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特表2024-532248マウント用プレートアセンブリ及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-05
(54)【発明の名称】マウント用プレートアセンブリ及びシステム
(51)【国際特許分類】
   B63H 20/02 20060101AFI20240829BHJP
【FI】
B63H20/02
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024511965
(86)(22)【出願日】2022-07-30
(85)【翻訳文提出日】2024-04-15
(86)【国際出願番号】 US2022038962
(87)【国際公開番号】W WO2023027867
(87)【国際公開日】2023-03-02
(31)【優先権主張番号】63/235,988
(32)【優先日】2021-08-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/876,756
(32)【優先日】2022-07-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523030968
【氏名又は名称】シーキーパー, インク.
【氏名又は名称原語表記】Seakeeper, Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100107364
【弁理士】
【氏名又は名称】斉藤 達也
(72)【発明者】
【氏名】イマーム,ナビル
(72)【発明者】
【氏名】トローチ,ニコラス
(72)【発明者】
【氏名】フロリープ,ディラン
(57)【要約】
水係合装置を船舶にマウントするように適合されたアセンブリが、トランサムプレート、アクチュエータプレート、及びクランプアセンブリを含んでよい。トランサムプレートは、船舶に接続されるように適合されてよい。アクチュエータプレートは、トランサムプレートの底部側面の下に配置されるフランジを含んでよい。クランプアセンブリは、アクチュエータプレートをトランサムプレートに接続するために、トランサムプレートとアクチュエータプレートとを係合させるように構成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
船舶に水係合装置をマウントするように適合されたアセンブリであって、
前記船舶に接続されるように適合された前面と、底部側面と、を有するトランサムプレートと、
前面と、前記前面から延びているフランジと、を有するアクチュエータプレートであって、前記フランジは前記トランサムプレートの前記底部側面の下に配置される、前記アクチュエータプレートと、
前記アクチュエータプレートを前記トランサムプレートに接続するために、前記トランサムプレートと前記アクチュエータプレートとを係合させるクランプアセンブリと、
を含むアセンブリ。
【請求項2】
前記トランサムプレートと前記アクチュエータプレートとの間に配置された少なくとも1つのシムを含むウェッジパックを更に含む、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
前記アクチュエータプレートは更に、上部結合ポケットを含み、前記上部結合ポケットは、前記上部結合ポケット内に配置されたナット及び上部ナットリテーナと、前記上部結合ポケット内に形成された上部結合開口であって、前記アクチュエータプレートの背面を貫通して延び、前記ナットの開口と位置合わせされていて、それによって、前記上部結合開口と前記ナット開口とがそれらを貫通する留め具を受けるように適合されている、前記上部結合開口と、を含む、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項4】
前記上部ナットリテーナは背面を含み、前記背面は、前記ナットを貫通する前記開口と位置合わせされて前記背面内に画定された開口を有する、請求項3に記載のアセンブリ。
【請求項5】
前記上部ナットリテーナは、前記上部結合ポケット内にスナップ嵌合されるカンチレバーである、請求項3に記載のアセンブリ。
【請求項6】
前記アクチュエータプレートは更に、下部結合ポケットを含み、前記下部結合ポケットは、前記下部結合ポケット内に配置されたナット及び下部ナットリテーナと、前記下部結合ポケット内に形成された下部結合開口であって、前記アクチュエータプレートの底部側面を貫通して延び、前記ナットの開口と位置合わせされていて、それによって、前記下部結合開口と前記ナット開口とがそれらを貫通する留め具を受けるように適合されている、前記下部結合開口と、を含む、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項7】
前記下部ナットリテーナは、前記下部結合ポケット内にスナップ嵌合されるカンチレバーである、請求項6に記載のアセンブリ。
【請求項8】
船舶に水係合装置をマウントするように適合されたアセンブリであって、
前記船舶に接続されるように適合された前面と、底部側面と、を有するトランサムプレートと、
前面と、前記前面より先まで延びてフランジを画定する底部側面と、を有するアクチュエータプレートであって、前記トランサムプレートの前記底部側面は前記フランジの上方に配置されている、前記アクチュエータプレートと、
前記アクチュエータプレートを前記トランサムプレートに接続するクランプアセンブリと、
を含むアセンブリ。
【請求項9】
前記トランサムプレートと前記アクチュエータプレートとの間に配置された少なくとも1つのシムを含むウェッジパックを更に含む、請求項8に記載のアセンブリ。
【請求項10】
前記アクチュエータプレートは更に、上部結合ポケットを含み、前記上部結合ポケットは、前記上部結合ポケット内に配置されたナット及び上部ナットリテーナと、前記上部結合ポケット内に形成された上部結合開口であって、前記アクチュエータプレートの背面を貫通して延び、前記ナットの開口と位置合わせされていて、それによって、前記上部結合開口と前記ナット開口とがそれらを貫通する留め具を受けるように適合されている、前記上部結合開口と、を含む、請求項9に記載のアセンブリ。
【請求項11】
前記上部ナットリテーナは背面を含み、前記背面は、前記ナットを貫通する前記開口と位置合わせされて前記背面内に画定された開口を有する、請求項10に記載のアセンブリ。
【請求項12】
前記上部ナットリテーナは、前記上部結合ポケット内にスナップ嵌合されるカンチレバーである、請求項10に記載のアセンブリ。
【請求項13】
前記アクチュエータプレートは更に、下部結合ポケットを含み、前記下部結合ポケットは、前記下部結合ポケット内に配置されたナット及び下部ナットリテーナと、前記下部結合ポケット内に形成された下部結合開口であって、前記アクチュエータプレートの底部側面を貫通して延び、前記ナットの開口と位置合わせされていて、それによって、前記下部結合開口と前記ナット開口とがそれらを貫通する留め具を受けるように適合されている、前記下部結合開口と、を含む、請求項9に記載のアセンブリ。
【請求項14】
前記下部ナットリテーナは、前記下部結合ポケット内にスナップ嵌合されるカンチレバーである、請求項13に記載のアセンブリ。
【請求項15】
トランサムと、
前面、背面、及び底部側面を有するトランサムプレートであって、前記前面は前記トランサムに接続されている、前記トランサムプレートと、
前面及びレッジを有するアクチュエータプレートであって、前記トランサムプレートの前記背面の近くに配置された、前記トランサムプレートの前記底部側面が前記レッジの上方に配置されている、前記アクチュエータプレートと、
前記トランサムプレートと前記アクチュエータプレートとの間に配置された少なくとも1つのシムを含むウェッジパックと、
締め付けられたときに前記アクチュエータプレート及び前記ウェッジパックを前記トランサムプレートに押し付けるクランプアセンブリと、
を含む船舶。
【請求項16】
前記トランサムプレートは、前記前面に配置されて前記前面から延びて前記トランサムと接触する複数の突起を含む、請求項15に記載の船舶。
【請求項17】
前記トランサムに接続されて、前記トランサムプレートに形成された位置決め開口に配置される位置決め留め具を更に含む、請求項15に記載の船舶。
【請求項18】
水係合装置を船舶のトランサムにマウントするように適合されたアセンブリを設置する方法であって、
前記トランサムの近くの前記船舶の底面に対する前記トランサムの角度を測定するステップと、
前記トランサムの前記角度に基づいてウェッジパック用の少なくとも1つのシムを選択するステップと、
位置決め留め具を、前記トランサムと係合するように設置するステップと、
前記トランサムプレートとアクチュエータプレートとの間に配置された前記ウェッジパックを含む前記アセンブリをクランプアセンブリで圧縮するステップと、
前記トランサムプレートに形成された位置決め開口を前記位置決め留め具の上方に位置合わせするステップと、
前記圧縮されたアセンブリを前記トランサムに接着的に固着させるステップと、
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2022年7月29日に出願された米国特許非仮出願第17/876,756号、並びに2021年8月23日に出願された米国特許仮出願第63/235,988号の利益及び優先権を主張するものであり、これらの内容は参照によって本明細書に組み込まれている。
【0002】
本開示は、全般的には、バルクヘッドに装置をマウントするための改良されたマウント用アセンブリ及びシステムに関し、特に、船舶、船、又はボートの船尾のトランサムに水係合装置をマウントするためのマウント用プレートアセンブリ及びシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
船舶業界では、必要に応じて船舶に可変揚力を発生させるために機械装置が使用されてよいという共通理解がある。可変揚力を発生させることは、船舶が進んでいるときに船舶のトランサムの下の水流中に装置を展開することによって、又は、船舶の運航中に水流に対する装置の迎角を変更することによって可能である。一般的に利用可能であって以前から使用されている装置を非網羅的に列挙すると、トリムタブ、フィン、ウェークゲート、インタセプタ、及び他の、同様に水と係合する且つ/又は同様の機能性を実現する装置がある。これらの装置のそれぞれは又、装置の展開、迎角変更、又は格納を可能にするアクチュエータを含む。アクチュエータは、同じ機能性を電気式、油圧式、又は他の技術で実現してよい。本開示では、そのような装置及びそれらに関連するアクチュエータ及び他の構成要素をまとめて水係合装置と呼ぶ。
【0004】
水係合装置を船舶のトランサム又はトランサム近くにマウントするための従来技術は、通常、ピボット式又はリニア式の摺動機構であるが、いずれも、トランサム又は船殻に多数の貫通箇所があること、並びに、モジュール性又は調節機能がないことが不利である。
【0005】
ピボット式の機構はマウント用フランジを含み、このフランジを貫通する留め具がフランジをトランサムに固定する。留め具は、トランサムの中に延びてよく、又はトランサムを貫通して延びてよい。一般に、貫通留め具が使用されるが、船舶の構造上、補強部材又は縦通材が同じ場所に配置されるため、設備の安定が不可能になり、或いは、水係合装置を別の場所に設置しなおすことが必要になり、これは場合によってはあまり望ましいことではない。トランサムの中に延びる留め具は、トランサムを貫通しない。水係合装置のピボット運動を容易にするために、アクチュエータは、トランサムに、又はトランサムの近くに、又は貫通開口を通して船舶の内側にマウントされる。
【0006】
リニア式摺動機構は、インタセプタ型水係合装置に限られており、通常は、貫通留め具でトランサムに固定されたハウジングを含み、ハウジングは、水係合装置と、場合によってはアクチュエータとを内蔵する。他の例では、アクチュエータは、船舶の内側に配置されていて、貫通開口を通して水係合装置に接続された作用リンクを有する。
【0007】
そこで、水係合装置を船舶のトランサム又はトランサム近くにマウントするアセンブリ及びシステムであって、水係合装置をトランサム又はトランサム近くに固定するためにトランサムの中に延びるかトランサムを貫通して延びる留め具を必要としないアセンブリ及びシステムであって、様々な船舶のトランサム構成に対応するためにモジュール式且つ調節可能であるアセンブリ及びシステムが必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記従来の技術における課題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
特定の実施形態を図面に示す。しかしながら、当然のこととして、本開示は、添付図面に示された構成及び手段に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示のマウント用プレートアセンブリ及びシステムの分解斜視図である。
図2図1のマウント用プレートアセンブリ及びシステムのトランサムプレートの前面立面図である。
図3図2のトランサムプレートの背面立面図である。
図4図2のトランサムプレートの端部立面図である。
図5図1のマウント用プレートアセンブリ及びシステムのアクチュエータプレートの前面立面図である。
図6図5のアクチュエータプレートの背面立面図である。
図7図5のアクチュエータプレートの端部立面図である。
図8図1のマウント用プレートアセンブリ及びシステムの組立図であり、ウェッジパックの一実施形態を示している。
図9図1のマウント用プレートアセンブリ及びシステムの組立図であり、ウェッジパックの別の実施形態を示している。
図10図9のマウント用プレートアセンブリ又はシステムの組立断面図であり、位置決め留め具及び下部クランプアセンブリを示している。
図11図9のマウント用プレートアセンブリ及びシステムの組立断面図であり、上部クランプアセンブリを示している。
図12図9のマウント用プレートアセンブリ及びシステムの組立断面図であり、上部ナットリテーナ及び下部ナットリテーナを示している。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本明細書に開示の原理の推進及び理解のために、ここからは、図面に示された(好ましい実施形態を含む)実施形態を参照し、その実施形態を具体的な言葉で説明していく。
【0012】
本開示の一態様では、水係合装置を船舶にマウントするように適合されてよいアセンブリが、トランサムプレート、アクチュエータプレート、及びクランプアセンブリを含んでよい。トランサムプレートは、船舶に接続されるように適合された前面と、底部側面と、を有してよい。アクチュエータプレートは、前面と、前面から延びているフランジと、を有してよく、フランジは、トランサムプレートの底部側面の下に配置される。クランプアセンブリは、アクチュエータプレートをトランサムプレートに接続するために、トランサムプレートとアクチュエータプレートとを係合させるように構成されてよい。
【0013】
本開示の別の態様では、アクチュエータプレートは、前面と、前面より先まで延びてフランジを画定する底部側面と、を有してよく、トランサムプレートの底部側面はフランジの上方に配置されている。
【0014】
本開示の別の態様では、トランサムプレートとアクチュエータプレートとの間に、少なくとも1つのシムを含むウェッジパックが配置されてよい。
【0015】
本開示の別の態様では、アクチュエータプレートは上部結合ポケットを含んでよく、上部結合ポケットはその中に上部ナットリテーナ及びナットを配置されるように構成されており、ナットは、背面を貫通する留め具を受けるように方向付けられている。
【0016】
本開示の別の態様では、上部ナットリテーナは、ナット開口と位置合わせされた開口を含んでよい。
【0017】
本開示の別の態様では、アクチュエータプレートは下部結合ポケットを含んでよく、下部結合ポケットは、その中に下部ナットリテーナ及びナットを配置されるように構成されており、ナットは、底部側面を貫通する留め具を受けるように方向付けられている。
【0018】
本開示の別の態様では、上部ナットリテーナ及び下部ナットリテーナは、それぞれの結合ポケット内にスナップ嵌合されたカンチレバーであってよい。
【0019】
本開示の別の態様では、船舶は、トランサムと、トランサムに接続されたトランサムプレートと、レッジを有するアクチュエータプレート(トランサムプレートの背面の近くに配置された、トランサムプレートの底部側面がレッジの上方に配置されている)と、トランサムプレートとアクチュエータプレートとの間に配置された少なくとも1つのシムを含むウェッジパックと、締め付けられたときにアクチュエータプレート及びウェッジパックをトランサムプレートに押し付けるクランプアセンブリと、を含んでよい。
【0020】
本開示の別の態様では、トランサムプレートは、前面に配置されて前面から延びてトランサムと接触する突起を含んでよい。
【0021】
本開示の別の態様では、位置決め留め具が、トランサムに接続されて、トランサムプレートに形成された位置決め開口に配置されてよい。
【0022】
本開示の別の態様では、水係合装置を船舶のトランサムにマウントするように適合されたアセンブリを設置する方法が、船舶の底面に対するトランサムの角度を測定するステップと、トランサムの角度に基づいてウェッジパック用のシムを選択するステップと、位置決め留め具を、トランサムと係合するように設置するステップと、トランサムプレートとアクチュエータプレートとの間に配置されたウェッジパックを含むアセンブリをクランプアセンブリで圧縮するステップと、トランサムプレートに形成された位置決め開口を位置決め留め具と位置合わせするステップと、アセンブリをトランサムに接着的に固着させるステップと、を含んでよい。
【0023】
従って、本開示の目的は、本出願人らが権利を留保し、且つ任意の以前に公知の製品、プロセス、又は方法のディスクレーマーを本明細書によって開示するように、以前に公知のいかなる製品、製品の製造プロセス、製品の使用方法、又は処理方法も本開示の範囲内に包含しないことである。更なる注記として、本開示は、本出願人らが権利を留保し、且つ任意の以前に記載された製品、製品の製造プロセス、又は製品の使用方法のディスクレーマーを本明細書によって開示するように、米国特許商標庁(USPTO)(米国特許法第112条第一段落)又は欧州特許庁(EPO)(EPC第83条)の明細書の記載及び実施可能要件を満たさないいかなる製品、製品の製造プロセス、又は製品の使用方法も本開示の範囲内に包含しないよう意図される。
【0024】
注記として、本開示及び特に特許請求項及び/又は段落において、「含む(comprises)」、「含まれた(comprised)」、「含んでいる(comprising)」等の用語は、米国特許法に帰する意味を有してよく(例えば、それらは、「包含する(includes)」、「包含された(included)」、「包含している(including)」等を意味してよく)、「から本質的になっている(consisting essentially of)」及び「から本質的になる(consists essentially of)」等の用語は、米国特許法に帰する意味を有する(例えば、それらは明示的に記載されない要素を許容するが、先行技術に見られる要素又は本開示の基本的な若しくは新規の特徴に影響を与える要素は除外する)。
【0025】
これら及び他の実施形態が開示され、又は以下の詳細説明から明らかであり、且つそれに包含される。
【0026】
図1は、本開示のマウント用プレートアセンブリ及びシステム10の分解斜視図である。マウント用プレートアセンブリ又はシステム10は、主にトランサムプレート100及びアクチュエータプレート300を含んでよい。更に、ウェッジパック20が含まれてよい。ウェッジパック20は、船舶600のトランサム602の角度604に基づいて1つ又は複数のシム200を含んでよい。アセンブリ10を設置前に圧縮するためにクランプアセンブリ400が使用されてよい。クランプアセンブリ400は、少なくとも、ねじ式留め具402、ワッシャ404、及びナット406を含んでよい。一実施形態では、ワッシャ404は半円筒形状であり、ナット406は円筒形状である。そのような構成要素形状により、まっすぐなねじ式留め具402を使用して、トランサムプレート100及びアクチュエータプレート300(並びにウェッジパック20(使用される場合))に対して、同じトランサムプレート100及びアクチュエータプレート300のままで広範囲の角度にわたって均一な圧縮クランプ荷重を印加することが可能であるようにすることが容易である。アクチュエータプレート300への水係合装置の接続を容易にするために、上部ナットリテーナ430及び下部ナットリテーナ450がアクチュエータプレート300に作用的に接続されてよい。アセンブリ又はシステム10の設置を容易にするために、位置決め留め具420が船舶600のトランサム602と係合してよい。
【0027】
図2は、図1のマウント用プレートアセンブリ及びシステム10のトランサムプレート100の前面立面図であり、図3はその背面立面図である。トランサムプレート100は、前面102、背面104、底部側面106、上部側面108、及び一対の対向端部110、112を含んでよい。水係合装置(図示せず)を船舶600上の電源及び通信信号の接続箇所に接続することを容易にするために、トランサムプレート100にルーティング開口126が画定又は形成されてよい。前面102からの延長部に突起114が配置されてよい。一実施形態では、船舶600のトランサム602に係合配置されたときに平面を画定する3つの突起114が形成されてよく、これらは、トランサム602とトランサムプレート100との間の接着剤500の厚さがほぼ均一になることを促進するため、又、トランサムプレート100が、トランサム602に接続されたときにゆがんで、アセンブリ10の他の構成要素との位置合わせ不良又は接続の問題を引き起こすことのないようにするためのものである。当業者であれば理解されるように、船舶600のトランサム602は、通常、何らかの不完全さがあり、船舶600の構造の材料のせいでトランサムプレート100ほど平らでも滑らかでもない。別の実施形態では、突起114は、底部側面106に沿って対向端部110、112の近くに、並びに上部側面108の中心近くに配置されてよい。
【0028】
トランサムプレート100に位置決め開口116が画定又は形成されてよい。一実施形態では、各突起114の近くに位置決め開口116が配置されてよい。別の実施形態では、位置決め開口116が中心線118を有してよく、中心線118によって突起114が二等分されている。別の実施形態では、3つの突起114のそれぞれが、位置決め開口116の中心線118と垂直方向に位置合わせされて配置されている。
【0029】
トランサムプレート100の前面102にクランプ用ポケット120が画定又は形成されてよい。クランプ用ポケット120は、前面102に対して凹んでいる起伏面122と、トランサムプレート100を貫通して延びるクランプ開口124と、を含んでよい。一実施形態では、起伏面122は、ワッシャ404に対して相補的な形状であるように構成されており、これは、広範囲の角度にわたるトランサムプレート100及びアクチュエータプレート300の均一な圧縮クランプを促進するためにワッシャ404が複数の方位を向くことを可能にするためである。別の実施形態では、起伏面122は、半円筒形状のワッシャ404と相補的に係合する半円筒形状を有する。別の実施形態では、クランプ開口124は長円形状を有しており、これは、ねじ式留め具402の動きを拘束又は制限することなく、広範囲の角度にわたるトランサムプレート100及びアクチュエータプレート300の均一な圧縮クランプを促進するためである。
【0030】
図4は、図2のトランサムプレートの端部立面図である。トランサムプレート100とシム200とアクチュエータプレート300との間を拘束しないように、ウェッジパック20の複数のシム200(枚数を問わず)の潜在的使用を促進するために、底部側面106近くの背面104に溝130が画定又は形成されてよい。一実施形態では、溝130は、前面103の端部110から端部112まで延びている(図2を参照)。
【0031】
図5は、図1のマウント用プレートアセンブリ又はシステム10のアクチュエータプレート300の前面立面図であり、図6はその背面立面図であり、図7はその端部立面図である。アクチュエータプレート300は、前面302、背面304、底部側面306、上部側面308、及び一対の対向端部310、312を含んでよい。アセンブリ10の設置を容易にするために、トランサムプレート100の同様の開口と位置合わせされた位置決め開口116がアクチュエータプレート300に画定又は形成されてよい。水係合装置(図示せず)を船舶600上の電源及び通信信号の接続箇所に接続することを容易にするために、トランサムプレート100の同様の開口と位置合わせされたルーティング開口126がアクチュエータプレート300に画定又は形成されてよい。
【0032】
アクチュエータプレート300の前面302に上部結合ポケット340が画定又は形成されてよい。上部結合ポケット340は、上部側面308の近くに配置されてよく、前面302に対して凹んでいる起伏面342と、アクチュエータプレート300を貫通して延びる上部結合開口344と、を含んでよい。一実施形態では、起伏面342は、その中に上部ナットリテーナ430及びナット432を配置するように相補的な形状であるように構成されている。別の実施形態では、上部結合開口344は、アクチュエータプレート300の背面302を貫通して延びる。別の実施形態では、上部結合開口344は、上部結合開口344とナット432の開口433とがそれらを貫通するねじ式留め具434を受けるように適合されるように、ナット開口433と位置合わせされてよい。ねじ式留め具434は、水係合装置をアクチュエータプレート300に接続することを容易にすることに直接又は間接的に役立ちうる。ナット432が上部結合ポケット350内に設置されてから、上部ナットリテーナ430がアクチュエータプレート300に接続されるため、ナット432は適正に位置決めされたままとなり、それによって、ねじ式留め具434がナットと全く接触せずに係合することが促進される。別の実施形態では、上部ナットリテーナ430は背面436を含んでよく、背面436には、ナット開口433と位置合わせされた開口438が画定又は形成されている。一実施形態では、ナットリテーナ430は、上部結合ポケット430に接続されている。別の実施形態では、ナットリテーナ430は、キャッチ442を有するアーム440によって上部結合ポケット340内にスナップ嵌合されるカンチレバーであり、上部結合ポケット340に挿入される間に、アクチュエータプレート300の上部側面308にある開口444の中にキャッチ442が配置されるまでアーム440をそらせる。
【0033】
アクチュエータプレート300の前面302に下部結合ポケット350が画定又は形成されてよい。上部結合ポケット340は、底部側面306の近くに配置されてよく、前面302に対して凹んでいる起伏面352と、アクチュエータプレート300を貫通して延びる下部結合開口354と、を含んでよい。一実施形態では、起伏面352は、その中に下部ナットリテーナ450及びナット452を配置するように相補的な形状であるように構成されている。別の実施形態では、下部結合開口354は、アクチュエータプレート300の底部側面306を貫通して延びる。別の実施形態では、下部結合開口354は、下部結合開口354とナット452の開口453とがそれらを貫通するねじ式留め具454を受けるように適合されるように、ナット開口453と位置合わせされてよい。ねじ式留め具454は、水係合装置をアクチュエータプレート300に接続することを容易にすることに直接又は間接的に役立ちうる。ナット452が下部結合ポケット350内に設置されてから、下部ナットリテーナ450がアクチュエータプレート300に接続されるため、ナット452は適正に位置決めされたままとなり、それによって、ねじ式留め具454がナットと全く接触せずに係合することが促進される。別の実施形態では、下部ナットリテーナ450は、キャッチ457を有するアーム456によって下部結合ポケット350内にスナップ嵌合されるカンチレバーであり、下部結合ポケット350に挿入される間に、アクチュエータプレート300の底部側面306にある開口458の中にキャッチ457が配置されるまでアーム456をそらせる。
【0034】
フランジ360が、底部側面306が前面302より先まで延びることによって画定されてよく、又は前面302から延びることによって形成されてよい。一実施形態では、フランジ360は、アセンブリ10がクランプアセンブリ400によって圧縮されたときにトランサムプレート100の底部側面106の下に配置される。別の実施形態では、トランサムプレート100の底部側面306は、アセンブリ10がクランプアセンブリ400によって圧縮されたときにフランジ360の上方に配置される。
【0035】
アクチュエータプレート300の背面302にクランプ用ポケット320が画定又は形成されてよい。クランプ用ポケット320は、背面302に対して凹んでいる起伏面322と、アクチュエータプレート100を貫通して延びるクランプ開口324と、を含んでよい。一実施形態では、起伏面322は、ナット406に対して相補的な形状であるように構成されており、これは、広範囲の角度にわたるトランサムプレート100及びアクチュエータプレート300の均一な圧縮クランプを促進するためにナット406が複数の方位を向くことを可能にするためである。別の実施形態では、起伏面322は、円筒形状のナット406と相補的に係合する半円筒形状を有する。別の実施形態では、クランプ開口324は長円形状を有しており、これは、ねじ式留め具402の動きを拘束又は制限することなく、広範囲の角度にわたるトランサムプレート100及びアクチュエータプレート300の均一な圧縮クランプを促進するためである。
【0036】
図8は、図1のマウント用プレートアセンブリ及びシステム10の組立図であり、1つのシム200を有するが正しく設置されていない、ウェッジパック20の一実施形態を示している。アセンブリ10を設置する方法(これは、トランサム602と船舶600の底面606との交点の近くに画定又は形成されたポケット又は凹部の壁にアセンブリ10を設置する方法を含むものと見なされ、一般的に知られるように、それによって、アセンブリ10は、船舶600の底面606の上方に、但し、トランサム602の前方に位置決めされることになる)の一ステップは、トランサム602近くの船舶600の底面606に対するトランサム602の角度604を測定するステップである。この角度604は完全に船舶600の製造元次第であるが、従来の設計での通常のトランサム角度604は約68~83度である。当業者であれば理解されるように、その範囲より大きい又は小さいトランサム角度604も利用可能であってよい。アセンブリ10は、アセンブリ角度610をゼロ近くまで小さくする適正なウェッジパックのシンプルな測定及び計算により、任意の利用可能な又は望ましいトランサム角度604で、トランサム602上に水係合装置を収容して適切にマウントすることが可能である。従って、設置プロセスの更なるステップは、トランサム角度604に基づいてウェッジパック20用のシム200を少なくとも1つ選択することを含んでよい。
【0037】
アセンブリ10をトランサム602に適切に接続するためには、位置決め留め具420が、トランサム602に貫入しながらも、圧縮されたアセンブリ10の設置を促進するように機能する役割を十分果たすようにトランサム602と係合して配置されることが可能なように、位置決め開口の位置をトランサム602上に転写するためのテンプレートとしてトランサムプレート100を使用しなければならない。トランサムプレート100、ウェッジパック20(測定されたトランサム角度604に基づく適切なシム200を含む)、アクチュエータプレート300、及びクランプアセンブリ400を含むアセンブリ10は、組み合わされて機能統合ユニットとされてよい。クランプアセンブリ400の締め付けは、固定されたナット406に対してねじ式留め具402を回転させることによって行われてよく、それによって、ウェッジパック20がトランサムプレート100とアクチュエータプレート300とに挟まれて、アセンブリ10が所望の力まで圧縮される。
【0038】
図8の設置されたアセンブリ10は、アセンブリをトランサム602に固着させる接着剤500と、トランサムプレート100と、シム200が1つのウェッジパックと、アクチュエータプレート300と、を含む。しかしながら、アセンブリ角度610はゼロより大きい。このような設置の1つの結果として、水係合装置は、効率及び有効性が低下して、設計どおりには動作しない。アセンブリ角度610は、ゼロ度に近いことが好ましい。別の実施形態では、アセンブリ角度620は、約-1度~+1度の範囲にあってよい。別の実施形態では、アセンブリ角度620は、約-2度~+2度の範囲にあってよい。別の実施形態では、アセンブリ角度620は、約-3度~+3度の範囲にあってよい。別の実施形態では、アセンブリ角度620は、約-4度~+4度の範囲にあってよい。別の実施形態では、アセンブリ角度620は、約-5度~+5度の範囲にあってよい。別の実施形態では、アセンブリ角度620は、約-10度~+10度の範囲にあってよい。別の実施形態では、アセンブリ角度620は、約-15度~+15度の範囲にあってよい。一実施形態では、接着剤500は、トランサムプレート100及び接続されたアセンブリ10の他の部分がトランサムに永続的に取り付けられたままになるような、強力な接着剤又は粘着剤である。別の実施形態では、接着剤500は、二液型のエポキシ系、メタクリレート系、又はアクリル系の接着剤であってよく、あくまで例として、Plexus(登録商標)、Loctite(登録商標)、Orenco(登録商標)、Parson(登録商標)等から販売されているような接着剤であってよい。一実施形態では、接着剤500は、トランサムプレート100に塗布されてよい。別の実施形態では、接着剤500は、トランサム602に塗布されてよい。別の実施形態では、接着剤500は、トランサムプレート100及びトランサム602に塗布されてよい。更に、水流が底面606からフランジ360へとスムーズに移動するようにするために、接着剤500の塗布は、アセンブリ10の設置後に行われてよい。
【0039】
図9は、図1のマウント用プレートアセンブリ又はシステム100の組立図であり、正しい設置のために複数のシム200を有する、ウェッジパック20の別の実施形態を示している。この実施形態では、トランサム角度604に基づいてシム200を3つにした結果として、アセンブリ角度610がゼロになっている。一実施形態では、ウェッジパック20は、調節範囲が約3度~18度になるようにシム200を含んでよい。別の実施形態では、ウェッジパック20は、調節範囲が18度より広くなるように構成されてよい。別の実施形態では、ウェッジパック20は、調節範囲が3度より狭くなるように構成されてよい。一実施形態では、個々のシム200は、調節範囲が約1度~10度になるように構成されてよい。別の実施形態では、個々のシム200は、調節範囲が10度より広くなるように構成されてよい。別の実施形態では、個々のシム200は、調節範囲が1度より狭くなるように構成されてよい。正しく構成されたウェッジパック20がトランサムプレート100とアクチュエータプレート300とに挟まれて所望の力まで圧縮されると、アセンブリ10は、好ましくは、位置決め開口116が位置決め留め具420の上に位置合わせされるように配置され、それによって、位置決め留め具420が位置決め開口116を貫通して延びるように、アセンブリ10がトランサム602と係合されることが可能である。位置決め留め具420を締め付けることにより、接着剤500が硬化しうるようにアセンブリ10を定位置に固定することが可能である。位置決め留め具420は、アセンブリ10をトランサム602に固定するものではない。
【0040】
図10は、図9のマウント用プレートアセンブリ又はシステム10の組立断面図であり、位置決め留め具420及び下部クランプアセンブリ400を示している。位置決め留め具420は、トランサムプレート100に当たってもたれるように位置決め開口116の一部分より大きいヘッド422を含んでよい。
【0041】
図11は、図9のマウント用プレートアセンブリ及びシステムの組立断面図であり、上部クランプアセンブリ400を示している。下部ねじ式留め具402の長手軸と、上部ねじ式留め具402の長手軸は平行ではない。これは概ね、シム200の厚みの結果である。しかしながら、本開示で述べているように、広範囲の角度に対応できることは、このアセンブリ10の強みである。
【0042】
図12は、図9のマウント用プレートアセンブリ及びシステムの組立断面図であり、上部ナットリテーナ430及び下部ナットリテーナ450を示している。これらの構成要素の構成は、アクチュエータプレート300の設計を大幅に簡素化し、アクチュエータプレートの水平面及び垂直面のそれぞれにナット又はねじ穴を精密に埋め込むことの複雑さを克服する。
【0043】
本明細書で引用された、公表文献、特許出願、及び特許を含む文献は全て、各文献が、個々に具体的に示される形で参照によって本明細書に組み込まれ、且つ、完全な形で本明細書に明記されているのと同程度に、参照により本明細書に組み込まれている。
【0044】
本開示を説明する文脈における(特に、以下の特許請求の範囲の文脈における)「a」、「an」、及び「the」の各語句、並びに同様の指示語の使用は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数及び複数の両方を包含するものとして解釈されるべきである。「含む(comprising)」、「有する(having)」、「含む(including)」、及び「包含する(containing)」の各語句は、特に断らない限り、オープンエンドターム(即ち、「~を含むが、これに限定されない」という意味)として解釈されるべきである。本明細書中の数値範囲の具陳は、本明細書中で特に指摘しない限り、単にその範囲内に該当する各値を個々に参照するための略記法としての役割を果たすことのみを意図しており、各値は、本明細書中で個々に列挙されたかのように、本明細書に組み込まれている。本明細書中で説明される全ての方法は、本明細書中で特に指摘されたり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、任意の好適な順序で実施されてよい。本明細書中で与えられるあらゆる例、又は例示的言い回し(例えば、「等の(such as)」)の使用は、特に主張されない限り、単に本開示をより明らかにすることだけを意図したものであり、本開示の範囲を限定するものではない。本明細書中の如何なる言い回しも、特許請求されていない任意の要素を、本開示の実施に不可欠であるように示すものとして解釈されてはならない。
【0045】
当然のことながら、上記は本開示の幾つかの例及び実施形態の詳細な説明に過ぎず、本開示の趣旨又は範囲から逸脱しない限り、本明細書でなされた開示に従って、開示の実施形態に対する様々な変更が行われてよい。
【0046】
従って、上記の説明は、本開示の範囲を限定することを意図しておらず、当業者であれば過度の負担を伴わずに本開示を実施できる程度の開示を提供することを意図している。更に当然のこととして、本開示の範囲は、当業者であれば明らかになるであろう他の実施形態を完全に包含しており、従って、本開示の範囲は、添付の特許請求項以外の何物によっても限定されるものではない。
【0047】
ある実施形態の一部として図示又は記述された特徴が、別の実施形態に用いられて更に別の実施形態が得られることがあってよい。従って、本開示は、そのような修正形態及び変形形態を、添付の特許請求項及びそれらの均等物の範囲に収まるものとして包含するものとする。本開示の他の目的、特徴、及び態様が以下の詳細説明において開示されている。
【0048】
当業者であれば理解されるように、本説明は、例示的実施形態の説明に過ぎず、本開示のより広い態様を限定することを意図しておらず、そのより広い態様は例示的構成に埋め込まれている。
【0049】
本開示及びその利点を詳細に述べてきたが、当然のことながら、添付の特許請求項において定義されている本開示の趣旨及び範囲から逸脱しない限り、本明細書において様々な変更、置換、及び修正が行われてよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】