(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-05
(54)【発明の名称】CMVベクターを産生するための方法
(51)【国際特許分類】
C12N 7/01 20060101AFI20240829BHJP
C12N 15/31 20060101ALI20240829BHJP
C12N 15/49 20060101ALI20240829BHJP
C12N 15/33 20060101ALI20240829BHJP
C12N 5/10 20060101ALI20240829BHJP
C12N 15/12 20060101ALI20240829BHJP
【FI】
C12N7/01 ZNA
C12N15/31
C12N15/49
C12N15/33
C12N5/10
C12N15/12
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024510631
(86)(22)【出願日】2022-08-30
(85)【翻訳文提出日】2024-02-21
(86)【国際出願番号】 US2022075647
(87)【国際公開番号】W WO2023034785
(87)【国際公開日】2023-03-09
(32)【優先日】2021-08-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521268130
【氏名又は名称】ヴィア・バイオテクノロジー・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Vir Biotechnology, Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100122301
【氏名又は名称】冨田 憲史
(74)【代理人】
【識別番号】100170520
【氏名又は名称】笹倉 真奈美
(74)【代理人】
【識別番号】100221545
【氏名又は名称】白江 雄介
(72)【発明者】
【氏名】ルドゥー,サラ
(72)【発明者】
【氏名】ブルーニング,エリック
(72)【発明者】
【氏名】ダグラス,ジャネット エル
(72)【発明者】
【氏名】マイヤー,クリスティン アール
【テーマコード(参考)】
4B065
【Fターム(参考)】
4B065AA90X
4B065AA95X
4B065AA95Y
4B065AB01
4B065AC14
4B065BA02
4B065CA24
4B065CA44
4B065CA45
(57)【要約】
本開示は、サイトメガロウイルス(CMV)ウイルスベクターを産生するための方法を提供する。本開示はまた、CMVウイルスベクターを産生する際に使用するための宿主細胞を修飾するための方法も提供する。
【選択図】
図24A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
子孫サイトメガロウイルス(CMV)を産生する方法であって、
(a)CMV複製に必須であるか又はCMV複製を増強する遺伝子をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、
(b)前記細胞に親CMVを感染させることと、
(c)前記細胞をインキュベートすることと、
(d)前記子孫CMVを回収することと、を含む、方法。
【請求項2】
子孫CMVを産生する方法であって、
(a)pp71タンパク質をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、
(b)前記細胞に親CMVを感染させることと、
(c)前記細胞をインキュベートすることと、
(d)前記子孫CMVを回収することと、を含む、方法。
【請求項3】
子孫CMVを産生する方法であって、
(a)第一に、pp71タンパク質をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、
(b)第二に、前記細胞に親CMVを感染させることと、
(c)第三に、前記細胞をインキュベートすることと、
(d)第四に、前記子孫CMVを回収することと、を含む、方法。
【請求項4】
CMV複製に必須であるか又はCMV複製を増強する前記遺伝子が、UL82、UL32、UL34、UL37、UL44、UL46、UL48、UL48.5、UL49、UL50、UL51、UL52、UL53、UL54、UL55、UL56、UL57、UL60、UL61、UL70、UL71、UL73、UL75、UL76、UL77、UL79、UL80、UL84、UL85、UL86、UL87、UL89、UL90、UL91、UL92、UL93、UL94、UL95、UL96、UL98、UL99、UL100、UL102、UL104、UL105、UL115、若しくはUL122、又はそのホモログである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記子孫CMVが、pp71タンパク質を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記細胞が、MRC-5細胞である、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記mRNA分子が、配列番号14による配列を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記mRNA分子が、配列番号14~20のうちの1つによる配列を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記mRNA分子が、配列番号4による配列を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されている、請求項1~6、9、及び10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されている、請求項1~6、9、及び10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
前記mRNA分子が、配列番号21~27のうちの1つによる配列を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記mRNA分子が、ポリ(A)テールを更に含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
ポリ(A)テールが、前記pp71タンパク質をコードする前記mRNA分子の3’末端に付加されている、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記mRNA分子が、前記ポリ(A)テールをコードする二本鎖DNA鋳型を使用して産生された、請求項14又は15に記載の方法。
【請求項17】
前記二本鎖DNA鋳型が、プラスミドである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記ポリ(A)テールが、約60~100ヌクレオチド長である、請求項14~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、請求項14~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記mRNA分子が、配列番号14~20のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されており、かつ80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有する、請求項1~8及び14~19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されており、かつ80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有し、前記ポリ(A)テールが、プラスミド鋳型を使用して産生された、請求項1~6、9~11、及び14~19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記mRNA分子が、配列番号4~10による配列を含み、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されており、かつ80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有し、前記ポリ(A)テールが、プラスミド鋳型を使用して産生された、請求項1~6、9、12、及び14~19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
前記mRNA分子が、配列番号21~27による配列を含み、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されており、かつ80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有する、請求項1~6及び13~19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】
前記ポリ(A)テールが、転写後に酵素によって付加されるか又は付加されている、請求項14又は15に記載の方法。
【請求項25】
前記ポリ(A)テールが、約50~100ヌクレオチド長である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記mRNA分子が、トランスフェクションを使用して導入される、請求項1~25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記トランスフェクションが、脂質トランスフェクション試薬を使用して達成される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記脂質トランスフェクション試薬が、MessengerMax、Lipofectamine 2000、Jet-mRNA、又はTrans-ITを含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記mRNA分子が、5ng/cm2~500ng/cm2の用量で送達される、請求項1~28のいずれか一項に記載の方法。
【請求項30】
前記mRNA分子が、50ng/cm2~100ng/cm2の用量で送達される、請求項1~29のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
前記mRNA分子が、50ng/cm2の用量で送達される、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
前記mRNA分子が、100ng/cm2の用量で送達される、請求項1~31のいずれか一項に記載の方法。
【請求項33】
前記親CMV又は子孫CMVが、HCMVである、請求項1~32のいずれか一項に記載の方法。
【請求項34】
前記親CMV又は子孫CMVが、HCMVの遺伝子修飾TR株である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記親CMV又は子孫CMVが、TR3骨格を含む、請求項1~34のいずれか一項に記載の方法。
【請求項36】
前記親CMV又は子孫CMVが、異種抗原をコードする核酸を含む、請求項1~35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
前記異種抗原が、病原体特異的抗原又は腫瘍抗原を含む、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記異種抗原が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗原、サル免疫不全ウイルス(SIV)抗原、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)抗原、B型肝炎ウイルス(HBV)抗原、C型肝炎ウイルス(HCV)抗原、パピローマウイルス抗原(例えば、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原)、Plasmodium抗原、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス抗原、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)抗原、エボラウイルス、Mycobacterium tuberculosis抗原、チクングニアウイルス抗原、デングウイルス抗原、サル痘ウイルス抗原、単純ヘルペスウイルス(HSV)1型抗原、単純ヘルペスウイルス(HSV)2型抗原、エプスタインバーウイルス(EBV)抗原、ポリオウイルス抗原、インフルエンザウイルス抗原、又はClostridium tetani抗原を含む病原体特異的抗原を含む、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
前記異種抗原が、HIV抗原を含む、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
前記HIV抗原が、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、若しくはVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片である、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記HIV抗原が、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、及びVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む、請求項39に記載の方法。
【請求項42】
前記HIV抗原が、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、及びVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む融合タンパク質である、請求項39に記載の方法。
【請求項43】
前記HIV抗原が、配列番号11又は12を含む、請求項39に記載の方法。
【請求項44】
前記異種抗原が、Mycobacterium tuberculosis抗原を含む、請求項36に記載の方法。
【請求項45】
前記Mycobacterium tuberculosis抗原が、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、若しくはRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片である、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記Mycobacterium tuberculosis抗原が、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、及びRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
前記Mycobacterium tuberculosis抗原が、融合分子に含まれる、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、及びRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
前記Mycobacterium tuberculosis抗原が、配列番号13を含む、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
前記異種抗原が、前立腺がん抗原を含む、請求項36に記載の方法。
【請求項50】
前記親CMV又は子孫CMVが、活性なUL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログを発現しない、請求項1~49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
前記親CMV又は子孫CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL147又はそのホモログを発現しない、請求項1~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
前記親CMV又は子孫CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL82又はそのホモログを発現しない、請求項1~51のいずれか一項に記載の方法。
【請求項53】
前記親CMV又は子孫CMVが、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログの欠失を含む、請求項1~52のいずれか一項に記載の方法。
【請求項54】
前記親CMV又は子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、及びUL147又はそのホモログの欠失を含む、請求項1~53のいずれか一項に記載の方法。
【請求項55】
前記親CMV又は子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含む、請求項1~54のいずれか一項に記載の方法。
【請求項56】
前記親CMV又は子孫CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、活性なUL82又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL18又はそのホモログを発現しない、請求項1~55のいずれか一項に記載の方法。
【請求項57】
前記親CMV又は子孫CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、前記MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、請求項1~56のいずれか一項に記載の方法。
【請求項58】
前記親CMV又は子孫CMVが、活性なUL82又はそのホモログを発現しない、請求項1~57のいずれか一項に記載の方法。
【請求項59】
前記親CMV又は子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、UL82又はそのホモログの欠失、及びUL18又はそのホモログの欠失を含む、請求項1~58のいずれか一項に記載の方法。
【請求項60】
前記親CMV又は子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含み、前記親CMV又は子孫CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、前記MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、請求項1~55、及び57~59のいずれか一項に記載の方法。
【請求項61】
前記親CMV又は子孫CMVが、UL82又はそのホモログの欠失を含む、請求項1~60のいずれか一項に記載の方法。
【請求項62】
前記異種抗原をコードする前記核酸が、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログを置換する、請求項36~61のいずれか一項に記載の方法。
【請求項63】
前記異種抗原をコードする前記核酸が、UL82又はそのホモログを置換する、請求項36~62のいずれか一項に記載の方法。
【請求項64】
請求項1~63のいずれか一項に記載の方法によって産生される、子孫CMV。
【請求項65】
配列番号14~20のヌクレオチド配列を含む、mRNA分子。
【請求項66】
配列番号4~10のヌクレオチド配列を含む、mRNA分子。
【請求項67】
各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されている、請求項66に記載のmRNA分子。
【請求項68】
各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されている、請求項66に記載のmRNA分子。
【請求項69】
配列番号21~27のヌクレオチド配列を含む、mRNA分子。
【請求項70】
前記mRNA分子が、ポリ(A)テールを更に含む、請求項65~69のいずれか一項に記載のmRNA分子。
【請求項71】
ポリ(A)テールが、前記mRNA分子の3’末端に付加されている、請求項65~69のいずれか一項に記載のmRNA分子。
【請求項72】
前記mRNA分子が、前記ポリ(A)テールをコードする二本鎖DNA鋳型を使用して産生された、請求項65~71のいずれか一項に記載のmRNA分子。
【請求項73】
前記二本鎖DNA鋳型が、プラスミドである、請求項72に記載のmRNA分子。
【請求項74】
前記ポリ(A)テールが、約60~100ヌクレオチド長である、請求項65~73のいずれか一項に記載のmRNA分子。
【請求項75】
前記ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、請求項65~74のいずれか一項に記載のmRNA分子。
【請求項76】
配列番号14~20による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換され、ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、mRNA分子。
【請求項77】
配列番号4~10による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換され、ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長であり、前記mRNA分子が、プラスミド鋳型を使用して産生された、mRNA分子。
【請求項78】
配列番号4~10による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換され、前記mRNA分子のポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長であり、前記mRNA分子が、プラスミド鋳型を使用して産生された、mRNA分子。
【請求項79】
配列番号21~27による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換され、ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、mRNA分子。
【請求項80】
前記ポリ(A)テールが、転写後に酵素によって付加されている、請求項70に記載のmRNA分子。
【請求項81】
前記ポリ(A)テールが、約50~100ヌクレオチド長である、請求項80に記載のmRNA分子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
配列表に関する声明
本出願に関連する配列表は、紙の複写物の代わりにテキスト形式で提供され、参照により本明細書に組み込まれる。配列表を含むXMLファイルの名称は、930485_436WO_SequenceListing.xmlである。テキストファイルは、99,639バイトであり、2022年8月26日に作成され、EFS-Webを介して電子的に提出されている。
【背景技術】
【0002】
サイトメガロウイルス(CMV)に基づくワクチンベクターは、このウイルスの自然な能力を利用して、初期HIV感染の潜在的な部位を含む、循環及び組織常在性エフェクター分化T細胞を誘発及び維持する。例えば、サル免疫不全ウイルス(SIV)抗原挿入物をコードするアカゲザルCMV(RhCMV)ベクターは、(1)RhCMV免疫霊長類を重感染させ、リンパ組織及び臓器組織の両方においてエフェクター分化SIV特異的CD4+及びCD8+T細胞を高頻度で誘発し、(2)これらの応答を無期限に維持し、(3)早期に厳格な制御を行い、高病原性SIVmac239株による感染のクリアランスを行うことができる。現在のCMV産生プロセスは、生産に制限があり、直接拡張することができない。ワクチンベクターから必須ウイルス遺伝子を欠失させることは、臨床上の安全性を確保するために慣例的に行われている。しかしながら、必須遺伝子の欠失を有するベクターを産生するには、何らかの遺伝子補完の方法が用いられなければならない。標準的なアプローチは、必須ウイルス遺伝子又はその機能的等価物を発現する安定した細胞株を作成することを伴うが、HCMVの産生は、ウイルス産生に初代正常二倍体細胞を必要とするという事実によって複雑になる。したがって、臨床的及び商業的使用に必要な量でワクチンを産生することができるCMVベクターベースのワクチンを生成することができる方法を製造する必要性が依然として存在する。本明細書において、CMVベクターの拡張可能な産生のために、mRNAトランスフェクションを利用して、必須ウイルス遺伝子を宿主細胞に送達するアプローチが記載される。
【発明の概要】
【0003】
特定の態様では、本開示は、CMVウイルスベクターを産生する方法を提供し、当該方法は、(a)pp71タンパク質をコードするmRNA分子を細胞(例えば、MRC-5細胞)に導入することと、(b)細胞にCMVを感染させることと、(c)細胞をインキュベートすることと、(d)CMVウイルスベクターを回収することと、を含む。
【0004】
特定の態様では、本開示はまた、前述の方法のいずれかによって産生されるCMVウイルスベクターも提供する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】pp71-V5 mRNAトランスフェクションの存在下でHCMV細胞変性効果(CPE)が加速されることを示す。MRC-5細胞は、(1)モックトランスフェクションされたか、(2)抗DAXX siRNAでトランスフェクトされたか、又はMOI 0.01でのHCMVベクターによる感染の1日前にUL82 mRNAでトランスフェクトされたかのいずれかであった。写真は、感染後13日目に撮影された。
【
図2】UL82 mRNAトランスフェクションの存在下で、HCMVの産生が加速されることを示す。MRC-5細胞を、MOI 0.01でのHCMVベクターによる感染の1日前に、抗DAXX siRNA又はUL82 mRNAのいずれかでトランスフェクトした。示された感染後日数(DPI)で、ウイルス上清を採取し、滴定した。免疫蛍光フォーカス形成アッセイを使用して、滴定を行った。ffu=フォーカス形成単位。
【
図3】UL82 mRNAトランスフェクションから得られるpp71発現を示す。MRC-5細胞を、UL82 mRNAでトランスフェクトし、トランスフェクション後の示された日に採取した。SDS-PAGE後、細胞溶解物に対してpp71に対する免疫ブロットを行った。トランスフェクトされていないMRC-5細胞を、陰性対照として含めた。ブロットをストリップし、ロード対照用に細胞アクチンについて再プローブした。
【
図4】mRNAトランスフェクション又は抗DAXX siRNAトランスフェクションのいずれかによって提供されるpp71発現の存在下でのBAC DNA再構成を示す。MRC-5細胞をΔpp71-GFP TR-3 BACでトランスフェクトし、トランスフェクション後、数日間にわたって顕微鏡で観察した。12DPIでは、pp71 mRNAでトランスフェクトされた細胞において、GFPを発現する細胞数が有意に多い。
【
図5A】UL82 mRNA(A=MRC5;B=BJ-5ta)でトランスフェクトされたか、又はドキシサイクリン(10C)を使用してpp71を発現するように誘導された細胞株、及び1:81、1:243、1:729、及び1:2187のウイルス希釈でCMVストックウイルスを感染させた細胞株を示す。エラーバーは、3回の反復の平均値からの1標準偏差である。
図5Aは、MRC5細胞株を示す。
図5Bは、BJ-5ta細胞株を示す。
図5Cは、pp71ドキシサイクリン誘導性細胞株を示す。
【
図5B】UL82 mRNA(A=MRC5;B=BJ-5ta)でトランスフェクトされたか、又はドキシサイクリン(10C)を使用してpp71を発現するように誘導された細胞株、及び1:81、1:243、1:729、及び1:2187のウイルス希釈でCMVストックウイルスを感染させた細胞株を示す。エラーバーは、3回の反復の平均値からの1標準偏差である。
図5Aは、MRC5細胞株を示す。
図5Bは、BJ-5ta細胞株を示す。
図5Cは、pp71ドキシサイクリン誘導性細胞株を示す。
【
図5C】UL82 mRNA(A=MRC5;B=BJ-5ta)でトランスフェクトされたか、又はドキシサイクリン(10C)を使用してpp71を発現するように誘導された細胞株、及び1:81、1:243、1:729、及び1:2187のウイルス希釈でCMVストックウイルスを感染させた細胞株を示す。エラーバーは、3回の反復の平均値からの1標準偏差である。
図5Aは、MRC5細胞株を示す。
図5Bは、BJ-5ta細胞株を示す。
図5Cは、pp71ドキシサイクリン誘導性細胞株を示す。
【
図6】T150フラスコにおけるpp71 mRNA対抗DAXX siRNAを使用した産生を比較したウイルス増殖曲線を示す。
【
図7】産生容器、HYPERStack12sにおけるpp71 mRNAトランスフェクションによるウイルス増殖曲線を示す。
【
図8】ビリオンにロードされたpp71タンパク質を示す免疫ブロットである。タンパク質アッセイを行い、1試料当たり合計30μgのタンパク質をロードした。MRC-5細胞溶解物を、陰性対照試料(細胞)として使用した。ビリオン試料は、4℃で1時間、24,000RPMのソルビトールクッションを通して、清澄化上清を遠心分離することによって得た。野生型TR3ビリオン(WT)は陽性対照であり、UL82欠失ビリオンを、示されたpp71 mRNA濃度(ng/cm
2)で補完した。上のブロットを、抗pp71抗体でプローブし、次いで、ストリップし、ロード対照として、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
【
図9A】pp71-V5 mRNAトランスフェクションから得られるpp71発現を示す。MRC-5細胞を、Lipofectamine 2000を使用して、50ng/cm
2のpp71-V5 mRNAでトランスフェクトした。
図9Aは、トランスフェクション後の示された日に採取された細胞溶解物中のpp71のSDS-page後の免疫ブロットを示す。非トランスフェクトMRC-5細胞を、陰性対照として含めた。ブロットをストリップし、ロード対照として細胞アクチンを再プローブした。
図9Bは、トランスフェクション後48時間での細胞の免疫蛍光アッセイ(IFA)からの画像を示す。細胞を、一次抗V5タグ抗体、続いて、Cy-5標識二次抗体で染色した。pp71-V5タンパク質を発現させ、核領域に局在化し、これは、核染色DAPIで対比染色される。
【
図9B】pp71-V5 mRNAトランスフェクションから得られるpp71発現を示す。MRC-5細胞を、Lipofectamine 2000を使用して、50ng/cm
2のpp71-V5 mRNAでトランスフェクトした。
図9Aは、トランスフェクション後の示された日に採取された細胞溶解物中のpp71のSDS-page後の免疫ブロットを示す。非トランスフェクトMRC-5細胞を、陰性対照として含めた。ブロットをストリップし、ロード対照として細胞アクチンを再プローブした。
図9Bは、トランスフェクション後48時間での細胞の免疫蛍光アッセイ(IFA)からの画像を示す。細胞を、一次抗V5タグ抗体、続いて、Cy-5標識二次抗体で染色した。pp71-V5タンパク質を発現させ、核領域に局在化し、これは、核染色DAPIで対比染色される。
【
図10】HCMV CPEが、pp71-V5 mRNAトランスフェクションの存在下で加速されることを示す。MRC-5細胞を、(1)モックトランスフェクションするか、(2)感染の1日前及び10日後(DPI)に10μMの抗DAXX siRNAでトランスフェクションするか、又は(3)MOI 0.01でpp71欠失HCMVを有するV5タグ(pp71-V5 mRNA)(1及び5DPI)を有するpp71 mRNA(UL82によってコードされる)構築物でトランスフェクトした。写真は、感染後13日目に撮影された。
【
図11】pp71-V5 mRNAトランスフェクションの存在下でHCMV産生が加速されることを示す。MRC-5細胞に、MOI 0.01でpp71欠失HCMVベクターを感染させる1日前に、抗DAXX siRNA(-1及び10DPIで10μM)又はpp71-V5 mRNA(-1及び6DPIで40ng/cm
2)のいずれかでトランスフェクトした。示された感染後日数(DPI)で、ウイルス上清を採取し、滴定した。免疫蛍光フォーカス形成アッセイを使用して、滴定を行った。ffu=フォーカス形成単位。
【
図12】3回のmRNAトランスフェクション後の細胞及びビリオンペレットにおける13DPIでのpp71-V5タンパク質の欠如を示す免疫ブロットである。MRC-5線維芽細胞を、-1、6、及び11DPIでpp71-V5 mRNA(40ng/cm
2)でトランスフェクトし、MOI 0.01でpp71欠失HCMVを感染させた。各試料について、合計27μgのタンパク質をロードした。感染した細胞溶解物及びビリオン溶解物を、それぞれレーン3及び4に示す。MRC-5細胞溶解物を、陰性対照試料(レーン1)として使用した。pp71-V5をトランスフェクトしたMRC-5細胞溶解物を、陽性対照試料(レーン2)として使用した。上のブロットを、抗V5抗体でプローブし、ストリップし、糖タンパク質B(gB)について再プローブして、HCMVの存在を示し(中央のブロット)、次いで、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
【
図13A】EGFP mRNAでトランスフェクトした後のMRC-5細胞におけるEGFP発現及び生存率に対する4つの脂質ベースのmRNAトランスフェクション試薬の効果を示す。MRC-5細胞を、3つの量のmRNA(0.5μg、1.0μg、又は1.5μg)で、4つの量(「低量」、「中量」、「高量」、及び「より高量」;脂質体積については表3を参照)の4つの脂質ベースのトランスフェクション試薬(Lipofectamine 2000、MessengerMax、Jet-mRNA、又はTrans-IT)を使用してトランスフェクトし、トランスフェクションの1日後、EGFP発現のフローサイトメトリーによって評価した。
図13Aは、緑色の(トランスフェクトされた、EGFP陽性)細胞の割合を示す。
図13Bは、平均蛍光強度(MFI)を示す。
図13Cは、生細胞の割合を示す。
【
図13B】EGFP mRNAでトランスフェクトした後のMRC-5細胞におけるEGFP発現及び生存率に対する4つの脂質ベースのmRNAトランスフェクション試薬の効果を示す。MRC-5細胞を、3つの量のmRNA(0.5μg、1.0μg、又は1.5μg)で、4つの量(「低量」、「中量」、「高量」、及び「より高量」;脂質体積については表3を参照)の4つの脂質ベースのトランスフェクション試薬(Lipofectamine 2000、MessengerMax、Jet-mRNA、又はTrans-IT)を使用してトランスフェクトし、トランスフェクションの1日後、EGFP発現のフローサイトメトリーによって評価した。
図13Aは、緑色の(トランスフェクトされた、EGFP陽性)細胞の割合を示す。
図13Bは、平均蛍光強度(MFI)を示す。
図13Cは、生細胞の割合を示す。
【
図13C】EGFP mRNAでトランスフェクトした後のMRC-5細胞におけるEGFP発現及び生存率に対する4つの脂質ベースのmRNAトランスフェクション試薬の効果を示す。MRC-5細胞を、3つの量のmRNA(0.5μg、1.0μg、又は1.5μg)で、4つの量(「低量」、「中量」、「高量」、及び「より高量」;脂質体積については表3を参照)の4つの脂質ベースのトランスフェクション試薬(Lipofectamine 2000、MessengerMax、Jet-mRNA、又はTrans-IT)を使用してトランスフェクトし、トランスフェクションの1日後、EGFP発現のフローサイトメトリーによって評価した。
図13Aは、緑色の(トランスフェクトされた、EGFP陽性)細胞の割合を示す。
図13Bは、平均蛍光強度(MFI)を示す。
図13Cは、生細胞の割合を示す。
【
図14】EGFP-Cy5でトランスフェクトし、9DPIでHCMVに感染したMRC-5線維芽細胞におけるEGFPの喪失を示す。MRC-5線維芽細胞を、DPI-1及びDPI6で50ng/cm
2のEGFP-Cy5 mRNAでトランスフェクトし、DPI0で0.01のMOIでWT TR3を感染させた。位相画像は、CPEの存在を示し、Cy5シグナルは、トランスフェクトされたmRNAの存在を示し、EGFPシグナルは、翻訳されたmRNAからのタンパク質の存在を示す。
【
図15A】5moU修飾EGFP mRNAでトランスフェクトし、HCMV WT TR3を感染させたMRC-5線維芽細胞における安定したEGFP発現を示す。
図15Aは、代表的な免疫ブロットである。EGFP mRNA構築物は、修飾(レーン2及び3)を含有せず、又は5-メトキシウリジン(5moU、レーン4及び5)、シュードウリジン+5-メチルシチジン(pseudoU/5meC、レーン6及び7)、又はCy-5標識ウリジン三リン酸(レーン7及び8)を、5moUに対して1:3の比率で生成した。レーン1は、pp65発現の陽性対照及びEGFP発現の陰性対照として、WT TR3感染MOI 0.01によるトランスフェクションを示さない。レーン2、4、6、8は、トランスフェクションのみ、一方、レーン3、5、7、9は、0DPIでWT TR3 MOI 0.01に感染した。記載されていない限り、各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした(レーン2及び3:25ug)。上のブロットを、TR3の存在を示す抗pp65抗体でプローブし、ストリップし、GFPについて再プローブし(下のブロット)、次いで、ストリップし、アクチンについて再プローブした(中央のブロット)。
図15Bは、5moUのEGFP(「B」と標識)でトランスフェクトし、5moUのEGFPでトランスフェクトし、WT TR3(「C」と標識)でMOI 0.01を感染させたMRC-5線維芽細胞の6DPIでの免疫蛍光画像を示す。同じ視野の位相画像は、トランスフェクションのみのMRC-5線維芽細胞(「D」と標識)又は感染MRC-5線維芽細胞(「D」と標識)におけるCPEの存在を示す。
【
図15B】5moU修飾EGFP mRNAでトランスフェクトし、HCMV WT TR3を感染させたMRC-5線維芽細胞における安定したEGFP発現を示す。
図15Aは、代表的な免疫ブロットである。EGFP mRNA構築物は、修飾(レーン2及び3)を含有せず、又は5-メトキシウリジン(5moU、レーン4及び5)、シュードウリジン+5-メチルシチジン(pseudoU/5meC、レーン6及び7)、又はCy-5標識ウリジン三リン酸(レーン7及び8)を、5moUに対して1:3の比率で生成した。レーン1は、pp65発現の陽性対照及びEGFP発現の陰性対照として、WT TR3感染MOI 0.01によるトランスフェクションを示さない。レーン2、4、6、8は、トランスフェクションのみ、一方、レーン3、5、7、9は、0DPIでWT TR3 MOI 0.01に感染した。記載されていない限り、各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした(レーン2及び3:25ug)。上のブロットを、TR3の存在を示す抗pp65抗体でプローブし、ストリップし、GFPについて再プローブし(下のブロット)、次いで、ストリップし、アクチンについて再プローブした(中央のブロット)。
図15Bは、5moUのEGFP(「B」と標識)でトランスフェクトし、5moUのEGFPでトランスフェクトし、WT TR3(「C」と標識)でMOI 0.01を感染させたMRC-5線維芽細胞の6DPIでの免疫蛍光画像を示す。同じ視野の位相画像は、トランスフェクションのみのMRC-5線維芽細胞(「D」と標識)又は感染MRC-5線維芽細胞(「D」と標識)におけるCPEの存在を示す。
【
図16】タンパク質の局在を試験するためのいくつかのpp71 mRNA構築物の構造を示す。構築物Aには、合成5’UTR及びマウスα-グロビン3’UTR(「start-to-stop(開始から終止まで)」が含まれ、前の図では「pp71-V5 mRNA」とも呼ばれる。構築物Bには、全長ウイルスpp71の5’及び3’UTRが含まれる。構築物Cには、HCMV IE1 5’UTR及びマウスα-グロビン3’UTRが含有される。構築物Eは、pp65を含むバイシストロンmRNAである。構築物Fは、pp65における終止コドンを有するバイシストロンmRNAである。構築物Dは、TATAボックスの後に始まる切断型5’UTR、及び推定ポリ(A)シグナル配列の前に終わる3’UTRを含有する。全ての構築物は、V5エピトープを含有せず、5moU(5-メトキシウリジン)修飾ヌクレオシドを用いて作製された。構築物A及びBは、更に、シュードウリジン及び5-メチルシチジン修飾ヌクレオシドを用いて作製された。
【
図17A】異なるpp71 mRNA構築物の発現(
図16を参照)を、MRC-5細胞溶解物における5moU修飾と比較する免疫ブロットを示す。
図17A~17Cの各ブロットについて:WT TR3に感染し、12dpiで採取されたトランスフェクトされていないMRC-5線維芽細胞をレーン1に示す。感染していないが、示されたmRNAでトランスフェクトされた試料を、1、6、及び10、又は13dpiで回収した。示されたmRNAでトランスフェクトし、pp71欠失ウイルス(「Δpp71」と標識)を感染させた試料を、示されるように、9dpi又は12dpiで採取した。各試料について、合計30μgのタンパク質をロードした。ブロットを、抗pp71抗体でプローブし(中央のブロット)、ストリップし、抗gB抗体で再プローブし(上のブロット)、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
図17Cもストリップし、抗pp65抗体で再プローブした。
図17Aは、pseudoU/5meC(レーン2~5)又は5moU(レーン6~9)で修飾された全長ウイルス5’及び3’UTR pp71 mRNA構築物(構築物B)によるトランスフェクションを示す。
図17Bは、5moUで修飾された最初期(構築物C、レーン2~5)又は短鎖(構築物D、レーン6~9)pp71 mRNA構築物によるトランスフェクションを示す。
図17Cは、5moUで修飾されたpp65(構築物E、レーン2~5)又は終止(構築物F、レーン6~9)pp71 mRNA構築物によるトランスフェクションを示す。
【
図17B】異なるpp71 mRNA構築物の発現(
図16を参照)を、MRC-5細胞溶解物における5moU修飾と比較する免疫ブロットを示す。
図17A~17Cの各ブロットについて:WT TR3に感染し、12dpiで採取されたトランスフェクトされていないMRC-5線維芽細胞をレーン1に示す。感染していないが、示されたmRNAでトランスフェクトされた試料を、1、6、及び10、又は13dpiで回収した。示されたmRNAでトランスフェクトし、pp71欠失ウイルス(「Δpp71」と標識)を感染させた試料を、示されるように、9dpi又は12dpiで採取した。各試料について、合計30μgのタンパク質をロードした。ブロットを、抗pp71抗体でプローブし(中央のブロット)、ストリップし、抗gB抗体で再プローブし(上のブロット)、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
図17Cもストリップし、抗pp65抗体で再プローブした。
図17Aは、pseudoU/5meC(レーン2~5)又は5moU(レーン6~9)で修飾された全長ウイルス5’及び3’UTR pp71 mRNA構築物(構築物B)によるトランスフェクションを示す。
図17Bは、5moUで修飾された最初期(構築物C、レーン2~5)又は短鎖(構築物D、レーン6~9)pp71 mRNA構築物によるトランスフェクションを示す。
図17Cは、5moUで修飾されたpp65(構築物E、レーン2~5)又は終止(構築物F、レーン6~9)pp71 mRNA構築物によるトランスフェクションを示す。
【
図17C】異なるpp71 mRNA構築物の発現(
図16を参照)を、MRC-5細胞溶解物における5moU修飾と比較する免疫ブロットを示す。
図17A~17Cの各ブロットについて:WT TR3に感染し、12dpiで採取されたトランスフェクトされていないMRC-5線維芽細胞をレーン1に示す。感染していないが、示されたmRNAでトランスフェクトされた試料を、1、6、及び10、又は13dpiで回収した。示されたmRNAでトランスフェクトし、pp71欠失ウイルス(「Δpp71」と標識)を感染させた試料を、示されるように、9dpi又は12dpiで採取した。各試料について、合計30μgのタンパク質をロードした。ブロットを、抗pp71抗体でプローブし(中央のブロット)、ストリップし、抗gB抗体で再プローブし(上のブロット)、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
図17Cもストリップし、抗pp65抗体で再プローブした。
図17Aは、pseudoU/5meC(レーン2~5)又は5moU(レーン6~9)で修飾された全長ウイルス5’及び3’UTR pp71 mRNA構築物(構築物B)によるトランスフェクションを示す。
図17Bは、5moUで修飾された最初期(構築物C、レーン2~5)又は短鎖(構築物D、レーン6~9)pp71 mRNA構築物によるトランスフェクションを示す。
図17Cは、5moUで修飾されたpp65(構築物E、レーン2~5)又は終止(構築物F、レーン6~9)pp71 mRNA構築物によるトランスフェクションを示す。
【
図18A】異なるポリAテール長を有するpp71 mRNA(100ng/cm
2)でトランスフェクトしたMRC-5細胞溶解物からのpp71タンパク質の発現を比較する免疫ブロットを示す。
図18Aは、酵素的に付加された50ntポリAテール(「(2)」と標識)、酵素的に付加された100ntポリAテール(レーン3)、未付加ポリAテール(レーン4)、又は未知の長さの酵素的に付加されたポリAテール(レーン5)で産生された、構築物B mRNAでトランスフェクトされた5DPIで回収された細胞溶解物の免疫ブロットを示す。鋳型によって80ntのポリAテールで産生される構築物A(「start-to-stop pp71 mRNA構築物」)も示されている(レーン6)。トランスフェクトされていないMRC-5細胞を、陰性対照として使用した(レーン1)。各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした。上のブロットを、抗pp71抗体でプローブし、次いで、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
図18Bは、GMP製造の準備のためにプラスミド鋳型ポリA産生プロセスを使用して鋳型によって80ntポリAテールで生成された構築物B pp71 mRNA(「鋳型pA 80bpスケールアップ」と標識)と比較して、鋳型によって80ntポリAテールで生成された構築物B pp71 mRNA(「鋳型pA 80bp」と標識)でトランスフェクトした後、2、4、6、及び8DPIで回収された細胞溶解物の免疫ブロットを示す。各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした。上のブロットを、抗pp71抗体でプローブし、次いで、ストリップし、B-チューブリンについて再プローブした(下のブロット)。
【
図18B】異なるポリAテール長を有するpp71 mRNA(100ng/cm
2)でトランスフェクトしたMRC-5細胞溶解物からのpp71タンパク質の発現を比較する免疫ブロットを示す。
図18Aは、酵素的に付加された50ntポリAテール(「(2)」と標識)、酵素的に付加された100ntポリAテール(レーン3)、未付加ポリAテール(レーン4)、又は未知の長さの酵素的に付加されたポリAテール(レーン5)で産生された、構築物B mRNAでトランスフェクトされた5DPIで回収された細胞溶解物の免疫ブロットを示す。鋳型によって80ntのポリAテールで産生される構築物A(「start-to-stop pp71 mRNA構築物」)も示されている(レーン6)。トランスフェクトされていないMRC-5細胞を、陰性対照として使用した(レーン1)。各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした。上のブロットを、抗pp71抗体でプローブし、次いで、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
図18Bは、GMP製造の準備のためにプラスミド鋳型ポリA産生プロセスを使用して鋳型によって80ntポリAテールで生成された構築物B pp71 mRNA(「鋳型pA 80bpスケールアップ」と標識)と比較して、鋳型によって80ntポリAテールで生成された構築物B pp71 mRNA(「鋳型pA 80bp」と標識)でトランスフェクトした後、2、4、6、及び8DPIで回収された細胞溶解物の免疫ブロットを示す。各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした。上のブロットを、抗pp71抗体でプローブし、次いで、ストリップし、B-チューブリンについて再プローブした(下のブロット)。
【
図19】ポリAテールの鋳型又は酵素ベースの付加を使用して産生されたウイルスの力価を、構築物B pp71 mRNAと比較した増殖曲線を示す。MRC-5細胞を、付加されたポリAテールを有しない構築物B pp71 mRNA(「A」と標識)でトランスフェクトするか、酵素的に付加された50ntポリAテールで産生された構築物B pp71 mRNA(「B-1」及び「B-2」と標識された2つの複製物)でトランスフェクトするか、鋳型によって80ntポリAテールで産生された構築物B pp71 mRNA(「C-1」及び「C-2」と標識された2つの複製物)でトランスフェクトするか、又は100ng/cm
2で-1DPIでのGMP製造のためにスケールアップされた鋳型によって80ntポリAテールで産生された構築物B pp71 mRNA(「D」と標識)でトランスフェクトし、0.01のMOIでpp71欠失ベクターを感染させた。FFU/mL単位のウイルス力価は、感染後複数日で後期抗原免疫蛍光アッセイ(LA IFA)によって決定した。
【
図20】増加量の構築物B pp71 mRNAのトランスフェクション及びpp71欠失CMVによる感染後の、MRC-5線維芽細胞におけるpp71タンパク質の発現の免疫ブロットを示す。MRC-5細胞を、500ng/cm
2又は200ng/cm
2でトランスフェクトし、pp71欠失ウイルスを感染させた(結核欠失:TR3 mir124 ΔUL128-130 ΔUL146-147 ΔUL82 Ag85A-ESAT-6-Rv3407-Rv2626c-RpfA-RpfD、MOI 0.01)。MOI 0.01でWT TR3に感染したMRC-5細胞(レーン3)、及び1000ng/cm
2でトランスフェクトした未感染MRC-5細胞(レーン4)を、陽性対照として使用した。非トランスフェクトMRC-5細胞(レーン1)、及びpp71欠失ウイルスに感染した非トランスフェクトMRC-5細胞を陰性対照(レーン2)として使用した。各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした。ブロットを、抗pp71抗体でプローブし(中央のブロット)、ストリップし、抗gB抗体で再プローブし(上のブロット)、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
【
図21】様々な量のSS(start-to-stop、構築物A)又はFT(5’及び3’UTRを有する全長構築物、構築物B)pp71 mRNAを、抗DAXX siRNAともにトランスフェクトしたMRC-5線維芽細胞におけるウイルス力価を比較した増殖曲線を示す。MRC-5線維芽細胞を、pp71 mRNA(5~500ng/cm
2のFT又はSS)又は抗DAXX siRNA(10μM)でトランスフェクトし、続いて、0.01のMOIでpp71欠失ウイルスを感染させた。FFU/mL単位のウイルス力価は、感染後の示された日に、LA IFAによって決定した。
【
図22】HYPERStackフォーマットに対して100ng/cm
2で最適化されたpp71 mRNAトランスフェクション法の生産拡張性を実証する増殖曲線を示す。HYPERStack-12(HS-12)又はHYPERStack-36(HS-36)のいずれかで、7回の実行を行った。Tフラスコで開発されたプロセスに従って、HS-12で、3つの増殖曲線を作成した。HS-12を、6.67×10
3細胞/cm
2で播種し、構築物B pp71 mRNAで播種後3日目にトランスフェクトし、0.01のMOIでpp71欠失ウイルスで播種後4日目に感染させた。4つの増殖曲線を、HS-12及びHS-36(点線)で実施し、細胞を、播種後4日目に又は85%超のコンフルエンスでトランスフェクトし、播種後5日目に、0.01のMOIでpp71欠失ウイルスを感染させた。FFU/mL単位のウイルス力価は、感染後複数日でLA IFAによって決定した。
【
図23】ベクター5(TR3 Δ146-147 Δ128-130 ΔUL82 M保存gag/nef/pol融合エピセンサス1)に感染した非相補MRC-5線維芽細胞からのM保存gag/nef/pol融合エピセンサス1抗原発現の免疫ブロットを示す。ベクター5ウイルスを、100ng/cm
2での構築物B pp71 mRNAのトランスフェクションによって補完されたMRC-5線維芽細胞で産生し、17又は20DPIのいずれかで採取した。各試料について、合計40μgのタンパク質をロードした。精製されたp24タンパク質を、陽性対照試料(5ng、「p24」)として使用した。MRC-5細胞溶解物を、陰性対照試料(「MRC-5」)として使用した。ブロットを、抗p24抗体でプローブし(中央のブロット)、ストリップし、抗gB抗体で再プローブし(上のブロット)、ストリップし、アクチンについて再プローブした(下のブロット)。
【
図24A】抗DAXX siRNAトランスフェクションと比較して、pp71 mRNAトランスフェクションによって生成されたウイルス(200ng/cm
2)を使用して、より低いMOIでプラーク数が増加したことを示す。非相補(トランスフェクションされていない)MRC-5線維芽細胞に、0.01のMOIで、抗DAXX siRNA(上のパネル)又は200ng/cm
2の構築物B pp71 mRNA(下のパネル)のいずれかで産生されたpp71欠失ウイルスを感染させた。培養物を、プラークの拡散及び数について監視した。
図24Aは、13DPIでのCPEの位相画像を示す。
図24Bは、各群について試験されたMOIの範囲、及び14DPIでの対応するプラーク数を示す表である。プラークを目視で数えた。
【
図24B】抗DAXX siRNAトランスフェクションと比較して、pp71 mRNAトランスフェクションによって生成されたウイルス(200ng/cm
2)を使用して、より低いMOIでプラーク数が増加したことを示す。非相補(トランスフェクションされていない)MRC-5線維芽細胞に、0.01のMOIで、抗DAXX siRNA(上のパネル)又は200ng/cm
2の構築物B pp71 mRNA(下のパネル)のいずれかで産生されたpp71欠失ウイルスを感染させた。培養物を、プラークの拡散及び数について監視した。
図24Aは、13DPIでのCPEの位相画像を示す。
図24Bは、各群について試験されたMOIの範囲、及び14DPIでの対応するプラーク数を示す表である。プラークを目視で数えた。
【
図25】トランスフェクションのみの対照試料からの超遠心分離及びスクロース勾配で精製された上清溶解物からのpp71タンパク質の発現を示す免疫ブロットである。BCA(ビシンコニン酸)タンパク質アッセイを行い、1試料当たり30μgの総タンパク質をロードした。レーン3及び4は、構築物B pp71 mRNAトランスフェクション対照細胞溶解物及びTフラスコ産生プロセスに従うが感染を省略して得られた「ビリオン」溶解物を示す。単層を、14DPIで上清中に剥離し、3回の凍結/解凍(3×F/T)サイクルに供した後、清澄化及び超遠心分離(レーン3)又はスクロース勾配(レーン4)で精製した。MRC-5細胞溶解物を、陰性対照試料として使用した(レーン1及び7)。陽性対照には、pp71 mRNAトランスフェクションのみ(レーン2、トランスフェクション後1日目)を使用し、感染細胞溶解物(レーン5、12DPI)及びスクロース勾配精製ビリオン溶解物(レーン6、12DPI)を、それぞれレーン8及び9に示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本開示は、欠損タンパク質をコードするmRNAを宿主細胞にトランスフェクションすることによって、CMVベクターにおいて欠損している必須ウイルス遺伝子の相補性を提供することによって、CMVベクターを産生するための方法を提供する。
【0007】
I.用語集
以下のセクションでは、CMVベクターを産生するための方法の詳細な説明を提供する。本開示をより詳細に説明する前に、本明細書で使用される特定の用語の定義を提供することは、その定義を理解することに役立ち得る。追加の定義は、本開示全体を通して記載されている。
【0008】
本明細書において、「約」又は「およそ」という用語は、別途指示されない限り、示された範囲、値、又は構造の±20%を意味する。
【0009】
「含む(comprise)」という用語は、特許請求の範囲で言及されるように、記載される特徴、要素、ステップ、又は成分の存在を意味するが、1つ以上の他の特徴、要素、ステップ、成分、又はその群の存在又は追加を排除するものではない。「~から本質的になる」という用語は、特許請求の範囲を、特定の材料又はステップ、及び特許請求される実施形態の基本的かつ新規な特徴に実質的に影響を及ぼさないものに限定する。
【0010】
本明細書で使用される「a」及び「an」という用語は、列挙される構成要素のうちの「1つ以上」を指すと理解されるべきである。選択肢(例えば、「又は」)の使用は、選択肢のうちの1つ、両方、又はその任意の組み合わせのいずれかを意味し、「及び/又は」と同義的に使用され得ると理解されるべきである。本明細書で使用される場合、「含む(include)」及び「有する」という用語は、同義的に使用され、その用語及び変形は、非限定的なものとして解釈されることが意図される。
【0011】
「実質的に」という単語は、「完全に」除外するものではない。例えば、Yを「実質的に含まない」組成物は、Yを完全に含まない場合がある。必要に応じて、「実質的に」という単語は、本明細書に提供される定義から省略されてもよい。
【0012】
「ヌクレオチド配列」及び「核酸配列」という用語は、メッセンジャーRNA(mRNA)、DNA/RNAハイブリッド、又は合成核酸を含むがこれらに限定されない、デオキシリボ核酸(DNA)又はリボ核酸(RNA)配列を指す。核酸は、一本鎖、又は部分的若しくは完全に二本鎖(二重鎖)であり得る。二重鎖核酸は、ホモ二重鎖又はヘテロ二重鎖であり得る。
【0013】
特定の配列の核酸分子をベクターに組み込むことができ、次いで該ベクターは宿主細胞に導入され、それによって、形質転換された宿主細胞が生成される。ベクターは、宿主細胞においてその複製を可能にする核酸配列、例えば、複製起点を含み得る。ベクターはまた、1つ以上の選択可能なマーカー遺伝子、及び核酸発現を指示するプロモーターエレメントを含む当該技術分野で既知の他の遺伝子エレメントを含み得る。ベクターは、CMVベクターなどのウイルスベクターであり得る。ウイルスベクターは、野生型ウイルス又は複製欠損ウイルスを含む減弱ウイルスから構築され得る。
【0014】
本明細書で使用される場合、「メッセンジャーRNA」(mRNA)という用語は、少なくとも1つの目的のペプチド又はポリペプチドをコードする任意のポリヌクレオチドを指し、目的のコードされたペプチド、ポリペプチドを、インビトロ、インビボ、インサイツ、又はエクスビボで産生するように翻訳することが可能である。mRNAは、RNAポリメラーゼ酵素によってDNA配列から転写され得、リボソームと相互作用して、DNAによってコードされる遺伝情報を合成する。一般に、mRNAは、プレmRNA及び成熟mRNAの2つのサブクラスに分類される。前駆体mRNA(pre-mRNA)は、RNAポリメラーゼによって転写されているが、いかなる転写後プロセシング(例えば、5’キャッピング、スプライシング、編集、及びポリアデニル化)も受けていないmRNAである。成熟mRNAは、転写後プロセシング(例えば、イントロンを除去するためにスプライシングされ、ポリアデニル化される)を介して修飾されており、リボソームと相互作用して、タンパク質合成を行うことができる。mRNAは、様々な方法によって組織又は細胞から単離され得る。例えば、全RNA抽出を細胞又は細胞溶解物で行うことができ、得られた抽出された全RNAを(例えば、オリゴ-dTビーズを含むカラム上で)精製して、抽出されたmRNAを得ることができる。
【0015】
あるいは、mRNAは、無細胞環境、例えば、インビトロ転写(IVT)によって合成され得る。本明細書で使用される場合、「インビトロ転写鋳型」は、メッセンジャーRNA(mRNA)の産生のためのIVT反応における使用に好適なデオキシリボ核酸(DNA)を指す。いくつかの実施形態では、IVT鋳型は、5’非翻訳領域をコードし、オープンリーディングフレームを含有し、3’非翻訳領域及びポリAテールをコードする。
【0016】
特定のヌクレオチド配列組成物及びIVT鋳型の長さは、鋳型によってコードされる目的のmRNAに依存するであろう。
【0017】
「5’非翻訳領域(UTR)」は、タンパク質又はペプチドをコードしない開始コドン(すなわち、リボソームによって翻訳されたmRNA転写産物の第1のコドン)のすぐ上流(すなわち、5’)にあるmRNAの領域を指す。
【0018】
「3’非翻訳領域(UTR)」は、タンパク質又はペプチドをコードしない終止コドン(すなわち、翻訳の終結を示すmRNA転写産物のコドン)のすぐ下流(すなわち、3’)にあるmRNAの領域を指す。
【0019】
「ポリAテール」は、複数の連続したアデノシン一リン酸を含有する3’UTRの下流(例えば、すぐ下流(すなわち、3’))にあるmRNAの領域である。ポリAテールは、10~300個のアデノシン一リン酸を含有し得る。例えば、ポリAテールは、10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、210、220、230、240、250、260、270、280、290、又は300個のアデノシン一リン酸を含有し得る。いくつかの実施形態では、ポリAテールは、50~250個のアデノシン一リン酸を含有する。関連する生物学的設定(例えば、細胞内、インビボなど)では、ポリ(A)テールは、mRNAを(例えば、細胞質における)酵素分解から保護するように機能し、転写終結、mRNAの核からの輸送、及び翻訳を補助する。
【0020】
本明細書で使用される場合、「抗原」という用語は、対象における免疫応答を誘導することができる物質、典型的には、タンパク質を指す。この用語はまた、対象に投与したときに(対象に、直接投与するか、又はタンパク質をコードするヌクレオチド配列若しくはベクターを投与することによって)、タンパク質がそのタンパク質に対して指向される体液性及び/又は細胞性免疫応答を誘発することができるという意味で、免疫学的に活性(「免疫原性」とも呼ばれる)であるタンパク質を指す。
【0021】
本明細書で使用される場合、「マイクロRNA」とう用語は、遺伝子発現の制御に関与する生体分子の主要なクラスを指す。例えば、ヒトの心臓、肝臓、又は脳において、miRNAは、組織特異性又は細胞系統決定において役割を果たす。更に、miRNAは、初期発生、細胞増殖及び細胞死、並びにアポトーシス及び脂肪代謝を含む様々なプロセスに影響を及ぼす。多数のmiRNA遺伝子、多様な発現パターン、及び潜在的なmiRNA標的が豊富であることは、miRNAが遺伝的多様性の重要な供給源であり得ることを示唆している。成熟miRNAは、典型的には、miRNAに相補的な配列を含むmRNAの発現を調節する8~25ヌクレオチドの非コードRNAである。これらの小さなRNA分子は、mRNAの安定性及び/又は翻訳を調節することによって遺伝子発現を制御することが既知である。例えば、miRNAは、標的mRNAの3’UTRに結合し、翻訳を抑制する。miRNAはまた、標的mRNAに結合し、RNAi経路を介して遺伝子サイレンシングを媒介し得る。miRNAはまた、クロマチン凝縮を引き起こすことによって遺伝子発現を調節し得る。
【0022】
miRNAは、miRNA転写産物上のどこかでmiRNAと直接塩基対を形成してmiRNAと相互作用する任意の配列として定義されるmiRNA認識エレメント(MRE)に結合することによって、1つ以上の特異的mRNA分子の翻訳をサイレンシングする。MREは、多くの場合、mRNAの3’非翻訳領域(UTR)に存在するが、MREは、コード配列又は5’UTRにも存在し得る。MREは、必ずしもmiRNAに対して完全な相補体ではなく、通常、miRNAに対して相補性であるいくつかの塩基のみしか有さず、多くの場合、それらの相補性の塩基内に1つ以上のミスマッチを含有する。MREは、MREが作動可能に連結されている遺伝子(インビボでの増殖に必須であるか又はそれを増強するCMV遺伝子など)の翻訳がRISCなどのmiRNAサイレンシング機序によって抑制されるように、miRNAによって十分に結合可能な任意の配列であり得る。
【0023】
本明細書で使用される場合、「異種抗原」という用語は、CMVに由来しない任意のタンパク質又はその断片を指す。異種抗原は、病原体特異的抗原、腫瘍ウイルス抗原、腫瘍抗原、宿主自己抗原、又は任意の他の抗原であり得る。
【0024】
タンパク質のオーソログは、典型的には、デフォルトパラメータに設定されたALIGN を使用して、特定のタンパク質のアミノ酸配列との全長アラインメントにわたってカウントされる75%超の配列同一性を有することによって特徴付けられる。参照配列と更に大きな類似性を有するタンパク質は、この方法によって評価したときに、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも92%、少なくとも95%、又は少なくとも98%の配列同一性などの増加した同一性パーセンテージを示す。更に、配列同一性は、本開示のペプチドの特定のドメインの全長にわたって比較することができる。
【0025】
「相同」又は「ホモログ」という用語は、宿主細胞、種、又は株に見出されるか若しくはそれに由来する分子又は活性を指す。例えば、分子をコードする異種又は外因性の分子又は遺伝子は、それぞれ、分子をコードする天然の宿主又は宿主細胞分子又は遺伝子に相同であってもよいが、変化した構造、配列、発現レベル、又はその組み合わせを有し得る。
【0026】
本明細書で使用される場合、2つ以上の核酸配列間又は2つ以上のアミノ酸配列間の同一性/類似性は、配列間の同一性又は類似性に関して表される。配列同一性は、同一性パーセンテージに関して測定され得、パーセンテージが高いほど、配列はより同一である。配列類似性は、(保存的アミノ酸置換を考慮に入れた)同一性又は類似性パーセンテージに関して測定され得、パーセンテージが高いほど、配列が類似している。有意な量の配列同一性を有し、かつ、互いに同じ又は類似した機能も発揮するポリペプチド又はそのタンパク質ドメイン(例えば、異なる種において同じ機能を果たすタンパク質又はタンパク質の機能若しくはその大きさを変化させないタンパク質の変異形態)は、「ホモログ」と呼ばれ得る。
【0027】
比較のための配列のアラインメント方法は、当該技術分野で周知である。様々なプログラム及びアラインメントアルゴリズムが、Smith&Waterman,Adv Appl Math 2,482(1981)、Needleman&Wunsch,J Mol Biol 48,443(1970)、Pearson&Lipman,Proc Natl Acad Sci USA 85,2444(1988)、Higgins&Sharp,Gene 73,237-244(1988)、Higgins&Sharp,CABIOS 5,151-153(1989)、Corpet et al.,Nuc Acids Res 16,10881-10890(1988)、Huang et al.,Computer App Biosci 8,155-165(1992)、及びPearson et al.,Meth Mol Bio 24,307-331(1994)に記載されている。更に、Altschul et al,J Mol Biol 215,403-410(1990)は、配列アラインメント方法及び相同性計算の詳細な考察を提供する。
【0028】
NCBI Basic Localアラインメント検索ツール(BLAST)(上記のAltschul et al,(1990)は、配列分析プログラムblastp、blastn、blastx、tblastn、及びtblastxに関連した使用のために、国立生物工学情報センター(NCBI、National Library of Medicine、Building 38A,Room 8N805,Bethesda,MD 20894)及びインターネットを含むいくつかの供給源から入手可能である。追加の情報は、NCBIのウェブサイトで見出し得る。
【0029】
BLASTNは、核酸配列の比較に使用され、BLASTPは、アミノ酸配列の比較に使用される。比較した2つの配列が相同性を有する場合、指定された出力ファイルはそれらの相同性領域をアラインメントされた配列として提示する。2つの比較された配列が相同性を有しない場合、指定された出力ファイルはアラインメントされた配列を提示しない。
【0030】
アラインした際に、同一のヌクレオチド又はアミノ酸残基が両方の配列において提示されている位置の数をカウントすることにより、一致する数が決定される。配列同一性パーセントは、一致する数を、特定された配列中に示される配列の長さ又は連接した(articulated)長さ(特定された配列中に示される配列由来の100個の連続したヌクレオチド又はアミノ酸残基など)のいずれかで割り、続いて、得られた値を100倍することによって決定される。例えば、1166個の一致を有する核酸配列は、1154個のヌクレオチドを有する試験配列とアラインしたときに、試験配列と75.0パーセント同一である(1166÷1554*100=75.0)。配列同一性パーセント値は、切り捨てを行って最も近い10分の1とする。例えば、75.11、75.12、75.13、及び75.14は切り捨てを行って75.1となり、75.15、75.16、75.17、75.18、及び75.19は切り捨てを行って75.2となる。長さの値は常に整数である。別の例では、以下のように、特定された配列由来の20個の連続したヌクレオチドとアラインする20個のヌクレオチド領域を含有する標的配列は、その特定された配列と75パーセントの配列同一性を有する領域を含有する(すなわち、15÷20×100=75)。
【0031】
アミノ酸が約30より大きいアミノ酸配列の比較のために、Blast2配列機能を使用し、デフォルトパラメータに設定されたデフォルトBLOSUM62マトリックス(ギャップ存在コスト(gap existence cost)11及び1残基当たりギャップコスト(per residue gap cost)1)を用いる。ホモログは、典型的には、NCBI Basic Blast2.0、nrデータベース、swissprotデータベース、及び特許取得配列データベースなどのデータベースを用いたギャップド(gapped)blastpを使用して、アミノ酸配列との全長アラインメントにわたってカウントされる少なくとも70%の配列同一性を有することを特徴とする。blastnプログラムで検索されたクエリは、DUSTでフィルタリングされる(Hancock & Armstrong,Comput Appl Biosci 10,67-70(1994))。他のプログラムはSEGを使用する。更に、手動アラインメントを行い得る。更により大きな類似性を有するタンパク質は、この方法によって評価したときに、タンパク質と少なくとも約75%、80%、85%、90%、95%、98%、又は99%の配列同一性などの増加した同一性パーセンテージを示す。
【0032】
短いペプチド(約30アミノ酸未満)をアラインメントする場合、Blast2配列機能を使用し、デフォルトパラメータ(オープンギャップ9、伸長ギャップ1ペナルティ)に設定されたPAM30マトリックスを用いて、アラインメントを行う。参照配列と更により大きい類似性を有するタンパク質は、この方法によって評価したときに、タンパク質と少なくとも約60%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、98%、又は99%の配列同一性などの増加した同一性パーセンテージを示す。全配列未満を配列同一性について比較する場合、ホモログは、典型的には、10~20個のアミノ酸の短い窓にわたって少なくとも75%の配列同一性を有し、参照配列との同一性に依存して少なくとも85%、90%、95%、又は98%の配列同一性を有し得る。そのような短いウィンドウでの配列同一性を決定するための方法は、NCBIウェブサイトに記載されている。
【0033】
2つの核酸分子が密接に関連していることを示す1つの指標は、上記のように、2つの分子がストリンジェントな条件下で互いにハイブリダイズすることである。それにもかかわらず、高い程度の同一性を示さない核酸配列は、遺伝子コードの縮重により、同一又は類似の(保存された)アミノ酸配列をコードし得る。全てが実質的に同じタンパク質をコードする複数の核酸分子を産生するために、核酸配列における変化は、この変性を使用して行われ得る。そのような相同な核酸配列は、例えば、タンパク質をコードする核酸と少なくとも約50%、60%、70%、80%、90%、95%、98%、又は99%の配列同一性を有することができる。
【0034】
ヒトサイトメガロウイルスUL82遺伝子は、ウイルス粒子の外被ドメインに局在するタンパク質であるpp71をコードする。CMV TR株のUL82遺伝子は、配列番号1、GenBank受託番号KF021605.1の118811~120490である。本明細書で使用される場合、UL82は、配列番号1及びそのオーソログ又はホモログを指す。
【0035】
本明細書で使用される場合、「pp71」は、CMVウイルス粒子の外被ドメインに局在するタンパク質を指す。pp71は、ウイルス遺伝子の転写のDaxx抑制の阻害、STINGの負の調節、及び細胞の抗ウイルス応答の回避を含む1つ以上の機能を果たし得る(Kalejta RF,et al.Expanding the Known Functional Repertoire of the Human Cytomegalovirus pp71 Protein.Front Cell Infect Microbiol.2020 Mar 12;10:95)。UL82遺伝子座における外来遺伝子の挿入によるUL82の欠失又はUL82の破壊は、pp71タンパク質の不在をもたらし、その結果、線維芽細胞、内皮細胞、上皮細胞、及び星状細胞における複製を低減する(Caposio P et al.,Characterization of a live-attenuated HCMV-based vaccine platform.Sci Rep.2019 Dec 17;9(1):19236)。UL82欠失又は破壊の効果は、細胞のキナーゼ阻害剤によって可逆的である。アカゲザルサイトメガロウイルス(RhCMV)遺伝子RhCMV110は、ヒトCMV UL82と相同である(Hansen SG,et al.Complete sequence and genomic analysis of rhesus cytomegalovirus.J Virol.2003 Jun;77(12):6620-36)。
【0036】
II.mRNAトランスフェクションを使用する相補性
ワクチンに望ましい特性を有するHCMVベクターを製造するための課題は、しばしば、ウイルスの複製又は増殖を低減させるようにベクターが設計されることである。例えば、いくつかの弱毒生HCMV-HIVワクチンベクターは、HCMV遺伝子UL82(配列番号1、GenBank受託番号:KF021605.1(118815 to 120494))の欠失によって増殖欠損であるように操作される。UL82は、外被タンパク質pp71(配列番号2、GenBank受託番号:AGL96671.1;配列番号3、UniProtKB-R4SH92)をコードし、より低いウイルス収率をもたらす。pp71欠失によって減弱したHCMVベースのHIV生ワクチンの商業的生産は、最終的に、優良製造基準(GMP)の下でベクター増殖を許容する相補細胞株を必要とする。
【0037】
pp71は、この外被タンパク質が細胞のDaxx機能を抑制する核に移行し、したがって、複製サイクルを誘発するCMV最初期(IE)遺伝子の発現を可能にするため、野生型HCMV感染にとって重要である。いくつかの産生プロセスは、HCMV pp71の機能のうちの1つを模倣するDAXXを標的とするsiRNAによるMRC-5細胞の一過的なトランスフェクションを使用する機能的相補性に依存している。この方法は、ベクター増殖を可能にするが、商業的生産のために容易に拡張可能ではない複雑な操作を伴い、多くのpp71機能のうちの1つだけを補完する。更に、pp71相補細胞で増殖したRhCMVベクターは、免疫応答を誘導するのに必要な用量当たりのフォーカス形成単位(FFU)の低下によって測定されるように、効力の増加を示した。これらの観察は、細胞由来pp71タンパク質を、この遺伝子が欠失しているベクターのビリオンにパッケージングすることができ、pp71タンパク質を含有するウイルスワクチンは、その効力の増加により、より低い用量で投与することができ、それによって、臨床的利益が提供され、製造ニーズが低減することを示唆する。
【0038】
いくつかの実施形態では、組換えRhCMV又はHCMVベクターは、複製に必須であるか、又は複製を増強するRhCMV又はHCMV遺伝子の欠失を含む(例えば、UL82)。CMV必須遺伝子及び増強は、当該技術分野で十分に記載されている(例えば、Dunn et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 100(24):14223-14228,2003、及びDong et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 100(21):12396-12401,2003を参照されたい)。必須CMV遺伝子としては、UL32、UL34、UL37、UL44、UL46、UL48、UL48.5、UL49、UL50、UL51、UL52、UL53、UL54、UL55、UL56、UL57、UL60、UL61、UL70、UL71、UL73、UL75、UL76、UL77、UL79、UL80、UL82、UL84、UL85、UL86、UL87、UL89、UL90、UL91、UL92、UL93、UL94、UL95、UL96、UL98、UL99、UL100、UL102、UL104、UL105、UL115、及びUL122が挙げられるが、それらに限定されない。いくつかの実施形態では、CMV必須遺伝子又は増強遺伝子は、UL82、UL94、UL32、UL99、UL115、若しくはUL44、又はそのホモログ(すなわち、RhCMVにおける相同遺伝子)である。他の必須又は増強遺伝子は当該技術分野で既知であり、本明細書に記載されている。特定の実施例では、必須遺伝子は、UL82又はそのホモログである。
【0039】
mRNAトランスフェクションを使用して、宿主細胞が必須ウイルス遺伝子を発現することを可能にすることができる。必須ウイルス遺伝子を発現するためのmRNAのトランスフェクションは、細胞周期刺激、効率的なビリオンパッケージング、及びウイルス安定性など、感染プロセスを強化する可能性が高い遺伝子の機能の全てを提供することができる可能性がある。更に、感染の後期に存在するタンパク質は、子孫ウイルスにパッケージングされる可能性があり、これは、より効率的な第1ラウンドの感染及び持続的な感染の確立によって、ワクチンの必要な用量を低下させる可能性がある。
【0040】
いくつかの実施形態では、必須ウイルス遺伝子の宿主細胞へのmRNAトランスフェクションは、遺伝子欠失HCMVウイルスベクターの良好な増殖をもたらす機能的相補性を提供する。いくつかの実施形態では、機能的相補性は、HCMV拡散の加速、最大力価の増加、より早い最大ウイルス力価、及び/又はBAC DNAからのウイルス再構成の強化をもたらす。
【0041】
いくつかの実施形態では、mRNAの一過的なトランスフェクションを使用して、高力価に増殖することが知られている実験室株由来のmRNAのコンビナトリアルライブラリによる感染を補助することによって、HCMVがより高い力価に増殖することを可能にする機能を特定する。
【0042】
自然感染では、感染性親CMV粒子が細胞受容体との相互作用を通して細胞に侵入し、カプシド及び外被タンパク質が細胞質内に送達される。カプシドが核に侵入し、CMVゲノムを送達する一方、外被タンパク質は、ウイルス遺伝子発現の開始及び宿主細胞応答の調節に関与する。ウイルスゲノムは、複製され、核内でアセンブリされたカプシドにカプセル化され、ゲノム含有カプシドは、細胞質に輸送され、そこでそれらが、外被タンパク質と会合し、ウイルスアセンブリ複合体中のウイルスエンベロープを獲得する。次いで、包まれた感染性子孫CMV粒子が細胞から放出される(Jean Beltran PM and Cristea IM.The life cycle and pathogenesis of human cytomegalovirus infection:lessons from proteomics.Expert Rev Proteomics.2014 Dec;11(6):697-711)。親ウイルス粒子及び子孫粒子は、例えば、細胞が複数の親株によって同時感染される場合、構造的及び遺伝的に同一であってもよく、又は異なっていてもよい。自然感染のプロセスは、CMVウイルス粒子の実験室製造において利用され、細胞株が親CMVに感染し、細胞が子孫CMVを産生し、次いで、子孫CMVが回収される。これらのプロセスでは、「親」は、細胞に感染するウイルス粒子を指し、「子孫」は、産生されたウイルス粒子を指す。
【0043】
いくつかの実施形態では、トランスフェクトされたmRNAは、ウイルスストックの感染力価を決定する際に使用するための細胞株に適用される。
【0044】
MRC-5細胞は、HCMV産生に好適な、十分に特徴付けられた初代正常二倍体線維芽細胞である。いくつかの実施形態では、MRC-5細胞は、pp71を発現する細胞を生成するための本明細書に開示される方法で使用される。
【0045】
いくつかの実施形態では、UL82 mRNAによる天然に許容されるMRC-5細胞のトランスフェクションは、BJ-5ta細胞又はpp71 BJ-5ta細胞株のいずれかのトランスフェクションと比較して、より高い見かけの力価をもたらす。これは、材料のより正確な力価を提供し、用量範囲研究で使用される希釈された材料のより良い定量化を可能にする可能性が高い。pp71 mRNAのトランスフェクションは、より高いアッセイの再現性及び信頼性で、より低い力価(例えば、5e4FFU/mL未満)のウイルスを試験することを可能にすることができる。
【0046】
いくつかの実施形態では、CMVウイルスベクターを産生する方法が提供され、本方法は、(a)pp71タンパク質をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、(b)細胞にCMVを感染させることと、(c)細胞をインキュベートすることと、(d)CMVウイルスベクターを回収することと、を含む。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、配列番号4~10による配列を含む。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、シュードウリジン(pseudoU)及び5-メチルシチジン(5meC)での完全な置換を使用して産生される(例えば、配列番号14~20)。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、5-メトキシウリジン(5moU)での完全な置換を使用して産生される(例えば、配列番号21~27)。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、トランスフェクションを使用して細胞に送達される。いくつかの実施形態では、細胞は、MRC-5細胞である。
【0047】
mRNA分子は、典型的には、RNAポリメラーゼ及びNTPの混合物を有する緩衝液中の二本鎖DNA鋳型を使用して、インビトロ転写によって製造することができる。ポリメラーゼは、mRNA分子を合成することができる。次いで、DNAを、酵素的に分解することができる。mRNA分子は、ポリメラーゼ、遊離NTP、及び分解されたDNAから精製することができる。
【0048】
未修飾mRNA分子による細胞のトランスフェクションは、自然免疫経路の活性化による細胞死を引き起こす可能性がある。mRNA分子の修飾は、自己RNAの標識として機能して、内因性細胞RNAに対する自然免疫応答を低減し、安定性を高めることができる。そのような修飾としては、修飾ヌクレオシド、ポリアデノシン(ポリ(A))テールの伸長、及び修飾5’キャップ構造が挙げられるが、これらに限定されない。更に、高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)精製によるdsRNA夾雑物の除去もまた、安定性を高め、免疫認識を低減することができる。
【0049】
「RNA」又は「mRNA」又は「mRNA分子」という用語は、天然のリボヌクレオチドを含有するRNA分子だけでなく、本明細書に記載される又は当該技術分野で既知の1つ以上のヌクレオチド/ヌクレオシド又はリボヌクレオチド/リボヌクレオシドの類似体若しくは誘導体を含むRNAの類似体及び誘導体も包含する。厳密に言えば、「ヌクレオシド」は、ヌクレオシド塩基及びデオキシリボース糖を含み、「ヌクレオチド」は、1、2、又は3つのリン酸部分を有するヌクレオシドである。厳密に言えば、「リボヌクレオシド」は、ヌクレオシド塩基及びリボース糖を含み、「リボヌクレオチド」は、1、2、又は3つのリン酸部分を有するリボヌクレオシドである。
【0050】
RNA分子は、例えば、以下でより詳細に記載されるように、核酸塩基構造又はリボース-リン酸骨格構造で修飾することができる。非限定的な例として、RNA分子はまた、限定されないが、5-メトキシウリジン(5moU)修飾ヌクレオシド、5-メチルシチジン(5meC)修飾ヌクレオシド、N6-メチルアデノシン(m6A)修飾ヌクレオシド、5-メチルウリジン(m5U)修飾ヌクレオシド、シュードウリジン(pseudoU)修飾ヌクレオシド、a2-チオウリジン(s2U)修飾ヌクレオシド、又はその任意の組み合わせを含む、少なくとも1つの修飾リボヌクレオシドを含み得る。別の例として、RNA分子は、mRNA分子の全長まで、少なくとも2つ、少なくとも25、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも500、少なくとも1000、少なくとも2000、又はそれ以上の修飾リボヌクレオシドを含むことができる。修飾は、RNA分子におけるそのような複数の修飾ヌクレオシド/リボヌクレオシドの各々について同じである必要はない。
【0051】
いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、シュードウリジン(pseudoU)、5-メチルシチジン(5meC)、5-メトキシウリジン(5moU)、又はその任意の組み合わせでの完全な置換を使用して産生される。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、シュードウリジン(pseudoU)及び5-メチルシチジン(5meC)での完全な置換を使用して産生される(例えば、配列番号14~20)。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、5-メトキシウリジン(5moU)での完全な置換を使用して産生される(例えば、配列番号21~27)。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、シュードウリジン(pseudoU)での完全な置換を使用して産生される。いくつかの実施形態では、pp71タンパク質をコードするmRNA分子は、5-メチルシチジン(5meC)での完全な置換を使用して産生される。
【0052】
いくつかの実施形態では、様々な又は所定の長さのポリアデノシン(ポリ(A))テールを、pp71タンパク質をコードするmRNA分子の3’末端に付加することができる。いくつかの実施形態では、ポリ(A)テールは、約60~100ヌクレオチド長である。ポリ(A)テールは、転写中に鋳型依存的な様式で付加してもよく、かつ/又は転写後に酵素的に付加してもよい。特定の実施形態では、ポリ(A)テールは、ポリ(A)ポリメラーゼによって転写後に酵素的に付加され、ポリメラーゼは、約60~100ヌクレオチドのテールを可変的に付加する。特定の他の実施形態では、ポリ(A)テールは、二本鎖DNA鋳型、例えば、線状化プラスミド鋳型(「ラン・オフ転写」(TriLink))から合成され、RNAポリメラーゼがDNAから脱落すると、転写が停止する。更なる実施形態では、プラスミドは、約80ntの所定の長さのポリ(A)テールをコードする。
【0053】
mRNA分子は、5’キャップ構造を含有するように転写することができる。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、7-メチルグアニル酸キャップで転写され、キャップ0構造を形成する。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、修飾された5’-メトキシウリジン(5moU)ヌクレオシドで転写され、キャップ1構造を形成する。
【0054】
いくつかの実施形態では、mRNAは、核局在化を可能にするために、全長ウイルスpp71 5’UTR及び3’UTR(非翻訳領域)を含有するように転写され得る。
【0055】
RNAは、いくつかの異なる方法、例えば、限定されないが、脂質媒介性トランスフェクション、エレクトロポレーション、マルチポレーション、ポリマーカプセル化、ペプチド媒介性トランスフェクション、又はバイオリスティック粒子送達システムを含む市販の方法のうちのいずれかを使用して、標的細胞に導入することができる。
【0056】
いくつかの実施形態では、mRNA分子は、脂質ベースのトランスフェクションを使用して細胞に送達される。市販の脂質媒介性トランスフェクション試薬としては、Lipofectamine 2000(ThermoFisher)、MessengerMax(ThermoFisher)、Jet-mRNA(PolyPlus)、及びTrans-IT(Mirus Bio)が挙げられる。特定の実施形態では、mRNAは、MessengerMaxを用いて細胞に導入され、これは、高いトランスフェクション効率及び低い毒性を提供する。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、5ng/cm2~500ng/cm2の用量で送達される。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、50ng/cm2~100ng/cm2の用量で送達される。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、50ng/cm2の用量で送達される。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、100ng/cm2の用量で送達される。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、少なくとも5ng/cm2、少なくとも50ng/cm2、少なくとも100ng/cm2、少なくとも150ng/cm2、少なくとも200ng/cm2、少なくとも250ng/cm2、少なくとも300ng/cm2、少なくとも350ng/cm2、少なくとも400ng/cm2、少なくとも450ng/cm2、又は少なくとも500ng/cm2の用量で送達される。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、100ng/cm2の用量で送達される。いくつかの実施形態では、mRNA分子は、50ng/cm2以下、100ng/cm2以下、150ng/cm2以下、200ng/cm2以下、250ng/cm2以下、300ng/cm2以下、350ng/cm2以下、400ng/cm2以下、450ng/cm2以下、又は500ng/cm2以下の用量で送達される。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、0.01μl~1000μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、0.1μl~100μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、0.1μl~50μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、0.1μl~10μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、0.5μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、0.75μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、1μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、1.25μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、1.5μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、2μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、2.5μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、3μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションで使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、3.6μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションに使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、少なくとも0.01μl、少なくとも0.1μl、少なくとも0.5μl、少なくとも1μl、少なくとも2μl、少なくとも3μl、少なくとも4μl、少なくとも5μl、少なくとも10μl、少なくとも50μl、少なくとも100μl、又は少なくとも1000μlである。いくつかの実施形態では、トランスフェクションに使用される脂質媒介性トランスフェクション試薬の量は、0.01μl以下、0.1μl以下、0.5μl以下、1μl以下、2μl以下、3μl以下、4μl以下、5μl以下、10μl以下、50μl以下、100μl以下、又は1000μl以下である。
【0057】
III.CMVベクター及び抗原
上述の方法及び組成物のいずれかにおいて、CMVは、HCMV又はRhCMVであり得る。いくつかの実施形態では、CMVは、HCMVである。いくつかの実施形態では、CMVは、HCMVの遺伝子修飾TR株である。いくつかの実施形態では、CMVは、TR3骨格を含む。
【0058】
いくつかの実施形態では、組換えCMVベクターは、HCMV TR3であるか、又はそれに由来する。本明細書で言及されるように、「HCMV TR3」又は「TR3」は、Caposio,P et al.(Characterization of a live attenuated HCMV-based vaccine platform.Scientific Reports 9,19236(2019))に記載されている臨床分離株HCMV TRに由来するHCMV-TR3ベクター骨格を指す。
【0059】
いくつかの実施形態では、組換えCMVベクター(例えば、TR3骨格を含む組換えHCMVベクター)は、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を含む。いくつかの実施形態では、HCMVベクターは、MREをコードする核酸配列を含み、MREは、内皮細胞において発現されるRNAの標的部位を含有する。内皮細胞において発現されるmiRNAの例は、miR126、miR-126-3p、miR-130a、miR-210、miR-221/222、miR-378、miR-296、及びmiR-328である。いくつかの実施形態では、HCMVベクターは、UL18、UL128、UL130、UL146、及びUL147(及び任意選択的にUL82)を欠如し、UL40及びUS28を発現し、MREは、内皮細胞で発現されるマイクロRNAの標的部位を含有する。
【0060】
いくつかの実施形態では、組換えCMVベクター(例えば、TR3骨格を含む組換えHCMVベクター)は、骨髄細胞において発現されるマイクロRNAの標的部位を含有するMREをコードする核酸配列を含む。骨髄細胞において発現されるmiRNAの例は、miR-142-3p、miR-223、miR-27a、miR-652、miR-155、miR-146a、miR-132、miR-21、miR-124、及びmiR-125である。
【0061】
本明細書に開示される組換えCMVベクターに含まれ得るMREは、内皮細胞によって発現されるmiRNAの存在下で発現をサイレンシングする任意のmiRNA認識エレメント、又は骨髄細胞によって発現されるmiRNAの存在下で発現をサイレンシングする任意のmiRNA認識エレメントであり得る。そのようなMREは、miRNAの正確な相補体であり得る。あるいは、他の配列を所与のmiRNAのためのMREとして使用し得る。例えば、MREは、公的に利用可能なデータベースを使用して、配列から予測され得る。一例では、miRNAは、ウェブサイトmicroRNA.org(www.microrna.org)で検索され得る。次いで、miRNAのmRNA標的のリストが列挙される。そのページの列挙された各標的について、「アラインメントの詳細」にアクセスし、推定MREにアクセスし得る。当業者は、文献から、マクロファージなどの骨髄細胞で発現されるmiRNAの存在下でサイレンシングを誘導すると予測される妥当な、推定の、又は変異したMRE配列を選択し得る。一例には、上記の参照のウェブサイトが含まれる。次いで、当業者は、レポーター遺伝子(蛍光タンパク質、酵素、又は他のレポーター遺伝子など)が、構成的に活性なプロモーター又は細胞特異的プロモーターなどのプロモーターによって駆動される発現を有する、発現構築物を取得し得る。次いで、MRE配列を発現構築物に導入し得る。発現構築物を適切な細胞にトランスフェクトし、細胞を関心のあるmiRNAでトランスフェクトし得る。レポーター遺伝子の発現の欠如は、MREがmiRNAの存在下で遺伝子発現をサイレンシングしていることを示す。
【0062】
いくつかの実施形態では、CMVベクターは、いかなるMREもコードしない核酸配列を含む。
【0063】
上述の方法及び組成物のいずれかにおいて、CMVは、遺伝子修飾され得る。いくつかの実施形態では、CMVは、遺伝子の欠失を含むか、又は活性な遺伝子を発現せず、その遺伝子は、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログである。いくつかの実施形態では、CMVは、遺伝子の欠失を含むか、又は活性な遺伝子を発現せず、その遺伝子は、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログである。いくつかの実施形態では、CMVは、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL147又はそのホモログを発現しない。いくつかの実施形態では、CMVは、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL82又はそのホモログを発現しない。いくつかの実施形態では、CMVは、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、活性なUL82又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL18又はそのホモログを発現しない。いくつかの実施形態では、CMVは、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL82又はそのホモログを発現せず、CMVは、mir124の標的配列を更に発現する。いくつかの実施形態では、CMVは、活性なUL82又はそのホモログを発現しない。いくつかの実施形態では、CMVは、UL128、UL130、UL146、及びUL147、又はそのホモログの欠失を含む。いくつかの実施形態では、CMVは、UL128、UL130、UL146、UL147、及びUL82、又はそのホモログの欠失を含む。いくつかの実施形態では、CMVは、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、及びUL18、又はそのホモログの欠失を含む。いくつかの実施形態では、CMVは、UL128、UL130、UL146、UL147、及びUL82、又はそのホモログの欠失を含み、CMVは、mir124の標的配列を更に発現する。いくつかの実施形態では、CMVは、UL82又はそのホモログの欠失を含む。いくつかの実施形態では、異種抗原をコードする核酸は、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログを置換する。いくつかの実施形態では、異種抗原をコードする核酸は、UL82を置換する。
【0064】
上述の方法及び組成物のいずれかにおいて、CMVは、異種抗原をコードする核酸を含み得る。いくつかの実施形態では、異種抗原は、病原体特異的抗原又は腫瘍抗原を含む。いくつかの実施形態では、異種抗原は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗原、サル免疫不全ウイルス(SIV)抗原、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)抗原、B型肝炎ウイルス(HBV)抗原、C型肝炎ウイルス(HCV)抗原、パピローマウイルス抗原(例えば、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原)、Plasmodium抗原、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス抗原、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)抗原、エボラウイルス、Mycobacterium tuberculosis抗原、チクングニアウイルス抗原、デングウイルス抗原、サル痘ウイルス抗原、単純ヘルペスウイルス(HSV)1型抗原、単純ヘルペスウイルス(HSV)2型抗原、エプスタインバーウイルス(EBV)抗原、ポリオウイルス抗原、インフルエンザウイルス抗原、又はClostridium tetani抗原を含む病原体特異的抗原を含む。いくつかの実施形態では、異種抗原は、HIV抗原を含む。いくつかの実施形態では、異種抗原は、HIV抗原を含み、HIV抗原は、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、若しくはVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片である。いくつかの実施形態では、異種抗原は、HIV抗原を含み、HIV抗原は、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、及びVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む。いくつかの実施形態では、異種抗原は、HIV抗原を含み、HIV抗原は、融合分子に含まれる、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、及びVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む。いくつかの実施形態では、異種抗原は、Mycobacterium tuberculosis抗原を含む。いくつかの実施形態では、異種抗原は、Mycobacterium tuberculosis抗原を含み、Mycobacterium tuberculosis抗原は、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、若しくはRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片である。いくつかの実施形態では、Mycobacterium tuberculosis抗原は、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、及びRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む。いくつかの実施形態では、Mycobacterium tuberculosis抗原は、融合分子に含まれるAg85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、及びRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む。
【0065】
いくつかの実施形態では、異種抗原は、前立腺がん抗原を含む。
【0066】
いくつかの態様では、本開示は、前述の方法のいずれかによって産生されるCMVウイルスベクターを提供する。
【0067】
VI.実施例
いくつかの実施形態では、本開示は、以下を提示する:
1.子孫サイトメガロウイルス(CMV)を産生する方法であって、
(a)CMV複製に必須であるか又はCMV複製を増強する遺伝子をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、
(b)当該細胞に親CMVを感染させることと、
(c)当該細胞をインキュベートすることと、
(d)当該子孫CMVを回収することと、を含む、方法。
2.子孫CMVを産生する方法であって、
(a)pp71タンパク質をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、
(b)当該細胞に親CMVを感染させることと、
(c)当該細胞をインキュベートすることと、
(d)当該子孫CMVを回収することと、を含む、方法。
3.子孫CMVを産生する方法であって、
(a)第一に、pp71タンパク質をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、
(b)第二に、当該細胞に親CMVを感染させることと、
(c)第三に、当該細胞をインキュベートすることと、
(d)第四に、当該子孫CMVを回収することと、を含む、方法。
4.CMVウイルスベクターを産生する方法であって、
(a)pp71タンパク質をコードするmRNA分子を細胞に導入することと、
(b)当該細胞にCMVを感染させることと、
(c)当該細胞をインキュベートすることと、
(d)当該CMVウイルスベクターを回収することと、を含む、方法。
5.CMV複製に必須であるか又はCMV複製を増強する当該遺伝子が、UL82、UL32、UL34、UL37、UL44、UL46、UL48、UL48.5、UL49、UL50、UL51、UL52、UL53、UL54、UL55、UL56、UL57、UL60、UL61、UL70、UL71、UL73、UL75、UL76、UL77、UL79、UL80、UL84、UL85、UL86、UL87、UL89、UL90、UL91、UL92、UL93、UL94、UL95、UL96、UL98、UL99、UL100、UL102、UL104、UL105、UL115、若しくはUL122、又はそのホモログである、実施形態1に記載の方法。
6.当該子孫CMVが、pp71タンパク質を含む、実施形態1~3及び5のいずれか一項に記載の方法。
7.当該CMVウイルスベクターが、pp71タンパク質を含む、実施形態4に記載の方法。
8.当該細胞が、MRC-5細胞である、実施形態1~7のいずれか一項に記載の方法。
9.当該mRNA分子が、配列番号14による配列を含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
10.当該mRNA分子が、配列番号14~20のうちの1つによる配列を含む、実施形態1~8のいずれか一項に記載の方法。
11.当該mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含む、実施形態1~8のいずれか一項に記載の方法。
12.当該mRNA分子が、配列番号4による配列を含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
13.当該mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されている、実施形態1~8、11、及び12のいずれか一項に記載の方法。
14.当該mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されている、実施形態1~8、11、及び12のいずれか一項に記載の方法。
15.当該mRNA分子が、配列番号21~27のうちの1つによる配列を含む、実施形態1~8のいずれか一項に記載の方法。
16.当該mRNA分子が、ポリ(A)テールを更に含む、実施形態1~15のいずれか一項に記載の方法。
17.ポリ(A)テールが、当該pp71タンパク質をコードする当該mRNA分子の3’末端に付加されている、実施形態1~16のいずれか一項に記載の方法。
18.当該mRNA分子が、当該ポリ(A)テールをコードする二本鎖DNA鋳型を使用して産生された、実施形態16又は17に記載の方法。
19.当該二本鎖DNA鋳型が、プラスミドである、実施形態18に記載の方法。
20.当該ポリ(A)テールが、約60~100ヌクレオチド長である、実施形態16~19のいずれか一項に記載の方法。
21.当該ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、実施形態16~19のいずれか一項に記載の方法。
22.当該mRNA分子が、配列番号14~20のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されており、かつ80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有する、実施形態1~10及び16~21のいずれか一項に記載の方法。
23.当該mRNA分子が、配列番号4~10のうちの1つによる配列を含み、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されており、かつ80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有し、当該ポリ(A)テールが、プラスミド鋳型を使用して産生された、実施形態1~8、11~13、及び16~21のいずれか一項に記載の方法。
24.当該mRNA分子が、配列番号4~10による配列を含み、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されており、かつ配列80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有し、当該ポリ(A)テールが、プラスミド鋳型を使用して産生された、実施形態1~8、11、14、及び16~21のいずれか一項に記載の方法。
25.当該mRNA分子が、配列番号21~27による配列を含み、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されており、かつ配列80ヌクレオチド長のポリ(A)テールを有する、実施形態1~8及び15~21のいずれか一項に記載の方法。
26.当該ポリ(A)テールが、転写後に酵素によって付加されるか又は付加されている、実施形態16又は17に記載の方法。
27.当該ポリ(A)テールが、約50~100ヌクレオチド長である、実施形態26に記載の方法。
28.当該mRNA分子が、トランスフェクションを使用して導入される、実施形態1~27のいずれか一項に記載の方法。
29.当該トランスフェクションが、脂質トランスフェクション試薬を使用して達成される、実施形態28に記載の方法。
30.当該脂質トランスフェクション試薬が、MessengerMax、Lipofectamine 2000、Jet-mRNA、又はTrans-ITを含む、実施形態29に記載の方法。
31.当該mRNA分子が、5ng/cm2~500ng/cm2の用量で送達される、実施形態1~30のいずれか一項に記載の方法。
32.当該mRNA分子が、50ng/cm2~100ng/cm2の用量で送達される、実施形態1~31のいずれか一項に記載の方法。
33.当該mRNA分子が、50ng/cm2の用量で送達される、実施形態1~32のいずれか一項に記載の方法。
34.当該mRNA分子が、100ng/cm2の用量で送達される、実施形態1~33のいずれか一項に記載の方法。
35.当該CMVが、HCMVである、実施形態4、7、及び8~34のいずれか一項に記載の方法。
36.当該親CMVが、HCMVである、実施形態1~3、5、6、及び8~34のいずれか一項に記載の方法。
37.当該子孫CMVが、HCMVである、実施形態1~3、5、6、8~34、及び36のいずれか一項に記載の方法。
38.当該CMVが、HCMVの遺伝子修飾TR株である、実施形態35に記載の方法。
39.当該親CMVが、HCMVの遺伝子修飾TR株である、実施形態36又は37に記載の方法。
40.当該子孫CMVが、HCMVの遺伝子修飾TR株である、実施形態36、37、及び39のいずれか一項に記載の方法。
41.当該CMVが、TR3骨格を含む、実施形態4、7、8~35、及び37のいずれか一項に記載の方法。
42.当該親CMVが、TR3骨格を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、及び40のいずれか一項に記載の方法。
43.当該子孫CMVが、TR3骨格を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、及び42のいずれか一項に記載の方法。
44.当該CMVが、異種抗原をコードする核酸を含む、実施形態4、7、8~34、35、38、及び41のいずれか一項に記載の方法。
45.当該親CMVが、異種抗原をコードする核酸を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、及び43のいずれか一項に記載の方法。
46.当該子孫CMVが、異種抗原をコードする核酸を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、及び45のいずれか一項に記載の方法。
47.当該異種抗原が、病原体特異的抗原又は腫瘍抗原を含む、実施形態44~46のいずれか一項に記載の方法。
48.当該異種抗原が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗原、サル免疫不全ウイルス(SIV)抗原、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)抗原、B型肝炎ウイルス(HBV)抗原、C型肝炎ウイルス(HCV)抗原、パピローマウイルス抗原(例えば、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原)、Plasmodium抗原、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス抗原、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)抗原、エボラウイルス、Mycobacterium tuberculosis抗原、チクングニアウイルス抗原、デングウイルス抗原、サル痘ウイルス抗原、単純ヘルペスウイルス(HSV)1型抗原、単純ヘルペスウイルス(HSV)2型抗原、エプスタインバーウイルス(EBV)抗原、ポリオウイルス抗原、インフルエンザウイルス抗原、又はClostridium tetani抗原を含む病原体特異的抗原を含む、実施形態44~46のいずれか一項に記載の方法。
49.当該異種抗原が、HIV抗原を含む、実施形態44~46のいずれか一項に記載の方法。
50.当該HIV抗原が、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、若しくはVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片である、実施形態49に記載の方法。
51.当該HIV抗原が、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、及びVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む、実施形態49に記載の方法。
52.当該HIV抗原が、Gag、Pol、Nef、Env、Tat、Rev、Tat、Vpr、Vif、及びVpu、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む融合タンパク質である、実施形態49に記載の方法。
53.当該HIV抗原が、配列番号11又は12を含む、実施形態49に記載の方法。
54.当該異種抗原が、Mycobacterium tuberculosis抗原を含む、実施形態44~46のいずれか一項に記載の方法。
55.当該Mycobacterium tuberculosis抗原が、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、若しくはRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片である、実施形態54に記載の方法。
56.当該Mycobacterium tuberculosis抗原が、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、及びRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む、実施形態54に記載の方法。
57.当該Mycobacterium tuberculosis抗原が、融合分子に含まれる、Ag85A、ESAT-6、Rv3407、Rv2626c、Rv2626c、RpfA、及びRpfD、又はそのエピトープ若しくは抗原断片のうちの2つ以上を含む、実施形態54に記載の方法。
58.当該Mycobacterium tuberculosis抗原が、配列番号13を含む、実施形態54に記載の方法。
59.当該異種抗原が、前立腺がん抗原を含む、請求項44~46のいずれか一項に記載の方法。
60.当該CMVが、活性なUL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログを発現しない、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~59のいずれか一項に記載の方法。
61.当該CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL147又はそのホモログを発現しない、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~60のいずれか一項に記載の方法。
62.当該CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL82又はそのホモログを発現しない、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~61のいずれか一項に記載の方法。
63.当該CMVが、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログの欠失を含む、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~62のいずれか一項に記載の方法。
64.当該CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、及びUL147又はそのホモログの欠失を含む、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~63のいずれか一項に記載の方法。
65.当該CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含む、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~64のいずれか一項に記載の方法。
66.当該CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、活性なUL82又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL18又はそのホモログを発現しない、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~65のいずれか一項に記載の方法。
67.当該CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、当該MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~66のいずれか一項に記載の方法。
68.当該CMVが、活性なUL82又はそのホモログを発現しない、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~67のいずれか一項に記載の方法。
69.当該CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、UL82又はそのホモログの欠失、及びUL18又はそのホモログの欠失を含む、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~68のいずれか一項に記載の方法。
70.当該CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含み、当該CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、当該MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~68のいずれか一項に記載の方法。
71.当該CMVが、UL82又はそのホモログの欠失を含む、実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、及び47~70のいずれか一項に記載の方法。
72.当該親CMVが、活性なUL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、及び45~59のいずれか一項に記載の方法。
73.当該親CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL147又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72のいずれか一項に記載の方法。
74.当該親CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL82又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、72、及び73のいずれか一項に記載の方法。
75.当該親CMVが、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~74のいずれか一項に記載の方法。
76.当該親CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、及びUL147又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~75のいずれか一項に記載の方法。
77.当該親CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~76のいずれか一項に記載の方法。
78.当該親CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、活性なUL82又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL18又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~77のいずれか一項に記載の方法。
79.当該親CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、当該MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~78のいずれか一項に記載の方法。
80.当該親CMVが、活性なUL82又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~79のいずれか一項に記載の方法。
81.当該親CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、UL82又はそのホモログの欠失、及びUL18又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~80のいずれか一項に記載の方法。
82.当該親CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含み、当該親CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、当該MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、72~77、及び79~81のいずれか一項に記載の方法。
83.当該親CMVが、UL82又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~82のいずれか一項に記載の方法。
84.当該子孫CMVが、活性なUL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~83のいずれか一項に記載の方法。
85.当該子孫CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL147又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~84のいずれか一項に記載の方法。
86.当該子孫CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL82又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~85のいずれか一項に記載の方法。
87.当該子孫CMVが、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~86のいずれか一項に記載の方法。
88.当該子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、及びUL147又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~87のいずれか一項に記載の方法。
89.当該子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~88のいずれか一項に記載の方法。
90.当該子孫CMVが、活性なUL128又はそのホモログを発現せず、活性なUL130又はそのホモログを発現せず、活性なUL146又はそのホモログを発現せず、活性なUL147又はそのホモログを発現せず、活性なUL82又はそのホモログを発現せず、かつ活性なUL18又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~89のいずれか一項に記載の方法。
91.当該子孫CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、当該MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~90のいずれか一項に記載の方法。
92.当該子孫CMVが、活性なUL82又はそのホモログを発現しない、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~91のいずれか一項に記載の方法。
93.当該子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、UL82又はそのホモログの欠失、及びUL18又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~92のいずれか一項に記載の方法。
94.当該子孫CMVが、UL128又はそのホモログの欠失、UL130又はそのホモログの欠失、UL146又はそのホモログの欠失、UL147又はそのホモログの欠失、及びUL82又はそのホモログの欠失を含み、当該子孫CMVが、マイクロRNA(miRNA)認識エレメント(MRE)をコードする核酸配列を更に含み、当該MREが、内皮細胞又は骨髄細胞において発現されるmiRNAの標的部位を含有する、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、72~77、79~89、及び91~94のいずれか一項に記載の方法。
95.当該子孫CMVが、UL82又はそのホモログの欠失を含む、実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~94のいずれか一項に記載の方法。
96.当該異種抗原をコードする当該核酸が、UL128、UL130、UL146、UL147、UL82、若しくはUL18、又はそのホモログを置換する、実施形態44~95のいずれか一項に記載の方法。
97.当該異種抗原が、UL82又はそのホモログを置換する、実施形態44~96のいずれか一項に記載の方法。
98.実施形態1~3、5、6、8~34、36、37、39、40、42、43、45~59、及び72~97のいずれか一項に記載の方法によって産生される、子孫CMV。
99.実施形態4、7、8~34、35、38、41、44、47~71、96、又は97のいずれか一項に記載の方法によって産生される、CMVウイルスベクター。
100.配列番号14~20のヌクレオチド配列を含む、mRNA分子。
101.配列番号4~10のヌクレオチド配列を含む、mRNA分子。
102.各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換されている、実施形態101に記載のmRNA分子。
103.各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換されている、実施形態101に記載のmRNA分子。
104.配列番号21~27のヌクレオチド配列を含む、mRNA分子。
105.当該mRNA分子が、ポリ(A)テールを更に含む、実施形態100~104のいずれか一項に記載のmRNA分子。
106.ポリ(A)テールが、当該mRNA分子の3’末端に付加されている、実施形態100~104のいずれか一項に記載のmRNA分子。
107.当該mRNA分子が、当該ポリ(A)テールをコードする二本鎖DNA鋳型を使用して産生された、実施形態100~106のいずれか一項に記載のmRNA分子。
108.当該二本鎖DNA鋳型が、プラスミドである、請求項107に記載のmRNA分子。
109.当該ポリ(A)テールが、約60~100ヌクレオチド長である、実施形態100~108のいずれか一項に記載のmRNA分子。
110.当該ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、実施形態100~109のいずれか一項に記載のmRNA分子。
111.配列番号14~20による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換され、ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、mRNA分子。
112.配列番号4~10による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、シュードウリジンで置換され、各シチジンが、5-メチルシチジンで置換され、ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長であり、当該mRNA分子が、プラスミド鋳型を使用して産生された、mRNA分子。
113.配列番号4~10による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換され、当該mRNA分子のポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長であり、当該mRNA分子が、プラスミド鋳型を使用して産生された、mRNA分子。
114.配列番号21~27による配列を含む、mRNA分子であって、各ウリジンが、5-メトキシウリジンで置換され、ポリ(A)テールが、80ヌクレオチド長である、mRNA分子。
115.当該ポリ(A)テールが、転写後に酵素によって付加されている、実施形態105に記載のmRNA分子。
116.当該ポリ(A)テールが、約50~100ヌクレオチド長である、実施形態115に記載のmRNA分子。
【実施例】
【0068】
実施例1
初代線維芽細胞におけるUL82 mRNAの一過的なトランスフェクションは、UL82欠失HCMVベクターを補完する
ワクチンベクターから必須ウイルス遺伝子を欠失させることは、臨床上の安全性を確保するために慣例的に行われている。しかしながら、ベクターを生成するためには、何らかの相補性の方法が用いられなければならない。標準的なアプローチは、必須ウイルス遺伝子又はその機能的等価物を発現する安定した細胞株を作製することを伴う。これは、ウイルス産生のために初代正常二倍体細胞を必要とするHCMVなどの状況では複雑になる。代替アプローチは、必須ウイルス遺伝子を宿主細胞に送達するためにmRNAトランスフェクションを利用することである。この研究では、UL82 mRNAを一過的に初代線維芽細胞(MRC-5細胞)にトランスフェクトして、UL82を欠失したHCMVベクターを補完した。
【0069】
HCMV UL82は、主要な外被タンパク質pp71を発現する。pp71の主な機能の1つは、感染の開始時に生じ、細胞遺伝子産物であるDaxxの分解に関与する。pp71の不在下で、Daxxは、ヒストンデアセチラーゼによって媒介されるウイルス最初期(IE)遺伝子発現をサイレンシングする。しかしながら、この細胞保護機序は、pp71が核に輸送されるときに効果的に中和され、核において、Daxxのプロテアソーム分解を媒介して、IE遺伝子発現の遮断を解除することができる。pp71を欠失したHCMVベクターは、霊長類モデルにおいてウイルスの拡散及び脱落を防止する有意な増殖欠陥を示す。他の安全性改変と組み合わせて、pp71欠失は、一次RhCMV感染の直接注射モデルにおいて、胎児アカゲザルを保護する。
【0070】
UL82を欠失したHCMVベクターを産生することができるように、pp71の不在に対して機能的に補完するために、DAXXを標的とするsiRNAを宿主細胞にトランスフェクトしてもよい。この方法はウイルスを産生するのに十分であるが、主にデノボDaxx産生を阻害し、細胞周期の刺激、効率的なビリオンパッケージング、及びウイルス安定性などの感染プロセスを強化する可能性が高いpp71の他の機能のいずれも提供しない。
【0071】
結果は、必須ウイルス遺伝子UL82のmRNAトランスフェクションが、UL82欠失HCMVウイルスベクターの良好な増殖をもたらす機能的相補性を提供することができることを実証する。
図1に示されるように、UL82 mRNAトランスフェクションの使用は、モックトランスフェクション又は抗DAXX siRNAトランスフェクションによる機能的相補性のいずれかと比較した場合、HCMVの拡散を加速する。HCMVベクターに感染したMRC-5培養物は、抗DAXX siRNAに感染した培養物よりも6~9日早く100%細胞変性効果(CPE)に達した。更に、最大ウイルス力価は、抗DAXX siRNAでトランスフェクトした培養物と比較して、UL82 mRNAをトランスフェクトした培養物で6~9日早く達成された(
図2)。
図3に示されるように、UL82 mRNAトランスフェクションは、免疫ブロット分析によって測定されるように、少なくとも6日間pp71タンパク質の発現をもたらす。これらのデータは、UL82 mRNAトランスフェクションが、UL82を欠失したHCMVを効率的に補完することができ、抗DAXX siRNAを使用する補完方法と比較して、ウイルス産生を有意に加速することを示す。
【0072】
これらの結果はまた、UL82 mRNAトランスフェクションが、BAC DNAからのウイルスの再構成を強化し得ることを示唆する。Δpp71-GFP(UL82欠失)ウイルス構築物を使用する実験は、クローンBAC DNAからの再構成のより迅速な進行を示した。
図4は、トランスフェクション後12日目の6ウェルプレートからのステッチした顕微鏡写真におけるこの効果の視覚化を示す。緑色細胞の数は、各条件、抗DAXX siRNA及びpp71 mRNAにおけるウイルス再構成の効率を示す。pp71 mRNAの使用は効率を高めるようであり、これにより採取時期が早まるであろう。
【0073】
相補性のためのmRNAトランスフェクションの使用は、UL82に限定されず、他の必須HCMV遺伝子にも拡張することができる。また、mRNAの一過的なトランスフェクションを使用して、HCMVがより高い力価に増殖することを可能にする機能を、高力価に増殖することが知られている実験室株からのmRNAのコンビナトリアルライブラリによる感染を補助することによって特定することもできる。更に、感染後期に存在するpp71タンパク質は、子孫ウイルスにパッケージングされる可能性があり、これは、より効率的な第1ラウンドの感染及び持続的感染の確立によって、ワクチンの必要な用量を低下させることができる。
【0074】
トランスフェクトされたUL82 mRNAの有用性は、ウイルスストックの感染力価を決定する際に使用するための細胞株にも適用することができる。ウイルス滴定のための現在の方法は、pp71を外因性化学物質の添加によって誘導した場合に産生されるように作製された細胞株の使用を伴う。これらの細胞株の作製は、労力と時間を要し、mRNAのトランスフェクションによって機能を補完する能力は、潜在的に開発時間を節約することができる。UL82 mRNAでトランスフェクトされたMRC-5及びBJ-5ta細胞は、幅広いウイルス希釈系列にわたって一定のウイルス力価を示す(
図5A、5B)。これは、ウイルス力価がより低い接種で減少するように見えるpp71 BJ-5taドキシサイクリン誘導性細胞株とは明らかに対照的であり、この効果は、不十分なレベルのpp71として解釈することができる(
図5C)。
【0075】
更に、UL82 mRNAによる自然に許容されるMRC-5細胞のトランスフェクションは、BJ-5ta細胞又はpp71 BJ-5ta細胞株のトランスフェクションのいずれかと比較して、はるかに高い見かけの力価をもたらす。これは、材料のより正確な力価を提供し、用量範囲研究で使用される希釈された材料のより良い定量化を可能にする可能性が高い。UL82 mRNAのトランスフェクションにより、より低い力価(例えば、5e4FFU/mL未満)のウイルスを、より高いアッセイの再現性及び信頼性で試験することができるようになるはずある。
【0076】
実施例2
UL82欠失HCMVベクターの相補性のためのUL82 mRNAの一過的なトランスフェクション
pp71 mRNAトランスフェクションを使用して、トランスでタンパク質を提供することによるUL82(pp71)欠失ベクターの相補性を、別の実施例で評価した。このアプローチは、用量を大幅に低減させ、外被タンパク質を完全に補ったウイルス産物を安定化させる可能性がある。これらの研究は、追加のオペレータによる再現性を実証し、mRNAトランスフェクション量の滴定を実証し、HYPERStacks(登録商標)による産生プロセスにおけるpp71 mRNAトランスフェクションを評価した。
【0077】
感染前にpp71 mRNAをMRC-5細胞にトランスフェクトした場合、pp71欠失ウイルスについて加速された増殖動態が観察された。これらの実験は、6.7×10
3細胞/cm
2で播種された細胞に、100ng/cm
2のpp71 mRNAをトランスフェクトすることによって実施した。ウイルス増殖動態を更に改善するために、5ng/cm
2~500ng/cm
2のpp71 mRNAの用量範囲を調査した(
図6)。5ng/cm
2であっても、抗DAXX siRNAを使用する以前の産生プロセスと比較して、ピーク力価に達するまでの日数の減少が観察された。
【0078】
用量範囲実験が終了した後、100ng/cm
2の条件を選択し、HYPERStacks(登録商標)を使用して産生プロセスに進んだ。プロセスの拡張性を確認するために、HYPERStack-12又はHYPERStack-36のいずれかでpp71 mRNAを用いて7回の実行を行った(
図7)。
【0079】
免疫ブロット研究を使用して、pp71 mRNA濃度の範囲にわたって、ビリオンへのpp71タンパク質の組み込みを評価した(
図8)。これらのデータは、免疫ブロットを介してビリオン中のpp71を検出するには、50~100ng/cm
2の間のmRNA濃度が必要であることを示唆している。
【0080】
ビリオンにロードされたpp71 mRNA発現タンパク質が機能的であるかどうかを評価するために、初代MRC-5細胞におけるpp71欠失ウイルスの力価(pp71相補性なし)を、pBJ5TA線維芽細胞株における力価(+pp71相補性)と比較した。組織培養感染用量50(TCID50)力価アッセイを非相補性MRC-5細胞に使用し、後期抗原免疫蛍光アッセイ(LA IFA)をpp71相補性BJ5TA線維芽細胞株に使用した。予備実験では、抗DAXX siRNA又はpp71 mRNAのいずれかで産生されたウイルスストックを、両方の力価アッセイで評価した(表1)。pp71 mRNAで産生されたpp71欠失ウイルスの場合、非相補TCID50力価は、野生型TR3ウイルスと同様に、相補LA IFA力価よりも<1log低く、機能的なpp71がビリオンに組み込まれていることを示唆している。対照的に、抗DAXX siRNAで産生されたpp71欠失ウイルスについての非相補TCID50力価は、相補LA IFA力価よりも>2log低く、機能的pp71の欠如を示した。これらの結果は、この比較力価アッセイを使用して、pp71 mRNA産生ウイルスストックにおけるpp71タンパク質の機能を確認し、効力アッセイで使用され得ることを示唆している。
表1.pp71タンパク質の機能を評価するための比較力価アッセイ。
【表1】
LA IFA力価は、pp71相補pBJ5TA線維芽細胞で決定される。
2TCID50力価は、非相補初代MRC-5線維芽細胞で決定される。
【0081】
実施例3
pp71欠失HCMV産生のためのpp71 mRNAトランスフェクションプロセスの開発
1.0 背景
HCMV pp71(UL82 ORF)は、安全性を改善するためにウイルス複製を減弱するためにワクチンから欠失され得る。pp71は、ウイルス侵入時に細胞に送達される71kDaのリン酸化タンパク質である。pp71は、ウイルス遺伝子発現の最初期調節、タンパク質翻訳の促進、及び固有の細胞因子を阻害することによる免疫回避を含むいくつかの役割を有する(Kalejta 2020)。インビトロでの効率的なウイルス産生のために、pp71欠失ベクターは、直接的又は機能的なpp71相補性のいずれかを必要とする。機能的相補性のアプローチは、siRNAトランスフェクションを使用して、細胞のDaxx発現を阻害する。DAXXのノックダウンは、内因性細胞防御のpp71阻害の欠如を補償する(Cantrell 2006、Preston 2006、Saffert 2006、Woodhall 2006)。しかしながら、直接的なpp71の相補性は、抗DAXX siRNAノックダウンと比較して、最初期(IE)活性化を強化する可能性があり、pp71の他の機能を補完する可能性があるため、望ましい。
【0082】
この実施例に示されるように、pp71欠失骨格ベクターの増殖は、抗DAXX siRNAによる以前のトランスフェクションプロセスと比較して、pp71 mRNAのトランスフェクション時に加速される。直接的なpp71の相補性はまた、HCMVビリオンにpp71タンパク質をロードする可能性もあり、これは、第1ラウンドのベクター複製の効率を高めることによって、ワクチン用量を低下させ得る。トランスでタンパク質を提供することによるpp71(UL82)欠失ベクターの相補性は、アカゲザルCMVモデルにおける免疫原性用量低減の可能性を実証した(Marshall 2019)。抗DAXX siRNAトランスフェクションプロセスをpp71 mRNA相補化に適合させることにより、用量が大幅に低減され、製造及び臨床的利益を提供し、外被タンパク質を完全に補ったウイルス産物を潜在的に安定化させることができる。ワクチン培養システムは、pp71補完産生細胞株を利用することができ、又は抗DAXX siRNAトランスフェクションは、pp71 mRNAの一過的なトランスフェクションによって置換することができ、その開発及び実施は、本報告で説明される。
【0083】
2.0 方法原理
抗DAXX siRNA又はpp71 mRNAを介したpp71欠失HCMV産生は、両方とも、核酸の細胞への侵入を可能にし、続いて、感染を可能にする脂質ベースのトランスフェクション試薬を使用して細胞をトランスフェクトすることに基づく。抗DAXX siRNAを有するpp71欠失HCMVを産生するためのプロセスフローは、以下のとおりである:
1)感染後(DPI)1日目に、Lipofectamine 2000を使用する10μMの抗DAXX siRNAトランスフェクション
2)0DPIでの、MOI 0.01での感染
3)10±1DPIでの、第2の抗DAXX siRNAトランスフェクション
4)11±1DPIで血清を低減するための培地交換
5)20~24DPIでの、完全なCPEでの採取
【0084】
pp71タンパク質が可能にするウイルス複製の改善は、第2のトランスフェクションステップの省略を可能にし、これは、プロセスの全ステップが省略されるため、産生プロセスが改善される。pp71 mRNAトランスフェクションが可能にする別のプロセスの改善は、約1週間より早いDPIで培養物が採取されることである。pp71 mRNAを有するpp71欠失HCMVを産生するためのプロセスフローは、以下のとおりである:
1)-1DPIでの、Lipofectamine MessengerMaxを使用するpp71 mRNAトランスフェクション
2)0DPIでの、MOI 0.01での感染
3)5DPIでの、培地交換による血清の低減
4)12~16DPIでの、完全なCPEでの採取。
【0085】
3.0 方法の概要
Tフラスコで、細胞を1cm2当たり6.7×103個の細胞で播種した場合、MRC-5線維芽細胞を、播種後3日目にトランスフェクトする(>70%コンフルエント)。HYPERStacksでは、細胞を1cm2当たり6.7×103個の細胞で播種した場合、MRC-5線維芽細胞を、播種後4日目にトランスフェクトする(>85%コンフルエント)。
【0086】
pp71 mRNAをトランスフェクションするためのプロトコールは、以下のとおりである:
1.トランスフェクトする容器を決定し、総培養体積(Vf)を計算する
2.2つのチューブ(1つはトランスフェクション試薬MessengerMax用、もう1つは核酸用)を標識する。
3.各チューブに、1/16Vfの無血清培地(SFM)に添加する
4.トランスフェクション試薬チューブに、Vfの1mL当たり1.9uLのMessengerMaxを添加し、反転により混合し、10分間インキュベートする
5.核酸チューブに100ng/cm2のpp71 mRNAを添加し、反転により混合する
6.トランスフェクション試薬チューブの内容物を核酸チューブに添加し、反転させて混合し、5分間インキュベートする
7.トランスフェクションミックスを、トランスフェクションする容器(複数可)中の完全増殖培地(CGM)に添加し、振盪して分配する
【0087】
トランスフェクションの翌日、容器に、0.01のMOIでpp71欠失HCMVを感染させる。感染後5日目、完全増殖培地(CGM;9%のFBS及び2mMのGlutaMaxを含有するDMEM)を、低減血清培地(RSM;0.2% FBS及び2mMのGlutaMaxを含有するDMEM)に置換する。
【0088】
製造に使用されるGMP産生pp71 mRNA構築物は、シュードウリジン(pseudoU)及び5-メチルシチジン(5meC)で完全に置換され、天然のHCMV UL82 ORF 5’及び3’UTRを含有し、プラスミド鋳型80ヌクレオチドポリAテールで産生される(
図16、構築物B、配列番号4を参照)。
【0089】
【0090】
5.0 方法の開発
5.1 V5タグ付きpp71 mRNA構築物の生成及び細胞溶解物中のV5発現の検出
HCMV UL82オープンリーディングフレームの開始コドンから、V5タグ、合成5’UTR、及びマウスα-グロビン3’UTRを有する終止コドンまでのpp71 mRNA構築物を設計した(
図16、構築物A)。抗V5抗体を使用して、pp71タンパク質の発現を検出した。
【0091】
pp71-V5 mRNAのトランスフェクション後、MRC-5線維芽細胞においてpp71タンパク質が検出可能であったかどうかを判定するために、免疫ブロット及び免疫蛍光分析を行った。MRC-5線維芽細胞を、トランスフェクション試薬Lipofectamine 2000(抗DAXX siRNAトランスフェクションに使用)を使用して、50ng/cm
2のpp71-V5 mRNAでトランスフェクトした。免疫ブロットについては、細胞ペレットの時間経過を、トランスフェクション後1日目から6日目に回収し、プロテアーゼ阻害剤を加えた溶解緩衝液修飾RIPA緩衝液に再懸濁した。BCAタンパク質アッセイを行って、タンパク質のローディングを正規化し、1試料当たり50μgの総タンパク質を、NuPAGE(商標)の4~12%のBis-Trisゲルにロードした。MRC-5細胞溶解物を、陰性細胞対照試料として使用した。V5抗体を使用した細胞溶解物の免疫ブロット分析は、トランスフェクション後6日目までのpp71-V5タンパク質の発現を示す(
図9A)。
図9Aに見られるように、pp71は、71kDaのリン酸化タンパク質であり、pp71-V5タンパク質は、50~60kDaの範囲で泳動している。分子量タンパク質ラダー研究を行って、60~80kDaの標的範囲における精度を判定した。結果は、
図9Aで使用されたSeeBlue(商標)Plus2プレステインタンパク質標準は、Fisher BioReagents(商標)EZ-Run(商標)プレステインRecタンパク質ラダー(ANT-010,NB35)と同様には機能しないことを示した。したがって、その後の全ての免疫ブロットでは、EZ-Runラダーが使用される。
【0092】
免疫蛍光アッセイ(IFA)を、トランスフェクション後48時間で、50ng/cm
2のpp71-V5 mRNAでトランスフェクトしたMRC-5線維芽細胞に対して行った。細胞を、PBS中4%のホルムアルデヒドで固定し、一次抗V5タグ抗体、続いて、Cy-5標識二次抗体で染色した。pp71-V5タンパク質が発現され、核領域に局在化する。これを、核染色DAPIで対比染色する(
図9B)。
【0093】
トランスフェクトされたpp71-V5 mRNAがMRC-5線維芽細胞でpp71-V5タンパク質が発現されたことを確認した後、pp71欠失HCMVの複製の評価を介して、pp71-V5タンパク質の機能解析を行った。予備感染データは、ウイルス細胞変性効果(CPE)が、抗DAXX siRNAと比較して、pp71 mRNAのトランスフェクションによってより速く進行することを示した。相補性のために抗DAXX siRNAを使用するpp71欠失HCMV産生プロセスは、2回の10μM抗DAXX siRNAトランスフェクション(1回目は感染の1日前(DPI-1)、2回目はDPI10での抗DAXX siRNAトランスフェクション)からなる。免疫ブロット分析により、トランスフェクション後6日目にpp71タンパク質のレベルが低下することが示されたことを考慮して(
図9A)、2回目のpp71 mRNAトランスフェクションは、より早く、DPI5又はトランスフェクション後6日目に導入された。13DPIでのCPEの進行を、トランスフェクトされたMRC-5線維芽細胞モックを比較して、-1及び10DPIで、10μMの抗DAXX siRNAでトランスフェクトするか、又は-1及び5DPIで、50ng/cm
2のpp71-V5 mRNAでトランスフェクトし、MOI 0.01でpp71欠失HCMVを感染させて、4倍の位相画像で撮影した(
図10)。pp71 mRNAで補完されたMRC-5線維芽細胞は、抗DAXX siRNAで補完されたMRC-5線維芽細胞と比較して、13DPIで進行したCPEを示す。
【0094】
ウイルス複製に対するpp71 mRNA相補性の効果を更に評価及び定量化するために、ウイルス増殖曲線を作成した。簡潔には、MRC-5線維芽細胞を、(-1及び10DPIで)10μMの抗DAXX siRNAでトランスフェクトするか、又は(-1及び6DPIで)40ng/cm
2のpp71-V5 mRNAでトランスフェクトした後、MOI 0.01のpp71欠失HCMVを感染させた。ウイルス上清を、感染後複数日で採取し、HCMV LA免疫蛍光滴定アッセイ(TMD-QC-0061 v4.0)を使用して滴定した。ウイルスは、pp71 mRNA相補性でより早く検出され(7DPI対9DPI)、ピーク力価は、抗DAXX siRNAトランスフェクションを使用して増殖したウイルスと比較して(14DPI対17DPI)、より早く発生した(
図11)。更に、ピーク力価は、抗DAXX siRNA相補性と比較して、pp71 mRNAで約0.5log高かった。CPE評価(
図10)及びウイルス増殖曲線(
図11)の両方とも、pp71 mRNAのトランスフェクションがpp71欠失HCMV産生を改善することを示す。
【0095】
次に、トランスフェクションからのpp71タンパク質がHCMVビリオンに組み込まれていたかどうかを判定した。ビリオンに含有されるタンパク質をアッセイするために、完全なCPEを感染させた細胞上清を回収する。ウイルス上清を、最初に、低速で遠心分離(2,500×g、15分)して細胞デブリを除去し、続いて、高速遠心分離(24,000RPM、1時間)して、20%のソルビトールクッションを通してビリオンをペレット化する。ビリオンペレットを、溶解緩衝液(修飾RIPA緩衝液+プロテアーゼ阻害剤)に再懸濁し、免疫ブロットによってアッセイする。以前のデータでは、MRC-5線維芽細胞を-1及び6DPIで40ng/cm
2のpp71-V5 mRNAでトランスフェクトし、MOI 0.01でpp71欠失HCMVを感染させた場合、pp71-V5タンパク質発現の欠如が示された。これは、
図9に示されるトランスフェクション後6日目までのpp71-V5タンパク質の発現の低減による可能性がある。pp71の発現レベルを増加させるために、40ng/cm
2のpp71-V5 mRNAによる更なるトランスフェクションを11DPIで追加し、ビリオンを13DPIで回収した。3回のmRNAトランスフェクションであっても、V5抗体を使用した免疫ブロットによって、感染した細胞溶解物(レーン3)又はビリオン溶解物(レーン4)中にpp71-V5タンパク質は検出されなかった(
図12)。pp71 mRNA(pp71陽性対照)でトランスフェクトされた未感染細胞からの細胞溶解物のみが、pp71の発現(レーン2)を示した。これは、感染が外因性mRNAからのpp71の発現を阻害する可能性があることを示唆している。pp71陽性対照の溶解物は、
図9Aで使用したトランスフェクション後2日目の溶解物と同じであった。感染の存在は、糖タンパク質B(gB)に対する抗体を使用して示された。ビリオン溶解物試料中のアクチンの存在は、同時単離されたタンパク質による可能性がある。ビリオン調製物をプロテイナーゼKで処理することにより、アクチン及びチューブリンを含む豊富な細胞タンパク質の低減によって示されるように、非特異的結合タンパク質の細胞汚染が除去される(Turner 2020)。超遠心分離によって清澄化した15mlの体積のウイルス上清をペレット化し、200μLの溶解緩衝液に再懸濁した。
【0096】
ウイルス感染中の後期での細胞溶解物におけるpp71タンパク質の発現の欠如を調査するために、以下の処置を講じた:
・異なるトランスフェクション試薬を試験した
・GFP mRNA及び野生型ウイルス感染を利用した
・異なるmRNA安定化ヌクレオシド修飾を試験した
・代替pp71 mRNA構築物を設計した
【0097】
5.2 トランスフェクション試薬の選択
いくつかのトランスフェクション剤を、MRC-5線維芽細胞におけるトランスフェクション効率について評価した。pp71-V5 mRNAと同様に構築されたEGFP mRNAを試験に使用した。細胞を、4つの脂質レベルで、Lipofectamine 2000(ThermoFisher)、MessengerMax(ThermoFisher)、Jet-mRNA(PolyPlus)、及びTrans-IT(Mirus Bio)を含む4つのトランスフェクション試薬を使用して、3つの量(低量、中量、高量)のmRNAでトランスフェクトし、EGFP発現についてフローサイトメトリーによって評価した(
図13A~9B;表3)。MessengerMaxは、トランスフェクトされた細胞の割合が最も高く(
図13A)、平均蛍光強度(MFI)が最も高く(
図13B)、細胞生存率(
図13C)が最も高かった。脂質量は、各脂質の最適範囲のパラメータ内であり、条件は、製造業者のプロトコールに公開されている範囲に基づいて選択した。
表3.MRC5細胞におけるEGFP mRNAトランスフェクション試薬の最適化。
【表3】
【0098】
全てのトランスフェクションは、製造業者の説明書に従って実施した。ウイルス産生のためのMRC-5線維芽細胞におけるその後の全てのmRNAトランスフェクションは、MessengerMaxトランスフェクション試薬を使用した。
【0099】
5.3 追加のpp71 mRNA構築物
HCMV感染の後期に検出可能なpp71タンパク質の欠如に対処するために、pp71 mRNAを複数回トランスフェクトした後でさえ、HCMV感染が脂質ベースのmRNAトランスフェクションを阻害する可能性を考慮した。Cy5タグも含有するpp71 mRNAに同様に構築されたEGFP mRNAを利用することで、トランスフェクトされたmRNA並びにEGFPタンパク質の可視化が可能になった。MRC-5線維芽細胞を、DPI-1及びDPI6で50ng/cm
2のEGFP-Cy5 mRNAでトランスフェクトし、DPI0で0.01のMOIでWT TR3を感染させた。Cy5シグナルは、感染中に存在していたが、EGFPシグナルは、感染中の後期で失われた(
図14)。したがって、HCMV感染により、トランスフェクトされたmRNAからのいくつかのタンパク質の発現が阻害され得るようである。また、感染プロセス中の異なる時点で複数回のトランスフェクションも行われたが、EGFP検出に対する向上は明らかではかった。抗DAXX siRNAと比較してpp71 mRNAを使用するより速いCPE進行、トランスフェクション試薬(MessengerMax)の改善、及び第2のトランスフェクションからのシグナルの欠如により、感染前に行われたpp71 mRNAの単一のトランスフェクションを、更なる実験で使用した。
【0100】
未修飾RNAによる細胞のトランスフェクションは、自然免疫経路の活性化に起因して細胞死を引き起こす可能性がある(Devoldere 2016)。以下の実験は、pp71 mRNA構築物の修飾が、MRC-5線維芽細胞におけるより良い発現のためにmRNAを安定化することができるかどうかを検討した。安定化には、以下のものが含まれる(Devoldere 2016):
・ポリAテールの伸長
・修飾キャップ構造
・修飾ヌクレオシド:5-メチルシチジン(5meC)、N6-メチルアデノシン(m6A)、5-メチルウリジン(m5U)、シュードウリジン(pseudoU)、2-チオウリジン(s2U)、5-メトキシウリジン(5moU)
・HPLC精製によるdsRNA汚染物質の除去。
【0101】
例えば、ウリジン及びシチジン残基をシュードウリジン及び5-メチルシチジンで置換すると、自然免疫認識が低下し、シュードウリジン修飾RNAがより効率的に翻訳されることが示されている(McCaffrey 2017、Kariko 2008)。
図9~14で使用した全てのpp71 mRNA構築物を、pseudoU及び5meCで安定化した。
【0102】
異なるヌクレオシド修飾を有するが、EGFP mRNAを利用して、EGFPの発現を、トランスフェクトされた細胞において、HCMV感染の有無で比較した(MOI 0.01でのWT TR3)。以下のEGFP mRNA構築物を、MRC-5線維芽細胞においてDPI-1でトランスフェクトした。
1)修飾なし
2)5moU
3)pseudoU/5meC
4)Cy5-UTP:5moU
【0103】
Cy5-UTP:5moUは、Cy5標識ウリジン三リン酸であり、5moUに対して1:3の比率であり、翻訳効率は、Cy5-UTP置換と逆相関することに注意されたい。EGFP mRNAを100ng/cm
2でトランスフェクトし、以前に使用した量(
図15A~15B)を2倍にして、増加量のmRNAをトランスフェクトすることが、ウイルス感染中の後期にタンパク質検出につながるかどうかを評価した。細胞ペレットをDPI7で回収し、代表的な免疫ブロット(
図15A)は、ウイルス感染中の、5moUで安定化されたmRNAにおけるEGFP発現の増加を示した(レーン4及び5)。細胞死は、ヌクレオシド修飾を含有しないmRNAでトランスフェクトされた単層において特に顕著であった。pp65発現の陽性対照及びEGFP発現の陰性対照は、TR3感染細胞溶解物である(レーン1)。上記の条件をDPI6で撮像した。ここに示されるのは、MRC-5線維芽細胞のトランスフェクションのみ(
図15Bの「B」)及びWT TR3感染(MOI 0.01)によるトランスフェクション(
図15Bの「C」)における5moU EGFPの発現である。同じ視野の位相画像は、トランスフェクションのみのMRC-5線維芽細胞(
図15Bの「D」)又は感染したMRC-5線維芽細胞におけるCPEの存在(
図15Bの「E」)を示す。試験したヌクレオシド修飾のうち、5moU修飾は、この条件セットにおけるpseudoU/5meC修飾と比較して、EGFP発現及びウイルス拡散の増加を示した。
【0104】
ビリオンへのpp71タンパク質の組み込みの欠如が、外因性pp71が正しい細胞位置に局在しないことに起因する可能性を探るために、追加のpp71構築物を設計した(
図16)。新しい構築物は、全長ウイルスpp71の5’及び3’UTR(b)を有するmRNAを含み、潜在的に正しい局在化を可能にする。pp65(UL83)(e)及びpp65中に終止コドンを有する追加のバイシストロンmRNA(f)を含むバイシストロンmRNA。バイシストロンmRNAは、天然HCMV感染においても転写され(Ruger 1987)、潜在的に正しい局在化を可能にする。pp65に終止コドンを付加することにより、過剰なpp65タンパク質発現及びウイルス感染に対する可能性のある更なる影響を防止するであろう。pp71の短鎖構築物(d)は、TATAボックス後に始まる切断型5’UTRを含有し、3’UTRは、推定ポリ(A)シグナル配列の前で終わる。最終構築物は、HCMV IE1の5’UTRと、pp71 start-to-stop構築物(a)の3’UTRと同一であるマウスα-グロビンの3’UTR(c)とを含有する含む。この構築物は、V5エピトープタグを含有しない。全ての新規構築物は、5moU修飾ヌクレオシドを用いて作製された。全長ウイルスの5’及び3’UTRを有するpp71 mRNAの構築物(b)もまた、pp71 mRNA start-to-stop構築物(a)と同であるpseudoU/5meC修飾ヌクレオシドを用いて作製された。
【0105】
全ての構築物を、0.01のMOIでpp71欠失ベクターを使用して、感染の有無で、MRC-5線維芽細胞において100ng/cm
2でトランスフェクトし、細胞溶解物を、免疫ブロットによって、pp71タンパク質の発現についてアッセイした(
図17A~17C)。トランスフェクションのみの試料を、経時的な発現を示すためにトランスフェクション後(DPT)1日目、6日目、及び10日目又は13日目に採取し、一方、pp71欠失感染試料を、9又は12DPI(それぞれ10又は13DPT)のいずれかの進行したCPEで採取した。12DPIで採取したMRC-5線維芽細胞のMOI 0.01でのWT TR3感染は、陽性対照として機能する。トランスフェクションのみの溶解物であっても、pp71タンパク質の発現は最小限から全く検出されなかった。pp71タンパク質の最も高い発現は、ウイルスの5’及び3’UTR、並びにpseudoU/5meC修飾ヌクレオシドを有する全長pp71 mRNAでトランスフェクトされたMRC-5線維芽細胞において検出された(
図17A、レーン2~4)。この免疫ブロットの前に、ウイルス感染を伴う溶解物では、pp71タンパク質の発現はほとんど検出されなかったが(
図17A、レーン5)、pp71タンパク質は検出されなかった。WT TR3感染と組み合わせた5moU EGFP mRNAで以前に検出された増加した発現は、TR3Δpp71感染システムと組み合わせたpp71 mRNAでは翻訳されなかった。野生型ウイルス感染と組み合わせて非ウイルスmRNAを使用する可能性は、感染ライフサイクル全体が異なっているため、複製欠損ウイルスと組み合わせたウイルスmRNAによるトランスフェクションには匹敵しない。その後の実験では、ウイルスの5’及び3’UTRがpseudoU/5meCで修飾されている、ウイルスの5’及び3’UTRを有する全長pp71 mRNA構築物(「構築物B」)を使用する。
【0106】
ポリAテールをpp71 mRNA構築物に付加する2つの産生方法(TriLink Biotechnologies)がある-(1)80ヌクレオチドを付加するように設計されたプラスミド鋳型コードテール、又は(2)約60~100ヌクレオチドを酵素的に可変的に付加することによる。ポリ(A)テールを、プラスミド鋳型を介して、V5タグの有無で、start-to-stop pp71 mRNA構築物、構築物Aに付加した。製造エラーのために、pseudoU/5meCで修飾されたウイルスの5’及び3’UTRを有する全長pp71 mRNAの最初のロットが、ポリAテールなしで産生された。このロットのmRNAは、免疫ブロット(
図18A)及び増殖曲線(
図19)によって、未知のテール長ではあるが機能的なタンパク質を酵素的に合成して、社内でテール付加した。その後のロットは、酵素的に100ヌクレオチドテールで産生した。量を増やす必要があるため、TriLink PDプロセスを使用して、酵素的にポリAテールを付加した次のロットを大規模に産生した。しかしながら、TriLink PDプロセスは、50ヌクレオチドテールのみを産生した。産生プロセスから可変のポリAテール長を排除するために、次のロットのpp71 mRNAを、鋳型化された80ヌクレオチドのポリAテールで産生した。HCMV産生に対するpp71 mRNA構築物の重要性のために、MRC-5細胞溶解物中の異なるロットのpp71 mRNAからのpp71タンパク質の発現を比較した。ここで、ポリ(A)テールは、異なる方法によって生成された(
図18A)。MRC-5線維芽細胞を、100ng/cm
2で異なるロットのpp71 mRNAでトランスフェクトし、細胞ペレットをトランスフェクション後5日目に回収した。任意の方法によるポリAテールを含有するpp71 mRNAの全てのロットは、pp71タンパク質の発現を、トランスフェクション後5日目まで示す。ポリAテールなしで産生されたpp71 mRNAを、
図18Aのレーン4に示す。
図18Bは、トランスフェクション試験「鋳型pA 80bpスケールアップ」後2日目、4日目、6日目、及び8日目のpp71タンパク質発現を示し、GMP製造の準備におけるプラスミド鋳型ポリA産生プロセスを使用するPDスケールアップランと、鋳型化80ヌクレオチドのポリAテールを有する標準スケールラン「鋳型pA80bp」との比較を示す。MRC-5線維芽細胞を100ng/cm
2でpp71 mRNAでトランスフェクトし、細胞ペレットを回収した。両方のロットは、同等のpp71タンパク質発現を示した。
【0107】
ポリAテールで産生されたpp71 mRNAロットを鋳型又は酵素的に比較して、複数の増殖曲線も作成した(
図19)。
図19に組み合わされた別々の増殖曲線では、MRC-5線維芽細胞を、示されたロットのpp71 mRNAを100ng/cm
2でDPI-1でトランスフェクトし、MOI 0.01でpp71欠失ベクターを感染させた。FFU/mL単位のウイルス力価は、感染後複数日でLA IFAによって決定した。結果は、pp71 mRNAの全てのロットが、MRC-5線維芽細胞におけるpp71欠失ウイルスの産生を良好に補完することができることを示す。その後のpp71 mRNAを、プラスミド鋳型を使用して80ヌクレオチドのポリ(A)テールで産生した。
【0108】
5.4 pp71 mRNA滴定
pp71 mRNAトランスフェクションプロセスに加えられた変更、並びにpp71欠失感染細胞溶解物(
図17A~17C)における免疫ブロットによって視覚化された陽性pp71タンパク質のシグナルを考慮して、トランスフェクションされたpp71 mRNAの量を調べた。以前の実験では、組織培養領域1cm
2当たり40~100ngのpp71 mRNAをトランスフェクトした。
図20は、pp71欠失ウイルス(結核欠失:TR3 mir124 ΔUL128-130 ΔUL146-147 ΔUL82 Ag85A-ESAT-6-Rv3407-Rv2626c-RpfA-RpfD)のMOI 0.01での感染と組み合わせた、MRC-5線維芽細胞における増加量(200、500、及び1000ng/cm
2)のpp71 mRNAをトランスフェクトした後の16dpiでの免疫ブロットによる細胞溶解物にけるpp71タンパク質の発現を示す。MRC-5細胞溶解物を、陰性細胞対照(レーン1)として使用し、pp71欠失ウイルスでMOI 0.01を感染させたトランスフェクトされていないMRC-5線維芽細胞を、陰性ウイルス対照(レーン2)として使用し、MRC-5線維芽細胞のMOI 0.01でのWT TR3感染を、陽性対照(レーン3)として使用した。1000ng/cm
2でのpp71 mRNAトランスフェクションのみの細胞溶解物は、16DPI(17DPT、レーン4)までのpp71発現を示す。同様に、200ng/cm
2又は500ng/cm
2のいずれかでトランスフェクトし、pp71欠失ウイルスでMOI 0.01を感染させたMRC-5線維芽細胞は、16DPI(17DPT)でpp71タンパク質の発現を示す。
【0109】
pp71欠失ウイルスの産生を更に改善するために、5ng/cm
2~500ng/cm
2でトランスフェクトされたpp71 mRNAの範囲を比較し、並びにstart-to-stop構築物(SS)をウイルスの5’及び3’UTR(FT)を有する全長構築物と比較して、増殖曲線を作成した(
図21)。MRC-5線維芽細胞を、pp71 mRNA(5~500ng/cm
2のFT若しくはSS)又は抗DAXX siRNA(10μM)でトランスフェクトし、続いて、0.01のMOIでpp71欠失ウイルスを感染させ、FFU/mL単位のウイルス力価を、感染後複数日でLA IFAによって決定した。データは、5ng/cm
2のFT pp71 mRNAをトランスフェクトした場合でも、抗DAXX siRNAを使用する以前の産生プロセスと比較して、ピーク力価に達するまでの日数が著しく短縮されることを示す。トランスフェクトされるFT pp71 mRNAの量が15ng/cm
2以下では、mRNAの量と相関するピーク力価には遅延があり、FT pp71 mRNA量が25ng/cm
2を超える場合、増殖曲線は同等である。データはまた、start-to-stop pp71 mRNA(SS)をトランスフェクトした場合、最大500ng/cm
2のピーク力価の量であっても、全長pp71 mRNA(FT)を使用する場合と比較して遅延することを示し、ウイルス産生のための天然UTRの利点を実証する。100ng/cm
2の量のpp71 mRNAによるトランスフェクションを、HCMV pp71欠失産生プロセスに基づくウイルス増殖曲線動態(
図21)、免疫ブロットによるpp71タンパク質発現(
図17A~17C及び
図20)、並びにTCID50によるビリオンにパッケージングされたpp71タンパク質の証拠(表2を参照)に使用した。
表2.pp71タンパク質の機能を評価するための比較力価アッセイ。
【表4】
LA IFA力価は、pp71相補pBJ5TA線維芽細胞で決定される。
2TCID50力価は、非相補初代MRC-5線維芽細胞で決定される。
【0110】
5.5 製造のためのスケールアップ
100ng/cm
2でのpp71 mRNAのトランスフェクション法がHYPERStackフォーマットに拡張可能であることを確認するために、HYPERStack-12又はHYPERStack-36のいずれかで7回の実行を行った。Tフラスコで開発されたプロセスに従って、HYPERStack-12で3つの増殖曲線を作成した(
図22)。HS-12を、播種後3日目にトランスフェクトし、播種後4日目に0.01のMOIでpp71欠失ウイルスを感染させた。FFU/mL単位のウイルス力価は、感染後複数日でLA IFAによって決定した。このフォーマットに続く最初の実験では、播種後3日目のトランスフェクション時点で、HYPERStack-12は、70~75%コンフルエントにすぎないことが明らかになった。観察された低い持続したピーク力価(1×10
6FFU/mL未満)に基づいて、トランスフェクション手順を、播種後4日目に変更して、その後の増殖曲線では85%を超えるコンフルエンスを達成した。
【0111】
播種後4日目又は85%超のコンフルエンスでトランスフェクトし、播種後5日目に0.01のMOIでpp71欠失ウイルスを感染させたHYPERStack-12及びHYPERStack-36で作成された4つの増殖曲線により、12~14DPIまでにLA IFA力価が1×10
6FFU/mLを上回った(
図22)。これは、6.67×103細胞/cm
2で播種後4日目にトランスフェクションを行った場合、HYPERStack容器に対する100ng/cm
2でのpp71 mRNAトランスフェクション方法の拡張性を確認した。
【0112】
抗原などの異種遺伝子を発現するために使用されるいくつかのHCMVベクターでは、目的の遺伝子がUL82 ORFを置換する。プロセスの変更(pp71 mRNAのトランスフェクションによるpp71欠失ベクターの産生)が、UL82(pp71)遺伝子座からの抗原の発現に影響を及ぼすかどうかを調べるために、免疫ブロットを行った(
図23)。非相補MRC-5線維芽細胞を、100ng/cm
2でpp71 mRNAで産生されたベクター5(TR3 Δ146-147 Δ128-130 ΔUL82 M保存gag/nef/pol融合エピセンサス1)ウイルスによる0.5のMOIでの感染後、8DPIで採取し、17又は20DPIのいずれかで採取した。5ngの精製されたp24タンパク質を、陽性対照試料として使用し(p24、M保存gag/nef/pol融合エピセンサス1の成分)、MRC-5細胞溶解物を、陰性対照試料として使用した(MRC-5)。M保存gag/nef/pol融合エピセンサス1抗原(配列番号11~12)の発現は、pp71 mRNAで産生されたベクター5に感染したMRC-5線維芽細胞溶解物において確認された。
【0113】
5.6 外因性pp71タンパク質の機能
次の一連の実験は、ビリオンにロードされたpp71 mRNA発現タンパク質が機能的であるかどうかを評価するように設計した。25、50、100、及び200ng/cm2のpp71 mRNAでMRC-5線維芽細胞をトランスフェクトし、0.01のMOIでpp71欠失ウイルスを感染させることによって、4つのウイルスストックを生成した。これらの培養物に感染させるために使用されるウイルスストックは、抗DAXX siRNAプロセスを用いて産生され、したがって、感染に使用されたビリオンには、pp71タンパク質が含有されていなかった。
【0114】
まず、非相補MRC-5線維芽細胞を、10μMの抗DAXX siRNA又は200ng/cm
2のpp71 mRNAのいずれかの存在下で増殖したpp71欠失ウイルスで、ある範囲のMOIにわたって感染させた(
図24A~24B)。培養物を、プラークの拡散及び数について監視した。位相画像は、0.01のMOIで抗DAXX siRNA(上のパネル)又はpp71 mRNA(下のパネル)のいずれかで産生されたpp71欠失ウイルスに感染した非相補MRC-5線維芽細胞における13DPIでのCPEを示す(
図24A)。14DPIで、プラークを視覚的にカウントした。pp71 mRNA(200ng/cm
2)の存在下で増殖したウイルスは、より低いMOIでプラーク数が増加した(
図24B)。
【0115】
同時に、非相補MRC-5線維芽細胞における組織培養感染用量50(TCID50)力価アッセイを、25、50、100、又は200ng/cm2のpp71 mRNAで産生されたウイルスストックを使用して、抗DAXX siRNAプロセスで産生されたウイルスストック並びにWT TR3と比較して評価した(表2)。TCID50力価を、pp71相補BJ-5TA線維芽細胞株における後期抗原免疫蛍光アッセイ(TMD-QC-0061)からの力価と比較した。力価アッセイ間の対数差は、トランスフェクトされたpp71 mRNAの量が低減するにつれて、機能的相補性も低減することを示す。25ng/cm2のpp71 mRNAで産生されたウイルスストックの対数差は、抗DAXX siRNAで産生されたウイルスストックの対数差(>2log)により類似しているが、少なくとも100ng/cm2のpp71 mRNAで産生されたウイルスストックの対数差は、2log未満である。
【0116】
TCID50アッセイの結果を更に試験するために、DAXX抗siRNAで産生された2つのウイルス及び100ng/cm2のpp71 mRNAで産生された2つのウイルスについて、5回の反復TCID50を行った。以下の2つのベクターは、TBを欠失していた:TR3 mir124 ΔUL128-130 ΔUL146-147 ΔUL82 Ag85A-ESAT-6-Rv3407-Rv2626c-RpfA-RpfD及びベクター2:TR3 Δ146-147 Δ128-130 ΔUL82 M保存gag/nef/pol融合エピセンサス1 ΔUL18。非相補MRC-5線維芽細胞におけるTCID50と、pp71相補BJ5TA線維芽細胞株を使用する現在のLA IFAとの間の平均力価を比較した。pp71 mRNAで産生されたpp71欠失ウイルスでは、非相補TCID50力価は、相補LA IFAよりも1log未満低く、WT TR3に類似していた(表1を参照)。これは、機能的なpp71がビリオンに組み込まれていることを示唆している。対照的に、抗DAXX siRNAで産生されたpp71欠失ウイルスの非相補TCID50力価は、相補LA IFA力価よりも2log超低かった。これは、機能的なpp71の欠如を示している。これらの結果は、この比較力価アッセイを使用して、pp71 mRNAで産生されたウイルスストックにおけるpp71タンパク質の機能を確認することができることを示唆している。pp71産生TB欠失のTCID50力価の範囲は、3.5×105~7.4×105FFU/mLであり、pp71産生ベクター2のTCID50力価の範囲は、4.1×105~7.4×105FFU/mLであった。DAXX産生TB欠失のTCID50力価の範囲は、8.7×103~1.1×104FFU/mLであり、DAXX産生ベクター2のTCID50力価の範囲は、1.2×103~1.9×103FFU/mLであった。
【0117】
セクション5.7 免疫ブロットによるビリオンpp71タンパク質の検出
一連の実験を行って、HCMVベクタービリオン中の外因性pp71タンパク質を検出するための免疫ブロットアッセイの対照及び条件を見出した。これまでのところ、免疫ブロットによって検出されたビリオンpp71タンパク質は、pp71 mRNAによるMRC-5線維芽細胞のトランスフェクション後の超遠心分離によって、ビリオンでペレット化された細胞膜断片又は小胞と区別することができなかった。pp71タンパク質のビリオンへの組み込みを確認するために、超遠心分離された非感染トランスフェクション対照試料を作製するためにいくつかの試みを行った。
【0118】
感染していないpp71 mRNAトランスフェクトされたMRC-5単層から放出されたタンパク質は無視できるほどであった。3つの凍結/解凍サイクルを使用して、感染した溶解MRC-5単層を模倣した。免疫ブロット分析の前に、ビリオンを単離するための代替アプローチを開発した。
【0119】
2ステップのスクロース勾配を使用して、免疫ブロットによるpp71タンパク質のアッセイのためのトランスフェクション対照試料及び試料とともにTフラスコ産生プロセスからビリオンを単離した(Dai 2014)。
【0120】
pp71 mRNAトランスフェクション対照の勾配精製溶解物を、Tフラスコでのpp71 mRNA産生プロセスに従うが、感染を省略することによって得た。DPI14で、培地中の単層を掻き取り、回収し、3回の凍結/解凍サイクルに供した。Tフラスコでのpp71 mRNA産生プロセスに従って、感染した試料を得て、DPI14で、上清を細胞ペレットとは別に回収した。勾配に十分な材料をロードすることができるように、試料タイプごとに3つのT150を組み合わせた。両方の上清試料を、5,000×gで15分間の遠心分離によって清澄化した。清澄化した上清を、21,000RPMで15℃で1時間超遠心分離し、pH7.4の2mLのPBSに再懸濁した。
【0121】
スクロース勾配プロトコールは、以下のとおりであった:SW41 Ti Beckmanウルトラローターにおいて、5mLのPBS中の50%スクロースを、5mLのPBS中の15%スクロースでオーバーレイした。次に、2mLのPBS中の各試料タイプをオーバーレイした。試料を、15℃で1時間、21,000RPMでスピンし、超遠心分離の減速をコーストに設定した。スクロース層間の界面における感染した試料勾配において2つのバンドが見られた。下のバンドは上のバンドよりも狭く、バンドが互いに近すぎて、別々に回収することがでなかった。上のバンドはビリオンをより多く含有すると予測される一方、下のバンドはより密なボディを含有する可能性が高いが、両方のバンドの粒子の大部分は、DNA充填カプシドを有するビリオンであった可能性が高い(Dai 2014)。視覚的に、トランスフェクション対照の勾配精製試料には1つのバンドが存在し、スクロース層の界面にあった。各勾配から約1mLを回収し、PBSで12mLの総体積に希釈した。試料を濃縮するための最終スピンを、15℃で1時間、21,000RPMでSW41 Tiにおいて行った。ペレットを、100uLの溶解緩衝液に再懸濁した。
【0122】
免疫ブロットは、トランスフェクションのみの細胞溶解物対照中にpp71タンパク質が存在することを示した(
図25、レーン3)。いくらかのタンパク質分解が観察され、3回の凍結/解凍手順に起因する可能性があった。トランスフェクションのみの勾配精製溶解物対照には、pp71タンパク質は存在しなかった(
図25、レーン4)。以前の免疫ブロットでは、超遠心分離した対照試料のpp71タンパク質が見えた。超遠心分離前に清澄化速度を上げると、上清からより多くの細胞デブリが除去される可能性がある。
【0123】
清澄化速度を10,000×gに上げて、勾配免疫ブロットを繰り返した(データ図示せず)。これにより、対照トランスフェクションのみの勾配精製試料から回収される総タンパク質が少なくなった。これらの実験は、pp71がビリオンに組み込まれたという証拠を提供しなかったが、ビリオンからの細胞デブリの分離を最適化する、かつ/又は代替アッセイを使用することで、更なる情報を提供することができる。
【0124】
参考文献
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【0125】
配列
配列番号1(UL82遺伝子-ヒトヘルペスウイルス5株TR(GenBank受託番号KF021605.1:118811-120490))
CTAGATGCGGGGTCGACTGCGTGGGGTGCTGGAAGTGGAAGCGGTGCTGATGGGTGAGGGTCGTGGCGCGGGCACGGACCGCAACGTGCTGCTGATGTCTGCCGCGGTACGCACGTCGCCGTCCATGTCGCTGCGCAGATAAGAGGTAGGTCGTAATGCGGCGTGCTGCACGCTCACCGTTAATGGTACCAAGTCGTCAAGGCTCGCAAAGACGTGCCACGAGGGGATGACGAGCGTGAGAGCCCCGTTGTTACCGCTTCGACGTCTTTGTCCGGTCAGGATCAGTGCCCGGGACAGTCCGGCTTGGGTGTCCGAGTCCTCGTCGCCGCTGGCCTCCTCGAAGCCGGCAAACATGGCTTCGGACAGGGGGGTCGGCGTCGGTGTGGAGGAGAGGTCATCTTCGTCGTCCTCTTCCTCTTCTTCCTCCTCTTCCTCGGTGGGTGGTAATCCGGGGGACTGCGGGAGAAACTCGGAGACGGCGCCGCGCACGACGTCGCTCCGTGGAAAGAGACCGGCGCGCAGCTGCACCTGGGGACGCTTGATTTTGTCCGGTTTACCGGGTGTGAGAGTCCAAAACCCACGGCGGAAAAAGTGGATGCGGCCTAGCGGCTGTCGGTGTTCCAAATGAACGGCCTGGTCGCCGGTCAGCGTGACGCGGAGGGTGATTCGCACACGATCGGGTAGCGGGCCGGCTTCTATGGAGACGCCCGGGATGTTTTCCGGGAAAAAGATGGTGTCGTGAGTCTGATTGGTTTCGAAAGCATTCTGGATCTGCACGATGTACTCGGGATGTATGCGCGTCAGCGTAAAACTTTTGGGAATCAACAGCTGGAAGCCGTTGTCCGGCAAGCGTCGTAGGTGCGGGTACGGATTGTGTCGCGCCACCACCTCGGCGCGATGCGTGTAAACCGAAAAGTGCAGAAACACGCTGGTCGGCGGGTGCGGTGAGTCGTGATGCAGAAACAGCATGATCCATTGGCCTCGTTCGTCCGTCTCCGTTTTGTGGATGTACGTGTTAGGGTCCGAACAGGCCAGCTGCTCCAGGGCGTCTACCAGCGTCAGCGGGATGGCGCCGGCGCGAAAGGCGAACTGGCTGACAAAGATCTGCCCTGCCTCCAAACTGCTGTCGGTTCTGCGGCGCCAGTTCGGCGTCACGGTCAGTCGCACGGCCCAGTGGTGAGCCGTGCGGCGGATGATGGCGCGCGCCTCCATTCGCGGCCGATTTTCTTCGCCGCCGCGCCGCTGGCTCTGAAAGAGGTGCAGTCCGCTAACGGGCACGCGGTCTAGCGGCAGCGCAAAGGCCAGCACCGAGACCGTGTTGTTTTCTGAGCCTGGCGTCAGGCGTCGTGGGCCAAAGTTGTTGAGGTCCACCAGCAGTCGGTCCCGTTCGCCCACCACGCAGCGGCCCTTGATGTTTAGGTCGGTCAGGTCTACGGTGTCGTGCGGAGATTTGTTCTCCTGAAAACAGCAGAGAACCGAGGGTCGGCTCACCTCTATGTTGGTACGCAGGTCCAGGAGTCGCAGACGACCGGCTTCCAGCGAGCCGCCTTCCACGTTGGTGATGAGCCGAAGCACCTGGCAGTGCAGGCGACCAAAGCTGCCGCTGGCGGCTTCGGCCTCGCTGATCGCGGCCGCTTCCGACGAGGGTCCCTCACCGGGCGAGGACGATGCCTGAGACAT
配列番号2(外被タンパク質pp71-ヒトベータヘルペスウイルス5(GenBank受託番号AGL96671.1))
MSQASSSPGEGPSSEAAAISEAEAASGSFGRLHCQVLRLITNVEGGSLEAGRLRLLDLRTNIEVSRPSVLCCFQENKSPHDTVDLTDLNIKGRCVVGERDRLLVDLNNFGPRRLTPGSENNTVSVLAFALPLDRVPVSGLHLFQSQRRGGEENRPRMEARAIIRRTAHHWAVRLTVTPNWRRRTDSSLEAGQIFVSQFAFRAGAIPLTLVDALEQLACSDPNTYIHKTETDERGQWIMLFLHHDSPHPPTSVFLHFSVYTHRAEVVARHNPYPHLRRLPDNGFQLLIPKSFTLTRIHPEYIVQIQNAFETNQTHDTIFFPENIPGVSIEAGPLPDRVRITLRVTLTGDQAVHLEHRQPLGRIHFFRRGFWTLTPGKPDKIKRPQVQLRAGLFPRSDVVRGAVSEFLPQSPGLPPTEEEEEEEEEDDEDDLSSTPTPTPLSEAMFAGFEEASGDEDSDTQAGLSRALILTGQRRRSGNNGALTLVIPSWHV
FASLDDLVPLTVSVQHAALRPTSYLRSDMDGDVRTAADISSTLRSVPAPRPSPISTASTSSTPRSRPRI
配列番号3(外被タンパク質pp71-ヒトベータヘルペスウイルス5(UniProtKB-R4SH92))
MSQASSSPGEGPSSEAAAISEAEAASGSFGRLHCQVLRLITNVEGGSLEAGRLRLLDLRTNIEVSRPSVLCCFQENKSPHDTVDLTDLNIKGRCVVGERDRLLVDLNNFGPRRLTPGSENNTVSVLAFALPLDRVPVSGLHLFQSQRRGGEENRPRMEARAIIRRTAHHWAVRLTVTPNWRRRTDSSLEAGQIFVSQFAFRAGAIPLTLVDALEQLACSDPNTYIHKTETDERGQWIMLFLHHDSPHPPTSVFLHFSVYTHRAEVVARHNPYPHLRRLPDNGFQLLIPKSFTLTRIHPEYIVQIQNAFETNQTHDTIFFPENIPGVSIEAGPLPDRVRITLRVTLTGDQAVHLEHRQPLGRIHFFRRGFWTLTPGKPDKIKRPQVQLRAGLFPRSDVVRGAVSEFLPQSPGLPPTEEEEEEEEEDDEDDLSSTPTPTPLSEAMFAGFEEASGDEDSDTQAGLSRALILTGQRRRSGNNGALTLVIPSWHVFASLDDLVPLTVSVQHAALRPTSYLRSDMDGDVRTAADISSTLRSVPAPRPSPISTASTSSTPRSRPRI
配列番号4(pp71構築物B-全長(FT))
AGGGCCACCCGCCGCGCACGCGCUUAAGACGACUCUAUAAAAACCCACGUCCACUCAGACACGCGACUUUUGGGCGCCACACCUGUCGCCGCUGCUAUAUUUGCGACAGUUGCCGGAACCCUUCCCGACCUCCCACGAAGACCCGUUCACCUUUGCGCAUCCCCUGACCCUCCCCCCAUCCCGCCUUCGCAAUGUCUCAGGCAUCGUCCUCGCCCGGUGAGGGACCCUCGUCGGAAGCGGCCGCGAUCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCUUUGGUCGCCUGCACUGCCAGGUGCUUCGGCUCAUCACCAACGUGGAAGGCGGCUCGCUGGAAGCCGGUCGUCUGCGACUCCUGGACCUGCGUACCAACAUAGAGGUGAGCCGACCCUCGGUUCUCUGCUGUUUUCAGGAGAACAAAUCUCCGCACGACACCGUAGACCUGACCGACCUAAACAUCAAGGGCCGCUGCGUGGUGGGCGAACGGGACCGACUGCUGGUGGACCUCAACAACUUUGGCCCACGACGCCUGACGCCAGGCUCAGAAAACAACACGGUCUCGGUGCUGGCCUUUGCGCUGCCGCUAGACCGCGUGCCCGUUAGCGGACUGCACCUCUUUCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAUCGGCCGCGAAUGGAGGCGCGCGCCAUCAUCCGCCGCACGGCUCACCACUGGGCCGUGCGACUGACCGUGACGCCGAACUGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGUUUGGAGGCAGGGCAGAUCUUUGUCAGCCAGUUCGCCUUUCGCGCCGGCGCCAUCCCGCUGACGCUGGUAGACGCCCUGGAGCAGCUGGCCUGUUCGGACCCUAACACGUACAUCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAUGGAUCAUGCUGUUUCUGCAUCACGACUCACCGCACCCGCCGACCAGCGUGUUUCUGCACUUUUCGGUUUACACGCAUCGCGCCGAGGUGGUGGCGCGACACAAUCCGUACCCGCACCUACGACGCUUGCCGGACAACGGCUUCCAGCUGUUGAUUCCCAAAAGUUUUACGCUGACGCGCAUACAUCCCGAGUACAUCGUGCAGAUCCAGAAUGCUUUCGAAACCAAUCAGACUCACGACACCAUCUUUUUCCCGGAAAACAUCCCGGGCGUCUCCAUAGAAGCCGGCCCGCUACCCGAUCGUGUGCGAAUCACCCUCCGCGUCACGCUGACCGGCGACCAGGCCGUUCAUUUGGAACACCGACAGCCGCUAGGCCGCAUCCACUUUUUCCGCCGUGGGUUUUGGACUCUCACACCCGGUAAACCGGACAAAAUCAAGCGUCCCCAGGUGCAGCUGCGCGCCGGUCUCUUUCCACGGAGCGACGUCGUGCGCGGCGCCGUCUCCGAGUUUCUCCCGCAGUCCCCCGGAUUACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAUGACCUCUCCUCCACACCGACGCCGACCCCCCUGUCCGAAGCCAUGUUUGCCGGCUUCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACUCGGACACCCAAGCCGGACUGUCCCGGGCACUGAUCCUGACCGGACAAAGACGUCGAAGCGGUAACAACGGGGCUCUCACGCUCGUCAUCCCCUCGUGGCACGUCUUUGCGAGCCUUGACGACUUGGUACCAUUAACGGUGAGCGUGCAGCACGCCGCAUUACGACCUACCUCUUAUCUGCGCAGCGACAUGGACGGCGACGUGCGUACCGCGGCAGACAUCAGCAGCACGUUGCGGUCCGUGCCCGCGCCACGACCCUCACCCAUCAGCACCGCUUCCACUUCCAGCACCCCACGCAGUCGACCCCGCAUCUAGAGAGAGACUUCUUUGUUUUUCCCCCGCGUGUUUUUCCCAUUCCCUGUAUUUAUUUCUAAAUAAUAAAAACACAGAGACGUUGAUAAUAACCGCAGUGUGCUUUAUUAGGGUAUCACGGUGUAGAAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCUAAAUAUAGCGUCUCUCAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
配列番号5(pp71構築物B.2-全長(FT))
GCCACCCGCCGCGCACGCGCUUAAGACGACUCUAUAAAAACCCACGUCCACUCAGACACGCGACUUUUGGGCGCCACACCUGUCGCCGCUGCUAUAUUUGCGACAGUUGCCGGAACCCUUCCCGACCUCCCACGAAGACCCGUUCACCUUUGCGCAUCCCCUGACCCUCCCCCCAUCCCGCCUUCGCAAUGUCUCAGGCAUCGUCCUCGCCCGGUGAGGGACCCUCGUCGGAAGCGGCCGCGAUCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCUUUGGUCGCCUGCACUGCCAGGUGCUUCGGCUCAUCACCAACGUGGAAGGCGGCUCGCUGGAAGCCGGUCGUCUGCGACUCCUGGACCUGCGUACCAACAUAGAGGUGAGCCGACCCUCGGUUCUCUGCUGUUUUCAGGAGAACAAAUCUCCGCACGACACCGUAGACCUGACCGACCUAAACAUCAAGGGCCGCUGCGUGGUGGGCGAACGGGACCGACUGCUGGUGGACCUCAACAACUUUGGCCCACGACGCCUGACGCCAGGCUCAGAAAACAACACGGUCUCGGUGCUGGCCUUUGCGCUGCCGCUAGACCGCGUGCCCGUUAGCGGACUGCACCUCUUUCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAUCGGCCGCGAAUGGAGGCGCGCGCCAUCAUCCGCCGCACGGCUCACCACUGGGCCGUGCGACUGACCGUGACGCCGAACUGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGUUUGGAGGCAGGGCAGAUCUUUGUCAGCCAGUUCGCCUUUCGCGCCGGCGCCAUCCCGCUGACGCUGGUAGACGCCCUGGAGCAGCUGGCCUGUUCGGACCCUAACACGUACAUCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAUGGAUCAUGCUGUUUCUGCAUCACGACUCACCGCACCCGCCGACCAGCGUGUUUCUGCACUUUUCGGUUUACACGCAUCGCGCCGAGGUGGUGGCGCGACACAAUCCGUACCCGCACCUACGACGCUUGCCGGACAACGGCUUCCAGCUGUUGAUUCCCAAAAGUUUUACGCUGACGCGCAUACAUCCCGAGUACAUCGUGCAGAUCCAGAAUGCUUUCGAAACCAAUCAGACUCACGACACCAUCUUUUUCCCGGAAAACAUCCCGGGCGUCUCCAUAGAAGCCGGCCCGCUACCCGAUCGUGUGCGAAUCACCCUCCGCGUCACGCUGACCGGCGACCAGGCCGUUCAUUUGGAACACCGACAGCCGCUAGGCCGCAUCCACUUUUUCCGCCGUGGGUUUUGGACUCUCACACCCGGUAAACCGGACAAAAUCAAGCGUCCCCAGGUGCAGCUGCGCGCCGGUCUCUUUCCACGGAGCGACGUCGUGCGCGGCGCCGUCUCCGAGUUUCUCCCGCAGUCCCCCGGAUUACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAUGACCUCUCCUCCACACCGACGCCGACCCCCCUGUCCGAAGCCAUGUUUGCCGGCUUCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACUCGGACACCCAAGCCGGACUGUCCCGGGCACUGAUCCUGACCGGACAAAGACGUCGAAGCGGUAACAACGGGGCUCUCACGCUCGUCAUCCCCUCGUGGCACGUCUUUGCGAGCCUUGACGACUUGGUACCAUUAACGGUGAGCGUGCAGCACGCCGCAUUACGACCUACCUCUUAUCUGCGCAGCGACAUGGACGGCGACGUGCGUACCGCGGCAGACAUCAGCAGCACGUUGCGGUCCGUGCCCGCGCCACGACCCUCACCCAUCAGCACCGCUUCCACUUCCAGCACCCCACGCAGUCGACCCCGCAUCUAGAGAGAGACUUCUUUGUUUUUCCCCCGCGUGUUUUUCCCAUUCCCUGUAUUUAUUUCUAAAUAAUAAAAACACAGAGACGUUGAUAAUAACCGCAGUGUGCUUUAUUAGGGUAUCACGGUGUAGAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCUAAAUAUAGCGUCUCUCAGCCUGAGUAGGAAG
配列番号6(pp71構築物B.3-全長(FT))
GCCACCCGCCGCGCACGCGCUUAAGACGACUCUAUAAAAACCCACGUCCACUCAGACACGCGACUUUUGGGCGCCACACCUGUCGCCGCUGCUAUAUUUGCGACAGUUGCCGGAACCCUUCCCGACCUCCCACGAAGACCCGUUCACCUUUGCGCAUCCCCUGACCCUCCCCCCAUCCCGCCUUCGCAAUGUCUCAGGCAUCGUCCUCGCCCGGUGAGGGACCCUCGUCGGAAGCGGCCGCGAUCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCUUUGGUCGCCUGCACUGCCAGGUGCUUCGGCUCAUCACCAACGUGGAAGGCGGCUCGCUGGAAGCCGGUCGUCUGCGACUCCUGGACCUGCGUACCAACAUAGAGGUGAGCCGACCCUCGGUUCUCUGCUGUUUUCAGGAGAACAAAUCUCCGCACGACACCGUAGACCUGACCGACCUAAACAUCAAGGGCCGCUGCGUGGUGGGCGAACGGGACCGACUGCUGGUGGACCUCAACAACUUUGGCCCACGACGCCUGACGCCAGGCUCAGAAAACAACACGGUCUCGGUGCUGGCCUUUGCGCUGCCGCUAGACCGCGUGCCCGUUAGCGGACUGCACCUCUUUCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAUCGGCCGCGAAUGGAGGCGCGCGCCAUCAUCCGCCGCACGGCUCACCACUGGGCCGUGCGACUGACCGUGACGCCGAACUGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGUUUGGAGGCAGGGCAGAUCUUUGUCAGCCAGUUCGCCUUUCGCGCCGGCGCCAUCCCGCUGACGCUGGUAGACGCCCUGGAGCAGCUGGCCUGUUCGGACCCUAACACGUACAUCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAUGGAUCAUGCUGUUUCUGCAUCACGACUCACCGCACCCGCCGACCAGCGUGUUUCUGCACUUUUCGGUUUACACGCAUCGCGCCGAGGUGGUGGCGCGACACAAUCCGUACCCGCACCUACGACGCUUGCCGGACAACGGCUUCCAGCUGUUGAUUCCCAAAAGUUUUACGCUGACGCGCAUACAUCCCGAGUACAUCGUGCAGAUCCAGAAUGCUUUCGAAACCAAUCAGACUCACGACACCAUCUUUUUCCCGGAAAACAUCCCGGGCGUCUCCAUAGAAGCCGGCCCGCUACCCGAUCGUGUGCGAAUCACCCUCCGCGUCACGCUGACCGGCGACCAGGCCGUUCAUUUGGAACACCGACAGCCGCUAGGCCGCAUCCACUUUUUCCGCCGUGGGUUUUGGACUCUCACACCCGGUAAACCGGACAAAAUCAAGCGUCCCCAGGUGCAGCUGCGCGCCGGUCUCUUUCCACGGAGCGACGUCGUGCGCGGCGCCGUCUCCGAGUUUCUCCCGCAGUCCCCCGGAUUACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAUGACCUCUCCUCCACACCGACGCCGACCCCCCUGUCCGAAGCCAUGUUUGCCGGCUUCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACUCGGACACCCAAGCCGGACUGUCCCGGGCACUGAUCCUGACCGGACAAAGACGUCGAAGCGGUAACAACGGGGCUCUCACGCUCGUCAUCCCCUCGUGGCACGUCUUUGCGAGCCUUGACGACUUGGUACCAUUAACGGUGAGCGUGCAGCACGCCGCAUUACGACCUACCUCUUAUCUGCGCAGCGACAUGGACGGCGACGUGCGUACCGCGGCAGACAUCAGCAGCACGUUGCGGUCCGUGCCCGCGCCACGACCCUCACCCAUCAGCACCGCUUCCACUUCCAGCACCCCACGCAGUCGACCCCGCAUCUAGAGAGAGACUUCUUUGUUUUUCCCCCGCGUGUUUUUCCCAUUCCCUGUAUUUAUUUCUAAAUAAUAAAAACACAGAGACGUUGAUAAUAACCGCAGUGUGCUUUAUUAGGGUAUCACGGUGUAGAAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCUAAAUAUAGCGUCUCUC
配列番号7(pp71構築物C-最初期(IE1))
AGGUCGUUUAGUGAACCGUCAGAUCGCCUGGAGACGCCAUCCACGCUGUUUUGACCUCCAUAGAAGACACCGGGACCGAUCCAGCCUCCGCGGCCGGGAACGGUGCAUUGGAACGCGGAUUCCCCGUGCCAAGAGUGACAUGUCUCAGGCAUCGUCCUCGCCCGGUGAGGGACCCUCGUCGGAAGCGGCCGCGAUCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCUUUGGUCGCCUGCACUGCCAGGUGCUUCGGCUCAUCACCAACGUGGAAGGCGGCUCGCUGGAAGCCGGUCGUCUGCGACUCCUGGACCUGCGUACCAACAUAGAGGUGAGCCGACCCUCGGUUCUCUGCUGUUUUCAGGAGAACAAAUCUCCGCACGACACCGUAGACCUGACCGACCUAAACAUCAAGGGCCGCUGCGUGGUGGGCGAACGGGACCGACUGCUGGUGGACCUCAACAACUUUGGCCCACGACGCCUGACGCCAGGCUCAGAAAACAACACGGUCUCGGUGCUGGCCUUUGCGCUGCCGCUAGACCGCGUGCCCGUUAGCGGACUGCACCUCUUUCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAUCGGCCGCGAAUGGAGGCGCGCGCCAUCAUCCGCCGCACGGCUCACCACUGGGCCGUGCGACUGACCGUGACGCCGAACUGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGUUUGGAGGCAGGGCAGAUCUUUGUCAGCCAGUUCGCCUUUCGCGCCGGCGCCAUCCCGCUGACGCUGGUAGACGCCCUGGAGCAGCUGGCCUGUUCGGACCCUAACACGUACAUCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAUGGAUCAUGCUGUUUCUGCAUCACGACUCACCGCACCCGCCGACCAGCGUGUUUCUGCACUUUUCGGUUUACACGCAUCGCGCCGAGGUGGUGGCGCGACACAAUCCGUACCCGCACCUACGACGCUUGCCGGACAACGGCUUCCAGCUGUUGAUUCCCAAAAGUUUUACGCUGACGCGCAUACAUCCCGAGUACAUCGUGCAGAUCCAGAAUGCUUUCGAAACCAAUCAGACUCACGACACCAUCUUUUUCCCGGAAAACAUCCCGGGCGUCUCCAUAGAAGCCGGCCCGCUACCCGAUCGUGUGCGAAUCACCCUCCGCGUCACGCUGACCGGCGACCAGGCCGUUCAUUUGGAACACCGACAGCCGCUAGGCCGCAUCCACUUUUUCCGCCGUGGGUUUUGGACUCUCACACCCGGUAAACCGGACAAAAUCAAGCGUCCCCAGGUGCAGCUGCGCGCCGGUCUCUUUCCACGGAGCGACGUCGUGCGCGGCGCCGUCUCCGAGUUUCUCCCGCAGUCCCCCGGAUUACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAUGACCUCUCCUCCACACCGACGCCGACCCCCCUGUCCGAAGCCAUGUUUGCCGGCUUCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACUCGGACACCCAAGCCGGACUGUCCCGGGCACUGAUCCUGACCGGACAAAGACGUCGAAGCGGUAACAACGGGGCUCUCACGCUCGUCAUCCCCUCGUGGCACGUCUUUGCGAGCCUUGACGACUUGGUACCAUUAACGGUGAGCGUGCAGCACGCCGCAUUACGACCUACCUCUUAUCUGCGCAGCGACAUGGACGGCGACGUGCGUACCGCGGCAGACAUCAGCAGCACGUUGCGGUCCGUGCCCGCGCCACGACCCUCACCCAUCAGCACCGCUUCCACUUCCAGCACCCCACGCAGUCGACCCCGCAUCUAGGCGGCCGCUUAAUUAAGCUGCCUUCUGCGGGGCUUGCCUUCUGGCCAUGCCCUUCUUCUCUCCCUUGCACCUGUACCUCUUGGUCUUUGAAUAAAGCCUGAGUAGGAAG
配列番号8(pp71構築物D-短鎖)
AGGGCGCCACACCUGUCGCCGCUGCUAUAUUUGCGACAGUUGCCGGAACCCUUCCCGACCUCCCACGAAGACCCGUUCACCUUUGCGCAUCCCCUGACCCUCCCCCCAUCCCGCCUUCGCAAUGUCUCAGGCAUCGUCCUCGCCCGGUGAGGGACCCUCGUCGGAAGCGGCCGCGAUCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCUUUGGUCGCCUGCACUGCCAGGUGCUUCGGCUCAUCACCAACGUGGAAGGCGGCUCGCUGGAAGCCGGUCGUCUGCGACUCCUGGACCUGCGUACCAACAUAGAGGUGAGCCGACCCUCGGUUCUCUGCUGUUUUCAGGAGAACAAAUCUCCGCACGACACCGUAGACCUGACCGACCUAAACAUCAAGGGCCGCUGCGUGGUGGGCGAACGGGACCGACUGCUGGUGGACCUCAACAACUUUGGCCCACGACGCCUGACGCCAGGCUCAGAAAACAACACGGUCUCGGUGCUGGCCUUUGCGCUGCCGCUAGACCGCGUGCCCGUUAGCGGACUGCACCUCUUUCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAUCGGCCGCGAAUGGAGGCGCGCGCCAUCAUCCGCCGCACGGCUCACCACUGGGCCGUGCGACUGACCGUGACGCCGAACUGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGUUUGGAGGCAGGGCAGAUCUUUGUCAGCCAGUUCGCCUUUCGCGCCGGCGCCAUCCCGCUGACGCUGGUAGACGCCCUGGAGCAGCUGGCCUGUUCGGACCCUAACACGUACAUCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAUGGAUCAUGCUGUUUCUGCAUCACGACUCACCGCACCCGCCGACCAGCGUGUUUCUGCACUUUUCGGUUUACACGCAUCGCGCCGAGGUGGUGGCGCGACACAAUCCGUACCCGCACCUACGACGCUUGCCGGACAACGGCUUCCAGCUGUUGAUUCCCAAAAGUUUUACGCUGACGCGCAUACAUCCCGAGUACAUCGUGCAGAUCCAGAAUGCUUUCGAAACCAAUCAGACUCACGACACCAUCUUUUUCCCGGAAAACAUCCCGGGCGUCUCCAUAGAAGCCGGCCCGCUACCCGAUCGUGUGCGAAUCACCCUCCGCGUCACGCUGACCGGCGACCAGGCCGUUCAUUUGGAACACCGACAGCCGCUAGGCCGCAUCCACUUUUUCCGCCGUGGGUUUUGGACUCUCACACCCGGUAAACCGGACAAAAUCAAGCGUCCCCAGGUGCAGCUGCGCGCCGGUCUCUUUCCACGGAGCGACGUCGUGCGCGGCGCCGUCUCCGAGUUUCUCCCGCAGUCCCCCGGAUUACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAUGACCUCUCCUCCACACCGACGCCGACCCCCCUGUCCGAAGCCAUGUUUGCCGGCUUCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACUCGGACACCCAAGCCGGACUGUCCCGGGCACUGAUCCUGACCGGACAAAGACGUCGAAGCGGUAACAACGGGGCUCUCACGCUCGUCAUCCCCUCGUGGCACGUCUUUGCGAGCCUUGACGACUUGGUACCAUUAACGGUGAGCGUGCAGCACGCCGCAUUACGACCUACCUCUUAUCUGCGCAGCGACAUGGACGGCGACGUGCGUACCGCGGCAGACAUCAGCAGCACGUUGCGGUCCGUGCCCGCGCCACGACCCUCACCCAUCAGCACCGCUUCCACUUCCAGCACCCCACGCAGUCGACCCCGCAUCUAGAGAGAGACUUCUUUGUUUUUCCCCCGCGUGUUUUUCCCAUUCCCUGUAUUUAUUUCUAAAUAAUAAAAACACAGAGACGUUGAUAAUAACCGCAGCCUGAGUAGGAAG
配列番号9(pp71構築物E-pp65)
AGGACAGAGGACCCUGGUGUUGGGAAACGGACACUAGGCGUCCGCGCGAUACGGGGUUAAAACAAAAAAAAUCGGUGGUGGUGUGUGCUGGGGUGUGGUGACGGUGGGGCUUUGCCUCUUUUUUUUUGUAAUAAAAAAAGACACUCAAUAAUCCGCGGUUGUCUCUGUGUAGAACGUUUUUAUUUCGGGUUCCGCGUUUGGUCGCCUGCCUGUGUAAGGCGGCGGCCGCAAAGGGCGCGCCGCUCAGUCGCCUACACCCGUACGCGCAGGCAGCAUGGAGUCGCGCGGUCGCCGUUGUCCCGAAAUGAUAUCCGUACUGGGUCCCAUUUCGGGGCACGUGCUGAAAGCCGUGUUUAGUCGCGGCGACACGCCGGUGCUGCCGCACGAGACGCGACUCCUGCAGACGGGUAUCCACGUACGCGUGAGCCAGCCCUCGCUGAUCCUGGUGUCGCAGUACACGCCCGACUCGACGCCAUGCCACCGCGGCGACAAUCAGCUGCAGGUGCAGCACACGUACUUUACGGGCAGCGAGGUGGAGAACGUGUCGGUCAACGUGCACAACCCCACGGGCCGAAGCAUCUGCCCCAGCCAGGAGCCCAUGUCGAUCUAUGUGUACGCGCUGCCGCUCAAGAUGCUGAACAUCCCCAGCAUCAACGUGCACCACUACCCGUCGGCGGCCGAGCGCAAACACCGACACCUGCCCGUAGCUGACGCUGUGAUUCACGCGUCGGGCAAGCAGAUGUGGCAGGCGCGUCUCACGGUCUCGGGACUGGCCUGGACGCGUCAGCAGAACCAGUGGAAAGAGCCCGACGUCUACUACACGUCAGCGUUCGUGUUUCCCACCAAGGACGUGGCACUGCGGCACGUGGUGUGCGCGCACGAGCUGGUUUGCUCCAUGGAGAACACGCGCGCAACCAAGAUGCAGGUGAUAGGUGACCAGUACGUCAAGGUGUACCUGGAGUCCUUCUGCGAGGACGUGCCCUCCGGCAAGCUCUUUAUGCACGUCACGCUGGGCUCUGACGUGGAAGAGGACCUGACGAUGACCCGCAACCCGCAACCCUUCAUGCGCCCCCACGAGCGCAACGGCUUUACGGUGUUGUGUCCCAAAAAUAUGAUAAUCAAACCGGGCAAGAUCUCGCACAUCAUGCUGGAUGUGGCUUUUACCUCACACGAGCAUUUUGGGCUGCUGUGUCCCAAGAGCAUCCCGGGCCUGAGCAUCUCAGGUAACCUGUUGAUGAACGGGCAGCAGAUCUUCCUGGAGGUACAAGCGAUACGCGAGACCGUGGAACUGCGUCAGUACGAUCCCGUGGCUGCACUCUUCUUUUUCGAUAUCGACUUGCUGCUGCAGCGCGGGCCUCAGUACAGCGAGCACCCCACCUUCACCAGCCAGUAUCGCAUCCAGGGCAAGCUUGAGUACCGACACACCUGGGACCGGCACGACGAGGGUGCCGCCCAGGGCGACGACGACGUCUGGACCAGCGGAUCGGACUCCGACGAAGAACUCGUAACCACCGAGCGCAAGACGCCCCGCGUUACCGGCGGCGGCGCCAUGGCGGGCGCCUCCACUUCCGCGGGCCGCAAACGCAAAUCAGCAUCCUCGGCGACGGCGUGCACGGCGGGCGUUAUGACACGCGGCCGCCUUAAGGCCGAGUCCACCGUCGCGCCCGAAGAGGACACCGACGAGGAUUCCGACAACGAAAUCCACAAUCCGGCCGUGUUCACCUGGCCGCCCUGGCAGGCCGGCAUCCUGGCCCGCAACCUGGUGCCCAUGGUGGCUACGGUUCAGGGUCAGAAUCUGAAGUACCAGGAGUUCUUCUGGGACGCCAACGACAUCUACCGCAUCUUCGCCGAAUUGGAAGGCGUAUGGCAGCCCGCUGCGCAACCCAAACGUCGCCGCCACCGGCAAGAAGCCCUGCCCGGGCCAUGCAUCGCCUCGACGCCCAAAAAGCAUCGAGGUUGAGCCACCCGCCGCGCACGCGCUUAAGACGACUCUAUAAAAACCCACGUCCACUCAGACACGCGACUUUUGGGCGCCACACCUGUCGCCGCUGCUAUAUUUGCGACAGUUGCCGGAACCCUUCCCGACCUCCCACGAAGACCCGUUCACCUUUGCGCAUCCCCUGACCCUCCCCCCAUCCCGCCUUCGCAAUGUCUCAGGCAUCGUCCUCGCCCGGUGAGGGACCCUCGUCGGAAGCGGCCGCGAUCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCUUUGGUCGCCUGCACUGCCAGGUGCUUCGGCUCAUCACCAACGUGGAAGGCGGCUCGCUGGAAGCCGGUCGUCUGCGACUCCUGGACCUGCGUACCAACAUAGAGGUGAGCCGACCCUCGGUUCUCUGCUGUUUUCAGGAGAACAAAUCUCCGCACGACACCGUAGACCUGACCGACCUAAACAUCAAGGGCCGCUGCGUGGUGGGCGAACGGGACCGACUGCUGGUGGACCUCAACAACUUUGGCCCACGACGCCUGACGCCAGGCUCAGAAAACAACACGGUCUCGGUGCUGGCCUUUGCGCUGCCGCUAGACCGCGUGCCCGUUAGCGGACUGCACCUCUUUCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAUCGGCCGCGAAUGGAGGCGCGCGCCAUCAUCCGCCGCACGGCUCACCACUGGGCCGUGCGACUGACCGUGACGCCGAACUGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGUUUGGAGGCAGGGCAGAUCUUUGUCAGCCAGUUCGCCUUUCGCGCCGGCGCCAUCCCGCUGACGCUGGUAGACGCCCUGGAGCAGCUGGCCUGUUCGGACCCUAACACGUACAUCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAUGGAUCAUGCUGUUUCUGCAUCACGACUCACCGCACCCGCCGACCAGCGUGUUUCUGCACUUUUCGGUUUACACGCAUCGCGCCGAGGUGGUGGCGCGACACAAUCCGUACCCGCACCUACGACGCUUGCCGGACAACGGCUUCCAGCUGUUGAUUCCCAAAAGUUUUACGCUGACGCGCAUACAUCCCGAGUACAUCGUGCAGAUCCAGAAUGCUUUCGAAACCAAUCAGACUCACGACACCAUCUUUUUCCCGGAAAACAUCCCGGGCGUCUCCAUAGAAGCCGGCCCGCUACCCGAUCGUGUGCGAAUCACCCUCCGCGUCACGCUGACCGGCGACCAGGCCGUUCAUUUGGAACACCGACAGCCGCUAGGCCGCAUCCACUUUUUCCGCCGUGGGUUUUGGACUCUCACACCCGGUAAACCGGACAAAAUCAAGCGUCCCCAGGUGCAGCUGCGCGCCGGUCUCUUUCCACGGAGCGACGUCGUGCGCGGCGCCGUCUCCGAGUUUCUCCCGCAGUCCCCCGGAUUACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAUGACCUCUCCUCCACACCGACGCCGACCCCCCUGUCCGAAGCCAUGUUUGCCGGCUUCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACUCGGACACCCAAGCCGGACUGUCCCGGGCACUGAUCCUGACCGGACAAAGACGUCGAAGCGGUAACAACGGGGCUCUCACGCUCGUCAUCCCCUCGUGGCACGUCUUUGCGAGCCUUGACGACUUGGUACCAUUAACGGUGAGCGUGCAGCACGCCGCAUUACGACCUACCUCUUAUCUGCGCAGCGACAUGGACGGCGACGUGCGUACCGCGGCAGACAUCAGCAGCACGUUGCGGUCCGUGCCCGCGCCACGACCCUCACCCAUCAGCACCGCUUCCACUUCCAGCACCCCACGCAGUCGACCCCGCAUCUAGAGAGAGACUUCUUUGUUUUUCCCCCGCGUGUUUUUCCCAUUCCCUGUAUUUAUUUCUAAAUAAUAAAAACACAGAGACGUUGAUAAUAACCGCAGUGUGCUUUAUUAGGGUAUCACGGUGUAGAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCUAAAUAUAGCGUCUCUCAGCCUGAGUAGGAAG
配列番号10(pp71構築物F-終止pp65)
AGGACAGAGGACCCUGGUGUUGGGAAACGGACACUAGGCGUCCGCGCGAUACGGGGUUAAAACAAAAAAAAUCGGUGGUGGUGUGUGCUGGGGUGUGGUGACGGUGGGGCUUUGCCUCUUUUUUUUUGUAAUAAAAAAAGACACUCAAUAAUCCGCGGUUGUCUCUGUGUAGAACGUUUUUAUUUCGGGUUCCGCGUUUGGUCGCCUGCCUGUGUAAGGCGGCGGCCGCAAAGGGCGCGCCGCUCAGUCGCCUACACCCGUACGCGCAGGCAGCAUGGAGUCGCGCGGUCGCCGUUGUCCCGAAUAGUGAUCCGUACUGGGUCCCAUUUCGGGGCACGUGCUGAAAGCCGUGUUUAGUCGCGGCGACACGCCGGUGCUGCCGCACGAGACGCGACUCCUGCAGACGGGUAUCCACGUACGCGUGAGCCAGCCCUCGCUGAUCCUGGUGUCGCAGUACACGCCCGACUCGACGCCAUGCCACCGCGGCGACAAUCAGCUGCAGGUGCAGCACACGUACUUUACGGGCAGCGAGGUGGAGAACGUGUCGGUCAACGUGCACAACCCCACGGGCCGAAGCAUCUGCCCCAGCCAGGAGCCCAUGUCGAUCUAUGUGUACGCGCUGCCGCUCAAGAUGCUGAACAUCCCCAGCAUCAACGUGCACCACUACCCGUCGGCGGCCGAGCGCAAACACCGACACCUGCCCGUAGCUGACGCUGUGAUUCACGCGUCGGGCAAGCAGAUGUGGCAGGCGCGUCUCACGGUCUCGGGACUGGCCUGGACGCGUCAGCAGAACCAGUGGAAAGAGCCCGACGUCUACUACACGUCAGCGUUCGUGUUUCCCACCAAGGACGUGGCACUGCGGCACGUGGUGUGCGCGCACGAGCUGGUUUGCUCCAUGGAGAACACGCGCGCAACCAAGAUGCAGGUGAUAGGUGACCAGUACGUCAAGGUGUACCUGGAGUCCUUCUGCGAGGACGUGCCCUCCGGCAAGCUCUUUAUGCACGUCACGCUGGGCUCUGACGUGGAAGAGGACCUGACGAUGACCCGCAACCCGCAACCCUUCAUGCGCCCCCACGAGCGCAACGGCUUUACGGUGUUGUGUCCCAAAAAUAUGAUAAUCAAACCGGGCAAGAUCUCGCACAUCAUGCUGGAUGUGGCUUUUACCUCACACGAGCAUUUUGGGCUGCUGUGUCCCAAGAGCAUCCCGGGCCUGAGCAUCUCAGGUAACCUGUUGAUGAACGGGCAGCAGAUCUUCCUGGAGGUACAAGCGAUACGCGAGACCGUGGAACUGCGUCAGUACGAUCCCGUGGCUGCACUCUUCUUUUUCGAUAUCGACUUGCUGCUGCAGCGCGGGCCUCAGUACAGCGAGCACCCCACCUUCACCAGCCAGUAUCGCAUCCAGGGCAAGCUUGAGUACCGACACACCUGGGACCGGCACGACGAGGGUGCCGCCCAGGGCGACGACGACGUCUGGACCAGCGGAUCGGACUCCGACGAAGAACUCGUAACCACCGAGCGCAAGACGCCCCGCGUUACCGGCGGCGGCGCCAUGGCGGGCGCCUCCACUUCCGCGGGCCGCAAACGCAAAUCAGCAUCCUCGGCGACGGCGUGCACGGCGGGCGUUAUGACACGCGGCCGCCUUAAGGCCGAGUCCACCGUCGCGCCCGAAGAGGACACCGACGAGGAUUCCGACAACGAAAUCCACAAUCCGGCCGUGUUCACCUGGCCGCCCUGGCAGGCCGGCAUCCUGGCCCGCAACCUGGUGCCCAUGGUGGCUACGGUUCAGGGUCAGAAUCUGAAGUACCAGGAGUUCUUCUGGGACGCCAACGACAUCUACCGCAUCUUCGCCGAAUUGGAAGGCGUAUGGCAGCCCGCUGCGCAACCCAAACGUCGCCGCCACCGGCAAGAAGCCCUGCCCGGGCCAUGCAUCGCCUCGACGCCCAAAAAGCAUCGAGGUUGAGCCACCCGCCGCGCACGCGCUUAAGACGACUCUAUAAAAACCCACGUCCACUCAGACACGCGACUUUUGGGCGCCACACCUGUCGCCGCUGCUAUAUUUGCGACAGUUGCCGGAACCCUUCCCGACCUCCCACGAAGACCCGUUCACCUUUGCGCAUCCCCUGACCCUCCCCCCAUCCCGCCUUCGCAAUGUCUCAGGCAUCGUCCUCGCCCGGUGAGGGACCCUCGUCGGAAGCGGCCGCGAUCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCUUUGGUCGCCUGCACUGCCAGGUGCUUCGGCUCAUCACCAACGUGGAAGGCGGCUCGCUGGAAGCCGGUCGUCUGCGACUCCUGGACCUGCGUACCAACAUAGAGGUGAGCCGACCCUCGGUUCUCUGCUGUUUUCAGGAGAACAAAUCUCCGCACGACACCGUAGACCUGACCGACCUAAACAUCAAGGGCCGCUGCGUGGUGGGCGAACGGGACCGACUGCUGGUGGACCUCAACAACUUUGGCCCACGACGCCUGACGCCAGGCUCAGAAAACAACACGGUCUCGGUGCUGGCCUUUGCGCUGCCGCUAGACCGCGUGCCCGUUAGCGGACUGCACCUCUUUCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAUCGGCCGCGAAUGGAGGCGCGCGCCAUCAUCCGCCGCACGGCUCACCACUGGGCCGUGCGACUGACCGUGACGCCGAACUGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGUUUGGAGGCAGGGCAGAUCUUUGUCAGCCAGUUCGCCUUUCGCGCCGGCGCCAUCCCGCUGACGCUGGUAGACGCCCUGGAGCAGCUGGCCUGUUCGGACCCUAACACGUACAUCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAUGGAUCAUGCUGUUUCUGCAUCACGACUCACCGCACCCGCCGACCAGCGUGUUUCUGCACUUUUCGGUUUACACGCAUCGCGCCGAGGUGGUGGCGCGACACAAUCCGUACCCGCACCUACGACGCUUGCCGGACAACGGCUUCCAGCUGUUGAUUCCCAAAAGUUUUACGCUGACGCGCAUACAUCCCGAGUACAUCGUGCAGAUCCAGAAUGCUUUCGAAACCAAUCAGACUCACGACACCAUCUUUUUCCCGGAAAACAUCCCGGGCGUCUCCAUAGAAGCCGGCCCGCUACCCGAUCGUGUGCGAAUCACCCUCCGCGUCACGCUGACCGGCGACCAGGCCGUUCAUUUGGAACACCGACAGCCGCUAGGCCGCAUCCACUUUUUCCGCCGUGGGUUUUGGACUCUCACACCCGGUAAACCGGACAAAAUCAAGCGUCCCCAGGUGCAGCUGCGCGCCGGUCUCUUUCCACGGAGCGACGUCGUGCGCGGCGCCGUCUCCGAGUUUCUCCCGCAGUCCCCCGGAUUACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAUGACCUCUCCUCCACACCGACGCCGACCCCCCUGUCCGAAGCCAUGUUUGCCGGCUUCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACUCGGACACCCAAGCCGGACUGUCCCGGGCACUGAUCCUGACCGGACAAAGACGUCGAAGCGGUAACAACGGGGCUCUCACGCUCGUCAUCCCCUCGUGGCACGUCUUUGCGAGCCUUGACGACUUGGUACCAUUAACGGUGAGCGUGCAGCACGCCGCAUUACGACCUACCUCUUAUCUGCGCAGCGACAUGGACGGCGACGUGCGUACCGCGGCAGACAUCAGCAGCACGUUGCGGUCCGUGCCCGCGCCACGACCCUCACCCAUCAGCACCGCUUCCACUUCCAGCACCCCACGCAGUCGACCCCGCAUCUAGAGAGAGACUUCUUUGUUUUUCCCCCGCGUGUUUUUCCCAUUCCCUGUAUUUAUUUCUAAAUAAUAAAAACACAGAGACGUUGAUAAUAACCGCAGUGUGCUUUAUUAGGGUAUCACGGUGUAGAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCUAAAUAUAGCGUCUCUCAGCCUGAGUAGGAAG
配列番号11(M保存gag/nef/pol融合エピセンサス1、DNA)
ACCATGCCAATTGTGCAGAATTTGCAGGGACAGATGGTGCATCAGGCTATCTCCCCCCGCACGCTCAATGCCTGGGTGAAGGTAGTGGAGGAGAAAGCCTTTTCACCAGAAGTTATCCCTATGTTCTCTGCTCTGAGTGAGGGGGCCACCCCCCAAGACTTGAATACCATGCTGAACACCGTGGGTGGGCACCAGGCAGCCATGCAAATGCTGAAGGAGACTATTAACGAGGAGGCTGCTGAGTGGGATAGGCTGCACCCAGTCCATGCAGGACCAATCGCGCCAGGCCAAATGAGAGAACCACGGGGGAGCGACATCGCAGGGACAACCTCCACACTTCAAGAGCAGATCGGATGGATGACCAACAACCCCCCAATCCCCGTCGGCGAGATCTACAAGCGCTGGATAATCCTTGGCCTGAACAAGATTGTGCGGATGTATAGCCCCGTTTCAATCCTGGATATTCGCCAGGGCCCAAAGGAGCCTTTCCGCGATTATGTGGATAGGTTTTACAAGACCCTTCGGGCCGAACAGGCCACACAGGAGGTGAAGAACTGGATGACAGAGACTCTGCTGGTTCAGAATGCAAATCCCGACTGTAAGACCATCCTGAAGGCCCTGGGACCAGCAGCGACTCTGGAAGAGATGATGACGGCCTGTCAGGGCGTGGGCGGACCAGGCCATAAAGCACGGGTGCTCGTGGGGTTTCCAGTGAGGCCTCAGGTCCCACTGCGCCCCATGACATACAAGGGGGCCCTGGACCTGTCACACTTCCTTAAAGAAAAAGGCGGCTTGGAGGGCCTGATCTATAGTAAAAAGAGACAAGAAATCCTGGATCTTTGGGTTTACCACACACAGGGGTACTTCCCCGATTGGCAGAATTACACTCCCGGCCCCGGCATTAGGTACCCCCTCACATTTGGCTGGTGCTTCAAACTGGTGCCTCCCCAAATTACCCTTTGGCAGAGACCCCTTGTGACCATCAAAATCGGCGGTCAGCTGAAAGAGGCACTGCTGGCAGATGACACCGTGCTTGAGGATATCAACCTGCCTGGGAAATGGAAACCCAAGATGATAGGCGGAATCGGTGGGTTCATCAAAGTGAGACAGTACGATCAAATCCTGATTGAGATCTGCGGCAAGAAGGCGATCGGGACCGTACTGGTCGGGCCAACTCCAGTGAATATCATAGGCCGCAACCTCCTGACTCAGATAGGCTGTACCCTTAATTTTCCGATATCTCCAATCGAAACCGTGCCCGTTAAACTCAAGCCTGGTATGGATGGACCCAAAGTCAAGCAATGGCCACTGACCGAGGAGAAGATAAAGGCCCTGGTGGAAATCTGCACCGAAATGGAAAAGGAGGGAAAAATCTCTAAAATCGGACCCGAGAACCCTTATAATACTCCCGTCTTTGCCATTAAAAAGAAAGACAGCACAAAGTGGCGGAAACTCGTAGACTTTAGAGAGTTGAATAAAAGAACTCAGGACTTTTGGGAGGTGCAGCTTGGAATTCCCCACCCCGCCGGTCTGAAAAAGAAGAAATCCGTGACAGTGCTCGATGTTGGCGACGCCTATTTTAGTGTGCCTCTTGACAAAGACTTTCGGAAATACACCGCCTTCACCATTCCAAGCATTAATAACGAAACCCCAGGTATTAGATATCAATACAACGTGCTGCCCCAGGGGTGGAAAGGCAGCCCAGCTATTTTTCAGAGCAGCATGACAAAAATTTTGGAGCCCTTCAGAAAGCAGAATCCAGATATCGTCATTTACCAGCTGTATGTGGGGTCCGATCTGGAGATTGGCCAGCACCGAACTAAGATCGAAGAACTGCGCCAGCACCTGCTCAAATGGGGATTCACGACACCTGATAAAAAACATCAGAAGGAACCCCCTTTCCTTTGGATGGGCTACGAGCTTCACCCCGATAAATGGACTGTTCAGCCAATTGTCCTCCCTGAGAAGGACTCTTGGACAGTCAACGACATCCAAAAACTGGTGGGGAAACTCAATTGGGCCAGTCAGATCTACCACGGCCAGGTGGACTGCTCACCGGGGATCTGGCAGCTTTGTACACATCTGGAGGGGAAAGTGATCCTGGTCGCTGTTCATGTTGCCAGCGGCTACATTGAAGCAGAGGTTATTCCCGCCGAGACTGGCCAGGAGACAGCTTACTTCTTGCTGAAGCTGGCTGGTCGGTGGCCCGTGAAGGTAATTCACACAAATGGCTCTAACTTTACCTCTGCCGCAGTTAAGGCCGCCTGCTGGTGGGCCGGAATTAAGCAGGAATTCGGGATTCCTTACAATCCACAGTCACAGGGTGTAGTAAGCATGAATAAGGAATTGAAGAAAATTATAGGACAGGTTCGCGACCAGGCCGAGCACCTGAAGACCGCCGTTCAAATGGCCGTATTCATCCACAATTTTAAGCGCAAAGGCGGGATTGGGGGTTACTCTGCCGGGGAGAGAATAATAGACATCATTGCCACCGATATCCAGACAAAACTGCAGAAACAGATAACAAAGATACAGAACTTTAGGGTATACTATCGGGATTCCAGGGACCCTATCTGGAAGGGGCCAGCGAAACTGCTTTGGAAGGGAGAAGGAGCCGTGGTCATACAGGACAATTCAGACATCAAAGTGGTACCGAGAAGGAAGGCCAAGATTATTAGAGATTACGGAAAACAGATGGCGGGGGACGACTGCGTTGCCGGGAGGCAGGACGAAGATCAATGA
配列番号12(M保存gag/nef/pol融合エピセンサス1、タンパク質)
MPIVQNLQGQMVHQAISPRTLNAWVKVVEEKAFSPEVIPMFSALSEGATPQDLNTMLNTVGGHQAAMQMLKETINEEAAEWDRLHPVHAGPIAPGQMREPRGSDIAGTTSTLQEQIGWMTNNPPIPVGEIYKRWIILGLNKIVRMYSPVSILDIRQGPKEPFRDYVDRFYKTLRAEQATQEVKNWMTETLLVQNANPDCKTILKALGPAATLEEMMTACQGVGGPGHKARVLVGFPVRPQVPLRPMTYKGALDLSHFLKEKGGLEGLIYSKKRQEILDLWVYHTQGYFPDWQNYTPGPGIRYPLTFGWCFKLVPPQITLWQRPLVTIKIGGQLKEALLADDTVLEDINLPGKWKPKMIGGIGGFIKVRQYDQILIEICGKKAIGTVLVGPTPVNIIGRNLLTQIGCTLNFPISPIETVPVKLKPGMDGPKVKQWPLTEEKIKALVEICTEMEKEGKISKIGPENPYNTPVFAIKKKDSTKWRKLVDFRELNKRTQDFWEVQLGIPHPAGLKKKKSVTVLDVGDAYFSVPLDKDFRKYTAFTIPSINNETPGIRYQYNVLPQGWKGSPAIFQSSMTKILEPFRKQNPDIVIYQLYVGSDLEIGQHRTKIEELRQHLLKWGFTTPDKKHQKEPPFLWMGYELHPDKWTVQPIVLPEKDSWTVNDIQKLVGKLNWASQIYHGQVDCSPGIWQLCTHLEGKVILVAVHVASGYIEAEVIPAETGQETAYFLLKLAGRWPVKVIHTNGSNFTSAAVKAACWWAGIKQEFGIPYNPQSQGVVSMNKELKKIIGQVRDQAEHLKTAVQMAVFIHNFKRKGGIGGYSAGERIIDIIATDIQTKLQKQITKIQNFRVYYRDSRDPIWKGPAKLLWKGEGAVVIQDNSDIKVVPRRKAKIIRDYGKQMAGDDCVAGRQDEDQ*
配列番号13(Ag85A-ESAT-6-Rv3407-Rv2626c-RpfA-RpfD)
MAFSRPGLPVEYLQVPSPSMGRDIKVQFQSGGANSPALYLLDGLRAQDDFSGWDINTPAFEWYDQSGLSVVMPVGGQSSFYSDWYQPACGKAGCQTYKWETFLTSELPGWLQANRHVKPTGSAVVGLSMAASSALTLAIYHPQQFVYAGAMSGLLDPSQAMGPTLIGLAMGDAGGYKASDMWGPKEDPAWQRNDPLLNVGKLIANNTRVWVYCGNGKPSDLGGNNLPAKFLEGFVRTSNIKFQDAYNAGGGHNGVFDFPDSGTHSWEYWGAQLNAMKPDLQRALGATPNTGPAPQGATEQQWNFAGIEAAASAIQGNVTSIHSLLDEGKQSLTKLAAAWGGSGSEAYQGVQQKWDATATELNNALQNLARTISEAGQAMASTEGNVTGMFARATVGLVEAIGIRELRQHASRYLARVEAGEELGVTNKGRLVARLIPVQAAERSREALIESGVLIPARRPQNLLDVTAEPARGRKRTLSDVLNEMRDEQTTARDIMNAGVTCVGEHETLTAAAQYMREHDIGALPICGDDDRLHGMLTDRDIVIKGLAAGLDPNTATAGELARDSIYYVDANASIQEMLNVMEEHQVRRVPVISEHRLVGIVTEADIARHLPEHAIVQFVKAICSPMALASSGRHRKPTTSNVSVAKIAFTGAVLGGGGIAMAAQATAATDGEWDQVARCESGGNWSINTGNGYLGGLQFTQSTWAAHGGGEFAPSAQLASREQQIAVGERVLATQGRGAWPVCGRGLSNATPREVLPASAAMDAPLDAAAVNGEPAPLAPPPADPAPPVELAANDLPAPLGEPLPAAPADPAPPADLAPPAPADVAPPVELAVNDLPAPLGEPLPAAPADPAPPADLAPPAPADLAPPAPADLAPPAPADLAPPVELAVNDLPAPLGEPLPAAPAELAPPADLAPASADLAPPAPADLAPPAPAELAPPAPADLAPPAAVNEQTAPGDQPATAPGGPVGLATDLELPEPDPQPADAPPPGDVTEAPAETPQVSNIAYTKKLWQAIRAQDVCGNDALDSLAQPYVIGTPGLLTTAGAGRPRDRCARIVCTVFIETAVVATMFVALLGLSTISSKADDIDWDAIAQCESGGNWAANTGNGLYGGLQISQATWDSNGGVGSPAAASPQQQIEVADNIMKTQGPGAWPKCSSCSQGDAPLGSLTHILTFLAAETGGCSGSRDD
配列番号14(pp71構築物B-全長(FT)+pseudoU/5meC)
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配列番号15(pp71構築物B.2-全長(FT)+pseudoU/5meC)
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配列番号16(pp71構築物B.3-全長(FT)+pseudoU/5meC)
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配列番号17(pp71構築物C-最初期(IE1)+pseudoU/5meC)
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配列番号18(pp71構築物D-短鎖+pseudoU/5meC)
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配列番号19(pp71構築物E-pp65+pseudoU/5meC)
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配列番号20(pp71構築物F-終止pp65+pseudoU/5meC)
AGGAm5cAGAGGAm5cm5cm5cpGGpGppGGGAAAm5cGGAm5cAm5cpAGGm5cGpm5cm5cGm5cGm5cGApAm5cGGGGppAAAAm5cAAAAAAAApm5cGGpGGpGGpGpGpGm5cpGGGGpGpGGpGAm5cGGpGGGGm5cpppGm5cm5cpm5cpppppppppGpAApAAAAAAAGAm5cAm5cpm5cAApAApm5cm5cGm5cGGppGpm5cpm5cpGpGpAGAAm5cGpppppApppm5cGGGppm5cm5cGm5cGpppGGpm5cGm5cm5cpGm5cm5cpGpGpAAGGm5cGGm5cGGm5cm5cGm5cAAAGGGm5cGm5cGm5cm5cGm5cpm5cAGpm5cGm5cm5cpAm5cAm5cm5cm5cGpAm5cGm5cGm5cAGGm5cAGm5cApGGAGpm5cGm5cGm5cGGpm5cGm5cm5cGppGpm5cm5cm5cGAApAGpGApm5cm5cGpAm5cpGGGpm5cm5cm5cApppm5cGGGGm5cAm5cGpGm5cpGAAAGm5cm5cGpGpppAGpm5cGm5cGGm5cGAm5cAm5cGm5cm5cGGpGm5cpGm5cm5cGm5cAm5cGAGAm5cGm5cGAm5cpm5cm5cpGm5cAGAm5cGGGpApm5cm5cAm5cGpAm5cGm5cGpGAGm5cm5cAGm5cm5cm5cpm5cGm5cpGApm5cm5cpGGpGpm5cGm5cAGpAm5cAm5cGm5cm5cm5cGAm5cpm5cGAm5cGm5cm5cApGm5cm5cAm5cm5cGm5cGGm5cGAm5cAApm5cAGm5cpGm5cAGGpGm5cAGm5cAm5cAm5cGpAm5cpppAm5cGGGm5cAGm5cGAGGpGGAGAAm5cGpGpm5cGGpm5cAAm5cGpGm5cAm5cAAm5cm5cm5cm5cAm5cGGGm5cm5cGAAGm5cApm5cpGm5cm5cm5cm5cAGm5cm5cAGGAGm5cm5cm5cApGpm5cGApm5cpApGpGpAm5cGm5cGm5cpGm5cm5cGm5cpm5cAAGApGm5cpGAAm5cApm5cm5cm5cm5cAGm5cApm5cAAm5cGpGm5cAm5cm5cAm5cpAm5cm5cm5cGpm5cGGm5cGGm5cm5cGAGm5cGm5cAAAm5cAm5cm5cGAm5cAm5cm5cpGm5cm5cm5cGpAGm5cpGAm5cGm5cpGpGAppm5cAm5cGm5cGpm5cGGGm5cAAGm5cAGApGpGGm5cAGGm5cGm5cGpm5cpm5cAm5cGGpm5cpm5cGGGAm5cpGGm5cm5cpGGAm5cGm5cGpm5cAGm5cAGAAm5cm5cAGpGGAAAGAGm5cm5cm5cGAm5cGpm5cpAm5cpAm5cAm5cGpm5cAGm5cGppm5cGpGpppm5cm5cm5cAm5cm5cAAGGAm5cGpGGm5cAm5cpGm5cGGm5cAm5cGpGGpGpGm5cGm5cGm5cAm5cGAGm5cpGGpppGm5cpm5cm5cApGGAGAAm5cAm5cGm5cGm5cGm5cAAm5cm5cAAGApGm5cAGGpGApAGGpGAm5cm5cAGpAm5cGpm5cAAGGpGpAm5cm5cpGGAGpm5cm5cppm5cpGm5cGAGGAm5cGpGm5cm5cm5cpm5cm5cGGm5cAAGm5cpm5cpppApGm5cAm5cGpm5cAm5cGm5cpGGGm5cpm5cpGAm5cGpGGAAGAGGAm5cm5cpGAm5cGApGAm5cm5cm5cGm5cAAm5cm5cm5cGm5cAAm5cm5cm5cppm5cApGm5cGm5cm5cm5cm5cm5cAm5cGAGm5cGm5cAAm5cGGm5cpppAm5cGGpGppGpGpm5cm5cm5cAAAAApApGApAApm5cAAAm5cm5cGGGm5cAAGApm5cpm5cGm5cAm5cApm5cApGm5cpGGApGpGGm5cppppAm5cm5cpm5cAm5cAm5cGAGm5cAppppGGGm5cpGm5cpGpGpm5cm5cm5cAAGAGm5cApm5cm5cm5cGGGm5cm5cpGAGm5cApm5cpm5cAGGpAAm5cm5cpGppGApGAAm5cGGGm5cAGm5cAGApm5cppm5cm5cpGGAGGpAm5cAAGm5cGApAm5cGm5cGAGAm5cm5cGpGGAAm5cpGm5cGpm5cAGpAm5cGApm5cm5cm5cGpGGm5cpGm5cAm5cpm5cppm5cpppppm5cGApApm5cGAm5cppGm5cpGm5cpGm5cAGm5cGm5cGGGm5cm5cpm5cAGpAm5cAGm5cGAGm5cAm5cm5cm5cm5cAm5cm5cppm5cAm5cm5cAGm5cm5cAGpApm5cGm5cApm5cm5cAGGGm5cAAGm5cppGAGpAm5cm5cGAm5cAm5cAm5cm5cpGGGAm5cm5cGGm5cAm5cGAm5cGAGGGpGm5cm5cGm5cm5cm5cAGGGm5cGAm5cGAm5cGAm5cGpm5cpGGAm5cm5cAGm5cGGApm5cGGAm5cpm5cm5cGAm5cGAAGAAm5cpm5cGpAAm5cm5cAm5cm5cGAGm5cGm5cAAGAm5cGm5cm5cm5cm5cGm5cGppAm5cm5cGGm5cGGm5cGGm5cGm5cm5cApGGm5cGGGm5cGm5cm5cpm5cm5cAm5cppm5cm5cGm5cGGGm5cm5cGm5cAAAm5cGm5cAAApm5cAGm5cApm5cm5cpm5cGGm5cGAm5cGGm5cGpGm5cAm5cGGm5cGGGm5cGppApGAm5cAm5cGm5cGGm5cm5cGm5cm5cppAAGGm5cm5cGAGpm5cm5cAm5cm5cGpm5cGm5cGm5cm5cm5cGAAGAGGAm5cAm5cm5cGAm5cGAGGAppm5cm5cGAm5cAAm5cGAAApm5cm5cAm5cAApm5cm5cGGm5cm5cGpGppm5cAm5cm5cpGGm5cm5cGm5cm5cm5cpGGm5cAGGm5cm5cGGm5cApm5cm5cpGGm5cm5cm5cGm5cAAm5cm5cpGGpGm5cm5cm5cApGGpGGm5cpAm5cGGppm5cAGGGpm5cAGAApm5cpGAAGpAm5cm5cAGGAGppm5cppm5cpGGGAm5cGm5cm5cAAm5cGAm5cApm5cpAm5cm5cGm5cApm5cppm5cGm5cm5cGAAppGGAAGGm5cGpApGGm5cAGm5cm5cm5cGm5cpGm5cGm5cAAm5cm5cm5cAAAm5cGpm5cGm5cm5cGm5cm5cAm5cm5cGGm5cAAGAAGm5cm5cm5cpGm5cm5cm5cGGGm5cm5cApGm5cApm5cGm5cm5cpm5cGAm5cGm5cm5cm5cAAAAAGm5cApm5cGAGGppGAGm5cm5cAm5cm5cm5cGm5cm5cGm5cGm5cAm5cGm5cGm5cppAAGAm5cGAm5cpm5cpApAAAAAm5cm5cm5cAm5cGpm5cm5cAm5cpm5cAGAm5cAm5cGm5cGAm5cppppGGGm5cGm5cm5cAm5cAm5cm5cpGpm5cGm5cm5cGm5cpGm5cpApApppGm5cGAm5cAGppGm5cm5cGGAAm5cm5cm5cppm5cm5cm5cGAm5cm5cpm5cm5cm5cAm5cGAAGAm5cm5cm5cGppm5cAm5cm5cpppGm5cGm5cApm5cm5cm5cm5cpGAm5cm5cm5cpm5cm5cm5cm5cm5cm5cApm5cm5cm5cGm5cm5cppm5cGm5cAApGpm5cpm5cAGGm5cApm5cGpm5cm5cpm5cGm5cm5cm5cGGpGAGGGAm5cm5cm5cpm5cGpm5cGGAAGm5cGGm5cm5cGm5cGApm5cAGm5cGAGGm5cm5cGAAGm5cm5cGm5cm5cAGm5cGGm5cAGm5cpppGGpm5cGm5cm5cpGm5cAm5cpGm5cm5cAGGpGm5cppm5cGGm5cpm5cApm5cAm5cm5cAAm5cGpGGAAGGm5cGGm5cpm5cGm5cpGGAAGm5cm5cGGpm5cGpm5cpGm5cGAm5cpm5cm5cpGGAm5cm5cpGm5cGpAm5cm5cAAm5cApAGAGGpGAGm5cm5cGAm5cm5cm5cpm5cGGppm5cpm5cpGm5cpGppppm5cAGGAGAAm5cAAApm5cpm5cm5cGm5cAm5cGAm5cAm5cm5cGpAGAm5cm5cpGAm5cm5cGAm5cm5cpAAAm5cApm5cAAGGGm5cm5cGm5cpGm5cGpGGpGGGm5cGAAm5cGGGAm5cm5cGAm5cpGm5cpGGpGGAm5cm5cpm5cAAm5cAAm5cpppGGm5cm5cm5cAm5cGAm5cGm5cm5cpGAm5cGm5cm5cAGGm5cpm5cAGAAAAm5cAAm5cAm5cGGpm5cpm5cGGpGm5cpGGm5cm5cpppGm5cGm5cpGm5cm5cGm5cpAGAm5cm5cGm5cGpGm5cm5cm5cGppAGm5cGGAm5cpGm5cAm5cm5cpm5cpppm5cAGAGm5cm5cAGm5cGGm5cGm5cGGm5cGGm5cGAAGAAAApm5cGGm5cm5cGm5cGAApGGAGGm5cGm5cGm5cGm5cm5cApm5cApm5cm5cGm5cm5cGm5cAm5cGGm5cpm5cAm5cm5cAm5cpGGGm5cm5cGpGm5cGAm5cpGAm5cm5cGpGAm5cGm5cm5cGAAm5cpGGm5cGm5cm5cGm5cAGAAm5cm5cGAm5cAGm5cAGpppGGAGGm5cAGGGm5cAGApm5cpppGpm5cAGm5cm5cAGppm5cGm5cm5cpppm5cGm5cGm5cm5cGGm5cGm5cm5cApm5cm5cm5cGm5cpGAm5cGm5cpGGpAGAm5cGm5cm5cm5cpGGAGm5cAGm5cpGGm5cm5cpGppm5cGGAm5cm5cm5cpAAm5cAm5cGpAm5cApm5cm5cAm5cAAAAm5cGGAGAm5cGGAm5cGAAm5cGAGGm5cm5cAApGGApm5cApGm5cpGpppm5cpGm5cApm5cAm5cGAm5cpm5cAm5cm5cGm5cAm5cm5cm5cGm5cm5cGAm5cm5cAGm5cGpGpppm5cpGm5cAm5cppppm5cGGpppAm5cAm5cGm5cApm5cGm5cGm5cm5cGAGGpGGpGGm5cGm5cGAm5cAm5cAApm5cm5cGpAm5cm5cm5cGm5cAm5cm5cpAm5cGAm5cGm5cppGm5cm5cGGAm5cAAm5cGGm5cppm5cm5cAGm5cpGppGAppm5cm5cm5cAAAAGppppAm5cGm5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5cpppppm5cm5cm5cGGAAAAm5cApm5cm5cm5cGGGm5cGpm5cpm5cm5cApAGAAGm5cm5cGGm5cm5cm5cGm5cpAm5cm5cm5cGApm5cGpGpGm5cGAApm5cAm5cm5cm5cpm5cm5cGm5cGpm5cAm5cGm5cpGAm5cm5cGGm5cGAm5cm5cAGGm5cm5cGppm5cApppGGAAm5cAm5cm5cGAm5cAGm5cm5cGm5cpAGGm5cm5cGm5cApm5cm5cAm5cpppppm5cm5cGm5cm5cGpGGGppppGGAm5cpm5cpm5cAm5cAm5cm5cm5cGGpAAAm5cm5cGGAm5cAAAApm5cAAGm5cGpm5cm5cm5cm5cAGGpGm5cAGm5cpGm5cGm5cGm5cm5cGGpm5cpm5cpppm5cm5cAm5cGGAGm5cGAm5cGpm5cGpGm5cGm5cGGm5cGm5cm5cGpm5cpm5cm5cGAGpppm5cpm5cm5cm5cGm5cAGpm5cm5cm5cm5cm5cGGAppAm5cm5cAm5cm5cm5cAm5cm5cGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGAm5cGAm5cGAAGApGAm5cm5cpm5cpm5cm5cpm5cm5cAm5cAm5cm5cGAm5cGm5cm5cGAm5cm5cm5cm5cm5cm5cpGpm5cm5cGAAGm5cm5cApGpppGm5cm5cGGm5cppm5cGAGGAGGm5cm5cAGm5cGGm5cGAm5cGAGGAm5cpm5cGGAm5cAm5cm5cm5cAAGm5cm5cGGAm5cpGpm5cm5cm5cGGGm5cAm5cpGApm5cm5cpGAm5cm5cGGAm5cAAAGAm5cGpm5cGAAGm5cGGpAAm5cAAm5cGGGGm5cpm5cpm5cAm5cGm5cpm5cGpm5cApm5cm5cm5cm5cpm5cGpGGm5cAm5cGpm5cpppGm5cGAGm5cm5cppGAm5cGAm5cppGGpAm5cm5cAppAAm5cGGpGAGm5cGpGm5cAGm5cAm5cGm5cm5cGm5cAppAm5cGAm5cm5cpAm5cm5cpm5cppApm5cpGm5cGm5cAGm5cGAm5cApGGAm5cGGm5cGAm5cGpGm5cGpAm5cm5cGm5cGGm5cAGAm5cApm5cAGm5cAGm5cAm5cGppGm5cGGpm5cm5cGpGm5cm5cm5cGm5cGm5cm5cAm5cGAm5cm5cm5cpm5cAm5cm5cm5cApm5cAGm5cAm5cm5cGm5cppm5cm5cAm5cppm5cm5cAGm5cAm5cm5cm5cm5cAm5cGm5cAGpm5cGAm5cm5cm5cm5cGm5cApm5cpAGAGAGAGAm5cppm5cpppGpppppm5cm5cm5cm5cm5cGm5cGpGpppppm5cm5cm5cAppm5cm5cm5cpGpApppApppm5cpAAApAApAAAAAm5cAm5cAGAGAm5cGppGApAApAAm5cm5cGm5cAGpGpGm5cpppAppAGGGpApm5cAm5cGGpGpAGAAAAAAAAAGAGAGGGAAAm5cm5cm5cpAAApApAGm5cGpm5cpm5cpm5cAGm5cm5cpGAGpAGGAAG
配列番号21(pp71構築物B-全長(FT)+5moU)
AGGGCCACCCGCCGCGCACGCGCmo5umo5uAAGACGACmo5uCmo5uAmo5uAAAAACCCACGmo5uCCACmo5uCAGACACGCGACmo5umo5umo5umo5uGGGCGCCACACCmo5uGmo5uCGCCGCmo5uGCmo5uAmo5uAmo5umo5umo5uGCGACAGmo5umo5uGCCGGAACCCmo5umo5uCCCGACCmo5uCCCACGAAGACCCGmo5umo5uCACCmo5umo5umo5uGCGCAmo5uCCCCmo5uGACCCmo5uCCCCCCAmo5uCCCGCCmo5umo5uCGCAAmo5uGmo5uCmo5uCAGGCAmo5uCGmo5uCCmo5uCGCCCGGmo5uGAGGGACCCmo5uCGmo5uCGGAAGCGGCCGCGAmo5uCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCACmo5uGCCAGGmo5uGCmo5umo5uCGGCmo5uCAmo5uCACCAACGmo5uGGAAGGCGGCmo5uCGCmo5uGGAAGCCGGmo5uCGmo5uCmo5uGCGACmo5uCCmo5uGGACCmo5uGCGmo5uACCAACAmo5uAGAGGmo5uGAGCCGACCCmo5uCGGmo5umo5uCmo5uCmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uCAGGAGAACAAAmo5uCmo5uCCGCACGACACCGmo5uAGACCmo5uGACCGACCmo5uAAACAmo5uCAAGGGCCGCmo5uGCGmo5uGGmo5uGGGCGAACGGGACCGACmo5uGCmo5uGGmo5uGGACCmo5uCAACAACmo5umo5umo5uGGCCCACGACGCCmo5uGACGCCAGGCmo5uCAGAAAACAACACGGmo5uCmo5uCGGmo5uGCmo5uGGCCmo5umo5umo5uGCGCmo5uGCCGCmo5uAGACCGCGmo5uGCCCGmo5umo5uAGCGGACmo5uGCACCmo5uCmo5umo5umo5uCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAmo5uCGGCCGCGAAmo5uGGAGGCGCGCGCCAmo5uCAmo5uCCGCCGCACGGCmo5uCACCACmo5uGGGCCGmo5uGCGACmo5uGACCGmo5uGACGCCGAACmo5uGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGmo5umo5umo5uGGAGGCAGGGCAGAmo5uCmo5umo5umo5uGmo5uCAGCCAGmo5umo5uCGCCmo5umo5umo5uCGCGCCGGCGCCAmo5uCCCGCmo5uGACGCmo5uGGmo5uAGACGCCCmo5uGGAGCAGCmo5uGGCCmo5uGmo5umo5uCGGACCCmo5uAACACGmo5uACAmo5uCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAmo5uGGAmo5uCAmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCAmo5uCACGACmo5uCACCGCACCCGCCGACCAGCGmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCACmo5umo5umo5umo5uCGGmo5umo5umo5uACACGCAmo5uCGCGCCGAGGmo5uGGmo5uGGCGCGACACAAmo5uCCGmo5uACCCGCACCmo5uACGACGCmo5umo5uGCCGGACAACGGCmo5umo5uCCAGCmo5uGmo5umo5uGAmo5umo5uCCCAAAAGmo5umo5umo5umo5uACGCmo5uGACGCGCAmo5uACAmo5uCCCGAGmo5uACAmo5uCGmo5uGCAGAmo5uCCAGAAmo5uGCmo5umo5umo5uCGAAACCAAmo5uCAGACmo5uCACGACACCAmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCCCGGAAAACAmo5uCCCGGGCGmo5uCmo5uCCAmo5uAGAAGCCGGCCCGCmo5uACCCGAmo5uCGmo5uGmo5uGCGAAmo5uCACCCmo5uCCGCGmo5uCACGCmo5uGACCGGCGACCAGGCCGmo5umo5uCAmo5umo5umo5uGGAACACCGACAGCCGCmo5uAGGCCGCAmo5uCCACmo5umo5umo5umo5umo5uCCGCCGmo5uGGGmo5umo5umo5umo5uGGACmo5uCmo5uCACACCCGGmo5uAAACCGGACAAAAmo5uCAAGCGmo5uCCCCAGGmo5uGCAGCmo5uGCGCGCCGGmo5uCmo5uCmo5umo5umo5uCCACGGAGCGACGmo5uCGmo5uGCGCGGCGCCGmo5uCmo5uCCGAGmo5umo5umo5uCmo5uCCCGCAGmo5uCCCCCGGAmo5umo5uACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAmo5uGACCmo5uCmo5uCCmo5uCCACACCGACGCCGACCCCCCmo5uGmo5uCCGAAGCCAmo5uGmo5umo5umo5uGCCGGCmo5umo5uCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACmo5uCGGACACCCAAGCCGGACmo5uGmo5uCCCGGGCACmo5uGAmo5uCCmo5uGACCGGACAAAGACGmo5uCGAAGCGGmo5uAACAACGGGGCmo5uCmo5uCACGCmo5uCGmo5uCAmo5uCCCCmo5uCGmo5uGGCACGmo5uCmo5umo5umo5uGCGAGCCmo5umo5uGACGACmo5umo5uGGmo5uACCAmo5umo5uAACGGmo5uGAGCGmo5uGCAGCACGCCGCAmo5umo5uACGACCmo5uACCmo5uCmo5umo5uAmo5uCmo5uGCGCAGCGACAmo5uGGACGGCGACGmo5uGCGmo5uACCGCGGCAGACAmo5uCAGCAGCACGmo5umo5uGCGGmo5uCCGmo5uGCCCGCGCCACGACCCmo5uCACCCAmo5uCAGCACCGCmo5umo5uCCACmo5umo5uCCAGCACCCCACGCAGmo5uCGACCCCGCAmo5uCmo5uAGAGAGAGACmo5umo5uCmo5umo5umo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCCCGCGmo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCAmo5umo5uCCCmo5uGmo5uAmo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCmo5uAAAmo5uAAmo5uAAAAACACAGAGACGmo5umo5uGAmo5uAAmo5uAACCGCAGmo5uGmo5uGCmo5umo5umo5uAmo5umo5uAGGGmo5uAmo5uCACGGmo5uGmo5uAGAAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCmo5uAAAmo5uAmo5uAGCGmo5uCmo5uCmo5uCAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
配列番号22(pp71構築物B.2-全長(FT)+5moU)
GCCACCCGCCGCGCACGCGCmo5umo5uAAGACGACmo5uCmo5uAmo5uAAAAACCCACGmo5uCCACmo5uCAGACACGCGACmo5umo5umo5umo5uGGGCGCCACACCmo5uGmo5uCGCCGCmo5uGCmo5uAmo5uAmo5umo5umo5uGCGACAGmo5umo5uGCCGGAACCCmo5umo5uCCCGACCmo5uCCCACGAAGACCCGmo5umo5uCACCmo5umo5umo5uGCGCAmo5uCCCCmo5uGACCCmo5uCCCCCCAmo5uCCCGCCmo5umo5uCGCAAmo5uGmo5uCmo5uCAGGCAmo5uCGmo5uCCmo5uCGCCCGGmo5uGAGGGACCCmo5uCGmo5uCGGAAGCGGCCGCGAmo5uCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCACmo5uGCCAGGmo5uGCmo5umo5uCGGCmo5uCAmo5uCACCAACGmo5uGGAAGGCGGCmo5uCGCmo5uGGAAGCCGGmo5uCGmo5uCmo5uGCGACmo5uCCmo5uGGACCmo5uGCGmo5uACCAACAmo5uAGAGGmo5uGAGCCGACCCmo5uCGGmo5umo5uCmo5uCmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uCAGGAGAACAAAmo5uCmo5uCCGCACGACACCGmo5uAGACCmo5uGACCGACCmo5uAAACAmo5uCAAGGGCCGCmo5uGCGmo5uGGmo5uGGGCGAACGGGACCGACmo5uGCmo5uGGmo5uGGACCmo5uCAACAACmo5umo5umo5uGGCCCACGACGCCmo5uGACGCCAGGCmo5uCAGAAAACAACACGGmo5uCmo5uCGGmo5uGCmo5uGGCCmo5umo5umo5uGCGCmo5uGCCGCmo5uAGACCGCGmo5uGCCCGmo5umo5uAGCGGACmo5uGCACCmo5uCmo5umo5umo5uCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAmo5uCGGCCGCGAAmo5uGGAGGCGCGCGCCAmo5uCAmo5uCCGCCGCACGGCmo5uCACCACmo5uGGGCCGmo5uGCGACmo5uGACCGmo5uGACGCCGAACmo5uGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGmo5umo5umo5uGGAGGCAGGGCAGAmo5uCmo5umo5umo5uGmo5uCAGCCAGmo5umo5uCGCCmo5umo5umo5uCGCGCCGGCGCCAmo5uCCCGCmo5uGACGCmo5uGGmo5uAGACGCCCmo5uGGAGCAGCmo5uGGCCmo5uGmo5umo5uCGGACCCmo5uAACACGmo5uACAmo5uCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAmo5uGGAmo5uCAmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCAmo5uCACGACmo5uCACCGCACCCGCCGACCAGCGmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCACmo5umo5umo5umo5uCGGmo5umo5umo5uACACGCAmo5uCGCGCCGAGGmo5uGGmo5uGGCGCGACACAAmo5uCCGmo5uACCCGCACCmo5uACGACGCmo5umo5uGCCGGACAACGGCmo5umo5uCCAGCmo5uGmo5umo5uGAmo5umo5uCCCAAAAGmo5umo5umo5umo5uACGCmo5uGACGCGCAmo5uACAmo5uCCCGAGmo5uACAmo5uCGmo5uGCAGAmo5uCCAGAAmo5uGCmo5umo5umo5uCGAAACCAAmo5uCAGACmo5uCACGACACCAmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCCCGGAAAACAmo5uCCCGGGCGmo5uCmo5uCCAmo5uAGAAGCCGGCCCGCmo5uACCCGAmo5uCGmo5uGmo5uGCGAAmo5uCACCCmo5uCCGCGmo5uCACGCmo5uGACCGGCGACCAGGCCGmo5umo5uCAmo5umo5umo5uGGAACACCGACAGCCGCmo5uAGGCCGCAmo5uCCACmo5umo5umo5umo5umo5uCCGCCGmo5uGGGmo5umo5umo5umo5uGGACmo5uCmo5uCACACCCGGmo5uAAACCGGACAAAAmo5uCAAGCGmo5uCCCCAGGmo5uGCAGCmo5uGCGCGCCGGmo5uCmo5uCmo5umo5umo5uCCACGGAGCGACGmo5uCGmo5uGCGCGGCGCCGmo5uCmo5uCCGAGmo5umo5umo5uCmo5uCCCGCAGmo5uCCCCCGGAmo5umo5uACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAmo5uGACCmo5uCmo5uCCmo5uCCACACCGACGCCGACCCCCCmo5uGmo5uCCGAAGCCAmo5uGmo5umo5umo5uGCCGGCmo5umo5uCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACmo5uCGGACACCCAAGCCGGACmo5uGmo5uCCCGGGCACmo5uGAmo5uCCmo5uGACCGGACAAAGACGmo5uCGAAGCGGmo5uAACAACGGGGCmo5uCmo5uCACGCmo5uCGmo5uCAmo5uCCCCmo5uCGmo5uGGCACGmo5uCmo5umo5umo5uGCGAGCCmo5umo5uGACGACmo5umo5uGGmo5uACCAmo5umo5uAACGGmo5uGAGCGmo5uGCAGCACGCCGCAmo5umo5uACGACCmo5uACCmo5uCmo5umo5uAmo5uCmo5uGCGCAGCGACAmo5uGGACGGCGACGmo5uGCGmo5uACCGCGGCAGACAmo5uCAGCAGCACGmo5umo5uGCGGmo5uCCGmo5uGCCCGCGCCACGACCCmo5uCACCCAmo5uCAGCACCGCmo5umo5uCCACmo5umo5uCCAGCACCCCACGCAGmo5uCGACCCCGCAmo5uCmo5uAGAGAGAGACmo5umo5uCmo5umo5umo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCCCGCGmo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCAmo5umo5uCCCmo5uGmo5uAmo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCmo5uAAAmo5uAAmo5uAAAAACACAGAGACGmo5umo5uGAmo5uAAmo5uAACCGCAGmo5uGmo5uGCmo5umo5umo5uAmo5umo5uAGGGmo5uAmo5uCACGGmo5uGmo5uAGAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCmo5uAAAmo5uAmo5uAGCGmo5uCmo5uCmo5uCAGCCmo5uGAGmo5uAGGAAG
配列番号23(pp71構築物B.3-全長(FT)+5moU)
GCCACCCGCCGCGCACGCGCmo5umo5uAAGACGACmo5uCmo5uAmo5uAAAAACCCACGmo5uCCACmo5uCAGACACGCGACmo5umo5umo5umo5uGGGCGCCACACCmo5uGmo5uCGCCGCmo5uGCmo5uAmo5uAmo5umo5umo5uGCGACAGmo5umo5uGCCGGAACCCmo5umo5uCCCGACCmo5uCCCACGAAGACCCGmo5umo5uCACCmo5umo5umo5uGCGCAmo5uCCCCmo5uGACCCmo5uCCCCCCAmo5uCCCGCCmo5umo5uCGCAAmo5uGmo5uCmo5uCAGGCAmo5uCGmo5uCCmo5uCGCCCGGmo5uGAGGGACCCmo5uCGmo5uCGGAAGCGGCCGCGAmo5uCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCACmo5uGCCAGGmo5uGCmo5umo5uCGGCmo5uCAmo5uCACCAACGmo5uGGAAGGCGGCmo5uCGCmo5uGGAAGCCGGmo5uCGmo5uCmo5uGCGACmo5uCCmo5uGGACCmo5uGCGmo5uACCAACAmo5uAGAGGmo5uGAGCCGACCCmo5uCGGmo5umo5uCmo5uCmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uCAGGAGAACAAAmo5uCmo5uCCGCACGACACCGmo5uAGACCmo5uGACCGACCmo5uAAACAmo5uCAAGGGCCGCmo5uGCGmo5uGGmo5uGGGCGAACGGGACCGACmo5uGCmo5uGGmo5uGGACCmo5uCAACAACmo5umo5umo5uGGCCCACGACGCCmo5uGACGCCAGGCmo5uCAGAAAACAACACGGmo5uCmo5uCGGmo5uGCmo5uGGCCmo5umo5umo5uGCGCmo5uGCCGCmo5uAGACCGCGmo5uGCCCGmo5umo5uAGCGGACmo5uGCACCmo5uCmo5umo5umo5uCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAmo5uCGGCCGCGAAmo5uGGAGGCGCGCGCCAmo5uCAmo5uCCGCCGCACGGCmo5uCACCACmo5uGGGCCGmo5uGCGACmo5uGACCGmo5uGACGCCGAACmo5uGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGmo5umo5umo5uGGAGGCAGGGCAGAmo5uCmo5umo5umo5uGmo5uCAGCCAGmo5umo5uCGCCmo5umo5umo5uCGCGCCGGCGCCAmo5uCCCGCmo5uGACGCmo5uGGmo5uAGACGCCCmo5uGGAGCAGCmo5uGGCCmo5uGmo5umo5uCGGACCCmo5uAACACGmo5uACAmo5uCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAmo5uGGAmo5uCAmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCAmo5uCACGACmo5uCACCGCACCCGCCGACCAGCGmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCACmo5umo5umo5umo5uCGGmo5umo5umo5uACACGCAmo5uCGCGCCGAGGmo5uGGmo5uGGCGCGACACAAmo5uCCGmo5uACCCGCACCmo5uACGACGCmo5umo5uGCCGGACAACGGCmo5umo5uCCAGCmo5uGmo5umo5uGAmo5umo5uCCCAAAAGmo5umo5umo5umo5uACGCmo5uGACGCGCAmo5uACAmo5uCCCGAGmo5uACAmo5uCGmo5uGCAGAmo5uCCAGAAmo5uGCmo5umo5umo5uCGAAACCAAmo5uCAGACmo5uCACGACACCAmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCCCGGAAAACAmo5uCCCGGGCGmo5uCmo5uCCAmo5uAGAAGCCGGCCCGCmo5uACCCGAmo5uCGmo5uGmo5uGCGAAmo5uCACCCmo5uCCGCGmo5uCACGCmo5uGACCGGCGACCAGGCCGmo5umo5uCAmo5umo5umo5uGGAACACCGACAGCCGCmo5uAGGCCGCAmo5uCCACmo5umo5umo5umo5umo5uCCGCCGmo5uGGGmo5umo5umo5umo5uGGACmo5uCmo5uCACACCCGGmo5uAAACCGGACAAAAmo5uCAAGCGmo5uCCCCAGGmo5uGCAGCmo5uGCGCGCCGGmo5uCmo5uCmo5umo5umo5uCCACGGAGCGACGmo5uCGmo5uGCGCGGCGCCGmo5uCmo5uCCGAGmo5umo5umo5uCmo5uCCCGCAGmo5uCCCCCGGAmo5umo5uACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAmo5uGACCmo5uCmo5uCCmo5uCCACACCGACGCCGACCCCCCmo5uGmo5uCCGAAGCCAmo5uGmo5umo5umo5uGCCGGCmo5umo5uCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACmo5uCGGACACCCAAGCCGGACmo5uGmo5uCCCGGGCACmo5uGAmo5uCCmo5uGACCGGACAAAGACGmo5uCGAAGCGGmo5uAACAACGGGGCmo5uCmo5uCACGCmo5uCGmo5uCAmo5uCCCCmo5uCGmo5uGGCACGmo5uCmo5umo5umo5uGCGAGCCmo5umo5uGACGACmo5umo5uGGmo5uACCAmo5umo5uAACGGmo5uGAGCGmo5uGCAGCACGCCGCAmo5umo5uACGACCmo5uACCmo5uCmo5umo5uAmo5uCmo5uGCGCAGCGACAmo5uGGACGGCGACGmo5uGCGmo5uACCGCGGCAGACAmo5uCAGCAGCACGmo5umo5uGCGGmo5uCCGmo5uGCCCGCGCCACGACCCmo5uCACCCAmo5uCAGCACCGCmo5umo5uCCACmo5umo5uCCAGCACCCCACGCAGmo5uCGACCCCGCAmo5uCmo5uAGAGAGAGACmo5umo5uCmo5umo5umo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCCCGCGmo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCAmo5umo5uCCCmo5uGmo5uAmo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCmo5uAAAmo5uAAmo5uAAAAACACAGAGACGmo5umo5uGAmo5uAAmo5uAACCGCAGmo5uGmo5uGCmo5umo5umo5uAmo5umo5uAGGGmo5uAmo5uCACGGmo5uGmo5uAGAAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCmo5uAAAmo5uAmo5uAGCGmo5uCmo5uCmo5uC
配列番号24(pp71構築物C-最初期(IE1)+5moU)
AGGmo5uCGmo5umo5umo5uAGmo5uGAACCGmo5uCAGAmo5uCGCCmo5uGGAGACGCCAmo5uCCACGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uGACCmo5uCCAmo5uAGAAGACACCGGGACCGAmo5uCCAGCCmo5uCCGCGGCCGGGAACGGmo5uGCAmo5umo5uGGAACGCGGAmo5umo5uCCCCGmo5uGCCAAGAGmo5uGACAmo5uGmo5uCmo5uCAGGCAmo5uCGmo5uCCmo5uCGCCCGGmo5uGAGGGACCCmo5uCGmo5uCGGAAGCGGCCGCGAmo5uCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCACmo5uGCCAGGmo5uGCmo5umo5uCGGCmo5uCAmo5uCACCAACGmo5uGGAAGGCGGCmo5uCGCmo5uGGAAGCCGGmo5uCGmo5uCmo5uGCGACmo5uCCmo5uGGACCmo5uGCGmo5uACCAACAmo5uAGAGGmo5uGAGCCGACCCmo5uCGGmo5umo5uCmo5uCmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uCAGGAGAACAAAmo5uCmo5uCCGCACGACACCGmo5uAGACCmo5uGACCGACCmo5uAAACAmo5uCAAGGGCCGCmo5uGCGmo5uGGmo5uGGGCGAACGGGACCGACmo5uGCmo5uGGmo5uGGACCmo5uCAACAACmo5umo5umo5uGGCCCACGACGCCmo5uGACGCCAGGCmo5uCAGAAAACAACACGGmo5uCmo5uCGGmo5uGCmo5uGGCCmo5umo5umo5uGCGCmo5uGCCGCmo5uAGACCGCGmo5uGCCCGmo5umo5uAGCGGACmo5uGCACCmo5uCmo5umo5umo5uCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAmo5uCGGCCGCGAAmo5uGGAGGCGCGCGCCAmo5uCAmo5uCCGCCGCACGGCmo5uCACCACmo5uGGGCCGmo5uGCGACmo5uGACCGmo5uGACGCCGAACmo5uGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGmo5umo5umo5uGGAGGCAGGGCAGAmo5uCmo5umo5umo5uGmo5uCAGCCAGmo5umo5uCGCCmo5umo5umo5uCGCGCCGGCGCCAmo5uCCCGCmo5uGACGCmo5uGGmo5uAGACGCCCmo5uGGAGCAGCmo5uGGCCmo5uGmo5umo5uCGGACCCmo5uAACACGmo5uACAmo5uCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAmo5uGGAmo5uCAmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCAmo5uCACGACmo5uCACCGCACCCGCCGACCAGCGmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCACmo5umo5umo5umo5uCGGmo5umo5umo5uACACGCAmo5uCGCGCCGAGGmo5uGGmo5uGGCGCGACACAAmo5uCCGmo5uACCCGCACCmo5uACGACGCmo5umo5uGCCGGACAACGGCmo5umo5uCCAGCmo5uGmo5umo5uGAmo5umo5uCCCAAAAGmo5umo5umo5umo5uACGCmo5uGACGCGCAmo5uACAmo5uCCCGAGmo5uACAmo5uCGmo5uGCAGAmo5uCCAGAAmo5uGCmo5umo5umo5uCGAAACCAAmo5uCAGACmo5uCACGACACCAmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCCCGGAAAACAmo5uCCCGGGCGmo5uCmo5uCCAmo5uAGAAGCCGGCCCGCmo5uACCCGAmo5uCGmo5uGmo5uGCGAAmo5uCACCCmo5uCCGCGmo5uCACGCmo5uGACCGGCGACCAGGCCGmo5umo5uCAmo5umo5umo5uGGAACACCGACAGCCGCmo5uAGGCCGCAmo5uCCACmo5umo5umo5umo5umo5uCCGCCGmo5uGGGmo5umo5umo5umo5uGGACmo5uCmo5uCACACCCGGmo5uAAACCGGACAAAAmo5uCAAGCGmo5uCCCCAGGmo5uGCAGCmo5uGCGCGCCGGmo5uCmo5uCmo5umo5umo5uCCACGGAGCGACGmo5uCGmo5uGCGCGGCGCCGmo5uCmo5uCCGAGmo5umo5umo5uCmo5uCCCGCAGmo5uCCCCCGGAmo5umo5uACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAmo5uGACCmo5uCmo5uCCmo5uCCACACCGACGCCGACCCCCCmo5uGmo5uCCGAAGCCAmo5uGmo5umo5umo5uGCCGGCmo5umo5uCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACmo5uCGGACACCCAAGCCGGACmo5uGmo5uCCCGGGCACmo5uGAmo5uCCmo5uGACCGGACAAAGACGmo5uCGAAGCGGmo5uAACAACGGGGCmo5uCmo5uCACGCmo5uCGmo5uCAmo5uCCCCmo5uCGmo5uGGCACGmo5uCmo5umo5umo5uGCGAGCCmo5umo5uGACGACmo5umo5uGGmo5uACCAmo5umo5uAACGGmo5uGAGCGmo5uGCAGCACGCCGCAmo5umo5uACGACCmo5uACCmo5uCmo5umo5uAmo5uCmo5uGCGCAGCGACAmo5uGGACGGCGACGmo5uGCGmo5uACCGCGGCAGACAmo5uCAGCAGCACGmo5umo5uGCGGmo5uCCGmo5uGCCCGCGCCACGACCCmo5uCACCCAmo5uCAGCACCGCmo5umo5uCCACmo5umo5uCCAGCACCCCACGCAGmo5uCGACCCCGCAmo5uCmo5uAGGCGGCCGCmo5umo5uAAmo5umo5uAAGCmo5uGCCmo5umo5uCmo5uGCGGGGCmo5umo5uGCCmo5umo5uCmo5uGGCCAmo5uGCCCmo5umo5uCmo5umo5uCmo5uCmo5uCCCmo5umo5uGCACCmo5uGmo5uACCmo5uCmo5umo5uGGmo5uCmo5umo5umo5uGAAmo5uAAAGCCmo5uGAGmo5uAGGAAG
配列番号25(pp71構築物D-ショート+5moU)
AGGGCGCCACACCmo5uGmo5uCGCCGCmo5uGCmo5uAmo5uAmo5umo5umo5uGCGACAGmo5umo5uGCCGGAACCCmo5umo5uCCCGACCmo5uCCCACGAAGACCCGmo5umo5uCACCmo5umo5umo5uGCGCAmo5uCCCCmo5uGACCCmo5uCCCCCCAmo5uCCCGCCmo5umo5uCGCAAmo5uGmo5uCmo5uCAGGCAmo5uCGmo5uCCmo5uCGCCCGGmo5uGAGGGACCCmo5uCGmo5uCGGAAGCGGCCGCGAmo5uCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCACmo5uGCCAGGmo5uGCmo5umo5uCGGCmo5uCAmo5uCACCAACGmo5uGGAAGGCGGCmo5uCGCmo5uGGAAGCCGGmo5uCGmo5uCmo5uGCGACmo5uCCmo5uGGACCmo5uGCGmo5uACCAACAmo5uAGAGGmo5uGAGCCGACCCmo5uCGGmo5umo5uCmo5uCmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uCAGGAGAACAAAmo5uCmo5uCCGCACGACACCGmo5uAGACCmo5uGACCGACCmo5uAAACAmo5uCAAGGGCCGCmo5uGCGmo5uGGmo5uGGGCGAACGGGACCGACmo5uGCmo5uGGmo5uGGACCmo5uCAACAACmo5umo5umo5uGGCCCACGACGCCmo5uGACGCCAGGCmo5uCAGAAAACAACACGGmo5uCmo5uCGGmo5uGCmo5uGGCCmo5umo5umo5uGCGCmo5uGCCGCmo5uAGACCGCGmo5uGCCCGmo5umo5uAGCGGACmo5uGCACCmo5uCmo5umo5umo5uCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAmo5uCGGCCGCGAAmo5uGGAGGCGCGCGCCAmo5uCAmo5uCCGCCGCACGGCmo5uCACCACmo5uGGGCCGmo5uGCGACmo5uGACCGmo5uGACGCCGAACmo5uGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGmo5umo5umo5uGGAGGCAGGGCAGAmo5uCmo5umo5umo5uGmo5uCAGCCAGmo5umo5uCGCCmo5umo5umo5uCGCGCCGGCGCCAmo5uCCCGCmo5uGACGCmo5uGGmo5uAGACGCCCmo5uGGAGCAGCmo5uGGCCmo5uGmo5umo5uCGGACCCmo5uAACACGmo5uACAmo5uCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAmo5uGGAmo5uCAmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCAmo5uCACGACmo5uCACCGCACCCGCCGACCAGCGmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCACmo5umo5umo5umo5uCGGmo5umo5umo5uACACGCAmo5uCGCGCCGAGGmo5uGGmo5uGGCGCGACACAAmo5uCCGmo5uACCCGCACCmo5uACGACGCmo5umo5uGCCGGACAACGGCmo5umo5uCCAGCmo5uGmo5umo5uGAmo5umo5uCCCAAAAGmo5umo5umo5umo5uACGCmo5uGACGCGCAmo5uACAmo5uCCCGAGmo5uACAmo5uCGmo5uGCAGAmo5uCCAGAAmo5uGCmo5umo5umo5uCGAAACCAAmo5uCAGACmo5uCACGACACCAmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCCCGGAAAACAmo5uCCCGGGCGmo5uCmo5uCCAmo5uAGAAGCCGGCCCGCmo5uACCCGAmo5uCGmo5uGmo5uGCGAAmo5uCACCCmo5uCCGCGmo5uCACGCmo5uGACCGGCGACCAGGCCGmo5umo5uCAmo5umo5umo5uGGAACACCGACAGCCGCmo5uAGGCCGCAmo5uCCACmo5umo5umo5umo5umo5uCCGCCGmo5uGGGmo5umo5umo5umo5uGGACmo5uCmo5uCACACCCGGmo5uAAACCGGACAAAAmo5uCAAGCGmo5uCCCCAGGmo5uGCAGCmo5uGCGCGCCGGmo5uCmo5uCmo5umo5umo5uCCACGGAGCGACGmo5uCGmo5uGCGCGGCGCCGmo5uCmo5uCCGAGmo5umo5umo5uCmo5uCCCGCAGmo5uCCCCCGGAmo5umo5uACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAmo5uGACCmo5uCmo5uCCmo5uCCACACCGACGCCGACCCCCCmo5uGmo5uCCGAAGCCAmo5uGmo5umo5umo5uGCCGGCmo5umo5uCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACmo5uCGGACACCCAAGCCGGACmo5uGmo5uCCCGGGCACmo5uGAmo5uCCmo5uGACCGGACAAAGACGmo5uCGAAGCGGmo5uAACAACGGGGCmo5uCmo5uCACGCmo5uCGmo5uCAmo5uCCCCmo5uCGmo5uGGCACGmo5uCmo5umo5umo5uGCGAGCCmo5umo5uGACGACmo5umo5uGGmo5uACCAmo5umo5uAACGGmo5uGAGCGmo5uGCAGCACGCCGCAmo5umo5uACGACCmo5uACCmo5uCmo5umo5uAmo5uCmo5uGCGCAGCGACAmo5uGGACGGCGACGmo5uGCGmo5uACCGCGGCAGACAmo5uCAGCAGCACGmo5umo5uGCGGmo5uCCGmo5uGCCCGCGCCACGACCCmo5uCACCCAmo5uCAGCACCGCmo5umo5uCCACmo5umo5uCCAGCACCCCACGCAGmo5uCGACCCCGCAmo5uCmo5uAGAGAGAGACmo5umo5uCmo5umo5umo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCCCGCGmo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCAmo5umo5uCCCmo5uGmo5uAmo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCmo5uAAAmo5uAAmo5uAAAAACACAGAGACGmo5umo5uGAmo5uAAmo5uAACCGCAGCCmo5uGAGmo5uAGGAAG
配列番号26(pp71構築物E-pp65+5moU)
AGGACAGAGGACCCmo5uGGmo5uGmo5umo5uGGGAAACGGACACmo5uAGGCGmo5uCCGCGCGAmo5uACGGGGmo5umo5uAAAACAAAAAAAAmo5uCGGmo5uGGmo5uGGmo5uGmo5uGmo5uGCmo5uGGGGmo5uGmo5uGGmo5uGACGGmo5uGGGGCmo5umo5umo5uGCCmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5umo5umo5umo5umo5uGmo5uAAmo5uAAAAAAAGACACmo5uCAAmo5uAAmo5uCCGCGGmo5umo5uGmo5uCmo5uCmo5uGmo5uGmo5uAGAACGmo5umo5umo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCGGGmo5umo5uCCGCGmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCCmo5uGmo5uGmo5uAAGGCGGCGGCCGCAAAGGGCGCGCCGCmo5uCAGmo5uCGCCmo5uACACCCGmo5uACGCGCAGGCAGCAmo5uGGAGmo5uCGCGCGGmo5uCGCCGmo5umo5uGmo5uCCCGAAAmo5uGAmo5uAmo5uCCGmo5uACmo5uGGGmo5uCCCAmo5umo5umo5uCGGGGCACGmo5uGCmo5uGAAAGCCGmo5uGmo5umo5umo5uAGmo5uCGCGGCGACACGCCGGmo5uGCmo5uGCCGCACGAGACGCGACmo5uCCmo5uGCAGACGGGmo5uAmo5uCCACGmo5uACGCGmo5uGAGCCAGCCCmo5uCGCmo5uGAmo5uCCmo5uGGmo5uGmo5uCGCAGmo5uACACGCCCGACmo5uCGACGCCAmo5uGCCACCGCGGCGACAAmo5uCAGCmo5uGCAGGmo5uGCAGCACACGmo5uACmo5umo5umo5uACGGGCAGCGAGGmo5uGGAGAACGmo5uGmo5uCGGmo5uCAACGmo5uGCACAACCCCACGGGCCGAAGCAmo5uCmo5uGCCCCAGCCAGGAGCCCAmo5uGmo5uCGAmo5uCmo5uAmo5uGmo5uGmo5uACGCGCmo5uGCCGCmo5uCAAGAmo5uGCmo5uGAACAmo5uCCCCAGCAmo5uCAACGmo5uGCACCACmo5uACCCGmo5uCGGCGGCCGAGCGCAAACACCGACACCmo5uGCCCGmo5uAGCmo5uGACGCmo5uGmo5uGAmo5umo5uCACGCGmo5uCGGGCAAGCAGAmo5uGmo5uGGCAGGCGCGmo5uCmo5uCACGGmo5uCmo5uCGGGACmo5uGGCCmo5uGGACGCGmo5uCAGCAGAACCAGmo5uGGAAAGAGCCCGACGmo5uCmo5uACmo5uACACGmo5uCAGCGmo5umo5uCGmo5uGmo5umo5umo5uCCCACCAAGGACGmo5uGGCACmo5uGCGGCACGmo5uGGmo5uGmo5uGCGCGCACGAGCmo5uGGmo5umo5umo5uGCmo5uCCAmo5uGGAGAACACGCGCGCAACCAAGAmo5uGCAGGmo5uGAmo5uAGGmo5uGACCAGmo5uACGmo5uCAAGGmo5uGmo5uACCmo5uGGAGmo5uCCmo5umo5uCmo5uGCGAGGACGmo5uGCCCmo5uCCGGCAAGCmo5uCmo5umo5umo5uAmo5uGCACGmo5uCACGCmo5uGGGCmo5uCmo5uGACGmo5uGGAAGAGGACCmo5uGACGAmo5uGACCCGCAACCCGCAACCCmo5umo5uCAmo5uGCGCCCCCACGAGCGCAACGGCmo5umo5umo5uACGGmo5uGmo5umo5uGmo5uGmo5uCCCAAAAAmo5uAmo5uGAmo5uAAmo5uCAAACCGGGCAAGAmo5uCmo5uCGCACAmo5uCAmo5uGCmo5uGGAmo5uGmo5uGGCmo5umo5umo5umo5uACCmo5uCACACGAGCAmo5umo5umo5umo5uGGGCmo5uGCmo5uGmo5uGmo5uCCCAAGAGCAmo5uCCCGGGCCmo5uGAGCAmo5uCmo5uCAGGmo5uAACCmo5uGmo5umo5uGAmo5uGAACGGGCAGCAGAmo5uCmo5umo5uCCmo5uGGAGGmo5uACAAGCGAmo5uACGCGAGACCGmo5uGGAACmo5uGCGmo5uCAGmo5uACGAmo5uCCCGmo5uGGCmo5uGCACmo5uCmo5umo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCGAmo5uAmo5uCGACmo5umo5uGCmo5uGCmo5uGCAGCGCGGGCCmo5uCAGmo5uACAGCGAGCACCCCACCmo5umo5uCACCAGCCAGmo5uAmo5uCGCAmo5uCCAGGGCAAGCmo5umo5uGAGmo5uACCGACACACCmo5uGGGACCGGCACGACGAGGGmo5uGCCGCCCAGGGCGACGACGACGmo5uCmo5uGGACCAGCGGAmo5uCGGACmo5uCCGACGAAGAACmo5uCGmo5uAACCACCGAGCGCAAGACGCCCCGCGmo5umo5uACCGGCGGCGGCGCCAmo5uGGCGGGCGCCmo5uCCACmo5umo5uCCGCGGGCCGCAAACGCAAAmo5uCAGCAmo5uCCmo5uCGGCGACGGCGmo5uGCACGGCGGGCGmo5umo5uAmo5uGACACGCGGCCGCCmo5umo5uAAGGCCGAGmo5uCCACCGmo5uCGCGCCCGAAGAGGACACCGACGAGGAmo5umo5uCCGACAACGAAAmo5uCCACAAmo5uCCGGCCGmo5uGmo5umo5uCACCmo5uGGCCGCCCmo5uGGCAGGCCGGCAmo5uCCmo5uGGCCCGCAACCmo5uGGmo5uGCCCAmo5uGGmo5uGGCmo5uACGGmo5umo5uCAGGGmo5uCAGAAmo5uCmo5uGAAGmo5uACCAGGAGmo5umo5uCmo5umo5uCmo5uGGGACGCCAACGACAmo5uCmo5uACCGCAmo5uCmo5umo5uCGCCGAAmo5umo5uGGAAGGCGmo5uAmo5uGGCAGCCCGCmo5uGCGCAACCCAAACGmo5uCGCCGCCACCGGCAAGAAGCCCmo5uGCCCGGGCCAmo5uGCAmo5uCGCCmo5uCGACGCCCAAAAAGCAmo5uCGAGGmo5umo5uGAGCCACCCGCCGCGCACGCGCmo5umo5uAAGACGACmo5uCmo5uAmo5uAAAAACCCACGmo5uCCACmo5uCAGACACGCGACmo5umo5umo5umo5uGGGCGCCACACCmo5uGmo5uCGCCGCmo5uGCmo5uAmo5uAmo5umo5umo5uGCGACAGmo5umo5uGCCGGAACCCmo5umo5uCCCGACCmo5uCCCACGAAGACCCGmo5umo5uCACCmo5umo5umo5uGCGCAmo5uCCCCmo5uGACCCmo5uCCCCCCAmo5uCCCGCCmo5umo5uCGCAAmo5uGmo5uCmo5uCAGGCAmo5uCGmo5uCCmo5uCGCCCGGmo5uGAGGGACCCmo5uCGmo5uCGGAAGCGGCCGCGAmo5uCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCACmo5uGCCAGGmo5uGCmo5umo5uCGGCmo5uCAmo5uCACCAACGmo5uGGAAGGCGGCmo5uCGCmo5uGGAAGCCGGmo5uCGmo5uCmo5uGCGACmo5uCCmo5uGGACCmo5uGCGmo5uACCAACAmo5uAGAGGmo5uGAGCCGACCCmo5uCGGmo5umo5uCmo5uCmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uCAGGAGAACAAAmo5uCmo5uCCGCACGACACCGmo5uAGACCmo5uGACCGACCmo5uAAACAmo5uCAAGGGCCGCmo5uGCGmo5uGGmo5uGGGCGAACGGGACCGACmo5uGCmo5uGGmo5uGGACCmo5uCAACAACmo5umo5umo5uGGCCCACGACGCCmo5uGACGCCAGGCmo5uCAGAAAACAACACGGmo5uCmo5uCGGmo5uGCmo5uGGCCmo5umo5umo5uGCGCmo5uGCCGCmo5uAGACCGCGmo5uGCCCGmo5umo5uAGCGGACmo5uGCACCmo5uCmo5umo5umo5uCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAmo5uCGGCCGCGAAmo5uGGAGGCGCGCGCCAmo5uCAmo5uCCGCCGCACGGCmo5uCACCACmo5uGGGCCGmo5uGCGACmo5uGACCGmo5uGACGCCGAACmo5uGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGmo5umo5umo5uGGAGGCAGGGCAGAmo5uCmo5umo5umo5uGmo5uCAGCCAGmo5umo5uCGCCmo5umo5umo5uCGCGCCGGCGCCAmo5uCCCGCmo5uGACGCmo5uGGmo5uAGACGCCCmo5uGGAGCAGCmo5uGGCCmo5uGmo5umo5uCGGACCCmo5uAACACGmo5uACAmo5uCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAmo5uGGAmo5uCAmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCAmo5uCACGACmo5uCACCGCACCCGCCGACCAGCGmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCACmo5umo5umo5umo5uCGGmo5umo5umo5uACACGCAmo5uCGCGCCGAGGmo5uGGmo5uGGCGCGACACAAmo5uCCGmo5uACCCGCACCmo5uACGACGCmo5umo5uGCCGGACAACGGCmo5umo5uCCAGCmo5uGmo5umo5uGAmo5umo5uCCCAAAAGmo5umo5umo5umo5uACGCmo5uGACGCGCAmo5uACAmo5uCCCGAGmo5uACAmo5uCGmo5uGCAGAmo5uCCAGAAmo5uGCmo5umo5umo5uCGAAACCAAmo5uCAGACmo5uCACGACACCAmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCCCGGAAAACAmo5uCCCGGGCGmo5uCmo5uCCAmo5uAGAAGCCGGCCCGCmo5uACCCGAmo5uCGmo5uGmo5uGCGAAmo5uCACCCmo5uCCGCGmo5uCACGCmo5uGACCGGCGACCAGGCCGmo5umo5uCAmo5umo5umo5uGGAACACCGACAGCCGCmo5uAGGCCGCAmo5uCCACmo5umo5umo5umo5umo5uCCGCCGmo5uGGGmo5umo5umo5umo5uGGACmo5uCmo5uCACACCCGGmo5uAAACCGGACAAAAmo5uCAAGCGmo5uCCCCAGGmo5uGCAGCmo5uGCGCGCCGGmo5uCmo5uCmo5
umo5umo5uCCACGGAGCGACGmo5uCGmo5uGCGCGGCGCCGmo5uCmo5uCCGAGmo5umo5umo5uCmo5uCCCGCAGmo5uCCCCCGGAmo5umo5uACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAmo5uGACCmo5uCmo5uCCmo5uCCACACCGACGCCGACCCCCCmo5uGmo5uCCGAAGCCAmo5uGmo5umo5umo5uGCCGGCmo5umo5uCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACmo5uCGGACACCCAAGCCGGACmo5uGmo5uCCCGGGCACmo5uGAmo5uCCmo5uGACCGGACAAAGACGmo5uCGAAGCGGmo5uAACAACGGGGCmo5uCmo5uCACGCmo5uCGmo5uCAmo5uCCCCmo5uCGmo5uGGCACGmo5uCmo5umo5umo5uGCGAGCCmo5umo5uGACGACmo5umo5uGGmo5uACCAmo5umo5uAACGGmo5uGAGCGmo5uGCAGCACGCCGCAmo5umo5uACGACCmo5uACCmo5uCmo5umo5uAmo5uCmo5uGCGCAGCGACAmo5uGGACGGCGACGmo5uGCGmo5uACCGCGGCAGACAmo5uCAGCAGCACGmo5umo5uGCGGmo5uCCGmo5uGCCCGCGCCACGACCCmo5uCACCCAmo5uCAGCACCGCmo5umo5uCCACmo5umo5uCCAGCACCCCACGCAGmo5uCGACCCCGCAmo5uCmo5uAGAGAGAGACmo5umo5uCmo5umo5umo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCCCGCGmo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCAmo5umo5uCCCmo5uGmo5uAmo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCmo5uAAAmo5uAAmo5uAAAAACACAGAGACGmo5umo5uGAmo5uAAmo5uAACCGCAGmo5uGmo5uGCmo5umo5umo5uAmo5umo5uAGGGmo5uAmo5uCACGGmo5uGmo5uAGAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCmo5uAAAmo5uAmo5uAGCGmo5uCmo5uCmo5uCAGCCmo5uGAGmo5uAGGAAG
配列番号27(pp71構築物F-終止pp65+5moU)
AGGACAGAGGACCCmo5uGGmo5uGmo5umo5uGGGAAACGGACACmo5uAGGCGmo5uCCGCGCGAmo5uACGGGGmo5umo5uAAAACAAAAAAAAmo5uCGGmo5uGGmo5uGGmo5uGmo5uGmo5uGCmo5uGGGGmo5uGmo5uGGmo5uGACGGmo5uGGGGCmo5umo5umo5uGCCmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5umo5umo5umo5umo5uGmo5uAAmo5uAAAAAAAGACACmo5uCAAmo5uAAmo5uCCGCGGmo5umo5uGmo5uCmo5uCmo5uGmo5uGmo5uAGAACGmo5umo5umo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCGGGmo5umo5uCCGCGmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCCmo5uGmo5uGmo5uAAGGCGGCGGCCGCAAAGGGCGCGCCGCmo5uCAGmo5uCGCCmo5uACACCCGmo5uACGCGCAGGCAGCAmo5uGGAGmo5uCGCGCGGmo5uCGCCGmo5umo5uGmo5uCCCGAAmo5uAGmo5uGAmo5uCCGmo5uACmo5uGGGmo5uCCCAmo5umo5umo5uCGGGGCACGmo5uGCmo5uGAAAGCCGmo5uGmo5umo5umo5uAGmo5uCGCGGCGACACGCCGGmo5uGCmo5uGCCGCACGAGACGCGACmo5uCCmo5uGCAGACGGGmo5uAmo5uCCACGmo5uACGCGmo5uGAGCCAGCCCmo5uCGCmo5uGAmo5uCCmo5uGGmo5uGmo5uCGCAGmo5uACACGCCCGACmo5uCGACGCCAmo5uGCCACCGCGGCGACAAmo5uCAGCmo5uGCAGGmo5uGCAGCACACGmo5uACmo5umo5umo5uACGGGCAGCGAGGmo5uGGAGAACGmo5uGmo5uCGGmo5uCAACGmo5uGCACAACCCCACGGGCCGAAGCAmo5uCmo5uGCCCCAGCCAGGAGCCCAmo5uGmo5uCGAmo5uCmo5uAmo5uGmo5uGmo5uACGCGCmo5uGCCGCmo5uCAAGAmo5uGCmo5uGAACAmo5uCCCCAGCAmo5uCAACGmo5uGCACCACmo5uACCCGmo5uCGGCGGCCGAGCGCAAACACCGACACCmo5uGCCCGmo5uAGCmo5uGACGCmo5uGmo5uGAmo5umo5uCACGCGmo5uCGGGCAAGCAGAmo5uGmo5uGGCAGGCGCGmo5uCmo5uCACGGmo5uCmo5uCGGGACmo5uGGCCmo5uGGACGCGmo5uCAGCAGAACCAGmo5uGGAAAGAGCCCGACGmo5uCmo5uACmo5uACACGmo5uCAGCGmo5umo5uCGmo5uGmo5umo5umo5uCCCACCAAGGACGmo5uGGCACmo5uGCGGCACGmo5uGGmo5uGmo5uGCGCGCACGAGCmo5uGGmo5umo5umo5uGCmo5uCCAmo5uGGAGAACACGCGCGCAACCAAGAmo5uGCAGGmo5uGAmo5uAGGmo5uGACCAGmo5uACGmo5uCAAGGmo5uGmo5uACCmo5uGGAGmo5uCCmo5umo5uCmo5uGCGAGGACGmo5uGCCCmo5uCCGGCAAGCmo5uCmo5umo5umo5uAmo5uGCACGmo5uCACGCmo5uGGGCmo5uCmo5uGACGmo5uGGAAGAGGACCmo5uGACGAmo5uGACCCGCAACCCGCAACCCmo5umo5uCAmo5uGCGCCCCCACGAGCGCAACGGCmo5umo5umo5uACGGmo5uGmo5umo5uGmo5uGmo5uCCCAAAAAmo5uAmo5uGAmo5uAAmo5uCAAACCGGGCAAGAmo5uCmo5uCGCACAmo5uCAmo5uGCmo5uGGAmo5uGmo5uGGCmo5umo5umo5umo5uACCmo5uCACACGAGCAmo5umo5umo5umo5uGGGCmo5uGCmo5uGmo5uGmo5uCCCAAGAGCAmo5uCCCGGGCCmo5uGAGCAmo5uCmo5uCAGGmo5uAACCmo5uGmo5umo5uGAmo5uGAACGGGCAGCAGAmo5uCmo5umo5uCCmo5uGGAGGmo5uACAAGCGAmo5uACGCGAGACCGmo5uGGAACmo5uGCGmo5uCAGmo5uACGAmo5uCCCGmo5uGGCmo5uGCACmo5uCmo5umo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCGAmo5uAmo5uCGACmo5umo5uGCmo5uGCmo5uGCAGCGCGGGCCmo5uCAGmo5uACAGCGAGCACCCCACCmo5umo5uCACCAGCCAGmo5uAmo5uCGCAmo5uCCAGGGCAAGCmo5umo5uGAGmo5uACCGACACACCmo5uGGGACCGGCACGACGAGGGmo5uGCCGCCCAGGGCGACGACGACGmo5uCmo5uGGACCAGCGGAmo5uCGGACmo5uCCGACGAAGAACmo5uCGmo5uAACCACCGAGCGCAAGACGCCCCGCGmo5umo5uACCGGCGGCGGCGCCAmo5uGGCGGGCGCCmo5uCCACmo5umo5uCCGCGGGCCGCAAACGCAAAmo5uCAGCAmo5uCCmo5uCGGCGACGGCGmo5uGCACGGCGGGCGmo5umo5uAmo5uGACACGCGGCCGCCmo5umo5uAAGGCCGAGmo5uCCACCGmo5uCGCGCCCGAAGAGGACACCGACGAGGAmo5umo5uCCGACAACGAAAmo5uCCACAAmo5uCCGGCCGmo5uGmo5umo5uCACCmo5uGGCCGCCCmo5uGGCAGGCCGGCAmo5uCCmo5uGGCCCGCAACCmo5uGGmo5uGCCCAmo5uGGmo5uGGCmo5uACGGmo5umo5uCAGGGmo5uCAGAAmo5uCmo5uGAAGmo5uACCAGGAGmo5umo5uCmo5umo5uCmo5uGGGACGCCAACGACAmo5uCmo5uACCGCAmo5uCmo5umo5uCGCCGAAmo5umo5uGGAAGGCGmo5uAmo5uGGCAGCCCGCmo5uGCGCAACCCAAACGmo5uCGCCGCCACCGGCAAGAAGCCCmo5uGCCCGGGCCAmo5uGCAmo5uCGCCmo5uCGACGCCCAAAAAGCAmo5uCGAGGmo5umo5uGAGCCACCCGCCGCGCACGCGCmo5umo5uAAGACGACmo5uCmo5uAmo5uAAAAACCCACGmo5uCCACmo5uCAGACACGCGACmo5umo5umo5umo5uGGGCGCCACACCmo5uGmo5uCGCCGCmo5uGCmo5uAmo5uAmo5umo5umo5uGCGACAGmo5umo5uGCCGGAACCCmo5umo5uCCCGACCmo5uCCCACGAAGACCCGmo5umo5uCACCmo5umo5umo5uGCGCAmo5uCCCCmo5uGACCCmo5uCCCCCCAmo5uCCCGCCmo5umo5uCGCAAmo5uGmo5uCmo5uCAGGCAmo5uCGmo5uCCmo5uCGCCCGGmo5uGAGGGACCCmo5uCGmo5uCGGAAGCGGCCGCGAmo5uCAGCGAGGCCGAAGCCGCCAGCGGCAGCmo5umo5umo5uGGmo5uCGCCmo5uGCACmo5uGCCAGGmo5uGCmo5umo5uCGGCmo5uCAmo5uCACCAACGmo5uGGAAGGCGGCmo5uCGCmo5uGGAAGCCGGmo5uCGmo5uCmo5uGCGACmo5uCCmo5uGGACCmo5uGCGmo5uACCAACAmo5uAGAGGmo5uGAGCCGACCCmo5uCGGmo5umo5uCmo5uCmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5umo5uCAGGAGAACAAAmo5uCmo5uCCGCACGACACCGmo5uAGACCmo5uGACCGACCmo5uAAACAmo5uCAAGGGCCGCmo5uGCGmo5uGGmo5uGGGCGAACGGGACCGACmo5uGCmo5uGGmo5uGGACCmo5uCAACAACmo5umo5umo5uGGCCCACGACGCCmo5uGACGCCAGGCmo5uCAGAAAACAACACGGmo5uCmo5uCGGmo5uGCmo5uGGCCmo5umo5umo5uGCGCmo5uGCCGCmo5uAGACCGCGmo5uGCCCGmo5umo5uAGCGGACmo5uGCACCmo5uCmo5umo5umo5uCAGAGCCAGCGGCGCGGCGGCGAAGAAAAmo5uCGGCCGCGAAmo5uGGAGGCGCGCGCCAmo5uCAmo5uCCGCCGCACGGCmo5uCACCACmo5uGGGCCGmo5uGCGACmo5uGACCGmo5uGACGCCGAACmo5uGGCGCCGCAGAACCGACAGCAGmo5umo5umo5uGGAGGCAGGGCAGAmo5uCmo5umo5umo5uGmo5uCAGCCAGmo5umo5uCGCCmo5umo5umo5uCGCGCCGGCGCCAmo5uCCCGCmo5uGACGCmo5uGGmo5uAGACGCCCmo5uGGAGCAGCmo5uGGCCmo5uGmo5umo5uCGGACCCmo5uAACACGmo5uACAmo5uCCACAAAACGGAGACGGACGAACGAGGCCAAmo5uGGAmo5uCAmo5uGCmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCAmo5uCACGACmo5uCACCGCACCCGCCGACCAGCGmo5uGmo5umo5umo5uCmo5uGCACmo5umo5umo5umo5uCGGmo5umo5umo5uACACGCAmo5uCGCGCCGAGGmo5uGGmo5uGGCGCGACACAAmo5uCCGmo5uACCCGCACCmo5uACGACGCmo5umo5uGCCGGACAACGGCmo5umo5uCCAGCmo5uGmo5umo5uGAmo5umo5uCCCAAAAGmo5umo5umo5umo5uACGCmo5uGACGCGCAmo5uACAmo5uCCCGAGmo5uACAmo5uCGmo5uGCAGAmo5uCCAGAAmo5uGCmo5umo5umo5uCGAAACCAAmo5uCAGACmo5uCACGACACCAmo5uCmo5umo5umo5umo5umo5uCCCGGAAAACAmo5uCCCGGGCGmo5uCmo5uCCAmo5uAGAAGCCGGCCCGCmo5uACCCGAmo5uCGmo5uGmo5uGCGAAmo5uCACCCmo5uCCGCGmo5uCACGCmo5uGACCGGCGACCAGGCCGmo5umo5uCAmo5umo5umo5uGGAACACCGACAGCCGCmo5uAGGCCGCAmo5uCCACmo5umo5umo5umo5umo5uCCGCCGmo5uGGGmo5umo5umo5umo5uGGACmo5uCmo5uCACACCCGGmo5uAAACCGGACAAAAmo5uCAAGCGmo5uCCCCAGGmo5uGCAGCmo5uGCGCGCCGGmo5uCmo5uCmo5
umo5umo5uCCACGGAGCGACGmo5uCGmo5uGCGCGGCGCCGmo5uCmo5uCCGAGmo5umo5umo5uCmo5uCCCGCAGmo5uCCCCCGGAmo5umo5uACCACCCACCGAGGAAGAGGAGGAAGAAGAGGAAGAGGACGACGAAGAmo5uGACCmo5uCmo5uCCmo5uCCACACCGACGCCGACCCCCCmo5uGmo5uCCGAAGCCAmo5uGmo5umo5umo5uGCCGGCmo5umo5uCGAGGAGGCCAGCGGCGACGAGGACmo5uCGGACACCCAAGCCGGACmo5uGmo5uCCCGGGCACmo5uGAmo5uCCmo5uGACCGGACAAAGACGmo5uCGAAGCGGmo5uAACAACGGGGCmo5uCmo5uCACGCmo5uCGmo5uCAmo5uCCCCmo5uCGmo5uGGCACGmo5uCmo5umo5umo5uGCGAGCCmo5umo5uGACGACmo5umo5uGGmo5uACCAmo5umo5uAACGGmo5uGAGCGmo5uGCAGCACGCCGCAmo5umo5uACGACCmo5uACCmo5uCmo5umo5uAmo5uCmo5uGCGCAGCGACAmo5uGGACGGCGACGmo5uGCGmo5uACCGCGGCAGACAmo5uCAGCAGCACGmo5umo5uGCGGmo5uCCGmo5uGCCCGCGCCACGACCCmo5uCACCCAmo5uCAGCACCGCmo5umo5uCCACmo5umo5uCCAGCACCCCACGCAGmo5uCGACCCCGCAmo5uCmo5uAGAGAGAGACmo5umo5uCmo5umo5umo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCCCGCGmo5uGmo5umo5umo5umo5umo5uCCCAmo5umo5uCCCmo5uGmo5uAmo5umo5umo5uAmo5umo5umo5uCmo5uAAAmo5uAAmo5uAAAAACACAGAGACGmo5umo5uGAmo5uAAmo5uAACCGCAGmo5uGmo5uGCmo5umo5umo5uAmo5umo5uAGGGmo5uAmo5uCACGGmo5uGmo5uAGAAAAAAAAAGAGAGGGAAACCCmo5uAAAmo5uAmo5uAGCGmo5uCmo5uCmo5uCAGCCmo5uGAGmo5uAGGAAG
【0126】
特定の実施形態を例示し、説明してきたが、上記の様々な実施形態を組み合わせて更なる実施形態を提供することができ、上記の様々な実施形態を組み合わせて更なる実施形態を提供することができることを容易に理解するであろう。
【0127】
2021年8月31日に出願された米国仮特許出願第63/239,269号を含む、本明細書に言及され、かつ/又は出願データシートに列挙される、米国特許、米国特許出願公開、米国特許出願、外国特許、外国特許出願、及び非特許文献の全ては、別途明記しない限り、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。必要に応じて、様々な特許、出願、及び刊行物の概念を採用して、なおも更なる実施形態を提供するために、実施形態の態様を修正することができる。
【0128】
上記の詳細な記載を考慮して、これら及び他の変更が実施形態に対して行われ得る。一般に、以下の特許請求の範囲において、使用される用語は、特許請求の範囲を、明細書及び特許請求の範囲に開示される特定の実施形態に限定すると解釈されるべきではなく、そのような特許請求の範囲が権利を有する等価物の全範囲とともに、全ての可能な実施形態を含むと解釈されるべきである。したがって、特許請求の範囲は、本開示によって限定されない。
【配列表】
【国際調査報告】