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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-29
(54)【発明の名称】掃除機ステーション
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/00 20060101AFI20240822BHJP
【FI】
A47L9/00 104
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024515948
(86)(22)【出願日】2022-09-14
(85)【翻訳文提出日】2024-03-12
(86)【国際出願番号】 KR2022013667
(87)【国際公開番号】W WO2023043158
(87)【国際公開日】2023-03-23
(31)【優先権主張番号】10-2021-0122622
(32)【優先日】2021-09-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0040917
(32)【優先日】2022-04-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
【氏名又は名称原語表記】LG ELECTRONICS INC.
【住所又は居所原語表記】128, Yeoui-daero, Yeongdeungpo-gu, 07336 Seoul,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100159259
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 実
(72)【発明者】
【氏名】キム ハンシン
(72)【発明者】
【氏名】ヒョン キタク
(72)【発明者】
【氏名】ホ チョンウク
(72)【発明者】
【氏名】チョ キョンホ
(72)【発明者】
【氏名】ソン ヒョンソプ
【テーマコード(参考)】
3B006
【Fターム(参考)】
3B006MA03
(57)【要約】
本発明は掃除機ステーションに関し、入口端が掃除機のダスト容器に連通する吸込流路と、吸込流路の出口端に接続され、掃除機のダスト容器内部の塵埃を捕集する塵埃捕集部と、を含む。塵埃捕集部は、吸込流路の出口端に接続される塵埃流入口が形成された集塵ボディと、塵埃流入口の周面から内側に延び、一側から見るときに端部が特定の曲率を有する曲率円を形成する流入管と、流入管の端部に配置され、流入管を開閉する流入管カバーと、を含むため、塵埃捕集部が掃除機ステーションから分離されると流入管を閉鎖することにより、塵埃が外部に飛散したり、虫などが逃げたり、悪臭が拡散したりすることを防止する掃除機ステーションに関する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入口端が掃除機のダスト容器に連通する吸込流路と、
前記吸込流路の出口端に接続され、前記掃除機のダスト容器内部の塵埃を捕集する塵埃捕集部と、を含み、
前記塵埃捕集部は、
前記吸込流路の出口端に接続される塵埃流入口が形成された集塵ボディと、
前記塵埃流入口の周面から内側に延び、一側から見るときに端部が特定の曲率を有する曲率円を形成する流入管と、
前記流入管の端部に配置され、前記流入管を開閉する流入管カバーと、を含む、掃除機ステーション。
【請求項2】
前記流入管は、
第1曲率円と、
前記第1曲率円と交差する第2曲率円と、を含む、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項3】
前記塵埃捕集部は、
前記集塵ボディの上部面に配置され、前記塵埃流入口が一側に形成された上板を含み、
前記流入管は、前記上板から下方に延びる、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項4】
前記塵埃捕集部は、
前記流入管カバーの一側を前記上板に固定し、
前記流入管カバーを前記流入管の端部に密着させる流入管カバー固定部材を含む、請求項3に記載の掃除機ステーション。
【請求項5】
前記塵埃捕集部は、
前記流入管カバー固定部材から突出し、端部が前記流入管カバーを支持するリブを含む、請求項4に記載の掃除機ステーション。
【請求項6】
前記リブは、
前記流入管カバーを加圧して変形させる、請求項5に記載の掃除機ステーション。
【請求項7】
前記リブは、
前記吸込流路の半径方向の外側に配置される、請求項6に記載の掃除機ステーション。
【請求項8】
前記流入管カバーは、
前記流入管に結合する接続部と、
前記流入管の端部を開閉する閉鎖部と、
前記接続部と前記閉鎖部との間に配置された折り曲げ部と、を含む、請求項4に記載の掃除機ステーション。
【請求項9】
前記流入管カバー固定部材は、
前記流入管カバーの少なくとも一部が挿入される流入管カバー挿入溝を含む、請求項8に記載の掃除機ステーション。
【請求項10】
前記塵埃捕集部は、
前記上板から下方に延び、
前記流入管カバー固定部材と共に前記流入管カバーを嵌合させる支持突起を含む、請求項8に記載の掃除機ステーション。
【請求項11】
塵埃捕集部は、
前記塵埃流入口の一側方に配置され、内部空間に延びる側壁を含む、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項12】
前記塵埃捕集部は、
塵埃流入口から半径方向の内側に延び、内側端が前記吸込流路に密着する吸込流路シール材を含む、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項13】
前記集塵ボディの外部に配置された殺菌光発光部材をさらに含み、
前記塵埃捕集部は、
前記殺菌光発光部材から照射された殺菌光を前記集塵ボディの内部に透過させる殺菌光照射部を含む、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項14】
前記流入管カバーは、
磁場を発生する磁力部材を含み、
前記流入管は、
前記磁場に対応して引力が発生する対応部材を含む、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項15】
上部面が前記集塵ボディの内側面に密着し、
下部面が前記内部上板の上部面に密着する接着部材を含む、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項16】
前記塵埃捕集部は、
一面が前記流入管に密着し、他面が前記流入管カバーに密着するガスケットを含む、請求項1に記載の掃除機ステーション。
【請求項17】
前記流入管は、
前記流入管カバーに隣接する端部で内側方に陥没して形成され、前記ガスケットの少なくとも一部が挿入されるガスケット挿入溝を含む、請求項16に記載の掃除機ステーション。
【請求項18】
前記流入管は、
一側から突出し、前記ゲスキッウィ内周面に密着するガスケット支持突起を含む、請求項16に記載の掃除機ステーション。
【請求項19】
前記流入管カバーと前記ガスケットは、伸縮性のある材料から形成され、
前記ガスケットの強度は、前記流入管カバーの強度よりも弱い、請求項16に記載の掃除機ステーション。
【請求項20】
前記ガスケットは、
前記流入管に結合する、請求項16に記載の掃除機ステーション。
【請求項21】
前記ガスケットは、
前記流入管カバーに結合され、前記流入管カバーと共に移動する、請求項16に記載の掃除機ステーション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は掃除機ステーションに関し、より詳細には、掃除機内部の塵埃を捕集し、バッグレスタイプ(Bagless Type)の塵埃捕集部を備えた掃除機ステーションに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、掃除機とは、電気を使用して空気を吸込することにより、小さなゴミや塵埃を吸い込み、製品に設けられたダスト容器に満たす電気機器を指し、真空掃除機と呼ばれることが一般的である。
【0003】
このような掃除機は、ユーザが直接掃除機を移動させながら掃除作業を行う手動掃除機と、自律走行しながら掃除作業を行う自動掃除機とに分けられる。手動掃除機は、掃除機の形状によって、キャニスタ型掃除機、立型掃除機、ハンディ型掃除機、スティック型掃除機及びロボット掃除機などに分けられる。
【0004】
家庭用掃除機としては、かつてはキャニスタ型掃除機が多く用いられてきたが、最近では、ダスト容器と掃除機本体とを一体化して使用上の便宜性を高めたハンディ型掃除機とスティック掃除機が多く用いられる傾向にある。
【0005】
キャニスタ型掃除機は、本体と吸込口がゴムホースやパイプで接続されており、場合によっては、吸込口にブラシを差し込んで使用可能である。
【0006】
ハンディ型掃除機(Hand Vacuum Cleaner)は、携帯性を極力に高めたものであり、軽量ではあるが長さが短いので掃除範囲が限られてしまう場合がある。したがって、机やソファの上、車内などの局所的な場所を掃除するのに用いられる。
【0007】
スティック掃除機は、立ったまま使えるため、腰を曲げずに掃除作業を行うことができる。したがって、広い領域を移動しながら掃除作業を行うのに有利である。ハンディ型掃除機が狭い空間を掃除するものであるなら、スティック型掃除機はそれよりは広い空間を掃除することができ、手の届かない高い所も掃除することができる。最近では、スティック掃除機をモジュールタイプとして提供し、多様な対象に能動的に掃除機タイプを変更して用いることもある。
【0008】
最近、掃除機は、携帯性を極力に高めるために小型化される傾向にある。したがって、最近生産される掃除機は、塵埃を収集したダスト容器の容量が小さく、ユーザが頻繁にダスト容器を空にしなければならないという煩わしさがあった。
【0009】
上記の煩わしさを解決するために、掃除機ステーションが開発された。掃除機ステーションは、掃除を終えた掃除機を保持し、掃除機が捕集した塵埃を吸込する装置である。一般に、掃除機ステーションは、掃除機のダスト容器の大きさよりも遥かに大きい塵埃捕集部を備える。すなわち、掃除機が捕集した塵埃は、掃除機ステーションの塵埃捕集部に捕集され続け、ユーザは掃除機ステーションの塵埃捕集部を空にする方式である。これによれば、毎回掃除機のダスト容器を空にする場合に比べて、ユーザが塵埃を除去する回数が大幅に減るという利点があった。
【0010】
一方、塵埃捕集部の種類には大きく、バッグタイプ(Bag Type)とバッグレスタイプ(Bagless Type)がある。バッグタイプは、塵埃捕集部に別の袋(bag)を備え、袋で塵埃を捕集し、袋のみを掃除機ステーションから分離して捨てる方式である。これとは異なり、バッグレスタイプは、塵埃捕集部に別の袋を備えておらず、塵埃捕集部自体で塵埃を捕集し、塵埃捕集部自体を掃除機ステーションから分離して塵埃を除去する方式である。このとき、袋は一回限りの消耗品であり、一般にビニール素材からなっているため、毎回袋を購入しなければならないコスト上の問題、及び環境汚染を引き起こす環境上の問題が発生する。したがって、上記の欠点を解決するために、バッグレスタイプの塵埃捕集部が掃除機ステーションに設けられたことが多かった。
【0011】
一般に、バッグレスタイプの塵埃捕集部は、バッグタイプの塵埃捕集部よりも塵埃を除去する間隔が長い。したがって、バッグレスタイプの塵埃捕集部の内部に集められた塵埃は、かなりの期間塵埃捕集部の内部に残っている。そのため、集められた塵埃で虫が発生したり、食物や水分が残っている場合には悪臭の問題が発生したりする可能性がある。
【0012】
先行文献として、排出ステーションに関する発明がある。先行文献によれば、ロボット掃除機が排出ステーションに結合すると、ロボット掃除機のダスト容器から塵埃を吸い込んでバッグに集める。バッグの入口と吸入配管との接続部にはラテックスメンブレンが配置される。バッグを排出ステーションに設け、上部カバーを閉じると、吸込配管がバッグの内部に挿入され、吸込配管がラテックスメンブレンを貫通してラテックスメンブレンが変形する。これによって、吸込配管とバッグとの間の気密性が保持される。
【0013】
先行文献によれば、ラテックスメンブレンは、バッグの入口に必ずしも設けられている点、吸込配管がラテックスメンブレンを貫通して挿入される点から、ラテックスメンブレンは、吸込配管が貫通するための中空を備えると見られる。したがって、バッグを排出ステーションから分離する際に、ラテックスメンブレンの中空から細かい塵埃が飛散したり、虫が逃げたり、悪臭が拡散したりするなどの問題が発生する可能性がある。
【0014】
特に、バッグレスタイプは、バッグタイプに比べて塵埃を貯蔵できる容量が大きいため、虫の繁殖や腐敗が進行する時間が十分であり、上記の問題はさらに深刻になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明が解決しようとする課題は、バッグレスタイプの塵埃捕集部を備える掃除機ステーションにおいて、塵埃捕集部を掃除機ステーションから分離する際に、塵埃捕集部の内部に集められた塵埃が外部に飛散したり、虫などが逃げたり、悪臭が拡散したりすることを防止する掃除機ステーションを提供することである。
【0016】
本発明が解決しようとする他の課題は、流入管を閉鎖する流入管カバーが自重によって垂れ、その隙間を介して塵埃が外部に飛散したり、虫などが逃げたり、悪臭が拡散したりすることを防止する掃除機ステーションを提供することである。
【0017】
本発明が解決しようとするまた他の課題は、流入管カバーを流入管に堅固に密着させて隙間を生じさせない掃除機ステーションを提供することである。
【0018】
本発明が解決しようとするまた他の課題は、塵埃捕集部の内部に存在する微生物及び虫を効果的に死滅させる掃除機ステーションを提供することである。
【0019】
本発明の課題は上述の課題に限定されず、言及されていないまた他の課題は以下の記載から当業者であれば明らかに理解することができるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0020】
上記課題を達成するために、本発明の実施形態に係る掃除機ステーションは、入口端が掃除機のダスト容器に連通する吸込流路と、吸込流路の出口端に接続され、掃除機のダスト容器内部の塵埃を捕集する塵埃捕集部と、を含む。塵埃捕集部は、吸込流路の出口端に接続される塵埃流入口が形成された集塵ボディと、塵埃流入口の周面から内側に延び、一側から見るときに端部が特定の曲率を有する曲率円を形成する流入管と、流入管の端部に配置され、流入管を開閉する流入管カバーと、を含む。
【0021】
流入管は、第1曲率円と、第1曲率円と交差する第2曲率円とを含んでもよい。
【0022】
塵埃捕集部は、上部面に配置され、塵埃流入口が一側に形成された上板を含む。このとき、流入管は上板から下方に延びてもよい。
【0023】
塵埃捕集部は、流入管カバーの一側を上板に固定し、流入管カバーを流入管の端部に密着させる流入管カバー固定部材を含んでもよい。
【0024】
本発明の第1実施形態によれば、塵埃捕集部は、流入管カバー固定部材から突出し、端部が流入管カバーを支持するリブを含んでもよい。このとき、リブは、流入管カバーを加圧して変形させることができる。
【0025】
本発明の第2実施形態によれば、流入管カバーは、流入管に結合する接続部と、流入管の端部を開閉する閉鎖部と、接続部と閉鎖部との間に配置された折り曲げ部とを含んでもよい。流入管カバー固定部材は、流入管カバーの少なくとも一部が挿入される流入管カバー挿入溝を含んでもよい。
【0026】
塵埃捕集部は、塵埃流入口の一側方に配置され、内部空間に延びる側壁を含んでもよい。
【0027】
塵埃捕集部は、塵埃流入口から半径方向の内側に延び、内側端が吸込流路に密着する吸込流路シール材を含んでもよい。
【0028】
掃除機ステーションは、集塵ボディの外部に配置された殺菌光発光部材をさらに含み、塵埃捕集部は、殺菌光発光部材から照射された殺菌光を集塵ボディの内部に透過させる殺菌光照射部を含んでもよい。
【0029】
このとき、ガスケットは流入管に結合されてもよい。或いは、ガスケットは流入管カバーに結合され、流入管カバーと共に移動してもよい。
【0030】
その他の実施形態の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0031】
本発明の掃除機ステーションによれば、以下のような効果が1つ又はそれ以上得られる。
【0032】
第一、流入管の端部に配置され、流入管を開閉する流入管カバーを含むため、塵埃捕集部が掃除機ステーションから分離されると流入管を閉鎖することにより、塵埃が外部に飛散したり、虫などが逃げたり、悪臭が拡散したりすることを防止する効果がある。
【0033】
第二、流入管の端部が特定の曲率を有する曲率円を形成するため、自重によって垂れることなく、流入管を堅固に密閉する効果もある。
【0034】
第三、塵埃捕集部は、流入管カバーを支持しながら加圧して変形させるリブを含むため、流入管カバーが変形して流入管の端部により堅固に密着し、曲率を形成して密着する効果もある。
【0035】
第四、流入管カバーは、前方が開放され、流入管の両側に側壁が配置されるため、流入管を介して流入した空気が流入管カバーによって後方に流動できず、側壁によって側方に流動できないので前方に流動しなければならず、流入管の前方に殺菌光照射部が配置されて殺菌光が照射されるため、微生物及び虫を効果的に死滅及び殺菌する効果もある。
【0036】
本発明の効果は上述の効果に限定されず、言及されていないまた他の効果は、特許請求の範囲の記載から当業者であれば明らかに理解することができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0037】
図1】本発明による掃除機ステーションの斜視図である。
図2図1の内部に配置された吸込流路及び塵埃捕集部を示す図である。
図3】第1実施形態に係る掃除機ステーションを集塵ボディを除去した後に下部から見た斜視図である。
図4】第1及び第2実施形態に係る掃除機ステーションの正面図である。
図5】第1及び第2実施形態に係る掃除機ステーションの右側面図である。
図6】第1実施形態に係る掃除機ステーションの分解図である。
図7】第1実施形態に係る掃除機ステーションの上板の下部面を見た図である。
図8】第1実施形態に係る掃除機ステーションにおける図3のB部分の側断面図である。
図9】第1実施形態に係る掃除機ステーションにおける図4のC部分の正断面図である。
図10】第1実施形態に係る流入管カバーの変形前/変形後の状態図である。
図11】第1実施形態に係る塵埃捕集部の内部の空気流動を簡略に示す図である。
図12】第2実施形態に係る掃除機ステーションを集塵ボディを除去した後に下部から見た斜視図である。
図13】第2実施形態に係る掃除機ステーションの分解図である。
図14】第2実施形態に係る掃除機ステーションの上板の下部面を見た図である。
図15】第2実施形態に係る掃除機ステーションにおける図3のB部分の側断面図である。
図16】第2実施形態に係る掃除機ステーションにおける図4のC部分の正断面図である。
図17】第2実施形態に係る掃除機ステーションにおける流入管カバーが設けられる過程を示す図である。
図18】第2実施形態に係る掃除機ステーションにおける流入管カバーが設けられる過程を示す図である。
図19】第2実施形態に係る掃除機ステーションにおける他の実施形態に係る流入管カバーが設けられたことを示す図である。
図20】第2実施形態に係る掃除機ステーションにおける接着部材を含んだ塵埃捕集部の分解図である。
図21図20による塵埃捕集部の断面図である。
図22】第2実施形態に係る掃除機ステーションにおけるガスケットを含んだ塵埃捕集部の分解図である。
図23図22による塵埃捕集部の断面図である。
図24図23におけるガスケットが変形された状態の断面図である。
図25】本発明のまた他の実施形態に係るガスケットの斜視図である。
図26図23のガスケットを含む塵埃捕集部の断面図である。
図27】本発明のまた他の実施形態に係るガスケットの斜視図である。
図28図27のガスケットを含む塵埃捕集部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
本発明の利点、特徴、及びそれらを達成するための方法は、添付図面と共に詳細に後述する実施形態を参照することにより明らかになるであろう。しかしながら、本発明は、以下に開示する実施形態に限定されるものではなく、種々の異なる形態で実施されてもよく、本実施形態は、本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に理解させるために提供されるものに過ぎず、本発明は特許請求の範囲によってのみ定義される。明細書全体にかけて同一の参照符号は同一の構成要素を指す。
【0039】
以下、本発明の実施形態によって、掃除機ステーション100を説明するための図面を参考して本発明について説明する。
【0040】
掃除機システムは、掃除機200と掃除機ステーション100とに分けられる。掃除機は、移動できる構成要素であり、移動しながら掃除領域に存在する塵埃を吸い込み、内部に備えられたダスト容器に集める。掃除機は、固定されて移動できない構成要素であり、掃除を終えた掃除機から塵埃を吸い込み、内部に備えられた塵埃捕集部140、240に集める。
【0041】
掃除機200が掃除機ステーション100に結合するとは、掃除機が掃除機ステーション100に固定されて機械的に結合すること、掃除機の端子と掃除機ステーション100の端子とが接触して電気的に結合すること、掃除機のダスト容器と掃除機ステーション100の塵埃捕集部140、240との間に空気が流動するように連通することを含むことができる。
【0042】
掃除機200は、ユーザが手動で操作する掃除機を意味し得る。例えば、掃除機200は、ハンディ型掃除機やスティック掃除機を意味し得る。
【0043】
掃除機200は、本体210を含んでもよい。本体210は、本体ハウジング211、吸込部212、塵埃分離部213、吸込モータ214、空気排出カバー215、ハンドル216、延長部217、及び操作部218を含んでもよい。
【0044】
本体ハウジング211は、掃除機200の外観をなすことができる。本体ハウジング211は、吸込モータ214とフィルタ(図示せず)を内部に収容できる空間を提供することができる。本体ハウジング211は、円筒に近い形状に構成されてもよい。
【0045】
吸込部212は、本体ハウジング211から外側に突出してもよい。一例として、吸込部212は円筒状に形成されてもよい。吸込部212は、延長管250と連通することができる。吸込部212は、塵埃を含む空気が流動できる流路を提供することができる。
【0046】
塵埃分離部213は、吸込部212と連通することができる。塵埃分離部213は、吸込部212に介して内部に吸込された塵埃を分離することができる。塵埃分離部213は、ダスト容器220と連通することができる。
【0047】
塵埃分離部213は、サイクロン流動によって塵埃を分離できるサイクロンであってもよい。
【0048】
吸込モータ214は、空気を吸込する吸込力を発生することができる。吸込モータ214は、本体ハウジング211内に収容されてもよい。吸込モータ214は、回転により吸込力を発生することができる。一例として、吸込モータ214は、円筒に近い形状に備えられてもよい。
【0049】
空気排出カバー215は、本体ハウジング211に配置されてもよい。空気排出カバー215には、空気をフィルタリングするためのフィルタが収容されてもよい。一例として、空気排出カバー215には、ヘパ(HEPA)フィルタが収容されてもよい。
【0050】
ハンドル216は、ユーザによって把持されてもよい。ハンドル216は、吸込モータ214の後方に配置されてもよい。一例として、ハンドル216は、円筒に近い形状に形成されてもよい。或いは、ハンドル216は、折り曲げられた円柱状に形成されてもよい。ハンドル216は、本体ハウジング211又は吸込モータ214又は塵埃分離部213と所定の角度をなして配置されてもよい。
【0051】
延長部217は、ハンドル216から本体ハウジング211に向かって延びてもよい。延長部217の少なくとも一部は水平方向に延びてもよい。
【0052】
操作部218は、ハンドル216に配置されてもよい。操作部218は、ハンドル216の上部領域に形成される傾斜面に配置されてもよい。ユーザは、操作部218を通じて第1掃除機200の動作や停止命令を入力することができる。
【0053】
掃除機200は、ダスト容器220を含んでもよい。ダスト容器220は、塵埃分離部213と連通することができる。ダスト容器220は、塵埃分離部213から分離した塵埃を貯蔵することができる。
【0054】
掃除機ステーション100は、掃除機200と結合することにより、掃除機を充電し、掃除機のダスト容器に集められた塵埃を吸込し、又は掃除を終えた掃除機を安全に保管する構成要素である。
【0055】
掃除機ステーション100は、ハウジング110を含む。ハウジング110は、掃除機ステーション100の外形を形成し、内部に他の構成要素が収納される空間を形成する。ハウジング110は、少なくとも1つ以上の外壁面を含む柱状に形成されてもよい。一例として、ハウジング110は、四角柱に近い形状に形成されてもよい。
【0056】
ハウジング110には結合部120が配置される。結合部120は、掃除機が掃除機ステーション100に結合されたときに掃除機を支持する構成要素である。
【0057】
吸込流路130は、入口端が掃除機のダスト容器(図示せず)に連通し、出口端が塵埃捕集部140、240の流入管144に連通する。吸込流路130は、内部に塵埃を含んだ空気が流動するように中空を有する配管又はチューブである。
【0058】
ハウジング110には集塵モータ190が配置される。集塵モータは、負圧を形成して吸込流路130又は排出流路(図示せず)に空気流動を形成する。集塵モータは、吸込流路130及び排出流路(図示せず)に連通する。
【0059】
ハウジング110にはフィルタ(図示せず)が配置される。例えば、フィルタは、塵埃捕集部140、240と集塵モータとの間に配置されてもよい。
【0060】
塵埃捕集部140、240は、掃除機のダスト容器内部の塵埃を捕集する構成要素である。塵埃捕集部140、240は、掃除機ステーション100のハウジング110の内部に収容される。
【0061】
本発明による塵埃捕集部140、240は、バッグレスタイプ(Bagless Type)である。塵埃捕集部140、240の種類には大きく、バッグタイプ(Bag Type)とバッグレスタイプ(Bagless Type)がある。バッグタイプは、塵埃捕集部140、240に別の袋(bag)を備え、袋で塵埃を捕集し、袋のみを掃除機ステーション100から分離して捨てる方式である。これとは異なり、バッグレスタイプは、塵埃捕集部140、240に別の袋を備えておらず、塵埃捕集部140、240自体で塵埃を捕集し、塵埃捕集部140、240自体を掃除機ステーション100から分離して塵埃を除去する方式である。
【0062】
本発明による塵埃捕集部140、240は、掃除機ステーション100から分離可能に配置される。塵埃捕集部140、240は、掃除機ステーション100から分離され、集められた塵埃が除去されて内部が掃除される。塵埃捕集部140、240が掃除機ステーション100から分離されると、吸込流路130と塵埃流入口1412、1422、1432との接続は解除される。したがって、塵埃流入口1412、1422、1432を介して、虫が外部に逃げたり、塵埃が飛散したり、悪臭が拡散したりするなどの問題が発生する可能性がある。したがって、本発明による塵埃捕集部140、240は、上述した問題点を解決するために、流入管カバー145、245を備えることにより、塵埃流入口1412、1422、1432を介して虫が外部に逃げたり、塵埃が飛散したり、悪臭が拡散したりするなどの問題を解決した。
【0063】
本発明による塵埃捕集部140、240は、第1実施形態に係る塵埃捕集部140と第2実施形態に係る塵埃捕集部240とを含んでもよい。以下、第1実施形態に係る塵埃捕集部140を先に説明し、第2実施形態に係る塵埃捕集部240については、第1実施形態に係る塵埃捕集部240との相違点を中心に説明する。
【0064】
図1から図10を参照して第1実施形態に係る塵埃捕集部140について説明する。第1実施形態に係る塵埃捕集部140は、集塵ボディ141、外部上板142、内部上板143、及び流入管144を含む。集塵ボディ141、外部上板142及び内部上板143は、塵埃捕集部ケース147の内部に配置される。
【0065】
塵埃捕集部ケース147は、塵埃捕集部140の外形を形成し、内部に塵埃捕集部140の各構成要素が収納される空間を形成する。
【0066】
塵埃捕集部ケース147の前面は開放され、前記前面に塵埃捕集部140の各構成要素が挿入される。
【0067】
塵埃捕集部ケースは、発光部材設置部1471を含む。発光部材設置部1471は、殺菌光発光部材が設けられる空間を形成する。発光部材設置部1471は、塵埃捕集部ケース147の上部壁に形成されてもよい。
【0068】
塵埃捕集部ケース147は、塵埃流入口1472を含む。塵埃流入口1472は、塵埃捕集部ケース147を上下に貫通する孔である。塵埃捕集部ケース147の塵埃流入口1472は、外部上板142の塵埃流入口1422、内部上板143の塵埃流入口1432、及び集塵ボディ141の塵埃流入口1412と連通する。塵埃捕集部ケース147の塵埃流入口1472には吸込流路130が挿入される。
【0069】
集塵ボディ141は、塵埃捕集部140の外形を形成し、塵埃が集塵される内部空間を備える。
【0070】
集塵ボディ141は、掃除機ステーション100のハウジング110の内部に着脱可能に取り付けられる。具体的には、集塵ボディ141は、掃除機ステーション100のハウジング110の正面で着脱される。
【0071】
図5を参照すると、集塵ボディ141は、六面体に近い形状に形成される。しかし、これに限定されず他の多面体又は円筒状に形成されてもよい。
【0072】
集塵ボディ141には塵埃流入口1412が形成される。集塵ボディ141の塵埃流入口1412は上部面に形成される。
【0073】
或いは、集塵ボディ141の上部面は開放され、塵埃流入口1412が形成された上板が集塵ボディ141の上部面に配置されてもよい。
【0074】
集塵ボディ141の塵埃流入口1412は、外部上板142の塵埃流入口1422及び内部上板143の塵埃流入口1432と重畳するように配置される。したがって、集塵ボディ141の塵埃流入口1412は、外部上板142の塵埃流入口1422及び内部上板143の塵埃流入口1432と互いに連通する。
【0075】
以下、塵埃流入口1412、1422、1432は、矛盾がない限り、集塵ボディ141の塵埃流入口1412、外部上板142の塵埃流入口1422、及び内部上板143の塵埃流入口1432を含むことができる。
【0076】
集塵ボディ141は、殺菌光照射部1411を含む。殺菌光照射部1411は殺菌光を透過させる。殺菌光照射部1411は、殺菌光を拡散又は収束させるために、集塵ボディ141から突出又は陥没して形成されてもよい。
【0077】
集塵ボディ141の殺菌光照射部1411は、塵埃捕集部ケース147の発光部材設置部1471、外部上板142の殺菌光照射部1421、及び内部上板143の殺菌光照射部1431と上下に重畳するように配置される。
【0078】
上板142、143は、塵埃捕集部140の上部面に配置される。上板は、塵埃流入口1422、1432が一側に形成される。
【0079】
上板は、外部上板142及び内部上板143を含む。
【0080】
外部上板142は、集塵ボディ141の上部壁の外側面に配置される。外部上板142は、吸込流路130に垂直に配置されてもよい。
【0081】
外部上板142は、塵埃流入口1422を含む。塵埃流入口1422は、外部上板142を上下に貫通する孔である。外部上板142の塵埃流入口1422は、内部上板143の塵埃流入口1432及び集塵ボディ141の塵埃流入口1412と連通する。外部上板142の塵埃流入口1422には吸込流路130が挿入されてもよい。
【0082】
外部上板142は、殺菌光照射部1421を含む。殺菌光照射部1421は、殺菌光を透過させる。殺菌光照射部1421は、殺菌光を拡散又は収束させるために、外部上板142から突出又は陥没して形成されてもよい。
【0083】
外部上板142の殺菌光照射部1421は、塵埃捕集部ケース147の発光部材設置部1471、集塵ボディ141の発光部材照射部1411、及び内部上板143の殺菌光照射部1431と上下に重畳するように配置される。
【0084】
上板は、吸込流路シール材1423を含む。吸込流路シール材1423は、吸込流路130と塵埃捕集部140との間の密閉性を維持する構成要素である。吸込流路シール材1423は、塵埃流入口1422、1432と吸込流路130との間の隙間を密閉させ、前記隙間に塵埃などの異物が飛散することを遮断する。
【0085】
吸込流路シール材1423は、外部上板142に配置されてもよい。これとは異なり、吸込流路シール材1423は、内部上板143に配置されてもよい。
【0086】
吸込流路シール材1423は、塵埃流入口1422、1432から半径方向の内側に延び、内側端が吸込流路130に密着する。
【0087】
吸込流路シール材1423の内周面の直径は、吸込流路130の外周面の直径よりも小さく形成されてもよい。したがって、吸込流路130が塵埃流入口1422、1432に挿入される場合に、吸込流路シール材1423は、内側に変形して吸込流路130の外周面により堅固に密着することができる。
【0088】
内部上板143は、集塵ボディ141の上部壁の内側面に配置される。内部上板143は、吸込流路130に垂直に配置されてもよい。
【0089】
内部上板143は、塵埃流入口1432を含む。塵埃流入口1432は、内部上板143を上下に貫通する孔である。内部上板143の塵埃流入口1432は、外部上板142の塵埃流入口1422及び集塵ボディ141の塵埃流入口1412と連通する。
【0090】
内部上板143は、殺菌光照射部1431を含む。殺菌光照射部1431は、殺菌光を透過させる。殺菌光照射部1431は、殺菌光を拡散又は収束させるために、内部上板143から突出又は陥没して形成されてもよい。
【0091】
内部上板143の殺菌光照射部1431は、塵埃捕集部ケース147の発光部材設置部1471、集塵ボディ141の発光部材照射部1411、及び外部上板142の殺菌光照射部1421と上下に重畳するように配置される。
【0092】
内部上板143には流入管144が配置される。
【0093】
流入管144は、吸込流路130と連通し、吸込流路130を流動する塵埃を集塵ボディ141の内部に案内する構成要素である。
【0094】
流入管144は、塵埃流入口1412、1422、1432の周面から内側に延び、一側から見るときに端部が特定の曲率を有する曲率円を形成する。具体的に、流入管144は、内部上板143の塵埃流入口1432から下方に延びる。
【0095】
流入管144は、第1曲率円C1及び第2曲率円C2を含む。第2曲率円は、第1曲率円と交差する。
【0096】
図8を参照すると、右側方から見るとき、流入管144の下端部は曲面を形成する。前記曲面は、第1曲率円の軌跡に沿う。第1曲率円は、前方及び後方に延びる仮想の曲線である。第1曲率中心は、流入管144の断面積を中心に下部に配置される。流入管144のカバーが流入管144に密着すると、流入管144は、中央が前端と後端よりも高く配置されるように上に凸の形状に変形される。
【0097】
図9を参照すると、前方から見るとき、流入管144の下端部は曲面を形成する。前記曲面は第2曲率円の軌跡に沿う。第2曲率円は、左側方及び右側方に延びる仮想の曲線である。第2曲率中心は、流入管144の断面積を中心に下部に配置される。流入管カバー145が流入管144に密着すると、流入管144は、中央が左側端と右側端よりも高く配置されるように上に凸の形状に変形される。
【0098】
第1曲率円は、第2曲率円と交差する。例えば、第1曲率円は、前方及び後方に延びることに対し、第2曲率円は、左側方及び右側方に延びてもよい。これによって、流入管カバー145の前端が自重によって下方に垂れようとするとき、第2曲率円による変形によって、流入管カバー145の前端は下方に垂れない。逆に、流入管カバー145の左側端又は右側端が自重によって下方に垂れようとするとき、第1曲率円による変形によって、流入管カバー145の前端は下方に垂れない。
【0099】
流入管144には第1突部1443が形成される。第1突部1443は、流入管144の下端で下方にさらに突出して形成される。第1突部1443は、流入管カバー145の第2突部1453の上部面に形成された溝に挿入される。
【0100】
流入管カバー145は、流入管144を開閉する構成要素である。
【0101】
流入管カバー145は、流入管144の端部に配置される。
【0102】
図8を参照すると、右側方から見るとき、流入管カバー145は、流入管144に密着して第1曲率に変形する。
【0103】
図9を参照すると、正面から見るとき、流入管カバー145は、流入管144に密着して第2曲率に変形する。
【0104】
図10を参照すると、流入管カバー145は平板状に製造できるが、流入管144の端部に密着して第1曲率及び第2曲率を有するように変形する。第1曲率と第2曲率は互いに異なる。
【0105】
第1実施形態に係る流入管カバー145は、接続部1451及び閉鎖部1452に分けられる。接続部1451と閉鎖部1452は一体に形成される。
【0106】
閉鎖部1452は、流入管144の端部に密着し、流入管144を開閉する。閉鎖部1452は、流入管144の断面積に対応する形状に形成される。例えば、閉鎖部1452は円形の板で形成されてもよい。
【0107】
接続部1451は、閉鎖部1452の一側に配置され、閉鎖部1452を内部上板143に固定する。具体的に、接続部1451は、閉鎖部1452の後端に形成されてもよい。接続部1451は、流入管144と流入管カバー固定部材146に嵌合され、熱融着によって結合されてもよい。
【0108】
流入管カバー145は、第2突部1453を含んでもよい。第2突部1453は、流入管カバー145の接続部1451から下方にさらに突出して形成される。第2突部1453の下端は、流入管カバー固定部材146の第3突部1463の上部面に形成された溝に挿入される。第2突部1453の上端には、第1突部1443が挿入される溝が形成されてもよい。第2突部1453の下端は、第3突部1463の上部に形成された溝に挿入されて固定され、第2突部1453の上端に形成された溝は、第1突部1443の下端が挿入されることで固定される。
【0109】
流入管カバー145は、流入管144の半径方向の外側にさらに突出してもよい。図8を参照すると、流入管カバー145は、流入管144の前方にさらに突出する。図9を参照すると、流入管カバー145は、流入管144の左側又は右側にさらに突出する。流入管カバー145の直径は、流入管144の外周面の直径よりも大きいため、流入管カバー145が流入管144の下部面をすべて覆うことができる。
【0110】
流入管カバー145は、伸縮性のあるゴム材料から形成されてもよく、流入管144は、硬質の樹脂材料から形成されてもよい。この場合、流入管カバー145が流入管144の半径方向の外側にさらに突出するため、流入管カバー145が内側に陥没して流入管144との接触面積が増加し、シール効果をより向上させる利点がある。
【0111】
また、集塵モータ190が作動する場合、集塵モータ190から発生した負圧が流入管カバー145に印加される有効面積が増加するため、流入管カバー145がより容易に開放される利点もある。
【0112】
流入管カバー固定部材146は、流入管カバー145を集塵ボディ141又は上板に結合させる構成要素である。流入管カバー固定部材146は、流入管カバー145の一側を上板に固定し、流入管カバー145を流入管144の端部に密着させる。
【0113】
流入管カバー145の接続部1451は、流入管カバー固定部材146に挿入される。接続部1451の下部面は流入管カバー145に支持され、接続部1451の上部面は流入管144に支持される。
【0114】
流入管カバー145は、第3突部1463を含んでもよい。第3突部1463は、流入管カバー固定部材146から下方にさらに突出して形成される。第3突部1463の上端には、第2突部が挿入されるように溝が形成される。
【0115】
第1突部1443が、第2突部1453の上部に形成された溝に挿入され、第2突部1453の下端が、第3突部1463の上部に形成された溝に挿入されることにより、流入管カバー145を正しい位置に固定することができる。その後、流入管カバー145と流入管144と流入管カバー固定部材146が熱融着によって堅固に結合される。
【0116】
図8を参照すると、塵埃捕集部140はリブ1462を含む。リブ1462は、流入管カバー145を支持し、具体的には、流入管カバー145の形状を変形して曲率を形成する。
【0117】
リブ1462は、流入管カバー固定部材146から突出し、端部が流入管カバー145を支持する。
【0118】
リブ1462は、流入管カバー145を加圧して変形させる。流入管カバー145の下部面は、流入管カバー固定部材146の内側面に支持される。リブ1462は、流入管カバー固定部材146の内側面から上部にさらに突出して形成されるため、流入管カバー145の下部面の一側を上部に加圧し、流入管カバー145は、リブ1462と接触する部分が上に凸に変形される。
【0119】
リブ1462は、吸込流路130の半径方向の外側に配置される。リブ1462は、吸込流路130の円周方向に沿って延びる。
【0120】
リブ1462は、流入管144の半径方向の内側に配置される。
【0121】
リブ1462は、第3端部よりも半径方向の内側に配置される。リブ1462と、流入管カバー固定部材146の内側面と、第3端部とは、2段の段差を有するように形成されてもよい。これによって、流入管カバー145の変形時に破れや破損が発生することを極力防止することができる。
【0122】
塵埃捕集部140は側壁1461を含む。側壁1461は、集塵ボディ141の内部に流入した空気の流動方向を制限及び案内する構成要素である。側壁1461は、塵埃流入口1432の一側方に配置され、内部空間に延びる。
【0123】
側壁1461は、流入管144の左側と右側に対称に配置される。したがって、側壁1461は、流入管144に流入した空気が左側又は右側に流動することを遮断する。また、流入管カバー145は、接続部1451が後方に配置され前端が開放されるため、流入管144に流入した空気が後方に流動することを遮断する。したがって、図11に示すように、流入管144に流入した空気は前方下向きに流動する。
【0124】
図11を参照すると、流入管144に流入した空気は前方下向きに流動する。流入管144の前方には、殺菌光発光部材及び殺菌光照射部1421、1431が配置されるため、流入管144の前方に殺菌光が照射される。したがって、流入管144に流入した空気に含まれた微生物及び虫は、殺菌光によって殺菌又は死滅される。
【0125】
掃除機ステーション100は、殺菌光発光部材150を含む。殺菌光発光部材は、集塵ボディ141の外部に配置される。殺菌光発光部材は、集塵ボディ141の内部に殺菌光を照射する。
【0126】
殺菌光は、UV(Ultra-Violet)光であってもよい。殺菌光は公知の光であり、通常の技術者が容易に採択できる波長の光であるため詳しい説明は省略する。
【0127】
塵埃捕集部140は、殺菌光照射部1421、1431を含む。殺菌光照射部1421、1431は、殺菌光発光部材から照射された殺菌光を集塵ボディ141の内部に透過させる。
【0128】
殺菌光照射部1421、1431は、集塵ボディ141、外部上板142、及び内部上板143に形成されてもよい。
【0129】
殺菌光照射部1421、1431は、殺菌光を透過させるように透明又は半透明材料から形成されてもよい。
【0130】
殺菌光照射部1421、1431は、殺菌光を拡散又は収束させるために、上板で内側に陥没するか又は外側に突出してもよい。
【0131】
殺菌光照射部1421、1431は、流入管144の前方に配置されてもよい。流入管144に流入した空気は前方下向きに流動するため、殺菌光照射部1421、1431を介して内部に照射された殺菌光は、流入した空気に含まれた微生物及び虫を死滅させることができる。
【0132】
以下、図11から図17を参照して第2実施形態に係る塵埃捕集部240について説明する。第2実施形態に係る塵埃捕集部240は、上記第1実施形態に係る塵埃捕集部140と矛盾しない範囲内で説明を援用し、同一の特徴についての説明は省略する。以下、第2実施形態に係る塵埃捕集部240について第1実施形態に係る塵埃捕集部140との相違点を中心に説明する。
【0133】
第2実施形態に係る流入管カバー245は、接続部2451、閉鎖部2452、及び折り曲げ部2453に分けられる。
【0134】
接続部2451は流入管244に結合する。接続部2451は、閉鎖部2452の一側に配置され、閉鎖部2452を流入管カバー固定部材246に固定する。具体的に、接続部2451は、流入管カバー固定部材246に挿入嵌合され、熱融着される。
【0135】
閉鎖部2452は、流入管244の端部を開閉する。閉鎖部2452は、流入管244の断面積に対応する形状に形成され、第1実施形態に係る流入管カバー145と同様である。
【0136】
折り曲げ部2453は、接続部2451と閉鎖部2452との間に配置される。折り曲げ部を中心に接続部2451の傾きと閉鎖部2452の傾きは互いに異なってもよい。例えば、折り曲げ部を中心に、接続部2451は後方下向きの傾斜面を有し、閉鎖部2452は前方下向きの傾斜面を有する。
【0137】
流入管カバー245は、折り曲げ部を中心に接続部2451と閉鎖部2452が変形するため、それ自体で復元力を有する。
【0138】
流入管カバー固定部材246は、内部上板143と一体に製造される。これとは異なり、流入管カバー固定部材246は、内部上板143とは別個に製造された後に結合されてもよい。
【0139】
流入管カバー固定部材246は、流入管カバー挿入溝2462を含む。流入管カバー245の少なくとも一部が流入管カバー挿入溝に挿入されて固定される。
【0140】
図15及び図17を参照すると、流入管カバー挿入溝は、後方下向きの傾斜面を有し、左右方向に延びてもよい。これによって、流入管カバー245は、前方上部から後方下向きに挿入される。
【0141】
図26を参照すると、流入管カバー245は平板状に形成されるが、変形して取り付けられてもよい。図26aを参照すると、取付前の流入管カバー245は平坦に形成される。これとは異なり、図26bを参照すると、取付後の流入管カバー245は、折り曲げ部2453を中心にV-状に形成される。したがって、閉鎖部2452は上方に復元力が印加され、流入管244の下端に密着することができる。
【0142】
図26を参照すると、流入管カバー245は、流入管244の後端に結合され、流入管244の前端は、流入管244の後端よりも下部に配置される。流入管カバー245が流入管244の後端に結合することにより、流入管カバー245の前端が垂れ、流入管カバー245の前端が流入管244から最初に脱落する可能性があるという問題がある。このとき、流入管244の前端が流入管244の後端よりも下部に配置されることで、流入管カバー245の前端に最大の復元力を印加することにより、流入管カバー245の前端が入管244により堅固に密着する効果がある。
【0143】
図17は、内部上板243及び流入管カバー245の組み立て方法を示す。図26aを参照すると、内部上板243に配置された流入管カバー固定部材246の流入管カバー挿入溝2462に流入管カバー245が挿入される。図26bを参照すると、流入管カバー245が結合された内部上板243を集塵ボディ241の上部面に密着して固定する。このとき、支持突起2422が流入管カバーの接続部2451を加圧し、閉鎖部2452により強い復元力を印加することができる。
【0144】
支持突起2422は、流入管カバー245を支持する構成要素である。支持突起は、上板から下方に延び、流入管カバー固定部材246と共に流入管カバー245を嵌合させる。
【0145】
支持突起は、内部上板143から下方に延びる。
【0146】
流入管カバー245の下部面は、流入管カバー固定部材246の内側面に密着して支持される。流入管カバー245の上部面は支持突起によって支持される。
【0147】
支持突起は、流入管144の半径方向の外側に配置される。支持突起は、流入管144の円周方向に沿って延びてもよい。
【0148】
図19を参照すると、本発明の他の実施形態によれば、掃除機ステーションは、磁力部材2454及び対応部材2444を含む。
【0149】
流入管カバー245は、磁場を発生する磁力部材2454を含む。流入管244は、磁場に対応して引力が発生する対応部材2444を含む。
【0150】
磁力部材2454は、磁場を発生する構成要素であり、磁石であってもよい。
【0151】
磁力部材2454は、別途の物体が流入管カバー245に挿入されて配置されてもよい。これとは異なり、磁力部材2454は、薄板状に形成され、流入管カバー245の上部面に配置されてもよい。これとは異なり、流入管カバー245自体が磁力を有する材料から形成されてもよい。
【0152】
磁力部材2454は、流入管カバー245の外周に配置されてもよい。例えば、磁力部材2454は、流入管カバー245の接続部から最も遠い端部に配置されてもよい。或いは、磁力部材2454は、流入管カバー245の外周面に沿って配置されてもよい。
【0153】
対応部材2444は、流入管の下端に配置される。対応部材2444は、磁力部材2454に対向する。
【0154】
対応部材2444は、磁力部材2454とは異なる極性を有する磁石であってもよい。これとは異なり、対応部材2444は、鉄心などの磁化可能な金属材料で構成されてもよい。
【0155】
図19及び図20を参照すると、本発明の他の実施形態に係る掃除機ステーションは、接着部材248を含む。
【0156】
接着部材248は、集塵ボディ241と内部上板243とをより堅固に固定し、集塵ボディ241と内部上板243との間の隙間をシールする構成要素である。
【0157】
接着部材248は、集塵ボディ241と内部上板243との間に配置される。具体的に、接着部材248は、上部面が集塵ボディ241の内側面に密着し、下部面が内部上板243の上部面に密着する。
【0158】
接着部材248は、内部上板243に対応する形状に形成されてもよい。
【0159】
接着部材248は、集塵ボディの殺菌光照射部2411及び内部上板の殺菌光照射部2431と上下に重畳する位置に貫通された孔2481を含む。殺菌光は、前記孔2481を通過して集塵ボディ241の内部に照射される。
【0160】
接着部材248は、集塵ボディの塵埃流入口2412及び内部上板の塵埃流入口2432と上下に重畳する位置に貫通された孔2482を含む。塵埃は、前記孔2482を通過して集塵ボディ241の内部に流入する。
【0161】
図21から図23を参照すると、本発明の他の実施形態に係る掃除機ステーションは、ガスケット249を含む。
【0162】
ガスケット249は、流入管244と流入管カバー245との間の隙間をシールする構成要素である。
【0163】
ガスケット249は、一面が流入管244に密着し、他面が流入管カバー245に密着する。図22を参照すると、ガスケット249の上部面は、流入管244の下部面に密着し、ガスケット249の下部面は、流入管カバー245の上部面に密着する。
【0164】
ガスケット249の上部面には接着剤が塗布され、前記接着剤によって流入管244に堅固に固定することができる。
【0165】
ガスケット249は、流入管244の円周方向に沿って延びる。ガスケット249は、中空を備える環状に形成されてもよい。
【0166】
ガスケット249は、流入管244の端部の形状に対応する形状に形成されてもよい。これによって、ガスケット249の上部面は、流入管244の下部面に面接触することができる。
【0167】
ガスケット249は、軟性ゴム材料から形成されてもよい。或いは、ガスケット249は、多孔質の発泡ゴム又は発泡スチロール材料から形成されてもよい。
【0168】
流入管カバー245とガスケット249は、伸縮性のある材料から形成されてもよい。このとき、ガスケット249の強度は、流入管カバー245の強度よりも弱くてもよい。
【0169】
図23を参照すると、流入管カバー245は、復元力によってガスケット249に圧力をかけることができる。このとき、ガスケット249の強度は流入管カバー245の強度よりも弱いため、流入管カバー245は変形しない一方、ガスケット249は変形し得る。これによって、ガスケット249が変形して流入管カバー245により緊密に密着し、流入管カバー245との間の隙間を完全に除去することができる。
【0170】
流入管244は、ガスケット挿入溝2445を含んでもよい。ガスケット挿入溝2445は、ガスケット249が安着し得る構成要素である。
【0171】
ガスケット挿入溝2445は、流入管カバー245に隣接する端部で内側方に陥没して形成され、ガスケット249の少なくとも一部が挿入される。
【0172】
図23を参照すると、ガスケット挿入溝2445は、流入管244の下端に形成されてもよい。ガスケット挿入溝2445は、上方に陥没して形成されてもよい。
【0173】
ガスケット249は、少なくとも一部がガスケット挿入溝2445に挿入されてもよい。
【0174】
流入管244は、ガスケット支持突起2446を含んでもよい。ガスケット支持突起2446は、ガスケット249を支持し、ガスケット249の形状を維持させる構成要素である。
【0175】
ガスケット支持突起2446は、流入管の一側から突出し、ガスケット249の内周面に密着する。
【0176】
図23を参照すると、ガスケット支持突起2446は、流入管244の下部面から下方に突出してもよい。ガスケット支持突起2446は、ガスケット249の内周面に沿って延びてもよい。ガスケット支持突起2446は、ガスケット249の内周面に沿って環状に形成されてもよい。
【0177】
ガスケット支持突起2446は、ガスケット249の内周面に密着してガスケット249を支持するため、強度の弱いガスケット249が容易に変形し、シール性能が減少することを防止することができる。
【0178】
本発明の一実施形態によれば、ガスケット249と流入管244は同時に形成されてもよい。
【0179】
ガスケット249は、流入管244に結合されてもよい。具体的に、ガスケット249は、流入管244と共に二重射出によって形成されてもよい。これとは異なり、ガスケット249は、流入管244にインサート射出されて形成されてもよい。
【0180】
この場合、ガスケット249は、流入管244に固定され、移動することができない。流入管カバー245が回転して流入管カバー245の上部面とガスケット249の下部面とが密着する場合にはシールされる。
【0181】
本実施形態によれば、ガスケット249は、流入管244に堅固に結合され、耐久性が向上する効果がある。
【0182】
図24及び図25を参照して、本発明の一実施形態によれば、ガスケットは、接着部材によって流入管に固定されてもよい。
【0183】
ガスケット249は、流入管244に結合されてもよい。具体的に、ガスケット249は、接着部材2491によって流入管244に結合されてもよい。
【0184】
図25を参照すると、接着部材2491は、接着テープであってもよい。これとは異なり、接着部材2491は、ボンドなどの接着剤であってもよい。
【0185】
この場合、ガスケット249は、流入管244に固定され、移動することができない。流入管カバー245が回転して流入管カバー245の上部面とガスケット249の下部面とが密着する場合にはシールされる。
【0186】
本実施形態によれば、ガスケット249の寿命が切れたり、ガスケット249の一部が流入管244から分離された場合、ガスケット249の交換が容易であるという効果がある。
【0187】
図26及び図27を参照して、本発明の一実施形態によれば、ガスケット249は、流入管カバー245と同時に形成されてもよい。
【0188】
ガスケットは、流入管カバー245に結合され、流入管カバー245と共に移動することができる。具体的に、ガスケット249は、流入管カバー245と共に二重射出によって形成されてもよい。これとは異なり、ガスケット249は、流入管カバー245にインサート射出されて形成されてもよい。
【0189】
この場合、ガスケット249は、流入管カバー245に固定され、流入管カバーと共に移動することができる。流入管カバー245が回転してガスケット249の上部面が流入管244の下部面に密着する場合にはシールされる。
【0190】
本実施形態によれば、ガスケット249は、流入管カバー245に結合され、流入管カバー245と共に交換することができるため、消耗品のガスケット249及び流入管カバー245を一度に交換できるという効果がある。
【0191】
上記のように構成される本発明による掃除機ステーション100の作用効果について説明する。
【0192】
本発明による掃除機ステーション100は、流入管カバー245を含む。流入管カバー245は、流入管244の端部に配置され、流入管244を開閉する。集塵モータが作動すると、流入管カバー245は内側に変形して流入管244を開放し、集塵モータが停止すると、弾性によって復元されて流入管244を閉鎖する。したがって、塵埃捕集部240が掃除機ステーション100から分離されると流入管244を閉鎖することにより、塵埃が外部に飛散したり、虫などが逃げたり、悪臭が拡散したりすることを防止する効果がある。
【0193】
流入管244の端部が特定の曲率を有する。前記曲率は、第1曲率、及び第1曲率と交差する第2曲率を含んでもよい。これによって、流入管カバー245は、第1曲率及び第2曲率によって二重に変形するため、自重によって垂れることなく、流入管244を堅固に密閉する効果もある。
【0194】
また、塵埃捕集部240は、流入管カバー245を加圧して変形させるリブ1462をさらに含む。これによって、流入管カバー245は、変形して流入管244の端部に密着し、第1曲率及び第2曲率を形成することができる。
【0195】
また、流入管カバー245は前方が開放され、流入管244の両側には側壁2461が配置される。流入管244を介して流入した空気は、流入管カバー245によって後方に流動できず、側壁2461によって側方に流動できないため、前方に流動しなければならない。流入管244の前方には殺菌光照射部が配置されて殺菌光が照射されるため、微生物及び虫を死滅及び殺菌する効果もある。
【0196】
以上、本発明の好ましい実施例に対して図示及び説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく当該発明が属する技術分野における通常の知識を有する者によって多様な変形実施が可能であり、このような変形実施は、本発明の技術的思想や観点から個別に理解されるべきではない。
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【国際調査報告】