(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-18
(54)【発明の名称】イベント監視公開のための拡張
(51)【国際特許分類】
H04W 92/24 20090101AFI20240910BHJP
H04W 88/14 20090101ALI20240910BHJP
【FI】
H04W92/24
H04W88/14
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024508397
(86)(22)【出願日】2022-07-07
(85)【翻訳文提出日】2024-03-28
(86)【国際出願番号】 CN2022104424
(87)【国際公開番号】W WO2023016153
(87)【国際公開日】2023-02-16
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2021/111843
(32)【優先日】2021-08-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】100109726
【氏名又は名称】園田 吉隆
(74)【代理人】
【識別番号】100150670
【氏名又は名称】小梶 晴美
(74)【代理人】
【識別番号】100199705
【氏名又は名称】仙波 和之
(74)【代理人】
【識別番号】100194294
【氏名又は名称】石岡 利康
(72)【発明者】
【氏名】リュー, チャン
(72)【発明者】
【氏名】リャン, ティエンメイ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE16
(57)【要約】
本明細書の実施形態は、イベント監視公開のための拡張に関する。いくつかの実施形態では、アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101)によって実施される方法(600)を提案する。一実施形態では、方法(600)は、ユーザ機器(UE)またはUEのグループについてのイベントステータスを監視するように、ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102)に、データネットワークのデータネットワーク名(DNN)、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含むサブスクリプションメッセージを送信するステップ(S601)を含み得る。一実施形態では、方法(600)は、第2のネットワーク機能(102)から、イベントステータスを指示する情報を含む通知メッセージを受信するステップ(S602)をさらに含み得る。本明細書の実施形態は、アプリケーション機能が、単一のUE、UEのグループまたはいずれかのUEについて、Nnef_EventExposure_Subscribeサービス動作を介して特定のデータネットワークまたは5G仮想ネットワークについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントまたは他の監視イベント(そのようなDOWNLINK_DATA_DELIVERY_STATUSイベント)をサブスクライブすることを可能にする。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101)によって実行される方法(600)であって、
- ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102)に、ユーザ機器(UE)またはUEのグループについてのイベントステータスを監視するための、データネットワークのデータネットワーク名(DNN)、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを送信すること(S601)と、
- 前記第2のネットワーク機能(102)から、前記イベントステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを受信すること(S602)と
を含む、方法(600)。
【請求項2】
前記第1のサブスクリプションメッセージが、UEの前記グループを指示する外部グループID、特定のUEを指示する外部UE ID、特定のUEを指示するモバイル加入者統合サービスデジタルネットワーク番号(MSISDN)、特定のUEを指示する一般公開サブスクリプション識別子(GPSI)、およびいずれかのUEを指示する指示のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法(600)。
【請求項3】
前記イベントステータスが、パケットデータネットワーク(PDN)コネクティビティステータスまたはダウンリンクデータ配信ステータスである、請求項1または2に記載の方法(600)。
【請求項4】
ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102)によって実行される方法(700)であって、
- アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101)から、ユーザ機器(UE)またはUEのグループについてのイベントステータスを監視するための、データネットワークのデータネットワーク名(DNN)、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを受信すること(S701)と、
- セッション管理機能を実装する第3のネットワーク機能(103)または統合データ管理機能を実装する第4のネットワーク機能(104)を決定すること(S702)と、
- 前記決定されたネットワーク機能(103、104)に、前記DNNおよび前記S-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第2のサブスクリプションメッセージを送信すること(S703)と
を含む、方法(700)。
【請求項5】
前記第1のサブスクリプションメッセージが、UEの前記グループを指示する外部グループID、特定のUEを指示する外部UE ID、特定のUEを指示するモバイル加入者統合サービスデジタルネットワーク番号(MSISDN)、特定のUEを指示する一般公開サブスクリプション識別子(GPSI)、およびいずれかのUEを指示する指示のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項4に記載の方法(700)。
【請求項6】
前記ネットワーク機能を決定すること(S702)が、
- 前記外部グループID、前記外部UE ID、前記MSISDN、および前記GPSIのうちの少なくとも1つに基づいて、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能(104)について、ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能(105)に照会すること
をさらに含む、請求項5に記載の方法(700)。
【請求項7】
- ローカルポリシに基づいて、前記外部グループId、前記DNN、前記外部UE ID、前記MSISDN、前記GPSI、および前記S-NSSAIのうちの少なくとも1つについての許可を実行すること
をさらに含む、請求項5に記載の方法(700)。
【請求項8】
前記ネットワーク機能を決定すること(S702)が、
- 前記DNNおよび前記S-NSSAIに基づいて、セッション管理機能を実装する1つまたは複数の第3のネットワーク機能(103)について、ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能(105)に照会すること
をさらに含む、請求項5または7に記載の方法(700)。
【請求項9】
- ローカルポリシに基づいて前記外部グループIDを内部グループIDに変換すること、または
- ローカルポリシに基づいて前記MSISDNまたは前記外部UE IDをGPSIに変換すること
のうちの1つをさらに含む、請求項8に記載の方法(700)。
【請求項10】
- 前記外部グループIDに基づいて、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能(104)について、ネットワークリポジトリ機能を実装する前記第5のネットワーク機能(105)に照会することと、
- 統合データ管理を実装する前記第4のネットワーク機能(104)に、外部グループIDを含む要求を送信することと、
- 統合データ管理を実装する前記第4のネットワーク機能(104)から、前記内部グループIDを受信することと
をさらに含む、請求項8に記載の方法(700)。
【請求項11】
- セッション管理機能を実装する前記第3のネットワーク機能(103)から、前記イベントステータスを指示する情報を含む第2の通知メッセージを受信すること(S704)と、
- 前記第1のネットワーク機能(101)に、前記イベントステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを送信すること(S704)と
をさらに含む、請求項4から10のいずれか一項に記載の方法(700)。
【請求項12】
前記イベントステータスが、パケットデータネットワーク(PDN)コネクティビティステータスまたはダウンリンクデータ配信ステータスである、請求項4から11のいずれか一項に記載の方法(700)。
【請求項13】
アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101、800)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(801)と、
前記少なくとも1つのプロセッサ(801)に結合された非一時的コンピュータ可読媒体(802)と
を備え、前記非一時的コンピュータ可読媒体(802)が、前記少なくとも1つのプロセッサ(801)によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記少なくとも1つのプロセッサ(801)が、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法(600)を実行するように設定された、第1のネットワーク機能(101、800)。
【請求項14】
ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102、900)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(901)と、
前記少なくとも1つのプロセッサ(901)に結合された非一時的コンピュータ可読媒体(902)と
を備え、前記非一時的コンピュータ可読媒体(902)が、前記少なくとも1つのプロセッサ(901)によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記少なくとも1つのプロセッサ(902)が、請求項4から12のいずれか一項に記載の方法(700)を実行するように設定された、第2のネットワーク機能(102、900)。
【請求項15】
装置(101、102、800、900、1000)上で稼働されたとき、前記装置(101、102、800、900、1000)に請求項1から12のいずれか一項に記載の方法(600、700)を実行させるコンピュータ可読コードを備える、コンピュータ可読媒体(1002)。
【請求項16】
装置(101、102、800、900、1000)上で稼働されたとき、前記装置(101、102、800、900、1000)に請求項1から12のいずれか一項に記載の方法(600、700)を実行させるコンピュータ可読コードを備える、コンピュータプログラム製品(1004)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書の実施形態は、一般に、モバイル通信の分野に関し、より詳細には、本明細書の実施形態は、イベント監視公開(event monitoring exposure)のための拡張に関する。
【背景技術】
【0002】
図1は、3GPPによって定義された非ローミングシナリオにおける5Gネットワークアーキテクチャのための例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック
図100である。イベント監視公開のための関連するアーキテクチャの態様は、アプリケーション機能(AF)101と、ネットワーク公開機能(NEF)102と、統合データ管理(UDM)104と、セッション管理機能(SMF)103とを含む。
【0003】
AF101は、3GPPコアネットワークと対話し、詳細には、外部当事者が、ネットワークオペレータによって提供される公開アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を使用することを可能にする。NEF102は、異なる機能をサポートし、詳細には、イベント公開APIをサポートする。UDM104は、異なる機能をサポートし、詳細には、(グループ)識別子変換とイベント公開APIとをサポートする。SMF103は、異なる機能をサポートし、詳細には、イベント公開APIをサポートする。
【0004】
図2は、従来技術による、パケットデータネットワーク(PDN)コネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
図2に示されているように、以下のメッセージまたはステップが含まれる。
1.AF101は、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについてのまたは(外部Idまたはモバイル加入者統合サービスデジタルネットワーク番号(MSISDN)によって識別される)単一のUEについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントを監視するために、MonitoringEvent API(3GPP TS29.122、v17.2.0を参照されたい)において指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Subscribeサービス動作(3GPP TS23.502、v17.1.0を参照されたい)を呼び出す。
【0005】
2.NEF102は、ローカルポリシに基づいて、サービス能力サーバ(SCS)/アプリケーションサーバ(AS)識別子および外部グループId、外部IdまたはMSISDNをデータネットワーク名(DNN)にマッピングする。特に、イベントサブスクリプションが単一のUEについてのものである場合、NEF102は、受信された外部IdまたはMSISDNに基づいて一般公開サブスクリプション識別子(GPSI)を導出する。
【0006】
3.NEF102は、特定の外部グループIdまたはGPSIをサーブする(1つまたは複数の)UDM104のためのネットワーク機能ディスカバリ/選択を実施するために、ネットワークリポジトリ機能(NRF)105に照会する。
【0007】
4.NEF102は、ステップ2において導出された特定のDNNについて、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについてのまたは(GPSIによって識別される)単一のUEについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントをサブスクライブするために、Nudm_EventExposure_Subscribeサービス動作(3GPP TS23.502、v17.1.0および3GPP TS29.503、v17.3.0を参照されたい)を呼び出す。UDM104は、対応するイベントサブスクリプションを作成し、(UDM104がステートレスUDMである場合)統合データリポジトリ(UDR)にイベントサブスクリプションデータを記憶する。
【0008】
5.パケットデータユニット(PDU)セッション確立手順中に、SMF103は、所与のPDUセッションのためにNudm_UECM_Registrationを使用してUDM104に登録する。
【0009】
6.UDM104が、このUEまたはこのUEが属するグループのいずれかについてSMF103において検出される(場合によってはUDRから取り出される)イベントのための既存の適用可能なイベント公開サブスクリプションを有する場合、UDM104は、イベント公開サブスクリプションを作成するためのNsmf_EventExposure_Subscribeサービスを呼び出す。
【0010】
7.ステップ5および6においてUDM104に登録するSMF103について、UDM104は、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについてのPDU_SES_RELイベントおよびPDU_SES_ESTイベントをサブスクライブするために、そのようなイベントサブスクリプションが前にそのSMF103上で作成されていない場合、Nsmf_EventExposure_Subscribeサービス動作(3GPP TS23.502、v17.1.0および3GPP TS29.508、v17.3.0を参照されたい)を呼び出す。
【0011】
8.SMF103は、Nsmf_EventExposure_Notifyサービス動作(3GPP TS23.502、v17.1.0および3GPP TS29.508、v17.3.0を参照されたい)を介して、直接、対応するイベントをNEF102に報告する。
【0012】
9.NEF102は、MonitoringEvent API(3GPP TS29.122、v17.2.0を参照されたい)において指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Notifyサービス動作(3GPP TS23.502、v17.1.0を参照されたい)を介して、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントをAF101に報告する。
【発明の概要】
【0013】
本明細書の実施形態は、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションのための方法、ネットワーク機能、コンピュータ可読媒体およびコンピュータプログラム製品を提案する。
【0014】
いくつかの実施形態では、(AFなどの)アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能によって実行される方法を提案する。一実施形態では、本方法は、UEまたはUEのグループについてのイベントステータスを監視するように、(NEFなどの)ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能に、データネットワークのDNN、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを送信するステップを含み得る。一実施形態では、本方法は、第2のネットワーク機能から、イベントステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを受信するステップをさらに含み得る。
【0015】
一実施形態では、イベントステータスは、PDNコネクティビティステータスまたはダウンリンクデータ配信ステータスであり得る。
【0016】
一実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、UEのグループを指示する外部グループID、特定のUEを指示する外部UE ID、特定のUEを指示するMSISDN、特定のUEを指示するGPSI、およびいずれかのUEを指示する指示のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
【0017】
いくつかの実施形態では、(NEFなどの)ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能によって実行される方法を提案する。一実施形態では、本方法は、UEまたはUEのグループについてのイベントステータスを監視するように、(AFなどの)アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能から、データネットワークのDNN、およびS-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを受信するステップを含み得る。一実施形態では、本方法は、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションのための、(SMFなどの)セッション管理機能を実装する第3のネットワーク機能または(UDMなどの)統合データ管理機能を実装する第4のネットワーク機能を決定するステップをさらに含み得る。一実施形態では、本方法は、決定されたネットワーク機能に、DNNおよびS-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第2のサブスクリプションメッセージを送信するステップをさらに含み得る。
【0018】
一実施形態では、イベントステータスは、PDNコネクティビティステータスまたはダウンリンクデータ配信ステータスであり得る。
【0019】
一実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、UEのグループを指示する外部グループID、特定のUEを指示する外部UE ID、特定のUEを指示するMSISDN、特定のUEを指示するGPSI、およびいずれかのUEを指示する指示のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
【0020】
一実施形態では、ネットワーク機能を決定することは、外部グループID、外部UE ID、MSISDN、およびGPSIのうちの少なくとも1つに基づいて、(UDMなどの)統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能について、(NRFなどの)ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能に照会するステップをさらに含み得る。
【0021】
一実施形態では、本方法は、ローカルポリシに基づいて、外部グループId、DNN、外部UE ID、MSISDN、GPSI、およびS-NSSAIのうちの少なくとも1つについての許可を実行するステップをさらに含み得る。
【0022】
一実施形態では、ネットワーク機能を決定することは、DNNおよびS-NSSAIに基づいて、(SMFなどの)セッション管理機能を実装する1つまたは複数の第3のネットワーク機能について、(NRFなどの)ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能に照会するステップをさらに含み得る。
【0023】
一実施形態では、本方法は、ローカルポリシに基づいて外部グループIDを内部グループIDに変換するステップをさらに含み得る。別の実施形態では、本方法は、ローカルポリシに基づいてMSISDNまたは外部UE IDをGPSIに変換するステップをさらに含み得る。
【0024】
一実施形態では、本方法は、外部グループIDに基づいて、(UDMなどの)統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能について、(NRFなどの)ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能に照会するステップをさらに含み得る。一実施形態では、本方法は、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能に、外部グループIDを含む要求を送信するステップをさらに含み得る。一実施形態では、本方法は、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能から、内部グループIDを受信するステップをさらに含み得る。
【0025】
一実施形態では、本方法は、セッション管理機能を実装する第3のネットワーク機能から、イベントステータスを指示する情報を含む第2の通知メッセージを受信するステップをさらに含み得る。一実施形態では、本方法は、第1のネットワーク機能に、イベントステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを送信するステップをさらに含み得る。
【0026】
ある実施形態では、(AFなどの)アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能を提案する。第1のネットワーク機能は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読媒体とを備え得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでいることがあり、それにより、少なくとも1つのプロセッサは、第1のネットワーク機能に関係する上記の方法ステップを実行するように設定される。
【0027】
ある実施形態では、(NEFなどの)ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能を提案する。第2のネットワーク機能は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読媒体とを備え得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでいることがあり、それにより、少なくとも1つのプロセッサは、第2のネットワーク機能に関係する上記の方法ステップを実行するように設定される。
【0028】
いくつかの実施形態では、装置上で稼働されたとき、装置に上記の方法のいずれかを実行させるコンピュータ可読コードを備える、コンピュータ可読媒体を提案する。
【0029】
いくつかの実施形態では、装置上で稼働されたとき、装置に上記の方法のいずれかを実行させるコンピュータ可読コードを備える、コンピュータプログラム製品を提案する。
【0030】
本明細書の実施形態は、AFが、複数のおよびフレキシブルなDNNおよびS-NSSAI組合せをサポートするとき、AFが、単一のUE、UEのグループまたはいずれかのUEについて、Nnef_EventExposure_Subscribeサービス動作を介して特定のデータネットワークまたは5G仮想ネットワークについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントまたは(DOWNLINK_DATA_DELIVERY_STATUSなどの)他の監視イベントをサブスクライブすることを可能にする。
【0031】
本明細書の実施形態は、NEFが、UDMとUDRとSMFとの間の不要なシグナリングメッセージを低減するために、(1つまたは複数の)DNNおよび/またはS-NSSAIベースイベントの監視のために当該のSMFに対してイベントを直接サブスクライブすることをさらに可能にし、したがって、UDMおよびUDRのエンドツーエンドレイテンシおよびリソース消費/作業負荷が最適化され得る。
【0032】
本明細書に組み込まれ、明細書の一部をなす添付の図面は、本開示の様々な実施形態を示し、説明とともに、さらに、本開示の原理について解説するように、ならびに、当業者が本明細書で開示される実施形態を製作および使用することを可能にするように働く。図面では、同様の参照番号が同等または機能的に同様のエレメントを指示する。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1】非ローミングシナリオにおける5Gネットワークアーキテクチャのための例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック図である。
【
図2】従来技術による、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
【
図3】本明細書の実施形態による、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
【
図4】本明細書の実施形態による、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示す別の概略シグナリングチャートである。
【
図5】本明細書の実施形態による、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示すまた別の概略シグナリングチャートである。
【
図6】本明細書の実施形態による、第1のネットワーク機能における例示的な方法を示す概略フローチャートである。
【
図7】本明細書の実施形態による、第2のネットワーク機能における例示的な方法を示す概略フローチャートである。
【
図8】本明細書の実施形態による、例示的な第1のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
【
図9】本明細書の実施形態による、例示的な第2のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
【
図10】本明細書の実施形態による、例示的なコンピュータ実装装置を示す概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
実施形態が示されている添付の図面を参照しながら、本明細書の実施形態が以下で詳細に説明される。しかしながら、本明細書のこれらの実施形態は、多くの異なる形態で具現され得、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。図面のエレメントは、必ずしも互いに対して一定の縮尺であるとは限らない。
【0035】
「一実施形態(one embodiment)」または「一実施形態(an embodiment)」への言及は、その実施形態に関して説明される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる様々な箇所に出現する「一実施形態では(in an embodiment)」という句の出現は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指しているとは限らない。
【0036】
本明細書で使用される「A、B、またはC」という用語は、「A」または「B」または「C」を意味し、本明細書で使用される「A、B、およびC」という用語は、「A」および「B」および「C」を意味し、本明細書で使用される「A、B、および/またはC」という用語は、「A」、「B」、「C」、「AおよびB」、「AおよびC」、「BおよびC」または「A、B、およびC」を意味する。
【0037】
図2において上述したように、従来技術によるPDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順は、AF101がUEのPDNコネクティビティステータスをサブスクライブすることを可能にし得る。しかしながら、従来技術によるサブスクリプション手順に関する欠陥がある。
【0038】
問題1:NEF102においてUE識別子をDNNにどのようにマッピングすべきかに関する、3GPP技術仕様における規定がない。NEF102がSCS/AS識別子(Id)および外部グループ識別子、外部識別子またはMSISDNをDNNにローカルにマッピングすることは、生成においてフレキシブル/現実的でない。
【0039】
以下の可能なマッピングオプションがある。
1. SCS/AS Id対DNN、
2. SCS/AS Id+外部グループId対DNN、
3. SCS/AS Id+外部Id(またはMSISDN)対DNN。
【0040】
オプション1では、新しいDNNについて、新しいSCS/AS Idが割り振られる必要がある。SCS/AS IdとDNNとの間の新しいマッピングが、AF101(新しいSCA/AS Idから新しいDNNへの新しいマッピング)およびNEF102(NEF102は認証および許可のためにSCS/AS Idを使用し得る)を再設定するかまたは適応させるために、事前のAFオペレータと通信オペレータとの間のハンドシェイクである必要がある。
【0041】
DNNとSCS/AS Idとの間の(すなわち、専用DNNのための専用SCA/AS Idを使用する)1対1マッピングは、AF101に対する余分の要件であり、余分の実装複雑さを導入する。
【0042】
上述のオプション2およびオプション3のためのあまりに多くの組合せがある。AFオペレータと通信オペレータの両方について、極めて多くの組合せを管理および維持することは困難である。
【0043】
問題2:従来技術によるPDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順は、SMF103上のイベントサブスクリプションに関して、UDM104および(ステートレスUDMの場合)UDRへの不要な依存性を導入する。
【0044】
Nudm_UECM_Registrationを使用するSMF103からUDM104への各PDUセッション登録について、UDM104は、このUEに関係する個々のイベント公開サブスクリプションおよび/またはこのUEに関係する個々のイベント公開グループサブスクリプションをUDRからフェッチし、どのイベントサブスクリプションがSMF103上で作成される必要があるかを確認する必要がある。この挙動は、UDMイベントサブスクリプションデータを取り出すための、UDM104とUDRとの間の多くのシグナリング対話を導入する。結果として、この挙動は、(ステートレスUDMの場合、UDM104はUDRにサブスクリプション情報を記憶する必要があるので)UDM104およびUDRにおける不要なレイテンシおよびリソース消費(たとえば、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク帯域幅)を導入する。
【0045】
その上、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントサブスクリプションについてのさらなる拡張が、UDM104(新しい拡張属性および論理をサポートするため)とUDR(更新されるべきイベントサブスクリプションデータモデル)とに影響を及ぼすことになり、これは、従来技術によるPDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順が新しい公開使用事例について拡張することを困難にする。
【0046】
従来技術によるPDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順に関する欠陥に鑑みて、実施形態は、AF101が、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントサブスクリプションのためのDNNおよび/またはS-NSSAIを指定することを可能にするために、MonitoringEvent APIにおけるデータタイプMonitoringEventSubscriptionにおけるDNN属性および/またはS-NSSAI属性を提案し、これは、(DOWNLINK_DATA_DELIVERY_STATUSなどの)他の監視タイプにも適用可能であり得る。
【0047】
さらに、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントサブスクリプションのためにAF101からNnef_EventExposure_Subscribeサービス動作を受信するとき、本明細書の実施形態は、NEF102がSMFディスカバリ/選択を実施し得、NEF102が(1つまたは複数の)選択されたSMF103とのNsmf_EventExposure_Subscribeサービス動作を直接呼び出すことが可能である、NEF102における新規の手順を提案する。
【0048】
さらに、本明細書の実施形態は、NEF102がローカルポリシに基づいて外部グループId、DNNおよび/またはS-NSSAIのための許可を実施し得る、NEF102における新しい手順をも提案する。
【0049】
特に、NEF102はまた、UDM104に照会する代わりに、ローカルポリシに基づいて(受信された場合)外部グループIdを内部グループIdに変換し得、したがって、NEF102は、UDM104との対話を回避するか、または少なくとも低減し得る。すなわち、NEF102は、外部Idまたは(AF101から受信された場合)MSISDNからGPSIを導出し得、PDU_SES_RELイベントおよびPDU_SES_ESTイベントをサブスクライブするために、Nsmf_EventExposure_Subscribeサービス動作において、直接、GPSIを使用し得、したがって、UDM104との直接的な対話は、省略されるか、または少なくとも低減され得る。
【0050】
本開示では、本明細書の実施形態の適用シナリオは、ネットワーク機能がAF101、NEF102、UDM104、SMF103などとして実装され得る、5Gシステムにおいて発生し得る。
【0051】
本明細書の実施形態の適用シナリオは、他の現在の通信システム、たとえば、4GのシステムまたはEPSまたは将来の通信システムにおいても発生し得、ここで、ネットワーク機能は、5Gシステムにおける上記のネットワーク機能と同じまたは同様の機能を有し得ることを理解されたい。たとえば、5GシステムにおけるSMF103は、セッション管理機能を担当する、MME、サービングゲートウェイ(SGW)、およびPDNゲートウェイ(PGW)によって実施され得、UDM104は、ホーム加入者サーバ(HSS)によって実施され得、UDRは、サブスクリプションプロファイルリポジトリ(SPR)によって実施され得、NEF102は、サービス能力公開機能(SCEF)によって実施され得る。
【0052】
単純さのために、本明細書の実施形態は、5Gアーキテクチャに基づく。本明細書の実施形態は、4G(EPC)アーキテクチャにも適用可能であり得る。
【0053】
ネットワーク機能は、専用ハードウェア上のネットワークエレメントとして、専用ハードウェア上で稼働するソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上で、たとえば、クラウドインフラストラクチャ上でインスタンス化される仮想化された機能としてのいずれかで実装され得ることも理解されたい。
【0054】
図3は、本明細書の実施形態による、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。概略シグナリングチャートにおけるシグナリングは、
図1に示されているように例示的な5Gネットワークアーキテクチャにおいて実装され得る。たとえば、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションがここで使用され、同様の手順が、ダウンリンクデータ配信ステータスなど、他のイベント監視のためにも適用可能であり得ることに留意されたい。
【0055】
この概略シグナリングチャートでは、NEF102は、UDM104をバイパスし、(1つまたは複数の)イベントを(1つまたは複数の)SMF103に対して直接サブスクライブし得る。一実施形態では、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順は、以下のメッセージまたはステップを含み得る。
1.AF101は、(DNNによって識別される)特定のDNおよび/またはS-NSSAI(随意)について、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについての、または(外部Id、MSISDN、またはGPSIによって識別される)単一のUEについての、またはいずれかのUEについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントを監視するために、MonitoringEvent APIにおいて指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出し得る。
図3では、外部グループIdは、UEのグループのシナリオにおける一例として、ここで使用される。
【0056】
イベントサブスクリプションが単一のUEについてのものである場合、NEF102は、受信された外部IdまたはMSISDNに基づいてGPSIを導出し得る。
【0057】
サブスクリプションが、UEについての単一のPDUセッションに関係するイベントに適用される場合、「pduSeId」属性としてのそのPDUセッションのPDUセッションIDと、「supi」または「gpsi」属性としてのUE識別とが使用され得る。
【0058】
サブスクリプションが、単一のPDUセッションに関係しない(1つまたは複数の)イベントに適用される場合、以下を介してサブスクリプションが適用される(1つまたは複数の)UEの識別が使用され得る。
a)「supi」属性としてのSUPIまたは「gpsi」属性としてのGPSIによる単一のUEの識別、
b)「groupId」属性を介した(1つまたは複数の)UEのグループの識別、
c)真にセットされた「anyUeInd」属性を介したいずれかのUEの識別、
d)「groupId」属性と、「dnn」属性および「snssai」属性のいずれかとを介した、DNNおよび/またはS-NSSAI内の(1つまたは複数の)UEのグループの識別、あるいは
e)真にセットされた「anyUeInd」属性と、「dnn」属性および「snssai」属性のいずれかとを介した、DNNおよび/またはS-NSSAI内のいずれかのUEの識別。
【0059】
一実施形態では、MonitoringEvent APIの一例が、以下の表1に示されている。
【0060】
表1からわかり得るように、一実施形態では、データタイプ「Dnn」は、DNNを識別するためにMonitoringEvent APIに追加され得る。
【0061】
一実施形態では、MonitoringEvent APIの別の例が、以下の表2に示されている。
【0062】
表2からわかり得るように、一実施形態では、「(1つまたは複数の)msisdnは(1つまたは複数の)gpsiと等価である」という表現は、(1つまたは複数の)MSISDNが、(1つまたは複数の)UEを識別することにおいて(1つまたは複数の)GPSIと等価であることを強調するために、EPSと5GSの両方について適用可能な再使用APIに追加され得る。
【0063】
一実施形態では、MonitoringEvent APIにおけるデータタイプMonitoringEventSubscriptionの一例が、以下の表3に示されている。
注1: プロパティ「externalId」、「msisdn」、「ipv4Addr」、「ipv6Addr」または「externalGroupId」のうちの1つが、特徴「Location_notification」および「Communication_failure_notification」について含まれるものとする。プロパティ「externalId」、「msisdn」または「externalGroupId」のうちの1つが、特徴「eLCS」について含まれるものとする。「ipv4Addr」または「ipv6Addr」は、個々のUEについてのPCRFを介した監視のために必要とされる。プロパティ「externalId」、「msisdn」または「externalGroupId」のうちの1つが、特徴「Pdn_connectivity_status」、「Loss_of_connectivity_notification」、「Ue-reachability_notification」、「Change_of_IMSI_IMEI_association_notification」、「Roaming_status_notification」、「Availability_after_DDN_failure_notification」および「Availability_after_DDN_failure_notification_enhancement」について含まれるものとする。プロパティ「externalId」、「msisdn」、「externalGroupId」ならびに/または「dnn」および「snssai」のいずれかのうちの1つが、特徴「Session_Management_Enhancement」について含まれるものとする。「dnn」および「snssai」のいずれかのみが含まれる場合、DNNおよび/またはS-NSSAI内のいずれかのUEが適用可能である。
【0064】
表3からわかり得るように、一実施形態では、新しい特徴、たとえばSession_Management_Enhancement特徴に適用可能であり得る、データタイプ「Dnn」をもつ属性「dnn」は、DNNを識別するためのタイプMonitoringEventSubscriptionの規定に追加され得る。一実施形態では、識別されたDNNは、ネットワーク識別子とオペレータ識別子の両方をもつ完全なDNN、またはネットワーク識別子のみをもつDNNであり得る。
【0065】
さらに、表3からわかり得るように、一実施形態では、イベント監視サブスクリプションがターゲットにしているS-NSSAIを指示するために使用され得る、タイプMonitoringEventSubscriptionの規定におけるデータタイプ「Snssai」をもつ属性「snssai」はまた、今や、Session_Management_Enhancement特徴に適用可能であり得る。
【0066】
一実施形態では、MonitoringEvent APIにおけるデータタイプPdnConnectionInformationの一例が、以下の表4に示されている。
【0067】
表4からわかり得るように、一実施形態では、データタイプ「Snssai」をもつ属性「snssai」は、S-NSSAIを識別するためのタイプPdnConnectionInformationの規定に追加され得る。
【0068】
一実施形態では、MonitoringEvent APIによって使用される特徴の一例が、以下の表5に示されている。
【0069】
表5からわかり得るように、一実施形態では、特徴「Session_Management_Enhancement」は、要求されるDNNおよび/またはS-NSSAIを用いたセッション管理拡張のためにMonitoringEvent APIによって使用される特徴に追加され得る。この特徴「Session_Management_Enhancement」は、Pdn_connectivity_status特徴および/またはDownlink_data_delivery_status_5Gもサポートされることを必要とする。
【0070】
一実施形態では、特に、「dnn:$ref:‘TS29571_CommonData.yaml#/components/schemas/Dnn’」および「snssai:$ref:‘TS29571_CommonData.yaml#/components/schemas/Snssai’」は、MonitoringEvent APIに追加され得る。
【0071】
一実施形態では、NsmfEventExposureの一例が、以下の表6に示されている。
【0072】
2.NEF102は、ローカルポリシに基づいて外部グループId、DNNおよび/またはS-NSSAIのための許可を実施し得る。単一のUEが監視される場合、NEF102は、ローカルポリシに基づいて外部UE ID、MSISDN、GPSI、DNNおよび/またはS-NSSAIのための許可を実施し得る。
【0073】
3.NEF102は、ローカルポリシに基づいて外部グループIdを内部グループIdにマッピングし得る。
【0074】
4.NEF102は、特定のDNNおよび/またはS-NSSAIをサーブし得る(1つまたは複数の)当該のSMF103を発見/選択するために、NRF105に照会し得る。
【0075】
5.選択されたSMF103の各々について、NEF102は、(DNNによって識別される)特定のDNおよびS-NSSAIについて、(ステップ2において導出された内部グループIdによって識別される)UEのグループについての、または(ステップ1において導出されたGPSIによって識別される)単一のUEについての、またはいずれかのUEについてのPDU_SES_RELイベントおよびPDU_SES_ESTイベントをサブスクライブするために、Nsmf_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出し得る。
【0076】
6.SMF103は、Nsmf_EventExposure_Notifyサービス動作を介して、直接、対応するイベントをNEF102に報告し得る。
【0077】
7.NEF102は、MonitoringEvent APIにおいて指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Notifyサービス動作を介して、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントをAF101に報告し得る。
【0078】
図3に示されている実施形態では、「DNN」および/または「S-NSSAI」がMonitoringEventSubscriptionデータタイプにおいて提供され、または、要求された外部グループIdがNEFローカル設定によって内部グループIdとして変換されるので、NEF102は、UDM104と対話することなしに、NFディスカバリ手順またはNEF102におけるローカル設定によって発見された、(1つまたは複数の)サービングSMFへのNsmf_EventExposureサービスを直接呼び出し得る。
【0079】
図4は、本明細書の実施形態による、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示す別の概略シグナリングチャートである。概略シグナリングチャートにおけるシグナリングは、
図1に示されているように例示的な5Gネットワークアーキテクチャにおいて実装され得る。たとえば、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションがここで使用され、同様の手順が、ダウンリンクデータ配信ステータスなど、他のイベント監視のためにも適用可能であり得ることに留意されたい。
【0080】
この概略シグナリングチャートでは、NEF102は、(1つまたは複数の)イベントを(1つまたは複数の)SMF103に対して直接サブスクライブするために、UDM104と対話し得る。一実施形態では、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順は、以下のメッセージまたはステップを含み得る。
1.AF101は、(DNNによって識別される)特定のDNおよび/またはS-NSSAI(随意)について、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについての、または(外部Id、MSISDN、またはGPSIによって識別される)単一のUEについての、またはいずれかのUEについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントを監視するために、MonitoringEvent APIにおいて指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出し得る。
図4では、外部グループIdは、UEのグループのシナリオにおける一例として、ここで使用される。
【0081】
表1~表6中の上記の例は、
図4のMonitoringEvent APIについても適用可能であり得る。
【0082】
2.NEF102は、ローカルポリシに基づいて外部グループId、DNNおよび/またはS-NSSAIのための許可を実施し得る。単一のUEが監視される場合、NEF102は、ローカルポリシに基づいて外部UE ID、MSISDN、GPSI、DNNおよび/またはS-NSSAIのための許可を実施し得る。
【0083】
3.NEF102は、特定の外部グループIdをサーブし得る(1つまたは複数の)UDM104のためのネットワーク機能(NF)ディスカバリを実施するために、NRF102に照会し得る。
【0084】
4.NEF102は、外部グループIdを内部グループIdに変換するためにNudm_SDM_Getを呼び出し得る。Nudm_SDM_Getは、Nudm_SubscriberDataManagement_Getとして3GPP TS29.503、v17.3.0においてさらに指定される。
【0085】
5.NEF102は、特定のDNNおよび/またはS-NSSAIをサーブし得る(1つまたは複数の)当該のSMF103を発見/選択するために、NRF105に照会し得る。
【0086】
6.(1つまたは複数の)選択されたSMF103の各々について、NEF102は、(DNNによって識別される)特定のDNおよびS-NSSAIについて、(ステップ2において導出された内部グループIdによって識別される)UEのグループについての、または(ステップ2において導出されたGPSIによって識別される)単一のUEについての、またはいずれかのUEについてのPDU_SES_RELイベントおよびPDU_SES_ESTイベントをサブスクライブするために、Nsmf_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出し得る。
【0087】
7.SMF103は、Nsmf_EventExposure_Notifyサービス動作を介して、直接、対応するイベントをNEF102に報告し得る。
【0088】
8.NEF102は、MonitoringEvent APIにおいて指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Notifyサービス動作を介して、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントをAF101に報告し得る。
【0089】
図5は、本明細書の実施形態による、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順におけるメッセージを示すまた別の概略シグナリングチャートである。概略シグナリングチャートにおけるシグナリングは、
図1に示されているように例示的な5Gネットワークアーキテクチャにおいて実装され得る。たとえば、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションがここで使用され、同様の手順が、ダウンリンクデータ配信ステータスなど、他のイベント監視のためにも適用可能であり得ることに留意されたい。
【0090】
この概略シグナリングチャートでは、NEF102は、(1つまたは複数の)SMF103に対するイベントサブスクリプションのためにUDM104と対話し得る。一実施形態では、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順は、以下のメッセージまたはステップを含み得る。
1.AF101は、(DNNによって識別される)特定のDNについて、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについての、(外部Id、MSISDN、またはGPSIによって識別される)単一のUEについての、またはいずれかのUEについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントを監視するために、MonitoringEvent APIにおいて指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出し得る。
図5では、外部グループIdは、UEのグループのシナリオにおける一例として、ここで使用される。
【0091】
イベントサブスクリプションが単一のUEについてのものである場合、NEF102は、受信された外部IdまたはMSISDNに基づいてGPSIを導出し得る。
【0092】
表1~表6中の上記の例は、
図4のMonitoringEvent APIについても適用可能であり得る。
【0093】
2.NEF102は、特定の外部グループIdまたはGPSIをサーブする(1つまたは複数の)UDMのためのNFディスカバリ/選択を実施するために、NRF105に照会し得る。
【0094】
3.NEF102は、(DNNによって識別される)特定のDNについて、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについての、(GPSIによって識別される)単一のUEについての、またはいずれかのUEについてのPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントをサブスクライブするために、Nudm_EventExposure_Subscribeを呼び出し得る。UDM104は、対応するイベントサブスクリプションを作成し、(UDM104がステートレスUDMである場合)UDRにイベントサブスクリプションデータを記憶し得る。
【0095】
4.PDUセッション確立手順中に、SMF103は、所与のPDUセッションのためにNudm_UECM_Registrationを使用してUDM104に登録し得る。
【0096】
5.UDM104が、このUEまたはこのUEが属するグループのいずれかについてSMF103において検出される(場合によってはUDRから取り出される)イベントのための既存の適用可能なイベント公開サブスクリプションを有する場合、UDM104は、イベント公開サブスクリプションを作成するためのNsmf_EventExposure_Subscribeサービスを呼び出し得る。
【0097】
6.ステップ4および5においてUDM104に登録するSMF103について、UDM104は、(外部グループIdによって識別される)UEのグループについてのPDU_SES_RELイベントおよびPDU_SES_ESTイベントをサブスクライブするために、そのようなイベントサブスクリプションが前にそのSMF103上で作成されていない場合、Nsmf_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出し得る。
【0098】
7.SMF103は、Nsmf_EventExposure_Notifyサービス動作を介して、直接、対応するイベントをNEF102に報告し得る。
【0099】
8.NEF102は、MonitoringEvent APIにおいて指定されているようにHTTP POSTメッセージを送ることによって、Nnef_EventExposure_Notifyサービス動作を介して、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントをAF101に報告し得る。
【0100】
図3~
図5に示されている実施形態は、AF101が、NEFイベント公開APIを介して、UEのグループ、単一のUE、またはいずれかのUEについての、データネットワークまたは5G仮想ネットワークに関係するPDN_CONNECTIVITY_STATUSイベントをサブスクライブすることを可能にし得る。
【0101】
図3に示されている実施形態は、特に、PDN_CONNECTIVITY_STATUSイベント公開のトラフィック経路からUDM104および(ステートレスUDMの場合)UDRを除去するためのやり方を提供し得、したがって、UDM104およびUDRのイベントサブスクリプションエンドツーエンドレイテンシおよびリソース消費/作業負荷が低減され得る。
【0102】
AFのためにMonitoringEventSubscriptionデータタイプにおいて「DNN」および/または「S-NSSAI」を導入することによって、実施形態は、DNNおよび/またはS-NSSAIサブスクリプション要求を正しくおよび動的に提供し得る。
【0103】
「Session_Management_Enhancement」特徴がサポートされる場合、「DNN」および/または「S-NSSAI」が、要求された外部グループIdまたはいずれかのUEのためにMonitoringEventSubscriptionデータタイプにおいて提供されるとき、NEF102は、ローカルポリシに基づいて、NRFネットワーク機能ディスカバリ手順またはNEF102におけるローカル設定によって発見された、(1つまたは複数の)サービングSMF103へのNsmf_EventExposureサービスを直接呼び出し得る。
【0104】
図6は、本明細書の実施形態による、第1のネットワーク機能における例示的な方法600を示す概略フローチャートである。一実施形態では、
図6中のフローチャート600は、
図3~
図5中の(AF101などの)第1のネットワーク機能において実装され得る。たとえば、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションがここで使用され、同様の手順が、ダウンリンクデータ配信ステータスなど、他のイベント監視のためにも適用可能であり得ることに留意されたい。
【0105】
方法600はステップS601から始まり得、第1のネットワーク機能が、UEまたはUEのグループについてのPDNコネクティビティステータスを監視するように、(NEF102などの)ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能に、データネットワークのDNN、およびS-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを送信し得る。ここで、UEは、特定のUEまたはいずれかのUEであり得る。
【0106】
一実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、UEのグループを指示する外部グループIDをさらに含み得る。別の実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、特定のUEを指示する外部UE ID、MSISDN、またはGPSIをさらに含み得る。また別の実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、いずれかのUEを指示する指示をさらに含み得る。
【0107】
次いで、方法600はステップS602に進み得、第1のネットワーク機能が、第2のネットワーク機能から、PDNコネクティビティステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを受信し得る。
【0108】
上記のステップは例にすぎず、第1のネットワーク機能は、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順を介してUEのPDNコネクティビティステータスを監視するために、
図3~
図5に関して説明された任意のアクションを実施し得る。
【0109】
図7は、本明細書の実施形態による、第2のネットワーク機能における例示的な方法700を示す概略フローチャートである。一実施形態では、
図7中のフローチャート700は、
図3~
図5中の(NEF102などの)第2のネットワーク機能において実装され得る。たとえば、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションがここで使用され、同様の手順が、ダウンリンクデータ配信ステータスなど、他のイベント監視のためにも適用可能であり得ることに留意されたい。
【0110】
方法700はステップS701から始まり得、第2のネットワーク機能が、UEまたはUEのグループのPDNコネクティビティステータスを監視するように、(AF101などの)アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能から、データネットワークのDNN、およびS-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを受信し得る。ここで、UEは、特定のUEまたはいずれかのUEであり得る。
【0111】
一実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、UEのグループを指示する外部グループIDをさらに含み得る。別の実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、特定のUEを指示する外部UE ID、MSISDN、またはGPSIをさらに含み得る。また別の実施形態では、第1のサブスクリプションメッセージは、いずれかのUEを指示する指示をさらに含み得る。
【0112】
次いで、方法700はステップS702に進み得、第2のネットワーク機能が、PDNコネクティビティステータスサブスクリプションのための、(SMF103などの)セッション管理機能を実装する第3のネットワーク機能または(UDM104などの)統合データ管理機能を実装する第4のネットワーク機能を決定し得る。
【0113】
一実施形態では、ステップS702においてネットワーク機能を決定することは、
図3および
図4において示されているように、DNNおよびS-NSSAIに基づいて、(SMF103などの)セッション管理機能を実装する1つまたは複数の第3のネットワーク機能について、(NRF105などの)ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能に照会するステップをさらに含み得る。
【0114】
一実施形態では、ステップS702においてネットワーク機能を決定することは、
図5に示されているように、外部グループID、外部UE ID、MSISDN、またはGPSIのうちの1つに基づいて、(UDM104などの)統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能について、(NRF105などの)ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能に照会するステップをさらに含み得る。
【0115】
次いで、方法700はステップS703に進み得、第2のネットワーク機能が、決定されたネットワーク機能((1つまたは複数の)SMF103またはUDM104)に、DNNおよびS-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第2のサブスクリプションメッセージを送信し得る。
【0116】
次いで、方法700はステップS704に進み得、第2のネットワーク機能が、セッション管理機能を実装する第3のネットワーク機能から、PDNコネクティビティステータスを指示する情報を含む第2の通知メッセージを受信し得る。
【0117】
次いで、方法700はステップS705に進み得、第2のネットワーク機能が、第1のネットワーク機能に、PDNコネクティビティステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを送信し得る。
【0118】
上記のステップに加えて、
図3に示されているように、一実施形態では、本方法は、ローカルポリシに基づいて外部グループIDを内部グループIDに変換するステップをさらに含み得る。別の実施形態では、本方法は、ローカルポリシに基づいてMSISDNまたは外部UE IDをGPSIに変換するステップをさらに含み得る。
【0119】
一実施形態では、
図4に示されているように、本方法は、外部グループIDに基づいて、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能について、ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能に照会するステップをさらに含み得る。一実施形態では、本方法は、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能に、外部グループIDを含む要求を送信するステップをさらに含み得る。一実施形態では、本方法は、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能から、内部グループIDを受信するステップをさらに含み得る。
【0120】
一実施形態では、
図3および
図4に示されているように、本方法は、ローカルポリシに基づいて、外部グループId、DNN、外部UE ID、MSISDN、GPSI、またはS-NSSAIのうちの少なくとも1つについての許可を実施するステップをさらに含み得る。
【0121】
上記のステップは例にすぎず、第2のネットワーク機能は、PDNコネクティビティステータスサブスクリプション手順を介してUEのPDNコネクティビティステータスを監視するために、
図3~
図5に関して説明された任意のアクションを実施し得る。
【0122】
図8は、本明細書の実施形態による、(AF101などの)例示的な第1のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
【0123】
一実施形態では、第1のネットワーク機能800は、少なくとも1つのプロセッサ801と、少なくとも1つのプロセッサ801に結合された非一時的コンピュータ可読媒体802とを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体802は、少なくとも1つのプロセッサ801によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、少なくとも1つのプロセッサ801は、
図6の概略フローチャートに示されている例示的な方法600におけるステップを実施するように設定され、その詳細はここでは省略される。
【0124】
第1のネットワーク機能800は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの任意の組合せとして実装され得ることに留意されたい。たとえば、第1のネットワーク機能800は、複数のユニット、回路、モジュールなどを含み得、その各々は、例示的な方法600の1つまたは複数のステップ、あるいは(AF101などの)第1のネットワーク機能に関係する
図3~
図5に示されている1つまたは複数のステップを実施するために使用され得る。
【0125】
第1のネットワーク機能は、専用ハードウェア上のネットワークエレメントとして、専用ハードウェア上で稼働するソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上で、たとえば、クラウドインフラストラクチャ上でインスタンス化される仮想化された機能としてのいずれかで実装され得ることを理解されたい。
【0126】
図9は、本明細書の実施形態による、(NEF102などの)例示的な第2のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
【0127】
一実施形態では、第2のネットワーク機能900は、少なくとも1つのプロセッサ901と、少なくとも1つのプロセッサ901に結合された非一時的コンピュータ可読媒体902とを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体902は、少なくとも1つのプロセッサ901によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、少なくとも1つのプロセッサ901は、
図7の概略フローチャートに示されている例示的な方法700におけるステップを実施するように設定され、その詳細はここでは省略される。
【0128】
第2のネットワーク機能900は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの任意の組合せとして実装され得ることに留意されたい。たとえば、第2のネットワーク機能900は、複数のユニット、回路、モジュールなどを含み得、その各々は、例示的な方法700の1つまたは複数のステップ、あるいは(NEF102などの)第2のネットワーク機能に関係する
図3~
図5に示されている1つまたは複数のステップを実施するために使用され得る。
【0129】
第2のネットワーク機能は、専用ハードウェア上のネットワークエレメントとして、専用ハードウェア上で稼働するソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上で、たとえば、クラウドインフラストラクチャ上でインスタンス化される仮想化された機能としてのいずれかで実装され得ることを理解されたい。
【0130】
図10は、本明細書の実施形態による、例示的なコンピュータ実装装置1000を示す概略ブロック図である。一実施形態では、装置1000は、(AF101などの)第1のネットワーク機能または(NEF102などの)第2のネットワーク機能など、上述の装置として設定され得る。
【0131】
一実施形態では、装置1000は、限定はしないが、中央処理ユニット(CPU)1001など、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ可読媒体1002と、メモリ1003とを含み得る。メモリ1003は、揮発性メモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ、RAM)および/または不揮発性メモリ(たとえば、ハードディスクまたはフラッシュメモリ)を備え得る。一実施形態では、コンピュータ可読媒体1002は、プロセッサ1001によって実行されたとき、プロセッサ1001に上述の方法のいずれかを行わせる、コンピュータプログラムおよび/または命令を記憶するように設定され得る。
【0132】
一実施形態では、(非一時的コンピュータ可読媒体などの)コンピュータ可読媒体1002は、メモリ1003に記憶され得る。別の実施形態では、コンピュータプログラムは、遠隔ロケーション、たとえば、(コンピュータ可読媒体としても具現され得る)コンピュータプログラム製品1004に記憶され、たとえば、キャリア1005を介してプロセッサ1001によってアクセス可能であり得る。
【0133】
コンピュータ可読媒体1002および/またはコンピュータプログラム製品1004は、リムーバブルコンピュータ可読媒体、たとえば、ディスケット、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)、フラッシュまたは同様のリムーバブルメモリ媒体(たとえば、コンパクトフラッシュ、SD(セキュアデジタル)、メモリスティック、ミニSDカード、MMCマルチメディアカード、スマートメディア)、HD-DVD(高精細度DVD)、またはBlu-ray DVD、USB(ユニバーサルシリアルバス)ベースリムーバブルメモリ媒体、磁気テープ媒体、光記憶媒体、磁気光学媒体、バブルメモリ上に分散および/または記憶されるか、あるいはネットワーク(たとえば、イーサネット、ATM、ISDN、PSTN、X.25、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはインフラストラクチャノードにデータパケットをトランスポートすることが可能な同様のネットワーク)を介して伝搬信号として分散され得る。
【0134】
さらに、現在の3GPP技術仕様を補正するために、以下の補正が提案される。
【0135】
パートI:3GPP TS29.122 V17.2.0のための提案された補正
タイトル:MonitoringEvent APIにおけるDNNおよびS-NSSAIの更新
変更の理由:
TS23.502サブクローズ4.15.3.2.3ステップ2が、「NEFはローカル設定に基づいてAF識別子をDNNおよびS-NSSAI組合せにマッピングする」について説明するが、これは、明瞭でなく、多くの場合、複数のおよびフレキシブルなDNNおよびS-NSSAI組合せへの1つのAF識別子マッピングについて実現可能でない。
【0136】
SmfEvent PDU_SES_RELおよびPDU_SES_ESTにマッピングしている監視タイプPDN_CONNECTIVITY_STATUSについて、DNN、S-NSSAIおよびいずれかのUEは、TS29.508にすでに含まれている。
【0137】
変更の概要:
SMFイベント公開へのSession_Management_Enhancement監視マップをサポートするために、AFがdnnおよび/またはsnssaiサブスクリプション要求を直接提供するために、MonitoringEventSubscriptionデータタイプにおいて「dnn」および/または「snssai」を導入すること。
【0138】
承認されない場合の結果:
DNNおよび/またはS-NSSAIは、AFが複数のおよびフレキシブルなDNNおよびS-NSSAI組合せをサポートするとき、NEFにおいて誤ってマッピングされる。PDNコネクティビティステータス監視のためにSMFイベント公開をマッピングしないこと。
【0139】
提案された変更
***第1の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示する)
5.3.2.1.1 序論
この節は、サブスクリプションリソースを含む、リソース表現において使用されるべきデータ構造を規定する。
【0140】
表5.3.2.1.1-1は、他の仕様からMonitoringEvent APIによって再使用されるデータタイプを指定し、これは、それらのそれぞれの仕様の参照と、必要なとき、MonitoringEvent API内のそれらの使用の短い説明とを含む。
【0141】
***第2の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示し、削除線は3GPP技術仕様から削除されるべきコンテンツを指示する)
5.3.2.1.2 タイプ:MonitoringEventSubscription
このタイプは、イベントを監視することへのサブスクリプションを表す。同じ構造は、サブスクリプション要求およびサブスクリプション応答において使用される。
編集者の注: 登録されたUEの現在の数と、ネットワークスライス情報報告へのサブスクリプション中にネットワークスライスのために確立されたPDUセッションの現在の数の両方を通知されるようにサブスクライブすることをAFが要求することができるかどうかは、FFSである。
編集者の注: 報告タイプ(すなわち、周期またはしきい値ベース)属性がネットワークスライス情報報告へのサブスクリプション中に必要とされるかどうかは、FFSである。
【0142】
***第3の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示する)
5.3.2.3.7 タイプ:PdnConnectionInformation
このデータタイプはUEのPDN接続情報を表す。
【0143】
***第4の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示する)
5.3.4 使用される特徴
下記の表は、MonitoringEvent APIに適用可能な特徴を規定する。それらの特徴は、サブクローズ5.2.7に記載されているようにネゴシエートされる。
【0144】
***第5の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示する)
A.3 MonitoringEvent API
***変更の終了***
【0145】
パートII:3GPP TS29.522 V17.2.0のための提案された補正
タイトル:MonitoringEvent APIにおけるDNNおよびS-NSSAIの更新
変更の理由:
TS23.502サブクローズ4.15.3.2.3ステップ2が、「NEFはローカル設定に基づいてAF識別子をDNNおよびS-NSSAI組合せにマッピングする」について説明するが、これは、明瞭でなく、多くの場合、複数のおよびフレキシブルなDNNおよびS-NSSAI組合せへの1つのAF識別子マッピングについて実現可能でない。
【0146】
SmfEvent PDU_SES_RELおよびPDU_SES_ESTにマッピングしている監視タイプPDN_CONNECTIVITY_STATUSについて、DNN、S-NSSAIおよびいずれかのUEは、TS29.508にすでに含まれている。
【0147】
変更の概要:
UEのグループまたはいずれかのUEを伴う要求されたDNNおよび/またはS-NSSAIについてNEFがNsmf_EventExposureサービスを直接呼び出し得る、随意の手順拡張を伴って、AFがdnnおよび/またはsnssaiサブスクリプション要求を正しくおよび動的に提供するためにMonitoringEventSubscriptionデータタイプにおける「dnn」および/または「snssai」を導入すること。
【0148】
承認されない場合の結果:
DNNおよびS-NSSAIは、AFが複数のおよびフレキシブルなDNNおよびS-NSSAI組合せをサポートするとき、NEFにおいて誤ってマッピングされる。PDNコネクティビティステータス監視のためにSMFイベント公開をマッピングしないこと。
【0149】
UEのグループまたはいずれかのUEについてのイベント監視手順は、多大なUDM対話を伴って、効果的でない。
【0150】
提案された変更:
***第1の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示する)
4.4.2 監視のための手順
3GPP TS29.122[4]のサブクローズ4.4.2に記載されているような監視のための手順は、以下の差異を伴って5GSにおいて適用可能であるものとする。
- SCS/ASの説明がAFに適用される、
- SCEFの説明がNEFに適用される、
- HSSの説明がUDMに適用され、NEFは、3GPP TS29.503[17]において規定されているNudm_EventExposureサービスを使用することによってUDMと対話するものとする、
- MME/SGSNの説明がAMFに適用され、NEFは、3GPP TS29.518[18]において規定されているNamf_EventExposureサービスを使用することによってAMFと対話するものとする、
- PCRFに関する説明が適用可能でない、
- IMSI-IMEI(SV)関連付け監視イベントの変更に関する説明が、SUPI-PEI関連付け監視イベントの変更に適用される、
- 「monitoringType」が、監視イベントサブスクリプション中に3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.2.1.2において規定されているMonitoringEventSubscriptionデータタイプ内の「LOCATION_REPORTING」にセットするとき、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.2.4.7において規定されているAccuracyデータタイプ内の「CGI_ECGI」、「TA_RA」および「GEO_AREA」のみが、5G MonitoringEvent APIについて適用可能である。
- AF要求の有効性確認の後に、NEFは、オペレータポリシに基づいて監視満了時間を決定し、要求中に含まれる場合、監視満了時間を考慮に入れ得、NEFは、(NEF、UDMまたはAMFによって決定された)満了時間をAFに提供し得、AFでさえ前に提供しない。
- 3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.4において規定されている「Loss_of_connectivity_notification」がサポートされる場合、値0~5が、MonitoringEventReportデータタイプ内のlossOfConnectReason属性について適用可能でなく、lossOfConnectReason属性は、UEが登録解除された場合、6にセットされ、最大検出タイマーが満了した場合、7にセットされ、またはUEがパージされた場合、8にセットされるものとする。
- AFは、NEFにおいてLocation_notification特徴およびNumber_of_UEs_in_an_area_notification_5G特徴についてのみ適用可能である、MonitoringEventSubscriptionデータタイプ内の「repPeriod」属性によって指示された周期的報告時間を含み得る。
-- 「locationType」属性が「LAST_KNOWN_LOCATION」にセットする場合、「maximumNumberOfReports」属性は、ワンタイム監視要求として1にセットするものとする。
PDNコネクティビティステータスイベントに関する説明は、PDUセッションステータスイベントに適用され、MME/SGSNの説明は、監視イベント手順の報告中にSMFに適用され、NEFは、3GPP TS29.508[26]において規定されているようにNsmf_EventExposureサービスを介してイベント通知を受信する、
- 3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.4において規定されている「Session_Management_Enhancement」特徴がサポートされる場合、「dnn」および/または「snssai」が、要求された外部グループIdまたはいずれかのUEのためにMonitoringEventSubscriptionデータタイプにおいて提供されるとき、NEFは、ローカルポリシに基づいて、NRF NFディスカバリ手順またはNEFにおけるローカル設定によって発見された、(1つまたは複数の)サービングSMFへのNsmf_EventExposureサービスを直接呼び出し得る。
- UDM/AMF/SMFイベント報告をAFに送るとき、NEFは、3GPP TS29.504[20]において指定されているようにNudr_DataRepositoryサービスを使用することによって、3GPP TS29.519[23]において指定されているように、公開のためのデータの一部として、報告中のイベントデータをUDRに記憶し得る。
- 3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.4において規定されている「Downlink_data_delivery_status_5G」がサポートされる場合、ダウンリンクデータ配信ステータス通知をサポートするために、
- AFは、サブスクリプションを作成するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.2において規定されているようにリソース「監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP POSTメッセージを送るか、または、サブスクリプションを更新するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.3において規定されているようにリソース「個々の監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP PUTメッセージを送るものとし、以下の差異を伴う。
- MonitoringEventSubscriptionデータ構造内に、AFは、「dddTraDescriptors」属性内の(1つまたは複数の)パケットフィルタ記述子と、「dddStati」属性内の(1つまたは複数の)監視ダウンリンクデータ配信ステータスイベントのリストとをさらに含み得る、
- NEFは、3GPP TS29.503[17]のサブクローズ5.5.2.2において規定されているようにNudm_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出すことによって、ネットワーク内の(1つまたは複数の)適切なUDMにイベントをサブスクライブするものとする。
- NEFが3GPP TS29.508[26]のサブクローズ4.4.2において規定されているようにイベント通知を受信したとき、NEFは、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ4.4.2.3において規定されているようにHTTP POSTメッセージをAFに送るものとし、各MonitoringEventReportデータ構造内にNEFが以下を含むものとするという差異を伴う。
- 「dddStatus」属性内のダウンリンクデータ配信ステータス、
- 「dddTraDescriptor」属性内のダウンリンクデータ配信ステータス変更によって影響を及ぼされるダウンリンクデータ記述子、
- ダウンリンクデータ配信ステータスが「BUFFERED」にセットされる場合、「maxWaitTime」属性内の推定されたバッファリング時間、
- 3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.4において規定されている「Availability_after_DDN_failure_notification_enhancement」特徴がサポートされる場合、AFは、サブスクリプションを作成するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.2において規定されているようにリソース「監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP POSTメッセージを送るか、または、サブスクリプションを更新するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.3において規定されているようにリソース「個々の監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP PUTメッセージを送るものとし、MonitoringEventSubscriptionデータ構造内にAFが「dddTraDescriptors」属性内のパケットフィルタ記述を含むものとするという差異を伴う。
- 3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.4において規定されている「eLCS」特徴がサポートされる場合、AFは、サブスクリプションを作成するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.2において規定されているようにリソース「監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP POSTメッセージを送るか、または、サブスクリプションを更新するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.3において規定されているようにリソース「個々の監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP PUTメッセージを送り得、以下の差異を伴う。
- MonitoringEventSubscriptionデータ構造内に、AFは、「locQoS」属性内のロケーションQoS要件と、「svcId」属性をもつサービス識別子と、「ldrType」属性内のロケーション保留要求されたイベントタイプと、「locTimeWindow」属性中の有効性開始時間および有効性終了時間と、「maxAgeOfLocEst」属性内のロケーション推定値の最大エイジと、「velocityRequested」属性内の要求ターゲットUE速度と、「linearDistance」属性内の線形距離と、「reportingLocEstInd」属性内の報告ターゲットUEロケーション推定値指示と、「samplingInterval」属性内のサンプリング間隔と、「maxRptExpireIntvl」属性内の最大報告満了間隔と、「supportedGADShapes」属性内のサポートされるGAD形状と、「codeword」属性内のコードワードと、ロケーション情報サブスクリプションについて3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.2.3.2において規定されている他の属性とをさらに含み得、MonitoringEventSubscriptionデータ構造は、値「GEO_AREA」にセットされた、「geographicAreas」属性と「accuracy」属性とのみを含んでいる「locationArea5G」属性をも含み得る。
- NEFが、受信された「locQos」属性に基づいて、セルレベルロケーション正確さよりも高いロケーション要求精度が必要とされることを識別した場合、NEFは、3GPP TS29.515[35]のサブクローズ6.1において規定されているように、Ngmlc_Location_ProvideLocationサービス動作を呼び出すことによって、ネットワーク内の適切なGMLCと対話するものとする、
- ロケーション要求精度がセルレベルよりも低いかまたはそれに等しい場合、実装形態に基づいて、NEFは、3GPP TS29.515[35]のサブクローズ6.1において規定されているようにNgmlc_Location_ProvideLocationサービス動作を呼び出すことによってGMLCと対話するか、または、3GPP TS29.503[17]のサブクローズ5.2に記載されているようにNudm_SDMサービスを使用することによってUDMからUEロケーションプライバシー情報を取り出し得、プライバシーセッティングが検証された場合、NEFは、3GPP TS29.503[17]のサブクローズ5.3に記載されているようにNudm_UECMサービスを呼び出すことによってサービングAMFアドレスのためにUDMと対話するものとする。UDMからサービングAMFアドレスを受信した後に、NEFは、3GPP TS29.518[18]のサブクローズ5.3において規定されているようにNamf_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出すことによってAMFと対話するものとするか、または、3GPP TS29.503[17]のサブクローズ5.5において規定されているようにNudm_EventExposureサービスを使用することによってUDMと対話し得、NEFは、3GPP TS29.518[18]のサブクローズ5.5において規定されているようにNamf_EventExposureサービスを介してAMFからロケーションイベント通知を受信する。
【0151】
GMLCまたはAMFからの成功したロケーション応答の受信時に、NEFは、リソースを作成または更新し、次いで、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ4.4.2.3において規定されているようにHTTP POSTまたはPUT応答をAFに送るものとする。GMLCまたはAMFからのロケーション報告の受信時に、NEFは、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ4.4.2.3において規定されているように、対応する監視イベント報告に関連する監視イベントサブスクリプションを決定するものとする。
【0152】
NEFにおける前のアクティブ設定された監視イベントサブスクリプションを削除するために、AFは、監視イベントサブスクリプションリソースを作成した要求に対する応答中で受信されたリソース「個々の監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP DELETEメッセージを送るものとする。NEFは、GMLCまたはAMFまたはUDMからの成功した応答の受信時に、要求を除去するためにGMLCまたはAMFまたはUDMと対話するものとし、NEFは、URIによってアドレス指定されるアクティブリソース「個々の監視イベントサブスクリプション」を削除し、「204 コンテンツなし」ステータスコード、または、受信された場合は監視イベント報告を含む「200 OK」ステータスコードをもつHTTP応答を、AFに送るものとする。
- 3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.4において規定されている「NSAC」特徴がサポートされる場合、ネットワークスライスステータス報告をサポートするために、
- AFは、サブスクリプションを作成するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.2.3.4において規定されているように「監視イベントサブスクリプション」リソースに対してNEFにHTTP POSTメッセージを送るか、または、既存のサブスクリプションを更新するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.3.3.2において規定されているように「個々の監視イベントサブスクリプション」リソースに対してNEFにHTTP PUTメッセージを送るものとし、以下の差異を伴う。
- MonitoringEventSubscriptionデータ構造内に、
a)「snssai」属性によって識別される当該のネットワークスライスが提供されるものとする、
b)「monitoringType」属性の値は、ネットワークスライスのための登録されたUEの現在の数を通知されることをAFが要求することを指示するために「NUM_OF_REGD_UES」にセットされ、または、ネットワークスライスのための確立されたPDUセッションの現在の数を通知されることをAFが要求することを指示するために「NUM_OF_ESTD_PDU_SESSIONS」にセットされるものとする、
c)「tgtNsThreshold」属性内のターゲット報告しきい値または「repPeriod」属性内の報告周期性が提供され得、「tgtNsThreshold」属性と「repPeriod」属性とは相互排他的である、
- NEFは、次いで、3GPP TS29.536[47]において指定されているように、Nnsacf_SliceEventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出すことによって、通知への関連するサブスクリプションを作成または更新するために、NSACFとさらに対話するものとする、
- NEFが3GPP TS29.536[47]において規定されているようにNSACFからイベント報告を受信したとき、NEFは、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3a.2.3において規定されているようにHTTP POSTメッセージをAFに送るものとし、MonitoringNotificationデータタイプのMonitoringEventReportデータタイプ内で、
- 「monitoringType」属性の値は、サブスクリプションを作成または修正したHTTP POSTまたはPUT要求中に、同じ値として「NUM_OF_REGD_UES」または「NUM_OF_ESTD_PDU_SESSIONS」にセットされるものとする、
- 「nSStatusInfo」属性としての現在のネットワークスライスステータス情報が提供されるものとする、
という差異を伴い、
- イベント報告がしきい値ベースである(すなわち、「tgtNsThreshold」がMonitoringEventSubscriptionデータタイプ内に提供された)場合、「nSStatusInfo」属性は、サブスクリプション作成中に提供される「snssai」属性によって識別されるネットワークスライスについての、ターゲットしきい値に到達することについての、すなわちサブスクライブされたしきい値を再送することによる確認を含んでいるものとし、
- イベント報告が周期である(すなわち、「repPeriod」がMonitoringEventSubscriptionデータタイプ内に提供された)場合、「nSStatusInfo」属性は、現在のネットワークスライスステータス情報、すなわち、サブスクリプション作成中に提供される「snssai」属性によって識別されるネットワークスライスのための、登録されたUEの現在の数または確立されたPDUセッションの現在の数を提供するものとする。
- AFは、既存のネットワークスライス報告サブスクリプションを削除するために、3GPP TS29.122[4]のサブクローズ5.3.3.3.3.5において規定されているようにリソース「個々の監視イベントサブスクリプション」に対してNEFにHTTP DELETEメッセージを送るものとする。次いで、NEFは、3GPP TS29.536[47]において指定されているように、Nnsacf_SliceEventExposure_UnSubscribeサービス動作を呼び出すことによって、通知への関連するサブスクリプションを削除するために、NSACFと対話するものとする。
編集者の注: 登録されたUEの現在の数と、ネットワークスライス情報報告へのサブスクリプション中にネットワークスライスのために確立されたPDUセッションの現在の数の両方を通知されるようにサブスクライブすることをAFが要求することができるかどうかは、FFSである。
編集者の注: 報告タイプ(周期またはしきい値ベース)属性がネットワークスライス情報報告へのサブスクリプション中に必要とされるかどうかは、FFSである。
***変更の終了***
【0153】
パートIII:3GPP TS29.508 V17.3.0のための提案された補正
タイトル:DNNおよびS-NSSAIに関する更新
変更の理由:
TS23.502サブクローズ4.15.3.2.3ステップ2が、「NEFはローカル設定に基づいてAF識別子をDNNおよびS-NSSAI組合せにマッピングする」について説明するが、これは、明瞭でなく、多くの場合、複数のおよびフレキシブルなDNNおよびS-NSSAI組合せへの1つのAF識別子マッピングについて実現可能でない。
【0154】
SmfEvent PDU_SES_RELおよびPDU_SES_ESTにマッピングしている監視タイプPDN_CONNECTIVITY_STATUSについて、DNN、S-NSSAIおよびいずれかのUEは、TS29.508にすでに含まれている。
【0155】
変更の概要:
UEのグループまたはいずれかのUEを伴う要求されたDNNおよび/またはS-NSSAIについてNEFがNsmf_EventExposureサービスを直接呼び出し得る、随意の手順拡張を伴って、AFがdnnおよび/またはsnssaiサブスクリプション要求を正しくおよび動的に提供するためにMonitoringEventSubscriptionデータタイプにおける「dnn」および/または「snssai」を導入すること。
【0156】
承認されない場合の結果:
特にいずれかのUEについて大規模なイベント公開シグナリング影響の危険を伴う、サブスクリプション要求のためのNsmfEventExposureタイプ中のDNNおよび/またはS-NSSAI内のUEのグループまたはいずれかのUEに関する明瞭でない説明。
【0157】
提案された変更:
***第1の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示し、削除線は3GPP技術仕様から削除されるべきコンテンツを指示する)
4.2.3.2 新しいサブスクリプションを作成すること
イベント通知にサブスクライブするために、NFサービスコンシューマーは、リソースURIとしての「{apiRoot}/nsmf-event-exposure/v1/subscriptions/」および要求本体としてのNsmfEventExposureデータ構造とともに、HTTP POST要求を送るものとし、これらは、以下を含むものとする。
- サブスクリプションが、UEについての単一のPDUセッションに関係するイベントに適用される場合、「pduSeId」属性としてのそのPDUセッションのPDUセッションID、および「supi」または「gpsi」属性としてのUE識別、
- サブスクリプションが、単一のPDUセッションに関係しないイベントに適用される場合、以下を介した、サブスクリプションが適用されるUEの識別。
a)「supi」属性としてのSUPIまたは「gpsi」属性としてのGPSIによる単一のUEの識別、
b)「groupId」属性を介した(1つまたは複数の)UEのグループの識別、あるいは
c)真にセットされた「anyUeInd」属性を介したいずれかのUEの識別、
m1)「groupId」属性と、「dnn」属性および「snssai」属性のいずれかとを介した、DNNおよび/またはS-NSSAI内の(1つまたは複数の)UEのグループの識別、あるいは
m2)真にセットされた「anyUeInd」属性と、「dnn」属性および「snssai」属性のいずれかとを介した、DNNおよび/またはS-NSSAI内のいずれかのUEの識別、
注1: - いずれかのUEの識別は、SMFがVPLMN中にあり、NFサービスコンシューマーがHPLMN中にあるローカルブレークアウトローミングシナリオについて適用されない。
- 「notifUri」属性としての要求された通知を受信すべきURI、
- 「notifId」属性としての要求された通知についての、NFサービスコンシューマーによって提供される通知相関識別子、および
- NFサービスコンシューマーがAMFである場合、「guami」属性として符号化されたGUAMI。
- 「eventSubs」属性としてのサブスクライブされたイベントの説明、これは、各イベントについて以下を含むものとし、
a)「event」属性としてのイベント識別子、および
b)イベントUP経路変更について、サブスクリプションが、「dnaiChgType」属性におけるUP経路再設定の早い通知のためのものであるのか、遅い通知のためのものであるのか、早いおよび遅い通知のためのものであるのか、
c)イベント「ダウンリンクデータ配信ステータス」について、「dddTraDescriptors」属性におけるダウンリンクデータソースの(1つまたは複数の)トラフィック記述子、
ならびに以下を含み得る。
a)イベント「ダウンリンクデータ配信ステータス」について、「dddStati」属性におけるサブスクライブされた配信ステータス、および
b)イベント「QFI割り当て」について、「appIds」属性におけるアプリケーション識別子。
【0158】
要求本体としてのNsmfEventExposureデータ構造はまた、以下を含み得る。
- NFサービスコンシューマーがAMFである場合、
a)「serviceName」属性として符号化されたサブスクライブされたイベントに関する通知を受信することを予想するAMFによって作り出されたサービスの名前、
b)「altNotifIpv4Addrs」属性として符号化された通知を送るべき(1つまたは複数の)代替またはバックアップIPv4アドレス、
c)「altNotifIpv6Addrs」属性として符号化された通知を送るべき(1つまたは複数の)代替またはバックアップIPv6アドレス、
d)「altNotifFqdns」属性として符号化された通知を送るべき(1つまたは複数の)代替またはバックアップFQDN、
- 「dnn」属性としてのデータネットワーク名、
- 「snssai」属性としての単一ネットワークスライス選択支援情報、
- 「ImmeRep」属性としての即時報告フラグ、
- 「notifMethod」属性としてのイベント通知方法(周期的、ワンタイム、イベント検出時)、
- 「maxReportNbr」属性としての報告の最大数、
- 「expiry」属性としての監視持続時間、
- 「repPeriod」属性としての、周期的報告のための繰返し期間、
- 「sampRatio」属性としてのサンプリング比、
- EneNA特徴がサポートされる場合の、「partitionCriteria」属性としての、サンプリングを実施する前にUEを区分するための区分基準、および/または
- 「grpRepTime」属性としてのグループ報告ガード時間、および/または
- EneNA特徴がサポートされる場合の、「notifFlag」属性としての通知フラグ。
【0159】
リソースURIとしての「{apiRoot}/nsmf-event-exposure/v1/subscriptions/」および要求本体としてのNsmfEventExposureデータ構造とともに、HTTP POST要求の受信時に、SMFは、以下を行うものとする。
- 新しいサブスクリプションを作成する、
- サブスクリプション相関IDを割り振る、
- 要求中で潜在的に受信された満了時間に等しいかまたはそれよりも小さい満了時間を選択する、
- サブスクリプションを記憶する、
- 応答本体としてのNsmfEventExposureデータ構造と、作成された個々のサブスクリプションリソースのURI、すなわち「{apiRoot}/nsmf-event-exposure/v1/subscriptions/{subId}」を含んでいるロケーションヘッダフィールドとともに、HTTP「201作成済み」応答を送る、
- 「ImmeRep」属性が要求中に含まれ、真にセットされる場合、SMFは、サブクローズ4.2.3.1において規定されているように、(1つまたは複数の)サブスクライブされたイベントについての(1つまたは複数の)現在の利用可能な値を報告するものとする、
- 「sampRatio」としてのサンプリング比属性が、「partitionCriteria」属性なしにサブスクリプション中に含まれる場合、SMFは、サンプリング比に従ってターゲットUEのうちのUEのランダムサブセットを選択し、UEの選択されたサブセットに関係する(1つまたは複数の)イベントのみを報告するものとする。 - 「partitionCriteria」属性がさらに含まれる場合、SMFは、最初に、「partitionCriteria」属性の値に従ってUEを区分し、次いで、サンプリング比に従って各区分からUEのランダムサブセットを選択し、UEの選択されたサブセットに関係する(1つまたは複数の)イベントのみを報告するものとする、
- 「grpRepTime」としてのグループ報告ガード時間属性がサブスクリプション中に含まれるとき、SMFは、グループ報告ガード時間が満了するまで、ターゲットUEのためのすべてのイベント報告を蓄積するものとする。次いで、SMFは、サブクローズ4.2.2.2に記載されているように、Nsmf_EventExposure_Notifyサービス動作を使用してNFサービスコンシューマーに通知するものとする、
- 「notifFlag」属性が要求中に含まれ、「DEACTIVATE」にセットされる場合、SMFは、イベント通知をミュートし、利用可能なイベントを記憶するものとする。
【0160】
SMFがGUAMIを受信した場合、SMFは、3GPP TS29.518[13]において指定されているNamf_CommunicationサービスのAMFStatusChangeサービス動作を使用してGUAMI変更にサブスクライブし得、SMFは、AMFセット内の他のAMFに照会するために、(取得されたGUAMIおよび場合によってはサービス名を使用して)3GPP TS29.510[12]において指定されているNnrf_NFDiscoveryサービスを使用し得る。
【0161】
***第2の変更***(下線は3GPP技術仕様に追加されるべきコンテンツを指示する)
5.6.2.2 タイプNsmfEventExposure
***変更の終了***
【0162】
例示的な実施形態が、コンピュータ実装方法、装置(システムおよび/またはデバイス)および/または非一時的コンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート例示を参照しながら本明細書で説明された。ブロック図および/またはフローチャート例示のブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート例示中のブロックの組合せが、1つまたは複数のコンピュータ回路によって実施されるコンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/またはマシンを作り出すための他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に提供され得、したがって、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するために、およびそれにより、ブロック図および/またはフローチャートの(1つまたは複数の)ブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段(機能)および/または構造を作成するために、トランジスタ、メモリロケーションに記憶された値、およびそのような回路内の他のハードウェア構成要素を変換および制御する。
【0163】
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の様式で機能するように指示し得る、有形コンピュータ可読媒体に記憶され得、したがって、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令を含む製造品を作り出す。したがって、本発明概念の実施形態は、ハードウェアで、および/または「回路」、「モジュール」またはそれらの変形態と総称して呼ばれることがある、デジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で稼働する(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアで具現され得る。
【0164】
また、いくつかの代替実装形態では、ブロック中で言及される機能/行為は、フローチャート中で言及される順序から外れて行われ得ることに留意されたい。たとえば、関与する機能/行為に応じて、連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得る。その上、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能が、複数のブロックに分離され得、ならびに/あるいはフローチャートおよび/またはブロック図の2つまたはそれ以上のブロックの機能が、少なくとも部分的に統合され得る。最後に、他のブロックが、示されているブロック間に追加/挿入され得、および/または発明概念の範囲から逸脱することなく、ブロック/動作が省略され得る。その上、図のうちのいくつかが、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信が、図示された矢印と反対方向に行われ得ることを理解されたい。
【0165】
本発明概念の原理から実質的に逸脱することなしに、実施形態に対して多くの変形および修正が行われ得る。すべてのそのような変形および修正は、本発明概念の範囲内で本明細書に含まれるものとする。したがって、上記で開示された主題は、例示であり、限定するものではないと見なされるべきであり、実施形態の添付の例は、本発明概念の趣旨および範囲内に入る、すべてのそのような修正、拡張、および他の実施形態をカバーするものとする。したがって、法によって最大限に許容される限りにおいて、本発明概念の範囲は、実施形態およびそれらの等価物の後続の例を含む、本開示の最も広い許容可能な解釈によって決定されるべきであり、上記の詳細な説明によって制限または限定されるべきでない。
【0166】
略語
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
4G 第4世代モバイル通信技術
5G 第5世代モバイル通信技術
AF アプリケーション機能
API アプリケーションプログラミングインターフェース
AS アプリケーションサーバ
DNN データネットワーク名
EPC エボルブドパケットコア
EPS エボルブドパケットシステム
GPSI 一般公開サブスクリプション識別子
MSISDN モバイル加入者統合サービスデジタルネットワーク番号
NEF ネットワーク公開機能
NF ネットワーク機能
NRF ネットワークリポジトリ機能
PDN パケットデータネットワーク
PDU パケットデータユニット
SCS サービス能力サーバ
SMF セッション管理機能
S-NSSAI 単一ネットワークスライス選択支援情報
SUPI サブスクリプション永続識別子
UDM 統合データ管理
UDR 統合データリポジトリ
UE ユーザ機器。
【手続補正書】
【提出日】2024-04-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101)によって実行される方法(600)であって、
- ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102)に、ユーザ機器(UE)またはUEのグループについてのイベントステータスを監視するための、データネットワークのデータネットワーク名(DNN)、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを送信すること(S601)と、
- 前記第2のネットワーク機能(102)から、前記イベントステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを受信すること(S602)と
を含む、方法(600)。
【請求項2】
前記第1のサブスクリプションメッセージが、UEの前記グループを指示する外部グループID、特定のUEを指示する外部UE ID、特定のUEを指示するモバイル加入者統合サービスデジタルネットワーク番号(MSISDN)、特定のUEを指示する一般公開サブスクリプション識別子(GPSI)、およびいずれかのUEを指示する指示のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法(600)。
【請求項3】
前記イベントステータスが、パケットデータネットワーク(PDN)コネクティビティステータスまたはダウンリンクデータ配信ステータスである、請求項
1に記載の方法(600)。
【請求項4】
ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102)によって実行される方法(700)であって、
- アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101)から、ユーザ機器(UE)またはUEのグループについてのイベントステータスを監視するための、データネットワークのデータネットワーク名(DNN)、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを受信すること(S701)と、
- セッション管理機能を実装する第3のネットワーク機能(103)または統合データ管理機能を実装する第4のネットワーク機能(104)を決定すること(S702)と、
- 前記決定されたネットワーク機能(103、104)に、前記DNNおよび前記S-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第2のサブスクリプションメッセージを送信すること(S703)と
を含む、方法(700)。
【請求項5】
前記第1のサブスクリプションメッセージが、UEの前記グループを指示する外部グループID、特定のUEを指示する外部UE ID、特定のUEを指示するモバイル加入者統合サービスデジタルネットワーク番号(MSISDN)、特定のUEを指示する一般公開サブスクリプション識別子(GPSI)、およびいずれかのUEを指示する指示のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項4に記載の方法(700)。
【請求項6】
前記ネットワーク機能を決定すること(S702)が、
- 前記外部グループID、前記外部UE ID、前記MSISDN、および前記GPSIのうちの少なくとも1つに基づいて、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能(104)について、ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能(105)に照会すること
をさらに含む、請求項5に記載の方法(700)。
【請求項7】
- ローカルポリシに基づいて、前記外部グループId、前記DNN、前記外部UE ID、前記MSISDN、前記GPSI、および前記S-NSSAIのうちの少なくとも1つについての許可を実行すること
をさらに含む、請求項5に記載の方法(700)。
【請求項8】
前記ネットワーク機能を決定すること(S702)が、
- 前記DNNおよび前記S-NSSAIに基づいて、セッション管理機能を実装する1つまたは複数の第3のネットワーク機能(103)について、ネットワークリポジトリ機能を実装する第5のネットワーク機能(105)に照会すること
をさらに含む、請求項
5に記載の方法(700)。
【請求項9】
- ローカルポリシに基づいて前記外部グループIDを内部グループIDに変換すること、または
- ローカルポリシに基づいて前記MSISDNまたは前記外部UE IDをGPSIに変換すること
のうちの1つをさらに含む、請求項8に記載の方法(700)。
【請求項10】
- 前記外部グループIDに基づいて、統合データ管理を実装する第4のネットワーク機能(104)について、ネットワークリポジトリ機能を実装する前記第5のネットワーク機能(105)に照会することと、
- 統合データ管理を実装する前記第4のネットワーク機能(104)に、外部グループIDを含む要求を送信することと、
- 統合データ管理を実装する前記第4のネットワーク機能(104)から、前記内部グループIDを受信することと
をさらに含む、請求項8に記載の方法(700)。
【請求項11】
- セッション管理機能を実装する前記第3のネットワーク機能(103)から、前記イベントステータスを指示する情報を含む第2の通知メッセージを受信すること(S704)と、
- 前記第1のネットワーク機能(101)に、前記イベントステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを送信すること(S704)と
をさらに含む、請求項
4に記載の方法(700)。
【請求項12】
前記イベントステータスが、パケットデータネットワーク(PDN)コネクティビティステータスまたはダウンリンクデータ配信ステータスである、請求項
4に記載の方法(700)。
【請求項13】
アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101、800)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(801)と、
前記少なくとも1つのプロセッサ(801)に結合された非一時的コンピュータ可読媒体(802)と
を備え、前記非一時的コンピュータ可読媒体(802)が、前記少なくとも1つのプロセッサ(801)によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記少なくとも1つのプロセッサ(801)が、
- ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102)に、ユーザ機器(UE)またはUEのグループについてのイベントステータスを監視するための、データネットワークのデータネットワーク名(DNN)、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを送信することと、
- 前記第2のネットワーク機能(102)から、前記イベントステータスを指示する情報を含む第1の通知メッセージを受信することと
を実行するように設定された、第1のネットワーク機能(101、800)。
【請求項14】
ネットワーク公開機能を実装する第2のネットワーク機能(102、900)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(901)と、
前記少なくとも1つのプロセッサ(901)に結合された非一時的コンピュータ可読媒体(902)と
を備え、前記非一時的コンピュータ可読媒体(902)が、前記少なくとも1つのプロセッサ(901)によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記少なくとも1つのプロセッサ(902)が、
- アプリケーション機能を実装する第1のネットワーク機能(101)から、ユーザ機器(UE)またはUEのグループについてのイベントステータスを監視するための、データネットワークのデータネットワーク名(DNN)、および単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む第1のサブスクリプションメッセージを受信することと、
- セッション管理機能を実装する第3のネットワーク機能(103)または統合データ管理機能を実装する第4のネットワーク機能(104)を決定することと、
- 前記決定されたネットワーク機能(103、104)に、前記DNNおよび前記S-NSSAIのうちの少なくとも1つを含む第2のサブスクリプションメッセージを送信することと
を実行するように設定された、第2のネットワーク機能(102、900)。
【請求項15】
装
置上で稼働されたとき、前記装
置に請求項1から
3のいずれか一項に記載の方
法を実行させるコンピュータ可読コードを備える、コンピュータ
プログラム。
【請求項16】
装
置上で稼働されたとき、前記装
置に請求項
4から12のいずれか一項に記載の方
法を実行させるコンピュータ可読コードを備える、コンピュータプログラ
ム。
【国際調査報告】