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特表2024-535616情報処理方法、装置及び可読記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-30
(54)【発明の名称】情報処理方法、装置及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/00 20090101AFI20240920BHJP
   H04W 76/28 20180101ALI20240920BHJP
【FI】
H04W36/00
H04W76/28
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024522528
(86)(22)【出願日】2022-08-31
(85)【翻訳文提出日】2024-04-19
(86)【国際出願番号】 CN2022116193
(87)【国際公開番号】W WO2023061081
(87)【国際公開日】2023-04-20
(31)【優先権主張番号】202111202901.5
(32)【優先日】2021-10-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202111232756.5
(32)【優先日】2021-10-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100166729
【弁理士】
【氏名又は名称】武田 幸子
(72)【発明者】
【氏名】趙 亜利
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA43
5K067CC22
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE25
(57)【要約】
本開示は、通信の技術分野に関するものであり、ハンドオーバシーンにおける端末の直接通信インターフェースの省電力を保証するための情報処理方法、装置及び可読記憶媒体を提供している。当該方法は、端末のハンドオーバの実行が必要であることを確定した場合に、前記第一ネットワーク機器が第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信することを含み、前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器が第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信することを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応する直接通信リンク不連続受信(SL DRX)構成及び/又は直接通信リンク不連続送信(SL DTX)構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる、方法。
【請求項2】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのレイヤ2(L2)ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応する送信プロファイル(Tx profile)と、
前記第一ネットワーク機器のシステム情報ブロック(SIB)内に構成されたサービス品質プロファイル(QoS profile)とSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用する直接通信インターフェース無線ベアラ(SLRB)に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第一ネットワーク機器が、前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信することを更に含み、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
情報処理方法であって、
第二ネットワーク機器が、第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信することと、
前記第二ネットワーク機器が、前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うこととを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、方法。
【請求項6】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第二ネットワーク機器が第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信することを更に含み、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第二ネットワーク機器が、前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことは、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定することと、
前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することとのうち、何れか1つ又は複数を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
情報処理方法であって、
端末が直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信すること、及び/又は
端末が直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信することを含む、方法。
【請求項11】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
第一ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信する操作を実行するためのものであり、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる、装置。
【請求項13】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信する操作を実行するためのものでもあり、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、請求項12に記載の装置。
【請求項15】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
第二ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信する操作と、
前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作とを実行するためのものであり、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、装置。
【請求項17】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信する操作を実行するためのものでもあり、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項16に記載の装置。
【請求項19】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定する操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定する操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定する操作と、
前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成する操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成する操作とを実行するためのものでもある、請求項17に記載の装置。
【請求項21】
端末に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信する操作、及び/又は
直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信する操作を実行するためのものである、装置。
【請求項22】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項21に記載の装置。
【請求項23】
第一ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを確定した場合に、第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信するための第一送信ユニットを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる、情報処理装置。
【請求項24】
第二ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、
第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信するための第一受信ユニットと、
前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うための第一処理ユニットとを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、情報処理装置。
【請求項25】
端末に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、
直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信するための第一送信ユニット、及び/又は
直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信するための第二送信ユニットを含む、情報処理装置。
【請求項26】
コンピュータプログラムを記憶したプロセッサ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、請求項1~11の何れか一項に記載の方法をプロセッサに実行させるためのものである、プロセッサ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本開示は、2021年10月15日に中国で出願された中国特許出願第202111202901.5号の優先権を主張するとともに、2021年10月22日に中国で出願された中国特許出願第202111232756.5号の優先権を主張し、それらの内容の全ては、参照により本開示に組み込まれる。
本開示は、通信の技術分野に関し、特に、情報処理方法、装置及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
直接通信とは、近接する端末が直接通信リンク(SL(Sidelink)とも呼ばれる)を介してデータ伝送を行う方式である。直接通信リンクは、サイドリンクとも呼ばれる。Sidelinkリンクに対応する無線インターフェースは、直接通信インターフェースと呼ばれ、Sidelinkインターフェース又はサイドリンクインターフェースとも呼ばれる。ユーザ体験を改善するために、直接通信インターフェースSL DRX(Discontinuous Reception、不連続受信)及び/又はDTX(Discontinuous Transmission、不連続送信)メカニズムが導入されている。直接通信の受信側では、SL DRXが使用され、それに応じて、直接通信の送信側では、SL DTXが使用される。
【0003】
従来のハンドオーバシーンでは、ソース基地局は、ハンドオーバ要求メッセージでターゲット基地局へハンドオーバ要求(HANDOVER REQUEST)メッセージを送信し、前記ハンドオーバ要求メッセージには、ハンドオーバしようとする端末のRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)context(コンテキスト)がキャリーされる。具体的なRRC contextの内容は、HandoverPreparationInformation(ハンドオーバ準備情報)内に定義され、HandoverPreparationInformationには、ソース基地局による、前記ハンドオーバしようとする端末に対するRRC構成情報が含まれる。
【0004】
SLユニキャストの場合、接続状態の端末によってソース基地局で使用されるSL DRX/DTX構成は、HandoverPreparationInformation内にキャリーされ、ターゲット基地局は、HandoverPreparationInformation内の指示に従い、強化無しでターゲット基地局の下での前記ハンドオーバ端末のSL DRX及び/又はDTX構成を確定することができる。
【0005】
しかし、SLのグループキャスト/ブロードキャストの端末の場合、接続状態の端末について確定されたSL DRX/DTX構成は、ソース基地局によって構成されたものではない。そうなると、この場合、端末がSL DRX/DTX構成を使用する必要があるかどうか、及び具体的にどのようなSL DRX/DTX構成を使用するかを如何にターゲット基地局に確定させるかは、解決する必要のある技術的課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の実施例は、ハンドオーバのシーンにおいて、前記ハンドオーバ端末の為にSL DRX/SL DTXを構成する必要があるかどうか及び如何にSL DRX/SL DTXを構成するかを第二ネットワーク機器が確定できるようにして、ハンドオーバシーンにおける端末の直接通信インターフェースの省電力が保証されるようにする情報処理方法、装置及び可読記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第一局面において、本開示の実施例は、情報処理方法であって、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器が第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信することを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる、方法を提供している。
【0008】
前記方法において、前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2(layer2、レイヤ2)ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profile(送信プロファイル)と、
前記第一ネットワーク機器のSIB(System Information Block、システム情報ブロック)内に構成されたQoS(Quality of Service、サービス品質)profile(プロファイル)とSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRB(Sidelink Radio Bearer、直接通信インターフェース無線ベアラ)に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0009】
前記方法は、
前記第一ネットワーク機器が、前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信することを更に含み、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。
【0010】
前記方法において、前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0011】
第二局面において、本開示の実施例は、情報処理方法であって、
第二ネットワーク機器が、第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信することと、
前記第二ネットワーク機器が、前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うこととを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、方法を提供している。
【0012】
前記方法において、前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0013】
前記方法は、
前記第二ネットワーク機器が第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信することを更に含み、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0014】
前記方法において、前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0015】
前記方法において、前記第二ネットワーク機器が、前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことは、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定することと、
前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することとのうち、何れか1つ又は複数を含む。
【0016】
第三局面において、本開示の実施例は、情報処理方法であって、
端末が直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信すること、及び/又は
端末が直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信することを含む、方法を提供している。
【0017】
前記方法において、前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0018】
第四局面において、本開示は、第一ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信する操作を実行するためのものであり、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる、装置を提供している。
【0019】
前記装置において、前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用する直接通信インターフェース無線ベアラ(SLRB)に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0020】
前記装置において、前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信する操作を実行するためのものでもあり、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。
【0021】
前記装置において、前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0022】
第五局面において、本開示の実施例は、第二ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信する操作と、
前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作とを実行するためのものであり、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、装置を提供している。
【0023】
前記装置において、前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0024】
前記装置において、前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信する操作を実行するためのものでもあり、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0025】
前記装置において、前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0026】
前記装置において、前記プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定する操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定する操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定する操作と、
前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成する操作と、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成する操作とを実行するためのものでもある。
【0027】
第六局面において、本開示の実施例は、端末に適用される情報処理装置であって、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、
直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信する操作、及び/又は
直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信する操作を実行するためのものである、装置を提供している。
【0028】
前記装置において、前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0029】
第七局面において、本開示の実施例は、第一ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを確定した場合に、第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信するための第一送信ユニットを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる、情報処理装置を提供している。
【0030】
第八局面において、本開示の実施例は、第二ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、
第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信するための第一受信ユニットと、
前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うための第一処理ユニットとを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、情報処理装置を提供している。
【0031】
第九局面において、本開示の実施例は、端末に適用される情報処理装置であって、
直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信するための第一送信ユニット、及び/又は
直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信するための第二送信ユニットを含む、情報処理装置を提供している。
【0032】
第十局面において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶したプロセッサ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記に記載の情報処理方法におけるステップが実現される、プロセッサ可読記憶媒体を更に提供している。
【発明の効果】
【0033】
本開示の実施例では、端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器から第一メッセージが第二ネットワーク機器に送信され、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれることで、第二ネットワーク機器は、端末のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を得て、端末に対して該当する構成を行うことが可能となる。したがって、本開示の実施例を利用すれば、ハンドオーバのシーンにおいて、第二ネットワーク機器は、前記ハンドオーバ端末の為にSL DRX/SL DTXを構成する必要があるかどうか及び如何にSL DRX/SL DTXを構成するかを確定することができ、ハンドオーバシーンにおける端末の直接通信インターフェースの省電力が保証された。
【図面の簡単な説明】
【0034】
図1】本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートその一である。
図2】本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートその二である。
図3】本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートその三である。
図4】本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートその四である。
図5】本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートその五である。
図6】本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートその六である。
図7】本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートその七である。
図8】本開示の実施例による情報処理装置の構造図その一である。
図9】本開示の実施例による情報処理装置の構造図その二である。
図10】本開示の実施例による情報処理装置の構造図その三である。
図11】本開示の実施例による情報処理装置の構造図その四である。
図12】本開示の実施例による情報処理装置の構造図その五である。
図13】本開示の実施例による情報処理装置の構造図その六である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
本開示の実施例において、用語「及び/又は」とは、関連対象の相関関係を表現するものであり、3つの関係があり得ることを示す。例えば、A及び/又はBとは、Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、及び、Bのみが存在するという3つのケースを示し得る。記号「/」は、一般的に、その前後にある関連対象間の「又は」の関係を示すものである。
【0036】
本開示の実施例における用語「複数」とは、2つ又はそれ以上を指し、他の数量詞も同様である。
【0037】
以下、本開示の実施例における図面を参照しながら、本開示の実施例における技術案を明確且つ完全に記述するが、明らかなことに、記述される実施例は、本開示の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者によって創造的な労働を払わずに得られた他の実施例は、全て本発明の保護範囲に含まれるものとする。
【0038】
本開示の実施例は、ハンドオーバのシーンにおいて、前記ハンドオーバ端末の為にSL DRX/SL DTXを構成する必要があるかどうか及び如何にSL DRX/SL DTXを構成するかを第二ネットワーク機器が確定できるようにすることで、ハンドオーバシーンにおける端末の直接通信インターフェースの省電力を保証するための情報処理方法及び装置を提供している。
【0039】
そのうち、方法と装置とは、同じ構想に基づくものであり、両者は、課題を解決する原理が類似しているため、装置と方法との実施は、互いに参照でき、重複部分を繰り返さない。
【0040】
図1を参照して、図1は、本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートであり、図1に示すように、以下のステップ101を含む。
【0041】
ステップ101は、端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器が第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信することである。
ここで、前記第一ネットワーク機器は、基地局、CU(Central Unit、集中処理ユニット)等であってもよい。
【0042】
本開示の実施例において、前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる。
【0043】
そのうち、端末のハンドオーバの実行が必要であるかどうかを前記第一ネットワーク機器が確定する方法は、関連技術における判断方法を採用可能である。端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があるかどうかを第一ネットワーク機器が判断することについても、既存のメカニズムをそのまま利用することが可能であり、例えば第一ネットワーク機器は、端末から報告されたSidelinkUEInformation(直接通信リンクUE情報)に従って、グループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があるかどうかを確定するとともに、グループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するL2ターゲットアドレスを確定することが可能である。
【0044】
本開示の実施例において、前記補助情報には、以下の(1)~(8)のうち、1つ又は複数が含まれる。
(1)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報である。ここで、L2ターゲットアドレスは、任意のL2アドレスであってもよい。
(2)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報である。SL伝送方式は、グループキャスト又はブロードキャストを含む。
(3)端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileである。
ここで、当該Tx profileは、端末が上位層(AS(Access Stratum、アクセス層)以上のプロトコル層、例えばV2X(Vehicle to Everything、車両ツーエブリシング)層)から取得したものである。端末は、それを第一ネットワーク機器に送信することが可能である。
(4)前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係である。
(5)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成である。
(6)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成である。
(7)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係である。
(8)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係である。
【0045】
そのうち、以上の(1)~(3)、(5)~(8)は、第一ネットワーク機器が端末から取得したものであってもよい。具体的に、端末は、既存のRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)シグナリング(例えばSidelinkUEInformation又はUEAssistantantInformation)を再利用して上記情報を報告してもよいし、新しいRRCシグナリングを導入して上記情報を報告してもよい。
【0046】
本開示の実施例では、端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器から第一メッセージが第二ネットワーク機器に送信され、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれることで、第二ネットワーク機器は、端末によって第一ネットワーク機器の下で直接通信インターフェースに使用されるSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を得て、端末に対して該当する構成を行うことが可能となる。したがって、本開示の実施例を利用すれば、ハンドオーバのシーンにおいて、第二ネットワーク機器は、前記ハンドオーバ端末の為にSL DRX/SL DTXを構成する必要があるかどうか及び如何にSL DRX/SL DTXを構成するかを確定することができ、ハンドオーバシーンにおける端末の直接通信インターフェースの省電力が保証された。
【0047】
また、第二ネットワーク機器による端末の構成を第一ネットワーク機器のRRC再構成手順を介して前記端末へ構成できるようにするために、以上の実施例に加えて、前記第一ネットワーク機器は、前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信してもよく、前記第二メッセージには、
(1)端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
(2)端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0048】
そのうち、前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。前記第二ネットワーク機器は、基地局等であってもよい。
【0049】
ここで、前記指示情報には、
(1)前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(2)前記端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(3)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
(4)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
(5)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(6)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0050】
図2を参照して、図2は、本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートであり、図2に示すように、以下のステップ201~202を含む。
【0051】
ステップ201は、第二ネットワーク機器が、第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信することである。
【0052】
ステップ202は、前記第二ネットワーク機器が、前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことである。
【0053】
そのうち、前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。前記第二ネットワーク機器は、基地局等であってもよい。
【0054】
ここで、前記補助情報の意味については、前述した実施例の記述を参照可能である。
【0055】
ステップ202において、補助情報に含まれる異なる内容によって、第二機器は、異なる方式で、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うかどうか、及び如何に構成を行うかを確定することも可能である。
【0056】
例えば、前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定する。このとき、前記第二機器は、補助情報内で指示されたSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことが可能である。
【0057】
例えば、前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定する。このとき、前記第二機器は、補助情報内で指示された当該組み合わせに使用されるSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことが可能である。
【0058】
例えば、前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定する。仮にTx profileに或るL2アドレスが含まれると、第二機器は、当該L2アドレスに対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことが可能である。
【0059】
例えば、前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う。
【0060】
例えば、前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う。
【0061】
例えば、前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う。
【0062】
例えば、前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成する。
【0063】
例えば、前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器は、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成する。
【0064】
第二ネットワーク機器によって受信された補助情報に複数の情報が含まれるとき、第二ネットワーク機器は、何れか1つの情報に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うかどうか、及び如何にSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うかを確定することが可能である。又は、前記第二ネットワーク機器は、所定のポリシーに合わせて、複数の情報から得られた確定結果に対して最終的な決定を行うことも可能である。本開示の実施例では、第二ネットワーク機器が如何に決定を行うかについて限定せず、第二ネットワーク機器が最終的な決定を得ることができればよい。
【0065】
本開示の実施例では、端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器から第一メッセージが第二ネットワーク機器に送信され、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれることで、第二ネットワーク機器は、端末のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を得て、端末に対して該当する構成を行うことが可能となる。したがって、本開示の実施例を利用すれば、ハンドオーバのシーンにおいて、第二ネットワーク機器は、前記ハンドオーバ端末の為にSL DRX/SL DTXを構成する必要があるかどうか及び如何にSL DRX/SL DTXを構成するかを確定することができ、ハンドオーバシーンにおける端末の直接通信インターフェースの省電力が保証された。
【0066】
また、第二ネットワーク機器による端末の構成を第一ネットワーク機器のRRC再構成手順を介して前記端末へ構成できるようにするために、以上の実施例に加えて、前記第二ネットワーク機器は、第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信してもよく、前記第二メッセージには、
(1)端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
(2)端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0067】
ここで、前記指示情報には、
(1)前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(2)前記端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(3)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
(4)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
(5)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(6)前記端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0068】
図3を参照して、図3は、本開示の実施例による情報処理方法のフローチャートであり、図3に示すように、以下のステップ301を含む。
【0069】
ステップ301は、端末が直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信すること、及び/又は、端末が直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信することである。
【0070】
ここで、前記補助情報には、
(1)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
(2)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
(3)端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
(4)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
(5)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
(6)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(7)端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
(8)第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
(9)第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
(10)第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
(11)第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
(12)第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0071】
本開示の実施例では、端末が第一メッセージを第一ネットワーク機器に送信することにより、端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器が第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信することが可能となり、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれることで、第二ネットワーク機器は、端末のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を得て、端末に対して該当する構成を行うことが可能となる。したがって、本開示の実施例を利用すれば、ハンドオーバのシーンにおいて、第二ネットワーク機器は、前記ハンドオーバ端末の為にSL DRX/SL DTXを構成する必要があるかどうか及び如何にSL DRX/SL DTXを構成するかを確定することができ、ハンドオーバシーンにおける端末の直接通信インターフェースの省電力が保証された。
【0072】
以下、具体的な実施例を参照して、本開示の実施例の情報処理方法の実現手順を詳しく記述する。ここで、第一ネットワーク機器がソース基地局であり、第二ネットワーク機器がターゲット基地局である例を記述する。
【0073】
本開示の実施例において、ソース基地局は、端末に対してハンドオーバ判定を行う。前記端末のハンドオーバを実行する必要があるとき、もし前記端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があれば、前記ソース基地局は、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する際、前記端末のSLインターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するSL DRX構成に関連する補助情報及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を前記ハンドオーバ要求メッセージ内にキャリーさせる必要がある。
【0074】
図4を参照して、図4は、本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。図4に示す実施例において、補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報とのうち、1つ又は複数の内容が含まれる。当該方法は、具体的に以下のステップ401~404を含む。
【0075】
ステップ401は、端末が補助情報の報告を行うことである。
【0076】
本ステップは、オプショナルのステップである。もしソース基地局は、端末のSLインターフェースのL2ターゲットアドレス、又はL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX/DTX構成を使用するかどうかを確定できれば、本ステップは、省略されてもよい。
【0077】
ソース基地局の具体的な確定方式は、以下の通りである。ソース基地局は、端末から報告されたSUI(SidelinkUEInformation、直接通信リンクUE情報)に従って、端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するL2ターゲットアドレス、又はL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせを確定する。次に、ソース基地局は、端末のSLインターフェースに対応するTx profile(Tx profile内では、各々のL2ターゲットアドレス、又はL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成/SL DTX構成を使用するかどうかが指示される)に従って、端末のSLインターフェースの或る(又は特定の)L2ターゲットアドレス、又は、L2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成/SL DTX構成を使用するかどうかを確定する。
【0078】
もしソース基地局は、SLインターフェースの特定のL2ターゲットアドレス、又はL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成/SL DTX構成を使用するかどうかを確定できなければ、端末報告メカニズムを導入して、端末から、端末のSLインターフェースの特定のL2ターゲットアドレス、又はL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成/SL DTX構成を使用するかどうかの指示情報をソース基地局に直接報告する必要がある。具体的に、前記補助情報の報告は、既存のRRCシグナリングを再利用してもよいし、新しいRRCシグナリングを導入してもよい。もし既存のRRCシグナリングを再利用する場合、例えばsidelinkUEInformationを再利用してもよい。
【0079】
ステップ402は、ソース基地局が端末に対してハンドオーバ判定を実行することである。もし端末のハンドオーバが必要であると判定した場合、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する。
【0080】
ソース基地局は、端末に対してハンドオーバ判定を行い、もし前記端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があれば、前記ソース基地局は、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する際、前記端末のSLインターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するDRX及び/又はDTX構成に関連する補助情報を前記ハンドオーバ要求メッセージ内にキャリーさせる必要がある。
【0081】
ここで、端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があるかどうかをソース基地局が判断することについては、既存のメカニズムをそのまま利用可能であり、例えば基地局は、端末から報告されたSidelinkUEInformationによって、グループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するL2ターゲットアドレスを確定することが可能である。
【0082】
前記補助情報の内容は、端末のSLインターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報、又は、端末のSLインターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報であってもよい。
【0083】
ステップ403は、ハンドオーバ要求確認メッセージである。
【0084】
ターゲット基地局は、ステップ402でソース基地局から送信された前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行うする必要があるかどうかを確定し、ハンドオーバ要求確認メッセージを前記ソース基地局に送信する。
【0085】
前記ターゲット基地局が前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行う必要があるかどうかを確定した後には、前記ターゲット基地局が基地局間インターフェースを介して、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対して行われたSL DRX/ SL DTX構成の指示情報をソース基地局に通知することを更に含む。
【0086】
具体的に、前記インターフェースで伝送されるSL DRX/SL DTX構成の指示情報には、
ターゲット基地局の現在のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX/DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれてもよい。
【0087】
ステップ404は、ソース基地局がRRC再構成を端末へ実行することである。
【0088】
前記ソース基地局は、ターゲット基地局から受信されたハンドオーバ要求確認メッセージに従って、RRC再構成メッセージの内容を確定し、前記RRC再構成メッセージを端末に送信する。前記RRC再構成シグナリングには、ステップ403で確定された前記端末の直接通信インターフェースSL DRX/ SL DTX構成が含まれる。
【0089】
図5を参照して、図5は、本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。図5に示す実施例において、補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれる。当該方法は、具体的にステップ501~504を含む。
【0090】
ステップ501は、端末が補助情報の報告を行うことである。
【0091】
具体的に、補助情報は、端末が上位層(AS以上のプロトコル層、例えばV2X layer)から取得したTx profileであってもよい。ここで、Tx profileの内容は、
(1)L2ターゲットアドレスがSL DRX/DTXを使用する必要があるかどうかの内容と、
(2)L2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX/DTX構成を使用する必要があるかどうかの内容と、
(3)プロトコルバージョン(例えば3GPP(登録商標) Rel-16、Rel-17又は類似のプロトコルバージョン)がSL DRX/DTXを使用するかどうかの内容とのうち、1つであってもよい。
【0092】
具体的に、前記補助情報の報告は、既存のRRCシグナリングを再利用してもよいし、新しいRRCシグナリングを導入してもよい。もし既存のRRCシグナリングを再利用する場合、例えばsidelinkUEInformationを再利用してもよい。
【0093】
ステップ502は、ソース基地局が端末に対してハンドオーバ判定を実行することであり、もし端末のハンドオーバが必要であると判定した場合、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する。
【0094】
ソース基地局は、端末に対してハンドオーバ判定を行い、もし前記端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があれば、前記ソース基地局は、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する際、前記端末のSLインターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するDRX及び/又はDTX構成に関連する補助情報を前記ハンドオーバ要求メッセージ内にキャリーさせる必要がある。
【0095】
ここで、端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があるかどうかをソース基地局が判断することについては、既存のメカニズムをそのまま利用可能であり、例えば基地局は、端末から報告されたSidelinkUEInformationによって、グループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するL2ターゲットアドレスを確定することが可能である。
【0096】
前記ハンドオーバ要求メッセージ内には、補助情報がキャリーされる必要があり、具体的に、前記補助情報の内容は、ステップ501で端末によって上位層から得られたTx profileであってもよい。
【0097】
ステップ503は、ハンドオーバ要求確認メッセージである。
【0098】
ターゲット基地局は、ステップ502でソース基地局から送信された前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行うする必要があるかどうかを確定し、ハンドオーバ要求確認メッセージを前記ソース基地局に送信する。
【0099】
前記ターゲット基地局が前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行う必要があるかどうかを確定した後には、前記ターゲット基地局が基地局間インターフェースを介して、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対して行われたSL DRX/ SL DTX構成の指示情報をソース基地局に通知することを更に含む。
【0100】
具体的に、前記インターフェースで伝送されるSL DRX/SL DTX構成の指示情報には、
ターゲット基地局の現在のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX/DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれてもよい。
【0101】
ステップ504は、ソース基地局がRRC再構成を端末へ実行することである。
【0102】
前記ソース基地局は、ターゲット基地局から受信されたハンドオーバ要求確認メッセージに従って、RRC再構成メッセージの内容を確定し、前記RRC再構成メッセージを端末に送信する。前記RRC再構成シグナリングには、ステップ503で確定された前記端末の直接通信インターフェースSL DRX/ SL DTX構成が含まれる。
【0103】
図6を参照して、図6は、本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。図6に示す実施例において、補助情報には、ソース基地局のSIB内に構成されたサービス品質プロファイル(QoS profile)とSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれる。当該方法は、具体的に以下のステップ601~603を含む。
【0104】
ステップ601は、ソース基地局が端末に対してハンドオーバ判定を実行することであり、もし端末のハンドオーバが必要であると判定した場合、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する。
【0105】
ソース基地局は、端末に対してハンドオーバ判定を行い、もし前記端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があれば、前記ソース基地局は、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する際、前記端末のSLインターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するDRX及び/又はDTX構成に関連する補助情報を前記ハンドオーバ要求メッセージ内にキャリーさせる必要がある。
【0106】
ここで、端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があるかどうかをソース基地局が判断することについては、既存のメカニズムをそのまま利用可能であり、例えば基地局は、端末から報告されたSidelinkUEInformationによって、グループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するL2ターゲットアドレスを確定することが可能である。
【0107】
前記ハンドオーバ要求メッセージ内には、補助情報がキャリーされる必要があり、具体的に、前記補助情報の内容は、ソース基地局のSIB内に構成されたサービス品質プロファイル(QoS profile)とSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係であってもよい。
【0108】
ステップ602は、ハンドオーバ要求確認メッセージである。
【0109】
ターゲット基地局は、ステップ601でソース基地局から送信された前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行うする必要があるかどうかを確定し、ハンドオーバ要求確認メッセージを前記ソース基地局に送信する。
【0110】
前記ターゲット基地局が前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行う必要があるかどうかを確定した後には、前記ターゲット基地局が基地局間インターフェースを介して、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対して行われたSL DRX/ SL DTX構成の指示情報をソース基地局に通知することを更に含む。
【0111】
具体的に、前記インターフェースで伝送されるSL DRX/SL DTX構成の指示情報には、
ターゲット基地局の現在のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX/DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれてもよい。
【0112】
ステップ603は、ソース基地局がRRC再構成を端末へ実行することである。
【0113】
前記ソース基地局は、ターゲット基地局から受信されたハンドオーバ要求確認メッセージに従って、RRC再構成メッセージの内容を確定し、前記RRC再構成メッセージを端末に送信する。前記RRC再構成シグナリングには、ステップ602で確定された前記端末の直接通信インターフェースSL DRX/ SL DTX構成が含まれる。
【0114】
図7を参照して、図7は、本開示の実施例の情報処理方法のフローチャートである。図7に示す実施例において、補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数の内容が含まれる。
【0115】
当該方法は、具体的に以下のステップ701~704を含む。
【0116】
ステップ701は、端末が補助情報の報告を行うことである。
【0117】
具体的に、補助情報は、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つであってもよい。
【0118】
具体的に、前記補助情報の報告は、既存のRRCシグナリングを再利用してもよいし、新しいRRCシグナリングを導入してもよい。もし既存のRRCシグナリングを再利用する場合、例えばsidelinkUEInformationを再利用してもよい。
【0119】
ステップ702は、ソース基地局が端末に対してハンドオーバ判定を実行することであり、もし端末のハンドオーバが必要であると判定した場合、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する。
【0120】
ソース基地局は、端末に対してハンドオーバ判定を行い、もし前記端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があれば、前記ソース基地局は、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信する際、前記端末のSLインターフェースのグループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するDRX及び/又はDTX構成に関連する補助情報を前記ハンドオーバ要求メッセージ内にキャリーさせる必要がある。
【0121】
ここで、端末のSLインターフェースにグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信があるかどうかをソース基地局が判断することについては、既存のメカニズムをそのまま利用可能であり、例えば基地局は、端末から報告されたSidelinkUEInformationによって、グループキャスト及び/又はブロードキャストに対応するL2ターゲットアドレスを確定することが可能である。
【0122】
前記ハンドオーバ要求メッセージ内には、補助情報がキャリーされる必要があり、具体的に、前記補助情報の内容は、ステップ701で端末によって上位層から得られたTx profileであってもよい。
【0123】
ステップ703は、ハンドオーバ要求確認メッセージである。
【0124】
ターゲット基地局は、ステップ702でソース基地局から送信された前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行うする必要があるかどうかを確定し、ハンドオーバ要求確認メッセージを前記ソース基地局に送信する。
【0125】
前記ターゲット基地局が前記補助情報に従って、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX/DTX構成を行う必要があるかどうかを確定した後には、前記ターゲット基地局が基地局間インターフェースを介して、前記端末のSLのグループキャスト及び/又はブロードキャスト通信に対して行われたSL DRX/ SL DTX構成の指示情報をソース基地局に通知することを更に含む。
【0126】
具体的に、前記インターフェースで伝送されるSL DRX/SL DTX構成の指示情報には、
ターゲット基地局の現在のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX/DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれてもよい。
【0127】
ステップ704は、ソース基地局がRRC再構成を端末へ実行することである。
【0128】
前記ソース基地局は、ターゲット基地局から受信されたハンドオーバ要求確認メッセージに従って、RRC再構成メッセージの内容を確定し、前記RRC再構成メッセージを端末に送信する。前記RRC再構成シグナリングには、ステップ703で確定された前記端末の直接通信インターフェースSL DRX/ SL DTX構成が含まれる。
【0129】
以上の記述から分かるように、本開示の実施例では、ハンドオーバ時に、ターゲット基地局が、ハンドオーバ端末に対して合理的なSL DRX/DTX構成を行えることを保証でき、即ち、端末に対してSL DRX/ SL DTX構成を行う必要があるとき、ターゲット基地局によって当該端末の為にSL DRX/ SL DTXが構成され、端末に対してSL DRX/DTX構成を行う必要がないとき、ターゲット基地局によって前記端末の為にSL DRX/ SL DTXが構成されないことを保証できる。
【0130】
本開示の実施例による技術態様は、様々なシステム、特に5Gシステムに適用可能である。例えば適用可能なシステムは、グローバルシステムオブモバイルコミュニケーション(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)システム、長期進化(Long Term Evolution、LTE(登録商標))システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システム、高度な長期進化(Long Term Evolution Advanced、LTE-A)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)システム、5G 新しいラジオ(New Radio、NR)システム等であってもよい。これらの様々なシステムの何れにも、端末機器及びネットワーク機器が含まれる。システムには、例えば進化したパケットシステム(Evloved Packet System、EPS)、5Gシステム(5GS)等のコアネットワーク部分が更に含まれてもよい。
【0131】
本開示の実施例に係る端末は、音声及び/又はデータ接続をユーザに提供する機器、無線接続機能を有するハンドヘルド機器、又は無線モデムに接続される他の処理機器等であってもよい。異なるシステムでは、端末の名称が異なる可能性もあり、例えば5Gシステムでは、端末は、ユーザ機器(User Equipment、UE)と呼ばれてもよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して1つ又は複数のコアネットワーク(Core Network、CN)と通信してもよい。無線端末は、モバイルフォン(「セルラ」フォンとも称される)などのモバイル端末、及びモバイル端末を有するコンピュータであってもよく、例えば、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵又は車載のモバイル装置であってもよく、それらは、無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換する。例えば、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service、PCS)電話、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(Session Initiated Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)等の機器であってもよい。無線端末は、システム、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者ステーション(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイルコンソール(mobile)、リモート局(remote station)、アクセスポイント(access point)、リモート端末(remote terminal)、アクセス端末(access terminal)、ユーザ端末(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザ装置(user device)と称されてもよいが、本開示の実施例では、これについて限定しない。
【0132】
本開示の実施例に係るネットワーク機器は、基地局であってもよく、当該基地局は、端末にサービスを提供する複数のセルを含んでもよい。異なる具体的な応用場面に応じて、基地局は、アクセスポイント、又はアクセスネットワークにおける無線インターフェースにて1つ又は複数のセクタを介して無線端末機器と通信する機器、又は他の名称と呼ばれてもよい。ネットワーク機器は、受信した無線フレームとIP(Internet Protocol、インターネットプロトコル)パケットを相互に転換して、無線端末機器とアクセスネットワークの残り部分との間のルータとするために使用されてもよく、ここで、アクセスネットワークの残り部分は、インターネットプロトコル(IP)通信ネットワークを含んでもよい。ネットワーク機器は、無線インターフェースに対する属性管理を協調してもよい。例えば、本開示の実施例に係るネットワーク機器は、グローバル移動通信システム(Global System for Mobile communications、GSM)又は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)におけるネットワーク機器(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、広帯域符号分割多元接続(Wide-band Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))におけるネットワーク機器(NodeB)であってもよく、長期進化(long term evolution、LTE)システムにおける進化型ネットワーク機器(evolutional Node B、eNB又はe-NodeB)、5Gネットワークアーキテクチャ(next generation system)における5G基地局(gNB)であってもよく、ホームエボリューション基地局(Home evolved Node B、HeNB)、中継ノード(relay node)、ホーム基地局(femto)、ピコ基地局(pico)等であってもよいが、本開示の実施例では、これについて限定しない。一部のネットワーク構成において、ネットワーク機器は、集中ユニット(Centralized Unit、CU)ノード及び分散ユニット(Distributed Unit、DU)ノードを含んでもよく、センターユニットと分散ユニットとは、地理的に分離して配置されてもよい。
【0133】
ネットワーク機器と端末機器との間は、それぞれ1本又は複数本のアンテナを用いてマルチ入力マルチ出力(Multi Input Multi Output、MIMO)伝送を行ってもよく、MIMO伝送は、シングルユーザMIMO(Single User MIMO、SU-MIMO)又はマルチユーザMIMO(Multiple User MIMO、MU-MIMO)であってもよい。複数本のアンテナの組み合わせの形態及び数に応じて、MIMO伝送は、2次元MIMO(2 Dimensions、2D-MIMO)、3次元MIMO(3 Dimensions、3D-MIMO)、全次元MIMO(Full Dimensions、FD-MIMO)又は大規模MIMO(massive-MIMO)であってもよく、ダイバーシチ伝送又はプリエンコーディング伝送又はビームフォーミング伝送等であってもよい。
【0134】
図8に示すように、本開示の実施例に係る情報処理装置は、第一ネットワーク機器に適用されるものであり、プロセッサ800と、送受信機810とを含み、プロセッサ800は、メモリ820内のプログラムを読み取って、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信する手順を実行するためのものであり、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる。
送受信機810は、プロセッサ800の制御の下で、データを送受信するためのものである。
【0135】
図8において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ800を代表とした1つ又は複数のプロセッサと、メモリ820を代表としたメモリとの各種回路が繋げられている。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータや電力管理回路等の様々な他の回路を互いに繋げることも可能であるが、これらは、当分野において公知されているため、本明細書において、さらなる説明をしない。バスインターフェースは、インターフェースを提供するものである。送受信機810は、複数の要素であってもよく、即ち送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体にて様々な他の装置と通信するための手段を提供するものである。プロセッサ800は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ820は、プロセッサ800による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0136】
プロセッサ800は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)であってもよいし、プロセッサは、マルチコアアーキテクチャーを採用してもよい。
【0137】
プロセッサ800は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ820は、プロセッサ800による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0138】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0139】
プロセッサ800は、前記プログラムを読み取って、
前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信するステップを実行するためのものでもあり、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。
【0140】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0141】
ここで説明すべきなのは、本開示の実施例による上記装置は、上記方法の実施例における第一ネットワーク機器によって実現された全ての方法ステップを実現できるとともに、同じ技術的効果を奏することもできるが、ここでは、本実施例における方法の実施例と同じ部分及び有益な効果を詳細に繰り返して述べない。
【0142】
図9に示すように、本開示の実施例に係る情報処理装置は、第二ネットワーク機器に適用されるものであり、プロセッサ900と、送受信機910とを含み、プロセッサ900は、メモリ920内のプログラムを読み取って、
第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信する手順と、
前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う手順とを実行するためのものであり、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。
送受信機910は、プロセッサ900の制御の下で、データを送受信するためのものである。
【0143】
図9において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ900を代表とした1つ又は複数のプロセッサと、メモリ920を代表としたメモリとの各種回路が繋げられている。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータや電力管理回路等の様々な他の回路を互いに繋げることも可能であるが、これらは、当分野において公知されているため、本明細書において、さらなる説明をしない。バスインターフェースは、インターフェースを提供するものである。送受信機910は、複数の要素であってもよく、即ち送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体にて様々な他の装置と通信するための手段を提供するものである。プロセッサ900は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ920は、プロセッサ900による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0144】
プロセッサ900は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)であってもよいし、プロセッサは、マルチコアアーキテクチャーを採用してもよい。
【0145】
プロセッサ900は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ920は、プロセッサ900による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0146】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0147】
プロセッサ900は、前記プログラムを読み取って、
第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信するステップを実行するためのものでもあり、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0148】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0149】
プロセッサ900は、前記プログラムを読み取って、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定するステップと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定するステップと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定するステップと、
前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うステップと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うステップと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うステップと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成するステップと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成するステップとを実行するためのものでもある。
【0150】
ここで説明すべきなのは、本開示の実施例による上記装置は、上記方法の実施例における第二ネットワーク機器によって実現された全ての方法ステップを実現できるとともに、同じ技術的効果を奏することもできるが、ここでは、本実施例における方法の実施例と同じ部分及び有益な効果を詳細に繰り返して述べない。
【0151】
図10に示すように、本開示の実施例に係る情報処理装置は、端末に適用されるものであり、プロセッサ1000と、送受信機1010とを含み、プロセッサ1000は、メモリ1020内のプログラムを読み取って、
直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信する手順、及び/又は
直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信する手順を実行するためのものである。
送受信機1010は、プロセッサ1000の制御の下で、データを送受信するためのものである。
【0152】
図10において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ1000を代表とした1つ又は複数のプロセッサと、メモリ1020を代表としたメモリとの各種回路が繋げられている。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータや電力管理回路等の様々な他の回路を互いに繋げることも可能であるが、これらは、当分野において公知されているため、本明細書において、さらなる説明をしない。バスインターフェースは、インターフェースを提供するものである。送受信機1010は、複数の要素であってもよく、即ち送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体にて様々な他の装置と通信するための手段を提供するものである。様々なユーザ機器に対して、ユーザインターフェース1030は、必要なデバイスを外部又は内部で接続可能なインターフェースであってもよく、接続されるデバイスは、小型キーボード、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック等を含むが、これらに限定されない。
【0153】
プロセッサ1000は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1020は、プロセッサ1000による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0154】
プロセッサ1000は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)であってもよいし、プロセッサは、マルチコアアーキテクチャーを採用してもよい。
【0155】
プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出すことで、得られた実行可能命令に従って、本開示の実施例による何れかの前記方法を実行するために使用される。プロセッサとメモリとは、物理的に分離して配置されてもよい。
【0156】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0157】
ここで説明すべきなのは、本開示の実施例による上記装置は、上記方法の実施例における端末によって実現された全ての方法ステップを実現できるとともに、同じ技術的効果を奏することもできるが、ここでは、本実施例における方法の実施例と同じ部分及び有益な効果を詳細に繰り返して述べない。
【0158】
図11に示すように、本開示の実施例に係る情報処理装置は、第一ネットワーク機器に適用されるものであり、端末のハンドオーバの実行が必要であることを確定した場合に、第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信するための第一送信ユニット1101を含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる。
【0159】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0160】
前記装置は、
前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信するための第一受信ユニットを更に含んでもよく、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。
【0161】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0162】
ここで説明すべきなのは、本開示の実施例による上記装置は、上記方法の実施例における第一ネットワーク機器によって実現された全ての方法ステップを実現できるとともに、同じ技術的効果を奏することもできるが、ここでは、本実施例における方法の実施例と同じ部分及び有益な効果を詳細に繰り返して述べない。
【0163】
図12に示すように、本開示の実施例に係る情報処理装置は、第二ネットワーク機器に適用されるものであり、
第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信するための第一受信ユニット1201と、
前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うための第一処理ユニット1202とを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である。
【0164】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0165】
前記装置は、
第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信するための第一送信ユニットを更に含んでもよく、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0166】
ここで、前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0167】
そのうち、前記第一処理ユニットは、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定することと、
前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することとのうち、任意1つ又は複数を実行するためのものである。
【0168】
ここで説明すべきなのは、本開示の実施例による上記装置は、上記方法の実施例における第二ネットワーク機器によって実現された全ての方法ステップを実現できるとともに、同じ技術的効果を奏することもできるが、ここでは、本実施例における方法の実施例と同じ部分及び有益な効果を詳細に繰り返して述べない。
【0169】
図13に示すように、本開示の実施例に係る情報処理装置は、端末に適用されるものであり、
直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信するための第一送信ユニット1301、及び/又は
直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信するための第二送信ユニット1302を含む。
【0170】
ここで、前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる。
【0171】
ここで説明すべきなのは、本開示の実施例による上記装置は、上記方法の実施例における端末によって実現された全ての方法ステップを実現できるとともに、同じ技術的効果を奏することもできるが、ここでは、本実施例における方法の実施例と同じ部分及び有益な効果を詳細に繰り返して述べない。
【0172】
説明すべきなのは、本開示の実施例におけるユニットに対する分割は、模式的なものであり、論理機能での分割に過ぎず、実際の実現のとき、他の分割方式もあり得る。また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、各ユニットは、物理的に別個に存在してもよいし、2つ以上のユニットは、1つのユニットに統合されてもよい。上記統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
【0173】
上記統合されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売又は使用される場合、プロセッサ可読取記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本開示の技術態様の本質的部分、又は先行技術に対する貢献をもたらす部分、或いは当該技術態様の全部又は一部は、ソフトウェア製品の形態で具現化可能である。当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例に記載の方法における全部又は一部のステップを、コンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器等であり得る)又はプロセッサ(processor)に実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、ポータブルハードディスク、読取専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスク等のプログラムコードを記憶可能である様々な媒体を含む。
【0174】
本開示の実施例は、プログラムを記憶した可読記憶媒体を更に提供しており、当該プログラムがプロセッサによって実行されると、上記情報処理方法の実施例の各手順が実現されるとともに、同じ技術的効果を奏することができるが、重複を避けるため、ここで繰り返して述べない。上記可読記憶媒体は、プロセッサがアクセスできる任意の利用可能な媒体又はデータ記憶機器であってもよく、磁気記憶装置(例えばフロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)等)、光記憶装置(例えばCD、DVD、BD、HVD等)、及び半導体メモリ(例えば読取専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、不揮発性メモリ(N and Flash)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive、SSD))等を含むが、これらに限定されない。
【0175】
説明すべきなのは、本明細書において、用語「含む」、「包含」又は他の任意の変体は、排他的に含むことに限定されず、一連の要素を含む手順、方法、物又は装置は、これらの要素を含むことだけではなく、明示的に列挙されていない他の要素、又はこの手順、方法、物若しくは装置に固有の要素を含む。さらなる制限がない限り、用語「1つの…を含む」より限定された要素は、該要素を含む手順、方法、物又は装置に他の同一の要素が存在することを排除しない。
【0176】
上記の実施形態に対する説明から、当業者は、ソフトウェアに、必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えるという形で、上記実施例に係る方法を実現可能であると明確に分かることができ、勿論、ハードウェアによっても実現可能であるが、多くの場合は、前者は、より好適な実施形態となる。このような理解に基づいて、本開示の技術案の本質的部分、あるいは関連技術に対する貢献をもたらす部分は、ソフトウェア製品の形で具現化可能であり、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコンやネットワーク機器等であり得る)が本開示の各実施例に記載の方法を実行可能にするためのいくつかの命令を含む。
【0177】
なお、以上の各モジュールに対する分割は、論理機能での分割に過ぎず、実際の実現のとき、全部又は一部のモジュールは、1つの物理エンティティに統合されてもよいし、物理的に分離されていてもよいことに理解されたい。そして、これらのモジュールは、全て処理要素によりソフトウェアを呼び出す形で実現されてもよいし、全てハードウェアにより実現されてもよく、また、一部のモジュールは、処理要素によりソフトウェアを呼び出す形で実現されるとともに、他の一部のモジュールは、ハードウェアにより実現されてもよい。例えば、確定モジュールは、独立して設けられた処理要素であってもよいし、上記装置の或るチップ内への統合により実現されてもよい。さらに、確定モジュールは、プログラムコードの形式で上記装置のメモリに記憶され、上記装置の或る処理要素により呼び出されることで、上記確定モジュールの機能を実行してもよい。他のモジュールの実現は、確定モジュールと同様である。それに、これらのモジュールは、全部又は一部が統合されてもよいし、個別に実現されてもよい。本明細書に記載の処理要素は、信号の処理能力を有する集積回路であってもよい。実現のとき、上記方法の各ステップ又は上記各モジュールは、プロセッサ要素内のハードウェアの集積論理回路を用いることにより、又は、ソフトウェア形式の命令を用いることにより実装されてもよい。
【0178】
例えば、各モジュール、ユニット、サブユニット又はサブモジュールは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、1つ又は複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor、DSP)、若しくは、1つ又は複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)等、上記方法を実施する1つ又は複数の集積回路として構成されてもよい。他の例として、上記の或るモジュールは、処理要素によりプログラムコードを呼び出す形で実現される場合、当該処理要素は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)等の汎用プロセッサ、又は、プログラムコードを呼び出すことが可能な他のプロセッサであってもよい。さらなる例として、これらのモジュールは、一緒に統合されてもよいし、システムオンチップ(System On a Chip、SOC)の形で実現されてもよい。
【0179】
本開示の明細書及び特許請求の範囲における「第一」、「第二」等の用語は、類似しているオブジェクトを区別するために使用されるものであり、必ずしも特定の順序や前後順番を記述するために使用されるとは限らない。そのように使用されるデータは、適切な状況において互いに交換可能で、それによって、本明細書において記述される本開示の実施例は、本明細書において図示又は記述される順序以外の順序で実施可能であることを理解されたい。また、用語「含む」及び「有する」、並びにそれらのあらゆる変体は、非排他的な包含をカバーするものであり、例えば、一連のステップやユニットを含む手順、方法、システム、製品や機器は、明示的に列挙されているこれらのステップやユニットのみを含むことに限定されず、明示的に列挙されていない他のステップやユニット、或いは、これらの手順、方法、製品や機器に固有の他のステップやユニットを含んでもよい。なお、明細書及び特許請求の範囲に使用される「及び/又は」とは、接続対象のうち、少なくとも1つを表すものであり、例えば、「A及び/又はB及び/又はC」とは、Aのみが存在する、Bのみが存在する、Cのみが存在する、及び、AとBの両方が存在する、BとCの両方が存在する、AとCの両方が存在する、並びに、AとBとCの全てが存在するとの7つの場合を含む。同様に、本明細書及び特許請求の範囲に使用される「A及びBの少なくとも1つ」とは、「Aのみが存在する、Bのみが存在する、又はAとBの両方が存在する」として理解されるべきである。
【0180】
以上、図面を参照して本開示の実施例を説明したが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は、あくまでも例示的なもので、制限的なものではない。当業者は、本開示の啓示の下で、本開示の主旨及び請求項の保護範囲から逸脱することなく、多数の形態を作り出すことができ、それらは、全て本開示の保護範囲に含まれるものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2024-04-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
端末のハンドオーバの実行が必要であることを第一ネットワーク機器によって確定された場合に、前記第一ネットワーク機器が第一メッセージを第二ネットワーク機器に送信することを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応する直接通信リンク不連続受信(SL DRX)構成及び/又は直接通信リンク不連続送信(SL DTX)構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、前記端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれる、方法。
【請求項2】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのレイヤ2(L2)ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応する送信プロファイル(Tx profile)と、
前記第一ネットワーク機器のシステム情報ブロック(SIB)内に構成されたサービス品質プロファイル(QoS profile)とSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用する直接通信インターフェース無線ベアラ(SLRB)に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第一ネットワーク機器が、前記第二ネットワーク機器から送信された第二メッセージを受信することを更に含み、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
情報処理方法であって、
第二ネットワーク機器が、第一ネットワーク機器から送信された第一メッセージであって、端末のハンドオーバの実行が必要であることを前記第一ネットワーク機器によって確定された場合に送信された第一メッセージを受信することと、
前記第二ネットワーク機器が、前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うこととを含み、
前記端末は直接通信インターフェースにグループキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、及び/又は、
前記端末は直接通信インターフェースにブロードキャスト通信があるとき、前記第一メッセージには、直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報が含まれ、
前記第一ネットワーク機器は、前記端末のソースネットワーク機器であり、前記第二ネットワーク機器は、前記端末のターゲットネットワーク機器である、方法。
【請求項6】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第二ネットワーク機器が第二メッセージを前記第一ネットワーク機器に送信することを更に含み、前記第二メッセージには、
端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示情報とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記指示情報には、
前記第二ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第二ネットワーク機器が、前記第一メッセージに従って、前記端末の直接通信インターフェースのグループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことは、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用する旨の指示情報が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせにSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があると確定することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileが含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileに従って、前記端末に対してSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行う必要があるかどうかを確定することと、
前記補助情報には、第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記第一ネットワーク機器のSIB内に構成されたQoS profileとSL DRX構成との対応関係に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に従って、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を行うことと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することと、
前記補助情報には、端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係が含まれるとき、前記第二ネットワーク機器が、前記対応関係に従って、各々のQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を構成することとのうち、何れか1つ又は複数を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
情報処理方法であって、
端末が直接通信インターフェースのグループキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信すること、及び/又は
端末が直接通信インターフェースのブロードキャスト通信に対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成に関連する補助情報を第一ネットワーク機器に送信することを含む、方法。
【請求項11】
前記補助情報には、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせがSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するかどうかの指示情報と、
端末の直接通信インターフェースに対応するTx profileと、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
端末の直接通信インターフェースのL2ターゲットアドレスとSL伝送方式との組み合わせの下でのQoS profileとSL DRX構成との対応関係、及び/又は、QoS profileとSL DTX構成との対応関係と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するSLRBに対応するSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、SL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX及び/又はSL DTXを使用するQoS profileに基づく、前記QoS profileに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示と、
第一L2ターゲットアドレスに基づく、前記第一L2ターゲットアドレスに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示、及び、第一L2ターゲットアドレスの下でSL DRX構成及び/又はSL DTX構成を使用するSLRBに基づく、前記SLRBに対応する一部のSL DRX構成及び/又はSL DTX構成の指示とのうち、1つ又は複数が含まれる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
第一ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、請求項1~4の何れか一項に記載の方法を実行するためのものである、装置。
【請求項13】
第二ネットワーク機器に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、請求項5~9の何れか一項に記載の方法を実行するためのものである、装置。
【請求項14】
端末に適用される情報処理装置であって、前記情報処理装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御の下で、データを送受信するためのものであり、プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、請求項10又は11に記載の方法を実行するためのものである、装置。
【請求項15】
コンピュータプログラムを記憶したプロセッサ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、請求項1~11の何れか一項に記載の方法をプロセッサに実行させるためのものである、プロセッサ可読記憶媒体。
【国際調査報告】