(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-30
(54)【発明の名称】ビデオ編集方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 5/91 20060101AFI20240920BHJP
H04N 23/60 20230101ALI20240920BHJP
G11B 27/02 20060101ALI20240920BHJP
H04N 21/854 20110101ALI20240920BHJP
【ＦＩ】
H04N5/91
H04N23/60 500
H04N23/60 300
G11B27/02 A
H04N21/854
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578985
(86)(22)【出願日】2023-09-14
(85)【翻訳文提出日】2023-12-21
(86)【国際出願番号】 CN2023118776
(87)【国際公開番号】W WO2024056023
(87)【国際公開日】2024-03-21
(31)【優先権主張番号】202211117918.5
(32)【優先日】2022-09-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Ｂｅｉｊｉｎｇ Ｚｉｔｉａｏ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．， Ｌｔｄ．
【住所又は居所原語表記】０２０７， ２／Ｆ， Ｂｕｉｌｄｉｎｇ ４， Ｚｉｊｉｎ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｐａｒｋ， Ｈａｉｄｉａｎ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ， Ｂｅｉｊｉｎｇ，Ｐ． Ｒ． Ｃｈｉｎａ
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジィア，ソォン
(72)【発明者】
【氏名】ジィ，インシュアン
【テーマコード（参考）】
5C122
5C164
5D110
【Ｆターム（参考）】
5C122DA03
5C122DA09
5C122DA42
5C122EA61
5C122FH18
5C122FK24
5C122FK37
5C122FK40
5C122FK42
5C122FL08
5C122GA01
5C122GC37
5C122GC52
5C122GC75
5C122HA13
5C122HA35
5C122HB01
5C122HB05
5C164FA29
5C164MA02S
5C164MA04S
5C164MC01P
5D110CA01
5D110CA41
(57)【要約】
本開示はビデオ編集方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。該方法は、まず、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示し、少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信し、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成するステップを含む。以上からわかるように、本開示の実施例は、ユーザーが追加する第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを自動的に生成してターゲットビデオを合成することができ、ビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ編集方法であって、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示するステップと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成するステップと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである、方法。
【請求項2】
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップの前に、前記フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示するステップと、
前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、前記第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定するステップと、
前記ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、前記ターゲット置換ビデオクリップを利用して前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新するステップと、をさらに含む、請求項１に記載の方法。
【請求項3】
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップの前に、前記第１ビデオクリップに対する編集操作を受信すると、前記第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得するステップであって、前記編集操作は置換操作、撮影操作又はトリミング操作を含むステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成するステップと、をさらに含み、
これに対応して、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップは、
前記編集結果ビデオクリップと前記編集後フリーズビデオクリップに基づいて前記ターゲットビデオを合成するステップを含む、請求項１又は２に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップの再生時間情報が記録されており、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成する前記ステップは、前記第１ビデオ素材に基づいて前記第１ビデオクリップを生成するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記第１ビデオクリップから前記指定されたビデオフレーム画像を取得するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップと、を含む、請求項１～３のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップに対応するピクチャーインピクチャーロゴが記録されており、前記ピクチャーインピクチャーロゴは前記フリーズビデオクリップがピクチャーインピクチャー形式であるか否かを示すことに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成する前記ステップは、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報、前記ピクチャーインピクチャーロゴ及び前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップを含む、請求項４に記載の方法。
【請求項6】
ビデオ編集方法であって、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含むステップと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられるステップと、を含む、方法。
【請求項7】
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得する前記ステップは、所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、前記ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップを含む、請求項６に記載の方法。
【請求項8】
前記イニシャルビデオ素材に対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示するステップであって、前記スクリプト編集バーは前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプトを追加することに用いられるステップをさらに含み、これに対応して、前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する前記ステップは、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記ビデオ編集ドラフト中の前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、前記フリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップを含む、請求項６又は７に記載の方法。
【請求項9】
ビデオ編集装置であって、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示することに用いられる第１表示モジュールと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信することに用いられる受信モジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第１生成モジュールと、
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる第１合成モジュールと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである、ビデオ編集装置。
【請求項10】
ビデオ編集装置であって、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる第２取得モジュールであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含む第２取得モジュールと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる第４生成モジュールであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる第４生成モジュールと、を含む、ビデオ編集装置。
【請求項11】
命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が端末機器により実行されると、前記端末機器が請求項１～８のいずれか一項に記載のビデオ編集方法を実現するコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを含むビデオ編集機器であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項１～８のいずれか一項に記載のビデオ編集方法を実現するビデオ編集機器。
【請求項13】
コンピュータプログラム／命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム／命令がプロセッサにより実行されると、請求項１～８のいずれか一項に記載のビデオ編集方法を実現するコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、２０２２年９月１４日に提出された、中国特許出願第２０２２１１１１７９１８．５号の優先権を主張し、ここで、上記中国特許出願の全開示内容が引用により本願の一部分として組み込まれている。
【0002】
本開示の実施例はビデオ編集方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
ビデオ処理技術の継続的な発展に伴い、ビデオ編集方式に対する要件はますます高まっている。したがって、ユーザーが増大し続けるビデオ編集ニーズを満たし、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためにビデオ編集方式をどのように豊富にするかは現在、解決を急ぐべき技術的問題である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記技術的問題を解決するために、本開示はビデオ編集方法を提供する。
【0005】
第１態様では、本開示はビデオ編集方法を提供し、前記方法は、
ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示するステップと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成するステップと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。
ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示するステップと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成するステップと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。
【0006】
１つの選択可能な実施形態では、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップの前に、
前記フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示するステップと、
前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、前記第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定するステップと、
前記ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、前記ターゲット置換ビデオクリップを利用して前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新するステップと、をさらに含む。
前記フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示するステップと、
前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、前記第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定するステップと、
前記ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、前記ターゲット置換ビデオクリップを利用して前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新するステップと、をさらに含む。
【0007】
１つの選択可能な実施形態では、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップの前に、
前記第１ビデオクリップに対する編集操作を受信すると、前記第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得するステップであって、前記編集操作は置換操作、撮影操作又はトリミング操作を含むステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成するステップと、をさらに含み、
これに対応して、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップは、
前記編集結果ビデオクリップと前記編集後フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成するステップを含む。
前記第１ビデオクリップに対する編集操作を受信すると、前記第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得するステップであって、前記編集操作は置換操作、撮影操作又はトリミング操作を含むステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成するステップと、をさらに含み、
これに対応して、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップは、
前記編集結果ビデオクリップと前記編集後フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成するステップを含む。
【0008】
１つの選択可能な実施形態では、前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップの再生時間情報が記録されており、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成する前記ステップは、
前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップを生成するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記第１ビデオクリップから前記指定されたビデオフレーム画像を取得するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップと、を含む。
前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップを生成するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記第１ビデオクリップから前記指定されたビデオフレーム画像を取得するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップと、を含む。
【0009】
１つの選択可能な実施形態では、前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップに対応するピクチャーインピクチャーロゴが記録されており、前記ピクチャーインピクチャーロゴは前記フリーズビデオクリップがピクチャーインピクチャー形式であるか否かを示すことに用いられ、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成する前記ステップは、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報、ピクチャーインピクチャーロゴ及び前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップを含む。
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成する前記ステップは、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報、ピクチャーインピクチャーロゴ及び前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップを含む。
【0010】
第２態様では、本開示はビデオ編集方法をさらに提供し、前記方法は、
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含むステップと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられるステップと、を含む。
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含むステップと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられるステップと、を含む。
【0011】
１つの選択可能な実施形態では、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得する前記ステップは、
所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップを含む。
所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップを含む。
【0012】
１つの選択可能な実施形態では、前記方法は、
前記イニシャルビデオ素材に対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示するステップであって、前記スクリプト編集バーは前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプトを追加することに用いられるステップをさらに含み、
これに対応して、前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する前記ステップは、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップを含む。
前記イニシャルビデオ素材に対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示するステップであって、前記スクリプト編集バーは前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプトを追加することに用いられるステップをさらに含み、
これに対応して、前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する前記ステップは、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップを含む。
【0013】
第３態様では、本開示は、ビデオ編集装置を提供し、前記装置は、
ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示することに用いられる第１表示モジュールと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信することに用いられる受信モジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第１生成モジュールと、
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる第１合成モジュールと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。
ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示することに用いられる第１表示モジュールと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信することに用いられる受信モジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第１生成モジュールと、
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる第１合成モジュールと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。
【0014】
第４態様では、本開示はビデオ編集装置をさらに提供し、前記装置は、
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる第２取得モジュールであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含む第２取得モジュールと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる第４生成モジュールであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる第４生成モジュールと、を含む。
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる第２取得モジュールであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含む第２取得モジュールと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる第４生成モジュールであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる第４生成モジュールと、を含む。
【0015】
第５態様では、本開示はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶されており、前記命令が端末機器により実行されると、前記端末機器が上記方法を実現する。
【0016】
第６態様では、本開示はビデオ編集機器を提供し、メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行すると、上記方法を実現する。
【0017】
第７態様では、本開示はコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラム／命令を含み、前記コンピュータプログラム／命令がプロセッサにより実行されると上記方法を実現する。
【0018】
ここでの図面は明細書に本明細書の一部として組み込まれ、本開示に適合する実施例を示し、明細書とともに本開示の原理を解釈することに用いられる。
【0019】
本開示の実施例の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例に使用される必要がある図面を簡単に説明し、明らかなように、当業者であれば、創造的な労働をせずに、これらの図面に基づきほかの図面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本開示の実施例に係るビデオ編集方法のフローチャートである。
【図2】本開示の実施例に係る素材追加ページの模式図である。
【図3】本開示の実施例に係るフリーズ構造の模式図である。
【図4】本開示の実施例に係る別のフリーズ構造の模式図である。
【図5】本開示の実施例に係るさらに別のフリーズ構造の模式図である。
【図6】本開示の実施例に係るさらに別のフリーズ構造の模式図である。
【図7】本開示の実施例に係る別のビデオ編集方法のフローチャートである。
【図8】本開示の実施例に係るエフェクトプレビューページの模式図である。
【図9】本開示の実施例に係る素材編集ページの模式図である。
【図10】本開示の実施例に係るさらに別のビデオ編集方法のフローチャートである。
【図11】本開示の実施例に係るさらに別のビデオ編集方法のフローチャートである。
【図12】本開示の実施例に係る詳細設定ページの模式図である。
【図13】本開示の実施例に係るビデオ編集装置の構造模式図である。
【図14】本開示の実施例に係る別のビデオ編集装置の構造模式図である。
【図15】本開示の実施例に係るビデオ編集機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解するために、以下、本開示の手段をさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例の特徴を互いに組み合わせることができる。
【0022】
以下の説明では、本開示を十分に理解するために多くの詳細が述べられているが、本開示はここで説明される形態とは異なる形態で実施されてもよい。明らかなように、明細書における実施例は本開示の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。
【0023】
ビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、本開示の実施例はビデオ編集方法を提供し、具体的には、まず、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示し、少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信し、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成し、ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、ターゲットビデオテンプレートには第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップとのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、フリーズビデオクリップは、第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。以上からわかるように、本開示の実施例は、ユーザーが追加する第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを自動的に生成してターゲットビデオを合成することができ、ビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0024】
これに基づいて、本開示の実施例はビデオ編集方法を提供し、図１に参照されるように、本開示の実施例に係るビデオ編集方法のフローチャートであり、該方法は以下のステップを含む。
【0025】
Ｓ１０１：ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示する。
【0026】
本開示の実施例では、ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられる。ターゲットビデオテンプレートに対応する素材追加エントリは、ビデオ素材を追加することに用いられ、ターゲットビデオテンプレートに対応する素材追加エントリは１つ又は複数であり得る。
【0027】
本開示の実施例では、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作を受信すると、ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを素材追加ページに表示する。ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作は、例えば、ターゲットビデオテンプレートを使用してビデオを生成する操作等のターゲットビデオテンプレートに対するビデオ編集操作であり得る。
【0028】
図２に参照されるように、本開示の実施例に係る素材追加ページの模式図であり、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作を受信すると、該素材追加ページを表示し、図２に示すように、該素材追加ページには、ターゲットビデオテンプレートに対応する素材追加エントリ２０１が表示されている。
【0029】
Ｓ１０２：少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信する。
【0030】
第１素材追加エントリはターゲットビデオテンプレートに対応する素材追加エントリのうちのいずれか１つの素材追加エントリであり得る。
【0031】
本開示の実施例では、ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示した後、ユーザーは表示されている素材追加エントリのうちのいずれか１つの素材追加エントリに対してビデオ素材を追加することができ、具体的には、第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信する。第１ビデオ素材はローカルアルバム由来のものであってもよく、ローカルカメラによりリアルタイムに撮影されるものであってもよい。
【0032】
引き続き図２に参照されるように、素材追加エントリ２０１で第１素材追加エントリを示し、実際の応用では、素材追加エントリ２０１に対するユーザーのトリガー操作を受信した後、アルバムインポートページを提示することができ、ユーザーはアルバムインポートページからいずれか１つのビデオ素材を第１ビデオ素材として選択することができ、また、素材追加エントリ２０１に対するユーザーのトリガー操作を受信した後、ユーザーは撮影ページに切り替え、撮影ページに基づいて第１ビデオ素材を撮影することができる。
【0033】
Ｓ１０３：ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する。
【0034】
ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、ターゲットビデオテンプレートには第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップとのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されている。
【0035】
マッピング関係を有する第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップでは、フリーズビデオクリップは、第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。
【0036】
ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作は、追加されたビデオ素材に対するフリーズ処理操作を含むだけでなく、ステッカー追加、マスキング等の追加されたビデオ素材に対するエフェクト処理操作を含み得る。
【0037】
第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報とは、第１ビデオクリップにおいて指定されたビデオフレーム画像がある位置であり、例えば、指定されたビデオフレーム画像は第１ビデオクリップ中の最終フレーム、１番目のフレーム又は中間にある任意のフレームであり得る。
【0038】
ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成するステップは、具体的には、ターゲットビデオテンプレートに記録される第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップとのマッピング関係、及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に従って、第１ビデオクリップから指定されたビデオフレーム画像を取得し、指定されたビデオフレーム画像に対してフリーズ処理を行い、第１ビデオクリップに対応するフリーズビデオクリップステップを含み得る。
【0039】
本開示の実施例では、ターゲットビデオテンプレートに対応する各素材追加エントリに対してそれぞれ追加されたビデオ素材を受信した後、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って各ビデオ素材を処理し、追加された第１ビデオ素材に対して第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、次に、生成された第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する。
【0040】
ユーザーにより追加される第１ビデオ素材の合計継続時間は第１ビデオクリップに対応する継続時間要件よりも長い可能性があり、したがって、第１ビデオクリップは所定の戦略に基づいて第１ビデオ素材からカットされた一部のクリップであってもよく、ここで本開示はいかなる限定も行わない。
【0041】
１つの選択可能な実施形態では、ターゲットビデオテンプレートには第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画面の位置情報が記録されるだけでなく、フリーズビデオクリップの再生継続時間等の再生時間情報がさらに記録され得る。
【0042】
具体的には、フリーズビデオクリップは、ターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報と指定されたビデオフレーム画像により生成されてもよく、具体的には、フリーズビデオクリップの再生時間情報は指定されたビデオフレーム画像の３ｓ、５ｓ等の再生継続時間であり得る。
【0043】
１つの選択可能な実施形態では、第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信した後、まず、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップを生成し、次に、ターゲットビデオテンプレートに記録される第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、第１ビデオクリップから指定されたビデオフレーム画像を取得し、次にターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報に基づいて第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成する。
【0044】
本開示の実施例では、第１ビデオクリップが第１ビデオ素材の一部のクリップである場合、第１ビデオクリップは第１ビデオ素材の先頭の部分により生成されてもよく、第１ビデオ素材を２０ｓ、第１ビデオクリップを８ｓとすると、第１ビデオクリップは第１ビデオ素材の０－８ｓを含むビデオクリップであり得る。
【0045】
なお、本開示の実施例では、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップを決定する方式を限定しない。
【0046】
具体的には、フリーズビデオクリップの生成方式は以下の通りである。
【0047】
１つの選択可能な実施形態では、指定されたビデオフレーム画像が第１ビデオクリップの最初フレームに位置する場合、対応するフリーズ構造は図３に示され、左側はフリーズビデオクリップ、右側は第１ビデオクリップであり、具体的には、フリーズビデオクリップは、第１ビデオクリップの最初フレームのビデオフレーム画像とターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報に基づいて生成される。
【0048】
別の選択可能な実施形態では、指定されたビデオフレーム画像が第１ビデオクリップの中間フレームに位置する場合、対応するフリーズ構造は図４に示され、フリーズビデオクリップは第１ビデオクリップを、図４に示す第１ビデオクリップ１及び第１ビデオクリップ２の２つの部分に分割し、具体的には、フリーズビデオクリップは、第１ビデオクリップの中間フレームのビデオフレーム画像とターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報に基づいて生成される。
【0049】
さらに別の選択可能な実施形態では、指定されたビデオフレーム画像が第１ビデオクリップの最終フレームに位置する場合、対応するフリーズ構造は図５に示され、左側は第１ビデオクリップ、右側はフリーズビデオクリップであり、具体的には、フリーズビデオクリップは、第１ビデオクリップの最終フレームのビデオフレーム画像とターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報に基づいて生成される。
【0050】
本開示の実施例では、ターゲットビデオテンプレートに記録される第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が第１ビデオクリップの最終フレームであり、フリーズビデオクリップの再生時間情報が１ｓであるとすると、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップを生成した後、第１ビデオクリップ中の最終フレームを指定されたビデオフレーム画像として取得し、次に、指定されたビデオフレーム画像に対してフリーズ処理を行い、継続時間が１ｓのフリーズビデオクリップを、第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップとして生成する。
【0051】
また、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、フリーズビデオクリップはさらにピクチャーインピクチャーの形式で提示され得る。具体的には、ターゲットビデオテンプレートには、フリーズビデオクリップに対応するピクチャーインピクチャーロゴが記録されてもよく、該フリーズビデオクリップがピクチャーインピクチャー形式で提示されるか否かを示すことに用いられる。
【0052】
１つの選択可能な実施形態では、ターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報、ピクチャーインピクチャーロゴ及び指定されたビデオフレーム画像に基づいて、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成する。
【0053】
ピクチャーインピクチャーロゴはフリーズビデオクリップがピクチャーインピクチャー形式であるか否かを示すことに用いられる。
【0054】
本開示の実施例では、ターゲットビデオテンプレートにはフリーズビデオクリップに対応するピクチャーインピクチャーロゴが記録される場合、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に基づいて生成される第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップは、ピクチャーインピクチャーの形式で提示される。
【0055】
具体的には、図６に参照されるように、本開示の実施例に係るさらに別のフリーズ構造の模式図であり、図６に示すように、フリーズビデオクリップにピクチャーインピクチャーロゴが対応付けられる場合、ピクチャーインピクチャーロゴが対応付けられたフリーズビデオクリップをピクチャーインピクチャートラックに配置し、それによりピクチャーインピクチャーロゴが対応付けられたフリーズビデオクリップはピクチャーインピクチャーの形式で提示される。
【0056】
本開示の実施例に係るビデオ編集方法では、まず、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示し、少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信し、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成し、ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、ターゲットビデオテンプレートには第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップとのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、フリーズビデオクリップは、第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。以上からわかるように、本開示の実施例は、ユーザーが追加する第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを自動的に生成してターゲットビデオを合成することができ、ビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0057】
また、フリーズビデオクリップは第１ビデオクリップに基づいて自動的に生成され、したがって、本開示の実施例に係るビデオ編集方法では、ユーザーはフリーズビデオクリップを別途アップロードすることなくフリーズエフェクトを有するターゲットビデオを生成することができ、フリーズエフェクトビデオの編集のハードルを低下させ、ビデオ編集のユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0058】
実際の応用では、ビデオ編集方式をより豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、本開示の実施例はフリーズビデオクリップを置換する機能をさらにサポートすることができる。具体的には、上記実施例をもとに、本開示の実施例は以下のステップをさらに含み得る。図７に参照されるように、本開示の実施例に係る別のビデオ編集方法のフローチャートであり、該方法は以下のステップを含む。
【0059】
Ｓ７０１：フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示する。
【0060】
第１ビデオクリップに対応するビデオトラックは、第１ビデオクリップ中の各ビデオフレームを提示することに用いられる。
【0061】
本開示の実施例では、フリーズビデオクリップと第１ビデオクリップがマッピング関係を有し、したがって、第１ビデオクリップに対応するフリーズビデオクリップに対する置換操作を受信すると、エフェクトプレビューページから素材編集ページにジャンプし、第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを素材編集ページに表示することができることで、ユーザーは第１ビデオクリップから第１ビデオクリップに対応するフリーズビデオクリップを生成するためのターゲットビデオフレーム画面を優先的に選択することができ、それによって生成されたターゲットビデオにおけるフリーズエフェクトを確保する。
【0062】
図８に示すように、本開示の実施例に係るエフェクトプレビューページの模式図であり、該ページにはフリーズビデオクリップに対応する素材編集エントリ８０１が表示され、ユーザーは該素材編集エントリ８０１をクリックすることによって素材編集ボックス８０２の表示をトリガーし、ユーザーは素材編集ボックス８０２における置換コントロールをクリックすることによって、フリーズビデオクリップの置換操作をトリガーすることができる。具体的には、フリーズビデオクリップに対する置換操作を受信すると、図９に示す第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示する。
【0063】
Ｓ７０２：第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定する。
【0064】
本開示の実施例では、第１ビデオクリップに対応するビデオトラック中のいずれか１つのビデオフレーム画像をターゲットビデオフレーム画像として選択することができる。
【0065】
具体的には、図９に参照されるように、本開示の実施例に係る素材編集ページの模式図であり、素材編集ページには第１ビデオクリップに対応するビデオトラック９０１が表示され、ユーザーはコントロール９０２をドラッグすることによってターゲットビデオフレーム画像を選択することができる。
【0066】
１つの選択可能な実施形態では、ターゲットビデオフレーム画像はユーザーアルバムから決定されてもよく、引き続き図９に参照されるように、ユーザーがアルバムインポートをクリックすると、ユーザーアルバムページにジャンプでき、ユーザーアルバムページにおいて、ユーザーアルバムから特定の画像又は特定のビデオ中の特定フレームの画像をターゲットビデオフレーム画像として選択する。
【0067】
Ｓ７０３：ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、ターゲット置換ビデオクリップを利用して第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新する。
【0068】
本開示の実施例では、ターゲットビデオフレーム画像を決定した後、ターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報及びターゲットビデオフレーム画像に基づいて、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、ターゲット置換ビデオクリップを生成し、ターゲット置換ビデオクリップを利用して第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新する。
【0069】
本開示の実施例に係るビデオ編集方法では、フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示し、第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定し、ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、ターゲット置換ビデオクリップを利用して第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新し、それによってフリーズビデオクリップの置換を実現し、ビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0070】
また、第１ビデオクリップに対応するビデオトラックをユーザーに優先的に表示することによって、ユーザーをガイドして第１ビデオクリップからフリーズビデオクリップを生成するためのターゲットビデオフレーム画像を優先的に決定し、ターゲットビデオのフリーズエフェクトを確保することができる。
【0071】
また、ビデオ編集方式をより豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、本開示の実施例はさらに第１ビデオクリップに対する編集操作をサポートすることができ、第１ビデオクリップに対する編集操作をトリガーすると、フリーズビデオクリップを同期して連動更新し、ターゲットビデオのフリーズエフェクトを確保することができる。
【0072】
具体的には、上記実施例をもとに、以下のステップをさらに含み、図１０に参照されるように、本開示の実施例に係るさらに別のビデオ編集方法のフローチャートであり、該方法は以下のステップを含む。
【0073】
Ｓ１００１：第１ビデオクリップに対する編集操作を受信すると、第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得する。
【0074】
編集操作は置換操作、撮影操作又はトリミング操作を含む。
【0075】
編集結果ビデオクリップとは、第１ビデオクリップに対して編集操作を行って得られたビデオクリップである。
【0076】
１つの選択可能な実施形態では、第１ビデオクリップに対する置換操作を受信すると、ローカルアルバムからいずれか１つのビデオ素材を第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップとして取得してもよい。
【0077】
別の選択可能な実施形態では、第１ビデオクリップに対する撮影操作を受信すると、撮影されたビデオを第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップとしてもよい。
【0078】
さらに別の選択可能な実施形態では、第１ビデオクリップに対するトリミング操作を受信すると、第１ビデオクリップをトリミングし、トリミング後の第１ビデオクリップを第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップとしてもよい。
【0079】
Ｓ１００２：ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成する。
【0080】
第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを決定した後、第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画面の位置情報に基づいて、編集結果ビデオクリップから該位置情報に対応する指定されたビデオフレーム画面を取得してもよい。次に、ターゲットビデオテンプレートに記録されるフリーズビデオクリップの再生時間情報に基づいて、該指定されたビデオフレーム画面に対してフリーズ処理を行い、編集後フリーズビデオクリップを得る。
【0081】
第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が第１ビデオクリップの中間にある特定フレームのビデオフレーム画像であると、該ビデオフレーム画像に基づいて生成されるフリーズビデオクリップとマッピング関係を有する第１ビデオクリップは２つである。
【0082】
１つの選択可能な実施形態では、同一フリーズビデオクリップとマッピング関係を有する第１ビデオクリップが複数であるとする場合、該複数の第１ビデオクリップのいずれか１つに対してトリガーされる編集操作を受信すると、該第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得し、このとき、編集結果ビデオクリップに対応するビデオ素材に基づいてほかの第１ビデオクリップを生成することができる。
【0083】
第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が第１ビデオクリップの最終フレームのビデオフレーム画像である場合、ユーザーが該第１ビデオクリップに対してトリガーする編集操作を受信すると、第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得し、該編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成する。
【0084】
Ｓ１００３：編集結果ビデオクリップと編集後フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する。
【0085】
本開示の実施例では、編集結果ビデオクリップと編集後フリーズビデオクリップを生成した後、第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップの順序関係に従って、編集結果ビデオクリップと編集後フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する。
【0086】
本開示の実施例に係るビデオ編集方法では、第１ビデオクリップに対する編集操作をサポートでき、第１ビデオクリップに対する編集操作をトリガーすると、フリーズビデオクリップを同期して連動更新し、ターゲットビデオのフリーズエフェクトを確保する。
【0087】
上記実施例をもとに、本開示の実施例は、上記実施例におけるターゲットビデオテンプレートを生成するためのビデオ編集方法をさらに提供する。
【0088】
具体的には、図１１に参照されるように、本開示の実施例に係るさらに別のビデオ編集方法のフローチャートであり、該方法は以下のステップを含む。
【0089】
Ｓ１１０１：ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得する。
【0090】
指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経てフリーズビデオクリップを得ることに用いられる。
【0091】
ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及びイニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含む。
【0092】
１つの選択可能な実施形態では、所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得する。
【0093】
所定のフリーズバインディングスイッチとは、予め設定された、フリーズビデオクリップとイニシャルビデオ素材とのマッピング関係を制御するためのスイッチであり、該所定のフリーズバインディングスイッチがオンにされると、第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップとのマッピング関係を設定し、それによってユーザーはビデオ編集ドラフトに基づいて公開されたビデオテンプレートを使用してターゲットビデオを生成する際に、フリーズビデオクリップをアップロードする必要がなく、ビデオ編集操作がより簡単で迅速になる。
【0094】
本開示の実施例では、所定のフリーズバインディングスイッチは詳細設定ページにあってもよく、図１２に示すように、該詳細設定ページにおいて、テンプレート作成者が所定のバインディングスイッチの設定を終了した後、コントロール１２０１をクリックすることによって、所定のバインディングスイッチのオン及びオフを制御することができる。
【0095】
なお、所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、ビデオ素材数変更許容スイッチがオフであり、図１２に示すように、所定のフリーズバインディングスイッチがオンである場合、ユーザーがアップロードする必要があるビデオ素材の数が確定するため、このとき、ユーザーがビデオ素材数を変更することは禁止される。
【0096】
Ｓ１１０２：ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答し、ビデオ編集ドラフト、フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する。
【0097】
ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を実行することで第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる。
【0098】
本開示の実施例では、ビデオドラフトに対するテンプレート作成者のテンプレート公開操作を受信した後、ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材から、フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、イニシャルビデオクリップ及びそれに対応するフリーズビデオクリップを生成し、さらにイニシャルビデオクリップ及びそれに対応するフリーズビデオクリップに基づいてビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開し、それによりユーザーが視聴しやすくなる。
【0099】
また、ユーザーがテンプレート作成者により公開されたテンプレートをより理解しやすくするために、対応する編集スクリプトをイニシャルビデオ素材に追加してもよく、例えば、編集スクリプトはイニシャルビデオ素材の撮影コンテンツ、撮影方法等であってもよく、ユーザーをガイドして適切なビデオ素材を迅速に見つける。
【0100】
１つの選択可能な実施形態では、イニシャルビデオ素材に対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示し、ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、ビデオ編集ドラフト、ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係、及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する。
【0101】
スクリプト編集バーは、イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプトを追加することに用いられる。
【0102】
本開示の実施例では、イニシャルビデオクリップに対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示することで、テンプレート作成者はイニシャル素材クリップに対応する編集スクリプトを該スクリプト設定バーに追加することができ、追加が完了した後、ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作を受信すると、ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材から、ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、イニシャルビデオクリップ及びそれに対応するフリーズビデオクリップを生成し、さらに、イニシャルビデオクリップ及びそれに対応するフリーズビデオクリップに基づいてビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する。
【0103】
本開示の実施例に係るビデオ編集方法では、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得し、ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答し、ビデオ編集ドラフト、フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する。該ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を実行することで第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる機能によって、ビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0104】
上記方法実施例と同じ発明アイディアに基づいて、本開示の実施例はビデオ編集装置をさらに提供、図１３に参照されるように、本開示の実施例に係るビデオ編集装置の構造模式図であり、前記装置は、
ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示することに用いられる第１表示モジュール１３０１と、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信することに用いられる受信モジュール１３０２と、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第１生成モジュール１３０３と、
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる第１合成モジュール１３０４と、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。
ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示することに用いられる第１表示モジュール１３０１と、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信することに用いられる受信モジュール１３０２と、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第１生成モジュール１３０３と、
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる第１合成モジュール１３０４と、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。
【0105】
１つの選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示することに用いられる第２表示モジュールと、
前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、前記第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定することに用いられる決定モジュールと、をさらに含み、
第２生成モジュールは、前記ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、前記ターゲット置換ビデオクリップを利用して前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新することに用いられる。
前記フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示することに用いられる第２表示モジュールと、
前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、前記第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定することに用いられる決定モジュールと、をさらに含み、
第２生成モジュールは、前記ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、前記ターゲット置換ビデオクリップを利用して前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新することに用いられる。
【0106】
１つの選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記第１ビデオクリップに対する編集操作を受信すると、前記第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得することに用いられる第１取得モジュールであって、前記編集操作は置換操作、撮影操作又はトリミング操作を含む第１取得モジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成することに用いられる第３生成モジュールと、をさらに含み、
これに対応して、前記第１合成モジュールは具体的には、
前記編集結果ビデオクリップと前記編集後フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる。
前記第１ビデオクリップに対する編集操作を受信すると、前記第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得することに用いられる第１取得モジュールであって、前記編集操作は置換操作、撮影操作又はトリミング操作を含む第１取得モジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成することに用いられる第３生成モジュールと、をさらに含み、
これに対応して、前記第１合成モジュールは具体的には、
前記編集結果ビデオクリップと前記編集後フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる。
【0107】
１つの選択可能な実施形態では、前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップの再生時間情報が記録されており、前記第１生成モジュールは、
前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップを生成することに用いられる第１生成サブモジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記第１ビデオクリップから前記指定されたビデオフレーム画像を取得することに用いられる取得サブモジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第２生成サブモジュールと、を含む。
前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップを生成することに用いられる第１生成サブモジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記第１ビデオクリップから前記指定されたビデオフレーム画像を取得することに用いられる取得サブモジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第２生成サブモジュールと、を含む。
【0108】
１つの選択可能な実施形態では、前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップに対応するピクチャーインピクチャーロゴが記録されており、前記ピクチャーインピクチャーロゴは前記フリーズビデオクリップがピクチャーインピクチャー形式であるか否かを示すことに用いられ、
前記第２生成サブモジュールは具体的には、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報、ピクチャーインピクチャーロゴ及び前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成することに用いられる。
前記第２生成サブモジュールは具体的には、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報、ピクチャーインピクチャーロゴ及び前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成することに用いられる。
【0109】
本開示の実施例に係るビデオ編集装置では、まず、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示し、少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信し、ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成し、ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、ターゲットビデオテンプレートには第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップとのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、フリーズビデオクリップは、第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである。以上からわかるように、本開示の実施例は、ユーザーが追加する第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを自動的に生成してターゲットビデオを合成することができ、ビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0110】
上記方法実施例と同じ発明アイディアに基づいて、本開示の実施例はビデオ編集装置をさらに提供し、図１４に参照されるように、本開示の実施例に係る別のビデオ編集装置の構造模式図であり、前記装置は、
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる第２取得モジュール１４０１であって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含む第２取得モジュール１４０１と、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる第４生成モジュール１４０２であって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる第４生成モジュール１４０２と、を含む。
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる第２取得モジュール１４０１であって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含む第２取得モジュール１４０１と、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる第４生成モジュール１４０２であって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる第４生成モジュール１４０２と、を含む。
【0111】
１つの選択可能な実施形態では、前記第２取得モジュールは具体的には、
所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる。
所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる。
【0112】
１つの選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記イニシャルビデオ素材に対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示することに用いられる第３表示モジュールであって、前記スクリプト編集バーは前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプトを追加することに用いられる第３表示モジュールをさらに含み、
これに対応して、前記第４生成モジュールは具体的には、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる。
前記イニシャルビデオ素材に対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示することに用いられる第３表示モジュールであって、前記スクリプト編集バーは前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプトを追加することに用いられる第３表示モジュールをさらに含み、
これに対応して、前記第４生成モジュールは具体的には、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記ビデオ編集ドラフト中のイニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる。
【0113】
本開示の実施例に係るビデオ編集装置では、まず、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得し、指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経てフリーズビデオクリップを得ることに用いられ、ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及びイニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含み、ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答し、ビデオ編集ドラフト、フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する。該ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を実行することで第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられ、それによってビデオ編集方式を豊富にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0114】
上記方法及び装置に加えて、本開示の実施例はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶されており、前記命令が端末機器により実行されると、前記端末機器が本開示の実施例に記載のビデオ編集方法を実現する。
【0115】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム／命令を含むコンピュータプログラム製品であって、該コンピュータプログラム／命令がプロセッサにより実行されると、本開示の実施例に記載のビデオ編集方法を実現することを特徴とするコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0116】
また、本開示の実施例はビデオ編集機器をさらに提供し、図１５に示すように、
プロセッサ１５０１、メモリ１５０２、入力装置１５０３及び出力装置１５０４を含み得る。ビデオ編集機器のプロセッサ１５０１の数は１つ又は複数であってもよく、図１５において、１つのプロセッサを例とする。本開示のいくつかの実施例では、プロセッサ１５０１、メモリ１５０２、入力装置１５０３及び出力装置１５０４はバス又はほかの方式を介して接続されてもよく、図１５において、バスを介する接続を例とする。
プロセッサ１５０１、メモリ１５０２、入力装置１５０３及び出力装置１５０４を含み得る。ビデオ編集機器のプロセッサ１５０１の数は１つ又は複数であってもよく、図１５において、１つのプロセッサを例とする。本開示のいくつかの実施例では、プロセッサ１５０１、メモリ１５０２、入力装置１５０３及び出力装置１５０４はバス又はほかの方式を介して接続されてもよく、図１５において、バスを介する接続を例とする。
【0117】
メモリ１５０２はソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶することに用いられてもよく、プロセッサ１５０１はメモリ１５０２に記憶されるソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することで、ビデオ編集機器の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ１５０２は主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよく、プログラム記憶領域はオペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーションプログラム等を含み得る。また、メモリ１５０２は高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、例えば、少なくとも１つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス等の不揮発性メモリ、又はほかの揮発性ソリッドステートメモリデバイスを含んでもよい。入力装置１５０３は入力された数字又は文字情報を受信し、ビデオ編集機器のユーザー設定及び機能制御に関する信号入力を生成することに用いられてもよい。
【0118】
具体的には、本実施例では、プロセッサ１５０１は以下の命令に従って、１つ又は１つ以上のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行ファイルをメモリ１５０２にロードし、メモリ１５０２に記憶されているアプリケーションプログラムをプロセッサ１５０１で実行し、それによって上記ビデオ編集機器の様々な機能を実現する。
【0119】
なお、本明細書では、「第１」及び「第２」等のような関係用語は単に１つのエンティティ又は操作をもう１つのエンティティ又は操作と区別するためのものであり、必ずしもこれらのエンティティ又は操作間にそのような実際の関係又は順序があることを要求又は暗示するわけではない。且つ、用語「含む」、「包含」又はそのほかの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器がそれらの要素を含むだけでなく、明確に列挙されていないほかの要素をさらに含むか、又はこのプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。さらなる制限がない限り、文「１つの…を含む」で限定された要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品又は機器に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。
【0120】
上記は本開示の特定の実施形態に過ぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にする。これらの実施例の様々な変形は当業者には自明であり、本明細書で定義される一般原理は本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなくほかの実施例において実現され得る。したがって、本開示は本明細書に記載されるこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書に開示されている原理及び新規性の特徴と一致する最も広い範囲に適合する必要がある。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【手続補正書】
【提出日】2023-12-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ編集方法であって、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示するステップと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成し、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成するステップと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである、方法。
【請求項2】
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップの前に、前記フリーズビデオクリップに対する置換操作に応答して、前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックを表示するステップと、
前記第１ビデオクリップに対応するビデオトラックに基づいて、前記第１ビデオクリップからターゲットビデオフレーム画像を決定するステップと、
前記ターゲットビデオフレーム画像に基づいてターゲット置換ビデオクリップを生成し、前記ターゲット置換ビデオクリップを利用して前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを更新するステップと、をさらに含む、請求項１に記載の方法。
【請求項3】
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップの前に、前記第１ビデオクリップに対する編集操作を受信すると、前記第１ビデオクリップに対応する編集結果ビデオクリップを取得するステップであって、前記編集操作は置換操作、撮影操作又はトリミング操作を含むステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記編集結果ビデオクリップに基づいて編集後フリーズビデオクリップを生成するステップと、をさらに含み、
これに対応して、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成する前記ステップは、
前記編集結果ビデオクリップと前記編集後フリーズビデオクリップに基づいて前記ターゲットビデオを合成するステップを含む、請求項１又は２に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップの再生時間情報が記録されており、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成する前記ステップは、前記第１ビデオ素材に基づいて前記第１ビデオクリップを生成するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記第１ビデオクリップから前記指定されたビデオフレーム画像を取得するステップと、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップと、を含む、請求項１に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲットビデオテンプレートには前記フリーズビデオクリップに対応するピクチャーインピクチャーロゴが記録されており、前記ピクチャーインピクチャーロゴは前記フリーズビデオクリップがピクチャーインピクチャー形式であるか否かを示すことに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報と前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成する前記ステップは、
前記ターゲットビデオテンプレートに記録される前記フリーズビデオクリップの再生時間情報、前記ピクチャーインピクチャーロゴ及び前記指定されたビデオフレーム画像に基づいて、前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に対応するフリーズビデオクリップを生成するステップを含む、請求項４に記載の方法。
【請求項6】
ビデオ編集方法であって、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含むステップと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられるステップと、を含む、方法。
【請求項7】
ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得する前記ステップは、所定のフリーズバインディングスイッチのオン状態では、前記ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得するステップを含む、請求項６に記載の方法。
【請求項8】
前記イニシャルビデオ素材に対応するスクリプト設定バーをスクリプト編集ページに表示するステップであって、前記スクリプト編集バーは前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプトを追加することに用いられるステップをさらに含み、これに対応して、前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開する前記ステップは、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記ビデオ編集ドラフト中の前記イニシャルビデオ素材に対応する編集スクリプト、前記フリーズビデオクリップと前記第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開するステップを含む、請求項６又は７に記載の方法。
【請求項9】
ビデオ編集装置であって、ターゲットビデオテンプレートに対する所定のトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオテンプレートに対応する少なくとも１つの素材追加エントリを表示することに用いられる第１表示モジュールと、
前記少なくとも１つの素材追加エントリのうちの第１素材追加エントリに対して追加された第１ビデオ素材を受信することに用いられる受信モジュールと、
前記ターゲットビデオテンプレートで指示されるビデオ編集操作に従って、前記第１ビデオ素材に基づいて第１ビデオクリップとフリーズビデオクリップを生成することに用いられる第１生成モジュールと、
前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップに基づいてターゲットビデオを合成することに用いられる第１合成モジュールと、を含み、
前記ターゲットビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対してビデオ編集操作を行うことで複数のビデオクリップを生成して合成することを指示することに用いられ、前記ターゲットビデオテンプレートには、前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップとのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報が記録されており、前記フリーズビデオクリップは前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像に基づいてフリーズ処理を行って得られたビデオクリップである、ビデオ編集装置。
【請求項10】
ビデオ編集装置であって、ビデオ編集ドラフト中のフリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報を取得することに用いられる第２取得モジュールであって、前記指定されたビデオフレーム画像はフリーズ処理を経て前記フリーズビデオクリップを得ることに用いられ、前記ビデオ編集ドラフトはイニシャルビデオ素材及び前記イニシャルビデオ素材に対するビデオ編集操作を含む第２取得モジュールと、
前記ビデオ編集ドラフトに対するテンプレート公開操作に応答して、前記ビデオ編集ドラフト、前記フリーズビデオクリップと第１ビデオ素材とのマッピング関係及び前記第１ビデオクリップ中の指定されたビデオフレーム画像の位置情報に基づいて、前記ビデオ編集ドラフトに対応するビデオテンプレートを生成して公開することに用いられる第４生成モジュールであって、前記ビデオテンプレートは、追加されたビデオ素材に対して前記ビデオ編集操作を実行することで前記第１ビデオクリップと前記フリーズビデオクリップを生成してターゲットビデオを合成することを指示することに用いられる第４生成モジュールと、を含む、ビデオ編集装置。
【請求項11】
命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が端末機器により実行されると、前記端末機器が請求項１又は６に記載のビデオ編集方法を実現するコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを含むビデオ編集機器であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項１又は６に記載のビデオ編集方法を実現するビデオ編集機器。
【請求項13】
コンピュータプログラム／命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム／命令がプロセッサにより実行されると、請求項１又は６に記載のビデオ編集方法を実現するコンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】