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特表2024-534946予粘着ラベル用のラベリング機のラベリングステーション
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  • 特表-予粘着ラベル用のラベリング機のラベリングステーション 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-26
(54)【発明の名称】予粘着ラベル用のラベリング機のラベリングステーション
(51)【国際特許分類】
   B65H 16/00 20060101AFI20240918BHJP
   B65H 23/32 20060101ALI20240918BHJP
   B65H 19/20 20060101ALI20240918BHJP
   B65H 18/10 20060101ALI20240918BHJP
【FI】
B65H16/00
B65H23/32
B65H19/20
B65H18/10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024514733
(86)(22)【出願日】2022-08-05
(85)【翻訳文提出日】2024-05-02
(86)【国際出願番号】 EP2022072080
(87)【国際公開番号】W WO2023036527
(87)【国際公開日】2023-03-16
(31)【優先権主張番号】102021000023069
(32)【優先日】2021-09-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510147581
【氏名又は名称】ピ・エ・ラベレルス・ソシエタ・ペル・アチオニ
【氏名又は名称原語表記】P.E. LABELLERS S.p.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 卓二
(74)【代理人】
【識別番号】100111039
【弁理士】
【氏名又は名称】前堀 義之
(72)【発明者】
【氏名】ボナルディ,ルカ
【テーマコード(参考)】
3F052
3F055
3F064
3F104
【Fターム(参考)】
3F052AB09
3F052BA22
3F052BA27
3F052CA08
3F052DA13
3F055AA01
3F055CA01
3F055DA01
3F064BA05
3F064DA01
3F104FA01
3F104GA01
3F104GA08
(57)【要約】
予粘着ラベル用ラベリング機のラベリングステーションであって、
粘着ラベル(6)が貼付された台紙テープ(5)のそれぞれのスプール(3a、4a)の巻戻しローラ(3、4)を少なくとも備える供給アセンブリ(2)と、
ラベルが貼られる容器に近接して配置され、それぞれの容器に貼付するために個々のラベル(6)を台紙テープから分離するように適合された剥離装置(8)を有する、ラベル(6)を貼るための少なくとも1つのアセンブリ(7)と、を含み、
相互に構成可能な少なくとも2つの部分(9、10)を含み、
それらはそれぞれ、第1の部分(9)および第2の部分(10)であり、
第1の部分(9)は、貼付アセンブリ(7)が上に取り付けられる第1の作業台(12)を形成する第1の支持体(11)を含み、
第2の部分(10)は、少なくとも供給アセンブリ(2)が上に取り付けられる第2の支持体(13)を含む。供給アセンブリ(2)は、巻戻しローラ(3、4)から巻き戻された台紙テープ(5)と、ダンディロール(16)のグループとを接合させるための自動接合手段(15)をさらに含み、
少なくとも1つの第1の方向転換ローラ(17)が第1の作業台(12)上にとりつけられる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
予粘着ラベル用ラベリング機のラベリングステーションであって、
粘着ラベル(6)が貼付された台紙テープ(5)のそれぞれのスプール(3a、4a)の巻戻しローラ(3、4)を少なくとも備える供給アセンブリ(2)と、
ラベルが貼られる容器に近接して配置され、それぞれの容器に貼付するために個々のラベル(6)を台紙テープから分離するように適合された剥離装置(8)を有する、ラベル(6)を貼るための少なくとも1つのアセンブリ(7)と、
を含み、
相互に構成可能な少なくとも2つの部分(9、10)を含み、
それらはそれぞれ、第1の部分(9)および第2の部分(10)であり、
第1の部分(9)は、実質的に水平な第1の作業台(12)を形成する第1の支持体(11)を含み、作業台の上には貼付アセンブリ(7)が取り付けられ、
第2の部分(10)は、第1の部分(9)と着脱自在に組み合わせることができ、実質的に垂直に延びる少なくとも1つの第2の作業台(14)を形成する第2の支持体(13)を含み、作業台の上には少なくとも供給アセンブリ(2)が取り付けられ、
供給アセンブリ(2)は、巻戻しローラ(3、4)から巻き戻された台紙テープ(5)と、対応する巻戻しローラ(3、4)から巻き戻されたラベルテープ(5)と係合するダンディロール(16)のグループとを接合させるための自動接合手段(15)を含み、
少なくとも1つの第1の方向転換ローラ(17)が第1の作業台(12)上に取り付けられ、巻き戻される台紙テープ(5)と係合し、第1の作業台(12)上を進む台紙テープ(5)の部分を、その配置平面が第1の作業台(12)に対して実質的に直角に配置されるように向ける、
ラベリングステーション。
【請求項2】
ラベル(6)のない台紙テープ(5)を回収するための少なくとも1つのアセンブリ(18)を含む、
請求項1に記載のラベリングステーション。
【請求項3】
回収アセンブリ(18)は、第1の作業台(12)によって回転可能に支持された少なくとも1つの巻取りローラを含む、
請求項1~2の1つまたはそれ以上に記載のラベリングステーション。
【請求項4】
回収アセンブリ(18)は、ラベル(6)のない台紙テープ(5)を交互に受け取るように設計され、実質的に垂直に延び、第2の支持体(13)によって画定される第3の作業台(22)上に、第2の作業台(14)に対して反対側で回転可能に取り付けられる少なくとも2つの巻取りローラ(20、21)を含み、
第1の作業台(12)上には、少なくとも1つの第2の方向転換ローラ(24)があり、このローラは、第1の作業台(12)から到着したラベル(6)のない台紙テープ(5)の部分を、巻取りローラ(20、21)によって受け取られるように方向転換させるために係合する、
請求項1~3の1つまたはそれ以上に記載のラベリングステーション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、予粘着ラベル(pre‐adhesive label)用のラベリング機のラベリングステーション(labeling station)に関する。
【背景技術】
【0002】
台紙テープ(backing tape)を伴う予粘着ラベルによって容器にラベルを貼るラベリング機が知られている。
一般に、これらの機械は、カルーセル(carousel)によって構成された容器用コンベヤを有し、その周囲には、カルーセル上に到着した容器に台紙テープから分離されたラベルを転移させる少なくとも1つのラベリングステーションが配置されている。
【0003】
特に、ラベリングステーションは、実質的に水平な作業台(worktable)上に、少なくとも1つの巻戻しローラ(unwinding roller)を含む供給アセンブリ(feeding assembly)を有し、この巻戻しローラは、ラベルが貼付されたそれぞれの台紙テープのスプールを巻き戻して、同じ作業台上に位置するラベル貼付アセンブリ(label application assembly)に供給し、このラベリングアセンブリは、ラベルが貼付される容器のすぐ近くに位置する剥離装置(peeling device)を有し、それぞれのラベルをそれぞれの容器に貼付するために、個々のラベルを台紙テープから分離させる。
【0004】
通常、ラベリングステーションには、ラベルがなくなった台紙テープが巻き取られる回収ローラ(recovery roller)も設けられている。
このタイプのラベリングステーションは、供給アセンブリに、ラベルの台紙テープのそれぞれのスプールを支持する2つの巻戻しローラがあるものも知られており、2つの台紙テープのうち1つのスプールが使い切られると、オペレータが、新しい台紙テープで、終わろうとしている台紙テープを手動でスプライス(splice:継ぎ合わせる)した後、存在するもう1つのスプールの巻き戻しを開始することが可能である。
【0005】
このようなラベリングステーションでは、供給アセンブリとラベル貼付アセンブリの間に、オペレータが2つの台紙テープを手動でスプライスするのに必要な時間を提供するための台紙テープ積み重ねバッファ(accumulation buffer)が必要であり、その結果、ラベリングステーションの占有スペースが増大する。
【0006】
現在知られているこのタイプのラベリングステーションのもう1つの欠点は、オペレータがスプールに介入するために、明らかに不都合と危険を伴った梯子を使う作業をしなければならないことにある。
さらに、オペレータが異なるフォーマットの台紙テープスプールを巻戻しローラに取り付けたい場合、従来のラベリングステーションを全て交換しなければならない。
【発明の概要】
【0007】
本発明の目的は、上記の1つ以上の態様において背景技術を改善することができる、予粘着ラベル用のラベリング機のラベリングステーションを提供することである。
【0008】
この目的の範囲内において、本発明の目的は、オペレータにとって管理がより簡単であり、背景技術のものよりもコンパクトである、予粘着ラベル用のラベリング機のラベリングステーションを提供することである。
【0009】
本発明のもう1つの目的は、異なる処理要件に容易かつ迅速に適合できるラベリングステーションを提供することである。
【0010】
本発明のさらなる目的は、背景技術に対して、オペレータによる調整介入がより少ないラベリングステーションを提供することである。
【0011】
本発明のさらなる目的は、既存の全ての解決策に代わる方法で背景技術の欠点を克服することである。
【0012】
本発明の目的は、信頼性が高く、比較的容易に提供でき、競争力のある製造コストを有するラベリングステーションを提供することでもある。
この目的および以下によりよく明らかになるその他の目的は、従属請求項の特徴の1つ以上を任意に備えた、請求項1に記載の予粘着ラベル用ラベリング機のラベリングステーションによって達成される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本発明のさらなる特徴および利点は、添付図面に非限定的な例として例示された、本発明による予粘着ラベル用ラベリング機におけるラベリングステーションの、好ましいが排他的ではない実施形態の説明からより明らかになるであろう。
【0014】
図1図1は、本発明に係るラベリングステーションの斜視図である。
図2図2は、本発明に係るラベリングステーションの別角度の斜視図である。
図3図3は、本発明に係るラベリングステーションの平面図である。
図4図4は、本発明に係るラベリングステーションの側面図である。
図5図5は、本発明に係るラベリングステーションの図4と反対側からの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図を参照すると、一般に参照数字1で指定される、本発明による予粘着ラベル用ラベリング機のラベリングステーションは、粘着ラベル6が貼付された台紙テープ5のそれぞれのスプール3a、4aを巻き戻すためのローラ3、4を少なくとも有する供給アセンブリ2を含む。
【0016】
本発明に係るラベリングステーションは、さらに、ラベル6を貼るための少なくとも1つのアセンブリ7を含み、このアセンブリ7は、回転カルーセルまたはベルトコンベヤによって構成され得る、図示されていない、ラベルが貼られる容器のためのコンベヤに向けられている。
【0017】
貼付アセンブリ7は、特に、ラベルが貼られる容器に近接して配置された剥離装置8を有し、この剥離装置8は、コンベヤから到着したそれぞれの容器に貼付するために、個々のラベル6を台紙テープ5から分離する。
【0018】
本発明に係るラベリングステーションは、このようなラベリングステーションを形成するために、相互に構成可能な少なくとも2つの部分9および10を含む。
【0019】
特に、第1の部分9があり、この第1の部分9は、実質的に水平な第1の作業台12を画定する第1の支持体(support)11を含み、この作業台12上にラベル6の貼付アセンブリ7が取り付けられ、第2の部分10があり、この第2の部分10は、第1の部分9と着脱自在に組み合わせることができ、第1の支持体11に対して別個のブロックに設けられた第2の支持体13を含み、この第2の支持体13は、代わりに実質的に垂直に延び、少なくとも台紙テープ5の供給アセンブリ2が取り付けられる少なくとも1つの第2の作業台14を形成する。
【0020】
好都合なことに、各実施例において、相互に異なる形式の台紙テープ5のスプールを巻き戻すことができる供給アセンブリ7を搭載する異なる第2の部分10を第1の部分9と組み合わせることが可能であり、これにより、全体の交換を必要とせずに、ラベリングステーションを異なる作業要件に容易に適合させることができる。
【0021】
第1の部分9、特に第1の支持体11は、カルーセルの周辺領域から、またはコンベヤに隣接して配置されたキャリッジから半径方向に突出した半島のように、容器のコンベヤに固定された本体に取り付けられてもよく、一方、第2の部分10、特に第2の支持体13は、例えば三脚などのような別個の支持体によって地面に静止してもよいことに留意すべきである。
【0022】
また、本発明によれば、供給アセンブリ2は、それ自体公知の自動接合手段15を備えており、この自動接合手段15は、巻戻しローラ3、4の下流側に配置され、オペレータによる手動介入なしに、一方のスプール3a、4aの枯渇時に発せられる起動信号に応答して、枯渇しようとしているスプールから到着する台紙テープ5を切断し、まだ使用されていない他方のスプールの台紙テープ5に接合することを可能にし、巻戻しローラ3、4の交互の動作ができるようになる。
【0023】
自動接合手段15の存在により、オペレータの介入時間が大幅に短縮されるだけでなく、台紙テープ5の積み重ねバッファの存在が不要となり、その結果、ラベリングステーションの総スペース占有率が低減される。
さらに、第2の作業台14が実質的に垂直に配置されているため、オペレータは、背景技術のように梯子に頼ることなく、新しいスプールを快適に装着し、枯渇したスプールを巻戻しローラ3、4から取り外すことができる。
【0024】
自動接合手段15からの出力において、台紙テープ5は、同じく第2の作業台上に取り付けられたダンディロール(dandy roll)16のグループによって取り込まれ、このダンディロール16は、コンベヤによって搬送される個々の容器へのラベル6の移送を可能にするために、供給アセンブリ2によって台紙テープ5に与えられる連続的な前進速度から、第1の作業台12上に配置された牽引手段(traction means)19によって貼付アセンブリ7で台紙テープ5に与えられる断続的な前進速度への移行を補償することを可能にする。
【0025】
巻戻しローラ3、4は、共通のドライバまたは電子制御装置によって制御されるそれぞれのモータによって回転するように作動させられ、自動セレクタによって、ドライバは、その上に取り付けられた台紙テープ5のスプール3a、4aの巻戻しを実行するために、その都度呼び出される巻戻しローラ3、4の電動モータと交互に連携するように配置される。
巻戻しローラ3、4の回転は、ダンディロール16のグループが各ステップで正しい作動状態になるように、ドライバによって実行される。
【0026】
また、第1の作業台12上で、より正確には、供給アセンブリ2に向けられた作業台12の端部には、少なくとも1つの第1の方向転換ローラ(redirection roller)17が取り付けられており、この方向転換ローラ17は、供給アセンブリ2から巻き戻される台紙テープ5に係合し、第1の作業台12上を進む台紙テープ5の部分を、その配置平面(plan of arrangement)が第1の作業台12に対して実質的に直角に配置されるように向ける。
【0027】
第1の方向転換ローラ17を、第2の作業台14上ではなく、第1の作業台12上に配置することにより、貼付アセンブリ7での台紙テープ5の正しい前進のために必要な調整作業を減らすことができる。
【0028】
有利なことに、本発明によるラベリングステーションは、ラベル6のない台紙テープ5を回収するための少なくとも1つのアセンブリ18も備えている。
図示されていないが、可能な実施形態によれば、回収アセンブリ(recovery assembly)18には、第1の作業台12によって回転可能に支持され、剥離装置8からラベル6なしで到着した台紙テープ5を巻き取る(rewind)ことを可能にする少なくとも1つの巻取りローラ(winding roller)が備えられていてもよい。
【0029】
図に示す別の実施形態によれば、回収アセンブリ18は、ラベル6のない台紙テープ5を代替的に受け取るように設計された少なくとも2つの巻取りローラ(rewinding roller)20、21を含む。
この場合、巻取りローラ20、21は、実質的に垂直に延び、第2の支持体13によって画定される第3の作業台22上に、第2の作業台14に対して反対側で回転可能に取り付けられる。
【0030】
2つの巻取りローラ20、21は、モータ手段によって作動され、互いに対して代替的に動作し、その際、巻取りローラは、その上に形成されるスプールが予め設定されたサイズに達するまで回転的に作動し、その後、それまで静止していた他方の巻取りローラが、台紙テープ5に接続されて始動し、新しいスプールの形成が開始される。
巻取りローラ20、21は、第2の支持体13の第1の作業台14に存在する巻戻しローラに取り付けられるスプールと同じ寸法を有するスプールを支持するような大きさになっている。
【0031】
また、巻取りローラ20、21の上流側の第3の作業台22上には、ダンディロール23のシステムがある。
この場合も、第1の作業台12上には、少なくとも1つの第2の方向転換ローラ24があり、このローラは、第1の作業台12から到着したラベル6のない台紙テープ5の部分を、巻取りローラ20、21によって正しい向きで受け取られるように方向転換させるために係合する。
【0032】
本発明によるラベリングステーションの操作は以下の通りである。
オペレータは、スプール3a、4aのサイズ、またはオペレータが使用を希望するラベル6のフォーマットに基づいて、容器のコンベヤに近接して配置された第1の支持体11に取り付けられた貼付アセンブリ7と、第2の作業台14上に適切なサイズの巻戻しローラ3、4を搭載する第2の支持体13とのペアリングに進む。
【0033】
次に、オペレータは、巻戻しローラ3、4に取り付けられたスプール3a、4aの一方から巻き戻される台紙テープ5が、自動接合手段15を通過し、ダンディロール16のグループを通過するように、ラベリングステーションを準備する。
次に、オペレータは、最初に貼付アセンブリ7に巻き戻されたスプールから到着した台紙テープ5を広げ(distend)、第1の方向転換ローラ17の周囲に係合させ、剥離装置8と牽引手段19を通過させた後、第2の方向転換ローラ24の周囲と第3の作業台22のダンディロール23のシステムの周囲を通過させ、2つの巻取りローラ20、21のうちの1つに接続する。
この時点で、容器にラベルを貼るために機械を始動することができる。
【0034】
作動中の巻戻しローラ3、4に取り付けられたスプールが枯渇すると、自動接合手段15が作動し、巻き戻されている台紙テープ5を切断し、まだ巻き戻されていないスプールの台紙テープ5に接合する。この時点で、動作中の巻戻しローラは停止し、セレクタが作動して、ドライバをもう一方の巻戻しローラのモータと連携させ、このモータが始動して、そこに装着されたスプールの巻戻しが開始される。
その後、オペレータが介入して、枯渇したスプールが付いた巻戻しローラに新しいスプールを装着する。
【0035】
実際に、本発明は、意図した目的と目標を達成し、完全な交換を必要とすることなく、実行しようとする処理に適したラベルの台紙テープのスプールを処理するために容易に設定できるラベリングステーションを提供することが判明した。
【0036】
また、本発明によるラベリングステーションは、公知のものよりも嵩張らず、背景技術に対してオペレータによる調整および介入が少なくて済むという利点もある。
このようにして考案された本発明は、多数の変更および変形が可能であり、そのすべては添付の特許請求の範囲に含まれ、細かい設定は、さらに技術的に同等な要素で交換可能である。
【0037】
実際に、使用される材料は、特定の用途に適合する限り、偶発的な形状および寸法と同様に、それぞれの要求および技術状態に応じて任意である。
本出願が優先権を主張するイタリア特許出願第102021000023069号の開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0038】
特許請求の範囲に記載された技術的特徴の後に参照符号が付されている場合、それらの参照符号は特許請求の範囲の理解しやすさを高めることのみを目的として付されており、したがって、そのような参照符号は、そのような参照符号によって例示的に特定される各要素の解釈に対して何ら限定的な効果を有するものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】