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特表2024-534794アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルのマッピング
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-26
(54)【発明の名称】アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルのマッピング
(51)【国際特許分類】
   H04W 4/02 20180101AFI20240918BHJP
   H04W 88/18 20090101ALI20240918BHJP
   H04W 92/24 20090101ALI20240918BHJP
【FI】
H04W4/02
H04W88/18
H04W92/24
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024509436
(86)(22)【出願日】2021-09-28
(85)【翻訳文提出日】2024-04-01
(86)【国際出願番号】 EP2021076707
(87)【国際公開番号】W WO2023020708
(87)【国際公開日】2023-02-23
(31)【優先権主張番号】20210100558
(32)【優先日】2021-08-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.PYTHON
2.JAVA
3.ZIGBEE
4.SIGFOX
(71)【出願人】
【識別番号】505205731
【氏名又は名称】レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(72)【発明者】
【氏名】エマヌイル・パテロミケラキス
(72)【発明者】
【氏名】ロビン・トーマス
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
(57)【要約】
アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするための装置、方法、およびシステムが開示される。1つの方法(900)は、ロケーションサービスプロファイルを構成するステップ(902)を含む。各ロケーションサービスプロファイルは、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、および/または少なくとも1つのサービスエリアタイプを含む。方法(900)は、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信するステップ(904)を含む。方法(900)は、ロケーション要求に基づいて、ロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定するステップ(906)を含む。方法(900)は、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップ(908)を含む。方法(900)は、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定するステップ(910)を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロケーションサービスイネーブラにおける方法であって、
複数のロケーションサービスプロファイルを構成するステップであって、前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルが、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む、ステップと、
ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信するステップと、
前記ロケーション要求に基づいて、前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定するステップと、
前記第1のマッピングおよび前記第1のロケーションサービスプロファイルを前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップと、
前記第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定するステップと
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1のロケーションサービスプロファイルに対応する少なくとも1つのロケーション報告を受信するステップであって、前記少なくとも1つのロケーション報告が、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出され、前記第1のロケーションサービスプロファイルのための前記融合ロケーション推定が、前記少なくとも1つのロケーション報告に基づいて決定される、ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記融合ロケーション推定を前記ロケーションサービスコンシューマに送信するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
補足情報を求める要求を送信し、前記補足情報を求める要求への応答を受信するステップをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記補足情報が、実際のユーザ機器モビリティ情報、予測されたユーザ機器モビリティ情報、エリア内のユーザ機器についてのロケーション情報、2次ソースから取得されたユーザ機器ロケーション情報、特定のエリアについてのマップ、拡張ロケーション情報、アプリケーション内のユーザ機器間の相対ロケーション情報、ロケーション要求情報、またはそれらの何らかの組合せを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルが、アプリケーション情報、ユーザ機器コンテキスト情報、優先度情報、アプリケーションプログラミングインターフェース情報、ロケーション拡張要件、ロケーション予測要件、サイドリンク測位支援要件、近接ベースのロケーション推定要件、ロケーション検証要件、またはそれらの何らかの組合せを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のロケーションサービスプロファイルに基づいて、ロケーション報告を求める要求を前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサが、サービスイネーブラアプリケーションレイヤロケーション管理サーバ、ゲートウェイモバイルロケーションセンタ、非第3世代パートナーシッププログラムインターワーキング機能、信頼できる非第3世代パートナーシッププログラムゲートウェイ機能、ワイヤレスアクセスゲートウェイ機能、モバイルエッジコンピューティングサービス、無線アクセスネットワーク、ユーザ機器、またはそれらの何らかの組合せを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記ロケーションサービスコンシューマが、バーティカルアプリケーションサーバ、アプリケーション機能、バーティカルイネーブラサーバ、前記ユーザ機器のアプリケーション、アプリケーションイネーブラクライアント、外部ロケーションサービスクライアント、ネットワークデバイス、リモートデバイス、ユーザ機器のグループ、またはそれらの組合せを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記ロケーションサービスイネーブラが、前記ユーザ機器のアプリケーション、ミドルウェアアプリケーションデバイス、ネットワークデバイス、またはそれらの組合せである、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサ、アプリケーションエンティティ、ネットワークエンティティ、またはそれらの組合せからトリガイベントを受信するステップと、
前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの前記第1のロケーションサービスプロファイルおよび前記トリガイベントに基づいて、前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第2のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第2のマッピングを決定するステップと、
前記第2のマッピングおよび前記第2のロケーションサービスプロファイルを前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップと
をさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記第2のロケーションサービスプロファイルのための少なくとも1つの追加のロケーション報告を受信するステップであって、前記少なくとも1つの追加のロケーション報告が、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出される、ステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つの追加のロケーション報告に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のロケーションサービスプロファイルのための第2の融合ロケーション推定を決定し、前記第2の融合ロケーション推定を前記ロケーションサービスコンシューマに送信するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
ロケーションサービスイネーブラを備える装置であって、前記装置が、
複数のロケーションサービスプロファイルを構成するプロセッサであって、前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルが、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む、プロセッサと、
ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信する受信機であって、前記プロセッサが、前記ロケーション要求に基づいて、前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定する、受信機と、
前記第1のマッピングおよび前記第1のロケーションサービスプロファイルを前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信する送信機と
をさらに備え、
前記プロセッサが、前記第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定する、
装置。
【請求項15】
前記受信機が、前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサ、アプリケーションエンティティ、またはそれらの組合せからトリガイベントを受信し、
前記プロセッサが、前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの前記第1のロケーションサービスプロファイルおよび前記トリガイベントに基づいて、前記複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第2のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第2のマッピングを決定し、
前記送信機が、前記第2のマッピングおよび前記第2のロケーションサービスプロファイルを前記少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信する、
請求項14に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される主題は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングすることに関する。
【背景技術】
【0002】
特定のワイヤレス通信ネットワークでは、ロケーションサービスプロファイルは、ロケーションサービスを支援するために使用され得る。ロケーションサービスは、適切に構成されない場合、適切に機能しないことがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするための方法が開示される。装置およびシステムはまた、方法の機能を実施する。ロケーションサービスイネーブラにおける方法の1つの実施形態は、複数のロケーションサービスプロファイルを構成するステップを含む。複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む。いくつかの実施形態では、方法は、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信するステップを含む。特定の実施形態では、方法は、ロケーション要求に基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定するステップを含む。様々な実施形態では、方法は、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定するステップを含む。
【0004】
アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするための1つの装置は、ロケーションサービスイネーブラを含む。いくつかの実施形態では、装置は、複数のロケーションサービスプロファイルを構成するプロセッサを含む。複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む。様々な実施形態では、装置は、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信する受信機を含む。プロセッサは、ロケーション要求に基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定する。いくつかの実施形態では、装置は、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信する送信機を含む。特定の実施形態では、プロセッサは、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定する。
【0005】
上記で手短に説明された実施形態のより具体的な説明は、添付の図面に示される具体的な実施形態を参照することによって与えられる。これらの図面がいくつかの実施形態のみを図示しており、したがって、範囲を限定するものと見なされるべきではないと理解して、実施形態は添付の図面を使用することによって追加の特定性および詳細とともに記載され、説明される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするためのワイヤレス通信システムの1つの実施形態を示す概略ブロック図である。
図2】アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするために使用され得る装置の1つの実施形態を示す概略ブロック図である。
図3】アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするために使用され得る装置の1つの実施形態を示す概略ブロック図である。
図4】LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステムの1つの実施形態を示すブロック図である。
図5】LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステムの別の実施形態を示すブロック図である。
図6】要件検証のための方法の1つの実施形態を示すフローチャート図である。
図7】LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステムのさらなる実施形態を示すブロック図である。
図8】LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステムの別の実施形態を示すブロック図である。
図9】アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするための方法の1つの実施形態を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
当業者によって諒解されるように、実施形態の態様は、システム、装置、方法、またはプログラム製品として具現化され得る。したがって、実施形態は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、またはソフトウェア態様とハードウェア態様を組み合わせる実施形態の形態を取ってもよく、これらはすべて、本明細書では「回路」、「モジュール」または「システム」と一般に呼ばれることがある。さらに、実施形態は、以下ではコードと呼ばれる機械可読コード、コンピュータ可読コード、および/またはプログラムコードを記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイスにおいて具現化されたプログラム製品の形態を取ってもよい。記憶デバイスは、有形、非一時的、および/または非送信であってもよい。記憶デバイスは、信号を具現化しなくてもよい。ある特定の実施形態では、記憶デバイスは、コードにアクセスするために信号を用いるにすぎない。
【0008】
本明細書で説明される機能ユニットのうちのいくつかは、それらの実装独立性をより詳細に強調するために、モジュールとして標識され得る。たとえば、モジュールは、カスタム超大規模集積(「VLSI」)回路もしくはゲートアレイ、論理チップ、トランジスタなどのオフザシェルフ半導体、または他の個別構成要素を備えるハードウェア回路として実装され得る。モジュールはまた、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、プログラマブル論理デバイスなどのプログラマブルハードウェアデバイスにおいて実装され得る。
【0009】
モジュールはまた、様々なタイプのプロセッサによって実行するためのコードおよび/またはソフトウェアにおいて実装され得る。たとえば、コードの識別されたモジュールは、たとえば、オブジェクト、プロシージャ、または関数として編成され得る実行可能コードの1つまたは複数の物理ブロックまたは論理ブロックを含み得る。それにもかかわらず、識別されたモジュールの実行ファイルは物理的に一緒に位置する必要はないが、論理的に結合されると、そのモジュールを含み、そのモジュールについて表明された目的を達成する、異なるロケーションに記憶された異なる命令を含み得る。
【0010】
実際には、コードのモジュールは、単一の命令または多数の命令であってもよく、異なるプログラムの間でいくつかの異なるコードセグメントにわたって、いくつかのメモリデバイスにわたって分散されることさえある。同様に、動作データは、本明細書ではモジュール内で識別され、示されることがあり、任意の適切な形態で具現化され、任意の適切なタイプのデータ構造内で編成されることがある。動作データは、単一のデータセットとして収集されてもよく、または、異なるコンピュータ可読記憶デバイスにわたってを含め、異なるロケーションにわたって分散されてもよい。モジュールまたはモジュールの部分がソフトウェアにおいて実装される場合、ソフトウェア部分は、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイス上に記憶される。
【0011】
1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コードを記憶する記憶デバイスであり得る。記憶デバイスは、たとえば、電子、磁気、光、電磁、赤外線、ホログラフィック、微小機械、もしくは半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、または上記の任意の適切な組合せであり得るが、それらに限定されない。
【0012】
記憶デバイスのより具体的な例(非網羅的リスト)は、以下、すなわち、1つもしくは複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、読取り専用メモリ(「ROM」)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(「EPROM」もしくはFlashメモリ)、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(「CD-ROM」)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組合せを含む。本文書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、もしくはデバイスによってまたはそれらに関して使用するためのプログラムを含むかまたは記憶することができる任意の有形の媒体であり得る。
【0013】
実施形態のための動作を実行するためのコードは、任意の数の行であってもよく、Python、Ruby、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む1つもしくは複数のプログラミング言語、ならびに/またはアセンブリ言語などの機械言語の任意の組合せで書かれてもよい。コードは、ユーザのコンピュータ上で全体的に、ユーザのコンピュータ上で部分的に、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、ユーザのコンピュータ上で部分的にかつリモートコンピュータ上で部分的に、またはリモートコンピュータもしくはサーバ上で全体的に実行され得る。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)もしくはワイドエリアネットワーク(「WAN」)を含む任意のタイプのネットワークを通じてユーザのコンピュータに接続されてもよく、または(たとえば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通じて)外部コンピュータへの接続が行われてもよい。
【0014】
本明細書全体にわたる「1つの実施形態」、「一実施形態」、または同様の言い回しへの言及は、実施形態に関して説明される特定の特徴、構造、または特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる「1つの実施形態では」、「一実施形態では」という句、および同様の言い回しの出現はすべて、必ずしもそうではないが、同じ実施形態を指すことがあるが、別段に明記されていない限り、「すべてではないが1つまたは複数の実施形態」を意味する。「含む」、「備える」、「有する」という語およびそれらの変形態は、別段に明記されていない限り、「限定はしないが、~を含む」を意味する。列挙された項目のリストは、別段に明記されていない限り、項目のいずれかまたはすべてが相互排他的であることを暗示しない。「a」、「an」、および「the」という用語も、別段に明記されていない限り、「1つまたは複数の」を指す。
【0015】
さらに、実施形態の説明された特徴、構造、または特性は、任意の適切な方法で組み合わされ得る。以下の説明では、実施形態の完全な理解を与えるために、プログラミング、ソフトウェアモジュール、ユーザ選択、ネットワークトランザクション、データベースクエリ、データベース構造、ハードウェアモジュール、ハードウェア回路、ハードウェアチップの例などの多数の具体的な詳細が提供される。しかしながら、具体的な詳細のうちの1つもしくは複数はなしで、または他の方法、構成要素、材料などを用いて実施形態が実践され得ることを当業者は認識されよう。他の事例では、一実施形態の態様を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造、材料、または動作は示されないかまたは詳細に説明されない。
【0016】
実施形態の態様は、実施形態による方法、装置、システム、およびプログラム製品の概略フローチャート図および/または概略ブロック図を参照しながら以下で説明される。概略フローチャート図および/または概略ブロック図の各ブロック、ならびに概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中のブロックの組合せは、コードによって実装され得ることが理解されよう。コードは、機械を製作するために汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよく、その結果として、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令は、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段を作成する。
【0017】
コードはまた、特定の方法で機能するようにコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスに命令することができる記憶デバイスに記憶されてもよく、その結果として、記憶デバイスに記憶された命令は、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令を含む製造品を製作する。
【0018】
コードはまた、コンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で一連の動作ステップを実施させてコンピュータ実装プロセスを生成するために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスにロードされてもよく、その結果として、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行されるコードは、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するためのプロセスを提供する。
【0019】
図の中の概略フローチャート図および/または概略ブロック図は、様々な実施形態による装置、システム、方法、およびプログラム製品の考えられる実装形態のアーキテクチャ、機能、および動作を示す。この点について、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中の各ブロックは、モジュール、セグメント、または、指定された論理機能を実装するためのコードの1つもしくは複数の実行可能命令を含むコードの部分を表し得る。
【0020】
いくつかの代替実装形態では、ブロックで言及される機能は図で言及される順序を外れて行われることがあることにも留意されたい。たとえば、連続して示される2つのブロックは、実際には実質的に同時に実行されてもよく、またはブロックは時として、関与する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。示されている図の1つもしくは複数のブロックまたはそれらの部分と、機能、論理、または効果において等価である他のステップおよび方法が企図され得る。
【0021】
フローチャート図および/またはブロック図において様々な矢印タイプおよび線タイプが用いられ得るが、これらは対応する実施形態の範囲を限定しないと理解される。実際には、いくつかの矢印または他のコネクタは、図示された実施形態の論理フローを示すためにのみ使用され得る。たとえば、矢印は、図示された実施形態の列挙されたステップ間の指定されていない持続時間の待機期間または監視期間を示し得る。ブロック図および/またはフローチャート図の各ブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート図の中のブロックの組合せは、指定された機能もしくは行為、または専用ハードウェアとコードの組合せを実施する専用ハードウェアベースのシステムによって実装され得ることにも留意されたい。
【0022】
各図における要素の説明は、先行する図の要素を指すことがある。同様の番号は、同様の要素の代替実施形態を含めて、すべての図において同様の要素を指す。
【0023】
図1は、アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするためのワイヤレス通信システム100の一実施形態を図示する。1つの実施形態では、ワイヤレス通信システム100はリモートユニット102およびネットワークユニット104を含む。特定の数のリモートユニット102およびネットワークユニット104が図1に図示されていても、任意の数のリモートユニット102およびネットワークユニット104がワイヤレス通信システム100に含まれ得ることを当業者は認識されよう。
【0024】
1つの実施形態では、リモートユニット102は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(「PDA」)、タブレットコンピュータ、スマートフォン、スマートテレビジョン(たとえば、インターネットに接続されたテレビジョン)、セットトップボックス、ゲームコンソール、セキュリティシステム(セキュリティカメラを含む)、車両搭載コンピュータ、ネットワークデバイス(たとえば、ルータ、スイッチ、モデム)、航空機、ドローンなどのコンピューティングデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、リモートユニット102は、スマートウォッチ、フィットネスバンド、光学ヘッドマウントディスプレイなどのウェアラブルデバイスを含む。さらに、リモートユニット102は、加入者ユニット、モバイル、移動局、ユーザ、端末、モバイル端末、固定端末、加入者局、UE、ユーザ端末、デバイスと呼ばれるか、または当技術分野で使用される他の用語で呼ばれることがある。リモートユニット102は、UL通信信号を介してネットワークユニット104のうちの1つまたは複数と直接通信し得る。特定の実施形態では、リモートユニット102は、サイドリンク通信を介して他のリモートユニット102と直接通信し得る。
【0025】
ネットワークユニット104は、地理的領域にわたって分散され得る。特定の実施形態では、ネットワークユニット104は、アクセスポイント、アクセス端末、ベース、基地局、ロケーションサーバ、コアネットワーク(「CN」)、無線ネットワークエンティティ、ノードB、発展型ノードB(「eNB」)、5GノードB(「gNB」)、ホームノードB、中継ノード、デバイス、コアネットワーク、航空サーバ、無線アクセスノード、アクセスポイント(「AP」)、新無線(「NR」)、ネットワークエンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能(「AMF」)、統合データ管理(「UDM」)、統合データリポジトリ(「UDR」)、UDM/UDR、ポリシー制御機能(「PCF」)、無線アクセスネットワーク(「RAN」)、ネットワークスライス選択機能(「NSSF」)、オペレーション、アドミニストレーション、およびマネジメント(「OAM」)、セッション管理機能(「SMF」)、ユーザプレーン機能(「UPF」)、アプリケーション機能、認証サーバ機能(「AUSF」)、セキュリティアンカー機能(「SEAF」)、信頼できる非3GPPゲートウェイ機能(「TNGF」)、アプリケーション機能、サービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)機能、バーティカルアプリケーションイネーブラサーバ、エッジイネーブラサーバ、エッジ構成サーバ、モバイルエッジコンピューティングプラットフォーム機能、モバイルエッジコンピューティングアプリケーション、ミドルウェアエンティティ、ロケーションイネーブラサーバ、ロケーションサーバと呼ばれるか、または当技術分野で使用される任意の他の用語で呼ばれることもある、かつ/あるいはそれらのうちの1つもしくは複数を含み得る。ネットワークユニット104は一般に、1つまたは複数の対応するネットワークユニット104に通信可能に結合された1つまたは複数のコントローラを含む無線アクセスネットワークの一部である。無線アクセスネットワークは一般に、1つまたは複数のコアネットワークに通信可能に結合され、1つまたは複数のコアネットワークは、ネットワークの中でも、インターネットおよび公衆交換電話網のような他のネットワークに結合され得る。無線アクセスネットワークおよびコアネットワークのこれらの要素および他の要素は示されていないが、当業者によって一般によく知られている。
【0026】
1つの実装形態では、ワイヤレス通信システム100は、第3世代パートナーシッププロジェクト(「3GPP(登録商標)」)において規格化されたNRプロトコルに準拠し、ここにおいて、ネットワークユニット104は、ダウンリンク(「DL」)上でOFDM変調方式を使用して送信し、リモートユニット102は、アップリンク(「UL」)上でシングルキャリア周波数分割多元接続(「SC-FDMA」)方式または直交周波数分割多重(「OFDM」)方式を使用して送信する。しかしながら、より一般には、ワイヤレス通信システム100は、何らかの他のオープンまたはプロプライエタリ通信プロトコル、たとえば、プロトコルの中でも、WiMAX、米国電気電子技術者協会(「IEEE」)802.11変形態、モバイル通信用グローバルシステム(「GSM」)、汎用パケット無線サービス(「GPRS」)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(「UMTS」)、ロングタームエボリューション(「LTE」)変形態、符号分割多元接続2000(「CDMA2000」)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、Sigfoxを実装し得る。本開示は、任意の特定のワイヤレス通信システムアーキテクチャまたはプロトコルの実装形態に限定されることは意図されていない。
【0027】
ネットワークユニット104は、ワイヤレス通信リンクを介して、サービングエリア、たとえば、セルまたはセルセクタ内のいくつかのリモートユニット102にサービスし得る。ネットワークユニット104は、時間領域、周波数領域、および/または空間領域においてリモートユニット102にサービスするためにDL通信信号を送信する。
【0028】
特定の実施形態では、ネットワークユニット104は、複数のロケーションサービスプロファイルを構成し得る。複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む。いくつかの実施形態では、ネットワークユニット104は、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信し得る。特定の実施形態では、ネットワークユニット104は、ロケーション要求に基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定し得る。様々な実施形態では、ネットワークユニット104は、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークユニット104は、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定し得る。したがって、ネットワークユニット104は、アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするために使用され得る。
【0029】
図2は、アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするために使用され得る装置200の1つの実施形態を図示する。装置200は、リモートユニット102の1つの実施形態を含む。さらに、リモートユニット102は、プロセッサ202、メモリ204、入力デバイス206、ディスプレイ208、送信機210、および受信機212を含み得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス206およびディスプレイ208は、タッチスクリーンなどの単一のデバイスの中で組み合わされる。特定の実施形態では、リモートユニット102は、いかなる入力デバイス206および/またはディスプレイ208も含まなくてもよい。様々な実施形態では、リモートユニット102は、プロセッサ202、メモリ204、送信機210、および受信機212のうちの1つまたは複数を含んでもよく、入力デバイス206および/またはディスプレイ208を含まなくてもよい。
【0030】
プロセッサ202は、1つの実施形態では、コンピュータ可読命令を実行することが可能なおよび/または論理演算を実施することが可能な、任意の知られているコントローラを含み得る。たとえば、プロセッサ202は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、中央処理ユニット(「CPU」)、グラフィックス処理ユニット(「GPU」)、補助処理ユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、または同様のプログラマブルコントローラであり得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ202は、本明細書で説明される方法およびルーチンを実施するために、メモリ204に記憶された命令を実行する。プロセッサ202は、メモリ204、入力デバイス206、ディスプレイ208、送信機210、および受信機212に通信可能に結合される。
【0031】
メモリ204は、1つの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施形態では、メモリ204は揮発性コンピュータ記憶媒体を含む。たとえば、メモリ204は、ダイナミックRAM(「DRAM」)、同期ダイナミックRAM(「SDRAM」)、および/またはスタティックRAM(「SRAM」)を含むRAMを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ204は不揮発性コンピュータ記憶媒体を含む。たとえば、メモリ204は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、または任意の他の適切な不揮発性コンピュータ記憶デバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ204は、揮発性コンピュータ記憶媒体と不揮発性コンピュータ記憶媒体の両方を含む。いくつかの実施形態では、メモリ204はまた、リモートユニット102上で動作するオペレーティングシステムまたは他のコントローラアルゴリズムなどの、プログラムコードおよび関連するデータを記憶する。
【0032】
入力デバイス206は、1つの実施形態では、タッチパネル、ボタン、キーボード、スタイラス、マイクロフォンなどを含む、任意の知られているコンピュータ入力デバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス206は、たとえば、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイとして、ディスプレイ208と一体化され得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス206は、テキストがタッチスクリーン上に表示された仮想キーボードを使用してかつ/またはタッチスクリーン上で手書きすることによって入力され得るようなタッチスクリーンを含む。いくつかの実施形態では、入力デバイス206は、キーボードおよびタッチパネルなどの、2つ以上の異なるデバイスを含む。
【0033】
ディスプレイ208は、1つの実施形態では、任意の知られている電子的に制御可能なディスプレイまたはディスプレイデバイスを含み得る。ディスプレイ208は、視覚信号、可聴信号、および/または触覚信号を出力するように設計され得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ208は、視覚データをユーザに出力することが可能な電子ディスプレイを含む。たとえば、ディスプレイ208は、液晶ディスプレイ(「LCD」)、発光ダイオード(「LED」)ディスプレイ、有機発光ダイオード(「OLED」)ディスプレイ、プロジェクタ、または画像、テキストなどをユーザに出力することが可能な同様のディスプレイデバイスを含み得るが、それらに限定されない。別の非限定的な例として、ディスプレイ208は、スマートウォッチ、スマートグラス、ヘッドアップディスプレイなどのウェアラブルディスプレイを含み得る。さらに、ディスプレイ208は、スマートフォン、携帯情報端末、テレビジョン、タブレットコンピュータ、ノートブック(ラップトップ)コンピュータ、パーソナルコンピュータ、車両ダッシュボードなどの構成要素であり得る。
【0034】
特定の実施形態では、ディスプレイ208は、音を発生させるための1つまたは複数のスピーカーを含む。たとえば、ディスプレイ208は、可聴警報または通知(たとえば、ビープまたはチャイム)を発生させ得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ208は、振動、動き、または他の触覚フィードバックを発生させるための1つまたは複数の触覚デバイスを含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイ208のすべてまたは部分は、入力デバイス206と一体化され得る。たとえば、入力デバイス206およびディスプレイ208は、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイを形成し得る。他の実施形態では、ディスプレイ208は、入力デバイス206の近くに配置され得る。
【0035】
1つの送信機210および1つの受信機212のみが示されているが、リモートユニット102は、任意の適切な数の送信機210および受信機212を有し得る。送信機210および受信機212は、任意の適切なタイプの送信機および受信機であり得る。1つの実施形態では、送信機210および受信機212は、トランシーバの一部であり得る。
【0036】
図3は、アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするために使用され得る装置300の1つの実施形態を図示する。装置300は、ネットワークユニット104の1つの実施形態を含む。さらに、ネットワークユニット104は、プロセッサ302、メモリ304、入力デバイス306、ディスプレイ308、送信機310、受信機312、(たとえば、ネットワークデバイスと通信するための)ネットワークインターフェース314、および(たとえば、アプリケーションとの通信のための)アプリケーションインターフェース316を含み得る。諒解され得るように、プロセッサ302、メモリ304、入力デバイス306、ディスプレイ308、送信機310、および受信機312は、それぞれ、リモートユニット102のプロセッサ202、メモリ204、入力デバイス206、ディスプレイ208、送信機210、および受信機212と実質的に同様であり得る。
【0037】
特定の実施形態では、プロセッサ302は、複数のロケーションサービスプロファイルを構成する。複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む。様々な実施形態では、受信機312は、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信する。プロセッサ302は、ロケーション要求に基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定する。いくつかの実施形態では、送信機310は、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信する。特定の実施形態では、プロセッサ302は、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定する。
【0038】
特定の実施形態では、ロケーションサービス(「LCS」)は、ユーザ機器の(「UEの」)および/またはUEのグループのロケーション情報の識別および標準化された報告を可能にする、第3世代パートナーシッププログラム(「3GPP(登録商標)」)アーキテクチャおよび無線アクセスネットワーク(「RAN」)フレームワークの一部である。ロケーション情報は、ユーザ、モバイル機器(「ME」)、ネットワーク事業者、サービスプロバイダ、付加価値サービスプロバイダに、かつパブリックランドモバイルネットワーク(「PLMN」)の内部動作のために、公開され得る。いくつかの実施形態では、LCSフレームワークは、すべての異なるタイプのロケーション情報のために使用され得る。
【0039】
様々な実施形態では、ロケーションアプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)は、完全に異なるネットワーク(「NW」)ハンドリング能力と異なるシナリオに対する要件とを有し得るバーティカルデバイスに提供され得る。異なる構成に対する異なるAPI公開は、必要とされるサービス品質(「QoS」)を提供するためにネットワークまたはアプリケーション側での追加のシグナリングおよび/または複雑性を使用し得る。
【0040】
特定の実施形態では、ロケーション公開は、追加の複雑性をバーティカルアプリケーションに課すことなしに、(たとえば、時間およびエリアにわたって動的に変化し得る)異なるバーティカルニーズに基づいて実施され得る。
【0041】
いくつかの実施形態では、モバイルネットワーク事業者(「MNO」)および/または第三者サービスプロバイダ(「SP」)は、バーティカルユーザエクスペリエンスおよび/またはバーティカルサーバアウェアネスを改善するために、カスタマイズされた付加価値ロケーションサービス(たとえば、ロケーション拡張、ロケーション予測)をAPIとして動的に提案し得る。
【0042】
様々な実施形態では、非3GPP測位方法と3GPP(登録商標)測位方法の混合がある場合、測位方法が統合され、ネゴシエートされ得る。
【0043】
特定の実施形態では、ロケーションサービスは、最小限の複雑性および/またはシグナリング、ならびに測位方法の混合とともに、エッジおよび/またはモバイルエッジコンピューティング(「MEC」)環境において動的に提供され得る。
【0044】
いくつかの実施形態では、バーティカルのためのオフネットワークロケーションサポートは、効率的に取り扱われ得る(たとえば、UE間(「PC5」)通信はいくつかのカバレージ外シナリオに使用され得るが、認可リソースおよびマルチオペレータバーティカルサービスが想定される場合、ロケーション報告はNWおよび/またはミドルウェアによって行われ得る)。
【0045】
様々な実施形態では、様々なユースケース、バーティカル、シナリオ、およびアプリケーションサービス(たとえば、ビークルツーエブリシング(「V2X」)、産業用モノのインターネット(「IIoT」)、無人航空機システム(「UAS」))があってもよく、これらはデータ通信に加えてLCSを使用するが、このことは、LCSフレームワークおよび3GPP(登録商標)エンティティと非3GPPエンティティとの間の対応する対話の複雑性を増大させ得る。様々なユースケースのロケーション関連のキーパフォーマンスインジケータ(「KPI」)は、様々なレベルの精度(たとえば、水平、垂直、2次元(「2D」)、3次元(「3D」))、異なるロケーションフィックスレイテンシ要件、アベイラビリティ要件、速度、および/または方向を必要とし得る。
【0046】
特定の実施形態では、MNO、バーティカル、および第三者事業者にわたるユースケースおよび/またはアプリケーションサービスの特定の要件を満たすために属性のセットを考慮するLCSプロファイルを使用する統合フレームワークがあり得る。LCSプロファイルソリューションは、1)LCSプロファイルの構成およびシグナリング、ならびに/または2)バーティカルアプリケーションからのロケーション要求をLCSプロファイルに変換し、付加価値サービスをバーティカルに提供するためのミドルウェアの使用を含み得る。
【0047】
いくつかの実施形態では、バーティカル顧客からのAPI呼出しを取り扱うことおよびLCSプロファイルごとにノースバウンドAPIと照合することは、第5世代システム(「5GS」)への容易なバーティカル統合を可能にすることができ、より迅速なロケーション報告を可能にすることができる(たとえば、1つのロケーションAPIがバーティカルに提案され得るが、(たとえば、顧客に「隠され」得る)複数のLCSプロファイルがミドルウェアによってネゴシエートされ、消費され得る)。
【0048】
様々な実施形態では、ロケーションサービスは、モバイル通信システムによって提供され得るサービスのうちの1つのタイプである。ロケーションベースのサービスは、特定のバーティカル業界に貢献し得るか、またはターゲットアプリケーションのために提供され得る。
【0049】
特定の実施形態では、ロケーションベースのサービスは、緊急サービス、緊急警報サービス、人物追跡、フリート管理、資産管理、交通渋滞報告、路側支援、最も近い営利企業までの経路案内、交通および公共交通機関の情報、市内観光、現地化広告、モバイルイエローページ、天候、ならびに/または資産およびサービスの発見を含み得る。
【0050】
いくつかの実施形態では、LCSプロファイルに関連付けられたLCSセッションが定義され、構成されてもよく、第三者および/または顧客への最小限の公開で行われてもよい。そのような実施形態がなければ、アプリケーションサーバは、すべての測定値を統合し、必要とされるロケーションを得るために異なるシステムと対話する必要があり得る。LCSプロファイルは、環境、UEコンテキストに基づくロケーション決定を最適化するのに役立つことができ、プロファイルのチェックおよび/または監視を容易にすることができる。
【0051】
様々な実施形態では、LCSプロファイルを定義および/または構成するためのステップは、LCSプロファイルへのバーティカル要求の変換を含んでもよく、要求されたロケーション報告を導出してもよい。特定の実施形態では、ロケーションサービスイネーブラ(「LSE」)サーバおよび/またはデバイスは、最小限のシグナリングおよび/または複雑性でバーティカル要件が満たされることを容易にするために、反復的におよび/または優先度に基づいてロケーション報告をフェッチしてもよい。
【0052】
図4は、LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステム400の1つの実施形態を示すブロック図である。システム400は、非3GPP(「N3GPP」)ロケーションサービスプロデューサ(「LSP」)402と、3GPP(登録商標) LSP404(たとえば、3GPP(登録商標)ベースのLSP、ロケーション管理機能(「LMF」)、無線アクセスネットワーク(「RAN」)、サービスイネーブラアプリケーションレイヤ(「SEAL」))と、ロケーションサービスイネーブラ(「LSE」)406(および/またはミドルウェア)と、ロケーションサービスコンシューマ(「LSC」)408(たとえば、バーティカルアプリケーション、アプリケーション機能(「AF」))とを含む。諒解され得るように、本明細書で説明される通信のいずれかは、1つまたは複数のメッセージを含み得る。ロケーションサービスコンシューマはサービスエリア内のUEまたはUEのグループであり得ることに留意されたい。
【0053】
ステップ410~434は、初期マッピングおよび変換について説明し、ステップ436~442は、アプリケーションの変更および/または監視に起因する再マッピングを行う。
【0054】
第1の通信410において、LSE406は、LSC408(たとえば、バーティカルアプリケーション)から新しいロケーション要求を受信する。ロケーション要求は、ロケーション粒度、報告、応答時間、エンドツーエンドの測位レイテンシ(たとえば、最初のフィックスまでの時間)などについての要件を含み得る。
【0055】
LSE406は、アプリケーション識別子(「ID」)(たとえば、バーティカルアプリケーションレイヤ(「VAL」)サーバID、外部UE ID、グループIDなど)またはサービスIDおよび/もしくはタイプを、LCSプロファイルの利用可能なリスト(たとえば、ロケーションサービスプロバイダおよび/またはMNOによって事前構成され得る)からのLCSプロファイルにマッピングする412。マッピングは、1)アプリケーションサービスタイプ(たとえば、バーティカルユースケースに基づいて異なるアプリケーションに対応する)、2)環境もしくはサービスエリアタイプ(たとえば、屋内、屋外、都市、郊外など)、3)QoS要件(たとえば、精度)、4)関与するUEの能力、5)デバイスのエネルギー制約、6)要求の時間有効性、7)アプリケーションのサービスおよび/もしくはスライスプロファイル、8)特定の測位方法の選好(たとえば、RAT依存方法(たとえば、3GPP(登録商標)ベースの測位方法)もしくはRAT非依存方法)、9)LCSサービスレベル(たとえば、IIoTバーティカル用)、10)ロケーション方法の優先度、ならびに/または11)プロセスに関与するロケーション機能の負荷を考慮し得る。
【0056】
Table 1(表1)は、マッピング情報の1つの例を示す。
【0057】
【表1】
【0058】
任意選択の第2の通信414において、(たとえば、能力および/または許可を知るために)LCSプロファイルごとの必要とされる測位方法およびアプリケーションへのマッピングを用いた、LCSプロデューサの構成があり得る。これは、どの方法を使用するかおよびどの優先度を用いるかについての情報を用いた、LMF、RAN-LMC、UE-LCS、および/またはSEALロケーション管理構成要素(「LMC」)の構成を含み得る。
【0059】
第3の通信416において、LSE406は(たとえば、アプリケーションLCSプロファイルに基づいて)、ロケーション要求および/またはサブスクリプションを、(たとえば、必要なロケーション方法に基づいて)3GPP(登録商標)で定義された機能、すなわち、1)UEの(もしくは、プロファイルに基づく、UEのグループの)アプリケーション - これはUE側でアクティブ化されたLSEクライアントであり得る - そのような要求は、UEモビリティ、ルートなどのような追加のデータを含み得る、2)ネットワーク公開機能(「NEF」)を介してまたはGMLCおよび/もしくはロケーション検索機能(「LRF」)を介してLMF、3)RANおよび/もしくはRAN LCS - LSEは、UEモデムを介して間接的に(たとえば、LSEからLCS UEに、LCS UEからRANに)これを要求し得る、ならびに/あるいは4)SEAL APIを介してSEALロケーション管理サーバ(「LMS」)(たとえば、VALサーバとして働くLSE)、のうちの1つまたは複数に送る。
【0060】
第4の通信418において、LSE406は、要求、すなわち、1)UEの(もしくは、プロファイルに基づく、UEのグループの)アプリケーション、2)LMF、3)RANおよび/もしくはRAN LCS - RANは、UEモデムを介して間接的に(たとえば、RANからLCS UEに、LCS UEからLSEクライアントに、LSEクライアントからLSEサーバに)これを提供し得る、ならびに/または4)SEAL LMSに基づいて、ロケーション応答および/または報告を受信する。
【0061】
LSE406は、同時に、または逐次的にかつ要件が満たされるかどうかの条件付きで、すべての機能から要求し得る。LSE406は、報告の毎回の受信の後にチェックしてもよく420、さらなる要求を実施するかどうかを決める。LSE406は、最も高い優先度を有する機能から開始してもよく、降順で続ける。LSE406は、測位推定処理を実施してもよく、LCSプロファイルに基づいて追加の入力および/または処理を決定してもよい。
【0062】
LSE406は、LCS要件(たとえば、QoS要件)が達成されるかをチェックし422、さらなるアクションが必要であるかどうかを評価する。特に、そのようなさらなるアクションは、以下、すなわち、1)非3GPPシステム、またはアプリケーションサーバおよび/もしくはクライアントからのロケーション報告を要求する(たとえば、LCSプロファイルに基づいて)(たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(「WLAN」)、全地球航法衛星システム(「GNSS」)などから、GPS、Bluetooth、動きセンサなどを介して)、2)複数のソースを介したロケーション検証(たとえば、これは、無人航空機(「UAV」)が報告したロケーションが信頼できない場合、UASシナリオにおいて有用であり得る)、3)(たとえば、3Dライブマップなどを用いた)ロケーション拡張、4)エリアおよび/もしくは付近内のすべてのおよび/もしくは追加のUEについてのロケーションをチェックする(たとえば、UEの予想されるロケーションがエリアの中の他のUEと相関し得るので)(たとえば、ゾーンなどの長方形グリッドに位置するUE)、5)分析および/もしくは履歴データを使用して精密度を高める、6)エリアの中の他のUEからターゲットUEのロケーションについての入力を取る、ならびに/または7)グループベースの測位、のうちの1つであり得る。
【0063】
任意選択の第5の通信424、任意選択の第6の通信426、任意選択の第7の通信428、任意選択の第9の通信430において、アクションがロケーション報告からの情報を必要とする場合、LSE406は、UEのアプリ、RAN、LMF、SEAL、および/または非3GPPシステムのうちの1つまたは複数からのロケーション報告および/または補足情報を要求および/または受信する。
【0064】
LSE406は、アプリケーションのUEのロケーション推定(たとえば、実際のロケーション、予想されるロケーション、推定されるロケーション)を計算し432、第10の通信434においてロケーション情報をバーティカルアプリケーションサーバに送る。これはワンタイムイベントであってもよく、または周期的にかつ/もしくはトリガイベントに基づいて行われてもよい。
【0065】
ステップ436~442は、トリガイベントおよび適応のための手順について説明する。
【0066】
第11の通信436において、LSE406は、(たとえば、ルートに沿って)アプリ#1のロケーションを監視してもよく、ロケーションQoSを満たすことができない場合、サービスプロファイルマッピングが変化する場合、UEのロケーションおよび/もしくはモビリティが変化する場合、またはアプリケーションが異なるデータネットワーク(「DN」)名(「DNN」)もしくはスライスにリロケートされることになると予想される場合、LCSプロファイルへのアプリ#aのマッピングの更新をトリガしてもよい。
【0067】
トリガがアプリケーションに由来する場合、LSE406は、サービスプロファイルへのアプリケーションの再マッピング、またはアプリケーション要件(たとえば、ロケーション精度および/またはQoS)の予想される変更を受信する。トリガが監視に由来する場合、LSEにおける監視能力が必要であり、属性の適応(たとえば、UEが屋外からトンネルに移動する)であるアクションをトリガする438。
【0068】
第12の通信440において、LSE406は、LCSプロファイルおよび入ってくる報告を更新してロケーション要件が満たされることを確実にする(たとえば、再マッピングを更新する)ために、ステップ412~434を繰り返す。
【0069】
更新されたマッピングの1つの例がTable 2(表2)に示されており、取り消し線が引かれた要素がプロファイルから削除され、他の要素が追加されている。
【0070】
【表2】
【0071】
第13の通信442において、変更がアプリケーションによってトリガされた場合、LSE406は、報告および/またはプロファイルの変更を示す報告および/または応答をアプリケーションに提供する。
【0072】
特定の実施形態は、VAL UE内に位置するLSEサーバとLSEクライアントとの間でのマッピングおよび変換を実施するための技法を含む。
【0073】
第1の実施形態では、LSEサーバによるLCSプロファイルマッピングおよび変換があり得る。第1の実施形態では、LCSプロファイルは、電気通信事業者および/またはプロバイダ(たとえば、MNOまたはクラウドプロバイダ)によってかつ/またはそれらに対して構成される。LSE-SはSEAL LMSのエンハンスメント、または新しいエンティティであり得る。
【0074】
図5は、LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステム500の別の実施形態を示すブロック図である。システム500は、(たとえば、GPS、Bluetoothなどによって接続された)アプリケーション502と、LSEクライアント504と、UE-LCSクライアント506と、RAN508と、LMF510(たとえば、第5世代コア(「5GC」)LMF、グローバルロケーション管理システム(「GLMS」))と、SEAL LMS512と、LSEサーバ514(「LSE-S」)と、VALサーバ516と、非3GPPアクセスネットワーク518(たとえば、信頼できる、信頼できない)とを含む。アプリケーション502、LSEクライアント504、およびUE-LCSクライアント506はすべて、VAL UEの一部であり得る。諒解され得るように、本明細書で説明される通信のいずれかは、1つまたは複数のメッセージを含み得る。
【0075】
第1の通信520において、ロケーション要求メッセージは、VALサーバ516からLSEサーバ514に送られ得る。ロケーション要求メッセージは、VALサーバID、アプリケーションID、アプリケーションタイプ、ロケーションQoS要件(たとえば、精度、応答時間など)、ロケーション粒度(たとえば、座標、セルレベル、シビックアドレス、トポロジーロケーション)、バーティカル固有のサポート情報(たとえば、計画されたルート、ロードマップなど)、要件の時間有効性、有効性のエリア、予測ロケーションサービス、サービスプロファイル、デバイス能力(たとえば、GPS受信機、サポートされる無線アクセス技術(「RAT」)、サポートされる測位方法)、電力制約、要求の時間期限、連続した報告間の最小時間、および/またはイベントトリガリング基準(たとえば、どの基準下でロケーション報告が送られる必要があるか)を含み得る。
【0076】
LSE-S514は、LCSプロファイルへの(たとえば、ステップ520において受信されたIDに基づく)アプリケーションのマッピングを実施する522。
【0077】
LCSプロファイル(または複数のプロファイル)は、以下の属性、すなわち、バーティカル、ユースケース、環境、測位サービスレベル(たとえば、IIoT用)、LCS QoSパラメータおよび/または精度、サポートされる測位方法、測位方法の優先度および/または選好、関与する3GPP(登録商標)の機能および優先度、関与する非3GPPアクセスネットワーク(たとえば、信頼できる、信頼できない)、必要とされるAPIおよび/またはAPI情報、ロケーション検証フラグ、ロケーション拡張フラグ、および/またはグループベースの測位フラグのうちの1つまたは複数を含む。
【0078】
マッピングは、1)アプリケーションサービスタイプ、2)環境(たとえば、屋内、屋外、都市、郊外など)、3)QoS要件(たとえば、精度)、4)関与するUEの能力、5)デバイスのエネルギー制約、6)要求の時間有効性、7)アプリケーションのサービスおよび/もしくはスライスプロファイル、8)特定の測位方法の選好(たとえば、RAT依存方法もしくはRAT非依存方法)、9)LCSサービスレベル(たとえば、IIoTバーティカル用)、10)ロケーション方法の優先度、ならびに/または11)プロセスに関与するロケーション機能の負荷を考慮し得る。
【0079】
アプリケーションをLCSプロファイルにマッピングするための1つの例示的な方法は、ステップ520において受信されたコンテキスト情報とLCSプロファイルの属性との照合であり、さらにLCSプロファイルの負荷(たとえば、機能を提供するそれぞれのロケーションサービスの負荷にLCSプロファイルが影響を及ぼす負荷)をチェックすることである。(たとえば、アプリケーションタイプに基づく)マッピングポリシーは、バーティカルおよび/またはOAMに基づいて事前構成され得る。
【0080】
第2の通信524(たとえば、LSE-S514からの通信のセット)において、LSE-S514は、関与する3GPP(登録商標)機能と、LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングおよびアプリケーションのLCSプロファイルに対応する報告の構成のためのUEにおけるアプリケーションイネーブラクライアントとを構成する。構成は、以下のパラメータ、すなわち、1)UE ID、UE IDのリスト、グループID、サービスID、VALサーバID、および/もしくはアプリケーションタイプ、2)LCSプロファイル#xへのアプリ#1のマッピング(たとえば、これは、UEルートに沿ったものなどの、アプリ#1についてのマッピングのシーケンスでもあり得る)、3)報告構成(たとえば、イベントトリガリングのしきい値、報告の周期、報告のフォーマット、連続した報告間の最小時間)、4)測位方法の優先度、5)ロケーション報告粒度(たとえば、座標、セルレベル、シビックアドレス、トポロジーロケーション)、6)LCSプロファイル属性(たとえば、関与するエンティティによってまだ知られていない場合)、ならびに/または7)構成の時間有効性および/もしくは有効性のエリア、のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの実施形態では、ステップ524は、ステップ520の前に(たとえば、アプリケーションがLSE-S514に登録するときに)行われ得る。
【0081】
第3の通信526、530、534、および538において、LSE-S514は、以下のうちの1つまたは複数に対してロケーション要求を実施する。1)1つまたは複数のUEについてのロケーション情報を要求するために(たとえば、VALがトリガするロケーション報告トリガ)、VALサーバとして働くSEAL LMSに対して - そのような報告トリガはまた、LCSプロファイルIDを示すように、かつこのエリアの中のこのLCSプロファイルを有するすべてのUEのロケーションを示すように強化されてもよい、2)直接またはAFとして働くNEFを介してLMFおよび/またはゲートウェイモバイルロケーションセンタ(「GMLC」)に対して - LCSサービス要求は、サービスベースのインターフェースまたは共通APIフレームワーク(「CAPIF」)APIを使用してNEFを介してGMLCおよび/またはLMFもしくはAMFに、または許可される場合(たとえば、MNO信頼ドメイン内のLSE-S)には直接GMLCに送られる、3)RANおよび/またはRAN-LMCに対して - この要求は、1つまたは複数のUEについてのロケーションを計算するRAN機能に送られてもよい - そのような要求は、アプリID、ロケーションQoS要件(たとえば、絶対的なおよび相対的な水平および垂直の精度、応答時間)、測位方法および測位方法に関係する優先度および関連する測位測定値、同じプロファイルを有するすべてのUEについてのロケーション情報を求める要求、特定のUEの測位フィックスの数、信頼間隔、警報制限、警報までの時間、ターゲットおよび完全性リスクなどの測位推定の完全性を含んでもよい、4)UE(たとえば、LSE-S、サーバイネーブラアプリケーションレイヤ(「SEAL」)クライアント(「C」)(「SEAL-C」))のアプリケーションに対して - この要求は、ロケーション情報要求と同様であってもよく、LCSプロファイルID(たとえば、プロファイルへのアプリのマッピングがステップ524において送られない場合)ならびに同じサービスおよび/またはプロファイル内の付近の他のUEについてのロケーション報告を求める要求を含むように強化されてもよい、および/または5)ロケーションAPIの呼出しを介してMECプラットフォームに対して - この要求は、LCSプロファイルIDおよび構成情報(たとえば、MEC能力がプロファイルに気付かない場合)を含むように強化されてもよい。
【0082】
第4の通信528、532、536、および540において、LSE-S514は、ステップ526において要求されたエンティティから(たとえば、ロケーション報告を含む)ロケーション応答を受信し、ロケーション応答は、要求された粒度(たとえば、座標、セルレベル、シビックアドレスなど)、タイムスタンプ、トリガリングイベント(たとえば、イベントの場合にのみ要求がロケーション報告を送ることになっている場合)、それがUEの実際のロケーションであるかもしくはUEの予測されたロケーションであるか、および/または提供されたロケーション推定の信頼性を示す関連する信頼間隔もしくは関係するメトリックに基づいて、ロケーション情報および/または推定を提供する。
【0083】
LSE-S514は、ロケーション報告処理を実施し542、(たとえば、精度および/または応答時間などのQoSパラメータに基づいて)受信されたロケーション情報がLCSプロファイル要件を満たすかどうかをチェックする。情報が要件を満たす場合、方法はステップ554に移動する。
【0084】
情報が要件を満たさない場合、LSE-S514は、受信されたロケーション報告およびステップ520において受信されたコンテキストに基づいてさらなる処理を実施し544、融合ロケーション推定を再度チェックする。さらなる処理は、以下、すなわち、1)ロケーション拡張(たとえば、3Dライブマップを用いるなど)、2)精密度を高めるための分析および/もしくは履歴データの使用、ならびに/または3)UEおよび/もしくはグループUEのモビリティ情報、のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0085】
任意選択の第5の通信546において、ステップ542および544が必要とされるLCSを提供しない(またはLSE-S514がアプリケーションコンテキストについての最新の情報を有しない)場合、LSE-S514は、SEAL LMSおよび/もしくはLMC、LMFおよび/もしくはAMF、ネットワークデータ分析機能(「NWDAF」)、UEにおけるLSEクライアントとしての1つもしくは複数の3GPP(登録商標)エンティティからの、またはMEC APIを介したMECプラットフォームからのUE測位に関係する補足情報を要求する。
【0086】
任意選択の第6の通信548において、LSE-S514は、要求に基づいて補足情報を受信する。情報は、実際のおよび/または予測されたUEモビリティ、エリアおよび/または付近内のすべてのおよび/または追加のUEについてのロケーション、ロケーション検証用の他のソースによるUEロケーション(たとえば、UAS関連のプロファイルに使用され得る)、特定のエリア用の高精細度(「HD」)マップ、拡張ロケーション、アプリケーション内のUE間(たとえば、ドローンとパイロットとの間、隊列中の車両間)の相対ロケーション、他のUE(たとえば、他のUEロケーションを収集し、送るように先導するグループ)の代わりに提供されるべき1つのUEに対するロケーション要求を含み得る。
【0087】
任意選択の第7の通信550Aにおいて、任意選択の第8の通信550Bにおいて、任意選択の第9の通信552Aにおいて、および任意選択の第10の通信552Bにおいて、LSE-S514は、アプリケーションに対してLCSプロファイル要件が満たされることをチェックする。要件が満たされない場合、LSE-S514および/またはLSEクライアント504は、非3GPPドメインにそのような情報を提供するように要求し、ロケーション情報を受信する。これは、以下の3つの方法のうちの1つまたは複数を介して、すなわち、1)N3IWF、TNGF、および/もしくはワイヤレスアクセスゲートウェイ機能(「W-AGF」)を介してまたはアプリケーションレイヤ(たとえば、3GPP(登録商標)の範囲外のインターフェース)を介して、UE支援型およびUEベースの測位手順において示されるように - N3GPPアクセスネットワークと対話するとき、報告されるロケーション情報は、それが信頼できるか否かに依存する - そのような情報は、UEのローカルインターネットプロトコル(「IP」)アドレスまたはUEおよび/もしくはN5CWデバイスのローカルIPアドレス、WLANアクセスの場合には、アタッチされたAPの基本サービスセット識別子(「BSSID」)もしくは検出されたAPのBSSID、ならびに/またはシビックアドレスおよび/もしくは地理空間ロケーション情報を含み得る、2)N3IWF、TNGF、および/もしくはW-AGFを介してまたはアプリケーションレイヤ(たとえば、3GPP(登録商標)の範囲外のインターフェース)を介して、ネットワーク支援型測位手順として - この情報は、UEおよび/もしくはN5CWデバイスのローカルIPアドレスおよび任意選択でユーザデータグラムプロトコル(「UDP」)もしくは伝送制御プロトコル(「TCP」)ソースポート、ならびに信頼できる非3GPPアクセスポイント(「TNAP」)および/もしくは信頼できるWLANアクセスプロキシ(「TWAP」)ID(たとえば、信頼できるデバイスの場合)であり得る、および/または3)(たとえば、全地球測位システム(「GPS」)受信機、Bluetooth受信機などからの)UEロケーション情報を間接的に要求するために、SEAL LMCおよび/またはLSEクライアントを介して、行われ得る。
【0088】
LSE-S514は、前のステップに基づいて融合ロケーション推定を計算し554、(たとえば、LCSプロファイルに基づいて)要求されたロケーションQoSが満たされるかどうかをチェックする。
【0089】
第11の通信556において、LSE-S514は、ロケーション情報をVALサーバ516に報告する。
【0090】
図5で説明される手順のための1つの考えられるフローチャートが図6に示され、本明細書で説明される。
【0091】
ステップ558~564において、アプリケーション側によって、ネットワークによって、OAMによっておよび/またはUEによって提供され得るイベントは、異なるLCSプロファイルへのアプリケーションの再マッピングをトリガし得る。このトリガイベントは、環境の変更(たとえば、屋内から屋外)、アプリケーションのサービスプロファイルの変更(たとえば、サービスオペレーションレベルの変更)、ターゲットエリアにおけるロケーションサービスプロファイルアベイラビリティの変更、ロケーションサービスプロファイルエリアの変更、または異なるDNおよび/もしくはスライスへのアプリケーションのリロケーションを必要とし得るモビリティイベントに起因し得る。特定の実施形態では、LCSのアプリケーション要件とLCSプロファイルとの間に不一致がある場合、LSEサーバは、ロケーションQoS要件を満たすことを容易にするために、マッピングを適応させることが可能であり得る。
【0092】
トリガがOAMに由来する場合、トリガは、ターゲットの地理的エリアもしくはトポロジーエリア(たとえば、セルエリア、追跡エリア)またはスライスインスタンスにおける異なるLCSプロファイルへのすべてのアプリケーションの再マッピングに影響を及ぼし得る。
【0093】
第12の通信558において、LSE-S514は、(たとえば、ルートに沿って)アプリ#1のロケーションを監視してもよく、ロケーションQoSを満たすことができない場合、サービスプロファイルマッピングが変化する場合、UEのロケーションおよび/もしくはモビリティが変化する場合、またはアプリケーションが異なるDNNもしくはスライスにリロケートされることになると予想される場合、LCSプロファイルへのアプリ#aのマッピングの更新をトリガしてもよい。トリガがアプリケーションに由来する場合、LSE-S514は、サービスプロファイルへのアプリケーションの再マッピング、またはアプリケーション要件(たとえば、ロケーション精度および/またはQoS)の予想される変更を受信する。
【0094】
トリガが監視に由来する場合、LSE-S514における監視能力が必要であることがあり、属性の適応(たとえば、UEが屋外からトンネルに移動する)であり得るアクションをトリガする560ことがある。
【0095】
第13の通信562において、LSE-S514は、LCSプロファイルおよび入ってくる報告を更新してロケーション要件が満たされることを容易にするために、ステップ522~556を繰り返してもよい。
【0096】
第14の通信564において、変更がアプリケーションによってトリガされた場合、LSE-S514は、報告および/またはプロファイルの変更を示す報告および/または応答をアプリケーションに提供する。
【0097】
図6は、要件検証のための方法600の1つの実施形態を示すフローチャート図である。方法600は、アプリケーション(たとえば、アプリ#1)をLCSプロファイル(たとえば、LCSプロファイル#x)にマッピングするステップ602を含む。方法600は、(たとえば、プロファイル#xに基づいて)高優先度LCSプロデューサからのロケーション報告を要求および/または受信するステップ604をさらに含む。方法600は、報告が要件(たとえば、QoS要件)を満たすかどうかを決定するステップ606を含む。報告が要件を満たす場合、方法600は、終了するおよび/またはロケーション情報をVALサーバに送るステップ608を含む。報告が要件を満たさない場合、方法600は、(たとえば、プロファイル#xに基づいて)次のLCSプロデューサを第1の優先度位置に配置するステップ610を含む。次いで、方法600は、もはやLCSプロデューサがなくなるまでかつ/または時間しきい値に達するまで、ステップ604に戻る。
【0098】
もはやLCSプロデューサがないかつ/または時間しきい値に達した場合、方法600は、(たとえば、ロケーション拡張、分析、および/または補足情報を使用して)プロファイルおよび/またはアプリケーションのための追加の処理を実施する612。方法600は、プロセスロケーション推定が要件を満たすかどうかを決定する614。プロセスロケーション推定が要件を満たす場合、方法600はステップ608を実施する。プロセスロケーション推定が要件を満たさない場合、方法600は、非3GPPアクセスポイントからの報告を要求および受信し616、ステップ612に戻る。
【0099】
第2の実施形態では、LCSプロファイルマッピングは、LSEクライアント(たとえば、LSEサーバ構成に基づくデバイス側の - VAL UEに存在するLSEクライアント)によって実施され得る。
【0100】
図7は、LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステム700のさらなる実施形態を示すブロック図である。システム700は、第1のアプリケーション702(たとえば、アプリ#1)を含む第1のVAL UE(たとえば、VAL UE#1)と、第1のLSEクライアント704(たとえば、および/またはSEAL LMC)と、第1のUE-LCSクライアント706とを含む。システム700はまた、第2のアプリケーション708(たとえば、アプリ#2)を含む第2のVAL UE(たとえば、VAL UE#2)と、第2のLSEクライアント710と、第2のUE-LCSクライアント712とを含む。システム700は、非3GPPアクセスネットワーク714と、RAN716(たとえば、またはCN、SEAL、MEC)と、LSEサーバ(LSE-S)718とを含む。諒解され得るように、本明細書で説明される通信のいずれかは、1つまたは複数のメッセージを含み得る。
【0101】
第1の通信720および第2の通信722において、LSE-S718は、LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングおよびアプリケーションのLCSプロファイルに対応する報告の構成のためのUE側におけるLSEクライアントを構成する。構成は、要求の形態であってもよく、以下のパラメータ、すなわち、1)UE ID、UE IDのリスト、グループID、サービスID、VALサーバID、および/もしくはアプリケーションタイプ、2)LCSプロファイル#xへのアプリ#1の所定のマッピング(たとえば、これは、UEルートに沿ったものなどの、アプリ#1についてのマッピングのシーケンスであってもよい)、3)報告構成(たとえば、イベントトリガリングのしきい値、報告の周期、報告のフォーマット、連続した報告間の最小時間)、4)測位方法の優先度、5)ロケーション報告粒度(たとえば、座標、セルレベル、シビックアドレス、トポロジーロケーション)、6)LCSプロファイル属性(たとえば、関与するエンティティによってまだ知られていない場合)、ならびに/または7)構成の時間有効性および/もしくは有効性のエリア、のうちの少なくとも1つを含み得る。次いで、LSEクライアントは、構成の成功(たとえば、肯定応答(「ACK」)および/または否定応答(「NACK」))について通知するための応答メッセージを送り返し得る。
【0102】
任意選択の第3の通信724において、第1のLSEクライアント704は、付近のサービスおよび/もしくはアプリケーション内の、ならびに/または同じグループ内の、他のUEおよび/またはLSEクライアントのLSEプロファイルを構成する。
【0103】
第4の通信726において、ロケーション要求メッセージは、UEにおける第1のアプリケーション702から第1のLSEクライアント704に送られ、アプリケーションID、アプリケーションタイプ、ロケーションQoS要件(たとえば、精度、応答時間など)、ロケーション粒度(たとえば、座標、セルレベル、シビックアドレス、トポロジーロケーション)、バーティカル固有のサポート情報(たとえば、計画されたルート、ロードマップなど)、要件の時間有効性、有効性のエリア、予測ロケーションサービス、サービスプロファイル、デバイス能力(たとえば、GPS受信機、サポートされるRAT、サポートされる測位方法)、電力制約、要求の時間期限、連続した報告間の最小時間、および/またはイベントトリガリング基準(たとえば、どの基準下でロケーション報告が送られる必要があるか)のうちの1つまたは複数を含む。
【0104】
第1のLSEクライアント704は、LCSプロファイルへの(たとえば、ステップ720および722において受信されたIDに基づく)アプリケーションのマッピングを実施する728。
【0105】
LCSプロファイルは、以下の属性、すなわち、バーティカル、ユースケース、環境、測位サービスレベル(たとえば、IIoT用)、LCS QoSパラメータおよび/または精度、サポートされる測位方法、測位方法の優先度および/または選好、ロケーション推定の完全性および信頼性、関与する3GPP(登録商標)の機能および優先度、関与する非3GPPアクセスネットワーク(たとえば、信頼できる、信頼できない)、必要とされるAPIおよび/またはAPI情報、ロケーション検証フラグ、ロケーション拡張フラグ、および/またはグループベースの測位フラグのうちの1つまたは複数を含む。
【0106】
マッピングは、1)アプリケーションサービスタイプ、2)環境(たとえば、屋内、屋外、都市、郊外など)、3)QoS要件(たとえば、精度)、4)関与するUEの能力、5)デバイスのエネルギー制約、6)要求の時間有効性、7)アプリケーションのサービスおよび/もしくはスライスプロファイル、8)特定の測位方法の選好(たとえば、RAT依存方法もしくはRAT非依存方法)、9)LCSサービスレベル(たとえば、IIoTバーティカル用)、10)ロケーション方法の優先度、ならびに/または11)プロセスに関与するロケーション機能の負荷を考慮し得る。
【0107】
アプリケーションをLCSプロファイルにマッピングするための1つの例示的な方法は、ステップ726において受信されたコンテキスト情報とLCSプロファイルの大半の属性との照合であり、さらにLCSプロファイルの負荷をチェックすることである(たとえば、LCSプロファイルの負荷は、機能を提供するそれぞれのロケーションサービスの負荷に影響を及ぼす)。(たとえば、アプリケーションタイプに基づく)マッピングポリシーは、バーティカルおよび/またはOAMに基づいて事前構成され得る。
【0108】
第5の通信730において、第2のLSEクライアント(「LSE-C」)704は、LCSプロファイルへの(たとえば、ステップ720~724において受信されたIDに基づく)アプリケーションのマッピングを、付近のサービスおよび/もしくはアプリケーション内の、ならびに/または(たとえば、724においてLSEプロファイルで構成された)同じグループ内の、他のUEおよび/またはLSEクライアントに送り得る。
【0109】
第6の通信732において、VAL UE#1がLCSクライアントを有する場合、VAL UE#1はまた、第1のUE-LCSクライアント706からローカルにロケーション情報をフェッチし得る(たとえば、どのようにこれが第1のLSE-C704において受信されるかについては、実装形態次第であり得る)。
【0110】
第7の通信734において、第1のLSE-C704は、以下のうちの1つまたは複数に対してロケーション要求を実施する。すなわち、1)AFを介しておよびNEFを介してLMFおよび/またはGMLCに対して - LCSサービス要求は、AF(たとえば、SEAL LMSおよび/またはLSE-S)を介してNEFに、サービスベースのインターフェースまたはCAPIF APIを使用してNEFを介してAFからGMLCおよび/またはLMFもしくはAMFに、または許可される場合には直接GMLCに送られる、2)RANに対して - この要求は、1つまたは複数のUEについてのロケーションを計算するRAN機能に送られてもよい - そのような要求は、アプリケーションID、ロケーションQoS要件(たとえば、絶対的なおよび相対的な水平および垂直の精度、応答時間)、測位方法および測位方法に関係する優先度および関連する測位測定値、同じプロファイルを有するすべてのUEについてのロケーション情報を求める要求、特定のUEの測位フィックスの数、測位推定の完全性、信頼間隔、警報制限、警報までの時間、ならびに/またはターゲットおよび完全性リスクを含んでもよい、3)UEのアプリケーションに対して - この要求は、ロケーション情報要求と同様であってもよく、LCSプロファイルID(たとえば、プロファイルへのアプリケーションのマッピングがステップ726において送られない場合)ならびに同じサービスおよび/またはプロファイル内の付近の他のUEについてのロケーション報告を求める要求を含むように強化されてもよい、および/または4)(たとえば、LSEクライアントからMECロケーションサービスへの)ロケーションAPIの呼出しを介してMECプラットフォームに対して - この要求は、LCSプロファイルIDおよび構成情報(たとえば、MEC能力がプロファイルに気付かない場合)を含むように強化されてもよい。
【0111】
第8の通信736において、第1のLSE-C704は、ステップ736において要求されたエンティティから(たとえば、ロケーション報告を含む)ロケーション応答を受信し、ロケーション応答は、要求された粒度(たとえば、座標、セルレベル、シビックアドレスなど)、タイムスタンプ、トリガリングイベント(たとえば、イベントの場合にのみ要求がロケーション報告を送ることになっている場合)、それがUEの実際のロケーションであるかまたはUEの予測されたロケーションであるか、および提供されたロケーション推定の信頼性を示す関連する信頼間隔または関係するメトリックに基づいて、ロケーション情報および/または推定を提供する。
【0112】
第1のLSE-C704は、(たとえば、精度および/または応答時間などのQoSパラメータに基づいて)受信されたロケーション情報がLCSプロファイル要件を満たすかどうかをチェックする738。要件が満たされる場合、ステップ752に進む。
【0113】
要件が満たされない場合、第1のLSE-C704は、受信されたロケーション報告およびステップ720~724において受信されたコンテキストに基づいてさらなる処理を実施し740、融合ロケーション推定をチェックする。この処理は、1)3Dライブマップを用いるなど、ロケーション拡張を使用すること、2)分析および/もしくは履歴データを使用して精密度を高めること、ならびに/または3)UEおよび/もしくはグループUEのモビリティ情報を含み得る。
【0114】
第9の通信742において、ステップ738および740が必要とされるLCSを提供しない(またはLSE-Cがアプリケーションコンテキストについての最新の情報を有しない)場合、第1のLSE-C704は、LCSプロファイル内のまたは所与のエリアにおけるすべてのユーザへのグループキャストおよび/またはブロードキャストメッセージを介して、エリアおよび/またはUEの付近内のすべてのおよび/または追加のUEからのUE測位に関係する補足情報を要求する。
【0115】
第10の通信744において、第1のLSE-C704は、要求に基づいて補足情報を受信する。
【0116】
任意選択の第11の通信746および任意選択の第12の通信748において、第1のLSE-C704は、アプリケーションに対してLCSプロファイル要件が満たされることを再びチェックする。プロファイル要件が満たされない場合、第1のLSE-C704は、非3GPPアクセスネットワーク(たとえば、WLAN)にそのような情報を提供するように要求し、ロケーション情報を受信する。N3GPPアクセスネットワークと対話している場合、報告されるロケーション情報は、それが信頼できるか否かに依存する。そのような情報は、UEのローカルIPアドレスまたはUEおよび/もしくは非5G互換オーバーWLAN(「N5CW」)デバイスのローカルIPアドレス、WLANアクセスの場合には、アタッチされたAPのBSSIDもしくは検出されたAPのBSSID、シビックアドレス、および/または地理空間ロケーション情報であり得る。
【0117】
第1のLSE-C704は、前のステップに基づいて融合ロケーション推定を計算し750、(たとえば、プロファイルに基づいて)要求されたロケーションQoSが満たされるかどうかをチェックする。
【0118】
第13の通信752において、第1のLSE-C704は、ロケーション情報を第1のアプリケーション702に報告する。
【0119】
第3の実施形態では、LSE機能は、ネットワーク側における展開に基づいてLMFおよび/またはGMLCの機能(または新しいサービス)を強化し得る。
【0120】
図8は、LCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングのためのシステム800の別の実施形態を示すブロック図である。システム800は、UE802と、非3GPPインターワーキング機能(「N3IWF」)804(たとえば、および/またはTNGFおよび/またはW-AGF)と、RAN806と、AMF808(たとえば、および/またはGMLCおよび/またはLMFおよび/またはLSE機能)と、UDM810と、外部LCSクライアント812(たとえば、AF、アプリケーション)とを含む。諒解され得るように、本明細書で説明される通信のいずれかは、1つまたは複数のメッセージを含み得る。
【0121】
第1の通信814において、LCSプロファイル構成があってもよい。
【0122】
第2の通信816において、ロケーション要求(たとえば、ロケーションイベントのサブスクリプションを含む)は、外部LCSクライアント812に由来する。AMF808は、非UE関連であるコンテキストおよび/または測定値を受信してもよく、ロケーション拡張をサポートしてもよい。
【0123】
第3の通信818において、AMF808は、UDM810からLCSプロファイルへのアプリケーションのマッピングを取り出す。ここでは、AMF808またはUDM810のいずれかが、アプリケーションおよび/またはUEとLCSプロファイルとの間のマッピングを維持する。LCSプロファイルは、測位アクセスタイプ、方法、QoSなどを提供する。
【0124】
AMF808は、どのエンティティに対して報告を要求するか、どの優先度を用いるかなど、必要とされる報告を構成する820。AMF808はまた、LCSプロファイルに基づいて、異なる測位方法の優先度を考慮する。AMF808はまた、達成可能な精度に影響を及ぼす場合もあり影響を及ぼさない場合もあるエネルギー効率の良い測位方法を構成するために、UEの無線リソース制御(「RRC」)状態を考慮し得る。
【0125】
第4の通信822において、AMF808は、LCSプロファイルIDおよび/またはUE IDとともにロケーション要求をRAN806に送る。第4の通信822は、N2トランスポートメッセージの中のサービング次世代(「NG」)RAN(「NG-RAN」)ノードに送られたネットワーク測位メッセージを介してAMF808によって行われ得る。
【0126】
RAN806は、プロファイルおよび/またはUEについての任意のロケーション情報を計算する824および/または取得する。RAN806は、第5の通信826において、取得された任意のロケーション情報をAMF808に返す。これは、(たとえば、RAN806とAMF808との間の)N2トランスポートメッセージに含まれる、サービスベースのインターフェースを介したAMF808からLSEへのネットワーク測位メッセージにおいて、AMF808を介して行われ得る。
【0127】
第6の通信828において、AMF808は、UE IDとともに、また任意選択でLCSプロファイルIDおよび/または情報とともにロケーション要求をN3IWF804に送る。これは、サービングN3IWF804へのネットワーク測位メッセージを介してAMF808によって行われ得る。
【0128】
N3IWF804は、プロファイルおよび/またはUEについての任意のロケーション情報を計算する829および/または取得する。第7の通信830において、N3IWF804は、取得された任意のロケーション情報をAMF808に返す。報告されるロケーション情報は、それが信頼できるか否かに依存する。そのような情報は、UEのローカルIPアドレスまたはUEおよび/もしくはN5CWデバイスのローカルIPアドレス、WLANアクセスの場合には、アタッチされたAPのBSSIDもしくは検出されたAPのBSSID、シビックアドレス、および/または地理空間ロケーション情報であり得る。
【0129】
第8の通信832において、AMF808は、LCSプロファイルIDおよび/または情報とともにロケーション要求をUE802に(たとえば、ダウンリンク測位メッセージを介してDL非アクセス層(「NAS」)トランスポートメッセージにおいてUE802に)送る。
【0130】
UE802は、ダウンリンク測位メッセージにおいて提供された任意の支援データを記憶し834、ダウンリンク測位メッセージによって要求された任意の測位測定および/またはロケーション計算を実施する。第9の通信836において、UE802は、(たとえば、ダウンリンク測位メッセージを確認応答するために)NASトランスポートメッセージに含まれるアップリンク測位メッセージをAMF808に送り、プロファイルに基づいて任意のロケーション情報を返すかまたは任意の能力を返す。
【0131】
AMF808は、(たとえば、精度および/または応答時間などのQoSパラメータに基づいて)受信されたロケーション情報がLCSプロファイル要件を満たすかどうかをチェックする838。
【0132】
要件が満たされない場合、AMF808は、受信されたロケーション報告およびステップ816において受信されたコンテキストに基づいてさらなる処理を実施し840、融合ロケーション推定を再度チェックする。そのような処理は、1)3Dライブマップを使用したロケーション拡張、2)分析および/もしくは履歴データを使用して精密度を高めること、ならびに/または3)UEおよび/もしくはグループUEのモビリティ情報を含み得る。
【0133】
第10の通信842において、ステップ832~836が必要とされるLCSを提供しない(またはLSEがアプリコンテキストについての最新の情報を有しない)場合、AMF808は補足情報を要求および受信する。
【0134】
AMF808は、前のステップに基づいて融合ロケーション推定を計算し844、(たとえば、プロファイルに基づいて)要求されたロケーションQoSが満たされるかどうかをチェックする。
【0135】
第11の通信846において、AMF808は、ロケーション情報を外部LCSクライアント812に報告する。
【0136】
図9は、アプリケーションおよびロケーションサービスプロファイルをマッピングするための方法900の1つの実施形態を示すフローチャート図である。いくつかの実施形態では、方法900は、ネットワークユニット104などの装置によって実施される。特定の実施形態では、方法900は、プログラムコードを実行するプロセッサ、たとえば、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、CPU、GPU、補助処理ユニット、FPGAなどによって実施され得る。
【0137】
様々な実施形態では、方法900は、複数のロケーションサービスプロファイルを構成するステップ902を含む。複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む。いくつかの実施形態では、方法900は、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信するステップ904を含む。特定の実施形態では、方法900は、ロケーション要求に基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定するステップ906を含む。様々な実施形態では、方法900は、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップ908を含む。いくつかの実施形態では、方法900は、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定するステップ910を含む。
【0138】
特定の実施形態では、方法900は、第1のロケーションサービスプロファイルに対応する少なくとも1つのロケーション報告を受信するステップであって、少なくとも1つのロケーション報告が、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出される、ステップをさらに含む。いくつかの実施形態では、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定は、少なくとも1つのロケーション報告に基づいて決定される。様々な実施形態では、方法900は、融合ロケーション推定をロケーションサービスコンシューマに送信するステップをさらに含む。
【0139】
1つの実施形態では、方法900は、融合ロケーション推定に基づいて、ロケーションサービス品質要件が満たされるかどうかを決定するステップをさらに含む。特定の実施形態では、方法900は、補足情報を求める要求を送信し、補足情報を求める要求への応答を受信するステップをさらに含む。いくつかの実施形態では、補足情報は、実際のユーザ機器モビリティ情報、予測されたユーザ機器モビリティ情報、エリア内のユーザ機器についてのロケーション情報、2次ソースから取得されたユーザ機器ロケーション情報、特定のエリアについてのマップ、拡張ロケーション情報、アプリケーション内のユーザ機器間の相対ロケーション情報、ロケーション要求情報、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0140】
様々な実施形態では、方法900は、融合ロケーション推定をサービスエリア内の少なくとも1つのユーザ機器、ユーザ機器グループ、またはそれらの組合せに送信するステップをさらに含む。1つの実施形態では、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、アプリケーション情報、ユーザ機器コンテキスト情報、優先度情報、アプリケーションプログラミングインターフェース情報、ロケーション拡張要件、ロケーション予測要件、サイドリンク測位支援要件、近接ベースのロケーション推定要件、ロケーション検証要件、またはそれらの何らかの組合せを含む。特定の実施形態では、方法900は、第1のロケーションサービスプロファイルに基づいて、ロケーション報告を求める要求を少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップをさらに含む。
【0141】
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサは、サービスイネーブラアプリケーションレイヤロケーション管理サーバ、ゲートウェイモバイルロケーションセンタ、非第3世代パートナーシッププログラムインターワーキング機能、信頼できる非第3世代パートナーシッププログラムゲートウェイ機能、ワイヤレスアクセスゲートウェイ機能、モバイルエッジコンピューティングサービス、無線アクセスネットワーク、ユーザ機器、またはそれらの何らかの組合せを含む。様々な実施形態では、ロケーションサービスコンシューマは、バーティカルアプリケーションサーバ、アプリケーション機能、バーティカルイネーブラサーバ、ユーザ機器のアプリケーション、アプリケーションイネーブラクライアント、外部ロケーションサービスクライアント、ネットワークデバイス、またはそれらの組合せを含む。1つの実施形態では、ロケーションサービスイネーブラは、ユーザ機器のアプリケーション、ミドルウェアアプリケーションデバイス、ネットワークデバイス、またはそれらの組合せである。
【0142】
特定の実施形態では、方法900は、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサ、アプリケーションエンティティ、またはそれらの組合せからトリガイベントを受信するステップと、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルおよびトリガイベントに基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第2のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第2のマッピングを決定するステップと、第2のマッピングおよび第2のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップとをさらに含む。いくつかの実施形態では、方法900は、第2のロケーションサービスプロファイルのための少なくとも1つの追加のロケーション報告を受信するステップであって、少なくとも1つの追加のロケーション報告が、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出される、ステップをさらに含む。
【0143】
様々な実施形態では、方法900は、少なくとも1つの追加のロケーション報告に少なくとも部分的に基づいて、第2のロケーションサービスプロファイルのための第2の融合ロケーション推定を決定するステップをさらに含む。1つの実施形態では、方法900は、第2の融合ロケーション推定をロケーションサービスコンシューマに送信するステップをさらに含む。
【0144】
1つの実施形態では、ロケーションサービスイネーブラにおける方法は、複数のロケーションサービスプロファイルを構成するステップであって、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルが、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む、ステップと、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信するステップと、ロケーション要求に基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定するステップと、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップと、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定するステップとを含む。
【0145】
特定の実施形態では、方法は、第1のロケーションサービスプロファイルに対応する少なくとも1つのロケーション報告を受信するステップであって、少なくとも1つのロケーション報告が、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出される、ステップをさらに含む。
【0146】
いくつかの実施形態では、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定は、少なくとも1つのロケーション報告に基づいて決定される。
【0147】
様々な実施形態では、方法は、融合ロケーション推定をロケーションサービスコンシューマに送信するステップをさらに含む。
【0148】
1つの実施形態では、方法は、融合ロケーション推定に基づいて、ロケーションサービス品質要件が満たされるかどうかを決定するステップをさらに含む。
【0149】
特定の実施形態では、方法は、補足情報を求める要求を送信し、補足情報を求める要求への応答を受信するステップをさらに含む。
【0150】
いくつかの実施形態では、補足情報は、実際のユーザ機器モビリティ情報、予測されたユーザ機器モビリティ情報、エリア内のユーザ機器についてのロケーション情報、2次ソースから取得されたユーザ機器ロケーション情報、特定のエリアについてのマップ、拡張ロケーション情報、アプリケーション内のユーザ機器間の相対ロケーション情報、ロケーション要求情報、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0151】
様々な実施形態では、方法は、融合ロケーション推定をサービスエリア内の少なくとも1つのユーザ機器、ユーザ機器グループ、またはそれらの組合せに送信するステップをさらに含む。
【0152】
1つの実施形態では、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、アプリケーション情報、ユーザ機器コンテキスト情報、優先度情報、アプリケーションプログラミングインターフェース情報、ロケーション拡張要件、ロケーション予測要件、サイドリンク測位支援要件、近接ベースのロケーション推定要件、ロケーション検証要件、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0153】
特定の実施形態では、方法は、第1のロケーションサービスプロファイルに基づいて、ロケーション報告を求める要求を少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップをさらに含む。
【0154】
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサは、サービスイネーブラアプリケーションレイヤロケーション管理サーバ、ゲートウェイモバイルロケーションセンタ、非第3世代パートナーシッププログラムインターワーキング機能、信頼できる非第3世代パートナーシッププログラムゲートウェイ機能、ワイヤレスアクセスゲートウェイ機能、モバイルエッジコンピューティングサービス、無線アクセスネットワーク、ユーザ機器、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0155】
様々な実施形態では、ロケーションサービスコンシューマは、バーティカルアプリケーションサーバ、アプリケーション機能、バーティカルイネーブラサーバ、ユーザ機器のアプリケーション、アプリケーションイネーブラクライアント、外部ロケーションサービスクライアント、ネットワークデバイス、またはそれらの組合せを含む。
【0156】
1つの実施形態では、ロケーションサービスイネーブラは、ユーザ機器のアプリケーション、ミドルウェアアプリケーションデバイス、ネットワークデバイス、またはそれらの組合せである。
【0157】
特定の実施形態では、方法は、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサ、アプリケーションエンティティ、またはそれらの組合せからトリガイベントを受信するステップと、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルおよびトリガイベントに基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第2のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第2のマッピングを決定するステップと、第2のマッピングおよび第2のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信するステップとをさらに含む。
【0158】
いくつかの実施形態では、方法は、第2のロケーションサービスプロファイルのための少なくとも1つの追加のロケーション報告を受信するステップであって、少なくとも1つの追加のロケーション報告が、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出される、ステップをさらに含む。
【0159】
様々な実施形態では、方法は、少なくとも1つの追加のロケーション報告に少なくとも部分的に基づいて、第2のロケーションサービスプロファイルのための第2の融合ロケーション推定を決定するステップをさらに含む。
【0160】
1つの実施形態では、方法は、第2の融合ロケーション推定をロケーションサービスコンシューマに送信するステップをさらに含む。
【0161】
1つの実施形態では、装置はロケーションサービスイネーブラを備える。装置は、複数のロケーションサービスプロファイルを構成するプロセッサであって、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルが、少なくとも1つの測位方法、少なくとも1つのサービス品質パラメータ、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサへの少なくとも1つのマッピング、少なくとも1つのアプリケーションサービスタイプ、少なくとも1つのサービスエリアタイプ、またはそれらの組合せを含む、プロセッサと、ロケーションサービスコンシューマからロケーション要求を受信する受信機であって、プロセッサが、ロケーション要求に基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第1のマッピングを決定する、受信機と、第1のマッピングおよび第1のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信する送信機とをさらに備え、プロセッサは、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定を決定する。
【0162】
特定の実施形態では、受信機は、第1のロケーションサービスプロファイルに対応する少なくとも1つのロケーション報告を受信し、少なくとも1つのロケーション報告は、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出される。
【0163】
いくつかの実施形態では、第1のロケーションサービスプロファイルのための融合ロケーション推定は、少なくとも1つのロケーション報告に基づいて決定される。
【0164】
様々な実施形態では、送信機は、融合ロケーション推定をロケーションサービスコンシューマに送信する。
【0165】
1つの実施形態では、プロセッサは、融合ロケーション推定に基づいて、ロケーションサービス品質要件が満たされるかどうかを決定する。
【0166】
特定の実施形態では、送信機は、補足情報を求める要求を送信し、補足情報を求める要求への応答を受信する。
【0167】
いくつかの実施形態では、補足情報は、実際のユーザ機器モビリティ情報、予測されたユーザ機器モビリティ情報、エリア内のユーザ機器についてのロケーション情報、2次ソースから取得されたユーザ機器ロケーション情報、特定のエリアについてのマップ、拡張ロケーション情報、アプリケーション内のユーザ機器間の相対ロケーション情報、ロケーション要求情報、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0168】
様々な実施形態では、送信機は、融合ロケーション推定をサービスエリア内の少なくとも1つのユーザ機器、ユーザ機器グループ、またはそれらの組合せに送信する。
【0169】
1つの実施形態では、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの各ロケーションサービスプロファイルは、アプリケーション情報、ユーザ機器コンテキスト情報、優先度情報、アプリケーションプログラミングインターフェース情報、ロケーション拡張要件、ロケーション予測要件、サイドリンク測位支援要件、近接ベースのロケーション推定要件、ロケーション検証要件、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0170】
特定の実施形態では、送信機は、第1のロケーションサービスプロファイルに基づいて、ロケーション報告を求める要求を少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信する。
【0171】
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサは、サービスイネーブラアプリケーションレイヤロケーション管理サーバ、ゲートウェイモバイルロケーションセンタ、非第3世代パートナーシッププログラムインターワーキング機能、信頼できる非第3世代パートナーシッププログラムゲートウェイ機能、ワイヤレスアクセスゲートウェイ機能、モバイルエッジコンピューティングサービス、無線アクセスネットワーク、ユーザ機器、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0172】
様々な実施形態では、ロケーションサービスコンシューマは、バーティカルアプリケーションサーバ、アプリケーション機能、バーティカルイネーブラサーバ、ユーザ機器のアプリケーション、アプリケーションイネーブラクライアント、外部ロケーションサービスクライアント、ネットワークデバイス、またはそれらの組合せを含む。
【0173】
1つの実施形態では、ロケーションサービスイネーブラは、ユーザ機器のアプリケーション、ミドルウェアアプリケーションデバイス、ネットワークデバイス、またはそれらの組合せである。
【0174】
特定の実施形態では、受信機は、少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサ、アプリケーションエンティティ、またはそれらの組合せからトリガイベントを受信し、プロセッサは、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第1のロケーションサービスプロファイルおよびトリガイベントに基づいて、複数のロケーションサービスプロファイルのうちの第2のロケーションサービスプロファイルへの少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションの第2のマッピングを決定し、送信機は、第2のマッピングおよび第2のロケーションサービスプロファイルを少なくとも1つのロケーションサービスプロデューサに送信する。
【0175】
いくつかの実施形態では、受信機は、第2のロケーションサービスプロファイルのための少なくとも1つの追加のロケーション報告を受信し、少なくとも1つの追加のロケーション報告は、少なくとも1つの無線アクセス技術依存測位方法、少なくとも1つの無線アクセス技術非依存測位方法、またはそれらの組合せを介して導出される。
【0176】
様々な実施形態では、プロセッサは、少なくとも1つの追加のロケーション報告に少なくとも部分的に基づいて、第2のロケーションサービスプロファイルのための第2の融合ロケーション推定を決定する。
【0177】
1つの実施形態では、送信機は、第2の融合ロケーション推定をロケーションサービスコンシューマに送信する。
【0178】
実施形態は、他の特定の形態で実践され得る。説明された実施形態は、あらゆる点で、例示的なものにすぎず限定的ではないと見なされるべきである。したがって、本発明の範囲は、上記の説明によってではなく、添付の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲と等価の意味および範囲に入るすべての変更は、特許請求の範囲内に包含されるものとする。
【符号の説明】
【0179】
100 ワイヤレス通信システム
102 リモートユニット
104 ネットワークユニット
200 装置
202 プロセッサ
204 メモリ
206 入力デバイス
208 ディスプレイ
210 送信機
212 受信機
300 装置
302 プロセッサ
304 メモリ
306 入力デバイス
308 ディスプレイ
310 送信機
312 受信機
314 ネットワークインターフェース
316 アプリケーションインターフェース
400 システム
406 ロケーションサービスイネーブラ、LSE
408 ロケーションサービスコンシューマ、LSC
410 第1の通信
414 第2の通信
416 第3の通信
418 第4の通信
424 第5の通信
426 第6の通信
428 第7の通信
430 第9の通信
434 第10の通信
436 第11の通信
440 第12の通信
442 第13の通信
500 システム
502 アプリケーション
504 LSEクライアント
506 UE-LCSクライアント
508 RAN
510 LMF
512 SEAL LMS
514 LSEサーバ、LSE-S
516 VALサーバ
520 第1の通信
524 第2の通信
526 第3の通信
528 第4の通信
530 第3の通信
532 第4の通信
534 第3の通信
536 第4の通信
538 第3の通信
540 第4の通信
546 第5の通信
548 第6の通信
550A 第7の通信
550B 第8の通信
552A 第9の通信
552B 第10の通信
556 第11の通信
558 第12の通信
562 第13の通信
564 第14の通信
600 方法
700 システム
702 第1のアプリケーション
704 第1のLSEクライアント、第1のLSE-C
706 第1のUE-LCSクライアント
708 第2のアプリケーション
710 第2のLSEクライアント
712 第2のUE-LCSクライアント
716 RAN
718 LSEサーバ、LSE-S
720 第1の通信
722 第2の通信
724 第3の通信
726 第4の通信
730 第5の通信
732 第6の通信
734 第7の通信
736 第8の通信
742 第9の通信
744 第10の通信
746 第11の通信
748 第12の通信
752 第13の通信
800 システム
802 UE
806 RAN
808 AMF
810 UDM
812 外部LCSクライアント
814 第1の通信
816 第2の通信
818 第3の通信
822 第4の通信
826 第5の通信
828 第6の通信
830 第7の通信
832 第8の通信
836 第9の通信
842 第10の通信
846 第11の通信
900 方法
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】