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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-04
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20240927BHJP
   A24F 40/70 20200101ALI20240927BHJP
   A24F 40/51 20200101ALI20240927BHJP
   A24F 40/30 20200101ALI20240927BHJP
   B29C 45/14 20060101ALI20240927BHJP
   B29C 45/16 20060101ALI20240927BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/70
A24F40/51
A24F40/30
B29C45/14
B29C45/16
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024520769
(86)(22)【出願日】2022-10-14
(85)【翻訳文提出日】2024-04-04
(86)【国際出願番号】 KR2022015648
(87)【国際公開番号】W WO2023068679
(87)【国際公開日】2023-04-27
(31)【優先権主張番号】10-2021-0140614
(32)【優先日】2021-10-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0042163
(32)【優先日】2022-04-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム、テフン
(72)【発明者】
【氏名】パク、チュオン
(72)【発明者】
【氏名】チュン、ヒョンチン
(72)【発明者】
【氏名】ハン、チュンホ
【テーマコード(参考)】
4B162
4F206
【Fターム(参考)】
4B162AA03
4B162AA07
4B162AA22
4B162AB01
4B162AB12
4B162AC02
4B162AD02
4B162AD03
4B162AD23
4B162AE02
4F206AA33
4F206AA45
4F206AD05
4F206AD18
4F206AG24
4F206AG26
4F206AH33
4F206AH63
4F206AH81
4F206JA07
4F206JB12
4F206JB28
4F206JL02
4F206JQ81
(57)【要約】
エアロゾル生成装置が開示される。本開示のエアロゾル生成装置は、内部に挿入空間が形成されたアッパーボディーと、前記挿入空間を加熱するヒーターと、前記アッパーボディーと結合されるシールと、を含み、前記シールは弾性を有し、前記アッパーボディーと接触する部分を有し、前記アッパーボディーと接触する前記シールの部分と前記アッパーボディーとは互いに一体に形成され、その間に境界を有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に挿入空間が形成されたアッパーボディーと、
前記挿入空間を加熱するヒーターと、
前記アッパーボディーと結合されるシールと、を含み、
前記シールは弾性を有し、前記アッパーボディーと接触する部分を有し、
前記アッパーボディーと接触する前記シールの部分と前記アッパーボディーとは互いに一体に形成され、その間に境界を有する、エアロゾル生成装置。
【請求項2】
前記シールの前記部分は、前記アッパーボディーに融着する、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記シールは、射出成形によって前記アッパーボディーに形成される、請求項2に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記アッパーボディーはプラスチック材質を含み、
前記シールはゴム材質を含む、請求項2又は3に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記アッパーボディーの下部に結合されるロウワーボディーをさらに含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記ロウワーボディーの上部の内周面は、前記アッパーボディーの下部の外周面を取り囲み、
前記シールは、前記アッパーボディーの下部の外周面と前記ロウワーボディーの上部の内周面との間の隙間を密封するシーリングリングを含む、請求項5に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項7】
前記シールは、前記アッパーボディーの底面に密着して前記アッパーボディーと前記ロウワーボディーとの間の隙間をシーリングする下部シールを含む、請求項5に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記ヒーターから前記ロウワーボディーの内部に延びるリードワイヤーをさらに含み、
前記下部シールは、前記下部シールが開口して前記リードワイヤーが通過するように構成されたコネクタホールを有する、請求項7に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
前記アッパーボディーの一側に結合され、上部にカートリッジ流入口を有するカートリッジと、
前記アッパーボディーの一側の上部から延びてカートリッジの上部を覆い、前記カートリッジ流入口に隣接した位置にセンシングホールを有する延長部と、
前記センシングホールに隣接して配置され、前記センシングホールの周辺の空気流動を感知するセンサーと、をさらに含み、
前記シールは、前記センシングホールの周辺で前記センサーを取り囲み、前記延長部と一体に形成される上部シールを含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾル生成装置はエアロゾルを介して媒質又は物質から所定の成分を抽出するためのものである。媒質は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であり得る。例えば、媒質に含まれる物質は、ニコチン成分、ハーブ成分及び/又はコーヒー成分などを含むことができる。近年、このようなエアロゾル生成装置に対する多くの研究が行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は前述した問題及び他の問題を解決することを目的とする。
【0004】
本開示の他の目的は、シーリング部材の組立の際、部品間の偏差や組立偏差によって隙間が発生することを防止し、シーリング性能を改善することである。
【0005】
本開示のさらに他の目的は、シーリング部材の結合力を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した目的を達成するための本開示の一側面によれば、内部に挿入空間が形成されたアッパーボディーと、前記挿入空間を加熱するヒーターと、前記アッパーボディーと結合されるシールと、を含み、前記シールは弾性を有し、前記アッパーボディーと接触する部分を有し、前記アッパーボディーと接触する前記シールの部分と前記アッパーボディーとは一体に形成され、その間に境界を有するエアロゾル生成装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、シーリング部材の組立の際、部品間の偏差や組立偏差によって隙間が発生することを防止し、シーリング性能を改善することができる。
【0008】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、シーリング部材の結合力を改善することができる。
【0009】
本開示の適用可能な追加的な範囲は以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、本開示の思想及び範囲内で多様な変更及び修正は当業者に明らかに理解可能であるので、詳細な説明及び本開示の好適な実施例のような特定の実施例はただ例示として与えられたものと理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図2】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図3】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図4】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図5】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図6】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図7】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図8】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図9】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照してこの明細書に開示する実施例を詳細に説明する。同一又は類似の構成要素は相異なる図面に図示されていても同じ参照番号を付与し、それについての重複説明は省略する。
【0012】
以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は明細書の説明の容易性のみを考慮して使用されるものである。「モジュール」及び「部」は互いに区別される意味又は役割を有するものではない。
【0013】
また、本明細書に開示された実施例の以降の説明において、関連した公知の技術についての具体的説明が本明細書に開示された実施例の要旨をあいまいにする可能性がある場合はその詳細な説明を省略する。また、添付図面は本明細書に開示された実施例を容易に理解することができるようにするためのものであり、添付図面によって本明細書に開示された技術的思想が限定されない。したがって、添付図面は本開示の思想及び範囲に含まれるすべての変更、均等物及び代替物を含むものと解釈されなければならない。
【0014】
第1、第2などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使われることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されないことを理解しなければならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。
【0015】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在することもできると理解可能であろう。一方で、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在しないと理解可能であろう。
【0016】
単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。
【0017】
図1を参照すると、エアロゾル生成装置100は、バッテリー10、制御部20、ヒーター135及びカートリッジ300のうちの少なくとも一つを含むことができる。バッテリー10、制御部20、ヒーター135及びカートリッジ300のうちの少なくとも一つはエアロゾル生成装置1のボディー100の内部に配置され得る。
【0018】
ボディー100は、スティック400が挿入可能な挿入空間S1が内部に形成され得る。スティック400が挿入可能な挿入空間S1はヒーター135の周辺に形成され得る。挿入空間S1は一側に延び得る。挿入空間S1の一端は外側に開口し得る。カートリッジ300及びヒーター135は互いに向き合うように平行に配置され得る。エアロゾル生成装置1の内部構造は図示のものに限定されない。
【0019】
バッテリー10は、制御部20、ヒーター135及びカートリッジ300のうちの少なくとも一つが動作するように電力を供給することができる。バッテリー10は、エアロゾル生成装置1に設置されたディスプレイ、センサー、モーターなどが動作するのに必要な電力を供給することができる。
【0020】
制御部20はエアロゾル生成装置1の動作全般を制御することができる。制御部20は、バッテリー10、ヒーター20及びカートリッジ300のうちの少なくとも一つの動作を制御することができる。例えば、制御部20は、エアロゾル生成装置1に設置されたディスプレイ、センサー、モーターなどの動作を制御することができる。制御部20は、エアロゾル生成装置1の構成のそれぞれの状態を確認して、エアロゾル生成装置1が動作可能な状態であるかを判断することができる。
【0021】
ヒーター135は、バッテリー10から供給された電力によって発熱することができる。ヒーター135は、エアロゾル生成装置1に挿入されたスティック400を加熱することができる。
【0022】
カートリッジ300はエアロゾルを生成することができる。カートリッジ300で生成されたエアロゾルは、エアロゾル生成装置100に挿入されたスティック400を通過して使用者に伝達されることができる。
【0023】
図2及び図3を参照すると、ボディー100は、ロウワーボディー110及びアッパーボディー120を含むことができる。アッパーボディー120はロウワーボディー110の上側に位置し得る。ロウワーボディー110は上下に長く延び得る。ボディー100は内部に装置の駆動のための構成を収容することができる。アッパーボディー120は上側に開口した挿入空間134を提供することができる。挿入空間134はアッパーボディー120の内部に位置し得る。挿入空間134は上下に長く延び得る。挿入空間134はアッパーボディー120内部に位置するパイプ130(図8参照)に形成され得る。
【0024】
アッパーケース200は下部が開口した中空形状を有し得る。アッパーボディー120はアッパーケース200の中空に挿入され得る。アッパーケース200はボディー100に着脱可能に結合されることができる。アッパーケース200はアッパーボディー120を取り囲むように覆うことができる。アッパーケース200の側部211はアッパーボディー120の外側壁121を取り囲みながら覆うことができる。アッパーケース200の上部212はアッパーボディー120の上部180又はアウターカバー180を覆うことができる。アッパーケース200がボディー100に結合されると、アッパーケース200はボディー100及びカートリッジ300を一緒に覆うことができる。カートリッジ300はアッパーケース200の内側に配置され得る。
【0025】
挿入口214はアッパーケース200の上部212が開口することによって形成され得る。挿入口214は挿入空間134の開口に対応し得る。キャップ215はアッパーケース200の上部212に移動可能に設けられ得る。スライドホール213はアッパーケース200の上部212で、挿入口214から一側に延設され得る。キャップ215はスライドホール213に沿って移動することができる。キャップ215は挿入口214及び挿入空間134を開閉することができる。スティック400は挿入口214を通して挿入空間134に挿入され得る。例えば、スティック400はシガレットであり得る。
【0026】
外側壁121及び隔壁125はアッパーボディー120の側部を形成することができる。隔壁125はカートリッジ結合空間124aと挿入空間134とを分離することができる(図6参照)。着座部122は隔壁125の下部から一側に延び得る。延長部140は隔壁125の上部から一側に延び得る。
【0027】
カートリッジ結合空間124aはアッパーボディー120の一側に形成され得る。カートリッジ結合空間124aは、アッパーボディー120の着座部122、隔壁125及び延長部140によって定義され得る。カートリッジ結合空間124aの底は着座部122によって覆われ得る。カートリッジ結合空間124aの一側はアッパーボディー120の隔壁125によって覆われ得る。カートリッジ結合空間124aの上側は延長部140によって覆われ得る。カートリッジ結合空間124aは着座部122と延長部140との間で外側に開放し得る。
【0028】
カートリッジ300はアッパーボディー120の一側に結合されることができる。カートリッジ300はカートリッジ結合空間124aに挿入され得る。カートリッジ300の底は着座部122に着座され得る。カートリッジ300の一側はアッパーボディー120の隔壁125と向き合い得る。カートリッジ300の他側はアッパーボディー120の外部に露出され得る。カートリッジ300の上側は延長部140によって覆われ得る。
【0029】
カートリッジ300は内部に液体を貯蔵することができる。カートリッジ300は、着座部122から露出されたカートリッジ端子128を介してボディー100と電気的に連結され得る。カートリッジ300は電力を受け、内部でエアロゾルを生成することができる。
【0030】
図4図6を参照すると、アッパーボディー120は、外側壁121及び隔壁125を備えることができる。外側壁121と隔壁125とは互いに連結され得る。パイプ設置空間124は外側壁121及び隔壁125によって取り囲まれ得る。パイプ設置空間124は上側に開放し得る。パイプ設置空間124は上下に延び得る。パイプ130(図7参照)はパイプ設置空間124に挿入され、アッパーボディー120の内部に装着され得る。
【0031】
隔壁125はパイプ130とカートリッジ結合空間124aとの間で上下に延び得る。隔壁125はパイプ設置空間124とカートリッジ結合空間124aとを分離することができる。隔壁125の一面はパイプ設置空間124と向き合い、隔壁125の他面はカートリッジ結合空間124aと向き合い得る。連結口123は隔壁125の下側が開口することによって形成され得る。連結口123はパイプ設置空間124と連通し得る。隔壁125は挿入空間134とカートリッジ結合空間124aとの間に形成され得る(図8参照)。
【0032】
隔壁125は、第1隔壁部1251及び第2隔壁部1252を備えることができる。第1隔壁部1251と第2隔壁部1252とは互いに平行に形成され得る。第1隔壁部1251は上下に長く延び得る。第2隔壁部1252は上下に長く延び得る。第1隔壁部1251はパイプ設置空間124又はパイプ130の一側と向き合い得る。第2隔壁部1252はカートリッジ結合空間124aと向き合い得る。
【0033】
隔壁125は内部に第1空間S1を提供することができる。第1空間S1は第1隔壁部1251と第2隔壁部1252との間に形成され得る。第1空間S1は上下に長く延び得る。第1空間S1は上側に開口し得る。第1空間S1の一側及び他側はそれぞれ第1隔壁部1251及び第2隔壁部1252によって覆われ得る。第1隔壁部1251はパイプ設置空間124と第1空間S1とを分離することができる。第2隔壁部1252はカートリッジ結合空間124aと第2空間S2とを分離することができる。
【0034】
ブラケット127は第1空間S1に位置するか又は固定され得る。ブラケット127は上下に長く延び得る。ブラケット127は第1空間S1に挿入された第2基板162(図7参照)を支持するか又は固定することができる。
【0035】
アッパーボディー120は、延長部140を含むことができる。延長部140は第2隔壁部1252の上端から一側に延び得る。延長部140は隔壁部125に対してパイプ設置空間124又はパイプ130(図8参照)の反対方向に延び得る。延長部140は第2隔壁部1252の長手方向と交差する方向に延び得る。延長部140はカートリッジ結合空間124aの上部又はカートリッジ300(図8参照)の上部を覆うことができる。
【0036】
延長部140は、延長板141を備えることができる。延長板141は第2隔壁部1252から一側に延び得る。延長板141は薄板形状を有し得る。
【0037】
延長部140は、リム部142を備えることができる。リム部142はアッパーボディー120の外側壁121の上部及び延長板141のエッジに沿って円周方向に延び得る。リム部142は、延長板141のエッジから上側に突出した部分を含むことができる。
【0038】
第2空間S2は延長部140の内部に形成され得る。延長板141は第2空間S2の下部を覆うことができる。リム部142は第2空間S2の周囲を覆うことができる。第2空間S2は延長部140とインナーカバー170(図7参照)との間に形成され得る。第2空間S2と第1空間S1とは連結され得る。
【0039】
第1センシングホール144は延長板141が開口することによって形成され得る。第1センシングホール144はカートリッジ結合空間124aに向かって開放し得る。センシングホール144は第2空間S2及びカートリッジ結合空間124aを連通させることができる。第1センシングホール144はカートリッジ300に形成された第1流入口3011に向かうことができる(図8参照)。
【0040】
底部129はパイプ設置空間124の下端を覆うことができる。底部129は着座部122と一体に形成され得る。底部129は隔壁125と連結され得る。着座部122は底部129から一側に延び得る。アッパーボディー120の底部129の一側は開口することによって第1コネクタホール1294が形成され得る。第1コネクタホール1294はパイプ設置空間124と連通することができる。センサー161を電力と電気的に連結するコネクタ163、又はヒーター135(図7参照)を電気的に連結するリードワイヤー133(図7参照)は第1コネクタホール1294を通過することができる。底部129の周囲はアッパーボディー120の下部の周囲によって取り囲まれ得る。
【0041】
シーリング部材150、191、192はアッパーボディー120と一体に形成され得る。シーリング部材150、191、192とアッパーボディー120とはその間に境界を有し得る。ここで、シール部材とアッパーボディーとが一体に形成され、その間に境界を有する構成は、接着部材又は結合構造物によってアッパーボディーに結合されるよりは、シーリング部材150、191、192が射出成形によってアッパーボディーに結合されるか又はシーリング部材150、191、192がアッパーボディーに融着して互いに分離されないようにする構造であり得る。シーリング部材150、191、192はシール150、191、192と言える。
【0042】
シーリング部材150、191、192は弾性を有し得る。例えば、シーリング部材150、191、192はゴム又はシリコン素材で製造され得る。シーリング部材150、191、192とアッパーボディー120とは相異なる素材で形成され得る。例えば、アッパーボディー120はプラスチック素材で形成され得る。
【0043】
シーリング部材150、191、192は、インサート射出成形又は二重射出成形によって、アッパーボディー120に結合されることができる。例えば、シーリング部材150、191、192は、アッパーボディー120をインサート射出用金型に挿入した後、溶融状態の高温のゴム又はシリコンを前記射出用金型に注入して固めることによって形成され得る。他の例として、シーリング部材150、191、192は超音波融着によってアッパーボディー120に結合されることができる。例えば、シーリング部材150、191、192の一面がアッパーボディー120に接触した状態で、アッパーボディー120の前記一面が超音波によって溶融してから固くなることにより、シーリング部材150、191、192とアッパーボディー120とが互いに結合されることができる。
【0044】
したがって、シーリング部材の組立の際、部品間の偏差や組立偏差によって隙間が発生することを防止し、シーリング性能を改善することができる。また、部品間の結合力を改善することができる。
【0045】
シーリング部材150、191、192は、上部シール150を含むことができる。シーリング部材150、191、192は、シーリングリング191を含むことができる。シーリング部材150、191、192は、下部シール192を含むことができる。
【0046】
上部シール150は第2空間S2に配置され得る。上部シール150は延長部140に結合されることができる。上部シール150は延長板141を覆うように延長板141と密着することができる。上部シール150の縁部はリム部142に密着することができる。センサー161(図7参照)及び基板162(図7参照)の周辺は上部シール150によって密封され得る。上部シール150は第1空間S1及び第2空間S2をシーリングすることができる。
【0047】
上部シール150は延長板141に融着して結合されるか、又は射出成形によって結合されることができる。上部シール150は、アッパーボディー120にインサート射出成形又は二重射出成形によって形成され得る。他の例として、上部シール150はアッパーボディー120に超音波融着によって結合されることができる。上部シール150は、延長板141と接触する部位が溶融してから固くなることによって、延長板141と結合されることができる。
【0048】
上部シール150は、第1シーリング部151及び第2シーリング部152のうちの少なくとも一つを含むことができる。第1シーリング部151は、一方向に延びるバー形状を有し得る。第2シーリング部152は板状を有し得る。第1シーリング部151と第2シーリング部152とは互いに離隔し得る。第1シーリング部151は第1隔壁部1251の上端を覆うことができる。第1シーリング部151は第1隔壁部1251と一体に形成され得る。第2シーリング部152は延長板141の少なくとも一部を覆うことができる。第2シーリング部152は延長板141と一体に形成され得る。
【0049】
上部シール150は第3シーリング部153を含むことができる。第3シーリング部153は第1シーリング部151と第2シーリング部152との間に位置し得る。第3シーリング部153の一端は第1シーリング部151と連結され、他端は第2シーリング部152と連結され得る。第3シーリング部153は第1シーリング部151と第2シーリング部152とを連結することができる。第3シーリング部153は第1シーリング部151の長手方向と交差する方向に延び得る。第3シーリング部153は第1シーリング部151から第2シーリング部152に向かって延び得る。第3シーリング部153はバー形状を有し得る。第3シーリング部153は一対として提供され得る。一対の第3シーリング部153のうちの一方は第1シーリング部151の一端及び第2シーリング部152の一側に連結され、一対の第3シーリング部153のうちの他方は第1シーリング部151の他端及び第2シーリング部152の他側に連結され得る。
【0050】
基板挿入ホール154は上部シール150が開口することによって形成され得る。基板挿入ホール154は、第1シーリング部151、第2シーリング部152及び一対の第3シーリング部153の間に形成された空間と定義することができる。基板挿入ホール154は上下に開放し得る。基板挿入ホール154は第1空間S1と連通することができる。
【0051】
センサー収容部156は第2シーリング部152に形成され得る。センサー収容部156は第1センシングホール144に対応する位置に形成され得る。センサー収容部156は第2シーリング部152から上側に突出した形状を有し得る。センサー収容部156は内側に収容溝1565を形成することができる。収容溝1565は上側に開放し得る。収容溝1565の下部はセンサー収容部156の底が開口することによって形成された第2センシングホール1564と連通し得る。第2センシングホール1564は第1センシングホール144に対応し得る。第2センシングホール1564は第1センシングホール144と連通し得る。収容部側壁1562は収容溝1565の周囲に延び得る。収容部側壁1562は、上側から下側に次第にセンシング溝1565が狭くなるように、傾くように形成されることにより、センサー161(図7参照)が容易に挿入されるようにすることができる。
【0052】
シーリングリング191はアッパーボディー120の下部周囲126の外周面1261を取り囲むことができる。シーリングリング191はアッパーボディー120の下部周囲126の外周面1261に沿って円周方向に延び得る。シーリングリング191はリング形に形成され得る。
【0053】
シーリングリング191はアッパーボディー120に射出成形によって結合されるか又は融着によって結合されることができる。シーリングリング191はアッパーボディー120にインサート射出成形又は二重射出成形されることによって形成され得る。他の例として、シーリングリング191はアッパーボディー120に超音波融着によって結合されることができる。シーリングリング191は、アッパーボディー120と接触する部位が溶融してから固くなることにより、アッパーボディー120と結合されることができる。
【0054】
周溝1264は、アッパーボディー120の下部周囲126の外周面1261が内側に陥没することによって形成され得る。周溝1264はアッパーボディー120の下部周囲126に沿って延び得る。シーリングリング191は周溝1264に挿入され得る。
【0055】
下部シール192はアッパーボディー120の底部129の下面に密着することができる。下部シール192はアッパーボディー120の下部周囲126の内周面1262に密着することができる。下部シール192は一側が開口することにより、第1コネクタホール1294と連通する第2コネクタホール1924が形成され得る。下部シール192は他側が開口することにより、カートリッジ端子ホール1925が形成され得る。カートリッジ端子128はカートリッジ端子ホール1925を通して下側に露出され得る。
【0056】
下部シール192はアッパーボディー120に射出成形又は融着によって結合されることができる。下部シール192はアッパーボディー120にインサート射出成形又は二重射出成形によって形成され得る。他の例として、下部シール192はアッパーボディー120に超音波融着によって結合されることができる。下部シール192は、アッパーボディー120と接触する部位が溶融してから固くなることにより、アッパーボディー120と結合されることができる。
【0057】
アッパーボディー120の下部周囲126には結合ホール1291が形成され得る。結合ホール1291は下部周囲126の厚さ方向に開口し得る。結合ホール1291は複数として形成され得る。結合ホール1291は互いに反対側に形成された一対の結合孔を含むことができる。結合フック1292は結合ホール1291のうちの少なくとも一つ付近に形成され得る。
【0058】
図6及び図7を参照すると、パイプ130は上下方向に延び得る。挿入空間134はパイプ130の内部に形成され得る。挿入空間134は上側に開口し得る。挿入空間134は上下に延び得る。連結流路133はパイプ130の内部に形成され得る。連結流路133は挿入空間134の下側に形成され得る。連結流路133の一端はパイプ130の外部と連通し、他端は挿入空間134と連通し得る。連結流路133は挿入空間134の下部から一側に曲がることができる。
【0059】
パイプ130はパイプ設置空間124に挿入されてアッパーボディー120と結合されることができる。パイプ130は外側壁121及び隔壁125によって取り囲まれ得る。連結流路133は連結口123と連通し得る。
【0060】
ヒーター135はパイプ130に装着され得る。ヒーター135は挿入空間134を取り囲むことができる。ヒーター135は円筒形に形成され得る。ヒーター135は挿入空間134を加熱することができる。ヒーター135は、挿入空間134に挿入されたスティック400(図1参照)を加熱することができる。リードワイヤー133は、ヒーター135と、ロウワーボディー110の内部に配置された電力源とを電気的に連結することができる。ヒーター135のリードワイヤー133は第1コネクタホール1294及び第2コネクタホール1924を通過してロウワーボディー110の内部に配置され得る。
【0061】
カートリッジ300は、第1チャンバーC1を備えることができる。第1チャンバーC1は液体を貯蔵することができる。カートリッジ300は、第2チャンバーC2を備えることができる。第2チャンバーC2は第1チャンバーC1から分離されることができる。第2チャンバーC2は第1チャンバーC1の下側に配置され得る。
【0062】
芯311は第2チャンバーC2に配置され得る。芯311は第1チャンバーC1と連結され得る。芯311は第1チャンバーC1から液体を受けることができる。ヒーティングコイル312は第2チャンバーC2に配置され得る。ヒーティングコイル312は芯311の周囲に巻かれ得る。ヒーティングコイル312はカートリッジ端子128と電気的に連結されて電力を受けることができる。ヒーティングコイル312は芯311を加熱することができる。ヒーティングコイル312が、液体を受けた芯311を加熱すると、第2チャンバーC2でエアロゾルが生成することができる。
【0063】
カートリッジ300は、第1流入口3011を備えることができる。第1流入口3011はカートリッジ300の上端部に形成され得る。第1流入口3011はカートリッジ300の外部と連通し得る。カートリッジ300は、第2流入口3012を備えることができる。第2流入口3012は第2チャンバーC2の一側に形成され、第2チャンバーC2と連通し得る。流入路302は第1流入口3011と第2流入口3012とを連結することができる。流入路302は第1流入口3011と第2流入口3012との間に位置し得る。流入路302はカートリッジ300の内部から上下方向に長く延び得る。カートリッジ300は、排出口303を備えることができる。排出口303は第2チャンバーC2に形成されてカートリッジ300の外部と連通し得る。排出口303は第2チャンバーC2に対して第2流入口3012の反対側に位置し得る。カートリッジ300がアッパーボディー120と結合されると、排出口303は連結流路133と連結され得る。連結流路133は挿入空間134の下側に位置し得る。連結流路133は挿入空間134と排出口303とを連通させることができる。
【0064】
使用者は、挿入空間134に挿入されたスティック400を口で銜えて空気を吸入することができる。アッパーケース200がボディー100に結合された状態で、空気はアッパーケース200に形成された開口201を通して第1流入口3011に流入することができる。空気は第1流入口3011を通してカートリッジ300の外部からカートリッジ300の内部に流入することができる。第1流入口3011に流入した空気は、流入路302及び第2流入口3012を順次通過して第2チャンバーC2に流入することができる。第2チャンバーC2に流入した空気は、芯311の周辺で生成されたエアロゾルを伴い、排出口303を通してカートリッジ300の外部に排出され得る。排出口303を通して排出された空気は連結流路133を通して、挿入空間134及び挿入空間134に挿入されたスティック400に供給されて使用者に提供されることができる。
【0065】
図6図9を参照すると、センサー161は第2空間S2に位置し得る。センサー161はセンサー収容部156に配置され、上部シール150によって取り囲まれ得る。上部シール150はセンサー161及び延長部140の間に配置され得る。センサー161は第1センシングホール144及び第2センシングホール1564と向き合い得る。第1センシングホール144及び第2センシングホール1564は第1流入口3011に隣接し得る。センサー161は第1センシングホール144及び第2センシングホール1564を通して、第1流入口3011の周辺で空気が流動することを感知することができる。センサー161は空気流量センサー161又は圧力センサー161であり得る。
【0066】
基板162はFPCB(Flexible Printed Circuit Board)であり得る。しかしながら、基板162の種類はこれに限定されない。基板162は第1空間S1に挿入され得る。基板162はブラケット127によって支持されることができる。基板162は、バッテリー10、メモリ(図示せず)、制御部20などと直間接的に連結されるか、又はバッテリー10、メモリ(図示せず)、制御部20などが基板162に実装され得る。基板162はセンサー161と連結され得る。
【0067】
バッテリー10はロウワーボディー110の内部に配置され得る。制御部20はロウワーボディー110の内部に配置され得る。コネクタ163は基板162の一端から延び得る。コネクタ163は第1及び第2コネクタホール1294、1924を通過してアッパーボディー120の下側からロウワーボディー110の内部に突出し得る。コネクタ163は伝導性金属で形成され得る。コネクタ163はセンサー161を制御部20又はバッテリー10と間接的に連結することができる。
【0068】
センサー161はバッテリー10から電力を受けて作動することができる。制御部20とセンサー161は電気的信号をやり取りすることができる。制御部20はセンサー161の動作を制御することができる。センサー161が空気流動を感知すると、制御部20はセンサー161から信号を受信して、制御部20と連結された各種の構成を制御することができる。例えば、センサー161が空気流動を感知すると、制御部20はヒーティングコイル311又はヒーター135を加熱することができる。
【0069】
カバー180はアッパーボディー120の上端に結合されることができる。カバー180は第1空間S1及び第2空間S2を覆うことができる。カバー180はパイプ130の上端を覆うことができる。カバー180は挿入空間134に対応する部分が開口し得る。カバー180は、アッパーボディー120の上部に向けて、第1シーリング部151、第2シーリング部152及び第3シーリング部153のうちの少なくとも一つを押圧することができる。
【0070】
上部シール150は、液体や異物が第1センシングホール144を通過して第1装置の内部に流入することを防止することができる。上部シール150はアッパーボディー120とカバー180との間で第1空間S1及び第2空間S2に液体などの異物が流入することを防止することができる。また、上部シール150は延長部140と一体に形成されることにより、上部シール150と延長部140との間の隙間又は上部シール150とカバー180との間の隙間が形成されず、その間に液体や異物が浸透することを防止することができる。
【0071】
ロウワーボディー110はアッパーボディー120の下部に結合されることができる。アッパーボディー120の下部の外周面1261はロウワーボディー110の上部に挿入され、ロウワーボディー110の上部の内周面111によって取り囲まれ得る(図3参照)。
【0072】
シーリングリング191はアッパーボディー120とロウワーボディー110との間を密封することができる。シーリングリング191はアッパーボディー120の下部の外周面1261とロウワーボディー110の上部の内周面111との間を密封することができる。シーリングリング191はロウワーボディー110の上部の内周面111に沿って円周方向に延び得る。シーリングリング191はアッパーボディー120の下部の外周面1261及びロウワーボディー110の上部の内周面111に密着することができる。周溝1264に挿入されたシーリングリング191は、アッパーボディー120の下部の外周面1261と一体に形成され得る。
【0073】
カップラー112、1291、1292はアッパーボディー120とロウワーボディー110とを結合することができる。カップラー112、1291、1292は結合突起112を含むことができる。カップラー112、1291、1292は結合ホール1291を含むことができる。結合突起112は結合ホール1291に挿入されて、アッパーボディー120とロウワーボディー110とを締結することができる。結合突起112はロウワーボディー112の上部の内周面111から突出し得る。結合突起112及び結合ホール1291の位置は互いに逆さまになり得る。結合フック1292は結合突起112の周辺にかかることにより、アッパーボディー120とロウワーボディー110とを結合させ、分離を防止することができる。
【0074】
下部シール192はアッパーボディー120とロウワーボディー110との間に配置され得る。下部シール192はアッパーボディー120の底部129と一体に形成され得る。下部シール192はアッパーボディー120の下部の内周面1262と一体に形成され得る。
【0075】
アッパーボディー120の底部129が開口して形成された第1コネクタホール1294と下部シール192に形成された第2コネクタホール1924とは互いに連通し得る。コネクタ163及び/又はリードワイヤー133はアッパーボディー120の内部から第1コネクタホール1294及び第2コネクタホール1924を通過してロウワーボディー110の内部で制御部20と連結され得る。制御部20は、下部シール129を通して露出されたカートリッジ端子128(図5参照)と連結され得る。
【0076】
図1図9を参照すると、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置1は、内部に挿入空間が形成されたアッパーボディーと、前記挿入空間を加熱するヒーターと、前記アッパーボディーと結合されるシールと、を含み、前記シールは弾性を有し、前記アッパーボディーと接触する部分を有し、前記アッパーボディーと接触する前記シールの部分と前記アッパーボディーとは互いに一体に形成され、その間に境界を有する。
【0077】
また、本開示の他の側面によれば、前記シールの前記部分は、前記アッパーボディーに融着することができる。
【0078】
また、本開示の他の側面によれば、前記シールは、射出成形によって前記アッパーボディーに形成され得る。
【0079】
また、本開示の他の側面によれば、前記アッパーボディーはプラスチック材質を含み、前記シールはゴム材質を含むことができる。
【0080】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記アッパーボディーの下部に結合されるロウワーボディーをさらに含むことができる。
【0081】
また、本開示の他の側面によれば、前記ロウワーボディーの上部の内周面は、前記アッパーボディーの下部の外周面を取り囲み、前記シールは、前記アッパーボディーの下部の外周面と前記ロウワーボディーの上部の内周面との間の隙間を密封するシーリングリングを含むことができる。
【0082】
また、本開示の他の側面によれば、前記シールは、前記アッパーボディーの底面に密着して前記アッパーボディーと前記ロウワーボディーとの間の隙間をシーリングする下部シールを含むことができる。
【0083】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記ヒーターから前記ロウワーボディーの内部に延びるリードワイヤーをさらに含み、前記下部シールは、前記下部シールが開口して前記リードワイヤーが通過するように構成されたコネクタホールを有することができる。
【0084】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記アッパーボディーの一側に結合され、上部にカートリッジ流入口を有するカートリッジと、前記アッパーボディーの一側の上部から延びてカートリッジの上部を覆い、前記カートリッジ流入口に隣接した位置にセンシングホールを有する延長部と、前記センシングホールに隣接して配置され、前記センシングホールの周辺の空気流動を感知するセンサーと、をさらに含み、前記シールは、前記センシングホールの周辺で前記センサーを取り囲み、前記延長部と一体に形成される上部シールを含むことができる。
【0085】
前述した本開示の特定の実施例又は他の実施例は互いに排他的であるか区別されるものではない。前述した本開示の実施例の特定の要素又は全ての要素は構成又は機能が他の要素と組み合わせられるか互いに組み合わせられることができる。
【0086】
例えば、本開示及び図面の一実施例で説明したA構成と本開示及び図面の他の実施例で説明したB構成は互いに組み合わせられることができる。すなわち、構成間の組合せについて直接的に説明しない場合であっても、前記組合せが不可であると説明した場合を除き、前記組合せは可能である。
【0087】
以上で実施例を多数の例示的実施例に応じて説明したが、本開示の原理の範囲に属する技術分野の当業者であれば多くの他の変形例及び実施例が可能であることを理解しなければならない。より具体的には、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の範囲内の対象組合せの構成部及び/又は配置において多様な修正例及び変形例が可能である。前記構成部及び/又は配置の修正例及び変形例に加えて、別の用途も当業者に明らかになるであろう。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】