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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-12
(54)【発明の名称】神経変性疾患を処置するための方法
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/4365 20060101AFI20240905BHJP
   C07D 495/04 20060101ALI20240905BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20240905BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20240905BHJP
   A61P 25/16 20060101ALI20240905BHJP
   A61P 25/00 20060101ALI20240905BHJP
【FI】
A61K31/4365
C07D495/04
A61P43/00 111
A61P25/28
A61P25/16
A61P25/00 ZNA
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024515099
(86)(22)【出願日】2022-09-06
(85)【翻訳文提出日】2024-05-02
(86)【国際出願番号】 US2022075967
(87)【国際公開番号】W WO2023039369
(87)【国際公開日】2023-03-16
(31)【優先権主張番号】63/260,943
(32)【優先日】2021-09-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】507166346
【氏名又は名称】ピーティーシー セラピューティクス, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】スコット・ジェイ・バラッザ
(72)【発明者】
【氏名】ジェフリー・ケー・トリマー
(72)【発明者】
【氏名】ヨン・ユ
(72)【発明者】
【氏名】シャオヤン・ジャン
【テーマコード(参考)】
4C086
【Fターム(参考)】
4C086AA01
4C086AA02
4C086CB26
4C086MA01
4C086MA04
4C086NA14
4C086ZA02
4C086ZA15
4C086ZA16
4C086ZC02
(57)【要約】
本明細書は、置換チエノ[3,2-b]ピリジン化合物、その形態、及び医薬組成物を使用して、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置する方法に関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
それを必要とする対象において微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための方法であって、前記対象に、式(I):
【化1】
(式中、
R1は、フェニル及びヘテロアリールからなる群から選択され、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
フェニル又はヘテロアリールは、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されており、
R1aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択され、
R3は、水素、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、及びC1~6アルキル-アミノからなる群から選択され、
C1~6アルキル、C2~6アルケニル、及びC2~6アルキニルは、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有してもよく、
C1~6アルキル、C2~6アルケニル、又はC2~6アルキニルは、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されており、
R3aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、カルボキシル、アミノ、C1~6アルコキシ-カルボニル、C1~6アルキル-アミノ、ハロ-C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、フェニル-アミノ、ヘテロシクリル-アミノ、ヘテロアリール-アミノ、フェニル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロシクリル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロアリール-(C1~6アルキル)-アミノ、C1~6アルキル-チオ、C1~6アルキル-スルホキシル、及びC1~6アルキル-スルホニルからなる群から独立に選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
フェニル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールは、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されており、
R3a'は、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、及びアミノからなる群から独立に選択され、
R4は、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、アミノ、C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールからなる群から選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、又はヘテロアリールの各例は、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されており、
R4aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択され、
R5は、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、カルバモイル、C3~10シクロアルキル、及びヘテロシクリルからなる群から選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
R6は、水素、ハロ、及びC1~6アルキルからなる群から選択される)
の化合物又はその形態の有効量を投与する工程を含み、
化合物の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、方法。
【請求項2】
R1が、フェニル、フラニル、チオフェニル、1H-ピラゾリル、1H-イミダゾリル、イソオキサゾリル、1,3-チアゾリル、1,3-オキサゾリル、テトラゾリル、1,2,3-トリアゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2,3-チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、及びキノリニルからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
R1が、フラニル、チオフェニル、1,3-チアゾリル、及びピリジニルからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
R3が、水素、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、及びC1~6アルキル-アミノからなる群から選択され、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、及びC2~6アルキニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を含有する、請求項1に規定の化合物。
【請求項6】
R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を含有する、請求項1に規定の化合物。
【請求項7】
それを必要とする対象において、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための方法であって、前記対象に、
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
1-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)エタン-1-オール;
1-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)エタン-1-オール;
(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)メタノール;
3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-ブロモ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-1-(メチルアミノ)エチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1S)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-2-メチル-1-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(トリフルオロメトキシ)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-2-[(トリフルオロメチル)アミノ]プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(2-フルオロフェニル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(5-フルオロ-1,3-チアゾール-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
メチル3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニネート;
2-[(2S)-2-アミノ-1,1-ジフルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-2-イル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-(ジフルオロメトキシ)-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-N-フェニル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-メチルフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-クロロフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-メトキシフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-D-アラニンアミド;
2-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1,2-ジオール;
2-(1-アミノプロパン-2-イル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-3-(ジフルオロメトキシ)-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-(2-アミノエチル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
N2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン;
N2-[(2R)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;及び
[(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロピル](メチル)スルファニウモレート
からなる群から選択される化合物又はその形態の有効量を投与する工程を含み、
化合物の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、方法。
【請求項8】
化合物又はその形態が、
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-1,1-ジフルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール;及び
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン
からなる群から選択され、
化合物の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
それを必要とする対象において、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための方法であって、前記対象に、
3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルトリフルオロアセテート;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-1-(メチルアミノ)エチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(1S)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-2-メチル-1-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(トリフルオロメトキシ)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
(2R)-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-2-[(トリフルオロメチル)アミノ]プロパン-1-オールホルメート;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(2-フルオロフェニル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリルホルメート;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリルホルメート;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリルホルメート;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(5-フルオロ-1,3-チアゾール-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
メチル3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニネート二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-2-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-オール塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-(ジフルオロメトキシ)-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-N-フェニル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-メチルフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-クロロフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-メトキシフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-(1-アミノプロパン-2-イル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
2-[(2R,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-(2-アミノエチル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オールホルメート;
N2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン塩酸塩;
N2-[(2R)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン塩酸塩;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール塩酸塩;及び
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩
からなる群から選択される化合物塩又はその形態の有効量を投与する工程を含み、
化合物塩の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、方法。
【請求項10】
化合物又はその形態が、
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール塩酸塩;及び
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩
からなる群から選択され、
化合物塩の形態が、その水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
化合物又はその形態の有効量が、対象においてMAPT mRNAにおけるエクソン10スキッピングを誘発する、請求項1又は7~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
化合物又はその形態の有効量が、対象においてMAPT4Rタンパク質を減少させる、請求項1又は7~11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
神経変性疾患が、アルツハイマー病、ボクサー認知症、グアム筋萎縮性側索硬化症-パーキンソニズム-認知症(グアムALS/PD)、ピック病、嗜銀顆粒性認知症、ニーマンピックC型、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)、進行性核上麻痺(PSP)、多系統萎縮症(MSA)、大脳皮質基底核神経節変性症、前頭側頭型認知症とパーキンソニズム-17(FTDP-17)、脳炎後パーキンソニズム(PEP)、常染色体劣性遺伝パーキンソニズム、前頭側頭型認知症、及び進行性核上麻痺からなる群から選択される、請求項1又は7~11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
化合物又はその形態の有効量が、1種又は複数の薬学的に許容される賦形剤と混合される、請求項1又は6~11のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は、2021年9月7日に出願された米国仮特許出願第63/260,943号の利益及びそれに対する優先権を主張し、その内容は全ての目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本明細書は、置換チエノ[3,2-b]ピリジン化合物、その形態、及び医薬組成物を使用して、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
タウオパチーは、影響を受けた脳領域のニューロン及びグリアにおける神経原線維変化(NFT)及びペアードヘリカルフィラメント(PHF)の形成につながる、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積及び凝集によって特徴付けられる神経変性疾患の群である。タウの蓄積及び凝集は、まとめてタウオパチーと称される18種を超える不可逆性神経変性疾患の主な病理学的特徴である。これらの疾患は、前頭側頭型認知症(FTD)、進行性核上麻痺(PSP)及びアルツハイマー病(AD)を含み、孤発性又はMAPT遺伝子1の変異によって引き起こされる場合の遺伝性のどちらかであり得る。タウオパチーは、米国において、全ての認知症の症例の10~20%を占め、約55,000人が罹患していると推定される。現在、有効な疾患修飾療法はなく、タウに焦点を当てたほんのいくつかの実験薬が臨床試験中である。
【0004】
タウタンパク質は、染色体上にあるMAPT遺伝子によってコードされ、微小管の安定化及び集合に必要とされる。微小管は、軸索輸送及び細胞の構造的完全性の維持に重要である。成人の脳では、タウは、ニューロン内、主に軸索内にある。タウは希突起神経膠細胞及び星状膠細胞でも見出され、それらにおけるその機能は、ニューロンにおけるその機能と同様である。タウの微小管への結合は、タンパク質の立体構造変化を誘発し得る。タウは、その正常な形態では、折り畳まれておらず、リン酸化されている。原発性タウオパチーを有する患者の脳では、タウは、過剰リン酸化されており、凝集をもたらす折り畳まれたβ-プリーツシート立体構造を有する。タウの微小管への結合は、リン酸化/脱リン酸化の比によって調節される。タウ過剰リン酸化は、微小管相互作用の喪失をもたらし、微小管機能障害及び軸索輸送障害並びにタウ線維化に至る。最近、各タウ配列上のリン酸化エピトープの数ではなく、リン酸化されたタウ配列の割合が、凝集の程度及びNFTの形成を予測することが示唆された。
【0005】
成人の脳において発現されるタウの6つのアイソフォームがある。これらの6つのアイソフォームは、タウ遺伝子の3つのN末端エクソン:エクソン2、エクソン3、及びエクソン10の選択的スプライシングに由来する。6つのアイソフォームのうちの3つは、エクソン10のスプライシングインに起因するが、他の3つのアイソフォームは、エクソン10のスプライシングアウトの結果である。エクソン10のスプライシングインは、4リピート微小管結合ドメインを有するアイソフォーム(4Rタウ)をもたらすが、エクソン10のスプライシングアウトは、3リピート微小管結合ドメインを有するアイソフォーム(3Rタウ)をもたらす。これは重要であり、なぜなら健康なヒトの脳は、3及び4リピート微小管結合ドメインを有するタウの等しい量からなるが、一部の原発性タウオパチーは、4リピート微小管結合ドメインを有するアイソフォームの優位によって特徴付けられ(4Rタウオパチー)、一部は3リピート微小管結合ドメインを有するアイソフォームの優位によって特徴付けられ(3Rタウオパチー)、一部は、3及び4リピート微小管結合ドメインを有するアイソフォームのおよそ等しいミックスによって特徴付けられる(3R+4Rタウオパチー)からである。疾患におけるタウ神経原線維変化は、異なるアイソフォームの組成を有し、スプライシングが重要な標的の潜在的治療法であることを示唆する。
【0006】
エクソン2及び3のスプライシングに影響を与えるMAPT変異は非常に稀であるが、エクソン10及びエクソン10-イントロン10境界領域における病原性変異はよくあり、全ての公知のタウ変異の約27%に相当する。病原性変異のほとんどは、ほとんどの場合、エクソン10の包含及び4R-タウ発現を増加させるミススプライシングをもたらす。
【0007】
本明細書は、タウオパチーを処置するための式(I)の化合物又はその形態若しくは組成物の使用に関する。これらの化合物のセットは、スプライシングプロセス中にMAPT pre-mRNAにおいてエクソン10スキッピングを誘発する。MAPT mRNAのエクソン10スキッピングは、オープンリーディングフレーム(ORF)を変化させ、MAPT 4Rエクソン10スキッピングmRNA(ΔE4 mRNA)において中途終止コドン(PTC)を作る。そのようなエクソンスキッピングスプライシング事象は、中途終止コドンを有するmRNAを作り、したがって、mRNAに、タンパク質に翻訳されるのではなく分解されるようにシグナルを送ることによって遺伝子発現を低減するように働くことができることが示されている。同様に、これらの化合物の存在下で生成されたMAPT ΔE4 mRNAは、mRNA分解を経て、MAPT 4R mRNAのレベルの低下をもたらし、MAPT4Rタンパク質の減少をもたらす。
【0008】
国際公開第WO2016/115434号は、細胞におけるmRNAスプライシングを改善するのに、特に、IKBKAP遺伝子等のヌクレオチド配列CAAで終わる少なくとも1つのエクソンを有する遺伝子におけるmRNAスプライシングを改善するのに有用なカイネチン誘導体を開示する。開示された化合物は、家族性自律神経失調症等の中枢神経系の疾患を処置するために使用され得る。
【0009】
現在まで、タウオパチーに利用可能な疾患修飾療法はなく、タウオパチー及びそれに関連する症状を処置するための改善された方法及び組成物が必要とされている。国際公開第WO2020/167624号は、IKBKAP遺伝子においてpre-mRNAスプライシング機構を治療的に標的化するのに、及び家族性自律神経失調症の処置に有用な置換ピロロ[2,3-d]ピリミジン化合物を開示する。どちらの出願もMAPT pre-mRNAスプライシングにおいてエクソン10スキッピングを誘発する化合物を開示していない。加えて、どちらの出願もMAPTタンパク質の減少、特に、化合物の存在下で生成されたMAPT 4R mRNAのmRNA分解に起因するMAPTタンパク質の減少をもたらす化合物を開示していない。更に、どちらの出願もタウオパチーを処置するのに有用な化合物を開示していない。
【0010】
本明細書に記載の化合物は、様々なタウオパチーのための疾患修飾処置として使用され得る潜在的なMAPT pre-mRNAスプライシング化合物を代表する。
【0011】
本明細書で参照される全ての他の文書は、本明細書で完全に記載されているものとして参照により本出願に組み込まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】国際公開第WO2016/115434号
【特許文献2】国際公開第WO2020/167624号
【特許文献3】国際公開第WO/2020/167628号
【非特許文献】
【0013】
【非特許文献1】T.W. Greeneら、Protective Groups in organic Synthesis (1991)、Wiley、New York
【非特許文献2】T. Higuchi及びW. Stella、「Pro-drugs as Novel Delivery Systems」、A.C.S. Symposium Seriesの14巻
【非特許文献3】Bioreversible Carriers in Drug Design、Edward B. Roche編, American Pharmaceutical Association and Pergamon Press、1987
【非特許文献4】P. Stahlら、Camille G.(編) Handbook of Pharmaceutical Salts. Properties, Selection and Use.(2002) Zurich: Wiley-VCH
【非特許文献5】S. Bergeら、Journal of Pharmaceutical Sciences(1977)66(1)1~19
【非特許文献6】P. Gould、International J. of Pharmaceutics (1986)33、201~217
【非特許文献7】Andersonら、The Practice of Medicinal Chemistry (1996)、Academic Press、New York
【非特許文献8】The Orange Book (Food & Drug Administration、Washington、D.C.
【非特許文献9】S. P. Parker編、McGraw-Hill Dictionary of Chemical Terms(1984)McGraw-Hill Book Company、New York
【非特許文献10】Eliel, E.及びWilen, S.、「Stereochemistry of Organic Compounds」、John Wiley & Sons, Inc.、New York、1994
【非特許文献11】Cahnら、Angew. Chem. Inter. Edit. 1966、5、385;errata 511
【非特許文献12】F.B. Axelrodら、Pediatr Res(2011)70(5):480~483
【非特許文献13】R.S. Shettyら、Human Molecular Genetics (2011)20(21):4093~4101
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0014】
本明細書は、それを必要とする対象において、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための方法又は化合物の使用であって、対象に、式(I):
【0015】
【化1】
【0016】
(式中、R1、R3、R4、R5、及びR6は、本明細書で定義される)
の化合物又はその形態の有効量を投与する工程を含む方法又は使用に関する。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本明細書のある態様は、それを必要とする対象において、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための方法又は化合物の使用であって、対象に、式(I):
【0018】
【化2】
【0019】
(式中、
R1は、フェニル及びヘテロアリールからなる群から選択され、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
フェニル又はヘテロアリールは、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されており、
R1aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択され、
R3は、水素、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、及びC1~6アルキル-アミノからなる群から選択され、
C1~6アルキル、C2~6アルケニル、及びC2~6アルキニルは、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有してもよく、
C1~6アルキル、C2~6アルケニル、又はC2~6アルキニルは、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されており、
R3aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、カルボキシル、アミノ、C1~6アルコキシ-カルボニル、C1~6アルキル-アミノ、ハロ-C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、フェニル-アミノ、ヘテロシクリル-アミノ、ヘテロアリール-アミノ、フェニル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロシクリル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロアリール-(C1~6アルキル)-アミノ、C1~6アルキル-チオ、C1~6アルキル-スルホキシル、及びC1~6アルキル-スルホニルからなる群から独立に選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
フェニル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールの各例は、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されており、
R3a'は、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、及びアミノからなる群から独立に選択され、
R4は、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、アミノ、C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールからなる群から選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、又はヘテロアリールの各例は、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されており、
R4aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択され、
R5は、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、カルバモイル、C3~10シクロアルキル、及びヘテロシクリルからなる群から選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
R6は、水素、ハロ、及びC1~6アルキルからなる群から選択される)
の化合物又はその形態の有効量を投与する工程を含み、
化合物の形態は、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、方法及び使用に関する。
【0020】
方法又は使用の一態様は、R1が、フェニル又はヘテロアリールからなる群から選択され、ヘテロアリールが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、フェニル又はヘテロアリールが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0021】
方法又は使用の別の態様は、R1がフェニルであり、フェニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0022】
方法又は使用の別の態様は、R1がフェニルであり、フェニルが、1つのR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0023】
方法又は使用の別の態様は、R1がヘテロアリールであり、ヘテロアリールが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、ヘテロアリールが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0024】
方法又は使用の別の態様は、R1がヘテロアリールであり、ヘテロアリールが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、ヘテロアリールが、1つのR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0025】
方法又は使用の別の態様は、R1が、フラニル、チオフェニル、1H-ピラゾリル、1H-イミダゾリル、イソオキサゾリル、1,3-チアゾリル、1,3-オキサゾリル、テトラゾリル、1,2,3-トリアゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2,3-チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、及びキノリニルから選択されるヘテロアリールであり、ヘテロアリールが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0026】
方法又は使用の別の態様は、R1が、フラニル、チオフェニル、1,3-チアゾリル、及びピリジニルから選択されるヘテロアリールであり、ヘテロアリールが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0027】
方法又は使用の別の態様は、R1が、フラン-2-イル、フラン-3-イル、チオフェン-2-イル、チオフェン-3-イル、1H-ピラゾール-1-イル、1H-ピラゾール-3-イル、1H-ピラゾール-4-イル、1H-ピラゾール-5-イル、1H-イミダゾール-1-イル、1H-イミダゾール-4-イル、イソオキサゾール-3-イル、イソオキサゾール-4-イル、イソオキサゾール-5-イル、1,3-チアゾール-2-イル、1,3-チアゾール-4-イル、1,3-チアゾール-5-イル、1,3-オキサゾール-2-イル、1,3-オキサゾール-4-イル、1,3-オキサゾール-5-イル、1,2,4-オキサジアゾール-3-イル、1,3,4-オキサジアゾール-2-イル、テトラゾール-5-イル、1,2,3-トリアゾール-4-イル、1,2,3-トリアゾール-5-イル、1,2,3-チアジアゾール-4-イル、1,2,3-チアジアゾール-5-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリジン-4-イル、ピリミジン-4-イル、ピラジン-2-イル、ピリダジン-3-イル、ピリダジン-4-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-5-イル、及びキノリン-4-イルからなる群から選択されるヘテロアリールであり、ヘテロアリールが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0028】
方法又は使用の別の態様は、R1が、フラン-2-イル、チオフェン-2-イル、1,3-チアゾール-2-イル、及びピリジン-4-イルからなる群から選択されるヘテロアリールであり、ヘテロアリールが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0029】
方法又は使用の一態様は、R1aが、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択される、式(I)の化合物を含む。
【0030】
方法又は使用の別の態様は、R1aがハロである、式(I)の化合物を含む。
【0031】
方法又は使用の別の態様は、R1aが、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードからなる群から選択されるハロである、式(I)の化合物を含む。
【0032】
方法又は使用の別の態様は、R1aがフルオロである、式(I)の化合物を含む。
【0033】
方法又は使用の一態様は、R3が、水素、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、及びC1~6アルキル-アミノからなる群から選択され、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、及びC2~6アルキニルの各例が、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、又はC2~6アルキニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0034】
方法又は使用の別の態様は、R3が、水素、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、又はC2~6アルキニルからなる群から選択され、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、及びC2~6アルキニルの各例が、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、又はC2~6アルキニルは、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0035】
方法又は使用の別の態様は、R3が水素である、式(I)の化合物を含む。
【0036】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0037】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0038】
方法又は使用の別の態様は、R3が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択されるC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0039】
方法又は使用の別の態様は、R3が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、及びペンチルからなる群から選択されるC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0040】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0041】
方法又は使用の別の態様は、R3が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択されるC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0042】
方法又は使用の別の態様は、R3が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、及びペンチルからなる群から選択されるC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0043】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0044】
方法又は使用の別の態様は、R3が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択されるC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0045】
方法又は使用の別の態様は、R3が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、及びペンチルからなる群から選択されるC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0046】
方法又は使用の別の態様は、R3がC2~6アルケニルであり、C2~6アルケニルが、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C2~6アルケニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0047】
方法又は使用の別の態様は、R3が、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、及びヘキセニルからなる群から選択されるC2~6アルケニルであり、C2~6アルケニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0048】
方法又は使用の別の態様は、R3がブテニルであり、ブテニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0049】
方法又は使用の別の態様は、R3が、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニルからなる群から選択されるC2~6アルケニルであり、C2~6アルケニルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C2~6アルケニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0050】
方法又は使用の別の態様は、R3がブテニルであり、ブテニルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、ブテニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0051】
方法又は使用の別の態様は、R3が、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニルからなる群から選択されるC2~6アルケニルであり、C2~6アルケニルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C2~6アルケニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0052】
方法又は使用の別の態様は、R3がブテニルであり、ブテニルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、ブテニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0053】
方法又は使用の別の態様は、R3がC2~6アルキニルであり、C2~6アルキニルが、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C2~6アルケニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0054】
方法又は使用の別の態様は、R3が、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、及びヘキシニルからなる群から選択されるC2~6アルキニルであり、C2~6アルキニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0055】
方法又は使用の別の態様は、R3がブチニルであり、ブテニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0056】
方法又は使用の別の態様は、R3が、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、及びヘキシニルからなる群から選択されるC2~6アルキニルであり、C2~6アルキニルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C2~6アルキニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0057】
方法又は使用の別の態様は、R3がブチニルであり、ブチニルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、ブチニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0058】
方法又は使用の別の態様は、R3が、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、及びヘキシニルからなる群から選択されるC2~6アルキニルであり、C2~6アルキニルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C2~6アルキニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0059】
方法又は使用の別の態様は、R3がブチニルであり、ブチニルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、ブチニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0060】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0061】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0062】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、イソブチル、及びtert-ブチルからなる群から選択され、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0063】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルがプロピルであり、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0064】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0065】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択され、C1~6アルキルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0066】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルがプロピルであり、プロピルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、プロピルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0067】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0068】
方法又は使用の別の態様は、R3がC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択され、C1~6アルキルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有し、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0069】
方法又は使用の一態様は、R3aが、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、カルボキシル、アミノ、C1~6アルコキシ-カルボニル、C1~6アルキル-アミノ、ハロ-C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、フェニル-アミノ、ヘテロアリール-アミノ、フェニル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロシクリル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロアリール-(C1~6アルキル)-アミノ、C1~6アルキル-チオ、C1~6アルキル-スルホキシル、及びC1~6アルキル-スルホニルからなる群から独立に選択され、ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、ヘテロアリールが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル及びヘテロアリールの各例が、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0070】
方法又は使用の別の態様は、R3aが、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、カルボキシル、アミノ、C1~6アルコキシ-カルボニル、C1~6アルキル-アミノ、ハロ-C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、フェニル-アミノ、ヘテロアリール-アミノ、フェニル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロシクリル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロアリール-(C1~6アルキル)-アミノ、C1~6アルキル-チオ、C1~6アルキル-スルホキシル、及びC1~6アルキル-スルホニル、からなる群から独立に選択され、ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、ヘテロアリールが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル及びヘテロアリールの各例が、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0071】
方法又は使用の別の態様は、R3aがシアノである、式(I)の化合物を含む。
【0072】
方法又は使用の別の態様は、R3aが、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードからなる群から選択されるハロである、式(I)の化合物を含む。
【0073】
方法又は使用の別の態様は、R3aがフルオロである、式(I)の化合物を含む。
【0074】
方法又は使用の別の態様は、R3aがヒドロキシである、式(I)の化合物を含む。
【0075】
方法又は使用の別の態様は、R3aがオキソである、式(I)の化合物を含む。
【0076】
方法又は使用の別の態様は、R3aが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択されるC1~6アルキルである、式(I)の化合物を含む。
【0077】
方法又は使用の別の態様は、R3aが、メチル及びイソプロピルから選択されるC1~6アルキルである、式(I)の化合物を含む。
【0078】
方法又は使用の別の態様は、R3aが、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、sec-ブトキシ、iso-ブトキシ、tert-ブトキシ、ペントキシ、及びヘキシルオキシからなる群から選択されるC1~6アルコキシである、式(I)の化合物を含む。
【0079】
方法又は使用の別の態様は、R3aがメトキシである、式(I)の化合物を含む。
【0080】
方法又は使用の別の態様は、R3aがハロ-C1~6アルコキシであり、C1~6アルコキシが、メトキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、sec-ブトキシ、iso-ブトキシ、tert-ブトキシ、ペントキシ、及びヘキシルオキシからなる群から選択され、C1~6アルコキシが、利用可能な原子価により可能である場合、1つ又は複数のハロゲン原子で部分的に又は完全に置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0081】
方法又は使用の別の態様は、R3aがハロ-C1~6アルコキシであり、C1~6アルコキシが、3つのフッ素原子で置換されているメトキシである、式(I)の化合物を含む。
【0082】
方法又は使用の別の態様は、R3aがカルボキシルである、式(I)の化合物を含む。
【0083】
方法又は使用の別の態様は、R3aがアミノである、式(I)の化合物を含む。
【0084】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルコキシ-カルボニルであり、C1~6アルコキシが、メトキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、sec-ブトキシ、iso-ブトキシ、tert-ブトキシ、ペントキシ、及びヘキシルオキシからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0085】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルコキシ-カルボニルであり、C1~6アルコキシがメトキシである、式(I)の化合物を含む。
【0086】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0087】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルがメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0088】
方法又は使用の別の態様は、R3aがハロ-C1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択され、C1~6アルキルが、利用可能な原子価により可能である場合、1つ又は複数のハロゲン原子で部分的に又は完全に置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0089】
方法又は使用の別の態様は、R3aがハロ-C1~6アルキル-アミノであり、C1~6アルキルが、3つのフッ素原子で置換されているメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0090】
方法又は使用の別の態様は、R3aが(C1~6アルキル)2-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0091】
方法又は使用の別の態様は、R3aが(C1~6アルキル)2-アミノであり、C1~6アルキルがメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0092】
方法又は使用の別の態様は、R3aがフェニル-アミノであり、フェニルが、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0093】
方法又は使用の別の態様は、R3aがフェニル-アミノであり、フェニルが、1つのR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0094】
方法又は使用の別の態様は、R3aがヘテロアリール-アミノであり、ヘテロアリールが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、ヘテロアリールが、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0095】
方法又は使用の別の態様は、R3aがヘテロアリール-アミノであり、ヘテロアリールが、フラニル、チオフェニル、1H-ピラゾリル、1H-イミダゾリル、イソオキサゾリル、1,3-チアゾリル、1,3-オキサゾリル、テトラゾリル、1,2,3-トリアゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2,3-チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、及びキノリニルからなる群から選択され、ヘテロアリールが、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0096】
方法又は使用の別の態様は、R3aがヘテロアリール-アミノであり、ヘテロアリールが、1H-ピラゾリル、ピリジニル、及びピラジニルからなる群から選択され、ヘテロアリールの各例が、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0097】
方法又は使用の別の態様は、R3aがフェニル-(C1~6アルキル)-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択され、フェニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0098】
方法又は使用の別の態様は、R3aがフェニル-(C1~6アルキル)-アミノであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択され、フェニルが、1つのR3a'置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0099】
方法又は使用の別の態様は、R3aがフェニル-(C1~6アルキル)-アミノであり、C1~6アルキルがメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0100】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-チオであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0101】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-チオであり、C1~6アルキルがメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0102】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-スルホキシルであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0103】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-スルホキシルであり、C1~6アルキルがメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0104】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-スルホニルであり、C1~6アルキルが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0105】
方法又は使用の別の態様は、R3aがC1~6アルキル-スルホニルであり、C1~6アルキルがメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0106】
方法又は使用の一態様は、R3a'が、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、及びアミノからなる群から独立に選択される、式(I)の化合物を含む。
【0107】
方法又は使用の別の態様は、R3a'が、ハロ及びC1~6アルキルからなる群から独立に選択される、式(I)の化合物を含む。
【0108】
方法又は使用の別の態様は、R3a'がシアノである、式(I)の化合物を含む。
【0109】
方法又は使用の別の態様は、R3a'が、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードからなる群から選択されるハロである、式(I)の化合物を含む。
【0110】
方法又は使用の別の態様は、R3a'が、フルオロ及びクロロからなる群から独立に選択される、式(I)の化合物を含む。
【0111】
方法又は使用の別の態様は、R3a'が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択されるC1~6アルキルである、式(I)の化合物を含む。
【0112】
方法又は使用の別の態様は、R3a'がメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0113】
方法又は使用の別の態様は、R3a'が、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、sec-ブトキシ、iso-ブトキシ、tert-ブトキシ、ペントキシ、及びヘキシルオキシからなる群から選択されるC1~6アルコキシである、式(I)の化合物を含む。
【0114】
方法又は使用の別の態様は、R3a'がメトキシである、式(I)の化合物を含む。
【0115】
方法又は使用の別の態様は、R3a'がアミノである、式(I)の化合物を含む。
【0116】
方法又は使用の一態様は、R4が、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、アミノ、C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、又はヘテロアリールからなる群から選択され、ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、ヘテロアリールが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、又はヘテロアリールの各例が、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0117】
方法又は使用の別の態様は、R4が、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルコキシ、及びC3~10シクロアルキルからなる群から選択され、C1~6アルキル又はC3~10シクロアルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0118】
方法又は使用の別の態様は、R4が水素である、式(I)の化合物を含む。
【0119】
方法又は使用の別の態様は、R4がシアノである、式(I)の化合物を含む。
【0120】
方法又は使用の別の態様は、R4が、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードからなる群から選択されるハロである、式(I)の化合物を含む。
【0121】
方法又は使用の別の態様は、R4が、クロロ及びブロモからなる群から選択されるハロである、式(I)の化合物を含む。
【0122】
方法又は使用の別の態様は、R4がヒドロキシである、式(I)の化合物を含む。
【0123】
方法又は使用の別の態様は、R4が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択されるC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0124】
方法又は使用の別の態様は、R4がメチルであり、メチルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0125】
方法又は使用の別の態様は、R4がハロ-C1~6アルコキシであり、C1~6アルコキシが、メトキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、sec-ブトキシ、iso-ブトキシ、tert-ブトキシ、ペントキシ、及びヘキシルオキシからなる群から選択され、C1~6アルコキシが、利用可能な原子価により可能である場合、1つ又は複数のハロゲン原子で部分的に又は完全に置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0126】
方法又は使用の別の態様は、R3aがハロ-C1~6アルコキシであり、C1~6アルコキシが、2つのフッ素原子で置換されているメトキシである、式(I)の化合物を含む。
【0127】
方法又は使用の別の態様は、R4がC3~10シクロアルキルであり、C3~10シクロアルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0128】
方法又は使用の別の態様は、R4が、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、及びシクロオクチルからなる群から選択されるC3~10シクロアルキルであり、C3~10シクロアルキルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0129】
方法又は使用の別の態様は、R4が独立にシクロプロピルであり、シクロプロピルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されている、式(I)の化合物を含む。
【0130】
方法又は使用の一態様は、R4aが、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択される、式(I)の化合物を含む。
【0131】
方法又は使用の一態様は、R5が、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、カルバモイル、C3~10シクロアルキル、及びヘテロシクリルからなる群から選択され、ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基である、式(I)の化合物を含む。
【0132】
方法又は使用の別の態様は、R5が、水素、シアノ、ハロ、及びC1~6アルキルからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0133】
方法又は使用の別の態様は、R5が水素である、式(I)の化合物を含む。
【0134】
方法又は使用の別の態様は、R5がシアノである、式(I)の化合物を含む。
【0135】
方法又は使用の別の態様は、R5が、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードからなる群から選択されるハロである、式(I)の化合物を含む。
【0136】
方法又は使用の別の態様は、R5がクロロである、式(I)の化合物を含む。
【0137】
方法又は使用の別の態様は、R5が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルからなる群から選択されるC1~6アルキルである、式(I)の化合物を含む。
【0138】
方法又は使用の別の態様は、R5がメチルである、式(I)の化合物を含む。
【0139】
方法又は使用の一態様は、R6が、水素、ハロ、及びC1~6アルキルからなる群から選択される、式(I)の化合物を含む。
【0140】
方法又は使用の別の態様は、R6が水素である、式(I)の化合物を含む。
【0141】
方法又は使用の一態様は、
【0142】
【化3A】
【0143】
【化3B】
【0144】
【化3C】
【0145】
【化3D】
【0146】
【化3E】
【0147】
【化3F】
【0148】
【化3G】
【0149】
【化3H】
【0150】
【化3I】
【0151】
【化3J】
【0152】
【化3K】
【0153】
【化3L】
【0154】
【化3M】
【0155】
【化3N】
【0156】
【化3O】
【0157】
からなる群から選択される化合物を含む、式(I)の化合物又はその形態を含み、
化合物の形態は、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される。
【0158】
方法又は使用のある態様は、
【0159】
【表1A】
【0160】
【表1B】
【0161】
【表1C】
【0162】
【表1D】
【0163】
【表1E】
【0164】
【表1F】
【0165】
【表1G】
【0166】
【表1H】
【0167】
【表1I】
【0168】
【表1J】
【0169】
からなる群から選択される化合物を含む、式(I)の化合物又はその形態(化合物番号(#1)は、塩形態が単離されたことを示す)を含み、
化合物の形態は、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される。
【0170】
方法又は使用の別の態様は、
【0171】
【表2A】
【0172】
【表2B】
【0173】
【表2C】
【0174】
【表2D】
【0175】
【表2E】
【0176】
【表2F】
【0177】
【表2G】
【0178】
【表2H】
【0179】
【表2I】
【0180】
からなる群から選択される化合物塩である、式(I)の化合物又はその形態を含み、
化合物の形態は、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体からなる群から選択される。
【0181】
方法又は使用の一態様は、MAPTの異常な形態の蓄積及び凝集によって特徴付けられる対象における神経変性疾患の処置のための式(I)の化合物又はその形態を含む。
【0182】
方法又は使用の一態様は、影響を受けた脳領域のニューロン及びグリアにおける神経原線維変化及びペアードヘリカルフィラメントの形成によって特徴付けられる対象における神経変性疾患の処置のための式(I)の化合物又はその形態を含む。
【0183】
方法又は使用の一態様は、神経変性疾患が、アルツハイマー病、ボクサー認知症、グアム筋萎縮性側索硬化症-パーキンソニズム-認知症(グアムALS/PD)、ピック病、嗜銀顆粒性認知症、ニーマンピックC型、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)、進行性核上麻痺(PSP)、多系統萎縮症(MSA)、大脳皮質基底核神経節変性症、前頭側頭型認知症とパーキンソニズム-17(FTDP-17)、脳炎後パーキンソニズム(PEP)、常染色体劣性遺伝パーキンソニズム、前頭側頭型認知症、及び進行性核上麻痺からなる群から選択される、式(I)の化合物又はその形態を含む。
【0184】
一態様は、MAPT pre-mRNAにおいてエクソン10スキッピングを誘発するための方法であって、ヒト細胞を式(I)の化合物又はその形態と接触させる工程を含む方法を含む。
【0185】
一態様は、MAPT ΔE4 mRNAを生成するための方法であって、ヒト細胞を式(I)の化合物又はその形態と接触させる工程を含む方法を含む。
【0186】
一態様は、MAPT4Rタンパク質を減少させるための方法であって、ヒト細胞を式(I)の化合物又はその形態と接触させる工程を含む方法を含む。
【0187】
本明細書の一態様は、MAPTの異常な形態の蓄積及び凝集によって特徴付けられる神経変性疾患の処置のために対象に投与するための、式(I)の化合物又はその形態及び少なくとも1種の薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物に関する。
【0188】
本明細書の一態様は、式(I)の化合物又はその形態及び少なくとも1種の薬学的に許容される賦形剤を含む、対象におけるMAPTの異常な形態の蓄積及び凝集によって特徴付けられる神経変性疾患の処置のための医薬の製造に関する。
【0189】
特に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術及び科学用語は、本発明が属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。方法及び材料は、本発明で使用するために本明細書に記載され、当技術分野で公知の他の適切な方法及び材料も使用され得る。
【0190】
材料、方法及び例は、一例にすぎず、限定することを意図しない。本明細書で言及される全ての刊行物、特許出願、特許、配列、データベースエントリー、及び他の参考文献は、それらの全体が参照により組み込まれる。矛盾する場合、定義を含む本明細書が優先する。
【0191】
化学的定義
上記及び本明細書の記述全体で使用される化学用語は、特に具体的に定義されない限り、以下に示される意味を有すると当業者により理解されるものとする。
【0192】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルキル」は、一般的に、直鎖又は分岐鎖配置で1~8つの炭素原子を有する飽和炭化水素基を指し、これらに限定されないが、メチル、エチル、n-プロピル(プロピル又はプロパニルとも称される)、イソプロピル、n-ブチル(ブチル又はブタニルとも称される)、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル(ペンチル又はペンタニルとも称される)、n-ヘキシル(ヘキシル又はヘキサニルとも称される)等を含む。ある特定の態様では、C1~6アルキルは、これらに限定されないが、C1~6アルキル、C1~4アルキル等を含む。C1~6アルキル基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で任意選択で置換されている。
【0193】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロ-C1~6アルキル」は、一般的に、O、S又はN原子等の1つ又は複数のヘテロ原子が鎖のメンバーである、直鎖又は分岐鎖配置で1~6つの炭素原子を有する飽和炭化水素基を指し、これらに限定されないが、ヘテロ-メチル、ヘテロ-エチル、ヘテロ-プロピル、ヘテロ-ブチル、ヘテロ-ペンチル、ヘテロ-ヘキシル等を含む。ある特定の態様では、ヘテロ-C1~6アルキルは、これらに限定されないが、ヘテロ-C2~6アルキル、ヘテロ-C1~4アルキル、ヘテロ-C2~4アルキル等を含む。ヘテロ-C1~6アルキル基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で任意選択で置換されている。
【0194】
本明細書で使用される場合、用語「C2~6アルケニル」は、一般的に、直鎖又は分岐鎖配置で2~8つの炭素原子及び1つ又は複数の炭素-炭素二重結合を有する部分的不飽和炭化水素基を指し、これらに限定されないが、エテニル(ビニルとも称される)、アリル、プロペニル等を含む。ある特定の態様では、C2~6アルケニルは、これらに限定されないが、C2~6アルケニル、C2~4アルケニル等を含む。C2~6アルケニル基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で任意選択で置換されている。
【0195】
本明細書で使用される場合、用語「C2~6アルキニル」は、一般的に、直鎖又は分岐鎖配置で2~8つの炭素原子及び1つ又は複数の炭素-炭素三重結合を有する部分的不飽和炭化水素基を指し、これらに限定されないが、エチニル(アセチレニルとも称される)、プロピニル、ブチニル等を含む。ある特定の態様では、C2~6アルキニルは、これらに限定されないが、C2~6アルキニル、C2~4アルキニル等を含む。C2~6アルキニル基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で任意選択で置換されている。
【0196】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルコキシ」は、一般的に、式:-O-C1~6アルキルの直鎖又は分岐鎖配置で1~8つの炭素原子を有する飽和炭化水素基を指し、これらに限定されないが、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ、n-ペントキシ、n-ヘキソキシ等を含む。ある特定の態様では、C1~6アルコキシは、これらに限定されないが、C1~6アルコキシ、C1~4アルコキシ等を含む。C1~6アルコキシ基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で任意選択で置換されている。
【0197】
本明細書で使用される場合、用語「オキソ」は、式:=Oの基を指す。
【0198】
本明細書で使用される場合、用語「カルボキシル」は、式:-COOH、-C(O)OH又は-CO2Hの基を指す。
【0199】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルコキシ-カルボニル」は、式:-COO-C1~6アルキル、-C(O)O-C1~6アルキル又は-CO2-C1~6アルキルの基を指す。
【0200】
本明細書で使用される場合、用語「カルバモイル」は、式:-C(O)NH2の基を指す。
【0201】
本明細書で使用される場合、用語「C3~10シクロアルキル」は、一般的に、飽和又は部分的不飽和単環式、二環式又は多環式炭化水素基を指し、これらに限定されないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル、シクロオクチル、1H-インダニル、インデニル、テトラヒドロ-ナフタレニル等を含む。ある特定の態様では、C3~10シクロアルキルは、これらに限定されないが、C3~8シクロアルキル、C5~8シクロアルキル、C3~10シクロアルキル等を含む。C3~10シクロアルキル基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で任意選択で置換されている。
【0202】
本明細書で使用される場合、用語「アリール」は、一般的に、単環式、二環式又は多環式芳香族炭素原子環構造基を指し、これらに限定されないが、フェニル、ナフチル、アントラセニル、フルオレニル、アズレニル、フェナントレニル等を含む。アリール基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で任意選択で置換されている。
【0203】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロアリール」は、一般的に、構造的安定性により可能である場合、1つ又は複数の炭素原子環員が、O、S又はN原子等の1つ又は複数のヘテロ原子で置き換えられている、単環式、二環式又は多環式芳香族炭素原子環構造基を指し、これらに限定されないが、フラニル、チオフェニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、1,3-チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、インドリル、インダゾリル、インドリジニル、イソインドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾイミダゾリル、1,3-ベンゾチアゾリル、1,3-ベンゾオキサゾリル、プリニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル等を含む。ヘテロアリール基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で、炭素又は窒素原子環員上で任意選択で置換されている。
【0204】
ある特定の態様では、ヘテロアリール基の命名法は、フラニルがフリルとも称され得る、チオフェニルがチエニルとも称され得る、ピリジニルがピリジルとも称され得る、ベンゾチオフェニルがベンゾチエニルとも称され得る、及び1,3-ベンゾオキサゾリル(benzoxazolyl)が1,3-ベンゾオキサゾリル(benzooxazolyl)とも称され得る非限定的な例のように異なり得る。
【0205】
ある特定の他の態様では、ヘテロアリール基に関する用語は、用語ピロリルが、2H-ピロリル、3H-ピロリル等も含み得る、用語ピラゾリルが1H-ピラゾリル等も含み得る、用語イミダゾリルが1H-イミダゾリル等も含み得る、用語トリアゾリルが1H-1,2,3-トリアゾリル等も含み得る、用語オキサジアゾリルが、1,2,4-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル等も含み得る、用語テトラゾリルが、1H-テトラゾリル、2H-テトラゾリル等も含み得る、用語インドリルが1H-インドリル等も含み得る、用語インダゾリルが、1H-インダゾリル、2H-インダゾリル等も含み得る、用語ベンゾイミダゾリルが1H-ベンゾイミダゾリルも含み得る、及び用語プリニルが9H-プリニル等も含み得る非限定的な例のように、他の位置異性体も含み得る。
【0206】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロシクリル」は、一般的に、構造的安定性により可能である場合、1つ又は複数の炭素原子環員が、O、S又はN原子等のヘテロ原子で置き換えられている、飽和又は部分的不飽和単環式、二環式又は多環式炭素原子環構造基を指し、これらに限定されないが、オキシラニル、オキセタニル、アゼチジニル、テトラヒドロフラニル、ピロリニル、ピロリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、イソチアゾリニル、イソチアゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、トリアゾリニル、トリアゾリジニル、オキサジアゾリニル、オキサジアゾリジニル、チアジアゾリニル、チアジアゾリジニル、テトラゾリニル、テトラゾリジニル、ピラニル、ジヒドロ-2H-ピラニル、テトラヒドロピラニル、チオピラニル、1,3-ジオキサニル、1,3-オキサジナニル、1,2,5,6-テトラヒドロピリジニル、1,2,3,6-テトラヒドロピリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、1,4-ジアゼパニル、1,3-ベンゾジオキソリル、1,4-ベンゾジオキサニル等を含む。ヘテロシクリル基は、利用可能な原子価により可能である場合、本明細書に記載されるような置換基種で、炭素又は窒素原子環員上で任意選択で置換されている。
【0207】
本明細書で使用される場合、用語「シアノ」は、式:-CNの基を指す。
【0208】
本明細書で使用される場合、用語「アミノ」は、式:-NH2の基を指す。
【0209】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルキル-アミノ」は、式:-NH-C1~6アルキルの基を指す。
【0210】
本明細書で使用される場合、用語「ハロ-C1~6アルキル-アミノ」は、式:-NH-C1~6アルキルの基を指し、C1~6アルキルは、利用可能な原子価により可能である場合、1つ又は複数のハロゲン原子で部分的に又は完全に置換されている。
【0211】
本明細書で使用される場合、用語「(C1~6アルキル)2-アミノ」は、式:-N(C1~6アルキル)2の基を指す。
【0212】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルキル-カルボキシル-アミノ」は、式:-NH-C(O)-の基を指す。
【0213】
本明細書で使用される場合、用語「フェニル-アミノ」は、式:-NH-フェニルの基を指す。
【0214】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロシクリル-アミノ」は、式:-NH-ヘテロシクリルの基を指す。
【0215】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロアリール-アミノ」は、式:-NH-ヘテロアリールの基を指す。
【0216】
本明細書で使用される場合、用語「フェニル-(C1~6アルキル)-アミノ」は、式:-N(C1~6アルキル)-フェニルの基を指す。
【0217】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロシクリル-(C1~6アルキル)-アミノ」は、式:-N(C1~6アルキル)-ヘテロシクリルの基を指す。
【0218】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロアリール-(C1~6アルキル)-アミノ」は、式:-N(C1~6アルキル)-ヘテロアリールの基を指す。
【0219】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルキル-チオ」は、式:-S-C1~6アルキルの基を指す。
【0220】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルキル-スルホキシル」は、式:-S(O)-C1~6アルキルの基を指す。
【0221】
本明細書で使用される場合、用語「C1~6アルキル-スルホニル」は、式:-SO2-C1~6アルキルの基を指す。
【0222】
本明細書で使用される場合、用語「ハロ」又は「ハロゲン」は、一般的に、フルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを含むハロゲン原子基を指す。
【0223】
本明細書で使用される場合、用語「ハロ-C1~6アルコキシ」は、式:-O-C1~6アルキル-ハロの基を指し、C1~6アルキルは、利用可能な原子価により可能である場合、1つ又は複数のハロゲン原子で部分的に又は完全に置換されている。
【0224】
本明細書で使用される場合、用語「ハロ-C1~6アルキル」は、式:-C1~6アルキル-ハロの基を指し、C1~6アルキルは、利用可能な原子価により可能である場合、1つ又は複数のハロゲン原子で部分的に又は完全に置換されている。
【0225】
本明細書で使用される場合、用語「ヒドロキシ」は、式:-OHの基を指す。
【0226】
本明細書で使用される場合、用語「ヒドロキシ-C1~6アルキル」は、式:-C1~6アルキル-OHの基を指し、C1~6アルキルは、利用可能な原子価により可能である場合、1つ又は複数のヒドロキシ基で部分的に又は完全に置換されている。
【0227】
本明細書で使用される場合、用語「置換基」は、指定された原子位置で置換され、指定された原子上の1つ又は複数の水素を置き換える、コア分子の原子上の位置可変基を意味し、但し、指定された原子の通常の原子価を超えず、置換が安定な化合物をもたらすことを条件とする。置換基及び/又は可変基の組合せは、そのような組合せが安定な化合物をもたらす場合のみ許容される。当業者は、本明細書に記載又は示される通り満たしていないように思われる原子価を有する任意の炭素及びヘテロ原子は、記載又は示される原子価を満たすのに十分な数の水素原子を有することが想定されることに留意すべきである。ある特定の例では、結合点として二重結合(例えば、「オキソ」又は「=O」)を有する1つ又は複数の置換基は、本明細書で、置換基群内に記載されるか、示されるか、又は列挙されることがあり、構造は、式(I)のコア構造への結合点として単結合を示すだけであることがある。当業者は、単結合だけが示されているが、二重結合がそれらの置換基に意図されていることを理解する。
【0228】
本明細書で使用される場合、本明細書で提供される化学用語の定義に関して、用語「等」は、当業者によって予想され得る化学構造の変形が、限定なしに、異性体(鎖、分岐又は位置構造異性体を含む)、環系の水和(単環式、二環式又は多環式環構造の飽和又は部分的不飽和を含む)及び安定な化合物をもたらす、利用可能な原子価により可能である全ての他の変形を含むことを意味する。
【0229】
この明細書の目的に関して、式(I)の化合物又はその形態の1つ又は複数の置換可変基が、式(I)の化合物に組み込まれる官能基を包含する場合、開示される化合物内の任意の位置に現れる各官能基は、独立に選択され、適宜、独立に及び/又は任意選択で置換され得る。
【0230】
本明細書で使用される場合、用語「独立に選択される」又は「各々選択される」は、式(I)の構造上に1回より多く出現し得る置換基リスト内の官能可変基を指し、各出現での置換のパターンは、任意の他の出現でのパターンと独立している。更に、本明細書に記載の化合物の任意の式又は構造上の属の置換可変基の使用は、特定の属内に含まれる種置換基での属置換基の置き換えを含み、例えば、アリールは、フェニル又はナフタレニル等で置き換えられてもよく、得られた化合物は、本明細書に記載の化合物の範囲内に含まれることが理解される。
【0231】
本明細書で使用される場合、用語「の各例」又は「存在する場合、各例では」は、「・・・C3~10シクロアルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、アリール、アリール-C1~4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-C1~4アルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリル-C1~4アルキル」等のフレーズの前に使用される場合、各々が単独で又は置換基として存在する場合のC3~10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリル環系を指すことを意図する。
【0232】
本明細書で使用される場合、用語「任意選択で置換されている」は、特定の置換可変基、基、ラジカル又は部分での任意選択の置換を意味する。
【0233】
化合物の形態
本明細書で使用される場合、用語「形態」は、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される形態を有する式(I)の化合物を意味する。
【0234】
本明細書に記載のある特定の態様では、式(I)の化合物の形態は、その塩である。
【0235】
本明細書に記載のある特定の態様では、式(I)の化合物の形態は、その互変異性体である。
【0236】
本明細書に記載のある特定の態様では、式(I)の化合物の形態は、薬学的に許容される形態である。
【0237】
本明細書に記載のある特定の態様では、式(I)の化合物又はその形態は、使用するために単離される。
【0238】
本明細書で使用される場合、用語「単離された」は、本明細書に記載の又は当業者に周知の1つ又は複数の単離又は精製プロセス(例えば、クロマトグラフィー、再結晶等)に従って、本明細書に記載の又は当業者に周知の標準的な分析技術によって特徴付けられるのに十分な純度で、合成プロセス(例えば、反応混合物から)若しくは天然供給源又はそれらの組合せから単離及び/又は精製された後の式(I)の化合物又はその形態の物理的状態を意味する。
【0239】
本明細書で使用される場合、用語「保護された」は、化合物が反応に供された場合に、式(I)の化合物又はその形態中の官能基が、保護された部位で望まれない副反応が起こらないように修飾された形態にあることを意味する。適切な保護基は、当業者によって、及び例えば、T.W. Greeneら、Protective Groups in organic Synthesis(1991)、Wiley、New York等の標準的な教科書を参照することによって認識される。そのような官能基は、ヒドロキシ、フェノール、アミノ及びカルボン酸を含む。ヒドロキシ又はフェノールの適切な保護基は、トリアルキルシリル又はジアリールアルキルシリル(例えば、t-ブチルジメチルシリル、t-ブチルジフェニルシリル又はトリメチルシリル)、テトラヒドロピラニル、ベンジル、置換ベンジル、メチル、メトキシメタノール等を含む。アミノ、アミジノ及びグアニジノの適切な保護基は、t-ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル等を含む。カルボン酸の適切な保護基は、アルキル、アリール又はアリールアルキルエステルを含む。ある特定の例では、保護基はまた、Wang樹脂又は2-クロロトリチル-クロリド樹脂等のポリマー樹脂であり得る。保護基は、当業者に周知であり、本明細書に記載されるような標準的な技術に従って付加又は除去され得る。本明細書に記載の化合物のそのような保護された誘導体は、それ自体は薬理学的活性を有し得ないが、それらは対象に投与され、その後、体内で代謝されて、薬理学的に活性である本明細書に記載の化合物を形成し得ることも当業者によって理解される。したがって、そのような誘導体は「プロドラッグ」と記載され得る。本明細書に記載の化合物の全てのプロドラッグは、本明細書に記載の使用の範囲内に含まれる。
【0240】
本明細書で使用される場合、用語「プロドラッグ」は、活性な式(I)の化合物又はその形態を生じるようにin vivoで変換される本化合物の形態(例えば、薬物前駆体)を意味する。変換は、様々な機構によって(例えば、代謝及び/又は非代謝化学プロセスによって)、例えば、血液、肝臓並びに/又は他の臓器及び組織における加水分解及び/又は代謝等によって発生し得る。プロドラッグの使用の考察は、T. Higuchi及びW. Stella、「Pro-drugs as Novel Delivery Systems」、A.C.S. Symposium Seriesの14巻によって、及びBioreversible Carriers in Drug Design、Edward B. Roche編、American Pharmaceutical Association and Pergamon Press、1987において提供される。
【0241】
一例では、式(I)の化合物又はその形態がカルボン酸官能基を含有する場合、プロドラッグは、アルキル等の官能基での酸性基の水素原子の置き換えによって形成されるエステルを含み得る。別の例では、式(I)の化合物又はその形態がヒドロキシル官能基を含有する場合、プロドラッグ形態は、ヒドロキシルの水素原子をアルキル、アルキルカルボニル又はホスホン酸エステル等の別の官能基で置き換えることによって調製され得る。別の例では、式(I)の化合物又はその形態がアミン官能基を含有する場合、プロドラッグ形態は、1つ又は複数のアミン水素原子をアルキル又は置換カルボニル等の官能基で置き換えることによって調製され得る。式(I)の化合物又はその形態の薬学的に許容されるプロドラッグは、適当な場合、以下の基:カルボン酸エステル、スルホン酸エステル、アミノ酸エステル、ホスホン酸エステル及び一、二若しくは三リン酸エステル又はアルキル置換基のうちの1種又は複数で置換されているそれらの化合物を含む。本明細書に記載されるように、式(I)の化合物又はその形態をプロドラッグとして提供するために、そのような置換基のうちの1つ又は複数が使用され得ることが当業者によって理解される。
【0242】
本明細書に記載の1種又は複数の化合物は、非溶媒和形態及び水、エタノール等の薬学的に許容される溶媒との溶媒和形態で存在してもよく、本明細書の記述は、溶媒和及び非溶媒和形態の両方を包含することを意図する。
【0243】
本明細書で使用される場合、用語「溶媒和物」は、本明細書に記載の化合物と1つ又は複数の溶媒分子との物理的会合を意味する。この物理的会合は、水素結合を含む、様々な程度のイオン及び共有結合を含む。ある特定の例では、例えば、1つ又は複数の溶媒分子が結晶性固体の結晶格子に組み込まれる場合、溶媒和物は単離できる。本明細書で使用される場合、「溶媒和物」は、溶液相及び単離可能な溶媒和物の両方を包含する。適切な溶媒和物の非限定的な例は、エタノレート、メタノレート等を含む。
【0244】
本明細書で使用される場合、用語「水和物」は、溶媒分子が水である溶媒和物を意味する。
【0245】
式(I)の化合物は、この明細書の範囲内に含まれることが意図される塩を形成し得る。本明細書における式(I)の化合物又はその形態への言及は、特に示されない限り、その塩形態への言及を含むことが理解される。用語「塩」は、本明細書で用いられる場合、無機及び/又は有機酸で形成される酸性塩、並びに無機及び/又は有機塩基で形成される塩基性塩を表わす。加えて、式(I)の化合物又はその形態が、限定なしにアミン部分等の塩基性部分、及びこれに限定されないがカルボン酸等の酸性部分の両方を含有する場合、双性イオン(「分子内塩」)が形成され得、本明細書で使用されるような用語「塩」に含まれる。
【0246】
用語「薬学的に許容される塩」は、本明細書で使用される場合、哺乳動物において使用するのに安全で有効であり(すなわち、非毒性、生理学的に許容される)、生物学的活性を有する本明細書に記載の化合物の塩を意味するが、他の塩も有用である。式(I)の化合物の塩は、例えば、塩が沈殿する媒体等の媒体中又は水性媒体中で式(I)の化合物又はその形態を、ある量の酸又は塩基、例えば当量と反応させ、その後凍結乾燥することによって形成され得る。
【0247】
薬学的に許容される塩は、本明細書に記載の化合物中に存在する酸性又は塩基性基の1種又は複数の塩を含む。酸付加塩の特定の態様は、酢酸塩、アスコルビン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、重酒石酸塩、ホウ酸塩、ブロミド、酪酸塩、塩化物、クエン酸塩、ショウノウ酸塩、カンファースルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、ゲンチシネート、グルコン酸塩、グルカロネート、グルタミン酸塩、ヨウ化物、イソニコチン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、パントテン酸塩、リン酸塩、プロピオン酸塩、糖酸塩、サリチル酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トルエンスルホン酸塩(トシレートとしても公知)、トリフルオロ酢酸塩等を含み、これらに限定されない。酸付加塩のある特定の態様は、塩化物又は二塩化物を含む。
【0248】
加えて、塩基性医薬化合物からの薬学的に有用な塩の形成に適切と一般的に考えられる酸は、例えば、P. Stahlら、Camille G.(編)Handbook of Pharmaceutical Salts. Properties, Selection and Use.(2002)Zurich:Wiley-VCH;S. Bergeら、Journal of Pharmaceutical Sciences(1977)66(1)1~19;P. Gould、International J. of Pharmaceutics (1986)33、201~217;Andersonら、The Practice of Medicinal Chemistry (1996)、Academic Press、New Yorkによって、及びThe Orange Book(Food & Drug Administration、Washington、D.C.ウェブサイト上)において考察されている。これらの開示は、それらへの参照により本明細書に組み込まれる。
【0249】
適切な塩基性塩は、これらに限定されないが、アルミニウム、アンモニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム及び亜鉛塩を含む。
【0250】
全てのそのような酸性塩及び塩基性塩は、本明細書に記載されるような薬学的に許容される塩の範囲内に含まれることが意図される。加えて、全てのそのような酸性及び塩基性塩は、この明細書の目的のための対応する化合物の遊離形態と同等と考えられる。
【0251】
式(I)の化合物及びその形態は、互変異性形態で更に存在し得る。全てのそのような互変異性形態は、本明細書に記載されるような式(I)の化合物又はその形態の範囲内に含まれることが企図及び意図される。
【0252】
式(I)の化合物又はその形態は、不斉又はキラル中心を含有することがあり、したがって、異なる立体異性形態で存在し得る。本明細書は、式(I)の化合物の全ての立体異性形態及びラセミ混合物を含むそれらの混合物を含むことを意図する。
【0253】
本明細書に記載の化合物は、1つ又は複数のキラル中心を含むことがあり、したがって、ラセミ混合物(R/S)又は実質的に純粋な鏡像異性体及びジアステレオマーとして存在し得る。化合物は、実質的に純粋な(R)又は(S)鏡像異性体としても存在し得る(1つのキラル中心が存在する場合)。特定の一態様では、本明細書に記載の化合物は、(S)異性体であり、実質的に(S)異性体だけを含む鏡像異性的に純粋な組成物として存在し得る。別の特定の態様では、本明細書に記載の化合物は、(R)異性体であり、実質的に(R)異性体だけを含む鏡像異性的に純粋な組成物として存在し得る。当業者が認識するように、1つより多くのキラル中心が存在する場合、本明細書に記載の化合物は、IUPAC命名法勧告によって定義されるように(R,R)、(R,S)、(S,R)又は(S,S)異性体としても存在し得る。
【0254】
本明細書で使用される場合、用語「キラル」は、4つの非同一置換基に結合した炭素原子を指す。本明細書で使用される立体化学的定義及び慣習は、一般的に、S. P. Parker編、McGraw-Hill Dictionary of Chemical Terms(1984) McGraw-Hill Book Company、New York;及びEliel, E.及びWilen, S.、「Stereochemistry of Organic Compounds」、John Wiley & Sons, Inc.、New York、1994に従う。光学活性化合物の記載において、接頭語D及びL、又はR及びSは、そのキラル中心の周りの分子の絶対立体配置を表わすために使用される。検討中のキラル中心に結合した置換基は、Cahn、Ingold及びPrelogの順位則に従って順位付けされる。(Cahnら、Angew. Chem. Inter. Edit.1966、5、385;errata 511)。
【0255】
本明細書で使用される場合、用語「実質的に純粋な」は、90%以上の量、92%以上の量、95%以上の量、98%以上の量、99%以上の量の実質的に単一の異性体、又は100%に等しい量の単一の異性体からなる化合物を指す。
【0256】
本明細書の一態様では、式(I)の化合物又はその形態は、90%以上の量、92%以上の量、95%以上の量、98%以上の量、99%以上の量、又は100%に等しい量で存在する実質的に純粋な(S)鏡像異性体形態である。
【0257】
本明細書の一態様では、式(I)の化合物又はその形態は、90%以上の量、92%以上の量、95%以上の量、98%以上の量、99%以上の量、又は100%に等しい量で存在する実質的に純粋な(R)鏡像異性体形態である。
【0258】
本明細書の一態様では、式(I)の化合物又はその形態は、90%以上の量、92%以上の量、95%以上の量、98%以上の量、99%以上の量、又は100%に等しい量で存在する実質的に純粋な(S)鏡像異性体形態である。
【0259】
本明細書で使用される場合、「ラセミ体」は、限定なしに、約50/50、約60/40、約70/30、又は約80/20の比等の混合物を含む、「鏡像異性的に純粋」でないアイソメトリック形態の任意の混合物である。
【0260】
加えて、本明細書は、全ての幾何及び位置異性体を包含する。例えば、式(I)の化合物又はその形態が、二重結合又は縮合環を組み込む場合、cis-及びtrans-形態の両方、並びに混合物が本明細書の範囲内に包含される。ジアステレオマー混合物は、当業者に周知の方法によって、例えば、クロマトグラフィー及び/又は分別結晶等によって、それらの物理化学的差異に基づいてそれらの個々のジアステレオマーに分離され得る。鏡像異性体は、キラルHPLCカラム又は当業者に公知の他のクロマトグラフィー法の使用によって分離され得る。鏡像異性体は、適当な光学活性化合物(例えば、キラルアルコール又はMosherの酸塩化物等のキラル補助剤)との反応によって鏡像異性体混合物をジアステレオマー混合物に変換し、ジアステレオマーを分離し、個々のジアステレオマーを対応する純粋な鏡像異性体に変換(例えば、加水分解)することによっても分離され得る。また、式(I)の化合物の一部は、アトロプ異性体(例えば、置換ビアリール)であってもよく、この明細書の一部とみなされる。
【0261】
本化合物(化合物の塩、溶媒和物、エステル及びプロドラッグ並びにプロドラッグの塩、溶媒和物及びエステルのものを含む)の全ての立体異性体(例えば、幾何異性体、光学異性体等)、例えば、鏡像異性形態(不斉炭素の非存在下でさえ存在し得る)、回転異性形態、アトロプ異性体、及びジアステレオマー形態を含む、様々な置換基上の不斉炭素に起因して存在し得るものは、位置異性体(例えば、4-ピリジル及び3-ピリジル等)のように、この明細書の範囲内で企図される。本明細書に記載の化合物の個々の立体異性体は、例えば、他の異性体を実質的に含まなくてもよいか、又は上記のようにラセミ混合物で存在してもよい。
【0262】
化合物の使用
それを必要とする対象において疾患を処置する方法が本明細書で提供される。本明細書で使用される場合、用語「対象」又は「患者」は、哺乳動物を含む任意の動物を指す。例えば、マウス、ラット、他の齧歯類、ウサギ、イヌ、ネコ、ブタ、ウシ、ヒツジ、ウマ、霊長類、及びヒト。一部の態様では、対象はヒトである。
【0263】
本明細書で使用される場合、フレーズ「治療有効量」は、研究者、獣医、医者又は他の臨床医によって、組織、系、動物、個体又はヒトにおいて求められている生物学的又は医学的応答を誘発する活性化合物又は医薬品の量を指す。一部の態様では、対象又は個体に投与される化合物又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約1mg~約2g、約1mg~約1000mg、約1mg~約500mg、約1mg~約100mg、約1mg~50mg、又は約50mg~約500mgである。
【0264】
本明細書で使用される場合、用語「処置すること」又は「処置」は、(1)疾患を防止すること;例えば、疾患、状態又は障害に罹りやすい可能性があるが、疾患の病状又は総体的症状をまだ経験しても示してもいない個体において疾患、状態又は障害を防止すること;(2)疾患を阻害すること;例えば、疾患、状態又は障害の病状又は総体的症状を経験している又は示している個体において疾患、状態又は障害を阻害すること(すなわち、病状及び/又は総体的症状の更なる進展を阻止すること);及び(3)疾患を改善すること;例えば、疾患、状態又は障害の病状又は総体的症状を経験している又は示している個体において疾患、状態又は障害を改善すること(すなわち、病状及び/又は総体的症状を好転させること)、例えば、疾患の重症度を低下させる、又は疾患の1つ若しくは複数の症状を低減する若しくは軽減することのうちの1つ又は複数を指す。
【0265】
本出願は、それを必要とする対象において異常な形態のMAPTの蓄積又は凝集によって特徴付けられる神経変性疾患を処置する方法であって、対象に、本明細書で提供される化合物(すなわち式(I)の化合物)の治療有効量を投与する工程を含む方法を提供する。
【0266】
それを必要とする対象において、ニューロン及びグリアにおける神経原線維変化及びペアードヘリカルフィラメントの形成を処置する方法であって、対象に、本明細書で提供される化合物(すなわち式(I)の化合物)の治療有効量を投与する工程を含む方法も本明細書で提供される。
【0267】
対象においてMAPT4Rタンパク質を減少させる方法であって、対象に、本明細書で提供される化合物(すなわち式(I)の化合物)の治療有効量を投与する工程を含む方法も本明細書で提供される。
【0268】
本明細書で提供される方法の一部の態様では、化合物は、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩の群から選択される。
【0269】
対象においてMAPT pre-mRNAにおけるエクソン10スキッピングを誘発する方法であって、対象に、式(I)の化合物又はその形態の有効量を投与する工程を含む方法も本明細書で提供される。
【0270】
細胞においてMAPT pre-mRNAにおけるエクソン10スキッピングを誘発する方法であって、細胞(例えば、ex vivo又はin vivo)を式(I)の化合物又はその形態と接触させる工程を含む方法も本明細書で提供される。
【0271】
遺伝子においてMAPT pre-mRNAにおけるエクソン10スキッピングを誘発する方法であって、遺伝子(例えば、遺伝子を発現している細胞又は対象における)を式(I)の化合物又はその形態と接触させる工程を含む方法も本明細書で提供される。
【0272】
それを必要とする対象においてMAPT ΔE4 mRNAを生成する方法であって、化合物式(I)又はその形態の有効量を対象に投与する工程を含む方法もそこで提供される。
【0273】
細胞においてMAPT ΔE4 mRNAを生成する方法であって、細胞(例えば、ex vivo又はin vivo)を化合物式(I)又はその形態と接触させる工程を含む方法もそこで提供される。
【0274】
遺伝子においてMAPT ΔE4 mRNAを生成する方法であって、遺伝子(例えば、遺伝子を発現している細胞又は対象における)を式(I)の化合物又はその形態と接触させる工程を含む方法も本明細書で提供される。
【0275】
それを必要とする対象においてMAPT 4R mRNAを低下させるための方法であって、式(I)の化合物又はその形態の有効量を対象に投与する工程を含む方法も本明細書で提供される。例えば、そのような方法は、対象に由来する血清試料中のMAPT 4R mRNA濃度を低下させる工程を含む。
【0276】
一部の態様では、MAPT 4R mRNAは、血清において、例えば、式(I)の化合物又はその形態の投与前に対象から得られる血液試料において、及び本明細書で提供されるような化合物の投与後に対象から得られる血液試料において測定され得る。一部の態様では、投与後に対象から得られる血液試料は、本明細書で提供されるような化合物の投与の1日、2日、3日、4日、5日、6日、7日、8日、9日、10日、14日、21日、28日、及び/又は30日後に得られる。例えば、それらの両方がそれらの全体において参照により組み込まれる、F.B. Axelrodら、Pediatr Res(2011)70(5):480~483;及びR.S. Shettyら、Human Molecular Genetics(2011)20(21):4093~4101を参照されたい。
【0277】
細胞中のMAPT 4R mRNAを低下させるための方法であって、細胞(例えば、ex vivo又はin vivo)を式(I)の化合物又はその形態塩の治療有効量と接触させる工程を含む方法が本明細書で更に提供される。処理された細胞中のMAPT 4R mRNAの量は、本明細書で提供される化合物の非存在下での対象における細胞と比べて低下する。細胞中のMAPT 4R mRNAの量を低下させるための方法は、細胞を式(I)の化合物又はその形態とin vitroで接触させ、それにより、in vitroで細胞のMAPT 4R mRNAの量を低下させることによって行われ得る。MAPT 4R mRNAの量を低下させるそのようなin vitroの方法の使用は、これに限定されないが、スクリーニングアッセイ(例えば、式(I)の化合物又はその形態が、MAPT 4R mRNAの量を低下させることにおいて未知の活性又は効力の1種又は複数の化合物と比較して陽性対照又は標準として使用される)での使用を含む。
【0278】
一部の態様では、MAPT 4R mRNAの量は、中枢神経系細胞中で低下する。その一部の態様では、MAPT 4R mRNAの量は血漿中で低下する。
【0279】
中枢神経系細胞中の変異体MAPT 4R mRNAを低下させる方法は、例えば、細胞を式(I)の化合物又はその形態とin vivoで接触させ、それにより、対象中のMAPT 4R mRNAの量をin vivoで低下させることによって行われ得る。接触は、MAPT 4R mRNAの量の低下を達成するのに有効な量で式(I)の化合物又はその形態を対象中に存在させることによって達成される。これは、例えば、式(I)の化合物又はその形態の有効量を対象に投与することによって達成され得る。MAPT 4R mRNAの量を低下させるそのようなin vivoの方法の使用は、これに限定されないが、MAPT 4R mRNAの量の低下が有益である疾患又は状態を処置する方法での使用を含む。
【0280】
その一部の態様では、MAPT 4R mRNAの量は、MAPTの異常な形態の蓄積及び凝集によって特徴付けられる神経変性疾患を患っている対象の中枢神経系細胞中で低下する。方法は、好ましくは、式(I)の化合物又はその形態の有効量を、MAPTの異常な形態の蓄積及び凝集によって特徴付けられる神経変性疾患を患っている対象に投与することによって行われる。
【0281】
それを必要とする対象においてMAPT4Rタンパク質発現を低下させるための方法であって、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩の有効量を対象に投与する工程を含む方法も本明細書で提供される。例えば、そのような方法は、対象に由来する血清試料中のMAPT4Rタンパク質発現を低下させる工程を含む。それを必要とする対象においてMAPT4Rタンパク質発現の平均パーセンテージを低下させるための方法であって、式(I)の化合物又はその形態の有効量を対象に投与する工程を含む方法が本明細書で更に提供される。
【0282】
それを必要とする対象においてMAPT4Rタンパク質レベルを低下させるための方法であって、式(I)の化合物又はその形態の有効量を対象に投与する工程を含む方法も本明細書で提供される。それを必要とする対象においてMAPT4Rタンパク質レベルの平均パーセンテージを低下させるための方法であって、式(I)の化合物又はその形態の有効量を対象に投与する工程を含む方法が本明細書で更に提供される。
【0283】
細胞中のMAPT4Rタンパク質レベルを低下させるための方法(例えば、ex vivo又はin vivo)であって、細胞を式(I)の化合物又はその形態の治療有効量と接触させる工程を含む方法も本明細書で提供される。
【0284】
一部の態様では、方法はin vitroの方法である。一部の態様では、方法はin vivoの方法である。一部の態様では、MAPT4Rタンパク質レベルの量は細胞中で低下する。一部の態様では、細胞は中枢神経系細胞である。
【0285】
一部の態様では、式(I)の化合物又はその形態のうちの1種又は複数は、それを必要とする対象に、少なくとも1種の追加の医薬品と組み合わせて投与され得る。
【0286】
本明細書で規定される疾患の処置のための本出願の化合物と組み合わせて使用するための適切な追加の医薬品の追加の例は、これらに限定されないが、抗酸化剤、抗炎症剤、ステロイド、免疫抑制薬、又は治療用抗体等の他の薬剤を含む。一部の態様では、式(I)の化合物又はその形態は、それを必要とする対象に、MAPTの異常な形態の蓄積及び凝集によって特徴付けられる神経変性疾患の処置のために、少なくとも1種の追加の医薬品と組み合わせて投与され得る。
【0287】
治療剤として用いられる場合、本明細書で提供される化合物は、医薬組成物の形態で投与され得る。したがって、本明細書に記載の方法は、医薬組成物を投与する工程を含み得る。これらの組成物は、本明細書又は他で記載されるように調製することができ、局所又は全身処置が望まれるかどうか、及び処置される領域に応じて様々な経路により投与することができる。投与は、肺(例えば、ネブライザーによるものを含む粉末若しくはエアロゾルの吸入若しくは吹送;気管内又は鼻内)、経口、又は非経口であり得る。非経口投与は、これらに限定されないが、静脈内、動脈内、皮下、腹腔内、筋肉内注射若しくは注入、又は頭蓋内(例えば、髄腔内、眼内、又は脳室内)投与を含み得る。非経口投与は、単一のボーラス用量の形態であり得るか、又は例えば連続灌流ポンプによってもよい。従来の医薬担体、水性、粉末又は油性基剤、増粘剤等は、必要であり得るか又は望ましいことがある。一部の態様では、本明細書で提供される化合物は、経口及び非経口投与に適切である。一部の態様では、本明細書で提供される化合物は、経口投与に適切である。一部の態様では、本明細書で提供される化合物は、非経口投与に適切である。一部の態様では、本明細書で提供される化合物は、静脈内投与に適切である。一部の態様では、本明細書で提供される化合物は、経皮投与(例えば、貼付剤又はマイクロニードルを使用する投与)に適切である。局所投与用の医薬組成物は、経皮貼付剤(例えば、通常の又は電気刺激)、軟膏剤、ローション剤、クリーム剤、ゲル剤、滴下剤、坐剤、スプレー剤、液剤及び散剤を含み得る。従来の医薬担体、水性、粉末又は油性基剤、増粘剤等は、必要であり得るか又は望ましいことがある。
【0288】
活性成分としての式(I)の化合物又はその形態を1種又は複数の薬学的に許容される担体(賦形剤)と組み合わせて含有する医薬組成物も提供される。本明細書で提供される組成物の作製において、活性成分は、典型的には、賦形剤と混合されるか、賦形剤によって希釈されるか又は例えば、カプセル、サシェ、紙、若しくは他の容器の形態でそのような担体内に封入される。賦形剤は、希釈剤として働く場合、活性成分のビヒクル、担体又は媒体として作用する固体、半固体、又は液体材料であり得る。したがって、組成物は、錠剤、丸剤、散剤、ロゼンジ剤、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、液剤、シロップ剤、エアロゾル剤(固体として又は液体媒体中)、軟膏剤、ソフト及びハードゼラチンカプセル剤、坐剤、無菌注射可能液剤、及び無菌包装散剤の形態であり得る。
【0289】
適切な賦形剤の一部の例は、限定なしに、ラクトース、デキストロース、スクロース、ソルビトール、マンニトール、デンプン、アラビアゴム、リン酸カルシウム、アルギネート、トラガント、ゼラチン、ケイ酸カルシウム、微結晶セルロース、ポリビニルピロリドン、セルロース、水、シロップ、及びメチルセルロースを含む。製剤は、限定なしに、タルク、ステアリン酸マグネシウム、及び鉱油等の滑沢剤;湿潤剤;乳化及び懸濁化剤;メチル-及びプロピルヒドロキシ-ベンゾエート等の保存剤;甘味剤;香味剤、又はそれらの組合せを更に含み得る。
【0290】
活性化合物は、幅広い投与量範囲にわたって有効であり得、一般的に、薬学的に有効な量で投与される。投与される化合物の量及び投与のスケジュールは、通常、処置される状態、選択された投与経路、投与される実際の化合物、個々の対象の年齢、体重、及び応答、対象の症状の重症度等を含む関連する状況に従って、医師によって決定されることが理解される。
【0291】
別の態様では、式(I)の化合物又はその形態に関して観察される濃度-生物学的効果の関係は、およそ0.001μg・hr/mL~およそ50μg・hr/mL、およそ0.01μg・hr/mL~およそ20μg・hr/mL、およそ0.05μg・hr/mL~およそ10μg・hr/mL、又はおよそ0.1μg・hr/mL~およそ5μg・hr/mLの範囲の目標血漿濃度を示す。そのような血漿濃度を達成するために、本明細書に記載の化合物は、例えば、限定なしに1.0ng~10,000mg等で変動する用量で投与され得る。
【0292】
一態様では、有効な目標血漿濃度を達成するために投与される用量は、対象又は患者の特定の因子に基づいて投与することができ、体重基準で投与される用量は、約0.001mg/kg/日~約3500mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約3000mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約2500mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約2000mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約1500mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約1000mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約500mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約250mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約200mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約150mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約100mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約75mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約50mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約25mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約10mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約5mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約1mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約0.5mg/kg/日、又は約0.001mg/kg/日~約0.1mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約3500mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約3000mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約2500mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約2000mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約1500mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約1000mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約500mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約250mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約200mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約150mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約100mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約75mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約50mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約25mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約10mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約5mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約1mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約0.5mg/kg/日、又は約0.01mg/kg/日~約0.1mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約3500mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約3000mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約2500mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約2000mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約1500mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約1000mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約500mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約250mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約200mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約150mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約100mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約75mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約50mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約25mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約10mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約5mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約1mg/kg/日、又は約0.1mg/kg/日~約0.5mg/kg/日の範囲にあり得る。
【0293】
所与の対象の有効量は、対象に関連する因子を踏まえて、臨床医又は当技術分野の熟練の専門家の技術及び判断の範囲内にある日常的な実験によって決定され得る。用法用量は、活性剤の十分なレベルを提供するか、又は所望の効果を維持するために調整され得る。考慮され得る因子は、遺伝子スクリーニング、疾患状態の重症度、疾患進行の状態、対象の全体的な健康、民族性、年齢、体重、性別、食事、投与の時刻及び頻度、薬物の組合せ、反応感受性、他の治療の経験、及び治療への忍容性/応答を含む。
【0294】
有効な目標血漿濃度を達成するために投与される用量は、1日に1回(およそ24時間の期間に1回、すなわち「q.d.」)、2回(およそ12時間の期間に1回、すなわち「b.i.d.」又は「q.12h」)、3回(およそ8時間の期間に1回、すなわち「t.i.d.」又は「q.8h」)、又は4回(およそ6時間の期間に1回、すなわち「q.d.s.」、「q.i.d.」又は「q.6h」)経口投与され得る。
【0295】
ある特定の態様では、有効な目標血漿濃度を達成するために投与される用量はまた、約40~約200kgの間の範囲内の体重を有する患者又は対象(用量は、この範囲を超える又は下回る患者又は対象、特に40kgに達しない小児について調整され得る)に単回、分割、又は連続用量で投与され得る。典型的な成人対象は、約70kgの範囲内の体重中央値を有することが予想される。長期作用型医薬組成物は、特定の製剤の半減期及びクリアランス速度に応じて、2、3若しくは4日ごとに、毎週1回、又は2週間ごとに1回投与され得る。
【0296】
本明細書に記載の化合物及び組成物は、当技術分野で公知の任意の薬物送達経路により対象に投与され得る。非限定的な例は、経口、眼、直腸、バッカル、局所、鼻、舌下、経皮、皮下、筋肉内、静脈内(ボーラス及び注入)、脳内、及び肺経路の投与を含む。
【0297】
別の態様では、投与される用量は、約0.02、0.025、0.03、0.05、0.06、0.075、0.08、0.09、0.10、0.20、0.25、0.30、0.50、0.60、0.75、0.80、0.90、1.0、1.10、1.20、1.25、1.50、1.75、2.0、3.0、5.0、10、20、30、40、50、100、150、200、250、300、400、500、1000、1500、2000、2500、3000又は4000mg/日での送達用に製剤化された本明細書に記載の剤形に基づいて調整され得る。
【0298】
任意の化合物について、有効量は初めに、細胞培養アッセイ又はマウス、モルモット、チンパンジー、マーモセット若しくはタマリン動物モデル等の妥当な動物モデルのどちらかで推定され得る。妥当な動物モデルは、適当な濃度範囲及び投与経路を決定するためにも使用され得る。次いで、そのような情報は、ヒトにおける有用な用量及び投与経路を決定するために使用され得る。治療有効性及び毒性は、細胞培養又は実験動物における標準的な薬学的手順、例えば、ED50(集団の50%において治療的に有効な用量)及びLD50(集団の50%に致命的な用量)によって決定され得る。治療効果と毒性効果の用量比は、治療指数であり、比LD50/ED50として表現され得る。ある特定の態様では、有効量は、大きい治療指数が達成されるようなものである。更なる特定の態様では、投与量は、毒性がほとんど又は全くないED50を含む循環濃度の範囲内にある。投与量は、用いられる剤形、患者の感受性、及び投与経路に応じて、この範囲内で変動し得る。
【0299】
本明細書の範囲内に含まれる別の態様は、本明細書に記載の化合物のin vivo代謝生成物の使用である。そのような生成物は、例えば、投与される化合物の酸化、還元、加水分解、アミド化、エステル化等から、主に酵素プロセスにより生じ得る。したがって、本明細書は、本明細書に記載の化合物を、その代謝生成物が生じるのに十分な期間、哺乳動物組織又は哺乳動物と接触させることを含むプロセスによって生成される化合物の使用を含む。
【0300】
そのような生成物は、典型的には、式(I)の放射性標識(例えば、14C又は3H)化合物を調製し、検出可能な用量の放射性標識化合物(例えば、約0.5mg/kgを超える)をラット、マウス、モルモット、イヌ、サル又はヒト等の哺乳動物に投与し、代謝が生じるのに十分な時間をとり(典型的には、約30秒~約30時間)、尿、胆汁、血液又は他の生物学的試料から代謝変換生成物を特定することによって特定される。変換生成物は、同位体濃縮されることにより「放射性標識」されているので、容易に単離される(他は、代謝産物中に残存するエピトープに結合することができる抗体の使用によって単離される)。代謝産物構造は、従来の仕方で、例えば、MS又はNMR分析によって決定される。一般的に、代謝産物の分析は、当業者に周知の従来の薬物代謝研究と同じ方法で行われ得る。変換生成物は、その他にin vivoで見出されない限り、それら自体の生物学的活性を有しないとしても、本明細書に記載の化合物の治療的投与の診断アッセイにおいて有用である。
【0301】
化合物の調製
式(I)の化合物は、全内容が参照により本明細書に組み込まれる国際公開第WO/2020/167628号で提供される方法を含む、当技術分野で公知の試薬及び方法を使用して調製され得る。
【0302】
生物学的実施例
以下のin vitro生物学的実施例は、MAPTの異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための本明細書の化合物の有用性を実証する。
【0303】
本明細書をより詳細に記載し、その理解を補助するために、以下の非限定的な生物学的実施例は、本明細書の範囲をより十分に説明するために提供され、その範囲を具体的に限定すると解釈されるべきでない。当業者が確認する範囲内にある、現在公知であり得るか又は後に開発され得る本明細書のそのような変形は、本明細書の及びこの後に特許請求されるような範囲内に入ると考えられる。
【実施例1】
【0304】
細胞中のMAPT 3R mRNAを定量するためのRT-qPCRアッセイ
試験化合物を100%DMSO中で3.16倍段階希釈して7点濃度曲線を作成した。0.5μLの希釈された化合物のアリコートをリキッドハンドラーで96ウェル平底プレートに移した。0.5μLのDMSOのアリコートも個別のウェルに移し、対照として使用した。各化合物濃度及びDMSO対照について、2連の試料を準備した。
【0305】
細胞を解凍し、細胞培養培地(DMEM、10%FBS、及び1%抗生物質カクテル)中で72時間インキュベートした。細胞をトリプシン処理し、カウントし、細胞培養培地中200,000細胞/mLの濃度に再懸濁した。細胞懸濁液の100μLのアリコートをウェル当たり20,000細胞で、化合物含有96ウェルマイクロタイタープレート中に播種し、細胞培養インキュベーター内でインキュベートした(37℃、5%CO2、100%相対湿度)。
【0306】
24時間後、培地を細胞から吸引し、20μLのRCL2溶解緩衝液(10mMトリス-HCL pH7.4、150mM NaCl、0.33%IGEPAL(登録商標)CA-630)を各ウェルに添加し、RTで1分間インキュベートした。冷蔵したヌクレアーゼフリー水(ウェル当たり140μL)を添加し、プレートを直ちに氷上に移した。氷上で1分後、プレートを-80℃で終夜冷凍した。
【0307】
RT-qPCR反応混合物の調製:
【0308】
【表3】
【0309】
4μL/ウェルの細胞溶解物のアリコートを、リキッドハンドラーを使用して、上記で詳述したように調製された6μL/ウェルのRT-qPCR反応混合物を含有するArmadillo384-ウェルPCRプレートに移した。次いで、プレートをMicroAmp(商標)光学接着フィルムで密封し、続いて1分間遠心沈殿させ、CFX384サーモサイクラー(BioRad社)に入れた。
【0310】
RT-qPCRを以下温度で、示された時間で行った:
工程1:48℃(30分)
工程2:95℃(10分)
工程3:95℃(15秒)
工程4:60℃(1分);
次いで、工程3及び4を合計40サイクル繰り返した。
【0311】
式1及び2を使用して、各用量の化合物処理について、エクソン4スキッピングパーセントを計算した。
【0312】
【数1】
【0313】
XLfit(登録商標)統計及び曲線フィッティングパッケージを使用して、データを用量応答曲線にフィッティングし、EC2Xを内挿した。試験した代表的な化合物の得られたEC2X値(μΜ)をTable 1(表4)に示す。
【0314】
EC2X値≧3000nMは「不活性」で示される。>1500nM~≦3000nMの間のEC2X値は、1つの星(*)で示される。>1000nM~≦1500nMの間のEC2X値は、2つの星(**)で示される。>500nM~≦1000nMの間のEC2X値は、3つの星(***)で示される。>50nM~≦500nMの間のEC2X値は、4つの星(****)で示される。≦50nMのEC2X値は、5つの星(*****)で示される。
【0315】
【表4】
【0316】
本明細書で引用される文書が、参照により組み込まれると具体的及び個々に示されたかどうかにかかわらず、本明細書で参照される全ての文書は、各々の個々の参考文献が本明細書で完全に明記されている場合と同程度に、ありとあらゆる目的で参照により本出願に組み込まれる。
【0317】
これで特許請求の範囲の主題を完全に記載したので、本明細書に記載の主題又は特定の態様の範囲に影響を及ぼすことなく、広い範囲の均等物内で主題が行われ得ることが当業者によって理解される。添付の特許請求の範囲は、全てのそのような均等物を含むと解釈されることが意図される。
【配列表】
2024533323000001.xml
【手続補正書】
【提出日】2024-05-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
それを必要とする対象において微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための医薬であって、式(I):
【化1】
(式中、
R1は、フェニル及びヘテロアリールからなる群から選択され、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
フェニル又はヘテロアリールは、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR1a置換基で任意選択で置換されており、
R1aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択され、
R3は、水素、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、及びC1~6アルキル-アミノからなる群から選択され、
C1~6アルキル、C2~6アルケニル、及びC2~6アルキニルは、(R)又は(S)立体配置を有するキラル炭素を任意選択で含有してもよく、
C1~6アルキル、C2~6アルケニル、又はC2~6アルキニルは、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されており、
R3aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、カルボキシル、アミノ、C1~6アルコキシ-カルボニル、C1~6アルキル-アミノ、ハロ-C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、フェニル-アミノ、ヘテロシクリル-アミノ、ヘテロアリール-アミノ、フェニル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロシクリル-(C1~6アルキル)-アミノ、ヘテロアリール-(C1~6アルキル)-アミノ、C1~6アルキル-チオ、C1~6アルキル-スルホキシル、及びC1~6アルキル-スルホニルからなる群から独立に選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
フェニル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールは、1、2、3又は4つの独立に選択されるR3a'置換基で任意選択で置換されており、
R3a'は、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、及びアミノからなる群から独立に選択され、
R4は、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、ハロ-C1~6アルコキシ、アミノ、C1~6アルキル-アミノ、(C1~6アルキル)2-アミノ、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールからなる群から選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
ヘテロアリールは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する5~8員の単環式又は二環式芳香族炭素原子環構造基であり、
C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、又はヘテロアリールの各例は、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR4a置換基で任意選択で置換されており、
R4aは、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、及びC1~6アルコキシからなる群から独立に選択され、
R5は、水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1~6アルキル、ハロ-C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、カルバモイル、C3~10シクロアルキル、及びヘテロシクリルからなる群から選択され、
ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1~3つのヘテロ原子を含有する3~7員の単環式炭素原子環構造基であり、
R6は、水素、ハロ、及びC1~6アルキルからなる群から選択される)
の化合物又はその形態の有効量を含み
化合物の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、医薬
【請求項2】
R1が、フェニル、フラニル、チオフェニル、1H-ピラゾリル、1H-イミダゾリル、イソオキサゾリル、1,3-チアゾリル、1,3-オキサゾリル、テトラゾリル、1,2,3-トリアゾリル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2,3-チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、及びキノリニルからなる群から選択される、請求項1に記載の医薬
【請求項3】
R1が、フラニル、チオフェニル、1,3-チアゾリル、及びピリジニルからなる群から選択される、請求項1に記載の医薬
【請求項4】
R3が、水素、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、及びC1~6アルキル-アミノからなる群から選択され、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、及びC2~6アルキニルが、1、2、3、又は4つの独立に選択されるR3a置換基で任意選択で置換されている、請求項1に記載の医薬
【請求項5】
R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(S)立体配置を有するキラル炭素を含有する、請求項1に記載の医薬
【請求項6】
R3がC1~6アルキルであり、C1~6アルキルが、(R)立体配置を有するキラル炭素を含有する、請求項1に記載の医薬
【請求項7】
それを必要とする対象において、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための医薬であって、
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
1-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)エタン-1-オール;
1-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)エタン-1-オール;
(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)メタノール;
3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-ブロモ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-1-(メチルアミノ)エチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1S)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-2-メチル-1-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(トリフルオロメトキシ)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-2-[(トリフルオロメチル)アミノ]プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(2-フルオロフェニル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(5-フルオロ-1,3-チアゾール-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
メチル3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニネート;
2-[(2S)-2-アミノ-1,1-ジフルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-2-イル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-(ジフルオロメトキシ)-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-N-フェニル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-メチルフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-クロロフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-メトキシフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-D-アラニンアミド;
2-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1,2-ジオール;
2-(1-アミノプロパン-2-イル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
5-クロロ-3-(ジフルオロメトキシ)-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-(2-アミノエチル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
N2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン;
N2-[(2R)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;及び
[(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロピル](メチル)スルファニウモレート
からなる群から選択される化合物又はその形態の有効量を含み
化合物の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、医薬
【請求項8】
化合物又はその形態が、
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリル;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-1,1-ジフルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール;及び
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン
からなる群から選択され、
化合物の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、請求項7に記載の医薬
【請求項9】
それを必要とする対象において、微小管結合タンパク質タウ(MAPT)の異常な形態の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患を処置するための医薬であって、
3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルトリフルオロアセテート;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-1-(メチルアミノ)エチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(メチルアミノ)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(1S)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノ-2-メチルプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(1S)-2-メチル-1-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリル塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリル塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(1S)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(1R)-1-アミノエチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-5-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(トリフルオロメトキシ)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
(2R)-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-2-[(トリフルオロメチル)アミノ]プロパン-1-オールホルメート;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(2-フルオロフェニル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3,5-ジカルボニトリルホルメート;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリルホルメート;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリルホルメート;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-エン-1-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(5-フルオロ-1,3-チアゾール-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
メチル3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニネート二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-シアノフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-2-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メトキシチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-オール塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-(ジフルオロメトキシ)-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-N-フェニル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(4-メチルフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-クロロフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(3-メトキシフェニル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-(1-アミノプロパン-2-イル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
2-[(2R,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S,3S)-3-アミノブタン-2-イル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-(2-アミノエチル)-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミンホルメート;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
(2S)-2-アミノ-1-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オールホルメート;
N2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン塩酸塩;
N2-[(2R)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N7-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-2,7-ジアミン塩酸塩;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール塩酸塩;及び
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩
からなる群から選択される化合物塩又はその形態の有効量を含み
化合物塩の形態が、その塩、水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、医薬
【請求項10】
化合物又はその形態が、
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-N-[(2-フルオロフェニル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチル-2-[(2S)-2-(メチルアミノ)プロピル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-メトキシプロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-シクロプロピル-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-5-カルボニトリルホルメート;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R)-2-アミノ-3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)プロパン-1-オール二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-メチルペンチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-フルオロプロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(5-クロロ-3-メチル-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
(3S)-3-アミノ-4-(3,5-ジクロロ-7-{[(チオフェン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタンニトリル二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-4,4-ジフルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノプロピル]-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-3-カルボニトリルホルメート;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-D-アラニン二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メタンスルホニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノ-3-(メチルスルファニル)プロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-フェニル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3-メチル-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(3,5-ジクロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-D-アラニンアミド二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2R,3S)-2-アミノ-3-フルオロブチル]-5-クロロ-3-メチル-N-[(1,3-チアゾール-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピラジン-2-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
3-(5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}-3-メチルチエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-ピリジン-4-イル-D-アラニンアミド塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
2-[(2S)-2-アミノ-1-フルオロプロピル]-3-ブロモ-5-クロロ-N-[(チオフェン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩;
(2R,3R)-3-アミノ-4-(3-ブロモ-5-クロロ-7-{[(フラン-2-イル)メチル]アミノ}チエノ[3,2-b]ピリジン-2-イル)ブタン-2-オール塩酸塩;及び
2-[(2R)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]-3,5-ジクロロ-N-[(フラン-2-イル)メチル]チエノ[3,2-b]ピリジン-7-アミン二塩酸塩
からなる群から選択され、
化合物塩の形態が、その水和物、溶媒和物、及び互変異性体形態からなる群から選択される、請求項9に記載の医薬
【請求項11】
化合物又はその形態の有効量が、対象においてMAPT mRNAにおけるエクソン10スキッピングを誘発する、請求項1に記載の医薬
【請求項12】
化合物又はその形態の有効量が、対象においてMAPT4Rタンパク質を減少させる、請求項1に記載の医薬
【請求項13】
神経変性疾患が、アルツハイマー病、ボクサー認知症、グアム筋萎縮性側索硬化症-パーキンソニズム-認知症(グアムALS/PD)、ピック病、嗜銀顆粒性認知症、ニーマンピックC型、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)、進行性核上麻痺(PSP)、多系統萎縮症(MSA)、大脳皮質基底核神経節変性症、前頭側頭型認知症とパーキンソニズム-17(FTDP-17)、脳炎後パーキンソニズム(PEP)、常染色体劣性遺伝パーキンソニズム、前頭側頭型認知症、及び進行性核上麻痺からなる群から選択される、請求項1に記載の医薬
【請求項14】
化合物又はその形態の有効量が、1種又は複数の薬学的に許容される賦形剤と混合されている、請求項1に記載の医薬
【国際調査報告】