(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-26
(54)【発明の名称】カードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法
(51)【国際特許分類】
A63F 1/06 20060101AFI20240918BHJP
【FI】
A63F1/06 A
A63F1/06 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024518784
(86)(22)【出願日】2022-03-10
(85)【翻訳文提出日】2024-03-25
(86)【国際出願番号】 KR2022003343
(87)【国際公開番号】W WO2023128056
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】10-2021-0189832
(32)【優先日】2021-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524113312
【氏名又は名称】チェ、ムン クォン
【氏名又は名称原語表記】CHOI,Moonkwon
【住所又は居所原語表記】116-902,27,Yonggu-daero 2394beon-gil Giheung-gu,Yongin-si Gyeonggi-do 16909,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】チェ、ムン クォン
(57)【要約】
【要約】カードの数字または柄を利用した勝敗方式でベッティングがなされ、ラウンド別授賞率が差等適用されてゲームを進行させるためのカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法を提供する。ディーラー位置ゾーンが形成され、前記ディーラー位置ゾーンと向い合うようになる複数のゲームプレーヤー位置ゾーンらが形成されたゲームテーブルにおいて、ゲームテーブルの底面に一体型で固定され、ゲームテーブルを一定高さで支持する足部と、ディーラーとプレーヤーらが位置するゲームテーブル上面に具備され、カードゲームの進行に必要なベッティングゾーンとカード配置ゾーンを含むレイアウトが具現されたゲームパッドと、前記ベッティングゾーンと隣合う前記ゲームパッド上部面にラウンド別ベッティング授賞率情報を示すテキストを含んでいる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディーラー位置ゾーンが形成され、前記ディーラー位置ゾーンと向い合うようになる複数のゲームプレーヤー位置ゾーンらが形成されたゲームテーブルにおいて、
ゲームテーブルの底面に一体型で固定され、ゲームテーブルを一定高さで支持する足部と、
ディーラーとプレーヤーらが位置するゲームテーブル上面に具備され、カードゲームの進行に必要なベッティングゾーンとカード配置ゾーンを含むレイアウトが具現されたゲームパッドと、
前記ベッティングゾーンと隣合う前記ゲームパッド上部面にラウンド別ベッティング授賞率情報を示すテキストを含み、
前記ベッティングゾーンはプレーヤーがカードゲームの進行時ベッティングのためにゲームチップを位置させる領域で、ゲームプレーヤー位置ゾーンら(B)に隣合ってそれぞれ形成され、一対のサイド(レッドサイド及びブルーサイド)で具備され、1ラウンドからN(1より大きい定数)ラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトで構成され、最上端(Nラウンド上端)にオプション領域を有するレイアウトが追加で構成され、
前記カード配置ゾーンはディーラーがカードゲームの進行時ゲーム進行のためにカードを載せる領域であり、ディーラー位置ゾーン(A)に隣合って形成され、一対のサイド(レッドサイド及びブルーサイド)で具備され、1ラウンドからNラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトで構成され、
前記カード配置ゾーンはラウンド別ベッティング後、レッドサイドとブルーサイドに8枚のカードが一括ディーリングされてサイドにそれぞれお互いに異なるカードが1枚ずつ位置され、ラウンド別にレッドサイドとブルーサイドに位置されるそれぞれのカードを覆して、カードに表示されている数字または記号(文様)を比べてあらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド及びブルーサイドの間の勝/敗を判定する
ことを特徴とするカードゲーム用テーブル。
【請求項2】
前記ベッティングゾーンはラウンド別同一なゲームチップの金額基準であり、高いラウンドに行くほどベッティング金額の授賞率を高く設定し、前記オプションベッティングのベッティング授賞率が一番高いベッティング授賞率を有する
請求項1に記載のカードゲーム用テーブル。
【請求項3】
カジノでなされるディーラーとプレーヤーが参加するテーブルカードゲーム方法において、
(A)1ラウンドからNラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトでベッティングゾーンに構成される一対のレッドサイド及びブルーサイドのうちで何れか一つにゲームチップが位置される段階と、
(B)1ラウンドからN(1より大きい定数)ラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトでカード配置ゾーンに構成される一対のレッドサイド及びブルーサイドにそれぞれお互いに異なるカードが1枚ずつカード裏が見えるように位置される段階と、
(C)前記カード配置ゾーンの1ラウンドに位置するレッドサイド及びブルーサイドに位置するカードに表示される数字または記号が比較され、あらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド及びブルーサイドの間の勝/敗が判定される段階と、
(D)前記(C)段階の判定結果によって、ベッティングゾーンのレッドサイド及びブルーサイドのうちで1ラウンドの勝/敗が決まって、勝利で決まった1ラウンドのサイドに位置されるゲームチップは1ラウンドのベッティング授賞率に対応して授賞され、敗北で決まったラウンドを含んだ以後のすべてのラウンドのサイドに位置されるゲームチップはすべて収去される段階と、
(E)前記ベッティングゾーンに位置されるゲームチップの有無を基盤で、前記カード配置ゾーンのすべてのラウンド別でレッドサイド及びブルーサイドに位置されるカードが順次に比較されて勝/敗が判定される段階と、
(F)前記(E)段階の判定結果によって、ベッティングゾーンのレッドサイド及びブルーサイドのラウンド別勝/敗が決まって、前記(D)段階と等しくラウンド別にゲームチップが授賞または収去される段階と、を含む
ことを特徴とするカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カジノなどに設置してカードゲームなどをする時使用されるゲーム用テーブルに関するものであり、特に、カードの数字または柄を利用した勝敗方式でベッティングがなされ、ラウンド別授賞率が差等適用されてゲームを進行させるためのカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在韓国内外では国家で認める合法的なカジノ場が運営されているし、カジノ場ではバカラやブラックジャックのようなテーブルゲーム、ルーレット、及びビッグホイールなどの多様なゲームが運営されている。
【0003】
一般に、バカラゲームはディーラーが提示するカードでバンカー(Banker)が勝つかプレーヤー(Player)が勝つかを当てると良い単純なゲームであり、難しいゲームルールが分からなくても参加が可能で多くの人が楽しむことができる。このようなバカラゲームはカジノに入場して直接ゲームに参加するか、または、特許文献1:大韓民国公開特許公報第10-2005-0056110号(公開日20050614)、特許文献2:大韓民国公開特許公報第10-2012-0021502号(公開日20120309)でのようにバカラゲームシステムを開発して間接的にゲームを楽しむようにした。
【0004】
一方、バカラゲームに直接参加する方式は、ディーラーとゲームプレーヤーらがゲームテーブルに囲んですわって進行するものであり、ゲームテーブルの一方には1~7まで、その反対側は8~15まで全部14の数字の書かれたボックスが描かれていて、各ボックスの前にゲームプレーヤーが座った状態でディーラーによって分配されるカードのうちでバンカー(Banker)やプレーヤー(Player)またはタイ(Tie)にゲームプレーヤーらが選択的にベッティングがなされるようにしたものである。
【0005】
このように、テーブルゲームの場合該当テーブルにはディーラーらがゲームを進行する。そして、テーブルゲームはディーラーがカードを利用して決まった規則に従ってカードをディーリング(dealing)し、ゲーム規則に従って勝敗が決まる。この時、プレーヤーはカードがディーリングされる前にベッティング対象を選択してゲームチップでベッティングをし、ゲームによってはディーリングされたカードの結果によって追加ベッティングをする場合もある。
【0006】
最後に、ディーラーがベッティングされたチップを利用してゲームの勝敗によってプレーヤーに授賞率による配当を授賞することで、1回のゲームを完了するようになる。
【0007】
しかし、従来カードゲームの場合、単純なゲームであるバカラゲームであるとしてもゲーム方式のための決まった規則が多様であり、ゲームチップをベッティングするためにゲームテーブルに表示されたボックスが複雑に構成されていて、ゲームを初めにするプレーヤーはゲームに参加するためにちょっと時間が所要される問題点がある。
【0008】
また、従来カードゲームの場合、プレーヤーがベッティング対象を選択してゲームチップでベッティングしてディーラーがカードをディーリングする一度の勝敗判定で1回のゲームが完了される。したがって、ディーラーは次のラウンドゲームを進行するために毎度カードを交ぜてディーリングする過程を繰り返さなければならないし、プレーヤーはゲームを連続して進行するためにはディーラーがカードを毎度ディーリングする過程を待機しなければならない不便さがある。
【0009】
すなわち、短い時間の間多いゲームチップのベッティングを早く進行しようとするプレーヤーにおいては息苦しさを与えることがあるし、ディーラーは毎ゲームごとにカードを交ぜてディーリングしなければならないことによる体力的な消費が発生される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】大韓民国公開特許公報第10-2005-0056110号(公開日20050614)
【特許文献2】大韓民国公開特許公報第10-2012-0021502号(公開日20120309)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するために案出したものであり、カードの数字または柄を利用した勝敗方式でベッティングがなされ、ラウンド別授賞率が差等適用されてゲームを進行させるためのカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法を提供することにその目的がある。
【0012】
本発明は、単純なゲームルールを利用してゲームを初めにするプレーヤーもゲームに参加が可能であるようにさせたカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法を提供することにその目的がある。
【0013】
本発明は、プレーヤーがベッティング対象を選択してゲームチップでベッティングしてディーラーがカードをディーリングする一度の進行で少なくとも2回以上のラウンド進行で2回以上のゲーム進行が可能であるようにさせたカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法を提供することにその目的がある。
【0014】
本発明は、ベッティング対象に対する連続されるラウンドの勝率によってプレーヤーにさらに高い授賞率による配当を授賞可能であるようにさせたカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法を提供することにその目的がある。
【0015】
本発明の目的らは以上で言及した目的に制限されないし、言及されない本発明の他の目的及び長所らは、下記の説明によって理解されることができるし、本発明の実施例によってより明らかに理解される。また、本発明の目的及び長所らは特許請求範囲に示した手段及びその組合によって実現されることができることを易しく分かることができる。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記のような目的を達成するための本発明によるカードゲーム用テーブルの特徴はディーラー位置ゾーンが形成され、前記ディーラー位置ゾーンと向い合うようになる複数のゲームプレーヤー位置ゾーンらが形成されたゲームテーブルにおいて、ゲームテーブルの底面に一体型で固定され、ゲームテーブルを一定高さで支持する足部と、ディーラーとプレーヤーらが位置するゲームテーブル上面に具備され、カードゲームの進行に必要なベッティングゾーンとカード配置ゾーンを含むレイアウトが具現されたゲームパッドと、前記ベッティングゾーンと隣合う前記ゲームパッド上部面にラウンド別ベッティング授賞率情報を示すテキストを含み、前記ベッティングゾーンはプレーヤーがカードゲームの進行時ベッティングのためにゲームチップを位置させる領域であり、ゲームプレーヤー位置ゾーンら(B)に隣合ってそれぞれ形成され、一対のサイド(レッドサイド及びブルーサイド)で具備され、1ラウンドからN(1より大きい定数)ラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトで構成され、最上端(Nラウンド上端)にオプション領域を有するレイアウトが追加で構成され、前記カード配置ゾーンはディーラーがカードゲームの進行時ゲーム進行のためにカードを載せる領域であり、ディーラー位置ゾーン(A)に隣合って形成され、一対のサイド(レッドサイド及びブルーサイド)で具備され、1ラウンドからNラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトで構成され、前記カード配置ゾーンはラウンド別ベッティング後、レッドサイドとブルーサイドに8枚のカードが一括ディーリングされてサイドにそれぞれお互いに異なるカードが1枚ずつ位置され、ラウンド別でレッドサイドとブルーサイドに位置されるそれぞれのカードを覆して、カードに表示されている数字または記号(文様)を比べてあらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド及びブルーサイドの間の勝/敗を判定することを特徴とすることができる。
【0017】
望ましくは、前記ベッティングゾーンはラウンド別同一なゲームチップの金額基準で、高いラウンドに行くほどベッティング金額の授賞率を高く設定し、前記オプションベッティングのベッティング授賞率が一番高いベッティング授賞率を有することを特徴とすることができる。
【0018】
前記のような目的を達成するための本発明によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法の特徴は、カジノでなされるディーラーとプレーヤーが参加するテーブルカードゲーム方法において、(A)1ラウンドからN(1より大きい定数)ラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトでカード配置ゾーンに構成される一対のレッドサイド及びブルーサイドにそれぞれお互いに異なるカードが1枚ずつカード裏が見えるように位置される段階と、(B)1ラウンドからNラウンドが順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトでベッティングゾーンで構成される一対のレッドサイド及びブルーサイドのうちで何れか一つにゲームチップが位置される段階と、(C)前記カード配置ゾーンの1ラウンドに位置するレッドサイド及びブルーサイドに位置するカードに表示される数字または記号が比較され、あらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド及びブルーサイドの間の勝/敗が判定される段階と、(D)前記(C)段階の判定結果によって、ベッティングゾーンのレッドサイド及びブルーサイドのうちで1ラウンドの勝/敗が決まって、勝利で決まった1ラウンドのサイドに位置されるゲームチップは1ラウンドのベッティング授賞率に対応して授賞され、敗北で決まったラウンド及び以後ラウンドのサイドに位置されるゲームチップはすべて収去される段階と、(E)前記ベッティングゾーンに位置されるゲームチップの有無を基盤で、前記カード配置ゾーンのすべてのラウンド別でレッドサイド及びブルーサイドに位置されるカードが順次に比較されて勝/敗が判定される段階と、(F)前記(E)段階の判定結果によって、ベッティングゾーンのレッドサイド及びブルーサイドのラウンド別勝/敗が決まって、前記(D)段階と等しくラウンド別でゲームチップが授賞または収去される段階と、を含むことができる。
【0019】
望ましくは、前記(B)段階ではラウンド別ゲームと別途のオプションゲームで、前記1ラウンドからN(1より大きい定数)ラウンドと区分される領域を有するレイアウトで一対のレッドサイド及びブルーサイドの最上端に構成され、一対のレッドサイド及びブルーサイドのうちで何れか一つにゲームチップが位置される段階をさらに含むことができる。
【0020】
望ましくは、前記オプションゲームに対するベッティングは、レッドサイド及びブルーサイドのうちで何れか一つのすべてのラウンドでカード柄またはカード数字がすべて等しい時勝利で決まることを特徴とすることができる。
【0021】
望ましくは、前記ベッティング授賞率はラウンドが高くなるほどさらに高くなることを特徴とすることができる。
【0022】
望ましくは、前記判定結果、レッドサイド及びブルーサイドの間の勝敗がタイ(TIE)の場合、授賞または収去なしに次のラウンドに移る段階を含むことができる。
【発明の効果】
【0023】
以上で説明したところのように本発明によるカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法は次のような効果がある。
【0024】
第一、カードの数字または柄を利用した勝敗方式でベッティングがなされ、ラウンド別授賞率が差等適用されてゲームを進行させることができる。
【0025】
第二、単純なゲームルールを利用して老若男女は勿論、ゲームを初めとするプレーヤーも手軽くゲームに参加が可能な効果がある。
【0026】
第三、プレーヤーがベッティング対象を選択してゲームチップでベッティングしてディーラーがカードをディーリングする一度の進行で2回以上の勝敗判定が可能であるようにさせ、ディーラーは次のラウンドゲームを進行するために毎度カードを交ぜてディーリングする過程を減らすことができるし、プレーヤーはゲームを連続して進行することができる。すなわち、プレーヤーは短い時間の間多いゲームチップのベッティングを早く進行することができるし、ディーラーは毎ゲームごとにカードを交ぜてディーリングしなければならない煩わしさを減らすことができる。
【0027】
前述した効果と併せて本発明の具体的な効果は、以下の発明を実施するための具体的な事項を説明しながら一緒に記述する。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルの構造を示した斜視図である。
【
図2】本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルの構造を示した平面図である。
【
図3a】本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法を説明するための図面である。
【
図3b】本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法を説明するための図面である。
【
図3c】本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法を説明するための図面である。
【
図3d】本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法を説明するための図面である。
【
図3e】本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法を説明するための図面である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本発明の他の目的、特性及び利点らは添付した図面を参照した実施例らの詳細な説明を通じて明らかになるであろう。
【0030】
本発明で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら可能な現在広く使用される一般的な用語らを選択したが、これは当分野に携わる技術者の意図または判例、新しい技術の出現などによって変わることがある。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合該当される発明の説明部分で詳しくその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は単純な用語の名称ではない、その用語が有する意味と本発明の全般にわたった内容を土台で定義される。
【0031】
本発明によるカードゲーム用テーブル及びこれを利用したゲーム方法の望ましい実施例に対して添付した図面を参照して説明すれば次のようである。しかし、本発明は以下で開示される実施例に限定されるものではなく、お互いに異なる多様な形態で具現されることができるし、但し、本実施例は本発明の開示が完全であるようにさせて通常の知識を有した者に発明の範疇を完全に知らせてくれるために提供されるものである。したがって、本明細書に記載された実施例と図面に図示された構成は本発明の一番望ましい一実施例に過ぎないだけであり、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを取り替えることができる多様な均等物と変形例らがあり得る。
【0032】
以下で、構成要素の「上部(または下部)」または構成要素の「上(または下)」に任意の構成が配置されるということは、任意の構成が前記構成要素の上面(または下面)に接して配置されることだけではなく、前記構成要素と前記構成要素上に(または下に)配置された任意の構成の間に他の構成が介されることができることを意味することができる。
【0033】
図1は、本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルの構造を示した斜視図であり、
図2は本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルの構造を示した平面図である。
【0034】
図1及び
図2で示しているもののように、本発明のカードゲーム用テーブルは、足10を有するゲームテーブル100で構成され、一側にディーラー位置ゾーン(A)が形成され、前記ディーラー位置ゾーン(A)と向い合うようになる他側で複数のゲームプレーヤー位置ゾーンら(B)が形成される。前記ゲームテーブル100は一つのディーラー位置ゾーン(A)と、複数ゲームプレーヤー位置ゾーンら(B)が形成されることがある。
【0035】
ディーラーとプレーヤーらが位置するゲームテーブル100上にカードゲームの進行に必要なベッティングゾーン110とカード配置ゾーン120を含むレイアウトが具現されたゲームパッドを具備することができる。この時、前記ベッティングゾーン110はプレーヤーがカードゲームの進行時ベッティングのためにゲームチップを位置させる領域であり、前記カード配置ゾーン120はディーラーがカードゲームの進行時ゲーム進行のためにカードを載せる領域である。したがって、カードが位置するカード配置ゾーン120の大きさがゲームチップが位置するベッティングゾーン110よりさらに広いレイアウトで形成されることができる。
【0036】
前記カード配置ゾーン120はディーラーによってカードが容易に置かれるようにディーラー位置ゾーン(A)に隣合って形成され、前記ベッティングゾーン110はプレーヤーらがベッティング時にゲームチップが容易に置かれるようにゲームプレーヤー位置ゾーンら(B)に隣合って形成されることができる。
【0037】
前記ベッティングゾーン110は複数のゲームプレーヤー位置ゾーンら(B)にそれぞれ位置されることができる。そして、前記ベッティングゾーン110はお互いに異なる色相を有する一対のサイド(レッドサイド及びブルーサイド)で具備され、1ラウンドからN(1より大きい定数)ラウンド情報と、順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトで構成されることができる。
【0038】
前記ベッティングゾーン110は最上端(Nラウンド上端)にオプション領域を有するレイアウトが追加で構成されることができる。前記オプション領域はカードゲームの進行時1ラウンドからNラウンドまでなされるラウンド別ゲームと別に追加ベッティング可能なオプションゲームにプレーヤーがゲームチップで追加ベッティングすることができる領域である。本明細書では容易な説明のために実施例として1ラウンドから4ラウンドまでに限定して説明するようにする。但し、ラウンドの回数はこれに限定されなくて、さらに少ないかまたはさらに多いことがある。
【0039】
前記ベッティングゾーン110はラウンド別ベッティング授賞率が差等適用されることがある。前記ベッティングゾーン110はラウンド別同一なゲームチップの金額基準で、高いラウンドに行くほどベッティング金額の授賞率が高くなることがある。例として、1ラウンドはベッティング授賞率がベッティング金額の×1倍であり、2ラウンドはベッティング授賞率がベッティング金額の×2倍であり、3ラウンドはベッティング授賞率がベッティング金額の×5倍であり、4ラウンドはベッティング授賞率がベッティング金額の×10倍である。
【0040】
一方、オプションベッティングはラウンド別ベッティング授賞率と別途であり、ベッティング授賞率がベッティング金額の×50倍である。前記ベッティング授賞率は一つの実施例であるだけで、これに限定されるものではない。但し、ラウンドが上がるほどベッティング授賞率が高くなって、オプションベッティングのベッティング授賞率が一番高いベッティング授賞率を有することが望ましい。
【0041】
前記ベッティングゾーン110のラウンド別ベッティングは最初ベッティング時間の間だけラウンド別同一な金額基準、最小2ラウンド以上から4ラウンドまでベッティングすることができる。そして、前記ベッティングゾーン110のオプションベッティングは最初ベッティング時間の間だけオプションにベッティングすることができる。実施例として、オプションベッティングはレッドサイド1ラウンド~4ラウンド)とブルーサイド(1ラウンド~4ラウンド)に4枚のカード柄またはカード数字がすべて同一な場合に該当サイドにオプションベッティングしたプレーヤーに授賞することができる。
【0042】
前記ラウンド別ベッティング及び前記オプションベッティングはゲーム開始後には追加ベッティングが不可能であり、レッドサイドとブルーサイドのうちで何れか一つにだけベッティングすることができる。すなわち、レッドサイドとブルーサイドを同時にベッティングすることはできない。
【0043】
一方、前記カード配置ゾーン120はディーラー位置ゾーン(A)に位置されることができる。前記カード配置ゾーン120はお互いに異なる色相を有する一対のサイド(レッドサイド及びブルーサイド)で具備され、1ラウンドからN(1より大きい定数)ラウンド情報と、順次に区分される複数個の領域を有するレイアウトで構成されることができる。
【0044】
前記カード配置ゾーン120にはレッドサイドとブルーサイドに8枚のカードが一括ディーリングされてサイドにそれぞれお互いに異なるカードが1枚ずつ位置され、ラウンド別ベッティング後ラウンド別にレッドサイドとブルーサイドに位置されるそれぞれのカードを覆して、カードに表示されている数字または記号(文様)を比べてあらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド及びブルーサイドの間の勝/敗を判定することができる。例として、数字の場合比較結果高い数字が出たサイドが勝利に判定されて低い数字が出たサイドが敗北に判定されることができるし、また、トランプ模様の場合、
の手順で、高い手順の柄の出たサイドが勝利に判定されて低い手順の柄の出たサイドが敗北に判定されることができる。この時、使用されるカードは一面に数字及び記号が表示されているトランプカードであることができるが、これに限定されるものではなくて、比較を通じて勝/敗を判定することができる数字、記号、絵のうちで少なくとも一つでも表示されているカードなら、すべて利用されることができるであろう。
【0045】
前記カード配置ゾーン120のラウンド別レッドサイド及びブルーサイドに位置するカードの比較結果で勝利したプレーヤーは該当ラウンドにベッティングしたベッティング金額を基準で該当ラウンドのベッティング授賞率に対応してゲームチップを授賞し、敗れたプレーヤーは敗れたラウンドを含み、以後すべてのラウンドにベッティングされたゲームチップ(ベッティングゾーン110にベッティングされたすべてのゲームチップ)をすべて回収する。
【0046】
前記カード配置ゾーン120はレッドサイドとブルーサイドに8枚のカードが一括ディーリングされた後ラウンド別にベッティング顧客がスクイズするか、またはディーラーが進行することができるし、授賞はラウンド別にゲームが終われば進行されることができる。すなわち、ハンド別に進行されることができる。
【0047】
一方、前記ベッティングゾーン110及び前記カード配置ゾーン120はプレーヤー側の方向に整列されている。すなわち、前記ベッティングゾーン110及び前記カード配置ゾーン120はゲームテーブル100に位置するプレーヤーが見た時、上端にオプションベッティングゾーンが、下端に1ラウンドが位置される方向に整列されている。したがって、プレーヤーは前記カード配置ゾーン120でカードが位置されるレッドサイド及びブルーサイドの左右位置と前記ベッティングゾーン110でゲームチップが位置されるレッドサイド及びブルーサイドの左右位置が等しくなって、前記カード配置ゾーン120に位置されるカードの勝敗を示すサイドと、自分がベッティングしたベッティングゾーン110のサイドを非常に直観的に判断することができる。
【0048】
そして、前記ゲームテーブル100は前記ベッティングゾーン110と隣合う上部面にラウンド別ベッティング授賞率情報、ラウンド情報を示すテキストが少なくとも一つ以上表示されることができる。
【0049】
このように構成された本発明によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法を添付した図面を参照して詳しく説明すれば次のようである。
図1または
図2の同一な参照符号は同一な機能を遂行する同一な部材を指称する。
【0050】
図3a乃至
図3eは、本発明の実施例によるカードゲーム用テーブルを利用したゲーム方法を説明するための図面である。
【0051】
図3a乃至
図3eを参照して説明すれば、先ず、
図3aで示しているもののように、プレーヤーらは自分のベッティングゾーン110のラウンド別でレッドサイド及びブルーサイドのうちで何れか一つに一定金額に該当するゲームチップをベッティングする。この時、ベッティング金額はラウンド別で同一な金額にベッティングしなければならないし、最小2ラウンド以上から4ラウンドまでベッティングすることができる。ラウンド別ベッティングと別個で最上端(4ラウンド上端)に位置されるオプションにベッティングすることができる。前記オプションベッティングは1ラウンドから4ラウンドまでなされるゲームと別に追加ベッティング可能なオプションゲームに対するベッティングで、レッドサイド1ラウンド~4ラウンド)やブルーサイド1ラウンド~4ラウンド)のうちでベッティングしたサイドで4枚のカード柄またはカード数字がすべて同一な場合、オプションベッティングの授賞率によってゲームチップを授賞する。
【0052】
続いて、プレーヤーらのベッティングが完了すれば、ディーラーはカード配置ゾーン120のレッドサイド及びブルーサイドにそれぞれお互いに異なるカードが1枚ずつ位置されるように8枚のカードを一括ディーリングする。すなわち、ディーラーはカード配置ゾーン120の1~4ラウンド(200a~200d)に位置するレッドサイド120aとブルーサイド120bにそれぞれカード裏が見えるようにして位置させる。
【0053】
例として、5人のプレーヤー(P1~P5)がゲームチップを利用してベッティングを遂行しているし、第1プレーヤー(P1)は1ラウンド300aにブルーサイド110bにベッティングし、2ラウンド300bにレッドサイド110aにベッティングする。すなわち、前記第1プレーヤー(P1)は最小ベッティングラウンドである1~2ラウンドまでにベッティングした。そして、第2プレーヤー(P2)は1ラウンド300a、2ラウンド300b及び4ラウンド300dにレッドサイド110aにそれぞれベッティングして、3ラウンド300cにブルーサイド110bにベッティングする。すなわち、前記第2プレーヤー(P2)は1~4ラウンドまでベッティングした。そして、第3プレーヤー(P3)は1ラウンド300a及び3ラウンド300cにレッドサイド110aにそれぞれベッティングして、2ラウンド300b及び4ラウンド300dにブルーサイド110bにそれぞれベッティングする。すなわち、前記第3プレーヤー(P3)は1~4ラウンドまでベッティングした。そして、第4プレーヤー(P4)は1ラウンド300a及び2ラウンド300bにレッドサイド110aにそれぞれベッティングして、3ラウンド300c及び4ラウンド300dにブルーサイド110bにそれぞれベッティングしたし、追加でレッドサイド110aにオプションベッティングする。すなわち、前記第4プレーヤー(P3)は1~4ラウンドまでベッティングしたし、追加でレッドサイド110aのオプションまでベッティングした。そして、第5プレーヤー(P5)は3ラウンド300cにレッドサイド110aにベッティングして、1ラウンド300a、2ラウンド300b及び4ラウンド300dにブルーサイド110bにそれぞれベッティングしたし、追加でブルーサイド110bにオプションベッティングする。すなわち、前記第5プレーヤー(P5)は1~4ラウンドまでベッティングしたし、追加でブルーサイド110bのオプションまでベッティングした。
【0054】
続いて、
図3bで図示しているもののように、プレーヤーら(P1~P5)によってラウンド別ベッティングが完了されれば、ディーラーはカード配置ゾーン120にレッドサイド4枚とブルーサイド4枚のカードディーリングを進行した後、1ラウンド200aに位置するレッドサイド120aとブルーサイド120bに位置するカードを覆して数字または記号が外部に露出されるようにする。ディーラーは前記1ラウンド200aに位置するカードに表示された数字または記号を比べてあらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド120a及びブルーサイド120bの間の勝/敗を判定することができる。
【0055】
図3bの場合、カード配置ゾーン120のレッドサイド120aのうちで1ラウンド200aに位置するカードの数字は3であり、ブルーサイド120bのうちで1ラウンド200aに位置するカードの数字は1であるので、レッドサイド120aが勝利であり、ブルーサイド120bが敗北である。
【0056】
前記1ラウンド200aのカード比較結果レッドサイド120aが勝利することによって、ベッティングゾーン110の1ラウンド300aのうちでレッドサイド110aにバッティングした第2、3、4プレーヤー(P2)(P3)(P4)は勝者になって、ベッティングゾーン110の1ラウンド300aのうちでブルーサイド110bにバッティングした第1、5プレーヤー(P1)(P5)は敗者になる。
【0057】
したがって、ディーラーは勝利した第2、3、4プレーヤー(P2)(P3)(P4)にベッティング金額を基準で1ラウンドのベッティング授賞率に対応してゲームチップを授賞し、敗れた第1、5プレーヤー(P1)(P5)がベッティングしたすべてのラウンドのゲームチップ(ベッティングゾーン110a、110b)にベッティングされたすべてのゲームチップ)をすべて回収する。
【0058】
このように、敗れたプレーヤーは敗れたラウンドを含み、以後すべてのラウンドに位置するゲームチップが回収されるようになる。そして、勝利したプレーヤーは該当ラウンドに対するベッティング授賞率に対応してゲームチップを授賞することができる。そして、勝利したプレーヤーは次のラウンドゲームを進行することができる。この時、次のラウンドにゲームを続いて進行するためには最初ベッティング時間の間に次のラウンドにもゲームチップを位置させてベッティングを進行した場合にだけ可能である。
【0059】
ベッティング授賞率はラウンドが進行される度に、ますますさらに高い授賞率を有するようになる。すなわち、1ラウンドのベッティング授賞率はベッティング金額の1倍であり、2ラウンドのベッティング授賞率はベッティング金額の2倍であり、3ラウンドのベッティング授賞率はベッティング金額の5倍であり、4ラウンドのベッティング授賞率はベッティング金額の10倍である。そして、オプションベッティングの場合はベッティング授賞率がベッティング金額の50倍である。
【0060】
このように、ラウンドが進行される度にベッティング授賞率が倍に高くなることによって、プレーヤーは次のラウンドにもゲームを進行しようとする意欲が高くなるようになる。但し、該当ラウンドで敗れた場合、すべてのラウンドにベッティングされたゲームチップが収去されるので、よく判断する必要があるであろう。参照で、1ラウンドで勝利して授賞されたゲームチップは2ラウンドで敗れても回収されないし、該当ラウンドより上位ラウンドにバッティングされたゲームチップだけが収去されることができる。
【0061】
これによって、第1プレーヤー(P1)及び第5プレーヤー(P5)は1ラウンドで敗れることによって、すべてのラウンドにベッティングされたゲームチップが収去されたし、第2、3、4プレーヤー(P2)(P3)(P4)は1ラウンドで勝利することによって、1ラウンドのベッティング授賞率である1倍程度ベッティングされたゲームチップが授賞されるであろう。
【0062】
但し、第4プレーヤー(P4)及び第5プレーヤー(P5)はラウンドベッティング外にブルーサイド110bにオプションベッティングをすることによって、すべてのラウンドのカードが引っ繰り返って表示されるまでゲームが完了されたことではない。例として、オプションベッティングはオプションベッティングしたサイド(レッドサイド110aまたはブルーサイド110bのうちで何れか一つ)に位置するすべてのラウンドのカードの数字または記号などが同一な場合に勝者になることである。
【0063】
したがって、勝者である第2、3、4プレーヤー(P2)(P3)(P4)及び第5プレーヤー(P5)は次のラウンドにゲーム進行が移るようになって、敗者である第1プレーヤー(P1)はゲームが終わる。
【0064】
続いて、ディーラーはカード配置ゾーン120の2ラウンド200bに位置するレッドサイド120aとブルーサイド120bに位置するカードを覆して数字または記号が外部に露出されるようにする。ディーラーは前記2ラウンド200bに位置するカードに表示された数字または記号を比べてあらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド120a及びブルーサイド120bの間の勝/敗を判定することができる。
【0065】
図3cの場合、カード配置ゾーン120のレッドサイド120aのうちで2ラウンド200bに位置するカードの数字は4であり、ブルーサイド120bのうちで2ラウンド200bに位置するカードの数字は1であるので、レッドサイド120aが勝利であり、ブルーサイド120bが敗北である。
【0066】
前記2ラウンド200bのカード比較結果レッドサイド120aが勝利することによって、ベッティングゾーン110の2ラウンド300bのうちでレッドサイド110aにバッティングした第2、4プレーヤー(P2)(P4)は勝者になって、ベッティングゾーン110の2ラウンド300bのうちでブルーサイド110bにバッティングした第3プレーヤー(P3)は敗者になる。
【0067】
したがって、ディーラーは勝利した第2、4プレーヤー(P2)(P4)にベッティング金額を基準で2ラウンドのベッティング授賞率に対応してゲームチップを授賞し、敗れた第3プレーヤー(P3)がベッティングした2、3、4ラウンドのゲームチップ(ベッティングゾーン110a、110b)にベッティングされたすべてのゲームチップ)をすべて回収する。すなわち、第2、4プレーヤー(P2)(P4)は2ラウンドで勝利することによって、2ラウンドのベッティング授賞率である2倍程度ベッティングされたゲームチップが授賞されるであろう。
【0068】
一方、カード配置ゾーン120のブルーサイド110bにオープンされたカードの数字は1ですべて同一であるので、ブルーサイド110bにオプションベッティングした第5プレーヤー(P5)はまだすべてのラウンドのカードが引っ繰り返って表示されるまでゲームが完了しなかった。そして、カード配置ゾーン120のレッドサイド110aにオープンされたカードの数字は3と4でお互いに異なるので、レッドサイド110aにオプションベッティングした第4プレーヤー(P4)は敗者になって、第4プレーヤー(P4)がオプションベッティングにベッティングしたゲームチップは回収する。
【0069】
したがって、勝者である第2、4プレーヤー(P2)(P4)及び第5プレーヤー(P5)は次のラウンドにゲーム進行が移るようになって、敗者である第3プレーヤー(P3)はゲームが終わる。
【0070】
続いて、ディーラーはカード配置ゾーン120の3ラウンド200cに位置するレッドサイド120aとブルーサイド120bに位置するカードを覆して数字または記号が外部に露出されるようにする。ディーラーは前記3ラウンド200cに位置するカードに表示された数字または記号を比べてあらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド120a及びブルーサイド120bの間の勝/敗を判定することができる。
【0071】
図3dの場合、カード配置ゾーン120のレッドサイド120aのうちで3ラウンド200cに位置するカードの数字は1であり、ブルーサイド120bのうちで3ラウンド200cに位置するカードの数字も1であるので、レッドサイド120aとブルーサイド120bはタイ(TIE)を成す。
【0072】
前記3ラウンド200cのカード比較結果タイ(TIE)になることによって、すべてのプレーヤーは授賞や回収なしに次のラウンドに進行されることができる。このように、カードの比較結果タイ(TIE)になれば、ディーラーは勝敗を判定しないで次のラウンドにゲームを越すようになる。
【0073】
同時に、カード配置ゾーン120のブルーサイド110bにオープンされたカードの数字が1ですべて同一であるので、ブルーサイド110bにオプションベッティングした第5プレーヤー(P5)はまだすべてのラウンドのカードが引っ繰り返って表示されるまでゲームが完了しなかった。
【0074】
したがって、第2、4プレーヤー(P2)(P4)及び第5プレーヤー(P5)はそのまま次のラウンドでゲーム進行が移るようになる。
【0075】
次に、ディーラーはカード配置ゾーン120の4ラウンド200dに位置するレッドサイド120aとブルーサイド120bに位置するカードを覆して数字または記号が外部に露出されるようにする。ディーラーは前記4ラウンド200dに位置するカードに表示された数字または記号を比べてあらかじめ決まった順位を通じてレッドサイド120a及びブルーサイド120bの間の勝/敗を判定することができる。
【0076】
図3eの場合、カード配置ゾーン120のレッドサイド120aのうちで4ラウンド200dに位置するカードの数字は2であり、ブルーサイド120bのうちで4ラウンド200dに位置するカードの数字も1であるので、レッドサイド120aが勝利であり、ブルーサイド120bが敗北である。
【0077】
前記4ラウンド200dのカード比較結果レッドサイド120aが勝利によって、ベッティングゾーン110の4ラウンド300dのうちでレッドサイド110aにバッティングした第2プレーヤー(P2)は勝者になって、ベッティングゾーン110の4ラウンド300dのうちでブルーサイド110bにバッティングした第4プレーヤー(P4)は敗者になる。
【0078】
したがって、ディーラーは勝利した第2プレーヤー(P2)にベッティング金額を基準で4ラウンドのベッティング授賞率に対応してゲームチップを授賞し、敗れた第4プレーヤー(P4)がベッティングしたすべてのラウンドのゲームチップ(ベッティングゾーン110a、110b)にベッティングされたすべてのゲームチップ)をすべて回収する。すなわち、第2プレーヤー(P2)は4ラウンドで勝利することによって、4ラウンドのベッティング授賞率である10倍程度ベッティングされたゲームチップが授賞されるであろう。
【0079】
一方、カード配置ゾーン120のブルーサイド110bのすべてのラウンドでオープンされたカードの数字が1ですべて同一であるので、ブルーサイド110bにオプションベッティングした第5プレーヤー(P5)にベッティング金額を基準でオプションベッティングのベッティング授賞率に対応してゲームチップを授賞する。すなわち、第5プレーヤー(P5)はオプションベッティングで勝利することによって、オプションのベッティング授賞率である50倍程度ベッティングされたゲームチップが授賞されるであろう。
【0080】
そして、すべてのラウンドのカードオープンが完了すれば、一度のゲームが終わって、ディーラーのカードディーリングを通じて、上で説明した二番目のゲームを進行することができる。
【0081】
このように、本発明はディーラーがカードをディーリングする一度の進行で2回以上の勝敗判定が可能になって、ディーラーは次のラウンドゲームを進行するために毎度カードを交ぜてディーリングする過程をする必要がなくて、毎ゲームごとにカードを交ぜてディーリングしなければならない煩わしさを減らすことができるし、プレーヤーはゲームを連続して進行することができて、短い時間の間多いゲームを進行することができる。
【0082】
開示された実施例で引用する公開文献、特許出願、特許などを含むすべての文献らは各引用文献が個別的に及び具体的に併合して示すものまたは掲示された実施例で全体的に併合して示したものと等しく開示された実施例に併合されることができる。
【0083】
開示された実施例の理解のために、図面に示された望ましい実施例らで参照符号を記載したし、開示された実施例らを説明するために特定用語らを使ったが、特定用語によって開示された実施例らが限定されるものではなくて、開示された実施例らは当業者において通常的に思うことができるすべての構成要素らを含むことができる。
【0084】
開示された実施例を説明する特定実行らは一実施例らとして、どのような方法でも開示された実施例の範囲を限定するもではない。また、「必須な」、「重要に」などのように具体的な言及がなければ、開示された実施例の適用のために必ず必要な構成要素ではないことがある。
【0085】
また、本発明の技術的分野の通常の知識を有した者なら本発明の技術的思想の範囲内で多様な実施例が可能であることを理解することができる。したがって、本発明の真正な技術的保護範囲は添付された特許請求範囲の技術的思想によって決まらなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0086】
本発明は、カジノなどに設置してカードゲームなどをする時使用されるゲーム用テーブルに関するものとして産業上利用可能性がある。
【国際調査報告】