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特表2024-532227腎嚢胞性疾患および心腎症候群の処置または予防のためのベータ3アドレナリン作動性受容体のモジュレーター
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-05
(54)【発明の名称】腎嚢胞性疾患および心腎症候群の処置または予防のためのベータ3アドレナリン作動性受容体のモジュレーター
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/5383 20060101AFI20240829BHJP
   A61K 31/438 20060101ALI20240829BHJP
   A61K 31/4709 20060101ALI20240829BHJP
   A61P 13/12 20060101ALI20240829BHJP
   A61P 9/00 20060101ALI20240829BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20240829BHJP
【FI】
A61K31/5383
A61K31/438
A61K31/4709
A61P13/12
A61P9/00
A61P35/00
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024510615
(86)(22)【出願日】2022-08-23
(85)【翻訳文提出日】2024-02-29
(86)【国際出願番号】 IB2022057885
(87)【国際公開番号】W WO2023026185
(87)【国際公開日】2023-03-02
(31)【優先権主張番号】63/237,271
(32)【優先日】2021-08-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】500478097
【氏名又は名称】アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100133927
【弁理士】
【氏名又は名称】四本 能尚
(74)【代理人】
【識別番号】100174447
【弁理士】
【氏名又は名称】龍田 美幸
(74)【代理人】
【識別番号】100185960
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 理愛
(72)【発明者】
【氏名】ジョン ダブリュー. アダムズ
【テーマコード(参考)】
4C086
【Fターム(参考)】
4C086AA01
4C086AA02
4C086CB22
4C086MA01
4C086MA04
4C086NA14
4C086ZA36
4C086ZA81
4C086ZB26
(57)【要約】
本発明は、ベータ3アドレナリン作動性受容体の活性をモジュレートするある特定の化合物を投与することによって、腎嚢胞性疾患および/または心腎症候群を処置する方法に関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
個体において腎嚢胞性疾患および/または心腎症候群を処置する方法であって、それを必要とする個体に、治療有効量の、式(Ia)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【化1】
[式中、
Xは、-SO-、-C(=O)-または-CHC(=O)-であり、
Wは、存在しないか、またはC~Cアルキレンであり、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-Y-C~C-シクロアルキル、-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
Yは、-O-、-NH-および-N-(C~Cアルキル)-から独立して選択され、
Zは、ヒドロキシル、C~Cアルコキシ、アミノ、C~CアルキルアミノおよびC~Cジアルキルアミノから独立して選択され、
は、C~Cアルケニル、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cハロシクロアルキル、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンである]
から選択される化合物を投与するステップを含む方法。
【請求項2】
Xが、-SO-である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
Wが、存在しない、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
が、(R)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、(S)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、1,4-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2-アミノチアゾール-4-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(4-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、4-メトキシキノリン-3-イル、4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-ブロモ-6-クロロピリジン-3-イル、5-ブロモピリジン-3-イル、5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、およびキノリン-7-イルから選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
が、1,1-ジフルオロエチル、1-フルオロエチル、2-メチルプロパン-2-イル、3,3,3-トリフルオロプロピル、4,4,4-トリフルオロブチル、アゼチジン-3-イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン-3-イル、プロパン-1-イル、sec-ブチルおよびビニルから選択され、それぞれ、2,2-ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
3a、R3b、R3cおよびR3dが、それぞれHである、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
式(Ig)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【化2】
[式中、
ArおよびArは、独立して、1H-ピラゾリル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニルおよびチオフェニルであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲンおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、-NH-C~C-シクロアルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH、-NH-C~C-アルキレン-O-C~C-アルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、C~Cアルキル、C~CシクロアルキルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンである]
から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
式(Ii)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【化3】
[式中、
は、C~Cアルキル、C~CシクロアルキルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシルおよびヒドロキシルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンであり、
は、HまたはC~Cアルキルであり、
5a、R5b、R5cおよびR5dは、独立して、H、C~Cアルキルおよびハロゲンである]
から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
式(Ii)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【化4】
[式中、
は、1,1-ジフルオロエチル、2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、1-フルオロエチル、イソプロピルおよびメチルから選択され、それぞれ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチルおよびメトキシから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHであり、
は、H、メチルおよびエチルから選択され、
5a、R5b、R5cおよびR5dは、独立して、H、メチルおよびフルオロである]
から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
式(Ii)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【化5】
[式中、
は、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-フルオロエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、イソプロピル、メトキシメチルおよびメチルから選択され、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHであり、
は、H、メチルおよびエチルから選択され、
5a、R5bおよびR5cは、独立して、H、メチルおよびフルオロであり、
5dは、Hである]
から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学が(R)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学が(S)である、請求項1から25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
以下の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
(2S)-1-(3-(2-ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A5);
(S)-1-(3-(2-ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)-3-((R)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A88);
2-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド(化合物A123);
(S)-1-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-3-((R)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A136);
(S)-1-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A154);
(S)-1-((R)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A161);
(S)-1-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A163);
(S)-1-((R)-8-(4’-(アミノメチル)-4-フルオロビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A169);
(S)-1-((R)-8-(4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A199);
(S)-1-((S)-8-(4’-(2-アミノエチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A210);
(S)-1-((S)-8-(4’-(2-アミノエチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A211);
(S)-1-((R)-8-(4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-フルオロビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A217);
(S)-1-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシ-3’-フルオロビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A220);
(S)-1-((S)-8-(4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A225);
(S)-1-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-6-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A227);
(S)-1-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-5-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A229);
(S)-1-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A230);
(S)-1-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A232);
(2S)-1-(3-(1-フルオロエチルスルホニル)フェノキシ)-3-((R)-8-(キノリン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A234);
(S)-1-((S)-8-(4’-((tert-ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A240);
(S)-1-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-3-((S)-8-(4’-((tert-ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A241);
(S)-1-((S)-8-(4’-(アゼチジン-1-イルメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A243);
(S)-1-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-3-((S)-8-(4’-((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A244);
(S)-1-((S)-8-(4’-((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A245);
(S)-1-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-3-((S)-8-(4’-((2-メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A247);
3-((R)-3-((S)-3-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-2-ヒドロキシプロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)-1-エチルキノリン-4(1H)-オン(化合物A297);
(S)-1-(3-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-3-((R)-8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロパン-2-オール(化合物A300);
(S)-1-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A309);
1-エチル-3-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)キノリン-4(1H)-オン(化合物A310);
(S)-1-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A320);
(S)-1-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-3-(3-(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン-2-オール(化合物A321);
1-エチル-8-フルオロ-3-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)キノリン-4(1H)-オン(化合物A322);
3-((R)-3-((S)-3-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-2-ヒドロキシプロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)キノリン-4(1H)-オン(化合物A326);
3-((R)-3-((S)-3-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-2-ヒドロキシプロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)-8-メチルキノリン-4-オール(化合物A327);
3-((R)-3-((S)-3-(3-(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)-2-ヒドロキシプロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)-7-フルオロキノリン-4-オール(化合物A329);および
1-エチル-8-フルオロ-3-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)キノリン-4(1H)-オン(化合物A331)
から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
化合物が、1-エチル-3-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)キノリン-4(1H)-オン(化合物A310)、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項14】
個体において腎嚢胞性疾患および/または心腎症候群を処置する方法であって、それを必要とする個体に、治療有効量の、式(IIa)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、水和物およびN-オキシド:
【化6】
[式中、
は、-SO-であるか、または存在せず、
11は、アリール、C~C-アルキレン-アリール、C~C-アルキレン-ヘテロアリール、C~Cシクロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルコキシカルボニル、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキサミド、カルバミミドイル、カルボキシ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アリールオキシ、C~CシクロアルキルおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-および-NH-から選択され、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択され、
12aは、Hであるか、またはC~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキルおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキル、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、1つのオキソ基で置換されていてもよいヘテロシクリル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12bは、HまたはC~Cアルキルである]
から選択される化合物を投与するステップを含む方法。
【請求項15】
式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【化7】
[式中、
11は、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、(2-エチル)(メチル)アミノ、アセトアミド、アミノ、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロポキシ、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、ここで、(2-エチル)(メチル)アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、フェノキシおよびプロポキシは、それぞれ、2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2,2-ジフルオロエチルアミノ、2-アミノ-2-オキソアセトアミド、2-アミノアセトアミド、2-フルオロエチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、アセトアミド、アミノ、ベンジルオキシ、カルボキシ、シアノ、シアノメチルアミノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ヒドロキシル、イソブチルアミノ、イソペンチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェニル、ピロリジン-1-イル、チアゾリジン-3-イルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
から選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
化合物が、以下の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B61);
3-((2S)-3-(8-(ベンジルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B172);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B300);
3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B303);
3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((イソペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B320);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B336);
3-((2S)-3-(8-(4’-((2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B339);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B344);
-((3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-イル)メチル)オキサルアミド、(化合物B354);
3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B419);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)ベンゼンスルホンアミド、(化合物B437);
3-((S)-3-((R)-8-((R)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B468);
3-((S)-3-((R)-8-(3-シアノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B493);
3-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ピリジン1-オキシド、(化合物B496);
3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B505);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B509);
3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド、(化合物B532);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B541);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド、(化合物B548);
3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド、(化合物B550);
3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メトキシピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B568);および
3-((S)-3-((R)-8-(4-ベンジルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド、(化合物B573)
から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
腎嚢胞性疾患が、多発性嚢胞腎疾患、片側性腎嚢胞性疾患(限局性嚢胞性疾患)、単純性腎嚢胞、多嚢胞性異形成腎、多発奇形症候群の多発性嚢胞腎、若年性ネフロンろうおよび髄質嚢胞性疾患、髄質海綿腎、原発性糸球体嚢胞腎疾患、主に遺伝子または染色体の病因のいくつかの全身性障害に関連する糸球体嚢胞腎、結節性硬化症およびフォン・ヒッペル-リンドウ病における嚢胞腎、嚢胞性腎腫、先天性中胚葉性腎腫の嚢胞性バリアント、腎臓の混合性上皮間質性腫瘍、腎リンパ管腫、腎盂腎杯嚢胞、門脈周囲嚢胞および腎周囲仮性嚢胞、長期透析による後天性腎嚢胞性疾患、ならびに嚢腫性腎細胞癌および肉腫から選択される、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
腎嚢胞性疾患が、多発性嚢胞腎疾患である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
多発性嚢胞腎疾患が、常染色体優性多発性嚢胞腎疾患である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
心腎症候群が、心腎症候群1型である、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
心腎症候群が、心腎症候群2型である、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
心腎症候群が、心腎症候群3型である、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
心腎症候群が、心腎症候群4型である、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
【背景技術】
【0002】
腎嚢胞は、50歳を超える人々の3分の1において出現する。最も多いのは単純性嚢胞であるが、腎嚢胞性疾患は複数の病因を有する。嚢胞性疾患の広義のカテゴリーは、以下を含む:
・ 先天性 - 先天性嚢胞性異形成、
・ 遺伝性 - 常染色体劣性多発性嚢胞腎疾患(ARPKD)、常染色体優性多発性嚢胞腎疾患(ADPKD)、ネフロンろう-髄質嚢胞腎疾患複合(NMCD)、
・ 後天性 - 単純性嚢胞、後天性嚢胞性疾患、
・ 全身疾患に関連する嚢胞 - フォン・ヒッペル-リンドウ病(VHLS)、結節性硬化症(TS)および
・ 悪性腫瘍 - 腎細胞癌(RCC)。
【0003】
最も一般的なより大きい嚢胞は、後天性嚢胞、単純性嚢胞、およびARPKDを伴う嚢胞である。より小さい嚢胞は、ARPKD、NMCDおよび髄質海綿腎(MSK)に関連する。成人では、腎血管筋脂肪腫およびRCCも嚢胞性病変を示しうる。
【0004】
多発性嚢胞腎疾患(PKD)は、流体で満たされた嚢胞が腎臓において形成するいくつかの状態を記述するものである。嚢胞は概して、糸球体から尿を運搬する尿細管の弱い分節において発生する。嚢胞の成長は、健康な腎臓組織を駆逐する。腎臓は嚢胞を収容するように拡張し、20ポンドと同程度の重量となりうる。遺伝形態および非遺伝両方のPKDの多くの形態がある。
【0005】
常染色体優性PKD(ADPKD)は、最も一般的な遺伝形態である。ADPKDの症状は通常、30から40歳の間で発生するが、それらはより早く、小児期であっても始まる場合がある。すべてのPKD症例の約90パーセントは常染色体優性PKDである。ADPKDは、ポリシスチン-1をコードするPKD1遺伝子(症例の85%)またはポリシスチン-1をコードするPKD2遺伝子(症例の15%)における突然変異から生じる。常染色体劣性PKD(ARPKD)は、稀な遺伝形態である。常染色体劣性PKDの症状は、出生後1カ月以内に、子宮の中でも始まる。
【0006】
PKDが腎臓を機能できなくする場合、これは通常何年も経ってから起こり、患者は透析または腎臓移植を必要とする。主要型のPKDがある人々の約2分の1が、腎不全まで進行する。PKDは、肝臓において嚢胞を、ならびに心臓および脳内の血管等の他の臓器において問題を引き起こしうる。これらの合併症は、多くの場合に人生の晩年において腎臓で形成する通常は無害な「単純性」嚢胞から、PKDを区別する。
【0007】
米国では約600,000人の人々および世界的には約1,250万人の人々がPKDを有し、これは腎不全の主因である。この時点で、PKDは不治である。PKDのための処置は、痛みを低減させるための薬および手術、感染症を解消するための抗生物質、損なわれた腎臓の機能を置きかえるための透析、および腎臓移植を含む。
【0008】
心腎症候群(CRS)は、心臓および腎臓の両方に関与し、一方の臓器における急性または慢性機能不全が他方の臓器において急性または慢性機能不全を誘発しうる、一連の障害を包含する。これは、いくつかの境界面を越えた心臓-腎臓の相互作用の融合を表す。これらは、心不全と腎臓の応答との間の血行力学的クロストークおよび逆も同様、ならびに、神経ホルモンマーカーにおける変化およびその臨床表現型の炎症分子シグネチャーの特徴を含む。
【0009】
1つの臓器の処置に焦点を合わせることは、他の臓器における転帰を悪化させうるため、CRSがある患者の医学的管理は、多くの場合、難易度が高い。心不全を処置するために使用される薬剤の多くは、腎臓機能を悪化させうることが公知である。加えて、心不全における多くの治験では、進行性腎臓機能不全がある患者を除外した。したがって、CRS管理の理解は今日まで依然として限られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
したがって、PKDを含む腎嚢胞性疾患および心腎症候群のより効率的な処置を開発する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
個体において腎嚢胞性疾患および/または心腎症候群を処置する方法であって、それを必要とする個体に、治療有効量の、式(Ia)の化合物
【0012】
【化1】
[式中、
Xは、-SO-、-C(=O)-または-CHC(=O)-であり、
Wは、存在しないか、またはC~Cアルキレンであり、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-Y-C~C-シクロアルキル、-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
Yは、-O-、-NH-および-N-(C~Cアルキル)-から独立して選択され、
Zは、ヒドロキシル、C~Cアルコキシ、アミノ、C~CアルキルアミノおよびC~Cジアルキルアミノから独立して選択され、
は、C~Cアルケニル、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cハロシクロアルキル、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンである]
を投与するステップを含む方法が提供される。
【0013】
個体において腎嚢胞性疾患および/または心腎症候群を処置する方法であって、それを必要とする個体に、治療有効量の、式(IIa)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、水和物およびN-オキシド:
【0014】
【化2】
[式中、
は、-SO-であるか、または存在せず、
11は、アリール、C~C-アルキレン-アリール、C~C-アルキレン-ヘテロアリール、C~Cシクロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルコキシカルボニル、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキサミド、カルバミミドイル、カルボキシ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アリールオキシ、C~CシクロアルキルおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-および-NH-から選択され、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択され、
12aは、Hであるか、またはC~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキルおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキル、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、1つのオキソ基で置換されていてもよいヘテロシクリル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12bは、HまたはC~Cアルキルである]
から選択される化合物を投与するステップを含む方法も提供される。
【0015】
本明細書において開示される発明のこれらおよび他の態様は、特許開示が進むにつれてより詳細に明記されることになる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
定義
明確さおよび一貫性のために、本特許文書全体を通して以下の定義を使用する。
【0017】
本明細書において使用される場合、「投与すること」は、本発明の化合物または他の療法、医療もしくは処置を、処置を必要とする個体に、錠剤、カプセル剤、シロップ剤、懸濁剤等の経口剤形;IV、IMまたはIP等の注射剤形;クリーム剤、ゼリー剤、散剤またはパッチ剤を含む経皮剤形;口腔内剤形;吸入用散剤、スプレー剤、懸濁剤等;ならびに直腸坐剤を含むがこれらに限定されない治療的に有用な形態および治療的に有用な量で、その個体の体に導入されうる形態で提供することを指す。ヘルスケア従事者は、化合物を試料の形態で個体に直接提供することができるか、または化合物についての口頭もしくは書面による処方箋を提供することによって化合物を個体に間接的に提供することができる。また、例えば、個体は、ヘルスケア従事者の関与なしに自ら化合物を入手することができる。化合物が個体に投与されると、体は化合物によって何らかの手法で転換される。本発明の化合物が1種または複数の他の作用物質と組み合わせて提供される場合、「投与」は、化合物および他の作用物質が同時にまたは異なる時間に投与されることを含むと理解される。組合せの作用物質が同時に投与される場合、それらは単一の組成物で一緒に投与されうるか、または別個に投与されうる。
【0018】
用語「アンタゴニスト」は、本明細書において使用される場合、アゴニストとしてβアドレナリン作動性受容体と競合的に結合することができる(例えば、内在性リガンド)が、アゴニストと比較して細胞内応答を活性化させることも実質的に低減させることもなく、それにより、アゴニストまたは部分アゴニストによる細胞内応答を阻害することができる、部分を指す。「アンタゴニスト」は、アゴニストまたは部分アゴニストのいずれも非存在下では、ベースライン細胞内応答を低下させないか、または低下させても無視できる程度までである。
【0019】
用語「組成物」は、合成、予備処方、工程内試験中に取得/調製された組成物(すなわち、TLC、HPLC、NMR試料)等の少なくとも1種の追加の成分と組み合わせた、本発明の化合物の塩、溶媒和物および水和物を含むがこれらに限定されない化合物またはその結晶性形態を指す。
【0020】
用語「水和物」は、本明細書において使用される場合、非共有分子間力によって結合した化学量論または非化学量論量の水をさらに含む、本発明の化合物またはその塩を意味する。
【0021】
用語「処置を必要とする」および用語「それを必要とする」は、処置に言及する場合、介護者(例えば、ヒトの事例では内科医、看護師、看護従事者等;非ヒト哺乳動物を含む動物の事例では獣医)によって為された、個体または動物が処置を必要とするまたは処置から利益を得るという判断を意味するために交換可能に使用される。この判断は、介護者の専門知識の領域内であるが、本発明の化合物によって処置可能な疾患、状態または障害の結果として、個体または動物が病気であるまたは病気になるという知識を含む、様々な要因に基づいて為される。したがって、本発明の化合物は、保護的もしくは予防的方式で使用されうるか、または本発明の化合物は、疾患、状態もしくは障害を緩和する、阻害するもしくは改善させるために使用されうる。
【0022】
用語「個体」は、マウス、ラット、他のげっ歯類、ウサギ、イヌ、ネコ、ブタ、ウシ、ヒツジ、ウマ、霊長類およびヒト等の哺乳動物を含む任意の動物を指す。一部の実施形態では、「個体」は、ヒトを指す。
【0023】
用語「医薬組成物」は、本発明の化合物の塩、溶媒和物および水和物を含むがこれらに限定されない少なくとも1種の活性原料を含み、それにより、組成物が哺乳動物(例えば、限定されないが、ヒト)における指定された効果的な転帰の調査に適している、特定組成物を指す。当業者ならば、技術者のニーズに基づき、活性原料が所望の効果的な転帰を有するか否かを決定するために適切な技術を理解するおよび分かるであろう。
【0024】
語句「薬学的に許容できる塩、溶媒和物および水和物」は、本明細書において記述されている通りの化合物(単数または複数)に言及する場合、化合物(単数または複数)の薬学的に許容できる溶媒和物および/または水和物、化合物(単数または複数)の薬学的に許容できる塩、ならびに化合物(単数または複数)の薬学的に許容できる塩の薬学的に許容できる溶媒和物および/または水和物を内包する。語句「薬学的に許容できる溶媒和物および水和物」または語句「薬学的に許容できる溶媒和物または水和物」が、塩である本明細書において記述されている通りの化合物(単数または複数)に言及する際に使用される場合、それがそのような塩の薬学的に許容できる溶媒和物および/または水和物を内包することも理解される。水和物は溶媒和物の亜属であることも、当業者によって理解される。
【0025】
用語「処方すること」は、薬物の使用、または他の療法、医療もしくは処置を指図する、許可するまたは推奨することを指す。一部の実施形態では、ヘルスケア提供者は、化合物、投薬量レジメンまたは他の処置の個体への使用を、口頭で助言する、推奨するまたは許可する。ヘルスケア提供者は、化合物、投薬量レジメンまたは処置についての書面による処方箋を、提供してもしなくてもよい。さらに、ヘルスケア提供者は、化合物または処置を個体に提供してもしなくてもよい。例えば、ヘルスケア提供者は、個体に、化合物を提供することなく、化合物をどこで入手するかを助言することができる。一部の実施形態では、ヘルスケア提供者は、化合物、投薬量レジメンまたは処置についての書面による処方箋を個体に提供することができる。処方箋は、紙に書かれたまたは電子媒体に記録されたものであってよい。加えて、処方箋は、薬局または診療所に電話で伝える(口頭)またはファクスで送信する(書面)ことができる。一部の実施形態では、化合物または処置の試料が個体に与えられる。本明細書において使用される場合、化合物の試料を与えることは、化合物についての暗黙の処方箋を構成する。世界中の異なるヘルスケアシステムは、化合物または処置を処方するおよび施すための異なる方法を使用し、これらの方法は、本明細書における開示によって包含される。
【0026】
ヘルスケア提供者は、例えば、内科医、看護師、看護従事者、または本明細書において開示される障害のために化合物(薬物)を処方するまたは投与することができる他のヘルスケア専門家を含むことができる。加えて、ヘルスケア提供者は、例えば保険会社を含む、化合物または薬物を個体に推奨する、処方する、投与する、または受けるのを防ぐことができる誰かを含むことができる。
【0027】
用語「予防する」、「予防すること」および「予防」は、特定の障害に関連する1つまたは複数の症状の出現または発病の排除または低減を指す。例えば、用語「予防する」、「予防すること」および「予防」は、障害の少なくとも1つの症状を最終的に現しうるが未だそうなっていない個体への防護または予防ベースでの療法の投与を指すことができる。そのような個体は、バイオマーカーの存在等、その後の疾患の出現と相関することが公知であるリスク因子に基づき同定されうる。代替として、予防療法は、リスク因子の事前同定なしに、防護策として投与されうる。障害の少なくとも1つのエピソードおよび/または症状の発病を遅延させることも、予防または防護とみなされうる。
【0028】
用語「腎嚢胞性疾患」および「腎臓の嚢胞性疾患」は、腎臓またはその周囲において発生する嚢胞によって特徴付けられるある特定の疾患および状態を指す。それらは、(1)遺伝性もしくは後天性または(2)多発性腎嚢胞の一般的な特色を有する全身性もしくは腎限定疾患のいずれかとして分類されうる。含まれる疾患および状態は、多発性嚢胞腎疾患、例えば、常染色体優性多発性嚢胞腎疾患および常染色体劣性多発性嚢胞腎疾患、片側性腎嚢胞性疾患(限局性嚢胞性疾患)、単純性腎嚢胞、多嚢胞性異形成腎、多発奇形症候群の多発性(pluricystic)嚢胞腎、若年性ネフロンろうおよび髄質嚢胞性疾患、髄質海綿腎、原発性糸球体嚢胞腎疾患、および主に遺伝子または染色体の病因のいくつかの全身性障害に関連する糸球体嚢胞腎、結節性硬化症およびフォン・ヒッペル-リンドウ病における嚢胞腎、嚢胞性腎腫、先天性中胚葉性腎腫の嚢胞性バリアント、腎臓の混合性上皮間質性腫瘍、腎リンパ管腫、腎盂腎杯嚢胞、門脈周囲(peripylic)嚢胞および腎周囲仮性嚢胞、長期透析による後天性腎嚢胞性疾患、ならびに嚢腫性腎細胞癌および肉腫である。
【0029】
用語「心腎症候群」または「CRS」は、心不全に罹患している対象における腎および心機能の間の緊密な協調として現す、心臓と腎臓との間の生理的関係を指す。該用語は、心臓および腎臓の機能不全が重複する異なる臨床状態を定義するために使用されてきた。1型CRS(急性心腎症候群)は、急性増悪心不全等の急性心疾患の状況における急性腎臓傷害(AKI)につながる心機能の急性悪化によって特徴付けられるのに対し、2型CRSは、慢性心臓疾患の状況において出現する。3型CRSはAKIと密接に関係しているのに対し、4型は慢性腎臓疾患(CKD)患者における心血管の関与を表す。5型CRSは、敗血症、肝腎症候群および免疫介在性疾患等のいくつかの疾患における心腎の関与を表す。心腎症候群の最近の議論は、Rangaswamiら、「Cardiorenal Syndrome:Classification,Pathophysiology,Diagnosis,and Treatment Strategies:A Scientific Statement From the American Heart Association」、Circulation 139:e840~e878(2019)およびDi Lulloら、「Pathophysiology of the cardio-renal syndromes types 1-5:An uptodate」、Indian Heart J.2017;69(2):255~265において見ることができ、そのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0030】
用語「溶媒和物」は、本明細書において使用される場合、非共有分子間力によって結合した化学量論または非化学量論量の溶媒をさらに含む、本発明の化合物またはその塩を意味する。好ましい溶媒は、揮発性、非毒性である、および/または微量でヒトへの投与に許容できる。
【0031】
用語「処置する」、「処置すること」および「処置」は、疾患、障害、状態、依存または行動の少なくとも1つの症状を既に現しているまたは以前に現したことがある個体への、療法の投与を指す。例えば、「処置すること」は、疾患、障害、状態、依存または行動に関して以下のいずれか:緩和すること、軽快させること、改善させること、改良すること、阻害すること(例えば、発生を食い止める)、軽減させることまたは退縮を引き起こすことを含むことができる。「処置すること」は、疾患、障害、状態、依存または行動の、症状を処置すること、追加の症状を予防すること、症状の根本的な生理的原因を予防すること、または症状を(防護的におよび/または治療的にのいずれかで)停止させることも含むことができる。例えば、障害への言及における用語「処置すること」は、特定の障害に関連する1つまたは複数の症状の重症度における低減を意味する。したがって、障害を処置することは、障害に関連するすべての症状の重症度における低減を必ずしも意味するとは限らず、障害に関連する1つまたは複数の症状の重症度における完全な低減を必ずしも意味するとは限らない。
【0032】
用語「治療有効量」は、以下のうちの1つまたは複数を含みうる、個体、研究者、獣医、医師、または他の臨床医もしくは介護者が求める、組織、系、動物またはヒトにおける生物学的または医薬的応答を誘起する、活性化合物または医薬作用物質の量を指す:
(1)障害を予防すること、例えば、疾患、状態または障害にかかりやすい素因を持っているかもしれないが、関連する病理または症候を未だ経験しても見せてもいない個体において、疾患、状態または障害を予防すること、
(2)障害を阻害すること、例えば、関連する病理または症候を経験しているまたは見せている個体において、疾患、状態または障害を阻害すること(すなわち、病理および/または症候のさらなる発生を食い止めること)、ならびに
(3)障害を改善させること、例えば、関連する病理または症候を経験しているまたは見せている個体において、疾患、状態または障害を改善させること(すなわち、病理および/または症候を好転させること)。
【0033】
化学基、部分またはラジカル
用語「C~Cアルケニル」は、少なくとも1つの炭素-炭素二重結合が存在する、2から6個の炭素を含有するラジカルを表示する。一部の実施形態は、2から5個の炭素を含有する。一部の実施形態は、2から4個の炭素を含有する。一部の実施形態は、2から3個の炭素を含有する。一部の実施形態は、2個の炭素を含有する(すなわち、-CH=CH)。EおよびZ異性体はいずれも用語「アルケニル」によって内包される。さらに、用語「アルケニル」は、ジおよびトリアルケニルを含む。
【0034】
用語「C~Cアルキレン」および「C~Cアルキレン」は、定義された数の炭素、それぞれ1から6個の炭素原子または1から4個の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖状、飽和脂肪族、二価ラジカルを指す。一部の実施形態は、1から2個の炭素を含有する。一部の実施形態は、1から5個の炭素を含有する。一部の実施形態は、1から4個の炭素を含有する。一部の実施形態は、1から3個の炭素を含有する。一部の実施形態は、1または2個の炭素を含有する。一部の実施形態は、1個の炭素原子を含有する(すなわち、-CH-)。例は、メチレン、エチレン、n-プロピレン、イソプロピレン、n-ブチレン、s-ブチレン、イソブチレン、t-ブチレン、ペンチレン、イソペンチレン、t-ペンチレン、ネオペンチレン、1-メチルブチレン[すなわち、-CH(CH)CHCHCH]、2-メチルブチレン[すなわち、-CHCH(CH)CHCH]、n-ヘキシレン等を含むがこれらに限定されない。
【0035】
用語「アミノ」は、基-NHを指す。
【0036】
用語「アリール」は、単環、2つの縮合環、または単結合によって結合している2つの環(すなわち、ビフェニル)を含有してよく、ここで、少なくとも1つの環は芳香族である、6から12個の炭素原子を含有する環系を指す。例は、フェニル、ビフェニル、インダニル、テトラヒドロナフタレニル、ナフタレニル等を含む。ビフェニルの例は、[1,1’-ビフェニル]-2-イル(すなわち、ビフェニル-2-イル)、[1,1’-ビフェニル]-3-イル(すなわち、ビフェニル-3-イル)、または[1,1’-ビフェニル]-4-イル(すなわち、ビフェニル-4-イル)を含み、それぞれ以下の構造:
【0037】
【化3】
を持つ。置換基がアリール環上に存在する場合、置換基は、任意の利用可能な環炭素において結合することができる。
【0038】
用語「C~Cアルコキシ」は、酸素原子に直接結合しているC~Cアルキル基を含むラジカルを指し、ここで、C~Cアルキルは、本明細書で見られるのと同じ定義を有する。一部の実施形態は、1から5個の炭素を含有する(すなわち、C~Cアルコキシ)。一部の実施形態は、1から4個の炭素を含有する(すなわち、C~Cアルコキシ)。一部の実施形態は、1から3個の炭素を含有する(すなわち、C~Cアルコキシ)。一部の実施形態は、1または2個の炭素を含有する。例は、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、t-ブトキシ、イソブトキシ、s-ブトキシ等を含むがこれらに限定されない。
【0039】
用語「C~Cアルキル」は、1から6個の炭素を含有する直鎖または分枝鎖状炭素ラジカルを指す。一部の実施形態は、1から5個の炭素であり(すなわち、C~Cアルキル)、一部の実施形態は、1から4個の炭素であり(すなわち、C~Cアルキル)、一部の実施形態は、1から3個の炭素であり(すなわち、C~Cアルキル)、一部の実施形態は、1または2個の炭素である。アルキルの例は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、ペンチル、イソペンチル、tert-ペンチル、neo-ペンチル、1-メチルブチル[すなわち、-CH(CH)CHCHCH]、2-メチルブチル[すなわち、-CHCH(CH)CHCH]、n-ヘキシル等を含むがこれらに限定されない。
【0040】
用語「C~Cアルキルアミノ」は、NH基に結合している1つのC~Cアルキル基を含むラジカルを指し、ここで、C~Cアルキルは、本明細書において記述されているのと同じ意味を有する。一部の実施形態は、「C~Cアルキルアミノ」である。一部の例は、メチルアミノ、エチルアミノ、n-プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n-ブチルアミノ、s-ブチルアミノ、イソブチルアミノ、t-ブチルアミノ等を含む。
【0041】
用語「C~Cアルキルカルボキサミド」は、アミド基の炭素または窒素のいずれかに結合している単一のC~Cアルキル基を指し、ここで、C~Cアルキルは、本明細書で見られるのと同じ定義を有する。C~Cアルキルカルボキサミド基は、以下によって表されうる。
【0042】
【化4】
【0043】
例は、N-メチルカルボキサミド、N-エチルカルボキサミド、N-n-プロピルカルボキサミド、N-イソプロピルカルボキサミド、N-n-ブチルカルボキサミド、N-s-ブチルカルボキサミド、N-イソブチルカルボキサミド、N-t-ブチルカルボキサミド等を含む。
【0044】
用語「シアノ」は、基-CNを指す。
【0045】
用語「C~Cシクロアルキル」は、3から7個の炭素を含有する飽和環ラジカルを指す。一部の実施形態は、3から6個の炭素を含有する。一部の実施形態は、3から5個の炭素を含有する。一部の実施形態は、5から7個の炭素を含有する。一部の実施形態は、3から4個の炭素を含有する。例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等を含む。
【0046】
用語「C~Cジアルキルアミノ」は、2つのアルキル基で置換されているアミノ基を含むラジカルを指し、アルキル基は、同じであることも異なっていることもでき、ただし、2つのアルキル基は、2つのアルキル基間に合計6個の炭素原子を超えない。一部の実施形態は、C~Cジアルキルアミノである。一部の例は、ジメチルアミノ、メチルエチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルプロピルアミノ、メチルブチルアミノ、メチルペンチルアミノ、メチルイソプロピルアミノ、エチルプロピルアミノ、エチルイソプロピルアミノ、ジプロピルアミノ、プロピルイソプロピルアミノ等を含む。
【0047】
用語「C~Cハロアルキルアミノ」は、NH基に結合している1つのC~Cハロアルキル基を含むラジカルを指し、ここで、C~Cハロアルキルは、本明細書において記述されているのと同じ意味を有する。一部の実施形態は、「C~Cハロアルキルアミノ」である。一部の例は、2-フルオロエチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、(1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)アミノ、3,3,3-トリフルオロプロピルアミノ、2,2,2-トリフルオロプロピルアミノ等を含む。
【0048】
用語「C~Cハロアルキル」は、1個または複数のハロゲンで置換されているC~Cアルキル基を含むラジカルを指し、ここで、C~Cアルキルは、本明細書で見られるのと同じ定義を有する。C~Cハロアルキルは完全に置換されていてよく、この事例では、式C2n+1によって表すことができ、式中、Lはハロゲンであり、「n」は、1、2、3、4、5または6である。1個を超えるハロゲンが存在する場合、それらは同じであっても異なっていてもよく、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素から選択されてよい。一部の実施形態では、ハロアルキルは、1から5個の炭素を含有する(すなわち、C~Cハロアルキル)。一部の実施形態では、ハロアルキルは、1から4個の炭素を含有する(すなわち、C~Cハロアルキル)。一部の実施形態では、ハロアルキルは、1から3個の炭素を含有する(すなわち、C~Cハロアルキル)。一部の実施形態では、ハロアルキルは、1または2個の炭素を含有する。ハロアルキル基の例は、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1-フルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、4,4,4-トリフルオロブチル等を含む。
【0049】
用語「C~Cハロシクロアルキル」は、1個または複数のハロゲンで置換されているC~Cシクロアルキル基を含むラジカルを指し、ここで、C~Cシクロアルキルは、本明細書で見られるのと同じ定義を有する。ハロシクロアルキル基の例は、2,2-ジフルオロシクロプロピル、1-フルオロシクロプロピル、4,4-ジフルオロシクロヘキシル等を含む。
【0050】
用語「ハロゲン」は、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨード基を指す。一部の実施形態では、ハロゲンは、フルオロ、クロロまたはブロモである。一部の実施形態では、ハロゲンは、フルオロまたはクロロである。一部の実施形態では、ハロゲンはフルオロである。
【0051】
用語「ヘテロアリール」は、単環、2つの縮合環、単結合によって結合している2つの環、または3つの縮合環を含有してよく、ここで、少なくとも1個の環原子は、O、SおよびN等のヘテロ原子であり、ここでNは、H、C~CアシルまたはC~Cアルキルで置換されていてもよく、少なくとも1つの環は芳香族である、5から14個の環原子を含有する環系を指す。ヘテロアリール基がオキソ基で置換されている場合、オキソ基は、任意の利用可能な環原子、例えば、カルボニル基を形成するために環炭素、N-オキシドを形成するために環窒素、およびスルホキシド(すなわち、-S(=O)-)またはスルホン(すなわち、-S(=O)-)のいずれかを形成するために環硫黄上にあることができる。一部の実施形態は、5から6個の環原子、例えば、フラニル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニル等を含有する。一部の実施形態は、8から14個の環原子、例えば、キノリジニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、トリアジニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、インドリジニル、プリニル、ナフチリジニル、プテリジニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、1H-ベンゾイミダゾリル、イミダゾピリジニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラン、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、4H-ベンゾ[1,3]ジオキシニル、3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリニル、1,4,6,7-テトラヒドロ-イミダゾ[4,5-c]ピリジニル、7,8-ジヒドロ-5H-[1,6]ナフチリジニル、5,6-ジヒドロ-8H-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピラジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ピラゾロ[1,5-a]ピリミジニル、1,2,3,4-テトラヒドロキノリニル等を含有する。「ヘテロアリール」が、単結合によって結合している2つの環を含有する環系である場合、2つの環は、任意の利用可能な環炭素または利用可能な窒素原子で結合できることが理解される。一部の実施形態は、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、5-フェニルチオフェン-2-イル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル(以下の化学構造に対応する)等を含む。
【0052】
【化5】
【0053】
一部の実施形態では、「ヘテロアリール」は、群:(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジニル、1,2-ジヒドロキノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択される。一部の実施形態では、「ヘテロアリール」は、群:1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾール-4-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-7-イル、およびチアゾール-4-イルから選択される。ヘテロアリール基に言及する場合、チオフェニル、チオフェン-2-イル、チオフェン-3-イル等という用語は、それぞれ以下のヘテロアリール基:
【0054】
【化6】
を指すことが理解される。
【0055】
用語「ヘテロシクリル」は、3から8個の環原子を含有し、ここで、環原子のうちの1、2または3個は、例えば、O、SおよびNから選択されるヘテロ原子であり、ここでNは、H、C~CアシルまたはC~Cアルキルで置換されていてもよい、非芳香族環ラジカルを指す。一部の実施形態では、「ヘテロシクリル」は、3から8個の環原子を含有し、ここで、環原子の1または2個は、例えば、O、SおよびNHから選択されるヘテロ原子である、非芳香族環ラジカルを指す。ヘテロシクリル基の例は、アジリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、モルホリニル、オキセタニル、イミダゾリジニル、ピペラジニル、ピロリジニル、チオモルホリニル、[1,4]オキサゼパニル、アゼパニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル等を含む。
【0056】
用語「ヒドロキシル」は、基-OHを指す。
【0057】
用語「C~Cアルキレンヒドロキシル」は、C~Cアルキレンラジカルと結合しているヒドロキシル基からなるラジカルを指し、ここで、ヒドロキシルおよびC~Cアルキレンは、本明細書において記述されているのと同じ定義を有する。例は、ヒドロキシメチル、2-ヒドロキシエチル、1-ヒドロキシエチル等を含む。
【0058】
用語「オキソ」は、ジラジカル=Oを指す。
【0059】
用語「スルファモイル」は、基-S(=O)NHを指す。
【0060】
本発明の化合物
本発明の一態様は、式(Ia)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0061】
【化7】
から選択される、とりわけ、ある特定の1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イル-アミノプロパニル-エーテル誘導体を包含し、
式中、R(ならびにいずれもRに関連するYおよびZ)、X、W、R、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、いずれも本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有する。
【0062】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0063】
【化8】
を有することができ、
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(R)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(S)立体化学を有する。
【0064】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0065】
【化9】
を有することができ、
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(R)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(R)立体化学を有する。
【0066】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0067】
【化10】
を有することができ、
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(S)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(S)立体化学を有する。
【0068】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0069】
【化11】
を有することができ、
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(S)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(R)立体化学を有する。
【0070】
立体化学が具体的に示されていない本明細書において記述されている任意の式は、式(Ia)、(Ia)、(Ia)および(Ia)が上記で式(Ia)についてそれぞれの立体化学を示すのと同様の方式で、C(3)およびC(2)についての立体化学をそれぞれ(R)および(S)、(R)および(R)、(S)および(S)、または(S)および(R)として具体的に示すように書かれうることが理解される。同様に、立体化学が具体的に示されていない本明細書において記述されている任意の式は、上記で式(Ia)、(Ia)、(Ia)および(Ia)について記述された通りの言語を使用して、立体化学をそれぞれ(R)および(S)、(R)および(R)、(S)および(S)、ならびに(S)および(R)として定義するように、代替的に定義されうる。
【0071】
したがって、一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は(R)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は(S)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は(R)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は(R)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は(S)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は(S)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は(S)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は(R)である。
【0072】
式(Ia)および本開示全体を通して使用される式の化合物は、具体的に別段の記載または図示がない限り、すべての個々の鏡像異性体およびそれらの混合物を表すことが理解される。
【0073】
X基
一部の実施形態では、Xは、-SO-、-C(=O)-または-CHC(=O)-である。
【0074】
一部の実施形態では、Xは、-SO-である。
【0075】
一部の実施形態では、Xは、-C(=O)-である。
【0076】
一部の実施形態では、Xは、-CHC(=O)-である。
【0077】
環W
一部の実施形態では、Wは、存在しないか、またはC~Cアルキレンである。
【0078】
一部の実施形態では、Wは、存在しない。
【0079】
一部の実施形態では、Wは、C~Cアルキレンである。
【0080】
一部の実施形態では、Wは、-CH-である。
【0081】
YおよびZ基
YおよびZ基は、Rにおけるある特定の置換基に関連し、ここで、置換基は、C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキル基から選択され、それぞれは、Y基のいずれかまたはYおよびZ基の両方を含有する以下:-Y-C~C-シクロアルキルおよび-Y-C~C-アルキレン-Zからなる群から選択される1つまたは複数の置換基でさらに置換されていてもよい。
【0082】
一部の実施形態では、Yは、-O-、-NH-および-N-(C~Cアルキル)-から独立して選択される。
【0083】
一部の実施形態では、Zは、ヒドロキシル、C~Cアルコキシ、アミノ、C~CアルキルアミノおよびC~Cジアルキルアミノから独立して選択される。
【0084】
1つを超える-Y-C~C-シクロアルキルおよび/または-Y-C~C-アルキレン-Z基が存在する場合、YおよびZは、同じであっても異なっていてもよいことが理解される。
【0085】
一部の実施形態では、Yは、-O-である。
【0086】
一部の実施形態では、Yは、-NH-である。
【0087】
一部の実施形態では、Yは、-N-(C~Cアルキル)-である。
【0088】
一部の実施形態では、Zは、C~Cアルコキシ、アミノおよびC~Cアルキルアミノから独立して選択される。
【0089】
一部の実施形態では、Zは、ヒドロキシルである。
【0090】
一部の実施形態では、Zは、C~Cアルコキシである。
【0091】
一部の実施形態では、Zは、アミノである。
【0092】
一部の実施形態では、Zは、C~Cアルキルアミノである。
【0093】
一部の実施形態では、Zは、C~Cジアルキルアミノである。
【0094】
基(アリールおよびヘテロアリール)
一部の実施形態では、Rは、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-Y-C~C-シクロアルキル、-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0095】
一部の実施形態では、Rは、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-NH-C~C-シクロアルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH、-NH-C~C-アルキレン-O-C~C-アルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH-C~C-アルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0096】
一部の実施形態では、Rは、(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジニル、1,2-ジヒドロキノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリル;から選択され、ここで、それぞれは、2-メチルプロパン-2-イル、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン-2-イル、プロパン-1-イル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、メチルおよびプロパン-2-イルは、それぞれ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2-アミノエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、3-アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン-1-イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert-ブチルアミノおよびtert-ペンチルアミノから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0097】
一部の実施形態では、Rは、(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジニル、1,2-ジヒドロキノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリル;から選択され、ここで、それぞれは、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アミノエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(3-アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert-ブチルアミノ)メチル、(tert-ペンチルアミノ)メチル、1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル、1-アミノシクロプロピル、2-アセトアミドエチル、2-アミノエチル、2-アミノプロパン-2-イル、2-メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、アゼチジン-1-イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、オキソ、プロパン-1-イル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0098】
一部の実施形態では、Rは、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾール-4-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-7-イル、およびチアゾール-4-イル;から選択され、ここで、それぞれは、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アミノエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(3-アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert-ブチルアミノ)メチル、(tert-ペンチルアミノ)メチル、1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル、1-アミノシクロプロピル、2-アセトアミドエチル、2-アミノエチル、2-アミノプロパン-2-イル、2-メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、アゼチジン-1-イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、オキソ、プロパン-1-イル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0099】
一部の実施形態では、Rは、(R)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、(S)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、1,4-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エトキシナフタレン-2-イル、1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2-アミノチアゾール-4-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(4-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(トリフルオロメチル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル、3-ブロモ-2-メチルフェニル、3-ブロモ-4-メトキシフェニル、3-ブロモフェニル、3-クロロフェニル、3-シアノフェニル、3-フルオロフェニル、3-メトキシフェニル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4’-((2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((3-アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((メチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((tert-ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((tert-ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-アセトアミドエチル)-4-エトキシ-ビフェニル-3-イル、4’-(2-アセトアミドエチル)-ビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノプロパン-2-イル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-3’-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシ-3’-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-イソプロポキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-4-イル、4’-(アゼチジン-1-イルメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(モルホリノメチル)ビフェニル-3-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4’-(スルファモイル)ビフェニル-3-イル、4-ブロモ-3-メチルフェニル、4-エトキシ-4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、4-メトキシキノリン-3-イル、4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、4’-メチルビフェニル-3-イル、4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-ブロモ-6-クロロピリジン-3-イル、5-ブロモピリジン-3-イル、5-クロロナフタレン-2-イル、5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6-クロロナフタレン-2-イル、6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、m-トリル、ナフタレン-2-イル、フェニル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、およびキノリン-7-イルから選択される。
【0100】
基(アリール)
一部の実施形態では、Rは、アリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-Y-C~C-シクロアルキル、-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0101】
一部の実施形態では、Rは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲンおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよいアリールであり、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、-NH-C~C-シクロアルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH、-NH-C~C-アルキレン-O-C~C-アルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0102】
一部の実施形態では、Rは、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、ビフェニル、ナフタレニルおよびフェニルから選択され、ここで、それぞれは、2-メチルプロパン-2-イル、ブロモ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、プロパン-2-イル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、メチルおよびプロパン-2-イルは、それぞれ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2-アミノエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、3-アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン-1-イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert-ブチルアミノおよびtert-ペンチルアミノから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0103】
一部の実施形態では、Rは、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、ビフェニル、ナフタレニルおよびフェニルから選択され、ここで、それぞれは、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アミノエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(3-アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert-ブチルアミノ)メチル、(tert-ペンチルアミノ)メチル、1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル、1-アミノシクロプロピル、2-アセトアミドエチル、2-アミノエチル、2-アミノプロパン-2-イル、アミノメチル、アゼチジン-1-イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、エトキシ、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0104】
一部の実施形態では、Rは、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、ナフタレン-2-イルおよびフェニルから選択され、ここで、それぞれは、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アミノエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(3-アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert-ブチルアミノ)メチル、(tert-ペンチルアミノ)メチル、1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル、1-アミノシクロプロピル、2-アセトアミドエチル、2-アミノエチル、2-アミノプロパン-2-イル、アミノメチル、アゼチジン-1-イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、エトキシ、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0105】
一部の実施形態では、Rは、1-エトキシナフタレン-2-イル、3-(トリフルオロメチル)フェニル、3-ブロモ-2-メチルフェニル、3-ブロモ-4-メトキシフェニル、3-ブロモフェニル、3-クロロフェニル、3-シアノフェニル、3-フルオロフェニル、3-メトキシフェニル、4’-((2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((3-アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((メチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((tert-ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((tert-ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-アセトアミドエチル)-4-エトキシ-ビフェニル-3-イル、4’-(2-アセトアミドエチル)-ビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノプロパン-2-イル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-3’-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシ-3’-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-イソプロポキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-4-イル、4’-(アゼチジン-1-イルメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(モルホリノメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(スルファモイル)ビフェニル-3-イル、4-ブロモ-3-メチルフェニル、4-エトキシ-4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-メチルビフェニル-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5-クロロナフタレン-2-イル、6-クロロナフタレン-2-イル、m-トリル、ナフタレン-2-イル、およびフェニルから選択される。
【0106】
基(ヘテロアリール)
一部の実施形態では、Rは、ヘテロアリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-Y-C~C-シクロアルキル、-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0107】
一部の実施形態では、Rは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよいヘテロアリールであり、前記C~Cアルキルは、アミノおよびC~Cアルコキシから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0108】
一部の実施形態では、Rは、(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジニル、1,2-ジヒドロキノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリル;から選択され、ここで、それぞれは、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン-1-イルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記エチルおよびメチルは、それぞれ、アミノおよびメトキシから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0109】
一部の実施形態では、Rは、(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジニル、1,2-ジヒドロキノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリル;から選択され、ここで、それぞれは、2-メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン-1-イルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0110】
一部の実施形態では、Rは、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾール-4-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-7-イル、およびチアゾール-4-イル;から選択され、ここで、それぞれは、2-メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン-1-イルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0111】
一部の実施形態では、Rは、(R)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、(S)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、1,4-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2-アミノチアゾール-4-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(4-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、4-メトキシキノリン-3-イル、4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-ブロモ-6-クロロピリジン-3-イル、5-ブロモピリジン-3-イル、5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、およびキノリン-7-イルから選択される。
【0112】

一部の実施形態では、Rは、C~Cアルケニル、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cハロシクロアルキル、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0113】
一部の実施形態では、Rは、1,1-ジフルオロエチル、1-フルオロエチル、2-メチルプロパン-2-イル、3,3,3-トリフルオロプロピル、4,4,4-トリフルオロブチル、アゼチジン-3-イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン-3-イル、プロパン-1-イル、sec-ブチルおよびビニルから選択され、それぞれ、2,2-ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0114】
一部の実施形態では、Rは、(2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-アミノ-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル、1-エトキシ-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル、1-フルオロエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、2-アミノ-2-オキソエチル、2-アミノエチル、2-ヒドロキシエチル、3,3,3-トリフルオロプロピル、3-アミノ-3-オキソプロピル、3-ヒドロキシシクロブチル、3-ヒドロキシプロピル、3-メトキシプロピル、4,4,4-トリフルオロブチル、アゼチジン-3-イル、ベンジル、カルボキシメチル、シアノメチル、シクロブチル、シクロブチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、オキセタン-3-イル、プロパン-1-イル、sec-ブチルおよびビニルから選択される。
【0115】
一部の実施形態では、Rは、1-(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-フルオロエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、2-アミノ-2-オキソエチル、2-ヒドロキシエチル、3-アミノ-3-オキソプロピル、3-ヒドロキシプロピル、3-メトキシプロピル、シクロブチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、イソブチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチルおよびプロパン-1-イルから選択される。
【0116】
3a、R3b、R3cおよびR3d
一部の実施形態では、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンである。
【0117】
一部の実施形態では、R3aは、Hまたはハロゲンであり、R3bは、Hであり、R3cは、Hまたはハロゲンであり、R3dは、Hである。
【0118】
一部の実施形態では、R3aは、ハロゲンであり、R3bは、Hであり、R3cは、Hまたはハロゲンであり、R3dは、Hである。
【0119】
一部の実施形態では、R3aは、Hであり、R3bは、Hであり、R3cは、ハロゲンであり、R3dは、Hである。
【0120】
一部の実施形態では、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、HまたはFである。
【0121】
一部の実施形態では、R3aは、HまたはFであり、R3bは、Hであり、R3cは、HまたはFであり、R3dは、Hである。
【0122】
一部の実施形態では、R3aは、Fであり、R3bは、Hであり、R3cは、Hであり、R3dは、Hである。
【0123】
一部の実施形態では、R3aは、Hであり、R3bは、Hであり、R3cは、Fであり、R3dは、Hである。
【0124】
一部の実施形態では、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHである。
【0125】
一部の実施形態では、R3aは、ハロゲンである。
【0126】
一部の実施形態では、R3bは、ハロゲンである。
【0127】
一部の実施形態では、R3cは、ハロゲンである。
【0128】
一部の実施形態では、R3dは、ハロゲンである。
【0129】
一部の実施形態では、R3aは、Fである。
【0130】
一部の実施形態では、R3bは、Fである。
【0131】
一部の実施形態では、R3cは、Fである。
【0132】
一部の実施形態では、R3dは、Fである。
【0133】
一部の実施形態では、R3aは、Hである。
【0134】
一部の実施形態では、R3bは、Hである。
【0135】
一部の実施形態では、R3cは、Hである。
【0136】
一部の実施形態では、R3dは、Hである。
【0137】
ある特定の組合せ
本発明の一態様は、式(Ib)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0138】
【化12】
に関係し、
式中、R(ならびにいずれもRに関連するYおよびZ)、X、W、R、R3a、R3b、R3cおよびR3dは、いずれも本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有する。
【0139】
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0140】
【化13】
[式中、
Wは、存在しないか、または-CH-であり、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-NH-C~C-シクロアルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH、-NH-C~C-アルキレン-O-C~C-アルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH-C~C-アルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、C~Cアルケニル、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cハロシクロアルキル、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンである]
に関係する。
【0141】
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0142】
【化14】
[式中、
Wは、存在しないか、または-CH-であり、
は、(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジニル、1,2-ジヒドロキノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリル;から選択され、ここで、それぞれは、2-メチルプロパン-2-イル、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン-2-イル、プロパン-1-イル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、メチルおよびプロパン-2-イルは、それぞれ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2-アミノエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、3-アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン-1-イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert-ブチルアミノおよびtert-ペンチルアミノから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、1,1-ジフルオロエチル、1-フルオロエチル、2-メチルプロパン-2-イル、3,3,3-トリフルオロプロピル、4,4,4-トリフルオロブチル、アゼチジン-3-イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン-3-イル、プロパン-1-イル、sec-ブチルおよびビニルから選択され、それぞれ、2,2-ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、HまたはFである]
に関係する。
【0143】
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0144】
【化15】
[式中、
Wは、存在しないか、または-CH-であり、
は、(R)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、(S)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、1,4-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2-アミノチアゾール-4-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(4-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、4-メトキシキノリン-3-イル、4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-ブロモ-6-クロロピリジン-3-イル、5-ブロモピリジン-3-イル、5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、およびキノリン-7-イル;から選択され、
は、(2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-アミノ-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル、1-エトキシ-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル、1-フルオロエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、2-アミノ-2-オキソエチル、2-アミノエチル、2-ヒドロキシエチル、3,3,3-トリフルオロプロピル、3-アミノ-3-オキソプロピル、3-ヒドロキシシクロブチル、3-ヒドロキシプロピル、3-メトキシプロピル、4,4,4-トリフルオロブチル、アゼチジン-3-イル、ベンジル、カルボキシメチル、シアノメチル、シクロブチル、シクロブチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、オキセタン-3-イル、プロパン-1-イル、sec-ブチルおよびビニルから選択され、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、HまたはFである]
に関係する。
【0145】
本発明の一態様は、式(Ie)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0146】
【化16】
[式中、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルカルボキサミド、-NH-C~C-シクロアルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH、-NH-C~C-アルキレン-O-C~C-アルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH-C~C-アルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、C~Cアルケニル、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cハロシクロアルキル、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3aおよびR3cは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンである]
に関係する。
【0147】
本発明の一態様は、式(Ie)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0148】
【化17】
[式中、
は、(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジニル、1,2-ジヒドロキノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリル;から選択され、ここで、それぞれは、2-メチルプロパン-2-イル、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン-2-イル、プロパン-1-イル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、メチルおよびプロパン-2-イルは、それぞれ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2-アミノエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、3-アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン-1-イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert-ブチルアミノおよびtert-ペンチルアミノから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、1,1-ジフルオロエチル、1-フルオロエチル、2-メチルプロパン-2-イル、3,3,3-トリフルオロプロピル、4,4,4-トリフルオロブチル、アゼチジン-3-イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン-3-イル、プロパン-1-イル、sec-ブチルおよびビニルから選択され、それぞれ、2,2-ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3aおよびR3cは、それぞれ独立して、HまたはFである]
に関係する。
【0149】
本発明の一態様は、式(Ie)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0150】
【化18】
[式中、
は、(R)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、(S)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、1,4-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,2-b]ピラジン-7-イル、1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インドール-2-イル、1H-インドール-3-イル、1H-インドール-5-イル、1H-インドール-6-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2-アミノチアゾール-4-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(4-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、4-メトキシキノリン-3-イル、4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロキノリン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-ブロモ-6-クロロピリジン-3-イル、5-ブロモピリジン-3-イル、5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、クロマン-7-イル、イソキノリン-5-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピロロ[1,2-a]ピリミジン-3-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、およびキノリン-7-イル;から選択され、
は、(2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-アミノ-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル、1-エトキシ-2-メチル-1-オキソプロパン-2-イル、1-フルオロエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、2-アミノ-2-オキソエチル、2-アミノエチル、2-ヒドロキシエチル、3,3,3-トリフルオロプロピル、3-アミノ-3-オキソプロピル、3-ヒドロキシシクロブチル、3-ヒドロキシプロピル、3-メトキシプロピル、4,4,4-トリフルオロブチル、アゼチジン-3-イル、ベンジル、カルボキシメチル、シアノメチル、シクロブチル、シクロブチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、オキセタン-3-イル、プロパン-1-イル、sec-ブチルおよびビニルから選択され、
3aおよびR3cは、それぞれ独立して、HまたはFである]
に関係する。
【0151】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0152】
【化19】
[式中、
ArおよびArは、独立して、1H-ピラゾリル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニルおよびチオフェニルであり、ここで、それぞれは、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アミノ、C~Cシクロアルキル、C~Cハロアルキル、ハロゲンおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~CアルキルおよびC~Cシクロアルキルは、それぞれ、アミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、-NH-C~C-シクロアルキル、-NH-C~C-アルキレン-NH、-NH-C~C-アルキレン-O-C~C-アルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、C~Cアルキル、C~CシクロアルキルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンである]
に関係する。
【0153】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0154】
【化20】
[式中、
ArおよびArは、一緒になって、(1H-ピラゾリル)フェニル、(1H-ピラゾリル)ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、ビフェニルおよびフェニルチオフェニルから選択される基を形成し、ここで、それぞれは、2-メチルプロパン-2-イル、アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、n-プロピル、プロパン-2-イル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、メチルおよびプロパン-2-イルは、それぞれ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2-アミノエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、3-アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン-1-イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、イソプロピルアミノ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert-ブチルアミノおよびtert-ペンチルアミノで置換されていてもよく、
は、1,1-ジフルオロエチル、2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、イソプロピルおよびメチルから選択され、それぞれ、アミノ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHである]
に関係する。
【0155】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0156】
【化21】
[式中、
ArおよびArは、一緒になって、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、ビフェニル-3-イルおよびビフェニル-4-イルから選択される基を形成し、ここで、それぞれは、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アミノエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(3-アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert-ブチルアミノ)メチル、(tert-ペンチルアミノ)メチル、1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル、1-アミノシクロプロピル、2-アセトアミドエチル、2-アミノエチル、2-アミノプロパン-2-イル、アミノ、アミノメチル、アゼチジン-1-イルメチル、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、プロピル、スルファモイルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、2-アミノ-2-オキソエチル、2-ヒドロキシエチル、シクロプロピル、エチル、イソプロピル、メトキシメチルおよびメチルから選択され、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHである]
に関係する。
【0157】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0158】
【化22】
[式中、
ArおよびArは、一緒になって、3-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(4-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-フルオロピリジン-2-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、4’-((2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((3-アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((メチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((tert-ブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((tert-ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノ-2-メチルプロパン-2-イル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-アセトアミドエチル)-4-エトキシ-ビフェニル-3-イル、4’-(2-アセトアミドエチル)-ビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノエチル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-アミノプロパン-2-イル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-3’-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシ-3’-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-イソプロポキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-フルオロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-4-イル、4’-(アゼチジン-1-イルメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(モルホリノメチル)ビフェニル-3-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4’-(スルファモイル)ビフェニル-3-イル、4-エトキシ-4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-メチルビフェニル-3-イル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、および5-フェニルチオフェン-2-イル;から選択される基を形成し、
は、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、2-アミノ-2-オキソエチル、2-ヒドロキシエチル、シクロプロピル、エチル、イソプロピル、メトキシメチルおよびメチルから選択され、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHである]
に関係する。
【0159】
本発明の一態様は、式(Ii)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0160】
【化23】
[式中、
は、C~Cアルキル、C~CシクロアルキルおよびC~Cハロアルキルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキレンヒドロキシルおよびヒドロキシルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、Hまたはハロゲンであり、
は、HまたはC~Cアルキルであり、
5a、R5b、R5cおよびR5dは、独立して、H、C~Cアルキルおよびハロゲンである]
に関係する。
【0161】
本発明の一態様は、式(Ii)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0162】
【化24】
[式中、
は、1,1-ジフルオロエチル、2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、エチル、1-フルオロエチル、イソプロピルおよびメチルから選択され、それぞれ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチルおよびメトキシから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHであり、
は、H、メチルおよびエチルから選択され、
5a、R5b、R5cおよびR5dは、独立して、H、メチルおよびフルオロである]
に関係する。
【0163】
本発明の一態様は、式(Ii)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0164】
【化25】
[式中、
は、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシエチル、1-フルオロエチル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、シクロプロピル、イソプロピル、メトキシメチルおよびメチルから選択され、
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれHであり、
は、H、メチルおよびエチルから選択され、
5a、R5bおよびR5cは、独立して、H、メチルおよびフルオロであり、
5dは、Hである]
に関係する。
【0165】
本発明の一部の実施形態は、以下に示す下記の基から選択される1つまたは複数の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物のすべての組合せを含む。
【0166】
【表1-1】
【0167】
【表1-2】
【0168】
【表1-3】
【0169】
【表1-4】
【0170】
【表1-5】
【0171】
【表1-6】
【0172】
【表1-7】
【0173】
【表1-8】
【0174】
【表1-9】
【0175】
【表1-10】
【0176】
【表1-11】
【0177】
【表1-12】
【0178】
【表1-13】
【0179】
【表1-14】
【0180】
【表1-15】
【0181】
本発明の一態様は、式(IIa)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、水和物およびN-オキシド:
【0182】
【化26】
から選択される、とりわけ、ある特定の1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イル-アミノプロパニル-エーテル誘導体を包含し、
式中、R11(ならびにいずれもR11に関連するYおよびZ)、X、R12aおよびR12bは、いずれも本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有する。
【0183】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(IIa-1)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0184】
【化27】
を有することができ、
式中、R11、X、R12aおよびR12bは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(R)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(S)立体化学を有する。
【0185】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(IIa-2)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0186】
【化28】
を有することができ、
式中、R11、X、R12aおよびR12bは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(R)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(R)立体化学を有する。
【0187】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(IIa-3)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0188】
【化29】
を有することができ、
式中、R11、X、R12aおよびR12bは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(S)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(S)立体化学を有する。
【0189】
一部の実施形態では、本発明の化合物は、式(IIa-4)に示す通りの以下の定義された立体化学:
【0190】
【化30】
を有することができ、
式中、R11、X、R12aおよびR12bは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、ここで、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定される炭素は、(S)立体化学を有し、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)と指定される炭素は、(R)立体化学を有する。
【0191】
立体化学が具体的に示されていない本明細書において記述されている任意の式は、式(IIa-1)、(IIa-2)、(IIa-3)および(IIa-4)が上記で式(IIa)についてそれぞれの立体化学を示すのと同様の方式で、C(3)およびC(2)についての立体化学をそれぞれ(R)および(S)、(R)および(R)、(S)および(S)、または(S)および(R)として具体的に示すように書かれうることが理解される。同様に、立体化学が具体的に示されていない本明細書において記述されている任意の化学名は、上記で式(IIa-1)、(IIa-2)、(IIa-3)および(IIa-4)について記述された通りの言語を使用して、化学名についての立体化学をそれぞれ(R)および(S)、(R)および(R)、(S)および(S)、ならびに/または(S)および(R)として定義するように、代替的に定義されうる。
【0192】
したがって、一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は、(R)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は、(S)である。一部の実施形態では、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は、(S)である。一部の実施形態では、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は、(R)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は、(R)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は、(S)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は、(R)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は、(R)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は、(S)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は、(S)である。一部の実施形態では、窒素と結合しているオキサ-アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素についての立体化学は、(S)であり、ヒドロキシル基と結合しているプロピル基のC(2)炭素についての立体化学は、(R)である。
【0193】
式(IIa)および本開示全体を通して使用される式の化合物は、具体的に別段の記載または図示がない限り、すべての個々の鏡像異性体およびそれらの混合物を表すことが理解される。
【0194】

一部の実施形態では、Xは、-SO-であるか、または存在しない。
【0195】
一部の実施形態では、Xは、-SO-である。
【0196】
一部の実施形態では、本発明は、式(IIb-1)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、水和物およびN-オキシド:
【0197】
【化31】
に関し、
式中、R11、R12aおよびR12bは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、それぞれは、本明細書において上記および下記で記述されている通りの実施形態のいずれかから独立して選択されうる。
【0198】
一部の実施形態では、Xは、存在しない。
【0199】
一部の実施形態では、本発明は、式(IIb-2)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、水和物およびN-オキシド:
【0200】
【化32】
に関し、
式中、R11、R12aおよびR12bは、本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有し、それぞれは、本明細書において上記および下記で記述されている通りの実施形態のいずれかから独立して選択されうる。
【0201】
およびZ
およびZ基は、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Zに関連する。
【0202】
一部の実施形態では、Yは、-O-および-NH-から選択され、Zは、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される。
【0203】
一部の実施形態では、Yは、-NH-であり、Zは、C~Cアルコキシ、アミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノおよびヒドロキシルから選択される。
【0204】
一部の実施形態では、Yは、-O-および-NH-から選択され、Zは、C~Cアルコキシ、アミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される。
【0205】
一部の実施形態では、Yは、-O-であり、Zは、フェニルである。
【0206】
一部の実施形態では、Yは、-O-および-NH-から選択される。
【0207】
一部の実施形態では、Yは、-O-である。
【0208】
一部の実施形態では、Yは、-NH-である。
【0209】
一部の実施形態では、Zは、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される。一部の実施形態では、Zは、C~Cアルコキシである。一部の実施形態では、Zは、アミノである。一部の実施形態では、Zは、C~Cアルキルアミノである。一部の実施形態では、Zは、シアノである。一部の実施形態では、Zは、C~Cジアルキルアミノである。一部の実施形態では、Zは、ヒドロキシルである。一部の実施形態では、Zは、フェニルである。
【0210】
11
一部の実施形態では、R11は、C~C-アルキレン-アリール、C~C-アルキレン-ヘテロアリール、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、それぞれ、本明細書において記述されている通りの1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0211】
一部の実施形態では、R11は、アリール、C~C-アルキレン-アリール、C~C-アルキレン-ヘテロアリール、C~Cシクロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルコキシカルボニル、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキサミド、カルバミミドイル、カルボキシ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アリールオキシ、C~CシクロアルキルおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-および-NH-から選択され、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される。
【0212】
一部の実施形態では、R11は、アリール、C~C-アルキレン-アリール、C~C-アルキレン-ヘテロアリール、C~Cシクロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルコキシカルボニル、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキサミド、カルバミミドイル、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アリールオキシ、C~CシクロアルキルおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-および-NH-から選択され、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される。
【0213】
一部の実施形態では、R11は、C~C-アルキレン-アリール、C~C-アルキレン-ヘテロアリール、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、それぞれ、(2-エチル)(メチル)アミノ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アミノ、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メトキシカルボニル、メチル、メチル(プロピル)アミノ、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プロポキシ、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、(2-エチル)(メチル)アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、フェノキシおよびプロポキシは、それぞれ、2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2,2-ジフルオロエチルアミノ、2-アミノ-2-オキソアセトアミド、2-アミノアセトアミド、2-フルオロエチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、アセトアミド、アミノ、アミノ、オキソ、アミノ、ベンジルオキシ、カルボキシ、シアノ、シアノメチルアミノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ヒドロキシル、ヒドロキシル、オキソ、イソブチルアミノ、イソペンチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェニル、ピロリジニル、チアゾリジニルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0214】
一部の実施形態では、R11は、C~C-アルキレン-アリール、C~C-アルキレン-ヘテロアリール、C~Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシカルボニル、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0215】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-3-イル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピニル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1,5-ナフチリジニル、1,8-ナフチリジニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、1H-イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-3-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、1-フェニル-1H-ピラゾリル、2-(ピリジン-4-イル)エチル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジニル、2-フェニルチアゾリル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニリル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジニル、5-(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラニル、5-フェニルピリミジニル、5-フェニルチオフェン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジニル、6-フェニルピリミジニル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジニル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンジル、ビフェニリル、クロマニル、シクロヘキシル、フラニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、イミダゾ[2,1-b]チアゾリル、インドリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、ピラジニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チオフェン-3-イル、およびチオフェン-2-イル;から選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルコキシカルボニル、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキサミド、カルバミミドイル、カルボキシ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アリールオキシ、C~CシクロアルキルおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-および-NH-から選択され、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される。
【0216】
一部の実施形態では、Rは、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-3-イル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピニル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1,5-ナフチリジニル、1,8-ナフチリジニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、1H-イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-3-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、1-フェニル-1H-ピラゾリル、2-(ピリジン-4-イル)エチル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジニル、2-フェニルチアゾリル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニリル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジニル、5-(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラニル、5-フェニルピリミジニル、5-フェニルチオフェン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジニル、6-フェニルピリミジニル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジニル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンジル、ビフェニリル、クロマニル、シクロヘキシル、フラニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、イミダゾ[2,1-b]チアゾリル、インドリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、ピラジニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チオフェン-3-イル、およびチオフェン-2-イル;から選択され、それぞれ、(2-エチル)(メチル)アミノ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アミノ、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メトキシカルボニル、メチル、メチル(プロピル)アミノ、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プロポキシ、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、(2-エチル)(メチル)アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、フェノキシおよびプロポキシは、それぞれ、2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2,2-ジフルオロエチルアミノ、2-アミノ-2-オキソアセトアミド、2-アミノアセトアミド、2-フルオロエチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、アセトアミド、アミノ、アミノ、オキソ、アミノ、ベンジルオキシ、カルボキシ、シアノ、シアノメチルアミノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ヒドロキシル、ヒドロキシル、オキソ、イソブチルアミノ、イソペンチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェニル、ピロリジニル、チアゾリジニルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0217】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-3-イル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピニル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1,5-ナフチリジニル、1,8-ナフチリジニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、1H-イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-3-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、1-フェニル-1H-ピラゾリル、2-(ピリジン-4-イル)エチル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジニル、2-フェニルチアゾリル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニリル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジニル、5-(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラニル、5-フェニルピリミジニル、5-フェニルチオフェン-3-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジニル、6-フェニルピリミジニル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジニル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンジル、ビフェニリル、クロマニル、シクロヘキシル、フラニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、イミダゾ[2,1-b]チアゾリル、インドリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、ピラジニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チオフェン-3-イル、およびチオフェン-2-イル;から選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシカルボニル、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0218】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]-5-イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジン-3-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,8-ナフチリジン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-イミダゾール-4-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-インドール-5-イル、1H-ピラゾール-3-イル、1H-ピラゾール-4-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、2-(ピリジン-4-イル)エチル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-フェニルチアゾール-5-イル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジン-2-イル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジン-2-イル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-フェニルピリミジン-2-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、6-フェニルピリミジン-2-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、ベンジル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、クロマン-6-イル、シクロヘキシル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、イミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、インドリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、ピラジン-2-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリミジン-2-イル、ピリミジン-4-イル、ピリミジン-5-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-8-イル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルコキシカルボニル、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキサミド、カルバミミドイル、カルボキシ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アリールオキシ、C~CシクロアルキルおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-および-NH-から選択され、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、C~Cアルキルアミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される。
【0219】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]-5-イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジン-3-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,8-ナフチリジン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-イミダゾール-4-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-インドール-5-イル、1H-ピラゾール-3-イル、1H-ピラゾール-4-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、2-(ピリジン-4-イル)エチル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-フェニルチアゾール-5-イル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジン-2-イル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジン-2-イル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-フェニルピリミジン-2-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、6-フェニルピリミジン-2-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、ベンジル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、クロマン-6-イル、シクロヘキシル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、イミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、インドリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、ピラジン-2-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリミジン-2-イル、ピリミジン-4-イル、ピリミジン-5-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-8-イル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、(2-エチル)(メチル)アミノ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アミノ、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メトキシカルボニル、メチル、メチル(プロピル)アミノ、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プロポキシ、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、(2-エチル)(メチル)アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、フェノキシおよびプロポキシは、それぞれ、2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2,2-ジフルオロエチルアミノ、2-アミノ-2-オキソアセトアミド、2-アミノアセトアミド、2-フルオロエチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、アセトアミド、アミノ、アミノ、オキソ、アミノ、ベンジルオキシ、カルボキシ、シアノ、シアノメチルアミノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ヒドロキシル、ヒドロキシル、オキソ、イソブチルアミノ、イソペンチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェニル、ピロリジニル、チアゾリジニルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0220】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]-5-イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジン-3-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,8-ナフチリジン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-イミダゾール-4-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-インドール-5-イル、1H-ピラゾール-3-イル、1H-ピラゾール-4-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、2-(ピリジン-4-イル)エチル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-フェニルチアゾール-5-イル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジン-2-イル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジン-2-イル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-フェニルピリミジン-2-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、6-フェニルピリミジン-2-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、ベンジル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、クロマン-6-イル、シクロヘキシル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、イミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、インドリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、ピラジン-2-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリミジン-2-イル、ピリミジン-4-イル、ピリミジン-5-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-8-イル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシカルボニル、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0221】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-3-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピニル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1,5-ナフチリジニル、1,8-ナフチリジニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、1H-イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-3-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、1-フェニル-1H-ピラゾリル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジニル、2-フェニルチアゾリル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニリル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジニル、5-(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラニル、5-フェニルチオフェン-2-イル、5-フェニルチオフェン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジニル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジニル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニリル、クロマニル、フラニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、イミダゾ[2,1-b]チアゾリル、インドリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0222】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]-5-イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジン-3-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,8-ナフチリジン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-イミダゾール-4-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-インドール-5-イル、1H-ピラゾール-3-イル、1H-ピラゾール-4-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-フェニルチアゾール-5-イル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、クロマン-6-イル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、イミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、インドリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリミジン-5-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-8-イル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0223】
一部の実施形態では、R11は、(ジメチルカルバモイル)フェニル、1-(2-(ベンジルオキシ)エチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-ヒドロキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(カルボキシメチル)-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-4-イル、1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-ピラゾール-4-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-イソプロピル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’-メチル-1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1-メチル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル、1-メチル-1H-インドール-5-イル、1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル、1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル、1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-メチル-6-(メチルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、1-プロピル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル、2-(メチルスルホニル)フェニル、2-(ピリジン-4-イル)エチル、2-(トリフルオロメトキシ)フェニル、2-(トリフルオロメチル)フェニル、2,2-ジメチルクロマン-6-イル、2,3-ジクロロフェニル、2,3-ジフルオロフェニル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジメチルフェニル、2,3-ジオキソインドリン-5-イル、2,4-ジクロロフェニル、2,4-ジフルオロフェニル、2,5-ジクロロフェニル、2,5-ジフルオロフェニル、2,5-ジメチルフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2-ブロモフェニル、2-クロロ-3-フルオロフェニル、2-クロロ-4-シアノフェニル、2-クロロ-4-フルオロフェニル、2-クロロ-5-(メチルスルホニル)フェニル、2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル、2-クロロ-5-フルオロフェニル、2-クロロフェニル、2-シアノ-5-メトキシフェニル、2-シアノ-5-メチルフェニル、2-シアノフェニル、2-エチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-フルオロ-3-メチルフェニル、2-フルオロ-5-メトキシフェニル、2-フルオロ-5-メチルフェニル、2-フルオロフェニル、2-ヒドロキシピリミジン-5-イル、2-メトキシ-4-メチルフェニル、2-メトキシ-5-メチルフェニル、2-メトキシフェニル、2-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-モルホリノピリジン-3-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2-オキソインドリン-5-イル、3’-((ジメチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、3-(1-(2-ヒドロキシエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-(シクロプロピルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1,3-ジメチル-2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、3-(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(1-イソブチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2-(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニル、3-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(2-メトキシピリミジン-5-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(3-メチルチオフェン-2-イル)フェニル、3-(4-(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニル、3-(4-メチルチオフェン-3-イル)フェニル、3-(5-(アミノメチル)チオフェン-2-イル)フェニル、3-(5-シアノピリジン-3-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-(2-モルホリノエチルアミノ)ピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-(3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)ピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-(アミノメチル)ピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-3-イル)フェニル、3’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イル、3-(アミノメチル)フェニル、3’-(カルボキシ)ビフェニル-3-イル、3’-(ジメチルアミノ)ビフェニル-3-イル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3’-(ヒドロキシメチル)ビフェニル-3-イル、3-(ヒドロキシメチル)フェニル、3’-(メトキシメチル)ビフェニル-3-イル、3’-(メチルスルホニル)ビフェニル-3-イル、3’-(N,N-ジメチルスルファモイル)ビフェニル-3-イル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3-(トリフルオロメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-(トリフルオロメチル)フェニル、3,4-ジフルオロフェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3,4-ジメトキシフェニル、3,4-ジメチルフェニル、3,5-ジクロロフェニル、3,5-ジメチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル、3,5-ジメチルフェニル、3-ブロモ-4-メチルフェニル、3-ブロモ-5-メチルフェニル、3-ブロモフェニル、3-カルボキシフェニル、3-クロロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-クロロ-1-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-クロロ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、3-クロロ-2-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-クロロ-2-メチルフェニル、3-クロロ-4-シアノフェニル、3-クロロ-4-メトキシフェニル、3-クロロフェニル、3-シアノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-シアノ-4-メチルフェニル、3’-シアノビフェニル-3-イル、3-シアノフェニル、3-エチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-フルオロ-4-メトキシフェニル、3-フルオロ-5-メチルフェニル、3-フルオロフェニル、3-メトキシフェニル、3-メチル-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3-フェノキシフェニル、4’-((1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)ビフェニル-3-イル、4’-((2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アミノアセトアミド)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-フルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-メトキ
シエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((シアノメチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((ジメチルアミノ)メチル)ビフェニル-4-イル、4’-((エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((メチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド)ビフェニル-3-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(3-メトキシフェニル)ピリミジン-2-イル、4-カルボキシピリミジン-2-イル、4’-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-3-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-4-イル、4’-(アミノメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-クロロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-(トリフルオロメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-2-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-4-イル、4-(アミノメチル)フェニル、4’-(カルボキシメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(シアノメトキシ)ビフェニル-3-イル、4’-(シアノメチル)ビフェニル-3-イル、4-(ヒドロキシメチル)フェニル、4’-(メチルスルホンアミド)ビフェニル-3-イル、4-(メチルスルホニル)フェニル、4’-(N’-ヒドロキシカルバムイミドイル)-ビフェニル-3-イル、4-(フェニルスルホニル)チオフェン-2-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4’-(スルファモイル)ビフェニル-3-イル、4’-(チアゾリジン-3-イルメチル)ビフェニル-3-イル、4-(トリフルオロメトキシ)フェニル、4’-(トリフルオロメチル)ビフェニル-4-イル、4-(トリフルオロメチル)フェニル、4-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル、4,5-ジクロロチオフェン-2-イル、4,6-ジメトキシピリミジン-2-イル、4,6-ジメチルピリミジン-2-イル、4-アセトアミドフェニル、4-アセチルフェニル、4-アミノピリミジン-2-イル、4-ベンジルピリミジン-2-イル、4-ブロモ-3-クロロフェニル、4-ブロモ-3-メチルフェニル、4-ブロモフェニル、4’-カルバムイミドイル-ビフェニル-3-イル、4’-カルバモイル-ビフェニル-3-イル、4-カルボキシフェニル、4-クロロ-3-メトキシフェニル、4-クロロ-3-メチルフェニル、4-クロロフェニル、4-クロロピリジン-2-イル、4-シアノフェニル、4-エトキシ-4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4-エトキシフェニル、4-エチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-フルオロ-3-メチルフェニル、4’-フルオロビフェニル-4-イル、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-8-イル、4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、4-イソブチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-イソプロポキシフェニル、4-イソプロピル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メトキシ-1H-インダゾール-5-イル、4-メトキシ-2,3-ジメチルフェニル、4-メトキシ-2-メチルフェニル、4-メトキシ-3-メチルフェニル、4-メトキシ-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、4-メトキシナフタレン-1-イル、4-メトキシフェニル、4-メトキシピリミジン-2-イル、4-メチル-2-フェニルチアゾール-5-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、4-メチル-6-フェニルピリミジン-2-イル、4-メチルピリミジン-2-イル、4-オキソ-1-プロピル-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、4-フェニルピリミジン-2-イル、4-sec-ブチルフェニル、4-tert-ブチルフェニル、4-tert-ペンチルフェニル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、5-(5-(トリフルオロメチル)イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、5-(メトキシカルボニル)ピリミジン-2-イル、5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル、5-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-ベンジルピリミジン-2-イル、5-ブロモ-2-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)フェニル、5-ブロモ-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-ブロモ-2-クロロフェニル、5-ブロモ-2-メトキシフェニル、5-ブロモ-2-メチルフェニル、5-ブロモピリジン-3-イル、5-クロロ-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル、5-クロロ-2-シアノフェニル、5-クロロ-2-フルオロフェニル、5-クロロ-2-メトキシフェニル、5-クロロ-2-メチルフェニル、5-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、5-クロロナフタレン-2-イル、5-クロロチオフェン-2-イル、5-シアノ-2-メチルフェニル、5-エチルピリミジン-2-イル、5-フルオロ-2-メトキシフェニル、5-フルオロ-2-メチルフェニル、5-ヘプチルピリミジン-2-イル、5-メトキシ-2-メチルピリジン-3-イル、5-メトキシピリジン-3-イル、5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、5-メチル-2-(トリフルオロメチル)フラン-3-イル、5-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、5-メチルベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、5-フェニルピリミジン-2-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、5-プロピルピリミジン-2-イル、6-(2-アミノエチルアミノ)ピリジン-3-イル、6-(2-ヒドロキシエチルアミノ)ピリジン-3-イル、6-(2-メトキシエチルアミノ)ピリジン-3-イル、6’-(アミノメチル)-3,3’-ビピリジン-5-イル、6-(ジメチルアミノ)-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル、6-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル、6-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、6-アミノ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-クロロ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-クロロイミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、6-クロロナフタレン-2-イル、6-エトキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-エトキシピリジン-3-イル、6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、6-ヒドロキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-ヒドロキシピリジン-3-イル、6-メトキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-メトキシナフタレン-2-イル、6-メトキシピリジン-3-イル、6-モルホリノピリジン-3-イル、6-フェノキシピリジン-3-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、7-アミノ-1,8-ナフチリジン-3-イル、7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、7-メトキシベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、ベンジル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、クロマン-6-イル、シクロヘキシル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、m-トリル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、p-トリル、ピラジン-2-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリジン-3-イル N-オキシド、ピリミジン-2-イル、ピリミジン-4-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、およびチオフェン-3-イルから選択される。
【0224】
11基(アリール)
本発明の一態様は、R11が、本明細書において記述されている通りの1つまたは複数の置換基で置換されていてもよいアリールである場合に関する。
【0225】
一部の実施形態では、R11は、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アリールオキシ、カルボキサミド、カルバミミドイル、カルボキシ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシカルバミミドイルおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよいアリールであり、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、アリールオキシおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-NH-であり、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノおよびヒドロキシルから選択される。
【0226】
一部の実施形態では、R11は、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、ビフェニリル、ナフタレニルおよびフェニルから選択され、それぞれ、(2-エチル)(メチル)アミノ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、イソプロポキシ、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、N,N-ジメチルスルファモイル、フェノキシ、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、(2-エチル)(メチル)アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノおよびフェノキシは、それぞれ、2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2,2-ジフルオロエチルアミノ、2-アミノ-2-オキソアセトアミド、2-アミノアセトアミド、2-フルオロエチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、アセトアミド、アミノ、カルボキシ、シアノ、シアノメチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ヒドロキシル、イソブチルアミノ、イソペンチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、オキソ、ピロリジン-1-イル、チアゾリジン-3-イルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0227】
一部の実施形態では、R11は、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イルおよびフェニルから選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノメチル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシメチル、イソプロポキシ、メトキシ、メトキシメチル、メチル、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、N,N-ジメチルスルファモイル、フェノキシ、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0228】
一部の実施形態では、R11は、(ジメチルカルバモイル)フェニル、2-(メチルスルホニル)フェニル、2-(トリフルオロメトキシ)フェニル、2-(トリフルオロメチル)フェニル、2,3-ジクロロフェニル、2,3-ジフルオロフェニル、2,3-ジメチルフェニル、2,4-ジクロロフェニル、2,4-ジフルオロフェニル、2,5-ジクロロフェニル、2,5-ジフルオロフェニル、2,5-ジメチルフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2-ブロモフェニル、2-クロロ-3-フルオロフェニル、2-クロロ-4-シアノフェニル、2-クロロ-4-フルオロフェニル、2-クロロ-5-(メチルスルホニル)フェニル、2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル、2-クロロ-5-フルオロフェニル、2-クロロフェニル、2-シアノ-5-メトキシフェニル、2-シアノ-5-メチルフェニル、2-シアノフェニル、2-フルオロ-3-メチルフェニル、2-フルオロ-5-メトキシフェニル、2-フルオロ-5-メチルフェニル、2-フルオロフェニル、2-メトキシ-4-メチルフェニル、2-メトキシ-5-メチルフェニル、2-メトキシフェニル、3’-((ジメチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、3-(2-(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニル、3-(4-(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニル、3’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イル、3-(アミノメチル)フェニル、3’-(カルボキシ)ビフェニル-3-イル、3’-(ジメチルアミノ)ビフェニル-3-イル、3’-(ヒドロキシメチル)ビフェニル-3-イル、3-(ヒドロキシメチル)フェニル、3’-(メトキシメチル)ビフェニル-3-イル、3’-(メチルスルホニル)ビフェニル-3-イル、3’-(N,N-ジメチルスルファモイル)ビフェニル-3-イル、3-(トリフルオロメチル)フェニル、3,4-ジフルオロフェニル、3,4-ジメトキシフェニル、3,4-ジメチルフェニル、3,5-ジクロロフェニル、3,5-ジメチルフェニル、3-ブロモ-4-メチルフェニル、3-ブロモ-5-メチルフェニル、3-ブロモフェニル、3-カルボキシフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、3-クロロ-2-メチルフェニル、3-クロロ-4-シアノフェニル、3-クロロ-4-メトキシフェニル、3-クロロフェニル、3-シアノ-4-メチルフェニル、3’-シアノビフェニル-3-イル、3-シアノフェニル、3-フルオロ-4-メトキシフェニル、3-フルオロ-5-メチルフェニル、3-フルオロフェニル、3-メトキシフェニル、3-フェノキシフェニル、4’-((1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)ビフェニル-3-イル、4’-((2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-アミノアセトアミド)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-フルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((2-メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((シアノメチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((ジメチルアミノ)メチル)ビフェニル-4-イル、4’-((エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-((メチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(1-アミノシクロプロピル)ビフェニル-3-イル、4’-(2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-2-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-3-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-4-イル、4’-(アミノメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-クロロビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-4-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-(トリフルオロメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-5-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-メトキシビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)-6-メチルビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-2-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(アミノメチル)ビフェニル-4-イル、4-(アミノメチル)フェニル、4’-(カルボキシメチル)ビフェニル-3-イル、4’-(シアノメトキシ)ビフェニル-3-イル、4’-(シアノメチル)ビフェニル-3-イル、4-(ヒドロキシメチル)フェニル、4’-(メチルスルホンアミド)ビフェニル-3-イル、4-(メチルスルホニル)フェニル、4’-(N’-ヒドロキシカルバムイミドイル)-ビフェニル-3-イル、4’-(スルファモイル)ビフェニル-3-イル、4’-(チアゾリジン-3-イルメチル)ビフェニル-3-イル、4-(トリフルオロメトキシ)フェニル、4’-(トリフルオロメチル)ビフェニル-4-イル、4-(トリフルオロメチル)フェニル、4-アセトアミドフェニル、4-アセチルフェニル、4-ブロモ-3-クロロフェニル、4-ブロモ-3-メチルフェニル、4-ブロモフェニル、4’-カルバムイミドイル-ビフェニル-3-イル、4’-カルバモイル-ビフェニル-3-イル、4-カルボキシフェニル、4-クロロ-3-メトキシフェニル、4-クロロ-3-メチルフェニル、4-クロロフェニル、4-シアノフェニル、4-エトキシ-4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イル、4-エトキシフェニル、4-フルオロ-3-メチルフェニル、4’-フルオロビフェニル-4-イル、4-フルオロフェニル、4-イソプロポキシフェニル、4-メトキシ-2,3-ジメチルフェニル、4-メトキシ-2-メチルフェニル、4-メトキシ-3-メチルフェニル、4-メトキシ-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、4-メトキシナフタレン-1-イル、4-メトキシフェニル、4-sec-ブチルフェニル、4-tert-ブチルフェニル、4-tert-ペンチルフェニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5-ブロモ-2-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)フェニル、5-ブロモ-2-クロロフェニル、5-ブロモ-2-メトキシフェニル、5-ブロモ-2-メチルフェニル、5-クロロ-2-シアノフェニル、5-クロロ-2-フルオロフェニル、5-クロロ-2-メトキシフェニル、5-クロロ-2-メチルフェニル、5-クロロナフタレン-2-イル、5-シアノ-2-メチルフェニル、5-フルオロ-2-メトキシフェニル、5-フルオロ-2-メチルフェニル、6-クロロナフタレン-2-イル、6-メトキシナフタレン-2-イル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、m-トリル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、およびp-トリルから選択される。
【0229】
11基(ヘテロアリール)
本発明の一態様は、R11が、本明細書において記述されている通りの1つまたは複数の置換基で置換されていてもよいヘテロアリールである場合に関する。
【0230】
一部の実施形態では、R11は、C~Cアルコキシ、C~Cアルコキシカルボニル、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキシ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよいヘテロアリールであり、前記C~Cアルコキシ、C~CアルキルおよびC~Cアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシルおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-であり、
は、フェニルである。
【0231】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-3-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピニル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロキノリニル、1,5-ナフチリジニル、1,8-ナフチリジニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、1H-イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-3-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、1-フェニル-1H-ピラゾリル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジニル、2-フェニルチアゾリル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニリル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジニル、5-(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラニル、5-フェニルピリミジニル、5-フェニルチオフェン-2-イル、5-フェニルチオフェン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジニル、6-フェニルピリミジニル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジニル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、フラニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、イミダゾ[2,1-b]チアゾリル、インドリニル、イソオキサゾリル、ピラジニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、アミノ、ブロモ、カルボキシ、クロロ、シアノ、ジメチルアミノ、エトキシ、エチル、エチルアミノ、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロピル、メトキシ、メトキシカルボニル、メチル、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロポキシ、プロピルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、エチル、エチルアミノ、メチルおよびプロポキシは、それぞれ、アミノ、ベンジルオキシ、カルボキシ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ヒドロキシル、メトキシ、モルホリノおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0232】
一部の実施形態では、R11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]-5-イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,8-ナフチリジン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-イミダゾール-4-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-インドール-5-イル、1H-ピラゾール-3-イル、1H-ピラゾール-4-イル、5-(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-フェニルチアゾール-5-イル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(フェニル)ピリミジン-2-イル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-フェニルピリミジン-2-イル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-フェニルピリミジン-2-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、6-フェニルピリミジン-2-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、イミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、インドリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ピラジン-2-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリミジン-2-イル、ピリミジン-4-イル、ピリミジン-5-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-8-イル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-アミノエチルアミノ、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、エトキシ、エチル、フルオロ、ヘプチル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロピル、メトキシ、メトキシカルボニル、メチル、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イルおよびプロピル、トリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0233】
一部の実施形態では、R11は、1-(2-(ベンジルオキシ)エチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-ヒドロキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-(カルボキシメチル)-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-4-イル、1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-ピラゾール-4-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-イソプロピル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’-メチル-1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1-メチル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル、1-メチル-1H-インドール-5-イル、1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル、1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル、1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1-メチル-6-(メチルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、1-プロピル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル、2,2-ジメチルクロマン-6-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジオキソインドリン-5-イル、2-エチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-ヒドロキシピリミジン-5-イル、2-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-モルホリノピリジン-3-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2-オキソインドリン-5-イル、3-(1-(2-ヒドロキシエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-(シクロプロピルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1,3-ジメチル-2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、3-(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(1-イソブチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-メチル-1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(2-メトキシピリミジン-5-イル)フェニル、3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニル、3-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(3-メチルチオフェン-2-イル)フェニル、3-(4-メチルチオフェン-3-イル)フェニル、3-(5-(アミノメチル)チオフェン-2-イル)フェニル、3-(5-シアノピリジン-3-イル)フェニル、3-(5-メチルピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-(2-モルホリノエチルアミノ)ピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-(3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)ピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-(アミノメチル)ピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニル、3-(6-メチルピリジン-3-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3-(トリフルオロメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3,5-ジメチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル、3-クロロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-クロロ-1-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-クロロ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、3-クロロ-2-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-シアノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-エチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-メチル-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(3-メトキシフェニル)ピリミジン-2-イル、4-カルボキシピリミジン-2-イル、4’-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4-(フェニルスルホニル)チオフェン-2-イル、4-(ピリジン-2-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、4-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル、4,5-ジクロロチオフェン-2-イル、4,6-ジメトキシピリミジン-2-イル、4,6-ジメチルピリミジン-2-イル、4-アミノピリミジン-2-イル、4-ベンジルピリミジン-2-イル、4-クロロピリジン-2-イル、4-エチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-8-イル、4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、4-イソブチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-イソプロピル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メトキシ-1H-インダゾール-5-イル、4-メトキシピリミジン-2-イル、4-メチル-2-フェニルチアゾール-5-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、4-メチル-6-フェニルピリミジン-2-イル、4-メチルピリミジン-2-イル、4-オキソ-1-プロピル-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、4-フェニルピリミジン-2-イル、5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イル、5-(5-(トリフルオロメチル)イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、5-(メトキシカルボニル)ピリミジン-2-イル、5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル、5-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-ベンジルピリミジン-2-イル、5-ブロモ-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-ブロモピリジン-3-イル、5-クロロ-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル、5-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、5-クロロチオフェン-2-イル、5-エチルピリミジン-2-イル、5-ヘプチルピリミジン-2-イル、5-メトキシ-2-メチルピリジン-3-イル、5-メトキシピリジン-3-イル、5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、5-メチル-2-(トリフルオロメチル)フラン-3-イル、5-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、5-メチルベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、5-フェニルピリミジン-2-イル、5-フェニルチオフ
ェン-2-イル、5-プロピルピリミジン-2-イル、6-(2-アミノエチルアミノ)ピリジン-3-イル、6-(2-ヒドロキシエチルアミノ)ピリジン-3-イル、6-(2-メトキシエチルアミノ)ピリジン-3-イル、6’-(アミノメチル)-3,3’-ビピリジン-5-イル、6-(ジメチルアミノ)-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル、6-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル、6-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、6-アミノ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-クロロ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-クロロイミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、6-エトキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-エトキシピリジン-3-イル、6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、6-ヒドロキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-ヒドロキシピリジン-3-イル、6-メトキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、6-メトキシピリジン-3-イル、6-モルホリノピリジン-3-イル、6-フェノキシピリジン-3-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、7-アミノ-1,8-ナフチリジン-3-イル、7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、7-メトキシベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、7-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イル、8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、クロマン-6-イル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、ピラジン-2-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリジン-3-イル N-オキシド、ピリミジン-2-イル、ピリミジン-4-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、およびチオフェン-3-イルから選択される。
【0234】
一部の実施形態では、R11は、C~Cアルキル、シアノ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい、ヘテロアリールである。
【0235】
一部の実施形態では、R11は、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、キノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニルおよび2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニルから選択され、それぞれ、エチル、メチル、シアノ、トリフルオロメチル、フルオロ、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0236】
一部の実施形態では、R11は、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、キノリン-3-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルおよび2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルから選択され、それぞれ、エチル、メチル、シアノ、トリフルオロメチル、フルオロ、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0237】
一部の実施形態では、R11は、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、3-シアノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルおよび3-(トリフルオロメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルから選択される。
【0238】
12基(R12aおよびR12b
一部の実施形態では、R12aは、Hであるか、またはC~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキルおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキル、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、1つのオキソ基で置換されていてもよいヘテロシクリル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0239】
一部の実施形態では、R12aは、Hであるか、またはC~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキル、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、1つのオキソ基で置換されていてもよいヘテロシクリル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つもしくは複数の置換基で置換されていてもよいC~Cアルキルである。
【0240】
一部の実施形態では、R12aは、Hであるか、またはC~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cシクロアルキルおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、アミノ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、メトキシ、メチルアミノ、オキソ、オキソピロリジニルおよびピペリジニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0241】
一部の実施形態では、R12aは、Hであるか、または2-メチルプロパニル、ブタニル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、ジメチルブタニル、エチル、エチルブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシ、メチル、ペンチル、ピペリジニル、プロパニル、プロピル、sec-ブチル、tert-ブチルおよびテトラヒドロ-2H-ピラニルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキル、C~Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、1つのオキソ基で置換されていてもよいヘテロシクリル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0242】
一部の実施形態では、R12aは、Hであるか、または2-メチルプロパニル、ブタニル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、ジメチルブタニル、エチル、エチルブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシ、メチル、ペンチル、ピペリジニル、プロパニル、プロピル、sec-ブチル、tert-ブチルおよびテトラヒドロ-2H-ピラニルから選択され、それぞれ、アミノ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、メトキシ、メチルアミノ、オキソ、オキソピロリジニルおよびピペリジニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。
【0243】
一部の実施形態では、R12aは、H、メチル、プロピル、ペンチル、(2,2,2-トリフルオロエチル)、イソプロピル、シクロプロピルメチル、2,2-ジフルオロエチル、sec-ブチル、メトキシ、2-ヒドロキシエチル、2-メトキシエチル、2-ヒドロキシプロピル、2-エトキシエチル、1-ヒドロキシプロパン-2-イル、1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル、テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル、3-ヒドロキシプロピル、シクロプロピル、3-メトキシプロピル、3,3-ジフルオロシクロブチル、2-アミノエチル、3-ヒドロキシ-1-(メチルアミノ)-1-オキソブタン-2-イル、1-シクロプロピルエチル、tert-ブチル、1,3-ジヒドロキシプロパン-2-イル、2-エチルブチル、イソペンチル、1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、3,3-ジメチルブタン-2-イル、エチル、2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル、1-エチルピペリジン-4-イル、2,3-ジヒドロキシプロピル、2-(ジメチルアミノ)エチル、ピペリジン-3-イルメチル、3-(ジメチルアミノ)プロピル、アセチル、2-フルオロエチル、2-ヒドロキシシクロペンチル、2-ヒドロキシシクロヘキシル、およびシアノメチルから選択される。
【0244】
一部の実施形態では、R12aは、HまたはC~Cアルキルである。
【0245】
一部の実施形態では、R12aは、H、エチルまたはメチルである。
【0246】
一部の実施形態では、R12bは、HまたはC~Cアルキルである。
【0247】
一部の実施形態では、R12bは、H、エチル、イソプロピルおよびメチルから選択される。一部の実施形態では、R12bは、Hおよびメチルから選択される。一部の実施形態では、R12bは、Hである。
【0248】
ある特定の組合せ
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0249】
【化33】
に関係し、
式中、R11(ならびにいずれもR11に関連するYおよびZ)、R12aおよびR12bは、いずれも本明細書において上記および下記で記述されているのと同じ定義を有する。
【0250】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0251】
【化34】
[式中、
11は、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、C~Cアルキルスルホンアミド、C~Cアルキルスルホニル、アミノ、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキサミド、カルバミミドイル、カルボキシ、シアノ、C~Cシクロアルキル、C~Cジアルキルアミノ、C~Cジアルキルスルファモイル、C~Cハロアルコキシ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロシクリル、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、オキソおよびスルファモイルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、前記C~Cアルコキシ、C~Cアルキル、C~Cアルキルアミノ、アリールオキシ、C~CシクロアルキルおよびC~Cジアルキルアミノは、それぞれ、アミノ、C~Cアルコキシ、C~Cアルキルアミノ、C~Cアルキルカルボキサミド、カルボキシ、オキソで置換されていてもよい-Y-C~C-アルキレン-Z、C~Cシクロアルキル、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、C~Cハロアルキル、C~Cハロアルキルアミノ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、オキソおよびフェニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
は、-O-および-NH-から選択され、
は、C~Cアルコキシ、アミノ、シアノ、C~Cジアルキルアミノ、ヒドロキシルおよびフェニルから選択され、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
に関係する。
【0252】
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0253】
【化35】
[式中、
11は、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、(2-エチル)(メチル)アミノ、アセトアミド、アミノ、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロポキシ、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、(2-エチル)(メチル)アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、フェノキシおよびプロポキシは、それぞれ、2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2,2-ジフルオロエチルアミノ、2-アミノ-2-オキソアセトアミド、2-アミノアセトアミド、2-フルオロエチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、アセトアミド、アミノ、ベンジルオキシ、カルボキシ、シアノ、シアノメチルアミノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ヒドロキシル、イソブチルアミノ、イソペンチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェニル、ピロリジン-1-イル、チアゾリジン-3-イルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
に関係する。
【0254】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0255】
【化36】
[式中、
11は、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
に関係する。
【0256】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0257】
【化37】
[式中、
11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-3-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピニル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1,5-ナフチリジニル、1,8-ナフチリジニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、1H-イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-3-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、1-フェニル-1H-ピラゾリル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジニル、2-フェニルチアゾリル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニリル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジニル、5-(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラニル、5-フェニルチオフェン-2-イル、5-フェニルチオフェン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジニル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジニル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニリル、クロマニル、フラニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、イミダゾ[2,1-b]チアゾリル、インドリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、Rは、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択され、それぞれ、(2-エチル)(メチル)アミノ、アセトアミド、アミノ、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロポキシ、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、(2-エチル)(メチル)アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、エチルアミノ、イソプロピル(メチル)アミノ、メトキシ、メチル、メチル(プロピル)アミノ、フェノキシおよびプロポキシは、それぞれ、2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、2,2-ジフルオロエチルアミノ、2-アミノ-2-オキソアセトアミド、2-アミノアセトアミド、2-フルオロエチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチルアミノ、アセトアミド、アミノ、ベンジルオキシ、カルボキシ、シアノ、シアノメチルアミノ、シクロプロピル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ヒドロキシル、イソブチルアミノ、イソペンチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、オキソ、フェニル、ピロリジン-1-イル、チアゾリジン-3-イルおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
に関係する。
【0258】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0259】
【化38】
[式中、
11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-3-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピニル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1,5-ナフチリジニル、1,8-ナフチリジニル、1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、1H-イミダゾリル、1H-インダゾリル、1H-インドリル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-3-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、1H-ピラゾリル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、1-フェニル-1H-ピラゾリル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾリル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジニル、2-フェニルチアゾリル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジニル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジニル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジニル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニリル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジニル、5-(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリニル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラニル、5-フェニルチオフェン-2-イル、5-フェニルチオフェン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジニル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジニル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジニル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[d]イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニリル、クロマニル、フラニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、イミダゾ[2,1-b]チアゾリル、インドリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
に関係する。
【0260】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0261】
【化39】
[式中、
11は、(1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニル、(5-イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イル、(ピリジン-2-イル)フェニル、[3,3’-ビピリジン]-5-イル、1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イル、1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イル、1,4-ジヒドロピリジン-3-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1,5-ナフチリジン-3-イル、1,8-ナフチリジン-3-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル、1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、1H-イミダゾール-4-イル、1H-インダゾール-5-イル、1H-インダゾール-6-イル、1H-インドール-5-イル、1H-ピラゾール-3-イル、1H-ピラゾール-4-イル、(1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イル、1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イル、1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イル、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イル、2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イル、2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イル、2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、2-フェニルチアゾール-5-イル、3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニル、3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル、3-(1H-ピロール-3-イル)フェニル、3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、3-(フラン-2-イル)フェニル、3-(イソオキサゾール-4-イル)フェニル、3-(ピリジン-2-イル)フェニル、3-(ピリジン-3-イル)フェニル、3-(ピリジン-4-イル)フェニル、3-(ピリミジン-5-イル)フェニル、3-(チアゾール-5-イル)フェニル、3-(チオフェン-2-イル)フェニル、3-(チオフェン-3-イル)フェニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イル、3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イル、3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イル、4’-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イル、4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニル、4-(ピリジン-3-イル)フェニル、4-(ピリジン-4-イル)フェニル、5-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イル、5-(フェニル)ピリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル、5,6,7,8-テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イル、5-フェニル-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル、5-フェニルチオフェン-2-イル、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イル、6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イル、7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、ビフェニル-2-イル、ビフェニル-3-イル、ビフェニル-4-イル、クロマン-6-イル、フラン-3-イル、イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル、イミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イル、インドリン-5-イル、イソオキサゾール-4-イル、ナフタレン-1-イル、ナフタレン-2-イル、フェニル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリミジン-5-イル、キノリン-3-イル、キノリン-6-イル、キノリン-8-イル、チオフェン-2-イル、およびチオフェン-3-イル;から選択され、それぞれ、(1-アミノ-3-ヒドロキシ-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ、(2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル、(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル、(2-アセトアミドエチル)(メチル)アミノ、(2-アミノ-2-オキソアセトアミド)メチル、(2-アミノアセトアミド)メチル、(2-フルオロエチルアミノ)メチル、(2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル、(2-メトキシエチルアミノ)メチル、(シアノメチルアミノ)メチル、(ジメチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソペンチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、1-アミノシクロプロピル、2-(ベンジルオキシ)エチル、2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ、2-(トリフルオロメチル)フェノキシ、2-アミノエチルアミノ、2-カルボキシ-N-メチルアセトアミド、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシエチルアミノ、2-メトキシエチル、2-メトキシエチルアミノ、2-モルホリノエチルアミノ、3-(ジメチルアミノ)プロポキシ、4-(トリフルオロメチル)フェノキシ、アセトアミド、アセチル、アミノ、アミノメチル、ベンジル、ブロモ、カルバミミドイル、カルボキサミド、カルボキシ、カルボキシメチル、クロロ、シアノ、シアノメトキシ、シアノメチル、シクロプロピルメチル、ジメチルアミノ、ジメチルカルバモイル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシカルバミミドイル、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、イソブチル、イソプロポキシ、イソプロピル、メトキシ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルスルホンアミド、メチルスルホニル、モルホリノ、N,N-ジメチルスルファモイル、オキソ、フェノキシ、フェニルスルホニル、ピペラジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、プロピル、sec-ブチル、スルファモイル、tert-ブチル、tert-ペンチル、チアゾリジン-3-イルメチル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
に関係する。
【0262】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0263】
【化40】
[式中、
11は、C~Cアルキル、シアノ、C~Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよいヘテロアリールであり、
12aは、HまたはC~Cアルキルである]
に関係する。
【0264】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0265】
【化41】
[式中、
11は、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジニル、キノリニル、1,4-ジヒドロキノリニル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジニルおよび2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジニルから選択され、それぞれ、エチル、メチル、シアノ、トリフルオロメチル、フルオロ、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、HまたはC~Cアルキルである]
に関係する。
【0266】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0267】
【化42】
[式中、
11は、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、キノリン-3-イル、1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルおよび2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルから選択され、それぞれ、エチル、メチル、シアノ、トリフルオロメチル、フルオロ、ヒドロキシルおよびオキソから選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、
12aは、H、エチルまたはメチルである]
に関係する。
【0268】
本発明の一態様は、式(IIc)の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物:
【0269】
【化43】
[式中、
11は、1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イル、4-ヒドロキシキノリン-3-イル、1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イル、3-シアノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル、1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルおよび3-(トリフルオロメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルから選択され、
12aは、Hまたはメチルである]
に関係する。
【0270】
本発明の一部の実施形態は、下記の群から選択される1つまたは複数の化合物、ならびに薬学的に許容できるその塩、溶媒和物および水和物のすべての組合せを含み、ここで、化学名に直接先行する太字の化合物番号は、本開示の他の箇所で使用される:化合物B1:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B2:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-プロピルベンゼンスルホンアミド;化合物B3:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-ペンチルベンゼンスルホンアミド;化合物B4:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B5:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B6:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-イソプロピルベンゼンスルホンアミド;化合物B7:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-イソプロピルベンゼンスルホンアミド;化合物B8:N-(シクロプロピルメチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B9:N-(2,2-ジフルオロエチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B10:N-sec-ブチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B11:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メトキシベンゼンスルホンアミド;化合物B12:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2-ヒドロキシエチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B13:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2-メトキシエチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B14:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B15:3-((2S)-3-(8-(3-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B16:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B17:3-((2S)-3-(8-(4-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B18:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B19:3-((2S)-3-(8-(3,4-ジメチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B20:3-((2S)-3-(8-(3-ブロモフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B21:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(m-トリルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B22:3-((2S)-3-(8-(4-sec-ブチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B23:3-((2S)-3-(8-(3,5-ジメチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B24:4-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)-N,N-ジメチルベンズアミド;化合物B25:3-((2S)-3-(8-(4-アセチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B26:3-((2S)-3-(8-(4-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B27:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B28:3-((2S)-3-(8-(3-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B29:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B30:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B31:3-((2S)-3-(8-(ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B32:3-((2S)-3-(8-(3-シアノフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B33:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B34:3-((2S)-3-(8-(2-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B35:3-((2S)-3-(8-(2-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B36:3-((2S)-3-(8-(4-tert-ブチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B37:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B38:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B39:3-((2S)-3-(8-(2-シアノフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B40:4-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)安息香酸;化合物B41:3-((2S)-3-(8-(クロマン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B42:N-(4-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)フェニル)アセトアミド;化合物B43:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B44:3-((2S)-3-(8-(4-シアノフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B45:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B46:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2-ヒドロキシプロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B47:N-(2-エトキシエチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B48:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B49:N-(1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3
-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B50:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B51:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(3-ヒドロキシプロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B52:3-((2S)-3-(8-(4-ブロモフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B53:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-トシル-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B54:3-((2S)-3-(8-(2-ブロモフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B55:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-1-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B56:3-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)安息香酸;化合物B57:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B58:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]チアゾール-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B59:3-((2S)-3-(8-(3-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B60:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2-メトキシエチル)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B61:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B62:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B63:3-((2S)-3-(8-(3-(1H-ピロール-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B64:3-((2S)-3-(8-(3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B65:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3’-(メトキシメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B66:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(チオフェン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B67:3-((2S)-3-(8-(3’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B68:3-((2S)-3-(8-(3-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B69:3-((2S)-3-(8-(3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B70:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(1-(2-ヒドロキシエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B71:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3’-(メチルスルホニル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B72:3-((2S)-3-(8-(3’-シアノビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B73:3-((2S)-3-(8-(3-(2,4-ジメチルチアゾール-5-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B74:N-シクロプロピル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B75:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(3-メトキシプロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B76:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(1-メチル-1H-ピロール-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B77:3-((2S)-3-(8-(3-(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B78:3-((2S)-3-(8-(3-(フラン-2-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B79:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B80:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(1-プロピル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B81:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(1-イソブチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B82:3-((2S)-3-(8-(3-(1-(シクロプロピルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B83:3-((2S)-3-(8-(3’-(ジメチルアミノ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B84:3-((2S)-3-(8-(3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B85:3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-スルホンアミド;化合物B86:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-(メチルスルホンアミド)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B87:2-(3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-イル)酢酸;化合物B88:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(ピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B89:N-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B90:N-シクロプロピル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B91:N-(2-アミノエチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B92:(2S,3R)-3-ヒドロキシ-2-(3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホンアミド)-N-メチルブタンアミド;化合物B93:N-((R)-1-シクロプロピルエチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B94:N-tert-ブチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B95:N-(1,3-ジヒドロキ
シプロパン-2-イル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B96:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((R)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B97:N-(2-エチルブチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B98:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-イソペンチルベンゼンスルホンアミド;化合物B99:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B100:N-((R)-3,3-ジメチルブタン-2-イル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B101:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B102:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(ピリジン-2-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B103:3-((2S)-3-(8-(3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B104:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(ピリミジン-5-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B105:3-((2S)-3-(8-(3’-((ジメチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B106:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(ピリジン-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B107:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(2-メチルピリジン-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B108:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(2-メトキシピリミジン-5-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B109:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(4-メチルチオフェン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B110:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(5-メチルピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B111:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(6-メチルピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B112:3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-3-カルボン酸;化合物B113:3-((2S)-3-(8-(3-(1,3-ジメチル-2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B114:3-((2S)-3-(8-(4’-(シアノメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B115:3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)-N,N-ジメチルビフェニル-3-スルホンアミド;化合物B116:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(3-メチルチオフェン-2-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B117:3-((2S)-3-(8-(4’-(シアノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B118:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3’-(ヒドロキシメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B119:3-((2S)-3-(8-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B120:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-tert-ペンチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B121:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-(トリフルオロメチル)ビフェニル-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B122:3-((2S)-3-(8-(4’-フルオロビフェニル-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B123:3-((2S)-3-(8-(ビフェニル-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B124:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-フェノキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B125:3-((2S)-3-(8-(シクロヘキシルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B126:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B127:3-((2S)-3-(8-(2,2-ジメチルクロマン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B128:3-((2S)-3-(8-(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B129:3-((2S)-3-(8-(6-クロロイミダゾ[2,1-b]チアゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B130:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-フェノキシピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B131:3-((2S)-3-(8-(1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B132:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B133:3-((2S)-3-(8-(2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B134:3-((2S)-3-(8-(2,4-ジフルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B135:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-メトキシ-4-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B136:3-((2S)-3-(8-(4-エトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B137:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-イソプロポキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B138:3-((2S)-3-(8-(3,5-ジクロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B139:3-((2S)-3-(8-(3-クロロ-2-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B140:3-((2S)-3-(8-(2,5-ジクロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B141:3-((2S)-3-(8-(3,4
-ジフルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B142:3-((2S)-3-(8-(2,3-ジクロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B143:3-((2S)-3-(8-(3-クロロ-2-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B144:3-((2S)-3-(8-(5-クロロ-2-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B145:3-((2S)-3-(8-(5-クロロ-2-シアノフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B146:3-((2S)-3-(8-(1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B147:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B148:3-((2S)-3-(8-(5-クロロ-2-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B149:3-((2S)-3-(8-(4-フルオロ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B150:3-((2S)-3-(8-(2-フルオロ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B151:3-((2S)-3-(8-(4-クロロ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B152:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B153:3-((2S)-3-(8-(3,4-ジメトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B154:3-((2S)-3-(8-(2,5-ジメチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B155:3-((2S)-3-(8-(4-ブロモ-3-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B156:3-((2S)-3-(8-(2,6-ジフルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B157:3-((2S)-3-(8-(2-クロロ-4-シアノフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B158:3-((2S)-3-(8-(2,4-ジクロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B159:3-((2S)-3-(8-(4-ブロモ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B160:3-((2S)-3-(8-(2-フルオロ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B161:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(4-(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B162:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メチル-2-(トリフルオロメチル)フラン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B163:3-((2S)-3-(8-(5-クロロ-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B164:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B165:N-(1-エチルピペリジン-4-イル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B166:N-((S)-2,3-ジヒドロキシプロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B167:N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B168:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(ピペリジン-3-イルメチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B169:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-メトキシナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B170:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(2-(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B171:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-(トリフルオロメトキシ)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B172:3-((2S)-3-(8-(ベンジルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B173:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(7-メトキシベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B174:3-((2S)-3-(8-(ビフェニル-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B175:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メチルベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B176:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-メトキシ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B177:3-((2S)-3-(8-(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B178:3-((2S)-3-(8-(4,5-ジクロロチオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B179:3-((2S)-3-(8-(3-フルオロ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B180:3-((2S)-3-(8-(2-シアノ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B181:3-((2S)-3-(8-(5-クロロチオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B182:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-オキソインドリン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B183:3-((S)-3-((S)-8-(クロマン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B184:3-((S)-3-((R)-8-(クロマン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B185:3-((2S)-3-(8-(7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B186:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メチル-2-フェニルチアゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B187:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-フェニルチオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンア
ミド;化合物B188:3-((2S)-3-(8-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B189:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B190:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(フェニルスルホニル)チオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B191:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)チオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B192:3-((2S)-3-(8-(フラン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B193:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B194:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B195:3-((2S)-3-(8-(3-フルオロ-4-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B196:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(チオフェン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B197:3-((2S)-3-(8-(5-クロロベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B198:3-((2S)-3-(8-(3-シアノ-4-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B199:3-((2S)-3-(8-(2-クロロ-3-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B200:3-((2S)-3-(8-(2-クロロ-4-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B201:3-((2S)-3-(8-(2,3-ジフルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B202:3-((2S)-3-(8-(2-クロロ-5-フルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B203:3-((2S)-3-(8-(2-クロロ-5-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B204:3-((2S)-3-(8-(5-フルオロ-2-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B205:3-((2S)-3-(8-(2,5-ジフルオロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B206:3-((2S)-3-(8-(4-クロロ-3-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B207:3-((2S)-3-(8-(3-クロロ-4-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B208:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-(5-(トリフルオロメチル)イソオキサゾール-3-イル)チオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B209:N-エチル-3-((2S)-3-(8-(3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B210:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B211:3’-(3-((S)-3-(3-(N-エチルスルファモイル)フェノキシ)-2-ヒドロキシプロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-スルホンアミド;化合物B212:3-((2S)-3-(8-(3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B213:3-((2S)-3-(8-(4’-(シアノメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B214:3-((2S)-3-(8-(4’-(シアノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B215:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B216:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(3-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B217:3-((2S)-3-(8-(5-シアノ-2-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B218:3-((2S)-3-(8-(3-ブロモ-4-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B219:3-((2S)-3-(8-(3-ブロモ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B220:3-((2S)-3-(8-(5-ブロモ-2-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B221:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(1-メチル-1H-インドール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B222:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシ-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-1-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B223:3-((2S)-3-(8-(5-クロロナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B224:3-((2S)-3-(8-(3-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B225:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B226:N-エチル-3-((2S)-3-(8-(2-フルオロ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B227:3-((2S)-3-(8-(4-ブロモ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B228:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B229:3-((2S)-3-(8-(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B230:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B231:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B232:3-((2S)-3-(8-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B233:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-フェニルチオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3
-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B234:N-エチル-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B235:3-((2S)-3-(8-(7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B236:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシ-2-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B237:3-((2S)-3-(8-(5-ブロモ-2-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B238:3-((2S)-3-(8-(5-フルオロ-2-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B239:3-((2S)-3-(8-(3-クロロ-4-シアノフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B240:3-((2S)-3-(8-(5-クロロ-2-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B241:3-((2S)-3-(8-(2-フルオロ-5-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B242:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシ-2,3-ジメチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B243:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B244:3-((S)-3-((S)-8-(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B245:3-((S)-3-((R)-8-(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B246:3-((2S)-3-(8-(3-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B247:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B248:3-((2S)-3-(8-(2-フルオロ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B249:3-((2S)-3-(8-(4-ブロモ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B250:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B251:3-((2S)-3-(8-(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B252:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B253:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B254:3-((2S)-3-(8-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B255:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-フェニルチオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B256:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B257:3-((2S)-3-(8-(7-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B258:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシナフタレン-1-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B259:3-((2S)-3-(8-(5-ブロモ-2-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B260:3-((2S)-3-(8-(5-ブロモ-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B261:3-((2S)-3-(8-(3,5-ジメチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B262:3-((2S)-3-(8-(5-クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B263:3-((2S)-3-(8-(2-シアノ-5-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B264:3-((2S)-3-(8-(6-クロロナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B265:3-((2S)-3-(8-(2,3-ジメチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B266:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(4-メトキシ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B267:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メトキシ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B268:3-((S)-3-((S)-8-(2-フルオロ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B269:3-((S)-3-((R)-8-(2-フルオロ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B270:3-((S)-3-((S)-8-(4-ブロモ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B271:3-((S)-3-((R)-8-(4-ブロモ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B272:3-((2S)-3-(8-(3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B273:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B274:3’-(3-((S)-3-(3-(N,N-ジメチルスルファモイル)フェノキシ)-2-ヒドロキシプロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-スルホンアミド;化合物B275:3-((2S)-3-(8-(3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B276:3-((2S)-3-(8-(4’-(シアノメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B277:3-((2S)-3-(8-(4’-(シアノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B278:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカ
ン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B279:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B280:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B281:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B282:3-((S)-3-((S)-8-(3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B283:3-((S)-3-((R)-8-(3-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B284:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(3-(ピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B285:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-(ピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B286:3-((S)-3-((S)-8-(3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B287:3-((S)-3-((R)-8-(3-(6-アミノピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B288:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B289:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B290:3-((2S)-3-(8-(4-(アミノメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N,N-ジメチルベンゼンスルホンアミド;化合物B291:3’-((S)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-スルホンアミド;化合物B292:3’-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-スルホンアミド;化合物B293:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(シアノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B294:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(シアノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B295:3-((S)-3-((S)-8-(3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B296:3-((S)-3-((R)-8-(3-(1H-ピラゾール-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B297:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(シアノメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B298:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(シアノメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B299:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B300:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B301:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((メチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B302:3-((2S)-3-(8-(4’-((エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B303:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B304:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((2-ヒドロキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B305:3-((2S)-3-(8-(4’-((2-(ジメチルアミノ)エチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B306:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B307:3-((2S)-3-(8-(3-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B308:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メトキシ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B309:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-3-(8-(2-フルオロ-5-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B310:3-((2S)-3-(8-(4-ブロモ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B311:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-オキソ-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B312:3-((2S)-3-(8-(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B313:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メチル-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B314:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B315:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-フェニルチオフェン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B316:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B317:N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B318:N-(3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物B319:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B320:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((イソペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B321:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル
-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B322:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ピリジン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B323:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(キノリン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B324:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B325:3-((2S)-3-(8-(1H-インダゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B326:3-((2S)-3-(8-(ベンゾフラン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B327:3-((2S)-3-(8-(ベンゾ[d]イソオキサゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B328:3-((2S)-3-(8-(1H-インダゾール-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B329:3-((2S)-3-(8-(1-エチル-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B330:3-((2S)-3-(8-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B331:3-((2S)-3-(8-(ベンゾフラン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B332:3-((2S)-3-(8-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B333:3-((2S)-3-(8-(4-エチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B334:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-イソプロピル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B335:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B336:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B337:3-((2S)-3-(8-(5-ブロモピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B338:3-((2S)-3-(8-(4’-((シアノメチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B339:3-((2S)-3-(8-(4’-((2,2-ジフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B340:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-((2-メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B341:3-((2S)-3-(8-(5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B342:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B343:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(キノリン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B344:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B345:(2S)-3-ヒドロキシ-2-((3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-イル)メチルアミノ)プロパンアミド;化合物B346:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-(チアゾリジン-3-イルメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B347:3-((2S)-3-(8-(4’-((2-フルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B348:N-(2-((3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-イル)メチルアミノ)エチル)アセトアミド;化合物B349:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-イソブチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B350:3-((S)-3-((S)-8-(4-エチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B351:3-((S)-3-((R)-8-(4-エチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B352:3-((3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-イル)メチルアミノ)-3-オキソプロパン酸;化合物B353:2-アミノ-N-((3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-イル)メチル)アセトアミド;化合物B354:N-((3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-イル)メチル)オキサルアミド;化合物B355:3-((2S)-3-(8-(3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B356:N-(2-フルオロエチル)-3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B357:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-4-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B358:3-((2S)-3-(8-(5-(4-(アミノメチル)フェニル)-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B359:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B360:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B361:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(4’-((イソペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B362:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B363:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4’-((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B364:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4’-((イソペンチルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンス
ルホンアミド;化合物B365:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-4-メチルビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B366:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-6-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B367:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-5-(トリフルオロメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B368:3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-カルボキサミド;化合物B369:3-((2S)-3-(8-(3-(5-(アミノメチル)チオフェン-2-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B370:3-((2S)-3-(8-(3-(5-シアノピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B371:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(6-(2-モルホリノエチルアミノ)ピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B372:3-((2S)-3-(8-(3-(6-(3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)ピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B373:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-5-メチルビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B374:3-((S)-3-((S)-8-(5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B375:3-((S)-3-((R)-8-(5-(4-(アミノメチル)フェニル)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B376:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-6-メチルビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B377:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-4-クロロビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B378:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-(ピリジン-4-イル)エチルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B379:(Z)-N’-ヒドロキシ-3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-カルボキシミドアミド;化合物B380:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4’-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B381:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B382:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B383:3’-(3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ビフェニル-4-カルボキシミドアミド;化合物B384:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B385:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(アミノメチル)-4-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B386:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メトキシピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B387:3-((2S)-3-(8-(3-(6-(アミノメチル)ピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B388:3-((2S)-3-(8-(6’-(アミノメチル)-3,3’-ビピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B389:3-((2S)-3-(8-(3-(アミノメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B390:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(3-(ヒドロキシメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B391:3-((2S)-3-(8-(4-(アミノメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B392:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(ヒドロキシメチル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B393:N-(2-フルオロエチル)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B394:N-(2-フルオロエチル)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B395:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-ヒドロキシピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B396:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-メトキシピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B397:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(5-メトキシ-2-メチルピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B398:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-メトキシフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B399:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B400:3-((2S)-3-(8-(6-クロロ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物401:3-((2S)-3-(8-(6-エトキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物402:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(ピリジン-2-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B403:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-3-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B404:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B405:3-((S)-3-((R)-8-(4’-((ジメチルアミノ)メチル)ビフェニル-4-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B406:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-モルホリノピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B407:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(ピリジン-3-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B408:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(4-(ピリジン-4-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンス
ルホンアミド;化合物B409:3-((2S)-3-(8-(3-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B410:3-((2S)-3-(8-(4-(2H-テトラゾール-5-イル)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B411:3-((2S)-3-(8-(4’-(アミノメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B412:3-((2S)-3-(8-(5-ブロモ-2-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)フェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B413:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((S)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B414:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B415:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B416:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(アミノメチル)-4-(トリフルオロメトキシ)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B417:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2-ヒドロキシエチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B418:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((R)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B419:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B420:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B421:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B422:3-((2S)-3-(8-(6-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B423:3-((2S)-3-(8-(1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B424:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-((R)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B425:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-ヒドロキシピリミジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B426:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-(2-メトキシエチルアミノ)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B427:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((1S,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B428:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-(2-ヒドロキシエチルアミノ)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B429:3-((2S)-3-(8-(6-(2-アミノエチルアミノ)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B430:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(6-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B431:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((1S,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B432:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B433:3-((2S)-3-(8-(4-クロロピリジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B434:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((S)-2-ヒドロキシプロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B435:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B436:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((R)-2-ヒドロキシプロピル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B437:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B438:3-((S)-3-((S)-8-(4-エトキシ-4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B439:3-((S)-3-((R)-8-(4-エトキシ-4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B440:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4’-((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B441:3-((2S)-3-(8-(2-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B442:3-((2S)-2-ヒドロキシ-3-(8-(2-モルホリノピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B443:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B444:3-((S)-3-((R)-8-(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B445:3-((2S)-3-(8-(6-エトキシピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B446:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(1-アミノシクロプロピル)ビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B447:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-2-メチルビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B448:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-2-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒ
ドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B449:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(アミノメチル)-5-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B450:3-((S)-3-((S)-8-(6-エトキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B451:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メトキシベンゼンスルホンアミド;化合物B452:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-6-(メチルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B453:3-((S)-3-((R)-8-(6-(ジメチルアミノ)-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B454:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(6-ヒドロキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B455:3-((S)-3-((R)-8-(6-アミノ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B456:N-エチル-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B457:N-(2-フルオロエチル)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B458:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B459:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-(2-メトキシエチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B460:N-(シアノメチル)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B461:N-(2,2-ジフルオロエチル)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B462:3-((S)-3-((R)-8-(1-(2-(ベンジルオキシ)エチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B463:3-((S)-3-((S)-8-(4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B464:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(1-アミノシクロプロピル)-6-メトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B465:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-(2-ヒドロキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B466:3-((S)-3-((R)-8-(1,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B467:3-((S)-3-((R)-8-(1,8-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B468:3-((S)-3-((R)-8-((R)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B469:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-イソプロピル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B470:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-プロピル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B471:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-(2-メトキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B472:3-((S)-3-((R)-8-((S)-1,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B473:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1,3,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B474:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1’-メチル-1’,2’-ジヒドロスピロ[シクロプロパン-1,3’-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン]-7’-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B475:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B476:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(6-メトキシ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,3-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B477:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B478:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5-オキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B479:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5,6,7,8-テトラヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B480:3-((S)-3-((R)-8-(2,3-ジヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-b]ピリジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B481:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B482:3-((S)-3-((R)-8-(6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B483:3-((S)-3-((R)-8-(3,4-ジヒドロ-2H-ピラノ[2,3-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B484:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B485:3-((S)-3-((R)-8-(1,5-ナフチリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B486:3-((S)-2-ヒド
ロキシ-3-((R)-8-(2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B487:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[2,3-b][1,4]オキサゼピン-8-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B488:3-((S)-3-((R)-8-(7,8-ジヒドロ-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B489:3-((S)-3-((R)-8-(7-アミノ-1,8-ナフチリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B490:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B491:3-((S)-3-((R)-8-(6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタ[b]ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B492:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B493:3-((S)-3-((R)-8-(3-シアノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B494:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B495:3-((S)-3-((R)-8-(1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B496:3-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)ピリジン1-オキシド;化合物B497:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-メチル-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B498:3-((S)-3-((R)-8-(2,3-ジオキソインドリン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B499:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B500:3-((S)-3-((R)-8-(3,4-ジヒドロ-2H-ピリド[3,2-b][1,4]オキサジン-7-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B501:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(2-メチル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B502:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B503:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ベンゾ[d]イミダゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B504:3-((S)-3-((R)-8-(2,3-ジヒドロフロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B505:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B506:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B507:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B508:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メトキシ-1H-インダゾール-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B509:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B510:3-((S)-3-((R)-8-(3-クロロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B511:3-((S)-3-((R)-8-(3-エチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B512:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B513:3-((S)-3-((R)-8-(3-クロロ-1-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B514:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B515:3-((S)-3-((R)-8-(2-エチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B516:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B517:3-((S)-3-((R)-8-(3-クロロ-2-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B518:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B519:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(7-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B520:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-エチルベンゼンスルホンアミド;化合物B521:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-(2-ヒドロキシエチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B522:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B523:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B524:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-オキソ-1-プロピル-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B525:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B526:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B527:3-((S)-3-((R)-8-(3-クロロ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロ
ポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B528:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシ-8-メチルキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B529:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B530:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-(2-メトキシエチル)ベンゼンスルホンアミド;化合物B531:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B532:3-((S)-3-((R)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B533:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B534:3-((S)-3-((R)-8-(6-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B535:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-6-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B536:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B537:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B538:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B539:3-((S)-3-((R)-8-(7-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B540:3-((S)-3-((R)-8-(8-フルオロ-4-ヒドロキシキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B541:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B542:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシ-7-メチルキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B543:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B544:2-(3-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イルスルホニル)-4-オキソキノリン-1(4H)-イル)酢酸;化合物B545:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B546:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B547:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシ-6-メチルキノリン-8-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B548:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-ヒドロキシキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B549:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(1-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B550:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B551:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-オキソ-1-プロピル-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B552:3-((S)-3-((R)-8-(6-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B553:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(8-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B554:3-((S)-3-((R)-8-(8-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B555:3-((S)-3-((R)-8-(7-フルオロ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B556:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B557:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-7-メチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B558:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B559:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(2-メチル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B560:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(ナフタレン-2-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物561:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(ピリジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B562:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B563:3-((S)-3-((S)-8-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B564:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(3-メチル-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピリジン-5-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B565:3-((S)-3-((R)-8-(クロマン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B566:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(キノリン-6-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B567:3-((S)-3-((R)-8-(4’-(アミノメチル)-4-エトキシビフェニル-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B568:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メトキシピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B569:3-((S)-3-((R)-8-(4-アミノピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B570:3-((S)-3-((R)-8-(5-ベンジルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B571:3-((S)-3-((R)-8-(5-エチルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B572:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-フェニルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[
4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B573:3-((S)-3-((R)-8-(4-ベンジルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B574:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B575:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メチルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B576:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(ピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B577:3-((S)-3-((R)-8-(4,6-ジメチルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B578:3-((S)-3-((R)-8-(5-ヘプチルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B579:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5-プロピルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B580:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5-フェニルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B581:メチル2-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)ピリミジン-5-カルボキシレート;化合物B582:2-((R)-3-((S)-2-ヒドロキシ-3-(3-(N-メチルスルファモイル)フェノキシ)プロピルアミノ)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)ピリミジン-4-カルボン酸;化合物B583:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B584:3-((S)-3-((R)-8-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B585:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B586:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(ピラジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B587:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B588:3-((S)-3-((R)-8-(1-エチル-4-オキソ-1,4-ジヒドロピリジン-3-イルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B589:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(ピリミジン-4-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B590:3-((S)-3-((R)-8-(4-ブロモ-3-メチルフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B591:3-((S)-3-((R)-8-(3-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド;化合物B592:3-((S)-3-((R)-8-(3-クロロフェニルスルホニル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)-2-ヒドロキシプロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;化合物B593:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-(3-メトキシフェニル)ピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド;および化合物B594:3-((S)-2-ヒドロキシ-3-((R)-8-(4-メチル-6-フェニルピリミジン-2-イル)-1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-3-イルアミノ)プロポキシ)-N-メチルベンゼンスルホンアミド。
【0271】
本明細書において使用される場合、「置換されている」は、化学基の少なくとも1個の水素原子が、非水素置換基または基によって置きかえられていることを指し示し、非水素置換基または基は、一価または二価でありうる。置換基または基が二価である場合、この基は別の置換基または基でさらに置換されていることが理解される。本明細書における化学基が「置換されている」場合、それは最大全原子価の置換を有してよく、例えば、メチル基は、1つ、2つまたは3つの置換基で置換されてよく、メチレン基は、1つまたは2つの置換基で置換されてよく、フェニル基は、1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの置換基で置換されてよく、ナフチル基は、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つまたは7つの置換基で置換されてよい等である。同様に、「1つまたは複数の置換基で置換されている」は、1つの置換基から該基によって物理的に許される合計数までの置換基で置換されている基の置換を指す。さらに、ある基が1つを超える基で置換されている場合、それらは同一であることができるか、またはそれらは異なっていることができる。
【0272】
本発明の化合物は、ケト-エノール互変異性体等の互変異性形態を含むこともできる。互変異性形態は、平衡状態であるか、または適切な置換によって1つの形態に立体的に固定されていてよい。種々の互変異性形態は本発明の化合物の範囲内であることが理解される。一例は、化合物A326等の4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルとして本明細書において記述されている基を含有する化合物に関する。ある化合物について1つの互変異性体が示されているとしても、該化合物はすべてのそのような互変異性体を内包することが理解され、以下は、4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-イルの2つの代表的な(represetative)互変異性体である:
【0273】
【化44】
【0274】
式(Ia)およびそれに関連する式の化合物は、1つまたは複数のキラル中心を有してよく、したがって、鏡像異性体および/またはジアステレオ異性体として存在しうることが理解されるおよび分かる。本発明は、すべてのそのような鏡像異性体、ジアステレオ異性体、およびラセミ体を含むがこれに限定されないそれらの混合物にまで及び、内包することが理解される。
【0275】
明確にするために別個の実施形態の文脈で記述されている本発明のある特定の特色は、単一の実施形態で組み合わせて提供されてもよいことが分かる。逆に、簡潔にするために単一の実施形態の文脈で記述されている本発明の種々の特色は、別個にまたは任意の好適なサブ組合せで提供されてもよい。本明細書において記述されている一般化学式内に含有される変数によって表される化学基に関係する実施形態のすべての組合せは、あたかもありとあらゆる組合せが個々におよび明示的に挙げられているかのように、そのような組合せが、安定化合物をもたらす化合物(すなわち、単離され、特徴付けられ、生物活性について試験されうる化合物)を内包する程度まで、本発明によって具体的に内包される。加えて、そのような変数について記述している実施形態に収載されている化学基のすべてのサブ組合せならびに本明細書において記述されている使用および医学的適応のすべてのサブ組合せも、あたかもありとあらゆる化学基のサブ組合せならびに使用および医学的適応のサブ組合せが本明細書において個々におよび明示的に挙げられているかのように、本発明によって具体的に内包される。
【0276】
加えて、本発明の化学属および個々の化合物、例えば上記のリストおよび以下の表において見られるそのジアステレオ異性体および鏡像異性体を含む化合物は、すべての薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、水和物およびN-オキシドを包含する。
【0277】
本発明の化合物は、当業者によって使用される関連する公開文献の手順に従って調製されうる。例えば、米国特許第10,479,797号および米国特許出願公開第2020-0385395号を参照されたく、そのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0278】
本発明は、あたかもそれらが各キラル炭素についての具体的な立体化学指定とともにそれぞれ個々に開示されているかのように、本明細書において開示されている各化合物および一般式の各異性体、各ジアステレオ異性体、各鏡像異性体およびそれらの混合物を内包することが理解される。個々の異性体および鏡像異性体は、エナンチオ選択的合成によって等、選択的合成によって調製されうるか、または、それらは、HPLC(順相、逆相およびキラルを含む)、再結晶(すなわち、ジアステレオ異性混合物)等の技術によって等、当技術分野の実務家に周知である分離技術を使用して取得されうる。
【0279】
障害および処置の方法
本明細書において開示される化合物は、いくつかの疾患、障害、状態および/または適応(本明細書において累積的に「障害」と称される)の処置または予防において有用である。当業者ならば、障害、または処置もしくは予防の方法が本明細書において開示される場合、そのような開示は、第2の医学的使用(例えば、障害の処置において使用するための化合物、障害の処置のための化合物の使用、および障害の処置用医薬の製造における化合物の使用)を包含することを認識するであろう。
【0280】
一部の実施形態では、本明細書において開示される化合物は、障害の処置または予防に有用である。一部の実施形態では、本明細書において開示される化合物は、障害のサブタイプの処置または予防に有用である。一部の実施形態では、本明細書において開示される化合物は、障害の症状の処置または予防に有用である。
【0281】
ベータ3アドレナリン作動性受容体媒介性障害を処置するまたは予防するための方法が、本明細書で提供される。一部の実施形態では、本明細書において開示される化合物は、ベータ3アドレナリン作動性受容体媒介性障害の予防に有用である。一部の実施形態では、本明細書において開示される化合物は、ベータ3アドレナリン作動性受容体媒介性障害の処置または予防に有用である。
【0282】
より具体的には、ベータ3アドレナリン作動性受容体の活性をモジュレートするある特定の化合物を投与することによって、腎嚢胞性疾患および/または心腎症候群を処置する方法が提供される。
【0283】
一部の実施形態では、腎嚢胞性疾患は、多発性嚢胞腎疾患、片側性腎嚢胞性疾患(限局性嚢胞性疾患)、単純性腎嚢胞、多嚢胞性異形成腎、多発奇形症候群の多発性嚢胞腎、若年性ネフロンろうおよび髄質嚢胞性疾患、髄質海綿腎、原発性糸球体嚢胞腎疾患、主に遺伝子または染色体の病因のいくつかの全身性障害に関連する糸球体嚢胞腎、結節性硬化症およびフォン・ヒッペル-リンドウ病における嚢胞腎、嚢胞性腎腫、先天性中胚葉性腎腫の嚢胞性バリアント、腎臓の混合性上皮間質性腫瘍、腎リンパ管腫、腎盂腎杯嚢胞、門脈周囲嚢胞および腎周囲仮性嚢胞、長期透析による後天性腎嚢胞性疾患、ならびに嚢腫性腎細胞癌および肉腫から選択される。
【0284】
一部の実施形態では、腎嚢胞性疾患は、多発性嚢胞腎疾患である。一部の実施形態では、多発性嚢胞腎疾患は、常染色体優性多発性嚢胞腎疾患である。
【0285】
一部の実施形態では、心腎疾患は、心腎症候群1型である。一部の実施形態では、心腎疾患は、心腎症候群2型である。一部の実施形態では、心腎疾患は、心腎症候群3型である。一部の実施形態では、心腎疾患は、心腎症候群4型である。
【0286】
多形および擬多形
多形性は、結晶格子において分子の異なる配列および/または立体配座を有する2つ以上の結晶相として存在する物質の能力である。多形は、液体または気体状態では同じ特性を示すが、固体状態では異なる挙動をする。
【0287】
単一成分多形の他に、薬物は、塩および他の多成分結晶相として存在することもできる。例えば、溶媒和物および水和物は、APIホストおよび溶媒または水分子のいずれかをゲストとしてそれぞれ含有してよい。類似的に、ゲスト化合物が室温で固体である場合、結果として生じる形態は、多くの場合、共結晶と呼ばれる。塩、溶媒和物、水和物および共結晶も、多形性を示しうる。同じAPIホストを共有するがそれらのゲストに関しては異なる結晶相を、互いの擬多形と称してよい。
【0288】
溶媒和物は、明確な結晶格子中に結晶化の溶媒の分子を含有する。結晶化の溶媒が水である溶媒和物は、水和物と称される。水は大気の構成要素であることから、薬物の水和物は相当に簡単に形成されうる。
【0289】
例として、Stahlyは、それらの約90%が複数の固体形態を呈することを明らかにした「多種多様な構造型」からなる245の化合物の多形スクリーンを公開した。全体として、化合物のおよそ半分が多形的であり、多くの場合、1つから3つの形態を有していた。化合物の約3分の1が水和物を形成し、約3分の1が溶媒和物を形成した。64の化合物の共結晶スクリーンからのデータは、60%が水和物または溶媒和物以外の共結晶を形成したことを示した(G.P.Stahly、Crystal Growth&Design(2007)、7(6)、1007~1026)。
【0290】
同位体
本開示は、本明細書で提供される化合物において出現する原子のすべての同位体を含む。同位体は、同じ原子数であるが異なる質量数を有する原子を含む。本発明のある特定の特色は、同じ原子数であるが異なる質量数を有する原子で置きかえられている本明細書で提供される化合物中の1個または複数の原子のすべての組合せを含むことが分かる。1つのそのような例は、本明細書で提供される化合物の1つにおいて見られるHまたは12C等の最も自然に豊富な同位体である原子の、HもしくはH(Hを置きかえる)、または11C、13Cもしくは14C(12Cを置きかえる)等の最も自然に豊富な同位体ではない異なる原子による置きかえである。そのような置きかえが起こった化合物を、一般的に、同位体標識されていると称する。本発明の同位体標識は、当業者に公知である様々な異なる合成方法のうちのいずれか1つを使用して遂行することができ、それらのおかげで、そのような同位体標識を行うために必要とされる合成方法および利用可能な試薬を容易に理解できる。一般的な例として、限定されないが、水素の同位体は、H(重水素)およびH(三重水素)を含む。炭素の同位体は、11C、13Cおよび14Cを含む。窒素の同位体は、13Nおよび15Nを含む。酸素の同位体は、15O、17Oおよび18Oを含む。フッ素の同位体は、18Fを含む。硫黄の同位体は、35Sを含む。塩素の同位体は、36Clを含む。臭素の同位体は、75Br、76Br、77Brおよび82Brを含む。ヨウ素の同位体は、123I、124I、125Iおよび131Iを含む。合成、予備処方等の間に調製されたもの等の組成物、ならびに、本発明の化合物の1つまたは複数を含む、本明細書において記述されている障害の1つまたは複数の処置のために哺乳動物において使用するという意図で調製され、組成物中における同位体の自然に発生する分布が摂動されているもの等の医薬組成物も提供される。本明細書において記述されている通りの本発明の化合物を含む組成物および医薬組成物も提供され、ここで、塩は、1つまたは複数の位置において最も自然に豊富な同位体以外の同位体が富化されている。そのような同位体摂動または富化を測定するために、質量分析等の方法が容易に利用可能であり、放射性同位体である同位体には、HPLCまたはGCと関連付けて使用される無線検波器等の追加の方法が利用可能である。
【0291】
薬物開発における1つの課題は、所望の薬理学的プロファイルを維持しながら、吸収、分布、代謝、排泄および毒性(ADMET)特性を改良することである。ADMET特性を改良するための構造変更は、多くの場合、リード化合物の薬効薬理を変化させる。ADMET特性に対する重水素置換の効果は予測不可能であるが、選択事例では、重水素は、その薬効薬理の摂動を最小限に抑えて、化合物のADMET特性を改良することができる。重水素が治療実体における改良を可能にした2つの例は、CTP-347およびCTP-354である。CTP-347は、パロキセチンで臨床的に観察されるCYP2D6の機序に基づく不活性化に対する責任が低減された、パロキセチンの重水素化バージョンである。CTP-354は、乏しい薬物動態(PK)特性により開発されなかった、有望な前臨床ガンマアミノ酪酸A受容体(GABAA)モジュレーター(L-838417)の重水素化バージョンである。いずれの事例でも、重水素置換は、生化学的効力および全水素化合物に対する選択性を有意に変化させることなく、安全性、効能および/または忍容性の改良の潜在性を提供する改良されたADMETプロファイルをもたらした。改良されたADMETプロファイル、ならびに実質的に同様の生化学的効力および対応する全水素化合物に対する選択性を持つ、本発明の重水素置換化合物が提供される。
【0292】
他の有用性
本発明の別の目的は、ヒトを含む組織試料におけるベータ3アドレナリン作動性受容体を局在化および定量化するため、ならびに放射性標識化合物の阻害結合によってベータ3アドレナリン作動性受容体リガンドを同定するための、放射線撮像だけでなくインビトロおよびインビボ両方のアッセイにおいても有用となるであろう本発明の放射性標識化合物に関する。本発明のさらなる目的は、そのような放射性標識化合物を含む新規ベータ3アドレナリン作動性受容体アッセイを開発することである。
【0293】
本開示は、本発明の化合物、その中間体、塩および結晶性形態において出現する原子のすべての同位体を含む。同位体は、同じ原子数であるが異なる質量数を有する原子を含む。本発明の一態様は、同じ原子数であるが異なる質量数を有する原子で置きかえられている本発明の化合物、その中間体、塩および結晶性形態中の1個または複数の原子のすべての組合せを含む。1つのそのような例は、本発明の化合物、その中間体、塩および結晶性形態の1つにおいて見られるHまたは12C等の最も自然に豊富な同位体である原子の、HもしくはH(Hを置きかえる)、または11C、13Cもしくは14C(12Cを置きかえる)等の最も自然に豊富な同位体ではない異なる原子による置きかえである。そのような置きかえが起こった化合物を、一般的に、同位体標識化合物であると称する。本発明の化合物、その中間体、塩および結晶性形態の同位体標識は、当業者に公知である様々な異なる合成方法のうちのいずれか1つを使用して遂行することができ、それらのおかげで、そのような同位体標識を行うために必要とされる合成方法および利用可能な試薬を容易に理解できる。一般的な例として、限定されないが、水素の同位体は、H(重水素)およびH(三重水素)を含む。炭素の同位体は、11C、13Cおよび14Cを含む。窒素の同位体は、13Nおよび15Nを含む。酸素の同位体は、15O、17Oおよび18Oを含む。フッ素の同位体は、18Fを含む。硫黄の同位体は、35Sを含む。塩素の同位体は、36Clを含む。臭素の同位体は、75Br、76Br、77Brおよび82Brを含む。ヨウ素の同位体は、123I、124I、125Iおよび131Iを含む。本発明の別の態様は、合成、予備処方等の間に調製されたもの等の組成物、ならびに、本発明の化合物、その中間体、塩および結晶性形態の1つまたは複数を含む、本明細書において記述されている障害の1つまたは複数の処置のために哺乳動物において使用するという意図で調製され、組成物中における同位体の自然に発生する分布が摂動されているもの等の医薬組成物を含む。本発明の別の態様は、本明細書において記述されている通りの化合物を含む組成物および医薬組成物を含み、ここで、化合物は、1つまたは複数の位置において最も自然に豊富な同位体以外の同位体が富化されている。そのような同位体摂動または富化を測定するために、質量分析等の方法が容易に利用可能であり、放射性同位体である同位体には、HPLCまたはGCと関連付けて使用される無線検波器等の追加の方法が利用可能である。
【0294】
本発明のある特定の同位体標識化合物は、化合物および/または基質組織分布アッセイにおいて有用である。一部の実施形態では、放射性核種Hおよび/または14C同位体が、これらの研究において有用である。さらに、重水素(すなわち、H)等のより重い同位体による置換は、より優れた代謝安定性から生じるある特定の治療上の利点(例えば、インビボ半減期の増大または必要投薬量の低減)をもたらすことができ、故に、一部の状況において好ましい場合がある。本発明の同位体標識化合物は、概して、下記で図面および実施例において開示されているものに類似の手順に準拠することにより、非同位体標識試薬を同位体標識試薬で代用することによって、調製されうる。有用である他の合成方法について下記で論じる。その上、本発明の化合物中に表される原子のすべては、そのような原子の最も一般的に発生する同位体またはより希少な放射性同位体または非放射性同位体のいずれかでありうることを理解すべきである。
【0295】
放射性同位体を有機化合物に組み込むための合成方法は、本発明の化合物に適用可能であり、当技術分野において周知である。活性レベルのトリチウムを標的分子に組み込むための代表的な合成方法は、例えば、以下を含む:
A. トリチウムガスによる触媒還元:この手順は通例、高比活性度生成物を生じ、ハロゲン化または不飽和前駆体を必要とする。
B. 水素化ホウ素ナトリウム[H]による還元:この手順は、相当に安価であり、アルデヒド、ケトン、ラクトン、エステル等の還元可能な官能基を含有する前駆体を必要とする。
C. 水素化アルミニウムリチウム[H]による還元:この手順は、生成物をほぼ理論上の比放射能で供与する。これは、アルデヒド、ケトン、ラクトン、エステル等の還元可能な官能基を含有する前駆体も必要とする。
D. トリチウムガス曝露標識:この手順は、好適な触媒の存在下、交換可能なプロトンを含有する前駆体をトリチウムガスに曝露することを伴う。
E. ヨウ化メチル[H]を使用するN-メチル化:この手順は通常、適切な前駆体を高比活性度ヨウ化メチル(H)で処理することによって、O-メチルまたはN-メチル(H)生成物を調製するために用いられる。この方法は、概して、例えば約70~90Ci/mmol等のより高い比活性度を可能にする。
【0296】
活性レベルの125Iを標的分子に組み込むための合成方法は、以下を含む:
A. ザンドマイヤーおよび類似反応:この手順は、アリールアミンまたはヘテロアリールアミンをジアゾニウムテトラフルオロホウ酸塩等のジアゾニウム塩に、その後、Na125Iを使用して125I標識化合物に転換する。代表される手順は、Zhu,G-D.および同僚らにより、J.Org.Chem.、2002、67、943~948において報告された。
B. フェノールのオルト125ヨウ素化:この手順は、Collier,T.L.および同僚らにより、J.Labelled Compd.Radiopharm.、1999、42、S264~S266において報告されている通り、フェノールのオルト位における125Iの組み込みを可能にする。
C. 125Iによる臭化アリールおよびヘテロアリール交換:この方法は、概して、2ステッププロセスである。第1のステップは、例えば、Pd触媒反応[すなわちPd(PhP)]を使用する、またはアリールもしくはヘテロアリールリチウムを経由する、ハロゲン化トリアルキルスズまたはヘキサアルキルジスズ[例えば、(CHSnSn(CH]の存在下での、臭化アリールまたはヘテロアリールの対応するトリアルキルスズ中間体への変換である。代表的な手順は、Le Bas,M.-D.および同僚らにより、J.Labelled Compd.Radiopharm.2001、44、S280~S282において報告された。
【0297】
式(Ia)の放射性標識ベータ3アドレナリン作動性受容体化合物は、化合物を同定する/評価するためのスクリーニングアッセイにおいて使用されうる。一般論として、新たに合成されたまたは同定された化合物(すなわち、試験化合物)は、「式(Ia)の放射性標識化合物」のベータ3アドレナリン作動性受容体との結合を低減させるその能力について評価されうる。したがって、ベータ3アドレナリン作動性受容体との結合を求めて「式(Ia)の放射性標識化合物」と競合する試験化合物の能力は、その結合親和性と直接相関する。
【0298】
本発明のある特定の標識化合物は、ある特定のベータ3アドレナリン作動性受容体と結合する。一実施形態では、標識化合物は、約500μM未満のIC50を有し、別の実施形態では、標識化合物は、約100μM未満のIC50を有し、さらに別の実施形態では、標識化合物は、約10μM未満のIC50を有し、さらに別の実施形態では、標識化合物は、約1μM未満のIC50を有し、またさらに別の実施形態では、標識化合物は、約0.1μM未満のIC50を有する。
【0299】
組成物および製剤
製剤は、任意の好適な方法によって、典型的には、活性化合物を、液体もしくは微粉化した固体担体または両方と、必要とされる割合で均一に混合し、次いで、必要ならば、得られた混合物を所望の形状に形成することによって、調製されうる。
【0300】
結合剤、充填剤、許容できる湿潤剤、錠剤化滑沢剤および崩壊剤等の従来の添加剤を、経口投与用の錠剤およびカプセル剤において使用してよい。経口投与用の液体調製物は、液剤、乳剤、水性または油性懸濁剤およびシロップ剤の形態であってよい。代替として、経口調製物は、使用前に水または別の好適な液体ビヒクルで再溶解されうる乾燥粉末の形態であってよい。懸濁化または乳化剤、非水性ビヒクル(食用油を含む)、保存剤ならびに香味剤および着色剤等の追加の添加物を、液体調製物に添加してよい。非経口剤形は、本明細書で提供される化合物を好適な液体ビヒクルに溶解し、溶液を濾過滅菌した後、適切なバイアルまたはアンプルを充填および密閉することによって調製されうる。これらは、剤形を調製するための、当技術分野において周知である多くの適切な方法のほんの数例である。
【0301】
本発明の化合物は、当業者に周知の技術を使用して、医薬組成物に製剤化されうる。本明細書で言及されているもの以外の好適な薬学的に許容できる担体は、当技術分野において公知であり、例えば、Remington、The Science and Practice of Pharmacy、第20版、2000、Lippincott Williams&Wilkins(編者:Gennaroら)を参照されたい。
【0302】
防護または処置において使用するために、本明細書で提供される化合物が代替使用において生または純粋な化学物質として投与されうることは可能であるが、しかしながら、薬学的に許容できる担体をさらに含む医薬製剤または組成物として、化合物または活性原料を提示することが好ましい。
【0303】
医薬製剤は、経口、直腸、鼻腔内、局所(口腔内および舌下を含む)、経膣もしくは非経口(筋肉内、皮下および静脈内を含む)投与に好適な、または吸入、吹送によるもしくは経皮パッチ剤による投与に好適な形態のものを含む。経皮パッチ剤は、薬物の分解が最低限である効率的な方式で薬物の吸収を提示することにより、薬物を制御された速度で分注する。典型的には、経皮パッチ剤は、不浸透性のバッキング層、単一の感圧接着剤、および剥離ライナー付きの取り外し可能な保護層を備える。当業者ならば、技術者のニーズに基づき所望の効果的な経皮パッチ剤を製造するために適切な技術を理解するおよび分かるであろう。
【0304】
故に、本明細書で提供される化合物は、従来のアジュバント、担体または賦形剤と一緒に、医薬製剤およびその単位投薬量の形態に入れられ、そのような形態で、いずれも経口使用のための、錠剤もしくは充填カプセル剤等の固体、または液剤、懸濁剤、乳剤、エリキシル剤、ゲル剤等の液体、またはそれらを充填したカプセル剤として、直腸投与のための坐剤の形態で;または、非経口(皮下を含む)使用のための滅菌注射用溶液の形態で、用いられうる。そのような医薬組成物およびその単位剤形は、従来の割合の従来の原料を、追加の活性化合物または成分を伴ってまたは伴わずに含んでよく、そのような単位剤形は、用いられるように意図された1日投薬量範囲に見合った任意の好適な有効量の活性原料を含有してよい。
【0305】
経口投与では、医薬組成物は、例えば、錠剤、カプセル剤、懸濁剤または液体の形態であってよい。医薬組成物は、好ましくは、特定の量の活性原料を含有する投薬量単位の形態で作製される。そのような投薬量単位の例は、ラクトース、マンニトール、コーンスターチまたはバレイショデンプン等の従来の添加物を加え;結晶性セルロース、セルロース誘導体、アカシア、コーンスターチまたはゼラチン等の結合剤を加え;コーンスターチ、バレイショデンプンまたはカルボキシメチルセルロースナトリウム等の崩壊剤を加え;タルクまたはステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤を加えた、カプセル剤、錠剤、散剤、顆粒剤または懸濁剤である。活性原料は、例えば、生理食塩水、デキストロースまたは水が好適な薬学的に許容できる担体として使用されうる組成物として、注射によって投与されてもよい。
【0306】
本明細書で提供される化合物、またはその塩、溶媒和物もしくは水和物は、医薬組成物における活性原料として、具体的にはベータ3アドレナリン作動性受容体モジュレーターとして使用されうる。「医薬組成物」の文脈で定義される用語「活性原料」は、概して薬学的利益を提供しないとして認識されるであろう「不活性原料」とは対照的に、一次薬理効果を提供する医薬組成物の成分を指す。
【0307】
本明細書で提供される化合物を使用する場合、用量は、広い範囲内で、恒例によりおよび内科医または他の臨床医に公知であるように変動することができ、各個々の事例における個々の条件に合わせられる。用量は、例えば、処置される疾病の性質および重症度によって、患者の状態によって、用いられる化合物によって、または急性もしくは慢性的な病状が処置されるのかまたは防護が行われるのかによって、または本明細書で提供される化合物に加えてさらなる活性化合物が投与されるか否かによって決まる。代表的な用量は、約0.001mgから約5000mg、約0.001mgから約2500mg、約0.001mgから約1000mg、約0.001mgから約500mg、約0.001mgから約250mg、約0.001mgから100mg、約0.001mgから約50mgおよび約0.001mgから約25mgを含むがこれらに限定されない。とりわけ比較的多量が必要とされると考えられる場合に、日中に複数回用量、例えば2、3または4回用量が投与されうる。個体に応じておよびヘルスケア提供者により適切と考えられる通りに、本明細書において記述されている用量から上へまたは下へ逸脱することが必要な場合がある。
【0308】
処置において使用するために必要とされる活性原料、またはその活性塩もしくは誘導体の量は、選択された特定の塩によってだけでなく、投与ルート、処置されている状態の性質ならびに患者の年齢および状態によっても変動することになり、最終的に、主治医または臨床医の裁量によることになる。概して、当業者は、モデルシステム、典型的には動物モデルにおいて取得したインビボデータを、ヒト等の別のシステムにいかにして外挿するかを理解している。一部の状況では、これらの外挿は、哺乳動物、好ましくはヒト等の別のモデルと比較した動物モデルの体重に基づいているにすぎない場合があるが、より多くの場合、これらの外挿は、単に体重に基づいているだけではなく、むしろ様々な要因を組み込む。代表的な要因は、患者の種類、年齢、体重、性別、食習慣および医学的状態、疾患の重症度、投与ルート、用いられる特定の化合物の活性、効能、薬物動態および毒物学プロファイル等の薬理学的考察、薬物送達システムが利用されるか否か、急性もしくは慢性的な病状が処置されるのかまたは防護が行われるのか、または、本明細書で提供される化合物に加えておよび薬物組合せの一部としてさらなる活性化合物が投与されるか否かを含む。本明細書で提供される化合物および/または組成物により病態を処置するための投薬量レジメンは、上記で列挙した様々な要因に従って選択される。故に、用いられる実際の投薬量レジメンは、広く変動してよく、したがって、好ましい投薬量レジメンから逸脱する場合があり、当業者ならば、これらの典型的な範囲外の投薬量および投薬量レジメンを試験することができ、適切な場合、本明細書で提供される方法において使用できることを認識するであろう。
【0309】
所望の用量は、単回用量で、または適切な間隔で投与される分割用量として、例えば、1日当たり2、3、4回またはそれ以上のサブ用量として、好都合に提示されてよい。サブ用量自体を、例えば、若干数の離散的なゆるく間隔をとった投与にさらに分割してよい。日用量は、とりわけ比較的多量が適切と考えられる通りに投与される場合、いくつかの、例えば2、3または4部投与に分割されうる。適切な場合、個体の挙動に応じて、指示された日用量から上へまたは下へ逸脱することが必要な場合がある。
【0310】
本明細書で提供される化合物は、多種多様な経口および非経口剤形で投与されうる。剤形は、活性成分として、本明細書で提供される化合物、または本明細書で提供される化合物の薬学的に許容できる塩、水和物もしくは溶媒和物のいずれかを含みうることが、当業者には明白となるであろう。
【0311】
本明細書で提供される化合物から医薬組成物を調製するために、好適な薬学的に許容できる担体の選択は、固体、液体のいずれかまたは両方の混合物であることができる。固体形態調製物は、散剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、カシェ剤、坐剤および分散性顆粒剤を含む。固体担体は、賦形剤、香味剤、可溶化剤、滑沢剤、懸濁化剤、結合剤、保存剤、錠剤崩壊剤または封入材料としても作用しうる1種または複数の物質であることができる。
【0312】
散剤では、担体は、微粉化した活性成分との混合物である微粉化した固体である。
【0313】
錠剤では、活性成分は、必要な結合能を有する担体と好適な割合で混和され、所望の形状およびサイズに圧縮されている。
【0314】
散剤および錠剤は、様々なパーセンテージの量の活性化合物を含有してよい。散剤または錠剤中の代表的な量は、0.5から約90パーセントの活性化合物を含有しうるが、技術者は、この範囲外の量が必要である場合を知っているであろう。散剤および錠剤のための好適な担体は、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、デンプン、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、ココアバター等である。用語「調製物」は、担体として封入材料を用いる活性化合物の製剤を指し、担体を伴うまたは伴わない活性成分が、担体で囲まれ、故にそれと一緒になったカプセル剤を提供する。同様に、カシェ剤およびキャンディー剤が含まれる。錠剤、散剤、カプセル剤、丸剤、カシェ剤およびキャンディー剤は、経口投与に好適な固体形態として使用されうる。
【0315】
坐剤を調製するためには、脂肪酸グリセリドの混和物またはココアバター等の低融点ワックスを最初に溶融させ、活性成分を撹拌等によりその中に均質に分散させる。次いで、融解した均質混合物を好都合なサイズの鋳型に注ぎ入れて、冷却させ、それにより、凝固させる。
【0316】
経膣投与に好適な製剤は、活性原料に加えて、適切であると当業者に公知であるような担体を含有する、ペッサリー剤、タンポン剤、クリーム剤、ゲル剤、ペースト剤、フォーム剤またはスプレー剤として提示されてよい。
【0317】
液体形態調製物は、液剤、懸濁剤、および乳剤、例えば、水または水-プロピレングリコール溶液を含む。例えば、非経口注射液調製物は、ポリエチレングリコール水溶液中溶液として製剤化されうる。注射用調製物、例えば、滅菌注射用水性または油脂性懸濁剤は、公知の技術に従い、好適な分散または湿潤剤および懸濁化剤を使用して製剤化されうる。滅菌注射用調製物は、非毒性の非経口的に許容される賦形剤または溶媒中の滅菌注射用溶液または懸濁液、例えば、1,3-ブタンジオール中溶液としてのものであってもよい。許容できるビヒクルおよび溶媒の中でも、用いられうるのは、水、リンゲル液および等張塩化ナトリウム溶液である。加えて、滅菌固定油が溶媒または懸濁媒として慣例的に用いられる。この目的のために、合成モノ-またはジグリセリドを含む任意の無刺激性固定油を用いてよい。加えて、オレイン酸等の脂肪酸が注射液の調製における使用を見出している。
【0318】
本明細書で提供される化合物は、このように非経口投与(例えば、注射、例えばボーラス注射または持続注入による)のために製剤化されてよく、単位用量形態で、アンプル、予め充填されたシリンジ、小体積注入で、または保存剤が添加された複数回用量容器で提示されてよい。医薬組成物は、油性または水性ビヒクル中の懸濁液、溶液またはエマルション等の形態をとってよく、懸濁化、安定化および/または分散剤等の配合剤を含有してよい。代替として、活性原料は、好適なビヒクル、例えば滅菌パイロジェンフリー水による使用前の構成用の溶液から、滅菌固体の無菌単離によってまたは凍結乾燥によって取得された粉末形態であってよい。
【0319】
経口使用に好適な水性製剤は、活性成分を水に溶解または懸濁し、好適な着色剤、香味剤、安定化および増粘剤を所望される通りに添加することによって調製されうる。
【0320】
経口使用に好適な水性懸濁剤は、微粉化した活性成分を水中に、天然もしくは合成ガム、樹脂、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、または他の周知の懸濁化剤等の粘性材料とともに分散させることによって作製されうる。
【0321】
使用直前に、経口投与用の液体形態調製物に変換されることが意図されている固体形態調製物も含まれる。そのような液体形態は、液剤、懸濁剤および乳剤を含む。これらの調製物は、活性成分に加えて、着色剤、香味剤、安定化剤、緩衝剤、人工および天然甘味料、分散剤、増粘剤、可溶化剤等を含有してよい。
【0322】
表皮への局所投与では、本明細書で提供される化合物は、軟膏剤、クリーム剤もしくはローション剤として、または経皮パッチ剤として製剤化されうる。
【0323】
軟膏剤およびクリーム剤は、例えば、水性または油性基剤で、好適な増粘および/またはゲル化剤を添加して製剤化されてよい。ローション剤は、水性または油性基剤で製剤化されてよく、概して、1種または複数の乳化剤、安定化剤、分散剤、懸濁化剤、増粘剤または着色剤も含有することになる。
【0324】
口内への局所投与に好適な製剤は、香味基剤、通常はスクロースおよびアカシアまたはトラガカント中に活性剤を含むキャンディー剤;ゼラチンおよびグリセリンまたはスクロースおよびアカシア等の不活性基剤中に活性原料を含むトローチ剤;ならびに好適な液体担体中に活性原料を含む口内洗浄剤を含む。
【0325】
液剤または懸濁剤は、従来の手段によって、例えばスポイト、ピペットまたはスプレーで鼻腔に直接塗布される。製剤は、単回または複数回用量形態で提供されてよい。スポイトまたはピペットの後者の事例では、これは、適切な所定の体積の液剤または懸濁剤を患者が投与することによって実現されてよい。スプレーの事例では、これは、例えば定量噴霧スプレーポンプを活用して実現されてよい。
【0326】
気道への投与は、活性原料が好適な噴射剤とともに加圧パックで提供されるエアゾール製剤を活用して実現されてもよい。本明細書で提供される化合物またはそれらを含む医薬組成物がエアゾールとして、例えば鼻エアゾールとしてまたは吸入によって投与される場合、これは、例えば、スプレー、ネブライザー、ポンプネブライザー、吸入装置、定量吸入器または乾燥粉末吸入器を使用して行われうる。本明細書で提供される化合物のエアゾールとしての投与のための医薬形態は、当業者に周知のプロセスによって調製されうる。それらの調製のために、例えば、水、水/アルコール混合物または好適な生理食塩溶液中の本明細書で提供される化合物の溶液または分散体が、慣習的な添加物、例えば、ベンジルアルコールまたは他の好適な保存剤、バイオアベイラビリティを増大させるための吸収エンハンサー、可溶化剤、分散剤およびその他を使用して用いられてよく、適切な場合、慣習的な噴射剤は、例えば、二酸化炭素、CFC、例を挙げると、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタンまたはジクロロテトラフルオロエタン等を含む。エアゾールは、レシチン等の界面活性剤も好都合に含有してよい。薬物の用量は、定量弁の設置によって制御されてよい。
【0327】
鼻腔内製剤を含む、気道への投与が意図されている製剤では、化合物は、概して、例えば10ミクロン以下のオーダーの小さい粒径を有することになる。そのような粒径は、当技術分野において公知の手段によって、例えば微粒子化によって取得されうる。所望される場合、活性原料の持続放出を与えることに適応している製剤を用いてよい。
【0328】
代替として、活性原料は、乾燥粉末、例えば、ラクトース、デンプン、デンプン誘導体、例を挙げるとヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリビニルピロリドン(PVP)等の好適な散剤基剤中の、化合物の混合粉体の形態で提供されてよい。好都合なことに、粉末担体は、鼻腔内でゲルを形成することになる。粉末組成物は、単位用量形態で、例えば、ゼラチンのカプセルもしくはカートリッジ、または粉末が吸入器を活用して投与されうるブリスターパックで提示されてよい。
【0329】
医薬調製物は、好ましくは単位剤形である。そのような形態では、調製物は、適切な分量の活性成分を含有する単位用量に細分される。単位剤形は包装された調製物であることができ、包装は、分包された錠剤、カプセル剤、およびバイアルまたはアンプル中の散剤等、離散的な分量の調製物を含有する。また、単位剤形は、カプセル剤、錠剤、カシェ剤もしくはキャンディー剤自体であることができるか、または適切な数の包装された形態のこれらのいずれかであることができる。
【0330】
経口投与用の錠剤またはカプセル剤および静脈内投与用の液体は、好ましい組成物である。
【0331】
本明細書で提供される化合物は、無機および有機酸を含む薬学的に許容できる非毒性の酸から調製された、薬学的に許容できる酸付加塩を含む薬学的に許容できる塩として存在していてもよい。代表的な酸は、酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、カンファースルホン酸、クエン酸、エタンスルホン酸、ジクロロ酢酸、ギ酸、フマル酸、グルコン酸、グルタミン酸、馬尿酸、臭化水素酸、塩酸、イセチオン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、粘液酸、硝酸、シュウ酸、パモン酸、パントテン酸、リン酸、コハク酸、硫酸(sulfiric)、酒石酸、シュウ酸、p-トルエンスルホン酸等を含むがこれらに限定されない。カルボン酸官能基を含有する本明細書で提供されるある特定の化合物は、非毒性の薬学的に許容できる金属カチオンおよび有機塩基に由来するカチオンを含有する薬学的に許容できる塩として存在していてもよい。代表的な金属は、アルミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛等を含むがこれらに限定されない。一部の実施形態では、薬学的に許容できる金属は、ナトリウムである。代表的な有機塩基は、ベンザチン(N,N-ジベンジルエタン-1,2-ジアミン)、クロロプロカイン(2-(ジエチルアミノ)エチル4-(クロロアミノ)ベンゾエート)、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン((2R,3R,4R,5S)-6-(メチルアミノ)ヘキサン-1,2,3,4,5-ペンタオール)、プロカイン(2-(ジエチルアミノ)エチル4-アミノベンゾエート)等を含むがこれらに限定されない。ある特定の薬学的に許容できる塩は、Bergeら、Journal of Pharmaceutical Sciences、66:1~19(1977)に収載されている。
【0332】
酸付加塩は、化合物合成の直接生成物として取得されうる。代替では、遊離塩基は、適切な酸と、溶媒を蒸発させるまたは塩および溶媒を別様に分離することによって単離された塩とを含有する、好適な溶媒に溶解されうる。本明細書で提供される化合物は、当業者に公知の方法を使用して、標準的な低分子量溶媒と溶媒和物を形成しうる。
【0333】
本明細書で提供される化合物は、「プロドラッグ」に変換されうる。用語「プロドラッグ」は、当技術分野において公知の特定化学基で修飾されており、個体に投与されると、これらの基が生体内変換を受けて親化合物を与える化合物を指す。故に、プロドラッグは、化合物の特性を変化させるためまたは排除するために一過性の方式で使用される1つまたは複数の特殊な非毒性の保護基を含有する、本明細書で提供される化合物とみなされうる。1つの一般的な態様では、「プロドラッグ」アプローチは、経口吸収を容易にするために利用される。徹底的な議論は、T.HiguchiおよびV.Stella、Pro-drugs as Novel Delivery Systems、A.C.S.Symposium Seriesの第14巻;ならびにBioreversible Carriers in Drug Design、編Edward B.Roche、American Pharmaceutical Association and Pergamon Press、1987において提供されている。
【0334】
一部の実施形態は、本明細書において開示される化合物実施形態のいずれかに従う少なくとも1種の化合物を、少なくとも1種の公知の医薬作用物質および薬学的に許容できる担体と一緒に混和することを含む、「組合せ療法」のための医薬組成物を生成する方法を含む。
【0335】
ベータ3アドレナリン作動性受容体モジュレーターが医薬組成物における活性原料として利用される場合、これらは、ヒトだけでなく、非ヒト哺乳動物における使用も意図されていることに留意されたい。動物ヘルスケアの領域における最近の進歩は、伴侶動物(例えば、ネコ、イヌ等)におけるおよび家畜動物(例えば、ウマ、雌ウシ等)におけるベータ3アドレナリン作動性受容体関連疾患または障害の処置のために、ベータ3アドレナリン作動性受容体モジュレーター等の活性剤の使用が考慮されることを要求する。当業者ならば、そのような状況におけるそのような化合物の有用性を容易に理解できる。
【0336】
開示される受容体および方法の他の使用は、とりわけ本開示の再検討に基づいて、当業者に明らかとなるであろう。
【0337】
認識されるであろう通り、本発明の方法のステップは、いかなる特定の回数でもいかなる特定のシーケンスでも実施される必要はない。本発明の追加の目的、利点および新規特色は、例証的であることが意図され、限定的であることを意図していない以下のその実施例を検査すると、当業者に明らかとなるであろう。
【実施例
【0338】
(実施例1)
均一時間分解蛍光(HTRF(登録商標))cAMPアンタゴニストアッセイにおけるIC50決定。
HTRF cAMPアッセイは、製造業者の指示に従って実施した(Cisbio、cAMPダイナミック2アッセイキット;62AM4PEJ番)。組換え受容体を安定に発現しているCHO-K1細胞を回収し、温PBSに懸濁して、300,000細胞/mLのストックを作製した。この細胞懸濁液を384ウェルアッセイプレート(PerkinElmerプロキシプレート6008280番)に、cAMP標準曲線に沿ってウェル当たり5μL(1500細胞/ウェル)で分注した。
【0339】
化合物をDMSO中で溶解し連続希釈(5倍)して、10点用量応答ストックを生成した。次いで、ストックをアッセイ緩衝液(1mM IBMXを含有するPBS)中で100倍に希釈した後、2.5μLの体積を細胞に添加した(用量応答における化合物の最終、最高濃度は、典型的には10または100μMである)。短時間のインキュベーション後、目的の受容体においてそのEC90の4倍の濃度で調製した2.5μLのイソプロテレノールストックを、ウェルに添加した。ベータ-アドレナリン作動性アゴニストであるイソプロテレノールのEC90を、アゴニスト効力を測定するための標準的な方法を使用する別個の実験で決定した。
【0340】
室温で1時間のインキュベーション後、溶解緩衝液中で希釈した5μLのcAMP-D2試薬、続いて、5μLのクリプテート試薬を各ウェルに添加した。プレートを室温で1時間にわたってさらにインキュベートした後、読み取った。時間分解蛍光測定を、好適なHTRF可能プレートリーダーで収集した。
【0341】
各ウェルにおけるcAMP濃度を決定するために、プレートリーダーからのカウントをアッセイプレートにおいてcAMP標準曲線に当てはめ、これらの値を使用して用量応答曲線を構築し、IC50値を取得した。
【0342】
【表2】
【0343】
本明細書において具体的に記述されている化合物のそれぞれは、約3.0nMから約2.0μMの範囲内のベータ3アドレナリン作動性受容体IC50値を有することが観察された。
【0344】
ある特定の化合物についての具体的なIC50値を以下に提供し、ここで、IC50値に直接先行する(preceeding)数字は、化合物番号を指す(例えば、1:4.42nMは、4.42nMのIC50値を持つ化合物1を指す):
A1:4.42nM;A2:44.79nM;A3:5.47nM;A4:4.45nM;A6:16.46nM;A7:34.24nM;A8:12.08nM;A9:24.25nM;A10:25.05nM;A11:35.52nM;A12:130.50nM;A13:97.85nM;A14:56.71nM;A15:5.70nM;A16:132.70nM;A17:38.76nM;A18:48.93nM;A19:66.74nM;A20:76.21nM;A21:252.30nM;A22:302.00nM;A23:242.00nM;A24:23.63nM;A25:54.56nM;A26:5.25nM;A27:19.33nM;A28:18.52nM;A29:16.09nM;A30:34.28nM;A31:49.26nM;A32:21.06nM;A33:189.20nM;A34:31.24nM;A35:20.26nM;A36:21.51nM;A37:9.37nM;A38:3.99nM;A39:70.81nM;A40:20.33nM;A41:13.68nM;A42:18.68nM;A43:32.42nM;A44:21.51nM;A45:23.64nM;A46:87.03nM;A47:82.09nM;A48:46.11nM;A49:33.13nM;A50:42.23nM;A51:17.36nM;A52:61.20nM;A53:23.93nM;A54:45.94nM;A55:30.55nM;A56:1988.00nM;A57:486.90nM;A58:109.30nM;A59:12.30nM;A60:17.37nM;A61:29.81nM;A62:24.46nM;A63:17.20nM;A64:921.70nM;A65:710.50nM;A66:981.60nM;A67:821.90nM;A68:493.60nM;A69:21.25nM;A70:24.43nM;A71:38.95nM;A72:328.70nM;A73:23.95nM;A74:37.97nM;A75:26.70nM;A76:35.91nM;A77:35.08nM;A78:41.93nM;A79:42.20nM;A80:38.10nM;A81:27.79nM;A82:43.23nM;A83:53.47nM;A84:54.69nM;A85:17.84nM;A86:9.10nM;A87:41.12nM;A89:110.10nM;A90:354.30nM;A91:37.14nM;A92:26.93nM;A93:75.04nM;A94:113.50nM;A95:21.09nM;A96:410.60nM;A97:212.10nM;A98:89.00nM;A99:287.30nM;A100:92.16nM;A101:466.20nM;A102:113.80nM;A103:1195.00nM;A104:36.50nM;A105:277.40nM;A106:36.24nM;A107:25.73nM;A108:325.30nM;A109:144.60nM;A110:68.65nM;A111:31.07nM;A112:39.47nM;A113:26.79nM;A114:51.96nM;A115:120.50nM;A116:319.70nM;A117:171.60nM;A118:10.44nM;A119:11.64nM;A120:177.30nM;A121:562.40nM;A122:7.81nM;A124:78.20nM;A125:48.81nM;A126:126.50nM;A127:156.60nM;A128:108.50nM;A129:485.00nM;A130:12.00nM;A131:23.72nM;A132:739.30nM;A133:443.00nM;A134:55.13nM;A135:88.77nM;A137:349.50nM;A138:20.41nM;A139:36.18nM;A140:45.89nM;A141:11.63nM;A142:106.00nM;A143:13.23nM;A144:7.77nM;A145:81.89nM;A146:103.60nM;A147:53.32nM;A148:21.76nM;A149:97.26nM;A150:226.60nM;A151:40.85nM;A152:24.68nM;A153:18.80nM;A155:48.24nM;A156:24.78nM;A157:25.73nM;A158:27.29nM;A159:177.90nM;A160:11.58nM;A162:29.51nM;A164:27.73nM;A165:64.38nM;A166:51.18nM;A167:15.79nM;A168:15.38nM;A170:416.40nM;A171:25.03nM;A172:50.34nM;A173:31.25nM;A174:699.30nM;A175:715.60nM;A176:58.42nM;A177:50.59nM;A178:84.61nM;A179:49.11nM;A180:30.67nM;A181:179.70nM;A182:24.74nM;A183:1600.00nM;A184:26.72nM;A185:257.80nM;A186:78.60nM;A187:33.40nM;A188:35.02nM;A189:10.31nM;A190:31.27nM;A191:439.90nM;A192:298.30nM;A193:26.90nM;A194:13.65nM;A195:1530.00nM;A196:34.61nM;A197:84.99nM;A198:62.23nM;A200:72.38nM;A201:41.80nM;A202:345.90nM;A203:1111.00nM;A204:503.80nM;A205:92.19nM;A206:402.80nM;A207:51.11nM;A208:34.76nM;A209:8.79nM;A212:25.96nM;A213:18.62nM;A214:36.66nM;A215:38.42nM;A216:26.42nM;A218:29.32nM;A219:21.59nM;A220:27.50nM;A221:20.57nM;A222:47.57nM;A223:83.59nM;A224:73.16nM;A226:12.46nM;A228:29.07nM;A231:19.61nM;A233:9.72nM;A235:14.97nM;A236:368.60nM;A237:81.97nM;A238:22.84nM;A239:30.94nM;A242:35.50nM;A246:48.29nM;A248:72.39nM;A249:224.40nM;A250:335.70nM;A251:51.62nM;A252:29.26nM;A253:29.15nM;A254:41.77nM;A255:27.94nM;A256:32.64nM;A257:37.84nM;A258:27.73nM;A259:158.30nM;A260:177.90nM;A261:38.77nM;A262:981.90nM;A263:754.60nM;A264:979.70nM;A265:374.30nM;A266:1291.00nM;A267:442.30nM;A268:138.30nM;A269:399.70nM;A270:92.31nM;A271:205.50nM;A272:566.10nM;A273:29.35nM;A274:38.43nM;A275:62.29nM;A276:1808.00nM;A277:16.46nM;A278:585.90nM;A279:39.75nM;A280:96.39nM;A281:57.87nM;A282:23.74nM;A283:68.93nM;A284:106.40nM;A285:303.30nM;A286:56.94nM;A287:150.50nM;A288:176.50nM;A289:65.82nM;A290:34.18nM;A291:69.80nM;A292:90.25nM;A293:130.20nM;A294:109.80nM;A295:143.20nM;A298:82.52nM;A299:44.31nM;A301:357.00nM;A302:696.00nM;A303:17.11nM;A304:69.02nM;A305:17.11nM;A306:62.90nM;A307:59.18nM;A308:34.50nM;A311:43.50nM;A312:31.55nM;A313:141.50nM;A314:269.70nM;A315:23.94nM;A316:63.76nM;A317:104.00nM;A318:95.17nM;A319:16.51nM;A323:49.56nM;A324:22.46nM;A325:34.05nM;A328:35.37nM;A330:70.08nM;A332:42.26nM;A333:16.28nM;A334:79.94nM;A335:14.45nM;A336:101.70nM;A337:1689.00nM;およびA338:32.15nM。
【0345】
【表3-1】
【0346】
【表3-2】
【0347】
【表3-3】
【0348】
【表3-4】
【0349】
【表3-5】
【0350】
(実施例2)
放射性リガンド結合によるKi決定。
放射性リガンド結合アッセイは、市販のアドレナリン作動性受容体アゴニスト[125I]シアノピンドロールを放射性リガンドとして使用して実施し、非特異的結合は、非標識L-748,337の存在下、10μMの飽和濃度で決定する。ベータ3アドレナリン作動性受容体については、放射性リガンドをアッセイにおいて0.4nMの最終濃度で使用する。組換えベータ3アドレナリン作動性受容体を安定に発現しているCHO-K1細胞から調製された膜ペレットを、標準的な方法を使用して調製し、-80℃で貯蔵する。膜を氷上で解凍し、ダウンス均質化によってアッセイ緩衝液(20mM HEPES、pH7.4、10mM MgCl)に再懸濁する。競合実験は、DMSO中で希釈した、145μLの膜、50μLの放射性リガンドストックおよび5μLの試験化合物の、96ウェルマイクロタイタープレートへの添加からなる。プレートを室温で1時間にわたってインキュベートし、Perkin Elmer GF/C濾過に通す急速濾過によってアッセイを終了させ、真空圧下、96ウェルPackard濾過装置を使用してプレートを0.5%PEIで前処理する。プレートを氷冷アッセイ緩衝液で迅速に数回洗浄し、次いで、45℃で終夜乾燥させる。最後に、25μLのベータシントシンチレーションカクテルを各ウェルに添加し、プレートをPackardトップカウントシンチレーションカウンターでカウントする。各競合研究において、試験化合物を、8から10の濃度で適量に分け、各試験濃度において三連で決定する。参照化合物、典型的にはイソプロテレノールは、品質管理を目的とするすべての実験に含まれる。
【0351】
シンチレーションカウンターからの生カウントを、非線形最小二乗曲線当てはめプログラムに当てはめて、IC50値を取得する。Ki値は、IC50値から、チェン-プルソフ方程式および放射性リガンドKdを使用して決定される。平均Ki値および95%信頼区間は、平均対数(Ki)値から計算される。
【0352】
(実施例3)
多発性嚢胞腎疾患のマウスモデル
本明細書において記述されている化合物、薬学的に許容できる塩、溶媒和物および水和物を、多発性嚢胞腎疾患の動物モデルにおいて試験することができる。例えば、Tao Yら、Rapamycin markedly slows disease progression in a rat model of polycystic kidney disease.J Am Soc Nephrol.2005;16(1):46~51を参照されたく、これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。Zafarら、Long-term rapamycin therapy in the Han:SPRD rat model of polycystic kidney disease(PKD).Nephrol Dial Transplant.2009;24(8):2349~2353、およびWahlら、Inhibition of mTOR with sirolimus slows disease progresson in Han:SPRD rats with autosomal dominant polycystic kidney disease(ADPKD)、Nephrol Dial Transplant.2006;21:598~604も参照されたく、これらのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0353】
研究は、ヘテロ接合性(Cy/+)および正常な同腹子対照(+/+)Han:SPRDラットにおいて行う。研究される正常なラットおよびCy/+ラットはすべて雄とし、何故なら、雌ラットと比較して雄において疾患がより速く進行するからである。Cy/+Han:SPRDラットは、+/+対照ラットと比較した腎臓のサイズおよび腎不全の倍増によって証明されるように、臨床的に検出可能なPKDを8週齢までに発症する。Han:SPRDラットは、ADPKDの周知のモデルである。
【0354】
雄Cy/+および+/+ラットを3週齢で離乳させ、次いで、1日当たり0.2mg/kgの用量の試験化合物またはビヒクル(エタノール)で5週間にわたって腹腔内に処置する。例えば、FDA Guidance for Industry:Estimating the Maximum Safe Starting Dose in Initial Clinical Trials for Therapeutics in Adult Healthy Volunteers(2005)を参照されたい。100%エタノール中試験化合物の1mg/mlストック溶液を4℃に保つ。8週齢の終わりに、ペントバルビタールナトリウムの腹腔内注射(体重1kg当たり50mg/kg)によってラットに麻酔をかけ、腎臓を除去し、秤量する。左腎を、PBS中4%パラホルムアルデヒドで120分間にわたって固定し、次いで、70%エタノールに入れ、組織学的検査のためにパラフィンに包埋する。
【0355】
ヘマトキシリン-エオシンで染色された切片を使用して、嚢胞体積密度を決定する。これは、ポイントカウンティング立体学(point counting stereology)を使用し、処置モダリティの同定に対して盲検化される査読者によって実施する。各切片の門から90、180および270度における皮質の領域を選択して、フィールド選択による変動を防ぐ。
【0356】
増殖細胞核抗原(PCNA)染色の免疫組織化学的検出は、抗PCNA抗体(Santa Cruz Biotechnology、Santa Cruz、CA;1:50)を使用して実施する。切片を、アルカリホスファターゼ標識ポリマー(DAKO EnVision System、カタログ番号K4016;DAKO、Carpinteria、CA)とともにインキュベートし、基質色原体ファストレッドで可視化する。
【0357】
尿細管当たりのPCNA陽性細胞の数を、スポットアドバンストイメージングソフトウェア(バージョン3.5)と接続されたデジタルカメラを備えた株式会社ニコンのエクリプスE400顕微鏡を使用し、処置モダリティに対して盲検化される観察者によってカウントする。非嚢胞性尿細管を、直径50μm未満であった尿細管として定義する。皮質および髄質における試料当たり少なくとも10の非嚢胞性尿細管または嚢胞を無作為に選択し、カウントする。
【0358】
非嚢胞性尿細管と小嚢胞との間の混同および巨大な嚢胞の内側を覆う尿細管細胞における潜在的な変化を回避するために、PCNA陽性尿細管細胞は直径およそ250μmの「中程度のサイズの嚢胞」においてカウントする。皮質における試料当たり少なくとも10の嚢胞を無作為に選択し、カウントする。
【0359】
血清尿素窒素レベルを、Beckman自動分析装置(Beckman Instruments、Fullerton、CA)を使用して測定する。
【0360】
非正規分布データを、ノンパラメトリックの対応のないマン・ホイットニー検定によって分析した。複数群の比較は、事後検定による一元ANOVAを使用し、ニューマン・コイルスに従って実施した。P<0.05は統計学的に有意とみなした。値を平均±SEMとして表現する。
【0361】
(実施例3)
臨床試験
対照対試験化合物を1年間にわたり比較する、45分より大きい推定GFRがあるADPKD(ステージ1~3aのCKD)患者におけるパイロット非盲検無作為化臨床試験。研究期間中に、連続採血および尿の測定を伴う研究訪問を通じて、治験責任医師は、これらの処置レジメンの安全性および忍容性を評価し、腎機能を追跡し、外来患者用施設に登録されている患者におけるアシドーシス、炎症および代謝バイオマーカーに対するこれらの処置の役割を調査する。
【0362】
包含基準は、以下を含みうる:
・ 患者は、超音波検査の結果、遺伝子型決定およびMRIの組合せを必要に応じて使用し、統一基準によってADPKDと診断された。腎臓超音波検査は、安全、有効かつ安価であることから、スクリーニングに通常使用される。診断基準は、遺伝子型が公知であるか否かに基づく。疾患の重症度は、異なる遺伝子型間で変動する。ADPKDのリスクがある患者の大多数は、未知の遺伝子型を持つ家系出身である。この診断は、研究への動員/包含前に行われる。ADPKDの診断のための以下の超音波エコーの基準は、遺伝子型が公知ではない家系出身のリスクのある患者のためのものである:
〇 a.患者が18から39歳の間である場合、少なくとも3つの片側性または両側性腎臓嚢胞。この年齢層における特異度および陽性予測値は100パーセントである(15から29歳の間および30から39歳の間の個体についてはそれぞれ82および96パーセントの感度)。
〇 b.患者が40から59歳である場合、各腎臓に少なくとも2つの嚢胞(それぞれ90、100および100パーセントの感度、特異度および陽性予測値)。
〇 c.60歳以上の個体の中では、各腎臓に少なくとも4つの嚢胞(100パーセントの感度および特異度)。
【0363】
除外基準は、以下を含みうる。
・ 急性冠動脈疾患、肝疾患、筋肉疾患、または肺水腫歴
・ 治験責任医師の判定により腎臓に影響を及ぼす全身疾患がある患者
・ 治験責任医師の判定により公知の不安定な脳動脈瘤がある患者
【0364】
一次エンドポイントは、以下を含みうる:
・ 研究の異なるアームに登録されている患者における腎臓機能の変化[時間枠:12カ月]
〇 標準療法と比較した、ADPKDがある患者における腎臓機能に対する試験化合物の効果を評定する:血清中クレアチニンおよび血清尿素窒素、血清電解質は腎臓機能を評価するのに寄与する。
・ 研究の異なるアームに登録されている患者における肝機能の変化[時間枠:12カ月]
〇 試験化合物単独または標準療法と比較した、ADPKDがある患者における肝機能試験パネルを試験する。肝機能パネルは、研究における登録および継続のための正常限界内であるべきである。肝機能試験は、AST>3ULN、ALT>3ULN、総ビリルビン>2ULNを含むか、または、2週間おきに繰り返される異常なレベルのINR>1.5までプロトロンビン時間を増大させる。
・ 研究の異なるアームに登録されている患者における血圧の変化[時間枠:12カ月]
〇 標準療法と比較した、ADPKDがある患者における血圧(収縮期および拡張期)に対する試験化合物の効果を推定する。
・ 研究の異なるアームに登録されている患者における筋傷害マーカー機能の変化[時間枠:12カ月]
〇 標準療法と比較した、ADPKDがある患者におけるクレアチンホスホキナーゼ(CPK)に対する試験化合物の効果を推定する。
・ 研究に登録されている患者における筋圧痛の変化[時間枠:12カ月]
〇 標準療法と比較した、ADPKDがある患者における筋圧痛に対する試験化合物の効果を推定する。身体検査では、脚、腕および背中の筋肉等の主要な筋肉群における触診により圧痛を評価する。これは、存在または非存在として等級分けされる。患者は、身体検査での触診時に筋肉における圧痛が存在しない場合のみ、登録される。検査において圧痛があるまたは患者が圧痛を報告する場合、該患者は研究から除去されることが検査によって確認される。
【0365】
二次転帰尺度は、以下を含みうる:
・ 尿のアルカリ化の変化[時間枠:12カ月]
〇 これらのパラメーターは、尿のpHおよび血清電解質の測定によって解明される。
・ 血液および尿における炎症マーカー[時間枠:12カ月]
〇 異なる研究群において、白血球、血漿および尿における炎症マーカー(インターロイキン、プロスタグランジンおよび他のサイトカイン)を評定する。測定されるバイオマーカーは、血液および尿における、HETE/HODE種ホスホ-AMPK炎症および代謝バイオマーカー:NGAL、KIM1である。
・ AMPK経路活性化[時間枠:12カ月]
〇 治験責任医師は、異なる研究訪問における研究群の患者に由来する白血球および尿においてAMPK経路が活性化されるか否かおよびそれがどの程度までであるかを決定し、AMPK活性化を生物学的効果と相関させる。
【0366】
当業者ならば、本明細書において明記されている例証的な例に対する種々の修正、追加、代用および変形が、本発明の趣旨から逸脱することなくなされうるものであり、したがって、本発明の範囲内であるとみなされることを認識するであろう。
【国際調査報告】