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特表2024-532039ワイヤレス通信向けの基準シグナリングのためのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-05
(54)【発明の名称】ワイヤレス通信向けの基準シグナリングのためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 27/26 20060101AFI20240829BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20240829BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20240829BHJP
   H04W 72/232 20230101ALI20240829BHJP
   H04W 72/231 20230101ALI20240829BHJP
   H04W 72/02 20090101ALI20240829BHJP
【FI】
H04L27/26 114
H04W72/0446
H04W72/0453 110
H04W72/232
H04W72/231
H04W72/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023575825
(86)(22)【出願日】2022-01-28
(85)【翻訳文提出日】2024-03-01
(86)【国際出願番号】 CN2022074596
(87)【国際公開番号】W WO2023141942
(87)【国際公開日】2023-08-03
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ジャン, シュジュアン
(72)【発明者】
【氏名】ガオ, ボ
(72)【発明者】
【氏名】メイ, メン
(72)【発明者】
【氏名】ルー, ジャオフア
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ23
(57)【要約】
ワイヤレス通信のためのシステムおよび方法が提示されている。一態様では、ワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信ノードからの第1の情報に従って第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定する。一態様では、ワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信ノードからのシグナリング内でフィールドの値を受信する。一態様では、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルおよびフィールドの値に従って第1のDMRSパラメータを決定する。一態様では、第1のDMRSテーブルは、シグナリングのフィールドの値と第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、前記方法は、
ワイヤレス通信デバイスにより、ワイヤレス通信ノードからの第1の情報に従って第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、前記ワイヤレス通信ノードからのシグナリング内でフィールドの値を受信することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、前記第1のDMRSテーブルおよび前記フィールドの前記値に従って第1のDMRSパラメータを決定することと
を含み、
前記第1のDMRSテーブルは、前記シグナリングの前記フィールドの値と前記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、前記フィールドの前記値の各々は、前記第1のDMRSパラメータの前記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
前記第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
前記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
【請求項2】
2つの隣接するDMRS OFDMシンボルグループのシンボル間にギャップが存在し、前記ギャップは、ゼロOFDMシンボルより大きい、または
異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルは、互いに対して不連続である
のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートを含み、
前記第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのDMRS OFDMシンボルグループに対応し、前記第2のカテゴリのDMRSポートは、X個のDMRS OFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値である、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1である場合、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記第1のDMRSパラメータの前記値に従ってDMRSポート{0~3、8、9、10、11}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数値である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1である場合、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記第1のDMRSパラメータの前記値に従ってDMRSポート{0~5、12~17}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が2である場合、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記第1のDMRSパラメータの前記値に従ってDMRSポート{0~15}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が2である場合、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記第1のDMRSパラメータの前記値に従ってDMRSポート{0~23}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
Y個のDMRSポートがDMRSポート8~15のうちの少なくとも1つを含み、データがないCDMグループの数が第1の最大値である場合、前記第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの前記数および前記Y個のDMRSポートを含む、請求項4または6に記載の方法。
【請求項9】
Y個のDMRSポートがDMRSポート8~15のうちの少なくとも1つを含み、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が第2の最大値である場合、前記第1のDMRSパラメータは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数および前記Y個のDMRSポートを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
DMRSポート0~7は、第1のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は、第2のカテゴリのDMRSポートである、または
DMRSポート0~7は、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は、第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート0~7の前記第1のカテゴリのDMRSポートおよび前記DMRSポート0~7の前記第2のカテゴリのDMRSポートは、0~7の同じDMRSポートインデックスを有する、
請求項4、6、8、または9に記載の方法。
【請求項11】
Y個のDMRSポートがDMRSポート12~23のうちの少なくとも1つを含み、データがないCDMグループの数が第1の最大値である場合、前記第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの前記数および前記Y個のDMRSポートを含む、請求項5または7に記載の方法。
【請求項12】
Y個のDMRSポートがDMRSポート12~23のうちの少なくとも1つを含み、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が第2の最大値である場合、前記第1のDMRSパラメータは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数および前記Y個のDMRSポートを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項13】
DMRSポート0~11は、第1のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート12~23は、第2のカテゴリのDMRSポートである、または
DMRSポート0~11は、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は、第2のカテゴリのDMRSポートであり、前記DMRSポート0~11の前記第1のカテゴリのDMRSポートおよび前記第2のカテゴリのDMRSポートは、0~11の同じDMRSポートインデックスを有する、
請求項5、7、11、または12のいずれかに記載の方法。
【請求項14】
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートと、データがないCDMグループの数とを含み、
データがないCDMグループの前記数は、前記Y個のDMRSポートのカテゴリ、または1つのTD-OCCの要素間の関係のうちの少なくとも1つに従って決定される、または
前記第1のDMRSテーブルの前記第1のDMRSパラメータの値は、データがないCDMグループの前記数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
データがないCDMグループの前記数は、前記Y個のDMRSポートを含むCDMグループの少なくとも1つのインデックスに従ってさらに決定される、または
前記第1のDMRSテーブルの前記第1のDMRSパラメータの前記値は、データがないCDMグループの前記数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記Y個のDMRSポートが第2のカテゴリの少なくとも1つのDMRSポートを含む場合、データがないCDMグループの前記数は、第1の最大値である、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記第1のDMRSテーブルは、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記フィールドの1つの値に関連付けられた前記Y個のDMRSポートは、前記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つに属すること、
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記フィールドの1つの値に関連付けられた前記Y個のDMRSポートは、前記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つよりも多くのものに属すること、または
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、前記フィールドの異なる値に関連付けられること
のうちの少なくとも1つを満たす、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記フィールドの1つの値に関連付けられた前記Y個のDMRSポートは、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのうちの1つよりも多くのものに属し、
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのうちの前記1つよりも多くのものは、異なるCDMグループ内にあること、
1つのCDMグループ内および前記Y個のDMRSポートからのDMRSポートは、1つのカテゴリのDMRSポートに属すること、
前記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルおよびシグナリングの1つの部分用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、異なるチャネルおよび前記シグナリングの異なる部分用の異なるカテゴリのDMRSポートに属すること、
前記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルおよびシグナリングの1つの部分用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、前記1つのチャネルの前記カテゴリの前記Y個のDMRSポートは、第1の指示に依存すること、または
前記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルおよびシグナリングの1つの部分用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、前記1つのカテゴリの前記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数に依存すること
のうちの少なくとも1つを満たす、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のDRMSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数、およびY個のDMRSポートを含み、
前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数は、前記Y個のDMRSポートのカテゴリによって決定される、
前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数は、1、2、または4のうちの1つである、または
前記第1のDMRSテーブルの前記第1のパラメータの前記値は、前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数の第1の値、および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記Y個のDMRSポートが第2のカテゴリのDMRSポートを含む場合、データがないCDMグループの数は、第1の最大値であり、前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数は、第2の最大値である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第1の最大値は、タイプIのDMRSポートの場合2である、
前記第1の最大値は、タイプIIのDMRSポートの場合3である、または
前記第2の最大値は、2または4である
のうちの少なくとも1つである、請求項8、9、11、12、16、または20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数、Y個のDMRSポート、および前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数を含み、
前記Y個のDMRSポートが、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する第2のカテゴリのDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まない場合、データがないCDMグループの前記数は、1または2であり、前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数は、1または2である、
請求項1、14、または20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
前記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数、Y個のDMRSポート、および前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数を含み、
CDMグループ0内の第2のDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの同じ組合せの場合、前記第1のDMRSテーブル内の4つの値が存在し、それらの各々は、データがないCDMグループの前記数が1または2であり、前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数が1または2である、4つの組合せのそれぞれ1つに対応し、
前記第2のカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する、
請求項1、14、または20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
前記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数、Y個のDMRSポート、および前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数を含み、
CDMグループ0内の第2のDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの同じ組合せの場合、前記第1のDMRSテーブル内の2つの値が存在し、それらの各々は、データがないCDMグループの前記数が1または2であり、前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数が2である、2つの組合せのそれぞれ1つに対応し、
前記第2のカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のOFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する、
請求項1、14、または20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
前記シグナリングは、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリング、無線アクセス制御(RRC)シグナリング、または媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)シグナリングのうちの1つを含む、請求項1~24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
前記第1のDMRSパラメータは、データがない符号分割多重(CDM)グループの数、およびY個のDMRSポートを含み、
1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1より大きい場合、前記第1のDMRSパラメータは、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数をさらに含む、
請求項1~25のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
前記Y個のDMRSポートが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のDMRSポートである場合、前記第1のDMRSパラメータは、
DMRSポートのカテゴリ、データがないCDMグループ内のDMRSポートのカテゴリ、データがない異なるCDMグループ内のDMRSポートのカテゴリ間の関係、データがないCDMグループ内の前記DMRSポートのTD-OCCの長さ、DMRSポートのTD-OCCの長さ、またはデータがないCDMグループごとのDMRSポートのTD-OCCの長さ
のうちの少なくとも1つを含む第3のパラメータをさらに含み、
前記DMRSポートまたは前記複数のDMRSポートは、前記ワイヤレス通信デバイスのチャネルの前記Y個のDMRSポートからのものであり、かつ/または前記DMRSポートまたは前記複数のDMRSポートは、前記ワイヤレス通信デバイスの潜在的に同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートを含む、
請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記フィールド内のビット数は、前記第1のDMRS情報によって決定される、または
前記第1のDMRSテーブルは、前記第1の情報に従って複数のテーブルから選択される
のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
前記第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、または前記DMRSポートの数のうちの少なくとも1つを含み、
異なるDMRSタイプは、DMRSポートの異なる周波数領域パターンに対応する、
請求項1または28に記載の方法。
【請求項30】
前記第2のDMRSパラメータは、第2のカテゴリのDMRSポートが有効にされているかどうかを示すためである、
前記第2のDMRSパラメータは、DMRSポートが有効な第2のカテゴリのDMRSポートを含むかどうかを示すためである、
前記第2のDMRSパラメータは、1ビットパラメータである、
前記第2のDMRSパラメータは、DCIシグナリング、MAC-CEシグナリング、またはRRCシグナリングのうちの少なくとも1つを含む第3のシグナリングに含まれる、または
前記第1のDMRSテーブルが、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のDMRSポートを含み、前記第1の情報が、前記第1のDMRSテーブルを選択するために使用され、前記フィールド内のビット数を決定するのに使用されない場合、前記第1の情報は、前記DMRSポートの前記数を含む
のうちの少なくとも1つを含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記方法は、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数に従って、前記Y個のDMRSポートのDMRSポートのカテゴリ、または異なる符号分割多重(CDM)グループ内の同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つを決定すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項32】
前記第1のワイヤレス通信デバイスにより、前記1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの前記総数および前記Y個のDMRSポートに従って、前記Y個のDMRSポートの前記DMRSポートの前記カテゴリ、または前記異なるCDMグループ内の前記同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスの前記DMRSポートの前記TD-OCCの前記長さのうちの少なくとも1つを決定すること
を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
Yは、5または9より小さい、請求項4~32のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、一緒にインデックス付けされる、
DMRSポートのインデックスは、第1のカテゴリのDMRSポートにわたって第1のインデックス付けをし、次いで第2のカテゴリのDMRSポートにわたってインデックス付けをすることによって決定される、または
前記第1のカテゴリのDMRSポートおよびいくつかの第2のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する
のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項35】
第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、
前記第1のDMRSテーブルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)用である場合、第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、
前記第1のDMRSテーブルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)用である場合、第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有し、前記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートの前記TD-OCCを示すための前記ワイヤレス通信ノードからの指示が存在しない、
前記第1のテーブルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用である場合、第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、異なるDMRSポートインデックスを有する、
第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートが同じDMRSポートインデックスを共有し、前記第1のテーブルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用である場合、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートの前記TD-OCCを決定する、または
第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートが同じDMRSポートインデックスを共有し、前記第1のテーブルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用である場合、前記ワイヤレス通信デバイスは、前記第1のDMRSパラメータに含まれるパラメータ、または1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数のうちの少なくとも1つに従って、前記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートの前記TD-OCCを決定する
のうちの少なくとも1つである、請求項1または34に記載の方法。
【請求項36】
前記第2のTD-OCCは、前記第1のTD-OCCの1つよりも多くの繰り返しを含む、
前記第1のTD-OCCの長さは、前記第2のTD-OCCの前記長さのファクターである、または
前記第1のTD-OCCのDMRS OFDMシンボルグループの前記数は3であり、前記第1のTD-OCCのDMRS OFDMシンボルグループの前記数は、4である
のうちの少なくとも1つである、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記第1のDMRSパラメータに含まれる前記パラメータは、
前記同じDMRSポートインデックスを有する前記DMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数、
前記同じDMRSポートインデックスを有する前記DMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの前記数が1より大きいかどうかの指示、または
前記同じDMRSポートインデックスを有する前記DMRSポートのTD-OCCの長さ
のうちの少なくとも1つを含む、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、前記第1のカテゴリのDMRSポートおよび前記第2のカテゴリのDMRSポートを含み、
前記第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのOFDMシンボルグループに対応し、前記第2のカテゴリのDMRSポートは、X個のOFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値である、
前記第1のカテゴリのDMRSポートがX個のOFDMシンボルグループに対応し、前記第2のカテゴリのDMRSポートが前記X個のOFDMシンボルグループにわたって異なるTD-OCCに対応する場合、前記第1のカテゴリのDMRSポートは、前記X個のOFDMシンボルグループにわたって同じTD-OCCに対応する、または
前記第1のカテゴリのDMRSポートの前記TD-OCCの長さは、Lであり、前記第2のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCの長さは、X*Lであり、Lは、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数である
のうちの少なくとも1つである、請求項10~37のいずれか1項に記載の方法。
【請求項39】
前記ワイヤレス通信デバイスにより、
【数1】
に従って少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのシーケンスを決定すること
を含み、
k=4*n+2*k’+Δであるか、またはk=6*n+k’+Δであり、ここで、kはサブキャリアのインデックスであり、
【数2】
であり、
l’=0,1,…,L-1であり、ここで、lはDMRSポートpのOFDMシンボルであり、l’は1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルのインデックスであり、Lは1つのOFDMシンボルグループ内のシンボルの数であり、
k’=0または1は、DMRSのサブキャリアkのインデックスを決定するための中間パラメータであり、
nは負でない整数値を含み、
(k’)、w(l’)、およびΔは、DMRSポートの数と、前記w(k’)、w(l’)、およびΔとの間のマッピングを含む定義されたテーブルによって提供され、ここで、w(k’)はFD-OCCであり、w(l’)はTD-OCCであり、ΔはCDMグループに関連付けられたREオフセットであり、
μはサブキャリア間隔に関するパラメータであり、
pはDMRSポートの前記数であり、
r(2*n+k’)はr(・)のシンボルシーケンス内のインデックス2*n+k’を有するシンボルであり、
前記第1のカテゴリのDMRSポートの場合、前記w(l’)は、L個の要素を含み、1つのチャネルの1つの伝送機会の各OFDMシンボルグループに対応するか、または前記w(l’)は、L個の要素の1つの同じベクトルのX回の反復を含むX*L個の要素を含み、前記w(l’)は、前記X個のOFDMシンボルグループに対応し、
前記第2のカテゴリのDMRSポートの場合、前記w(l’)は、X個の異なるベクトルを含むX*L個の要素を含み、前記X個の異なるベクトルの各々は、L個の要素を含み、前記w(l’)は、前記X個のOFDMシンボルグループに対応するか、または前記w(l’)は、X*L個の要素を含み、前記X個のOFDMシンボルグループに対応する、
請求項1~38のいずれか1項に記載の方法。
【請求項40】
前記第2のカテゴリのDMRSポートは、
Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、
Xが3である第4のカテゴリのDMRSポート、または
Xが2である前記第3のカテゴリのDMRSポート、およびXが3である前記第4のカテゴリのDMRSポート
のうちの1つを含む、請求項3または10~39のいずれか1項に記載の方法。
【請求項41】
前記第3のカテゴリのDMRSポートおよび前記第4のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定され、前記カテゴリは、前記第3のカテゴリおよび前記第4のカテゴリを含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
DMRSポートの前記第1の指示または前記カテゴリは、
同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数、
前記同じDMRSポートインデックスを有する前記DMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの前記数が1より大きいかどうかを示す指示、または
前記同じDMRSポートインデックスを有する前記DMRSポートのTD-OCCの長さ
のうちの少なくとも1つを含む、請求項19または27に記載の方法。
【請求項44】
方法であって、前記方法は、
ワイヤレス通信ノードにより、第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定するために第1の情報をワイヤレス通信デバイスに送信することと、
前記ワイヤレス通信ノードにより、前記ワイヤレス通信デバイスにシグナリング内でフィールドの値を送信することと
を含み、
前記フィールドの前記値は、前記第1のDMRSテーブルおよび前記フィールドの前記値に従って第1のDMRSパラメータを決定するために前記ワイヤレス通信デバイスによって使用するためであり、
前記第1のDMRSテーブルは、前記シグナリングの前記フィールドの値と前記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、前記フィールドの前記値の各々は、前記第1のDMRSパラメータの前記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
前記第1のテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
前記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
【請求項45】
ワイヤレス通信デバイスにより、ワイヤレス通信ノードから第1の情報を受信することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、第2のカテゴリのDMRSポートが有効であると決定することであって、前記第2のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、X個のDMRS OFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値であり、前記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含み、異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルは、連続するOFDMシンボルである、ことと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、前記第2のカテゴリのDMRSポートに従ってチャネルを受信または伝送することと
を含む、方法。
【請求項46】
前記ワイヤレス通信デバイスにより、
【数3】
に従ってDMRSポートの少なくとも2つのカテゴリのシーケンスを決定することを含み、
k=4*n+2*k’+Δであるか、またはk=6*n+k’+Δであり、ここで、kはサブキャリアのインデックスであり、
【数4】
であり、
l’=0,1,…,L-1であり、ここで、lはDMRSポートpのOFDMシンボルであり、l’は1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルのインデックスであり、Lは1つのOFDMシンボルグループ内のシンボルの数であり、
k’=0または1は、DMRSのサブキャリアkのインデックスを決定するための中間パラメータであり、
nは負でない整数値を含み、
(k’)、w(l’)、およびΔは、DMRSポートの数と、前記w(k’)、w(l’)、およびΔとの間のマッピングを含む定義されたテーブルによって提供され、ここで、w(k’)はFD-OCCであり、w(l’)はTD-OCCであり、ΔはCDMグループに関連付けられたREオフセットであり、
μはサブキャリア間隔に関するパラメータであり、
pはDMRSポートの前記数であり、
r(2*n+k’)はr(・)のシンボルシーケンス内のインデックス2*n+k’を有するシンボルであり、
前記第2のカテゴリのDMRSポートの場合、前記w(l’)は、前記X個のOFDMシンボルグループに対応するX*L個の要素を含むか、または
前記第2のカテゴリのDMRSポートの場合、前記w(l’)は、X個の異なるベクトルを含むX*L個の要素を含み、前記X個の異なるベクトルの各々は、前記X個のOFDMシンボルグループの1つに対応するL個の要素を含む、
請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記第2のカテゴリのDMRSポートは、
Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、
Xが3である第4のカテゴリのDMRSポート、または
Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、およびXが3である第4のカテゴリのDMRSポート
のうちの1つを含む、請求項45または46に記載の方法。
【請求項48】
前記第3のカテゴリのDMRSポートおよび前記第4のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定され、前記カテゴリは、前記第3のカテゴリおよび前記第4のカテゴリを含む、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が1である場合、1つのCDMグループは、最大4つのDMRSポートを含み、最大8つのDMRSポートを含む2つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が2である場合、1つのCDMグループは、最大8つのDMRSポートを含み、最大16個のDMRSポートを含む2つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が1である場合、1つのCDMグループは、最大4つのDMRSポートを含み、最大12個のDMRSポートを含む3つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が2である場合、1つのCDMグループは、最大8つのDMRSポートを含み、最大24個のDMRSポートを含む3つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が1である場合、8つのDMRSポート{0~3、8~11}が存在し、CDMグループ0は、4つのDMRSポート{0、1、8、9}を含み、CDMグループ1は、4つのDMRSポート{2、3、10、11}を含む、
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が2である場合、16個のDMRSポート{0~15}が存在し、CDMグループ0は、8つのDMRSポート{0、1、8、9、4、5、12、13}を含み、CDMグループ1は、8つのDMRSポート{2、3、10、11、6、7、14、15}を含む、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が1である場合、12個のDMRSポート{0~5、12~17}が存在し、CDMグループ0は、4つのDMRSポート{0、1、12、13}を含み、CDMグループ1は、4つのDMRSポート{2、3、14、15}を含み、CDMグループ3は、4つのDMRSポート{4、5、16、17}を含む、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの前記数が2である場合、24個のDMRSポート{0~23}が存在し、CDMグループ0は、8つのDMRSポート{0、1、12、13、6、7、18、19}を含み、CDMグループ1は、8つのDMRSポート{2、3、14、15、8、9、20、21}を含み、CDMグループ3は、4つのDMRSポート{4、5、16、17、10、11、22、23}を含む
のうちの少なくとも1つである、請求項45~49のいずれか1項に記載の方法。
【請求項51】
DMRSタイプIの場合、前記DMRSポート{0~7}のXは、1、2、または3のうちの1つである、
DMRSタイプIIの場合、前記DMRSポート{0~11}のXは、1または2である、
DMRSタイプIの場合、前記DMRSポート{0~7}のXは、1または2である、
DMRSタイプIの場合、前記DMRSポート{0~7}のDMRSポートのXは、シグナリング内の指示によって決定される、
DMRSタイプIIの場合、前記DMRSポート{0~11}のDMRSポートのXは、シグナリング内の指示によって決定される、
DMRSタイプIの場合、前記DMRSポート{0~15}のXは、1、2、または3のうちの1つである、または
DMRSタイプIの場合、前記DMRSポート{8~15}のDMRSポートのXは、1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数に従って2と3との間で決定される
のうちの少なくとも1つである、請求項45または50に記載の方法。
【請求項52】
前記第2のカテゴリのDMRSポートは、前記シグナリングの前記フィールドの値と前記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含むDMRSテーブルに含まれる、
前記DMRSテーブルは、1つ以上のカテゴリのDMRSポートを含む、または
前記ワイヤレス通信デバイスは、規則またはシグナリングのうちの少なくとも1つに従って、前記ワイヤレス通信デバイスの潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートを決定する
のうちの少なくとも1つであり、前記規則は、
前記ワイヤレス通信デバイスのDMRSポートおよび潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートは、同じ値のXを有すること、または
データがない1つのCDMグループ内で、前記ワイヤレス通信デバイスのDMRSポートおよび潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートは、同じ値のXを有すること
のうちの少なくとも1つを含む、請求項45~49のいずれか1項に記載の方法.
【請求項53】
前記シグナリングは、
前記ワイヤレス通信デバイスの前記DMRSポートのTD-OCCの長さ、
データがないCDMグループごとの前記ワイヤレス通信デバイスの前記DMRSポートのTD-OCCの長さ、または
前記ワイヤレス通信デバイスの前記DMRSポートを含むシグナリング
のうちの少なくとも1つを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記非一時的コンピュータ可読媒体は、命令を記憶しており、前記命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、請求項1~53のいずれか1項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項55】
請求項1~53のいずれか1項に記載の方法を実装するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を備える、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
技術分野
本開示は、一般に、ワイヤレス通信のための復調基準信号ポートを示し、より多数の復調基準信号(DMRS)ポートをサポートするためのシステムおよび方法を含むが、それらに限定されないワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0002】
背景
標準化団体である第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、現在、5G新無線(5G NR)と呼ばれる新しい無線インターフェース、ならびに次世代パケットコアネットワーク(NG-CNまたはNGC)の規定を進めている。5G NRは、3つの主要な構成要素、すなわち、5Gアクセスネットワーク(5G-AN)、5Gコアネットワーク(5GC)、およびユーザ機器(UE)を有する。異なるデータサービスおよび要件の有効化を容易にするために、ネットワーク機能とも呼ばれる5GCの要素は簡略化されており、それらの一部はソフトウェアベースであり、一部はハードウェアベースであるため、必要に応じて適合することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
概要
本明細書に開示された例示的な実施形態は、従来技術において提示された1つ以上の課題に関連する問題を解決すること、ならびに添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって容易に明らかになるさらなる特徴を提供することを対象とする。様々な実施形態によれば、例示的なシステム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が本明細書に開示されている。しかしながら、これらの実施形態は、例として提示され、限定するものではないことが理解され、本開示を理解した当業者には、開示された実施形態に対する様々な修正が、本開示の範囲内に留まりながら行われ得ることが明らかであろう。
【0004】
少なくとも1つの態様は、ワイヤレス通信ノードとワイヤレス通信デバイスとの間のワイヤレス通信のためのシステム、方法、装置、またはコンピュータ可読媒体に関する。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、基地局または送受信ポイント(TRP)である。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、ユーザ機器(UE)である。
【0005】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信ノードからの第1の情報に従って第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定する。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信ノードからのシグナリング内でフィールドの値を受信する。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルおよびフィールドの値に従って第1のDMRSパラメータを決定する。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、シグナリングのフィールドの値と第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、フィールドの値の各々は、第1のDMRSパラメータの値のそれぞれ1つと関連付けられる。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートに関連付けられた値を有する第1のDMRSパラメータを含み、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応する。いくつかの実施形態では、DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、2つの隣接するDMRS OFDMシンボルグループのシンボル間に少なくとも1つのギャップが存在し、ギャップはゼロOFDMシンボルより大きいか、または異なるDMRS OFDMシンボルグループ内の少なくともいくつかのOFDMシンボルは、互いに対して不連続である。
【0007】
いくつかの実施形態では、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートを含む。いくつかの実施形態では、第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは1つのDMRS OFDMシンボルグループに対応し、第2のカテゴリのDMRSポートはX個のDMRS OFDMシンボルグループに対応する。いくつかの実施形態では、Xは1より大きい整数値であり得る。
【0008】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1である場合、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSパラメータの値に従ってDMRSポート{0~3、8、9、10、11}から選択されたY個のDMRSポートを決定することができる。Yは、正の整数値であり得る。
【0009】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1である場合、ワイヤレス通信デバイスは、DMRSポート{0~5、12~17}から選択されたY個のDMRSポートを決定することができる。Yは、正の整数であり得る。
【0010】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が2である場合、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSパラメータの値に従ってDMRSポート{0~15}から選択されたY個のDMRSポートを決定することができる。Yは、正の整数であり得る。
【0011】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が2である場合、ワイヤレス通信デバイスは、DMRSポート{0~23}から選択されたY個のDMRSポートを決定することができる。Yは、正の整数であり得る。
【0012】
いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートがDMRSポート8~15のうちの少なくとも1つを含み、データがない符号分割多重(CDM)グループの数が最大値である場合、第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの数およびY個のDMRSポートを含む。
【0013】
いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートがDMRSポート8~15のうちの少なくとも1つを含み、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が最大値である場合、第1のDMRSパラメータは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数およびY個のDMRSポートを含む。
【0014】
いくつかの実施形態では、DMRSポート0~7は第1のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は第2のカテゴリのDMRSポートである。いくつかの実施形態では、DMRSポート0~7は第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は第2のカテゴリのDMRSポートである。DMRSポート0~7の第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートは、0~7の同じDMRSポートインデックスを有する場合がある。
【0015】
いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートがDMRSポート12~23のうちの少なくとも1つを含み、データがないCDMグループの数が最大値である場合、第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの数およびY個のDMRSポートを含む。
【0016】
いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートがDMRSポート12~23のうちの少なくとも1つを含み、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が最大値である場合、第1のDMRSパラメータは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数およびY個のDMRSポートを含む。
【0017】
いくつかの実施形態では、DMRSポート0~11は第1のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート12~23は第2のカテゴリのDMRSポートである。いくつかの実施形態では、DMRSポート0~11は第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は第2のカテゴリのDMRSポートである。DMRSポート0~11の第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートは、0~11の同じDMRSポートインデックスを有する場合がある。
【0018】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートと、データがないCDMグループの数とを含む。いくつかの実施形態では、データがないCDMグループの数は、Y個のDMRSポートのカテゴリ、または1つのTD-OCCの要素間の関係のうちの少なくとも1つに従って決定される。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルの第1のDMRSパラメータの値は、データがないCDMグループの数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない。いくつかの実施形態では、1つのTD-OCCの要素間の関係は、TD-OCCが1つまたは2つの要素を含むX個の繰り返しベクトルを含むかどうかを含む。
【0019】
いくつかの実施形態では、データがないCDMグループの数は、Y個のDMRSポートを含むCDMグループのインデックス、または1つのTD-OCCの要素間の関係のうちの少なくとも1つに従ってさらに決定される。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルの第1のDMRSパラメータの値は、データがないCDMグループの数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない。
【0020】
いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートが第2のカテゴリの少なくとも1つのDMRSポートを含む場合、データがないCDMグループの数は最大値である。
【0021】
いくつかの実施形態では、最大値はタイプIのDMRSポートの場合2である。いくつかの実施形態では、最大値はタイプIIのDMRSポートの場合3である。
【0022】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、第1のDMRSパラメータを含み、第1のDMRSパラメータがY個のDMRSポートを含み、フィールドの1つの値に関連付けられたY個のDMRSポートが少なくとも2つのカテゴリのうちの1つに属すること、第1のDMRSパラメータがY個のDMRSポートを含み、フィールドの1つの値に関連付けられたY個のDMRSポートが少なくとも2つのカテゴリのうちの1つよりも多くのものに属すること、または第1のDMRSパラメータがY個のDMRSポートを含み、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートがフィールドの異なる値に関連付けられることのうちの少なくとも1つを満たす。
【0023】
いくつかの実施形態では、フィールドの1つの値に関連付けられたY個のDMRSポートは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのうちの1つよりも多くのものに属し、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのうちの1つよりも多くのものが異なるCDMグループ内にあるか、1つのCDMグループおよびY個のDMRSポートからのDMRSポートが1つのカテゴリのDMRSポートに属するか、Y個のDMRSポートが1つのチャネル用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、異なるチャネル用の異なるカテゴリのDMRSポートに属するか、Y個のDMRSポートが1つのチャネル用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、1つのチャネルのY個のDMRSポートのカテゴリが第1の指示に依存するか、またはY個のDMRSポートが1つのチャネル用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、Y個のDMRSポートの1つのカテゴリが1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数に依存する、のうちの少なくとも1つである。
【0024】
いくつかの実施形態では、第1のDRMSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数と、Y個のDMRSポートとを含む。いくつかの実施形態では、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数は、Y個のDMRSポートのカテゴリによって決定される。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルの第1のパラメータの値は、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数の第1の値、および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない。
【0025】
いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートが第2のカテゴリのDMRSポートを含む場合、データがないCDMグループの数は2であり、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数は最大値である。
【0026】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数と、Y個のDMRSポートと、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数とを含む。いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートが、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する第2のカテゴリのDMRSポートを含み、CDMグループ1内にDMRSポートを含まない場合、データがないCDMグループの数は1または2であり、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数は1または2である。
【0027】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数と、Y個のDMRSポートと、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数とを含む。いくつかの実施形態では、CDMグループ0内に第2のDMRSポートを含み、CDMグループ1内にDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの同じ組合せの場合、データがないCDMグループの数が1または2であり、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数が1または2である4つの組合せのそれぞれ1つに各々が対応する4つの値が第1のDMRSテーブル内に存在する。いくつかの実施形態では、第2のカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する。
【0028】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数と、Y個のDMRSポートと、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数とを含む。いくつかの実施形態では、CDMグループ0内に第2のDMRSポートを含み、CDMグループ1内にDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの同じ組合せの場合、データがないCDMグループの数が1または2であり、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数が2である2つの組合せのそれぞれ1つに各々が対応する2つの値が第1のDMRSテーブル内に存在する。いくつかの実施形態では、第2のカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する。
【0029】
いくつかの実施形態では、シグナリングは、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリング、無線アクセス制御(RRC)シグナリング、または媒体アクセス制御要素(MAC-CE)シグナリングのうちの1つを含む。
【0030】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSパラメータは、データがない符号分割多重(CDM)グループの数、およびY個のDMRSポートを含み、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1より大きい場合、第1のDMRSパラメータは、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数をさらに含む。
【0031】
いくつかの実施形態では、Y個のDMRSポートが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のDMRSポートである場合、第1のDMRSパラメータは、DMRSポートのカテゴリ、データがない複数のCDMグループのうちのCDMグループ内のDMRSポートのカテゴリ、データがない複数のCDMグループのうちの異なるCDMグループ内のDMRSポートのカテゴリ間の関係、またはデータがない複数のCDMグループのうちのCDMグループ内のDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つをさらに含む。いくつかの実施形態では、DMRSポートまたは複数のDMRSポートは、ワイヤレス通信デバイスのチャネルのY個のDMRSポートからであり、かつ/またはDMRSポートまたは複数のDMRSポートは、ワイヤレス通信デバイスの潜在的に同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートを含む。
【0032】
いくつかの実施形態では、フィールド内のビット数は、第1のDMRS情報によって決定される。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、第1の情報に従って複数のテーブルから選択される。
【0033】
いくつかの実施形態では、第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、またはDMRSポートの数のうちの少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態では、異なるDMRSタイプは、DMRSポートの異なる周波数領域パターンに対応する。
【0034】
いくつかの実施形態では、第2のDMRSパラメータは、第2のカテゴリのDMRSポートが有効にされたかどうかを示すためである。いくつかの実施形態では、第2のDMRSパラメータは、DMRSポートが有効な第2のカテゴリのDMRSポートを含むどうかを示すためである。いくつかの実施形態では、第2のDMRSパラメータは1ビットパラメータである。いくつかの実施形態では、第1のテーブルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のDMRSポートを含み、第1の情報が第1のテーブルを選択するために使用される場合、第1の情報はDMRSポートの数を含む。
【0035】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含む。いくつかの実施形態では、方法は、ワイヤレス通信デバイスにより、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数に従って、Y個のDMRSポートのDMRSポートのカテゴリ、または異なる符号分割多重(CDM)グループ内の同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つを決定することをさらに含む。
【0036】
いくつかの実施形態では、第1のワイヤレス通信デバイスは、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数およびY個のDMRSポートに従って、Y個のDMRSポートのDMRSポートのカテゴリ、または異なるCDMグループ内の同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つを決定する。
【0037】
いくつかの実施形態では、Yは5または9より小さい。
【0038】
いくつかの実施形態では、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、一緒にインデックス付けされる。
【0039】
いくつかの実施形態では、DMRSポートのインデックスは、最初に第1のカテゴリのDMRSポートにわたってインデックス付けし、次いで第2のカテゴリのDMRSポートにわたってインデックス付けすることによって決定される。いくつかの実施形態では、第1のカテゴリのDMRSポートおよびいくつかの第2のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する。
【0040】
いくつかの実施形態では、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのいくつかのDMRSポートが同じDMRSポートインデックスを共有する場合、第2のカテゴリのいくつかのDMRSポートのTD-OCCは、X個のDMRS OFDMシンボルに対応し、L個の要素を有する同じベクトルのX回の反復を含む。Lは、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数であり得る。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のY個のDMRSポートを含む場合、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリを示すワイヤレス通信ノードからの指示は存在しない。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のY個のDMRSポートを含む場合、第1のDMRSパラメータは、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリを示す指示を含む。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルがPDSCHのY個のDMRSポートを含む場合、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリを示すワイヤレス通信ノードからの指示が存在する。いくつかの実施形態では、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定される。
【0041】
いくつかの実施形態では、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリを示す指示は、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数を示す指示、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数が1より大きいかどうかを示す指示、または同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのTD-OCCの長さを示す指示のうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
いくつかの実施形態では、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートを含む。いくつかの実施形態では、第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは1つのOFDMシンボルグループに対応し、第2のカテゴリのDMRSポートはX個のOFDMシンボルグループに対応する。Xは1より大きい整数値であり得る。いくつかの実施形態では、第1のカテゴリのDMRSポートがX個のOFDMシンボルグループに対応し、第2のカテゴリのDMRSポートがX個のOFDMシンボルグループにわたって異なるTD-OCCに対応する場合、第1のカテゴリのDMRSポートは、X個のOFDMシンボルグループにわたって同じTD-OCCに対応する。いくつかの実施形態では、第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCの長さはLであり、第2のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCの長さはX*Lであり、Lは1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数である。
【0043】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、
【化1】
に従って少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのシーケンスを決定し、k=4*n+2*k’+Δであるか、またはk=6*n+k’+Δであり、kはサブキャリアのインデックスであり、
【化2】
であり、l’=0,1,…,L-1であり、ここで、lはDMRSポートpのOFDMシンボルであり、l’は1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルのインデックスであり、Lは1つのOFDMシンボルグループ内のシンボルの数であり、k’=0または1は、DMRSのサブキャリアkのインデックスを決定するための中間パラメータであり、nは負でない整数値を含み、w(k’)、w(l’)、およびΔは、DMRSポートの数と、w(k’)、w(l’)、およびΔとの間のマッピングを含む定義されたテーブルによって提供され、ここで、w(k’)はFD-OCCであり、w(l’)はTD-OCCであり、ΔはCDMグループに関連付けられたREオフセットであり、μは、サブキャリア間隔に関するパラメータであり、pはDMRSポートの数であり、第1のカテゴリのDMRSポートの場合、w(l’)はL個の要素を含み、1つのチャネルの1つの伝送機会の各OFDMシンボルグループに対応するか、またはw(l’)はL個の要素の1つの同じベクトルのX回の反復を含むX*L個の要素を含み、w(l’)はX個のOFDMシンボルグループに対応し、第2のカテゴリのDMRSポートの場合、w(l’)はX個の異なるベクトルを含むX*L個の要素を含み、X個の異なるベクトルの各々はL個の要素を含み、w(l’)はX個のOFDMシンボルグループに対応するか、またはw(l’)はX*L個の要素を含み、X個のOFDMシンボルグループに対応する。
【0044】
いくつかの実施形態では、第2のカテゴリのDMRSポートは、Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、Xが3である第4のカテゴリのDMRSポート、またはXが2である第3のカテゴリのDMRSポート、およびXが3である第4のカテゴリのDMRSポートのうちの1つを含む。
【0045】
いくつかの実施形態では、第3のカテゴリのDMRSポートおよび第3のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する。
【0046】
いくつかの実施形態では、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定される。カテゴリは、第3のカテゴリおよび第4のカテゴリを含む場合がある。
【0047】
いくつかの実施形態では、DMRSポートの第1の指示またはカテゴリは、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数が1より大きいかどうかを示す指示、または同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つを含む。
【0048】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定するために、第1の情報をワイヤレス通信デバイスに送信する。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスへのシグナリング内でフィールドの値を送信する。いくつかの実施形態では、フィールドの値は、第1のDMRSテーブルおよびフィールドの値に従って第1のDMRSパラメータを決定するために、ワイヤレス通信デバイスによって使用される。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、シグナリングのフィールドの値と第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、フィールドの値の各々は、第1のDMRSパラメータの値のそれぞれ1つと関連付けられる。いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのパラメータである第1のDMRSパラメータを含み、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループの異なる数、1つのTD-OCCのDMRS OFDMシンボルの異なる数、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの異なる数、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応する。いくつかの実施形態では、DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む。
【0049】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信ノードから第1の情報を受信する。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、第2のカテゴリのDMRSポートが有効にされていると判断し、第2のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、X個のDMRS OFDMシンボルグループに対応する。いくつかの実施形態では、Xは1より大きい整数値である。いくつかの実施形態では、DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含み、異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルは、連続するOFDMシンボルである。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、第2のカテゴリのDMRSポートに従ってチャネルを受信または伝送する。
【0050】
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、
【化3】
に従って少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのシーケンスを決定し、k=4*n+2*k’+Δであるか、またはk=6*n+k’+Δであり、kはサブキャリアのインデックスであり、
【化4】
であり、l’=0,1,…,L-1であり、ここで、lはDMRSポートpのOFDMシンボルであり、l’は1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルのインデックスであり、Lは1つのOFDMシンボルグループ内のシンボルの数であり、k’=0または1は、DMRSのサブキャリアkのインデックスを決定するための中間パラメータであり、nは負でない整数値を含み、w(k’)、w(l’)、およびΔは、DMRSポートの数と、w(k’)、w(l’)、およびΔとの間のマッピングを含む定義されたテーブルによって提供され、ここで、w(k’)はFD-OCCであり、w(l’)はTD-OCCであり、ΔはCDMグループに関連付けられたREオフセットであり、μは、サブキャリア間隔に関するパラメータであり、pはDMRSポートの数であり、第2のカテゴリのDMRSポートの場合、w(l’)はX個のOFDMシンボルグループに対応するX*L個の要素を含むか、または第2のカテゴリのDMRSポートの場合、w(l’)はX個の異なるベクトルを含むX*L個の要素を含み、X個の異なるベクトルの各々は、X個のOFDMシンボルグループのうちの1つに対応するL個の要素を含む。
【0051】
いくつかの実施形態では、第2のカテゴリのDMRSポートは、Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、Xが3である第4のカテゴリのDMRSポート、またはXが2である第3のカテゴリのDMRSポート、およびXが3である第4のカテゴリのDMRSポートのうちの1つを含む。
【0052】
いくつかの実施形態では、第3のカテゴリのDMRSポートおよび第4のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する。
【0053】
いくつかの実施形態では、同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定され、カテゴリは第3のカテゴリおよび第4のカテゴリを含む。
【0054】
いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が1である場合、1つのCDMグループは最大4つのDMRSポートを含み、最大8つのDMRSポートを含む2つのCDMグループが存在する。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が2である場合、1つのCDMグループは最大8つのDMRSポートを含み、最大16個のDMRSポートを含む2つのCDMグループが存在する。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が1である場合、1つのCDMグループは最大4つのDMRSポートを含み、最大12個のDMRSポートを含む3つのCDMグループが存在する。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が2である場合、1つのCDMグループは最大8つのDMRSポートを含み、最大24個のDMRSポートを含む3つのCDMグループが存在する。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が1である場合、8つのDMRSポート{0~3、8~11}が存在し、CDMグループ0は4つのDMRSポート{0、1、8、9}を含み、CDMグループ1は4つのDMRSポート{2、3、10、11}を含む。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が2である場合、16個のDMRSポート{0~15}が存在し、CDMグループ0は8つのDMRSポート{0、1、8、9、4、5、12、13}を含み、CDMグループ1は8つのDMRSポート{2、3、10、11、6、7、14、15}を含む。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が1である場合、12個のDMRSポート{0~5、12~17}が存在する。CDMグループ0は4つのDMRSポート{0、1、12、13}を含み、CDMグループ1は4つのDMRSポート{2、3、14、15}を含み、CDMグループ3は4つのDMRSポート{4、5、16、17}を含む。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIIの場合、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が2である場合、24個のDMRSポート{0~23}が存在し、CDMグループ0は8つのDMRSポート{0、1、12、13、6、7、18、19}を含み、CDMグループ1は8つのDMRSポート{2、3、14、15、8、9、20、21}を含み、CDMグループ3は4つのDMRSポート{4、5、16、17、10、11、22、23}を含む。
【0055】
いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、DMRSポート{0-7}のXは1または2である。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIIの場合、DMRSポート{0-11}のXは1または2である。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、DMRSポート{0-7}のXは1または2である。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIIの場合、DMRSポート{0-11}のXは1または2である。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、DMRSポート{0~7}のDMRSポートのXは、シグナリング内の指示によって決定される。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIIの場合、DMRSポート{0~11}のDMRSポートのXは、シグナリング内の指示によって決定される。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、DMRSポート{0-15}のXは1、2、または3である。いくつかの実施形態では、DMRSタイプIの場合、DMRSポート{8~15}のDMRSポートのXは、1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定される。
【0056】
いくつかの実施形態では、第2のカテゴリのDMRSポートは、シグナリングのフィールドの値と第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含むDMRSテーブルに含まれる。いくつかの実施形態では、DMRSテーブルは、1つ以上のカテゴリのDMRSポートを含む。
【0057】
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、本明細書に開示された任意の方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を記憶する。
【0058】
いくつかの実施形態では、装置は、本明細書に開示された任意の方法を実施するために少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0059】
一態様では、ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスに第1の情報を送信するか、伝送するか、または提供することができる。第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、またはDMRSポートの数を含む場合がある。第1の情報に従って、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルを決定することができる。一態様では、ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスにシグナリングを送信するか、伝送するか、または提供することができる。シグナリングは、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリング、無線アクセス制御(RRC)シグナリング、または媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)シグナリングであり得る。第1の情報内のフィールドの値に従って、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルおよびフィールドの値に従って第1のDMRSパラメータを決定することができる。
【0060】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、シグナリングのフィールドの値と第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、フィールドの値の各々は、第1のDMRSパラメータの値のそれぞれ1つと関連付けられる。第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのパラメータである第1のDMRSパラメータを含む。いくつかの実施形態では、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応する。DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む場合がある。
【0061】
一態様では、本明細書に開示されたDMRSテーブルに基づいてDMRSポートを示すことは、より多数のDMRSポートをサポートすることができる。一態様では、DMRSテーブルは、異なる数のDMRS OFDMシンボルグループのTD-OCCを有する1つよりも多くのカテゴリのDMRSポートのDMRSパラメータを含む。各DMRS OFDMシンボルグループは、1つ以上の連続するDMRS OFDMシンボルを含む場合がある。異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルは不連続である。TD-OCCが1つよりも多くのDMRS OFDMシンボルグループに対応することを可能にすることにより、新しいDMRSポートは古いUEと同時スケジューリングすることができ、古いUEのチャネル伝送に干渉を引き起こさないので、DMRSポートのサポートされる数を増やすことができる。加えて、1つのDMRSテーブルは、スケジューリングの柔軟性を高めるために、1つよりも多くのカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。gNBは、異なるカテゴリのDMRSポートの間を動的に切り替え、古いUEおよび新しいUEをオンデマンドでスケジュールすることができる。DMRSポートのインデックスは、スケジューリングの柔軟性をサポートまたは可能にしながらシグナリングのオーバーヘッドを低減するために、異なるカテゴリのDMRSポートと共有することができる。いくつかのパラメータは、同時スケジュールされたUEのDMRSポートを取得するように考慮される場合がある。したがって、UEは、より多くのDMRSポートを可能にしながら、同時スケジュールされたUEからの干渉のより多くの推定値を取得することができる。より多数のDMRSポートを可能にすることにより、ワイヤレス通信ノードは、より多数のワイヤレス通信デバイスと通信することができ、より多くの層のMIMO伝送を可能にすることができ、それによって通信のスペクトル効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0062】
本解決策の様々な例示的な実施形態が、以下の図または図面を参照して以下に詳細に記載される。図面は、例示のみを目的として提供されており、読者の本解決策の理解を容易にするために本解決策の例示的な実施形態を単に描写している。したがって、図面は、本解決策の広がり、範囲、または適用性を限定するものと見なされるべきではない。例示を明確かつ容易にするために、これらの図面は、必ずしも縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。
【0063】
図1図1は、本開示の一実施形態による、本明細書に開示された技法が実装され得る例示的なセルラ通信ネットワークを示す。
【0064】
図2図2は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的な基地局およびユーザ機器デバイスのブロック図を示す。
【0065】
図3図3は、本開示のいくつかの実施形態による、復調基準信号(DMRS)タイプIのための2つの符号分割多重(CDM)グループを示し、1つのTD-OCCは、各々が1つのDMRS OFDMシンボルを含む2つのDMRS OFDMグループに対応する。
【0066】
図4図4は、本開示のいくつかの実施形態による、DMRSタイプIIのための3つのCDMグループを示し、1つのTD-OCCは、各々が1つのDMRS OFDMシンボルを含む2つのDMRS OFDMグループに対応する。
【0067】
図5図5は、本開示の一実施形態による、DMRSテーブルに基づくDMRSポート指示に従って通信するための例示的な方法のフロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0068】
詳細な説明
1.モバイル通信技術および環境
図1は、本開示の一実施形態による、本明細書に開示された技法が実装され得る例示的なワイヤレス通信ネットワークおよび/またはシステム100を示す。以下の説明では、ワイヤレス通信ネットワーク100は、セルラーネットワークまたは狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)ネットワークなどの任意のワイヤレスネットワークであってもよく、本明細書では「ネットワーク100」と呼ばれる。そのような例示的なネットワーク100は、通信リンク110(例えば、ワイヤレス通信チャネル)を介して互いに通信することができる基地局102(以下「BS102」、ワイヤレス通信ノードとも呼ばれる)およびユーザ機器デバイス104(以下「UE104」、ワイヤレス通信デバイスとも呼ばれる)と、地理的領域101に重なるセル126、130、132、134、136、138、および140のクラスタとを含む。図1では、BS102およびUE104は、セル126のそれぞれの地理的境界内に含まれている。他のセル130、132、134、136、138、および140の各々は、その対象とするユーザに適切な無線カバレッジを提供するために、その割り当てられた帯域幅において動作する少なくとも1つの基地局を含む場合がある。
【0069】
例えば、BS102は、UE104に適切な有効カバレッジを提供するために、割り当てられたチャネル伝送帯域幅において動作することができる。BS102およびUE104は、それぞれ、ダウンリンク無線フレーム118およびアップリンク無線フレーム124を介して通信することができる。各無線フレーム118/124は、データシンボル122/128を含む場合があるサブフレーム120/127にさらに分割される場合がある。本開示では、BS102およびUE104は、一般に、本明細書に開示された方法を実践することができる「通信ノード」の非限定的な例として本明細書に記載されている。そのような通信ノードは、本解決策の様々な実施形態に従って、ワイヤレス通信および/または有線通信を行うことが可能であり得る。
【0070】
図2は、本解決策のいくつかの実施形態による、ワイヤレス通信信号(例えば、OFDM/OFDMA信号)を伝送および受信するための例示的なワイヤレス通信システム200のブロック図を示す。システム200は、本明細書に詳細に必ずしも記載されていない既知または従来の動作特徴をサポートするように構成された構成要素および要素を含む場合がある。例示的な一実施形態では、システム200は、上述された図1のワイヤレス通信環境100などのワイヤレス通信環境においてデータシンボルを通信(例えば、伝送および受信)するために使用することができる。
【0071】
システム200は、一般に、基地局202(以下「BS202」)およびユーザ機器デバイス204(以下「UE204」)を含む。BS202は、BS(基地局)トランシーバモジュール210、BSアンテナ212、BSプロセッサモジュール214、BSメモリモジュール216、およびネットワーク通信モジュール218を含み、各モジュールは、データ通信バス220を介して必要に応じて互いに結合および相互接続される。UE204は、UE(ユーザ機器)トランシーバモジュール230、UEアンテナ232、UEメモリモジュール234、およびUEプロセッサモジュール236を含み、各モジュールは、データ通信バス240を介して必要に応じて互いに結合および相互接続される。BS202は、通信リンク250を介してUE204と通信し、通信リンク250は、本明細書に記載されたデータの伝送に適した任意のワイヤレスチャネルまたは他の媒体であり得る。
【0072】
当業者によって理解されるように、システム200は、図2に示されたモジュール以外の任意の数のモジュールをさらに含んでもよい。当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して記載された様々な例示的なブロック、モジュール、回路、および処理ロジックが、ハードウェア、コンピュータ可読ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の実際的な組合せで実装され得ることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性および適合性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能に関して全体的に記載されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ファームウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の用途およびシステム全体に課された設計制約に依存することができる。本明細書に記載された概念に精通している者は、特定の用途ごとに適した方法でそのような機能を実装することができるが、そのような実装判断は、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0073】
いくつかの実施形態によれば、UEトランシーバ230は、本明細書では、各々がアンテナ232に結合された回路を備える無線周波数(RF)伝送機およびRF受信機を含む「アップリンク」トランシーバ230と呼ばれる場合がある。複信スイッチ(図示せず)は、代替として、アップリンク伝送機または受信機をアップリンクアンテナに時間複信方式で結合することができる。同様に、いくつかの実施形態によれば、BSトランシーバ210は、本明細書では、各々がアンテナ212に結合された回路を備えるRF伝送機およびRF受信機を含む「ダウンリンク」トランシーバ210と呼ばれる場合がある。ダウンリンク複信スイッチは、代替として、ダウンリンク伝送機または受信機をダウンリンクアンテナ212に時間複信方式で結合することができる。2つのトランシーバモジュール210および230の動作は、ダウンリンク伝送機がダウンリンクアンテナ212に結合されると同時に、アップリンク受信機回路がワイヤレス伝送リンク250を介して伝送を受信するためにアップリンクアンテナ232に結合されるように、時間調整される場合がある。反対に、2つのトランシーバ210および230の動作は、アップリンク伝送機がアップリンクアンテナ232に結合されると同時に、ダウンリンク受信機がワイヤレス伝送リンク250を介して伝送を受信するためにダウンリンクアンテナ212に結合されるように、時間調整される場合がある。いくつかの実施形態では、複信方向の変化の間に最小ガード時間を有するクローズ時間同期が存在する。
【0074】
UEトランシーバ230および基地局トランシーバ210は、ワイヤレスデータ通信リンク250を介して通信し、特定のワイヤレス通信プロトコルおよび変調方式をサポートすることができる適切に構成されたRFアンテナ配列212/232と協働するように構成される。いくつかの例示的な実施形態では、UEトランシーバ230および基地局トランシーバ210は、ロングタームエボリューション(LTE)および新興の5G規格などの業界標準をサポートするように構成される。しかしながら、本開示は、特定の規格および関連するプロトコルへの適用に必ずしも限定されないことが理解される。むしろ、UEトランシーバ230および基地局トランシーバ210は、将来の規格またはその変形形態を含む代替または追加のワイヤレスデータ通信プロトコルをサポートするように構成される場合がある。
【0075】
様々な実施形態によれば、BS202は、例えば、拡張ノードB(eNB)、サービングeNB、ターゲットeNB、フェムトステーション、またはピコステーションであってもよい。いくつかの実施形態では、UE204は、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレット、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイスなどの様々なタイプのユーザデバイスにおいて具現化されてもよい。プロセッサモジュール214および236は、汎用プロセッサ、コンテンツアドレス可能メモリ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、任意の適切なプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実現されてもよい。このように、プロセッサは、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などとして実現されてもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、デジタル信号プロセッサとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアと連携する1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装されてもよい。
【0076】
その上、本明細書に開示された実施形態に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、ファームウェア、それぞれプロセッサモジュール214および236によって実行されるソフトウェアモジュール、またはそれらの任意の実際的な組合せで直接具現化されてもよい。メモリモジュール216および234は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野において知られている任意の他の形態の記憶媒体として実現されてもよい。この点に関連して、メモリモジュール216および234は、プロセッサモジュール214および236が、それぞれ、メモリモジュール216および234から情報を読み取り、それらに情報を書き込むことができるように、それぞれ、プロセッサモジュール214および236に結合されてもよい。メモリモジュール216および234はまた、それらそれぞれのプロセッサモジュール214および236に統合されてもよい。いくつかの実施形態では、メモリモジュール216および234は、各々が、それぞれ、プロセッサモジュール214および236によって実行される命令の実行中に一時変数または他の中間情報を記憶するためのキャッシュメモリを含んでもよい。メモリモジュール216および234はまた、各々が、それぞれ、プロセッサモジュール214および236によって実行される命令を記憶するための不揮発性メモリを含んでもよい。
【0077】
ネットワーク通信モジュール218は、一般に、基地局トランシーバ210と、基地局202と通信するように構成された他のネットワーク構成要素および通信ノードとの間の双方向通信を可能にする、基地局202のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、処理ロジック、および/または他の構成要素を表す。例えば、ネットワーク通信モジュール218は、インターネットまたはWiMAXのトラフィックをサポートするように構成される場合がある。典型的な配置では、限定されないが、ネットワーク通信モジュール218は、基地局トランシーバ210が従来のイーサネットベースのコンピュータネットワークと通信することができるように、802.3イーサネットインターフェースを提供する。このように、ネットワーク通信モジュール218は、コンピュータネットワーク(例えば、移動通信交換局(MSC))に接続するための物理インターフェースを含む場合がある。指定された動作または機能に関して本明細書で使用される「ために構成された」、「ように構成された」という用語、およびそれらの活用形は、指定された動作または機能を実行するように物理的に構築、プログラム、フォーマット、および/または配置されたデバイス、構成要素、回路、構造、機械、信号などを指す。
【0078】
(本明細書では「開放型システム間相互接続モデル」と呼ばれる)開放型システム間相互接続(OSI)モデルは、他のシステムとの相互接続および通信に開放されたシステム(例えば、ワイヤレス通信デバイス、ワイヤレス通信ノード)によって使用されるネットワーク通信を定義する概念的かつ論理的なレイアウトである。モデルは、7つのサブコンポーネントまたは層に分割され、それらの各々は、その上および下の層に提供されるサービスの概念上の集合を表す。OSIモデルはまた、論理ネットワークを定義し、異なる層プロトコルを使用することによってコンピュータパケット転送を効果的に記述する。OSIモデルは、7層OSIモデルまたは7層モデルと呼ばれる場合もある。いくつかの実施形態では、第1の層は、物理層であり得る。いくつかの実施形態では、第2の層は、媒体アクセス制御(MAC)層であり得る。いくつかの実施形態では、第3の層は、無線リンク制御(RLC)層であり得る。いくつかの実施形態では、第4の層は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層であり得る。いくつかの実施形態では、第5の層は、無線リソース制御(RRC)層であり得る。いくつかの実施形態では、第6の層は、非アクセス層(NAS)層またはインターネットプロトコル(IP)層であり得、第7の層は、他の層である。
【0079】
当業者が本解決策を作製および使用することを可能にするために、添付の図を参照して本解決策の様々な例示的な実施形態が以下に記載される。当業者には明らかなように、本開示を理解した後、本明細書に記載された例に対する様々な変更または修正が、本解決策の範囲から逸脱することなく行うことができる。したがって、本解決策は、本明細書に記載および例示された例示的な実施形態および用途に限定されない。さらに、本明細書に開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、単なる例示的な手法である。設計の選好に基づいて、開示された方法またはプロセスのステップの特定の順序または階層は、本解決策の範囲内に留まりながら並べ替えることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示された方法および技法が、サンプルの順序で様々なステップまたは動作を提示し、本解決策が、特に明記しない限り、提示された特定の順序または階層に限定されないことを理解されよう。
2.DMRSポートを指示および/または決定するためのシステムおよび方法
【0080】
より多くの直交DMRSポートは、より多くの層のMIMO伝送を可能にすることができる。通信のスペクトル効率を高めることが重要である。より多くの直交DMRSポートをどのように増やすかは、以下の方法によって解決される問題である。特定のシステム(例えば、5G新無線(NR)、次世代(NG)システム、3GPP(登録商標)システム、および/または他のシステム)では、ワイヤレス通信デバイス(例えば、UE)およびワイヤレス通信ノード(例えば、基地局)は、DMRSパラメータに従って互いに通信することができる。一態様では、ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスに第1の情報を送信するか、伝送するか、または提供することができる。第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、またはDMRSポートの数を含む場合がある。第1の情報に従って、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルを決定することができる。一態様では、ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスにシグナリングを送信するか、伝送するか、または提供することができる。シグナリングは、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリング、無線アクセス制御(RRC)シグナリング、または媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)シグナリングであり得る。第1の情報内のフィールドの値に従って、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルおよびフィールドの値に従って第1のDMRSパラメータを決定することができる。ワイヤレス通信デバイスは、決定された第1のDMRSパラメータに従ってチャネルを受信するか、またはチャネルを伝送することができる。
【0081】
いくつかの実施形態では、第1のDMRSテーブルは、シグナリングのフィールドの値と第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、フィールドの値の各々は、第1のDMRSパラメータの値のそれぞれ1つと関連付けられる。第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのパラメータである第1のDMRSパラメータを含む。いくつかの実施形態では、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応する。DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む場合がある。1つのTD-OCCのベクトル間の関係は、1つのTD-OCCが反復ベクトルを含むことを含む場合がある。
【0082】
一態様では、本明細書に開示されたDMRSテーブルに基づいてDMRSポートを示すことは、より多数のDMRSポートをサポートすることができる。一態様では、DMRSテーブルは、異なる数のDMRS OFDMシンボルグループのTD-OCCを有する1つよりも多くのカテゴリのDMRSポートのDMRSパラメータを含む。各DMRS OFDMシンボルグループは、1つ以上の連続するDMRS OFDMシンボルを含む場合がある。異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルは不連続である。TD-OCCが1つよりも多くのDMRS OFDMシンボルグループに対応することを可能にすることにより、新しいDMRSポートは古いUEと同時スケジューリングすることができ、古いUEのチャネル伝送に干渉を引き起こさないので、DMRSポートのサポートされる数を増やすことができる。加えて、1つのDMRSテーブルは、スケジューリングの柔軟性を高めるために、1つよりも多くのカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。gNBは、異なるカテゴリのDMRSポートの間を動的に切り替え、古いUEおよび新しいUEをオンデマンドでスケジュールすることができる。DMRSポートのインデックスは、スケジューリングの柔軟性をサポートまたは可能にしながらシグナリングのオーバーヘッドを低減するために、異なるカテゴリのDMRSポートと共有することができる。いくつかのパラメータは、同時スケジュールされたUEのDMRSポートを取得するように考慮される場合がある。したがって、UEは、より多くのDMRSポートを可能にしながら、同時スケジュールされたUEからの干渉のより多くの推定値を取得することができる。より多数のDMRSポートを可能にすることにより、ワイヤレス通信ノードは、より多数のワイヤレス通信デバイスと通信することができ、より多くの層のMIMO伝送を可能にすることができ、それによって通信のスペクトル効率が向上する。
【0083】
図3は、本開示のいくつかの実施形態による、復調基準信号(DMRS)タイプIのための2つの符号分割多重(CDM)グループを示し、1つのTD-OCCは、各々が1つのDMRS OFDMシンボルを含む2つのDMRS OFDMグループに対応する。図4は、本開示のいくつかの実施形態による、DMRSタイプIIのための3つのCDMグループを示し、1つのTD-OCCは、各々が1つのDMRS OFDMシンボルを含む2つのDMRS OFDMグループに対応する。
-実施例1
【0084】
物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のDMRSの場合、1つのDMRSテーブルは、複数のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。複数のカテゴリのDMRSポートは、1つのTD-OCC内の異なる数のOFDM(シンボル)グループに対応する場合がある。各OFDMグループ(またはOFDMシンボルのグループ)は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む場合がある。例えば、1つのOFDMグループは、1つのOFDMシンボルまたは2つの連続するOFDMシンボルを含む。異なるOFDMグループは、不連続なOFDMシンボルを含む場合がある。例えば、2つのDMRS OFDMシンボルグループ間のギャップは、0より大きい場合がある。
【0085】
DMRSテーブルは、DCI内のDMRSビットフィールドの値と第1のDMRSパラメータとの間のマッピングを含む場合がある。
【0086】
例えば、1つのDMRSテーブルは、1つのTD-OCC内の1つのOFDMグループ(例えば、OFDMグループの数=1)に対応する第1のカテゴリのDMRSポートを含む。1つのOFDMグループが1つのOFDMシンボルを含む場合、第1のカテゴリのDMRSポートは、長さ1のTD-OCCに対応する場合がある。1つのOFDMグループが2つの連続するOFDMシンボルを含む場合、第1のカテゴリのDMRSポートは、長さ2のTD-OCCに対応する場合がある。1つのDMRSテーブルはまた、X個のOFDMグループに対応する第2のカテゴリのDMRSポートを含む場合があり、Xは1より大きい。例えば、第2のカテゴリのDMRSポートは、X=2である第3のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。1つのDMRS OFDMシンボルグループが1つのOFDMシンボルを含み、X=2である場合、1つの第3のカテゴリのDMRSポートは、長さ2のTD-OCCに対応する場合がある。1つのOFDMグループが2つのOFDMシンボルを含み、X=2である場合、1つの第3のカテゴリのDMRSポートは、長さ4のTD-OCCに対応する場合がある。例えば、TD-OCCの長さは、X個のOFDMグループ内のOFDMシンボルの数に等しい場合がある。いくつかの実装形態では、DMRS OFDMシンボルグループのすべてが同じ数のOFDMシンボルを含み、TD-OCCの長さは、1つのDMRSシンボルグループ内のOFDMシンボルの数にXを乗算したものに等しい場合がある。いくつかの実装形態では、異なるDMRSシンボルグループ内のOFDMシンボルの数は、異なる場合がある。
【0087】
図3に示されたように、各DMRS OFDMシンボルグループは、1つのOFDMシンボルを含む場合がある。第1のカテゴリのDMRSポートの場合、TD-OCCは長さ1を有する場合がある。OFDMシンボルn0およびOFDMシンボルn1は、各々/それぞれ、長さ1の1つのTD-OCCに対応する場合がある。一態様では、長さ1のTD-OCCは、TD-OCCの符号化なしにラベル付け、命名、または識別することができるので、この場合、第1のカテゴリのDMRSポート用のTD-OCCは存在しない。第3のカテゴリのDMRSポートおよびX=2の場合、TD-OCCは長さ2を有する場合がある。長さ2の1つのTD-OCCは、OFDMシンボルn0およびOFDMシンボルn1を含む2つのDMRS OFDMシンボルグループに対応する場合がある。
【0088】
UEが第3のカテゴリのDMRSポートを示された場合、データがないCDMグループの数は、DMRSタイプIの場合2であり、DMRSタイプIIの場合3であり得る。DMRSタイプIおよびDMRSタイプIIは、DMRSポートの周波数領域パターンを示すために使用される場合がある。一態様では、図3はDMRSタイプIに対応し、図4はDMRSタイプIIに対応する。
【0089】
そのTD-OCC長が1である第1のカテゴリのDMRSポートの場合、UEは、以下の式(1)に従ってDMRSポートのシーケンスを取得することができる。
【化5】
ここで、w(k’)、w(l’)、およびΔは、表1によって与えられる。kは、サブキャリアのインデックスである。k用の基準点は、共通リソースブロック0内のサブキャリア0である。lはDMRSのOFDMシンボルであり、
【化6】
は各々の連続するL個のOFDMシンボルの最初のシンボルである。例えば、
【化7】
は、各DMRS OFDMシンボルグループの最初のシンボルであり得る。
【化8】
は、表2および表3に示されたように、lの上位層構成、マッピングタイプ、およびPUSCH持続時間lに基づくことができる。表2は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1に等しいとき/場合に適用される。表3は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が2に等しいとき/場合に適用される。lは、DMRSの最初のDM-RSシンボルおよび第1のDMRS OFDMシンボルグループの最初のシンボルである。r(m)は、擬似ランダムシーケンス生成の関数によって生成されたビットシーケンス内のインデックスmを有するビットである。vは層の数およびDMRSポート数である。pは、DCIによって示されたDMRSポートを含み、DCI内に示された順序に基づく。μはサブキャリア間隔に関するパラメータであり、例えば、DMRSのサブキャリア間隔は2μ*15kHzである。
【0090】
l用の基準点および最初のDM-RSシンボルの位置lは、マッピングタイプに依存する場合がある。PUSCHマッピングタイプAの場合、lは、周波数ホッピングが無効にされている場合はスロットの開始に対して、周波数ホッピングが有効にされている場合は各ホップの開始に対して定義または決定される場合があり、lは上位層パラメータdmrs-TypeA-Positionによって与えられる。PUSCHマッピングタイプBの場合、lは、周波数ホッピングが無効にされている場合はスケジュールされたPUSCHリソースの開始に対して、周波数ホッピングが有効にされ、l=0である場合は各ホップの開始に対して定義される場合がある。
【0091】
一態様では、DM-RSシンボルの位置は、
【化9】
および持続時間lによって与えられる。例えば、lは、スロット内周波数ホッピングが使用されない場合は表2および表3による、PUSCHマッピングタイプAの場合のスロット内のスケジューリングされたPUSCHリソースのスロットの最初のOFDMシンボルと最後のOFDMシンボルとの間の持続時間である。例えば、lは、スロット内周波数ホッピングが使用されない場合は表2および表3による、PUSCHマッピングタイプBの場合のスケジューリングされたPUSCHリソースの持続時間である。例えば、lは、スロット内周波数ホッピングが使用される場合は表4による、ホップあたりの持続時間である。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0092】
時間領域のOFDM位置
【化10】
は、表2、表3、または表4のうちの1つに基づく場合がある。表2は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が1に等しく、スロット内周波数ホッピングが無効にされている場合に適切であり得る。表3は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が2に等しく、スロット内周波数ホッピングが無効にされている場合に適切であり得る。表4は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が1に等しく、スロット内周波数ホッピングが有効にされている場合に適切であり得る。
【0093】
第3のカテゴリのDMRSポートの場合、UEは、以下の式(2)に従ってDMRSポートのシーケンスを想定することができる。
【化11】
ここで、w(k’)、w(l’)、およびΔは、表5によって与えられる。lは表2に基づく。
【化12】
は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のX*OFDMシンボルの数に等しい長さZの1つのTD-OCCの第1の
【化13】
および第2の
【化14】
に対応する。例えば、
【化15】
が表2に従って{l,7}であると決定された場合、
【化16】
図3および図4のn0などの
【化17】
に対応する。
【化18】
は、図3および図4のn1などの7に対応する。
【化19】
は、1つのTD-OCCの第1のDMRS OFDMシンボルグループのl’に対応する。
【化20】
は、1つのTD-OCCの第2のDMRS OFDMシンボルグループの第1のシンボルに対応する。
【化21】
は、1つのTD-OCCの第1のDMRS OFDMシンボルグループに対応する。
【化22】
は、1つのTD-OCCの第2のDMRS OFDMシンボルグループに対応する。
【化23】
が、表2に従って{l、5、8、11}であると決定された場合。4つのDMRS OFDMグループは、長さ2の2つのTD-OCCに対応する。OFDMシンボル{l、5}は1つのTD-OCCに対応し、OFDMシンボル{8、11}は別のTD-OCCに対応する。OFDMシンボル{l、5}のTD-OCCの場合、
【化24】
は、それぞれ、lおよび5を指す。OFDMシンボル{8、11}のTD-OCCの場合、
【化25】
は、それぞれ、8および11を指す。式(2)において、
【化26】
は、1つのTD-OCCの第
【化27】
のDMRS OFDMシンボルグループのl’=0,1である。
【化28】
は、1つのTD-OCCの第
【化29】
のDMRS OFDMシンボルグループのl’=0,1である。
【表5】
【0094】
第1のカテゴリのDMRSポートおよび第3のカテゴリのDMRSポートは、1つの表6に結合することができる。それらは両方とも、表6および式(1)または式(2)に従う。
【0095】
第1のカテゴリのDMRSポート0~7は、
【化30】
にわたって同じw(l’)に対応し、第3のカテゴリのDMRSポート8~15は、
【化31】
にわたって異なるw(l’)に対応する。
【表6】
【0096】
一態様では、表6において、w(l’)は、DMRSポート0~7用の1つのTD-OCCの第1のDMRS OFDMシンボルグループおよび第2のDMRS OFDMシンボルグループにわたって同じである。DMRSポート0~7のTD-OCCの長さは、2または4であり得る。DMRSポート0~7に使用するTD-OCCの長さは、最大gNBであり得、gNBがDMRSポート0~7に基づいてチャネル推定を取得するときに、1つのUEまたは複数の同時スケジュールされたUEに割り当てられた層の総数に依存する場合がある。gNBが、同じPRB(物理リソースブロック)上の1つのUEまたは複数のUEに対して、同じCDMグループ内の0~7からのDMRSポートのうちの少なくとも1つ、および8~15からのDMRSポートのうちの少なくとも1つを割り当てた場合、gNBは、TD-OCC長4を使用して、0~7からのDMRSポートのうちの少なくとも1つに基づいてチャネルを取得することができる。gNBが、同じPRB(物理リソースブロック)上の1つのUEまたは複数のUEに対して、同じCDMグループ内の8~15からのDMRSポートではなく、0~7からのDMRSポートのうちの少なくとも1つのみを割り当てた場合、gNBは、TD-OCC長2を使用して、0~7からのDMRSポートのうちの少なくとも1つに基づいてチャネルを取得することができる。
【0097】
いくつかの実施形態では、各CDMグループは、2つのFDM-OCCw(k’)によって多重化された2つの直交DMRSポートを含む場合がある。2つのCDMグループが存在することができる。1つのw(l’)は、4つの直交DMRSポートを有する場合がある。第3のカテゴリのDMRSポートのための16個の直交DMRSポートは、4つのw(l’)直交TD-OCCに提供することができるが、DMRSポート8~15は、第3のカテゴリのDMRSポートであるように決定するか、利用するか、または割り当てることができる。0~7のDMRS番号は、第1のカテゴリのDMRSポートと第3のカテゴリのDMRSポートとの間で共有することができる。DMRSポート0-7用のTD-OCC長は、4と見なされ得るか、または2と見なされ得る。DMRSポート0~7に基づいてチャネルを取得するためにgNBによってどのTD-OCC長が使用されるかは、gNBによって決定される場合がある。例えば、UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、UE1の7未満の同時スケジュールされたUEが存在する場合、gNBは、長さ2のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、UE1の7以上の同時スケジュールされたUEが存在する場合、gNBは、長さ4のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。例えば、UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、同じCDMグループ内の4未満の同時スケジュールされたUEが存在する場合、gNBは、長さ2のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、同じCDMグループ内に4つより多く存在する場合、gNBは、長さ4のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。
【0098】
DMRSタイプIIの場合、UEは、以下の式(3)に従ってDMRSポートのシーケンスを取得することができる。
【化32】
ここで、w(k’)、w(l’)、およびΔは、表7によって与えられる。lは表2、表3、または表4に基づく。第1のカテゴリのDMRSポートはDMRSポート0~11を含む場合があり、第3のカテゴリのDMRSポートはDMRSポート12~23を含む場合がある。第1のカテゴリのDMRSポート0~7は、
【化33】
にわたって同じw(l’)に対応する場合がある。第3のカテゴリのDMRSポート8~15は、
【化34】
にわたって異なるw(l’)に対応する場合がある。各CDMグループは、2つのFDM-OCCw(k’)によって多重化された2つの直交DMRSポートを含む場合がある。3つのCDMグループの場合、1つのw(l’)は、6つの直交DMRSポートを有する場合がある。第3のカテゴリのDMRSポートのための24個の直交DMRSポートは、4つの直交TD-OCCw(l’)に提供することができるが、DMRSポート12~23は、第3のカテゴリのDMRSポートであるように決定するか、利用するか、または割り当てることができる。0~11のDMRS番号は、第1のカテゴリのDMRSポートと第3のカテゴリのDMRSポートとの間で共有することができる。DMRSポート0-11用のTD-OCC長は、4と見なされ得るか、または2と見なされ得る。DMRSポート0~11に基づいてチャネルを取得するためにgNBによってどのTD-OCC長が使用されるかは、gNBによって決定される場合があり、UEに割り当てられた層の総数に依存する場合がある。例えば、UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、UE1の12未満の同時スケジュールされたUEが存在する場合、gNBは、長さ2のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、UE1の12以上の同時スケジュールされたUEが存在する場合、gNBは、長さ4のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。例えば、UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、同じCDMグループ内の4未満の同時スケジュールされたUEが存在する場合、gNBは、長さ2のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。UE1がDMRSポート{0、1}を割り当てられ、同じCDMグループ内に4つより多く存在する場合、gNBは、長さ4のTD-OCCに従って、DMRSポート{0、1}のUE1からチャネルを取得するか、またはチャネルに割り当てられる場合がある。
【表7】
【0099】
一態様では、l’は表8から取得することができる。1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が1に等しいとき、l’の値は0を含む場合がある。1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が2に等しいとき、l’の値は0または1であり得る。表8はまた、DMRS番号とパラメータとの間のマッピングを提供する。
【0100】
表5~表7内のl’=1の場合のw(l’)は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が1の値に等しい場合、無視される場合がある。1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの最大数は、パラメータmax-lengthによって構成される場合がある。max-lengthが2であるように構成された場合、1つのDMRS OFDMシンボル内の連続するOFDMシンボルの実際の数は、DCIによって示された{1、2}からの1つの値であり得る。表8に示されたように、タイプIおよび1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の単一シンボルDMRSの場合、w(l’)はl’=0に対応する1つの要素を有するので、{0、1、2、3、8、9、10、11}のDMRSポートがサポートされる。
【表8】
【0101】
PUSCH伝送の場合、UEがDMRSタイプIを有するRRCシグナリング/MAC-CEシグナリングによって構成され、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1であり、UEがDCI内のY(個)の層を示され、Yが{1、2、3、4}のセットに属するか、または{1、2、3、4、5、6、7、8}のセットに属する値である場合、UEは、DCIによってDMRSポート{0~3、8、9、10、11}からのY個のDMRSポートを示される場合がある。
【0102】
PUSCH伝送の場合、UEがDMRSタイプIIを有するRRCシグナリング/MAC-CEシグナリングによって構成され、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1であり、UEがDCI内のY個の層を示され、Yが{1、2、3、4}のセットに属する値であるか、または{1、2、3、4、5、6、7、8}のセットに属する値である場合、UEは、DCIによってDMRSポート{0~5、12~17}からのY個のDMRSポートを示される場合がある。
【0103】
具体的には、PUSCH伝送の場合、UEがRRCシグナリング/MAC-CEシグナリングによって構成され、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1であり、DMRSタイプIまたはタイプIIの場合、DCIのDMRSビットフィールドの値と第1のDMRSパラメータとの間のマッピングを含むDMRSテーブルが存在する場合がある。第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの数と、タイプI用のDMRSポート{0~3、8、9、10、11}からの、またはタイプII用の{0~5、12~17}からのY個のDMRSポートとを含む場合がある。UEは、データがないCDMグループの数に従って、DMRSとPUSCHとの間の電力オフセットを取得することができる。UEはまた、データがないCDMグループの数に従って、PUSCHがマッピングされない場合があるREを取得することができる。UEは、DMRSマッピングおよびDCI内に示されたDMRSビットフィールドの値に従って、Y個のDMRSポートおよびデータがないCDMグループの数を決定することができる。各Yは、1つのDMRSマッピングテーブルに対応する場合がある。Yは、TPMIビットフィールドまたはSRI(SRSリソース指示)フィールドなどの、DCI内の他のフィールドによって決定される場合がある。DCI内でYが1であるように示されている場合、DMRSテーブルは、表9または表10に示されたようであり得る。表9において、UEが第3のカテゴリのDMRSポートを示されたとき、データがないCDMグループの数は2であり得る。しかし、表10において、UEがCDMグループ1内の第3のカテゴリのDMRSポートを示されたとき、データがないCDMグループの数は2であり得る。UEがCDMグループ0内の第3のカテゴリのDMRSポートを示されたとき、データがないCDMグループの数は、1または2からの/のうちの1つであり得、ここで、1および2は、表の異なる値に対応する場合がある。{1、2}からの実際の数は、表10内の値6~9に示されたようにDCIによって示される場合がある。Yが1より大きい場合、Y個のDMRSポートは、1つのDMRSマッピングテーブルの1つの値に対して1つのカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。あるいは、Yが1より大きい場合、Y個のDMRSポートは、1つのDMRSマッピングテーブルの1つの値に対して2つのカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。1つの値の2つのカテゴリのDMRSポートは、1つのCDMグループ内にあり得るか、または異なるCDMグループ内にあり得る。
【表9】
【表10】
【0104】
PUSCH伝送の場合、UEがDMRSタイプIを有するRRCシグナリング/MAC-CEシグナリングによって構成され、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のシンボルの最大数が2であり、UEがDCI内のY個の層を示され、Yが{1、2、3、4}に属するか、または{1、2、3、4、5、6、7、8}に属する場合、UEは、DCIによってDMRSポート{0~15}からのY個のDMRSポートを示される場合がある。
【0105】
PUSCH伝送の場合、UEがDMRSタイプIIを有するRRCシグナリング/MAC-CEシグナリングによって構成され、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のシンボルの最大数が2であり、UEがDCI内のY個の層を示され、Yが{1、2、3、4}に属するか、または{1、2、3、4、5、6、7、8}に属する場合、UEは、DCIによってDMRSポート{0~23}からのY個のDMRSポートを示される場合がある。
【0106】
具体的には、PUSCH伝送の場合、UEがRRCシグナリング/MAC-CEシグナリングによって構成され、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のシンボルの最大数が2であり、DMRSタイプIまたはタイプIIの場合、DMRSテーブルは、DCIのDMRSビットフィールドの値と第1のDMRSパラメータとの間のマッピングを含む場合がある。第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの数と、タイプI用のDMRSポート{0~15}からの、またはタイプII用のDMRSポート{0~23}からのY個のDMRSポートと、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数とを含む場合がある。各Yは、1つのDMRSマッピングテーブルに対応する場合がある。第1の実装形態では、Y個のDMRSポートが第3のカテゴリのDMRSポートを含む場合、データがないCDMグループの数は2であり得、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数は2であり得る。第2の実装形態では、Y個のDMRSポートが、{8、9、12、13}からの1つ以上のDMRSポートを含むなど、CDMグループ0内の第3のカテゴリのDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まない場合、データがないCDMグループの数は、{1、2}からの1つであり得、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数は、2であり得る。データがないCDMグループの異なる数は、Y個のDMRSポート用のDMRSテーブルの異なる値に対応することができる。第3の実装形態では、Y個のDMRSポートがCDMグループ0内の第3のカテゴリのDMRSポートを含み、l’=0およびl’=1にわたって同じw(l’)に対応し、CDMグループ1内のDMRSポートを含まない場合、データがないCDMグループの数は、{1、2}からの1つであり得、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数は、{1、2}からの1つであり得る。DMRSビットフィールドの1つの値は、データがないCDMグループの1つの数および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの1つの数に対応する。次いで、CDMグループ0内に第2のDMRSポートを含み、l’=0およびl’=1にわたって同じw(l’)に対応し、CDMグループ1内にDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの1つの同じ組合せの場合、{1、2}からのデータがないCDMグループの数および{1、2}からの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数の1つの組合せにそれらの各々が対応する4つの値がDMRSテーブル内に存在する。例えば、タイプIの場合、Y個のDMRSポートが{8、9}などの{8、9}からの1つまたは2つのDMRSポートを含む場合、表11に示されたように、DMRSテーブル内に以下の4つのエントリが存在する。CDMグループ0内に第2のDMRSポートを含み、l’=0およびl’=1にわたって異なるw(l’)に対応し、CDMグループ1内にDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの1つの同じ組合せの場合、{1、2}からのデータがないCDMグループの数および2であり得る1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数の1つの組合せにそれらの各々が対応する2つの値がDMRSテーブル内に存在する。
【表11】
【0107】
表9~11に示されたデータがないCDMグループの数1、2、および3は、それぞれ、表1、5~7に示されたCDMグループ{0}、{0、1}、および{0、1、2}を指す場合がある。
【0108】
いくつかの実装形態では、第2のカテゴリのDMRSポートは、X=3である第4のカテゴリのDMRSポートを含む。1つのDMRSテーブルは、そのTD-OCCが1つのDMRS OFDMシンボルグループを含む第1のカテゴリのDMRSポートと、そのTD-OCCが3つのDMRS OFDMシンボルグループを含む第4のカテゴリのDMRSポートとを含む。例えば、Xは3である。UEは、DMRSタイプI用の第4のカテゴリのDMRSポートに対して、式(1)または(4)に従ってDMRSポートのシーケンスを想定することができる。
【化35】
ここで、w(k’)、w(l’)、およびΔは、表12または表13によって与えられる。
【表12】
【表13】
【0109】
具体的には、UEは、DMRSタイプII用の第4のカテゴリのDMRSポートに対して、式(3)または(5)に従ってDMRSポートのシーケンスを想定することができる。
【化36】
ここで、w(k’)、w(l’)、およびΔは、表14または表15によって与えられる。
【表14】
【表15】
【0110】
表12~表15に示されたように、第4のカテゴリのDMRSポートの場合、1つのw(l’)を決定することができ、別のw(l’)は[1,1,1]である。それは第1のカテゴリのDMRSポートと同じシーケンスを共有するので、第1のカテゴリのDMRSポートのDMRSポート番号、および第4のカテゴリのDMRSポートの一部は、それらのシーケンスが同じであるため、同じDMRSポート番号を共有する。例えば、タイプIのDMRSポート0~7およびタイプIIのDMRSポート0~11は、同じDMRSポート番号を共有することができる。タイプIのDMRSポート0~7およびタイプIIのDMRSポート0~11の実際のカテゴリは、gNB実装に依存し、MU UEに割り当てられた層の総数に依存する。
【0111】
DCI内のビットフィールドの値と第1のDMRSパラメータとの間のマッピングを含むDMRSテーブルは、DMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のパラメータ、DMRSポートの数、および1つのPUSCHのDMRS OFDMシンボルグループの総数によって選択される。第2のパラメータは、新しいテーブル選択パラメータ、または1つのTD-OCC内のDMRS OFDMシンボルグループの最大値として命名することができる。第2のパラメータは、1ビットパラメータである。第2のパラメータが構成される(または値1で構成される)場合、DMRSテーブルは、タイプIのDMRSポート{8~15}のうちの少なくとも1つを含む場合があり、DMRSテーブルは、タイプIIのDMRSポート{12~23}のうちの少なくとも1つを含む場合がある。第2のパラメータが構成される(または値1で構成される)場合、有効なDMRSポートは表8に示されたようであり得、そうでない場合、有効なDMRSポートは表16に示されたようであり得る。
【0112】
DMRS OFDMシンボルグループの総数は、表2、表3、または表4に示された
【化37】
の数によって決定される場合がある。例えば、DMRSタイプIの場合、DMRS OFDMシンボルグループの総数が{1、2、4}に属する場合、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第3のカテゴリのDMRSポートを含むDMRSテーブルが、DMRSポートの数ごとに選択される。DMRS OFDMシンボルグループの総数が{3}に属する場合、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第4のカテゴリのDMRSポートを含む別のDMRSテーブルが、DMRSポートの1つの数に対して選択される。別の実装形態では、例えば、DMRSタイプIおよびDMRSポートの1つの数の場合、DMRS OFDMシンボルグループ{1}、{2、4}、および{3}の総数は、それぞれ、第1、第2、および第3のDMRSテーブルに関連付けられる場合がある。第1のDMRSテーブルは、第1のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。第2のDMRSは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第3のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。第3のDMRSは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第4のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が1である場合、DMRS OFDMシンボルグループの総数は、3に等しい場合がある。
【表16】
例えば、DMRSテーブルは表17に示されたように選択される。
【表17】
【0113】
いくつかの実装形態では、DCI内のビットフィールドの値と第1のDMRSパラメータとの間のマッピングを含むDMRSテーブルは、DMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のパラメータ、およびDMRSポートの数によって選択される。次いで、1つのDMRSテーブルは、第1のカテゴリのDMRSポート、第3のカテゴリのDMRSポート、および第4のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。次いで、DMRSポート番号8~15は、表12および表13内で16~23と置き換えられる場合があり、DMRSポート番号12~17は、表14および表15内で24~29と置き換えられる場合がある。DMRSポート番号と第2のDMRSパラメータとの間の例示的なマッピングが表14に示されている。DMRSパラメータは、DMRSタイプと、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数とを含む場合がある。
【0114】
例えば、DMRSテーブルは表18に示されたように選択される。タイプI用のDMRSポート番号8~15(またはタイプII用のDMRSポート番号12~23)は、タイプI用の表5、6、12、および13、または表7、14、および15に示されたように、第3のカテゴリのDMRSポートと第4のカテゴリのDMRSポートとの間で共有される場合がある。タイプI用のDMRSポート8~15(またはタイプII用のDMRSポート12~23)のカテゴリは、PUSCHの持続時間lおよび追加のDMRS位置の数に従って決定されるDMRS OFDMグループの総数に依存する場合がある。例えば、DMRSタイプIの場合、UEがDMRSポート8および9を示され、DMRS OFDMシンボルグループの総数が3である場合、DMRSポート8および9は、表4に示されたように第4のカテゴリのDMRSポートであり得る。UEがDMRSポート8および9を示され、DMRS OFDMシンボルグループの総数が2/4である場合、DMRSポート8および9は、表5または表6に示されたように第3のカテゴリのDMRSポートであり得る。
【表18】
【0115】
上記の実装形態では、DMRSポートは、第1のカテゴリのDMRSポートと第4のカテゴリのDMRSポートとの間で共有され、DMRSポートのカテゴリは、PUSCHの1つの伝送機会の総DMRS OFDMシンボルに依存する場合がある。別の実装形態では、1つのDMRSテーブルが第1のカテゴリのDMRSポート、第3のカテゴリのDMRSポート、および第4のカテゴリのDMRSポートを含み、第3のカテゴリと第4のカテゴリとの間のDMRSポート番号が共有されず異なる場合、DMRSポート番号8~15は、表12および表13内で16~23と置き換えられる場合があり、DMRSポート番号12~17は、表14および表15内で24~29と置き換えられる場合がある。DMRSポート番号と第2のDMRSパラメータとの間のマッピングが表14に示されている。DMRSパラメータは、DMRSタイプと、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数とを含む。
【表19】
【0116】
次いで、DMRSタイプIおよび1つのDMRS OFDMシンボル内のOFDMシンボルの最大数1およびY個のDMRSポートの場合、DMRSテーブルは、{0~3、8~11、16~19}からのY個のDMRSポートがDCIによって示されたことを示す場合がある。DMRSテーブルは、DCI内のDMRSビットフィールドの値と第2のDMRSパラメータとの間のマッピングを含む場合がある。第2のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの数と、{0~3、8~11、16~19}からのY個のDMRSポートとを含む場合がある。
【0117】
いくつかの実装形態では、X個のDMRS OFDMシンボルグループは1つのスロット内にあり、Xは{2、3}のうちの1つであり得る。別の実装形態では、X個のDMRS OFDMシンボルグループは、1つよりも多くのスロット内にある。1つよりも多くのスロットは連続するスロットであり得る。1つよりも多くのスロットは連続する利用可能なスロットであり得る。利用可能なスロットは、何らかの条件を満たすことができる。例えば、条件は、ダウンリンクOFDMシンボルであるスケジュールされたPUSCHのOFDMシンボルが存在しないことを含む。条件は、アップリンクOFDMシンボルであるスケジュールされたPDSCHのOFDMシンボルが存在しないことを含む。
【0118】
表2~表3の1つに示されたように、場合によっては、DMRS OFDMシンボルグループの総数は1である。例えば、PUSCHマッピングタイプAの場合に持続時間lが{4、5、6、7}に属するときに、
【化38】
はlを含む。gNBは、この場合、第3のカテゴリのDMRSポートをUEに割り当てない場合がある。
【0119】
第4のカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が1であり、DMRS OFDMシンボルグループの総数である場合に適用することができる。
【0120】
いくつかの実装形態では、UEは、シグナリング内でgNBからDMRSテーブルの1つの値を受信する。UEは、1つの値およびDMRSテーブルに従って第1のパラメータを取得することができる。シグナリングは、PUSCHをトリガするDCI、PUSCHを構成するRRCシグナリング、またはPUSCHをアクティブ化するMAC-CEのうちの1つを含む場合がある。
【0121】
いくつかの実装形態では、1つのDMRSテーブルは、複数のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。異なるカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数の連続するDMRS OFDMシンボルに対応することができる。複数のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、同じ数のDMRS OFDMシンボルグループに対応することができる。例えば、複数のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのDMRS OFDMシンボルグループに対応することができる。1つの連続するDMRS OFDMシンボルに対応するTD-OCCを有する第1のカテゴリのDMRSポート、2つの連続するDMRS OFDMシンボルに対応するTD-OCCを有する第2のカテゴリのDMRSポート、および4つの連続するDMRS OFDMシンボルに対応するTD-OCCを有する第3のカテゴリのDMRSポートが存在する場合がある。
-実施例2
【0122】
PDSCHのDMRSの場合、1つのDMRSテーブルは、複数のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。複数のカテゴリのDMRSポートは、1つのTD-OCC内の異なる数のDMRS OFDMグループに対応する。各OFDMグループは、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む場合がある。例えば、1つのOFDMグループは、1つまたは2つの連続するOFDMを含む。異なるOFDMグループは、不連続なOFDMシンボルを含む場合がある。一態様では、2つのDMRS OFDMシンボルグループ間のギャップは0より大きい。
【0123】
DMRSテーブルは、DCI内のDMRSビットフィールドの値と第1のDMRSパラメータとの間のマッピングを含む。
【0124】
いくつかの実装形態では、1つのDMRSテーブルは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第3のカテゴリのDMRSポートを含む。
【0125】
第1のカテゴリのDMRSポートおよびタイプIの場合、UEは、以下の式(1)に従ってDMRSポートのシーケンスを取得することができ、
【化39】
を除く表1は表20または表21に基づく。
【0126】
PDSCHのDMRSの場合、l用の基準点および式1~5の中の最初のDM-RSシンボルの位置lは、マッピングタイプに依存する場合がある。PDSCHマッピングタイプAの場合、lはスロットの開始に対して定義または決定され、上位層パラメータdmrs-TypeA-Positionが「pos3」およびl=2に等しい場合、l=3である。PDSCHマッピングタイプBの場合、lは、スケジュールされたPDSCHリソースの開始に対して定義され、l=0である。
【0127】
DM-RSシンボルの位置は、
【化40】
および持続時間lによって与えられる場合がある。例えば、PDSCHマッピングタイプAの場合、lは、スロットの最初のOFDMシンボルとスロット内のスケジュールされたPDSCHリソースの最後のOFDMシンボルとの間の持続時間であり得る。PDSCHマッピングタイプBの場合、lは、スケジュールされたPDSCHリソースの持続時間であり得る。表20は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が1である場合に適用可能であり得、表21は、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数が2である場合に適用可能であり得る。いくつかの実施形態では、lは、上位層構成に依存する11または12である。
【表20】
【表21】
【0128】
第3のカテゴリおよびタイプIのDMRSポートの場合、UEは、以下の式(1)または(2)に従ってDMRSポートのシーケンスを取得することができ、
【化41】
を除く表5は表20または表21に基づく場合がある。
【0129】
あるいは、DMRSタイプIの場合、式(1)に従う第1のカテゴリのDMRSポートおよび第3のカテゴリのDMRSポートは、一緒に結合することができ、
【化42】
を除く表6はタイプI用の表20または表21に基づく場合がある。
【0130】
第3のカテゴリおよびDMRSタイプIIのDMRSポートの場合、UEは、以下の式(3)に従ってDMRSポートのシーケンスを取得することができ、
【化43】
を除く表7は表20または表21に基づく場合がある。
【0131】
いくつかの実装形態では、1つのDMRSテーブルは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第4のカテゴリのDMRSポートを含む。
【0132】
第4のカテゴリおよびDMRSタイプIのDMRSポートの場合、UEは、以下の式(4)に従ってDMRSポートのシーケンスを取得することができ、
【化44】
を除く表12または表13は表20または表21に基づく場合がある。
【0133】
第4のカテゴリおよびDMRSタイプIIのDMRSポートの場合、UEは、以下の式(5)に従ってDMRSポートのシーケンスを取得することができ、
【化45】
を除く表14または表15は表20または表21に基づく場合がある。
【0134】
いくつかの実装形態では、1つのDMRSテーブルは、第1のカテゴリのDMRSポート、第3のカテゴリのDMRSポート、および第4のカテゴリのDMRSポートを含む。第3のカテゴリおよび第4のカテゴリは、同じDMRSポートを共有することができる。DMRSポートのカテゴリは、PDSCHの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数に依存する場合がある。
【0135】
DMRSテーブルは、DMRSタイプ、1つのDMRS OFDMグループ内のOFDMシンボルの最大数、および第2のパラメータによって選択される場合がある。第2のパラメータは、1ビットパラメータであり得る。第2のパラメータが構成される(または値1で構成される)場合、DMRSテーブルは第1のカテゴリを含み、タイプI用のDMRSポート{8~15}のうちの少なくとも1つを含むDMRSテーブル、およびタイプII用のDMRSポート{12~23}のうちの少なくとも1つを含むDMRSテーブルが有効にされるなど、第3のカテゴリのDMRSポートが有効にされる。第2のパラメータが構成されない(または値0で構成される)場合、DMRSテーブルは、有効にされた第1のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。第2のパラメータが構成される(または値1で構成される)場合、第3のDMRSパラメータとDMRSポートとの間のマッピングは、表8に示されたようであり得、そうでない場合、第3のDMRSパラメータとDMRSポートとの間のマッピングは、表16に示されたようであり得る。一態様では、第2のパラメータは、新しいDMRSポートを有効または無効にするために使用される。第2のパラメータが構成される(または値1で構成される)場合、第3のカテゴリのDMRSポートまたは第4のカテゴリのDMRSポートなどの第2のカテゴリのDMRSポートは有効にされる場合があり、そうでない場合、第1のカテゴリのDMRSポートのみが有効にされる場合がある。
【0136】
PUSCHのDMRSテーブルと異なり、PDSCHのDMRSテーブルは、DMRSポートの数によって選択されない場合がある。PDSCHの1つのDMRSテーブルは、異なる数のDMRSポートを含む異なるエントリを含む場合がある。
【0137】
例えば、PDSCHのDMRSテーブルは、表22に示されたように選択される場合がある。表m1~表m4は、第1のカテゴリのDMRSポートに対応する場合がある。表m1および表m2の場合、第1のパラメータは、データがないCDMグループの数、およびDMRSポート番号を含む。1つのDMRSテーブルは、異なる数のDMRSポート番号を含む異なるエントリを含む。UEはまた、表およびDCIに示された値からDMRSポートの数を取得する。表m1では、表1に示されたDMRSポート0~3からY個のDMRSポートが選択され、Yは1、2、3、および4を含む。表m1が選択されたとき、ただ1つのコードワードを有効にすることができる。表m2では、表7に示されたDMRSポート0~5からY個のDMRSポートが選択され、Yは1、2、3、4、5、および6を含む。
【0138】
表m3および表m4の場合、第1のパラメータは、データがないCDMグループの数、DMRSポート番号、および1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のシンボルの数を含む。表m3では、表1に示されたDMRSポート0~7からY個のDMRSポートが選択され、Yは1、2、3、4、5、6、7、および8を含む。表m1が選択されたとき、1つのコードワードを有効にすることができる。表m4では、表7に示されたDMRSポート0~11からY個のDMRSポートが選択され、Yは1、2、3、4、5、6、7、および8を含む。
【表22】
【0139】
表m5および表m7の場合、第1のパラメータは、データがないCDMグループの数、DMRSポート番号、およびDMRSポートの数を含む場合がある。第1のパラメータは第3のDMRSパラメータをさらに含むことができ、第3のDMRSパラメータは、第1のDMRSセット内のDMRSポートのTD-OCCの長さ、同時スケジュールされたUEのDMRSポートのうちの少なくとも1つを含む場合がある。表6または表7に示されたように、DMRSポート番号/インデックスは、第1のカテゴリ、第3のカテゴリ、および第4のカテゴリの間で共有される場合がある。例えば、タイプIのDMRSポート0~7(またはタイプIIのDMRSポート0~11)は、第1のカテゴリのDMRSポートと第2または第4のカテゴリのDMRSポートとの間で同じDMRSポート番号を共有する。タイプIのDMRSポート0~7のTD-OCCの長さ(タイプIIのDMRSポート0~11のTD-OCCの長さ)は、DMRSテーブル内でさらに示すことができる。第1のDMRSセットは、タイプIのDMRSポート0~7またはタイプIIのDMRSポート0~11を含むことができる。表m5の一例が表23に示されている。表23に示されたように、第3のDMRSパラメータは、1つのTD-OCCのDMRS OFDMシンボルグループの数が1より大きいかどうかとして命名することができる。第3のDMRSパラメータが1であると決定された場合、1つのTD-OCCの1つよりも多くのDMRS OFDMシンボルグループが存在することができる。DMRSテーブルが第1のカテゴリのDMRSポートおよび第3のカテゴリのDMRSポートのみを含み、第4のカテゴリのDMRSポートを含まず、第3のDMRSパラメータが1であると決定された場合、1つのTD-OCCのDMRS OFDMシンボルグループの数は2であり得、TD-OCCの長さは、2に1つのDMRS OFDMシンボル内のシンボルの数を乗算したものに等しい。DMRSテーブルが第1のカテゴリのDMRSポート、第3のカテゴリのDMRSポート、および第4のカテゴリのDMRSポートを含み、第3のDMRSパラメータが1であると決定された場合、1つのTD-OCCのDMRS OFDMシンボルグループの数は、1つの伝送機会のDMRSシンボルグループの総数によってさらに決定された2または3であり得、TD-OCCの長さは、2または3に1つのDMRS OFDMシンボル内のシンボルの数を乗算したものに等しい。あるいは、PUSCHの場合、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSは同じDMRSインデックスを共有することができるが、PDSCHの場合、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリDMRSは、同じDMRSインデックスを共有せず、異なるDMRSインデックスを有する場合がある。TD-OCCの長さは、DMRSポートのインデックスに基づいて取得することができる。
【0140】
表m5では、表6に示されたDMRSポート{0~3、8~11}からY個のDMRSポートが選択される場合があり、Yは1、2、3、4、5、6、7、および8を含む場合がある。表m5が選択されたとき、最大2つのコードワードを有効にすることができる。表m6では、表7に示されたDMRSポート{0~5、12~17}からY個のDMRSポートが選択され、Yは1、2、3、4、5、6、7、および8を含む場合がある。
【0141】
表m7では、表6に示されたDMRSポート0~15からY個のDMRSポートが選択される場合があり、Yは1、2、3、4、5、6、7、および8を含む場合がある。表m5が選択されたとき、最大2つのコードワードを有効にすることができる。表m8では、表7に示されたDMRSポート0~23からY個のDMRSポートが選択される場合があり、Yは1、2、3、4、5、6、7、および8を含む場合がある。
【0142】
UEはまた、DMRSポートのセットが第3のDMRSパラメータに従って潜在的な同時スケジュールされたUEを含むと決定することができる。例えば、表23に示された1つのコードワードの値0の場合、UEは、潜在的な同時スケジュールされたUEがDMRSポート1を割り当てられる場合があることを想定することができるが、表23に示された1つのコードワードの値12の場合、UEは、潜在的な同時スケジュールされたUEがDMRSポート1、8、9を割り当てられる場合があることを想定することができる。潜在的な同時スケジュールされたUEを含むDMRSポートのセットは、第3のパラメータによって決定される場合がある。第3のパラメータが0である場合、セットは第1のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。第3のパラメータが1である場合、セットは第3のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。
【表23-1】
【表23-2】
【0143】
第1のDMRSパラメータは、データがない各CDMグループ内のDMRSポートのTD-OCCの長さ、データがない各CDMグループ内の1つのTD-OCCに含まれるDMRS OFDMシンボルグループの数、データがない異なるCDMグループ内のDMRSポートのTD-OCCの長さの間の関係、またはデータがない異なるCDMグループ内の1つのTD-OCCに含まれるDMRS OFDMシンボルグループの数の間の関係のうちの少なくとも1つを含む第4のDMRSパラメータを含むことができる。UEは、第4のパラメータに基づいて、潜在的な同時スケジュールされたUEのDMRSポートを取得することができる。例えば、表23の1つのコードワードの値15~23の場合、CDMグループ1内の潜在的な同時スケジュールされたUEを含むDMRSポートのセットは、DMRSポート{2、3}などのCDMグループ1内の第1のカテゴリのDMRSポートを含む場合があるか、またはDMRSポート{2、3、10、11}などのCDMグループ1内の第3のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。それは、第4のDMRSパラメータによってさらに示される場合がある。DMRSポートのTD-OCCの長さは、1つのTD-OCCに含まれるDMRS OFDMシンボルグループの数に1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数を乗算したものに等しい。
【0144】
いくつかの実装形態では、第1のパラメータは第4のDMRSパラメータを含まず、UEは、同じ長さのTD-OCCが異なるCDMグループに使用されると決定することができる。例えば、表23の1つのコードワードの値15~23の場合、CDMグループ1内の潜在的な同時スケジュールされたUEを含むDMRSポートのセットのTD-OCC長は、CDMグループ1内のTD-OCCの長さがCDMグループ0内と等しい場合がある、すなわちTD-OCCの長さが2に等しいので、DMRSポート{2、3、10、11}などのCDMグループ1内の第3のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。
【0145】
表m6および表m8の場合、第1のパラメータは、データがないCDMグループの数、DMRSポート番号、1つのOFDMシンボルグループ内のシンボルの数を含む場合がある。第1のDMRSパラメータは、第3のDMRSパラメータおよび/または第4のDMRSパラメータをさらに含むことができる。
【0146】
アップリンクDMRSポートおよびダウンリンクDMRSポートのための第2のパラメータは、別々に構成することも、一緒に構成することもできる。それらが別々に構成される場合、それぞれ、アップリンクDMRSポートおよびダウンリンクDMRSポートのための第2のパラメータの2つの独立した構成が存在する場合がある。
【0147】
いくつかの実装形態では、1つのDMRSテーブルは、複数のカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。異なるカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数の連続するDMRS OFDMシンボルに対応することができる。複数のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、同じ数のDMRS OFDMシンボルグループに対応することができる。例えば、複数のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのDMRS OFDMシンボルグループに対応することができる。1つの連続するDMRS OFDMシンボルに対応するTD-OCCを有する第1のカテゴリのDMRSポート、2つの連続するDMRS OFDMシンボルに対応するTD-OCCを有する第2のカテゴリのDMRSポート、および4つの連続するDMRS OFDMシンボルに対応するTD-OCCを有する第3のカテゴリのDMRSポートが存在することができる。
【0148】
図5は、本開示の一実施形態による、DMRSテーブルに基づくDMRSポート指示に従って通信するための方法500のフロー図を示す。方法500は、図1図4とともに本明細書に詳述された構成要素およびデバイスのいずれかを使用して実装される場合がある。簡単に説明すると、ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスが第1のDMRSテーブルを決定するための第1の情報を伝送することができる(505)。ワイヤレス通信デバイスは、第1の情報を受信し、第1の情報に従って第1のDMRSテーブルを決定することができる(510)。ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスに含むシグナリングを伝送することができる(515)。ワイヤレス通信デバイスは、フィールドの値を含むシグナリングを受信することができる(520)。ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルおよびフィールドの値に従って第1のDMRSパラメータを決定することができる(530)。ワイヤレス通信デバイスは、通信ノードと信号を通信することができる(540および545)。
【0149】
さらに詳細には、ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスが第1のDMRSテーブルを決定するための第1の情報を伝送することができる(505)。第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、またはDMRSポートの数のうちの少なくとも1つを含む場合がある。
【0150】
ワイヤレス通信デバイスは、第1の情報を受信し、第1の情報に従って第1のDMRSテーブルを決定することができる(510)。一態様では、ワイヤレス通信デバイスは、複数のDMRSテーブルを記憶する。第1の情報に従って、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルを決定することができる。例えば、ワイヤレス通信デバイスは、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、DMRSポートの数のうちの少なくとも1つに従って、第1のDMRSテーブルを決定することができる。一態様では、第1のDMRSテーブルは、シグナリングのフィールドの値と第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含む。フィールドの値の各々は、第1のDMRSパラメータの値のそれぞれ1つと関連付けられる場合がある。一態様では、第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートに関連付けられた値を有する第1のDMRSパラメータを含む。一態様では、第1のDMRSパラメータのいくつかの値は、1つのカテゴリと関連付けられる。他の値は、複数のカテゴリと関連付けられる場合がある。少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応する場合がある。各DMRS OFDMシンボルグループは、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む場合がある。
【0151】
ワイヤレス通信ノードは、ワイヤレス通信デバイスにシグナリングを伝送することができる(515)。シグナリングの例には、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリング、無線アクセス制御(RRC)シグナリング、または媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)シグナリングが含まれる。ワイヤレス通信デバイスは、シグナリングを受信することができる(520)。シグナリングは、1つ以上のフィールドを含む場合がある。
【0152】
ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSテーブルおよびフィールドの値に従って第1のDMRSパラメータを決定することができる(530)。いくつかの実施形態では、フィールド内のビット数は、第1のDMRS情報によって示されるか、または第1のDMRS情報に従って決定される。したがって、ワイヤレス通信デバイスは、信号を受信し、第1のDMRS情報によって示されたビット数に従ってフィールドを決定、検出、または識別することができる。ワイヤレス通信デバイスは、フィールドの値をインデックスとして第1のDMRSテーブルに適用し、インデックスに関連付けられた第1のDMRSテーブルのエントリに記憶された第1のDMRSパラメータを決定、取得、または識別することができる。
【0153】
ワイヤレス通信デバイスは、通信ノードと信号を通信することができる(540および545)。例えば、ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSパラメータに従ってDMRSポートを選択、制御、または構成することができる。決定されたDMRSポートを介して、ワイヤレス通信デバイスおよびワイヤレス通信ノードは、互いに通信することができる。例えば、ワイヤレス通信デバイスは、決定されたDMRSポートを使用してPUSCH上で信号を伝送するか、または決定されたDMRSポートおよび/または決定された第1のDMRSパラメータに従ってPDSCH上で信号を受信する。ワイヤレス通信デバイスは、第1のDMRSパラメータに従ってPDSCH上の信号を復号するために、ワイヤレス通信デバイスの潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスの情報/DMRSポートを取得することができる。例えば、ワイヤレス通信デバイスは、決定された第1のDMRSパラメータに従ってPDSCH上の信号を復号するために、ワイヤレス通信デバイスの潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスから干渉を取得/受信することができる。
【0154】
本解決策の様々な実施形態が上述されているが、それらは限定ではなく例としてのみ提示されていることを理解されたい。同様に、様々な図は、当業者が本解決策の例示的な特徴および機能を理解することを可能にするために提供される例示的なアーキテクチャまたは構成を描写することができる。しかしながら、そのような当業者は、解決策が示された例示的なアーキテクチャまたは構成に限定されず、様々な代替のアーキテクチャおよび構成を使用して実装され得ることを理解されよう。さらに、当業者によって理解されるように、一実施形態の1つ以上の特徴は、本明細書に記載された別の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせることができる。したがって、本開示の広がりおよび範囲は、上述された例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。
【0155】
また、「第1」、「第2」などの呼称を使用する本明細書における要素へのいかなる言及も、概して、それらの要素の量または順序を限定するものではないことが理解される。むしろ、これらの呼称は、本明細書では、2つ以上の要素または要素の例を区別する便利な手段として使用することができる。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素のみを使用することができること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
【0156】
さらに、当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解されよう。例えば、上記の説明において言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、およびシンボルは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁気粒子、光場または光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表すことができる。
【0157】
当業者は、本明細書に開示された態様にとともに記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のいずれも、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、または2つの組合せ)、ファームウェア、(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことができる)命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード、またはこれらの技法の任意の組合せによって実装される得ることをさらに諒解されよう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能に関して一般的に上述されている。そのような機能がハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとして実装されるか、またはこれらの技法の組合せとして実装されるかは、特定の用途およびシステム全体に課された設計制約に依存する。当業者は、記載された機能を特定の用途ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装判断は、本開示の範囲から逸脱するものではない。
【0158】
さらに、当業者は、本明細書に記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、デバイス、構成要素、および回路が、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、またはそれらの任意の組合せを含むことができる集積回路(IC)内に実装され得るか、またはそれによって実行され得ることを理解されよう。論理ブロック、モジュール、および回路は、ネットワーク内またはデバイス内の様々な構成要素と通信するためのアンテナおよび/またはトランシーバをさらに含むことができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、本明細書に記載された機能を実行するための任意の他の適切な構成として実装されることができる。
【0159】
ソフトウェアに実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つ以上の命令またはコードとして記憶することができる。したがって、本明細書に開示された方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体上に記憶されたソフトウェアとして実装することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムまたはコードを転送することを可能にすることができる任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、または命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むことができる。
【0160】
本文書では、本明細書で使用される「モジュール」という用語は、本明細書に記載された関連する機能を実行するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびこれらの要素の任意の組合せを指す。さらに、説明の目的で、様々なモジュールは個別のモジュールとして記載されるが、当業者に明らかであるように、2つ以上のモジュールは、本解決策の実施形態による関連機能を実行する単一のモジュールを形成するために組み合わされる場合がある。
【0161】
さらに、本解決策の実施形態では、メモリまたは他のストレージ、ならびに通信構成要素が使用されてもよい。明確にするために、上記の説明は、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して本解決策の実施形態を記載していることが諒解されよう。しかしながら、本解決策を損なうことなく、異なる機能ユニット、処理論理要素、またはドメイン間の機能の任意の適切な配分が使用されてもよいことは明らかであろう。例えば、別々の処理論理要素またはコントローラによって実行されるように示された機能は、同じ処理論理要素またはコントローラによって実行されてもよい。したがって、特定の機能ユニットへの言及は、厳密な論理的または物理的な構造または編成を示すのではなく、記載された機能を提供するための適切な手段への言及にすぎない。
【0162】
本開示に記載された実施形態に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書に示された実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲に列挙されたように、本明細書に開示された新規の特徴および原理と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2024-03-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、前記方法は、
ワイヤレス通信デバイスにより、ワイヤレス通信ノードからの第1の情報に従って第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、前記ワイヤレス通信ノードからのシグナリング内でフィールドの値を受信することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、前記第1のDMRSテーブルおよび前記フィールドの前記値に従って第1のDMRSパラメータを決定することと
を含み、
前記第1のDMRSテーブルは、前記シグナリングの前記フィールドの値と前記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、前記フィールドの前記値の各々は、前記第1のDMRSパラメータの前記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
前記第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
前記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
【請求項2】
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記方法は、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数に従って、前記Y個のDMRSポートのDMRSポートのカテゴリ、または異なる符号分割多重(CDM)グループ内の同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つを決定すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
方法であって、前記方法は、
ワイヤレス通信ノードにより、第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定するために第1の情報をワイヤレス通信デバイスに送信することと、
前記ワイヤレス通信ノードにより、前記ワイヤレス通信デバイスにシグナリング内でフィールドの値を送信することと
を含み、
前記フィールドの前記値は、前記第1のDMRSテーブルおよび前記フィールドの前記値に従って第1のDMRSパラメータを決定するために前記ワイヤレス通信デバイスによって使用するためであり、
前記第1のDMRSテーブルは、前記シグナリングの前記フィールドの値と前記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、前記フィールドの前記値の各々は、前記第1のDMRSパラメータの前記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
前記第1のテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
前記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
【請求項4】
2つの隣接するDMRS OFDMシンボルグループのシンボル間にギャップが存在し、前記ギャップは、ゼロOFDMシンボルより大きい、または
異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルは、互いに対して不連続である
のうちの少なくとも1つである、請求項1~3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートを含み、
前記第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのDMRS OFDMシンボルグループに対応し、前記第2のカテゴリのDMRSポートは、X個のDMRS OFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値である、
請求項1~4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートと、データがないCDMグループの数とを含み、
データがないCDMグループの前記数は、前記Y個のDMRSポートのカテゴリ、または1つのTD-OCCの要素間の関係のうちの少なくとも1つに従って決定される、または
前記第1のDMRSテーブルの前記第1のDMRSパラメータの値は、データがないCDMグループの前記数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記第1のDMRSテーブルは、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記フィールドの1つの値に関連付けられた前記Y個のDMRSポートは、前記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つに属すること、
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記フィールドの1つの値に関連付けられた前記Y個のDMRSポートは、前記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つよりも多くのものに属すること、または
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、前記フィールドの異なる値に関連付けられること
のうちの少なくとも1つを満たす、請求項1~6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数、Y個のDMRSポート、および前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数を含み、
前記Y個のDMRSポートが、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する第2のカテゴリのDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まない場合、データがないCDMグループの前記数は、1または2であり、前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数は、1または2である、
請求項1~7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記第1のDMRSパラメータは、データがない符号分割多重(CDM)グループの数、およびY個のDMRSポートを含み、
1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1より大きい場合、前記第1のDMRSパラメータは、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数をさらに含む、
請求項1~のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記フィールド内のビット数は、前記第1情報によって決定される、または
前記第1のDMRSテーブルは、前記第1の情報に従って複数のテーブルから選択される
のうちの少なくとも1つである、請求項1~9のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
前記第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、または前記DMRSポートの数のうちの少なくとも1つを含み、
異なるDMRSタイプは、DMRSポートの異なる周波数領域パターンに対応する、
請求項1~10のいずれかに記載の方法。
【請求項12】
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、一緒にインデックス付けされる、
DMRSポートのインデックスは、第1のカテゴリのDMRSポートにわたって第1のインデックス付けをし、次いで第2のカテゴリのDMRSポートにわたってインデックス付けをすることによって決定される、または
前記第1のカテゴリのDMRSポートおよびいくつかの前記第2のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する
のうちの少なくとも1つである、請求項1~11のいずれかに記載の方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0061】
一態様では、本明細書に開示されたDMRSテーブルに基づいてDMRSポートを示すことは、より多数のDMRSポートをサポートすることができる。一態様では、DMRSテーブルは、異なる数のDMRS OFDMシンボルグループのTD-OCCを有する1つよりも多くのカテゴリのDMRSポートのDMRSパラメータを含む。各DMRS OFDMシンボルグループは、1つ以上の連続するDMRS OFDMシンボルを含む場合がある。異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルは不連続である。TD-OCCが1つよりも多くのDMRS OFDMシンボルグループに対応することを可能にすることにより、新しいDMRSポートは古いUEと同時スケジューリングすることができ、古いUEのチャネル伝送に干渉を引き起こさないので、DMRSポートのサポートされる数を増やすことができる。加えて、1つのDMRSテーブルは、スケジューリングの柔軟性を高めるために、1つよりも多くのカテゴリのDMRSポートを含む場合がある。gNBは、異なるカテゴリのDMRSポートの間を動的に切り替え、古いUEおよび新しいUEをオンデマンドでスケジュールすることができる。DMRSポートのインデックスは、スケジューリングの柔軟性をサポートまたは可能にしながらシグナリングのオーバーヘッドを低減するために、異なるカテゴリのDMRSポートと共有することができる。いくつかのパラメータは、同時スケジュールされたUEのDMRSポートを取得するように考慮される場合がある。したがって、UEは、より多くのDMRSポートを可能にしながら、同時スケジュールされたUEからの干渉のより多くの推定値を取得することができる。より多数のDMRSポートを可能にすることにより、ワイヤレス通信ノードは、より多数のワイヤレス通信デバイスと通信することができ、より多くの層のMIMO伝送を可能にすることができ、それによって通信のスペクトル効率が向上する。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、上記方法は、
ワイヤレス通信デバイスにより、ワイヤレス通信ノードからの第1の情報に従って第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定することと、
上記ワイヤレス通信デバイスにより、上記ワイヤレス通信ノードからのシグナリング内でフィールドの値を受信することと、
上記ワイヤレス通信デバイスにより、上記第1のDMRSテーブルおよび上記フィールドの上記値に従って第1のDMRSパラメータを決定することと
を含み、
上記第1のDMRSテーブルは、上記シグナリングの上記フィールドの値と上記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、上記フィールドの上記値の各々は、上記第1のDMRSパラメータの上記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
上記第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの上記第1のDMRSパラメータを含み、上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
上記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
(項目2)
2つの隣接するDMRS OFDMシンボルグループのシンボル間にギャップが存在し、上記ギャップは、ゼロOFDMシンボルより大きい、または
異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルは、互いに対して不連続である
のうちの少なくとも1つである、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートを含み、
上記第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのDMRS OFDMシンボルグループに対応し、上記第2のカテゴリのDMRSポートは、X個のDMRS OFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値である、
項目1に記載の方法。
(項目4)
上記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1である場合、上記ワイヤレス通信デバイスは、上記第1のDMRSパラメータの上記値に従ってDMRSポート{0~3、8、9、10、11}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数値である、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1である場合、上記ワイヤレス通信デバイスは、上記第1のDMRSパラメータの上記値に従ってDMRSポート{0~5、12~17}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数である、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が2である場合、上記ワイヤレス通信デバイスは、上記第1のDMRSパラメータの上記値に従ってDMRSポート{0~15}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数である、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記ワイヤレス通信デバイスがDMRSタイプIIで構成され、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が2である場合、上記ワイヤレス通信デバイスは、上記第1のDMRSパラメータの上記値に従ってDMRSポート{0~23}から選択されたY個のDMRSポートを決定し、Yは、正の整数である、項目1に記載の方法。
(項目8)
Y個のDMRSポートがDMRSポート8~15のうちの少なくとも1つを含み、データがないCDMグループの数が第1の最大値である場合、上記第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの上記数および上記Y個のDMRSポートを含む、項目4または6に記載の方法。
(項目9)
Y個のDMRSポートがDMRSポート8~15のうちの少なくとも1つを含み、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が第2の最大値である場合、上記第1のDMRSパラメータは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数および上記Y個のDMRSポートを含む、項目6に記載の方法。
(項目10)
DMRSポート0~7は、第1のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は、第2のカテゴリのDMRSポートである、または
DMRSポート0~7は、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は、第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート0~7の上記第1のカテゴリのDMRSポートおよび上記DMRSポート0~7の上記第2のカテゴリのDMRSポートは、0~7の同じDMRSポートインデックスを有する、
項目4、6、8、または9に記載の方法。
(項目11)
Y個のDMRSポートがDMRSポート12~23のうちの少なくとも1つを含み、データがないCDMグループの数が第1の最大値である場合、上記第1のDMRSパラメータは、データがないCDMグループの上記数および上記Y個のDMRSポートを含む、項目5または7に記載の方法。
(項目12)
Y個のDMRSポートがDMRSポート12~23のうちの少なくとも1つを含み、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの数が第2の最大値である場合、上記第1のDMRSパラメータは、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数および上記Y個のDMRSポートを含む、項目7に記載の方法。
(項目13)
DMRSポート0~11は、第1のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート12~23は、第2のカテゴリのDMRSポートである、または
DMRSポート0~11は、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートであり、DMRSポート8~15は、第2のカテゴリのDMRSポートであり、上記DMRSポート0~11の上記第1のカテゴリのDMRSポートおよび上記第2のカテゴリのDMRSポートは、0~11の同じDMRSポートインデックスを有する、
項目5、7、11、または12のいずれかに記載の方法。
(項目14)
上記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートと、データがないCDMグループの数とを含み、
データがないCDMグループの上記数は、上記Y個のDMRSポートのカテゴリ、または1つのTD-OCCの要素間の関係のうちの少なくとも1つに従って決定される、または
上記第1のDMRSテーブルの上記第1のDMRSパラメータの値は、データがないCDMグループの上記数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、項目1に記載の方法。
(項目15)
データがないCDMグループの上記数は、上記Y個のDMRSポートを含むCDMグループの少なくとも1つのインデックスに従ってさらに決定される、または
上記第1のDMRSテーブルの上記第1のDMRSパラメータの上記値は、データがないCDMグループの上記数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、項目14に記載の方法。
(項目16)
上記Y個のDMRSポートが第2のカテゴリの少なくとも1つのDMRSポートを含む場合、データがないCDMグループの上記数は、第1の最大値である、項目14に記載の方法。
(項目17)
上記第1のDMRSテーブルは、上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの上記第1のDMRSパラメータを含み、
上記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、上記フィールドの1つの値に関連付けられた上記Y個のDMRSポートは、上記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つに属すること、
上記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、上記フィールドの1つの値に関連付けられた上記Y個のDMRSポートは、上記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つよりも多くのものに属すること、または
上記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、上記フィールドの異なる値に関連付けられること
のうちの少なくとも1つを満たす、項目1に記載の方法。
(項目18)
上記フィールドの1つの値に関連付けられた上記Y個のDMRSポートは、上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのうちの1つよりも多くのものに属し、
上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのうちの上記1つよりも多くのものは、異なるCDMグループ内にあること、
1つのCDMグループ内および上記Y個のDMRSポートからのDMRSポートは、1つのカテゴリのDMRSポートに属すること、
上記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルおよびシグナリングの1つの部分用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、異なるチャネルおよび上記シグナリングの異なる部分用の異なるカテゴリのDMRSポートに属すること、
上記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルおよびシグナリングの1つの部分用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、上記1つのチャネルの上記カテゴリの上記Y個のDMRSポートは、第1の指示に依存すること、または
上記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルおよびシグナリングの1つの部分用の1つのカテゴリのDMRSポートに属し、上記1つのカテゴリの上記Y個のDMRSポートは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数に依存すること
のうちの少なくとも1つを満たす、項目17に記載の方法。
(項目19)
上記第1のDRMSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数、およびY個のDMRSポートを含み、
上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数は、上記Y個のDMRSポートのカテゴリによって決定される、
上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数は、1、2、または4のうちの1つである、または
上記第1のDMRSテーブルの上記第1のパラメータの上記値は、上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数の第1の値、および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、項目1に記載の方法。
(項目20)
上記Y個のDMRSポートが第2のカテゴリのDMRSポートを含む場合、データがないCDMグループの数は、第1の最大値であり、上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数は、第2の最大値である、項目19に記載の方法。
(項目21)
上記第1の最大値は、タイプIのDMRSポートの場合2である、
上記第1の最大値は、タイプIIのDMRSポートの場合3である、または
上記第2の最大値は、2または4である
のうちの少なくとも1つである、項目8、9、11、12、16、または20のいずれか1項に記載の方法。
(項目22)
上記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数、Y個のDMRSポート、および上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数を含み、
上記Y個のDMRSポートが、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する第2のカテゴリのDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まない場合、データがないCDMグループの上記数は、1または2であり、上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数は、1または2である、
項目1、14、または20のいずれか1項に記載の方法。
(項目23)
上記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数、Y個のDMRSポート、および上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数を含み、
CDMグループ0内の第2のDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの同じ組合せの場合、上記第1のDMRSテーブル内の4つの値が存在し、それらの各々は、データがないCDMグループの上記数が1または2であり、上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数が1または2である、4つの組合せのそれぞれ1つに対応し、
上記第2のカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する、
項目1、14、または20のいずれか1項に記載の方法。
(項目24)
上記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数、Y個のDMRSポート、および上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数を含み、
CDMグループ0内の第2のDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まないY個のDMRSポートの同じ組合せの場合、上記第1のDMRSテーブル内の2つの値が存在し、それらの各々は、データがないCDMグループの上記数が1または2であり、上記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの上記数が2である、2つの組合せのそれぞれ1つに対応し、
上記第2のカテゴリのDMRSポートは、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のOFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する、
項目1、14、または20のいずれか1項に記載の方法。
(項目25)
上記シグナリングは、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリング、無線アクセス制御(RRC)シグナリング、または媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)シグナリングのうちの1つを含む、項目1~24のいずれか1項に記載の方法。
(項目26)
上記第1のDMRSパラメータは、データがない符号分割多重(CDM)グループの数、およびY個のDMRSポートを含み、
1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1より大きい場合、上記第1のDMRSパラメータは、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数をさらに含む、
項目1~25のいずれか1項に記載の方法。
(項目27)
上記Y個のDMRSポートが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のDMRSポートである場合、上記第1のDMRSパラメータは、
DMRSポートのカテゴリ、データがないCDMグループ内のDMRSポートのカテゴリ、データがない異なるCDMグループ内のDMRSポートのカテゴリ間の関係、データがないCDMグループ内の上記DMRSポートのTD-OCCの長さ、DMRSポートのTD-OCCの長さ、またはデータがないCDMグループごとのDMRSポートのTD-OCCの長さ
のうちの少なくとも1つを含む第3のパラメータをさらに含み、
上記DMRSポートまたは上記複数のDMRSポートは、上記ワイヤレス通信デバイスのチャネルの上記Y個のDMRSポートからのものであり、かつ/または上記DMRSポートまたは上記複数のDMRSポートは、上記ワイヤレス通信デバイスの潜在的に同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートを含む、
項目26に記載の方法。
(項目28)
上記フィールド内のビット数は、上記第1のDMRS情報によって決定される、または
上記第1のDMRSテーブルは、上記第1の情報に従って複数のテーブルから選択される
のうちの少なくとも1つである、項目1に記載の方法。
(項目29)
上記第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、または上記DMRSポートの数のうちの少なくとも1つを含み、
異なるDMRSタイプは、DMRSポートの異なる周波数領域パターンに対応する、
項目1または28に記載の方法。
(項目30)
上記第2のDMRSパラメータは、第2のカテゴリのDMRSポートが有効にされているかどうかを示すためである、
上記第2のDMRSパラメータは、DMRSポートが有効な第2のカテゴリのDMRSポートを含むかどうかを示すためである、
上記第2のDMRSパラメータは、1ビットパラメータである、
上記第2のDMRSパラメータは、DCIシグナリング、MAC-CEシグナリング、またはRRCシグナリングのうちの少なくとも1つを含む第3のシグナリングに含まれる、または
上記第1のDMRSテーブルが、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のDMRSポートを含み、上記第1の情報が、上記第1のDMRSテーブルを選択するために使用され、上記フィールド内のビット数を決定するのに使用されない場合、上記第1の情報は、上記DMRSポートの上記数を含む
のうちの少なくとも1つを含む、項目29に記載の方法。
(項目31)
上記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、上記方法は、
上記ワイヤレス通信デバイスにより、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数に従って、上記Y個のDMRSポートのDMRSポートのカテゴリ、または異なる符号分割多重(CDM)グループ内の同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つを決定すること
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目32)
上記第1のワイヤレス通信デバイスにより、上記1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの上記総数および上記Y個のDMRSポートに従って、上記Y個のDMRSポートの上記DMRSポートの上記カテゴリ、または上記異なるCDMグループ内の上記同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスの上記DMRSポートの上記TD-OCCの上記長さのうちの少なくとも1つを決定すること
を含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
Yは、5または9より小さい、項目4~32のいずれか1項に記載の方法。
(項目34)
上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、一緒にインデックス付けされる、
DMRSポートのインデックスは、第1のカテゴリのDMRSポートにわたって第1のインデックス付けをし、次いで第2のカテゴリのDMRSポートにわたってインデックス付けをすることによって決定される、または
上記第1のカテゴリのDMRSポートおよびいくつかの第2のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する
のうちの少なくとも1つである、項目1に記載の方法。
(項目35)
第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、
上記第1のDMRSテーブルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)用である場合、第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、
上記第1のDMRSテーブルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)用である場合、第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有し、上記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートの上記TD-OCCを示すための上記ワイヤレス通信ノードからの指示が存在しない、
上記第1のテーブルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用である場合、第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートは、異なるDMRSポートインデックスを有する、
第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートが同じDMRSポートインデックスを共有し、上記第1のテーブルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用である場合、上記ワイヤレス通信デバイスは、上記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートの上記TD-OCCを決定する、または
第1のTD-OCCを有する第1のDMRSポートおよび第2のTD-OCCを有する第2のDMRSポートが同じDMRSポートインデックスを共有し、上記第1のテーブルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用である場合、上記ワイヤレス通信デバイスは、上記第1のDMRSパラメータに含まれるパラメータ、または1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数のうちの少なくとも1つに従って、上記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートの上記TD-OCCを決定する
のうちの少なくとも1つである、項目1または34に記載の方法。
(項目36)
上記第2のTD-OCCは、上記第1のTD-OCCの1つよりも多くの繰り返しを含む、
上記第1のTD-OCCの長さは、上記第2のTD-OCCの上記長さのファクターである、または
上記第1のTD-OCCのDMRS OFDMシンボルグループの上記数は3であり、上記第1のTD-OCCのDMRS OFDMシンボルグループの上記数は、4である
のうちの少なくとも1つである、項目35に記載の方法。
(項目37)
上記第1のDMRSパラメータに含まれる上記パラメータは、
上記同じDMRSポートインデックスを有する上記DMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数、
上記同じDMRSポートインデックスを有する上記DMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの上記数が1より大きいかどうかの指示、または
上記同じDMRSポートインデックスを有する上記DMRSポートのTD-OCCの長さ
のうちの少なくとも1つを含む、項目35に記載の方法。
(項目38)
上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、上記第1のカテゴリのDMRSポートおよび上記第2のカテゴリのDMRSポートを含み、
上記第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのOFDMシンボルグループに対応し、上記第2のカテゴリのDMRSポートは、X個のOFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値である、
上記第1のカテゴリのDMRSポートがX個のOFDMシンボルグループに対応し、上記第2のカテゴリのDMRSポートが上記X個のOFDMシンボルグループにわたって異なるTD-OCCに対応する場合、上記第1のカテゴリのDMRSポートは、上記X個のOFDMシンボルグループにわたって同じTD-OCCに対応する、または
上記第1のカテゴリのDMRSポートの上記TD-OCCの長さは、Lであり、上記第2のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCの長さは、X*Lであり、Lは、1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの数である
のうちの少なくとも1つである、項目10~37のいずれか1項に記載の方法。
(項目39)
上記ワイヤレス通信デバイスにより、
【数1】
に従って少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートのシーケンスを決定すること
を含み、
k=4*n+2*k’+Δであるか、またはk=6*n+k’+Δであり、ここで、kはサブキャリアのインデックスであり、
【数2】
であり、
l’=0,1,…,L-1であり、ここで、lはDMRSポートpのOFDMシンボルであり、l’は1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルのインデックスであり、Lは1つのOFDMシンボルグループ内のシンボルの数であり、
k’=0または1は、DMRSのサブキャリアkのインデックスを決定するための中間パラメータであり、
nは負でない整数値を含み、
(k’)、w (l’)、およびΔは、DMRSポートの数と、上記w (k’)、w (l’)、およびΔとの間のマッピングを含む定義されたテーブルによって提供され、ここで、w (k’)はFD-OCCであり、w (l’)はTD-OCCであり、ΔはCDMグループに関連付けられたREオフセットであり、
μはサブキャリア間隔に関するパラメータであり、
pはDMRSポートの上記数であり、
r(2*n+k’)はr(・)のシンボルシーケンス内のインデックス2*n+k’を有するシンボルであり、
上記第1のカテゴリのDMRSポートの場合、上記w (l’)は、L個の要素を含み、1つのチャネルの1つの伝送機会の各OFDMシンボルグループに対応するか、または上記w (l’)は、L個の要素の1つの同じベクトルのX回の反復を含むX*L個の要素を含み、上記w (l’)は、上記X個のOFDMシンボルグループに対応し、
上記第2のカテゴリのDMRSポートの場合、上記w (l’)は、X個の異なるベクトルを含むX*L個の要素を含み、上記X個の異なるベクトルの各々は、L個の要素を含み、上記w (l’)は、上記X個のOFDMシンボルグループに対応するか、または上記w (l’)は、X*L個の要素を含み、上記X個のOFDMシンボルグループに対応する、
項目1~38のいずれか1項に記載の方法。
(項目40)
上記第2のカテゴリのDMRSポートは、
Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、
Xが3である第4のカテゴリのDMRSポート、または
Xが2である上記第3のカテゴリのDMRSポート、およびXが3である上記第4のカテゴリのDMRSポート
のうちの1つを含む、項目3または10~39のいずれか1項に記載の方法。
(項目41)
上記第3のカテゴリのDMRSポートおよび上記第4のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、項目40に記載の方法。
(項目42)
上記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定され、上記カテゴリは、上記第3のカテゴリおよび上記第4のカテゴリを含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
DMRSポートの上記第1の指示または上記カテゴリは、
同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの数、
上記同じDMRSポートインデックスを有する上記DMRSポートのDMRS OFDMシンボルグループの上記数が1より大きいかどうかを示す指示、または
上記同じDMRSポートインデックスを有する上記DMRSポートのTD-OCCの長さ
のうちの少なくとも1つを含む、項目19または27に記載の方法。
(項目44)
方法であって、上記方法は、
ワイヤレス通信ノードにより、第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定するために第1の情報をワイヤレス通信デバイスに送信することと、
上記ワイヤレス通信ノードにより、上記ワイヤレス通信デバイスにシグナリング内でフィールドの値を送信することと
を含み、
上記フィールドの上記値は、上記第1のDMRSテーブルおよび上記フィールドの上記値に従って第1のDMRSパラメータを決定するために上記ワイヤレス通信デバイスによって使用するためであり、
上記第1のDMRSテーブルは、上記シグナリングの上記フィールドの値と上記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、上記フィールドの上記値の各々は、上記第1のDMRSパラメータの上記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
上記第1のテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの上記第1のDMRSパラメータを含み、上記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
上記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
(項目45)
ワイヤレス通信デバイスにより、ワイヤレス通信ノードから第1の情報を受信することと、
上記ワイヤレス通信デバイスにより、第2のカテゴリのDMRSポートが有効であると決定することであって、上記第2のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、X個のDMRS OFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値であり、上記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含み、異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルは、連続するOFDMシンボルである、ことと、
上記ワイヤレス通信デバイスにより、上記第2のカテゴリのDMRSポートに従ってチャネルを受信または伝送することと
を含む、方法。
(項目46)
上記ワイヤレス通信デバイスにより、
【数3】
に従ってDMRSポートの少なくとも2つのカテゴリのシーケンスを決定することを含み、
k=4*n+2*k’+Δであるか、またはk=6*n+k’+Δであり、ここで、kはサブキャリアのインデックスであり、
【数4】
であり、
l’=0,1,…,L-1であり、ここで、lはDMRSポートpのOFDMシンボルであり、l’は1つのOFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルのインデックスであり、Lは1つのOFDMシンボルグループ内のシンボルの数であり、
k’=0または1は、DMRSのサブキャリアkのインデックスを決定するための中間パラメータであり、
nは負でない整数値を含み、
(k’)、w (l’)、およびΔは、DMRSポートの数と、上記w (k’)、w (l’)、およびΔとの間のマッピングを含む定義されたテーブルによって提供され、ここで、w (k’)はFD-OCCであり、w (l’)はTD-OCCであり、ΔはCDMグループに関連付けられたREオフセットであり、
μはサブキャリア間隔に関するパラメータであり、
pはDMRSポートの上記数であり、
r(2*n+k’)はr(・)のシンボルシーケンス内のインデックス2*n+k’を有するシンボルであり、
上記第2のカテゴリのDMRSポートの場合、上記w (l’)は、上記X個のOFDMシンボルグループに対応するX*L個の要素を含むか、または
上記第2のカテゴリのDMRSポートの場合、上記w (l’)は、X個の異なるベクトルを含むX*L個の要素を含み、上記X個の異なるベクトルの各々は、上記X個のOFDMシンボルグループの1つに対応するL個の要素を含む、
項目45に記載の方法。
(項目47)
上記第2のカテゴリのDMRSポートは、
Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、
Xが3である第4のカテゴリのDMRSポート、または
Xが2である第3のカテゴリのDMRSポート、およびXが3である第4のカテゴリのDMRSポート
のうちの1つを含む、項目45または46に記載の方法。
(項目48)
上記第3のカテゴリのDMRSポートおよび上記第4のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する、項目47に記載の方法。
(項目49)
上記同じDMRSポートインデックスを有するDMRSポートのカテゴリは、1つのチャネルの1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数によって決定され、上記カテゴリは、上記第3のカテゴリおよび上記第4のカテゴリを含む、項目48に記載の方法。
(項目50)
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が1である場合、1つのCDMグループは、最大4つのDMRSポートを含み、最大8つのDMRSポートを含む2つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が2である場合、1つのCDMグループは、最大8つのDMRSポートを含み、最大16個のDMRSポートを含む2つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が1である場合、1つのCDMグループは、最大4つのDMRSポートを含み、最大12個のDMRSポートを含む3つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が2である場合、1つのCDMグループは、最大8つのDMRSポートを含み、最大24個のDMRSポートを含む3つのCDMグループが存在する、
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が1である場合、8つのDMRSポート{0~3、8~11}が存在し、CDMグループ0は、4つのDMRSポート{0、1、8、9}を含み、CDMグループ1は、4つのDMRSポート{2、3、10、11}を含む、
DMRSタイプIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が2である場合、16個のDMRSポート{0~15}が存在し、CDMグループ0は、8つのDMRSポート{0、1、8、9、4、5、12、13}を含み、CDMグループ1は、8つのDMRSポート{2、3、10、11、6、7、14、15}を含む、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が1である場合、12個のDMRSポート{0~5、12~17}が存在し、CDMグループ0は、4つのDMRSポート{0、1、12、13}を含み、CDMグループ1は、4つのDMRSポート{2、3、14、15}を含み、CDMグループ3は、4つのDMRSポート{4、5、16、17}を含む、
DMRSタイプIIの場合、かつ1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のDMRS OFDMシンボルの上記数が2である場合、24個のDMRSポート{0~23}が存在し、CDMグループ0は、8つのDMRSポート{0、1、12、13、6、7、18、19}を含み、CDMグループ1は、8つのDMRSポート{2、3、14、15、8、9、20、21}を含み、CDMグループ3は、4つのDMRSポート{4、5、16、17、10、11、22、23}を含む
のうちの少なくとも1つである、項目45~49のいずれか1項に記載の方法。
(項目51)
DMRSタイプIの場合、上記DMRSポート{0~7}のXは、1、2、または3のうちの1つである、
DMRSタイプIIの場合、上記DMRSポート{0~11}のXは、1または2である、
DMRSタイプIの場合、上記DMRSポート{0~7}のXは、1または2である、
DMRSタイプIの場合、上記DMRSポート{0~7}のDMRSポートのXは、シグナリング内の指示によって決定される、
DMRSタイプIIの場合、上記DMRSポート{0~11}のDMRSポートのXは、シグナリング内の指示によって決定される、
DMRSタイプIの場合、上記DMRSポート{0~15}のXは、1、2、または3のうちの1つである、または
DMRSタイプIの場合、上記DMRSポート{8~15}のDMRSポートのXは、1つの伝送機会のDMRS OFDMシンボルグループの総数に従って2と3との間で決定される
のうちの少なくとも1つである、項目45または50に記載の方法。
(項目52)
上記第2のカテゴリのDMRSポートは、上記シグナリングの上記フィールドの値と上記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含むDMRSテーブルに含まれる、
上記DMRSテーブルは、1つ以上のカテゴリのDMRSポートを含む、または
上記ワイヤレス通信デバイスは、規則またはシグナリングのうちの少なくとも1つに従って、上記ワイヤレス通信デバイスの潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートを決定する
のうちの少なくとも1つであり、上記規則は、
上記ワイヤレス通信デバイスのDMRSポートおよび潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートは、同じ値のXを有すること、または
データがない1つのCDMグループ内で、上記ワイヤレス通信デバイスのDMRSポートおよび潜在的な同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートは、同じ値のXを有すること
のうちの少なくとも1つを含む、項目45~49のいずれか1項に記載の方法.
(項目53)
上記シグナリングは、
上記ワイヤレス通信デバイスの上記DMRSポートのTD-OCCの長さ、
データがないCDMグループごとの上記ワイヤレス通信デバイスの上記DMRSポートのTD-OCCの長さ、または
上記ワイヤレス通信デバイスの上記DMRSポートを含むシグナリング
のうちの少なくとも1つを含む、項目52に記載の方法。
(項目54)
非一時的コンピュータ可読媒体であって、上記非一時的コンピュータ可読媒体は、命令を記憶しており、上記命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、項目1~53のいずれか1項に記載の方法を上記少なくとも1つのプロセッサに実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目55)
項目1~53のいずれか1項に記載の方法を実装するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を備える、装置。
【手続補正書】
【提出日】2024-03-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、前記方法は、
ワイヤレス通信デバイスにより、ワイヤレス通信ノードからの第1の情報に従って第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、前記ワイヤレス通信ノードからのシグナリング内でフィールドの値を受信することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、前記第1のDMRSテーブルおよび前記フィールドの前記値に従って第1のDMRSパラメータを決定することと
を含み、
前記第1のDMRSテーブルは、前記シグナリングの前記フィールドの値と前記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、前記フィールドの前記値の各々は、前記第1のDMRSパラメータの前記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
前記第1のDMRSテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
前記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
【請求項2】
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記方法は、
前記ワイヤレス通信デバイスにより、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数に従って、前記Y個のDMRSポートのDMRSポートのカテゴリ、または異なる符号分割多重(CDM)グループ内の同時スケジュールされたワイヤレス通信デバイスのDMRSポートのTD-OCCの長さのうちの少なくとも1つを決定すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
方法であって、前記方法は、
ワイヤレス通信ノードにより、第1の復調基準信号(DMRS)テーブルを決定するために第1の情報をワイヤレス通信デバイスに送信することと、
前記ワイヤレス通信ノードにより、前記ワイヤレス通信デバイスにシグナリング内でフィールドの値を送信することと
を含み、
前記フィールドの前記値は、前記第1のDMRSテーブルおよび前記フィールドの前記値に従って第1のDMRSパラメータを決定するために前記ワイヤレス通信デバイスによって使用するためであり、
前記第1のDMRSテーブルは、前記シグナリングの前記フィールドの値と前記第1のDMRSパラメータの値との間のマッピングを含み、前記フィールドの前記値の各々は、前記第1のDMRSパラメータの前記値のそれぞれ1つに関連付けられ、
前記第1のテーブルは、少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの異なるカテゴリは、1つの時間領域直交カバーコード(TD-OCC)の異なる数のDMRS直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ、1つのTD-OCCの異なる数のDMRS OFDMシンボル、1つのTD-OCCの1つのDMRS OFDMシンボルグループ内の異なる数のDMRS OFDMシンボル、または1つのTD-OCCのベクトル間の異なる関係のうちの少なくとも1つに対応し、
前記DMRS OFDMシンボルグループの各々は、1つ以上の連続するOFDMシンボルを含む、方法。
【請求項4】
2つの隣接するDMRS OFDMシンボルグループのシンボル間にギャップが存在し、前記ギャップは、ゼロOFDMシンボルより大きい、または
異なるDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルは、互いに対して不連続である
のうちの少なくとも1つである、請求項1~3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、第1のカテゴリのDMRSポートおよび第2のカテゴリのDMRSポートを含み、
前記第1のカテゴリのDMRSポートのTD-OCCは、1つのDMRS OFDMシンボルグループに対応し、前記第2のカテゴリのDMRSポートは、X個のDMRS OFDMシンボルグループに対応し、Xは、1より大きい整数値である、
請求項1~4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートと、データがないCDMグループの数とを含み、
データがないCDMグループの前記数は、前記Y個のDMRSポートのカテゴリ、または1つのTD-OCCの要素間の関係のうちの少なくとも1つに従って決定される、または
前記第1のDMRSテーブルの前記第1のDMRSパラメータの値は、データがないCDMグループの前記数の第1の値および第2のカテゴリのDMRSポートを含まない
のうちの少なくとも1つである、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記第1のDMRSテーブルは、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートの前記第1のDMRSパラメータを含み、
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記フィールドの1つの値に関連付けられた前記Y個のDMRSポートは、前記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つに属すること、
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記フィールドの1つの値に関連付けられた前記Y個のDMRSポートは、前記少なくとも2つのカテゴリのうちの1つよりも多くのものに属すること、または
前記第1のDMRSパラメータは、Y個のDMRSポートを含み、前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、前記フィールドの異なる値に関連付けられること
のうちの少なくとも1つを満たす、請求項1~6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記第1のDMRSパラメータは、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数、Y個のDMRSポート、および前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数を含み、
前記Y個のDMRSポートが、1つのDMRS OFDMシンボルグループの複数のDMRS OFDMシンボルにわたってTD-OCCの同じ要素に対応する第2のカテゴリのDMRSポートを含み、CDMグループ1内のDMRSポートを含まない場合、データがないCDMグループの前記数は、1または2であり、前記1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの前記数は、1または2である、
請求項1~7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記第1のDMRSパラメータは、データがない符号分割多重(CDM)グループの数、およびY個のDMRSポートを含み、
1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数が1より大きい場合、前記第1のDMRSパラメータは、1つのOFDMシンボルグループ内の連続するOFDMシンボルの数をさらに含む、
請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記フィールド内のビット数は、前記第1の情報によって決定される、または
前記第1のDMRSテーブルは、前記第1の情報に従って複数のテーブルから選択される
のうちの少なくとも1つである、請求項1~9のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
前記第1の情報は、タイプIとタイプIIとの間のDMRSタイプ、1つのDMRS OFDMシンボルグループ内のOFDMシンボルの最大数、第2のDMRSパラメータ、1つの伝送機会に含まれるOFDMシンボルグループの総数、または前記DMRSポートの数のうちの少なくとも1つを含み、
異なるDMRSタイプは、DMRSポートの異なる周波数領域パターンに対応する、
請求項1~10のいずれかに記載の方法。
【請求項12】
前記少なくとも2つのカテゴリのDMRSポートは、一緒にインデックス付けされる、
DMRSポートのインデックスは、第1のカテゴリのDMRSポートにわたって第1のインデックス付けをし、次いで第2のカテゴリのDMRSポートにわたってインデックス付けをすることによって決定される、または
前記第1のカテゴリのDMRSポートおよびいくつかの前記第2のカテゴリのDMRSポートは、同じDMRSポートインデックスを共有する
のうちの少なくとも1つである、請求項1~11のいずれかに記載の方法。
【請求項13】
請求項1,2、または4~12のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたプロセッサを含むワイヤレス通信ノード。
【請求項14】
請求項3~12のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたプロセッサを含むワイヤレス通信デバイス。
【請求項15】
命令を記憶している非一時的コンピュータ可読媒体であって、コンピュータの少なくとも1つのプロセッサによる前命令の実行は、前記コンピュータに、請求項1~12のいずれかに記載の方法を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【国際調査報告】