(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-12
(54)【発明の名称】リード供給システムおよびその制御方法
(51)【国際特許分類】
H01M 50/536 20210101AFI20240905BHJP
【FI】
H01M50/536
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024513822
(86)(22)【出願日】2022-08-29
(85)【翻訳文提出日】2024-03-01
(86)【国際出願番号】 KR2022012856
(87)【国際公開番号】W WO2023033472
(87)【国際公開日】2023-03-09
(31)【優先権主張番号】10-2021-0117116
(32)【優先日】2021-09-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521065355
【氏名又は名称】エルジー エナジー ソリューション リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】バエク、ジュ フワン
(72)【発明者】
【氏名】チョイ、ウォン セオク
(72)【発明者】
【氏名】オー、ドゥク ケウン
(72)【発明者】
【氏名】リー、セウン バエ
(72)【発明者】
【氏名】ホン、セオク イン
(72)【発明者】
【氏名】フワン、セウン ジン
【テーマコード(参考)】
5H043
【Fターム(参考)】
5H043AA19
5H043BA11
5H043BA17
5H043CA08
5H043EA06
5H043EA11
5H043EA60
5H043HA17E
5H043HA40E
5H043LA22E
(57)【要約】
本発明の実施形態によるリード供給システムは、電極タブとの連結のためにリードを供給することができる。前記リード供給システムは、前記リードが載置される載置部と、前記載置部の上側から前記リードを撮影するビジョンセンサと、前記ビジョンセンサで撮影されたビジョンデータに基づいて、前記載置部を調節して前記リードをアライメントするアライメントメカニズムと、前記載置部から前記リードをピックアップし、前記電極タブと連結される位置に供給する供給装置とを含むことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電極タブとの連結のためにリードを供給するリード供給システムであって、
前記リードが載置される載置部と、
前記載置部の上側から前記リードを撮影するビジョンセンサと、
前記ビジョンセンサで撮影されたビジョンデータに基づいて、前記載置部を調節して前記リードをアライメントするアライメントメカニズムと、
前記載置部から前記リードをピックアップし、前記電極タブと連結される位置に供給する供給装置とを含む、リード供給システム。
【請求項2】
前記ビジョンデータに基づいて、前記リードが不良または不適合の判定を受けると、前記供給装置によって前記リードが回収される回収ボックスをさらに含む、請求項1に記載のリード供給システム。
【請求項3】
前記アライメントメカニズムは、
前記載置部の下側に配置され、前記載置部を垂直軸に対して回転させる回転モータと、
互いに直交する第1方向および第2方向に対して前記回転モータを水平移動させる直交ロボットとを含む、請求項1に記載のリード供給システム。
【請求項4】
前記アライメントメカニズムは、前記載置部を、前記ビジョンセンサの下側に位置した待機位置と前記待機位置から第1方向に離隔した供給位置との間で移動させ、
前記供給装置は、前記載置部が前記供給位置である時に、前記リードをピックアップする、請求項1に記載のリード供給システム。
【請求項5】
前記供給装置は、
前記リードを把持するグリッパと、
前記第1方向と直交する第2方向および垂直方向に前記グリッパを移動させる直交ロボットとを含む、請求項4に記載のリード供給システム。
【請求項6】
前記載置部が前記待機位置である時に、前記載置部に前記リードをロードするローディング装置をさらに含む、請求項4に記載のリード供給システム。
【請求項7】
前記ローディング装置は、
前記リードを上側から吸着する吸着部と、
前記吸着部を昇降させる昇降アクチュエータと、
前記昇降アクチュエータを水平に移動させる1軸アクチュエータとを含む、請求項6に記載のリード供給システム。
【請求項8】
前記載置部の上側から前記リードに光を照射する落射照明と、
前記載置部に備えられるか前記載置部の下側に配置された背面照明のうち少なくとも一つをさらに含む、請求項1に記載のリード供給システム。
【請求項9】
前記載置部に向かって前記リード上の一部の領域に光を集光する集光照明をさらに含む、請求項8に記載のリード供給システム。
【請求項10】
電極タブとの連結のためにリードを供給するリード供給システムの制御方法であって、
前記リードを載置部にロードするローディングステップと、
前記載置部上の前記リードをビジョンセンサで撮影するセンシングステップと、
前記ビジョンセンサで撮影されたビジョンデータに基づいて、前記載置部を調節して前記リードをアライメントするアライメントステップと、
前記載置部から前記リードをピックアップし、前記電極タブと連結される位置に移動させる供給ステップとを含む、リード供給システムの制御方法。
【請求項11】
前記ビジョンデータに基づいて、前記リードが不良または不適合の判定を受けると、前記リードをピックアップして回収する回収ステップをさらに含む、請求項10に記載のリード供給システムの制御方法。
【請求項12】
前記アライメントステップと前記供給ステップとの間で実施され、前記載置部を第1方向に移動させる移動ステップをさらに含む、請求項10に記載のリード供給システムの制御方法。
【請求項13】
前記供給ステップは、
グリッパが前記載置部に載置された前記リードをピックアップする過程と、
前記グリッパが前記第1方向と直交する第2方向に水平移動する過程とを含む、請求項12に記載のリード供給システムの制御方法。
【請求項14】
前記センシングステップは、前記リードに向かって光が照射された状態で実施される、請求項10に記載のリード供給システムの制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年9月2日付けの韓国特許出願第10-2021-0117116号に基づく優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示されている全ての内容は、本明細書の一部として組み込まれる。
【0002】
本発明は、リード供給システムおよびその制御方法に関し、より詳細には、電池セルに備えられた電極タブとの連結のためにリードを供給するリード供給システムおよびその制御方法に関する。
【背景技術】
【0003】
一般的に、二次電池は、充電が不可能な一次電池とは異なり、充放電が可能な電池を意味し、携帯電話、ノートパソコン、カムコーダなどの電子機器または電気自動車などに広く使用されている。特に、リチウム二次電池は、ニッケル-カドミウム電池またはニッケル-水素電池より大きな容量を有し、単位重量当たりのエネルギー密度が高いことから、その活用程度が急速に増加する傾向にある。
【0004】
一方、リチウム二次電池は、正極/セパレータ/負極構造の電極組立体が如何なる構造からなっているかによって分類されることもあるため、代表的に、長いシート状の正極と負極をセパレータが介在された状態で巻き取った構造のゼリーロール電極組立体、所定のサイズの単位で切り取った多数の正極と負極をセパレータを介在した状態で順に積層したスタック型電極組立体、所定の単位の正極と負極をセパレータを介在した状態で積層したバイセル(bi-cell)またはフルセル(full-cell)を巻き取った構造のスタック/フォールディング型電極組立体などが挙げられる。
【0005】
最近、スタック型またはスタック/フォールディング型電極組立体をアルミニウムラミネートシートのパウチ型電池ケースに内蔵した構造のパウチ型電池が、低い製造費、軽い重量、容易な形態変形などを理由として多くの関心を集めており、またその使用量が次第に増加している。
【0006】
このようなリチウム二次電池は、主に、リチウム系酸化物と炭素材をそれぞれ正極活物質と負極活物質として使用する。リチウム二次電池は、このような電極活物質がそれぞれ塗布された複数個の電極がセパレーターを挟んで配置された電極組立体と、電極組立体を電解液とともに密封収納する外装材とを備える。
【0007】
【0008】
電極組立体10には、複数個の電極から延びた複数個の電極タブ20が備えられ、このような複数個の電極タブ20は、それぞれ、リード30と溶接結合する。ここで、複数個の電極タブ20は、複数個の正極から延びた複数個の正極タブと、複数個の負極から延びた複数個の負極タブとを含むことができる。そして、複数個の正極タブに連結されたリード30は正極リードであり、複数個の負極タブに連結されたリード30は負極リードであることができる。
図1には、正極タブと負極タブが互いに反対の方向に突出した電極組立体10が図示されている。ただし、これに限定されるものではなく、正極タブと負極タブが同じ方向に突出する構成も可能であることは言うまでもない。
【0009】
前記電極タブ20およびリード30の接合工程は、電極タブ20と連結される位置にリード30を供給する供給ステップと、前記位置で電極タブ20とリード30を溶接させる溶接ステップとを含む。
【0010】
これに関して、従来、リード30の寸法やタイプが変更されると、前記供給ステップにおいてリード30を定位置に供給するために、作業者が手動で設備の設定などを調整していた。しかし、このような調整は、正確性が劣り、設備を停止させた状態で行われる必要があるという限界があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明が解決しようとする一課題は、リードを自動で正確にアライメントして電極タブと連結されるようにするリード供給システムおよびその制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の実施形態によるリード供給システムは、電極タブとの連結のためにリードを供給することができる。前記リード供給システムは、前記リードが載置される載置部と、前記載置部の上側から前記リードを撮影するビジョンセンサと、前記ビジョンセンサで撮影されたビジョンデータに基づいて、前記載置部を調節して前記リードをアライメントするアライメントメカニズムと、前記載置部から前記リードをピックアップし、前記電極タブと連結される位置に供給する供給装置とを含むことができる。
【0013】
前記リード供給システムは、前記ビジョンデータに基づいて、前記リードが不良または不適合の判定を受けると、前記供給装置によって前記リードが回収される回収ボックスをさらに含むことができる。
【0014】
前記アライメントメカニズムは、前記載置部の下側に配置され、前記載置部を垂直軸に対して回転させる回転モータと、互いに直交する第1方向および第2方向に対して前記回転モータを水平移動させる直交ロボットとを含むことができる。
【0015】
前記アライメントメカニズムは、前記載置部を、前記ビジョンセンサの下側に位置した待機位置と前記待機位置から第1方向に離隔した供給位置との間で移動させ、前記供給装置は、前記載置部が前記供給位置である時に、前記リードをピックアップすることができる。
【0016】
前記供給装置は、前記リードを把持するグリッパと、前記第1方向と直交する第2方向および垂直方向に前記グリッパを移動させる直交ロボットとを含むことができる。
【0017】
前記リード供給システムは、前記載置部が前記待機位置である時に、前記載置部に前記リードをロードするローディング装置をさらに含むことができる。
【0018】
前記ローディング装置は、前記リードを上側から吸着する吸着部と、前記吸着部を昇降させる昇降アクチュエータと、前記昇降アクチュエータを水平に移動させる1軸アクチュエータとを含むことができる。
【0019】
前記リード供給システムは、前記載置部の上側から前記リードに光を照射する落射照明と、前記載置部に備えられるか前記載置部の下側に配置された背面照明のうち少なくとも一つをさらに含むことができる。
【0020】
前記載置部に向かって前記リード上の一部の領域に光を集光する集光照明をさらに含むことができる。
【0021】
本発明の実施形態によるリード供給システムの制御方法は、前記リードを載置部にロードするローディングステップと、前記載置部上の前記リードをビジョンセンサで撮影するセンシングステップと、前記ビジョンセンサで撮影されたビジョンデータに基づいて、前記載置部を調節して前記リードをアライメントするアライメントステップと、前記載置部から前記リードをピックアップし、前記電極タブと連結される位置に移動させる供給ステップとを含むことができる。
【0022】
前記リード供給システムの制御方法は、前記ビジョンデータに基づいて、前記リードが不良または不適合の判定を受けると、前記リードをピックアップして回収する回収ステップをさらに含むことができる。
【0023】
前記リード供給システムの制御方法は、前記アライメントステップと前記供給ステップとの間で実施され、前記載置部を第1方向に移動させる移動ステップをさらに含むことができる。
【0024】
前記供給ステップは、グリッパが前記載置部に載置された前記リードをピックアップする過程と、前記グリッパが前記第1方向と直交する第2方向に水平移動する過程とを含むことができる。
【0025】
前記センシングステップは、前記リードに向かって光が照射された状態で実施されることができる。
【発明の効果】
【0026】
本発明の好ましい実施形態によると、ビジョンセンサでリードを撮影したビジョンデータに基づいて、載置部を調節してリードをアライメントすることができる。これにより、リードを電極タブと連結される定位置に供給することができ、電極組立体の品質が向上することができる。
【0027】
また、入庫するリードのスペックなどが変化しても、設備の中断なしに自動でリードのアライメントを行うことができる。これにより、電極組立体の生産性が増大することができる。
【0028】
また、ビジョンセンサでリードを撮影したビジョンデータに基づいてリードが不良または不適合の判定を受けると、リードを供給せずに回収することができる。これにより、電極組立体の品質がより向上することができる。
【0029】
その他、本発明の好ましい実施形態による構成から当業者が容易に予測可能な効果を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図2】本発明の一実施形態によるリード供給システムの概略図である。
【
図3】本発明の一実施形態によるリード供給システムの制御ブロック図である。
【
図4】本発明の一実施形態によるリード供給システム制御方法のフローチャートである。
【
図5】本発明の一実施形態によるリード供給システムの作用を説明するための図である。
【
図6】本発明の一実施形態によるリード供給システムの作用を説明するための図である。
【
図7】本発明の一実施形態によるリード供給システムの作用を説明するための図である。
【
図8】本発明の一実施形態によるリード供給システムの作用を説明するための図である。
【
図9】本発明の一実施形態によるリード供給システムの作用を説明するための図である。
【
図10】本発明の他の実施形態によるリード供給システムを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、添付の図面を参照して、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施するように本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な相違する形態に実現されることができ、以下の実施形態によって制限または限定されるものではない。
【0032】
本発明を明確に説明するために説明と関係のない部分または本発明の要旨を不明瞭にし得る関連する公知の技術に関する詳細な説明は省略し、本明細書において各図面の構成要素に参照符号を付けるに際し、明細書の全体にわたり同一または類似の構成要素に対しては同一または類似の参照符号を付ける。
【0033】
また、本明細書および特許請求の範囲にて使用されている用語や単語は、通常的もしくは辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者らは、自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義し得るという原則に則って本発明の技術的思想に合致する意味と概念に解釈すべきである。
【0034】
図2は本発明の一実施形態によるリード供給システムの概略図である。
【0035】
以下、説明の便宜上、
図2のx軸と並行した方向を第1方向と、y軸と並行した方向を第2方向と称する。z軸は、垂直方向と並行しており、第1方向および第2方向は互いに直交する水平方向であることができる。
【0036】
本発明の一実施形態によるリード供給システム100は、リード30(
図6参照)が載置される載置部150と、載置部150の上側に配置されたビジョンセンサ140と、載置部150を調節してリード30をアライメントするアライメントメカニズム151と、載置部150からリード30をピックアップして予め設定された位置に供給する供給装置170とを含むことができる。
【0037】
また、リード供給システム100は、リード30を載置部150にロードするローディング装置120と、ローディング装置120にリード30を供給する供給バッファ110とをさらに含むことができる。
【0038】
以下、説明の便宜上、リード30の移送順序に従って、リード供給システム100の各構成について説明する。
【0039】
供給バッファ110は、前の工程で製造されたリード30を順に供給することができる。ここで、リード30の周縁の一部には、以降、パウチ型電池ケース(図示せず)とのシーリングのための絶縁フィルムが貼り付けられた状態であることができる。
【0040】
より詳細には、供給バッファ110は、リード30が載置されるテーブル111と、前記テーブル111を移動させる1軸アクチュエータ112とを含むことができる。
【0041】
テーブル111は水平に形成され、テーブル111の上面には少なくとも一つのリード30が載置されることができる。
【0042】
1軸アクチュエータ112は、テーブル111を第2方向に水平移動させることができる。より詳細には、1軸アクチュエータ112は、テーブル111の下側に結合したベース112aと、前記ベース112aの移動をガイドしながら第2方向に延びたガイド112bとを含むことができる。したがって、テーブル111は、ベース112aとともに第2方向に移動することができる。1軸アクチュエータ112の詳細な構成および作用は周知技術であり、詳細な説明は省略する。
【0043】
テーブル111は、1軸アクチュエータ112により、リード30が載置される初期位置と、前記初期位置と第2方向に離隔した供給位置との間で往復することができる。そして、前記供給位置は、後述するローディング装置120の下側であることができる。
図2にはテーブル111が前記供給位置の状態が図示されている。
【0044】
したがって、テーブル111が前記初期位置である時にテーブル111にリード30が載置され、リード30が載置されたテーブル111が1軸アクチュエータ112によって前記供給位置に移動すると、ローディング装置120は、テーブル111に載置されたリード30をピックアップして載置部150にロードすることができる。
【0045】
ローディング装置120は、支持フレーム130によって支持され、供給バッファ110の上側に位置することができる。
【0046】
ローディング装置120は、リード30を上側から吸着する吸着部121と、前記吸着部121を昇降させる昇降アクチュエータ122と、前記昇降アクチュエータ122を移動させる1軸アクチュエータ123とを含むことができる。
【0047】
吸着部121は、供給バッファ110のテーブル111上のリード30を真空吸着することができる。より詳細には、吸着部121は、リード30の上面に密着する密着部121aと、前記密着部121aがぶら下がって支持される支持プレート121bとを含むことができる。前記密着部121aは、負圧を発生させるポンプ(図示せず)に連結されたフレキシブル管と連通することができる。
【0048】
昇降アクチュエータ122は、吸着部121を垂直方向に昇降させることができる。昇降アクチュエータ122は、吸着部121、より詳細には支持プレート121bと連結されることができる。
【0049】
昇降アクチュエータ122は、吸着部121を上昇させてテーブル111からリード30をピックアップするか、吸着部121を下降させて載置部150にリード30をロードすることができる。
【0050】
1軸アクチュエータ123は、昇降アクチュエータ122と連結され、昇降アクチュエータ122を第1方向に水平移動させることができる。より詳細には、1軸アクチュエータ123は、昇降アクチュエータ122と連結された連結ボディー123aと、前記連結ボディー123aの移動をガイドしながら第1方向に延びたガイド123bとを含むことができる。1軸アクチュエータ123の詳細な構成および作用は周知技術であり、詳細な説明は省略する。
【0051】
したがって、吸着部121は、昇降アクチュエータ122とともに第1方向に水平移動することができる。吸着部121は、供給バッファ110のテーブル111からリード30をピックアップし、1軸アクチュエータ123によって第1方向に移動して載置部150にリードをロードすることができる。
【0052】
支持フレーム130は、ローディング装置120の1軸アクチュエータ123を支持するフレーム本体131と、水平フレーム131を支持する柱132とを含むことができる。フレーム本体131は、ローディング装置120の1軸アクチュエータ123と並行した方向、すなわち、第1方向に長く形成されることができる。柱132は、フレーム本体131を安定的に支持するために複数個が備えられることができる。
【0053】
供給バッファ110は、フレーム本体131の下側を通過するように配置されることができる。そして、ローディング装置120の吸着部121および昇降アクチュエータ122は、フレーム本体131の幅方向の一側に位置することができる。
【0054】
一方、載置部150には、ローディング装置120により移送されたリード30が載置されることができる。載置部150は、水平に配置されることができる。
【0055】
アライメントメカニズム151は、載置部150を調節してリード30をアライメントすることができる。アライメントメカニズム151は、載置部150を水平に移動させることができ、垂直軸に対して回転させることができる。
【0056】
より詳細には、アライメントメカニズム151は、載置部150を垂直軸に対して回転させる回転モータ152と、回転モータ151を第1方向および第2方向に対して水平移動させる直交ロボット153とを含むことができる。
【0057】
回転モータ152は、載置部150の下側に位置し、載置部150に連結されることができる。回転モータ152は、載置部150の角度を精密に調節することができる。一例として、回転モータ152は、サーボモータ(servo motor)であることができる。
【0058】
直交ロボット153は、回転モータ152が装着される装着部153aと、前記装着部153aの移動をガイドしながら第1方向および第2方向のいずれか一方向に長く形成された第1ガイド153bと、前記第1ガイド153bの移動をガイドしながら第1方向および第2方向の他の一方向に長く形成された第2ガイド153cとを含むことができる。したがって、載置部150は、回転モータ152とともに第1方向および第2方向に対して移動することができる。
【0059】
載置部150は、アライメントメカニズム151によって、ビジョンセンサ140の下側に位置した待機位置(
図6参照)と、前記待機位置から第1方向に離隔した供給位置(
図7参照)との間に移動することができる。すなわち、アライメントメカニズム151、より詳細には、直交ロボット153は、載置部150を前記待機位置と前記供給位置との間で往復させることができる。
図2には載置部150が前記待機位置の状態が図示されている。
【0060】
より詳細には、載置部150が前記待機位置である時に、ビジョンセンサ140は、載置部150上のリード30を撮影し、アライメントメカニズム151は、前記ビジョンセンサ140で撮影されたビジョンデータに基づいて載置部150を調節してリード30をアライメントすることができる。
【0061】
そして、リード30のアライメントが完了すると、アライメントメカニズム151は、載置部150を第1方向に予め設定された距離だけ移動させることができ、載置部150が前記供給位置に逹することができる。すなわち、前記供給位置は、固定された位置ではなく、リード30のアライメントに応じて少しずつ可変されることができる。また、載置部150が前記供給位置に移動すると、供給装置170は載置部150上のリード30をピックアップして、電極組立体10(
図9参照)の電極タブ20と連結される位置に供給することができる。
【0062】
ビジョンセンサ140は、載置部150の上側からリード30を撮影することができる。ビジョンセンサ140は、前記待機位置である載置部150の上側に位置することができる。例えば、ビジョンセンサ140は、カメラを含むことができる。
【0063】
ビジョンセンサ140は、上述の支持フレーム130のフレーム本体131により支持されることができる。より詳細には、ビジョンセンサ140と連結された連結部142は、フレーム本体131と締結されることができる。
【0064】
供給装置170は、ローディング装置120に対して第1方向に離隔して配置されることができる。すなわち、供給装置170は、載置部150を挟んでローディング装置120の反対側に位置することができる。
【0065】
供給装置170は、リード30を把持するグリッパ171と、グリッパ171を移動させる直交ロボット172とを含むことができる。
【0066】
グリッパ171は、載置部150上に載置されたリード30を把持することができる。より詳細には、グリッパ171は、載置部150が上述の供給位置(
図7参照)である時に、載置部150上のリード30を把持することができる。
【0067】
例えば、グリッパ171は、上下に離隔した一対の把持部と、前記一対の把持部間の距離を可変させるアクチュエータとを含むことができる。この場合、リード30は、一対の把持部の間に把持されることができる。
【0068】
直交ロボット172は、グリッパ171の移動をガイドしながら第2方向に長く形成された第1ガイド172aと、前記第1ガイド172aの移動をガイドしながら垂直方向に長く形成された第2ガイド172bとを含むことができる。直交ロボット172は、第2ガイド172bの移動をガイドしながら第2方向に長く形成された第3ガイド172cをさらに含むことができる。したがって、直交ロボット172は、グリッパ171を第2方向および垂直方向に対して移動させることができる。
【0069】
直交ロボット172は、載置部150上のリード30がグリッパ171の一対の把持部の間に挟まれるように、グリッパ171を第2方向に移動させることができる。これに関して、載置部150には、グリッパ171との干渉を防止する溝が形成されることができる。
【0070】
直交ロボット172は、リード30を把持した状態のグリッパ171を上昇させて載置部150からリード30をピックアップすることができる。また、直交ロボット172は、グリッパ171がリード30をピックアップした状態で、グリッパ171を第2方向に移動および下降させてリード30を電極タブ20(
図9参照)と連結される位置に供給することができる。
【0071】
一方、リード供給システム100は、不良または不適合なリード30を回収する回収ボックス160をさらに含むことができる。
【0072】
より詳細には、載置部150が待機位置である時に、ビジョンセンサ140でリード30の不良または不適合を感知すると、載置部150が供給位置である時に、供給装置170がリード30をピックアップして回収ボックス160内に落下させることができる。したがって、不良または不適合なリード30が電極タブ20(
図9参照)と連結される位置に供給されることを防止することができる。
【0073】
回収ボックス160は上面が開放されることができる。回収ボックス160は、供給装置170の側方に位置することができる。より詳細には、回収ボックス160は、グリッパ171の移動経路上の一箇所の下側に位置することができる。したがって、グリッパ171が回収ボックス160の上側からリード30をリリースすると、リード30は回収ボックス160内に落下することができる。
【0074】
回収ボックス160は、支持フレーム161により、載置部150と類似するから載置部150より少し低い高さで支持されることができる。したがって、グリッパ171からリリースされたリード30が安定的に回収ボックス160内に入ることができる。
【0075】
図3は本発明の一実施形態によるリード供給システムの制御ブロック図である。
【0076】
本発明の一実施形態によるリード供給システム100は、コントローラ190をさらに含むことができる。コントローラ190は、少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
【0077】
コントローラ190は、リード供給システム100の作動の全般を制御することができる。
【0078】
コントローラ190は、供給バッファ110と、ローディング装置120と、供給装置170を制御することができる。
【0079】
また、コントローラ190は、ビジョンセンサ140と通信してビジョンセンサ140で撮影されたビジョンデータの伝達を受けることができ、前記ビジョンデータに基づいてアライメントメカニズム151を制御して、リード30をアライメントすることができる。より詳細には、コントローラ190は、前記ビジョンデータを分析してリード130のアウトラインを抽出し、前記アウトラインを定位置に調整するための制御命令を生成して、アライメントメカニズム151に伝達することができる。
【0080】
また、コントローラ190は、ビジョンセンサ140で撮影されたビジョンデータに基づいて、リード30の不良および/または不適合を判定することができる。
【0081】
一例として、リード30の所定のスペックが不十分であるか、破断などが感知されると、前記リード30は不良判定を受けることができる。
【0082】
他の例として、リード30の材質が電極タブ20(
図9参照)の極性とマッチしないと、前記リード30は、不適合の判定を受けることができる。より詳細には、コントローラ190は、前記ビジョンデータを分析して、リード130の色相特性(例えば、彩度)からリード30の材質を判定することができ、リード30の材質が電極タブ20の極性情報とマッチするか否かを判断することができる。これに関して、負極の電極タブ20は、ニッケルまたは銅材質を有するリード30とマッチし、正極の電極タブ20はアルミニウム材質を含むリード30とマッチすることができる。
【0083】
リード30が不良または不適合の判定を受けると、コントローラ190は、供給装置170を制御してリード30が回収ボックス160に回収することができる。逆に、リード30が正常判定を受けると、コントローラ190は、供給装置170を制御して、電極タブ20と連結される位置にリード30を供給することができる。
【0084】
図4は本発明の一実施形態によるリード供給システム制御方法のフローチャートであり、
図5~
図9は本発明の一実施形態によるリード供給システムの作用を説明するための図である。
【0085】
本発明の実施形態によるリード供給システムの制御方法(以下、「制御方法」)は、ローディングステップ(S10)と、センシングステップ(S20)と、アライメントステップ(S40)と、供給ステップ(S60)とを含むことができる。前記制御方法は、移動ステップ(S50またはS70)と、回収ステップ(S80)とをさらに含むことができる。
【0086】
これに関して、
図5はローディングステップ(S10)を説明するための図であり、
図6はセンシングステップ(S20)およびアライメントステップ(S40)を説明するための図であり、
図7は移動ステップ(S50またはS80)を説明するための図であり、
図8は供給ステップ(S60)においてリード30がピックアップされる過程を説明するための図であり、
図9は供給ステップ(S60)においてリード30が電極タブ20と連結される位置に移動される過程を説明するための図である。
【0087】
以下、各ステップについてより詳細に説明する。
【0088】
ローディングステップ(S10)は、リード30を載置部(50)にロードするステップであることができる。
【0089】
図2および
図5を参照すると、ローディング装置120の吸着部121は、供給バッファ110のテーブル111上のリード30を吸着した状態で上昇し、第1方向に移動および下降して、載置部150上にリード30をロードすることができる。
【0090】
ここで、載置部150は、ビジョンセンサ140の下側に位置した待機位置であることができる。すなわち、吸着部121は、載置部150とビジョンセンサ140との間に移動して、載置部150にリード30をロードすることができる。
【0091】
センシングステップ(S20)は、載置部150上のリード30をビジョンセンサ140で撮影するステップであることができる。
【0092】
図2および
図6を参照すると、ローディング装置120の吸着部121は、供給バッファ110上のリード30をピックアップするために、第1方向に戻ることができる。したがって、吸着部121が載置部150とビジョンセンサ140との間に位置しなくなり、ビジョンセンサ140は、載置部150上のリード30を容易に撮影することができる。
【0093】
また、上述のように、コントローラ190は、ビジョンセンサ140で撮影されたビジョンデータに基づいて、リード30の不良および/または不適合を判定することができる(S30)。これに関して、リード30が正常判定を受けると、アライメントステップ(S40)が行われることができ、リード30が不良または不適合の判定を受けると、後述する回収ステップ(S80)が行われることができる。
【0094】
アライメントステップ(S40)は、ビジョンセンサ140で撮影されたビジョンデータに基づいて載置部150を調節してリード30をアライメントするステップであることができる。
【0095】
コントローラ190(
図3参照)は、先にセンシングステップ(S20)で撮影されたビジョンデータを分析してリード30を定位置にアライメントするための制御命令を生成し、前記制御命令をアライメントメカニズム151に伝達することができる。アライメントメカニズム151は、前記制御命令に応じて、載置部150を水平方向に移動させることができ、垂直軸に対して所定の角度で回転させることができる。より詳細には、載置部150は、回転モータ152によって所定の角度で回転し、直交ロボット153によって第1方向および第2方向に移動することができる。
【0096】
移動ステップ(S50またはS70)は、載置部150を待機位置から供給位置に移動させるステップであることができる。より詳細には、
図2および
図7を参照すると、載置部150は、アライメントメカニズム151、より詳細には直交ロボット153によって第1方向に移動することができる。
【0097】
移動ステップ(S50またはS70)は、アライメントステップ(S40)と供給ステップ(S60)との間で実施されるか(S50)、回収ステップ(S80)の前に実施されることができる(S70)。すなわち、供給ステップ(S60)および回収ステップ(S80)は、載置部150が供給位置の状態で実施されることができる。
【0098】
供給ステップ(S60)は、載置部150からリード30をピックアップして電極タブ20と連結される位置に移動させるステップであることができる。
【0099】
図2、
図8および
図9を参照すると、供給ステップ(S60)は、供給装置170のグリッパ171が載置部150に載置されたリード30をピックアップする過程と、グリッパ171が第2方向に水平移動する過程とを含むことができる。
【0100】
供給装置170のグリッパ171は、載置部150上のリード30を把持した状態で上昇し、第2方向に移動および下降して、リード30を電極タブ20と連結される位置に移送することができる。
【0101】
これに関して、電極タブ20が備えられた電極組立体10は、移送システム200により順に予め設定された接合位置に供給されることができる。より詳細には、前記移送システム200は、電極組立体10が載置されて水平に移動(例えば、第1方向)するテーブル230と、電極タブ20とリード30を接合する接合ユニット210と、電極タブ20およびリード30を下側から支持する支持部220とを含むことができる。
【0102】
テーブル230が接合位置に位置すると、電極タブ20は、支持部220の上側に位置することができ、グリッパ171は、電極タブ20と接するか隣接してリード30を供給することができる。このような状態で、接合ユニット210が下降し、電極タブ20とリード30は接合ユニット210と支持部220との間で圧着されて互いに接合されることができる。
【0103】
例えば、接合ユニット210は、マスク治具(mask jig)とレーザユニットを含むことができ、電極タブ20とリード30は、レーザ溶接されることができる。レーザ溶接の遂行のための構成およびその作用は周知技術であり、詳細な説明は省略する。
【0104】
電極タブ20とリード30の接合が完了すると、グリッパ171は、リード30をリリースし、第2方向に対して戻ることができる。
【0105】
アライメントステップ(S40)が実施された後、移動ステップ(S50)でリード30が載置された載置部150が予め設定された距離だけ第1方向に移動し、供給ステップ(S60)でリード30を把持したグリッパ171が予め設定された距離だけ第2方向に移動することから、アライメント完了したリード30は、電極タブ20と連結される定位置に供給されることができる。
【0106】
これにより、電極組立体10の製造品質が向上することができる。また、供給バッファ110に入庫されるリード30のスペックなどが変化しても、設備の中断なしに自動でアライメントを遂行可能な利点がある。
【0107】
一方、センシングステップ(S20)でリード30が不良または不適合の判定を受けると、回収ステップ(S80)が行われることができる。すなわち、回収ステップ(S80)は、ビジョンセンサ40で撮影されたビジョンデータに基づいて、リード30が不良または不適合の判定を受けると、前記リード30をピックアップして回収するステップであることができる。
【0108】
より詳細には、グリッパ171は、供給位置である載置部150上のリード30をピックアップして、電極タブ20と連結される位置に供給する代わりに、回収ボックス160に回収することができる。これにより、不良または不適合なリード30が電極組立体10に備えられることを防止することができ、電極組立体10の品質がより向上することができる。
【0109】
また、リード30が不良または不適合の判定を受けても、アライメントステップ(S40)を無条件で実施した後に回収ステップ(S80)を実施することも可能である。
【0110】
図10は本発明の他の実施形態によるリード供給システムを説明するための図である。
【0111】
本実施形態によるリード供給システムの場合、複数個の照明181、182、183をさらに含む以外は、上述の一実施形態と同じであり、以下、重複する内容は省略し、相違点を中心に説明する。
【0112】
図2および
図10をともに参照すると、本実施形態によるリード供給システムは、載置部150上のリード30の上面に光を出射する落射照明181と、載置部150上のリード30の底面に光を出射する背面照明182のうち少なくとも一つをさらに含むことができる。前記リード供給システムは、集光照明183をさらに含むことができる。
【0113】
落射照明181、背面照明182および集光照明183は、ビジョンセンサ140が載置部150上のリード30を撮影する時に、リード30に向かって光を出射することができる。すなわち、上述のセンシングステップ(S20)(
図4参照)は、リード30に向かって光が照射された状態で実施されることができる。
【0114】
落射照明181は、同軸照明であることができる。落射照明181は、載置部150、特に、待機位置である載置部150の上側に位置することができる。すなわち、落射照明181は、ビジョンセンサ140に備えられるか、ビジョンセンサ140と隣接して配置されることができる。落射照明181は、ビジョンセンサ140とともに連結部142に連結され、フレーム本体131によって支持されることができる。
【0115】
背面照明182は、載置部150、特に、待機位置である載置部150の下側に位置することができる。または、背面照明182は、載置部150に備えられることができる。
【0116】
落射照明181により、周辺設備などによってリード30上に影が生じることを防止し、リード30上で過剰な光の反射が発生することを防止することができる。また、背面照明182により、リード30のアウトラインがより鮮明になることができる。
【0117】
したがって、落射照明181および背面照明182により、ビジョンセンサ140で撮影されたビジョンデータからリード30の正確なアウトラインを検出することができ、リード30をより精密にアライメントすることができる。
【0118】
集光照明183は、載置部150に向かってリード30上の一部の領域に光を集光することができる。すなわち、集光照明183は、リード30の上面に対して落射照明181より狭い範囲に光を集中させることができる。リード30のアウトライン検出を邪魔しないために、集光照明183の光が集中する領域は、リード30のアウトラインより内側に位置することができる。
【0119】
集光照明183は、ビジョンセンサ140と隣接して配置されることができる。集光照明183は、ビジョンセンサ140とともに連結部142に連結され、フレーム本体131によって支持されることができる。集光照明183は、斜めに配置されることができる。
【0120】
集光照明183により、ビジョンセンサ140で撮影されたビジョンデータからリード30の色相特性(例えば、彩度)およびそれによる材質を正確に判定することができる。したがって、リード30の材質が電極タブ20の極性情報とマッチするか否かをより正確に判定することができる。
【0121】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正および変形が可能である。
【0122】
したがって、本発明に開示されている実施形態は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであって、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されない。
【0123】
本発明の保護範囲は、下記の特許請求の範囲によって解釈されなければならず、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈すべきである。
【符号の説明】
【0124】
10 電極組立体
20 電極タブ
30 リード
100 リード供給システム
110 供給バッファ
120 ローディング装置
130 支持フレーム
140 ビジョンセンサ
150 載置部
151 アライメントメカニズム
152 回転モータ
153 直交ロボット
160 回収ボックス
170 供給装置
171 グリッパ
172 直交ロボット
181 落射照明
182 背面照明
183 集光照明
190 コントローラ
【国際調査報告】