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  • 特表-内視鏡用ボタン取付構造及び内視鏡 図1
  • 特表-内視鏡用ボタン取付構造及び内視鏡 図2
  • 特表-内視鏡用ボタン取付構造及び内視鏡 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-29
(54)【発明の名称】内視鏡用ボタン取付構造及び内視鏡
(51)【国際特許分類】
   A61B 1/00 20060101AFI20240822BHJP
【FI】
A61B1/00 711
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024515713
(86)(22)【出願日】2022-12-05
(85)【翻訳文提出日】2024-03-11
(86)【国際出願番号】 CN2022136478
(87)【国際公開番号】W WO2023103938
(87)【国際公開日】2023-06-15
(31)【優先権主張番号】202111486304.X
(32)【優先日】2021-12-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524003448
【氏名又は名称】広州瑞派医療器械有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGZHOU RED PINE MEDICAL INSTRUMENT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】12/F,No.87 Luoxuan Avenue,Guangzhou International Bio-island,Huangpu District,Guangzhou,Guangdong 510000,China
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】弁理士法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ フェン
(72)【発明者】
【氏名】リ ジン
(72)【発明者】
【氏名】タン シャオフェン
【テーマコード(参考)】
4C161
【Fターム(参考)】
4C161FF12
4C161JJ06
4C161JJ11
(57)【要約】
内視鏡用ボタン取付構造(100)及び内視鏡であって、内視鏡用ボタン取付構造(100)は、回路板ホルダ(110)と、ボタンホルダ(120)と、ボタン本体(130)とを含み、回路板(200)は、取付表面(111)及び取付側面(112)を有し、取付表面(111)には、回路板取付位置(113)が設けられ、取付側面(112)には、第1係着構造(114)が設けられ、ボタンホルダ(120)は、接続された弾性部(121)及び取付部(122)を含み、弾性部(121)は、回路板取付位置(113)に対応して設置され、取付部(122)には、第2係着構造(123)が設けられ、第1係着構造(114)は、第2係着構造(123)に係着嵌合されて、弾性部(121)と回路板取付位置(113)は、間隔を保持し、ボタン本体(130)は、弾性部(121)に設けられ、ボタン本体(130)は、外力の作用で弾性部(121)を駆動して取付部(122)に対して回路板取付位置(113)に近づく方向へ弾性変形させる。上記内視鏡用ボタン取付構造(100)及び内視鏡は、構造が簡単であり、ハンドルにおけるボタンの取付便利性を効果的に向上させ、且つ医療従事者の操作便利性を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内視鏡用ボタン取付構造であって、
回路板ホルダと、ボタンホルダと、ボタン本体とを含み、
前記回路板は、取付表面及び取付側面を有し、前記取付表面には、回路板取付位置が設けられ、前記取付側面には、第1係着構造が設けられ、
前記ボタンホルダは、互いに接続された弾性部及び取付部を含み、前記弾性部は、前記回路板取付位置に対応して設置され、前記取付部には、第2係着構造が設けられ、前記第1係着構造は、前記第2係着構造に係着嵌合されて、前記弾性部と前記回路板取付位置は、間隔を保持し、
前記ボタン本体は、前記弾性部に設けられ、前記ボタン本体は、外力の作用で前記弾性部を駆動して前記取付部に対して前記回路板取付位置に近づく方向へ弾性変形させるために用いられる、ことを特徴とする内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項2】
前記第1係着構造は、係止溝であり、前記第2係着構造は、前記係止溝にマッチングするスナップフィット部である、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項3】
前記第1係着構造は、第1ボス及び第2ボスを含み、前記第1ボスと前記第2ボスは、間隔をあけて前記係止溝を形成する、ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項4】
前記第1ボスは、前記第2ボスの前記弾性部から遠い一方側に位置し、前記第2ボスの前記第1ボスに近い一方側には、導入斜面が設けられ、前記導入斜面は、前記スナップフィット部を前記係止溝に進入させるように案内するために用いられる、ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項5】
前記第1ボスは、前記第2ボスの前記弾性部から遠い一方側に位置し、前記第2ボスの前記第1ボスから遠い一方側は、前記取付表面に対して突出して設置され、前記弾性部には、退避孔が設けられ、前記第2ボスは、前記退避孔に穿設されている、ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項6】
前記退避孔の内壁には、当接ブロックが設けられ、前記当接ブロックは、前記第2ボスに当接されている、ことを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項7】
前記第2ボスは、前記回路板取付位置の側部に位置し、前記第2ボスは、回路板に当接するために用いられ、前記取付表面には、ストッパ突起が設けられ、前記ストッパ突起は、前記回路板取付位置の端部に位置し、前記ストッパ突起は、回路板に当接するために用いられる、ことを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項8】
前記弾性部の前記回路板取付位置に向かう面には、接点が設けられ、或いは、
前記ボタン本体の前記回路板取付位置に向かう面には、接点が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項9】
前記取付部と前記弾性部は、一体構造である、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項10】
前記弾性部と前記ボタン本体は、一体構造である、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項11】
前記ボタン本体には、肉抜きチャンバが設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項12】
前記取付側面には、取付孔が設けられ、前記取付孔は、接続部材を穿設するために用いられて、前記回路板ホルダは、内視鏡のケーシングに接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項13】
前記第1係着構造は、複数あり、複数の前記第1係着構造は、前記回路板取付位置の延在方向に沿って間隔をあけて設置され、前記ボタンホルダは、複数あり、各前記ボタンホルダの第1係着構造は、各前記第2係着構造と一対一で対応してスナップフィット嵌合され、前記ボタン本体は、複数あり、各前記ボタン本体は、各前記ボタンホルダの弾性部に一対一で対応して設けられている、ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項14】
内視鏡であって、
回路板と、請求項1~13のいずれか1項に記載の内視鏡用ボタン取付構造とを含み、前記回路板は、前記回路板取付位置に設けられている、ことを特徴とする内視鏡。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機器の技術分野に関し、特に内視鏡用ボタン取付構造及び内視鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
医療技術の発展に伴い、内視鏡技術が登場した。内視鏡は、人体内の臓器などの手が届きにくい場所を目視検査して病理変化の状況を観察するために用いられ、伝統的な光学、人体工学、精密機械、現代電子、数学、ソフトウェアなどを一体化した検査機器であり、画像センサ、光学レンズ、照明光源、機械装置などを有し、自然腔道を経由して人体内に入り、外部に連通する腔道(例えば、消化管、気道、尿路など)を検査することができ、或いは、切り口を通して内視鏡を送り込んで、密閉された体腔(例えば、胸腔、腹腔、関節腔など)を検査することができる。医療用内視鏡は、すでに各科の検査に広く応用されており、医療用内視鏡が人体内で届く部位によって、耳鼻咽喉鏡、胃腸鏡、尿管鏡、関節鏡などに分けられる。
【0003】
従来技術では、医療用内視鏡の主な構造は、挿入部とハンドルに分けられ、挿入部は、人体の臓器内に入り、ハンドルは、体外で医療従事者によって操作される。検査の需要を満たすため、内視鏡の機能は、より多くなり、それに対応する機能ボタンもより多くなる。しかし、これらのボタンの取付は、複雑で、信頼性が低く、操作が煩雑である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに基づき、構造が簡単であり、ハンドルにおけるボタンの取付便利性を効果的に向上させ、且つ医療従事者の操作便利性を向上させることができる内視鏡用ボタン取付構造及び内視鏡を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記内視鏡用ボタン取付構造は、回路板ホルダと、ボタンホルダと、ボタン本体とを含み、前記回路板は、取付表面及び取付側面を有し、前記取付表面には、回路板取付位置が設けられ、前記取付側面には、第1係着構造が設けられ、前記ボタンホルダは、互いに接続された弾性部及び取付部を含み、前記弾性部は、前記回路板取付位置に対応して設置され、前記取付部には、第2係着構造が設けられ、前記第1係着構造は、前記第2係着構造に係着嵌合されて、前記弾性部と前記回路板取付位置は、間隔を保持し、前記ボタン本体は、前記弾性部に設けられ、前記ボタン本体は、外力の作用で前記弾性部を駆動して前記取付部に対して前記回路板取付位置に近づく方向へ弾性変形させるために用いられる。
【0006】
上記内視鏡用ボタン取付構造は、取付過程において、まず、回路板を回路板ホルダの回路板取付位置に取付し、そして、ボタン本体を弾性部に設け、且つボタン本体が弾性部を駆動して回路板取付位置に向かって変形させることができるようにする。第1係着構造が第2係着構造に係着嵌合されるため、このような接続方式は、ボタン本体の取付便利性を向上させることに有利であり、弾性部と回路板取付位置は、間隔を保持し、医療従事者は、直接的にボタン本体を押圧することで、弾性部を変形させ、回路板に対してポイントコンタクト操作を行う。このような直接的な押圧方式は、構造が簡単であり、信頼性が強く、医療従事者の操作便利性を向上させることに有利である。
【0007】
一実施例では、前記第1係着構造は、係止溝であり、前記第2係着構造は、前記係止溝にマッチングするスナップフィット部である。
【0008】
一実施例では、前記第1係着構造は、第1ボス及び第2ボスを含み、前記第1ボスと前記第2ボスは、間隔をあけて前記係止溝を形成する。
【0009】
一実施例では、前記第1ボスは、前記第2ボスの前記弾性部から遠い一方側に位置し、前記第2ボスの前記第1ボスに近い一方側には、導入斜面が設けられ、前記導入斜面は、前記スナップフィット部を前記係止溝に進入させるように案内するために用いられる。
【0010】
一実施例では、前記第1ボスは、前記第2ボスの前記弾性部から遠い一方側に位置し、前記第2ボスの前記第1ボスから遠い一方側は、前記取付表面に対して突出して設置され、前記弾性部には、退避孔が設けられ、前記第2ボスは、前記退避孔に穿設されている。
【0011】
一実施例では、前記退避孔の内壁には、当接ブロックが設けられ、前記当接ブロックは、前記第2ボスに当接されている。
【0012】
一実施例では、前記第2ボスは、前記回路板取付位置の側部に位置し、前記第2ボスは、回路板に当接するために用いられ、前記取付表面には、ストッパ突起が設けられ、前記ストッパ突起は、前記回路板取付位置の端部に位置し、前記ストッパ突起は、回路板に当接するために用いられる。
【0013】
一実施例では、前記弾性部の前記回路板取付位置に向かう面には、接点が設けられている。
【0014】
一実施例では、前記ボタン本体の前記回路板取付位置に向かう面には、接点が設けられている。
【0015】
一実施例では、前記取付部と前記弾性部は、一体構造である。
【0016】
一実施例では、前記弾性部と前記ボタン本体は、一体構造である。
【0017】
一実施例では、前記ボタン本体には、肉抜きチャンバが設けられている。
【0018】
一実施例では、前記取付側面には、取付孔が設けられ、前記取付孔は、接続部材を穿設するために用いられて、前記回路板ホルダは、内視鏡のケーシングに接続される。
【0019】
一実施例では、前記第1係着構造は、複数あり、複数の前記第1係着構造は、前記回路板取付位置の延在方向に沿って間隔をあけて設置され、前記ボタンホルダは、複数あり、各前記ボタンホルダの第1係着構造は、各前記第2係着構造と一対一で対応してスナップフィット嵌合され、前記ボタン本体は、複数あり、各前記ボタン本体は、各前記ボタンホルダの弾性部に一対一で対応して設けられている。
【0020】
内視鏡は、回路板と、上記のいずれか1項に記載の内視鏡用ボタン取付構造とを含み、前記回路板は、前記回路板取付位置に設けられている。
【0021】
上記内視鏡、取付過程において、まず、回路板を回路板ホルダの回路板取付位置に取付し、そして、ボタン本体を弾性部に設け、且つボタン本体が弾性部を駆動して回路板取付位置に向かって変形を発生させることができるようにする。第1係着構造が第2係着構造に係着嵌合されるため、このような接続方式は、ボタン本体の取付便利性を向上させることに有利であり、弾性部と回路板取付位置は、間隔を保持し、医療従事者は、直接的にボタン本体を押圧することで、弾性部を変形させ、回路板に対してポイントコンタクト操作を行う。このような直接的な押圧方式は、構造が簡単であり、信頼性が強く、医療従事者の操作便利性を向上させることに有利である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本願の一部を構成する図面は本発明に対する更なる理解を提供するために用いられ、本発明の概略的な実施例及びその説明は本発明を解釈するために用いられ、本発明に対する不当な限定を構成しない。
本発明の実施例中の技術思想をより明確に説明するために、以下に実施例の説明中に使用する必要がある図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明中の図面は本発明の一部の実施例だけであり、当業者にとって、創造的な労働をしない前提で、これらの図面によって他の図面を得ることができる。
図1】一実施例に係る内視鏡取付構造の構造模式図1である。
図2】一実施例に係る内視鏡取付構造の構造模式図2である。
図3】一実施例に係る回路板ホルダの構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解するために、以下、図面を参照しながら本発明の具体的な実施形態について詳しく説明する。以下の説明において、本発明を十分に理解するために、多くの具体的な細部を説明する。しかしながら、本発明は、ここで説明される実施形態とは異なる多くの他の形態で実施することができ、当業者であれば、本発明の趣旨から逸脱することなく類似な改善を行うことができる。したがって、本発明は以下に開示される具体的な実施例に限定されるものではない。
【0024】
本発明の説明において、理解すべきものとして、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などが指示する方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、本発明を説明しやすく且つ説明を簡略化するためのものだけであり、言及される装置又は素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構成及び操作しなければならないことを意味又は示唆するものではなく、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
【0025】
なお、用語「第1」、「第2」は説明の目的だけであり、相対的な重要性を意味又は示唆し、又は説明された技術的特徴の数を示唆すると理解されるものではない。従って、「第1」、「第2」で限定された特徴は、少なくとも1つの該特徴を明示的又は暗黙的に含むことができる。本発明の説明において、特に明示的かつ具体的に制限されない限り、「複数」の意味は少なくとも2つ、例えば2つ、3つなどである。
【0026】
本発明において、特に明確に規定及び限定されない限り、「取り付け」、「連結」、「接続」、「固定」などの用語は、広義に理解すべきであり、例えば、固定接続であってもよいし、着脱可能な接続であってもよいし、一体になってもよい。また、機械的に接続されていてもよいし、電気的に接続されていてもよい。また、直接的に接続されていてもよいし、中間媒体を介して間接的に接続されていてもよく、2つの素子内部の連通又は2つの素子の相互作用関係であってもよい。本発明における上記用語の具体的な意味は、特定の状況に応じて当業者には理解されるであろう。
【0027】
本発明において、特に明確に規定及び限定されない限り、第1の特徴が第2の特徴の「上」又は「下」にあることは、第1及び第2の特徴が直接に接触してもよいし、第1及び第2の特徴が中間媒体を介して間接的に接触してもよい。また、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」及び「上面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の真上又は斜め上にあるか、あるいは、第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも大きいことを示すだけであってもよい。第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」及び「下面」にあることは、第1の特徴が第2の特徴の直下又は斜め下にあるか、あるいは第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも小さいことを示すだけであってもよい。
【0028】
なお、一方の素子が他方の素子に「固定される」、「設けられる」と呼ばれる場合、他方の素子に直接存在してもよく、又は介在する要素が存在してもよい。一方の素子が他方の素子に「接続される」と考えられる場合、他方の素子に直接接続されてもよく、又は介在する要素が存在してもよい。本明細書で使用される用語「垂直」、「水平」、「上」、「下」、「左」、「右」及び類似の表現は説明の目的だけであり、唯一の実施形態を示すものではない。
【0029】
一実施例では、図1図2及び図3を参照すると、内視鏡用ボタン取付構造100は、回路板ホルダ110、ボタンホルダ120及びボタン本体130を含む。回路板200は、取付表面111及び取付側面112を有し、取付表面111には、回路板取付位置113が設けられ、取付側面112には、第1係着構造114が設けられている。ボタンホルダ120は、接続された弾性部121及び取付部122を含み、弾性部121は、回路板取付位置113に対応して設置されている。取付部122には、第2係着構造123が設けられ、第1係着構造114は、第2係着構造123に係着嵌合されて、弾性部121と回路板取付位置113は、間隔を保持する。ボタン本体130は、弾性部121に設けられ、ボタン本体130は、外力の作用で弾性部121を駆動して取付部122に対して回路板取付位置113に近づく方向へ弾性変形させる。
【0030】
上記内視鏡用ボタン取付構造100は、取付過程において、まず、回路板200を回路板ホルダ110の回路板取付位置113に取付し、そして、ボタン本体130を弾性部121に設け、ボタン本体130が弾性部121を駆動して回路板取付位置113に向かって変形させることができるようにする。第1係着構造114が第2係着構造123に係着嵌合されるため、このような接続態様は、ボタン本体130の取付便利性を向上させることに有利であり、弾性部121と回路板200回路板取付位置113は、間隔を保持し、医療従事者は、直接的にボタン本体130を押圧することで、弾性部121を変形させ、回路板200に対してポイントコンタクト操作を行うことができる。このような直接的な押圧方式は、構造が簡単であり、信頼性が強く、医療従事者の操作便利性を向上させることに有利である。
【0031】
なお、ボタン本体130は、外力の作用で弾性部121を駆動して取付部122に対して回路板取付位置113に近づく方向に向かって弾性変形させることにより、回路板200に対してポイントコンタクト又は押圧操作を行い、さらに信号の変換を実現する。
【0032】
選択的に、第1係着構造114と第2係着構造123との係着嵌合方式として、第1係着構造114は係止溝であり、第2係着構造123はスナップフィット部であってもよく、第1係着構造114はスナップフィット部であり、第2係着構造123は係止溝であってもよいが、他の係着嵌合方式であってもよい。
【0033】
具体的には、図1図2を参照すると、第1係着構造114は、係止溝であり、第2係着構造123は、係止溝にマッチングするスナップフィット部である。このように、取付時に、押圧でスナップフィット部を係止溝に係入して係着嵌合を行い、回路板ホルダ110とボタンホルダ120の接続を実現し、構造が簡単であり、接続が確実であり、さらに内視鏡用ボタン取付構造100の使用信頼性を向上させる。
【0034】
一実施例では、図1図3を参照すると、第1係着構造114は、第1ボス1141及び第2ボス1142を含み、第1ボス1141と第2ボス1142は、間隔をあけて係止溝を形成する。このように、第1ボス1141と第2ボス1142は、第2係着構造123に対して当接ロック作用を果たし、第1係着構造114と第2係着構造123の接続安定性を向上させることに有利であり、さらにボタン本体130の取付安定性を向上させ、内視鏡用ボタン取付構造100の全体の使用品質を向上させる。
【0035】
さらに、図1を参照すると、第1ボス1141は、第2ボス1142の弾性部121から遠い一方側に位置し、第2ボス1142の第1ボス1141に近い一方側には、導入斜面1143が設けられ、導入斜面1143は、スナップフィット部を係止溝に進入させるように案内するために用いられる。このように、導入斜面1143は、第2係着構造123を係止溝中に案内することができ、ボタン本体130の取付便利性を向上させることに有利であり、さらに内視鏡用ボタン取付構造100の全体取付効率を向上させる。
【0036】
一実施例では、図1を参照すると、第1ボス1141は、第2ボス1142の弾性部121から遠い一方側に位置し、第2ボス1142の第1ボス1141から遠い一方側は、取付表面111に対して突出して設置され、弾性部121には、退避孔1211が設けられ、第2ボス1142は、退避孔1211に穿設されている。このように、第2ボス1142は、退避孔1211を貫通し、スナップフィット部が順調に係止溝に係入して係着嵌合を行い、さらにボタンホルダ120と回路板ホルダ110との接続安定性を向上させ、内視鏡用ボタン取付構造100の使用信頼性と全体品質を向上させる。
【0037】
さらに、図1を参照すると、退避孔1211の内壁には、当接ブロック1212が設けられている。当接ブロック1212は、第2ボス1142に当接されている。このように、当接ブロック1212は第2ボス1142に当接されることにより、取付部122に対して固定と位置制限の作用を奏することが可能であり、取付部122の安定を保持し、さらに第1係着構造114と第2係着構造123の接続安定性を向上させ、ボタン本体130の取付安定性を保証し、さらに内視鏡用ボタン取付構造100の全体品質と使用信頼性を向上させる。
【0038】
一実施例では、図1図3を参照すると、第2ボス1142は、回路板取付位置113の側部に位置する。第2ボス1142は、回路板200に当接するために用いられ、取付表面111には、ストッパ突起1111が設けられ、ストッパ突起1111は、回路板取付位置113の端部に位置し、ストッパ突起1111は、回路板200に当接するために用いられる。このように、第2ボス1142は、回路板200に対して位置制限の作用を奏することができ、回路板200が回路板取付位置113の側部へ移動することを制限し、回路板200を取付表面111における回路板取付位置113に固定する。一方、ストッパ突起1111は、回路板200に対して位置制限の作用を奏することが可能であり、回路板200が回路板取付位置113の端部へ移動することを避け、さらに回路板200を取付表面111における回路板取付位置113に固定し、回路板200の取付安定性を向上させる。
【0039】
一実施例では、図1を参照すると、弾性部121の回路板取付位置113に向かう面には、接点131が設けられている。このように、ボタン本体130を押圧することにより、接点131は、回路板200にタッチ又は押圧操作を行い、さらに押圧ストロークを減少することに有利であり、ボタン本体130の使用便利性を向上させ、内視鏡の使用効率を保証する。
【0040】
他の実施例では、ボタン本体130の回路板取付位置113に向かう面には、接点131が設けられている。このように、同様に、ボタン本体130を押圧することにより、接点131は、回路板200にタッチ又は押圧操作を行い、さらに、押圧ストロークを減少することに有利であり、ボタン本体130の使用便利性を向上させ、内視鏡の使用効率を保証する。
【0041】
選択的に、取付部122と弾性部121との接続方式は、接着、溶接、スナップフィット接続、挿着又は他の接続方式であってもよい。或いは、取付部122と弾性部121は、一体構造である。
【0042】
具体的には、図1図2を参照すると、取付部122と弾性部121は、一体構造である。このように、構造が簡単であり、製造が便利であり、取付部122と弾性部121の接続安定性及び使用信頼性を保証することに有利であるとともに、製造コストを低下させ、経済効果を向上させる。本実施例では、取付部122と弾性部121の具体的な接続方式について一種のみが提供されるが、これに限定されない。
【0043】
選択的に、ボタン本体130と弾性部121の接続方式は、接着、溶接、スナップフィット接続、挿着又は他の接続方式であってもよい。或いは、ボタン本体130と弾性部121は、一体構造である。
【0044】
具体的には、図1図2を参照すると、弾性部121とボタン本体130は、一体構造である。このように、構造が簡単であり、製造が便利であり、ボタン本体130と弾性部121の接続安定性及び使用信頼性を保証することに有利であるとともに、製造コストを低下させ、経済効果を向上させる。本実施例では、ボタン本体130と弾性部121の具体的な接続方式について一種のみが提供されるが、これに限定されない。
【0045】
好ましくは、ボタン本体130、取付部122及び弾性部121は、一体射出成型構造であり、製造コストを低下させることに有利であり、全体構造の安定性を向上させる。
【0046】
一実施例では、図1図2を参照すると、ボタン本体130には、肉抜きチャンバが設けられている。このように、ボタン本体130の重さを軽減することに有利であり、弾性部121の反発に便利であり、弾性部121の使用寿命及び使用信頼性を向上させ、さらに内視鏡用ボタン取付構造100の全体品質を向上させる。
【0047】
一実施例では、図1図2を参照すると、取付側面112には、取付孔1121が設けられ、取付孔1121は、接続部材を穿設するために用いられ、それにより、回路板ホルダ110は、内視鏡のケーシングに接続される。このように、回路板ホルダ110と内視鏡のケーシングの取付便利性を向上させることに有利であり、さらに内視鏡用ボタン取付構造100の全体品質を向上させる。
【0048】
一実施例では、図1図2を参照すると、第1係着構造114は、複数あり、複数の第1係着構造114は、回路板取付位置113の延在方向に沿って間隔をあけて設置されている。ボタンホルダ120は、複数あり、各ボタンホルダ120の第1係着構造114は、各第2係着構造123と一対一で対応してスナップフィット嵌合されている。ボタン本体130は、複数あり、各ボタン本体130は、各ボタンホルダ120の弾性部121に一対一で対応して設けられている。このように、回路板ホルダ110に複数のボタン本体130が取付されることが可能であり、さらに異なる操作機能を設定し、内視鏡の使用便利性を向上させることに有利である。
【0049】
一実施例では、内視鏡(未図示)は、回路板200及び上記の実施例に係る内視鏡用ボタン取付構造100を含み、回路板200は、回路板取付位置113に設けられている。
【0050】
上記内視鏡は、取付過程において、まず、回路板200を回路板ホルダ110の回路板取付位置113に取付し、そして、ボタン本体130を弾性部121に設け、ボタン本体130が弾性部121を駆動して回路板取付位置113に向かって変形させることができるようにする。第1係着構造114が第2係着構造123に係着嵌合されるため、このような接続方式は、ボタン本体130の取付便利性を向上させることに有利であり、弾性部121と回路板200回路板取付位置113は、間隔を保持し、医療従事者は、直接的にボタン本体130を押圧することで、弾性部121を変形させ、回路板200に対してポイントコンタクト操作を行う。このような直接的な押圧方式は、構造が簡単であり、信頼性が強く、医療従事者の操作便利性を向上させることに有利である。
【0051】
以上説明した実施例の各技術的特徴は、任意に組み合わせることが可能であり、説明を簡潔にするために、上記実施例における各技術的特徴の全ての可能な組み合わせについては説明していないが、これらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、本明細書に記載される範囲内であると考えられるべきである。
【0052】
上記の実施例は、本願のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、その叙述は具体的かつ詳細であるが、本願の発明の範囲を限定するものとして理解されるべきではない。当業者であれば、本願の思想から逸脱することなく、本願の範囲に含まれるいくつかの変形および改善を行うことができることに留意されたい。したがって、本願の特許の範囲は、添付の特許請求の範囲に従うものとする。
【符号の説明】
【0053】
100 内視鏡用ボタン取付構造、110 回路板ホルダ、111 取付表面、1111 ストッパ突起、112 取付側面、1121 取付孔、113 回路板取付位置、114 第1係着構造、1141 第1ボス、1142 第2ボス、1143 導入斜面、120 ボタンホルダ、121 弾性部、1211 退避孔、1212 当接ブロック、122 取付部、123 第2係着構造、130 ボタン本体、131 接点、200 回路板。
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2024-03-11
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内視鏡用ボタン取付構造であって、
回路板ホルダと、ボタンホルダと、ボタン本体とを含み、
前記回路板ホルダは、取付表面及び取付側面を有し、前記取付表面には、回路板取付位置が設けられ、前記取付側面には、第1係着構造が設けられ、
前記ボタンホルダは、互いに接続された弾性部及び取付部を含み、前記弾性部は、前記回路板取付位置に対応して設置され、前記取付部には、第2係着構造が設けられ、前記第1係着構造は、前記第2係着構造に係着嵌合されて、前記弾性部と前記回路板取付位置は、間隔を保持し、
前記ボタン本体は、前記弾性部に設けられ、前記ボタン本体は、外力の作用で前記弾性部を駆動して前記取付部に対して前記回路板取付位置に近づく方向へ弾性変形させるために用いられる、ことを特徴とする内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項2】
前記第1係着構造は、係止溝であり、前記第2係着構造は、前記係止溝にマッチングするスナップフィット部である、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項3】
前記第1係着構造は、第1ボス及び第2ボスを含み、前記第1ボスと前記第2ボスは、間隔をあけて前記係止溝を形成する、ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項4】
前記第1ボスは、前記第2ボスの前記弾性部から遠い一方側に位置し、前記第2ボスの前記第1ボスに近い一方側には、導入斜面が設けられ、前記導入斜面は、前記スナップフィット部を前記係止溝に進入させるように案内するために用いられる、ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項5】
前記第1ボスは、前記第2ボスの前記弾性部から遠い一方側に位置し、前記第2ボスの前記第1ボスから遠い一方側は、前記取付表面に対して突出して設置され、前記弾性部には、退避孔が設けられ、前記第2ボスは、前記退避孔に穿設されている、ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項6】
前記退避孔の内壁には、当接ブロックが設けられ、前記当接ブロックは、前記第2ボスに当接されている、ことを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項7】
前記第2ボスは、前記回路板取付位置の側部に位置し、前記第2ボスは、回路板に当接するために用いられ、前記取付表面には、ストッパ突起が設けられ、前記ストッパ突起は、前記回路板取付位置の端部に位置し、前記ストッパ突起は、回路板に当接するために用いられる、ことを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項8】
前記弾性部の前記回路板取付位置に向かう面には、接点が設けられ、或いは、
前記ボタン本体の前記回路板取付位置に向かう面には、接点が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項9】
前記取付部と前記弾性部は、一体構造である、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項10】
前記弾性部と前記ボタン本体は、一体構造である、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項11】
前記ボタン本体には、肉抜きチャンバが設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項12】
前記取付側面には、取付孔が設けられ、前記取付孔は、接続部材を穿設するために用いられて、前記回路板ホルダは、内視鏡のケーシングに接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項13】
前記第1係着構造は、複数あり、複数の前記第1係着構造は、前記回路板取付位置の延在方向に沿って間隔をあけて設置され、前記ボタンホルダは、複数あり、各前記ボタンホルダの第1係着構造は、各前記第2係着構造と一対一で対応してスナップフィット嵌合され、前記ボタン本体は、複数あり、各前記ボタン本体は、各前記ボタンホルダの弾性部に一対一で対応して設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ボタン取付構造。
【請求項14】
内視鏡であって、
回路板と、請求項1~13のいずれか1項に記載の内視鏡用ボタン取付構造とを含み、前記回路板は、前記回路板取付位置に設けられている、ことを特徴とする内視鏡。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
前記内視鏡用ボタン取付構造は、回路板ホルダと、ボタンホルダと、ボタン本体とを含み、前記回路板ホルダは、取付表面及び取付側面を有し、前記取付表面には、回路板取付位置が設けられ、前記取付側面には、第1係着構造が設けられ、前記ボタンホルダは、互いに接続された弾性部及び取付部を含み、前記弾性部は、前記回路板取付位置に対応して設置され、前記取付部には、第2係着構造が設けられ、前記第1係着構造は、前記第2係着構造に係着嵌合されて、前記弾性部と前記回路板取付位置は、間隔を保持し、前記ボタン本体は、前記弾性部に設けられ、前記ボタン本体は、外力の作用で前記弾性部を駆動して前記取付部に対して前記回路板取付位置に近づく方向へ弾性変形させるために用いられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
本願の一部を構成する図面は本発明に対する更なる理解を提供するために用いられ、本発明の概略的な実施例及びその説明は本発明を解釈するために用いられ、本発明に対する不当な限定を構成しない。
本発明の実施例中の技術思想をより明確に説明するために、以下に実施例の説明中に使用する必要がある図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明中の図面は本発明の一部の実施例だけであり、当業者にとって、創造的な労働をしない前提で、これらの図面によって他の図面を得ることができる。
図1】一実施例に係る内視鏡用ボタン取付構造の構造模式図1である。
図2】一実施例に係る内視鏡用ボタン取付構造の構造模式図2である。
図3】一実施例に係る回路板ホルダの構造模式図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0029】
一実施例では、図1図2及び図3を参照すると、内視鏡用ボタン取付構造100は、回路板ホルダ110、ボタンホルダ120及びボタン本体130を含む。回路板ホルダ110は、取付表面111及び取付側面112を有し、取付表面111には、回路板取付位置113が設けられ、取付側面112には、第1係着構造114が設けられている。ボタンホルダ120は、接続された弾性部121及び取付部122を含み、弾性部121は、回路板取付位置113に対応して設置されている。取付部122には、第2係着構造123が設けられ、第1係着構造114は、第2係着構造123に係着嵌合されて、弾性部121と回路板取付位置113は、間隔を保持する。ボタン本体130は、弾性部121に設けられ、ボタン本体130は、外力の作用で弾性部121を駆動して取付部122に対して回路板取付位置113に近づく方向へ弾性変形させる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0030】
上記内視鏡用ボタン取付構造100は、取付過程において、まず、回路板200を回路板ホルダ110の回路板取付位置113に取付し、そして、ボタン本体130を弾性部121に設け、ボタン本体130が弾性部121を駆動して回路板取付位置113に向かって変形させることができるようにする。第1係着構造114が第2係着構造123に係着嵌合されるため、このような接続態様は、ボタン本体130の取付便利性を向上させることに有利であり、弾性部121と回路板取付位置113は、間隔を保持し、医療従事者は、直接的にボタン本体130を押圧することで、弾性部121を変形させ、回路板200に対してポイントコンタクト操作を行うことができる。このような直接的な押圧方式は、構造が簡単であり、信頼性が強く、医療従事者の操作便利性を向上させることに有利である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0050】
上記内視鏡は、取付過程において、まず、回路板200を回路板ホルダ110の回路板取付位置113に取付し、そして、ボタン本体130を弾性部121に設け、ボタン本体130が弾性部121を駆動して回路板取付位置113に向かって変形させることができるようにする。第1係着構造114が第2係着構造123に係着嵌合されるため、このような接続方式は、ボタン本体130の取付便利性を向上させることに有利であり、弾性部121と回路板取付位置113は、間隔を保持し、医療従事者は、直接的にボタン本体130を押圧することで、弾性部121を変形させ、回路板200に対してポイントコンタクト操作を行う。このような直接的な押圧方式は、構造が簡単であり、信頼性が強く、医療従事者の操作便利性を向上させることに有利である。
【国際調査報告】