(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-20
(54)【発明の名称】コミュニケーションプラットフォームにおける新しい接続の確立
(51)【国際特許分類】
H04L 51/48 20220101AFI20240912BHJP
H04L 51/212 20220101ALI20240912BHJP
H04L 51/214 20220101ALI20240912BHJP
【FI】
H04L51/48
H04L51/212
H04L51/214
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024518522
(86)(22)【出願日】2022-09-20
(85)【翻訳文提出日】2024-03-22
(86)【国際出願番号】 US2022044157
(87)【国際公開番号】W WO2023049129
(87)【国際公開日】2023-03-30
(32)【優先日】2021-09-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506332063
【氏名又は名称】セールスフォース インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ウォール,マシュー
(72)【発明者】
【氏名】クレメンソン,エリザベス
(72)【発明者】
【氏名】カルカニス,アンナ
(72)【発明者】
【氏名】ウー,エリン
(72)【発明者】
【氏名】ペトコヴァ,タチアナ
(72)【発明者】
【氏名】ホリス,デレク
(57)【要約】
本明細書では、コミュニケーションプラットフォームを介して送信される通信を介した連絡先共有を可能にするための技法について説明する。一例では、第1のユーザは、コミュニケーションプラットフォームの仮想空間(例えば、ダイレクトメッセージングインスタンス、通信チャネルなど)を介して第2のユーザと通信することができる。第1のユーザは、仮想空間を介して送信されるべき通信に、第3のユーザに関連付けられたインジケータを含めることができる。第2のユーザおよび第3のユーザが以前に接続を確立していないという決定に応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザの連絡先カードを通信に関連付けることができる。連絡先カードは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を含むことができる。連絡先カードは、第2のユーザと第3のユーザとの間の通信を可能にするように、および/または第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストに追加するように選択可能である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コミュニケーションプラットフォームの1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって少なくとも部分的に実装される方法であって、
前記コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードを受信するステップであって、前記連絡先カードは、第3のユーザの第3のユーザアカウントから少なくとも前記第1のユーザアカウントに送信された第1の通信に関連付けて提示される、ステップと、
前記第2のユーザに関連付けられた前記連絡先カードの選択を検出したことに応答して、メッセージコンポーザインターフェースを前記第1のクライアントの第1のディスプレイ上に提示させるステップであって、前記メッセージコンポーザインターフェースは、前記第2のユーザアカウントに送信されるべき第2の通信を含む、ステップと、
前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第2のユーザアカウントに前記第2の通信を送信する要求を、前記第1のクライアントから前記メッセージコンポーザインターフェースを介して受信するステップと、
前記第2の通信に関連付けられた通知を、第2のインターフェースを介して、前記第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントの第2のディスプレイ上に提示させるステップと
を含む方法。
【請求項2】
前記第2の通信を承諾するための選択可能オプションの選択の指示を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信するステップと、
前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとの間のメッセージングインスタンスを生成するステップであって、前記メッセージングインスタンスは、前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとの間で通信が送信されることを可能にする、ステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2の通信を無視するための指示の選択を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信するステップと、
前記第2のクライアントに関連付けられた前記第2のインターフェースから前記通知を除去するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2の通信をブロックするための指示の選択を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信するステップと、
前記第2の通信をブロックするための前記指示を受信したことに応答して、前記第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にするステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2の通信をブロックするための前記指示は第1の時間に受信され、前記方法は、
前記第2のユーザアカウントに第3の通信を送信する要求を、第2の時間に、前記第1のクライアントの第2のメッセージコンポーザインターフェースを介して受信するステップと、
前記第2のメッセージコンポーザインターフェースを介したエラーメッセージの提示を引き起こすステップと
をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストに前記第2のユーザを追加するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記連絡先カードは、
前記第2のユーザに関連付けられた名前、
前記第2のユーザに関連付けられたアバター、
前記第2のユーザに関連付けられた組織、
前記第2のユーザに関連付けられた電子メールアドレス、または
通信が前記第2のユーザに送信されることを可能にするリンク
のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記連絡先カードに含めるべき連絡先情報に関連付けられたユーザ選好または組織選好のうちの少なくとも1つを受信するステップと、
前記ユーザ選好または前記組織選好のうちの前記少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザに関連付けられた前記連絡先情報を識別するステップと、
前記連絡先カードに関連付けて前記連絡先情報の提示を引き起こすステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
システムであって、
1つまたは複数のプロセッサと、
命令を記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体と
を備え、前記命令は、実行されると、前記システムに、
コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードを受信することであって、前記連絡先カードは、第3のユーザの第3のユーザアカウントから少なくとも前記第1のユーザアカウントに送信された第1の通信に関連付けて提示される、受信することと、
前記第2のユーザに関連付けられた前記連絡先カードの選択を検出したことに応答して、メッセージコンポーザインターフェースを前記第1のクライアントの第1のディスプレイ上に提示させることであって、前記メッセージコンポーザインターフェースは、前記第2のユーザアカウントに送信されるべき第2の通信を含む、提示させることと、
前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第2のユーザアカウントに前記第2の通信を送信する要求を、前記第1のクライアントから前記メッセージコンポーザインターフェースを介して受信することと、
前記第2の通信に関連付けられた通知を、第2のインターフェースを介して、前記第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントの第2のディスプレイ上に提示させることと
を行わせる、システム。
【請求項10】
前記命令はさらに、前記システムに、
前記第2の通信を承諾するための選択可能オプションの選択の指示を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信することと、
前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとの間のメッセージングインスタンスを生成することであって、前記メッセージングインスタンスは、前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとの間で通信が送信されることを可能にする、生成することと
を行わせる、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記命令はさらに、前記システムに、
前記第2の通信を無視するための指示の選択を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信することと、
前記第2のクライアントに関連付けられた前記第2のインターフェースから前記通知を除去することと
を行わせる、請求項9に記載のシステム。
【請求項12】
前記命令はさらに、前記システムに、
前記第2の通信をブロックするための指示の選択を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信することと、
前記第2の通信をブロックするための前記指示を受信したことに応答して、前記第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にすることと
を行わせる、請求項9に記載のシステム。
【請求項13】
前記第2の通信をブロックするための前記指示は第1の時間に受信され、前記命令はさらに、前記システムに、
前記第2のユーザアカウントに第3の通信を送信する要求を、第2の時間に、前記第1のクライアントの第2のメッセージコンポーザインターフェースを介して受信することと、
前記第2のメッセージコンポーザインターフェースを介したエラーメッセージの提示を引き起こすことと
を行わせる、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記命令はさらに、前記システムに、前記第1のユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストに前記第2のユーザを追加することを行わせる、請求項9に記載のシステム。
【請求項15】
前記連絡先カードは、
前記第2のユーザに関連付けられた名前、
前記第2のユーザに関連付けられたアバター、
前記第2のユーザに関連付けられた組織、
前記第2のユーザに関連付けられた電子メールアドレス、または
通信が前記第2のユーザに送信されることを可能にするリンク
のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載のシステム。
【請求項16】
前記命令はさらに、前記システムに、
前記連絡先カードに含めるべき連絡先情報に関連付けられたユーザ選好または組織選好のうちの少なくとも1つを受信することと、
前記ユーザ選好または前記組織選好のうちの前記少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザに関連付けられた前記連絡先情報を識別することと、
前記連絡先カードに関連付けて前記連絡先情報の提示を引き起こすことと
を行わせる、請求項9に記載のシステム。
【請求項17】
命令を記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、
コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードを受信することであって、前記連絡先カードは、第3のユーザの第3のユーザアカウントから少なくとも前記第1のユーザアカウントに送信された第1の通信に関連付けて提示される、受信することと、
前記第2のユーザに関連付けられた前記連絡先カードの選択を検出したことに応答して、メッセージコンポーザインターフェースを前記第1のクライアントの第1のディスプレイ上に提示させることであって、前記メッセージコンポーザインターフェースは、前記第2のユーザアカウントに送信されるべき第2の通信を含む、提示させることと、
前記コミュニケーションプラットフォームを介して前記第2のユーザアカウントに前記第2の通信を送信する要求を、前記第1のクライアントから前記メッセージコンポーザインターフェースを介して受信することと、
前記第2の通信に関連付けられた通知を、第2のインターフェースを介して、前記第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントの第2のディスプレイ上に提示させることと
を行わせる、1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記命令はさらに、前記1つまたは複数のプロセッサに、
前記第2の通信を承諾するための選択可能オプションの選択の指示を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信することと、
前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとの間のメッセージングインスタンスを生成することであって、前記メッセージングインスタンスは、前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとの間で通信が送信されることを可能にする、生成することと
を行わせる、請求項17に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記命令はさらに、前記1つまたは複数のプロセッサに、
前記第2の通信を無視するための指示の選択を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信することと、
前記第2のクライアントに関連付けられた前記第2のインターフェースから前記通知を除去することと
を行わせる、請求項17に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記命令はさらに、前記1つまたは複数のプロセッサに、
前記第2の通信をブロックするための指示の選択を、前記第2のクライアントから前記第2のインターフェースを介して受信することと、
前記第2の通信をブロックするための前記指示を受信したことに応答して、前記第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にすることと
を行わせる、請求項17に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
本特許出願は、2021年9月24日に出願され、全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願第17/484,824号の優先権を主張する。
【0002】
[技術分野]
コミュニケーションプラットフォームは、例えば、プロジェクトでの共同作業、イベントの企画など、2人以上の人々の間の通信を容易にするためにますます普及しつつある。コミュニケーションプラットフォームのユーザは、例えば、ユーザが接続を確立した他のユーザなど、コミュニケーションプラットフォームの他のユーザと通信し得る。しかしながら、コミュニケーションプラットフォームのさらなるユーザは、共通の接続を有する別のユーザがユーザとのマルチパーティダイレクトメッセージまたは他の接続を確立しない限り、通信を利用することができない可能性がある。例えば、第1のユーザと第2のユーザが会話中であり得、第1のユーザは、別のプロジェクトでの共同作業(collaboration)のために第2のユーザと第3のユーザを接続したいと決定する。次いで、第1のユーザは、第2および第3のユーザを紹介するためにマルチパーティダイレクトメッセージを生成し、例えば、接続を可能にすることができる。しかしながら、あるユーザを別のユーザに紹介するためにマルチパーティダイレクトメッセージを生成することは、煩雑で扱いにくいものであり、使用されない可能性のあるマルチパーティダイレクトメッセージのインスタンスが複数存在する雑然としたインターフェースにつながる可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【0003】
詳細な説明は、添付の図を参照して説明される。図において、参照番号の左端の数字(複数可)は、その参照番号が最初に現れる図を識別する。異なる図における同じ参照番号の使用は、類似または同一の構成要素または特徴を示す。
【
図1】本明細書で説明される例示的な技法を実装するために使用可能なコンピューティングデバイスの例示的なシステムを示すブロック図である。
【
図2】本明細書で説明される技法を利用して、ユーザが連絡先カードを介して別のユーザに関連付けられた連絡先情報にアクセスすることができるコミュニケーションプラットフォームに関連付けられた例示的なユーザインターフェースの概略図である。
【
図3A】本明細書で説明される技法を利用して、ユーザに関連付けられた連絡先カードを通信に関連付けて提示するための例示的なプロセスを示す。
【
図3B】本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介して送信される通信に関連付けて提示される連絡先カードを介した通信を可能にするための例示的なプロセスを示す。
【
図4A】本明細書で説明される技法を利用して、ユーザの連絡先情報を別のユーザと共有すること、およびユーザと別のユーザとの間の仮想空間に関連付けて提示される導入通信を提供することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【
図4B】本明細書で説明される技法を利用して、ユーザの連絡先情報を別のユーザと共有すること、およびユーザと別のユーザとの間の仮想空間に関連付けて提示される導入通信を提供することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【
図4C】本明細書で説明される技法を利用して、ユーザの連絡先情報を別のユーザと共有すること、およびユーザと別のユーザとの間の仮想空間に関連付けて提示される導入通信を提供することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【
図5】本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介して送信される別のユーザに関連付けられた連絡先カードの選択に基づいて、ユーザの連絡先リストを更新するための例示的なプロセスを示す。
【
図6A】本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介して接続への招待を受信すること、およびその承諾に応答して仮想空間を生成することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【
図6B】本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介して接続への招待を受信すること、およびその承諾に応答して仮想空間を生成することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【
図6C】本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介した接続への招待を受信すること、およびその承諾に応答して仮想空間を生成することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【
図7】本明細書で説明される技法を利用して、連絡先情報の共有を可能にすることに関連付けられたユーザ選好を確立することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【
図8】本明細書で説明される技法を利用して、第3のユーザによって共有される連絡先カードを介して、以前に接続されていない2人のユーザ間の通信を可能にするための例示的なプロセスを示す。
【
図9】本明細書で説明される技法を利用して、通信するためのオプションの選択の指示を受信したことに応答して、以前に接続されていない2人のユーザ間の通信を確立するための例示的なプロセスを示す。
【
図10】本明細書で説明される技法を利用して、通信をブロックする要求を受信したことに応答して、連絡先カードを介した通信を無効にするための例示的なプロセスを示す。
【
図11】本明細書で説明される技法を利用して、第2のユーザと第3のユーザとの間の通信に関連付けた第1のユーザの連絡先カードの提示を引き起こすかどうかを決定するための例示的なプロセスを示す。
【
図12】本明細書で説明される技法を利用して、連絡先カードに関連付けられた連絡先情報をユーザの連絡先リストに記憶するための例示的なプロセスを示す。
【発明を実施するための形態】
【0004】
本明細書では、コミュニケーションプラットフォームを介して送信される通信を介した連絡先共有を可能にするための技法について説明する。コミュニケーションプラットフォームは、グループベースのコミュニケーションプラットフォーム、チャネルベースのメッセージングプラットフォーム、および/またはユーザ間の通信を容易にするための任意の他のプラットフォームとすることができる。一例では、第1のユーザは、コミュニケーションプラットフォームの仮想空間(例えば、ダイレクトメッセージングインスタンス、通信チャネルなど)を介して第2のユーザと通信することができる。第1のユーザは、コミュニケーションプラットフォームの第3のユーザに関連付けられたインジケータを、仮想空間を介して送信される通信に含めることができる。第2のユーザおよび第3のユーザが異なる組織に関連付けられているという決定に応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザの連絡先カードを通信に関連付けることができる。連絡先カードは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を含むことができる。少なくとも1つの例では、連絡先カードは、第2のユーザと第3のユーザとの間の通信を可能にするように選択可能であり得る。いくつかの例では、連絡先カードは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストに追加するように選択可能であってもよい。
【0005】
既存の技術では、第1のユーザは、第1のパーティ、第2のパーティ、および第3のパーティの間のマルチパーティダイレクトメッセージングインスタンスを生成することによって、第2のユーザを第3のユーザに紹介することができる。第1のユーザは、マルチパーティダイレクトメッセージングインスタンスに参加するように第2のユーザと第3のユーザの両方を招待することができる。しかしながら、第2のユーザおよび第3のユーザの一方または両方が通信への招待に応答しない場合、第1のユーザは、第2のユーザと第3のユーザとの間の接続を仲介することができない場合がある。そのようなシナリオでは、第1のユーザは、第3のユーザに関連付けられた電子メールアドレスまたは他の連絡先情報を識別し、第2のユーザに提供することができる。次いで、第2のユーザは、通信チャネルおよび/または代替の通信手段(例えば、電子メール、電話など)を介して通信への招待を第3のユーザに送信することができる。しかしながら、第3のユーザは、第2のユーザを認識しない場合があり、第1のユーザが接続を仲介していることを示す指示が伴わない場合、接続への招待を拒否する場合がある。いくつかの例では、第3のユーザは、(第1のユーザが接続を仲介していることを示す指示を伴わない)招待を望ましくない通信と見なす可能性があり、第2のユーザがコミュニケーションプラットフォームを介して第3のユーザと通信することをブロックし得る。
【0006】
第2のユーザおよび第3のユーザが、第1のユーザによって生成されたマルチパーティダイレクトメッセージングインスタンスに加わる例では、第1のユーザは、紹介を提供し、第2のユーザと第3のユーザとの間の会話を開始することができる。しかしながら、第2のユーザと第3のユーザとの間のマルチパーティダイレクトメッセージングインスタンスにおけるさらなる通信は、第1のユーザには関係がない場合があり、第1のユーザに関連付けられたインターフェースを望ましくないインジケータおよび通知で雑然なものにし得る。追加的に、第1のユーザが複数のマルチパーティダイレクトメッセージングインスタンスを介して複数の接続を仲介する場合、第1のユーザに関連付けられたインターフェースは扱いにくくなり、管理が困難になる可能性がある。
【0007】
本明細書で説明される技法は、第1のユーザが、コミュニケーションプラットフォームの他の以前に接続されていないユーザ間の接続を仲介することができる効率的な手段を提供することを対象とする。少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームの第1のユーザは、仮想空間を介してコミュニケーションプラットフォームの少なくとも第2のユーザと通信することができる。少なくとも1つの例では、仮想空間は、ダイレクトメッセージングインスタンス(「DM」インスタンス)を含むことができる。いくつかの例では、仮想空間は、通信チャネル、通信チャネルに関連付けられたスレッド、ワークスペース、ボード、および/またはパーティ間の書面による通信を可能にする他の空間を含むことができる。第1のユーザおよび第2のユーザ(および/または仮想空間に含まれる他のユーザ)は、メッセージ(例えば、通信)を作成し、仮想空間を介して互いに送信することができる。メッセージは、テキストだけでなく、メッセージに関連付けられた添付ファイル、絵文字、リアクション文字、および/または他の添付ファイルも含むことができる。
【0008】
少なくとも1つの例では、第1のユーザは、メッセージを作成している間に、例えば、メッセージのテキストに、第3のユーザに関連付けられた識別子(例えば、ユーザ名、実名、ユーザIDなど)に関連付けて記号(例えば、@、$、^、#、*、&など)を含めることによって、第3のユーザについてのメンション(mention)を含めることができる。少なくとも1つの例では、メンションは、第3のユーザの@mentionを含むことができる。例えば、第1のユーザは、メッセージのテキストに@thirduserを含めることができる。全体を通して「@」記号を含むものとして説明されているが、これはそのように限定することを意図するものではなく、本明細書では、追加または代替の記号が企図される。
【0009】
様々な例では、メッセージ作成中の第3のユーザについてのメンションを識別したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ(例えば、意図されたメッセージ受信者)に関連付けられた組織が第3のユーザの組織と同じであるか、異なるかを決定することができる。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた組織(またはグループ)識別子が第2のユーザに関連付けられた組織識別子と一致するかどうかを決定することができる。第2のユーザの組織が第3のユーザの組織と同じ(例えば、同じ組織識別子)であるという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた連絡先カード(例えば、連絡先情報)をメッセージに関連付けて提示することを保留することができる。追加的または代替的に、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、第3のユーザに関連付けられたユーザインターフェース上の「メンションとリアクション(mentions and reactions)」インジケータに関連付けて、メンションの指示を第3のユーザに提示させることができる。そのような例では、第3のユーザは、第3のユーザがメンションされたメッセージ(しかしながら、少なくとも1つの例では、仮想空間に関連付けられた他のメッセージではない)にアクセスすることができる。
【0010】
第2のユーザの組織が第3のユーザの組織とは異なるという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた連絡先カードをメッセージに関連付けて提示させることができる。追加的または代替的に、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザに関連付けられた連絡先リストが第3のユーザに関連付けられた情報を含まないという決定に基づいて、第3のユーザの連絡先カードをメッセージに関連付けて提示させるように構成され得る。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザおよび第3のユーザがコミュニケーションプラットフォームを介して以前に接続していないという決定に基づいて、連絡先カードを提示するように構成され得る。
【0011】
追加的に、いくつかの例では、メッセージ作成中の第3のユーザについてのメンションを識別したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザがメッセージを介した連絡先共有を許可するかどうかを決定するように構成され得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた第3のユーザアカウントを識別することができる。コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けられたユーザ選好(または第3のユーザの組織の組織選好)が連絡先共有を可能にするかどうかを決定することができる。ユーザ選好が連絡先共有を許可しないという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージに関連付けて連絡先カードを提示することを保留することができる。ユーザ選好が連絡先共有を許可するという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージに関連付けて連絡先カードを提示させることができる。
【0012】
少なくとも1つの例では、連絡先カードは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を含むことができる。連絡先情報は、実名、ユーザ名、ユーザID、アバター、電話番号、電子メールアドレス、タイムゾーン、組織識別子、肩書き、役職、都市、州、国、および/または同様のものを含むことができる。様々な例では、連絡先情報の全部または一部は、連絡先カードを介して第2のユーザが閲覧可能である。例えば、第3のユーザの名前、組織、およびアバターなどの連絡先情報の第1の部分は、連絡先カード上に提示され得、連絡先情報の第2の部分は、詳細情報表示オプション(view more info option)に関連付けて提示され得る。少なくとも1つの例では、連絡先カードは、第2のユーザと第3のユーザとの間の通信を可能にするための第1の選択可能コントロールを含むことができる。すなわち、第1の選択可能コントロールは、第2のユーザによって選択されると、第2のユーザがプライベートメッセージを生成して第3のユーザに送信することを可能にするためのメッセージングインターフェースを提示させることができる。プライベートメッセージは、DMインスタンス、通信チャネル、および/またはコミュニケーションプラットフォームの他の仮想空間を介して送信することができる。
【0013】
いくつかの例では、連絡先カードは、第2のユーザが第3のユーザに関連付けられたデータを第3のユーザに関連付けられた連絡先リスト(例えば、アドレス帳、ディレクトリなど)に記憶することを可能にするための第2の選択可能コントロールを含むことができる。すなわち、第2の選択可能コントロールは、第2のユーザによって選択されると、コミュニケーションプラットフォームに、第3のユーザの連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストに記憶させることができる。そのような例では、第3のユーザの連絡先情報は、例えば、メッセージを送信すること、第3のユーザの名前および連絡先情報を自動的に記入すること、(例えば、別の連絡先カード中の)第3のユーザの連絡先情報を第4のユーザと再共有すること、および/または同様のことを行うために、後で第2のユーザに利用可能になり得る。
【0014】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザに関連付けられたインターフェースから、関連する連絡先カードとともにメッセージを第2のユーザに送信する要求を受信することができる。第3のユーザに関連付けられた単一の連絡先カードを含むものとして説明したが、これはそのように限定することを意図するものではなく、メッセージは、第2のユーザが接続を確立していない(例えば、同じ組織を共有していない、第2のユーザの連絡先リストに含まれていないなど)異なるユーザに関連付けられた複数の連絡先カードを有することができる。メッセージを送信する要求に応答して、コミュニケーションプラットフォームは、関連する連絡先カードを有するメッセージを、第2のユーザに関連付けられたインターフェース上に提示させることができる。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、第2のユーザが連絡先カードと対話することを可能にするために、連絡先カードを第2のユーザに提示させることができる。
【0015】
様々な例では、第2の選択可能オプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザの連絡先情報をユーザに関連付けられた連絡先リストに記憶することができる。連絡先リストは、ユーザのユーザアカウントおよび/またはユーザの組織に関連付けられた組織アカウントに関連付けて記憶することができる。そのため、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報は、例えば、通信を開始するために、後で第2のユーザおよび/または組織の他のユーザに利用可能にすることができる。
【0016】
少なくとも1つの例では、第1の選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージングインターフェースの第1のインスタンスを第2のユーザアカウントに関連付けて提示させることができる。メッセージングインターフェースは、第2のユーザと第3のユーザとの間の仮想空間に関連付けられたインターフェースを含むことができる。様々な例では、メッセージングインターフェースの第1のインスタンスは、第2のユーザが、仮想空間を介して送信されるべき第3のユーザへのプライベートメッセージを作成することを可能にするコンポーザを含むことができる。追加的に、いくつかの例では、第1のユーザは、連絡先カードを共有することに関連付けて紹介メッセージ(introductory message)を含むことができる。そのような例では、紹介メッセージは、例えば、第2のユーザと第3のユーザとの間の接続を仲介するのを支援するために、第2のユーザによって作成されたプライベートメッセージに加えて、メッセージングインターフェースの第1のインスタンスを介して提示され得る。いくつかの例では、仮想空間に関連付けられたメッセージングインターフェースは、第1のユーザによって作成された紹介メッセージを含むことができるが、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザと第3のユーザとの間の仮想空間への第1のユーザのアクセスを許可しない。すなわち、第1のユーザは、その生成後に仮想空間を介して追加のメッセージを送信するための許可を有していない場合がある。
【0017】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザから、プライベートメッセージを第3のユーザに送信する要求を受信することができる。要求に応答して、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間に関連付けられたインジケータを、第3のユーザに関連付けられたインターフェース上に提示させることができる。いくつかの例では、インジケータは、新しい(例えば、以前に接続されていない)ユーザから受信された新しい会話またはメッセージの指示(通知)を含むことができる。いくつかの例では、インジケータは、第3のユーザ(例えば、第2のユーザ)の組織の外部の別のユーザとの保留中のプライベートメッセージの通知を含むことができる。
【0018】
様々な例では、第3のユーザからインジケータの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間に関連付けられたメッセージングインターフェースの第2のインスタンスを第3のユーザに提示させることができる。第3のユーザに提示されるメッセージングインターフェースの第2のインスタンスは、第2のユーザからのプライベートメッセージおよび/または第1のユーザによって作成された紹介メッセージを含むことができる。
【0019】
いくつかの例では、第3のユーザに提示されるメッセージングインターフェースの第2のインスタンスは、第2のユーザとの通信を承諾する、無視する、および/またはブロックするための選択可能コントロールを含むことができる。無視選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間に関連付けられたインジケータを第3のユーザのインターフェースから除去することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、第3のユーザの組織の外部の他のユーザと通信するための招待に関連付けられた代替インターフェース(例えば、コネクトインターフェース)に仮想空間の指示を提示させることができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1の期間(例えば、6時間、3日、1週間など)の間、代替インターフェースを介して閲覧および/または応答するために仮想空間の指示を利用可能にすることができる。そのような例では、第1の期間の終了後、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間の指示を代替インターフェースから除去することができる。
【0020】
ブロック選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザからの将来の通信が第3のユーザに提示されることを防止することができる。すなわち、第3のユーザは、ブロック選択可能オプション(block selectable option)を選択して、第2のユーザからの任意の追加の通信の受信を防止することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードに関連付けられた第1の選択可能コントロールおよび/または第2の選択可能コントロールを無効にすることによって、第2のユーザからの将来の通信を防止することができる。いくつかの例では、ブロック選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストから除去することができる。追加的に、ブロック選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間に関連付けられたインジケータをインターフェースから除去することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザからの通信への招待および/または仮想空間の指示を、代替インターフェースを介して提示させることができる。そのような例では、第2のユーザからの通信への招待および/または仮想空間の指示は、第2のユーザが将来の通信からブロックされたという通知とともに提示され得る。
【0021】
いくつかの例では、メッセージングインターフェースの第2のインスタンスに関連付けられた選択可能コントロール(例えば、承諾選択可能コントロール、無視選択可能コントロール、ブロック選択可能コントロールなど)を介して入力を受信しないことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、インジケータを第2の期間(例えば、12時間、5日、2週間など)インターフェース上に留まらせることができる。第2の期間は、第1の期間と同じであっても異なっていてもよい。そのような例では、第2の期間の終了後、コミュニケーションプラットフォームは、インジケータをメッセージングインターフェースの第2のインスタンスから除去することができる。
【0022】
承諾選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間を介した通信を可能にすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザと第3のユーザとの間の仮想空間を生成することができる。そのような例では、仮想空間は、第2のユーザおよび第3のユーザが無期限に通信するために利用可能である。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザおよび第3のユーザに関連付けられたインターフェースを更新して、例えば、それぞれのインターフェース上にそれらに関連付けられたインジケータを提示させることによって、仮想空間を反映することができる。そのような例では、インジケータは、仮想空間にアクセスし、それを通して送信されるデータを閲覧および/またはそれに寄与するために、それぞれのユーザによって選択可能である。加えて、承諾選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストに関連付けて記憶させることができ、その逆も同様である。
【0023】
本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォームを介して接続を確立するためにユーザコンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションおよび/またはプログラムの数を低減することによって、ユーザコンピューティングデバイスの性能を向上させることができる。上述したように、従来のシステムでは、第1のユーザは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報(例えば、電子メールアドレス、電話番号、ソーシャルメディアハンドルなど)を第2のユーザに提供することができる。次いで、第2のユーザは、連絡先情報を利用して、電子メール、テキスト、ソーシャルネットワーキングメッセージなどの代替の通信手段を介して、第3のユーザに連絡し、第3のユーザとの接続を確立し得る。これらの代替の通信手段(例えば、サードパーティアプリケーション、テキストメッセージングなど)は、例えば、以前に接続されていないユーザが接続することを可能にするために、ユーザコンピューティングデバイスの追加の処理能力およびメモリを必要とし得る。これらの従来のシステムとは異なり、本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォームを介して第2のユーザと第3のユーザとの間の通信を確立するために選択可能である、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた通信アプリケーションを介して、第1のユーザが連絡先カードを共有することができる手段を提供することを含む。そのため、第2のユーザに関連付けられたユーザコンピューティングデバイスは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた単一の通信アプリケーションを実行し得、第2のユーザは、通信アプリケーションを介して第3のユーザとの通信を迅速かつ容易に確立するために連絡先カードを選択し得る。通信アプリケーションの他のユーザと接続するためのアクセスが容易であることにより、本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォームのユーザ間の新しい接続を仲介するために必要とされる処理能力およびメモリの総量を低減することによって、ユーザコンピューティングデバイスを改善し得る。
【0024】
追加的に、本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォームを介して可能になる共同努力を改善することができる。上述したように、従来のシステムでは、ユーザは、コミュニケーションプラットフォームまたは電子メールアプリケーションなどのサードパーティアプリケーションを介して通信への招待を受信することができる。しかしながら、ユーザは、招待に関連付けられた別のユーザを知らない場合があり、および/または相互接続に関するいかなる情報も知らない場合がある。ユーザが、別のユーザを知らない、および/または相互接続に関するいかなる情報も有していないので、ユーザは、別のユーザと通信することを無視、阻止、または別様に拒否し得る。そのため、従来のシステムでは、コミュニケーションプラットフォームを介した通信および共同作業が抑制される可能性がある。これらの従来のシステムとは異なり、本明細書で説明される技法では、ユーザが、以前に接続されていない他のユーザ間の接続を効率的かつ効果的に仲介することが可能であり、それによって、ユーザ間の共同作業を容易にするコミュニケーションプラットフォームの全体的な有効性を向上させる。
【0025】
さらに、本明細書で説明される技法は、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたユーザに、より良好なユーザエクスペリエンスを提供する。上述したように、既存のシステムでは、第1のユーザは、以前に接続されていない2人のユーザ間の接続を仲介するためにマルチパーティダイレクトメッセージインスタンスを生成することができる。しかしながら、このプロセスでは、第1のユーザが、第1のユーザに無関係であるマルチパーティダイレクトメッセージインスタンス内において新しいメッセージの通知を受信することになる可能性がある。既存のシステムとは異なり、本明細書で説明される技法は、第1のユーザが容易に接続を仲介し、以前に接続されていない2人のユーザ間の会話に関連付けられた通知を受信することなく、それら2人のユーザが通信することを可能にする手段を提供することによって、第1のユーザのユーザエクスペリエンスを向上させ得る。そのため、本明細書で説明される技法は、向上したユーザエクスペリエンスを提供し得る。
【0026】
これらおよび他の態様は、添付の図面を参照して以下でさらに説明される。図面は例示的な実装形態にすぎず、特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。例えば、いくつかの例は、モバイルデバイスのためのユーザインターフェースのコンテキストにおいて示されているが、同じまたは同様の技法が、任意のコンピューティングデバイスを使用して実装され得、ユーザインターフェースは、特定のコンピューティングデバイスのサイズ、形状、および構成に適合され得る。
【0027】
図1は、本明細書で説明される技法を実行するための例示的なシステム100を示す。少なくとも1つの例では、例示的なシステム100は、コミュニケーションプラットフォームのユーザがデータを交換することを可能にするためにネットワークベースのコンピューティングシステムを活用することができるコミュニケーションプラットフォームに関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、プラットフォーム、ならびに関連するシステム、通信チャネル、メッセージ、および/または仮想空間が、ユーザの定義されたグループへのアクセスを制限するための(許可によって定義可能な)セキュリティを有するように、「グループベース」とすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、チャネルベースのメッセージングプラットフォームである。いくつかの例では、そのようなユーザのグループは、共通のアクセスクレデンシャル、ドメインなどに関連付けられ得るグループ識別子によって定義することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザが、チャット、ミーティング、通話、共同作業、ファイルもしくは他のデータの転送、または他の方法での相互間通信を行うことを可能にするためのセキュアでプライベートな仮想空間を提供するハブとすることができる。いくつかの例では、各グループは、ワークスペースに関連付けられ得、グループに関連付けられたユーザが、セキュアでプライベートな仮想空間で、チャット、ミーティング、通話、共同作業、ファイルもしくは他のデータの転送、または他の方法での相互間通信を行うことを可能にする。いくつかの例では、グループのメンバ、ひいてはワークスペースは、同じ組織に関連付けられ得る。いくつかの例では、グループのメンバ、ひいてはワークスペースは、異なる組織(例えば、異なる組織識別子を有するエンティティ)に関連付けられ得る。
【0028】
少なくとも1つの例では、例示的なシステム100は、1つまたは複数のサーバコンピューティングデバイス(または「サーバ(複数可)」)102を含むことができる。少なくとも1つの例では、サーバ(複数可)102は、任意の数の方法で具現化され得る1つまたは複数のサーバまたは他のタイプのコンピューティングデバイスを含むことができる。例えば、サーバの例では、機能構成要素およびデータは、単一のサーバ、サーバのクラスタ、サーバファームまたはデータセンタ、クラウドホストコンピューティングサービス、クラウドホストストレージサービスなどに実装することができるが、他のコンピュータアーキテクチャを追加的にまたは代替的に使用してもよい。
【0029】
少なくとも1つの例では、サーバ(複数可)102は、1つまたは複数のネットワーク(複数可)106を介してユーザコンピューティングデバイス104と通信することができる。すなわち、サーバ(複数可)102およびユーザコンピューティングデバイス104は、本明細書で説明されるように、ネットワーク(複数可)106を使用して、データ(例えば、コンテンツ、情報など)を送信、受信、および/または記憶することができる。ユーザコンピューティングデバイス104は、任意の適切なタイプのコンピューティングデバイス、例えば、ポータブル、半ポータブル、半固定、または固定とすることができる。ユーザコンピューティングデバイス104のいくつかの例は、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、モバイル通信デバイス、ラップトップ、ネットブック、デスクトップコンピューティングデバイス、端末コンピューティングデバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイス、拡張現実デバイス、モノのインターネット(IOT)デバイス、または本明細書で説明される技法にしたがって通信を送信し、機能を実行することができる任意の他のコンピューティングデバイスを含むことができる。単一のユーザコンピューティングデバイス104が示されているが、実際には、例示的なシステム100は、複数(例えば、数十、数百、数千、数百万)のユーザコンピューティングデバイスを含むことができる。少なくとも1つの例では、ユーザコンピューティングデバイス104などのユーザコンピューティングデバイスは、とりわけ、コミュニケーションプラットフォームを介して通信サービスにアクセスするようにユーザによって動作可能である。ユーザは、個人、個人のグループ、雇用者、企業、組織などとすることができる。
【0030】
ネットワーク(複数可)106は、限定はしないが、ローカルエリアネットワークもしくはワイドエリアネットワーク、インターネット、ワイヤレスネットワーク、セルラーネットワーク、ローカルワイヤレスネットワーク、Wi-Fiおよび/もしくは近距離ワイヤレス通信、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy(BLE)、近距離無線通信(NFC)、ワイヤードネットワーク、または任意の他のそのようなネットワーク、あるいはそれらの任意の組合せなど、当技術分野で知られている任意のタイプのネットワークを含むことができる。そのような通信のために使用される構成要素は、ネットワークのタイプ、選択された環境、またはその両方に少なくとも部分的に依存することができる。そのようなネットワーク(複数可)106を介して通信するためのプロトコルはよく知られており、本明細書では詳細に説明しない。
【0031】
少なくとも1つの例では、サーバ(複数可)102は、1つまたは複数のプロセッサ108、コンピュータ可読媒体110、1つまたは複数の通信インターフェース112、および入力/出力デバイス114を含むことができる。
【0032】
少なくとも1つの例では、プロセッサ(複数可)108の各プロセッサは、単一の処理ユニットまたは複数の処理ユニットとすることができ、単一または複数のコンピューティングユニットまたは複数の処理コアを含み得る。プロセッサ(複数可)108は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ステートマシン、論理回路、および/または動作命令に基づいて信号を操作する任意のデバイスとして実装することができる。例えば、プロセッサ(複数可)108は、本明細書で説明されるアルゴリズムおよびプロセスを実行するように特にプログラムまたは構成された任意の適切なタイプの1つまたは複数のハードウェアプロセッサおよび/または論理回路とすることができる。プロセッサ(複数可)108は、本明細書で説明される機能を実行するようにプロセッサ(複数可)をプログラムし得る、コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータ可読命令をフェッチし、実行するように構成され得る。
【0033】
コンピュータ可読媒体110は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどのデータを記憶するための任意のタイプの技術で実装された揮発性および不揮発性メモリおよび/または取外し可能および取外し不可能な媒体を含むことができる。そのようなコンピュータ可読媒体110は、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、光学ストレージ、ソリッドステートストレージ、磁気記憶テープ、磁気記憶ディスク、RAIDストレージシステム、ストレージアレイ、ネットワークアタッチトストレージ、ストレージエリアネットワーク、クラウドストレージ、または所望のデータを記憶するために使用され得、コンピューティングデバイスによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。サーバ(複数可)102の構成に応じて、コンピュータ可読媒体110は、あるタイプのコンピュータ可読記憶媒体とすることができ、かつ/または、言及されるとき、非一時的コンピュータ可読媒体が、エネルギー、搬送波信号、電磁波、および信号自体などの媒体を除外する限り、有形の非一時的媒体とすることができる。
【0034】
コンピュータ可読媒体110は、プロセッサ(複数可)108によって実行可能な任意の数の機能構成要素を記憶するために使用することができる。多くの実装形態では、これらの機能構成要素は、プロセッサ(複数可)108によって実行可能であり、実行されたとき、サーバ(複数可)102に起因するアクションを実行するようにプロセッサ(複数可)108を特に構成する命令またはプログラムを備える。コンピュータ可読媒体に記憶された機能構成要素は、メッセージング構成要素116、連絡先管理構成要素118、オペレーティングシステム120、およびデータストア122を任意選択で含むことができる。
【0035】
少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素116は、例えば、1つまたは複数の仮想空間(例えば、ワークスペース、通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、ボード、オーディオおよび/またはビデオ通信など)を介して、ユーザ間のメッセージを処理することができる。すなわち、少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素116は、ユーザコンピューティングデバイス104からの発信メッセージを受信することができ、そのメッセージを着信メッセージとして第2のユーザコンピューティングデバイス104に送信することができる。メッセージは、発信元ユーザから1人以上の指定されたユーザに送信されるダイレクトメッセージ、および/または通信チャネルを介して発信元ユーザから仮想空間に関連付けられた1人以上のユーザに送信される仮想空間メッセージを含むことができる。仮想空間は、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたシステムおよびデバイス間でデータを交換するために使用されるデータ経路とすることができる。少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素116は、様々なユーザコンピューティングデバイスの間で仮想空間を確立することができ、ユーザコンピューティングデバイスが相互間で通信し、データを共有することを可能にする。少なくとも1つの例では、メッセージング構成要素116は、他のユーザに関連付けられた連絡先カードなどのデータのそのような通信および/または共有を管理することができる。いくつかの例では、仮想空間に関連付けられたデータは、ユーザインターフェースを介して提示され得る。
【0036】
さらに、メッセージング構成要素116は、ユーザコンピューティングデバイス間で送信されたメッセージを、ユーザデータ124および/または組織データ126(orgデータ126として図示される)などのデータストア122に記憶することができる。少なくとも1つの例では、データストア122は、アクセス可能、ダウンロード可能、管理可能、および更新可能なデータを記憶するように構成され得る。いくつかの例では、データストア122は、
図1に示すように、サーバ(複数可)102と統合することができる。他の例では、データストア122は、サーバ(複数可)102から遠隔に位置することができ、サーバ(複数可)102および/またはユーザコンピューティングデバイス104などのユーザコンピューティングデバイス(複数可)にアクセス可能である。データストア122および/または1つもしくは複数の他のデータストアには、追加のまたは代替のデータを記憶することができる。
【0037】
少なくとも1つの例では、連絡先管理構成要素118は、第1のユーザによって作成され、少なくとも第2のユーザに向けられた通信132(例えば、メッセージ)において、第3のユーザについてのメンションを識別するように構成され得る。メンションは、第3のユーザに関連付けられた識別子(例えば、ユーザ名、実名、ユーザIDなど)に関連して記号(例えば、@、$、^、#、*、&など)を含むことができる。少なくとも1つの例では、メンションは、第3のユーザの@mentionを含むことができる。様々な例では、メンションに基づいて、連絡先管理構成要素118は、第2のユーザの組織および第3のユーザの組織を識別することができる。すなわち、連絡先管理構成要素118は、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた組織(またはグループ)識別子と、第3のユーザの第3のユーザアカウントに関連付けられた組織識別子とを識別することができる。
【0038】
第2のユーザおよび第3のユーザの組織(例えば、組織識別子)が実質的に同じである(例えば、組織識別子の少なくとも一部が一致し、少なくともその部分が、第2のユーザおよび第3のユーザが同じ組織に関連付けられていることを示す)という決定に基づいて、連絡先管理構成要素118は、ユーザインターフェース128から、連絡先カード130が通信132に関連付けて提示されるのを保留することができる。追加的または代替的に、連絡先管理構成要素118および/またはメッセージング構成要素116は、例えば、第3のユーザに関連付けられたユーザインターフェース上の「メンションとリアクション」インジケータに関連付けて、メンションの指示を第3のユーザに提示させることができる。少なくとも1つの例では、メンションの指示は、第3のユーザがメンションされた通信に関連付けられたデータに第3のユーザがアクセスし得る手段を提供し得る。
【0039】
第2のユーザの組織が第3のユーザの組織と異なるという決定に基づいて、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザに関連付けられた連絡先カード130を、通信132に関連付けて提示させることができる。いくつかの例では、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザに関連付けられたユーザアカウント(例えば、第3のユーザアカウント)を識別することができる。そのような例では、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザアカウントに基づいて、それに関連付けられたユーザ選好が連絡先カード130の提示を可能にするかどうかを決定することができる。すなわち、第3のユーザは、第3のユーザアカウントに関連付けられたユーザ選好において、連絡先カードが他のユーザによって共有されることを可能にするか否かのユーザ選好を確立することができる。いくつかの例では、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザの組織に関連付けられた組織選好が、組織のメンバに関連付けられた連絡先カードの提示を許可するかどうかをさらに決定することができる。すなわち、組織は、組織の1人以上のメンバに関連付けられた連絡先カードが共有されることを可能にするかまたは防止する選好(例えば、組織選好)を確立し得る。連絡先カードが共有されることを許可する(または許可しない)組織選好は、選択されたメンバに関連付けられ得る。例えば、組織選好は、連絡先カードが、組織の第1のグループメンバとは共有され、組織の役員会または企業スイートに関連付けられたメンバなどの第2のグループメンバとは共有されないことを可能にすることができる。
【0040】
いくつかの例では、ユーザ選好/組織選好は、特定の他のユーザが第3のユーザに関連付けられた連絡先カード130を共有することを可能にするための選好を含むことができる。そのような例では、ユーザ選好/組織選好は、名前、識別子、グループ識別子(例えば、同じ組織の人など)、お気に入りとしてリストされた連絡先(例えば、友人、家族、または他のユーザとの関係を有するとして示される人)などによって、特定の他の人を識別することができる。例えば、メッセージ構成に関連付けて第3のユーザについてのメンションを受信したことに応答して、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザのユーザ選好/組織選好が連絡先情報の共有を可能にするかどうか、および/または第1のユーザが第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を共有することを可能にするかどうかを決定することができる。
【0041】
いくつかの例では、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードなど、第3のユーザに関連付けられた連絡先カード130を識別することができる。連絡先カード130は、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を含むことができる。連絡先情報は、実名、ユーザ名、ユーザID、アバター、電話番号、電子メールアドレス、タイムゾーン、組織識別子、肩書き、役職、都市、州、国、および/または同様のものを含むことができる。様々な例では、連絡先情報のすべてまたは一部は、連絡先カード130を介して第2のユーザが閲覧可能である。いくつかの例では、連絡先カード130は、関連するユーザに関する基本情報、および/または関連するユーザに関する追加情報を閲覧するための選択可能オプションを含むことができる。例えば、連絡先カード130は、第3のユーザに関連付けられた名前、組織、アバター、および電子メールアドレスを含むことができる。別の例では、第3のユーザの名前、組織、アバター、および電子メールアドレスなどの連絡先情報の第1の部分は、連絡先カード130上に提示され得、連絡先情報の第2の部分は、詳細情報閲覧オプションに関連付けて提示され得る。
【0042】
いくつかの例では、連絡先管理構成要素118は、メンションと異なる組織の決定とに基づいて、第3のユーザに関連付けられた連絡先カード130を生成することができる。いくつかの例では、第3のユーザアカウントに関連付けられた1つまたは複数のユーザ選好に基づいて連絡先カード130を生成することができる。そのような例では、連絡先管理構成要素118は、1つまたは複数のユーザ選好に基づいて、特定の連絡先情報を連絡先カード130に含めることができる。例えば、第3のユーザのアカウントは、第3のユーザに関連付けられたアバターおよびユーザ名を連絡先カード130に含める選好を含み得る。別の例として、第3のユーザのアカウントは、第3のユーザに関連付けられたユーザ名および電話番号を連絡先カード130に含める選好を含み得る。
【0043】
上述したように、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザが第2のユーザに関連付けられた組織(例えば、通信の意図された受信者)とは異なる組織(またはグループ)に関連付けられているという決定に基づいて、第3のユーザの連絡先カード130を通信132に関連付けてユーザインターフェース128上に提示させることができる。追加的または代替的に、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザが第2のユーザに関連付けられた連絡先リスト(例えば、アドレス帳、ディレクトリなど)に含まれていないという決定に部分的に基づいて、第3のユーザの連絡先カード130を通信132に関連付けて提示させるように構成され得る。上述したように、連絡先管理構成要素118は、通信132の第2のユーザまたは意図された受信者に関連付けられた第2のユーザアカウントを識別することができる。連絡先管理構成要素118は、第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストにアクセスして、第3のユーザおよび/またはそれに関連付けられた連絡先情報が第2のユーザの連絡先リストに含まれているかどうかを決定することができる。すなわち、連絡先管理構成要素118は、第2のユーザおよび第3のユーザが以前に確立された接続を有するかどうかを識別するように構成され得る。第2のユーザと第3のユーザが以前に接続を確立した(例えば、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報が第2のユーザに関連付けられた連絡先リストに含まれている)という決定に基づいて、連絡先管理構成要素118は、通信132に関連付けて連絡先カード130を提示することを保留することを決定することができる。第2のユーザおよび第3のユーザが以前に接続を確立していないという決定に基づいて、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザに関連付けられた連絡先カード130を通信132に関連付けて提示させることができる。
【0044】
図2に関して以下でより詳細に説明するように、連絡先カード130は、連絡先カード130に関連付けられたユーザ(例えば、第3のユーザ)にプライベートメッセージを送信することに関連付けられた第1の選択可能コントロールを含むことができる。そのような例では、第1の選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、連絡先管理構成要素118は、メッセージングインターフェースを関連するコンピューティングデバイス上に提示させることができる。プライベートメッセージは、DMインスタンス、通信チャネル、ワークスペース、ボード、および/またはコミュニケーションプラットフォームの他の仮想空間を介して送信することができる。いくつかの例では、第1の選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第2のユーザに関連付けられた連絡先リストに自動的に追加するように構成され得る。すなわち、第2のユーザと第3のユーザとの間でプライベートメッセージを開始する要求を受信したことに応答して、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザの連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストと関連付けることができる。
【0045】
いくつかの例では、連絡先カード130は、連絡先カード130に関連付けられた連絡先情報を通信132の受信者(例えば、第2のユーザ)の連絡先リストに追加することに関連付けられた第2の選択可能コントロールをさらに含むことができる。そのような例では、第2の選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザの連絡先情報を第2のユーザに関連付けられた連絡先リストに含ませることができる。すなわち、第2の選択可能コントロールは、例えば、連絡先カード130を含む通信とは無関係にメッセージを生成して第3のユーザに送信するためなど、第2のユーザが第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を記憶することを可能にすることができる。
【0046】
いくつかの例では、連絡先管理構成要素118は、接続要求が第3のユーザによって承諾されたかどうかの指示を、例えば、第2のユーザの連絡先リストに記憶された第3のユーザの連絡先情報に関連付けて、関連付けることができる。すなわち、連絡先管理構成要素118は、第2のユーザに関連付けられた連絡先リスト内の第3のユーザの連絡先情報に関連付けて、接続が確立された(例えば、第3のユーザが第2のユーザからのメッセージング接続を承諾した)こと、または確立されていない(例えば、第3のユーザがメッセージング接続をまだ承諾していない、第3のユーザがメッセージング接続を拒否または無視するなど)ことを示すインジケータを記憶し得る。いくつかの例では、第3のユーザから第2のユーザをブロックする(例えば、第2のユーザからの追加のメッセージを防止する)要求を受信したことに応答して、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を、ミュートするか、グレーアウトするか、または別の方法で連絡先リストを介して第2のユーザが選択できないようにすることができる。
【0047】
様々な例では、連絡先管理構成要素118は、第3のユーザに関連付けられた追加の連絡先情報へのアクセスを可能にするなどのために、連絡先カード130自体を選択可能にすることができる。すなわち、連絡先カード130の選択の指示を受信したことに応答して、連絡先管理構成要素118は、追加の連絡先情報を含むユーザプロファイル134をユーザインターフェース128を介して提示させることができる。ユーザプロファイル134は、連絡先カード130に含まれていない、第3のユーザに関連付けられた追加情報を含むことができる。いくつかの例では、追加情報は、コミュニケーションプラットフォームを介して共有される各連絡先カードに対して同じであるように、連絡先管理構成要素118によって事前に決定され得る。いくつかの例では、追加情報は、第3のユーザに関連付けられたユーザおよび/または組織選好に基づいて識別され得る。ユーザインターフェース128は、連絡先カード130とは無関係に、および/またはそれと同時に、ユーザプロファイル134に関連付けられたデータ(例えば、追加のデータ)を提示することができる。
【0048】
追加的に、
図1に示すように、ユーザインターフェース128は、1つまたは複数の通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、および、いくつかの例では、1つまたは複数のワークスペースに関連付けられたデータを提示することができる。いくつかの例では、ユーザインターフェース128は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられている仮想空間(複数可)に関連付けられたインジケータ(複数可)(例えば、ユーザインターフェース要素(複数可)またはオブジェクト(複数可))を含む第1の領域136またはペインを含むことができる。いくつかの例では、特定の仮想空間に関連付けられたインジケータの選択の指示を受信したことに応答して、ユーザインターフェース128は、それに関連付けられたデータの提示を第2の領域138またはペイン内に提示させることができる。いくつかの例では、第2の領域138は、本明細書で説明されるように、通信(例えば、イベント(複数可)および/またはアクション(複数可)に関連付けられた仮想空間など)を容易にするための、1つまたは複数の通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、および/または他の仮想空間に対して投稿されたメッセージおよび/またはとられたアクションを示すデータフィード(または「メッセージフィード」)に関連付けられ得る。ユーザインターフェース128および第2の領域138に関連するさらなる詳細については、
図2を参照して以下で説明する。
【0049】
少なくとも1つの例では、データストア122は、アクセス可能、管理可能、および更新可能なデータを記憶するように構成され得る。いくつかの例では、データストア122は、
図1に示すように、サーバ(複数可)102と統合することができる。他の例では、データストア122は、サーバ(複数可)102から遠隔に位置することができ、サーバ(複数可)102および/またはユーザコンピューティングデバイス104などのユーザデバイス(複数可)にアクセス可能である。データストア122は、上述したように、ユーザデータ124、組織データ126、および/または他のデータ140を含むことができる複数のデータベースを含むことができる。データストアおよび/または1つもしくは複数の他のデータストアには、追加または代替のデータを記憶することができる。
【0050】
少なくとも1つの例では、ユーザデータ124は、コミュニケーションプラットフォームのユーザに関連付けられたデータを記憶することができる。少なくとも1つの例では、ユーザデータ124は、ユーザプロファイル(「ユーザアカウント」とも呼ばれることがある)にデータを記憶することができ、これは、ユーザが関連付けられている複数の異なる組織またはエンティティに関連付けられた1つまたは複数のユーザ識別子、ユーザがアクセスを許可されている通信チャネルに関連付けられた1つまたは複数の通信チャネル識別子、ユーザが関連付けられているグループ(または、組織、チーム、エンティティなど)の1つまたは複数のグループ識別子、ユーザが任意の通信チャネルの所有者またはマネージャであるかどうかの指示、ユーザが任意の通信チャネル制限を有するかどうかの指示、複数のメッセージ、複数の絵文字、複数の会話、複数の会話トピック、アバター、電子メールアドレス、実名(例えば、John Doe)、ユーザ名(例えば、jdoe、j doeなど)、パスワード、タイムゾーン、ステータス、トークンなどを含むがこれらに限定されない、ユーザに関連付けられたデータを記憶することができる。
【0051】
少なくとも1つの例では、組織データ126は、組織プロファイル(「組織アカウント」と呼ぶこともできる)にデータを記憶することができ、これは、1つまたは複数の組織識別子、組織に関連付けられた1つまたは複数の通信チャネル識別子、組織に関連付けられたグループ(または、組織、チーム、エンティティなど)の1つまたは複数のグループ識別子、管理者識別子、組織選好、組織に関連付けられたコミュニケーションプラットフォームを介して送信されるコンテンツ(例えば、メッセージ、絵文字、会話、文書など)、組織に関連付けられたユーザ識別子などを含むがこれらに限定されない、組織に関連付けられたデータを記憶することができる。
【0052】
様々な例では、他のデータ140は、個々の通信チャネルに関連付けられたチャネルデータを含むことができる。通信チャネルにより、ユーザコンピューティングデバイスは、相互間で通信し、データを共有することができる。少なくとも1つの例では、各通信チャネルに通信チャネル識別子を割り当てることができ、これは、その通信チャネルに関連するデータが記憶されるチャネルデータ内の物理アドレスを示す。通信チャネルは「パブリック」とすることができ、(例えば、組織識別子に関連付けられた)組織内の任意のユーザが、通信チャネルを介したデータ共有に参加することを可能することができるか、または、通信チャネルは「プライベート」とすることができ、通信チャネルにおけるデータ通信を特定のユーザまたは特定の役割を有するユーザ(例えば、マネージャ、管理者など)に制限し得る。いくつかの例では、通信チャネルを「共有」することができ、これにより、異なる組織(例えば、異なる組織識別子に関連付けられたエンティティ)に関連付けられたユーザが、通信チャネルを介したデータ共有に参加することができる。共有チャネルは、いずれかの組織の任意のユーザがアクセス可能であるようにパブリックとすることもできるし、特定のユーザまたは両方の組織の特定の役割を有するユーザによるアクセスに制限されるようにプライベートとすることもできる。
【0053】
様々な例では、他のデータ140は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたダイレクトメッセージングインスタンスデータを含むことができる。ダイレクトメッセージングインスタンスは、ユーザコンピューティングデバイスが、例えば、プライベートな会話において、相互間で通信し、データを共有することを可能にし得る。ダイレクトメッセージングインスタンスは、2人以上のユーザを含むことができる。少なくとも1つの例では、各ダイレクトメッセージングインスタンスに、ダイレクトメッセージングインスタンス識別子を割り当てることができ、これは、その通信チャネルに関連するデータが記憶されるチャネルデータ内の物理アドレスを示す。いくつかの例では、各ダイレクトメッセージングインスタンスは、それに関連付けられたユーザに関連付けられたユーザ識別子を含むことができる。
【0054】
いくつかの例では、データストア122は、個別にアクセスおよび管理され得るデータの個別の項目(例えば、データシャード)に分割することができる。データシャードは、データ保持、展開(例えば、メッセージコンテンツがリンクを含むことを検出すること、リンクのメタデータをクロールすること、およびメタデータの均一な要約を決定すること)、および統合設定などの多くの技術的タスクを簡略化し得る。いくつかの例では、データシャードは、組織、グループ(例えば、ワークスペース)、通信チャネル、ユーザなどに関連付けられ得る。
【0055】
いくつかの例では、個々の組織は、特定の組織識別情報に関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられ得る。例えば、データベースシャードは、特定の組織のメンバに関連付けられた電子通信データを記憶することができ、これは、その特定の組織のメンバが、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで同じ組織の他のメンバと通信し、データを交換することを可能にする。この例では、組織自体がデータベースシャードの所有者であることができ、関連データがどこにどのように記憶されるかを制御する。いくつかの例では、データベースシャードは、2つ以上の組織に関連するデータを記憶することができる(例えば、共有チャネルのように)。
【0056】
いくつかの例では、個々のグループは、特定のグループ識別情報(例えば、ワークスペース)に関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられ得る。例えば、データベースシャードは、特定のグループのメンバに関連付けられた電子通信データを記憶することができ、これは、その特定のグループのメンバが、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、同じグループの他のメンバと通信し、データを交換することを可能にする。この例では、グループ自体がデータベースシャードの所有者であることができ、関連データがどこにどのように記憶されるかを制御する。
【0057】
いくつかの例では、仮想空間(例えば、通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、ボード、ワークスペースなど)は、特定の仮想空間識別情報(例えば、仮想空間識別子)に関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられ得る。例えば、データベースシャードは、仮想空間に関連付けられた電子通信データを記憶し得、これは、その特定の仮想空間のメンバが、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで同じ仮想空間の他のメンバと通信し、データを交換することを可能にする。この例では、グループまたは組織がデータベースシャードの所有者であり得、関連データがどこにどのように記憶されるかを制御し得る。
【0058】
いくつかの例では、個々のユーザは、特定のユーザアカウントに関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられ得る。例えば、データベースシャードは、個々のユーザに関連付けられた電子通信データを記憶することができ、これは、ユーザが、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、コミュニケーションプラットフォームの他のユーザと通信し、データを交換することを可能にする。いくつかの例では、ユーザ自体がデータベースシャードの所有者であることができ、関連データがどこにどのように記憶されるかを制御する。
【0059】
通信インターフェース(複数可)112は、例えば、ネットワーク(複数可)106を介してまたは直接、様々な他のデバイス(例えば、ユーザコンピューティングデバイス104)との通信を可能にするための1つまたは複数のインターフェースおよびハードウェア構成要素を含むことができる。いくつかの例では、通信インターフェース(複数可)112は、ウェブソケット、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)(例えば、APIコールを使用する)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などを介した通信を容易にすることができる。
【0060】
サーバ(複数可)102は、様々な入力/出力デバイス114(例えば、I/Oデバイス)をさらに備えることができる。そのようなI/Oデバイス114は、ディスプレイ、様々なユーザインターフェースコントロール(例えば、ボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーンなど)、オーディオスピーカ、接続ポートなどを含むことができる。
【0061】
少なくとも1つの例では、ユーザコンピューティングデバイス104は、1つまたは複数のプロセッサ142、コンピュータ可読媒体144、1つまたは複数の通信インターフェース146、および入力/出力デバイス148を含むことができる。
【0062】
少なくとも1つの例では、プロセッサ(複数可)142の各プロセッサは、単一の処理ユニットまたは複数の処理ユニットとすることができ、単一または複数のコンピューティングユニットまたは複数の処理コアを含み得る。プロセッサ(複数可)142は、プロセッサ(複数可)108を参照して上記で説明したタイプのプロセッサのいずれかを含むことができ、プロセッサ(複数可)108と同じであっても異なっていてもよい。
【0063】
コンピュータ可読媒体144は、コンピュータ可読媒体110を参照して上記で説明したコンピュータ可読媒体144のタイプのいずれかを含むことができ、コンピュータ可読媒体110と同じであっても異なっていてもよい。コンピュータ可読媒体に記憶された機能構成要素は、アプリケーション(複数可)150およびオペレーティングシステム152を任意選択的に含むことができる。
【0064】
少なくとも1つの例では、アプリケーション(複数可)150は、モバイルアプリケーション、Webアプリケーション、またはデスクトップアプリケーションを含むことができ、これらは、コミュニケーションプラットフォームによって提供されることができるか、また他の専用アプリケーションであり得る。いくつかの例では、システム100に関連付けられた個々のユーザコンピューティングデバイスは、アプリケーション(複数可)150のインスタンスまたはバージョン化されたインスタンスを有することができ、これは、アプリケーションストアからダウンロードされるか、インターネットを介してアクセス可能であるか、または本明細書で説明される動作を実行するためにプロセッサ(複数可)142によって他の方法で実行可能であり得る。すなわち、アプリケーション(複数可)150は、ユーザコンピューティングデバイス104がサーバ(複数可)102と対話して、コミュニケーションプラットフォームを介して利用可能な通信サービスにアクセスし、および/またはそれを使用することを可能にするアクセスポイントとすることができる。少なくとも1つの例では、アプリケーション(複数可)150は、例えば、サーバ(複数可)102を介して、様々な他のユーザコンピューティングデバイス間でのデータの交換を容易にすることができる。少なくとも1つの例では、アプリケーション(複数可)150は、本明細書で説明されるように、ユーザインターフェースを提示することができる。少なくとも1つの例では、ユーザは、I/Oデバイス148によって可能にされる、タッチ入力、キーボード入力、マウス入力、音声入力、または任意の他のタイプの入力を介して、ユーザインターフェースと対話し得る。ユーザインターフェースに関連するさらなる詳細については、
図2に関して説明する。
【0065】
少なくとも1つの例では、オペレーティングシステム152は、ユーザコンピューティングデバイス104のプロセッサ(複数可)142、コンピュータ可読媒体144、ハードウェア、ソフトウェアなどを管理することができる。
【0066】
通信インターフェース146(複数可)は、例えば、ネットワーク(複数可)106を介してまたは直接、様々な他のデバイス(例えば、ユーザコンピューティングデバイス104)との通信を可能にするための1つまたは複数のインターフェースおよびハードウェア構成要素を含むことができる。いくつかの例では、通信インターフェース(複数可)146は、ウェブソケット、API(例えば、APIコールを使用する)、HTTPなどを介した通信を容易にすることができる。
【0067】
ユーザコンピューティングデバイス104は、様々な入力/出力デバイス148(例えば、I/Oデバイス)をさらに備えることができる。そのようなI/Oデバイス148は、ディスプレイ、様々なユーザインターフェースコントロール(例えば、ボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーンなど)、オーディオスピーカ、接続ポートなどを含むことができる。
【0068】
本明細書で説明される技法は、メッセージング構成要素116、連絡先管理構成要素118、およびアプリケーション(複数可)150によって実行されるものとして説明されているが、本明細書で説明される技法は、サーバ(複数可)102、ユーザコンピューティングデバイス104、またはそれらの組合せに関連付けられ得る任意の他の構成要素または構成要素の組合せによって実行されてもよい。
【0069】
図2は、
図1を参照して上述したように、ユーザが連絡先カード130を介して別のユーザに関連付けられた連絡先情報にアクセスすることができるコミュニケーションプラットフォームに関連付けられた例示的なユーザインターフェース128の概略図である。
【0070】
上記で説明したように、少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース128は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられた仮想空間(複数可)を表すインジケータ(複数可)(例えば、ユーザインターフェース要素(複数可)またはオブジェクト(複数可))を含む第1の領域136またはペインを含むことができる。いくつかの例では、仮想空間(複数可)は、単一のワークスペースに関連付けられた仮想空間を含むことができる。そのような例では、特定のワークスペースの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間(複数可)を第1の領域136に提示させることができる。いくつかの例では、第1の領域136に提示される仮想空間(複数可)は、2つ以上のワークスペースに関連する仮想空間を含むことができる。
【0071】
例示的な例では、第1の領域136は、ユーザ202(例えば、ユーザA(User A))が別のユーザへのメッセージを作成することを可能にする作成選択可能コントロール(compose selectable control)200を含む。この説明のために、「メッセージ」は、ユーザコンピューティングデバイス104を使用してユーザによって提供され、かつ、本明細書で説明されるように、通信を容易にするための通信チャネルおよび/または他の仮想空間(例えば、ダイレクトメッセージ通信(複数可)に関連付けられた仮想空間など)内での表示のために構成された、任意の電子的に生成されたデジタルオブジェクトを指すことができる。メッセージは、(ユーザコンピューティングデバイスを使用して)ユーザによって提供される任意のテキスト、画像、ビデオ、音声、またはそれらの組合せを含むことができる。例えば、ユーザは、メッセージコンテンツとして、テキストだけでなく画像およびビデオも含むメッセージをメッセージ内に提供することができる。そのような例では、テキスト、画像、およびビデオがメッセージを構成する。コミュニケーションプラットフォームの通信チャネルに送信または投稿された各メッセージは、送信ユーザ識別子、メッセージ識別子、メッセージコンテンツ、グループ識別子、通信チャネル識別子などを含むメタデータを含むことができる。少なくとも1つの例では、上記の識別子の各々は、情報交換用米国標準コード(ASCII)テキスト、ポインタ、メモリアドレスなどを含むことができる。
【0072】
少なくとも1つの例では、第1の領域136は、異なる仮想空間を表すことができる1つまたは複数のサブセクションまたはサブペインを含むことができる。例えば、第1のサブセクション206は、複数の通信チャネルおよび/またはワークスペースに関連付けられたデータを集約することができる仮想空間を表すインジケータを含むことができる。少なくとも1つの例では、各仮想空間は、第1のサブセクション206内のインジケータに関連付けられ得る。いくつかの例では、インジケータは、作動されると、1つまたは複数のアプリケーション(複数可)150(例えば、コミュニケーションプラットフォームアプリケーション)のうちの1つに、第2の領域138を介して対応する仮想空間に関連付けられたデータを提示させることができるように、作動機構に関連付けられ得る。いくつかの例では、仮想空間は、ユーザが関連付けられているワークスペースの各々に関連付けられたすべての未読データに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、ユーザが「未読(unreads)」に関連付けられた仮想空間にアクセスすることを要求する場合、ユーザによって読まれていない(例えば、閲覧されていない)すべてのデータが、第2の領域138に、例えば、フィードに提示され得る。そのような例では、異なる通信チャネルおよび/または仮想空間に関連付けられ得る異なるタイプのイベントおよび/またはアクションは、同じフィードを介して提示され得る。いくつかの例では、そのようなデータは、ワークスペース、時間、アクションのタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって整理することができ、および/またはソート可能である。いくつかの例では、そのようなデータは、どのユーザ(例えば、通信チャネルのメンバ)がメッセージを投稿したか、および/またはアクションを実行したかの指示に関連付けられ得る。
【0073】
いくつかの例では、各仮想空間は、同じタイプのイベントおよび/またはアクションに関連付けられ得る。例えば、「スレッド(threads)」は、通信チャネルに投稿されたメッセージに対してスレッドに投稿されたメッセージ、ファイルなどに関連付けられ得、「メンションとリアクション」(例えば、「M&R」)は、ユーザ(例えば、ユーザA)が(例えば、タグを介して)メンションされたか、または別のユーザがユーザによって投稿されたメッセージまたはスレッドに対して(例えば、絵文字、リアクションなどを介して)反応したメッセージまたはスレッドに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、異なる通信チャネルおよび/または仮想空間に関連付けられ得る同じタイプのイベントおよび/またはアクションは、同じフィードを介して提示され得る。「未読」仮想空間と同様に、そのような仮想空間に関連付けられたデータは、ワークスペース、時間、アクションのタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって整理することができ、および/またはソート可能である。
【0074】
少なくとも1つの例では、仮想空間は、ユーザ202とコミュニケーションプラットフォームの他のユーザとの間の通信を容易にすることに関連付けられ得る(選択アイコンとして示される)。例えば、「コネクト(connect)」は、ユーザ202が、ユーザ202の組織とは異なる組織(例えば、XYZ社以外の組織)に関連付けられた1人以上のユーザと接続することを可能にすることに関連付けられ得る。いくつかの例では、第1のサブセクション206は、ユーザ202と他の組織に関連付けられたユーザとの間の接続のリストをさらに含むことができる。例えば、「つながり(connections)」は、ユーザ202(例えば、ユーザA)と異なる組織の別のユーザ(例えば、ABC社(ABC Corp.)のユーザF(User F))との間の接続に関連付けられた接続インジケータ(connection indicator)208を含み得る。いくつかの例では、接続インジケータ208の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、2人のユーザ間の接続に関連付けられた仮想空間を第2の領域138内に提示させることができる。いくつかの例では、2人のユーザ間の接続に関連付けられた仮想空間がアクティブである(例えば、それに関連付けられたデータが第2の領域138に提示される)ことを識別したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、接続がアクティブであることを示すように接続インジケータ208を修正することができる。例えば、接続インジケータ208は太字フォントで提示される。しかしながら、これはそのように限定することを意図するものではなく、接続がアクティブであるという指示は、記号(例えば、*、!など)、下線、イタリック体,および/または同様のもののなどの追加または代替の指示を含むことができる。
【0075】
少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース128の第1の領域136は、通信チャネルを表すインジケータを含む第2のサブセクション210またはサブペインを含むことができる。いくつかの例では、通信チャネルは、パブリックチャネル、プライベートチャネル、(例えば、グループまたは組織間の)共有チャネル、シングルワークスペースチャネル、クロスワークスペースチャネル、上記の組合せなどを含むことができる。いくつかの例では、表される通信チャネルは、単一のワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、表される通信チャネルは、異なるワークスペース(例えば、クロスワークスペース)に関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、通信チャネルがクロスワークスペースである(例えば、異なるワークスペースに関連付けられている)場合、ユーザは、両方のワークスペースに関連付けられ得るか、またはワークスペースのうちの1つのみに関連付けられ得る。いくつかの例では、表される通信チャネルは、単一のワークスペースに関連付けられた通信チャネルと、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネルとの組合せに関連付けられ得る。
【0076】
いくつかの例では、第2のサブセクション210は、(例えば、コミュニケーションプラットフォームユーザデータ124および/またはorgデータ126に関連付けて記憶された許可データによって決定されるような)ユーザがアクセスする許可を有するすべての通信チャネル、またはすべての通信チャネルのサブセットを示すことができる。そのような例では、通信チャネルは、アルファベット順に、最も最近の対話に基づいて、対話の頻度に基づいて、通信チャネルタイプ(例えば、パブリック、プライベート、共有、クロスワークスペースなど)に基づいて、ワークスペースに基づいて、ユーザ指定のセクションにおいて、などで配置することができる。いくつかの例では、第2のサブセクション210は、ユーザがメンバであるすべての通信チャネル、またはすべての通信チャネルのサブセットを示すことができ、ユーザは、ユーザインターフェース128と対話して、ユーザがメンバではないが第2のサブセクション210に現在表示されていない他の通信チャネルをブラウズまたは閲覧することができる。いくつかの例では、異なるタイプの通信チャネル(例えば、パブリック、プライベート、共有、クロスワークスペースなど)が、第2のサブセクション210の異なるセクション内にあることができるか、またはユーザインターフェース128内にそれら自体のサブ領域もしくはサブペインを有することができる。例えば、共有チャネルは、第1のサブセクション206に示される「コネクト」インジケータに関連付けて、例えば、ドロップダウンメニューで提示され得る。いくつかの例では、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネルは、第2のサブセクション210の異なるセクション内にあることができるか、またはユーザインターフェース128内にそれら自体の領域もしくはペインを有することができる。
【0077】
いくつかの例では、インジケータは、通信チャネルのタイプを視覚的に区別するグラフィカル要素に関連付けられ得る。例えば、チャネルDは、円形の視覚的要素ではなく正方形の視覚的要素に関連付けられる。非限定的な例として、本議論の目的のために、正方形の視覚的要素は、ユーザがチャネルDの現在のメンバではないことを示すことができ、円形の視覚的要素は、ユーザがチャネルA、B、およびNの現在のメンバであることを示すことができる。いくつかの例では、追加または代替のグラフィカル要素を使用して、パブリック通信チャネル、プライベート通信チャネル、共有通信チャネル、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネルなどを区別することができる。他の例では、ユーザが現在のメンバではない通信チャネルは、ユーザインターフェース128の第2のサブセクション210に表示されなくてもよい。そのような例では、ユーザは、異なるインターフェース(図示せず)にナビゲートして、ユーザがアクセス可能であるが、ユーザが現在メンバではない追加のチャネルをブラウズすることができる。
【0078】
第2のサブセクション210に加えて、ユーザインターフェース128の第1の領域136は、個々のユーザまたは複数の指定されたユーザ(例えば、組織のメンバのすべてまたはサブセットではなく)との通信を表すインジケータを含む第3のサブセクション212またはサブペインを含むことができる。そのような通信は、「ダイレクトメッセージングインスタンス」または「ダイレクトメッセージ」と呼ばれることがある。すなわち、第3のサブセクション212またはサブペインは、2人以上のユーザ間のプライベートメッセージ(例えば、ダイレクトメッセージングインスタンス)に関連付けられた仮想空間を表すインジケータを含むことができる。例えば、インジケータ214は、ユーザ202と別のユーザ216(例えば、ユーザF)との間のダイレクトメッセージングインスタンス(例えば、プライベートメッセージングインスタンス)を表すことができる。
【0079】
いくつかの例では、インジケータ214の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ202と別のユーザ216との間のダイレクトメッセージングインスタンス(例えば、仮想空間)を第2の領域138内に提示させることができる。いくつかの例では、インジケータ214の選択の指示および/またはダイレクトメッセージングインスタンスがアクティブであるという決定に応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ダイレクトメッセージングインスタンスがアクティブであるという指示をインジケータ214に関連付けて提供することができる。例えば、インジケータ214は、太字フォントで提示され、影付き部分がインジケータ214を覆っている。しかしながら、これはそのように限定することを意図するものではなく、接続がアクティブであるという指示は、記号(例えば、*、!など)、下線、イタリック体,および/または同様のもののなどの追加または代替の指示を含むことができる。
【0080】
上記で説明したように、少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース128は、1つまたは複数の通信チャネル、ダイレクトメッセージングインスタンス、ワークスペース、ボード、および/または他の仮想空間に関連付けられたデータなど、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられたデータを提示するための第2の領域138またはペインを含むことができる。
図2に示すように、第2の領域138は、ユーザ202と別のユーザ216との間のダイレクトメッセージングインスタンス217に対して投稿されたメッセージおよび/またはとられたアクションを示すフィードに関連付けられたデータを提示することができる。
【0081】
図2に示すように、ダイレクトメッセージングインスタンス217に関連付けて送信される通信またはメッセージ132は、連絡先カード130を含むことができる。
図1に関して上記で説明したように、コミュニケーションプラットフォーム(例えば、連絡先管理構成要素118)は、通信132の作成中に、関連する仮想空間(例えば、ダイレクトメッセージングインスタンス217)に関連付けられていないユーザ218についてのメンションを識別するように構成され得る。メンションは、ユーザ218に関連付けられた識別子(例えば、ユーザ名、実名、ユーザIDなど)に関連して記号(例えば、@、$、^、#、*、&など)を含むことができる。少なくとも1つの例では、メンションは、ユーザ218の@mentionを含むことができる。
【0082】
様々な例では、メンションに基づいて、メッセージ132の作成中に、コミュニケーションプラットフォームは、通信132の意図された受信者の組織(例えば、ユーザAのXYZ社)がユーザ218の組織(例えば、ABC社)と異なるかどうかを識別することができる。すなわち、連絡先管理構成要素118は、ユーザ202(例えば、通信132の意図された受信者)に関連付けられた組織(またはグループ)識別子が、ユーザ218に関連付けられた組織とは別個で異なるかどうかを識別することができる。
【0083】
ユーザ202の組織がユーザ218の組織とは異なるという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ218に関連付けられた連絡先カード130を、通信132に関連付けて提示させることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ218に関連付けられたユーザ選好および/または組織選好が連絡先カード共有を可能にするという決定に基づいて、ユーザ218に関連付けられた連絡先カード130を提示させることができる。
【0084】
上記で説明したように、コミュニケーションプラットフォームは、いくつかの例では、例えば、ユーザ218に関連付けて記憶された、ユーザデータ124中の連絡先カード130を識別することができる。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザに関連付けられた以前に生成された連絡先カードをユーザデータ124に記憶し得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、通信132に関連付けて連絡先カード130を含めることを決定した(例えば、メンションの入力を受信し、ユーザ202およびユーザ218が異なる組織に関連付けられていると決定した)ことに応答して、連絡先カード130を生成することができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームによって決定されるように、連絡先カードに関連付けられた所定の基準に基づいて連絡先カード130を生成することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ218および/またはユーザ218の組織(例えば、ABC社)に関連付けられたユーザ選好および/または組織選好に基づいて連絡先カード130を生成することができる。
【0085】
様々な例では、連絡先カード130は、(
図2に示すように)選択されると、ユーザインターフェース128を介してユーザプロファイル134を提示させる選択可能コントロールを含むことができる。例示的な例では、ユーザプロファイル134は、ユーザインターフェース128の第3の領域220に提示される。他の例では、ユーザプロファイル134は、ユーザインターフェース128に関連付けられたウィンドウまたは他の表示要素内に提示され得る。
【0086】
様々な例では、ユーザプロファイル134は、ユーザ218に関連付けられた追加情報を含むことができる。いくつかの例では、追加情報は、連絡先カード130に含まれる連絡先情報だけでなく、電子メールアドレス、物理アドレス(例えば、都市、州、国など)、タイムゾーン、勤務地、電話番号、肩書き、役職、紹介を提供したユーザ216の指示、および/またはユーザ218に関連付けて記憶された他の情報などの他の情報も含むことができる。いくつかの例では、ユーザプロファイル134は、ユーザ202とユーザ218との間の通信を容易にするように構成されたメッセージ選択可能コントロール222を含むことができる。いくつかの例では、メッセージ選択可能コントロール222の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザインターフェース128上にユーザ202とユーザ218との間のメッセージングインターフェースの提示を引き起こすことができる。
【0087】
いくつかの例では、ユーザプロファイル134は、特定の通信チャネルにユーザ218を含めるための招待を送信することを容易にするように構成された、チャネルに追加選択可能コントロール(add to channel selectable control)224を含むことができる。様々な例では、チャネルに追加選択可能コントロール224への追加の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、ユーザインターフェース128のウィンドウまたは選択において、ユーザ202からの追加情報を要求することができる。様々な例では、追加情報を求める要求は、ユーザ218が招待されるチャネルを指定する要求を含むことができる。追加情報を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、チャネルに参加するための招待をユーザ218に送信し、および/またはユーザ218をチャネルに自動的に関連付けることができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ218および/またはチャネルの所有者もしくは管理者に関連付けられたユーザ選好および/または組織選好に基づいて、招待を送信するか、またはユーザ218を自動的に関連付けるかを決定することができる。ユーザ218をチャネルに追加するための追加選択可能コントロールとして示され、説明されているが、これはそのように限定することを意図するものではなく、チャネルに追加選択可能コントロール224は、ワークスペース、オーディオまたはビデオ会話、ボードなどの追加または代替の仮想空間にユーザ218を追加するためのオプションを含むことができる。
【0088】
いくつかの例では、ユーザプロファイル134は、つながりに追加選択可能コントロール(add to connections selectable control)226を含むことができる。いくつかの例では、つながりに追加選択可能コントロール226の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、「つながり」に関連付けて、第1のサブセクション206に提示されるユーザ218に関連付けられたデータを含むことができる。そのような例では、ユーザ202は、(ユーザFに関連付けられた)接続インジケータ208などの、ユーザ218に関連付けられたインジケータを選択することによって、ユーザ218への接続を開始する(例えば、メッセージを送信する)ことができる。いくつかの例では、つながりに追加選択可能コントロール226の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ218に関連付けられたデータをユーザ202の連絡先リスト(例えば、ディレクトリ、アドレス帳など)に含めることができる。すなわち、つながりに追加選択可能コントロール226は、例えば、連絡先カード130を含むメッセージ132とは無関係にメッセージを生成してユーザ202に送信するためなど、ユーザ218がユーザ218に関連付けられた連絡先情報を記憶することを可能にすることができる。
【0089】
追加的または代替的に、連絡先カード130は、選択されると、コミュニケーションプラットフォームに、ユーザ218に関連付けられた連絡先情報をユーザ202の連絡先リストに記憶させることができる連絡先を追加選択可能コントロール(add contact selectable control)228を含むことができる。いくつかの例では、連絡先を追加選択可能コントロール228の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ218の連絡先情報をユーザ202に関連付けられた連絡先リストに含ませることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ218に関連付けられた連絡先情報がユーザ202の連絡先リストに関連付けて以前に記憶されていたことを決定することができる。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先を追加選択可能コントロール228が連絡先カードを介して提示されるのを保留することができる。すなわち、ユーザ202の連絡先リストがユーザ218に関連付けられた連絡先情報の少なくとも一部を含むと決定したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先を追加選択可能コントロール228の提示を保留することができる。
【0090】
様々な例では、連絡先カード130は、ユーザ202とユーザ218との間の通信を可能にするためのメッセージング選択可能コントロール(messaging selectable control)230を含むことができる。すなわち、メッセージング選択可能コントロール230は、ユーザ202によって選択されると、ユーザ202がプライベートメッセージを生成してユーザ218に送信することを可能にするためのメッセージングインターフェース(例えば、メッセージコンポーザインターフェース)を提示させることができる。プライベートメッセージは、DMインスタンス、通信チャネル、および/またはコミュニケーションプラットフォームの他の仮想空間を介して送信することができる。
【0091】
いくつかの例では、連絡先カード130は、連絡先カード130を閲覧しているユーザが、別のメッセージに関連付けて、別の人(例えば、別のユーザ)と連絡先カード130を再共有することを可能にするための連絡先共有選択可能コントロール(share contact selectable control)231を含むことができる。すなわち、連絡先共有選択可能コントロール231は、ユーザ202によって選択されたとき、ユーザ202が連絡先カード130をコミュニケーションプラットフォームの別のユーザと共有することを可能にするためのメッセージングインターフェースを提示させることができる。
【0092】
いくつかの例では、連絡先カード130は、選択されたときに、ユーザ202に利用可能であり得るユーザ218および/またはその組織(例えば、ABC社)に関連付けられた追加または代替の情報を提供することができる、詳細情報表示選択可能コントロール(more info selectable control)232をさらに含むことができる。いくつかの例では、詳細情報表示選択可能コントロール232は、選択されたとき、ユーザプロファイル134を第3の領域220、ウィンドウ、またはユーザインターフェース128上の他のロケーションに提示させる、ユーザプロファイル134を閲覧するためのオプションを含むことができる。いくつかの例では、詳細情報表示選択可能コントロール232は、例えば、詳細情報表示選択可能コントロール232を介してアクセス可能な連絡先共有選択可能コントロール231に関連付けて、連絡先カード130を再共有するためのオプションを含むことができる。
【0093】
図3Aは、コミュニケーションプラットフォームを介して送信される通信に関連付けてユーザに関連付けられた連絡先カードを提示するための例示的なプロセス300Aである。いくつかの例では、プロセス300Aの一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス300Aで言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス300Aで言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス300Aは、システム100によって実行されることに限定されない。
【0094】
動作302において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザに関連付けられた第1のクライアント304から、第2のユーザアカウントに送信されるべき通信に関連付けられた第1の入力306を受信し、第1の入力306は、第3のユーザアカウントの識別子を含む。識別子308は、ユーザ名、コード、記号、および/または第3のユーザアカウントに関連付けられた任意の他の一意の識別子を含むことができる。少なくとも1つの例では、識別子308は、@thirduserなどの第3のユーザについてのメンションを含むことができる。しかしながら、本明細書では、他の記号および/または識別子も企図される。
【0095】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、識別子308の一部がメッセージ作成中に入力されていると決定することができ、識別子308の一部に関連付けられた1人以上のユーザを識別することができる。例えば、識別子308の一部分が「userM」を含むと決定したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、識別子308の一部分に対応する2つのユーザアカウント、「ユーザM(User M)」および「ユーザMike(User Mike)」を識別する。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、2つのユーザアカウントのうちの1つのユーザアカウントの選択の指示を受信し得、選択の指示(例えば、選択)に基づいて、プロセス300Aを継続し得る。
【0096】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザアカウントの通信および/または選択に関連付けて入力された識別子308に関連付けて連絡先共有確認ウィンドウ(share contact confirmation window)310の提示を引き起こすように構成され得る。様々な例では、連絡先共有確認ウィンドウ310は、識別子308に関連付けられたユーザ(例えば、第3のユーザアカウントに関連付けられたユーザ)に関連付けられた連絡先情報を共有することに関連付けられたクエリを含み得る。いくつかの例では、連絡先共有確認ウィンドウ310は、第1のユーザが連絡先情報を共有すること、または連絡先情報の共有に関連付けられたアクションをキャンセルすることのいずれかを可能にする選択可能コントロールを含むことができる。
【0097】
動作312において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられた第1のグループ識別子が第3のユーザアカウントに関連付けられた第2のグループ識別子とは異なると決定する。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先情報を共有するための選択可能コントロールの選択(または選択の指示)を受信したことに基づいて、第1のグループ識別子を第2のグループ識別子と比較することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、識別子308が第1の入力306に含まれていると決定したことに基づいて、第1のグループ識別子を第2のグループ識別子と比較することができる。
【0098】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1のグループ識別子および第2のグループ識別子が、数字、文字、記号、および/または同様のものにおけるしきい値差を含むと決定する。そのような例では、しきい値差は、第2のユーザアカウントに関連付けられた組織が、第3のユーザアカウントに関連付けられた組織とは異なることを示すことができる。
【0099】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、追加的にまたは代替的に、第2のユーザアカウントおよび第3のユーザアカウントが以前に接続を確立していた(例えば、コミュニケーションプラットフォームを介して、以前に接続していた、通信していた、など)かどうかを決定することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報が第2のユーザの連絡先リスト(例えば、ディレクトリ、アドレス帳など)に関連付けて記憶されているという決定に基づいて、以前に確立された接続を識別し得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられたユーザ識別子が第2のユーザの連絡先リストに関連付けられたという決定に基づいて、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報が第2のユーザの連絡先リストに記憶されていると決定し得る。いくつかの例では、第2のユーザアカウントおよび第3のユーザアカウントが以前に接続を確立していたという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カード情報をメッセージに含めないと決定し得る。
【0100】
動作314において、第1のグループ識別子が第2のグループ識別子とは異なる(例えば、第2のユーザと第3のユーザとの間に以前に接続が確立されていない)という決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カード316を、通信317(例えば、通信132)に関連付けて提示させる。追加的または代替的に、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けられた1人以上のユーザおよび/または組織選好を識別するように、例えば、ユーザ選好または組織選好が第3のユーザアカウントに関連付けた連絡先情報の共有を可能にするかどうかを決定するように構成され得る。第3のユーザアカウント(例えば、それに関連付けられたユーザ選好または組織選好)が連絡先情報の共有を許可しないという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先情報を通信317に関連付けて提示することを保留し得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントが連絡先情報共有を許可するという決定に基づいて、連絡先カード316を通信317に関連付けて提示させることができる。
【0101】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1のクライアント304および第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントを介して、通信317に関連付けて連絡先カード316の提示を引き起こすことができる。第1のユーザと第2のユーザとの間のプライベートメッセージで送信される通信に関連付けて連絡先カード316を提示するものとして説明したが、これはそのように限定することを意図するものではなく、連絡先カードは、例えば、マルチパーティダイレクトメッセージ、通信チャネル、ワークスペース、ボードなどで、2人以上の人の間で送信される通信に関連付けて送信されてもよいことを理解されたい。いくつかの例では、仮想空間の少なくとも1人のメンバが第3のユーザアカウントに関連付けられていないと決定したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードを通信317に関連付けて提示させることができる。
【0102】
上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、(例えば、コミュニケーションプラットフォームによって確立された)所定の連絡先カード基準、ユーザ選好、組織選好などのうちの1つまたは複数に基づいて、連絡先カード316に関連付ける連絡先情報を識別することができる。例示的な例では、連絡先カード316は、第3のユーザアカウントに関連付けられた名前、組織、およびアバターを含む。他の例では、連絡先カード316は、追加または代替の連絡先情報を含むことができる。少なくとも1つの例では、連絡先カード316は、第2のユーザと第3のユーザとの間の通信を可能にするための第1の選択可能コントロール318を含むことができる。いくつかの例では、第1の選択可能コントロール318の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザと第3のユーザとの間の仮想空間に関連付けられたメッセージコンポーザインターフェース(例えば、メッセージ作成インターフェース)を、第2のユーザのクライアントを介して提示させることができる。
【0103】
いくつかの例では、連絡先カード316は、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストに関連付けて記憶することを可能にするための第2の選択可能コントロール320を含むことができる。第2の選択可能コントロール320の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先情報を第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けて記憶させることができる。
【0104】
上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントを介して連絡先カード316の提示を引き起こすことができる。第2のユーザは、
図3Bのプロセス300Bに関して説明したように、第2のクライアントを介して連絡先カード316に関する1つまたは複数の機能を実行することができる。
【0105】
いくつかの例では、第2のユーザは、連絡先共有選択可能コントロール231などの、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第4のユーザと共有するための第3の選択可能コントロール321を選択することができる。第3の選択可能コントロール321の選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先情報を第4のユーザに送信させることができる。
【0106】
図3Bは、本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介して送信される通信に関連付けて提示される連絡先カードを介した通信を可能にするための例示的なプロセス300Bである。いくつかの例では、プロセス300Bの一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス300Bで言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス300Bで言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス300Bは、システム100によって実行されることに限定されない。
【0107】
動作322において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアント324から、第3のユーザアカウントに関連付けられ、通信325に関連付けて提示された連絡先カード316の選択の指示(例えば、選択)を受信する。いくつかの例では、通信325は、第1のユーザによって生成され、コミュニケーションプラットフォームを介して送信された通信317のインスタンスを含むことができる。いくつかの例では、通信325は、通信317に含まれるものと同じまたは異なるデータを含むことができる。いくつかの例では、通信325は、同じデータ(例えば、第1の入力306)を含むことができるが、異なる方法で提示される。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられた1つまたは複数のユーザ選好および/または組織選好に基づいて、通信325および/またはそれに関連付けられたデータの提示を引き起こしてもよい。
【0108】
図1および2に関して上述したように、連絡先カード316は、例えば、第2のユーザが、ユーザプロファイル134などの第3のユーザに関連付けられたユーザプロファイルを閲覧することを可能にするために、それ自体が選択可能であってもよい(例えば、選択可能コントロールを含む)。いくつかの例では、連絡先カード316は、第2のユーザアカウントと第3のユーザアカウントとの間の通信を可能にするための第1の選択可能コントロール318を含むことができる。いくつかの例では、連絡先カード316は、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を第2のユーザの連絡先リストに関連付けて記憶することを可能にするための第2の選択可能コントロール320を含むことができる。
【0109】
動作326において、第1の選択可能コントロールの選択を受信したことに応答して、第2の通信330に関連付けられたメッセージコンポーザインターフェース328を、第2のクライアント324を介して提示させる。様々な例では、メッセージコンポーザインターフェース328は、追加的または代替的に、連絡先カード316自体の選択を受信したことに応答して提示され得る。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カード316の任意の選択に応答してメッセージコンポーザインターフェース328を提示させるように構成され得る。すなわち、いくつかの例では、連絡先カード316は、第2のユーザと第3のユーザとの間の通信を可能にするための選択可能コントロールを含むことができる(例えば、第1の選択可能コントロール318の提示、または第1の選択可能コントロール310との対話にかかわらず)。
【0110】
動作332において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のクライアント324から、メッセージコンポーザインターフェース328を介して、第2の通信330を送信する要求を受信する。様々な例では、要求は、メッセージコンポーザインターフェース328に関連付けられたメッセージ送信選択可能コントロール(send message selectable control)334の選択に応答して受信され得る。
【0111】
動作336において、コミュニケーションプラットフォームは、第2の通信330に関連付けられた通知338を、第3のユーザアカウントに関連付けられた第3のクライアント340を介して提示させる。様々な例では、通知338は、第2のユーザが第2の通信を第3のユーザに送信したという指示を含むことができる。そのような例では、通知338は、「未読」メッセージの指示を含むことができる。いくつかの例では、通知338は、第2のユーザが第3のユーザと接続することを要求するという指示を含むことができる。そのような例では、通知338は、第2のユーザと接続するための「保留中の招待」の指示を含むことができる。第3のクライアント340に関連付けサイドバーペインまたは「第1の領域」の第1のサブセクション内のコネクトインターフェースに関連付けて示されているが、これはそのように限定することを意図するものではなく、通知338は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたサブ領域、メッセージフィードに関連付けられた第2の領域、および/または同様のものなど、第3のクライアント340に関連付けられた追加または代替のサブセクションまたは領域内に提示され得る。
【0112】
いくつかの例では、通知338は、コネクトインターフェース342に関連付けて提示され得る。上で簡単に述べたように、コネクトインターフェース342は、第3のユーザと、第3のユーザの組織とは異なる組織に関連付けられた1人以上の他のユーザとの間の接続に関連付けることができる。いくつかの例では、コネクトインターフェース342は、接続への招待(例えば、第3のユーザが以前に通信していた他のユーザから送信された通信)および/または他のユーザと行われた以前の接続に関連付けられた1つまたは複数のページを含み得る。
【0113】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、通知338の選択を受信したことに応答して、コネクトインターフェース342および/または第2の通信330の提示を引き起こすことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えば通知338の選択の指示を受信したことに応答して、コネクトインターフェース342および/または第2の通信330に関連付けてメッセージコンポーザインターフェース344を提示させることができる。いくつかの例では、コネクトインターフェース342および/またはメッセージコンポーザインターフェース344は、1つまたは複数の選択可能コントロール346を含むことができる。例示的な例では、選択可能コントロール346は、接続への招待を承諾し(例えば、第2のユーザとの通信を可能にし)、接続への招待を無視し(例えば、第2の通信330への応答を遅延させ)、第2のユーザをブロックするためのオプションを含むが、これはそのように限定することを意図するものではなく、追加のまたは代替の選択可能コントロール346を提供することができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3の連絡先によって送信されたメッセージへの選択可能なリンク、および第3の連絡先との接続への招待が承諾されたかどうかのステータスを含むことができる。
【0114】
承諾選択可能コントロール346の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザと第3のユーザとの間でメッセージングインスタンスを生成させることができる。メッセージングインスタンスは、ダイレクトメッセージングインスタンス、通信チャネル、ボード、ワークスペース、または第2のユーザと第3のユーザとの間の通信を可能にする他の仮想空間を含むことができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザおよび/または第3のユーザが、メッセージングインスタンスに加わるように追加のユーザを招待することを可能にすることができる。いくつかの例では、メッセージングインスタンスは、他のユーザが参加することを許可されていないプライベートメッセージングインスタンスであってもよい。
【0115】
無視選択可能コントロール346の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2の通信330を第3のユーザアカウントに関連付けて、ある期間、記憶することができる。いくつかの例では、この期間は、第2のユーザと第3のユーザとの間のメッセージングインスタンスを生成することに関連付けられた所定の時間を含むことができる。例示的な例として、コミュニケーションプラットフォームは、第2の通信330に関連付けられた情報(例えば、第2のユーザとの接続への招待)を5日間、7日間、14日間などの間記憶することができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザが、例えば、コネクトインターフェース342を介して、その期間中に、第2の通信330に関連付けられた記憶されたデータにアクセスすることを可能にすることができる。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザが、期間内の後の時点で、接続への招待に応答する(または応答しない)ことを可能にすることができる。
【0116】
いくつかの例では、期間が満了し後、コミュニケーションプラットフォームは、第2の通信に関連付けられたインジケータの提示を引き起こすことができる。インジケータは、第2のユーザがメッセージングインスタンスを介して通信するように第3のユーザを招待したが、招待が無視され、期限切れになったという指示を含み得る。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、インジケータをミュートするか、またはそれに関連付けられたアクションを有効にすることを他の方法で無効にする。すなわち、インジケータは、無視された招待に関連付けられた情報を提供することができるにすぎず、メッセージングインスタンスを生成するためにもはや選択可能ではない可能性がある。
【0117】
ブロック選択可能コントロール346の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザが第3のユーザに連絡するためのオプションを、例えば、それに関連付けられた連絡先カードを選択することによって、さらに無効にすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カード316に関連付けられた1つまたは複数の選択可能コントロールを無効にすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、第3のユーザに連絡しようとする第2のユーザによる追加のまたは将来の試みを防止するために、ブロックの指示を記憶することができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、ブロック選択可能コントロール346の選択を受信した後のある時点で、別の通信を生成し、および/または第3のユーザアカウントに送信する要求を受信し得る。第3のユーザが以前に第2のユーザをブロックしたことを識別することに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のクライアントを介したエラーメッセージの提示を引き起こすことができ、エラーメッセージは、第3のユーザとの通信が認可されていないことを示す。
【0118】
図4A~
図4Cは、本明細書で説明される技法を利用して、ユーザの連絡先情報を別のユーザと共有すること、およびユーザと別のユーザとの間の仮想空間に関連付けて提示されるべき導入通信を提供することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
【0119】
図4Aは、ユーザプロファイル134などのユーザプロファイル402を介して連絡先情報を共有することに関連付けられた、ユーザインターフェース128などの例示的なユーザインターフェース400Aを示す。例示的な例では、ユーザインターフェース400Aは、例えば、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた機能を実行するために、第1のユーザ404によって選択可能な1つまたは複数のインジケータに関連付けられた第1の領域406またはペインを含む。ユーザインターフェース400Aは、メッセージングフィードに関連付けられた第2の領域408またはペインをさらに含む。第2のユーザ410(例えば、ユーザA)に関連付けられたプライベートメッセージおよび/またはダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたメッセージフィードとして示されているが、これはそのように限定することを意図するものではなく、第2の領域408は、任意の他のタイプの仮想空間に関連付けられたデータを含むことができる。
【0120】
様々な例では、第1のユーザ404は、例えば、第2のユーザ410と第3のユーザ412とを接続するために、第3のユーザ412に関連付けられた連絡先情報を第2のユーザ410と共有することを意図している。いくつかの例では、第1のユーザ404は、ユーザインターフェース400Aの第1の領域406内に提示されるものなど、第3のユーザ412に関連付けられたインジケータ414を選択することができる。いくつかの例では、選択は、第1のユーザ404が第3のユーザ412および/またはそれに関連付けられた接続に関して実行することができるアクションのメニュー416にアクセスする要求をコミュニケーションプラットフォームが識別する右クリックまたは他の手段を含むことができる。アクションの非限定的な例には、第3のユーザ412のプロファイル402を見ること、インジケータ414に関連付けられた会話をミュートすること、会話を別の場所(例えば、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられていない)に移動させること、会話の詳細(例えば、会話で送信された最後の通信に関連付けられた日付/時間、通信の頻度など)を開くこと、会話を閉じること(例えば、会話に関連付けられたさらなる送信を終了すること)、第3のユーザ412に電話をかけること、第3のユーザ412を別のユーザに紹介すること、名前(例えば、ユーザ名、実名など)をコピーすること、第3のユーザ412および/または会話に関連付けられたリンクをコピーすること、ならびにサイドバーを編集すること(例えば、インジケータ414または他のインジケータの位置を移動させること)が含まれる。様々な例では、上記で説明したように、連絡先カード428は、第2のユーザ410が、例えば別の通信に関連付けて、第3のユーザ412に関連付けられた連絡先情報を第4のユーザと共有することができる手段を含むことができる。そのような例では、連絡先カード428は、連絡先共有選択可能コントロール231、連絡先共有選択可能コントロール321などの連絡先共有選択可能コントロールを含むことができる。
【0121】
追加的または代替的に、第1のユーザ404は、検索機構418を介して第3のユーザ412を検索し、選択することによってメニュー416にアクセスすることができる。そのような例では、第1のユーザ404は、第3のユーザ412に関連付けられた識別子を検索機構418に入力することができ、検索機構418に関連付けて提示された第3のユーザ412の識別子に関連付けられたメニュー416を閲覧するためのオプションを選択することができる。
【0122】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、メニュー416に関連付けられた紹介オプションの選択の指示を受信したことに応答して、第3のユーザ412に関連付けられた連絡先情報の共有を可能にすることができる。例えば、メニュー416に関連付けられた「ユーザMを紹介」オプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カード130および/または連絡先カード316などの連絡先カードを、第2の領域において現在アクティブであるメッセージングインスタンス(例えば、第1のユーザ404と第2のユーザ410との間のメッセージングインスタンス)に関連付けられた通信に関連付けて提示させることができる。
【0123】
例示的な例では、第1のユーザ404は、メニュー416に関連付けられたプロファイル閲覧選択可能コントロール(view profile selectable control)を選択する。そのような例では、プロファイル閲覧選択可能コントロールの選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザインターフェース400Aを介してユーザプロファイル402を提示させる。例示的な例では、ユーザプロファイル402は、第2の領域408に提示される。他の例では、ユーザプロファイル402は、ユーザインターフェース400Aの別の領域、ウィンドウ、またはユーザインターフェース400Aに関連付けられた他の閲覧オプションに提示され得る。
【0124】
様々な例では、ユーザプロファイル402は、第3のユーザ412に関連付けられた情報を含むことができる。情報は、ユーザデータ(例えば、ユーザ名、実名、ソーシャルネットワーキングハンドル、ユーザ識別子、タイムゾーン、勤務地、人口統計データ、学歴、資格など)、雇用データ(例えば、組織、肩書き、役職、マネージャ(複数可)など)、連絡先情報(例えば、電話番号、電子メールアドレス、物理アドレス(例えば、都市、州、国など)など)、ユーザの関心(例えば、趣味、好きなスポーツチームなど)を含むことができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザプロファイルに関連付けられたユーザ選好および/または組織選好に基づいて、ユーザプロファイル402に含めるべき情報を識別し得る。例えば、ユーザの組織は、ユーザプロファイルを介して組織のメンバに関する情報の第1のセットを共有するために組織選好を確立することができる。別の例では、第3のユーザ412は、ユーザプロファイル402を介して利用可能にされるべき特定の情報に関連付けられたユーザ選好を確立することができる。
【0125】
いくつかの例では、ユーザプロファイル402は、第1のユーザ404と第3のユーザ412との間の通信を容易にするように構成された、メッセージ選択可能コントロール222などのメッセージ選択可能コントロール420を含むことができる。メッセージ選択可能コントロール420の選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザ404と第3のユーザ412との間のメッセージングインスタンスの提示を引き起こす(例えば、起動する)ことができる。メッセージングインスタンスは、例えば、以前に生成された場合、既存のメッセージングインスタンスとすることができ、または例えば、第1のユーザ404および第3のユーザ412がプライベートメッセージングインスタンス(例えば、プライベートダイレクトメッセージングインスタンス)を介して以前に通信していなかった場合、新しいメッセージングインスタンスとすることができる。
【0126】
いくつかの例では、ユーザプロファイル402は、第1のユーザ404と第3のユーザ412との間のオーディオおよび/またはビデオ通信を容易にするように構成されたユーザ通話選択可能コントロール(call user selectable control)422を含むことができる。ユーザ通話選択可能コントロール422の選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザ404から第3のユーザ412へのオーディオおよび/またはビデオ会話(例えば、通話)を生成することができる。様々な例では、ユーザプロファイル402は、第1のユーザ404が、ユーザプロファイル402に関して実行するための異なる利用可能なアクションを識別し、選択することを可能にするように構成された、その他のオプション選択可能コントロール(more options selectable control)424を含むことができる。その他のオプション選択可能コントロール424の選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、その他のオプションメニュー(more options menu)426をユーザインターフェースに関連付けて提示させることができる。いくつかの例では、その他のオプションメニュー426は、その他のオプション選択可能コントロール424に関連付けられたドロップダウンメニューを含むことができる。他の例では、その他のオプションメニュー426は、その他のオプション選択可能コントロール424とは独立したウィンドウ、またはユーザプロファイル402および/もしくはユーザインターフェース400Aに関連付けられた別の閲覧インターフェースに提示され得る。
【0127】
例示的な例では、その他のオプションメニュー426は、ユーザプロファイル402を共有するための第1のオプションと、第3のユーザ412を別のユーザに紹介するための第2のオプションと、第3のユーザ412に関連付けられたユーザ識別子をコピーするための第3のオプションとを含む。しかしながら、これはそのように限定することを意図するものではなく、本明細書では、追加または代替のオプションが企図される。様々な例では、第2のオプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージコンポーザインターフェースを、ユーザインターフェース400Aを介して、例えば、ウィンドウまたは他の表示インターフェースに提示させることができる。いくつかの例では、メッセージコンポーザインターフェースは、第1のユーザ404が、例えば、第3のユーザ412を別のユーザ(例えば、第2のユーザ410)に紹介するために、メッセージまたは第3のユーザ412への他の紹介を送信することを可能にすることができる。
【0128】
いくつかの例では、ユーザプロファイル402を共有するための第1のオプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザ404と第2のユーザ410との間の通信に関連付けて、連絡先カード130および/または連絡先カード316などの第3のユーザ412に関連付けられた連絡先カード428の提示を引き起こすことができる。様々な例では、ユーザプロファイル402を共有するための第1のオプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザインターフェース400Aに関連付けて連絡先共有確認ウィンドウを提示させることができる。
【0129】
図4Bは、例えば、ユーザプロファイル402を共有するためのオプションの選択に応答して、連絡先共有確認ウィンドウ310などの連絡先共有確認ウィンドウ430が提示される例示的なユーザインターフェース400Bを示す。様々な例では、連絡先共有確認ウィンドウ430は、
図3Aに関して上記で説明したものなど、第3のユーザ412に関連付けられた連絡先情報の共有を確認するためのオプションを含むことができる。
【0130】
いくつかの例では、連絡先共有確認ウィンドウ430は、紹介メッセージ入力セクション432を含むことができ、それを介して、第1のユーザ404は、第2のユーザ410と第3のユーザ412との間のメッセージングインスタンスに含めるべき紹介メッセージ434を起草することができる。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、第1のユーザ404が第3のユーザ412の連絡先情報を共有しようとしている理由に関連付けられたコンテキストを提供することによって、第1のユーザ404が第2のユーザ410と第3のユーザ412との間の接続を仲介する(例えば、紹介する)ことを可能にすることができる。いくつかの例では、保存選択可能コントロール(save selectable control)436の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カード428に関連付けて紹介メッセージ434を記憶し得る。そのような例では、連絡先カード428および/またはそれに関連付けられたメッセージング選択可能コントロール(例えば、メッセージング選択可能コントロール230、第1の選択可能コントロール318など)の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ410と第3のユーザ412との間のメッセージングインスタンスにおいて紹介メッセージ434を提示させることができる。
【0131】
図4Cは、第2のユーザ410と第3のユーザ412との間の通信に関連付けられたメッセージングインターフェース438が提示される、第2のユーザ410の第2のユーザアカウントに関連付けられた例示的なユーザインターフェース400Cを示す。上述したように、メッセージングインターフェース438は、第1のユーザ404と第2のユーザ410との間のメッセージングインスタンスに関連付けて提示された連絡先カード428の、第2のユーザ410による選択に応答して、ユーザインターフェース400Cを介して提示され得る。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カード428および/またはそれに関連付けられたメッセージング選択可能コントロールの選択の指示を受信したことに応答して、メッセージングインターフェース438を提示させることができる。
【0132】
様々な例では、メッセージングインターフェース438は、第2のユーザ410が第3のユーザ412へのメッセージ442(例えば、通信)を作成することができるメッセージコンポーザインターフェース440を含むことができる。いくつかの例では、メッセージングインターフェース438は、
図4Bに関して上記で説明されたように、第1のユーザ404によって生成された紹介メッセージ434を含むことができる。少なくとも1つの例では、メッセージングインターフェース438は、メッセージングインターフェース438に関連付けられた詳細444を含むことができる。詳細444は、第2のユーザがメッセージングインターフェース438を開始した日付および/もしくは時間、紹介を行うことに関連付けられた第1のユーザ404の指示、ならびに/またはメッセージングインターフェース438および/もしくは第3のユーザ412に関連付けられた任意の他の詳細を含むことができる。
【0133】
いくつかの例では、メッセージングインターフェース438は、第3のユーザ412が第2のユーザ410の別の組織とは異なる組織に関連付けられていことを示す警告446を含むことができる。そのような例では、警告446は、第2のユーザ410が機密情報を第3のユーザ412と共有することを防止することを支援し得る。
【0134】
様々な例では、例えば第3のユーザ412から、メッセージングインターフェース438の承諾の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ410と第3のユーザ412との間の継続的な通信を可能にするメッセージングインスタンスを生成することができる。
【0135】
図5は、本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介して送信される別のユーザに関連付けられた連絡先カードの選択に基づいて、ユーザの連絡先リストを更新するための例示的なプロセスを示す。いくつかの例では、プロセス500の一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス500で言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス500で言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス500は、システム100によって実行されることに限定されない。
【0136】
動作502において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザ506の第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアント504(カーソルとして示される)から、第1のユーザアカウントと第3のユーザ514の第3のユーザアカウントとの間の通信512に関連付けて提示された第2のユーザ510の第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カード508(例えば、連絡先カード130、連絡先カード316、連絡先カード428など)の選択の第1の指示(例えば、第1の選択)を受信する。
【0137】
様々な例では、通信512は、第1のユーザ506および第3のユーザ514がメンバである仮想空間(例えば、仮想空間A)に関連付けられ得る。仮想空間は、ダイレクトメッセージングインスタンス、通信チャネル、通信チャネルに関連付けられたスレッド、ワークスペース、ボード、および/またはコミュニケーションプラットフォームによって提供される任意の他のタイプの仮想空間を含むことができる。いくつかの例では、仮想空間は、第1のユーザ506と第3のユーザ514との間のプライベート仮想空間を含むことができる。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ510を第1のユーザ506に紹介する、第3のユーザ514からの要求(例えば、第2のユーザ510の連絡先情報を通信512と関連付ける要求)に応答して、連絡先カード508を通信512に関連付けて提示させることができる。上記で説明したように、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザ514からの要求に基づいて、第1のユーザ506と第2のユーザ510との間の以前の接続が確立されたかどうか(例えば、第1のユーザ506および第2のユーザ510が同じ組織に関連付けられているか、第2のユーザ510の連絡先情報が第1のユーザ506の連絡先リストに関連付けられているか、など)を決定することができる。第1のユーザ506と第2のユーザ510との間の接続が以前に確立されていなかった(例えば、ユーザ間の接続が存在しない)という決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間を介して送信される通信512に関連付けて連絡先カード508を提示させることができる。
【0138】
いくつかの例では、仮想空間は、第1のユーザ506および第3のユーザ514の両方がメンバであるパブリック仮想空間を含むことができる。そのような例では、少なくとも第1のユーザ506(および/または仮想空間の他のメンバ)が第2のユーザ510と同じ組織に関連付けられていないという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間を介して送信される通信512に関連付けて連絡先カード508を提示させることができる。
【0139】
動作516において、指示の第1の指示に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントに関連付けられたユーザプロファイル134および/またはユーザプロファイル402などのユーザプロファイル518を、第1のクライアント504を介して提示させる。ユーザプロファイル518は、第2のユーザ510に関連付けられた情報を含むことができる。情報は、ユーザデータ(例えば、ユーザ名、実名、ソーシャルネットワーキングハンドル、ユーザ識別子、タイムゾーン、勤務地、人口統計データ、学歴、資格など)、雇用データ(例えば、組織、肩書き、役職、マネージャ(複数可)など)、連絡先情報(例えば、電話番号、電子メールアドレス、物理アドレス(例えば、都市、州、国など)など)、ユーザの関心(例えば、趣味、好きなスポーツチームなど)を含むことができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザプロファイルに関連付けられたユーザ選好および/または組織選好に基づいて、ユーザプロファイル518に含めるべき情報を識別し得る。例えば、ユーザの組織は、ユーザプロファイルを介して組織のメンバに関する情報の第1のセットを共有するために組織選好を確立することができる。別の例では、第2のユーザ510は、ユーザプロファイル518を介して利用可能にされるべき特定の情報に関連付けられたユーザ選好を確立することができる。
【0140】
いくつかの例では、ユーザプロファイル518は、第1のユーザ506と第2のユーザ510との間の通信を容易にするように構成された、メッセージ選択可能コントロール222および/またはメッセージ選択可能コントロール420などのメッセージ選択可能コントロール520を含むことができる。メッセージ選択可能コントロール520の選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1のクライアント504を介してメッセージコンポーザインターフェースの提示を引き起こす(例えば、起動する)ことができる。メッセージコンポーザインターフェースは、第1のユーザ506と第2のユーザ510との間の新しいメッセージングインスタンスに関連付けられ得る。
【0141】
いくつかの例では、ユーザプロファイル518は、特定の通信チャネルに参加するための招待を第2のユーザ510に送信することを容易にするように構成された、チャネルに追加選択可能コントロール224などのチャネルに追加選択可能コントロール522を含むことができる。様々な例では、チャネルに追加選択可能コントロール522への追加の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、第2のユーザ510が招待されるチャネルを指定するために、第1のユーザ506に追加情報を要求し得る。追加情報を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、チャネルに参加するための招待を第2のユーザ510に送信すること、および/または第2のユーザ510をチャネルに自動的に関連付けることができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ510および/またはチャネルの所有者もしくは管理者に関連付けられたユーザ選好および/または組織選好に基づいて、招待を送信するか、または第2のユーザ510を自動的に関連付けるかを決定することができる。第2のユーザ510をチャネルに追加するための選択可能コントロールとして図示され、説明されているが、これはそのように限定することを意図するものではなく、チャネルに追加選択可能コントロール522は、第2のユーザ510を、ワークスペース、オーディオまたはビデオ会話、ボードなどの追加または代替の仮想空間に追加するためのオプションを含むことができる。
【0142】
いくつかの例では、ユーザプロファイル518は、つながりに追加選択可能コントロール226などの、つながりに追加選択可能コントロール524を含むことができる。いくつかの例では、つながりに追加選択可能コントロール524の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、例えば、コネクトインターフェース(例えば、コネクトインターフェース342)に関連付けて、第1のクライアント504を介して提示されるべき第2のユーザ510に関連付けられたデータを含むことができる。そのような例では、第1のユーザ506は、接続インジケータ208などの第2のユーザ510に関連付けられたインジケータを選択することによって、第2のユーザ510への接続を開始する(例えば、メッセージを送信する)ことができる。いくつかの例では、つながりに追加選択可能コントロール524の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ510に関連付けられたデータを第1のユーザ506の連絡先リスト(例えば、ディレクトリ、アドレス帳など)に含めることができる。すなわち、つながりに追加選択可能コントロール524は、第1のユーザ506が、例えば、後で、および/または連絡先カード508に関連付けずに、メッセージを生成し、第2のユーザ510に送信するために、第2のユーザ510に関連付けられた連絡先情報を記憶することを可能にすることができる。
【0143】
動作526において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のクライアントから、メッセージ選択可能コントロール520またはつながりに追加選択可能コントロール524の選択の第2の指示を受信する。選択の第2の指示に少なくとも部分的に基づいて、通信チャネルは、動作528において、第2のユーザ510に関連付けられた連絡先情報を、第1のユーザアカウントに関連付けられた連絡先リスト530に関連付けて記憶させる。様々な例では、連絡先リスト530は、コミュニケーションプラットフォームの他のユーザに関連付けられた連絡先情報を含む。いくつかの例では、連絡先リスト530は、第1のユーザ506が以前に接続を確立していた(例えば、組織を共有している、通信していた、など)ユーザに関連付けられた連絡先情報を含む。いくつかの例では、連絡先リスト530は、第1のユーザ506が接続を確立してはいないが、例えば、連絡先カード508に関連付けて連絡先情報を記憶するためのオプションを選択することによって、それに関連付けられた連絡先情報を記憶させたことがあるユーザに関連付けられた連絡先情報を含む。
【0144】
様々な例では、連絡先リスト530を、データストア122など、コミュニケーションプラットフォームのデータストアに記憶することができる。いくつかの例では、連絡先リスト530は、例えば、第1のクライアント504を介して、第1のユーザ506がアクセス可能である。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザ506による対話のために連絡先リスト530を構成することができる。いくつかの例では、連絡先リスト530は、連絡先リスト530に含まれる1つまたは複数の連絡先に関連付けられた、メッセージ選択可能コントロール520などのメッセージ選択可能コントロール532を含むことができる。いくつかの例では、メッセージ選択可能コントロール532は、第1のユーザ506が連絡先リスト530に関連付けられた連絡先との間のメッセージングインスタンスにアクセスし、および/またはそれを生成することができる迅速かつ効率的な手段を提供することができる。
【0145】
例示的な例では、連絡先リスト530は、最近追加された連絡先セクション、外部連絡先セクション、および内部連絡先セクションを含む。そのような例では、連絡先リスト530に関連付けられた連絡先は、セクションに基づいて編成することができる。例えば、メッセージ選択可能コントロール520またはつながりに追加選択可能コントロール524の選択の第2の指示がしきい値期間内に受信されたという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザに関連付けられたデータを最近追加された連絡先セクションに提示させることができる。例えば、メッセージ選択可能コントロール520またはつながりに追加選択可能コントロール524の選択の第2の指示に関連付けられた時間がしきい値期間を満たすかまたは超えるという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ510に関連付けられたデータを外部連絡先セクションに提示させることができる。いくつかの例では、内部連絡先セクションは、第1のユーザと同じ組織に関連付けられた第1のユーザ506の連絡先を含むことができる。
【0146】
図6A~
図6Cは、本明細書で説明される技法を利用して、コミュニケーションプラットフォームを介して接続への招待を受信すること、およびその承諾に応答して仮想空間を生成することに関連付けられた例示的なユーザインターフェースを示す。
図6Aのインターフェース600Aは、ユーザ604(例えば、ユーザM)のユーザアカウントに関連付けられた、コネクトインターフェース342などのコネクトインターフェース602を含む。上述したように、ユーザ604は、少なくとも
図3A、
図3B、および
図4A~
図4Cに関して上で説明したような、連絡先カードに関連付けて生成された別のユーザ606(例えば、ユーザA)と通信する(または接続する)ための招待の受信者を含むことができる。すなわち、ユーザ604は、通信に関連付けて提示され、例えば、そこに通信(例えば、通信への招待)を送信するために選択された連絡先カードに関連付けられた第3のユーザとすることができる。
図3Bに関して上記で説明したように、いくつかの例では、通信への招待は、ユーザ604が別のユーザ606からの通信を承諾する、無視する、またはブロックすることを可能にするように構成された1つまたは複数の選択可能コントロールを含むことができる。
【0147】
様々な例では、別のユーザ606に関連付けられたクライアントから、接続への招待を含む通信に関連付けられたメッセージ送信選択可能コントロール(例えば、メッセージ送信選択可能コントロール334)の選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、コネクトインターフェース602を介して接続への招待608を提示することができる。いくつかの例では、接続への招待608は、受信したコネクトインターフェースの招待ページ610に関連付けて提示され得る。他の例では、接続への招待608は、つながりページ(connections page)612などの追加または代替のページに提示され得る。
【0148】
例示的な例では、受信した招待ページ610は、接続への招待608などの1つまたは複数の保留中の招待を含む保留中招待セクション614を含むことができる。保留中の招待(複数可)は、依然としてアクティブであり(例えば、それに関連付けられた期間が満了しておらず)、ユーザ604がまだ応答していない(例えば、承諾、無視、拒否、ブロックなどをしていない)接続への招待を含むことができる。いくつかの例では、受信した招待ページ610は、ユーザ604に送信された1つまたは複数の招待を含むすべての招待セクション616を含むことができる。招待(複数可)は、接続への招待608などの保留中の招待、(例えば、ユーザ604、ユーザ604の組織に関連付けられた管理ユーザなどによって)拒否された招待、期限切れの招待(例えば、応答されなかった、または無視された招待)、および/または承諾された招待を含むことができる。いくつかの例では、承諾された招待は、追加的または代替的に、ユーザ604の組織とは異なる組織に関連付けられたユーザとの確立された接続に関連付けられた1つまたは複数のインジケータを含むことができるつながりページ612に含まれ得る。
【0149】
いくつかの例では、接続への招待608は、紹介の指示618を含むことができる。いくつかの例では、接続への招待608は、承諾されると承諾の指示を含み、承諾されなかった場合には拒否の指示を含むことができる。紹介の指示618は、例えば、通信に関連付けられた連絡先カードにおいて、ユーザ604の連絡先情報を別のユーザ606と共有したユーザの指示を提供することができる。いくつかの例では、接続への招待608は、
図4Bに関して上記で説明されたような、連絡先情報を共有したユーザによって作成された紹介メッセージを含むことができる。様々な例では、接続への招待608は、別のユーザ606によって生成され、ユーザ604に向けられたメッセージを含むことができる。
【0150】
様々な例では、接続への招待608は、ユーザ604が接続への招待608を承諾することを可能にする承諾選択可能コントロール620を含むことができる。すなわち、承諾選択可能コントロール620の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ604と別のユーザ606との間の接続を確立することができる。いくつかの例では、承諾選択可能コントロール620の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ604と別のユーザ606との間でメッセージングインスタンスを生成させることができる。様々な例では、メッセージングインスタンスは、上記で説明されたメッセージおよび/または紹介メッセージを含むことができる。
【0151】
図6Bのインターフェース600Bは、コネクトインターフェース602の受信した招待ページ610を含み、ユーザ604は、接続への招待608に関連付けられた承諾選択可能コントロール620を選択する。いくつかの例では、承諾選択可能コントロール620の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、別のユーザ606に関連付けられた連絡先情報をユーザ604の連絡先リストまたはディレクトリに記憶することができる。
【0152】
様々な例では、承諾選択可能コントロール620の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、承諾選択可能コントロール620の選択の指示を受信したことに応答してコミュニケーションプラットフォームによってとられたアクションに関してユーザ604に情報を提供する情報ウィンドウ622の提示を引き起こすことができる。例示的な例では、情報ウィンドウ622は、別のユーザ606に関連付けられた連絡先情報がユーザ604の連絡先リスト(またはディレクトリ)に保存されているという指示を提供する。他の例では、情報ウィンドウ622は、生成されたメッセージングインスタンスの指示、ユーザ604と別のユーザ606の両方に関連付けられた共通連絡先、別のユーザ606の連絡先の数、および/または同様のものなど、追加または代替の情報を含むことができる。情報ウィンドウ622は、例えば「了解(GOT IT)」選択可能コントロールの選択によって確認応答されるか、または情報ウィンドウ622を閉じる(例えば、Xを選択する)こと)によって無視されるように構成され得る。
【0153】
上述したように、承諾選択可能コントロール620の選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、ユーザ604と別のユーザ606との間の通信を容易にするための仮想空間を生成することができる。
【0154】
図6Cのインターフェース600Cは、上記で説明された承諾選択可能コントロール620の、ユーザ604による選択に応答して生成された仮想空間626に関連付けられたメッセージングインターフェース624を示す。いくつかの例では、仮想空間626は、ユーザ604と別のユーザ606との間のプライベートメッセージングインスタンス(例えば、ダイレクトメッセージングインスタンス)を含むことができる。いくつかの例では、仮想空間626は、通信チャネル、ワークスペース、ボード、または2人以上のユーザ間の通信を容易にするように構成された他の仮想空間を含むことができる。
【0155】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージングインターフェース624を介してメッセージ628を提示させることができる。例示的な例では、メッセージ628は、例えば、接続への招待608を関連付けるための挨拶において、別のユーザ606によって生成されたメッセージを含む。他の例では、メッセージングインターフェース624は、追加的または代替的に、紹介ユーザ(例えば、ユーザF)によって生成された紹介メッセージを含むことができる。メッセージングインターフェース624は、ユーザ604がメッセージを作成し、仮想空間626を介して別のユーザ606に送信することを可能にするメッセージコンポーザインターフェース630をさらに含むことができる。
【0156】
様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、接続インジケータ208などの接続インジケータ632を含むように、インターフェース600のサイドバー634を修正することができる。例示的な例では、接続インジケータ632は、サイドバー634(例えば、サイドバーペイン)に提供されたユーザ604のつながりのリストに関連付けて提示される。つながりのリストは、ユーザ604の外部連絡先、少なくとも1つの外部連絡先を含む仮想空間、共通のもしくは頻繁にアクセスされる連絡先もしくはそれに関連付けられた仮想空間、および/または同様のものを含むことができる。つながりのリストに関連付けて示されているが、これはそのように限定することを意図するものではなく、接続インジケータ632は、ダイレクトメッセージングインスタンスに関連付けられたサブセクション、通信チャネルに関連付けられたサブセクション、および/または任意の他のタイプの仮想空間に関連付けられたサブセクションなど、追加または代替のサブセクションに提示され得る。
【0157】
いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、承諾選択可能コントロール620の選択の指示を受信したことに応答して、インターフェース600を介してメッセージングインターフェース624を提示させることができる。いくつかの例では、選択の指示または承諾選択可能コントロール620を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、接続インジケータ632を含むようにサイドバー634を自動的に修正することができる。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、接続インジケータ632の選択の指示を受信したことに応答して、メッセージングインターフェース624を提示させることができる。
【0158】
図7は、連絡先情報の共有を可能にすることに関連付けられたユーザ選好を確立することに関連付けられた例示的なユーザインターフェース700を示す。様々な例では、クライアント704に関連付けられたユーザインターフェース700を介して、ユーザ702から、例えばユーザプロファイルに関連付けて、ユーザ選好を設定または更新する要求を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、選好ウィンドウ706の提示をユーザインターフェース700に関連付けて提示させることができる。
【0159】
様々な例では、選好ウィンドウ706は、ユーザ702がそのユーザアカウントに関して変更するために利用可能な選択可能オプションのリストを含むオプションメニュー708を含むことができる。オプションの非限定的な例には、通知(例えば、タイプ、提示など)、サイドバー(例えば、サイドバー内の項目の提示および/または順序、サイドバーに含まれるサブセクションのタイプおよび/または順序など)、テーマ、メッセージとメディア(例えば、メッセージおよび他のメディアの提示)、プライバシーと安全性、言語と地域、アクセシビリティ(例えば、障害のあるユーザのための機能など)、Mark as read設定、オーディオおよびビデオ設定、ならびに高度な設定が含まれる。
【0160】
例示的な例では、ユーザ702は、オプションメニュー708のプライバシーと安全性オプションを通じて、連絡先共有(例えば、連絡先共有オプション(contact sharing option)710)に関連付けられた選好にアクセスすることができる。他の例では、連絡先共有オプション710は、(例えば、プライバシーと安全性オプションに関連付けられていない)スタンドアロンオプションとしてアクセス可能であり得、および/またはオプションメニュー708の追加または代替オプションに関連付けられ得る。いくつかの例では、連絡先共有オプション710の選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先共有ページ712を選好ウィンドウ706に提示させることができる。
【0161】
いくつかの例では、連絡先共有ページ712は、ユーザ702の連絡先情報を共有することを認可された他のユーザを選択するためのオプションを、それに関連付けられた連絡先カード(例えば、連絡先カード130、連絡先カード316、連絡先カード428など)において、含むことができる。いくつかの例では、ユーザ702は、ユーザ702の組織に関連付けられたユーザおよび/または他の信頼できる組織に関連付けられた連絡先が連絡先情報を共有することを認可することができる。いくつかの例では、信頼できる組織は、ユーザ702の組織の管理ユーザによって審査(vet)された組織、および/またはユーザ702の組織の少なくとも1人のメンバに接続された少なくとも1人のメンバを含む組織を含むことができる。いくつかの例では、ユーザ702は、他のユーザが連絡先情報を共有することを認可しないためのオプションを選択することができる(例えば、「なし(NOBODY)」オプションの選択)。
【0162】
様々な例では、連絡先共有ページ712は、ユーザインターフェース700に関して、接続への招待608などの接続への招待がどこに現れるかを選択するためのオプションを含むことができる。いくつかの例では、連絡先共有ページ712は、異なる人々に関連付けられた異なるオプションを含むことができる。例えば、連絡先共有ページ712は、ユーザ702の連絡先情報を有する他のユーザに関連付けられた招待のための位置を指定するための第1のオプションと、信頼できる組織からのユーザに関連付けられた招待のための位置を指定するための第2のオプションと、ユーザ702の連絡先であるユーザに関連付けられた招待のための位置を指定するための第3のオプションとを含むことができる。しかしながら、これはそのように限定することを意図するものではなく、連絡先共有ページ712は、選択された人々(例えば、親しい連絡先、同僚、友人、家族など)によって紹介された人々に関連付けられた招待のための位置を指定するためのオプションなど、追加または代替のオプションを含むことができる。
【0163】
図3A~
図3B、
図5、および
図8~
図12は、本開示の実施形態による例示的なプロセスを示す。これらのプロセスは、論理フローグラフとして示され、その各動作は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る動作のシーケンスを表す。ソフトウェアのコンテキストでは、動作は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、列挙された動作を実行する、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令を表す。一般に、コンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実行するかまたは特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。動作が説明される順序は、限定として解釈されることを意図するものではなく、任意の数の説明される動作が、プロセスを実装するために任意の順序でおよび/または並行して組み合わせられてもよい。
【0164】
図8は、本明細書で説明される技法を利用して、第3のユーザによって共有される連絡先カードを介して、以前に接続されていない2人のユーザ間の通信を可能にするための例示的なプロセス800を示す。いくつかの例では、プロセス800の一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス800で言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス800で言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス800は、システム100によって実行されることに限定されない。
【0165】
動作802において、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードの選択を受信し、連絡先カードは、第3のユーザの第3のユーザアカウントによって少なくとも第1のユーザアカウントに送信された第1の通信に関連付けて提示される。上述したように、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けて、第2のユーザに関連付けられた識別子の入力を受信したことに応答して、連絡先カードを第1の通信に関連付けることができる。少なくとも1つの例では、識別子は、第2のユーザに関連付けられたユーザ名、実名、ユーザID、および/または同様のものに関連付けて、記号(例えば、@、$、^、#、*、&など)などの第2のユーザについてのメンションを含むことができる。少なくとも1つの例では、メンションは、第2のユーザの@mentionを含むことができる。例えば、第3のユーザは、第1の通信のテキストに@seconduserを含めることができる。しかしながら、これはそのように限定することを意図するものではなく、本明細書では、追加または代替の記号が企図される。
【0166】
動作804において、第2のユーザに関連付けられた連絡先カードの選択を検出したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージコンポーザインターフェース328、メッセージコンポーザインターフェース344、メッセージコンポーザインターフェース440、メッセージコンポーザインターフェース630、および/または同様のものなどのメッセージコンポーザインターフェースを第1のクライアントの第1のディスプレイ上に提示させ、メッセージコンポーザインターフェースは、第2のユーザアカウントに送信されるべき第2の通信を含む。様々な例では、メッセージコンポーザインターフェースは、第1のユーザが第2の通信を作成して第2のユーザアカウントに送信することを可能にすることができる。
【0167】
動作806において、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームを介して第2のユーザアカウントに第2の通信を送信する要求を、第1のクライアントからメッセージコンポーザインターフェースを介して受信する。様々な例では、要求は、メッセージ送信選択可能コントロール334などのメッセージ送信選択可能コントロールの選択に応答して受信され得る。
【0168】
動作808において、コミュニケーションプラットフォームは、第2の通信に関連付けられた通知を、第2のユーザに関連付けられた第2のクライアントを介して提示させる。様々な例では、通知は、第1のユーザが第2の通信を第2のユーザに送信したという指示を含むことができる。そのような例では、通知は、「未読」メッセージの指示を含むことができる。いくつかの例では、通知は、第1のユーザが第2のユーザと接続することを要求するという指示を含むことができる。そのような例では、通知は、例えばコネクトインターフェースにおいて、第1のユーザと接続するための「保留中の招待」の指示を含むことができる。
【0169】
図9は、本明細書で説明される技法を利用して、通信するためのオプションの選択の指示を受信したことに応答して、以前に接続されていない2人のユーザ間の通信を確立するための例示的なプロセス900を示す。いくつかの例では、プロセス900の一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス900で言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス900で言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス900は、システム100によって実行されることに限定されない。
【0170】
動作902において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、連絡先カードを介して第1のユーザがアクセス可能な第2のユーザアカウントに通信を送信する要求を受信する。上述したように、様々な例では、第3のユーザは、例えば、別の通信に関連付けて、連絡先カードを第1のユーザに提供することができる。そのような例では、第1のユーザと第3のユーザとの間の別の通信における第2のユーザの識別子または第2のユーザについてのメンションに関連付けられた入力を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードの提示を引き起こす(例えば、展開する)ことができる。
【0171】
様々な例では、第1のユーザによる連絡先カードの選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージコンポーザインターフェース(例えば、メッセージコンポーザインターフェース328、メッセージコンポーザインターフェース344、メッセージコンポーザインターフェース440、メッセージコンポーザインターフェース630など)の提示を引き起こすことができる。いくつかの例では、通信を送信する要求は、例えば、メッセージ送信選択可能コントロール334などのメッセージ送信選択可能コントロールの選択によって、メッセージコンポーザインターフェースを介して受信することができる。
【0172】
動作904において、コミュニケーションプラットフォームは、通信に関連付けられた通知を、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントを介して提示させ、通知は、通信を承諾するための第1のオプションと、通信を無視するための第2のオプションとを含む。様々な例では、通知は、第1のユーザが第2の通信を第2のユーザに送信したという指示を含むことができる。そのような例では、通知は、「未読」メッセージの指示を含むことができる。いくつかの例では、通知は、第1のユーザが第2のユーザと接続することを要求するという指示を含むことができる。そのような例では、通知は、例えばコネクトインターフェースにおいて、第1のユーザと接続するための「保留中の招待」の指示を含むことができる。
【0173】
動作906において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のオプションの選択の指示が受信された(例えば、第1のオプションの選択が検出された)かどうかを決定する。第1のオプションの選択の指示が受信されたという決定(動作906における「Yes」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作908において、仮想空間を介した第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間の通信を可能にする。仮想空間は、ダイレクトメッセージングインスタンス、通信チャネル、通信チャネルに関連付けられたスレッド、ワークスペース、ボード、および/またはコミュニケーションプラットフォームによって提供される任意の他のタイプの仮想空間を含むことができる。いくつかの例では、第1のオプションの選択の指示(例えば、通信を承諾すること)を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間を生成する。そのような例では、コミュニケーションプラットフォームは、少なくとも第1のユーザアカウントおよび第2のユーザアカウントに関連付けられた識別子を仮想空間に関連付けることができる。
【0174】
第1のオプションの選択の指示が受信されていないという決定(動作906における「No」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作910において、第2のオプションの選択の指示が受信されたかどうかを決定する。第2のオプションの選択の指示が受信されていないという決定(動作910における「No」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作912において、通信に関連付けられたしきい値期間が経過したかどうかを決定する。様々な例では、しきい値期間は、連絡先カードに関連付けて送信される接続への招待に関連付けられたしきい値時間量を含むことができる。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、伝達から指定の期間(例えば、1週間、10日間、14日間など)の間、通知(例えば、接続への招待に関連付けられたインジケータ)を提示するように構成され得る。
【0175】
通信に関連付けられたしきい値期間が経過していないという決定(動作912における「No」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作904に関して説明されるように、通信に関連付けられた通知を第2のクライアントを介して提示させる。通信に関連付けられたしきい値期間が経過したという決定(動作912における「Yes」)および/または第2のオプションの選択の指示が受信されたという決定(動作910における「Yes」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作914において、第2のユーザアカウントから通知および通信を除去する。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザアカウントから、第1のユーザから受信された通知、通信、および/または接続への招待に関連付けられたインジケータを削除するか、または別の方法で除去することができる。
【0176】
図10は、本明細書で説明される技法を利用して、通信をブロックする要求を受信したことに応答して、連絡先カードを介した通信を無効にするための例示的なプロセス1000を示す。いくつかの例では、プロセス1000の一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス1000で言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス1000で言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス1000は、システム100によって実行されることに限定されない。
【0177】
動作1002において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第1の時間に、連絡先カードを介して第1のユーザがアクセス可能な第2のユーザアカウントに第1の通信を送信する第1の要求を受信する。上述したように、様々な例では、第3のユーザは、例えば、別の通信に関連付けて、連絡先カードを第1のユーザに提供することができる。そのような例では、第1のユーザと第3のユーザとの間の別の通信における第2のユーザの識別子または第2のユーザについてのメンションに関連付けられた入力を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードの提示を引き起こす(例えば、展開する)ことができる。
【0178】
様々な例では、第1のユーザによる連絡先カードの選択を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージコンポーザインターフェース(例えば、メッセージコンポーザインターフェース328、メッセージコンポーザインターフェース344、メッセージコンポーザインターフェース440、メッセージコンポーザインターフェース630など)の提示を引き起こすことができる。いくつかの例では、第1の通信を送信する要求は、例えば、メッセージ送信選択可能コントロール334などのメッセージ送信選択可能コントロールの選択によって、メッセージコンポーザインターフェースを介して受信することができる。
【0179】
動作1004において、コミュニケーションプラットフォームは、第1の通信に関連付けられた通知を、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントを介して提示させ、通知は、通信をブロックするためのオプション(例えば、選択可能コントロール)を含む。様々な例では、通知は、第1のユーザが第2の通信を第2のユーザに送信したという指示を含むことができる。そのような例では、通知は、「未読」メッセージの指示を含むことができる。いくつかの例では、通知は、第1のユーザが第2のユーザと接続することを要求するという指示を含むことができる。そのような例では、通知は、例えばコネクトインターフェースにおいて、第1のユーザと接続するための「保留中の招待」の指示を含むことができる。
【0180】
様々な例では、通信をブロックするためのオプションは、第1の通信をブロックするためのオプションを含むことができる。いくつかの例では、第1の通信をブロックするためのオプションは、第1のユーザからの後続の通信をブロックするためのオプションを含むことができる。すなわち、第1の通信をブロックするためのオプションは、第2のユーザが第1のユーザからの他の通信(例えば、メッセージ、通話など)を防止することを可能にすることができる。
【0181】
動作1006において、コミュニケーションプラットフォームは、第1の通信をブロックするためのオプションの選択の指示が受信された(例えば、ブロックするためのオプションの選択が検出された)かどうかを決定する。ブロックするためのオプションの選択の指示が受信されていないという決定(動作1006における「No」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1008において、連絡先カードを介して第2のユーザに連絡するためのオプションを有効にし続ける。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームはさらに、第2のクライアントを介して通知の提示を引き続き引き起こすことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、通知に関連付けられたしきい値期間が満了する(例えば、しきい値時間が経過する)まで、通知の提示を引き起こすことができる。
【0182】
ブロックするためのオプションの選択の指示が受信されたという決定(動作1006における「Yes」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1010において、連絡先カードを介して第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にする。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードに関連付けられた1つまたは複数の選択可能コントロールを無効にすることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、メッセージング選択可能コントロール230などのメッセージング選択可能コントロールを無効にする。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザに関連付けられた連絡先情報を第1のユーザに関連付けられた連絡先リスト(例えば、ディレクトリ)に記憶することに関連付けられた選択可能コントロールを無効にすることができる。
【0183】
動作1012において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のクライアントから、第1の時間の後の第2の時間に、第2の通信を第2のユーザに送信する第2の要求を受信する。いくつかの例では、第2の要求は、例えば、第1のユーザが第2のユーザに関連付けられた識別子または連絡先情報を入力することによって、メッセージコンポーザインターフェースを介して受信され得る。いくつかの例では、第2の要求は、連絡先カードに関連付けて受信され得る。
【0184】
動作1014において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のクライアントを介して、第2のユーザアカウントとの通信が認可されていないことを示すエラーメッセージの提示を引き起こす。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、上記で説明したように、第1の通信をブロックするためのオプションの選択に基づいて、通信が認可されていないと決定することができる。そのような例では、ブロックするためのオプションの選択の指示を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザから第2のユーザへの通信が認可されない(例えば、許可されない)という指示を記憶することができる。
【0185】
図11は、本明細書で説明される技法を利用して、第2のユーザと第3のユーザとの間の通信に関連付けて第1のユーザの連絡先カードの提示を引き起こすかどうかを決定するための例示的なプロセス1100を示す。いくつかの例では、プロセス1100の一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス1100で言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス1100で言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス1100は、システム100によって実行されることに限定されない。
【0186】
動作1102において、コミュニケーションプラットフォームは、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のグループ識別子に関連付けられた第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントにコミュニケーションプラットフォームを介して送信されるべき通信に関連付けられた第1の入力を受信し、第1の入力は、第3のユーザの第3のユーザアカウントに関連付けられたユーザ識別子を含む。少なくとも1つの例では、ユーザ識別子は、第3のユーザに関連付けられたユーザ名、実名、ユーザID、および/または同様のものに関連付けて、記号(例えば、@、$、^、#、*、&など)などの第3のユーザについてのメンションを含むことができる。少なくとも1つの例では、メンションは、第3のユーザの@mentionを含むことができる。例えば、第1のユーザは、通信のテキストに@thirduserを含めることができる。しかしながら、これはそのように限定することを意図するものではなく、本明細書では、追加または代替の記号が企図される。
【0187】
動作1104において、コミュニケーションプラットフォームは、第2のグループ識別子が第3のユーザアカウントに関連付けられた第3のグループ識別子と異なるかどうかを決定する。いくつかの例では、異なるグループ識別子は、第2のユーザおよび第3のユーザが異なる組織に関連付けられていることを示すことができる。いくつかの例では、第2のグループ識別子と第3のグループ識別子との間の差の決定は、差が2つのグループ識別子間のしきい値差を満たすかまたは超えるという決定を含むことができる。しきい値差は、互いに異なるグループ識別子に関連付けられた文字、数字、記号および/または同様のもののしきい値数を含むことができる。例えば、コミュニケーションプラットフォームは、第2のグループ識別子「1234A」および第3のグループ識別子「1234B」がしきい値差を含まないと決定することができる。別の例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のグループ識別子「1234」および第3のグループ識別子「1235」がしきい値差を含むと決定することができる。しかしながら、これらは例示的な例にすぎず、そのように限定することを意図するものではない。
【0188】
第2のグループ識別子が第3のグループ識別子とは異なるという決定(動作1104における「Yes」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1106において、第3のユーザが連絡先カードを介した接続を認可するかどうかを決定する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、1つまたは複数のユーザ選好および/または第3のユーザに関連付けられた組織(例えば、第3のグループ識別子に関連付けられた組織)の組織選好にアクセスして、連絡先カードを介した接続が認可されるかどうかを決定することができる。いくつかの例では、連絡先カードを介した接続の認可は、別のユーザが第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先情報を共有するための認可を含むことができる。
【0189】
第3のユーザ(および/またはそれに関連付けられた組織)が連絡先カードを介した接続をコミュニケーションプラットフォームに認可するという決定(動作1106における「Yes」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1108において、連絡先カードに含まれるべき第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先情報を識別する。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、1つまたは複数のユーザ選好および/または第3のユーザの組織の組織選好に基づいて連絡先情報を識別することができる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードに関連付けられた所定の基準に基づいて連絡先情報を識別することができる。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードに含めるべき連絡先情報に関連付けられた基準を記憶することができ、基準に基づいて第3のユーザの連絡先情報を識別することができる。
【0190】
動作1110において、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードを含む連絡先カードを、第1のクライアントを介して、通信に関連付けて提示させる。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、仮想空間を介して通信を送信する要求を受信したことに応答して、連絡先カードを提示させる(例えば、展開させる)ことができる。そのような例では、連絡先カードは、仮想空間を介して通信を送信する要求を受信したことに応答して、通信に添付され、および/または通信に関連付けて提示され得る。仮想空間は、ダイレクトメッセージングインスタンス、通信チャネル、通信チャネルに関連付けられたスレッド、ワークスペース、ボード、および/または第1のユーザと第2のユーザとの間の書面による通信を可能にする他の空間を含むことができる。
【0191】
いくつかの例では、通信を送信する要求を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、通信が送信される仮想空間のメンバ全員または一部に、通信に関連付けて連絡先カードの提示を引き起こすことができる。少なくとも1つの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザ(例えば、通信の意図された受信者)に関連付けられた第2のクライアントを介して、通信に関連付けて連絡先カードの提示を引き起こすことができる。
【0192】
第2のグループ識別子が第3のグループ識別子と同じまたは実質的に同じ(例えば、しきい値差内)であるという決定(動作1104における「No」)に基づいて、および/または第3のユーザ(および/またはそれに関連付けられた組織)が連絡先カードを介した接続をコミュニケーションプラットフォームに認可しないという決定(動作1106における「No」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1112において、連絡先カードが通信に関連付けて提示されるのを保留する。すなわち、第2のユーザおよび第3のユーザのいずれかが同じまたは同様の組織に関連付けられているという決定、または第3のユーザが連絡先共有を認可しないという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた連絡先情報を含む連絡先カードを、通信に関連付けて提示することを保留する。
【0193】
いくつかの例では、連絡先カードを保留するという決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザに関連付けられた連絡先共有が認可されていないことを示すエラーメッセージの提示を引き起こすことができる。少なくとも1つの例では、エラーメッセージは、連絡先カードが提示を保留される理由の指示を含むことができる。連絡先カードが保留される理由の非限定的な例には、第2のユーザおよび第3のユーザが同じまたは同様の組織に関連付けられているという決定、第2のユーザおよび第3のユーザが以前に接続を確立していないという決定(例えば、第3のユーザの連絡先情報が第2のユーザに関連付けられた連絡先リストまたはディレクトリに関連付けて記憶されている、またはその逆)、第3のユーザおよび/またはそれに関連付けられた組織が連絡先カードを介した連絡先共有を認可しないという決定、および/または同様のものが含まれ得る。
【0194】
図12は、本明細書で説明される技法を利用して、連絡先カードに関連付けられた連絡先情報をユーザの連絡先リストに記憶するための例示的なプロセス1200を示す。いくつかの例では、プロセス1200の一部または全部は、システム100中の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。限定ではなく例として、プロセス1200で言及されるコミュニケーションプラットフォームは、(コミュニケーションプラットフォーム)サーバ(複数可)102に関連付けられたコンピューティングデバイスを表し得、プロセス1200で言及される第1のユーザコンピューティングデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス(複数可)104を表し得る。しかしながら、プロセス1200は、システム100によって実行されることに限定されない。
【0195】
動作1202において、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに向けられた通信を受信し、通信は、第3のユーザの第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードを含む。いくつかの例では、第1のユーザと第2のユーザとの間の通信における第3のユーザの識別子または第3のユーザについてのメンションに関連付けられた入力を受信したことに応答して、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードの提示を引き起こす(例えば、展開する)ことができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第1のユーザによる、メッセージ送信選択可能コントロール334などのメッセージ送信選択可能コントロールの選択に応答して、通信を受信することができる。
【0196】
動作1204において、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けられたデータが、第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストに関連付けられているかどうかを決定する。データは、第3のユーザアカウントに関連付けられた連絡先情報を含むことができる。いくつかの例では、データと連絡先リストとの関連付けは、第2のユーザアカウントと第3のユーザアカウントとの間の以前に確立された接続を表すことができる。すなわち、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザアカウントに関連付けられたデータと第2のユーザアカウントの連絡先リストとの関連付けに基づいて、第2のユーザおよび第3のユーザがコミュニケーションプラットフォームを介して以前に接続を確立していることを決定することができる。
【0197】
第3のユーザに関連付けられたデータが第2のユーザに関連付けられた連絡先リストに関連付けられているという決定(動作1204における「Yes」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1206において、連絡先カードが通信に関連付けて提示されることを保留する。いくつかの例では、連絡先カードを保留するとの決定に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、第2のユーザおよび第3のユーザが以前に接続を確立していること(例えば、第2のユーザに関連付けられた連絡先リストもしくはディレクトリに関連付けて記憶された第3のユーザの連絡先情報、またはその逆)、ならびに連絡先カードの提示が必要でないことを示すエラーメッセージの提示を引き起こすことができる。
【0198】
第3のユーザに関連付けられたデータが第2のユーザに関連付けられた連絡先リストに関連付けられていないという決定(動作1204における「No」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1208において、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントを介して、通信に関連付けて連絡先カードの提示を引き起こす。様々な例では、コミュニケーションプラットフォームは、通信および/または連絡先カードを、通信が送信される仮想空間の他のメンバに提示させることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、他のユーザが第3のユーザと同じまたは同様の組織に関連付けられているかどうか、および/または第3のユーザとの接続を以前に確立しているかどうかにかかわらず、通信および/または連絡先カードを他のメンバに提示させることができる。いくつかの例では、コミュニケーションプラットフォームは、第3のユーザと同じまたは同様の組織に関連付けられた、および/または以前にそれとの接続を確立している仮想空間の1人以上のメンバを識別することができ、1人以上のメンバに提示される通信のインスタンスに関連付けて連絡先カードを提示することを保留し得る。
【0199】
動作1210において、コミュニケーションプラットフォームは、連絡先カードの選択の指示(例えば、選択)が第2のクライアントを介して受信されたかどうかを決定する。連絡先カードの選択の指示が受信されていないという決定(動作1210における「No」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1208に関して上記で説明したように、通信に関連付けて連絡先カードの提示を引き起こす。連絡先カードの選択の指示が受信されたという決定(動作1210における「Yes」)に基づいて、コミュニケーションプラットフォームは、動作1212において、連絡先カードに含まれる連絡先情報の少なくとも一部を、第2のユーザに関連付けられた連絡先リストに関連付けて記憶する。少なくとも1つの例では、連絡先情報の少なくとも一部は、第2のユーザが接続への招待(例えば、別の通信)を生成して第3のユーザアカウントに送信することを可能にすることができるデータを含むことができる。
例示的な条項
【0200】
A:コミュニケーションプラットフォームの1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって少なくとも部分的に実装される方法であって、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードを受信するステップであって、連絡先カードは、第3のユーザの第3のユーザアカウントから少なくとも第1のユーザアカウントに送信された第1の通信に関連付けて提示される、ステップと、第2のユーザに関連付けられた連絡先カードの選択を検出したことに応答して、メッセージコンポーザインターフェースを第1のクライアントの第1のディスプレイ上に提示させるステップであって、メッセージコンポーザインターフェースは、第2のユーザアカウントに送信されるべき第2の通信を含む、ステップと、コミュニケーションプラットフォームを介して第2のユーザアカウントに第2の通信を送信する要求を、第1のクライアントからメッセージコンポーザインターフェースを介して受信するステップと、第2の通信に関連付けられた通知を、第2のインターフェースを介して、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントの第2のディスプレイ上に提示させるステップとを含む方法。
【0201】
B:第2の通信を承諾するための選択可能オプションの選択の指示を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信するステップと、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間のメッセージングインスタンスを生成するステップであって、メッセージングインスタンスは、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間で通信が送信されることを可能にする、ステップとをさらに含む、段落Aに記載の方法。
【0202】
C:第2の通信を無視するための指示の選択を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信するステップと、第2のクライアントに関連付けられた第2のインターフェースから通知を除去するステップとをさらに含む、段落Aまたは段落Bのいずれかに記載の方法。
【0203】
D:第2の通信をブロックするための指示の選択を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信するステップと、第2の通信をブロックするための指示を受信したことに応答して、第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にするステップとをさらに含む、段落A~Cのいずれか1つに記載の方法。
【0204】
E:第2の通信をブロックするための指示は第1の時間に受信され、方法は、第2のユーザアカウントに第3の通信を送信する要求を、第2の時間に、第1のクライアントの第2のメッセージコンポーザインターフェースを介して受信するステップと、第2のメッセージコンポーザインターフェースを介したエラーメッセージの提示を引き起こすステップとをさらに含む、段落A~Dのいずれか1つに記載の方法。
【0205】
F:第1のユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストに第2のユーザを追加するステップをさらに含む、段落A~Eのいずれか1つに記載の方法。
【0206】
G:連絡先カードは、第2のユーザに関連付けられた名前、第2のユーザに関連付けられたアバター、第2のユーザに関連付けられた組織、第2のユーザに関連付けられた電子メールアドレス、または通信が第2のユーザに送信されることを可能にするリンクのうちの少なくとも1つを含む、段落A~Fのいずれか1つに記載の方法。
【0207】
H:連絡先カードに含めるべき連絡先情報に関連付けられたユーザ選好または組織選好のうちの少なくとも1つを受信するステップと、ユーザ選好または組織選好のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のユーザに関連付けられた連絡先情報を識別するステップと、連絡先カードに関連付けて連絡先情報の提示を引き起こすステップとをさらに含む、段落A~Gのいずれか1つに記載の方法。
【0208】
システムであって、1つまたは複数のプロセッサと、命令を記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体とを備え、命令は、実行されると、システムに、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードを受信することであって、連絡先カードは、第3のユーザの第3のユーザアカウントから少なくとも第1のユーザアカウントに送信された第1の通信に関連付けて提示される、受信することと、第2のユーザに関連付けられた連絡先カードの選択を検出したことに応答して、メッセージコンポーザインターフェースを第1のクライアントの第1のディスプレイ上に提示させることであって、メッセージコンポーザインターフェースは、第2のユーザアカウントに送信されるべき第2の通信を含む、提示させることと、コミュニケーションプラットフォームを介して第2のユーザアカウントに第2の通信を送信する要求を、第1のクライアントからメッセージコンポーザインターフェースを介して受信することと、第2の通信に関連付けられた通知を、第2のインターフェースを介して、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントの第2のディスプレイ上に提示させることとを行わせる、システム。
【0209】
J:命令はさらに、システムに、第2の通信を承諾するための選択可能オプションの選択の指示を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信することと、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間のメッセージングインスタンスを生成することであって、メッセージングインスタンスは、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間で通信が送信されることを可能にする、生成することとを行わせる、段落Iに記載のシステム。
【0210】
K:命令はさらに、システムに、第2の通信を無視するための指示の選択を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信することと、第2のクライアントに関連付けられた第2のインターフェースから通知を除去することとを行わせる、段落Iまたは段落Jのいずれかに記載のシステム。
【0211】
L:命令はさらに、システムに、第2の通信をブロックするための指示の選択を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信することと、第2の通信をブロックするための指示を受信したことに応答して、第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にすることとを行わせる、段落I~Kのいずれか1つに記載のシステム。
【0212】
M:第2の通信をブロックするための指示は第1の時間に受信され、命令はさらに、システムに、第2のユーザアカウントに第3の通信を送信する要求を、第2の時間に、第1のクライアントの第2のメッセージコンポーザインターフェースを介して受信することと、第2のメッセージコンポーザインターフェースを介したエラーメッセージの提示を引き起こすこととを行わせる、段落I~Lのいずれか1つに記載のシステム。
【0213】
N:命令はさらに、システムに、第1のユーザアカウントに関連付けられた連絡先リストに第2のユーザを追加することを行わせる、段落I~Mのいずれか1つに記載のシステム。
【0214】
O:連絡先カードは、第2のユーザに関連付けられた名前、第2のユーザに関連付けられたアバター、第2のユーザに関連付けられた組織、第2のユーザに関連付けられた電子メールアドレス、または通信が第2のユーザに送信されることを可能にするリンクのうちの少なくとも1つを含む、段落I~Nのいずれか1つに記載のシステム。
【0215】
P:命令はさらに、システムに、連絡先カードに含めるべき連絡先情報に関連付けられたユーザ選好または組織選好のうちの少なくとも1つを受信することと、ユーザ選好または組織選好のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、第2のユーザに関連付けられた連絡先情報を識別することと、連絡先カードに関連付けて連絡先情報の提示を引き起こすこととを行わせる、段落I~Oのいずれか1つに記載のシステム。
【0216】
Q:命令を記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、コミュニケーションプラットフォームに関連付けられた第1のユーザの第1のユーザアカウントに関連付けられた第1のクライアントから、第2のユーザの第2のユーザアカウントに関連付けられた連絡先カードを受信することであって、連絡先カードは、第3のユーザの第3のユーザアカウントから少なくとも第1のユーザアカウントに送信された第1の通信に関連付けて提示される、受信することと、第2のユーザに関連付けられた連絡先カードの選択を検出したことに応答して、メッセージコンポーザインターフェースを第1のクライアントの第1のディスプレイ上に提示させることであって、メッセージコンポーザインターフェースは、第2のユーザアカウントに送信されるべき第2の通信を含む、提示させることと、コミュニケーションプラットフォームを介して第2のユーザアカウントに第2の通信を送信する要求を、第1のクライアントからメッセージコンポーザインターフェースを介して受信することと、第2の通信に関連付けられた通知を、第2のインターフェースを介して、第2のユーザアカウントに関連付けられた第2のクライアントの第2のディスプレイ上に提示させることとを行わせる、1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0217】
R:命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサに、第2の通信を承諾するための選択可能オプションの選択の指示を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信することと、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間のメッセージングインスタンスを生成することであって、メッセージングインスタンスは、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間で通信が送信されることを可能にする、生成することとを行わせる、段落Qに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0218】
S:命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサに、第2の通信を無視するための指示の選択を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信することと、第2のクライアントに関連付けられた第2のインターフェースから通知を除去することとを行わせる、段落Qまたは段落Rのいずれかに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0219】
T:命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサに、第2の通信をブロックするための指示の選択を、第2のクライアントから第2のインターフェースを介して受信することと、第2の通信をブロックするための指示を受信したことに応答して、第2のユーザに連絡するためのオプションを無効にすることとを行わせる、段落Q~Sのいずれか1つに記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0220】
上記で説明した例示的な条項は、1つの特定の実装形態に関して説明されているが、本文書のコンテキストでは、例示的な条項の内容はまた、方法、デバイス、システム、コンピュータ可読媒体、および/または別の実装形態を介して実装され得ることを理解されたい。
結論
【0221】
本明細書で説明される技法の1つまたは複数の例について説明したが、それらの様々な変更、追加、置換および等価物は本明細書で説明される技法の範囲内に含まれる。
【0222】
例の説明では、本明細書の一部を形成する添付の図面が参照され、添付の図面は、例示として、特許請求される主題の特定の例を示す。他の例を使用することができ、構造的変更などの変更または改変を行うことができることを理解されたい。そのような例、変更または改変は、意図される特許請求される主題に関する範囲から必ずしも逸脱するものではない。本明細書のステップは、特定の順序で提示され得るが、場合によっては、説明されるシステムおよび方法の機能を変更することなく、ある入力が異なる時間にまたは異なる順序で提供されるように、順序付けを変更することができる。開示された手順は、異なる順序で実行することもできる。追加的に、本明細書で説明される様々な計算は、開示された順序で実行される必要はなく、計算の代替的な順序を使用する他の例が容易に実装され得る。並べ替えられることに加えて、計算は、同じ結果を有するサブ計算に分解することもできる。
【国際調査報告】