に変化するように制御するか、または、前記セッションインターフェースに、前記複数の絵文字コピーが、ターゲット軌跡に沿って順次移動してターゲット絵柄を形成する過程を展示するように構成される。
【0117】
いくつかの実施例において、前記装置はさらに、前記ターゲット絵文字要素が終点まで弾発されると、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発情報を展示するように構成される第4表示モジュールを備え、ここで、前記弾発情報は、前記ターゲット絵文字要素の弾発高度、および弾発高度に対応する特殊効果要素のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0118】
いくつかの実施例において、前記装置はさらに、前記セッションインターフェースに前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示した後、弱いリマインドセッションメッセージの方式を採用して、前記弾発動画に対応するテキスト提示情報、および前記弾発動画に対応する再生入口を表示するように構成される第5表示モジュールを備え、ここで、前記テキスト提示情報は、前記ターゲット絵文字要素に対して弾発操作を実行したことを提示するために使用され、前記再生入口は、前記再生入口に対するトリガ操作を受信した場合、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を再展示するために使用される。
【0119】
いくつかの実施例において、前記装置はさらに、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示する過程において、他の絵文字要素が前記セッションインターフェースで弾発される弾発動画を展示し、前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と衝突すると、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素との衝突に対応する衝突特殊効果を展示するように構成される衝突展示モジュールを備える。
【0120】
いくつかの実施例において、前記衝突展示モジュールはさらに、前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と同じ絵文字要素である場合、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素の衝突によって合成された合成絵文字要素を展示し、前記合成絵文字要素の様式は、前記ターゲット絵文字要素の様式と同じであり、前記合成絵文字要素は、前記ターゲット絵文字要素より大きく、前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と異なる絵文字要素である場合、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素とが衝突した後に弾き離れる動画を展示するか、または、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素とが衝突して組み合わされた複合絵文字要素を展示するように構成され、ここで、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素はそれぞれ前記複合絵文字要素のサブ絵文字要素である。
【0121】
いくつかの実施例において、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記命令受信モジュールはさらに、前記弾発誘導情報の表示形態が、前記ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、前記弾発アイテムの第1弾発補助ツールを表示し、前記弾発アイテムに対するドラッグ操作に応答して、前記弾発アイテムをドラッグする過程と、前記弾発アイテムのドラッグに応じて前記第1弾発補助ツールが変形する過程を展示し、前記ドラッグの実行中、前記ドラッグ操作がリリースされると、前記弾発命令を受信するように構成され、前記弾発展示モジュールはさらに、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素が、前記第1弾発補助ツールの元の形状への復元によって生じる弾性力によって弾発される動画を展示するように構成される。
【0122】
いくつかの実施例において、前記装置はさらに、前記弾発アイテムをドラッグする過程において、前記第1弾発補助ツールの表示様式が前記弾発アイテムの位置に対応するように、前記弾発アイテムの位置の変更に応じて、前記第1弾発補助ツールの表示様式を調整するように構成される様式調整モジュールを備える。
【0123】
いくつかの実施例において、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記命令受信モジュールはさらに、前記弾発誘導情報の表示形態が、前記ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、前記弾発アイテムに対するトリガ操作に応答して、前記弾発アイテムに接続された第2弾発補助ツールを表示し、前記第2弾発補助ツールに対するドラッグ操作に応答して、前記第2弾発補助ツールの移動過程を展示し、前記第2弾発補助ツールと前記弾発アイテムとの接続部が、前記第2弾発補助ツールの移動に応じて引張変形する過程を展示し、前記ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、前記弾発命令を受信するように構成され、前記弾発展示モジュールはさらに、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素が、前記接続部の引張変形による弾性力によって弾発される弾発動画を展示するように構成される。
【0124】
本願実施例は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコンピュータ命令を含む、コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムを提供する。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは、当該コンピュータ命令を実行することにより、当該コンピュータ機器に、本願実施例に記載の上記のセッションベースの情報展示方法を実行させる。
【0125】
本願実施例は、実行可能命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供し、実行可能命令がプロセッサによって実行されるときに、プロセッサに、本願実施例によるセッションベースの情報展示方法、例えば、図3に示す方法を実行させる。
【0126】
いくつかの実施例において、コンピュータ可読記憶媒体は、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable Read Only Memory)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read Only Memory)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、磁気表面メモリ、光ディスク、またはCD-ROMなどのメモリであってもよいし、上記のメモリの1つまたは任意の組み合わせを含む様々なデバイスであってもよい。
【0127】
いくつかの実施例において、実行可能命令は、プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、スクリプトまたはコードの形を採用することができ、任意の形のプログラミング言語(コンパイラ型言語または解釈言語、あるいは宣言形言語または手続き型言語を含む)で記述され、独立したプログラムとして展開されるかまたはモジュール、コンポーネント、サブルーチンまたはコンピューティング環境での使用に適した他のユニットとして展開されるなど、任意の形で展開されてもよい。
【0128】
一例として、実行可能命令は、ファイルシステム内のファイルに対応してもよいが必ずしもそうではなく、他のプログラムまたはデータを保存するファイルの一部に記憶されることができ、例えば、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML:Hyper Text Markup Language)ドキュメント内の1つまたは複数のスクリプトに記憶されるか、議論されたプログラムの単一のファイルに記憶されるか、または、複数の共同ファイル(例えば、1つまたは複数のモジュール、サブプログラムまたはコード部分を記憶するファイル)に記憶されてもよい。
【0129】
一例として、実行可能命令は、1つのコンピュータ機器で実行されるように展開されてもよいし、または同じ場所にある複数のコンピュータ機器で実行されるように展開されてもよいし、または、複数の場所に分散し且つ通信ネットワークによって相互接続された複数のコンピュータ機器で実行されるように展開されてもよい。
【0130】
上記は、本願の実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本願の趣旨および範囲内で行われるあらゆる修正、同等置換、改善などは、すべて本願の保護範囲に含まれるものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【手続補正書】
【提出日】2024-02-27
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
本願は、即時通信技術分野に関し、特に、セッションベースの情報展示方法およびその装置、機器、並びにコンピュータプログラムに関するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器によって実行される、セッションベースの情報展示方法であって、
セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するステップであって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、ステップと、
前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するステップと、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップと、
を含む、セッションベースの情報展示方法。
【請求項2】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素に対するトリガ操作を受信し、前記トリガ操作が、トリガ時間長がターゲット時間長に達したという条件、トリガ変位がターゲット変位に達したという条件、およびトリガ軌跡がターゲット軌跡であるという条件のうちの少なくとも1つを満たす場合、前記トリガ操作を前記弾発操作として決定するステップ、または
前記ターゲット絵文字要素に対する、少なくとも2つの連続する操作を含む操作グループを受信し、前記操作グループがターゲット操作グループと一致する場合、前記操作グループを前記弾発操作として決定するステップをさらに含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項3】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示する前に、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素の送信モードを選択するためのモードオプションを表示するステップと、
弾発モードオプションに対する選択操作に応答して、前記選択操作を前記弾発操作として決定するステップと、をさらに含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項4】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた、前記ターゲット絵文字要素に対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素をドラッグする過程を展示するステップと、
前記ドラッグ操作の実行過程において、前記ドラッグ操作に対するリリース命令に応答して、前記弾発命令を受信するステップと、をさらに含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項5】
前記弾発命令を受信する前に、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素に対する回転操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素の弾発方向を調整するステップをさらに含み、
前記弾発命令を受信するステップは、
調整後の弾発方向に弾発することを指示する弾発命令を受信するステップを含む、
請求項4に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項6】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素が弾発された後に前記セッションインターフェースのエッジに移動して消える過程を展示するステップを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項7】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が、前記弾発命令によって指示される弾発方向に沿って弾発されて移動する過程を展示するステップと、
前記ターゲット絵文字要素の移動に伴って、前記ターゲット絵文字要素のサイズが徐々に変化するように制御するステップと、を含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項8】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が弾発されることによって生成された複数の絵文字コピーを展示し、前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示するステップを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項9】
前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示するステップは、
前記複数の絵文字コピーの移動過程を展示し、前記複数の絵文字コピーの移動に伴って、各前記絵文字コピーのサイズが徐々に変化するように制御するステップ、または、
前記複数の絵文字コピーがターゲット軌跡に沿って順次移動してターゲット絵柄を形成する過程を展示するステップ、を含む、
請求項8に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項10】
前記セッションベースの情報展示方法は、
前記ターゲット絵文字要素が終点まで弾発された場合、前記セッションインターフェースに、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発情報を展示するステップをさらに含み、
前記弾発情報は、前記ターゲット絵文字要素の弾発高度、および弾発高度に対応する特殊効果要素のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項11】
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記セッションインターフェースに、セッションメッセージの形で前記ターゲット絵文字要素を表示するステップ、または、
弱いリマインドセッションメッセージの方式を用いて、前記弾発動画に対応するテキスト提示情報および前記弾発動画に対応する再生入口を表示するステップ、をさらに含み、
前記テキスト提示情報は、前記ターゲット絵文字要素に対する弾発操作が実行されたことを提示するために使用され、前記再生入口は、トリガされるときに、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を再展示するために使用される、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項12】
前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発動画を展示する過程において、他の絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップと、
前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と衝突すると、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素との衝突に対応する衝突特殊効果を展示するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項13】
前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素との衝突に対応する衝突特殊効果を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と同じ絵文字要素である場合、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素の衝突によって合成された合成絵文字要素を展示するステップであって、前記合成絵文字要素の様式は、前記ターゲット絵文字要素の様式と同じであり、前記合成絵文字要素は、前記ターゲット絵文字要素より大きい、ステップと、
前記ターゲット絵文字要素が前記他の絵文字要素と異なる絵文字要素である場合、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素とが衝突した後に弾き離れる動画を展示するか、または、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素とが衝突して組み合わされた複合絵文字要素を展示するステップであって、前記ターゲット絵文字要素と前記他の絵文字要素は、それぞれ前記複合絵文字要素のサブ絵文字要素である、ステップと、
を含む、請求項12に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項14】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発誘導情報の表示形態が、前記ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、前記弾発アイテムの第1弾発補助ツールを表示するステップと、
前記弾発アイテムに対するドラッグ操作に応答して、前記弾発アイテムをドラッグする過程と、前記弾発アイテムのドラッグに応じて前記第1弾発補助ツールが変形する過程を展示するステップと、
前記ドラッグの実行中、前記ドラッグ操作がリリースされると、前記弾発命令を受信するステップと、をさらに含み、
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が、前記第1弾発補助ツールの元の形状への復元によって生じる弾性力によって弾発される動画を展示するステップを含む、
請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項15】
前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発アイテムをドラッグする過程において、前記第1弾発補助ツールの表示様式が前記弾発アイテムの位置に対応するように、前記弾発アイテムの位置の変更に応じて、前記第1弾発補助ツールの表示様式を調整するステップ、をさらに含む、
請求項14に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項16】
前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示した後、前記セッションベースの情報展示方法は、
前記弾発誘導情報の表示形態が、前記ターゲット絵文字要素を含む弾発アイテムである場合、前記弾発アイテムに対するトリガ操作に応答して、前記弾発アイテムに接続された第2弾発補助ツールを表示するステップと、
前記第2弾発補助ツールに対するドラッグ操作に応答して、前記第2弾発補助ツールの移動過程を展示し、前記第2弾発補助ツールと前記弾発アイテムとの接続部が、前記第2弾発補助ツールの移動に応じて引張変形する過程を展示するステップと、
前記ドラッグの実行中、前記ドラッグ操作がリリースされると、前記弾発命令を受信するステップと、をさらに含み、
前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するステップは、
前記ターゲット絵文字要素が、前記接続部の引張変形による弾性力によって弾発される弾発動画を展示するステップ
を含む、請求項1に記載のセッションベースの情報展示方法。
【請求項17】
セッションベースの情報展示装置であって、
セッションインターフェースに少なくとも1つの絵文字要素を表示するように構成される第1表示モジュールであって、前記セッションインターフェースは、少なくとも1つのセッション対象とのセッションを実現するために使用される、第1表示モジュールと、
前記少なくとも1つの絵文字要素のうちのターゲット絵文字要素に対する弾発操作に応答して、前記ターゲット絵文字要素に対応する弾発誘導情報を表示するように構成される第2表示モジュールと、
前記弾発誘導情報に基づいてトリガされた弾発命令に応答して、前記ターゲット絵文字要素が弾発される弾発動画を展示するように構成される弾発展示モジュールと、
を備える、セッションベースの情報展示装置。
【請求項18】
実行可能命令が記憶されたメモリと、
前記メモリに記憶された実行可能命令を実行することにより、請求項1ないし16のいずれか一項に記載のセッションベースの情報展示方法を実現するように構成されるプロセッサと、を備える、電子機器。
【請求項19】
コンピュータに、請求項1ないし16のいずれか一項に記載のセッションベースの情報展示方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
【国際調査報告】