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特表2024-532326コミュニケーションプラットフォーム上の統合ワークスペース
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-05
(54)【発明の名称】コミュニケーションプラットフォーム上の統合ワークスペース
(51)【国際特許分類】
   H04L 67/146 20220101AFI20240829BHJP
   H04L 67/131 20220101ALI20240829BHJP
   H04L 51/046 20220101ALI20240829BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240829BHJP
【FI】
H04L67/146
H04L67/131
H04L51/046
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024512995
(86)(22)【出願日】2022-08-26
(85)【翻訳文提出日】2024-04-25
(86)【国際出願番号】 US2022041720
(87)【国際公開番号】W WO2023028333
(87)【国際公開日】2023-03-02
(31)【優先権主張番号】17/459,235
(32)【優先日】2021-08-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506332063
【氏名又は名称】セールスフォース インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】デンメア,ミヒャエル
(72)【発明者】
【氏名】ウォール,マシュー
(72)【発明者】
【氏名】サリバン,クリストファー
(72)【発明者】
【氏名】フランク,イラン
(72)【発明者】
【氏名】ロ,イアヌ
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC11
(57)【要約】
異なる組織のユーザ間の通信を可能にし、異なる組織に関連付けられたユーザの発見を容易にするための共有ワークスペースの生成が説明される。第1のユーザは、共有ワークスペースを生成し、1つまたは複数の他の組織をそれに関連付けることができる。第1のユーザは、共有ワークスペースへの参加に関連付けられた第1の基準を指定することができる。コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザから、共有ワークスペースに参加するための要求を受信することができる。第2のユーザが第1の基準を満たすという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザが共有ワークスペースにアクセスすることを可能にすることができる。いくつかの例では、第2のユーザの組織に関連付けられた管理者は、組織のユーザが共有ワークスペースに参加するための第2の基準を確立することができる。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザが第2の基準も満たすという決定に基づいて、第2のユーザが共有ワークスペースにアクセスすることを可能にすることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コミュニケーションプラットフォームの1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって少なくとも部分的に実施される方法であって、
前記コミュニケーションプラットフォームの第1の組織に関連付けられている第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、前記第1の組織に関連付けられた第1のユーザグループと、前記第1の組織とは異なる少なくとも第2の組織に関連付けられた第2のユーザグループとの間の通信を容易にするワークスペースを生成するための第1の要求を受信するステップであって、前記第1の要求は、前記ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第1の基準を含む、ステップと、
前記第1の要求に少なくとも部分的に基づいて前記ワークスペースを生成するステップであって、前記ワークスペースは1つまたは複数の仮想空間を含み、前記1つまたは複数の仮想空間の少なくとも一部は、前記ワークスペースに関連付けられていない他のユーザによる閲覧が制限されている、ステップと、
前記第2の組織に関連付けられている第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、前記ワークスペースに参加するための第2の要求を受信するステップと、
前記第2のユーザアカウントが前記ワークスペースへの参加に関連付けられた前記1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザアカウントを前記ワークスペースに関連付けるステップと、
前記ワークスペースに関連付けられたインジケータを、前記第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させるステップであって、前記インジケータは、前記第1のユーザグループおよび前記第2のユーザグループに関連付けられた前記ワークスペースに関連付けられた前記1つまたは複数の仮想空間へのアクセスを可能にする、ステップと
を含む方法。
【請求項2】
前記第2のユーザアカウントが前記1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ワークスペースに参加するための推奨を、前記第2のクライアントに関連付けられた前記インターフェースを介して提示させるステップであって、前記推奨は、前記ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含む、ステップ
をさらに含み、
前記第2の要求は、前記ワークスペースに参加するための前記選択可能オプションの選択に応答して受信される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2の要求を受信する前に、
前記第2の組織に関連付けられた管理ユーザアカウントから、前記第2の組織に関連付けられたユーザアカウントが前記ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第2の基準を受信するステップと、
前記第2のユーザアカウントが前記ワークスペースへの参加に関連付けられた前記1つまたは複数の第2の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ワークスペースに参加するための推奨を前記第2のクライアントに関連付けられた前記インターフェースに提示させるステップであって、前記推奨は、前記ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含み、前記第2の要求は、前記ワークスペースに参加するための前記選択可能オプションの選択に応答して受信される、ステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記1つまたは複数の第1の基準および1つまたは複数の第2の基準は、
組織識別子、
グループ識別子、
ユーザのユーザアカウントに関連付けられたドメイン名、
前記ユーザのユーザ関心、
前記ユーザに関連付けられた肩書き、
前記ユーザに関連付けられた職務内容、
前記ユーザに関連付けられたプロジェクト、
前記ユーザに関連付けられたイベント登録、または
前記ユーザに関連付けられた位置
のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のユーザグループは、複数の組織に関連付けられた複数のユーザを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の要求は、前記ワークスペースに関連付けるための1つまたは複数の通信チャネルを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ワークスペースは、前記第1のユーザグループおよび前記第2のユーザグループに関連付けられた連絡先情報をさらに含み、
前記インジケータは、前記第2のユーザアカウントが前記第1のユーザグループおよび前記第2のユーザグループに関連付けられた前記連絡先情報にアクセスすることをさらに可能にし、
前記連絡先情報は、前記第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のユーザが、前記第1の組織に関連付けられた第3のユーザと直接通信することを可能にする、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたシステムであって、
1つまたは複数のプロセッサと、
命令を含む1つまたは複数のコンピュータ可読媒体と
を備え、前記命令は、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記システムに、
前記コミュニケーションプラットフォームの第1の組織に関連付けられている第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、前記第1の組織に関連付けられた第1のユーザグループと、前記第1の組織とは異なる少なくとも第2の組織に関連付けられた第2のユーザグループとの間の通信を容易にするワークスペースを生成するための第1の要求を受信することであって、前記第1の要求は、前記ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第1の基準を含む、受信することと、
前記第1の要求に少なくとも部分的に基づいて前記ワークスペースを生成することであって、前記ワークスペースは1つまたは複数の仮想空間を含み、前記1つまたは複数の仮想空間の少なくとも一部は、前記ワークスペースに関連付けられていない他のユーザによる閲覧が制限されている、生成することと、
前記第2の組織に関連付けられている第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、前記ワークスペースに参加するための第2の要求を受信することと、
前記第2のユーザアカウントが前記ワークスペースへの参加に関連付けられた前記1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザアカウントを前記ワークスペースに関連付けることと、
前記ワークスペースに関連付けられたインジケータを、前記第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させることであって、前記インジケータは、前記第1のユーザグループおよび前記第2のユーザグループに関連付けられた前記ワークスペースに関連付けられた前記1つまたは複数の仮想空間へのアクセスを可能にする、提示させることと
を含む動作を実行させる、システム。
【請求項9】
前記動作は、
前記第2のユーザアカウントが前記1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ワークスペースに参加するための推奨を、前記第2のクライアントに関連付けられた前記インターフェースを介して提示させることであって、前記推奨は、前記ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含む、提示させること
をさらに含み、
前記第2の要求は、前記ワークスペースに参加するための前記選択可能オプションの選択に応答して受信される、
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記動作は、
前記第2の要求を受信する前に、
前記第2の組織に関連付けられた管理ユーザアカウントから、前記第2の組織に関連付けられたユーザアカウントが前記ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第2の基準を受信することと、
前記第2のユーザアカウントが前記ワークスペースへの参加に関連付けられた前記1つまたは複数の第2の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ワークスペースに参加するための推奨を前記第2のクライアントに関連付けられた前記インターフェースに提示させることであって、前記推奨は、前記ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含み、前記第2の要求は、前記ワークスペースに参加するための前記選択可能オプションの選択に応答して受信される、提示させることと
をさらに含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
前記1つまたは複数の第1の基準および1つまたは複数の第2の基準は、
組織識別子、
グループ識別子、
ユーザのユーザアカウントに関連付けられたドメイン名、
前記ユーザのユーザ関心、
前記ユーザに関連付けられた肩書き、
前記ユーザに関連付けられた職務内容、
前記ユーザに関連付けられたプロジェクト、
前記ユーザに関連付けられたイベント登録、または
前記ユーザに関連付けられた位置
のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項12】
前記第2のユーザグループは、複数の組織に関連付けられた複数のユーザを含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項13】
前記第1の要求は、前記ワークスペースに関連付けるための1つまたは複数の通信チャネルを含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項14】
前記ワークスペースは、前記第1のユーザグループおよび前記第2のユーザグループに関連付けられた連絡先情報をさらに含み、
前記インジケータは、前記第2のユーザアカウントが前記第1のユーザグループおよび前記第2のユーザグループに関連付けられた前記連絡先情報にアクセスすることをさらに可能にし、
前記連絡先情報は、前記第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のユーザが、前記第1の組織に関連付けられた第3のユーザと直接通信することを可能にする、
請求項8に記載のシステム。
【請求項15】
命令を含む1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、
コミュニケーションプラットフォームの第1の組織に関連付けられている第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、前記第1の組織に関連付けられた第1のユーザグループと、前記第1の組織とは異なる少なくとも第2の組織に関連付けられた第2のユーザグループとの間の通信を容易にするワークスペースを生成するための第1の要求を受信することであって、前記第1の要求は、前記ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第1の基準を含む、受信することと、
前記第1の要求に少なくとも部分的に基づいて前記ワークスペースを生成することであって、前記ワークスペースは1つまたは複数の仮想空間を含み、前記1つまたは複数の仮想空間の少なくとも一部は、前記ワークスペースに関連付けられていない他のユーザによる閲覧が制限されている、生成することと、
前記第2の組織に関連付けられている第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、前記ワークスペースに参加するための第2の要求を受信することと、
前記第2のユーザアカウントが前記ワークスペースへの参加に関連付けられた前記1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザアカウントを前記ワークスペースに関連付けることと、
前記ワークスペースに関連付けられたインジケータを、前記第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させることであって、前記インジケータは、前記第1のユーザグループおよび前記第2のユーザグループに関連付けられた前記ワークスペースに関連付けられた前記1つまたは複数の仮想空間へのアクセスを可能にする、提示させることと
を含む動作を実行させる、1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項16】
前記動作は、
前記第2のユーザアカウントが前記1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ワークスペースに参加するための推奨を、前記第2のクライアントに関連付けられた前記インターフェースを介して提示させることであって、前記推奨は、前記ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含む、提示させること
をさらに含み、
前記第2の要求は、前記ワークスペースに参加するための前記選択可能オプションの選択に応答して受信される、
請求項15に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記動作は、
前記第2の要求を受信する前に、
前記第2の組織に関連付けられた管理ユーザアカウントから、前記第2の組織に関連付けられたユーザアカウントが前記ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第2の基準を受信することと、
前記第2のユーザアカウントが前記ワークスペースへの参加に関連付けられた前記1つまたは複数の第2の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ワークスペースに参加するための推奨を前記第2のクライアントに関連付けられた前記インターフェースに提示させることであって、前記推奨は、前記ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含み、前記第2の要求は、前記ワークスペースに参加するための前記選択可能オプションの選択に応答して受信される、提示させることと
をさらに含む、請求項15に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記1つまたは複数の第1の基準および1つまたは複数の第2の基準は、
組織識別子、
グループ識別子、
ユーザのユーザアカウントに関連付けられたドメイン名、
前記ユーザのユーザ関心、
前記ユーザに関連付けられた肩書き、
前記ユーザに関連付けられた職務内容、
前記ユーザに関連付けられたプロジェクト、
前記ユーザに関連付けられたイベント登録、または
前記ユーザに関連付けられた位置
のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記第2のユーザグループは、複数の組織に関連付けられた複数のユーザを含む、請求項15に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記第1の要求は、前記ワークスペースに関連付けるための1つまたは複数の通信チャネルを含む、請求項15に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
本特許出願は、全体が参照により本明細書に組み込まれる、2021年8月27日に出願された米国実用特許出願第17/459,235号の優先権を主張する。
【0002】
[技術分野]
個人、ならびに企業、学校、およびクラブなどの様々な機関は、効率的なタスク関連通信を容易にするために、高度なコミュニケーションプラットフォームにますます依存している。組織は、例えば、組織内のグループが関連プロジェクトを共同で作業することを可能にするために、組織内に1つまたは複数のワークスペースを確立して管理することができる。ワークスペースは、組織のメンバが通信してファイルおよび/または他の情報を共有することができる複数の通信チャネルおよびダイレクトメッセージングインスタンスを含むことができる。しかしながら、現在のコミュニケーションプラットフォームのワークスペースは、多くの場合、単一の組織のユーザに限られている。この制限は、ワークスペースの全体的な有効性を低下させ、組織外の主要な当事者との共同作業を妨げる可能性がある。ワークスペースの中には、2つ以上の組織のメンバとの共有チャネルを含むものもあり得るが、ワークスペースの他の通信チャネルおよび/または他のメンバへのアクセスは、ユーザの組織アフィリエーション(organizational affiliation)に基づいて制限されている場合がある。
【0003】
追加的に、従来のワークスペースは、多くの場合、容量が限られているので、大量の情報配信および/または大規模なプロジェクトの共同作業のための場所となるように構成されていない。異なる組織に関連付けられた異なるユーザグループに情報を提供するために、ユーザは、複数の異なる通信チャネルにおいて通信を複数回公開し得る。情報を複数回公開することは、ユーザにとって過度に負担となる可能性があり、否定的なユーザエクスペリエンスをもたらす。多様な個人グループに情報を届けるために複数の異なるチャネルで情報を公開すると、例えばユーザが特定のチャネルへの情報の公開に失敗した場合、さらに、一貫性のない情報が共有されることになる可能性がある。最終的に、これらの問題により、コミュニケーションプラットフォームは効果的なツールというよりもユーザにとってより負担になる可能性があり、冗長なコンテンツによりコンピュータメモリを詰まらせること、ネットワーク帯域幅を輻輳させること、および/またはサーバもしくはクラウドサービスの計算サイクルを使い果たすことなど、複数の技術的問題を引き起こし得る。
【図面の簡単な説明】
【0004】
詳細な説明は、添付の図面を参照して説明される。図において、参照番号の左端の数字(複数可)は、その参照番号が最初に現れる図を識別する。異なる図における同じ参照番号の使用は、同様または同一の構成要素または特徴を示す。
図1】本明細書で説明される例示的な技法を実装するために使用可能なコンピューティングデバイスの例示的なシステムを示すブロック図を示す。
図2】本明細書で説明される技法を利用して、ユーザが共有ワークスペースを生成して、強化された共同作業および情報配信を可能にすることができるコミュニケーションプラットフォームに関連付けられた例示的なユーザインターフェースの概略図である。
図3A】本明細書で説明される技法を利用して、既存の共有ワークスペースにアクセスすることに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
図3B】本明細書で説明される技法を利用して、既存の共有ワークスペースにアクセスすることに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
図4A】本明細書で説明される技法を利用して、新しい共有ワークスペースを生成するための例示的なインターフェースを示す。
図4B】本明細書で説明される技法を利用して、新しい共有ワークスペースを生成するための例示的なインターフェースを示す。
図5A】本明細書で議論される技法を利用して、新しい共有ワークスペースを生成するための例示的なプロセスを示す。
図5B】本明細書で説明される技法を利用して、ユーザが共有ワークスペースにアクセスすることを許可するかどうかを決定するための例示的なプロセスを示す。
図6】本明細書で説明される技法を利用して、統合ワークスペースを作成してそれに参加するための例示的なプロセスを示す。
図7】本明細書で説明される技法を利用して、イベントに関連付けられたワークスペースを作成してそれに参加するための例示的なプロセスを示す。
図8】本明細書で説明される技法を利用して、統合ワークスペースのメンバに関連付けられた情報を提供するための例示的なプロセスを示す。
【発明を実施するための形態】
【0005】
異なる組織のメンバがコミュニケーションプラットフォームを介して通信するための共有(例えば、統合)ワークスペースを生成するための技法が本明細書で説明される。コミュニケーションプラットフォームは、グループベースのコミュニケーションプラットフォーム、チャネルベースのメッセージングプラットフォーム、および/またはユーザ間の通信を容易にするための任意の他のプラットフォームとすることができる。第1の組織の第1のユーザは、共有ワークスペースを生成して、第1の組織に関連付けられた第1のユーザグループと、第1の組織に関連付けられていない第2のユーザグループとの間の共同作業を可能にすることができる。少なくとも1つの例では、第1のユーザは、特定の組織との関連付け(例えば、組織の従業者、特定のドメイン名を有する電子メールなど)、イベントとの関連付け(例えば、イベントに登録されていること、イベントに出席していること、など)、特定のトピックへの関心の指示など、共有ワークスペースに参加するための基準を指定することができる。したがって、第1のユーザは、共有ワークスペースを生成して、基準を満たすユーザ間で情報を共有することができる。例えば、第1のユーザは、ワークスペースを生成して、特定の組織に関連付けられた特定のユーザグループと情報を共有することができる。第1のユーザは、特定の組織および/または特定のグループとの関連付けを含むように基準を確立することができる。別のユーザは、ワークスペースへの参加を要求することができ、その別のユーザが基準として確立された特定の組織および/または特定のグループに関連付けられているという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、その別のユーザにワークスペースへのアクセスを許可することができる。
【0006】
上述したように、従来のワークスペースは、特定の組織のユーザ間での情報共有を可能にするために生成される。従来のワークスペースは、例えばユーザのサブセットの間の共同作業を可能にするために、組織のユーザのサブセットをそれに関連付けることができる。しかしながら、従来、ワークスペースとの関連付けは、特定の組織とのユーザ関連付けを前提としている。いくつかの従来のワークスペースは、他の組織のゲストがそれに関連付けられることを可能にするが、そのゲストのアクセスは、従来、ワークスペースの特定のチャネルおよび/またはチャネルのセットに限定される。そのため、他の組織のゲストは、ワークスペースを介して通信されるすべての情報は閲覧することができず、ワークスペース(例えば、組織)に関連付けられたユーザ全員を容易に発見することもできない。
【0007】
本明細書で説明される技法は、異なる組織のユーザグループ間で共有ワークスペースを生成することを可能にし、これにより、共有ワークスペースに関連付けられたユーザの各々は、共有ワークスペースを通じて投稿されたどのデータにもアクセスすることができ、共有ワークスペースに関連付けられた他のユーザを容易に発見することができる。いくつかの例では、本明細書で説明される技法は、非共有ワークスペース(例えば、単一組織ワークスペース)を共有ワークスペースに変換することを可能にする。そのような例では、共有チャネルの生成は、例えば他の組織の1人以上のユーザがそこにアクセスすることを可能にするように、既存の非共有ワークスペースへのアクセス許可を修正することを含むことができる。
【0008】
少なくとも1つの例では、第1の組織の第1のユーザは、共有ワークスペースを生成(または変換)するための第1の要求をサブミットすることができる。第1の要求は、共有ワークスペースへの参加に関連付けられた第1の基準を含むことができる。第1の基準は、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の組織および/またはグループの指示、1つまたは複数のユーザ特性(例えば、グループまたはチームアフィリエーション(例えば、関連付けられた組織識別子、グループ識別子、チーム識別子)、プロジェクトアフィリエーション、肩書き、職務内容、個人的関心、物理的位置、イベントアフィリエーション(例えば、登録、購入済みチケット、イベントの場所に位置すること、など)、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などを含むことができる。様々な例では、第1のユーザは、第1の要求において、共有ワークスペースのメンバ(例えば、共有ワークスペースに関連付けられたユーザ)がアクセスすることができるようになる1つまたは複数の通信チャネル、または他のワークスペース機能(例えば、ボード、ストーリー(例えば、ビデオクリップ、オーディオクリップ、メディアクリップなど)、ブックマークなど)を指定することができる。
【0009】
コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザから第1の要求を受信することができ、共有ワークスペースを生成することができる。様々な例では、第1のユーザは、共有ワークスペースに参加するための招待を1人以上のユーザに送信することができる。そのような例では、第1のユーザは、共有ワークスペースの作成について他のユーザに通知することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1の基準を満たす1人以上のユーザを識別することができ、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた通信アプリケーションのインターフェースを介して、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータを提示させることができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザが共有ワークスペースに関連付けられたイベントに登録したと決定することができる。コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザに関連付けられた第2のユーザアカウントを識別することができ、第2のユーザアカウントに関連付けてインジケータを提示させることができる。第2のユーザは、インジケータを介して、共有ワークスペースに参加するための要求をサブミットすることができる。
【0010】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1の要求に基づいて、共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の組織を識別することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、1つまたは複数の組織に関連付けられた1人以上の管理者にメッセージを送信して、共有ワークスペースとの組織アフィリエーションの指示を提供することができる。いくつかの例では、メッセージは、別の組織の管理者に、共有ワークスペースとの組織アフィリエーションを承諾または拒否する機会を提供することができる。組織アフィリエーションが管理者によって拒否されたという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、別の組織の関連付けを共有ワークスペースから除去することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、組織アフィリエーションが拒否されたという通知を第1のユーザに送信することができる。組織アフィリエーションが管理者によって承諾されたという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、別の組織を共有ワークスペースに関連付けることができ、例えば第1の基準に基づいて、別の組織の1人以上のユーザが共有ワークスペースにアクセスすることを可能にする。
【0011】
いくつかの例では、メッセージは、別の組織の管理者が、別の組織のユーザが共有ワークスペースに参加することに関連付けられた第2の基準を確立することを可能にすることができる。第2の基準は、別の組織内のグループまたはチームアフィリエーション、プロジェクトアフィリエーション、職位、肩書き、資格(例えば、専門知識、学位、認定書など)などのユーザ特性を含むことができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2の基準を満たす別の組織の1人以上のユーザを識別することができ、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータを、1人以上のユーザに関連付けられた1つまたは複数のインターフェースを介して提示させることができる。
【0012】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えば第2のユーザの第2のユーザアカウントから、共有ワークスペースに参加するための要求を受信することができる。少なくとも1つの例では、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータを介して要求をサブミットすることができる。いくつかの例では、第2のユーザのユーザデバイスに関連付けられた位置に基づいて要求をサブミットすることができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザに関連付けられたユーザデバイスに関連付けられた位置データを受信することができる。コミュニケーションプラットフォームは、位置データに基づいて、ユーザデバイスが、共有ワークスペースに関連付けられているイベントに関連付けられた位置から閾値距離内にあると決定することができる。コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータを、ユーザデバイスに関連付けられたインターフェースを介して、例えば、インターフェースへの通知または更新などを介して提示させることができる。第2のユーザは、インターフェース上に提示されたインジケータを介して、共有チャネルに参加するための要求をサブミットすることができる。
【0013】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに参加するための要求を受信することができ、要求に関連付けられたユーザおよび/またはユーザアカウントが第1の基準および/または第2の基準(例えば、ユーザの組織の管理者によって確立された基準)を満たすことを検証することができる。ユーザが第1の基準および/または第2の基準を満たさないという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、エラー通知を要求側ユーザに提示させることができる。ユーザが第1の基準および/または第2の基準を満たすという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースをユーザアカウントに関連付けて、ユーザが共有ワークスペースにアクセスすることを可能にすることができる。少なくとも1つの例では、ユーザは、共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の通信チャネルにアクセスすることができる。いくつかの例では、共有ワークスペースのメンバは、例えば共有ワークスペースに関連付けられたディレクトリを介して、ユーザに発見可能であり得る。そのような例では、共有ワークスペースに関連付けられると、ユーザは、共有ワークスペースの他のメンバを容易に識別することおよび/またはそれと通信することができる。
【0014】
本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォームの他のメンバの発見およびそれとの通信を容易にすることができる。上述したように、従来のコミュニケーションプラットフォームでは、組織に関連付けられたワークスペースのゲストは、ワークスペースの共有チャネル(例えば、2つ以上の組織間で共有される通信チャネル)へのアクセスを許可され得る。ゲストは、共有チャネルのメンバを識別し、それらのメンバとデータを共有することが可能であり得る。しかしながら、組織の他のユーザに関連付けられたデータは、ゲストによって閲覧されないようにされ得、これにより、ゲストは、追加の接続、通信への招待などがなければ、他のユーザを発見することおよび/または他のユーザと通信することができない。この制限は、特定の共有チャネルの外側の情報フローを制限することによって、ワークスペースの全体的な有効性を低下させる可能性がある。この問題を解決し、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた通信の有効性および効率性を向上させるために、本明細書で説明される技法は、確立された基準を満たすユーザアカウントが、ワークスペースおよびワークスペースに関連付けられたすべてのユーザに関連付けられた通信チャネルおよび/または他の機能にアクセスすることを可能にする。すなわち、ユーザアカウントは、ワークスペース内の他のユーザと一致する通信チャネル、ユーザ、ならびに/または他のオブジェクトおよび機能を発見することができる。コミュニケーションプラットフォームのワークスペースに対するこの改善により、通信が容易になり、コミュニケーションプラットフォームの全体的な有効性および効率性が向上する。
【0015】
追加的に、本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォームの他のユーザを発見し、それと通信するために使用される帯域の量を低減することができる。上述したように、従来のワークスペースのゲストアカウントに関連付けられた制限により、ゲストは、コミュニケーションプラットフォーム内のワークスペースに関連付けられた別のユーザのユーザアカウントを識別することができない場合がある。例えば、別のユーザが、ゲストがアクセスを許可されている特定の共有チャネルに関連付けられていない場合、従来のワークスペースでは、その別のユーザのユーザアカウントはユーザに発見不可能である。ユーザは、メッセージを送信するためにネットワーク帯域幅およびコンピューティングリソースを使用して、連絡先情報について問い合わせるメッセージを他のユーザに送信することができる。ユーザが別のユーザの連絡先情報について問い合わせることを必要とするこれらの従来のシステムとは異なり、本明細書で説明される技法は、共有ワークスペースに関連付けられたすべての他のユーザのユーザ発見可能性を提供することができる。したがって、本明細書で説明される技法は、他のユーザの発見を容易にし、それによって、他のコンピューティングデバイスが利用可能なネットワーク帯域幅の総量を増加させる。
【0016】
本明細書で説明されるユーザの容易な発見は、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた1つまたは複数のコンピューティングデバイスに対する改善をさらにもたらすことができる。例えば、本明細書で説明される改善されたシステムを利用するユーザは、特定のユーザを識別するために問い合わせを送信する必要がないので、ユーザに関連付けられたコミュニケーションプラットフォームサーバデバイスおよび/またはユーザデバイスは、処理すべきメッセージ数が低減し得る。問い合わせに加えて、従来のシステムにおいて別のユーザを識別しようとするユーザは、ソーシャルネットワーキングアプリケーションなどの別のリソースを介して、別のユーザに関連付けられた連絡先情報の検索を実行し得る。したがって、別のユーザと通信するために、ユーザは、それに関連付けられた連絡先情報を検索することを求められ得る。いくつかの例では、連絡先情報は、代替の通信手段(例えば、電子メール、ソーシャルネットワーキングメッセージなど)に関連付けられてもよく、それによって、代替の通信手段を介してユーザ間で最初の連絡が行われることを必要とする。検索および最初の連絡は、本明細書で説明される改善された技法によって必要とされない追加のコンピューティングリソースおよびネットワーク帯域幅を利用し得る。そのため、本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォーム内の他のユーザを発見するのに必要とされるコンピューティングリソースおよびネットワーク帯域幅をさらに低減し得る。
【0017】
これらの態様および他の態様は、添付の図面を参照して以下でさらに説明される。図面は例示的な実装形態にすぎず、特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。例えば、いくつかの例は、モバイル端末のためのユーザインターフェースのコンテキストにおいて示されているが、同じまたは同様の技法が、任意のコンピューティングデバイスを使用して実装され得、ユーザインターフェースは、特定のコンピューティングデバイスのサイズ、形状、および構成に適合され得る。
【0018】
図1は、本明細書で説明される例示的な技法を実装するために使用可能なコンピューティングデバイスの例示的なシステム100を示すブロック図を示す。少なくとも1つの例では、例示的なシステム100は、コミュニケーションプラットフォームのユーザがデータを交換することを可能にするためにネットワークベースのコンピューティングシステムを活用することができるコミュニケーションプラットフォームに関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、プラットフォーム、ならびに関連するシステム、通信チャネル、メッセージ、および/または仮想空間が、定義されたユーザグループへのアクセスを制限するためのセキュリティ(許可によって定義することができる)を有するように、「グループベース」とすることができる。いくつかの例では、そのようなユーザグループは、上記で説明したように、共通のアクセスクレデンシャル(access credential)、ドメインなどに関連付けられ得るグループ識別子によって定義され得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザが、チャット、ミーティング、通話、共同作業、または他の方法での相互間通信を行うことを可能にするセキュアかつプライベートな仮想空間を提供するハブとすることができる。上記で説明したように、各グループは、ワークスペースに関連付けられ得、グループに関連付けられたユーザが、セキュアかつプライベートな仮想空間で、チャット、ミーティング、通話、共同作業、または他の方法での相互間通信を行うことを可能にする。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、チャネルベースのメッセージングプラットフォームであり、言い換えると、コミュニケーションプラットフォームのチャネルは、コミュニケーションプラットフォームを介してコンテンツを通信および提供する方法の中心的構成要素であり得る。いくつかの例では、グループのメンバ、ひいてはワークスペースは、同じ組織に関連付けられ得る。いくつかの例では、グループのメンバ、ひいてはワークスペースは、異なる組織(例えば、異なる組織識別子を有するエンティティ)に関連付けられ得る。
【0019】
図1は、コミュニケーションプラットフォームサーバ(複数可)102と、1つまたは複数のコンピューティングデバイス104(例えば、ネットワーク110を介して対話する第1のユーザに関連付けられたユーザコンピューティングデバイス(複数可))とを含む例示的なコンピューティングデバイスを備えるものとして、例示的なシステム100を示す。限定ではなく例として、コミュニケーションプラットフォームサーバ(複数可)102は、コミュニケーションプラットフォームシステムを実装するために使用されるサーバを表し得、第1のコンピューティングデバイス(複数可)104は、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイス(複数可)を表し得る。ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104は、任意の適切なタイプ、例えば、ポータブル、半ポータブル、半固定、または固定のコンピューティングデバイスであり得る。ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104のいくつかの例には、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、モバイル通信デバイス、ラップトップ、ネットブック、デスクトップコンピューティングデバイス、端末コンピューティングデバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイス、拡張現実デバイス、モノのインターネット(IOT)デバイス、または本明細書で説明される技法にしたがって通信を送信し、機能を実行することができる任意の他のコンピューティングデバイスが含まれ得る。
【0020】
少なくとも1つの例では、例示的なシステム100は、コミュニケーションプラットフォームのユーザがデータを交換することを可能にするためにネットワークベースのコンピューティングシステムを活用することができるコミュニケーションプラットフォームに関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、プラットフォーム、ならびに関連するシステム、通信チャネル、メッセージ、および/または仮想空間が、定義されたユーザグループへのアクセスを制限するためのセキュリティ(許可によって定義することができる)を有するように、「グループベース」とすることができる。いくつかの例では、そのようなユーザグループは、上記で説明したように、共通のアクセスクレデンシャル、ドメインなどに関連付けられ得るグループ識別子によって定義され得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザが、チャット、ミーティング、通話、共同作業、または他の方法での相互間通信を行うことを可能にするセキュアかつプライベートな仮想空間を提供するハブとすることができる。上記で説明したように、各グループは、ワークスペースに関連付けられ得、グループに関連付けられたユーザが、セキュアかつプライベートな仮想空間で、チャット、ミーティング、通話、共同作業、または他の方法での相互間通信を行うことを可能にする。いくつかの例では、グループのメンバ、ひいてはワークスペースは、同じ組織に関連付けられ得る。いくつかの例では、グループのメンバ、ひいてはワークスペースは、異なる組織(例えば、異なる組織識別子を有するエンティティ)に関連付けられ得る。
【0021】
少なくとも1つの例では、例示的なシステム100は、1つまたは複数のサーバコンピューティングデバイス(または「サーバ(複数可)」)102を含むことができる。少なくとも1つの例では、サーバ(複数可)102は、任意の数の方法で具現化することができる1つまたは複数のサーバまたは他のタイプのコンピューティングデバイスを含むことができる。例えば、サーバの例では、機能構成要素およびデータは、単一のサーバ、サーバのクラスタ、サーバファームまたはデータセンタ、クラウドホスト型コンピューティングサービス、クラウドホスト型ストレージサービスなどに実装することができるが、他のコンピュータアーキテクチャを追加的にまたは代替的に使用することもできる。
【0022】
少なくとも1つの例では、サーバ(複数可)102は、1つまたは複数のネットワーク(複数可)110を介して、ユーザコンピューティングデバイス104および/またはサードパーティサービスプロバイダ108(例えば、サードパーティリソース)に関連付けられた1つまたは複数のサードパーティコンピューティングデバイス106と通信することができる。すなわち、サーバ(複数可)102、ユーザコンピューティングデバイス104、およびサードパーティコンピューティングデバイス(複数可)106は、本明細書で説明されるように、ネットワーク(複数可)110を使用して、データ(例えば、コンテンツ、情報など)を送信、受信、および/または記憶することができる。ユーザコンピューティングデバイス104およびサードパーティコンピューティングデバイス(複数可)106は、任意の適切なタイプ、例えば、ポータブル、半ポータブル、半固定、または固定のコンピューティングデバイスとすることができる。サードパーティコンピューティングデバイス(複数可)106のいくつかの例には、例えば、サーバ(複数可)102に関して上記で説明したもののようなサーバコンピューティングデバイス、デスクトップコンピューティングデバイス、端末コンピューティングデバイスなどが含まれ得る。
【0023】
ユーザコンピューティングデバイス104のいくつかの例には、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、モバイル通信デバイス、ラップトップ、ネットブック、デスクトップコンピューティングデバイス、端末コンピューティングデバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイス、拡張現実デバイス、モノのインターネット(IOT)デバイス、または本明細書で説明される技法にしたがって通信を送信し、機能を実行することができる任意の他のコンピューティングデバイスが含まれ得る。単一のユーザコンピューティングデバイス104が示されているが、実際には、例示的なシステム100は、複数(例えば、数十、数百、数千、数百万)のユーザコンピューティングデバイスを含むことができる。少なくとも1つの例では、ユーザコンピューティングデバイス104などのユーザコンピューティングデバイスは、とりわけ、コミュニケーションプラットフォームを介して通信サービスにアクセスするようにユーザによって操作可能であり得る。ユーザは、個人、個人のグループ、雇用者、企業、組織などとすることができる。
【0024】
ネットワーク(複数可)110には、限定はしないが、ローカルエリアネットワークもしくは広域ネットワーク、インターネット、ワイヤレスネットワーク、セルラーネットワーク、ローカルワイヤレスネットワーク、Wi-Fiおよび/もしくは近距離ワイヤレス通信、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy(BLE)、近距離無線通信(NFC)、ワイヤードネットワーク、または任意の他のそのようなネットワーク、あるいはそれらの任意の組合せなど、当技術分野で知られている任意のタイプのネットワークが含まれ得る。そのような通信のために使用される構成要素は、ネットワークのタイプ、選択された環境、またはその両方に少なくとも部分的に依存し得る。そのようなネットワーク110を介して通信するためのプロトコルは周知であり、本明細書では詳細に説明しない。
【0025】
少なくとも1つの例では、サーバ(複数可)102は、1つまたは複数のプロセッサ112、コンピュータ可読媒体114、1つまたは複数の通信インターフェース116、および入力/出力デバイス118を含むことができる。図1には示されていないが、サードパーティコンピューティングデバイス(複数可)106は、プロセッサ(複数可)112などの1つまたは複数のプロセッサ、コンピュータ可読媒体114などのコンピュータ可読媒体、通信インターフェース(複数可)116などの通信インターフェース(複数可)116、入力/出力デバイス118などの入力/出力デバイスをさらに含むことができる。
【0026】
少なくとも1つの例では、プロセッサ(複数可)112の各プロセッサは、単一の処理ユニットまたは複数の処理ユニットとすることができ、単一または複数のコンピューティングユニットまたは複数の処理コアを含むことができる。プロセッサ(複数可)112は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ステートマシン、論理回路、および/または動作命令に基づいて信号を操作する任意のデバイスとして実装され得る。例えば、プロセッサ(複数可)112は、本明細書で説明されるアルゴリズムおよびプロセスを実行するように特にプログラムまたは構成された任意の適切なタイプの1つまたは複数のハードウェアプロセッサおよび/または論理回路とすることができる。プロセッサ(複数可)112は、本明細書で説明される機能を実行するようにプロセッサ(複数可)をプログラムすることができる、コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータ可読命令をフェッチし、実行するように構成され得る。
【0027】
コンピュータ可読媒体114は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなど、データを記憶するための任意のタイプの技術で実装される揮発性および不揮発性メモリおよび/またはリムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含むことができる。そのようなコンピュータ可読媒体114は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、光学ストレージ、ソリッドステートストレージ、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、RAIDストレージシステム、ストレージアレイ、ネットワーク接続型ストレージ、ストレージエリアネットワーク、クラウドストレージ、または所望のデータを記憶するために使用することができ、コンピューティングデバイスによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むことができるが、これらに限定されない。サーバ(複数可)102の構成に応じて、コンピュータ可読媒体114は、あるタイプのコンピュータ可読記憶媒体とすることができ、および/または、言及されるときに、非一時的コンピュータ可読媒体が、エネルギー、搬送波信号、電磁波、および信号自体などの媒体を除外する限り、有形の非一時的媒体とすることができる。
【0028】
コンピュータ可読媒体114は、プロセッサ(複数可)112によって実行可能な任意の数の機能構成要素を記憶するために使用され得る。多くの実装形態では、これらの機能構成要素は、プロセッサ(複数可)112によって実行可能な命令またはプログラムを含み、これらは、実行されると、サーバ(複数可)102に起因するアクションを実行するようにプロセッサ(複数可)112を特に構成する。コンピュータ可読媒体に記憶された機能構成要素は、任意選択で、ワークスペース管理構成要素120、メッセージング構成要素122、オペレーティングシステム124、およびデータストア126を含むことができる。
【0029】
少なくとも1つの例では、ワークスペース管理構成要素120はワークスペースを管理することができる。すなわち、少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、異なるユーザグループに関連付けられ得る異なるワークスペースに区分化され得る。上記で説明したように、各ワークスペースは、ワークスペース識別子に関連付けられ得、1つまたは複数のユーザアカウントは、ワークスペース識別子にマッピングされるか、または他の方法でそれに関連付けられ得る。そのようなユーザアカウント(複数可)に対応するユーザ(複数可)は、ワークスペースの「メンバ」とすることができる。
【0030】
様々な例では、ワークスペース管理構成要素120は、第1のユーザに関連付けられた第1のユーザアカウントから、共有ワークスペースを生成するための要求を受信するように構成され得る。要求は、共有ワークスペースに関連付けるための第1の基準を含むことができる。いくつかの例では、第1の基準は、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の組織および/またはグループを含むことができる。すなわち、第1の要求は、共有ワークスペースに関連付けられるべき組織(複数可)および/またはグループ(複数可)に関連付けられた1つまたは複数の組織識別子および/またはグループもしくはチーム識別子を含むことができる。いくつかの例では、グループまたはチーム識別子は、組織のユーザのサブセットに関連付けられた一意の識別子を含むことができる。そのような例では、ワークスペース管理構成要素120は、第1の要求に基づいて、共有ワークスペースに関連付けられ得る組織内の選択ユーザグループを識別することができる。
【0031】
いくつかの例では、第1の基準は、ユーザが共有ワークスペースに関連付けられるための1つまたは複数のユーザ特性をさらに含むことができる。ユーザ特性(複数可)は、チームアフィリエーション(例えば、グループまたはチーム識別子)、プロジェクトアフィリエーション(例えば、特定のプロジェクト、仕事などに関連付けられたユーザ)、肩書き、職務内容、個人的関心、物理的位置、イベントアフィリエーション(例えば、登録、購入済みチケット、イベントの場所に位置すること、など)、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などを含むことができる。すなわち、第1のユーザは、共有ワークスペースへのアクセスを許可され得る他のユーザのユーザアカウントに関連付けられた特性(複数可)を識別することができる。
【0032】
追加的に、第1のユーザは、第1の要求において、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の通信チャネルを指定することができる。すなわち、第1のユーザは、共有ワークスペースのメンバ(例えば、共有ワークスペースに関連付けられたユーザ)がアクセス可能になる通信チャネル(複数可)を識別することができる。いくつかの例では、共有ワークスペースは、第1のユーザアカウントおよび/または第1のユーザの第1の組織に関連付けられたパブリック通信チャネル(例えば、第1のユーザアカウントおよび/または第1の組織の他のユーザに対して公的に発見可能かつ利用可能なチャネル)を含むことができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、第1の組織のパブリック通信チャネルのすべてまたは一部を、デフォルトで共有ワークスペースに関連付けることができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、第1のユーザが、例えば、除去または分離のために特定のチャネルを選択することによって、デフォルトで共有ワークスペースに関連付けられたパブリック通信チャネルのうちの1つまたは複数を除去することを可能にすることができる。そのような例では、ワークスペース管理構成要素120は、第1のユーザが、共有ワークスペースに関連付けられたパブリック通信チャネルを修正することを可能にすることができる。
【0033】
いくつかの例では、第1のユーザは、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の新しい通信チャネルおよび/または機能(例えば、ボード、ストーリーなど)を生成することができる。そのような例では、ワークスペース管理構成要素120は、通信チャネル(複数可)を生成するための要求を受信することができ、対応する識別子を共有ワークスペースに関連付けることができる。例えば、第1の要求は、複数のサブイベント(例えば、会議、プレゼンテーション、講義など)を有するイベントに関連付けられた共有ワークスペースを生成するための要求を含むことができる。共有ワークスペースのメンバは、例えば、サブイベント(複数可)のトピックに関心があるユーザおよび/またはサブイベントに出席しているユーザが互いに通信することを可能にするために、複数のサブイベントのうちの1つまたは複数に関連付けられた1つまたは複数の通信チャネルおよび/または機能を生成することができる。サブイベント特有のチャネルおよび/または機能は、プレゼンターまたは他の個人がサブイベントに関連付けられた情報を共有することができる手段を提供することができる。別の例として、第1の要求は、特定のトピックに関連付けられた共有ワークスペースを生成するための要求を含むことができる。共有ワークスペースのメンバは、例えば、共有ワークスペースのメンバがサブトピックおよび/または特定のトピックに関連付けられた会話を行うことを可能にするために、特定のトピックのサブトピックに関連付けられた1つまたは複数の通信チャネルを生成することができる。さらに別の例では、第1の要求は、コングロマリット(例えば、政治、企業など)に関連付けられた共有ワークスペースを生成するための要求を含むことができる。共有ワークスペースのメンバは、コングロマリットの部門、グループなどに関連付けられた1つまたは複数のチャネルを生成して、例えば、この部門、グループなどに関連付けられたベストプラクティスを議論することができる。
【0034】
様々な例では、ワークスペース管理構成要素120は、共有ワークスペースに関連付けられた新しいチャネルおよび/または他の機能を生成するための要求を受信するように構成され得る。いくつかの例では、第1のユーザ(例えば、共有ワークスペース生成に関連付けられたユーザ)は、チャネルを生成する許可を有する1人以上のユーザを指定するなど、共有ワークスペースに関連付けられた許可を確立することができる。いくつかの例では、第1のユーザは、共有ワークスペースのメンバの全員または一部が、ワークスペースに関連付けられた新しい通信チャネルを生成することを可能にすることができる。様々な例では、共有ワークスペースにおいて新しいチャネルおよび/または新しい機能を生成することに関連付けられた許可は、例えばデフォルト設定で、ワークスペース管理構成要素120によって決定され得る。いくつかの例では、許可は、共有ワークスペースに関連付けられた許可データ128および/またはワークスペースデータ130に記憶され得る。
【0035】
いくつかの例では、(共有ワークスペースを生成するための)第1の要求は、共有ワークスペースへの参加に関連付けられた1つまたは複数の第1の基準を含むことができる。すなわち、第1の要求は、別のユーザが共有チャネルに参加するために満たされなければならない、その別のユーザに関連付けられた基準を含むことができる。いくつかの例では、第1の基準は、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の組織および/またはグループの指示を含むことができる。そのような例では、第1のユーザは、第1の要求において、共有チャネルに関連付けられるべき1つまたは複数の他の組織および/または個人のグループを指定することができる。例えば、第1の報道機関の第1のユーザは、ニュース情報および記事を他の報道機関に広めるための共有ワークスペースを生成することを要求することができる。第1のユーザは、例えば、2つ以上の組織にわたるニュース情報の広範な普及を提供するために、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の他の組織を識別することができる。いくつかの例では、他の組織(複数可)は、第1の報道機関および/またはコミュニケーションプラットフォームの加入者を含むことができる。
【0036】
いくつかの例では、第1の基準は、ワークスペースに関連付けられた有料サブスクリプションを含むことができる。そのような例では、他の組織および/またはそれに関連付けられたユーザは、組織がワークスペースへの有料サブスクリプションを維持しているという決定に基づいて、ワークスペースに参加することができる。上記の例を続けると、第1の報道機関の第1のユーザは、ニュース情報および記事を受信するための有料サブスクリプションを維持する他の組織にニュース情報および記事を広めるための共有ワークスペースを生成することを要求することができる。コミュニケーションプラットフォームは、有料サブスクリプションを維持する1つまたは複数の組織を決定するように構成され得、有料サブスクリプションが最新であるという決定に基づいて、共有ワークスペースにアクセスするための許可をその組織のメンバ(複数可)に与えることができる。
【0037】
いくつかの例では、第1の基準は、共有ワークスペースに参加し得るユーザに関連付けられた1つまたは複数のユーザ特性を含み得る。すなわち、第1のユーザは、共有ワークスペースへのアクセスを許可され得るユーザアカウント(例えば、ユーザ)の1つまたは複数の特性を指定し得る。特性(複数可)には、グループまたはチームアフィリエーション(例えば、関連付けられた組織識別子、グループ識別子、チーム識別子)、プロジェクトアフィリエーション、肩書き、職務内容、個人的関心、物理的位置(例えば、現在位置、居住地、事業拠点など)、イベントアフィリエーション(例えば、登録、購入済みチケット、イベントの場所に位置すること、など)、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などが含まれ得る。
【0038】
様々な例では、共有ワークスペースとのアフィリエーションのために指定された第2の組織(例えば、第1の基準によって識別された別の組織)に関連付けられた第2のユーザは、共有ワークスペースとのアフィリエーションの指示を受信することができる。いくつかの例では、第2のユーザは、第2の組織の管理アカウントに関連付けられた管理者またはユーザを含み得る。様々な例では、共有ワークスペースとのアフィリエーションの指示は、第2の組織が共有ワークスペースに関連付けられることを許可するかどうかを第2のユーザが決定することができる手段を含むことができる。すなわち、この指示は、第2のユーザが、共有ワークスペースとの第2の組織のアフィリエーションを承諾または拒否することができる手段を提供し得る。いくつかの例では、指示は、第2の組織のユーザが共有ワークスペースに関連付けられるための1つまたは複数の第2の基準を第2のユーザが確立することができる手段を提供し得る。第2の基準は、上記したもののようなユーザ特性(複数可)を含むことができる。例えば、第2のユーザは、第2の組織に関連付けられた特定のグループまたはチームのメンバが共有ワークスペースにアクセスすることを可能にされ得ると決定することができる。別の例では、第2のユーザは、特定の肩書きおよび/または職務内容を有するメンバが共有ワークスペースへのアクセスを可能にされ得ると決定することができる。
【0039】
様々な例では、ワークスペース管理構成要素120は、共有ワークスペースに関連付けられた第1の基準および/または第2の基準を、データストア126に、例えばワークスペースデータ130に記憶することができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、ワークスペースメンバシップを管理することができる。すなわち、ワークスペース管理構成要素120は、ユーザを個々の共有ワークスペースに関連付けるための要求を受信することができ、ワークスペース管理構成要素120は、共有ワークスペースに参加するための要求に関連付けられたユーザが、共有ワークスペースに参加するための第1の基準および/または第2の基準を満たすかどうかを決定することができる。
【0040】
いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、共有ワークスペースを生成するための要求および/またはその生成後に組織を共有ワークスペースに関連付けるための後続の要求において指定されたものなど、共有ワークスペースに関連付けられた組織を識別することができる。様々な例では、ワークスペース管理構成要素120は、共有ワークスペースに参加するための第1の基準および/または第2の基準を満たすコミュニケーションプラットフォームに関連付けられたユーザの1つまたは複数のユーザアカウントを識別するように構成され得る。いくつかの例では、ユーザアカウント(複数可)は、第1の基準および/または第2の基準を満たす指定された組織および/または他のユーザアカウントに関連付けられたユーザのユーザアカウントを含むことができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、ユーザアカウント(複数可)が第1の基準および/または第2の基準を満たすかどうかを、データストア126、例えばユーザデータ132に記憶された、ユーザアカウントに関連付けられた特性(複数可)に基づいて決定することができる。
【0041】
いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、サードパーティサービスプロバイダ108に関連付けられた1つまたは複数のサードパーティコンピューティングデバイス106から受信されたサードパーティデータ134に基づいて、第1の基準および/または第2の基準を満たすユーザアカウント(複数可)を識別することができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、サードパーティデータ134を要求するためにサードパーティコンピューティングデバイス106にクエリを送信するように構成され得る。いくつかの例では、クエリは、サードパーティアプリケーション136を介してサブミットされ得る。いくつかの例では、サードパーティコンピューティングデバイス106は、例えば、クエリに応答して、またはユーザから受信された命令に基づいて、サードパーティデータ134をサーバ(複数可)102および/またはワークスペース管理構成要素120に提供するように構成され得る。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、サードパーティデータ134を受信することができ、ユーザアカウントが第1の基準および/または第2の基準を満たすかどうかを決定することができる。例えば、サードパーティサービスプロバイダ108は、イベントに対する登録要求を受信するように構成されたイベント登録管理サービスプロバイダを含むことができる。サードパーティサービスプロバイダ108は、新しいユーザが共有ワークスペースに関連付けられているイベント(例えば、共有ワークスペースに参加するための基準として確立されたイベント登録)に登録したことを決定することができる。サードパーティサービスプロバイダ108は、新しいユーザ登録に関連付けられたサードパーティデータ134をワークスペース管理構成要素120に送信することができる。ワークスペース管理構成要素120は、サードパーティデータ134を受信することができ、例えば、名前、連絡先情報、および/またはユーザアカウントを識別するために使用可能な他のデータに基づいて、新しいユーザに関連付けられたユーザアカウントを識別することができる。ワークスペース管理構成要素120は、サードパーティデータ134に基づいて、ユーザアカウントがイベント登録の基準を満たすことを決定することができ、ユーザアカウントを共有ワークスペースに関連付けることができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、関連付けの指示を、データストア126、例えば、ワークスペースデータ130、許可データ128、および/またはユーザデータ132に記憶することができる。
【0042】
ユーザが第1の基準および/または第2の基準を満たすという決定に基づいて、ワークスペース管理構成要素は、ユーザのユーザアカウントを共有ワークスペースに関連付けることができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素は、ユーザデータ132などにおいて、共有ワークスペース識別子をユーザアカウントに関連付けることができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、例えばワークスペースデータ130および/または許可データ128において、ユーザ識別子を共有ワークスペースに関連付けることができる。ワークスペース。いくつかの例では、ユーザアカウントが第1の基準および/または第2の基準を満たすという決定に基づいて、ワークスペース管理構成要素120は、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータをユーザコンピューティングデバイス104のユーザインターフェース138上に提示させることができる。インジケータは、ユーザ(複数可)が参加するために利用可能な共有ワークスペースの指示を提供することができる。
【0043】
少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素122は、例えば共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の通信チャネルおよび/またはダイレクトメッセージングインスタンスを介して、ユーザ間のメッセージを処理することができる。すなわち、少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素122は、ユーザコンピューティングデバイス104から発信メッセージを受信することができ、そのメッセージを着信メッセージとして第2のユーザコンピューティングデバイス104に送信することができる。メッセージは、発信ユーザから1人以上の指定されたユーザに送信されるダイレクトメッセージ、および/または通信チャネルを介して発信ユーザから通信チャネルに関連付けられた1人以上のユーザに送信される通信チャネルメッセージを含むことができる。通信チャネル、または仮想空間は、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたシステムおよびデバイスの間でデータを交換するために使用されるデータ経路であり得る。少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素122は、様々なユーザコンピューティングデバイスの間で通信チャネルを確立することができ、ユーザコンピューティングデバイスが互いに通信し、データを共有することを可能にする。少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素122は、そのような通信および/またはデータの共有を管理することができる。いくつかの例では、通信チャネルに関連付けられたデータは、ユーザインターフェースを介して提示され得る。
【0044】
さらに、メッセージング構成要素122は、ユーザコンピューティングデバイス間で送信されたメッセージを、データストア126、例えばワークスペースデータ130に記憶することができる。少なくとも1つの例では、データストア126は、アクセス可能、ダウンロード可能、管理可能、および更新可能なデータを記憶するように構成され得る。追加的に、メッセージング構成要素122は、共有ワークスペースに関するユーザプリファレンス、通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、ユーザデータ(例えば、ユーザ特性、組織情報、作業スケジュール、勤務地(複数可)、人口統計データなど)、ユーザがアクセス許可を有する仮想空間など、コミュニケーションプラットフォームのユーザに関連付けられたユーザデータ132を記憶することができる。いくつかの例では、データストア126は、図1に示すように、サーバ(複数可)102と統合され得る。他の例では、データストア126は、サーバ(複数可)102から離れて位置することができ、サーバ(複数可)102および/またはユーザコンピューティングデバイス104などのユーザコンピューティングデバイス(複数可)にアクセス可能であり得る。追加または代替のデータが、データストア126および/または1つもしくは複数の他のデータストアに記憶され得る。
【0045】
いくつかの例では、データストア126は、個別にアクセスおよび管理可能なデータの個別の項目(例えば、データシャード)に区分化され得る。データシャードは、データ保持、展開(例えば、メッセージコンテンツがリンクを含むことを検出すること、リンクのメタデータをクロールすること、およびメタデータの均一な要約を決定すること)、および統合設定などの多くの技術的タスクを簡略化し得る。いくつかの例では、データシャードは、組織、グループ(例えば、ワークスペース)、通信チャネル、ユーザなどに関連付けられ得る。
【0046】
いくつかの例では、個々のユーザは、特定のユーザアカウントに関連するデータを記憶するデータストア126内のデータベースシャードに関連付けられ得る。例えば、特定のユーザアカウントに関連付けられたコミュニケーションプラットフォームユーザデータ132は、特定のデータベースシャードに記憶され得る。様々な例では、ユーザデータ132は、ユーザの1つまたは複数の特性(複数可)と、ユーザおよび/またはユーザに関連付けられた組織に関連付けられた1つまたは複数のユーザプリファレンスおよび/または組織プリファレンスとを含むことができる。いくつかの例では、ユーザプリファレンス(複数可)および/または組織プリファレンス(複数可)には、セキュリティ設定、データ保持設定、ワークスペースおよび/または通信チャネルのお気に入り、好ましい通信チャネルアカウント(例えば、ユーザがそれに関連付けられた2つ以上のユーザアカウント(例えば、ワークアカウント、パーソナルアカウントなど)を有する場合)、他のユーザが閲覧可能なユーザプロファイルに関連付けられたデータ、新しいワークスペース、通信チャネルなどへの参加に関するプリファレンス、通知設定などが含まれ得る。少なくとも1つの例では、ユーザに関連付けられたユーザデータ132は、ユーザが共有ワークスペースに参加するときに、ユーザデータ132(例えば、ユーザプリファレンス、組織プリファレンス、データ保持設定、セキュリティ、エクスポート設定、データ制御などを有する識別情報)が共有ワークスペースに関連付けられるように、ユーザの識別情報を含むことができる。いくつかの例では、ユーザデータ132(またはその一部)は、共有ワークスペースの他のユーザによって閲覧可能であってもよい。すなわち、共有チャネルに参加するユーザに関連付けられたユーザデータ132は、共有ワークスペースの他のメンバに発見可能であり得る。
【0047】
少なくとも1つの例では、ワークスペースデータ130は、個々のワークスペースおよび/または個々の通信チャネルおよび/またはそれらに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたデータを記憶することができる。少なくとも1つの例では、ワークスペース識別子をワークスペースに割り当てることができ、これは、そのワークスペースに関連するデータが記憶されているワークスペースデータ130内の物理アドレスを示す。ワークスペースは「パブリック」であり、(例えば、組織識別子に関連付けられた)組織内の任意のユーザが、ワークスペースを介したデータ共有に参加することを可能にしてもよいし、ワークスペースは「プライベート」であり、ワークスペースにおけるデータ通信を特定のユーザまたは特定の役割を有するユーザ(例えば、マネージャ、管理者など)に制限してもよい。上述したように、ワークスペースは「共有」であってもよく、これにより、共有ワークスペースに関連付けられた基準を満たす異なる組織(例えば、異なる組織識別子に関連付けられたエンティティ)に関連付けられたユーザが、ワークスペースを介したデータ共有に参加することができる。
【0048】
少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素120は、共有ワークスペースに関連付けられた様々なユーザコンピューティングデバイスの間で通信チャネルを確立し、ユーザコンピューティングデバイスが互いに通信しデータを共有することを可能にすることができる。いくつかの例では、ワークスペース管理構成要素120は、例えば、共有ワークスペースの生成に関連付けられたデフォルト設定(例えば、ユーザの組織のすべてのパブリックチャネルを共有ワークスペースに関連付ける)、共有ワークスペースを生成するユーザからの、新しい通信チャネルを作成するためのまたは特定のチャネルを共有ワークスペースに関連付けるための要求、共有ワークスペースの別のメンバ(通信チャネルを修正する許可を有する)からの、新しい通信チャネルを生成するためのまたは既存のチャネルを共有ワークスペースに関連付けるための要求、および/または同様のものに基づいて、通信チャネルを共有ワークスペースに関連付けることができる。少なくとも1つの例では、通信チャネルに、その通信チャネルに関連するデータが記憶されるワークスペースデータ130内の物理アドレスを示す通信チャネル識別情報が割り当てられ得る。通信チャネルは「パブリック」であり、(例えば、組織識別子に関連付けられた)組織内の任意のユーザが、通信チャネルを介したデータ共有に参加することを可能にしてもよいし、通信チャネルは「プライベート」であり、通信チャネルにおけるデータ通信を特定のユーザまたは特定の役割を有するユーザ(例えば、マネージャ、管理者など)に制限してもよい。いくつかの例では、通信チャネルは「共有」であってもよく、これにより、異なる組織(例えば、異なる組織識別子に関連付けられたエンティティ)に関連付けられたユーザが、通信チャネルを介したデータ共有に参加することができてもよい。
【0049】
少なくとも1つの例では、オペレーティングシステム124は、サーバ(複数可)102のプロセッサ(複数可)112、コンピュータ可読媒体114、および/またはハードウェア、ソフトウェアなどを管理することができる。
【0050】
通信インターフェース(複数可)116は、例えばネットワーク(複数可)110を介してまたは直接、様々な他のデバイス(例えば、ユーザコンピューティングデバイス104、サードパーティコンピューティングデバイス(複数可)106など)との通信を可能にするための1つまたは複数のインターフェースおよびハードウェア構成要素を含むことができる。いくつかの例では、通信インターフェース(複数可)116は、ウェブソケット、API(例えば、APIコールを使用する)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などを介した通信を容易にすることができる。
【0051】
サーバ(複数可)102は、様々な入力/出力デバイス118(例えば、I/Oデバイス)をさらに備えることができる。そのようなI/Oデバイス118は、ディスプレイ、様々なユーザインターフェースコントロール(例えば、ボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーンなど)、オーディオスピーカ、接続ポートなどを含むことができる。
【0052】
少なくとも1つの例では、ユーザコンピューティングデバイス104は、1つまたは複数のプロセッサ140、コンピュータ可読媒体142、1つまたは複数のロケーション構成要素144、1つまたは複数の通信インターフェース146、および入力/出力デバイス148を含むことができる。
【0053】
少なくとも1つの例では、プロセッサ(複数可)140の各プロセッサは、単一の処理ユニットまたは複数の処理ユニットとすることができ、単一または複数のコンピューティングユニットまたは複数の処理コアを含むことができる。プロセッサ(複数可)140は、プロセッサ(複数可)112を参照して上記で説明したタイプのプロセッサのいずれかを含むことができ、プロセッサ(複数可)112と同じであっても異なっていてもよい。
【0054】
コンピュータ可読媒体142は、コンピュータ可読媒体114を参照して上記で説明したタイプのコンピュータ可読媒体142のいずれかを含むことができ、コンピュータ可読媒体114と同じであっても異なっていてもよい。コンピュータ可読媒体に記憶された機能構成要素は、任意選択で、1つまたは複数のアプリケーション150およびオペレーティングシステム152を含むことができる。
【0055】
アプリケーション(複数可)150は、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーション、および/またはデスクトップアプリケーションを含み得る。いくつかの例では、アプリケーション(複数可)150のうちの1つまたは複数は、サードパーティサービスプロバイダ(複数可)108によって提供され得るサードパーティアプリケーション136のインスタンスを含むことができる。少なくとも1つの例では、少なくとも1つのアプリケーション150は、コミュニケーションプラットフォームによって提供されることができるか、また他の専用アプリケーションとすることができる。いくつかの例では、システム100に関連付けられた個々のユーザコンピューティングデバイスは、アプリケーションストアからダウンロードされるか、インターネットを介してアクセス可能であるか、または本明細書で説明される動作を実行するためにプロセッサ(複数可)140によって他の方法で実行可能であり得る、アプリケーション(複数可)150のインスタンスまたはバージョン化されたインスタンスを有することができる。すなわち、アプリケーション(複数可)150は、ユーザコンピューティングデバイス104がサーバ(複数可)102と対話して、コミュニケーションプラットフォームを介して利用可能な通信サービスにアクセスし、および/またはそれを使用することを可能にする、アクセスポイントとすることができる。少なくとも1つの例では、アプリケーション(複数可)150は、例えば、サーバ(複数可)102を介して、様々な他のユーザコンピューティングデバイス間のデーの交換を容易にすることができる。少なくとも1つの例では、アプリケーション(複数可)150は、本明細書で説明されるように、ユーザインターフェース(例えば、ユーザインターフェース138)を提示することができる。少なくとも1つの例では、ユーザは、タッチ入力、キーボード入力、マウス入力、音声入力、または任意の他のタイプの入力を介してユーザインターフェースと対話することができる。いくつかの例では、本明細書で説明されるようなユーザインターフェース、および/または他の動作は、ウェブブラウザまたは他のアクセス機構を介して実行され得る。
【0056】
ユーザインターフェース138の非限定的な例が図1に示される。図1に示すように、ユーザインターフェース138は、例えばコミュニケーションプラットフォームアプリケーション150を介して、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたデータを提示することができる。様々な例では、ユーザインターフェース138は、1つまたは複数の通信チャネル、1つまたは複数のダイレクトメッセージ、および1つまたは複数のワークスペース(例えば、共有ワークスペース)に関連付けられたデータを提示するように構成され得る。すなわち、いくつかの例では、ユーザインターフェース138は、(例えば、ユーザコンピューティングデバイス104の)ユーザが、ユーザが関連付けられている複数のチャネルおよび/もしくはダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたデータにアクセスし、および/もしくはそれと対話することができるように、ならびに/または、そうでなければ複数のチャネルおよび/もしくはダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられた他のユーザと通信することができるように、1つもしくは複数の通信チャネルを介して、および/もしくは単一のユーザインターフェース内のダイレクトメッセージ(複数可)を介して送信されたメッセージを提示することができる。通信チャネルおよび/またはダイレクトメッセージングインスタンスは、ユーザの組織の内部にあってもよく、または外部で共有されてもよい(例えば、2つ以上の組織のユーザを含む、第1の組織の第1のユーザおよび組織に関連付けられていない第2のユーザを含む)。
【0057】
いくつかの例では、ユーザインターフェース138は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているワークスペース(複数可)に関連付けられているインジケータ(複数可)(例えば、ユーザインターフェース要素(複数可)またはオブジェクト(複数可))を含む第1の領域154またはペインを含むことができる。図示の例では、共有および非共有(例えば、単一の組織)ワークスペースに関連付けられたインジケータは、第1の領域154内で組み合わされる。他の例では、1つまたは複数の共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の第1のインジケータは、例えば分岐提示において、非共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の第2のインジケータとは別個に提示され得る。いくつかの例では、ユーザインターフェース138は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているデータを表すインジケータ(複数可)(例えば、ユーザインターフェース要素(複数可)またはオブジェクト(複数可))を含む、第2の領域156またはペインを含むことができる。第2の領域156およびインジケータ(複数可)に関連付けられた追加の詳細は、図2を参照して以下で説明される。
【0058】
少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース138は、本明細書で説明されるように、通信を容易にするための1つまたは複数の通信チャネルおよび/または他の仮想空間に対して投稿されたメッセージおよび/またはとられたアクション(例えば、ダイレクトメッセージ通信(複数可)に関連付けられた仮想空間、イベント(複数可)および/またはアクションに関連付けられた仮想空間、など)を示すデータフィード(または「フィード」)に関連付けられ得る第3の領域158またはペインを含むことができる。少なくとも1つの例では、第3の領域158に関連付けられたデータは、同じまたは異なるワークスペースに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、第3の領域158は、統合されたフィードを介して同じまたは異なるワークスペースに関連付けられたデータを提示することができる。いくつかの例では、データは、ワークスペース、時間(例えば、関連付けられたデータがいつ投稿されるか、または関連付けられた動作がいつ他の方法で実行されるか)、アクションのタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって整理されることができ、および/またはソート可能である。いくつかの例では、そのようなデータは、どのユーザ(例えば、通信チャネルのメンバ)がメッセージを投稿したか、および/またはアクションを実行したかを示す指示に関連付けられ得る。第3の領域158が複数のワークスペースに関連付けられたデータを提示する例では、少なくとも一部のデータは、そのデータがどのワークスペースに関連付けられているかを示す指示に関連付けられ得る。
【0059】
例示的な例では、第3の領域158は、ユーザコンピューティングデバイス104のユーザが共有ワークスペースに関連付けられたデータにアクセスすることができる共有ワークスペースインターフェース160を含む。少なくとも1つの例では、ユーザは、共有ワークスペースインターフェース160を介して共有ワークスペースを生成することができる。いくつかの例では、ユーザは、共有ワークスペースインターフェース160を介して既存の共有ワークスペースにアクセスすることができる。そのような例では、ユーザは、ユーザが以前に関連付けた既存の共有ワークスペースにアクセスすることができ、および/または、例えば、ユーザのユーザアカウントが既存のワークスペース(複数可)に関連付けられた1つまたは複数の第1の基準および/または1つまたは複数の第2の基準を満たすことに基づいて、ワークスペース管理構成要素120によってユーザに発見可能にされた1つまたは複数の既存の共有ワークスペースにアクセスすることができる。
【0060】
少なくとも1つの例では、オペレーティングシステム152は、ユーザコンピューティングデバイス104のプロセッサ(複数可)140、コンピュータ可読媒体142、ハードウェア、ソフトウェアなどを管理することができる。
【0061】
ロケーション構成要素(複数可)144は、GPS、Wi-Fiネットワーク識別子、三角測量システム、ジャイロスコープ、慣性測定ユニット、および/またはユーザコンピューティングデバイス104の位置を決定するように構成された他の構成要素を含むことができる。
【0062】
通信インターフェース(複数可)146は、例えばネットワーク(複数可)110を介してまたは直接、様々な他のデバイス(例えば、ユーザコンピューティングデバイス104)との通信を可能にするための1つまたは複数のインターフェースおよびハードウェア構成要素を含むことができる。いくつかの例では、通信インターフェース(複数可)146は、ウェブソケット、API(例えば、APIコールを使用する)、HTTPなどを介した通信を容易にすることができる。
【0063】
ユーザコンピューティングデバイス104は、様々な入力/出力デバイス148(例えば、I/Oデバイス)をさらに備えることができる。そのようなI/Oデバイス148は、ディスプレイ、様々なユーザインターフェースコントロール(例えば、ボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーンなど)、カメラ、オーディオスピーカ、マイクロフォン、接続ポート、バイオメトリック認識デバイス(例えば、指紋リーダー、アイスキャナ、顔認識デバイスなど)などを含むことができる。
【0064】
本明細書で説明される技法は、アプリケーション(複数可)150によって実行されるものとして説明されるが、本明細書で説明される技法は、サーバ(複数可)102、ユーザコンピューティングデバイス104、またはそれらの組合せに関連付けられ得る任意の他の構成要素、または構成要素の組合せによって実行され得る。
【0065】
図2は、図1を参照して上記で説明したように、共有ワークスペースインターフェース160に関連付けられたデータを提示するユーザインターフェース138に関連付けられた追加の詳細を示す。
【0066】
上記で説明したように、少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース138は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているワークスペース(複数可)のインジケータ(複数可)(例えば、ユーザインターフェース要素(複数可)またはオブジェクト(複数可))を含む第1の領域154またはペインを含むことができる。図2に示すように、ユーザ(例えば、ユーザF)は、3つの異なるワークスペース200~204に関連付けられ得る。いくつかの例では、ワークスペースは、同じ組織に関連付けられ得る(例えば、同じ組織識別子に関連付けられ得る)。いくつかの例では、ワークスペースのうちの1つまたは複数は、異なる組織に関連付けられた(例えば、異なる組織識別子に関連付けられた)共有ワークスペースとすることができる。いくつかの例では、ワークスペースのうちの1つは、単一の組織のユーザに関連付けられ得(例えば、同じ組織識別子に関連付けられ得)、ワークスペースのうちの別のワークスペースは、2つ以上の異なる組織のユーザに関連付けられ得る(例えば、異なる組織識別子に関連付けられ得る)。
【0067】
少なくとも1つの例では、各ワークスペースは、第1の領域154を介して提示される異なるインジケータ200~204に関連付けられ得る。いくつかの例では、ユーザ(例えば、ユーザF)のユーザアカウントは、(例えば、ユーザデータ132によって決定されるような)ワークスペースの各々に対応するグループ識別子に関連付けられ得る。そのため、ユーザのユーザアカウントは、ワークスペースの各々に関連付けられ得る。第1のインジケータ200は第1のワークスペースを表すことができ、第2のインジケータ202は第2のワークスペースを表すことができ、第3のインジケータ204は第3のワークスペースを表すことができる。いくつかの例では、少なくとも1つのワークスペースは、共有ワークスペースとすることができる。いくつかの例では、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータは、他のインジケータ(例えば、ワークフローに関連付けられていないもの)と同じまたは同様に提示され得る。いくつかの例では、共有チャネルに関連付けられたインジケータは、他のインジケータとは異なって提示され得る。例えば、図示されるように、第3のインジケータ204は、共有ワークスペースに関連付けられ得、コミュニケーションプラットフォームは、第3のインジケータ204を、第1のインジケータ200および第2のインジケータ202とは別に、例えばワークスペースインジケータの分岐提示において提示させることができる。これは単に例示的な例であるが、インジケータ(例えば、第3のインジケータ204)の他の差別化提示、例えば、異なるサイズ、形状、色、それに関連付けられたアニメーションなどが本明細書で企図される。
【0068】
いくつかの例では、ユーザは、1つのワークスペースからログアウトし、他のワークスペースの各々にログインする必要なく、インジケータ200~204の各々に関連付けられたコントロールを作動させることによって、ワークスペース間をナビゲートすることができる。そのようなインジケータ、または本明細書で説明される任意のインジケータの非限定的な例には、アイコン、シンボル、リンク、タブ、または他のユーザインターフェース要素もしくはオブジェクトが含まれ得る。いくつかの例では、そのようなインジケータは、ユーザがインジケータを選択し、別のワークスペースに移行することを可能にするための作動機構に関連付けられ得る。いくつかの例では、可視インジケータは、どのワークスペースとユーザが現在対話しているか、および/または直近に対話したかを示すことができる。例えば、インジケータは、他のインジケータよりも重い重みで輪郭が描かれ、それによって、どのワークスペースとユーザが現在対話しているか、および/または直近で対話したかを示すことができる。いくつかの例では、インジケータ200~204は、対応するワークスペースが更新されたことを示す別のインジケータに関連付けられ得る。第3のインジケータ204に関して一例が示されている。
【0069】
図2には3つのインジケータ200~204が示されているが、ユーザは任意の数のワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、ユーザが関連付けられているすべてのワークスペースに関連付けられたインジケータを、第1の領域154を介して提示することができる。いくつかの例では、ユーザが関連付けられているすべてのワークスペースに関連付けられているインジケータのうちのいくつかを、第1の領域154を介して提示することができ、ユーザは、ユーザインターフェース138と対話して、追加のまたは代替のインジケータを閲覧することができる。例えば、非共有ワークスペースに関連付けられたインジケータは、第1の領域154を介して提示され得、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータは、第3の領域158に示される共有ワークスペースインターフェース160を介してアクセス可能とすることができる。
【0070】
いくつかの例では、第1の領域154は、ユーザインターフェース138に含まれなくてもよく、そのような情報は、追加または代替の機構を介してユーザインターフェース138に統合されてもよい。
【0071】
いくつかの例では、ユーザインターフェース138は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているワークスペース(複数可)に関連付けられた仮想空間(複数可)を表すインジケータ(複数可)(例えば、ユーザインターフェース要素(複数可)またはオブジェクト(複数可))を含む第2の領域156またはペインを含むことができる。例示的な例では、第2の領域156は、ユーザ(例えば、ユーザF)が別のユーザへのメッセージを作成することを可能にする作成選択可能オプション206を含むことができる。この議論の目的のために、「メッセージ」は、ユーザコンピューティングデバイス104を使用してユーザによって提供され、かつ、本明細書で説明されるように、通信を容易にするための通信チャネルおよび/または他の仮想空間(例えば、ダイレクトメッセージ通信(複数可)に関連付けられた仮想空間など)内での表示のために構成された、任意の電子的に生成されたデジタルオブジェクトを指すことができる。メッセージは、(ユーザコンピューティングデバイスを使用して)ユーザによって提供される任意のテキスト、画像、ビデオ、音声、またはそれらの組合せを含むことができる。例えば、ユーザは、メッセージコンテンツとしてメッセージ内にテキストだけでなく画像およびビデオも含むメッセージを提供することができる。そのような例では、テキスト、画像、およびビデオがメッセージを構成する。追加的または代替的に、上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、ワークフローおよび/またはワークフローのステップに関連付けられたコードの選択の指示を受信したことに応答して、メッセージを生成し、1つまたは複数の通信チャネルを介して送信することができる。コミュニケーションプラットフォームの通信チャネルに送信または投稿された各メッセージは、送信側ユーザ識別子、メッセージ識別子、メッセージコンテンツ、グループ識別子、通信チャネル識別子などを含むメタデータを含むことができる。少なくとも1つの例では、上記の識別子の各々は、情報交換用米国標準コード(ASCII)テキスト、ポインタ、メモリアドレスなどを含むことができる。
【0072】
少なくとも1つの例では、第2の領域156は、異なる仮想空間を表すことができる1つまたは複数のサブセクションまたはサブペインを含むことができる。例えば、第1のサブセクション208は、複数の通信チャネルおよび/またはワークスペースに関連付けられたデータを集約することができる仮想空間を表すインジケータを含むことができる。少なくとも1つの例では、各仮想空間は、第1のサブセクション208内のインジケータに関連付けられ得る。いくつかの例では、インジケータは、作動されると、1つまたは複数のアプリケーション(複数可)150(例えば、コミュニケーションプラットフォームアプリケーション)のうちの1つに、第3の領域158を介して対応する仮想空間に関連付けられたデータを提示させることができるように、作動機構に関連付けられ得る。いくつかの例では、仮想空間は、ユーザが関連付けられているワークスペースの各々に関連付けられたすべての未読データに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、ユーザが「未読(unreads)」に関連付けられた仮想空間にアクセスすることを要求する場合、ユーザによって読まれていない(例えば、閲覧されていない)すべてのデータが、第3の領域158、例えば、フィードに提示され得る。そのような例では、異なる通信チャネルおよび/または仮想空間に関連付けられ得る異なるタイプのイベントおよび/またはアクションは、同じフィードを介して提示され得る。いくつかの例では、そのようなデータは、ワークスペース、時間、アクションのタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって整理されることができ、および/またはソート可能である。いくつかの例では、そのようなデータは、どのユーザ(例えば、通信チャネルのメンバ)がメッセージを投稿したか、および/またはアクションを実行したかを示す指示に関連付けられ得る。
【0073】
いくつかの例では、各仮想空間は、同じタイプのイベントおよび/またはアクションに関連付けられ得る。例えば、「スレッド(threads)」は、通信チャネルに投稿されたメッセージに対してスレッドに投稿されたメッセージ、ファイルなどに関連付けられ得、「すべてのDM」は、ダイレクトメッセージングインスタンスで投稿されたメッセージ、ファイルなどに関連付けられ得、「メンションとリアクション」(例えば、「M&R」)は、ユーザ(例えば、ユーザF)が(例えば、タグを介して)メンションされたか、またはユーザによって投稿されたメッセージまたはスレッドに対して別のユーザが(例えば、絵文字、リアクションなどを介して)反応したメッセージまたはスレッドに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、異なる通信チャネルおよび/または仮想空間に関連付けられ得る同じタイプのイベントおよび/またはアクションは、同じフィードを介して提示され得る。「未読」仮想空間と同様に、そのような仮想空間に関連付けられたデータは、ワークスペース、時間、アクションのタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって整理されることができ、および/またはソート可能である。
【0074】
少なくとも1つの例では、仮想空間は、組織のユーザと、ユーザの組織とは異なる他の組織に関連付けられた他のユーザ(選択アイコンとして示される)および/または関連付けられた組織を有さないユーザアカウントに関連付けられたものなど、個々のアカウントとの間の通信を迅速にすることに関連付けられ得る。例えば、第2の領域156のサブセクション208内のセクション中の「コネクト(connect)」は、他の組織のユーザとの迅速な通信を可能にすることに関連付けられ得る。いくつかの例では、「コネクト」仮想空間は、少なくとも1つの他の組織のユーザを含む1つまたは複数のチャネルおよび/またはダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられ得る。そのような例では、第1のサブセクション208中の「コネクト」インジケータの選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3の領域158において1つまたは複数のチャネルおよび/またはダイレクトメッセージングインスタンスの提示を引き起こすことができる。
【0075】
少なくとも1つの例では、仮想空間は共有ワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、仮想空間は、ユーザが新しい共有ワークスペースを生成し、および/またはユーザが関連付けられている既存の共有ワークスペースにアクセスすることができる手段を含むことができる。いくつかの例では、仮想空間は、ユーザが既存の共有ワークスペースに参加することを要求することができる手段をさらに提供することができる。例えば、「共有ワークスペース」仮想空間は、ユーザが共有ワークスペースを作成し、それにアクセスし、またはそれに参加することを可能にするように構成された共有ワークスペースインターフェース160に関連付けられ得る。そのような例では、第1のサブセクション208中の「共有ワークスペース」インジケータの選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3の領域158において共有ワークスペースインターフェース160の提示を引き起こすことができる。
【0076】
少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース138の第2の領域156は、個々のユーザまたは複数の指定されたユーザ(例えば、組織のメンバのすべてまたはサブセットではなく)との通信を表すインジケータを含む第2のサブセクション210またはサブペインを含むことができる。そのような通信は、「ダイレクトメッセージ」または「ダイレクトメッセージングインスタンス」と呼ばれ得る。すなわち、第2のサブセクション210またはサブペインは、1人以上のユーザ間のプライベートメッセージに関連付けられた仮想空間を表すインジケータを含むことができる。
【0077】
第2のサブセクション210に加えて、第2の領域156は、通信チャネルを表すインジケータを含む第3のサブセクション212またはサブペインを含むことができる。通信チャネルは、パブリックチャネル、プライベートチャネル、共有チャネル、シングルワークスペースチャネル、クロスワークスペースチャネル、前者の組合せなどを含み得る。いくつかの例では、表される通信チャネルは、単一のワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、表される通信チャネルは、異なるワークスペース(例えば、クロスワークスペース)に関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、通信チャネルがクロスワークスペースである(例えば、異なるワークスペースに関連付けられている)場合、ユーザは、両方のワークスペースに関連付けられ得るか、またはワークスペースのうちの1つのみに関連付けられ得る。いくつかの例では、表される通信チャネルは、単一のワークスペースに関連付けられた通信チャネルと、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネルとの組合せに関連付けられ得る。
【0078】
いくつかの例では、第3のサブセクション212は、ユーザが(例えば、許可データ128および/またはユーザデータ132によって決定されるような)アクセス許可を有するすべての通信チャネル、またはすべての通信チャネルのサブセットを示すことができる。そのような例では、通信チャネルは、アルファベット順に、直近の対話に基づいて、対話の頻度に基づいて、通信チャネルタイプ(例えば、パブリック、プライベート、共有、クロスワークスペースなど)に基づいて、ワークスペースに基づいて、ユーザ指定のセクションにおいて、などで配置され得る。いくつかの例では、第3のサブセクション212は、ユーザがメンバであるすべての通信チャネル、またはすべての通信チャネルのサブセットを示すことができ、ユーザは、ユーザがメンバではないが第3のサブセクション212に現在表示されていない他の通信チャネルをブラウズまたは閲覧するために、ユーザインターフェース138を介して対話することができる。
【0079】
いくつかの例では、異なるタイプの通信チャネル(例えば、パブリック、プライベート、共有、クロスワークスペースなど)は、第3のサブセクション212の異なるセクション内にあることもできるし、ユーザインターフェース138内にそれら自体のサブ領域もしくはサブペインを有することもできる。例えば、共有ワークスペースに関連付けられた通信チャネルは、第1のサブセクション208内の「共有ワークスペース」インジケータに関連付けて提示され、および/または第3のサブセクション212において他の通信チャネルから切り離され得る。いくつかの例では、共有ワークスペースに関連付けられた通信チャネルおよび/またはダイレクトメッセージは、ユーザインターフェース138内のそれら自体の領域またはペインに提示され得る。
【0080】
いくつかの例では、インジケータは、通信チャネルのタイプを視覚的に区別するグラフィカル要素に関連付けられ得る。例えば、チャネルAは、円形の視覚的要素の代わりに正方形の視覚的要素に関連付けられる。非限定的な例として、この議論の目的のために、正方形の視覚的要素は、ユーザがチャネルAの現在のメンバではないことを示すことができ、一方、円形の視覚的要素は、ユーザがチャネルの現在のメンバであることを示すことができる。いくつかの例では、追加または代替のグラフィカル要素を使用して、パブリック通信チャネル、プライベート通信チャネル、共有通信チャネル、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネル、ワークフロー通信チャネルなどを区別することができる。他の例では、ユーザが現在のメンバではない通信チャネルは、ユーザインターフェース138の第3のサブセクション212に表示されなくてもよい。そのような例では、ユーザは、異なるインターフェース(図示せず)にナビゲートして、ユーザがアクセス可能であるが、ユーザが現在メンバではない追加のチャネルをブラウズすることができる。追加的または代替的に、ユーザは、検索機構214を利用して追加のチャネルを検索することができる。いくつかの例では、検索機構214は、ワークスペース(例えば、既存の共有ワークスペースなど)、通信チャネル、特定のメッセージ、コミュニケーションプラットフォームを介して送信されたデータおよび/またはコミュニケーションプラットフォームに関連付けて記憶されたデータなどの検索を可能にすることができる。いくつかの例では、検索は、ユーザが関連付けられている各ワークスペースにわたって実行されることもできるし、検索は、ユーザ指定に基づいて、特定のワークスペースに制限されることもできる。
【0081】
上記で説明したように、少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース138は、1つまたは複数の通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、ワークスペース、および/または1つまたは複数の外部接続に関連付けられたデータなど、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたデータを提示するための第3の領域158またはペインを含むことができる。少なくとも1つの例では、第3の領域158は、通信を容易にするための通信チャネルおよび/または他の仮想空間(例えば、ダイレクトメッセージ通信(複数可)に関連付けられた仮想空間、イベント(複数可)および/またはアクション(複数可)に関連付けられた仮想空間など)に対して投稿されたメッセージおよび/またはとられたアクションを示すフィードに関連付けられているデータを提示することができる。上記で説明したように、少なくとも1つの例では、第3の領域158に関連付けられたデータは、共有ワークスペースインターフェース160に関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、第3の領域158は、新しい共有ワークスペースを生成すること、既存の共有ワークスペースにアクセスすること、既存の共有ワークスペースに参加すること、および/または共有ワークスペースに関する他の機能を実行することに関連付けられたデータを提示することができる。
【0082】
例えば、図2において、ユーザは、ユーザインターフェース138と対話して、共有ワークスペースインターフェース160に関連付けられたデータを閲覧することができる。いくつかの例では、共有ワークスペースインターフェース160は、ユーザが新しい共有ワークスペースを生成する(例えば、作成する)ための要求をサブミットすることができる手段を提供することができる。いくつかの例では、ワークスペース作成選択可能コントロール216を選択したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペース作成ウィンドウ(図示せず)を提示させることができる。いくつかの例では、ユーザは、上記で説明したもののような、共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の第1の基準を入力することができる。いくつかの例では、ユーザは、特定のイベントを共有ワークスペースに関連付けることができる。そのような例では、ワークスペース作成ウィンドウは、ユーザが、位置(例えば、経度/緯度、住所または他の物理的位置、ジオフェンスデータ、登録情報(例えば、登録オーガナイザ(例えば、ファーストパーティ、サードパーティサービスプロバイダ、コミュニケーションプラットフォーム)、登録時間期間など)など、イベントに関連付けられた詳細を入力するための手段を提供することができる。いくつかの例では、共有ワークスペースに参加することに関連付けられた第1の基準のうちの1つまたは複数は、イベントに関連付けられた詳細に基づいて決定され得る。
【0083】
様々な例では、ワークスペースインターフェース160は、ユーザが既存の共有ワークスペースにアクセスまたは参加することができる手段を提供することができる。いくつかの例では、共有ワークスペースアクセス選択可能コントロール218を選択したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペースメニュー(図示せず)を提示させることができる。いくつかの例では、ワークスペースメニューは、ユーザのユーザアカウントが関連付けられている共有ワークスペースの第1のリストを含むことができる。すなわち、共有ワークスペースの第1のリストは、ユーザが以前に参加を要求したおよび/または以前に関連付けられた1つまたは複数の共有ワークスペースを含むことができる。例えば、共有ワークスペースの第1のリストは、ユーザが以前に出席したイベントに関連付けられた共有ワークスペースを含むことができる。前のイベントに関連付けられた共有ワークスペースは、イベントの出席者間の継続した通信を可能にするアクティブワークスペース、またはコンテンツへのアクセスを可能にするが、継続した通信を可能にしないアーカイブ型ワークスペース(archived workspace)を含むことができる。いくつかの例では、アーカイブされた共有ワークスペースに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスは、アクティブのままであり得る(例えば、継続通信が認可される)が、アーカイブされた共有ワークスペースに関連付けられた通信チャネルは、非アクティブであり得る。
【0084】
いくつかの例では、ワークスペースメニューは、ユーザが参加する資格がある共有ワークスペースの第2のリストを含むことができる。上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザアカウントが満たす基準(例えば、第1の基準および/または第2の基準)を有する1つまたは複数の既存の共有ワークスペースを識別することができる。ユーザに関連付けられたユーザアカウントが、共有ワークスペースに関連付けられた第1の基準および/または第2の基準を満たすという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータを、共有ワークスペースの第2のリストに関連付けて提示させることができる。いくつかの例では、共有ワークスペースの第1のリストおよび共有ワークスペースの第2のリストは、共有ワークスペースの単一のリストを含むことができる。そのような例では、共有ワークスペースの単一のリストは、それぞれの共有ワークスペースがユーザ(例えば、共有ワークスペースに以前に関連付けられたユーザ)のユーザアカウントに関連付けられているか、またはユーザが参加するために利用可能であるかを示す指示を含むことができる。
【0085】
図2に示すように、共有ワークスペースインターフェース160は、ユーザが共有ワークスペースを生成し、それにアクセスし、および/またはそれに参加することができる手段を含む。しかしながら、これは、そのように限定することを意図するものではなく、共有ワークスペースインターフェース160は、1つまたは複数の通信チャネルに関連付けられたデータ、または共有ワークスペースに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスなど、追加または代替の情報を含むことができる。第3の領域158を介して提示することができる追加データの非限定的な例には、1つまたは複数の通信チャネルおよび/または1つまたは複数のダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたフィード、共有ワークスペースの1人以上のユーザに関連付けられたユーザデータ、共有ワークスペースの通信チャネルまたはダイレクトメッセージングインスタンスにアップロードされたファイル(複数可)(例えば、添付ファイル(複数可))、共有ワークスペースから追加されたアプリケーション(複数可)、共有ワークスペースに追加された投稿(複数可)(共有ワークスペースの1人以上のメンバによってほぼリアルタイムで共同編集することができるデータ)、共有ワークスペースに関連付けられたワークスペースデータ(例えば、メンバ組織の組織識別子、グループもしくはチーム識別子、イベントデータ、コングロマリットデータなど)、共有ワークスペースに追加された、共有ワークスペースから変更された、および/または共有ワークスペースから除去された記述、共有ワークスペースのプロパティの変更などが含まれる。
【0086】
少なくとも1つの例では、共有ワークスペースに関連付けられたデータは、同じ組織、チーム、またはグループ識別子に関連付けられたユーザグループのユーザのうちの少なくとも一部が閲覧可能であり得る。いくつかの例では、共有ワークスペースのメンバに対して、共有ワークスペースのパブリックコンテンツ(例えば、メッセージング通信、ファイルなど)を共有ワークスペースの各メンバに表示することができる。例えば、グループベースのメッセージング通信の共通のセットは、通信チャネルのコンテンツ(例えば、メッセージング通信)が共有ワークスペースのメンバごとに変化しないように、それに関連付けられた通信チャネルに関連付けて共有ワークスペースの各メンバに表示され得る。いくつかの例では、共有ワークスペースに関連付けられたデータは、ユーザによって(例えば、個人設定、グループメンバシップなどに基づいて)異なって表示され得る。少なくとも1つの例では、共有ワークスペースの個々の通信チャネルまたは仮想空間のフォーマットは、例えばそれに関連付けられた組織に基づいて、ユーザによって異なって表示され得る。例えば、個々の通信のフォーマットは、共有ワークスペースに関連付けられた2つの異なる組織の2人の異なるユーザには異なって表示され得る。
【0087】
ユーザインターフェース138は、ユーザコンピューティングデバイス104を介して(例えば、1つまたは複数のアプリケーション150のうちの1つによって)提示され得るユーザインターフェースの非限定的な例である。いくつかの例では、アプリケーション150は、ワークスペース管理構成要素120、メッセージング構成要素122、および/またはサードパーティコンピューティングデバイス(複数可)106(例えば、サードパーティアプリケーション136、サードパーティデータ134など)からデータを受信することができ、そのデータに基づいてユーザインターフェース138を生成して提示することができる。
【0088】
いくつかの例では、アプリケーション150は、ワークスペース管理構成要素120および/またはメッセージング構成要素122から、ユーザインターフェース138を生成するためのデータおよび命令を受信することができる。そのような例では、アプリケーション150は、命令に基づいてユーザインターフェース138を提示することができる。追加または代替のデータがユーザインターフェースを介して提示されることができ、追加または代替の構成が想像され得る。
【0089】
図3Aおよび図3Bは、本明細書で説明される技法を利用して、既存の共有ワークスペースにアクセスすることに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。既存の共有ワークスペースは、上記で説明したように、組織のユーザからの要求に応答して以前に生成された1つまたは複数の共有ワークスペースを含むことができる。図3Aのインターフェース300aは、ユーザ304(例えば、ユーザF)が共有ワークスペースを作成し、それにアクセスし、またはそれに参加することを可能にするように構成された、共有ワークスペースインターフェース160などの共有ワークスペースインターフェース302を含む。例示的な例では、インターフェース300aは、共有ワークスペースインターフェース302が提示される第1の領域306および第2の領域308を含む。
【0090】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1の領域306に示されるもののような、共有ワークスペースインジケータ310の、ユーザ304による選択の指示を受信したことに応答して、第2の領域308を介して共有ワークスペースインターフェース302を提示させることができる。上述したように、共有ワークスペースインターフェース302は、共有ワークスペースアクセス選択可能コントロール218などの共有ワークスペースアクセス選択可能コントロール312を含むことができる。様々な例では、ユーザ304による共有ワークスペースアクセス選択可能コントロール312の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースインターフェース302を介して共有チャネルのリストを提示させることができる。
【0091】
図3Bのインターフェース300bは、コミュニケーションプラットフォームを介してユーザ304がアクセス可能な共有ワークスペース316のリスト314を含む。例示的な例では、リスト314は4つの共有ワークスペース316を含む。しかしながら、これは、そのように限定することを意図するものではなく、リストは、より多いまたはより少ない数の共有ワークスペース316を含むことができる。例えば、ユーザ304のユーザアカウントがいずれの既存の共有チャネルにも関連付けられていない、および/または既存の共有チャネルに参加するための基準を満たさないという決定に基づいて、リスト314は、ゼロ(0)個の共有ワークスペース316を含むことができる。そのような例では、共有ワークスペースインターフェース302は、ユーザ304が既存のワークスペースに関連付けられていないこと、および/または既存のワークスペースに加わるための基準を満たさないことを示す通知を含み得る。他の例では、ユーザ304が共有ワークスペースに関連付けられていない、および/または共有ワークスペースに関連付けられた基準を満たしていないと決定したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースアクセス選択可能コントロール312をミュートし得る(または他の方法でその選択を無効にし得る)。
【0092】
例示的な例では、リスト314は、第1のワークスペース316(1)(例えば、ワークスペースA)、第2のワークスペース316(2)(例えば、ワークスペースB)、第3のワークスペース316(3)(例えば、ワークスペースC)、および第4のワークスペース316(4)(例えば、ワークスペースD)を含む。上述したように、リスト314は、ユーザ304が以前に関連付けられた共有ワークスペース、および/またはユーザが参加する資格がある(例えば、ユーザのユーザアカウントが共有ワークスペースに関連付けられた基準を満たす)共有ワークスペースを含むことができる。例示的な例では、第3のワークスペース316(3)は、ユーザ304が以前に関連付けられた(例えば、参加を要求された、アクセスを許可された、など)共有ワークスペースを含む。様々な例では、ユーザ304は、オープン選択可能コントロール(open selectable control)318を選択することによって、共有ワークスペースにアクセスする(「開く(open)」と示されている)ことができる。
【0093】
上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザが参加する資格がある1つまたは複数の既存の共有チャネルを識別するように構成され得る。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられた基準(例えば、第1の基準、第2の基準、など)を識別し、ユーザ304のユーザアカウントが基準を満たすかどうかを決定することができる。ユーザアカウントが基準を満たさないという決定に応答して、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースインターフェース302のリスト314から、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータを除外(withhold)することができる。ユーザアカウントが基準を満たすという決定に応答して、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペース316に関連付けられたインジケータを、リスト314を介して提示させることができる。例えば、第1のワークスペース316(1)、第2のワークスペース316(2)、および第4のワークスペース316(4)は、ユーザ304が参加する資格がある共有ワークスペースを含む。
【0094】
様々な例では、リスト314は、共有ワークスペース316に関連付けられたデータを含むことができる。例示的な例では、データは、それぞれの共有ワークスペース316に関連付けられた1つまたは複数の組織のリストを含む。例えば、第1の共有ワークスペース316(1)は組織WおよびXに関連付けられ、第2の共有ワークスペース316(2)は組織Qに関連付けられ、第3の共有ワークスペース316(3)は組織P、Y、およびZに関連付けられ、第4の共有ワークスペース316(4)は組織S、T、U、およびVに関連付けられる。これはそのように限定することを意図するものではないが、データは、共有ワークスペース316の作成者の指示、共有ワークスペース316に関連付けられたイベント、共有ワークスペース316に関連付けられたコングロマリット、共有ワークスペース316に関連付けられた1つまたは複数の基準、ユーザ304を共有ワークスペース316に参加する資格があるようにする特性の指示などを含むことができる。
【0095】
様々な例では、共有ワークスペースインターフェース302は、ユーザが参加する資格がある共有ワークスペース316に関連付けて提示されるワークスペース参加選択可能コントロール(workspace join selectable controls)320を含むことができる。そのような例では、ユーザは、参加選択可能コントロール320に関連付けられた共有ワークスペース316に参加するための要求をサブミットすることができる。例えば、第1のワークスペース316(1)には第1の参加選択可能コントロール320(1)が関連付けられており、第2のワークスペース316(2)には第2の参加選択可能コントロール320(2)が関連付けられており、第4のワークスペース316(4)には第3の参加選択可能コントロール320(3)が関連付けられている。
【0096】
いくつかの例では、共有ワークスペース316に関連付けられた参加選択可能コントロール320の選択の指示を受信した(例えば、共有ワークスペース316に参加するための要求を受信した)ことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、認可のために共有ワークスペースの管理者(例えば、管理アカウント、発信者など)に要求を送信することができる。いくつかの例では、共有ワークスペースに関連付けられた参加選択可能コントロール320の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペース316へのユーザ304の参加を認可するために、ユーザ304の組織の管理者(例えば、管理アカウント)に要求を送信することができる。
【0097】
様々な例では、共有ワークスペースインターフェース302は、ユーザ304がコミュニケーションプラットフォームに関連付けられた1つまたは複数の共有ワークスペースを検索することを可能にすることができる検索機構322を含むことができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、既存の共有ワークスペース316のすべてまたは一部をユーザ304に発見可能にすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ304がそれぞれの共有ワークスペースに関連付けられた少なくとも1つの基準を満たすという決定に基づいて、共有ワークスペース316を発見可能にすることができる。例えば、ユーザ304の組織は1つまたは複数の共有ワークスペースに関連付けられ得る。ユーザ304が組織に関連付けられているという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、検索機構322を介して共有ワークスペース(複数可)を発見可能にすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、検索機構322を介してすべての共有ワークスペースを発見可能にすることができ、ユーザが参加する資格がない共有ワークスペースの選択をミュートするか、または他の方法で無効にすることができる。
【0098】
様々な例では、検索入力(例えば、共有ワークスペースの名前、関連付けられた通信チャネルの名前、共有ワークスペースの発信者に関連付けられた識別子、共有ワークスペースに関連付けられたイベント、共有ワークスペースに関連付けられたコングロマリットまたは組織(複数可)など)を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、検索入力に対応する1つまたは複数のワークスペース316に関連付けられた1つまたは複数のインジケータを、共有ワークスペースインターフェース302を介して提示させることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ304に関連付けられたユーザデータにアクセスして、ユーザ304が検索入力に基づいて識別された1つまたは複数のワークスペース316に参加する資格があるかどうかを決定することができる。
【0099】
ユーザ304が1つまたは複数のワークスペースの共有ワークスペース316に参加する資格があるという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、参加選択可能コントロール320の提示を共有ワークスペース316に関連付けて提示させることができる。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ304が、検索クエリにおいて識別された共有ワークスペース316に参加することを可能にし得る。ユーザ304が1つまたは複数のワークスペースの共有ワークスペース316に参加する資格がないという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、それに関連付けられたインジケータを、ミュートまたは他の方法で選択を無効にすることができる。いくつかの例では、ユーザ304が共有ワークスペース316に参加する資格がないという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、無資格(ineligibility)の指示を共有ワークスペースインターフェース302上に提示させることができる。無資格の指示は、ユーザ304が満たしていない特定の基準、ユーザ304に関連付けられた組織が共有ワークスペースに参加することをユーザに許可していないという指示など、無資格の理由を含むことができる。
【0100】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、すべての共有ワークスペースを、検索機構322を介して発見可能にすることができ、ユーザが参加する資格がない共有ワークスペースの選択をミュートするか、または他の方法で無効にすることができる。
【0101】
図4Aおよび図4Bは、本明細書で説明される技法を利用して、新しい共有ワークスペースを生成するための例示的なインターフェースを示す。図4aのインターフェース400aは、ユーザ404(例えば、ユーザF)が新しい共有ワークスペースを生成する(例えば、作成する)ための要求をサブミットすることができる共有ワークスペースインターフェース402(例えば、共有ワークスペースインターフェース160、共有ワークスペースインターフェース302など)を示す。例示的な例では、インターフェース400aは、共有ワークスペースインターフェース302が提示される第1の領域406および第2の領域408を含む。上述したように、共有ワークスペースインターフェース302は、コミュニケーションプラットフォームが、共有ワークスペースインジケータ310などの、共有ワークスペースインターフェース302に関連付けられたインジケータの選択の指示を受信したことに応答して提示され得る。
【0102】
図示のように、いくつかの例では、共有ワークスペースインターフェース402は、ワークスペース作成選択可能コントロール216などのワークスペース作成選択可能コントロール410を含むことができる。様々な例では、ユーザ404による共有ワークスペース作成選択可能コントロール410の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースインターフェース402を介してワークスペース作成ウィンドウを提示させることができる。
【0103】
図4Bのインターフェース400bは、共有ワークスペースインターフェース402に関連付けて提示されるワークスペース作成ウィンドウ412を含む。例示的な例では、ワークスペース作成ウィンドウ412は、共有ワークスペースインターフェース402上にオーバーレイされたウィンドウとして提示される。他の例では、ワークスペース作成ウィンドウ412は、第2の領域408および/または第1の領域406のすべてまたは一部を含む別個のインターフェースとして提示され得る。
【0104】
ワークスペース作成ウィンドウ412は、生成されるべき新しい共有ワークスペースの1つまたは複数の特性に関するユーザ入力を受信するように構成された1つまたは複数のインターフェース要素を含むことができる。いくつかの例では、特性(複数可)は、名前入力ボックス414に入力されたものなど、新しい共有ワークスペースの名前を含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられた名前を決定するように構成され得る。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の組織、共有ワークスペースに関連付けられたイベント、共有ワークスペースに関連付けられたドメイン名などに基づいて名前を決定することができる。例えば、共有ワークスペースは、組織外の1人以上の他のユーザに、プロジェクトに関する共同作業などのために、共有ワークスペースへのアクセスを許可する組織(例えば、組織A)に関連付けられたエクストラネットとして生成され得る。コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースの名前を決定して、スポンサー組織のエクストラネット(例えば、組織Aのエクストラネット)を含めることができる。別の例では、共有ワークスペースは特定のイベントに関連付けられ得る。コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられたイベントを識別し、イベント名を共有ワークスペースの名前として記憶することができる。
【0105】
様々な例では、特性(複数可)は、共有ワークスペース基準(例えば、第1の基準)を含むことができる。共有ワークスペース基準は、ユーザが新しい共有ワークスペースに参加することに関連付けられた1つまたは複数の基準を含むことができる。様々な例では、ワークスペース作成ウィンドウ412は、新しい共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の組織に関連付けられたユーザ入力を受け取るように構成された組織入力ボックス416を含むことができる。いくつかの例では、組織入力ボックス416は、1つまたは複数の組織に関連付けられた1つまたは複数の名前および/または識別子を受け取るように構成され得る。例示的な例では、組織入力ボックス416は、ドロップダウンメニューセレクタ418を含む。そのような例では、ドロップダウンメニューセレクタ418の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有チャネルに関連付けられる資格がある他の組織のリストの提示を引き起こし得る。
【0106】
いくつかの例では、1つまたは複数の組織は、コミュニケーションプラットフォームで組織アカウントを維持する組織の一部または全部を含むことができる。いくつかの例では、共有ワークスペースは、組織アフィリエーションに限定されないように、オープンにすることができる。いくつかの例では、共有ワークスペースは、資格がある組織(複数可)に限定され得る。様々な例では、(ユーザの組織(例えば、XYZ社)以外の)別の組織は、ユーザの組織とその別の組織との間の以前の接続および/または接続承認に基づいて、新しい共有チャネルに関連付けられる資格を得ることができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザの組織および別の組織が、ユーザの組織の第1のユーザグループと別の組織の第2のユーザグループとの間の少なくとも1つの共有チャネルに関連付けられていると決定することができる。共有チャネルに基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、2つの組織間の以前の接続を識別し得る。
【0107】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、一方または両方の組織に関連付けられた管理承認および/または精査プロセスに基づいて、以前の接続を識別する。いくつかの例では、第1の組織の第1のユーザが第2の(異なる)組織の少なくとも1人の他のユーザとの接続を確立するために、1つまたは複数の管理アカウントが接続を認可するために必要とされ得る。接続は、通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、オーディオまたはビデオ会議などを含むことができる。いくつかの例では、第1の組織および/または第2の組織の(例えば、管理アカウントに関連付けられた)管理者が接続を承認するという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザおよび少なくとも1人の他のユーザが通信することを可能にするための接続を生成することができる。コミュニケーションプラットフォームは、第1の組織および第2の組織に関連付けて接続の指示を記憶することができ、組織入力ボックス416に関連付けられたドロップダウンメニューにおける選択のためのオプションとして組織を提示させることができる。
【0108】
共有ワークスペースが、関心グループ、コミュニティ、イベント、会議、および/または複数の組織もしくはグループに関連付けられているか、もしくは関連付けられ得る大規模なコングロマリットに関連付けられている例では、ユーザ404は、組織アフィリエーションを基準として含めないことを決定することができる。そのような例では、ユーザ404は、組織入力ボックス416を空白のままにすることもできるし、他の共有ワークスペース基準を満たす他の組織のユーザにオープンであるとして共有ワークスペースを指定することもできる。他の共有ワークスペース基準は、1つまたは複数のユーザ(例えば、メンバ)特性を含むことができる。ユーザ特性(複数可)は、チームアフィリエーション(例えば、グループまたはチーム識別子)、プロジェクトアフィリエーション(例えば、特定のプロジェクト、ジョブなどに関連付けられたユーザ)、肩書き、職務内容、個人的関心、物理的位置、イベントアフィリエーション(例えば、登録、購入済みチケット、イベントの場所に位置すること、など)、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などを含むことができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、特性入力ボックス420を介してユーザ特性(複数可)の入力を受信することができ、新しい共有ワークスペースに関連付けてユーザ特性(複数可)を記憶することができる。少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ特性(複数可)にアクセスして、共有ワークスペースへのアクセスを要求するユーザが、参加する資格があるかどうかを決定することができる。
【0109】
例示的な例では、ワークスペース作成ウィンドウ412は、ユーザ404がイベントを共有ワークスペースに関連付けることを可能にすることができるイベント関連付けオプション422を含むことができる。「いいえ」オプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有ワークスペースに関連付けられるべきイベントがないと決定することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有ワークスペースに関連付けられたメタデータとして、イベント関連付けがないことを示す指示を記憶することができる。「はい」オプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、イベント情報ボックス424の提示を引き起こし、および/またはそれを介した入力を有効にすることができる。
【0110】
様々な例では、イベント情報ボックス424は、ユーザ404がイベントに関連付けられたイベントデータを入力することができる手段を提供することができる。イベントデータは、名前、位置(例えば、緯度/経度、住所、建物名および/または番号など)、日付(複数可)および/または時間(複数可)、登録情報(例えば、登録を管理するように構成されたサードパーティサービスプロバイダ、登録のためのURLなど)および/または同様のものを含むことができる。
【0111】
いくつかの例では、ワークスペース作成ウィンドウ412は、例えばユーザ404が1つまたは複数の既存の通信チャネルを新しい共有ワークスペースに関連付けることを可能にするために、チャネル入力ボックス426を含むことができる。いくつかの例では、ユーザ404は、チャネル入力ボックス426に、1つまたは複数のチャネル名、チャネル識別子、チャネルに関連付けられたトピックまたは分類子(例えば、チャネルのタイプ、プロジェクトなど)、チャネルに関連付けられたチーム識別子などを入力することができる。入力に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、関連付けられた既存の通信チャネルを識別することができる。例えば、ユーザは、「プロジェクトX」、「チームY」、および「トラブルシューティング問題Z」をチャネル入力ボックス426に入力することができる。入力に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、「プロジェクトX」に関連付けられた1つまたは複数の既存のパブリック通信チャネル、「チームY」に関連付けられた1つまたは複数の既存のパブリック通信チャネル、および「トラブルシューティング問題Z」のトピックに関連付けられた1つまたは複数の既存のパブリック通信チャネルを識別することができ、識別されたパブリック通信チャネル(複数可)を新しい共有ワークスペースに関連付けることができる。
【0112】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ404の組織に関連付けられた1つまたは複数のパブリック通信チャネルを識別することができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えばドロップダウンコントロール428の選択の指示を受信したことに応答して、ドロップダウンメニューを介してパブリック通信チャネル(複数可)のリストを提示させることができる。いくつかの例では、ドロップダウンメニューは、ユーザ404が、新しい共有ワークスペースとの関連付けのために1つまたは複数の既存のパブリック通信チャネルを選択することを可能にすることができる。様々な例では、ドロップダウンメニューを介して提示される識別されたパブリック通信チャネルは、上記で説明した入力に基づいて識別された通信チャネルの一部など、組織に関連付けられた通信チャネルのすべてまたは一部を含むことができる。上記の例を続けると、ドロップダウンメニューは、「プロジェクトX」、「チームY」、および「トラブルシューティング問題Z」に関連付けられた識別されたパブリック通信チャネルを含むことができる。コミュニケーションプラットフォームは、例えばユーザ404が識別されたパブリック通信チャネルのうちの1つまたは複数を選択または選択解除することを可能にするために、識別されたパブリック通信チャネルをドロップダウンメニューに提示させることができる。
【0113】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有ワークスペースとの関連付けのために、識別されたパブリック通信チャネル(複数可)を自動的に選択するように構成され得る。そのような例では、ドロップダウンメニューは、ユーザ404が識別されたパブリック通信チャネルのうちの1つまたは複数を選択解除することができる手段を提供することができる。様々な例では、チャネル(複数可)の自動選択は、データストア126に記憶されたものなど、新しい共有チャネルを生成することに関連付けられたユーザプリファレンスおよび/または組織プリファレンスに基づいて決定され得る。
【0114】
様々な例では、共有ワークスペースウィンドウ412は、ユーザ404が、提供された入力に基づいて新しい共有チャネルを生成するための要求をサブミットすることを可能にするように構成された作成選択可能コントロール430を含むことができる。様々な例では、作成選択可能コントロール430の選択の入力を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有チャネルを生成することができ、その指示を、共有ワークスペースインジケータ310などの共有ワークスペースインジケータ432に関連付けて提示させることができる。少なくとも1つの例では、新しい共有ワークスペースは、コミュニケーションプラットフォームの1人以上のユーザに発見可能であり得る。いくつかの例では、新しい共有ワークスペースは、ユーザが新しい共有ワークスペースに関連付けられた基準を満たすという決定に基づいて、ユーザに発見可能であり得る。いくつかの例では、新しい共有ワークスペースは、基準を満たしているかどうかにかかわらず、例えば検索機構を利用することによって、ユーザに発見可能であり得る。そのような例では、ユーザは、新しい共有チャネルを発見(例えば、識別)することが可能であり得るが、基準が満たされるまでチャネルへの参加が妨げられ得る。
【0115】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有ワークスペースに参加するための要求を受信することができ、要求側ユーザによって満たされていない新しい共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の基準を識別することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有チャネルへの参加に失敗したことを示す通知を要求側に提示させることができる。通知は、満たされていない1つまたは複数の基準の指示を提供することができる。例えば、イベントに関連付けられた共有チャネルへの参加に関連付けられた基準は、イベントの登録を含むことができる。コミュニケーションプラットフォームは、ユーザのユーザアカウントから、共有チャネルに参加するための要求を受信することができる。コミュニケーションプラットフォームは、ユーザに関連付けられたユーザデータを識別し、登録の指示がユーザアカウントに関連付けて記憶されていないと決定することができる。コミュニケーションプラットフォームは、通知をユーザに提示させることができ、通知は、共有との関連付けがイベントの登録に基づいていることを示す。いくつかの例では、通知は、ユーザが登録確認(例えば、確認番号、出席者番号など)および/または例えばサードパーティサービスプロバイダを介してイベントに登録するためのリンクをサブミットすることができる手段を提供することができる。様々な例では、ユーザがイベントに登録したという指示を(例えば、サードパーティサービスプロバイダから、ユーザからの入力に基づいて、などで)受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザを共有ワークスペースに関連付けることができる。
【0116】
図5A図8は、本開示の実施形態による例示的なプロセスを示す。これらのプロセスは、論理フローグラフとして示され、その各動作は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る動作のシーケンスを表す。ソフトウェアのコンテキストでは、動作は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、列挙された動作を実行する、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令を表す。一般に、コンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実行するかまたは特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。動作が説明される順序は、限定として解釈されることを意図するものではなく、任意の数の説明される動作が、プロセスを実装するために任意の順序でおよび/または並行して組み合わせられてもよい。
【0117】
図5Aは、本明細書で説明される技法を利用して、新しい共有ワークスペースを生成するための例示的なプロセス500aのフロー図を示す。いくつかの例では、例示的なプロセス500は、コミュニケーションプラットフォームサーバ(複数可)102によって実行され得るが、いくつかの例では、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104が、議論されるデータおよび命令のうちの少なくともいくつかを提供もしくは受信してもよく、ならびに/または処理が部分的もしくは完全にユーザコンピューティングデバイスに分散される動作インスタンスのうちの1つもしくは複数を実行してもよい。
【0118】
動作502において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、共有ワークスペースを生成するための第1の要求を受信する。第1のクライアントは、ユーザ304およびユーザ404などの第1のユーザアカウントに対応する第1のユーザ504(カーソルとして示される)に関連付けられている、ユーザコンピューティングデバイス104などのユーザコンピューティングデバイスを含むか、またはそれに関連付けられ得る。様々な例では、第1の要求は、通信アプリケーションのインスタンスを介して、例えば共有ワークスペースインターフェース160、302、および402などの共有ワークスペースインターフェース506を介して受信され得る。いくつかの例では、第1の要求は、ワークスペース作成選択可能コントロール216および410などのワークスペース作成選択可能コントロール508の第1のユーザ504による選択の指示に応答して受信され得る。上述したように、第1の要求は、ワークスペース作成ウィンドウ512に関連付けられた、作成選択可能コントロール430などの作成選択可能コントロール510の選択の指示に応答して受信され得る。
【0119】
様々な例では、共有ワークスペースは、第1のユーザと少なくとも1人の他のユーザとの間、および/または第1のユーザの第1の組織と少なくとも1人の他のユーザの少なくとも1つの他の組織との間のイベント、プロジェクト、取引、および/または任意の他の共同作業に関連付けられ得る。いくつかの例では、共有ワークスペースは、第1の組織のメンバが第2の組織に関連付けられた通信チャネルおよび/またはユーザデータにアクセスすることができ、その逆も同様であるように、2つの民間組織に関連付けられ得る。例えば、第1の組織は、第2の組織と業務を統合することができる。第1の組織の第1のユーザは、共有ワークスペースを生成して、第2の組織のメンバが、第1の組織のメンバに関連付けられたパブリックチャネルおよびユーザデータにアクセスできるようにすることができる。共有ワークスペースは、第1の組織のメンバに、第1の組織のメンバに関連付けられたユーザデータへのアクセスをさらに提供することができる。様々な例では、第2の組織の管理アカウントは、第2の組織の1つまたは複数のパブリックチャネルを共有ワークスペースにさらに関連付けることができる。そのような例では、第1の組織のメンバは、共有ワークスペースを介して第2の組織のパブリックチャネル(複数可)へのアクセスを許可され得る。
【0120】
動作514において、コミュニケーションプラットフォームは、第1の要求に基づいて共有ワークスペースに参加することに関連付けられた基準516を識別する。様々な例では、基準516は、ユーザプリファレンス、(例えば、第1のユーザ504の組織の)組織プリファレンス、および/またはコミュニケーションプラットフォームのデフォルト基準に基づくものなど、共有ワークスペースに関連付けられたデフォルト基準に基づいて識別され得る。いくつかの例では、基準516は、例えばワークスペース作成ウィンドウ512(例えば、ワークスペース作成ウィンドウ412)を介して、ユーザ入力に基づいて識別され得る。
【0121】
上述したように、基準516は、別のユーザが新しい共有チャネルに参加するためのアクセスを許可されるために満たされなければならない1つまたは複数の基準を含むことができる。様々な例では、基準516は、組織アフィリエーション(例えば、別のユーザのユーザアカウントに関連付けられた組織識別子など)、チームアフィリエーション(例えば、グループまたはチーム識別子)、プロジェクトアフィリエーション(例えば、特定のプロジェクト、ジョブなどに関連付けられたユーザ)、肩書き、職務内容、個人的関心、物理的位置、イベントアフィリエーション(例えば、登録、購入済みチケット、イベントの場所に位置すること、など)、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などを含むことができる。例えば、基準516は、特定のドメイン名に関連付けられたユーザアカウントを有する他のユーザのみが共有ワークスペースへの参加を許可されるように、そのドメイン名との関連付けを含むことができる。
【0122】
様々な例では、ワークスペース作成ウィンドウ512は、新しい共有ワークスペースに参加するように招待されるか、または他の方法で新しい共有ワークスペースに関連付けられるべき1人以上の他のユーザに関連付けられた入力ボックスを含むことができる。いくつかの例では、ワークスペース作成ウィンドウ512を介して別のユーザ識別子、名前などの入力を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有ワークスペースに参加するための招待を別のユーザに送信することができる。いくつかの例では、招待は、新しい共有ワークスペースに参加するための推奨を含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、新しい共有ワークスペースに関連付けられたインジケータを、別のユーザに関連付けられたインターフェース上に提示させて、例えば、別のユーザが、新しい共有ワークスペースにアクセスすること、および/または新しい共有ワークスペースとの関連付けを検証することを可能にすることができる。
【0123】
動作518において、コミュニケーションプラットフォームは、第1の要求および基準516に基づいて共有ワークスペースを生成する。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースのインスタンスをデータストア126に記憶する。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザ504に関連付けられたユーザ識別子を共有ワークスペースに関連付ける。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、1つまたは複数の通信チャネルを共有ワークスペースに関連付ける。上述したように、通信チャネルは、コミュニケーションプラットフォーム(例えば、自動選択)によって選択されたチャネル、および/または、例えばワークスペース作成ウィンドウ514を介して、共有ワークスペースとの関連付けのために第1のユーザ504によって選択されたチャネルを含むことができる。
【0124】
動作518において、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータ520を、第1のユーザアカウントに関連付けられたインターフェース522上に提示させる。様々な例では、インジケータ520は、第1のユーザ504が共有ワークスペースに関連付けられたチャネル(複数可)および/または共有ワークスペースのメンバに関する情報にアクセスすることを可能にするための選択可能コントロールを含むことができる。いくつかの例では、インジケータ520は、第1のユーザ504が共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数のダイレクトメッセージングインスタンスにアクセスすることをさらに可能にすることができる。
【0125】
例示的な例では、インターフェース522は、新しい共有ワークスペース(例えば、ワークスペースA)に関連付けられたホームページ524を含む。図示されるように、ホームページ524は、ディレクトリ選択可能コントロール526と、チャネル選択可能コントロール528と、ダイレクトメッセージ選択可能コントロール530(図示されるDM)とを含むことができる。これは、そのように限定することを意図するものではないが、ホームページ524は、ホームページ524を介して実行されるために利用可能なアクションに関連付けられた追加のまたは代替のメニューおよび選択可能コントロールを含むことができる。
【0126】
様々な例では、ディレクトリ選択可能コントロール526は、第1のユーザ504が、共有ワークスペースのメンバの各々に関連付けられた連絡先情報にアクセスすることを可能にすることができる。いくつかの例では、連絡先情報は、名前(例えば、実名、ユーザ名、ハンドルなど)、電子メールアドレス、物理的位置(例えば、住所、タイムゾーンなど)、電話番号、および/または同様のものを含むことができる。いくつかの例では、各メンバに関連付けられた連絡先情報は、第1のユーザ504が別のメンバにダイレクトメッセージを迅速に送信することができる手段を含むことができる。例えば、第1のユーザ504(例えば、ユーザA)は、ディレクトリ選択可能コントロール526を選択し、共有ワークスペースの1人以上のメンバのリストを閲覧することができる。次いで、第1のユーザ504は、1人以上のメンバのうちの1人のメンバに関連付けられたインジケータを選択して、それに関連付けられた連絡先情報を閲覧することができる。次いで、第1のユーザ504は、選択可能コントロールを選択して、メンバに「DMを送信する」ことができる。選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1のクライアントを介して(例えば、インターフェース522に関連付けて、またはその代わりに)メッセージングインターフェースを提示させることができる。
【0127】
様々な例では、チャネル選択可能コントロール528は、第1のユーザ504が、共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の通信チャネルにアクセスすることを可能にすることができる。上述したように、通信チャネル(複数可)は、ユーザの組織に関連付けられたパブリック通信チャネル、第1のユーザ504が共有ワークスペースとの関連付けのために選択する通信チャネル(複数可)、および/または第1のユーザ504が共有ワークスペースに含めるために作成する通信チャネルを含むことができる。いくつかの例では、チャネル選択可能コントロール528の選択の指示を受信したことに応じて、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられたチャネルのリストを起動することができる。いくつかの例では、チャネルのリストに加えて、コミュニケーションプラットフォームは、例えば第1のユーザ504が共有ワークスペースに関連付けるための新しい通信チャネルを生成することを可能にするために、新しいチャネルオプションを第1のユーザ504に提示させることができる。様々な例では、ワークスペース内に新しい通信チャネルを生成するための許可が、共有ワークスペースのメンバの全員または一部に付与され得る。少なくとも1つの例では、新しい通信チャネルを生成するための許可は、共有ワークスペースの作成者、共有ワークスペースおよび/もしくは作成者に関連付けられた組織の管理者、ならびに/または共有ワークスペースに関連付けられている別の組織に関連付けられた管理者に限定され得る。
【0128】
様々な例では、ダイレクトメッセージ選択可能コントロール530は、第1のユーザ504が、共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数のダイレクトメッセージングインスタンスにアクセスすることを可能にすることができる。様々な例では、共有ワークスペースに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスは、第1のユーザ504(例えば、共有ワークスペースの第1のメンバ)と共有ワークスペースに関連付けられた1人以上の他のメンバとの間にあるダイレクトメッセージングインスタンスを含むことができる。
【0129】
図5Aのホームページ524に示されているが、ディレクトリ選択可能コントロール526、共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数のチャネルおよび/または1つまたは複数のダイレクトメッセージングインスタンスは、上記で説明したように、1つまたは複数のサブセクションにおいて、例えばインターフェース522に関連付けて提示された「DM」のリストおよび/または「チャネル」のリストにおいて提示された1つまたは複数のインジケータを介してアクセス可能であり得る。
【0130】
図5Bは、本明細書で議論される技法を利用して、ユーザが共有ワークスペースにアクセスすることを許可するかどうかを決定するための例示的なプロセス500bのフロー図を示す。様々な例では、例示的なプロセス500bは、コミュニケーションプラットフォームサーバ(複数可)102によって実行され得るが、いくつかの例では、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104が、議論されるデータおよび命令のうちの少なくともいくつかを提供もしくは受信してもよく、ならびに/または処理が部分的もしくは完全にユーザコンピューティングデバイスに分散される動作インスタンスのうちの1つもしくは複数を実行してもよい。
【0131】
動作534において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、共有ワークスペースに参加するための第2の要求を受信する。第2のユーザアカウントは、コミュニケーションプラットフォームの第2のユーザ536(例えば、ユーザB)に関連付けられ得る。いくつかの例では、第2のユーザ536は、第1のユーザ504と同じ組織または異なる組織に関連付けられ得る。
【0132】
例示的な例では、第2の要求は、第2のクライアントに関連付けられた共有ワークスペースインターフェース506のインスタンスを介して受信される。いくつかの例では、第2のユーザ536は、例えば検索機構322などの検索機構538を利用して、特定の共有ワークスペースを検索することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザが参加するために利用可能な1つまたは複数の共有ワークスペースを識別するように構成され得る。いくつかの例では、共有ワークスペース(複数可)は、第2のユーザアカウントが共有ワークスペースに関連付けられた少なくとも1つの基準を満たすという決定に基づいて識別され得る。例えば、共有ワークスペースインターフェース506に示される共有ワークスペースは、第2のユーザの組織(例えば、組織J)に関連付けられた共有ワークスペースを含むことができる。別の例では、第2のクライアントが共有ワークスペースに関連付けられたイベントから閾値距離内にあるという決定に基づいて、共有ワークスペースインターフェース506に示される共有ワークスペース(例えば、PACイベント)が提示され得る。
【0133】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、参加選択可能コントロール320などの参加選択可能コントロール540の選択に応答して第2の要求を受信することができる。すなわち、この要求は、共有ワークスペースに関連付けられた参加選択可能コントロール540の選択の指示を含むことができる。
【0134】
動作542において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントが共有ワークスペースに参加するための基準を満たすかどうかを決定する。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントが基準を満たすかどうかを決定するために、第2のユーザアカウント(例えば、第2のユーザ536)に関連付けられた1つまたは複数の特性544を識別することができる。特性は、ユーザデータ132などの、第2のユーザアカウントに対応するユーザデータ546に関連付けて記憶され得る。いくつかの例では、特性は、第2のクライアントに関連付けられたユーザコンピューティングデバイス104に関連付けて、および/またはコミュニケーションプラットフォームによって、例えばデータストア126に記憶され得る。
【0135】
上述したように、基準は、第2のユーザの組織アフィリエーション、組織内のグループまたはチームアフィリエーション、プロジェクトアフィリエーション、職位、肩書き、資格(例えば、専門知識、学位、認定書など)、職務内容、個人的関心、物理的位置、イベントアフィリエーション(例えば、登録、購入済みチケット、イベントの場所に位置すること、など)、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などを含むことができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられたユーザデータ546および/または特性544を基準と比較して、第2のユーザアカウントが共有ワークスペースに参加する資格があるかどうかを決定することができる。
【0136】
追加的または代替的に、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースに関連付けられた位置548および第2のユーザ536に関連付けられたユーザ位置550(例えば、第2のクライアントおよび/または第2のユーザ536のユーザコンピューティングデバイス104に関連付けられた位置)に基づいて、第2のユーザアカウントが共有ワークスペースに参加する資格があるかどうかを決定することができる。例えば、位置548は、例えば基準(例えば、イベントの場所から閾値距離内であること、特定の都市内であること、ある住所、都市、町、郡、地区、州から閾値距離内であること、など)によって決定される、イベントおよび/または共有ワークスペースへの参加に関連付けられた位置であり得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペースに関連付けられた作成者および/または管理者によって入力された基準に基づいて、イベントに関連付けられた位置548および/またはそこからの閾値距離を識別することができる。
【0137】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ロケーション構成要素144などの、第2のクライアントおよび/またはユーザコンピューティングデバイス104に関連付けられた1つまたは複数のロケーション構成要素によって提供される位置データに基づいて、ユーザ位置550を識別することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ある位置へのチェックイン、または第2のユーザ536および/もしくは第2のクライアントがその位置にいることを示す他の指示などの、第2のクライアントから受信された入力に基づいて、ユーザ位置550を識別することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられている位置(例えば、物理アドレス)などのユーザ位置550をユーザデータ546に基づいて識別することができる。
【0138】
少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントがワークスペースに関連付けられた基準を満たすことを識別することができ、ワークスペースに参加するための推奨551の提示を、第2のクライアントを介して提示させることができる。様々な例では、推奨551は、コミュニケーションプラットフォームによる、ワークスペースが第2のユーザ536にとって関心のあるものであり得るというインテリジェント決定に基づいて提示され得る。いくつかの例では、第2のユーザ536の個人的関心、第2のユーザ536の1人以上の友人、同僚、または連絡頻度の高い連絡先(frequent contact)がワークスペースに関連付けられているという決定に基づいて、および/または第2のユーザ536に関連付けられた他のユーザデータに基づいて、決定が行われ得る。いくつかの例では、推奨551は、例えば第2の要求を以前に受信していない場合に、ワークスペースとの関連付けを開始するための、および/または第2のユーザがワークスペースへの参加を意図していることを検証するための選択可能コントロールを含むことができる。
【0139】
第2のユーザアカウントが基準を満たしていないという決定(動作542における「いいえ」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作552において、第2のクライアントを介したエラー通知の提示を引き起こす。エラー通知は、第2のユーザアカウントによって満たされない1つまたは複数の基準の指示を含むことができる。
【0140】
第2のユーザアカウントが基準を満たすという決定(動作542における「はい」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作554において、共有ワークスペースに関連付けられたインジケータ520を、第2のクライアントに関連付けられたインターフェース522のインスタンス上に提示させる。上述したように、インターフェース522のインスタンスは、新しい共有ワークスペース(例えば、ワークスペースA)に関連付けられたホームページ524を含む。図示されるように、ホームページ524は、ディレクトリ選択可能コントロール526と、チャネル選択可能コントロール528と、ダイレクトメッセージ選択可能コントロール530(図示されるDM)とを含むことができる。これは、そのように限定することを意図するものではないが、ホームページ524は、ホームページ524を介して実行されるために利用可能なアクションに関連付けられた追加のまたは代替のメニューおよび選択可能コントロールを含むことができる。
【0141】
図6は、統合ワークスペースを作成してそれに参加するための例示的なプロセス600を示す。様々な例では、例示的なプロセス600は、コミュニケーションプラットフォームサーバ(複数可)102によって実行され得るが、いくつかの例では、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104が、議論されるデータおよび命令のうちの少なくともいくつかを提供もしくは受信してもよく、ならびに/または処理が部分的もしくは完全にユーザコンピューティングデバイスに分散される動作インスタンスのうちの1つもしくは複数を実行してもよい。
【0142】
動作602において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザに関連付けられているコミュニケーションプラットフォームの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、ワークスペースを生成するための第1の要求を受信し、第1の要求は、ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第1の基準を含む。少なくとも1つの例では、ワークスペースは、2つ以上の組織、グループ、チームなどに関連付けられた2人以上のユーザを含む共有または統合ワークスペースを含むことができる。第1の基準は、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の組織および/またはグループの指示、1つまたは複数のユーザ特性(例えば、グループまたはチームアフィリエーション(例えば、関連付けられた組織識別子、グループ識別子、チーム識別子)、プロジェクトアフィリエーション、肩書き、職務内容、個人的関心、物理的位置、イベントアフィリエーション(例えば、登録、購入済みチケット、イベントの場所に位置すること、など)、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などを含むことができる。様々な例では、第1のユーザは、第1の要求において、共有ワークスペースのメンバ(例えば、共有ワークスペースに関連付けられたユーザ)がアクセスすることができるようになる1つまたは複数の通信チャネルを指定することができる。
【0143】
動作604において、コミュニケーションプラットフォームは、第1の要求に少なくとも部分的に基づいてワークスペースを生成する。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースインターフェース(例えば、共有ワークスペースインターフェース160、302など)などの、第1のクライアントに関連付けられたインターフェース上にワークスペースに関連付けられたインジケータを生じさせることができる。いくつかの例では、ワークスペースに関連付けられたインジケータは、共有ワークスペースインジケータ310などの共有ワークスペースインジケータに関連付けて提示され得る。いくつかの例では、インジケータ520などの、ワークスペースに関連付けられたインジケータは、1つまたは複数の他のワークスペースインジケータとともに提示され得る。
【0144】
動作606において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザに関連付けられているコミュニケーションプラットフォームの第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、ワークスペースに参加するための第2の要求を受信する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームの共有ワークスペースインターフェースまたは他のインターフェースのインスタンスを介して第2の要求を受信する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられた通信アプリケーションのインスタンスによる、第2のクライアントが共有ワークスペースに関連付けられた位置から閾値距離内にあるという決定に基づいて、第2のユーザアカウントから第2の要求を自動的に受信することができる。通信アプリケーションのインスタンスは、第2のクライアントに関連付けられた1つまたは複数のロケーション構成要素から受信されたものなど、第2のクライアントに関連付けられた位置データに基づいて位置を決定することができる。例えば、第2のユーザは、共有ワークスペースに関連付けられているイベントに登録することができる。第2のユーザは、通信アプリケーションを介して、第2のユーザアカウントに関連付けて登録情報を記憶することができる。通信アプリケーションは、第2のクライアントに関連付けられた位置を監視し、第2のクライアントがイベントに関連付けられた位置から閾値距離内にあることを決定することができる。位置が閾値距離内にあることに基づいて、通信アプリケーションは、第2のユーザがワークスペースにアクセスすることを可能にするために、第2の要求をコミュニケーションプラットフォームに送信することができる。別の例では、イベントに関連付けられた位置は、第2のクライアントと通信するように構成されたエミッタ(例えば、Bluetooth(登録商標)または他の近距離通信エミッタ)を含み得る。第2のクライアントは、信号を受信し、第2のクライアントの位置が閾値距離内にある、および/またはイベントに関連付けられた位置に近接していると決定することができる。近接性(例えば、閾値距離内にあること)の決定に基づいて、第2のクライアントは、第2のユーザがワークスペースにアクセスすることを可能にするために、第2の要求をコミュニケーションプラットフォームに送信することができる。
【0145】
動作608において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザの第2の組織が、それに関連付けられたワークスペースに参加するための第2の基準を有するかどうかを決定する。上述したように、第2のユーザの組織に関連付けられた管理者(例えば、管理アカウント)は、1つまたは複数の第2の基準をワークスペースに関連付けられ得る。第2の基準は、ワークスペースに参加するために第2のユーザの組織のユーザによって満たされるべき追加の基準を含むことができる。様々な例では、第2の基準は、第1の基準として追加または代替の基準を含むことができる。例えば、第1の基準は、第2のユーザの組織のユーザがワークスペースに参加する資格があるという指示を含むことができ、第2の基準は、資格を組織のユーザのサブセットに限定することができる。
【0146】
第2の基準がワークスペースに関連付けて記憶されていないという決定(動作608における「いいえ」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作610において、第2のユーザアカウントが第1の基準を満たすかどうかを決定する。上述したように、いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザのユーザデータおよび/または特性にアクセスして、第2のユーザアカウントが第1の基準を満たすかどうかを決定する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のクライアントに関連付けられた位置データにアクセスして、第2のユーザアカウントが第1の基準を満たすかどうかを決定する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、サードパーティデータ134などのサードパーティデータにアクセスして、第2のユーザアカウントが第1の基準を満たすかどうかを決定する。
【0147】
第2の基準がワークスペースに関連付けて記憶されているという決定(動作608における「はい」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作612において、第2のユーザアカウントが第1の基準および第2の基準を満たすかどうかを決定する。コミュニケーションプラットフォームは、上記で説明したような技法を利用して、第2のユーザアカウントが第2の基準をさらに満たすかどうかを決定することができる。
【0148】
第1の基準および/または第2の基準が満たされているという決定(動作610および/または動作612における「はい」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作614において、インジケータ520などの、ワークスペースに関連付けられたインジケータを、第2のクライアントに関連付けられたインターフェース上に提示させる。様々な例では、インジケータは、第2のユーザが共有ワークスペースに関連付けられたチャネル(複数可)および/またはワークスペースのメンバに関する情報にアクセスすることを可能にするための選択可能コントロールを含むことができる。いくつかの例では、インジケータは、第2のユーザが共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数のダイレクトメッセージングインスタンスにアクセスすることをさらに可能にすることができる。
【0149】
第1の基準および/または第2の基準が満たされていないという決定(動作610および/または動作612における「いいえ」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作616において、エラー通知をインターフェース上に提示させる。様々な例では、エラー通知は、ワークスペースとの第2のユーザアカウントの関連付けが拒否されたこと、ならびに/または第2のユーザアカウントが第1の基準および/もしくは第2の基準を満たさないという指示を含むことができる。いくつかの例では、エラー通知は、例えば特定の基準を満たし、ワークスペースに参加するための別の要求をサブミットするために第2のユーザアカウントを更新するのに必要な情報を第2のユーザにサブミットするために、満たされていない特定の基準の指示を提供することができる。
【0150】
図7は、イベントに関連付けられたワークスペースを作成してそれに参加するための例示的なプロセス700を示す。様々な例では、例示的なプロセス700は、コミュニケーションプラットフォームサーバ(複数可)102によって実行され得るが、いくつかの例では、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104が、議論されるデータおよび命令のうちの少なくともいくつかを提供もしくは受信してもよく、ならびに/または処理が部分的もしくは完全にユーザコンピューティングデバイスに分散される動作インスタンスのうちの1つもしくは複数を実行してもよい。
【0151】
動作702において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザに関連付けられているコミュニケーションプラットフォームの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、イベント(例えば、会議、セレモニー、プレゼンテーション、コンサートなど)に関連付けられたワークスペースを生成するための第1の要求を受信する。少なくとも1つの例では、ワークスペースは、2つ以上の組織、グループ、チームなどに関連付けられた2人以上のユーザを含む共有または統合ワークスペースを含むことができる。様々な例では、第1の要求は、ワークスペースへの参加に関連付けられた第1の基準を含むことができる。少なくとも1つの例では、第1の基準は、登録、購入済みチケット、イベントにおける位置識別情報(例えば、ユーザコンピューティングデバイスに関連付けられた位置データなどに基づく)などのイベントアフィリエーションを含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えば登録情報に基づいて、イベントに所属している1人以上のユーザおよび/またはユーザアカウントを識別するように構成され得る。いくつかの例では、通信は、イベント登録サービスプロバイダなどの、サードパーティから受信されたサードパーティデータに基づいて、イベントに所属する1人以上のユーザおよび/またはユーザアカウントを識別することができる。
【0152】
いくつかの例では、第1の基準は、共有ワークスペースに関連付けられるべき1つまたは複数の組織および/またはグループの指示、1つまたは複数のユーザ特性(例えば、グループまたはチームアフィリエーション(例えば、関連付けられた組織識別子、グループ識別子、チーム識別子)、プロジェクトアフィリエーション、肩書き、職務内容、個人的関心、物理的位置、連絡先情報の一部(例えば、電子メールアドレスに関連付けられたドメイン名、電話番号に関連付けられたエリアコードなど)などをさらに含むことができる。少なくとも1つの例では、第1の基準は、イベントの登録、ユーザがイベントに関連付けられた位置にいるという決定など、イベントアフィリエーションを含むことができる。
【0153】
追加的または代替的に、要求は、特定のプロジェクト、取引、および/または他の共同作業に関連付けられたワークスペースを生成するための要求を含むことができる。
【0154】
動作704において、コミュニケーションプラットフォームは、第1の要求に少なくとも部分的に基づいてワークスペースを生成する。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、共有ワークスペースインターフェース(例えば、共有ワークスペースインターフェース160、302など)などの、第1のクライアントに関連付けられたインターフェース上にワークスペースに関連付けられたインジケータを生じさせることができる。いくつかの例では、ワークスペースに関連付けられたインジケータは、共有ワークスペースインジケータ310などの共有ワークスペースインジケータに関連付けて提示され得る。いくつかの例では、インジケータ520などの、ワークスペースに関連付けられたインジケータは、1つまたは複数の他のワークスペースインジケータとともに提示され得る。
【0155】
動作706において、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームの第2のユーザの第2のユーザアカウントがイベントに関連付けられているかどうかを決定する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、イベント登録を管理するように構成されたサードパーティサービスプロバイダ(例えば、サードパーティサービスプロバイダ108)から受信されたサードパーティデータ(例えば、サードパーティデータ134)に基づいて、第2のユーザアカウントがイベントに関連付けられていると決定する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、イベントに関連付けられた1つまたは複数のユーザアカウントを識別するために、サードパーティデータを要求するように構成され得る。いくつかの例では、サードパーティサービスプロバイダは、ユーザに関連付けられた登録が確認されたと決定したことに応答して、サードパーティデータを送信するように構成され得る。そのような例では、サードパーティサービスプロバイダは、データをコミュニケーションプラットフォームに提供する命令に基づいて、サードパーティデータを送信することができる。
【0156】
いくつかの例では、第2のユーザアカウントは、ワークスペースの別のメンバ(例えば、第1のユーザ)によって提供されるような、イベントへの招待および/またはワークスペースに参加するための招待に少なくとも部分的に基づいて、イベントに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、ワークスペースの1人以上のメンバおよび/またはイベントに関連付けられたユーザは、別のユーザをイベントおよび/またはワークスペースに招待することができる。例えば、第1のユーザは、第2のユーザをイベントおよび/またはワークスペースに招待する招待を第2のユーザに送信することができる。招待に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントをイベントおよび/またはワークスペースに関連付けることができる。様々な例では、ワークスペースのメンバは、ワークスペースおよび/またはメンバアカウントに関連付けられた許可に基づいて、イベントおよび/またはワークスペースに参加するように別のユーザを招待することができる。いくつかの例では、許可は、ワークスペースおよび/またはイベントの発信者(例えば、第1のユーザ)および/またはワークスペースに関連付けられた管理者(例えば、第1のユーザの組織に関連付けられた管理アカウント)によって決定され得る。
【0157】
第2のユーザアカウントがイベントに関連付けられているという決定(動作706における「はい」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作708において、インジケータ520などの、ワークスペースに関連付けられたインジケータを、第2のクライアントに関連付けられたインターフェース上に提示させる。様々な例では、インジケータは、第2のユーザが共有ワークスペースに関連付けられたチャネル(複数可)および/またはワークスペースのメンバに関する情報にアクセスすることを可能にするための選択可能コントロールを含むことができる。いくつかの例では、インジケータは、第2のユーザが共有ワークスペースに関連付けられた1つまたは複数のダイレクトメッセージングインスタンスにアクセスすることをさらに可能にすることができる。様々な例では、インジケータは、ワークスペースに参加するための招待に関連付けて、インターフェースを介して提示され得る。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、イベントに登録された1人以上のユーザおよび/またはユーザアカウントを識別することができ、登録されたユーザおよび/またはユーザアカウントにワークスペースに参加するための招待を自動的に(例えば、第1のユーザからの追加のユーザ入力なしに)送信することができる。
【0158】
第2のユーザアカウントがイベントに関連付けられていないという決定(動作706における「いいえ」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作710において、第2のユーザがワークスペースへの参加を認可されていないことを示すエラー通知をインターフェース上に提示させる。様々な例では、エラー通知は、ワークスペースとの第2のユーザアカウントの関連付けが拒否されたこと、および/または第2のユーザアカウントがイベントに関連付けられていないという指示を含むことができる。いくつかの例では、エラー通知は、ユーザが登録確認(例えば、確認番号、出席者番号など)、および/または、例えば、サードパーティサービスプロバイダなどを介してイベントに登録するためのリンクをサブミットすることができる手段を提供することができる。様々な例では、第2のユーザがイベントに登録したという指示を(例えば、サードパーティサービスプロバイダから、第2のユーザからの入力に基づいて、などで)受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、動作708に関して上記で説明したように、第2のユーザアカウントを共有ワークスペースに関連付けること、および/またはワークスペースに関連付けられたインジケータをインターフェース上に提示させることができる。
【0159】
動作712において、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペースに関連付けられた期間が満了したかどうかを決定する。いくつかの例では、ワークスペースは、永久時間を含んでもよい(例えば、有効期限および/または時間がない)。そのような例では、ワークスペースは失効せず、永久にユーザ間の通信を可能にし続けることができる。いくつかの例では、ワークスペースは、それに関連付けられた有限期間を有してもよい。いくつかの例では、有限期間は、イベントに関連付けられた時間、および/またはイベントが終了した後のある期間にわたって通信を可能にするための追加のバッファ時間を含むことができる。例えば、ワークスペースは、会議に関連付けて生成され得、会議の出席者が、1つまたは複数の通信チャネルを介して会議の1つまたは複数のプレゼンテーションに関する情報にアクセスすることを可能にする。ワークスペースに関連付けられた作成者および/または管理者は、出席者がイベント後に追加の情報を共有することができるように、イベントに関連付けられた期間を、イベントの日付に加えて1週間の延長期間を含むべきであると決定することができる。
【0160】
期間が満了していないという決定(動作712における「いいえ」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作708において説明したように、ワークスペースに関連付けられたインジケータをインターフェース上に提示させ続ける。期間が満了したという決定(動作712における「はい」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作714において、ワークスペースに関連付けられた共有ワークスペースの少なくとも1つの機能を、入力できないようにする。機能は、通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、ボード、ストーリーなどを含むことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、少なくとも1つの機能をミュートすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペースに関連付けられた通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、ボード、ストーリーなどの各々をミュートする(または他の方法で入力できないようにする)ことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、機能の一部をミュートし、他の機能に対応するデータを、コネクト仮想空間に関連付けられたコネクトインターフェースに移行または関連付けることができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、通信チャネル、ボード、およびストーリーをミュートすることができ、例えば、ワークスペースのユーザがダイレクトメッセージングインスタンス(複数可)を介して確立されたプライベートな会話を継続することを可能にするために、ダイレクトメッセージングインスタンス(複数可)に関連付けられたデータをコネクト仮想空間に移行することができる。
【0161】
少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、少なくとも1つの機能および/またはそれに関連付けられたワークスペースをデータストア126にアーカイブさせることができる。そのような例では、ワークスペースのメンバは、少なくとも1つの機能および/またはワークスペースに関連付けられたデータにアクセスすることができる。いくつかの例では、アーカイブされた機能(複数可)および/またはワークスペースは、メンバがもはやその中でメッセージを送信することができないように、入力できなくてもよい。少なくとも1つの例では、(例えば、ディレクトリを介して閲覧されるメンバプロファイル、インターフェースを介した別のユーザの選択などを介して)ワークスペースに関連付けて生成されたダイレクトメッセージングインスタンスは、ワークスペースおよび/またはそれに関連付けられた少なくとも1つの機能の状態(例えば、アーカイブされているか否か)に関わらず、通信に利用可能なままであり得る。
【0162】
図8は、統合ワークスペースのメンバに関連付けられた情報の提供のための例示的なプロセス800を示す。様々な例では、例示的なプロセス800は、コミュニケーションプラットフォームサーバ(複数可)102によって実行され得るが、いくつかの例では、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104が、議論されるデータおよび命令のうちの少なくともいくつかを提供もしくは受信してもよく、ならびに/または処理が部分的もしくは完全にユーザコンピューティングデバイスに分散される動作インスタンスのうちの1つもしくは複数を実行してもよい。
【0163】
動作802において、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペースの第1のユーザに関連付けられたクライアントから、ワークスペースの1人以上のメンバに関連付けられたデータを閲覧するための要求を受信する。いくつかの例では、要求は、ディレクトリ選択可能コントロール526などのディレクトリ選択可能コントロールの選択の指示に応答して受信され得る。
【0164】
動作804において、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペースの1人以上のメンバを識別する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ワークスペースに関連付けられたユーザ識別子および/またはメンバ(複数可)のユーザアカウント(複数可)に関連付けられたワークスペース識別子に基づいて、メンバ(複数可)を識別する。少なくとも1つの例では、メンバ(複数可)は、2つ以上の異なる組織に関連付けられ得る。いくつかの例では、少なくとも1人のメンバは、ある組織に関連付けられ得、他のメンバは、他の組織に関連付けられ、および/または組織とのアフィリエーションを有しないことができる(例えば、ユーザの個人アカウント、ユーザのパーソナルアカウント)。いくつかの例では、メンバ全員が、メンバの各々が個人アカウントまたはパーソナルアカウントに関連付けられるように、組織とアフィリエーション解除され得る。
【0165】
動作806において、コミュニケーションプラットフォームは、クライアントに関連付けられたインターフェースを介した、ワークスペースの1人以上のメンバに関連付けられたデータの提示を引き起こす。様々な例では、データは、メンバ(複数可)に関連付けられたユーザデータの一部を含むことができる。いくつかの例では、ユーザデータの一部は、メンバに関連付けられた連絡先情報(例えば、名前(例えば、実名、ユーザ名、ハンドルなど)、電子メールアドレス、物理的位置(例えば、住所、タイムゾーンなど)、電話番号など)を含むことができる。いくつかの例では、データは、第1のユーザがダイレクトメッセージングインスタンスを介して第2のユーザ(例えば、別のワークスペースメンバ)に連絡することを可能にするための選択可能コントロールを含むことができる。
例示的な条項
【0166】
A:コミュニケーションプラットフォームの1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって少なくとも部分的に実施される方法であって、コミュニケーションプラットフォームの第1の組織に関連付けられている第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第1の組織に関連付けられた第1のユーザグループと、第1の組織とは異なる少なくとも第2の組織に関連付けられた第2のユーザグループとの間の通信を容易にするワークスペースを生成するための第1の要求を受信するステップであって、第1の要求は、ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第1の基準を含む、ステップと、第1の要求に少なくとも部分的に基づいてワークスペースを生成するステップであって、ワークスペースは1つまたは複数の仮想空間を含み、1つまたは複数の仮想空間の少なくとも一部は、ワークスペースに関連付けられていない他のユーザによる閲覧が制限されている、ステップと、第2の組織に関連付けられている第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、ワークスペースに参加するための第2の要求を受信するステップと、第2のユーザアカウントがワークスペースへの参加に関連付けられた1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、第2のユーザアカウントをワークスペースに関連付けるステップと、ワークスペースに関連付けられたインジケータを、第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させるステップであって、インジケータは、第1のユーザグループおよび第2のユーザグループに関連付けられたワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の仮想空間へのアクセスを可能にする、ステップとを含む方法。
【0167】
B:第2のユーザアカウントが1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペースに参加するための推奨を、第2のクライアントに関連付けられたインターフェースを介して提示させるステップであって、推奨は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含む、ステップをさらに含み、第2の要求は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションの選択に応答して受信される、段落Aに記載の方法。
【0168】
C:第2の要求を受信する前に、第2の組織に関連付けられた管理ユーザアカウントから、第2の組織に関連付けられたユーザアカウントがワークスペースに参加するための1つまたは複数の第2の基準を受信するステップと、第2のユーザアカウントがワークスペースへの参加に関連付けられた1つまたは複数の第2の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペースに参加するための推奨を第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させるステップであって、推奨は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含み、第2の要求は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションの選択に応答して受信される、ステップとをさらに含む、段落Aまたは段落Bに記載の方法。
【0169】
D:1つまたは複数の第1の基準および1つまたは複数の第2の基準は、組織識別子、グループ識別子、ユーザのユーザアカウントに関連付けられたドメイン名、ユーザのユーザ関心、ユーザに関連付けられた肩書き、ユーザに関連付けられた職務内容、ユーザに関連付けられたプロジェクト、ユーザに関連付けられたイベント登録、またはユーザに関連付けられた位置のうちの少なくとも1つを含む、段落AからCのいずれか1つに記載の方法。
【0170】
E:第2のユーザグループは、複数の組織に関連付けられた複数のユーザを含む、段落AからDのいずれか1つに記載の方法。
【0171】
F:第1の要求は、ワークスペースに関連付けるための1つまたは複数の通信チャネルを含む、段落AからEのいずれか1つに記載の方法。
【0172】
G:ワークスペースは、第1のユーザグループおよび第2のユーザグループに関連付けられた連絡先情報をさらに含み、インジケータは、第2のユーザアカウントが第1のユーザグループおよび第2のユーザグループに関連付けられた連絡先情報にアクセスすることをさらに可能にし、連絡先情報は、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のユーザが、第1の組織に関連付けられた第3のユーザと直接通信することを可能にする、段落AからFのいずれか1つに記載の方法。
【0173】
H:コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたシステムであって、1つまたは複数のプロセッサと、命令を含む1つまたは複数のコンピュータ可読媒体とを備え、命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、システムに、コミュニケーションプラットフォームの第1の組織に関連付けられている第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第1の組織に関連付けられた第1のユーザグループと、第1の組織とは異なる少なくとも第2の組織に関連付けられた第2のユーザグループとの間の通信を容易にするワークスペースを生成するための第1の要求を受信することであって、第1の要求は、ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第1の基準を含む、受信することと、第1の要求に少なくとも部分的に基づいてワークスペースを生成することであって、ワークスペースは1つまたは複数の仮想空間を含み、1つまたは複数の仮想空間の少なくとも一部は、ワークスペースに関連付けられていない他のユーザによる閲覧が制限されている、生成することと、第2の組織に関連付けられている第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、ワークスペースに参加するための第2の要求を受信することと、第2のユーザアカウントがワークスペースへの参加に関連付けられた1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、第2のユーザアカウントをワークスペースに関連付けることと、ワークスペースに関連付けられたインジケータを、第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させることであって、インジケータは、第1のユーザグループおよび第2のユーザグループに関連付けられたワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の仮想空間へのアクセスを可能にする、提示させることとを含む動作を実行させる、システム。
【0174】
I:動作は、第2のユーザアカウントが1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペースに参加するための推奨を、第2のクライアントに関連付けられたインターフェースを介して提示させることであって、推奨は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含む、提示させることをさらに含み、第2の要求は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションの選択に応答して受信される、段落Hに記載のシステム。
【0175】
J:動作は、第2の要求を受信する前に、第2の組織に関連付けられた管理ユーザアカウントから、第2の組織に関連付けられたユーザアカウントがワークスペースに参加するための1つまたは複数の第2の基準を受信することと、第2のユーザアカウントがワークスペースへの参加に関連付けられた1つまたは複数の第2の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペースに参加するための推奨を第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させることであって、推奨は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含み、第2の要求は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションの選択に応答して受信される、提示させることとをさらに含む、段落Hまたは段落Iに記載のシステム。
【0176】
K:1つまたは複数の第1の基準および1つまたは複数の第2の基準は、組織識別子、グループ識別子、ユーザのユーザアカウントに関連付けられたドメイン名、ユーザのユーザ関心、ユーザに関連付けられた肩書き、ユーザに関連付けられた職務内容、ユーザに関連付けられたプロジェクト、ユーザに関連付けられたイベント登録、またはユーザに関連付けられた位置のうちの少なくとも1つを含む、段落HからJのいずれか1つに記載のシステム。
【0177】
L:第2のユーザグループは、複数の組織に関連付けられた複数のユーザを含む、段落HからKのいずれか1つに記載のシステム。
【0178】
M:第1の要求は、ワークスペースに関連付けるための1つまたは複数の通信チャネルを含む、段落HからLのいずれか1つに記載のシステム。
【0179】
N:ワークスペースは、第1のユーザグループおよび第2のユーザグループに関連付けられた連絡先情報をさらに含み、インジケータは、第2のユーザアカウントが第1のユーザグループおよび第2のユーザグループに関連付けられた連絡先情報にアクセスすることをさらに可能にし、連絡先情報は、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のユーザが、第1の組織に関連付けられた第3のユーザと直接通信することを可能にする、段落HからMのいずれか1つに記載のシステム。
【0180】
O:命令を含む1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、コミュニケーションプラットフォームの第1の組織に関連付けられている第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第1の組織に関連付けられた第1のユーザグループと、第1の組織とは異なる少なくとも第2の組織に関連付けられた第2のユーザグループとの間の通信を容易にするワークスペースを生成するための第1の要求を受信することであって、第1の要求は、ワークスペースに参加するための1つまたは複数の第1の基準を含む、受信することと、第1の要求に少なくとも部分的に基づいてワークスペースを生成することであって、ワークスペースは1つまたは複数の仮想空間を含み、1つまたは複数の仮想空間の少なくとも一部は、ワークスペースに関連付けられていない他のユーザによる閲覧が制限されている、生成することと、第2の組織に関連付けられている第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントから、ワークスペースに参加するための第2の要求を受信することと、第2のユーザアカウントがワークスペースへの参加に関連付けられた1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、第2のユーザアカウントをワークスペースに関連付けることと、ワークスペースに関連付けられたインジケータを、第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させることであって、インジケータは、第1のユーザグループおよび第2のユーザグループに関連付けられたワークスペースに関連付けられた1つまたは複数の仮想空間へのアクセスを可能にする、提示させることを含む動作を実行させる、1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0181】
P:動作は、第2のユーザアカウントが1つまたは複数の第1の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペースに参加するための推奨を、第2のクライアントに関連付けられたインターフェースを介して提示させることであって、推奨は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含む、提示させることをさらに含み、第2の要求は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションの選択に応答して受信される、段落Oに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0182】
Q:動作は、第2の要求を受信する前に、第2の組織に関連付けられた管理ユーザアカウントから、第2の組織に関連付けられたユーザアカウントがワークスペースに参加するための1つまたは複数の第2の基準を受信することと、第2のユーザアカウントがワークスペースへの参加に関連付けられた1つまたは複数の第2の基準を満たすという決定に少なくとも部分的に基づいて、ワークスペースに参加するための推奨を第2のクライアントに関連付けられたインターフェースに提示させることであって、推奨は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションを含み、第2の要求は、ワークスペースに参加するための選択可能オプションの選択に応答して受信される、提示させることとをさらに含む、段落Oまたは段落Pに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0183】
R:1つまたは複数の第1の基準および1つまたは複数の第2の基準は、組織識別子、グループ識別子、ユーザのユーザアカウントに関連付けられたドメイン名、ユーザのユーザ関心、ユーザに関連付けられた肩書き、ユーザに関連付けられた職務内容、ユーザに関連付けられたプロジェクト、ユーザに関連付けられたイベント登録、またはユーザに関連付けられた位置のうちの少なくとも1つを含む、段落OからQのいずれか1つに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0184】
S:第2のユーザグループは、複数の組織に関連付けられた複数のユーザを含む、段落OからRのいずれか1つに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0185】
T:第1の要求は、ワークスペースに関連付けるための1つまたは複数の通信チャネルを含む、段落OからSのいずれか1つに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
結論
【0186】
上記の説明は、説明した技法の例示的な実装形態を記載しているが、説明した機能を実装するために他のアーキテクチャが使用されてもよく、本開示の範囲内にあるものとする。さらに、主題は、構造的特徴および/または方法論的行為に特有の言語で説明されているが、添付の特許請求の範囲で定義される主題は、説明された特定の特徴または行為に必ずしも限定されないことを理解されたい。むしろ、特定の特徴および行為は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示される。
【0187】
本明細書で説明される様々な技法は、コンピュータ可読ストレージに記憶され、図に示されるものなどの1つまたは複数のコンピューティングデバイスのプロセッサ(複数可)によって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令またはソフトウェアのコンテキストで実装され得る。一般に、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含み、特定のタスクを実行するための動作論理を定義するか、または特定の抽象データ型を実装する。
【0188】
説明した機能を実装するために他のアーキテクチャが使用されてもよく、それらは本開示の範囲内にあるものとする。さらに、議論の目的のために、上記では責任の特定の分配が定義されているが、様々な機能および責任は、状況に応じて、異なる方法で分配および分割され得る。
【0189】
同様に、ソフトウェアは、様々な方法で、異なる手段を使用して記憶され、分散され得、上記で説明した特定のソフトウェア記憶および実行構成は、多くの異なる方法で変更され得る。したがって、上記で説明した技法を実装するソフトウェアは、具体的に説明したメモリの形態に限定されない、様々なタイプのコンピュータ可読媒体上で分配され得る。
図1
図2
図3A
図3B
図4A
図4B
図5A
図5B
図6
図7
図8
【国際調査報告】