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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-20
(54)【発明の名称】販売時点管理システム
(51)【国際特許分類】
   G07G 1/00 20060101AFI20240912BHJP
【FI】
G07G1/00 301Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024511999
(86)(22)【出願日】2022-07-19
(85)【翻訳文提出日】2024-02-22
(86)【国際出願番号】 US2022073872
(87)【国際公開番号】W WO2023049539
(87)【国際公開日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】17/448,268
(32)【優先日】2021-09-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】502303739
【氏名又は名称】オラクル・インターナショナル・コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ナイスウィック,ジョン エイチ.
(72)【発明者】
【氏名】シュライヒャー,ポール
(72)【発明者】
【氏名】スピアーズ,デニス アン
(72)【発明者】
【氏名】ウッド,ジャック ゴッドフリー
(72)【発明者】
【氏名】ディーン,ロバート ニコラス
(72)【発明者】
【氏名】ラヴァッサ,ガブリエラ
【テーマコード(参考)】
3E142
【Fターム(参考)】
3E142AA07
3E142BA01
3E142BA07
3E142BA13
3E142BA18
3E142FA22
(57)【要約】
実施形態は販売時点管理システムを含む。販売時点管理システムは、ベースと、ベースに連結されるスタンドと、スタンドに連結されるヘッドユニットとを含む。販売時点管理システムは、ヘッドユニットをスタンドに連結する2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームをさらに含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースと、
前記ベースに連結されるスタンドと、
前記スタンドに連結されるヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを前記スタンドに連結する2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームと、
含む販売時点管理システム。
【請求項2】
前記外側ヒンジアームを前記スタンドに連結する、前記スタンドの端部のそれぞれにある第1の枢動点と、前記内側ヒンジアームを前記スタンドに連結する、前記スタンドの端部のそれぞれにある第2の枢動点とをさらに含む、請求項1に記載の販売時点管理システム。
【請求項3】
前記第1の枢動点及び前記第2の枢動点は、前記2つの外側ヒンジアーム及び前記内側ヒンジアームが約180度の可動域で前記スタンドに対して回転できるようにする、請求項2に記載の販売時点管理システム。
【請求項4】
前記外側ヒンジアームを前記ヘッドユニットに連結する、前記ヘッドユニットの端部のそれぞれにある第3の枢動点と、前記内側ヒンジアームを前記ヘッドユニットに連結する前記ヘッドユニットの端部のそれぞれにある第4の枢動点とをさらに含む、請求項1に記載の販売時点管理システム。
【請求項5】
前記第3の枢動点及び前記第4の枢動点は、前記ヘッドユニットが約90度の可動域で前記2つの外側ヒンジアーム及び前記内側ヒンジアームに対して回転できるようにする、請求項4に記載の販売時点管理システム。
【請求項6】
前記第3の枢動点及び前記第4の枢動点は、前記ヘッドユニットが回転されている間に、前記ヘッドユニットが前記スタンドに接触するのを防止するために互いにオフセットされている、請求項4に記載の販売時点管理システム。
【請求項7】
前記スタンドに対する前記ヘッドユニットの高さは回転の間に増加する、請求項3に記載の販売時点管理システム。
【請求項8】
前記ベースは取り外し可能であり、前記2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームは、前記ベースが取り外され、前記スタンドが回転されて2つの点で表面に接触するときに、低姿勢位置を可能にする、請求項1に記載の販売時点管理システム。
【請求項9】
前記ヘッドユニットはプロセッサと、実行するPOSソフトウェアと、タッチスクリーンとを含む、請求項1に記載の販売時点管理システム。
【請求項10】
前記ヘッドユニットはリモートサーバと電子的に通信する、請求項9に記載の販売時点管理システム。
【請求項11】
ベースと、前記ベースに連結されるスタンドと、前記スタンドに連結されるヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを前記スタンドに連結する2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームと含む販売時点管理システムを操作する方法であって、当該方法は、
前記スタンドに対して、前記ヘッドユニットを施設の従業員に適した第1の位置に回転させることであって、前記ヘッドユニットは前記従業員に実質的に面する、ことと、
前記スタンドに対して、前記ヘッドユニットを前記施設の顧客の従業員に適した第2の位置に回転させることであって、前記ヘッドユニットは前記顧客に実質的に面し、前記ヘッドユニットは前記第1の位置に対してより高い高さにある、ことと、
を含む方法。
【請求項12】
前記販売時点管理システムは、前記外側ヒンジアームを前記スタンドに連結する、前記スタンドの端部のそれぞれにある第1の枢動点と、前記内側ヒンジアームを前記スタンドに連結する、前記スタンドの端部のそれぞれにある第2の枢動点とをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の枢動点及び前記第2の枢動点は、前記2つの外側ヒンジアーム及び前記内側ヒンジアームが約180度の可動域で前記スタンドに対して回転できるようにする、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記外側ヒンジアームを前記ヘッドユニットに連結する、前記ヘッドユニットの端部それぞれにある第3の枢動点と、前記内側ヒンジアームを前記ヘッドユニットに連結する、前記ヘッドユニットの端部のそれぞれにある第4の枢動点とをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記第3の枢動点及び前記第4の枢動点は、前記ヘッドユニットが約90度の可動域で前記2つの外側ヒンジアーム及び前記内側ヒンジアームに対して回転できるようにする、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記第3の枢動点及び前記第4の枢動点は、前記ヘッドユニットが回転されている間に、前記ヘッドユニットが前記スタンドに接触するのを防止するために互いにオフセットされている、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記従業員と前記顧客とは互いに、前記スタンドの実質的に反対側にいる、請求項11に記載の方法。
【請求項18】
前記ベースを取り外し、2点で表面に接触するように前記スタンドを回転させて、前記ヘッドユニットの第3の位置を形成することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項19】
前記ヘッドユニットはプロセッサと、実行するPOSソフトウェアと、タッチスクリーンとを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項20】
ベースと、
前記ベースに連結されるスタンドと、
前記スタンドに連結されるヘッドユニットと、
前記スタンドに対して、前記ヘッドユニットを施設の従業員に適した第1の位置に回転させる手段であって、前記ヘッドユニットは前記従業員に実質的に面する、手段と、
前記スタンドに対して、前記ヘッドユニットを前記施設の顧客の従業員に適した第2の位置に回転させる手段であって、前記ヘッドユニットは前記顧客に実質的に面し、前記ヘッドユニットは前記第1の位置に対してより高い高さにある、手段と、
を含む販売時点管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
一実施形態は販売時点管理システムに関し、具遺体的にはマルチポジション販売時点管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
販売時点(「POS」)又は購入時点(「POP」)は、小売取引が完了する時間及び場所である。POSでは、販売業者/小売業者は顧客が支払うべき金額を計算し、その金額を示し、顧客のための請求書を作成し(プリントアウトされたものであってもよい)、顧客が支払いを行うための選択肢を示すことができる。また、顧客が商品と引き換えに又はサービスの提供後に販売業者に支払いを行う時点でもある。支払いを受け取った後、販売業者は取引のための領収書を発行し得る。領収書は通常印刷されるが省略することも電子的に送信することもできる。POSでは、この機能を促進するために通常POSシステムがある。
【0003】
POSシステムは、とりわけ飲食業界を大きく変えた。現代のPOSシステムは古いキャッシュレジスタを、最も一般的にはタッチスクリーンを備えたコンピュータに変えた。これらのPOSシステムは、ホストの「クラウド」サービスに又はオンプレミスのサーバに接続するか又はスタンドアロンモードで動作できる。POSシステムは、従業員が顧客の注文を入力するように若しくは顧客が自身の注文をキオスクモードで入力できるように構成できるか又はいずれかのユースケース若しくは両方のハイブリッドに合わせて動的に再構成できる。
【0004】
一般的なレストランのPOSソフトウェアは、ゲストチェックの作成及び印刷すること、調理のために調理場やバーに注文を印刷すること、クレジットカードやその他の支払いカードを処理すること及びレポートを実行することを行うことができる。加えて、一部のシステムは無線ポケットベル及び電子署名読み取り装置を実施する。
【0005】
ファーストフード業界では、ディスプレイがフロントカウンターにあり得るか又はドライブスルー若しくはウォークスルーのレジ及び注文の受けるように構成され得る。フロントカウンターレジスターでは同じ端末で注文を受け提供することを可能にする一方、ドライブスルーレジスターは、1つ以上のドライブスルーウィンドウで注文を受け、別の窓口でレジ及びサービスを行うことができる。レジスターに加えて、注文を見るためにドライブスルー及びキッチンのディスプレイが用いられる。注文が表示されると、タッチインターフェイス又はバンプバーにより消去又は呼び戻すことができる。ドライブスルーシステムは、多くの場合、ドライブスルー無線(又はヘッドセット)インターホンの使用により強化される。そのようなシステムの効率性により、サービス時間が短縮され、注文の効率が高まる。
【0006】
レストラン又は他の小売業界向けの別の技術革新はワイヤレスPOSである。大規模なレストランの多くは、無線ハンドヘルドPOSを用いて注文を取り、注文はサーバに送信される。サーバは必要な情報をリアルタイムで厨房に送信する。ワイヤレスシステムは
「ベースステーション」又は「センターモジュール」に有線接続されたドライブスルーマイク及びスピーカーを含み得る。これにより、ヘッドセットにブロードキャストされる。ヘッドセットは一体型ヘッドセット又はベルトパックに接続されたヘッドセットであり得る。
【0007】
小売ソリューションで一般的なタブレットPOSシステムはレストラン業界で普及しつつある。今日のタブレットシステムは、テーブルサービス業務を含むあらゆる種類のレストランで用いられている。ほとんどのタブレットシステムは全ての情報をインターネットにアップロードするため、マネージャー及びオーナーはパスワード及びインターネット接続を用いてどこからでもレポートを見ることができる。スマートフォンのインターネットアクセスによって、POSからのアラート及びレポートが非常にアクセスしやすくなった。タブレットはモバイルPOSシステムの構築に貢献しており、モバイルPOSアプリケーションは、支払い、ロイヤルティ、オンライン注文、スタッフによるテーブルサイド注文及び顧客によるテーブルトップ注文を含む。支払いに関しては、モバイルPOSは非接触カード、EMVチップ対応カード及びモバイルNFC対応カード等のあらゆる種類の支払い方法に対応できる。
【0008】
低価格のタッチスクリーンタブレットコンピュータの普及に伴い、ますます多くのレストランや他の小売店は、すべてのテーブルに常設されたタブレットPOSを介してセルフオーダーを実施している。顧客はタブレット上のメニューを閲覧して注文することができ、その注文は後に厨房に送信される。タッチスクリーンセルフオーダーメニューを有するほとんどのレストランは、客が注文したいものを簡単に選択できるように、料理の写真を含む。
【発明の概要】
【0009】
実施形態は販売時点管理システムを含む。販売時点管理システムは、ベース、ベースに連結されるスタンド及びスタンドに連結されるヘッドユニットを含む。販売時点管理システムは、ヘッドユニットをスタンドに連結する2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームをさらに含む。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1A図1B及び図1Cは、実施形態に係る3つの使用事例に対応する位置にあるPOSシステムを示す。
図2図2A図2Dは、実施形態に係るPOSシステムの追加の詳細を示す。
図3図3は、実施形態に係るPOSシステムの斜視図である。
図4図4は、実施形態に係るPOSシステムの斜視図である。
図5図5は、実施形態に係るPOSシステムの斜視図である。
図6図6は、実施形態に係るPOSシステムの斜視図である。
図7図7は、ヘッドユニットを実施する本発明の実施形態に係るコンピュータサーバ/システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
一実施形態は、高い柔軟性及び高い利益を可能にする様々な構成で展開可能な販売時点管理(「POS」)システム又はキオスクである。実施形態は新規なヒンジ構造を含むため、POSシステムは、(1)POSディスプレイが従業員の方を向く直立モード、(2)POSディスプレイがキオスクとしての使用又は顧客がロイヤルティプログラム情報又は同様の情報を入力するために顧客の方を向いた(すなわち、ひっくり返される)直立モード及び(3)POSスタンドがカウンターに対して水平に向けられ、POSディスプレイが従業員の方を向く低姿勢モードという使用事例で実施できる。実施形態は、固定スタンドの上部にスクリーンをひっくり返し、利用者/顧客に対面するキオスクになる能力をユーザに提供する。
【0012】
本開示の実施形態を詳細に参照する。その例は添付の図面に示されている。以下の詳細な説明では、本開示の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細を説明する。しかしながら、本開示はこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは当業者には明らかであろう。他の例では、周知の方法、手順、構成要素及び回路は、実施形態の態様を不必要に不明瞭にしないように詳細に説明されていない。可能な限り、同様の参照符号は同様の要素に用いられる。
【0013】
図1A図1B及び図1Cは、実施形態に係る3つの使用事例に対応する位置にあるPOSシステム10を示す。図に示す2つの位置は、上述の使用例1及び2に対応する。図1A及び図1Bは、POSシステム10が従業員50と顧客60との間のカウンター上にあるレストラン又は他の小売環境で一般的に実施され得る。POSシステム10は、ベース12、スタンド14及びヘッドユニット16を含む。ヘッドユニット16はタブレット等を介してタッチスクリーン又は他のインターフェイスを含み、ブラケットに取り付けられるか又は単一部品として一体化されている。ヘッドユニット16は無線又は有線でリモート機能を実施するサーバ又は他のシステムに接続されている。ヘッドユニット16は、オラクル社の「Oracle MICROS Simphony Point of Sale」等のPOSソフトウェアを実施する。他の実施形態では、ヘッドユニット16は、テーブルコンピュータ等の電子ユニットを固定姿勢で保持するように適合された物理装置にすぎない。
【0014】
POSシステム10は、さらに詳細に後述するように、複数のヒンジアームを含むヒンジアセンブリ20をさらに含む。POSシステム10は、情報を提供し、両方の位置の間に顧客60とのやりとりを可能にする任意の二次スクリーン22をさらに含む。
【0015】
図1Aは、ヘッドユニット16が従業員50によって見られる高さにあり、従業員50が、例えばタップ又はジェスチャーを介してやりとりできる直立使用事例を示す。図1Bは、ヘッドユニット16がスタンド14の反対側に回転されて、顧客60によって見ることができ、顧客60がやりとりすることができるが、ヘッドユニット16をより高い高さ(図1Aの位置と比較して)に位置決めされ、二次スクリーンとの潜在的な衝突又は二次スクリーン22が見えなくなるのを回避する直立使用例を示す。図1Aにおけるヘッドユニット16のより低いポジショニングは、従業員50がPOSシステム10をより容易に見ることができ、顧客60とのより可視的な接触を確立できるようにする。
【0016】
図1Bと比較して図1Aにおけるスタンド14に対するヘッドユニット16の位置を下げるヒンジアセンブリ20の能力は、低姿勢動作モードを可能にする。図1Cに示す低姿勢モードは、ベースユニット12を取り外し、スタンド14を回転させて、ポイント71がカウンター上に載置されるようにすることによって確立される。この使用事例では、二次スクリーン22はヘッドユニット16としてスタンド14の同じ側に載置される。
【0017】
図2A図2Dは、実施形態に係るPOSシステム10の追加の詳細を示す。図2Aは、実施形態に係るPOSシステム10の部分斜視図である。図1Bのヒンジ20は内側ヒンジアーム72及び2つの外側ヒンジアーム74を含む。
【0018】
内側ヒンジアーム72は枢動点101でスタンド14に取り付けられる。内側ヒンジアーム72は枢動点104でヘッドユニット16に取り付けられる。
【0019】
外側ヒンジアーム74は枢動点102でスタンド14に取り付けられ、枢動点103でヘッドユニット16に取り付けられる。
【0020】
図2Bは、実施形態に係るPOSシステム10のヒンジアームの追加の図である。
【0021】
ヒンジ枢動点101及び102は、ヒンジアセンブリ20がスタンド14に対して180度の可動域を介して回転することを可能にする。ヒンジ枢動点103及び104は、ヘッドユニット16がヒンジアセンブリ20に対して90度の可動域を介して回転することを可能にする。
【0022】
枢動点104及び103のオフセットは、ヒンジアセンブリ20の全可動域を介してヘッドユニット16の角度を制約し、使用時にヘッドユニット16がスタンド14に衝撃を与える可能性を排除する。
【0023】
内側ヒンジアーム72は2つの外側ヒンジアーム74の間で立体交差構造を形成し、ヘッドユニット16のいずれの端部/側部も他の端部/側部よりも先に動くの開始しないことを確実にし、運動の拘束の可能性を回避する。摩擦は、枢動点の1つのみ又は全てで加えることができ、使用事例の基準に基づいて抵抗、コスト及び寿命の多様なバリエーションを可能にする。
【0024】
図2Cは、実施形態に係るPOSシステム10の内側ヒンジアーム72の追加の図である。図2Cは、実施形態に係る内側ヒンジアーム72の例示の寸法を示す。
【0025】
図2Dは、実施形態に係るPOSシステム10の外側ヒンジアーム74のうちの1つの追加の図である。図2Dは、実施形態に係る外側ヒンジアーム74のそれぞれの例示の寸法を示す。
【0026】
図3図6は、実施形態に係るPOSシステム10の斜視図である。図3図6において、ヒンジ枢動点101(「A」)、102(「B」)、103(「C」)及び104(「D」)は、可動範囲全体にわたってヒンジ機構20を簡単に見ることができるように、図2の実施形態に対してシステム10の外縁上に位置する。
【0027】
図3は、スタンド14の上面と平行な最も一般的な使用位置にあるヘッドユニット16を示す。図3は、上述した、ディスプレイが従業員の方を向いた直立の使用事例を示す。
【0028】
図4は、ヘッドユニット16が上方に動かされると、内側及び外側ヒンジがそれぞれ枢動点101及び102を中心に枢動することを示す。ヘッドユニット16も点103及び104を中心に枢動を開始する。2つのオフセットされた枢動位置103及び104は、ヘッドユニット16がスタンド14の上端に衝突するのを防止する。
【0029】
図5は、動きが続くと、ヘッドユニット16が同時に回転し、スタンド14上で上方にシフトすることを示す。
【0030】
図6では、ヘッドユニット16は、その元の位置に対して垂直であり、内側及び外側ヒンジアームはスタンド14に対してそれらの開始位置から180度である。図6は、上述したディスプレイが顧客の方に向いた直立の使用事例を示す。図示のように、内側ヒンジアーム72は1つの固体構造であるため、POSシステム10は左側又は右側で同期しなくなることがなく、動きの拘束の可能性を排除する。内側ヒンジアーム72は、ヘッドユニット16の両端(例えば、端部82及び84)に同時に力を必要とするのではなく、ヘッドユニット16の一端部/側部(例えば、端部82)のみに加えられた力によってヘッドユニット16が回転できるようにする。
【0031】
開示するように、実施形態では、ヘッドユニット16はコンピュータソフトウェア/ハードウェアPOS機能を含む。図7は、ヘッドユニット16を実施する本発明の実施形態に係るコンピュータサーバ/システム700のブロック図である。単一のシステムとして示すが、システム700の機能は分散システムとして実施できる。また、本明細書で開示する機能は、ネットワークを介して互いに結合され得る別個のサーバ又は装置上で実施できる。また、システム700の1つ以上のコンポーネントは含まれなくてもよい。例えば、ウェブサーバ又はクラウドベースの機能として実施される場合、システム700は1つ以上のサーバとして実施され、キーボード、マウス等のユーザインターフェイスは必要ない。また、実施形態では、システム700はヘッドユニット16に統合されるか又はヘッドユニット16に着脱可能に取り付けられるタッチスクリーンベースのタブレットとして実施される。
【0032】
システム700は、情報を通信するためのバス712又は他の通信機構と、情報を処理するためにバス712に連結されたプロセッサ722とを含む。プロセッサ722は、任意の種類の汎用又は特定目的プロセッサであり得る。システム700は、プロセッサ722によって実行される情報及び命令を記憶するためのメモリ714をさらに含む。メモリ714は、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、読み出し専用メモリ(「ROM」)、磁気若しくは光ディスク等の静的記憶装置又は任意の他の種類のコンピュータ読み取り可能媒体の任意の組み合わせで構成され得る。システム700は、ネットワークへのアクセスを提供するためにネットワークインターフェイスカード等の通信装置720をさらに含む。したがって、ユーザは、ネットワーク又は任意の他の方法を介してシステム700と直接又は遠隔的にやりとりし得る。
【0033】
コンピュータ読み取り可能媒体はプロセッサ722によってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよく、揮発性及び不揮発性媒体の両方、取り外し可能及び取り外し不能媒体及び通信媒体を含む。通信媒体はコンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール又は搬送波又は他の搬送機構等の変調されたデータ信号内の他のデータを含んでもよく、任意の情報配信媒体を含む。
【0034】
プロセッサ722は、バス712を介してディスプレイ724にさらに連結されている。キーボード726と、コンピュータマウス又はディスプレイ724のタッチスクリーン機能等のカーソル制御装置728とは、ユーザがシステム700とやりとりできるようにバス712に連結されている。
【0035】
一実施形態では、メモリ714は、プロセッサ722によって実行された場合に機能性を提供するソフトウェアモジュールを記憶する。モジュールは、システム700にオペレーティングシステム機能性を提供するオペレーティングシステム715を含む。モジュールは、「Oracle MICROS Simphony Point of Sale」の機能性等のPOS機能性及び本明細書で開示の全ての他の機能性を提供するPOSモジュール716を含む。システム700はより大きなシステムの一部であってもよい。したがって、システム700は、レストラン又はホスピタリティ管理システム又は企業資源計画(「ERP」)又は在庫管理システムの機能性等の追加機能性を含むために、1つ以上の追加機能モジュール718を含み得る。データベース717は(直接又は遠隔的のいずれかで)バス712に連結され、モジュール716及び718のための集中ストレージを提供し、レストランデータ、在庫データ、取引データ等を記憶する。一実施形態では、データベース717は、保存したデータを管理するために構造化照会言語(「SQL」)を用いることができるリレーショナルデータベース管理システム(「RDBMS」)である。集中化されている場合、データベース717は複数のローカル又はリモートPOSシステム10(例えば、単一のレストラン又は地理的に分散した複数のレストランにおける複数のPOSシステム10)からのデータを記憶する。
【0036】
一実施形態では、とりわけ多数のレストラン及び多数のPOSシステム10がある場合、データベース717は、メモリ内データベース(「IMDB」)として実施される。IMDBは、コンピュータデータの記憶のために主にメインメモリに依存するデータベース管理システムである。これは、ディスク記憶機構を採用するデータベース管理システムと対比される。メインメモリデータベースはディスク最適化データベースよりも高速である。何故なら、ディスクアクセスがメモリアクセスよりも遅く、内部最適化アルゴリズムがより単純で、より少ないCPU命令を実行するからである。メモリ内のデータへのアクセスは、データを照会する際のシーク時間を排除し、ディスクよりも高速で予測可能なパフォーマンスを提供する。
【0037】
一実施形態では、データベース717は、IMDBとして実施される場合、分散データグリッドに基づいて実施される。分散データグリッドは、コンピュータサーバの集合が、分散又はクラスタ化された環境内で、計算等の情報及び関連する動作を管理するために、1つ以上のクラスタ内で協働するシステムである。分散データグリッドはサーバ間で共有されるアプリケーションオブジェクト及びデータを管理するために用いることができる。分散データグリッドは低い応答時間、高スループット、予測可能なスケーラビリティ、継続的な可用性及び情報の信頼性を提供する。特定の例では、例えば、オラクル社の「Oracle Coherence」データグリッド等の分散データグリッドは、より高い性能を達成するために情報をメモリ内に記憶し、その情報のコピーを複数のサーバ間で同期させる際に冗長性を採用することにより、サーバに障害が発生した場合に、システムの回復力及びデータの継続的な可用性を確保する。
【0038】
一実施形態では、システム700は、企業組織のためのアプリケーション又は分散アプリケーションの集合を含むコンピューティング/データ処理システムであり、物流、製造、及び在庫管理機能も実施し得る。アプリケーション及びコンピューティングシステム700は、クラウドベースのネットワーキングシステム、ソフトウェアアズアサービス(「SaaS」)アーキテクチャ又は他の種類のコンピューティングソリューションとして実施され得るか又はそれらと共に動作するように構成され得る。
【0039】
実施形態では、「Oracle MICROS Simphony Point of Sale」等のPOSソフトウェアの実施を介したPOSシステム10の機能は、顧客及び従業員の両方の指先にリアルタイム情報を提供する。例えば、注文は直感的であり、厨房とのコミュニケーションは瞬時であり、日替わりメニュー、メニューの詳細の更新し、パーソナライズされたプロモーションは各タッチポイント(すなわち、POSシステム10)に自動的に配信される。
【0040】
実施形態では、POSシステム10はスマートフォン又はラップトップ等の外部装置と通信してレストランにオンライン注文を提供する。注文は、ウェブサイト又はモバイルアプリを介してオンラインで行われる。メニューは、モバイルアプリ、ウェブサイト及び人気のマーケットプレイスからの注文を受け入れるために全てのチャネルにわたって管理できる。注文は、取引及び顧客とのやり取りの単一ビューのためにクラウドベースのPOSシステム10によって捕捉される。注文は、調理のために厨房に直接送信できる。鮮度及び約束の時間を確実にするために、ビジネスロジック及び決定ルールを設定できる。顧客及びスタッフに注文状況を通知できる。スマートピックアップ及び顧客満足のために位置情報技術を用いることができる。
【0041】
実施形態は、顧客の邪魔をすることなく、話された方法で注文を受けることを可能にする会話型注文画面を含む。会話型注文画面はその場で注文を変更する柔軟性を提供しながら、クロス及びアップセルを促進する。各従業員は、それぞれの特定の役割、環境又は機能に最適な会話型注文画面を表示できる。例えば、バーテンダー用のカクテル画面及びウェイター用のフルメニュー画面は全て完全にカスタマイズ可能である。
【0042】
実施形態は、効率性及び顧客サービスを改善しながら、テーブルを回転させ、収益目標を実現するのを支援するフレンドリーでカスタマイズ可能なテーブル管理画面を提供する。これにより、ウェイターは各ダイニング体験の段階と、ゲストが各テーブルにいた時間とを確認できる。実施形態は、スタッフが各ゲストにより注意を払うのに役立つサービスアラートを配信できる。
【0043】
実施形態は、ホストスタッフが全ての予約リクエストを迅速且つ容易に管理できるようにする予約リストをさらに提供する。レストランが将来の予約又は複数のダイニングルームのレイアウトを用いる場合、タブ付きテンプレートは、スタッフが待機リスト、予約リスト及びテーブルレイアウト間をナビゲートする簡単な方法を提供できる。テーブルに着席できない場合、ゲストは自分の名前を待機リストに追加できる。待機リストは、予定された来店前の予約も表示されるため、待機リスト及び予約を1つの画面で管理できる。ホストスタッフはこのリストから待ち要求を追加、変更及び破棄でき、待機リストに登録されたゲストが着席する準備ができたら、待機リストから名前をテーブルにドラッグアンドドロップできる。
【0044】
実施形態は、キッチンの効率を高め、エラーを減らし、食品の品質を高め、サービスの速度を最適化するために「Oracle MICROS kitchen Display System」等の厨房システムと統合できる。タッチスクリーン、バンプバー及びリモートビューにより、厨房のスタッフは、簡単に食品の調理に優先順位を付け、複数の厨房ステーション間でタイミングを管理できる。厨房ディスプレイシステムは、厨房が、社内のウエイトスタッフ、セルフサービスキオスク、ドライブスルー、ウェブサイト、モバイル注文アプリ及びサードパーティ配達アプリを含む複数のチャネルからの注文を管理するのを支援できる。
【0045】
実施形態では、POSシステム10は、様々なオンライン注文プラットフォーム、配達サービス、モバイル支払い処理等に接続するための安全でオープンなアプリケーションプログラミングインターフェイス(「API」)を含む。また、POSシステム10は、キャッシュドロア、EMVクレジットカードリーダー、レシートプリンタ、指紋スキャナ、体重計、バーコードスキャナ及び他の周辺機器と統合して動作できる。
【0046】
実施形態はレポート及び分析を含むことができる。事前構築されたダッシュボードは、デスクトップウェブブラウザ又はモバイルアプリから、トレンド、予測及び機会に関する洞察を提供する。実施形態は、従業員、場所、地域、レストランの種類又は全ての場所全体にわたるレポートを見ることを可能にする。モバイルプッシュ通知は任意の場所から更新及びアラートを提供する。
【0047】
実施形態は、最適な在庫レベルを維持することにより無駄を最小限に抑えるために在庫管理システムと統合できる。リアルタイム予測データを用いることにより、実施形態は注文タイミングを最適化できる。実施形態は棚に何を置くべきかを示すこともでき、過剰な割り当て、無駄、盗難を防止するのに役立つ。
【0048】
実施形態はベンダー及びサプライヤーに接続できる。実施形態は自動的に再注文し、オンラインで請求書にアクセスし、価格傾向を見つけ、メニューモデルを作成できる。
【0049】
実施形態は顧客が戻ってくるようにするためのツールを含むことができる。実施形態は、訪問頻度、使用金額及び購入品目に基づいてギフト及び特典を管理できる。実施形態により、顧客は報酬アクティビティをリアルタイムに見ることができ、ターゲットを絞ったデータ駆動型マーケティングキャンペーンを通じて顧客と関わり、全体的な顧客満足度を高めることができる。
【0050】
実施形態は、マネージャーが予測及び従業員データを用いてシフトの予定を立てるのを助け、レストランが過剰な残業コスト及びスケジュールの競合を回避するのに役立つ。実施形態は、従業員が教育を受け、快適に過ごし、最高のサービスを提供する準備が整っていることを確かなものにするために、オンボーディング、トレーニング、及び休暇申請の面で従業員をサポートする。
【0051】
実施形態は、POSデバイス、デジタルメニュー画面、ウェブサイト及びモバイルアプリにわたってリアルタイムでメニュー項目の更新を提供するメニュー管理を含む。食材、価格設定及び地域の規制への準拠を全て集中管理できる。
【0052】
実施形態は、ベースと、ベースに連結されるスタンドと、スタンドに連結されるヘッドユニットと、ヘッドユニットをスタンドに連結する2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームと含む販売時点管理システムを含む。
【0053】
実施形態は、外側ヒンジアームをスタンドに連結する、スタンドの端部のそれぞれにある第1の枢動点と、内側ヒンジアームをスタンドに連結する、スタンドの端部のそれぞれにある第2の枢動点とをさらに含む。実施形態では、第1の枢動点及び第2の枢動点は、2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームが約180度の可動域でスタンドに対して回転できるようにする。
【0054】
実施形態は、外側ヒンジアームをヘッドユニットに連結する、ヘッドユニットの端部のそれぞれにある第3の枢動点と、内側ヒンジアームをヘッドユニットに連結する、ヘッドユニットの端部のそれぞれにある第4の枢動点とをさらに含む。実施形態では、第3の枢動点及び第4の枢動点は、ヘッドユニットが約90度の可動域で2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームに対して回転できるようにする。実施形態では、第3の枢動点及び第4の枢動点は、ヘッドユニットが回転されている間に、ヘッドユニットがスタンドに接触するのを防止するために互いにオフセットされている。
【0055】
実施形態では、スタンドに対するヘッドユニットの高さは回転の間に増加する。実施形態では、ベースは取り外し可能であり、2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームは、ベースが取り外され、スタンドが回転されて2つの点で表面に接触するときに、低姿勢位置を可能にする。
【0056】
実施形態は、POSソフトウェアを実行し、タッチスクリーンを含むプロセッサをさらに含む。実施形態では、ヘッドユニットはリモートサーバと電子的に通信する。
【0057】
実施形態は、ベースと、ベースに連結されるスタンドと、スタンドに連結されるヘッドユニットと、ヘッドユニットをスタンドに連結する2つの外側ヒンジアーム及び内側ヒンジアームと含む販売時点管理システムを操作する方法を含む。本方法は、スタンドに対して、ヘッドユニットを施設の従業員に適した第1の位置に回転させることであって、ヘッドユニットは従業員に実質的に面する、ことと、スタンドに対して、ヘッドユニットを施設の顧客の従業員に適した第2の位置に回転させることであって、ヘッドユニットは顧客に実質的に面し、ヘッドユニットは第1の位置に対してより高い高さにある、こととを含む。
【0058】
実施形態では、従業員と顧客とは互いにスタンドの実質的に反対側にいる。本方法は、ベースを取り外し、2点で表面に接触するようにスタンドを回転させて、ヘッドユニットの第3の位置を形成することをさらに含む。
【0059】
実施形態は、ベースと、ベースに連結されるスタンドと、スタンドに連結されるヘッドユニットと、スタンドに対して、ヘッドユニットを施設の従業員に適した第1の位置に回転させる手段であって、ヘッドユニットは実質的に従業員に面する、手段と、スタンドに対して、ヘッドユニットを施設の顧客の従業員に適した第2の位置に回転させる手段であって、ヘッドユニットは実質的に顧客に面し、ヘッドユニットは第1の位置に対してより高い高さにある、手段とを含む販売時点管理システムを含む。
【0060】
開示したように、実施形態は複数のエンドユーザ構成を可能にする単一の設計を提供する。例えば、クイックサービスレストランは、ランチラッシュの間、注文係がそれぞれにスタッフを配置する多数のアソシエイト駆動POSシステムを有し得る。ラッシュの後、レストランは、非常に限られたスタッフで客がセルフオーダーできるように、POSシステム10をセルフオーダー用キオスクに「フリップ」できる。別の例では、カジノは、週末のカジノ客の金曜日の夜の入場のために、大きなラインの「チェックイン」システムを有し得る。しかしながら、少数のスーパーVIPはより個人的なエンゲージメントモデルを好み得るため、カウンター上で平坦に置かれたPOSシステムを用いて非常にパーソナライズされたエンゲージメントを可能にすることができ、POSシステム10のローモードを用いることができる。
【0061】
実施形態は、アソシエイトに面する使用事例のための角度調整を可能にし、次いで、顧客に面するキオスクとして用いるために上部をひっくり返す能力を可能にする、新規な2つのバーのヒンジ機構を利用する。
【0062】
本明細書全体を通して説明した開示の特徴、構造又は特性は、1つ又は複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わされ得る。例えば、本明細書全体を通して、「一実施形態」、「一部の実施形態」、「特定の実施形態」、「複数の特定の実施形態」又は他の同様の用語の使用は、実施形態に関連して説明した特定の特徴、構造又は特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれ得るという事実を指す。そのため、本明細書全体を通して、「一実施形態」、「一部の実施形態」、「特定の実施形態」、「複数の特定の実施形態」又は他の同様の用語の出現は必ずしも全てが同じ実施形態のグループを指すわけではなく、説明した特徴、構造又は特性は、1つ以上の実施形態で任意の適切な方法で組み合わせられ得る。
【0063】
当業者であれば、上述した実施形態が、異なる順序のステップ及び/又は開示したものとは異なる構成の要素を用いて実施され得ることを容易に理解するであろう。したがって、本開示は概説した実施形態を考慮するが、本開示の精神及び範囲内にとどまりながら、特定の変更、変形及び代替構造が当業者には明らかであろう。したがって、本開示の範囲を決定するために、添付の特許請求の範囲を参照すべきである。
図1A-1B】
図1C
図2A
図2B
図2C
図2D
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】