(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-29
(54)【発明の名称】高密度相互接続部を有する基板を含むパッケージ
(51)【国際特許分類】
H01L 23/12 20060101AFI20240822BHJP
H05K 3/46 20060101ALI20240822BHJP
【FI】
H01L23/12 Q
H05K3/46 B
H05K3/46 Q
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024513828
(86)(22)【出願日】2022-07-01
(85)【翻訳文提出日】2024-02-29
(86)【国際出願番号】 US2022036004
(87)【国際公開番号】W WO2023038694
(87)【国際公開日】2023-03-16
(32)【優先日】2021-09-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム、チン-クワン
(72)【発明者】
【氏名】カン、クイウォン
(72)【発明者】
【氏名】ブオト、ジョアン・レイ・ビラーバ
【テーマコード(参考)】
5E316
【Fターム(参考)】
5E316AA12
5E316AA15
5E316AA43
5E316BB15
5E316CC08
5E316CC09
5E316CC16
5E316CC18
5E316DD02
5E316EE31
5E316FF12
5E316FF18
5E316GG15
5E316GG17
5E316GG19
5E316GG28
5E316HH26
5E316JJ02
(57)【要約】
パッケージは、基板と、基板に結合された集積デバイスとを含む。基板は、第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部と、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する複数の高密度相互接続部と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部と、を含む。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板であって、
第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、
前記コア層の前記第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、
前記コア層の前記第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、
前記少なくとも第1の誘電体層及び/又は前記少なくとも1つの第2の誘電体層から、前記コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部と、
第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する複数の高密度相互接続部と、
第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部であって、
前記第2の最小幅が、前記第1の最小幅よりも大きく、
前記第2の最小間隔が、前記第1の最小間隔よりも大きい、
複数の相互接続部と、
を含む、基板と、
前記基板に結合された集積デバイスと、
を含む、パッケージ。
【請求項2】
前記複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、
前記複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの間隔を有する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、
前記複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項4】
前記複数の高密度相互接続部が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項5】
前記基板に結合された第2の集積デバイスであって、前記複数の高密度相互接続部を介して前記集積デバイスに電気的に結合されるように構成されている、第2の集積デバイスを更に含む、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項6】
前記複数の高密度相互接続部が、前記集積デバイスと前記第2の集積デバイスとの間の電気通信のための複数のブリッジ相互接続部として構成されている、請求項5に記載のパッケージ。
【請求項7】
前記複数の高密度相互接続部が、前記基板の金属層上に位置している、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項8】
前記基板の前記金属層が、前記基板の前記コア層の上に位置している特定の金属層である、請求項7に記載のパッケージ。
【請求項9】
第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、
前記コア層の前記第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、
前記コア層の前記第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、
前記少なくとも第1の誘電体層及び/又は前記少なくとも1つの第2の誘電体層から、前記コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部と、
第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する複数の高密度相互接続部と、
第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部であって、
前記第2の最小幅が、前記第1の最小幅よりも大きく、
前記第2の最小間隔が、前記第1の最小間隔よりも大きい、複数の相互接続部と、
を含む、基板。
【請求項10】
前記複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、
前記複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの間隔を有する、請求項9に記載の基板。
【請求項11】
前記複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、
前記複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、請求項9に記載の基板。
【請求項12】
前記複数の高密度相互接続部が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、請求項9に記載の基板。
【請求項13】
前記基板に結合された第2の集積デバイスであって、前記複数の高密度相互接続部を介して集積デバイスに電気的に結合されるように構成されている、第2の集積デバイスを更に含む、請求項9に記載の基板。
【請求項14】
前記複数の高密度相互接続部が、前記集積デバイスと前記第2の集積デバイスとの間の電気通信のための複数のブリッジ相互接続部として構成されている、請求項13に記載の基板。
【請求項15】
前記複数の高密度相互接続部が、前記基板の金属層上に位置している、請求項9に記載の基板。
【請求項16】
基板であって、
第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、
前記コア層の前記第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、
前記コア層の前記第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、
前記少なくとも第1の誘電体層及び/又は前記少なくとも1つの第2の誘電体層から、前記コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びているコア相互接続のための手段と、
第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する、高密度相互接続のための手段と、
第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する、相互接続のための手段であって、
前記第2の最小幅が、前記第1の最小幅よりも大きく、
前記第2の最小間隔が、前記第1の最小間隔よりも大きい、
相互接続のための手段と、
を含む、基板と、
前記基板に結合された集積デバイスと、
を含む、装置。
【請求項17】
前記高密度相互接続のための手段が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、
前記高密度相互接続のための手段が、約3~4マイクロメートルの間隔を有し、
前記相互接続のための手段が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、
前記相互接続のための手段が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記高密度相互接続のための手段が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、請求項16に記載の装置。
【請求項19】
前記基板に結合された第2の集積デバイスであって、前記高密度相互接続のための手段を介して前記集積デバイスに電気的に結合されるように構成されている、第2の集積デバイスを更に含む、請求項16に記載の装置。
【請求項20】
前記装置は、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、モバイルデバイス、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末、固定位置端末、タブレットコンピュータ、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、ラップトップコンピュータ、サーバ、モノのインターネット(IoT)デバイス、及び自動車両内のデバイスからなる群から選択されるデバイスを含む、請求項16に記載の装置。
【請求項21】
基板を製造する方法であって、
第1の表面と第2の表面とを含むコア層を提供することと、
前記コア層の前記第1の表面の上に、少なくとも1つの第1の誘電体層及び複数の高密度相互接続部であって、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する、複数の高密度相互接続部を提供することと、
前記コア層の前記第2の表面の上に少なくとも1つの第2の誘電体層を形成することと、
前記少なくとも第1の誘電体層及び/又は前記少なくとも第2の誘電体層から、前記コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部を形成することと、
第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部であって、
前記第2の最小幅が、前記第1の最小幅よりも大きく、
前記第2の最小間隔が、前記第1の最小間隔よりも大きい、
複数の相互接続部を形成することと、
を含む、方法。
【請求項22】
前記複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、
前記複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの間隔を有する、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、
前記複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記複数の高密度相互接続部が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、請求項21に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、2021年9月9日に米国特許庁に出願された非仮出願第17/471,061号に対する優先権及び利益を主張するものであり、その内容全体が、その全体が以下に完全に記載されるかのように、かつ全ての適用可能な目的のために、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
[0002] 様々な特徴が、基板(substrate)と集積デバイス(integrated device)とを有するパッケージ(package)に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003] パッケージは、基板と集積デバイスとを含み得る。これらの構成要素は、共に結合されることにより、様々な電気的機能を実行することが可能なパッケージを提供する。集積デバイスと基板とが、どのように共に結合されるかが、そのパッケージが全体としてどのように機能するかに影響を及ぼす。より良好に機能するパッケージを提供し、かつパッケージの全体的なサイズを縮小することが、継続的に必要とされている。
【発明の概要】
【0004】
[0004] 様々な特徴が、基板と集積デバイスとを有するパッケージに関する。
【0005】
[0005] 一実施例が、基板と、基板に結合された集積デバイスとを含むパッケージを提供する。基板は、第1の表面(surface)と第2の表面とを含むコア層(core layer)と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層(dielectric layer)と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部(core interconnect)と、第1の最小幅(minimum width)及び第1の最小間隔(minimum spacing)を有する複数の高密度相互接続部(high-density interconnect)と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部(interconnect)と、を含む。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【0006】
[0006] 別の実施例は、第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部と、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する複数の高密度相互接続部と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部と、を含む基板を提供する。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【0007】
[0007] 別の実施例は、基板と、基板に結合された集積デバイスとを含む装置を提供する。基板は、第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びているコア相互接続のための手段と、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する、高密度相互接続のための手段と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する、相互接続のための手段と、を含む。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【0008】
[0008] 別の実施例は、基板を製造する方法を提供する。本方法は、第1の表面と第2の表面とを含むコア層を準備する。本方法は、コア層の第1の表面の上に、少なくとも1つの第1の誘電体層及び複数の高密度相互接続部を提供する。複数の高密度相互接続部は、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する。本方法は、コア層の第2の表面の上に、少なくとも1つの第2の誘電体層を形成する。本方法は、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部を形成する。本方法は、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部を形成する。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
[0009] 以下に記載される「発明を実施するための形態」を、同様の参照符号が全体を通して対応するように特定されている図面と併せ読むことにより、様々な特徴、性質、及び利点が明らかとなり得る。
【
図1】[0010] 高密度相互接続部を有するコア基板を含むパッケージの側断面図を示す。
【
図2】[0011] 高密度相互接続部を有する別のコア基板を含むパッケージの側断面図を示す。
【
図3】[0012] 高密度相互接続部を有するコア基板を含むパッケージの平面図を示す。
【
図4】[0013] 高密度相互接続部を有する埋め込みトレース基板(embedded trace substrate、ETS)層を製造するための例示的な順序(sequence)を示す。
【
図5】[0014] 高密度相互接続部を有する埋め込みトレース基板(ETS)層を製造する方法の例示的なフロー図を示す。
【
図6A】[0015] 高密度相互接続部を有するコア基板を製造するための例示的な順序を示す。
【
図6B】高密度相互接続部を有するコア基板を製造するための例示的な順序を示す。
【
図6C】高密度相互接続部を有するコア基板を製造するための例示的な順序を示す。
【
図6D】高密度相互接続部を有するコア基板を製造するための例示的な順序を示す。
【
図7】[0016] 高密度相互接続部を有するコア基板を製造する方法の例示的なフロー図を示す。
【
図8A】[0017] 高密度相互接続部を有するコア基板を含むパッケージを製造する例示的な順序を示す。
【
図8B】高密度相互接続部を有するコア基板を含むパッケージを製造する例示的な順序を示す。
【
図9】[0018] 高密度相互接続部を有するコア基板を含むパッケージを製造する方法の例示的なフロー図を示す。
【
図10】[0019] ダイ、電子回路、集積デバイス、集積受動デバイス(integrated passive device、IPD)、受動部品、パッケージ、及び/又は本明細書で説明されるデバイスパッケージを一体化することが可能な、様々な電子デバイスを示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0020] 以下の説明では、本開示の様々な態様の完全な理解をもたらすために、具体的な詳細が記載される。しかしながら、当業者には、これらの具体的な詳細を伴わずとも、諸態様を実践することができる点が理解されるであろう。例えば、不必要な詳細で諸態様を不明瞭にすることを回避するために、回路がブロック図で示される場合がある。他の事例では、本開示の諸態様を不明瞭にすることがないように、周知の回路、構造、及び技術が、詳細には示されない場合がある。
【0011】
[0021] 本開示は、基板と基板に結合された集積デバイスとを含むパッケージを説明する。基板は、第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部と、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する複数の高密度相互接続部と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部と、を含む。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。パッケージは、第2の集積デバイスを含んでもよい。第2の集積体は、複数の高密度相互接続部を介して集積デバイスに電気的に結合されるように構成されている。複数の高密度相互接続部は、2つの集積デバイス間のブリッジ相互接続部(bridge interconnect)として構成されてもよい。高密度相互接続部は、より多くの相互接続部(例えば、より高い密度のルーティング)がパッケージ内に実装されることを可能にする。高密度相互接続部は、パッケージの集積デバイス間のより高速な通信(例えば、電気通信(electrical communication))を可能にし得る。高密度相互接続部は、改善されたパッケージ性能を依然として提供すると同時に、より小さいフットプリントを有するパッケージを可能にし得る。
【0012】
高密度相互接続部を有する基板を含む例示的なパッケージ
[0022]
図1は、高密度相互接続部を有する基板(例えば、コア基板)を含むパッケージ100の側断面図を示す。パッケージ100は、基板102と、集積デバイス104と、封止層(encapsulation layer)108と、を含む。パッケージ100は、基板102に結合された2つ以上の集積デバイスを含んでもよい。
【0013】
[0023] 集積デバイス104は、複数のはんだ相互接続部140を介して基板102の第1の表面に結合されている。例えば、集積デバイス104は、複数のはんだ相互接続部140を介して複数の相互接続部125に結合されている。封止層109は、基板102及び集積デバイス104の上に位置している。封止層109は、集積デバイス104を封止することができる。封止層109は、モールド、樹脂、及び/又はエポキシを含んでもよい。封止層109は、封止のための手段であり得る。封止層109は、圧縮成形プロセス及び転写成形プロセス、シート成形プロセス、又は液状成形プロセスを使用することにより提供されてもよい。複数のはんだ相互接続部190が、基板102に結合されている。例えば、複数のはんだ相互接続部190は、複数の相互接続部127に結合されている。
【0014】
[0024] 基板102は、コア基板であってもよい。基板102は、コア層120、少なくとも1つの誘電体層122、少なくとも1つの誘電体層124、少なくとも1つのコア相互接続部121、複数の相互接続部125、複数の相互接続部127、複数の高密度相互接続部129、はんだレジスト層(solder resist layer)150、及びはんだレジスト層170を含む。少なくとも1つの誘電体層122は、少なくとも1つの第1の誘電体層であり得る。少なくとも1つの誘電体層124は、少なくとも1つの第2の誘電体層であり得る。
【0015】
[0025] コア層120は、シリコン、ガラス、石英、エポキシ、又はこれらの組み合わせなどの異なる誘電体材料を含むことができる。少なくとも1つの誘電体層122は、コア層120の第1の表面(例えば、上部表面)に結合されて、第1の表面の上に形成されている。少なくとも1つの誘電体層122は、誘電体層122a、誘電体層122b、及び誘電体層122cを含むことができる。誘電体層122a、誘電体層122b及び/又は誘電体層122cは、1つの誘電体層と見なすことができる。少なくとも1つの誘電体層124は、コア層120の第2の表面(例えば、底部表面)に結合されて、第2の表面の上に形成されている。少なくとも1つの誘電体層124は、誘電体層124a、誘電体層124b、及び誘電体層124cを含むことができる。誘電体層124a、誘電体層124b及び/又は誘電体層124cは、1つの誘電体層と見なすことができる。誘電体層(例えば、122、124)の例には、プリプレグ(prepreg)及び/又は味の素ビルドアップフィルム「ABF(Ajinomoto Build-up Film)」が含まれる。はんだレジスト層150は、少なくとも1つの誘電体層122の上に位置している。はんだレジスト層170は、少なくとも1つの誘電体層124の上に位置している。
【0016】
[0026] 少なくとも1つのコア相互接続部121は、少なくとも1つの誘電体層122及び/又は少なくとも1つの誘電体層124から、コア層120並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びていてもよい。少なくとも1つのコア相互接続部121は、コア相互接続のための手段であり得る。少なくとも1つのコア相互接続部121は、少なくとも1つの誘電体層122及び/又は少なくとも1つの誘電体層124から、コア層120並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びているコアビア(core via)を含み得る。
図2の例では、少なくとも1つのコア相互接続部121(例えば、コアビア、コアビア相互接続部)は、誘電体層122b、誘電体層122a、コア層120、誘電体層124a、及び誘電体層124bを通って延びている。少なくとも1つのコア相互接続部121は、コア相互接続のための手段であり得る。
【0017】
[0027] 複数の高密度相互接続部129は、少なくとも1つの誘電体層122中に、及び/又は少なくとも1つの誘電体層122の上に位置してもよい。複数の高密度相互接続部129は、高密度相互接続のための手段であってもよい。複数の高密度相互接続部129は、第1の最小幅(W)及び第1の最小間隔(S)を有してもよい。いくつかの実装形態では、第1の最小幅は、3~4マイクロメートルの範囲内であってもよい。いくつかの実装形態では、第1の最小間隔は、3~4マイクロメートルの範囲であってもよい。複数の高密度相互接続部129は、3~4マイクロメートルの範囲内の第1の幅(width)を有してもよい。複数の高密度相互接続部129は、3~4マイクロメートルの範囲内の第1の間隔(spacing)を有してもよい。複数の高密度相互接続部129は、約0.5~1マイクロメートルの厚さ(thickness)を有してもよい。複数の高密度相互接続部129は、埋め込みトレース基板(ETS)プロセスを使用して製造されてもよい。複数の高密度相互接続部129は、基板102のETS層の一部であってもよい。以下で更に説明するように、基板は、高密度相互接続部を含む1つ以上のETS層を含むことができる。いくつかの実装形態では、複数の高密度相互接続部129と同じ金属層(metal layer)上に位置している相互接続部は、第1の最小幅よりも大きい最小幅及び/又は第1の最小間隔よりも大きい最小間隔を有してもよいことに留意されたい。
【0018】
[0028] 複数の相互接続部125は、少なくとも1つの誘電体層122中に及び/又は少なくとも1つの誘電体層122の上に位置してもよい。複数の相互接続部127は、少なくとも1つの誘電体層124中に及び/又は少なくとも1つの誘電体層124の上に位置してもよい。複数の相互接続部125及び/又は複数の相互接続部127は、相互接続のための手段であってもよい。複数の相互接続部125、複数の相互接続部127、及び/又は少なくとも1つのコア相互接続部121は、第2の最小幅(W)及び第2の最小間隔(S)を有してもよい。いくつかの実装形態では、第2の最小幅は、5マイクロメートル以上であってもよい。いくつかの実装形態では、第1の最小間隔は、5マイクロメートル以上であってもよい。複数の相互接続部125、複数の相互接続部127、及び/又は少なくとも1つのコア相互接続部121は、5マイクロメートル以上である第2の幅(W)を含んでもよい。複数の相互接続部125、複数の相互接続部127、及び/又は少なくとも1つのコア相互接続部121は、5マイクロメートル以上である第2の間隔(S)を含んでもよい。複数の相互接続部125及び/又は複数の相互接続部は、相互接続のための手段であってもよい。
【0019】
[0029] いくつかの実装形態では、複数の相互接続部125は、複数の高密度相互接続部129と同じ金属層上に位置している相互接続部を含んでもよい。
【0020】
[0030] いくつかの実装形態では、第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。いくつかの実装形態では、第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。複数の高密度相互接続部129は、複数の相互接続部125、複数の相互接続部127、及び/又は少なくとも1つのコア相互接続部121を製造するために使用されるプロセスとは異なるプロセスを使用して製造されるので、複数の高密度相互接続部129は、より小さい幅及び/又は間隔を有することが可能であり得る。以下で更に説明するように、基板102のための複数の高密度相互接続部129及び複数の相互接続部(例えば、125、127)を製造するために、パッケージは、異なる相互接続部のための異なる製造プロセスを組み合わせてもよい。
【0021】
[0031]
図1は、5つの金属層(例えば、M1、M2、M3、M4、M5)を含む基板102を示す。
図1の例では、M3層及びM4層は、コア層120の表面(1つ又は複数)上に位置していない。
図1はまた、複数の高密度相互接続部129が基板102のM3金属層上に位置していることを示す。複数の高密度相互接続部129は、基板の複数の金属層上に及び/又は異なる金属層上に位置し得ることに留意されたい。
図1は、複数の高密度相互接続部129が、コア層120の上の次の金属層である金属層上に位置していることを示す。いくつかの実装形態では、複数の高密度相互接続部129は、基板内に別様に位置していてもよい。
図1は、金属層の数に関して非対称である基板102を示す。すなわち、コア層120の一方の側は、コア層120の他方の側とは異なる数の金属層を有する。基板102は、コア層120の一方の側に3つの金属層を有し、コア層120の他方の側に2つの金属層を有する。異なる実装形態では、金属層の数に関して異なる構成を有し得ることに留意されたい。いくつかの実装形態では、コア層120の底面は、コア層120の上面よりも多くの金属層を有し得る。
【0022】
[0032]
図2は、基板202と集積デバイス104とを含むパッケージ200を示す。パッケージ200は、パッケージ100に類似しており、したがって、パッケージ100について説明したものと類似の構成要素及び/又は構成を含む。
【0023】
[0033] 基板202は、基板102に類似している。基板202は、コア基板であってもよい。基板202は、コア層120、少なくとも1つの誘電体層122、少なくとも1つの誘電体層124、少なくとも1つのコア相互接続部121、複数の相互接続部125、複数の相互接続部127、複数の高密度相互接続部129、はんだレジスト層150、及びはんだレジスト層170を含む。基板202は、基板102よりも多くの金属層(例えば、M1、M2、M3、M4、M5、M6、M7)を含む。
図2の例では、M4層及びM5層は、コア層120の表面(1つ又は複数)上に位置している。
【0024】
[0034] 少なくとも1つの誘電体層122は、コア層120の第1の表面に結合されて、第1の表面の上に形成されている。少なくとも1つの誘電体層122は、誘電体層122a、誘電体層122b、誘電体層122c、及び誘電体層122dを含んでもよい。誘電体層122a、誘電体層122b、誘電体層122c、及び/又は誘電体層122dは、1つの誘電体層と見なすことができる。少なくとも1つの誘電体層124は、コア層120の第2の表面に結合されて、第2の表面の上に形成されている。少なくとも1つの誘電体層124は、誘電体層124a、誘電体層124b、誘電体層124c、及び誘電体層124dを含んでもよい。誘電体層124a、誘電体層124b、誘電体層124c、及び/又は誘電体層124dは、1つの誘電体層と見なすことができる。
【0025】
[0035]
図2は、複数の高密度相互接続部129が基板202のM3金属層上に位置していることを示す。しかしながら、複数の高密度相互接続部129は、基板の複数の金属層上に及び/又は異なる金属層上に位置し得ることに留意されたい。
図1で説明した相互接続部の幅、間隔、最小幅及び/又は最小間隔は、
図2の様々な相互接続部及び/又は高密度相互接続部にも適用可能である。
【0026】
[0036]
図1及び
図2は、誘電体層122中に位置している高密度相互接続部(例えば、129)を示す。しかしながら、高密度相互接続部はまた、誘電体層124中に位置してもよい。したがって、例えば、高密度相互接続部(例えば、129)はまた、基板102のM4金属層中に位置してもよい。同様に、いくつかの実装形態では、高密度相互接続部(例えば、129)はまた、基板202のM5金属層及び/又はM6金属層中に位置してもよい。金属層のラベル付けは、異なる実装形態で異なり得ることに留意されたい。他の金属層上に残留金属が存在し得ることに留意されたい。しかしながら、残留金属を有するそのような層は、基板用の金属層と見なされない場合がある。
【0027】
[0037] 以下で更に説明するように、高密度相互接続部を使用する1つの利点は、集積デバイス間にブリッジ相互接続部を提供する能力である。これらの高密度相互接続部を使用して、集積デバイス間に高密度電気ルーティング(例えば、大容量電気通信)を提供することができる。
【0028】
[0038]
図3は、基板102、集積デバイス104(例えば、第1の集積デバイス)、集積デバイス304(例えば、第2の集積デバイス)、及び複数の高密度相互接続部129を含むパッケージ100の平面図を示す。複数の高密度相互接続部129は、基板102の任意の金属層(1つ又は複数)中に位置してもよい。複数の高密度相互接続部129は、集積デバイス104と集積デバイス304との間の複数のブリッジ相互接続部として動作するように構成されている。複数の高密度相互接続部129は、集積デバイス104と集積デバイス304との間に大容量電気通信を提供するように構成されてもよい。いくつかの実装形態では、複数の高密度相互接続部129は、集積デバイスと基板との間のエスケープ相互接続部として使用されるように構成されてもよい。エスケープ相互接続部は、少なくとも部分的に集積デバイスの下方に位置し、集積デバイスのはんだ相互接続部に結合された相互接続部であってもよい。そのために、基板102の他の相互接続部は、
図3には必ずしも示されていない。
【0029】
[0039] 複数の相互接続部(例えば、第2の複数の相互接続部)と複数の高密度相互接続部(例えば、第1の複数の相互接続部)の両方を含む基板の使用は、必要とされる場合に高密度相互接続部を提供することができる、基板の費用効果の高い製造を可能にする。以下で更に説明するように、埋め込みトレース基板(ETS)プロセスを使用して複数の高密度相互接続部を製造することができ、次いで複数の高密度相互接続部は、コア基板の製造で実装される(ETSプロセスはより高い費用効果を有する場合があるが、高密度相互接続部を生産することができない場合がある)。本開示で使用される場合、高密度相互接続部は、5マイクロメートル未満の幅及び/又は間隔を有する相互接続部であり得る。本開示で使用される場合、高密度相互接続部は、基板の他の相互接続部よりも小さい最小幅及び/又は最小間隔を有する相互接続部であり得る。本開示で使用される場合、高密度相互接続部は、基板の他の相互接続部よりも小さい幅及び/又は間隔を有する相互接続部であり得る。いくつかの実装形態では、基板の高密度相互接続部は、基板の第1の複数の相互接続部であってもよく、基板の他の相互接続部(例えば、非高密度相互接続部)は、基板の第2の複数の相互接続部であってもよい。いくつかの実装形態では、基板の高密度相互接続部は、基板の相互接続部(例えば、非高密度相互接続部)に類似していてもよい。しかしながら、高密度相互接続部は、改善された幅及び/又は間隔を有してもよく、それにより、基板において、より高い密度のルーティングが許容され可能になる。
【0030】
[0040] パッケージは、3つ以上の集積デバイスを含んでもよく、複数の高密度相互接続部129は、3つ以上の集積デバイスと併せて使用されてもよいことに留意されたい。
図3の説明及び開示は、パッケージ200及び/又は基板202に適用可能であり得る。
【0031】
[0041] 集積デバイス(例えば、104、304)は、ダイ(例えば、半導体ベアダイ)を含み得る。集積デバイスは、電源管理集積回路(power management integrated circuit、PMIC)を含み得る。集積デバイスは、集積回路を含み得る。集積デバイスは、アプリケーションプロセッサを含み得る。集積デバイスは、モデムを含み得る。集積デバイスは、無線周波数(radio frequency、RF)デバイス、受動デバイス、フィルタ、キャパシタ、インダクタ、アンテナ、送信機、受信機、ガリウムヒ素(GaAs)ベースの集積デバイス、表面弾性波(surface acoustic wave、SAW)フィルタ、バルク弾性波(bulk acoustic wave、BAW)フィルタ、発光ダイオード(light emitting diode、LED)集積デバイス、シリコン(Si)ベースの集積デバイス、炭化ケイ素(SiC)ベースの集積デバイス、メモリ、電源管理プロセッサ、及び/又はこれらの組み合わせを含み得る。集積デバイス(例えば、104、106、406)は、少なくとも1つの電子回路(例えば、第1の電子回路、第2の電子回路など)を含み得る。
【0032】
[0042] 様々なパッケージについて説明したが、ここで高密度相互接続部を製造する方法について以下に説明する。
【0033】
高密度相互接続部を製造する例示的な順序
[0043]
図4は、高密度相互接続部を提供又は製造する例示的な順序を示す。いくつかの実装形態では、
図4の順序を使用して、複数の高密度相互接続部129を提供又は製造できる。しかしながら、
図4のプロセスを使用して、本開示で説明されるいかなる高密度相互接続部も製造できる。
【0034】
[0044]
図4の順序は、パッケージを提供又は製造するための順序を簡略化及び/又は明確化するために、1つ以上の段階を組み合わせることができる点に留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順番(order)を変更又は修正することができる。いくつかの実装形態では、本開示の範囲から逸脱することなく、プロセスのうちの1つ以上を交換又は置換することができる。
【0035】
[0045] 段階1は、シード層(seed layer)402を有するキャリア400が準備された後の状態を示す。異なる実装形態では、キャリア400に異なる材料を使用し得る。キャリア400は、基板、ガラス、石英、及び/又はキャリアテープを含み得る。シード層402は、銅(例えば、銅箔)を含んでもよい。
【0036】
[0046] 段階2は、シード層402及び/又はキャリア400の上に金属層404が形成された後の状態を示す。金属層404を形成するために、めっきプロセスが使用されてもよい。
【0037】
[0047] 段階3は、金属層404から高密度相互接続部が形成された(例えば、パターニングされた)後の状態を示す。金属層404から形成された高密度相互接続部は、複数の高密度相互接続部129を表し得る。パターニングプロセス及び/又はエッチングプロセスを使用して、金属層404の一部分をパターニングして除去し、高密度相互接続部を形成することができる。いくつかの実装形態では、金属層404をパターニングして、高密度相互接続部ではない相互接続部を形成してもよい。いくつかの実装形態では、金属層404は、複数の高密度相互接続部129と複数の相互接続部(例えば、複数の相互接続部125からの相互接続部)とを含むようにパターニングされてもよい。
【0038】
[0048] 段階3は、複数の高密度相互接続部を含む埋め込みトレース基板(ETS)層を示してもよく、ETS層は、コア基板に実装することができる。いくつかの実装形態では、高密度相互接続部は、キャリアの両側に形成されてもよく、その結果、キャリア上に2つのETS層が形成されることに留意されたい。各ETS層は、キャリアから分離されて、コア基板に別々に実装されてもよい。
【0039】
[0049] いくつかの実装形態では、キャリア400、シード層402、及び/又は金属層404から形成された高密度相互接続部の上に誘電体層406が形成されてもよい。堆積プロセス及び/又は積層プロセスを使用して誘電体層406を形成してもよい。
【0040】
高密度相互接続部を製造する方法の例示的なフロー図
[0050]
図5は、高密度相互接続部を提供又は製造する方法500の例示的なフロー図を示す。いくつかの実装形態では、
図5の方法500を使用して、本開示で説明される複数の高密度相互接続部129を提供又は製造できる。しかしながら、方法500を使用して、本開示で説明されるいかなる高密度相互接続部も提供又は製造できる。
【0041】
[0051]
図5の方法は、高密度相互接続部を提供又は製造する方法を簡略化及び/又は明確化するために、1つ以上のプロセスを組み合わせることができる点に留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順番を変更又は修正することができる。
【0042】
[0052] 方法は、(505において)シード層(例えば402)を有するキャリア(例えば400)を準備する。異なる実装形態では、キャリアに異なる材料を使用し得る。キャリアは、基板、ガラス、石英、及び/又はキャリアテープを含み得る。シード層402は、銅(例えば、銅箔)を含んでもよい。
図4の段階1は、シード層を有するキャリアを準備する一例を図示及び説明する。
【0043】
[0053] 方法は、(510において)シード層(例えば、402)の上に金属層(例えば、404)を形成する。金属層404を形成するために、めっきプロセス(例えば、無電解めっき)が使用されてもよい。
図4の段階2は、シード層の上に形成及びパターニングされた金属層の一例を図示及び説明する。
【0044】
[0054] 本方法は、(515において)金属層(例えば、404)の一部分を選択的に除去して、高密度相互接続部を形成する。パターニングプロセス及び/又はエッチングプロセスを使用して、金属層404の一部分をパターニングして除去し、高密度相互接続部を形成することができる。いくつかの実装形態では、金属層404は、複数の高密度相互接続部129及び/又は複数の相互接続部(例えば、複数の相互接続部125からの相互接続部)を含むようにパターニングされてもよい。
図4の段階3は、高密度相互接続部を形成する一例を図示及び説明する。
【0045】
[0055] 本方法は、キャリア(例えば、400)、シード層(例えば、402)、及び/又は金属層(例えば、404)から形成された高密度相互接続部の上に誘電体層(例えば、406)を形成することができる。堆積プロセス及び/又は積層プロセスを使用して誘電体層406を形成してもよい。
【0046】
高密度相互接続部を有する基板を製造するための例示的な順序
[0056]
図6A~
図6Dは、高密度相互接続部を含むコア基板を提供又は製造するための例示的な順序を示す。いくつかの実装形態では、
図6A~
図6Dの順序を使用して、
図1の基板102、又は本開示で説明されるいかなる基板も提供又は製造できる。
【0047】
[0057]
図6A~
図6Dの順序は、基板を提供又は製造するための順序を簡略化及び/又は明確化するために、1つ以上の段階を組み合わせることができる点に留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順番を変更又は修正することができる。いくつかの実装形態では、プロセスのうちの1つ以上は、本開示の主旨を逸脱することなく交換又は置換されてもよい。異なる実装形態では、基板を別様に製造してもよい。
【0048】
[0058] 段階1は、
図6Aに示すように、コア層120が準備された後の状態を示す。コア層120は、シリコン、ガラス、樹脂を含むガラス繊維、石英、エポキシ、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。しかしながら、コア層120は、異なる材料を含んでもよい。いくつかの実装形態では、コア層120は、コア層120の両側又はいずれかの側にシード層を含んでもよい。
【0049】
[0059] 段階2は、(i)コア層120の第1の表面に誘電体層122aが形成されて結合され、(ii)コア層120の第2の表面に誘電体層124aが形成されて結合された後の状態を示す。積層プロセス及び/又は堆積プロセスを使用して、誘電体層122a及び誘電体層124aを形成してもよい。
【0050】
[0060] 段階3は、第1の埋め込みトレース基板(ETS)層602がコア層120に結合された後の状態を示す。積層プロセスを使用して、第1のETS層602をコア層120の第1の表面に結合させてもよい。第1のETS層602は、キャリア400と、シード層402と、複数の高密度相互接続部129とを含んでもよい。第1のETS層602は、誘電体層122aを介してコア層120に結合される。複数の高密度相互接続部129は、誘電体層122a中に位置してもよい。誘電体層122aは、第1のETS層602の一部と見なすことができる。第1のETS層は、高密度相互接続部(例えば、129)と、非高密度相互接続部(例えば、複数の相互接続部125からの相互接続部)とを含んでもよいことに留意されたい。ETS層を製造する一例を
図4に示す。
【0051】
[0061] 段階4は、第1のETS層602からキャリア400が除去された後の状態を示す。キャリア400は、切り離されても及び/又は研磨されてもよい。しかしながら、キャリア400は、シード層402から別様に分離されてもよい。
【0052】
[0062] 段階5は、第1のETS層602からシード層402が除去された後の状態を示す。エッチングプロセスを使用して、シード層(1つ又は複数)402を除去してもよい。シード層402を除去することにより、誘電体層122a、複数の高密度相互接続部129を残すことができる。ETS層602が非高密度相互接続部を含む場合、非高密度相互接続部も同様に存在する。
【0053】
[0063] 段階6は、
図6Bに示すように、誘電体層122aの上に誘電体層122bが形成され、誘電体層124bの上に誘電体層124bが形成された後の状態を示す。堆積プロセス及び/又は積層プロセスを使用して、誘電体層122b及び124bを形成することができる。
【0054】
[0064] 段階7は、少なくとも1つのキャビティ(cavity)610が、(誘電体層122a及び122bを含む)誘電体層122、コア層120、(誘電体層124a及び124bを含む)誘電体層124に形成された後の状態を示す。少なくとも1つのキャビティ610は、レーザープロセス及び/又はドリル加工プロセスによって形成されてもよい。
【0055】
[0065] 段階8は、少なくとも1つのキャビティ610内に少なくとも1つのコア相互接続部121が形成された後の状態を示す。めっきプロセスを使用して、少なくとも1つのコア相互接続部121を形成することができる。しかしながら、異なる実装形態では、少なくとも1つのコア相互接続部121を形成するために異なるプロセスを使用してもよい。例えば、少なくとも1つのコア相互接続部121は、金属(例えば、金属ペースト)で充填されてもよい。いくつかの実装形態では、使用される方法は、コア層120の厚さに依存する場合がある。いくつかの実装形態では、最大で250マイクロメートルの厚さのコア層の場合、充填法/ペースト法を使用して、少なくとも1つのコア相互接続部121を形成してもよい。コア層120の厚さが400マイクロメートルよりも大きい場合、いくつかの実装形態では、めっきプロセスを使用して、少なくとも1つのコア相互接続部121を形成してもよい。少なくとも1つのコア相互接続部121は、誘電体層122、コア層120、及び誘電体層124を通って延びていてもよい。少なくとも1つのコア相互接続部121は、誘電体層122、コア層120、及び誘電体層124を通って延びている少なくとも1つのコアビア(例えば、コアビア相互接続部)を含んでもよい。
【0056】
[0066] 段階9は、誘電体層122b中に複数のキャビティ612が形成された後の状態を示す。いくつかの実装形態では、誘電体層124b中に複数のキャビティが形成されてもよい。レーザープロセス(例えば、レーザードリル加工、レーザーアブレーション)及び/又はエッチングプロセスを使用して、複数のキャビティ612を形成することができる。
【0057】
[0067] 段階10は、
図6Cに示すように、複数の相互接続部615が、誘電体層122及び複数のキャビティ612の上に形成されて、それらに結合された後の状態を示す。複数の相互接続部615は、複数の高密度相互接続部129に結合されてもよい。複数の相互接続部615は、複数の高密度相互接続部129と同じ金属層上の他の相互接続部に結合されてもよい。複数の相互接続部615は、少なくとも1つのコア相互接続部121に結合されてもよい。段階10はまた、誘電体層124及び(存在する場合)複数のキャビティの上に複数の相互接続部617が形成されて、それらに結合された後の状態を示す。複数の相互接続部617は、少なくとも1つのコア相互接続部121に結合されてもよい。パターニングプロセス、剥離プロセス、及び/又はめっきプロセスを使用して、複数の相互接続部615及び複数の相互接続部617を形成してもよい。
【0058】
[0068] 段階11は、誘電体層122bの第1の表面の上に誘電体層122cが形成されて、第1の表面に結合され、誘電体層124bの第2の表面の上に誘電体層124cが形成されて、第2の表面に結合された後の状態を示す。堆積プロセス及び/又は積層プロセスを使用して、誘電体層122c及び124cを形成することができる。
【0059】
[0069] 段階12は、誘電体層122c中に複数のキャビティ622が形成され、誘電体層124c中に複数のキャビティ624が形成された後の状態を示す。レーザープロセス(例えば、レーザードリル加工、レーザーアブレーション)及び/又はエッチングプロセスを使用して、複数のキャビティ622及び複数のキャビティ624を形成することができる。
【0060】
[0070] 段階13は、
図6Dに示すように、(誘電体層122a、122b、及び122cを含み得る)誘電体層122及び複数のキャビティ622の上に複数の相互接続部625が形成されて、それらに結合された後の状態を示す。複数の相互接続部625は、複数の相互接続部615に結合されてもよい。段階12はまた、(誘電体層124a、124b、及び124cを含み得る)誘電体層124及び複数のキャビティ624の上に複数の相互接続部627が形成されて、それらに結合された後の状態を示す。複数の相互接続部627は、複数の相互接続部617に結合されてもよい。パターニングプロセス、剥離プロセス、及び/又はめっきプロセスを使用して、複数の相互接続部625及び複数の相互接続部627を形成してもよい。
【0061】
[0071] 上述したような、
図6C~
図6Dの段階11~13を繰り返すことにより、追加の誘電体層及び追加の相互接続部を形成することができることに留意されたい。
【0062】
[0072] 段階14は、(i)誘電体層122の上にはんだレジスト層150が形成され、(ii)誘電体層124の上にはんだレジスト層170が形成された後の状態を示す。はんだレジスト層150及びはんだレジスト層170に堆積プロセスが使用されてもよい。段階13は、ETSプロセスを含むプロセスを使用して製造された複数の高密度相互接続部129を含む基板102の一例を示し得る。基板102は、高密度相互接続部129を有するETS層を含むコア基板であってもよい。
【0063】
高密度相互接続部を有する基板を製造する方法の例示的なフロー図
[0073] いくつかの実装形態では、基板を製造することは、いくつかのプロセスを含む。
図7は、高密度相互接続部を有する基板を提供又は製造する方法700の例示的なフロー図を示す。いくつかの実装形態では、
図7の方法700を使用して、
図1の基板を提供又は製造することができる。例えば、
図7の方法を使用して、基板102を製造することができる。しかしながら、
図7の方法を使用して、本開示における任意の基板(例えば202)を製造してもよい。
【0064】
[0074]
図7の方法700は、基板を提供又は製造するための方法を簡略化及び/又は明確化するために、1つ以上のプロセスを組み合わせることができる点に留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順番を変更又は修正することができる。
【0065】
[0075] 本方法は、(705において)コア層(例えば、120)を準備する。コア層120は、シリコン、ガラス、樹脂を含むガラス繊維、石英、エポキシ、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。しかしながら、コア層120は、異なる材料を含んでもよい。いくつかの実装形態では、コア層120の表面(1つ又は複数)の上にシード層が位置していてもよい。
図6Aの段階1は、コア層を準備する一例を図示及び説明する。
【0066】
[0076] 本方法は、(710において)コア層120の第1の表面及び第2の表面の上に誘電体層(例えば、122a、124a)を形成する。堆積プロセス及び/又は積層プロセスを使用して、誘電体層を形成してもよい。
図6Aの段階2は、コア層の上に誘電体層を形成する一例を図示及び説明する。
【0067】
[0077] 本方法は、(710において)高密度相互接続部を含む少なくとも1つの埋め込みトレース基板(ETS)層をコア層(例えば、120)に結合する。例えば、コア層120に第1の埋め込みトレース基板(ETS)層602が結合されてもよい。積層プロセスを使用して、第1のETS層602をコア層120の第1の表面に結合させてもよい。第1のETS層602は、キャリア400と、シード層402と、複数の高密度相互接続部129とを含んでもよい。ETS層を形成する一例を
図4に示す。
図6Aの段階3は、誘電体層を介してコア層に結合された少なくとも1つのETS層の一例を図示及び説明する。
【0068】
[0078] ETS層がコア層に結合された後、本方法は、(710において)キャリア(1つ又は複数)及びシード層(1つ又は複数)を除去してもよい。キャリアは、切り離されてもよく、シード層は、エッチングで除去されてもよい。
図6Aの段階4及び5は、キャリア層及びシード層を除去する一例を図示及び説明する。
【0069】
[0079] 本方法は、(715において)ETS層(1つ又は複数)及び/又は誘電体層(例えば、122a、124b)の上に誘電体層(1つ又は複数)(例えば、122b、124b)を形成する。堆積プロセス及び/又は積層プロセスを使用して、誘電体層122b及び124bを形成することができる。
図6Bの段階6は、ETS層の上に誘電体層を形成する一例を図示及び説明する。
【0070】
[0080] 本方法は、(720において)コア層及び少なくとも1つの誘電体層中に少なくとも1つのキャビティ(例えば、610)を形成する。例えば、本方法は、誘電体層122、コア層120、及び誘電体層124中にキャビティ(例えば、610)を形成してもよい。少なくとも1つのキャビティ610は、レーザープロセス及び/又はドリル加工プロセスによって形成されてもよい。
図6Bの段階7は、コア層及び誘電体層(1つ又は複数)中にキャビティを形成する一例を図示及び説明する。
【0071】
[0081] 本方法は、(725において)少なくとも1つのキャビティ610中に少なくとも1つのコア相互接続部(例えば、121)を形成する。めっきプロセスを使用して、少なくとも1つのコア相互接続部121を形成することができる。しかしながら、異なる実装形態では、少なくとも1つのコア相互接続部121を形成するために異なるプロセスを使用してもよい。少なくとも1つのコア相互接続部121は、誘電体層122、コア層120、及び誘電体層124を通って延びていてもよい。少なくとも1つのコア相互接続部121は、誘電体層122、コア層120、及び誘電体層124を通って延びている少なくとも1つのコアビアを含んでもよい。
図6Bの段階8は、少なくとも1つのコア相互接続部を形成する一例を図示及び説明する。
【0072】
[0082] 本方法は、(730において)コア層、誘電体層(例えば、122a、124a)、及び/又はETS層(1つ又は複数)の上に誘電体層及び相互接続部を形成する。誘電体層(1つ又は複数)(例えば、122b、122c、124b、124c)を形成することは、堆積プロセス及び/又は積層プロセスを含んでもよい。誘電体層を形成することは、誘電体層(1つ又は複数)中にキャビティ(例えば、612)を形成することを含んでもよい。相互接続部(例えば、615、617、625、627)を形成することは、誘電体層(1つ又は複数)の上に相互接続部を形成することを含む。パターニングプロセス、剥離プロセス、及び/又はめっきプロセスを使用して、複数の相互接続部(例えば、615、617、625、627)を形成してもよい。
図6B~
図6Dの段階9~13は、いくつかの誘電体層及び相互接続部を形成することを図示及び説明する。誘電体層を形成すること、キャビティを形成すること、及び相互接続部を形成することは、必要な数の金属層に対して反復的に繰り返されてもよいことに留意されたい。いくつかの実装形態では、誘電体層及び相互接続部の上に1つ以上のETS層(1つ又は複数)が形成されてもよいことに留意されたい。
【0073】
[0083] 本方法は、(735において)誘電体層(1つ又は複数)の上に少なくとも1つのはんだレジスト層(例えば、150、170)を形成する。例えば、誘電体層122の上にはんだレジスト層150が形成されてもよく、(ii)誘電体層124の上にはんだレジスト層170が形成されてもよい。はんだレジスト層150及びはんだレジスト層170に堆積プロセスが使用されてもよい。
図6Dの段階14は、少なくとも1つのはんだレジスト層を形成する一例を図示及び説明する。
【0074】
高密度相互接続部を有する基板を含むパッケージを製造する例示的な順序
[0084]
図8A及び
図8Bは、高密度相互接続部を有する基板を含むパッケージを提供又は製造する例示的順序を示す。いくつかの実装形態では、
図8A及び
図8Bの順序を使用して、
図1のパッケージ100、又は本開示で説明されるいかなるパッケージ(例えば200)も提供又は製造できる。
【0075】
[0085]
図8A、
図8Bの順序は、パッケージを提供又は製造するための順序を簡略化及び/又は明確化するために、1つ以上の段階を組み合わせることができる点に留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順番を変更又は修正することができる。いくつかの実装形態では、プロセスのうちの1つ以上は、本開示の主旨を逸脱することなく交換又は置換されてもよい。異なる実装形態では、パッケージを別様に製造してもよい。
【0076】
[0086]
図8Aに示されるように、段階1は、基板102が準備された後の状態を示している。基板102は、
図6A~
図6Dに記載されるプロセスを使用して提供されてもよい。基板102は、コア層120、少なくとも1つの第1の誘電体層122、少なくとも1つの誘電体層124、複数の相互接続部125、複数の相互接続部127、少なくとも1つのコア相互接続部121、複数の高密度相互接続部129、はんだレジスト層150、及びはんだレジスト層170を含む。
【0077】
[0087] 段階2は、集積デバイス104が複数のはんだ相互接続部140を介して基板102に結合された後の状態を示す。ピックアンドプレースプロセスを使用して、集積デバイス104を基板102の第1の表面の上に配置することができる。はんだリフロープロセスを使用して、集積デバイス104を基板102に結合することができる。集積デバイス104は、複数のはんだ相互接続部140を介して複数の相互接続部125に結合されてもよい。異なる実装形態では、異なる数の集積デバイスを基板102に結合してもよい。
【0078】
[0088] 段階3は、
図8Bに示すように、封止層109が設けられた後の状態を示す。封止層109は、集積デバイス104を封止することができる。封止層109は、基板102の表面に結合されてもよい。封止層109は、基板102及び集積デバイス104の上に形成されてもよい。封止層109は、モールド、樹脂、及び/又はエポキシを含んでもよい。封止層109は、封止のための手段であり得る。圧縮成形プロセス及び転写成形プロセス、シート成形プロセス、又は液状成形プロセスを使用して、封止層を形成することができる。
【0079】
[0089] 段階4は、複数のはんだ相互接続部190が基板102に結合されている状態を示す。はんだリフロープロセスを使用して、複数のはんだ相互接続部190を基板102に結合してもよい。段階4は、基板102と、集積デバイス104と、封止層109とを含む、パッケージ100を示すことができる。
【0080】
高密度相互接続部を有する基板を有するパッケージを製造する方法の例示的なフロー図
[0090] いくつかの実装形態では、パッケージを製造することは、いくつかのプロセスを含む。
図9は、パッケージを提供又は製造する方法900の例示的なフロー図を示す。いくつかの実装形態では、
図9の方法900を使用して、
図1のパッケージ100を提供又は製造することができる。例えば、
図9の方法900を使用して、パッケージ100を製造することができる。しかしながら、
図9の方法900を使用して、本開示におけるいかなるパッケージ(例えば200)も製造することができる。
【0081】
[0091]
図9の方法は、パッケージを提供又は製造するための方法を簡略化及び/又は明確化するために、1つ以上のプロセスを組み合わせることができる点に留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順番を変更又は修正することができる。
【0082】
[0092] 方法は、(905において)高密度相互接続部(例えば、129)を含む基板(例えば102、202)を準備する。複数の高密度相互接続部は、ETSプロセスを使用して製造されてもよい。基板は、コア層120、少なくとも1つの誘電体層(例えば、122、124)、複数の相互接続部(例えば、125、127)、少なくとも1つのコア相互接続部121、複数の高密度相互接続部129、及び少なくとも1つのはんだレジスト層(例えば、150、170)を含んでもよい。基板は、
図6A~
図6Dに記載されるプロセスを使用して提供されてもよい。
図8Aの段階1は、高密度相互接続部を有する基板の一例を図示及び説明する。
【0083】
[0093] 本方法は、(910において)少なくとも1つの集積デバイス(例えば、104、304)を基板(例えば、102、202)に結合する。ピックアンドプレースプロセスを使用して、少なくとも1つの集積デバイスを基板の第1の表面の上に配置することができる。はんだリフロープロセスを使用して、集積デバイスを基板に結合することができる。異なる実装形態では、異なる数の集積デバイスを基板に結合してもよい。
図8Aの段階2は、基板に結合された少なくとも1つの集積デバイスの一例を図示及び説明する。
【0084】
[0094] 本方法は、(915において)基板(例えば、102)の上に封止層(例えば、109)を形成する。封止層(例えば、109)は、少なくとも1つの集積デバイス(例えば、104)を封止してもよい。封止層は、基板の表面に結合されてもよい。封止層は、モールド、樹脂、及び/又はエポキシを含んでもよい。圧縮成形プロセス及び転写成形プロセス、シート成形プロセス、又は液状成形プロセスを使用して、封止層を形成することができる。
図8Bの段階3は、基板の上に位置している封止層の一例を図示及び説明する。
【0085】
[0095] 方法は、(920において)複数のはんだ相互接続部(例えば、190)を基板(例えば、102)に結合する。はんだリフロープロセス使用して、複数のはんだ相互接続部を基板に結合することができる。
図8Bの段階4は、基板に結合されたはんだ相互接続部の一例を図示及び説明する。
【0086】
例示的な電子デバイス
[0096]
図10は、前述したデバイス、集積デバイス、集積回路(integrated circuit、IC)パッケージ、集積回路(IC)デバイス、半導体デバイス、集積回路、ダイ、インターポーザ、パッケージ、パッケージオンパッケージ(package-on-package、PoP)、システムインパッケージ(System in Package、SiP)、又はシステムオンチップ(System on Chip、SoC)のうちのいずれかと一体化されてもよい、様々な電子デバイスを示す。例えば、携帯電話デバイス1002、ラップトップコンピュータデバイス1004、固定位置端末デバイス1006、ウェアラブルデバイス1008、又は自動車両1010は、本明細書で説明されるようなデバイス1000を含み得る。デバイス1000は、例えば、本明細書で説明されるデバイス及び/又は集積回路(IC)パッケージのうちのいずれかであってもよい。
図10に示すデバイス1002、1004、1006、及び1008、並びに車両1010は、単なる例示に過ぎない。他の電子デバイスもまた、デバイス1000を特徴とし得るものであり、それらの電子デバイスとしては、限定するものではないが、モバイルデバイス、ハンドヘルドパーソナル通信システム(personal communication system、PCS)ユニット、携帯情報端末などのポータブルデータユニット、全地球測位システム(global positioning system、GPS)対応デバイス、ナビゲーションデバイス、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、メータ読み取り機器などの固定位置データユニット、通信デバイス、スマートフォン、タブレットコンピュータ、コンピュータ、ウェアラブルデバイス(例えば、時計、眼鏡)、モノのインターネット(Internet of things、IoT)デバイス、サーバ、ルータ、自動車両(例えば、自律走行車)内に実装されている電子デバイス、又は、データ若しくはコンピュータ命令を記憶するか若しくは取り出す任意の他のデバイス、あるいはこれらの任意の組み合わせを含む、デバイス(例えば、電子デバイス)の群が挙げられる。
【0087】
[0097]
図1~
図5、
図6A~
図6D、
図7、
図8A及び
図8B及び/又は
図9及び
図10に示される構成要素、プロセス、特徴、及び/又は機能のうちの1つ以上が、単一の構成要素、プロセス、特徴又は機能に再構成され得る及び/又は組み合わされ得るか、あるいはいくつかの構成要素、プロセス、又は機能において具現化され得る。追加の要素、構成要素、プロセス、及び/又は機能もまた、本開示から逸脱することなく追加することができる。本開示における
図1~
図5、
図6A~
図6D、
図7、
図8A~
図8B、及び/又は
図9~
図10、並びにその対応する説明は、ダイ及び/又はICに限定されないことにも留意すべきである。いくつかの実装形態では、
図1~
図5、
図6A~
図6D、
図7、
図8A及び
図8B、及び/又は
図9及び
図10、並びにその対応する説明は、デバイス及び/又は集積デバイスを製造、作製、提供、及び/又は生産するために使用され得る。いくつかの実装形態では、デバイスは、ダイ、集積デバイス、集積受動デバイス(IPD)、ダイパッケージ、集積回路(IC)デバイス、デバイスパッケージ、集積回路(IC)パッケージ、ウェハ、半導体デバイス、パッケージオンパッケージ(PoP)デバイス、放熱デバイス、及び/又はインターポーザを含み得る。
【0088】
[0098] 本開示における図は、様々な部品、構成要素、物体、デバイス、パッケージ、集積デバイス、集積回路、及び/又はトランジスタの、実際の表現及び/又は概念的表現を表し得る点に留意されたい。いくつかの事例では、図は、正確な縮尺ではない場合がある。いくつかの事例では、明瞭化の目的のために、全ての構成要素及び/又は部品が示されていない場合もある。いくつかの事例では、図中の様々な部品及び/又は構成要素の、位置、場所、サイズ、及び/又は形状は、例示的なものであり得る。いくつかの実装形態では、図中の様々な構成要素及び/又は部品は、任意選択的なものであり得る。
【0089】
[0099] 「例示的(exemplary)」という語は、「例、事例、又は例示としての役割を果たすこと」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書で説明されている、いずれの実装形態又は態様も、必ずしも本開示の他の態様よりも好ましい又は有利であるとして解釈されるべきではない。同様に、「態様」という用語は、本開示の全ての態様が、説明した特徴、利点、又は動作モードを含むことを必要とするとは限らない。「結合されている」という用語は、本明細書では、2つの物体間の直接的又は間接的な結合(例えば、機械的結合)を指すために使用されている。例えば、物体Aが物体Bに物理的に接触しており、物体Bが物体Cに接触している場合には、物体Aと物体Cとは、それらが互いに物理的に直接接触していない場合であっても、依然として互いに結合されていると見なすことができる。別の物体に結合されている物体は、その物体の一部、又はその物体の全体に結合されている場合がある。「電気的に結合されている」という用語は、2つの物体の間を電流(例えば、信号、電力、接地)が伝播することができるように、それら2つの物体が直接的又は間接的に共に結合されていることを意味し得る。電気的に結合されている2つの物体は、それら2つの物体の間に電流を伝播させる場合もあれば、又は伝播させない場合もある。用語「第1」、「第2」、「第3」、及び「第4」(及び/又は、第4を上回るいずれのもの)の使用は、任意である。説明されている構成要素のうちのいずれも、第1の構成要素、第2の構成要素、第3の構成要素、又は第4の構成要素とすることができる。例えば、第2の構成要素と称されている構成要素は、第1の構成要素、第2の構成要素、第3の構成要素、又は第4の構成要素とすることもできる。「封止(encapsulating)」という用語は、物体が別の物体を部分的に封止し得るか、又は完全に封止し得ることを意味する。「上部(top)」及び「底部(bottom)」という用語は、任意的である。上部に配置されている構成要素は、底部に配置されている構成要素の上に配置されている場合がある。上部の構成要素が底部の構成要素と見なされる場合もあり、その逆も同様である。本開示で説明されるように、第2の構成要素「の上に(over)」配置されている第1の構成要素とは、どのように底部又は上部が任意的に定義されているかに応じて、その第1の構成要素が、第2の構成要素の上方に配置されていること又は下方に配置されていることを意味し得る。別の実施例では、第1の構成要素は、第2の構成要素の第1の表面の上に(例えば、上方に)配置されている場合があり、第3の構成要素は、第2の構成要素の第2の表面の上に(例えば、下方に)配置されている場合があり、この場合、第2の表面は、第1の表面の反対側にある。ある1つの構成要素が別の構成要素の上に配置されている文脈において、本出願で使用される場合の「の上に」という用語は、別の構成要素上に、及び/又は別の構成要素内に存在している(例えば、構成要素の表面上に存在しているか、又は構成要素内に埋め込まれている)構成要素を意味するために使用することができる点に更に留意されたい。それゆえ、例えば、第2の構成要素の上に存在している第1の構成要素とは、(1)第1の構成要素が第2の構成要素の上に存在しているが、第2の構成要素には直接接触していないこと、(2)第1の構成要素が第2の構成要素上に(例えば、第2の構成要素の表面上に)存在していること、及び/又は(3)第1の構成要素が第2の構成要素内に存在している(例えば、第2の構成要素内に埋め込まれている)ことを意味し得る。第2の構成要素「内に(in)」配置されている第1の構成要素は、第2の構成要素内に部分的に配置されている場合もあれば、又は、第2の構成要素内に完全に配置されている場合もある。約X~XXである値は、XとXXとの間の値であって、XとXXとを含む値を意味し得る。XとXXとの間の値(1つ又は複数)は、離散的又は連続的であり得る。本開示で使用される場合の「約(about)『値X』」又は「およそ(approximately)値X」という用語は、「値X」の10パーセントの範囲内を意味する。例えば、約1又はおよそ1の値とは、0.9~1.1の範囲の値を意味することになる。
【0090】
[0100] いくつかの実装形態では、相互接続部とは、2つの点、要素、及び/又は構成要素間の電気的接続を可能にするか若しくは容易にする、デバイス又はパッケージの要素若しくは構成要素である。いくつかの実装形態では、相互接続部は、トレース、ビア、パッド、ピラー、メタライゼーション層、再配線層、及び/又はアンダーバンプメタライゼーション(under bump metallization、UBM)層/相互接続部を含み得る。いくつかの実装形態では、相互接続部は、信号(例えば、データ信号)、接地、及び/又は電力に関する、電気経路を提供するように構成することが可能な、導電性材料を含み得る。相互接続部は、2つ以上の要素又は構成要素を含み得る。相互接続部は、1つ以上の相互接続部によって画定することができる。相互接続部間に1つ以上のインターフェースがあってもなくてもよい。相互接続部は、1つ以上の金属層を含んでもよい。相互接続部は、回路の一部とすることができる。異なる実装形態では、相互接続部を形成するために、異なるプロセス及び/又は順序を使用することができる。いくつかの実装形態では、化学気相成長(CVD)プロセス、物理気相成長(PVD)プロセス、スパッタリングプロセス、スプレーコーティング、及び/又はめっきプロセスを使用して、相互接続部を形成することができる。
【0091】
[0101] また、本明細書に含まれている様々な開示は、フローチャート、フロー図、構造図、又はブロック図として示されているプロセスとして、説明される場合がある点にも留意されたい。フローチャートは、動作を逐次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並列に又は同時に実行することができる。加えて、工程の順番は並べ替えられてもよい。プロセスは、その動作が完了すると終了する。
【0092】
[0102] 以下では、更なる例が、本発明の理解を容易にするために説明される。
【0093】
[0103] 態様1.基板と、基板に結合された集積デバイスと、を含む、パッケージ。第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部と、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する複数の高密度相互接続部と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部と、を含む、基板。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【0094】
[0104] 態様2:複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの間隔を有する、態様1に記載のパッケージ。
【0095】
[0105] 態様3:複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、態様1~2に記載のパッケージ。
【0096】
[0106] 態様4:複数の高密度相互接続部が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、態様1~3に記載のパッケージ。
【0097】
[0107] 態様5:基板に結合された第2の集積デバイスであって、複数の高密度相互接続部を介して集積デバイスに電気的に結合されるように構成されている、第2の集積デバイスを更に含む、態様1~4に記載のパッケージ。
【0098】
[0108] 態様6:複数の高密度相互接続部が、集積デバイスと第2の集積デバイスとの間の電気通信のための複数のブリッジ相互接続部として構成されている、態様項5に記載のパッケージ。
【0099】
[0109] 態様7:複数の高密度相互接続部が、基板の金属層上に位置している、態様1~6に記載のパッケージ。
【0100】
[0110] 態様8:基板の金属層が、基板のコア層の上に位置している特定の金属層である、態様7に記載のパッケージ。
【0101】
[0111] 態様9:第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部と、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する複数の高密度相互接続部と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部と、を含む基板。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【0102】
[0112] 態様10:複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの間隔を有する、態様9に記載の基板。
【0103】
[0113] 態様11:複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、態様9~10に記載の基板。
【0104】
[0114] 態様12:複数の高密度相互接続部が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、態様9~11に記載の基板。
【0105】
[0115] 態様13:基板に結合された第2の集積デバイスであって、複数の高密度相互接続部を介して集積デバイスに電気的に結合されるように構成されている、第2の集積デバイスを更に含む、態様9~12に記載の基板。
【0106】
[0116] 態様14:複数の高密度相互接続部が、集積デバイスと第2の集積デバイスとの間の電気通信のための複数のブリッジ相互接続部として構成されている、態様13に記載の基板。
【0107】
[0117] 態様15:複数の高密度相互接続部が、基板の金属層上に位置している、態様9~14に記載の基板。
【0108】
[0118] 態様16:基板と、基板に結合された集積デバイスと、を含む装置。第1の表面と第2の表面とを含むコア層と、コア層の第1の表面に結合された少なくとも1つの第1の誘電体層と、コア層の第2の表面に結合された少なくとも1つの第2の誘電体層と、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも1つの第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びているコア相互接続のための手段と、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する、高密度相互接続のための手段と、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する、相互接続のための手段と、を含む、基板。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【0109】
[0119] 態様17:高密度相互接続のための手段が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、高密度相互接続のための手段が、約3~4マイクロメートルの間隔を有し、相互接続のための手段が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、相互接続のための手段が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、態様16に記載の装置。
【0110】
[0120] 態様18:高密度相互接続のための手段が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、態様16~17に記載の装置。
【0111】
[0121] 態様19:基板に結合された第2の集積デバイスであって、高密度相互接続のための手段を介して集積デバイスに電気的に結合されるように構成されている、第2の集積デバイスを更に含む、態様16~18に記載の装置。
【0112】
[0122] 態様20:装置は、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、モバイルデバイス、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末、固定位置端末、タブレットコンピュータ、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、ラップトップコンピュータ、サーバ、モノのインターネット(IoT)デバイス、及び自動車両内のデバイスからなる群から選択されるデバイスを含む、態様16~19に記載の装置。
【0113】
[0123] 態様21:基板を製造する方法。本方法は、第1の表面と第2の表面とを含むコア層を提供する。本方法は、コア層の第1の表面の上に、少なくとも1つの第1の誘電体層及び複数の高密度相互接続部であって、第1の最小幅及び第1の最小間隔を有する、複数の高密度相互接続部を提供する。本方法は、コア層の第2の表面の上に、少なくとも1つの第2の誘電体層を形成する。本方法は、少なくとも第1の誘電体層及び/又は少なくとも第2の誘電体層から、コア層並びに少なくとも1つの誘電体層を通って延びている少なくとも1つのコア相互接続部を形成する。本方法は、第2の最小幅及び第2の最小間隔を有する複数の相互接続部を形成する。第2の最小幅は、第1の最小幅よりも大きい。第2の最小間隔は、第1の最小間隔よりも大きい。
【0114】
[0124] 態様22:複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの幅を有し、複数の高密度相互接続部が、約3~4マイクロメートルの間隔を有する、態様21に記載の方法。
【0115】
[0125] 態様23:複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の幅を有し、複数の相互接続部が、約5マイクロメートル以上の間隔を有する、態様21~22に記載の方法。
【0116】
[0126] 態様24:複数の高密度相互接続部が、約0.5~1マイクロメートルの厚さを有する、態様21~23に記載の方法。
【0117】
[0127] 本明細書で説明されている本開示の様々な特徴は、本開示から逸脱することなく、異なるシステムにおいて実装することができる。本開示の上記の態様は、単なる例に過ぎず、本開示を限定するものとして解釈されるべきではない点に留意されたい。本開示の諸態様の説明は、例示的であることが意図されており、特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。それゆえ、本教示は、他のタイプの装置に容易に適用することができ、当業者には、多くの代替形態、修正形態、及び変形形態が明らかとなるであろう。
【国際調査報告】