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特表2024-535832情報処理方法、装置、端末及び可読記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-02
(54)【発明の名称】情報処理方法、装置、端末及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 8/26 20090101AFI20240925BHJP
【FI】
H04W8/26 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024516596
(86)(22)【出願日】2022-09-13
(85)【翻訳文提出日】2024-03-26
(86)【国際出願番号】 CN2022118417
(87)【国際公開番号】W WO2023040823
(87)【国際公開日】2023-03-23
(31)【優先権主張番号】202111081626.6
(32)【優先日】2021-09-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】柯 小婉
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
本出願は、情報処理方法、装置、端末及び可読記憶媒体を開示し、通信技術分野に属する。本出願の実施例の情報処理方法は、第一の条件を満たす場合に、端末が第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信することを含み、前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
第一の条件を満たす場合に、端末が第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信することを含み、
前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む、情報処理方法。
【請求項2】
前記第一の条件は、
端末が第一のネットワークに在圈していることと、
端末が第一のネットワークにすでに登録したことと、
第一のネットワークが5Gシステム5GSであることと、
端末にページング衝突が発生したこととのうちの少なくとも一つをさらに含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記ネットワーク側機器は、コアネットワーク通信機器を含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記コアネットワーク通信機器は、アクセス及び/又は移動性制御のためのネットワーク機器を含む、請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記一時端末識別子は、5Gグローバル一意的な一時識別子5G GUTIと、グローバル一意的な一時識別子GUTIとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項6】
端末に用いられる情報処理装置であって、
第一の条件を満たす場合に、第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信するための第一の実行モジュールを含み、
前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む、情報処理装置。
【請求項7】
前記第一の条件は、
端末が第一のネットワークに在圈していることと、
前記端末が第一のネットワークにすでに登録したことと、
第一のネットワークが5GSであることと、
端末にページング衝突が発生したこととのうちの少なくとも一つをさらに含む、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ネットワーク側機器は、コアネットワーク通信機器を含む、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記コアネットワーク通信機器は、アクセス及び/又は移動性制御のためのネットワーク機器を含む、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記一時端末識別子は、5Gグローバル一意的な一時識別子5G GUTIと、グローバル一意的な一時識別子GUTIとのうちの少なくとも一つを含む、請求項6から9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】
通信端末であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現する、通信端末。
【請求項12】
可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項13】
チップであって、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項14】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項15】
通信機器であって、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現するように構成されている、通信機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年9月15日に中国で提出された中国特許出願No.202111081626.6の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に属し、具体的に情報処理方法、装置、端末及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
従来のネットワークでは、マルチカード端末は、ますます一般的に使用されてきており、マルチカード端末は、二つ以上のSIM(Subscriber Identity Module、ユーザ身分識別モジュール)カードを有することができる。マルチカード端末に対して、ページング衝突が生じる可能性があり、現在では、どのようにネットワークへの影響を減少させるかという一方で、ページング衝突を減少させて解決するかは、明瞭ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、ネットワークへの影響を減少させる一方で、ページング衝突を減少させて解決することができる情報処理方法、装置、端末及び可読記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、情報処理方法を提供し、この情報処理方法は、第一の条件を満たす場合に、端末が第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信することを含み、
選択的に、前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む。
【0006】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、端末に用いられる情報処理装置を提供し、この情報処理装置は、第一の条件を満たす場合に、第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信する第一の実行モジュールを含み、
前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む。
【0007】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、端末を提供し、前記通信端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の情報処理方法のステップを実現する。
【0008】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0009】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられる。
【0010】
第六の態様によれば、本出願の実施例は、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非一時的記憶媒体に記憶され、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0011】
第七の態様によれば、第一の態様に記載のデータ伝送方法のステップを実現するように構成されている通信機器を提供する。
【発明の効果】
【0012】
本出願の実施例では、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があり、又は端末が一時端末識別子を変更する必要がある場合に、ネットワークに対して送信した第一のメッセージによって、新たな一時端末識別子を取得することができ、ネットワークへの影響を減少させる一方で、ページング衝突を減少させて解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本出願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図である。
図2】本出願の実施例の情報処理方法のフローチャートである。
図3】本出願の実施例のUE移動登録プロセスのフローチャートである。
図4】本出願の実施例の情報処理装置の構造概略図である。
図5】本出願の実施例の通信機器の構造概略図である。
図6】本出願の実施例の端末の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0015】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能である。それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0016】
図1は、本出願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12とを含む。ここで、端末11は、端末機器、ユーザ端末(User Equipment、UE)とも呼ばれてもよく、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(Vehicle User Equipment、VUE)、歩行者端末(Pedestrian User Equipment、PUE)などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例は、端末11の具体的なタイプを限定するものではない。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよい。ここで、基地局は、ノードB、進化ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション(Base Transceiver Station、BTS)、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット(Basic Service Set、BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set、ESS)、Bノード、進化型Bノード(eNB)、家庭用Bノード、家庭用進化型Bノード、WLAN(Wireless Local Area Network、ワイアレスローカルエリアネットワーク)アクセスポイント、WiFiノード、トランスミッションポイント(Transmitting Receiving Point、TRP)又は当分野における他のある適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本出願の実施例ではNR(New Radio、ニューラジオ)システムにおける基地局のみを例とするが、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。
【0017】
本出願の一つの選択的な実施例では、できることは、許容することと、サポートすることと、傾向があることと、優先的に能力を有することとのうちの少なくとも一つを表してもよい。できないことは、許容しないことと、サポートしないことと、傾向がないことと、能力を有さないこととのうちの少なくとも一つを表してもよい。
【0018】
本出願の一つの選択的な実施例では、獲得又は取得は、構成から取得すること、受信すること、要求を行った後に受信すること、自己学習によって取得すること、受信されていない情報に基づいて導き出して取得すること又は受信された情報に基づいて処理した後に取得することとして理解されてもよく、具体的には実際な必要に応じて決定することができ、本出願の実施例は、これに対して限定しない。例えば、機器により送信されたある能力指示情報を受信していない場合に、この機器がこの能力をサポートしないことを導き出すことができる。
【0019】
本出願の一つの選択的な実施例では、送信は、ブロードキャストと、システムメッセージにおけるブロードキャストと、要求応答後の返信とを含んでもよい。
【0020】
本出願の一つの選択的な実施例では、単独と、独立とは、一つの意味を表してもよく、混用してもよい。
【0021】
本出願の一つの選択的な実施例では、通信機器は、ネットワーク側機器(通信ネットワークエレメントを含む)と端末とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0022】
本出願の一つの選択的な実施例では、通信ネットワークエレメントは、コアネットワークネットワークエレメントと無線アクセスネットワークネットワークエレメントとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0023】
本出願の一つの選択的な実施例では、コアネットワークネットワークエレメント(CNネットワークエレメント)は、コアネットワーク機器、コアネットワーク通信機器と、コアネットワークノードと、コアネットワーク機能と、コアネットワークユニットとのうちの一つを表してもよい。前記コアネットワークネットワークエレメント、コアネットワーク機器、コアネットワーク通信機器、コアネットワークノード、コアネットワーク機能及び/又はコアネットワークユニットは、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)と、アクセス移動管理機能(Access Management Function、AMF)と、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)と、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)と、サービングゲートウェイ(serving GW、SGW)と、PDNゲートウェイ(PDN Gate Way、PDNゲートウェイ)と、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCF)と、ポリシーと課金ルール機能ユニット(Policy and Charging Rules Function、PCRF)と、GPRSサービスサポートノード(Serving GPRS Support Node、SGSN)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node、GGSN)と、統一データ管理(Unified Data Management、UDM)と、統一データ記憶(Unified Data Repository、UDR)と、ホームユーザサーバ(Home Subscriber Server、HSS)と、アプリケーション機能(Application Function、AF)とのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。
【0024】
本出願の一つの選択的な実施例では、無線アクセスネットワークネットワークエレメント(CNネットワークエレメント)は、RAN(Radio Access Network、無線アクセスネットワーク)機器と、RAN通信機器と、RANノードと、RAN機能と、RANユニットとのうちの一つを表してもよい。RANネットワークエレメント、RAN機器、RAN通信機器、RANノード及び/又はRAN機能は、3GPP(3rd Generation Partnership Project、第三世代のパートナーシッププロジェクト)無線アクセスネットワークと、非3GPP無線アクセスネットワークと、集中ユニット(Centralized Unit、CU)と、分散ユニット(Distributed Unit、DU)と、基地局と、進化型基地局(evolved Node B、eNB)と、5G基地局(gNB)と、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)と、基地局(NodeB)と、非3GPPインターワーキング機能(Non-3GPP Inter Working Function、N3IWF)と、アクセス制御(Access Controller、AC)ノードと、アクセスポイント(Access Point、AP)機器又はワイアレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)ノードと、N3IWFとのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。
【0025】
関連技術では、端末には、端末の一時端末識別子を変更するシナリオが存在する。例えば、一時端末識別子が端末に関連するページングフレーム及び/又はページング時刻を生成するために用いられる場合に、一時端末識別子を変更することによって、端末に関連するページングフレーム及び/又はページング時刻を変更することができる。端末がマルチサブスクリプションユーザ(例えばマルチUSIM(Universal Subscriber Identity Module、グローバルユーザ識別カード)であり且つ無線周波数リソースが複数のサブスクリプションユーザの同時アクティブ化を満たすことができないシナリオでは、一時端末識別子を変更することによって、二つ以上のサブスクリプションユーザが在圈しているネットワークのページング衝突を回避することができる(例えば、ページングフレーム及び/又はページング時刻を変更した後に、ページングフレーム及び/又はページング時刻が衝突しないようにする)。
【0026】
一般的には、移動登録プロセスは、端末のために新たな一時端末識別子を割り当てるようにネットワーク側機器をトリガーすることをサポートする。前記移動登録プロセスをトリガーすると、端末が変更された一時端末識別子を獲得する需要を満たすことができる。
【0027】
本出願の一つの選択的な実施例では、ネットワークは、移動通信ネットワークである。
【0028】
本出願の一つの選択的な実施例では、一つのサブスクリプションユーザは、一つのUEとして理解されてもよく、複数のサブスクリプションユーザを有する一つの端末は、複数のUEとして表されてもよい。
【0029】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、前記ユーザ又はサブスクリプションユーザは、subscriberであり、一般的には、一つのsubscriberは、一セットの証明書に対応する。一つのsubscriberは、一つのUEとして表される。理解しやすいように、一つの端末機器が複数のsubscriberを有する場合に、複数のUEとして表されてもよい。
【0030】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、前記端末のユーザ識別子は、ユーザ端末識別子(UE識別子)であってもよく、
本出願の一つの選択的な実施例では、前記一時端末識別子は、一時端末ユーザ識別子と、一時UE識別子とを含む。
【0031】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、移動登録更新の要求メッセージは、移動と周期的な登録更新要求メッセージを含む。
【0032】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオにより本出願の実施例による情報処理方法を詳細に説明する。
【0033】
図2は、本出願の実施例による情報処理方法のフローチャートであり、この方法は、端末(UE)に用いられる。図2に示すように、この方法は、以下のようなステップを含む。
【0034】
ステップ21:第一の条件を満たす場合に、端末は、第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信し、
選択的に、前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む。
【0035】
選択的に、前記第一の条件は、
端末が第一のネットワークに在圈していることと、
端末が第一のネットワークにすでに登録したことと、
第一のネットワークが5Gシステム5GSであることと、
端末にページング衝突が発生したこととのうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0036】
説明すべきこととして、端末が第一のネットワークにすでに登録したことは、端末の第一のネットワークでの状態がモビリティ登録済み(MM-REGISTERED)であることとして理解されてもよく、例えば第一のネットワークが5GSである場合に、端末の第一のネットワークでの状態が5GMM-REGISTEREDである。
【0037】
選択的に、前記ネットワーク側機器は、コアネットワーク通信機器を含む。
【0038】
選択的に、前記コアネットワーク通信機器は、アクセス及び/又は移動性制御のためのネットワーク機器を含む。
【0039】
選択的に、前記一時端末識別子は、5Gグローバル一意的な一時識別子(5G-Globally Unique Temporary Identifier、5G GUTI)5G GUTIと、グローバル一意的な一時識別子(Globally Unique Temporary Identifier、GUTI)とのうちの少なくとも一つを含む。
【0040】
一つの実施の形態では、前記一時端末識別子は、端末がネットワークに登録した後に、ネットワークが端末のために割り当てた端末識別子である。
【0041】
一つの実施の形態では、前記移動登録更新のための要求メッセージは、登録要求メッセージを含み、且つ前記登録要求メッセージにおける登録タイプは、移動登録である。
【0042】
一つの実施の形態では、前記一時端末識別子は、端末に関するページングフレームPF(Paging Frame)及び/又はページング時刻PO(Paging Occasion)を生成するために用いられる。
【0043】
一つの実施の形態では、第一のメッセージは、NAS(Non-Access Stratum)非アクセス層メッセージである。
【0044】
一つの実施の形態では、前記端末は、UEを含む。
【0045】
理解しやすいように、本実施例によって、新たなページング端末識別子が必要である場合に、ネットワークへの影響を最小にする上で、新たな一時識別子を取得し、二つ以上のサブスクリプションユーザが在圈しているネットワークのページング衝突を回避することができる。
【0046】
理解を容易にするために、以下に具体的な実施例を併せて説明する。
【0047】
図3に示すように、関連する端末によりトリガーされる移動登録プロセスは、以下を含んでもよい。
【0048】
ステップ01:端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があり、又は端末が一時端末識別子を変更する必要がある場合に、端末は、ネットワーク側機器(以下にAMFを例として記述する)に移動登録更新のための要求メッセージを送信する。
【0049】
ステップ02:AMFは、移動登録更新のための要求メッセージを受信し、端末のために新たな一時端末識別子を割り当てる。AMFは、端末に移動登録受け入れメッセージを送信する。前記移動登録受け入れメッセージに新たな一時端末識別子が含まれる。
【0050】
ステップ03:選択的に、端末は、AMFに移動登録完了メッセージを送信する。
【0051】
説明すべきこととして、本出願の実施例による情報処理方法について、実行本体は、情報処理装置、又は、この情報処理装置における情報処理方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では情報処理装置が情報処理方法を実行することを例として、本出願の実施例による情報処理装置を説明する。
【0052】
図4は、本出願の実施例による情報処理装置の構造概略図であり、この装置は、端末に用いられる。図4に示すように、この情報処理装置40は、
第一の条件を満たす場合に、第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信するための第一の実行モジュール41を含み、
前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む。
【0053】
選択的に、前記装置40は、ネットワーク側機器により割り当てられた新たな一時端末識別子を受信するための受信モジュールをさらに含む。
【0054】
選択的に、前記第一の条件は、
端末が第一のネットワークに在圈していることと、
前記端末が第一のネットワークにすでに登録したことと、
第一のネットワークが5GSであることと、
端末にページング衝突が発生したこととのうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0055】
選択的に、前記ネットワーク側機器は、コアネットワーク通信機器を含む。ここで、前記コアネットワーク通信機器は、アクセス及び/又は移動性制御のためのネットワーク機器を含む。
【0056】
選択的に、前記一時端末識別子は、5G GUTIと、GUTIとのうちの少なくとも一つを含む。
【0057】
本出願の実施例では、情報処理装置40は、本出願の図2に示す方法の実施例で実現される各プロセスを実現することができ、且つ同じ有益な効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0058】
選択的に、図5に示すように、本出願の実施例は、通信機器60をさらに提供し、プロセッサ61と、メモリ62と、メモリ62に記憶され、且つ前記プロセッサ61上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ61により実行される時、上記情報処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0059】
具体的には、図6は、本出願の実施例の通信端末1000を実現するハードウェア構造概略図である。
【0060】
この通信端末1000は、無線周波数ユニット1001、ネットワークモジュール1002、オーディオ出力ユニット1003、入力ユニット1004、センサ1005、表示ユニット1006、ユーザ入力ユニット1007、インターフェースユニット1008、メモリ1009、及びプロセッサ1010などのうちの少なくとも一部の部材を含むが、それらに限らない。
【0061】
当業者であれば理解できるように、通信端末1000は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1010にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図6に示す端末構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0062】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット1004は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)10041とマイクロホン10042とを含んでもよく、グラフィックスプロセッサ10041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット1006は、表示パネル10061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル10061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット1007は、タッチパネル10071及び他の入力機器10072を含む。タッチパネル10071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル10071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器10072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【0063】
本出願の実施例では、無線周波数ユニット1001は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信した後に、プロセッサ1010に処理させ、また、上りリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的には、無線周波数ユニット1001は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。
【0064】
メモリ1009は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ1009は、主にプログラム又は命令記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよく、ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。なお、メモリ1009は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリを含んでもよい。ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスであってもよい。
【0065】
プロセッサ1010は、一つ以上の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ1010は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラム又は命令などを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1010に統合されなくてもよい。
【0066】
ここで、プロセッサ1010は、第一の条件を満たす場合に、第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信するために用いられ、
前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、通信端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、通信端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む。
【0067】
選択的に、前記第一の条件は、
端末が第一のネットワークに在圈していることと、
端末が第一のネットワークにすでに登録したことと、
第一のネットワークが5Gシステム5GSであることと、
端末にページング衝突が発生したこととのうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0068】
選択的に、前記ネットワーク側機器は、コアネットワーク通信機器を含む。選択的に、前記コアネットワーク通信機器は、アクセス及び/又は移動性制御のためのネットワーク機器を含む。
【0069】
選択的に、前記一時端末識別子は、5G GUTI又はGUTIのうちの少なくとも一つを含む。
【0070】
本実施例によって、新たなページング端末識別子が必要である場合に、ネットワークへの影響を最小にする上で、新たな一時識別子を取得し、二つ以上のサブスクリプションユーザが在圈しているネットワークのページング衝突を回避することができる。
【0071】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶され、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記情報処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0072】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0073】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合される。前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記情報処理方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0074】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0075】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「・・・を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0076】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化されてもよく、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク側機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0077】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2024-03-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、通信端末を提供し、前記通信端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の情報処理方法のステップを実現する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
第六の態様によれば、本出願の実施例は、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非一時的記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
第七の態様によれば、第一の態様に記載の情報処理方法のステップを実現するように構成されている通信機器を提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
本出願の一つの選択的な実施例では、コアネットワークネットワークエレメント(CNネットワークエレメント)は、コアネットワーク機器、コアネットワーク通信機器と、コアネットワークノードと、コアネットワーク機能と、コアネットワークユニットとのうちの一つを表してもよい。前記コアネットワークネットワークエレメント、コアネットワーク機器、コアネットワーク通信機器、コアネットワークノード、コアネットワーク機能及び/又はコアネットワークユニットは、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)と、アクセス移動管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)と、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)と、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)と、サービングゲートウェイ(serving GW、SGW)と、PDNゲートウェイ(PDN Gate Way、PGWゲートウェイ)と、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCF)と、ポリシーと課金ルール機能ユニット(Policy and Charging Rules Function、PCRF)と、GPRSサービスサポートノード(Serving GPRS Support Node、SGSN)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node、GGSN)と、統一データ管理(Unified Data Management、UDM)と、統一データ記憶(Unified Data Repository、UDR)と、ホームユーザサーバ(Home Subscriber Server、HSS)と、アプリケーション機能(Application Function、AF)とのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
本出願の一つの選択的な実施例では、無線アクセスネットワークネットワークエレメント(RANネットワークエレメント)は、RAN(Radio Access Network、無線アクセスネットワーク)機器と、RAN通信機器と、RANノードと、RAN機能と、RANユニットとのうちの一つを表してもよい。RANネットワークエレメント、RAN機器、RAN通信機器、RANノード及び/又はRAN機能は、3GPP(3rd Generation Partnership Project、第三世代のパートナーシッププロジェクト)無線アクセスネットワークと、非3GPP無線アクセスネットワークと、集中ユニット(Centralized Unit、CU)と、分散ユニット(Distributed Unit、DU)と、基地局と、進化型基地局(evolved Node B、eNB)と、5G基地局(gNB)と、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)と、基地局(NodeB)と、非3GPPインターワーキング機能(Non-3GPP Inter Working Function、N3IWF)と、アクセス制御(Access Controller、AC)ノードと、アクセスポイント(Access Point、AP)機器又はワイアレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)ノードと、N3IWFとのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。

【手続補正6】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
第一の条件を満たす場合に、端末が第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信することを含み、
前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む、情報処理方法。
【請求項2】
前記第一の条件は、
端末が第一のネットワークに在圈していることと、
端末が第一のネットワークにすでに登録したことと、
第一のネットワークが5Gシステム5GSであることと、
端末にページング衝突が発生したこととのうちの少なくとも一つをさらに含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記ネットワーク側機器は、コアネットワーク通信機器を含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記コアネットワーク通信機器は、アクセス及び/又は移動性制御のためのネットワーク機器を含む、請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記一時端末識別子は、5Gグローバル一意的な一時識別子5G GUTIと、グローバル一意的な一時識別子GUTIとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記端末が第一のネットワークにすでに登録したことは、前記端末の第一のネットワークでの状態がモビリティ登録済み(MM-REGISTERED)であることを含む、請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記移動登録更新のための要求メッセージは、移動と周期的な登録更新要求メッセージを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記一時端末識別子は、端末に関するページングフレームPF及び/又はページング時刻POを生成するために用いられる、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項9】
端末に用いられる情報処理装置であって、
第一の条件を満たす場合に、第一のネットワークのネットワーク側機器に第一のメッセージを送信するための第一の実行モジュールを含み、
前記第一のメッセージは、移動登録更新のための要求メッセージと、位置更新のための要求メッセージと、端末のために一時端末識別子を更新するようにネットワーク側機器をトリガー可能なメッセージであって、前記メッセージが移動登録更新のための要求メッセージと位置更新のための要求メッセージとを含まないメッセージとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の条件は、端末に新たな一時端末識別子が割り当てられる必要があることと、端末が一時端末識別子を変更する必要があることとのうちの一つを含む、情報処理装置。
【請求項10】
前記第一の条件は、
端末が第一のネットワークに在圈していることと、
前記端末が第一のネットワークにすでに登録したことと、
第一のネットワークが5GSであることと、
端末にページング衝突が発生したこととのうちの少なくとも一つをさらに含む、請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記ネットワーク側機器は、コアネットワーク通信機器を含む、請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記コアネットワーク通信機器は、アクセス及び/又は移動性制御のためのネットワーク機器を含む、請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記一時端末識別子は、5Gグローバル一意的な一時識別子5G GUTIと、グローバル一意的な一時識別子GUTIとのうちの少なくとも一つを含む、請求項9から12のいずれか1項に記載の装置。
【請求項14】
通信端末であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現する、通信端末。
【請求項15】
可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項16】
チップであって、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項17】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが非揮発性の記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラムが少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現する、コンピュータプログラム。
【請求項18】
通信機器であって、請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現するように構成されている、通信機器。
【国際調査報告】