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特表2024-534831機器接続方法、装置、機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-26
(54)【発明の名称】機器接続方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 12/22 20060101AFI20240918BHJP
   H04N 21/4363 20110101ALI20240918BHJP
   H04L 67/51 20220101ALI20240918BHJP
【FI】
H04L12/22
H04N21/4363
H04L67/51
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024512069
(86)(22)【出願日】2023-03-28
(85)【翻訳文提出日】2024-02-22
(86)【国際出願番号】 CN2023084448
(87)【国際公開番号】W WO2023202333
(87)【国際公開日】2023-10-26
(31)【優先権主張番号】202210430422.7
(32)【優先日】2022-04-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS
(71)【出願人】
【識別番号】518404352
【氏名又は名称】広州視臻信息科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】欧▲陽▼ 宇基
【テーマコード(参考)】
5C164
5K030
【Fターム(参考)】
5C164TA08S
5C164TA09S
5C164UA31S
5C164UB72P
5K030GA15
5K030HA08
5K030JA10
5K030LB01
5K030LC13
(57)【要約】
本出願は、通信分野に関する機器接続方法、装置、機器及び記憶媒体を開示する。この方法は、機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーが第1接続コードと第2接続コードを関連付けて保存するように、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信するステップであって、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用されるステップと、第1接続コード又は第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信するステップであって、接続リクエストは、第1接続コード又は第2接続コードに基づいて第1機器によって生成されるステップと、接続リクエストに応答して、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器に接続するステップと、を含む。本出願の実施例は、ローカルエリアネットワークとワイドエリアネットワークとの互換性がある場合、機器接続の成功率を向上させることができ、従来技術における接続コードの互換性が低くかつ機器接続の成功率が低いという技術的問題を解決する。
【代表図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器接続方法であって、
機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーが前記第1接続コードと第2接続コードを関連付けて保存するように、前記サーバーに前記第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信するステップであって、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用されるステップと、
前記第1接続コード又は前記第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信するステップであって、前記接続リクエストは、前記第1接続コード又は前記第2接続コードに基づいて前記第1機器によって生成されるステップと、
前記接続リクエストに応答して、前記ローカルエリアネットワーク又は前記ワイドエリアネットワークを介して前記第1機器に接続するステップと、
を含む機器接続方法。
【請求項2】
機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信する前記ステップの後、
前記サーバーから返信された第2接続コードを受信するステップをさらに含み、
前記第2接続コードを表示する
請求項1に記載の機器接続方法。
【請求項3】
前記第2接続コードは、6つの文字を少なくとも含む接続コードである
請求項1に記載の機器接続方法。
【請求項4】
前記第2接続コードは、タイプビット、チェックビット及びランダムビットを含み、前記タイプビットは、前記ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプを保存するために使用され、前記ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプは、前記チェックビットのビッド長さに関連付けられ、前記チェックビットは、データチェック結果を保存するために使用され、前記データチェック結果は、ランダムビットのうちの少なくとも1つのデータのチェック結果に等しくなく、前記ランダムビットは、乱数を保存するために使用される
請求項3に記載の機器接続方法。
【請求項5】
機器接続方法であって、
第1接続コード又は第2接続コードを受信するステップであって、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用されるステップと、
前記第2接続コードが受信された場合、前記第2接続コードに関連付けられた第1接続コードを送信するようにサーバーにリクエストするステップと、
前記第1接続コードに基づいて、前記ローカルエリアネットワークを介して第2機器に第1接続リクエストを送信するステップと、
前記第1接続コードが受信され、前記第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗した場合、前記第1接続コードに関連付けられた第2接続コードを送信するように前記サーバーにリクエストするステップと、
前記第2接続コードに基づいて、前記ワイドエリアネットワークを介して前記第2機器に第2接続リクエストを送信するステップと、
を含む機器接続方法。
【請求項6】
前記第2接続コードは、サービス情報に関連付けられており、
前記第2接続コード及び前記第1接続リクエストが受信され、又は、前記第2接続リクエストに対応する接続の確立が成功したことを確認した場合、前記サービス情報に対応するサービスアクションを実行するステップをさらに含む
請求項5に記載の機器接続方法。
【請求項7】
機器接続装置であって、接続コード生成モジュール、接続コード表示モジュール及び接続応答モジュールを含み、
前記接続コード生成モジュールは、機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーが前記第1接続コードと第2接続コードを関連付けて保存するように、前記サーバーに前記第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信するために使用され、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用され、
前記接続コード表示モジュールは、前記第1接続コード又は前記第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信するために使用され、前記接続リクエストは、前記第1接続コード又は前記第2接続コードに基づいて前記第1機器によって生成され、
前記接続応答モジュールは、前記接続リクエストに応答して、前記ローカルエリアネットワーク又は前記ワイドエリアネットワークを介して前記第1機器に接続するために使用される
機器接続装置。
【請求項8】
機器接続装置であって、接続コード受信モジュール、第1接続コードリクエストモジュール、第1接続リクエストモジュール、第2接続コードリクエストモジュール、第2接続リクエストモジュールを含み、
前記接続コード受信モジュールは、第1接続コード又は第2接続コードを受信するために使用され、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用され、
前記第1接続コードリクエストモジュールは、前記第2接続コードが受信された場合、前記第2接続コードに関連付けられた第1接続コードを送信するようにサーバーにリクエストするために使用され、
前記第1接続リクエストモジュールは、前記第1接続コードに基づいて、前記ローカルエリアネットワークを介して第2機器に第1接続リクエストを送信するために使用され、
前記第2接続コードリクエストモジュールは、前記第1接続コードが受信され、前記第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗した場合、前記第1接続コードに関連付けられた第2接続コードを送信するように前記サーバーにリクエストするために使用され、
前記第2接続リクエストモジュールは、前記第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗したことを確認した後、前記第2接続コードに基づいて、前記ワイドエリアネットワークを介して前記第2機器に第2接続リクエストを送信するために使用される
機器接続装置。
【請求項9】
インタラクティブインテリジェントパネルであって、プロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムを前記プロセッサに伝送するために使用され、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムにおける命令に応じて、請求項1~6のいずれか1項に記載の機器接続方法を実行するために使用される
インタラクティブインテリジェントパネル。
【請求項10】
コンピュータ実行可能命令を記憶する記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータプロセッサによって実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載の機器接続方法を実行するために使用される記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本出願は、2022年4月22日に中国特許庁に提出された、出願番号が202210430422.7である中国特許出願に対する優先権を主張し、その全ての内容が参照により出願に組み込まれる。
【0002】
本出願の実施例は、通信分野に関し、特に機器接続方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、ネットワーク技術の継続的な発展に伴い、オフィス及び教育の分野での無線スクリーン投影技術の応用シーンが多くなっている。ワイヤレススクリーン投影を行う前に、スクリーン投影送信側に接続コードを入力し、スクリーン投影送信側とスクリーン投影受信側を接続させる必要がある。現在の接続コードは、スクリーン投影送信側とスクリーン投影受信側の両方が同一のローカルエリアネットワークLAN内に位置するシーンのみで使用でき、接続コードは、ランダム検証コード又はアドレスコードの少なくとも1つとして使用される。しかしながら、スクリーン投影送信側がワイドエリアネットワークWANのみに接続されている場合、又は、スクリーン投影送信側がスクリーン投影受信側のアドレスに直接接続できない場合、スクリーン投影送信側は、接続コードでスクリーン投影受信側に接続され得なく、また、情報セキュリティが高い幾つかの環境では、接続コードも環境との互換性がなく、さらには使用できない場合がある。
【発明の概要】
【0004】
本出願の実施例は、ローカルエリアネットワークとワイドエリアネットワークとの互換性がある場合、機器接続の成功率を向上させることができ、従来技術における接続コードの互換性が低くかつ機器接続の成功率が低いという技術的問題を解決する機器接続方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【0005】
第1態様では、本出願の実施例に係る機器接続方法は、
機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、前記サーバーが前記第1接続コードと前記第2接続コードを関連付けて保存するように、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信するステップであって、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用されるステップと、
前記第1接続コード又は前記第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信するステップであって、前記接続リクエストは、前記第1接続コード又は前記第2接続コードに基づいて前記第1機器によって生成されるステップと、
前記接続リクエストに応答して、前記ローカルエリアネットワーク又は前記ワイドエリアネットワークを介して前記第1機器に接続するステップと、を含む。
【0006】
第2態様では、本出願の実施例に係る機器接続方法は、
第1接続コード又は第2接続コードを受信するステップであって、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用されるステップと、
前記第2接続コードが受信された場合、前記第2接続コードに関連付けられた第1接続コードを受信するようにサーバーにリクエストするステップと、
前記第1接続コードに基づいて、前記ローカルエリアネットワークを介して第2機器に第1接続リクエストを送信するステップと、
前記第1接続コードが受信され、前記第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗した場合、前記第1接続コードに関連付けられた第2接続コードを受信するように前記サーバーにリクエストするステップと、
前記第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗したことを確認した後、前記第2接続コードに基づいて、前記ワイドエリアネットワークを介して前記第2機器に第2接続リクエストを送信するステップと、を含む。
【0007】
第3態様では、本出願の実施例に係る機器接続装置は、接続コード生成モジュール、接続コード表示モジュール及び接続応答モジュールを含み、
前記接続コード生成モジュールは、機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、前記サーバーが前記第1接続コードと前記第2接続コードを関連付けて保存するように、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信するために使用され、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用され、
前記接続コード表示モジュールは、前記第1接続コード又は前記第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信するために使用され、前記接続リクエストは、前記第1接続コード又は前記第2接続コードに基づいて前記第1機器によって生成され、
前記接続応答モジュールは、前記接続リクエストに応答して、前記ローカルエリアネットワーク又は前記ワイドエリアネットワークを介して前記第1機器に接続するために使用される。
【0008】
第4態様では、本出願の実施例に係る機器接続装置は、接続コード受信モジュール、第1接続コードリクエストモジュール、第1接続リクエストモジュール、第2接続コードリクエストモジュール、第2接続リクエストモジュールを含み、
前記接続コード受信モジュールは、第1接続コード又は第2接続コードを受信するために使用され、前記第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、前記第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用され、
前記第1接続コードリクエストモジュールは、前記第2接続コードが受信された場合、前記第2接続コードに関連付けられた第1接続コードを受信するようにサーバーにリクエストするために使用され、
前記第1接続リクエストモジュールは、前記第1接続コードに基づいて、前記ローカルエリアネットワークを介して第2機器に第1接続リクエストを送信するために使用され、
前記第2接続コードリクエストモジュールは、前記第1接続コードが受信され、前記第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗した場合、前記第1接続コードに関連付けられた第2接続コードを受信するように前記サーバーにリクエストするために使用され、
前記第2接続リクエストモジュールは、前記第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗したことを確認した後、前記第2接続コードに基づいて、前記ワイドエリアネットワークを介して前記第2機器に第2接続リクエストを送信するために使用される。
【0009】
第5態様では、本出願の実施例に係る機器接続機器は、プロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムを前記プロセッサに伝送するために使用され、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムにおける命令に応じて、第1態様又は第2態様で説明された機器接続方法を実行するために使用される。
【0010】
第6態様では、本出願の実施例に係るコンピュータ実行可能命令を記憶する記憶媒体は、前記コンピュータ実行可能命令がコンピュータプロセッサによって実行されると、第1態様又は第2態様で説明された機器接続方法を実行するために使用される。
【0011】
上述したように、本出願の実施例では、第2機器に1つの接続コードが表示されるだけで、第1機器は、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続することができ、ローカルエリアネットワークとワイドエリアネットワークのネットワーク環境との互換性を同時に有することができ、ユーザが使用中に1つの接続コードを取得するだけでよく、異なる接続コードを取得して繰り返し接続操作を行う必要がなく、第1接続コード又は第2接続コードが表示されるかに関わらず、ユーザが第1機器で実行する接続操作は同じであり、ユーザは、異なる接続コードに対して異なる操作を学習する必要もなく、ユーザの学習コスト及び操作コストが削減される。
本出願の実施例は、従来技術における接続コードの互換性が低くかつ機器接続の成功率が低いという技術的問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本出願の実施例に係る機器が互いに接続される場合のシーンの概略図である。
図2】本出願の実施例に係るローカルエリアネットワークにおける機器が互いに接続される場合のシーンの概略図である。
図3】本出願の実施例に係る機器接続方法のフローチャートである。
図4】本出願の実施例に係る機器接続方法を適用するシーンの概略図である。
図5】本出願の実施例に係る別の機器接続方法のフローチャートである。
図6】本出願の実施例に係る別の機器接続方法のフローチャートである。
図7】本出願の実施例に係る機器による第1機器による接続コードの解析のフローチャートである。
図8】本出願の実施例に係る別の機器接続方法のプロセスの概略図である。
図9】本出願の実施例に係る別の機器接続方法のプロセスの概略図である。
図10】本出願の実施例に係る別の機器接続方法のプロセスの概略図である。
図11】本出願の実施例に係る別の機器接続装置の構造概略図である。
図12】本出願の実施例に係る別の機器接続装置の構造概略図である。
図13】本出願の実施例に係る機器接続機器の構造概略図である。 図面の記号 第1機器10、第2機器20、サーバー30
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下の説明及び添付の図面は、当業者が実施できるように、本出願の具体的な実施形態を十分に示している。実施例は、可能な変形例のみを示す。独立した部材及び機能は、明示的に要求されない限り、オプションであり、操作の順序は、変化してもよい。幾つかの実施形態の部分及び特徴は、他の実施形態の部分及び特徴に含まれ得るか、又は他の実施形態の部分及び特徴を置き換えることができる。本出願の実施形態の範囲は、特許請求の範囲全体、及び特許請求の範囲のすべての取得可能な同等物を含む。本明細書では、様々な実施形態が「発明」という用語でよって個別に又は集合的に示される場合があるが、これは、便宜上のものだけであり、実際に複数の発明が開示されている場合、本出願の範囲をいかなる単一の発明又は発明概念に自動的に限定する意図がない。本明細書では、第1と第2などのような関係用語は、1つのエンティティ又は操作を別のエンティティ及び操作と区別するためのものだけであり、これらのエンティティ又は操作の間にいかなる実際の関係又は順番が存在することを要求又は示唆しない。そして、用語「包括」、「包含」又は他のいかなる変形が非排他的な包含を含むことを図ることにより、一連の要素を含むプロセス、方法又は機器接続機器は、これらの要素だけでなく、明確に示されない他の要素を含む。本説明書における各実施例は、段階的に説明され、各実施例は、他の実施例との違い点を重点として説明し、各実施例間の同じ及び類似の部分は互いに参照すればよい。実施例で開示される構造、製品などについては、それが実施例で開示される方法に対応するため、簡単に説明され、関連する部分について方法部分の説明を参照すればよい。
【0014】
図1に示すように、図1は本出願の実施例に係る機器が互いに接続される場合の第1シーンの概略図である。第1機器10と第2機器20は、対話することができる。ここで、第1機器10は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、Windows、Mac又はChromeノートブックなどの機器、又は他のポータブルデバイスであってもよく、第2機器20は、対話型スマートタブレット、対話型タブレット、プロジェクタ、スクリーン及び/又はテレビなどの機器であってもよい。第1機器10と第2機器20は、互いに接続され、例えば、第1機器10と第2機器20は、無線通信ネットワークを介して接続されてもよく、無線通信ネットワークは、第1機器10と第2機器20をネットワークケーブルで接続する必要がないいかなるネットワークとして理解されてもよく、例えば、RF(無線周波数:RadioFrequency)、光通信又は赤外線通信、例えば、赤外線インターフェース(IrDA)、拡散赤外線(diffuse infra-red)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、マイクロ波アクセスのための世界的な相互運用性(WiMax)、無線ローカルエリアネットワーク(WiFi)、無線ローカルエリアネットワークダイレクト(WiFi Direct)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)、又は、光ネットワーク(LiFi)などの当業者によく知られた他のいかなる無線通信ネットワークである。当然、他の実施例では、第1機器10と第2機器20は、有線通信ネットワークを介して接続されてもよい。
【0015】
第1機器10と第2機器20は、接続された後に情報インタラクションを行うことができ、例えば、第1機器10は、現在の表示されているスクリーンデータを第2機器20に送信することができ、現在の表示されているスクリーンデータは、オーディオデータとビデオデータのうちの1つ又は複数を含むことができる。第2機器20は、第1機器10から送信されたスクリーンデータを受信した後、受信されたスクリーンデータを処理して自体のページに表示し、スクリーン投影を実現することができる。例示的に、第1機器10は、現在のスクリーンデータを符号化し、符号化されたスクリーンデータを第2機器20に送信することができ、第2機器20は、符号化されたスクリーンデータを受信して復号し、復号されたスクリーンデータを取得し、第2機器20は、復号されたスクリーンデータを表示することができる。以下では、第1機器10と第2機器20がワイヤレスローカルエリアネットワークを介して接続されることを例として具体的に説明する。
【0016】
例示的に、図2に示すように、図2が本出願の実施例に係る機器が互いに接続される場合の第2シーンの概略図であり、第1機器10と第2機器20は、同一のローカルエリアネットワーク内に位置し、ローカルエリアネットワークは、ローカルエリアに形成されるプライベートネットワークを指し、第1機器10と第2機器20は、ローカルエリアネットワークを介して接続され、第1機器10が第2機器20にスクリーン投影される必要がある場合、第2機器20は、一定の規則に従ってローカルエリアネットワーク接続コードを生成して表示し、第1機器10にローカルエリアネットワーク接続コードが入力された後、第1機器10は、ローカルエリアネットワーク接続コードに基づいてローカルエリアネットワーク内で第2機器20を検索し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20との上記スクリーン投影プロセスのような情報インタラクションを行うことができる。しかしながら、第1機器10と第2機器20が同一のローカルエリアネットワーク内に位置しない場合、上記ローカルエリアネットワーク接続コードで情報インタラクションを行うことができなく、例えば、第2機器20が携帯電話であり、ユーザは、移動通信ネットワークを介して携帯電話を使用する場合、上記ローカルエリアネットワーク接続コードで第1機器10に接続することができない。
【0017】
これに基づき、本出願の実施例は、機器接続方法を提供する。図3に示すように、図3は本出願の実施例に係る機器接続方法のフローチャート1である。当該方法は、第2機器20に適用でき、以下のステップを含む。
【0018】
ステップ101において、機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーが第1接続コードと第2接続コードを関連付けて保存するように、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信し、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用される。
【0019】
本実施例では、第2機器20は、まず、自体の機器情報に基づいて第1接続コードを生成する。ここで、機器情報は、例えば、ローカルエリアネットワークIP、サービスポート番号、ホットスポットIP、ホットスポットSSID(Service Set Identifier:サービスセット識別子)、ホットスポットパスワード及び/又は物理アドレスを含む。ここで、ローカルエリアネットワークIPとは、ローカルエリアネットワークのネットワークアドレスを指し、サービスポート番号は、サーバー30のポート番号であり、サーバー30内の様々なサービスは、異なるポートを採用して異なるサービスをそれぞれ提供し、サーバー30のポート番号は、異なるポートの番号である。ホットスポットとは、機器がGPRS、3G又は4G信号をワイヤレスローカルエリアネットワーク信号に変換し、他の機器が使用できるようにブロードキャストすることを指し、ホットスポットIPは、ワイヤレスローカルエリアネットワークのアドレスである。ホットスポットSSIDとは、1つのホットスポットのワイヤレスローカルエリアネットワークを、異なる身元検証を必要とする複数のサブネットワークに分割することを指し、各サブネットワークは、独立した身元検証を必要とし、身元認証に合格したユーザのみが対応するサブネットワークに入ることができ、許可されていないユーザがワイヤレスローカルエリアネットワークに入ることを防止する。ホットスポットパスワードとは、ホットスポットのワイヤレスローカルエリアネットワークに接続するために必要なパスワードを指し、パスワードが正しい場合のみ、ホットスポットに接続できる。
物理アドレスは、ホットスポットをブロードキャストする機器のアドレスを指し、物理アドレスは、工場出荷時に製造元によって設定されており、ネットワークにおける各機器を識別するために使用される。
【0020】
第1接続コードは、同一のローカルエリアネットワークにある異なる機器を接続するための接続コードを指す。本実施例では、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、即ち、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードのみとして使用されてもよいし、ローカルエリアネットワークのアドレスコードのみとして使用されてもよく、又は、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードとして使用される。検証コードとは、特定の機器をマッチングするための接続コードを指し、検証コードには、機器の検証情報が含まれる。例えば、第1機器10は、ローカルエリアネットワークのプロトコル(シンプルサービスディスカバリプロトコル又はマルチキャストDNSプロトコルなど)を通じて第2機器20のリストを発見し、次に第2機器20のリストから特定の受信側を接続コードでマッチングし、第2機器20を間接的に発見し、それに接続する。アドレスコードとは、IPアドレス情報を含む接続コードを指し、アドレスコードには、機器のIPアドレス情報が含まれ、例えば、IPアドレスなどの情報は、一定のマッピング関係によって接続コードにマッピングされ、スクリーン投影送信機器は、接続コードを入力した後、スクリーン投影受信機器を直接発現してそれに接続することができる。
【0021】
1つの実施例では、第1接続コードは、デフォルトで6つの文字の接続コードであり、文字とは、書記素のような単位又は記号を指し、アルファベット、数字、算術記号、句読点記号及び他の記号、及び幾つかの機能記号を含む。本実施例では、第1接続コードの文字は、数字又はアルファベットのうちの任意の1種類又は複数種類で構成されてもよい。例示的に、第1接続コードは、CDF96Q又はWS7U89などであってもよく、本実施例では、第1接続コードの具体的なコンテンツは、限定されない。第1接続コードを7つ以上の文字に拡張できるため、より多くのIPアドレス情報、変更ビット、ポート又は他のネットワーク情報を追加できることを理解できる。具体的には、本実施例において第2機器20が自体の機器情報に基づいて第1接続コードを生成するプロセスは、具体的には、表1に示すように、RFC 1918標準に従ってローカルエリアネットワーク内のIPv4プライベートアドレスを4つのセグメントに分割することであり、ローカルエリアネットワーク内のIPv4プライベートアドレスを4つのセグメントに分割することは、表1に示される。
【0022】
【表1】
第1接続コードが6桁の数字又はアルファベットの接続コードであり、6桁の数字+文字については、0~9及びA~Z(大文字と小文字を区別しない)の36つの文字があり、数字「0」及び「1」、アルファベット「I」及び「O」というユーザが誤認識しやすい4つの文字を除くと、32つの文字が残り、したがって、接続コードの符号化空間は、32=230あり、即ち30つのバイナリビットの符号化空間であり、コンテンツを保存できる。
【0023】
IPv4プライベートアドレスを分割した後、第1機器10は、IPアドレス、ポート、ランダムビット、チェックビット及びタイプビットなどの情報を接続コードの30つのバイナリビットに記入する。具体的には、第2機器20のIPアドレスがクラスA・プライベートセグメントアドレスである場合、接続コードのバイナリビットは、表2に示すように、タイプ、チェックビット、ポート及びIPアドレス情報を上位から下位の順で表す。
【0024】
【表2】
第2機器20のIPアドレスがクラスB・プライベートセグメントアドレスである場合、接続コードのバイナリビットは、表3に示すように、タイプ、チェックビット、ポート及びIPアドレス情報を上位から下位の順で表す。
【0025】
【表3】
第2機器20のIPアドレスがクラスC・プライベートセグメントアドレスである場合、接続コードのバイナリビットは、表4に示すように、タイプ、チェックビット、ポート及びIPアドレス情報を上位から下位の順で表す。
【0026】
【表4】
ここで、タイプビットは、IPアドレスのタイプを表し、クラスA・プライベートセグメントアドレスのタイプビットは、00であり、クラスB・プライベートセグメントアドレスのタイプビットは、01であり、クラスC・プライベートセグメントアドレスのタイプビットは、10であり、予約済み拡張セグメントのタイプビットは、11である。チェックビットは、接続コードのうち、チェックビット以外のビットを組み合わせた数字であり、当該数字が4の余りをとったものであり、ユーザに入力された接続コードに対して、チェックビットを計算し、接続コードに保存されているチェックビットと比較し、これにより、ユーザが誤入力するか否かを確認することができる。変更ビットは、0~15の範囲でランダムに生成され、変更ビットが他の部分に影響を与えることができるために、変更ビットを他の任意の4つのビットに置き換えて、6つの接続コードのうち1文字だけが変更されることを避ける。ポートは、ポート配列の添字を保存するために使用され、機器情報のうちのサービスポート番号から取得されてもよく、IPアドレス情報は、第2機器20のローカルエリアネットワークにおけるIPアドレスを表し、機器情報のうちのローカルエリアネットワークIPによって取得されてもよい。
【0027】
第2機器20は、第1接続コードを生成した後、第1接続コードをサーバー30にアップロードし、サーバー30とは、ネットワークにおいて他の機器にコンピューティングサービス又はアプリケーションサービスを提供するための機器を指す。同時に、第2機器20は、サーバー30に第2接続コードの申請リクエストを送信し、サーバー30は、リクエストを受信した後、第2接続コードを生成し、同時に第2接続コードと第1接続コードを関連付けて保存する。説明すべきものとして、本実施例では、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークで使用される接続コードであり、第2接続コードにより、ワイドエリアネットワークにおける異なる機器の接続が可能となる。ここで、ワイドエリアネットワークとは、異なる地域にあるローカルエリアネットワーク又はメトロポリタンエリアネットワークにおけるコンピュータ通信を接続するリモートネットワークを指し、ワイドエリアネットワークにおいて異なる機器が互いにアクセスできるため、各ワイドエリアネットワーク接続コードの一意性が確保されていなければ、他の機器への接続にエラーが発生し、その結果、情報漏洩などの重大な問題を引き起こす。したがって、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークにおける検証コードとして使用され、ワイドエリアネットワークにおいて特定の機器をマッチングするために使用される。1つの実施例では、サーバー30は、第1接続コードのうち、IPアドレスが予約済み拡張セグメントに対応するものである接続コードをワイドエリアネットワーク接続コードとして使用することができる。
【0028】
ステップ102において、第1接続コード又は第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信し、接続リクエストは、第1接続コード又は第2接続コードに基づいて第1機器によって生成される。
【0029】
第2機器20は、サーバー30に第2接続コードの申請リクエストを送信した後、第1接続コード又は第2接続コードを表示することができる。例えば、第2機器20は、スクリーンのランダムな位置に接続コードを表示することができ、スクリーンに特定の領域を設定して接続コードを表示することもでき、第2機器20は、第1接続コードを表示する必要がある場合、サーバー30から返信された第1接続コードを受信する必要がある。次に、ユーザは、第2機器20に表示された第1接続コード又は第2接続コードに基づいて、第1接続コード又は第2接続コードを第1機器10に入力し、第1機器10は、第1接続コード又は第2接続コードを受信した後、第1接続コード又は第2接続コードに基づいて接続リクエストを生成し、ここで、接続リクエストは、第2機器20との接続をリクエストするために使用され、接続リクエストは、受信された、第1機器10が接続される第1接続コード又は第2接続コードに基づいて生成される。例示的に、図4に示すように、図4が本出願の実施例に係る機器接続方法の適用シーンの概略図であり、第1機器10、第2機器20及びサーバー30を含み、第1機器10は、ワイドエリアネットワークに接続され、第2機器20は、ワイドエリアネットワーク及びローカルエリアネットワークに接続され、第2機器20は、第1接続コード又は第2接続コードを受信した後、第1接続コード又は第2接続コードを表示し、ユーザは、第2機器20に表示された接続コードを第1機器10に入力する。第1機器10は、入力された接続コードを受信した後、まず、接続コードが第1接続コード又は第2接続コードであるかを判断し、接続コードが第1接続コードである場合、第1機器10は、第1接続コードを解析し、第1接続コードから第2機器20のIPアドレス情報及び検証情報を取得し、次にIPアドレス情報及び検証情報に基づいてローカルエリアネットワークを介して第2機器20に接続リクエストを送信する。例えば、第1接続コードのBit29-28をタイプとして解析し、解析によって得られたタイプに応じて、第1接続コードのbit27-0をどのように解析するかを決定することができ、タイプが00である場合、接続コードのうちのIPアドレスタイプがクラスA・プライベートセグメントアドレスであることを示し、第1接続コードのBit27-26をチェックビットとして解析し、第1接続コードのBit25-24をポートとして解析し、接続コードのBit23-0をIPアドレス情報として解析し、他のIPアドレスタイプの接続コードについても順に類推する。これにより、ユーザが第1機器10に第1接続コードを入力した後、第1機器10は、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に接続されてもよい。別の実施例では、第1機器10は、第1接続コードを受信した後、第1接続コードに関連付けられた第2接続コードをサーバー30から取得し、第2接続コードから検証情報を解析し、検証情報に基づいて、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20に接続リクエストを送信することもできる。又は、別の実施例では、ローカルエリアネットワークを介した第1機器10から第2機器20への接続が失敗した後、第1機器10は、第1接続コードに関連付けられた第2接続コードをサーバー30から取得し、第2接続コードから検証情報を解析し、検証情報に基づいて、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20に接続リクエストを送信する。これにより、ユーザが第1機器10に第1接続コードを入力した後にも、第1機器10は、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20に接続されてもよい。
【0030】
第2機器20に第2接続コードが表示される場合、ユーザは、第2接続コードを第2機器10に入力する。1つの実施例では、第1機器10は、第2接続コードを受信した後、第2接続コードに基づいて、ワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続リクエストを直接送信することができ、これにより、第1機器と第2機器は、ワイドエリアネットワークを介して接続される。別の実施例では、第1機器10が第2接続コードを受信した後、第1機器10は、第2接続コードに基づいて第2接続コードに関連付けられた第1接続コードをサーバー30から取得し、第1接続コードに基づいて、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に接続リクエストを送信し、ローカルエリアネットワークを介した第1機器10から第2機器20への接続が失敗した場合、第1機器10は、第2接続コードに基づいて、さらにワイドエリアネットワークを介して第1機器10に接続リクエストを送信すし、これにより、ユーザが第2接続コードを入力する場合でも、第1機器10は、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に接続されてもよい。
【0031】
ステップ103において、接続リクエストに応答して、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器に接続する。
【0032】
第2機器20が第1機器10からの接続リクエストを受信した後、接続リクエストがローカルエリアネットワークを介して送信されると、第2機器20は、ローカルエリアネットワークを介して第1デバイス10との接続を確立し、接続リクエストがワイドエリアネットワークを介して送信されると、第2機器20は、ワイドエリアネットワークを介して第1機器10との接続を確立する。
【0033】
上述したように、第2機器は、生成された第1接続コードをサーバーにアップロードするとともに、第2接続コードをサーバーに申請し、第2機器が第2接続コードを受信しない場合、第2機器に第1接続コードが表示され、第2機器が第2接続コードを受信した場合、第2機器に第2接続コードが表示される。その後でユーザが第1接続コード又は第2接続コードを第1機器に入力した場合、第1機器は、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続リクエストを送信することができ、これにより、第2機器は、第1機器に接続されてもよい。本出願の実施例では、第2機器に1つの接続コードだけが表示されるだけで、第1機器は、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続することが可能となり、ローカルエリアネットワークとワイドエリアネットワークのネットワーク環境との互換性を同時に有することができ、ユーザが使用中に1つの接続コードを取得するだけでよく、異なる接続コードを取得して繰り返し接続操作を行う必要がなく、第1接続コード又は第2接続コードが表示される場合、ユーザが第1機器で実行する接続操作は同じであり、ユーザは、異なる接続コードに対して異なる操作を学習する必要がなく、ユーザの学習コスト及び操作コストが削減される。
【0034】
図5に示すように、図5が本出願の実施例に係る第2機器20に適用される別の機器接続方法のフローチャートであり、この方法は以下のステップを含む。
【0035】
ステップ201において、機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーが第1接続コードと第2接続コードを関連付けて保存するように、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信し、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用される。
【0036】
ステップ202において、サーバーから返信された第2接続コードを受信する。
【0037】
本実施例では、サーバー30が第2機器20から送信された第2接続コードの申請リクエストを受信した場合、サーバー30は、第2接続コードを生成し、第2接続コードと第1接続コードを関連付けて保存した後、第2接続コードを第2機器20に送信し、これにより、第2機器20は、サーバー30から返信された第2接続コードを受信する。
【0038】
ステップ203において、第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信し、接続リクエストは、第1接続コード又は第2接続コードに基づいて第1機器によって生成される。
【0039】
第2機器20は、第2接続コードを受信した後、第2接続コードを表示し、これにより、ユーザは、第2接続コードを第1機器10に入力し、第1機器10は、入力された第2接続コードを受信した後、ワイドエリアネットワーク又はローカルエリアネットワークを介して接続リクエストを送信し、接続リクエストは、第1接続コード又は第2接続コードに基づいて第1機器10によって生成される。具体的には、1つの実施例では、第2機器20が第2接続コードを表示した後、ユーザは、第2機器20に表示された第2接続コードを第1機器10に入力し、第1機器10は、入力された接続コードを解析し、第2接続コードがワイドエリアネットワークの第2接続コードであることを決定した後、第2接続コードに基づいて、第2接続コードに関連付けられた第1接続コードをサーバー30から取得し、その後、第1接続コードに基づいて第1接続リクエストを生成し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に第1接続リクエストを送信し、ローカルエリアネットワークを介した第1機器10から第2機器20への接続が失敗した場合、第1機器10は、さらに第2接続コードに基づいて第2接続リクエストを生成し、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20に第2接続リクエストを送信し、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20との接続を行う。
【0040】
ステップ204において、接続リクエストに応答して、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器に接続する。
【0041】
上述したように、第2機器は、第1接続コードを生成した後、第1接続コードをサーバーにアップロードし、サーバーに第2接続コードの申請リクエストを送信し、第2機器は、サーバーから返信された第2接続コードを受信した後、第2接続コードを表示し、その後でユーザは、第1機器に第2接続コードを入力すると、第2接続コードに関連付けられた第1接続コードをサーバーから取得し、それによってローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続されることができ、第2接続コードがローカルエリアネットワークとワイドエリアネットワークのネットワーク環境との互換性を同時に有することができ、ユーザは、使用中に第2接続コードを第1機器に入力するだけでよく、異なるネットワーク環境でも、ユーザが第1機器で実行する接続操作は同じであり、ユーザは、ネットワーク環境に応じて異なる操作を学習する必要がなくなり、ユーザの学習コスト及び操作コストが削減される。
【0042】
さらに説明すべきものとして、本実施例では、第2接続コードは、6つの文字を少なくとも含む接続コードである。
【0043】
本実施例では、第2接続コードと第1接続コードは、同じであり、どちらもデフォルトで6つの文字を含む接続コードであるため、30ビットのバイナリの符号化空間を有するが、第2接続コードは、実際の状況に応じて7つの文字以上に拡張されてもよい。例えば、第1機器10のIPv4アドレスが特殊であり、クラスA・プライベートセグメントアドレス、クラスB・プライベートセグメントアドレス、クラスC・プライベートセグメントアドレスに属しない場合、即ち、IPアドレスが10.0.0.0~10.255.255.255、172.16.0.0~172.31.255.255、192.168.0.0~192.168.255.255にないが、パブリックIPアドレス(海外ユーザによく使用される202.102.34.128など)である場合、上記第2接続コードは、6桁の数字+文字の組み合わせで使用できない。このとき、第2接続コードを8桁の数字+文字の組み合わせに拡張することができ、このとき、第2接続コードの符号化空間は、32=240であり、即ち第2接続コードは、40つのバイナリの符号化空間を有し、6つの文字からなる第2接続コードと比較して、符号化空間が拡大され、グローバルIPv4アドレスを符号化することができる。
【0044】
上記実施例に基づき、第2接続コードは、タイプビット、チェックビット及びランダムビットを含み、タイプビットは、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプを保存するために使用され、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプは、チェックビットのビッド長さに関連付けられ、チェックビットは、データチェック結果を保存するために使用され、データチェック結果は、ランダムビットのうちの少なくとも1つのデータのチェック結果に等しくなく、ランダムビットは、乱数を保存するために使用される。
【0045】
第1接続コードでは、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプがクラスA・プライベートセグメントアドレス、クラスB・プライベートセグメントアドレス、又はクラスC・プライベートセグメントアドレスであるかに関わらず、チェックビッドのデータが特定のデータのチェック結果に等しくなければならず、特定のデータは、第1接続コードの残りのビットのデータの一部又は全部である。チェックビットが特定のデータのチェック結果に等しくない場合、当該30ビットのバイナリエン符号化空間が使用されていなく、したがって、チェックビットが特定のデータのチェック結果に等しくない30ビットのバイナリ符号化空間は、第2接続コードとして使用されてもよい。
【0046】
具体的には、第2接続コードは、タイプビット、チェックビット及びランダムビットを含み、タイプビットは、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプを保存するために使用され、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプは、チェックビットのビッド長さに関連付けられる。即ち、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプがクラスA・プライベートセグメントアドレスである場合、チェックビッドは、bit27-26であり、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプがクラスB・プライベートセグメントアドレスである場合、チェックビットは、bit27-25であり、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプがクラスC・プライベートセグメントアドレス又は予約済み拡張セグメントである場合、チェックビットは、bit27-22である。第2接続コードのランダムビットは、サーバー30によってランダムに生成される乱数を保存するために使用される。具体的には、第2接続コードがクラスA・プライベートセグメントアドレスである場合、ランダムビットは、bit25-0であり、即ちポートとIPアドレス情報は、乱数で埋められ、第2接続コードがクラスB・プライベートセグメントアドレスである場合、ランダムビットは、bit24-0であり、即ち、変更ビット、ポート及びIPアドレス情報は、乱数で埋められ、第2接続コードがクラスC・プライベートセグメントアドレスである場合、ランダムビットは、bit21-0であり、即ち、変更ビット、ポート及びIPアドレス情報は、乱数で埋められ、第2接続コードが予約済み拡張セグメントである場合、第2接続コードの30ビットのバイナリ符号化空間は、表5に示されており、ランダムビットは、bit21-0であり、即ち予約済みビットは、乱数で埋められる。
【0047】
【表5】
上述したように、第2接続コードの30ビットのバイナリ符号化空間は、4つの状況が存在するが、いずれの状況でも、第2接続コードのチェックビットでは、データチェック結果がランダムビットのうちの少なくとも1つのデータのチェック結果に等しくないため、第1接続コードと第2接続コードを区別し、その後で第1機器は、接続コードを受信すると、第1接続コードのうちのチェックビットのデータチェック結果に応じて、受信された接続コードが第1接続コード又は第2接続コードであることを決定することができる。また、上記第2接続コードの符号化方式によっても、第2接続コードの変更範囲を可能な限り大きくすることができ、具体的には、異なるローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプは、次のような状況が存在する。
【0048】
クラスA・プライベートセグメントアドレス:ランダムビットは、バイナリビット[0~25]の変更範囲に応じて、3種類の検証失敗ケースを乗算すると、226×(22-1)=201326492、約2億のケースがある。
【0049】
クラスB・プライベートセグメントアドレス:ランダムビットは、バイナリビット[0~24]の変更範囲に応じて、7種類の検証失敗ケースを乗算すると、225×(23-1)=234881024、約2.3億のケースがある。
【0050】
クラスC・プライベートセグメントアドレス:ランダムビットは、バイナリビット[0~21]の変更範囲に応じて、63種類の検証失敗ケースを乗算すると、222×(26-1)=264241152、約2.6億のケースがある。
【0051】
予約済みセグメント:バイナリビット[0-21]の変更範囲に応じて、63種類の検証失敗ケースを乗算すると、222×(26-1)=264241152、約2.6億のケースがある。
【0052】
即ち、第2接続コードは、合計9.6億種類の変更可能があり、合計100万台の機器がオンラインになったとしても、全体の1000分の1に過ぎず、実際の使用ニーズを満たすことができる。
【0053】
上述したように、本出願の実施例では、第1接続コードの符号化空間のうち、チェックビットが特定のデータのチェック結果に等しくない符号化空間を第2接続コードに拡張させることにより、サーバーが第2接続コードを生成するプロセスにおいて、第2接続コードの変更範囲が大きく、第2接続コードの一意性が確保され、これにより、意図せずに又は悪意を持って網羅的に挙げて引き起こされる安全上の問題が回避される。次に、第2接続コードと第1接続コードの提示形態は、統一されており、すべて文字の形態で提示され、第2接続コードと第1接続コードは、少なくとも6桁だけでよく、ユーザによる入力は、簡単であり、ユーザが操作しやすく、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0054】
図6に示すように、図6は本出願の実施例に係る第1機器10に適用される機器接続方法のフローチャートである。前記方法は、以下のステップを含む。
【0055】
ステップ301において、第1接続コード又は第2接続コードを受信し、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用される。
【0056】
第2機器20に第1接続コード又は第2接続コードが表示された場合、ユーザは、第2機器20上の第1接続コード又は第2接続コードを第1機器に入力する。例示的に、第1機器10には、機器接続用のソフトウェアアプリケーションが取り付けられ、ユーザが当該ソフトウェアアプリケーションを起動した後、ソフトウェアアプリケーションのソフトウェアインターフェースは、接続コードを入力するようにユーザに促し、例えば、第1機器10は、ユーザが接続コードを入力するために、スクリーンに入力ボックスを表示する。第2機器20に第2接続コードが表示される場合、ユーザは、第1機器10のソフトウェアインターフェースに第2接続コードを入力し、第2機器20に第1接続コードが表示される場合、ユーザは、第1機器10のソフトウェアインターフェースに第1接続コードを入力する。
【0057】
ステップ302において、第2接続コードが受信された場合、第2接続コードに関連付けられた第1接続コードを受信するようにサーバーにリクエストする。
【0058】
第1機器10は、接続コードを受信した後、まず接続コードが第1接続コード又は第2接続コードであるかを決定する。具体的には、第1機器10は、接続コードを受信した後、まず接続コードのタイプビットを取得し、接続コードに対応するローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプを判断し、次にローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプとチェックビット長さとの関連に従って、チェックビットの長さを確認し、それによってチェックビットからチェック結果を取得し、次にチェック結果が残りの少なくとも1つのデータのチェック結果に等しいか否かを判断することができ、そうである場合(Yes)、接続コードは第1接続コードであり、そうでない場合(No)、接続コードは第2接続コードである。例示的に、1つの実施例では、第1機器10は、まず接続コードのbit29~28、即ち接続コードのタイプビットを取得し、接続コードに対応するローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプを判断し、接続コードのbit29~28が00である場合、接続コードに対応するローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプは、クラスA・プライベートセグメントアドレスであり、接続コードのビット27~26、即ちチェックビットを取得し、チェックビットのデータチェック結果が残りの少なくとも1つのデータのチェック結果に等しいか否かを判断し、そうである場合「Yes」、接続コードは、第1接続コードであり、そうでない場合「No」、接続コードは、第2接続コードである。他の場合も同様であり、具体的なプロセスは、図7に示すとおりであり、本実施例では説明を省略する。
【0059】
本実施例では、第1機器10は、受信された接続コードが第2接続コードであることを確認する場合、サーバー30にアクセスし、第2接続コードに関連付けられた第1接続コードの受信リクエストをサーバー30に送信し、サーバー30は、リクエストを受信した後、第2接続コードに基づいて、関連する第1接続コードをクエリし、第1接続コードを第1機器10に送信する。例示的に、1つの実施例では、第1機器10は、第2接続コードを受信した後、第2接続コードに基づいてサーバー30に第2機器の情報のクエリリクエストを送信し、サーバー30は、リクエストを受信した後、第2接続コードに基づいて第2機器の情報をクエリし、それによって第2接続コードに関連付けられた第1接続コードを取得し、第1接続コードを第1機器10に送信する。
【0060】
ステップ303において、第1接続コードに基づいて、ローカルエリアネットワークを介して第2機器に第1接続リクエストを送信する。
【0061】
第1機器10は、第1接続コードを受信した後、第1接続コードから第2機器20の検証情報及びIPアドレス情報を解析し、検証情報及びIPアドレス情報に基づいて第1接続リクエストを生成し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に第1接続リクエストを送信し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20との接続を確立する。
【0062】
ステップ304において、第1接続コードが受信され、第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗した場合、第1接続コードに関連付けられた第2接続コードを受信するようにサーバーにリクエストする。
【0063】
ユーザが第1機器10に接続コードを入力した場合、第1機器10は、接続コードが第1接続コードであることを決定し、第1接続コードに基づいて第1接続リクエストを生成し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に第1接続リクエストを送信し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20との接続を確立する。ローカルエリアネットワークを介した第1機器10と第2機器20との間の接続が失敗した場合、第1機器10は、さらに第1接続コードに関連付けられた第2接続コードの受信リクエストをサーバー30に送信する。第1機器10が第2接続コードをリクエストするプロセスは、第1接続コードをリクエストするプロセスと同様であり、具体的なプロセスについては、ステップ303を参照でき、本実施例では説明を省略する。
【0064】
ステップ305において、第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗したことを確認した後、第2接続コードに基づいて、ワイドエリアネットワークを介して第2機器に第2接続リクエストを送信する。
【0065】
ステップ304又はステップ305において、第1機器10がローカルエリアネットワークを介して第2機器20に第1接続リクエストを送信した後、ローカルエリアネットワークを介した第1機器10と第2機器20との間の接続が失敗した場合、第1機器10は、第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗したことを確認した後、さらに第2接続コードから検証情報を解析し、検証情報に基づいて第2接続リクエストを生成し、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20に第2接続リクエストを送信し、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20との接続を確立する。
【0066】
例示的に、図4に示すシーンでは、第2機器20は、スクリーンにスクリーン投影作成ボタンを表示し、ユーザは、当該スクリーン投影作成ボタンをクリックして第2機器20にスクリーン投影作成命令を送信し、又は、ユーザは、リモコンなどの装置を使用して当該スクリーン投影作成ボタンを選択し、第2機器20にスクリーン投影作成命令を送信し、第2機器20は、スクリーン投影作成ボタンがクリック又は選択されたことを検出した場合、自体の機器情報の取得を開始し、機器情報に基づいて第1接続コードC58JBSを生成し、同時に、第2機器20は、サーバー30に第2接続コードの申請リクエストを送信し、サーバー30は、リクエストを受信した後、第2接続コードDXD5AGを生成し、第1接続コードC58JBSと第2接続コードDXD5AGを関連付けて保存する。
【0067】
1つの実施例では、図8に示すように、サーバー30が第2機器20に第2接続コードDXD5AGを返信すると、第2機器20は、スクリーンに第2接続コードDXD5AGを表示し、次に、ユーザは、第1機器10上の機器接続のためのソフトウェアアプリケーションを起動し、ソフトウェアアプリケーションの接続コード入力ボックスに接続コードDXD5AGを入力し、次に、第2機器20のソフトウェアアプリケーションは、接続コードDXD5AGを分析し、接続コードDXD5AGのタイプを判断し、DXD5AGが第2接続コードであることを決定した後、第2機器20は、サーバー30にアクセスし、第2接続コードDXD5AGに関連付けられた第1接続コードC58JBSを受信するようにサーバー30にリクエストし、次に、サーバー30は、第1接続コードC58JBSを第1機器10に送信し、第1機器10のソフトウェアアプリケーションは、第1接続コードC58JBSに基づいて第1接続リクエストを生成し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に第1接続リクエストを送信する。ローカルエリアネットワークを介した第1機器10と第2機器20との間の接続が失敗した場合、第1機器10は、第2接続コードDXD5AGに基づいて第2接続リクエストを生成し、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20に第2接続リクエストを送信し、それによってワイドエリアネットワークを介して第2機器20に接続される。
【0068】
別の実施例では、図9に示すように、サーバー30が第2機器20に第2接続コードDXD5AGを返信しない場合、第2機器20は、第1接続コードC58JBSを表示し、次に、ユーザは、第1機器10上のソフトウェアアプリケーションを起動し、ソフトウェアアプリケーションの接続コード入力ボックスに接続コードC58JBSを入力し、次に、第2機器20のソフトウェアアプリケーションは、接続コードC58JBSを分析し、接続コードC58JBSのタイプを判断し、C58JBSが第1接続コードであることを決定した後、第1機器10のソフトウェアアプリケーションは、第1接続コードC58JBSに基づいて第1接続リクエストを生成し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に第1接続リクエストを送信する。ローカルエリアネットワークを介した第1機器10と第2機器20との間の接続が失敗した場合、第2機器20は、サーバー30にアクセスし、第1コードC58JBSに関連付けられた第2接続コードDXD5AGを受信するようにサーバー30にリクエストし、次に、サーバー30は、第2接続コードDXD5AGを第1機器10に送信し、第1機器10は、第2接続コードDXD5AGに基づいて第2接続リクエストを生成し、ワイドエリアネットワークを介して第2機器20に第2接続リクエストを送信し、それによってワイドエリアネットワークを介して第2機器20に接続される。
【0069】
第1機器10と第2機器20がワイドエリアネットワーク又はローカルエリアネットワークを介して接続された後、第1機器10と第2機器20との間でスクリーン投影を行うことができ、例えば、第1機器10は、ワイドエリアネットワーク又はローカルエリアネットワークを介して、現在のスクリーンに表示されている画面のビデオデータと再生されているサウンドのオーディオデータを含むオーディオデータを第2機器20に送信し、第2機器20は、ビデオデータ及びオーディオデータを受信した後、ビデオデータ及びオーディオデータを復号し、スクリーンに対応する画面を表示し、対応するサウンドを再生する。
【0070】
上述したように、本出願の実施例では、第1機器は、ユーザに入力された接続コードを受信した後、まず、接続コードのタイプを判断し、ユーザに入力された接続コードが第1接続コードである場合、ローカルエリアネットワークを介して第2機器に接続され、接続が失敗した場合、第1接続コードに関連付けられた第2接続コードをサーバーから取得し、ワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続される。ユーザに入力された接続コードが第2接続コードである場合、第2接続コードに関連付けられた第1接続コードをサーバーから取得し、まず、ローカルエリアネットワークを介して第2機器に接続され、接続が失敗した場合、ワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続される。本出願の実施例では、第1機器は、第1接続コード又は第2接続コードを受信した後、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介してサーバーに接続されてもよく、それによってローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークのネットワーク環境との互換性を同時に有することができる。次に、第1機器は、ローカルエリアネットワークを介して第2機器に接続できない場合、ワイドエリアネットワークを介して第2機器に接続するように自動的に切り替えられてもよく、第1機器がローカルエリアネットワークに接続できないときに接続できないことが回避され、接続成功率が大幅に向上する。また、ローカルエリアネットワークの帯域幅が広く、遅延が低く、インターネットトラフィック料金がかからないことを考慮すると、第1機器は、第1接続コードを受信したか、第2接続コードを受信したかに係らず、ローカルエリアネットワークを介して第2機器に優先的に接続され、ローカルエリアネットワークを介した接続が失敗する場合、接続のためにワイドエリアネットワークに切り替えられるため、情報インタラクションの安全性を向上させることができ、不要なトラフィックコストを回避することができる。
【0071】
別の実施例では、第1機器10と第2機器20がローカルエリアネットワークのみに接続され、ワイドエリアネットワークに接続されない場合、第1機器10と第2機器20との間の接続プロセスは、図10に示される。第2機器20は、ローカルエリアネットワークの第1接続コードC58JBSを生成した後、自体がワイドエリアネットワークに接続されているか否かを検出し、そうでない場合「No」、第2機器20は、スクリーンに第1接続コードC58JBSを表示する。次に、ユーザは、第1機器10上の機器接続のためのソフトウェアアプリケーションを起動し、ソフトウェアアプリケーションの接続コード入力ボックスに接続コードC58JBSを入力し、次に、第2機器20のソフトウェアアプリケーションは、接続コードC58JBSを分析し、接続コードC58JBSのタイプを判断し、C58JBSが第1接続コードであることを決定した後、第1機器10のソフトウェアアプリケーションは、第1接続コードC58JBSに従って第1接続リクエストを生成し、ローカルエリアネットワークを介して第2機器20に第1接続リクエストを送信し、ローカルエリアネットワークを介した第1機器10と第2機器20との間の接続が成功した後、その後のスクリーン投影操作を行うことができる。
【0072】
1つの実施例では、第2接続コードは、サービス情報に関連付けられている。
【0073】
サービス情報とは、サービス機能及びサービスデータを含む情報を指す。本実施例では、ワイドエリアネットワーク接続コードが検証コードのみとして使用され、サービス属性を有しないため、1つの実施例では、第2機器20は、サービス情報をサーバー30にアップロードすることもでき、その後で第1機器が第2接続コードを受信し、第2機器20との接続が成功すると、対応するサービス機能を実行するように、サーバー30は、サービス情報と第2接続コードを関連付ける。1つの実施例において、第2接続コードを複数のサービス情報に関連付けることができ、これにより、第1機器10は、第2接続コードを入力した後、異なるサービス機能を実現することができ、それによって1つの第2接続コードによって全ての拡張可能なサービス機能を統一することができる。
【0074】
それに対応して、第2接続コード及び第1接続リクエストが受信され、又は、第2接続リクエストに対応する接続の確立が成功したことを確認した場合、サービス情報に対応するサービスアクションを実行することをさらに含む。
【0075】
1つの実施例では、第1機器10が第2接続コードを受信した場合、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介した第1機器10から第2機器20への接続が成功した場合、第1機器10は、さらに第2接続コードに関連するサービス情報に対応するサービスサービスアクションを実行するために使用される。サービスサービスアクションとは、サービス機能を実行するための操作及び手段を指す。例示的に、1つの実施例では、第2機器20は、第2接続コードDXD5AGをサーバー30に申請し、同時に第2機器20でビデオ会議ソフトウェアが実行され、ビデオ会議ソフトウェアとは、機器間の接続を実現するために使用され、機器上のカメラで撮影された画面及びマイクで録音されたサウンドを伝送するために使用されるソフトウェアを指す。テレビ会議の部屋番号が1234567890である場合、当該部屋番号1234567890をサービスデータとしてサーバー30にアップロードして第2接続コードDXD5AGのサービス情報として使用することができ、サーバー30は、第2接続コードDXD5AGを部屋番号1234567890に関連付け、その後、ユーザが第1機器10のビデオ会議ソフトウェアのビデオ会議サブ機能インターフェースに第2接続コードDXD5AGを入力すると、第2機器10は、ワイドエリアネットワークを介して第1機器10に接続され、同時に、第1機器10は、サーバー30にアクセスし、サーバー30から第2接続コードDXD5AGに関連付けられた部屋番号を取得し、第1機器10上のビデオ会議ソフトウェアは、ビデオ会議のために部屋に直接組み込まれてもよい。1つの実施例では、ビデオ会議に加えて、スクリーン対話又はリモートアシスタンスなどのサービス機能のサービス情報は、第2接続コードに関連付けられてもよく、これにより、ユーザは、第1機器10のビデオ会議ソフトウェアの他のサブ機能インターフェースで第2接続コードDXD5AGを入力した後、対応するスクリーン対話機能又はリモートアシスタンス機能も実現することができ、スクリーン対話とは、互いに接続されている2つの機器が互いのスクリーンに表示される画面を制御できる機能を指し、リモートアシスタンスとは、互いに接続されている2つの機器のうち、一方が他方を制御できる機能を指す。
【0076】
上述したように、本出願の実施例は、第2接続コードとサービス情報を関連付けることにより、第1機器は、第2接続コードを受信して第1機器との接続に成功した後、サービス情報に関連付けられたサービスアクションを実行することができ、このプロセスで、ユーザは、追加の操作を実行する必要がなく、接続コードの機能を拡張しながらユーザエクスペリエンスも向上する。
【0077】
図11に示すように、図11は本出願の実施例に係る機器接続装置の概略図であり、前記機器接続装置は、接続コード生成モジュール401、接続コード表示モジュール402及び接続応答モジュール403を含み、
接続コード生成モジュール401は、機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーが第1接続コードと第2接続コードを関連付けて保存するように、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信するために使用され、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用され、
接続コード表示モジュール402は、第1接続コード又は第2接続コードを表示し、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器によって送信された接続リクエストを受信するために使用され、接続リクエストは、第1接続コード又は第2接続コードに基づいて第1機器によって生成され、
接続応答モジュール403は、接続リクエストに応答して、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して第1機器に接続するために使用される。
【0078】
上記実施例に基づき、接続コード受信モジュールをさらに含み、接続コード受信モジュールは、機器情報に基づいて第1接続コードを生成し、サーバーに第2接続コードの申請リクエスト及び第1接続コードを送信した後、サーバーから返信された第2接続コードを受信するために使用される。
【0079】
それに対応して、接続コード表示モジュール402は、第1接続コード又は第2接続コードを表示するように使用され、具体的には、第2接続コードを表示するために使用される。
【0080】
上記実施例に基づき、第2接続コードは、6つの文字を少なくとも含む接続コードである。
【0081】
上記実施例に基づき、第2接続コードは、タイプビット、チェックビット及びランダムビットを含み、タイプビットは、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプを保存するために使用され、ローカルエリアネットワークIPセグメントのタイプは、チェックビットのビッド長さに関連付けられ、チェックビットは、データチェック結果を保存するために使用され、データチェック結果は、ランダムビットのうちの少なくとも1つのデータのチェック結果に等しくなく、ランダムビットは、乱数を保存するために使用される。
【0082】
図12に示すように、図12は本出願の実施例に係る機器接続装置は、接続コード受信モジュール404、第1接続コードリクエストモジュール405、第1接続リクエストモジュール406、第2接続コードリクエストモジュール407、第2接続リクエストモジュール408を含み、
接続コード受信モジュール404は、第1接続コード又は第2接続コードを受信するために使用され、第1接続コードは、ローカルエリアネットワークの検証コードとアドレスコードのうちの少なくとも1つとして使用され、第2接続コードは、ワイドエリアネットワークの検証コードとして使用され、
第1接続コードリクエストモジュール405は、第2接続コードが受信された場合、第2接続コードに関連付けられた第1接続コードを受信するようにサーバーにリクエストするために使用され、
第1接続リクエストモジュール406は、第1接続コードに基づいて、ローカルエリアネットワークを介して第2機器に第1接続リクエストを送信するために使用され、
第2接続コードリクエストモジュール407は、第1接続コードが受信され、第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗した場合、第1接続コードに関連付けられた第2接続コードを受信するようにサーバーにリクエストするために使用され、
第2接続リクエストモジュール408は、第1接続リクエストに対応する接続の確立が失敗したことを確認した後、第2接続コードに基づいて、ワイドエリアネットワークを介して第2機器に第2接続リクエストを送信するために使用される。
【0083】
上記で提供された機器接続装置は、上記の任意の実施例に係る機器接続方法を実行するために使用されてもよく、対応する機能及び有益な効果を有する。
【0084】
注意すべきものとして、上記機器接続装置の実施例では、含まれる各ユニット及びモジュールは、機能論理に従って区分されるものだけであるが、上記の区分に限定されるものではなく、対応する機能を実現できるものであればよく、また、各機能ユニットの具体的な名称は、容易に相互に区分するためのものだけであり、本出願の保護範囲を限定するためのものではない。
【0085】
図13は本出願の1つの実施例に係る機器接続機器の構造概略図であり、図13に示すように、当該機器接続機器は、プロセッサ500、メモリ501、入力装置502、出力装置503を含み、機器接続機器のプロセッサ500の数は、1つ又は複数であってもよく、図13で1つのプロセッサ500が1例として挙げられ、機器接続機器のプロセッサ500、メモリ501、入力装置502、出力装置503は、バスを介して接続されてもよく、又は他の方式で接続されてもよく、図13では、バスを介した接続が例として挙げられる。
【0086】
メモリ501は、コンピュータ可読記憶媒体として、ソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能プログラム、及び本出願の実施例における機器接続方法に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、機器接続装置の接続コード生成モジュール401、接続コード表示モジュール402及び接続応答モジュール403)などのモジュールを記憶するために使用され得る。プロセッサ500は、メモリ501に記憶されたソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することにより、機器接続機器の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、即ち上記機器接続方法を実現する。
【0087】
メモリ501は、主にプログラム記憶領域とデータ記憶領域とを含むことができ、ここで、プログラム記憶領域には、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムが記憶されてもよく、データ記憶領域には、機器接続機器の使用に応じて作成されたデータなどが記憶されてもよい。また、メモリ501は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、不揮発性メモリ、例えば少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステート記憶デバイスをさらに含むことができる。幾つかの実施例では、メモリ501は、プロセッサ500に対して遠隔に設けられたメモリをさらに含むことができ、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して機器接続機器に接続されてもよい。上記ネットワークの実施例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワーク及びそれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない。
【0088】
入力装置502は、入力された数字又は文字情報を受信し、機器接続機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成するために使用されてもよい。出力装置503は、表示スクリーンなどの表示機器を含むことができる。また、機器接続機器は、外部機器(カメラ等)との通信を実現するための通信装置をさらに含むことができる。
【0089】
上述した機器接続機器は、対応する機器接続装置を含み、任意の機器接続方法を実行するために使用されてもよく、対応する機能及び有益な効果を有する。
【0090】
当業者は、便利及び簡潔に説明するために、上述した装置及び機器の具体的な動作プロセスについて、前記方法の実施例における対応するプロセスを参照でき、ここで説明を省略することを明確に理解することができる。
【0091】
また、本出願の実施例は、コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータプロセッサによって実行されると、任意の実施例で提供される機器接続方法のうちの関連する操作を実行するために使用され、かつ対応する機能及び有益な効果を有する。
【0092】
当業者は、本出願の実施例が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解すべきである。
【0093】
そのため、本出願は、完全なハードウェア実施例、完全なソフトウェア実施例、又はハードとソフトを組み合わせた実施例を採用することができる。しかも、本出願は、コンピュータで使用可能なプログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータで使用可能な記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD-ROM、光学メモリなどを含むがこれらに限らない)で実施されるコンピュータプログラム製品の形を採用することができる。本出願は、本出願の実施例に係る方法、機器(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令によってフローチャート及び/又はブロック図の各フロー及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図におけるフロー及び/又はブロックの組み合わせを実現できると理解すべきである。これらのコンピュータプログラム命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ又はその他のプログラマブルデータ処理機器のプロセッサに提供して1つの機械を生成することができ、それによってコンピュータ又はその他のプログラマブルデータ処理機器のプロセッサで実行される命令によりフローチャートにおける1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックに指定された機能を実現するための装置を生成する。これらのコンピュータプログラム命令は、特定の方式で動作するようにコンピュータ又はその他のプログラマブルデータ処理装置を案内することができるコンピュータ読み取り可能なメモリに記憶されてもよく、それによって当該コンピュータ読み取り可能なメモリに記憶された命令により命令装置を含む製造品を生成し、当該命令装置は、フローチャートにおける1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックに指定された機能を実現する。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又はその他のプログラマブルデータ処理機器にロードされてもよく、コンピュータ又はその他のプログラマブル機器で一連の動作ステップを実行してコンピュータで実現される処理を発生し、それによってコンピュータ又はその他のプログラマブル機器で実行される命令はフローチャートにおける1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックに指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0094】
1つの典型的な構成では、コンピューティングデバイスは、1つ又は複数のプロセッサ(CPU)、入力/出力インターフェース、ネットワークインターフェース及びメモリを含む。メモリは、コンピュータ可読媒体における非永続メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び/又は不揮発性メモリなどの形態、例えば読み取り専用メモリ(ROM)又はフラッシュメモリ(flash RAM)を含むことができる。メモリは、コンピュータ可読媒体の例である。
【0095】
コンピュータ可読媒体は、いかなる方法又は技術により情報を記憶することができる永続的及び非永続的、移動可能及び移動不可能な媒体を含む。情報は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムのモジュール又は他のデータであってもよい。コンピュータ記憶媒体の例は、コンピューティングデバイスからアクセスできる情報を保存するために使用され得る相変化メモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、その他のタイプのランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、読み取り専用ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)又は他の光メモリ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクメモリ又は他の磁気メモリ又はいかなる他の非伝送媒体を含むがこれらに限定されない。本明細書で定義されるように、コンピュータ可読媒体は、変調されたデータ信号及び搬送波などの一時的コンピュータ可読媒体(transitory media)を含めない。
【0096】
また、説明すべきものとして、用語「包括」、「包含」又はそのいかなる変形は非排他的な包含をカバーすることを図ることにより、一連の要素を含むプロセス、方法、商品又は機器はそれらの要素だけでなく、明確に示されない他の要素を含み、又はこのようなプロセス、方法、商品又は装置の固有な要素を含む。更なる制限がない場合、語句「1つ…を含む」によって限定された要素は、要素を含むプロセス、方法、商品又は機器に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。
【0097】
注意すべきものとして、上記は本出願の実施例の好ましい実施例及び適用される技術原理だけである。当業者は、本出願の実施例が本明細書に記載される特定の実施例に限定されず、本出願の実施例の保護範囲から逸脱することなく様々な明らかな変更、再調整と置換を行うことができることを理解する。したがって、上記実施例で本出願の実施例をより詳細に説明するが、本出願の実施例は、上記実施例のみに限定されず、本出願の実施例の趣旨を逸脱しない場合で、より多くの他の同等実施例を含むことができ、本出願の実施例の範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。
図1
図2
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図5
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図7
図8
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図10
図11
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【国際調査報告】