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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-20
(54)【発明の名称】食洗機対応ダイニングテーブル
(51)【国際特許分類】
   A47L 15/08 20060101AFI20240912BHJP
【FI】
A47L15/08
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024517121
(86)(22)【出願日】2022-09-26
(85)【翻訳文提出日】2024-04-02
(86)【国際出願番号】 NZ2022050125
(87)【国際公開番号】W WO2023048583
(87)【国際公開日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】780668
(32)【優先日】2021-09-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】NZ
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520097629
【氏名又は名称】シージーイーチェン リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ソング
(57)【要約】
一態様では、本発明は、アセンブリを洗うための内部体積を伴うハウジングと、ハウジングに搭載されたフレーム内に位置するパネルとを含む、食洗機テーブルを提供する。パネルの少なくとも1つの側面は台所用品表面を画定し、パネル内部体積は、台所用品表面で形成された複数のアパーチャと連通するマニホールドを画定する。また、ピボットアセンブリが提供され、ピボットアセンブリはパネルをハウジングと少なくとも部分的に係合して、パネルを旋回して、台所用品表面をハウジングの内部に提示する、または台所用品表面をハウジングの内部から離れた方向に向ける。真空ポンプはパネルの内部体積によって画定されたマニホールドに接続され、真空ポンプの動作により、台所用品表面に形成されたアパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器は台所用品表面と係合する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食洗機テーブルであって、
洗浄アセンブリが位置する内部体積を画定するハウジングと、
前記ハウジングに搭載されたフレーム内に位置するパネルであって、前記パネルの少なくとも1つの側面は台所用品表面を画定し、前記パネルは、前記台所用品表面に形成された複数のアパーチャと連通するマニホールドを画定する内部体積を組み込む、パネルと、
ピボットアセンブリであって、前記パネルを前記ハウジングと少なくとも部分的に係合して、前記パネルが移動して、前記台所用品表面を前記ハウジングの前記内部に提示すること、または前記台所用品表面を前記ハウジングの前記内部から離れた方向に向けること、が可能になる、ピボットアセンブリと、
前記パネルの前記内部体積によって画定された前記マニホールドに接続された真空ポンプであって、前記真空ポンプの動作により、前記台所用品表面に形成された前記アパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器は前記台所用品表面と係合する、真空ポンプと、
を備える、食洗機テーブル。
【請求項2】
前記台所用品表面に形成された各アパーチャと関連付けられたカバレッジセンサーを含み、各カバレッジセンサーは、前記アパーチャが食器によって覆われているかを示す出力信号を提供するように適応する、請求項1に記載の食洗機テーブル。
【請求項3】
前記台所用品表面に形成された各アパーチャと関連付けられたバルブアセンブリを含み、各バルブアセンブリは、関連のカバレッジセンサーが、前記アパーチャが食器によって覆われていないことを示すとき、前記マニホールドへのアクセスをブロックするように適応する、請求項2に記載の食洗機テーブル。
【請求項4】
前記バルブアセンブリは、前記マニホールドの入口ポートをブロックまたは露出するように移動可能であるバネ荷重ピストンを含み、前記ピストンは電気ソレノイドによって移動し、前記電気ソレノイドのアクティベーションにより、前記ピストンバネを圧縮して、前記マニホールド入口ポートが露出される、請求項3に記載の食洗機テーブル。
【請求項5】
カバレッジセンサーは、光の有無を検出して、信号を発する光学センサーによって形成される、請求項2に記載の食洗機テーブル。
【請求項6】
食器によって前記アパーチャの対象範囲は、前記センサーをトリガーする前記センサーに到達する光をブロックして、前記アパーチャが覆われていることを示す信号を発する、請求項5に記載の食洗機テーブル。
【請求項7】
カバレッジセンサーは、赤外放射線をアクティブに放射し、前記センサーに戻る赤外放射線の反射は、前記関連の台所用品表面アパーチャが食器によって覆われていることを示す、請求項2に記載の食洗機テーブル。
【請求項8】
前記複数のカバレッジセンサー及びバルブアセンブリに接続されたマイクロコントローラーを含み、前記マイクロコントローラーは、カバレッジセンサーから信号を受信して、制御信号をバルブアセンブリに発するように構成される、請求項3に記載の食洗機テーブル。
【請求項9】
関連のアパーチャが食器によって覆われているとき、前記マイクロコントローラーは、バルブアセンブリを開くことがプログラムされている、請求項8に記載の食洗機テーブル。
【請求項10】
前記パネルは、前記パネルとフレームとの間に配備された1つ以上のシールを使用して、前記フレーム内に搭載される、請求項1に記載の食洗機テーブル。
【請求項11】
前記ピボットアセンブリは、前記テーブルがダイナーによって使用されるとき、前記台所用品表面を前記食洗機テーブルの上面として提示し、そして、食器と係合した前記台所用品表面を前記ハウジングの前記内部体積に提示するように動作する、請求項1に記載の食洗機テーブル。
【請求項12】
ピボットアセンブリは、前記パネルの一面の実質的に中間に位置する少なくとも1つのアクスルを含み、前記少なくとも1つのアクスルは、前記フレーム及びハウジングに対する前記パネルの回転を可能にするベアリングアセンブリと係合する、請求項1に記載の食洗機テーブル。
【請求項13】
前記パネルの対向側で互いに対して反対に位置決めされたアクスルのペアを含む、請求項12に記載の食洗機テーブル。
【請求項14】
少なくとも1つのアクセルは、回転力を前記パネルに加えるために使用した駆動モーターと係合して、前記パネルを前記テーブルフレーム及びハウジングに対して旋回させる、請求項12または13に記載の食洗機テーブル。
【請求項15】
前記ピボットアセンブリは、前記ピボットアセンブリのアクスルと、前記テーブルハウジングとの間で係合する少なくとも1つの持ち上げアームを含み、前記単数の持ち上げアームまたは複数の持ち上げアームアームは、前記パネルが前記テーブルハウジングに対して旋回する前に、前記ハウジングから離れるように、前記フレームの上に、かつ外に前記パネルを持ち上げるように構成される、請求項12に記載の食洗機テーブル。
【請求項16】
前記真空ポンプと、前記パネルの前記内部体積によって画定されたマニホールドとの間に接続されたフィルターを含み、前記フィルターは、前記マニホールドを通って取り出されたガスから固体及び液体を分離して、ガスを前記真空ポンプに供給するように配置される、請求項1に記載の食洗機テーブル。
【請求項17】
前記フィルターは、前記バッフルの一方の側に位置する入口ポート及び出口ポートを伴う内部バッフルによって分割された分離チャンバーを含む、請求項16に記載の食洗機テーブル。
【請求項18】
前記分離チャンバーは、前記固体及び前記液体の除去を可能にする排水口を含む、請求項16または17に記載の食洗機テーブル。
【請求項19】
請求項1に記載の食洗機テーブルを動作させる方法であって、
i.前記真空ポンプを動作させて、前記台所用品表面に形成された前記アパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器を、前記台所用品表面と係合させるステップと、
ii.前記ピボットアセンブリを使用して、前記パネルを移動させて、前記台所用品表面を前記ハウジングの前記内部に提示するステップと、
iii.前記ハウジングの前記内部体積内に位置する前記洗浄アセンブリをアクティブにして、前記台所用品表面から吊るした前記食器を洗うステップと、
を行うことを特徴とする、方法。
【請求項20】
関連のカバレッジセンサーが、前記アパーチャが前記真空ポンプを動作させる前に食器によって覆われることを示すとき、前記台所用品表面に形成された任意のアパーチャと関連付けられたバルブを開く追加予備ステップを含む、請求項19に記載の食洗機テーブルを動作させる方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テーブル表面が反転すると同時に、陶器類、ガラス、及びカトラリーと係合して、テーブルの本体によって形成された内部キャビネット内に配備された食器洗い機に面する、食洗機対応ダイニングテーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
陶器類、ガラス、及びカトラリーは、食品及び飲料を取り扱う及び消費するために広く使用されている。参照しやすいように、これらの物品は、本明細書の全体にわたって、全体的に食器として言及する。これらの食器は、使用のそれぞれ及びすべての使用の後に、完全に洗浄する必要がある。
【0003】
温水の石鹸水を含む流し台で手によって食器を洗い、その後、ベンチ表面上に、好ましくはラックに設置され、排水され、手で乾燥され、その後、食器棚または引き出しに保管できる。食器の手洗いは、時間がかかり、繰り返しの単調な作業であり、それを楽しいと感じる人は少ない。洗浄プロセスでは、流し台を専用での使用が必要になる一方、皿を洗うことと同様に、隣接するベンチ表面の一部は洗われた皿を排水することも必要となる。また、食器は、手洗いに着手するのに十分な数が集まるまで、流し台内または隣接するベンチスペース上に積み重ねられる可能性がある。
【0004】
食器洗浄機は、皿の手洗いの代替品として開発されている。これらの機械は、ドアでシールされ、水の供給により配管があるキャビネットと、使用された洗浄水を除去する排水口とを利用する。高圧の温水は回転式噴射アームに供給され、回転式噴射アームは、食器洗い機キャビネット内のラック及びバスケットに配置された台所用品に洗浄水を向ける。
【0005】
汚い食器は、ダイニングエリアから食洗機の場所に運ばれ、その後、機械のラック及びバスケットの中に手で積む必要がある。また、食洗機のユーザーが、食器から固形の食品廃棄物を擦り落とし、随意に、食器洗い機に積む前に、そのような台所用品を事前に洗い流すことが一般的である。これらの機械のユーザーは、食洗機の中身を保管棚及び引き出しの中に手で降ろすことが再度要求される前に、機械によって比較的長い洗浄サイクルが完了するまで待機する必要がある。
【0006】
食器洗い機の代替の形態を提供する1つの試みについて、米国特許第9402525号明細書に説明されている。食器は、テーブルの上面にクリップで留められ、それに接続された。テーブルトップはひっくり返り、反転した食器を、テーブルの内部の中に配備された回転アーム食洗機システムに提示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許第9402525号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このテーブルトップの食器洗い機による一連の固定位置の機械コネクタの使用は、その操作性に影響を与え、その外見を損なう。使用される機械クリップにより、テーブルの表面に接続できる陶器類、ガラス、及びカトラリーの形状、サイズ、及びタイプに対する制限が課される。この食洗機システムとともに、これらの機械コネクタと係合することが可能である食器だけを使用できる。使用される機械クリップは、また、見掛けも悪く、隠すことができない、または視界から除去できない。さらに、そのようなクリップは、ダイナーが望み得るテーブルの表面上に様々な場所における食器の設置を邪魔にする。ダイナーが、クリップと係合する場所から離れているいずれかの他の場所にその食器を移動させることを望む場合、ダイナーは突出したクリップの周りで作業する必要がある。
【0009】
食器洗い機の分野において、上記のあらゆる問題に対処したこと、または少なくとも公衆に代替案の選択肢を提供したことから向上をもたらす利点があるだろう。洗浄システムをテーブルの内部に統合し、そして、物理的クリップの使用がなくても、この洗浄システムを反転して及びそれに露出するために、台所用品をテーブル表面に取り付ける能力を有する食器洗い機の改善は、特定の利点があるだろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様によると、食洗機テーブルが提供され、食洗機テーブルは、
洗浄アセンブリが位置する内部体積を画定するハウジングと、
ハウジングに搭載されたフレーム内に位置するパネルであって、パネルの少なくとも1つの側面は台所用品表面を画定し、パネルは、台所用品表面に形成された複数のアパーチャと連通するマニホールドを画定する内部体積を組み込む、パネルと、
ピボットアセンブリであって、パネルをハウジングと少なくとも部分的に係合して、パネルが移動して、台所用品表面をハウジングの内部に提示すること、または台所用品表面をハウジングの内部から離れた方向に向けること、が可能になる、ピボットアセンブリと、
パネルの内部体積によって画定されたマニホールドに接続された真空ポンプであって、真空ポンプの動作により、台所用品表面に形成されたアパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器は台所用品表面と係合する、真空ポンプと、を含む。
【0011】
本発明の別の態様に従って、実質的に上記に説明したように、食洗機テーブルが提供され、真空ポンプと、パネルの内部体積によって画定されたマニホールドとの間に接続されたフィルターも含み、フィルターは、マニホールドを通って取り出されたガスから固体及び液体を分離して、実質的に、ガスだけを真空ポンプに供給するように配置される。
【0012】
本発明の別の態様に従って、実質的に上記に説明したように、食洗機テーブルが提供され、食洗機テーブルは、台所用品表面に形成された各アパーチャと関連付けられたカバレッジセンサーを含み、カバレッジセンサーは、アパーチャが食器によって覆われているかを示す出力信号を提供するように適応する。
【0013】
本発明のさらなる態様によると、実質的に上記に説明したように、食洗機テーブルが提供され、食洗機テーブルは、台所用品表面に形成された各アパーチャと関連付けられたバルブアセンブリを含み、該バルブアセンブリは、関連のカバレッジセンサーが、アパーチャが食器によって覆われていないことを示すとき、マニホールドへのアクセスをブロックするように適応する。
【0014】
本発明のさらなる態様によると、実質的に上記に説明したように、食洗機テーブルを動作させる方法が提供され、
i.真空ポンプを動作させ、台所用品表面に形成されたアパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器を、台所用品表面と係合させるステップと、
ii.ピボットアセンブリを使用して、パネルを移動させて、台所用品表面をハウジングの内部に提示するステップと、
iii.ハウジングの内部体積内に位置する洗浄アセンブリをアクティブにして、台所用品表面から吊るした食器を洗うステップと、
を行うことを特徴とする。
【0015】
本発明の別の態様によると、実質的に上記に説明したように、食洗機テーブルを動作させる方法が提供され、
i.関連のカバレッジセンサーが、アパーチャが真空ポンプを動作させる前に食器によって覆われることを示すとき、台所用品表面に形成された任意のアパーチャと関連付けられたバルブを開くステップと、
ii.真空ポンプを動作させ、台所用品表面に形成されたアパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器を、台所用品表面と係合させるステップと、
iii.ピボットアセンブリを使用して、パネルを移動させて、台所用品表面をハウジングの内部に提示するステップと、
iv.ハウジングの内部体積内に位置する洗浄アセンブリをアクティブにして、台所用品表面から吊るした食器を洗うステップと、
を行うことを特徴とする。
【0016】
本発明の様々な態様では、食洗機ダイニングテーブルと、食洗機ダイニングテーブルを動作させる方法とを提供する。食洗機ダイニングテーブルは、これらの食器を洗浄アセンブリに露出するために、陶器類、ガラス、及びカトラリーと係合するときに反転する表面に提供される。概して、本明細書の全体にわたって、主に、食洗機テーブルを提供する本発明について言及されるが、当業者は、また、そのような食洗機ダイニングテーブルを動作させる方法も本発明の範囲内にあることも認識するであろう。
【0017】
提供された食洗機テーブルはハウジングを組み込み、ハウジングは、内部体積を画定し、このハウジングに搭載されたフレームを有する。パネルはハウジングに搭載されたフレーム内に位置し、パネルを使用して、ハウジングによって画定された内部体積を閉じる、または覆う。
【0018】
ハウジングの内部体積を使用して、ハウジングの内部体積内に位置する食器を洗うように構成された洗浄アセンブリが位置することになる。当業者は、様々な異なる形態の洗浄アセンブリが本発明と併せて使用され、ハウジングの内部体積内に位置し得ることを認識する。例えば、いくつかの可能な実施形態では、洗浄アセンブリは、回転式噴射アームを組み込み得、回転式噴射アームにより、温水の噴流をハウジングの内部体積内の食器に向けて、これらの台所用品を洗浄する。本発明の他の代替の実施形態では、往復式噴射アームを提供する洗浄アセンブリを組み込み得る。この噴射アームは、ハウジングの内部体積の長さまたは幅に沿って直線的に移動して、再度、温水の噴流を、この体積内に位置する台所用品に向けて噴射し得る。
【0019】
好ましい実施形態では、ハウジングの内部体積を閉じるまたは覆うために使用したパネルの少なくとも1つの側面は、台所用品表面を画定する。台所用品表面を使用して、この表面に設置された食器を支持できる。
【0020】
好ましくは、本発明に従って提供されたパネルは、台所用品表面に形成された複数のアパーチャと連通するマニホールドを画定する内部体積を組み込む。これらのアパーチャのそれぞれは、台所用品表面から、この内部マニホールド体積まで延在できる。
【0021】
概して、本明細書の全体にわたって、内部体積マニホールドと連通する複数のアパーチャを有する単一の台所用品表面を画定するパネルについて言及される。しかしながら、当業者は、いくつかの実施形態では、パネルの対向面の両方を使用して、分離した2つの台所用品表面を画定し得、各表面は、パネルの内部体積マニホールドと連通する複数のアパーチャを組み込んでいることを認識する。
【0022】
本発明は、パネルの内部体積によって画定されたマニホールドに接続された真空ポンプを組み込んでいる。この真空ポンプを動作させて、パネルの台所用品表面に形成されたアパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器を、台所用品表面と係合できる。したがって、この真空ポンプは、アクティブになるとき、食器を台所用品表面に接続でき、非アクティブであるとき、これらの台所用品を台所用品表面から接続できない。
【0023】
好ましい実施形態では、本発明は、真空ポンプと、パネルの内部体積によって画定されたマニホールドとの間に接続されたフィルターを含み得る。このフィルターは、マニホールドを通って取り出されたガスから固体及び液体を分離して、実質的に、ガスだけを真空ポンプに供給し、この構成要素の効果的な動作を確実にするように構成できる。
【0024】
さらなる好ましい実施形態では、そのようなフィルターは、バッフルの一方の側に位置する入口ポート及び出口ポートを伴う内部バッフルによって分割された分離チャンバーによって形成され得る。これらのポートは、内部バッフルを伴う分離チャンバーの上側領域に提供でき、ポートの間でバリアを形成し、下向きに延在し、チャンバーの下側領域で通路またはチャネルを画定する。この配置では、不要な固体材料及び液体物質を収集して、分離チャンバーの下側領域に閉じ込めることを可能にし、ガスは、入口ポートから取り出され、内部バッフルの下に流れ、出口ポートを通って外に出る。様々な好ましい実施形態では、また、分離チャンバーは、それによって収集される固体及び液体の除去を可能にする排水口を含む。
【0025】
好ましくは、パネルは、パネルとフレームとの間に配備された1つ以上のシールを使用して、フレーム内に搭載される。
【0026】
好ましくは、本発明は、パネルをハウジングと少なくとも部分的に係合させるために使用したピボットアセンブリを組み込んでいる。様々な実施形態では、このピボットアセンブリを使用して、パネルの重量を十分に支持して、ハウジングと係合し得る一方、他の実施形態では、パネルは、また、ピボットアセンブリに対する単数の接続部または複数の接続部に加えて、フレームに対する接続部が設けられ得る。概して、本明細書の全体にわたって、ピボットアセンブリだけに接続され、パネルとフレームとの間に配備された1つ以上のシールを使用してフレーム内に搭載されたパネルについて言及される。しかしながら、当業者は、様々な接続システム及びアセンブリが、様々な実施形態において本発明によって利用され得ることを認識する。
【0027】
本発明が設けられたピボットアセンブリを使用して、台所用品表面をハウジングの内部体積に提示するように、パネルを移動させること、または、台所用品表面ハウジングの内部から離れた方向に向かわせるように、パネルを移動させること、を可能にする。したがって、ピボットアセンブリは、テーブルがダイナーによって使用されるとき、台所用品表面を食洗機テーブルの上面として提示し、その後、ダイナーが食べること及び/または飲むことを終えると、食器と係合した台所用品表面をハウジングの内部体積に提示するように動作できる。
【0028】
好ましい実施形態では、本発明が設けられたピボットアセンブリは、実質的に、パネルの一側面の中間で係合する少なくとも1つのアクスルを含み得る。この単数のアクスルまたは複数のアクスルは、ベアリングアセンブリと係合して、提供された食洗機ダイニングテーブルのフレーム及びハウジングに対するパネルの回転を可能にし得る。さらに好ましい実施形態では、ピボットアセンブリは、パネルの対向側に互いに反対に位置決めされた、そのようなアクスルのペアを含み得る。2つのそのようなアクスルを使用することにより、旋回するときパネルの重量を均等に支持することを可能にする。
【0029】
好ましい実施形態では、ピボットアセンブリに組み込まれた少なくとも1つのアクセルは、駆動モーターと係合し得る。駆動モーターを使用して、回転力をパネルに加えて、パネルをテーブルフレーム及びハウジングに対して旋回できる。
【0030】
好ましい実施形態では、ピボットアセンブリは、ピボットアセンブリのアクスルと、テーブルハウジングとの間で係合する、少なくとも1つの持ち上げアームを含み得る。この単数の持ち上げアームまたは複数の持ち上げアームは、パネルが旋回する前に、好ましくはテーブルハウジングに対して反転する前に、ハウジングから離れるように、フレームの上に、かつ外にパネルを持ち上げる。このように、パネルを持ち上げると、ハウジングの内部体積と、パネルのエッジとの間のクリアランスは、これらのエッジがこの体積を通って回転するにつれて増加する。
【0031】
この構成要素の配置により、食洗機テーブルを動作する方法を提供する本発明を促進する。テーブルの真空ポンプが動作して、台所用品表面に形成されたアパーチャのうちの1つ以上にわたって設置された食器を、台所用品表面と係合し得る。次に、ピボットアセンブリを使用して、パネルを移動させて、台所用品表面をハウジングの内部に提示できる。パネルが台所用品表面から吊るした食器によって反転すると、ハウジングの内部体積の中に位置する洗浄アセンブリをアクティブにして、食器を洗うことができる。
【0032】
好ましい実施形態では、提供された食洗機テーブルは、台所用品表面に形成された各アパーチャと関連付けられたカバレッジセンサーを含み得る。これらのカバレッジセンサーは、アパーチャが食器によって覆われているかを示す出力信号を提供するように適応できる。
【0033】
好ましい実施形態では、カバレッジセンサーは、光の有無を検出して、その光の受信に基づいて、信号を発する光学センサーによって形成され得る。食器によってアパーチャの対象範囲は、センサーをトリガーするセンサーに到達する光をブロックして、アパーチャが覆われていることを示す信号を発するだろう。
【0034】
他の実施形態では、カバレッジセンサーは、赤外放射線をアクティブに放射し得、センサーに戻るそのような赤外放射線の反射は、関連の台所用品表面アパーチャが食器によって覆われていることを示す。
【0035】
概して、また、本明細書の全体にわたって、光学センサーによって形成されたカバレッジセンサーを使用して本発明について言及されるであろう。しかしながら、ここで、当業者は、また、様々なタイプの磁気、容量、または機械ベースのセンサーは、代替として、他の実施形態で使用され得ることも認識する。
【0036】
好ましい実施形態では、提供された食洗機テーブルは、台所用品表面に形成された各アパーチャと関連付けられたバルブアセンブリを含み得る。これらのバルブアセンブリのそれぞれは、関連のカバレッジセンサーが、アパーチャが食器によって覆われていないとき、マニホールドを閉じて、マニホールドへのアクセスをブロックするように適応できる。
【0037】
さらに好ましい実施形態では、バルブアセンブリは、マニホールドの入口ポートをブロックまたは露出するように移動可能であるバネ荷重ピストンを含み、ピストンは電気ソレノイドによって移動し、電気ソレノイドのアクションにより、ピストンのバネを圧縮して、マニホールド入口ポートが露出される。そのような実施形態では、バルブアセンブリは、初期設定で、バネをブロック位置に付勢するピストンと関連付けられたバネによって、マニホールドの入口ポートを閉じる。電気ソレノイドのアクティベーションだけによって、ピストンがマニホールドポートから離れ、この運動により、また、ピストンバネが圧縮される、またはそれに荷重がかかる。
【0038】
好ましい実施形態では、提供された食洗機テーブルは、複数のカバレッジセンサー及びバルブアセンブリに接続されたマイクロコンピューターまたはマイクロコントローラーを組み込み得る。マイクロコントローラーは、カバレッジセンサーから信号を受信して、制御信号を、これらのカバレッジセンサーと関連付けられたバルブアセンブリに発するように構成され得る。マイクロコントローラーでは、食器によって閉鎖されていない、または覆われていない関連のアパーチャであるとき、バルブアセンブリを閉じるのを確実にすること、そして関連のアパーチャが食器によって覆われているとき、バルブアセンブリを開くのを確実にすることをプログラムすることができる。このように、カバレッジセンサー、バルブアセンブリ、及び制御システムの組み合わせは、食器によって覆われない台所用品表面アパーチャを通る真空圧力の損失を回避するように動作でき、それによって、そのようなアパーチャを台所用品表面で覆う食器に堅固に係合する。
【発明の効果】
【0039】
この構成要素の特定の配置により、食洗機テーブルを動作する追加の方法を提供する本発明を促進する。本発明を実行するとき、関連のカバレッジセンサーが、アパーチャが真空ポンプを動作させる前に食器によって覆われていないことを示すとき、台所用品表面に形成された任意のアパーチャと関連付けられたバルブの閉鎖をもたらす。次に、真空ポンプが動作して、台所用品表面のアパーチャを覆う食器を、台所用品表面と係合させることができ、そして、ピボットアセンブリを使用して、パネルを移動して反転し、台所用品表面をハウジングの内部に提示できる。食器が台所用品表面と係合して、パネルが反転すると、ハウジングの内部体積内に位置する洗浄アセンブリをアクティブにして、台所用品表面から吊るした食器を洗うことができる。
【0040】
本発明は、先行技術よりも多くの潜在的利点をもたらし得る。様々な実施形態では、本発明は、食洗機ダイニングテーブルを提供することを促進する。この機械により、そのユーザーが、皿を手で洗う必要性がなくすことを可能にし、洗うためにリモート場所に皿を持って行くいずれかの必要性もなくなる。本発明のユーザーは、簡単に、本発明に組み込まれる真空ポンプがアクティブにすることを確実にする必要があり、その後、テーブルの上部パネルの台所用品表面を反転して、テーブルの内部ハウジングに組み込まれた洗浄アセンブリのアクションにその食器を曝す。パネル台所用品表面におけるアパーチャのアレイにマニホールドを介して接続された真空ポンプを使用することにより、本発明は、任意の機械クリップをパネルに永久的に搭載する必要性をなくす。
【0041】
本発明の追加及びさらなる態様は、添付図を参照して、ほんの一例として与えられた実施形態の以下の説明から読者には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0042】
図1】本発明の一実施形態に従って提供された食洗機テーブルの斜視図を示す。
図2図1の食洗機テーブルの斜視透視図を示し、食洗機テーブルの一部を形成するために使用したパネルを移動させるピボットアセンブリの使用を示す。
図3図1及び図2のパネルの斜視透視図を示す。
図4図3のパネルの側面断面図を示す。
図5図1及び図2の食洗機テーブルの内部構成要素の側面断面モジュール図を示す。
図6a図1及び図2の食洗機テーブルの内部体積に統合された液体及びガス循環構成要素の概略図を示す。
図6b図1及び図2の食洗機テーブルの内部体積に統合された液体及びガス循環構成要素の概略図を示す。
図7図1及び図2の食洗機テーブルに統合されたマイクロコンピューター制御システムが設けられたセンサー及び制御信号の接続を示す。
図8a】さらに詳細に、図3のカバレッジセンサー及びバルブアセンブリの組み合わせを示す。
図8b】さらに詳細に、図3のカバレッジセンサー及びバルブアセンブリの組み合わせを示す。
図8c】さらに詳細に、図3のカバレッジセンサー及びバルブアセンブリの組み合わせを示す。
【発明を実施するための形態】
【0043】
本発明のさらなる態様は、特定の実施形態のほんの一例として与えられた本発明の以下の説明から明らかになる。
【0044】
図1は、本発明の一実施形態に従って提供された食洗機テーブルの斜視図を示す。図2は、同じ食洗機テーブルの斜視透視図を示し、食洗機テーブルの一部を形成するために使用したパネルを移動させるピボットアセンブリの使用を示す。
【0045】
示される実施形態では、食洗機テーブル1はハウジング2を組み込み、このハウジングの上面は、フレーム3及びパネル4に接続される。ハウジングは、図5図7に関してさらに説明されるように、洗浄アセンブリの様々な内部構成要素が位置する内部体積を画定する。
【0046】
図2は、食洗機テーブルの一部として提供されたピボットアセンブリ5のアクションを示す。本実施形態では、ピボットアセンブリは、パネルの中心軸と係合するアクスル(示されない)に連結された持ち上げアーム6のペアを組み込んでいる。駆動モーター7は、これらの持ち上げアームのうちの1つと、アクスルとの間に接続され、その結果、モーターのアクティベーションにより、パネルは旋回して、最終的に、図1に対して示された配置に対して反転する。
【0047】
図2から確認できるように、持ち上げアームのそれぞれを使用して、パネルが旋回する前に、ハウジングから離れるように、フレームの上に、かつ外にパネルを持ち上げる。このように、パネルを持ち上げると、ハウジングの内部体積と、パネルのエッジとの間のクリアランスは、これらのエッジがこの体積を通って回転するにつれて増加する。
【0048】
図3図1及び図2のパネルの斜視透視図を示す一方、図4は同じパネルの側断面図を示す。示される実施形態では、パネルの上面は、台所用品表面8を画定し、台所用品表面8を使用して、テーブルのユーザーによって利用された食器を支持する。図4から確認できるように、パネルは、この台所用品表面に形成されたアパーチャ10のアレイと連通するマニホールド9を画定する内部体積を組み込んでいる。各アパーチャには、カバレッジセンサー及びバルブアセンブリ11の組み合わせが位置する。各カバレッジセンサーは、内部に収容されるアパーチャが食器によって覆われているかを検出でき、このカバレッジセンサーによって提供された信号に応答して、関連のバルブアセンブリは開閉できる。したがって、これらの構成要素を使用して、パネルマニホールドの出口12に接続された真空ポンプ(示されない)によって、覆われたアパーチャに加えられた真空圧力を最大にできる。
【0049】
示される食洗機用テーブルは、従来、ダイナーによって使用され得、その食器を、パネルの台所用品表面におけるダイナーが望む場所に設置する。これらの台所用品を洗うとき、各カバレッジセンサーは、食器がこれらの構成要素を収容するアパーチャを覆っていないことを検出する場合、関連のバルブアセンブリの閉鎖をトリガーできる。このアプローチにより、そのようなアパーチャを覆う食器に加えられた真空圧力を最大にし、真空ポンプをアクティブにして、ピボットアセンブリを使用して、両方とも、台所用品表面を持ち上げ、旋回し、その後、反転して、ハウジングの内部体積に面することが可能になる。次に、洗われる食器は、テーブルハウジングの内部に位置する洗浄アセンブリによって送達された洗浄水の噴射に曝される、反転した台所用品表面から吊るすことができる。
【0050】
図5は、図1及び図2の食洗機テーブルの内部構成要素の側面断面モジュール図を示す。図6a及び図6bは、また、図1及び図2の食洗機テーブルの内部体積に統合された液体及びガス循環構成要素の概略図を示す。
【0051】
図5から確認できるように、ハウジングの内部体積を使用して、マイクロコンピューター制御システム14、真空ポンプ15、水タンク16、及び送水ポンプ17の上に位置する上側洗浄プール13の内側に洗浄アセンブリの構成要素が位置する。また、図5は、持ち上げアームプッシュロッド19及び関連の作動モーター20に加えて、駆動モーター7、持ち上げアーム6、及び関連の作動モーター18を含む、本実施形態で利用したピボットアセンブリの部分を示す。
【0052】
図6aは、送水ポンプ17、上側洗浄プール13、及び水タンク16の間に提供された相互接続を示す。この図から確認できるように、水タンク16は電熱線21を含み、電熱線21は、マイクロコンピューター制御システム14に接続され、それによって制御され、上側洗浄プール13の中にポンプで送り込まれた水の温度を調整する。また、水タンク16は、この場合も、マイクロコンピューター制御システムによって制御された関連のドレンバルブ23とともに排水出口22に連結される。
【0053】
図6bは、真空ポンプ15、パネルマニホールド出口12、ならびに排水ポンプ24、及び水タンク16の間になされた接続を示す。この図から確認できるように、真空ポンプ15は、真空をパネルマニホールドに加えることができ、パネル3の内部を通して、ガス、液体、及び固体を取り出す。接続された排水ポンプ24を使用して、水タンク16を通って真空ポンプ15に不注意に供給された液体を再循環できる。
【0054】
図7は、図1及び図2の食洗機テーブルに統合されたマイクロコンピューター制御システムが設けられたセンサー及び制御信号の接続を示す。マイクロコントローラーは、示される構成要素のそれぞれから様々な入力信号を受信し、制御信号をこれらの構成要素に発して、提供された食洗機テーブルを動作させることが可能である。
【0055】
図7から確認できるように、マイクロコンピューターは、デスクトップソレノイドバルブ、及びデスクトップサイドプッシュリフトならびにフリップ制御として識別されたピボットアセンブリモーターから信号を受信して、それを制御することが可能である。また、接続は、真空ポンプ、ドレンバルブ、及び水タンク電熱線に提供される。また、マイクロコンピューターは操作パネルに接続され、操作パネルは、食洗機テーブルの動作に関する情報を、本発明のユーザーに表示し、テーブルの操作方法のユーザーによる調整を可能にする。
【0056】
図8a及図8bは、さらに詳細に、図3のカバレッジセンサー及びバルブアセンブリ11の組み合わせを示す。図8cは、分離しているアセンブリの上部の斜視図を示す。センサーは、台所用品表面8と同一平面に載置されたリング状フォトレジスター17によって形成される。バルブは、バネ19によって駆動されたピストン18と、電気ソレノイド20とを含み、これにより、バルブハウジング21、及びピストン18の本体は、マニホールドに対する空気通路22と、フォトレジスター17の中間を通る空気通路23との両方を閉じる。
【0057】
図8aは、マニホールドに空気を取り出すことができない閉鎖状態のバルブアセンブリを示す。図8b。図8bとして提供された図には、ピストンが通路22,23を通る空気流をブロックしない開放状態のバルブが示される。
【0058】
前述の説明及び以下の「特許請求の範囲」では、「を備える(comprise)」という用語またはその同等の変形語は、記述された単一の特徴または複数の特徴の存在を指定するために、包括的な意味で使用される。この用語は、様々な実施形態では、さらなる特徴の存在または追加を除外するわけではない。
【0059】
本発明は、本明細書に説明される実施形態に限定されず、本発明の主旨及び範囲の中のさらなる且つ追加の実施形態は、図面を参照して示される例から、熟練した読者に明らかであることを理解されたい。具体的には、本発明は本明細書に説明される特徴の任意の組み合わせで存在し得る、または本発明は、代替の実施形態では、もしくは所与の特徴と既知の同等物との、これらの特徴の組み合わせに存在し得る。上記に説明した本発明の例示的な実施形態の修正及び変形は、当業者に明らかであり、添付の「特許請求の範囲」に定義される本発明の範囲を逸脱することなく行われ得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6a
図6b
図7
図8a
図8b
図8c
【国際調査報告】