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特表2024-536347エアロゾル生成装置及びその動作方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-04
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置及びその動作方法
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/60 20200101AFI20240927BHJP
   A24F 40/50 20200101ALI20240927BHJP
【FI】
A24F40/60
A24F40/50
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024520579
(86)(22)【出願日】2022-10-25
(85)【翻訳文提出日】2024-04-03
(86)【国際出願番号】 KR2022016383
(87)【国際公開番号】W WO2023075378
(87)【国際公開日】2023-05-04
(31)【優先権主張番号】10-2021-0144045
(32)【優先日】2021-10-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0032900
(32)【優先日】2022-03-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チュン、ヒョンチン
(72)【発明者】
【氏名】キム、テフン
(72)【発明者】
【氏名】パク、チュオン
(72)【発明者】
【氏名】ハン、チュンホ
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA03
4B162AA06
4B162AA07
4B162AA22
4B162AB01
4B162AB12
4B162AB14
4B162AC37
4B162AD08
4B162AD12
4B162AD13
4B162AD16
4B162AD20
4B162AD23
4B162AD32
(57)【要約】
エアロゾル生成装置及びその動作方法が開示される。本開示のエアロゾル生成装置は、ディスプレイと、ボタンと、制御部と、を含む。複数の状態のうちの第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタンを介して第1入力を受信するとき、前記制御部は、前記第1状態を示す画面から前記複数の状態のうちの第2状態を示す画面に変更する。前記第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタンを介して前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記制御部は、前記第1状態を示す画面から前記第1状態に対する設定画面に変更する。前記第1状態に対する設定画面が表示された状態で前記ボタンを介して入力を受信するとき、前記制御部は、前記第1状態に対する設定をアップデートする。アップデートに基づいて、前記制御部は、前記第1状態に対する設定画面から前記第1状態を示す画面に変更する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル生成物質を加熱するヒーターと、
ディスプレイと、
ボタンと、
制御部と、を含み、
前記制御部は、
複数の状態のうちの第1状態を示す画面を前記ディスプレイを介して表示し、
前記第1状態を前記画面が表示する状態で前記ボタンを介して第1入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記複数の状態のうちの第2状態を示す画面に変更し、
前記第1状態を前記画面が表示する状態で前記ボタンを介して前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記第1状態に対する設定画面に変更し、
前記第1状態に対する設定画面が表示された状態で前記ボタンを介して入力を受信するとき、前記第1状態に対する設定をアップデートし、
前記第1状態に対する設定のアップデートに基づいて、前記第1状態に対する前記設定画面から前記第1状態を示す画面に変更することを特徴とする、エアロゾル生成装置。
【請求項2】
前記第1入力は、使用者が前記ボタンを所定の時間未満に押すことに対応する入力であり、
前記第2入力は、使用者が前記ボタンを前記所定の時間以上に押すことに対応する入力であることを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
使用パターンについてのデータを保存するメモリをさらに含み、
前記制御部は、さらに、
前記メモリに保存された前記使用パターンについてのデータの量が所定の基準量以上であるとき、前記ディスプレイを介して前記使用パターンに対する収集完了を示す画面を表示し、
前記使用パターンに対する収集完了に対応する画面を前記ディスプレイを介して第3状態を示す画面に表示し、
前記第3状態は前記複数の状態のうちの前記使用パターンに対応し、前記使用パターンに対する収集完了を示す画面を表示した後に最初に表示されることを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記制御部は、さらに、
正常充電に対応するモードの設定に基づいて、前記複数の状態のうちで正常充電に対応する第4状態を示す画面を前記ディスプレイを介して出力し、
前記第4状態を示す画面が表示された状態で、前記ボタンを介して入力を受信するとき、前記正常充電に対応するモードから通信に対応するモードに変更することを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
ディスプレイを有するエアロゾル生成装置の動作方法であって、
複数の状態のうちの第1状態を示す画面をディスプレイを介して表示する動作と、
前記画面が前記第1状態を示す状態で第1入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記複数の状態のうちの第2状態を示す画面に変更する動作と、
前記画面が前記第1状態を示す状態で前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記第1状態に対する設定画面に変更する動作と、
前記第1状態に対する設定画面が表示された状態で入力を受信するとき、前記第1状態に対する設定をアップデートする動作と、
前記第1状態に対する設定のアップデートに基づいて、前記第1状態に対する設定画面から前記第1状態を示す画面に変更する動作と、を含む、エアロゾル生成装置の動作方法。
【請求項6】
使用パターンについてのデータの量が所定の基準量以上であるとき、前記使用パターンに対する収集完了を示す画面を前記ディスプレイを介して表示する動作と、
第3状態を示す画面に前記使用パターンの収集完了に対応する画像を前記ディスプレイを介して表示する動作と、をさらに含み、
前記第3状態は前記複数の状態のうちで前記使用パターンに対応し、前記使用パターンの収集完了を示す前記画面の表示の後に最初に表示されることを特徴とする、請求項5に記載のエアロゾル生成装置の動作方法。
【請求項7】
正常充電に対応するモードの設定に基づいて、前記複数の状態のうちで正常充電に対応する第4状態を示す画面を前記ディスプレイを介して表示する動作と、
前記第4状態を示す前記画面が表示された状態で入力を受信するとき、前記正常充電に対応する前記モードから通信に対応するモードに変更する動作と、をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載のエアロゾル生成装置の動作方法。
【請求項8】
エアロゾル生成物質を加熱するヒーターと、
ディスプレイと、
ボタンと、
制御部と、を含み、
前記制御部は、
複数の状態のうちの第1状態を示す第1画面を前記ディスプレイを介して表示し、
前記ディスプレイを介しての前記第1画面の表示を中止し、前記第1画面が表示された状態で前記ボタンを介して第1入力を受信するとき、前記複数の状態のうちの第2状態を示す第2画面を前記ディスプレイを介して表示し、
前記ディスプレイを介しての前記第1画面の表示を中止し、前記第1画面が表示された状態で前記ボタンを介して前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記第1状態に対する設定画面を前記ディスプレイを介して表示し、
前記設定画面が表示された状態で前記ボタンを介して入力を受信するとき、前記第1状態に対する設定をアップデートし、
前記アップデートされた設定による前記第1画面を前記ディスプレイを介して表示する、エアロゾル生成装置。
【請求項9】
使用パターンについてのデータを保存するメモリをさらに含み、
前記制御部は、さらに、
前記メモリに保存された前記使用パターンについてのデータの量が閾値量以上であるとき、前記使用パターンの収集完了を示す画面を前記ディスプレイを介して表示し、
第3状態を示す第3画面に前記使用パターンの収集完了に対応する画像を前記ディスプレイを介して表示し、
前記第3状態は前記複数の状態のうちの前記使用パターンに対応し、前記使用パターンの収集完了を示す前記画面の表示の後に最初に表示されることを特徴とする、請求項8に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項10】
前記制御部は、さらに、
正常充電に対応するモードの設定に基づいて、前記複数の状態のうちで正常充電に対応する第4状態を示す第4画面を前記ディスプレイを介して表示し、
前記第4画面が表示された状態で前記ボタンを介して入力を受信するとき、前記正常充電に対する前記モードから通信に対応するモードに変更することを特徴とする、請求項8に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はエアロゾル生成装置及びその動作方法に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾル生成装置はエアロゾルを介して媒質又は物質から所定の成分を抽出するためのものである。媒質は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であり得る。例えば、媒質に含まれる物質は、ニコチン成分、ハーブ成分及び/又はコーヒー成分などを含むことができる。近年、このようなエアロゾル生成装置に対する多くの研究が行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は前述した問題及び他の問題を解決することを目的とする。
【0004】
本開示の他の目的は、ディスプレイを介して、エアロゾル生成装置の状態についての多様な情報を使用者に提供することができるエアロゾル生成装置及びその動作方法を提供することである。
【0005】
本開示のさらに他の目的は、現在実行中の動作についての情報を直観的に表示することができるエアロゾル生成装置及びその動作方法を提供することである。
【0006】
本開示のさらに他の目的は、単一のボタンを用いて、エアロゾル生成装置に対する設定を多様にアップデートすることができるエアロゾル生成装置及びその動作方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するための本開示の一側面によるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を加熱するヒーターと、ディスプレイと、ボタンと、制御部と、を含む。複数の状態のうちの第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタンを介して第1入力を受信するとき、前記制御部は、前記第1状態を示す画面から前記複数の状態のうちの第2状態を示す画面に変更する。前記第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタンを介して前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記制御部は、前記第1状態を示す画面から前記第1状態に対する設定画面に変更する。前記第1状態に対する設定画面が表示された状態で前記ボタンを介して入力を受信するとき、前記制御部は、前記第1状態に対する設定をアップデートする。前記制御部は、前記第1状態に対する設定のアップデートに基づいて、前記第1状態に対する設定画面から前記第1状態を示す画面に変更することができる。
【0008】
上述した目的を達成するための本開示の一側面によるエアロゾル生成装置の動作方法は、前記エアロゾル生成装置に含まれたディスプレイを介して複数の状態のうちの第1状態を示す画面が表示された状態でボタンを介して第1入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記複数の状態のうちの第2状態を示す画面に変更する動作と、前記第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタンを介して前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記第1状態に対する設定画面に変更する動作と、前記第1状態に対する設定画面が表示された状態で前記ボタンを介して入力を受信するとき、前記第1状態に対する設定をアップデートする動作と、前記第1状態に対する設定のアップデートに基づいて、前記第1状態に対する設定画面から前記第1状態を示す画面に変更する動作と、を含むことができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、ディスプレイを介してエアロゾル生成装置の状態についての多様な情報を使用者に提供することができる。
【0010】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、エアロゾル生成装置が現在実行中の動作についての情報を直観的に表示することができる。
【0011】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、単一のボタンを用いて、エアロゾル生成装置に対する設定を多様にアップデートすることができる。
【0012】
本開示の適用可能な追加的な範囲は以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、本開示の思想及び範囲内で多様な変更及び修正は当業者に明らかに理解可能であるので、詳細な説明及び本開示の好適な実施例のような特定の実施例はただ例示として与えられたものと理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本開示の前記及び他の目的、特徴及び他の特徴は添付図面を参照する以降の詳細な説明から明らかに理解可能であろう。
図1】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置のブロック図である。
図2】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置を説明する図である。
図3】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置を説明する図である。
図4】本開示の実施例によるスティックを説明する図である。
図5】本開示の実施例によるスティックを説明する図である。
図6】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の構成を説明する図である。
図7】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図8】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図9】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図10】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図11】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図12】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図13】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図14】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図15】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図16】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図17】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図18】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図19】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図20】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図21】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図22】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図23】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図24】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図25】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図26】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図27】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図28】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図29】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図30】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図31】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図32】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図33】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図34】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図35】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図36】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図37】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図38】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図39】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図40】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図41】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図42】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図43】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図44】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図45】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図46】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図47】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
図48】本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面を参照してこの明細書に開示する実施例を詳細に説明する。同一又は類似の構成要素は相異なる図面に図示されていても同じ参照番号を付与し、それについての重複説明は省略する。
【0015】
以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は明細書の説明の容易性のみを考慮して使用されるものである。「モジュール」及び「部」は互いに区別される意味又は役割を有するものではない。
【0016】
また、本明細書に開示された実施例の以降の説明において、関連した公知の技術についての具体的説明が本明細書に開示された実施例の要旨をあいまいにする可能性がある場合はその詳細な説明を省略する。また、添付図面は本明細書に開示された実施例を容易に理解することができるようにするためのものであり、添付図面によって本明細書に開示された技術的思想が限定されない。したがって、添付図面は本開示の思想及び範囲に含まれるすべての変更、均等物及び代替物を含むものと解釈されなければならない。
【0017】
第1、第2などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使われることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されないことを理解しなければならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。
【0018】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在することもできると理解可能であろう。一方で、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在しないと理解可能であろう。
【0019】
単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。
【0020】
図1は本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置のブロック図である。
【0021】
図1を参照すると、エアロゾル生成装置10は、通信インターフェース11、入出力インターフェース12、エアロゾル生成モジュール13、メモリ14、センサーモジュール15、バッテリー16、及び/又は制御部17を含むことができる。
【0022】
一実施例で、エアロゾル生成装置10は本体のみで構成され得る。この場合、エアロゾル生成装置10に含まれた構成要素は本体に位置することができる。他の一実施例で、エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成物質を貯蔵するカートリッジ及び本体から構成され得る。この場合、エアロゾル生成装置10に含まれた構成要素は本体及びカートリッジのうちの少なくとも一つに位置することができる。
【0023】
通信インターフェース11は、外部装置及び/又はネットワークとの通信のための少なくとも一つの通信モジュールを含むことができる。例えば、通信インターフェース11は、USB(universal serial bus)などの有線通信のための通信モジュールを含むことができる。例えば、通信インターフェース11は、WiFi(wireless fidelity)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))、ブルートゥース(登録商標)低電力(BLE)、ジグビー(Zigbee(登録商標))、NFC(near field communication)などの無線通信のための通信モジュールを含むことができる。
【0024】
入出力インターフェース12は、使用者から命令を受信する入力装置及び/又は使用者に情報を出力する出力装置を含むことができる。例えば、入力装置は、タッチパネル、物理的ボタン、マイクなどを含むことができる。例えば、出力装置は、ディスプレイ、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)などの視覚情報を出力する表示装置、スピーカー、ブザーなどの聴覚情報を出力するオーディオ装置、触覚効果などの触覚情報を出力するモーターなどを含むことができる。
【0025】
入出力インターフェース12は、入力装置を介して使用者から入力された命令に対応するデータをエアロゾル生成装置10の他の構成要素(等)に伝達することができる。入出力インターフェース12は、エアロゾル生成装置10の他の構成要素(等)から受信されたデータに対応する情報を出力装置を介して出力することができる。
【0026】
エアロゾル生成モジュール13は、エアロゾル生成物質からエアロゾル(aerosol)を発生させることができる。ここで、エアロゾル生成物質は、エアロゾルを発生させることができる液体状態、固体状態、ゲル(gel)状態などの多様な状態のうちのいずれか1種の物質又は2種以上の物質の組合せを意味し得る。
【0027】
液体状態のエアロゾル生成物質は、一実施例によって、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体であり得る。液体状態のエアロゾル生成物質は、他の実施例によって、非タバコ物質を含む液体であり得る。例えば、液体状態のエアロゾル生成物質は、水、ソルベント、ニコチン、植物抽出物、香料、香味剤、ビタミン混合物などを含むことができる。
【0028】
固体状態のエアロゾル生成物質は、再構成タバコシート、細断タバコ、顆粒タバコなどのタバコ原料を基にする固体物質を含むことができる。また、固体状態のエアロゾル生成物質は、味調節剤、調味料などが含まれた固体物質を含むことができる。例えば、味調節剤は、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、酸化カルシウムなどを含むことができる。例えば、調味料は、ハーブ顆粒などの天然物質、香成分を含むシリカ(silica)、ゼオライト(zeolite)、デキストリン(dextrin)などを含むことができる。
【0029】
また、エアロゾル生成物質は、グリセリン、プロピレングリコールのようなエアロゾル形成剤をさらに含むことができる。
【0030】
エアロゾル生成モジュール13は、少なくとも一つのヒーターを含むことができる。
【0031】
エアロゾル生成モジュール13は、電気抵抗性ヒーターを含むことができる。例えば、電気抵抗性ヒーターは、少なくとも一つの電気伝導性トラック(track)を含むことができ、電気伝導性トラックに流れる電流によって加熱され得る。ここで、加熱された電気抵抗性ヒーターによってエアロゾル生成物質が加熱され得る。
【0032】
電気伝導性トラックは、電気抵抗性物質を含むことができる。一例として、電気伝導性トラックは、金属物質から形成され得る。他の一例として、電気伝導性トラックは、セラミック物質、炭素、金属合金、又はセラミック物質と金属との合成物質から形成され得る。
【0033】
電気抵抗性ヒーターは、多様な形状に形成された電気伝導性トラックを含むことができる。例えば、電気伝導性トラックは、管状、板状、針状、棒状及びコイル状のうちのいずれか一つに形成され得る。
【0034】
エアロゾル生成モジュール13は、誘導加熱(induction heating)方式を用いるヒーターを含むことができる。例えば、誘導加熱式ヒーターは、電気伝導性コイルを含むことができ、電気伝導性コイルに流れる電流を調節することで、周期的に方向が変わる交番磁場(alternating magnetic field)を発生させることができる。ここで、交番磁場が磁性体に印加される場合、磁性体で渦電流損(eddy current loss)及びヒステリシス損(hysteresis loss)によるエネルギー損失が発生することがあり、損失されるエネルギーが熱エネルギーとして放出されることにより、磁性体に隣接したエアロゾル生成物質が加熱され得る。ここで、磁場によって発熱する客体はサセプタ(susceptor)と言える。
【0035】
一方、エアロゾル生成モジュール13は、超音波振動を発生させることで、エアロゾル生成物質からエアロゾルを生成することもできる。
【0036】
エアロゾル生成モジュール13は、カートマイザー(cartomizer)、噴霧器(atomizer)、気化器(vaporizer)などと言える。
【0037】
メモリ14は、制御部17内の各信号処理及び制御のためのプログラムを保存することができ、制御部17で処理されたデータ及び処理対象のデータを保存することができる。
【0038】
例えば、メモリ14は、制御部17によって処理可能な多様な作業を実行するための目的で設計された応用プログラムを保存し、制御部17の要請の際、保存された応用プログラムのうちの一部を選択的に提供することができる。
【0039】
例えば、メモリ14は、エアロゾル生成装置10の動作時間、最大パフ回数、現在パフ回数、バッテリー16の充電回数、バッテリー16の放電回数、少なくとも一つの温度プロファイル、使用者の吸入パターンについてのデータ、充放電についてのデータなどを保存することができる。ここで、パフは使用者の吸入を意味することができ、吸入は使用者が口や鼻を通して使用者の口腔内、鼻腔内又は肺内に引き込む状況を意味し得る。
【0040】
メモリ14は、揮発性メモリ(例えば、DRAM、SRAM、SDRAMなど)、非揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリー(Flashme mory)、ハードディスクドライブ(Hard disk drive;HDD)、ソリッドステートドライブ(Solid-state drive;SSD)など)のうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0041】
センサーモジュール15は、少なくとも一つのセンサーを含むことができる。
【0042】
例えば、センサーモジュール15は、パフを感知するセンサー(以下、パフセンサーという)を含むことができる。ここで、パフセンサーは、IRセンサーのような近接センサー、圧力センサー、ジャイロセンサー、加速度センサー、磁場センサーなどによって具現され得る。
【0043】
例えば、センサーモジュール15は、パフを感知するセンサー(以下、パフセンサーという)を含むことができる。ここで、パフセンサーは、圧力センサー、ジャイロセンサー、加速度センサー、磁場センサーなどによって具現され得る。
【0044】
例えば、センサーモジュール15は、エアロゾル生成モジュール13に含まれたヒーターの温度、エアロゾル生成物質の温度などを感知するセンサー(以下、温度センサーという)を含むことができる。ここで、エアロゾル生成モジュール13に含まれたヒーターが温度センサーの役割を果たすこともできる。例えば。ヒーターの電気抵抗性物質は抵抗温度係数(temperature coefficient of resistance)を有する物質であってもよい。センサーモジュール15は、温度によって変わるヒーターの抵抗を測定してヒーターの温度をセンシングすることができる。
【0045】
例えば、エアロゾル生成装置10の本体にスティックが挿入可能な場合、センサーモジュール15は、スティックの挿入を感知するセンサー(以下、スティック感知センサーという)を含むことができる。
【0046】
例えば、エアロゾル生成装置10がカートリッジを含む場合、センサーモジュール15は、本体に対するカートリッジの装着/分離、位置などを感知するセンサー(以下、カートリッジ感知センサーという)を含むことができる。
【0047】
ここで、スティック感知センサー及び/又はカートリッジ感知センサーは、インダクタンスに基づくセンサー、静電容量型センサー、抵抗センサー、ホール効果(hall effect)を用いたホールセンサー(hall IC)などによって具現され得る。
【0048】
例えば、センサーモジュール15は、エアロゾル生成装置10に備えられた構成(例えば、バッテリー16)に印加される電圧を感知する電圧センサー及び/又は電流を感知する電流センサーを含むことができる。
【0049】
例えば、センサーモジュール15は、カートリッジに貯蔵されたエアロゾル生成物質の残量を感知するセンサー(以下、残量感知センサーという)を含むことができる。残量感知センサーは、エアロゾル生成物質の残量による静電容量の変化を感知する静電容量型センサー、液体材料のエアロゾル生成物質の水面を感知する光学式センサー、エアロゾル生成物質の残量によって位置が変わる物体を感知する近接センサーなどによって具現され得る。
【0050】
バッテリー16は、制御部17の制御によって、エアロゾル生成装置10の動作に用いられる電力を供給することができる。バッテリー16は、エアロゾル生成装置10に備えられた他の構成に電力を供給することができる。例えば、バッテリー16は、通信インターフェース11に含まれた通信モジュール、入出力インターフェース12に含まれた出力装置、エアロゾル生成モジュール13に含まれたヒーターなどに電力を供給することができる。
【0051】
バッテリー16は充電可能なバッテリーであるか又は使い捨てバッテリーであり得る。例えば、バッテリー16は、リチウムイオンバッテリー又はリチウムポリマー(Li-Polymer)バッテリーであり得るが、これに限定されない。例えば、バッテリー16が充電可能な場合、バッテリー16の充電率(C-rate)は10C、放電率(C-rate)は10C~20Cであり得るが、これに限定されない。また、安定的な使用のために、バッテリー16は、充放電を2000回実施した場合にも、全体容量の80%以上を確保することができるように製作され得る。
【0052】
エアロゾル生成装置10は、バッテリー16を保護するための回路である保護回路モジュール(Protection Circuit Module、PCM)をさらに含むことができる。保護回路モジュール(PCM)はバッテリー16の上面に隣接して配置され得る。例えば、保護回路モジュール(PCM)は、バッテリー16の過充電及び過放電を防止するために、バッテリー16と連結された回路で短絡が発生する場合、バッテリー16に過電圧が印加される場合、バッテリー16に過電流が流れる場合などにおいて、バッテリー16に対する電路を遮断することができる。
【0053】
エアロゾル生成装置10は、外部から供給される電力が入力される充電端子をさらに含むことができる。例えば、エアロゾル生成装置10の本体の一側に充電端子が形成され、エアロゾル生成装置10は、充電端子を介して供給される電力を用いてバッテリー16を充電することができる。ここで、充電端子は、USB通信のための有線端子、ポゴピン(pogo pin)などから構成され得る。
【0054】
エアロゾル生成装置10は、外部から供給される電力が入力される電力端子(図示せず)をさらに含むことができる。例えば、エアロゾル生成装置100の本体の一側に配置された電力端子に電力ラインが連結され得る。エアロゾル生成装置10は前記電力端子に連結された前記電力ラインを介して供給される電力を使用してバッテリーを充電することができる。ここで、電力端子はUSB通信のための有線端子であり得る。
【0055】
エアロゾル生成装置10は通信インターフェース11を介して外部から供給される電力を無線で受信することもできる。例えば、エアロゾル生成装置10は、無線通信のための通信モジュールに含まれたアンテナを用いて無線で電力を受けることができ、無線で供給される電力を用いてバッテリー16を充電することができる。
【0056】
制御部17は、エアロゾル生成装置10の全般的な動作を制御することができる。制御部17は、エアロゾル生成装置10に備えられた各構成と連結され、各構成との間に信号を送信及び/又は受信して各構成の全般的な動作を制御することができる。
【0057】
制御部17は、少なくとも一つのプロセッサを含むことができ、プロセッサを用いてエアロゾル生成装置10の動作全般を制御することができる。ここで、プロセッサはCPU(central processing unit)のような一般的なプロセッサであってもよい。もちろん、プロセッサはASICのような専用装置(dedicated device)であるか又は他のハードウェア基盤のプロセッサであり得る。
【0058】
制御部17は、エアロゾル生成装置10の複数の機能のうちのいずれか一つを果たすことができる。例えば、制御部17は、エアロゾル生成装置10に備えられた各構成の状態、入出力インターフェース12を介して受信される使用者の命令などに応じて、エアロゾル生成装置10の複数の機能(例えば、予熱機能、加熱機能、充電機能、掃除機能など)のうちのいずれか一つを実行することができる。
【0059】
制御部17は、メモリ14に保存されたデータに基づいて、エアロゾル生成装置10に備えられた各構成の動作を制御することができる。例えば、制御部17は、メモリ14に保存された温度プロファイル、使用者の吸入パターンなどについてのデータに基づいて、バッテリー16からエアロゾル生成モジュール13に所定の電力を所定の時間供給するように制御することができる。
【0060】
制御部17は、センサーモジュール15に含まれたパフセンサーを介してパフの発生を判断することができる。例えば、制御部17は、パフセンサーのセンシング値に基づいてエアロゾル生成装置10内の温度変化、流量(flow)変化、圧力変化、電圧変化などを確認することができ、パフセンサーのセンシング値に基づいて、確認した結果によってパフの発生を判断することができる。
【0061】
制御部17は、パフ有無及び/又はパフ回数によって、エアロゾル生成装置10に備えられた各構成の動作を制御することができる。例えば、制御部17は、メモリ14に保存された温度プロファイルに基づいて、ヒーターの温度が変更されるか維持されるように制御することができる。
【0062】
制御部17は、所定の条件の下で、ヒーターに対する電力供給を遮断するように制御することができる。例えば、スティックが除去されカートリッジが分離された場合、パフ回数が既設定の最大パフ回数に到逹した場合、既設定の時間以上にパフが感知されない場合、バッテリー16の残量が所定値未満の場合などにおいて、制御部17はヒーターに対する電力供給を遮断するように制御することができる。
【0063】
制御部17は、バッテリー16に貯蔵された電力の残量(以下、残量という)を算出することができる。例えば、制御部17は、センサーモジュール15に含まれた電圧センサー及び/又は電流センサーのセンシング値に基づいてバッテリー16の残量を算出することができる。
【0064】
制御部17は、パルス幅変調(pulse width modulation、PWM)方式及び比例-積分-微分(Proportional-Integral-Differential、PID)方式のうちの少なくとも一方式を用いてヒーターに電力を供給するように制御することができる。
【0065】
例えば、制御部17は、PWM方式を用いて、所定の周波数及びデューティ比を有する電流パルスがヒーターに供給されるように制御することができる。ここで、制御部17は、電流パルスの周波数及びデューティ比を調節することで、ヒーターに供給される電力を制御することができる。
【0066】
例えば、制御部17は、温度プロファイルに基づいて、制御の目標になる目標温度を決定することができる。ここで、制御部17は、ヒーターの温度と目標温度との差分値、差分値を時間が経つにつれて積分した値及び差分値を時間が経つにつれて微分した値によるフィードバック制御方式であるPID方式を用いて、ヒーターに供給される電力を制御することができる。
【0067】
一方、ヒーターに電力を供給する制御方式として、PWM方式と、PID方式とを例示として説明したが、本発明がこれに限定されるものではなく、比例-積分(Proportional-Integral、PI)方式、比例-微分(Proportional-Differential、PD)方式などの多様な制御方式を使うことができる。
【0068】
一方、制御部17は、既設定の条件の下で、ヒーターに電力を供給するように制御することができる。例えば、入出力インターフェース12を介して使用者から入力された命令に従ってスティックが挿入される空間を掃除する掃除機能が選択された場合、制御部17は、ヒーターに所定の電力を供給するように制御することができる。
【0069】
図2及び図3は本開示の実施例によるエアロゾル生成装置を説明する図である。
【0070】
本発明の多様な実施例によれば、エアロゾル生成装置10は、本体100及び/又はカートリッジ200を含むことができる。
【0071】
図2を参照すると、一実施例によるエアロゾル生成装置10は、カートリッジ200を支持する本体100と、エアロゾル生成物質を貯蔵するカートリッジ200と、を含むことができる。
【0072】
カートリッジ200は、一実施例によって、本体100に着脱可能に構成され得る。カートリッジ200は、他の実施例によって、本体100と一体に構成され得る。例えば、カートリッジ200の少なくとも一部が、本体100のハウジング101によって形成される内部空間に挿入されることにより、カートリッジ200が本体100に装着され得る。
【0073】
本体100は、カートリッジ200が挿入された状態で、外部空気が本体100の内部に流入することができる構造に形成され得る。ここで、本体100内に流入した外部空気はカートリッジ200を通して使用者の口に流動することができる。
【0074】
制御部17は、センサーモジュール15に含まれたカートリッジ感知センサーによって、カートリッジ200の装着/脱着を判断することができる。例えば、カートリッジ感知センサーは、カートリッジ200と連結される一端子を介してパルス電流を伝送することができる。ここで、カートリッジ感知センサーは、他の一端子を介してパルス電流が受信されるかに基づいて、カートリッジ200の連結有無を感知することができる。
【0075】
カートリッジ200は、スティック20が挿入可能に構成された挿入空間230を含むことができる。例えば、カートリッジ200は、スティック20が挿入される方向に沿って円周方向に延びる内壁(図示せず)によって形成される挿入空間を含むことができる。ここで、挿入空間は、内壁の内側が上下に開放することによって形成され得る。スティック20は内壁によって形成された挿入空間230に挿入され得る。
【0076】
スティック20が挿入される挿入空間は、挿入空間に挿入されるスティック20の一部の形状に対応する形状に形成され得る。例えば、スティック20が円筒形に形成される場合、挿入空間は円筒形に形成され得る。
【0077】
スティック20が挿入空間に挿入される場合、スティック20の外周面は内壁によって取り囲まれ、内壁に接触し得る。カートリッジ200の挿入空間230にはスティック20の一部分が挿入され、残り部分は外部に露出され得る。
【0078】
スティック20は一般的な燃焼型シガレットに似ている。例えば、スティック20は、エアロゾル生成物質を含む第1部分、及びフィルターなどを含む第2部分に区分され得る。若しくは、スティック20の第2部分もエアロゾル生成物質を含むことができる。例えば、顆粒又はカプセルの形態に製造されたエアロゾル生成物質が第2部分に挿入され得る。
【0079】
エアロゾル生成装置10の内部には第1部分全体が挿入され、第2部分は外部に露出され得る。若しくは、エアロゾル生成装置10の内部に第1部分の一部のみが挿入され、又は第1部分及び第2部分の一部が挿入され得る。使用者は第2部分を口で銜えた状態でエアロゾルを吸入することができる。
【0080】
カートリッジ200は、エアロゾル生成物質を加熱する第1ヒーター210、スティック20を加熱する第2ヒーター215及び/又はエアロゾル生成物質を貯蔵する貯蔵部220を含むことができる。例えば、エアロゾル生成物質を含浸(含有)する液体伝達手段が貯蔵部220の内部に配置され得る。液体を貯蔵する貯蔵部220はチャンバー220と言える。
【0081】
第1ヒーター210の電気伝導性トラックは液体伝達手段を巻く構造に形成され得る。ここで、第1ヒーター210によって液体伝達手段が加熱されることにより、エアロゾルが生成され得る。ここで、液体伝達手段は、例えば、綿繊維、セラミック繊維、ガラス繊維、多孔性セラミックからなる芯(wick)を含むことができる。
【0082】
第2ヒーター215は、スティック20が挿入空間230に挿入された後のスティック20の位置に対応するカートリッジ200内の位置に配置され得る。第2ヒーター215は、電気伝導性ヒーター及び/又は誘導加熱式ヒーターで構成され得る。
【0083】
第2ヒーター215は、バッテリー16から供給される電力を用いてスティック20の内部及び/又は外部を加熱することができる。ここで、加熱されたスティック20でエアロゾルが生成され得る。
【0084】
使用者は、スティック20の一端を口で銜えた状態でエアロゾルを吸入することができる。第1ヒーター210及び/又は第2ヒーターによって生成されたエアロゾルはスティック20を通過して使用者の口に伝達され得る。ここで、エアロゾルがスティック20を通過するうち、スティック20に含まれた物質がエアロゾルに付加され得る。
【0085】
図3を参照すると、一実施例によるエアロゾル生成装置100は、カートリッジ200を支持する本体100と、エアロゾル生成物質を貯蔵するカートリッジ200と、を含むことができる。本体100は、挿入空間130にスティック20が挿入できるように構成され得る。スティック20は、本体100のハウジング101の内壁によって形成された挿入空間130に挿入され得る。
【0086】
エアロゾル生成装置100は、カートリッジ200に貯蔵されたエアロゾル生成物質を加熱する第1ヒーター210を含むことができる。例えば、使用者がスティック20の一端を通して口で吸入する場合、第1ヒーター210によって生成されたエアロゾルがスティック20を通過することができる。ここで、エアロゾルがスティック20を通過するうち、エアロゾルに香味が付加され得る。香味が付加されたエアロゾルはスティック20の一端を通して使用者の口腔に吸入され得る。
【0087】
エアロゾル生成装置100は、カートリッジ200に貯蔵されたエアロゾル生成物質を加熱する第1ヒーター210と、本体100に挿入されたスティック20を加熱する第2ヒーター115と、を含むこともできる。例えば、エアロゾル生成装置100は、第1ヒーター210及び第2ヒーター115によって、カートリッジ200に貯蔵されたエアロゾル生成物質及びスティック20をそれぞれ加熱することによってエアロゾルを生成することができる。
【0088】
以下では、本体100のハウジング101に形成された挿入空間130にスティック20が挿入される実施例に基づいて説明する。
【0089】
図4及び図5は本開示の実施例によるスティックを説明する図である。
【0090】
図4を参照すると、一実施例によるスティック20は、タバコロッド21及びフィルターロッド22を含むことができる。図2を参照して上述した第1部分はタバコロッド21を含むことができる。図2に基づいて前述した第2部分はフィルターロッド22を含むことができる。
【0091】
図5にはフィルターロッド22が単一セグメントとして示されているが、これに限定されない。言い換えれば、フィルターロッド22は、複数のセグメントから構成され得る。例えば、フィルターロッド22は、エアロゾルを冷却する第1セグメント、及びエアロゾル内に含まれた所定の成分をフィルタリングする第2セグメントを含むことができる。また、必要に応じて、フィルターロッド22には他の機能を果たす少なくとも一つのセグメントをさらに含むことができる。
【0092】
スティック20の直径は5mm~9mmの範囲であり、長さは約48mmであり得るが、これに限定されない。例えば、タバコロッド21の長さは約12mm、フィルターロッド22の第1セグメントの長さは約10mm、フィルターロッド22の第2セグメントの長さは約14mm、フィルターロッド22の第3セグメントの長さは約12mmであり得るが、これに限定されない。
【0093】
スティック20は、少なくとも一つのラッパー24によって包装され得る。ラッパー24には、外部空気が流入するか内部気体が流出する少なくとも一つの孔(hole)が形成され得る。一例として、スティック20は、一つのラッパー24によって包装され得る。他の例として、スティック20は、2以上のラッパー24によって重畳して包装され得る。例えば、第1ラッパーに241よってタバコロッド21が包装され得る。例えば、ラッパー242、243、244によってフィルターロッド22が包装され得る。個別ラッパーによって包装されたタバコロッド21及びフィルターロッド22が結合され、第3ラッパーによってスティック20全体がさらに包装され得る。フィルターロッド22のそれぞれが複数のセグメントから構成されている場合、それぞれのセグメントが個別ラッパー242、243、244によって包装され得る。個別ラッパーによって包装されたセグメントが結合されたスティック20の全体が他のラッパーによってさらに包装され得る。
【0094】
第1ラッパー241及び第2ラッパー242は一般的なフィルター包装紙から製作され得る。例えば、第1ラッパー241及び第2ラッパー242は多孔質包装紙又は無孔質包装紙であり得る。また、第1ラッパー241及び第2ラッパー242は耐油性を有する紙類及び/又はアルミニウムラミネート包装材から製作され得る。
【0095】
第3ラッパー243はハード包装紙から製作され得る。例えば、第3ラッパー243の坪量は88g/m~96g/mの範囲に含まれ得る。例えば、第3ラッパー243の坪量は90g/m~94g/mの範囲に含まれ得る。また、第3ラッパー243の厚さは120μm~130μmの範囲に含まれ得る。例えば、第3ラッパー243の厚さは125μmであり得る。
【0096】
第4ラッパー244は耐油性ハード包装紙から製作され得る。例えば、第4ラッパー244の坪量は88g/m~96g/mの範囲に含まれ得る。例えば、第4ラッパー244の坪量は90g/m~94g/mの範囲に含まれ得る。また、第4ラッパー244の厚さは120μm~130μmの範囲に含まれ得る。例えば、第4ラッパー244の厚さは125μmであり得る。
【0097】
第5ラッパー245は滅菌紙(MFW)から製作され得る。ここで、滅菌紙(MFW)は、引張強度、耐水度、平滑度などが一般紙よりも向上するように特殊に製造された紙を意味し得る。例えば、第5ラッパー245の坪量は57g/m~63g/mの範囲に含まれ得る。例えば、第5ラッパー245の坪量は60g/mであり得る。また、第5ラッパー245の厚さは64μm~70μmの範囲に含まれ得る。例えば、第5ラッパー245の厚さは67μmであり得る。
【0098】
第5ラッパー245は所定の物質を含むことができる。ここで、所定の物質の例はシリコンであり得るが、これに限定されない。例えば、シリコンは、温度による変化が少ない耐熱性、酸化しない耐酸化性、各種の薬品に対する抵抗性、水に対する撥水性、又は電気絶縁性などの特性を有し得る。ただ、シリコンではなくても、上述した特性を有する物質であれば制限なしに第5ラッパー245に塗布又はコーティングされ得る。
【0099】
第5ラッパー245は、スティック20が燃焼する現象を防止することができる。例えば、タバコロッド21がヒーター210によって加熱されると、スティック20が燃焼する可能性がある。具体的には、タバコロッド21に含まれた材料のうちのいずれか一つの引火点よりも高く温度が上昇すると、スティック20が燃焼することがある。このような場合にも、第5ラッパー245は不燃性物質を含むので、スティック20が燃焼する現象を防止することができる。
【0100】
また、第5ラッパー245は、スティック20で生成される物質によって本体100が汚染することを防止することができる。使用者のパフによって、スティック20内で液体物質が生成され得る。例えば、スティック20で生成されたエアロゾルが外部空気によって冷却することにより、液体物質(例えば、水分など)が生成され得る。第5ラッパー245がスティック20を包装することにより、スティック20内で生成された液体物質がスティック20の外部に漏れることを防止することができる。
【0101】
タバコロッド21は、エアロゾル生成物質を含むことができる。例えば、エアロゾル生成物質は、グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、及びオレイルアルコールのうちの少なくとも1種を含むことができるが、これに限定されない。また、タバコロッド21は、風味剤、湿潤剤及び/又は有機酸(organic acid)のような他の添加物質を含むことができる。また、タバコロッド21には、メントール又は保湿剤などの加香液がタバコロッド21に噴射されることによって添加され得る。
【0102】
タバコロッド21は多様に製作可能である。例えば、タバコロッド21は、シート(sheet)から製作され得る。例えば、タバコロッド21は、ストランド(strand)から製作され得る。例えば、タバコロッド21は、タバコシートが細かく切られた細断片から製作され得る。例えば、タバコロッド21は、熱伝導物質によって取り囲まれ得る。例えば、熱伝導物質は、アルミニウムホイルのような金属ホイルであり得るが、これに限定されない。一例として、タバコロッド21を取り囲む熱伝導物質はタバコロッド21に伝達される熱を均一に分散させて、タバコロッドへの熱伝導率を向上させることができる。よって、タバコ味を向上させることができる。タバコロッド21を取り囲む熱伝導物質は誘導加熱式ヒーターによって加熱されるサセプタとしての機能を果たすことができる。ここで、図面に示されていないが、タバコロッド21は、外部を取り囲む熱伝導物質の他にも、追加のサセプタをさらに含むことができる。
【0103】
フィルターロッド22はセルロースアセテートフィルターであってもよい。一方、フィルターロッド22の形状には制限がない。例えば、フィルターロッド22は、円柱型(type)ロッドであり得る。例えば、フィルターロッド22は、内部に中空を有するチューブ型(type)ロッドであってもよい。例えば、フィルターロッド22はリセス型(type)ロッドであり得る。フィルターロッド22が複数のセグメントから構成された場合、複数のセグメントのうちの少なくとも一つが他の形状に製作され得る。
【0104】
フィルターロッド22の第1セグメントはセルロースアセテートフィルターであり得る。例えば、第1セグメントは、内部に中空を含むチューブ形の構造物であり得る。第1セグメントによって、ヒーター110が挿入される場合、タバコロッド21の内部物質が後ろに押される現象を防止することができ、エアロゾルの冷却効果も提供することができる。第1セグメントに含まれた中空の直径は、2mm~4.5mmの範囲内で適切な直径を採用することができるが、これに限定されない。
【0105】
第1セグメントの長さは、4mm~30mmの範囲内で適切な長さを採用することができるが、これに限定されない。例えば、第1セグメントの長さは10mmであり得るが、これに限定されない。
【0106】
フィルターロッド22の第2セグメントは、ヒーター110がタバコロッド21を加熱することによって生成されたエアロゾルを冷却させる。よって、使用者は適当な温度に冷却したエアロゾルを吸入することができる。
【0107】
第2セグメントの長さ又は直径は、スティック20の形態によって多様に決定することができる。例えば、第2セグメントの長さは、7mm~20mmの範囲内で適切に採用することができる。好ましくは、第2セグメントの長さは約14mmであり得るが、これに限定されない。
【0108】
第2セグメントはポリマー繊維を織ることで製作することができる。この場合、ポリマーから製造された繊維に香味液を塗布することもできる。若しくは、香味液が塗布された別途の繊維とポリマーから製造された繊維とを一緒に製織して第2セグメントを製作することもできる。若しくは、第2セグメントは縮れたポリマーシートから形成され得る。
【0109】
例えば、ポリマーは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ乳酸(PLA)、セルロースアセテート(CA)、及びアルミニウムホイルからなる群から選択される材料から製作され得る。
【0110】
第2セグメントが織られたポリマー繊維又は縮れたポリマーシートによって形成されることにより、第2セグメントは縦方向に延びる単数又は複数のチャネルを含むことができる。ここで、チャネルは、気体(例えば、空気又はエアロゾル)が通過する通路を意味し得る。
【0111】
例えば、縮れたポリマーシートからなる第2セグメントは、約5μmと約300μmとの間、例えば約10μmと約250μmとの間の厚さを有する材料から形成され得る。また、第2セグメントの全表面積は、約300mm/mmと約1000mm/mmとの間になり得る。また、エアロゾル冷却要素は、比表面積が約10mm/mgと約100mm/mgとの間の材料から形成され得る。
【0112】
一方、第2セグメントは、揮発性香味成分を含むスレッド(thread)を含むことができる。ここで、揮発性香味成分はメントールであり得るが、これに限定されない。例えば、スレッドには、1.5mg以上のメントールを第2セグメントに提供するために、十分な量のメントールが充填され得る。
【0113】
フィルターロッド22の第3セグメントはセルロースアセテートフィルターであり得る。第3セグメントの長さは、4mm~20mmの範囲内で適切に採用することができる。例えば、第3セグメントの長さは約12mmであり得るが、これに限定されない。
【0114】
フィルターロッド22は香味を発生させるように製作され得る。一例として、フィルターロッド22に加香液が噴射され得る。一例として、加香液が塗布された別途の繊維がフィルターロッド22の内部に挿入され得る。
【0115】
また、フィルターロッド22は少なくとも一つのカプセル23を含むことができる。ここで、カプセル23は、香味を発生させる機能を果たすことができる。カプセル23は、エアロゾルを発生させる機能を果たすこともできる。例えば、カプセル23は、香料を含む液体を被膜で包んでいる構造を有することができる。カプセル23は球形又は円筒形を有することができるが、これに限定されない。
【0116】
図5を参照すると、一実施例によるスティック30は、前端プラグ33をさらに含むこともできる。前端プラグ33は、タバコロッド31において、フィルターロッド32と対向する一側に位置する。前端プラグ33は、タバコロッド31が外部に離脱することを防止することができる。前端プラグ33は、喫煙中にタバコロッド31から液状化したエアロゾルがエアロゾル生成装置100に流入することを防止することができる。
【0117】
フィルターロッド32は、第1セグメント321及び第2セグメント322を含むことができる。第1セグメント321は、図4のフィルターロッド22の第1セグメントに対応し得る。第2セグメント322は、図4のフィルターロッド22の第3セグメントに対応し得る。
【0118】
スティック30の直径及び全長は図4のスティック20の直径及び全長に対応し得る。例えば、前端プラグ33の長さは約7mm、タバコロッド31の長さは約15mm、第1セグメント321の長さは約12mm、第2セグメント322の長さは約14mmであり得るが、これに限定されない。
【0119】
スティック30は少なくとも一つのラッパー35によって包装され得る。ラッパー35には、外部空気が流入するか又は内部気体が流出する少なくとも一つの孔(hole)が形成され得る。例えば、第1ラッパー351によって前端プラグ33が包装され、第2ラッパー352によってタバコロッド31が包装され、第3ラッパー353によって第1セグメント321が包装され、第4ラッパー354によって第2セグメント322が包装され得る。そして、第5ラッパー355によってスティック30の全体が再包装され得る。
【0120】
また、第5ラッパー355には少なくとも一つの穿孔36が形成され得る。例えば、穿孔36はタバコロッド31を取り囲む領域に形成されることができるが、これに限定されない。例えば、穿孔36は、図2に示すヒーター210によって形成された熱をタバコロッド31の内部に伝達する役割を果たすことができる。
【0121】
また、第2セグメント322は、少なくとも一つのカプセル34を含むことができる。ここで、カプセル34は香味を発生させる機能を果たすこともできる。カプセル34はエアロゾルを発生させる機能を果たすこともできる。例えば、カプセル34は香料を含む液体を被膜で包んでいる構造であり得る。カプセル34は球形又は円筒形を有し得るが、これに限定されない。
【0122】
第1ラッパー351は、一般的なフィルター包装紙にアルミニウムホイルのような金属ホイルを結合してなることができる。例えば、第1ラッパー351の全厚は45μm~55μmの範囲に含まれ得る。例えば、第1ラッパー351の全厚は50.3μmであり得る。また、第1ラッパー351の金属ホイルの厚さは6μm~7μmの範囲に含まれ得る。例えば、第1ラッパー351の金属ホイルの厚さは6.3μmであり得る。また、第1ラッパー351の坪量は50g/m~55g/mの範囲に含まれ得る。例えば、第1ラッパー351の坪量は53g/mであり得る。
【0123】
第2ラッパー352及び第3ラッパー353は一般的なフィルター包装紙から製作され得る。例えば、第2ラッパー352及び第3ラッパー353は多孔質包装紙又は無孔質包装紙であり得る。
【0124】
例えば、第2ラッパー352の多孔度は35000CUであり得るが、これに限定されない。また、第2ラッパー352の厚さは70μm~80μmの範囲に含まれ得る。例えば、第2ラッパー352の厚さは78μmであり得る。また、第2ラッパー352の坪量は20g/m~25g/mの範囲に含まれ得る。例えば、第2ラッパー352の坪量は23.5g/mであり得る。
【0125】
例えば、第3ラッパー353の多孔度は24000CUであり得るが、これに限定されない。また、第3ラッパー353の厚さは60μm~70μmの範囲に含まれ得る。例えば、第3ラッパー353の厚さは68μmであり得る。また、第3ラッパー353の坪量は20g/m2~25g/m2の範囲に含まれ得る。例えば、第3ラッパー353の坪量は21g/mであり得る。
【0126】
第4ラッパー354はPLAラミネート紙から製作され得る。ここで、PLAラミネート紙は、紙層、PLA層及び紙層を含む3重紙を意味し得る。例えば、第4ラッパー354の厚さは100μm~120μmの範囲に含まれ得る。例えば、第4ラッパー354の厚さは110μmであり得る。また、第4ラッパー354の坪量は80g/m~100g/mの範囲に含まれ得る。例えば、第4ラッパー354の坪量は88g/mであり得る。
【0127】
第5ラッパー355は滅菌紙(MFW)から製作され得る。ここで、滅菌紙(MFW)は、引張強度、耐水度、平滑度などが一般紙よりも向上するように特殊に製造された紙を意味し得る。例えば、第5ラッパー355の坪量は57g/m~63g/mの範囲に含まれ得る。例えば、第5ラッパー355の坪量は60g/mであり得る。また、第5ラッパー355の厚さは64μm~70μmの範囲に含まれ得る。例えば、第5ラッパー355の厚さは67μmであり得る。
【0128】
第5ラッパー355は、所定の物質を含むことができる。ここで、所定の物質の例はシリコンであり得るが、これに限定されない。例えば、シリコンは、温度による変化が少ない耐熱性、酸化しない耐酸化性、各種の薬品に対する抵抗性、水に対する撥水性、又は電気絶縁性などの特性を有する。ただ、シリコンではなくても、上述した特性を有する物質であれば制限なしに第5ラッパー355に塗布(又は、コーティング)され得る。
【0129】
前端プラグ33はセルロースアセテートから製作され得る。一例として、前端プラグ33は、セルロースアセテートトーに可塑剤(例えば、トリアセチン)を加えることで製作することができる。セルロースアセテートトーを構成するフィラメントのモノデニール(mono denier)は1.0~10.0の範囲に含まれ得る。例えば、セルロースアセテートトーを構成するフィラメントのモノデニールは4.0~6.0の範囲に含まれ得る。例えば、前端プラグ33のフィラメントのモノデニールは5.0であり得る。また、前端プラグ33を構成するフィラメントの断面はY字形であり得る。前端プラグ33のトータルデニール(total denier)は20000~30000の範囲に含まれ得る。例えば、前端プラグ33のトータルデニールは、25000~30000の範囲に含まれ得る。例えば、前端プラグ33のトータルデニールは28000であり得る。
【0130】
また、必要に応じて、前端プラグ33は少なくとも一つのチャネルを含むことができる。チャネルの断面は多様な形状に製作され得る。
【0131】
タバコロッド31は図4を参照して上述したタバコロッド21に対応し得る。よって、以下では、タバコロッド31についての具体的な説明は省略する。
【0132】
第1セグメント321はセルロースアセテートから製作され得る。例えば、第1セグメントは、内部に中空を含むチューブ形の構造物であり得る。第1セグメント321は、セルロースアセテートトーに可塑剤(例えば、トリアセチン)を加えることで製作することができる。例えば、第1セグメント321のモノデニール及びトータルデニールは前端プラグ33のモノデニール及びトータルデニールと同一であってもよい。
【0133】
第2セグメント322はセルロースアセテートから製作され得る。第2セグメント322を構成するフィラメントのモノデニール(mono denier)は1.0~10.0の範囲に含まれ得る。例えば、第2セグメント322のフィラメントのモノデニールは8.0~10.0の範囲に含まれ得る。例えば、第2セグメント322のフィラメントのモノデニールは9.0であり得る。また、第2セグメント322のフィラメントの断面はY字形であり得る。第2セグメント322のトータルデニール(total denier)は20000~30000の範囲に含まれ得る。例えば、第2セグメント322のトータルデニールは25000であり得る。
【0134】
図6は本開示の一実施例によるエアロゾル生成装置の構成を説明する図である。
【0135】
図6を参照すると、エアロゾル生成装置10は、本体100及び/又はキャップ300を含むことができる。本体100及び/又はキャップ300は、エアロゾル生成装置10の外形をなすことができる。
【0136】
キャップ300は本体100の上部に結合され得る。キャップ300は本体100の上部を覆うことができる。キャップ300は、本体100の上部に配置されたカートリッジ200を覆うことができる。キャップ300は本体100から分離され得る。キャップ300が本体100から分離される場合、本体100の上部が外部に露出され得る。センサーモジュール15は、本体100とキャップ300との結合/分離を感知するセンサー(以下、キャップセンサーという)を含むことができる。例えば、キャップセンサーは、接触センサー、ホールセンサー(hall IC)、近接センサーなどによって具現され得る。
【0137】
キャップ300は一側が開放することによって挿入空間130と連通することができる。キャップ300は、挿入空間130を開閉するカバーを含むことができる。カバーは挿入空間130を外部に露出させる開口を開閉することができる。挿入空間130を外部に露出させる開口は、キャップ300の上面に形成され得る。カバーは移動可能に設けられ得る。カバーは挿入空間130を開閉するように移動することができる。例えば、カバーは、挿入空間130が開放するように、キャップ130の上面に沿ってスライド移動することができる。
【0138】
本体100の一側には、ディスプレイ610及び/又はボタン620が配置され得る。ボタン620は、本体100の一側が開放して形成されたホールに挿入されて配置され得る。使用者がボタン620を押す場合、ボタン620が本体100の内側に向かって移動することができる。本体100の内側に向かって移動したボタン620は、元の状態に復帰するように本体100の外側に向かって移動することができる。ボタン620は、制御部17と電気的に連結され得る。ボタン620は、使用者がボタン620を押す入力(以下、タッチ入力という)に対応する信号を出力することができる。
【0139】
制御部17は、ボタン620から出力される信号を受信することができる。制御部17は、ボタン620から出力される信号に基づいて、タッチ入力に対する判断を行うことができる。制御部17は、ボタン620から出力される信号に基づいて、タッチ入力を受信する時間を確認することができる。ここで、制御部17は、タッチ入力を受信する時間に対応して、使用者入力のタイプを決定することができる。例えば、タッチ入力を受信する時間に対応する使用者入力のタイプは、第1時間未満に対応する第1タイプ、第1時間以上第2時間未満に対応する第2タイプ、及び第2時間以上に対応する第3タイプを含むことができる。
【0140】
一方、本開示では、ボタン620を入力装置の一例として説明するが、これに限定されない。例えば、本体100の一側に配置される入力装置は、静電容量方式のタッチセンサー(capacitive touch sensor)、抵抗膜方式のタッチセンサー(resistive touch sensor)、超音波方式のタッチセンサー(surface acoustic wave touch sensor)、赤外線方式のタッチセンサー(infrared touch sensor)などを含むことができる。
【0141】
図7を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してホーム画面700を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610がオフ(off)された状態でボタン620を介してタッチ入力を受信する場合、ディスプレイ610をオン(on)させることができる。ここで、ディスプレイ610上にホーム画面700が表示され得る。
【0142】
ホーム画面700は、少なくとも一つのインジケーターを含むことができる。例えば、ホーム画面700は、バッテリー16の状態を示すインジケーター(以下、バッテリーインジケーターという)710、カートリッジ200に収容されたエアロゾル生成物質の残量を示すインジケーター(以下、カートリッジインジケーターという)720、エアロゾル生成装置10の動作モードを示すインジケーター(以下、モードインジケーターという)730、及び使用者の使用パターンに基づく制御可否を示すインジケーター(以下、パターン制御インジケーターという)740を含むことができる。
【0143】
図8を参照すると、バッテリーインジケーター710は、バッテリー16の残余電力量に対応する複数のイメージのうちのいずれか一つとして表示され得る。例えば、バッテリーインジケーター710は、複数のイメージのうち、バッテリー16の現在残余電力量に対応する電力量区間を示すイメージとして表示され得る。
【0144】
図9を参照すると、カートリッジインジケーター720は、カートリッジ200に収容されたエアロゾル生成物質の残量に対応する複数のイメージのうちのいずれか一つとして表示され得る。例えば、カートリッジインジケーター720は、エアロゾル生成物質の現在残量によって、不足区間を示すイメージREFILL、良好区間を示すイメージGOOD、及び充分区間を示すイメージFULLのうちのいずれか一つとして表示され得る。
【0145】
図10を参照すると、モードインジケーター730は、エアロゾル生成装置10の動作モードとして設定可能な複数のモードに対応する複数のイメージのうちのいずれか一つとして表示され得る。例えば、モードインジケーター720は、エアロゾル生成装置10の動作モードとして設定可能な複数のモードLEVEL1-3のうち、現在動作モードとして設定されたモードに対応するイメージとして表示され得る。
【0146】
図11を参照すると、パターン制御インジケーター740は、使用パターンに関連した複数のイメージのうちのいずれか一つとして表示され得る。例えば、パターン制御インジケーター740は、使用パターンについてのデータの収集を示すイメージINTCOL、使用パターンの適用を示すイメージON、及び使用パターンの未適用を示すイメージOFFのうちのいずれか一つとして表示され得る。
【0147】
一方、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してホーム画面700が表示された状態で、ボタン620に対するタッチ入力に対応する動作を実行することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してホーム画面700が表示された状態で、ボタン620を所定の時間以上に長く押す入力を受信する場合、エアロゾル生成装置10の電源をオフ(off)させることができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してホーム画面700が表示された状態で、ボタン620を所定の時間未満に短く押す入力を受信する場合、ディスプレイ610を介して出力される画面を変更することができる。
【0148】
一方、エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成装置10の電源のオン/オフ(on/off)に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を1回発生させることができる。
【0149】
図12を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してホーム画面700が表示された状態で、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して出力される画面を順に変更することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してホーム画面700が表示された状態で、第1タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して表示される画面をバッテリーに対する詳細画面1210に転換することができる。また、第1タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して表示される画面が、カートリッジ200に対する詳細画面1220、動作モードに対する詳細画面1230、制御に対する詳細画面1240、振動に対する詳細画面1250、及び機器情報に対する詳細画面1260に順次変更され得る。一方、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して機器情報に対する詳細画面1260が表示された状態で、第1タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して表示される画面をホーム画面700に転換することができる。
【0150】
一実施例によれば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してホーム画面700ではない画面が出力された状態で、所定の時間の間にボタン620による使用者入力の受信が感知されないとき、ディスプレイ610を介してホーム画面700を出力することができる。
【0151】
図13を参照すると、バッテリーに対する詳細画面1210は、バッテリー16を示すインジケーター1310及び/又はバッテリー16の残余電力量を示すインジケーター1320を含むことができる。
【0152】
一実施例によれば、バッテリーに対する詳細画面1210に含まれるインジケーターが変更され得る。例えば、バッテリー16を示すインジケーター1310が表示された時点から所定の時間である2秒が経過すると、バッテリー16を示すインジケーター1310が表示された位置にバッテリー16の残余電力量の数値を示すインジケーター1315が表示され得る。また、バッテリー16の残余電力量の数値を示すインジケーター1315が表示された時点から所定の時間である2秒が経過すると、バッテリー16の残余電力量の数値を示すインジケーター1315が表示された位置にバッテリー16を示すインジケーター1310が表示され得る。
【0153】
図14を参照すると、カートリッジ200に対する詳細画面1220は、液状のエアロゾル生成物質を示すインジケーター1410及び/又はエアロゾル生成物質の残量を示すインジケーター1420を含むことができる。
【0154】
一実施例によれば、カートリッジ200に対する詳細画面1220に含まれるインジケーターが変更され得る。例えば、エアロゾル生成物質を示すインジケーター1410が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、エアロゾル生成物質を示すインジケーター1410が表示された位置に残量状態をテキストで示すインジケーター1415が表示され得る。また、残量状態をテキストで示すインジケーター1415が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、残量状態をテキストで示すインジケーター1415が表示された位置にエアロゾル生成物質を示すインジケーター1410が表示され得る。
【0155】
図15を参照すると、動作モードに対する詳細画面1230は、現在動作モードを示す複数のインジケーター1510、1520を含むことができる。
【0156】
一実施例によれば、動作モードに対する詳細画面1230に含まれるインジケーターが変更され得る。例えば、現在動作モードを示す第1インジケーター1510が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、現在動作モードを示す第1インジケーター1510が表示された位置に現在動作モードを示す第3インジケーター1530が表示され得る。また、現在動作モードを示す第3インジケーター1530が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、現在動作モードを示す第3インジケーター1530が表示された位置に現在動作モードを示す第1インジケーター1510が表示され得る。
【0157】
一方、図16を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して動作モードに対する詳細画面1230が表示された状態で、ボタン620を第1時間以上第2時間未満に押す第2タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して動作モードに対する設定画面1610を出力することができる。
【0158】
動作モードに対する設定画面1610は、複数のモードのうちの一つを示すインジケーター1611、1613、1615を含むことができる。ここで、動作モードに対する詳細画面1230から動作モードに対する設定画面1610に転換される場合、現在動作モードに設定されたモードを示すインジケーターが含まれ得る。例えば、複数のモードのうちで第2モードがエアロゾル生成装置10の動作モードとして設定された状態で動作モードに対する設定画面1610が出力される場合、第2モードを示すインジケーター1611が動作モードに対する設定画面1610に含まれ得る。
【0159】
エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して動作モードに対する設定画面1610が表示された状態で、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、動作モードに対する設定画面1610に含まれるインジケーターを順に変更することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して動作モードに対する設定画面1610が表示された状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、エアロゾル生成装置10の動作モードをアップデートすることができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、第3モードを示すインジケーター1613が動作モードに対する設定画面1610に含まれた状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、エアロゾル生成装置10の動作モードを第3モードに変更することができる。
【0160】
一方、エアロゾル生成装置10は、動作モードに対する設定のアップデートに基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を1回発生させることができる。
【0161】
図17を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して動作モードに対する設定画面1610が表示された状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して動作モードに対する詳細画面1230を再び出力することができる。ここで、エアロゾル生成装置10の動作モードが第3モードに変更されたとき、動作モードに対する詳細画面1230に含まれた現在動作モードを示す複数のインジケーター1510、1520、1530は、動作モードに設定された第3モードに対応し得る。
【0162】
図18を参照すると、制御に対する詳細画面1240は、使用者の使用パターンに対する適用可否を示す複数のインジケーター1810、1820を含むことができる。
【0163】
一実施例によれば、制御に対する詳細画面1240に含まれるインジケーターが変更され得る。例えば、使用パターンに対する適用可否を示す第1インジケーター1810が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、使用パターンに対する適用可否を示す第1第1インジケーター1810が表示された位置に使用パターンに対する適用可否を示す第3インジケーター1830が表示され得る。また、使用パターンに対する適用可否を示す第3インジケーター1830が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、使用パターンに対する適用可否を示す第3インジケーター1830が表示された位置に使用パターンに対する適用可否を示す第1インジケーター1810が表示され得る。
【0164】
一方、図19を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して制御に対する詳細画面1240が表示された状態で、ボタン620を第1時間以上第2時間未満に押す第2タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して制御に対する設定画面1910を出力することができる。
【0165】
制御に対する設定画面1910は、使用パターンの適用を示すインジケーター1911及び/又は使用パターンの未適用を示すインジケーター1913を含むことができる。ここで、制御に対する詳細画面1240から制御に対する設定画面1910に転換される場合、使用パターンに対して現在設定された事項に対応するインジケーターが区分されて表示され得る。例えば、制御のために現在使用パターンを適用することに設定された状態で制御に対する設定画面1910が出力される場合、使用パターンの適用を示すインジケーター1911が相対的に濃く表示され得る。
【0166】
エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して制御に対する設定画面1910が表示された状態で、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、制御に対する設定画面1910に含まれるインジケーターに対する表示を変更することができる。例えば、使用パターンの適用を示すインジケーター1911が相対的に濃く表示された状態で、第1タイプの入力の受信に基づいて、使用パターンの未適用を示すインジケーター1913が相対的に濃く表示され得る。
【0167】
一方、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して制御に対する設定画面1910が表示された状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、使用パターンに対する適用可否をアップデートすることができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、使用パターンの未適用を示すインジケーター1913が相対的に濃く表示された状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、制御に関連した使用者の使用パターンを適用しないことに設定することができる。
【0168】
一方、エアロゾル生成装置10は、使用者の使用パターンに対する設定のアップデートに基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を1回発生させることができる。
【0169】
図20を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して制御に対する設定画面1910が表示された状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して制御に対する詳細画面1240を再び出力することができる。ここで、制御に関連した使用者の使用パターンを適用しないことに設定されるとき、使用者の使用パターンの適用可否を示す複数のインジケーター1810、1820、1830は使用パターンの未適用に対応し得る。
【0170】
一方、図21を参照すると、エアロゾル生成装置10は、使用パターンについてのデータを初期化することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して制御に対する詳細画面1240が表示された状態で、ボタン620を第2時間以上に長く押す第3タイプの入力の受信に基づいて、使用パターンについてのデータを初期化することができる。ここで、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して使用パターンについてのデータの初期化に対応する画面2110を出力することができる。
【0171】
一方、エアロゾル生成装置10は、使用パターンについてのデータの初期化に基づいて、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0172】
図22を参照すると、振動に対する詳細画面1250は、振動強度を示す複数のインジケーター2210、2220を含むことができる。
【0173】
一実施例によれば、振動に対する詳細画面1250に含まれるインジケーターが変更され得る。例えば、現在振動強度を示す第1インジケーター2210が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、現在振動強度を示す第1インジケーター2210が表示された位置に現在振動強度を示す第3インジケーター2215が表示され得る。また、現在振動強度を示す第3インジケーター2215が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、現在振動強度を示す第3インジケーター2215が表示された位置に現在振動強度を示す第1インジケーター2210が表示され得る。
【0174】
一方、図23を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して振動に対する詳細画面1250が表示された状態で、ボタン620を第1時間以上第2時間未満に押す第2タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して振動強度に対する設定画面2310を出力することができる。
【0175】
振動強度に対する設定画面2310は、複数の振動強度のうちの一つを示すインジケーター2311、2313、2315、2317を含むことができる。ここで、振動に対する詳細画面1250から振動強度に対する設定画面2310に転換される場合、現在設定された振動強度を示すインジケーターが含まれ得る。例えば、複数の振動強度のうち、弱強度Lowがエアロゾル生成装置10の振動強度として設定された状態で振動強度に対する設定画面2310が出力される場合、弱強度Lowを示すインジケーター2311が振動強度に対する設定画面2310に含まれ得る。
【0176】
エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して振動強度に対する設定画面2310が表示された状態で、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、振動強度に対する設定画面2310に含まれるインジケーターを順に変更することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して振動強度に対する設定画面2310が表示された状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、エアロゾル生成装置10の振動強度をアップデートすることができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、中強度Midを示すインジケーター2313が振動強度に対する設定画面2310に含まれた状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、エアロゾル生成装置10の振動強度を中強度Midに変更することができる。
【0177】
一方、エアロゾル生成装置10は、振動に対する設定のアップデートに基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を1回発生させることができる。
【0178】
図24を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して振動強度に対する設定画面2310が表示された状態で、第2タイプの入力の受信に基づいて、ディスプレイ610を介して振動強度に対する詳細画面1250を再び出力することができる。ここで、エアロゾル生成装置10の振動強度が変更されたとき、振動強度に対する詳細画面1250に含まれた振動強度を示す複数のインジケーター2210、2215、2220は、振動強度として設定された中強度Midに対応し得る。
【0179】
図25を参照すると、機器情報に対する詳細画面1260は、エアロゾル生成装置10の機器情報2510を含むことができる。例えば、機器情報2510は、エアロゾル生成装置10のシリアルナンバー(serial number)を含むことができる。ここで、機器情報2510に対する全体内容が機器情報に対する詳細画面1260に表示されない場合、例えば、機器情報2510の一部が機器情報に対する詳細画面1260に表示可能な場合、機器情報に対する詳細画面1260に表示される内容が連続的に変更され得る。例えば、機器情報に対する詳細画面1260に表示された機器情報2510の一部が順次除去されるとともに、表示されない機器情報2510に対する残り部分が機器情報に対する詳細画面1260に表示され得る。
【0180】
一方、図26を参照すると、エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成装置10に設定された使用者についてのデータを初期化することができる。ここで、使用者についてのデータは、動作モード、使用パターンに対する適用可否、振動強度などに対する設定を含むことができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して機器情報に対する詳細画面1260が表示された状態で、ボタン620を第2時間以上に長く押す第3タイプの入力の受信に基づいて、動作モード、使用パターンに対する適用可否、振動強度に対する設定を初期化することができる。
【0181】
エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成装置10に設定された使用者についてのデータの初期化に基づいて、ディスプレイ610を介して使用者についてのデータの初期化に対応する画面2610を出力することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成装置10に設定された使用者についてのデータの初期化に基づいて、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0182】
図27を参照すると、エアロゾル生成装置10は、正常状態のスティック20の挿入に基づいて、スティック20の挿入を示す画面を出力することができる。エアロゾル生成装置10は、スティック感知センサーによって正常状態のスティック20の挿入を感知するとき、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2710を出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2710が出力された状態でスティック20に対応するイメージ2720をさらに出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2710及びスティック20に対応するイメージ2720が互いに近づくように二つのイメージ2710、2720の位置を変更するとともに、動作完了に対応するイメージ2730を出力することができる。
【0183】
一方、エアロゾル生成装置10は、正常状態のスティック20の挿入を感知するとき、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0184】
図28を参照すると、エアロゾル生成装置10は、スティック20の除去に基づいて、スティック20の除去を示す画面を出力することができる。エアロゾル生成装置10は、スティック感知センサーによってスティック20の除去を感知するとき、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2810及びスティック20に対応するイメージ2820を互いに隣接して位置するように出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2810及びスティック20に対応するイメージ2820が互いに遠ざかるように二つのイメージ2810、2820の位置を変更することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して出力される画面からスティック20に対応するイメージ2820を除去することができる。
【0185】
一方、エアロゾル生成装置10は、スティック20の除去に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を3回発生させることができる。
【0186】
図29を参照すると、エアロゾル生成装置10は、過量の水分を含むスティック20の挿入に基づいて、過量の水分を含むスティック20の挿入を示す画面を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、静電容量型センサーによって具現されたスティック感知センサーの信号のレベルの変化程度が所定の最大レベル以上であるとき、過量の水分を含むスティック20が挿入されたと判断することができる。
【0187】
エアロゾル生成装置10は、過量の水分を含むスティック20の挿入を感知するとき、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2910を出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2910が出力された状態で過量の水分を含むスティック20に対応するイメージ2920をさらに出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ2910及び過量の水分を含むスティック20に対応するイメージ2920が互い近づくように二つのイメージ2910、2920の位置を変更するとともに、動作完了に対応するイメージ2930を出力することができる。一方、過量の水分を含むスティック20に対応するイメージ2920の色相は、過量の水分を含むスティック20に対応して所定の色相(例えば、青色)であり得る。
【0188】
一方、エアロゾル生成装置10は、過量の水分を含むスティック20の挿入に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を3回発生させることができる。
【0189】
図30を参照すると、エアロゾル生成装置10は、異常状態のスティック20の挿入を感知するとき、異常状態のスティック20の挿入を示す画面を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、インダクタンスに基づくセンサーによって具現されたスティック感知センサーの信号に基づいて、インダクタンス値に対応するスティック20に含まれた金属の種類を判断することができる。ここで、エアロゾル生成装置10は、スティック20に含まれた金属の種類が所定の種類と異なるとき、異常状態のスティック20が挿入されたと判断することができる。
【0190】
一方、エアロゾル生成装置10は、異常状態のスティック20の挿入に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を3回発生させることができる。
【0191】
エアロゾル生成装置10は、異常状態のスティック20の挿入を感知するとき、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ3010、スティック20に対応するイメージ3020及び/又は警告に対応するイメージ3030を出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、所定の時間ごとにディスプレイ610を介してのスティック20に対応するイメージ3020の表示及び除去を繰り返すことができる。一方、異常状態のスティック20に対応するイメージ3020の色相は、異常状態のスティック20に対応して所定の色相(例えば、赤色)であり得る。
【0192】
図31を参照すると、エアロゾル生成装置10は、既に使用されたスティック20の挿入を感知するとき、既に使用されたスティック20の挿入を示す画面を出力することができる。例えば、スティック20を介してエアロゾルが生成されるとき、スティック20のラッパー24の少なくとも一部が変色し得る。ここで、エアロゾル生成装置10は、ラッパー24のうち変色する部分の色相を感知する光学式センサーによって、スティック20が使用されたスティックであるかを判断することができる。
【0193】
エアロゾル生成装置10は、既に使用されたスティック20の挿入を感知するとき、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ3110、スティック20に対応するイメージ3120及び/又は警告に対応するイメージ3130を出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、所定の時間ごとにディスプレイ610を介してのスティック20に対応するイメージ3120の表示及び除去を繰り返すことができる。一方、既に使用されたスティック20に対応するイメージ3120の色相は、既に使用されたスティック20に対応して所定の色相(例えば、橙色)であり得る。
【0194】
一方、エアロゾル生成装置10は、既に使用されたスティック20の挿入に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を3回発生させることができる。
【0195】
図32を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してヒーター110を予熱する動作の実行に対する画面3200(以下、予熱画面という)を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、正常状態のスティック20の挿入が感知される場合、メモリ14に含まれた温度プロファイルに基づいて、ヒーター110に対する予熱を実行することができる。ここで、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して予熱に対応するイメージ3210及び/又は予熱終了まで残った時間に対応するイメージ3220を含む予熱画面3200を出力することができる。
【0196】
一実施例によれば、予熱が開始した時点から時間の経過によって、予熱に対応するイメージ3210において所定の色相(例えば、赤色)で表示される部分が変更され得る。一方、予熱が開始した時点から時間の経過によって、予熱終了まで残った時間に対応するイメージ3220が、予熱が実行された時間によって変更され得る。
【0197】
一方、エアロゾル生成装置10は、ヒーター110を予熱する動作の開始及び/又は終了に基づいて、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0198】
図33を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してヒーター110を加熱してエアロゾルを生成する動作の実行に対する画面3300(以下、加熱画面という)を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ヒーター110に対する予熱が完了する場合、メモリ14に含まれた温度プロファイルに基づいて、ヒーター110に対する加熱を実行することができる。ここで、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してエアロゾルに対応するイメージ3310及び/又は残余パフ回数に対応するイメージ3320を含む加熱画面3300を出力することができる。一方、エアロゾルの生成が開始した時点から時間の経過によって、エアロゾルに対応するイメージ3310が連続的に変更され得る。
【0199】
図34を参照すると、エアロゾル生成装置10は、エアロゾルを生成する動作を一時的に中止するとき、エアロゾルの生成の一時停止に対応するイメージ3330をさらに出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、エアロゾルを生成する動作を一時的に中止することができる。ここで、エアロゾルに対応するイメージ3310の変更も一時的に中止することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、エアロゾルを生成する動作が一時的に中止するとき、モーターによって所定の時間未満の振動を1回発生させることができる。
【0200】
一方、エアロゾル生成装置10は、エアロゾルを生成する動作が一時的に中止した状態で、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、エアロゾルを生成する動作を再び実行することができる。ここで、エアロゾル生成装置10は、エアロゾルの生成の一時停止に対応するイメージ3330を加熱画面3300から除去することができる。また、エアロゾルの生成が再開した時点から時間の経過によって、エアロゾルに対応するイメージ3310が連続的に変更され得る。
【0201】
図35を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ヒーター110の加熱に対する所定の制限時間に基づいて、エアロゾルの生成に対する残余時間に対応するイメージ3510をさらに出力することができる。例えば、一つのスティック20に対してヒーター110の加熱制限時間が2分に設定され得る。ここで、エアロゾル生成装置10は、ヒーター110の加熱開始時点から所定の時間の1分30秒が経過するとき、エアロゾルの生成に対する残余時間に対応するイメージ3510を加熱画面3300に表示することができる。
【0202】
一方、エアロゾル生成装置10は、ヒーター110の加熱開始時点から所定の時間の1分30秒が経過するとき、モーターによって所定の時間未満の振動を2回発生させることができる。
【0203】
一方、エアロゾル生成装置10は、エアロゾルを生成する動作の終了に基づいて、加熱画面3300に機器に対応するイメージ3520を表示することができる。ここで、エアロゾルに対応するイメージ3310、パフ回数に対応するイメージ3320及び/又はエアロゾルの生成に対する残余時間に対応するイメージ3510が加熱画面3300から除去され得る。例えば、エアロゾル生成装置10は、残余パフ回数が0回である場合及び/又はエアロゾルの生成に対する残余時間が0秒である場合、エアロゾルを生成する動作を終了することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、エアロゾルを生成する動作の終了に基づいて、ヒーター110に対する電力の供給を遮断することができる。
【0204】
一方、エアロゾル生成装置10は、残余パフ回数が所定の回数未満の際、モーターによって所定の時間未満の振動を2回発生させることができる。一方、エアロゾル生成装置10は、エアロゾルを生成する動作が終了するとき、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0205】
図36を参照すると、エアロゾル生成装置10が使用パターンについてのデータを収集する状態でホーム画面700が出力される場合、ホーム画面700に含まれたパターン制御インジケーター740は使用パターンについてのデータの収集を示すイメージとして表示され得る。ここで、使用パターンについてのデータを収集する状態は、使用パターンを適用することに設定された状態で所定のパフ回数に対応するデータがメモリ14に保存されない場合に対応し得る。
【0206】
一方、エアロゾル生成装置10が使用パターンについてのデータを収集する状態で、エアロゾル生成装置10がディスプレイ610を介して制御に対する詳細画面1240を出力する場合、使用パターンに対する適用可否を示す複数のインジケーター1810、1820は、使用パターンについてのデータの収集に対応し得る。
【0207】
図37を参照すると、エアロゾル生成装置10は、使用パターンについてのデータの収集が完了するとき、使用パターンについてのデータの収集完了に対する画面3700をディスプレイ610を介して出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、所定の個数のスティック20に対応するデータがメモリ14に保存された場合、使用パターンについてのデータの収集が完了したと判断することができる。ここで、スティック20に対応するデータは、それぞれのパフが感知された時間、パフの間隔などを含むことができる。
【0208】
一方、エアロゾル生成装置10は、使用パターンについてのデータの収集が完了するとき、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0209】
使用パターンについてのデータの収集が完了した状態でホーム画面700が出力される場合、ホーム画面700に含まれたパターン制御インジケーター740は使用パターンの適用を示すイメージとして表示され得る。
【0210】
使用パターンについてのデータの収集が完了した後、エアロゾル生成装置10がディスプレイ610を介して制御に対する詳細画面1240を最初に出力する場合、制御に対する詳細画面1240には動作完了に対応するイメージ3710が含まれ得る。一方、制御に対する詳細画面1240が表示された時点から所定の時間の2秒が経過すると、動作完了に対応するイメージ3710が制御に対する詳細画面1240から除去され得る。
【0211】
図38を参照すると、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介してエラー状態に対する多様な画面を出力することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、エラー状態の発生に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を3回発生させることができる。
【0212】
エアロゾル生成装置10は、ヒーター110の温度が所定の温度を超えるとき、ディスプレイ610を介してヒーター110の過熱に対応するイメージ3810及び/又は警告に対応するイメージ3820を含む画面を出力することができる(3801)。一方、エアロゾル生成装置10は、所定の時間ごとにディスプレイ610を介しての過熱に対応するイメージ3810の表示及び除去を繰り返すことができる。
【0213】
エアロゾル生成装置10は、バッテリー16の残余電力量が所定の第1電力未満の際、ディスプレイ610を介してバッテリー16の電力不足に対応するイメージ3830を含む画面を出力することができる(3802)。
【0214】
エアロゾル生成装置10は、バッテリー16の残余電力量が第1電力よりも低い第2電力未満の際、ディスプレイ610を介してバッテリー16の電力の消尽に対応するイメージ3840を含む画面を出力することができる(3803)。
【0215】
エアロゾル生成装置10は、カートリッジ200に収容されたエアロゾル生成物質の残量が所定の残量未満の際、ディスプレイ610を介して液体材料のエアロゾル生成物質の消尽に対応するイメージ3850を含む画面を出力することができる(3804)。
【0216】
エアロゾル生成装置10は、バッテリー16の残余電力量が所定の第1電力未満であり、カートリッジ200に収容されたエアロゾル生成物質の残量が所定の残量未満であるとき、ディスプレイ610を介してバッテリー16の電力不足に対応するイメージ3830及び液体材料のエアロゾル生成物質の消尽に対応するイメージ3850を含む画面を出力することができる(3805)。
【0217】
エアロゾル生成装置10は、バッテリー16の残余電力量が所定の第2電力未満であり、カートリッジ200に収容されたエアロゾル生成物質の残量が所定の残量未満であるとき、ディスプレイ610を介してバッテリー16の電力の消尽に対応するイメージ3840及び液体材料のエアロゾル生成物質の消尽に対応するイメージ3850を含む画面を出力することができる(3806)。
【0218】
エアロゾル生成装置10は、機器に関連したエラーの発生に基づいて、ディスプレイ610を介してエラー発生に対応するイメージを含む画面を出力することができる(3809)。例えば、機器に関連した複数のエラーのうちで第23類型のエラーの発生に基づいて、第23類型のエラー発生に対応するイメージを含む画面を出力することができる。
【0219】
図39を参照すると、エアロゾル生成装置10は、キャップ300の分離に基づいて、ディスプレイ610を介してキャップ300の分離を示す画面を出力することができる。エアロゾル生成装置10は、キャップセンサーによってキャップ300の分離を感知するとき、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10に対応するイメージ3910を出力することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、キャップ300の分離に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を3回発生させることができる。
【0220】
また、エアロゾル生成装置10に対応するイメージ3910からキャップ300に対応するイメージ3930が分離され得る。ここで、キャップ300に対応するイメージ3930の分離に基づいて、エアロゾル生成装置10に対応するイメージ3910が表示された位置に本体100に対応するイメージ3920が表示され得る。一方、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して本体100に対応するイメージ3920及びキャップ300に対応するイメージ3930が互いに遠ざかるように二つのイメージ3920、3930の位置を変更することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して出力される画面からキャップ300に対応するイメージ3930を除去することができる。
【0221】
図40を参照すると、エアロゾル生成装置10は、キャップ300の結合に基づいて、ディスプレイ610を介してキャップ300の結合を示す画面を出力することができる。エアロゾル生成装置10は、キャップセンサーによってキャップ300の結合を感知するとき、ディスプレイ610を介して本体100に対応するイメージ3920を出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して本体100に対応するイメージ3920が出力された状態でキャップ300に対応するイメージ3930をさらに出力することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して本体100に対応するイメージ3920及びキャップ300に対応するイメージ3930が互いに近づくように二つのイメージ3920、3930の位置を変更することができる。また、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイ610を介して本体100に対応するイメージ3920及びキャップ300に対応するイメージ3930が重なるとき、エアロゾル生成装置10に対応するイメージ3910及び動作完了に対応するイメージ4010を出力することができる。
【0222】
一方、エアロゾル生成装置10は、キャップセンサーによってキャップ300の結合を感知するとき、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0223】
図41を参照すると、エアロゾル生成装置10は、キャップ300の未結合に基づいて、ディスプレイ610を介してキャップ300の未結合を示す画面を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、キャップ300の分離が感知された時点から所定の時間が経過する場合、キャップ300が結合されなかったと判断することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、キャップ300の未結合に基づいて、モーターによって所定の時間未満の振動を3回発生させることができる。
【0224】
エアロゾル生成装置10は、キャップ300の未結合に基づいて、ディスプレイ610を介してキャップ300に対応するイメージ4110及び/又は未結合に対応するイメージ4120を含む画面を出力することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、所定の時間ごとにディスプレイ610を介してのキャップ300に対応するイメージ4110の表示及び除去を繰り返すことができる。
【0225】
図42を参照すると、エアロゾル生成装置10は、本体100に対するカートリッジ200の未結合に基づいて、ディスプレイ610を介してカートリッジ200の未結合を示す画面を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、カートリッジ200が本体100から分離された状態でキャップ300の結合が感知されるとき、本体100にカートリッジ200が結合されなかったと判断することができる。
【0226】
エアロゾル生成装置10は、キャップ300の結合に基づいて、エアロゾル生成装置10に対応するイメージ3910及び動作完了に対応するイメージ4010を含む画面を出力することができる。ここで、エアロゾル生成装置10は、本体100にカートリッジ200が結合されなかったと判断される場合、ディスプレイ610を介して液体材料のエアロゾル生成物質に対応するイメージ4210及び/又は未結合に対応するイメージ4220を含む画面を出力することができる。一方、本体100にカートリッジ200が結合されなかった状態でホーム画面700が出力される場合、ホーム画面700に含まれたカートリッジインジケーター720はカートリッジ200の不在を示すイメージとして表示され得る。
【0227】
図43を参照すると、エアロゾル生成装置10は、本体100に対するカートリッジ200の結合に基づいて、カートリッジ200に収容されたエアロゾル生成物質の残量を示す画面を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、カートリッジ200が本体100に挿入されるとき、残量感知センサーによってカートリッジ200に収容されたエアロゾル生成物質の残量を検出することができる。
【0228】
一方、エアロゾル生成装置10は、本体100に対するカートリッジ200の結合に基づいて、モーターによって所定の時間以上の振動を1回発生させることができる。
【0229】
エアロゾル生成装置10は、キャップ300の結合に基づいて、エアロゾル生成装置10に対応するイメージ3910及び動作完了に対応するイメージ4010を含む画面を出力することができる。ここで、エアロゾル生成装置10は、本体100にエアロゾル生成物質の残量が十分な状態のカートリッジ200が結合されたと判断される場合、ディスプレイ610を介して充分区間に対応するイメージ4310を含む画面を出力することができる。一方、エアロゾル生成物質の残量が十分な状態のカートリッジ200が結合された状態でホーム画面700が出力される場合、ホーム画面700に含まれたカートリッジインジケーター720は充分区間を示すイメージFULLとして表示され得る。
【0230】
一方、図44を参照すると、エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成物質の残量が良好な状態のカートリッジ200が結合されたと判断される場合、ディスプレイ610を介して良好区間に対応するイメージ4410を含む画面を出力することができる。一方、エアロゾル生成物質の残量が良好な状態のカートリッジ200が結合された状態でホーム画面700が出力される場合、ホーム画面700に含まれたカートリッジインジケーター720は良好区間を示すイメージGOODとして表示され得る。
【0231】
一方、図45を参照すると、エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成物質の残量が不足な状態のカートリッジ200が結合されたと判断される場合、ディスプレイ610を介して不足区間に対応するイメージ4510を含む画面を出力することができる。一方、エアロゾル生成物質の残量が良好な状態のカートリッジ200が結合された状態でホーム画面700が出力される場合、ホーム画面700に含まれたカートリッジインジケーター720は不足区間を示すイメージREFILLとして表示され得る。
【0232】
図46を参照すると、エアロゾル生成装置10は、バッテリー16の充電に基づいて、充電モードに対する画面4600を出力することができる。例えば、エアロゾル生成装置10は、ハウジング101に形成された充電端子に電源線が連結されるとき、充電モードに対する画面4600を出力することができる。一方、エアロゾル生成装置10は、ハウジング101に形成された充電端子に電源線が連結されるとき、モーターによって所定の時間未満の振動を1回発生させることができる。
【0233】
充電モードは、高速充電モード、正常充電モード及び/又は通信モードを含むことができる。高速充電モードは、所定の基準レベル以上の高電力が外部から供給されるモードを意味し得る。正常充電モードは、所定の基準レベルより低い低電力が外部から供給されるモードを意味し得る。通信モードは、エアロゾル生成装置10が充電端子に連結された電源線を用いて外部機器と通信を実行するモードを意味し得る。
【0234】
エアロゾル生成装置10の充電モードが高速充電モードの状態でディスプレイ610を介して出力される充電モードに対する画面4600は、バッテリー16の残余電力量に対応するイメージ4610及び/又は高速充電モードに対応するイメージ4620を含むことができる(4601)。一方、エアロゾル生成装置10の充電モードが正常充電モードの状態でディスプレイ610を介して出力される充電モードに対する画面4600は、バッテリー16の残余電力量に対応するイメージ4610及び/又は正常充電モードに対応するイメージ4630を含むことができる(4602)。
【0235】
図47を参照すると、エアロゾル生成装置10は、充電モードが正常充電モードの状態で、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、充電モードを通信モードに変更することができる。ここで、通信モードの設定に基づいて、充電モードに対する画面4600で正常充電モードに対応するイメージ4630が表示された位置に通信モードに対応するイメージ4710が表示され得る。例えば、エアロゾル生成装置10は、充電モードが正常充電モードの状態で、第1タイプの入力を所定の回数である3回受信するとき、充電モードを通信モードに変更することができる。
【0236】
一方、エアロゾル生成装置10は、充電モードが通信モードの状態で、ボタン620を第1時間未満に短く押す第1タイプの入力の受信に基づいて、充電モードを正常充電モードに再び変更することができる。ここで、正常充電モードの設定に基づいて、充電モードに対する画面4600で通信モードに対応するイメージ4710が表示された位置に正常充電モードに対応するイメージ4630が再び表示され得る。
【0237】
図48を参照すると、バッテリー16が所定の最大値まで充電されたとき、バッテリー16の充電完了に対応するイメージ4810が充電モードに対する画面4600に含まれ得る。例えば、エアロゾル生成装置10の充電モードが高速充電モードの状態でバッテリー16が所定の最大値まで充電された場合、高速充電モードに対応するイメージ4620が表示された位置にバッテリー16の充電完了に対応するイメージ4810が表示され得る。また、所定の時間(例えば、1秒)ごとにバッテリー16の充電完了に対応するイメージ4810及び高速充電モードに対応するイメージ4620が交互に表示され得る。
【0238】
前記のように、本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、ディスプレイ610を介してエアロゾル生成装置10の状態についての多様な情報を使用者に提供することができる。
【0239】
また、本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、エアロゾル生成装置10が現在実行中の動作についての情報を直観的に表示することができる。
【0240】
また、本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、一つのボタン620を用いてエアロゾル生成装置10に対する設定を多様にアップデートすることができる。
【0241】
図1図48を参照すると、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成物質を加熱するヒーター110と、ディスプレイ610と、ボタン620と、制御部17と、を含む。複数の状態のうちの第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタン620を介して第1入力を受信するとき、前記制御部17は、前記第1状態を示す画面から前記複数の状態のうちの第2状態を示す画面に変更する。前記第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタン620を介して前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記制御部17は、前記第1状態を示す画面から前記第1状態に対する設定画面に変更する。前記第1状態に対する設定画面が表示された状態で前記ボタン620を介して入力を受信するとき、前記制御部17は、前記第1状態に対する設定をアップデートする。前記第1状態に対する設定のアップデートに基づいて、前記制御部17は、前記第1状態に対する設定画面から前記第1状態を示す画面に変更することができる。
【0242】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1入力は、使用者が前記ボタン620を所定の時間未満で押すことに対応する入力であり、前記第2入力は、使用者が前記ボタン620を前記所定の時間以上に押すことに対応する入力であり得る。
【0243】
また、本開示の他の側面によれば、使用パターンについてのデータを保存するメモリ14をさらに含むことができる。前記制御部17は、前記メモリ14に前記使用パターンについてのデータの量が所定の基準量以上保存されたとき、前記ディスプレイ610を介して前記使用パターンに対する収集完了を示す画面を表示することができる。前記制御部は、前記使用パターンに対する収集完了を示す画面が表示された後、前記複数の状態のうちで前記使用パターンに対応する第3状態を示す画面を最初に表示するとき、前記第3状態を示す画面に前記使用パターンに対する収集完了に対応するイメージを表示することができる。
【0244】
また、本開示の他の側面によれば、前記制御部17は、正常充電に対応するモードの設定に基づいて、前記複数の状態のうちで正常充電に対応する第4状態を示す画面を前記ディスプレイ610を介して出力することができる。前記第4状態を示す画面が表示された状態で、前記ボタン620を介して入力を受信するとき、前記制御部17は、前記正常充電に対応するモードから通信に対応するモードに変更することができる。
【0245】
一方、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置10の動作方法は、前記エアロゾル生成装置10に含まれたディスプレイ610を介して複数の状態のうちの第1状態を示す画面が表示された状態でボタン620を介して第1入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記複数の状態のうちの第2状態を示す画面に変更する動作と、前記第1状態を示す画面が表示された状態で前記ボタン620を介して前記第1入力と異なる第2入力を受信するとき、前記第1状態を示す画面から前記第1状態に対する設定画面に変更する動作と、前記第1状態に対する設定画面が表示された状態で、前記ボタン620を介して入力を受信するとき、前記第1状態に対する設定をアップデートする動作と、前記第1状態に対する設定のアップデートに基づいて、前記第1状態に対する設定画面から前記第1状態を示す画面に変更する動作と、を含むことができる。
【0246】
前述した本開示の特定の実施例又は他の実施例は互いに排他的であるか区別されるものではない。前述した本開示の実施例の特定の要素又は全ての要素は構成又は機能が他の要素と組み合わせられるか互いに組み合わせられることができる。
【0247】
例えば、本開示及び図面の一実施例で説明したA構成と本開示及び図面の他の実施例で説明したB構成は互いに組み合わせられることができる。すなわち、構成間の組合せについて直接的に説明しない場合であっても、前記組合せが不可であると説明した場合を除き、前記組合せは可能である。
【0248】
以上で実施例を多数の例示的実施例に応じて説明したが、本開示の原理の範囲に属する技術分野の当業者であれば多くの他の変形例及び実施例が可能であることを理解しなければならない。より具体的には、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の範囲内の対象組合せの構成部及び/又は配置において多様な修正例及び変形例が可能である。前記構成部及び/又は配置の修正例及び変形例に加えて、別の用途も当業者に明らかになるであろう。
図1
図2
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図4
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図42
図43
図44
図45
図46
図47
図48
【国際調査報告】